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09月12日-03号

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  1. 渋川市議会 2012-09-12
    09月12日-03号


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    平成24年  9月 定例会(第3回)            平成24年9月渋川市議会定例会会議録 第3日                             平成24年9月12日(水曜日)出席議員(26人)     1番   猪  熊  篤  史  議員     2番   伊  花  明  美  議員     3番   田  辺  寛  治  議員     4番   石  関  桂  一  議員     5番   狩  野  保  明  議員     6番   今  井  五  郎  議員     7番   安 カ 川  信  之  議員     8番   今  成  信  司  議員     9番   丸  山  正  三  議員    10番   伊  藤  俊  彦  議員    11番   篠  田  德  壽  議員    12番   平  方  嗣  世  議員    13番   高  橋     敬  議員    14番   中  澤  広  行  議員    15番   山  﨑  雄  平  議員    16番   吉  田  利  治  議員    17番   入 内 島  英  明  議員    18番   加  藤  幸  子  議員    19番   茂  木  弘  伸  議員    20番   須  田     勝  議員    21番   飯  塚  清  志  議員    22番   南  雲  鋭  一  議員    23番   望  月  昭  治  議員    24番   都  丸  政  行  議員    25番   角  田  喜  和  議員    26番   石  倉  一  夫  議員                                              欠席議員 なし                                              説明のため出席した者   市     長   阿久津 貞 司      副  市  長   飯 塚 寛 巳   総 務 部 長   五十嵐 研 介      企 画 部 長   桑 島   清   市 民 部 長   都 丸 一 德      保 健 福祉部長   後 藤   晃   農 政 部 長   飯 塚 信 夫      商 工 観光部長   野 坂 公 隆   建 設 部 長   吉 田   久      水 道 部 長   阿 部 利 文   総 合 病 院   岩 渕 芳 弘      会 計 管 理 者   平 形 清 恵   事 務 部 長   教 育 委 員 会   小 林 巳喜夫      教 育 委 員 会   冨 岡 武 留   教  育  長                学 校 教育部長   教 育 委 員 会   佐久間   功      監 査 委 員   中 澤 康 光   生 涯 学習部長   監 査 委 員   牧 口 百合子      伊 香 保 総 合   石 坂   實   事 務 局 長                支  所  長   小 野 上 総 合   野 村 清 美      子持総合支所長   板 倉 恵 二   支  所  長   赤城総合支所長   須 田   寛      北橘総合支所長   加 藤 広 幸   総 務 部副部長   田 中 猛 夫      財 政 課 長   愛 敬 正 孝   企 画 課 長   加 藤 順 一      保 険 年金課長   高 橋 哲 史   社 会 福祉課長   石 田 千 春      建 設 部副部長   石 井   晃   水 道 課 長   中 島   修      総 合 病 院   茂 木 昭 利                          事 務 部副部長                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   勝 田 治 男      書     記   千 明 芳 彦   書     記   萩 原 良 和議事日程               議  事  日  程   第3号                          平成24年9月12日(水曜日)午前10時開議第 1 議案第100号 平成23年度渋川市一般会計歳入歳出決算について第 2 議案第101号 平成23年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について第 3 議案第102号 平成23年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について第 4 議案第103号 平成23年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について第 5 議案第104号 平成23年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について第 6 議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について第 7 議案第106号 平成23年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第 8 議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について第 9 議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について第10 議案第109号 平成23年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計歳入歳出決算について第11 議案第110号 平成23年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について第12 議案第111号 平成23年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について第13 議案第112号 平成23年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について第14 議案第113号 平成23年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について第15 議案第114号 平成23年度渋川市水道事業会計決算について第16 議案第115号 平成23年度渋川市病院事業会計決算について    (提出者説明、質疑、委員会付託)                                              会議に付した事件第 1 議案第100号 平成23年度渋川市一般会計歳入歳出決算について第 2 議案第101号 平成23年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について第 3 議案第102号 平成23年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について第 4 議案第103号 平成23年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について第 5 議案第104号 平成23年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について第 6 議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について第 7 議案第106号 平成23年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第 8 議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について第 9 議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について第10 議案第109号 平成23年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計歳入歳出決算について第11 議案第110号 平成23年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について日程追加 議会運営委員の選任 △開議                                            午前10時 ○議長(望月昭治議員) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は26人であります。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第100号 平成23年度渋川市一般会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第1、議案第100号 平成23年度渋川市一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  昨日に引き続き提案理由の説明を求めます。  吉田建設部長。  (建設部長吉田 久登壇) ◎建設部長(吉田久) おはようございます。8款土木費についてご説明申し上げます。  244ページをお願いいたします。8款土木費の執行率は82.76%であります。  初めに、繰越明許費の内訳でありますが、道路橋りょう費では市道日出島線道路改良事業市道堀の内北塩川線道路改良事業、市道大日向線外1路線道路改良事業、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)、橋りょう維持補修事業(新屋敷橋補修工事)に係るものであります。都市計画費では、四ツ角周辺土地区画整理事業伊香保温泉再生事業都市計画道路渋川高崎線改良事業都市計画マスタープラン策定事業、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業の10事業で5億7,695万5,925円であります。  1項1目土木総務費は、説明を省略させていただきます。  246ページをお願いいたします。2項1目道路橋りょう総務費は、247ページをお願いいたします。備考欄最下行、狭あい道路後退用地整備事業は、市道1―4152号線狭隘道路整備工事、市道1―7034号線ほか1路線及び1―1537号線舗装整備工事の3件であります。248ページをお願いいたします。備考欄5行目、赤城南面道路国道353号改良整備促進期成同盟会は、地域の一体性の確立と大正橋付近における渋滞解消のため、赤城地区から子持地区への国道353号へ直結するアクセス道路(仮称)樽バイパスの早期整備について県及び県議会に対して要望を行いました。  2目道路維持費の不用額についてご説明申し上げます。249ページをお願いいたします。11節需用費の不用額513万7,548円は、積雪が少なく融雪剤の購入及び融雪施設の電気料、ボイラーのガス使用料が少なかったことによるものであります。15節工事請負費の不用額850万896円は、請負差金等によるものであります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄2行目、交通安全施設整備事業は、市内各所において道路反射鏡を61基、区画線の設置を延長で1万7,396.9メートル、ガードレールの設置を延長で163.5メートル行ったほか、防護さく230.1メートルを設置し、交通安全の確保に努めました。備考欄3行目、側溝等整備事業は、側溝等の整備を延長で412.6メートル行いました。備考欄4行目、道路維持管理事業は、舗装補修として面積で5,422.1平方メートルを行うとともに、除草、除雪等の業務を行い、道路の維持管理に努めました。250ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般補修事業は、無指定の事業として緊急に整備や補修が必要となった場合に対応したもので、舗装補修として5,799.2平方メートル、側溝補修を延長で296.4メートル行いました。備考欄3行目、きめ細かな交付金・側溝等整備事業(繰越明許分)は、市道1―1561号線ほか1路線のほか11路線において延長で894.5メートルを行いました。備考欄最下行、きめ細かな交付金・道路維持修繕事業(繰越明許分)は、市道南部幹線舗装補修工事のほか7路線の補修工事であります。  251ページをお願いいたします。3目道路新設改良費の翌年度繰り越しは3事業でありまして、市道日出島線道路等改良事業市道堀の内北塩川線道路改良事業、市道大日向線外1路線道路改良事業であります。市道日出島線道路等改良事業は、近接するダム放流警報所を管理している国土交通省との調整に不測の日数を要したことによるものであります。次に、市道堀の内北塩川線道路改良事業は、社会資本整備総合交付金の追加配分により12月補正後機構手続となったため、工事費に対する標準工期が年度内に確保できないことによるものです。次に、市道大日向線外1路線道路改良事業は、工事に支障となる電柱の移設について電柱管理者が行う移設先の借地交渉に不測の日数を要したため、年度内に工事完成が見込めないことによるものであります。次に、不用額についてご説明申し上げます。13節委託料の不用額308万6,890円及び15節工事請負費の不用額312万3,500円は、請負差金と事業確定による執行残であります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、急傾斜地崩壊対策事業は、御蔭地区及び上郷地区のの県事業における工事費及び用地調査費に対する負担金でありまして、本市の負担割合は事業費の10%であります。備考欄4行目、(仮称)市道沼辺町田線外3路線道路改良事業(半田地内)は、道路改良工事を延長で118.7メートル行ったほか、不動産再鑑定業務委託を行いました。備考欄最下行、市道大日向線外1路線道路改良事業(金井大野地内)は、道路改良工事で延長416.8メートルの前払い金であります。252ページをお願いいたします。備考欄2行目、(都)渋川高崎線関連市道1―2609号線外2路線道路改良事業(行幸田地内)は、延長243.7メートルの道路詳細設計及び用地測量、建物等調査を行ったものであります。備考欄3行目、市道折原川島線道路改良事業(金井~川島地内)は、道路改良工事を延長で85.4メートル行いました。備考欄5行目、市道一ツ穴湯沢線舗装事業(伊香保地内)は、道路舗装工事を延長で160メートル行いました。備考欄7行目、市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)は、道路改良工事を延長で276.9メートル行いました。また、電柱移設補償費と水道の送水管布設補償を行ったものであります。備考欄最下行、市道堀の内北塩川線道路改良事業(村上地内)は、道路改良工事の路側構造物修正設計及び工事延長で189.6メートルの前払い金であります。253ページをお願いいたします。備考欄2行目、市道吹屋原浅田線道路改良事業(吹屋原地内)は、道路改良工事を延長で140.5メートル行いました。また、電柱の移設補償を行ったものであります。備考欄3行目、市道日出島線道路改良事業(日出島地内)は、道路改良工事延長240メートルの前払い金であります。備考欄4行目、市道5―2005号線道路改良事業(上三原田地内)は、道路改良工事を延長で73.4メートル行いました。備考欄5行目、(仮称)市道打越線道路改良事業(見立地内)は、道路改良工事を延長で99.7メートル行いました。備考欄8行目、市道八幡愛宕線道路改良事業分郷八崎~下小室地内)は、用地測量及び建物3棟の調査算定を行いました。254ページをお願いいたします。備考欄2行目、平成22年度繰り越し、(仮称)市道沼辺町田線外3路線道路改良事業(半田地区)旧(渋)沼辺町田線(繰越明許分)は、道路改良工事を延長で118.7メートル行いました。また、用地面積159.36平方メートルの購入を行いました。備考欄3行目、市道4―4146号線道路改良事業(夏保地区)旧(子)3073号線(繰越明許分)は、道路改良工事を延長で119.4メートル行いました。備考欄最下行、きめ細かな交付金・道路等改良事業(繰越明許分)は、市道大日向線ほか1路線道路改良工事を延長で80メートル行いました。また、伊香保地区の散水融雪施設整備で融雪ポンプ制御盤の更新及び電気設備配線を行いました。  255ページをお願いいたします。4目道路橋りょう維持費、翌年度繰り越しは、橋りょう維持補修事業で新屋敷橋補修工事に係るもので、河川管理者との協議に不測の日数を要したため、翌年度に繰り越したものであります。初めに、不用額についてご説明いたします。13節委託料の不用額437万1,452円は、関越自動車道にかかる歩道橋8橋の点検業務委託等の請負差金であります。次に、事業の内容についてですが、先ほど市長から主要な施策で説明しましたので、省略させていただきます。  5目橋りょう新設改良費、翌年度繰り越しは、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)の(仮称)中郷敷島橋梁下部工工事市道中郷敷島線道路改良工事及び市道4―5425線道路改良工事に係るもので、工事費及び電柱の移設補償、群馬用水の送水管布設替補償に係るものであります。事業の内容については、省略させていただきます。  256ページをお願いいたします。3項1目河川総務費についてご説明申し上げます。257ページをお願いいたします。備考欄1行目、清流まつり実施事業は、清流まつり実行委員会への業務委託料であります。  2目河川維持費についてご説明申し上げます。備考欄2行目、河川維持事業は、土砂しゅんせつのための機械借り上げ及び吾妻川釜ケ渕公園用地借地料等であります。  258ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費についてご説明申し上げます。都市計画総務費の翌年度繰り越しは、都市計画マスタープラン策定事業でありまして、都市計画区域の再編に係る地元説明会に不測の日数を要したことに伴い、都市計画区域の範囲が確定できず、策定業務が遅延したことによる繰り越しであります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。259ページをお願いいたします。備考欄1行目、都市計画基礎調査事業は、都市計画法に基づき都市計画区域において人口規模、産業分類就業人口規模、土地利用状況、交通量などの現況及び将来の見通しについて調査を行いました。備考欄2行目、都市計画マスタープラン策定事業は、全体構想、地域別構想、実現化の方策について検討を行いました。備考欄3行目、都市計画区域再編等調査事業は、都市計画区域再編のための法手続である協議書の策定を行いました。260ページをお願いいたします。備考欄6行目、宅地危険度調査事業は、東日本大震災で被災した軽浜団地の既存構造物の被害状況と地形や地質状況を調査し、現状の把握に努めました。  261ページをお願いいたします。2目土地区画整理費、翌年度繰り越しは、四ツ角周辺土地区画整理事業でありまして、道路築造工事2件、整地工事1件及び建物移転1件2棟に係るものであります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。262ページをお願いいたします。備考欄1行目、四ツ角周辺土地区画整理事業は、8件の道路築造工事等と2件の整地工事を行いました。なお、建物等移転件数は残り3件であります。備考欄最下行、四ツ角周辺土地区画整理事業(繰越明許分)は、263ページにわたりますが、工事6件、建物等移転補償9件14棟及び事業計画の変更に伴う業務委託によるものであります。  263ページをお願いいたします。3目まちづくり推進費、翌年度繰り越しは、伊香保温泉再生事業でありまして、委託料、旧ハワイ公使別邸移築修繕工事の施工監理ほか2件、工事請負費、旧ハワイ公使別邸移築修理工事ほか5件、負担金補助及び交付金、渋川市景観整備支援補助金3件、補償、補填及び賠償金、道路改良工事に伴う電柱移転補償費で、いずれも年度内に完了しなかったことにより翌年度に繰り越したものであります。次に、不用額について申し上げます。264ページをお願いいたします。19節負担金、補助及び交付金の不用額366万7,551円は、平成22年度繰り越し及び23年度現年度におきましてともに電柱移転工事負担金であり、精算により不用となったことによるものであります。次に、事業の内容について説明申し上げます。伊香保温泉再生事業は、群馬デスティネーションキャンペーンにあわせたパンフレットなどの作成のほか、旧ハワイ公使別邸展示施設実施設計、道路改良設計業務及び融雪施設整備測量設計業務等を行いました。また、道路改良工事、渋川市立伊香保児童屋内体育館耐震改修工事及び防火水槽設置工事2基等の工事を行いました。備考欄1行目、伊香保温泉再生事業(繰越明許分)でありますが、主に(仮称)観山広場工事に係るものでありますが、設計積算及び施工監理業務、広場工事、トイレ新築工事などを行いました。また、社会資本整備総合交付金の対象事業となる水道管布設工事に対する負担金及び電線地中化依頼工事に係る負担金であります。  4目街路事業費、翌年度繰り越しは、都市計画道路渋川高崎線改良事業でありまして、用地買収1件、建物移転1棟を含む2件の補償に係るものであります。次に、事業の内容については主要施策でご説明いたしましたので、省略させていただきます。  266ページをお願いいたします。5目公共下水道についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。28節繰出金の不用額7,657万787円は、下水道事業特別会計の事業費の確定によるものであります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、水洗便所改造資金貸付金は、6件の貸し付けを行いました。  6目緑化公園費、翌年度繰り越しは、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業の渋川市総合公園自由広場北便所等改修工事に係るものであります。次に、不用額についてご説明申し上げます。267ページをお願いいたします。13節委託料の不用額490万4,164円は、都市公園等指定管理において事業全体で経費削減に努めた結果、指定管理料の戻入されたものが主なものであります。268ページをお願いいたします。15節工事請負費の不用額966万7,260円は、事業確定による執行残によるものであります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。267ページをもう一度お願いいたします。備考欄2行目、花で包む未来の渋川推進事業は、花と緑のぐんまづくり2011in渋川開催を契機として花のあるまちづくりを次年度以降継続するため、花に係る専門職員を雇用したほか、緊急雇用創出基金補助金を活用し、臨時職員の雇用や花壇等関係資材の購入と製作を行いました。また、あわせて市民ボランティアや子どもたちの育成として講習会や花の育成事業を開催したほか、花と食と観光を結ぶフォーラム実行委員会への補助金を支出しました。268ページをお願いいたします。備考欄1行目、公園施設長寿命化計画策定事業は、渋川市が管理する都市公園37カ所について効果的な維持管理や保全、改修を行うため、点検調査と維持管理方針の検討を行いました。備考欄3行目、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業は、渋川市総合公園のトイレ4カ所のバリアフリー化を実施し、誰もが安心して利用できる公園整備に努めました。備考欄6行目、公共緑化施設維持管理事業は、公共施設や街路樹等の維持管理を行い、緑豊かな生活環境の整備に努めました。269ページをお願いいたします。備考欄3行目、公園維持管理事業は、直営管理による公園等の維持管理に努めました。270ページをお願いいたします。備考欄1行目、都市公園等施設管理事業は、指定管理者への指定管理料であります。備考欄最下行、緑化重点地区総合整備事業は、四ツ角まんなか公園の築造工事を実施いたしました。271ページをお願いいたします。備考欄2行目、きめ細かな交付金・公園整備事業(繰越明許分)は、駅前児童公園及び並木児童公園防犯カメラ設置工事等に係るものであります。備考欄3行目、緑化重点地区総合整備事業(繰越明許分)は、四ツ角みなみ公園の築造工事を実施いたしました。備考欄4行目、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業(繰越明許分)は、渋川市総合公園便所改修工事を実施いたしました。備考欄5行目、花と緑のぐんまづくり実施事業(繰越明許分)は、花と緑のぐんまづくり2011in渋川開催に係る花苗、プランター材料費や会場花壇植花工事等に係るものであります。  272ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費は、273ページをお願いいたします。事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、雇用促進住宅取得事業は、雇用促進住宅渋川宿舎と金島宿舎を購入いたしました。備考欄2行目、住生活基本計画策定事業は、住生活の質の確保を図るため、住生活基本計画書を作成いたしました。備考欄3行目、住宅管理事業は、入沢団地7号棟の屋上防水補修工事、8号棟及び9号棟の給水管改修工事、前原団地流末排水路側溝改修工事などを実施いたしました。274ページをお願いいたします。備考欄1行目、借上賃貸住宅事業は、7件49戸を借り上げました。  2目建築指導費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、住宅リフォーム促進事業は、住宅リフォーム実施に伴い補助金を支給いたしました。交付件数は129件でした。備考欄2行目、建築指導事業は、建築確認の審査に係るもので、申請件数は186件でありました。275ページをお願いいたします。備考欄1行目、耐震改修促進事業は、木造住宅の無料耐震診断を8件行うとともに、耐震改修工事1件に対する補助交付を行いました。  以上で8款土木費の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 五十嵐総務部長。  (総務部長五十嵐研介登壇) ◎総務部長(五十嵐研介) 続きまして、9款消防費についてご説明申し上げます。  276ページをお願いいたします。消防費の執行率は96.2%であります。  初めに、1項消防費1目常備消防費は、広域市町村圏振興整備組合負担金であります。  279ページをお願いいたします。3目消防施設費であります。1行目、右から2列目の翌年度繰越額欄、2,247万6,000円は、さきの6月定例会でご報告いたしました防火水槽新設事業及び分団詰所整備事業の繰越明許分であります。不用額欄4行目の13節委託料708万3,198円は、主に280ページになりますが、備考欄の最下段、平成22年度繰り越し、防災行政無線デジタル化事業(繰越明許分)に係るものであります。これは、平成22年度から開始した防災行政無線デジタル化整備のための実施設計委託の執行残額であります。279ページに戻りますが、不用額欄6行目の15節工事請負費803万2,750円は、主に備考欄2行目の防火水槽新設事業に関するものであります。平成23年度の新設箇所でございますが、40トン級のものを渋川地区1基、小野上地区1基、赤城地区2基の計4基を整備いたしました。3行目の消防ポンプ車購入事業は、第13分団の小型消防ポンプ車と赤城地区の消防指揮車を購入したものであります。  281ページをお願いいたします。5目防災対策費でありますが、282ページをお願いいたします。備考欄の最下行、地域防災組織育成助成事業は、財団法人自治総合センターの助成事業による赤城地区自主防災組織の備品、物品整備に対する補助金であります。  以上で9款消防費の説明を終わらせていただきます。 ○議長(望月昭治議員) 冨岡学校教育部長。  (学校教育部長冨岡武留登壇) ◎学校教育部長(冨岡武留) それでは、続きまして10款教育費について説明を申し上げます。  決算書の283ページをお願いいたします。10款教育費の執行率は94.1%であります。翌年度の繰越額でありますが、赤城公民館建設事業、学校給食調理場再編整備事業の2カ所の合わせて2事業で1億423万9,000円であります。  1項教育総務費1目教育委員会費の説明につきましては、省略をさせていただきます。  284ページをお願いいたします。2目事務局費でありますが、初めに主な不用額についてご説明を申し上げます。285ページをお願いいたします。7節賃金483万2,438円は、主には臨時職員として雇用しておりますバス運転手賃金の執行残であります。続きまして、19節負担金、補助及び交付金439万1,873円は、小・中学校体育連盟運営事業等の執行残でございます。次に、事業の内容についてご説明をさせていただきます。286ページをお願いいたします。備考欄1行目、小・中学校適正配置準備事業は、少子化の進行による児童生徒の減少に対応した小中学校の望ましい配置について庁内検討委員会等を開催し、基本方針について検討をいたしました。備考欄4行目、小中学校教育活動支援事業は、児童生徒の学習に少人数授業や習熟度別学習、チームティーチングによる指導を積極的に取り入れ、基礎的、基本的内容の定着と学力や学習意欲の向上を図るため、市負担の非常勤講師、マイタウンティーチャーを各小中学校に1名配置いたしました。備考欄8行目、通学バス運行事業は、児童生徒の通学の利便と安全、安心を図ることを目的に実施しております。第1段階として、本年1月の3学期より新規4路線、拡充2路線を加え運行いたしました。また、通学バス使用料補助として2学期までの通学バス利用者に対し、実質負担が生じないよう補助金を交付いたしました。利用者は13路線で458人でありました。287ページをお願いいたします。備考欄1行目、校外活動支援事業は、市有バス2台により児童生徒及び幼稚園児の校外での体験学習や総合的な学習の時間における自然体験や社会体験などを積極的に支援いたしました。運行回数は240回で、延べ8,798人が利用いたしました。備考欄3行目、奨学金貸与事業は、経済的な理由で進学が困難な者に対して奨学金を貸与し、教育の機会均等を図るものであります。被貸与者は27人であります。  288ページをお願いいたします。3目学校教育指導費につきましては、備考欄1行目、英語教育充実事業は、英語指導助手ALTを12名採用いたしまして、各中学校ではチームティーチングによる英語教育の充実に努めたほか、小学校等英語指導助手を週1回以上派遣するとともに、地域の人材を活用した英会話指導協力員を配置するなど、英語に親しむ活動の充実に努めました。  290ページをお願いいたします。4目教育研究所費でありますが、備考欄1行目、社会科副読本改訂事業は、小学校教科書の改訂に伴い、本市の社会科副読本を全面的に見直し、第2版「新しい渋川」として発刊をいたしました。備考欄2行目、教育研究所運営事業は、学習指導上の課題やよりよい授業づくりについての調査研究を行うとともに、教育相談など教育に関する事例研究や教職員の研究を実施いたしました。291ページをお願いいたします。備考欄1行目、適応指導教室運営事業は、不登校児童生徒の集団生活への適用を促し、学校生活への復帰を援助するため、適応指導教室かけはしに選任指導員2名を配置して運営をしてまいりました。  5目特別支援教育振興費、備考欄1行目、特別支援教育支援員配置事業は、さまざまな障害を有する児童生徒に対して一人一人の障害の状況に応じ、学校生活の介助や学習支援を行うため支援員を配置いたしました。292ページをお願いいたします。備考欄1行目、学習障害・注意欠陥多動性障害等通級指導教室運営事業につきましては、通常学級におけるLD、学習障害、ADHD、注意欠陥多動性障害等の障害を有すると考えられる児童に障害の改善を図るため、通級指導教室を3教室開設し、障害に応じた指導支援を行いました。備考欄3行目、言語指導教室運営事業は、就学前の幼児特別支援学級在籍児童生徒を対象として、市費で言語指導担当の職員を採用し、言語発達の指導等を行っているものであります。  2項小学校費1目学校管理費でありますが、294ページをお願いいたします。備考欄1行目、小学校施設管理事業は、老朽化している学校の施設において必要な修繕及び営繕工事を行い、施設環境の維持管理に努めました。備考欄2行目、遠距離通学児童通学費補助事業は、遠距離通学をする児童の通学費の一部を補助することにより保護者の負担を軽減したもので、対象者は107人でありました。備考欄4行目、教育用コンピュータ整備事業は、IT新改革戦略における教育情報化の目標を達成するため、パソコン教室用のコンピューターを整備いたしました。平成23年度は渋川地区、伊香保地区、子持地区、北橘地区の各小学校のリースがえ、赤城地区小学校のリース料となっております。295ページをお願いいたします。備考欄1行目、学校図書館図書整備充実事業は、図書整備の充実を図るとともに、図書館の機能を活性化させるため、各小学校に臨時職員1名を配置いたしました。備考欄2行目、学力向上推進事業は、学習指導要領に基づき基礎的、基本的内容の指導を徹底し、みずから学ぶ意欲等の能力や豊かな心、健やかな体を育成するため、学力検査や体力テストの実施、道徳の副読本を購入するなど、児童の学力向上に努めました。備考欄3行目、健康管理対策事業は、児童及び教職員の健康の増進を図り、学校教育の円滑な実施とその成果の確保に努めました。備考欄4行目、教師用教科書整備事業は、小学校教科書の改訂に伴い、平成26年度まで使用する教師用教科書、教師用指導書の下巻を整備いたしました。備考欄5行目、平成22年度繰り越し、きめ細かな交付金・小学校施設整備事業(繰越明許分)は、老朽化している学校施設の改修工事で、主には渋川西小学校給水管改修工事を初め4カ所の改修工事を実施し、環境整備に努めました。備考欄6行目、平成22年度繰り越し、住民生活に光をそそぐ交付金・学校図書館図書購入事業(繰越明許分)は、図書館の蔵書の充実を図りました。  296ページをお願いいたします。2目教育振興費でありますが、298ページをお願いいたします。備考欄4行目、要保護及び準要保護児童援助費は、経済的な理由により就学困難と認められる児童の保護者に援助したもので、対象者は要保護児童11人、準要保護児童193人でありました。  299ページをお願いいたします。3目学校建設費でありますが、備考欄1行目、渋川北小学校校舎耐震補強事業、備考欄2行目、上白井小学校屋内運動場耐震補強事業、備考欄3行目、中郷小学校屋内運動場耐震補強事業は、耐震補強工事の実施設計を行ったものであります。備考欄4行目、古巻小学校校舎耐震補強事業、それから備考欄5行目、津久田小学校屋内運動場耐震補強事業は、耐震補強工事を実施し、児童の安全、安心の確保を図りました。  300ページをお願いいたします。3項中学校費1目学校管理費でありますが、初めに主な不用額についてご説明を申し上げます。301ページをお願いいたします。11節需用費403万2,038円は、電気料、水道料など中学校10校の執行残であります。備考欄1行目、中学校施設管理事業は、老朽化している学校の施設において必要な修繕及び営繕工事等を行い、施設環境の適正な維持管理に努めました。備考欄2行目、遠距離通学生徒通学費補助事業は、遠距離通学する生徒の通学費の一部を補助したもので、2中学校42人に補助し、保護者の負担の軽減に努めました。302ページをお願いいたします。備考欄6行目、平成22年度繰り越し、きめ細かな交付金・中学校施設整備事業(繰越明許分)は、老朽化している学校施設の改修工事で、主には北橘中学校屋内運動場雨漏り改修工事を含め、3カ所の改修工事を実施し、環境整備に努めました。  303ページをお願いいたします。2目教育振興費でありますが、304ページをお願いいたします。備考欄4行目、中学生海外派遣事業は、豊かな国際社会を身につけた人材を育成するため、オーストラリア、ニュージーランドに中学生27人を派遣いたしました。305ページをお願いいたします。備考欄4行目、要保護及び準要保護生徒援助費につきましては、要保護14人、準要保護126人に援助したものであります。備考欄6行目、被災生徒就学支援事業につきましては、東日本大震災により被災し、経済的理由により就学困難となった生徒1人の保護者に対して就学に必要な費用を援助したものであります。  306ページをお願いいたします。3目学校建設費でありますが、備考欄1行目、渋川中学校屋内運動場耐震補強事業は、平成24年度に耐震補強工事を行うため実施設計を行ったものであります。  4項幼稚園費1目幼稚園費でありますが、307ページをお願いいたします。備考欄2行目の一般経費は、渋川幼稚園を初め市立幼稚園5施設にかかわる運営費であり、園児数は472人であります。308ページをお願いいたします。備考欄1行目、就園奨励事業は、私立幼稚園設置者が保護者の所得に応じて入園料や保育料を減免した園に対し補助金を交付いたしました。備考欄2行目、通園バス運行事業は、市立幼稚園に通う園児及び保護者の利便を図るために運行しております。  309ページをお願いいたします。2目幼稚園建設費は310ページをお願いいたします。初めに、主な不用額についてご説明を申し上げます。15節工事請負費906万4,370円は、渋川幼稚園建設事業の事業確定に伴う執行残であります。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、渋川幼稚園建設事業は、渋川幼稚園の園舎改築によるもので、建築主体工事、電気主体工事、機械設備工事及び備品購入費にかかわるものであります。備考欄2行目、平成22年度繰り越し、渋川幼稚園建設事業(繰越明許分)は、旧園舎の解体及び造成工事によるものであります。  以上で10款4項までの教育費の説明は終わります。続いて、5項、6項は生涯学習部で説明を行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 佐久間生涯学習部長。  (生涯学習部長佐久間 功登壇) ◎生涯学習部長(佐久間功) 引き続きまして、10款教育費の5項社会教育費からご説明を申し上げたいと思います。  決算書の310ページをお願いいたします。翌年度への繰越額5,487万9,500円、これは赤城公民館建設事業に係るものでございます。311ページ、1目社会教育総務費でありますが、312ページをお願いいたします。備考欄2行目、生涯学習推進事業につきましては、生涯学習推進体制の整備を目的に、渋川市生涯学習推進本部へ市民の声を反映させるための生涯学習推進協議会を設置いたしました。また、生涯学習推進計画の策定に向け、その原案作成に着手をいたしました。313ページをお願いいたします。備考欄1行目、青少年センター運営事業ですが、青少年センターを拠点とし、青少年補導員による定例補導及び電話、面接相談員による定例相談事業を実施いたしました。また、青少年育成推進員による青少年非行防止パトロールや環境浄化活動及び市内巡回広報活動を実施いたしました。314ページをお願いいたします。備考欄3行目、渋川バンドフェスティバル実施事業につきましては、市内の小中高校生及び一般を対象に実施し、音楽活動のさらなる推進と音楽愛好家の育成に努めました。20団体、出演者556人、一般観覧者733人の参加を得ております。備考欄4行目、市民総合文化祭実施事業につきましては、市内の文化活動最大の学習発表の機会ととらえ、25部門、延べ参加人数8,385人の参加を得て実施いたしました。新市としての一体性の醸成を図るとともに芸術、文化の振興を図ったところでございます。備考欄下から2行目、しぶかわ能開催事業です。市内の中学生864人及び一般観覧者286人を対象に日本固有の伝統芸能である能の鑑賞会を実施し、伝統的な音楽文化及び言語文化に触れることにより豊かな心の醸成に努めました。315ページをお願いいたします。備考欄1行目、全国創作こけし美術展について、創作こけしの持つ高い芸術性に触れることによりこけしの持つ魅力の再発見とこけし作家の育成及びこけし工芸の振興、発展に努めました。43人の作家により110点が出展され、入場者は2,034人でした。備考欄2行目、彌酔の句会実施事業は、市内小中学生を対象に身近に俳句に親しんでもらうことにより豊かな感性を養い、あわせて日本語の理解と表現力の醸成に努めました。小中高生からの総応募数3,990句でございました。備考欄4行目、しぶかわ市民教育の日実施事業については、11月1日の市民教育の日を中心に、11月を市民教育の日月間と定め、広く市民の自主活動グループ、団体等に呼びかけ、市民全体で次代を担う子どもたちの豊かな心とたくましく生きる力の醸成を図るとともに、市民一人一人の教育全般に対する意識の高揚に努めました。本事業に参画された機関、団体は24、40事業、延べ参加者数2万7,049人でございました。316ページをお願いいたします。備考欄最下行、渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館運営事業は、美術館の円滑な運営を行うための経費であります。平成23年度の入館者は2万1,409人でした。317ページをお願いいたします。備考欄2行目、企画展示実施事業は、市民にさまざまな分野の美術作品を鑑賞する機会を提供するために若手作家展や現代美術作家展などを行いました。備考欄最下行、美術品収集事業は、常設展示室に展示するため、桑原巨守の石こう原型7体からブロンズ作品を鋳造いたしました。318ページをお願いいたします。備考欄2行目、徳冨蘆花記念文学館管理運営事業は、徳冨蘆花記念文学館の運営に要する経費であります。年5回の徳冨蘆花の追悼茶会や年3回の文学サロンを開催いたしました。  320ページをお願いいたします。2目公民館費でございますが、初めに主な不用額についてご説明申し上げます。7節賃金309万8,743円は、金島公民館技術員の欠員補充に期間を要したこと、また全体で見込みより出勤人数が少なかったことによるものでございます。13節委託料476万6,240円は、各公民館の施設管理に関する入札差金でございます。321ページをお願いいたします。15節工事請負費650万5,246円は、小野上公民館整備や子持公民館の空調設備改修等の入札差金であります。続いて、主な事業になりますが、321ページ、備考欄1行目、赤城公民館建設事業は、平成24年2月に実施設計業務委託を締結したことによる前払い金でございます。備考欄2行目、公民館施設等改修事業は、古巻公民館の雨漏り補修及び北橘公民館の揚水ポンプ等改修工事を行いました。備考欄3行目、小野上公民館整備事業は、総合支所の2階での整備方針に基づき、平成23年6月に着工し、平成24年3月に開館いたしました。高齢化の進展に対応したエレベーターを設置し、生涯学習の発表の場としてホールを備え、小野上地区の生涯学習の拠点施設としての整備を行ったところでございます。323ページをお願いいたします。備考欄最下行、地区公民館ふれあい事業は、市内全地区公民館で作品展や演技発表会を開催し、地域の人々の融和と親睦を図っております。325ページをお願いいたします。備考欄4行目、住民生活に光をそそぐ交付金・公民館改修事業(繰越明許分)は、平成22年度からの繰越金で、子持公民館空調設備改修工事を行いました。  326ページをお願いいたします。3目図書館費につきましては、図書館の管理運営費、図書資料購入費等でございます。327ページをお願いいたします。備考欄3行目、ブックスタート事業につきましては、保健センターで行われております6カ月児健康相談時に乳児と保護者へ読み聞かせを実施し、メッセージを伝えながら絵本を2冊手渡しました。備考欄5行目、図書館電算化推進事業は、平成21年10月から渋川市立図書館、北橘図書館、子持公民館図書室でネットワーク化を実施してきていたところでございますが、さらに平成24年2月から小野上公民館図書室をネットワーク化し、4館室の相互利用が可能となり、利用者の利便向上を図ったところでございます。328ページをお願いいたします。備考欄1行目から3行目の平成22年度繰り越し、住民生活に光をそそぐ交付金関連事業でございますが、まず図書館改修事業では市立図書館トイレの洋式化改修、図書館視聴覚資料購入事業及び図書購入事業につきましては、図書館、公民館図書室の乳児から大人までの幅広い利用者の学習意欲に対応するための資料を購入し、利用者に提供いたしました。  4目文化財保護費でございますが、初めに主な不用額についてご説明申し上げます。329ページをお願いいたします。7節賃金381万1,771円は、埋蔵文化財発掘調査受託事業が行われなかったことによるもののほか、作業員雇用や臨時職員雇用が少なく済んだことによる執行残でございます。11節需用費649万7,545円は、同じく受託事業が行われなかったこと、埋蔵文化財発掘調査報告書や歴史資料館の企画展図録チラシ印刷費が安価であったことなどによるものでございます。13節委託料555万8,383円は、やはり同じく受託事業が行われなかったこと、黒井峯遺跡整備事業の花育苗や花管理業務委託料の執行残、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業での不動産鑑定業務委託料の執行残、白井城における竹林等伐採業務委託料の執行残等でございます。次に、主な事業でございますが、備考欄1行目の有馬遺跡群発掘調査事業につきましては、団体営古巻中部土地改良事業に伴い、古巻中部土地改良区との委託契約により有馬廃寺跡遺跡の埋蔵文化財の発掘調査を行いました。次に、備考欄2行目、指定文化財管理事業につきましては、国指定11件、県指定38件、市指定125件の指定文化財の保護、維持管理の事業でございます。指定文化財の保守管理や修理、修繕、史跡内の除草、伐採、また文化財管理団体への維持管理委託、地域で伝承されている伝統芸能の保存、指導者の育成等、継承活動のための支援などを行ったところでございます。330ページをお願いいたします。備考欄2行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業につきましては、平成12年度から公有地化を進めてまいりましたが、平成23年度は1万4,878平米の土地購入を行いました。これにより史跡内の公有地化が完了したところでございます。備考欄最下行のヒメギフチョウ生息域環境整備事業は、県天然記念物ヒメギフチョウの生息環境整備として生息地の赤城町北赤城山地内の山林3ヘクタールの除伐、また保護活動団体への支援として活動費補助を行いました。331ページ、備考欄最下行、文化財普及事業は、古代米づくり体験教室、機織り教室、文化財見学会など各種事業を実施し、文化財に触れる機会の場の提供と文化財の保護の普及を図りました。333ページをお願いいたします。備考欄1行目、市誌編さん事業は、市誌編さんのための資料収集のほか、市誌研究3を刊行いたしました。次に、備考欄最下行、市内遺跡発掘調査事業は、各種開発事業に伴う埋蔵文化財の調査を行うもので、平成23年度は試掘確認調査として有馬条里跡遺跡や白井遺跡群ほか16件、そのほか整理作業や埋蔵文化財発掘調査報告書を刊行したところでございます。334ページをお願いいたします。備考欄2行目、発掘調査報告書作成事業は、上三原田庚塚、大門遺跡発掘調査報告書、群馬用水分郷八崎ほか7遺跡発掘調査報告書の2冊を刊行いたしました。  続きまして、6項保健体育費についてご説明申し上げます。1目保健体育総務費でありますが、335ページをお願いいたします。備考欄1行目、体育振興事業は、スポーツ振興法に基づき体育指導委員44人を委嘱し、市民スポーツ活動を支え、市民が健康で明るく豊かな生活が送れるようスポーツの振興を図りました。また、国民体育大会等の全国大会への参加を奨励するため、国民体育大会出場者15人、全国スポーツ・レクリエーション祭出場者13人、全国大会出場者8人、世界大会出場者1人の合計37人に対し補助金を交付いたしました。備考欄最下行、学校体育施設開放事業は、校庭開放事業として渋川地区の小学校4校で実施いたしましたほか、全小中学校の体育館や校庭を教育活動に支障のない範囲で一般のスポーツ活動に開放し、スポーツの振興と市民の健康増進を図りました。336ページをお願いいたします。備考欄1行目、市民スポーツ活動推進事業は、「一市民一スポーツ」のスローガンを実現すべく、各世代が参加しやすいスポーツ教室を開催し、高齢者スポーツ教室では1教室1大会を実施し、393人の参加、少年スポーツ教室では3教室1大会を実施し、2,266人の参加、市民スポーツ教室では23教室を実施し、1,441人のご参加をいただき、市民の健康づくりと体力づくりを図りました。  337ページですが、2目体育施設費でございます。初めに、主な不用額についてご説明申し上げます。338ページをお願いいたします。11節需用費362万6,512円は、主に体育館や運動場等の施設管理における電気料、管理用消耗品、水道料、修繕料等が執行見込みを下回ったことによるものでございます。次に、13節委託費578万9,728円は、各施設の電気工作物保守管理委託料、シルバー人材センター委託料、指定管理料等の執行残でございます。次に、主な事業についてご説明申し上げます。備考欄1行目、(仮称)北橘運動場整備事業は、実施設計委託、用地測量業務委託を行い、事業認定の申請等を行ったものでございます。次に、備考欄2行目、体育施設運営事業から少し飛びますが、344ページ、備考欄1行目、体育施設管理事業までの各事業でございますが、各施設の適切な管理運営に努め、市民の健康保持増進と体力の向上及び市の一体感の醸成を図り、青少年の健全育成、競技力向上に寄与したものでございます。施設全体の利用者数合計では、プールを除く運動施設では33万2,913人、東日本大震災の影響もあり、前年度比7,900人の減でございました。プール施設では1万1,371人の利用でございました。  344ページをお願いいたします。3目の伊香保リンク管理費でありますが、345ページをお願いいたします。備考欄1行目、伊香保リンク管理運営事業は、群馬県から群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクの指定管理者として受けて実施した事業でございます。  346ページをお願いいたします。4目給食管理費であります。備考欄2行目、一般経費については、安全で安心なおいしい給食を提供するため、調理場9施設の維持管理等に努めたものでございます。347ページをお願いいたします。備考欄1行目、学校給食調理場再編整備事業は、学校給食共同調理場の設計委託に着手したものでございます。348ページをお願いいたします。備考欄1行目、平成22年度繰り越し、施設設備整備事業(繰越明許分)は、東日本大震災により被害を受けました赤城調理場の内壁、外壁の修繕工事を行ったものでございます。  5目給食費でございます。備考欄1行目、学校給食用物資購入費でありますが、給食の材料費は給食費による実費徴収金で賄っておりまして、給食日数は平均で199日、1日平均7,464食を提供いたしました。  以上で10款教育費の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 五十嵐総務部長。  (総務部長五十嵐研介登壇) ◎総務部長(五十嵐研介) 続きまして、11款災害復旧費以降についてご説明いたします。  349ページをお願いいたします。災害復旧費の執行率は93.5%であります。350ページをお願いいたします。2項公共土木施設災害復旧費1目道路橋りょう災害復旧費ですが、351ページをお願いいたします。備考欄1行目の市道下南室上箱田線災害復旧事業は、台風12号による降雨で市道の路肩が崩壊したことに伴う復旧工事であります。2行目の市道3―1268号線災害復旧事業につきましても台風12号により被害を受けた道路の復旧工事であります。  352ページをお願いいたします。3項文教施設災害復旧費1目公立学校施設災害復旧費ですが、全て東日本大震災で被害を受けました学校施設の復旧工事等を行ったものであります。備考欄1行目の小学校施設災害復旧事業は、津久田小学校プール循環浄化装置修繕など、各小学校施設の修繕等であります。2行目の中学校施設災害復旧事業は、子持中学校食堂天井改修工事など、各中学校施設の復旧工事等であります。3行目の学校給食共同調理場災害復旧事業は、赤城学校給食共同調理場の配水施設及び下処理室屋根裏の復旧工事であります。  353ページをお願いいたします。2目社会教育施設災害復旧費ですが、こちらも全て東日本大震災で被害を受けた社会教育施設の復旧工事等を行ったものであります。備考欄1行目の社会体育施設災害復旧事業は、子持格技場の天窓等改修及び赤城スポーツセンターのアリーナ内壁等の改修工事であります。2行目の公民館災害復旧事業は、中央公民館の空調設備配管工事及び北橘公民館の受水槽交換工事であります。  4項その他公共施設・公用施設災害復旧費でありますが、354ページをお願いいたします。1目観光施設災害復旧費、備考欄の観光施設災害復旧事業は、東日本大震災で被害を受けた伊香保地内の石段街駐車場の復旧工事を行ったものであります。  11款災害復旧費の説明は以上であります。  続いて、355ページをお願いいたします。12款公債費の執行率は99.9%であります。借り入れ先につきましては、備考欄に記載してあるとおりでありますので、説明は省略させていただきます。  358ページをお願いいたします。13款諸支出金の執行はありませんでした。  359ページをお願いいたします。14款予備費についてでありますが、42件の充用を行ったものであります。  以上で平成23年度一般会計歳入歳出決算についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。                                                                 休       憩                                         午前11時3分 ○議長(望月昭治議員) 休憩いたします。  会議は、午前11時15分に再開いたします。                                                                 再       開                                        午前11時15分 ○議長(望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより質疑に入ります。  1番、猪熊篤史議員。  (1番猪熊篤史議員登壇) ◆1番(猪熊篤史議員) 平成23年度渋川市決算案について質疑させていただきたいと思います。  幾つかございまして、まず1つは県の支出にかかわる歳入の部分なのですけれども、ページにしますと59ページ、ここに7目教育費委託金というのがございまして、そこに保健体育費委託金で県総合スポーツセンター伊香保リンク指定管理料というのがありまして、これが7,860万5,000円ございます。一方で345ページ、ここに伊香保リンク管理費という中に伊香保リンク管理運営事業というところで5,885万7,043円というところがございます。この差額のところ、どういう形で考えられているのか、このところが1点。  伊香保リンクの運営の仕方という観点で、これは実際差額の部分は一般会計のほうに繰り入れられているということだと思うのですけれども、そこの使い方の部分、全額使って地域のスポーツを振興するのがよいのか、これは繰り入れて効率的に運営して財源をふやすのがいいのか、そこに対する考え方をお願いいたします。  続きまして、110ページの(仮称)スポーツ振興地域活性化構想基礎調査事業、これとそれから関連しまして338ページ、(仮称)北橘運動場整備事業、結果としてこれは企画課の事業と、それから教育の事業でございますけれども、全体的な構想の中に実際スポーツ振興地域活性化構想の基礎調査の報告をいただいているわけですけれども、その中で小中学校あるいは高校等における調査をしていただいているわけですけれども、最終的には渋川スポーツクラブをつくるというような報告もいただいているわけですが、事業を進めていく上で北橘の運動場がまず第一につくられていくという中で、この2つをリンクさせるようなことは行われなかったのかどうか、その点お伺いできればと思います。  それから、次のページ、111ページのリンクの運営が適切だったかどうかという成果と、それからスポーツ振興地域活性化構想基礎調査の成果が十分だったかどうかというところ、それに絡めて北橘運動場とのかかわり。  それから、112ページ、地域審議会、ここのところで2,043万7,112円ついているわけですけれども、これは主な施策の成果を説明する書類の中を見ますと大分不用額が多くなっているかと思います。これが実際予算435万1,000円に対して不用額が230万7,288円になっております。こういった形に不用額が多いわけですけれども、地域審議会のあり方、ここにかなり権限を持たせるというような市の方針がございますけれども、実際地域審議会にそれだけの権限を持たせるのであれば委員の選任において公募を入れるですとか、あるいは選挙を行うですとか、そういった手続が必要なのではないかとか、それから報告の部分におきましても実際地域審議会で決まったことというのは一般の市民の方々に報告していただく必要があるのかなと思うのですけれども、委員の方々にとってもそこに参加してください、そこで議論して決めますというのはいいですけれども、その後の部分に関しては委員の方にとっては当然多岐にわたる議題が審議されるわけですから、それを各団体に報告するのは非常に困難であると思うのですけれども、その報告の部分は市の責任になってくるのではないかと思います。地域審議会で決まったことが地域の中でそんなことは知らないというような意見も一部聞かれるところでございます。その辺の地域審議会の運営の仕方についてお伺いいたします。  それから、280ページ、これは繰越明許になっているところでございますけれども、防災行政無線デジタル化事業でございます。このところで一般旅費ですとか設計委託料等が計上されておりますけれども、実際渋川市では10億円弱の額をかけて新しいデジタル防災無線が導入されるということですけれども、隣の前橋市は人口が4倍以上あると思いますけれども、実際防災行政無線のデジタル化は5億円かかっていないというような報告も来ているのですけれども、そういったところに対する検証はされているのかどうかお伺いしたいと思います。それから、286ページの小中学校適正配置準備事業、これは適正配置についていろいろと会議をいただいたということでございますけれども、これに対する方針案が決まったということでございますので、それに対して我々議員としては全体としてはいただいておりませんので、市長の成果報告の中にも案ができたということがありましたけれども、それはお示しいただけるのかどうか、特別委員会の審議の前にぜひお示しいただけるようであればいただきたいということで、そこに対するいただけるかどうかお伺いできればというふうに思います。  それから、最後、教育にかかわるところでございます。286ページからになるのですけれども、小中学校教育活動支援事業、それから288ページの英語教育充実事業等、これは臨時職員の雇用の賃金が多く計上されているわけですけれども、地域の先生方の中から非正規の雇用に対する不安の声が出ているところでございます。そういった中でこういったALTですとかマイタウンティーチャーを充実させていくという中で、渋川市として支障が出ていないのかどうか、よい取り組みではあると思うのですけれども、そういった教育の質の面で問題等は出ていないのか、そこのところの基本的な状況についてお伺いできればというふうに思います。 ○議長(望月昭治議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) ただいま猪熊議員のご質疑につきましては多岐にわたり、私ではなく担当部長のほうの質疑が多いということでございますので、担当部長から説明させますので、よろしくお願いします。ご承知のとおり特別委員会を設置しておりますので、今の質疑におきましては特別委員会でのお答えでいいのではないかと思いますので、それでよろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 18番、加藤幸子議員。  (18番加藤幸子議員登壇)
    ◆18番(加藤幸子議員) 1点お聞かせいただきたいと思います。  渋川市監査委員の審査意見書の77ページです。一般会計歳出款別予算決算対照表の中で、私は不用額についてお聞きしたいと思うのですけれども、不用額は11億4,101万7,598円あります。この不用額かなり多額になるというふうに思いますけれども、途中の補正の中でこれがほかのところで使えるような施策はできなかったのかどうかお聞かせください。 ○議長(望月昭治議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) 加藤議員のご質疑にお答えいたします。  不用額の考え方の違いでありますけれども、不用額はいい不用額と悪い不用額があるのです。仕事をしなくて余らせた不用額は余りいいことではない。しかしながら、精査をしてしっかり仕事を見きわめて余るということは、これはいい不用額。この不用額をまた流用して新しいものにというと示しがつかなくなるのです。不用額は不用額としてきっちりと残して、繰越金としてまた次年度のきちんとした繰り越しを持つと。しかしながら、必要なものについては補正できちんととるということになりますので、やはり財政が厳しい折には私もきちんと1つの事業については精査をし、交渉し、同じ事業であるなら一円でも安くする努力をするようにという指示を出しておりますので、11億円近くの不用が出たというのは職員のそれなりの努力が出ているのかなということでございます。今後は不用額を流用されるとまた何に使われるかわからない部分が出ますので、そこら辺はしっかりと財政の問題ですので、この辺を今後はしっかりとしていきませんとお金というのは幾らばらまいてもパイが決まっておりまして、これから平成33年、27億円交付税が減らされるということで枠組み方式という形で締めて締めて、そういうことで八百数十人の職員に周知徹底をしている最中でございますので、ご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(望月昭治議員) 18番。 ◆18番(加藤幸子議員) 今の市長の答弁ですと、職員が削減を徹底したというふうな状況の中で不用額がふえたのだと、こういう答弁だと思うのです。確かにその面もあるし、市の財政そのものが大変な状況にあるという点での施策だと、市長としてのそういう方針なのだというふうなお話でしたけれども、そんな中で例えば市民の要望がきちんと実現された上でのそういう点で不用額が出てきているということでしょうか。私は、その点について危惧するところでありますけれども、お聞かせください。 ○議長(望月昭治議員) 市長。 ◎市長(阿久津貞司) ご承知のとおり、当初予算でしっかりと予算を立てて、その予算の中から不用が出てくるわけなのです。それを流用されて、余ったから、では違うところ、違うところと使ったら、これはもう限りがなくなるのです。その余ったお金は一旦不用として余らせておいて、次に必要なものがあれば補正として議会にも提案して、また新しいものをお願いをして、議会を通していただいて市民の要望に応えるというのが、やはりしっかりとした財政を見ませんと流用をむやみに使い出したらこれは大変なことになりますので、その辺は今後これから厳しい財政の中ではしっかり進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(望月昭治議員) 18番。 ◆18番(加藤幸子議員) 私は流用を勝手にしなさいと、そういうことを言っているのではないのです。きちんと補正を組んでできることもあるのではないかと言っているのです。市長が言っていることと同じことを言っているのです。そういうできないのかという話をしているわけですから。 ○議長(望月昭治議員) 市長。 ◎市長(阿久津貞司) ご承知のとおり、市民の要望に応えるように、6月も9月も補正が出てお願いをしていると、そういう形でございますので、ご理解をしていただきたいということです。 ○議長(望月昭治議員) 12番、平方嗣世議員。  (12番平方嗣世議員登壇) ◆12番(平方嗣世議員) 私は、想定内でいきますと特別委員会で質疑できませんので、多少突っ込んだところまでいくと思いますけれども、ご容赦願いたいと思います。  それでは、主要な施策の成果を説明する書類の2ページの一般財源の減少でありますけれども、特にこの中において固定資産税、これが0.3から0.25に変わりまして初めて数字が見えてきたわけであります。前年度に比べますと都市計画税が8,668万円、それと固定資産税がこれも減っております。約5,200万円減少しているわけですけれども、このほかに住民税も減少しております。そういう市税の減少している中において今後渋川市は財政上の計画として、これは特に都市計画税はずっとこれで減っていくわけですから、その辺の考え方についてをお伺いいたします。  次は8ページであります。8ページの下段、「グラフ渋川」の発行でありますけれども、これは多分全戸に配布するということでありましたが、私が見る限り全戸に配布されていないように思えております。本当に全戸に配布したのかをお伺いいたします。  最後に、これでやめますけれども、20ページ、先ほど流用という言葉が出てまいりましたが、今回の決算書の中においても幾つか流用がされております。この流用の考え方がどうなのかをお伺いいたします。例えば流用してもよいのだからどんどん使う、流用していく。そうでなくて、市の財務規定の中に流用の歯どめがかかっているのか、そのような点をお伺いいたしたいと思います。  以上です。 ○議長(望月昭治議員) 五十嵐総務部長。  (総務部長五十嵐研介登壇) ◎総務部長(五十嵐研介) 事務的な話で答弁したいと思います。  平成23年度の市税の決算状況を見てみますと、約112億2,000万円というような状況でございます。これは、対前年と比べてみますと全体では約5,000万円の減というような状況で、その内訳を見てみますと市民税では2,500万円ほどふえております。ただ、個人市民税については約8,600万円ほどの減、法人市民税は1億1,100万円の増というような状況になっております。また、固定資産税におきましては5,200万円ほどの減、たばこ税については7,000万円ほどの増でございます。都市計画税は8,600万円の減、入湯税については約700万円の減と、そういうような状況でございます。この平成23年度の市税全体の約112億2,000万円につきましては、これが平成12年の税と比較してみます。平成12年度の市税は約121億6,000万円というような状況で、平成20年度と比較いたしますと約9億4,000万円ほど減少しております。この減少につきましては、もともとの発端については平成20年秋のアメリカのリーマンショック以降市税は年々減少を続けてきて、平成23年度決算でも前年度を下回るというような状況が続いております。そうした中でリーマンショックがある程度おさまりつつあるなと、景気が右肩上がりになるなと思ったやさきに東日本大震災の影響、あるいはヨーロッパの金融不安、そういった中で大きな不安材料があるということでございます。そうした経済動向に大きく影響されるということでございますけれども、そういうような経済状況の中で平成24年1月の評価がえ、そういった中では固定資産税が減少しているという経済の中での市税の状況がございます。そういった情勢の中で今後普通交付税の算定がえがされる平成33年には一本算定するというような状況でございますので、特に収納対策、そういったものにも力を入れていかなくてはならないというふうに考えております。そういった中で徴収体制の充実というようなことがあるわけですけれども、現実にさまざまな管理職員の特別滞納整理等々を進めているわけでございますが、今年度からは職員の時差出勤ということで、時差出勤をすることで夜間の訪問徴収、そういった取り組みも進めて徴収体制の充実に努めていきたいと、そのように考えております。  あわせまして、収納環境の整備ということもございます。納税者が納めやすい環境整備、そういった中では1つはコンビニ収納が平成20年から本格導入されてきております。そういった中で今インターネットによりますクレジット収納、あるいはペイジー収納というような収納方法もあるわけでございますが、そういったクレジット収納につきまして取り扱い手数料の問題も過去にあったわけですが、今では納税者が負担するような方策もクレジット収納の中にはあります。ただ、それに踏み込むには一定の初期投資が出てくるというようなことで、そういったものについても検討を進めているところでございます。さらには公平な徴収対応というようなことでは、担税力のある方につきましては差し押さえの実施、そういった担税力のある方に対する対応をしっかりとしていく。それから、差し押さえした物件についての公売の実施、そういったものも積極的に進めていくというようなことで収納の確保にも努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、市税の増収を図る策、さまざまご指摘されているような企業団地の誘致による経済力の強化、産業の活性化、そういったものにも全施策を挙げて取り組むようなことをさらに強く推進していかなくてはならないというふうに考えています。  それから、3点目でありますが、予算の執行の中での流用の考え方というようなことでございます。流用につきましては、財務規則の中で規定があるわけでありまして、1つの款項目の目の中での流用は可能ですよということは、1つの大きな事業の中での一定の流用は可能ということにしているわけでございます。ただ、そうはいっても予算については議会で議決を求めているというものでございますので、それを安易に流用を進めていくと。ただ、同じ事業目的の中での流用というような形の中では基本的に考えておりますけれども、事業の執行の中ではそういうことで流用により進めていくということもありますので、その辺はよろしくご理解のほどお願いしたいと思います。 ○議長(望月昭治議員) 桑島企画部長。  (企画部長桑島 清登壇) ◎企画部長(桑島清) 「グラフ渋川」の発行の関係で全戸配布したのかと、こういうご質疑でございますけれども、「グラフ渋川」につきましては平成23年度の当初予算時におきましては全戸配布するということで進めてまいりましたけれども、その後配布方法等について庁内で検討しまして、結果的には全戸配布を取りやめて各自治会に回覧として配付をさせていただきました。そのほかは、各公共施設に備えつけとして市民の方が必要であれば差し上げていると。そして、この件については今もそうですが、7,000部をつくりましたので、市民の方が必要であれば現在も希望に応じて配付をしていると、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(望月昭治議員) 12番。 ◆12番(平方嗣世議員) 要するに市税については、収納対策がしっかりしていかなければならないというわけであります。ただ、この収納対策、払わないで滞納している人たちの収納対策、それだけでよいのか。特に固定資産税の場合などにおきましては、建築しても都市計画がされていないところは届け出をしなくてもできるということもあります。そういう面から見て航空写真を撮っているわけですけれども、特に農地の転用とかそういうものをしないで宅地化されているようなところがまだまだ私はあるのではないかと思うのです。それが完璧にできなければ、やはり税の公平性というものがなくなっていく。そういう面から考えた場合、そういう調査をするということは先行投資をしても最終的には実がなってくるものではないかと思われますので、その辺のもっと厳しい固定資産の見方、チェックをしていくということを考えているのかを伺います。これは市長に聞いたほうがいいですか。総務部長。最後に、では3点目に市長に聞きますけれども。  それと、2点目の「グラフ渋川」。それで、昨年の予算の決定のときには全戸配布しますよと我々に提示し、そして予算成立したわけです。それが今度の決算になってみると全戸に配布されていない。こういうものが本当に議会軽視というものなのです。途中でも何でもいいではないですか。変更したら変更したで報告すべきです。今私が言うまで黙っていたのでしょう。一言も言わないですよね。余りの議会軽視のやり方、これはどう反省するのですか。  それといま一つ、流用でございますけれども、地方財政小辞典からの引用ですけれども、目節の流用については目節が予算執行のために設けられたもの、いわゆる執行科目であり、流用については特に制限は規定されていない。しかし、流用をみだりに行うことは適切でないので、地方公共団体の財務規則に規定して適正を図ることが望ましいとされているのです。その中において、現在渋川市は財務規定にその流用の仕方について規定をされているのか、その辺端的な答弁をお願いします。 ○議長(望月昭治議員) 総務部長。 ◎総務部長(五十嵐研介) 固定資産税の課税に関して公平に課税されているのかというようなご質疑でございます。固定資産税、土地、建物の課税に当たりましては、建物については確認申請のチェック、あるいは都市計画区域外では建築の届け出の確認、建物についての確認があるわけですけれども、実際には3年に1回航空写真を撮っておりますので、その航空写真によりまして新しい家屋なり畑の転用、そういったものが仮に農業委員会のほうに農地転用が出されていない場合でも航空写真、あるいは随時の現地調査の中で確認ができるということで現況主義で課税をしておりますので、私どもとしては公平な税の課税がされているというふうに考えております。  それから、3点目の流用の関係で市の財務規則の中の規定でございますけれども、細かい規定はなく、ただいま平方議員がおっしゃった中での目内での流用は可能ですというような規定の仕方でございますので、細かい規定には至っていないという状況でございます。 ○議長(望月昭治議員) 企画部長。 ◎企画部長(桑島清) 「グラフ渋川」の関係につきましては、平成23年度の当初予算を議会に議決をお願いして予算をつけていただいた。本来であれば発行部数についての中身については議会に諮る前に全戸配布、あるいはその辺をもう少し慎重に精査をする中で本来は議会のほうにお願いしていくべきだったというふうにその点については反省をしているところでございます。決して議会軽視というふうには思っておりませんで、今後このようなことがないように十分反省をしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 12番。 ◆12番(平方嗣世議員) それでは、税でありますけれども、税の徴収について、特に昨日監査委員の意見として公金という認識のもと収納率向上と歳入確保に実行力を持って対処されたいという意見書が出ております。やはり私は100%航空写真を信用できるかできないか、それもあります。だから、そういう面からいきますと航空写真をもとにして現地調査をする、人材を投入する、それが必要ではないかと思うのです。そういうことによって、これは取れるところから取るという解釈ではないです。払わなくてはならないのだけれども、ちょっとした自分の知識不足で払わないでいたとか、そういう人もいます。そういうところの対策もやはり現状というものは必要ではないかと思いますけれども、その方策について市長の考えを3点目で伺っておきたいと思います。  それと、「グラフ渋川」でございますけれども、今ここで陳謝するなんて遅いのです。こんなちっちゃい問題で陳謝するようならなぜ言っておかなかったのだということです。大きな問題で陳謝したらまだわかるけれども、「グラフ渋川」の150万円ぐらいの予算で、陳謝しているようではだめです。陳謝の値打ちもないです。本当に約束はちゃんとしてもらわなければ困る。完全なる議会軽視と私は思います。  3点目でございますけれども、やはり流用について流用していいといっても大きな額が移動する場合にある程度の財務規定に定めておく必要があるのではないのかと私は思いますけれども、その考え方もひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) 固定資産につきましては、ご承知のとおり航空写真をしっかり撮ってそこを検証するということでございますので、今の航空写真は非常に精密ですので、誤差がないということで私は信じております。ですから、公平性は保たれているということでございますので、ご理解いただきたいと思っております。  また、「グラフ渋川」におきましては、担当のほうにこれから、各部でも全く同じですけれども、予算を組むときにしっかりと精査をして提案をするということを今後各部長に指示をして、平成25年度につきましては指示を出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  流用につきましては、いい流用と悪い流用、その流用の使い方によっては皆さんも聞いていると思いますけれども、ことしお金が余ってしまうから要らないものまで買うという公務員の新聞、またテレビ報道でもあったということでございますので、そういうものをきちんと把握して必要なものはしようがないですけれども、これは合法的に必要なものはやると。しかしながら、基本的には議会に補正を通して提案するというのがルールでございますので、基本的には流用を早く言えば正式に認めるということでなしに、これはやむを得ない場合ということになろうと思いますので、それは担当部のほうでよく法律にのっとって、この範囲内ならいいという部分の範囲内の流用を認めると。しかしながら、基本的には議会に必要なものは補正で提案するというのが基本でありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 総務部長。 ◎総務部長(五十嵐研介) ただいま財務規則の中で金額の大小によっての規定はどうかというようなご指摘でございます。例えば道路工事等の中で15節工事費から補償費、22節への流用ということもあるわけで、これは同一事業の中での目内での流用ということで、こういった場合にはかなり額も大きくなる場合もございます。そういった場合もございますので、そういった額を規定することよりもこの事業に本当にそういうような流用が必要なのか、そういった審査をきちんとするということが非常に大切なのではないかと、そういうふうに考えますので、よろしくお願いいたします。                                                                 休       憩                                        午前11時56分 ○議長(望月昭治議員) 休憩いたします。  会議は、午後1時に再開いたします。                                                                 再       開午後1時 ○議長(望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  当局側より発言の申し出がありますので、この際これを許します。  阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) 先ほど猪熊議員から質疑がありましたときに、決算特別委員会でという発言をしましたけれども、まだ決算特別委員会ができておりませんので、訂正しておわびいたします。よろしくお願いします。 ○議長(望月昭治議員) 質疑を続けます。  25番、角田喜和議員。  (25番角田喜和議員登壇) ◆25番(角田喜和議員) それでは、質疑させていただきます。市長から説明がありました平成23年度主要な施策の成果を説明する書類に基づいて、何点か質疑させていただきます。  まず、3ページでありますが、前期5年間の基本計画において施策の進捗について説明がありました。この中で前年度まで引き続き総合計画策定のバランスを考慮してというところで、127事業を抽出しての事業評価実施を行いました。これに基づいて4,872万8,000円の縮減を図ることができたというような、これは成果として上がっておりますが、具体的にこの部分について来年度に向けての予算編成に反映させたり、いろいろな部分でこれが事業化になったりすると思うのですけれども、その辺の観点からのお考えをお示しいただきたいと思います。  それから、1枚はぐって5ページになりますが、中心市街地の活性化の問題でここに四ツ角にありますネイブルスクエアのことが記されておりますが、今年度については500万円の予算をつけておりますけれども、何ら進展が見られない中でのこの評価と次年度に向けての基本的な考え方をこの場所で伺っておきたいと思います。  以上、2点ですがよろしくお願いします。 ○議長(望月昭治議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) それでは、角田議員のご質疑にお答え申し上げます。  事業仕分けの中でそれぞれの127の事業を精査したということで、4,800万円近くの減少ができたということでございます。そういう中で今後どうするのかということでありますけれども、先ほど加藤議員のほうからも話があったように、平成33年に一本算定されるという中で約27億円近くの交付税の減少が見込まれるという財政当局からの話があります。それは、どれだけ伸び縮みするかわかりませんけれども、現実として減少するのは間違いないということでございまして、昨年から枠組み方式という形でとにかく予算をしっかりと組んで執行できるようにという形でさせていただいております。今年度につきましてもそういう形でスタートいたしましたが、なかなか我々の考えの金額ほどはまだ伸びていないということでございますので、平成25年に引き続きましてもやはり枠組み方式でしっかりと予算の枠組みと無駄をなくすということが非常に重要でございますし、また必要なものに対しては投資をするというのも、これは強弱をしっかりつけて市の活性化を図るということになりますので、そこら辺もしっかりやっていきたいと思っております。平成25年度につきましては、やはり財政が非常に厳しい状況にある中では今後しっかりした職員、八百三十数名いますけれども、一丸となりまして無駄をなくし、またご承知のとおり一つ一つの事業を精査するという形の予算組みを今後指示していきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  また、ネイブルスクエアにおきましては3年間事業をしましたけれども、実質的には私自身これは失敗してしまったなという感じを受けております。そういう中で何とか町なかを活性化しようということで今現在県のほうの県営住宅の話が来ております。そういう形で人口を中心街にふやすというのも一つの活性化につながるのではないかと考えておりますので、今後県と十分に連携をとるとともに、地元の皆さんのご意見を聞きながらもしっかりと町なかの活性化につなげていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(望月昭治議員) 25番。 ◆25番(角田喜和議員) 1点目の関係ですが、どう評価して次につなげるのかという、その基本的な評価一覧を市では出しています。これについては我々議員はもらっているだけで、これを読めばわかるということだと思うのですが、個々の評価ではなくて全体的な評価をどう見るかということが語られなければ次をどういうふうに生かすかということにならないではないですか。この4,872万円が縮減できた、具体的にはその部分がほかに活用されたのではなくて予算が縮小されているので、このカットされたほかの部分がどう生かされるかということも難しい状況ではないですか。ここをもう一度よく精査して平成25年度に向かう必要があるのですけれども、そのところが全くなかったと思いますので、2点目で伺いたいと思います。その中で枠組み方式をこれからも取り入れるのだということでありましたが、今年度も全てが1割カットの予算編成で上げろということで平成24年度はされたと思います。平成25年度もその方向でいくのだとすると、本当に事業が必要なところにも予算配分がなかなかされないというのが平成23年度の予算の中身を見ても、また地域の声もそうなのですが、細かいところは決算委員会でやりますが、例えば教育費でお金が残ったと。これでもぎちぎちの中で積み上げた予算を使わないで残ったということはそういうところに問題が起きるのではないかと思うけれども、やはり枠組み方式の一律化というのは考え直す必要があるのではないかと思いますが、無駄をなくすのは当然ですが、新年度に向かっての見解をこの場所で個々の事業は別として伺っておきたいと思います。そうしないと必要な事業も一律だということで、新たな新規事業も生まれますけれども、その辺がどうなのか伺いたいと思います。  それと同時に、交付税の算定が一本算定になって減るというお話が今市長のほうからありましたが、今、後年度の今期はその中で交付税が減るという話がありましたが、逆に今まで主要事業の取り組みについて渋川新市計画、これについても新市計画に基づいた事業執行をしていると思いますけれども、この事業執行についてのもとになるのが合併協議会でつくられました新市計画であります。それについて、これに載っていない事業も進めているように私は感じるのですけれども、その辺の議会議決だとか、そういったところについてのお考えをお示しいただきたいと思います。  2点目のネイブルスクエアの問題について、この状況について聞きましたらば中心地に人口増ということでありますが、この1年ももう半年たちますが、なかなか事業が進展しない中で本当に地域と一緒になった活性化をどうすることで実現できるのか、やはりここも継続した花いっぱい事業ではないですけれども、その事業と兼ね合わせるものがあると思いますが、そのところを再度市民と一緒になって協力、協働の部分ではどのような見解を持って進めていこうとしているのか伺っておきたいと思います。 ○議長(望月昭治議員) 市長。 ◎市長(阿久津貞司) 枠組み1割カットということで、角田議員が受けたとおり職員の皆さんはそう受けたのです。普通我々が言う民間的な発想でいくと、1割カットというのは知恵を出して1割カットしてもサービスは2割上げるのです。それが1割カットという方式なのです。ですから、1割カットをただ数字だけカットしたなんていうのは幼稚園のやり方なのです。これも各担当部にも相当指示を出して怒りましたけれども、民間の発想というのはそういうことなのです。皆さんも数字を切ればいいと、そうではなくきちんと精査をしろということが枠組み方式の全部知恵を出しなさい、工夫をしなさいということなのです。それで、もしくは10万円の予算で8万円でできるとして、12万円の市民サービスができれば、それが民間の発想なのです。それを職員八百数十名、一人一人の皆さんに意識改革をしなさいということで進めてきているわけなのです。一例を見れば4,800万円近くですけれども、これは我々から見ればまだまだ全然知恵を出していない、工夫をしていないということなのです。我々の意識改革をしてほしいというのが平成23年度からスタートして、ことしも平成24年度させていただく。平成25年度は3年目に入りますので、職員の幹部の皆さんは浸透してきているはず。ただ、幹部だけではだめなのです。現場で予算を組む人たち、使う人がいますから、そういう人たち一人一人がしっかりとしていかないと、やっぱり今で言う交付税、ことし交付税はふえました。それはなぜかというと、税収がふえれば交付税がふえるように、今の政策はそれができているのです。しかしながら、特例債は違うのです。一本算定というのは全体が少なくなった中でふえるにはふえます。それは戻ることはないと思います。ですから、厳しくなるのは間違いないというので、今から徐々に、28億円前後だろうと言われておりますから、約三百数十億円まで、310億円近くまでパイを小さくしなくてはならないのです。そのパイを今からやっておきませんと市民の皆さんに非常に迷惑をかけるということでありますので、ですから私は仕事のめり張りはつけなさいというのは、市民の要望については無駄はなくしますけれども、新しい要望にはきちんと予算もつけるし、また特例債、合併のときの基本計画がありますけれども、ただあれはもう大分前の話ですから、もう7年、8年たちますから、ローリングしないと時代が変わってきております。そういう中で新しい市民の要望も出てきますので、それを取り入れるというのも重要でございますので、そういう形で一つ一つの新しい事業についても精査をしながら取り入れていくということになります。  しかしながら、ご承知のとおり財政は我々が見る以上に将来的には厳しくなると予測しております。そういう中で、今後はいかにして少ない予算で市民の皆さんの要望に応えられるかというのがこれからの行政のプロとしての行政マンの知恵と工夫の出しどころであると思っております。職員の意識改革を今指示をしてしているという最中でありますので、ぜひもう少し時間をいただいてしっかりした職員を育て上げるように努力していますので、よろしくお願いをいたします。  それと、ネイブルスクエアにつきましては、もう検討委員会を立ち上げまして地域のある程度商店街とかいろいろな役員さんに来ていただきまして、県営の住宅でいいかどうかを検討していただいております。ですから、住民の反対があればこれはできない事業でありますので、しっかりと地域の住民とのコンセンサスをとりながら、今後はまずは市の中心街の活性化というのは人口がふえなくてはならない、また交流人口をふやさなくてはならないということからスタートしていますので、今後はしっかりと地元の皆さんとの話し合いの中で、また地元の協力なくしてできない事業ですので、しっかりとこの事業につきましてもネイブルスクエアの活性化につきましても今後しっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  合併特例債としては、当時は420億円ぐらい使えるということだったのです。それを約150億円というのは後年度負担が将来残るということで、当時の市町村長は合意の中で約150億円ぐらいなら後年度負担が少なくて済むであろうということで大体予算組みしております。今組んでいる中では百二、三十億円ぐらいまでで、5年延びますけれども、そんなに使い切らないということでございますので、その中で新しいものが入れれば3分の2は交付税対応ということでなりますので、有利なものがあれば切りかえていくということにしております。ご承知のとおり、北橘のグラウンドにつきましても当初は合併特例債を使えないということでしたが、特例債に切りかえて、約10億円近くかかりますけれども、約7億円近くの交付税対応ということになれば財政が助かるということでございまして、そういうことで特例債に切りかえるという部分は今後県とも相談しながら、早く言えば起債、借り入れですけれども、有利な借り入れを利用するようにしながら後年度負担を少なくしていくというのが大変重要でございますので、やはり150億円という単位にしたのは基本的には後年度負担、ただほかの市によっては満杯近くそれをフル回転しているところもあるようでございますけれども、渋川市におきましてはやはりしっかりした財政の健全化を見据えた中で大ざっぱに約150億円から160億円と議論して、私は当時村長でありましたので覚えておりますので、そういう範囲内で何とかおさまるように努力をしていくつもりであります。 ○議長(望月昭治議員) 25番。 ◆25番(角田喜和議員) やはりこれは個々の事業ではなくて全体で見たときに、本当にこの1年間の枠組み方式と、それから次年度に向けてそれを減らしてもそれ以上のサービスができるのだという、そういう市長の頭はそうだと思いますけれども、実際現場で働いている人たちというのはそういうふうなことではなくて、地域に行ってみるとそれ以上に大変だという声が出ているわけです。そこをきちんと捉えていただきたい。これは、細かいことは本当に特別委員会が設置されましたらそこでやりますが、その中で市長が合併特例債の関係で言いました。もう合併して7年で古いのだと、新市計画については主要事業の取り扱いについては古いのだから新しいものを入れて合併特例債を使ってやればいいのだという説明でした。そんなことは、市町村の合併の特例に関する法律の中では書いていないのです。書いていないし、新たな事業を起こすのにはちゃんと議会の議決が必要となるというところ、私はそういう認識ではなくて、それが当然だと思っていますけれども、そういうところを後年度もこれから5年後もまた見直しもありますけれども、そのところをきちんと押さえてやっていかないとならないのではないかという指摘をさせてもらいます。そうでないとせっかくある事業の取り扱いについても、総合計画に基づいてやる事業についても優先順位が変わったからというのでした部分も出てくるではないですか。それをローリングをしながらするについては、基本計画についてもこれについてもそれにのっとってやるというのが法のもとですから、そういう中できちんと考えていただきたいと思うし、その辺の見解を伺って、もう3問目ですから次年度の予算反映について聞かせていただきたいと思います。今回ネイブルスクエアということで取り上げさせていただきましたけれども、私はこのネイブルスクエア、中心市街地の活性化だけでなくて、これを支えにして渋川市全域をどうやって見るのかということを、これもそうですけれども、周辺地域、旧町村のところの繁栄というのですか、それをどうするかというのをきちんと考えるべきではないかと思うのですが、その辺の来年度に向けての見解と考え方を伺って、本会議での質疑は終わります。 ○議長(望月昭治議員) 市長。 ◎市長(阿久津貞司) 合併の総合計画は基本的に残っているのです。新しいものをする場合には議会にかけるのは当たり前ではないですか。議会にかけないのに新しい事業はできるはずはないのですから。北橘の事業は特例債ではないけれども、特例債に切りかえますということは議会に相談しています。そういう形で予算、財政の問題ですから、そういうことでしていくということなのです。ですから、財政全体の中で特例債を今まで来たものを直すのはだめではないかということですけれども、約150億円近くを、では全部それが平成27年までの間ではできなかったという部分があります。だけれども、今度は延長になりますから、これはある程度150億円近くの事業の実現は可能になってくるのではないかなということです。しかしながら、その中でまた新しい事業は議会にご提案して、それが特例債を使えるか使えないかということになれば、新しい事業の場合でも特例債が必要ならうまく取り入れたほうが財政的には楽だということでございまして、我々は財政論でいきますから、財政の後年度負担がどのように負担がないか、一般財源が最小限で済むかということを進めてきているのです。ですから、この前の病院の問題でも15億円近くを合併特例債が使えるということで、同じ借金でも国からそういう特例債が来なくなるよと言う人がいますけれども、国との約束ですから我々は来るものだと思ってそれをフルに使わせてもらうということなのです。ですから、財政論の中でいくと、やっぱり特例債魅力はありますけれども、頭打ちはきちんとある程度しておいて後年度負担、健全財政のもとでやっていくというのが基本ですので、今後はそういう形で進めていくということになります。  それと、ネイブルスクエアにつきましては、私が就任したときはもう決定していたのです。角田議員も議員でそれはやられた口ですよね。私がなってみて3年間、5年やるというわけだったのですけれども、できないと。数百万円の赤字で市は一切お金出しませんという形でけりをつけたのです。けりをつけないとまた渋川がお金を出さざるを得なくなったという問題が、皆さんが議会と約束していたはずですから、我々としてもあの中ではもう少し方法論がしっかりと詰めがあったのではないかなということで申し上げただけで、今後はあそこへ定住できる人間をしっかりと、それと今地域の皆さんとのコンセンサスをとれるものがどうやってできるかということを今模索して、検討委員会をしっかりつくって地元とやっているということでございますので、地元無視で地域づくりはできませんので、それとあと全体の最初のやつで、では渋川だけでは何だと話しますけれども、渋川全体ですから、ご承知のとおり小野上では公民館ができました。今度は赤城でもできます。北橘ではスポーツセンターが欲しいと。全部バランスよくやっておりますので、これは地域の活性化というのは6地区のバランスをとりながらやっていくということなのです。特に伊香保地区にお金を投入し過ぎではないかというご意見が私のところへも来ています。しかしながら、あそこは100万人、それで日帰りを入れると約百六十数万の人が来ているということになると、いかに回遊して周辺地域を活性化するかというのもこれからの我々の仕事でありますので、しっかりとしたこれからの6地区の全体のバランスをとりながら活性化を目指して、平成25年度につきましても事業を計画していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 16番、吉田利治議員。  (16番吉田利治議員登壇) ◆16番(吉田利治議員) お伺いいたします。監査報告をもとにして、その中からお伺いさせていただきます。  まずは、多分5ページあたりが対象になるかと思います。平成23年度実質単年度収支額では7,104万7,849円のマイナスということになっておりますが、この中で特別会計では5,363万2,000円の黒字なのに対し、一般会計では1億2,680万円の赤字となっており、他方この影響、財政力指数、経常収支比率、実質収支比率軒並み低下ということがあるようでございます。一般会計の中でもちろん今後の最優先課題として取り組むということに関しましては、先ほどの答弁の中で総務部長から収納対策を強化していくというような答弁があったかと思います。もちろん収納対策、これからも強化ということでは欠かせない重要な一つかもしれません。しかしながら、この収納対策は現在までも職員の皆さんが全員一丸となって最高に努力されているのではなかろうかと思います。これからまた努力をお願いするわけでございますが、それにも限度があろうかと思います。そんな中ではございますが、本日平成23年度の決算報告がございまして、その中でもよい悪いは別としても不用額というのが多く見られるわけでございます。もちろんその年の予算、決算は前年度を対象にして予算組みがなされるかと思います。もちろんこの不用額の扱いにつきましては、私が申すまでもなく次の予算に反映されるのではなかろうかと思いますが、ここで決算の報告が出ている。ましてやこの赤字財政。今後この赤字財政、特に一般会計におきましては、もちろんこの時代少子高齢化ということで民生費が多く増加しているということは承知しておりますが、ほかにもこれだけの不用額が出ている。これの改革、取り扱いの方法、このあたりをまずお伺いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 五十嵐総務部長。  (総務部長五十嵐研介登壇) ◎総務部長(五十嵐研介) 今年度、平成23年度の予算の中で実質単年度赤字ということが昨年よりも増額しているというような状況でございます。その中で不用額が多く出ていると。この不用額に対しての考え方というような趣旨だと思います。今回の不用額が出ているわけでありますが、実質的には不用額の中で予算ベースではなくて一般財源ベースでの不用額ということで剰余金という形になるわけですが、その剰余金につきましては11億円、これにつきましては基金に積み立てたということでございます。ただし、その場合平成24年度の予算はどうかということでございますが、平成24年度当初予算で財政調整基金の取り崩しを11億2,000万円見ております。この11億2,000万円を当初予算で見ているわけですが、これは平成23年度の剰余金を見越して平成24年度の当初予算を計上しているわけではございません。結果としては11億円の剰余金を積み立てることができたということになったわけですけれども、例えば平成23年度の剰余金がない場合には財政調整基金は減る一方でございます。いわば11億円取り崩して剰余金の積み立てがないという形になれば、財調基金は災害等不測の場合に用意する財源でございますので、そういうことを考えた場合にはある程度財政調整基金は一定額を確保しておく必要があるだろうと。今の予算編成を見ていますと11億円取り崩す、11億円積み立てるというようないわば台所が火の車のような運転をしているということでございます。例えば経済成長が右肩上がりの状況であれば財調からの当初の取り崩しの必要はないわけでありますから、当然財調は確保した上で当該年度の剰余と想定されるものについては各補正予算で市民の要望が強いものについて補正予算で計上していくということも当然考えられるわけでありますけれども、合併して以降を見れば毎年10億円を超える、平成22年度、平成23年度は財調の取り崩しは少額でありましたけれども、それ以前におきましては10億円、15億円の財調の取り崩しをしておりまして、決算で剰余金として10億円、11億円の積み立てをしていると、そういう台所が火の車の運転というような状況でございますので、そういう意味では歳出を抑えられるところは抑えて次の翌年度へ備えていくということは非常に大切になろうかと思います。  また、今後平成25年、平成26年の予算の編成を考えた場合、大型事業が山積みでございます。学校共同調理場の建設、これは2つの調理場を建設しないと学校給食に支障が出るというような状況でございます。さらにはほかには北橘の運動場、病院の支援金、そういった大型事業が平成25、26年度に山積みでございます。そのためには財政調整基金あるいは減債基金、そういったもので将来の公債費の足しにしていくというようなことが必要になっておりますので、市民の皆様には大変ご不便をかけるかもしれませんが、ある程度は我慢をしていただいてほかの面で必要な予算の執行を図っていくというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 16番。 ◆16番(吉田利治議員) ただいま答弁をいただきましたけれども、次年度からは大型事業がめじろ押しという、そしてしかもその財源となるのはやはり財調に頼らざるを得ないと、非常に厳しい財政状況のようでございます。個人的にも豊かさを感じる結果をわかるのは、やはり個人市民税の増加ということが一番端的にわかるのではなかろうかと思いますが、この監査結果を見ると法人税のほうはもちろん好転しておりますが、個人市民税のほうは残念ながら後退、赤字、前年度対比減額ということになっておりますが、個人市民税が増加すればこそ住んでよかった渋川というのが実感できるのかと思います。先ほどの答弁の中にリーマンショックから続くたびたびの大型の不景気の問題があるようでございまして、それによりまして税金が減少を続けているというようなことでございますが、しかしながら先ほどの答弁の中のこれからの事業に備えてやるべきことはやらなければならないということでありますので、その一方で個人所得を上げる、そしてまた豊かな渋川にするためにはやはり赤字の財政運営でなく、黒字経営が目標としなければならないところでございますので、とにかく一般会計の赤字、これを解消するには、まず次年度は何を目標に、収納だけではなく、何を削減し、何を財政面として考えていくか、そのあたりをお伺いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 総務部長。 ◎総務部長(五十嵐研介) 個人市民税がふえることということは、市民の生活が豊かになるということでございます。議員のおっしゃるとおりでございます。そうした中での財政運営、個人市民税すなわち給与所得者が多いわけですけれども、そういった中での地域経済の活性化ということが大きく求められるということで、常々吉田議員がおっしゃっているような企業の進出、企業の活性化、そういったものを図っていけばそのような市民が豊かになって市民税も納まってくるというようなことになろうかと思います。そうした中で今後の平成25年度の予算編成、とはいっても平成25年度すぐそういうような状況になるのかというと今の経済情勢を考えてみますと難しいのかなと。というと一般財源につきましては普通交付税あるいは臨時財政対策債に頼らざるを得ないということになれば、ここでやはり歳出を絞っていかなくてはならないというようなことでございます。先ほどから市長も答弁されておりますが、枠配分方式ということで一定の枠をはめた中でそれぞれの職員が意識改革をして大なたを振るって、あるいはなたを振るうことによって市民の生活に影響が出てくることもあろうかと思います。ただ、そこら辺は各種団体への補助金、かなりこたえるわけでございますけれども、市が工夫をしている中でそういった各種団体においてもまた工夫をしていただくというような形で全体的に歳出を絞っていくような姿勢というものが必要になってくるのではないのかなというふうに考えます。よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 16番。 ◆16番(吉田利治議員) ただいま答弁をいただきましたが、いずれにしても今回の平成23年度の決算結果を踏まえて次年度の予算ということにしっかりとその効果を見きわめて、もちろん削るべきところは削らなければなりません。総務部長の言うように、やはり大盤振る舞いだけで済ませる問題ではございませんので、そのあたりをしっかり熟慮して今後の予算編成に役立ててもらいたいと思います。  以上です。 ○議長(望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 △決算特別委員会の設置 ○議長(望月昭治議員) お諮りいたします。  本案については、委員会条例第6条の規定により、24人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、本案については24人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置いたしました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員の石倉一夫議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議長及び監査委員の石倉一夫議員を除く議員全員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。                                                                 休       憩午後1時39分 ○議長(望月昭治議員) 着席のままこの際暫時休憩いたします。                                                                 再       開午後1時48分 ○議長(望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △諸般の報告 ○議長(望月昭治議員) この際、報告をいたします。  先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に平方嗣世議員が、副委員長に篠田德壽議員がそれぞれ当選しました。  以上で報告を終わります。 △日程第2 議案第101号 平成23年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第2、議案第101号 平成23年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  都丸市民部長。  (市民部長都丸一德登壇) ◎市民部長(都丸一德) ただいまご上程いただきました議案第101号 平成23年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の361ページからお願いいたします。初めに、平成23年度の本市国民健康保険事業の概要について申し上げます。事業勘定では、予算作成時において医療費が大きな伸びを示す一方、歳入では世界的な不況を背景に被保険者の所得が大幅に減少し、財政状況が極めて厳しい状況にあると想定されましたが、拠出金等未確定要素が多かったため、当初予算は暫定予算といたしました。見込み額がはっきりした後、6月定例会において保険税条例の一部を改正する条例をご議決いただき、平均で5.3%の税率改定を行ったところであります。また、赤字回避のため緊急かつ特例的な措置として一般会計からの法定外繰り入れを実施したほか、当初予定していなかった国からの特別調整交付金が交付されたこと、歳出では当初想定した被保険者数が下回ったことにより、一般療養費が予算を大きく下回ったことなどによりまして、形式的には4億円を超える黒字が確保できました。しかしながら、今後の経済情勢と医療費の伸びを考えると大変厳しい状況にあり、国民健康保険基金への積み立てを行い、財政基盤の強化を図りたいと考えております。  次に、本市国保の加入状況について申し上げます。なお、数値は平成23年度末現在で申し上げます。加入世帯は1万4,198世帯、前年度比159世帯の減少、また被保険者数は2万6,519人で、前年度比602人の減少であります。なお、国保加入率は世帯が45.3%、被保険者が31.8%であります。  362ページをお願いします。歳入合計は、表の中ほどの収入済額の最下行になりますが、101億2,396万3,136円であります。364ページをお願いいたします。歳出合計は、支出済額の最下欄になりますが、96億5,145万9,897円であります。以上の結果、歳入歳出差引額は4億7,250万3,239円となりました。このうち1億7,600万円を地方自治法及び本市国民健康保険基金条例に基づき、国民健康保険基金に繰り入れました。形式収支につきましては、4億7,200万円余りの決算剰余金が生じた形になりましたが、このうち国庫負担金等に約8,500万円の超過交付が生じており、この金額は平成24年度中に国等へ返還しなければなりません。また、平成24年度当初予算では国民健康保険基金1億7,200万円を取り崩すことになっておりますので、これらを剰余金で対応することとしますと実質的には約2億1,500万円の黒字であったということになります。  365ページをお願いいたします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款は、国民健康保険税でありますが、収入済み総額は27億1,832万2,197円であります。国民健康保険税の収納率は、現年課税分が89.52%、滞納繰り越し分が16.54%、全体では68.98%であります。収納率の前年度比較では、現年課税分が0.44ポイントの増、滞納繰り越し分が0.57ポイント、全体では0.46ポイントの低下であります。また、収納率の県内比較でありますが、現年課税分及び滞納繰り越し分を合わせた収納率で、12市中上から5位という状況であります。  次に、不納欠損額は5,796万889円で、件数で862件、人数で401人に係るもので、金額、件数、人数とも前年度比で増加をいたしました。なお、不納欠損の事由別の内訳は、無財産が21件、生活困窮が765件、居所不明が76件であります。  次に、収入未済額は11億6,470万6,012円で、件数で1万2,476件、滞納世帯数は3,302世帯であります。前年度比較では、金額で5,096万8,588円の増加、滞納世帯数は116世帯の減少であります。  次に、科目別に主なものを申し上げます。初めに、1目一般被保険者国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は16億9,173万2,493円で、収納率は89.24%であります。このうち特別徴収分の収入済額は2億371万5,479円で、構成比率は12.0%であります。次に、2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は4億4,521万1,125円で、収納率は89.26%であります。このうち特別徴収分の収入済額は5,360万9,421円で、構成割合は12.0%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は1億8,144万8,613円で、収納率は86.49%であります。  366ページをお願いいたします。2目退職被保険者等国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は1億4,325万1,964円で、収納率は95.25%であります。2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は3,763万7,507円で、収納率は95.27%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は3,553万9,007円で、収納率は95.42%であります。  367ページをお願いいたします。2款は国庫支出金でありますが、収入済み総額は24億6,625万3,867円であります。1項国庫負担金1目療養給付費等負担金は、一般被保険者に係る療養給付費等に対する定率負担金で、負担率は34%であります。  2目高額医療費共同事業負担金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として、国が都道府県とともに共同事業の財源となる市町村拠出金の4分の1を公費で負担するものであります。  368ページをお願いいたします。3目特定健康診査等負担金は、40歳以上の被保険者全員を対象に内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防対策として医療保険者に実施が義務づけられました特定健康診査及び特定保健指導に対する国庫負担金で、負担率は基準額の3分の1であります。  2項国庫補助金1目財政調整交付金1節普通調整交付金は、一般被保険者に係る療養給付費等を対象経費として、市町村間の財政力の不均衡を調整するために交付されたものであります。2節特別調整交付金は、国保の経営姿勢が評価されたことに係る補助金が主なものであります。  369ページをお願いいたします。2目出産育児一時金補助金は、緊急の少子化対策の一環として概算で118件分が交付されたものであります。  3目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金は、法律上70歳以上の前期高齢者の一部負担割合は2割ですが、平成23年度も1割に凍結措置を講じたことから、これに伴う高齢受給者証の再交付に係る事務費に対する国庫補助金であります。  370ページをお願いいたします。3款1項1目療養給付費等交付金は、退職被保険者等の保険給付等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  371ページをお願いいたします。4款1項1目前期高齢者交付金は、退職者医療制度の原則廃止に伴い、65歳以上75歳未満の退職被保険者が一般被保険者の扱いとされたことに伴い、前期高齢者の偏在による保険者間の医療費負担の不均衡を是正するための交付金であります。  372ページをお願いいたします。5款県支出金1項県負担金1目高額医療費共同事業負担金は、先ほど国庫負担金のところでご説明申し上げました内容と同様でありますので、説明は省略いたします。  2目特定健康診査等負担金につきましても国庫負担金のところでご説明を申し上げましたので、説明は省略いたします。  373ページをお願いいたします。2項県補助金1目財政健全化補助金は、福祉医療を実施したことに伴う国庫負担金の削減、いわゆる福祉ペナルティーに係るもので、県補助事業分に係るペナルティーの2分の1相当額であります。  2目財政調整交付金は、一般被保険者に係る保険給付費等に対する定率国庫負担金の6%削減分及び財政調整交付金の1%削減分の合わせて7%が県の財政調整交付金に振りかえられたものであります。  374ページをお願いいたします。6款1項共同事業交付金1目1節高額医療費共同事業交付金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として、その超えた額の59%が国保連合会から交付されたもので、該当交付件数は960件であります。  2目1節保険財政共同安定化事業交付金は、1件当たり30万円を超え80万円以下の高額レセプトを対象として、当該医療費の8万円を超える額の59%が国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は4,971件であります。  375ページをお願いいたします。7款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金1節基金利子は、国民健康保険基金から生じた利息収入であります。  376ページをお願いいたします。8款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は、低所得者に対する7割、5割及び2割軽減相当額について県が4分の3、市が4分の1の割合で公費補填されたものであります。医療給付費後期高齢者支援金分に係る軽減対象世帯数は6,155世帯で、国保加入世帯に占める軽減対象世帯の割合は43.4%、また軽減対象被保険者数は1万623人で、国保加入者に占める軽減対象者の割合は40.1%であります。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、中間所得者層の税負担を緩和する観点から、国、県及び市町村が公費で支援するものであります。前年度の一般被保険者1人当たり平均保険税収納額の一定割合を基準額として、国が2分の1、県と市が4分の1ずつを公費負担したものであります。3節事務費等繰入金は、交付税措置のある事務的経費に対する繰入金であります。4節出産育児一時金繰入金は100件分の出産に係るもので、基準額の3分の2に相当する額を一般会計から繰り入れたものであります。5節財政安定化支援事業繰入金は、高齢者を多く抱える保険者を対象として高齢者数に応じて算定されたもの、それと応能保険者負担能力不足分として基盤安定繰入金に応じて算定されたものであります。377ページをお願いします。6節その他繰入金は、福祉ペナルティー分のほか、赤字回避、税率改定に伴う被保険者の負担増緩和分などであります。  379ページをお願いします。9款1項繰越金2目1節その他繰越金は、前年度繰越金であります。  380ページをお願いいたします。10款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目一般被保険者延滞金は、保険税滞納者に対する延滞金で、延べ4,278件に係るものであります。  382ページをお願いします。2項雑入1目1節一般被保険者第三者納付金は、交通事故等に係る損害賠償請求額で、9件に係るものであります。  3目1節一般被保険者返納金は、不正利得等の返納金で、52件に係るものであります。  383ページをお願いします。4目1節退職被保険者等返納金は、不正利得等の返納金で、5件に係るものであります。  5目1節雑入、備考欄1行目の療養費等指定公費負担金は、70歳以上の前期高齢者の一部負担金割合引き上げの凍結に係る国庫負担金であります。備考欄3行目、雑入は、老人保健医療拠出金の還付金であります。  384ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、387ページにわたりますが、被保険者証の交付、レセプト点検、国保連合会に対する電算処理業務委託料、国民健康保険税の賦課徴収等に係る事務的な経費であります。レセプトの内容点検及び資格点検による診療報酬支払い額の削減効果は、約3,900万円に上ります。また、保険証の一斉更新にあわせて後発医薬品の普及促進を図るため、後発医薬品の希望カードを被保険者に配布いたしました。国民健康保険税の収納対策では、被保険者の納税の利便を図るため、口座振替やコンビニ収納等の推進を図りました。  388ページをお願いします。2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費は、一般被保険者に係る医療費のうち患者一部負担金を除く保険者負担分で、いわゆる現物給付に係るものであります。給付額は52億6,902万8,971円で、本会計中最大かつ最も主要な事業費であります。当初見込んだ被保険者に比べ、約420人下回ったことにより、約1億1,200万円の不用額が生じております。なお、参考までに申し上げますと、平成23年度の一般被保険者に係る患者一部負担金を含めた医療費総額は約73億円で、被保険者1人当たりでは約28万9,000円、対前年度比3.7%の増であります。  389ページをお願いします。2目退職被保険者等療養給付費は、退職被保険者及びその家族に係る医療費のうち保険者負担分で、4億1,031万9,931円であります。平成23年度の退職被保険者等に係る患者一部負担金を含めた医療費総額は5億9,000万円で、被保険者1人当たりでは34万3,000円、対前年度比9.6%の減であります。  3目一般被保険者療養費及び390ページになりますが、4目退職被保険者等療養費は、保険者負担分の医療費のうち償還払い分であります。  5目審査支払手数料は、レセプトの1次審査及び診療報酬の支払いに係る国保連合会への手数料であります。  391ページをお願いいたします。2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費及び392ページになりますが、2目退職被保険者等高額療養費は、月額自己負担限度額を超える一部負担金を支払った場合における償還払い分であります。給付状況でありますが、一般、退職を合わせた支給総額は対前年度比3.4%増の7億2,200万円余り、支給件数は対前年度比7.1%増の1万737件で、1件当たりの支給額は約6万7,273円であります。  392ページをお願いいたします。3目一般被保険者高額介護合算療養費及び393ページになりますが、4目退職被保険者等高額介護合算療養費は、介護保険受給者がいる場合、医療と介護の1年間における自己負担額を合算して一定の限度額を超える自己負担について療養費として支給するものであります。支給件数は13件であります。  394ページをお願いいたします。4項出産育児諸費は395ページにわたりますが、1目出産育児一時金は支給件数100件に係るものであります。  2目支払手数料は、出産育児一時金の分娩機関への直接払いに伴う国保連合会手数料であります。  396ページをお願いいたします。5項葬祭諸費1目葬祭費は、1件当たり5万円の支給で171件分であります。  397ページをお願いいたします。3款1項1目後期高齢者支援金は、後期高齢者に係る保険給付費の財源の約4割を現役世代が支援するもので、従来の老人保健拠出金にかわるものであります。  399ページをお願いいたします。4款1項1目前期高齢者納付金は、医療保険者間における前期高齢者の偏在に伴う医療費負担の不均衡を是正するための財政調整制度であります。  402ページをお願いいたします。5款1項老人保健拠出金2目老人保健事務費拠出金は、制度廃止前の事務費に係る精算金であります。  403ページをお願いいたします。6款1項1目介護納付金は、40歳以上65歳未満のいわゆる介護保険第2号被保険者に係る納付金であります。  404ページをお願いいたします。7款1項共同事業拠出金1目高額医療費拠出金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象とする高額医療費共同事業に係る市町村拠出金であります。国保連合会が実施主体となり、県内全ての市町村国保が参加して拠出金を出し合うことによって、高額医療費が多発した場合の支払いリスクを回避するもので、拠出金の財源の4分の1ずつを国及び県が公費負担をしております。  405ページをお願いします。2目保険財政共同安定化事業拠出金は、ただいまご説明申し上げました高額医療費共同事業を補完するものとして、1件当たり30万円を超え80万円以下の高額レセプトを対象として共同事業化しているものであります。過去3年間の実績と見込み額により算出されますが、見込み実績が少なかったことにより約1億2,000万円の不用額を生じております。  406ページをお願いいたします。8款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費の備考欄、特定健康診査事業は、40歳以上の被保険者を対象とする内臓脂肪型肥満に着目した健康診査の実施に係る経費であります。なお、受診率につきましては翌年度の9月末に数値が確定するため、現段階においては未確定でありますが、速報値では45.8%程度になる見込みであります。407ページ、備考欄の特定保健指導事業は、特定健康診査の実施結果に基づき、腹囲を初め血圧、血糖、血中脂質等の数値が一定基準を超えた場合において、そのレベルに応じて積極的支援、動機づけ支援等の保健指導を行うものであります。速報値では、受診率は10.8%程度になる見込みであります。  2項保健事業費1目保健衛生普及費の備考欄、保健衛生普及事業は、健康家庭推進事業、人間ドック検診費補助、医療費通知等に係るものであります。408ページをお願いいたします。備考欄の健康指導事業は、24時間電話健康相談サービスの実施に係る業務委託等であります。平成23年度の相談件数は3,448件であります。  409ページをお願いいたします。9款1項1目基金積立金は、国民健康保険基金の運用利息を同基金に積み立てたものであります。  411ページをお願いいたします。11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金は、国民健康保険税の納付後における資格移動等に伴う還付金で、633件に係るものであります。  412ページをお願いいたします。3目国庫負担金等償還金、備考欄、国庫負担金等償還金は、前年度分の国庫支出金に係る精算還付金であります。  415ページをお願いいたします。4項指定公費負担医療費立替金は、70歳以上の前期高齢者の一部負担金割合が引き上げの凍結に伴う療養費の償還払い金で、市町村が一時的に立てかえたものであります。  国保財政につきましては、高齢化の進行や医療技術の発達に伴う医療費の増加に加え、景気低迷による雇用環境の悪化や所得の減少が深刻化するなど、その取り巻く環境は極めて厳しいものがございますが、今後も引き続き国保財政の健全運営に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  引き続き診療施設勘定についてご説明申し上げます。当勘定は、国保直営診療所の運営に係るものであります。  決算書は、419ページからになります。国保診療所につきましては、合併協議に基づいて赤城南、北診療所を廃止し、平成22年4月、新たに赤城町敷島地内に国保あかぎ診療所を開設したところであります。  診療状況の概要について申し上げます。診療体制は、医師2名、看護師5名、事務員2名の9名体制で診療業務を行いました。年間の延べ患者数は9,190人で、1日平均では37.7人であります。前年度との比較では、延べ患者数が1,196人の増加であります。なお、業務に当たっては健康づくり、介護相談等を含め、総合的、包括的な視点に立った診療に努めております。  それでは、419ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は表の中ほどの収入済額の最下行でありますが、1億3,587万4,072円であります。420ページをお願いいたします。歳出合計は、最下欄中ほどの支出済額の欄でありますが、同じく1億3,587万4,072円であります。  421ページをお願いいたします。事項別明細書によりまして歳入からご説明申し上げます。1款診療収入1項の外来収入からご説明申し上げます。1目国民健康保険診療報酬収入は、国保被保険者に係るもので、診療報酬収入の17.8%を占めております。  2目社会保険診療報酬収入は、被用者保険の加入者に係る診療報酬収入であります。  422ページをお願いいたします。3目後期高齢者診療報酬収入は、後期高齢者に係るもので、診療報酬収入の55%を占め、最も主要な収入であります。  4目介護保険診療報酬収入は、介護保険の居宅療養管理指導に係るものであります。  5目一部負担金は、診療時に徴収する患者一部負担金であります。  423ページをお願いいたします。6目その他診療報酬収入は、保険適用外の収入であります。  424ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目1節診療施設使用料は往診車使用料で、往診件数は412件であります。  2項手数料1目文書手数料1節診療施設手数料は、介護保険の要介護認定に係る主治医意見書手数料及び診断書手数料であります。  428ページをお願いいたします。4款繰入金1項1目1節一般会計繰入金は4,366万6,788円で、診療所の運営経費に対する財源補填であります。運営経費に係る実質的な繰入金額は、例年とほぼ同額でございます。  431ページをお願いいたします。6款諸収入1項1目1節雑入、備考欄1行目、医師派遣収入は、渋川総合病院に毎週火曜日に医師を派遣したことに係る収入であります。備考欄2行目、学校保健管理業務収入は、赤城地区の小中学校の生徒児童を対象とした健康診査に係る収入であります。備考欄3行目、保健予防業務収入は、市保健センターから委託された各種健診業務に係る収入であります。備考欄4行目、健康診査収入は、特定健康診査等に係る収入であります。備考欄5行目、予防接種負担金等は、インフルエンザ等の予防接種料であります。  432ページをお願いいたします。引き続き歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、435ページにわたりますが、医師、看護師等職員人件費及び施設管理費等でありますが、詳細な説明は省略をさせていただきます。  436ページをお願いいたします。2款1項医業費1目医療用機械器具費の備考欄、医療用機械器具整備事業、13節保守管理委託料は、エックス線画像診断装置及びエックス線撮影装置の保守等に係るものであります。  437ページをお願いいたします。2目医療用消耗器材費は、注射器、カテーテル、ガーゼ等の購入経費であります。  3目医薬品衛生材料費は、医薬品、湿布薬、インフルエンザワクチン等に係る購入経費であります。  438ページをお願いいたします。4目検査手数料は、臨床検査に係る外注費であります。  439ページをお願いいたします。3款1項公債費1目元金の備考欄、元金償還金及び440ページの2目利子の備考欄、利子償還金は、南診療所の建設及び医療機器整備に係る起債償還金であります。  国保直営診療施設の運営につきましては、引き続き地域医療の確保及び健全財政に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で議案第101号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  18番、加藤幸子議員。  (18番加藤幸子議員登壇) ◆18番(加藤幸子議員) 渋川市監査委員の32ページから33ページについて質疑をさせていただきたいと思います。  6月に5.3%平均で国保税が引き上げられました。今回の見込みが私は甘かったのではないかというふうに思うのです。もう少し国保税率、5.3%ではなくて低い税率で引き上げてもよかったのではないかというふうに思うのですが、その点についてお聞かせいただきたいと思いますし、それから33ページの収入未済額と不納欠損額は調定額に対し31%にも及んでいるというふうにここに書かれておりますけれども、この点でも余りにも高過ぎる国保税になっているのではないかというふうに思うのですけれども、その点もお聞かせいただきたいと思います。  それから、市長にはいつも国保税のことについてお聞きをしているのですけれども、とにかく払えなくなった国保税に対して渋川市は法定減免もしておりますが、市独自の減免制度もしております。これを市長の権限でできるというふうなところがあると思うのですけれども、そこのところを活用してもう少し減免の範囲を広げていくことはできるのかどうか、市長にお聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(望月昭治議員) 都丸市民部長。  (市民部長都丸一德登壇) ◎市民部長(都丸一德) 何点かご質疑をいただいた中で、まず平成23年度当初のいわゆる税率改定につきまして見込みが甘かったのではないかというようなご質疑でございます。当時歳入見込み、それから歳出の見込み等を勘案して積算をしてきているところでございます。歳入で国庫支出金のうち療養給付費の負担金、それから渋川市の国保運営を評価した特別調整交付金が増額になってきたということ、それから歳出では当初想定した保険者が減少したことなどによりまして、結果的には黒字が確保されたということでございます。見積もりについては、当時想定できた範囲内での見積もりで想定したということでございますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。  それと、もう一つは監査意見の中で31%を占める不納欠損等の状況でございますけれども、これについては当市としても真摯に受けとめておりまして、収納確保対策、それからもろもろの収納の事業によりまして改善を図っていければというふうに考えております。  それから、減免のお話が出ておりましたけれども、税法なり市の条例等に基づいて進めてきておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) 滞納の減免でございますけれども、ご承知のように法定減免と市の減免をきちんとやっておりますので、市長が自分の判断で減免してしまうと公平性がなくなるということでありますので、きちんとしたルールの中でやっているということでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) 18番。 ◆18番(加藤幸子議員) 減免については、市長の特認事項というのがあるかと思うのです。だから、そこのところを私は聞いているのであります。それで、先ほど収入未済額と不納欠損、これに対してどうするのですかとお話ししたらば、収入確保対策はするのだということなのですけれども、払いたくても払えないような保険税になってしまっていることが一番の原因かと私は思うのです。国保に加入している方たちというのは、本当に所得が少ない方たちが多いわけです。そういう点でこれ以上保険料を上げられたらもう払い切れないよというふうな人たちなわけです。それで、渋川市では市独自の減免制度をやっておりますけれども、これはあくまでも申請です。申請しなければ減免を受けられません。申請して減免されている人は何人おられるのでしょうか。 ○議長(望月昭治議員) 市民部長。 ◎市民部長(都丸一德) 独自の保険税の減免制度というお話でございます。昨年度中の状況でございますけれども、27世帯で減免について利用をされております。独自減免制度ということでございますけれども、これについては制度の利用世帯はございません。よろしくお願いします。 ○議長(望月昭治議員) 18番。 ◆18番(加藤幸子議員) 特別委員会でやれという声が上がっているので、これ以上は追及しませんけれども、私の言っているのは市の独自の減免制度の中で市長の特認事項があるのではないかというふうに言っているわけでありまして、あともう一点お聞きしたいのですけれども、387ページに国保運営協議会というのがありますが、この市の重要事項を審議するために国保運営協議会を設置するというふうになっております。それで、重要事項とは保険税の税率を決めるということが最も重要な事項にここの協議会でなってくるかと思うのですけれども、この中では税率を決めるときに意見が出されているかと思うのですけれども、この税率は市民にとって過酷ではないですかという話などは出ていますかどうか、そこら辺をお聞かせいただきます。 ○議長(望月昭治議員) 市民部長。 ◎市民部長(都丸一德) 税率改定に当たりまして、事前に国保運営協議会については開催をしております。案をお示しいたしましたけれども、この中では財政状況を勘案するとやむを得ないだろうという意見が出ておりました。 ○議長(望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第101号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第102号 平成23年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第3、議案第102号 平成23年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  都丸市民部長。  (市民部長都丸一德登壇) ◎市民部長(都丸一德) ただいまご上程いただきました議案第102号 平成23年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書は、443ページからであります。初めに、概要について申し上げます。後期高齢者医療制度の対象者は、75歳以上の者及び一定の障害を有する65歳以上の者で、平成23年度における本市の対象者数は年度平均で1万1,973人で、対前年度比195人の増であります。運営主体は、群馬県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料徴収、資格移動、保険給付等に係る窓口事務につきましては市町村が行っております。  それでは、443ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は、最下欄中ほどの収入済額でありますが、8億3,097万9,827円であります。444ページをお願いいたします。歳出合計は、最下欄中ほどの支出済額でありますが、8億2,643万1,152円で、歳入歳出差し引き残高は454万8,675円であります。  445ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目特別徴収保険料1節現年度分は4億3,308万2,000円で、保険料収入総額に占める構成比率は73.5%であります。特別徴収の該当件数は、延べ6万2,275件であります。収入未済額がマイナス表示となっておりますのは、還付未済によるものであります。  2目普通徴収保険料1節現年度分は1億5,437万7,500円で、構成比率は26.2%であります。普通徴収の該当件数は、延べ1万2,563件であります。収納率は、普通徴収が98.19%、特別徴収を合わせた全体の収納率では99.73%であり、前年度を0.08ポイント下回りました。なお、滞納者数は150人、延べ滞納件数は526件であります。2節滞納繰越分は、調定額559万3,280円に対して収入済額は180万3,474円で、収納率は32.24%であります。  447ページをお願いいたします。2款広域連合支出金1項後期高齢者医療広域連合補助金1目保健事業費補助金1節人間ドック助成事業補助金は、市町村が実施する人間ドック検診費助成事業に対する広域連合補助金であります。  448ページをお願いいたします。3款繰入金1項一般会計繰入金1目1節事務費繰入金は、事務費のほか、広域連合負担金に係る共通経費分の財源として一般会計から繰り入れたものであります。  2目1節保険基盤安定繰入金は、低所得者等に対する保険料軽減に係る公費負担分で、財源内訳は県が4分の3、市が4分の1であります。  449ページをお願いいたします。4款繰越金は、平成22年度の出納整理期間中に収納した現年度保険料について、広域連合側の経理の都合上市町村において一時的に保管するため、翌年度に繰り越されたものであります。  450ページをお願いいたします。5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目1節延滞金は、保険料120件分に係る延滞金であります。  451ページをお願いいたします。2項償還金及び還付加算金1目1節保険料還付金は、市が被保険者に対して立てかえ払いした保険料還付金120件分に係る広域連合からの返還金であります。  3項受託事業収入は、452ページにわたりますが、本市が広域連合から受託した後期高齢者健康診査に係る受託事業収入であります。記載の金額は、受診者数2,507人に係るものであります。  454ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、被保険者証の送付や広域連合システム窓口端末の保守管理等に係る経費であります。  455ページをお願いいたします。2項1目徴収費は、保険料徴収に係る諸経費であります。  456ページをお願いいたします。2款広域連合納付金は、群馬県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であります。内訳は、県広域連合の組織運営に係る共通経費負担金、保険基盤安定負担金、収納保険料等であります。  457ページをお願いいたします。3款保健事業費1項健康保持増進事業費1目健康診査費は、県広域連合から受託した後期高齢者健康診査の実施に係る諸経費であります。本事業における健康診査は、法令に基づくものではありませんが、特定健康診査に準じて実施をしたもので、受診者は2,507人であります。  458ページをお願いいたします。2目健康保持増進事業費の備考欄、人間ドック検診費助成事業は、広域連合の補助を受けて実施するもので、110人の受診者に対しての検診費の一部助成を行ったものであります。  以上で議案第102号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第102号は、決算特別委員会に付託をいたします。                                                                 休       憩                                         午後2時40分 ○議長(望月昭治議員) 休憩いたします。  会議は午後3時に再開いたします。                                                                 再       開午後3時 ○議長(望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第4 議案第103号 平成23年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第4、議案第103号 平成23年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  後藤保健福祉部長。  (保健福祉部長後藤 晃登壇) ◎保健福祉部長(後藤晃) ただいまご上程をいただきました議案第103号 平成23年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の内容についてご説明申し上げます前に、平成23年度におきます介護保険事業の概要について申し上げます。平成23年度の介護保険事業につきましては、一層の高齢化が進む中、要介護認定の信頼性の確保や介護サービスの適正かつ円滑な提供と質の向上が図られるよう事業の推進に努めました。介護予防におきましては、自立の高齢者に対して介護予防の普及啓発を図るための取り組みを、また介護リスクの高い高齢者に対しましては介護度の重度化を招かないよう、通所型、訪問型の予防事業の充実を図るなど、必要に応じた施策に取り組みました。また、ひとり暮らし高齢者の増加など家族内での自立が困難な状況が広がる中、地域包括支援センターを拠点として高齢者の日常生活を支えるネットワークの構築に向けた取り組みを進めました。  次に、被保険者の状況について申し上げます。初めに、65歳以上の第1号被保険者数の状況は平成24年3月末現在2万2,295人で、対前年度比292人、1.3%の増であります。次に、要支援、要介護認定者数は平成24年3月末現在3,849人で、対前年度比163人、4.4%の増であります。また、要介護認定者のうち第1号被保険者は3,740人で、これは第1号被保険者全体の16.8%に当たり、高齢者の6人に1人が認定を受けていることになります。  次に、介護サービスの利用状況について申し上げます。平成24年3月の利用状況でありますが、居宅サービスの利用者数は2,205人で、対前年度比4.2%の増であります。また、地域密着型サービスの利用者数は232人で、対前年度比7.4%の増であります。次に、施設サービスの利用者数は807人で、対前年度比4.4%の増であります。なお、本市に指定権限のあります地域密着型サービスにつきましては、平成24年3月に認知症対応型通所介護が1事業所整備され、平成23年度末現在グループホームが11事業所、小規模多機能型居宅介護が4事業所、認知症対応型通所介護が3事業所という状況であります。  それでは、次に決算の内容についてご説明申し上げます。463ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、464ページをお願いいたします。表の中ほど、収入済額の最下行、歳入合計は65億4,128万3,103円であります。465ページをお願いいたします。歳出総額でありますが、これも466ページをお願いいたします。表の中ほど、支出済額の最下行、歳出合計は64億9,461万372円であります。欄外をごらんいただきたいと思いますが、歳入歳出差し引き残高は4,667万2,731円で、このうち3,527万8,096円を介護給付費準備基金に繰り入れいたしました。  467ページをお願いいたします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款1項介護保険料1目第1号被保険者保険料の収入済額は9億9,236万1,981円で、還付未済額を差し引いた後の収納率は97.1%で前年度と同率であります。不納欠損額は764万8,860円で、対前年度比200万2,475円の増であります。該当件数は262件であります。内訳では無財産2件、生活困窮240件、居所不明20件であります。収入未済額は2,048万6,524円で、対前年度比122万7,841円の減であります。内訳でありますが、1節特別徴収保険料現年度分の収入済額は9億2,535万700円であります。備考欄の還付未済額を差し引いた収納額は調定額と同額の9億2,424万8,800円で、収納率は100%であります。2節普通徴収保険料現年度分の収入済額は6,275万1,400円であります。収入未済額は1,009万7,900円で、1,945件に係るものであります。備考欄の還付未済額を差し引いた後の収納率は86.0%で、対前年度比1.7ポイントの改善であります。なお、特別徴収と普通徴収を合わせました収納率は99.0%で、対前年度比0.1ポイントの改善であります。3節滞納繰越分の収入済額は425万9,881円であります。収入済額は1,149万524円で、備考欄の還付未済額を差し引いた後の収納率は18.2%で、対前年度比3.3ポイントの低下であります。  468ページをお願いいたします。2款分担金及び負担金1項1目認定審査会負担金は、介護認定審査会を共同設置している榛東村及び吉岡町の負担分であります。  469ページをお願いいたします。3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の法定負担分で、収入済額は11億741万5,552円であります。  2項国庫補助金は、470ページをお願いいたします。1目調整交付金は、介護給付費の5%と基準として国から交付されるものでありますが、市町村ごとの介護保険財政の格差調整のため、第1号被保険者のうち75歳以上の被保険者の割合と所得段階別の被保険者割合を全国平均と比較し、算定されるものであります。平成23年度の本市に対する交付割合は介護給付費の5.86%で、収入済額は3億5,762万5,000円であります。  2目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、要介護状態になるおそれのある高齢者や一般の高齢者を対象として実施する介護予防事業に対する交付金で、交付率は基準額の25%であります。  3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、主に地域包括支援センターで実施している事業及び家族介護者への支援などを実施した任意事業に対する交付金で、交付率は基準額の40%であります。  471ページをお願いいたします。4目介護保険事業費補助金は、介護報酬改定に伴うシステム改修事業に対する国の補助金であります。  472ページをお願いいたします。4款1項支払基金交付金1目介護給付費交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの介護保険第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されたものであります。交付割合は、介護保険給付費の30%であります。  2目地域支援事業支援交付金は、地域支援事業の財源の一部として社会保険診療報酬支払基金から第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されたものであります。交付割合は、地域支援事業費のうち介護予防事業費の30%であります。  474ページをお願いいたします。5款県支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する県の法定負担分であります。負担割合は、居宅給付費の12.5%、施設給付費の17.5%であります。  2項県補助金は、475ページをお願いいたします。1目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、地域支援事業のうち介護予防事業に係る交付金で、交付率は基準額の12.5%であります。  2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、地域支援事業のうち包括的支援事業及び任意事業に係る交付金で、交付率は基準額の20%であります。  476ページをお願いいたします。6款財産収入1項1目利子及び配当金は、介護給付費準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の利子であります。  477ページをお願いいたします。7款1項一般会計繰入金1目介護給付費繰入金の収入済額は、介護給付費に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)は、地域支援事業の介護予防事業に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  478ページをお願いいたします。3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)は、包括的支援事業及び任意事業に対する市の法定負担分で、負担割合は20%であります。  4目その他一般会計繰入金は、職員給与費等に係る繰入金であります。  2項基金繰入金は、479ページをお願いいたします。1目介護給付費準備基金繰入金は、当該年度の介護給付費、公費の法定負担金、保険料収入見込額等を勘案し、財源不足見込額を予算に基づき繰り入れしたものであります。  2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金は、平成21年度に介護報酬が改定された際、介護従事者の処遇改善分が上乗せされたことに伴い、介護保険料の急激な上昇を抑制するために国から市に交付されたもので、3年間にわたって繰り入れを行ったものであります。  480ページをお願いいたします。8款1項1目繰越金は、平成22年度からの繰越金で、国庫支出金等返還金の財源として繰り越したものであります。  481ページをお願いいたします。9款諸収入1項1目第1号被保険者延滞金は、第1号被保険者保険料に係る延滞金で、151件に係るものであります。  482ページをお願いいたします。2項雑入1目第三者納付金は、交通事故等に係る求償金であります。  3目雑入は、483ページにわたりますが、備考欄1行目の介護予防普及啓発事業参加者負担金は、教材費に係る負担金であります。3行目の雑入は、公用車事故に伴う損害賠償金について市加入の全国市有物件災害共済会から補填されたもの等に係るものであります。  484ページをお願いいたします。10款1項1目財政安定化基金貸付金は、保険財政計画を上回る給付費等の増加によって生じた財源の不足を財政安定化基金からの借り入れで補ったものであります。  以上で歳入の説明を終わります。  引き続き、歳出についてご説明申し上げます。485ページをお願いいたします。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、一般事務及び介護保険事務処理システムの運用、保守等に要した経費等に係るものであります。  486ページをお願いいたします。2項徴収費1目賦課徴収費は、介護保険料の賦課徴収のための事務及び電算委託等に係るものであります。  487ページをお願いいたします。3項1目介護認定審査会費は、渋川広域圏の3市町村が共同設置している介護認定審査会の運営に係るもので、平成23年度から合議体を1つふやし、5つの合議体とし、31名の審査委員により225回、5,849件の審査判定を行いました。  489ページをお願いいたします。2目認定調査費の備考欄、介護保険調査認定事業は、要介護認定のための認定調査員賃金及び主治医意見書の作成手数料が主なものであります。  490ページをお願いいたします。4項1目趣旨普及費は、介護保険制度普及のための経費で啓発用品の購入に係るものであります。  491ページをお願いいたします。2款は保険給付費であります。保険給付費の支出済み総額は61億9,994万368円で、歳出総額に占める割合は95.5%であります。1項1目居宅介護サービス給付費は、訪問介護やデイサービス等の訪問、通所サービス、短期入所サービス等に係る保険給付で、対前年度比5.4%の増であります。  492ページをお願いいたします。3目地域密着型介護サービス給付費は、グループホームや小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスに係る保険給付で、対前年度比5.8%の増であります。  493ページをお願いいたします。5目施設介護サービス給付費は、介護保険施設の入所に係るもので、対前年度比3.4%の増であります。  494ページをお願いいたします。7目居宅介護福祉用具購入費は、入浴補助用具や特殊尿器など福祉用具の購入に対する給付で、対前年度比25.4%の増であります。  495ページをお願いいたします。8目居宅介護住宅改修費は、住宅改修に係る給付費で、対前年度比8.8%の増であります。  9目居宅介護サービス計画給付費は、ケアプランの作成に係る給付費で、対前年度比10.6%の増であります。  496ページをお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費は、要支援1または要支援2と認定された方を対象に提供されますサービスに係る給付費であります。介護予防サービスは、指定介護予防支援事業所である地域包括支援センターが作成した介護予防ケアプランに基づき、できるだけ要介護状態にならないようにするためのサービスであります。  1目介護予防サービス給付費は、介護予防訪問介護や介護予防通所介護等、訪問や通所による介護予防サービスに係るもので、対前年度比5.3%の増であります。  497ページをお願いいたします。3目地域密着型介護予防サービス給付費は、介護予防サービスを実施している地域密着型サービスに係る給付費で、対前年度比55.5%の増でありますが、要因はグループホームの利用者増によるものであります。  498ページをお願いいたします。5目介護予防福祉用具購入費は、購入による利用が適当とされる福祉用具の購入に係る介護予防の給付費で、対前年度比15.4%の増であります。  499ページをお願いいたします。6目介護予防住宅改修費は、住宅改修に係る介護予防給付費で、対前年度比20.7%の増であります。  7目介護予防サービス計画給付費は、介護予防ケアプランの作成費に係る給付費で、対前年度比6.0%の増であります。  500ページをお願いいたします。3項その他諸費は、501ページをお願いいたします。1目審査支払手数料は、介護保険請求の審査支払い事務に係る群馬県国民健康保険団体連合会の手数料であります。  4項1目高額介護サービス費は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合に給付する保険給付費で、対前年度比10.1%の増であります。  502ページをお願いいたします。2目高額介護予防サービス費は、要支援認定者の介護予防サービス費に係るものであります。  503ページをお願いいたします。5項高額医療合算介護サービス等費は、同一世帯内で介護保険と医療保険の両方を利用して介護と医療の自己負担額の年間合計額が所得区分に応じて一定額を超えた場合に給付するもので、対前年度比32.1%の減であります。  504ページをお願いいたします。6項1目特定入所者介護サービス費は、平成17年10月から介護保険の施設サービスなどの居住費と食費が保険給付の対象外となったことに伴い、所得の低い利用者の施設利用が困難とならないよう、施設入所及び短期入所サービスを利用した場合の居住費と食費の自己負担額が所得区分に応じた負担限度額を超えた場合に、その超えた分の利用料について介護保険から給付するもので、対前年度比7.3%の増であります。  505ページをお願いいたします。3目特定入所者介護予防サービス費は、要支援認定者が介護予防短期入所サービスを利用した場合における1目と同様の給付費であります。  507ページをお願いいたします。3款1項基金積立金1目介護給付費準備基金積立金は、預金利子を基金に積み立てしたものであります。  508ページをお願いいたします。2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金につきましても預金利子を同基金に積み立てしたものであります。  509ページをお願いいたします。4款地域支援事業費1項介護予防事業費1目二次予防事業費は、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を2次予防事業対象者として把握し、選定された高齢者を対象に一連の介護予防事業につなげたものであります。備考欄1行目、二次予防事業対象者把握事業は、25項目の調査内容から成る基本チェックリストを65歳以上の高齢者に配布及び回収し、2次予防事業対象者を把握するもので、平成23年度は3,472人の対象者を選定し、2次予防事業への参加を促しました。備考欄最下行、通所型介護予防事業は510ページにわたりますが、二次予防事業対象者把握事業により選定された2次予防事業対象者に対して実施する事業で、運動器の機能向上教室、認知症予防教室、口腔機能向上、栄養改善事業などを行いました。510ページをお願いいたします。備考欄の訪問型介護予防事業は、通所型介護予防事業に参加することが困難な方を対象に、訪問による支援を行ったものであります。  2目一次予防事業費は、一般の高齢者及びその支援者を対象とした介護予防関係の各種講演会や教室などの実施及びこれらの事業をサポートし、みずからも地域で介護予防活動に参加する人を養成するための事業に係るものであります。備考欄1行目、介護予防普及啓発事業は、筋力向上教室、認知症予防講演会、脳トレーニング教室、介護予防教室、介護予防講演会等の実施に係るものであります。各種事業の実施に当たり、介護予防事業への参加の動機づけを目的として、平成21年度から元気ポイントカードの交付を行っておりますが、その成果として参加者数は着実に増加しており、平成23年度は対前年度比で18.5%の参加者数の増となり、介護予防の推進に寄与しております。511ページをお願いいたします。備考欄の地域介護予防活動支援事業は、介護予防関係の各種事業をサポートし、みずからも地域で介護予防活動に参加する介護予防サポーターを養成支援するための事業であります。介護予防サポーター養成講座では、初級講座に15人、中級講座に12人、上級講座に7人の方に参加をしていただき、必要な知識の習得を図っていただきました。また、介護予防活動育成支援では、介護予防サポーターの資質向上のためのフォローアップ研修、自主活動のほか介護予防事業への協力をしていただきました。  2項1目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、地域包括支援センターの運営などに係る経費であります。512ページをお願いいたします。備考欄2行目、地域包括支援センター運営事業は、渋川市高齢者福祉計画に定める4つの日常生活圏域に保健師、主任介護支援専門員及び社会福祉士の専門3職種を配置し、高齢者が住みなれた地域で尊厳ある生活が続けられるよう、保健、福祉、医療など、あらゆる相談に対して支援を行いました。総合相談支援業務では、延べ1,234件の相談を受け付けましたが、相談件数は対前年度比24.3%の増であります。513ページをお願いいたします。備考欄1行目、在宅介護支援センター運営事業は、地域包括支援センターのより身近な窓口として在宅の高齢者等が抱える諸問題に関し相談に応じ、各種の保健福祉サービスが総合的に受けられるよう、関係各機関との連絡調整を行う在宅介護支援センターを日常生活圏域に即して設置するもので、市内の在宅介護支援センター5施設に委託したものであります。備考欄2行目、高齢者虐待防止ネットワーク運営事業は、高齢者虐待防止法に基づき、関係機関と連携し、地域における高齢者虐待防止のネットワーク形成とその運用を図ったものであります。ネットワーク代表者会議、実務者会議及び研修会の開催のほか、虐待防止啓発事業、関係各機関との情報交換等を行いました。備考欄3行目、ケアマネジャー指導研修事業は、ケアマネジャーの実践力や資質の向上、ケアマネジャー同士のネットワークの構築、情報支援を目的として研修会を開催したものであります。  514ページをお願いいたします。2目任意事業費の備考欄1行目、介護相談員派遣事業は、介護相談員を事業所に派遣し、利用者の相談を受け解決を促す事業で、8人の相談員を2人1組で4事業所に35回派遣したものであります。備考欄2行目、家族介護支援事業は、介護をしている家族等を対象に家族介護教室を開催したものであります。  515ページをお願いいたします。5款1項1目諸支出金は、第1号被保険者の介護保険料に係る過誤納還付金であります。  516ページをお願いいたします。2目償還金は、介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金及び国庫支出金等過年度分返還金であります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  25番、角田喜和議員。  (25番角田喜和議員登壇) ◆25番(角田喜和議員) 介護保険事業について2点ほど伺います。  1点目は、歳入のところでも説明ありましたが、不納欠損金が760万円からある。また、収入未済額の中でも普通徴収の関係で年度未収と、それから滞納繰り越し分で2,000万円からの数字が出されましたが、そのところにやはり問題があるのではないかと思います。それでは、そのところも含めて質疑させていただきますが、介護保険制度が導入されてことしで11年目になりました。その中で介護の社会化ということで発足されて、各自治体でこの事業を進めているわけでありますけれども、先ほど申し上げたここの数字にも見られるように保険あって介護なしというふうな状況の中で利用料の負担が重過ぎるというところが実際としてあるのですが、このところであとはサービスの選択が十分できていない、また特別養護老人ホームが足りないなど、渋川市地域での介護保険施設の利用状況を見てもその辺があるのですけれども、この間の介護認定者数は出ましたけれども、認定を受けた人のサービスの利用率がやはり余りよくないというふうにあります。約半分程度というのですけれども、その利用率をこれから上げるためにどのような施策をしていくのか、そのところが渋川地域の問題になってくるかと思うのですが、その辺での細かい中身は触れませんが、どのような見解を持って進めていくのか。また、市独自の利用料の減免制度をやはりきちんと対応することが必要だと思いますが、その2点について見解と今後の方針について大枠の中で質疑させていただきます。  以上です。 ○議長(望月昭治議員) 保健福祉部長。  (保健福祉部長後藤 晃登壇) ◎保健福祉部長(後藤晃) 角田議員から2点ご質疑をいただきました。  1点目、保険料の負担の関係であります。不納欠損金が多いということと収入未済金も2,000万円を超えているというような状況でございます。高齢化が徐々に進みます中で、保険料は上昇してしまうというようなことで家計に与える影響は徐々に重くなっているのではないかと思っております。こうした中で、一方では介護保険は社会保険のための強制加入であるというようなことで保険料負担は免れないわけでありますけれども、こうした中でも所得段階別の応能負担になっているというのが1点あろうかと思います。本市においても所得段階を細分化して、できるだけ負担にならない形にしております。ただ、最低ランクでも免除の制度はなく、基準額の50%は負担していただいているという中で、生活困窮者につきましては不納欠損もやむを得ないということで今回不納欠損をさせていただいたということでございます。  それから、認定者の利用率でございますけれども、平成23年度におきます認定者3,740人と申し上げましたけれども、サービス利用者につきましては3,244人で、認定者に占める利用者の割合につきましては84.3%ということでございます。なお、1号被保険者に対する利用者の割合は14.1%ということで、約7人に1人がサービスを受けているということでございます。認定者の利用率を上げるための施策というご質疑でありますけれども、できれば介護予防等を充実させまして、利用率は上がらないほうがいいと思うのですけれども、そうした中においても施設介護で待機者がいるということもありますので、これの解消に向けまして第5期の介護保険事業計画の中でも増床との計画を見込んでいるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、利用料の減免についてでございますけれども、減免の規定もございますけれども、災害とか特別な事情等があれば別ですけれども、一般的には減免についてはそれぞれ事情があると思いますけれども、難しいかなと。ケース・バイ・ケースで検討していく必要があるのではないかというふうに考えます。  以上です。 ○議長(望月昭治議員) 25番。 ◆25番(角田喜和議員) 今回収入未済額の関係と、それから不納欠損の関係で聞かせていただきました。なぜかというと、先ほども言いましたが、これは全国的に同じような傾向、渋川市だけではないと思うのです。そのところは、やはり渋川市独自で何とかしようとしても到底国の制度であるからということで枠があるからできない。でも、それが市民の声というのですか、地域の声ということで、国なりそういったところに皆さん市長を中心に声を上げることによって負担率の改善だとか、そういうことにも結びつくのです。いや、そういう声は実際聞かないとか、そういうのがありますけれども、今回の決算での実態を見ても普通徴収の人ですから、年間の年金所得が18万円以上の人は天引きになると、それ以外の人については窓口、銀行なりで支払いすると。生活困窮者の人たちがこれだけ多い中で、やはりその改善を全体で見る必要があるのではないかと、これはいつも私言うことなのですけれども、そのところが改善できない限り、認定を受けたくても今度は財布と相談しなくてはならないから受けられないという現状が今隠れた中であるというのを承知していただきたいのです。それと同時に、もっとサービスを受けられるようにしろというように部長は答弁しましたけれども、そうではなくて個々の市民にしてみると実際に受けたくても受けられるような状況にないところがあると、それを何とかしてという部分がサービスとかいろいろな部分で来年度に向けて考えてほしいという部分で質疑いたしました。それで、認定を受けても利用していない人がいっぱいいるのはいいのですけれども、とりあえず認定を受けておこうかと、本当に必要に迫られて受けている人がほとんどかと思いますが、介護利用になる手前で食いとめるその部分で相談窓口での対応、地域でこういうサービスを受けたらいいのではないかとか、受けるのは自由ですけれどもという、経費もかかるわけですから、そのところも表裏一体のものだと思うのですけれども、そういった考え方で進めてもらえないかということを今回決算の中ですから質疑させていただきましたが、来年度に向けてというか、この1年間の総括も含めてですけれども、見解を伺っておきたいと思います。 ○議長(望月昭治議員) 保健福祉部長。
    ◎保健福祉部長(後藤晃) サービスを受けたくても受けられないような状況があるのではないかというようなご質疑でございます。そんな中で平成18年度から制度が変わりまして、地域包括支援センターが設置されまして、ここを拠点にいたしまして総合相談窓口ということでいろいろな相談を受けさせていただいておりますので、この中で地域包括支援センターのPRも含めましてさまざまな被保険者の方々の声を真摯に受けとめて、これは必ずしもサービスに全てが結びつくかどうかわかりませんけれども、真摯な態度で相談の受け付けをしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第103号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第5 議案第104号 平成23年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第5、議案第104号 平成23年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  後藤保健福祉部長。  (保健福祉部長後藤 晃登壇) ◎保健福祉部長(後藤晃) ただいまご上程いただきました議案第104号 平成23年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  渋川市特別養護老人ホーム清流の郷は、定員50人の特別養護老人ホームに短期入所施設及びデイサービスセンターを併設する施設として、平成17年10月に旧赤城村の特別養護老人ホームとして開所し、その後市町村合併を経て今日に至っております。施設の運営につきましては、当初から指定管理者制度を採用しておりますが、平成20年度からは社会福祉法人永光会が新たな指定管理者として運営管理をスタートし、4年が経過いたしました。  ここで施設の利用状況についてご説明を申し上げます。初めに、特別養護老人ホームの1日当たりの利用者数は46.3人で、対前年度比96.5%であります。次に、短期入所施設は1日当たり7.7人で、対前年度比110%、またデイサービスセンターは1日当たり23.6人で、対前年度比115.1%という状況でございます。  それでは、次に決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の521ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は1,821万8,536円であります。これは、歳入の指定管理者負担金と歳出の清流の郷運営事業及び施設整備に伴う償還金との差額について一般会計から繰り入れたものであります。  523ページをお願いいたします。3款諸収入1項1目1節雑入の収入済額2,400万円は、基本協定に基づく指定管理者からの負担金であります。これは、利用者が施設管理者に納めている居住費の一部を建設費用の償還財源として収納しているものであります。  524ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明を申し上げます。1款1項1目事業費の備考欄、清流の郷運営事業は、指定管理料のほか施設用備品の購入等に係るものであります。  526ページをお願いいたします。2款1項公債費1目元金の備考欄、元金償還金及び527ページになりますが、2目利子の備考欄、利子償還金は、施設整備に伴う借入金に係る元金及び利子償還金であります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第104号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第6 議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第6、議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  野村小野上総合支所長。  (小野上総合支所長野村清美登壇) ◎小野上総合支所長(野村清美) ただいまご上程いただきました議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。この農産物直売所につきましては、地域経済の活性化と農業振興の中核となる施設として、また道の駅おのことして道路利用者のための休息機能や地域の方々のための情報発信機能などをあわせ持った施設としまして、県内外の多くの皆様にご利用いただいております。本年4月1日から指定管理者に管理を移行している施設でございます。平成23年度につきましては、農産物の直売と食堂の利用者数が16万3,103人と前年度に比べまして0.6%の減少となりました。  それでは、決算書の529ページをお願いいたします。歳入の総括でございます。歳入の合計欄、収入済額は5,843万2,760円でございます。  530ページをお願いいたします。歳出総括でございます。歳出合計欄の支出済額は4,967万532円でありまして、歳入歳出差し引き残高は876万2,228円であります。  531ページをお願いいたします。事項別明細書によりご説明申し上げます。最初に、歳入について申し上げます。1款使用料及び手数料1項1目1節直売所手数料は、収入済額2,099万4,015円で、農産物等の販売手数料及び物産品等の販売手数料であります。また、前年度比では0.2%の減でありました。  532ページをお願いします。2款1項1目繰越金1節前年度繰越金は収入済額914万8,323円で、前年度比では43.7%の減でありました。  533ページをお願いします。3款諸収入1項1目1節雑入は、収入済額2,829万422円で、食堂売上金、販売機等売上金、雇用保険加入者臨時職員10名に係る負担分でありまして、前年度比では0.6%の減でありました。  次に、534ページをお願いします。歳出について説明申し上げます。1款事業費の支出済額は3,610万5,532円で、執行率は88.4%でありました。次に、1目農産物直売所施設管理費の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、農産物直売所施設管理事業は、535ページにわたりますが、支出の主なものは直売所の管理運営のための臨時職員の賃金、消耗品費、燃料費、電気、水道、その他食堂の賄い材料費等の経費でございます。また、備考欄、工事請負費の101万8,500円は、搬入路及び裏庭の舗装工事を実施したものでございます。  次に、2目道の駅施設管理費は、536ページの備考欄1行目、道の駅施設管理事業で、建物や公衆トイレ及び駐車場等に係る管理経費でありまして、消耗品費、電気、水道料、修繕費、借地料等の経費であります。  537ページをお願いします。2款諸支出金1項他会計繰出金1目一般会計繰出金28節繰出金の支出済額は1,356万5,000円で、一般会計へ繰り出したものであります。  以上、議案第105号 平成23年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第7 議案第106号 平成23年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第7、議案第106号 平成23年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  石坂伊香保総合支所長。  (伊香保総合支所長石坂 實登壇) ◎伊香保総合支所長(石坂實) ただいまご上程をいただきました議案第106号 平成23年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  決算書の539ページからになります。本会計は、伊香保ロープウェイ、温泉浴場石段の湯及び市営駐車場の各施設に係る管理運営であります。初めに、平成23年度における事業概要について申し上げます。まず、伊香保ロープウェイでありますが、運行日数は前年度より2日減の346日間で、当地を訪れた観光客の皆様に楽しんでいただくため安全第一の運行に努めました。利用者数は延べ12万4,997人で、前年度比で9,730人増の108.44%でありました。3月11日の東日本大震災の影響を受け、4月から6月までで前年度比較で約6,000人程度の減少となりましたが、7月から増加に転じ、10月まで増加が続きました。これは、デスティネーションキャンペーンと花と緑のぐんまづくりin渋川の実施による効果であったと思います。また、1月はインターハイに伴う増加がありました。次に、温泉浴場石段の湯でありますが、開館日数は前年度より8日増の343日間で、市民の健康福祉の増進と観光客の誘客に努めました。利用者数は延べ7万4,742人で、前年度比で180人減の99.76%でありました。4月から7月までは、やはり震災の影響と思われますが、減少が続きました。8月以降は月ごとの増減を繰り返しました。最後に、市営駐車場でありますが、有料駐車場及び月決め駐車場について安全で利便のよい管理運営に努めました。まず、有料駐車場でありますが、利用台数は延べ5,408台で、前年度比で1,653台増の144.02%であり、11月を除き年間を通しての増加となりました。また、月決め駐車場は全体の駐車区画数が65区画のうち1カ月当たり平均の契約区画数は43区画で、1区画を1カ月使用する換算で延べ512区画で、前年度比で7区画増の101.39%でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の539ページになります。まず、歳入総括であります。歳入合計は収入済額の最下欄、1億1,351万2,149円であります。  540ページをお願いいたします。歳出総括でありますが、歳出合計は支出済額の最下欄、1億1,351万2,149円で、歳入歳出は同額であります。  次に、541ページをお願いいたします。歳入につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。1款1項1目のロープウェイ使用料の収入済額は、4,768万2,631円であります。  2目温泉施設使用料は石段の湯使用料で、収入済額は2,411万548円であります。  542ページをお願いいたします。3目駐車場施設使用料の収入済額は411万9,790円であります。収入未済額41万8,000円は、すべて過年度分で3件分であります。  543ページをお願いいたします。2款1項1目一般会計繰入金は、収入済額3,210万4,597円でありました。  545ページをお願いいたします。4款1項1目1節雑入の収入済額は549万4,583円で、石段の湯物品及び販売機等売り上げ収入が主なものであります。  546ページをお願いいたします。歳出の執行率は93.94%であります。1款1項1目一般管理費の支出済額は2,770万5,597円で、すべて経常経費でありますので、説明を省略させていただきます。  548ページをお願いいたします。2款1項1目ロープウェイ施設管理費の支出済額は、2,647万9,177円であります。備考欄、ロープウェイ施設管理事業の主なものは、臨時職員賃金並びに施設管理のための委託費、工事請負費等でありますが、工事請負費につきましては主減速機の交換及び原動装置の軸受け交換を実施いたしました。  549ページをお願いいたします。2目温泉施設管理費の支出済額は、3,326万6,870円であります。550ページをお願いいたします。備考欄、石段の湯管理事業の主なものは、臨時職員賃金並びに施設管理のための消耗品及び光熱水費等であります。  551ページをお願いいたします。3目駐車場施設管理費の支出済額は、1,090万6,948円であります。備考欄の駐車場施設管理事業の主なものは、臨時職員賃金及び未舗装でありました月決め駐車場の舗装工事費であります。  552ページをお願いいたします。3款1項温泉施設事業公債費1目元金の支出済額は1,340万円で、備考欄の元金償還金は群馬銀行への償還金であります。  555ページをお願いいたします。5款1項1目施設災害復旧費の支出済額は158万5,500円で、備考欄、駐車場施設災害復旧事業は、有料駐車場の外周にある石積みに亀裂が生じたため応急対策工事を実施したものであります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いいたします。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第106号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第8、議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  野坂商工観光部長。  (商工観光部長野坂公隆登壇) ◎商工観光部長(野坂公隆) ただいまご上程いただきました議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業概要について申し上げます。平成20年10月1日から小野上温泉センターは、管理運営を指定管理者である金井興業株式会社に移行していることから、本特別会計決算は指定管理者が行う施設管理以外の経費にかかわるものでございます。施設の営業日数は353日間で、入館者数は24万7,006人でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の557ページをお願いいたします。まず、歳入総括でございます。歳入合計欄の収入済額は、3,242万9,056円でありました。  558ページをお願いいたします。次に、歳出総括でございます。歳出合計欄の支出済額は、3,242万9,056円でありまして、歳入歳出とも同額の決算でありました。  559ページをお願いいたします。事項別明細のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金は収入済額1万5,966円で、小野上温泉開発基金利子であります。  561ページをお願いいたします。3款繰入金1項1目基金繰入金は収入済額1,341万3,090円で、小野上温泉開発基金からの繰入金であります。  562ページをお願いいたします。4款諸収入1項1目雑入は収入済額1,900万円で、指定管理者である金井興業株式会社からの負担金であります。  563ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は319万488円で、備考欄の1行目、施設管理事業は、施設の修繕料、火災保険料、借地料、物品借上料等でございます。564ページの備考欄1行目、小野上温泉開発基金は、基金利子分の積立金であります。  565ページをお願いいたします。2款公債費1項公債費1目元金の支出済額2,377万4,598円及び566ページ、2目利子の支出済額546万3,970円は、小野上温泉センター建設に伴う起債借り入れの元金及び利子の償還金であります。  以上で議案第107号 平成23年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第107号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第9 議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第9、議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  野坂商工観光部長。  (商工観光部長野坂公隆登壇) ◎商工観光部長(野坂公隆) ただいまご上程いただきました議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要についてご説明申し上げます。SUNおのがみにつきましては、平成22年4月1日から指定管理者でありますケービックス株式会社に管理運営を移行していることから、本特別会計決算は指定管理者が行う施設管理以外の経費にかかわるものでございます。施設の営業日数は357日間で、宿泊利用者1万2,673人、休憩利用者67人、合計の利用者数につきましては1万2,740人でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の569ページをお願いいたします。まず、歳入総括でございます。歳入合計欄の収入済額は、1,101万8,942円であります。  570ページをお願いいたします。歳出総括でございます。歳出合計欄の支出済額は1,101万8,942円でありまして、歳入歳出とも同額の決算であります。  571ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入、1款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金は収入済額2,040円で、交流促進センター基金利子であります。  572ページをお願いいたします。2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は収入済額78万7,326円で、一般会計からの繰り入れでございます。  2項基金繰入金1目基金繰入金は収入済額1,022万9,576円で、交流促進センター基金からの繰入金であります。  576ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は703万2,776円で、備考欄1行目、交流促進センター運営事業は、施設の修繕料、借地料、施設用備品等でございます。  578ページをお願いいたします。2款公債費1項1目元金の支出済額は392万7,257円で、交流促進センター建設に伴う起債借り入れの元金償還金であります。  579ページをお願いいたします。2目利子の支出済額は5万8,909円で、交流促進センター建設に伴う起債借り入れの利子償還金であります。  以上で議案第108号 平成23年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてのご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第108号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第10 議案第109号 平成23年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第10、議案第109号 平成23年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  板倉子持総合支所長。  (子持総合支所長板倉恵二登壇) ◎子持総合支所長(板倉恵二) ただいまご上程をいただきました議案第109号 平成23年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要についてご説明申し上げます。開館日数は353日で、利用者数につきましては10万1,418人でした。前年度対比では、開館日数で17日、利用者数では5,452人の増であります。これは、平成22年度は東日本大震災による計画停電の間当該施設を休館といたしましたが、通常業務に戻ったことによるものであります。利用者数の対前年比率は105.7%でありました。なお、本施設につきましては、本年4月1日から指定管理者による管理運営が行われております。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の581ページをお願いいたします。まず、歳入総括でございます。歳入の合計欄の収入済額は、3,544万9,313円であります。  582ページをお願いいたします。次に、歳出総括でございます。歳出合計欄の支出済額は、3,544万9,313円であります。歳入歳出は同額であります。  583ページをお願いいたします。事項別明細書によりご説明申し上げます。最初に、歳入についてご説明申し上げます。1款使用料及び手数料1項1目1節施設使用料は収入済額2,065万8,512円で、白井温泉こもちの湯使用料、施設使用料並びに敷地使用料であります。  584ページをお願いいたします。2款繰入金1項1目1節一般会計繰入金は収入済額1,402万2,169円で、一般会計からの繰入金であります。  586ページをお願いいたします。4款諸収入1項1目1節雑入は収入済額76万8,632円で、売店売上金、全国自治協会建物損害共済災害共済金、遺失物所有権取得収入並びに指定管理移行に伴う消耗品の払い下げ代金であります。  587ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明いたします。1款総務費1項1目一般管理費の支出済額は480万8,300円で、備考欄1行目の一般管理費は、消費税及び地方消費税並びに入湯税であります。  588ページをお願いいたします。2款事業費1項1目施設管理費の支出済額は3,026万5,143円で、備考欄1行目の白井温泉こもちの湯管理運営事業は589ページにわたりますが、温泉施設の管理運営のための費用で、消耗品、光熱費、内風呂流量計等の修繕料、保守管理委託料、シルバー人材センター委託料、借地料、物品借上料等の経費に係るものでございます。  2目源泉施設管理費の支出済額は37万5,870円で、備考欄1行目の源泉施設管理費は、源泉施設管理のための保守管理委託料及び借地料にかかわるものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第109号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第11 議案第110号 平成23年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第11、議案第110号 平成23年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  阿部水道部長。  (水道部長阿部利文登壇) ◎水道部長(阿部利文) ただいまご上程をいただきました議案第110号 平成23年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、下水道事業の整備状況について申し上げます。公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積は渋川地区、伊香保地区及び北橘地区の3地区合計で930.5ヘクタールで、整備済み面積は731.2ヘクタール、整備率で78.6%であります。特定環境保全公共下水道事業の事業認可区域面積は、渋川地区、伊香保地区、小野上地区、子持地区及び北橘地区の5地区合計で463ヘクタール、整備済み面積は370ヘクタール、整備率で79.9%でございます。下水道事業全体では、事業認可区域面積は1,393.5ヘクタールで、整備済み面積は1,101.2ヘクタール、整備率では79%であります。また、全体計画面積1,853.5ヘクタールに対する整備率は59.4%であります。  続きまして、水洗化の状況について申し上げます。供用開始区域内の全戸数1万2,807戸に対して水洗化戸数は9,554戸で、水洗化率では74.6%であります。供用開始区域内人口3万2,291人に対して水洗化人口は2万4,339人で、水洗化率は75.4%であります。この状況を踏まえ、供用開始区域内の水洗化の推進を図り、水洗化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の591ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計欄の収入済額は20億3,778万1,830円で、不納欠損額は97万16円であります。  592ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計欄の支出済額は、20億3,541万5,830円であります。翌年度繰越額178万5,000円は公共下水道建設事業費で、建設事業特定環境保全公共下水道に係るものであります。繰り越し事業につきましては、建設事業特定環境保全公共下水道の子持地区汚水処理体系再編計画作成業務委託に係るもので、6月末に完成しております。  593ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金の収入済額は7,649万2,845円で、調定額に対する収入済額の収入率は90.3%であります。  1項負担金1目下水道事業受益者負担金の収入済額は4,575万470円で、公共下水道事業に係るものであります。件数は2,502件であります。収入未済額は432万6,420円で、件数で332件であります。不納欠損額は39万290円で、滞納繰り越し分であります。人数で14人、件数で33件でございます。  2目工事負担金の収入済額は599万2,787円で、区域外流入工事費負担金に係るものでございます。件数は104件であります。収入未済額は29万5,293円で、件数は1件でありますが、6月中に納付済みでございます。  594ページをお願いいたします。2項分担金1目下水道事業受益者分担金の収入済額は2,474万9,588円で、特定環境保全公共下水道事業に係るものでございます。件数は1,912件であります。収入未済額は312万5,120円で、件数で393件であります。不納欠損額は7万7,000円で、滞納繰り越し分でございます。人数で5人、件数で13件であります。  595ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目下水道使用料の収入済額は4億9,309万3,351円で、件数で6万1,904件、汚水量で627万1,224立方メートル分でございます。収入未済額は3,009万5,724円で、件数で1,597件でございます。不納欠損額は50万2,726円で、下水道使用料の滞納繰り越し分でございます。人数で63人、件数で163件分であります。受益者負担金及び受益者分担金並びに下水道使用料の収入未済額につきましては、未納の実態把握に努め、計画的に水道部の職員等で滞納整理を実施し、縮減に努めてまいりたいと考えております。  597ページをお願いいたします。3款国庫支出金の収入済額は2億8,945万円で、すべて国庫補助金で、内訳は備考欄に記載のとおりであります。補助率は、いずれも対象事業費の2分の1でございます。  598ページをお願いいたします。4款県支出金の収入済額は310万円で、下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業のうち市単独事業費に係るもので、補助率は対象事業費の3%でございます。  599ページをお願いいたします。5款繰入金の収入済額は5億4,740万3,213円で、一般会計繰入金であります。  600ページをお願いいたします。6款繰越金の収入済額は1,106万4,250円であります。  601ページをお願いいたします。7款諸収入の収入済額は738万5,671円で、主なものは水道事業会計の負担金等でございます。  602ページをお願いいたします。8款市債の収入済額は、6億970万円であります。内訳は、1項1目1節下水道事業債で備考欄に記載のとおりでございます。  603ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。1款総務費の支出済額は8,442万2,594円で、執行率は95.9%であります。  605ページをお願いいたします。2款事業費の支出済額は10億7,531万8,887円で、執行率は92.8%であります。  1項公共下水道建設事業費の支出済額は、7億1,957万5,419円であります。  1目公共下水道事業費は、606ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業の上から6行目、設計委託料は、渋川地区の管渠の実施設計等に係るものでございます。次の7行目の工事請負費は、渋川地区の整備面積12.95ヘクタール、汚水管布設工事2,383.2メートル、舗装復旧2万2,093平方メートル及び伊香保地区雨水はけ口スクリーン設置工事等に係るものでございます。備考欄2行目、取付管設置事業の工事請負費は53件分であります。3行目、平成22年度繰り越し、建設事業(公共下水道)(繰越明許分)、設計委託料は、実施設計業務委託、管渠延長1万941メートルに係るものでございます。次に、不用額について申し上げます。13節委託料の不用額554万6,000円は、請負差金が主なものでございます。19節負担金の不用額は、事業確定によるものでございます。  2目特定環境保全公共下水道事業費は、607ページをお願いいたします。備考欄2行目、建設事業の上から5行目、設計委託料は、渋川地区、子持地区の管渠実施設計等に係るものでございます。6行目の工事請負費は、渋川地区、子持地区の整備面積12.23ヘクタール、汚水管布設工事4,461.4メートルの工事に係るものでございます。備考欄3行目、取付管設置事業の工事請負費は28件分であります。4行目、平成22年度繰り越し、建設事業(特定環境保全公共下水道)(繰越明許分)、設計委託料は、実施設計業務委託、管渠延長4,818メートルに係るものであります。608ページの備考欄1行目、工事請負費は、渋川地区の汚水管布設工事764.9メートルに係るものであります。次に、不用額について申し上げます。607ページにお戻り願います。13節委託料400万8,100円は、請負差金が主なものでございます。  608ページをお願いいたします。2項公共下水道維持管理事業費の支出済額は、2億658万468円であります。  1目公共下水道管渠事業費は、609ページをお願いいたします。備考欄2行目、維持管理事業(湯沢)、3行目、委託料450万4,500円は、伊香保地区の老朽化した管渠の長寿命化支援制度に基づく管渠改修の実施設計に係るものであります。次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費553万9,000円は、湯沢川支流において礫間浄化施設の改修工事を予定しておりましたが、福島第一原子力発電所の事故の影響で放射性物質が検出されたため、工事の実施が困難となったものでございます。  610ページをお願いいたします。2目公共下水道ポンプ場事業費、備考欄2行目、維持管理事業(湯沢)の7行目、工事請負費739万2,000円は、伊香保地区の中子ポンプ場の送水ポンプ改修工事に係るものでございます。  611ページをお願いいたします。3目公共下水道処理場事業費、備考欄2行目、維持管理事業(物聞沢)、上から6行目、委託料720万9,500円は、下水道長寿命化支援制度に基づく伊香保地区物聞沢水質管理センターの再構築に伴う調査業務委託に係るものでございます。612ページをお願いいたします。備考欄1行目、東日本大震災関連施設維持管理事業(公共処理場)、4行目、工事請負費676万2,000円は、湯沢水質管理センターから排出される脱水汚泥から福島第一原子力発電所の事故の影響で放射性物質が検出されたため、場内に仮保管した脱水汚泥の搬出をするための場内改修工事に係るものでございます。次に、不用額について申し上げます。611ページをお願いいたします。11節需用費の不用額765万8,919円は、消耗品費及び修繕費の減によるものでございます。13節委託料の不用額1,965万544円は、福島第一原子力発電所の事故の影響で脱水汚泥に放射性物質が検出されたため、通常の脱水汚泥の処理委託が不可能となったものであります。  4目特定環境保全公共下水道管渠事業費は、612ページから次のページにかけまして伊香保地区、小野上地区、子持地区及び北橘地区の特定環境保全公共下水道のマンホールポンプの維持管理に係るものでございます。  5目特定環境保全公共下水道処理場事業費は、613ページから614ページにかけまして伊香保地区、小野上地区及び子持地区の特定環境保全公共下水道の処理場の維持管理に係るものでございます。  615ページをお願いいたします。3項流域下水道事業費の支出済額は、1億4,916万3,000円であります。  1目建設負担金の備考欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金2,292万2,000円は、県央処理区全体事業費17億7,193万7,000円に対するものでございます。  616ページをお願いいたします。2目維持管理負担金、備考欄、利根川上流流域下水道維持管理事業の負担金1億2,624万1,000円は、渋川市の汚水量214万5,680立方メートル分に対するものでございます。  617ページをお願いいたします。3款公債費の支出済額は、8億7,567万4,349円であります。  620ページをお願いいたします。4款予備費は、備考欄に記載のとおり、合計で83万円を充用いたしました。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第110号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △諸般の報告 ○議長(望月昭治議員) この際、報告をいたします。  本日須田勝議員から都合により議会運営委員を辞任したいとの願い出がありましたので、委員会条例第14条の規定によりこれを許可いたしましたので、報告いたします。 △日程の追加 ○議長(望月昭治議員) ただいま報告いたしましたとおり、議会運営委員1人が欠員となっております。  お諮りいたします。この際、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、この際、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △日程追加 議会運営委員の選任 ○議長(望月昭治議員) 議会運営委員の選任を議題といたします。  本件については、委員会条例第8条第1項の規定により  田辺寛治議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました田辺寛治議員を議会運営委員に選任することに決しました。 △延会の議決 ○議長(望月昭治議員) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて延会することに決しました。 △延会 ○議長(望月昭治議員) あす13日は午前10時に会議を開きます。  本日はこれにて延会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                         午後4時35分...