• "小規模保育事業"(/)
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  1. 太田市議会 2023-06-30
    令和 5年 6月定例会−06月30日-05号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年 6月定例会−06月30日-05号令和 5年 6月定例会             令和5年6月太田市議会定例会会議録(第5日) 令和5年6月30日(金曜日)  〇出席議員 30名         1番  若 林 卓 実          2番  岩 瀬   僚         3番  谷之木 勇 作          4番  山 水 めぐみ         5番  青 木 雅 浩          6番  川 岸 靖 隆         7番  高 野 博 善          8番  仁 藤 すぐる         9番  清 水 梨 花         10番  前 田 純 也        11番  神 谷 大 輔         12番  八 長 孝 之        13番  木 村 浩 明         14番  松 川   翼        15番  長   正 祐         16番  松 浦 武 志        17番  高 木 きよし         18番  水 野 正 己        19番  尾 内 謙 一         20番  高 橋 え み        21番  星 野 一 広         22番  渡 辺 謙一郎        23番  大 川 敬 道         24番  山 田 隆 史        25番  町 田 正 行         26番  白 石 さと子        27番  高 田   靖         28番  矢 部 伸 幸
           29番  久保田   俊         30番  大 川 陽 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      木 村 正 一    教育長      恩 田 由 之     企画部長     高 橋   亮    総務部長     瀬 古 茂 雄     市民生活部長   大 谷   健    文化スポーツ部長 松 本 和 明     福祉こども部長  冨 岡 和 正    健康医療部長   大 澤 美和子     産業環境部長   井 上 恵美子    農政部長     金 澤   誠     都市政策部長   田 村 敏 哉    行政事業部長   阿 部 政 夫     会計管理者    青 木 繁 幸    消防長      竹 内 富 雄     教育部長     小 内   正    企画部副部長   清 水 純 一     総務部副部長   前 原   郁    企画部参事企画政策課長)        総務課長     齋 藤 尚 仁             矢 羽 賢 一    財政課長     大 橋 隆 雄  〇事務局職員出席者    事務局長     関 根   進     副局長(議会総務課長)                                  茂 木 浩 之    総務係長     佐 野 治 久     議会総務課長補佐議事係長)                                  青 木 真 彦    係長代理     石 塚 克 也     主任       高 橋 洋 平           議 事 日 程(第5号)                              令和5年6月30日午前9時30分開議                              太田市議会議長    矢 部 伸 幸 第 1  議案第86号 太田市職員の特殊勤務手当に関する条例─────────────────┐             の一部改正について                 (総企委審査報告)│      議案第87号 太田市市税条例の一部改正について───────────────────┘ 第 2  議案第88号 太田市東毛林間学校基金条例の廃止につ             いて────────────────────────(市文委審査報告) 第 3  議案第89号 太田市家庭的保育事業等の設備及び運営─────────────────┐             に関する基準を定める条例の一部改正に                 │             ついて                                │      議案第90号 太田市特定教育保育施設及び特定地域                 │             型保育事業の運営に関する基準を定める        (健福委審査報告)│             条例の一部改正について                        │      議案第91号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一                 │             部改正について                            │      議案第92号 和解について─────────────────────────────┘ 第 4  議案第85号 令和5年度太田市一般会計補正予算(第             3号)について 第 5  請願第 2号 「消費税インボイス制度実施の当面の延             期を求める意見書」を政府に送付するこ             とを求めることについて───────────────(総企委審査報告) 第 6  議会議案第4号 市長において専決処分することができる事項の指定についての一部改正につ              いて 第 7  特別委員会継続調査の件 第 8  特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(矢部伸幸) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(矢部伸幸) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(関根進) ご報告申し上げます。  最初に、監査委員からの報告でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、産業環境部及び教育部の定期監査報告、並びに5月分の例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、一般会計補正予算について、1件の報告が、損害賠償の額の決定及び和解について、1件の報告が、条例の一部改正について、1件の報告がございました。  以上のことにつきましては、写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。      ◎ 発 言 の 訂 正 ○議長(矢部伸幸) 日程に入る前に、去る6月15日の松川翼議員一般質問に対する答弁の中で、お手元に配付しました発言訂正申出書のとおり、「各庁舎へお問い合わせいただきたい」を「事業者の方から各庁舎へお問い合わせいただきたい」に訂正したい旨の申出が瀬古総務部長よりありましたので、これを許可いたします。  続いて、6月16日の白石さと子議員一般質問に対する答弁の中で、お手元に配付しました発言訂正申出書のとおり、「義務教育学校に1名」を「義務教育学校に2名」に訂正したい旨の申出が小内教育部長よりありましたので、これを許可いたします。  次に、6月21日の水野正己議員の議案質疑の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「1万1,700」を「11万7,000」に訂正したい旨の申出が水野正己議員よりありましたので、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       令和5年6月26日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                                総務企画委員長  木 村 浩 明                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件番号 │       件            名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第86号 │太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第87号 │太田市市税条例の一部改正について            │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(矢部伸幸) 日程第1、議案第86号及び第87号の2議案を一括議題といたします。  2議案は総務企画委員会に付託いたしたものであります。
     審査報告書の朗読を省略し、直ちに木村浩明委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長木村浩明) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。  去る6月21日に本委員会に付託されました議案第86号及び議案第87号の2議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、6月26日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、6月19日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第86号 太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症感染症法上の位置づけが5類感染症へ変更されたことに伴い、国及び県に準じて、日額3,000円または4,000円の防疫作業手当の特例を削除するものであります。  委員からは、本条例改正後、救急搬送による新型コロナウイルス感染症の疑いのある者等への措置に係る作業を行った場合、従来から規定されている日額500円の防疫作業手当の支給に該当するかを問う質疑があり、このことについては、従来からある手当は、家畜伝染病の防疫等に係る従事した者を想定しており、特例による手当とは異なるため、該当しないとのことでありました。  また、再度、新型コロナウイルス感染症が流行した際の防疫作業手当の支給の考えについて質疑があり、このことについては、全国的に緊急措置が図られることが見込まれるため、国及び県の動向を引き続き注視していきたいとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第87号 太田市市税条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、「地方税法等の一部を改正する法律」が本年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  主な改正内容につきましては、個人市民税では、令和6年度から課税が開始される森林環境税に関する改正等を行うものであります。また、軽自動車税では、新たに定義された特定小型原動機付自転車に係る規定の整備及び燃費・排ガス不正行為に係る税制上の再発抑止策の改正を行うものであります。さらに、固定資産税では、長寿命化に資する大規模修繕工事を行ったマンションに係る税額について、「わがまち特例」により特例割合を定めるものであります。  委員からは、特定小型原動機付自転車、いわゆる電動キックボードの購入に係る納税義務の発生時期についての質疑があり、このことについては、軽自動車税は賦課期日である4月1日現在の所有者に課税されるため、現在、購入した場合は、令和6年度から課税となるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(矢部伸幸) 議事の都合により、議案第86号及び議案第87号の2議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第86号及び第87号に対する反対の理由を申し上げて、討論を行います。  まず議案第86号ですが、これは委員長の報告にもありましたが、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴って、国や県の防疫作業手当に関する特例が廃止されたことを受けて、新型コロナウイルス感染症に対応する市の職員の特殊勤務手当を廃止しようとするものです。新型コロナウイルス感染症における市職員の特殊勤務手当は、緊急措置の作業、つまり防疫作業で日額3,000円、その緊急防疫作業で患者または感染の疑いのある人に接触する作業、あるいは、患者または患者の疑いのある人に長時間接して行う作業などで日額4,000円とされてきました。  本案はこの手当を支給するものでありますが、新型コロナウイルスが5類感染症に移行しても、新型コロナウイルスの危険性が低下したわけでも、なくなったわけでもありません。職員やその家族の不安が低下したわけでも、解消したわけでもありません。そして、防疫作業が不要になったわけでもありません。救急隊の装備は今も変わりません。防疫作業が今も必要であるならば、防疫作業に当たる職員には、特殊勤務手当、もしくは、その手当に代わる手当を支給すべきであることを指摘するものです。  続いて、議案第87号ですが、これは税法改定によって2023年度で復興特別税が廃止されることに替わって、来年度から森林環境税が課税されることを受けて、太田市においてその徴収を行うためのものとされます。  森林環境税が徴収される市民の人数は11万7,000人で、徴収総額の見込みは1億1,700万円とされます。今年度から復興特別税が廃止されるとはいえ、替わって森林環境税が課税されるわけですが、自然災害対策や水源の確保、温暖化対策のための財源確保は言うまでもなく重要ですが、しかし、その財源を一律大衆課税に求めるのは大きな問題があります。何より、もうけのためにCO2を排出し、国民、市民の財産でもあり、税金で守ってきた社会資本、社会的資源である水源を、自社の敷地内だからといって、ただで地下水をくみ上げて大もうけを上げる大企業にこそ応分の負担を求めるべきなのは言うまでもありません。しかも、緑の県民税が5年間延長された上での森林環境税の徴収となります。森林環境譲与税の太田市への交付が既に始まっているとはいえ、その税源の確保は別の問題であり、市民に一律大衆課税によって負担を求めるのは本末転倒であることを強調するものです。  以上、議案第86号及び第87号に対する反対の理由を指摘して、討論を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 次に、7番高野博善議員。 ◆7番(高野博善) 創政クラブ高野博善でございます。  総務企画委員会に付託されました議案第86号 太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第87号 太田市市税条例の一部改正について、おのおのの議案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  初めに、議案第86号についてですが、新型コロナウイルス感染症感染症法上の位置づけ季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」へ変更されたことに伴い、国の人事院規則及び県の人事委員会規則に定められた、防疫等作業手当に関する特例が廃止されたことから、本市においても、当該改正内容に準じ、関係条例の改正を行うものであります。  現在においても、消防職員における新型コロナウイルス感染症への防疫作業は引き続き行われているところですが、感染症法上、その対応作業が著しく危険、不快、不健康な業務とは位置づけられなくなったことから、特例による防疫作業手当の廃止を行うことは適当であると考えられます。  また、職員の給与については、地方公務員法に定める給与決定の諸原則である「情勢適応の原則」や「均衡の原則」に従い決定されるべきであるという考え方に基づいて、国に準拠し、諸手当の見直しの場合も同様の取扱いとすることが合理的であると考えられます。  次に、議案第87号についてですが、上位法である「地方税法等の一部を改正する法律」が令和5年3月31日に公布されたことに伴い、条例の一部改正が必要になったため、関係条文について所要の改正を行おうとするものであります。  森林環境税は、温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に必要な財源を安定的に確保する観点から、国民一人一人がひとしく負担を分かち合い森林を支える仕組みとして創設されたものであります。また、森林整備は喫緊の課題であることから、必要な改正であると考えます。  以上の理由から、おのおのの議案を可決すべきものとした総務企画委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第86号、第87号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  採決は電子採決システムにより議案ごとに行います。  最初に、議案第86号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 多 数) ○議長(矢部伸幸) 賛成多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第87号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 多 数) ○議長(矢部伸幸) 賛成多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       令和5年6月26日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                                市民文教委員長  八 長 孝 之                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件番号 │       件            名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第88号 │太田市東毛林間学校基金条例の廃止について        │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第2、議案第88号を議題といたします。  本案は市民文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに八長孝之委員長から報告を求めます。 ◎市民文教委員長(八長孝之) ご指名によりまして、市民文教委員長報告を申し上げます。  去る6月21日に本委員会に付託されました議案第88号 太田市東毛林間学校基金条例の廃止について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は6月26日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、6月19日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  本案は、太田市東毛林間学校解体工事に伴い、基金の役割を終えることから、本条例の廃止を行うものであります。  委員からは、本施設が解体に至った経緯及び維持管理解体工事東毛広域市町村圏振興整備組合から太田市に移管された経緯について質疑があり、このことについては、昭和47年に供用開始した本施設の老朽化が著しいことや本施設の北側斜面が土砂災害警戒区域になったことが主な要因である。平成26年度末に組合が解散する際に、構成する2市5町で協議した結果、太田市に移管されることになったとのことでありました。  また、解体工事費に対する2市5町の負担割合について質疑があり、このことについては、解体工事費6,825万5,000円に対し、基金残高3,764万837円を充当した後の金額である3,061万4,163円について、太田市が7割を負担し、残りの3割を1市5町で生徒の施設利用者数を基にした案分率により負担するとのことでありました。  さらに、解体後の土地の返却に関すること、土砂災害の対応に関すること、現在の林間学校の実施状況のことなどについての質疑、確認がなされました。
     挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案第88号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       令和5年6月27日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                                健康福祉委員長  松 浦 武 志                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件番号 │       件            名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第89号 │太田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める│ 原案可決 │       │条例の一部改正について                 │      │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第90号 │太田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関│ 原案可決 │       │する基準を定める条例の一部改正について         │      │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第91号 │太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について   │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第92号 │和解について                      │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第3、議案第89号から第92号までの4議案を一括議題といたします。  4議案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに松浦武志委員長から報告を求めます。 ◎健康福祉委員長(松浦武志) ご指名によりまして、健康福祉委員長報告を申し上げます。  去る6月21日に本委員会に付託されました議案第89号から議案第92号までの4議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は6月27日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、6月19日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第89号 太田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、厚生労働省令で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  改正内容につきましては、利用乳幼児に対する安全計画の策定及び自動車を運行する場合の所在確認の規定を新設するとともに、懲戒権に関する規定を削除するものであります。  委員からは、見落とし防止装置の設置に係る補助の有無についての質疑があり、このことについては、国による見落とし防止のための安全装置設置に係る補助制度があり、その補助金を使って安全装置の設置が可能であることから、事業者の負担は生じないとのことでありました。  また、新たに追加される利用乳幼児に対する安全計画の内容についての質疑があり、このことについては、自動車の運転時のみならず施設の管理全般に係る安全計画であり、職員に対しても定期的に研修等を義務づけるとのことでありました。  さらに、懲戒権が削除されることによる保育現場への影響についての質疑があり、このことについては、民法において監護及び教育の権利義務が存在することから、保育現場への悪影響は特に生じないとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号 太田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  改正内容につきましては、懲戒権に関する規定を削除するものであります。  委員からは、本条例に該当する施設の状況について質疑があり、このことについては、認定こども園、幼稚園、認定保育所のほか、特定地域型保育事業として小規模保育事業施設があるとのことでありました。  また、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業に係る設備及び運営の認可基準について質疑があり、このことについては、特定教育保育施設についての認可基準は県、特定地域型保育事業についての認可基準は市町村で作成するとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第91号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、群馬県福祉医療制度の見直しに伴い、本市の高校生世代医療費助成事業の婚姻要件を廃止するなど、所要の改正を行うものであります。  委員からは、本改正による本市の財政負担への影響についての質疑があり、このことについては、婚姻要件の廃止に伴う対象者の拡大により1か月当たり1人分ほどの負担増となるが、今年度については12月以降4か月分の医療費について、県が2分の1を負担することになるため、2,500万円程度の負担減を見込んでいるとのことでありました。  また、本市の高校生世代医療費助成事業開始時に婚姻要件が付されていたことの経緯についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第92号 和解について、ご報告を申し上げます。  本案は、令和3年2月から令和4年3月までの新型コロナウイルスワクチン接種に関するコールセンター業務委託に関して、業者が過大請求したことによって発生した市の損害の賠償を求め、和解により解決を図るものであります。  和解の内容につきましては、業者が市に対して合計5,754万7,597円を支払うものであります。  委員からは、過大請求が判明した経緯と損害賠償額の内容についての質疑があり、このことについては、令和4年10月に職員がコールセンターを訪問した際に人員の水増しが発覚したことから調査を開始し、過大請求がされていた令和4年4月から9月末までの期間については、令和4年11月に既に返還を受けている。本案における損害賠償の額は、その後の調査において明らかになった過去の過大請求の額及び遅延損害金のほか、別途追加して委託した2つの事業の業務委託料を市が受けた損害額として計上しているとのことでありました。  また、県内において同様の過大請求を受けた自治体の対応状況についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました4議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) 議事の都合により、議案第89号から第92号までの4議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
         ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  最初に、議案第89号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第90号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第91号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第92号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 持ち越し議案に対する質疑  議案第85号 令和5年度太田市一般会計補正予算(第3号)について ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第4、議案第85号を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) それでは、議案第85号、6月補正予算について、全て市長に伺います。  まずは第三セクター地場産品開発販売支援事業助成金6,200万円余りですが、21日の私の議案質疑では、企画部長は次のように答弁されました。ふるさと納税の返礼品として最も件数の多かった、つまり、一番人気の高かったということですが、その大手メーカーというとサッポロビールなのでしょうが、そのサッポロビールのビールが去年の9月から返礼品として取扱いが中止されて、それを受けて、ふるさと納税額に多大な影響が出たために、市内でビールを製造しているのが夢麦酒太田だけであるということから、返礼品を強化して、税収の流出を強化して市民サービスを維持するために、夢麦酒太田に地ビールの製造能力向上と缶ビール化するための機械や設備や消耗品や人件費や建物改修にまでも支援する、つまり、税金で補助金を出すということとされました。その対象が夢麦酒太田だけなのは、市内でビールを作っているのがその夢麦酒太田だけだからという答弁でした。ただ、これはどう考えても、税金の使い方としての公平性とか妥当性、合理的根拠が問われることになるとまず申し上げたいと思います。  そもそも、ふるさと納税の返礼品は、総務省が地場産品としています。その地場産品であるとする基準はそのまちで生産されたもの、つまり、そのまちで生産されたか、あるいは、そのまちで原材料の主要な部分、これは総務省の見解では半分以上ということだそうですが、原材料の主要な、つまり半分以上が生産されたもの、あるいはそのまちで製造や加工やその他の工程のうち主要な部分、これも半分以上ということだそうですが、製造、加工、その他の工程のうち半分以上を行うことで相応の付加価値が生じているものなどとされています。要するに、そうした条件を満たして生産されたもの、出来上がったものが返礼品として認められるということです。  ただ、申し上げておきますが、私は、夢麦酒太田が作った地ビールを返礼品とすることにも、夢麦酒太田が返礼品を開発することにも何ら異論はありません。しかし、返礼品を開発して、作って、売る、つまり、夢麦酒太田が開発した地ビールを太田市に返礼品として売るための機械、設備、消耗品、人件費、建物の改修にまでもそれらの費用を税金で補助することには、先ほど申し上げたように、大きな問題があると繰り返すものです。  大前提ですが、そもそも自治体間で、寄附金、そして税金を奪い合う競争をあおって、自治体の税源を奪いかねないと言えば遠慮した言い方ですが、実際に奪っている、そういうふるさと納税という制度には、当初から一貫して日本共産党は反対してきました。それを踏まえた上で申し上げますが、総務省の基準では、繰り返しますが、返礼品は生産されたものとされています。しかし、今回の夢麦酒太田への補助金6,300万円近いですが、これは太田市が税金で夢麦酒太田を優遇して、返礼品をこれから作って、そして、太田市が税金を使って、夢麦酒太田が作った返礼品の地ビールを太田市がさらに税金で買い上げる、こういうことになるわけですね。そして、返礼品の開発という目的で、税金によって支えられて作られた夢麦酒太田の地ビールは、返礼品以外にも当然売られることになるわけですね。返礼品の開発、生産支援というのであれば、夢麦酒太田以外の市内の全中小業者、全農家を対象にすべきなのは言うまでもありません。そして、全業者、全農家を対象にした支援と、それを行うという場合は、返礼品という狭い目的ではなくて、地域経済の再生、活性化、物価高騰対策として支援することこそが、税金の使い方として公平性のあるものとなります。市長はそうお考えにならないのかをまず一つ伺います。  続いて、物価高騰対策とされていて、国の交付金1億円近くを使ったOTACOの1割プレミアムですが、まずデジタル弱者、スマホ、アプリが使えない、主に高齢者などを対象として、OTACOカードも使えることになっているのですが、そもそも、歩いて行ける店舗でOTACOのカードが使えないという高齢者は、今も私の近所にも少なくありません。21日の部長答弁で、去年の当初よりも2倍以上、400店舗余りOTACOカードの取扱い店舗が増えているということでしたけれども、それでもまだ400店舗をやっと超えた程度。近所ではいまだに、買ってはみたけれども、あるいは何かの記念や対価としてOTACOのカードを受け取ったけれども、近くの店に行ったらどこでも使えなかった、どこで使えるのかと度々聞かれて、そのたびに太田市ホームページから、ここなら使えます、あそこなら使えますということを説明するのは、議員の仕事でもありますけれども、そもそも、カードの取扱い店舗を増やす責任が太田市に求められているわけです。  市長も、そうした取扱い店舗を増やすために力を入れているのでしょうけれども、力を入れていても、清水聖義太田市長の力をもってして、400店舗を超えたばかりということではないはずですので、トップセールスという言葉がふさわしいかどうかは疑問ですけれども、市長も汗をかくべきではないかということを申し上げたいと思います。  それから、物価高騰ですが、収束しないどころか、6月から電気代がまた上がって、私も6月の初めに2万円でOTACOをチャージして、2万2,000円チャージしましたが、食料品、日用品などで使っているうちに今7,000円ほどにまでなっているということがあるのですが、そういう下で、燃料代や水光熱費、原材料費などの高騰に苦しみ続ける業者への直接補填があって当然だと言えるわけです。それは農家にも同じことが言えます。農家の場合は、燃料代、水光熱費に加えて、餌代、肥料代、種、苗代などの高騰も加わっています。そうした物価高騰対策が今回の補正予算に計上されなかったのは、21日の部長答弁では、これから9月定例会に向けて考えているという答弁だったわけですが、しかし、物価高騰に拍車がかかっているのは、当初予算を編成した段階から見てとれたわけですから、なぜ今回の6月補正に計上されなかったのか、市長としてどうお考えなのかを伺います。  また、農家で言えば、ハウス農家への燃料高騰補助はありますけれども、燃料高騰に苦しんでいるのは、ハウス農家だけではありません。とりわけ、畜産農家、酪農家は、ハウス農家に匹敵するどころか、ハウス農家を超えるほどの燃料代の高騰、水道料金の負担増で追い詰められているわけです。そういうことも考えると、21日の部長答弁は、今現在、国や県が行っている物価高騰対策には、太田市として手を出そうとされているとは読み取れませんでした。しかも、これから市が行おうとしている物価高騰対策も、あくまで国の交付金を使う範囲に限ってのものというふうにしか読み取れませんでした。  国の交付金は、今年度分、重点支援分は5月専決でありましたが、5月専決は非課税世帯に3万円ですが、それを除いて市が使える交付金は4億円ほどですが、そのうちOTACOで既に1億円使っているわけで、残りの3億円の交付金を使うだけでは、これはやはり太田市として十分な物価高騰対策が業者や農家に行えるとは思えません。一般財源、そして、財政調整基金も使っての継続的な物価高騰対策が求められているわけで、この点で市長のお考えを伺います。  それから、今、継続的な物価高騰対策と申し上げましたが、一つの手法として、リフォーム補助の対象工事ではなくて、リフォーム補助の対象業種を拡大して、まち工場や農業施設や運送業者の事務所などのリフォームや改築も補助の対象として、既存の補助と併せて補助金が受けられる制度が求められるのではないかということもご提案を申し上げて、お考えを伺います。  同時に、スケートパーク建設、1億7,000万円ほどということが21日の部長答弁で明らかにされました。このスケートパークの建設、これから1億7,000万円余りかける中には、外構工事は、部長答弁からはありませんでしたので、ここに外構工事が加わっていく。外構というと、恐らく駐車場も入るのでしょうね。駐車場は恐らく(仮称)太田西複合拠点公共施設と一体の駐車場、外構も一体の外構となるのでしょうが、凝った駐車場を造りたいという答弁も市長から既にあったように、ここにスケートパーク、1億7,000万円余りのほかに外構工事に幾らかかるのかということも懸念されるわけですが、一方で、物価高騰対策は、国の責任ではありますが、しかし、市が国任せ、県任せにして済まされるわけでもありません。だからこそ、市もこの間、時限的であったり、単年度限りであったりしながらも独自の物価高騰対策を行ってきたわけですから、限られた予算や財源を使って対策を実施して強めていくためには、おのずから歳出を絞ることも求められます。  スケートパークの建設は、凍結するか、あるいは暫定的に縮小するかということが必要になるということを申し上げて、お考えを伺います。  それから、スポーツ振興事業委託料600万円余りですが、これも21日の部長答弁では、プロスポーツチーム、民間企業との連携、要するに群馬クレインサンダーズのことを指しているのでしょうが、群馬クレインサンダーズとの連携で、首都圏のイベントでのブースの出店だとか、ふるさと納税の機会の増加とか、新体育館の活用につなげたい、このような答弁がありました。スポーツを通じたまちづくりは否定するものではありませんが、群馬クレインサンダーズだけとの連携とも受け取れるような、群馬クレインサンダーズの宣伝のためのようなスポーツ振興事業委託料で、一体、いかほど市民の利益に貢献するのかという問題もありますし、産業全体を支えるための振興対策といえば物価高騰対策、市民生活全体への支援こそ優先すべきだと言えます。このような補正予算には私は賛成できないのですが、このスポーツ振興事業でどれほどの効果が得られるとお考えなのかを伺って、1回目の質問を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 相対的に高度成長、人口増、こういった時代と、今は企業が非常にいいようですけれども、今みたいに人口減に入ってしまった、こういう経済環境というのが大きくこういったいろいろなところで、共産党と考え方が違うのですよ。人口減が始まった段階では、そのまま放っておくとまちが駄目になってしまうわけです。だから、幾らか何が気に入らないということもあるかも分からないですけれども、やはり人口を増やせる、あるいは関係人口で引き寄せる、やはりこういった事業をやっていかないとまちは滅びるのです。  太田市の周辺のまちを見てもそうですけれども、特徴がなくてというのは、そういうのは言えませんか。水野議員の場合には、大体、何かを上げるのは反対、出すのはどんどん払えと、これしかない。そんなの絶対に財政が詰まってしまいますよ。詰まった中には、今の人口増対策をやろうと思っても、絶対できないのですよ。最初のビールは、できたときに、あの周辺は歓楽街がありました。歓楽街を幾らかでも阻止して、もっと雰囲気を出したいということが実はあの地ビールのレストランができた理由なのですけれども、それが1つ。しかも、あのレストランももう30年近くになっている、やはり改修も必要であるということが1つ。  それからもう一つは、先ほど出たふるさと納税です。これで瓶はあまり向かない、缶に切り替えなければ駄目だと。サッポロを今まで使っていたわけですけれども、サッポロは駄目だということを総務省に判断されて、やむなくやらざるを得ないというようなことで、私はふるさと納税はそんなに賛成していませんけれども、あるのはしようがないですから、ただ、財政的にマイナスがどんどん増えていってしまえば、太田市の財政は本当に参ってしまうわけですね。ですから、どこかでとどめなければいけない。これは缶ビールを作るしかないと。サッポロに替わって缶ビールで対抗していこうと。それで、太田市の地ビールをさらに全国に売り出していこうではないかというのがこの趣旨であります。要は、どうしても縮こまってしまった、それは縮まったっていいのですよ。だけれども、そういうまちにはしたくないのです。それは共産党と大きく違うのですよ。水野議員の言い方で全部やっていくと太田市は沈没してしまう。そうなのですよ。だから、やはり太田はもっと大きく開いて、それであらゆる面で全国にPRしていけるようなまちにしなければいけない。  一番最後のテーマで、600万円云々がありますけれども、これも東京から女性を幾らかでも引っ張っていきたい、群馬クレインサンダーズを利用して引っ張っていきたい、そういう事業に参加しようということなのです。  それから、幾つかありましたけれども、農家に対してですけれども、農家も考えていまして、今回には間に合わなかったのです。これは例えば乳牛1頭についてどうするとか、まとめてやるのがいいのか、そういった牛1頭についてお金を出していくのがいいのか、今、そういうことの協議が煮詰まっていなかったということなのです。ですから、議員が言っていることは既にうちはやっていまして、9月には出しますので、これは段ボールの話も当然あるのですけれども、全体を1回出すように今考えています。ですから、言われるまでもなく考えている、9月には出したいということです。  それから、スケートパークですけれども、こういったことをやらないでもっとみんなにお金をまけということなのですけれども、これはあれと同じですよ。軍事費をやめて、福祉に回せという共産党の論理がありますよね。これと同じなのですよ。だから、これはこれなのですよ。スケートパークはスケートパークで、伊勢崎からも、あるいは熊谷からも、桐生からも、足利からもいろいろなところから若者たちを太田へ呼び寄せる、そういった趣味のある人たちを太田へ呼んで太田のよさをPRしていくという材料なのです。だから、これをみんな配ってしまって、お金を配ってしまってそれで終わりにしたら、そういったことは目的が達成できないのです。ですから、スケートパークはぜひ造っていきたい、反対しても造りたいというふうに思っていますので、これはお金をまけばいいというわけではないですね。ぜひこういったことで若者たちを寄せていきたいということを考えているところです。  OTACOは、担当がすごく一生懸命頑張っています。私はスマホもあまり使ったことがないのですけれども、しようがない、使ってみようと思って、カードからスマホに移したのです。だから、スマホを持っている人は、カードからすぐにスマホに移れますから、こういったことをやる。私ができるのですから、誰でもすぐできますよ。だから、そういうことを主導してやるのと、あとは議員がそのお店に行ったら、カードで入れるように、スマホで入れるようにぜひPRしてくださいよ。行くたびにPRしていけば多分入ってくれるようになると思うのですね。ですから、ぜひ議員からも勧めていただければ大変ありがたいと思います。 ○議長(矢部伸幸) 水野正己議員。 ◆18番(水野正己) まず、共産党は、水野は、上げるのは反対、出すのはどんどん出せという考え方で、これでは財政が詰まってしまうと市長は言われましたけれども、共産党も、私もそんな機械的な、無謀な、乱暴なことを言ったことがないのは、市長も承知の上でそう言われたのかなと今聞いていて思ったのです。出すのはどんどん出せなんて言ったことは一度もありません。だから、スケートパークに金を出すのはまだしばらく待ったほうがいいですよと申し上げたわけだし、夢麦酒太田にだけ6,300万円近く出すのはやめたほうがいいですよ、出すのだったら全体を支えるために出したほうがいいのですよと言っているわけですよ。何でもかんでもどんどん出せるはずもありませんからということは最初に申し上げておきたい。  だから、市長が言われたように、出すばかりどんどん出していったら財政が詰んでしまうというのは、全く同じ考えなのです。その上で、要するに取捨選択ですね。選択と集中、どこをどう選択して、集中していくのかという物差しでは、時にきっちり気持ちをよく一致することもあるのですが、対決しているつもりもないのですが、このように割と真っ向から、考えが一致しないこともあるということなのですけれども、申し上げたいのは、夢麦酒太田でいくと、結局は夢麦酒太田という特定企業を税金で支えるということになってしまうのですよ。市長は、第三セクターで太田市がつくった、南口の雰囲気を変えるために太田市がつくった法人、会社だから、建物も大分古くなってきて、返礼品としての魅力ある地ビールを開発する力は持っているはずなのだけれども、金がないから支えたい、いわば2階に上げてはしごを外せないからということを思われているのかもしれないのですが、それであっても、夢麦酒太田だけを、特定企業を税金で支えるという問題が残ってしまうのです。だったら、返礼品として今もいろいろなものを作っている、扱っている農家もあれば、業者もいっぱいあって、これからさらにどんな返礼品を作ろうかと考えている業者や農家だってあるわけですから、そういうところ全体を支えていくということがやはり必要になるのだと思うのです。  スケートパークですけれども、私は太田市にスケートボード場は造ったほうがいいと何度も申し上げてきました。だけれども、市内で1か所大きな施設をつくっても、では、足のない子どもたちは親と一緒に行かなければいけないではないかということもあるわけで、歩いていける範囲のいわゆる都市公園にまず1台だけ造って、使われ方の様子を見ながら今後展開するという方法だってあるわけなので、いま一度、再考をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) ビールは、第三セクターなのですね。だから、一般の企業と考えているものが少し違うのです。やはり太田市が何か特色を出さなければいけないだろうと、いつも頭の中にそういうものがあるのです。あれは一つの表現の仕方で、しかも、歓楽街に近いということで、どこかでブレーキをかけなければいけないという点がすごくあったのです。  それともう一つ、先ほどから言っているように、返礼品なのですよね。返礼品でサッポロが止まってしまったので、かといって野垂れ死にはしたくない、正直言ってそう思いますよ。それによって2億円から3億円違うのです。そんなにもお金が違っていたらとてもやっていけないではないかと。だから、むしろ夢麦酒太田を広く売り出すといいますか、返礼品として使おうではないかという形なのです。これはぜひ理解してほしい。  それから、スケートパークは、遠くまで行かなくても、運動公園に行けば運動公園でみんなやっていますよ。別にこういうものではないけれども、普通にアスファルトでやっていますよ。だから、別にそれはそれでいいのではないですか。安全な道路であれば、あるいは公園の中の敷地であれば、あれを動かしても全然問題ないのではないですか。でも、競技をするとか、やはりまとまって幾らかなければいけない。体育館と同じですよ。新しく総合体育館ができたから、うちにはないから体育館には行けないではないかという論理と同じで、やはりスケートパークは一つ必要なのですよ。そこへみんなが集まっていって、ちょっとレベルが高くなったらあそこでやってみたいなというところが必要なのです。だから、スケートパークはスケートパークなのです。例えば景気が悪いから、では、何かを出そうというのは別の問題なのです。これを一緒にしないでほしいのです。一緒にしてしまうと、軍事費がどうのこうので、福祉がどうのこうのという話になっていくわけですよ。だから、そういう論理で物事を考えてもらいたくない。我が愛する水野議員だから、ぜひ普通の考え方でやってほしい、ぜひよろしくお願いしたいと思います。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による質疑は終わりました。  他にご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託省略 ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。
     本案を原案のとおり可決することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 多 数) ○議長(矢部伸幸) 賛成多数、よって本案は原案のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。                                       令和5年6月26日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                                総務企画委員長  木 村 浩 明                       記 ┌──────┬──────────┬──────────┬────┬──────┬────┐ │ 受理番号 │  件    名  │ 請願者の住所・氏名 │審査結果│ 意  見 │措  置│ ├──────┼──────────┼──────────┼────┼──────┼────┤ │請願第2号 │「消費税インボイス制│群馬県みどり市   │不 採 択│願意の趣旨に│    │ │      │度実施の当面の延期を│笠懸町阿左美    │    │沿いかねる │    │ │      │求める意見書」を政府│2683-17       │    │      │    │ │      │に送付することを求め│東毛民主商工会   │    │      │    │ │      │ることについて   │廣田 明央     │    │      │    │ └──────┴──────────┴──────────┴────┴──────┴────┘ <不採択の理由> 国は制度実施に当たって、免税事業者の実態に寄り添い、個別相談の実施や取引における法令上の優越的地位の濫用等の防止に関する様々な相談窓口を設けている。また、仕入税額相当額の一定割合を控除可能とする経過措置やシステムに係る導入費用に補助金を設ける等、様々な対策を講じている。 インボイス制度の導入により、消費税の適正な把握、複数税率が混在することによる経理処理の誤りや不正の防止、納税における公平性の担保等に寄与するものであり、本制度は推進すべきであると考えられるため。 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第5、請願第2号を議題といたします。  本件は総務企画委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに木村浩明委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長木村浩明) ご指名によりまして、総務企画委員会に付託されました請願第2号「消費税インボイス制度実施の当面の延期を求める意見書」を政府に送付することを求めることについて、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は6月26日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。  本請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。  執行者への確認において委員からは、本市における契約事務において現在、小規模契約希望者登録等の事業者や新たに登録を検討している事業者に対して、インボイスの登録を求めるかを問う質疑があり、このことについては、国からの通知にのっとり、インボイスの登録を要件とすることは考えていないとのことでありました。  また、インボイス制度に係る本市の各予算の会計別の取扱いについて質疑があり、このことについては、一般会計は消費税の申告義務が免除されているため、制度の導入前後では取扱いが変わることはない。ただし、下水道事業等会計などにおいては、制度実施後、インボイス発行事業者ではない免税事業者と取引を行った場合、仕入れ税額控除を受けられないことによる納付額の増加や還付の際の還付額の減少といった自治体財政への影響が考察されるとのことでありました。  さらに、インボイス制度導入後、事業者間の取引において小規模事業者が弊害を受ける可能性があるため、その際の当該事業者に対する本市の支援の検討について、質疑、要望がなされました。  また、県内他市における同内容の請願等の提出状況のことについての質疑、確認がなされました。  本請願の取扱いにつきましては、国は免税事業者の実態に寄り添いながら、個別相談を実施して制度の周知拡大を図っており、また、事業者間の取引における法令上の優越的地位の濫用等の防止に係る様々な相談窓口を設けている。  さらに、インボイス制度実施後、6年間は仕入れ税額相当額の一定割合を控除可能とする経過措置やシステム導入費用等に補助金を設け、きめ細やかな対策を講じている。  本年10月からインボイス制度が導入されることにより、消費税の適正な把握、複数税率が混在することによる経理処理の誤りや不正の防止、納税における公平性の担保等に寄与すると考えられることから、インボイス制度実施の当面の延期を求める本請願は不採択とすべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成する者なく、不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました請願第2号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。請願第2号に対する賛成討論を行います。  本請願は、今年10月から実施されようとしている消費税インボイス制度の実施の延期を求める意見書の政府への提出を求めるものであります。  インボイス制度は、売上げ1,000万円以下の免税業者に、課税業者になって消費税を納める増税という負担を強いるか、あるいは、事務作業、事務費の負担の重いインボイスを発行しない、できないことで取引から排除されてしまうかという経営、そして、廃業の危機に追い込むものであります。同時にインボイスは、今の免税業者だけではなく、その親会社である課税業者にも、消費者にも、自治体にも負担増をもたらすものであります。  コロナ禍に加えて、急激な物価高騰が家計や事業経営を圧迫し、地域経済の停滞、悪化を招いている下で、いわゆる物価高倒産は、帝国データバンクが4月10日に公表した調査によると、前年度の3.4倍とされています。国会では、インボイス制度が実施されることで電気代が値上がりすることも明らかにされました。また、シルバー人材センターへの発注単価を引き上げるよう政府は自治体に求めていますが、こうした対応は住民の負担増にもつながりかねません。161万と言われる業者や個人がインボイス制度の対象となり、2,480億円の増収になると政府が試算しているように、インボイス制度は、税率の変更を伴わない消費税の増税です。このまま今年10月からインボイス制度が始まれば、コロナ禍や物価高から事業の維持、再建を図ろうとしている中小業者やフリーランスに大きな足かせとなることはあまりにもはっきりしています。  インボイス制度においては、経過措置が用意されてはいますが、その内容は、今年3月から3年間は、インボイスを発行できない業者からの仕入れ税額控除は8割のみ。3年後の10月から3年間の仕入れ税額控除は5割までに下がり、そして、6年後の10月からは仕入れ税額控除はなくなります。結局、親会社は、仕入れに係る消費税のうち控除できない分は、身銭を切るか、下請単価を切るか、親会社の売上げ単価を値上げして、末端小売価格が値上げされて消費者の負担増になるか、あるいは、インボイスを発行できない業者を切るかという結果になりかねません。なお、政府は、免税業者であっても、いわゆる益税はないと認めております。  さらに申し上げたいのは、政府がこのインボイス制度を導入する口実としているのは、複数税率とされておりますが、しかし、今、世界では100を超える国や地域が物価高対策として消費税の減税に踏み切っているわけですから、そもそも消費税を例えば5%まで減税してしまえば、政府がインボイスの口実としている複数税率によるインボイスの実施という、そうした口実は消えてなくなるということも申し上げておくものです。  さらに言えば、このインボイスという制度は、消費税に対する是非の見解のその立場の違いを超えて、このインボイスが導入されることで、どれほどの負担増が業者にもたらされるかというその一致点だけを考えても、採択されて当然のものだと言えます。東京商工リサーチの昨年12月の調査では、インボイス制度に登録しない免税事業者とは取引しないと回答した企業は10.2%と1割を超えています。さらに、日本商工会議所は、2023年度の税制改正に関する意見で、消費税インボイス制度の導入延期を含めた対応を強く求めています。この制度が導入された場合、500万と言われる免税業者が取引から排除されたり、不当な値下げの圧力などを受けたりする懸念があることに加え、発行する請求書の様式変更、システムの入替え、改修、受け取った請求書等に登録番号があるかの確認などがあるとして、事業者にとっては、課税業者にとっても多大な負担が生じると日本商工会議所の意見では訴えております。  なお、このインボイスが発行された場合に、その発行した業者の登録番号の確認などを含めて、1社当たり3分を超える時間がかかる、その3分を超える時間をどう捻出するかという問題を切実に訴える課税業者も少なくないことを申し添えるものです。  そして、日本商工会議所の意見書は、制度導入後の混乱が避けられない場合は、制度の導入時期を延期すべきであるともしています。参考までに、個人タクシーの運転手の場合は、会社員の乗客が経費で精算するためには、インボイスの発行が個人タクシー運転手に求められますが、この個人タクシーが課税業者となれば、売上げ300万円で消費税の負担は15万円という試算もあります。こうした延期や中止を求める声の広がりに、政府はさらに激変緩和措置を取るとして、免税業者が課税業者になった場合、3年後の9月末まで税の負担や事務負担を軽減するなどとしていますが、これで問題が解消するわけではありません。  そして、法人の中には、インボイス制度に明確に反対と表明する企業もあります。「いない いない ばあ」という年間約20万部、累計735万部を誇る日本で一番愛されている絵本をはじめ、紙芝居などを出版している童心社という会社がありますが、この会社はインボイス制度の導入は反対と声を上げて、インボイスを発行しない絵本作家や取引先と従来どおりの取引を継続すると表明しています。  童心社の社長は、消費税をお願いします、駄目なら原稿料から引きますとはとても言えない。その人の作品や原稿、デザインが欲しくて仕事をお願いしているので、登録業者で代わりを探せばいいという話ではない。技術を持っている小規模な業者とも協力して紙芝居を制作してきた、そういう人たちを切り捨てるなんてあり得ないと言われています。また、社長は、出版業界では、著者や制作に携わるフリーランスなどが免税業者であってもインボイスの発行をお願いせざるを得なくなり、出版に携わる人々との関係を悪化させたり、免税業者である人々が取引から排除されたりすることが起きかねず、出版業界に支障を来す懸念が大きいと強調されています。  さらに、インボイスの登録に関わっては、他県の話ではありますが、保育園へ給食材料を納入する地元業者がインボイスの非登録で取引中止になったというケースもあります。ただ、財務省は、給食費が非課税なら仕入れ税額控除の影響はない、何らかの対応策を検討したいともしており、文部科学省も分かりやすく踏み込んだ広報資料を作って周知することを検討したいとしていますが、太田市の学校給食で地元食材の納入を担っている地元の中小業者にも、インボイスが増税か、廃業かの危機をもたらすことになります。  なお、本請願のように、インボイスの中止あるいは延期を求める意見書を採択した地方議会は、請願者が加盟する全国商工団体連合会発行の機関紙では、6月5日段階で166議会とされておりましたが、この記事が掲載された後に、6月21日に中之条町議会で、消費税インボイス制度の10月実施を延期し、制度の中止を求める意見書が採択されていることも申し添えるものです。  そして、シルバー人材センターの問題ですが、厚生労働省は昨年1月4日の通知で、自治体がシルバー人材センターに発注する委託費について触れています。シルバー人材センターの会員はインボイス登録をしないことが想定されますが、そうすると、シルバー人材センターは、会員に払う消費税の控除ができなくなった分を負担することになります。シルバー人材センターが会員からの仕入れ税額控除ができなくなった分を会員への実質の賃金である配分金から引くことはできません。会員にインボイス登録を強制することもできません。そして、会員がインボイス登録などでき得るはずもありません。厚労通知は、インボイスの実施後もセンターが会員に最賃を下回らない配分金を払うことが担保されるようにすること、その上で安定的な運営ができるよう適正価格で発注すること、そのために必要な予算を確保することなど、具体的な対応を求めています。  太田市シルバー人材センターは、今年の4月から利用者が利用料と併せて払う事務費を7%から9%に値上げしました。この値上げの総額370万円は、会員から仕入れ税額控除ができない分に全額補填されることになります。そして、6年後の10月からはインボイスに係る経過措置が終わるわけですが、太田市シルバー人材センターは、今年、会員から仕入れ税額控除できない分を利用者からの事務費2%の値上げ、総額370万円の値上げで補填したわけですが、これが6年後の10月から経過措置による控除がなくなると、シルバー人材センターが補填するのは単純推計で1,850万円になります。この1,850万円を利用者に求めれば事務費は17%になります。  太田市シルバー人材センターの売上げは4.2億円ですが、そのうち21%の約8,800万円が公共団体、太田市などの売上げとされます。ここでまた単純計算をすると、6年後の10月から太田市など公共団体がシルバー人材センターに払う事務費は、今年3月の7%から10%値上げ、すなわち事務費の値上げ総額、6年後、10月からの1,850万円の約2割、400万円を太田市などの公共団体が新たに負担することになります。  インボイスの中止、延期を求めて政府に意見書を提出した地方議会の中には、シルバー人材センターの運営への影響、住民や自治体への負担増となる問題を指摘している議会も少なくありません。北海道伊達市議会の意見書では、形式的に個人業者であることをもって、インボイス制度をそのまま適用することは、地域社会に貢献しようと努力している高齢者のやる気、生きがいをそぎ、ひいては地域社会の活力低下をもたらすものと懸念されます。センターにとっては、新たな税負担はまさに運営上の死活問題として、インボイスの中止を求めているものです。  以上、本請願がいかに採択されて当然のものであり、いかに太田市の財政、太田市民にも甚大な影響をもたらすものであることを申し上げて、賛成討論を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 次に、7番高野博善議員。 ◆7番(高野博善) 創政クラブ高野博善でございます。  総務企画委員会に付託されました請願第2号「消費税インボイス制度実施の当面の延期を求める意見書」を政府に送付することを求めることについてを採択することに反対の立場から討論させていただきます。  事業者が、登録番号や適用税率、税率ごとに区分した税額等を記載した「適格請求書」による取引を行うインボイス制度は、令和5年10月から実施が予定されている複数税率に対応した消費税の仕入れ税額控除の方式であります。  適格請求書の発行・保存による正確な消費税額及び消費税率の把握が図られ、煩雑化した複数税率に対する経理処理における誤りや不正の防止につながり、納税における公平性の担保等に寄与するものであると考えられます。  本制度実施後、免税事業者は課税事業者との取引において仕入れ税額控除を適用させるためには、適格請求書発行事業者の登録を行い、課税事業者になることが求められます。  国は、制度の定着に向けて、実施後から6年間は免税事業者からの仕入れ税額相当額の一定割合を控除可能とする税制面での経過措置を始め、事務負担軽減を目途とし、会計ソフト等のIT導入補助金や新たにインボイス発行事業者として販路開拓に取り組む費用等へ小規模事業者持続化補助金を設けています。  また、個々の免税事業者に対して事業実態を聴取し、制度内容や制度に関する情報を案内し、登録要否の検討に関する相談会を開催したり、取引先からの優越的地位の濫用や取引の悩みに対する相談窓口を設ける等、地域経済への影響が最小限となるよう事業者に寄り添った様々な支援策を講じていると考えられることから、本制度は予定どおり、10月から導入すべきであると考えます。  私自身も小規模事業者の一人ではありますが、以上の理由から、請願を不採択とすべきものとした総務企画委員会の決定は妥当であり、請願第2号について採択することに反対の討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、不採択です。  したがって、原案について採決いたします。
     本件を原案のとおり採択することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 少 数) ○議長(矢部伸幸) 賛成少数、よって本件は不採択と決定いたしました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第4号 市長において専決処分することができる事項の指定についての一部改正について ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第6、議会議案第4号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(矢部伸幸) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  高橋えみ議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(高橋えみ) ご指名によりまして、議会議案第4号 市長において専決処分することができる事項の指定についての一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の1ページをご覧ください。  本案は、平成21年3月19日の本会議において、議決により指定を行いました、市長において専決処分することができる事項につきまして、地方自治法の改正により、本文中で引用する条項が繰り下げとなっていたため、所要の改正を行おうとするものでございます。  改正の要旨といたしましては、第6項中「第252条の2」を「第252条の2の2」に改めるものでございます。なお、附則につきましては、この議決による改正後の第6項の規定について、この議決の日以降のものから適用するものでございます。  以上、本案の提案理由をご説明いたしましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することについて、賛成、反対いずれかのボタンを押してください。  表決漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 表決漏れなしと認め、確定いたします。      (賛 成 全 員) ○議長(矢部伸幸) 賛成全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 特別委員会継続調査の件               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                       令和5年6月30日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                             議会改革推進特別委員長 高 木 きよし                       記 1 事  件 市政に市民の意見を反映させ、更なる議会の活性化を図り、市民に分かりやすい開かれた議会を実現するための手法について、調査研究を行うことについて 2 理  由 なお調査を要するため               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                       令和5年6月30日 太田市議会議長   矢 部 伸 幸  様                             広域連携調査特別委員長 大 川 陽 一                       記 1 事  件 人口減少、高齢化等の人口構造の変化に伴う地域社会における持続可能性に関する様々な課題に対し、住民が安心して快適に生活していけるよう、安定的・継続的な広域連携を図るための手法について、調査研究を行うことについて 2 理  由 なお調査を要するため ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第7、特別委員会継続調査の件を議題といたします。  議会改革推進特別委員長及び広域連携調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。  両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │議会運営委員会  │1 議会の運営に関する事項について                  │ │         │2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について     │ │         │3 議長の諮問に関する事項について                  │
    ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │総務企画委員会  │1 市行政の総合企画のことについて                  │ │         │2 行政改革の推進のことについて                   │ │         │3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて            │ │         │4 防災対策のことについて                      │ │         │5 市税の賦課等のことについて                    │ │         │6 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて             │ │         │7 消防・救急体制のことについて                   │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │市民文教委員会  │1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて     │ │         │2 公共交通体系のことについて                    │ │         │3 地域コミュニティ及び行政センターのことについて          │ │         │4 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて           │ │         │5 スポーツ振興のことについて                    │ │         │6 学校における教育環境の整備等のことについて            │ │         │7 青少年の健全育成のことについて                  │ │         │8 文化財の保全及び活用のことについて                │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │健康福祉委員会  │1 社会福祉のことについて                      │ │         │2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて           │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │都市産業委員会  │1 商業・観光施策及び工業・労政施策のことについて          │ │         │2 環境衛生及び清掃事業のことについて                │ │         │3 農業施策のことについて                      │ │         │4 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて       │ │         │5 道路、住宅の整備及び維持管理のことについて            │ │         │6 下水道事業等のことについて                    │ │         │7 公園、緑地の整備及び維持管理のことについて            │ │         │8 公有地の拡大及び取得のことについて                │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第8、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 議 長 挨 拶 ○議長(矢部伸幸) 令和5年6月定例会の閉会に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。  本定例会は16日間にわたり本会議及び委員会を通じて、多くの重要議案等について慎重かつ熱心な審議をいただき、無事閉会の運びとなりました。ここに議員皆様の多大なるご支援と執行者皆様のご理解、ご協力に対し、改めて深く感謝を申し上げます。  今定例会は、4月の市議会議員選挙を経て、新たな太田市議会として最初の定例会でありました。市政に対する議員からの積極的なアプローチや、さらなる太田市の活性化に向けた施策等、多くの課題を執行者と真摯に議論をし、新たな時代へのすばらしいスタートが切れたと感じております。  執行者におかれましては、今回成立を見た議案の執行に際し、議会における意見や要望を十分に尊重され、市政運営により一層努力されますようお願い申し上げます。  市議会といたしましても、新人議員が加わったことによる新たな感性を取り入れつつ、電子採決の導入等、市議会の在り方を常によりよいものにするべく、経験豊かな議員とともに住民の様々な意見、要望を丁寧にくみ取り、市政に反映できるよう議会運営を行っていく所存でございます。  結びに、皆様におかれましては、太田市ならではの猛暑に負けないようご自愛いただき、市政発展のためにご尽力いただきますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。      ◎ 市 長 挨 拶 ○議長(矢部伸幸) 続きまして、市長からご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 6月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  6月15日から本日までの会期中、慎重な審議の上、全ての議案に可決をいただきました。本当にありがとうございました。  先日、政府は骨太の方針で、未来への投資や賃上げに取り組むということがありました。先ほど答弁の中で言いましたように、時代が随分変わりまして、人口が減少する、これが当たり前の世の中になってきた。周辺のまちでは急激に人口が落ちているというまちもあるわけです。私が大事にしていきたいと思っているのは、子どもたちに対してちょっと傾斜的に、厚い対策が随分多いのですけれども、やはり労働力があるところに企業は寄ってくるのです。昔は企業があって初めて人間が寄ってくると。今は全く逆の状況になった。労働力が足らなければ外国人がそこに入ってきて、労働力としてまちを支えていく、そういう時代に変化してきた。ならば、我々は子どもたちに対してやはり積極的な対応策をやらなければいけない。やはりそれを支えるためには、我々も財源が必要ですから、それなりに自分たちで稼ぐというようなことを考えなければいけない。  基本的に時代が変わって、これから高齢者は増えてきて、高齢者も大変な時代を迎えるわけですけれども、まちをいつまでも元気にさせるには、関係人口という言葉を使いますけれども、関係人口から発展して人口の増加に導いていく。この東毛エリアの中で、太田市はとにかくそういったことをやっていかなければいけないと思っているわけであります。高齢者も太田市のために本当に頑張ってくれて、今の太田市を築いてきてくれたわけですから、やはりそこに対しては積極的にサポートする必要もあります。ただ、やはり我々は子どもたちを大事にしていきたいと思っております。  これからまた夏を迎えます。この間、SUBARUの冨村監督とお話をさせていただきましたが、5年ぶりに都市対抗野球に出場する、やはりこれも太田市のPRにとってとても大事なことでありまして、積極的な応援をしていきたい。また、新アリーナでは、バスケットボールの男子日本代表がニュージーランドと国際試合をやると。日本代表の象徴的な選手が太田に全部集まってくるということでありまして、これもスポーツを中心にして注目を集める試合になるだろうと思っております。また、これからは祭りも入ってくるわけですけれども、市民みんなで楽しむような環境もつくらなければならないと思っております。これからも皆さんと知恵を出し合いながら、議論を重ねながら、太田市が東毛地域、あるいは群馬県の中でもやはり光る存在であることのために一緒に努力をさせていただければと思っております。  夏も暑いですから、健康には十分気をつけていただいて、太田市のさらなる発展に向け、お力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、ご挨拶にさせていただきます。本当にありがとうございました。      ◎ 閉     会 ○議長(矢部伸幸) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                      午前11時10分閉会       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         太田市議会議長   矢   部   伸   幸         太田市議会議員   谷 之 木   勇   作         太田市議会議員   山   水   め ぐ み...