太田市議会 2024-02-15
令和 6年 3月定例会−02月15日-01号
令和 6年 3月
定例会−02月15日-01
号令和 6年 3月
定例会
令和6年3月
太田市議会定例会会議録(第1日)
令和6年2月15日(木曜日)
〇
出席議員 30名
1番 若 林 卓 実 2番 岩 瀬 僚
3番 山 水
めぐみ 4番
谷之木 勇 作
5番 青 木 雅 浩 6番 川 岸 靖 隆
7番 高 野 博 善 8番 仁 藤 すぐる
9番 清 水 梨 花 10番 神 谷 大 輔
11番 前 田 純 也 12番 八 長 孝 之
13番 木 村 浩 明 14番 渡 辺
謙一郎
15番 松 川 翼 16番 長 正 祐
17番 松 浦 武 志 18番 水 野 正 己
19番 尾 内 謙 一 20番 大 川 敬 道
21番 高 橋 え み 22番 星 野 一 広
23番 山 田 隆 史 24番 町 田 正 行
25番 白 石 さと子 26番 高 木 きよし
27番 高 田 靖 28番 矢 部 伸 幸
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第22
号 │太田市
手数料条例の一部
改正について(
戸籍等関係
事務手数 │
原案可決 │
│ │料) │ │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○
議長(
矢部伸幸)
追加日程第1、
議案第22号を議題といたします。
本案は、
市民文教委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに八
長孝之委員長から
報告を求めます。
◎
市民文教委員長(八
長孝之) ご指名によりまして、
市民文教委員長報告を申し上げます。
本日、本
委員会に付託されました
議案第22号について、
審査の経過と結果をご
報告申し上げます。
本
委員会は、本
会議休憩中、
委員全員及び
執行者の出席の下に開催し、
審査を行いました。
提案理由及び
議案の内容につきましては、本
会議において
説明を受けたとおりでありますが、今回の
審査に当たり、再度、
執行者より詳細な
説明を受け、慎重に
審査を行ったものであります。
本案は、
戸籍法の一部
改正により、
戸籍証明書の
広域交付等の
事務が追加され、
地方公共団体の
手数料の標準に関する政令が一部
改正されたことに合わせて、所要の
改正をするものであります。
委員からは、
行政センターでの
広域交付の対応について
質疑があり、このことについては、
広域交付には専用の端末が必要である。
行政センターではこの端末を設置しておらず、また、これまでの
戸籍交付の
システム操作と異なる手順で発行を行うことや、国からセキュリティーの強化が求められていることなどのほか、他市の状況等を総合的に勘案し、市民課のみの取扱いとするとのことでありました。
また、
広域交付による市のメリットについて
質疑があり、このことについては、出生から死亡までの
戸籍証明書をまとめて請求する方が増えることから、人口が多い市では窓口の対応件数が増えることが予想されるが、一方で郵送での請求が減ることが予想される。また、市の各セクションにおいて業務上必要となる
戸籍の公用請求を
本籍地宛てではなく、市民課で行うことが可能となるため、期間や費用などコストの削減につながることも期待できるとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、
賛成全員により
本案は
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本
委員会に付託されました
議案22号につきまして、
審査の経過と結果をご
報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○
議長(
矢部伸幸) これより
質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、ご
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
矢部伸幸) 別にご
質疑もないようですから、以上で
質疑を打ち切ります。
◎ 討 論
○
議長(
矢部伸幸) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、18番水野正己議員。
◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。
議案第22号に対する反対の理由を指摘して討論を行います。
本案は、
提案理由の
説明でもありましたが、
戸籍法の一部改定を受けて、
戸籍謄本や抄本などをはじめとした
戸籍内容の
証明書、除籍謄本や抄本などをはじめとした除籍内容の
証明書について、
本籍地以外での交付を可能にし、さらに、
戸籍や除籍の電子
証明書を提供するための識別符号、つまり番号を発行するためのものとされます。あわせて、届書などの情報の内容の
証明書の交付や届書などの情報の内容の閲覧も可能にするとされます。
戸籍や除籍の謄抄本、
証明書の
本籍地以外での交付は、確かに利便性の向上にはつながります。しかし、法務省は、今回の
戸籍法の改定で
本籍地以外の
行政機関でも
戸籍情報にアクセス可能となることから、個人情報の保護の必要性が高まるとしています。そのため、法制上の保護措置を取り、システムの設計などにおける秘密保持義務や不正提供をした場合の罰則を設けるマイナンバー法においても所要の保護措置を設けるとしています。
しかし、情報は集積されるほど利用価値が高まり、攻撃されやすくなり、情報漏えいを100%防ぐ完全なシステムの構築は不可能であることは言うまでもありません。そして、1度漏れた情報は流通、売買され、集積され、取り返しがつかない事態を招くリスクが高まることも言うまでもありません。
そして、
本案で可能となる
戸籍や除籍の電子
証明書の提供を受けるための識別符号、つまり番号の発行は、マイナンバーを利用した請求では無料とされます。
本案では、その全てで直接的にマイナンバーそのものが必要になるわけではないとされますが、マイナンバーの利用の拡大を図ろうとする岸田政権の意図が透けて見えてきます。
そして、
戸籍や除籍の電子
証明書の提供を受けるために発行される識別符号、つまり番号が実際に使えるようになるのは、来年3月からとされ、その番号の使い道は、今も確定はしていませんが、政府から例示されているのは、例えばパスポートの申請が挙げられています。しかし、それだけでは広く市民の利便性向上につながるというアピールとはなりません。すると、今後は、さらにその識別符号、番号の使い道が拡大されるであろうことは容易に想像がつきます。そして、その番号の発行がマイナンバーを利用した場合は無料となれば、個人情報の流出、漏えいのリスクが高いマイナンバーの利用拡大を図ろうとする岸田政権の意図がやはり透けて見えてくることになります。
こうしたマイナンバー制度への参加を柱にした制度設計を前提とする上位法である
戸籍法の改定と、それを受けての
本案には
賛成できるものではないことを申し上げて、反対討論を終わります。
○
議長(
矢部伸幸) 次に、6番川岸靖隆議員。
◆6番(川岸靖隆) 創政クラブの川岸靖隆でございます。
議案第22号
太田市
手数料条例の一部
改正について、
本案を可決すべきものとした
委員長報告に
賛成の立場から討論させていただきます。
本案は、
戸籍法の一部を
改正する法律の施行により、
戸籍証明書の
広域交付等の新たな
事務が追加されることに伴い、
地方公共団体の
手数料の標準に関する政令に準じた
改正を行おうとするものであります。これは、
戸籍証明書の
広域交付や電子
証明書など、市民の利便性向上につながるサービスを開始するためのものであり、また、上位法の
改正に伴い、整合性を図るためにも必要な
改正であるものと考えます。
以上の理由から、
本案を可決すべきものとした
市民文教委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、
議案第22号についての
委員長報告に対する
賛成討論とさせていただきます。
◎ 討 論 終 局
○
議長(
矢部伸幸) 以上で通告による討論は終わりました。
他に討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
矢部伸幸) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○
議長(
矢部伸幸) これより採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案可決です。
本案を
委員長報告のとおり決定することについて、
賛成、反対いずれかの
ボタンを押してください。
表決漏れはありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
矢部伸幸)
表決漏れなしと認め、確定いたします。
(賛 成 多 数)
○
議長(
矢部伸幸)
賛成多数、よって
本案は
委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 議 案 上 程
議案第10号
令和6年度
太田市
一般会計予算について
議案第11号
令和6年度
太田市
国民健康保険特別会計予算について
議案第12号
令和6年度
太田市
後期高齢者医療特別会計予算について
議案第13号
令和6年度
太田市八王子山
墓園特別会計予算について
議案第14号
令和6年度
太田市
介護保険特別会計予算について
議案第15号
令和6年度
太田市
太陽光発電事業特別会計予算について
議案第16号
令和6年度
太田市
下水道事業等会計予算について
○
議長(
矢部伸幸) 次に、
日程第7、
議案第10号から第16号までの7
議案を
一括議題といたします。
◎ 施政並びに財政方針の
説明
○
議長(
矢部伸幸) 市長から施政並びに財政方針の
説明を求めます。
清水市長。
◎市長(
清水聖義)
令和6年3月市議会
定例会の開会に当たり、
令和6年度の施政並びに財政方針について申し上げ、議員各位、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
早いもので新
太田市が誕生して20年目を迎えようとしています。この間、魅力ある元気なまちにするため、様々な施策に取り組んでまいりました。
令和6年度は、(仮称)
太田西複合拠点公共施設、スケートパーク、新田地区の自校方式による給食室が完成し、さらには
太田駅南口第三地区の再開発事業がスタートするなど、
太田市を力強く発展させていく年にしたいと思っております。一方、財源の基幹である市税においては、輸送機器関連企業を中心とした業績の好調さを反映し、市税全体では6年ぶりに400億円の大台を超え、過去最高の金額となり、ようやく
太田市らしい元気さが戻ってきたと感じております。
この貴重な財源を無駄なく有効に活用し、市民の笑顔と満足度につなげるためにも、市民ニーズを的確に捉え、柔軟な発想力とスピードを持って市政運営を行っていく所存であります。
さて、本市の
令和6年度当初予算編成の基本方針につきましては、第8次実施計画の着実な推進などを考慮するとともに、主要施策や政策課題への積極的な取組を念頭に置き、6つの基本的な考え方を基に編成を行いました。結果といたしまして、
令和6年度一般会計の当初予算規模は、対前年度比1.7%増の909億円となりました。
また、5つの特別会計並びに下水道事業等会計を合わせますと、1,400億7,552万3,000円の予算規模となっております。
次に、
令和6年度において、重点的に推進しようとする施策につきまして、第2次
太田市総合計画における基本目標の6分野について申し上げます。
第1は、教育文化の向上であります。
義務教育の推進につきましては、引き続きおおたん教育支援隊による個別指導や教育相談員を配置するほか、外国人児童生徒に対する日本語指導事業の充実を図り、きめ細かな教育の推進、児童生徒の生きる力の育成に取り組みます。また、外国語教育の充実及びタブレットと授業支援アプリの有効活用により、学力向上対策の充実を図ります。さらに、学校施設の整備につきましては、長寿命化及び防災機能強化のため、トイレの大規模改修や外壁改修を実施するほか、小学校照明設備のLED化により、教育環境の改善と安全・安心な学習環境の整備を図ってまいります。
学校給食につきましては、引き続き完全無料化を実施し、子育て支援に取り組むとともに、新田地区の給食施設建設に加え、旭小学校に親子方式による給食施設の建設を進め、安全な給食提供に向けた環境整備を図ってまいります。
青少年の育成につきましては、茨城県北茨城市でのフレンドシップ事業をはじめとする交流・体験活動を通じて、心豊かでたくましい青少年の育成を図るほか、金山の森キャンプ場の整備を行ってまいります。
スポーツの振興につきましては、オープンハウスアリーナ
太田を核としたスポーツによるにぎわいの創出に努めていくことで、地域活性化や交流の推進を図るとともに、おおたスポーツ学校では、子どもたちのスポーツに対する関心・意欲をより一層高め、誰もがスポーツを楽しめる機会の拡充を図ってまいります。
スポーツ施設の整備につきましては、新たな弓道場の建設工事を行うほか、運動公園野球場及び藪塚本町社会体育館の照明改修工事を進めるなど、スポーツ環境の充実に努めてまいります。
社会教育につきましては、各種市民教室等の開催や活動を通して学びの機会を提供し、生涯学習の推進に努めてまいります。
芸術文化の振興につきましては、図書館では、新田図書館を(仮称)
太田西複合拠点公共施設内に漫画本を特色とした図書館として移転し、西地区の拠点となるような運営に努めるほか、美術館・図書館では、特色のある企画展を開催するなど、芸術文化に触れる機会の提供に努めてまいります。また、おおた芸術学校の活動を通じて、引き続き芸術文化の向上を目指してまいります。
文化施設の整備につきましては、学習文化センター内に(仮称)平和祈念展示資料室を整備するほか、新田文化会館・総合体育館の空調設備及び外壁等改修工事を行ってまいります。
第2は、福祉健康の増進であります。
高齢者福祉につきましては、できるだけ住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、介護保険制度の円滑な運営を図るとともに、引き続き、高齢者の居場所づくりの推進やシニアeスポーツ事業を実施してまいります。
障がい者福祉につきましては、地域社会における共生の実現に向けて、サービスの提供や各種手当等の適正な支給を行うとともに、「親亡き後」を見据え、障がい者が地域で安心して暮らせるための施策を展開してまいります。
地域福祉につきましては、生活保護において、被保護者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進するほか、引き続き地域住民の支援ニーズに包括的に対応できるよう、重層的支援体制整備事業に取り組んでまいります。
児童福祉につきましては、幼児教育・保育の無償化に加え、本市独自事業として第3子以降の保育料助成、全園児を対象とする給食費助成事業を継続実施するとともに、ゼロ歳と1歳の保育園等利用児におむつを給付する事業を新たに実施し、保護者及び保育士の負担軽減を図るなど、さらなる子育て支援の充実に努めてまいります。
放課後児童対策につきましては、新たに藪塚本町小第3放課後児童クラブ室を建設し、児童数増加への対応を図るほか、引き続き、こどもプラッツを小学校で開設し、児童の安全・安心な居場所づくりに努めてまいります。
保健対策につきましては、予防接種事業を継続して実施し、感染症等の予防に努めるほか、各種がん検診の推進及び健康増進のための講座や健康相談等を通して、健康意識の向上に取り組んでまいります。また、母子保健対策では、伴走型相談支援と経済的支援を一体的に行い、妊娠期から出産・子育てまでの切れ目のない支援を推進してまいります。
救急医療につきましては、休日・夜間における初期救急医療の確保に加え、病院群輪番制による二次・三次救急医療体制の確保を図るとともに、ドクターカーの運用を医療機関と連携して取り組み、誰もが安心して健康で暮らせるまちを推進してまいります。
第3は生活環境の整備であります。
防災対策につきましては、大規模災害に備え、災害対応力の強化、市民の自主防災力の向上を図り、災害に強いまちづくりを推進してまいります。
消防行政につきましては、西部消防署尾島分署の改修事業及び第1分団第2部の車庫詰所整備事業を実施するとともに、消防団員の処遇改善や消防・救急車両運用端末の更新事業に取り組むほか、引き続き、消防水利整備や消防・救急車両の更新を計画的に進めてまいります。
居住環境対策につきましては、引き続き木造住宅の耐震改修や危険なブロック塀の除却への補助事業を実施するとともに、管理不全な空き家を解消し、地域の生活環境の向上を図るため、空家除却補助事業を実施してまいります。
防犯対策につきましては、防犯関係機関と連携し、地域防犯活動の支援や防犯啓発活動に取り組むとともに、防犯灯及び防犯カメラの適正な維持管理を行い、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。
交通安全対策につきましては、市道の区画線等の維持整備を重点的に取り組むほか、引き続き、通学路における路面標示等の設置工事を進め、通行者の安全確保を図ってまいります。
脱炭素政策及び環境対策につきましては、再生可能エネルギーの創出と利用を推進していくほか、クビアカツヤカミキリの防除対策事業を引き続き実施してまいります。また、ごみ処理及びリサイクル対策として、資源ごみの選別施設の建設を進め、ごみ分別の徹底及び資源化を推進するほか、紙の再生利用を目的としたペーパーラボを導入し、環境負荷の低減と環境教育の促進を図ってまいります。
第4は、産業経済の振興であります。
工業振興につきましては、デジタルものづくり高度産業人材育成事業を実施するほか、女性の起業家育成支援及び障がい者雇用創出事業を積極的に推進し、さらなる産業の活性化と雇用対策を図ってまいります。
商業振興につきましては、地域経済の活性化を図るため、商店リフォーム支援事業や空き店舗対策支援事業などの補助事業を実施するとともに、デジタル地域通貨(OTACO)事業により、キャッシュレス化と市内消費の拡大を進めてまいります。
農業振興につきましては、農地の集積・集約や耕作放棄地の解消を図るとともに、新たに耕作放棄地への花の植栽事業を実施してまいります。また、有害鳥獣対策として、各地区での捕獲推進に加え、新たにアライグマ等の集中捕獲を実施してまいります。
農業生産基盤整備につきましては、未整備地区の圃場及び農業用排水路等の整備を進めるとともに、多面的機能支払交付金を活用し、地区の活性化を図ってまいります。
観光振興につきましては、近隣都市との共同開催による花火大会を引き続き計画しているほか、SNSを活用した情報発信や観光案内所を観光誘客の拠点として活用し、関係人口の増加や市のブランド力の向上に取り組んでまいります。
第5は、都市基盤の整備であります。
道路等の整備につきましては、引き続き西部幹線道路等の整備を進め、渋滞の緩和・解消や防災上の基軸となる都市機能の充実を図ります。また、生活環境の改善や交通の利便性を向上させるため、引き続き道路新設改良事業や河川水路新設改良事業等を行うともに、狭あい道路整備事業を実施してまいります。
道路の維持補修事業につきましては、道路損傷通報システムの活用により、道路瑕疵による事故の発生を抑制し、道路環境を整備するほか、1級・2級路線について計画的に舗装補修工事を行うとともに、橋梁の定期点検・補修を実施し、通行車両等の安全を図ってまいります。
公共交通対策につきましては、公共交通の確保維持に努めるとともに、高齢者等の買物や通院の移動手段としてのデマンドバスを増車するなど利便性の向上に努めてまいります。
公園整備につきましては、6月にオープン予定のスケートパークによりにぎわいの創出を図るとともに、公園トイレの洋式化事業、(仮称)6号街区公園の整備工事等を実施し、公園環境の整備と市民の憩いの場の創出を図ってまいります。また、八王子山墓園整備事業として新規墓所の造成工事を実施してまいります。
土地区画整理事業につきましては、引き続き東矢島、宝泉南部及び
太田駅周辺の事業推進を図り、組合施行である尾島東部も含めて区域住民との協調を図りながら、土地の有効利用及び宅地の利用増進に努めてまいります。
まちづくりの推進につきましては、都市機能の更新を図り、中心市街地を活性化させるため、市街地再開発事業の支援を行ってまいります。
住宅政策につきましては、住宅リフォーム支援事業の予算を拡大して引き続き実施するとともに、市内公営住宅の集約促進を図るため、引き続き大島市営住宅建て替え工事及び鳥之郷市営住宅新築工事を実施するなど、安全・安心な住まいの提供を行ってまいります。
下水道事業につきましては、「
太田市下水道事業等経営戦略」に基づき、計画的な改築更新や施設の統廃合などに取り組むほか、使用料の改定や未整備地域の整備促進を図りながら、経営の健全化を図ってまいります。
第6は、健全な行政運営の推進であります。
行政運営につきましては、本市の目指すべきまちづくりの指針となる第3次
太田市総合計画の策定を行うとともに、
太田市マネジメントシステムにより、行政品質のさらなる向上に努めてまいります。また、新市誕生20周年を迎えるに当たり、本市の魅力を再発見するとともに、各種記念事業を実施して、
太田市を広く発信してまいります。
公共施設等の管理につきましては、引き続き(仮称)
太田西複合拠点公共施設の建設工事を進めていくほか、
行政センター保全改修事業、多文化共生センターおおたや南庁舎の改修事業、「花と緑の課」の
事務所移転を行うなど、施設の有効活用と最適化を図ってまいります。
市民の参画と協働につきましては、地域コミュニティの活性化と特色あるまちづくりを目的とした「1%まちづくり事業」に引き続き取り組んでまいります。
広報活動につきましては、「広報おおた」をはじめ、市ホームページやSNS、エフエム太郎、群馬テレビデータ放送などを有効に活用し、市政情報の提供に努めてまいります。
情報化の推進につきましては、おおたプログラミング学校において将来を担うIT人材育成の充実を図るとともに、デジタル技術やデータを活用したDX推進の取組を加速化してまいります。
国内交流・国際交流事業につきましては、引き続き国内外の姉妹都市・友好都市との交流事業を推進するとともに、外国籍市民との多文化共生社会の実現に向けた施策の推進に努めてまいります。
人権及び男女共同参画につきましては、各種啓発活動を実施するほか、豊かな地域社会づくりを推進するため、NPOなどの市民活動を支援してまいります。
市税の収納対策につきましては、納期内納付促進のため、納付しやすい環境を整備するとともに、滞納繰越しを縮減するため、積極的な滞納整理を進めてまいります。
ふるさと応援寄附金につきましては、市民をはじめ、広く全国の方々に本市の魅力を感じていただけるよう努め、なお一層の歳入確保に努めてまいります。
以上、
令和6年度の市政運営につきまして、所信の一端を申し述べました。
909億円という過去最大規模の
一般会計予算となりました。冒頭でも申し上げましたが、この予算を上手に有効的に使い、満足度の高い
太田市にしていくことが重要であります。
政府は、2100年には総人口が6300万人に半減し、高齢化率は40%を超え、さらには消滅する自治体も発生すると想定しています。人口減少の中でも、
太田市は生き残り、社会や地域を着実に将来世代へ引き継がなければなりません。そのためには、市民の笑顔があふれる環境づくりを行い、市民の幸福度と満足度を上げていくことに全力で取り組んでいく所存でございます。
今後とも、議員各位並びに市民の皆様方のご理解ご協力とご指導を賜りますようお願い申し上げ、施政並びに財政方針といたします。
○
議長(
矢部伸幸) 以上で、施政並びに財政方針の
説明は終わりました。
◎ 款 別 説 明
○
議長(
矢部伸幸) これより款別
説明に入ります。
最初に、
一般会計予算について、瀬古
総務部長。
◎
総務部長(瀬古茂雄)
総務部が所管いたします
議案第10号
令和6年度
太田市
一般会計予算について、
提案理由のご
説明を申し上げます。
別冊予算書の1ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市
一般会計予算の歳入歳出予算をはじめ、継続費等について定めたもので、歳入歳出予算の総額を909億円とするものでございます。
次に、8ページをご覧ください。初めに、第2表継続費では、新田文化会館・総合体育館改修事業につきまして、
令和6年度から2か年継続事業として実施するものであり、総額と年割額を定めるものでございます。
次に、第3表債務負担行為では、
太田市土地開発公社の借入金及び利子に対する債務保証の限度額を20億円と定めるほか、本庁舎設備等保全事業ほか5件につきましては、それぞれ期間と限度額を定めるものでございます。
次に、第4表地方債につきましては、本庁舎設備等保全事業から9ページの弓道場建設事業までの39事業のほか臨時財政対策債について、それぞれ限度額を定めるもので、その総額を65億4,150万円とするものでございます。
続きまして、10ページをご覧ください。歳入歳出予算を事項別明細書に基づきご
説明申し上げますが、10ページには歳入の総括を、11ページから12ページには歳出の総括をそれぞれ款別に記載いたしましたので、款全体につきましては、こちらでご確認願います。
それでは、歳入予算についてご
説明申し上げます。13ページをご覧ください。1款市税につきまして、1項1目市民税個人では、所得状況は改善傾向にあり増収を見込む一方で、国の定額減税による減収見込額10億円を勘案し、前年度比4.8%減の117億7,545万1,000円を、2目市民税法人では、輸送機器関連企業をはじめとする製造業を中心に業績が好調なことを勘案し、前年度比72%増の65億541万3,000円をそれぞれ計上いたしました。
次に、15ページの2項1目固定資産税でございますが、土地の評価替え及び用途変更等による課税標準額の変動や事業用家屋の建築推移等を勘案し、前年度比1.3%増の187億7,221万6,000円を計上いたしました。
次に、19ページの7款地方消費税交付金につきましては、経済の回復傾向を勘案し、前年度比6.9%増の60億7,400万円を計上いたしました。
次に、21ページの10款1項地方特例交付金につきましては、国の定額減税による市民税減収補填分10億円を勘案し、前年度比393.5%増の12億9,300万円を計上いたしました。
続きまして、11款地方交付税につきましては、普通交付税では
令和5年度における税収見込みなどを勘案し、前年度比30.7%減の9億7,000万円を、また、特別交付税では前年度と同額の6億円をそれぞれ見込み、合わせて15億7,000万円を計上いたしました。
次に、33ページからの15款国庫支出金につきましては、1項2目民生費国庫負担金において、高校生まで拡大される児童手当負担金の増や、37ページの2項7目土木費国庫補助金のうち、社会資本整備総合交付金(市街地再開発事業)の皆増などにより、全体で前年度比9.3%の増を見込んでおります。
次に、39ページからの16款県支出金につきましては、1項2目民生費県負担金において、障がい者自立支援給付費負担金の増や、41ページの2項2目民生費県補助金のうち、福祉医療費補助金の増などにより、前年度比5.5%の増を見込んでおります。
また、49ページの19款繰入金のうち、2項1目財政調整基金繰入金につきましては、財源調整として、前年度比7億円減の36億円を計上いたしました。
次に、57ページからの22款市債でございますが、冒頭の第4表地方債でご
説明申し上げましたとおり、前年度比5%減の総額65億4,150万円を計上いたしました。
続きまして、歳出予算についてご
説明申し上げます。
初めに、63ページからの2款総務費でございますが、65ページをご覧ください。1項1目一般管理費のうち、国際交流推進事業では、多文化共生センターおおたの改修に係る工事請負費及び維持管理費として、総額で1億3,229万2,000円を計上いたしました。
次に、77ページからの1項8目企画費のうち、79ページの(仮称)
太田西複合拠点公共施設建設事業では、工事監理業務委託料、工事請負費及び備品購入費として総額で14億3,812万9,000円を計上いたしました。
次に、89ページからの14目
行政センター等経費では、九合、休泊及び木崎の各
行政センター管理運営費において、大規模な保全改修に係る工事請負費をそれぞれ措置し、目全体の総額では3億6,524万7,000円を計上いたしました。
次に、105ページの2項2目文化施設等管理費のうち、新田文化会館管理運営費では、新田文化会館・総合体育館の空調設備及び外壁の改修費を含む工事請負費として4億460万2,000円を計上いたしました。
続きまして、121ページからの3款民生費でございますが、133ページをご覧ください。1項9目福祉医療費では、高校生世代医療費助成事業を含む福祉医療費助成金として19億9,304万2,000円を計上いたしました。
次に、135ページからの2項1目児童福祉総務費のうち、放課後児童クラブ等対策事業では藪塚本町小第3放課後児童クラブ室建設工事を含む工事請負費として6,960万5,000円を計上いたしました。
また、139ページでは、こどもプラッツ推進事業に1億3,000万円を計上するとともに、子育て世帯ベーシックサービス事業として2億7,794万9,000円を計上いたしました。
次に、141ページの2項4目保育管理費のうち、保育園委託事業では、保育士や保護者の負担軽減を図るため、保育園等おむつ給付事業委託料4,800万円を新規計上いたしました。
続きまして、157ページからの4款衛生費でございますが、159ページをご覧ください。1項2目予防接種費では、帯状疱疹、新型コロナウイルスのワクチン接種事業を含め全体で8億2,213万1,000円を計上いたしました。
次に、1項3目母子保健対策費では、妊娠時から出産、子育てまでの相談支援及び経済支援として、出産・子育て応援事業1億7,392万1,000円を計上いたしました。
次に、165ページの1項6目斎場管理費では、広域斎場整備事業に係る本市の
事務費及び建設費負担金として、合わせて2億3,012万5,000円を計上いたしました。
また、171ページからの2項2目ごみ処理費のうち、ごみ処理経費では、一般廃棄物選別施設整備事業に係る工事請負費として4億3,716万4,000円を計上いたしました。
続きまして、175ページからの5款労働費でございますが、1項2目勤労会館管理費では、浜町勤労会館のアスベスト調査費として560万5,000円を新規計上いたしました。
続きまして、177ページからの6款農林水産業費でございますが、191ページをご覧ください。2項1目林業振興費のうち、有害鳥獣対策等経費では、各地区での捕獲推進に加え、新たにアライグマ等の集中捕獲業務委託料を含む事業費として3,544万2,000円を計上いたしました。
続きまして、7款商工費でございますが、1項2目商業振興費では、デジタル地域通貨「OTACO」事業に係る取扱事業者交付金として5億2,000万円を計上いたしました。
次に、195ページの4目金融対策費では、新型コロナウイルス緊急対策資金分を含む経営安定資金融資貸付金として7億2,960万円を計上いたしました。
続きまして、199ページからの8款土木費でございますが、203ページをご覧ください。1項1目土木総務費では、空家除却補助金として6,000万円を、住宅リフォーム支援事業補助金として1億5,000万円を、市民ニーズを踏まえ、それぞれ増額計上いたしました
次に、市内各所における道路舗装の整備要望等に対応する経費といたしまして、205ページの2項2目道路維持費では3億5,517万円を、3目の道路新設改良費では4億4,600万円を、207ページの6目幹線道路整備費では3億1,101万1,000円をそれぞれ計上いたしました。
さらに、209ページの3項2目河川水路新設改良費では、内水対策費用を含む経費として2億1,500万円を計上いたしました。
次に、213ページの4項3目市街地整備費のうち、市街地再開発事業では、
太田駅南口第三地区再開発事業に係る解体除却への補助として9億9,960万円を新規計上いたしました。
次に、215ページの4項4目公園管理費では、老朽化した公園施設等の改修のほか、新たに公園トイレ洋式化改修工事、花と緑の課
事務所移転先改修工事などを含む工事請負費として1億2,681万6,000円を計上いたしました。
次に、223ページの5項2目公営住宅建設費では、公営住宅の集約促進に向け、市営住宅建設事業(大島1期)として3億5,629万3,000円を、同様に市営住宅建設事業(鳥之郷1期)として3億7,186万7,000円をそれぞれ計上いたしました。
続きまして、225ページからの9款消防費でございますが、227ページをご覧ください。1項1目常備消防費のうち、通信指令費では消防・救急車両運用端末更新事業を含む備品購入費として1億7,939万3,000円を新規計上いたしました。
次に、231ページの3目消防施設費では、災害対応特殊水槽付消防ポンプ車、高規格救急自動車等の購入費用として、公用車購入費2億566万4,000円を計上いたしました。
続きまして、235ページからの10款教育費でございますが、247ページをご覧ください。2項3目学校建設費では、小学校照明器具のLED化事業を含む工事請負費として5億1,707万2,000円を計上いたしました。
次に、285ページをご覧ください。7項2目保健体育施設費では、スポーツ施設管理運営費において、市内スポーツ施設の照明設備改修工事、弓道場建設工事などを含む工事請負費として5億7,190万円を計上いたしました。
次に、287ページからの7項4目学校給食費のうち、小学校給食経費では、新田3地区及び旭小学校における親子方式での給食施設整備費などを含む工事請負費として8億4,428万円を計上いたしました。
続きまして、291ページをご覧ください。12款公債費でございますが、1項1目元金では償還元金としまして59億1,488万7,000円を、2目利子では償還利子としまして2億8,823万3,000円をそれぞれ計上いたしました。
なお、293ページから300ページには給与費明細書を、301ページから302ページには継続費に関する調書を、303ページから308ページには債務負担行為に関する調書を、さらに309ページには地方債に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと存じます。
以上、
総務部が所管いたします1
議案について
提案理由のご
説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢部伸幸) 次に、
国民健康保険特別会計予算、
後期高齢者医療特別会計予算及び
介護保険特別会計予算について、大澤
健康医療部長。
◎
健康医療部長(大澤美和子) 健康医療部が所管いたします
議案第11号、第12号及び第14号の3
議案につきまして、
提案理由のご
説明を申し上げます。
初めに、
議案第11号
令和6年度
太田市
国民健康保険特別会計予算について、別冊予算書の310ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市
国民健康保険特別会計予算の歳入歳出予算の総額を201億1,271万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご
説明申し上げます。317ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款国民健康保険税につきましては、
令和5年度の収納実績を勘案し、見込額を計上するものであります。
3款1項1目1節普通交付金につきましては、医療費の保険者負担分を計上し、2節特別交付金につきましては、保険者努力支援分、特別調整交付金分などを計上するものであります。
5款1項1目一般会計繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金、
事務費等繰入金などの一般会計からの繰入金を計上するものであります。
319ページをご覧ください。2項1目国民健康保険基金繰入金につきましては、国民健康保険基金からの繰入金を計上するものであります。
また、7款諸収入につきましては、それぞれ歳入見込額を勘案し、計上するものであります。
323ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款総務費につきましては、
事務的経費を計上するものであります。
325ページをご覧ください。2款1項療養諸費から、327ページの2項高額療養費につきましては、医療費の保険者負担分の見込額を計上するものであります。
3項移送費から329ページの6項傷病手当金につきましては、執行見込額をそれぞれ計上するものであります。
331ページをご覧ください。3款国民健康保険事業費納付金につきましては、群馬県に納付する納付金の所要額を計上するものであります。
333ページをご覧ください。5款保健事業費につきましては、特定健康診査等の保健事業に係る経費につきまして、支出見込額を計上するものであります。
335ページをご覧ください。8款1項償還金及び還付加算金につきましては、国民健康保険税の歳出還付分及び還付加算金などを計上するものであります。
なお、341ページから342ページに、国保運営協議会の
委員報酬に係る給与費明細書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。
次に、
議案第12号
令和6年度
太田市
後期高齢者医療特別会計予算について、別冊予算書の343ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市
後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出予算の総額を34億653万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご
説明申し上げます。349ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款後期高齢者医療保険料につきましては、収納見込額を計上するものであります。
次に、2款繰入金につきましては、
事務費繰入金、保険基盤安定繰入金の一般会計からの繰入金を計上するものであります。
4款2項償還金及び還付加算金につきましては、後期高齢者医療保険料の歳出還付分に関わる群馬県後期高齢者医療広域連合からの返還見込額を計上するものであります。
353ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款1項総務管理費及び2項徴収費につきましては、
事務的経費をそれぞれ計上するものであります。
次に、2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、群馬県後期高齢者医療広域連合に納付する所要額を計上するものであります。
355ページをご覧ください。3款1項償還金及び還付加算金につきましては、後期高齢者医療保険料の歳出還付分の見込額を計上するものであります。
次に、
議案第14号
令和6年度
太田市
介護保険特別会計予算について、別冊予算書の371ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市
介護保険特別会計予算の歳入歳出予算の総額を178億9,509万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご
説明申し上げます。379ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款介護保険料につきましては、第1号被保険者の保険料収納見込額を計上するものであります。
381ページをご覧ください。4款支払基金交付金につきましては、支払基金から第2号被保険者負担分の交付見込額を計上するものであります。
同ページから383ページの6款1項一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金を、2項基金繰入金につきましては介護保険基金からの繰入金を、それぞれ計上するものであります。
387ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款総務費につきましては、事業運営、賦課徴収及び要介護認定に伴う諸費用を計上するものであります。
391ページをご覧ください。2款1項介護サービス等諸費から395ページの7項特定入所者介護サービス等費につきましては、介護給付の支出見込額をそれぞれ計上するものであります。また、同ページの4款1項介護予防・生活支援サービス事業費及び397ページの2項一般介護予防事業費につきましては、総合事業に係る事業費の支出見込額を計上するものであります。
399ページをご覧ください。4款3項包括的支援事業・任意事業費につきましては、任意事業等に係る支出見込額を計上するものであります。
401ページをご覧ください。7款1項1目償還金につきましては、
令和5年度介護給付費の確定に係る国庫支出金等の精算返納金を計上するものであります。
403ページをご覧ください。7款3項繰出金につきましては、重層的支援体制整備事業費における介護保険料負担分等を一般会計に繰り出すための支出見込額を計上するものであります。
なお、405ページから413ページには、給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。
以上、健康医療部が所管いたします3
議案について
提案理由のご
説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢部伸幸) 次に、八王子山
墓園特別会計予算について、阿部
行政事業部長。
◎
行政事業部長(阿部政夫)
行政事業部が所管いたします
議案第13号
令和6年度
太田市八王子山
墓園特別会計予算について、
提案理由のご
説明を申し上げます。
別冊予算書の357ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市八王子山
墓園特別会計予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億481万円とするものであります。
次に、360ページをご覧ください。第2表地方債では、八王子山公園墓地整備事業について4億5,520万円の限度額を定めるものでございます。
それでは、事項別明細書によりご
説明申し上げます。364ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目墓地使用料につきましては、八王子山公園墓地の再分譲として13基分の使用料を715万円、また、納骨堂の使用料として850万円の合計1,565万円を計上いたしました。
1款2項1目墓地管理料につきましては、墓地使用許可実績と
令和6年度の使用許可見込数を勘案し2,082万5,000円を計上いたしました。
5款1項1目墓園債につきましては、八王子山墓園隣接地への墓園エリア拡張に伴う市債として4億5,520万円を計上いたしました。
次に、歳出でありますが、366ページをご覧ください。1款1項1目墓園管理費として3,242万円を計上いたしました。
2款1項1目墓園建設費につきましては、墓園エリアの拡張に伴う造成工事費として4億5,520万円を計上いたしました。
3款1項公債費につきましては、1目元金は償還元金として1,541万2,000円を計上いたしました。
続いて、368ページをご覧ください。3款1項公債費の2目利子につきましては、償還利子及び一時借入金利子として77万7,000円を計上いたしました。
5款1項1目予備費につきましては100万円を計上いたしました。
続いて、370ページに地方債に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。
以上、
行政事業部が所管いたします1
議案について
提案理由のご
説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢部伸幸) 次に、
太陽光発電事業特別会計予算について、井上
産業環境部長。
◎
産業環境部長(井上恵美子) 産業環境部が所管いたします
議案第15号
令和6年度
太田市
太陽光発電事業特別会計予算について、
提案理由のご
説明を申し上げます。
別冊予算書の414ページをご覧ください。本ページにおきましては、
令和6年度
太田市
太陽光発電事業特別会計予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,726万7,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご
説明申し上げます。420ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目売電収入につきましては、各発電所の売電収入の合計で2億4,726万2,000円を計上いたしました。
次に、422ページをご覧ください。歳出でありますが、1款1項1目一般管理費につきましては1,930万6,000円を計上いたしました。
1款2項1目施設管理費につきましては、各発電所の経費の合計で2億128万8,000円を計上いたしました。
続きまして、424ページをご覧ください。2款1項1目利子につきましては、一時借入金利子として10万円を計上いたしました。
3款1項1目繰出金につきましては、一般会計繰出金として2,500万円、4款1項1目予備費につきましては157万3,000円を計上いたしました。
なお、426ページから427ページには給与費明細書を、また、428ページには債務負担行為に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと存じます。
以上、産業環境部が所管いたします1
議案につきまして、
提案理由のご
説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢部伸幸) 次に、
下水道事業等会計予算について、田村
都市政策部長。
◎
都市政策部長(田村敏哉)
都市政策部が所管いたします
議案第16号
令和6年度
太田市
下水道事業等会計予算について、
提案理由のご
説明を申し上げます。
別冊予算書の429ページをご覧ください。第2条は、
令和6年度における業務の予定量を設定するものでございます。
次に、430ページをご覧ください。第3条は、営業活動に伴い発生する収益と、これに対応する費用を計上するものでございます。収入につきましては、各事業とも、営業収益が使用料、営業外収益が長期前受金戻入、一般会計からの負担金及び補助金が主なものとなってございまして、使用料につきましては、
令和6年6月の検針分からの使用料改定に伴う増額分を計上しております。支出につきましては、各事業とも、営業費用は維持管理費等で、営業外費用は企業債等の支払利息でございます。
次に、431ページをご覧ください。第4条は、各事業における建設改良費と企業債償還金、これに要する企業債、国県補助金、受益者負担金等を計上するものでございます。また、収入の不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等により充当をするものでございます。
次に、432ページをご覧ください。第5条から第10条は、業務を遂行する上で必要な各経費について定めたものでございます。
なお、433ページ以降に実施計画等の資料を添付してありますので、後ほどご覧いただきたいと思います。
以上、
都市政策部が所管いたします1
議案について
提案理由のご
説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢部伸幸) 以上で
一般会計予算、各特別会計予算及び事業会計予算の
説明は終わりました。
◎ 散 会
○
議長(
矢部伸幸) 以上をもちまして本日の
日程は終了いたしました。
明日は午前9時30分から
会議を開きますので、ご出席願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時54分散会...