渋川市議会 > 2018-09-12 >
09月12日-03号

  • 810(/)
ツイート シェア
  1. 渋川市議会 2018-09-12
    09月12日-03号


    取得元: 渋川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    平成30年  9月 定例会(第3回)            平成30年9月渋川市議会定例会会議録 第3日                            平成30年9月12日(水曜日) 出席議員(21人)     1番   池  田  祐  輔  議員     2番   山  内  崇  仁  議員     3番   細  谷     浩  議員     4番   星  野  安  久  議員     5番   山  﨑  正  男  議員     6番   田  邊  寛  治  議員     7番   今  井  五  郎  議員     8番   安 カ 川  信  之  議員     9番   今  成  信  司  議員    11番   篠  田  德  壽  議員    12番   平  方  嗣  世  議員    13番   中  澤  広  行  議員    14番   山  﨑  雄  平  議員    15番   入 内 島  英  明  議員    16番   加  藤  幸  子  議員    17番   茂  木  弘  伸  議員    18番   須  田     勝  議員    19番   南  雲  鋭  一  議員    20番   望  月  昭  治  議員    21番   角  田  喜  和  議員    22番   石  倉  一  夫  議員                                              欠席議員 なし                                              説明のため出席した者   市     長   髙 木   勉      総 務 部 長   小 野 泰 由   総 合 政策部長   酒 井 雅 典      市 民 部 長   荒 井   勉   保 健 福祉部長   諸 田 尚 三      農 政 部 長   藤 川 正 彦   商 工 観光部長   笹 原   浩      建 設 部 長   金 子   弘   水 道 部 長   田 村 広 士      会 計 管 理 者   遠 藤 成 宏   教 育 委 員 会   中 沢   守      教 育 委 員 会   石 北 尚 史   教  育  長                教 育 部 長   監 査 委 員   中 澤 康 光      監 査 委 員   永 井 博 子                          事 務 局 長                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   石 田 清 六      書     記   石 山   薫   書     記   石 田 昌 充議事日程               議  事  日  程   第3号                          平成30年9月12日(水曜日)午前10時開議第 1 議案第 95号 平成29年度渋川市一般会計歳入歳出決算について             第 2 議案第 96号 平成29年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第 3 議案第 97号 平成29年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について      第 4 議案第 98号 平成29年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について         第 5 議案第 99号 平成29年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について      第 6 議案第100号 平成29年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について  第 7 議案第101号 平成29年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について      第 8 議案第102号 平成29年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について   第 9 議案第103号 平成29年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について        第10 議案第104号 平成29年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第11 議案第105号 平成29年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について     第12 議案第106号 平成29年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について           (以上、提出者説明、質疑、委員会付託)                                                                       会議に付した事件議事日程に同じ △開議                                            午前10時 ○議長(茂木弘伸議員) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は21人であります。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第95号 平成29年度渋川市一般会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第1、議案第95号 平成29年度渋川市一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  昨日に引き続き、議案の説明を求めます。  金子建設部長。  (建設部長金子 弘登壇) ◎建設部長(金子弘) おはようございます。8款土木費についてご説明申し上げます。  平成29年度渋川市決算書172ページ、173ページをお願いいたします。8款土木費の執行率は84.6%であります。  初めに、翌年度繰越額、継続費逓次繰越、繰越明許費及び事故繰越のご説明を申し上げます。継続費逓次繰越1億8,458万5,984円の内訳は、総合公園陸上競技場改修事業の委託料、工事請負費及び備品購入費に係るものであります。  次に、繰越明許費1億4,049万4,880円の内訳は、市道6―5007号線排水路整備事業の工事請負費、JR八木原駅周辺道路整備事業の委託料、JR八木原駅周辺整備事業の委託料、鉄鋼スラグ対策事業(公園分)の工事請負費の4事業にかかわるものであります。  次に、事故繰越372万9,300円の内訳は、道路維持管理事業の三転ダンプ購入に係る役務費及び備品購入費であります。  176ページ、177ページをお願いいたします。2項道路橋りょう費1目道路橋りょう総務費についてご説明申し上げます。事業の内容についてご説明いたします。備考欄2行目、狭あい道路後退用地整備事業は、後退用地の取得に伴う用地購入費及び移設補償費の土地開発基金への買い戻しによるものであります。  2目道路維持費についてご説明申し上げます。初めに、不用額について申し上げます。13節委託料の不用額1,692万3,450円は、除雪委託料として計上したもので、業務委託の請負差金及び事業確定による執行残額であります。15節工事請負費の不用額351万3,611円は、177ページの備考欄1行目、生活道路等緊急整備事業から179ページ備考欄最下行の市道小野子村上線道路整備事業までの10事業の請負差金及び事業確定による執行残額であります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。178ページ、179ページをお願いいたします。備考欄3行目、鉄鋼スラグ対策事業(市道分)は、市道金井大野線の土壌汚染調査業務委託市道有馬五輪平線支線、市道1―4265号線、市道4―5139号線の舗装被覆を行ったものであります。備考欄4行目、交通安全施設整備事業は、道路反射鏡の新設、更新、区画線設置、防護柵設置など、33件を行ったものであります。備考欄5行目、側溝等整備事業は、側溝整備、溝ぶた設置など、10件を行ったものであります。備考欄6行目、道路維持管理事業は、除雪用塩化カルシウムの購入、除草、除雪業務委託、電源立地地域対策交付金等を利用した道路補修工事を行ったものであります。備考欄7行目、一般補修事業は、道路パトロールや自治会、郵便局などからの連絡、フォトリポしぶかわによる通報等により発見された道路の危険箇所の修繕357件を行ったものであります。  180ページ、181ページをお願いいたします。3目道路新設改良費についてご説明いたします。初めに、不用額についてご説明申し上げます。15節工事請負費の不用額1,675万5,800円は、各事業の請負差金及び事業確定による執行残額であります。19節負担金、補助及び交付金の不用額1,403万8,037円は、各事業の負担金確定による執行残額であります。22節補償、補填及び賠償金の不用額は、建物移転や電柱など移設補償費の確定による執行残額であります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、市道1―5595線道路改良事業は、測量設計の業務委託を行ったものであります。備考欄2行目、市道1―2046号線外2路線道路改良事業は、道路概略設計の業務委託を行ったものであります。備考欄3行目、市道4―4224号線道路改良事業は、測量設計の業務委託を行ったものであります。備考欄4行目、市道1―5610号線外3路線道路改良事業は、施工延長72.6メートルの道路改良工事及び用地買収などを行ったものであります。備考欄6行目、市道木の間藤田線道路改良事業は、施工延長114メートルの道路改良工事及び電柱の移設補償を行ったものであります。備考欄8行目、市道八幡愛宕線道路改良事業は、施工延長97.3メートルの道路改良工事及び用地購入などを行ったものであります。  182ページ、183ページをお願いいたします。備考欄1行目、上信自動車道関連事業は、上信自動車道建設に伴う市道の機能補償の部分以外に係る県営事業に対する渋川市の負担金であります。  次に、4目橋りょう維持費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。15節工事請負費の不用額1,498万7,160円は、備考欄1行目の橋りょう維持補修事業の請負差金による執行残であります。  186ページ、187ページをお願いいたします。4項都市計画費2目土地区画整理費、備考欄2行目、四ツ角周辺土地区画整理事業は、平成31年度の換地処分に向けた業務を行ったものであります。  3目まちづくり推進費、備考欄1行目、伊香保温泉景観整備事業は、一般社団法人民間都市開発推進機構からの拠出金のうち使用見込みのない拠出金を返還したものであります。  4目公共下水道費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。28節繰出金の不用額2,065万9,000円は、下水道事業特別会計への繰出金で、下水道事業の事業費確定による執行残額であります。  次に、事業の内容についてご説明いたします。備考欄2行目、下水道事業特別会計は、下水道事業特別会計への繰出金であります。  5目緑化公園費は188ページ、189ページをお願いいたします。13節委託料の不用額1,328万356円は、主に総合公園整備事業、街路樹等維持管理事業、公園維持管理事業において、業務委託の請負差金による執行残額であります。15節工事請負費の不用額2,327万4,858円は、主に溝呂木公園整備事業鉄鋼スラグ対策事業(公園分)、中村緑地公園整備事業において工事の請負差金による執行残額であります。  備考欄4行目、総合公園整備事業は、園路等の施設修繕、体育館便所改修工事及び芝刈り機等の維持管理に必要な備品の購入を行ったものであります。備考欄5行目、溝呂木公園整備事業は、滑り台及びブランコ等の遊戯施設の整備とともに、あずまや及びベンチ等の休養施設の整備を行い、施設の充実を図ったものであります。  190ページ、191ページをお願いいたします。備考欄4行目、都市公園等改修事業坂東橋緑地公園ソフトボール場スコアボード改修工事のほか、沼尾川親水公園の転落防止柵改修工事等の施設改修を行ったものであります。備考欄5行目、花で包む未来の渋川推進事業は、伊香保地区石段アルウィン公園でのしぶかわ花フェスタの開催と花に親しむ体験教室や無料苗木の配布を春と秋に実施し、市民の緑化意識の向上に努めたものであります。備考欄6行目、鉄鋼スラグ対策事業(公園分)は、渋川市総合公園鶴の池周辺散策道及び三美が丘自然公園遊歩道の舗装被覆工事を行ったものであります。備考欄7行目、鉄鋼スラグ対策事業(公園分)(繰越明許分)は、渋川市総合公園駐車場及び野球場周回歩道の舗装被覆を行ったものであります。  192ページ、193ページをお願いいたします。5項住宅費1目住宅管理費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。15節工事請負費の不用額478万4,800円は、請負差金及び事業確定による執行残額であります。  次に、事業の内容についてご説明いたします。備考欄1行目、住宅管理事業は、市営住宅等の水漏れや排水詰まりなどの小規模修繕を294件行いました。このほか東町再開発住宅2号棟及び伊香保炭附団地の外壁及び屋上改修工事を行ったものであります。備考欄2行目、借上賃貸住宅事業は、4軒、25戸を借り上げ、中心市街地の人口増加と活性化に資するよう努めました。  2目建築指導費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、空家活用等支援事業は、市民の良好で快適な住生活環境の保全を図るため、空き家解体54件、空き家リフォーム3件に対し補助金を交付いたしました。備考欄2行目、移住者住宅支援事業は、定住人口の増加と人口減少対策に資するため、市外から市内に住宅を新築または購入して移住した人に対し補助金を交付いたしました。交付件数は56件、転入者は144人でありました。備考欄3行目、耐震改修促進事業は、木造住宅の無料耐震診断を8件行い、木造住宅の耐震改修に1件補助金を交付しました。また、旅館、ホテルの耐震補強設計に2件の補助金を交付いたしました。備考欄4行目、住宅リフォーム促進事業は、市内事業者を活用した個人住宅のリフォーム工事に対し補助金を交付いたしました。交付件数は123件でありました。  以上で8款土木費の説明を終わらせていただきます。 ○議長(茂木弘伸議員) 小野総務部長。  (総務部長小野泰由登壇) ◎総務部長(小野泰由) 続きまして、9款消防費につきましてご説明申し上げます。  194ページ、195ページをお願いいたします。9款消防費の執行率は98.8%でありました。  196ページ、197ページをお願いいたします。3目消防施設費、不用額欄6行目、工事請負費は、防火水槽新設工事、旧第31分団詰所の解体工事、防火水槽解体工事、防災行政無線の屋外拡声子局移設工事及び伊香保再々送信局等の移設工事に伴う執行残であります。  以上で9款消防費の説明を終わらさせていただきます。 ○議長(茂木弘伸議員) 石北教育部長。  (教育部長石北尚史登壇) ◎教育部長(石北尚史) 引き続きまして、10款教育費についてご説明申し上げます。  決算書の200ページ、201ページをお願いいたします。10款教育費の執行率は91.8%でありました。  10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費につきましては、説明を省略させていただきます。  2目事務局費であります。不用額欄下から2行目、需用費は、一般経費及び校外活動支援事業の燃料費、電気料、水道料、修繕料の執行残額であります。  202ページ、203ページをお願いいたします。不用額欄3行目、工事請負費は、小中学校再編統合推進事業における南雲小学校のプールの解体工事の執行残額であります。不用額欄5行目、負担金、補助及び交付金は小・中学校体育連盟運営事業などの執行残額であります。  204ページ、205ページをお願いいたします。備考欄2行目、教員コンピュータ整備事業は、小中学校教職員のコンピューターリース料や専用回線料等であります。備考欄4行目、学校保健管理事業は、渋川地区医師会や渋川北群馬歯科医師会等に対し、幼児、児童生徒の健康診査や教職員の健康管理等、また学校保健に対しての専門的指導等を委託したものであります。備考欄5行目、小・中学校体育連盟運営事業は、小学校体育研究会及び中学校体育連盟への補助金であります。備考欄8行目、奨学金貸与事業は、継続18人、新規8人、合計26人に奨学金を貸し付けたものであります。  206ページ、207ページをお願いいたします。3目学校教育指導費であります。備考欄1行目、英語教育充実事業は、英語指導助手を11名採用し、各中学校での英語教育の充実に努めたほか、小学校、幼稚園へも派遣し、英語に親しむ活動の充実に努めたものであります。  208ページ、209ページをお願いいたします。5目特別支援教育振興費であります。備考欄1行目、特別支援教育支援員配置事業では、小中学校19校に31人の特別教育支援員を配置し、児童生徒の学校生活上の介助や学級活動上の支援を行いました。  2項小学校費1目学校管理費であります。210ページ、211ページをお願いいたします。不用額欄3行目、需用費は、一般経費の電気料、水道料の執行残額であります。不用額欄5行目、委託料は、一般経費の執行残額であります。  備考欄4行目、教育用コンピュータ整備事業は、コンピューター機器のリース、通信料等に係る経費であります。備考欄5行目、学校図書館図書整備充実事業は、図書の計画的な購入を図るとともに、各小学校に臨時職員を配置し、図書整備の充実、図書館機能の活性化に努めたものであります。備考欄最下行、健康管理対策事業では、児童や教職員に対し健康診断等を行ったものであります。  212ページ、213ページをお願いいたします。2目教育振興費であります。214ページ、215ページをお願いいたします。3目学校建設費であります。不用額欄3行目、委託料は、小学校空調機器整備事業の執行残額であります。不用額欄4行目、工事請負費は、小学校校庭整備事業小学校空調機器整備事業小学校天井等落下防止対策事業の執行残額であります。  3項中学校費1目学校管理費であります。不用額欄最下行、需用費は、一般経費の電気料、水道料の執行残額であります。  216、217ページをお願いいたします。不用額欄2行目委託料は、一般経費の執行残額であります。不用額欄4行目、工事請負費は、中学校施設管理事業の執行残額であります。備考欄3行目、教育用コンピュータ整備事業は、中学校パソコン教室のコンピューターリース料や専用回線料等であります。備考欄4行目、学校図書館図書整備充実事業では、図書の計画的な購入を図るとともに、各中学校に臨時職員を配置し、図書整備の充実、図書館機能の活性化に努めたものであります。  218ページ、219ページをお願いいたします。2目教育振興費であります。備考欄3行目、中学生海外派遣事業は、市内の中学生を海外に派遣するための委託料等であります。  220ページ、221ページをお願いいたします。3目学校建設費であります。不用額欄2行目、工事請負費は、中学校校庭整備事業中学校天井等落下防止対策事業及び中学校武道場整備事業の執行残額であります。  4項1目幼稚園費であります。備考欄2行目、公立幼稚園運営事業は、公立幼稚園5施設に係る運営費で、園児数は362人であります。保育料について、第3子以降を無料化して、多子世帯への経済的負担の軽減を図りました。  222ページ、223ページをお願いいたします。備考欄2行目、通園バス運行事業は、渋川幼稚園を除く公立幼稚園の通園バス運行経費であります。園児及び保護者の利便を図るために運行しており、通園バス使用料を無料化し、保護者の負担を軽減したものであります。  5項社会教育費1目社会教育総務費は、少し飛びますが、228ページ、229ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費(渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館)は、美術館の円滑な運営を行ったもので、入館者数は1万2,479人でありました。備考欄最下行、徳冨蘆花記念文学館管理運営事業は、徳冨蘆花記念文学館の運営に要する経費で、経年劣化に伴う館内業務用エアコンの入れかえ工事のほか、徳冨蘆花の追悼茶会や講演会を開催しました。入館者数は5,323人でありました。  230ページ、231ページをお願いいたします。2目公民館費であります。不用額欄7行目、需用費は、一般経費の光熱費等の執行残額であります。不用額欄9行目、委託料は、各公民館の清掃、警備、保守管理及び法定点検等の業務委託の契約差金によるものであります。不用額欄11行目、工事請負費は、北橘公民館舞台照明改修工事及び北橘公民館空調設備改修工事の契約差金によるものであります。  232ページ、233ページをお願いいたします。備考欄2行目、公民館施設等改修事業は、北橘公民館本館ふれあいホールの舞台照明改修工事及び北橘公民館空調設備改修工事を行ったものであります。  234ページ、235ページをお願いいたします。3目図書館費であります。備考欄1行目、一般経費は、図書館の管理運営等に要する費用であります。図書館の利用者は、延べ人数で、渋川市立図書館が8万7,716人、北橘図書館が5,804人でありました。平成29年度末の蔵書数は、渋川市立図書館が31万1,339冊、北橘図書館が4万5,155冊であります。  236ページ、237ページをお願いいたします。4目文化財保護費でありますが、238ページ、239ページをお願いいたします。備考欄5行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業は、平成28年度から平成29年度までの2カ年で史跡の保存、整備、活用を進めるための保存活用計画を策定したものであります。また、史跡指定範囲内の民地1筆を地権者の同意を得て取得し、公有地化いたしました。  242、243ページをお願いいたします。6項保健体育費は244ページ、245ページをお願いいたします。備考欄1行目、渋川伊香保温泉トレイルラン大会実施事業は、平成29年10月22日の初開催に向け準備を進め、737人の参加エントリーがありましたが、大会当日台風の接近のため、大会参加者の安全を考慮し、中止といたしました。なお、実行委員会を組織し実施したものであります。  246ページ、247ページをお願いいたします。2目体育施設費であります。不用額欄3行目、需用費は、主に電気事業者を見直し、基本料金が安くなったことによる執行残額であります。不用額欄7行目、工事請負費は、(仮称)北橘運動場整備事業の執行残額であります。  備考欄3行目、伊香保体育館管理事業から、252、253ページをお願いいたしますが、備考欄6行目、体育施設運営費までの各事業につきましては、各体育施設の運営管理に係るものでございまして、経費節減に努めるとともに、各施設の適切な管理運営を行ったものであります。  254ページ、255ページをお願いいたします。3目給食管理費であります。不用額欄6行目、賃金は、臨時給食調理員等の雇用日数が当初見込みを下回ったことによるものであります。不用額欄8行目、需用費は、主に電気料の支出が電力会社の変更等により少なかったことにより不用額となったものであります。  備考欄2行目、一般経費は、3カ所の共同調理場及び5カ所の自校式調理場の運営と維持管理に係る経費であります。備考欄4行目、施設設備整備事業は、橘小学校の給食室床塗装修繕等のほか、老朽化した備品を更新したものであります。  4目給食費であります。不用額欄最下行、需用費は、児童生徒数が当初見込みを下回ったため、賄い材料費に不用額が生じたものであります。  備考欄、学校給食用物資購入費は、3カ所の共同調理場及び5カ所の自校式調理場で提供した給食、合計121万2,759食分の賄い材料費であります。給食日数は、各調理場を平均すると年間約201日で、1日当たりの平均調理数は約6,401食でございました。  以上で10款教育費の説明を終わらせていただきます。 ○議長(茂木弘伸議員) 小野総務部長。  (総務部長小野泰由登壇) ◎総務部長(小野泰由) 続きまして、11款災害復旧費以降につきましてご説明申し上げます。  256ページ、257ページをお願いいたします。11款災害復旧費の執行率は82.3%でありました。  1項2目農林水産業施設災害復旧費、備考欄、災害復旧事業(農林水産業用施設)(繰越明許分)は、平成28年9月7日の集中豪雨により被害を受けた農業用水路の復旧工事を施行したものであります。  2項1目道路橋りょう災害復旧費、備考欄、災害復旧事業(道路橋りょう)(繰越明許分)は、平成28年9月7日に発生した集中豪雨により被害を受けた市道入沢大野線、市道木の間藤田線及び市道4―4197号線の復旧工事を施行したものであります。  2目河川災害復旧費、備考欄、災害復旧事業(河川)(繰越明許分)は、平成28年9月7日に発生した集中豪雨により被害を受けた普通河川唐沢川、滝沢川及び新井沢水路の復旧工事を施行したものであります。  12款公債費の執行率は100%でありました。借入先につきましては、備考欄に記載のとおりでございます。  258ページ、259ページをお願いいたします。13款諸支出金の執行はありませんでした。  以上で平成29年度一般会計歳入歳出決算につきまして説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  21番、角田喜和議員。  (21番角田喜和議員登壇) ◆21番(角田喜和議員) それでは、決算に当たっての質疑をさせていただきます。  主要な施策の成果を説明する書類で、市長より成果について説明がありました。その中で質疑をさせていただきますが、お願いいたします。ページ数でいきますと7ページになります。上から4行目からになりますが、人口減少対策本部を設置して、新たな事業構築を行ったということでありますが、その辺の進行状況と結果についてお示しいただければと思います。  続きまして、2点目、16ページになりますが、中段よりちょっと下になります。敬老割引でバスカード等を販売したバス事業者に対して割引分を補助するとともに、運転免許証を自主返納した高齢者にタクシー券等を交付し、公共交通の利用促進と高齢者の交通手段の確保に努めましたというところで、実績と、これについて免許を返納した人たちからの要望等々、その辺についてつかんでいるものがあったらば、これからの時期に生かせると思いますので、内容についてお示し、お聞かせいただければと思います。  以上、2点です。お願いをいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) 酒井総合政策部長。  (総合政策部長酒井雅典登壇) ◎総合政策部長(酒井雅典) 角田議員からのご質疑にお答えしたいと思います。  まず、主要な施策の成果を説明する書類の7ページのところで、人口減少対策本部を設置して活動したわけだけれども、主な成果というか、進行状況の関係ですけれども、それぞれ庁内の職員、若手職員でプロジェクトチームをつくりまして、4つのテーマに沿っていろいろ検討を重ねてまいりました。その成果という形で平成30年度予算におきましてそれぞれ1つずつテーマに沿ったものを事業として実施して、人口減少対策に向けてやっていこうということで今活動をしているところであります。  もう一点、高齢者の免許返納の関係でございますけれども、免許の返納支援事業の申請者という形で、申請者の数は332人、前年度比75人の増、こちらの内訳なのですけれども、バスカードが82人、バス回数券が16人、タクシー券が234人という形で、特にタクシー券を希望される方が全体の70.5%という形で、やはり身近なところで乗れるタクシー券の利用が多いというところでございます。 ○議長(茂木弘伸議員) 21番。 ◆21番(角田喜和議員) まず、1点目に聞きました人口減少対策本部を設置した中でどういった事業構築、それで結果と進捗状況を聞いたのですが、乗り合いタクシーの関係の部分でしか回答がなかったわけです。弱者対策だとか保育料の完全無料化、子育て環境の充実についてプロジェクトチームをつくって検討したり、事業構築を行いましたと言っているわけでしょう。進捗状況はどうかという部分では何ら答えてくれなかった。例えば企業誘致の新ゾーンの創生をしましたと。それについては、群馬県からも予定地について、候補地については認めてもらった、申請が通りましたという話だってあったわけではないですか。それは今年度の予算ですけれども、この間の説明でもありました。そういう事業を構築した中でどういう状況にあるか細かく聞かせてください。保育料の完全無料化がテーマになっていますけれども、どこまで進捗しているのかということも聞かせていただきたいです。この中身について。何らそれについて説明がありませんでした。再度お願いをいたします。  それから、2点目についてはこの表の中でいきますと、やはり26ページの中に数字等々が出ておりますが、私が聞いたのはタクシー券を交付して免許証を返納した人たちはタクシー券の枚数が少ないのでふやしてほしいとか、そういう要望が実際出ているわけではないですか。そういう状況はどのようにつかまれているのか、実態はどうなのか聞いても数字しか答えてくれない。やはりそういう細かいところまで私たちは、決算ですけれども、次年度に生かすための参考にするのには、どう考えているかという方向性が示されなければ審議にならない。結果使ったのだから、これで、はいはい、しゃんしゃん、で終わりではなくて、どうやって生かしていくか、どういう方針・方策を持っているかというのが審議するところだと思いますので、具体的にお願いをいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) 髙木市長。  (市長髙木 勉登壇) ◎市長(髙木勉) 人口減少対策本部につきましては、昨年私が就任しまして、10月に設置をいたしました。本部長は私であります。人口減少対策は、単に子育て環境ということだけではなくて、幅広い総合的な政策が必要だということでございます。中でも4つのテーマに絞って、当面検討していこうということでございまして、その一つが企業誘致などの新産業ゾーンの創設ということでございます。これにつきましては、大きなことでありますので、プロジェクトチームをつくっていろいろな調査をして、そしてこれからいろいろな手続が必要になりますので、そういったことをどういう形で進めていくかというところであります。まだ具体的にどこに新産業ゾーンをつくるというところまでは至ってはおりません。3カ所ほどの候補を検討に上げて、いろいろ検討しているところでございます。  それから、デマンドバスや乗り合いタクシーの導入など、交通弱者の移動手段の確保、これについては非常にこれも大きな課題でございます。今1億6,000万円ほどのお金をかけてバスを稼働しているということで、この金をもっと生きた形で使えないかということであります。たまたま県でも自動車に頼らない足の手段を確保しようということがはばたけ群馬・県土整備プランの中でことしの4月から10年間で実施しようという課題にも上っております。そういう中にあって、渋川市も吾妻線を県で採択をしていただいて、吾妻線のパーク・アンド・ライドを進めていく、どう進めていくかということで、そういったことについて今調査に入っております。まだ形にはなっておりませんけれども、具体的に調査に入っております。  それから、高齢者の足、特に乗り合いタクシー、これはなかなか決め手がないのです。どういう形が一番有効かどうかということ、これについてはスポット的になりますけれども、一部の高齢者を対象に意見をいろいろ聞いてみると、それにはやっぱり実際に乗ってみてもらわないとメリット、デメリットわかりませんので、そういう社会実験という形で乗り合いタクシーの調査、検討を進めております。  それから、保育料の完全無料化でございますけれども、このことについては私も完全無料化を目指して、未来への投資ということで子どもたちの保育、幼児教育、こういったものは社会全体で支えていこうという思いで進めていきたいと思っておりまして、差し当たって平成30年度については第2子以降について全て無料化に実施をしたということであります。ゼロ歳、1歳児につきましてはこれから財政状況等を勘案しながら検討していきたいと思っておりますけれども、たまたまといいますか、国でもこのことについて幼児教育の無償化を進めていこうということになっておりまして、来年の4月に実施しようということになっております。国の政策とあわせて市が担うべきところをこれから検討して、完全無償化に向けて進めていきたいと思っております。  それから、商店街への支援や鉄道の活性化など町なかの再生、これも渋川市にとっては大きな課題でございます。私は、町なかの再生を渋川駅を中心に点から線に、線から面にという思いで実施をしていきたいと思っております。その点になる渋川駅のにぎわいをつくり出そうということでございます。今駅前広場のリニューアルに向けて調査設計に取り組んでおります。そういったハード面とあわせて、ソフト面の対応が重要であると考えておりまして、ことしも駅前でJRと、JRが主催ですけれども、バルシェというイベントを催して、多くの人が集まりました。そのほか、民間の主催ですけれども、ガーデンということで2回ほどこれまで実施しまして、駅前広場でいろいろ飲食すると、物を売ると、そういうようなことで人が集まってきております。そのほか、渋川駅に、メガバンクのみずほ銀行にお願いしまして、ATMを設置したり、それから駅前の、高校生が中心ですけれども、通学のための駐輪場に屋根をつけるとか、そういった当面できることについては進めてきております。これから町なかの再生、町なかのにぎわいをつくっていくということは言葉で言うほど簡単なことではありませんけれども、行政だけではなくて民間と一緒になってこの課題に取り組んでまいりたいと思っております。
    ○議長(茂木弘伸議員) 21番。 ◆21番(角田喜和議員) 細かい具体的なものについては、総体的なもので説明があったので、総体的な観点から質疑をさせていただきました。市長から、市長みずからこの中身について答弁があったわけでありますけれども、デマンドバスや乗り合いタクシーの導入等々、その中で現に土曜、日曜は今の1億3,000万円からの地域の乗り合い、普通のバス、バス運行でも土日は運行しないという部分で、やはり困ったという話も聞いています。そういうことも総合的に見て、新たな部分では検討が必要なのではないかなと、そう思っています。実態と利用と実際と、それはどのようになっているのかというのは、やはりもう少し足で中身を点検することが必要ではないかと思って今回質疑をさせていただきました。  それから、16ページの敬老割引パスカードと公共交通の利用促進と交通手段の確保というのは関連があるので、一緒に聞かせていただきましたが、やはりこれから高齢化になる中、また少子高齢化の中でも子育てとそういった一体のものとして進めていく必要があるのではないかと思いました。また、委員会のところで細かい質疑はさせていただきたい、提言もさせていただきたいと思いますので、もしこのほかに先ほどのことで追加するようなことがありましたらばお願いをして、私の質疑は終わりにいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) ほかに質疑はありますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 △決算特別委員会の設置 ○議長(茂木弘伸議員) お諮りいたします。  本案については、委員会条例第6条の規定により、19人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご異議なしと認めます。  よって、本案については19人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員の望月昭治議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議長及び監査委員の望月昭治議員を除く議員全員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 △日程第2 議案第96号 平成29年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第2、議案第96号 平成29年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  荒井市民部長。  (市民部長荒井 勉登壇) ◎市民部長(荒井勉) ただいまご上程いただきました議案第96号 平成29年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の262ページ、263ページをお願いします。初めに、平成29年度の本市国民健康保険事業の概要について申し上げます。事業勘定では、歳入において、国の財政支援拡充や当初予定していなかった特別調整交付金の交付、前々年度の精算に伴う前期高齢者交付金の増などによる収入増がありました。歳出では、平成28年10月からの社会保険適用拡大等の影響により被保険者は減少しましたが、1人当たりの医療費が増加し、保険給付費はほぼ横ばいとなりました。以上の結果、約1億8,000万円を超える黒字を確保することができましたが、被保険者の高齢化、医療の高度化に伴う医療費の上昇を考慮すると、国保運営は厳しい状況にあります。黒字に対する約2分の1の額については、国民健康保険基金への積み立てを行い、財政基盤の強化を図りたいと考えております。  次に、本市の国保の加入状況について申し上げます。なお、数値につきましては平成29年度末現在で申し上げます。加入世帯数は1万2,127世帯で、前年比429世帯の減少、また被保険者数は2万267人で、前年度比1,212人の減少であります。世帯数及び被保険者数の減少は、平成28年10月からの社会保険適用拡大の制度改正や後期高齢者医療制度への移行者等の影響であります。なお、国保加入率は世帯が37.8%、被保険者が25.8%であります。  263ページをお願いいたします。歳入合計は、歳入総括の表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、110億5,725万8,748円であります。267ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、108億7,326万5,969円であります。  以上の結果、歳入歳出差し引き残高は1億8,399万2,779円となりました。このうち9,200万円を地方自治法及び本市国民健康保険基金条例に基づき国民健康保険基金に繰り入れました。形式収支につきましては、約1億8,399万円の決算剰余金が生じた形になりましたが、このうち前年度繰越金の約5,540万円を除いた単年度収支で見ても、約1億2,833万円の黒字であったということになります。  270ページ、271ページをお願いします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款は国民健康保険税でありますが、収入済み総額は21億767万9,979円であります。国民健康保険税の収入率は、現年度課税分が92.58%、滞納繰り越し分が18.43%、全体では73.25%であります。収入率の前年度比較では、現年課税分が0.8ポイントの増、滞納繰り越し分が0.91ポイントの減、全体では1.53ポイントの増でございます。  次に、不納欠損額は9,113万2,051円で、件数が1,031件、人数が393人でございます。前年度比較では、金額、件数、人数とも減少いたしました。なお、不納欠損の事由別の内訳でございますが、生活困窮が794件、無財産が163件、居所不明が74件であります。  次に、収入未済額は6億7,875万9,099円で、件数が3万2,156件、滞納世帯数が2,213世帯です。前年度比較では、金額、件数、世帯数とも減少しております。  2款国庫支出金の収入済額は23億7,043万7,146円であります。1項国庫負担金1目療養給付費等負担金は、一般被保険者に係る療養給付費等に対する定率負担で、負担率は32%であります。  2目高額医療費共同事業負担金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として、共同事業の財源となる市町村拠出金に対する国庫負担金で、負担率は拠出金の4分の1であります。  272ページ、273ページをお願いいたします。3目特定健康診査等負担金は、40歳以上の被保険者全員を対象に内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防対策として医療保険者に実施が義務づけられました特定健康診査及び特定保健指導に対する国庫負担金で、負担率は基準額の3分の1であります。  2項国庫補助金1目財政調整交付金1節普通調整交付金は、一般被保険者に係る療養給付費等を対象経費として、市町村間の財政力の不均衡を調整するために交付されたものであります。2節特別調整交付金は、国保の運営姿勢が評価されたことに係る交付金が主なものであります。  2目国保制度関係業務準備事業費補助金は、平成30年度制度改正の準備業務に係るシステム改修費に対する国庫補助金であります。  3款療養給付費等交付金1項1目1節現年度分は、退職被保険者等の保険給付等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  4款前期高齢者交付金1項1目1節現年度分は、65歳以上75歳未満の前期高齢者の偏在による保険者間の医療費負担の不均衡を是正するための交付金であります。  274ページ、275ページをお願いいたします。2項県補助金1目財政健全化補助金は、福祉医療を実施したことに伴う国庫負担金の削減、いわゆる福祉ペナルティーに係るもので、県補助事業分に係るペナルティーの2分の1の相当額であります。  2目財政調整交付金は、一般被保険者に係る保険給付費等に対する定率国庫負担金の8%削減分及び財政調整交付金の1%削減分の合わせて9%が県の財政調整交付金に振りかえられたものであります。  6款共同事業交付金1項1目高額医療費共同事業交付金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は1,228件であります。  2目保険財政共同安定化事業交付金は、1件当たり80万円以下の全てのレセプトを対象として国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は30万710件であります。  8款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は、低所得者に対する7割、5割及び2割軽減相当額について、県が4分の3、市が4分の1の割合で公費負担されたものに対する繰入金であります。医療給付費、後期高齢者支援金分に係る軽減対象世帯数は7,017世帯で、国保加入世帯に占める軽減対象世帯の割合は56.5%、また軽減対象被保険者数は1万1,623人で、国保加入者に占める軽減対象者の割合は55.2%であります。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、中間所得者層の税負担を緩和する観点から、軽減対象となる一般被保険者数に応じて国が2分の1、県と市が4分の1ずつを公費負担したものに対する繰入金であります。3節事務費等繰入金は、交付税措置のある事務的経費に対する繰入金であります。4節出産育児一時金繰入金は、54件分の出産に係るもので、基準額の3分の2に相当する額を一般会計から繰り入れたものであります。5節財政安定化支援事業繰入金は、保険者の責めに帰することができない特別な事情に対する繰入金であります。  276ページ、277ページをお願いいたします。9款繰越金1項2目その他繰越金は、前年度繰越金であります。  10款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目一般被保険者延滞金は、保険税滞納者に対する延滞金で、延べ4,218件に係るものであります。  以上で歳入についての説明を終わりにします。  次に、歳出についてご説明申し上げます。280ページ、281ページをお願いいたします。1款総務費は、被保険者証の交付、レセプト点検、国保連合会に対する電算処理業務委託料、国民健康保険税の賦課徴収、運営協議会開催等に係る事務的な経費であります。  282ページ、283ページをお願いいたします。2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費は、一般被保険者に係る医療費のうち患者一部負担金を除く保険者負担分に係るものであります。給付額は55億1,539万6,490円で、本会計中最大かつ最も主要な事業費であります。被保険者数が当初の見込みを370人下回ったことなどによりまして、約1億5,521万円の不用額が生じました。なお、参考に申し上げますと、平成29年度の一般被保険者に係る患者一部負担金を含めた医療費総額は約76億5,527万円で、被保険者1人当たりでは36万9,285円で、対前年比5.6%の増であります。  2目退職被保険者等療養給付費は、退職被保険者及びその家族に係る医療費のうち保険者負担分で、1億3,680万5,723円であります。退職医療制度は、平成26年度で廃止となり、新規適用は行わないため、被保険者数及び事業費も減少しております。  3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は、保険者負担分の医療費のうち柔道整復師などの償還払い分であります。  2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費及び2目退職被保険者等高額療養費は、月額自己負担限度額を超える一部負担金を支払った場合における償還払い分であります。給付状況でありますが、一般、退職を合わせた支給総額は8億8,810万1,510円、支給件数は1万3,831件で、1件当たりの支給額は6万4,211円であります。  3項移送費1目一般被保険者移送費及び2目退職被保険者移送費は、重病人の入院や治療に必要な転院など、移送費用がかかったときに医師の意見書などに基づいて必要と認めたときに支給するものであります。支給件数は1件であります。  284ページ、285ページをお願いいたします。4項出産育児諸費1目出産育児一時金は、支給件数54件に係るものであります。  5項葬祭諸費1目葬祭費は、1件当たり5万円の支給で、133件分であります。  3款後期高齢者支援金等1項1目後期高齢者支援金は、後期高齢者に係る保険給付費の財源の約4割を現役世代が支援するものであります。  2目後期高齢者関係事務費拠出金、後期高齢者医療制度の運営に係る事務経費について社会保険診療報酬支払基金へ納付する拠出金であります。  4款1項2目前期高齢者関係事務費拠出金は、前期高齢者関係事業の事務に係る経費について社会保険診療報酬支払基金へ納付する拠出金であります。  286ページ、287ページをお願いいたします。6款1項1目介護納付金は、40歳以上65歳未満の介護保険第2号被保険者に係る納付金であります。  7款共同事業拠出金1項1目高額医療費拠出金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象とする高額医療費共同事業に係る市町村拠出金であります。  2目保険財政共同安定化事業拠出金は、1件当たり80万円以下の全ての医療費を対象とする保険財政共同安定化事業に係る市町村拠出金であります。  8款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費は、40歳以上の被保険者を対象とする内臓脂肪型肥満に着目した健康診査の実施に係る経費であります。なお、受診率につきましては、国への報告を待って数値が確定するため、現段階においては未確定でありますが、速報値で申しますと前年対比1.3ポイント減の40.1%程度になる見込みであります。  備考欄の特定保健指導事業は、特定健康診査の実施結果に基づき、腹囲を初め血圧、血糖、血中脂質等の数値が一定基準を超えた場合において、そのレベルに応じて積極的支援、動機づけ支援等の保健指導を行うものであります。実施率につきましては、これも速報値でございますが、前年度比2.2ポイント減の20.2%程度になる見込みであります。  288ページ、289ページをお願いいたします。2項保健事業費1目保健衛生普及費、備考欄、若年者健康推進事業は、メタボリックシンドローム予備軍の減少を目的に20歳から39歳を対象に健診及び保健指導等を実施するものであります。また、保健衛生普及事業は人間ドック検診費補助、医療費通知、ジェネリック差額通知、データヘルス計画策定委託料等に係るものであります。289ページの備考欄の健康指導事業は、24時間電話健康相談サービスの実施に係る業務委託等であります。平成29年度の相談件数は4,369件でありました。  11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金は、国民健康保険税の納付後における資格異動等に伴う還付金で、650件に係るものであります。  290ページ、291ページをお願いいたします。3目国庫負担金等償還金は、前年度分の国庫支出金等に係る精算還付金であります。平成29年度決算においては、国の財政支援拡充や前々年度の精算に伴う前期高齢者交付金の増などにより、黒字を確保することができました。平成30年度は、県と共同で国保運営を予定しており、財政運営の方法が大きく変わりました。国民健康保険では、今後も被保険者の高齢化や医療の高度化により医療費の増加が見込まれ、取り巻く環境は極めて厳しいものがございます。今後も引き続き医療費の適正化や収納率の向上に向けた取り組みを図り、財政の健全運営に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で事業勘定についての説明を終わらせていただきます。  引き続き、診療施設勘定についてご説明申し上げます。当勘定は、国保直営診療所の運営に係るものであります。  決算書の294ページ、295ページをお願いいたします。初めに、診療状況の概要について申し上げます。診療は、医師2名、看護師4名、事務員3名の9名体制で業務に当たりました。業務に当たっては、健康づくり、介護相談等を含め、総合的、包括的な視点に立った診療に努めました。年間の延べ患者数は6,872人で、前年度との比較では延べ患者数で260人の減であります。また、1日平均では28.4人でありました。  それでは、294ページ、295ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は、左から2列目の収入済額欄の最下行、1億2,339万4,141円であります。296ページ、297ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の一番左の列の支出済額欄の最下欄、歳入総額と同額の1億2,339万4,141円であります。  300ページ、301ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款診療収入1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入は、国保被保険者に係るもので、診療報酬収入の17.1%を占めております。  2目社会保険診療報酬収入は、被用者保険の加入者に係る診療報酬収入で、診療報酬収入の11.6%であります。  3目後期高齢者診療報酬収入は、後期高齢者に係るもので、診療報酬収入の54.1%を占めており、最も主要な収入となっております。  5目一部負担金は、診療時に徴収する患者一部負担金であります。  2款使用料及び手数料1項使用料1目診療施設使用料は、往診車使用料、職員等駐車場使用料及び敷地使用料であります。往診件数は134件であります。  2項手数料1目文書手数料は、介護保険の要介護認定に係る主治医意見書手数料及び診断書手数料であります。  302ページ、303ページをお願いいたします。3款繰入金1項1目一般会計繰入金は、診療所の運営経費に対する財源補填であります。平成29年度は、医師が病休から復帰し、職員人件費が増加しましたので、前年度比較では増となっております。  5款諸収入1項1目1節雑入、備考欄1行目、医師派遣収入は、ひばり保育園に医師を派遣したことによる収入であります。備考欄3行目、保健予防業務収入は、市保健管理課から委託された各種保健予防事業、予防接種や乳幼児健診、発達検診に係る収入であります。備考欄4行目、健康診査収入は、特定健康診査等に係る収入であります。備考欄5行目、予防接種負担金等は、インフルエンザのほか、予防接種料であります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。304ページ、305ページをお願いいたします。1款総務費1項施設管理費1目一般管理費は、医師、看護師等職員人件費及び施設管理費等であります。  306ページ、307ページをお願いいたします。2款1項医業費1目医療用機械器具費の備考欄、医療用機械器具整備事業の委託料は、エックス線画像診断装置及びエックス線撮影装置等、医療機器の保守点検費用であります。  2目医療用消耗器材費は、注射器、カテーテル、ガーゼ等の購入経費であります。  3目医薬品衛生材料費は、医薬品、湿布薬、インフルエンザワクチン等に係る購入経費であります。  4目検査手数料は、臨床検査に係る外注費用であります。  3款1項公債費1目元金の備考欄、元金償還金及び2目利子の備考欄、利子償還金は、新診療所の建設及び診療機器整備等に係る起債償還金であります。  国保直営診療所施設の運営につきましては、引き続き地域医療の確保及び財政健全化に努めてまいりたいと考えております。  以上で議案第96号 平成29年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第96号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第97号 平成29年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第3、議案第97号 平成29年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  荒井市民部長。  (市民部長荒井 勉登壇) ◎市民部長(荒井勉) ただいまご上程いただきました議案第97号 平成29年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の312ページ、313ページをお願いします。初めに、概要について申し上げます。後期高齢者医療制度の対象者は、75歳以上の者及び一定の障害を有する65歳以上の者で、平成29年度における本市の対象者数は年間平均1万3,312人であります。前年度対比では290人の増であります。運営主体は群馬県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料徴収、資格異動、保険給付等に係る窓口事務につきましては市町村が行っております。  それでは、312ページ、313ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は、表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、10億2,474万3,518円であります。314ページ、315ページをお願いいたします。歳出合計は、表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、10億2,158万9,260円で、歳入歳出差し引き残高は315万4,258円であります。  318ページ、319ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目特別徴収保険料1節現年度分の収入済額は4億9,659万800円であります。収入未済額がマイナス表示となっておりますのは、還付未済によるものであります。  2目普通徴収保険料1節現年度分の収入済額は2億1,352万400円であります。収入率は、普通徴収が97.06%、特別徴収を合わせた現年度分全体の収入率では99.26%であります。なお、滞納者数は152人、延べ滞納件数は945件であります。2節滞納繰り越し分の収入済額は335万4,920円で、収入率は38.03%であります。  3款繰入金1項一般会計繰入金1目事務費繰入金は、事務費のほか、広域連合負担金に係る共通経費分の財源として一般会計から繰り入れたものであります。  2目保険基盤安定繰入金は、低所得者等に対する保険料軽減に係る公費負担分で、財源内訳は県が4分の3、市が4分の1であります。  320ページ、321ページをお願いいたします。5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目延滞金は、保険料66件分に係る延滞金であります。  2項償還金及び還付加算金1目保険料還付金は、市が被保険者に対して立てかえ払いした保険料還付金276件分に係る広域連合からの返還金であります。  3項受託事業収入は、本市が広域連合から受託した後期高齢者健康診査に係る受託事業収入であります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。322ページ、323ページをお願いいたします。1款総務費は、被保険者証の送付や広域連合システム窓口端末の保守管理、保険料徴収に係る諸経費等に係る経費であります。  2款広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、群馬県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であります。内訳は、県広域連合の組織運営に係る共通経費負担金と保険基盤安定負担金、収納保険料分の納付金であります。  3款保健事業費1項健康保持増進事業費1目健康診査費は、県広域連合から受託した後期高齢者健康診査の実施に係る諸経費で、受診者数は2,848人であります。  2目健康保持増進事業費は、広域連合の補助を受けて人間ドックの受診者に対し検診費の一部助成を実施したもので、受診者数は280人であります。  以上で議案第97号 平成29年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第97号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第98号 平成29年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第4、議案第98号 平成29年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  諸田保健福祉部長。  (保健福祉部長諸田尚三登壇) ◎保健福祉部長(諸田尚三) ただいまご上程いただきました議案第98号 平成29年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  決算書の内容についてご説明申し上げる前に、介護保険事業の概要について申し上げます。平成29年度は、第6期介護保険事業計画の最終年度であり、前年度に引き続き介護事業の充実に努めました。また、平成30年度から平成32年度までを期間といたします第7期介護保険事業計画を策定し、第1号被保険者保険料の見直しを行うとともに、日常生活圏域を8圏域に細分化することとし、地域包括ケアシステムの強化、推進を図りました。また、地域づくりによる介護予防の普及啓発を行い、住民主体の活動を支援いたしました。  次に、平成29年度末現在の状況についてご説明を申し上げます。本市の65歳以上の高齢者人口は2万5,862人で、高齢化率は32.9%であります。要介護等認定者数は4,658人で、対前年比3.7%の増加で、認定率は18.1%であります。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書328、329ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、収入済額の最下行、歳入合計は83億4,747万2,037円であります。330ページ、331ページをお願いいたします。歳出総額でありますが、支出済額の最下行、歳出合計は82億3,160万8,353円であります。歳入歳出差し引き残高は1億1,586万3,684円で、このうち5,793万2,000円を介護給付費準備基金に繰り入れをいたしました。  334、335ページをお願いいたします。歳入についてご説明を申し上げます。1款保険料1項介護保険料1目第1号被保険者保険料の収入済額は18億2,539万6,704円、対前年比2.1%の増であります。保険料の内訳でございますが、1節特別徴収保険料現年度分の収入済額は16億9,901万1,700円で、還付未済額を差し引いた収納率は100%であります。2節普通徴収保険料現年度分の収入済額は1億1,920万9,500円、還付未済額を除いた収納率は86.4%で、収入未済額は還付未済額を除き2,294件分であります。3節滞納繰越分の収入済額は717万5,504円で、不納欠損額1,289万982円は335件分で、内訳は無財産によるものが99件、生活困窮によるもの232件、居所不明によるものが4件であります。収入未済額は、還付未済額を除き2,519件分であります。  2款分担金及び負担金1項負担金1目認定審査会負担金は、介護認定審査会を共同設置している榛東村及び吉岡町からの運営費負担金であります。  3款国庫支出金1項国庫負担金1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の負担金であります。  2項国庫補助金1目調整交付金は、介護給付費の5%相当分について、市町村間の高齢者の所得分布などの格差が是正されるように調整されて交付をされるものであります。  2目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)は、総合事業の事業費に対する国の交付金であります。  3目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)は、主に地域包括支援センターで実施している事業に対する国の交付金であります。  4目介護保険事業費補助金は、336、337ページをお願いいたします。これは制度改正に伴う電算システム改修費に対する国の補助金であります。  4款支払基金交付金及び5款県支出金につきましては、3款国庫支出金と同様に、介護給付費地域支援事業費に対して負担割合に応じた負担金、交付金であります。  7款繰入金1項一般会計繰入金は338、339ページをお願いいたします。1目介護給付費繰入金から3目地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)までは、3款国庫支出金と同様に、介護給付費地域支援事業費に対する負担割合に応じた繰入金であります。  4目低所得者保険料軽減繰入金は、介護保険料第1段階の被保険者の保険料率軽減分相当額を補填するものであります。  5目その他一般会計繰入金は、職員給与費等に係る繰入金であります。  9款諸収入は340、341ページをお願いいたします。2項3目雑入の収入未済額は、介護サービス事業所指定取り消しによる返還金の一部が年度内に納入されなかったことによるものであります。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  引き続き、歳出についてご説明を申し上げます。342、343ページをお願いいたします。1款総務費3項1目介護認定審査会費、備考欄の2行目、認定審査会運営事業は、渋川広域圏の3市町村が共同設置している介護認定審査会の運営に係るもので、5,648件の審査判定を行いました。  次に、344、345ページをお願いいたします。2目認定調査費、備考欄の介護保険調査認定事業は、認定調査員賃金、主治医意見書の作成手数料等であります。  2款保険給付費についてご説明を申し上げます。保険給付費の支出済額は総額75億6,131万6,387円で、対前年比3.0%の増加であります。また、歳出に占める保険給付費の割合は91.9%となっております。  1項介護サービス等諸費は、要介護1から要介護5までに認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。  1目居宅介護サービス給付費は保険給付費全体の39.8%、3目地域密着型介護サービス給付費は10.9%となっております。  346、347ページをお願いいたします。5目施設介護サービス給付費については、35.9%となっております。  2項介護予防サービス等諸費は、要支援1または要支援2に認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。  1目介護予防サービス給付費は、保険給付費全体の1.4%となっております。  348、349ページをお願いいたします。6目介護予防住宅改修費は、住宅改修に係る介護予防給付費で、97件分であります。  7目介護予防サービス計画給付費は、介護予防ケアプランの作成に係る経費で4,908件分であります。  4項高額介護サービス等費1目高額介護サービス費は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合に給付する保険給付費で、件数は1万4,682件であります。  5項高額医療合算介護サービス等費1目高額医療合算介護サービス費は、同一世帯内で介護保険と医療保険の両方を利用し、介護と医療の自己負担額の年間合計額が所得区分に応じた一定額を超えた場合に給付するもので、件数は805件であります。  350、351ページをお願いいたします。6項特定入所者介護サービス等費1目特定入所者介護サービス費は、保険給付費全体の4.2%となっております。  3款1項基金積立金1目介護給付費準備基金積立金は、預金利子及び剰余金等を基金に積み立てたものであります。  4款地域支援事業費1項介護予防・生活支援サービス事業費は、総合事業に係る事業費のうち、要支援認定者または基本チェックリストでサービスが必要と認定された人に対して行うサービス事業費であります。  352、353ページをお願いいたします。2項一般介護予防事業費は、一般の高齢者を対象とした介護予防事業で、対象者の把握、各種教室等の実施による普及啓発や地域においての自主的活動に対して支援を行う事業費であります。  3項包括的支援事業・任意事業費は、地域包括支援センターによる包括的、継続的ケアマネジメント支援及び在宅介護等を支援する任意事業費であります。  ページ飛びますが、356、357ページをお願いいたします。3目在宅医療・介護連携推進事業費、4目生活支援体制整備事業費及び5目認知症総合支援事業費は、地域包括ケアシステムの強化推進に向け、医療を初めとした他分野との広範な連携体制を整備する事業費であります。  358、359ページをお願いいたします。5款公債費1項1目財政安定化基金償還金は、第5期計画期間中の平成25年度及び平成26年度において借り入れを行いました財政安定化基金に対する償還金で、平成27年度から平成29年度までの3カ年で均等に償還をするものであります。  6款諸支出金1項2目償還金の備考欄1行目、国庫支出金等過年度分返還金は、国及び社会保険診療報酬支払基金への過年度分精算金であります。  以上で議案第98号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第98号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第99号 平成29年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第5、議案第99号 平成29年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  藤川農政部長。  (農政部長藤川正彦登壇) ◎農政部長(藤川正彦) ただいまご上程いただきました議案第99号 平成29年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。この農産物直売所につきましては、指定管理者制度を活用し、地域の活性化と農業振興の中核となる施設として、また道の駅おのことして道路利用者のための休息機能や地域の方々のための情報発信機能などをあわせ持った施設として、県内外の多くの皆様にご利用していただいております。平成29年度につきましては、農産物の直売と食堂の利用者が16万5,755人と前年に比べまして約5.8%の増となっております。  それでは、決算書の362ページ、363ページをお願いいたします。歳入の総括でございます。歳入の合計欄、収入済額は448万4,329円であります。364ページ、365ページをお願いいたします。歳出の総括では、歳出合計欄の支出済額は377万1,471円であります。歳入歳出差し引き残額は71万2,858円であります。  368ページ、369ページをお願いいたします。最初に、歳入について申し上げます。1款繰越金1項1目1節の備考欄、前年度繰越金は、平成28年度決算剰余金であります。  2款諸収入1項1目1節雑入は、指定管理者納付金であります。  370ページ、371ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款事業費の執行率は94%でした。  1項施設管理費1目農産物直売所施設管理費であります。備考欄1行目、農産物直売所施設管理事業は、保険料、借地料及び老朽化した備品の更新に要した経費でございます。  2款諸支出金1項繰出金1目一般会計繰出金、備考欄1行目、一般会計繰出金は、指定管理者納付金に係るもので、一般会計へ繰り出したものであります。  以上、議案第99号 平成29年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第99号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第100号 平成29年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第6、議案第100号 平成29年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  笹原商工観光部長。  (商工観光部長笹原 浩登壇) ◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程をいただきました議案第100号 平成29年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。本特別会計は、伊香保ロープウエー、温泉浴場石段の湯及び市営駐車場の各施設の管理に係るものであります。伊香保ロープウエーでありますが、運行日数は325日で、利用者は延べ13万2,463人でありました。続きまして、温泉浴場石段の湯でありますが、開館日数は335日間で、利用者数は延べ7万4,908人でありました。最後に、市営駐車場でありますが、有料駐車場の利用台数は延べ9万7,309台でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の374ページ、375ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、歳入合計は収入済額の最下欄、1億5,147万5,658円であります。376ページ、377ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、1億2,827万8,190円で、歳入歳出差し引き残高は2,319万7,468円であります。  380ページ、381ページをお願いいたします。歳入でありますが、1款使用料及び手数料1項使用料1目ロープウェイ使用料は、収入済額5,284万3,089円で、ロープウェイ使用料及び敷地使用料であります。  2目温泉施設使用料は、収入済額2,449万434円で、石段の湯の使用料及び敷地使用料であります。  3目駐車場施設使用料は、収入済額4,848万8,310円で、駐車場施設使用料及び敷地使用料であります。なお、収入未済額2万8,000円は定期利用、月決めの市営常磐駐車場の未収金であります。  2款県支出金1項県補助金1目商工費県補助金は、収入済額45万円であります。これは、ロープウェイ不如帰駅出入り口扉の改修工事に係る補助金であります。  3款1項1目繰越金は、平成28年度決算剰余金を前年度繰越金としたものであります。  4款諸収入、1項1目雑入は収入済額615万4,242円で、石段の湯の物品及び販売機等の売り上げ収入が主なものであります。  382ページ、383ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。2款事業費1項施設管理費1目ロープウェイ施設管理費の備考欄1行目、ロープウェイ施設管理事業は、臨時職員賃金、施設管理のための委託料、それから安全確保にかかわる機器修繕等の工事請負費であります。  2目温泉施設管理費の備考欄1行目、石段の湯管理事業は、384ページ、385ページにかけまして臨時職員賃金、施設管理のための消耗品及び光熱水費、入湯税等であります。  384ページ、385ページをお願いいたします。3目駐車場施設管理費の備考欄1行目、駐車場施設管理事業は、機械設備の保守管理、料金徴収等のためのシルバー人材センター委託料、駐車場機械設備の借上料であります。  以上で議案第100号 平成29年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第100号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第101号 平成29年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第7、議案第101号 平成29年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  笹原商工観光部長。  (商工観光部長笹原 浩登壇) ◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程いただきました議案第101号 平成29年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。小野上温泉センターは、平成20年10月1日から金井興業株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に係るものであります。施設の営業日数は348日間で、入館者数は25万7,741人でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の388ページ、389ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、3,784万1,375円であります。390ページ、391ページをお願いいたします。歳出総括でありますが、歳出合計は支出済額の最下欄、3,784万1,375円で歳入歳出同額であります。  394ページ、395ページをお願いいたします。歳入でありますが、2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額2,690万375円であります。  4款諸収入1項1目雑入は、収入済額1,093万8,000円で、指定管理者である金井興業株式会社からの指定管理者納付金であります。  396ページ、397ページをお願いいたします。歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は860万2,807円で、備考欄1行目、施設管理事業は、温泉貯湯槽レベル計の交換、温泉湯張りポンプの分解整備のための修繕費、コインロッカーなどの物品借上料、排煙オペレーター交換のための工事請負費などであります。  2款公債費1項公債費1目元金の支出済額は2,629万7,918円、2目利子の支出済額294万650円は、小野上温泉センター建設に伴う起債借り入れの元金及び利子の償還金であります。  以上で議案第101号 平成29年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第101号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第102号 平成29年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第8、議案第102号 平成29年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  笹原商工観光部長。  (商工観光部長笹原 浩登壇) ◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程いただきました議案第102号 平成29年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。渋川市交流促進センターは、平成22年4月1日からケービックス株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に係るものであります。施設の営業日数は355日間で、宿泊利用者数1万4,934人、休憩利用者数30人、合計の利用者数につきましては1万4,964人でありました。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の400ページ、401ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、1,961万2,033円であります。402ページ、403ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、1,961万2,033円で、歳入歳出同額であります。  406ページ、407ページをお願いいたします。歳入でありますが、1款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額1,961万2,033円であります。  408ページ、409ページをお願いいたします。歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は1,961万2,033円で、備考欄1行目、交流促進センター管理事業は、借地料と真空式温水器更新のための工事請負費であります。  以上で議案第102号についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第102号は、決算特別委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                        午前11時54分 ○議長(茂木弘伸議員) 休憩いたします。  会議は、午後1時に再開いたします。                                                                 再       開                                            午後1時 ○議長(茂木弘伸議員) 再開いたします。 △日程第9 議案第103号 平成29年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第9、議案第103号 平成29年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  田村水道部長。  (水道部長田村広士登壇) ◎水道部長(田村広士) ただいまご上程いただきました議案第103号 平成29年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、下水道事業の整備状況について申し上げます。まず、公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積1,060.50ヘクタールのうち平成29年度末の整備済み面積は824.96ヘクタールで、整備率は77.79%であります。次に、特定環境保全公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積491.00ヘクタールのうち平成29年度末の整備済み面積は433.49ヘクタールで、整備率は88.29%であります。下水道事業の全体では、事業認可区域面積1,551.50ヘクタールのうち平成29年度末の整備済み面積は1,258.45ヘクタールで、整備率は81.11%であります。また、全体計画面積1,853.50ヘクタールに対する整備率は67.90%であります。  続きまして、水洗化の状況について申し上げます。供用開始区域内の総戸数1万4,845戸に対しまして水洗化戸数は1万1,337戸で、水洗化率は76.4%であります。また、供用開始区域内の人口3万4,893人に対して水洗化人口は2万6,855人で、水洗化率は76.9%であります。これらの状況を踏まえまして、供用開始区域における水洗化の推進をさらに図りまして、水洗化率の向上に努めてまいります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の412、413ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、最下行、歳入合計欄の収入済額は24億905万3,669円であります。不納欠損額は200万6,631円であります。414、415ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、最下行、歳出合計欄の支出済額は23億9,145万2,316円であります。翌年度繰越額2,820万円は、建設事業、公共下水道の渋川西バイパス関連下水道移設設計業務委託及び建設事業特定環境保全公共下水道の事業計画見直し業務委託及び汚水管布設工に伴う水道管移設補償に係るものであります。不用額は7,343万8,684円、歳入歳出差し引き残額は1,760万1,353円であります。  418、419ページをお願いいたします。事項別明細についてご説明申し上げます。初めに、歳入であります。1款分担金及び負担金1項負担金1目下水道事業受益者負担金は、公共下水道事業に係るもので、1,780件分で、収入率は90.0%であります。収入未済額は274件分であります。2節受益者負担金滞納繰越分の不納欠損は44件、15人分であります。  2目工事負担金は、区域外流入工事費負担金に係るもので、件数は35件分であります。  2項分担金1目下水道事業受益者分担金は、特定環境保全公共下水道事業に係るもので、収入済額は1,712件分、収入率は89.1%であります。収入未済額は357件分であります。不納欠損額は滞納繰り越し分で65件、20人分であります。  2款使用料及び手数料の収入率は97.6%であります。1項使用料1目下水道使用料の収入済額は7万3,245件分、汚水量で627万2,743立方メートルであります。収入未済額は1,023件分であります。不納欠損額は滞納繰り越し分で105件、43人分であります。受益者負担金及び受益者分担金並びに下水道使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいります。  3款国庫支出金は、420、421ページをお願いいたします。備考欄記載の社会資本整備総合交付金であります。  4款県支出金は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業のうち市単独事業費に係るものであります。  5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  6款1項1目繰越金、前年度繰越金であります。  7款諸収入は、備考欄記載の水道事業会計の負担金及び消費税及び地方消費税還付金であります。  8款市債は、備考欄に記載のとおりでございます。  422、423ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は98.9%であります。  備考欄2行目、一般経費、委託料は平成32年4月までに下水道事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料であります。  2款事業費は、執行率は93.4%であります。  1項公共下水道建設事業費1目公共下水道事業費は、424、425ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業は、渋川地区において整備面積で19.94ヘクタール、汚水管布設工事4,447.7メートルの工事を実施いたしました。また、管渠の長寿命化対策のためのマンホールぶたの改修工事を実施いたしました。備考欄2行目、取付管設置事業は、47件分の取りつけ管設置を行いました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、422、423ページにお戻りください。13節委託料の不用額343万5,120円は、請負差金であります。  424、425ページをお願いいたします。15節工事請負費の不用額3,690万5,479円は、請負差金であります。  2目特定環境保全公共下水道事業費は、備考欄2行目、建設事業は、渋川地区において整備面積9.69ヘクタール、汚水管布設工事2,956.5メートルの工事を実施いたしました。備考欄3行目、取付管設置事業は、26件分の取りつけ管設置を行いました。  426、427ページをお願いいたします。2項公共下水道維持管理事業費1目公共下水道管渠事業費は、流域関連の渋川、北橘及び伊香保地区の管渠の維持管理に係るものであります。  428、429ページをお願いいたします。3目公共下水道処理場事業費、備考欄1行目、維持管理事業(湯沢)は、最終沈殿池汚泥かき寄せ機修繕や主ポンプ及び沈殿汚泥ポンプ修繕等を実施いたしました。13節委託料の不用額430万3,913円は、処理場から発生する脱水汚泥量が当初見込み量より減少したことによるものであります。  4目特定環境保全公共下水道管渠事業費は、流域関連の渋川、北橘及び小野上、子持地区の管渠の維持管理に係るものであります。  430、431ページをお願いいたします。5目特定環境保全公共下水道処理場事業費は、水沢、小野上及び子持地区の処理場の維持管理に係るものであります。  3項流域下水道事業費1目建設負担金は、備考欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金は、県央処理区の全体事業費に対する本市の負担金であります。  2目維持管理負担金は、備考欄、利根川上流流域下水道維持管理事業の負担金は、渋川市の汚水量に対する負担金であります。  3款公債費は、事業運営に係るものであります。  以上で説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第103号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第104号 平成29年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第10、議案第104号 平成29年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  田村水道部長。  (水道部長田村広士登壇) ◎水道部長(田村広士) ただいまご上程いただきました議案第104号 平成29年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、農業集落排水事業の概要について申し上げます。処理場の状況でありますが、平成29年度末で渋川、子持、赤城、北橘の4地区におきまして17処理場が供用を開始しております。また、赤城地区の宮田及び持柏木地区の管渠整備をもちまして、平成29年度で事業完了いたしたところでございます。  次に、水洗化の状況を申し上げます。平成29年度末現在の供用開始区域内の計画戸数8,184戸に対しまして接続戸数は6,458戸で、水洗化率は79.9%であります。今後とも供用開始区域における接続を推進し、水洗化率の向上に努めてまいります。  次に、決算書の内容についてご説明申し上げます。決算書の436、437ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、最下行、歳入合計欄の収入済額は17億9,425万7,668円であります。不納欠損額は13万9,605円であります。438、439ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、最下行、歳出合計欄の支出済額は17億7,690万9,247円であります。不用額1億1,067万8,753円、歳入歳出差し引き残額は1,734万8,421円であります。  442、443ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明申し上げます。初めに、歳入であります。1款分担金及び負担金の収入済額は88件分で、収入率は99.1%であります。収入未済額は38件分であります。不納欠損額は滞納繰り越し分で6件、2人分であります。  2款使用料及び手数料の収入率は99.4%であります。1項使用料1目農業集落排水処理施設使用料は3万6,820件分、汚水量で173万4,071立方メートルであります。収入未済額は244件分であります。不納欠損額は滞納繰り越し分で4件、3人分であります。受益者分担金及び使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいります。  3款国庫支出金は、宮田、持柏木地区の2処理区の整備に係る交付金であります。  4款県支出金は、3款と同様に2処理区の整備に係る農業集落排水施設整備促進交付金であります。  5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  6款繰越金は、前年度繰越金であります。  444、445ページをお願いいたします。7款市債は、備考欄に記載のとおりであります。  8款諸収入は、消費税還付金と上信自動車道道路改良事業に伴う汚水管移設に係る県からの補償費であります。  446、447ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は90.6%であります。  備考欄1行目、一般経費、委託料は平成32年4月までに農業集落排水事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料等であります。  2款事業費の執行率は90.0%であります。  1項農業集落排水施設建設事業費1目農業集落排水事業費は、備考欄2行目、建設事業(宮田)は、舗装復旧1万280.6平方メートル、マンホールポンプ6カ所の工事を実施いたしました。  448、449ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業(持柏木)は、道路舗装復旧2万2,477.2平方メートル、マンホールポンプ8カ所の工事を実施いたしました。2行目、取付管設置事業は、39件分の取りつけ管設置を行いました。3行目、建設事業(宮田)(繰越明許分)は、汚水管布設工事2,545.9メートル、マンホールポンプ6カ所の工事を実施いたしました。4行目、建設事業(持柏木)(繰越明許分)は、汚水管布設工事4,230.9メートルの工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、446、447ページにお戻りください。13節委託料は、請負差金によるものであります。15節工事請負費は、請負差金によるものであります。22節補償、補填及び賠償金は、請負差金によるものであります。  448、449ページをお願いいたします。2項農業集落排水施設維持管理事業費、1目農業集落排水管渠事業費は、452、453ページにわたりますが、備考欄に記載の18処理区の管渠等の維持管理を行いました。  453ページの備考欄8行目、維持管理事業(川島)(繰越明許分)は、上信自動車道バイパス工事に伴う汚水管布設替工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、448、449ページにお戻りください。11節需用費は、電気料の実績が見込みを下回ったものが主なものであります。15節工事請負費は、維持管理事業(川島)の事業量の減によるものであります。  454、455ページをお願いいたします。2目農業集落排水処理場事業費は、460、461ページにわたりますが、備考欄記載の17処理場の維持管理を行いました。  次に、不用額についてご説明いたします。454、455ページをお願いいたします。11節需用費は、電気料の実績が見込みを下回ったものが主なものであります。13節委託料は、請負差金によるものであります。今後とも農業集落排水施設の適切な維持管理に努めてまいります。  460、461ページをお願いいたします。3款公債費は、事業運営に係るものであります。  以上で説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第104号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第105号 平成29年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第11、議案第105号 平成29年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  田村水道部長。  (水道部長田村広士登壇) ◎水道部長(田村広士) ただいまご上程いただきました議案第105号 平成29年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、個別排水処理事業の整備状況について申し上げます。平成29年度末の浄化槽設置済み基数は、小野上地区が64基、子持地区が146基、赤城地区が55基、合計で265基であります。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の464、465ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、最下行、歳入合計欄の収入済額は2,976万682円であります。466、467ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、最下行、歳出合計欄の支出済額は2,947万3,905円であります。不用額390万9,095円、歳入歳出差し引き残額は28万6,777円であります。  470、471ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明申し上げます。初めに、歳入であります。1款分担金及び負担金の収入率は90.5%であります。1項分担金1目1節受益者分担金の収入済額は10件分であります。収入未済額は1件分であります。  2項負担金1目工事負担金は、備考欄、個別排水処理浄化槽工事負担金の収入済額は1件分であります。  2款使用料及び手数料の収入率は99.7%であります。収入済額は1,421件分、汚水量で5万5,024立方メートルであります。収入未済額は5件、3人分であります。  4款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  472、473ページをお願いいたします。7款市債の内訳につきましては、備考欄に記載のとおりであります。  474、475ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は97.4%であります。  備考欄1行目、一般経費(個別排水処理事業)と2行目、一般経費(浄化槽市町村整備推進事業)の委託料は、平成32年4月までに個別排水処理事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料であります。  2款事業費の執行率は86.9%であります。  1項建設事業費1目個別排水事業費の備考欄、建設事業(浄化槽市町村整備推進事業)は、浄化槽を7基設置をいたしました。  2項維持管理費1目個別排水事業費は、浄化槽の維持管理に係るもので、240基の保守管理を実施いたしました。  3款公債費は、事業運営に係るものであります。  以上で説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第106号 平成29年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について ○議長(茂木弘伸議員) 日程第12、議案第106号 平成29年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  田村水道部長。  (水道部長田村広士登壇) ◎水道部長(田村広士) ただいまご上程をいただきました議案第106号 平成29年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてご説明申し上げます。  決算書の493ページをお願いいたします。初めに、平成29年度渋川市水道事業報告書をもとにご説明申し上げます。1、概況からご説明申し上げます。(1)、総括事項であります。平成29年度の水道事業は、平成29年3月で小野上及び赤城地区の簡易水道事業を統合したことから、前年度に比較し給水人口が14.7%の増、年間有収水量が112万6,932立方メートルの増となりました。また、新たに渋川市新水道ビジョンの策定を行うとともに、これまでの基本理念のとおり、いつでも安全で安心なおいしい水道水の安定的な供給を目指すため、配水管の整備、老朽管と既設鋳鉄管の布設替整備、浄水場や各配水施設など、老朽化した施設の整備、機器更新を計画的に実施いたしまして、市民生活に直結するライフラインとして一層の強化を努めてまいりました。当年度も引き続きまして料金徴収業務等を委託いたしまして、経費の節減に努めてきたところであります。今後も内部留保資金の活用を図り、企業債の借り入れを抑えて建設改良事業に対応するなど、さらなる経営の効率化に努めてまいります。  以下、主な事業の概要を報告いたします。ア、建設改良事業についてであります。配水施設改良事業として、送配水管布設、配水管布設替、老朽鋳鉄管布設替、減圧槽配管布設のほか、他事業関連で配水管整備を行いまして、総延長で9,898.3メートルを実施いたしました。また、漏水調査を行ったほか、市内5カ所の給水施設の整備を実施いたしまして、漏水の防止、水圧の改善等、給水利便の向上に努めてまいりました。取水施設改良事業では、浄水及び配水施設の状況に合わせて送水ポンプ更新や浄水設備等の改修、監視装置等機器の設置を実施いたしまして、安定的な水道水の供給が行えるよう施設の整備に努めてまいりました。  イ、業務の状況についてであります。当年度末の給水戸数は3万1,838戸、給水人口は7万7,606人で、簡易水道事業の統合によりまして前年度に比べて戸数は4,289戸の増、人口は9,961人の増でありました。年間有収水量は1,052万7,388立方メートル、また1人1日の平均使用量は372リットルで、前年度に比べまして年間有収水量で112万6,932立方メートルの増でありました。なお、簡易水道事業統合後、年間総配水量に対する有収水量率は77.2%となり、昨年度に比べまして0.5ポイントの減であります。詳細につきましては、504ページの3、業務の(1)、業務量に記載のとおりであります。  恐れ入りますが、494ページをお願いいたします。次に、ウ、経理の状況についてであります。収益的収入及び支出は、事業収入17億3,988万4,802円、事業費用16億9,668万6,845円、差し引き4,319万7,957円の純利益となりました。純利益となりました主な要因といたしましては、簡易水道事業の統合によりまして小野上、赤城地区に係る減価償却費等の経費が増加となりましたが、給水収益や加入金が増加したこと、また企業債支払利息が減少となったことなどによるものであります。  恐れ入りますが、480、481ページにお戻りください。平成29年度渋川市水道事業決算報告書であります。本報告書の金額は、消費税及び地方消費税を含めて記載してございます。(1)、収益的収入及び支出であります。初めに、収入についてご説明申し上げます。上の表の一番左、区分欄1行目、第1款水道事業収益の右から3列目、決算額は18億7,232万2,142円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、793万5,858円の減であります。主な要因といたしましては、移設工事に伴う移設補償金の減によるものであります。内訳についてでありますが、下の欄にあります第1項営業収益は17億4,341万4,491円で、決算額の増減では1,912万491円の増であります。第2項営業外収益は1億1,003万3,044円で、決算額の増減では609万2,044円の増であります。第3項特別利益は1,887万4,607円で、決算額の増減では3,314万8,393円の減であります。  次に、支出であります。下の表の一番左、区分欄1行目、第1款水道事業費用の決算額は、右から4列目、17億9,351万7,788円であります。内訳についてでありますが、下の欄にあります第1項営業費用は15億8,136万2,475円であります。第2項営業外費用は1億8,408万85円であります。第3項特別損失は2,807万5,228円であります。  482、483ページをお願いをいたします。(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、収入であります。上の表の一番左、区分欄1行目、第1款資本的収入の右から3列目、決算額は2億3,441万5,495円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、1億1,826万6,505円の減であります。主な要因といたしましては、企業債の借り入れ及び工事負担金の減であります。内訳についてでありますが、下の欄にあります第1項企業債は6,420万円で、決算額の増減では1,920万円の減であります。第2項負担金は1億4,715万9,086円で、決算額の増減では9,490万5,914円の減であります。第3項固定資産売却代金は5万7,068円で、減価償却済みの量水器の売却代金であります。第4項補助金は2,299万9,341円で、決算額の増減では421万7,659円の減であります。  次に、支出であります。下の表の一番左、区分欄1行目、第1款資本的支出、483ページの右から6列目、決算額は11億916万9,766円であります。内訳についてでありますが、下の欄にあります第1項建設改良費は7億2,253万6,353円であります。右の列、翌年度繰越額の欄、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は5,750万2,000円で、上信自動車道整備及び高渋バイパス整備並びに特定環境保全渋川汚水管布設事業に伴う配水管等の移設工事に係るものであります。第2項企業債償還金は3億8,663万3,413円であります。  484ページをお願いいたします。平成29年度渋川市水道事業損益計算書につきましてご説明申し上げます。なお、ここでは消費税及び地方消費税を除いた金額で表示してございます。また、この内訳につきましては、509ページから513ページまでの収益費用明細書に記載のとおりであります。  3、営業外収益、(2)、他会計補助金の480万4,435円は、簡易水道事業に係る企業債利息に充当するため、一般会計から補助を受けるものであります。(3)、長期前受金戻入の3,669万6,308円は、平成26年度から地方公営企業の会計基準見直しにより、取得した資産のうち補助金等で充当していた償却資産の減価償却分に相当する額を収益化するものであります。(4)、雑収益の6,265万1,738円は、下水道使用料徴収事務負担金等であります。  5、特別利益、(3)、その他特別利益は1,256万6,914円であります。内訳は、上信自動車道、高渋バイパス、下水道及び市道改良関連工事等の移設補償費であります。  6、特別損失、(2)、過年度損益修正損は155万457円であります。これは、金井大野農業用水定期預金の差引額の計上と水道料金の不納欠損分等であります。うち不納欠損額につきましては153万4,559円であります。なお、不納欠損における人数は80人、調定件数で176件であります。(3)、その他特別損失は2,652万4,771円であります。  下から3行目に記載の当期純利益は4,319万7,957円で、当年度における収益的収支の結果であります。下から2行目、前年度繰越利益剰余金はありませんので、最下行の当年度未処分利益剰余金は当期純利益額であります4,319万7,957円となります。  次に、486、487ページをお願いいたします。平成29年度渋川市水道事業剰余金計算書であります。表の左から2列目、資本金の欄、上から4行目、当年度変動額は22億5,842万410円の増であります。これは、簡易水道事業の引き継ぎ資産から負債を差し引いた残りの資産を資本金として引き継いだことによるもので、最下行、当年度末残高は128億1,908万1,144円となります。次の列、剰余金、資本剰余金、工事負担金から他会計補助金までの欄、上から4行目、当年度変動額はありませんので、最下行、資本剰余金合計の当年度末残高は737万6,300円で変更はございません。なお、利益剰余金につきましては損益計算書の中でご説明申し上げましたので、こちらでは省略をさせていただきたいと思います。  488ページをお願いいたします。平成29年度渋川市水道事業剰余金処分計算書(案)であります。当年度末未処分利益剰余金4,319万7,957円の全額を利益積立金への積み立てといたしまして、処分後の繰越未処分利益剰余金の残高をゼロとすることを地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきまして、ご議決をいただきますようお願いするものであります。  489ページをお願いいたします。平成29年度渋川市水道事業貸借対照表であります。主なものについてご説明申し上げます。資産の部、1、固定資産、(1)、有形固定資産の最下行、有形固定資産合計は173億3,049万1,151円であります。(2)、無形固定資産の下から2行目、無形固定資産合計は3億2,740万5,824円であります。次の行、固定資産合計は176億5,789万6,975円であります。  下から8行目、2、流動資産、(2)、未収金は1億3,215万1,616円で、このうち水道料金の未収金は4,516万235円で、調定件数では5,839件となりまして、前年度に比べて1,382万3,654円の増であります。今後とも未収金の縮減に努めてまいります。下から7行目、貸倒引当金は522万円で、水道料金の不納欠損対策として計上したものであります。下から2行目の流動資産合計は14億4,659万9,365円であります。  最下行、資産合計は191億449万6,340円であります。  490ページをお願いいたします。次に、負債の部であります。上から3行目、3、固定負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債39億7,316万9,020円は、借り入れした企業債元金のうち、平成31年度以降に償還を行う予定のものであります。  上から8行目、4、流動負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債4億124万9,788円は、平成30年度に償還予定の企業債元金であります。上から13行目、(4)、引当金、イ、賞与引当金の1,318万2,000円は、平成30年度6月賞与に係る平成29年度負担分の引当金であります。次の行、ロ、法定福利費引当金245万円は、平成30年度6月賞与に係る共済費の平成29年度負担分の引当金であります。  上から17行目、5、繰延収益、長期前受金は15億1,506万3,867円であります。  負債の部最下行、負債合計は58億4,255万9,857円であります。  次に、資本の部であります。上から4行目、7、剰余金、(1)、資本剰余金、イ、受贈財産評価額は、剰余金計算書でご説明申し上げましたので、説明を省略させていただきます。(2)、利益剰余金、イ、建設改良積立金は3億9,228万1,082円であります。これは、水道施設の耐震化及び長寿命化対策事業による建設改良費の増加に備えて積み立てを行ったものであります。ロ、当年度未処分利益剰余金は4,319万7,957円であります。  下から2行目、資本合計は132億6,193万6,483円であります。  最下行の負債資本合計は191億449万6,340円であります。この負債資本合計の額と489ページの最下行、資産合計の額が同額となるものであります。  496ページをお願いいたします。2、工事、(1)、建設工事の概況であります。このうち国庫補助事業として実施しております老朽鋳鉄管更新事業についてご説明申し上げます。  498ページをお願いをいたします。上から3行目、渋川地区及び499ページ、上から2行目、八木原地区、最下行、半田地区におきまして、45年以上経過いたしました耐震性のない老朽鋳鉄管の布設替工事896メートルを実施いたしました。今後も計画的に布設替を実施いたしまして、早期に終了しますよう努めてまいります。  504ページをお願いいたします。3、業務についてでありますが、各表におきます平成28年度の数値につきましては統合前のため、旧簡易水道事業の数値を含まないものとなっております。(1)、業務量につきましては記載のとおりであります。(2)、事業収入に関する事項でありますが、最下行、当年度の1立方メートル当たり供給単価は150円21銭であります。  505ページをお願いいたします。(3)、事業費に関する事項でありますが、最下行、当年度の1立方メートル当たり給水原価は153円13銭であります。この結果、1立方メートル当たり供給単価と給水原価との収支の差額につきましては2円92銭の減となっております。  508ページをお願いいたします。平成29年度キャッシュ・フロー計算書であります。右側の欄、下から3行目、当年度の資金増加額は283万1,017円であります。最下行、資金期末残高は13億998万2,663円であります。  また、地方公営企業法に規定する決算書の附属書類であります明細書につきましては、509ページから520ページに添付いたしましたが、説明は省略させていただきます。  521ページをお願いいたします。平成29年度渋川市水道事業会計決算注記表であります。これは、地方公営企業法施行規則第35条の規定によりまして、注記を義務づけられたものであります。本決算に関する注記区分に従いまして、関係する区分の説明を記載してございます。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(茂木弘伸議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第106号は、決算特別委員会に付託いたします。 △休会の議決 ○議長(茂木弘伸議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、あす13日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(茂木弘伸議員) ご異議なしと認めます。  よって、あす13日は休会することに決しました。 △散会 ○議長(茂木弘伸議員) 14日は、午前10時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                         午後1時53分...