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03月02日-02号

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  1. 渋川市議会 2020-03-02
    03月02日-02号


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    最終取得日: 2023-04-09
    令和 2年  3月 定例会(第1回)             令和2年3月渋川市議会定例会会議録 第2日                              令和2年3月2日(月曜日) 出席議員(18人)     1番   反  町  英  孝  議員     2番   板  倉  正  和  議員     3番   田  村  な つ 江  議員     4番   田  中  猛  夫  議員     5番   池  田  祐  輔  議員     6番   山  内  崇  仁  議員     7番   細  谷     浩  議員     8番   山  﨑  正  男  議員     9番   田  邊  寛  治  議員    10番   安 カ 川  信  之  議員    11番   中  澤  広  行  議員    12番   山  﨑  雄  平  議員    13番   加  藤  幸  子  議員    14番   茂  木  弘  伸  議員    15番   須  田     勝  議員    16番   望  月  昭  治  議員    17番   角  田  喜  和  議員    18番   石  倉  一  夫  議員                                              欠席議員 なし                                              説明のため出席した者   市     長   髙 木   勉      総 務 部 長   藤 川 正 彦   総 合 政策部長   町 田 修 一      市 民 部 長   荒 井   勉   福 祉 部 長   諸 田 尚 三      ス ポ ー ツ   酒 井 幸 江                          健 康 部 長   産 業 観光部長   笹 原   浩      建 設 部 長   野 村 厚 久   水 道 部 長   平 澤 和 弘      危 機 管 理 監   都 丸 勝 行   教 育 委 員 会   中 沢   守      教 育 委 員 会   野 澤 利 幸   教  育  長                教 育 部 長   会 計 管 理 者   遠 藤 成 宏      監 査 委 員   灰 田 幸 治                          事 務 局 長   代 表 監査委員   中 澤 康 光                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   大 畠 重 喜      書     記   灰 田 真 紀   書     記   石 田 昌 充議事日程               議  事  日  程   第2号                            令和2年3月2日(月曜日)午前10時開議第 1 議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号)第 2 議案第28号 令和元年度渋川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第 3 議案第29号 令和元年度渋川後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第 4 議案第30号 令和元年度渋川介護保険特別会計補正予算(第3号)第 5 議案第31号 令和元年度渋川伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号)第 6 議案第32号 令和元年度渋川下水道事業特別会計補正予算(第2号)    議案第33号 令和元年度渋川農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)    (以上、提出者説明、質疑、委員会付託)第 7 歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長報告の件    (委員長報告、質疑)                                              会議に付した事件議事日程に同じ △開議                                            午前10時 ○議長(石倉一夫議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は18人であります。  本日の会議は、議事日程第2号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第1、議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  髙木市長。  (市長髙木 勉登壇) ◎市長(髙木勉) 議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号)の提案理由についてご説明をいたします。  今回の補正予算につきましては、渋川医療センター災害拠点病院として実施する施設整備を支援するための予算、小学校のトイレの改修工事を国庫支出金を活用し、前倒しして実施するための予算、小中学校での予期せぬ事故等を防ぐための施設の補修や改修を緊急に行うための予算、伊香保温泉石段街の夜景を演出する取組に対する助成額を拡大するための予算、ため池防災減災事業国土調査事業など、国の補正予算(第1号)を活用して取り組むための予算など、予算の補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。充当財源につきましては、国庫支出金県支出金、寄附金、繰越金及び地方債などで措置をいたしました。  内容等につきましては、総務部長からご説明申し上げます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) 藤川総務部長。  (総務部長藤川正彦登壇) ◎総務部長(藤川正彦) ただいまご上程いただきました議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明申し上げます。  補正予算関係議案書の1ページをお願いいたします。令和元年度渋川市の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,653万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ383億263万9,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  第2条、継続費の変更は、「第2表 継続費補正」によりたいと思います。  第3条、繰越明許費の追加は、「第3表 繰越明許費補正」によりたいと思います。  第4条、債務負担行為の追加は、「第4表 債務負担行為補正」によりたいと思います。  第5条、地方債の追加及び変更は、「第5表 地方債補正」によりたいと思います。  8ページをお願いいたします。第2表、継続費補正は、継続費の変更であります。2款総務費1項総務管理費市民会館施設設備改修事業は、令和元年度の年割額を3,000万円減額し、12億1,305万8,000円から11億8,305万8,000円に、総額を22億3,501万8,000円から22億501万8,000円に変更するものであります。これは、事業費の減額によるものであります。  8款土木費2項道路橋りょう費、市道1―1566号線道路改良事業(八木原地内)は、令和元年度の事業費につきまして、社会資本整備総合交付金が当初見込額を上回ったことにより、財源内訳を変更するものであります。  9ページをお願いいたします。第3表、繰越明許費補正につきましてご説明申し上げます。なお、45ページから48ページに議案第27号参考資料として令和元年度3月補正予算一般会計繰越明許費事業一覧を整理しましたので、併せて御覧ください。1行目、6款1項ため池防災減災事業は2,481万6,000円、2行目、国土調査事業は3,717万9,000円であります。これらは、国の令和元年度補正予算(第1号)に対応した事業でありまして、本補正により予算措置した後の事業着手となることから、繰越明許費をお願いするものであります。  3行目、6款2項棚下不動の滝遊歩道復旧整備事業は500万5,000円であります。これは、令和元年6月21日の豪雨により地滑りで崩落した遊歩道の復旧工事につきまして、令和元年9月定例会においてご議決いただいたものでありますが、令和元年12月17日に全ての指名業者が辞退したため、入札が中止となり、再度入札を実施したことから、年度内に工事の完了を見込めないため、繰越明許費をお願いするものであります。  4行目、7款1項渋川市プレミアム付商品券発行事業は66万円であります。これは、プレミアム付き商品券が令和2年3月31日まで利用することができ、金融機関の換金事務手数料の支払いが令和2年4月以降になることから、繰越明許費をお願いするものであります。  5行目、7款1項観光案内板管理事業は269万5,000円であります。これは、入札を実施した際に応札がなく、再度の入札を行うに当たり、年度内に工事の完了を見込めないため、繰越明許費をお願いするものであります。  6行目、8款2項上信自動車道関連事業は302万4,000円であります。これは、今年度末に予定していた上信自動車道金井インターチェンジから箱島インターチェンジまでの間の開通時期が台風第19号の影響により延期されることとなったことに伴い、開通前に予定していたイベントの開催時期の延期が見込まれることから、繰越明許費をお願いするものであります。  7行目、8款2項橋りょう維持補修事業は7,155万9,000円であります。これは、八崎地内にある竹の原橋の補修工事につきまして、NEXCO東日本との関越自動車道の交通規制の協議により、工事の実施時期に制約を受けることから、適正な工期を確保した上で実施するために繰越明許費をお願いするものであります。  8行目、8款4項JR八木原周辺整備事業は1,723万8,000円であります。これは、台風第19号に係る災害復旧の調査、設計の対応を優先するため、業務の一時中止措置をしたことから、年度内に業務の完了を見込めないため、繰越明許費をお願いするものであります。  9行目、9款1項防火水槽新設事業は1,179万8,000円であります。これは、地権者との調整に時間を要したことから、年度内に工事の完了を見込めないため、繰越明許費をお願いするものであります。  10行目、10款2項小学校トイレ改修事業は5億5,037万4,000円であります。これは、金島小学校三原田小学校及び橘小学校のトイレを和式便器から洋式便器にするとともに、老朽化した配管を改修することにより臭気対策を講じるものでありますが、国庫補助金の追加交付の内定を受け、本予算により予算措置した後の事業着手となることから、繰越明許費をお願いするものであります。  11行目、10款2項学校施設緊急対策事業(小学校)は3,984万2,000円、12行目、10款3項学校施設緊急対策事業(中学校)は3,756万5,000円であります。これらは、学校施設の補修及び改修を前倒しして行うものであり、本補正により予算措置した後の事業着手となることから、繰越明許費をお願いするものであります。  10ページをお願いいたします。1行目、10款6項保健体育費子持社会体育館管理事業は2,489万3,000円であります。これは、入札を実施したところ不調となりましたことから、再度の入札を行うに当たり、年度内工事の完了を見込めないため、繰越明許費をお願いするものであります。  以上、追加による補正後の繰越明許費の総額は、補正前の4億4,324万9,000円から12億6,989万7,000円となります。  11ページをお願いいたします。第4表、債務負担行為補正債務負担行為の追加であります。事項欄、渋川市PR動画情報発信事業は限度額を406万円とするものであります。これは、令和2年4月からの事業実施に向けて業務を円滑に進めるため、早期に契約事務に着手するものであります。  12ページをお願いいたします。第5表、地方債補正は、地方債の追加及び変更であります。初めに、地方債の追加であります。起債の目的欄1行目、治山事業は限度額を710万円とするものであります。これは、国の財政措置がある緊急自然災害防止対策事業債を活用することが可能となったことから、財源を地方債に振り替えるものであります。なお、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりであります。  13ページをお願いいたします。続きまして、地方債の変更であります。起債の目的欄1行目、市民会館改修事業合併特例事業)は、限度額を10億4,740万円とするものであります。これは、事業費の減額に伴うものであります。  2行目、農業農村整備事業は限度額を3,800万円とするものであります。これは、赤城西麓用水対策事業に係る県営事業の一部が国の令和元年度補正予算(第1号)によりまして前倒しで実施され、増額となったことによるものであります。  3行目、道路長寿命化事業は限度額を3,310万円、4行目、道路整備事業は限度額を8,000万円とするものであります。これらは、社会資本整備総合交付金の内示額が当初見込額を上回ったことなどに伴うものであります。  下から2行目、地方道路等整備事業は限度額を2億2,510万円とするものであります。これは、市道1―1566号線道路改良事業(八木原地内)、市道中郷小浅田線道路改良事業(中井・浅田地内)及び市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)において事業費が変更となったことによるものであります。  最下行、消防防災整備事業合併特例事業)は、限度額を1億2,430万円とするものであります。これは、防火水槽新設事業消防防災施設整備費補助金の対象となったこと等によるものであります。  16ページ、17ページをお願いいたします。2の歳入につきまして、主なものをご説明申し上げます。3款1項1目1節の説明欄、利子割交付金は800万円、6款1項1目1節の説明欄、地方消費税交付金は4,000万円のそれぞれ減額であります。これらは、交付額の見込みによるものであります。  8款1項1目1節の説明欄、自動車取得税交付金は2,115万4,000円の増額であります。これは、交付額の確定によるものであります。  9款1項1目1節の説明欄、環境性能割交付金は1,409万9,000円の減額であります。これは、交付額の見込みによるものであります。  10款1項1目1節の説明欄、地方特例交付金は2,223万7,000円、11款地方交付税、1項1目1節の説明欄、普通交付税は5億3,062万1,000円のそれぞれの増額であります。これらは、交付額の確定によるものであります。  13款分担金及び負担金、2項2目1節社会福祉費負担金の説明欄、老人福祉施設入所者等負担金は31万3,000円の減額であります。これは、更生援護事業の事業費の確定見込みによるものであります。  5目1節道路橋りょう費負担金の説明欄、道路建設負担金は981万7,000円の減額であります。これは、市道1―2046号線外2路線、道路改良事業(有馬地内)の事業費の確定によるもので、吉岡町からの負担金が減額となるものであります。  18ページ、19ページをお願いいたします。15款国庫支出金1項1目1節社会福祉費負担金の説明欄、保険基盤安定負担金保険者支援分)は119万円の増額であります。これは、国庫負担額の確定によるものであります。  2節児童福祉費負担金の説明欄1行目、児童手当負担金は3,108万4,000円、2行目、児童扶養手当負担金は433万円のそれぞれの減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  2項1目1節総務管理費補助金の説明欄、2行目、社会保障・税番号制度システム整備費補助金は9万5,000円の増額であります。これは、国民健康保険システムの改修に係るものであります。  3行目、地域公共交通調査事業補助金は103万2,000円の減額、4行目、個人番号カード交付事業費補助金は1,074万4,000円の増額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  2目1節社会福祉費補助金の説明欄、地域生活支援事業費等補助金は715万7,000円の減額であります。これは、交付金の内示額が当初の見込みを下回ったことによるものであります。  2節児童福祉費補助金の説明欄、子ども・子育て支援交付金は537万7,000円、3目2節清掃費補助金の説明欄、汚水処理施設整備交付金は264万4,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  7目4節文化財保護費補助金の説明欄、文化遺産総合活用推進事業補助金は2,442万円の減額であります。これは、当該補助金が上三原田の歌舞伎舞台創建200年祭実行委員会に直接交付されることによるものであります。  16款県支出金2項2目1節社会福祉費補助金の説明欄2行目、介護基盤等整備事業費補助金は4,417万円の減額であります。これは、事業費の確定見込みによるものであります。  20ページ、21ページをお願いいたします。4目1節農業費補助金の説明欄1行目、農地中間管理事業補助金は466万1,000円、2行目、世界で戦えるこんにゃく総合対策事業補助金は291万円、3行目、野菜王国・ぐんま総合対策事業補助金は553万6,000円、4行目、強い農業・担い手づくり総合支援交付金は222万4,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定によるものであります。  下から3行目、小規模農村整備事業補助金は131万5,000円の増額であります。これは、台風第19号等による被害に対応するため、一般会計補正予算(第6号)及び(第8号)により予算措置した農地等の復旧工事につきまして、県補助金の交付が決定したことによるものであります。  2節林業費補助金の説明欄、有害鳥獣対策事業補助金は28万2,000円の増額であります。これは、小動物の捕獲数が当初の見込みを上回ったことによるものであります。  7目2節中学校費補助金の説明欄、運動部活動指導員派遣事業補助金は182万4,000円の減額であります。これは、交付額の確定見込みによるものであります。  3項1目4節選挙費委託金の説明欄1行目、参議院議員選挙委託金は1,652万7,000円、2行目、県知事選挙委託金は1,638万8,000円、3行目、県議会議員選挙委託金は2,514万1,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定によるものであります。  18款寄附金1項3目1節の説明欄、社会福祉費寄附金は65万円、4目1節の説明欄、教育総務費寄附金は30万円、2節の説明欄、社会教育費寄附金は1,020万5,000円のそれぞれ増額であります。これらは、7件のご寄附を頂いたもので、寄附者のご意向を踏まえ、福祉事業基金に15万円、こども夢基金に80万円、ふるさと文化基金に1,000万5,000円、図書館資料基金に20万円の積立てを行うものであります。  5目1節の説明欄、ふるさと応援寄附金は1億9,293万6,000円の増額であります。これは、平成31年4月1日から令和元年12月31日までに2,177件のご寄附を頂いたもので、ふるさと創生基金に積み立て、令和2年度においてそれぞれ寄附者のご意向に沿った施策に充当するものであります。  19款繰入金1項1目1節の説明欄、財政調整基金繰入金は6億7,414万2,000円の減額であります。これは、今回の補正予算における財源調整によるものであります。4目1節の説明欄、ふるさと創生基金繰入金は527万1,000円の増額であります。これは、令和元年9月定例会でご議決いただきました伊香保石段街周辺で実施する伊香保温泉景観整備事業の財源として一般会計に繰り入れるものでありますが、補助対象事業の内容が変更となったことから増額するものであります。  2項他会計繰入金は、22ページ、23ページをお願いいたします。1目1節の説明欄、後期高齢者医療特別会計繰入金は472万8,000円の追加であります。これは、群馬県後期高齢者医療広域連合から平成30年度決算に伴う精算返還金につきまして受け入れるものであります。  20款繰越金1項1目1節の説明欄、前年度繰越金は1億4,239万3,000円の増額であります。これは、今回の補正の財源として充当するものであります。  21款諸収入5項4目3節衛生費雑入の説明欄、がん検診負担金は120万3,000円の減額であります。これは、事業費の確定見込みによるものであります。  5節農林水産業費雑入の説明欄1行目、被災農業者向け経営体育成支援事業返還金は130万円、2行目、機構集積協力金事業返還金は3万2,000円のそれぞれ追加であります。これらは、国庫補助対象事業助成対象者から国庫補助金等の返還を受けるものであります。  7節土木費雑入の説明欄1行目、鉄鋼スラグ製品処理等負担金は1億1,548万円の減額であります。これは、(仮称)釜ケ淵公園深度調査市道金井大野線(第1工区)鉄鋼スラグ対策工事及び市道6―9101号線舗装被覆工事の事業費の確定見込みによるものであります。2行目、渋川スカイランドパーク駐車場代替対策負担金は1,166万4,000円の追加であります。これは、鉄鋼スラグ対策工事の実施に当たり使用を中止していた渋川スカイランドパーク駐車場の代替措置に係る経費負担につきまして、大同特殊鋼株式会社との協議が整いましたことによるものであります。  24ページ、25ページをお願いいたします。次に、3の歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。2款総務費1項2目人事管理費の説明欄、市町村総合事務組合負担金は231万8,000円の増額であります。これは、退職者が見込みよりも増えたことに伴う特別負担金の増額などによるものであります。  13目交通政策費の説明欄2行目、乗合バス運行費補助事業は711万2,000円、2項1目賦課管理費の説明欄、固定資産税課税調査資料修正事業は334万4,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  28ページ、29ページをお願いいたします。3款民生費1項1目社会福祉総務費の説明欄2行目、国県支出金精算還付金は161万5,000円、3目障害者福祉費の説明欄、国県支出金精算還付金は34万7,000円のそれぞれ追加であります。これらは、平成30年度に交付された国庫補助金等につきまして精算するものであります。  4目高齢者福祉費の説明欄3行目、介護保険特別会計は252万2,000円、6目国保年金費の説明欄1行目、国民健康保険特別会計(事業勘定)は3,955万4,000円のそれぞれ減額であります。これらは、特別会計財源調整によるものであります。  2行目、後期高齢者医療療養給付費は382万7,000円の増額であります。これは、群馬県後期高齢者医療広域連合への平成30年度負担金の確定によるものであります。  最下行、後期高齢者医療特別会計は527万3,000円の減額であります。これは、特別会計財源調整によるものであります。  2項2目子育て支援費は、30ページ、31ページをお願いいたします。説明欄2行目、国県支出金精算還付金は649万9,000円、3項1目生活保護費の説明欄、国県支出金精算還付金は3,316万6,000円のそれぞれ追加であります。これらは、平成30年度に交付された国庫補助金等につきまして精算するものであります。  4款衛生費、1項1目管理予防費の説明欄1行目、感染症予防事業は397万円の減額であります。これは、事業費の確定見込みによるものであります。  2行目、地域医療支援に係る施設整備事業は330万2,000円の追加であります。これは、独立行政法人国立病院機構渋川医療センター災害拠点病院の指定要件を満たすため、災害時の飲料水確保を目的に水処理システムを設置するのに当たりまして、市が所有する区分面積割合に応じて工事費の一部を負担するものであります。  2目母子保健費の説明欄、妊産婦健康管理事業は515万2,000円の減額であります。これは、事業費の確定見込みによるものであります。  6款農林水産業費1項は、32ページ、33ページをお願いいたします。4目農業集落排水事業費の説明欄、農業集落排水事業特別会計は898万3,000円の減額であります。これは、特別会計財源調整によるものであります。  2項1目林業振興費の説明欄1行目、森林経営管理事業は106万9,000円、2行目、県産木材活用推進事業は129万7,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  4行目、森林環境譲与税基金は236万7,000円の増額であります。これは、森林環境譲与税を充当している事業費の確定に伴い、執行残額を基金に積み立てるものであります。  7款商工費1項は、34ページ、35ページをお願いいたします。1目商工振興費の説明欄、2行目、市内工場等増設奨励事業は600万円、最下行、工場等設置奨励事業は900万円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  4目観光施設費の説明欄、伊香保温泉観光施設事業特別会計は912万5,000円の減額であります。これは、特別会計財源調整によるものであります。  8款土木費1項1目土木総務費の説明欄、一般経費は943万8,000円、2項1目道路橋りょう整備費、説明欄1行目、市道折原川島線道路改良事業(金井地内)は1,158万3,000円、2行目、市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)は3,395万7,000円、3行目、市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)は1,248万5,000円、4行目、上信自動車道関連事業は2,990万円、2目道路橋りょう維持費の説明欄2行目、道路ストック点検整備事業は400万円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  4項都市計画費は、36ページ、37ページをお願いいたします。1目都市計画費の説明欄1行目、JR渋川駅周辺地域再生構想策定事業は373万2,000円、2行目、渋川市版生涯活躍のまち構想策定事業は453万1,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  2目公共下水道費の説明欄、下水道事業特別会計は2,394万円の減額であります。これは、特別会計財源調整によるものであります。  9款消防費1項2目防災対策費の説明欄、災害拠点病院施設整備支援事業は281万9,000円の追加であります。これは、4款衛生費のところでもご説明申し上げました渋川医療センターが設置する水処理システムにより作られる飲料水を災害時には本市が提供を受けることが可能であることから、相応分の補助金を交付するものであります。  10款教育費1項2目教育指導費の説明欄1行目、英語教育充実事業は338万3,000円、2行目、教員コンピュータ整備事業は410万円、2項2目学務費の説明欄、学ぶ楽しさを味わうICT活用推進事業は1,002万5,000円のそれぞれ減額であります。これらは、事業費の確定見込みによるものであります。  38ページ、39ページをお願いいたします。12款公債費1項1目元金の説明欄、元金償還金は594万6,000円の増額であります。これは、過年度借入債の利率の見直しによるものであります。  2目利子の説明欄、利子償還金は2,179万1,000円の減額であります。これは、過年度借入債の利率の見直しと前年度借入債の利率の確定によるものであります。  以上で議案第27号 令和元年度渋川一般会計補正予算(第9号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第27号は、予算常任委員会に付託いたします。 △日程第2 議案第28号 令和元年度渋川国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第2、議案第28号 令和元年度渋川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  酒井スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長酒井幸江登壇) ◎スポーツ健康部長(酒井幸江) ただいまご上程いただきました議案第28号 令和元年度渋川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の49ページをお願いいたします。今回の補正は、事業勘定に係るものであります。  初めに、提案理由について申し上げます。事業勘定では、主に保険基盤安定負担金の額が確定したこと、療養給付費に不足が見込まれること及び過年度の精算確定等により補正を行うものであります。  次に、議案の内容につきましてご説明申し上げます。令和元年度渋川市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,695万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ92億2,471万7,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  少し飛びますが、54ページ、55ページをお願いいたします。初めに、事業勘定の2の歳入についてご説明申し上げます。4款1項1目1節保険給付費等交付金(普通交付金)は9,900万円の増額であります。これは、歳出における一般被保険者療養給付事業の増額見込みによる財源の補正であります。  6款1項1目1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は725万5,000円の減額であります。これは、算定額の確定によるものであります。  2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は237万8,000円の増額であります。これは、算定額の確定によるものであります。  5節財政安定化支援事業繰入金は3,436万6,000円の減額であります。これは、算定額の確定によるものであります。  6節その他繰入金は31万1,000円の減額であります。これは、国庫負担金等の削減額、福祉ペナルティー分の確定によるものであります。  2項基金繰入金1目1節国民健康保険基金繰入金は2,915万3,000円の減額であります。これは、補正予算による財源調整であります。  7款1項繰越金1目1節前年度繰越金の説明欄、前年度繰越金は5,883万5,000円の増額であります。これは、今回の補正する償還金の財源に充てるものであります。  8款2項8目1節雑入の説明欄、保険給付費等交付金余剰金精算金は2,782万5,000円の増額であります。これは、実績額の確定によるものであります。  56ページ、57ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款1項1目一般被保険者療養給付費の説明欄、一般被保険者療養給付事業は9,900万円の増額であります。これは、当初予算より療養給付費が多くなる見込みによるものであります。  3款1項1目一般被保険者医療給付費分は、歳入補正による充当財源の変更によるものです。  6款2項1目特定健康診査等事業費の説明欄、特定健康診査事業は786万1,000円の減額であります。これは、令和元年度の特定健診の受診者数が当初想定を下回る見込みによるものであります。  同目の説明欄、特定保健指導事業は507万円減額であります。これは、令和元年度の特定保健指導の利用者数が当初想定を下回ることによるものであります。  9款1項5目保険給付費等交付金償還金の説明欄、保険給付費等交付金償還金は2,782万5,000円の増額であります。  8目特定健康診査等負担金償還金の説明欄、特定健康診査等負担金償還金は305万9,000円の増額であります。これらは、平成30年度の保険給付費等交付金及び特定健診等負担金の確定によるもので、超過交付分の返還を行うものであります。  以上で議案第28号 令和元年度渋川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第28号は、予算常任委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第29号 令和元年度渋川後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第3、議案第29号 令和元年度渋川後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  酒井スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長酒井幸江登壇) ◎スポーツ健康部長(酒井幸江) ただいまご上程いただきました議案第29号 令和元年度渋川後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の59ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、今年度の実績から保険料収入の年間見込額を推計したところ、減額が見込まれることから、保険料を群馬県後期高齢者医療広域連合へ支出する後期高齢者医療納付金の減額についても併せて補正を行うものであります。  次に、議案の内容につきましてご説明申し上げます。令和元年度渋川市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,375万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2,722万7,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  少し飛びますが、64、65ページをお願いいたします。初めに、2の歳入について説明申し上げます。1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目特別徴収保険料の説明欄、保険料特別徴収分現年度分は3,842万6,000円の減額であります。  2目普通徴収保険料の説明欄、保険料普通徴収分現年度分は1,009万2,000円の減額であります。これらは、保険料収入の年間見込額が当初予算額を下回る見込みであることから減額を行うものであります。  3款1項一般会計繰入金2目1節保険基盤安定繰入金の説明欄、保険基盤安定繰入金は527万3,000円の減額であります。これは、保険基盤安定負担分の額の確定によるものであります。  4款1項1目1節繰越金の説明欄、前年度繰越金は531万1,000円の増額であります。これは、平成30年度の出納整理期間中に収納した保険料の積算に伴うもので、群馬県後期高齢者医療広域連合の経理の都合上、昨年度から繰り越したものであります。  5款諸収入4項2目1節雑入の説明欄、平成30年度後期高齢者医療広域連合負担金(共通経費)精算金は472万8,000円の増額であります。これは、広域連合の平成30年度決算により、広域連合負担金(共通経費)の額が確定したことによるものであります。  66、67ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金の説明欄、後期高齢者医療広域連合納付金事業は4,848万円の減額であります。これは、歳入の保険料等の減額に伴い、広域連合へ支出する納付金を減額するものであります。  4款2項1目一般会計繰出金の説明欄、一般会計繰出金は472万8,000円の増額であります。これは、歳入5款の平成30年度後期高齢者医療広域連合負担金(共通経費)精算金は財源元が一般会計でありますので、当該会計に戻すために増額するものであります。  以上で議案第29号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第29号は、予算常任委員会に付託いたします。
    △日程第4 議案第30号 令和元年度渋川介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第4、議案第30号 令和元年度渋川介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  酒井スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長酒井幸江登壇) ◎スポーツ健康部長(酒井幸江) ただいまご上程いただきました議案第30号 令和元年度渋川介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の69ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、国庫支出金及び保険給付費等の予算について、事業費の確定及び見込額の増減によりまして補正の必要が生じたことによるものであります。  次に、内容についてご説明申し上げます。令和元年度渋川市の介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,797万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億681万8,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  少し飛びますが、74ページ、75ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。3款1項1目1節現年度分は403万6,000円の減額であります。2項1目1節現年度分は100万9,000円の減額であります。これらは、保険給付費の減額に対する国の法定割合による負担金及び交付金であります。  4目1節保険者機能強化推進交付金は171万4,000円の減額であります。これは、交付金の確定によるものであります。  4款1項1目1節現年度分は544万9,000円の減額であります。これは、国庫支出金と同様の理由によるものであります。  1目2節過年度分及び2目地域支援事業支援交付金2節過年度分は、平成30年度における介護給付費及び地域支援事業費の精算交付によるものであります。  5款県支出金は、国庫支出金と同様の理由によるものであります。  7款1項1目介護給付費繰入金1節現年度分も、国庫支出金と同様の理由によるものであります。  2項1目1節介護給付費準備基金繰入金は2,529万8,000円の減額であります。これは、保険給付費の減額等に対する財源調整を行うものであります。  76ページ、77ページをお願いいたします。8款1項1目1節前年度繰越金は6,385万1,000円の増額であります。これは、平成30年度の決算余剰金から基金への積立金を控除した額を繰り入れるものであります。  78ページ、79ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款1項介護サービス等諸費3目の説明欄、地域密着型介護サービス給付事業は2,018万3,000円の減額であります。これは、サービスの利用減少が見込まれるため、事業費を減額するものであります。  3款1項1目の説明欄、介護給付費準備基金は1,462万3,000円の減額であります。これは、基金利子の確定に伴う増額及び基金積立金を介護予防生活支援サービス事業に充てるために減額するものであります。  4款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費の補正額の財源内訳欄は、基金積立金からの財源振り替えによるものであります。  5款1目償還金及び還付加算金2目償還金の説明欄、国県支出金精算還付金は6,278万1,000円の増額です。これは、平成30年度における介護給付費地域支援事業費等の国庫支出金及び県支出金精算金であります。  以上で議案第30号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第30号は、予算常任委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第31号 令和元年度渋川伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第5、議案第31号 令和元年度渋川伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  笹原産業観光部長。  (産業観光部長笹原 浩登壇) ◎産業観光部長(笹原浩) ただいまご上程いただきました議案第31号 令和元年度渋川伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の81ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。今回の補正は、事業費の確定による財源内訳の変更及び不用額の減額並びに債務負担行為について補正の必要が生じましたので、予算補正をお願いするものであります。  次に、内容について申し上げます。令和元年度渋川市の伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,583万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億385万円としたいと思います。  第2項、歳入歳出の予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  第2条、債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によりたいと思います。  第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によりたいと思います。  84ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正についてご説明申し上げます。これは、市営伊香保ロープウェイの一番太いロープである支索の交換と客車を支索につり下げるキャリアの交換工事を行うものであります。当該事業は、令和2年度当初予算に措置を予定しておりますが、令和元年度から施行しておりますロープウェイ客車更新工事と期日を合わせ施行するために、いわゆるゼロ市債を設定するものであります。  85ページをお願いいたします。第3表、地方債補正は、限度額を8,850万円から4,660万円に減額するものであります。これは、前年度決算剰余金の当年度予算への編入、市営伊香保ロープウェイ客車更新工事及び市営八千代橋駐車場整備工事の工事費の確定によるものであります。  88ページ、89ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。3款繰入金1項1目1節一般会計繰入金は912万6,000円の減額であります。  4款1項1目繰越金1節前年度繰越金は1,519万1,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源として充当するものでございます。  90ページ、91ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款事業費1項施設管理費2目温泉施設管理費、説明欄1行目、石段の湯管理事業700万円の減額は、伊香保温泉石段の湯ボイラー入替え工事の入札差金によるものであります。  3目駐車場施設管理費、旧伊香保行政センター跡地駐車場整備事業2,883万5,000円の減額は、市営八千代橋駐車場整備工事の事業費の確定等により、不用額を減額するものであります。  以上で議案第31号 令和元年度渋川伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第3号)の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第31号は、予算常任委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第32号 令和元年度渋川下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第33号 令和元年度渋川農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(石倉一夫議員) 日程第6、議案第32号 令和元年度渋川下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第33号 令和元年度渋川農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、以上2議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  平澤水道部長。  (水道部長平澤和弘登壇) ◎水道部長(平澤和弘) ただいまご上程いただきました議案第32号 令和元年度渋川下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の95ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、建設事業の確定見込み、利根川上流流域下水道の負担金の確定及び当年度分の利子償還金の確定について補正の必要が生じましたので、予算補正を行うものであります。  次に、内容についてご説明申し上げます。令和元年度渋川市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,859万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億6,423万5,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第213条の第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費補正」によりたいと思います。  第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によりたいと思います。  98ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正についてご説明申し上げます。なお、107ページに議案第32号参考資料といたしまして繰越明許費事業一覧をお示しいたしましたので、併せて御覧いただければと思います。1行目、2款事業費1項公共下水道建設事業費、事業名、建設事業(公共下水道)1億3,136万8,000円は、上信自動車道渋川西バイパス関連汚水管移設工事及び主要地方道渋川松井田線関連汚水管移設工事並びに物聞沢水質管理センター建設工事の3件に係るものであります。1件目は、国の上信自動車道渋川西バイパス工事の施工時期の延期に伴うもので、2件目は県の主要地方道渋川松井田線道路改良工事の施工時期の延期に伴うものであります。3件目の物聞沢水質管理センター建設工事は、既存施設を稼働させながら土地造成を実施するため、作業範囲が限られることから用地の借用が必要となりましたが、借用の協議が難航したため、不測の日数を要しました。また、土壌汚染対策法の規定による県への提出に際して、借用地の整地も含めて申請書類を作成すべきとの県の見解があり、書類の作成及び協議等に不測の日数を要したことによるものであります。  99ページをお願いいたします。第3表、地方債補正についてご説明申し上げます。今回の地方債の補正は、公共下水道事業建設事業費及び特定環境保全公共下水道事業費の確定見込みによるものであります。起債の目的欄1行目、公共下水道事業は限度額5億8,520万円から6,160万円を減額し、5億2,360万円とするものであります。  2行目、特定環境保全公共下水道事業は限度額3億3,770万円から2,090万円を減額し、3億1,680万円とするものであります。起債の方法、利率、償還の方法はいずれも記載のとおりであります。  102ページ、103ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。5款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は2,394万円の減額であります。  7款諸収入1項1目1節雑入の説明欄、消費税及び地方消費税還付金は令和2年度下水道事業等会計予算に計上するため、1,215万1,000円の減額であります。  8款市債につきましては、先ほどの地方債補正でご説明申し上げたとおり、8,250万円の減額であります。  104ページ、105ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は財源の調整であります。  2款事業費1項公共下水道建設事業費1目公共下水道事業費の説明欄、建設事業は6,227万円の減額であります。これは、需用費の確定に伴う減額であります。  2目特定環境保全公共下水道事業費の説明欄、建設事業は2,123万3,000円の減額であります。これは、事業費の確定に伴う減額であります。  3項流域下水道事業費2目維持管理負担金の説明欄、利根川上流流域下水道維持管理事業は2,885万8,000円の減額であります。これは、負担金額の確定に伴う減額であります。3款1項公債費1目元金は、今回の補正に係る財源調整によるものであります。  2目利子の説明欄、利子償還金は623万円の減額であります。これは、当年度利子償還金の確定によるもので、当初予算見積りよりも利率が低率であったことによるものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第33号 令和元年度渋川農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  補正予算関係議案書の109ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、令和元年度の消費税及び地方消費税の還付金が確定となったため、補正の必要が生じましたので、予算補正を行うものであります。  次に、内容についてご説明申し上げます。令和元年度渋川市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ898万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億8,418万5,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。  114ページ、115ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。3款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は898万3,000円の減額であります。  116ページ、117ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の説明欄、一般経費は令和2年度下水道事業等会計予算に計上するため、898万3,000円の減額であります。  以上で議案第32号、議案第33号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第32号及び議案第33号については、予算常任委員会に付託いたします。 △日程第7 歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長報告の件 ○議長(石倉一夫議員) 日程第7、歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長報告の件を議題といたします。  本件に関し、特別委員長の報告を求めます。  歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長、田邊寛治議員。  (歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長田邊寛治議員登壇)歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員長(田邊寛治 議員) 歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員会委員長を務めさせていただきました田邊寛治です。本特別委員会に付託の事件について、審査の結果を会議規則第110条の規定により、下記のとおりご報告いたします。  配付資料を御覧ください。なお、報告に当たりまして字句の訂正が1か所ございますので、お手元の報告書を訂正していただきたいと思います。ページは19ページで、上から16行目の中ほど、「硯石の現状を確認し、」の部分が「硯石の現状を確認した。」となりますので、訂正をお願いしたいと思います。誠に申し訳ございません。  では、1ページを御覧ください。特別委員会の付託事件は、(1)、渋川市北橘町地内にある歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する事項、(2)、行政事務及び許可手続における事項、(3)、その他であります。  2番目の特別委員会の設置ですが、令和元年9月26日に設置となり、委員会の定数は8人でありました。委員長、田邊寛治、副委員長、角田喜和ほか記載の者が委員会の構成員でありました。これは表で示してありますので、ご確認をいただきたいと思います。  3番目といたしまして、調査の経過及び結果であります。硯石の掘り起こしに関する許可手続及び掘り起こしの経緯について、市議会として調査が必要なため、令和元年9月26日に特別委員会が設置され、以降週に1回のペースで開催し、最終の令和2年2月20日まで全16回にわたり審査、慎重に協議等を重ねてきました。内容につきましては、2ページから4ページの(1)、主な会議内容に表で示していますので、ご確認をいただきたいと思います。  次に、4ページの中ほどから5ページに(2)として執行機関等からの説明員、委員外議員、参考人として出席を求めた者につきましてそれぞれ記載させていただきましたので、こちらもご確認いただければと思います。  4といたしまして、審査の資料としたものを記載のとおり(1)から(6)まで挙げさせていただいていますが、全てを添付いたしますと膨大な量になりますので、報告書への添付は割愛させていただいております。  次に、6ページを御覧ください。5といたしまして、6ページから17ページまでになりますが、調査の内容と聞き取り結果でございます。特別委員会では、執行機関から説明員として8名の方に、委員外議員として2名の方に、参考人として1名の方に出席を求めまして、硯石の掘り起こしに関する聞き取りをさせていただきました。ここには、その中の主な調査の内容と聞き取り結果につきまして(1)から(27)までの項目を記載させていただいております。朗読をいたしますとかなりの時間を要することになりますので、ここでは省略させていただきますが、後ほど御覧になっていただければと思います。  17ページの下から3行目を御覧ください。6といたしましては、特別委員会の調査結果になります。(1)、硯石とは。硯石は、渋川市北橘町赤城山字赤城山24番地1に所在し、渋川市の普通財産であります。  18ページをお願いします。硯石は、地域の伝説に登場し、その地域の地名の由来にもなっていますが、文化財等の指定は受けておらず、市有地の付属物としての評価にとどまるものであります。また、近年その状態からは、市や地域が大切にしてきたとは言い難いということです。  (2)、硯石を掘り起こす目的です。硯石の掘り起こしについては、当該議員と地元住民との話から始まりました。当該議員は、地名の由来にもなっている硯石がシノや雑草が繁茂した中で、その所在すら確認することができない状態であり、道路より低く、くぼ地にあるため、今後土砂等の流入により埋没していく可能性が大きいと考え、地域資源として有効活用することを目的に掘り起こし、多くの人の目に触れるようにして、来訪する人の交通安全確保のための駐車スペースの整地等を行うこととしました。  (3)、硯石の掘り起こしの経緯であります。ア、平成30年4月末頃、当該議員は、議会事務局主任行政専門員(当時の水道部長)に硯石を掘り起こしたいと伝えました。  イ、平成30年6月末頃、議会事務局主任行政専門員(当時の水道部長)は、当時の教育部長に硯石の掘り起こしに関する情報を提供しました。当時の教育部長は、文化財保護課長にそのことを伝えて、硯石の所有者を調べるように指示いたしました。  ウ、文化財保護課長は、硯石の所有者を調査した後、資産経営課長に当該議員の意向と硯石が渋川市の所有であること、設置されている看板については文化財保護課の管理するものであることを伝えました。  エ、令和元年6月6日、当該議員は、議会事務局主任行政専門員に硯石を掘り起こして地域の観光資源にしたいが、担当がどの部署になるのかを相談いたしました。  オ、議会事務局主任行政専門員は、文化財保護課長に連絡をして、当該議員からの話を聞いてほしいと伝えました。  カ、令和元年6月7日、当該議員は、議会事務局主任行政専門員同席の下、文化財保護課課長補佐に硯石の掘り起こしの目的と概要を説明し、その許可と地元自治会の了解の確認、資産経営課との調整を依頼いたしました。  キ、令和元年7月16日、当該議員は、文化財保護課長、議会事務局主任行政専門員に同年7月29日に地鎮祭を行うことを伝えました。また、資産経営課の課長補佐と主幹に硯石の周りの草刈りと、駐車スペースとして整地したい約500平方メートルの敷地の目印としてくい打ちの要請をいたしました。  ク、令和元年7月17日、教育長と総合政策部長(当時の教育部長)が硯石の現状を確認しました。草刈りの必要性から、資産経営課と文化財保護課の職員が協力して作業をすることを決定いたしました。  19ページをお願いいたします。ケ、令和元年7月22日、資産経営課職員4名と文化財保護課職員4名が硯石の周りの草刈りと駐車スペースのくい打ちを行いました。  コ、令和元年7月29日、地鎮祭と硯石の掘り起こし作業が行われました。地鎮祭は、午前10時から実施され、記載の6人が出席いたしました。硯石の掘り起こしは、地鎮祭の終了後に行われました。  サ、令和元年8月7日、議会事務局主任行政専門員から文化財保護課長に、当該議員が硯石の周りに桜の木を5本植えたとのメモが渡されました。  シ、令和元年9月30日、当該議員が桜の木を撤去いたしました。  (4)は、硯石を掘り起こすために必要な手続についてであります。当該議員は、硯石の掘り起こしについて、文化財保護課及び資産経営課に対し、数度にわたって相談をしてその調整を依頼していますが、その間市からは市の所有する普通財産である硯石等の掘り起こし、草刈り及び整地作業を承諾または依頼する旨の文書等は交付されていません。けれども、令和元年7月17日には、教育長、総合政策部長(当時の教育部長)が硯石の現状を確認しました。草刈り及び駐車スペースのくい打ちが決定され、同年7月22日に資産経営課の職員4名と文化財保護課の職員4名が作業を行いました。これらのことから、当該議員は、市が硯石の掘り起こしを許可したと思ってしまったと考えられます。  7といたしまして、付託事件に対する意見となります。(1)は、硯石の掘り起こしについてです。まず最初に、ア、地元自治会等からの要望の有無であります。当該議員から硯石の掘り起こしの相談があった当初から教育部長も文化財保護課長も、硯石は市の文化財ではなく、その価値的なものは認知されていないため、掘り起こしを許可する立場ではなかったとしながらも、地元では昔から大切に扱われてきたと説明していましたが、地元自治会等から市に対して正式な文書での要望はありませんでした。地元の理解と協力は必要であったと考えられます。  イといたしましては、行政内の調整についてです。当該議員は、シノや雑草で覆われ、土砂で埋まっている硯石について、硯石地区に住む友人と話題にしたことから、硯石を広く世間に認知することができればと考え、一昨年の平成30年度に文化財保護課と資産経営課に相談をしていますが、そのときは掘り起こしを実行するには至りませんでした。それから約1年後の令和元年6月7日に改めて文化財保護課に堀り起こしについての許可と地元自治会長の了解、資産経営課との調整等を依頼したところから本件は始まっております。  20ページをお願いいたします。平成30年度に硯石の掘り起こしについて相談を受けたことから考えると、その段階で主担当課とそれ以外の課の役割をはっきりさせるなどの対応方法を協議し、市の考え方と方向性を確定して、当該議員に対し示す必要があったと考えられます。  ウ、硯石を傷つけた件についてです。当該議員は、許可を得て硯石の掘り起こしをしたと説明していますが、担当である資産経営課と作業工程などの打合せはなく、作業に着手しております。硯石は、想定よりもかなり大きく作業が難航したと当該議員自身もその場に立ち会った者もそろって説明をしていることから、そのまま作業を続行せず、掘り起こす必要性や新たな作業方法などを資産経営課と協議するべきであったと考えます。  また、当該議員自身が硯石を大切なものと思い、地域資源として有効活用したいという目的を持っていたのであるのだから、掘り起こしは最新の注意を払うべきであったと思われます。  次に(2)、許可手続及び行政事務についてです。ア、必要な手続についてですが、前述の6、調査結果の(4)に記載した内容を受け、当該議員が普通財産である硯石等の掘り起こしや駐車スペースの整地について市が承諾した、またボランティア活動として依頼されたと判断し、作業を行うことに至ったことは致し方なかったと考えられます。  また、当該議員には、市の所有する普通財産(硯石等)を借受けしたいとか、借受け以外の方法により使用したり、収益を得ようとする意思を伺うことはできないことから、賃貸借契約は成立せず、市の普通財産の貸付けには当たらないので、渋川市財務規則に規定された普通財産の貸付けに関する諸手続を行う必要はなかったと判断されるが、市は事業実施に当たってより詳細な協議をする必要があったと考えられます。  イ、職員の行政事務への対応についてですが、行政事務の文書処理について、渋川市行政情報等取扱規則第3条には、「事務は、文書によって処理することを原則とする」と規定されているが、渋川市の行政事務が全て文書で処理されなければならない規定と解することはできず、そもそも渋川市行政情報等取扱規則は内部規律として制定された規則であって、規則に違反したからといって法令違反とまでは言えないと考えられます。文書で処理するとは、内部の意思決定等を文書により決裁し、決定することと考えられますが、本件については、渋川市財務規則に規定された諸手続を行う必要がなかったことから、事務の執行状況等を記録して報告する程度の事務にとどまるものであり、調査結果から判断すると本件の文書作成者は決裁者である市長及び教育長が既に事務の執行状況を十分把握していると判断して、文書による報告等を行わなかったものと解釈できます。  (3)、その他といたしまして、ア、公職選挙法については、硯石の掘り起こしが公職選挙法に抵触するおそれがあるのではないかという意見がありましたが、特別委員会への付託事件でないことから、議論の対象外としました。  次に、イ、市長と当該議員の関係です。今回硯石の掘り起こしがこのように大きな問題となったことは、様々な要因が複合的に重なったためと考えられますが、その最たる要因として、市長が就任して以降、両者の関係は大変良好であったと思われていたという背景から、市の職員は当然市長も了解していると感じ取ってしまったことが推察されます。  以上のとおり、執行機関からの説明員、委員外議員、参考人等から説明を受け、慎重に協議を行いまして、令和2年2月20日に開催しました第16回特別委員会において、本特別委員会に付託されました事件が全て議了したことを確認いたしました。  以上でございます。 ○議長(石倉一夫議員) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  以上をもって特別委員会付託事件の審査は終了いたしました。  これをもって歴史的価値のある硯石の掘り起こしに関する特別委員会は消滅いたします。 △休会の議決 ○議長(石倉一夫議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。委員会審査等のため、明日3月3日から5日までは休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご異議なしと認めます。  よって、明日3月3日から5日までは休会することに決しました。 △散会 ○議長(石倉一夫議員) 3月6日は、午前10時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                        午前11時35分...