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06月14日-04号

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  1. 渋川市議会 2006-06-14
    06月14日-04号


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    平成18年  6月 定例会(第4回)           平成18年第4回渋川市議会定例会会議録 第4日                            平成18年6月14日(水曜日)出席議員(86人)     1番   篠  田  德  壽  君      2番   内  海  文  雄  君     3番   金  子     渡  君      4番   齋  藤  忠  則  君     6番   佐  藤  甲 子 郎  君      7番   荒  木  良 太 郎  君     8番   石  原     弘  君      9番   金  子  冨  房  君    10番   須  田  愛  作  君     11番   萩  原     傳  君    12番   根  井     環  君     13番   入 内 島  英  明  君    15番   真  下     裕  君     16番   中  澤  広  行  君    17番   加  藤  幸  子  君     18番   平  方  嗣  世  君    19番   後  藤  清  一  君     20番   山  﨑  雄  平  君    21番   田  子  正  幸  君     23番   町  田  勝  茂  君    24番   藤  井     彰  君     25番   岡  島  晴  海  君    26番   飯  塚  清  志  君     27番   茂  木  弘  伸  君    28番   塩  野  光  弘  君     29番   猪  俣  友  子  君    30番   村  上  義  幸  君     31番   佐  藤  富 士 雄  君    32番   飯  塚  久  夫  君     33番   角  田  早  苗  君    34番   鳥  山  昌  彦  君     35番   今  井  五  郎  君    36番   奈  良  征  状  君     37番   大  島  勝  昭  君    38番   本  山  隆  之  君     39番   小  林  雅  夫  君    40番   新  保     雄  君     41番   角  田  喜  和  君    42番   中  沢  義  美  君     43番   後  藤     肇  君    44番   飯  塚  貴 美 夫  君     45番   藤  川  鉄  男  君    47番   堀  口     巌  君     48番   高  橋     敬  君    49番   都  丸     均  君     50番   宮  下     宏  君    51番   登  坂  藤  夫  君     52番   田  中  寛  一  君    53番   井  上  団  次  君     54番   佐  藤  兵  造  君    55番   横  山  鉄  男  君     56番   埴  田  彦 一 郎  君    57番   須  田     勝  君     59番   三  田     正  君    60番   吉  田  利  治  君     61番   新  井  晟  久  君    62番   板  倉  和  男  君     63番   狩  野  友  衛  君    64番   澤  田     筧  君     65番   阿 久 澤     咏  君    66番   吉  沢  稔  夫  君     67番   後  藤  基  次  君    68番   船  曳  道  代  君     69番   望  月  昭  治  君    70番   田  子  忠  重  君     71番   楯     信  一  君    72番   下  田  房  雄  君     73番   小  竹  恒  夫  君    74番   箱  田  昭  二  君     75番   長  竹  峰  義  君    76番   小  池  春  雄  君     77番   角  田     皇  君    78番   中  野  完  治  君     79番   石  倉  一  夫  君    80番   岩  崎  幸  代  君     81番   狩  野  富  雄  君    82番   松  井  常  見  君     83番   南  雲  鋭  一  君    84番   木  暮  淑  之  君     85番   髙  橋  寿  男  君    86番   齊  藤  茂  夫  君     87番   角  田  雅  保  君    88番   平  方  由  衛  君     89番   飯  塚  文  二  君    90番   角  田  一  民  君     91番   狩  野  義  雄  君                                              欠席議員(5人)     5番   髙  栁  政  行  君     14番   林     忠  男  君    22番   南  雲  二 三 四  君     46番   狩  野  元 之 助  君    58番   都  丸  政  行  君                                              説明のため出席した者   市     長   木 暮 治 一 君    助     役   吉 原 康 之 君   収 入 役 職 務   牧 口 百合子 君    総 務 部 長   佐 藤   進 君   代理者会計課長   企 画 部 長   五十嵐 研 介 君    市 民 部 長   野 口 竹 彦 君   保 健 福祉部長   森 田 一 男 君    経 済 部 長   田 中 景 明 君   建 設 部 長   吉 田 俊 孝 君    水 道 部 長   佐 藤 昭 司 君   総 合 病 院   狩 野   泉 君    教 育 委 員 会   小 林 巳喜夫 君   事 務 部 長                教  育  長   教 育 委 員 会   萩 原 賢 一 君    監 査 委 員   後 藤   惇 君   教 育 部 長   監 査 委 員   狩 野 和 夫 君    伊 香 保 総 合   井 上   晃 君   事 務 局 長                支  所  長   小 野 上 総 合   小 野 彰 一 君    子持総合支所長   須 田   孝 君   支  所  長   赤城総合支所長   星 野 日出男 君    北橘総合支所長   木 暮 博 行 君   行 政 課 長   神 田 吉 彦 君    財 政 課 長   飯 塚 哲 夫 君                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   綿 貫   勝      書     記   柳 澤 正 光   書     記   梅 澤   功      書     記   堀 口 完 爾   書     記   大 畠 重 喜議事日程               議  事  日  程   第4号                          平成18年6月14日(水曜日)午前10時開議第 1 議案第 84号 平成18年度渋川市一般会計予算第 2 議案第 85号 平成18年度渋川市国民健康保険特別会計予算第 3 議案第 86号 平成18年度渋川市老人保健特別会計予算第 4 議案第 87号 平成18年度渋川市介護保険特別会計予算第 5 議案第 88号 平成18年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計予算第 6 議案第 89号 平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算第 7 議案第 90号 平成18年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計予算第 8 議案第 91号 平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算第 9 議案第 92号 平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算第10 議案第 93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計予算第11 議案第 94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計予算第12 議案第 95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計予算第13 議案第 96号 平成18年度渋川市たちばなの郷城山事業特別会計予算第14 議案第 97号 平成18年度渋川市伊香保リンク管理運営事業特別会計予算第15 議案第 98号 平成18年度渋川市用地先行取得事業特別会計予算第16 議案第 99号 平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算第17 議案第100号 平成18年度渋川市下水道事業特別会計予算第18 議案第101号 平成18年度渋川市農業集落排水事業特別会計予算第19 議案第102号 平成18年度渋川市個別排水処理事業特別会計予算第20 議案第103号 平成18年度渋川市簡易水道事業特別会計予算第21 議案第104号 平成18年度渋川市水道事業会計予算第22 議案第105号 平成18年度渋川市病院事業会計予算    (提出者説明、質疑、委員会付託)                                              会議に付した事件議事日程に同じ △開議                                            午前10時 ○議長(宮下宏君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は84人であります。5番、髙栁政行君、22番、南雲二三四君、46番、狩野元之助君、58番、都丸政行君から欠席の届け出がありました。9番、金子冨房君、14番、林忠男君、35番、今井五郎君から遅刻の届け出がありました。  本日の会議は、議事日程第4号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第84号 平成18年度渋川市一般会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第1、昨日に引き続き議案第84号 平成18年度渋川市一般会計予算の質疑を続けます。  3番、金子渡君。  (3番金子 渡君登壇) ◆3番(金子渡君) おはようございます。予算編成方針並びに一般会計予算について何点か質問いたします。  まず、市長にお聞きいたします。地方債と合併特例債についてです。予算編成方針の中で1ページに「借入金残高も急増し、国、地方ともより一層の歳出抑制を図ることが緊急の課題となっています」というふうに記載があります。予算書78ページでも歳入の市債として28億1,630万円が計上されております。先般行われました市長選挙の中で市長が出されましたマニフェスト、この17ページに4年間の財政計画というものが載っております。この財政計画を見ますと、さすが当時現職であられた市長がつくられただけに今年度の予算と非常に数値が近い。今回上程された予算と比べかなり正確なものだなというふうになっておりますが、ただここで一つだけ大きな違いがあるのが地方債です。この財政計画表によりますと、53億円の地方債ということで歳入を組んでおりますが、今回見てみますと実際には28億1,600万円、昨日の質問の中でも合併特例債の使い方等地方債についてはいろいろ出ておりましたが、また助役の答弁の中でも予算化するにはまだ未完成に近いというものもあったということでありますが、今回木暮市長としては予算編成の中で合併特例債を含めてこの地方債というものの予算組みについてどのような方針を立てて予算編成を行ったか、これについてお聞かせください。  次に、同じく予算編成の中で地域における福祉活動団体等を支援するため、ボランティア、NPO団体の連携を図りますとうたっております。マニフェストの中でも開かれた行政という項目の中で協働と市民参画、これを掲げております。予算書115ページでもボランティア・NPO支援事業ということで8万円、予算としてこれは多いか少ないかというのはわかりませんが、予算計上がされております。その中で旧渋川市ではファミリーサポートセンターをNPOに運営委託をしております。渋川市としては、初めてのNPO委託というのを行ったわけですが、このNPO委託の評価を市長としてはどのように考えておられるか、この点についてもお聞かせください。  3点目、予算書230ページにスカイテルメ渋川、今年度から管理指定が入りますユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家の管理事業、また白井温泉、敷島温泉赤城の湯、北橘温泉ばんどうの湯事業の特別会計の繰出金があります。平成17年度には、高崎インター近くに日帰り温泉がオープンしまして、今年度4月にも吉岡バイパスに日帰り温泉がオープンしました。料金的にも比較的安く、しかも夜中1時までやっているということで、かなりにぎわいがあるということです。そのような状況の中で、今年度配付をされましたしぶかわ温泉の経営状況を説明する資料の中でも、今年度しぶかわ温泉の経営は非常に厳しいという記述があると同時に、30万人掲げていた入場目標がことしはそこから3万人は減るんではないかというふうに予測がされております。旧渋川市の予算ではしぶかわ温泉から毎年、ここ数年ですが、200万円の寄附というのを見込んで予算組みをしておりましたが、今回それもありません。要するに今年度はしぶかわ温泉は赤字になる。指定管理料もかなりふえてくるということになると思います。そのような中で、ユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家が指定管理されたわけですけれども、今後これら温泉施設を指定管理に向けて取り組んでいく、そのような検討を今年度されるかどうか、この点についても市長にお答えをいただきたいと思います。  以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 本年度予算と財政計画についての私のマニフェストについてのご質問でございます。地方債計画等につきましてでありますけれども、まず財政計画につきましては私は今までの合併協議会の会長として合併協議会で決められたことを重点にマニフェストに上げさせていただきました。そのような中で、この財政計画の私がマニフェストと出したものは当然それと同じであります。そういう考え方の中で、今の時点を考えたときにその当時、この財政計画を立てた時期とまた今の時期はかなり違ってまいりますし、事業においても予想したものとはまた違うわけでありますから、そういった点では地方債についてはかなり違ってくる面があるということでご理解いただきたいというふうに思っております。  それから、地域のボランティア、NPO等の関連でございますけれども、できるだけそういった形の中で市の行政等につきましてもご支援、ご協力をいただくということが私の考え方のまず根本であるというふうにご理解いただきたいと思います。その中におきまして、旧渋川市が運営してまいりましたファミリーサポートセンターにつきましても本当に厳しい状況の中での船出でありましたけれども、今の子育て支援、育児への支援計画の中で必要なものであるというふうに認識しておりますし、こういったものが多くの方々にご利用されることを期待しているわけでございます。今までの過程を見ましても本当に積極的に活動していただいていることに対しましては、私といたしましても感謝でいっぱいでございます。そういった枠組みの中でこれからもそういった取り組みをより一層強めていただければというふうに考えているところでございます。  また、スカイテルメに関係いたしました温泉施設の問題でありますけれども、この点に関しましては今の状況の中でお話がありました。前橋、吉岡地区におきまして新たな民間の施設ができた、そういうことで非常に利用時間も長く設定されているようでございます。しかし、いろいろな形の中でそのおふろに対しては一時的にはかなり入客があるやと私も考えておりましたし、当然そのような結果になっていると思います。スカイテルメにおきましては、この地方におきましても非常に清潔な温泉として毎日毎日、湯の入れかえをやっている、こういう施設はなかなかないわけでありますけれども、そういった関係でいろんな形の中で保健の関係も十分に踏まえた経営は行っていただいているというふうに思っております。これからも新しく赤城の施設につきましても指定管理者として今条例をお願いしているわけでございますが、そういった形の中でより一層そういった取り組みの中、市民はもちろんのこと来客の皆さん方に満足のいただけるような施設として頑張っていきたいというふうに考えております。  それから、ほかの温泉施設につきましても今の形ではまだまだ市の施設でありますから、これからの課題として、これらをどういうふうにしていくかということは今後の検討課題として考えていきたいと思っております。 ○議長(宮下宏君) 3番、金子渡君。 ◆3番(金子渡君) 市長のお答えをいただきました。  まず、一番最後にお答えをいただいた温泉の今後の指定管理については検討課題ということでありますが、やはり先日も49番議員の話の中にもありましたけれども、行政評価、プラン・ドゥー・チェック・アクション、このようなしっかりとした見直しをやっていくということであれば、やはり早い段階で検討していくということも必要だと思いますし、今回ユートピア赤城、赤城の湯ふれあいの家のこの議案が通れば温泉を三つ持つということになるわけですから、さらに多くの温泉を持つことでのしぶかわ温泉としての運営の効率化というのも図れるのではないかなと思いますので、検討は進めていただくということはお願いすると同時に、ただしやはり指定管理はあくまで公募が原則だと思います。なぜ今回基本協定書がこれだけ遅くなってしまったか。これは、公募をしないからです。と同時に、事業計画書なり経営再建計画というのが何で出てこないのか、これも公募しないからです。最初から指定管理先が決まっている、そのような中で指定管理に踏み切るからやはり明確なものが出てこないのではないかなというふうに感じます。しぶかわ温泉が受けるという結果に終わってもいいですから、または公募しても相手がいなかったというのであればそれでもいいですから、やはり公募を前提に計画を進める、このことを要望したいと思います。これについての答弁は結構です。  地方債の関係ですけれども、合併の協議の中で計画してきたものと今回予算を組んだものが大きく違ってきた、これはきのうも答弁聞いておりまして、確かにそういう点もあるんだなというふうに感じております。がしかし、合併協議の中で各市町村から出されたものを積み重ねたならば本来は初年度で53億円ぐらいになる予定だった。これ地方債全体でですけども、それが今回28億円ということは、やはり総合計画の中で20年以降組んでいくということですけれども、やはりこれは各地域で要望されていたものが1年でも2年でもおくれていってしまうんだなというふうに思います。ということは、そういう中で合併して何となく損をしたんじゃないか、合併が悪かったんじゃないかというような意見が聞かれてくる原因にもなってくるのかな、これが一因なのかなというふうに思います。市長は、市民満足度、納得度の向上を目指してまちづくりを進めていくというふうに言われます。そして、102ページの総合計画策定事業667万円を組んで、平成20年度以降の総合計画を立てていくわけなんですけれども、きのうも質問の中にも出ましたけれども、じゃこの総合計画の中にどのような市民の意見を取り込んでいくのか。パブリックコメントという答弁もありましたけれども、確かに地域審議会もできます。いろいろな懇談会の中で市長も積極的に今話を聞きに行っているという状況もわかりますが、でも結局今までと同じように大枠ができ上がった段階で審議会を招集して、審議会にかけて、そこで一応市民の意見は聞きました、ですからこの総合計画には市民の意見は取り込んでいますというような形にならないように、ではどの段階、早い段階でパブリックコメントを求めていく。今の計画、どのような計画でいるか担当部長の方から話を聞きたいと思います。質問いたします。  次に、NPOに委託をした点について、ファミリーサポートセンターですけれども、子育て支援の中で多くの人に利用されて、そして積極的に頑張っていただいているという意味で、これは市長としては評価をしていると、いい評価だと、そういう評価をしているというふうに答弁がありました。NPOとボランティアとの協力というのは、木暮市長の政策の根幹にあるということで、これは私も今までの5年間感じてきていることでありますけれども、ただしかしやはり行政評価には取り組んできたというきのうの答弁もありましたけれども、内容を聞いてみれば職員の中での研修ですとか、予算の中で試しにやってみたという程度で、本来であれば旧渋川市はもうしっかりした行政評価に取り組んでいるはずなんですよね。答弁の中でももっと早い段階で取り組むということを数年前に言っていながら、まだ職員内研修ですとか試しにやっている程度ということで、私はこの行政評価に対する取り組みは非常に遅い、甘い、積極性に欠けているというふうに思います。そのような中で、やはり市民に対する説明責任を、結果やコストを評価する経営管理体制の構築を目指して行政評価の導入について検討しますというふうにあります。きのうも取り組んでいくんだということでありましたけれども、じゃその中で、先ほどもお話ししましたけれども、総合計画をこれからつくっていく、そこに市民の意見を入れていく、と同時に今までやってきた事業に対して順位をつけて優先順位をつける、そうするとしっかりそこで行政評価をやらなければ、これはまた事業の優先度が遅くなってしまって、地域の市民からは必ずちょっと批判的な意見が出てしまうのではないかなと思います。そのためには納得度の向上を目指すということで、それは一定の部分解決できると思いますし、市長はマニフェストの公約の中で市民参加型のサービス評価システム、これの構築を目指すと、ここまで踏み込んでおります。私もやはり行政評価は市民参加型のサービス評価の方が納得度というものを上げていくという点ではいいと思いますし、例えば今後もNPOへの委託、ボランティア団体への委託というのを進めていくんであれば、これは受託団体も含めた委託と。例えば今回のファミリーサポートセンターに対する行政評価に対しては、市の評価だけではなく、市民の評価だけではなく、受けた受託団体がどう感じているか、こういう評価も受けてやはり進めていく。以前にも一般質問にも提案したことありますけれども、埼玉県の志木市方式、これについてもやはり検討していただきたいと思いますが、この点行政評価、市民参加型のサービス評価システムの構築という点について担当部長のお答えをいただきたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 企画部長、五十嵐研介君。  (企画部長五十嵐研介君登壇) ◎企画部長(五十嵐研介君) 公債費の関係で合併協議時の関係の公債予定が53億円で、今年度28億円ということで差が大きくなっているというようなご質問があるわけですけれども、この差につきましては新市建設計画の中では合併特例債10年間で150億という中で、具体的な事業、橋梁の問題等もありまして、10年間でこの年度でこの特例債対象事業をやるというような特定事業の検討まで年度別にはされておれなかったという状況の中で、150億円を10年間の計画の中で均等に配分した結果、18年度十分の1の15億というような事業費というようなことで公債費に計上している面があります。  総合計画におけるパブリックコメントの導入時期ということでありますけれども、総合計画の策定につきましてはきのうの質問の中でもお答えいたしましたが、住民参加の中で策定していくというような形で、まず最初にアンケート調査による市民意識の調査、それから公募による市民会議の設置ということで、総合計画に向けての市民の皆様の提言を取りまとめて総合計画の素案の作成の中に反映していくという過程をとっていきたいというふうに考えております。その中で素案がまとまった段階でパブリックコメント制度ということで計画素案を公表し、それに対しての市民の意見、提言等をお聞きし、それに対して市の考え方を回答し、公表するというような形でパブリックコメントを考えていきたいというふうに考えておりますんで、素案ができた段階でパブリックコメントを考えていきたいというふうに考えております。  それから、行政評価の取り組みの関係で、市民参加型の行政評価ということでございます。行政評価の取り組みにつきましては、おっしゃるとおりおくれているわけでありますけれども、そうした中でどうしてもこれからの行政運営には市民の視点に立った行政運営をしていかないと時代の流れに乗りおくれると申しましょうか、そのような状況になるということは十分認識しております。そういう中で市民の納得度なり満足度なり、どういうような手法で行政評価のプラン・ドゥー・チェック・アクションの中で取り入れていくのかというような一つの行政評価のシステムを確定しなければならないわけでありますけれども、そういう中で一つの考え方とすれば定点観測と申しましょうか、定期的な市民意識調査の実施等々の形で行政マネジメントのプラン・ドゥー・チェック・アクションのサイクルの中で評価見直しの中に市民の意見も取り込んでいくというようなことも考えられるかなというふうに考えております。  以上でありますんで、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 3番、金子渡君。 ◆3番(金子渡君) 担当部長の方から答弁いただきました。ちょっと私の質問の内容がちょっと明確ではなくて大変失礼いたしましたが、その総合計画策定の中でのパブリックコメント、素案ができた段階で取り入れていく、また行政評価についても答弁いただきました。最後市長にお聞きしたいんですけれども、市民満足度、納得度を向上させるためには何が必要か。私は、情報公開としっかりした市民の声を聞いていく、この二つに尽きるというふうに思っております。市長も自分の政策の根底と言っているように、市民と一緒になってまちづくりをしていく、協働のまちづくり、そして情報公開、これはやはりどんどん、どんどん進めていく必要があると思いますし、市長も恐らくはそのつもりであると思いますけれども、昨日の質問の中で合併の先に、合併の向こうに何があるのかという質問がありました。私は、合併の先には夢と希望と明るい未来、そして誇りを持てるまち、私は自分が住むのであれば合併後の新市渋川はそういうまちになってほしい、そういうふうに思います。私もそのために頑張るつもりでもありますし、一市民としてもしっかりしたまちづくりをしていきたいというふうに考えております。そういう中では、市長、協働のまちづくり、そして情報公開、それを進めると同時に、私は行政がやらなければならないこと、今まで市民がやってきたこと、そしてこれからも市民がやること、あとは行政がやってきたんだけれども、これからは市民ができること、または市民がやった方がいいこと、そして最後はやはり行政と市民が一緒になって取り組んでいくこと、これを明確に分けて政策を進めていく、そしてそこに市民を取り込んでいく、これが私は必要だと思います。少子高齢化でどこの地域も活力がなくなってきます。何でもかんでも行政がすべてをできる、こういう時代じゃなくなってきます。こういう中で市民と一緒になってまちづくりに取り組んでいく、これについて市長の考えとして、先ほど担当部長に聞きましたけれども、パブリックコメント、それから市民参加型のサービス評価システム、NPO、ボランティアとの連携、この点について再度市長の考えをお聞かせください。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。 ◎市長(木暮治一君) 確かに金子議員のおっしゃるとおりであります。行政でやるべきこと、また市民の皆さん方ができることはやはりやっていただきたい、率先してやっていただきたい、そんな気持ちはありますし、地域と市民と行政が一体となった形での進め方によってまちはすばらしいものになっていくというふうに思っております。夢と希望はみずからつくるものであります。行政がつくるものであって、また市民の皆さん方が夢に描くものもあるわけありますから、そういったものについてはお互いに意見を交換しながらこの地域づくりに励んでいきたい、そんな気持ちでおります。先ほど企画部長から総合計画のこれからの取り組みについても、きのうもお話がありましたけれども、そういったことでできるだけ多くの市民の方々のご意見を伺いながら、また議会の皆さん方のご意見を十分に拝聴しながらこれからの新しいまちづくりの基本をつくっていきたい、そんな気持ちであります。夢は、やはり自分で描くもの。行政が描くものもありますけれども、議員の皆さん方も夢を持った議論の中でこれからもよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 83番、南雲鋭一君。  (83番南雲鋭一君登壇) ◆83番(南雲鋭一君) ただいま上程中の平成18年度一般会計について2点質疑いたします。  1点は、予算書102ページ、2款総務費、1項総務管理費、8目企画費に総合計画策定事業、地域審議会設置事業が予算化されております。また、平成18年度予算編成方針10ページの中段に「新市の計画的な行財政運営を図るため、新市建設計画を踏まえ、平成20年度を初年度とする総合計画の策定に着手します。計画の策定にあたっては、地域審議会や公募による市民会議の開催など、幅広く市民の意見や提言を求め、計画への反映に努めます」とあります。そこで、伺います。地域審議会の設置は、候補者を募って事を進めているように伺っているわけでございますけれども、いつ設置する目標にしているか。公募による市民会議はどのような形で、いつ設置するのか。全市一組織の委員会とするのか。そして、その任期、報酬等をどのように考えられているか。新市建設計画は、10年と期間を定めております。総合計画は、スタートが平成20年ということでございますので、2年おくれになるわけでございます。新市計画の内容というのは、6市町村の総合計画等を参考に、そして6市町村が一緒になるためには新たにどのような事業を入れるかということを討議をしながらつくられたというふうに認識しております。そして、その各事業は前段に集中しているというふうに伺っているわけでございますけれども、新市建設計画では150億円の特例債は1年間15億ということで等間隔に置かれているわけでございますけれども、前段に集中しているというふうなことになりますと、平面から10年という期間を終えての立体的な事業計画と、こういうことになるわけでございますので、この辺において地域バランスというのが必要と思われます。どのような考え方を持ってこの総合計画に組み入れていこうと考えておられるのかをお聞きしたいと思います。  2点目は、予算書113ページ、2款総務費、1項総務管理費、15目男女共同参画費に関連しての質疑でございます。平成18年度予算編成方針9ページの下段に「男女共同参画社会の実現に向け、市民意識高揚のための各種施策を実施します」とあります。また、一昨日の説明では、旧渋川市の方針を引き継ぎ、実施していきたい旨が話されました。この件については、平成16年6月に男女共同参画社会の基本法が制定されました。その中で、市町村は国が定める男女共同参画基本法及び県計画を勘案し、当該市町村の区域における男女共同参画社会の形成の促進に努めると、こういうようなことでうたわれているわけでございますけれども、旧渋川市においてはここにおられます市議会の議員も入られて、早くのうちから検討組織を立ち上げていただきました。平成12年9月には県の参画プランに先駆けてしぶかわ男女共同参画プランを作成しました。「グラフ渋川」では、特集としてこの問題を取り上げ、広報しぶかわでは平成13年4月15日号よりシリーズにおいて男女共同参画社会を目指してというものを掲げていただきました。新市になってからは、6月1日号に再登場いたしました。そこで、伺います。旧渋川市のほかにプランを立てた市町村はおありでしたか。旧町村地区には新たな取り組みとなるわけです。具体的には、支援センターやら幾つかの各項目においては取り上げておるわけでございますけれども、取り組みのギャップは当然あるというふうに感じます。この点についてどのようにして統一性を図ろうとするのかお聞きしたいと思います。  三つ目は、広報しぶかわでの宣伝に加えてどのような方法を考えておられるのか伺います。  以上、大筋で2点、その1点1点については何点か区切っての質疑をさせていただきました。回答をお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 企画部長、五十嵐研介君。  (企画部長五十嵐研介君登壇) ◎企画部長(五十嵐研介君) 総合計画の策定と地域審議会に関して幾つか質問いただきました。  まず、地域審議会の関係で設置についていつごろになるかというふうなことでございますが、地域審議会の委員におきましては公募の委員もおりまして、現在公募されている方の選考をしております。そうした中で、地域審議会の日程といたしましては7月に入りまして7月の11日から13日ということで各6地区それぞれあるわけですけれども、予定をしております。  それから、総合計画の策定にかかわる公募の市民会議の関係でありますけれども、公募につきましては全市域から公募を募りまして、市民会議の構成といたしましては、新市建設計画におきましては八つの分野が、それぞれの施策の分野があるわけですが、その八つの分野につきまして一部統合をいたしまして、五つの分野について市民会議の分科会という形を考えております。そういう中で、人数につきましては五つの分科会でおおむね8人から10人程度というようなことで、40人程度の委員さんをお願いしたいというふうに考えております。設置につきましては、7月に入りまして広報しぶかわ等で公募のお知らせを周知をして当たりたいというふうに考えておりますので、公募した以降に考えてございます。任期につきましては、基本的には市民会議で総合計画にかかわるさまざま提言等をお願いするわけでありますが、一時的には総合計画に関してはその提言をいただいた段階で終了になるわけでありますけれども、違った形の中で発展的に存続し、引き続き市民参加の行政運営ということでお働きいただくようなことも検討していきたいというふうに考えております。報酬につきましては、公募でお願いするというような関係で無報酬というようなことで考えております。  それから、新市建設計画との関連でさまざまな地域の事業があるわけですけれども、その中で地域バランスを総合計画にどのように取り入れていくのかというようなお話でありますけれども、財政事情もさまざまある中でございますので、改めましてそれぞれの事業についてそれぞれの担当に提出していただきまして、その中で地域審議会でその地域の事業については審議していただくというような手順を踏んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) 男女共同参画に関するご質問でございます。この男女共同参画事業につきましては、旧渋川市では平成12年9月にしぶかわ男女共同参画プラン21を策定いたしまして、男女が社会の制度、風習、習慣、こういったものに差別されることなく社会の対等な構成員として活動できる、こういった社会の構築に向けた事業の推進を図ってきたところでございます。また、平成17年度におきましてもいろいろな具体的な事業を懇談会ですとか推進会議、そういった事業なども行ってきたところでございます。ご質問では、旧渋川市のほかにプランを立てているところはあるのかというようなご質問でございますが、合併市町村の中では旧渋川市が計画を立て、推進を行っているわけでありますけども、そのほかでは旧赤城村では年1回の男女共同参画に関する講演会を実施をしてきているという状況でございます。そして、合併協議会の中では旧渋川市の計画を新市に引き継ぐというようなことで決定されておりまして、これから策定をしていくことになります新市の総合計画との整合性、こういったものも保ちながら調整あるいは啓発、こういったことを行っていくということで予定をしているところでございます。  それと、しぶかわ広報等につきましても市民へのPR等をこの男女共同参画について行っていきたい、そんなふうに考えているところでございます。 ○議長(宮下宏君) 83番、南雲鋭一君。 ◆83番(南雲鋭一君) 総合計画の問題については、一応審議会を通じて、あるいは先ほど言いましたように一般の人を通じての意見の集約をもって総合計画を進めていくんだと、こういうようなことで一応お話を聞きました。過日の提案説明の中では審議会の持ち方として年3回予定していると、こういうことでございましたので、当面本年の予算の中には6億円の特例債をしての新しいまちづくりと、こういうことで市長からの諮問を受けて審議会がそれにどう答えていくか、こういう形になるんであると思いますけれども、そのような意味で先ほど言いましたようなスタートを切られたわけでございますので、審議会のあり方、あるいは市民参加のですね、委員会等において市長はどう議案なるものを出していくか、こういうことになろうかと思いますので、最後にこの件については総合計画を進めるに当たって予算を組んだわけでございますから、そういうものに対してどういうものを検討していただくかと、こういうことの気持ちを伝えていかなければならんと思いますので、最後にこの予算を組んだ中において市長としてどういう考え方で進めていくか、こういうことをお伺いしたいと思います。  それから、2点目の男女共同参画社会の問題でございますけれども、かつて土井社民党の委員長が就任したときにですね、時の国会議員の中にはですね、女性が天下をとるということはその国が滅びるんだというような発言をされた代議士先生もおったわけでございますけれども、今イギリスのサッチャー首相を初めですね、世界的にも女性が国のリーダーとしてなっていると、こういう時代でございます。一般の社会ではですね、育児、家事というものは女性がやるもんだということで決めつけている男性がまだまだ数多くあるんじゃないかなというふうに思います。そういうような中で、じゃ女性の社会進出を図るためには男性がどのようにこれらの問題に支援するかということに私はかかっているというふうに思うわけでございます。そういうような意味で男女共同参画社会の建設はですね、世の男性に対する宣伝をいかに進めていくかということがですね、やはりこれを着実に進めていく第一歩ではないかというふうに私自身考えています。そういうような意味で今年度この問題にですね、予算計上してですね、男女共同参画社会の構築ということで予算化をしてですね、事を進めていくと、こういうことでございますので、市長にですね、男性に対するPRというものをこの予算の中ではですね、どんなふうなことで考えているかを質疑して私は終わります。  以上です。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 総合計画策定に当たっての取り組みにつきましては、先ほど企画部長の方からご答弁させていただきました。この計画につきましては、当然新市建設計画に盛られた各地域のものを大切にしながら新しい市としての進み方を決めていくわけでございます。八つの分野に分かれているわけでございますけれども、それらについても先ほどご答弁申し上げましたように、市民参画の中で市民会議等におきましては分割をされまして、五つぐらいの部になるかなという思いがあります。そういったことを踏まえながらいろいろ地域の中の関係の皆さん方、地域の方々、また関係の部署にある方々、そういったもののご意見を当然拝聴しながら総合計画を組んでいくわけでございます。新市建設計画に盛られた事業を主といたしまして、それぞれの地域の発展、また地域の整合性、連携性を強めながらやっていくものであります。先日もご質問ございましたように、やはり環境というものは今大きなテーマになっているわけでありますから、それぞれの地域の自然や、また農業、商業、工業というもののあり方、そういったものを踏まえ、これからの道路計画等も踏まえながらいかに地域が変わっていくかというものを十分に勘案しながら進めていかなければならないな、そういうふうに思っているわけでございまして、これからいよいよ総合計画に取り組むわけでありますけれども、議員各位にもそういった意味合いにおきまして積極的なご協力をお願いしたいというふうに思っております。  また、男女共同参画におきます男性の取り組みということについてということでございます。この男女共同参画というものは非常に難しい問題をはらんでまいりました。今男女がお互いに共同の立場の中でこの世の中をつくっていく、そういう時代になったわけでございます。男だから、女だからという意識を捨てて、同じ社会の立場の中で、同じ土俵の上で今仕事を担っていただいております。そういった関係の中で、女性については出産という男性にはない大きな仕事があるわけでございます。そういうことをもとにいたしまして、この問題が出たというふうに思っておりますし、育児につきましても男性の育児休暇というものも今行われているわけであります。しかしながら、なかなか企業によってはそういったものができない。女性が例えば職場休んだら、育児休暇をとっていてもその後の勤めが果たしてできるのかな、そんな心配があるわけでありますから、そういった点に関して男性にとっては女性にかわっての育児というものも今度の男女共同参画の中では重要な仕事だというふうに思っておりますし、そういった意味合いにおいて男性が女性の立場を十分に理解しながら男性として女性を保護といいますか、そういった形で女性の中での取り組みについても大きな理解と協力が必要だというふうに思っておりますので、そういった点についてはこれからも男女共同参画のこういった施策の中でいろいろな方法でご協力をお願いする方策をとっていきたいというふうに思っております。 ○議長(宮下宏君) 16番、中澤広行君。  (16番中澤広行君登壇) ◆16番(中澤広行君) よろしくお願いいたします。  私自身は、大変苦慮された予算編成ではなかったかなと私は感じております。所属委員会以外で2点ほどお伺いいたします。ちょっと聞き方が逆になりまして申しわけございませんが、質問時間短縮のためですので、よろしくお願いいたします。  まず、予算編成方針の4ページで「やすらぎの基礎である消防・防災体制の充実を図るため」ということで記載がされておりますが、昨日の質問の中でもハード面においては詰所のつくりかえや新規消防車両の入れかえ等の話がありまして、国の基準は一定基準であり、目安にして市の計画に沿ってやっていくということで、私は消防団にかかわっておりますので、その辺の配置のことについては計画どおりにやられているということで大変心強く思っておるわけでございますが、1点ちょっと気になる部分で、逆の聞き方というのはこの消防団の資質向上に関する、例えば技術の向上、また技術の研究等に関する経費は今年度予算のどこに計上してあるか、また運営経費を交付金以外で計上してあったら教えていただきたいと思います。  2点目でありますが、2点目は同じく予算編成方針の7ページ目、上から5行目に当たるわけですが、プールや体育館等の附帯設備の改善ということですが、予算の説明の中ではプール等の説明がなかったと思われますが、予算書のどこに計上してあるか、また内容等についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 教育部長、萩原賢一君。  (教育部長萩原賢一君登壇) ◎教育部長(萩原賢一君) 先に教育委員会関係で、プールや体育館というような形でありますが、前段といたしまして耐震診断等を随時進めながらということで、またプールや体育館の附帯設備、合併いたしましてそれぞれ建築年次が違いまして老朽化しているものもありますということで、予算としてはそれぞれ小学校費、中学校費の工事費の中で予算を計上させていただいております。特にプール関係といたしましては、防水補修工事あるいは使うためのプール循環装置の制御盤の交換等が主なものでございます。ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) 消防団の関係で、消防団は日ごろ訓練等技術の向上を目指しての活動もしていただいておるわけでございますが、これに関する経費というような意味合いのことでご質問いただきました。こういった団自体でいろいろ活動していただく部分につきましては、それぞれ運営交付金等の中での措置もあるわけでございますが、基本的には広域消防がございまして、こちらの消防の組織によりますいろいろ訓練実施というようなことも行っておるわけでございます。広域消防、いわゆる広域市町村圏振興整備組合の設置します消防署によりますそういった指導もありまして、例えばポンプ操法訓練というようなことでそれぞれやっていますが、これらをまとめた協議会を開催したりですね、こういった技術向上を目指すイベント等も予定をされておるわけでございます。そのほか県を通じます消防協会というような組織がありまして、こういったところが開催いたします事業等があるわけでありまして、特段予算の上ではあらわれておりませんが、そういったそれぞれの機関、組織を通じまして日常活動を通じての技術向上を目指しておると、そんなことでご理解いただければと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 16番、中澤広行君。 ◆16番(中澤広行君) まず、順番ちょっと変わりまして教育費の方でお答え願ったわけですが、プール等については防水や循環ということですが、ご承知のとおり私が憂えているのはただ一点でございまして、過年にわたって、もう過ぎた年次になりますが、前橋市において飛び込み台から児童生徒が飛び込んだときに大変不幸な事故が起きて後遺症が残ってしまったというような事例がありまして、県内聞くところによりますと、県内、県外においてもですね、飛び込み台の撤去が正しいかどうかという議論はございますが、撤去の方向に向かっているということで、本会議の冒頭にもありましたが、自治体が賠償の責を負うようなことのないようにということがありましたので、その辺の研究はなされているかどうかもう一度質問させていただきたいと思います。  次に、消防費についてですが、そういった経費の計上はないということですが、部長のお話にもありましたとおりに、消防協会等で主催されているポンプ操法競技会がございます。実は、去る6月4日の競技会において渋川市消防団としては初の県大会出場ということで、所定の勝利をかち得てですね、出場することが決まりました。これは、実は聞くところによりますと、県大会が8月23日に行われるということで、それを考えますと半年近くも訓練を積むということになりますね。訓練の指導は、それは広域消防の方に訓練の指導はさせていただいているわけですが、それにかかる経費というのは突発的な経費でありまして、特に県大会に行きますと消防団本部の運営に関する経費だけじゃとても賄えるものじゃないと思うんですね。これは、今後隔年に県大会も行われるということですが、物理的に渋川市消防団の数が多くなって、相手といいますか、ほかの自治体は榛東村さんと吉岡町さんだけになりますので、渋川市消防団の県大会出場の占めるウエートというのはこれから大きくなると思うんですが、そのときに突発的に生じる経費について今後予算化するお気持ちはあるかどうかお聞きします。 ○議長(宮下宏君) 教育部長、萩原賢一君。 ◎教育部長(萩原賢一君) プールの関係に絡めて飛び込み台といいますか、各コース競技のときに使う飛び込み台ということになるかと思います。現在学校にはこれを使用しない形で指導をしておりまして、市内の学校ではありませんが、先ほど議員がご質問のように撤去しているところもあります。この辺については、もう少し検討させていただきたいなと思いますし、安全ということでは安全を徹底して指導を行っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) ただいまご質問にもありましたように、今年度の渋川広域の方のポンプ操法競技ですか、伊香保の13分団と榛東村が出場するというようなことでございます。こういった突発的な経費を賄うのに何か助成がないかというようなご質問でございます。従来からこういった大会等合併前のそれぞれの市町村においても参加の機会はあったわけでございますが、特別そういった予算措置というのはなかったわけでありまして、今回伊香保が出場するに当たりましては、現在その消防団としてですね、団の中の経費の中から助成をするようなことで検討されることとなっているようでございます。今ご質問のありましたような公費といいますかね、市費として直接どうかと、このようなことだと思いますが、今後研究をさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 16番、中澤広行君。 ◆16番(中澤広行君) 教育費については、前向きに検討ということで大変ありがとうございます。  また、消防費についても検討していただくということで、ぜひ今後これから渋川市消防団の技術向上のためにはそういった、報償と言っては言葉が過ぎるかもしれませんが、そういったものが必要だと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  それで、最後に1点だけお聞きしたいんですが、今まで訓練場所についてはご承知のとおり伊香保地区というのは狭小地でありまして、傾斜地でありますから、ポンプ操法の訓練に関しては120メートルの直線距離がとれるということがなかなか公有地でなかったもので、民有地をお借りしていたというのが実態であります。ほかの消防団のお話を聞きますと、ほとんどが坂東橋緑地公園であったりとか北橘のグラウンドであったりとか、そういった公の土地を借りていると思うんですが、ここは合併を利用させていただきましてですね、伊香保地区に関しては渋川総合公園の公の施設を利用できるように、何とかこれもご検討願えないかと思うんですが、最後にその質問をさせていただいて質問終わります。 ○議長(宮下宏君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) 今練習場所といいますかね、訓練の場所として総合公園の駐車場でしょうか、これは所定の手続をとっていただければ利用できますので、ご活用いただければとは思います。ただ、訓練の内容等で考えますと、何か足元がですね、コンクリート舗装とか、そういうんではなかなかちょっと難しい面があるようなこともありますので、聞くところによりますと芝生のような状態で非常にいい場所がということで、例えば子持村の社会体育館などの一部をお借りしての榛東村との合同訓練なんかも予定があるようでございますので、そういった公共施設で活用できるところがあればですね、そういったところを、本来の施設の使用というのが一方でありますので、そういった状況等を勘案しながら利用できるような配慮は十分できると思いますので、よろしくお願いいたします。                                                                 休       憩                                         午前11時 ○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                        午前11時13分 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑を続けます。  28番、塩野光弘君。  (28番塩野光弘君登壇) ◆28番(塩野光弘君) 大分時間も追っているそうでございますので、できるだけ手短に質問させていただきます。  1点だけでございます。予算書86ページ、顧問弁護士設置事業、たかだか1,393万の問題点でございますけれども、これが係る問題というのはですね、はるかに大きな問題でございまして、やはりこの部分についてはですね、委員会論議ということもございますが、でき得れば全体の会議の中でですね、やはり執行部等の見解をきちんと受けとめていただいた上で論議をしていきたい、こういう観点からあえて質疑をさせていただきたいというふうに思います。当然もう何の説明もする必要はないだろうというふうに思いますが、いわゆる旧伊香保町のですね、前石坂稔、今は被告でございます。町長ですが、これのですね、いわゆる虚偽ローン、約4億8,000万のローン契約の問題、この部分につきまして当然皆さん方もご存じでございましょうから、あえて説明する必要はないというふうに思いますけれども、5月16日のですね、東京地裁においてですね、これは民事でございます。刑事の方は、前橋地裁の方で既に4年6カ月という判決が出ております。したがって、この民事の関係の方のところにおいて裁判長がですね、市側に、要するに渋川市側に支払い義務があるということを示唆したと、和解の検討を進めたと、こういうことになっております。この辺の部分についてですね、やはり私どもは5月17日のこの新聞にしか知らされておりません。正直言ってこの問題がですね、どういうふうに推移をしているのか、そしてまたどういうような形で進めていこうとしているのか、その方向性はいかなるものなのかということについてですね、やはりこれは十分説明する責任があろうかというふうに考えます。したがいまして、この部分、3点だけお聞きしたいというふうに思います。  まず、1点目はですね、この和解を求めていくという、和解が相当であるというふうな考え方を示したということがどういうものであるかということをですね、やはりきちんと細かく説明をしていただきたいというふうに思います。その辺の内容がですね、どういうものであったかということを説明していただきたい。  したがって、次にですね、2点目として市の代理人の弁護士ですね、顧問弁護士はですね、きょうの内容を市に伝え、今後の対応を考えていきたいというふうに新聞では載っております。したがって、これが5月17日の段階でございますので、市長選等いろいろありました。しかし、その中でもう既にですね、1カ月近く日数がたっているわけでございますので、今後この部分がですね、次の地裁がいつ開かれるのかわかりませんが、その辺も含めて市としての対応の仕方がですね、どういう方向でどういう考え方でやっていくのかというふうな部分についてお聞かせ願いたいというふうに思います。  そして、3点目でございますけれども、この石坂稔にかかわるやはりさまざまな裁判問題というのはこれからも継続していくわけでございまして、刑事の方の部分についてもですね、控訴ということになればこれは当然これも進んでいくということになればですね、その辺の部分がどこでやはり議員の皆さん方に説明をされるかというふうな部分というのは当然出てくるだろうというふうに思います。旧伊香保町のですね、議会におきましては、議会が開催されるたびにですね、いわゆる行政報告というふうな形の中で必ず報告をですね、特にこの裁判関係の部分についてはですね、報告をしていただいた経過というのがございます。渋川市議会においてもですね、諸般の報告というふうな部分があります。報告をされている部分がありますので、したがってそういった部分を含めながらですね、この辺の部分についてはやはり議会が、定例会が開催される場合においてはですね、そういった部分で報告をしていただくということが必要なのではないかというふうに思います。この辺について取り組んでいただける気持ちがあるかどうか、以上3点よろしくお願いしたいと思います。  (9番金子冨房君午前11時19分出席) ○議長(宮下宏君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) ただいまのご質問をいただきました合併前の旧伊香保町におきます事件の件の裁判の関係でございます。この件につきましては、新聞報道されていますように、現状では裁判所から一定の和解の勧告といいますか、和解についての進言があるというようなことであったわけでありますが、和解といいますと前提とすると市側に一定程度の落ち度があるといいますか、こういったことが前提になるということでございまして、その点については市側の主張とすればですね、従前の公印等の取り扱い、ないしはそういった公文書の取扱上、いわゆる執務的な意味合いでの落ち度はないと、こういう主張をしておりまして、この点について今後とも引き続きそういう立場でですね、研究、検討していこうということで、弁護士との対応については現時点では伊香保支所の方でですね、全面的に対応していただいておりますけれども、考え方とすればそういったようなことであろうかというふうに考えています。開催日等につきましては、また支所長の方からお話しいただくと思いますが、今後の議会の対応ということで今ご質問あったわけですが、これにつきましてはまた今後こういった裁判経過を見ながらですね、一定程度の時期にはそれ相応の報告も必要かというふうに考えておりますが、現時点ではどうこうするということがまだ整理できておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまの次回の裁判がいつあるかというご質問でございますけれども、それについては7月5日に開催を予定されているということでございます。中身等につきましては、現在資料をちょっと持ち合わせておりませんので、後ほどまた報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 28番、塩野光弘君。 ◆28番(塩野光弘君) 7月5日という話が出ました。それ当然資料の部分については後日ですね、報告をしていただくということでございますので、それはそれとして受けとめていきたい。したがいまして、委員会等にはですね、10分間に合わせて報告をしていただくということで理解をしてよろしいのかというふうに思いますが、そういった部分の中で今のですね、回答の中、やはりちょっと問題があるのではないかというふうな感じがいたします。支所の方からの回答、これは当然実質的に取り扱っているということではありますけれども、支所というもののですね、取り扱いというものが一体どういうものであるかというふうなものが組織の中においてですね、やはり再考されるべきではないかというふうに思うんです。支所にですね、あるいは支所長に権限が与えられているものであればそれは構いませんけれども、本来的にこの組織的形態の中からいけばですね、そういった部分というのはほとんどないわけでございますので。したがって、市のですね、やはり中枢となる市長、助役及び総務部長絡みの中で、この部分のものはやはりきちんと検討されてしかるべきであるというふうに思うわけでございます。単なる各支所のですね、答えを得てですね、それでよしとするべきではなく、したがって先ほど申し上げましたように5月17日以降この部分についてですね、やはり検討されているわけだというふうに思います。その検討されている方向性というのが一体どういうものなのかというふうに断固たるですね、態度でもってこの部分についてはですね、我が方にはですね、落ち度はないというふうに進めていくのか。そして、また弁護士はですね、話をしてある中でどの程度まで理解し、どの程度のですね、確約を持ってこの可能性があるのかというふうな部分が当然論議されてしかるべきだと。そして、その上で7月5日を迎えていくというふうな部分でありますから、それほど細かいことを私は聞いておるわけではなくて、基本的なスタンスと、それからそれに向けてこういう論議をして、したがってこういう決定のもとで弁護士とともにですね、やっていくんだというふうな部分をですね、やはりきちんと明示をしていただきたいというふうに思います。過日伊香保もですね、弁護士1人で果たしていいのかどうかというふうな論議をしたこともあります。あるいは、もう少し他の弁護士さんのですね、先生の話を聞いていろいろ対応策を検討することも必要ではないかというふうな論議もした経過もございます。そういうところからすればですね、やはりこの問題、4億何千万でございますから、折半ということになってもですね、2億何千万という形になるわけですから、絶対に勝たなければならないこの裁判の取り扱いについてですね、やはり本腰を入れてですね、検討していただくということが必要かというふうに思います。そういった意味ではぜひ議員等も含めてですね、英知を結集してですね、この裁判に勝っていくということであるならばですね、やはりきちんとした情報公開を含めてですね、先ほど申し上げましたように議会の中においてもですね、説明できる部分についてはきちんと説明をしていただくということを求めているわけで、以上、最初の部分は結構でございますから、方向性、考え方、対応の仕方、それと今後の情報公開について、この2点再度ご回答を願いたいというふうに思います。 ○議長(宮下宏君) 助役、吉原康之君。  (助役吉原康之君登壇) ◎助役(吉原康之君) 実は、新市になりまして一番腐心をしなければいけないかなという話は、この伊香保地区の特に訴訟問題でありました。これ以外にも新しい市に関係いたします訴訟に近いような状況の事件がいろいろありまして、その辺の対応につきましては、先ほど支所に任せてと、こういうお話もありましたけれども、まだ短期間でありますけれども、その中で総務部を中心として支所とその対応についてですね、調整はしておりまして、先ほど総務部長が申しましたような状況の中で今後対応していこうという、こういうことであります。塩野議員さんの方からお話がありました、金額は非常に多額でありますから、仮に和解ということになりますと、その内容についても非常に新しい市として財政負担が生じるわけでありまして、その辺はこれも先ほど総務部長の方から申し上げましたとおり、あるいは支所長の方から申し上げましたとおり、基本的にはこれまでの主張をとりあえず7月5日の審理では主張していこうという、こういうことであります。  それと弁護士先生の数の話でありますけども、これは従来の調整の中では既存の事件については当面その対応してきた顧問弁護士に引き続きそれぞれの地区で対応している問題についてはお願いしていこうと、こういう整理をいたしました。ですから、伊香保については吉村弁護士にお願いしているわけでありまして、やはり弁護士の方針もありますから、そういう意味では吉村弁護士の方針も前提にして対応する必要があるというような、こういうふうな考え方であります。繰り返しになりますけども、市として総務部が担当をするわけでありますけども、これまでのいろんな経緯がありますから、支所を抜きにして対応すると、これは全くできない話でありまして、そういう意味では塩野議員さんもご承知かと思いますけども、そういう組織的な対応を前提にですね、今後対応していきたい、こういう考えでおりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 28番、塩野光弘君。 ◆28番(塩野光弘君) 当然のこととして支所を無視していくというふうなことを考えておるわけではなくて、むしろ全体的にですね、中心となった渋川市、ここでもって対応していただきたいということでありますから、それは誤解のないようにしておいていただきたいというふうに思います。  ただ、今の答弁の中でですね、やはり基本的なスタンスはどうなんだと、こちらは落ち度はないんだということで進んでいくんだというところをどうしてもきちんとやっていくんだというふうな意味合いの部分というのがですね、やはり述べられていなかったというのが非常に残念だというふうに思うんですよね。やはりそこのところをきちんと踏まえていっていただきながらですね、さまざまな取り組みをしていただければありがたいと、こういうふうに思うわけであります。私は、結構傍聴してまいりましてですね、1月だったか2月だったかの段階の中で向こう側のですね、リース側の弁護士がですね、相殺折半という言葉をですね、既にもうその段階で言っておったわけでありますから、当然のこととして町は、あるいは市はですね、相殺折半というふうな形で出てくるということぐらいはですね、きちんととらえながら、それに対する対処方法というのをですね、当然やっていくべきだというふうに思うわけでございます。  それから、もう一つ回答がしてありません。行政報告という形、形は何でも結構です。諸般の報告でも結構です。こういった部分ですね、地裁が開催された、その結果の部分についてやはり定例会の中できちんとやはり情報公開していただくというふうな部分についても再度前進的に受けとめていただいてですね、やりますというふうな部分のところぐらいはですね、ぜひご回答願いたいというふうに思うんですが、できれば市長に回答をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでございますか。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 伊香保町において、あってはならない事件でありました。そういう中で一番この核心については知っていらっしゃる塩野議員の発言であります。この経過につきましては、まだ市長に就任して日が浅く、かなりの面につきましては承知しない面があるわけであります。そういった中において、伊香保町から渋川市に引き継がれた重要な事件として私は受けとめております。そういった観点から、これからも顧問弁護士であります吉村先生、そのご意見をお聞きしながらこれからの市の対応としては、あってはならないことでありますから、その点について私どもといたしましても慎重に検討しながらこれからの事態に備えていきたいというふうに思っております。これからの事態につきましてはまだまだ検討課題はございますので、そういったものを踏まえてまたご報告すべき時期が来ればご報告するということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(宮下宏君) 37番、大島勝昭君。  (37番大島勝昭君登壇) ◆37番(大島勝昭君) 予算編成方針について2点ばかりお伺いいたしたいと思います。  7ページ、いわゆる公民館活動のところで子供が安全で安心して活動できる拠点づくりというようなことがうたわれております。これについて、具体的には地域の力をかりてどのような形で行うのかお伺いしたいと思います。  次に、8ページ、農林業についてでございます。ご案内のように、6市町村の合併により渋川市は140億近くの農林業生産高があります。これは、前橋市に次いで12市のうちの2番目でございます。このように大変食に対する責任というんですか、負担あるいは担い手としての役割が大変重要な市となりました。このようなことで、政府でも2000年に食料・農業・農村基本計画の中で自給率40%を45%にこの10年間いわゆる当初の計画よりダウンして目標設定いたしましたけども、県内市長の中で現役農家の出身、農業従事者出身の市長としてどのようにこれらの数字を受けとめ、今後の取り組みについてどうお考えなのかお伺いいたします。 ○議長(宮下宏君) 教育部長、萩原賢一君。  (教育部長萩原賢一君登壇) ◎教育部長(萩原賢一君) 予算方針の中で子供の安全というような形で公民館をいかに充実するかというご質問でありますが、公民館をそれぞれ活動拠点として子供たちをいかに公民館に近づけるということも含めて安心して活動できる拠点ができるかというようなこともいろいろな教室等を実施しながらということになるかと思います。いずれにいたしましても週5日、土日というような形でそれぞれの公民館で活動を考えておりますので、その中での活動を通じてということになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 農業問題についてのご質問でございます。私も今お話しのように農家であります。そういった中で農業というものについての考え方はある程度持っているわけでございますけれども、今この地域におきましても、先ほどご質問の中にありましたように新しい市を含めた中での12市の中で2番目に多い農業生産高というふうなお話であります。この地域におきましても、赤城地区を初めといたしまして認定農業者が200人を超える状況であります。赤城地区の80人、子持の60人だったかな、いずれにしましても多くの認定農業者、また家族協定農業者、そういう形が多くなっております。そのほかに農業集団といたしまして麦作集団や、そういった営農組織が各地にあるわけであります。いよいよ農業も政府の見解の中で厳しい状況を迎える状況であります。農業は、なくてはならない、それは認識の中に十分あるわけでありますけど、なかなか粗末にされそうなのが農業であります。農業の後継者問題が特に重要視される中で、これらを継続して担っていただけるような組織や農家の後継者づくりというものは重要な課題であるというふうに思っております。認定農業者の協議会ができまして、そういった中での取り組みについてもこれからいろいろとお話をさせていただくような会を持っていただくことになっております。これからの農業を支える、そういった中でこの地域におきましても特産としていろいろなものがあります。地域におきましての観光農業を意識した野菜農家や果樹農家、そういうものも多くあるわけでございますし、また畜産団地等もすばらしいものがあるわけでございます。農地につきましても広大な面積を持っている中で土地改良も進められております。これらの取り組みを十分に大事にしながらこれからのこの地域の基幹産業として農業の発展に頑張っていただけるように市としても取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(宮下宏君) 37番、大島勝昭君。 ◆37番(大島勝昭君) 公民館での子供の居場所づくり、さらには予算書の中で今全国的に話題になっております団塊の世代の対応というようなことが予算説明の中でもございます。いわゆる公民館というと確かに文化活動というものが中心になろうかと思いますけれども、私は今のこの食糧自給率の問題からして、そして今回の予算編成方針にも掲げております安全、安心のまちづくり、これらのことからして食の安全というようなことは非常に大事な事業であり、先ほどどなたかの質問の答弁の中で市長がいわゆる行政としても夢のあると、持ったと、そういう施策が必要だというようなこともおっしゃいました。私も率直に言って政治はロマンが必要だと、このように考えているところでございます。今の市長の答弁、いわゆる基幹産業をしっかり守っていくというご答弁ございました。その中で一般質問でもこれは出されておるので、余り深入りはしませんけども、農業を持続的に今後続けていくということについて大変厳しい環境にある、いわゆる後継者の問題、これらについて憂えているところでございます。これらのことから、いわゆる農業に関心を持っていただく、そして多くの方々に作物を育てる喜び、そして自然の環境を守るというようなことをそれぞれ認識していただき、将来携わっていただければというようなことから考えた上で、地域の子供たちを公民館を一つの拠点として地域の老人会の皆さんのお力をかりながら近くの畑を借りて作物を育てると、そしてあわせて育成会の方々、親子一緒に参加できるような、いわゆる情操教育も含めたそういったものが公民館で果たせるならば大変この痛ましい事件、事故の発生する中での人としての教育、育て方、健全育成というんですか、そういうものが得られるような気がいたします。この点について、教育長にお伺いしたいと思います。  また、農業の担い手については団塊の世代、こういった農業に携わっていない人たちを農業により多くの人に参加していただくというような機会をつくる必要があるのではないか。先日5月10日の上毛新聞に、トップでございましたが、団塊照準に地域校というような、農林大学校でいわゆる研修生を募集したところ、団塊の世代の応募が定数の5割増しぐらいになったというようなことで、県は急遽それぞれの地域に農家をお願いし、農林大学校の地域校として指定し、そこへ研修生を送り込むというようなことが新聞で載っています。いわゆる担い手とあわせて生きがい創出というような記事が載っています。いわゆる渋川市もその一つに指定され、子持地区の農家が指定されたようでございます。こういったものを県でもこのように積極的な取り組みをしている。このような中で渋川市としてもそれぞれいろいろ事業としてはのっておりますけれども、底辺を広げるというようなことが最も基本だと考えています。確かに大型農業の実現のために土地改良、そういった事業、さらには認定農業者の育成ということでやられておりますけれども、一方で農村の集落形成とか、いわゆる修景、維持、そういった面では農業に携わっていない人の新たな参加でもっていろいろな発想のものが出てくる、このように考えておりますが、それらの育成、そういった機会をつくるということについて、これは市長にお伺いいたします。 ○議長(宮下宏君) 教育長、小林巳喜夫君。  (教育長小林巳喜夫君登壇) ◎教育長(小林巳喜夫君) 公民館の対応につきまして、子供たちの居場所づくりと拠点づくりということでのご質問であったかと思いますが、議員さんのおっしゃるとおり、公民館活動に対する期待は大きいものがあります。ご存じのとおり、さまざまな悲しい事故、事件が起きている中で、学校教育のみでは対応し切れない現実をどう乗り切るか。口では学校、家庭、地域の連携とはよく言いますけれども、なかなかその実態がつかめないもどかしさも感じております。そういう中で本市の公民館等に目を向けますと、公民館に図書館が併設されております。渋川市の図書館、それから北橘町の図書館等を核にしまして、いずれはネットワークを結び、そして図書館を通して子供たちが第2の学校と言えるような建物としてまめに通えるような場所にしたいというのも一つの手だと思います。大変素朴な考えでありますけれども、まず各公民館に入ったときにだれが入っても笑顔で迎えてもらえる公民館であってほしいと私は思います。いろいろな住民が、地域の方が行ったときに意に沿わない対応があったりして時々耳の痛い言葉をいただくこともありますけれども、まずは地域の人たちから信頼を得る公民館であり、その環境ができた上で子供たちは親子で通う、そしてお茶だとか、それから生け花だとか、さまざまなわざを持った方々が先生になり、土曜日に教室も開かれているのが今日の姿であります。できれば各公民館を通しまして地域に合った事業を開発し、そしてやはり物を育てるということは大島議員さんの言うとおり全く同感でありまして、子供たちに優しい心と、そして物を見詰める細やかな気持ちを育てるのには最適だと私は思っております。そのことを考えますと、10校が27校という大変大きな学校規模になりました。さまざまな地域の宝を持って合併をし、子供たちもみずから新しい地域の友達と仲よくし、渋川市の市民として子供たちとして頑張っていきたいという言葉を発しております。そう考えますと、公民館の各活動につきましては子供たちにとっても地域の住民にとっても文化の中核であるというふうな考え方を持ったときに、できれば公民館活動の横の連携を今まで以上に密にし、そしていいものをお互いの財産にし、そして足らない部分を補うような、そんな連携も今後必要じゃないかと思います。ご指摘をいただいた部分については、今後の課題として受けとめまして頑張っていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。 ◎市長(木暮治一君) 農業問題についてのご質問でございますけども、食の問題ということで大島議員には非常に関心があり、いつもお気にとめていただいております。この農業と食という問題で私はいろいろ今までの経過を見てまいりました。今小学校5年生が体験学習として稲づくりを各学校で行っていると思います。もう20年ほど前になりますけれども、私もそういった中で協力をさせていただいた覚えがありますけれども、そういった経過の中で最初のころは父兄が来てもなかなか田んぼへ入らない、それがだんだん、だんだん子供たちに刺激されて田んぼへ入るようになりました。特にある学校において、女性の学校長さんでありましたけれども、率先して田んぼに入って田植えをした。そんな姿の中でやはり保護者もどんどん、どんどん最近は田んぼに入るようになりました。子供たちとともに田植えをする姿、それが今定着しているように思っております。全然田んぼも稲も知らなかったお母さんたちが子供たちに引きずられてそういった農業というものに取り組んできた、そんな経過があるわけでございます。しかしながら、なかなかそれを業とする方たちが少なくなっている。これは、経済的に非常に大変だなという思いがある中での取り組みでありますけれども、今度の政府の取り組みにつきましても特に認定農業者につきましてもそういった面積の問題もあります。また、集団にしても20ヘクタールという問題もあります。そういった中でこれからの農業をどのようにしていくか、非常に大変な時代になってまいりました。しかしながら、農業はやっていかなければ私の食糧の安全、安心のもとはできないわけであります。そういった中において、ハウス園芸におきましても障害者を雇用しながらこれを一生懸命やっていられる方もありますし、そういったすばらしい農業経営をやっていられる方が数多くいらっしゃるわけであります。これからの農業に対してのやはり団塊の世代というものがいろいろ今課題になってまいりました。できるだけ多くの方々が地域にある限りは農業に携わっていただき、地域の農業を支えていく力になっていただきたい、そんな気持ちがあるわけであります。私どもの携わってきた集団におきましても年々高齢化する中で、やはりそういった若くして定年退職された方々が積極的にそういった組織に入っていただく、そんな形がとられつつあります。今後につきましても若い世代の方々が農業に興味を持ち、農業をなりわいとしてやっていけるような時代を構築していかなければならない問題でありますし、それにあわせてそういった団塊の世代を中心とした高齢者といいますか、そういった団塊の方々が積極的に地域の農業を支える力になってほしいな、そんな形でこれからも市におきましてもできるだけ積極的な形の中で取り組むような行政を行っていきたいというふうに思っております。 ○議長(宮下宏君) 37番、大島勝昭君。 ◆37番(大島勝昭君) ただいま市長、教育長からそれぞれ前向きなご答弁をいただきました。と申しますのは、さきの臨時会での市長の施政方針にも農業関係には一言も文字として載っていなかった。今回についてもわずか3行しか書いていない。このような認識でいいんだろうかと、渋川の県内2番目の大きな農業生産額の中でいいのかというような気がいたしましたので、発言をさせていただきましたが、いずれにしましても定年者を活用するにもそれの基礎知識を学んでいただく、そのことはJAであぐりスクールをやっていますけども、やはり一般の非農家の方々の参加はないというようなことがございます。そういう面では、やはり行政がより幅広くこの公民館の部面で団塊の世代の対策として一つの文化的な事業を中心に自主的な運営によるサロンというようなことが具体的に書いてありますけども、そういった機会を活用しながら農業技術センター、あるいは農協の営農指導員、さらには行政の農政担当、あるいは農業委員さんの力をかりながら、そういうあらゆる場所を通じて勉強の機会をいただき、そして気安く農業に参加できるような、そんな体制をぜひつくっていただきたいと思います。  以上申し上げまして質問を終わります。 ○議長(宮下宏君) 64番、澤田筧君。  (64番澤田 筧君登壇) ◆64番(澤田筧君) 147ページの伊香保地区福祉施設建設補助金2,451万2,000円とありますけども、この補助金についてどのような補助金制度であるか。そこの建物であるか、また敷地内の整備のための補助金なのか、その2点についてお聞かせ願いたいと思います。お願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 澤田議員のご質問にお答えさせていただきます。  伊香保地区福祉施設建設補助金につきましては、医療法人富士たちばなクリニックが現在伊香保町の総合運動場のすぐ西のところにデイサービスセンターとグループホームの兼用施設を建設をしているところでございますが、これに対する建設補助金ということでございまして、土地につきましては市が持っている土地を貸すというような形の中で建設を進めておりまして、建物を建設するために要する費用の一部の補助という形で2,451万2,000円を支出するというものでございます。 ○議長(宮下宏君) 64番、澤田筧君。 ◆64番(澤田筧君) 伊香保の支所長に聞かれてもちょっと困るような状況は私もよく知っております。ひとつ市長にお伺いしますけども、伊香保町で応募のときにも建設すべては自己負担という、補助もありませんという町長から我々議員に対しても募集を行いました。それに対してこれうたってあります。そのために建設はすべて自己負担である、富士たちばなクリニックが全部負担をするというふうに書面に出ておりますけれども、なぜゆえにこのようになったのかひとつお聞きいたします。                                                                 休       憩                                         午前11時59分 ○議長(宮下宏君) 休憩いたします。  会議は午後1時に再開いたします。  (35番今井五郎君休憩中出席)  (37番大島勝昭君休憩中退席)                                                                 再       開                                         午後1時 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △発言の訂正 ○議長(宮下宏君) 当局側より発言の申し出がありましたので、この際これを許します。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 先ほどの裁判の関係で日程の説明に誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  次の裁判につきましては、7月4日の午前11時から東京地裁で行われるということでございます。 ○議長(宮下宏君) 64番議員の質問に対する答弁を求めます。  市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 伊香保地区のグループホーム、デイサービス建設についての補助金の問題についてでございますけれども、この件につきましては、合併前の伊香保町としての強い意向を受けてのものでありまして、今回予算措置はその意向に沿ったものでありますので、よろしくお願い申し上げます。内容につきましては、保健福祉部長の方から申し上げます。 ○議長(宮下宏君) 保健福祉部長、森田一男君。  (保健福祉部長森田一男君登壇) ◎保健福祉部長(森田一男君) 伊香保地区で建設が進められておりますグループホーム及びデイサービスセンターの施設建設に伴う補助金でありますが、これは旧伊香保町の福祉振興基金を充てるものであります。この福祉振興基金につきましては、平成8年に個人の1,000万円の寄附がもとでありまして、本来は旧伊香保町のデイサービスセンターの建設基金にとの意向により設置された基金であります。その後平成10年に100万円が寄附されまして、平成15年には1,338万円余りの寄附がありました。平成15年の寄附者につきましては個人でありますが、遺言により伊香保町の福祉施設整備に使ってもらいたいという希望でありました。本来でありますと平成17年度中に建設ができる予定でありましたが、工事おくれまして平成18年度で予算を措置したものでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 64番、澤田筧君。 ◆64番(澤田筧君) このグループホームにつきましては、委員会でまたいろいろ検討していただきたいと思いますので、またよろしくお願いします。大変ありがとうございました。 ○議長(宮下宏君) ほかにご質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第84号は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第2 議案第85号 平成18年度渋川市国民健康保険特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第2、議案第85号 平成18年度渋川市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) ただいまご上程をいただきました議案第85号 平成18年度渋川市国民健康保険特別会計についてご説明申し上げます。  特別会計予算の1ページをお願いいたします。初めに、平成18年度の渋川市の国民健康保険事業の概要について主な点を申し上げます。第1に国民健康保険税であります。平成18年度の国民健康保険税につきましては、合併協議会に基づき、引き続き不均一課税を実施いたします。税率につきましては、合併前旧市町村における平成17年度の税率に据え置くことといたしたいと思います。なお、税率の統合につきましては平成17年度の決算状況や平成18年度の課税状況、また来年度以降の医療費等の見込みを把握の上、検討していきたいと考えております。  第2に被保険者数等の状況であります。世帯数は、1万8,980世帯を見込みました。これは、前年度に対して3.3%の増であります。被保険者数は、4万219人を見込みました。これは、前年度に対して2.1%の増であります。第3に医療費の状況であります。平成18年度の総医療費の見込みでありますが、被保険者数の伸びは過去4年間の医療費の実績等を考慮し、約68億円を見込みました。また、被保険者1人当たりの医療費では約22万円であります。近年国保財政を取り巻く環境は非常に厳しい状況にありますが、国民皆保険を支える地域医療保険としての役割を果たすべく、健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。  それでは、予算の内容についてご説明申し上げます。平成18年度渋川市国民健康保険特別会計予算。平成18年度渋川市の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ80億5,389万8,000円としたいと思います。  第2項、診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,846万8,000円といたしたいと思います。  第3項、事業勘定及び診療施設勘定の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、1億円といたしたいと思います。  第3条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は記載のとおりといたしたいと思います。  11ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款は、国民健康保険税であります。1項1目一般被保険者国民健康保険税は、24億6,834万1,000円であります。これは、平成17年度の課税実績及び平成16年度の収納率を勘案し、見積もったものであります。2目退職被保険者等国民健康保険税は、4億8,417万9,000円であります。  12ページをお願いいたします。2款は、国庫支出金であります。1項1目療養給付費等負担金は、一般被保険者に係る保険給付費等に係るもので、いわゆる定率国庫負担金であります。国庫負担率は、三位一体の改革に伴い、平成18年度からは34%になります。  2目高額医療費共同事業負担金は、国保連合会を事業主体として実施されております高額医療費共同事業における市町村拠出金のうち、4分の1を国が負担するものであります。平成15年度から17年度までの3カ年の時限措置とされておりましたが、平成18年度以降も継続されることとなりました。国及び県が市町村拠出金のそれぞれ4分の1を負担し、残りの2分の1を市町村が負担するものであります。  次に、2項1目財政調整交付金は13ページにわたりますが、市町村の財政力に応じて交付されるものであります。13ページをお願いいたします。1節普通調整交付金は、一般被保険者に係る保険給付費、老人保健拠出金及び介護納付金の9%相当額を見込みました。2節特別調整交付金は、赤城北診療所に対する僻地診療所運営費補助金を見込んだものであります。  14ページをお願いいたします。3款1項1目療養給付費等交付金は、退職被保険者等に係る保険給付費及び老人保健拠出金に要する費用を賄うため、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。  15ページをお願いいたします。4款は、県支出金であります。1項1目高額医療費共同事業負担金は、国庫支出金のところで申し上げました内容と同様でありますので、説明は省略させていただきます。  2項1目財政健全化補助金は、福祉医療費の助成に係る国庫負担金の削減、いわゆる福祉ペナルティーに対するものであります。  2目1節財政調整交付金は、三位一体の改革に伴い、平成17年度に新設されたものであります。交付金の対象は、一般被保険者に係る保険給付費等であります。交付率は7%で、このうち6%は定率国庫負担率の引き下げに対する補てん分であります。残りの1%は、保険者の経営努力に対する評価分であります。  16ページをお願いいたします。5款は、共同事業交付金であります。1項1目1節高額医療費共同事業交付金は、高額医療費共同事業に係る国保連合会からの交付金であります。  17ページをお願いいたします。6款は、財産収入であります。1項1目1節基金利子は、国民健康保険基金に係る預金利子であります。  18ページをお願いいたします。7款は、繰入金であります。1項1目1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)、国民健康保険税の6割、4割軽減に対して公費で補てんされるものであります。公費の内訳は、県の負担が4分の3、市の負担が4分の1であります。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、平成15年度から17年度までの時限措置として創設されたものでありますが、平成18年度以降についても継続されることになりました。低所得者を多く抱える市町村国保の保険財政を支援するもので、不況の影響で無所得世帯の割合がふえるなど、国保加入世帯の所得水準が低下していることを背景に、低所得者数に応じて保険税の一部を公費で補てんすることによりまして中間所得層の保険税負担を軽減するものであります。繰入金額に対する公費負担割合は、国2分の1、県4分の1、市4分の1であります。4節出産育児一時金繰入金は、支給額33万円の3分の2を一般会計から繰り入れるものであります。件数は、162件分を見込みました。5節財政安定化支援事業繰入金は、年齢構成が高齢者に偏っていることによる給付費の増数分に係るものでありまして、平成17年度の実績を勘案して見込みました。6節その他繰入金は、福祉ペナルティーに対する補てん等であります。  2項1目国民健康保険基金繰入金は、財源調整のため国民健康保険基金から取り崩すものであります。  20ページの8款繰越金以下につきましては、説明を省略させていただきます。  24ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、24ページから26ページにわたりますが、被保険者証の作成、国保連合会負担金、国保税の賦課、徴収、国保運営協議会等に係る事務的な経費であります。  27ページをお願いいたします。2款は、保険給付費であります。1項1目一般被保険者療養給付費は34億3,700万円で、これは一般被保険者に係る医療費のうち患者一部負担金を除いた保険者負担分でございます。平成18年度の医療費につきましては、過去4年間の実績等を勘案し、積算をいたしたものであります。  2目退職被保険者等療養給付費は15億3,900万円で、これは退職被保険者等に係る医療費のうち、患者一部負担金を除いた保険者負担分でございます。  28ページをお願いいたします。3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は、補装具やマッサージ等に対する現金支給にかかわるものであります。  5目審査支払手数料は、レセプト審査に係る国保連合会への手数料であります。  29ページをお願いいたします。2項1目一般被保険者高額療養費及び2目退職被保険者等高額療養費は、患者一部負担金のうち1カ月当たりの負担限度額を超える部分に係る現金支給であります。  31ページをお願いいたします。4項1目出産育児一時金は、1件当たり支給額33万円で、162件分を見込みました。  5項1目葬祭費は、1件当たり支給額5万円で、600件分を見込んだものであります。  33ページをお願いいたします。3款は、老人保健拠出金であります。1項1目老人保健医療費拠出金は、老人医療費の財源として社会保険診療報酬支払基金に納付する医療保険者としての拠出金であります。  2目老人保健事務費拠出金は、レセプト審査に係るものであります。  34ページをお願いいたします。4款1項1目介護納付金は、国保被保険者のうち40歳以上65歳未満の介護保険第2号被保険者に係る介護給付費納付金で、対象者数を1万1,974人、対象者1人当たり負担額を4万7,578円と見込んだものであります。  35ページをお願いいたします。5款は、共同事業拠出金であります。1項1目高額医療費拠出金、19節負担金補助及び交付金、説明欄1行目、高額医療費共同事業(医療費分)は、レセプト1件当たり80万円を超える高額な医療費について、市町村分に交付される交付金の財源として国保連合会に対して拠出するものであります。なお、この拠出金に対しては国及び県からそれぞれ4分の1ずつ負担金が交付されることになります。  36ページをお願いいたします。6款は、保健事業費であります。1項1目保健衛生普及費、説明欄1行目、保健衛生普及事業は健康家庭表彰、医療費通知、人間ドック検診費補助等を見込んだものであります。人間ドック検診費補助は、日帰りドック、1泊ドック及び脳ドックを補助の対象とするものであります。補助金額は、検診費の3分の2とし、日帰りドック2万5,000円、1泊ドック3万円、脳ドック3万円を補助の上限としているところであります。健康家庭表彰では、2人以上世帯及び老人は1年間無受診、またはひとり世帯は2年間無受診を対象としているところであります。説明欄2行目、健康指導事業は24時間無料電話健康相談サービスに係る業務委託料であります。  37ページ、7款基金積立金以降の項目につきましては説明を省略させていただきます。  以上で事業勘定の説明を終わらせていただきます。  続きまして、診療施設勘定についてご説明申し上げます。46ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款は、診療収入であります。47ページをお願いいたします。2項外来収入は、49ページにわたりますが、診療報酬のうち保険者等の負担分で国保連合会及び社会保険診療報酬支払基金から支払われるものであります。予算額は、過去1年間の実績をもとに見込みました。  1目国民健康保険診療報酬収入は、国保被保険者に係るものでございます。  48ページをお願いいたします。2目社会保険診療報酬収入は、被用者保険に係るものでございます。  3目老人保健診療報酬収入は、老人医療に係るものであります。  4目介護保険診療報酬収入につきましては、介護保険に係るものでございます。  5目の一部負担金は、患者一部負担金でございます。  50ページをお願いいたします。2款は、使用料及び手数料であります。1項1目1節説明欄、往診車使用料は、往診時における往診車使用料でございます。2款1目1節説明欄1行目、主治医意見書手数料は、介護認定に係るものであります。説明欄2行目、診断書手数料は、健康診断書、死亡診断書等に係るものでございます。  51ページをお願いいたします。3款は、県支出金であります。1項1目1節へき地診療所運営費補助金は、北診療所に係るものでございます。  52ページをお願いいたします。4款は、財産収入であります。1項1目1節説明欄、建物貸付料は、運転手住宅に係る家賃収入であります。  53ページをお願いいたします。5款は、繰入金であります。1項1目1節一般会計繰入金は、人件費等の財源補てんに係るものであります。  2項1目1節説明欄、運営費繰入金、これは北診療所の分でありますが、これは僻地診療所に係る運営費国庫補助金を国民健康保険特別会計を経由して繰り入れるものであります。  54ページをお願いいたします。6款繰越金は、前年度からの繰越金であります。  55ページをお願いいたします。7款は、諸収入でございます。1項1目1節、説明欄1行目の個別接種は市が実施いたします三種混合、日本脳炎等に係るものであります。  56ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、医師等に係る人件費、診療所の維持管理に係る経費、医師会負担金等に係るものであります。  60ページをお願いいたします。2款は、医業費ございます。1項1目医療用機械器具費は、医療用機械器具の修繕に係る経費であります。  2目医療用消耗器材費につきましては、注射器等の購入に係る経費でございます。  61ページをお願いいたします。3目医薬品衛生材料費は、医薬品等の購入に係る経費であります。  4目検査手数料は、臨床検査に係る外注費でございます。  62ページをお願いいたします。5目審査手数料は、診療報酬請求に係るもので、医師会に対するものであります。  63ページをお願いいたします。3款は公債費でございます。1項1目23節、説明欄、元金償還金は南北診療所の建設に係る起債償還のうち、元金分であります。  2目23節説明欄、利子償還金は、南北診療所の建設に係る起債償還のうち利子分でございます。  以下の項目につきましては、説明を省略させていただきます。  以上で議案第85号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  65番、阿久澤咏君。  (65番阿久澤 咏君登壇) ◆65番(阿久澤咏君) まず、今年度の国保税の収納率、これをどの程度見込んでいるかという点についてお聞きをします。  それとあと、議員活動参考資料の73ページのところで、28として国民健康保険の滞納世帯調査ということで旧6市町村が出ております。滞納額についてもこの際お聞きをしておきたいと思いますので、その2点について質問いたします。 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) 18年度の収納率はいかほどかというようなご質問いただきました。それぞれの各旧市町村の現年課税分の医療費の関係でありますけれども、現年分については91.87%を見込みました。これは16年度収納率、それと17年度の課税実績を勘案いたしましてそのような収納率を見込んだものでございます。それと、現年分の介護分につきましては88.94%でございます。それと医療費の滞納繰り越し分につきましては、一般医療の関係では予算の見込みでは17.26%を見込んだところでございます。それと一般介護の方では15.87%を見込んでおります。そして、退職被保険者等の国保税の現年分につきましては、医療分が97.72%、それと介護分が96.90%、加えまして滞納繰り越し分につきましては退職医療の方が35.37%、それと退職介護の方が28.6%を見込んだところでございます。  それと、各市町村の滞納額はどのくらいかというご質問でございます。手元にちょっと各市町村の滞納額自体は持ち合わせておりません。といいますのは、17年度はまだ決算集計中ということでございますので、17年度分としては持っておりません。参考に申し上げたいんですが、保険税収納率の17年度の現年分の収納見込みを市町村ごとにちょっと参考に申し上げさせていただきますと、医療、介護、一般退職、全体含めた合計で申し上げます。余り個々に申し上げても長くなりますので。旧渋川市が89.94%の見込みであります。まだこれは決算になっておりませんので。旧伊香保町が93.05%、旧小野上村が95.82%、旧子持村が94.80%、旧赤城村が95.22%、旧北橘村が95.35%、全体平均しますと92.19%というような収納率になります。額の方については、申しわけございません。手元にございません。 ○議長(宮下宏君) 61番、新井晟久君。  (61番新井晟久君登壇) ◆61番(新井晟久君) 2点だけちょっとお聞かせ願いたいと思います。  現在少子化の歯どめがかからず、1.25ということで国の存亡にかかわる大きな問題として今、国、政府挙げて対策がとられております。猪口担当大臣を初めとしてこの少子化対策については大きな問題としていろいろな施策が考えられているところです。児童手当に加えて幼児手当も創設と、そういうようなことも新聞で見ております。そういう中で出産育児一時金でございますが、一般的には30万ということでございますけれども、多くの市が33万ということで、渋川市も33万円で出産育児一時金が今支給されており、162件ということで予算に計上されております。医療制度改革関連法案が通りますと、この10月から30万が35万円に引き上げられます。そうなったときに私は今30万を33万に支給されて3万プラスしてあるんで、できればこの10月からの支給も35万プラス3万円ということでしていければ一番いいじゃないかと、これ財政問題もありますけども、このような今時代状況の中でこの辺の対策についても十分検討するべき問題じゃないかと思いますので、その点についての考えをお聞きしておきたいと思います。  それと、高額療養費のことでございますが、高額療養費の窓口支払いで入院時の医療費が高額になった場合の患者負担が来年4月から見直しをされます。医療機関窓口での支払いは、高額療養費制度における自己負担限度額で済むようになると思いますが、その点について内容をお聞きしておきます。  以上です。 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) 少子化に伴ってというようなことで、出産育児一時金のご質問をいただいたわけでありますけれども、これが今現在国が30万円支給しているわけですけども、渋川市は現在33万円で統一をしております。これが今度国が改正しますと35万円になる見込みであります。これにつきましては、合併に合わせて渋川市が33万円に引き上げたというような状況もあるわけでありますけれども、国の改正等に合わせて検討させていただくというようなことで考えております。  それと、高額医療費の関係でのご質問でありますけれども、高額医療費につきましてはまた改正がありまして、80万が70万円を超えるものについては負担をするというような改正になっているわけでありますけれども、その個人負担の部分を機関によっては医療機関と委託契約をして個人が払わなくてもいいような制度なども実施をしているところもあるわけですけども、渋川市の場合につきましてはまだその辺のところまでは、滞納額があるかどうか、そういったものも判定の中で条件としてありますので、その辺についてはさらに検討させていただくというようなことで考えております。 ○議長(宮下宏君) 61番、新井晟久君。 ◆61番(新井晟久君) 出産育児一時金については、子供を産み育てるなら渋川市と、こういうキャッチフレーズが十分通るような対策をぜひ考えていただきたいと思いますし、その点については保育料も県内でも一番低く抑えて、そして子供たちの健やかな健康のためにいろんな面で渋川市も乳幼児、小学校1年まで拡大と、いろんな面でいろいろと対策を立てて頑張ってくれております。ぜひこの出産育児一時金につきましても多くの市で30万を33万円、渋川市も33万円にしておりますので、これが30万が10月から35万になると。そのときにぜひ今まで上乗せしてきた点についても3万円をプラスして、多くのお母さん方、また若い世代の人たちにも対応できるような制度にぜひしていただきたい。今後考えるということでございますので、ぜひその点は頭に入れておいて対応をお願いしたいと。これは、お願いをしておきます。  高額療養費の支払いのことでございますが、現在は一たん全部自分で支払って、後に高額療養費の自己負担分を超えた部分は戻ってくるわけでございますが、来年4月からは全国全部医療機関の窓口での支払いは高額療養費の自己負担限度額で済むと、こういうふうに改正がされます。その点、市民部長は何かよくわからないような答弁でございましたけども、過日の川崎厚生労働大臣は言明されており、その点が新聞にも載っております。その点について、4月からなるんですけども、現在は自己負担限度額は7万、70歳未満の一般的な所得の人は現行7万2,300円が自己負担限度額だと思うんですけども、これも医療費の改定によって、医療制度改革によって引き上げられると思うんですけど、その点は幾らに引き上げられますか。お聞きをしておきます。  以上。 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。 ◎市民部長(野口竹彦君) 高額医療費の改正に伴うご質問でございます。この70歳未満の入院の高額療養費の現物給付に関係するご質問をいただいているわけでありますけども、窓口払いの支払い高額療養費、これを自己負担分を限度額にとどめて、後で入院に係る高額療養費の現物給付化を来年の4月から実施される改正に伴ってこれをどう考えるかというようなご質問でありましたけれども、これにつきましては先ほどもちょっと触れましたけれども、国保税等を滞納している場合にはやっぱり滞納額の方に還付金を一部充当していただくようなことも考えながら、その辺のところはさらに検討させていただきたいというふうに考えております。  それと、自己負担限度額の見直しの関係でありますけれども、7万2,300円の一般の方の場合には8万100円というようなことになります。内容としては、それ一般の分でありますけれども、月収がある程度高い方、それとそれ以下の方、それと住民税非課税の方というような3ランクで区分が行われているところでございます。 ○議長(宮下宏君) 17番、加藤幸子君。  (17番加藤幸子君登壇) ◆17番(加藤幸子君) 61ページの3目医薬品衛生材料費についてお聞きします。  南診療所が2,200万円、北診療所は1,200万円というふうに書かれております。それぞれの診療所の患者数、それから後発薬品を使っているかどうかをお聞かせください。 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) 赤城地区にあります北診療所と南診療所の患者の数はどのぐらいかというようなご質問でございます。16年度の実績でありますけれども、南診療所が4,006件、それで北診療所が2,333件でありまして、合計6,339件というような16年度の実績でございます。  それと、もう一点、ジェネリック薬品のご質問でありますけれども、これは特にはですね、その辺の確認はしてございません。3月等の議会では高額の薬品を使っているというような答弁もありましたけども、歳入と歳出の差額につきましては打ち切り予算という時期的な関係がございまして、医療費の歳出の方についてはお金がかかりますとどんどん歳出で医療機関の方に支払いをするわけですけれども、それに対して公費が国等から歳入で入ってくるわけですが、それは医者にかかりましてから2カ月後でないと歳入として入ってきませんから、暫定予算のときには打ち切りというような一定の期間でやっておりますので、その辺で差が出ているという。このジェネリック薬品につきましては、南北の医師の先生とですね、今後どんなふうにしていくかというのは相談したいというふうに考えています。 ○議長(宮下宏君) 17番、加藤幸子君。 ◆17番(加藤幸子君) 結構患者数は多いのかなというふうに思うんですけれども、北は僻地診療所というふうに指定をされているかと思うんですけれども、今医療制度が私は改悪だと思っているんですが、お年寄りに対しても応分の負担をということで今度は医療費が高くなります。そういう点では後発薬品を使えば3分の1の費用で済むかと思うんですね。そういう点でぜひ先生とお話し合いをなさって今後後発薬品も使えるようにしていっていただきたいということで終わりにいたします。 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。 ◎市民部長(野口竹彦君) ジェネリック医薬品につきましては、診療所の先生と相談をし、検討していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) ほかにご質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第85号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第86号 平成18年度渋川市老人保健特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第3、議案第86号 平成18年度渋川市老人保健特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) ただいまご上程いただきました議案第86号 平成18年度渋川市老人保健特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の73ページをお願いいたします。初めに、平成18年度の渋川市の老人保健特別会計の概要について申し上げます。老人医療制度の対象者は、従来原則70歳以上の高齢者でありましたが、平成14年10月の制度改正により、原則75歳以上の高齢者と改められたところでございます。医療給付等の財源につきましても、従来の保険者負担7割、公費3割が改められ、平成18年10月以降保険者及び公費負担ともに5割になるように段階的に負担割合が変更されてきております。平成18年度の老人保健特別会計予算は、以上のような制度改正による影響及び老人医療費等の動向を考慮するとともに、制度改正後の実績に基づき予算編成を行ったところであります。  初めに、予算編成の基礎となりました対象者数等の見込みについて申し上げます。受給対象者数につきましては、対象年齢の引き上げによる影響を考慮いたしまして1万1,912人を見込みました。医療保険制度別の内訳は、本市の国保加入者が9,136人で構成比76.7%、政府管掌健康保険が1万612人で13.5%と組合管掌健康保険が649人で5.5%、公務員等の共済組合が374人で3.1%、国保組合が141人で1.2%でございます。  次に、平成18年度の総医療費の見込みでありますが、過去4年間の医療費の実績等を考慮し、86億8,441万1,000円を見込みました。また、1人当たり医療費では72万9,047円であります。  それでは、予算の内容についてご説明申し上げます。平成18年度渋川市老人保健特別会計予算。平成18年度渋川市の老人保健特別会計予算は次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ80億4,476万9,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  78ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款は、支払基金交付金であります。1項1目1節説明欄、医療費交付金は、各医療保険者の拠出金を財源として社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。交付金は、3月から翌年2月までの診療に係る医療給付費等に対する一定割合により算出されますが、平成14年10月の制度改正に伴い、老人医療費に対する保険者負担割合が段階的に引き下げられてきて、平成18年度の交付割合は平成18年3月から9月診療分までの7カ月分が54%、平成18年10月から平成19年2月診療までの5カ月分が50%となります。予算額は、負担率の引き下げ及び老人医療受給対象者の減等の要因を勘案した上で43億5,223万8,000円を見込みました。2目1節説明欄、審査支払手数料交付金は、レセプトの審査に係るものであります。なお、歳出でも同額を見込んでおります。  79ページをお願いいたします。2款は、国庫支出金であります。1項1目1節説明欄、医療費負担金は老人医療給付費等に対する公費負担のうち国庫負担分であります。冒頭でもご説明申し上げましたが、平成14年10月診療分から公費負担割合が段階的に引き上げられており、平成18年度の国の負担割合につきましては、平成18年3月から9月診療までの7カ月分が600分の184、18年10月から平成19年2月診療までの5カ月分が600分の200であります。予算額は、負担率の引き上げを勘案し、24億3,660万7,000円を見込みました。  2項1目1節説明欄、老人医療費適正化推進事業費補助金はレセプト点検等に係るもので、基準額の2分の1を見込んだものであります。  80ページをお願いいたします。3款県支出金であります。1項1目1節説明欄、医療費負担金は、老人医療給付費に対する公費負担のうち、県費負担分であります。平成18年度の負担割合につきましては、平成18年3月から9月診療までの7カ月分が600分の46、18年10月から平成19年2月診療までの5カ月分が600分の50であります。予算額は、負担率の引き上げを勘案し、6億915万1,000円を見込みました。  81ページをお願いいたします。4款は、繰入金であります。1項1目1節一般会計繰入金は、老人医療給付費等に対する公費負担のうち、市負担分及び事務費負担分に係るものであります。なお、医療給付費等に対する市の負担金は、県と同額でございます。  以下の項目については、説明を省略させていただきます。  85ページをお願いいたします。3の歳出について申し上げます。1款は総務費であります。1項1目一般管理費は、レセプト点検、保険連合会の老人共同電算処理業務委託料等の事務的な経費に係るものであります。  86ページをお願いいたします。2款は、医療諸費であります。1項1目医療給付費は、過去4年間の実績等を考慮し、78億2,605万8,000円を見込みました。これは、老人医療費のうち患者一部負担金を除いた市町村支払い分であります。  2目医療費支給費は、老人医療対象者本人からの支給申請に基づく現金給付分及び高額医療費に係るものであります。  87ページをお願いいたします。3目審査支払手数料は、レセプトの審査にかかわるものであります。医療給付費と同様に過去の実績等を考慮し、予算計上いたしました。件数は、24万200件を見込みました。  89ページをお願いいたします。4款予備費は、不測の事態に備えるために2,000万円を計上したものであります。  以上で議案第86号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。                                                                 休       憩                                         午後2時2分 ○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。  (87番角田雅保君休憩中退席)                                                                 再       開                                         午後2時14分 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
    △発言の訂正 ○議長(宮下宏君) 市民部長、野口竹彦君。  (市民部長野口竹彦君登壇) ◎市民部長(野口竹彦君) 先ほど老人保健特別会計予算の説明を行いました中で、概要説明のところで医療保険制度の内訳のところの人数、政府管掌健康保険、これを「1万612人」と申し上げましたが、「1,612人」の誤りでございますので、訂正をさせていただきます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第86号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第87号 平成18年度渋川市介護保険特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第4、議案第87号 平成18年度渋川市介護保険特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  保健福祉部長、森田一男君。  (保健福祉部長森田一男君登壇) ◎保健福祉部長(森田一男君) ただいまご上程いただきました議案第87号 平成18年度渋川市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  介護保険制度施行から6年が経過しました。制度改正により、本年4月より介護予防に重点を置いた新たな枠組みでのスタートとなりました。渋川市におきましてもこの制度改革を踏まえ、高齢者保健福祉計画第3期介護保険事業計画を策定したところであります。平成18年度における介護保険事業は、第3期事業計画の初年度となります。事業計画の内容につきましては、先に事業計画書を配付させていただいたところでありますが、介護サービスの必要量を確保するための基盤の整備、充実と利用者への円滑なサービス提供、高齢者の状況に応じた適切なサービス提供、また質の高いサービスの提供に努め、介護保険制度が市民に信頼され、安心して受け入れられるよう推進してまいりたいと考えております。  それでは、内容について申し上げます。特別会計予算書及び説明書の91ページをお願いいたします。18年度渋川市介護保険特別会計予算。平成18年度渋川市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条は、歳入歳出予算の総額で歳入歳出それぞれ45億6,843万1,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条は、説明を省略させていただきます。  次に、予算の内容について説明申し上げたいと思います。  97ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料、1節現年度分特別徴収保険料は、被保険者数1万5,392人、収納率を特別徴収100%と見込み、計上したものです。2節現年度分普通徴収保険料は、被保険者数5,189人で平成17年度の収納実績等を踏まえ、収納率92.1%と見込み、計上したものです。3節滞納繰り越し分は、平成17年度末における滞納見込額を踏まえ、計上したものであります。  98ページをお願いいたします。2款分担金及び負担金、1項1目1節説明欄の認定審査会共同設置負担金は、認定審査会を共同設置をしている構成2町村からの負担金であります。  99ページになりますが、3款国庫支出金、1項1目1節説明欄の介護給付費国庫負担金現年度分は、居宅介護給付費の20%相当額、施設介護給付費の15%相当額の合計であります。  2項1目1節説明欄の調整交付金現年度分は、第1号被保険者の年齢階層別分布状況、所得分布状況をもとにした調整率により交付されるもので、介護保険給付費に対し6.63%を見込んだものであります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。  99ページから100ページにかけての2目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)交付金現年度分は、介護予防事業に対する国の負担分で、事業費の25%に相当するものであります。  100ページの3目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)交付金現年度分でありますが、交付金は地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する国の負担分で、事業費の40.5%に相当します。  101ページをお願いいたします。4款支払基金交付金、1項1目1節説明欄の介護給付費の交付金現年度分は、介護保険料の2号被保険者分として給付費の31%相当額について社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。  2目1節説明欄の地域支援事業支援交付金現年度分は、介護予防事業に対する事業費の31%分が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。  102ページをお願いいたします。5款県支出金、1項1目1節説明欄の介護給付費県負担金現年度分は保険給付費に対する県負担定率分で、居宅介護給付費に対する12.5%、施設介護給付費に対する17.5%相当額であります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。  2項1目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)の交付金現年度分は、介護予防事業に対する事業費の12.5%分が県から交付されるものであります。102ページから103ページにかけての2目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)交付金現年度分は地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する県の負担分で、事業費の20.25%に相当いたします。  104ページをお願いいたします。6款財産収入、1項1目1節説明欄の介護給付費準備基金利子は、平成17年までに積み立てを行った介護保険基金の利子であります。  105ページをお願いいたします。7款繰入金、1項1目1節説明欄の介護給付費繰入金現年度分は、保険給付費に対する市負担定率分の12.5%相当額であります。2節は、過年度分を存目措置したものであります。  2目1節説明欄の地域支援事業(介護予防事業)繰入金現年度分は、介護予防事業に対する市の負担分で、事業費の12.5%分であります。  3目1節説明欄の地域支援事業(包括的支援事業・任意事業)繰入金現年度分は、地域包括支援センター事業などの地域支援事業に対する市の負担分で、事業費の20.25%に相当いたします。  106ページの4目1節説明欄の職員給与費等繰入金は、一般管理費保険料の賦課徴収費、認定審査会の職員給与に充てるための一般会計からの繰入金であります。2節説明欄の要介護認定等事務費繰入金は、人件費を除く認定審査会の運営及び調査認定事業に要する経費を一般会計から繰り入れるものであります。  2項1目1節説明欄の介護給付費準備基金繰入金は、給付費に係る余剰金として積み立てを行ってきた介護給付費準備基金から給付費に充てるために繰り入れを行うもので、存目措置をするものであります。  107ページをお願いいたします。8款繰越金、1項1目繰越金は、平成17年度の繰越金について存目措置したものであります。  108ページから109ページでありますが、9款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料と2項雑入はそれぞれ存目措置をしたものであります。  次に、3の歳出についてご説明申し上げます。110ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費は、介護保険事業の円滑な運営を図るための資格管理、電算処理等の費用であります。  111ページをお願いいたします。2項徴収費、1目賦課徴収費は、第1号被保険者保険料の賦課徴収に係る経費であります。  111ページから113ページにわたります。3項1目介護認定審査会費は、渋川広域圏3市町村により共同設置をし、運営を行っている介護認定審査会に要する経費であります。  113ページから114ページにわたります。2目認定調査費は、訪問調査及び主治医意見書入手等の1次判定業務並びに認定結果の通知等に要する費用であります。  114ページの4項1目11節説明欄の介護保険制度普及事業は、介護保険制度の周知、啓発を図るための費用であります。  続きまして、115ページをお願いいたします。2款の保険給付費関係についてご説明いたします。給付費関連の予算計上に当たりましては、サービス利用実績、事業者の介護サービス供給体制の状況を踏まえた第3期介護保険事業計画の給付費の推計に基づき、各給付費について計上いたしました。  1項1目19節説明欄の居宅介護サービス給付事業は、要介護1から要介護5までの訪問通所及び短期入所サービス、有料老人ホーム等の特定施設利用者の総数を一月当たり1,756人と見込み、計上いたしました。  2目19節説明欄の特例居宅介護サービス給付事業は、要介護認定申請前に緊急で居宅サービスを利用せざるを得ないと認められる場合の給付費を存目措置したものであります。  116ページをお願いします。3目19節説明欄の地域密着型介護サービス給付事業は、グループホーム利用者を107名、認知症対応通所介護利用を1,036回と見込み、計上したものであります。  4目19節説明欄の特例地域密着型介護サービス給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置したものであります。  5目19節説明欄の施設介護サービス給付事業は、施設入所者数を672人と見込み、計上いたしました。  117ページをお願いいたします。6目19節説明欄の特例施設介護サービス介護給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置をしたものであります。  7目19節説明欄の居宅福祉用具購入事業は、居宅介護福祉用具購入費の給付費であります。  8目19節説明欄の居宅介護住宅改修事業は、居宅介護住宅改修費の給付費であります。  118ページをお願いいたします。9目19節説明欄の居宅介護サービス計画給付事業は、居宅介護サービス計画の給付費であります。  10目19節説明欄の特例居宅介護サービス計画給付事業は、特例居宅介護サービスと同様に存目措置をしたものであります。  118ページから121ページにわたります第2項の介護予防サービス等諸費の1目から8目は、第1項の介護サービス等諸費に対応する介護予防に係る給付費で、第1項との相違は施設サービス給付費がない点であります。第1項に対応する介護予防に係る給付費でありますので、ここでの説明は省略させていただきます。  121ページから122ページにわたります3項1目12節説明欄の介護保険審査支払手数料は、国民健康保険団体連合会に委託している審査支払い業務手数料1件当たり95円を計上したものであります。  122ページの4項1目19節説明欄の高額介護サービス費は、要介護者の1割の利用者負担額が高額となった場合に基準額を超えた額について負担の軽減を図るために給付を行うものであります。  123ページをお願いいたします。2目19節説明欄の高額介護予防サービス事業は、1目と同様に介護予防サービスに関する高額介護サービス給付費であります。5項1目19節説明欄の特定入所者介護サービス費給付事業は、施設入所等に係る食費及び居住費について所得の低い方の負担軽減を図るために利用者の所得区分に応じた負担限度額を超える費用に対し、給付を行うものであります。  124ページをお願いいたします。2目19節説明欄の特例特定入所者介護サービス費給付事業は、要介護認定申請前に緊急で施設入所せざるを得ないと認められる場合について、1目と同じ内容の給付費を存目措置したものであります。  3目及び4目は、1目と2目に対応する介護予防に関する給付費であります。  125ページをお願いいたします。3款財政安定化基金拠出金、1項1目19節説明欄の財政安定化基金拠出金事業は、国、県、市町村がそれぞれ3分の1を負担するもので、各市町村の平成18年度から平成20年度までの給付費見込額の総額の0.1%で、平成18年度分を予算計上したものであります。  126ページの4款基金積立金、1項1目25節説明欄の介護給付費準備基金積立金は、第3期介護保険事業計画期間の初年度として見込まれる余剰金について積み立てを行うものであります。127ページをお願いいたします。  5款は、介護予防事業や地域包括支援センター事業に関するもので、新たな介護保険制度に対応するものであります。1項1目28節説明欄の介護予防特定高齢者施策事業は、要介護状態になるリスクの高い高齢者を把握する事業に対しての繰出金であります。  2目28節説明欄の介護予防一般高齢者施策事業は、一般高齢者の方への介護予防事業に対しての繰出金であります。  128ページをお願いいたします。2項は、地域包括支援センター事業を中心として介護予防や権利相談等に係る繰出金であります。1目28節説明欄の包括的・継続的ケアマネジメント支援事業は、地域包括支援センターで行う主治医やケアマネジャーなどの他職種の連携や関係機関との連携を通じまして、地域におけるケアマネジメントの支援体制をつくる事業への繰出金であります。  2目28節説明欄の任意事業は、家族介護教室事業への繰出金であります。  129ページをお願いいたします。6款諸支出金、1項1目23節説明欄の諸支出金は、介護保険料の過誤納付による払い戻し金と、これに係る還付加算金であります。  2目23節説明欄の介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金及び国庫支出金等過年度分返還金は、存目措置をしたものであります。  130ページをお願いいたします。7款1項1目は予備費であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。  (37番大島勝昭君午後2時34分出席) ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  29番、猪俣友子君。  (29番猪俣友子君登壇) ◆29番(猪俣友子君) 時間の関係もあって議事を早く進めたいという皆さんのお気持ちが十分伝わってはきておりますけれども、介護保険制度は料金の改定もありました。制度改定もありましたので、質疑をさせていただきます。  まず、1点目としては料金改定があった中でのこの予算に対する影響額がどうだったのかお聞かせいただきたいと思います。  次に、先ほど滞納見込み92.8%というふうに報告、説明がされました。予算のこの参考資料見ますと、442人というこれまでの滞納の実績が出ております。それぞれの旧市町村で滞納があった人数が出されておりますけれども、それを参考にしながら見込みをしたというふうに思います。滞納すると、サービスの給付が受けられなくなるというペナルティーもあります。これまでのそれぞれの町村の中で滞納によってサービスが受けられなくなるような実態があったのかどうかお聞かせいただきたいと思います。  次に、今度は介護予防ということで制度も変わりました。介護認定で予防給付となった人たちがどのくらいあったのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 保健福祉部長、森田一男君。  (保健福祉部長森田一男君登壇) ◎保健福祉部長(森田一男君) 介護保険の料金改定によりまして影響額はどのくらいになったかということでございますが、手元に資料がちょっと見つかりませんので、大変申しわけありませんが、後ほどご説明申し上げたいと思います。  また、滞納によりサービスが受けられなくなった人についてということでありますが、今のところ滞納によりサービスが受けられなくなった人については聞いておりません。  また、予防給付になった人ということでございますが、介護度第1の人から要支援1と要支援2になった人ということでございますが、今現在調査を進めているところでございますので、その数値につきましてもまた後ほどご説明したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  現時点で人数の見込みでありますが、第2期の17年度末で認定者数につきましては1,614人であったものが第3期の18年度におきましては1,756人という状況でございます。 ○議長(宮下宏君) 29番、猪俣友子君。 ◆29番(猪俣友子君) 私は、高齢者福祉で一般質問の中で通告もしておりましたけれども、一般質問の時間が短縮になったために、予算のところでやっておけば一般質問でやらなくもいいかなと思ってきょうやって、通告をしておけばよかったというふうに今言われました。いずれにしろ介護認定で予防給付に回った人は、もう既に本人にも通知が行っておりますし、大分影響も出ているようです。一般質問の中でまたやらせていただかなければならないかなというふうにも思いますけれども、いずれにしろ今の状況ですとなかなか実態把握がされていないようですので、一般質問の中でまた改めて組み立てをしてまいります。結構です。 ○議長(宮下宏君) ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第87号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第88号 平成18年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第5、議案第88号 平成18年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  保健福祉部長、森田一男君。  (保健福祉部長森田一男君登壇) ◎保健福祉部長(森田一男君) ただいまご上程いただきました議案第88号 平成18年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  特別養護老人ホーム清流の郷は、平成17年10月1日に旧赤城村立特別養護老人ホームとして開所いたしました。この運営につきましては指定管理者制度を採用して、社会福祉法人、旧の赤城村社会福祉協議会が平成20年3月末日まで運営管理を行うことの議決を赤城村議会で得ているところございます。管理運営に関する年度協定において、指定管理料は無料で土地建物賃借料は650万円としています。渋川市立特別養護老人ホーム清流の郷に対しての起債総額は4億円で、平成18年度には償還利子のみの支払い693万7,000円が必要になります。土地建物賃借料の650万円を充当しても不足する43万7,000円については、一般会計から繰り入れをいたします。  それでは、内容について申し上げます。特別会計予算書及び説明書の137ページをお願いいたします。平成18年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計予算。平成18年度渋川市の特別養護老人ホーム事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ693万7,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  予算の内容を説明申し上げます。142ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款繰入金、1項1目1節43万7,000円は、一般会計からの繰入金であります。  143ページをお願いいたします。2款諸収入、1項1目1節の650万円は、土地建物賃借料の雑入であります。  3の歳出についてでありますが、144ページをお願いいたします。1款公債費、1項1目23節の693万7,000円は、償還金利子でございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第88号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第89号 平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 議案第89号 平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第89号 平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  この予算は、小野子地内にあります農産物直売所及び道の駅おのこに関する予算でございます。147ページをごらんください。平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,823万8,000円と定めたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、500万円と定めたいと思います。  本予算の詳細につきましては、151ページ以下の歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、この事項別明細書によりご説明申し上げますが、151ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては省略させていただき、152ページからの2、歳入についてご説明いたします。152ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項手数料、1目手数料につきましては、農産物等の販売手数料811万4,000円を計上しております。これは、農産物の販売額の15%を見込んだものであります。  153ページをごらんください。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金は251万9,000円を見込みました。  154ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、食堂の売上金2,087万円、自動販売機等の売上金を2,459万5,000円及び前年度繰越金等を合わせて4,760万5,000円を計上いたしました。  続いて、155ページの歳出についてご説明いたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、農産物直売所に勤務する臨時職員の賃金その他一般管理経費を合わせて2,330万4,000円を計上いたしました。  157ページ、2款事業費、1項施設管理費、1目直売所施設管理費には、小野子特産物直売施設の管理費として加工品原材料購入費、販売用物産購入費、光熱水費など合わせて2,702万8,000円を、同項2目の道の駅施設管理費では臨時職員による清掃賃金、消耗品、電気料、水道料など338万7,000円を計上いたしました。  159ページをごらんください。3款公債費、1項公債費に計上しました建設当時に借り入れました起債の本年度分の償還元金及び利子の251万9,000円であります。なお、この償還につきましては本年度で完済となります。  160ページの4款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、200万円としたいものであります。  161ページの地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書につきましても、先ほどご説明したとおり平成18年度で完済になることを示しているものであります。  以上で平成18年度渋川市農産物直売事業特別会計予算の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第89号は、市民経済常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後2時55分 ○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                         午後3時7分 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第7 議案第90号 平成18年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第7、議案第90号 平成18年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第90号 平成18年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  本予算は、ロープウェイ、石段の湯、市営駐車場及び関所の管理運営に関するものでございます。  予算書の163ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の伊香保温泉観光施設事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,528万9,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第235条の3、第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、2,000万円といたしたいと思います。  165ページに第1表、歳入歳出予算として款項別の予算額が記載してありますが、詳細につきましては167ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。169ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料では、1目ロープウェイ使用料を平成16、17年度の実績の平均値をもとに計算いたしました3,424万8,000円を計上させていただきました。  2目温泉使用料では、石段の湯の入浴料を前年度実績を踏まえて2,619万6,000円とさせていただきました。同様にロープウェイ不如帰駅及びまちの駅に隣接する市営有料駐車場の使用料、3目駐車場使用料についてもほぼ前年並みの514万8,000円を計上させていただき、各施設の使用料合計を6,559万2,000円とさせていただいております。  170ページをお願いいたします。2款1項1目一般会計繰入金につきましては、主にロープウェイ並びに温泉浴場の改修工事に伴う起債借り入れの償還分と運営費の一部等で合計2,251万5,000円を繰り入れていただくものでございます。  171ページをお願いいたします。3款1項1目雑入は、臨時職員の雇用保険加入者負担分の受け入れ及びロープウェイ並びに温泉浴場の自動販売機収入、温泉浴場での物品販売収入などを計上させていただきました。  172ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款1項1目一般管理費は、職員人件費5名分と平成17年度観光施設事業に係る消費税及び石段の湯の入湯税6万3,320人分の合計額2,646万円を計上させていただきました。  173ページをお願いいたします。2款1項施設管理費、1目ロープウェイ施設管理費の主なものは、臨時職員の人件費が約58%を占めており、そのほか施設の管理及び運営に係る諸費用の計上であります。なお、本年度はロープウェイ運転の自動制御に係る自動電子制御基盤の交換修理に289万7,000円を計上させていただいております。  次に、174ページをお願いいたします。2目温泉施設管理費は、石段の湯運営に係る経費の計上になります。主なものは、ロープウェイと同様臨時職員6名分の人件費が約3分の1の35%を占めており、そのほか大きなものは管理用消耗品及び販売品の仕入れ代、ボイラー用重油代、電気、水道などの光熱費と消防設備保守点検、ごみ処理施設の警備委託、ボイラー保守等及び温泉引き湯ポンプの清掃点検や引き湯管の洗浄、清掃など特殊な業務を含めた委託料などを計上させていただきました。  次に、175ページをお願いいたします。3目駐車場施設管理費は、臨時職員の賃金関係と電気料など施設の管理経費を計上させていただいております。  176ページをお願いいたします。4目関所施設管理費につきましても、他の管理費と同様、一般的な管理経費を見込ませていただいております。  177ページをお願いいたします。3款公債費は、歳入でも触れましたが、1目でロープウェイ事業公債費として元利合計414万4,000円、178ページの2項温泉施設事業公債費の元利償還金1,403万5,000円を計上させていただきました。  179ページの予備費については、説明を省略させていただきます。  以上で議案第90号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第90号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第91号 平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第8、議案第91号 平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第91号 平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算についてご説明いたします。  この予算は、村上地内にあります小野上温泉センター及び周辺施設の管理運営に関する予算でございます。  187ページをごらんください。平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ1億950万7,000円と定めたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は3,000万円と定めたいと思います。  本予算の詳細につきましては、191ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、この歳入歳出事項別明細書によりご説明いたします。191ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては説明を省略させていただき、192ページの2、歳入についてご説明いたします。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目温泉センター使用料には、温泉センターの入館者を16万7,000人と見込みました。これは、前年に対して1.4%の増となり、この入館者が支払う温泉センター使用料を7,200万9,000円及び個室等の使用料799万5,000円を計上いたしました。  同項2目分湯温泉使用料では、2軒の民宿、旅館に対する分湯温泉使用料201万6,000円を、同項3目公園使用料には温泉公園使用料11万8,000円を、193ページ、同項4目には地域活性化センター使用料を存目計上いたしました。  193ページ、1款使用料及び手数料、2項手数料、1目分湯手数料には、2軒の民宿、旅館に対する給湯装置管理手数料を5万7,000円、同項2目地域活性化センター手数料でありますが、同所に設置してあります自動販売機の売り上げ手数料6万9,000円を計上いたしました。  194ページをごらんください。2款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金には、小野上温泉開発基金からの繰入金968万8,000円を計上いたしました。  195ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、自動販売機等の売上金1,048万9,000円、売店の売上金等398万円、前年度繰越金300万円など、合わせて1,755万4,000円を計上いたしました。  続いて、196ページの3、歳出の詳細についてご説明いたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、小野上温泉センターに配属されています職員3人分の人件費2,347万3,000円、一般経費として臨時職員3人分の賃金及び当該温泉センターを管理運営するに必要な電気料、水道料、施設清掃委託料を初めとする管理費用及び新温泉センター施設改築調査設計委託料と合わせて7,315万6,000円及び温泉宣伝広報活動事業として各種イベントの主催及び参加に要する費用として114万2,000円を、また小野上温泉開発基金への積立金100万円をそれぞれ計上いたしました。  199ページをごらんください。2款事業費、1項施設管理費、1目温泉センター施設管理費では、例年4月に行っております小野上温泉まつりに要する経費198万2,000円を計上いたしました。  同項2目源泉施設管理費には、源泉ポンプの電気料、ポンプの入れかえ、修繕費用として292万2,000円を計上いたしました。  200ページをごらんください。同項3目地域活性化センター施設管理費では、小野上温泉駅の管理費として電気料、用地の借地料など108万1,000円を、また201ページ、同項4目温泉周辺施設管理費では小野上温泉センター周辺にあります温泉公園の管理費98万2,000円及び屋外看板街路灯管理事業に要する電気料など76万9,000円を計上いたしました。  202ページをごらんください。3款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、300万円を計上させていただきました。  203ページ、1項の給与費明細書につきましては、ごらんいただくとして説明は省略させていただきます。  以上で議案第91号 平成18年度渋川市小野上温泉事業特別会計予算についての説明を申し上げましたが、お湯のよさでは定評があります小野上温泉センターでございます。今後もお客様に親しまれるような小野上温泉センターとして従業員一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第91号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第9 議案第92号 平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第9、議案第92号 平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第92号 平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  この予算につきましては、村上地内にございます交流促進センターSUNおのがみ管理運営に関する予算でございます。209ページをごらんください。平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億7,845万円と定めたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額は、1,000万円と定めたいと思います。  本予算の詳細につきましては、213ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりであります。   213ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括の説明は省略して、214ページの2、歳入予算の主なものについてご説明いたします。214ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目温泉使用料には、交流促進センターSUNおのがみの宿泊料1億7,732万7,000円及び館内の研修室等の使用料6万円を計上しております。施設の宿泊使用者につきましては、2万1,500人の利用を見込んでおります。これは、施設の利用率でいきますと63%に当たる数値でございます。研修室の使用料につきましては、6回分を見込んでおります。  215ページをごらんください。2款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金には、小野上交流促進センター基金から2,051万4,000円を繰り入れることとさせていただきます。この交流促進センター基金は、前年度末残高が7,211万7,000円となっております。また、同款2項他会計繰入金には、一般会計からの繰入金3,253万6,000円を見込んでおります。この一般会計繰入金につきましては、建設当初過疎債等の借り入れを行いましたが、この元利償還金に対する交付税措置がございまして、この交付税措置相当額を一般会計から繰り入れるものであります。  216ページをごらんください。3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、館内の自動販売機等の売上金376万2,000円、売店、宴会場、レストラン等の売上金3,842万5,000円のほか、入湯税、前年度繰越金等合わせて4,801万3,000円を見込んでおります。  歳出についてご説明いたします。217ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員5人分の人件費及び一般経費としての臨時職員12人分の賃金、施設管理運営のための光熱水費、宿泊者の賄い原材料の購入費、館内の清掃委託料、設備機器の保守点検料、工事請負費等では、お客様からの要望の多い洋式便器の便座の交換を今年度行いたいという費用を盛り込んでおります。さらに、入湯税、消費税等合わせて2億2,489万7,000円を計上しております。  220ページをごらんください。2款事業費、1項施設管理費、1目交流促進センター施設管理費には、事業外支出として交流促進センター用地4,971平方メートル分の借地料218万8,000円を計上しております。  221ページをごらんください。3款公債費、1項公債費には、建設当初の過疎債等の起債の本年度分の元利償還金合わせて4,566万8,000円を計上しております。なお、この起債の償還元金の一部に対しては交付税措置がございますので、歳入でご説明しましたとおりこの算入相当額を一般会計から繰り入れております。  222ページの4款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、250万円を計上しております。  223ページからの給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高見込みに関する調書につきましては、説明は省略させていただきます。  以上で平成18年度渋川市交流促進センター事業特別会計予算についてのご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第92号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第10、議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) ただいまご上程いただきました議案第93号 平成18年度渋川市白井温泉こもちの湯事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の231ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の白井温泉こもちの湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,301万4,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  236ページをお願いいたします。歳入でございますが、1款1項使用料2,361万円でございます。使用料につきましては、前年入館者の実績数値を基礎として算出した施設使用料でございます。  237ページをお願いいたします。2款1項他会計繰入金759万3,000円です。これは、一般会計からの繰入金でございます。  238ページをお願いいたします。3款1項雑入181万1,000円です。雑入につきましては、施設内での飲食物販売手数料並びに自動販売機設置手数料が主なものでございます。  239ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款1項総務管理費1,060万4,000円です。これは、臨時職員の賃金並びに入湯税が主なものでございます。  240ページ並びに241ページをお願いいたします。2款1項施設管理費2,221万円です。施設管理費におきましては、燃料費並びに保守管理委託料が主なものです。源泉施設管理費におきましては、保守管理委託料並びに源泉施設の借地料でございます。  242ページをお願いいたします。3款1項予備費は、20万円を計上させていただきました。  以上で白井温泉こもちの湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第93号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第11、議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第94号 平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  本予算は、指定管理者移行までの3カ月分を積算し、計上いたしました。  予算書の243ページをお願いいたします。平成18年度渋川市敷島温泉赤城の湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7,015万6,000円としたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  248ページをお願いいたします。歳入でございますが、1款1項使用料2,810万1,000円です。使用料につきましては、前年の実績をもとに積算したものでございます。  下の249ページをお願いしたいと思います。2款1項他会計繰入金1,873万9,000円でございます。これは、一般会計からの繰入金でございます。  250ページをお願いいたします。3款第1項雑入でございますが、2,331万6,000円でございます。雑入につきましては、施設内での食堂その他販売並びに自動販売機等の売り上げ料が主なものでございます。  251ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款1項総務管理費1,030万7,000円でございます。これは、職員の人件費、一般管理事業、入湯税、嘱託職員の人件費が主なものでございます。  253ページから254ページにまたがりますが、2款1項施設管理費5,934万9,000円でございます。施設管理費におきましては、1目はユートピア赤城施設管理費、2目はふれあいの家施設管理費でございます。臨時職員、嘱託職員等の賃金、それから燃料、電気料並びに管理委託料が主なものでございます。  下の255ページをお願いします。3目源泉施設管理費におきましては、電気、修繕料等でございます。  256ページをお願いいたします。3款1項予備費は、50万円を計上させていただきました。  なお、257ページから261ページは給与費明細書でございます。  以上で敷島温泉赤城の湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第94号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第12、議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  北橘総合支所長、木暮博行君。  (北橘総合支所長木暮博行君登壇) ◎北橘総合支所長(木暮博行君) ただいまご上程いただきました議案第95号 平成18年度渋川市北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の263ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,542万1,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、265ページの「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  詳細につきましては、267ページからの歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。268ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料は、説明欄、北橘温泉ばんどうの湯使用料として5,219万8,000円でございます。使用料については、大人1名300円、子供、高齢者、身障者1名200円で、入館者は年間22万3,000人を見込みました。  269ページをお願いいたします。2款は、繰入金でございます。1項他会計繰入金として、説明欄、一般会計繰入金3,553万円を見込みました。  270ページをお願いいたします。3款1項雑入は、説明欄、売店売上金等3,480万円は、食堂売り上げ収入及び売店売り上げ収入でございます。販売機等売上金263万円は、自動販売機売り上げ収入、マッサージ機売り上げ収入等でございます。  271ページをお願いいたします。3の歳出について申し上げます。1款1項総務管理費は、説明欄1行目、職員人件費2,566万3,000円は職員3人分の給料等でございます。2行目、一般管理費4,320万7,000円の主なものは、臨時職員賃金3,106万2,000円でパート職員25人、常勤、臨時職員5人分の賃金でございます。  272ページをお願いいたします。説明欄最下段、入湯税は1,115万円でございます。  273ページをお願いいたします。2款1項施設管理費は、説明欄1行目、北橘ばんどうの湯運営事業として5,591万円で、主なものを申し上げます。燃料費789万6,000円、電気料528万円、水道料1,272万円でございます。274ページをお願いいたします。説明欄1行目、事業用原材料1,482万1,000円は、食堂材料費でございます。  275ページをお願いいたします。3款予備費について申し上げます。1項予備費として20万円を計上いたしました。  以上で北橘温泉ばんどうの湯事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第95号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの郷城山事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第13、議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの郷城山事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  北橘総合支所長、木暮博行君。  (北橘総合支所長木暮博行君登壇) ◎北橘総合支所長(木暮博行君) ただいまご上程いただきました議案第96号 平成18年度渋川市たちばなの郷城山事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の281ページをお願いいたします。平成18年度渋川市のたちばなの郷城山事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出をそれぞれ1億2,674万8,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、283ページの「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  詳細につきましては、285ページから歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明させていただきます。286ページをお願いいたします。2の歳入について申し上げます。1款1項使用料は、説明欄、たちばなの郷城山使用料といたしまして1億783万円、宿泊利用者1万6,000人、休憩利用者2,800人、宿泊使用料加算分として2,000人を見込みました。加算分は、宿泊翌日が日曜日、祭日等1,000円の加算、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の期間の2,000円の加算でございます。  287ページをお願いいたします。2款繰入金でございますが、他会計繰入金として1,549万2,000円を見込みました。  288ページをお願いいたします。3款諸収入でございます。雑入として説明欄の入湯税196万円は、宿泊利用者1万6,000人、休憩利用者2,800人を見込みました。2行目、厨房使用料等129万7,000円は、厨房使用料及び自動販売機設置料でございます。3行目、館内設備使用料12万6,000円は、公衆電話使用料及びカラオケ使用料でございます。  289ページをお願いいたします。3の歳出について申し上げます。1款1項総務管理費についてご説明申し上げます。説明欄1行目、職員人件費1,592万1,000円は、職員給料等2人分のものでございます。2行目、一般管理費754万9,000円でございます。主なものを申し上げます。290ページをお願いいたします。説明欄、臨時職員賃金は3人分で309万3,000円、嘱託員賃金は1人分で236万4,000円、入湯税として196万円でございます。  291ページをお願いいたします。2款事業費、1項施設管理費についてご説明申し上げます。たちばなの郷城山施設管理費として、運営事業費1億277万8,000円でございます。運営事業費の主なものといたしましては消耗品費387万9,000円で、施設内各種消耗品でございます。その他燃料費267万8,000円、電気料756万円、水道料252万円、委託料の6,178万9,000円は食事業務委託料でございます。292ページをお願いいたします。説明欄、シルバー人材センター委託料793万2,000円は、宿直業務、マイクロバス運転及び用務員業務でございます。借地料125万3,000円は、建物、土地及び進入路の借地料で、地権者7人でございます。物品借上料439万2,000円は、浴衣、シーツ、まくらカバー、布団カバーほか物品借上料でございます。  293ページをお願いいたします。3款予備費について申し上げます。予備費として50万円を計上いたしました。  以上でたちばなの郷城山事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第96号は、市民経済常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後3時54分 ○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                         午後4時6分 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第14 議案第97号 平成18年度渋川市伊香保リンク管理運営事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第14、議案第97号 平成18年度渋川市伊香保リンク管理運営事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第97号 平成18年度渋川市伊香保リンク管理運営事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  本予算は、県営伊香保リンクの県からの管理指定を受けての事業予算でございます。予算書の299ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の伊香保リンク管理運営事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,008万8,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  301ページに第1表、歳入歳出予算として各款項別の予算額を記載してありますが、詳細につきましては303ページからの歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明をさせていただきます。304ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。歳入では、1款1項1目1節で県からの平成18年度伊香保リンク指定管理料8,000万円を計上させていただいております。2款1項1目の雑入は、嘱託職員の雇用保険料本人負担分の計上でございます。  306ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款1項1目一般管理費は、職員人件費3名分を計上させていただきました。  307ページから308ページの2款1項1目施設管理費では、臨時職員1名分と嘱託職員4名分の人件費883万8,000円、11節需用費関係では冷凍機用の重油代及び電気料並びに水道料で約90%を占めており、そのほかでは施設の維持管理に係る一般的な消耗品費、製氷車等の修繕料などで、合計4,402万4,000円計上させていただきました。12節役務費は、電話料及び製氷車のカッターブレード研磨時の託送料、ごみ処理手数料、自動車保険及び施設賠償責任保険料など合計69万円を計上させていただきました。13節委託料では、受電設備2種類の法定点検、消防設備点検、重油地下タンク精密検査委託料、水道法定点検、保守管理、冷却搭の保守点検、冷凍機オイル交換業務、ブラインクーラーユニット点検、浄化槽の保守点検及び温水ボイラー保守点検、冷凍機の夜間管理等に係るシルバー人材センターへの委託料を見込ませていただいております。  以上で議案第97号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第97号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第15 議案第98号 平成18年度渋川市用地先行取得事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第15、議案第98号 平成18年度渋川市用地先行取得事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  教育部長、萩原賢一君。  (教育部長萩原賢一君登壇) ◎教育部長(萩原賢一君) ただいまご上程いただきました議案第98号 平成18年度渋川市用地先行取得事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  この用地は、県道高崎渋川線沿線にあります有馬野球場が近年周辺の都市化あるいは施設の老朽化によりまして野球場の移転を主体に運動公園を建設するため、平成9年度に借入金によりまして土地を取得したものであります。  315ページをお願い申し上げます。平成18年度渋川市の用地先行取得事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,377万円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出の予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  320ページをお願いいたします。歳入について申し上げます。1款1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金6,377万円は、元金償還金及び利子償還に係る一般会計からの繰入金であります。  321ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款1項公債費、1目元金、23節償還金、利子及び割引料6,100万円は元金償還金であります。  2目利子、23節償還金、利子及び割引料277万円は利子償還であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第98号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第16 議案第99号 平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第16、議案第99号 平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第99号 平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  この予算は、小野上地域に住宅用地を造成、分譲して住民の定住を図り、人口の流出に歯どめをかけたいためとする事業予算でございます。  323ページをごらんください。平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,244万5,000円と定めたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  本予算の詳細につきましては、327ページからの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでありますので、これによりご説明いたします。  327ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましては説明は省略させていただき、328ページの2、歳入からご説明いたします。328ページをごらんください。1款事業収入、1項宅地造成事業収入、1目宅地販売収入として2,532万6,000円を計上しております。これは、平成17年度に宅地造成工事を5区画行いました。この販売収入であります。  329ページをごらんください。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金には2,660万7,000円を計上しております。これは、昨年度に引き続き今年度も造成工事を行う費用に充当するものであります。  330ページの3款諸収入、1項雑入、1目雑入には、前年度からの繰越金51万2,000円を計上いたしました。  歳出についてご説明いたします。331ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、平成17年度から造成工事を行いました造成地の販売促進に充てる費用3万円であります。  332ページの2款事業費、1項宅地造成事業費、1目宅地造成事業費には、平成18年度にも前年度に引き続いて造成工事を行いたい4区画分についての工事費1,258万7,000円、用地購入費1,278万5,000円、測量試験費119万7,000円等及び一般会計への繰出金2,532万6,000円を計上しております。この繰出金は、前年度の造成事業費について一般会計から繰り入れを行っておりますので、この宅地販売収入を一般会計へ繰り出すものであります。  以上で平成18年度渋川市小野上土地開発事業特別会計予算についてのご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第99号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第17 議案第100号 平成18年度渋川市下水道事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第17、議案第100号 平成18年度渋川市下水道事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第100号 平成18年度渋川市下水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の333ページをお願いいたします。初めに、下水道事業の概要についてご説明いたします。下水道事業は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道の2事業を実施しております。2事業の合計事業認可面積は1,139.5ヘクタールで、内訳は公共下水道事業が渋川地区、伊香保地区、北橘地区の3地区で802.5ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業が渋川地区、伊香保地区、小野上地区、子持地区、北橘地区の5地区で337ヘクタールであります。2事業全体の平成17年度末の整備済み面積は868.88ヘクタール、率では76.3%であります。平成18年度において31.12ヘクタール分を整備する予定でありますので、率では79%となる見込みであります。  それでは、内容についてご説明いたします。平成18年度渋川市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ18億8,855万9,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。  第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億円と定めたいと思います。  第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により歳出予算の款項の経費の金額を流用することができる場合は、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間で流用する場合と定めたいと思います。  337ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄1行目、公共下水道事業は公共下水道事業債で、限度額は9,760万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%であります。対象事業費として1億8,200万円を予定しており、渋川地区の8.47ヘクタールの管渠整備等に充当するものであります。  2行目、流域下水道事業は、流域下水道事業債で限度額は1,600万円、充当率は100%であります。利根川上流流域下水道建設事業に対する負担金に充当するものです。  3行目、特定環境保全公共下水道事業は、特定環境保全公共下水道事業債で限度額は2億4,010万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%であります。対象事業費として4億3,800万円を予定しており、22.65ヘクタールの管渠整備等に充当するものであります。  340ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者負担金、説明欄1行目、公共下水道受益者負担金は1,138件分、2行目特定環境保全公共下水道受益者負担金は498件分を見込みました。  341ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節下水道使用料、説明欄1行目、公共下水道使用料は7,584件分、特定環境保全公共下水道使用料は1,235件分を見込みました。  342ページにわたりますが、2項1目1節下水道手数料、説明欄、指定工事店証交付手数料は10件分を見込みました。  343ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目1節下水道事業費補助金、説明欄1行目、公共下水道事業補助金は、補助対象事業費1億5,400万円に対し補助率2分の1であります。説明欄2行目、特定環境保全公共下水道事業補助金は、補助対象事業費3億5,000万円に対し補助率2分の1であります。  344ページをお願いいたします。4款県支出金、1項1目1節下水道事業費補助金、説明欄、公共下水道事業補助金は、建設事業の単独事業経費のうち起債対象事業費から起債額を控除した額に一定の補助率を乗じたものであります。  345ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。  2項1目1節基金繰入金は、子持地区下水道施設建設基金から子持地区特定環境保全公共下水道建設事業費に充当するものであります。基金繰り入れ後の同基金の残額は2万1,000円となります。  346ページをお願いいたします。6款諸収入、1項1目1節雑入、説明欄1行目、水道事業会計負担金は、職員給与費の2分の1相当額を水道事業から受けるものであります。  347ページをお願いいたします。7款市債につきましては、先ほど地方債で説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。  348ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、349ページにわたりますが、職員人件費、一般経費及び負担金であります。349ページ説明欄、上から5行目の業務委託料は、下水道使用料の徴収事務を水道課に委託するものであります。  350ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項1目渋川公共下水道事業費(流域)の説明欄2行目、公共下水道建設事業(渋川地区)の351ページの上から5行目、業務委託料は、金井、阿久津の実施設計、延長5,000メートルに係る委託料が主なものであります。6行目、工事請負費は、行幸田、石原、四ツ角周辺土地区画整理区域内の各一部、整備面積8.47ヘクタール、延長で2,364メートルの管渠整備等を実施するものであります。  2目渋川特定環境保全公共下水道事業費(流域)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(渋川地区)の工事請負費は、八木原地内の一部、整備面積9.22ヘクタール、延長で2,814メートルの管渠整備等を実施するものであります。  352ページをお願いいたします。3目北橘特定環境保全公共下水道事業費(流域)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(北橘地区)の工事請負費は、下箱田地内の一部、整備面積3.09ヘクタール、延長で823メートルの管渠整備等を実施するものであります。  4目、伊香保公共下水道事業費(単独)の説明欄、公共下水道建設事業(伊香保地区)の設計委託料は、雨天時における夾雑物が流れ出るのを防ぐ目的の雨水はけ口のスクリーンを改修するための設計委託料であります。  353ページをお願いいたします。5目小野上特定環境保全公共下水道事業費(単独)の説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(小野上地区)の上から5行目の設計委託料及び6行目の工事請負費は、小野子及び村上地内の各一部、整備面積6.86ヘクタール、延長で909メートルの管渠整備等を実施するものであります。  6目子持特定環境保全公共下水道事業費(単独)は、354ページをお願いいたします。説明欄、特定環境保全公共下水道建設事業(子持地区)の上から6行目の工事監理委託料及び7行目の工事請負費は、吹屋及び鯉沢地内の各一部、整備面積3.48ヘクタール、延長で600メートルの管渠整備等を実施するものであります。  2項公共下水道維持管理事業費の1目渋川公共下水道事業費(流域)から360ページの8目子持特定環境保全公共下水道事業費(単独)までにつきましては、施設の維持管理にかかわる経費であります。説明は、省略させていただきます。施設の適正な維持管理に努めてまいりたいと思います。  3項流域下水道事業費、1目建設負担金、説明欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金は、利根川上流流域下水道建設事業に対する渋川地区及び北橘地区に係る負担金であります。  2目維持管理負担金、説明欄、利根川上流流域下水道維持管理事業の負担金は、利根川上流流域下水道維持管理事業に対する渋川地区及び北橘地区に係る負担金であります。この負担割合は、玉村町に設置されております県央水質浄化センターに流入している汚水の総流入量割合等によるものであり、負担する市町村は本市を含めて13市町村であります。  362ページをお願いいたします。3款公債費は、363ページにわたりますが、地方債の元金償還金及び利子償還金等であります。  364ページお願いいたします。4款予備費は、500万円を計上いたしました。  370ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の118億3,861万6,000円であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第100号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第18 議案第101号 平成18年度渋川市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第18、議案第101号 平成18年度渋川市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第101号 平成18年度渋川市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の371ページをお願いいたします。初めに、農業集落排水事業の概要について申し上げます。農業集落排水事業は、渋川、子持、赤城、北橘の4地区、16処理区域の事業であります。16処理区域のうち、15処理区域につきましては建設事業は完了し、赤城地区の横野中央地区の1処理区は現在建設事業を進めております。本年度中に一部供用開始となる見込みであります。  それでは、内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億6,064万6,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。  第3条、地方自治法第235条の3、第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、5,000万円と定めたいと思います。  375ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄、農業集落排水事業は、農業集落排水事業債で、限度額は1億6,380万円、充当率は補助対象分が90%、単独分が95%で、赤城地区の横野中央地区の建設事業に充当するものであります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。  378ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者分担金、説明欄、農業集落排水事業受益者分担金は1,825件分を見込みました。  379ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節農業集落排水施設使用料、説明欄、農業集落排水施設使用料は4,406件分を見込みました。  380ページをお願いいたします。3款県支出金、1項1目1節農業集落排水事業費補助金、説明欄、農業集落排水施設事業費補助金(横野中央地区)は、横野中央地区建設事業に対する県の補助金であります。補助率は、工事費では2分の1であります。  381ページをお願いいたします。4款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金、説明欄、一般会計繰入金は収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。  382ページの5款諸収入につきましては、説明を省略させていただきます。  383ページをお願いいたします。6款市債につきましても先ほど地方債で説明いたしましたので、省略させていただきます。  384ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費、説明欄の385ページの上から5行目、業務委託料は使用料徴収業務を水道課に委託するための委託料等であります。  386ページをお願いいたします。2款事業費、1項1目横野中央地区、説明欄、農業集落排水施設建設事業(横野中央地区)は、延長4,021メートルの排水管の布設及びマンホールポンプ18カ所の設置、処理施設の外構工事等にかかわるものであります。横野中央地区の進捗率は、平成18年度末で事業費ベースで70.2%となる見込みであり、平成21年度で完了予定であります。  387ページをお願いいたします。2目一般建設費、説明欄、農業集落排水施設取付管設置事業は30カ所分を見込みました。  2項農業集落排水施設維持管理事業費の1目祖母島地区から397ページの16目下小室地区までは、16施設の維持管理費でありますので、説明は省略させていただきます。施設の適正な維持管理に努めてまいりたいと思います。  398ページをお願いいたします。3款公債費は、地方債の元金償還金及び利子償還金であります。  399ページをお願いいたします。4款予備費は、450万円を計上いたしました。  405ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の100億547万9,000円であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第101号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △会議時間の延長                                        午後4時40分 ○議長(宮下宏君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 △日程第19 議案第102号 平成18年度渋川市個別排水処理事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第19、議案第102号 平成18年度渋川市個別排水処理事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第102号 平成18年度渋川市個別排水処理事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の407ページをお願いいたします。初めに、個別排水処理事業の概要について申し上げます。個別排水処理事業は、小野上地区、子持地区、赤城地区の3地区の公共下水道及び農業集落排水事業の処理区域外を対象とする事業であり、全体の合併処理浄化槽設置計画基数は563基であります。地区別の内訳では、小野上地区208基、子持地区300基、赤城地区55基であります。平成17年度末の設置基数は89基で、整備率で15.8%であります。平成18年度において子持地区に100基、小野上地区に6基の設置を見込みましたので、平成18年度末の設置基数は195基となり、整備率は34.6%となる見込みであります。  それでは、内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市の個別排水処理事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億3,623万8,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。  411ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄1行目、個別排水処理事業は合併浄化槽債で、限度額は370万円、充当率は90%で、個別排水建設事業(小野上)に充当するものであります。起債の目的欄2行目、特定地域生活排水処理事業は、特定地域生活排水処理事業債で、限度額は4,480万円、充当率は85%で、個別排水建設事業(子持)に充当するものであります。限度額の合計は4,850万円であります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。  414ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節受益者分担金、説明欄、個別浄化槽事業分担金は1,240万円を見込みました。  415ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項1目1節施設使用料、説明欄の個別処理浄化槽使用料は345万6,000円を見込みました。  416ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目1節下水道事業補助金、説明欄、循環型社会形成推進交付金は、国の補助基準額に対し補助率は3分の1であります。  417ページをお願いいたします。4款県支出金、1項1目1節下水道事業補助金、説明欄、浄化槽市町村整備推進事業補助金は、県の補助基準額に対し補助率は100分の14であります。  418ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金、説明欄、一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。  419ページをお願いいたします。6款の市債につきましては、先ほど地方債で説明いたしましたので、省略させていただきます。  420ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、一般経費であります。  421ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項建設事業費、1目個別排水費、説明欄1行目、個別排水建設事業(小野上)の工事請負費は、合併処理浄化槽6基分、2行目、子持の工事請負費は100基分の設置を見込みました。  2項維持管理費は、422ページにわたりますが、1目個別排水費は、小野上地区、子持地区、赤城地区の3地区に係る維持管理経費であります。  423ページをお願いいたします。3款公債費は、地方債の元金償還金及び利子償還金であります。  424ページをお願いいたします。4款予備費は、100万円を計上いたしました。  425ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の1億2,348万6,000円であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第102号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第20 議案第103号 平成18年度渋川市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第20、議案第103号 平成18年度渋川市簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第103号 平成18年度渋川市簡易水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の427ページをお願いいたします。平成18年度渋川市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億2,769万6,000円といたしたいと思います。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によりたいと思います。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」によりたいと思います。  第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、1,000万円と定めたいと思います。  431ページをお願いいたします。第2表、地方債であります。起債の目的欄、簡易水道事業は簡易水道事業債で、限度額は5,920万円であります。対象事業は2件で、小野上地区の低区第2配水池改修事業が5,330万円、赤城地区の棚下簡易水道配水管改修事業が590万円であります。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。  434ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目1節新規加入負担金、説明欄、新設分加入金は、小野上地区4件分、赤城地区20件分を見込みました。2節水道工事負担金、説明欄1行目、工事負担金は、下水道事業に係る水道管の布設替にかかわる負担金であります。  2款使用料及び手数料、1項1目1節水道使用料は1億3,122万円を見込みました。  2項1目1節水道手数料、説明欄、給水装置工事手数料等は24件分を見込みました。  436ページをお願いいたします。3款県支出金、1項1目1節簡易水道事業補助金の説明欄1行目、災害に強い水道づくり促進費補助金(小野上地区)につきましては、低区第2配水池改修事業、2行目、赤城地区につきましては、棚下簡易水道配水管改修事業に係る県からの補助金であり、補助率は対象事業費の4分の1であります。なお、小野上地区につきましては限度額の600万円を見込んだものであります。  437ページをお願いいたします。4款財産収入、1項2目1節基金利子は、小野上地区飲料水水源施設等管理基金及び赤城地区簡易水道事業基金の利子を見込みました。  438ページをお願いいたします。5款繰入金、1項1目1節基金繰入金は、小野子浄水場管理事業費に小野上地区飲料水水源施設等管理基金から繰り入れるものであります。なお、平成18年度末における基金残高は、小野上地区飲料水水源施設等管理基金は1億4,482万円、赤城地区簡易水道事業基金は1,273万円となる見込みであります。  2項1目1節一般会計繰入金は、収支の不足額を一般会計から繰り入れるものであります。  439ページをお願いいたします。6款諸収入、1項2目1節雑入は、小野上地区及び赤城地区の下水道使用料徴収事務に係る負担金であります。  440ページをお願いいたします。7款市債、1項1目1節簡易水道事業債につきましては、先ほど地方債で説明させていただきましたので、省略させていただきます。  441ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費であります。1項1目一般管理費は、小野上地区、赤城地区の職員人件費及び一般経費であります。説明は、省略させていただきます。  443ページをお願いいたします。2款事業費であります。1項建設事業費、1目小野上地区簡易水道事業費、説明欄の低区第2配水池改修事業は、既存配水池が簡易水道事業開始当初の施設であり、老朽化、容量の不足及び設置されている位置の維持管理上の問題があるため、設置位置を変更して申請するものであります。既存のコンクリート製、容量は60トンの配水池をステンレス製、容量90トンに更新及び設置位置の変更に伴う配水池の配水管の布設に係る設計委託料、工事費等であります。  2目赤城地区簡易水道事業費、説明欄の第一簡易水道配水管改修事業は、444ページにわたりますが、民地内に布設されている配水管の公道内への布設替及び老朽管の布設替等に係る設計委託料、工事費であります。延長で725メートルを予定しております。説明欄、棚下簡易水道配水管改修事業は、県道下久屋渋川線の老朽管布設替にかかわる設計委託料、工事費であります。延長で330メートルを予定しております。  2項維持管理費、1目小野上地区簡易水道事業費及び446ページから447ページの2目赤城地区簡易水道事業費につきましては、各施設の維持管理にかかわる経費でありますので、説明は省略させていただきます。施設の適正管理に努め、安全で安心な水の安定した供給に努めてまいりたいと思います。  448ページをお願いいたします。3款公債費は、前年度までに借り入れをいたしました地方債の償還に係る元金及び利子であります。  449ページをお願いいたします。4款予備費は、100万円を計上いたしました。  456ページをお願いいたします。地方債の合併時における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。平成18年度末現在高見込額は、本表の右の欄に記載の4億3,713万円であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
    ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第103号は、建設水道常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後4時57分 ○議長(宮下宏君) 10分間休憩いたします。  (33番角田早苗君、55番横山鉄男君休憩中それぞれ退席)                                                                 再       開                                          午後5時8分 ○議長(宮下宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第21 議案第104号 平成18年度渋川市水道事業会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第21、議案第104号 平成18年度渋川市水道事業会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまご上程をいただきました議案第104号 平成18年度渋川市水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の457ページをお願いいたします。初めに、平成18年度予算の組み立てについてご説明申し上げます。第1点目は、業務の予定量であります。長引く景気の低迷が要因と考えられる水需要の低下に加え、市民の節水意識の高まりから、給水量について減少傾向にあります。緩やかであるが、景気の回復が見られるとの中で、年間総給水量につきましては合併6市町村の平成17年度当初予算の合計総給水量程度で見込みました。  2点目は、収益的収入及び支出であります。営業収益の中の給水収益も減少傾向にありますが、業務の予定量等を勘案し、見込みました。合併によりまして給水区域が拡大し、管理すべき各種の施設も増加しましたが、今後とも施設の適正な維持管理と効率化を図り、経常経費の節減に努めてまいりたいと思います。  3点目は、資本的収入及び支出であります。基本的に合併前の各市町村の建設改良計画を引き継ぎ、見込みました。資本的収入においては、企業債の借り入れを抑え、繰越現金で対応することとします。資本的支出では、重要なライフラインとして安全で安心できる水を安定して供給できるよう取水施設、配水施設等の整備を行います。老朽管の布設替でありますが、渋川地区につきましては平成17年度末現在で他の事業関連部分を除きましてほぼ終了しています。子持地区及び北橘地区において合計で11キロメートルほど残っておりますが、本年度は北橘地区の750メートルの布設替を予定いたしました。今後も計画的に布設替を進めてまいりたいと思います。  4点目は、旧渋川市が事業に参画しておりました戸倉ダム建設事業の中止に係る建設事業費、基金事業費がおおむね確定したこと及びダム建設事業中止に伴う代替水源の確保について、群馬県保有水道水源を譲り受けることについての協議が調ったこと、また群馬県企業局と旧渋川市との協定により、これらに係る旧渋川市の費用負担額の46.68%相当額を群馬県企業局が負担することについて協議が調ったこと等により、これらに伴う旧渋川市の事業費等の負担及び群馬県企業局の負担金の受け入れについて、平成18年度において一部の費用負担を除き一括精算したいと考えております。なお、戸倉ダム建設事業の廃止につきましては、現在独立行政法人水資源機構において事務手続中であります。  それでは、内容についてご説明を申し上げます。なお、合併前4市町村の平成17年度当初予算の合算額との比較で前年度対比とご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  第1条、平成18年度渋川市水道事業会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第2条、業務の予定量は、次のとおりといたしたいと思います。(1)、給水戸数は2万8,880戸を予定したいと思います。(2)、年間総給水量は1,194万立方メートルを予定いたしたいと思います。(3)、1日平均給水量は3万2,712立方メートルを予定したいと思います。(4)、主要な建設改良事業は、配水施設改良事業(管網整備)は1億3,870万円、取水施設改良事業は2,676万6,000円であります。  第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。予算額は、消費税込みで申し上げます。収入であります。第1款水道事業収益は17億245万1,000円を見込みました。前年度対比で4,706万5,000円、2.8%の増であります。水道事業収益の内訳でありますが、第1項営業収益は15億5,339万3,000円で、前年度対比で2,713万6,000円、1.7%の減であります。  第2項営業外収益は1億4,905万6,000円で、前年度対比で7,420万5,000円、99%の増であります。主な要因は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費及び基金事業費に係る群馬県企業局負担金の9,259万2,000円を営業外収益の雑収益で見込んだものであります。  第3項特別利益の2,000円は存目であります。  458ページをお願いいたします。支出であります。第1款水道事業費用は19億3,569万8,000円で、前年度対比で2億214万7,000円、11.7%の増であります。水道事業費用の内訳でありますが、第1項営業費用は14億1,582万円で、前年度対比で3,144万円、2.3%の増であります。主な要因は、減価償却費の増によるものであります。  第2項営業外費用は3億1,245万7,000円で、前年度対比で2,675万8,000円、7.9%の減であります。  第3項特別損失は2億592万1,000円で、前年度対比で1億9,996万5,000円、ほとんどの増であります。これの主な要因は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費に係る旧渋川市の負担金、1億9,835万4,000円を特別損失で見込んだことによるものであります。  第4項予備費は150万円を計上いたしました。  以上の収益的収入から予備費を除きました収益的支出を差し引きました2億3,174万7,000円が消費税込みの純損失で、消費税抜きでは2億4,774万6,000円の純損失が見込まれることとなります。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。こちらも予算額は消費税込みで申し上げます。括弧内の定めは、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補てんをする内容の定めであります。資本的収入額は、資本的支出額に対し不足する額7億8,293万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,593万3,000円、繰越現金7億6,700万5,000円で補てんするものであります。  収入であります。第1款資本的収入は、8,888万5,000円を見込みました。前年度対比で2,040万8,000円、18.7%の減であります。  第1項企業債は500万円を見込みました。前年度対比で499万9,000円の増で、ほぼ皆増であります。  第2項負担金は8,388万5,000円を見込みました。前年度対比で1,194万5,000円、12.5%の減であります。  続きまして、支出であります。第1款資本的支出は8億7,182万3,000円を見込みました。前年度対比で5億7,189万4,000円、39.6%の減であります。  第1項建設改良費は、5億3,989万4,000円を見込みました。前年度対比で4億6,346万9,000円、46.2%の減であります。  第2項企業債償還金は、3億3,192万9,000円を見込みました。前年度対比で2,123万円、6.8%の減であります。  第5条は、459ページにわたりますが、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定めるところによりたいと思います。(1)、営業費用に不足が生じる場合、(2)、営業外費用に不足が生じる場合。  第6条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならないは、次のとおり定めるところによりたいと思います。(1)、職員給与費は2億2,872万8,000円であります。前年度対比で1,102万1,000円、4.6%の減であります。(2)、交際費は3万円であります。  第7条、たな卸資産の購入限度額は、144万4,000円と定めたいと思います。  第8条、一時借入金の限度額は3億円と定めたいと思います。  第9条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおり定めたいと思います。起債の目的欄、上水道高金利対策借換債は、平成18年度の臨時特例措置として公営企業金融公庫からの借り入れで、利率が7.3%以上であること等の要件を満たしたものを対象としたものであります。限度額は500万円で、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりであります。  461ページをお願いいたします。予算実施計画書であります。主なものについてご説明申し上げます。収益的収入及び支出について申し上げます。まず、収入であります。1款水道事業収益、1項1目給水収益と4目簡易水道給水収益を合算いたしました水道料金の給水収益は、15億2,955万7,000円を見込みました。  5目加入金は、口径変更を含めて227件分を見込みました。  2項2目雑収益は、先ほどご説明いたしました戸倉ダム建設事業費に係る群馬県の負担金、旧渋川市の農業用水施設の管理受託費及び下水道関係の使用料徴収事務受託費等であります。  462ページをお願いいたします。支出であります。1款水道事業費用、1項1目原水及び浄水費は利根川表流水の受水にかかわる費用、取水施設、浄水場施設等の維持管理費等であります。  2目配水及び給水費は、配水設備の維持管理費等であります。  5目減価償却費及び8目簡易水道減価償却費を合算いたしました額は7億8,410万円となります。  463ページをお願いいたします。資本的収入及び支出であります。1款資本的収入、2項1目負担金は、下水道事業に伴う水道管の移設にかかわる負担金、消火栓設置負担金及び群馬県保有水源の譲り受けに係る群馬県企業局の負担金等であります。  464ページをお願いいたします。支出であります。1款資本的支出、1項2目配水施設改良事業費は、配水管布設11カ所、1,943メートル、老朽管布設替2カ所、820メートル、施設鋳鉄管布設替2カ所990メートル、下水道事業等に伴う布設替5カ所1,005メートル等に係る工事費、設計委託料等であります。  3目取水施設改良事業費は、金井登沢浄水場のテレメーター更新、金井配水場の計装設備更新等にかかわる工事費であります。  5目水源費負担金は、旧渋川市における群馬県保有水道水源の毎秒0.116立方メートル、日量に換算いたしますと1万22立方メートルの譲り受けにかかわる費用8,000万100円及び同じく旧子持村における群馬県保有水道水源毎秒0.02立方メートル、日量に換算いたしますと1,728立方メートルの譲り受けに係る費用5,478万9,000円であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第104号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第22 議案第105号 平成18年度渋川市病院事業会計予算 ○議長(宮下宏君) 日程第22、議案第105号 平成18年度渋川市病院事業会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  総合病院事務部長、狩野泉君。  (総合病院事務部長狩野 泉君登壇) ◎総合病院事務部長(狩野泉君) ただいまご上程をいただきました議案第105号 平成18年度渋川市病院事業会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の495ページをお願いいたします。初めに、平成18年度予算の組み立てについてご説明いたします。第1点目は、業務の予定量であります。全国的に医師の確保が困難をきわめている中、この4月から整形外科診療について常勤体制が非常勤体制となるなど大変厳しい状況が続いていますことから、平成17年度に引き続き2個病棟での運営を行うこととし、渋川総合病院の患者数実績、全国自治体病院における同規模病院の状況を踏まえ、努力目標を加えまして業務の予定量を見込みました。第2点目は、収益的収入及び支出でありますが、業務の予定量及び平成17年度実績を基礎として調整し、算出したものであります。引き続き健全経営に向け、努力をしていくものであります。第3点目は、資本的収入及び支出であります。支出において、老朽化した医療機器の更新を図るなど、診療業務に支障を来さないよう整備したいと考えております。以上が平成18年度病院事業会計予算の特徴であります。  それでは、議案本文の内容についてご説明を申し上げます。平成18年度渋川市病院事業会計予算、第1条、平成18年度渋川市病院事業会計の予算は、次に定めるところによりたいと思います。  第2条、業務の予定量は、次のとおりといたしたいと思います。(1)、病床数は、一般100床、感染症4床であります。(2)、年間患者数は入院1万8,980人、外来3万9,200人を予定したいと思います。(3)、1日平均患者数は入院52.0人、外来160.0人となります。  第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。次の496ページをお願いいたします。予算額は、消費税込みで申し上げます。まず、収入であります。第1款病院事業収益は12億8,655万2,000円としたいと思います。病院事業収益の内訳であります。第1項医業収益は、9億7,153万7,000円であります。  第2項医業外収益は2億2,442万9,000円であります。  第3項特別利益は9,058万6,000円であります。   次に、支出であります。第1款病院事業費用は15億9,289万円であります。内訳でありますが、第1項医業費用は15億5,398万8,000円であります。  第2項医業外費用は3,590万円であります。  第3項特別損失は2,000円で、存目であります。  第4項予備費は300万円を計上いたしました。  次は、資本的収入及び支出であります。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるところによりたいと思います。括弧内の定めは、下記の収入と支出における収入不足額を補てんする内容のものでありまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額971万5,000円は、過年度損益勘定留保資金971万5,000円で補てんするものであります。予算額は、消費税込みで申し上げます。まず、収入であります。第1款資本的収入は2,942万9,000円であります。資本的収入の内訳でありますが、第1項企業債は1,000万円であります。第2項負担金は1,942万9,000円であります。  次、497ページをお願いいたします。支出であります。第1款資本的支出は3,914万4,000円であります。資本的支出の内訳でありますが、第1項建設改良費は1,000万円であります。第2項企業債償還金は2,914万4,000円であります。  次に、第5条は企業債の定めであります。以下目的の限度額が書かれてございます。起債の目的は、医療機器整備事業であります。その限度額は1,000万円でありまして、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりでございます。  第6条、一時借入金の限度額は5億円と定めたいと思います。これは、一時不足する資金を市中銀行から一時借り受けする限度額を定めるものであります。  498ページをお願いいたします。第7条であります。議会の議決を経なければ流用することのできない経費の定めであります。次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならないは、次に定めるところによりたいと思います。(1)、職員給与費は8億731万4,000円であります。(2)、交際費は30万円であります。  第8条、たな卸資産購入限度額の定めは1億4,400万円と定めたいと思います。  次に、499ページをお願いいたします。病院事業会計予算説明書の実施計画で、主なものについてご説明を申し上げます。収益的収入及び支出についてであります。まず、収入でありますが、1款1項医業収益の内訳であります。1目入院収益は入院診療に伴う収益で、6億2,470万8,000円であります。  2目外来収益は、外来診療に伴う収益で3億868万9,000円であります。  3目その他医業収益は特別室料差額代金、健康診断料及び文書料ほかで3,814万円であります。  2項医業外収益の内訳でありますが、2目補助金は感染症指定医療機関運営事業費等補助金及び病院群輪番制運営事業費等補助金として1,310万4,000円であります。  3目負担金交付金は、他会計負担金及び町村負担金であります。救急医療等に要する経費及び企業債の利子償還に対する負担金でありまして、2億875万9,000円であります。  4目その他医業外収益は、建物、物件貸付料ほかで256万5,000円であります。  3項特別利益の内訳でありますが、3目その他特別利益は国立病院等再編成医療施設運営事業に基づく赤字補てん額として9,058万4,000円であります。  500ページをお願いいたします。支出であります。1款1項医業費用の内訳でありますが、1目給与費は医師、看護師、医療技術職員、事務、労務員の給料及び手当、非常勤医師等の賃金、職員共済費等法定福利費ほかで8億731万4,000円であります。  2目材料費は、医薬品や医療用消耗材料等診療に必要な材料の購入費で、2億2,695万9,000円であります。  3目経費は、光熱水費、医事業務委託費、給食業務委託等に伴う業務委託料、修繕費ほかで2億8,242万円であります。  4目減価償却費は、資産であります建物、構築物、機器備品及び放射性同位元素の減価償却費で2億2,825万4,000円であります。  5目資産減耗費は、医療機器の更新等に伴う固定資産除却費ほかで100万円であります。  6目研究研修費は、謝金、図書費、研修旅費、研修雑費で、医療の質の向上及び職員の研さんに資する費用として804万1,000円を計上いたしました。  次に、2項医業外費用の内訳でありますが、1目支払利息及び企業債取扱諸費は企業債利息一時借入金の利息で2,545万円であります。  2目繰延勘定償却は、繰延勘定の償却費で324万9,000円であります。これは、平成16年度において資産に係る控除対象外消費税額の全額について地方公営企業法施行規則第10条の2第1項の規定に基づき繰延勘定として整理したところでございますが、これを同条第2項の規定により、平成17年度、翌年度からでございますが、事業年度以内で毎事業年度均等額以上を償却しなければならないものであります。なお、償却年度数は20事業年度であります。  3目、納付消費税は、消費税及び地方消費税の納付額として100万円であります。  4目雑支出は、貯蔵品経理分に係る消費税で620万1,000円でございます。  以下3項特別損失及び4項予備費については、先ほどご説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。  次に、501ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。まず、収入であります。1款1項1目企業債は1,000万円でございます。  2目負担金は、他会計負担金及び町村負担金であります。企業債の元金償還に対する負担金でありまして、1,942万9,000円であります。  次に、支出であります。1款1項1目器機備品購入費は医療器機購入費で、長時間心電図解析システムほか3点で1,000万円でございます。  2目企業債償還金は2,914万4,000円であります。  なお、502ページから515ページは内訳でありますので、説明を省略させていただきます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮下宏君) これより質疑に入ります。  65番、阿久澤咏君。  (65番阿久澤 咏君登壇) ◆65番(阿久澤咏君) なしの声が少し弱まったかなと思ったらまた最後強くなったようですけども、3点ほど質問させていただきたいと思います。  一つは、従来でいきますと6月は大学の医局がいろいろ医者の配置をし終えるという時期です。今事務部長の方からも医師確保については難しい、大変厳しいという状況が報告をされましたけれども、この6月の大学の医局の人事等をめぐって総合病院の医師体制確保、この辺で何か手がかり、あるいは診療科目をふやすと、こういうところでの見通しなどがおありだったのか、その点についてまず1点お聞きをしたいと思います。  それとあと予算を見ますとやはり大変厳しい状況だというふうに見受けられます。これ事業剰余金、経常剰余金と、この辺の額がこの予算の中でどんなふうなものかという点で少しわかりやすくご答弁いただければと思います。  それとあと、この予算編成の中でみずからの努力目標も加えてという説明がありました。私も特に医師不足、同時に一定のスタッフは看護師を初めとして院内に確保されているわけですから、そのスタッフの活用ということも含めて独自の、俗っぽい言い方ですけども、増収対策を講ずる必要があるんじゃないかということも指摘をしてまいりましたが、今度の予算の収入確保というところで具体的な反映があるのか、この3点についてお聞きをしたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 総合病院事務部長、狩野泉君。  (総合病院事務部長狩野 泉君登壇) ◎総合病院事務部長(狩野泉君) ただいま議員さんの方から3点ほどご質問いただきました。  まず、1点目でございますが、医療体制の見通しについてということでございますが、まず現在総合病院におきます医療体制を少し述べさせていただきたいと思います。内科につきましては、非常勤体制ということでございます。ご存じのように北診療所の菅野先生に1日来ていただいたり、それから群大から2日間来ていただいたり、そのほかにつきましては院長が外来をやっているという状況でございます。それから、小児科につきましては常勤医師が1名体制でおります。それから、外科でございますが、外科は基本計画どおりでございまして常勤医師4名ということでございます。整形外科につきましては、先ほどご指摘ありましたように4月から常勤がいなくなったということで、週2日の非常勤体制で行っているわけでございます。それから、脳神経外科につきましては常勤1名、産婦人科につきましては開院直後におきましてですね、休診ということになっておりまして、現在も引き続いているわけでございます。それから、耳鼻咽喉科と眼科につきましては非常勤体制ということでございます。それから、リハビリテーション科につきましては、脳神経外科の医師が併任ということで診療しております。それとあと、放射線科と麻酔科がありますが、これらにつきましては常勤医師1名がそれぞれ対応しているところでございます。今のが現在の渋川総合病院の現状でございますが、この医師の確保につきましては現在全国公募や各種団体からの募集、それから関係者による関係医療機関への確保要請など、広範囲に手を尽くしているところでございますが、マスコミ等で言われております医師の大学の医局離れ、それから地域偏在、診療科偏在というような状況から中小病院における医師の確保は全国的に大変困難な状況であるというふうに言われておりまして、私どももまさにそのとおりというふうになっているわけでございます。  それから、群馬大学各科からの医師派遣というものが私どもの中心になっておるところわけでございますが、先ほど申し上げました医師の大学離れとかですね、女性医師の増加というようなことから、入局者が減少しているというふうに言われておりまして、私どもと同じような関連病院におきましては医師派遣の中止が増加している状況でございます。  それからまた、臨床研修期間が2年過ぎたわけでございまして、ことしの4月からその臨床研修医が各大学の医局に入れるということになったわけでございますが、その臨床研修を終了した医師への調査では、臨床研修期間必修化前については医師免許取得した後すぐに70%ぐらいが医局に入っていたわけですけれども、この臨床研修終わった人たちにつきましては49%しか大学に戻っていないというような状況がございます。そういうことで、今後も医師確保は大変厳しいことが想定されるわけでございます。それがまず1点目でございます。  それから、2点目で事業剰余金、経常剰余金というようなお話がございました。私どもでいいますと、事業剰余金については総収支、それから経常剰余金については経常収支ということでご説明を申し上げたいと思います。まず、総収支でございますが、剰余金ではなくて純損失ということになりまして、18年度の予算で申し上げますが、3億633万8,000円ということでございます。減価償却費を除いた場合には7,808万4,000円ということになります。これは、減価償却費が非常に設備投資をしたために大きくてですね、2億2,825万4,000円あるということになりまして、それを差引きますと7,808万4,000円という数字でございます。それから、経常損失について申し上げますと、18年度は3億9,392万2,000円の損失がございます。減価償却費を除きますと1億6,566万8,000円のマイナスということでございます。それが2点目でございましょうか。  それから、3点目でございますが、看護師について、患者数に対して多いけれども、どういうようなメリットがあるのかというようなことに置きかえさせていただければと思いますが、実は今度の診療報酬の改定によりまして大分変わってまいりました。最近の医学、それから医療の進歩に伴います診療業務の高度化、それから繁忙化、それから医療の安全性の確保に対応していくことが非常に大切であるということで、医師や看護師などのマンパワーの確保が重要であるということでありまして、そのためには入院基本料の増額といいますか、それが必須であるというふうに言われておりまして、各種団体で中医協等に要望されていたところでございます。今回その18年の4月の診療報酬の改定の中で大分その辺が反映されまして、診療報酬の改定の中で項目で見てみますと、我が国の医療の中で今後重点的に対応していくべきと思われる領域の評価のあり方について検討する視点ということの中で、急性期入院医療に係る評価がございます。その中では急性期入院医療の実態に即した看護配置の適切な評価をということで、新たに基準が設置された部分がございます。それが私どもには大きな影響を及ぼしているわけでございますが、具体的に申し上げますと入院基本料の中に看護料というのがございます。この看護料といいますのは、患者数に対します看護職員の数でございまして、従来2対1というような最高の看護配置がございましたが、その上に1.4対1の基準というのができました。これに伴いまして、私どもではこれが新設されまして、現病棟での看護師の勤務でこれがどうにか取得することができたわけでございます。これにつきましては、かなり厳しい基準がございまして、患者さんの平均在日数が19日以内じゃないといけないというようなこともございます。それから、看護師の比率でございますが、70%は看護師でなくてはいけないというようなところで、かなり条件が厳しい状況となっているわけでございます。従来私どもはその2対1に相当する基準をとっていたわけでございまして、それは平均在日数が21日以内というようなことで少し緩和されたものが厳しくなったということになるわけであります。実際の金額でカウントしてみますと、従来の2対1に相当する金額につきましては1万2,690円というものが入院患者さん入院しますと1日当たりの金額になるわけです。1万2,690円ですが、それが今度は1万5,550円ということで、1人1日2,860円払っているということであります。これに診療報酬の改定で金額が従来の金額とまた変わっておりまして、またさらに上がっておりまして、トータル的には3,460円の増ということになっているわけでございます。そういうことから当院の影響、メリットといいますか、この診療報酬に係るメリットというのは非常に大きなものがございまして、入院の収益で考えてみますと3,300万円ほどの収入の増ということになります。全体では、この診療報酬の改定では外来の方で少し影響ございまして減になりますので、2,700万円の増ということに計算上はなります。そういうことでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) 今の部長のご答弁の中で、そうすると例えば6月の医局のいろんな医師配置という中ではほとんど総合病院の方に回ってくるというような医師はいないということで理解してよろしいでしょうかね。特に答弁がありましたように全国的にも医師不足というのが言われているところで、先日もNHKが大きな特集を組んだりもしていますけど、いずれにしてもこの辺については医師あっての医療ということで、やっぱり大変重要な問題として引き続きいろいろな取り組みを強めていかなければというとこですが、実際にはなかなか手がかりがないというとこですが、それでも努力は一層続けていただきたいなというふうに思います。  それとあと収入の方でいけば今たまたま診療報酬の改定があって、病棟は先ほども報告がありましたけれども、全体からすれば一般病床は150あって、そのうちの2病棟を使うということですから、当然一つのスタッフの活用という点でいけば一番最高水準の新しい看護料といいますかね、わかりやすく言えば基準看護ですかね、このところがとれたということで、これは今最後に報告ありましたように一定の収入を確保するというところには結びついたんだと思います。ただ、このことがあって逆に今度は看護婦の争奪戦というか引き抜きが、これもまた全国で始まっているというようなこともありますけど、その辺の状況についてももしそんな看護スタッフのところで変化があればちょっと報告というか、答弁いただきたいと思います。特に看護基準が高いところは収入確保が容易になりますけれども、看護師が少ないとこでは逆に今度は同じベッドでも収入が確保できないということで閉鎖だと、こんな状況も一方では出ているようなんで、その辺については十分心して対応していただくというふうに思います。  ただ、私はこの収入確保ができて、これについては先ほども申し上げましたけども、今あるスタッフの力を結集して何とか収入をふやすという努力として評価をしたいと思いますけれども、ただ入院を希望する患者さんの側からすると、今部長も言っていましたけども、在日数の縛りがあって、これ平均して19日以内に入院をおさめると。ですから、20日以上あるいは1カ月、あるいは2カ月、こういう入院が市民の要望があってもそれにこたえられなくなるという状況が一方では生まれてくるということになるかと思います。先日私もいろいろお力をかりましたけども、知り合いを総合病院に入院をさせるということがありましたけども、冒頭担当の医師からここは2カ月だよという形でくぎを刺されました。ちょっと表現悪いですけど。患者や家族が次の病院を探すといってもこれは本当なかなか大変なことですし、長く置きたいと思っても在日数の縛りがあると逆に長く置けないと、そういうジレンマが医療機関、病院の方にはあるかというふうに思います。そんな点で市民の医療要求にこたえるということになれば、一定の期間、必要な期間はやはり入院をさせておきたい。しかし、収入確保という点からいくとその要求をはねのけねばならない、こういう矛盾がますます激しくなっていくのかなと思いますけど、特に地域医療、市民の医療を守るというようなことでいくと在日数のこの縛りの問題、21日が19日に縮まる。とにかく病院全体が早く、早く退院させるという方向にやはり動くと思うんですね。その場合に一つはこの地域、今度は6市町村がまとまった、合併した新しい渋川になりましたけど、地域の中でその受け皿としてのまた医療供給体制があるのか、その辺についての見解についても、事務部長の立場で結構ですけれども、お聞かせ願いたいというふうに思います。  それとあと私も独自の計算をしてみましたけれども、やはり一つは病院ですから、医療そのものの収入と、そこにかかった経費というところで我々は事業剰余金と言いますけれども、ここのとこでは本来の仕事を通じてどのくらい損益、収入があったのかと、利益が上がったのかというふうに見るわけですけれども、いずれにしても本来の医療活動でいくと、今ご紹介あって答弁あったように大変な額の赤字が生じていると。たまたま特別利益等があって、全体からすれば圧縮はされていますけども、経年的に見てもやはりここの部分で勝負ができていないと。これは、ひとつ医師不足ということがあると思うのですけど、ただこの点についてちょっと市長の見解をお聞きしたいと思うのですけど、なかなかこの経年的な予算、また今年度の予算を見ても本当に厳しい状況が続いている中で、当然ここへの、今度は市立病院ですから、財政的な支援ということもあわせて考えていらっしゃると思うのですけども、この間の経過を見たり、18年度の今度の予算組みを見たり、今後の医師確保の見通しというようなところで渋川市としてどの辺まで財政支援ができるのかなと、そんなもしお考えがあればですね、この際にお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(宮下宏君) 総合病院事務部長、狩野泉君。 ◎総合病院事務部長(狩野泉君) 先ほどの答弁に対しまして、何点かのまた質問をいただきました。  まず、看護スタッフの引き抜きとか、そういうものはないかどうかというような話でございますが、現在病棟では38人の看護師がいるわけでございまして、ちょうど18年度の業務予定量の52人の患者数に対しまして、先ほどやっとぎりぎり1.4対1の施設基準がとれたというような状況でございまして、私どもではこれを減らさないように、なるべく育てていくようにですね、努力をしていきたいというふうに考えております。今回の予算の中で研修費等も見込まさせていただきました。それで、質等を高めましてですね、ぜひ職員が居残りたいというような病院の管理体制でいきたいというふうに考えておるわけでございます。  それから、もう一つ、平均在日数の縛りでまたかなり厳しくなったんで、患者さん等に迷惑をかけるんではないかというようなご質問でございましたですが、これにつきましては現在平均在日数、私どもでは17年度14.9日になっておりまして、この診療報酬に係る平均在日数が21日から19日以内ということにかなり厳しくなったわけでございますが、患者さんに今の状態で医師が少なくてご迷惑をおかけしているところはございますが、ご迷惑をかけることはないというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下宏君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 阿久澤議員につきましては、非常に専門的な立場の中でいろいろとご指導いただいてまいりました。今回の総合病院につきましても非常に厳しい状況だということは毎々申し上げているわけであります。そうした中において医療制度の改革、また研修医制度という中で、医師の不足というものは全国的にも大きな話題になっているわけでございます。私たち市長会におきましても国に対し、また国会議員に対してできるだけそういった医師の確保についてお願いしているわけでございますけれども、残念ながら今の段階では非常に厳しい状況であります。まず、医師の確保が重要な問題であります。そして、先ほど来お話がありますように、看護師につきましても非常に数少なくなるというような状況にあるわけであります。西群馬の専門学校が閉校になる。また、前橋日赤におきましても閉校というふうなお話も聞いております。そういった中で看護師がこれからどのように変化していくかということにつきましても非常に危機感を持っているわけでございます。今引き抜きというもののお話がありましたけれども、看護師の皆さん方が安心してこの職務についていただける、そんな環境をできるだけ早い機会に持っていかなければならない。そして、今までも私たちが求めてまいりましたこの地域の中核病院としての位置づけの中で医師の確保は重要課題として取り上げられてまいりました。今後につきましても、そういった課題を抱えながら私たちのこの地域の生活を守る、生命を守る病院として育て上げていかなければならない、そんな感覚の中で応援できることにつきましては行政としても一生懸命頑張っていくつもりでございますので、よろしくご理解賜りたいと思います。 ○議長(宮下宏君) ほかにご質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮下宏君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(宮下宏君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  明日15日は午前10時に会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。                                          午後6時2分...