平成18年 6月 定例会(第4回) 平成18年第4回
渋川市議会定例会会議録 第4日 平成18年6月14日(水曜日)出席議員(86人) 1番 篠 田 德 壽 君 2番 内 海 文 雄 君 3番 金 子 渡 君 4番 齋 藤 忠 則 君 6番 佐 藤 甲 子 郎 君 7番 荒 木 良 太 郎 君 8番 石 原 弘 君 9番 金 子 冨 房 君 10番 須 田 愛 作 君 11番 萩 原 傳 君 12番 根 井 環 君 13番 入 内 島 英 明 君 15番 真 下 裕 君 16番 中 澤 広 行 君 17番 加 藤 幸 子 君 18番 平 方 嗣 世 君 19番 後 藤 清 一 君 20番 山 﨑 雄 平 君 21番 田 子 正 幸 君 23番 町 田 勝 茂 君 24番 藤 井 彰 君 25番 岡 島 晴 海 君 26番 飯 塚 清 志 君 27番 茂 木 弘 伸 君 28番 塩 野 光 弘 君 29番 猪 俣 友 子 君 30番 村 上 義 幸 君 31番 佐 藤 富 士 雄 君 32番 飯 塚 久 夫 君 33番 角 田 早 苗 君 34番 鳥 山 昌 彦 君 35番 今 井 五 郎 君 36番 奈 良 征 状 君 37番 大 島 勝 昭 君 38番 本 山 隆 之 君 39番 小 林 雅 夫 君 40番 新 保 雄 君 41番 角 田 喜 和 君 42番 中 沢 義 美 君 43番 後 藤 肇 君 44番 飯 塚 貴 美 夫 君 45番 藤 川 鉄 男 君 47番 堀 口 巌 君 48番 高 橋 敬 君 49番 都 丸 均 君 50番 宮 下 宏 君 51番 登 坂 藤 夫 君 52番 田 中 寛 一 君 53番 井 上 団 次 君 54番 佐 藤 兵 造 君 55番 横 山 鉄 男 君 56番 埴 田 彦 一 郎 君 57番 須 田 勝 君 59番 三 田 正 君 60番 吉 田 利 治 君 61番 新 井 晟 久 君 62番 板 倉 和 男 君 63番 狩 野 友 衛 君 64番 澤 田 筧 君 65番 阿 久 澤 咏 君 66番 吉 沢 稔 夫 君 67番 後 藤 基 次 君 68番 船 曳 道 代 君 69番 望 月 昭 治 君 70番 田 子 忠 重 君 71番 楯 信 一 君 72番 下 田 房 雄 君 73番 小 竹 恒 夫 君 74番 箱 田 昭 二 君 75番 長 竹 峰 義 君 76番 小 池 春 雄 君 77番 角 田 皇 君 78番 中 野 完 治 君 79番 石 倉 一 夫 君 80番 岩 崎 幸 代 君 81番 狩 野 富 雄 君 82番 松 井 常 見 君 83番 南 雲 鋭 一 君 84番 木 暮 淑 之 君 85番 髙 橋 寿 男 君 86番 齊 藤 茂 夫 君 87番 角 田 雅 保 君 88番 平 方 由 衛 君 89番 飯 塚 文 二 君 90番 角 田 一 民 君 91番 狩 野 義 雄 君 欠席議員(5人) 5番 髙 栁 政 行 君 14番 林 忠 男 君 22番 南 雲 二 三 四 君 46番 狩 野 元 之 助 君 58番 都 丸 政 行 君 説明のため出席した者 市 長 木 暮 治 一 君 助 役 吉 原 康 之 君 収 入 役 職 務 牧 口 百合子 君 総 務 部 長 佐 藤 進 君 代理者会計課長 企 画 部 長 五十嵐 研 介 君 市 民 部 長 野 口 竹 彦 君 保 健 福祉部長 森 田 一 男 君 経 済 部 長 田 中 景 明 君 建 設 部 長 吉 田 俊 孝 君 水 道 部 長 佐 藤 昭 司 君 総 合 病 院 狩 野 泉 君 教 育 委 員 会 小 林 巳喜夫 君 事 務 部 長 教 育 長 教 育 委 員 会 萩 原 賢 一 君 監 査 委 員 後 藤 惇 君 教 育 部 長 監 査 委 員 狩 野 和 夫 君 伊 香 保 総 合 井 上 晃 君 事 務 局 長 支 所 長 小 野 上 総 合 小 野 彰 一 君 子持総合支所長 須 田 孝 君 支 所 長 赤城総合支所長 星 野 日出男 君 北橘総合支所長 木 暮 博 行 君 行 政 課 長 神 田 吉 彦 君 財 政 課 長 飯 塚 哲 夫 君
事務局職員出席者 事 務 局 長 綿 貫 勝 書 記 柳 澤 正 光 書 記 梅 澤 功 書 記 堀 口 完 爾 書 記 大 畠 重 喜議事日程 議 事 日 程 第4号 平成18年6月14日(水曜日)午前10時開議第 1 議案第 84号 平成18年度渋川市一般会計予算第 2 議案第 85号 平成18年度渋川市
国民健康保険特別会計予算第 3 議案第 86号 平成18年度渋川市
老人保健特別会計予算第 4 議案第 87号 平成18年度渋川市
介護保険特別会計予算第 5 議案第 88号 平成18年度渋川市
特別養護老人ホーム事業特別会計予算第 6 議案第 89号 平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算第 7 議案第 90号 平成18年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計予算第 8 議案第 91号 平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算第 9 議案第 92号 平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算第10 議案第 93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの
湯事業特別会計予算第11 議案第 94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の
湯事業特別会計予算第12 議案第 95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの
湯事業特別会計予算第13 議案第 96号 平成18年度渋川市たちばなの
郷城山事業特別会計予算第14 議案第 97号 平成18年度渋川市
伊香保リンク管理運営事業特別会計予算第15 議案第 98号 平成18年度渋川市
用地先行取得事業特別会計予算第16 議案第 99号 平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算第17 議案第100号 平成18年度渋川市
下水道事業特別会計予算第18 議案第101号 平成18年度渋川市
農業集落排水事業特別会計予算第19 議案第102号 平成18年度渋川市
個別排水処理事業特別会計予算第20 議案第103号 平成18年度渋川市
簡易水道事業特別会計予算第21 議案第104号 平成18年度渋川市
水道事業会計予算第22 議案第105号 平成18年度渋川市
病院事業会計予算 (提出者説明、質疑、委員会付託) 会議に付した事件議事日程に同じ
△開議 午前10時
○議長(宮下宏君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は84人であります。5番、髙栁政行君、22番、南雲二三四君、46番、狩野元之助君、58番、都丸政行君から欠席の届け出がありました。9番、金子冨房君、14番、林忠男君、35番、今井五郎君から遅刻の届け出がありました。 本日の会議は、議事日程第4号によって進めてまいります。
△日程第1 議案第84号 平成18年度渋川市一般会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第1、昨日に引き続き議案第84号 平成18年度渋川市一般会計予算の質疑を続けます。 3番、金子渡君。 (3番金子 渡君登壇)
◆3番(金子渡君) おはようございます。予算編成方針並びに一般会計予算について何点か質問いたします。 まず、市長にお聞きいたします。地方債と合併特例債についてです。予算編成方針の中で1ページに「借入金残高も急増し、国、地方ともより一層の歳出抑制を図ることが緊急の課題となっています」というふうに記載があります。予算書78ページでも歳入の市債として28億1,630万円が計上されております。先般行われました市長選挙の中で市長が出されましたマニフェスト、この17ページに4年間の財政計画というものが載っております。この財政計画を見ますと、さすが当時現職であられた市長がつくられただけに今年度の予算と非常に数値が近い。今回上程された予算と比べかなり正確なものだなというふうになっておりますが、ただここで一つだけ大きな違いがあるのが地方債です。この財政計画表によりますと、53億円の地方債ということで歳入を組んでおりますが、今回見てみますと実際には28億1,600万円、昨日の質問の中でも合併特例債の使い方等地方債についてはいろいろ出ておりましたが、また助役の答弁の中でも予算化するにはまだ未完成に近いというものもあったということでありますが、今回木暮市長としては予算編成の中で合併特例債を含めてこの地方債というものの予算組みについてどのような方針を立てて予算編成を行ったか、これについてお聞かせください。 次に、同じく予算編成の中で地域における福祉活動団体等を支援するため、ボランティア、NPO団体の連携を図りますとうたっております。マニフェストの中でも開かれた行政という項目の中で協働と市民参画、これを掲げております。予算書115ページでもボランティア・
NPO支援事業ということで8万円、予算としてこれは多いか少ないかというのはわかりませんが、予算計上がされております。その中で旧渋川市では
ファミリーサポートセンターをNPOに運営委託をしております。渋川市としては、初めてのNPO委託というのを行ったわけですが、このNPO委託の評価を市長としてはどのように考えておられるか、この点についてもお聞かせください。 3点目、予算書230ページに
スカイテルメ渋川、今年度から管理指定が入ります
ユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家の管理事業、また白井温泉、敷島温泉赤城の湯、北橘温泉ばんどうの湯事業の特別会計の繰出金があります。平成17年度には、高崎インター近くに日帰り温泉がオープンしまして、今年度4月にも吉岡バイパスに日帰り温泉がオープンしました。料金的にも比較的安く、しかも夜中1時までやっているということで、かなりにぎわいがあるということです。そのような状況の中で、今年度配付をされましたしぶかわ温泉の経営状況を説明する資料の中でも、今年度しぶかわ温泉の経営は非常に厳しいという記述があると同時に、30万人掲げていた入場目標がことしはそこから3万人は減るんではないかというふうに予測がされております。旧渋川市の予算ではしぶかわ温泉から毎年、ここ数年ですが、200万円の寄附というのを見込んで予算組みをしておりましたが、今回それもありません。要するに今年度はしぶかわ温泉は赤字になる。指定管理料もかなりふえてくるということになると思います。そのような中で、
ユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家が指定管理されたわけですけれども、今後これら温泉施設を指定管理に向けて取り組んでいく、そのような検討を今年度されるかどうか、この点についても市長にお答えをいただきたいと思います。 以上3点、よろしくお願いいたします。
○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。 (市長木暮治一君登壇)
◎市長(木暮治一君) 本年度予算と財政計画についての私のマニフェストについてのご質問でございます。地方債計画等につきましてでありますけれども、まず財政計画につきましては私は今までの合併協議会の会長として合併協議会で決められたことを重点にマニフェストに上げさせていただきました。そのような中で、この財政計画の私がマニフェストと出したものは当然それと同じであります。そういう考え方の中で、今の時点を考えたときにその当時、この財政計画を立てた時期とまた今の時期はかなり違ってまいりますし、事業においても予想したものとはまた違うわけでありますから、そういった点では地方債についてはかなり違ってくる面があるということでご理解いただきたいというふうに思っております。 それから、地域のボランティア、NPO等の関連でございますけれども、できるだけそういった形の中で市の行政等につきましてもご支援、ご協力をいただくということが私の考え方のまず根本であるというふうにご理解いただきたいと思います。その中におきまして、旧渋川市が運営してまいりました
ファミリーサポートセンターにつきましても本当に厳しい状況の中での船出でありましたけれども、今の子育て支援、育児への支援計画の中で必要なものであるというふうに認識しておりますし、こういったものが多くの方々にご利用されることを期待しているわけでございます。今までの過程を見ましても本当に積極的に活動していただいていることに対しましては、私といたしましても感謝でいっぱいでございます。そういった枠組みの中でこれからもそういった取り組みをより一層強めていただければというふうに考えているところでございます。 また、スカイテルメに関係いたしました温泉施設の問題でありますけれども、この点に関しましては今の状況の中でお話がありました。前橋、吉岡地区におきまして新たな民間の施設ができた、そういうことで非常に利用時間も長く設定されているようでございます。しかし、いろいろな形の中でそのおふろに対しては一時的にはかなり入客があるやと私も考えておりましたし、当然そのような結果になっていると思います。スカイテルメにおきましては、この地方におきましても非常に清潔な温泉として毎日毎日、湯の入れかえをやっている、こういう施設はなかなかないわけでありますけれども、そういった関係でいろんな形の中で保健の関係も十分に踏まえた経営は行っていただいているというふうに思っております。これからも新しく赤城の施設につきましても指定管理者として今条例をお願いしているわけでございますが、そういった形の中でより一層そういった取り組みの中、市民はもちろんのこと来客の皆さん方に満足のいただけるような施設として頑張っていきたいというふうに考えております。 それから、ほかの温泉施設につきましても今の形ではまだまだ市の施設でありますから、これからの課題として、これらをどういうふうにしていくかということは今後の検討課題として考えていきたいと思っております。
○議長(宮下宏君) 3番、金子渡君。
◆3番(金子渡君) 市長のお答えをいただきました。 まず、一番最後にお答えをいただいた温泉の今後の指定管理については検討課題ということでありますが、やはり先日も49番議員の話の中にもありましたけれども、行政評価、プラン・ドゥー・チェック・アクション、このようなしっかりとした見直しをやっていくということであれば、やはり早い段階で検討していくということも必要だと思いますし、今回
ユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家のこの議案が通れば温泉を三つ持つということになるわけですから、さらに多くの温泉を持つことでのしぶかわ温泉としての運営の効率化というのも図れるのではないかなと思いますので、検討は進めていただくということはお願いすると同時に、ただしやはり指定管理はあくまで公募が原則だと思います。なぜ今回基本協定書がこれだけ遅くなってしまったか。これは、公募をしないからです。と同時に、事業計画書なり経営再建計画というのが何で出てこないのか、これも公募しないからです。最初から指定管理先が決まっている、そのような中で指定管理に踏み切るからやはり明確なものが出てこないのではないかなというふうに感じます。しぶかわ温泉が受けるという結果に終わってもいいですから、または公募しても相手がいなかったというのであればそれでもいいですから、やはり公募を前提に計画を進める、このことを要望したいと思います。これについての答弁は結構です。 地方債の関係ですけれども、合併の協議の中で計画してきたものと今回予算を組んだものが大きく違ってきた、これはきのうも答弁聞いておりまして、確かにそういう点もあるんだなというふうに感じております。がしかし、合併協議の中で各市町村から出されたものを積み重ねたならば本来は初年度で53億円ぐらいになる予定だった。これ地方債全体でですけども、それが今回28億円ということは、やはり総合計画の中で20年以降組んでいくということですけれども、やはりこれは各地域で要望されていたものが1年でも2年でもおくれていってしまうんだなというふうに思います。ということは、そういう中で合併して何となく損をしたんじゃないか、合併が悪かったんじゃないかというような意見が聞かれてくる原因にもなってくるのかな、これが一因なのかなというふうに思います。市長は、市民満足度、納得度の向上を目指してまちづくりを進めていくというふうに言われます。そして、102ページの
総合計画策定事業667万円を組んで、平成20年度以降の総合計画を立てていくわけなんですけれども、きのうも質問の中にも出ましたけれども、じゃこの総合計画の中にどのような市民の意見を取り込んでいくのか。
パブリックコメントという答弁もありましたけれども、確かに地域審議会もできます。いろいろな懇談会の中で市長も積極的に今話を聞きに行っているという状況もわかりますが、でも結局今までと同じように大枠ができ上がった段階で審議会を招集して、審議会にかけて、そこで一応市民の意見は聞きました、ですからこの総合計画には市民の意見は取り込んでいますというような形にならないように、ではどの段階、早い段階で
パブリックコメントを求めていく。今の計画、どのような計画でいるか担当部長の方から話を聞きたいと思います。質問いたします。 次に、NPOに委託をした点について、
ファミリーサポートセンターですけれども、子育て支援の中で多くの人に利用されて、そして積極的に頑張っていただいているという意味で、これは市長としては評価をしていると、いい評価だと、そういう評価をしているというふうに答弁がありました。NPOとボランティアとの協力というのは、木暮市長の政策の根幹にあるということで、これは私も今までの5年間感じてきていることでありますけれども、ただしかしやはり行政評価には取り組んできたというきのうの答弁もありましたけれども、内容を聞いてみれば職員の中での研修ですとか、予算の中で試しにやってみたという程度で、本来であれば旧渋川市はもうしっかりした行政評価に取り組んでいるはずなんですよね。答弁の中でももっと早い段階で取り組むということを数年前に言っていながら、まだ職員内研修ですとか試しにやっている程度ということで、私はこの行政評価に対する取り組みは非常に遅い、甘い、積極性に欠けているというふうに思います。そのような中で、やはり市民に対する説明責任を、結果やコストを評価する経営管理体制の構築を目指して行政評価の導入について検討しますというふうにあります。きのうも取り組んでいくんだということでありましたけれども、じゃその中で、先ほどもお話ししましたけれども、総合計画をこれからつくっていく、そこに市民の意見を入れていく、と同時に今までやってきた事業に対して順位をつけて優先順位をつける、そうするとしっかりそこで行政評価をやらなければ、これはまた事業の優先度が遅くなってしまって、地域の市民からは必ずちょっと批判的な意見が出てしまうのではないかなと思います。そのためには納得度の向上を目指すということで、それは一定の部分解決できると思いますし、市長はマニフェストの公約の中で市民参加型の
サービス評価システム、これの構築を目指すと、ここまで踏み込んでおります。私もやはり行政評価は市民参加型のサービス評価の方が納得度というものを上げていくという点ではいいと思いますし、例えば今後もNPOへの委託、
ボランティア団体への委託というのを進めていくんであれば、これは受託団体も含めた委託と。例えば今回の
ファミリーサポートセンターに対する行政評価に対しては、市の評価だけではなく、市民の評価だけではなく、受けた受託団体がどう感じているか、こういう評価も受けてやはり進めていく。以前にも一般質問にも提案したことありますけれども、埼玉県の志木市方式、これについてもやはり検討していただきたいと思いますが、この点行政評価、市民参加型の
サービス評価システムの構築という点について担当部長のお答えをいただきたいと思います。
○議長(宮下宏君) 企画部長、五十嵐研介君。 (
企画部長五十嵐研介君登壇)
◎企画部長(五十嵐研介君) 公債費の関係で合併協議時の関係の公債予定が53億円で、今年度28億円ということで差が大きくなっているというようなご質問があるわけですけれども、この差につきましては新市建設計画の中では合併特例債10年間で150億という中で、具体的な事業、橋梁の問題等もありまして、10年間でこの年度でこの
特例債対象事業をやるというような特定事業の検討まで年度別にはされておれなかったという状況の中で、150億円を10年間の計画の中で均等に配分した結果、18年度十分の1の15億というような事業費というようなことで公債費に計上している面があります。 総合計画における
パブリックコメントの導入時期ということでありますけれども、総合計画の策定につきましてはきのうの質問の中でもお答えいたしましたが、住民参加の中で策定していくというような形で、まず最初にアンケート調査による市民意識の調査、それから公募による市民会議の設置ということで、総合計画に向けての市民の皆様の提言を取りまとめて総合計画の素案の作成の中に反映していくという過程をとっていきたいというふうに考えております。その中で素案がまとまった段階で
パブリックコメント制度ということで計画素案を公表し、それに対しての市民の意見、提言等をお聞きし、それに対して市の考え方を回答し、公表するというような形で
パブリックコメントを考えていきたいというふうに考えておりますんで、素案ができた段階で
パブリックコメントを考えていきたいというふうに考えております。 それから、行政評価の取り組みの関係で、市民参加型の行政評価ということでございます。行政評価の取り組みにつきましては、おっしゃるとおりおくれているわけでありますけれども、そうした中でどうしてもこれからの行政運営には市民の視点に立った行政運営をしていかないと時代の流れに乗りおくれると申しましょうか、そのような状況になるということは十分認識しております。そういう中で市民の納得度なり満足度なり、どういうような手法で行政評価のプラン・ドゥー・チェック・アクションの中で取り入れていくのかというような一つの行政評価のシステムを確定しなければならないわけでありますけれども、そういう中で一つの考え方とすれば定点観測と申しましょうか、定期的な市民意識調査の実施等々の形で行政マネジメントのプラン・ドゥー・チェック・アクションのサイクルの中で評価見直しの中に市民の意見も取り込んでいくというようなことも考えられるかなというふうに考えております。 以上でありますんで、よろしくお願いいたします。
○議長(宮下宏君) 3番、金子渡君。
◆3番(金子渡君) 担当部長の方から答弁いただきました。ちょっと私の質問の内容がちょっと明確ではなくて大変失礼いたしましたが、その総合計画策定の中での
パブリックコメント、素案ができた段階で取り入れていく、また行政評価についても答弁いただきました。最後市長にお聞きしたいんですけれども、市民満足度、納得度を向上させるためには何が必要か。私は、情報公開としっかりした市民の声を聞いていく、この二つに尽きるというふうに思っております。市長も自分の政策の根底と言っているように、市民と一緒になってまちづくりをしていく、協働のまちづくり、そして情報公開、これはやはりどんどん、どんどん進めていく必要があると思いますし、市長も恐らくはそのつもりであると思いますけれども、昨日の質問の中で合併の先に、合併の向こうに何があるのかという質問がありました。私は、合併の先には夢と希望と明るい未来、そして誇りを持てるまち、私は自分が住むのであれば合併後の新市渋川はそういうまちになってほしい、そういうふうに思います。私もそのために頑張るつもりでもありますし、一市民としてもしっかりしたまちづくりをしていきたいというふうに考えております。そういう中では、市長、協働のまちづくり、そして情報公開、それを進めると同時に、私は行政がやらなければならないこと、今まで市民がやってきたこと、そしてこれからも市民がやること、あとは行政がやってきたんだけれども、これからは市民ができること、または市民がやった方がいいこと、そして最後はやはり行政と市民が一緒になって取り組んでいくこと、これを明確に分けて政策を進めていく、そしてそこに市民を取り込んでいく、これが私は必要だと思います。少子高齢化でどこの地域も活力がなくなってきます。何でもかんでも行政がすべてをできる、こういう時代じゃなくなってきます。こういう中で市民と一緒になってまちづくりに取り組んでいく、これについて市長の考えとして、先ほど担当部長に聞きましたけれども、
パブリックコメント、それから市民参加型の
サービス評価システム、NPO、ボランティアとの連携、この点について再度市長の考えをお聞かせください。
○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。
◎市長(木暮治一君) 確かに金子議員のおっしゃるとおりであります。行政でやるべきこと、また市民の皆さん方ができることはやはりやっていただきたい、率先してやっていただきたい、そんな気持ちはありますし、地域と市民と行政が一体となった形での進め方によってまちはすばらしいものになっていくというふうに思っております。夢と希望はみずからつくるものであります。行政がつくるものであって、また市民の皆さん方が夢に描くものもあるわけありますから、そういったものについてはお互いに意見を交換しながらこの地域づくりに励んでいきたい、そんな気持ちでおります。先ほど企画部長から総合計画のこれからの取り組みについても、きのうもお話がありましたけれども、そういったことでできるだけ多くの市民の方々のご意見を伺いながら、また議会の皆さん方のご意見を十分に拝聴しながらこれからの新しいまちづくりの基本をつくっていきたい、そんな気持ちであります。夢は、やはり自分で描くもの。行政が描くものもありますけれども、議員の皆さん方も夢を持った議論の中でこれからもよろしくお願いしたいと思います。
○議長(宮下宏君) 83番、南雲鋭一君。 (83番南雲鋭一君登壇)
◆83番(南雲鋭一君) ただいま上程中の平成18年度一般会計について2点質疑いたします。 1点は、予算書102ページ、2款総務費、1項総務管理費、8目企画費に
総合計画策定事業、地域審議会設置事業が予算化されております。また、平成18年度予算編成方針10ページの中段に「新市の計画的な行財政運営を図るため、新市建設計画を踏まえ、平成20年度を初年度とする総合計画の策定に着手します。計画の策定にあたっては、地域審議会や公募による市民会議の開催など、幅広く市民の意見や提言を求め、計画への反映に努めます」とあります。そこで、伺います。地域審議会の設置は、候補者を募って事を進めているように伺っているわけでございますけれども、いつ設置する目標にしているか。公募による市民会議はどのような形で、いつ設置するのか。全市一組織の委員会とするのか。そして、その任期、報酬等をどのように考えられているか。新市建設計画は、10年と期間を定めております。総合計画は、スタートが平成20年ということでございますので、2年おくれになるわけでございます。新市計画の内容というのは、6市町村の総合計画等を参考に、そして6市町村が一緒になるためには新たにどのような事業を入れるかということを討議をしながらつくられたというふうに認識しております。そして、その各事業は前段に集中しているというふうに伺っているわけでございますけれども、新市建設計画では150億円の特例債は1年間15億ということで等間隔に置かれているわけでございますけれども、前段に集中しているというふうなことになりますと、平面から10年という期間を終えての立体的な事業計画と、こういうことになるわけでございますので、この辺において地域バランスというのが必要と思われます。どのような考え方を持ってこの総合計画に組み入れていこうと考えておられるのかをお聞きしたいと思います。 2点目は、予算書113ページ、2款総務費、1項総務管理費、15目男女共同参画費に関連しての質疑でございます。平成18年度予算編成方針9ページの下段に「男女共同参画社会の実現に向け、市民意識高揚のための各種施策を実施します」とあります。また、一昨日の説明では、旧渋川市の方針を引き継ぎ、実施していきたい旨が話されました。この件については、平成16年6月に男女共同参画社会の基本法が制定されました。その中で、市町村は国が定める男女共同参画基本法及び県計画を勘案し、当該市町村の区域における男女共同参画社会の形成の促進に努めると、こういうようなことでうたわれているわけでございますけれども、旧渋川市においてはここにおられます市議会の議員も入られて、早くのうちから検討組織を立ち上げていただきました。平成12年9月には県の参画プランに先駆けてしぶかわ男女共同参画プランを作成しました。「グラフ渋川」では、特集としてこの問題を取り上げ、広報しぶかわでは平成13年4月15日号よりシリーズにおいて男女共同参画社会を目指してというものを掲げていただきました。新市になってからは、6月1日号に再登場いたしました。そこで、伺います。旧渋川市のほかにプランを立てた市町村はおありでしたか。旧町村地区には新たな取り組みとなるわけです。具体的には、支援センターやら幾つかの各項目においては取り上げておるわけでございますけれども、取り組みのギャップは当然あるというふうに感じます。この点についてどのようにして統一性を図ろうとするのかお聞きしたいと思います。 三つ目は、広報しぶかわでの宣伝に加えてどのような方法を考えておられるのか伺います。 以上、大筋で2点、その1点1点については何点か区切っての質疑をさせていただきました。回答をお願いいたします。
○議長(宮下宏君) 企画部長、五十嵐研介君。 (
企画部長五十嵐研介君登壇)
◎企画部長(五十嵐研介君) 総合計画の策定と地域審議会に関して幾つか質問いただきました。 まず、地域審議会の関係で設置についていつごろになるかというふうなことでございますが、地域審議会の委員におきましては公募の委員もおりまして、現在公募されている方の選考をしております。そうした中で、地域審議会の日程といたしましては7月に入りまして7月の11日から13日ということで各6地区それぞれあるわけですけれども、予定をしております。 それから、総合計画の策定にかかわる公募の市民会議の関係でありますけれども、公募につきましては全市域から公募を募りまして、市民会議の構成といたしましては、新市建設計画におきましては八つの分野が、それぞれの施策の分野があるわけですが、その八つの分野につきまして一部統合をいたしまして、五つの分野について市民会議の分科会という形を考えております。そういう中で、人数につきましては五つの分科会でおおむね8人から10人程度というようなことで、40人程度の委員さんをお願いしたいというふうに考えております。設置につきましては、7月に入りまして広報しぶかわ等で公募のお知らせを周知をして当たりたいというふうに考えておりますので、公募した以降に考えてございます。任期につきましては、基本的には市民会議で総合計画にかかわるさまざま提言等をお願いするわけでありますが、一時的には総合計画に関してはその提言をいただいた段階で終了になるわけでありますけれども、違った形の中で発展的に存続し、引き続き市民参加の行政運営ということでお働きいただくようなことも検討していきたいというふうに考えております。報酬につきましては、公募でお願いするというような関係で無報酬というようなことで考えております。 それから、新市建設計画との関連でさまざまな地域の事業があるわけですけれども、その中で地域バランスを総合計画にどのように取り入れていくのかというようなお話でありますけれども、財政事情もさまざまある中でございますので、改めましてそれぞれの事業についてそれぞれの担当に提出していただきまして、その中で地域審議会でその地域の事業については審議していただくというような手順を踏んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
△発言の訂正
○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。 (市民部長野口竹彦君登壇)
◎市民部長(野口竹彦君) 先ほど
老人保健特別会計予算の説明を行いました中で、概要説明のところで医療保険制度の内訳のところの人数、政府管掌健康保険、これを「1万612人」と申し上げましたが、「1,612人」の誤りでございますので、訂正をさせていただきます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第4 議案第87号 平成18年度渋川市
介護保険特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第4、議案第87号 平成18年度渋川市
介護保険特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 保健福祉部長、森田一男君。 (保健福祉部長森田一男君登壇)
◎保健福祉部長(森田一男君) ただいまご上程いただきました議案第87号 平成18年度渋川市
介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 介護保険制度施行から6年が経過しました。制度改正により、本年4月より介護予防に重点を置いた新たな枠組みでのスタートとなりました。渋川市におきましてもこの制度改革を踏まえ、高齢者保健福祉計画第3期介護保険事業計画を策定したところであります。平成18年度における介護保険事業は、第3期事業計画の初年度となります。事業計画の内容につきましては、先に事業計画書を配付させていただいたところでありますが、介護サービスの必要量を確保するための基盤の整備、充実と利用者への円滑なサービス提供、高齢者の状況に応じた適切なサービス提供、また質の高いサービスの提供に努め、介護保険制度が市民に信頼され、安心して受け入れられるよう推進してまいりたいと考えております。 それでは、内容について申し上げます。特別会計予算書及び説明書の91ページをお願いいたします。18年度渋川市
介護保険特別会計予算。平成18年度渋川市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条は、歳入歳出予算の総額で歳入歳出それぞれ45億6,843万1,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条は、説明を省略させていただきます。 次に、予算の内容について説明申し上げたいと思います。 97ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料、1節現年度分特別徴収保険料は、被保険者数1万5,392人、収納率を特別徴収100%と見込み、計上したものです。2節現年度分普通徴収保険料は、被保険者数5,189人で平成17年度の収納実績等を踏まえ、収納率92.1%と見込み、計上したものです。3節滞納繰り越し分は、平成17年度末における滞納見込額を踏まえ、計上したものであります。 98ページをお願いいたします。2款分担金及び負担金、1項1目1節説明欄の認定審査会共同設置負担金は、認定審査会を共同設置をしている構成2町村からの負担金であります。 99ページになりますが、3款国庫支出金、1項1目1節説明欄の介護給付費国庫負担金現年度分は、居宅介護給付費の20%相当額、施設介護給付費の15%相当額の合計であります。 2項1目1節説明欄の調整交付金現年度分は、第1号被保険者の年齢階層別分布状況、所得分布状況をもとにした調整率により交付されるもので、介護保険給付費に対し6.63%を見込んだものであります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。 99ページから100ページにかけての2目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)交付金現年度分は、介護予防事業に対する国の負担分で、事業費の25%に相当するものであります。 100ページの3目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)交付金現年度分でありますが、交付金は地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する国の負担分で、事業費の40.5%に相当します。 101ページをお願いいたします。4款支払基金交付金、1項1目1節説明欄の介護給付費の交付金現年度分は、介護保険料の2号被保険者分として給付費の31%相当額について社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。 2目1節説明欄の地域支援事業支援交付金現年度分は、介護予防事業に対する事業費の31%分が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。 102ページをお願いいたします。5款県支出金、1項1目1節説明欄の介護給付費県負担金現年度分は保険給付費に対する県負担定率分で、居宅介護給付費に対する12.5%、施設介護給付費に対する17.5%相当額であります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。 2項1目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)の交付金現年度分は、介護予防事業に対する事業費の12.5%分が県から交付されるものであります。102ページから103ページにかけての2目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)交付金現年度分は地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する県の負担分で、事業費の20.25%に相当いたします。 104ページをお願いいたします。6款財産収入、1項1目1節説明欄の介護給付費準備基金利子は、平成17年までに積み立てを行った介護保険基金の利子であります。 105ページをお願いいたします。7款繰入金、1項1目1節説明欄の介護給付費繰入金現年度分は、保険給付費に対する市負担定率分の12.5%相当額であります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。 2目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)繰入金現年度分は、介護予防事業に対する市の負担分で、事業費の12.5%分であります。 3目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)繰入金現年度分は、地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する市の負担分で、事業費の20.25%に相当いたします。 106ページの4目1節説明欄の職員給与費等繰入金は、一般管理費保険料の賦課徴収費、認定審査会の職員給与に充てるための一般会計からの繰入金であります。2節説明欄の要介護認定等事務費繰入金は、人件費を除く認定審査会の運営及び調査認定事業に要する経費を一般会計から繰り入れるものであります。 2項1目1節説明欄の介護給付費準備基金繰入金は、給付費に係る余剰金として積み立てを行ってきた介護給付費準備基金から給付費に充てるために繰り入れを行うもので、存目措置をするものであります。 107ページをお願いいたします。8款繰越金、1項1目繰越金は、平成17年度の繰越金について存目措置したものであります。 108ページから109ページでありますが、9款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料と2項雑入はそれぞれ存目措置をしたものであります。 次に、3の歳出についてご説明申し上げます。110ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費は、介護保険事業の円滑な運営を図るための資格管理、電算処理等の費用であります。 111ページをお願いいたします。2項徴収費、1目賦課徴収費は、第1号被保険者保険料の賦課徴収に係る経費であります。 111ページから113ページにわたります。3項1目介護認定審査会費は、渋川広域圏3市町村により共同設置をし、運営を行っている介護認定審査会に要する経費であります。 113ページから114ページにわたります。2目認定調査費は、訪問調査及び主治医意見書入手等の1次判定業務並びに認定結果の通知等に要する費用であります。 114ページの4項1目11節説明欄の介護保険制度普及事業は、介護保険制度の周知、啓発を図るための費用であります。 続きまして、115ページをお願いいたします。2款の保険給付費関係についてご説明いたします。給付費関連の予算計上に当たりましては、サービス利用実績、事業者の介護サービス供給体制の状況を踏まえた第3期介護保険事業計画の給付費の推計に基づき、各給付費について計上いたしました。 1項1目19節説明欄の居宅介護サービス給付事業は、要介護1から要介護5までの訪問通所及び短期入所サービス、有料老人ホーム等の特定施設利用者の総数を一月当たり1,756人と見込み、計上いたしました。 2目19節説明欄の特例居宅介護サービス給付事業は、要介護認定申請前に緊急で居宅サービスを利用せざるを得ないと認められる場合の給付費を存目措置したものであります。 116ページをお願いします。3目19節説明欄の地域密着型介護サービス給付事業は、グループホーム利用者を107名、認知症対応通所介護利用を1,036回と見込み、計上したものであります。 4目19節説明欄の特例地域密着型介護サービス給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置したものであります。 5目19節説明欄の施設介護サービス給付事業は、施設入所者数を672人と見込み、計上いたしました。 117ページをお願いいたします。6目19節説明欄の特例施設介護サービス介護給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置をしたものであります。 7目19節説明欄の居宅福祉用具購入事業は、居宅介護福祉用具購入費の給付費であります。 8目19節説明欄の居宅介護住宅改修事業は、居宅介護住宅改修費の給付費であります。 118ページをお願いいたします。9目19節説明欄の居宅介護サービス計画給付事業は、居宅介護サービス計画の給付費であります。 10目19節説明欄の特例居宅介護サービス計画給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置をしたものであります。 118ページから121ページにわたります第2項の介護予防サービス等諸費の1目から8目は、第1項の介護サービス等諸費に対応する介護予防に係る給付費で、第1項との相違は施設サービス給付費がない点であります。第1項に対応する介護予防に係る給付費でありますので、ここでの説明は省略させていただきます。 121ページから122ページにわたります3項1目12節説明欄の介護保険審査支払手数料は、国民健康保険団体連合会に委託している審査支払い業務手数料1件当たり95円を計上したものであります。 122ページの4項1目19節説明欄の高額介護サービス費は、要介護者の1割の利用者負担額が高額となった場合に基準額を超えた額について負担の軽減を図るために給付を行うものであります。 123ページをお願いいたします。2目19節説明欄の高額介護予防サービス事業は、1目と同様に介護予防サービスに関する高額介護サービス給付費であります。5項1目19節説明欄の特定入所者介護サービス費給付事業は、施設入所等に係る食費及び居住費について所得の低い方の負担軽減を図るために利用者の所得区分に応じた負担限度額を超える費用に対し、給付を行うものであります。 124ページをお願いいたします。2目19節説明欄の特例特定入所者介護サービス費給付事業は、要介護認定申請前に緊急で施設入所せざるを得ないと認められる場合について、1目と同じ内容の給付費を存目措置したものであります。 3目及び4目は、1目と2目に対応する介護予防に関する給付費であります。 125ページをお願いいたします。3款財政安定化基金拠出金、1項1目19節説明欄の財政安定化基金拠出金事業は、国、県、市町村がそれぞれ3分の1を負担するもので、各市町村の平成18年度から平成20年度までの給付費見込額の総額の0.1%で、平成18年度分を予算計上したものであります。 126ページの4款基金積立金、1項1目25節説明欄の介護給付費準備基金積立金は、第3期介護保険事業計画期間の初年度として見込まれる余剰金について積み立てを行うものであります。127ページをお願いいたします。 5款は、介護予防事業や地域包括支援センター事業に関するもので、新たな介護保険制度に対応するものであります。1項1目28節説明欄の介護予防特定高齢者施策事業は、要介護状態になるリスクの高い高齢者を把握する事業に対しての繰出金であります。 2目28節説明欄の介護予防一般高齢者施策事業は、一般高齢者の方への介護予防事業に対しての繰出金であります。 128ページをお願いいたします。2項は、地域包括支援センター事業を中心として介護予防や権利相談等に係る繰出金であります。1目28節説明欄の包括的・継続的ケアマネジメント支援事業は、地域包括支援センターで行う主治医やケアマネジャーなどの他職種の連携や関係機関との連携を通じまして、地域におけるケアマネジメントの支援体制をつくる事業への繰出金であります。 2目28節説明欄の任意事業は、家族介護教室事業への繰出金であります。 129ページをお願いいたします。6款諸支出金、1項1目23節説明欄の諸支出金は、介護保険料の過誤納付による払い戻し金と、これに係る還付加算金であります。 2目23節説明欄の介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金及び国庫支出金等過年度分返還金は、存目措置をしたものであります。 130ページをお願いいたします。7款1項1目は予備費であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 (37番大島勝昭君午後2時34分出席)
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 29番、猪俣友子君。 (29番猪俣友子君登壇)
◆29番(猪俣友子君) 時間の関係もあって議事を早く進めたいという皆さんのお気持ちが十分伝わってはきておりますけれども、介護保険制度は料金の改定もありました。制度改定もありましたので、質疑をさせていただきます。 まず、1点目としては料金改定があった中でのこの予算に対する影響額がどうだったのかお聞かせいただきたいと思います。 次に、先ほど滞納見込み92.8%というふうに報告、説明がされました。予算のこの参考資料見ますと、442人というこれまでの滞納の実績が出ております。それぞれの旧市町村で滞納があった人数が出されておりますけれども、それを参考にしながら見込みをしたというふうに思います。滞納すると、サービスの給付が受けられなくなるというペナルティーもあります。これまでのそれぞれの町村の中で滞納によってサービスが受けられなくなるような実態があったのかどうかお聞かせいただきたいと思います。 次に、今度は介護予防ということで制度も変わりました。介護認定で予防給付となった人たちがどのくらいあったのかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(宮下宏君) 保健福祉部長、森田一男君。 (保健福祉部長森田一男君登壇)
◎保健福祉部長(森田一男君) 介護保険の料金改定によりまして影響額はどのくらいになったかということでございますが、手元に資料がちょっと見つかりませんので、大変申しわけありませんが、後ほどご説明申し上げたいと思います。 また、滞納によりサービスが受けられなくなった人についてということでありますが、今のところ滞納によりサービスが受けられなくなった人については聞いておりません。 また、予防給付になった人ということでございますが、介護度第1の人から要支援1と要支援2になった人ということでございますが、今現在調査を進めているところでございますので、その数値につきましてもまた後ほどご説明したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 現時点で人数の見込みでありますが、第2期の17年度末で認定者数につきましては1,614人であったものが第3期の18年度におきましては1,756人という状況でございます。
○議長(宮下宏君) 29番、猪俣友子君。
◆29番(猪俣友子君) 私は、高齢者福祉で一般質問の中で通告もしておりましたけれども、一般質問の時間が短縮になったために、予算のところでやっておけば一般質問でやらなくもいいかなと思ってきょうやって、通告をしておけばよかったというふうに今言われました。いずれにしろ介護認定で予防給付に回った人は、もう既に本人にも通知が行っておりますし、大分影響も出ているようです。一般質問の中でまたやらせていただかなければならないかなというふうにも思いますけれども、いずれにしろ今の状況ですとなかなか実態把握がされていないようですので、一般質問の中でまた改めて組み立てをしてまいります。結構です。
○議長(宮下宏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第87号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第5 議案第88号 平成18年度渋川市
特別養護老人ホーム事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第5、議案第88号 平成18年度渋川市
特別養護老人ホーム事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 保健福祉部長、森田一男君。 (保健福祉部長森田一男君登壇)
◎保健福祉部長(森田一男君) ただいまご上程いただきました議案第88号 平成18年度渋川市
特別養護老人ホーム事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 特別養護老人ホーム清流の郷は、平成17年10月1日に旧赤城村立特別養護老人ホームとして開所いたしました。この運営につきましては指定管理者制度を採用して、社会福祉法人、旧の赤城村社会福祉協議会が平成20年3月末日まで運営管理を行うことの議決を赤城村議会で得ているところございます。管理運営に関する年度協定において、指定管理料は無料で土地建物賃借料は650万円としています。渋川市立特別養護老人ホーム清流の郷に対しての起債総額は4億円で、平成18年度には償還利子のみの支払い693万7,000円が必要になります。土地建物賃借料の650万円を充当しても不足する43万7,000円については、一般会計から繰り入れをいたします。 それでは、内容について申し上げます。特別会計予算書及び説明書の137ページをお願いいたします。平成18年度渋川市
特別養護老人ホーム事業特別会計予算。平成18年度渋川市の特別養護老人ホーム事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ693万7,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 予算の内容を説明申し上げます。142ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款繰入金、1項1目1節43万7,000円は、一般会計からの繰入金であります。 143ページをお願いいたします。2款諸収入、1項1目1節の650万円は、土地建物賃借料の雑入であります。 3の歳出についてでありますが、144ページをお願いいたします。1款公債費、1項1目23節の693万7,000円は、償還金利子でございます。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第88号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第6 議案第89号 平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 議案第89号 平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 小野上総合支所長、小野彰一君。 (小野上総合支所長小野彰一君登壇)
◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第89号 平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 この予算は、小野子地内にあります農産物直売所及び道の駅おのこに関する予算でございます。147ページをごらんください。平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,823万8,000円と定めたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、500万円と定めたいと思います。 本予算の詳細につきましては、151ページ以下の歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、この事項別明細書によりご説明申し上げますが、151ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては省略させていただき、152ページからの2、歳入についてご説明いたします。152ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項手数料、1目手数料につきましては、農産物等の販売手数料811万4,000円を計上しております。これは、農産物の販売額の15%を見込んだものであります。 153ページをごらんください。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金は251万9,000円を見込みました。 154ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、食堂の売上金2,087万円、自動販売機等の売上金を2,459万5,000円及び前年度繰越金等を合わせて4,760万5,000円を計上いたしました。 続いて、155ページの歳出についてご説明いたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、農産物直売所に勤務する臨時職員の賃金その他一般管理経費を合わせて2,330万4,000円を計上いたしました。 157ページ、2款事業費、1項施設管理費、1目直売所施設管理費には、小野子特産物直売施設の管理費として加工品原材料購入費、販売用物産購入費、光熱水費など合わせて2,702万8,000円を、同項2目の道の駅施設管理費では臨時職員による清掃賃金、消耗品、電気料、水道料など338万7,000円を計上いたしました。 159ページをごらんください。3款公債費、1項公債費に計上しました建設当時に借り入れました起債の本年度分の償還元金及び利子の251万9,000円であります。なお、この償還につきましては本年度で完済となります。 160ページの4款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、200万円としたいものであります。 161ページの地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書につきましても、先ほどご説明したとおり平成18年度で完済になることを示しているものであります。 以上で平成18年度渋川市
農産物直売事業特別会計予算の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第89号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 休 憩 午後2時55分
○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。 再 開 午後3時7分
○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第7 議案第90号 平成18年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第7、議案第90号 平成18年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 伊香保総合支所長、井上晃君。 (伊香保総合支所長井上 晃君登壇)
◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第90号 平成18年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 本予算は、ロープウェイ、石段の湯、市営駐車場及び関所の管理運営に関するものでございます。 予算書の163ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の伊香保温泉観光施設事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,528万9,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第235条の3、第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、2,000万円といたしたいと思います。 165ページに第1表、歳入歳出予算として款項別の予算額が記載してありますが、詳細につきましては167ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。169ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料では、1目ロープウェイ使用料を平成16、17年度の実績の平均値をもとに計算いたしました3,424万8,000円を計上させていただきました。 2目温泉使用料では、石段の湯の入浴料を前年度実績を踏まえて2,619万6,000円とさせていただきました。同様にロープウェイ不如帰駅及びまちの駅に隣接する市営有料駐車場の使用料、3目駐車場使用料についてもほぼ前年並みの514万8,000円を計上させていただき、各施設の使用料合計を6,559万2,000円とさせていただいております。 170ページをお願いいたします。2款1項1目一般会計繰入金につきましては、主にロープウェイ並びに温泉浴場の改修工事に伴う起債借り入れの償還分と運営費の一部等で合計2,251万5,000円を繰り入れていただくものでございます。 171ページをお願いいたします。3款1項1目雑入は、臨時職員の雇用保険加入者負担分の受け入れ及びロープウェイ並びに温泉浴場の自動販売機収入、温泉浴場での物品販売収入などを計上させていただきました。 172ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款1項1目一般管理費は、職員人件費5名分と平成17年度観光施設事業に係る消費税及び石段の湯の入湯税6万3,320人分の合計額2,646万円を計上させていただきました。 173ページをお願いいたします。2款1項施設管理費、1目ロープウェイ施設管理費の主なものは、臨時職員の人件費が約58%を占めており、そのほか施設の管理及び運営に係る諸費用の計上であります。なお、本年度はロープウェイ運転の自動制御に係る自動電子制御基盤の交換修理に289万7,000円を計上させていただいております。 次に、174ページをお願いいたします。2目温泉施設管理費は、石段の湯運営に係る経費の計上になります。主なものは、ロープウェイと同様臨時職員6名分の人件費が約3分の1の35%を占めており、そのほか大きなものは管理用消耗品及び販売品の仕入れ代、ボイラー用重油代、電気、水道などの光熱費と消防設備保守点検、ごみ処理施設の警備委託、ボイラー保守等及び温泉引き湯ポンプの清掃点検や引き湯管の洗浄、清掃など特殊な業務を含めた委託料などを計上させていただきました。 次に、175ページをお願いいたします。3目駐車場施設管理費は、臨時職員の賃金関係と電気料など施設の管理経費を計上させていただいております。 176ページをお願いいたします。4目関所施設管理費につきましても、他の管理費と同様、一般的な管理経費を見込ませていただいております。 177ページをお願いいたします。3款公債費は、歳入でも触れましたが、1目でロープウェイ事業公債費として元利合計414万4,000円、178ページの2項温泉施設事業公債費の元利償還金1,403万5,000円を計上させていただきました。 179ページの予備費については、説明を省略させていただきます。 以上で議案第90号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第90号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第8 議案第91号 平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第8、議案第91号 平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 小野上総合支所長、小野彰一君。 (小野上総合支所長小野彰一君登壇)
◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第91号 平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算についてご説明いたします。 この予算は、村上地内にあります小野上温泉センター及び周辺施設の管理運営に関する予算でございます。 187ページをごらんください。平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ1億950万7,000円と定めたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は3,000万円と定めたいと思います。 本予算の詳細につきましては、191ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、この歳入歳出事項別明細書によりご説明いたします。191ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては説明を省略させていただき、192ページの2、歳入についてご説明いたします。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目温泉センター使用料には、温泉センターの入館者を16万7,000人と見込みました。これは、前年に対して1.4%の増となり、この入館者が支払う温泉センター使用料を7,200万9,000円及び個室等の使用料799万5,000円を計上いたしました。 同項2目分湯温泉使用料では、2軒の民宿、旅館に対する分湯温泉使用料201万6,000円を、同項3目公園使用料には温泉公園使用料11万8,000円を、193ページ、同項4目には地域活性化センター使用料を存目計上いたしました。 193ページ、1款使用料及び手数料、2項手数料、1目分湯手数料には、2軒の民宿、旅館に対する給湯装置管理手数料を5万7,000円、同項2目地域活性化センター手数料でありますが、同所に設置してあります自動販売機の売り上げ手数料6万9,000円を計上いたしました。 194ページをごらんください。2款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金には、小野上温泉開発基金からの繰入金968万8,000円を計上いたしました。 195ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、自動販売機等の売上金1,048万9,000円、売店の売上金等398万円、前年度繰越金300万円など、合わせて1,755万4,000円を計上いたしました。 続いて、196ページの3、歳出の詳細についてご説明いたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、小野上温泉センターに配属されています職員3人分の人件費2,347万3,000円、一般経費として臨時職員3人分の賃金及び当該温泉センターを管理運営するに必要な電気料、水道料、施設清掃委託料を初めとする管理費用及び新温泉センター施設改築調査設計委託料と合わせて7,315万6,000円及び温泉宣伝広報活動事業として各種イベントの主催及び参加に要する費用として114万2,000円を、また小野上温泉開発基金への積立金100万円をそれぞれ計上いたしました。 199ページをごらんください。2款事業費、1項施設管理費、1目温泉センター施設管理費では、例年4月に行っております小野上温泉まつりに要する経費198万2,000円を計上いたしました。 同項2目源泉施設管理費には、源泉ポンプの電気料、ポンプの入れかえ、修繕費用として292万2,000円を計上いたしました。 200ページをごらんください。同項3目地域活性化センター施設管理費では、小野上温泉駅の管理費として電気料、用地の借地料など108万1,000円を、また201ページ、同項4目温泉周辺施設管理費では小野上温泉センター周辺にあります温泉公園の管理費98万2,000円及び屋外看板街路灯管理事業に要する電気料など76万9,000円を計上いたしました。 202ページをごらんください。3款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、300万円を計上させていただきました。 203ページ、1項の給与費明細書につきましては、ごらんいただくとして説明は省略させていただきます。 以上で議案第91号 平成18年度渋川市
小野上温泉事業特別会計予算についての説明を申し上げましたが、お湯のよさでは定評があります小野上温泉センターでございます。今後もお客様に親しまれるような小野上温泉センターとして従業員一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第91号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第9 議案第92号 平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第9、議案第92号 平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 小野上総合支所長、小野彰一君。 (小野上総合支所長小野彰一君登壇)
◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第92号 平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 この予算につきましては、村上地内にございます交流促進センターSUNおのがみ管理運営に関する予算でございます。209ページをごらんください。平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億7,845万円と定めたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額は、1,000万円と定めたいと思います。 本予算の詳細につきましては、213ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりであります。 213ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括の説明は省略して、214ページの2、歳入予算の主なものについてご説明いたします。214ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目温泉使用料には、交流促進センターSUNおのがみの宿泊料1億7,732万7,000円及び館内の研修室等の使用料6万円を計上しております。施設の宿泊使用者につきましては、2万1,500人の利用を見込んでおります。これは、施設の利用率でいきますと63%に当たる数値でございます。研修室の使用料につきましては、6回分を見込んでおります。 215ページをごらんください。2款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金には、小野上交流促進センター基金から2,051万4,000円を繰り入れることとさせていただきます。この交流促進センター基金は、前年度末残高が7,211万7,000円となっております。また、同款2項他会計繰入金には、一般会計からの繰入金3,253万6,000円を見込んでおります。この一般会計繰入金につきましては、建設当初過疎債等の借り入れを行いましたが、この元利償還金に対する交付税措置がございまして、この交付税措置相当額を一般会計から繰り入れるものであります。 216ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、館内の自動販売機等の売上金376万2,000円、売店、宴会場、レストラン等の売上金3,842万5,000円のほか、入湯税、前年度繰越金等合わせて4,801万3,000円を見込んでおります。 歳出についてご説明いたします。217ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員5人分の人件費及び一般経費としての臨時職員12人分の賃金、施設管理運営のための光熱水費、宿泊者の賄い原材料の購入費、館内の清掃委託料、設備機器の保守点検料、工事請負費等では、お客様からの要望の多い洋式便器の便座の交換を今年度行いたいという費用を盛り込んでおります。さらに、入湯税、消費税等合わせて2億2,489万7,000円を計上しております。 220ページをごらんください。2款事業費、1項施設管理費、1目交流促進センター施設管理費には、事業外支出として交流促進センター用地4,971平方メートル分の借地料218万8,000円を計上しております。 221ページをごらんください。3款公債費、1項公債費には、建設当初の過疎債等の起債の本年度分の元利償還金合わせて4,566万8,000円を計上しております。なお、この起債の償還元金の一部に対しては交付税措置がございますので、歳入でご説明しましたとおりこの算入相当額を一般会計から繰り入れております。 222ページの4款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、250万円を計上しております。 223ページからの給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高見込みに関する調書につきましては、説明は省略させていただきます。 以上で平成18年度渋川市
交流促進センター事業特別会計予算についてのご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第92号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第10 議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの
湯事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第10、議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの
湯事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 子持総合支所長、須田孝君。 (子持総合支所長須田 孝君登壇)
◎子持総合支所長(須田孝君) ただいまご上程いただきました議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの
湯事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 予算書の231ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の白井温泉こもちの湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,301万4,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 236ページをお願いいたします。歳入でございますが、1款1項使用料2,361万円でございます。使用料につきましては、前年入館者の実績数値を基礎として算出した施設使用料でございます。 237ページをお願いいたします。2款1項他会計繰入金759万3,000円です。これは、一般会計からの繰入金でございます。 238ページをお願いいたします。3款1項雑入181万1,000円です。雑入につきましては、施設内での飲食物販売手数料並びに自動販売機設置手数料が主なものでございます。 239ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款1項総務管理費1,060万4,000円です。これは、臨時職員の賃金並びに入湯税が主なものでございます。 240ページ並びに241ページをお願いいたします。2款1項施設管理費2,221万円です。施設管理費におきましては、燃料費並びに保守管理委託料が主なものです。源泉施設管理費におきましては、保守管理委託料並びに源泉施設の借地料でございます。 242ページをお願いいたします。3款1項予備費は、20万円を計上させていただきました。 以上で白井温泉こもちの
湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第11 議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の
湯事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第11、議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の
湯事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 赤城総合支所長、星野日出男君。 (赤城総合支所長星野日出男君登壇)
◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の
湯事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本予算は、指定管理者移行までの3カ月分を積算し、計上いたしました。 予算書の243ページをお願いいたします。平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7,015万6,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 248ページをお願いいたします。歳入でございますが、1款1項使用料2,810万1,000円です。使用料につきましては、前年の実績をもとに積算したものでございます。 下の249ページをお願いしたいと思います。2款1項他会計繰入金1,873万9,000円でございます。これは、一般会計からの繰入金でございます。 250ページをお願いいたします。3款第1項雑入でございますが、2,331万6,000円でございます。雑入につきましては、施設内での食堂その他販売並びに自動販売機等の売り上げ料が主なものでございます。 251ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款1項総務管理費1,030万7,000円でございます。これは、職員の人件費、一般管理事業、入湯税、嘱託職員の人件費が主なものでございます。 253ページから254ページにまたがりますが、2款1項施設管理費5,934万9,000円でございます。施設管理費におきましては、1目は
ユートピア赤城施設管理費、2目はふれあいの家施設管理費でございます。臨時職員、嘱託職員等の賃金、それから燃料、電気料並びに管理委託料が主なものでございます。 下の255ページをお願いします。3目源泉施設管理費におきましては、電気、修繕料等でございます。 256ページをお願いいたします。3款1項予備費は、50万円を計上させていただきました。 なお、257ページから261ページは給与費明細書でございます。 以上で敷島温泉赤城の
湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第94号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第12 議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの
湯事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第12、議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの
湯事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 北橘総合支所長、木暮博行君。 (北橘総合支所長木暮博行君登壇)
◎北橘総合支所長(木暮博行君) ただいまご上程いただきました議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの
湯事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 予算書の263ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,542万1,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、265ページの「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 詳細につきましては、267ページからの歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。268ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料は、説明欄、北橘温泉ばんどうの湯使用料として5,219万8,000円でございます。使用料については、大人1名300円、子供、高齢者、身障者1名200円で、入館者は年間22万3,000人を見込みました。 269ページをお願いいたします。2款は、繰入金でございます。1項他会計繰入金として、説明欄、一般会計繰入金3,553万円を見込みました。 270ページをお願いいたします。3款1項雑入は、説明欄、売店売上金等3,480万円は、食堂売り上げ収入及び売店売り上げ収入でございます。販売機等売上金263万円は、自動販売機売り上げ収入、マッサージ機売り上げ収入等でございます。 271ページをお願いいたします。3の歳出について申し上げます。1款1項総務管理費は、説明欄1行目、職員人件費2,566万3,000円は職員3人分の給料等でございます。2行目、一般管理費4,320万7,000円の主なものは、臨時職員賃金3,106万2,000円でパート職員25人、常勤、臨時職員5人分の賃金でございます。 272ページをお願いいたします。説明欄最下段、入湯税は1,115万円でございます。 273ページをお願いいたします。2款1項施設管理費は、説明欄1行目、北橘ばんどうの湯運営事業として5,591万円で、主なものを申し上げます。燃料費789万6,000円、電気料528万円、水道料1,272万円でございます。274ページをお願いいたします。説明欄1行目、事業用原材料1,482万1,000円は、食堂材料費でございます。 275ページをお願いいたします。3款予備費について申し上げます。1項予備費として20万円を計上いたしました。 以上で北橘温泉ばんどうの
湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第95号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△日程第13 議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの
郷城山事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第13、議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの
郷城山事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 北橘総合支所長、木暮博行君。 (北橘総合支所長木暮博行君登壇)
◎北橘総合支所長(木暮博行君) ただいまご上程いただきました議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの
郷城山事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 予算書の281ページをお願いいたします。平成18年度渋川市のたちばなの
郷城山事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出をそれぞれ1億2,674万8,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、283ページの「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 詳細につきましては、285ページから歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。286ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料は、説明欄、たちばなの郷城山使用料といたしまして1億783万円、宿泊利用者1万6,000人、休憩利用者2,800人、宿泊使用料加算分として2,000人を見込みました。加算分は、宿泊翌日が日曜日、祭日等1,000円の加算、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の期間の2,000円の加算でございます。 287ページをお願いいたします。2款繰入金でございますが、他会計繰入金として1,549万2,000円を見込みました。 288ページをお願いいたします。3款諸収入でございます。雑入として説明欄の入湯税196万円は、宿泊利用者1万6,000人、休憩利用者2,800人を見込みました。2行目、厨房使用料等129万7,000円は、厨房使用料及び自動販売機設置料でございます。3行目、館内設備使用料12万6,000円は、公衆電話使用料及びカラオケ使用料でございます。 289ページをお願いいたします。3の歳出について申し上げます。1款1項総務管理費についてご説明申し上げます。説明欄1行目、職員人件費1,592万1,000円は、職員給料等2人分のものでございます。2行目、一般管理費754万9,000円でございます。主なものを申し上げます。290ページをお願いいたします。説明欄、臨時職員賃金は3人分で309万3,000円、嘱託員賃金は1人分で236万4,000円、入湯税として196万円でございます。 291ページをお願いいたします。2款事業費、1項施設管理費についてご説明申し上げます。たちばなの郷城山施設管理費として、運営事業費1億277万8,000円でございます。運営事業費の主なものといたしましては消耗品費387万9,000円で、施設内各種消耗品でございます。その他燃料費267万8,000円、電気料756万円、水道料252万円、委託料の6,178万9,000円は食事業務委託料でございます。292ページをお願いいたします。説明欄、シルバー人材センター委託料793万2,000円は、宿直業務、マイクロバス運転及び用務員業務でございます。借地料125万3,000円は、建物、土地及び進入路の借地料で、地権者7人でございます。物品借上料439万2,000円は、浴衣、シーツ、まくらカバー、布団カバーほか物品借上料でございます。 293ページをお願いいたします。3款予備費について申し上げます。予備費として50万円を計上いたしました。 以上でたちばなの
郷城山事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第96号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 休 憩 午後3時54分
○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。 再 開 午後4時6分
○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第14 議案第97号 平成18年度渋川市
伊香保リンク管理運営事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第14、議案第97号 平成18年度渋川市
伊香保リンク管理運営事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 伊香保総合支所長、井上晃君。 (伊香保総合支所長井上 晃君登壇)
◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第97号 平成18年度渋川市
伊香保リンク管理運営事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 本予算は、県営伊香保リンクの県からの管理指定を受けての事業予算でございます。予算書の299ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の伊香保リンク管理運営事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,008万8,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 301ページに第1表、歳入歳出予算として各款項別の予算額を記載してありますが、詳細につきましては303ページからの歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明をさせていただきます。304ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。歳入では、1款1項1目1節で県からの平成18年度伊香保リンク指定管理料8,000万円を計上させていただいております。2款1項1目の雑入は、嘱託職員の雇用保険料本人負担分の計上でございます。 306ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款1項1目一般管理費は、職員人件費3名分を計上させていただきました。 307ページから308ページの2款1項1目施設管理費では、臨時職員1名分と嘱託職員4名分の人件費883万8,000円、11節需用費関係では冷凍機用の重油代及び電気料並びに水道料で約90%を占めており、そのほかでは施設の維持管理に係る一般的な消耗品費、製氷車等の修繕料などで、合計4,402万4,000円計上させていただきました。12節役務費は、電話料及び製氷車のカッターブレード研磨時の託送料、ごみ処理手数料、自動車保険及び施設賠償責任保険料など合計69万円を計上させていただきました。13節委託料では、受電設備2種類の法定点検、消防設備点検、重油地下タンク精密検査委託料、水道法定点検、保守管理、冷却搭の保守点検、冷凍機オイル交換業務、ブラインクーラーユニット点検、浄化槽の保守点検及び温水ボイラー保守点検、冷凍機の夜間管理等に係るシルバー人材センターへの委託料を見込ませていただいております。 以上で議案第97号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第97号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第15 議案第98号 平成18年度渋川市
用地先行取得事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第15、議案第98号 平成18年度渋川市
用地先行取得事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長、萩原賢一君。 (教育部長萩原賢一君登壇)
◎教育部長(萩原賢一君) ただいまご上程いただきました議案第98号 平成18年度渋川市
用地先行取得事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 この用地は、県道高崎渋川線沿線にあります有馬野球場が近年周辺の都市化あるいは施設の老朽化によりまして野球場の移転を主体に運動公園を建設するため、平成9年度に借入金によりまして土地を取得したものであります。 315ページをお願い申し上げます。平成18年度渋川市の用地先行取得事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,377万円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出の予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 320ページをお願いいたします。歳入について申し上げます。1款1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金6,377万円は、元金償還金及び利子償還に係る一般会計からの繰入金であります。 321ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款1項公債費、1目元金、23節償還金、利子及び割引料6,100万円は元金償還金であります。 2目利子、23節償還金、利子及び割引料277万円は利子償還であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第98号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第16 議案第99号 平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第16、議案第99号 平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 小野上総合支所長、小野彰一君。 (小野上総合支所長小野彰一君登壇)
◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第99号 平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 この予算は、小野上地域に住宅用地を造成、分譲して住民の定住を図り、人口の流出に歯どめをかけたいためとする事業予算でございます。 323ページをごらんください。平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,244万5,000円と定めたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 本予算の詳細につきましては、327ページからの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、これによりご説明いたします。 327ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては説明は省略させていただき、328ページの2、歳入からご説明いたします。328ページをごらんください。1款事業収入、1項宅地造成事業収入、1目宅地販売収入として2,532万6,000円を計上しております。これは、平成17年度に宅地造成工事を5区画行いました。この販売収入であります。 329ページをごらんください。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金には2,660万7,000円を計上しております。これは、昨年度に引き続き今年度も造成工事を行う費用に充当するものであります。 330ページの3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、前年度からの繰越金51万2,000円を計上いたしました。 歳出についてご説明いたします。331ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、平成17年度から造成工事を行いました造成地の販売促進に充てる費用3万円であります。 332ページの2款事業費、1項宅地造成事業費、1目宅地造成事業費には、平成18年度にも前年度に引き続いて造成工事を行いたい4区画分についての工事費1,258万7,000円、用地購入費1,278万5,000円、測量試験費119万7,000円等及び一般会計への繰出金2,532万6,000円を計上しております。この繰出金は、前年度の造成事業費について一般会計から繰り入れを行っておりますので、この宅地販売収入を一般会計へ繰り出すものであります。 以上で平成18年度渋川市
小野上土地開発事業特別会計予算についてのご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第99号は、建設水道常任委員会に付託いたします。
△日程第17 議案第100号 平成18年度渋川市
下水道事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第17、議案第100号 平成18年度渋川市
下水道事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、佐藤昭司君。 (水道部長佐藤昭司君登壇)
◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第100号 平成18年度渋川市
下水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の333ページをお願いいたします。初めに、下水道事業の概要についてご説明いたします。下水道事業は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道の2事業を実施しております。2事業の合計事業認可面積は1,139.5ヘクタールで、内訳は公共下水道事業が渋川地区、伊香保地区、北橘地区の3地区で802.5ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業が渋川地区、伊香保地区、小野上地区、子持地区、北橘地区の5地区で337ヘクタールであります。2事業全体の平成17年度末の整備済み面積は868.88ヘクタール、率では76.3%であります。平成18年度において31.12ヘクタール分を整備する予定でありますので、率では79%となる見込みであります。 それでは、内容についてご説明いたします。平成18年度渋川市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ18億8,855万9,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。 第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億円と定めたいと思います。 第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により歳出予算の款項の経費の金額を流用することができる場合は、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間で流用する場合と定めたいと思います。 337ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄1行目、公共下水道事業は公共下水道事業債で、限度額は9,760万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%であります。対象事業費として1億8,200万円を予定しており、渋川地区の8.47ヘクタールの管渠整備等に充当するものであります。 2行目、流域下水道事業は、流域下水道事業債で限度額は1,600万円、充当率は100%であります。利根川上流流域下水道建設事業に対する負担金に充当するものです。 3行目、特定環境保全公共下水道事業は、特定環境保全公共下水道事業債で限度額は2億4,010万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%であります。対象事業費として4億3,800万円を予定しており、22.65ヘクタールの管渠整備等に充当するものであります。 340ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者負担金、説明欄1行目、公共下水道受益者負担金は1,138件分、2行目特定環境保全公共下水道受益者負担金は498件分を見込みました。 341ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節下水道使用料、説明欄1行目、公共下水道使用料は7,584件分、特定環境保全公共下水道使用料は1,235件分を見込みました。 342ページにわたりますが、2項1目1節下水道手数料、説明欄、指定工事店証交付手数料は10件分を見込みました。 343ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目1節下水道事業費補助金、説明欄1行目、公共下水道事業補助金は、補助対象事業費1億5,400万円に対し補助率2分の1であります。説明欄2行目、特定環境保全公共下水道事業補助金は、補助対象事業費3億5,000万円に対し補助率2分の1であります。 344ページをお願いいたします。4款県支出金、1項1目1節下水道事業費補助金、説明欄、公共下水道事業補助金は、建設事業の単独事業経費のうち起債対象事業費から起債額を控除した額に一定の補助率を乗じたものであります。 345ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。 2項1目1節基金繰入金は、子持地区下水道施設建設基金から子持地区特定環境保全公共下水道建設事業費に充当するものであります。基金繰り入れ後の同基金の残額は2万1,000円となります。 346ページをお願いいたします。6款諸収入、1項1目1節雑入、説明欄1行目、水道事業会計負担金は、職員給与費の2分の1相当額を水道事業から受けるものであります。 347ページをお願いいたします。7款市債につきましては、先ほど地方債で説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。 348ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、349ページにわたりますが、職員人件費、一般経費及び負担金であります。349ページ説明欄、上から5行目の業務委託料は、下水道使用料の徴収事務を水道課に委託するものであります。 350ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項1目渋川公共下水道事業費(流域)の説明欄2行目、公共下水道建設事業(渋川地区)の351ページの上から5行目、業務委託料は、金井、阿久津の実施設計、延長5,000メートルに係る委託料が主なものであります。6行目、工事請負費は、行幸田、石原、四ツ角周辺土地区画整理区域内の各一部、整備面積8.47ヘクタール、延長で2,364メートルの管渠整備等を実施するものであります。 2目渋川特定環境保全公共下水道事業費(流域)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(渋川地区)の工事請負費は、八木原地内の一部、整備面積9.22ヘクタール、延長で2,814メートルの管渠整備等を実施するものであります。 352ページをお願いいたします。3目北橘特定環境保全公共下水道事業費(流域)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(北橘地区)の工事請負費は、下箱田地内の一部、整備面積3.09ヘクタール、延長で823メートルの管渠整備等を実施するものであります。 4目、伊香保公共下水道事業費(単独)の説明欄、公共下水道建設事業(伊香保地区)の設計委託料は、雨天時における夾雑物が流れ出るのを防ぐ目的の雨水はけ口のスクリーンを改修するための設計委託料であります。 353ページをお願いいたします。5目小野上特定環境保全公共下水道事業費(単独)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(小野上地区)の上から5行目の設計委託料及び6行目の工事請負費は、小野子及び村上地内の各一部、整備面積6.86ヘクタール、延長で909メートルの管渠整備等を実施するものであります。 6目子持特定環境保全公共下水道事業費(単独)は、354ページをお願いいたします。説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(子持地区)の上から6行目の工事監理委託料及び7行目の工事請負費は、吹屋及び
鯉沢地内の各一部、整備面積3.48ヘクタール、延長で600メートルの管渠整備等を実施するものであります。 2項公共下水道維持管理事業費の1目渋川公共下水道事業費(流域)から360ページの8目子持特定環境保全公共下水道事業費(単独)までにつきましては、施設の維持管理にかかわる経費であります。説明は、省略させていただきます。施設の適正な維持管理に努めてまいりたいと思います。 3項流域下水道事業費、1目建設負担金、説明欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金は、利根川上流流域下水道建設事業に対する渋川地区及び北橘地区に係る負担金であります。 2目維持管理負担金、説明欄、利根川上流流域下水道維持管理事業の負担金は、利根川上流流域下水道維持管理事業に対する渋川地区及び北橘地区に係る負担金であります。この負担割合は、玉村町に設置されております県央水質浄化センターに流入している汚水の総流入量割合等によるものであり、負担する市町村は本市を含めて13市町村であります。 362ページをお願いいたします。3款公債費は、363ページにわたりますが、地方債の元金償還金及び利子償還金等であります。 364ページお願いいたします。4款予備費は、500万円を計上いたしました。 370ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の118億3,861万6,000円であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第100号は、建設水道常任委員会に付託いたします。
△日程第18 議案第101号 平成18年度渋川市
農業集落排水事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第18、議案第101号 平成18年度渋川市
農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、佐藤昭司君。 (水道部長佐藤昭司君登壇)
◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第101号 平成18年度渋川市
農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の371ページをお願いいたします。初めに、農業集落排水事業の概要について申し上げます。農業集落排水事業は、渋川、子持、赤城、北橘の4地区、16処理区域の事業であります。16処理区域のうち、15処理区域につきましては建設事業は完了し、赤城地区の横野中央地区の1処理区は現在建設事業を進めております。本年度中に一部供用開始となる見込みであります。 それでは、内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億6,064万6,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。 第3条、地方自治法第235条の3、第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、5,000万円と定めたいと思います。 375ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄、農業集落排水事業は、農業集落排水事業債で、限度額は1億6,380万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%で、赤城地区の横野中央地区の建設事業に充当するものであります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。 378ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者分担金、説明欄、農業集落排水事業受益者分担金は1,825件分を見込みました。 379ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節農業集落排水施設使用料、説明欄、農業集落排水施設使用料は4,406件分を見込みました。 380ページをお願いいたします。3款県支出金、1項1目1節農業集落排水事業費補助金、説明欄、農業集落排水施設事業費補助金(横野中央地区)は、横野中央地区建設事業に対する県の補助金であります。補助率は、工事費では2分の1であります。 381ページをお願いいたします。4款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金、説明欄、一般会計繰入金は収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。 382ページの5款諸収入につきましては、説明を省略させていただきます。 383ページをお願いいたします。6款市債につきましても先ほど地方債で説明いたしましたので、省略させていただきます。 384ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費、説明欄の385ページの上から5行目、業務委託料は使用料徴収業務を水道課に委託するための委託料等であります。 386ページをお願いいたします。2款事業費、1項1目横野中央地区、説明欄、農業集落排水施設建設事業(横野中央地区)は、延長4,021メートルの排水管の布設及びマンホールポンプ18カ所の設置、処理施設の外構工事等にかかわるものであります。横野中央地区の進捗率は、平成18年度末で事業費ベースで70.2%となる見込みであり、平成21年度で完了予定であります。 387ページをお願いいたします。2目一般建設費、説明欄、農業集落排水施設取付管設置事業は30カ所分を見込みました。 2項農業集落排水施設維持管理事業費の1目祖母島地区から397ページの16目下小室地区までは、16施設の維持管理費でありますので、説明は省略させていただきます。施設の適正な維持管理に努めてまいりたいと思います。 398ページをお願いいたします。3款公債費は、地方債の元金償還金及び利子償還金であります。 399ページをお願いいたします。4款予備費は、450万円を計上いたしました。 405ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の100億547万9,000円であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第101号は、建設水道常任委員会に付託いたします。
△会議時間の延長 午後4時40分
○議長(宮下宏君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
△日程第19 議案第102号 平成18年度渋川市
個別排水処理事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第19、議案第102号 平成18年度渋川市
個別排水処理事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、佐藤昭司君。 (水道部長佐藤昭司君登壇)
◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第102号 平成18年度渋川市
個別排水処理事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の407ページをお願いいたします。初めに、個別排水処理事業の概要について申し上げます。個別排水処理事業は、小野上地区、子持地区、赤城地区の3地区の公共下水道及び農業集落排水事業の処理区域外を対象とする事業であり、全体の合併処理浄化槽設置計画基数は563基であります。地区別の内訳では、小野上地区208基、子持地区300基、赤城地区55基であります。平成17年度末の設置基数は89基で、整備率で15.8%であります。平成18年度において子持地区に100基、小野上地区に6基の設置を見込みましたので、平成18年度末の設置基数は195基となり、整備率は34.6%となる見込みであります。 それでは、内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市の個別排水処理事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億3,623万8,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。 411ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄1行目、個別排水処理事業は合併浄化槽債で、限度額は370万円、充当率は90%で、個別排水建設事業(小野上)に充当するものであります。起債の目的欄2行目、特定地域生活排水処理事業は、特定地域生活排水処理事業債で、限度額は4,480万円、充当率は85%で、個別排水建設事業(子持)に充当するものであります。限度額の合計は4,850万円であります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。 414ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者分担金、説明欄、個別浄化槽事業分担金は1,240万円を見込みました。 415ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節施設使用料、説明欄の個別処理浄化槽使用料は345万6,000円を見込みました。 416ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目1節下水道事業補助金、説明欄、循環型社会形成推進交付金は、国の補助基準額に対し補助率は3分の1であります。 417ページをお願いいたします。4款県支出金、1項1目1節下水道事業補助金、説明欄、浄化槽市町村整備推進事業補助金は、県の補助基準額に対し補助率は100分の14であります。 418ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金、説明欄、一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。 419ページをお願いいたします。6款の市債につきましては、先ほど地方債で説明いたしましたので、省略させていただきます。 420ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、一般経費であります。 421ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項建設事業費、1目個別排水費、説明欄1行目、個別排水建設事業(小野上)の工事請負費は、合併処理浄化槽6基分、2行目、子持の工事請負費は100基分の設置を見込みました。 2項維持管理費は、422ページにわたりますが、1目個別排水費は、小野上地区、子持地区、赤城地区の3地区に係る維持管理経費であります。 423ページをお願いいたします。3款公債費は、地方債の元金償還金及び利子償還金であります。 424ページをお願いいたします。4款予備費は、100万円を計上いたしました。 425ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の1億2,348万6,000円であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第102号は、建設水道常任委員会に付託いたします。
△日程第20 議案第103号 平成18年度渋川市
簡易水道事業特別会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第20、議案第103号 平成18年度渋川市
簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、佐藤昭司君。 (水道部長佐藤昭司君登壇)
◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第103号 平成18年度渋川市
簡易水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の427ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億2,769万6,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。 第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。 第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、1,000万円と定めたいと思います。 431ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄、簡易水道事業は簡易水道事業債で、限度額は5,920万円であります。対象事業は2件で、小野上地区の低区第2配水池改修事業が5,330万円、赤城地区の棚下簡易水道配水管改修事業が590万円であります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。 434ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節新規加入負担金、説明欄、新設分加入金は、小野上地区4件分、赤城地区20件分を見込みました。2節水道工事負担金、説明欄1行目、工事負担金は、下水道事業に係る水道管の布設替にかかわる負担金であります。 2款使用料及び手数料、1項1目1節水道使用料は1億3,122万円を見込みました。 2項1目1節水道手数料、説明欄、給水装置工事手数料等は24件分を見込みました。 436ページをお願いいたします。3款県支出金、1項1目1節簡易水道事業補助金の説明欄1行目、災害に強い水道づくり促進費補助金(小野上地区)につきましては、低区第2配水池改修事業、2行目、赤城地区につきましては、棚下簡易水道配水管改修事業に係る県からの補助金であり、補助率は対象事業費の4分の1であります。なお、小野上地区につきましては限度額の600万円を見込んだものであります。 437ページをお願いいたします。4款財産収入、1項2目1節基金利子は、小野上地区飲料水水源施設等管理基金及び赤城地区簡易水道事業基金の利子を見込みました。 438ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節基金繰入金は、小野子浄水場管理事業費に小野上地区飲料水水源施設等管理基金から繰り入れるものであります。なお、平成18年度末における基金残高は、小野上地区飲料水水源施設等管理基金は1億4,482万円、赤城地区簡易水道事業基金は1,273万円となる見込みであります。 2項1目1節一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。 439ページをお願いいたします。6款諸収入、1項2目1節雑入は、小野上地区及び赤城地区の下水道使用料徴収事務に係る負担金であります。 440ページをお願いいたします。7款市債、1項1目1節簡易水道事業債につきましては、先ほど地方債で説明させていただきましたので、省略させていただきます。 441ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、小野上地区、赤城地区の職員人件費及び一般経費であります。説明は、省略させていただきます。 443ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項建設事業費、1目小野上地区簡易水道事業費、説明欄の低区第2配水池改修事業は、既存配水池が簡易水道事業開始当初の施設であり、老朽化、容量の不足及び設置されている位置の維持管理上の問題があるため、設置位置を変更して申請するものであります。既存のコンクリート製、容量は60トンの配水池をステンレス製、容量90トンに更新及び設置位置の変更に伴う配水池の配水管の布設に係る設計委託料、工事費等であります。 2目赤城地区簡易水道事業費、説明欄の第一簡易水道配水管改修事業は、444ページにわたりますが、民地内に布設されている配水管の公道内への布設替及び老朽管の布設替等に係る設計委託料、工事費であります。延長で725メートルを予定しております。説明欄、棚下簡易水道配水管改修事業は、県道下久屋渋川線の老朽管布設替にかかわる設計委託料、工事費であります。延長で330メートルを予定しております。 2項維持管理費、1目小野上地区簡易水道事業費及び446ページから447ページの2目赤城地区簡易水道事業費につきましては、各施設の維持管理にかかわる経費でありますので、説明は省略させていただきます。施設の適正管理に努め、安全で安心な水の安定した供給に努めてまいりたいと思います。 448ページをお願いいたします。3款公債費は、前年度までに借り入れをいたしました地方債の償還に係る元金及び利子であります。 449ページをお願いいたします。4款予備費は、100万円を計上いたしました。 456ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の4億3,713万円であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第103号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 休 憩 午後4時57分
○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。 (33番角田早苗君、55番横山鉄男君休憩中それぞれ退席) 再 開 午後5時8分
○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第21 議案第104号 平成18年度渋川市
水道事業会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第21、議案第104号 平成18年度渋川市
水道事業会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、佐藤昭司君。 (水道部長佐藤昭司君登壇)
◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第104号 平成18年度渋川市
水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の457ページをお願いいたします。初めに、平成18年度予算の組み立てについてご説明申し上げます。第1点目は、業務の予定量であります。長引く景気の低迷が要因と考えられる水需要の低下に加え、市民の節水意識の高まりから、給水量について減少傾向にあります。緩やかであるが、景気の回復が見られるとの中で、年間総給水量につきましては合併6市町村の平成17年度当初予算の合計総給水量程度で見込みました。 2点目は、収益的収入及び支出であります。営業収益の中の給水収益も減少傾向にありますが、業務の予定量等を勘案し、見込みました。合併によりまして給水区域が拡大し、管理すべき各種の施設も増加しましたが、今後とも施設の適正な維持管理と効率化を図り、経常経費の節減に努めてまいりたいと思います。 3点目は、資本的収入及び支出であります。基本的に合併前の各市町村の建設改良計画を引き継ぎ、見込みました。資本的収入においては、企業債の借り入れを抑え、繰越現金で対応することとします。資本的支出では、重要なライフラインとして安全で安心できる水を安定して供給できるよう取水施設、配水施設等の整備を行います。老朽管の布設替でありますが、渋川地区につきましては平成17年度末現在で他の事業関連部分を除きましてほぼ終了しています。子持地区及び北橘地区において合計で11キロメートルほど残っておりますが、本年度は北橘地区の750メートルの布設替を予定いたしました。今後も計画的に布設替を進めてまいりたいと思います。 4点目は、旧渋川市が事業に参画しておりました戸倉ダム建設事業の中止に係る建設事業費、基金事業費がおおむね確定したこと及びダム建設事業中止に伴う代替水源の確保について、群馬県保有水道水源を譲り受けることについての協議が調ったこと、また群馬県企業局と旧渋川市との協定により、これらに係る旧渋川市の費用負担額の46.68%相当額を群馬県企業局が負担することについて協議が調ったこと等により、これらに伴う旧渋川市の事業費等の負担及び群馬県企業局の負担金の受け入れについて、平成18年度において一部の費用負担を除き一括精算したいと考えております。なお、戸倉ダム建設事業の廃止につきましては、現在独立行政法人水資源機構において事務手続中であります。 それでは、内容についてご説明を申し上げます。なお、合併前4市町村の平成17年度当初予算の合算額との比較で前年度対比とご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 第1条、平成18年度渋川市水道事業会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第2条、業務の予定量は、次のとおりといたしたいと思います。(1)、給水戸数は2万8,880戸を予定したいと思います。(2)、年間総給水量は1,194万立方メートルを予定いたしたいと思います。(3)、1日平均給水量は3万2,712立方メートルを予定したいと思います。(4)、主要な建設改良事業は、配水施設改良事業(管網整備)は1億3,870万円、取水施設改良事業は2,676万6,000円であります。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。予算額は、消費税込みで申し上げます。収入であります。第1款水道事業収益は17億245万1,000円を見込みました。前年度対比で4,706万5,000円、2.8%の増であります。水道事業収益の内訳でありますが、第1項営業収益は15億5,339万3,000円で、前年度対比で2,713万6,000円、1.7%の減であります。 第2項営業外収益は1億4,905万6,000円で、前年度対比で7,420万5,000円、99%の増であります。主な要因は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費及び基金事業費に係る群馬県企業局負担金の9,259万2,000円を営業外収益の雑収益で見込んだものであります。 第3項特別利益の2,000円は存目であります。 458ページをお願いいたします。支出であります。第1款水道事業費用は19億3,569万8,000円で、前年度対比で2億214万7,000円、11.7%の増であります。水道事業費用の内訳でありますが、第1項営業費用は14億1,582万円で、前年度対比で3,144万円、2.3%の増であります。主な要因は、減価償却費の増によるものであります。 第2項営業外費用は3億1,245万7,000円で、前年度対比で2,675万8,000円、7.9%の減であります。 第3項特別損失は2億592万1,000円で、前年度対比で1億9,996万5,000円、ほとんどの増であります。これの主な要因は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費に係る旧渋川市の負担金、1億9,835万4,000円を特別損失で見込んだことによるものであります。 第4項予備費は150万円を計上いたしました。 以上の収益的収入から予備費を除きました収益的支出を差し引きました2億3,174万7,000円が消費税込みの純損失で、消費税抜きでは2億4,774万6,000円の純損失が見込まれることとなります。 第4条資本的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。こちらも予算額は消費税込みで申し上げます。括弧内の定めは、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補てんをする内容の定めであります。資本的収入額は、資本的支出額に対し不足する額7億8,293万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,593万3,000円、繰越現金7億6,700万5,000円で補てんするものであります。 収入であります。第1款資本的収入は、8,888万5,000円を見込みました。前年度対比で2,040万8,000円、18.7%の減であります。 第1項企業債は500万円を見込みました。前年度対比で499万9,000円の増で、ほぼ皆増であります。 第2項負担金は8,388万5,000円を見込みました。前年度対比で1,194万5,000円、12.5%の減であります。 続きまして、支出であります。第1款資本的支出は8億7,182万3,000円を見込みました。前年度対比で5億7,189万4,000円、39.6%の減であります。 第1項建設改良費は、5億3,989万4,000円を見込みました。前年度対比で4億6,346万9,000円、46.2%の減であります。 第2項企業債償還金は、3億3,192万9,000円を見込みました。前年度対比で2,123万円、6.8%の減であります。 第5条は、459ページにわたりますが、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定めるところによりたいと思います。(1)、営業費用に不足が生じる場合、(2)、営業外費用に不足が生じる場合。 第6条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならないは、次のとおり定めるところによりたいと思います。(1)、職員給与費は2億2,872万8,000円であります。前年度対比で1,102万1,000円、4.6%の減であります。(2)、交際費は3万円であります。 第7条、たな卸資産の購入限度額は、144万4,000円と定めたいと思います。 第8条、一時借入金の限度額は3億円と定めたいと思います。 第9条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおり定めたいと思います。起債の目的欄、上水道高金利対策借換債は、平成18年度の臨時特例措置として公営企業金融公庫からの借り入れで、利率が7.3%以上であること等の要件を満たしたものを対象としたものであります。限度額は500万円で、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりであります。 461ページをお願いいたします。予算実施計画書であります。主なものについてご説明申し上げます。収益的収入及び支出について申し上げます。まず、収入であります。1款水道事業収益、1項1目給水収益と4目簡易水道給水収益を合算いたしました水道料金の給水収益は、15億2,955万7,000円を見込みました。 5目加入金は、口径変更を含めて227件分を見込みました。 2項2目雑収益は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費に係る群馬県の負担金、旧渋川市の農業用水施設の管理受託費及び下水道関係の使用料徴収事務受託費等であります。 462ページをお願いいたします。支出であります。1款水道事業費用、1項1目原水及び浄水費は利根川表流水の受水にかかわる費用、取水施設、浄水場施設等の維持管理費等であります。 2目配水及び給水費は、配水設備の維持管理費等であります。 5目減価償却費及び8目簡易水道減価償却費を合算いたしました額は7億8,410万円となります。 463ページをお願いいたします。資本的収入及び支出であります。1款資本的収入、2項1目負担金は、下水道事業に伴う水道管の移設にかかわる負担金、消火栓設置負担金及び群馬県保有水源の譲り受けに係る群馬県企業局の負担金等であります。 464ページをお願いいたします。支出であります。1款資本的支出、1項2目配水施設改良事業費は、配水管布設11カ所、1,943メートル、老朽管布設替2カ所、820メートル、施設鋳鉄管布設替2カ所990メートル、下水道事業等に伴う布設替5カ所1,005メートル等に係る工事費、設計委託料等であります。 3目取水施設改良事業費は、金井登沢浄水場のテレメーター更新、金井配水場の計装設備更新等にかかわる工事費であります。 5目水源費負担金は、旧渋川市における群馬県保有水道水源の毎秒0.116立方メートル、日量に換算いたしますと1万22立方メートルの譲り受けにかかわる費用8,000万100円及び同じく旧子持村における群馬県保有水道水源毎秒0.02立方メートル、日量に換算いたしますと1,728立方メートルの譲り受けに係る費用5,478万9,000円であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第104号は、建設水道常任委員会に付託いたします。
△日程第22 議案第105号 平成18年度渋川市
病院事業会計予算
○議長(宮下宏君) 日程第22、議案第105号 平成18年度渋川市
病院事業会計予算を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総合病院事務部長、狩野泉君。 (総合病院事務部長狩野 泉君登壇)
◎総合病院事務部長(狩野泉君) ただいまご上程をいただきました議案第105号 平成18年度渋川市
病院事業会計予算についてご説明を申し上げます。 予算書の495ページをお願いいたします。初めに、平成18年度予算の組み立てについてご説明いたします。第1点目は、業務の予定量であります。全国的に医師の確保が困難をきわめている中、この4月から整形外科診療について常勤体制が非常勤体制となるなど大変厳しい状況が続いていますことから、平成17年度に引き続き2個病棟での運営を行うこととし、渋川総合病院の患者数実績、全国自治体病院における同規模病院の状況を踏まえ、努力目標を加えまして業務の予定量を見込みました。第2点目は、収益的収入及び支出でありますが、業務の予定量及び平成17年度実績を基礎として調整し、算出したものであります。引き続き健全経営に向け、努力をしていくものであります。第3点目は、資本的収入及び支出であります。支出において、老朽化した医療機器の更新を図るなど、診療業務に支障を来さないよう整備したいと考えております。以上が平成18年度
病院事業会計予算の特徴であります。 それでは、議案本文の内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市
病院事業会計予算、第1条、平成18年度渋川市病院事業会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。 第2条、業務の予定量は、次のとおりといたしたいと思います。(1)、病床数は、一般100床、感染症4床であります。(2)、年間患者数は入院1万8,980人、外来3万9,200人を予定したいと思います。(3)、1日平均患者数は入院52.0人、外来160.0人となります。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。次の496ページをお願いいたします。予算額は、消費税込みで申し上げます。まず、収入であります。第1款病院事業収益は12億8,655万2,000円としたいと思います。病院事業収益の内訳であります。第1項医業収益は、9億7,153万7,000円であります。 第2項医業外収益は2億2,442万9,000円であります。 第3項特別利益は9,058万6,000円であります。 次に、支出であります。第1款病院事業費用は15億9,289万円であります。内訳でありますが、第1項医業費用は15億5,398万8,000円であります。 第2項医業外費用は3,590万円であります。 第3項特別損失は2,000円で、存目であります。 第4項予備費は300万円を計上いたしました。 次は、資本的収入及び支出であります。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。括弧内の定めは、下記の収入と支出における収入不足額を補てんする内容のものでありまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額971万5,000円は、過年度損益勘定留保資金971万5,000円で補てんするものであります。予算額は、消費税込みで申し上げます。まず、収入であります。第1款資本的収入は2,942万9,000円であります。資本的収入の内訳でありますが、第1項企業債は1,000万円であります。第2項負担金は1,942万9,000円であります。 次、497ページをお願いいたします。支出であります。第1款資本的支出は3,914万4,000円であります。資本的支出の内訳でありますが、第1項建設改良費は1,000万円であります。第2項企業債償還金は2,914万4,000円であります。 次に、第5条は企業債の定めであります。以下目的の限度額が書かれてございます。起債の目的は、医療機器整備事業であります。その限度額は1,000万円でありまして、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりでございます。 第6条、一時借入金の限度額は5億円と定めたいと思います。これは、一時不足する資金を市中銀行から一時借り受けする限度額を定めるものであります。 498ページをお願いいたします。第7条であります。議会の議決を経なければ流用することのできない経費の定めであります。次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならないは、次に定めるところによりたいと思います。(1)、職員給与費は8億731万4,000円であります。(2)、交際費は30万円であります。 第8条、たな卸資産購入限度額の定めは1億4,400万円と定めたいと思います。 次に、499ページをお願いいたします。
病院事業会計予算説明書の実施計画で、主なものについてご説明を申し上げます。収益的収入及び支出についてであります。まず、収入でありますが、1款1項医業収益の内訳であります。1目入院収益は入院診療に伴う収益で、6億2,470万8,000円であります。 2目外来収益は、外来診療に伴う収益で3億868万9,000円であります。 3目その他医業収益は特別室料差額代金、健康診断料及び文書料ほかで3,814万円であります。 2項医業外収益の内訳でありますが、2目補助金は感染症指定医療機関運営事業費等補助金及び病院群輪番制運営事業費等補助金として1,310万4,000円であります。 3目負担金交付金は、他会計負担金及び町村負担金であります。救急医療等に要する経費及び企業債の利子償還に対する負担金でありまして、2億875万9,000円であります。 4目その他医業外収益は、建物、物件貸付料ほかで256万5,000円であります。 3項特別利益の内訳でありますが、3目その他特別利益は国立病院等再編成医療施設運営事業に基づく赤字補てん額として9,058万4,000円であります。 500ページをお願いいたします。支出であります。1款1項医業費用の内訳でありますが、1目給与費は医師、看護師、医療技術職員、事務、労務員の給料及び手当、非常勤医師等の賃金、職員共済費等法定福利費ほかで8億731万4,000円であります。 2目材料費は、医薬品や医療用消耗材料等診療に必要な材料の購入費で、2億2,695万9,000円であります。 3目経費は、光熱水費、医事業務委託費、給食業務委託等に伴う業務委託料、修繕費ほかで2億8,242万円であります。 4目減価償却費は、資産であります建物、構築物、機器備品及び放射性同位元素の減価償却費で2億2,825万4,000円であります。 5目資産減耗費は、医療機器の更新等に伴う固定資産除却費ほかで100万円であります。 6目研究研修費は、謝金、図書費、研修旅費、研修雑費で、医療の質の向上及び職員の研さんに資する費用として804万1,000円を計上いたしました。 次に、2項医業外費用の内訳でありますが、1目支払利息及び企業債取扱諸費は企業債利息一時借入金の利息で2,545万円であります。 2目繰延勘定償却は、繰延勘定の償却費で324万9,000円であります。これは、平成16年度において資産に係る控除対象外消費税額の全額について地方公営企業法施行規則第10条の2第1項の規定に基づき繰延勘定として整理したところでございますが、これを同条第2項の規定により、平成17年度、翌年度からでございますが、事業年度以内で毎事業年度均等額以上を償却しなければならないものであります。なお、償却年度数は20事業年度であります。 3目、納付消費税は、消費税及び地方消費税の納付額として100万円であります。 4目雑支出は、貯蔵品経理分に係る消費税で620万1,000円でございます。 以下3項特別損失及び4項予備費については、先ほどご説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。 次に、501ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。まず、収入であります。1款1項1目企業債は1,000万円でございます。 2目負担金は、他会計負担金及び町村負担金であります。企業債の元金償還に対する負担金でありまして、1,942万9,000円であります。 次に、支出であります。1款1項1目器機備品購入費は医療器機購入費で、長時間心電図解析システムほか3点で1,000万円でございます。 2目企業債償還金は2,914万4,000円であります。 なお、502ページから515ページは内訳でありますので、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。 65番、阿久澤咏君。 (65番阿久澤 咏君登壇)
◆65番(阿久澤咏君) なしの声が少し弱まったかなと思ったらまた最後強くなったようですけども、3点ほど質問させていただきたいと思います。 一つは、従来でいきますと6月は大学の医局がいろいろ医者の配置をし終えるという時期です。今事務部長の方からも医師確保については難しい、大変厳しいという状況が報告をされましたけれども、この6月の大学の医局の人事等をめぐって総合病院の医師体制確保、この辺で何か手がかり、あるいは診療科目をふやすと、こういうところでの見通しなどがおありだったのか、その点についてまず1点お聞きをしたいと思います。 それとあと予算を見ますとやはり大変厳しい状況だというふうに見受けられます。これ事業剰余金、経常剰余金と、この辺の額がこの予算の中でどんなふうなものかという点で少しわかりやすくご答弁いただければと思います。 それとあと、この予算編成の中でみずからの努力目標も加えてという説明がありました。私も特に医師不足、同時に一定のスタッフは看護師を初めとして院内に確保されているわけですから、そのスタッフの活用ということも含めて独自の、俗っぽい言い方ですけども、増収対策を講ずる必要があるんじゃないかということも指摘をしてまいりましたが、今度の予算の収入確保というところで具体的な反映があるのか、この3点についてお聞きをしたいと思います。
○議長(宮下宏君) 総合病院事務部長、狩野泉君。 (総合病院事務部長狩野 泉君登壇)
◎総合病院事務部長(狩野泉君) ただいま議員さんの方から3点ほどご質問いただきました。 まず、1点目でございますが、医療体制の見通しについてということでございますが、まず現在総合病院におきます医療体制を少し述べさせていただきたいと思います。内科につきましては、非常勤体制ということでございます。ご存じのように北診療所の菅野先生に1日来ていただいたり、それから群大から2日間来ていただいたり、そのほかにつきましては院長が外来をやっているという状況でございます。それから、小児科につきましては常勤医師が1名体制でおります。それから、外科でございますが、外科は基本計画どおりでございまして常勤医師4名ということでございます。整形外科につきましては、先ほどご指摘ありましたように4月から常勤がいなくなったということで、週2日の非常勤体制で行っているわけでございます。それから、脳神経外科につきましては常勤1名、産婦人科につきましては開院直後におきましてですね、休診ということになっておりまして、現在も引き続いているわけでございます。それから、耳鼻咽喉科と眼科につきましては非常勤体制ということでございます。それから、リハビリテーション科につきましては、脳神経外科の医師が併任ということで診療しております。それとあと、放射線科と麻酔科がありますが、これらにつきましては常勤医師1名がそれぞれ対応しているところでございます。今のが現在の渋川総合病院の現状でございますが、この医師の確保につきましては現在全国公募や各種団体からの募集、それから関係者による関係医療機関への確保要請など、広範囲に手を尽くしているところでございますが、マスコミ等で言われております医師の大学の医局離れ、それから地域偏在、診療科偏在というような状況から中小病院における医師の確保は全国的に大変困難な状況であるというふうに言われておりまして、私どももまさにそのとおりというふうになっているわけでございます。 それから、群馬大学各科からの医師派遣というものが私どもの中心になっておるところわけでございますが、先ほど申し上げました医師の大学離れとかですね、女性医師の増加というようなことから、入局者が減少しているというふうに言われておりまして、私どもと同じような関連病院におきましては医師派遣の中止が増加している状況でございます。 それからまた、臨床研修期間が2年過ぎたわけでございまして、ことしの4月からその臨床研修医が各大学の医局に入れるということになったわけでございますが、その臨床研修を終了した医師への調査では、臨床研修期間必修化前については医師免許取得した後すぐに70%ぐらいが医局に入っていたわけですけれども、この臨床研修終わった人たちにつきましては49%しか大学に戻っていないというような状況がございます。そういうことで、今後も医師確保は大変厳しいことが想定されるわけでございます。それがまず1点目でございます。 それから、2点目で事業剰余金、経常剰余金というようなお話がございました。私どもでいいますと、事業剰余金については総収支、それから経常剰余金については経常収支ということでご説明を申し上げたいと思います。まず、総収支でございますが、剰余金ではなくて純損失ということになりまして、18年度の予算で申し上げますが、3億633万8,000円ということでございます。減価償却費を除いた場合には7,808万4,000円ということになります。これは、減価償却費が非常に設備投資をしたために大きくてですね、2億2,825万4,000円あるということになりまして、それを差引きますと7,808万4,000円という数字でございます。それから、経常損失について申し上げますと、18年度は3億9,392万2,000円の損失がございます。減価償却費を除きますと1億6,566万8,000円のマイナスということでございます。それが2点目でございましょうか。 それから、3点目でございますが、看護師について、患者数に対して多いけれども、どういうようなメリットがあるのかというようなことに置きかえさせていただければと思いますが、実は今度の診療報酬の改定によりまして大分変わってまいりました。最近の医学、それから医療の進歩に伴います診療業務の高度化、それから繁忙化、それから医療の安全性の確保に対応していくことが非常に大切であるということで、医師や看護師などのマンパワーの確保が重要であるということでありまして、そのためには入院基本料の増額といいますか、それが必須であるというふうに言われておりまして、各種団体で中医協等に要望されていたところでございます。今回その18年の4月の診療報酬の改定の中で大分その辺が反映されまして、診療報酬の改定の中で項目で見てみますと、我が国の医療の中で今後重点的に対応していくべきと思われる領域の評価のあり方について検討する視点ということの中で、急性期入院医療に係る評価がございます。その中では急性期入院医療の実態に即した看護配置の適切な評価をということで、新たに基準が設置された部分がございます。それが私どもには大きな影響を及ぼしているわけでございますが、具体的に申し上げますと入院基本料の中に看護料というのがございます。この看護料といいますのは、患者数に対します看護職員の数でございまして、従来2対1というような最高の看護配置がございましたが、その上に1.4対1の基準というのができました。これに伴いまして、私どもではこれが新設されまして、現病棟での看護師の勤務でこれがどうにか取得することができたわけでございます。これにつきましては、かなり厳しい基準がございまして、患者さんの平均在日数が19日以内じゃないといけないというようなこともございます。それから、看護師の比率でございますが、70%は看護師でなくてはいけないというようなところで、かなり条件が厳しい状況となっているわけでございます。従来私どもはその2対1に相当する基準をとっていたわけでございまして、それは平均在日数が21日以内というようなことで少し緩和されたものが厳しくなったということになるわけであります。実際の金額でカウントしてみますと、従来の2対1に相当する金額につきましては1万2,690円というものが入院患者さん入院しますと1日当たりの金額になるわけです。1万2,690円ですが、それが今度は1万5,550円ということで、1人1日2,860円払っているということであります。これに診療報酬の改定で金額が従来の金額とまた変わっておりまして、またさらに上がっておりまして、トータル的には3,460円の増ということになっているわけでございます。そういうことから当院の影響、メリットといいますか、この診療報酬に係るメリットというのは非常に大きなものがございまして、入院の収益で考えてみますと3,300万円ほどの収入の増ということになります。全体では、この診療報酬の改定では外来の方で少し影響ございまして減になりますので、2,700万円の増ということに計算上はなります。そういうことでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(宮下宏君) 65番、阿久澤咏君。
◆65番(阿久澤咏君) 今の部長のご答弁の中で、そうすると例えば6月の医局のいろんな医師配置という中ではほとんど総合病院の方に回ってくるというような医師はいないということで理解してよろしいでしょうかね。特に答弁がありましたように全国的にも医師不足というのが言われているところで、先日もNHKが大きな特集を組んだりもしていますけど、いずれにしてもこの辺については医師あっての医療ということで、やっぱり大変重要な問題として引き続きいろいろな取り組みを強めていかなければというとこですが、実際にはなかなか手がかりがないというとこですが、それでも努力は一層続けていただきたいなというふうに思います。 それとあと収入の方でいけば今たまたま診療報酬の改定があって、病棟は先ほども報告がありましたけれども、全体からすれば一般病床は150あって、そのうちの2病棟を使うということですから、当然一つのスタッフの活用という点でいけば一番最高水準の新しい看護料といいますかね、わかりやすく言えば基準看護ですかね、このところがとれたということで、これは今最後に報告ありましたように一定の収入を確保するというところには結びついたんだと思います。ただ、このことがあって逆に今度は看護婦の争奪戦というか引き抜きが、これもまた全国で始まっているというようなこともありますけど、その辺の状況についてももしそんな看護スタッフのところで変化があればちょっと報告というか、答弁いただきたいと思います。特に看護基準が高いところは収入確保が容易になりますけれども、看護師が少ないとこでは逆に今度は同じベッドでも収入が確保できないということで閉鎖だと、こんな状況も一方では出ているようなんで、その辺については十分心して対応していただくというふうに思います。 ただ、私はこの収入確保ができて、これについては先ほども申し上げましたけども、今あるスタッフの力を結集して何とか収入をふやすという努力として評価をしたいと思いますけれども、ただ入院を希望する患者さんの側からすると、今部長も言っていましたけども、在日数の縛りがあって、これ平均して19日以内に入院をおさめると。ですから、20日以上あるいは1カ月、あるいは2カ月、こういう入院が市民の要望があってもそれにこたえられなくなるという状況が一方では生まれてくるということになるかと思います。先日私もいろいろお力をかりましたけども、知り合いを総合病院に入院をさせるということがありましたけども、冒頭担当の医師からここは2カ月だよという形でくぎを刺されました。ちょっと表現悪いですけど。患者や家族が次の病院を探すといってもこれは本当なかなか大変なことですし、長く置きたいと思っても在日数の縛りがあると逆に長く置けないと、そういうジレンマが医療機関、病院の方にはあるかというふうに思います。そんな点で市民の医療要求にこたえるということになれば、一定の期間、必要な期間はやはり入院をさせておきたい。しかし、収入確保という点からいくとその要求をはねのけねばならない、こういう矛盾がますます激しくなっていくのかなと思いますけど、特に地域医療、市民の医療を守るというようなことでいくと在日数のこの縛りの問題、21日が19日に縮まる。とにかく病院全体が早く、早く退院させるという方向にやはり動くと思うんですね。その場合に一つはこの地域、今度は6市町村がまとまった、合併した新しい渋川になりましたけど、地域の中でその受け皿としてのまた医療供給体制があるのか、その辺についての見解についても、事務部長の立場で結構ですけれども、お聞かせ願いたいというふうに思います。 それとあと私も独自の計算をしてみましたけれども、やはり一つは病院ですから、医療そのものの収入と、そこにかかった経費というところで我々は事業剰余金と言いますけれども、ここのとこでは本来の仕事を通じてどのくらい損益、収入があったのかと、利益が上がったのかというふうに見るわけですけれども、いずれにしても本来の医療活動でいくと、今ご紹介あって答弁あったように大変な額の赤字が生じていると。たまたま特別利益等があって、全体からすれば圧縮はされていますけども、経年的に見てもやはりここの部分で勝負ができていないと。これは、ひとつ医師不足ということがあると思うのですけど、ただこの点についてちょっと市長の見解をお聞きしたいと思うのですけど、なかなかこの経年的な予算、また今年度の予算を見ても本当に厳しい状況が続いている中で、当然ここへの、今度は市立病院ですから、財政的な支援ということもあわせて考えていらっしゃると思うのですけども、この間の経過を見たり、18年度の今度の予算組みを見たり、今後の医師確保の見通しというようなところで渋川市としてどの辺まで財政支援ができるのかなと、そんなもしお考えがあればですね、この際にお聞きをしておきたいと思います。
○議長(宮下宏君) 総合病院事務部長、狩野泉君。
◎総合病院事務部長(狩野泉君) 先ほどの答弁に対しまして、何点かのまた質問をいただきました。 まず、看護スタッフの引き抜きとか、そういうものはないかどうかというような話でございますが、現在病棟では38人の看護師がいるわけでございまして、ちょうど18年度の業務予定量の52人の患者数に対しまして、先ほどやっとぎりぎり1.4対1の施設基準がとれたというような状況でございまして、私どもではこれを減らさないように、なるべく育てていくようにですね、努力をしていきたいというふうに考えております。今回の予算の中で研修費等も見込まさせていただきました。それで、質等を高めましてですね、ぜひ職員が居残りたいというような病院の管理体制でいきたいというふうに考えておるわけでございます。 それから、もう一つ、平均在日数の縛りでまたかなり厳しくなったんで、患者さん等に迷惑をかけるんではないかというようなご質問でございましたですが、これにつきましては現在平均在日数、私どもでは17年度14.9日になっておりまして、この診療報酬に係る平均在日数が21日から19日以内ということにかなり厳しくなったわけでございますが、患者さんに今の状態で医師が少なくてご迷惑をおかけしているところはございますが、ご迷惑をかけることはないというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。 (市長木暮治一君登壇)
◎市長(木暮治一君) 阿久澤議員につきましては、非常に専門的な立場の中でいろいろとご指導いただいてまいりました。今回の総合病院につきましても非常に厳しい状況だということは毎々申し上げているわけであります。そうした中において医療制度の改革、また研修医制度という中で、医師の不足というものは全国的にも大きな話題になっているわけでございます。私たち市長会におきましても国に対し、また国会議員に対してできるだけそういった医師の確保についてお願いしているわけでございますけれども、残念ながら今の段階では非常に厳しい状況であります。まず、医師の確保が重要な問題であります。そして、先ほど来お話がありますように、看護師につきましても非常に数少なくなるというような状況にあるわけであります。西群馬の専門学校が閉校になる。また、前橋日赤におきましても閉校というふうなお話も聞いております。そういった中で看護師がこれからどのように変化していくかということにつきましても非常に危機感を持っているわけでございます。今引き抜きというもののお話がありましたけれども、看護師の皆さん方が安心してこの職務についていただける、そんな環境をできるだけ早い機会に持っていかなければならない。そして、今までも私たちが求めてまいりましたこの地域の中核病院としての位置づけの中で医師の確保は重要課題として取り上げられてまいりました。今後につきましても、そういった課題を抱えながら私たちのこの地域の生活を守る、生命を守る病院として育て上げていかなければならない、そんな感覚の中で応援できることにつきましては行政としても一生懸命頑張っていくつもりでございますので、よろしくご理解賜りたいと思います。
○議長(宮下宏君) ほかにご質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第105号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
△散会
○議長(宮下宏君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 明日15日は午前10時に会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 午後6時2分...