藤岡市議会 > 2018-03-14 >
平成30年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月14日-02号

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  1. 藤岡市議会 2018-03-14
    平成30年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月14日-02号


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    最終取得日: 2021-05-11
    平成30年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月14日-02号平成30年予算特別委員会(第1回 定例会)           平成30年藤岡市予算特別委員会記録(第2号)                               平成30年3月14日(水曜日) ──────────────────────────────────────────── 会議に付した事件 議案第41号 平成30年度藤岡市一般会計予算 議案第42号 平成30年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算 議案第43号 平成30年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算 議案第44号 平成30年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算 議案第45号 平成30年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算 議案第46号 平成30年度藤岡市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第47号 平成30年度藤岡市学校給食センター事業特別会計予算 議案第48号 平成30年度藤岡市下水道事業特別会計予算 議案第49号 平成30年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算 議案第50号 平成30年度藤岡市簡易水道事業等特別会計予算 議案第51号 平成30年度藤岡市三波川財産区特別会計予算 議案第52号 平成30年度藤岡市水道事業会計予算 議案第53号 平成30年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算
    出席委員(20名)        1番 小 西 貴 子 君       2番 中 澤 秀 平 君        3番 丸 山   保 君       4番 内 田 裕美子 君        5番 野 口   靖 君       6番 大久保 協 城 君        7番 橋 本 新 一 君       8番 湯 井 廣 志 君        9番 松 村 晋 之 君      10番 青 木 貴 俊 君       11番 窪 田 行 隆 君      12番 山 田 朱 美 君       13番 岩 﨑 和 則 君      14番 反 町   清 君       15番 佐 藤   淳 君      16番 冬 木 一 俊 君       17番 茂 木 光 雄 君      18番 針 谷 賢 一 君       19番 隅田川 徳 一 君      20番 吉 田 達 哉 君 ──────────────────────────────────────────── 欠席委員  な し ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長      新 井 利 明 君   副市長     大 島 孝 夫 君     教育長     田 中 政 文 君   企画部長    関 口   薫 君     総務部長    飯 島 峰 生 君   市民環境部長  秋 山 正 人 君     健康福祉部長  茂 木   努 君   経済部長    中 島 俊 寛 君     都市建設部長  田 島 恒 夫 君   鬼石総合支所長 宮 下 千 明 君     上下水道部長  平 井   隆 君   教育部長    御 供 英 宏 君     監査委員事務局長古 川 恭 一 君   鬼石病院事務長 小 幡 文 男 君     秘書課長    小 島   治 君   企画課長    酒 井 昭 仁 君     自治交流課長  福 井 保次郎 君   財政課長    横 田 道 明 君     総務課長    岡 本 通 弘 君   職員課長    村 木 道 生 君     地域安全課長  塚 本 英 夫 君   契約検査課長  常 澤 昌 弘 君     市民課長    木 場 靖 夫 君   税務課長    堀 越 義 久 君     納税相談課長  川 端   敦 君   保険年金課長  新 井 英 男 君     環境課長    高 桑 一 美 君   清掃センター所長梶 山 篤 也 君     健康づくり課長 小 島 陽 子 君   福祉課長    相 見   肇 君     介護高齢課長  鈴 木   隆 君   子ども課長   中 島   誠 君     商工観光課長  秋 山 弘 和 君   農林課長    桜 林 公 二 君     農村整備課長  根 岸   実 君   土木課長    酒 井 哲 夫 君     建築課長    関 沼 日出男 君   都市計画課長  堀 越 輝 雄 君     都市施設課長  秋 山   悟 君   北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長                                 櫻 井 義 康 君     鬼石総合支所地域振興課長        鬼石総合支所住民サービス課長             黒 岩 康 博 君           齋 藤 八重子 君     鬼石総合支所にぎわい観光課長      経営課長    黒 澤 幸 雄 君             飯 島 昭 夫 君     水道工務課長  高 橋   勝 君   浄水課長    宇佐見   護 君     下水道課長   金 平 貞 彦 君   会計課長    角 田 義 弘 君     農業委員会事務局次長          教育総務課長  飯 塚 公 明 君             高 橋 邦 俊 君     学校教育課長  吉 崎   仁 君   生涯学習課長  鈴 木 茂 信 君     文化財保護課長 軽 部 達 也 君   スポーツ課長  山 口 善 弘 君     学校給食センター所長          図書館長    原   善 孝 君             塚 本   良 君     鬼石病院事務課長桜 井 崇 裕 君 ──────────────────────────────────────────── 議会事務局職員出席者     事務局長    飯 島 嘉 男     議事課長    植 野 美佐子     議事係長    吉 江 高 如 △開会のあいさつ ○委員長(岩﨑和則君) おはようございます。  開会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。  本日、予算特別委員会を開催いたしましたところ、委員並びに関係者各位にはご出席をいただきましてありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。  予算特別委員会は、2月27日の本会議において、議員全員の構成をもって設置され、平成30年度藤岡市一般会計予算他12議案につきましての審査をお願いするわけでございます。いずれも平成30年度の藤岡市行政の大綱を示す重要な議案でありますので、慎重ご審査いただきまして、特別委員会としての意思決定をお願い申し上げます。なお、議事運営等、誠に不慣れな委員長ではありますが、誠心誠意円滑なる議事運営に努力する所存でありますので、委員各位の格別なるご協力をお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。 ──────────────────────────────────────────── △連絡事項 ○委員長(岩﨑和則君) 皆様にご連絡をいたします。  発言者は発言を求める際、自ら挙手し、委員長と発言し、委員長より指名されてから発言するようにしてください。また、質疑は正確を期するために1回につき3点までとさせていただき、答弁終了後、再度、質疑というようにお願いをいたします。なお、質疑、答弁は簡潔にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────────── △市長のあいさつ ○委員長(岩﨑和則君) 市長のあいさつを願います。 ◎市長(新井利明君) おはようございます。  本日は、議員各位には大変ご多忙の所、予算特別委員会にご出席をいただきまして、誠にご苦労さまでございます。  本日の委員会には、2月27日の本会議におきまして、付託されました平成30年度藤岡市一般会計ほか10特別会計、2事業会計の予算について審査いただくものであります。大変重要な案件でございますので、慎重審査の上、委員会としての意思決定をお願い申し上げ、挨拶といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────────────── △開議  午前10時00分開議 ○委員長(岩﨑和則君) 出席委員定足数に達しました。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────────── △議案第41号 平成30年度藤岡市一般会計予算 ○委員長(岩﨑和則君) これより議案審査に入ります。  議案第41号、平成30年度藤岡市一般会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入、歳出、各款ごとに審査いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、歳入、歳出とも各款ごとに審査を行います。  まず、歳入より審査に入ります。  第1款市税について質疑に入ります。ページは11ページから14ページまでであります。ご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 11ページの第1款市税の第1項個人市民税のところで質疑させていただきます。  本年度と前年度で比べまして、わずかに減少している予算となっていますが、この減少は現年課税分と滞納繰越分のどちらの変化の影響を大きく受けているものでしょうか。まずお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(川端敦君) 市民税全体におきましては、まず滞納繰越分が前年比マイナスの15.6%の減少となっております。滞納繰越対策を行った結果、全体的な滞納が圧縮傾向にあるため、このように減少傾向ということで、滞納繰越分については予算を見積もっております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 滞納繰越分でほとんどこの減少幅になっているということでよろしいというふうに思います。そうすると現年課税分、ほとんど変化がないというふうに見えるのですが、平成29年度予算と比べると均等割のみ納める者の人数と均等割と所得割を納める者の人数というものに変化がありますが、この人数というのはどのように算定をされてくるものでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  過去3年間、平成27年から平成29年度までの人数で平均値を求めております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 過去3年の実績をもとに平均を出して算定しているということで、近年の納税者の傾向が、その3年間分で平均して出てくるというような算定だというふうに思います。前年と比べますと均等割のみ納める者、これは16人減少して3,412人となっています。一方で、均等割と所得割を納める者は、プラス175人となっていますが、(イ)の均等割のみ納める者というものは、人口減少が影響しているというふうに考えてよろしいでしょうか。
    ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えします。  委員おっしゃるとおり、そういう部分もあるかと思われます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) それでは均等割と所得割を納める者のほうが、175人ふえているというところについて、この要因はどのように考えているかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  所得割が今まで出なかった均等割だけ払う方の収入がふえたため、所得割を納めるようになったことに原因があるかと思われます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 所得がふえたために所得割が課税されるということで、この人数がふえているということです。たしかに、所得税を納める方がこの所得割を課税されるわけですから、そのとおりだというふうに思いますが、この29,229人の人数をこの人数で調定見込額を割った金額というのが、前年と比べてわずかに減少していますが、この点についてはどのように考えますでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えします。  先ほどの要因に含まれていました所得を納める人がふえているのですけども、その所得の金額が低いということが考えられます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) この175人ふえた部分というのは、全体平均してあまり所得が多くない人がふえているということが言えるのでないかというふうに思います。全体としてあまり変化がないというふうに見える予算書ですが、その中身としては低所得者がふえていたり、また格差が広がっていたりというような実態が反映されているのかなというふうに思います。続きまして、法人市民税のほうでお伺いしたいと思います。この法人市民税の均等割についてですが、この均等割算定の根拠となった、こちらの算定の根拠もお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  先ほどの個人住民税と同じように過去3年間の平均というもので算出させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 3年間の平均ということで、そうすると平成26年から平成28年度までの実績が算定されているのかなというふうに思いますが、その平成26年度から平成28年度実績の法人数の変化を教えてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午前10時09分休憩 ────────────────────────────────────────────  午前10時10分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  平成26年度が1,612社、平成27年度も1,612社、平成28年度が1,613社、平成29年度が1,624社、今回なのですけども1,631社ということで数字を数えました。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 全体としてふえてきているということだと思います。金額としてもふえているので景気が上向いているというふうなことが言えるのかと思いますが、この均等割を算定するにあたっての企業の区分としては、例えば10億円以上以下の資本金で分けたときに、どのような全体の傾向としてどのくらいの変化があるでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  今、委員がおっしゃった金額で、低いほうになりますと、藤岡市ではだいたい80%は、この低い1億円以下のほうになります。それ以上のものにつきましては、大体20%程度ということになります。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  資本金の大きい企業が、この均等割の区分でいいますと7号・8号・9号くらいが大きいほうに入るかなというふうに思いますが、1号から6号までの企業数と7号から9号までの企業数、これをそれぞれこの3年間でどれくらい、どのように変化しているかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えします。  この3年間では、10社程度の変動があるくらいでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) すみません。  10社程度の変動があるということですが、例えばこの1から6までを分けたとして、7から9までと、この2つに分けたとして、どちらがどのように変化をしているかということでお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  まず、5号以下につきましては、マイナス2社、6号以上になりますとプラス10社ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  そうすると大企業というか、大きな資本金を持っている企業がふえて、一方で小規模企業の均等割課税が減っているということだというふうに思います。全体として課税されている予算がふえているので、景気は上向きというふうに見ることができると思いますが、その実態としてはやはり小規模な企業が大変な状況にあるということも言えるかというふうに思います。  小規模契約登録制度というのがありますが、この小規模契約登録制度に登録をしている企業も年々登録数が減っています。登録替えが2年ごとにありますが、申請をせずに未申請となっている件数も毎回10件ずつほどふえています。また、商工会議所が発表している景況調査も景況感がよくなったという全体の中で景況感がよいと考えている企業が2.5ポイントとプラス2.5ポイント改善している一方で、悪い、やや悪いと答えている企業も1.5ポイント増加しているということで、藤岡市の中で全体としては上向きがあったとしても、その中で格差が広がっていたり、大変な企業がある、そんな実態ではないかというふうに思います。この法人税がふえているという実態、数字だけをみて景気が上向いていると一概には言えないというふうに思いますが、税務課としてどのように考えていますか。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) 委員おっしゃるとおり、すべての企業が、業績が良いというわけではないのは重々わかっております。しかし、藤岡市におきましては、ペットボトルを作っている業者ですとか、玩具を作っている業者ですとか、そういったところが強い収入がございますので、その辺が強みのことだと考えております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 11ページですか、市税について伺ってまいりますけれども、まず一番最初、この課税、今年度、個人市民税が28億円、また法人市民税が8億円、また固定資産税が38億円ですか、これを計上されておりますけれども、この課税をした人の客体の漏れというのはないのか、またどのようにきちんと把握をされているのか、まず伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) まず、個人市民税につきましては、ちょうど今確定申告もやっております。そういったもので漏れはないということを感じています。ただ実際漏れた場合には、税務課としても漏れのないように調査をするようにやっております。  以上ございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この課税の中でも、一つの仕事をしている方もいれば、3つも4つも掛け持ちでしている方もおられるわけですが、そういう中できちんと客体漏れがない把握をしているということならば、この予算書は正当であると思っておりますが、この今回前年度と比べますと法人市民税が7億5千円が8億1,000万円、また個人市民税が前年28億3,000万円が28億2,000万円、また、固定資産税ですか、これも38億5,000万円が38億2,000万円ですか、これ法人市民税はふえておるのですか、個人市民税だの固定資産税という税のほうが、これ減になっておりますよね。安倍総理は景気が非常によくなり、個人所得もふえているという中で、この個人市民税が減になる、その理由またこの法人税が増、固定資産税が減、この3点がなぜ増えたのか、なぜ減ったのかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) 個人市民税につきましては、去年から若干13万円の伸びを示しています。去年並みの収入があるということで見込みさせていただきました。法人市民税につきましては、先ほど中澤委員の質疑にもございましたとおり、強みのある企業があるということで、今回このような数字を上げさせていただきました。固定資産税の減につきましては、今年度評価替えの年になります。評価替えの年は、家屋のほうが下がってしまいます。その影響で減ということになります。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 次に藤岡市のこの税率について伺ってまいりますけれども、この税率が高いという方々もおれば、低すぎるという方もおられるわけですが、そういう中で、この藤岡市の税率というのは超過課税をする考えがないのか、また今より下げていく考えがないのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) 超過につきましては、現在ございません。もう一つ下げないかということなのですけども、現状の税率で税収を上げていかないと藤岡市も一般会計のほうで逼迫してしまうという現実がございますので、現状のままでいきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 次に、この徴収率ですか、徴収歩合というのがここに全部記載されておりますが、個人市民税に関しましては、普通徴収が92.2%、また、特別徴収が99.8%、また法人市民税に関しては99.3%、固定資産税に対しては96.5%、軽自動車税は97%というような、この徴収歩合が記載されておりますけども、これをもっと引き上げるための工夫というのはどのようにされてきたのか、また、特にこの当年度以外のこの滞納繰越というのが非常に多くのっかっておりますが、この個人市民税につきましては、3,600万円、法人市民税が130万円、また固定資産税の滞納繰越が5,700万円、また軽自動車税が240万円と大きな数字ですが、これに対してどのような努力をされてきたのか、また、今後どのような努力をしていくのかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(川端敦君) お答えいたします。  まず、滞納繰越分の対策につきましては、高額案件を中心に取り組んでまいりました。平成26年度から行い、平成26年度につきましては、100万円以上、平成27年度については、80万円、平成28年度については、60万円以上の案件に拡大し、藤岡市・高崎市・両行政県税事務所に同席していただいて助言をいただき、滞納整理の方針を定め、徴収対策に取り組んでまいりました。今年度も50万円以上に拡大し、月2回を実施してまいりました。結果、滞納繰越は平成22年度の時には10億円以上ありましたが、平成28年度末につきましては、3億2,500万円となり、7億2,000万円以上の圧縮改善ができております。また、現年対策は早期の納税を促すため、日常的な文書、電話、調査、庶務を実施したほか、特別催告期間を設け、年4回、ボーナス期や出納閉鎖前に連続的・集中的に行った結果だというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この滞納を毎回決算のほうでも、また聞きますけれども、滞納繰越が何年も続き、最後には不納欠損というような格好で処分するのは非常に好ましくないわけです。その中で、しっかりとこの繰越分の滞納というのは、当年度以上にやっていただければと思います。12ページの固定資産税について伺っていきますけども、この固定資産、まず土地について、この土地の所有者の名寄せ、これはきちんとされているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  法務局から資料が届きます。しっかり台帳のほうを整理しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) そういう中で、土地はともかく、この家のほうが、新築というのは建築確認をとるからはっきりしているのですが、増改築で許可を取らないで増築・改築というのが、かなり見受けられるのですが、そういう中できちんとした評価というのは、職員が回って歩いているわけですが、きちんとこの家が増築したな、改築したなという中で、きちんとその評価というのは、その都度されているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  建築確認で増築を出された場合には、そちらを基本的に調べた結果、調査をしております。ただ、建築確認もあげずに増築される方もいます。そういった場合には、藤岡市全域に家屋調査班が回っていますので、そういう家屋班が見ながら、つぶすようにはしております。ただ、漏れてしまうというのも現状ありますが、また、登記をするという場合もございます。その登記が増築分ふえた場合には、改めて家屋調査をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) しっかりとその点はしてください。それとこの固定資産税の関係、藤岡市に住所がある人というのは、ある程度きちんとしているのだと思いますが、例えば住所が九州にあって藤岡市に土地を持っている、また、家を持っているという方がおられると思いますが、そういう中で収納の市外・県外・国外にいるような人たちの納税の状況というのは、どう把握されているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(川端敦君) お答えいたします。  市外・県外等ですね、住登外居住者につきましては、基本的にそのような市内・市外別に収納率を管理しているというふうには現在なっておりません。全体として収納のほうを把握している状況でございまして、またその中で滞納が生まれた場合については、個別に対応しているといった状況でございます。
     以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) こういう話も結構出てくるので伺っていたのですが、まあしっかりとやってください。それと軽自動車税の関係を伺っていきますけども、この購入時、廃車時、また途中で友達に転売をした、そういう場合に、この課税の扱いというのはどうされているのか、また、この242万7,000円ですか、この滞納繰越があるわけですが、自動車を当然持てれば、この持っているような人は、このくらいのお金を払えないということはないわけですが、この自動車の差し押さえとか、そういうことまできちんとされているのか、この自動車税についてお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  軽自動車、四輪の軽自動車につきましては、軽自動車検査協会群馬事務所から通知が来て、それで対応しながら漏れのないよう廃車、譲渡等をこなしているところでございます。二輪につきましては、50CC以上、あとは農耕車ですか、そういったものは藤岡市のほうへ来ていただいて、廃車手続きをして譲渡等もやっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(川端敦君) 軽自動車の差し押さえにつきましては、全般的に言えることなのですが、まず換価のしやすいもの、これを中心に差し押さえを行っております。具体的には、預金等のすぐに換価ができるものを優先として、差し押さえを行っているところでございます。自動車の差し押さえにつきましては、過去に1件、ネットの公売で売却を行ったという実績がございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この軽自動車税、税も払えないで車に乗る資格はないわけですから、その点しっかりとやってください。また途中で転売をしたような人に対しても非情に、自分の所有でないから、もう課税を払わないような方もいるわけですが、そういうことをしっかりと対応をお願いいたします。それとたばこ税を伺ってまいりますけども、前年が4億2,000万円、今回が4億1,000万円ということで、毎年このたばこ税が減り続けているわけですが、なぜ、たばこ税が減り続けているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) なぜと言われましてもきついところなのですけども、今手元にございますJTが発表しています、喫煙率というのがございます。平成26年からあるのですが、男の人が30.3%、続いて平成27年が31%、平成28年が29.7%、平成29年度が28.2%。続いて女性なのですけども、平成26年が9.8%、平成27年が9.6%、平成28年が9.7%、平成29年が9.0%ということで喫煙者の方も減ってきているというのが、このたばこ税の減につながっているかと思います。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) このたばこ税についてですが、私もたばこ屋をやっているわけですが、そういう中で、このたばこというのが、買った店によって、その地域の自治体にこのたばこ税がおちるわけですよね。以前は、行政というのは非常にたばこ屋に対してそれなりの貢献をして、たばこは市内で買いましょうという中でやってきたわけですが、今ほとんど、このたばこはコンビニに変わっております。そのような中で、コンビニというのはその一括仕入れで、本社が仕入れて各商店に配布するだけで、この藤岡市で買っていない。そのような中で、市内の商店がこのたばこを買っていれば、非常にこの税収がふえてくるわけです。また、男性は減っても、女性の喫煙者というのが非常にふえておりますが、そういう中でこのたばこ、今、このたばこのコマーシャルの中で藤岡市の偉人、また高山長五郎なり、ゼロ戦の堀越二郎なり、関孝和、こういう人たちの写真をたばこに記載をし、それを各場所で販売をすれば、非常に観光なり、たばこ税の税収も上がってくる。そういう中で、そのたばこの中で注文すればその写真なりがすべて印刷されるわけです。このたばこ税の税収とあわせてこの観光にも貢献するというような非常にいい方法かなと思いますが、そういうことを藤岡市は今後していく考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  税務課といたしますと、そういったパッケージですか、印刷した場合には、市のほうからいくらかお金を出さないとできないのかなと思います。それによって税収が上がるのであればメリットはあると思うのですが、何せ喫煙者が減っている、また健康志向が進んでいる中、その辺は難しいかなと考えております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) このたばこ税に関しては、もう少し税収が上がるようにしっかりと取り組んでいただければと思います。それとこの入湯税の関係、これきちんとした把握をされているのか、適切に課税されているのかというのが非常に問題になっておりますけども、たまには抜き打ちで調査をし、また、そこで100人がそこに入ったのですが、実際に入湯税が50人しか納められていないというのでは非常に困りますから、払った人はきちんとそれなりに市のほうへ納めていただくというのが当たり前のことなのでありますが、その把握というのも課税というのもきちんとされ、また抜き打ちの調査をするという考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  9月の決算特別委員会でも言ったのですが、現在、年に1度調査に入って申告書と事業所が持っている帳簿を合わせていますので、適正な課税をやっております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 本人申告というだけではなくて、きちんとした抜き打ちの調査、そこの現地で待機をして、車の台数なり入った数を調べれば当然わかるわけですから、そういうふうな方法をこれから考えてくれればと思います。  また、この都市計画税というのは、非常にこの都市計画区域内で払っている人が、ちっともメリットがないというような話を多く伺います。ですから、この3億1,400万円という都市計画税を取られた人たち、こういう人たちが都市計画税を払ってこの町がよくなったというように思えるような使い方をしてもらわないと非常に困るわけです。中で、質疑をしてもおそらく、これ以上のお金をこの都市計画区域内には投入しているのだという回答になるのでしょうけれども、都市計画区域内の人たちが都市計画区域内に住んでいてよかったと思えるようなことを都市計画税の中でしていただければ、そういうふうな考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 税務課長。 ◎税務課長(堀越義久君) お答えいたします。  ホームページにも掲載されておるのですけども、「目的税の使途の状況について」という部分がございます。その中で、都市計画の事業で18億6,619万1,000円という事業を行っている中、都市計画税が3億3,444万4,000円つぎ込まれているということになります。ですから、しっかりと都市計画区域内に下水道ですとか街路の道路で、あとは区画整理等に使われているものと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第1款市税について質疑を終結いたします。  第2款地方譲与税について質疑に入ります。ページは14ページであります。ご質疑はありませんか。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 地方贈与税、また、この地方揮発油譲与税、また自動車重量譲与税について伺ってまいりますけども、前年度6,200万円に対して6,100万円、また自動車重量譲与税に対して1億4,000万円が1億3,700万円という計上をされておりますが、この税というのは藤岡市の道路の面積・延長の割合によってこのお金が来ていると思いますが、当然、毎年、都市計画道路なりが次々と予算上できておりますよね。そういう中で、当然、面積や延長というのはふえておるわけですが、その案分によって税が来ているのですが、なぜこうに減になるのか、増になるのなら理解できるのですが、なぜ減になるのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) まず、譲与税に関してでございますけれども、この予算をとる場合につきましては、現年度の予算額や過去の決算額の推移を参考にした決算見込みというものを当然推計しておりまして、あと、これは国から交付されるお金でございますので、まず地方財政計画というのを国が発表いたします。その地方財政計画の伸び率等を勘案しまして、それとあと新年度の予算額、どの程度取ったらいいかというかたちで、その計画の伸び率を確認し、また、群馬県から交付されるわけですが、群馬県もその地方財政計画に基づきまして、推計値を群馬県から照会をかけましていただいております。そういう観点から一般会計の全体の歳入と平成29年度の決算見込等を今年の交付されているお金、交付金ですね。これを考慮しながら算定をさせていただいております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第2款地方譲与税について質疑を終結いたします。  第3款利子割交付金について質疑に入ります。ページは15ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第3款利子割交付金について質疑を終結いたします。  第4款配当割交付金について質疑に入ります。ページは15ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第4款配当割交付金について質疑を終結いたします。  第5款株式等譲渡所得割交付金について質疑に入ります。ページは15ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第5款株式等譲渡所得割交付金について質疑を終結いたします。  第6款地方消費税交付金について質疑に入ります。ページは15ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第6款地方消費税交付金について質疑を終結いたします。  第7款ゴルフ場利用税交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第7款ゴルフ場利用税交付金について質疑を終結いたします。  第8款自動車取得税交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第8款自動車取得税交付金について質疑を終結いたします。  第9款地方特例交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第9款地方特例交付金について質疑を終結いたします。  第10款地方交付税について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第10款地方交付税について質疑を終結いたします。  第11款交通安全対策特別交付金について質疑に入ります。ページは17ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第11款交通安全対策特別交付金について質疑を終結いたします。  第12款分担金及び負担金について質疑に入ります。ページは17ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第12款分担金及び負担金について質疑を終結いたします。
     第13款使用料及び手数料について質疑に入ります。ページは18ページから24ページまでであります。ご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 18ページの民生使用料の中の児童福祉使用料について、公立保育所保育料が滞納繰越分16万3,000円、みどの学童クラブ保育料の滞納繰越分が8万5,000円、これの上げた内訳ですね、理由について伺います。それと21ページの公園施設使用料の中の次のページになりますけれども、古桜町広場電柱設置料6,000円、これの内訳をお願いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  公立保育所保育料、滞納繰越分16万3,000円の分ですけれども、これにつきましては、公立保育園が2園ありますけれども、そのうちの1園に滞納がございます。保護者の人数的には2名となりますけれども、滞納額が27万2,400円ございまして、そのうちの徴収見込60%と見込んで16万3,440円というふうに計上してございます。  また、みどの学童クラブ保育料の滞納繰越分ですけれども、こちらのほうは滞納されている方が1名いらっしゃいます。金額的には、未納のほうが10万1,000円ございます。そのうちの収納できるだろうという見込みで8万5,000円を計上させていただいております。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 古桜町広場の電柱設置料について説明申し上げます。  古桜町広場内のNTT東日本、東京電力、NTTドコモの電柱と支線、6本分の金額であります。電気通信事業法施行令に基づいた金額を徴収させていただいております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まず、この公立保育所の保育料の滞納繰越分ですけれども、2園で2人いると、みどの学童クラブが1人だということで、来年度ですか、平成30年度も保育をやっている方なのか、それともそれを卒業されてしまう方なのか。それと徴収見込は約60%くらいを見込んでいるということなのですけども、それはなぜそういったかたちの中で60%程度を徴収の見込みにしているのか、この保育料の徴収する方法ですね、そのあたりも含めてお願いしたいと思います。それと古桜町広場なのですけれども、電柱6本分の設置料だということでございます。これ、私もその現場を約2ヶ月に1回ぐらいずつ、いろいろ確認をさせていただいてですね、きているのですけど、公園施設使用料ということになりますと、去年いっぱいは、ある建設会社の資材置き場並びに事務所、それと重機、備品が置いてあります。仮設トイレも置いてあります。こういった中で、この古桜町広場においては、この1年間で使用している業者がおりますけれども、当然のことながら、電柱設置料のほかにこれだけの公園施設使用料という項目の中で、その使用料の徴収が抜けていませんか。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  公立保育所保育料の滞納繰越分なのですけれども、公立保育園で1名滞納になられている方は、鬼石保育園にまだ在園されている方で、今年度卒園される予定の方でございます。滞納の徴収の方法につきましては、直接保護者の方とお会いしてお話をさせていただいております。また、支払いの通知のほうもお渡しをしているというような状況でございます。それと、60%の計算の仕方ということなのでけれども、今までの徴収の状況を鑑みて、大体60%でいくだろうということで算定をさせていただいております。あと先ほど、みどの学童クラブの滞納繰越分で合計が10万1,000円というふうに私答弁させていただいたのですけれども、ちょっと違う資料を見てしまいまして訂正をさせていただきたいと思います。1名の方が滞納をされておりまして、平成28年度分が3万2,000円、平成29年度分が5万3,000円で合計8万5,000円というふうに計上させていただいております。この方は、今年度も少しずつ払っていただいているような状況です。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 委員ご指摘のとおり、古桜町広場につきましては、近隣で工事をするときの資材置き場等で貸し出しをしております。それにつきましては、藤岡市行政財産使用料条例に基づいて、その中で減免規定がありまして、国及び他の地方公共団体、その他公共的団体において公用又は公共用若しくは公益事業の用に供するときは、減免するという規定がございます。それに基づいて無償で貸し出しをさせていただいております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) すみません。この滞納繰越分の徴収の方法ですけれども、私は保育料というのは、公立の場合については、まず本人のほうに振り込んでいるというちょっと認識がなかったものですから、あれなのですけども、そうなると市から保育料の関係というのは、ある程度補助金を出しているのではなかったのでしたっけ、無いのでしたっけ。そうすると本当にその徴収関係というのが当然のことながら、非常に大きな問題になってくると思うのですけれども、なんとかこの辺の滞納関係をしっかりしないと、その先小学校に上がったり、中学校に上がったりする中で、いろんなことが出てきてしまうのではないかなというふうに思いますけれども、平成30年度にどういった形の中で、このしっかりとした対応、今本人に会っているというふうな話を聞いてますけれども、金額的な面と徴収に対するこの平成30年度の努力というのは、この辺についてもう少し詳しく答弁をしていただきたいと思います。  それと古桜町広場については、減免の規定があるということですけれども、その減免に関するその書類というものは、ここに資料として出せるものでしょうかどうか伺います。  続いて23ページの使用料及び手数料の中の戸籍住民基本台帳の手数料、個人番号カードの再交付の手数料ですね、これが1,000円上がっておりますけれども、この再交付の手数料というのは、実際、個人負担というのは今いくらでやっているのか、また、個人番号カードですね、発行した平成29年度中の実績、そういった中で、この再交付という事例が実際にどのくらい見込まれるのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 保育園の滞納繰越分についてお答えをいたします。  公立保育園の場合には、直接所管をしておりますので、保護者と顔を合わせてお願いをするということが可能でございます。そのような形を取っております。また、私立の保育園の場合には、園のほうに徴収をお願いしている関係で、滞納繰越分、卒園されてしまった方については電話催促、催促状の送付、また、入園されている、在園されている方には園のほうに催促の依頼等を行っております。また必要に応じまして、個別訪問等を行っておりますけれども、この流れを今までよりも小まめに実施いたしまして、徴収のほうですね、率を上げていきたいというふうに考えます。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 古桜町広場の業者に貸し出す際につきましては、その都度、業者のほうからどういった期間で、どういった工事内容で、どのくらいの期間貸し出しをお願いしますという申請書を上げていただいております。それに基づいて、内容を確認して許可をさせていただいているところなのですけども、ちょっと手元に一覧表がないのですけど、今言ったような、どの機関が、どういった期間、どの業者に貸し出しをしたかというような一覧表は作成して、それを提出することは可能です。 ○委員長(岩﨑和則君) 市民課長。 ◎市民課長(木場靖夫君) お答えいたします。  通知カードの再交付手数料につきましては、地方公共団体情報システム機構のほうに写真等を貼って送るカードでございます。それをなくされたという方が再交付申請に窓口に来ます。それについて1件500円ということで再交付の手数料をいただいております。また、個人番号カード再交付手数料とございますが、これにつきましては、まだ件数的にはないのですが、一応、再交付800円ということになりますので、毎年1件程度計上しておるところでございます。  以上です。個人番号カードの再交付はございません。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 古桜町広場の今の状況だと、書類でいろんな申請をした中でということですけれども、ちょっと伺いたいのですけれども、その書類の内容について住民の方、また、近隣の方からいろんな形の中で、私のほうに問い合わせがあります。そういった中で、市のほうとするとそういった書類の内容によって、きちっとした形の中での契約どおりのですね、契約というか、その減免規定にのっとった形の中の使用がされているのかどうかとは、そういった確認をしたことがありますかどうかですね、その点について、どういう形の中で、そういった確認が行われたのか伺います。それと、見るところ私有地のため関係者以外の立ち入りをご遠慮くださいという看板がありますけれども、当然のことながら、使用していることについては、この看板は、その時は私は外すべきだというふうに思いますけれどもいかがですか。  それと再交付ですけれども、今答弁漏れがありますけれども、累積で個人番号カードですね、これがどのくらいの中で発行しているのか、それとその実績に基づいた中で、平成30年度をどのくらいの交付を見込んでおるのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 正直申し上げて、その業者、1申請許可ごとに現地に行って、定期的に足を運んで確認ということはしておりません。機関が例えば県であったり、市であったり、発注機関がですね。そういったものの信頼性というか、そういうのを考慮して、その都度その都度確認というのはしておりません。また、看板についてなのですけども、業者の資材置き場として貸し出ししているときでさえ、あの場所を駐車場として利用している近隣の方がいらっしゃいますので、この看板についてはそのまま置かさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 市民課長。 ◎市民課長(木場靖夫君) お答えいたします。  個人番号カードの交付でございますが、この制度が始まってから個人番号カードを交付した数ですが、4,913枚です。ちなみに他市等と同様に7%から10%、全人口に対する数値で、群馬県内も発行しているような状況となっております。この平成30年度の見込みでございますが、このカード発行については任意でございます。希望者が申請を地方公共団体情報システム機構にしまして、番号が市民課のほうにきて初めて交付できるものでございます。ちなみに1年の大体予定枚数は月60枚程度で年間700枚程度でございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) すみません。花粉で声がよく出なくなっちゃいまして、本当に聞き取りにくいかと思いますけれども、ちょっと最後の質疑で、今年の1年間ずっと私も追っかけてきましたけれども、3月7日時点で、私のほうで古桜町広場を見ますと、非常にきれいに全てのいろんな資材が撤去されておりました。だから、おそらくこういった中で、いわゆる市側とすれば、こんな形の中で単純なことをあげてきたのかなと、過ぎ去ったことをどうのこうの言っても仕方がありませんけれども、今後、この平成30年度の中で、古桜町広場がいろんなかたちの中で出てきたときに、先ほどから私が指摘したような形の、もう少し細かな、やっぱり管理責任者としてのそういった義務というものを果たす考えがあるかどうか伺います。  それと今、この個人番号カードですけれども、今度、何かまだ国のほうも試算かもしれない、固定資産関係、いわゆる土地の所有関係に、この個人番号カードで今度管理していこうなんていうふうな動きが内閣のほうにあるようでございます。こういった中で、個人番号カードが、いろんな中で、国にとっても必要、市にとっても必要、個人にとっても必要だというふうなかたちの中で、今の話で月60枚というふうな計算ですけれども、月100枚にして、年間1,200枚くらいはいけるような、そういった努力というのはされる考えがないかどうか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) これまでずっと、このような貸し出しをしてきたわけなのですけども、その中で近隣の住民の方だとか、その他の方から苦情だとか不安といった声が、市のほうには寄せられてこなかったものですから、今のような形態になってしまったのですけど、もしそういった不安だとかそういったものがあるのだとすれば、これまで以上に管理について徹底をさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 市民課長。 ◎市民課長(木場靖夫君) お答えいたします。  今後、ふやす手法と言いますか、地域連携ということで保険証とか年金番号とか、先ほど委員言われたような形の中で、様々な分野で個人番号が必要となってきております。そのためにふやす方策とすれば、一例でございますが、コンビニ交付を進めていく、あとは図書館カード等、様々な領域の中のスマートフォン等でいいますとアプリになりますが、それを組み込んで進めていく、そうして少しでも関心を持たれるようなかたちで進めていければいいかなと思っております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第13款使用料及び手数料について質疑を終結いたします。  第14款国庫支出金について質疑に入ります。ページは25ページから29ページまでであります。ご質疑はありませんか。  佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 国庫支出金の第2項第6目教育費国庫補助金について質疑をいたします。  過日の平成29年度藤岡市一般会計補正予算の補正第5号の説明会のときにも質疑しましたけども、改めてこの予算委員会の公の場で確認をさせてもらいます。この予算書、まず27ページに小学校費国庫補助金として、普通教室冷暖房設備設置事業国庫交付金7,457万5,000円。さらに次のページの一番上段ですね、中学校費国庫補助金、普通教室冷暖房設備設置事業国庫交付金3,334万8,000円というふうに明確にこの予算書に明記されているのですけども、これ単純に考えると、補正第5号で、平成29年度にも国庫補助金として小学校のところで7,992万6,000円、歳入として計上されるわけですよね。平成30年度の当初予算にも7,457万5,000円が計上される。したがって、平成29年度にも歳入がありますよ、平成30年度にも歳入がありますよという予算書であり、補正第5号はまだ上程されていませんけれども、説明会の資料を見る限りでは、そういうことになる。この辺の整合性について、企画部財政課はどのような見解をお持ちなのでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 佐藤委員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず、財政課といたしましては、予算案が確定したのちに予算書を印刷業者にお願いをいたしまして、それを議員の皆様に2月の20日という形でご配布をさせていただきました。その後、教育委員会のほうに県から補助金の交付があったという形で連絡がございました。その件につきましては、先日の説明会でも佐藤委員に説明をさせていただいた次第でございます。まず、そのときにそのメールの内容がですね、まだ交付決定が3月になってからということもございましたし、先日、企画部長のほうからも話がございましたけども、まだ発注のそういう契約せねばならないだとか、いろいろそういう状況もございました。この度、私のほうから県の市町村課のほうに照会をさせていただきまして、このような状態はいかがなものかという形で連絡をさせて、確認をさせていただきました。そのときには、そういう状況が違法ではないというご回答でしたので、過去の補正予算、当初予算の二重計上と言ってよろしいのかわかりませんが、そういう状況もあった中で、この度も前の過去の例に沿いまして、同じような対応で、ぜひとも議員の皆様にご理解をいただきたいという形での経緯となった次第でございます。  以上答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 何で群馬県の市町村課のほうにお尋ねしたのですか。都道府県と市町村の役割は、地方分権による制度改正によって、きちんと国と地方も対等なのだ。それと当然のことながら、都道府県と市町村も対等なのだ。それ以前は、それ以前はですよ、都道府県いわゆる群馬県は市町村に対して指導・監督等の優位的地位に立つ存在である。したがって、何かがあると当然、市町村よりも県のほうがいろんなデータだとかを持ち合わせてますから、当然皆さんも指導を仰ぐわけだ。課長は違法でないというから、あたかも群馬県が問題ないからこの手法で行政運営してよろしいのですよって言わんばかりの回答ですけども、群馬県にそんな権限はない、今は。それと意図的に答えないのでしょうけども、私は関口企画部長から、その説明会の前段階で明確に聞いています。群馬県からは好ましくないのだ。じゃあお聞きしますけども課長、今回この方法が適合なのだという根拠を適法だというか適合というか、法律に照らし合わせて、まったく問題ないのだというのは、どの法律のどこに明記してありますか。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 佐藤委員の質疑にお答えさせていただきます。  まず、私といたしましては地方自治法も踏まえまして、関係法令、こういう形がいいのか悪いのか、そういう形で力不足ではございますけれども、法令等再確認をさせていただきましたが、この予算の計上については、法律上どこに書いてあるかということに関しては、書いていないと言うかわかりませんでした。それを踏まえまして、私としては今回の予算のやり方がよろしいのかどうなのかということで、先ほど申し上げましたとおり、県の市町村課に意見を求めたという形でございます。佐藤委員のおっしゃるとおり、補正予算の方法、それとこの二重に計上されている方法、これをどう対応するかということにつきましては、何点かやり方はあるかと思います。ただ、今回につきましては、補正予算という形をお願いをするということで、丁寧に議員にご理解いただきたく、今回のようにさせていただいた次第でございます。  誠に申し訳ありません。よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 補正予算を上程する予定だから、丁寧に説明したということにはならないのだよ。まったくそれは問題をすり替えているのではないのですか。補正予算をきちんと今定例会に最終日にしろ何にしろ上程するのだとあれば、この当初予算書を是正しなきゃだめでしょ。間違っているのだから。課長がいろんなことで判断したようだけども、地方自治法にだってきちんと1年間の予算を正しく計上しろ、あるいは地方財政法では、地方自治体は、すべての資料により、厳正にその財源を捕そくし、これを予算に計上しろと書いてあるのだ。私は姿勢の問題だと思うんだ。さっきも言ったように違法だということなんか書いてあるわけないのだ、そんな細かなところまで。一方で合法だということも書いてあるわけないんですよ。でも、上位の地方財政法だとか地方自治法だとかときちんと照らし合わせて、したがって、群馬県は違法じゃないけど好ましくありませんよね。できるものならやめたほうがいいのではないですか、というアドバイスをしてくれたのだと思うんだ。私は皆さんが市町村課に問い合わせたと言うのだから。だから、なぜそこで、そのアドバイスを聞き入れて、時間もあったわけだ。2月の20日に内示が来て、2月の20日が招集告示日だったわけだ。でもその間幾日ありましたか、今日までだって。今期定例会の最終日まで幾日ありましたか。場合によっては、今年度末まで3月31日まで幾日あるのですか。この間言っていましたよね、10カ所程度の箇所を直すだけだと。なぜそんな簡単な作業をしないのですか。補正第5号の予算編成の資料を作るほうがよっぽど大変でしょう。だから、姿勢の問題、きちんと行政を運営する皆さんが市民に対してきちんと丁寧に正しい情報を提供してやるのだ。議会に対しても当然そうですよね。だから、そういうところで市政運営の姿勢やレベルがわかる。何で直さなかったか答弁してくれませんか。どうしてこんな簡単な修正をしないのか。たぶんこれで、みんなで渡れば怖くないということになっちゃうのでしょうけど。ある意味私は汚点だと思いますよ。市長だって、これでというときに何で市役所職員はそんなことも考えないんだい。ちゃんと最後まできちんとした資料を提供して、新井市長のある意味で汚点になるようなことを平気でやるのだ。なぜこんなことを訂正しなかったか、企画部長に答えてもらうのが一番いいのだ。企画部長の性格そのものの行政運営だというふうに私は感じていますから。ぜひ、企画部長が答弁してください。 ○委員長(岩﨑和則君) 企画部長。 ◎企画部長(関口薫君) まず、先ほど課長のほうからも説明しましたけども、2月20日の夜ですか、内定通知がメールで入りました。財政課に届いたのが、次の日の21日という形になります。21日の段階で、まだメールだけですので、その辺の確認作業に入りました。先ほど財政課長のほうも説明しましたけども、教育委員会の補助金の場合は、繰り越す場合、入札まで、契約までしなければダメなのか、または、予算繰越だけで、次年度、新年度になってから契約がいいのかという、そういうことも精査させていただきました。そういう中で、23日は、もう議案が告示になっていますので、23日の議会運営委員会を迎えるわけです。その間に差し替えればいいのではないかということなのですけども、議会運営委員会にかかりまして、それを議会運営委員会の時にご説明をさせていただいて、補正予算第5号という形で、平成29年度の追加補正という形でお願いができないかということでお願いをさせていただきました。前回の議員説明会のときに、私が佐藤議員の質問に対して、この予算書でいいますと10ページまでの予算書につきましては、約10カ所くらい直すのですけども、これを説明する資料の中では、100カ所を超えるところを直ってまいります。予算説明書を加えると100何十カ所ということで、事務的に無理があったのかなというふうに思います。佐藤委員がおっしゃるとおり、地方財政法の中においては、地方公共団体は法令の定めるところに従い、経費を算定しというような、ある意味で精度の高い予算を上程しなければならないという規定もございます。地方自治法の中で、私ども見させていただきました。委員おっしゃるとおり、これが違法だとか、これが適法だとかというものは、なかなかありません。それで、県に問い合わせたというのは、ある意味で県のほうが情報も多いですし、こういう事例があるかというようなことを含めて調べていただきました。県内でもこういう事例がほかにもあるということがありましたので、私のほうで、こういう形で今回お願いをしたいと。委員おっしゃるとおり、いくつか方法はあると思います。差し替える方法、または、平成30年度予算を可決した後にまた第1号補正を出す方法、それと日にちを変えて臨時議会を開いていただく方法といくつかの方法はあると思うのですが、過去にも先ほども説明しましたけども、形的に二重に計上されてしまうという形がありました。そういう中においても、今回こういう形でお願いをしたいというのが私どもの考えであります。それと、これからの国の状況を考えてみますと、今回とは逆のパターンになると思うのですけども、当初予算にのっていたけれども、これからなかなか補助金がつかなくて9月になってもつかない、または、年を超えて3月になってもつかないというようなことも出てきます。補助の最低率が非常に下がっていますので、そういう中におくと、また補助金がつかないから新年度予算にのっかる。それは、タイムラグ的に予算書は間に合いませんので、こういう逆のパターンで二重計上になってしまうということも私の考えではこれからも起こり得るというふうに考えております。そういう中において、できるだけ精度の高い予算を上程しなければならないというのは、我々の宿命ではございますけども、ぜひこういう形で今回可決をさせていただいて、来年度の中の定例会の中で、減額補正を計上していきたいと思いますので、その辺のところのご理解をお願いしたいということでございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 佐藤委員のご指摘の中に、私の任期としての最後の予算計上だというお話があったので、一言だけお話をさせていただきたいなとこういうふうに思っております。まず、この小中施設のエアコンの予算、昨年教育委員会も文部科学省に行きました。大変厳しいという指摘もいただいておりました。また、そのあとも私も文部科学省へ行きました。予算の形として非常にこういったものには、つかないというふうなことも言われておりましたので、何としてでもつけてほしいというお願いをしてまいりました。たまたま昨年の10月に衆議院選挙がございました。衆議院選挙をやったという後ですから、当然補正もあり得るだろうという私は考えもありましたので、新年度予算だけではなくて、補正の中でもぜひ検討をいただきたいというお願いをしてまいりました。非常に切羽詰まった中で、新年度予算にどうしても計上しておいてもらう、また、補正でぎりぎりで文部科学省につけていただいた。こういったことを踏まえてですね、議員の皆様にもそのことをしっかりとご理解いただいて、子供たち、小中学校の児童・生徒を含めて、なるべく早く工事を済ませて、平成30年夏の終わりには、エアコンの教室で授業をしてもらいたいと、こういう思いから二重計上だということの意味とは違いますけれども、我々の国に対してやってきたそういう思いをぜひ汲んでいただきたいなというふうに思っております。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) やや市長の気持ちがわからないわけではないけど、市長が言っていたように問題のすり替えなのかという気がしないでもないのだけども、だから、なおさら市のトップがいろいろ国にいろんな意味で働きかけて獲得した予算なのだ、ある意味じゃ。だったらなぜ、なおのこときちんとした対応をしないのだ。そこが問題なのですよと私は言っているのだ。いくらでも訂正が出来たじゃないですか、時間があるのだから。議会運営委員会が行われたって、議案を引っ込めることもできるのですよ。いや、国の交付金がこういうことで決まったから、一旦は、この当初予算書を引っ込めます。きちんと議会の皆さんにも市民の皆さんにも訂正した正しい予算書で審議をしていただくために一度取り下げて、またきちんと訂正した後に出します。何でそういうことをしなかったのだと私は言っているのだ。全然市長がやってきた努力に後ろ足で泥をかけるようなことじゃないですか、ある意味じゃ。だから私は姿勢の問題なのだ。そうにやって首長が努力したのなら、なおのこときちんと処理する責任が市長を補佐する皆さんにあるんじゃないんですか。まあこれ以上言っても仕方ありませんからやめますけど、まあ今後はそういうことも踏まえて、きちんとルールにのっとった正しいやり方でやっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第14款国庫支出金について質疑を終結いたします。  第15款県支出金について質疑に入ります。ページは29ページから35ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第15款県支出金について質疑を終結いたします。  第16款財産収入について質疑に入ります。ページは36ページから37ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第16款財産収入について質疑を終結いたします。  第17款寄附金について質疑に入ります。ページは38ページであります。ご質疑はありませんか。
     茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 38ページのふるさと寄附金ですね、今回3,000万円というものを計上しておるようでございます。昨年度の実績が2,300万円のふるさと納税ですか、それがあったような形で、計上したら4,000万円くらい計上していたのですけれども、実際には2,300万円。これは決して少ないほうではなく、いろんな形の中で実績を上げていると思います。今回、3,000万円というふうな形で、計上したようでございますけれども、平成28年度の藤岡市が誇る記念品一覧、AからEコースというふうな形の中で、いろいろふるさと納税をしていた方に返礼品を出すような形になっております。お酒、お煎餅から始まって、まんじゅうから最終的にはゴルフ場のプレーの割引券だったり、宿泊券だったりですね。最後には、藤岡の技能の県表彰を受けております、山口さんの鬼瓦ですか、こういった方たち、100万円以上のコースについてはということですけれども、来年度においては、返礼品に対して今まで国のほうとしては、4,000円くらいを目途にというふうな、そんな形の内示っていうか決まりがあったようですけれども、来年度からは1万円に対して、3,000円、3割程度というふうな形になるのですけれども、こういった中で、藤岡市は3,000万円の収入を得る中で、いわゆる記念品、この辺の関係については、どんな形の中の見直しが行われるのかどうかですね。それと総数で今日の新聞ですか、安中市ふるさと納税好調なんていうのが読売新聞なんかに出ておりますけれども、返礼品の数を非常に大きくふやすというふうな形の中でやっておりますけれども、宿泊ゴルフ利用券が非常に人気があるということですけれども、藤岡市においては、ゴルフのプレーの割引券とか宿泊の関係を見るとですね、なかなかその事業の関係の存続とか難しい面もあると思うのですけど、藤岡市においてのこういった中での来年度に対する取り組みの関係が今どの程度になっているのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 自治交流課長。 ◎自治交流課長(福井保次郎君) お答えします。  先ほど茂木委員がおっしゃったとおり、平成28年4月に一度、返礼品送付についての対応についてということで通知が総務省から出ております。さらに平成29年4月1日付でも総務大臣通知ということで、先ほど委員おっしゃったように返礼割合の高い物、これにつきましては、3割を超える返礼割合については、3割以下にすることということで明確に記載されておりました。県内の状況を見ますと12市におきましては、ほぼ今年の4月からは3割になると聞いています。町村におきましても3割になるというふうに聞いております。藤岡市におきましても、この通知を踏まえまして要綱・規則を改正して、すべての返礼品に対して3割で返礼するというふうに今進めているところでございます。それから、返礼品の注文数でございますが、先ほどおっしゃったゴルフプレー券ですか、平成28年度には、件数的には64件だったものが、平成29年1月末現在ですけれども、155件と倍になっているということでございます。それからその次にアルファ化米、冷凍ブルーベリーということで続いておりまして、当初予算で2,300万円ということでしたが、昨年の9月に補正をさせていただきまして、3,600万円を予定させていただいております。ただ、平成29年度2月末現在です。2月末現在ですけど、当初予算2,300万円とほぼ同額の2,308万円の寄付をいただいております。件数的には232件でございます。9月補正で3,600万円までさせていただいたのですが、3月を含めましても2,500万円から2,600万円くらいになってしまうのではないかなというふうに考えております。それからもう1点、返礼品につきましては、平成28年から平成29年度におきましても、5事業者11品ふえております。今後も新たな協力事業者を募ってより良い返礼品を作っていきたいというふうに思っております。  以上答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 今、状況を確認させてもらったのですけれども、これ3,000万円を今度達成するのは非常に大きな努力と内容の見直しですよね。今までは、3割を超えていたのがいろいろあったとは思いますけれども、そうなると私思うのですけど、AからEコースというものをこれをもう少ししっかりと見直さないと業者のほうも困るのではないかなと。こういったふるさと納税が地域の経済の活性化に非常に役に立つというふうな形の中で思いますけれども、この10万円以下の1万円と3万円のAとBコースをかなり充実をした中でやらないと、1件当たり約1万円の寄附をいただいているような感じですけれども、非常にこの3,000万円を達成するのは難しいと思いますけれども、A・Bコースの中で、何か新しいような形の取り組みということはされるのですかね。 ○委員長(岩﨑和則君) 自治交流課長。 ◎自治交流課長(福井保次郎君) A・Bコース、今の寄附、返礼品は1万円の寄附と3万円の寄附がほぼ90%を占めています。残りの10%がそれ以外ということでございます。返礼品の充実ということですけれども、まだこれといってお示しできるものはございませんが、平成29年度同様、協力事業者に返礼品の充実をお願いするとともに、担当職員が足を運んでお願いにいきたいというふうに思っております。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第17款寄附金について質疑を終結いたします。  第18款繰入金について質疑に入ります。ページは38ページから39ページまでであります。ご質疑はありませんか。  小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 基金繰入金の財政調整基金繰入金ですけれども、15億66万1,000円となっているのですけれども、今現在のというか、平成29年度末の財政調整基金の繰入残高の見込みと繰入金額の過去10年間の取り崩し額、年度末の残高について伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 小西委員の質疑にお答えさせていただきます。  今、手元にあるのが5年間ですのでよろしいでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午前11時45分休憩 ────────────────────────────────────────────  午前11時46分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 申し訳ございません。  今、平成29年度は予算の執行中でございますので、まだ確定額が残額としては申し上げられないのですけども、過去5年間の決算数値として申し上げさせていただきます。平成24年度当初予算の繰入額につきましては、14億5,666万9,000円、平成24年度末の残高が31億7,945万円、平成25年度でございますけれども、繰入額が15億669万1,000円、年度末残高が31億3,017万2,000円。続きまして、平成26年度につきましては、当初の繰入額で14億8,249万3,000円、年度末残高につきましては、30億3,091万3,000円、平成27年度の当初予算の繰入額につきましては、15億7,956万1,000円、年度末残高につきましては、31億3,163万4,000円。最後になりますけれども、平成28年度につきましては、当初繰入額14億4,356万9,000円、平成28年度末残高31億3,199万2,000円となってございます。ここ5年間においては、年度末残高につきましては、30億から31億程度という形で財政調整基金残高となってございます。  以上答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第18款繰入金について質疑を終結いたします。  第19款繰越金について質疑に入ります。ページは39ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第19款繰越金について質疑を終結いたします。  第20款諸収入について質疑に入ります。ページは40ページから45ページまでであります。ご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) ページが44ページです。商工費の雑入について、土の火の里公園工芸体験収入が1,030万円ということで載ってきておりますけれども、これの各施設の、今回市の直営というふうな形の中で、こういうふうな見込みになりますが、業種的にどういった工芸体験と金額、それと徴収の方法について伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 土の火の里公園の工芸体験料でございますけれども、まず1,030万円、予算計上させていただきました。この内訳は、過去3年間の実績から求めて計上させていただきました。過去の平成28年度になりますけれども、収入ですけれども、個々に工房が染色工房、陶芸工房、ガラス工房とありますが、染色工房につきましては、平成28年度の年間収入が177万3,079円、それから陶芸につきましては、392万9,802円、ガラスにつきましては、500万8,118円でございます。この3工房の3年間の平均でございます。それから収入方法につきましては、今までと同じように市の方で、本館というところがありますが、そこで受付をさせていただきまして、そこで体験料の収入をいただきます。そこでいただきまして、その中の15%というのを市の収入、すみません、それが全部市の収入になって1,030万円でございますけれども、そのうち85%を工芸作家さんの方と委託契約を結びまして、体験手数料ということで支払う予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 今までの3年間の平均実績で、陶芸、ガラス、染色ですかね。これが、市が直轄して委託する形になってですよ、4月1日以降、3人の現地の方の確保なり継続なり、この辺どんな形になっているのかどうか。私がいろいろちょっと聞き及んでいるのは、なかなか今までやってきた人が辞められたり、独立したりとかいろんなする中で、なかなかこれだけの体験工芸をするための専門家の確保が難しいというふうな話も聞いておりますけれども、その辺について市は今度直轄管理だ。そうすると、例えばの話、きちっとした中で、こういった体験学習というのをどんな形で来る方に保証していくのか、この辺どういうふうなことで運営をしていくのか、その辺ちょっと非常に心配な点がありますけれども、現状はどうなっているのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  工芸作家さんにつきましては、3工房ございますけれども、引継ぎをする中で工芸作家さん、それから中で働いている方も引き継いで直営をしたいなということでお話をさせていただきました。工芸作家さんにつきましては、今年度3月末でガラスの先生、それから陶芸の先生が退園なさるということになりました。それで4月から直営になるわけですけれども、募集をさせていただきまして、ガラスにつきましては、いくつか問い合わせ、2件問い合わせがございまして、一人の方を選定させていただいて決まった形になります。陶芸につきましては、まだ見つかっておりませんけれども、明日ですかね、土と火の里公園のほうに施設を見に来るという方が1名おります。それから、電話問い合わせも何件かあるのですけれども、まだ決まっている状況ではございません。引き続き、決まるまで市内に公募をかけるのと、いろんな媒体を使って茨城県の笠間市、それから栃木県の益子町の方も募集ということで広告等出しまして、募集をかけているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) せっかく実績を上げて来られる方が辞められてしまうというふうな形の中で、新しい方というふうなことはありますけれども、いろんな事情はあるのでしょうけれども、辞めていく方の事情というのはどういうふうな形で辞められてしまうのでしょうか。あれだけ環境が整い、なおかつ市がいろんな設備から備品関係を供給しですよ、今の話ですと、体験学習料の15%というの、そういう形の中でやっているということになると、どこに何がこの原因があって、このせっかくですね、実績を積んできた方が市に移管される時点で辞められてしまうのか、その原因はどこにあるのですか。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  ガラスなり陶芸の先生が辞めてしまうというのは、市に移管されるから辞めるということではないと思っております。その話が始まる前から、年度末をもって退園をしたいという話は聞いておりました。ガラスの先生、また、陶芸の先生につきましても、20代の若い方でございまして、ガラスについては6年間在籍したのだと思うのですけども、皆さん自分で、自宅なり、自分で工房を開くということで、独立したという形になります。そのような形で今までは年配の方がずっと初めのほうはしていたのですけれども、若い方がそこのところで体験、いろんな勉強をして、独立していくような形になったのかなと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) この3人の方の実入りといいますか、そういった面での見直しというのを直轄と同時に検討する考えがないか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 工芸作家の生活のことでいろんな収入になるわけですけれども、いろいろ指定管理の方からご意見をいただきまして、今の状況と今までの状況っていうのですかね、その中で、ほんとうに工芸作家さんの人が大変だよというお話は聞いておりました。そういった中で、今までどおり工芸体験料の85%が工芸体験の作家さんにいくわけですけれども、それ以外に今回の予算の中でアパート代くらいになればいいかなと思って、月5万円なのですけれども、工芸、そこで体験を受け入れていただくほかにも、自分たちでそこで創作活動をしていく。そういうのを見ていただくのも、その土と火の里公園の中の仕事と考えておりますので、その部分の対価というのではないですけども、月5万円、年間60万円を支出する考えでおります。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第20款諸収入について質疑を終結いたします。  第21款市債について質疑に入ります。ページは46ページから47ページまでであります。ご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 市債についてお伺いいたしますけれども、先ほど佐藤委員のほうで、冷暖房設備の質疑がありましたが、その47ページの教育債にも同じように計上されております。その中で、私が考えておるのは、このまま予算また最終日に補正予算が出てくるわけですが、どう考えても両方可決ということになりますと、二重計上ですよね。同じ補助金が二つも出てくる、また同じ起債が二つも出てくる。そういう中で、二重計上というのが、臨時議会を開くまで独り歩きするような格好になりますよね。非常に採決して賛成も反対もしづらいのですよ、こういう中でやっていくのはね。ですから、このままでいくということになれば、二重計上がこの臨時議会まで続く中で、最終的に採決の段階で議員の資質が非常にこれは問われますよね、二重計上を議員が認めたということになりますから。だから、そういう中で、そちらさんはこういう二重計上のことを議員にさせることで、これを乗り切ろうという考えなのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午前11時59分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後1時00分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 企画部長。 ◎企画部長(関口薫君) お答えいたします。  小中学校のエアコンの予算につきましては、結果的に二重予算になってしまいますけれども、平成30年度に入りましたら、年度途中の定例市議会の中で減額補正を計上したいというふうに考えておりますので、ぜひともご理解をいただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  窪田行隆君 ◆委員(窪田行隆君) 47ページ、臨時財政対策債について伺います。  今回9億円ということなのですが、発行可能額は各地方公共団体において、平成25年度からは財政不足額から算出されるということですが、平成30年度の発行可能額上限を伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 窪田委員のご質疑にお答えさせていただきます。  臨時財政対策債は、地方交付税の算定の際に、基準財政需要額の一部を振りかえることによって算定されるものでございます。臨時財政対策債と地方交付税をあわせて、実質な地方交付税という形になっているものでございます。平成30年度の推計につきましては、群馬県市町村課から配付された推計システムというものがございまして、それでまず交付税全体を推計させていただきます。そこで臨時財政対策債がどの程度になるかというのは、先ほどもちょっと前にふれましたけれども、地方財政対策で決まってくる形になります。財政課で推計をさせていただきますと、おおむねですが10億円程度の推計になってございます。その関係で、留保を見まして9億円という形で今回予算措置をさせていただきました。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 臨時財政対策債は地方公共団体の責任と判断で発行するものなので、この額にとどめたということなのかと思います。国が財源不足の最終的な責任を地方に押し付けたといえる部分もあって、これで節約したい節減したいという意図も透けて見えるわけですけれども、とはいえこれはあくまで地方交付税の代わりということで、今ご答弁あったとおりなのですが、元利償還金全額が今年度の地方交付税に算入されるということなのですが、過去5年間の償還額と地方交付税の算入の状況を伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時01分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時02分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。
    ◎財政課長(横田道明君) すみません、お時間取らせて大変申し訳ございません。  公債費という形でのご回答になります。臨時財政対策債の過去5年間の償還額につきましては、平成24年度で9億680万1,000円、平成25年度が9億1,556万円、平成26年度が10億7,386万2,000円、平成27年度が12億4,156万4,000円、平成28年度が12億3,432万6,000円となってございます。交付税算定につきましては、基準財政需要額に算入されているということは、おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時03分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時04分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) すみません、大変失礼いたしました。  基準財政需要額に算入されるということになりますと、例年、基準財政需要額の算定というものを、我々財政課としては行います。その算定の、何というのでしょうか、計算をする台帳といいますか、そういうものを用いて需要額算入させていただくのですが、基本的に臨時財政対策債は、後年度の基準財政需要額に反映されるということですので、一概に公債費が幾らだから幾ら算入されているとか、この年は幾らだから幾らになっているとか、という形での計算では一言でちょっと申し上げられない部分がございます。ですが交付税算定の考え方をすれば、後年度の基準財政需要額に算入されるという形になってございます。  すみません、大変失礼しました。では数字・・・。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時06分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時07分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 大変失礼しました。  財政課で推計している数字を申し上げます。交付税算入額が、平成24年度が5億341万3,000円、平成25年度が5億5,782万6,000円、平成26年度が6億5,100万7,000円、平成27年度が7億2,527万1,000円、平成28年度で7億9,766万6,000円となってございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) それと確認ですが、それでは差額についてはまたさらに後年度に措置されるという判断でよろしいのでしょうか。はい、わかりました。  これ、基準財政需要額ということに関わってきますので、これを多く発行することによって、藤岡市の近年のテーマであります、経常収支比率が改善するという不思議な現象が起こるわけでございます。どのような判断で、おおむね10億円のうち9億円にとどめるということにしたのか、その理由を伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 9億円というのは予算計上として9億円ですので、先ほど言いましたとおり、交付税算定で来年の7月に本算定というのを行います。その時に、来年度、平成30年度の7月の交付税算定で臨時財政対策債の額が決まります。決まりますとその全額を借り入れる形になります。ですのでこの9億円というのは予算という形で捉えていただければと思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) そうしますと、算定が出ましたら、平成30年度は補正で全額を借り入れる形にするという、はい、了解いたしました。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第21款市債について質疑を終結いたします。  以上で、歳入についての質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                   午後 1時08分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時09分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 続いて、歳出について質疑に入ります。  第1款議会費について質疑に入ります。ページは48ページから50ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第1款議会費について質疑を終結いたします。  第2款総務費について質疑に入ります。ページは50ページから87ページまでであります。ご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 総務費について、質疑させていただきます。  69ページの政策調整事業の次のページの70ページになりますが、多世代ファミリー同居支援増改築等補助金について、前年の予算より減額になっていますが、この理由と、また事業開始当初の見込み件数、予算と実績、事業開始後のそれぞれ、平成28年度、平成29年度お知らせください。  もう1点、73ページのバス路線事業のバス利用促進敬老割引事業補助金について、こちらの予算が40万5,000円となっていますが、この予算額が昨年、おととしとどのように推移をしてきたかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 企画課長。 ◎企画課長(酒井昭仁君) 多世代ファミリー同居支援増改築等補助金についてご説明申し上げます。  まず実績ですが、平成28年度の実績はございませんでした。また、平成29年度の実績ですが、今現在3件の実績がございます。平成28年度当初予算では、30万円掛ける10件で300万円の予算を計上させていただきました。平成29年度では、実績3件を勘案しまして、30万円掛ける5件、150万円を計上させていただいております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  バス利用促進敬老割引事業補助金40万5,000円の平成27年度、平成28年度の推移についてお答えいたします。平成27年度につきましては、当初予算額51万円に対しまして、決算額は22万7,250円でございました。平成28年度につきましては、当初予算額40万5,000円に対しまして、決算額といたしまして18万1,650円でございました。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 多世代ファミリー同居支援についてお答えいただいたのですが、これは事業が平成28年度の途中からだったというふうに記憶をしていますが、先ほどの答弁の内容ですと、平成28年度当初で300万円というふうにお答えいただいたと思うのですが、実際には平成29年度当初が300万円だったと思うのですが、もう一度お願いしてよろしいですか。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時15分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時16分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 企画課長。 ◎企画課長(酒井昭仁君) お時間をいただき、すみませんでした。  平成28年度の当初予算では70万円掛ける10件で700万円、平成29年度当初予算では30万円掛ける10件で300万円、平成30年度当初予算では30万円掛ける5件で150万円の計上となっております。大変すみませんでした。  加えまして、平成28年度につきましては、要綱の制定が遅れたため、実質的な実績が上がらなかったものでございます。すみません、ちょっと訂正をさせてください。  平成28年度の当初予算が70万円掛ける10件で700万円、平成29年度の当初予算が30万円掛ける10件で300万円、平成30年度の当初予算で30万円掛ける5件で150万円の計上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時17分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時18分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 企画課長。 ◎企画課長(酒井昭仁君) すみません、たびたび申し訳ありません。  そもそもこれは、国の国庫補助金を想定していまして、その時には70万円の単価で想定をしておりました。その後、国に申請したところ、国庫補助金の不採択となってしまいましたので、単独事業となりまして、それで単価を減額させていただき、執行させていただいているものでございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  平成28年度は準備が間に合わなかったということで、実績が上がらなかったというお答えですが、ともに平成28年度、平成29年度が10件ずつを見込んでいたということで、平成29年度は実績が3件となっています。来年度の平成30年度が、今年度の実績から見てさらに減額をするということになっていますが、見込んだ件数よりも、大幅に低い、少ない受注件数かなというふうに思いますが、この事業自体、需要が見込めない、市民ニーズの低い事業だというふうに言えるのではないかと思いますが、担当課ではどのように考えているかをお伺いします。  また、バス路線事業、バス利用促進敬老割引のほうですが、予算額と実績をお答えいただきました。実績としては、平成27年度で22万円、平成28年度で18万円ということで、徐々に下がってきています。それに応じて、予算も少し減額をされているかというふうに思いますが、来年度は今年度と同じ40万5,000円ということで、この敬老割引利用促進のために、活用していくという予算になっているというふうに思います。この予算を全額使っていくことがこのバス事業を維持していくために必要なことかというふうにも思いますので、このバス利用促進敬老割引事業を周知していく、その具体的な来年度の予定などお伺いしたいと思います。例えば、広報への掲載回数、また、チラシをまいているということを先日の一般質問でもお伺いしましたが、チラシの枚数ですとか、置いたり、また、配布したりする箇所数など、予定がありましたらお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 企画課長。 ◎企画課長(酒井昭仁君) 多世代ファミリー同居支援増改築等補助金の事業が、市民ニーズに合ってないのではないのかということなのですが、これ、要綱制定いたしましたときに、そもそもの事業の目的である子育て環境の向上と、家族の絆を深めることなどを目指して、3世代以上の家族が同居するための住宅の増改築及びリフォーム費用を補助するということでございますので、市民ニーズに合っていないということも3件ありましたので、ないかとは考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  バス利用促進敬老割引事業のPRということでご質疑をいただきましたが、今年度、平成29年度につきましても、高齢者団体にチラシを配布いたしまして、広報にも掲載をさせていただきました。来年度以降につきましても、高齢者団体への周知ということで、昨年は一度だったのですけれども、地域安全課といたしましては、防犯関係の高齢者への教室、交通安全の教室等もございますので、その際に多くの方に周知できるようPRしていきたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 同居支援については、市民のニーズに応えて行う事業というよりは、政策誘導という面もあったのかなということでお答えいただきました。しかし、10件見込んだ中で3件ということで、やはりこれは少ないというふうに感じられると思います。この多世代ファミリー同居支援は、先ほど課長のほうからも答弁がありましたが、家族の絆を強めるですとか、子育て世代を応援するということで、非常にその補助する事業に対していろいろな条件が限られている事業だというふうに思います。そのためにこうして事業申請が少ない状況であるのではないかというふうに私は思いますが、この事業が来年度で終了するということで、その後、例えばこういった住まい方を限らないような住宅リフォーム助成制度のような、新しい制度を創設していく考えがないかお伺いしたいと思います。市税の質疑の答弁の中にも、納税相談課の課長から答弁いただきましたが、市内の景況感に差がある、また、小規模な事業所は不安定な実情も抱えていることがうかがうことができます。こういった中で、住宅リフォーム助成制度、他市では地域活性化と効果を上げていますので、創設についてどのようにお考えになっているかお伺いしたいと思います。  バス利用促進敬老割引の事業について、さまざまな団体だったり、また、広報なども含めてだと思いますが、周知を図っていくということでお答えいただきました。ぜひ40万5,000円満額、皆さんに使っていただけるようにというふうに思います。利用促進としては、他市ではバスの乗り方講座でしたり、そういったことも取り組んでいたりするところもあります。そういったバス利用促進敬老割引に限らない利用促進策など、もしあればお答えいただければと思います。お願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 企画課長。
    ◎企画課長(酒井昭仁君) 地域の活性化や経済の活性化に繋がるような、住宅リフォーム全般に対する補助金の創設ということで質疑をいただきましたが、現在のところそのような補助金を創設する予定はございません。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  他市の状況、先進的な事例等を参考にさせていただきながら、より多くの方にバスを利用していただけるように調査研究を進めていきたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 72ページ、第13目交通対策費バス路線事業について、第13節委託料、第19節負担金補助及び交付金についてお伺いいたします。  全体で聞かせていただきますので、どの項目ということじゃなくて聞かせていただきたいと思います。バスの運行時間を決める根拠について、まずお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) バスの運行時間の根拠ということでございますが、他の公共交通機関との調整もございますので、鉄道ですとかその他のバスの時刻も参考にしながら、決めていくものだと理解しております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 他のバス会社等と調整しながらということでございますが、利用者数が少ない理由といたしまして、利用者との利用時間のミスマッチなど考えられるのですが、聞き取りだとか、また、アンケート等調査したことがあるかどうかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) アンケート調査等についてでございますが、平成29年度は実施しておりません。過去には実施をした事例がございます。アンケート調査とは別に、乗降調査については、各路線とも毎年一度は行っている状況でございます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 今の答弁からしますと、私どもこの前も一般質問で聞かせていただいたのですが、空車に近い状態の運行をたびたび見るのでございますけれども、改善する対策といいますか、どのように考えているかもう一度お願いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  バス利用が劇的に改善するというような、アイディアというのがなかなか見つからないものでございますから、先ほど答弁をいたしましたように、地道に市民の方に周知をしていくしかないのかなというふうに考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) このバス路線事業、1億円以上の投資をするわけでございますから、多くの方に利用してもらえるような、そういうことを考えていただかないと、空車を走らせていても非常にもったいないような気がしますので、先日申し上げたように、免許証の自主返納者に対して、割引でもいいし、無料乗車でもいいからその辺のことを考えていただければと、そのように思います。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 総務費について何点か質疑させていただきます。  まず56ページ、市勢要覧作成委託料669万6,000円、新規事業シートだと2ページにございますが、まずその目的と委託先を伺います。  2点目、64ページ、神田市有地駐輪場等撤去工事119万9,000円、この内容について2点伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 秘書課長。 ◎秘書課長(小島治君) お答えいたします。  市勢要覧の作成の委託でございますが、例年、4年に一度作成させていただいております。市長選挙の行われる年に委託をさせていただきまして、変更がかなりありますので、そちらのほうの関係で、印刷部数等を考えて作成をしているところでございます。委託業者につきましては、毎年、指名競争入札という形で行っておりますので、前回は朝日印刷さんが落としております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 窪田委員のご質疑にお答えさせていただきます。  神田市有地駐輪場等撤去工事につきまして119万9,000円でございます。神田市有地につきましては、美九里西小学校、宿神田の信号が美九里地区にございますが、学校へ向かっていきまして、南側に藤岡土木事務所で歩道を建設しております。その拡幅工事に伴いまして、美九里西小学校と美九里西保育園の間に市有地がございます。そこの市有地に樹木、桜とかシュロの木がございまして、それと駐輪場、ブロック塀で建設されている駐輪場がございます。それの撤去を行う工事でございます。一応予定としましては、県の藤岡土木事務所のほうから、来年の夏ごろまでには撤去していただきたいということで伺っておりますので、そのような予定で実施してまいりたいというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 市勢要覧のほうについてですが、印刷物で部数等を考えてというご答弁ございましたが、その体裁ですね、判型、ページ数、そして予定の印刷部数について伺います。  もう1点、CD-ROM版、また、市ホームページでの公開等も考えているのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 秘書課長。 ◎秘書課長(小島治君) 印刷物でございますが、今現在考えている仕様でございますが、A4版のフルカラーで40ページでございます。部数でございますが、日本語版を3,000部、英語版を1,000部、中国語版を1,000部考えてございます。また、CD-ROM、ホームページの掲載については、現在行ってございませんけれども、今後検討したいと思っております。入札の段階で考えていきたいと思っております。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) さらに広く、藤岡市のことを知っていただくという意味で、ホームページの公開、CD-ROM版などの作成もご検討いただきますようお願いいたします。  続きまして72ページ、みかぼみらい館大小ホール調光特性発生器修繕工事463万2,000円ということで、予算事業シート5ページには舞台の照明演出を行うための装置であり、3台のうち1台が故障しているとあり、同時にこれは耐用年数が10年のもので、平成7年の開館以来一度も更新していないともありました。そこで伺いますが、耐用年数10年のものを20年以上使用しているということなのですけれども、まずこの予算は故障した1台の修理を行うものなのか、それともこの書きぶりからしますと、他の2台のオーバーホール等も行うものなのかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 自治交流課長。 ◎自治交流課長(福井保次郎君) お答えいたします。  みかぼみらい館大小ホール調光特性発生器修繕工事でございますが、今委員おっしゃったとおり、この調光特性発生器は舞台の照明演出における光を調整する中枢の装置であります。この装置が故障すると舞台の照明演出に多大な影響を与えることになるというものでございます。現在3つの装置で調光を制御しておりますが、大ホールの1つの基盤が制御不能となりまして、予備装置に切り替えて使用しています。また、小ホールにおきましても、1つの基盤が制御不能となり、予備装置に切り替えて使用をしている状態でございます。この調光特性発生器の耐用年数、先ほど委員が申したとおり10年ということで、現在、開館以来一度も更新したことがございません。今回はこの3つの装置、大小ホールともすべて取り替えるというものでございます。予算でいきますと、大ホールが214万4,000円、小ホール214万40,000円の2台を考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 今のご答弁ですと、修繕というよりは更新という考え方でよろしいのかと思います。はい、了解いたしました。  最後に、73ページ、先ほどから質疑を行われておりますが、乗合バスの件について伺います。上平線運行委託料980万7,000円ということでございます。また、バス購入費が502万9,000円ということでございますが、新規事業シート6ページではバス車両小型化し経費を削減するとあります。これも私、何度か質疑してきたかと思うのですけれども、上平線に限らず、現行のバス路線、もちろん改善の必要はあるかと思いますが、利用客が仮に少なくても重要な社会資源として、持続可能なものにしていかなければならないと考えますので、評価するところです。この今後の委託先と購入予定の車両についてお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  上平線のバス運行委託料につきましてでございますが、バスの車両につきましては、現在は30人乗りのバスを利用しておりますが、利用者が少ないということで、効果的な運行ということで、来年度の10月から10人乗りの車両を想定しております。それから委託先でございますが、まだ、委託先については確定しておりませんけれども、効果的な運行と考えますと、実績等ございます業者に、現在めぐるん、市内循環を行っている事業者が有力ではないのかなというふうに私は考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  丸山保君。 ◆委員(丸山保君) 73ページ、バス路線事業19節です。  先ほどからバスの件で3名の委員さんが質疑等していただいたのですが、私もこの上平線のバスの件で質疑をしますけれども、ここ上平線というのは50年から60年、全然見直しがまずしてありません。それで利用者が先ほども出ていましたけれども、1カ月で約156人、1日平均約5便出ているのですが、利用者が5人。そしてそれが朝・夕方に集中していまして、日中はほとんど空車であります。こういったことを考えますと、本当に無駄な動きをしているわけなのですが、その辺もひとつご検討していただきたいのと、もう一つは、なかなか日野地区も高齢化に入り、上平のバス停まで歩いていけないのが現状であります。それで大変厳しい年金の中でタクシーを呼んだり、そういったこととか近所の人を頼んで藤岡市内まで乗せていっていただくと、そうするとまたそれにお礼が加わるという中で、大変厳しいのが状況であります。そこで、三波川地区で今やっておりますデマンドバスですか、そういった形式のものを日野地区でも利用していただき、予約等でバスが動くと、そういったことを考えてもらわないと、今後、大変足腰の弱いお年寄り、高齢者には厳しいところがありますので、こういったことを考えていただけるかどうかをお聞きして質疑を終わります。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  上平線の運行についてということでご質疑をいただいと思います。上平線につきましては、その特徴といたしまして、ららん藤岡から上平地区まで運行しております。現在、26キロを越える路線区間となっておりまして、かなり長い、1時間をかける路線となっております。利用者につきましては、約3分の2につきましては日野地区以外の方のご利用、3分の1が日野地区のバス停でご利用いただくというような状況になっております。  三波川デマンド号のような、デマンド運行が可能かどうかというご質疑だと思いますが、10月からの小型化の導入に向けまして、担当課といたしまして、県道から各支線に入って、各地区に乗り入れが可能かという調査を実施いたしました。県道からの入る道、すれ違いが困難な道でありますとか、行った先で安全にUターンができる場所、そういったものがないとバス運行としてはなかなか難しいのかなというような状況でございました。運行自体につきましても、今現状、1時間をかけて運行しておりますが、またその支線に入りますと、時間がかなり長大な路線となりまして、デマンド化をするような形というのはなかなか難しいのかなと現状では考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 73ページ、私のほうからもバスのことで伺います。  今、話に出ているのですけど、デマンドバスのことについてなんですが、運行委託876万円これの予算の根拠と、それと現在の運行方法についてご説明ください。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  デマンドバス三波川線の運行委託料の根拠でございますが、まず運送費、運賃による経常収入、ここから経常費用、人件費ですとか、燃料費、修繕料、保険料等を引きまして、それが経常損益という形で出てまいります。バス路線につきましては、黒字化はなかなか難しい形ですので、いわゆる赤字という額が出てまいりまして、その額に適正利潤を足した額を消費税を掛けまして、その額が年額委託料として今回876万円を計上させていただいた次第でございます。  運行の形態でございますが、平成20年10月よりデマンドバス運行をしております。土日を除く1日5便、電話予約を受けまして、鬼石地域と三波川地域、三波川地域につきましては面指定をいたしまして、バス停という形ではなく、バスが乗り入れる場所、可能な場所につきまして乗降口を設けて利用していただくというような状況となっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 予算の根拠ですけれども、もしここにバスを走らせたらというふうなところがベースになっているのかなというふうなところで、その運行方法については土日以外5便というふうなことなのですが、予約を受けてというふうな説明でした。予約がなかった場合には、この運行はされていないというふうなことになろうかと思うのですけれども、そこら辺の確認をしたいのが1点と、この今説明があったことを踏まえて、過去さかのぼって3年くらいでいいのですけれども、実績をお示しください。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) まず、予約についてでございますが、三波川線デマンド運行しておりますので、委員のおっしゃるとおり予約がない場合には運行しないという形となっております。  それから利用実績でございますが、過去3年間ということでご報告をさせていただきます。平成26年度につきましては、1,374人のご利用がございました。平成27年度には1,414人、平成28年度は1,155人の利用となっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 実績については、人数で今報告いただいたのですけれども、これが何便にわたるのかというふうなことにあっては、その時の乗車状況によっても違ってくるのだろうと思います。そもそもが予約がなければ運行しないというふうなことでして、ここら辺の実績に伴って、年度実績が違っていてもこの予算額に変わりはないだろうというふうなことが今示されたわけなのですけれども、どこら辺までが限度といいますか、許容範囲といいますか、考えていらっしゃいますか。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) 今、委員から利用者減が続いている状況で、どこら辺までというお話をいただきました。なかなか難しいことではあるのですけれども、過疎地域、高齢者の多い地域を運行するバスということでございますので、担当課といたしましては、高齢者の足の確保ということですので、運行は続けていきたいというふうに考えております。 ○委員長(岩﨑和則君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 交通弱者のいるところ、高齢者のいるところへ行くと、こういった足の確保みたいなことは、日ごろからよく問題提起されているところです。なくなっちゃっていいのかということに関しては、決してそういうことで質疑しているわけではないのですけれども、効率の良い運行方法、あるいは利用者のための運行方法というふうなところで、改善が必要な部分もあるのじゃなかろうかなということで質疑をさせていただいております。876万円は、日によって運行しようがしまいが、この費用がかかるのですね。でしたら、1日必ず朝1便、午後1便は回してもらう、そういうふうな工夫も必要なんじゃなかろうかと思います。そこら辺についての考え方はお持ちですか。 ○委員長(岩﨑和則君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(塚本英夫君) お答えいたします。  三波川号デマンドバス導入の際に、地域、また町内、また地域公共交通会議で運行について話し合いを持たれた中で、デマンドバス運行を行っておるわけなのですけれども、デマンド運行のメリット、デメリットもございます。また、定期路線のメリット、デメリット、利用者目線、また運行する側として、メリット、デメリットもございまして、どちらも考慮しながら考えていきたいというふうに考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 最後にします。  もしそういうことがかなわないのであれば、費用に対してのどうなのだというふうなことになりますので、実績でもって経費を上げてもらう。何便出たか、何人乗せたのかというふうに報告を上げていただいて、その効果によって費用が発生する。そういったことも踏まえて、色々な会議があるのでしょうから、検討を重ねていただきたいと思います。これからは、こういったことについても、いわゆる費用対効果ですけれども、そういうものとかかる費用とサービスのバランスがうまく取れるような研究を重ねていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 55ページの、第2款総務費の中の東日本大震災復興支援職員派遣事業、第9節旅費の34万8,000円の内訳について、内容をお願いいたします。  それと、65ページですね、庁舎管理事業の中の、本庁舎自家用電気工作物高圧受電設備改修工事6,426万円についてなのですが、この件については、予算事業シートのほうを見てみますと、省エネルギー化の推進並びに市民サービスと職員環境の向上を図るというふうな形の中で、本庁舎の地下から、地上に物件を移動するのだというふうなことなのですけれども、これが1億1,000万円くらいの事業でやるのですけれども、この費用、ちょっといろいろよく考えてみたときに、藤岡市は本庁舎の建て替えのための資金なんかも積んでおりますけれども、こういった事業が果たしてこんな緊急に必要なのかどうか伺います。
    ○委員長(岩﨑和則君) 職員課長。 ◎職員課長(村木道生君) それでは東日本大震災復興支援職員派遣事業の職員旅費についてご説明申し上げます。  こちらの旅費につきましては、平成23年に発生しました東日本大震災に甚大な被害を受けております宮城県多賀城市に、派遣依頼に基づき職員1人を派遣しております。その派遣職員が月1回の事務連絡のために、多賀城市と藤岡市を往復する際の旅費、運賃、群馬藤岡駅から多賀城市までの月2回分の運賃掛ける12カ月分、それとうちのほうの職員が事務連絡のために多賀城市を訪問する際の日当が入っております。  以上、説明となります。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) 茂木委員の質疑にお答えをさせていただきます。  本庁舎自家用電気工作物高圧受電設備改修工事6,426万円の予算でございます。これにつきましては、現在本庁舎の地下にキュービクルと言われている、高圧の受電設備が地下にございます。それを地上に移設させていただきたいという工事でございます。地下の今現在の自家用電気工作物、高圧受電設備につきましては、以前5,6年前から老朽化が激しくて、改修の指摘が点検でされています。老朽化に伴いまして、全面改修が指摘をされております。長年の懸案事項でございました。地下にある設備は、漏水だとか、豪雨だとかという形で水が浸水してしまいますと、本庁舎がストップしてしまうような状況でございますので、そういうことを勘案しながら、今年度、平成29年度に設計させていただきまして、平成30年度に改修工事をさせていただきたいというものになってございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まず、東日本大震災復興支援の関係については、多賀城市のほうにということで、私も多賀城市には何回かお邪魔をしたことがあります。震災から7年を経過する中、職員の方の仕事の内容、求められる人材というものが、私、変わってきているのではないかなと思いますけれども、その辺について、人材の関係これまでに何人の方がどんな関係の中で仕事をし、また平成30年度以降は、どういう形の中で進めていくのか。それと、この職員の旅費の内訳はわかりました。いわゆる群馬藤岡駅から多賀城市までの往復の月1回の行き帰りの運賃だということでございますけれども、そうしますと、この駐車場の使用料というのが第14節の中に出てきているのですけれども、これはどういうことなのかなというふうに思うのですけれども、その辺についての整合性はどういうふうになっているのか伺います。  それと、このキュービクルを老朽化に伴って地上に移設というふうなことなのですけれども、こういった中でこれが現実問題として現状のままでいったときに、本庁舎の建て替えまでもたないのですかね。過去に水没したり、水によってそういうふうな事故が起きたりとかいったことがあったのかどうか、またこの修理をすることによってどのくらいの形の中の延長が認められるのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 職員課長。 ◎職員課長(村木道生君) まず東日本大震災復興支援職員派遣事業の職員旅費のほうになります。こちらのほうの旅費は先ほど申し上げました、事務連絡のための往復旅費、駐車場の使用料につきましては、派遣している職員が、個人の車を持って行っております。普段の生活のときに、向こうで車を使う際に、その車を置いておくための駐車場代という形でやっております。あくまでも事務連絡に来るときは自家用車で来るのではなく、電車を使って来ているというような状況なので、このような計上をさせていただいております。  また、派遣職員が平成24年度から派遣を始めているわけですけれども、総勢で10名という形になります。多賀城市のほうとしては、下水道の普及率が非常に高いものですから、下水道の復旧という形で、技術職を欲しがっております。当初はうちのほうも平成27年度までは技術職員を派遣していたのですけれども、こちらのほうの台所事情というのではないですけれども、技術職が当市のほうも不足している状況がありますので、平成28年度からは事務職という形の派遣に切り替わっております。また、平成30年度も同じような形で事務職を現在のところ考えております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 財政課長。 ◎財政課長(横田道明君) お答えさせていただきます。  先ほど申し上げましたとおり、設備が地下にございますので、過去、大変お恥ずかしい話なのですが、地下に水道管が通っております。その水道管がはねたことが実はありまして、浸水の大きな被害にはならなかったのですが、そういうこともございます。あと皆様ご存知の通り、今ゲリラ豪雨とかそういうものがございまして、地下にあるのは大変危険だという形での判断となります。一番は老朽化しているので、まず改修工事をさせていただきたいということが目的なのですが、一方でそういう被害が懸念されるということで、工事をさせていただきたいというものでございます。耐用年数につきましては、設備でございますので、通常言われているのは10年とか15年とか、という形になってございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第2款総務費について質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                   午後 1時59分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 2時00分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 第3款民生費について質疑に入ります。ページは87ページから119ページまでであります。ご質疑はありませんか。  内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) 民生費につきまして、2点ほど質疑させていただきます。  まず、89ページ社会福祉協議会交付金、ここの部分で聞いてよいか少々不明なのですけれども、質疑をさせていただきます。  先日、食品ロスに取り組むボランティア団体が、余った食品を捨てずに必要な人に再分配する、フードドライブの取り組みが行われました。約2時間ほどで、レトルト食品などダンボール8箱分の食品と、60キロほどのお米が集まったとのことです。これらの食品は、社会福祉協議会を通じて、必要な家庭に提供されると伺っておりますが、その分配の基準、対象の基準であったりとか、分配方法をお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) お答えします。  宮本町生活学校の団体がやったということで承知しております。そのダンボール8箱分につきましては、社会福祉協議会のほうに全部お送りして、社会福祉協議会のほうで生活に困った方に配布するというふうに聞いております。社会福祉協議会では、どういった方に配布するのかということで、私のほうでも確認しましたところ、現在のところ生活困窮者自立支援事業のほうで相談に来た方に対して、そういった食品が必要だという方に対して配布していくというような考えというふうに伺っております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございます。  生活困窮の相談があった場合に、配付するということかと思いますが、こういう分配していただける、そういったことを市民の方が知らないというのがほとんどだと思います。こういった制度を知らないけれども、実は生活が苦しく、食費を切り詰めながら生活されている、生活困窮の方が多い現状を私も感じておりますので、ぜひこういった生活困窮の方がこういったものを利用できるように、お知らせをしていただきたいと思いますが、そのお考えがあるか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) 現在のところ、社会福祉協議会のほうにも確認したのですけれども、配付するのに全市民を対象に配付するとなると、社会福祉協議会のほうでもその人の専用の人を張りつけないと、現状ではできないというふうに言っておりました。市でも基準を設けて、そういった形でやるのであれば、基準を設けてやるしかないと思いますので、現状においては、生活困窮の相談に来た方に対象として行っていくしか方法がないのかなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございます。  実際に集まったものが、配りきれずに無駄になるということがないように、ご活用をぜひお願いいたします。また、5月に再度、フードドライブを行うというふうに聞いております。こういったフードドライブで集めた食品を、フードバンクとして、そういった制度を作ることによって、無駄なく配付できると思いますので、ぜひフードバンクのご検討もお願いしたいと思います。前橋市、太田市ではこういった余っている食品が多くの方に活用されて、活かされているというふうに聞いております。こういったフードドライブを今後も行って、市としても協力して行っていくお考えがあるか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) フードドライブからフードバンクへというようなお話だったかと思います。  現在において、市としましても、できる支援はしていきたいというふうには思いますけれども、主体的にフードバンク事業をしていくということになりますと、基準ですとか、そういったものも設けていかなければならないというふうに考えておりますので、現状ではなかなかそこまでは至らないのかなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございました。  続きまして、107ページ一番最後の部分ですが、子育て応援券交付・利用補助金についてお伺いいたします。昨年度の利用実績をお示しください。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 子育て応援券の事業についてお答えいたします。  平成28年度の実績ですけれども、この事業は10月より開始された事業となっております。10月から3月まで交付につきましては31人の方に交付をいたしまして、利用者数が2人です。利用枚数については7枚となっております。利用の内容につきましては、ファミリーサポートセンターの利用となっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございます。  2名の方にご利用いただいたということですが、少々少ないように感じます。私自身、対象の方からこの応援券の使い方がよくわからないというふうに聞かれたこともございましたので、もしかすると、利用方法がよくわからなくて使ってない方もいらっしゃるかと思います。こちらの周知方法なども改善する必要もあるのかなと思います。  また、その利用方法の見直しもある意味必要ではないかなというふうに思います。産後のお母さんの支援につながるという、一番ニーズの高いものをやはり選んでいくべきではないかなというふうに思います。できればニーズを調査していただくのが一番良いかと思いますけれども、ある自治体ではこういった子育て応援券の利用対象項目に、オムツの購入であったり、粉ミルクの購入に使用することができるというところもあり、喜ばれているとのことです。こういったオムツなどの子育て用品の購入に利用できるようにするお考えがあるか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 子育て応援券のことについてお答えいたします。  周知方法につきましては、現在ホームページと、あとは広報でお知らせをしております。また、子育て世代包括支援センター、こちらのほうにお見えになった場合に、ご案内のほうを差し上げております。今年度の交付につきましては67人、また利用者数は14人というような形で、いくらか進んではいるのですけれども、より広報については力を入れていきたいと思います。  また、利用券の利用内容の見直しについてですけれども、現在はファミリーサポートセンターと、あとは事業所、家事の手伝いに入っていただく事業所が3事業所、指定をされております。現状におきましては、この子育て応援券の利用につきましては、全てがファミリーサポートセンターの利用となっております。なかなか子育て世代包括支援センターのほうにいらっしゃる方に聞き取りで、こういう事業所の利用はいかがでしょうかという話はさせていただいているのですけれども、どうしても家の中に入って何かをしてもらうというのは、ちょっと嫌だというような回答がかなり多い状況でございます。その辺も踏まえて、この利用が広がるようにいろいろ検討を、調査研究のほうはしていきたいと思います。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 第3款民生費105ページの、栗須の郷運営事業について質疑をさせていただきます。  委託料、栗須の郷指定管理委託料2,996万8,000円計上されていますが、この委託料の中に利用者数などが見込まれているか、そしてその利用者数はどういった基準で見込まれているかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) お答えします。  利用者数についてでございますけれども、平成30年度予算を組むのに当たりまして、実績のあります平成28年度実績でもって積算しております。人数が何人というふうには積算しておりませんけれども、利用料収入につきましては、平成29年度と同額の利用料収入を見込んでおります。入館料の収入は、1,800万円の利用料収入を見込んでおります。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 平成28年度実績で見込んでいるということでお答えいただきました。  平成30年度は去年までゆったり館が社会福祉協議会のほうで営業されていましたが、平成30年度からは当初から栗須の郷だけになるということですが、ゆったり館の利用者については、この栗須の郷の利用者に平成30年度で見込んでいるか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) ゆったり館廃止後の利用者を、栗須の郷のほうの利用者で見込んでいるかというようなご質疑だと思います。  ゆったり館の利用者につきましては、1日平均約25名くらいの利用者がありました。それがゆったり館のほうにどれだけ利用されているかというのは、なかなか見込む数字が難しいものでありますので、ゆったり館の利用者、使っていた方が栗須の郷に何人くらい多く利用するというふうには見込んでおりません。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ゆったり館が廃止になる際に、そのゆったり館を利用していた方、これは栗須の郷のほうに代わりに行ってもらうというようなことで、代替案を考えているというふうに担当課のほうで説明がありました。しかし、今年度からゆったり館の利用者は見込んでいないというお答えでした。このゆったり館と栗須の郷について、ちょっと過去の利用者数を伺いたいと思うのですが、平成27年度、平成28年度、平成29年度は途中までとなりますが、この推移をゆったり館、栗須の郷それぞれでお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) ゆったり館の利用者についてお答えします。  平成27年度が4,986人、平成28年度が5,693人、平成29年度、今年度ですが、平成29年度4月から6月の3カ月で1,247人です。  続きまして栗須の郷の利用者です。平成27年度が8万2,960人、平成28年度が7万5,896人、平成29年度が2月末で6万7,581人。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  ゆったり館のほうは、平成27年度から平成28年度で少しふえているということで、栗須の郷は逆に減っているということでした。平成29年度については、ゆったり館のほうで4月から6月の3カ月間で約48日ということですが、1,247人でした。栗須の郷は11カ月、2月までで6万7,581人ということで、この平成29年度分、仮にゆったり館のほうでは通常の営業日数202日に直してみますと、6,060人という数字になります。栗須の郷は279日が実績ですが、これが通常の、昨年度の、想像ではなく計算をしたのですが、7万4,113人というふうになります。ゆったり館の利用者が代わりに栗須の郷に行くというのであれば、この栗須の郷の利用者、減少傾向になるということは、ちょっと説明ができないのかなというふうに思いますが、実際には、現実的な代替案ではなかったのではないかというふうに思います。ゆったり館を利用していた80代の女性のに話を聞きましたが、ゆったり館に毎回通っていた方で、楽しみにお風呂に入っていたという方でした。この方、家にお風呂がないわけではなく、実際には家にお風呂はあるのですが、本人の足の具合が悪くて、そして家の造りも古くて深いお風呂にお湯をためて入ることができないということでした。ゆったり館が廃止になるということを聞いて、試しに一人でお風呂に入って、お湯を入れないでですが、入ってみたそうですが、出られなくて本当に怖い思いをしたということです。今はデイサービスに通って週に2回の入浴サービスを受けているということですが、こういった方が、この方だけではないというふうにも思います。このゆったり館、廃止になる際に市民サービスの大きな低下はないというふうに説明がありましたが、その説明の根拠はどういったものだったかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) 平成28年の12月議会の教務厚生常任委員会で私が説明させていただきました。そのときの市民サービスに大きな影響はないというふうに申し上げたのは、現在ゆったり館で利用者の中でお風呂がない世帯はほとんどいないだろうということです。ゆったり館ができた時に、近所の銭湯が無くなり、そういったことも踏まえてゆったり館ができたというふうに考えております。そういった意味から大きな市民サービスの低下にはつながらないというふうにお答えしました。それから、代替案として栗須の郷というふうにお答えしたのですけれども、近くのこういった入浴施設は栗須の郷があって、バスで12分、1時間に1本出ているというふうに私のほうでお答えしました。その中で、代替案を栗須の郷というふうにお答えしたのではなく、バスでの利用をお願いしたいと考えているというふうにお答えしております。多くの人が栗須の郷を利用して、そのときから多くの方が栗須の郷を利用するだろうというふうには当時からも予測はしていなかったというようなところでございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ゆったり館廃止の際に、栗須の郷を想定していなかったということですが、そうしますとやはり大きなサービスの低下が、このゆったり館周辺であったかというふうに思います。先ほどは、説明の際に、根拠としてどんなものをというふうに質疑させていただいたのですが、サービスの大きな低下がないという根拠としては、例えば何か調査を行ったですとか、周辺の聞き取りを・・・。  栗須の郷指定管理委託料のほうに戻らせていただきますが、栗須の郷で入浴を受けている方の中で・・・。すみません、質疑を終わります。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。
     窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 112ページ、民間保育所等施設整備費補助金1億7,386万4,000円ということでございまして、予算事業シート8ページには、のぞみ幼稚園が幼保連携型認定こども園となる、それに際しての補助であると。その理由としては調理室の整備が必要とありました。この予算規模からしますと、調理室の増設ということではなくて、全面新規建て替えということでよいのか聞きます。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えをさせていただきます。  のぞみ幼稚園の園舎改築にかかわる内容ですけれども、委員のご指摘の通り、幼保連携型認定こども園移行の為の厨房整備を予定しております。また、昭和56年以前の建物であるため、耐震補強も視野に入れた整備となっております。その分も含めているということでご理解いただければと思います。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) そうしますと全面的な改装という感覚でよろしいのでしょうか。また、耐震補強、新築ではなく現在の園舎を改良するという感覚でよろしいのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  のぞみ幼稚園の場合は、奥のほうに鉄筋の建物がありまして、手前のほうに事務室等が入っている建物がございます。奥のほうの建物に関しては、そのまま残して補強するような形で、手前のほうを新しくするというような予定でございます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 最初に、99ページの第3款民生費厚生援護事業の中の負担金補助及び交付金の中で、海外戦跡巡拝補助金10万4,000円なのですけれども、これの内訳と、海外の戦場の跡というか、そういったところの場所、平成28年度、平成29年度の実績と今回予定している場所がどこになるのか、人数をまず伺います。  それと、ページが戻りますけれども、同じく民生費地域生活支援事業の中の92ページですけれども、扶助費の中で、成年後見制度利用費67万2,000円ですけれども、これの平成28年度、平成29年度の中の民生費の使われた実績、それと今年度、どの程度の金額の中で何人を予定しているのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 2時26分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 2時28分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) 時間を取ってすみません。  海外戦跡巡拝補助金であります。人数の実績ですけれども、平成28年度は1人、平成29年度はありませんでした。平成30年度は1人を見込んでおります。それから場所なのですけれども、平成28・29年度ともに東南アジアなのですけれども、ちょっとすみません、場所まで申し上げられなくて申し訳ありません。平成30年度はフィリピンを予定しております。  それから、成年後見制度利用費についてです。平成28年度につきましては、実績はありません。平成29年度につきましては、1人保佐で利用しております。それからもう1人申請しておりまして、その方は後見人になると伺っております。障害者の事業ですので、2人とも精神の障がいがある方でございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 海外の戦場の跡を遺族の会の方が行っている事業だと思いますけれども、東南アジアといっても随分広いですよね。最近よくあるのですけれども、ラバウル航空隊の跡のところなんかが、シンガポールを経由して丸1日がかりで行ってきたというふうな群馬県の人の話なんかも聞きますけれども、非常にそういった中で、ゼロ戦の残骸だとかなんかも、全部ではないけれどあるような話も聞いております。そういった中で今年度がフィリピンということですけれども、フィリピンだっていろんな形の中でありますけれども、これあれですかね、海外に行く目的というのは、やはり市内の方で海外の戦地で不幸にも命を落とされた人の所というふうな形の中で、ある程度区切っていっているのでしょうか。その辺がちょっと疑問点なのですね。そういった中で、1人ではなく、そういった中では若い人を含めた中で、そういうふうな慰霊を行うほうが、こういった中での補助金が非常に役に立つのではないかなというふうな気がしますけれども、どのような制度の下にこれが行われているのかお尋ねをいたします。  それと、成年後見制度ですけれども、民生費の中で障がい者の方だということで、平成29年度に1人、保佐と申請が1人あるということですけれども、これ日額が幾らの形の中で決まっておるのか。というのは、予算書の中で1カ月に2万8,000円掛ける12カ月の2人分というふうな形の中で算定していますけれども、今現実に始めて適用されました、日額が保佐の方、また後見人になる方の日額というものは幾らで決まっているのでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) 海外戦跡巡拝補助金ですけれども、アジア地域で巡拝参拝を実施して当該戦没者の遺族により、現地追悼を行って戦没者の鎮魂と追悼を行うというような目的で行っております。それからすみません、平成28年度の実施場所ですけれども、東部ニューギニア、パプアニューギニア地域でございました。それから、若い人にというようなことでご意見だと思います。若い人に対しましては、沖縄「群馬の塔」慰霊青少年参拝補助金というのがございます。東南アジア等の所ではないのですけれども、沖縄の「群馬の塔」に慰霊してもらって、それに補助金を出すという制度はございます。  それから、成年後見人の関係ですけれども、すみません、日額については幾らになったかというのは把握していない状況であります。何年も茂木議員よりこの金額は高すぎるのではないかというようなご指摘をいただいているところでございますが、金額につきましては、国の単価をそのまま計上して、利用される方が不足しないようにというふうに計上しているところでございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まず、この後見人制度の関係で、日額を把握していないというのはおかしいのですよ。制度上だって、市が申請した金額に対して裁判所が決定してこの後見人、保佐の方には幾ら払いますよということを言ってこなければ、このお金の支出はできないわけだ。それを月額がわからないなんてことは絶対にありえない。なにを皆さんやっているのだか、信じられないのですけれども。制度を理解しないからこういうふうな形の中でというのは、私再三言っているとおり。ですから、日額をしっかり把握した中で、この67万2,000円の計上が本当に正しいのかどうかよく検討してください。もうそれ以上言っても本当に理解が進まないので、とにかく日額はしっかりと市が把握した中でやらないと、いつまでたってもそういった中でのこの利用が進まない状況になりますから、その辺を本当にぜひよろしくお願いしたいと思います。  それと、海外の所に行く、パプアニューギニアといえば当然のことながら、インドネシアの先のずっと、いわゆるガダルカナルをはじめとするいろんな中での所ですから、非常に費用もかかるし大変だなということで年齢の高い人なんかは非常に大きな負担というふうな形になりますよね。ですから、そういった中でこの海外戦跡の補助のあり方というのも、もう少し考えて、例えば近場であれば硫黄島でありサイパン島でありとか、いろんな形の中で藤岡市の方がいろんな中で亡くなっている件もあると思いますので、その辺ひとつ、きちんとした中でもう少し、うまくこの補助金が活かせるような形の政策を考えてもらいたいと思いますけれども、フィリピンはどこに行くのかお尋ねして、質疑を終わります。 ○委員長(岩﨑和則君) 福祉課長。 ◎福祉課長(相見肇君) 海外戦跡の訪問団ですけれども、県の遺族会が計画しておるところでございます。県の遺族会が県全体の中で募集をかけて、その中で市が参加するというようなものでございますので、市独自でやっているものではありませんので、場所につきましては県から今年はここでやりますよという案内が来て、市のほうで遺族会のほうに今年度はこういう方法でここに行きますけれども参加される方がいますかっていうふうな投げかけをして参加していただいているというようなところでございます。それから申し訳ありません、フィリピンの訪問する場所までについては把握しておりません。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 第3款民生費の106ページの下のところ、ファミリーサポートセンター運営事業について伺います。このファミリーサポートセンターの過去5年間の利用人数と、平均利用時間について伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) ファミリーサポートセンター運営事業についてお答えいたします。  昨年度、平成28年度につきましては、実利用人数のお答えでよろしいでしょうか。平成28年度につきましては活動件数162件、平成27年度につきましては活動件数260件、平成26年度につきましては活動件数が304件、平成25年度につきましては活動件数が330件、平成24年度につきましては活動件数が441件となっております。  活動の利用時間でよろしいでしょうか。平成28年度につきましては219.8時間、平成27年度につきましては228.5時間、平成26年度につきましては241時間、平成25年度につきましては247時間、平成24年度につきましては351.5時間で、すみません平均の数字を今持っていなくて、総時間数で申し訳ございません。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 1人あたりの平均利用時間についてはおわかりにならないとのことで、これは子育てするお母さんが困ったときに、市民の心ある方の登録のある方にお預けする制度で、少ない予算で子育てママをサポートできるとても貴重な制度だと思います。虐待防止とはいかないかもしれませんけれども、子育てに悩むママに暖かいサポートをより一層今後も推進していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) ファミリーサポートセンターにつきましては、会員数の登録自体は毎年ふえているのですけれども、活動件数が若干減少傾向になっております。広報等も含めまして、マッチング等に力を入れていきたいと思います。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第3款民生費について質疑を終結いたします。  第4款衛生費について質疑に入ります。ページは119ページから140ページまでであります。ご質疑はありませんか。  内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) 衛生費につきまして何点か質疑をさせていただきます。  まず、はじめに、120ページ第19節の病院群輪番制病院運営費補助金についてお伺いいたします。こちらにつきましては、夜間、休日等の小児科の輪番制度となっていると思いますが、公立藤岡総合病院につきまして、おそらく月に3回程度、夜間休日で対応していただけていると思います。子育て中のお母さんから、急に子どもの具合が悪くなって、近くの小児科に夜間救急にかかりたいという場合、当日、公立藤岡総合病院が当番医でない場合、公立富岡総合病院であったり、高崎の病院を紹介されるということで、なるべく近い病院にかかりたいという声がよく聞かれます。こちらの公立藤岡総合病院での担当をもう少しふやしていただけないかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(小島陽子君) 先ほどの内田委員の質疑の病院群輪番制病院運営費補助金のことなのですけれども、内田委員は小児医療に対しておっしゃっていたようなのですけれども、こちらは、市内の5病院、公立藤岡総合病院と藤岡市国民健康保険鬼石病院と医療法人和光会光病院と医療法人社団三思会くすのき病院と医療法人育生会篠塚病院が協力し合いまして、365日と休日対応でしている二次救急のことを申しておるわけなのですけれども、それで内田委員がおっしゃる内容は、西毛地域の小児輪番制のことだと思うのですけれども、そのことに関しては運営が県になっておりますが、委員おっしゃるとおり、公立藤岡総合病院の先生も協力しておりますし、あとは市内の先生も協力しておりまして、今の回数よりも、会議が1年に1回あるのですけれども、ふやそうというような意見も出ております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) 勘違いをしておりまして申し訳ございませんでした。ぜひ会議で回数をふやしていっていただけますよう、ぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、125ページ第13節委託料の中の、新生児聴覚検査委託料について伺ってまいります。まず、予算事業シート10ページに出産後に保護者負担で検査を受けていた聴覚検査費用について、群馬県内統一で群馬県医師会と契約し、検査費用を助成するものとあります。これまでの保護者の負担は数千円程度が多かったとお聞きしますが、1件あたりの契約額と、今回何人分の予算計上になるのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 新生児聴覚検査委託料についてお答えいたします。  こちらのほうは、契約につきましては県医師会との取りまとめという形になっております。見込んでいるのは、新生児聴覚検査1人3,000円を見込んでおりまして、事務手数料として、1人について100円が賦課されるような形になっております。見込んでいる人数につきましては、390人を見込んで計上させていただいております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) 続きまして、利用の手続きについてお伺いいたします。  県内の産院であれば、全員が特別な手続きをすることなく受けられるのかどうか。またその際は、受領委任払いとなるのか、自己負担はあるのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 新生児聴覚検査の受診に関してなのですけれども、費用につきましては医療機関により異なりますので、ちょっと金額についてはばらつきがございます。その中で藤岡市におきましては、初回診療の検査費用のうち3,000円を上限に助成をするというような形です。これにつきましては、一旦費用のほうを払っていただきまして、市のほうで申請をしていただいて、こちらからお支払いするというような形になっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございます。  また、県外での出産するケースもあるかと思います。その場合は、126ページの補助金のほうでカバーされることと思いますが、この場合は償還払いとなると思われますが、手続きについて伺います。  県外の場合は統一料金とは異なる場合が多いと思いますが、償還される額はこちらについても3,000円という上限になるのか、そちらについてもお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 新生児聴覚検査のことについて、先ほど私が申し上げた件をまず訂正をさせていただきたいと思います。  県内においての診療につきましては、受診券が出て、それで実施していただくというような形でございます。県外の医療機関で検査を受ける場合につきましては、委員さんのお話にもありましたけれども、まず自分のほうで支払っていただきまして、領収書と診療明細書、これを持参いただいて補助金をお出しするというような形になっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 内田裕美子君。 ◆委員(内田裕美子君) ありがとうございました。  続きまして127ページ、第13節委託料がん検診委託料について伺います。こちらには入っておりませんけれども、公立藤岡総合病院にPET・CTが導入されているかと思います。最新の医療機器を大いに活用していただき、病気の早期発見につなげていただきたいと思います。しかし、費用が10万円ほどするというふうに伺っております。高額でございますので、市民の方が受けやすいよう補助をしていくお考えがあるか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(小島陽子君) 私どもも、公立藤岡総合病院が新しくなって、PETが新しくなったというお話は聞いておりますが、まだそれ以上の話は進めておりませんので、またいろいろな利点を聞きながら、勉強させていただければと思っております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 衛生費について何点か質疑させていただきます。  その前に先ほどの内田委員の質疑の中で、市内の方については診療券を出してそれで受けるという、ちょっと当初の答弁を変更された部分がありますが、その点もう少しどのように受診をするのか、そしてその結果、差額が出たものについて、先ほどは償還払いというご説明だったと思うのですが、その辺もう一度お願いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 2時51分休憩 ────────────────────────────────────────────
     午後 2時52分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お時間いただきまして大変申し訳ありませんでした。  藤岡市の市民の場合には、藤岡市から3,000円分の受診券が出されます。県内のどこでも受診のほうができるような形になりまして、3,000円を超えた場合には自己負担をしていただくというような形になっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) そうしますと3,000円分のバウチャーを発行すると、差額についてはその場で、窓口で差額を支払っていただくとこういう形でよろしいということでしょうか。その点をもう一回確認をお願いします。  それと125ページ、産後ケア事業委託料が20万円となっております。この委託先と、何組分の利用を想定した予算なのか、まずお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 産後ケア事業についてお答えをいたします。  産後ケア事業の委託先なのですけれども、公立藤岡総合病院産婦人科のほうに委託をして実施をする予定となっております。計上の予算につきましては、1人2万円の10人を想定して20万円の計上とさせていただいております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 2時54分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 2時55分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 大変申し訳ありません。1つ答弁を飛ばしてしまいました。  差額分につきましては窓口で支払っていただくような形になります。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 産後ケアのほう、引き続き伺います。  事業内容のほうは、新規事業シート10ページに、出産し退院後間もない母子の支援のため産科の病院で1日過ごし、この産科の病院が公立藤岡総合病院であると。助産師等から乳房ケア、授乳指導、沐浴指導等を受けることができるものとありました。このことは私、一般質問しましたので、10組の予算が計上されているということでございましたが、受ける必要がないという方以外には、広くこれぜひ利用していただいて、産後鬱であるとか、また母子の健やかな健康のために、多くの方に利用していただきたいなと考えます。そこで、まず利用の手続き、自己負担があるのか、この事業の周知方法、この3点についてお伺いをいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 産後ケア事業についてお答えいたします。  自己負担につきましては、1人1回2万円を見込んでおりますけれども、その内の10%、2,000円が自己負担というふうに設定をしてございます。それと、これが保健センターへ事前に申し込みをいただきまして、こちらの市のほうで施設のほうに連絡をするというような形を取らせていただいております。周知の方法なのですけれども、妊娠届のときに、子育て世代包括支援センター、こちらのほうでお話をさせていただくような形を取りたいと思っております。また、広報等でも周知のほうをしていきたいと思います。あとですね、市内に148名の健康推進委員がいらっしゃいますけれども、健康推進委員も通じて広報のほうをしていきたいと思っております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 健康推進委員を通じてというのが非常に効果的かと思います。妊娠届の段階ですと、出産は数カ月後というような話になってきますので、ぜひ健康推進委員のほうから積極的に進めていただくように、よろしくお願いしたいと思います。また、市民の利用の多い県内外の産科病院などに、文書等を送っていただいて周知していただく、申し込みの書類なども、ぜひ各産院等にも配布をしていただければいいかなと思っております。  または、年間の平均的な出生数を考えますと、そういったPRが行き届けば、10組を超える利用も想定されるかと思うのですが、その場合、予算を消化した場合は補正等で増額することを考えているのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 産後ケア事業の10人以上になった場合についてお答えをいたします。  スタートして状況等を見ながら検討していきたいと思いますけれども、利用が促進されて利用者がふえていくようであれば、補正のほうを検討していきたいと思います。  以上、答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後 2時58分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 3時15分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 早速、先ほどのですね、産後ケア事業のところで、さらなる事業の周知について、意見申し上げましたが、それについてのお考えをお答えいただきたいと思います。  それともう1点、125ページ、不育症治療費補助金60万円、これについても質疑をいたします。予算事業シートの10ページにですね、妊娠しても流産を繰り返す不育症の方へ、治療費の助成として1年度に1回上限20万円、自己負担額の2分の1・通算5年を助成するとあります。手続きとしては、この書きぶりですと治療を受けた後に領収書をそろえて申請ということで、さらに通算5年ということは、年度が異なれば一人が5回まで申請できるという理解でよろしいのか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) まず産後ケア事業についてお答えをいたします。  周知につきましては、この利用の状況も鑑みまして広く周知のほうを図っていきたいというふうに考えております。続きまして不育症治療費についてですけれども、こちらのほうは今までですね、不育症の相談につきまして、子育て世代包括支援センター等に年間数件のご相談が寄せられているような状況でありました。あとは他市の状況も鑑みまして、大体一人がですね20万円くらいかかるかというのと、大体3人くらいの利用があるだろうということで60万円のほうを計上させていただいております。また、年額20万円を限度ということなのですけれども、それは1回の申請とさせていただいております。通算5年ということで考えておりまして、委員のご指摘どおり5回補助のほうが受けられるというような形です。また、その受け方なのですけれども、先ほど委員がおっしゃられたとおりですね、受診されたところで、支払いをしてもらって、市のほうに申請をしていただいてお支払いするというような形をとる予定です。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) この事業についてもですね、私も身近な知人の家族に不育症の方がおりまして、その方から質問を受けたもので一般質問をした経緯がございます。そこでですね、周知方法についてお伺いをいたしますが、先ほども妊娠届の時に周知をするというお答えもあったのですが、今回につきましてもですね、やはり特に治療そのもの医療そのものになってくるかと思います。産科病院や医師にもですね、藤岡市の補助を知ってもらえるように文書を出す等の対応ができないかお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 不育症に悩まれている方はですね、不妊治療のほうもやられている方が多いというふうにお聞きをしております。産婦人科のお医者さん、不妊治療でどういうところへ行かれているかというデータもございますので、その辺の医療機関にお知らせができるよう調査・研究して広報のほうはしていきたいと思っております。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 第4款衛生費について2点質疑いたします。130ぺージの偕同苑運営事業について伺います。第18節の備品購入費なのですけれども、市民に関係のある備品を購入されていましたら明細と金額をお知らせ下さい。 ○委員長(岩﨑和則君) 市民課長。 ◎市民課長(木場靖夫君) お答えいたします。  備品購入費329万4,000円ですが、これにつきましては式場の祭壇になります。あわせて祭壇のステージがもう築年数も経過しておりますことから、一緒にあわせて工事をするというような内容での備品購入費になっております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 2点目なのですけれども、135ぺージの一番下、ごみ質等分析委託料について伺います。こちらのほうはどのくらいの頻度でやっているのか、法律で決まっているということはあると思うのですけど、本市では分析結果を何か生かされているということはあるのでしょうか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) お答えします。  ごみ質等分析委託料ですけれども、内容としましては年4回のごみ質の調査、それから焼却灰、ばいじんの溶質試験、それから排気ガスの測定、それから最後に焼却灰の中に含まれる金属の熱しゃく減量というのを測定しております。  以上答弁とします。 ○委員長(岩﨑和則君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) ありがとうございます。そのごみを分析して、市の特徴というのがあると思うのですけれども、それを例えば何か、もしも分別を細かくしたら、その分析結果がよくなって、結果的にとてもよいというようなことでやっているか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) 分別してですね、よくなるかという問題ではないと思います。まず、ごみ質につきましては今の資源分別としまして、トレーのほうの強化を行っております。平成10・11年度の清掃センターの改修事業の時には、1,600カロリーというごみ質でした。現在、平成28年度では、2,100カロリーということでプラスチックというのが大変多くなってはきておりますが、今後の施設をつくる上で貴重な資料となります。そういうことで実施をしております。一応こういったことは、廃棄物処理法の施行規則のほうで載っております。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) そうしましたらプラスチックが多いということは、分別してもあまり結果的にはかえってよくないということになるのでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) 分別をしたらいけないというのではなくて、徹底した廃プラスチックの分別をしてしまいますと、先進市を私も見学に行きまして、廃プラスチックを全量資源化しているという市町村のほうを見学に行きました。内容を聞きますと、やはり廃プラスチックとして資源分別されたプラスチックのうちの40%ぐらいをピット内に入れまして、サーマル的な使い方をしないとごみが燃えないということも聞いております。ということで本市としましては、現状の分別収集において非常に燃えやすいごみとなっておりますので、サーマル的なエネルギーの使い方を今後もやっていきたいと考えております。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 136ページの清掃センター管理費、第13節のリサイクルプラザ業務委託料85万9,000円のまず委託先ですね、それと業務の内容、それと何人の方がそういった中で仕事をしているのかですね、業務内容については細かく説明をしていただきたいということです。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) お答えします。  まず、委託先につきましてはシルバー人材センターでございます。シルバー人材センターのほうから、毎日1名が8時30分から14時まで勤務をしております。その人たちがどういうことをするかというと、清掃センターに搬入されましたごみの中でまだ使える物、タンスですとかそういったものを分類しまして、リサイクルプラザへ持って行って修理をしたりして、販売をしているというのが現状でございます。  以上答弁とします。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) そうしますと、清掃センターに持ち込まれましたごみの中で使える物を修繕して、それを販売するということでございます。まず、その業務というふうな中で販売をするということでお尋ねしますけれども、毎週金曜日の10時に販売をするわけですけれども、その販売の方法っていうのはどんな方法をとられているのかお尋ねします。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) 毎週金曜日の10時から11時30分、それから13時から16時30分まで職員のほうで販売をしております。品物につきましては、大体の定価なのですけれども、たんす等で2,000円程度、それからいろいろ食器類というのもございます。そういった中で大体の食器は20円とか30円とか10円とか、そういう単位で実は手数料条例がございませんので、定価を決めることができません。そういう事情もありまして、寄附金として納めていただいているというのが現状でございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 今の話ですと、シルバー人材センターの方が毎日1名で仕事をしていて、今の販売は職員のほうでやっているというふうな話ですよね。その職員の方が10時に清掃センターのほうからすっ飛んで来て、販売をするにあたって、いわゆる中の物に対してですね、販売っていうのは普通展示すれば当然のことながら価格というものは本来、表示されているべきですよね。その辺で表示もされない、今の話ですとこれを自分が購入したいというふうになった時には、自分で持って来てその職員の方の前へ出して、そしてそこで値段を決めるというふうなやり方をとっているようでございます。その価格は職員の方が頭の中で計算、今言ったようにマニュアルがないから、条例がないから決めているということですけれども、決めて、お金をもらうのに領収書を発行するのに、今の話ですと寄附金という形の中で藤岡市に、あなたこの分の寄附をしますよという領収書を、領収書じゃないよね。寄附金の受領書というのを発行しているじゃないですか。これあり得ないことではないのですか。そして、問題なのは、まず価格が全然表示されてないから、買いようにも値段がいくらなのか分からないと。窓口に持って行ってですよ、交渉していくらいくらだと。職員の方も大変ですよね。結構並んでいますよ、30人から40人来ていますよ、10時前に。そしてそういった中で、いくらになるのだか分からないし、職員の方が汗だくですがね。だって受付で一生懸命、金曜日の10時ですよ、ごみの搬入、たくさんの人たちも来ているし、そこをしながらやりながらですよ、しかも領収書は寄附金だ。ちょっとそれは余りにもおかしい。寄附金で受けたということになると、その収入はどこに入ってくるのですかね。清掃センターの中のなんか特別の寄附金のところに、その管理はどういうふうになっているのですか。その制度自体に今まで何の疑問点も持たないでやってきたという、こういうことに関して、非常にお金の行方も気になる、品物の販売の関係も全然思うようにさばけない。そういった中で、この辺について平成30年度以降どういうふうな形の中できちっとした体制、シルバー人材センターに頼むのなら販売のことまでしっかりと頼んでですね、マニュアルを作って、こういう物についてはこの位の金額だという値札を全部に付けなきゃさ、本当の意味でのリサイクルのそういった運用にはならないじゃないですか。その辺どう考えているのですか。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) 今、委員のほうからご指摘を受けましたけれども、一応、清掃センター内では、たんすを2,000円ですとか、そういった細かい表を作っております。それはどうして作ったかというと、清掃センターが昭和61年にできまして、その後5年後くらいからリサイクルプラザが稼動しているかと思うのですが、その当時から決めている単価だっていうふうに私は聞いております。その寄附金がどうのこうのっていうことなのですけれども、実は15年ぐらい前ですかね、リサイクルプラザの売り上げっていうのを社会福祉協議会のほうへ寄附金という形で納めていた時期がありました。これは市の歳入にしなければまずいということで、切り替えをしまして、それから第20款諸収入の第3節衛生費雑入のほうに組み込んでおります。ただ、その時の発行する領収書が寄附金という形の領収書になってしまっているのは、ちょっと今後検討したいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まあひとついろいろ進歩しているのですけれども、最終的にお金の行方っていうのは本当に公金ですよね。ですから本来その寄附金というもので、もし受けているのであれば、本来、寄附金のところの雑入のほうに入らなくちゃいけないものがされてないのですよね。ですから本当に適正な、だって金額が決まってないのだから、普通、領収書を発行すれば、いくらの何の品物、たんすだ、いろんな備品だ、ゴルフ用のあれだ、机だっていろいろあるけど、そういうちゃんとした明細がこっちに手元に残っていなければですよ、お金がちゃんと適正に管理されているのかどうか、本当の意味でわたし厳しいのではないかなというふうに思いますけどね。ですから、そのシルバー人材センターのほうで、非常にしっかりした方たちが来てですね、やっておる中で当然のことながら、まず品物に値段を付ける。そして、値段のそのマニュアルを記憶だとかそういうのじゃなくて、しっかりとしたものを清掃センターの管理の中で決めて、マニュアルをしっかりとそういった中で現場の方にわかっていただいて、その金曜日の前にきちっと値段を付けてもらうというふうな形の中で台帳管理をしていかなければ、しっかりとした運営ができないと思いますけれども、その辺について改善する考えがないかどうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) お答えします。
     一応毎週金曜日に箱を設けまして、鍵をしてそこにお金を入れてもらっております。それを清掃センター内の事務所に持ち帰りまして、そこで開けまして金額の確認をしまして、すぐに調定を切る体制をとっております。今回、委員の温かいそういった提案もありましたので、今後、もうちょっとしっかりした体制づくりをしていきたいと考えております。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第4款衛生費について質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                   午後3時38分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後3時39分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 第5款、労働費について質疑に入ります。ページは、140ページから141ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第5款労働費について質疑を終結いたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 第6款、農林水産業費について質疑に入ります。ページは、142ページから157ページまでであります。ご質疑はありませんか。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 農林水産業費1点だけ伺います。  150ページ、農村地域防災減災事業ため池ハザードマップ作成委託料300万円ということで、新規事業シートでは、対象は県営ため池一斉点検で警戒ため池に指定された三つの池について、ハザードマップを作成するということなのですが、三名湖、東日本大震災の際、問題になったかと思うのですが、こうした対応をとる必要はないのか確認させてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(根岸実君) お答えいたします。  三名湖についてのご質疑でございます。三名湖につきましては、ご存知の通り前回の震災で被災をいたしました。鮎川湖も同じように被災をしたわけですけれども、その対策につきましては、このハザードマップとは別に県営事業で調査が行われておりまして、平成27年度ボーリング調査等実施いたしまして、耐震強度に若干不足があるということが判明しております。それを受けまして、この事業とは別で県営事業で耐震補強工事を実施するということが決定しておりまして、平成30年度より詳細設計委託、平成31年度から平成33年度で対策工事ということが現在予定をされているところでございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 別途耐震の対策をとるということで、ご答弁いただいたので安心をいたしましたが、周辺の住民の方々がですね、やはり東日本大震災でもため池が決壊をして、水害が内陸部で起こっているということもございまして心配をしておりますので、それについての対応をよろしくお願いいたします。答弁はいりません。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  丸山 保君。 ◆委員(丸山保君) 145ページの下、農業研修センター管理事業なのですが、農業研修センターの利用者・団体等、それでそこに建物がありまして、維持管理をみてあるのですけれども、その建物の利用者がどのくらいいるのか教えてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えさせていただきます。  農業研修センターの利用者数なのですけど、平成25年度が全体で8,708人。うちグラウンドの部分ですね、その部分が5,119人、研修室の建物の中が3,589人でした。平成26年度が8,094人。グラウンドが5,503人、研修室のほうが2,591人。平成27年度が9,014人。グラウンドで5,790人、研修室が3,224人。平成28年度が9,261人。グラウンドが5,849人、研修室のほうが3,412人。今年度につきましては、2月末現在で7,545人。グラウンドの部分が4,541人、研修室のほうが3,004人でございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 丸山 保君。 ◆委員(丸山保君) かなり大人数が利用しているわけなのですけれども、建物はどういった団体が利用しているのか教えてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 建物は、太鼓の団体がほとんどで、上州藤岡上杉管領太鼓、藤岡元気太鼓、それから絆太鼓、琉球國祭り太鼓、ふじおか中央こども園でございます。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 143ページの農業振興総務経費になるのか、また水田農業振興事業になるのかわかりませんけれども、このところで伺っていきますけれども、今、米だの麦は自然災害によって災害が起きた場合には保険が出ておりますが、今度、今年の12月からは収入保険制度というので、新たな制度が発足しますよね。その関係でこの収入保険制度というのはどのような保険なのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 低所得安定対策で、平成29年度で終わりになります。その関係で以前は水稲等の保険でしたけれど、今度いろいろな作物、米麦に限らずですね、果樹とか、花卉そういった作物の場合でも適用になるような形で収入保険制度というのが導入される予定です。今年の11月くらいから受付を始めまして、一応、平成31年分から始まるということで聞いております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この制度よくわからないので、群馬県の農政のほうへ伺ってきたのですが、今までは自然災害、今度はTPPなどで値段が下がった場合にその補償をすべてみてくれるというような新たな制度で、すべての作物、今まで大根だの白菜だのはこういう制度はなかったのですが、すべての農家の一年間の収入に対して、こういうものが今度保険制度として発足するということで、12月から受付が始まるのですよということであります。その中でほとんどのこの農家というのは、こういう制度を今把握しておりません。農家の職員もいますが恐らくこういう制度が始まったというのはわからないと思います。その中で、もう少しこの農林課のほうで藤岡の農家の方々にこういう制度が始まるのですよ、という周知を広報を通じて知らせていかないと、もう12月からはこの制度による加入が始まるわけですから、そこのところをしっかりやっていく考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  藤岡の農業共済支店がございまして、そこからもいろいろ情報をいただいておりまして、ポスターの展示またホームページ等で収入保険制度の内容を掲載させていただいております。また、農業者の集まりの中でですね、研修会の中で昨年度は収入保険制度についての研修を行いました。今後も引き続きPRしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) しっかりとお願いします。  それとこの水田農業の関係なのですが、144ページ、今までこの減反政策というのがなくなりましたよね。それに代わって今度、水田活用の直接支払交付金、また産地交付金として国のほうでは水田活用で平成30年度は3,300億円、また産地交付金が1,057億円という予算を計上していますが、この水田活用直接支払交付金、また産地交付金このようなものは、どのような制度なのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 直接支払交付金の関係は、現在も藤岡市の農家の方も受けているものでございます。言い方がですね、ナラシとかゲタというような形で、あとは飼料米の作付け、米に代わって飼料米を作付けしたりする場合に、お金が10アール当たりその作物によって1万円から確か3万円くらい出るというような形です。もう一つの産地交付金に関しては、中山間地のところで農業をする場合に補助が出るわけなのですけど、本市の場合にはその補助金を使ってはいません。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この水田活用の直接支払交付金、これは今の水田を活用して、飼料用米とかそういうものを作った中で、直接交付がされるわけですよね。そこで一反当たり麦だの大豆は5万5,000円、WCS用の稲は8万円、また、加工用米は2万円、飼料米は5万5,000円から10万5,000円というような額でこの交付金が支払われる。また、産地の交付金は転作した場合、一反当たり1万円。また、米の新市場を開拓した場合には2万円、また、水田を畑にした場合には10万5,000円という交付があるわけですよ。こういう中で、これをこのような新たな制度を藤岡市で活用しているようには、この予算書の中では入っておりませんけれども、当然土地改良事業をやった場合にはこのように水田を畑にすれば10万5,000円のこの産地交付金というのが出るわけですよ。ですから、そういう中で藤岡市は何をやってきたのか、それをはっきり答えてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 直接支払交付金に関しては、農業協同組合を通して農業の方が申請しまして、直接、農業者の方に交付されている補助金ですので予算書には計上されておりません。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 私が県に伺っても藤岡市はこういうふうにやりますよというような話が何もきていない。その中で、こういう新たな制度が次々と始まってくるわけですから、藤岡市はこういうふうに立候補しますよ、産地交付金はこういうふうにもらいますよ、というようなことをしていかないと一向に進んで行かないのですよ。ですから、そういうものをもう少し、しっかりと行政はいろいろな研究をして、この藤岡の農業というものをしっかりと守り、また発展させていただければと思っております。その中で今度TPPが始まりますよね、アメリカが抜けましたけれども、そういう合意の中で新たなTPPの制度が始まるわけですが、そういう中で米にしても、小麦にしても、大豆にしてもいろいろな関税の撤廃が行われる。そういう中で今の制度でいって果たしてどれくらい農業、農家が影響していくのか、そういう数字が農林省から発表されておりますが、藤岡市はきちんとその数字を把握しているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後3時55分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後3時57再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) すみませんでした。  先ほどの直接支払交付金とか産地交付金につきましては、農業者が農業協同組合に申請しまして、多野藤岡地域農業再生協議会というのがございまして、そこで対応させていただいております。農業協同組合と連携して、いただける補助金については農業者のほうに支援していきたいと思っております。また、TPPに関しましては、ちょっと古いのですけど全体的に影響があるということで、本市につきましても、以前試算した状況では、米麦・牛肉・豚肉・牛乳・乳製品等ありまして、本市の農業につきましては、平成26年度の群馬県が試算したTPPによりますと、牛肉につきましては最大で4,600万円、豚肉につきましては4,600万円、それと乳製品につきましては300万円、養鶏につきましては460万円下落されるということが予想されております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 私がいただいた資料の中では、米というのは政府が備蓄米として買い上げるということで、輸入量は77万トンあるわけですが、関税率は1キログラム341円ということで合意がなっている。また、麦も525万トンですか、それで関税率が1キログラム55円、また、大麦は22万トンで関税率が1キログラム39円、すべてこういういろいろな数字が出て、米以外はすべてが影響するというふうに言われております。そういう中で藤岡市はこのTPPが発行になる前にある程度こういう農家のほうをしっかりと守る、また、今までどおり農業ができるようにしていかなければ、藤岡の農業もますます衰退していってしまうわけです。その中でしっかりとこのすべての作物に対して、どのような対策をこれからしっかりとやっていくのか伺って終わりにします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  TPPの今後の状況につきましては、当初2019年発行されるというような予測がされていましたけど、今国会に関連法案等承認に関しましてもあげまして、早ければ年内に発行されるというようなことも聞いております。ただ細かいことは、国・県からはまだ示されておりませんので、その動向に注視しまして対応できるようにしていきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 145ページ、農業研修センター管理事業について、第15節工事請負費についてお伺いします。法面補修工事の工事概要と工期についてお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  改修工事につきましては、昨年の10月に起きた台風21号の影響で、法面に亀裂が入りました。それと法面の擁壁のところが、屋外トイレにちょっと接していまして、屋外トイレも押されたものですから屋外トイレの改修もする予定でございます。  法面の工事につきましては、面積約342平方メートルで、一度その法面の部分の土を取りまして養生しましてから、また補修するっていうのですかね、工期につきましては、一応3ヶ月ぐらいを見込んでおります。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 工期については3ヶ月ぐらいということですが、発注時期についてはいつになるのでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 早い時期にやりたいのですけど、トイレの改修と併せてやりたいと考えておりますので、5月ぐらいから7月ぐらいを見込んでおります。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 150ページ、農道美土里線のことでお伺いしたいのですけども、この第15節の農道整備工事5,067万4,000円のところでよろしいのか、まず確認させてください。 ◎農村整備課長(根岸実君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、この予算の中で施工する予定でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) それではその平成30年度で完了すればいいのですけど、なかなか説明書を見ると、30メートルあるとかっていうふうな、極めて短い距離が説明書の中にあるのですけども、平成30年度末でどのくらいの進捗率になるのでしょうか、それが1点。それからもし完成しないのだとすれば、今後の工事予定と併せて完成年度もわかればお示しください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(根岸実君) この工事につきましては、実施計画に別途計上いたしまして、計画的に事業を進めているところでございますが、計画の中では毎年700万円で5ヵ年ほどで完成するという、今のところ予定になっております。しかしながら、当初見込んだ事業費が、舗装のグレードっていうのですかね、大型車が通らないというような程度のグレードで計画がされておりましたが、現実には東側の道路も西側の道路も大型車が通る道路でございますので、この道路についても大型の通行は見込まれるだろうということで、舗装構成をグレードアップしまして、大型に対応するように変えて施工しております。従いまして、当初予定しました事業計画の費用では不足が生じるということでございまして、要するに5年で同じ今の計画では終わらないということでございますので、財政当局とももう少し事業費を上げられないかという相談はしているところでございますが、なかなか財政も逼迫しておりまして工夫をしながら、他にも農村整備課の予算ございますので、その辺うまく工夫しながら、なるべく早く仕上げたいということでございます。現在の進捗状況としては7割程度ということになろうかと思います。  以上でございます。
    ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 進捗率については70%、しかしながら完成年度については、わからないという意味合いの答弁なのですか。おおむね、あと何年ぐらいで、既に7割いったということになれば、大体あと何年でというふうな答弁がくると思っていたのですけども、いま一度お聞きします。その完成年度の見込みについて、農村整備課としてはどのくらいの何年度を目途に工事を進めるのか、いま一度お尋ねをします。  それから、一番肝心な質疑をさせていただくのですけども、市道110号線と農道美土里線の交差点、これ美土里小学校の子供のたぶん3分の1以上の子供たちがこの交差点を横断するようになると思うのですね。これは私も地元の人達と要望した経緯があって、その当時から、ちょっと事故があると困るなっていうふうな思いでいました。案の定、美土里小学校の保護者の方からも、何も安全に対しての措置を講じないと、あの交差点は、たぶんでき上がった交差点は必ず事故が起きるよねっていうふうな声がもう既に聞こえてきています。したがって、私としては、何とか安全に対する交差点の何らかの措置を講じていただきたいっていうふうに常々思っているのですけども、この辺については何か具体的にこうにしようとか、できれば一番いいのは押しボタン式でも何でもいいのでしょうけども、信号がつけば一番いいのでしょうけど、なかなか公安委員会との調整も大変だと思うのですけど、その辺については担当課ではどのようなお考えを持っていますか。 ○委員長(岩﨑和則君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(根岸実君) まず完成見込みでございますが、着手して平成29年度でたぶん3年が経ったのかなと思います。先ほど申し上げた事業費が予想よりもちょっと余計にかかるということで、プラス1年分ぐらいかなというふうに今見込んでおりまして、あと3年程度ではないかというふうに予想しておりますので、当初5年という予定でしたが今のペースですと6年ぐらいかかるというようなことだと思います。  それから交差点の安全対策についてでございますが、委員おっしゃるように信号がつけば理想的ではございますが、なかなか難しいという現状がございまして、それは市がつけるとかつけないとか判断するものではございませんので、何ともその辺については申し上げられないところですが、市のできることとしましては、公安委員会とも交差点協議等しておりまして、そこでは横断歩道は必要ですよねとか、巻き込み防止対策ですとか、あるいは「止まれ」の例えば強調文字っていうのですかね、ただ「止まれ」って書くのじゃなくて、例えばそこの部分をカラー化するとか、あるいは文字の両端に波線を入れるとか、ドライバーから見やすく工夫をするということはできるかと思います。それからもう一つ考えられるのは、そこに交差点があるというのをわかりやすくためには、例えば正面、道の反対側ですけどもガードレールみたいなものをうって反射材をつけるとかですね、そういうことも可能性としてはあるのかなというようなことを今のところ考えております。  以上答弁といたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) そうすると、あと3年ということになると、平成32年度っていうふうに理解するのですけども、いろいろ財政的な問題もあるのでしょうから、特に補助金がつかない道路みたいで市の単費でやっていただいているのは承知なので、まあできるだけ早期に完成するようによろしくお願いをしたいと思います。それからやっぱりこの安全対策なのですけども、これだけはできるだけの安全対策を講じていただきたいというふうに思います。いろいろ事故が起きてからでは手遅れですから、何度も申し上げますけども、たぶん美土里小学校の3分の1以上の子供たちがこの交差点を通行するようになりますから、ありとあらゆる措置を講じていただいて、最終的には警察とも協議をしていただいて、押しボタン式の信号をつけていただけるように、市当局のほうもいろいろと警察と協議をしてやっていただきたいというふうに思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 155ページ林業振興事業の第19節県産材センター木材加工施設整備補助金ということでございますが、このセンターに対してですね、市の木材・材木どのぐらい提供っていいますか、引き取ってもらっているのか、その辺わかったら教えてください。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  確か平成28年度が6千何百㎡だったと思うのですけど、その前はもう少しあった、7,000㎡ぐらいあったのですけど、若干天候の影響とかでですね、木材の切り出しとか少なくて、平成28年度は減ったというようなことで聞いています。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) この補助金なのですけれども、この県産材センターに対して、どのくらいっていうか、いつ頃まで補助金を出し続けるというか、出すのでしょうか、お伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) この補助金は、県産材センター、本動堂にある群馬県素材生産流通協同組合で、バイオマス用の燃料を製造に需要が進んでおりまして、その設備・機械ですね、その機械を買うための補助金で、その他には補助金は交付しておりません。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第6款農林水産業費について質疑を終結いたします。  第7款商工費について、質疑に入ります。ページは、157ページから169ページまでであります。ご質疑はありませんか。  丸山 保君 ◆委員(丸山保君) 164ページ、土と火の里公園管理事業でご質疑いたします。  予算が2,169万8,000円ですか、組んでいるのですが、市の職員が2名入るということで、2名入った総額をお聞かせください。経済部長に答弁お願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  土と火の里の人件費でございますけれども、係が土と火の里係ということで新設されまして2名配置されると聞いております。その人事異動の人によって金額が変わってきますので、私のほうでわからないのですけども、いろいろな計画の中では1人700万程度という形で、2人で1,400万程度という形で考えております。人件費を入れた総額になりますと、ちょっと休憩お願いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後4時17分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後4時18分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 失礼いたしました。  土と火の里公園の事業費2,169万8,000円、それに1,400万円を足しまして3,569万8,000円になるかと思います。これは人によって変わりますけれども、このくらいの感じになるのかなと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 丸山 保君。 ◆委員(丸山保君) 経済部長をお願いしたので、経済部長に答えていただきたいと思います。これから1、2問質疑しますのでその辺はお願いいたします。地元の人が含んで指定管理930万円、それで数年やってきたわけなのですが、過去にあと100万円、もしくは200万円出していただければ地元の人も指定管理でお世話になれたかと思います。それを再度お願いし、また今県議になっていますけど、金井副市長がおられた時から再度お願いに来て、それを首を縦に振るのではなく横にすべて振られて、その中でこういった今3,560何万円ですか、こういったかなりの金額がつくと、先ほど前の課長の答えの中にあったのですけれど、財政難という言葉がありましたけど、この土と火の里公園については財政難じゃない。この3,000何万円がついたわけですから。とても裕福な予算がついていると思います。この辺を見直す考えがあるかどうか、経済部長にお答え願います。 ○委員長(岩﨑和則君) 経済部長。 ◎経済部長(中島俊寛君) お答えします。  まず指定管理を今まで土と火の里工芸会に3年間を3回ということで9年間指定管理をしていただいておりました。それでその後申し出を受けて、平成30年度から管理運営方法をいろいろ検討させていただきました。工芸会よりは日野地区の中心的な公共施設であり、地域の振興施設でもあることから、市直営で継続して運営してもらいたいという意向の話をいただいております。また開園から24年間経過して、施設や設備が老朽化して多くの改修が必要ということ、あと顧客ニーズにあった体験施設への見直しへの検討が必要なことなどのことから、2人の配置をしていただきたいということで、いろいろ人事当局や組織当局をつかさどっているところにお願いをして、2名の配置をしていただきました。そういった経緯もございますので、私のほうとしてはこの予算でお願いしたいと考えております。 ○委員長(岩﨑和則君) 丸山 保君。 ◆委員(丸山保君) 金額のほうを、大事な市民からの税金なので考えてもらいたいのですが、市のほうで今度入った場合、何年ぐらいを考えているのか。また、その後指定管理ということが何年後ぐらいに考えるのか、その辺を部長お願いいたします。お答えください。 ○委員長(岩﨑和則君) 経済部長。 ◎経済部長(中島俊寛君) いろいろ検討させていただく中で、先ほども申したと思うのですが、2年程度お時間いただいて市で直営でやって、その中で指定管理のほうに移行していけたらと考えております。しかし、いろいろな事情の中でまたそれが1年、施設の改修等のことから延びるかもしれませんが、一応私のほうでは2年と考えております。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  山田朱美君。 ◆委員(山田朱美君) 167ページになるのですけれども、先に桜の里推進事業の中のまちなか花装飾事業委託料が100万円入っているのですが、去年もあったような気がするのですけれども、今年度、これはどのような予定を組んで町なかをきれいに花を植えるのか。また、委託先はどこがするのか詳細にお答えください。 ○委員長(岩﨑和則君) にぎわい観光課長。 ◎にぎわい観光課長(飯島昭夫君) お答えします。  まちなか花装飾事業委託料100万円でございますが、平成28年度から行っている事業ですが、昨年度オープンガーデン運営委員会を設置いたしまして、その中でオープンガーデンを開いていただける方を募っております。昨年の決算特別委員会でも質疑があって、その時にまだオープンガーデンを参加してくれる人が少ないというお話をさせていただきましたが、その後、今年度に入りまして会員になってくれる人を募りまして、現在25名の方がオープンガーデンに参加していただけるという承諾をいただいていますので、こういった方に見せていただく庭をつくっていただくとか、看板等をして提供しましてオープンガーデンをしていただくということを考えています。それで、今年度の事業につきましては、昨年ちょっとパンフレット等作りたかったのですけど、庭の写真とかが撮れませんでしたので、今年度に入りまして春先から写真を撮ったりして、来ていただいた人に見ていただけるような案内地図を含めたパンフレットを作成等行いたいと思います。あと、まちうちのシャッターとかが閉まって、なかなか町なかを歩っていただく時に花がシャッター街みたいになってしまっていますので、まちうちの人にもですね庭のない方にも花等を飾っていただけるように、プランター等を昨年から配布を行って、一つのプランターを配布することによって、個人的にまた、自分でプランターをふやしていただくとか、そういった意味で協力してもらうような形で進めております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 山田朱美君。 ◆委員(山田朱美君) オープンガーデンっていうのをどのぐらい捉えているかわからないのですけれども、大変難しい部分もあると思うのですね。それで皆さんに25名があったと、それがどこにどのようにオープンガーデンにするかっていうことが、まちの人にどのぐらい趣旨がわかっているか、ちょっと検討がつかないのですね。それから、町なかに確かに去年、うちの庭の前なんかにも木で作ったのを置いてくださったのですが、そのままなのですね。私は花を全部捨てて、新しくまた自分で植えて、そしたら次の年にまた今年の春かなんかパンジーかなんかちょっと置いてあるだけなのです。本当にこのまちなか花装飾事業やるのであるならば、しっかりとこれを捉えて、本当に今年はこれで植えますが、この後枯れたらどうしますか、自分で管理するのなら、私は責任もって管理する人の前に置いて、そんな枯れたような花を置くのじゃなくて、ただ上滑りじゃなくて、本当にこの事業をきちんとやるのであるならば、もう少ししっかり捉えてしてほしいし、まちの中がきれいになることはいいことなのですから、推進していただくことは結構なのですけれども、やりっぱなしということのないように、にぎわい観光課長、もう一度ちゃんと言ってください。 ○委員長(岩﨑和則君) にぎわい観光課長。 ◎にぎわい観光課長(飯島昭夫君) 委員ご指摘のとおり、町なかに配ってそのままになっていると見えるとこもあるかと思うのですけれど、趣旨といたしますと、桜の里オープンガーデン事業という個人の庭を皆さんに見てもらう組織とですね、まちなか花装飾クラブという会則をつくりまして、そちらは庭のない方がプランター等を庭先に置いていただいて、初年度はうちで花とかを用意したのですけれど、その後は自分たちで花を植えて、町なかを花で彩ってくださいということをお願いして設置させてもらっているつもりなのですけれど、言葉が足らなくてもし趣旨がうまく伝わってなかったとすれば、もう一度、徹底させていただいてお願いに上がるようにさせていただきたいと思います。 ○委員長(岩﨑和則君) 山田朱美君。 ◆委員(山田朱美君) ぜひ100万円という額ですから、すばらしいものをすぐつくれというわけにはいかないと思うのですけれども、これが長続きして町なかにそのニュージーランドじゃないですけれども、オープンガーデンというものを理解していただくという、そういうふうな努力を続けてもらいたいと思います。  答弁はいいです。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 158ページ、工業振興事業、第19節負担金補助及び交付金についてお伺いします。地場産業振興、ISO認証取得費、それから販路開拓支援事業、ぐんま新技術・新商品開発推進事業、この4事業について補助金の内訳、内容、目的についてお伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  まず、最初に地場産業振興補助金でございます。本市の地場産業である瓦産業、それから庭石業の振興を図るために補助しております。実績といたしましては、平成28・29年度ですけれども、鬼石造園振興推進協議会に支出しております。次にISO認証取得費補助金でございます。市内に事業所を有する中小企業がISOの取得をするようにということで、その経費に対して補助金を出しております。ISOの9000、それからISOの14000が対象となっております。平成28年度の実績ですとISO14000のほうが1件利用者がございます。それから販路開拓支援事業補助金でございます。こちらのほうも市内の中小企業者に対しまして、開発した製品、それから技術等を積極的に公開・宣伝できるように補助金を出しております。実績といたしまして、平成28年ですけれども、全国レベルの展示会等に出ていた物が5件でございます。平成29年につきましては、全国が9件、県内が6件ということで15件利用されております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 失礼いたしました。  もう一つ、ぐんま新技術・新商品開発推進事業補助金でございます。こちらは県のほうと協調してやっている事業でございますけれども、新商品、それから新製品を考案・開発しようとする際にかかる経費に対して補助をしております。平成28年度の実績が2件、それから平成29年度が2件でございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 今答弁をいただきましたが、それらによってですね工業振興、あるいは効果についてどのように反映されているのかお伺いいたします。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) それぞれ補助金を出させていただいているのですけれども、やはり市内企業のやる気というのでしょうか、これから頑張るのだというところを支援させていただいております。販路開拓支援事業等につきましては、そのほかにも視察会というか東京ビックサイトのほうにもバスで行って、こういう形の出し方をするのですよというような形で見学もしていただいて、今まで出してなかったところも出していただきたいというような形で、そういうことも一緒に併せてやっております。それぞれの補助金を活用していただいて市内の中小企業がやる気をもってどんどん活性化していただければいいかなと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 先ほどの山田委員のお話と同様にですね、しっかりと検証していただいて効果を上げていただきたいと、そのように思います。答弁は結構です。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 158ページの第2目商業振興費の中の第19節で商店街活性化事業補助金50万円、これの予定事業っていいますか、その辺は平成30年度はどうなるのかですね。  それと空き店舗活用事業補助金414万円ですけれども、この空き店舗の関係の補助金、非常に使い勝手が悪いっていいますか、いろいろな縛りがあります。夜間のお店は駄目であるとかですね、業種によっていろいろな縛りがあるということで、その辺の制度の関係っていうのは今までどおりの中で、縛りを緩和するとかですね、いろいろな中での業種を拡大するとか、いろいろな方法があるとは思うのですけれども、今までの実績、今橋本委員も言っていましたけれども、なかなかこういった中で実績を上げてこない、なかなか中心商店街の活性化に繋がってないような気がしますけれども、その辺の中で平成30年度こういったいろいろな要件を少しは緩和して使い勝手がいい、活性化に役立つような施策というものに向けての何か方針があるのかどうか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  はじめに商店街活性化事業補助金でございます。市内の商店街等に対しての補助金でございます。昨年も利用されたのですけれども、現在利用しているのが藤岡市中央通り商店街振興組合でございます。事業の内容ですけれども、今年度は、ストリートフラッグとかストリートフラワー、ハロウィンイベントとかイルミネーションとか、年間四季を通じてですね全部で7つの事業を行っております。平成30年度も多少変わるかもしれませんけれども、同じような事業をするのかと思っております。  それから空き店舗活用事業補助金ですけれども、利用といたしましては、平成28年度2件、それから平成29年度も2件ということで利用されております。内容いろいろ制約等ございますけれども、やはり商店街のにぎわい作りということですので、夜間のみ営業するものは対象外ということでさせていただきまして、多少緩和というのではないですけれども、2階は駄目だったものが、2階でも大丈夫ですよというようなことに緩和したところもございます。それから利用促進の方法なのですけれども、なかなか借り手というか2件程度の利用でございます。平成30年度ですけれども、空き店舗をもう少しこういう空き店舗があるのですよという情報提供をしようということで、空き店舗の情報をホームページでこんなところが空いていますよということを制度化して、掲載して市以外の方にも市内、藤岡市で店舗を開いてもらえるような形で利用を図る、商店街をにぎやかにしていければと思っております。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 商店街の活性化事業の補助金については、今までどおりみたいな形の中でやってそれなりに夜なんかも光が出てきたりとか、イルミネーションもやっているというふうなことでいいのですけれども、一番問題なのは、この空き店舗の活用事業の補助金ということになりますけれども、相も変わらず、夜だけの営業はだめだとか、業種に相当縛りを持っていますよね。こういった中で過去の実績、今言っていただきましたけれども、ほとんど商店街の活性化には役立たないというふうに私もそうに思っておりますけれども、この縛りをもう少し緩和する形のものが何かできませんかね。それとやっぱり補助金の割合をもう少しふやしてもらわないと、なかなか活用にならない。というのは、前橋市・館林市・渋川市を初めとして、藤岡市の倍以上のそういった中の、中心市街地の空き店舗の関係については、にぎわいを戻せというふうな形の中で非常に平成30年度以降、力を入れるというふうなそういった報道も聞いておりますけれども、藤岡市はずっと同じ金額を同じ内容の中でやってきていて、本当の意味でこの空き店舗の活用をですよ、しっかりと対策を練っているというふうには全然今の回答だと思えません。そういった中で私12月の一般質問の中で、空き家関係だとかを福祉施設に、老人の集う施設に転用したらどうかなんていう話をして、みなさん随分笑ってらっしゃったと。しかしながら、2月2日の読売新聞なんかは、国も規制緩和をしながら飲食店や保育所、高齢化による福祉施設なんかにニーズがあるのだというふうな中で、いよいよ国土交通省なんかもそういった中で福祉施設の転用なんかを促していくというふうなことを聞いております。恐らくそういうふうになっていくのでしょう。だから、そういった中でこの空き店舗の活用についても、もう少し平成30年度以降いろいろな縛りを緩和しながら、いろいろな多種の施設に利用できるような形の中の方策というものを、これから考えていくかどうか伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  例題で夜のみのは営業はだめですよという話でございますけれども、商店街のにぎわいという中で夜のみの営業に対して、市が支援するのはどうなのかという考え方もありますけれども、他市でも一生懸命こういうことをしております。本市の状況を始めてその内容もそんなに改善といいますか、内容を緩和はしておりませんけれども、他市の状況を調査・研究させていただきまして、金額についてもどの程度なら他市並みになるのかとか、いろいろ勉強させていただきながら、この空き店舗が活用されて市内市街地の商店・空き店舗が少しでも少なくなって、にぎわいを取り戻せるように調査・検討していきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 茂木光雄君。
    ◆委員(茂木光雄君) 国や県とかいろいろな中で各市も真剣になって取り組んでいる中で、飲食店関係、または福祉施設、またはそういった中での保育所関係、これまでのその縛りの中でなくて、何らかの形の藤岡市としてですね対策をしっかり考えていかないと、ただ補助金をつけていればいいのだというふうな形になってしまうのですけれども、その辺について、もう少し突っ込んだ中での答弁というのができないですかね。 ○委員長(岩﨑和則君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 現状の中でやってきたわけでございますけれども、今後につきましては、突っ込んだ答弁ということが前向きな回答ということなのでございますけれども、やはり事例でございますけれども夜間のみというと、飲み屋さんという形になってしまうのかなと思います。それもれっきとした商売ではございますけれども、そういうところが藤岡市の商店街の中にいっぱいふえていいのかということもやっぱりありますので、その辺もいろいろ考えながら、どの程度緩和できるかというのは調査・研究させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、第7款商工費について質疑を終結いたします。  第8款土木費について、質疑に入ります。ページは、169ページから189ページまでであります。ご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 第8款土木費について質疑させていただきます。  183ページの公共施設管理事業、この中の184ページ庚申山総合公園指定管理委託料について、この庚申山総合公園の中にミニ動物園というのがありますが、そのミニ動物園を利用する際の人数制限などあるかどうかまず1点目として、第15節の施設改修工事について、この内容について2点お伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) お答えいたします。  ミニ動物園に関しましては、人数制限というのはしてございません。  それから第15節の工事請負費1,881万5,000円の内訳ですけども、見積もりをする際に箇所を10カ所ほど挙げさせてもらって、細かな数字になるのですけれども、すべて申し上げた方がよろしいですか。ちょっと細かくなってしまうのですけども申し上げます。公園遊具等改修工事ということで、都市施設課のほうで小公園、直営で管理している公園が49カ所あります。その中で老朽化等している遊器具等の改修工事として92万1,240円。それと市民球場の1塁側のこれ雨漏りの原因になっておりますシーリングの改修工事、それが38万2,050円。それから市民球場のファウルポールの塗装がもうかなり剥げてきておりますのでその改修工事、それが26万2,440円。それから市民体育館のアリーナ用放送アンプ改修工事、それが36万7,200円。それと市民体育館トレーニング室のスチールドア交換工事、これが48万6,000円。庚申山第2体育館のコートライン改修工事69万7,508円。市民プールの紫外線滅菌装置石英外管交換工事、これが110万1,600円。市民プール遊戯ポンプ交換工事331万1,280円。市民プールの自動券売機取替工事518万4,000円。市民プールのプールサイド床改修工事、これが110万1,600円。この10カ所で1,381万5,000円計上してあります。それと突発的な事故や故障等に対応をするために施設等改修工事ということで500万円を計上して、合計で1,881万5,000円という数字になっております。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ミニ動物園については人数制限がないということで伺いました。人数制限がないということなのですが、例えば団体で利用する際に施設のほうで何か取り決めがあったりするかどうか確認で伺いたいと思います。  そして工事請負費、施設改修工事についてすべてお答えをいただきましたが、庚申山総合公園の中のトイレの改修など、こういった予定はないか、2点伺います。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 先ほどミニ動物園について、制限がないと申し上げたのですけども、一定の30名程度以上の方が一遍に入った時に、動物のほうが混乱してしまうというようなことが可能性としてございますものですから、その時には、入場制限というのをさせていただいているケースもあります。  それから、庚申山総合公園のトイレなのですけども、数年来トイレの改修については市民や施設の利用者・利用団体のほうから改修していただきたいという要望を受けております。平成25年から段階的に少しずつは改修させていただいているのですけども、引き続き緊急性のある箇所から、水洗化・和式便所の洋式化について実施をさせていただきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ミニ動物園のほうでは30名以上で入場制限ということなのですが、そういった案内は、例えば市のホームページであったり、またミニ動物園の入り口であったり、そういった文言があるかどうか伺いたいと思います。  またトイレの改修については、順次進めていくということでお答えをいただきました。庚申山総合公園の特に頂上にあるトイレは、団体で訪れる方もいらっしゃいますが、特に女子便所では和式が1基だけということで非常に少ないという声が多く聞かれます。トイレのそういった施設の中にあるトイレをまず調査すること、またそういった改修について検討を進めていただきたいと思います。ミニ動物園について1点お伺いします。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市施設課長。 ◎都市施設課長(秋山悟君) 制限についての表示はしてございません。ちょっと検討させていただきたいと思います。それから庚申山総合公園内の屋外トイレにつきましては、緊急性のあるもの、老朽化の激しいもの、そういったものを先行してさせていただいているという経緯がありますので、また、現地を確認させていただいて順次実施をさせていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(岩﨑和則君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ミニ動物園については、ぜひそういった入場制限というか、何か取り決めがあるルールがあるということでありましたら、市民の皆さんにわかりやすいような周知をぜひお願いしたいというふうに思います。利用された方で、そういったルールがあることを知らずに、大人数で行ってしまったのですが、その後、従業員の方から名指しで非難を受けたというようなこともありましたので、ぜひ改善をお願いしたいというふうに思います。  質疑を終わります。 ○委員長(岩﨑和則君) 他にご質疑はありませんか。  佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 大規模指定既存集落制度内の建築確認だとか、あるいは開発の確認申請だとかについて質疑をしたいのですが、どこで質疑をするのが一番適当なのか。開発指導事業なのか、あるいは建築指導事業なのか。個々の項目がないとすれば都市計画のところの人件費でやるのがいいのか、どこでやればいいですか、委員長。 ○委員長(岩﨑和則君) 暫時休憩いたします。                                   午後4時52分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 4時53分再開 ○委員長(岩﨑和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 手続きの件について、何点か質疑をさせていただきます。  おかげさまで西中校区では次から次と家が建っています。皆さんが計画した予想以上に、私は建っているのかなっていうふうな気がするのですけども、その中で確認だけさせておいてください。賃貸を目的とする建物等は、これ私だめだっていうふうに皆さんの側から言われているのですけど、このことについてはそのとおりでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市計画課長。 ◎都市施設課長(堀越輝雄君) お答えいたします。  ただいまのご質疑につきましては、委員おっしゃいますとおり、賃貸を目的とする建物については認められておりません。大規模指定既存集落制度におきましては、自己用住宅もしくは、自己用店舗が対象となるものでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 以前も農業委員会と少し議論があったのですけども、当然というか、なんて言ったらいいのですかね、どうも藤岡市の業者が悪いっていうことでもないのでしょうけれども、司法書士なり不動産屋が、とにかく虚偽の申請でもなんでもして建物ができちゃう。建物ができちゃえばこっちのものだ。申請の目的とまったく違うことに利用しても、藤岡市はそのことに対して是正も是正命令もしないし、しかるべき措置を講じないのだから大丈夫なんだっていう風潮があるのですね、率直に言って。だからそうなると、本当にこの大規模指定既存集落制度を利用して真面目に手続きをして家を建てた人だとか、この制度そのものが根底から私は否定されるようなことになるのだと。したがって、そのことがわかった時点では藤岡市はどうに対応しますか。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市計画課長。 ◎都市施設課長(堀越輝雄君) 私ども都市計画課で所管しておりますのは、開発行為の許可申請に対する処分でございます。委員おっしゃいますとおり、大規模指定既存集落制度を支えるものは、ある意味厳格な制度の運用でございまして、都市計画課におけます開発許可につきましては、これは当然その何て言うのですかね、制度の趣旨に合致しないものについては、基本的に許可をおろしません。万が一許可がおろせまして、建設が進んでその後当初の目的とまた違うような仕様がされている場合については、これは当然指導を行うということになります。農地転用でありますとか、私どものところへ申請に来る前の段階におきましては、私ども都市計画課ではちょっと直接指導等は難しい部分になりますので、また、それについては別のところでということになろうかと思います。  以上でございます。 ○委員長(岩﨑和則君) 佐藤 淳君。 ◆委員(佐藤淳君) その指導をするのは当然のことなのですね。指導の内容が問題なんだ。じゃ、こうにして是正してください。ここをこういうふうに訂正してください。当然、最初からそういう人は、そんな是正に応じるつもりはない。そのような指導に応ずるような人は最初からそんなことしません。だから私は毅然とした態度で臨まなきゃだめだ。したがって、それには前提があるのだと思う。以前も経済部長ともいろいろ農業委員会の問題でありましたけれども、きちんと口頭でのやりとりじゃなくて、きちんと書面でそういうことをしておいてくださいよ。経済部長、優秀な方だからよくわかっていて、それは当然そうにするのだ、と言ってくれている。だから当然都市計画課のほうも、きちんとそういうことは事前に書面なり何なりできちんと申し入れて、書面できちんと提出してもらったほうがいいですよ。そうじゃないと裁判や訴訟や何かになった時に、言った言わないで何にもできないのだから。そもそもやる気がないのだから、皆さんは。こんなこと言うと失礼だけど。だから、今までずっとそういうことが、そんなところにスナックなんかできるわけがないじゃないっていうところにできちゃう。ところがスナックで申請してない。違うことで申請して、さあ許可がおりた、さあ違うことでやる、違うそのスナックなり飲み屋さんなりにしちゃおう。それで、そのことに対して皆さんが何にも指導もしなければ、何の是正命令も出さないから、それがそのまんま通ってるの五万とある。五万はちょっとオーバーかもしれないけれど、私の家の周りにも随分ある。だから、きちんとやっていただかないと困る。その大規模指定既存集落制度だって、ある意味では特例として市街化調整区域にいろいろな意味で家を認めている。それは、新井市長が以前からやっていた人口増加策だとか、そういうことの中でこの制度を取り入れて、藤岡市もなかなか人口増加策というところまではいきませんけども、少しでも人口減少に歯どめがかかるように、特例措置でやっていることを悪用して、そんなことされたらとってもたまんないですよ。だから、その件に対して、きちんとここで公の場所できちんと答弁してください。指導するのじゃなくて、是正命令出して、許可取り消すとか何とかってやるべきだっていうふうに私は考えているんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長(岩﨑和則君) 都市計画課長。 ◎都市施設課長(堀越輝雄君) 指定の基準に適合していないものにつきましては、委員おっしゃいますとおり、突き詰めれば許可の取り消し、これが妥当なものであろうと思いますし、都市計画法上、許可を取り消すということは可能でございます。ただ許可の取り消し、これ突き詰めていいますと、原状回復ということで、建物の取り壊しとかというところにまでいく話でございますので、現実の話としてなかなかそこまで踏み込めないという事実はございます。ただ違反している案件につきましては、私ども都市計画課の建築指導係が所管しておるのですけれども、違反がわかっているものにつきましては、粘り強く指導はしております。これも委員おっしゃいますとおり、この場で言うのもあれかもしれないのですけども、すぐに是正をしてくる方というのはまれ、ほとんどいないのは事実でございます。でありますので、一番よいのは、許可申請の段階から違反の案件を生み出さないような指導を行い、適合していないものついては、冒頭申し上げましたけども、当然許可をおろさない。また、違反を起こさせないための念書という形ではもらってはおりませんけども、許可申請におけます添付書類等の中に、理由書の中に必要に応じてはその辺のこと記載を求めている場合もございます。  以上でございます。 ──────────────────────────────────────────── △散会 ○委員長(岩﨑和則君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(岩﨑和則君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。明日は午前10時から開会いたします。本日は、これにて散会いたします。                                   午後 5時03分散会...