渋川市議会 > 2016-09-12 >
09月12日-03号

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  1. 渋川市議会 2016-09-12
    09月12日-03号


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    平成28年  9月 定例会(第3回)            平成28年9月渋川市議会定例会会議録 第3日                            平成28年9月12日(月曜日)出席議員(22人)     1番   池  田  祐  輔  議員     2番   山  内  崇  仁  議員     3番   細  谷     浩  議員     4番   星  野  安  久  議員     5番   山  﨑  正  男  議員     6番   田  邊  寛  治  議員     7番   今  井  五  郎  議員     8番   安 カ 川  信  之  議員     9番   今  成  信  司  議員    10番   丸  山  正  三  議員    11番   篠  田  德  壽  議員    12番   平  方  嗣  世  議員    13番   中  澤  広  行  議員    14番   山  﨑  雄  平  議員    15番   入 内 島  英  明  議員    16番   加  藤  幸  子  議員    17番   茂  木  弘  伸  議員    18番   須  田     勝  議員    19番   南  雲  鋭  一  議員    20番   望  月  昭  治  議員    21番   角  田  喜  和  議員    22番   石  倉  一  夫  議員                                              欠席議員 なし                                              説明のため出席した者   市     長   阿久津 貞 司      副  市  長   田 中 猛 夫   総 務 部 長   佐久間   功      企 画 部 長   愛 敬 正 孝   市 民 部 長   狩 野 弘 之      保 健 福祉部長   高 橋 哲 史   農 政 部 長   茂 木 雅 夫      商 工 観光部長   加 藤 順 一   建 設 部 長   田 中 市 郎      水 道 部 長   上 原   廣   会 計 管 理 者   新 井 充 広      教 育 委 員 会   後 藤   晃                          教  育  長   教 育 委 員 会   田 中 和 彦      監 査 委 員   中 澤 康 光   教 育 部 長   監 査 委 員   天 田 実 明   事 務 局 長                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   堀 口 完 爾      書     記   石 山   薫   書     記   石 田 昌 充議事日程               議  事  日  程   第3号                          平成28年9月12日(月曜日)午前10時開議第 1 議案第109号 平成27年度渋川市一般会計歳入歳出決算について第 2 議案第110号 平成27年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について第 3 議案第111号 平成27年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について第 4 議案第112号 平成27年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について第 5 議案第113号 平成27年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について第 6 議案第114号 平成27年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第 7 議案第115号 平成27年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について第 8 議案第116号 平成27年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について第 9 議案第117号 平成27年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について第10 議案第118号 平成27年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について第11 議案第119号 平成27年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について第12 議案第120号 平成27年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について第13 議案第121号 平成27年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について第14 議案第122号 平成27年度渋川市病院事業会計決算について    (以上、提出者説明、質疑、委員会付託)                                              会議に付した事件議事日程に同じ △開議                                            午前10時 ○議長(中澤広行議員) おはようございます。  ただいまから本日の会義を開きます。  ただいまの出席議員は22人であります。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第109号 平成27年度渋川市一般会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第1、議案第109号 平成27年度渋川市一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  引き続き議案の説明を求めます。  田中教育部長。  (教育部長田中和彦登壇) ◎教育部長(田中和彦) おはようございます。10款教育費についてご説明申し上げます。  決算書の260ページをお願いいたします。10款教育費の執行率は95.7%であります。  翌年度の繰越額でありますが、翌年度繰越額の欄、繰越明許費2,296万1,800円は、(仮称)北橘運動場整備事業小中学校再編統合推進事業、鉄鋼スラグ対策事業(小学校分)及び鉄鋼スラグ対策事業(中学校分)の4事業に係るものであります。継続費逓次繰り越し1,380万8,800円は、(仮称)北橘運動場整備事業に係るものであります。  1項教育総務費1目教育委員会費につきましては、説明を省略させていただきます。  261ページをお願いいたします。2目事務局費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。19節負担金補助及び交付金の不用額は、公立学校共済組合追加費用小・中学校体育連盟運営事業などの執行残であります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。263ページをお願いいたします。備考欄2行目、キャリア教育推進事業は、県教育委員会から3年間の地域指定を受けて実施している事業で、講演会等の実施や先進校の視察を行いました。備考欄3行目、小中学校再編統合推進事業は、小野上中学校が子持中学校に平成28年4月に再編統合したことにかかわる経費であります。備考欄最下行、小中学校教育活動支援事業は、非常勤講師26名、ICT支援員1名を配置し、児童生徒の学習に少人数授業、習熟度別授業、チームティーチングなど、きめ細かな指導により、基礎的、基本的な学力の定着と学習意欲の向上に努めました。  264ページをお願いいたします。備考欄1行目、教員コンピュータ整備事業は、小中学校教職員のコンピューターリース料や専用回線料等であります。備考欄2行目、学校保健管理事業は、渋川地区医師会や渋川北群馬歯科医師会等に対し、幼児、児童生徒の健康診査や教職員の健康管理等、また学校保健に対しての専門的指導等を委託しました。備考欄3行目、小・中学校体育連盟運営事業は、小学校体育研究会及び中学校体育連盟への補助金であります。備考欄4行目、通学バス運行事業は、臨時職員雇用による直営バス及びバス事業者への運行委託により629人の児童生徒の通学の利便と通学の安全を図りました。  3目学校教育指導費についてご説明申し上げます。266ページをお願いいたします。備考欄1行目、英語教育充実事業は、英語指導助手を12名採用し、各中学校での英語教育の充実に努めたほか、小学校、幼稚園へも派遣し、英語に親しむ活動の充実に努めました。備考欄2行目、学校・家庭・地域・三者連携推進事業では、市共通テーマを子どもの安全安心と位置づけ、10地区部会による連携事業の実践に取り組んだほか、教育講演会を実施し、市民の啓発活動などを行いました。備考欄最下行、学校教育充実事業は、各学校の校内研修等に係る消耗品や印刷製本費等であります。  267ページをお願いいたします。4目教育研究所費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、社会科副読本改訂事業は、「第3版新しい渋川」を上下巻ともに2,800部ずつ作成いたしました。備考欄2行目の教育研究所運営事業では、学習指導研究部、課題研究部、学級経営研究部、社会科副読本部等の各種研究を進め、学級経営やキャリア教育にかかわるワークショップを実施したほか、教育相談部では来所相談285件、電話相談348件など、相談業務を実施いたしました。  268ページをお願いいたします。備考欄1行目、適応指導教室運営事業では、専任指導員2名を配置し、不登校児童生徒の集団生活への適応を促し、学校生活復帰への援助を行いました。9名の不登校児童生徒のうち、3名の児童生徒が学校へ復帰いたしました。備考欄2行目、平成26年度繰越、教育研究所移転事業は、教育研究所移転にかかわる旧商工会議所改修工事であります。  5目特別支援教育振興費についてご説明申し上げます。269ページをお願いいたします。備考欄1行目、特別支援教育支援員配置事業では、小中学校20校に28人の特別教育支援員を配置し、児童生徒の学校生活上の介助や学級活動上の支援を行いました。備考欄2行目、学習障害・注意欠陥多動性障害等通級指導教室運営事業では、4小学校、1中学校で運営し、発達障害を有すると考えられる104名の児童生徒に対し、通級による専門的な個別指導、在籍する学校への巡回指導、教職員、保護者の相談活動の実施を行うなど、一人一人の状況に応じた適切な支援を行いました。備考欄3行目、教育支援事業では、特別支援教育が必要である者の判断及び支援、学校保健安全法に基づく就学時健康診断の実施、特別支援学級入級者及び通級指導教室通級者の判断など、教育支援に向けた取り組みを進めました。最下行、言語指導教室運営事業では、言語障害を有する児童のための通級指導教室を運営し、発声、発音及び言語矯正等の治療的指導を行いました。153名の利用がありました。  2項小学校費1目学校管理費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。271ページをお願いいたします。11節需用費の不要額は、一般経費の燃料費、電気料、水道料の執行残であります。  次に、主な事業について申し上げます。270ページにお戻りください。備考欄最下行、一般経費は、市内小学校16施設に係る運営費で、児童数は3,724人であります。  271ページをお願いいたします。備考欄1行目、小学校施設管理事業は、小学校施設の老朽箇所の修繕、工事を実施いたしました。備考欄2行目、教師用教科書整備事業は、小学校教科書の改訂に伴い、教師用教科書等を整備したものであります。  272ページをお願いいたします。備考欄1行目、遠距離通学児童通学費補助事業は、通学に路線バスを利用している児童34名について路線バス定期券購入額に対する補助金を交付いたしました。備考欄2行目、教育用コンピュータ整備事業は、コンピューター機器のリース、通信料等に係る経費であります。備考欄3行目、学校図書館図書整備充実事業では、図書の計画的な購入を図るとともに、各学校に臨時職員を配置し、図書整備の充実、図書館機能の活性化に努めました。備考欄5行目、健康管理対策事業では、児童や教職員に対し健康診断等を行いました。  273ページをお願いいたします。2目教育振興費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、被災児童就学支援事業は、2名の対象児童に支援したものであります。備考欄2行目、小学校体育授業スポーツコーディネーター派遣事業は、小学校の体育授業や体育的な活動においてきめ細かな支援を行うため、小学校16校へスポーツコーディネーターを派遣しました。  274ページをお願いします。備考欄2行目、魅力ある学校づくり推進事業は、集団宿泊体験活動を実施するとともに、自然体験、社会体験、ボランティア活動など、各学校の自主的で創造的な取り組みを実施いたしました。備考欄3行目、尾瀬学校実施事業では、小学校11校、394人の児童が参加いたしました。備考欄4行目、一般教材整備事業では、学校の教育内容、方法等の質的改善、充実を図るための教材等の更新を行いました。備考欄6行目、特別支援教育就学奨励費は、小学校の特別支援学級への就学に当たり必要な援助を実施いたしました。52人、延べ160人分であります。備考欄最下行、要保護及び準要保護児童援助費は、要保護児童16人、準要保護児童243人に援助いたしました。  275ページをお願いいたします。3目学校建設費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。15節工事請負費の不用額は、小学校施設耐震補強事業小学校空調機器整備事業小学校天井等落下防止対策事業に係る執行残であります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、小学校空調機器整備事業は、橘北小学校、渋川西小学校、渋川南小学校の空調機器整備工事実施設計業務委託料及び豊秋小学校、長尾小学校、橘小学校の普通教室に空調機器を設置した工事費であります。備考欄2行目、小学校天井等落下防止対策事業は、橘小学校屋内運動場のつり天井非構造部材耐震化に伴う工事請負費であります。備考欄3行目、小学校施設耐震補強事業は、豊秋小学校の2期建築主体工事、2期機械設備工事、2期電気設備工事及び長尾小学校の2期建築主体工事、2期機械設備工事、2期電気設備工事として耐震補強を実施いたしました。  276ページをお願いいたします。3項中学校費1目学校管理費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。11節需用費の不用額は、中学校の一般経費のうち燃料費、電気料等の執行残であります。  次に、事業についてご説明申し上げます。備考欄2行目、一般経費は、中学校10校の学校運営費であります。生徒数は2,102人であります。  277ページをお願いいたします。備考欄1行目、中学校施設管理事業は、中学校施設の老朽箇所の修繕工事等を実施いたしました。備考欄最下行、教師用教科書整備事業は、中学校教科書の改訂に伴い教師用教科書等を整備いたしました。  278ページをお願いいたします。備考欄1行目、遠距離通学生徒通学費補助事業は、通学に路線バスを利用している生徒31名について路線バス定期券購入額に対する補助金を交付いたしました。備考欄2行目、教育用コンピュータ整備事業は、中学校パソコン教室のコンピューターリース料や専用回線料であります。備考欄4行目、学力向上推進事業では、確かな学力、豊かな人間性、たくましく生きるための健康な体力の育成を図るため、学力テスト及び体力テストを実施いたしました。  279ページをお願いいたします。2目教育振興費についてご説明申し上げます。280ページをお願いいたします。備考欄1行目、中学生海外派遣事業は、オーストラリアのローガン市とシドニー市、またニュージーランドのファカタネ市とオークランド市に中学生16名を派遣し、現地の生活を体験し、豊かな国際感覚を身につけた人材の育成に努めました。備考欄最下行、要保護及び準要保護生徒援助費は、要保護者7人、準要保護者149人に係る援助費用であります。  281ページをお願いいたします。3目学校建設費についてであります。初めに、主な不用額であります。15節工事請負費の不用額は、中学校天井等落下防止対策事業に係る執行残であります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、中学校天井等落下防止対策事業は、渋川中学校の屋内運動場と武道館、赤城南中学校の屋内運動場、北橘中学校の屋内運動場におけるつり天井非構造部材耐震化に伴う工事請負費であります。備考欄2行目、中学校施設耐震補強事業は、古巻中学校と渋川北中学校の校舎及び子持中学校の武道場の耐震補強を実施いたしました。  282ページをお願いいたします。4項幼稚園費1目幼稚園費についてご説明申し上げます。備考欄2行目、一般経費は、渋川幼稚園ほか市立幼稚園5施設に係る運営費で、園児数は442人であります。保育料について、小学校3年生以下の児童から第1子とする制限を廃止し、第3子以降を無料化にして、多子世帯への経済的負担軽減を図りました。  283ページをお願いいたします。備考欄1行目、就園奨励事業は、保護者の所得や扶養児童数に応じて保育料や入園料を減免した私立幼稚園に対し補助金を交付しました。また、通園バス使用料の一部を補助し、保護者の負担軽減を図りました。備考欄2行目、通園バス運行事業は、市立幼稚園に通う園児及び保護者の利便を図るために運行しており、通園バス使用料を無料化にし、保護者負担を軽減しました。  5項社会教育費1目社会教育総務費についてご説明申し上げます。285ページをお願いいたします。備考欄最下行、市内高校生連携事業は、市内の県立高等学校4校と特別支援学校1校の計5校の生徒と意見交換や情報交換を行い、青少年の健全育成運動を生徒と共同で実施いたしました。また、高校生の市主催事業への参加を推進いたしました。  286ページをお願いいたします。備考欄3行目、人権教育推進事業は、人権に関する教育と啓発の推進を図るため、人権問題の映画と講話の会や人権教育講演会を実施するとともに、人権尊重ポスターの募集を行いました。備考欄5行目、青少年センター事業は、青少年補導員による定例補導及び電話相談員による相談事業を実施するとともに、青少年育成推進員と協力し、青少年の健全育成キャンペーンや環境浄化活動などの啓発活動を実施しました。  287ページをお願いいたします。備考欄2行目、しぶかわ市民教育の日推進事業は、市民へ教育に対する関心と理解を深めるため、市内の青少年健全育成に関係する34の機関、団体の協力により、青少年の健全育成をメーンテーマとして市民まなびの日事業を実施しました。備考欄5行目、市民総合文化祭実施事業は、市内の文化活動最大の学習成果発表の機会であり、26部門、延べ8,679人の参加者により実施しました。備考欄最下行、しぶかわ能実施事業は、日本の伝統芸能である能の鑑賞会を開催し、市内の中学生等828人、一般観覧者等291人の合計1,119人に鑑賞の機会を提供しました。  288ページをお願いいたします。備考欄2行目、彌酔の句会実施事業は、第23回の句会を白井宿八重ざくらまつりと同時開催いたしました。また、市内の小中学生を対象に俳句教室を実施するとともに、市内小中高校生から俳句作品の募集を行うことで豊かな感性と日本語の理解力や表現力の醸成に努めました。備考欄3行目、全国創作こけし美術展実施事業は、創作こけしの持つ高い芸術性に触れることでこけしの持つ魅力の再発見とこけし作家の育成及びこけし工芸の振興に努めました。44人の作家から108点の作品が出展され、入場者は2,009人でありました。備考欄4行目、渋川バンドフェスティバル実施事業は、市内の小中高校生及び一般から20団体465人が出演し、798人が観覧しました。  289ページをお願いいたします。備考欄2行目、渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館運営事業は、美術館の円滑な運営を行うための経費で、入館者数は1万2,860人でありました。  290ページをお願いいたします。備考欄1行目、企画展示実施事業は、市民にさまざまな分野の美術作品を鑑賞する機会を提供する事業で、視点を変えて作品を鑑賞する「なんなん?どうなん?そうなんだ!」を開催いたしました。また、夏休みを利用したワークショップで制作した作品を展示する「こどもとあーと展2015」を開催いたしました。備考欄最下行、徳冨蘆花記念文学館管理運営事業は、徳冨蘆花記念文学館の運営に関する経費であります。徳冨蘆花の追悼茶会を初め、3回の文学サロンを開催いたしました。  291ページをお願いいたします。2目公民館費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。292ページをお願いいたします。11節の需用費の不用額は、原油価格の下落による光熱費の削減、また赤城公民館の太陽光発電設備による電気料の減額などによるものであります。13節委託料の不用額は、子持公民館、赤城公民館及び北橘公民館の消防、空調、照明、舞台設備等の保守点検業務委託の契約差金などによるものであります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、生涯学習地域づくり推進事業は、地域の主体的な生涯学習活動による地域づくりを支援するため、自治会の生涯学習活動に補助金を交付したものであります。市内全域を対象としたこの補助金は、平成26年度から実施し、平成27年度は全ての自治会に交付いたしました。  293ページをお願いいたします。備考欄1行目、公民館施設等改修事業は、豊秋公民館のトイレ改修工事を行ったものであります。備考欄2行目、公民館学習事業は、市内12の公民館において生涯学習講座、教室等を実施したもので、延べ656回開催し、1万4,907人の参加がありました。  295ページをお願いいたします。3目図書館費についてご説明申し上げます。296ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費は、図書館の管理運営等に要する費用であります。図書館の利用者は延べ人数で、渋川市立図書館が9万9,552人、北橘図書館が7,056人でありました。備考欄最下行、図書資料購入事業は、図書館、公民館図書室の幼児から大人までの幅広い利用者の学習要求に対応するための図書資料の購入、またこれを利用者に提供したものであります。平成27年度末の蔵書数は、渋川市立図書館が32万9,292冊、北橘図書館が4万3,542冊であります。  297ページをお願いいたします。備考欄4行目、ブックスタート事業は、保健センターで行われる6カ月児健康相談時に乳児と保護者へ読み聞かせを実施し、メッセージを伝えながら絵本2冊を手渡したものであります。備考欄5行目、図書館電算化推進事業は、図書等の貸し出し、選書、蔵書管理等を効率的に行うとともに、図書館及び地域公民館図書室の相互利用を図るための図書管理システムの使用に係る経費であります。  298ページをお願いいたします。4目文化財保護費についてご説明申し上げます。備考欄最下行、三原田諏訪上遺跡瓦塔設置仏教遺構保存整備事業は、平成15年に県史跡の指定を受け、保存されてきた史跡の公有地化を行ったものであります。  299ページをお願いいたします。備考欄3行目、文化財管理事業は、文化財の保護、管理を目的に文化財説明板や案内標識の修繕、設置、史跡等の除草、天然記念物の保護、養生を行いました。また、津久田人形の操作伝承、神楽、獅子舞、祭り囃子等、伝統文化の継承を支援しました。  300ページをお願いいたします。備考欄1行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業は、整備に向けた内容確認調査として遺跡の最大の特色であります縄文時代後期、晩期の配石遺構の調査を行い、遺構の復元を目的とした3次元測量を実施いたしました。  302ページをお願いいたします。備考欄1行目、ハワイ王国公使別邸公開普及事業は、公使別邸及びガイダンス施設の管理運営を行うもので、305日開館いたしまして、入館者は2万6,856人でありました。備考欄最下行、市内遺跡発掘調査事業は、各種開発事業に先立ち範囲確認調査、試掘調査等を実施するもので、白井遺跡群、半田薬師遺跡群など、計22件の調査を行い、埋蔵文化財発掘調査報告書「渋川市市内遺跡9」を刊行いたしました。  303ページをお願いいたします。6項保健体育費1目保健体育総務費についてご説明申し上げます。304ページをお願いいたします。備考欄2行目、スポーツ指導者派遣事業は、中学校の運動部活動を支援するため、市体育協会などの地域の人材を活用して外部指導者を派遣し、生徒の健全育成及び競技力の向上を図りました。また、トップアスリートによる講習会を開催し、専門性の高い実技指導を通じて子どもたちに夢を与えるとともに、技術の習得や競技力の向上を図りました。備考欄最下行、学校体育施設開放事業は、社会体育の振興を図るため、学校体育施設を学校教育活動に支障がない範囲で開放し、市民の身近なスポーツの場として提供いたしました。  305ページをお願いいたします。備考欄1行目、市民スポーツ活動推進事業は、一市民一スポーツのスローガンを実現するため、各年代のライフステージに応じたスポーツ教室や大会を開催し、市民の健康づくりを推進しました。  306ページをお願いいたします。2目体育施設費についてご説明申し上げます。初めに、不用額であります。13節委託料の不用額は、主に渋川地区体育施設運営事業の指定管理料とプール管理運営事業の監視等業務委託料の執行残額であります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、(仮称)北橘運動場整備事業は、野球場整備工事、多目的運動場整備工事のほか、水道加入負担金や下水道受益者負担金及び電柱の移設補償費であります。備考欄2行目、体育施設改修事業は、子持社会体育館音響設備修繕、市民プール循環ろ過ポンプ点検修繕などの修繕、また赤城総合運動自然公園防護柵復旧工事などを行ったものであります。備考欄最下行、渋川地区体育施設運営事業は、主に渋川市公共施設管理公社に対する指定管理料であります。  307ページをお願いいたします。備考欄1行目、伊香保体育館管理運営事業から310ページの備考欄最下行、体育施設運営費までの各事業は、各体育施設の管理運営に係るものであり、経費の節減に努めるとともに、各施設の適切な管理運営を行いました。  311ページをお願いいたします。3目伊香保リンク管理費についてご説明申し上げます。備考欄最下行、伊香保リンク管理運営事業は、群馬県から群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクの指定管理を受け実施した事業であります。指定管理期間は、平成26年度から平成28年度までの3カ年となっております。  312ページをお願いいたします。4目給食管理費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。313ページをお願いいたします。7節賃金の不用額は、臨時給食調理員等の雇用日数が当初見込みを下回ったことによるものであります。11節需用費の不用額は、主に燃料費及び電気料の値下げにより不用額が生じたものであります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、一般経費は、3カ所の共同調理場、5カ所の自校調理場の運営と維持管理に係る経費であります。  314ページをお願いいたします。備考欄2行目、施設設備整備事業は、赤城学校給食共同調理場のプレハブ冷蔵庫の修理や橘小学校給食室の床塗装等の補修を行うとともに、赤城学校給食共同調理場の冷蔵庫及び伊香保中学校給食室の回転釜などを買いかえました。  5目給食費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額であります。314ページをお願いいたします。11節需用費の不用額は、児童生徒数が当初見込みを下回ったため、賄い材料費に不用額が生じたものであります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、学校給食用物資購入費は、3カ所の共同調理場及び5カ所の自校調理場で提供した給食合計129万8,380食分の賄い材料費であります。給食日数は、各学校平均しますと年間約199日で、1日当たりの平均調理数は約6,525食でありました。  以上で10款教育費の説明を終わらせていただきます。 ○議長(中澤広行議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) 続きまして、11款災害復旧費以降につきましてご説明申し上げます。  315ページをお願いいたします。11款災害復旧費の執行はございませんでした。  少し飛びますが、318ページをお願いいたします。12款公債費の執行率は97.7%であります。借り入れ先につきましては、備考欄に記載したとおりでありますので、説明につきましては省略をさせていただきます。  またさらに飛びますが、321ページをお願いいたします。13款諸支出金1項1目土地取得費の備考欄、普通財産取得事業は、再開発住宅用地を県営住宅用駐車場敷地として群馬県住宅供給公社へ貸し出すため、土地開発基金で先行取得した当該用地の買い戻しを行ったものであります。  322ページをお願いいたします。14款予備費につきましては、11件の充用を行ったものであります。  以上で平成27年度一般会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  16番、加藤幸子議員。  (16番加藤幸子議員登壇) ◆16番(加藤幸子議員) 質疑をさせていただきます。  主要な施策の成果を説明する書類の中で3ページです。渋川市総合計画の進行管理から始まりまして106事業について事務事業評価を行ったと。それで、評価結果を翌年度予算に反映をしたと書かれております。総合計画の8つの分野に振り分けて評価して、どのような見直しが行われ、また予算にどういうふうに反映されたのかをまず1問目でお聞きいたします。 ○議長(中澤広行議員) 愛敬企画部長。  (企画部長愛敬正孝登壇) ◎企画部長(愛敬正孝) 事務事業評価についてご質疑をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  事務事業評価につきましては、平成27年度から平成29年度の3年間で370事業の再評価をいたす予定となっております。このうち平成27年度につきましては、総合計画上の施策区分で申しますと、道路、公共交通などの都市基盤整備、生活環境の充実、産業の振興、活性化といったところの施策の106事業について事務事業を行ったところであります。事業内容を拡大する事業として4事業、実施手法を改善すべき事業を86事業、統合すべき事業を8事業、事業の内容を縮小するべき事業として5事業、事業の廃止を検討すべき事業が1事業、廃止すべき事業が2事業ということでございました。106事業の事務事業評価の結果による削減額でございますけれども、一般財源ベースで1,812万9,000円となっております。  以上でございます。 ○議長(中澤広行議員) 16番。 ◆16番(加藤幸子議員) 渋川市も合併して平成28年2月20日で10年を迎えました。総合計画というか、新市計画をきちんと見直しをして、それで次に進んでいくということになろうかと思いますけれども、その一環としてこれが行われているのか、それともさらなる計画の中での見直しなのか、お聞きしたい思います。  国の施策が大変目まぐるしく変化していく中で、人口減と、まちづくり、ものづくり、そういうところでの見直しがあるかと思うのですけれども、その点についてと、それから合併10年を振り返ってきちんと市民に説明をする、議会に説明をするという用意があるのかどうか。例えば基金をどのように使ったとか、財政がどのように変化しているとか、人口が各地域でどのように変化しているとかあると思うのです。そういうところで、今度の平成29年9月には平成28年度の決算が行われるわけですけれども、それまでにそういう資料をきちんとつくるのかどうかお聞かせください。 ○議長(中澤広行議員) 企画部長。 ◎企画部長(愛敬正孝) 総合計画の見直しにつきましては、議員もご承知のとおり、現在次期総合計画の策定に向けまして作業を進めているところでございます。先ほどの事務事業評価の結果につきましては、これは直接的に予算要求をする際に各部署からこういった点を考慮して予算要求していくということでありますので、総合計画と全く無関係であるということはもちろんないわけでありまして、そういった意味では人口減等々、時代の潮流にあります社会情勢ということは、まち・ひと・しごと創生総合戦略との連携も交えて現在取り組みを進めているところであります。現総合計画は、まだ残り平成29年度の事業がありますことから、現状での総合計画の検証という作業は進めておりますけれども、来年度まで現計画でありますので、そこまでを含めて今後検証を進めてまいる予定でございます。当然次期総合計画を策定していくに当たりまして、今定例会でも予定をさせていただいておりますけれども、その都度ご報告をさせていただく予定となっておりますので、こういった検証結果につきましても当然に議会にお示しをしていくということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中澤広行議員) 16番。 ◆16番(加藤幸子議員) 6ページに南部地域振興では人口減少対策のかなめとなるというところから始まりまして、渋川市及び吉岡町地域連携に関する協定を締結したとございます。吉岡町では、今インターチェンジを本格的に始動して、インターチェンジのすぐそばに大型商店街、アウトレットをつくるという事業計画があるとは聞いておりますけれども、吉岡町のインターチェンジが本格的に始動を始めますと、吉岡町から榛名、伊香保に向かって道路がつくられると思います。そうしますと、渋川市の渋川伊香保インターチェンジまで来ないで吉岡町のインターチェンジでおりるという状況になっていくのではないかと私は想像するのですが、それと同時にJRの八木原駅、見直しがされました。大変期間が長くなるとも聞いておりますけれども、吉岡町との地域連携に関する協定はどのような内容で結ばれたのかお聞かせください。 ○議長(中澤広行議員) 企画部長。 ◎企画部長(愛敬正孝) まず、吉岡町で進めておりますスマートインターチェンジの関係でありますけれども、吉岡町で例えばおりていただいて、伊香保へ観光へ周遊していただいて、帰りに渋川伊香保インターチェンジで帰っていただくなど、一概に吉岡町のスマートインターチェンジのところが開発が進んだからといって渋川伊香保インターチェンジの利用が全く減ってしまうということではないと思いますし、そうならないように商工観光部とも連携をしながら観光というところの周遊に力を入れていくべきであると考えております。  それから、JR八木原駅に関連しまして、吉岡町との地域連携に係る協定書でその内容はということでありますけれども、今ご答弁申し上げましたインターチェンジなどを活用しました観光の周遊というところも兼ねてはおりますけれども、1つとしては主要地方道前橋伊香保線の吉岡バイパスの延伸、それから先ほど議員からもお話のありましたJR八木原駅周辺の整備、その他これに限らず2市町が必要と認める事項ということで整理をさせていただいているところでございます。
    ○議長(中澤広行議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、星野安久議員。  (4番星野安久議員登壇) ◆4番(星野安久議員) 決算を審査するときに必ず不納欠損なり収入未済額、これの問題が出されますけれども、私もこの件で1点だけご質疑させていただきます。  市民税を初め、かなり多額の億単位の未収金があります。その中で今回ご指摘申し上げたいのは、決算書の72、73ページに係る、73ページなのですが、市民ゴルフ場の貸付金、これの元金が4,000万円、これがまだ未収金になっております。平成28年11月で閉鎖されることになりますけれども、この未収金をいかに収入に見込むかどうか、またこうした状況の中で不納欠損に持っていってしまうのかどうか、その辺の確認をしたいと思います。  以上です。 ○議長(中澤広行議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) ゴルフ場の関係でございますけれども、今ご指摘の内容を含めて、市民ゴルフ場が抱えている債務、これについては11月末の営業停止後の清算事務の中で整理をしていくということでありますので、またこの件につきましては動きがありました時点でそれぞれ議会に報告させていただいております。その中でもそのような方向性につきましてはご説明をさせていただいたところでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中澤広行議員) 4番。 ◆4番(星野安久議員) 未収金の関係については、個人的なものについては、かなり厳しく収入の要求をしておるようでございますので、こうした公共的なものについてもぜひそうした努力をしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(中澤広行議員) ほかに質疑はありませんか。  6番、田邊寛治議員。  (6番田邊寛治議員登壇) ◆6番(田邊寛治議員) 平成27年度主要な施策の成果を説明する書類の中で質疑をいたします。  5ページです。(2)の中心市街地の活性化ではという項目なのですが、中心市街地のいろいろな今施策を出しましたので、まだそれほど日数はたっていないのですが、現在の進捗状況というのですか、課題等も含めて詳しくお聞かせください。  それと、6ページの(1)の人口減少対策の推進の中で、婚活支援でございますけれども、文書にもありますように398人が参加し、24組のカップルが誕生したと示されております。この中で現実に結婚をして渋川市に定住された方がおられるのか、ご説明お願いいたします。  それから、もう一点、7ページの(2)の地域医療の充実でございますが、渋川医療センターが4月1日から開院になりましたけれども、この中で今後の考え方をお示しいただきたいのですが、診療科を少しずつふやしていくという説明は受けておりますので、その中で一般の小児科、それと特に産科を今後どのように、相手がいるものですから、それの協議の仕方等を含めて、その考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中澤広行議員) 加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) 初めに、現在の中心市街地活性化の取り組みについてでありますけれども、平成27年度実績におきましては12店舗の開設に努めることができたものであります。こちらにつきましては、現在のところ平成28年度については2店の要望をいただいてあります。課題といたしましては、開設していただいた商店の継続した営業等を商店街振興組合とともに取り組んでいくということで、新たに開店した中にあっては7店の方が新規会員として商店街の会員として加入をしていただいたということとなっております。  公設であけましたしぶさんにつきましては、月額およそ100万円の売り上げということで推移をしているものであります。  また、すたでぃばんくにつきましては、夏休み期間ということもありまして、現在のところかなりにぎわっていると実態としてなっております。夏休み期間が終わって通年開設した中でどの程度需要があるかということでは、今後新たな方法、あるいは運用につきましては学生主体の取り扱い規則等つくっていただきましたので、私語もなく勉強中心で使われているという状況は確認もしていますし、周辺の方々からも危惧していた部分については心配はないというご意見をいただいているものであります。開設いただいた商店の撤退とにぎわいを戻す施策が重要な課題と、そういうふうに認識をしております。  以上でございます。 ○議長(中澤広行議員) 高橋保健福祉部長。  (保健福祉部長高橋哲史登壇) ◎保健福祉部長(高橋哲史) まず、婚活の関係でございますけれども、イベントとしては平成27年度に12回のイベントを実施をして、ここに記載がございますように24組のカップルが誕生したということでございます。カップル成立後婚姻に至るまでの情報がなかなかつかめないという状況がございますけれども、現時点で1組の方が婚姻をしたということで情報は得ております。今後につきましても、カップル成立後の婚姻に至るまでのそういう情報をいかに把握していくかということについて努力をしていきたいと考えております。  それから、地域医療の充実で、渋川医療センターの小児科、産科ということでございますけれども、これは議員の指摘ございましたように、まず医師の確保が課題だということでございますので、あらゆる手段を使って医師の確保等に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  (「1組の定住は」と呼ぶ者あり)  定住をされているということで。 ○議長(中澤広行議員) 6番。 ◆6番(田邊寛治議員) 中心市街地、駅前通り、ここは渋川市でももう唯一商店街として残っている場所なので、今答弁ありましたように、継続した努力をお願いしたいと思います。  その中で、すたでぃばんくが非常に利用されているということで、私も地域の声を聞いております。今50人ぐらいですか、一回で使えるのは。ふやしてもらえないかという、そういう要望も大分出ていますし、あと地域の中でほかで図書館だとか公民館だとかちょっとしたサロンを使われている高校生が結構いるのです。その辺の調査、追跡した結果というのですか、データをお持ちだかお聞きしたいと思います。それにつれてすたでぃばんくの拡大の仕方をどのようにされていくのか、具体的な考え方があればお聞きしたいと思います。  それと、しぶさんについては、少し売り上げ、利用度が私は落ちているような情報をいただいております。この辺のことをもう一度お願いしたいのと、それとこれに並行して商店街の駐車場として確保した2つの駐車場、これ無料のときには非常にいっぱいで使われたと思うのですが、8月から有料化されて、その後の利用度というのですか、この辺もお聞かせいただきたいと思います。  それから、婚活については、やはり今一番どこの市町村も問題になっているのは人口減少の対策ですので、この中でこういう事業やって1組定住されたというのは一つの成果だと思いますけれども、何年か前に出産可能年齢というのが示されたと思うのです。昨年ですか。その中で、群馬県の中で渋川市が一番女性が少ないというのが示されております。この辺とこの事業をどのように結びつけていくかというのも今後の考え方になると思いますので、その辺の考え方がありましたら今後どういう事業にしていくのかお聞かせいただきたいと思います。  それから、渋川医療センターの小児科、産科は、人口減少対策の中で幾つか要素がありますけれども、若者世代の定住化ということを考えますと、教育も含めてやはり医療の、特に産科という病院が地元にあるというのが私は一番だと思っているのです。今でも西毛地区、吾妻地区を入れると70%近い人たちが前橋市、高崎市で出産をしているという、そういう数字も出ておりますので、これはぜひ、医師の確保というのもありますけれども、やはり行政がある程度、指定管理もしておりますので、しっかり早急に対策をとっていくということも、もう一度お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中澤広行議員) 商工観光部長。 ◎商工観光部長(加藤順一) すたでぃばんくの状況につきましては、活況を呈しているということでありますけれども、第2庁舎ロビーにおきましても高校生等が勉強している姿は確認しておりますけれども、図書館あるいは他の場所、公民館等での具体的な利用状況について把握はできておりません。  また、現在のすたでぃばんくの増設についてでありますけれども、夏休み期間中ということもあって玄関等で待っている方がいたということはお聞きをしております。そういうことの解消を図る意味から、まだ空き店舗があるわけですけれども、通常利用ですと37人程度が日々使っているという状況がありますので、今後の推移を見守っていく中で、高校等と意見調整をしながら必要性について確認をしていきたいと、そのように考えております。  また、しぶさんにつきましては、運営委員会で確認をしているところですけれども、6月、7月につきましてはやはり市内の小売店とあわせて売り上げが落ちるということで、しぶさんといたしましても6月、7月については売り上げが落ちているものであります。8月に入りまして、150万円程度と盛り返しはしておりますけれども、特殊要因といたしましてオリーブオイルの販売というものがありましたので、増加になっているということでありますけれども、オリジナル商品ですとか周知ですとか、そういったことをもっと積極的に進めていかなければいけないとは考えております。また、駅前通り商店街振興組合にも加入しておりますので、さまざまなイベント等については積極的に参加していきたいと、そのように考えております。  駐車場整備の関係でありますけれども、駅前1カ月間の実績でいきますとおよそ61万円程度の今有料収入が入っております。こちらにつきましては、無料のときに比べますと利用台数あるいは長時間の停車については少なくなっているかなと考えておりますけれども、30分無料時間を含めての出庫等を考えれば、予想を上回る収入額にはなっている状況であります。ただ、前もご指摘いただきましたけれども、進入路で送迎用の車両がまだそこにとまっているものですから、安全確保する意味からも進入路に対しての送迎車両について、30分無料ということを十分周知した上で、歩行者の安全確保にも取り組んでいきたいと、そのように考えております。 ○議長(中澤広行議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(高橋哲史) まず、婚活の関係で出産可能年齢の女性が少ないということでございますけれども、今行っている婚活イベント等につきましても、現在では7団体のところにいろいろご協力をいただいて、先ほど申し上げたような12回のイベントが開催されているところでございますけれども、今後もこういう協力いただける団体をふやしながら婚活イベントを一つの契機として、すぐに人口がふえるというわけにはいかないわけですけれども、婚活イベント等を多く開催をしながら、できる限り結婚に結びつき、また市内に定住をしていただくことに市としてはバックアップをしていきたいと考えているところでございます。  それから、渋川医療センターの関係でございますが、市外で出産をする方が多いというのは現実かと思いますが、市内にもクリニックオガワ、それから渋川中央病院等ございますけれども、また渋川医療センターに小児科、産科等ができれば一番望ましいわけですけれども、なかなかすぐにというわけにもいかないかと思いますが、そういう中で保健福祉部においては不育症や不妊症の対策等には力を入れて、子どもを産みやすい、そういうまちづくりの推進に協力をしていければなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中澤広行議員) 6番。 ◆6番(田邊寛治議員) 現状認識をしっかりやっていただくというのが私は次の施策につながると思うのですが、今答弁ありましたのは、渋川市にクリニックオガワと渋川中央病院と2つありますよね。この現状をもう少し調べてみてください。渋川中央病院は、診療科がたくさんありますから、病院によってその辺をどれだけ重要視してお産という状況に役割を果たしていくかというのも、それによってやはり次の対策を考えていかなければいけないと思うのです。そういう意味で、もう少し現状を調査するなり、その中で今後答弁いただきたいと思います。これお願いしたいと思います。  それから、渋川市各会計決算基金運用状況及び健全化判断比率等審査意見書、監査委員からお話をいただきまして、その中で86ページになりますが、借金、市民当たりの負債が渋川市が今1人当たり84万円ぐらいというご説明をいただきました。これは多分、いろいろ新聞報道もされていますけれども、12市の中では1人当たりの額というのは一番だと私も理解しているのですが、これについてお二方にちょっとご意見というか、感想、また今後の考え方をお聞きしたいのですが、まず中澤監査委員、監査されておりますので、お聞かせください。それと、佐久間総務部長も今後について含めてお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(中澤広行議員) 中澤監査委員。  (監査委員中澤康光登壇) ◎監査委員(中澤康光) それでは、田邊議員のご質疑にお答えいたします。  83万6,656円が多いか少ないかということだと思うのですが、私としては非常に多くなっているなという感じがします。年々ちょっとふえていますので、懸念はしているところでございますけれども、いずれにしても借金というのは少なければ少ないほど安心だと思いますので、皆さんのご努力をいただいて、少しでも減らしていくようなことが必要かなと、そんな感じがしています。ただ、事業も執行しなければなりませんので、それとの絡みもありますから、一概に借金が多いからそれがいけないというわけでもないと思いますので、その辺も十分検討していただいて、余裕のある財産というか、扱える税金ですか、それを使っていただいて、できるだけ活用していただいて、できるだけ最終的には少なくなっていただくと、それが一番いいかなと、そんな感じであります。 ○議長(中澤広行議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) 1人当たりの債務が非常に多いということで、ご指摘のとおり県内12市の中では、これはありがたくないのですけれども、トップということになっています。こういった状況が生み出された背景といいますのは、これはもちろん合併したときの各旧市町村の協議によりまして、新市建設計画、これを踏まえました第1次となります現総合計画、これに沿ってハード的な事業が非常に集中をしているということで、この10年間で主に一つの山は越えたかと思いますが、それらが合併特例債も含めまして非常に大きな要因であったかと思っています。今後ですけれども、恐らく現状での分析では市債残高の総額としては昨年度あるいは今年度あたりがピークであると捉えております。ただし、償還はこれから始まりますので、これも市の財政状況と今後の見通しということで、こういったことにつきまして報告をさせていただいているところですが、現状での見込みとしては平成31年度に償還額がピークを迎えます。約41億円を超えると考えています。これの対策といたしまして、減債基金を毎年度、3月の決算見込み等を踏まえまして、補正により積み増しをさせていただいて準備をしているということであります。また、財政調整基金におきましても、基準といたしましては総予算額のおおむね1割程度、これを一つ目安として積み立ててきている、あるいは取り崩し等調整をしてきているところですが、現在50億円程度で確保しておりますので、こういったことで事前にしっかりとした備えをしてこれからの償還の山越えにしっかりと対応していきたいと考えているところであります。 ○議長(中澤広行議員) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 △決算特別委員会の設置 ○議長(中澤広行議員) お諮りいたします。  本案については、委員会条例第6条の規定により、20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご異議なしと認めます。  よって、本案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員の安カ川信之議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議長及び監査委員の安カ川信之議員を除く議員全員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 △日程第2 議案第110号 平成27年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第2、議案第110号 平成27年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  狩野市民部長。  (市民部長狩野弘之登壇) ◎市民部長(狩野弘之) ただいまご上程いただきました議案第110号 平成27年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の323ページをお願いします。初めに、平成27年度の本市国民健康保険事業の概要について申し上げます。事業勘定では、歳入において低所得者数に応じた国の財政支援の拡充等により、保険基盤安定繰入金保険者支援分が増額したほか、当初予定していなかった国からの特別調整交付金が交付されたことなどによる収入増がありました。歳出では、被保険者数が減少傾向にあるのにもかかわらず医療の高度化や被保険者の高齢化などにより、1人当たりの医療費が大幅に増大し、保険給付費が増額いたしました。また、平成27年度からの制度改正により、保険財政共同安定化事業の対象が大幅に拡大され、歳入の共同事業交付金、歳出の共同事業拠出金がともに大幅に増額いたしました。以上の結果、形式的には約9,000万円を超える黒字を確保することができました。しかしながら、今後の経済情勢と医療費の伸びを考えるとまだまだ厳しい状況にあり、国民健康保険基金への積み立て4,988万円を行い、財政基盤の強化を図りたいと考えております。  次に、本市国保の加入状況について申し上げます。なお、数値は平成27年度末現在で申し上げます。加入世帯数は1万3,039帯で、前年度比359世帯の減少、また被保険者数は2万2,858人で、前年度比988人の減少でありました。世帯数及び被保険者数の減少は、年齢到達による後期高齢者医療制度への移行者が多いことによる影響であります。なお、国保加入率は世帯が40.8%、被保険者が28.4%であります。  324ページをお願いいたします。歳入合計でございます。歳入総括表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、115億144万5,865円であります。326ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、114億169万1,058円であります。  以上の結果、歳入歳出差し引き残高は9,975万4,807円となりました。このうち4,988万円を地方自治法及び本市国民健康保険基金条例に基づき国民健康保険基金に繰り入れしました。形式収支につきましては、約9,975万円の決算剰余金が生じた形になりましたが、このうち前年度繰越金の約1億8,698万円を除いた単年度収支で見ますと約8,700万円の赤字であったということになります。  327ページをお願いいたします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款は国民健康保険税でありますが、収入済み総額は23億4,974万9,291円であります。国民健康保険税の収入率は、現年課税分が90.86%、滞納繰り越し分が18.44%、全体では70.83%であります。収入率の前年度比較では、現年課税分が0.27ポイントの減、滞納繰り越し分が0.54ポイントの増、全体では0.05ポイントの減であります。  次に、不納欠損額は1億4,505万3,569円で、件数が1,499件、人数が532人であります。前年度比較では、金額、件数、人数ともに増加いたしました。なお、不納欠損の事由別の内訳は、無財産が63件、生活困窮が1,376件、居所不明が60件であります。  次に、収入未済額は8億2,258万2,341円で、件数が3万7,945件、滞納世帯数が2,557世帯です。前年度比較では、金額、件数、世帯数ともに減少しました。  次に、科目別に主なものを申し上げます。初めに、1目一般被保険者国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は15億2,450万1,787円で、収入率は90.79%であります。このうち特別徴収分の収入済額は1億8,931万8,297円で、構成比率は12.42%であります。次に、2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は4億666万1,693円で、収入率は90.88%であります。このうち特別徴収分の収入済額は4,980万1,003円で、構成割合は12.25%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は1億5,372万9,951円で、収入率は88.19%であります。  328ページをお願いいたします。2目退職被保険者等国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は6,335万371円で、収入率は96.57%であります。2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は1,678万2,394円で、収入率は96.64%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は1,556万3,723円で、収入率は96.63%であります。  329ページをお願いいたします。2款国庫支出金の収入済額は、24億4,359万6,602円であります。1項国庫負担金1目療養給付費等負担金は、一般被保険者に係る療養給付費等に対する定率負担金で、負担率は32%であります。  2目高額医療費共同事業負担金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として、国が都道府県とともに共同事業の財源となる市町村拠出金の4分の1を公費で負担するものであります。  330ページをお願いいたします。3目特定健康診査等負担金は、40歳以上の被保険者全員を対象に内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防対策として医療保険者に実施が義務づけられました特定健康診査及び特定保健指導に対する国庫負担金で、負担率は基準額の3分の1であります。  2項国庫補助金1目財政調整交付金1節普通調整交付金は、一般被保険者に係る療養給付費等を対象経費として、市町村間の財政力の不均衡を調整するために交付されたものであります。2節特別調整交付金は、国保の経営姿勢を評価されたことによる交付金が主なものであります。  332ページをお願いいたします。3款1項1目療養給付費等交付金1節現年度分は、退職被保険者等の保険給付等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  333ページをお願いいたします。4款1項1目前期高齢者交付金は、退職者医療制度の原則廃止に伴い、65歳以上75歳未満の退職被保険者が一般被保険者の扱いとされたことに伴い、前期高齢者の偏在による保険者間の医療費負担の不均衡を是正するための交付金であります。  335ページをお願いいたします。2項県補助金1目財政健全化補助金は、福祉医療を実施したことに伴う国庫負担金の削減、いわゆる福祉ペナルティーに係るもので、県補助事業分に係るペナルティーの2分の1の相当額であります。  2目財政調整交付金は、一般被保険者に係る保険給付費等に対する定率国庫負担金の8%削減及び財政調整交付金の1%削減の合わせて9%が県の財政調整交付金に振りかえられたものであります。  336ページをお願いいたします。6款1項共同事業交付金1目高額医療費共同事業交付金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は1,065件であります。  2目保険財政共同安定化事業交付金は、平成27年度制度改正があり、1件当たり30万円を超え80万円以下のレセプトが対象だったものが、全てのレセプトが対象になりました。結果、国保連合会からの交付金は前年度比での約14億5,000万円の増となり、平成27年度の決算額の総額が大幅に増加したのはこの事業の制度改正によるところが大きな要因となっております。なお、交付該当件数は前年度の約62倍の30万8,767件であります。  338ページをお願いいたします。8款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は、低所得者に対する7割、5割及び2割軽減相当額について、県が4分の3、市が4分の1の割合で公費負担されたものに対する繰入金であります。医療給付費後期高齢者支援金分に係る軽減対象世帯数は7,212世帯で、国保加入世帯に占める軽減対象世帯の割合は55.3%、また軽減対象被保険者数は1万2,304人で、国保加入者に占める軽減対象者の割合は53.8%であります。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、中間所得者層の税負担を緩和する観点から、軽減対象となる一般被保険者数に応じて国が2分の1、県と市が4分の1ずつを公費負担したものに対する繰入金であります。この事業も平成27年度に制度改正があり、国が全体で1,700億円財政支援の拡充を行い、本市においても約1億2,000万円の影響がありました。3節事務費等繰入金は、交付税措置のある事務的経費に対する繰入金であります。4節出産育児一時金繰入金は、73件分の出産に係るもので、基準額の3分の2に相当する額を一般会計から繰り入れたものであります。5節財政安定化支援事業繰入金は、応能保険者負担能力不足分として基盤安定繰入金に応じて算定されたもの及び高齢者を多く抱える保険者を対象として高齢者数に応じて算定されたものであります。  341ページをお願いいたします。9款1項繰越金1目療養給付費等交付金繰越金は、退職者医療交付金還付金に充当した前年度繰越金であります。  2目その他繰越金は、1目分を除いた前年度繰越金であります。  342ページをお願いいたします。10款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目一般被保険者延滞金は、保険税滞納者に対する延滞金で、延べ4,152件に係るものであります。  以上で歳入についての説明を終わります。  346ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、349ページまでにわたりますが、被保険者証の交付、レセプト点検、国保連合会に対する電算処理業務委託料、国民健康保険税の賦課徴収、運営協議会開催等に係る事務的な経費であります。  350ページをお願いいたします。2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費は、一般被保険者に係る医療費のうち患者一部負担金を除く保険者負担分で、いわゆる現物給付に係るものであります。給付額は55億4,052万1,105円で、本会計中最大かつ最も重要な事業費であります。被保険者数が対前年度比で858人減少したにもかかわらず、事業費は前年度比で約2億1,271万円増加いたしました。このことは、医療の高度化や被保険者の高齢化などの影響で、1人当たりの医療費が大幅な増となったことによるものと考えております。被保険者1人当たりの医療費は33万8,427円で、対前年度比7.9%の増であります。  351ページをお願いいたします。2目退職被保険者等療養給付費は、退職被保険者及びその家族に係る医療費のうち、保険者負担分で2億6,104万9,077円であります。退職医療費制度は、平成26年度で廃止となり、新規適用は行わないため、被保険者数及び事業費も減少いたしました。  3目一般被保険者療養費及び、352ページになりますが、4目退職被保険者等療養費は、保険者負担分の医療費のうち償還払い分であります。  5目審査支払手数料は、レセプトの1次審査及び診療報酬の支払いに係る国保連合会への手数料であります。  353ページをお願いいたします。2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費及び、354ページにわたりますが、2目退職被保険者等高額療養費は、月額自己負担限度額を超える一部負担金を支払った場合における償還払い分であります。給付状況でありますが、一般、退職を合わせた支給総額は8億3,419万1,312円、支給件数ですが、1万2,231件で、1件当たりの支給額は6万8,203円であります。  356ページをお願いいたします。4項出産育児諸費1目出産育児一時金は、357ページにわたりますけれども、支給件数73件に係るものであります。  358ページをお願いいたします。5項葬祭諸費1目葬祭費は、1件当たり5万円の支給で129件分であります。  359ページをお願いいたします。3款後期高齢者支援金等1項1目後期高齢者支援金は、後期高齢者に係る保険給付費の財源の約4割を現役世代が支援するものであります。  361ページをお願いいたします。4款前期高齢者納付金等1項1目前期高齢者納付金は、医療保険者間における前期高齢者の偏在による医療費負担の不均衡を是正するための財政調整制度であります。  364ページをお願いいたします。6款1項1目介護納付金は、40歳以上65歳未満の介護保険第2号被保険者に係る納付金であります。  365ページをお願いいたします。7款1項共同事業拠出金1目高額医療費拠出金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象とする高額医療費共同事業に係る市町村拠出金であります。国保連合会が事業主体となり、県内全ての市町村国保が参加して拠出金を出し合うことによって、高額療養費が多発した場合の支払いリスクを回避するもので、拠出金の財源4分の1ずつを国及び県が公費負担しております。  366ページをお願いいたします。2目保険財政共同安定化事業拠出金は、歳入の保険財政共同安定化事業交付金でご説明申し上げた理由により、前年度比での約13億6,000万円の大幅な増となっております。  367ページをお願いいたします。8款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費は、40歳以上の被保険者を対象とする内臓脂肪型肥満に着目した健康診査の実施に係る経費であります。なお、受診率につきましては、国の報告をもって数値が確定するため、未確定ではありますけれども、現段階においての速報値としては対前年度2.5ポイントの減、40.2%程度になる見込みです。  368ページ、備考欄の特定保健指導事業は、特定健康診査の実施結果に基づき、腹囲を初め血圧、血糖、血中脂肪等の数値が一定基準を超えた場合において、そのレベルに応じて積極的支援、動機づけ支援等の保健指導を行うものであります。受診率は、これも速報値ではございますけれども、対前年度9.6ポイントの増、18.0%程度になる見込みであります。  2項保健事業費1目保健衛生普及費、備考欄、保健衛生普及事業は、人間ドック検診費補助、医療費通知、ジェネリック差額通知等に係るものであります。  372ページをお願いいたします。11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金は、国民健康保険税の納付後における資格異動等に伴う還付金で、299件に係るものでございます。  373ページをお願いいたします。3目国庫負担金等償還金、備考欄、国庫負担金等償還金は、前年度分の国庫支出金に係る精算還付金であります。平成27年度決算においては、平成27年度の制度改正に基づく低所得者数に応じて、国の財政支援の拡充と保険財政共同安定化の事業拡大等の影響により黒字を確保することができました。今後も制度改正に伴う国のさらなる財政支援の拡充や平成30年度から県との共同事業を予定しており、財政基盤の強化を図っていく予定でございますけれども、被保険者の高齢化や医療の高度化により医療費の増加が見込まれ、国保制度を取り巻く環境は極めて厳しいものがございます。今後も引き続き国保財政の健全運営に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で事業勘定についての説明を終わらせていただきます。  引き続き、診療施設勘定についてご説明申し上げます。当勘定は、国保直営診療所の運営に係るものであります。  決算書の379ページをお願いいたします。初めに、診療状況の概要について申し上げます。診療は、医師2名、看護師4名、事務員3名の9名体制で業務に当たりました。業務に当たっては、健康づくり、介護相談等を含め、総合的、包括的な視点に立った診療に努めました。年間の延べ患者数は7,304人で、前年度との比較では、延べ患者数は1,428人の減でありました。なお、1日平均では30.9人でありました。  それでは、379ページの歳入総括をごらんください。歳入合計では、表の中ほどの列、収入済み総額の最下行、1億2,800万394円であります。380ページをお願いいたします。歳出合計では、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下欄、歳入総額と同額の1億2,800万394円であります。  381ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款診療収入1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入は、国保被保険者に係るもので、診療報酬収入の18.7%を占めております。  2目社会保険診療報酬収入は、被用者保険の加入に係る診療報酬収入で、診療報酬収入の9.5%であります。  382ページをお願いいたします。3目後期高齢者診療報酬収入は、後期高齢者に係るもので、診療報酬の55.0%を占め、最も主要な収入となっております。  5目一部負担金は、診療前に徴収する患者一部負担金であります。  384ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目診療施設使用料は、往診車使用料及び敷地使用料であります。往診件数は220件であります。  2項手数料1目文書手数料は、385ページにわたりますが、介護保険の要介護認定に係る主治医意見書手数料及び診断書手数料であります。  387ページをお願いいたします。4款繰入金1項1目一般会計繰入金は、診療所の運営経費に対する財政補填であります。平成27年度は、医師の病休の影響により患者数が減少し、診療収入等が減少いたしましたが、医療用機械器具等の購入費等の医療費も減少しましたので、前年度比較では微増となりました。  390ページをお願いいたします。6款諸収入1項1目1節雑入、備考欄1行目、医師派遣収入は、渋川総合病院等に医師を派遣したことなどによる収入であります。備考欄3行目、保健予防業務収入は、市健康管理課から委託された各種保健予防業務に係る収入であります。備考欄4行目、健康診査収入は、特定健康診査等に係る収入であります。備考欄5行目、予防接種負担金等は、インフルエンザのほか予防接種料であります。  391ページをお願いいたします。引き続き歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項施設管理費1目一般管理費は、392ページにわたりますが、医師、看護師等職員人件費及び施設管理費等であります。  395ページをお願いいたします。2款1項医業費1目医療用機械器具費の備考欄、医療用機械器具整備事業の委託料は、エックス線画像診断装置及びエックス線撮影装置の保守、それから事業用備品は医療用機械器具の更新費用等であります。  396ページをお願いいたします。2目医療用消耗器材費は、注射器、カテーテル、ガーゼ等の購入経費であります。  3目医薬品衛生材料費は、医薬品、湿布薬、それからインフルエンザワクチン等に係る購入経費であります。  397ページをお願いいたします。4目検査手数料は、臨床検査に係る外注費であります。  398ページをお願いいたします。3款1項公債費1目元金の備考欄、元金償還金及び399ページの2目利子の備考欄、利子償還金は、診療所の建設及び医療機器整備等に係る起債償還金であります。  国保直営診療施設の運営につきましては、引き続き地域医療の確保及び財政健全化に努めてまいりたいと考えております。  以上で議案第110号 平成27年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第110号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第111号 平成27年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第3、議案第111号 平成27年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  狩野市民部長。  (市民部長狩野弘之登壇) ◎市民部長(狩野弘之) ただいまご上程いただきました議案第111号 平成27年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の403ページをお願いします。初めに、概要について申し上げます。後期高齢者医療制度の対象者は、75歳以上の者及び一定の障害を有する65歳以上の者で、平成27年度における本市の対象者数は年間平均で1万2,782人で、対前年比194人の増であります。運営主体は群馬県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料徴収、資格異動、保険給付等に係る窓口業務につきましては市町村が行っております。  それでは、403ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は、表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、9億4,396万7,023円であります。404ページをお願いいたします。歳出合計は、表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、9億4,178万7,046円で、歳入歳出差し引き残高は217万9,977円であります。  405ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目特別徴収保険料1節現年度分の収入済額は4億5,193万200円であります。収入未済額がマイナス表示となっておりますのは、還付未済によるものでございます。  2目普通徴収保険料1節現年度分の収入済額は、2億118万7,800円であります。収入率は、普通徴収が97.83%、特別徴収を合わせた全体の収入率は99.40%であります。なお、滞納者数は152人、延べ滞納件数は451件であります。  406ページをお願いいたします。2節滞納繰越分の収入済額は280万3,889円で、収入率は33.65%であります。  407ページをお願いいたします。2款広域連合支出金1項後期高齢者医療広域連合補助金1目保健事業費補助金は、市町村が実施する人間ドック検診費助成事業に対する広域連合補助金であります。  408ページをお願いいたします。3款繰入金1項一般会計繰入金1目事務費繰入金は、事務費のほか、広域連合負担金に係る共通経費分の財源として一般会計から繰り入れたものであります。  2目保険基盤安定繰入金は、低所得者等に対する保険料軽減に係る公費負担分で、財源内訳は県が4分の3、市が4分の1であります。  409ページをお願いいたします。4款繰越金は、平成26年度の出納整理期間中に収納した現年度保険料について、広域連合側の経理の都合上、市町村において一時的に保管するため、翌年度に繰り越しされたものであります。  410ページをお願いいたします。5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目延滞金は、保険料100件分に係る延滞金であります。  411ページをお願いいたします。2項償還金及び還付加算金1目保険料還付金は、市が被保険者に対して立てかえ払いした保険料還付金33件に係る広域連合からの返還金であります。  3項受託事業収入は、412ページにわたりますが、本市が広域連合から受託した後期高齢者健康診査に係る受託事業収入であります。記載の金額は、受診者数2,666人に係るものであります。  4項2目雑入は、413ページにわたりますが、平成26年度広域連合事務費負担金の精算に伴う返還金であります。  414ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、被保険者証の送付や広域連合システムの窓口端末の保守管理等に係る経費であります。  415ページをお願いいたします。2項1目徴収費は、保険料徴収に係る諸経費であります。  416ページをお願いいたします。2款広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、群馬県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であります。内訳は、県広域連合の組織運営に係る共通経費負担金が3,190万6,559円、保険基盤安定負担金が2億2,032万9,856円、収納保険料が6億5,747万1,810円であります。  417ページをお願いいたします。3款保健事業費1項健康保持増進事業費1目健康診査費は、県広域連合から受託した後期高齢者健康診査の実施に係る諸経費であります。本事業における健康診査は法令に基づくものではありませんが、特定健康診査に準じて実施したもので、受診者数は2,666人でありました。  418ページをお願いいたします。2目健康保持増進事業は、広域連合の補助を受けて人間ドックの受診者に対し検診費の一部助成を実施したもので、受診者は225人であります。  以上で議案第111号 平成27年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第111号は、決算特別委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                        午前11時54分 ○議長(中澤広行議員) 休憩いたします。  会議は午後1時に再開いたします。                                                                 再       開                                        午後1時 ○議長(中澤広行議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第4 議案第112号 平成27年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第4、議案第112号 平成27年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  高橋保健福祉部長。  (保健福祉部長高橋哲史登壇) ◎保健福祉部長(高橋哲史) ただいまご上程をいただきました議案第112号 平成27年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  議案書の423ページをお願いいたします。決算書の内容についてご説明申し上げる前に、平成27年度における介護保険事業の概要について申し上げます。第6期介護保険事業計画が平成27年度からスタートいたしました。いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、特に地域支援事業が大きな転換期を迎えております。介護等で周囲の支援が必要になっても住みなれた地域で暮らし続けられる社会の実現に向けた地域包括ケアシステム構築への取り組みを関係機関等と調整を行いながら進めてまいりました。また、平成28年3月から介護予防・日常生活支援総合事業を開始し、先行して介護予防訪問介護、介護予防通所介護及び2次予防事業の一部を当該事業に移行いたしました。事業運営の全般に当たっては、従来に引き続き要介護認定の信頼性の確保や介護サービスの適正化及びその質の向上が図られるよう努めてまいりました。  次に、被保険者等の状況についてご説明申し上げます。なお、数字は平成27年度末現在で申し上げます。初めに、本市の65歳以上の人口は2万4,975人で、高齢化率は31.01%、対前年度比1.06ポイントの上昇であります。介護保険第1号被保険者数は2万4,844人で、対前年度比605人、2.50ポイントの増であります。要介護認定者数は4,545人で、対前年度1.66ポイントの増であります。このうち第1号被保険者に係る認定者数は4,439人、認定率は17.86%で、高齢者のおよそ5.5人に1人が認定を受けていることとなります。  次に、介護サービスの利用状況について、平成28年3月利用分について申し上げます。初めに、居宅サービスの利用者数は2,687人で、前年度比6.7%増であります。次に、施設サービスの利用者数は829人で、対前年度比1.7%の増であります。次に、地域密着型サービスの利用者数は239人で、対前年度比5.9%の減であります。なお、地域密着型サービスにつきましては、平成27年度末現在、グループホームが11事業所、小規模多機能型居宅介護が4事業所、認知症対応型通所介護が4事業所、定期巡回・随時対応型訪問介護看護が1事業所の計20事業所が市内に所在しております。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。歳入総括でありますが、次の424ページをお願いいたします。表の中ほど、収入済額の最下行、歳入合計は78億3,376万3,903円であります。425ページ、歳出総括でありますが、次の426ページをお願いいたします。表の中ほど、支出済額の最下行、歳出合計は76億5,595万5,039円であります。欄外をごらんいただきたいと思います。歳入歳出差し引き残高は1億7,780万8,864円で、このうち8,890万5,000円を介護給付費準備基金に繰り入れをいたしました。  427ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款保険料1項1目第1号被保険者保険料の収入済額は17億3,988万3,736円で、還付未済額を差し引いた後の実質収納率は97.4%、対前年度比プラス0.3ポイントであります。不納欠損額は1,027万5,059円で、対前年度比30万7,354円の減であります。なお、該当件数は291件であります。収入未済額は3,555万4,968円で、対前年度337万9,405円の増であります。増加の主な要因は、現年度分に係る収入未済額の増加であります。保険料の内訳でありますが、1節特別徴収保険料現年度分の収入済額は16億961万4,700円で、還付未済額を差し引いた実質収納額は調定額と同額で、収納率は100%であります。2節普通徴収保険料現年度分の収入済額は1億2,367万686円、また収入未済額は1,992万5,114円で、2,469件に係るものであります。還付未済額を差し引いた後の実質収納率は86.1%で、対前年度比マイナス0.7ポイントであります。3節滞納繰越分の収入済額は659万8,350円で、また収入未済額は1,680万1,854円で、収納率は19.6%、対前年度比5.1ポイントの増加であります。  428ページをお願いいたします。2款分担金及び負担金1項1目認定審査会負担金は、介護認定審査会を共同設置している榛東村及び吉岡町からの運営費負担金であります。  429ページ、3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の法定負担分で、収入済額は13億5,526万6,589円であります。  2項国庫補助金は、次の430ページをお願いいたします。1目調整交付金は、介護給付費の5%相当分について、市町村間の高齢者の所得分布などの格差が是正されるように調整されて交付されるものであります。平成27年度の本市に対する交付割合は、介護給付費の5.96%で、収入済額は4億2,113万4,000円であります。  2目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、要介護状態になるおそれのある高齢者や一般の高齢者を対象として実施する介護予防事業に対する交付金で、交付割合は基準額の25%であります。  3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、主に地域包括支援センターで実施している事業に対する交付金で、交付割合は基準額の39.5%であります。  431ページの4目介護保険事業費補助金は、介護報酬改定等に伴うシステム改修事業に対する国の補助金であります。収入未済額89万1,000円のうち5万4,000円は繰越明許費として3月議会においてご議決をいただき、翌年度に繰り越しをしております。  5目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)は、介護保険条例改正でご議決をいただき、3月から開始をいたしました介護予防・日常生活支援総合事業の事業費に対する国の負担金で、交付割合は基準額の12.5%であります。  432ページをお願いいたします。4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの介護保険第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されたもので、交付割合は介護給付費の28%であります。  2目地域支援事業支援交付金は、地域支援事業の財源の一部として社会保険診療報酬支払基金から第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されたもので、交付割合は地域支援事業費のうち介護予防事業費の28%であります。  434ページをお願いいたします。5款県支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する県の法定負担分で、負担割合は居宅給付費分が12.5%、施設給付費分が17.5%であります。  2項県補助金は、435ページにわたりますが、1目地域支援事業交付金(介護予防事業)で、地域支援事業のうち介護予防事業に係る交付金で、交付割合は基準額の12.5%であります。  2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、地域支援事業のうち包括的支援事業及び任意事業に係る交付金で、交付割合は基準額の19.5%であります。  3目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)は、436ページをお願いいたします。地域支援事業のうち介護予防・日常生活支援総合事業に係る交付金で、交付割合は基準額の12.5%であります。  4目在宅医療総合推進事業費補助金は、県と連携して実施したモデル事業に係るもので、介護、医療に携わる多職種間の連携を推進するための研修会開催経費で、県の10割補助事業であります。  437ページをお願いいたします。6款財産収入1項1目利子及び配当金は、介護給付費準備基金利子であります。  438ページをお願いいたします。7款繰入金1項1目介護給付費繰入金は、介護給付費に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)は、地域支援事業の介護予防事業に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  439ページをお願いいたします。3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)は、包括的支援事業及び任意事業に対する市の法定負担分で、負担割合は19.5%であります。  4目低所得者保険料軽減繰入金は、介護保険料第1段階の被保険者の保険料率軽減分5%相当分を補填するものであります。  5目その他一般会計繰入金は、職員給与等に係る繰入金であります。  440ページをお願いいたします。6目地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業)は、介護予防・日常生活支援総合事業に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  2項基金繰入金1目介護給付費準備基金繰入金は、3月補正予算に基づき繰り入れを行ったものであります。  441ページをお願いいたします。8款繰越金1項1目1節前年度繰越金は、平成26年度の歳入歳出差し引き残高から基金繰入金を除いた決算剰余金であります。  442ページをお願いいたします。9款諸収入1項1目第1号被保険者延滞金は、107件に係るものであります。  443ページをお願いいたします。2項1目第三者納付金は、交通事故等に係る損害賠償求償額であります。  2目返納金は、1法人からの自主点検に伴う介護報酬の返還分であります。  3目雑入は、444ページをお願いいたします。雇用保険料加入者負担分及び自動車損害共済災害共済金であります。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  引き続き、歳出についてご説明申し上げます。445ページをお願いいたします。1款総務費1項1目一般管理費は、一般事務及び介護保険事務処理システムの改修等に要した経費等に係るものであります。  446ページをお願いいたします。2項1目賦課徴収費は、介護保険料の賦課徴収事務及び電算委託料等に係るものであります。  447ページ、3項1目介護認定審査会費は、448ページにわたりますが、渋川広域圏の3市町村が共同設置している介護認定審査会の運営に係るもので、5つの合議体、31名の審査委員により、234回の開催、6,123件の審査判定を行いました。  2目認定調査費は、449ページの備考欄、介護保険調査認定事業に係るもので、認定調査員賃金、主治医意見書の作成手数料等であります。  4項1目趣旨普及費は、450ページをお願いいたします。介護保険制度普及のための経費で、啓発用品の購入等に係るものであります。  451ページをお願いいたします。2款保険給付費であります。保険給付費の支出済額は総額72億8,478万7,724円で、対前年度比0.78%の増であります。また、歳出に占める保険給付費の割合は95.2%であります。1項1目居宅介護サービス給付費は、訪問介護やデイサービス等の訪問、通所サービス、短期入所サービス等に係る保険給付で、対前年度比2.5%の増、給付件数は5万1,533件であります。  452ページをお願いいたします。3目地域密着型介護サービス給付費は、グループホームや小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスに係る保険給付で、対前年度比6.6%の減、件数は2,917件であります。  453ページ、5目施設介護サービス給付費は、介護保険施設の入所に係るもので、対前年度比1.8%の増、件数は1万35件であります。  454ページをお願いいたします。7目居宅介護福祉用具購入費は、入浴補助用具や腰かけ便座など福祉用具の購入に対する給付で、対前年度比18.7%の減、件数は191件であります。  455ページ、8目居宅介護住宅改修費は、住宅改修に係る給付費で、対前年度比微減で、件数は161件であります。  9目居宅介護サービス計画給付費は、456ページにわたりますが、ケアプランの作成に係る給付費で、対前年度比4.9%の増、件数は2万2,749件であります。  2項介護予防サービス等諸費は、要支援1または要支援2に認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。介護予防サービスは、指定介護予防支援事業所である地域包括支援センターが作成した介護予防ケアプランに基づき、できるだけ要介護状態にならないようにするためのサービスであります。  457ページ、1目介護予防サービス給付費は、訪問や通所による介護予防サービスに係るもので、対前年度比1.5%増で、件数は1万1,631件であります。  458ページをお願いいたします。3目地域密着型介護予防サービス給付費は、介護予防に係る地域密着型サービスに係る給付費で、76件に係るものであります。  459ページをお願いいたします。5目介護予防福祉用具購入費は、入浴補助用具等の福祉用具の購入に係る介護予防給付費で、80件に係るものであります。  6目介護予防住宅改修費は、住宅改修に係る介護予防給付費で、100件に係るものであります。  460ページをお願いいたします。7目介護予防サービス計画給付費は、介護予防ケアプランの作成に係る給付費で、対前年度比18.6%の増、件数は7,903件であります。  461ページをお願いいたします。3項その他諸費1目審査支払手数料は、介護保険請求の審査支払い事務に係る群馬県国民健康保険団体連合会の手数料であります。  462ページをお願いいたします。4項1目高額介護サービス費は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合に給付する保険給付費で、対前年度比6.2%の増、件数は1万3,552件であります。  2目高額介護予防サービス費は、要支援認定者の介護予防サービス費に係るもので、件数は196件であります。  463ページをお願いいたします。5項高額医療合算介護サービス等費1目高額医療合算介護サービス費は、同一世帯内で介護保険と医療保険の両方を利用し、介護と医療の自己負担額の年間合計額が所得区分に応じた一定額を超えた場合に給付するもので、対前年度比12.4%増、件数は744件であります。  464ページをお願いいたします。2目高額医療合算介護予防サービス費は、介護予防サービスに対して1目と同様に給付するもので、対前年度比56.2%の減、件数は10件であります。  6項1目特定入所者介護サービス費は、所得の低い利用者の施設利用が困難とならないよう、介護保険の保険給付対象外となっている施設サービスにおける居住費と食費が所得区分に応じた負担限度額を超えた場合に、その超えた額を介護保険から給付するもので、対前年度比2.7%の増、件数は8,486件であります。  465ページ、3目特定入所者介護予防サービス費は、466ページにわたりますが、要支援認定者が介護予防短期入所サービスを利用した場合における1目と同様の給付費で、対前年度比86.5%の増、件数は18件であります。  467ページをお願いいたします。3款基金積立金1項1目介護給付費準備基金積立金は、預金利子及び財政安定化基金借入金の減額による剰余金等を基金に積み立てたものであります。  468ページをお願いいたします。4款地域支援事業費1項1目二次予防事業費は、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を二次予防事業対象者として把握し、選定された高齢者を対象に一連の介護予防事業を実施したものであります。備考欄1行目、二次予防事業対象者把握事業は、25項目の調査内容から成る基本チェックリストを65歳以上の高齢者に配布、回収し、二次予防事業対象者を把握するもので、平成27年度は2,950人の対象者を選定し、二次予防事業へ参加を促しました。備考欄2行目、通所型介護予防事業は、二次予防事業対象者に対して実施する事業で、運動器の機能向上教室、認知機能低下予防教室、口腔機能向上教室を行いました。  469ページをお願いいたします。備考欄1行目、訪問型介護予防事業は、同じく二次予防事業対象者に対して実施する事業で、通所型事業に参加困難な方を対象に保健指導を実施いたしました。  2目一次予防事業費は、一般高齢者及びその支援者を対象とした介護予防関係の各種講演会や教室などの実施及びこれらの事業のサポーターを養成するための事業に係るもので、備考欄1行目、介護予防普及啓発事業は、一般高齢者筋力向上教室、一般高齢者認知機能低下予防教室、介護予防講演会の実施に係るものであります。  470ページをお願いいたします。備考欄、地域介護予防活動支援事業は、介護予防サポーターを養成、育成支援と介護予防推進事業に係るものであります。  2項1目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、地域包括支援センターの運営などに係る経費であります。  471ページ、備考欄2行目、地域包括支援センター運営事業は、渋川市高齢者福祉計画に定める4つの日常生活圏域に保健師、主任介護支援専門員及び社会福祉士の専門3職種を配置し、高齢者が住みなれた地域で尊厳のある生活が続けられるよう、保健、福祉、医療など、あらゆる相談に対して支援を行いました。総合相談支援業務では、前年度比3.9%の増、1,847件の相談を受け付けました。  472ページをお願いいたします。備考欄1行目、在宅介護支援センター運営事業は、地域包括支援センターのより身近な窓口として在宅の高齢者等が抱える諸問題に関して相談に応じ、各種の保健福祉サービスが総合的に受けられるよう、関係各機関との連絡調整を行う在宅介護支援センターを日常生活圏域に即して設置するもので、市内5つの社会福祉法人等に委託したものであります。備考欄2行目、ケアマネジャー指導研修事業は、ケアマネジャーの実践力や資質の向上、ケアマネジャー同士のネットワークの構築、情報支援を目的として研修会を開催したものであります。備考欄3行目、高齢者等あんしん見守りネットワーク運営事業は、高齢者虐待防止法に基づき関係機関と連携し、地域における高齢者虐待防止のネットワーク形成とその運用を図ったものであります。ネットワーク代表者会議、実務者会議及び研修会開催のほか、虐待防止啓発事業、関係各機関との情報交換等を行いました。また、新たに実施した認知症高齢者徘回模擬訓練において、市民の気づき、声かけの訓練を行いました。  473ページをお願いいたします。2目任意事業費、備考欄1行目、介護慰労金支給事業は、在宅で長期間重度者を介護している介護者に対して慰労金を給付するものであります。備考欄2行目、住宅改修支援事業は、介護支援専門員が住宅改修事業の申請に係る理由書を作成した場合の手数料を支給するものであります。備考欄3行目、介護給付等費用適正化事業は、介護サービス事業者からの不適切、不正な介護給付費の請求をチェックすることにより、持続可能な介護保険制度の構築に資するものであります。備考欄4行目、家族介護支援事業は、介護している家族等を対象に家族介護教室を開催したものであります。  474ページをお願いいたします。備考欄1行目、介護相談員派遣事業は、介護相談員を事業所に派遣し、利用者の相談を受け、課題解決を促す事業で、10人の相談員を2人1組で5事業所に対して54回の派遣を行いました。  5項1目一般介護予防事業費は、介護予防・日常生活支援総合事業の事業費で、介護予防・日常生活支援総合事業を開始したことに伴い、3月分の二次予防事業費を移行したものであります。  476ページをお願いいたします。5款公債費1項1目財政安定化基金償還金は、第5期計画期間中の平成25年度及び平成26年度において借り入れを行った財政安定化基金に対する償還金で、平成27年度から平成29年度までの3カ年で償還をするものであります。  477ページ、6款諸支出金1項1目の備考欄、諸支出金は、第1号被保険者の介護保険料に係る過誤納還付金であります。  478ページをお願いいたします。2目償還金は、介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金及び国庫支出金等過年度分返還金であります。  479ページをお願いいたします。7款1項1目予備費は、1款総務費2項徴収費1目賦課徴収費、一般経費及び6款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目諸支出金に充用を行いました。  以上で議案第112号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第112号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第113号 平成27年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第5、議案第113号 平成27年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  茂木農政部長。  (農政部長茂木雅夫登壇) ◎農政部長(茂木雅夫) ただいまご上程いただきました議案第113号 平成27年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。この農産物直売所につきましては、指定管理者制度を活用し、地域の活性化と農業振興の中核となる施設として、また道の駅おのことして道路利用者のための休息機能や地域の方々のための情報発信機能などをあわせ持った施設として、県内外の多くの皆様にご利用をいただいております。平成27年度につきましては、農産物の直売と食堂の利用者数が17万907人と、前年に比べまして約0.7%の減となっております。  それでは、決算書の481ページをお願いいたします。歳入の総括です。歳入の合計欄、収入済額は2,199万9,424円であります。482ページをお願いいたします。歳出の総括では、歳出合計欄の支出済額は750万6,869円であります。翌年度繰越額1,385万7,000円は、施設管理費で、道の駅おのこ農産物直売所の増設、販売コーナーの改修、トイレの洋式化改修等の工事に係るものであります。歳入歳出差し引き残高は1,449万2,555円であります。  483ページをお願いいたします。事項別明細書によりご説明申し上げます。最初に、歳入について申し上げます。1款繰越金1項1目1節前年度繰越金は、収入済額96万9,305円でありました。  次に、484ページをお願いいたします。2款諸収入1項1目1節雑入は、収入済額625万1,879円で、指定管理者納付金及び建物損害共済災害共済金であります。  次に、485ページをお願いいたします。3款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は、収入済額1,477万8,240円であります。  次に、486ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款事業費の支出済額は489万2,869円で、執行率は25%でした。  次に、1項施設管理費1目農産物直売所施設管理費の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、農産物直売所施設管理事業は、空調等の設備の修繕料、保険料、借地料及び老朽化した備品の更新に要した費用であります。  488ページをお願いいたします。2款諸支出金1項他会計繰出金1目一般会計繰出金28節繰出金の支出済額は261万4,000円で、指定管理者納付金に係るもので、一般会計へ繰り出したものであります。  以上で議案第113号 平成27年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第113号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第114号 平成27年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第6、議案第114号 平成27年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程をいただきました議案第114号 平成27年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。本特別会計は、伊香保ロープウェイ、伊香保温泉浴場石段の湯及び市営駐車場の各施設の管理に係るものであります。伊香保ロープウェイでありますが、運行日数は317日間で、利用者数は延べ13万587人でありました。続きまして、温泉浴場石段の湯でありますが、開館日数は342日間で、利用者数は延べ8万2,263人でありました。最後に、市営駐車場でありますが、有料駐車場の利用台数は延べ3,926台でありました。また、月決め駐車場は全体の駐車区画数65区画のうち1カ月当たり平均の契約区画数は41区画で、1区画を1カ月使用する換算で延べ495区画でありました。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の491ページをお願いをいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、8,929万4,512円であります。492ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、8,929万4,512円で、歳入歳出同額であります。  493ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款使用料及び手数料1項使用料1目ロープウェイ使用料は、収入済額5,122万8,456円であります。  2目温泉施設使用料は石段の湯使用料で、収入済額2,789万5,836円であります。  494ページをお願いをいたします。3目駐車場施設使用料は、収入済額367万5,711円で、駐車場施設使用料及び敷地使用料であります。収入未済額は、1件分の2万5,000円であります。  495ページをお願いをいたします。2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額8万5,158円であります。  497ページをお願いをいたします。4款諸収入1項1目雑入は、収入済額640万9,351円で、石段の湯の物品及び販売機等の売り上げ収入が主なものであります。  498ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、説明を省略させていただきます。  500ページをお願いをいたします。2款事業費1項施設管理費1目ロープウェイ施設管理費の支出済額は1,972万2,273円で、備考欄、ロープウェイ施設管理事業の主なものは、臨時職員賃金、支柱塗りかえのための修繕費、施設管理のための委託料、電動機オーバーホール等の工事請負費であります。  501ページをお願いをいたします。2目温泉施設管理費の支出済額は、3,589万1,958円であります。502ページをお願いをいたします。備考欄、石段の湯管理事業の主なものは、臨時職員賃金並びに施設管理のための消耗品及び光熱水費等であります。  503ページをお願いをいたします。3目駐車場施設管理費の支出済額は、299万3,595円であります。備考欄、駐車場施設管理事業の主なものは臨時職員賃金であります。  以上で議案第114号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いをいたします。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第114号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第115号 平成27年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第7、議案第115号 平成27年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程いただきました議案第115号 平成27年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。小野上温泉センターは、平成20年10月1日から金井興業株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に係るものであります。施設の営業日数は353日間で、入館者数は24万8,458人でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の505ページをお願いをいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、3,396万8,625円であります。506ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、3,396万8,625円で、歳入歳出同額であります。  507ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金は収入済額46円で、小野上温泉開発基金利子であります。  508ページをお願いをいたします。2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額2,153万3,533円であります。  2項1目基金繰入金は、収入済額46円で、小野上温泉開発基金からの繰入金であります。  511ページをお願いをいたします。4款諸収入1項1目雑入は、収入済額1,221万9,000円で、指定管理者である金井興業株式会社からの指定管理者納付金であります。2目弁償金は、収入済額21万6,000円で、屋外トイレの破損に伴う損害賠償金であります。  512ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は473万57円で、備考欄、施設管理事業は、温泉湯張りポンプ等の修繕費、コインロッカー等の物品借上料などであります。  513ページをお願いをいたします。備考欄、小野上温泉開発基金は46円の積立金であります。  514ページをお願いをいたします。2款公債費1項公債費1目元金の支出済額2,542万8,366円及び515ページをお願いをいたします。2目利子の支出済額381万202円は、小野上温泉センター建設に伴う起債借り入れの元金及び利子の償還金であります。  以上で議案第115号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第115号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第116号 平成27年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第8、議案第116号 平成27年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程いただきました議案第116号 平成27年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。渋川市交流促進センターは、平成22年4月1日からケービックス株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に係るものであります。施設の営業日数は360日間で、宿泊利用者数1万4,826人、休憩利用者20人、合計の利用者数につきましては1万4,846人でありました。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の517ページをお願いをいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、496万9,265円であります。518ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、496万9,265円で、歳入歳出同額であります。  519ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額496万9,265円であります。  522ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は496万9,265円で、備考欄、交流促進センター管理事業の主な内容は、露天風呂ろ過器ろ過材交換修繕などの修繕料、借地料であります。  以上で議案第116号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第116号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第9 議案第117号 平成27年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第9、議案第117号 平成27年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上原水道部長。  (水道部長上原 廣登壇) ◎水道部長(上原廣) ただいまご上程をいただきました議案第117号 平成27年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、下水道事業の整備状況について申し上げます。まず、公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積930.5ヘクタールのうち平成27年度末の整備済み面積は794.2ヘクタールで、整備率は前年度に比べ2.0ポイント増の85.4%であります。次に、特定環境保全公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積463ヘクタールのうち平成27年度末の整備済み面積は412.8ヘクタールで、整備率は前年度に比べ2.6ポイント増の89.2%であります。下水道事業の全体で、事業認可区域面積1,393.5ヘクタールのうち平成27年度末の整備済み面積は1,207ヘクタールで、整備率は前年度に比べ2.2ポイント増の86.6%でありました。また、全体計画面積1,853.5ヘクタールに対する整備率は、前年度に比べ1.6ポイント増の65.1%であります。  続いて、水洗化率の状況について申し上げます。供用開始区域内の総戸数1万4,264戸に対して水洗化戸数は1万816戸で、水洗化率は75.8%でありました。また、供用開始区域内の人口3万4,316人に対する水洗化人口は2万6,231人で、水洗化率は76.4%であります。これらの状況を踏まえ、供用開始区域における水洗化の推進をさらに図り、水洗化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の525ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は21億9,427万2,413円で、不納欠損額は129万8,670円であります。526ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は21億8,008万3,413円であります。翌年度繰越額4,800万円は、建設事業、公共下水道の汚水管布設工事と維持管理事業、物聞沢の物聞沢水質管理センター実施設計業務委託にかかわるものであります。歳入歳出差し引き残高は1,418万9,000円であります。  527ページをお願いいたします。事項別明細書の説明を申し上げます。まず、歳入であります。1款分担金及び負担金1項負担金1目下水道事業受益者負担金は、公共下水道事業に係るもので、収入済額は1,918件分で、収入率は90.2%であります。収入未済額は285件分であります。2節受益者負担金滞納繰越分は、41件、16人分であります。  2目工事負担金は、528ページをお願いいたします。1節、備考欄1行目、区域外流入工事費負担金にかかわるもので、件数は32件分であります。2行目、土木工事負担金は、舗装復旧工事にかかわる負担金であります。  2項分担金1目下水道事業受益者分担金は、特定環境保全公共下水道にかかわるもので、収入済額は1,647件分であります。収入未済額は418件分であります。不納欠損額は滞納繰り越し分で55件、19人分であります。  529ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目下水道使用料の収入済額は7万45件分、汚水量で636万6,640立方メートルであります。収入未済額は1,084件分であります。不納欠損額は、滞納繰り越し分で96件、38人分であります。受益者負担金及び受益者分担金並びに下水道使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいりたいと考えております。  531ページをお願いいたします。3款国庫支出金は、備考欄記載の社会資本整備総合交付金であります。  532ページをお願いいたします。4款県支出金は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業のうち市単独事業費に係るものであります。  533ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  535ページをお願いいたします。7款諸収入は、備考欄記載の水道事業会計の負担金等であります。  536ページをお願いいたします。8款市債は、備考欄に記載のとおりでございます。  537ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は97.1%であります。  538ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費、委託料は平成32年4月までに下水道事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料であります。  539ページをお願いいたします。2款事業費は、執行率92.8%であります。  1項公共下水道建設事業費1目公共下水道事業費は、540ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業は、渋川地区において整備面積で18.5ヘクタール、汚水管布設工事4,124.6メートルを実施いたしました。備考欄2行目、取付管設置事業は41件分を行いました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費の不用額452万4,728円は、請負差金及び事業確定によるものであります。22節補償、補填及び賠償金の不用額370万5,100円は水道移設工事における補償工事費の減額によるものでございます。  2目特定環境保全公共下水道事業費は、541ページをお願いいたします。備考欄2行目、建設事業は、渋川地区において整備面積11.9ヘクタール、汚水管布設工事2,566.6メートルの工事を実施いたしました。備考欄3行目、取付管設置事業は26件分を行いました。  次に、542ページをお願いいたします。2項公共下水道維持管理事業費1目公共下水道管渠事業費は、流域関連の渋川地区、北橘地区及び伊香保地区の管渠の維持管理費にかかわるものでございます。  543ページをお願いいたします。備考欄2行目、維持管理事業(湯沢)は、管渠の長寿命化対策のための管渠更生及びマンホールぶた等の改修工事を実施いたしました。  544ページをお願いいたします。3目公共下水道処理場事業費、備考欄1行目、維持管理事業(湯沢)は、最終沈殿池かき寄せ機の補修工事等を実施いたしました。  545ページをお願いいたします。4目特定環境保全公共下水道管渠事業費は、546ページにかけまして、流域関連の渋川地区、北橘地区及び水沢地区と小野上地区、子持地区の管渠の維持管理にかかわるものであります。  547ページをお願いいたします。5目特定環境保全公共下水道処理場事業費は、水沢地区、小野上地区及び子持地区の処理場の維持管理に係るものであります。  548ページをお願いいたします。3項流域下水道事業費1目建設負担金の備考欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金は、県央処理区の全体事業費に対する本市の負担分であります。  次に、不用額について申し上げます。19節負担金、補助及び交付金の不用額949万3,500円は、負担金額の減額のためであります。  549ページをお願いいたします。2目維持管理負担金の備考欄、利根川上流流域下水道維持管理事業は、渋川市の汚水量に対する負担金であります。  550ページをお願いいたします。3款公債費の支出済額は9億4,355万3,339円で、これは事業運営にかかわるものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第117号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第118号 平成27年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第10、議案第118号 平成27年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上原水道部長。  (水道部長上原 廣登壇) ◎水道部長(上原廣) ただいまご上程をいただきました議案第118号 平成27年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、農業集落排水事業の概要について申し上げます。まず、処理場の状況でありますが、平成27年度末で渋川、子持、赤城、北橘の4地区の17処理場が供用しております。また、建設事業実施中の地区といたしましては、赤城地区の深山・長井小川田地区、宮田地区及び持柏木地区で、平成29年度末の事業完了をめどに推進中でございます。  次に、水洗化の状況を申し上げます。平成27年度末現在の供用開始区域内の計画戸数6,826戸に対して接続戸数は6,244戸で、水洗化率は81.8%であります。今後とも供用開始区域におきます接続を推進し、水洗化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の555ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は17億5,196万5,110円であります。不納欠損額は48万3,755円であります。556ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は17億3,888万2,510円であります。翌年度繰越額1,560万1,000円は、維持管理事業、川島の上信自動車道バイパス工事関連汚水管布設替工事と維持管理事業、下中郷の汚水管布設工事にかかわるものでございます。歳入歳出差し引き残高は1,308万2,600円であります。  557ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明を申し上げます。まず、歳入であります。1款分担金及び負担金の収入済額は100件分で、収入率は97.6%であります。収入未済額は71件分であります。不納欠損額は、滞納繰り越し分で19件、7人分であります。  558ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入済額は1億8,435万222円で、収入率は99.2%であります。  1項使用料1目農業集落排水処理施設使用料は、収入済額1億8,433万4,622円で、3万5,777件分、汚水量で174万1,313立方メートルであります。収入未済額は、276件分であります。不納欠損額は、滞納繰り越し分で6件、3人分であります。受益者分担金及び使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいりたいと考えております。  560ページをお願いいたします。3款国庫支出金は、深山・長井小川田地区、宮田地区、持柏木地区及び白井・吹屋地区の4処理区の整備にかかわる交付金で、備考欄に記載のとおりであります。  561ページをお願いいたします。4款県支出金、3款と同様に4処理区の整備にかかわる農業集落排水施設整備促進交付金であります。  562ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  563ページをお願いいたします。6款繰越金は、前年度繰越金であります。  564ページをお願いいたします。7款諸収入は、上信自動車道道路改良事業に伴う汚水管移設に係る県からの補償費であります。  565ページをお願いいたします。8款市債は、備考欄に記載のとおりでございます。  566ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は95.6%であります。備考欄1行目、一般経費、委託料は平成32年4月までに農業集落排水事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料であります。  568ページをお願いいたします。2款事業費の執行率は91.2%であります。  1項農業集落排水施設建設事業費1目農業集落排水事業費は、569ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業(白井・吹屋)は、汚水処理施設の老朽化に伴う機能強化対策工事を実施いたしました。2行目、建設事業(深山・長井小川田)は、汚水管布設工事1,322.4メートル、マンホールポンプ設置工事6カ所等を行いました。3行目、建設事業(宮田)は、汚水管布設工事1,638.8メートルを実施いたしました。  570ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業(持柏木)は、汚水管布設工事2,134.1メートルを実施いたしました。2行目、取付管設置事業は、52件分を行いました。3行目、平成26年度繰越、建設事業(白井・吹屋)(繰越明許分)は、白井、吹屋の汚水処理施設の機能強化対策として施設の改築工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、569ページにお戻りをください。13節委託料410万2,000円及び15節工事請負費の2,528万9,416円は、請負差金等によるものであります。22節補償、補填及び賠償金の不用額1,471万5,300円は、深山、長井小川田地区、宮田地区及び持柏木地区の汚水管布設に伴う水道移設補償費の減額によるものであります。  570ページをお願いいたします。2項農業集落排水施設維持管理事業費1目農業集落排水管渠事業費は、575ページにわたりますが、備考欄に記載の18処理区の管渠等の維持管理を行いました。  575ページをお願いいたします。備考欄1行目、平成26年度繰越、維持管理事業(祖母島)(繰越明許分)と2行目、平成26年度繰越、維持管理事業(川島)(繰越明許分)は、上信自動車道バイパス工事に伴う汚水管布設替工事を実施いたしました。3行目、平成26年度繰越、維持管理事業(下小室)(繰越明許分)は、市道八幡愛宕線改良工事に伴う汚水管布設替工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、571ページにお戻りください。15節工事請負費の不用額485万5,000円は、平成26年度繰越、維持管理事業(祖母島)、平成26年度繰越、維持管理事業(川島)、平成26年度繰越、維持管理事業(下小室)の請負差金によるものでございます。  恐れ入りますが、再度575ページをお願いいたします。2目農業集落排水処理場事業費は、581ページにわたりますが、備考欄記載の17処理場の維持管理を行いました。  不用額についてご説明申し上げます。576ページをお願いいたします。11節需用費の不用額1,357万5,339円は、電気料の実績が見込みを下回ったのが主なものであります。13節委託料の不用額562万1,529円は、請負差金及び事業確定によるものであります。今後も農業集落排水施設の適切な維持管理に努めてまいります。  3款公債費の支出済額は、7億8,249万9,040円で、これは事業運営にかかわる市債でございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第118号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第119号 平成27年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第11、議案第119号 平成27年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上原水道部長。  (水道部長上原 廣登壇) ◎水道部長(上原廣) ただいまご上程をいただきました議案第119号 平成27年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、個別排水処理事業の整備状況について申し上げます。平成27年度末の浄化槽設置済み基数は、小野上地区が58基、子持地区が142基、赤城地区が55基で、計255基であります。このうち接続されておりますのは235基でありますので、今後も適切な維持管理に努めてまいりたいと思います。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の585ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は3,359万3,883円であります。586ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は3,359万3,883円で、歳入歳出同額であります。  587ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金の収入済額は200万3,900円で、収入率は99%であります。  1項分担金1目1節受益者分担金の収入済額は140万3,900円で、17件分であります。収入未済額は1件分であります。  2項負担金1目工事負担金は、588ページになりますが、備考欄、個別処理浄化槽工事負担金の収入済額は6件分、60万円であります。  589ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入済額は430万8,209円で、収入率は99.7%であります。収入済額は、1,351件分、汚水量で5万1,917立方メートルであります。収入未済額は、8件、5人分であります。  590ページをお願いいたします。3款国庫支出金は、汚水処理施設整備交付金に係るものであります。  592ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  595ページをお願いいたします。8款市債は、備考欄に記載のとおりであります。  596ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の支出済額は32万8,248円で、執行率は92.7%であります。備考欄1行目一般経費、個別排水処理事業と2行目一般経費、浄化槽市町村整備推進事業の委託料は、平成32年4月までに個別排水処理事業特別会計を地方公営企業会計へ移行するための業務委託料であります。  598ページをお願いいたします。2款事業費の支出済額は2,693万9,222円で、執行率は93.3%であります。  1項建設事業費の支出済額は1,598万4,000円であります。1目個別排水事業費の備考欄、建設事業(浄化槽市町村整備推進事業)は、浄化槽を11基設置をいたしました。  599ページをお願いいたします。2項維持管理費1目個別排水事業費は、浄化槽の維持管理に係るもので、小野上地区が57基、子持地区が129基、赤城地区が42基、合計で228基の保守管理を実施いたしました。  600ページをお願いいたします。3款公債費の支出済額は632万6,413円で、これは事業運営にかかわるものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第119号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第120号 平成27年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第12、議案第120号 平成27年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上原水道部長。  (水道部長上原 廣登壇) ◎水道部長(上原廣) ただいまご上程をいただきました議案第120号 平成27年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、簡易水道事業の概要について申し上げます。平成27年度末の給水人口は1万1,223人、配水量は182万7,517立方メートル、有収水量は126万5,135立方メートルで、有収水量率は69.2%であります。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の603ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は、2億7,480万7,753円であります。604ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は、2億7,480万7,753円で、歳入歳出は同額であります。  605ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金の収入済額は3,172万140円であります。1項負担金1目簡易水道事業負担金1節新規加入負担金は、小野上地区3件分、赤城地区20件分であります。2節水道工事負担金は、赤城地区の農業集落排水事業により支障となる水道管の移設工事にかかわるものであります。  606ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入済額は1億6,009万3,120円で、収入率は98.5%であります。  1項使用料1目簡易水道使用料の収入済額は、1億5,966万5,745円で、件数は2万6,359件分であります。収入未済件数は197件分であります。今後も水道料金の収入未済額の縮減に努めてまいります。  607ページをお願いいたします。2項手数料1目簡易水道手数料1節水道手数料は、給水装置工事手数料等の58件分であります。  608ページをお願いいたします。3款県支出金1項県補助金1目1節簡易水道事業補助金の備考欄、災害に強い水道づくり促進費補助金は、小野上地区及び赤城地区の配水管改修事業にかかわるものであります。  610ページから611ページをお願いいたします。5款繰入金2項1目1節基金繰入金、備考欄1行目、小野上地区飲料水水源施設等管理基金繰入金は、小野上地区の基幹施設整備及び施設管理事業の一部に充当いたしました。  613ページをお願いいたします。7款諸収入1項1目1節雑入の備考欄1行目は、下水道使用料徴収事務負担金であります。備考欄2行目、消費税及び地方消費税還付金は、平成26年度の確定申告により還付となったものであります。  614ページをお願いいたします。8款市債1項1目1節簡易水道事業債は、小野上地区及び赤城地区の配水管改修事業に充当いたしました。  615ページをお願いいたします。次に、歳出であります。1款総務費の支出済額は5,473万1,379円で、執行率は97.3%であります。  617ページをお願いいたします。2款事業費の支出済額は1億8,998万4,120円で、執行率は85.8%であります。  1項建設事業費1目小野上地区簡易水道事業費、備考欄1行目、小野上簡易水道配水管改修事業は、村上地区の基幹配水管の布設替を行いました。備考欄2行目、小野上簡易水道基幹施設整備事業は、小野上地区第2送水ポンプ場の電気機械設備と小野子配水場機械設備の更新を行いました。  618ページをお願いいたします。2目赤城地区簡易水道事業費、備考欄1行目、第一簡易水道配水管改修事業は、敷島地区の基幹配水管の布設替と津久田地区の基幹配水管の布設替を行いました。農業集落排水事業の事業進捗に伴い支障となる水道管切り回し工事を行ったものであります。備考欄2行目、第二簡易水道配水管改修事業は、農業集落排水事業の事業進捗に伴い支障となる水道管切り回し工事を行いました。備考欄3行目、第三簡易水道配水管改修事業は、農業集落排水事業の事業進捗に伴い支障となる水道管の切り回し工事を実施したものであります。備考欄最下行、赤城簡易水道基幹施設整備事業は、第一簡易水道の電気設備の更新と第三簡易水道の遠隔監視システムの整備を行いました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費の不用額1,476万1,600円は、農業集落排水整備事業に関連した水道管の切り回し部分の減少による工事費が減となったものであります。  2項維持管理費は、小野上地区と赤城地区の水道施設の維持管理費であります。  619ページをお願いいたします。2目赤城地区簡易水道事業費は、621ページにわたりますが、6簡易水道の施設維持管理を行いました。  次に、不用額について申し上げます。620ページをお願いいたします。11節需用費の不用額309万5,690円は、電気料の値下げによるものであります。13節委託料の不用額559万8,982円につきましては、水質検査委託料の契約単価が下がったことによるものであります。今後も施設の適切な維持管理に努めてまいります。  622ページをお願いいたします。3款公債費の支出済額は3,009万2,254円であります。これは、事業運営に係るものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第120号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第121号 平成27年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第13、議案第121号 平成27年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上原水道部長。  (水道部長上原 廣登壇) ◎水道部長(上原廣) ただいまご上程いただきました議案第121号 平成27年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてご説明申し上げます。  決算書の634ページをお願いいたします。初めに、平成27年度渋川市水道事業報告書をもとにご説明を申し上げます。1の概況からご説明申し上げます。(1)、総括事項であります。平成27年度の水道事業は、前年度に比較し給水人口が0.8%の減、年間有収水量が3万6,745立方メートルの減となりました。「いつでも安全で安心なおいしい水道水の安定的な供給を目指す」ため、配水管の整備、老朽管及び既設鋳鉄管の布設替整備、浄水場及び各配水施設などの整備並びに機器更新を計画的に実施し、市民生活のライフラインの一層の強化に努めてまいりました。また、料金徴収業務等を委託をいたしまして、経費の削減に努めてきたところであります。今後も内部留保資金の活用を図り、企業債の借り入れを抑えて建設改良事業に対応するなど、経営の合理化を進めてまいります。  以下、主な事業の概要を報告いたします。アの建設改良事業であります。配水施設改良事業として、配水管布設、配水管布設替、老朽鋳鉄管布設替、他事業関連で配水管整備を行い、総延長で8,566.2メートルを実施しました。また、漏水探査、減圧弁交換を行ったほか、市内26カ所の給水整備を実施して、漏水の防止、給水利便性の向上に努めてまいりました。取水施設整備事業では、伊香保地区の西沢水源高度浄水施設等整備を実施したほか、浄水場及び配水池の計装設備更新、ポンプ設備更新等の施設改修を実施し、安定的な水道水の供給が行えるように努めてまいりました。  イの業務の状況についてであります。当年度末の給水戸数は2万7,441戸、給水人口は6万8,323人で、昨年度に比べ戸数は138戸の増、人口は520人の減でありました。年間有収水量は959万8,362立方メートルで、また1人1日の平均使用水量は384リットルで、前年に比べ年間有収水量で3万6,745立方メートルの減でありました。なお、年間総配水量に対する有収水量率は81.1%となり、昨年度に比べ0.9ポイントの増であります。なお、詳細につきましては、645ページから646ページまでの3の業務の(1)、業務量に記載のとおりであります。  次に、ウの経理の状況についてであります。収益的収入及び支出は、事業収入16億3,214万3,742円、事業費用14億9,389万7,439円、差し引き1億3,824万6,303円の純利益となりました。この純利益となった主な要因は、他事業関連の水道管移設に伴う移設補償費の受け入れと原水及び浄水費などの経費の削減が図られたこと、固定資産除却損が削減となったことなどによるものであります。  625ページにお戻りください。平成27年度渋川市水道事業決算報告書であります。本報告書の金額は、消費税及び地方消費を含めて記載してございます。(1)、収益的収入及び支出であります。初めに、収入についてご説明申し上げます。上の表一番左、区分欄、第1款水道事業収益の右から3列目、決算額は17億5,610万8,085円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、3,242万1,085円の増であります。主な要因としましては、給水収益の増によるものであります。内訳につきましては、下の欄にあります第1項営業収益は16億1,878万4,950円で、決算額の増減では4,376万7,950円の増であります。第2項営業外収益は9,293万7,792円で、決算額の増減では468万8,792円の増であります。第3項特別利益は4,438万5,343円で、決算額の増減では1,603万5,657円の減であります。  次に、支出であります。下の表一番左、区分欄、第1款水道事業費用の決算額は、右から4列目、15億6,671万9,561円であります。内訳につきましては、下の段にあります第1項営業費用は13億6,554万2,255円であります。第2項営業外費用は、1億7,396万2,426円であります。第3項特別損失は、2,721万4,880円であります。  626ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、収入であります。上の表一番左、区分欄、第1款資本的収入の決算額は、2億8,401万145円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、7,846万6,955円の減であります。主な要因といたしましては、工事負担金の減であります。第1項企業債は1億1,580万円であります。第2項負担金は1億2,025万4,145円で、決算額の増減では6,809万6,955円の減であります。第3項補助金は、4,795万6,000円であります。  次に、支出であります。下の表一番左、区分欄、第1款資本的支出の決算額は、右から6列目、12億7,240万466円であります。内訳につきましては、下の段にあります第1項建設改良費は9億2,263万1,474円であります。右の列、翌年度繰越額の欄、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は2,870万円で、これは上信自動車道整備に伴う配水管の移設工事にかかわるものであります。第2項企業債償還金は、3億4,976万8,992円であります。  627ページをお願いいたします。平成27年度渋川市水道事業損益計算書についてご説明を申し上げます。ここでは消費税及び地方消費税を除いた金額で表示してございます。また、この内訳につきましては、652ページから659ページまでの収益費用明細書に記載のとおりであります。  3の営業外収益、(2)、長期前受金戻入の2,379万4,797円は、地方公営企業の会計基準見直しにより、平成26年度から取得した資産のうち補助金等で充当していた償却資産の減価償却分に相当する額の収益化を行うものであります。(3)、雑収益は6,177万3,073円で、内訳は下水道使用料の徴収事務負担金等であります。  628ページをお願いいたします。5の特別利益、(3)のその他特別利益は4,379万6,955円であります。内訳は、上信自動車道高渋バイパス及び下水道関連工事等の移設補償費であります。  6の特別損失、(2)、過年度損益修正損は102万3,104円であります。過年度分無形固定資産の除却損及び水道料金の不納欠損分等であります。うち不納欠損額は88万8,748円で、人数は98人、件数で220件であります。(3)、その他の特別損失は2,619万1,776円であります。  下から4行目、当年度純利益は1億3,824万6,303円は、当年度における収益的収支の結果であります。下から3行目、前年度繰越利益剰余金は1億2,075万3,061円であります。下から2行目、その他の未処分利益剰余金変動額はありませんので、最下行の当年度未処分利益剰余金は当年度純利益に前年度繰越利益剰余金を加えました2億5,899万9,364円となります。  次に、629ページをお願いいたします。平成27年度渋川市水道事業剰余金計算書であります。表の左から2列目、資本金の欄、上から4行目、当年度変動額はありませんので、資本金最下行、当年度末残高は104億3,997万9,353円で、変更はありません。次の列、剰余金、資本剰余金、工事負担金から他会計補助金までの欄、上から4行目、当年度変動額はありませんので、最下行、資本剰余金合計欄の当年度末残高は737万6,300円で変更はありません。利益剰余金につきましては、損益計算書で説明をいたしましたので、省略させていただきます。  630ページをお願いいたします。平成27年度渋川市水道事業剰余金処分計算書(案)であります。当年度末未処分利益剰余金2億5,899万9,364円のうち純利益分から1億3,820万円を建設改良積立金への積み立てとし、会計基準の見直しにより生じた繰越未処分利益剰余金1億2,068万1,381円を資本金への組み入れとし、処分後残高をそれぞれ資本金105億6,066万734円、繰越未処分利益剰余金11万7,983円とすることを地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきご議決をいただくものであります。  631ページをお願いいたします。平成27年度渋川市水道事業貸借対照表でございます。主なものについてご説明申し上げます。下から8行目の有形固定資産の合計は、145億9,975万8,001円であります。最下行の無形固定資産合計は4億7,699万4,864円であります。  632ページをお願いいたします。1行目の固定資産合計は150億7,675万2,865円であります。  2の流動資産、(2)の未収金は1億6,492万1,366円で、このうち水道料金の未収金は2,853万2,837円で、件数では4,654件、前年度に比べ474万408円の減であります。今後も未収金の縮減に努めてまいりたいと考えております。上から5行目、貸倒引当金は、水道料金の不納欠損対策として計上したものであります。上から9行目、流動資産合計は15億797万9,780円であります。資産合計は、165億8,473万2,645円であります。  次に、負債の部であります。上から13行目、3の固定負債、(1)の企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債41億4,428万9,302円は、借り入れした企業債元金のうち、平成29年度以降に償還を行う予定のものであります。上から17行目、(2)、引当金のイ、修繕引当金は、不測の事故や老朽化する施設の修繕費用等に充当するための経費であります。下から6行目、4の流動負債、(1)の企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債3億5,998万1,717円は、平成28年度償還予定の企業債元金であります。最下行、(4)、引当金、イ、賞与引当金1,074万5,000円は、平成28年度6月賞与にかかわる平成27年度負担分の引当金であります。  633ページをお願いいたします。1行目、ロ、法定福利費引当金190万8,000円は、平成28年度6月賞与にかかわる共済費の平成27年度負担分の引当金であります。上から2行目、ハ、修繕引当金は平成28年度に予定される水道施設等の修繕費用等に充当するための経費であります。6行目、5、繰延収益、長期前受金は11億601万3,396円であります。上から9行目、負債合計は57億1,677万6,044円であります。  次に、資本の部であります。上から13行目、7、剰余金、(1)、資本剰余金、イ、受贈財産評価額は剰余金処分計算書でご説明申し上げましたので、説明を省略をさせていただきます。(2)、利益剰余金、イ、建設改良積立金は1億6,160万1,584円であります。これは、水道施設の耐震化及び長寿命化対策事業等による建設改良費の増加に備え積み立てを行ったものであります。ロ、当年度未処分利益剰余金は、2億5,899万9,364円であります。下から2行目、資本合計は108億6,795万6,601円であります。最下行の負債資本の合計は165億8,473万2,645円であります。この負債資本合計額と632ページの上から10行目、資産合計の額が同額となるものであります。  637ページをお願いいたします。2の工事、(1)、建設工事の概況であります。このうちの国庫補助金事業として実施している老朽鋳鉄管更新事業及び西沢水源高度浄水施設等整備事業についてご説明を申し上げます。638ページをお願いいたします。最下行から次のページの2行目まで、渋川地区で45年以上経過した老朽鋳鉄管の布設替工事733メートルを実施いたしました。今後も計画的に布設替を実施してまいります。  641ページをお願いいたします。1行目から5行目まで、伊香保地区西沢水源で統合に伴う紫外線設備を設置する高度浄水施設等整備工事を実施しており、平成28年度で事業完了を予定しております。  645ページをお願いいたします。3の業務のうち、(1)、業務量につきましては記載のとおりでございます。  646ページをお願いいたします。(2)、事業収入に関する事業であります。最下行の1立方メートル当たり供給単価は152円3銭であります。  647ページをお願いいたします。(3)、事業費に関する事項であります。最下行の1立方メートル当たり給水原価は148円50銭であります。この結果、1立方メートル当たり供給単価と給水原価との収支の差額につきましては3円53銭となり、収益が保たれております。  651ページをお願いいたします。平成27年度キャッシュ・フロー計算書であります。右側の欄、下から3行目、当年度の資金増加額は1,311万4,585円であります。最下行、資金期末残高は13億3,780万5,799円であります。また、地方公営企業法に規定する決算書の附属書類であります明細書につきましては、652ページから667ページに記載をしておりますが、説明は省略させていただきます。  668ページをお願いいたします。平成27年度渋川市水道事業会計決算注記表であります。これは、地方公営企業会計施行規則第35条の規定により、注記を義務づけられたものであります。本決算に関する注記区分に従って関係する区分の説明を記載してございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第121号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第14 議案第122号 平成27年度渋川市病院事業会計決算について ○議長(中澤広行議員) 日程第14、議案第122号 平成27年度渋川市病院事業会計決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  高橋保健福祉部長。  (保健福祉部長高橋哲史登壇) ◎保健福祉部長(高橋哲史) ただいまご上程をいただきました議案第122号 平成27年度渋川市病院事業会計決算についてご説明を申し上げます。  決算書の678ページをお願いいたします。初めに、平成27年度渋川市病院事業報告書によりご説明を申し上げます。1の概況、(1)、総括事項です。最初の4行は、渋川総合病院の開院から平成28年3月31日の閉院までの経過です。5行目をお願いいたします。平成27年度の病院事業は、「渋川医療センター」開院に向けて、西群馬病院との再編統合準備を進めつつ、地域医療の貢献を使命とし、医療の質を落とすことなく閉院まで診療機能の継続に全力を注いでまいりました。医療体制では、リニアックの新病院への移設準備の関係から12月末で放射線治療を終了としたため、医師2名での体制が不必要となり、12月末に放射線医師が1名減少しました。また、平成28年2月から閉院準備対策として2個病棟体制から1個病棟体制に病棟集約を行いました。患者数は、入院、外来ともに前年度と比べて減少し、医業収益は前年度と比べて1億2,943万2,000円の減少となりました。病院整備につきましては、閉院を見据え、現状での診療を継続するために必要最小限な医療機器等の更新に限定し、患者情報送信機など3品目を更新しました。  続いて、入院患者についてご説明申し上げます。入院患者数は延べ1万2,560人で、1日平均は34.3人となり、前年度との比較では8.6人減少しました。外来患者数は延べ3万3,688人で、1日平均は138.6人となり、前年度との比較では19.1人減少しました。なお、渋川医療センターへ搬送となった入院患者は、調整を行った結果、最終的に6名となりました。患者数等の詳細については、683ページから686ページの業務量に記載のとおりであります。  次に、収益的収支の状況です。収益的収入の決算額は17億1,399万円で、前年度と比べ1億6,670万4,000円、10.8%の増収となりました。収入の主なものは、入院収益が5億133万1,000円で、前年度比18.2%の減、外来収益は3億790万5,000円で、3.7%の減、負担金は7億1,687万7,000円で、82.1%の増、長期前受金戻入は1億1,943万8,000円で、21.3%の減などであります。収益的支出の決算額は17億6,515万6,000円で、前年度に比べ261万1,000円、0.1%の増額となりました。支出の主なものは、給与費が9億7,522万6,000円で、前年度比1.6%の増、材料費は1億8,485万6,000円で、9.2%の減、経費は2億4,448万円で、11.4%の減、減価償却費は1億7,174万6,000円で、13.0%の減、その他特別損失1億2,170万7,000円で、139.6%の増などであります。平成27年度は5,116万6,000円の純損失となり、総収支比率は97.1%、医業収支比率は53.8%であります。  679ページをお願いいたします。資本的収支の状況です。資本的収入の決算額は、企業債を発行しなかったことにより、負担金6,229万5,000円のみとなりました。資本的支出の決算額は、機器備品購入費が123万9,000円、企業債償還金が6,105万5,000円、合計6,229万4,000円であります。  以上が平成27年度における病院事業の概要であります。  恐れ入りますが、669ページにお戻りください。平成27年度渋川市病院事業決算報告書です。この報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで記載してあります。(1)、収益的収入及び支出です。初めに、収入は、第1款病院事業収益の決算額は、右から3列目になりますが、17億1,795万9,775円です。予算額に比べ決算額の増減では1,940万5,775円の増です。増額の主な要因としては、3月の補正予算において患者数及び医業収益の下方修正を行いましたが、入院並びに外来の患者数が補正予算の患者数より増加したことにより医業収益が補正予算額に比べ2,717万7,490円の増となったことによるものであります。  続いて、支出についてご説明申し上げます。第1款病院事業費用の決算額は、右から4列目になりますが、17億6,873万5,323円であります。  670ページをお願いします。資本的収入及び支出です。内容につきましては、先ほどご説明いたしました概況のとおりですので、説明は省略をさせていただきます。  671ページをお願いいたします。平成27年度渋川市病院事業損益計算書についてご説明を申し上げます。なお、ここでは消費税及び地方消費税を除いた金額で表示してあります。1の医業収益以下につきましては、先ほど説明したとおりですので、説明は省略をします。  672ページをお願いいたします。6の特別損失の(1)、過年度損益修正損115万4,574円は、渋川総合病院の使用料及び手数料について権利放棄した金額と平成26年度貸倒引当金との差額59万1,574円及び平成26年度の感染症指定医療機関運営事業費等補助金について、当初の交付決定額と実績報告による確定額との差額56万3,000円の合計額であります。(2)のその他特別損失1億2,170万7,498円は、病院事業廃止に伴いリニアックなどの機械備品及び医薬品などについて、譲渡、処分したものであります。  収支の結果は、先ほどの概況において説明したとおりでありまして、下から3段目に記載しているとおり、当年度純損失は5,116万5,583円です。  前年度までの繰越欠損金11億8,972万2,729円を加えた当年度未処理欠損金は12億4,088万8,312円であります。なお、この内訳につきましては、694ページから698ページまでの収益費用明細書に記載のとおりであります。  673ページをお願いいたします。平成27年度渋川市病院事業剰余金計算書であります。左から2列目の資本金は、1行目の前年度末残高22億7,572万3,744円で、2行目、前年度処理額はゼロであり、3行目の処理後残高は前年度末残高と同額であります。4行目に記載の当年度変動額はゼロで、最下行になります当年度末残高は前年度末残高と同額であります。次の列の資本剰余金、受贈財産評価額は、当年度変動額はありませんでした。次の他会計負担金の当年度変動額の651万9,970円は、平成27年度に受け入れた元金償還金に係る負担金のうち、土地等の非償却資産の取得に係るものであります。次の列は、資本剰余金合計で、最下行の当年度末残高は5,215万9,245円です。その右の列の欠損金につきましては、先ほど説明いたしましたので、説明は省略をいたします。一番右の列、資本合計は、左側の数字の合計額となっております。  674ページをお願いいたします。平成27年度渋川市病院事業欠損金処理計算書です。この表に記載されている数字は、先ほど剰余金計算書でご説明したものと同じですので、説明は省略をさせていただきます。  675ページをお願いします。平成27年度渋川市病院事業貸借対照表です。主な項目についてご説明申し上げます。1の固定資産ですが、最下行になりますが、20億2,092万6,076円であります。減価償却の進捗、リニアックの無償譲渡による減などにより、前年度と比べ2億9,705万7,995円の減となりました。  676ページをお願いします。2の流動資産、(2)、未収金につきましては、イの医業未収金は9,924万1,596円です。このうち診療報酬支払基金及び国保連合会への保険請求分及びクレジットによる収納分、その他医業収益分などを差し引いた患者未収金は540万3,427円で、件数は201件であります。前年度と比べて513万4,806円の減少となりました。なお、このうち7月までに徴収した金額は48件、128万1,330円となっております。次の行、貸倒引当金マイナスの50万8,462円は、年度末未収金額に過去3年間の平均貸し倒れ実績率を乗じた額を計上しました。ロの医業外未収金の1,384万2,781円は、感染症指定医療機関と病院群輪番制に係る補助金などとなっております。(3)、貯蔵品のイ、薬品については、病院事業廃止に伴い、譲渡、処分によりゼロとなっております。  負債の部、3の固定負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等の財源に充てるための企業債9億6,285万4,503円は、平成28年度末の企業債残高になります。次の4の流動負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等の財源に充てるための企業債5,509万940円は、平成28年度に償還予定の企業債元金であります。677ページをお願いいたします。5、繰延収益、長期前受金2億25万7,571円は、建設改良のための補助金や一般会計からの負担金を充当して取得した資産の未償却分であります。次の行、収益化累計額マイナスの1億2,795万4,327円は、平成27年度までに長期前受金として収益化した額であります。  資本の部の7の剰余金、(2)の欠損金、イの当年度未処理欠損金12億4,088万8,312円につきましては、先ほどの損益計算書においてご説明したとおりですので、説明は省略をいたします。  少し飛びますが、693ページをお願いいたします。平成27年度渋川市病院事業キャッシュ・フロー計算書です。右側の欄、下から3行目、資金増加額は1億6,173万9,115円です。最下行、資金期末残高は1億7,251万8,699円であります。  少し飛びますが、701ページをお願いします。平成27年度渋川市病院事業会計決算注記表です。これも会計基準の見直しにより注記を義務づけられたものであります。本決算に関する注記区分に従って関係する区分の説明を記載してあります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(中澤広行議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第122号は、決算特別委員会に付託いたします。 △休会の議決 ○議長(中澤広行議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、あす13日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中澤広行議員) ご異議なしと認めます。  よって、あす13日は休会することに決しました。
    △散会 ○議長(中澤広行議員) 14日は、午前10時に会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                         午後2時57分...