○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号 群馬県
市町村公平委員会を共同設置する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更に関する協議については原案のとおり可決されました。 議案第9号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号
渋川地域介護認定審査会共同設置規約の変更に関する協議については原案のとおり可決いたしました。 議案第10号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号 渋川市
個人情報保護条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第11号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号 渋川市
事務分掌条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第12号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号 渋川市
インターネット上の
誹謗中傷等の防止及び
被害者支援に関する条例は原案のとおり可決されました。 議案第13号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号 渋川市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第14号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号
渋川市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第15号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号 渋川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第16号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号 渋川市
一般職非常勤職員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第17号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号
渋川市長及び副市長の給与及び
旅費支給条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第18号の討論に入ります。討論はありませんか。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) 議案第18号 渋川市職員の給与に関する条例及び渋川市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論いたします。 提案理由の説明では、国家公務員の一般職の給与一部改定に準じて一般職の給与改定をするとして、渋川市正規職員については期末手当の支給月数を年間4.45月から4.3月に0.15月の引下げを行い、期末手当を引き下げるものです。期末手当支給割合を正規職員は年間0.15月の引下げを、再任用職員に当たっては年間0.1月の引下げをするものです。この期末手当の引下げによる影響額は全体で約8,600万円、正規職員及び再任用職員合わせて780人が対象になります。一般正規職員に加え、一時金の支給月数も少ない再任用職員の期末手当が引き下げられることは大きな問題です。今回のマイナス勧告、そして勧告に基づいた引下げは、新型コロナ対応で奮闘する職員、懸命に仕事をしてきている職員の思いに背を向けるものではないかと言わざるを得ません。全ての職員の皆さんがコロナ禍にあって、ふだんの業務に加え、市内公共施設の感染対策、市民対象のワクチン接種、給付金支給、収入減のため困窮した事業者や市民への支援策に関わる多くの事務手続、市民からのコロナ感染や収入減などによる相談、苦情処理など、多忙を極めた中で奮闘しています。その奮闘に報いるためにも、しっかりと評価することこそ必要です。今回の改正で職員1人当たり3万円から7万5,000円の期末手当が減らされることになります。期末手当は、今や職員の生活給の一部であります。最低でも現状維持を、むしろ賃上げを行うべきと考えます。 以上を申し上げ、反対討論といたします。
○議長(
望月昭治議員) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 起立により採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
望月昭治議員) 起立多数であります。 よって、議案第18号 渋川市職員の給与に関する条例及び渋川市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第19号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号 渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第20号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号 渋川市
工場等設置奨励条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第21号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号 渋川市
小口資金融資促進条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第22号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号 渋川市
長期優良住宅の普及の促進に関する
法律関係手数料条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。 議案第23号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第23号 渋川市
水道事業及び
下水道事業等の設置等に関する条例及び渋川市
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
△日程第2 議案第25号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第17号) 議案第26号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 議案第27号 令和3年度渋川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第28号 令和3年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第29号 令和3年度渋川市
交流促進センター事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第2、議案第25号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第17号)、議案第26号令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第27号 令和3年度渋川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第28号 令和3年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第29号 令和3年度渋川市
交流促進センター事業特別会計補正予算(第2号)、以上5議案を
一括議題といたします。 予算
常任委員会の審査の結果の報告を求めます。 予算常任
委員長、
山内崇仁議員。 (予算常任
委員長山内崇仁議員登壇)
◎予算常任
委員長(
山内崇仁議員) 本委員会に付託された事件の審査結果を
会議規則第110条の規定により報告いたします。 議案第25号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第17号)、議案第26号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第27号 令和3年度渋川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第28号 令和3年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第29号 令和3年度渋川市
交流促進センター事業特別会計補正予算(第2号)、以上5議案とも
全会一致をもちまして
原案可決であります。
○議長(
望月昭治議員) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 議案第25号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第17号)は原案のとおり可決されました。 議案第26号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。 議案第27号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第27号 令和3年度渋川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。 議案第28号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号 令和3年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。 議案第29号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号 令和3年度渋川市
交流促進センター事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
△日程第3 請願・陳情
○議長(
望月昭治議員) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。 本件に対し、
委員長の報告を求めます。
教育福祉常任委員長、
山内崇仁議員。 (
教育福祉常任委員長山内崇仁議員登壇)
◎
教育福祉常任委員長(
山内崇仁議員) 本委員会に付託されました請願・陳情の審査結果を
会議規則第143条第1項の規定により報告いたします。 受理番号1、沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立に使用しないよう意見書の提出を求める請願につきましては、願意に沿い難く、不採択であります。
○議長(
望月昭治議員) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 受理番号1、沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立に使用しないよう意見書の提出を求める請願の討論に入ります。討論はありませんか。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) 受理番号1、沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立に使用しないよう意見書の提出を求める請願について、賛成の立場で討論をいたします。 さきの太平洋戦争において沖縄戦では一般市民を巻き込んだ悲惨な地上戦が行われ、多くの貴い命が失われました。糸満市摩文仁の平和祈念公園内にある平和の礎には、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられた24万1,632名、令和3年6月現在でありますが、この方々の氏名が刻銘されています。 糸満市摩文仁を中心に広がる南部地域は、1972年の本土復帰に伴い、戦争の悲惨さや命の貴さを認識し、戦没者の霊を慰めるために自然公園法に基づき戦跡として我が国唯一の沖縄戦跡国定公園として指定されています。同地域では、沖縄戦で犠牲を強いられた国民や命を落とされた兵士の遺骨が残されており、戦後76年が経過した今でも戦没者の遺骨収集が行われています。さきの大戦で犠牲になられた人々の遺骨が入った土砂を辺野古新基地建設の埋立てに使用することは人道上許されません。 請願人が求めている1、沖縄戦の戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないこと。2、日本で唯一、住民を巻き込んだ苛烈な地上戦があった沖縄の事情を鑑み、「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」により、日本政府が主体となって戦没者遺骨収集を実施すること。この意見書を一日も早く採択し、国に意見書を提出するべきであることを申し上げ、賛成討論といたします。各議員の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 この採決は起立により行います。 本件に対する
委員長の報告は不採択でありますので、受理した請願について採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
望月昭治議員) 起立少数であります。 よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。
△日程第4 議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第4、議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程をいただきました議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)につきまして提案理由を申し上げます。 昨日の3月7日で群馬県で新型コロナウイルスの初めての感染者が確認されてから丸2年が経過いたしました。現在県内には3月21日までまん延防止等重点措置が適用されており、新規感染者は減少傾向にあるものの、昨日、福井県では新規感染者の過去最多を更新するなど依然予断を許さない状況にあります。現在渋川市においては3回目のワクチン接種が進んでおり、3月6日現在の3回目接種率は33%であります。渋川地区医師会のご協力をいただき、引き続き希望する方が接種できる体制を整えてまいります。 今回の補正予算につきましては、まん延防止等重点措置の適用期間が延長となりましたことから、飲食関連事業者等支援事業及び飲食店経営継続支援事業について適正な申請期間を確保するため、繰越明許費を設定する必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。 内容等につきましては、総務部長からご説明申し上げますので、ご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) 議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)につきまして内容のご説明を申し上げます。 追加議案書の1ページをお願いいたします。令和3年度渋川市の
一般会計補正予算(第18号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、繰越明許費の追加は、「第1表 繰越明許費補正」によりたいと思います。 2ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費補正は、繰越明許費の追加であります。 なお、3ページに議案第40号参考資料として令和3年度3月追加補正予算一般会計繰越明許費事業一覧を整理いたしましたので、併せてご参照ください。 1行目、7款1項飲食関連事業者等支援事業(第2期)は645万円であります。これは、まん延防止等重点措置区域の飲食店と取引があり、営業時間短縮要請の影響を受け、売上げが減少した小規模事業者を支援するためのものでありますが、群馬県へのまん延防止等重点措置の適用期間の延長を受け、適正な申請期間を確保するため、繰越明許費をお願いするものであります。 2行目、7款1項飲食店経営継続支援事業(第2期)は2,370万5,000円であります。これは、感染拡大防止に協力をしながら午後8時よりも前に閉店するため、群馬県が支払う営業時間短縮要請協力金の対象とならない飲食店を支援するためのものでありますが、この事業につきましても群馬県へのまん延防止等重点措置の適用期間の延長を受け、適正な申請期間を確保するため、繰越明許費をお願いするものであります。 以上で議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号については
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第18号)は原案のとおり可決されました。
△日程第5 令和4年度
予算編成方針
○議長(
望月昭治議員) 日程第5、令和4年度
予算編成方針を議題といたします。 市長の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 一昨年の1月、我が国で初めて新型コロナウイルス感染症による肺炎患者の確認が公表されてから、2年が経過いたしました。この間、幾度も感染拡大の波を繰り返し、全国の陽性者数も累計で400万人を超え、2万人を超える尊い命が失われております。お亡くなりになった方々に改めて哀悼の意を表するとともに、今なお、後遺症などに苦しんでおられる皆様の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。 また、この間、最前線で献身的に治療にあたられている医療に従事する皆様、介護、保育、運輸などの社会機能維持者(エッセンシャルワーカー)といわれる皆様には、大きな感染リスクを抱えながらも使命感を胸に、私たちの暮らしを守り、支えるため、懸命に業務にあたっていただきました。 市民の皆様におかれましても、ワクチンの接種にご協力をいただくとともに、長期間、不安で制約のある生活を耐え抜いていただきました。 全ての皆様に心からの感謝を申し上げます。 渋川市においても、新型コロナ対策を最優先の課題とし、この間、60回にも及ぶ新型コロナウイルス感染症・生活経済安定対策本部会議を開催しました。様々な対応策を講じるとともに、市議会のご協力をいただき、28回の補正予算を編成し、迅速で切れ目のない対策を行ってまいりました。 変異を繰り返すウイルスとの戦いはまだまだ予断を許しませんが、これまで同様、総力を傾け、この国難に立ち向かってまいります。 市民の皆様をはじめ関係する全ての方々におかれましては、引き続き格別のご理解・ご協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。 それでは、令和4年度の当初予算案の編成方針について、ご説明申し上げますとともに、市政推進にあたっての所信の一端を申し上げます。 国の「令和4年度予算編成の基本方針」では、『我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、引き続き持ち直しの動きに弱さがみられる。先行きについては、経済社会活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待される。』としています。 加えて、『新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、メリハリの効いたいわゆる「16か月予算」の考え方で、令和3年度補正予算と令和4年度当初予算を一体として編成する。』としています。 また、国の「令和4年度の地方財政対策」では、社会保障関係費の増加が見込まれる中で、デジタル化や脱炭素化の取り組みなどの重要課題に取り組めるよう、地方交付税等の一般財源総額について令和3年度を上回る額を確保するとしています。 こうした中にあって、本市では新型コロナウイルス感染症の個人市民税や法人市民税への影響が限定的であったことから、主要財源である市税を、対前年度比7.2%の増収と見込みました。 また、地方交付税は、国の地方財政対策を踏まえ、3.8%の伸びを見込む一方、臨時財政対策債は対前年度比80%減としたことから、実質的な地方交付税は、対前年度比9.6%の減少といたしました。 市債は、臨時財政対策債と通常債を大幅に抑制したことにより、対前年度比52.5%の減少となりました。 市債発行額の抑制により、プライマリーバランス(基礎的財政収支)は、20.6億円の黒字となりました。 一方、歳出では、長引くコロナ禍にあって、健康と暮らし、事業者の事業継続、保育料の完全無償化、小中学生の給食費の無償化の継続などにより、厳しい予算編成となりました。 こうした中にあって、市民の「いのち」と「くらし」を守り抜き、コロナ後を見据えた新たな活力を創出していくため、費用対効果の検証、時代の変化を踏まえた施策の再評価など徹底した事務事業の見直しを行い、メリハリのある予算配分に努めました。 予算編成に当たっては、互いの多様性を認め合い誰もが自分らしくいきいきと暮らすことのできる共生社会の実現に向けた理念を全庁で共有し、予算編成会議を通じ部局間での
連携を図りながら全庁一丸となって取り組みました。 各特別会計及び公営企業会計においても、経済性の発揮と公共の福祉の推進を図る経営の基本原則に則り、効果的な予算となるよう取り組みました。 その結果、令和4年度の一般会計の予算総額は、328億9,300万円で、前年度比0.1%の減少となりました。 このような考えの下に、令和4年度予算では、 1 新型コロナ対策と新たな時代に活力を生むまちづくり 2 安全・安心で快適に暮らせるまちづくり 3 誰もが暮らしやすい共生社会の実現 4 持続可能な行財政運営 これら4本の柱を基本として、「新時代活力創出予算」を編成しました。 まず第1に、「新型コロナ対策と新たな時代に活力を生むまちづくり」であります。 新型コロナ対策については、オミクロン株の感染急拡大を抑えるため、渋川地区医師会と
連携し3回目のワクチン接種を迅速に進めてまいります。また、濃厚接触者となった方への生活物資の支援を行うほか、令和3年度補正予算と一体で、コロナ禍で収入の減少した事業者の経営継続の支援、学校、保育施設などへの衛生用品の整備などを行い、感染予防対策と社会経済活動の両立に全力で取り組んでまいります。 コロナ禍の長期化により、人々の暮らし方、働き方に対する意識は、大きく変化しました。総務省が発表した2021年人口移動報告では、統計開始以来初めて、東京23区の人口は転出超過となっています。 こうした動きをチャンスと捉え、首都圏から近く、豊かな自然に恵まれた環境を活かし、活力あるまちづくりを進めてまいります。 これまで実施してきた移住希望者のお試し滞在や移住定住サポーターによる支援に加え、移住定住コーディネーターを新たに配置するほか、住宅を取得し本市へ転入する人への支援を拡充します。また、過疎地域の指定を受けた、伊香保、小野上、赤城地区への移住者支援金の加算や、空き家解体後の跡地に家を新築する若者への支援制度の新設、婚姻等により市内で新たに生活を開始する世帯への支援金の増額などにより、課題となっている過疎地域や空き地・空き家への対策、若者の移住・定住の促進などを複合的に進めてまいります。 また、市内への本社機能の移転や、事務所の新設を行う企業への助成を行うほか、企業誘致の受け皿となる新たな産業団地の造成計画の策定を行います。 社会生活のデジタル化を推進するため、マイナンバーカードを活用したコンビニエンスストアなどでの証明書の発行や子育て、介護など26の行政手続きのオンライン化を進めます。 また、地域内経済の循環向上を目的に、電子地域通貨導入に向けた調査・研究を行います。 デジタル化の推進を図る一方で、スマートフォンなどのデジタル機器の操作が苦手な人に対し、体験教室や個別相談会などを開催し、デジタルデバイド(情報格差)が生じないよう、対応してまいります。 世界共通の課題となっている気候変動問題への対応として、再生可能エネルギー機器設置などへの助成を行うほか、宿泊者が利用する歯ブラシやヘアブラシなどのプラスチック製品を、環境に配慮した素材に転換する際の費用の助成を行い、環境に優しい温泉地づくりを進めてまいります。 また、昨年制定した、「渋川市もったいないの心を持って食品ロスの削減を推進する条例」を推進するため、フードドライブ活動や渋川版食べきり協力店制度などの実施、循環型社会推進のための資源の回収など、2030年度温室効果ガス46%削減、2050年度カーボンニュートラルを目標とする脱炭素社会実現へ向けしっかりと取り組んでまいります。 第2に、「安全・安心で快適に暮らせるまちづくり」であります。 まずは、渋川の将来を担う、子どもたちの学びと成長を支える環境の整備です。新たに、学校、家庭、地域が一体となって特色ある学校づくりを推進するため、小・中学校に「学校運営協議会」を設置し、コミュニティ・スクールを導入します。 また、地区を担当する保健師を中心に、医療機関などの関係者などと
連携し、妊娠、出産、子育てを切れ目なくサポートするとともに、相談、指導、支援プランの作成を行い、誰もが安心して子どもを産み育てることのできる環境づくりを進めます。 さらに、近年、社会問題とされているヤングケアラーの実態調査を行うとともに、啓発用チラシの作成や講習会などによりヤングケアラーについての知識、認識を深めるための取り組みを行います。 高齢や障害などの理由でごみ出しが困難な世帯に対し、自治会、ボランティア団体が共助型で行うごみ出し支援活動への助成を行うほか、じん芥処理業者による訪問型のごみ出し支援を新たに行います。 高齢者の移動を支援するため、運転免許を有しない高齢者へのタクシー券の交付を引き続き行うほか、北橘地区のデマンドバスの本格運行や小野上地区、子持地区でデマンドバス導入のための試行運行を開始します。また、渋川駅~深山線を渋川医療センターや商業施設を経由する巡回運行とするための検討を進めます。 子どもたちを交通事故から守るための通学路の交通安全対策を重点化するとともに、JR渋川駅前広場の乗降場などの整備、JR八木原駅自由通路及び駅舎の詳細設計を行います。 あらゆる世代の人たちが健康づくりやレクリエーションに活用する広場として、中村緑地公園整備のための基本計画の策定を行います。 また、身近な道路の維持補修などの予算を拡充し生活環境の整備を行います。 さらに、消防団OBなどで構成し、平日昼間の後方支援活動に対応できる、機能別団員を新たに配置するほか、地域の防犯活動の一環として自治会等が行う防犯カメラ設置への助成を行います。 このほか、
インターネット上の
誹謗中傷等の被害者を支援するため、無料相談窓口を設置するほか、投稿等の削除などを行う際の弁護士費用の一部を助成します。 また、犯罪被害者を支援するための条例制定に向けた検討を進め、市民の安全を守るための取り組みをより一層強化いたします。 第3に、「誰もが暮らしやすい共生社会の実現」であります。 東京2020オリンピック・パラリンピックの共生社会ホストタウンへの登録を契機に、令和元年度から進めている共生社会実現のまちの取り組みは、これまでに79の団体や事業所と共同宣言を行うなど、
官民協働で様々な施策を展開してまいりました。 令和4年度は、人工呼吸器による呼吸管理など医療的ケアが不可欠な児童が通所施設や公立の教育・保育施設などで適切な支援を受けるための体制を整備します。 また、災害時に支援や配慮が必要であることを周囲に伝えることのできる、災害時支援用ヘルプバンダナを作成・配布するほか、段差の解消など共生社会実現に向けた商店改装などへの助成を行います。 このほか、市民後見人養成講座の受講料補助を行い、成年後見制度の利用促進と制度の周知を図ります。 第4に、「持続可能な行財政運営」であります。 デジタル化により内部事務の効率化と行政サービスの向上を図るとともに、全庁で事業レビューを行い、市長専用車の廃止などゼロベースで事務事業の見直しを行いました。 また、ヤングケアラーや
インターネット上での誹謗中傷に対する対策、プラごみ削減など新たな行政課題に対処するため、政策戦略会議を中心に行政組織の縦割りを排し部局間の
連携を強化し、新たな施策の構築を図ります。 組織機構の見直しでは、脱炭素社会実現への取り組みを強化するほか、簡素で効率的な組織とするため、2課1係を削減しました。 また、市債の新規発行を大幅に抑制することにより、市債残高を圧縮し、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字を維持し、社会経済の変動に耐えうる持続可能な財政運営を行ってまいります。 以上、令和4年度
予算編成方針について申し上げました。 松尾芭蕉が示した俳諧の理念に、『不易流行』という言葉があります。決して変わることない不易性と、時代に応じ絶えず変わり続ける流行性は根元において本質的に同じであるというものです。 私たちは、2年を超えて、新型コロナウイルスという、未知のウイルスと戦っています。 長い歴史の中で、感染症は幾度となく流行を繰り返し、社会や経済に大きな影響を及ぼしてきました。14世紀、欧州を中心に黒死病(ペスト)が大流行し、当時の人口の約3分の1が犠牲となったことで労働力の希少化が生じました。その結果、活版印刷機の発明など歴史的なイノベーションが生み出されたと言われています。 今、コロナ禍により、デジタル化、働き方の変化、集中から分散へのシフトと、私たちの生活、価値観は大きく変化をしています。後で振り返った時、今が時代の大きな転換点となっているかもしれません。 一方、人との関わり方や自由な移動などに制約を受け、当たり前であった日常の有り難さを痛感いたしました。医療従事者へのメッセージなどを通じ、支え合う社会に深く感謝の気持ちを持ちました。 人を大切に思うこと、社会は共に支え合い成り立っていること、そして誰もが平穏な幸せを求めていくということが普遍の価値であることに、改めて気付かされました。 デジタルという新しい技術を取り入れながら、全ての市民の精神的・物質的な豊かさを追い求め、誰もが自分らしくいきいきと輝ける「共生社会実現のまち渋川市」を市民の皆様と共に築いてまいります。 議員各位をはじめ、市民の皆様の深いご理解と力強いご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 令和4年3月1日、
渋川市長、髙木勉。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 15番、須田勝議員。 (15番須田 勝議員登壇)
◆15番(須田勝議員) 令和4年度
予算編成方針に当たり、基本的な方針をお聞きします。 まず、4年半前の選挙の公約である髙木勉の6つの挑戦と半年前の選挙での誰一人取り残さない、明日の渋川を拓く髙木勉の10のプランが一部しか編成されていないのを聞きたいのと、基本的な人口減少対策をどう考えているのかお聞きします。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 須田勝議員のご質疑にお答えをいたします。 私、市長に就任して2期目に入っております。1期目のときにも議員のご支援をいただいて当選をさせていただきました。その際に渋川市の人口減少危機を突破していこうと、渋川市を再生しようという思いで立候補いたしまして、市長に就任をしたところであります。6つの挑戦につきましては、今でも変わるところはございません。人口減少も、減り続けてはきておりますけれども、その減少のカーブそのものは緩くなってきております。これをさらに食い止めて、そして豊かな暮らしができる人口規模を維持していきたいと思っております。それがベースにありまして、そのための様々な医療、教育、福祉、経済、そして行財政改革といった6つの挑戦を着実に一歩一歩進めてまいりたいと考えております。 そして、2期目の就任に当たりまして、皆様方にお伝えをいたしました10のプラン、誰一人取り残さない10のプランを掲げました。このSDGsといった17の共通目標を全世界の人々が今目標としております。そういったものを基本として、共生社会渋川をつくっていくために10のプランを掲げたところであります。この10のプランについては、短期的に実現できることもありますし、長期的に臨まなければならないこともあります。そういったことの中から、まずは当面コロナ対策、これしっかりとやらなければいけない。そして、このコロナを乗り切ったその先に新しい活力のある渋川市をつくっていきたい。そういう思いで今回の補正予算も編成をしたところであります。 ここについては、また予算審議の中でご説明を申し上げてまいりたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 15番。
◆15番(須田勝議員) 4年半前に渋川再生をスローガンに市長になられた髙木市長なのですが、まずこの令和4年度の編成方針の中の5ページに確かに人口減少のことは、5ページの上段ですが、「過疎地域の指定を受けた、伊香保、小野上、赤城地区への移住者支援金の加算や、空き家解体後の跡地に家を新築する若者への支援制度の新設、婚姻等により市内で新たに生活を開始する世帯への支援金の増額などにより、課題となっている過疎地域や空き地・空き家への対策、若者の移住・定住の促進などを複合的に進めてまいります。」と。これは私も一般質問でもやりましたが、移住、定住は政策として分かります。人口減少の危機突破ができればいいのですが、私はかねてからこの四、五年間、6市町村が合併後、15年間ずっと一般質問等で言い続けてきた市民による幸せが第一の結婚対策、要は人口を安定させる。当然ならば増やしていかなくてはならないのだけれども、この状況下なら増えるのは無理としても、現状の7万3,000、7万5,000を維持していくためにも、まずこの6ページの中段にあります「保健師を中心に、医療機関などの関係者などと
連携し、妊娠、出産、子育てを切れ目なくサポートするとともに、相談、指導、支援プランの作成を行い、誰もが安心して子どもを産み育てることのできる環境づくり」、これを言うなら、まず市民による市民のための結婚対策、ずっと私は髙木市長にも言っているつもりだ。まず、独身の若者に、よそから配偶者を連れてきてもいい。それで移住、定住してもらって人口を維持してもらう。幸せになってもらう。そういう考え方をやっぱりこの令和4年度の方針の中に組み込んで来年度スタートしていってもらいたいと思いますが、その点いかがですか。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 人口減少対策は渋川市だけではありませんけれども、日本全国で行われました2020年の国勢調査の速報も出ましたけれども、減少に転じていると。ただ、減少幅はそれぞれいろいろあります。群馬県の中でも渋川市の減少幅が5年前の2015年のときの国勢調査では5.9%ということで、群馬県の12市の中で最高であった。その減少率は若干緩和されまして、人口、そして世帯数ともに渋川市が一番下げ止まっているという結果も出ています。今後の推移についてはまだ分かりませんけれども、何とか急激な人口減少を止めていくことが大事だと思っております。今その後新しい状況でコロナ禍というのがあります。コロナ禍の中で人々の意識も変わってきていると思います。一極集中から地方へ移り住むという思考も高くなってきております。こういった国民の意識をしっかりと踏まえて、その受皿になれるような、そういう渋川市をつくってまいりたいと思います。そういう中で、人口減少にも歯止めをかけていきたいという思いであります。 子どもを産み育てる環境をよくするということは大事です。私は、妊娠、出産、育児、そして教育、これを一貫して支援していく。言わば渋川版のネウボラ制度といいますか、そういったものを築くことによって、子どもを産んで育てる環境、渋川市は優れているということを多くの人に理解していただいて、渋川市に定住をしていただきたいと思っております。そういった子どもを産み育てる環境、そういったものを充実することによって人口減少にも歯止めがかけられるのではないかなと思っております。
○議長(
望月昭治議員) 15番。
◆15番(須田勝議員) 半年前の市長選で市長のこのマニフェスト、公約の冊子を絶えず私改めて見ているのですが、本当にこの1から10までのプランというのはこのように実現していただければ本当にいい渋川市になるなと思っています。ただ、現実は今コロナだ、コロナだ、コロナだと言っていますけれども、コロナに該当するようなことというのは毎日毎日いいことというのはどんどんできるわけです。これを進めるから、この方針の中にも書いてありましたけれども、でも現実は今、我々に話が来る高齢者の願い事、心配事というのは、現実にこの間も、案件はここでは言いませんが、本当に冷たい渋川市、実行してくれない渋川市、聞いてくれない渋川市になっています。これから議会私もあと1年間はやりますけれども、この
予算編成方針の実現に向けても、このマニフェスト、市長の公約を実現するためにも我々は協力しますけれども、ぜひ市民の幸せを第一に考えて実行していただきたいと思います。答弁があれば。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 私の2期目の就任に当たっての公約、明日の渋川を拓く10のプランをご理解していただいて感謝申し上げます。政治というのは一朝一夕にはならないと。時間がかかるものもあります。ただ、将来の渋川市をこうしていきたいのだと夢を市民の皆さんと共有をして一歩一歩着実に前進をしていきたいと思います。それには私一人の力ではできません。どうぞ須田議員をはじめ議員の皆さん、そして市民の皆さん、多くの皆さんと共に元気で活力のある渋川市、コロナを乗り切ってそういったまちをつくってまいります。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。 10番、安カ川信之議員。 (10番安カ川信之議員登壇)
◆10番(安カ川信之議員) 令和4年度
予算編成方針に対して、会派創生渋川を代表して髙木市長に質疑を行います。 市長は、よく筋肉質の予算を目指すと言われておりますが、新年度予算では具体的にどのようなことをもって筋肉質な予算を目指したか伺います。 次に、4本の柱を基本として新時代活力創出予算を編成しましたとありますが、まず新型コロナ対策と新たな時代に活力を生むまちづくりについて。移住、定住の推進や空き地、空き家対策、企業誘致など様々な施策を推進してきました。市長は、その施策の本質をどのように考えているのかを伺います。 第2に、安全・安心で快適に暮らせるまちづくりについて。じん芥処理業者による訪問型ごみ出し支援を行うとありますが、具体的にどのようなことを行うのかを伺います。 また、市民ゴルフ場を廃止してから相当時間が経過をしておりますが、中村緑地公園の整備のための基本方針策定とありますが、何を一番重視した計画策定を目指すのかを伺います。 第3に、誰もが暮らしやすい共生社会の実現について。災害時支援用ヘルプバンダナ作成とありますが、災害時のみならず、日常生活における支援や配慮が必要な方への対応をすべきと考えますが、市長の見解を伺います。 第4に、持続可能な行財政運営について。政策戦略会議を中心に行政組織の縦割りを排し、部局間の
連携を強化とありますが、問題点、課題があれば伺います。また、そのための改善策等についてをお伺いをいたします。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 安カ川議員のご質疑にお答えをいたします。 まず、新年度予算についての規模、そしてその中身ですけれども、私この予算を編成するに当たって、渋川市の予算をより筋肉質で身の丈に合った予算にしなければいけないという思いをかねてから持っておりました。筋肉質というのは当たっているかどうか私も表現して自信がありませんけれども、要するに無駄を排して力強い予算、最少の経費で最大の効果を上げられる予算と、そういうことに尽きると思いますけれども、とかく予算を編成するということになりますと、それぞれの部局が新年度予算を見積もって要求をしてきます。できるだけ余裕を持って大きく取っておくことが安心だということなのだろうと思います。そういう意識が働きますので、どんどん、どんどん膨らんでいくということにつながりかねないという一面があります。予算をつけるということは、限られたお金をそれぞれの事業に充てるわけですから、どこかの予算を1つをつける、加えることによってそれ以外のお金を無作為に切るということですので、大きな予算をつけるということは大きな責任のあることであると私は予算編成を通じていつも考えております。そういう中にあって、限られた財源を選択し、厳しい選択をして必要なところへ集中していくということを行ってまいりたいと思います。いろいろ1年間の予算をつくるわけですけれども、1年間のうちにはいろいろな社会情勢が変わります。今コロナもそうですし、そういったことにスピーディーに対応していくことも大事だと思っております。そのために補正予算も機動的に組んでいかなければならないと思っております。いずれにしましても、筋肉質で身の丈に合った予算、これからもそういったことを心がけながら、市民の期待に応えられるような予算にしていきたいと思っております。 それから、新年度予算について私は新時代活力創出予算という名前をちょっとつけてみたのですけれども、その思いは、コロナ後の新しい時代に渋川市の元気が出るような、そういう予算をつくりたい、そういう思いで様々な施策に予算を組んでまいりました。コロナがもう2年もたちまして、この間に大きな犠牲が払われてきております。国民の意識も変わってきたと私は思います。生活に対する考え方、そして今までのような物質的な面だけではなくて、精神的な面を重視するということも一つではないかと思います。そして、かつてのように旅行にしても遠くへ、そして早く行くという意識から、より身近なところでゆっくりとするという方向に変わってきている、そういった意識も生まれているのではないかと思います。
予算編成方針の中でも申し上げましたけれども、時代を後で振り返って今の時点が国民の意識が大きく激しく変わった時代ではなかったかな、いわゆるパラダイム・シフトという言葉が使われますけれども、そういう時期ではないかなと思っております。こういった価値観が変わるときに、移住ですとか空き家ですとか新産業の創出とかいろいろなこと、こういったことを駆使して暮らしやすい元気な渋川市をつくっていきたい。そのために、渋川市は東京からも近いですし、そして温泉もあり、自然、文化、歴史も豊かです。こういった持てるポテンシャルをしっかりと生かして発展をしていきたいと思っております。そういった思いで今回の予算編成を行ったところでございます。 それから、安全・安心で快適に暮らせるまちづくり、これも今回の予算の柱の一つではあります。じん芥処理業者による訪問型のごみ支援事業も今回予算の中で取り入れましたけれども、ごみ出し支援、高齢化、そして障害者もありますけれども、なかなかごみの集積所までごみを持っていくということができない、そういった人たちがたくさんおられます。これを何とかしなければいけないなという思いで、今年度予算だったですかね、共助型のごみ出し支援を進めようということで、地域のボランティアですとか、自治会ですとか、NPOですとか、そういった人たちがごみ集積所までごみを運んでくれると、そういった団体に僅かではありますけれども、助成金を出して見守りをしていただいたり、ごみ出しの支援をしていただくと、そういうことを始めました。これまでに例えば石原の西の自治会ですとか、本石原ですとか、南町の自治会ですとか、あるいはNPO法人ぽれぽれとか、幾つかの団体、8団体が今現在渋川市で登録されて活動してくださっております。そういった人たちの志は大変ありがたいことなのですけれども、なかなかそういうことが持ち上がらない地域もあります。そういった地域に対しては、これは公助型になりますけれども、市が直営といいますか、行政としてごみ出しの支援をしていくということも必要であろうと思います。ということで、新年度におきましては、共助型に加えて、さらにこの公助型の業者による訪問型ごみ出し支援も始めようとするところであります。 それから、中村緑地公園についてのご質疑がございました。中村緑地公園は、かつて市民ゴルフ場として多くの皆さんに親しまれてまいりました。廃止をされてもう長い年月がたちます。非常に交通の便のいいところでもありますし、利根川、そして赤城山、子持山、榛名山といった周りに山々が望めるところで、景観のいいところでもございます。こういったところを市民が自由に行って、そして気軽に健康スポーツを楽しめる、そういう場所にしていきたいと思っております。非常に広大な面積ですので、一度に整備をするということはなかなか難しいと思いますけれども、中心部から徐々に整備をしてまいりたいと思っています。あまり大きな工作物は、河川敷でもありますから、できません。今の自然をしっかりと生かした誰でも活用、自由に遊べるような、そういった広場を目指していきたいと思っております。 それから、災害時支援用のバンダナのご質疑でございました。障害者、そして高齢者等、耳が遠い方とかコミュニケーションが取りにくい方が災害のときに大変な思いをいたします。そういったとき、そういった人のためにバンダナというのですか、いろいろな表示をして、耳が聞こえない人には耳が不自由だと、そういうサインを伝えられるような、そういうものを配備をしたいと思っております。今ご意見、ご指摘のありました災害時だけではなくて、日常にもそれが使えないかというご提案でございます。まさにそのとおりだと思います。日常にもそういったものが配備できるように、そんなに大きなお金がかかる仕事ではありませんので、こういったところにきめ細かく配慮していきたいと思います。 それから、縦割りを排して部局間の
連携を進めていくという予算編成のシステムですか、あるいは政策決定の仕組みであります。私は、常々役所の縦割りを排して横軸を通して市民のために渋川市のためにそれぞれの部署が一緒になっていろいろなことを考えていくと、そのことが大事だと思って取り組んでおります。予算編成一つにつきましても、今まではそれぞれの部局が市長に対して新年度はこういう予算をつくりますと、予算を要求しますという要求が出てくるわけですけれども、それは市長と部長と一方通行といいますか、相対だけの話になってしまいますので、それを全庁が一緒になって予算編成会議という場で取り組む必要があると、そういう考えのことであります。そのほかに通常の政策決定に当たっても、政策戦略会議を設けまして、そこでいろいろな部局の人にいろいろな課題に取り組んでいただくということにしております。この政策戦略会議についていろいろな取組をしておりますので、政策戦略会議の中心を担っております市長
戦略部長から補足があったら答弁をしていただきます。
○議長(
望月昭治議員) 10番。
◆10番(安カ川信之議員) まず、移住、定住の促進についての要は、私は教育だと思っています。教育水準の高い都市には、企業誘致ができていたりとか、若い世代の移住が進むというのは、要はやはり教育だと思っていますので、私の見解ですが、ここを中心軸に据えて行うべきで、インセンティブとしての施策は本当大事なのですが、それだけではなくて、教育をど真ん中に入れた移住、定住の推進をしていただきたいなと願うところです。 ごみ出し支援は、既得権益との闘いを市民の場に引きずり戻してもらいたいと思います。粗大ごみの自宅回収も、提案した側としてもなかなかそういう形で市民の側に寄り添ってもらえていない現実もありますので、しっかりお取組をしていただきたいと。 中村緑地公園については、相当年数もたっていますが、やはり使う人は市民なので、本当に小さな声も聞き上げていただいて、市民の側に寄り添って、せっかくいい公園造るわけですから、健康のためにもスポーツのためにもやっていただければと思います。 それでは、2問目の質疑を行います。筋肉質の予算編成というのは無駄を省くと言われますが、予算編成において無駄はないわけなのです。当初から無駄だと思っている予算なんかつくるわけがないのですが、無駄ではなくて、どこまで絞り込めるかということが大事だと思っています。なかなか人間と同じで、ダイエットをすることは、私が言うのも変なのですが、ダイエットは非常に厳しいと、あしたからやろうとなってしまいますので、しっかりとここは、計画が大事。昨日も予算
常任委員会でもご指摘あったように、長期のスパンでもやっぱり見せることが必要だと思います。例えば2030年には一般会計規模で300億円を切るのだということも目指すべきだと考えますので、これは何で言うかというと、市民の方にこの財政状況を共有化することが大事なのです。どれだけ借金があって、どれだけ収入があって、どれだけ年間使うのか。自分の家計も同じではないですか。そういった意味で、計画を市民に見える化、庁内だけで共有するのではなくて、市民に見える化をするべき。すき焼きは食べられないけれども、肉じゃがでいいよねというぐらいなこともあるのです。なので、それは市民の理解を求めないとできないので、この財政ビジョンを市民に見える化をしっかりとやっていただきたいと思いますが、ご見解があればお伺いします。 それと、カーボンニュートラル、2050年の脱炭素へ向けての取組ですが、では本市はどうするのかというのをしっかりと工程表を作って市民が、これも同じです。見える化をして、渋川市は脱炭素を目指す社会をつくるのだという取組をすべきと考えますが、見解を伺います。 また、
インターネットの誹謗中傷の条例が制定されました。これは、4月からその条例を根拠として財政支援ができることになる。予算はこれから上程されますが、これは広島県と同じに渋川市は全国初の取組なのです。ここは本当に大切なことだと思っていますので、しっかり取組をすべきと考えます。ここはいいのですが、ここで犯罪被害者の支援に寄り添うための条例制定を目指すとありますが、市長はどんな思いでこの条例をつくろうと考えたのかを伺います。 最後になりますが、松尾芭蕉の不易流行を引かれました。不易というのは変わらないもの、流行というのは変わるものと解説も書いてありましたが、この予算に当たって市長が思う不易とは何なのか、流行とは何を示しているのかを伺います。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 安カ川議員のご質疑にお答えをいたします。 ちょっと多岐にわたっておりますので、順番が変わるかもしれませんが、ご了承いただければと思います。 まず、予算編成についてでございます。渋川市の予算、今回の予算規模は329億円ということであります。先ほどもちょっとお話し申し上げましたけれども、渋川市の人口規模からして類似団体等と比べますと、規模の面で見ますと若干大きいという思いでおります。急にこれをダウンサイジングすることもなかなか市民に痛みが伴いますので、急にはできませんけれども、今先ほど提案のありました2030年頃を見通して適正な規模にしていく必要があるのではないかということでありますけれども、私もそのように思っております。渋川市の人口規模等で300億円程度かなという感じがいたします。館林市が大体同じ人口ですけれども、今年297億円だったかと思いますが、館林市と渋川市の違うところは合併していないというところだと思います。渋川市は、合併をして今の渋川市になっておりますので、6つの自治体が1つの自治体になったと。そういうことからいろいろな行政のスタイルも違いますので、なかなかコストもかかるという一面もあります。そういう中にあって、これから適正な規模にしていくのにやはり何といってもいろいろなこういう公共施設あるいは行政のシステムをスリムにしていかなければいけないと思っています。具体的には、その中でも行政センターですとか公民館の在り方ですとか、そういったことも考えなければいけません。そして、学校の規模もどういった形がいいのか、学校の再編等も考えていかなければならないと思っております。それから、
官民の役割分担をどうしていくか、そしてアウトソーシングできるものは積極的にアウトソーシングしていくということがこういった予算規模の是正をしていく上で必要ではないかと考えております。そういったことを市民の協力を得ながらやっていかなければいけませんので、そういった見通しをしっかりと提示する、そして選択できる選択肢を提案する、そういうことが大事だと思っております。これからそういったことに積極的に取り組みながら予算の規模を是正してまいりたいと考えております。 それから、脱炭素社会に向けてのロードマップであります。この脱炭素社会に向けての取組は地球規模で行われておりますけれども、2050年に脱炭素、カーボンニュートラルを実現しようというのが目標に今なっております。日本の国でも、そして群馬県でも、いろいろな計画、目標をつくってやっております。こういった目標を達成するには、何といっても私たち市民一人一人がどう行動するかにかかっていると思います。そのことがなければこれ実現できないと思っております。そのために様々な総合的な対策をしてまいりたいと思っております。個々にまだ目標ができておりませんけれども、これから再生可能エネルギーをどういうふうに、どういうロードマップで進めていくか、あるいはEVですとかPHV等の車両ですか、そういったものの導入計画、それから住宅の省エネルギー化の推進、太陽光もそうですけれども、ゼッチとかといった仕組みもありますので、住宅ごとにエネルギーを自給できるような、そういうことも1つだと思いますし、それから脱炭素に貢献する森林の役割をしっかりと維持していかなければいけないと思っております。そのために今回の組織改革でも森林に関する部署を環境部門と統合いたしまして、森林・気候変動対策係というのを市民環境部、今度環境森林課ということにしましたけれども、そこに組織を集約したいとは思っております。まだまだそのほか公共交通機関の脱炭素化も大事であります。バス等の電気化というのですか、そういうこともあると思いますし、様々な面があると思いますので、そういったものを具体的に進めていくためのロードマップを作ってまいりたいと考えております。 それから、
インターネット上の誹謗中傷についてのご質疑であったかと思います。
インターネット上の誹謗中傷につきましては、公然と個人の社会的地位や評価を低下させて被害者の心に深い傷を負わせる、場合によっては命も奪うと…… (何事か呼ぶ者あり) はい、分かりました。
インターネット誹謗中傷については、そういう形で被害に遭った方の支援も進めてまいりたいと思っております。 それから、犯罪
被害者支援条例のご質疑でございました。犯罪に遭った方が直接犯罪被害者としての被害を受けることはもちろんでございますけれども、被害者だけではなくて、その家族の方々も大きな被害を受けます。そして、そのときだけではなくて、その後長期にわたって心身の被害に苦しんだり、あるいは精神的な面で二次的被害、いろいろな中傷誹謗にさらされるということもあると思います。そういったものをそれぞれしっかりと支援をしていかなければならないと考えております。一番身近なところにある市町村、こういったところがそういった条例をしっかりと整備をして、そして経済的に、精神的に、いろいろな面で寄り添っていくということが犯罪被害者に対する支援であると考えます。そして、またそういった被害が発生しないように予防していくための啓発活動、こういったこともしっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。新年度に条例の制定とそれに伴う様々な施策を展開をしてまいりたいと思います。 それから、不易流行のお話がございました。不易流行は俳諧の世界の言葉ではありますけれども、私は一口に申し上げまして、伝えるべきものは残していくと、伝えていくと。そして、変化をするものについては恐れずに変化、改革をしていくと。そういう2つの思いでこの言葉を使っております。政治や行政の世界でも、この俳諧の世界と同じ、守るものを守り、そして変えるものは変えていくと。そういうことの中から新しい時代をつくり出していくという思いであります。不易は、変えてはならないもの、あるいは変わらないものという意味であろうかと思います。私たちは、両親を敬い、そして人々が支え合い、人々を傷つけてはいけない、そういったことは時代が変わっても変わらないものであると思います。改めてそういったことについてはしっかりと守っていかなければいけないと思っております。それから、今の憲法でうたわれています国民主権ですとか、基本的人権の尊重ですとか、平和主義といった、そういったことも国民が共有しているものだと思います。そういったこともしっかりと守っていく必要があろうかと思います。ただ一方で、そういった中で様々な技術的な革新があります。今一番大きなものは、デジタルトランスフォーメーションと言われるDXですか、こういったものを私たちの生活の中に取り入れていくと。そのことによって私たちの生活が便利になるということだと思います。いろいろなコミュニケーションをするのにそういったものを使って伝え方は変わりますけれども、伝える思いは変わらないのではないかなと。そういったものがなかった手紙等のやり取りの時代と思いを伝えることについては変わらない。そういったことで、変えるべきものは変え、守るものは守る、そういうことを市政の中でも取り入れていきたいと思っております。
○議長(
望月昭治議員) 10番。
◆10番(安カ川信之議員) 3問目は、1つだけお伺いします。 その前に、不易流行は考え方によったら変え続けることが不易の本質であるという考え方もあるようでありますので、そのためにちょっとご紹介したいことがあります。アンドリュー・スコットさんという人とリンダ・グラットンさんという方が共著で「ライフシフト2 100年時代の行動戦略」という本で、日本語訳に対しての序文でアンドリューさんが書いたところでありますが、それを若干紹介します。パンデミックが変革を加速させる3つの理由。第1に、新型コロナ社会が在り方を激しく揺さぶったことで現状維持の力が弱まった。そうなれば、おのずと変革と推進をやりやすくなる。第2に、多くの人が指摘しているように、今日本には経済成長を強く必要としている。これは、コロナ対策で政府の債務が膨張したこと、そして飲食や観光などの主要産業が大きな打撃を被ったことが理由だ。長寿化の進展とテクノロジーの進化が経済成長の原動力に転換しなくてはならない。第3に、パンデミックは、変革を加速させると同時に、個人、企業、国にとって将来へのリスクへの対応力を試すストレステストの機会になり、変化に適応するための学びの機会にもなったと言われています。先ほど市長も言われたように、社会の変化を恐れず、しなやかに変化に対応することが肝要であると思います。デジタル化はもう手段です。本質ではありません。本質は、主体者たる市民の側に寄り切り、寄り添い続けることが大事だと思っております。 今回の編成方針で市長のご覚悟を伺って質疑を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 今アンドリューさんですか、のいろいろな考え方をご披瀝をいただきました。私も全く同感であります。パンデミックで世の中が混乱しておりますけれども、こういった先にまた新しい世界が生まれてくると。それは、不易流行の考え方の一つでもあると思います。そして、私たちはそういったことを絶えず挑戦していかなければならないと思います。守ることと、それから変革をしていくことは一体のことだと思います。そういったものをしっかりと踏まえて新しい社会をつくっていきたいと思います。そういった際にやはり切るものは切らないといけない、壊すものは壊さなければいけないということもあると思います。何よりも市民一人一人に寄り添って、そして市民の幸せと、そして渋川市の発展、将来をしっかりと見据えて、予算編成もそうですけれども、いろいろな施策に取り組んでまいりたいと、そういう思いでございます。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) 令和4年度
予算編成方針について質疑をさせていただきます。 ページ数につきましてはまず3ページから行かせていただきますが、まず今年度の予算の中では約329億円ということで予算編成をしたということでありましたが、この中で「予算編成に当たっては、互いの多様性を認め合い誰もが自分らしくいきいきと暮らすことのできる共生社会の実現に向けた理念を全庁で共有し」作成したということでありました。前議員の質疑の中にありましたが、予算規模、地域から自治会、いろいろなところからの予算要望を出されると、この328億9,000万円に抑えるのは大変だったのではないかと思います。そういう中で、どの程度のものが今回新年度予算の中から次年度に回ったとか、そういうことがされているのかお示しをいただければと思います。 それから、そのページの上にありますが、「歳出では、長引くコロナ禍にあって、健康と暮らし、事業者の事業継続、保育料の完全無償化、小中学校の給食費の無償化の継続などにより、厳しい予算編成となりました。」ということで、これを継続したことが厳しい予算編成になったと私は感じました。やはりこの辺の考え方がいかがなことかということが出てきます。誰もが暮らしやすい共生社会の実現、そして市長も言っていますが、子育てするならこの渋川市という概念とこの辺がちょっとずれているのかなと思いましたので、この辺の今後の内容についても考え方をお示しをいただきたいと思います。 それから、答弁を求めた後に次には行きますが、それと今回特別会計の問題があります。特別会計については、国民健康保険等がありますが、これについては一くくりで出されている以外は出てきておりません。今、赤城地域でも問題になっておりますが、診療所の地域の医療を守るという観点がこの予算編成の中では抜け落ちているように思いますが、その辺の状況についても質疑をさせていただきたいと思っております。 持続可能な財政運営等々ありましたが、このところは新年度予算の中でも質疑をいたしますので、割愛をさせていただきます。 以上、雑駁でありますが、この部分について、市長の
予算編成方針に当たる内容についてお示しをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 予算編成に当たりましては、先ほどから申し上げておりますように限られた財源を有効に使っていくということがまず基本であります。そのために様々な要望を丁寧によく聞いて、そして優先順位をつけて効率的に予算編成をしたところであります。その中心が共生社会の実現ということになりますけれども、多様性をしっかりと重んじて、そして誰でも迎え入れるといいますか、インクルーシブな包摂社会、そういうことが基本だと思いますけれども、そういった上に立って予算編成をしたところであります。何よりも財源が厳しいことは変わりありません。その中で、翌年度に回せるものは回していくということも仕方ないものもあります。当面やらなければならないことはしっかりとやっていくと。道路を直すとか、新しい道路を造るとか、そういったところについては少し待っていただくということも大事だということで先延ばししたものもあります。ただ、道路に穴が空いていて危ないとか交通安全で困ると、そういったところについては重点的に重点配分をしてありますので、予算が伸びているところもあります。そういった形で、様々な予算要望をよく吟味をしまして、予算編成を行ったところであります。 それから、給食費の無償化、保育料の完全無償化、こういったことも子どもを育てるための経費として私は重視をしております。こういったことで厳しい予算編成となったということで、このことが悪いということを言っているわけではないのですけれども、ただ市の予算の中で毎年3億円とか億単位の経常一般財源、いわゆる経常収支比率を押し上げる要因になっていることは間違いないことであります。こういった経常一般財源を大きく充てている学校給食費の無償化ですとか保育料、そういったものについてをしっかりと守るために厳しい予算編成を強いられる、そういうことでありますので、ご理解をいただきたいと思います。 それから、地域の医療を守るということが具体的に触れられていないのかという話だったかと思いますが、行政の一番の大きな仕事は、市民一人一人の命と暮らしを守ることが私は一番大事なことだと思っております。今回の予算の柱の中にも、安全・安心で快適に暮らせるまちづくり、あるいは誰もが暮らしやすい共生社会の実現、こういったことはそれぞれ一人一人をしっかりと見据えて支援をしていく、そういう思いであります。地域の医療を守るということは大事なことでありますので、しっかりと取り組んでまいります。
○議長(
望月昭治議員) 17番。
◆17番(角田喜和議員) 今市長から答弁いただきました。私が今回この部分に限って質疑させていただいたのには理由があります。やっぱり地域住民の声を聞きながらの予算編成をしていくという部分では、例えば今市長のほうで道路に穴が空いた話から始まりましたが、地域から出されている要望というのは数多くあると思うのです。105の自治会からいろいろな要望が来る中で、これ後にしろ何しろというのもありました。そういった中で、一番頼りになるのが地域の合併前の役場、支所が行政センターになりました。先ほど安カ川議員の質疑の中で、こういったものを将来的にはデジタル化の中で見直しをせざるを得ない。館林市は1市のまま、渋川市は合併したから若干違うとはいうものの、今の市長の先ほどの答弁の中では、行政センターの見直し、公民館と一体化していくのではないかと、そんなニュアンスも聞かれました。公民館と行政センターというのは全く別な部分でもありますし、やっぱりそこは地域の人たちのよりどころの一つではないかと思いますけれども、その辺についてはいかがなものか。 それと、この中でヤングケアラーの問題が、安心・安全で快適に暮らせるまちづくり、また持続可能な行財政運営の中でも出てきております。今日もNHKの中でもその報道がありましたが、ヤングケアラーをどういったふうに実態をつかんで、行政としてどういったことができるのか、やっぱりそういうことが重要ではないかと思うのです。知識を市民の方に共有してもらうのだということでここにありますけれども、その辺の実態の状況把握と行政がどこまでできるかということをしっかりとやらないと、あそこの家庭は、あそこのうちはとならないような、行政全体で地域全体でやるべき方向性が必要ではないかと思います。これはヤングケアラーの問題だけではなくて、お年寄りの独居老人、いろいろな部分に関わってくる問題ですから、そこを行政としてしっかりと目を向けたような新年度予算の運営が必要ではないかと思います。その辺についていかがでしょうか。 それから、デジタル化の関係でいきますと、デジタル化が全てで、それをすることによってというニュアンスに取れたのですが、やはり職員がそこに関わってこなければデジタル化だけでは全てのことはできません。それについては、職員の意識改革も大切ですし、市民とのつながりが余計重要になってくるところもありますが、その辺の職員の教育並びに全体としての押し上げはどのように考えているのかお示しをいただければと思います。お願いいたします。 休 憩 午前11時57分
○議長(
望月昭治議員) 休憩いたします。 会議は、午後1時に再開いたします。 再 開 午後1時
○議長(
望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 17番議員の質疑に対する答弁を求めます。 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 角田議員のご質疑にお答えをいたします。 まず、予算編成に当たって地域住民の声をよく聞いてというご指摘、ご意見でございます。全くそのとおりでございます。地域の人たちが何を欲しているか、何に困っているか、そのことをまず把握することから予算編成の作業というのは始めなければなりません。私は、そのことを実践するために予算編成の前に各地域の自治会長との懇談会を昨年から実施をしております。市内105の自治会が今あると思いますけれども、その自治会長を9地区に分けて、昨年の秋、予算編成が始まる前に行いました。そういった中で、様々なご意見が出てきております。例えばごみの集積所の支援をしてほしいと、そういう意見もありまして、ごみ集積所を造る場合に補助金を出すとか、地域の広場に対して支援をしてほしいと、様々なことがあります。道路の問題もあります。高齢者の支援の問題。本当に市政全般にわたってのご意見が伺えるわけでして、それも直接身近に地域におられる方ですから、本当に切実な問題があります。そういったことを踏まえて予算編成に生かしてきております。予算が仕上がったからそれで終わりということではなくて、今度はこういう予算をつくりましたということを新年度へ入って5月頃ですか、新しい自治会長になるところが多いのですけれども、改めてまた説明に上がるような、そういう形で実行をしてきております。何といっても地域がしっかりしていて行政が成り立つものですから、いろいろな仕組みも考えなければいけませんけれども、行政センターと公民館の問題は合併以来いろいろな課題があります。合併したメリットというのを最大限に生かしていかなければいけないと思いますし、公民館というのは非常に重要な機能を果たしてきておりますので、行政センターと公民館が一緒に力を合わせてやることでさらに力が発揮できるのではないかと、行政サービスが向上できるのではないかなという面もあると思います。近くに別々に人がいて、それが効率的かどうかということもありますので。ただ、合理化をするとか切り捨てるとかと、そういうことではありませんで、あくまでも地域住民の立場に立ってどういう形がいいのか研究をしてまいりたいと思います。 それから、ヤングケアラーの問題がございました。ヤングケアラーという言葉は私たちの子どもの頃はあまり聞かなかったです。ただ、農作業ですとか家の手伝いはよくさせられた覚えはありますし、そんなにそれが嫌だったような記憶もないのですけれども、ただ今の問題はそういう問題とはまた違います。ヤングケアラーの問題は、嫌とかいいとかという問題ではなくて、自然と生活の中でそういう立場に置かれていると、そのことによって学習の時間が持てない、あるいはいろいろな身だしなみが整えられない、そういうのが自然の中で生じてしまっているということが問題であると思っています。家族のことを面倒を見るということはいいことではありますけれども、それは家族全体を地域全体で支えていかなければならないのではないかなと思います。このことについて渋川市でも、今年2月16日に、中部教育事務所にスクールソーシャルワーカーというのが配置されているのですけれども、藤澤先生をお招きして、金島のふれあいセンターでヤングケアラーについての講演をしてもらったことがあります。この藤澤先生とお会いしましたけれども、ヤングケアラーということについて行政がこういう研修会といいますか、講演会というのを持ってくれたと、群馬県で初めてだという話をしておられました。やっとヤングケアラーという言葉が認知されてきたと、皆さんが関心を持ってくれたということが何よりもうれしいとそのスクールソーシャルワーカーの先生はおっしゃっておりましたけれども、そのくらいの状況ですので、渋川市においてもヤングケアラーと言われる子どもたちが必ずいるのではないかなと私も思います。ただ、統計を取って、国でも統計を取っていますけれども、2.6%だとか、何%だとか、その率が知りたいわけではないと思います。それぞれ地域で事情があると思いますから。そういった調査を経て、どういった個別な支援ができるかというところにつなげていく、そういう調査でなければならないと思っております。ということで、この実態調査の予算、新年度計上しておりますけれども、まず実態調査をどういう形でどういう人に対してどう行うか、このことが一番の難しい問題ですので、いろいろな専門家の方のご意見も聞いて、そしてみんなで議論をして、調査の仕方からまず始めなければいけないなと思っております。要はそういった社会構造を正していくということが目的だと思いますから、そういうことが発生しないように個別支援につながるような調査を進めていきたいと思っています。 それから、デジタル化の関係ですかね。デジタルについては、先ほど安カ川議員のご質疑にもありましたけれども、デジタル化が目的ではない、これはあくまでも手段だということで、私もそう思います。ただ、デジタル化によっていろいろな省力化できることもあります。そういったところは省力化をして、そして必要なところに振り向けていくと。そして、デジタル化によってサービスの質が向上するという面もあります。そういったところはしっかりと伸ばしていかなければいけないと思っております。地方自治体の仕事の大半は人が要る仕事です。学校においても先生が子どもに直接接していろいろ教えると。それから、妊婦ですとか子どもにも直接ケアをするということが大事であります。こういったことはデジタルに置き換えるのは、なかなか難しいところであります。いろいろな資料を整理したりするのはデジタルで置き換えられると思いますけれども、そういう対人、直接接するような業務、これはしっかりと守っていかなければいけないと。そこへ力を注ぐということで、このデジタル化も生かしていきたいと思っております。繰り返しになりますけれども、市民サービスがデジタル化によっておろそかになったり、低下するということがないようにしていかなければいけないと思っております。
○議長(
望月昭治議員) 17番。
◆17番(角田喜和議員) 最後の質疑になりますが、これについて福祉や教育が命を守る、そういった施策が市政の中心の大切な本旨であると思います。こういう中で、渋川市は合併して地域が広くなりました。観光地であり、企業城下町であり、そして農業を主体とするまちでもあります。こういう中で、食料はいつでも輸入できる状況ではないのが今の現状です。安全な食料は渋川市の大地から生み出すこと、そういうところが必要だと思っております。この中で、今回の方針の中で基幹産業の一つである農業、合併した渋川市は広いですから、農地の面積もたくさんあります。その基幹産業である農業に関係する部分がこの
予算編成方針の中では抜け落ちているのではないかと思います。ここで、農業政策に関わる令和4年度の方針、ここには直接うたっていないのですけれども、どのような方針をお持ちで進めていくのか。やはり予算書にありますではなくて、基本的な部分というのはしっかりとうたうべきではないかと思っています。今回それが抜けておりますので、最後になりますけれども、この辺の状況等々も含めて市長の予算編成に係る考え方をお持ちなのか最後に伺って、私の質疑は終わります。お願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 角田議員のご質疑にお答えいたします。 農業政策についてのご質疑ございました。農業は国の基と言われます。大事な産業であると考えております。そして、この渋川市において農業の果たす役割はいろいろなものがございます。多品種多作目が取れる産地であると。そして、その消費地としても観光地があり、首都圏が近いということで、非常にポテンシャルのあるところだと思っております。ただ、課題もたくさんあります。後継者の問題、そして農業従事者の高齢化の問題、こういったことがございます。そういったことを個々によく支援していかなければいけないと思っています。新年度予算でもいろいろなことの提案もありましたし、いろいろなことを考えて、例えば就農者、農業後継者、就農するのにいろいろな農業機械を購入するということに対する支援とか、あるいは認定農業者に対する支援、そういったことも充実していきたいと思っています。今現在ドライブマルシェということで地元の農家の皆さんが作られたものを直接消費者に販売するということを昨年、今年度3回やりましたけれども、それぞれ農業従事者の方、そしてそこに来られる消費者の方、両方から非常にいい試みであると。直接私たちが作ったものを直接消費者に渡せる、そういう農業の楽しみといいますか、面白さもあるのだなと私も思っております。できるだけ消費者に近い農業、そういったものを渋川市で築いていきたいと思います。それから一方で、いま一つ農産物の輸出もこのところ増えてきております。渋川市においても輸出できる農産物もたくさんあります。こういった農産物の輸出がさらに進むように、いろいろな規制の問題、そういったものも取り除かれるような動きもありますので、そういったことの機会を捉えて海外に渋川市の農産物が販売できるような、そういう体制も取っていきたいと思います。また、農業基盤整備、農業は農業だけではなくて農村を守ります。農村集落をしっかり守る、こういった多目的な機能も果たしておりますので、それも支援していきたいと思っております。小規模な土地改良を進めていく。そして、水路ですとか道路、いろいろな形の公益的な機能に対する支援も進めてまいりたいと思います。渋川市だけではなくて、国、県と一体となって大事な産業であります農業を守っていきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これから各予算の説明に入りますが、細部についての質疑は予算
常任委員会でお願いいたします。
△日程第6 議案第30号 令和4年度渋川市
一般会計予算
○議長(
望月昭治議員) 日程第6、議案第30号 令和4年度渋川市
一般会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第30号 令和4年度渋川市
一般会計予算につきましてご説明を申し上げます。 議案の説明に先立ちまして、別冊で配付させていただいております令和4年度予算説明資料により、予算の概要等につきましてご説明を申し上げます。説明資料の1ページをお願いいたします。1、歳入歳出予算の総計及び繰入金・繰出金であります。一般会計と特別会計の合計額は、下から3行目、合計(A)欄の522億2,493万1,000円であります。その下の重複額(B)欄を御覧ください。これは、歳入につきましては繰入金、歳出につきましては繰出金で、一般会計と特別会計の重複する額の合計で23億5,084万8,000円であります。最下行の差引き(A)引く(B)欄は498億7,408万3,000円であります。これが一般会計及び特別会計における実質的な財政規模を表すものとなっております。 2ページをお願いいたします。
水道事業会計であります。収益的収入及び資本的収入の合計は25億172万9,000円であります。また、収益的支出及び資本的支出の合計は33億8,457万9,000円であります。なお、一般会計からの繰入金は3,620万3,000円であります。
下水道事業等会計の収益的収入及び資本的収入の合計は47億9,729万8,000円であります。また、収益的支出及び資本的支出の合計は54億3,553万1,000円であります。なお、一般会計からの繰入金は14億9,936万2,000円であります。 3ページをお願いいたします。3ページから10ページまでは、一般会計、各特別会計及び公営企業会計の歳入歳出予算総括表であります。 11ページをお願いいたします。11ページは、一般会計の歳出予算について性質別に整理、分類した表であります。 12ページをお願いいたします。12ページから13ページにかけましては、一般会計及び各特別会計の歳出予算を歳出科目別に整理、分類した表であります。 14ページをお願いいたします。5、基金の状況であります。最下行の基金合計欄、右から2列目の令和4年度末の現在高見込額は142億5,083万円であります。最下行の左から2列目、令和3年度末現在高見込額と比較をしまして3億8,392万1,000円の減額となります。 15ページをお願いいたします。6、市税の状況は、平成30年度決算からの推移を整理した表でございます。 16ページをお願いいたします。16ページから71ページまでは、7、主要施策に関する調としまして整理したものであります。説明につきましては省略をさせていただきます。 飛びますが、72ページをお願いいたします。8、地方財政対策の概要であります。地方財政対策は総務省から令和3年12月24日に概要が示され、社会保障関係費の増加が見込まれる中、地方団体が行政サービスを安定的に提供しつつ、地域社会のデジタル化や公共施設の脱炭素化の取組等の推進、また消防・防災力の一層の強化などの重要課題に取り組めるよう、地方交付税等の一般財源総額について前年度を上回る額を確保するとしております。 (1)、令和4年度地方財政計画の規模であります。90兆5,918億円で、前年度との比較では0.9%の増額であります。ア、地方税につきましては前年度と比較して8.3%、地方譲与税が42.6%、地方交付税が3.5%の増加でありますが、地方特例交付金等は36.6%、また臨時財政対策債は67.5%の減少であります。イ、地方債依存度は8.4%で、前年度から4.1%の減少であります。ウ、令和4年度末の地方の借入金残高は189兆2,000億円の見込みであり、前年度末見込みより3兆8,000億円の減額であります。 (2)、地方債であります。総額は地方公営企業会計を除く普通会計の規模で7兆6,077億円で、前年度と比較して32.3%の減少であります。発行額につきましては、記載のとおりであります。 (3)、地方交付税であります。総額は18兆538億円で、前年度と比較すると3.5%の増加であります。 73ページをお願いいたします。(4)、臨時財政対策債の抑制であります。令和4年度の臨時財政対策債は67.5%の減少、1兆7,805億円を見込んでおります。 (5)、財源不足の補てんであります。令和4年度において2兆5,559億円の財源不足が生じる見込みであります。これに対して補填する措置は、アからウに示したとおりであります。なお、令和4年度は国と地方の折半ルールを適用する折半対象財源不足は生じない見込みであります。 (6)、地域社会のデジタル化の推進であります。地域社会のデジタル化を推進するため2,000億円を計上するとしております。 (7)、公共施設の脱炭素化の取組等の推進であります。公共施設等の適正管理を推進するため、脱炭素化事業を追加し、事業費を1,000億円増額するとともに、事業期間を5年間延長するとしております。 74ページをお願いいたします。(8)、消防・防災力の一層の強化であります。緊急防災・減災事業について消防・防災力を一層強化するため、消防本部における災害対応ドローンの整備や消防救急デジタル無線の機能強化を追加するなど、対象事業を拡充するとしております。 (9)、まち・ひと・しごと創生事業費の確保であります。地方団体が少子化や人口減少などの課題に対して自主的・主体的に地方創生に取り組むことができるよう、引き続き1兆円を確保するとしております。 (10)、地域社会再生事業費であります。地方団体が地域社会の維持・再生に向けた幅広い施策に自主的・主体的に取り組むため、引き続き4,200億円を計上するとしております。 (11)、下
水道事業の広域化・共同化の推進であります。令和4年度末までの広域化・共同化計画の策定及び同計画に基づく具体的な取組を推進するため、地方財政措置を拡充するとしております。 (12)社会保障の充実及び人づくり革命等であります。社会保障・税一体改革による社会保障の充実分及び人づくり革命等に係る経費について所要額を計上するとしております。 75ページをお願いいたします。9、令和4年度地方税制改正(案)の概要であります。令和4年度税制改正大綱が令和3年12月24日に閣議決定されました。今回の大綱は、地方税制改正の主なものは、住宅ローン控除の見直し及び固定資産税の負担調整措置等であります。 まず、(1)、個人住民税であります。住宅ローン控除について、令和4年度分以降の所得税において、当該年分の所得税額から税額控除をし、さらに残額があるものについて、翌年度の個人住民税から所得税の課税総所得の5%、9万7,500円の範囲で控除をするものであります。 次に、(2)、固定資産税・都市計画税であります。アの土地に係る固定資産税・都市計画税の負担調整措置は、令和4年度限りの措置として商業地等の課税標準額の上昇幅を評価額の2.5%とするものであります。 次に、イの主な税負担軽減措置は、貯留機能保全区域の指定を受けた土地について、課税標準の特例措置を創設するものであります。 最後に、(3)、納税環境整備であります。アの地方税務手続のデジタル化は、電子申告等の対象手続や電子納付の対象税目の拡大など、eLTAXを活用した対応を進めていくものであります。 76ページをお願いいたします。10、地方消費税交付金の増収分の使途についてであります。平成26年4月1日に消費税率が8%に引き上げられ、このうち地方消費税は1.7%となりました。その後、令和元年10月1日には10%に引上げとなり、このうち地方消費税は2.2%となりました。平成26年の引上げに伴う0.7%と令和元年度の引上げに伴う0.5%を合わせた1.2%の増収分については、地方税法の規定により全額を社会保障に関する経費に充てることとされております。 (1)、対象額は、令和4年度の地方消費税交付金の見込額19億円のうち22分の12相当の10億4,000万円であります。 (2)、対象経費は、地方税法の規定によりまして、社会福祉、社会保険及び保健衛生に関する施策に要する経費に充てることとされております。内訳につきましては、囲みの中に示したとおりであります。社会福祉では、医療費助成等、障害者福祉、生活保護費及びその他の社会保障等に関する給付事業に要する経費に充てるものとし、3億7,798万8,000円、構成比は36.3%であります。社会保険では、介護保険、国民健康保険及び後期高齢者医療特別会計への繰出金等に充てるものとし、6億3,445万5,000円、構成比は61%であります。保健衛生では、母子保健、健康増進事業等に要する経費に充てるものとし、2,755万7,000円、構成比は2.7%であります。 以上で予算説明資料の説明を終わります。 それでは、引き続き予算書の説明に移らせていただきます。予算書の1ページをお願いいたします。令和4年度渋川市の一般会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ328億9,300万円と定めたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によりたいと思います。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」によりたいと思います。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は30億円と定めたいと思います。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、ここに記載したとおりと定めたいと思います。 6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為であります。事項欄1行目、渋川市土地開発公社借入金損失補償は、期間は令和4年度以降で、限度額は1億円以内の借入金に係る損失補償であります。 2行目、農業近代化資金等利子補給は、農業用施設整備や機械導入等に係るものであります。期間は令和5年度から令和19年度までで、限度額は渋川市農業近代化資金等融通措置条例に掲げる資金の貸付限度額及び融資率により融資された資金の償還残高に対する年2.5%以内での利子補給であります。 3行目、群馬県共済生活協同組合に対する貸付は、万が一大災害が発生し、異常危険準備金等の一切の資金を充ててもなお共済の支払いに不足が生じた場合、所要に応じ、150万円の範囲内で貸付けを行うものであります。期間は、令和4年度から令和6年度までであります。 4行目、県議会議員選挙は、令和5年4月29日に任期満了となる県議会議員選挙に係る事務を行うものであります。期間は令和5年度、限度額は2,639万5,000円であります。 5行目、固定資産税課税客体定期確認業務委託は、路線価格の検証を行うもので、限度額は3,608万円。6行目、不動産鑑定評価業務委託は、標準宅地等の不動産鑑定評価を行うもので、限度額は1,874万4,000円であります。いずれも期間は令和5年度であります。 7行目、各種健康診査及び検診業務委託は、令和5年度の各種健康診査の実施に当たり、前年度から準備を進めるものであります。期間は令和4年度から令和5年度までで、限度額は9,526万8,000円であります。 下から3行目、橋りょう維持補修事業は、祖母島地内から東吾妻町に通じる沼尾大橋の改修工事を行うものであります。期間は令和5年度で、限度額は1億8,674万円であります。 下から2行目、総合公園桜まつり実施事業は、総合公園桜まつりを令和5年4月に開催するに当たり、前年度から準備を進めるものであります。期間は令和4年度から令和5年度までで、限度額は126万5,000円であります。 最下行、学校保健各種検診業務委託は、各小中学校等において令和5年度の検診を実施するに当たり、前年度から準備を進めるものであります。期間は令和4年度から令和5年度までで、限度額は991万3,000円であります。 7ページをお願いいたします。第3表、地方債であります。1行目、地域振興基金造成事業(合併特例事業)は限度額が2億3,750万円であります。これは、地域振興基金の造成に係るものであります。充当率は95%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。起債の方法、利率及び償還の方法につきましてはそれぞれ記載のとおりで、以下各事業とも共通の内容となっております。 なお、合併特例事業につきましては、いずれも充当率95%、交付税措置は元利償還金の70%が需要額算入されますので、その部分の説明は省略をさせていただきます。 2行目、行政センター施設改修事業(合併特例事業)は限度額が1,930万円であります。これは、小野上行政センターの屋上防水改修工事に係るものであります。 3行目、社会福祉センター管理事業(合併特例事業)は限度額が1,840万円であります。これは、社会福祉センターの冷暖房設備を更新するための設計業務委託及び外壁等防水工事に係るものであります。 4行目、農業農村整備事業は限度額が1,700万円であります。限度額のうち1,520万円は赤城西麓用水対策事業の県営事業負担金に係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。また、限度額のうち180万円はため池防災減災事業の県営事業負担金に係るもので、充当率は90%、交付税措置は30%が需要額算入されるものであります。 5行目、農業農村整備事業(合併特例事業)は限度額が1,800万円であります。これは、小規模農村事業の農道舗装工事等に係るものであります。 6行目、治山事業は限度額が800万円であります。これは、群馬県が実施する治山事業の県営事業負担金に係るもので、充当率は100%であります。交付税措置は、70%が需要額算入されるものであります。 7行目、道路整備事業は限度額が7,260万円であります。これは、市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)及び市道5―7805号線道路改良事業(津久田地内)に係るもので、充当率は100%であります。交付税措置は、70%が需要額算入されるものであります。 8行目、道路整備事業(合併特例事業)は限度額が2億3,780万円であります。これは、市道折原川島線道路改良事業(金井地内)、市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)、市道4―4224号線道路改良事業(横堀地内)、子持山若人のみち整備事業及び市道八幡愛宕線道路改良事業(分郷八崎~下小室地内)などに係るものであります。 9行目、JR渋川駅前広場整備事業(合併特例事業)は限度額が5,530万円であります。これは、JR渋川駅前広場整備工事に係るものであります。 10行目、JR八木原駅周辺整備事業(合併特例事業)は限度額が4,180万円であります。これは、JR八木原駅の自由通路及び駅舎整備の詳細設計に係るものであります。 11行目、渋川高崎線道路改良事業(合併特例事業)は限度額が1,120万円であります。これは、都市計画道路渋川高崎線道路改良事業の県営事業負担金に係るものであります。 12行目、公園トイレ洋式化整備事業(合併特例事業)は限度額が530万円であります。これは、伊香保地区の花美日向青少年ひろばのトイレ改修工事に係るものであります。 13行目、市営住宅改修事業(合併特例事業)は限度額が2,550万円であります。これは、大中子団地4号棟の外壁等断熱改修工事に係るものであります。 14行目、消防防災整備事業は限度額が4,390万円であります。これは、消防ポンプ車の購入及び分団詰所工事に係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。 下から3行目、消防防災整備事業(合併特例事業)は限度額が1,560万円であります。これは、防火水槽新設工事に係るものであります。 下から2行目、通学バス運行事業は限度額が3,500万円であります。これは、小野上地域及び赤城地域を運行する通学バスに係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。 最下行、中学校施設管理事業は限度額が1,600万円であります。これは、赤城北中学校の外壁改修工事に係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。 8ページをお願いいたします。1行目、公民館施設整備事業(合併特例事業)は限度額が2,060万円であります。これは、金島公民館の舞台調光設備の改修工事に係るものであります。 2行目、古巻公民館整備事業(合併特例事業)は限度額が4,850万円であります。これは、古巻公民館建て替えのための実施設計業務委託、一部解体工事及び仮設駐車場工事に係るものであります。 3行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業は限度額が290万円であります。これは、史跡の造成工事のための実施設計業務委託に係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。 4行目、学校給食調理場再編整備事業は限度額が3,010万円であります。これは、伊香保小学校及び伊香保中学校の給食を南部学校給食共同調理場から配送するためのコンテナ室の改修工事に係るもので、充当率は100%、交付税措置は70%が需要額算入されるものであります。 5行目、臨時財政対策は限度額が3億円であります。これは、通常収支の不足分の補填措置として地方財政計画に基づき見込んだものであります。充当率は100%で、交付税措置も100%が需要額算入されるものであります。 地方債の総額は、最下行の合計欄に記載のとおり、12億8,030万円であります。 14ページ、15ページをお願いいたします。2の歳入につきましてご説明申し上げます。なお、説明の中で重複する事項につきましては、説明を省略させていただきます。 1款市税1項市民税は、新型コロナウイルス感染症の影響は限定的であることから、1目個人につきましては前年度比4.51%の増額を、2目法人につきましては前年度比53.11%の増額をそれぞれ見込んだものであります。 2項1目固定資産税は、前年度比6.15%の増額を見込んだものであります。 2目国有資産等所在市町村交付金は、前年度比1.11%の増額を見込んだものであります。 3項軽自動車税1目環境性能割は、県からの通知を基に算定をし、前年度比208.41%の増額を見込んだものであります。 2目種別割は、前年度比2%の増額を見込んだものであります。 4項1目市たばこ税は、前年度比1.3%の増額を見込んだものであります。 5項1目入湯税は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、前年度比26.32%の減額を見込んだものであります。 6項1目都市計画税は、前年度比1.21%の増額を見込んだものであります。 16ページ、17ページをお願いいたします。2款地方譲与税から5款株式等譲渡所得割交付金まで及び7款地方消費税交付金並びに8款ゴルフ場利用税交付金までの各項目の金額につきましては、それぞれ令和3年度決算見込額や地方財政対策等を踏まえて見込んだものであります。 6款法人事業税交付金は、前年度比102.69%の増額を見込んだものであります。 18ページ、19ページをお願いいたします。9款環境性能割交付金は、前年度比3.12%の減額を見込んだものであります。 10款地方特例交付金は、住宅ローン控除による個人市民税所得割への影響額に対する補填措置分などを見込んだものであります。 11款地方交付税及び12款交通安全対策特別交付金は、それぞれ令和3年度決算見込額や地方財政対策等を踏まえて見込んだものであります。 13款分担金及び負担金2項負担金は、20ページ、21ページをお願いいたします。5目土木費負担金1節道路橋りょう費負担金の説明欄1行目、道路建設負担金は、県道高崎渋川線バイパスへのアクセス道路である市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)の実施に伴う吉岡町からの負担金であります。 2行目、橋りょう工事負担金は、沼尾大橋の改修工事の実施に伴う東吾妻町からの負担金であります。 24ページ、25ページをお願いいたします。15款国庫支出金1項国庫負担金1目1節社会福祉費負担金の説明欄2行目、保険基盤安定負担金(未就学児均等割保険税軽減分)は、地方税法の一部改正に伴い、未就学児の国民健康保険税均等割を5割減額することに対し、国が2分の1を負担するものであります。 2項国庫補助金1目1節総務管理費補助金の説明欄1行目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染症対策及び生活経済安定対策の財源として交付されるものであります。 3行目、デジタル基盤改革支援補助金は、自治体オンライン手続システムの導入に対する補助であります。 26ページ、27ページをお願いいたします。2目民生費国庫補助金1節社会福祉費補助金の説明欄2行目、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費補助金は、緊急小口資金等の特例貸付けを終了した世帯等への自立支援金支給に関する補助であります。 3節生活保護費補助金の説明欄1行目、生活保護等就労準備支援事業費等補助金は、生活困窮者等に対する就労準備支援の実施に対する補助であります。 5目商工費国庫補助金1節観光費補助金の説明欄、観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業補助金は、伊香保石段街周辺の2か所へスマートごみ箱の設置に対する補助であります。 6目土木費国庫補助金1節道路橋りょう費補助金の説明欄1行目、社会資本整備総合交付金は、市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)及び市道折原川島線道路改良事業(金井地内)などに対する補助であります。 2行目、道路メンテナンス事業補助金は、沼尾大橋改修工事などに対する補助であります。 2節都市計画費補助金の説明欄1行目、都市構造再編集中支援事業費補助金は、JR渋川駅前広場の整備工事、JR八木原駅自由通路及び駅舎整備詳細設計に対する補助であります。 2行目、集約都市形成支援事業費補助金は、立地適正化計画へ追加する防災指針の策定に対する補助であります。 28ページ、29ページをお願いいたします。16款県支出金2項県補助金2目民生費県補助金は、30ページ、31ページをお願いいたします。3節児童福祉費補助金の説明欄最下行、子育て環境づくり推進補助金は、民間保育施設の改修工事等に対する補助に係るものであります。 4目農林水産業費県補助金1節農業費補助金の説明欄1行目、新規就農者育成総合対策事業補助金は、認定新規就農者へ経営開始資金の交付に係るものであります。 下から4行目、農村地域防災減災事業補助金は、農業用ため池の耐震対策工事やハザードマップの作成に対する補助であります。 5目商工費県補助金1節商工費補助金の説明欄2行目、ニューツーリズム創出支援事業補助金は、タクシーやロープウェイのラッピングなど、アニメツーリズムの推進に対する補助であります。 32ページ、33ページをお願いいたします。3項委託金1目総務費委託金4節選挙費委託金の説明欄2行目、参議院議員選挙委託金は、令和4年7月25日に任期満了を迎える参議院議員通常選挙に係るものであります。 5節統計調査費委託金の説明欄1行目、就業構造基本調査委託金は、令和4年10月1日を基準日として実施される就業構造基本調査に係るものであります。 34ページ、35ページをお願いいたします。17款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入1節土地建物貸付収入の説明欄1行目、土地貸付料は、メガソーラー事業に係る土地貸付料及びその他の市有地に係る貸付料を見込んだものであります。 2目1節利子及び配当金は、各種基金等の預金利子のほか、地方債等の運用利回りを見込んだものであります。 36ページ、37ページをお願いいたします。19款繰入金1項基金繰入金1目1節財政調整基金繰入金は、当初予算における財源として15億4,713万1,000円を見込んだものであります。 2目1節ふるさと創生基金繰入金は、ふるさと応援寄附金の寄附者の意向に沿った事業等に充当するものであります。 3目1節スポーツ振興基金繰入金は、武道館及び子持社会体育館のトレーニング機器の更新に充当するものであります。 4目1節福祉事業基金繰入金は、公立保育所の備品の更新や小野上地域福祉センターの空調機器修繕等に充当するものであります。 5目1節こども夢基金繰入金は、すこやか子育て発達支援事業やふるさと渋川学生奨励金事業など、子育て環境への充実を図るための取組に充当するものであります。 38ページ、39ページをお願いいたします。11目1節ふるさと文化基金繰入金は、文化遺産をはじめ、先人の功績や地域のお祭りを後世に伝える事業や学びの充実を図る事業などに充当するものであります。 13目1節図書館堀口基金繰入金は、市立図書館の施設整備の充実に要する経費に充当するものであります。 21款諸収入は、40ページ、41ページをお願いいたします。5項4目1節総務費雑入の説明欄12行目、ネーミングライツ収入は、市有施設へのネーミングライツに係るものであります。 42ページ、43ページをお願いいたします。7節土木費雑入の説明欄下から2行目、鉄鋼スラグ製品処理等負担金は、鉄鋼スラグ対策事業の市道分の撤去工事の実施に係る負担金であります。 48ページ、49ページをお願いいたします。次に、3の歳出につきまして主な変更内容を中心にご説明をさせていただきます。 1款議会費は、市議会の運営に係る経費であります。 50ページ、51ページをお願いいたします。2款総務費1項1目総務管理費は、52ページ、53ページをお願いいたします。説明欄1行目、公文書管理事業は、新たに文書管理システムを導入するものであります。 2目人事管理費は、54ページ、55ページをお願いいたします。説明欄2行目、職員研修事業は、職員一人一人の資質や特性に合わせたウェブ研修を導入し、より効果的な研修を実施するものであります。 58ページ、59ページをお願いいたします。4目広報広聴費の説明欄3行目、地域の魅力総合発信事業は、しぶかわ大使やフィルムコミッションなどにより市の魅力を総合的に発信し、認知度の向上や交流人口の拡大を図るものであります。 68ページ、69ページをお願いいたします。10目企画費の説明欄3行目、空家跡地活用定住者住宅支援事業は、空き家解体後の跡地において新築住宅を取得した若者定住者に対し、助成金を交付するものであります。 最下行、ふるさと応援寄附金事業は、ふるさと応援寄附金の寄附額の増額を図るため、ふるさと納税ポータルサイトを2サイト追加するものであります。 70ページ、71ページをお願いいたします。説明欄5行目、移住定住支援事業は、多くの人を渋川市に呼び込むことを目的に、移住定住サポーターやコーディネーターを設置し、移住希望者や移住者への支援を充実するものであります。 7行目、移住者住宅支援事業は、住宅を取得し、本市へ転入する方への支援で、過疎地域へ転入した移住者へ100万円を加算するなど、内容の充実を図るものであります。 8行目、移住定住新生活応援事業は、新居において新生活を開始した夫婦またはパートナーシップ宣言をしたカップルに対し、支援金を交付するものであります。 9行目、空家等対策推進事業は、空き家再生コンテストを実施するほか、地域おこし協力隊による空き家の利活用の推進を図るものであります。 72ページ、73ページをお願いいたします。11目行政改革推進費の説明欄2行目、市民生活デジタル化推進事業は、初心者向けのスマートフォン体験教室を継続するとともに、個別の相談に対応するよろず相談会を実施するものであります。 3行目、デジタル・ガバメント推進事業は、子育てや介護に係る行政手続のオンライン化を推進するためのシステム導入のほか、電子地域通貨導入に向けた調査研究を実施するものであります。 74ページ、75ページをお願いいたします。13目交通政策費は、76ページ、77ページをお願いいたします。説明欄1行目、公共交通乗り継ぎ環境整備事業は、北橘地区デマンドバスから他の公共交通への交通結節点となる八崎口バス停などに乗り継ぎ環境を整備するものであります。 3行目、バス交通デマンド化事業は、北橘地区デマンドバスの本格運行への移行のほか、新たに小野上及び子持地区においてデマンドバス試行運行を開始するものであります。 78ページ、79ページをお願いいたします。14目市民協働推進費の説明欄2行目、一般経費は、犯罪被害者を支援するための条例制定に向けた検討委員会の設置に係る経費などであります。 3行目、地域の安全を守る防犯カメラ設置支援事業は、防犯活動実施団体による防犯カメラ設置に対して補助を行うものであります。 4行目、
インターネット上の
誹謗中傷等の
被害者支援事業は、相談窓口の設置や弁護士による無料相談の実施、
インターネット上の投稿等の削除請求や発信者情報の開示請求に係る弁護士費用に対して補助を行うものであります。 80ページ、81ページをお願いいたします。説明欄5行目、町内会館建設事業は、地区集会施設の維持補修などに係る経費に対し、自治会へ補助金を交付するものであります。 6行目、安全安心まちづくり推進事業は、市内7か所に防犯カメラを設置するものであります。 92ページ、93ページをお願いいたします。2項徴税費1目賦課管理費は、94ページ、95ページをお願いいたします。説明欄2行目、固定資産税課税調査資料修正事業は、課税資料の基礎となる公図等の加除修正や評価替え課税客体確認業務を実施するものであります。 3行目、固定資産税土地評価事業は、下落傾向にある地価の適正な評価額のための鑑定標準地の時点修正を行うものであります。 96ページ、97ページをお願いいたします。3項1目戸籍住民基本台帳費の説明欄最下行、証明書コンビニ交付事業は、マイナンバーカードを活用し、住民票、印鑑登録証明書、税証明書のコンビニエンスストア等での交付を開始するものであります。 98ページ、99ページをお願いいたします。説明欄1行目、マイナンバー活用事業は、マイナンバーを活用した行政手続のデジタル化を推進するため、戸籍システムの改修を行うものであります。 5行目、駅前証明サービスコーナー運営事業は、渋川駅前プラザ内において各種証明書を交付するものであります。 4項1目選挙費は、102ページ、103ページをお願いいたします。説明欄1行目、市議会議員選挙は、令和5年2月19日の任期満了に伴う選挙に係る経費であります。 以上で2款総務費の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 酒井福祉部長。 (福祉部長酒井幸江登壇)
◎福祉部長(酒井幸江) 3款民生費についてご説明申し上げます。 予算書の106ページ、107ページをお願いいたします。1項1目社会福祉総務費の説明欄4行目、子どもの学習支援事業は、生活保護世帯や児童扶養手当受給世帯の中学生のうち希望者を対象に戸別訪問型の学習指導を行い、学習の習慣化と定着化を図ることを目的とするものです。 108ページ、109ページをお願いいたします。説明欄4行目、生活困窮者自立相談支援事業は、生活困窮者からの相談に応じ、必要な情報提供や支援計画の作成などを行うことにより、生活困窮者の自立を促進するものであります。 説明欄5行目、住居確保給付金は、離職や休業等により経済的に困窮し、住居を失ったまたはそのおそれがある者に対し、安定した住居の確保と就労による自立を図ることを目的に給付金を支給するものであります。 3目障害者福祉費は、112ページ、113ページをお願いいたします。説明欄最下行、地域生活支援事業は、障害者総合支援法に基づき、障害者等が自立した日常生活や社会生活を送れるよう、相談支援や日常生活用具の給付を実施いたします。 114ページ、115ページをお願いいたします。説明欄下から4行目、手話普及推進事業は、渋川市手話言語条例に基づき、手話の理解及び普及に関する手話奉仕員養成講座の実施、各種手話教室の開催のほか、手話通訳者等の派遣を実施いたします。 116ページ、117ページをお願いいたします。4目高齢者福祉費の説明欄下から2行目、木の間温泉整理事業は、木の間温泉を廃孔するための工事請負費等であります。 118ページ、119ページをお願いいたします。説明欄1行目、高齢者等ごみ出し支援事業は、高齢者及び障害者等のごみ出しが困難な世帯に対して、自治会やボランティア等の住民互助によるごみ出し支援及び見守り活動の支援を行うものであります。 120ページ、121ページをお願いいたします。説明欄2行目、老人福祉センター管理事業は、老人福祉センターの指定管理料等であります。 説明欄下から4行目、成年後見制度利用促進事業は、成年後見サポートセンターの運営、市民後見人養成講座受講者への助成及び専門職による無料相談会等により成年後見制度の利用を促進いたします。 説明欄下から2行目、介護職員初任者研修支援事業は、介護人材の確保と定着を図ることを目的とし、引き続き実施するものであります。 122ページ、123ページをお願いいたします。説明欄2行目、介護保険特別会計は、介護給付費及び地域支援事業等に対する市の法定負担分及び介護保険事業運営に係る職員人件費、事務費に係る繰出金であります。 5目福祉医療費の説明欄2行目、ひとり親等医療費助成事業から説明欄6行目の子ども医療費助成事業までは、ひとり親等、子どもや重度心身障害者等を対象に保険診療に係る自己負担額を全額助成するものであります。 124ページ、125ページをお願いいたします。2項1目こども政策費は、126ページ、127ページをお願いいたします。説明欄2行目、子育て環境づくり推進事業は、子育て専用ウェブサイトの活用や子育てコンシェルジュの配置により、出産や子育て等の行政サービス、就労支援等の情報発信や相談等を行い、子育てしやすい環境づくりを推進するものであります。 2目子育て支援費の説明欄最下行、放課後児童健全育成事業は、児童の健全育成と安全安心を確保するため、市内21か所の放課後児童クラブの運営委託及び補助を行うものであります。 128ページ、129ページをお願いいたします。1行目、家庭児童相談事業は、子どもとその家庭の総合的かつ継続的な支援のため、相談員が相談、面接、調査、指導等を行うものであります。また、ヤングケアラーについて調査や研修会等を行うものであります。 4行目、ひとり親家庭支援事業は、ひとり親家庭の自立のため、資格取得を支援し、また専任の母子・父子自立支援員を配置するものであります。 130ページ、131ページをお願いいたします。説明欄2行目、子育て支援センター事業は、子育て支援総合センター内で子育て中の未就園児親子への支援を行うとともに、公立幼稚園4園への出向き支援及び民間保育所9園での地域子育て支援拠点事業を委託するものであります。 3目児童保育運営費は、132ページ、133ページをお願いいたします。説明欄2行目、手話あそび体験事業は、共生社会実現のまち渋川市を推進するため、教育・保育施設において園児が遊びながら視覚的な表現によるコミュニケーション方法に触れ、お互いを尊重し、支え合う大切さを知るきっかけとなるよう、手話通訳士及び聴覚障害者を派遣して園児に対する手話体験を実施するものであります。 3項1目生活保護費は、136ページ、137ページをお願いいたします。説明欄3行目、被保護者就労支援事業は、専門知識を有する就労支援員を配置し、生活保護受給者に対し、きめ細やかな就労支援を行うものであります。 説明欄最下行、生活扶助費等給付事業は、令和3年度の被保護世帯数及び被保護者数を基に給付費を推計し、見込んだものであります。 以上で民生費の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 真下市民
環境部長。 (市民
環境部長真下彰文登壇)
◎市民
環境部長(真下彰文) 4款衛生費についてご説明申し上げます。 1項保健衛生費1目管理予防費は、138ページ、139ページをお願いいたします。説明欄2行目、感染症予防事業は、感染症の蔓延防止のため、予防接種法に基づく各種予防接種を実施するものであります。 説明欄3行目、がん患者医療用ウィッグ・補正具購入助成事業は、がん患者が通常の生活を取り戻し、自分らしく生きることを支援するために医療用ウィッグ等の購入費用を補助するものであります。 説明欄4行目、第4期健康増進計画策定事業は、令和3年度に実施をいたしました住民アンケート結果を踏まえまして、第4期渋川市健康増進計画を策定するものであります。 140ページ、141ページをお願いいたします。説明欄1行目、看護師修学資金貸与事業は、地域における医療体制の充実に向けた人材の確保を図るため、県内の看護師養成施設の在学生を対象に修学資金を貸与し、卒業後市内の医療機関等において5年間継続して看護師業務に従事した場合には、貸与資金の返還を免除するものであります。 142ページ、143ページをお願いいたします。2目母子保健費の説明欄1行目、すこやか子育て発達支援事業は、発達に心配のある子どもを持つ養育者が気軽に相談できる場所を提供し、18歳までの切れ目のない支援を実施するものであります。 説明欄3行目、不育症治療費助成事業は、子どもの誕生を望むものの不育症に悩む夫婦に対しまして、医療費の一部を助成することで治療を受けやすくし、出生につながるよう支援を行うものであります。 説明欄4行目、不妊治療費助成事業は、高額な不妊治療を受ける夫婦の経済的負担を軽減するため、治療費の一部を助成するものであります。 説明欄5行目、妊産婦健康管理事業は、14回分の妊婦健康診査受診券を交付するとともに、妊婦、産婦、新生児への訪問指導を実施するものであります。 説明欄6行目、乳幼児健康診査事業は、疾病の早期発見だけでなく、養育者の育児不安を軽減し、乳幼児の健やかな発達を支援するため、3か月から3歳までの各月齢の乳幼児健康診査等を行うものであります。 説明欄最下行、妊産婦・乳幼児指導事業は、妊婦及び家族に対して出産、育児への不安解消支援をする両親学級、離乳食の進め方についての講話、実演をする離乳食教室、乳幼児の食事についての個別栄養相談をするぱくもぐお食事相談、発達に心配のある幼児及び保護者を支援する子育て教室を開催し、妊娠や子育てにおける不安の解消や育児支援を行うものであります。 144ページ、145ページをお願いいたします。3目保健指導費の説明欄2行目、渋川ウォーキングチャレンジ事業は、健康維持のきっかけづくりとして歩くことを推奨し、その成果に応じて健康ポイントを付与いたします。また、庁内他課との
連携した事業の実施、健診受診によりますこれらにもポイントを付与し、獲得ポイントが一定の水準に達した際にはインセンティブとしてクオカードを配布するものであります。 説明欄3行目、がん対策事業は、コロナ禍におきましても安心、安全に受診できるよう感染予防対策を徹底し、各種のがん検診を実施することで市民の健康増進に寄与するものであります。 説明欄4行目、がん検診受診率向上事業は、子宮頸がん検診は20歳、乳がん検診は40歳になった女性を対象として検診費用が無料となるクーポン券を送付するものでございます。また、胃がん等の検診において、個別の受診勧奨、再勧奨を強化することにより受診促進を図り、早期発見と健康意識の啓発を行うものであります。 146ページ、147ページをお願いいたします。説明欄2行目、わかば健康診査事業は、20歳以上40歳未満の市民を対象に健診を実施し、生活習慣の改善が必要な市民に対して栄養指導及び保健指導を行うことで疾病の重症化予防を図るものであります。 説明欄6行目、精神保健福祉相談事業は、心の健康保持、向上を目的に医師や保健師による健康相談や心の健康づくりに関する普及啓発活動を行うものであります。また、地域自殺対策強化事業として、リラクゼーション講座を実施いたします。 4目環境衛生費は、148ページ、149ページをお願いいたします。説明欄2行目、環境衛生推進事業は、環境美化推進協議会へ環境衛生対策等の事業を委託するとともに、ごみ集積所の修繕等の管理に対する補助を行います。また、新たに資源ごみ回収団体が行います資源ごみ集積所の整備に対する補助を行うものであります。 説明欄最下行、環境調査事業は、大気、水質、騒音、振動などの環境調査及び事業所等の監視調査に係る経費で、金属成分を分析するための誘導結合プラズマ質量分析装置の更新を行うものであります。 150ページ、151ページをお願いいたします。5目環境政策費の説明欄3行目、地球温暖化対策推進事業は、脱炭素社会への転換に向け、市民や事業者の意識や行動の変革を促すため、広く意見交換などに取り組むものでございます。また、再生可能エネルギー機器設置助成対象にペレットストーブ設置費を加えるとともに、電気自動車等の購入費及び普通充電設備設置費の一部を助成するものであります。 説明欄最下行、食品ロス削減推進事業は、食品ロスの削減を推進するため、市民及び事業者等への情報提供やきっかけづくりとなる事業に取り組み、食品ロス削減に向けた意識の向上を図るものであります。 152ページ、153ページをお願いいたします。2項清掃費1目じん芥処理費の説明欄最下行、じん芥処理事業は、一般廃棄物収集運搬業務、廃蛍光管などの拠点回収事業、指定ごみ袋の作成及びガラス容器3種類とペットボトルをリサイクルするための分別収集に係る経費であります。また、高齢者安心課が行います高齢者等ごみ出し支援事業の対象世帯を除く高齢者世帯等のごみの戸別収集に取り組むものであります。 154ページ、155ページをお願いいたします。説明欄2行目、資源ごみ回収事業は、資源ごみの回収に取り組む団体に報奨金を、回収事業者に補助金を交付するとともに、雑紙の行政回収を開始するものであります。 説明欄3行目、ごみ減量対策事業は、家庭における堆肥化処理容器等の購入費用の一部を助成するとともに、堆肥化等により生ごみを排出しない世帯に対し、指定ごみ袋の配布を行うものであります。 156ページ、157ページをお願いいたします。2目し尿処理費の説明欄3行目、浄化槽設置整備事業は、渋川市
下水道事業等に委託して実施をします個人設置型合併処理浄化槽への補助金交付事業に係る経費であります。 以上で4款衛生費の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 狩野産業
観光部長。 (産業
観光部長狩野 均登壇)
◎産業
観光部長(狩野均) 続きまして、5款労働費につきましてご説明申し上げます。 1項1目労働諸費は、158ページ、159ページをお願いいたします。説明欄1行目、ジョブサポート推進事業は、若年層を中心に第2新卒者や再就職希望者などを対象とした就業支援窓口を設置するための委託料のほか、内職の求人や求職、あっせんまで支援する内職相談窓口を実施するための相談員賃金であります。 2行目、雇用促進事業は、地域の商工業の振興に資するための優良従業員表彰事業、新規就職者激励大会と新入社員研修会、また企業ガイダンス開催など、雇用を促す取組に対する補助金であります。 3行目、地元企業魅力再発見事業は、市内企業の概要だけではなく、設備や機械、製造ライン、そこで作っている製品や企業技術を再発見し、地元企業の魅力を市民に知っていただくための企業見学会を実施するための経費であります。 下から2行目、勤労者生活資金は、勤労者の生活等に必要な資金を低利で融資し、勤労者の生活の安定と福祉の増進を図るための金融機関への預託金であります。 以上で5款労働費の説明を終わらせていただきます。 続きまして、6款農林水産業費についてご説明を申し上げます。1項農業費1目農業委員会費は、160ページ、161ページをお願いいたします。説明欄3行目、農地利用最適化推進事業は、農業委員会が行う農地の集約化、遊休農地の解消を図るための取組に係る経費であります。 2目農業振興費は、162ページ、163ページをお願いいたします。説明欄下から3行目、新規就農者育成総合対策事業は、経営開始間もない新規就農者の安定的な経営を支援するため、経営開始資金を交付することにより就農意欲の喚起と就農後の定着を図るものであります。 下から2行目、小規模農業者等営農活動支援事業は、遊休農地対策、また多様な担い手を確保するため、小規模農業者に対して農業機械の購入の一部を補助するものであります。 最下行、遊休農地活用推進モデル事業は、遊休農地の解消と地域住民で組織する任意団体による農地の維持管理を継続的に行うモデル事業であります。 164ページ、165ページをお願いいたします。説明欄1行目、経営継承・発展等支援事業は、地域の中心経営体等の後継者が経営継承の経営発展に関する計画を策定し、その計画に基づく取組を行う場合に必要となる経費を支援するものであります。 6行目、農業次世代人材投資事業は、先ほど説明いたしました新規就農者育成総合対策事業の前の対策で、令和元年度及び令和2年度に認定された2名の新規就農者に対して令和7年度まで経営開始時の経営確立を支援する資金を交付するものであります。 7行目、野菜王国・ぐんま総合対策事業は、野菜生産のための施設などの導入に対する事業で、経営体育成支援として認定農業者が取り組む農業用機械の導入、また産地育成支援として農業協同組合が取り組むパイプハウスの施設整備及びナスの生産に関わるV字資材の導入を予定しております。 8行目、はばたけ「ぐんまの担い手」支援事業は、認定農業者等の意欲ある担い手、新規就農者や企業等の新たな担い手、また環境に配慮した農業者などが経営の向上、経営安定のための機械、施設の導入に対して支援するものであります。 下から3行目、豚熱防疫対策事業は、養豚農家における防疫対策を支援するための消毒資材購入及び豚熱ワクチン接種手数料の一部助成を行うものであります。 166ページ、167ページをお願いいたします。説明欄8行目、ドライブマルシェ実施事業は、コロナ禍においても市内で生産している農畜産物をPRできる有効な手段であることから、引き続き箱詰めした市内産の野菜や果樹、豚肉、牛肉などをドライブスルー形式で販売するものであります。 168ページ、169ページをお願いいたします。説明欄4行目、農産物直売事業特別会計は、道の駅おのこにおける老朽化した施設備品を更新する必要が生じたこと、また新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理者納付金の増額が見込めないことで歳出に不足が生じることから、維持管理の管理に必要な財源を確保するため、繰り出すものであります。 3目農地費は、170ページ、171ページをお願いいたします。説明欄1行目、農業用施設維持管理事業は、農道や農業用水路の維持管理に関する修繕や補修を行うものであります。 2行目、小規模農村整備事業(古巻中部有馬地区)は、農作業道の舗装工事を行うものであります。 3行目、小規模農村整備事業(樽地区)は、用水路の改修工事を行うものであります。 4行目、小規模農村整備事業(上ノ原地区)は、幅員が狭く、農作業に支障を来している農作業道の拡幅工事を行うものであります。 5行目、赤城西麓用水対策事業は、畑地かんがい、区画整理、農道整備及び農地保全による総合的な農業生産基盤整備に関わるもので、県営事業関連負担金及び土地改良区負担金等であります。令和4年度は、笠張地区の区画整理工事、畑地かんがい工事、導水路工事を行うものであります。 下から2行目、ため池防災減災事業は、ため池に係るハザードマップの作成と宮谷戸ため池の耐震対策工事に係る測量設計業務委託、二又の池の廃止工事に関わる測量設計業務委託及び大谷の堤の改修工事に係る県営事業負担金であります。 172ページ、173ページをお願いいたします。説明欄1行目、多面的機能支払交付金事業は、農業生産の基礎となる農地や農道、農業用水路をはじめ、農村環境を地域ぐるみで保全する活動組織に対する支援事業であります。現在活動中の11地区の活動費を見込んだものであります。 5目国土調査費は、174ページ、175ページをお願いいたします。説明欄2行目、国土調査事業は、子持地区の北牧・横堀地内の一部及び赤城地区の津久田地内の一部、合計0.51平方キロメートルの地籍調査を行うものであります。 2項林業費1目林業振興費は、176ページ、177ページをお願いいたします。説明欄3行目、森林環境教育事業は、森林の重要性を学び、森林を整備し、維持するなどの林業を知るきっかけとして森林・林業見学会を実施するものであります。 4行目、きのこ原木再生事業は、シイタケ原木として利用されていた広葉樹の人工林が東日本大震災における放射能の影響を受け、出荷できず、伐採されない状況であることから、萌芽更新をさせることで再びシイタケ原木として利用するため、伐採に対する経費の一部を助成するものであります。 5行目、有害鳥獣対策事業は、有害鳥獣捕獲隊による駆除対策及び農地への電牧柵などの導入費用の補助を行うことで農林産物の被害防止を図るとともに、野生イノシシの捕獲奨励金の交付により豚熱対策に取り組むものであります。また、捕獲隊員の労力軽減のため、通報装置つきわなの導入及び捕獲隊員の確保、増員を図るため、狩猟免許などの取得費用の助成を行うものであります。 下から2行目、木とふれあう木育推進事業は、家族ぐるみの木育を推進するため、申請時に贈呈する県産材で作った積み木の購入費用であります。 最下行、県産木材活用推進事業は、県産木材を活用した公共施設の整備や木製備品を導入するものであります。 178ページ、179ページをお願いいたします。説明欄1行目、森林経営管理事業は、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を図るため、林業の集約化など森林経営管理の仕組みを構築するもので、森林の所有者に対して森林経営の意向調査を行い、この結果に基づき経営管理権集積計画案の作成を行うものであります。 2行目、森林環境譲与税基金は、森林環境譲与税について対象事業である森林環境教育事業、きのこ原木再生事業、木とふれあう木育推進事業、県産木材活用推進事業及び森林経営管理事業の残金を将来的に増加する支出に備え、基金積立てを行うものであります。 8行目、林道橋りょう長寿命化対策事業は、林道における橋梁について計画的な維持補修を行うものであります。 180ページ、181ページをお願いいたします。説明欄2行目、竹林整備事業は、放置竹林の解消に向けた取組を目的として竹林整備を行うものであります。また、貸出し用の竹粉砕機の購入を行うものであります。 以上で6款農林水産業費の説明を終わります。 続きまして、7款商工費についてご説明申し上げます。1項1目商工振興費は、182ページ、183ページをお願いいたします。説明欄1行目、共生社会実現に向けた商店改装等応援事業は、市内の店舗の改修費や設備費用の一部を助成するもので、バリアフリー対応の改装や備品購入を優先的に助成し、共生社会実現のまち渋川市を推進するものであります。 2行目、しぶかわ企業進出促進事業は、地域経済の活性化や雇用創出を図るため、市内に本社機能を移転またはオフィスを設置する市外法人に対し、移転に関わる経費や改修費等に対し、補助金を交付するものであります。 3行目、しぶかわ創業開業支援事業は、市内で新たに創業しようとする者に対して改修工事費や備品購入費等に補助金を交付するものであります。 4行目、新産業立地推進事業は、企業誘致及び雇用創出の受皿となる新たな産業用地の確保に向け、計画を策定するための費用であります。 5行目、企業誘致促進事業は、既存企業のフォローアップのための支援や工場の新設、増設、雇用促進の奨励金に加え、優良企業の誘致に取り組むものであります。 6行目、にぎわいイベント創出事業は、MM―1フェスティバル、渋川青年会議所主催の七夕事業、1000人ロックフェスティバルのほか、渋川駅前などで実施されるイベントに対し、補助金を交付するものであります。 7行目、地場産業後継者育成支援事業は、本市を代表する伝統工芸品である創作こけし産業において高齢化が進み、後継者が不足しているため、地域おこし協力隊制度を活用し、後継者を育成し、産業継続の支援を行うものであります。 最下行、渋川駅前交流センター事業は、渋川駅前プラザの管理運営を行うものであります。1階にはお土産を取り扱うしぶかわ名産品センターしぶさんと駅前証明サービスコーナー、2階には渋川創作こけしギャラリー、3階には学習室とコワーキングスペースを開設しております。 184ページ、185ページをお願いいたします。説明欄7行目、商店街活性化イベント等促進事業は、商店街の活性化と魅力あるまちづくりを促進するため、まちなかイルミネーションをはじめとするイベントなどを実施する商店街団体等に対し、補助金を交付するものであります。 186ページ、187ページをお願いいたします。説明欄下から3行目、中小企業季節資金融資事業は、中小企業者の季節的な資金需要期の運転資金の供給を円滑にし、中小企業の振興を図るもので、併せて新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、業績に悪影響を受けている中小企業者に対し、運転資金を融資する制度を実施するものであります。 3目観光費は、188ページ、189ページをお願いいたします。説明欄3行目、環境にやさしい宿づくり応援事業は、市内の宿泊施設がアメニティーグッズ等を環境に配慮した素材の製品に変更するために要した費用に対する補助金であります。 4行目、伊香保温泉アートイベント実施事業は、令和3年度まで実施していた石段ひなまつりと伊香保短歌・俳句大会実施事業を統廃合し、渋川伊香保温泉観光協会がアートと観光を結びつけて行う新たな観光イベントに対する補助金であります。 下から2行目、観光戦略推進事業は、アニメを活用した周遊観光の促進、IoTを活用したごみ箱の設置など、戦略的な観光施設の推進、観光客の満足度向上を図るものであります。 最下行、観光宣伝実施事業は、観光パンフレットをリニューアルし、伊香保石段ライブカメラを更新するものであります。また、赤城山周辺の4市が
連携して行うサイクリングイベントを開催し、イベントの定着と新たな観光資源の魅力向上を目指すものであります。 190ページ、191ページをお願いいたします。説明欄2行目、観光周遊誘客支援事業は、訪日外国人や関西圏からの観光客の受入れを強化するため、羽田空港から伊香保温泉をつなぐ高速直通バスの運行事業に対する補助金であります。 4行目、ワーケーション推進事業は、国の推奨している働き方改革の一環として、ワーケーションを実施した企業に対する宿泊費の補助金であります。 5行目、観光PR推進事業は、新聞や雑誌等への情報発信、紅葉ライトアップ等の誘客宣伝対策、観光キャンペーンでのPRなど、渋川伊香保温泉観光協会が行う観光宣伝事業に対する補助金であります。 7行目、渋川駅観光案内所運営事業は、JR渋川駅構内にある観光案内所の委託料及び賃借料等、旅行者により便利な観光案内を提供するものであります。 下から4行目、観光基本計画策定事業は、第2次渋川市観光基本計画が令和4年度に最終年度を迎えるため、第3次観光基本計画を策定するためのものであります。 下から3行目、温泉芸能育成事業は、温泉地の郷土芸能の育成と継承のための講師代や携行用資材等購入に対し、補助金を交付するものであります。 下から2行目、渋川へそ祭り実施事業は、へそ祭りパレードをメインに各種イベントを開催するとともに、全国に日本の真ん中渋川市をPRするものであります。 最下行、渋川山車まつり実施事業は、祭り運営に係る実行委員会への補助金であります。 192ページ、193ページをお願いいたします。説明欄1行目、伊香保ハワイアンフェスティバル実施事業は、フラ文化を通じてハワイとの交流を図るとともに、地域の活性化及び誘客を図るものであります。 2行目、伊香保まつり実施事業から6行目、赤城まつり実施事業までは、各地区の特色を生かし、観光客の誘客や地域の振興を図る祭りで、祭り運営に係る実行委員会への補助金であります。 続いて、4目観光施設費についてご説明申し上げます。194ページ、195ページをお願いいたします。説明欄1行目、観光施設維持管理事業は、伊香保温泉を中心に設置されている観光施設及び公衆トイレなどの維持管理費用であります。 2行目、温泉施設管理運営事業は、各源泉施設の維持管理費用、令和3年4月1日に施設廃止となった旧白井温泉こもちの湯の解体撤去工事費用及び旧たちばなの郷城山の解体撤去工事に係る設計業務委託費用等であります。 196ページ、197ページをお願いいたします。説明欄4行目、伊香保温泉黄金の湯源泉維持管理事業及び5行目、伊香保温泉黄金の湯源泉整備特別支援事業は、それぞれ黄金の湯の安定供給を図るため、維持管理に係る費用、源泉施設整備に係る費用に対する補助であります。 以上で7款商工費の説明を終わらせていただきます。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設
交通部長。 (建設
交通部長木村裕邦登壇)
◎建設
交通部長(木村裕邦) 続きまして、8款土木費につきましてご説明申し上げます。 200ページ、201ページをお願いいたします。2項道路橋りょう費1目道路橋りょう整備費の説明欄2行目、市道北一前組線道路改良事業(北牧地内)は、長尾小学校北西側の国道353号線に接続する生活道路において歩行者及び車両通行の安全確保を図るため、道路詳細設計を行うものであります。 3行目、市道折原川島線道路改良事業(金井地内)は、上信自動車道川島・高山インターチェンジにアクセスする道路の整備で、道路用地の購入などを行うものであります。 5行目、市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)は、県道高崎渋川線バイパスと有馬企業団地を結ぶアクセス道路として、道路用地の購入及び道路改良工事などを吉岡町と
連携して行うものであります。 202ページ、203ページをお願いいたします。説明欄1行目、市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)は、地域住民の利便性向上を図るため、道路改良工事などを行うものであります。 2行目、市道4―4224号線道路改良事業(横堀地内)は、横堀下宿地区から横堀東、石本地区へ通ずる生活道路において地域住民の利便性向上を図るため、道路改良工事などを行うものであります。 2目道路橋りょう維持費は、204ページ、205ページをお願いいたします。説明欄5行目、道路維持管理事業は、道路等の清掃や除草、除雪を行うとともに、舗装補修や維持修繕工事などを行うものであります。 206ページ、207ページをお願いいたします。説明欄1行目、通学路の交通安全対策事業は、通学路の安全確保を図るため、グリーンベルトの引き直し、防護柵の設置などを行うものであります。 2行目、橋りょう維持補修事業は、定期点検結果により更新される長寿命化修繕計画を基に橋梁の維持修繕を行うものであります。 4項1目都市計画費でありますが、208ページ、209ページをお願いいたします。説明欄2行目、居住誘導区域定住促進事業は、渋川市立地適正化計画に基づき集約型の都市構造へ緩やかに転換を図るため、居住誘導区域内に住宅を取得する市民に補助金を交付するものであります。 3行目、(都)金井新町高源地線道路改良事業は、群馬県が進める都市計画道路渋川高崎線(街中工区)の整備の進捗に合わせまして、接続する都市計画道路金井新町高源地線の未整備区間と外1路線の整備を進めるため、道路概略設計を行うものであります。 少し飛びますが、214ページ、215ページをお願いいたします。5項住宅費1目住宅管理費の説明欄2行目、住宅管理事業は、住宅に困窮する方に市営住宅を低廉な家賃で賃貸するとともに、入居者が安全で安心した生活を送れるよう、住宅の維持管理及び計画的な修繕、改修を行うものであります。 2目建築指導費は、216ページ、217ページをお願いいたします。説明欄1行目、建築指導事業は、限定特定行政庁として建築確認申請等の円滑な事務の執行に努めるものであります。 3行目、耐震改修促進事業は、渋川市耐震改修促進計画に基づき建築物の耐震化に取り組むもので、木造住宅の耐震診断を行うとともに、耐震改修費、耐震シェルター等の設置に対して補助金を交付するものであります。 以上で土木費の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 内田危機管理監。 (危機管理監内田貞徳登壇)
◎危機管理監(内田貞徳) 続きまして、9款消防費につきましてご説明申し上げます。 1目消防費は、218ページ、219ページをお願いいたします。説明欄1行目、一般経費では、地域の災害対応力向上のため、昼間の火災に対応できる消防団OBなどで構成し、後方支援を担う機能別団員を新たに配置するものであります。 説明欄6行目、消防ポンプ車購入事業は、更新計画に基づき老朽化しました消防ポンプ車1台を更新するものであります。 説明欄7行目、防火水槽新設事業は、地域の消防水利を確保するため、市内2か所に防火水槽を新設するものであります。 説明欄8行目、分団詰所整備事業は、第13分団詰所の改修工事を行うものであります。 220ページ、221ページをお願いいたします。2目防災対策費は、222ページ、223ページをお願いいたします。説明欄1行目、緊急防災情報配信サービス事業は、防災行政無線等で発信する緊急情報を入手することが難しい方への対応策としまして、固定電話やファクスに緊急情報を配信するサービスを行うほか、防災行政無線戸別受信機の購入、設置についての一部を補助するものであります。 説明欄4行目、自主防災組織活動支援事業は、自主防災組織の活動を支援するため、自主防災組織の資機材の整備、防災啓発活動や体制強化に対して引き続き補助するものであります。 以上で消防費の説明を終わります。
△延会の議決
○議長(
望月昭治議員) お諮りいたします。 本日の会議は終了し、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。
△延会
○議長(
望月昭治議員) 明日9日は午前10時に会議を開きます。 本日は、これにて延会いたします。 大変ご苦労さまでした。 午後2時53分...