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09月04日-01号

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  1. 館林市議会 2020-09-04
    09月04日-01号


    取得元: 館林市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年  9月 定例会(第3回)            令和2年館林市議会第3回定例会会議録                                           (第 1 日)                                  令和2年9月4日(金曜日)                                              議事日程第1号                           令和2年9月4日(金曜日)午前10時開議第 1 会期の決定第 2 会議録署名議員の指名第 3 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第 4 報告第 3号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について第 5 議案第46号 教育委員会委員の任命について第 6 議案第47号 監査委員の選任について第 7 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて           (令和2年度館林一般会計補正予算)第 8 議案第49号 館林市長及び教育長の給料の特例に関する条例    議案第50号 館林市手数料条例の一部を改正する条例    議案第51号 令和元年度館林歳入歳出決算の認定について    議案第52号 令和2年度館林一般会計補正予算(第6号)    議案第53号 令和2年度館林国民健康保険特別会計補正予算(第2号)    議案第54号 令和2年度館林下水道事業会計補正予算(第1号)                                              本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                              出席議員(18名)    1番   松  本  隆  志  君      2番   柴  田     信  君    3番   平  井  玲  子  君      4番   今  野  郷  士  君    5番   川  村  幸  人  君      6番   斉  藤  晋  一  君    7番   森  田  武  雄  君      8番   渋  谷  理 津 子  君    9番   権  田  昌  弘  君     10番   櫻  井  正  廣  君   11番   斉  藤  貢  一  君     12番   篠  木  正  明  君   13番   吉  野  高  史  君     14番   遠  藤  重  吉  君   15番   野  村  晴  三  君     16番   向  井     誠  君   17番   井 野 口  勝  則  君     18番   小  林     信  君欠席議員(なし)                                              議会事務局職員出席者  事 務 局長  林     成  明       参事兼次長  栗  原  幸  枝                          兼庶務係長  議 事 調査  森     愼 太 郎       主   任  池 尻 野  洋  平  係   長                                              説明のため出席した者  市   長  須  藤  和  臣  君    政 策 企画  栗  原     誠  君                          部   長  総 務 部長  手  塚     節  君    市 民 環境  根  岸  省  子  君                          部   長  保 健 福祉  中  里  克  己  君    経 済 部長  浅  野  康  彦  君  部   長  都 市 建設  村  上     実  君    秘 書 課長  中  村     豊  君  部   長  教 育 長  小  野     定  君    教 育 次長  青  木  伸  行  君  監 査 委員  早  川     勉  君    監 査 委員  黒  川  順  子  君                          事 務 局長 △第1 開会及び開議                              (令和2年9月4日午前10時00分開会) ○議長(遠藤重吉君) おはようございます。  ただいまから告示第134号をもって招集されました令和2年館林市議会第3回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。 △第2 会期の決定 ○議長(遠藤重吉君) まず、日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期を本日から9月24日までの21日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は21日間と決定いたしました。 △第3 会議録署名議員の指名 ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。  会議録署名議員に、5番、川村幸人君、13番、吉野高史君、18番、小林信君を指名いたします。 △第4 諸般の報告 ○議長(遠藤重吉君) 次に、諸般の報告をいたします。  事務局長より報告いたさせます。 ◎事務局長(林成明君) ご報告申し上げます。  地方自治法第121条の規定に基づきまして、市長、教育長並び監査委員から通知のありました議事説明員を申し上げます。職名のみ申し上げます。市長、政策企画部長総務部長市民環境部長保健福祉部長経済部長都市建設部長秘書課長教育長教育次長代表監査委員監査委員事務局長、以上でございます。  次に、お手元に配付いたしましたとおり、請願第6号が提出されております。この請願につきましては、請願文書表のとおり、市民福祉常任委員会に付託して審査を願うことになりますので、ご了承願います。  次に、お手元に配付いたしましたとおり、教育長から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定によりまして、令和元年度館林教育行政報告書が提出されております。  以上で報告を終わります。 △第5 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第3、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて申し上げます。  人権擁護委員の櫻井博君は、本年12月31日をもって3年の任期が満了となるため、後任候補者として小林正男君を推薦いたしたく、諮問するものでございます。  同君は、昭和54年に埼玉大学教育学部を卒業後、群馬県教員に採用され、以来、学校教育に携わるとともに本市教育委員会において社会教育行政に従事するなど経験を重ね、本市立第八小学校教頭及び校長、同美園小学校校長を歴任いたしました。また、退職後は、本市立第四中学校に特別支援教育介助員として勤務しております。このように同君は長年、教育現場において児童の人権問題に関わり、問題解決に尽力するなど、人格識見高く、広く社会の実情に通じており、人権擁護委員として適任者と考えるものでございます。  なお、推薦に当たっては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 ○議長(遠藤重吉君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  諮問第2号を推薦につき同意することに賛成の方は起立願います。                   (起立全員) ○議長(遠藤重吉君) 起立全員。  よって、諮問第2号は推薦につき同意することに決しました。 △第6 報告第3号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
    ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第4、報告第3号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。  当局の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 報告第3号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について申し上げます。  本件は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく判断指標監査委員の審査に付し、その意見書をつけて報告するものでございます。  内容について申し上げますと、健全化判断比率であります実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、実質収支及び連結実質収支が黒字であるため赤字比率はないものとなります。続いて、実質公債費比率につきましては4.9%、将来負担比率は101.9%でございます。  次に、公営企業会計における資金不足比率につきましては、該当となる下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計において資金不足額は生じておりませんので、資金不足比率はないものとなります。  全ての指標におきまして、財政の早期健全化及び財政の再生並びに公営企業の経営の健全化を図るべき国の判断基準以下の数値となっておりますので、今後とも財政運営健全性に留意しつつ、市民福祉の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上、報告といたします。 ○議長(遠藤重吉君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  以上で報告第3号を終わります。 △第7 議案第46号 教育委員会委員の任命について ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第5、議案第46号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 議案第46号 教育委員会委員の任命について申し上げます。  教育委員会委員金子千秋君は、本年9月30日をもって任期満了となりますが、同君は、高潔な人格と、教育、学術及び文化に関する高い識見を有し、平成28年10月の委員就任以来、本市教育の振興に尽力されております。つきましては、同君を引き続き任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(遠藤重吉君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第46号を同意することに賛成の方は起立願います。                   (起立全員) ○議長(遠藤重吉君) 起立全員。  よって、議案第46号は同意することに決しました。 △第8 議案第47号 監査委員の選任について ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第6、議案第47号 監査委員の選任についてを議題といたします。  早川勉君の退席を求めます。                   (監査委員 早川 勉君退席) ○議長(遠藤重吉君) 提案理由の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 議案第47号 監査委員の選任について申し上げます。  本市の監査委員のうち、識見監査委員から選任されております早川勉君は、本年12月2日をもって4年の任期が満了となりますが、同君を引き続き選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  同君は、人格が高潔で、普通地方公共団体財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見をもって本市の監査業務に尽力されており、監査委員として最適任者と考えますので、引き続き選任しようとするものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(遠藤重吉君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第47号を同意することに賛成の方は起立願います。                   (起立全員) ○議長(遠藤重吉君) 起立全員。  よって、議案第47号は同意することに決しました。  早川勉君の入場を求めます。                   (監査委員 早川 勉君入場) △第9 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度館林一般会計補正予算) ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第7、議案第48号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度館林一般会計補正予算)を議題といたします。  提案理由の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて申し上げます。  本案は、令和2年度館林一般会計補正予算(第5号)を専決処分したものでございます。内容について申し上げますと、国の第2次補正予算により拡充された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しながら、早急に本市の新型コロナウイルス感染症重点対策事業第2弾を実施するため、歳入歳出予算において5億6,857万3,000円の追加補正及び地方債の補正でございます。  はじめに、歳出について申し上げます。総務費では、タブレット端末を用いて外国人を支援するための国際・都市間交流事業市役所におけるオンライン会議を導入するための情報化推進事業、各行政区へ非接触型体温計などを配布するための区行政運営の追加でございます。  民生費では、社会福祉費におきまして、収入の減少により住居を失うおそれのある方へ家賃を援助するための生活困窮者自立支援事業、市内の地域活動支援センターや日中一時支援事業所の障がい者施設において、感染予防物品の購入を補助するための障がい者施設感染症対策支援事業の追加のほか、児童福祉費におきまして、子育て関連施設における感染予防物品の購入及び独り親世帯を対象としたフードバンク活動を支援するための児童福祉総務地域子ども子育て支援事業、母子・寡婦家庭及び父子家庭福祉事業児童館運営の追加、老人福祉費におきましては、高齢者へのお米券、マスクなどを配布するための老人福祉総務の追加でございます。  衛生費では、公立館林厚生病院への支援を行うための邑楽館林医療事務組合負担金、マスクを備蓄するための感染症予防事業の追加でございます。  商工費では、事業者を拡大し引き続き実施するまちの元気な店舗PR事業感染症対策のための設備を整備する事業者を支援するための新型コロナウイルス感染症対策整備事業の追加でございます。  土木費では、公園においてガーデンテーブルやトイレの手洗い自動水栓を整備し、感染対策を図るための都市公園維持管理の追加でございます。  消防費では、避難所における感染予防物品及び食料を備蓄するための防災関係の追加でございます。  教育費では、教育総務におきまして、要保護・準要保護世帯タブレット端末を貸与するための学力向上対策事業オンライン児童生徒への学習等支援を行うための教育相談事業の追加、小学校費及び中学校費におきましては、感染予防物品の購入、GIGAスクール構想を推進するための児童生徒1人1台のコンピューター端末整備、準要保護世帯給食休止に伴う支援策として館林市金券を配布するための小学校及び中学校運営のほか、教育振興事業就学奨励(援助)事業、小学校及び中学校施設整備事業の追加でございます。社会教育費におきましては、公民館などの社会教育施設における感染予防物品の購入のための社会教育総務文化会館カルピスホール会場使用料半額補助を実施するための文化会館運営の追加、保健体育費におきましては、学校の臨時休業により影響を受けた給食事業者を支援するための給食センター運営の追加でございます。  この財源につきましては、国庫支出金県支出金及び市債を追加し、不足する財源につきましては繰越金を充当しようとするものでございます。  地方債の補正につきましては、学校教育施設等整備事業の限度額の補正でございます。  よろしくご審議の上、ご承認くださるようお願い申し上げます。 ○議長(遠藤重吉君) 質疑を行います。  12番、篠木正明君。                   (12番 篠木正明君登壇) ◆12番(篠木正明君) では、議案第48号についてお尋ねをしたいと思います。  この専決処分につきましては、新型コロナウイルス感染症重点対策の第2弾を実行するための予算となっております。その中身全体について見ますと、評価できる事業も含まれておりまして、賛成できる中身かなと思っています。その上でお尋ねをしたいのは、議案書の19ページに、総務費の追加として情報化推進事業追加ということで113万6,000円入っております。7月8日に開かれた全員協議会の説明では、これは市役所におけるオンライン会議の導入のための経費ということで、市役所内にオンライン会議ができるタブレット端末を整備し、県、他市町村及び民間事業者とのオンライン会議において活用しますという説明を受けました。今現状、オンライン会議というのはどの程度行われているのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。  次に、27ページです。教育費の中で、教育相談事業追加ということで30万1,000円あります。オンラインフリースクール運営委託料ということになっていますけれども、この委託先と、オンラインフリースクールの内容ですね、その点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(遠藤重吉君) 政策企画部長栗原誠君。                   (政策企画部長 栗原 誠君登壇) ◎政策企画部長栗原誠君) 篠木議員のご質問にお答えいたします。  オンライン会議における庁内の状況とのご質問でございますが、現在オンライン会議につきましては、現状対応しておりますところでは、市長と県あるいは他団体とのタブレット端末による会議と申しますか、連絡調整といったようなことで活用されているのみの状況です。今後におきましては、こちらのタブレット端末、予定では10台を整備してまいりまして、オンライン会議など、ソフトのほうの導入を行って対応していく予定でございます。  以上でございます。 ○議長(遠藤重吉君) 教育次長青木伸行君。                   (教育次長 青木伸行君登壇) ◎教育次長青木伸行君) おはようございます。それでは、篠木議員から質問のありましたオンラインフリースクール事業内容について説明させていただきます。  委託先としましては、まなビバ!シリウス、仲町にあります事業者でございます。  委託業務内容としましては、大きく分けて3つございます。1つは、フリースクールオンラインクラスの創設。こちらについては、まだ実施はされていないわけですが、週に1回と隔週の土曜日に1回90分程度の授業を行うということでございます。それと、受入れの人数については、平日と土曜日とも各20名を考えているということでございます。対象者は、学校やフリースクール等へ行くことに不安を持つ小・中学生でございます。  2つ目としまして、オンラインによる対話相談事業でございます。オンラインにて保護者を対象にしました交流会相談会を行うということで、こちらについては月1回、90分程度を行うということになっております。  最後の3つ目になりますが、オンラインによる講演会ということで、全国のフリースクールや多様な学び、子どもたちのサポート、社会的自立についての識見のある講師を招聘した講演会を行うということで、こちらについては、秋から冬にかけて実施するということでございます。業務の内容は以上でございます。  委託費の内容としましては、ほとんどが人件費という形になっております。よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤重吉君) 12番、篠木正明君。 ◆12番(篠木正明君) では、2回目の質問に移りたいと思います。  まず、オンライン会議のほうなのですけれども、今答弁では、現状では市長と県あるいは他団体とのタブレットを使った会議というか、連絡調整という言葉を使われましたけれども、それが行われているのみだということのようです。そうしますと、現状で会議という形ではなくて連絡手段の一つとしてタブレットを使っているということになっているのだと思うのですけれども、今後オンライン会議のためにタブレットを10台用意するということになるのですが、その複数台のタブレット端末が必要となるようなオンライン会議がこれから開かれていくような見込みがあるのかどうなのか、その辺はどのように考えていらっしゃるのかお尋ねをしたいと思います。  次に、オンラインフリースクールのほうですが、委託内容とか委託先については分かりました。  そうしますと、これは補正予算で組まれて今年度の事業となってくるのだと思うのですけれども、こういった事業を来年度以降はどのようにしていこうと考えているのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(遠藤重吉君) 政策企画部長栗原誠君。 ◎政策企画部長栗原誠君) 2回目のご質問にお答えいたします。  整備をいたしましたタブレットの今後の利活用についてのご質問でございます。今回、部長を基本といたしました部ごとに1台ずつ配備できるような状況になりました。これを踏まえまして、県ですとか他団体、あるいは事業者との連絡が取れます。これについては、新型コロナの状況の中で、こちらの必要性というものがあり、今回導入することにもなりますので、そういった備えも含めて、緊急の連絡ですとかが取れるような態勢をまず考えているところです。その後のオンライン会議につきましては、その利活用を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(遠藤重吉君) 教育次長青木伸行君。 ◎教育次長青木伸行君) 2回目の質問にお答えをさせていただきます。  まだ8月の末に契約をした段階で、今募集をかけているところですので、具体的にまだ事業の対象となる子どもたちの様子が見えません。しかしながら、あらゆる学びの機会を確保した中で、子どもたちが将来自立していくための支援、事業としては大変有効なものと考えております。また今後について、ぜひ進めていきたいと思いますが、その事業の内容を精査した中で、改善できるもの等ありましたら、それを含めて、新年度も可能であれば予算要求しながら進めていきたいと今現在は考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(遠藤重吉君) 12番、篠木正明君。 ◆12番(篠木正明君) では、最後の質問になりますけれども、オンライン会議については、部ごとに1台配備して県とか他団体との連絡が取れるようになるというのですけれども、これはオンライン会議に使うというよりは連絡手段の一つとして入れるような答弁なのだと思うのです。そうであるならば、別にタブレットでなくても、今電話ですとかスマホですとか、スマホでもテレビ電話的なことはできますし、あまり必要性というのは認められないと私は思うのです。それで、例えば県が主催する会議などで、オンラインでやりたいとか、そういうものがこれからどんどん入ってくるとすれば、もちろん必要だと思いますけれども、それもまだ不透明な中でこれを入れるというのはどうなのか。これから県とかほかの団体との中でオンライン会議というのは増えていくと見ているのかどうか、その点について最後お尋ねしたいと思います。  それと、オンラインフリースクールのことなのですが、来年度以降どうするのかということでは、まだ8月末に契約したので実際のニーズですとか分からないということでした。ただ、この9月議会が終わると、10月には予算要求をしていく時期になるわけで、分からないということでは来年度の予算を要求するにもできないのだと思うのですけれども、有効性もあるということは次長も認めたのですが、来年度の予算要求には今の段階ではどのようにしていくつもりなのか、その点についてもう一度お答えいただければと思います。 ○議長(遠藤重吉君) 市長、須藤和臣君。 ◎市長(須藤和臣君) 私のほうから3回目のお答えをさせていただきたいと思います。  まず、私自身が、まずは新型コロナウイルスの感染症が拡大してきた局面で、3月頃からタブレット端末を使いましたオンラインにおけるところのミーティングなどを推進してまいりました。具体的には、公立館林厚生病院が院内感染が生じたことによりまして、厚生病院とのミーティングが必須になってまいりましたので、オンラインにおけるミーティングを随時行ってきたところでございます。やはり顔を見て会話をするというのは、電話だけではなくて、非常にお互いの意思疎通ができるということを実感いたしました。その後、一部事務組合の消防署とも、機会があればオンラインでのミーティングも導入をいたしてございます。そのほか群馬県知事との間でも、群馬県知事も積極的にそういうものを使っておりましたので、頻繁に知事とも直接オンラインでの意見交換をさせていただいておりました。会議ということになりますと、群馬県におけるところの健康寿命延伸の会議がございました。そこにもオンラインで十数名の委員の方々、選ばれた委員の方が会議をするのですけれども、これは多くの方々が画面にこうやって出てまいりますので、やはりスマホですと非常にこんな小さくなってしまいます。ですから、タブレット端末で比較的大きいほうが有効であるというふうに感じておったところでございます。そのほか国交省ともやはり会議形式のミーティングがございまして、国交省も積極的にオンラインで、やっぱり上京することがみんなできないということでございますので、オンラインでの会議形式を取られてございます。  民間の方々とも意見交換を何回かさせていただいているのですけれども、ほとんどそういうことで民間はもう進んでいるという状況でございますので、我々市といたしましても、それぞれの部に1台ぐらいは部長づきにまず置いておきながら、部の職員がそれを自由に使うことができるように配備するという考え方でございます。  ウィズコロナの時代にありまして、これはむしろ積極的にこういうものを導入していって、そういう形での遠距離ですとか、あるいは感染地域に行かない形での推進を図るべきと考えてございます。また、我々の市役所内で感染をした場合には、またそういったものも、3密を避ける形での連携もすることも時には必要なことになるかというふうに思って、整備については今後とも重要なことだというふうに考えてございます。 ○議長(遠藤重吉君) 教育次長青木伸行君。 ◎教育次長青木伸行君) 3回目の質問にお答えさせていただきます。  もう時期が9月で、10月から予算編成ということになります。予算につきましては、今後また調整していきながら、今回、7か月分ということになりますので、新年度も継続するような形では考えていきたいと思いますが、予算も1年間通してのものなのか、プラスもっとお願いできるものがあるのか、その辺を調整しながら今後進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤重吉君) ほかにございませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第48号を承認することに賛成の方は起立願います。                   (起立全員) ○議長(遠藤重吉君) 起立全員。  よって、議案第48号は承認することに決しました。 △第10 議案第49号~議案第54号(提案説明) ○議長(遠藤重吉君) 次に、日程第8、議案第49号から第54号までの6件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を願います。  市長、須藤和臣君。                   (市長 須藤和臣君登壇) ◎市長(須藤和臣君) 議案第49号 館林市長及び教育長の給料の特例に関する条例について申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う本市の財政及び地域経済の影響を踏まえ、市長及び教育長の給料の額についての特例を設けるため、本条例を制定するものでございます。  特例の内容につきましては、館林市特別職報酬等審議会の答申を踏まえ、本年10月1日から令和3年3月31日までの6か月間、市長の給料月額を30%、教育長の給料月額を20%減額するものでございます。  次に、議案第50号 館林市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。  本案は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行により、住民基本台帳法及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が改正されたこと等に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。  主な改正内容について申し上げます。住民票の除票の写し及び除票記載事項証明書並びに戸籍の附票の除票の写しの交付が制度化されたため、その交付手数料の徴収規定を設けるものでございます。また、個人番号通知カードが廃止されたことに伴い、その再交付手数料に係る規定を削除するものでございます。そのほか所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第51号 令和元年度館林歳入歳出決算の認定について申し上げます。  令和元年度予算は、「水と緑と人が輝く共創都市たてばやし」を将来のまちの姿とする第五次総合計画後期基本計画の4年目として、計画した事業の着実な推進を図るとともに、引き続き「先端のまち館林」の形成に資する重点課題や緊急性の高い施策などに最大限に配慮し編成されました。  そして、その予算執行に当たりましては、所期の目的を達成するために、それぞれの事業をより効果的に実施することに努めたところでございます。  はじめに、一般会計の決算状況について申し上げます。  一般会計は、最終予算額295億9,578万5,229円に対し、歳入決算額は292億2,451万2,758円で、予算に対する収入率は98.75%でございます。  また、歳出決算額は272億5,642万3,211円で、その執行率は92.10%となり、歳入歳出差し引き残額は19億6,808万9,547円でございます。  このうち、翌年度へ繰り越すべき財源3,031万3,000円を差し引いた実質収支額は19億3,777万6,547円で、このうち14億5,000万円を財政調整基金に積立てし、翌年度へ繰り越すべき財源を含む5億1,808万9,547円を翌年度へ繰り越すことといたしました。  次に、歳出の概要について申し上げます。  令和元年度におきましては、第五次総合計画の8つの基本目的を踏まえるとともに、持続可能な魅力度の高い「強い館林」を具現化するため、予算編成方針に掲げた5つの重点項目における様々な事業を実施したところでございますので、この5つの重点項目に沿って申し上げます。  まず、「災害時の危機対応能力の高いまちづくりに資する事業」では、防災情報伝達システムの実施設計を行い、災害時の情報伝達の多様化を推進いたしました。また、外国人住民向けに館林市ハザードブックの外国語版を作成いたしました。さらに、大規模自然災害に備えた事前防災などを推進する市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画を策定いたしました。  次に、「健康寿命を伸ばし、生涯現役のまちづくりに資する事業」では、館林市健康寿命延伸プラットフォームによるシンポジウムを開催し、健康情報の発信を行ったほか、健康ウオーキング講演会や実践指導を通し、健康づくりの推進に努めました。  次に、「個性にあった教育と、仕事が見つかるまちに資する事業」では、第四小学校に加え第十小学校に「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会制度)を導入し、地域と共にある学校づくりに努めたほか、向井千秋記念子ども科学館ROCKET事業や生活困窮世帯を対象とした子どもの学習支援事業を引き続き実施いたしました。また、就労支援事業において、障がい者雇用先進企業の視察や、特別支援学校の保護者と市内企業による意見交換会などを行い、障がい者が働きやすく定着できる職場環境づくりに取り組みました。  次に、「館林の観光・食・農産物のブランド力の向上に資する事業」では、「百年小麦」、「百年饂飩」、「たてラ」などのたてばやしグルメのブランド化を推進いたしました。また、交流人口の増加を図るため、「カメラガールズ」と連携し、若者をターゲットに本市の魅力を発信いたしました。さらに、日本遺産に認定された「里沼(SATO―NUMA)」を通じた地域活性化を図るため、館林市「日本遺産」推進協議会が実施する普及啓発活動を支援いたしました。  次に、「人口減少時代に対応した持続可能なまちづくりに資する事業」では、移住定住促進通勤支援金を継続して実施し、新卒採用者などの転出の抑制や移住定住の促進に努めました。また、農業分野では、スマート農業推進プロジェクト事業において、情報通信技術を活用した実証分析を行い、持続可能な農業の支援に取り組みました。  以上、歳出における主な施策の概要につきまして、令和元年度の予算編成方針における5つの重点項目に沿って申し上げました。  このほか、総合福祉センターに子どもの総合相談窓口を開設し、地域で子どもを支える仕組みづくりを推進いたしました。また、税収の増加及び雇用機会の創出を図るため、大島地区産業団地概略計画を策定いたしました。さらに、防災設備を兼ね備えた三野谷公民館の改築や、第十小学校屋内運動場の大規模改修、第四中学校普通教室棟及び特別教室棟の屋根改修工事など、公共施設や社会資本の整備に取り組みました。  次に、歳入の概要について申し上げます。  歳入決算額につきましては、冒頭で申し上げましたとおり、292億2,451万2,758円、前年度比1.7%の減額となっております。  このうち、前年度決算額に比較して増額となったものは、市税、地方譲与税、配当割交付金、地方特例交付金、県支出金、寄附金、繰入金、繰越金及び環境性能割交付金でございます。  一方、減額となったものは、利子割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、地方交付税、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料、国庫支出金、財産収入、諸収入並びに市債でございます。特に市税におきまして、全体では増額となったものの、個人市民税、法人市民税ともに減額となっていることは、厳しい財政状況を表しているものでございます。  次に、各特別会計について申し上げます。  国民健康保険特別会計では、歳入80億3,527万1,755円、歳出80億1,849万3,245円、歳入歳出差し引き残額は1,677万8,510円でございます。国民健康保険につきましては、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となりましたが、引き続き健全財政の確保に留意し、保健事業の推進など医療費の適正化を図りながら、国保財政の運営に努めてまいります。  下水道事業特別会計では、歳入16億605万8,429円、歳出14億8,816万1,217円、歳入歳出差し引き残額は1億1,789万7,212円でございました。  農業集落排水事業特別会計では、歳入5,427万5,770円、歳出3,898万6,961円、歳入歳出差し引き残額は1,528万8,809円でございました。  下水道事業及び農業集落排水事業特別会計につきましては、令和2年度から地方公営企業法の適用会計として統合しましたが、今後も経営の健全性に留意しつつ、管きょ及び処理場の整備や農業集落の排水処理を継続して行ってまいります。  介護保険特別会計では、歳入66億2,094万1,045円、歳出62億9,542万3,840円、歳入歳出差し引き残額は3億2,551万7,205円でございます。介護保険事業の運営につきましては、引き続き介護予防の充実に努めるなど、健全な運営に努めてまいります。  後期高齢者医療特別会計につきましては、歳入9億5,471万5,686円、歳出9億1,762万9,004円、歳入歳出差し引き残額は3,708万6,682円でございます。  以上、一般会計、国民健康保険特別会計をはじめ、各特別会計における歳入歳出決算の概要について申し上げましたが、それぞれの目的に沿って主要な施策の成果に関する説明書に記載いたしました事業を実施し、各会計ともに実質収支は黒字決算という結果を得たところでございます。  なお、本決算は、地方自治法の規定による監査委員の審査により適正であると認められておりますが、その意見の中で、「受益と負担の適正化」や「自主財源の確保」に努めるほか、「事業の執行においては、その全てを精査し、緊急度や優先度を的確に判定することにより、最少の経費で市民満足度の高いまちが将来にわたって持続していく」ことが求められているところでございます。  地方財政を取り巻く環境は、依然として厳しい状況ではありますが、全職員が一体となって行財政改革に取り組むとともに、さらなる市民福祉の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご指導をよろしくお願い申し上げます。  次に、議案第52号 令和2年度館林一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算におきまして12億2,627万1,000円の追加補正及び地方債の補正でございます。  内容について申し上げますと、新型コロナウイルス感染症重点対策事業第3弾の実施に伴う追加のほか、当該感染症の影響による各種事業の中止に伴う減額、国・県支出金の内示、寄附金の受入れに伴う予算化及び当面予算措置を要する経費につきまして補正するものでございます。  まず、歳出について申し上げます。議会費では、常任委員会による行政視察の中止に伴う議会運営の減額でございます。  総務費では、総務管理費におきまして、市長の給与の特例措置及び副市長の不在期間に係る特別職人件費の減額、指定寄附金のふるさとパートナー基金への積立て、市民のつどいにおけるNPOまつりの中止に伴う市民活動推進事業の減額、中学生海外派遣事業等の中止に伴う国際・都市間交流事業の減額、事業の中止に伴う市民のつどいの開催の減額のほか、新型コロナウイルス感染症重点対策として、住民票などの各種証明書をコンビニエンスストアで交付するための情報化推進事業の追加でございます。徴税費におきましては、同様の感染症重点対策として、市ホームページから住民票の申告書作成を可能とするための市税賦課の追加、自宅や外出先で市税を納付できるようスマートフォンによるキャッシュレス決済を導入するための徴収事務の追加でございます。戸籍住民基本台帳費におきましては、国が実施するマイナンバーカードを活用した消費活性化策への対応に伴う一般経費の追加でございます。選挙費におきましては、感染症重点対策として、選挙における感染予防物品を購入するための市長選挙の追加でございます。  民生費では、社会福祉費におきまして、事業の中止に伴うふれあいスポーツ大会事業、社会福祉大会の減額、指定寄附金の地域福祉基金への積立てのほか、感染症重点対策として、障がい者への訪問入浴サービスにおける感染予防支援及び障がい福祉サービス事業従事者に対する慰労金を支給するための障がい者施設感染症対策支援事業の追加、また福祉パレードの中止に伴う街づくり計画推進事業の減額、社会福祉大会の中止に伴う障がい者自立更生等表彰事業の減額でございます。児童福祉費におきましては、感染症重点対策として、小学校臨時休業や分散登校期間中への対応に伴う委託料の追加のほか、放課後児童クラブの駐車場を整備するための地域子ども子育て支援事業の追加、児童虐待に対応するため自治体間の情報共有システムを構築するための地域で子どもを支えるネットワーク事業の追加でございます。生活保護費におきましては、生活保護受給者のための日常生活支援住居施設制度の創設に伴うシステム改修のための生活保護総務の追加、老人福祉費におきましては、グループホームの空調設備改修工事を補助するための老人福祉総務の追加でございます。  衛生費では、保健衛生費におきまして、感染症重点対策として、国民健康保険特別会計繰出金の追加、休日当番医制度において公立館林厚生病院を受診した際の選定療養費に対して支援するための地域医療対策事業の追加、また市民のつどいにおける健康まつりの中止に伴う健康づくり推進事業の減額、感染症重点対策として、PCR検査センターの設置期間の延長、感染予防物品の購入及び啓発活動実施のための感染症予防事業、夜間急病診療所管理運営の追加でございます。環境衛生費におきましては、指定寄附金の地域環境基金への積立て、クールシェアスポット及び緑のカーテン苗配布事業の中止に伴う地球温暖化対策事業の減額でございます。清掃費におきましては、感染症重点対策として、資源物収集時のコンテナを十分に洗浄し感染症を予防するためのごみ収集処理事業の追加でございます。  労働費では、新入社員研修会の中止に伴う労働環境対策の減額のほか、感染症重点対策として、求人活動が困難となった企業に対し、求人情報の発信や優秀な人材確保を支援するための雇用安定対策事業の追加でございます。  農林水産業費では、産業祭における木とのふれあい事業の中止に伴う農業総務の減額、サイエンスカフェの中止に伴う6次産業化推進事業の減額のほか、肉牛農家が情報通信技術を活用して経営効率の向上を図るための補助金を追加するとともに、感染症重点対策として、感染症の影響下における肉牛農家等を支援するための畜産振興対策事業の追加でございます。  商工費では、感染症重点対策として、飲食店に重点を置いた地域経済への支援策として実施する金券発行事業及び飲食店応援クーポン券事業を追加するほか、感染症への対応も踏まえた事業継続計画(BCP)の策定を支援するための事業継続計画策定支援事業、感染症対策のための設備投資等を行う事業者を支援する新しい生活様式対応型事業者支援事業、感染症の影響を受けた中小企業者への支援金を給付するための中小企業者支援事業を追加するものでございます。また、七夕まつり及び麺―1グランプリの中止に伴うまちなか商業活性化事業の減額、継続して感染症対策向け経営安定資金融資制度を実施するための商業金融対策事業の追加、産業祭における人と食の出会いフェスタの中止に伴う工業振興対策の減額、観光費における感染症重点対策として、市内の食や宿泊施設等のPR事業を実施するため観光協会に補助するとともに、館林まつりの中止に伴う補助金を減額する観光総務の減額、またつつじまつりの中止に伴う各種事業費を減額するとともに、補助金を活用し里沼を軸とした観光イベントを実施しようとする観光事業の追加、つつじが岡公園管理費における感染症重点対策として、公園内のトイレの自動水栓化を実施するとともに、つつじまつりの中止に伴う各種事業費を減額する公園管理の減額、さらに市民のつどいにおける市民生活展の中止に伴う消費生活センター運営管理の減額、産業祭の中止に伴う産業政策総務の減額でございます。  土木費では、都市計画費におきまして、用地補償契約締結件数の増加に伴う中央通り線道路改良事業の追加、国庫支出金の内示に伴う西部第一南地区の減額、西部第一中地区及び西部第二地区の追加のほか、公園緑地費におきまして、森林体験教室及び緑とのふれあい事業の中止に伴う緑化推進一般事業の減額、花と緑のフェスティバルの中止に伴う花と緑推進事業の減額、また感染症重点対策として、感染予防物品の購入、清掃・消毒作業の強化及びトイレの手洗い自動水栓化を実施するとともに、城沼市民プールの開場中止に伴う各種事業費を減額するほか、公園競技施設管理運営の減額でございます。  消防費では、感染症重点対策として、避難所における環境整備や市民への情報発信の充実を図るための防災関係の追加でございます。  教育費では、教育総務費におきまして、教育長の給与の特例措置に伴う特別職人件費の減額、指定寄附金の奨学基金への積立て、足尾フィールドワーク及び昆虫の森学習教室の中止に伴う自然学習教室事業の減額でございます。小学校費におきましては、感染症重点対策として、感染予防物品の購入及び修学旅行等における3密防止に対応するための小学校運営の追加でございます。中学校費におきましては、感染症重点対策として、修学旅行等における3密防止に対応するための中学校運営の追加、吹奏楽大会の中止に伴う部活動振興事業の減額、感染症重点対策として、特別教室にエアコンを設置するための中学校施設整備事業の追加でございます。幼稚園費におきましては、感染予防物品の購入のための幼稚園運営の追加、社会教育費におきましては、ふるさとづくり市民フェスティバルの中止に伴う生涯学習推進事業の減額、夏季教育キャンプ、通学合宿などの中止に伴う青少年健全育成事業の減額、感染症重点対策として、成人式でのパブリックビューイングを実施するための成人祝事業の追加、公民館における感染予防物品の購入、トイレの自動水栓化及びWi-Fiを設置するための公民館運営の追加、図書館利用者のためのテーブル・椅子の増設やWi-Fiを設置するための図書館運営の追加、さらには芸術文化祭、小中学校芸術鑑賞教室などの中止に伴う芸術文化活動の推進の減額、親子いきもの探検隊、科学クラブ施設見学等の中止に伴う向井千秋記念子ども科学館運営の減額でございます。保健体育費におきましては、感染症重点対策として、市民体育館の清掃・消毒作業の強化及びトイレ手洗いの自動水栓化のための体育施設管理運営の追加のほか、小・中学校の臨時休業による給食提供の中止に伴う給食センター運営の減額でございます。  次に、歳入について申し上げますと、国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、諸収入及び市債は増額、使用料及び手数料は減額となり、不足する財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。  地方債の補正につきましては、都市計画事業の限度額の補正でございます。  次に、議案第53号 令和2年度館林国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算において、48万2,000円の追加補正でございます。  内容について申し上げますと、感染症重点対策として、市税同様、自宅や外出先での国民健康保険税を納付できるよう、スマートフォンによるキャッシュレス決済を導入するための国民健康保険税徴収の追加でございます。  この財源につきましては、一般会計繰入金を追加しようとするものでございます。  次に、議案第54号 令和2年度館林下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。  本案は、令和元年度館林下水道事業特別会計及び館林市農業集落排水事業特別会計の決算調整が完了し、地方公営企業法の適用となる令和2年4月1日時点の資産、負債及び資本並びに令和元年度の未収金及び未払金が確定したことから、予算を補正するものでございます。なお、このような決算調整の完了に伴い、予定額を確定額に改める内容の補正は、地方公営企業法の適用初年度となる今回限りでございます。  以上、よろしくご審議の上、原案のとおり議決くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(遠藤重吉君) 以上で議案第49号から第54号までの提案理由の説明を終わります。  なお、議案第49号から第54号までの質疑は、9月7日に行います。 △第11 散会 ○議長(遠藤重吉君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。  次の本会議は9月7日午前10時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                                    (午前11時06分散会)...