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  1. 太田市議会 2023-05-18
    令和 5年 5月臨時会−05月18日-01号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年 5月臨時会−05月18日-01号令和 5年 5月臨時会             令和5年5月太田市議会臨時会会議録 令和5年5月18日(木曜日)  〇出席議員 30名         1番  若 林 卓 実          2番  岩 瀬   僚         3番  谷之木 勇 作          4番  山 水 めぐみ         5番  青 木 雅 浩          6番  川 岸 靖 隆         7番  高 野 博 善          8番  仁 藤 すぐる         9番  清 水 梨 花         10番  前 田 純 也        11番  神 谷 大 輔         12番  八 長 孝 之        13番  木 村 浩 明         14番  松 川   翼        15番  長   正 祐         16番  松 浦 武 志        17番  高 木 きよし         18番  水 野 正 己        19番  尾 内 謙 一         20番  高 橋 え み        21番  星 野 一 広         22番  渡 辺 謙一郎        23番  大 川 敬 道         24番  山 田 隆 史        25番  町 田 正 行         26番  白 石 さと子        27番  高 田   靖         28番  矢 部 伸 幸
           29番  久保田   俊         30番  大 川 陽 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      木 村 正 一    教育長      恩 田 由 之     企画部長     高 橋   亮    総務部長     瀬 古 茂 雄     市民生活部長   大 谷   健    文化スポーツ部長 松 本 和 明     福祉こども部長  冨 岡 和 正    健康医療部長   大 澤 美和子     産業環境部長   井 上 恵美子    農政部長     金 澤   誠     都市政策部長   田 村 敏 哉    行政事業部長   阿 部 政 夫     会計管理者    青 木 繁 幸    消防長      竹 内 富 雄     教育部長     小 内   正    企画部副部長   清 水 純 一     総務部副部長   前 原   郁    企画部参事企画政策課長)        総務課長     齋 藤 尚 仁             矢 羽 賢 一    財政課長     大 橋 隆 雄 〇事務局職員出席者    事務局長     関 根   進     副局長(議会総務課長)                                  茂 木 浩 之    総務係長     佐 野 治 久     議会総務課長補佐(議事係長)                                  青 木 真 彦    係長代理     加 藤 正 晃     主任       高 橋 洋 平           議 事 日 程(第1号)                              令和5年5月18日午前9時30分開議                              太田市議会臨時議長  山 田 隆 史 第 1 議長の選挙           議 事 日 程(第1号の2)                              令和5年5月15日午前9時30分開議                              太田市議会議長    矢 部 伸 幸 第 1 副議長の選挙 第 2 議席の指定 第 3 会期の決定 第 4 会議録署名議員の指名 第 5 議会運営委員の選任 第 6 常任委員の選任 第 7 群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 第 8 太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙 第 9 群馬東部水道企業団議会議員の選挙 第10 議案第52号 太田市教育委員会教育長任命の同意について 第11 議案第53号 太田市監査委員選任の同意について 第12 議案第54号 令和4年度太田市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分について     議案第55号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての専決処分について     議案第56号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について     議案第57号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について     議案第58号 令和4年度太田市介護保険特別会計補正予算(第4号)についての専決処分について     議案第59号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について 第13 議案第60号 太田市市税条例の一部を改正する条例についての専決処分について     議案第61号 太田市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分について     議案第62号 太田市印鑑条例の一部を改正する条例についての専決処分について     議案第63号 太田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての専決処分について     議案第64号 太田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての専決処分について     議案第65号 太田市介護保険条例の一部を改正する条例についての専決処分について 第14 議会改革推進特別委員会の設置及び付託 第15 広域連携調査特別委員会の設置及び付託 第16 特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 臨時議長の紹介 ◎事務局長(関根進) ただいまから本会議を開くわけでございますが、一般選挙後、初の議会でございますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によりまして、年長議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。  出席議員中、山田隆史議員が年長の議員でございますので、ご紹介申し上げます。  それでは、山田隆史議員、議長席にお着き願います。      (山田隆史議員、議長席に着席) ○臨時議長山田隆史) ただいま紹介をいただきました山田隆史でございます。地方自治法第107条の規定により、臨時に議長の職務を行います。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。      ◎ 開     会                                       午前9時30分開会 ○臨時議長山田隆史) ただいまから令和5年5月太田市議会臨時会を開会いたします。      ◎ 太田市市民憲章の唱和 ◎事務局長(関根進) 開議に先立ち、太田市市民憲章の唱和をいたしますから、ご起立願います。  私が前文を朗読いたしますので、本文はご一緒にご唱和をお願い申し上げます。      (一同起立、市民憲章唱和) ◎事務局長(関根進) ご着席ください。      ◎ 開     議                                       午前9時32分開議 ○臨時議長山田隆史) これより本日の会議を開きます。      ◎ 仮議席の指定 ○臨時議長山田隆史) この際、議事の進行上、仮議席を指定いたします。  仮議席は、ただいまご着席の議席と指定いたします。      ◎ 市 長 挨 拶 ○臨時議長山田隆史) 市長から招集のご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 臨時会の招集に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。  改めて、厳しい選挙戦を戦ってこられた、当選された皆さん方に祝意を表します。一昨日、昨日と千葉市で全国市長会関東支部の総会が開催されました。関東各都県の首長が参加するものでありまして、特に我々に関心のある協議事項を幾つかピックアップしてみますと、行財政関係としては、ふるさと納税が1つありました。返礼品を目的とした寄附により、都市部における自治体の財政に与える影響が非常に大きくなっているということから、住民税の趣旨を十分に踏まえつつ、本来の趣旨に沿った制度となるように抜本的な見直しを図ること。また、教育関係では、部活動の地域移行のことについてでありますが、地域の実情に応じた移行が可能となるよう国が具体的な方策を明確にすること、そして、学校ICT環境の整備では、児童生徒1人1台端末の整備完了後における更新時費用、これはもうすぐ来るわけでございますけれども、これらのものについて国庫補助の対象とすること、その他、厚生関係や農政建設関係など多くの議案が審議されてきました。特に緊急の提案がありまして、GIGAスクール構想の実現に向けた財政支援、これは国に対する要望、そして、また少子化対策に向けた保育の充実も国に対する要望でありますが、緊急決議として承認をされたところであります。これらの旬な政策課題に加えて、地方自治体は人口減少、高齢化等の問題に直面をしております。
     我々は太田市の将来を見据えながら、国や県との連携を図り、前例にとらわれることなく、社会情勢に迅速に対応し、市民が笑顔になるための政策に取り組んでいかなければならないというつもりでございます。これからは皆さんと知恵を出し合い、お互いに協力し合い、そして、太田の明るい未来を切り開き、まだら模様と言われる都市間ではありますが、その中で勝ち抜いていかなければならないと思っております。  今後とも地域のために、市民のために大いに活躍されることを心から期待を申し上げまして、ご挨拶にさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○臨時議長山田隆史) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  日程に入ります。      ◎ 議 長 の 選 挙 ○臨時議長山田隆史) 日程第1、議長の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○臨時議長山田隆史) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。  指名の方法につきましては、臨時議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○臨時議長山田隆史) ご異議なしと認めます。  よって、臨時議長において指名することに決定いたしました。  議長に矢部伸幸議員を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま、臨時議長において指名いたしました矢部伸幸議員を議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○臨時議長山田隆史) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました矢部伸幸議員が議長に当選されました。      ◎ 当 選 の 告 知 ○臨時議長山田隆史) ただいま議長に当選されました矢部伸幸議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。      ◎ 新議長就任の挨拶 ○臨時議長山田隆史) 議長に当選されました矢部伸幸議員からご挨拶があります。  矢部伸幸議員。 ○議長(矢部伸幸) 議長就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  このたび、議員の皆様のご推挙により、太田市議会第18代議長の職に就かせていただきました。誠に身に余る光栄であり、心から感謝申し上げますとともに、その重責を痛感しているところでございます。  本日からは、偉大な足跡を残されました歴代議長の後を私が引き継ぐわけでございますが、市民の皆様の声を真摯に受け止めながら、全力で円滑な議会運営に当たってまいる所存でございます。  新型コロナウイルス感染症への対応も少しずつ自粛ムードから脱却し、市民生活も新たな局面を迎えようとしております。このような中での議会のあるべき姿は、市民の負託と期待に応えられる大きな役割があるものと感じております。物価高騰による市民生活や経済活動への影響、そして少子高齢化への対応や子育て支援など、市民の平和で平穏な生活を守るための課題が山積しております。二元代表制の一翼を担う議会として、市長、執行者と多くの議論を尽くして、議会の持てる機能を十分に駆使し、市民の声を市政に反映できるよう最大限努力をし、諸課題の解決に邁進していく所存でございます。  私は、もとより未熟でございますので、改めて、議会の皆様並びに市長、教育長をはじめ、執行者の皆様には、新任の議長に対しまして絶大なる支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、議長就任のご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。      ◎ 議 長 交 代 ○臨時議長山田隆史) 以上をもちまして、臨時議長の職務を終了し、議長と交代いたします。  矢部伸幸議長、議長席にお着き願います。      (臨時議長自席に着席、新議長、議長席に着席) ○議長(矢部伸幸) ただいまから議長の職を務めさせていただきます。      ◎ 休     憩                                       午前9時42分休憩 ○議長(矢部伸幸) 議事日程作成のため暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                       午前9時42分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の議事日程は、ただいまお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますのでご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 副 議 長 の 選 挙 ○議長(矢部伸幸) 日程第1、副議長の選挙を行います。  選挙の方法につきましては、投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。      (議 場 閉 鎖) ○議長(矢部伸幸) ただいまの出席議員数は30人であります。  投票用紙を配付させます。      (投票用紙配付) ○議長(矢部伸幸) 投票用紙の配付漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      (投票箱点検) ○議長(矢部伸幸) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。      (事務局長点呼、各議員投票) ○議長(矢部伸幸) 投票漏れはありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議 場 開 鎖) ○議長(矢部伸幸) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番若林卓実議員及び2番岩瀬僚議員を指名いたします。  よって、両議員の立会いを願います。      (開 票) ○議長(矢部伸幸) 開票が終了いたしましたので、立会人は自席へお戻りください。  選挙の結果を報告いたします。  投票総数  30票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票      29票   無効投票       1票  有効投票中  27番 高田 靖議員    27票   9番 清水梨花議員     2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は8票であります。
     よって、高田靖議員が副議長に当選いたしました。      ◎ 当 選 の 告 知 ○議長(矢部伸幸) ただいま副議長に当選されました高田靖議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。      ◎ 新副議長就任の挨拶 ○議長(矢部伸幸) 副議長に当選されました高田靖議員からご挨拶があります。  高田靖議員。 ○副議長(高田靖) 副議長の就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  このたび、議員の皆様の絶大なるご支援により、太田市議会第20代副議長の職に就かせていただくことになりました。誠に身に余る光栄であり、心から感謝申し上げますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。  さて、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行し、平時の日常生活を取り戻すべく、大きな転換期を迎えております。このような中で、私たち議員の果たすべき役割は、市民の皆様の立場に立ち、負託と期待に応えるため、議会の持てる機能を十分に駆使しながら、なお一層、市民の意思を市政に反映させるよう最大限の努力をすることであると考えます。今後とも皆様のご支援とご協力をお願い申し上げる次第でございます。  私は、もとより未熟な身ではございますが、人格、識見とも卓越した議長と力を合わせ、この職責を全うしてまいる所存でございます。  皆様には、格別のお力添えを重ねてお願い申し上げまして、簡単ではございますが、副議長就任のご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。      ◎ 議 席 の 指 定 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第2、議席の指定を行います。  議席は会議規則第4条の規定により議長において指定いたします。  議席は、ただいま着席の議席と指定いたします。      ◎ 会 期 の 決 定 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今臨時会の会期は本日1日といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、会期は1日と決定いたしました。      ◎ 会議録署名議員の指名 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第4、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、1番若林卓実議員及び2番岩瀬僚議員を指名いたします。      ◎ 議会運営委員の選任 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第5、議会運営委員の選任を行います。  議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名いたします。  氏名を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(関根進) 朗読いたします。  議会運営委員  14番 松 川   翼 議員  15番 長   正 祐 議員  20番 高 橋 え み 議員  22番 渡 辺 謙一郎 議員  25番 町 田 正 行 議員  26番 白 石 さと子 議員  29番 久保田   俊 議員  30番 大 川 陽 一 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) ただいま朗読のとおり、議会運営委員に選任することといたします。      ◎ 休     憩                                       午前9時58分休憩 ○議長(矢部伸幸) ただいま選任いたしました議会運営委員の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                       午前9時59分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 正副議会運営委員長互選結果報告 ○議長(矢部伸幸) 議会運営委員長、副委員長の互選の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(関根進) ご報告申し上げます。   議会運営委員長  20番 高 橋 え み 議員  副委員長  15番 長   正 祐 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) 以上、報告のとおりであります。      ◎ 常任委員の選任 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第6、常任委員の選任を行います。  常任委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名いたします。  委員会別氏名事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(関根進) 朗読いたします。  総務企画委員   7番  高 野 博 善 議員  9番 清 水 梨 花 議員 10番  前 田 純 也 議員  13番  木 村 浩 明 議員 15番 長   正 祐 議員 19番  尾 内 謙 一 議員  24番  山 田 隆 史 議員 28番 矢 部 伸 幸 議員  市民文教委員   1番  若 林 卓 実 議員  6番 川 岸 靖 隆 議員 12番  八 長 孝 之 議員  17番  高 木 きよし 議員 20番 高 橋 え み 議員 23番  大 川 敬 道 議員  26番  白 石 さと子 議員 29番 久保田   俊 議員  健康福祉委員   2番  岩 瀬   僚 議員  4番 山 水 めぐみ 議員 11番  神 谷 大 輔 議員  16番  松 浦 武 志 議員 18番 水 野 正 己 議員 21番  星 野 一 広 議員  27番  高 田   靖 議員  都市産業委員   3番  谷之木 勇 作 議員  5番 青 木 雅 浩 議員  8番  仁 藤 すぐる 議員  14番  松 川   翼 議員 22番 渡 辺 謙一郎 議員 25番  町 田 正 行 議員  30番  大 川 陽 一 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) ただいま朗読のとおり、それぞれ常任委員に選任することといたします。      ◎ 休     憩                                       午前10時1分休憩 ○議長(矢部伸幸) ただいま選任いたしました各常任委員の正副委員長の互選を行うため暫時休憩いたします。      ◎ 再     開
                                          午前10時1分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 正副常任委員長互選結果報告 ○議長(矢部伸幸) 各常任委員長、副委員長の互選の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(関根進) ご報告申し上げます。   総務企画委員長   13番 木 村 浩 明 議員  副委員長  7番 高 野 博 善 議員   市民文教委員長   12番 八 長 孝 之 議員  副委員長  6番 川 岸 靖 隆 議員   健康福祉委員長   16番 松 浦 武 志 議員  副委員長  4番 山 水 めぐみ 議員   都市産業委員長   14番 松 川   翼 議員  副委員長  3番 谷之木 勇 作 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) 以上、報告のとおりであります。      ◎ 群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第7、群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することに決定いたしました。  群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員に28番矢部伸幸を指名し、当選人と定めることにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました28番矢部伸幸が群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。      ◎ 太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第8、太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することに決定いたしました。  太田市外三町広域清掃組合議会議員に10番前田純也議員、11番神谷大輔議員、13番木村浩明議員、15番長正祐議員、16番松浦武志議員及び28番矢部伸幸を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました6人を太田市外三町広域清掃組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました6人が太田市外三町広域清掃組合議会議員に当選されました。      ◎ 当 選 の 告 知 ○議長(矢部伸幸) ただいま太田市外三町広域清掃組合議会議員に当選されました6人が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。      ◎ 群馬東部水道企業団議会議員の選挙 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第9、群馬東部水道企業団議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することに決定いたしました。  群馬東部水道企業団議会議員に26番白石さと子議員、30番大川陽一議員及び28番矢部伸幸を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました3人を群馬東部水道企業団議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました3人が群馬東部水道企業団議会議員に当選されました。      ◎ 当 選 の 告 知 ○議長(矢部伸幸) ただいま群馬東部水道企業団議会議員に当選されました3人が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。      ◎ 議 案 上 程  議案第52号 太田市教育委員会教育長任命の同意について ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第10、議案第52号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(矢部伸幸) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議案第52号 太田市教育委員会教育長任命の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。  太田市教育委員会教育長であります恩田由之氏が本年5月31日をもちまして3年の任期が満了となります。つきましては、その後任として引き続き同氏を任命したく、ご提案申し上げます。  恩田氏は、令和2年6月1日から教育長に就任しており、教育行政に関し卓越した識見を有するとともに、人格も高潔であるため、教育長として適任であると考え、再度任命するものでございます。  以上でございますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局)
    ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。      ◎ 議 案 上 程  議案第53号 太田市監査委員選任の同意について ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第11、議案第53号を議題といたします。      ◎ 除     斥 ○議長(矢部伸幸) 地方自治法第117条の規定により24番山田隆史議員の退席を求めます。      (山田隆史議員退席)      ◎ 提案理由の説明 ○議長(矢部伸幸) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議案第53号 太田市監査委員選任の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。  本市の監査委員であります星野一広氏が本年4月25日をもちまして任期満了となりました。地方自治法第196条第1項の規定では、議員のうちから監査委員を選任するということになっておりますので、その後任として、人格、識見ともに優れ、経験豊富な山田隆史氏を選任したいと存じますので、議会の皆様のご同意を得たく、ご提案申し上げる次第でございます。  以上でございますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。      ◎ 除 斥 の 解 除 ○議長(矢部伸幸) 24番山田隆史議員の入場を求めます。      (山田隆史議員入場)      ◎ 議 案 上 程  議案54号 令和4年度太田市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分について  議案55号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての専決処分について  議案56号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての専決処分につい        て  議案57号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について  議案58号 令和4年度太田市介護保険特別会計補正予算(第4号)についての専決処分について  議案59号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)についての専決処分につい        て ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第12、議案第54号から第59号までの6議案を一括議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(矢部伸幸) 朗読を省略し、直ちに執行者から順次提案理由の説明を求めます。  瀬古総務部長。 ◎総務部長(瀬古茂雄) それでは、総務部が所管いたします議案54号 令和4年度太田市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年3月31日に専決処分をさせていただいたものであります。  それでは、別冊の補正予算書(3月専決)の1ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市一般会計補正予算の歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、地方債の補正について定めたものでございまして、歳入歳出の予算額をそれぞれ30億7,772万3,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ922億3,810万4,000円とするものであります。  なお、第2条繰越明許費の補正以下につきましては、別表にそれぞれ内容が記載してありますので、7ページをご覧ください。  まず、第2表繰越明許費補正でありますが、本庁舎設備等保全事業ほか27件につきましては、年度内に事業が完了しないことから、記載された金額をそれぞれ翌年度に繰り越しするものであります。  次に、8ページの第3表地方債補正でありますが、(仮称)太田西複合拠点公共施設建設事業ほか16事業につきまして、事業実績の確定に伴い、限度額をそれぞれ変更するものであります。  また、9ページの本庁舎設備等保全事業ほか9事業につきましては、将来負担の軽減を図る観点から一般財源対応とし、市債を廃止するものであります。  続きまして、10ページからは歳入歳出補正予算事項別明細書となりますが、10ページには歳入を、11ページ及び12ページには歳出をそれぞれ款別に記載してありますので、款全体については、こちらでご確認願います。  初めに、歳入の主なものについてご説明いたします。13ページをご覧ください。  まず、1款1項市民税ですが、収納実績を勘案し、個人現年課税分を2億5,000万円、法人現年課税分を2億4,000万円それぞれ増額計上するものであります。また、1款2項1目固定資産税ですが、収納実績を勘案し、現年課税分を3億1,000万円増額計上するものであります。  次に、15ページをご覧ください。2款地方譲与税から12款交通安全対策特別交付金までの各種交付金等につきましては、交付額の決定に伴い、それぞれ補正計上を行うものであります。主なものといたしましては、17ページの6款1項1目法人事業税交付金を6,909万5,000円減額計上するとともに、7款1項1目地方消費税交付金を4億3,917万7,000円、11款1項1目地方交付税のうち特別交付税を7,611万7,000円それぞれ増額計上するものであります。  次に、19ページをご覧ください。15款1項2目民生費国庫負担金のうち児童手当負担金につきましては、事業費の減額に合わせ9,481万8,000円を減額計上するものであります。  続きまして、21ページをご覧ください。2項2目民生費国庫補助金のうち子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金につきましては、事業費の減額に合わせ2億6,343万円を減額計上するものであります。  なお、15款1項及び2項の新型コロナウイルスワクチン接種関連の負担金、補助金につきましては、事業実績に合わせてそれぞれ調整したものであります。  次に、25ページをご覧ください。17款2項1目不動産売払収入につきましては、売払い実績に基づき2億4,253万5,000円を増額計上するものであります。  次に、27ページをご覧ください。19款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、財源調整として14億3,230万1,000円を減額計上するものであります。  次に、29ページをご覧ください。21款3項貸付金元利収入につきましては、それぞれ実績見込みを勘案し、総務費、商工費、土木費合わせて7億2,733万6,000円を減額計上するものであります。  続きまして、歳出でございますが、主に職員人件費や事業費の確定に伴うものをそれぞれ補正計上するものであります。職員人件費につきましては、一般会計全体で、退職手当額の確定や給料、職員手当等の実績見込みを勘案し、調整を行い、総額では3億8,825万8,000円の減額となっております。
     それでは、人件費を除く主なものにつきましてご説明申し上げます。39ページをご覧ください。  3款1項1目社会福祉総務費のうち、41ページの住民税非課税世帯等臨時特別支援事業につきましては、実績見込みを勘案し、2億6,343万円を減額計上するものであります。  次に、45ページをご覧ください。3款2項2目児童手当費につきましては、実績見込みを勘案し、1億3,817万円を減額計上するとともに、4目保育管理費のうち施設型給付費負担金につきましても、実績見込みを勘案し、1億8,477万9,000円を減額計上するものであります。  次に、51ページをご覧ください。4款2項1目清掃総務費のうち、太田市外三町広域清掃組合負担金につきましては、ごみ焼却発電の売電実績により2億1,360万2,000円を減額計上するものであります。  続きまして、55ページをご覧ください。7款1項4目金融対策費につきましては、実績見込みを勘案し、事業全体で7億1,430万円を減額計上するものであります。  なお、71ページ以降には、給与費明細書及び地方債に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと存じます。  以上、総務部が所管いたします1議案につきましてご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 大澤健康医療部長。 ◎健康医療部長(大澤美和子) それでは、健康医療部が所管いたします議案第55号、第56号及び第58号の3議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  この3議案は、地方自治法第179条第1項の規定により、令和5年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  初めに、議案第55号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての専決処分について、別冊補正予算書の80ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市国民健康保険特別会計の歳入歳出それぞれから7億5,014万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ205億7,310万4,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。86ページをご覧ください。  初めに、歳入でありますが、1款1項国民健康保険税の増額につきましては、収納見込み額を勘案し、計上したものであります。  2款1項1目災害臨時特例補助金の増額につきましては確定額を計上し、3款1項県補助金の増減額につきましては収入見込額を勘案して計上し、5款1項他会計繰入金の減額につきましては、一般会計からの繰入れ見込額を勘案して計上したものでございます。  次に、88ページをご覧ください。7款1項延滞金、加算金及び過料の増額及び3項雑入の増減額につきましては、収入見込額を勘案し、計上したものであります。  次に、90ページをご覧ください。  続きまして、歳出でありますが、1款1項総務管理費から92ページの2款1項療養諸費、2項高額療養費及び94ページ、3項移送費、5項葬祭諸費の減額につきましては確定額をそれぞれ計上し、4項出産育児諸費の減額につきましては、執行見込み額を勘案し、計上したものであります。  次に、96ページをご覧ください。6款1項保健事業費の減額につきましては確定額を計上し、98ページ、2項特定健康診査等事業費の減額につきましては執行見込額を勘案し、計上したものであります。  8款1項公債費の減額につきましては、確定額を計上したものでございます。  次に、100ページをご覧ください。9款1項償還金及び還付加算金の減額につきましては、執行見込額を勘案して計上し、3項指定公費負担医療費立替金の減額につきましては、確定額を計上したものであります。  10款予備費の増額につきましては、歳入歳出の調整のため計上いたしました。  次に、議案第56号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について、別冊補正予算書の104ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計の歳入歳出それぞれから1,886万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億9,594万8,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。110ページをご覧ください。  初めに、歳入でありますが、1款1項後期高齢者医療保険料の増額につきましては、収入見込額を勘案して計上し、2款1項一般会計繰入金の減額につきましては一般会計からの繰入れ見込額を勘案して計上し、4款諸収入のそれぞれの増減額につきましては、収入見込額を勘案して計上したものであります。  次に、112ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、1款1項総務管理費の減額につきましては執行見込額を勘案して計上し、2款1項後期高齢者医療広域連合納付金の減額につきましては確定額を計上し、3款1項償還金及び還付加算金の減額につきましては執行見込額を勘案して計上し、3款2項繰出金の増額につきましては一般会計への繰り出し見込額を勘案して計上したものでございます。  次に、議案第58号 令和4年度太田市介護保険特別会計補正予算(第4号)についての専決処分について、別冊補正予算書の125ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市介護保険特別会計の歳入歳出予算それぞれから3億5,510万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ181億1,690万6,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。131ページをご覧ください。  初めに、歳入でありますが、2款国庫支出金から6款繰入金の増減額につきましては、介護保険給付実績等に応じた法令割合の額を計上したものであります。  また、9款諸収入の増額につきましては、返還金等の確定に伴い計上したものであります。  次に、135ページをご覧ください。続きまして、歳出ですが、2款保険給付費の減額につきましては、給付実績を踏まえて計上したものであります。  次に、141ページをご覧ください。7款諸支出金の減額につきましては、実績見込みを踏まえて計上したものであります。  また、8款予備費の増額につきましては、歳入歳出の調整のため計上したものでございます。  以上、健康医療部が所管いたします3議案について提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 阿部行政事業部長。 ◎行政事業部長(阿部政夫) 行政事業部が所管いたします議案57号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものであります。  別冊補正予算書(3月専決)の114ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市八王子山墓園特別会計の歳入歳出それぞれに1,349万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,463万9,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明いたします。121ページをご覧ください。  初めに、歳入でありますが、1款1項1目の墓地使用料につきましては、納骨堂使用料及び墓地の再分譲に伴いまして415万円を増額計上するものであります。  1款2項1目の墓地管理料の墓地管理料及び滞納繰越金につきましては58万9,000円を減額計上するものであります。  2款1項1目の一般会計繰入金1,705万8,000円の減額につきましては、歳入歳出の調整を図ったものであります。  次に、123ページをご覧ください。歳出でありますが、1款1項1目の墓園管理費につきましては146万3,000円を減額計上するものであります。  5款1項1目の予備費1,203万4,000円の減額につきましては、歳入歳出の調整を図ったものであります。  以上、行政事業部が所管いたします1議案について提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 井上産業環境部長。 ◎産業環境部長(井上恵美子) それでは、産業環境部が所管いたします議案第59号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計補正予算(第2号)についての専決処分について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  別冊補正予算書の143ページをご覧ください。  本ページにおきましては、令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計の歳入歳出予算額から、それぞれ4,140万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億4,481万9,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。149ページをご覧ください。  初めに、歳入でありますが、1款1項1目売電収入につきまして、各発電所の年間売電収入の見込額を勘案し、合計で6,012万3,000円を減額したものであります。  6款1項1目雑入につきまして、保険金収入として1,871万4,000円を増額したものであります。  次に、151ページをご覧ください。歳出でありますが、1款1項1目一般管理費につきまして、事業の実績により消費税納付額を434万2,000円減額したものであります。  1款2項1目施設管理費につきまして、学校設置発電施設等経費の修繕費を25万9,000円増額したものであります。  3款1項1目繰出金につきましては、売電収入等の実績を勘案して1,500万円を減額したものでございます。  4款1項1目予備費の減額につきましては、歳出額の調整を行うために計上したものでございます。  以上、産業環境部が所管いたします1議案について提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 休     憩                                      午前10時32分休憩 ○議長(矢部伸幸) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前10時32分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 質     疑 ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。  議案第55号及び第58号について一括して、1回目は2議案とも健康医療部長に伺います。  まず、議案第55号は国民健康保険特別会計の専決処分ですが、部長が提案理由の説明で話したように、歳入歳出7.5億円減額して205.7億円ということなのですけれども、歳入で繰越金は補正が計上されずに約3億円のままですね。それで、歳出は予備費で2億円余り増額して3億6,100万円余りということになっています。  まず、おととし、2021年の3月専決補正予算でも繰越金はやはり補正なしで2億1,500万円ほど、それから、去年の3月専決補正でも繰越金は補正がなくて、前年より微増で2億1,000万円余りということですね。予備費を見ると、一昨年の3月専決補正では予備費が3億1,700万円増額されて3億6,700万円となっていました。昨年の3月専決補正だと、一昨年より予備費の増額が1億円増えて5億6,800万円余りとなりました。それで、予備費の続きを申し上げますけれども、今回の専決補正で予備費が2億円余り増額して3.6億円余りということなのですけれども、一方で、歳入歳出の総額を昨年の3月専決と比べると、昨年3月専決補正で歳入歳出総額207.3億円で、一昨年の3月専決補正でも今回とほぼ同額の207億円、今回の歳入歳出総額は205.7億円というふうに数字を見ていくと、一昨年もそうだったのですが、繰越しを見ると、2021年3月専決もそうでしたけれども、まず、2019年度に国民健康保険税を総額2.4億円、1世帯平均8,000円値上げしたことによって繰越しが発生してきたとしか言えないわけなのです。つまり、2019年度、2020年度から毎年2億円余り繰り越されてきているわけですが、基金も増えてきていますけれども、こうしたいわば黒字の額というのは国民健康保険税の値上げによるものだとしか言えないわけです。  そういうことを申し上げた上で、基金残高を伺います。2019年度末、2020年度末、2021年度末、そして、この3月専決補正後の見込みということになるのでしょうが、基金残高を伺います。  それから、2022年度の専決補正後の黒字額を一体どう見込んでいるかを伺います。黒字となるはずですから、赤字の決算というのはあり得ないわけですけれども、一時借入金もなしに黒字となるのは明々白々ですけれども、その黒字となる原因を一体どのように分析しているのか。参考までに、2年前の答弁は、黒字の見込みは認めていながらも、しかし、黒字の見込みの額は明言がされませんでした。ただ、黒字になる原因は前年度繰越金によるものもある、おととし、昨年もそういう答弁があったのですが、今回はその黒字の原因をどう見込んでいるか、黒字の額をどう見込んでいるかを伺います。  それから、第58号の介護保険特別会計の専決補正ですけれども、部長が話したように、歳入歳出それぞれ3.5億円減して181億円で、歳入で繰越金は補正がなくて、繰越金は5.2億円あるのですね。それで、歳出の予備費が1.6億円余り増えて約4.8億円の予備費、3月専決でこんなに予備費を計上しているのですね。この予備費はほとんど明々白々、翌年度に繰り越されるか、あるいは基金の積み増しに向かうとしか考えられないということを申し上げて、まず1点目に、この専決補正後の基金残高とその推移を伺います。  国民健康保険特別会計の補正で、古い年度から言いましたけれども、答弁は古い順番からでも新しい順番からでも構わないのですけれども、まず、この3月専決補正後の基金残高見込み、そして、2021年度末の基金残高、そして、2020年度末、2019年度末、それぞれ基金残高を伺います。  それから2点目は、基金繰入れは、今回、補正がないのは補正予算書を見れば分かりますけれども、それでは、今年度、2023年度の繰入れ額を確認いたします。  3点目、介護保険特別会計は、3月専決補正で予備費を1.6億円増額計上しましたけれども、先ほども申し上げたように、結局、決算で締めてみると、今月末で出納閉鎖ですから、毎年そうなのですけれども、黒字計上から基金を積み増す可能性が高いと考えられるわけで、そうすると、2021年度に保険料を総額で2.5億円、平均で6.1%値上げしているわけですけれども、これが第8期の介護保険事業計画期間となる、今年度、2023年度までの3年間で、本来、介護保険の基金は使い切った上で保険料の上昇を抑える、これは厚生労働省がはっきり示していますからね。でも、結局はどう考えてもまた基金が余るというより増えるとしか考えられません。この第8期終了時点、つまり、今年度、2023年度の決算で一体収支がどうなっていくか、基金がどうなっていくと考えているのかを伺って、1回目の質問を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 大澤健康医療部長。 ◎健康医療部長(大澤美和子) まず、議案第55号に係りますご質問ですが、太田市国民健康保険基金の残高は、令和元年度末、約0.9億円、令和2年度末、約0.1億円、令和3年度末、約2.2億円、令和4年度末は、見込みとなりますが、約6.2億円でございます。  次に、令和4年度の黒字額ですが、現段階で黒字額を申し上げるのは難しいため、歳入歳出差引き額を申し上げますが、約3億6,000万円の予算残を見込んでおります。原因としましては、新型コロナウイルス感染症による受診控えや前期高齢者交付金の影響などにより、県への事業費納付金の額が令和4年度については低くなっているためと考えております。  次に、議案第58号に係るご質問ですが、介護保険基金の残高につきましては、令和元年度末7.8億円、令和2年度末6億円、令和3年度末は7.8億円でございました。令和4年度末は8.7億円と見込んでおります。  次に、介護保険基金の繰入れ額ですが、令和5年度につきましては3.3億円を見込んでおります。  次に、今後の介護保険基金の見込みでございますが、高齢者人口の増加によりまして、新規の要介護認定申請が増加傾向であります。それに伴う介護給付費の増加も見込まれるため、介護保険基金に大きなゆとりが生じていくという想定はいたしておりません。 ○議長(矢部伸幸) 水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 2回目は市長に伺うのですが、2回目は、介護保険特別会計の補正予算についてのみ市長に伺います。  先ほど私が申し上げたように、あるいは、ただいまの部長答弁からも分かるように、介護保険の基金が2021年度の値上げの前年度末で6億円あったものが、2021年度、値上げの初年度末で7.8億円、これは増えて当然なのですが、1年目は、3年間保険料が固定されていて、3年間の第8期事業計画期間の初年度に、3年間で保険料を総額2.5億円上げたわけなので、そうすると、1年目に基金が割と多めに増えて、それで、1年目より2年目になって高齢者が増えて、介護給付費が増えていって、1年目より2年目は基金の残高が本来減るはずなのですよね。3年目になるとさらに減って、基金は3年間でなくなるようにして、保険料の上昇を基金を使って抑えるのですよと、当たり前ですが、これが厚生労働省の見解なのです。  ところが、市長、今、部長が答えたとおり、この3月専決補正後で8.7億円の見込みで、去年の3月末だと7.8億円と、減っていくはずの基金が増えてきているのですね。3年目どうなるかというのは何とも言えないですけれども、今年の3月定例会でも市長に予言者ですかとやゆされましたけれども、予言ではなくて、科学的に過去の傾向を分析した結果、毎年毎年、毎回毎回と言ったらいいかな、3年ごとに保険料を上げるたびに基金は増えないのです、減っていくのです、なくすことはなかなかやりづらいけれどもと、そういう答弁を部長や市長からもしてもらいながら、結局、保険料を上げるたびに基金が増えてきていたということなのです。  また同じことを繰り返してしまう。だけれども、コロナ禍、物価高、高齢者は年金カット、6月から年金額が若干増えますけれども、これはマクロ経済スライドを発動しているもので、年金が若干増えるけれども、物価高と差し引くと年金は3%ぐらいマイナスになるのですよね。そういう下で、来年度、2024年度は第9期、つまり、今年度中に来年度から3年間の保険料をどうしようかと考える作業がこれから始まって、もう準備をしているはずなのです。そういうことを考えると、平均で2021年度、第8期、6.1%上がりました。平均でということでは、基準額も6.1%上がった、総額で2.5億円、65歳以上人口はたしか5万人くらいでしょうか、その人たちの保険料が上がっていったと。  それで、来年度に向けて、保険料は下げられるはずなのです。どう見ても下げられるはずです。2021年度、平均で1人当たり年額で1,000円くらいでしたか。だから、据え置きははっきりやれますし、下げることだって可能なわけなので、これは市長がそれこそ政策的に、政治的にご決断をされていい財政状況になっているということを申し上げて、お考えを伺います。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。
    ◎市長(清水聖義) 毎回同じ話なのですけれども、基金残高については、検討したことがないのですけれども、絶対論から言えば、6億円あれば6億円、5億円なら5億円下げられるのではないかという話ですが、例えば他市との比較もしてみる、相対的に物を見るということも大事でありまして、これは議員は当然知っていることだと思うのですが、例えば介護保険の大体同じような市として、隣町の伊勢崎市があります。これは歳出で166億円、太田市と大体同じレベルの166億円なのです。基金の残高がどのぐらい違うかといいますと、伊勢崎市は15億9,000万円、約16億円の基金を持っているのです。だから、今の水野議員の論法で言えば、べらぼうに多い、伊勢崎市は大幅に下げてもいいと。例えばもっと言えば、前橋市も20億円から持っているというようなことで、多分、前橋市も市議会議員さんは大騒ぎしているのだと思いますね。6億円でこの程度ですから、20億円もあったら大騒ぎをやっているというふうに私は思うのですが、相対的に物事を考えたら、決して基金は安定的、170億円程度の予算を組んで6億円の基金を持っているということは、そんなにぜいたくしているわけではない。  だから、次の3か年を見るときに、この基金残高を見て、審議していただいて決定していただくということのほうがリーズナブルですよ。今ここですぐ値下げをしろとか、例えば、ほかの市が同規模で17億円も基金を持っているのにうちは6億円しか持っていない。ここで下げることよりも、リーズナブル、次の期にどう対応するかということを十分に議論することのほうが正しいと私は思います。多分、議員も腹の中ではそう思っているのではないですか。ただ、言わないと格好悪いから言っているだけの話で、ぜひ納得していただければ大変ありがたいということであります。 ○議長(矢部伸幸) 水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 思っていることは全て市長にさらけ出しているつもりなのです。ただ、最後の隠し玉を最後まで取っておくということはたまにありますけれどもね。  ただ、他市との比較も市長からありましたけれども、伊勢崎市は8期のときにちょっと下げた記憶があるのですね。伊勢崎市は8期のときにたしか下げた、記憶ですから断言できないですけれども、基金がたまり過ぎているので、伊勢崎市の共産党は下げ方が足りないと言って反対した記憶があるのです。前橋市もしかり、2年前に前橋市も保険料を下げたのです。だけれども、市長が言われたように、基金がこんなにあるのに下げ方が足りないではないかと、前橋市も下げ方が足りないと反対した。ちなみに、館林市は、僅か下げたけれども、基金はそんなにたくさんあるわけではなかったけれども、基金の残高からいけば館林市はもっと下げられるのではないかというのはあったけれども、たとえ僅かでも下がるというので館林市の共産党は賛成した、こういう経緯で、伊勢崎市や前橋市は、本当に市長が言われるように、共産党の議員は、こんなにたくさん抱え込んで、ため込んでどうするのだというのを常々言っています、求めています。ただ、前橋市は20億円で、太田市の2倍以上の人口があるので、前橋市の20億円というのは、それでも、人口割でいけば高齢者人口も比率でそんなに変わらないので、太田市で言えば10億円持っているのと同じというので、伊勢崎市が近隣では突出しているかなというのは分かっています。それは市長と全く同じ見方です。  ただ、市長は今、太田市の基金は6億円と言われましたけれども、6億円は、2021年度、2年前に保険料を上げる前の年の年度末の基金が6億円で、この専決補正後は8.7億円の見込みと。部長が言ったように、これは歳入歳出、ほぼ確定してきたので専決補正したわけで、多分8.7億円で、0コンマ何億円かずれるかもしれないですけれども、8億円超えるのは目に見えているのです。本来、値上げ前の年の6億円より減っていくはずだったのです。  だから、こうやって考えると、確かに私は政策的に、政治的にずばっと市長に決断を求めましたけれども、実務作業もこれから入ってくるわけで、それは市長の言うように、この間の高齢者人口の推移とか、介護保険サービスの利用実態、施設がどれだけ増えているのか、減っているのかということも見てやっていくのですけれども、次期事業計画期間の来期の保険料を試算していくときに、厚生労働省がシミュレーションソフトを出しているのですね。便利だからといって、太田市もこの間、そういうシミュレーションソフトが出てからずっと使っているのですけれども、それでやると、結局、保険料が上がって基金がだっぷり増えてしまうということなので、基金は3年間で使い切るものだと厚生労働省は言っておきながら、基金がどんどんたまりまくるようなソフトをつくっているというところもちゃんと留意をしながら、この間の傾向を見て、物価高、コロナ禍で大変なときに、年金も実質下がっているときに、太田市として高齢者にしわ寄せをもたらさない、高齢者の笑顔が消えない介護保険にしていくように、厚生労働省のシミュレーションソフトにはよくよく気をつけるようにと市長から指示をしてほしいと思うのですが、いかがですか。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 気持ちは本当に分かるのですけれども、今、国が6月に異次元の少子化対策の問題で骨太の方針をやりますよね。社会保障にしわ寄せをくれるということはほぼ確実だと思うのですね。これが保険業務のどういった業務に関わってくるのか、今、国で審議するのでしょうけれども、ある意味で社会保険関係は非常に不安定な状況にあることは事実だと私は思うのです。  気持ちは本当に分かるのです。だけれども、6億円、7億円の話で、値下げをしようというのは太い考え方で、これは常識から見て、非常に適正な経営が行われているというような判断をするほうが私はましではないかと思います。ですから、今回、次に質問しても下げませんので、もう2回で、これでやめていただければ大変ありがたい、3回目か、(「もう3回目だよ」の声あり)では、そういうことで、今いろいろ変動する時期ですけれども、ちょっと様子を見てみたいと思っています。      ◎ 質 疑 終 局 ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による質疑は終わりました。  他にご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  6議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、6議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(矢部伸幸) 議事の都合により、議案第54号から第59号までの6議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  最初に、議案第54号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第55号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第56号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第57号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第58号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第59号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。      ◎ 休     憩                                      午前10時59分休憩 ○議長(矢部伸幸) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前11時20分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 議 案 上 程  議案第60号 太田市市税条例の一部を改正する条例についての専決処分について  議案第61号 太田市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分について  議案第62号 太田市印鑑条例の一部を改正する条例についての専決処分について  議案第63号 太田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての専決処分について  議案第64号 太田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての専決処分について  議案第65号 太田市介護保険条例の一部を改正する条例についての専決処分について ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第13、議案第60号から第65号までの6議案を一括議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(矢部伸幸) 朗読を省略し、直ちに執行者から順次提案理由の説明を求めます。  瀬古総務部長。 ◎総務部長(瀬古茂雄) 総務部が所管いたします議案第60号及び議案第61号について、提案理由のご説明を申し上げます。  この2議案は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、4月1日付で施行されることに伴いまして、関連する条例について所要の改正を行うため、地方自治法第179条第1項の規定に基づいて、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  それではまず、議案第60号 太田市市税条例の一部を改正する条例についての専決処分についてのご説明を申し上げます。  議案書の9ページをご覧ください。  主な改正点についてご説明いたします。  初めに、個人市民税についてですが、肉用牛の売却において一定の要件を満たすことで住民税が免除される事業所得の特例及び優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合において一定の要件を満たすことで、住民税が軽減される長期譲渡所得の特例の適用期間が3年間延長され、それぞれ令和9年度及び令和8年度までとされたことにより、所要の改正を行ったものでございます。  次に、固定資産税についてでございますが、課税標準の特例に関し、令和4年度末で適用期限を迎えた項目について、延長の措置を講じ、法改正により生じた項ずれを反映したものでございます。  続いて、新型コロナウイルス感染症等に係る先端設備について、特例適用期間の終了に伴い、項削除を行ったものでございます。  また、耐震基準適合家屋について、法改正により生じた項ずれを反映したものでございます。  次に、軽自動車税についてでございますが、環境性能割の税率の臨時的軽減措置が令和4年1月1日取得分から終了したことに伴い、規定が不要となったため、規定の削除等を行ったものでございます。  また、新車取得に係る翌年度の種別割の税率を燃費性能等に応じて軽減する特例期間が延長されたことにより、所要の改正を行ったものでございます。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日とし、併せて条例の改正に伴う経過措置を定めたものでございます。  次に、議案第61号 太田市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分についてのご説明を申し上げます。  議案書13ページをご覧ください。  本案は、固定資産税と同様に、課税標準の特例に関し、令和4年度末で適用期限を迎えた項目について、延長の措置を講じ、法改正により生じた項ずれを反映したものでございます。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日とし、併せて条例の改正に伴う経過措置を定めたものでございます。  以上、総務部が所管いたします2議案について、提案理由のご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 大谷市民生活部長。 ◎市民生活部長(大谷健) 市民生活部が所管いたします議案第62号 太田市印鑑条例の一部を改正する条例についての専決処分について、提案理由のご説明を申し上げます。
     議案書15ページをご覧ください。  本案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が令和3年5月19日に公布され、同法第49条の規定により、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律が一部改正され、施行日を政令で定める日とする規定に基づき、令和5年5月11日付で施行されることに伴い、条例の一部改正が必要となったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、やむを得ず令和5年4月28日に専決処分を行ったものでございます。  それでは、改正点についてご説明いたします。  コンビニエンスストア等に設置されている特定端末機による印鑑登録証明書の交付において、スマートフォン等の移動端末設備による交付を可能とするため、所要の改正を行ったものでございます。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年5月11日としたものでございます。  以上、市民生活部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 冨岡福祉こども部長。 ◎福祉こども部長(冨岡和正) 福祉こども部が所管いたします議案第63号 太田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての専決処分について、提案理由のご説明を申し上げます。  議案書の17ページをご覧ください。  本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が令和4年12月28日に公布され、令和5年4月1日付で施行されることに伴い、同条例の一部改正を行うため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただいたものでございます。  主な改正点についてですが、放課後児童健全育成事業所における設備の安全計画の策定等、自動車を運行する場合の所在の確認、業務継続計画の策定について追加し、条文の整備を行うものであります。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日とし、併せて安全計画の策定に係る経過措置を令和6年3月31日までと定めるものであります。  以上、福祉こども部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢部伸幸) 大澤健康医療部長。 ◎健康医療部長(大澤美和子) それでは、健康医療部が所管いたします議案第64号及び第65号の2議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  初めに、議案第64号 太田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての専決処分について、議案書の20ページをご覧ください。  本案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が、令和5年政令第132号として同年3月31日に公布され、同年4月1日に施行されることなどに伴いまして、やむを得ず地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  改正の要旨でありますが、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を現行の20万円から22万円に引き上げ、その結果として国民健康保険税課税額の限度額を現行102万円から104万円とするものです。  また、国民健康保険税の減額の基準につきまして、5割減額の対象となる所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を現行28万5,000円から29万円に、2割減額の対象となる所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を現行52万円から53万5,000円にそれぞれ引き上げ、物価上昇の影響によって軽減範囲が縮小しないよう見直すものでございます。  そのほか、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等における保険税の減免の特例につきまして、令和4年度末に資格を取得したこと等により、令和5年5月31日までに普通徴収の納期限が到来する、令和4年度分の保険税を減免できるよう改正するものであります。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日とし、適用区分を令和5年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和4年度分までの国民健康保険税につきましては、従前の例によるものとするものであります。  次に、議案第65号 太田市介護保険条例の一部を改正する条例についての専決処分について、議案書の22ページをご覧ください。  本案は、新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免措置に対する国の財政支援が令和4年度までで終了することなどに伴いまして、やむを得ず地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  改正の要旨でありますが、介護保険料の減免において、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した第1号被保険者に係る介護保険料の減免の対象となる保険料の納期限について、令和4年度末に資格を取得したことなどにより、令和5年6月30日までに普通徴収の納期限が到来する令和4年度分の保険料を減免できるよう改正するものであります。  なお、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日からとするものでございます。  以上、健康医療部が所管いたします2議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 休     憩                                      午前11時32分休憩 ○議長(矢部伸幸) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前11時32分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 質     疑 ○議長(矢部伸幸) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第64号並びに65号について、一括して質問を行います。  1回目は全て健康医療部長に伺いますが、提案理由の説明でもあったように、議案第64号で言えば、今回の専決処分は国民健康保険税の限度額の引上げ、法定軽減の対象拡大、そして新型コロナウイルス感染症に係る減免の対象納期の延長ということなのですが、まず、国民健康保険税の限度額ですが、昨年度も限度額を引き上げています。昨年度の引上げで、国民健康保険税の限度額は医療分、後期高齢支援分、介護分、合わせて99万円から102万円まで引き上げられました。とうとう限度額が100万円の大台に乗ったのが昨年度でした。そして、今回の専決処分によって医療分は、限度額は65万円、介護分と17万円は据え置きですが、後期高齢支援分は20万円から22万円に、合計で現行の3月末までの102万円が104万円へと2万円限度額が値上げされました。  振り返ってみると、10年前との比較では、2013年度は医療分で51万円、後期高齢支援分で14万円、介護分で12万円、合計77万円でした。そうすると、この10年間で27万円もの負担増、値上げとなります。さらに遡って、介護保険がスタートしたのが2000年度ですけれども、その前年度は医療分のみで53万円の限度額でした。それが2000年度の介護保険のスタートで、医療分の53万円に介護分の7万円が加わり、一気に60万円に限度額が値上げされました。この2000年度の限度額7万円の負担増もすさまじいものでしたが、今回はその2000年度の介護保険スタートの前年度、1999年度の53万円から51万円もの値上げ、負担増、2倍近い大負担増となります。  そうしたことを申し上げた上で健康医療部長に、まず限度額の引上げに関連して伺うのですが、1点目に、国民健康保険の加入世帯数を今年3月末現在で伺います。  2点目に、限度額引上げによる負担増の総額を伺います。  それから3点目は、負担増となる世帯数と全加入世帯に占める割合を今年の1月ベースで伺います。  そして4点目は、この限度額の引上げと新型コロナウイルス感染症、物価高による影響を一体どう見込んでいるのか伺います。  そして5点目に、国民健康保険税の収納率の推移と見込みを現年の収納率で伺いますが、2019年度、2020年度、2021年度、2022年度、要するに、今年の3月末見込みで収納率を伺います。  6点目は、納期の問題なのですが、国民健康保険税の納期は県内押し並べて8期、8回ということなのですが、県外を見ると、納期を10回にしている保険者、すなわち市区町村も少なくありません。太田市の収納課は、以前は大分厳しい取り立てをやっていましたけれども、もう大分前から大変優しい、生活を破壊しない優しい対応をして、結局、大分柔らかい方法で分納も認めているのですけれども、ところが、分納だと結局システム上は延滞税が発生するのです。結局、優しい対応で12回の分納を認めるのであれば、もう最初から納期は12回としたほうが窓口での相談対応も減りますし、何より払いやすくなるわけです。そして、分納で生まれた延滞税の徴収業務も減ります。  昨年度の限度額引上げの際にも研究を求めていまして、その際の部長や市長答弁からも前向きな研究を、前向きとは言わなかったですが、研究をしてみたい、このような答弁がありましたが、いまだに8回のままということもありますので、10回の納期というのはやろうと思えばすぐやれるわけです。12回だって、5月が出納閉鎖ですから、出納閉鎖までの7月から5月で10回ですけれども、新年度、つまり現年度の賦課は7月ですから、6月、7月というふうに12回、どうせ分納を認めている優しい対応をしているのが現実ですので、これは技術的にはやろうと思えばやれるということも指摘をしておきたいと思います。  なお、参考までに、私が本当に数分間で国民健康保険料、国民健康保険税の納期を10回にしている保険者をほんの数分間調べただけでも、杉並区、宝塚市、川崎市、大田区、大阪市、兵庫県、川西市、流山市、横須賀市、東大阪市、横浜市、京田辺市と、まだまだあるようです。それだけ広がって、この5年くらいの間にどんどん納期10回としているところが広がってきていますので、これはぜひ前向きな検討を超えて早期の実施を求めたいと思います。  それから、2つ目の5割軽減、2割軽減の対象拡大なのですが、部長の提案理由の説明でもありました。対象となる世帯が拡大されるということなのですが、1点目に、5割軽減の対象拡大で新たに負担が軽減される世帯数、そして新たに軽減される総額を伺います。  2点目は、2割軽減の対象拡大で新たに負担が軽減される世帯数と新たに軽減される総額を伺います。  そして、新型コロナウイルス感染症に係る減免の対象納期の延長なのですが、介護保険料の新型コロナウイルス感染症に係る減免は3月末までを6月末までに延長しているのですけれども、国民健康保険税のコロナ減免の納期は3月末までを5月末までの延長と、何かいろいろ事情があるのでしょうけれども、とにかく新型コロナウイルス感染症に係る減免の対象納期の延長によって、新たに減免が見込まれる世帯数や減免の総額が見込めるかどうかもありますけれども、伺いたいと思います。  そして、議案第65号ですけれども、これは介護保険料の条例改定、専決処分ですが、申し上げたように、提案理由の説明にもあったように、減免対象納期延長ということなのですが、3月末までを6月末までに対象納期を延長することで、新たに減免が見込まれる世帯数や減免総額、見込めているのであれば、お答えいただきたいということを申し上げて、1回目の質問を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 大澤健康医療部長。 ◎健康医療部長(大澤美和子) まず、議案第64号 太田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての専決処分についてのご質問ですが、まず、国民健康保険加入世帯数は、令和5年3月31日現在で2万7,434世帯でございます。  負担増の総額としましては、令和5年1月末ベースの試算値で約1,405万8,000円の見込みです。  負担増となる世帯数は、同じく1月末で868世帯、割合としては約2.6%でございます。  限度額引上げ、新型コロナウイルス感染症や物価高による影響ですが、国民健康保険特別会計への影響としましては厳しい状況であると考えております。  次に、現年度の収納率の推移をお答えいたします。令和元年度が87.19%、令和2年度は87.18%、令和3年度は88.99%です。令和4年度は、予算上では87.10%を見込んでおりますが、最終的にはもう少し高くなるかと思います。  次に、納期を10回あるいは12回にというご提案をいただきましたが、群馬県内では8回または9回の納期としている自治体が多いようです。議員は十分ご承知とは思いますが、国民健康保険事務の県内統一の動きや他部局との関わりもございます。長期的視点に立っての課題といたしたいと存じます。  次に、軽減基準の改正による影響ですが、まず基準の改正は、物価高による所得上昇により軽減を受けられる世帯の範囲が狭まらないよう、軽減基準を引き上げるものでございます。5割軽減基準の改正で影響を受けるのが107世帯、軽減額は588万9,000円の増を見込みます。  2割軽減基準の改正では、影響を受けるのは77世帯、軽減額は195万9,000円の増を見込んでおります。いずれも令和5年1月末ベースの試算値でございます。  次に、新型コロナウイルス感染症に係る減免対象納期の延長につきましては、転入等で年度末に資格を取得したことにより、納期限が3月末以降となる被保険者が不利にならないよう改正するものでございます。この改正による減免対象の見込み数は数世帯程度、減免総額は現在明確にお示しできるものはございません。  次に、議案第65号 太田市介護保険条例の一部を改正する条例についての専決処分についてのご質問ですが、介護保険料の新型コロナウイルス感染症に係る減免については、令和4年度末に資格を取得したことなどにより、納期限が3月以降となる被保険者が不利にならないよう、令和4年度分の保険料を減免できるようにするものでございます。減免対象につきましては、世帯数は数件を見込んでおりますが、減免総額は現時点ではお示しできるものはございません。 ○議長(矢部伸幸) 水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 2回目は、議案第64号についてのみ市長に伺います。  今、部長からお答えいただいたわけなのですが、まず限度額ですけれども、限度額の影響、部長からお答えいただいて、全加入世帯2万7,000世帯のうちの2.6%、868世帯で総額1,400万円余り、今より多く頂くというか、賦課する。払えるか払えないかということも、新型コロナウイルス感染症や物価高との関係もありますので、賦課されても払えない、収納率が落ちていくこともあり得ると思うのです。今までもそうでしたから。  それで限度額が、先ほど1回目に申し上げたように、去年に続いて2年連続引上げなのです。去年、もう102万円の大台にのっかってしまった。さらにまた2万円、これは確かに政省令改定ですから、お上が、政府が国民健康保険税、国民健康保険料の賦課対象世帯のうち、上位所得の1.5%くらいは限度額引上げの対象、限度額引上げは今回は医療分、介護分は据え置きだけれども、後期支援分で2万円上げるのだと。これは政府が決めてきたものですからね。政府が決めてきたものに抵抗を試みることはできるのですが、国民健康保険というのは法定受託事務というのだったかな。要するに、逆らおうとすることはできるけれども、逆らい切れないという仕組みは確かにあるのですけれども、ただ、それでも、では減免をどうするのかとか、均等割や平等割をどうするのかというのはいろいろやりようがあるわけです。  10年前の2013年度から見ても27万円、限度額を3つ合計すると値上げになってしまう。介護保険のスタート前と比べると、これがもうほとんど2倍になっている。もうすさまじい負担増で、限度額引上げのこういう影響、打撃を受けるのは上位所得者ですから、金持ちかというと、上位所得者は所得はあるけれども、結局は市民税だとかもあるし、場合によったら固定資産税だって当然あるし、借金もあるから所得を上げなくてはならないというふうにしている上位所得者、そこに限度額を引き上げてしまうと、今までは値上げが続いてきたのだけれども、何とか頑張って払ってきた人たち、自営業者も含めて、言い換えれば、これまで太田市の国民健康保険を支えてきた人たちとも言えるわけで、こうした人たちの負担をストレートに増やしてしまうと、払えない人が増えるのではないかという心配が、市長も心配されていると思うのです。先ほども申し上げましたけれども、2019年度ですね。  だから、4年前に1世帯平均8,000円、総額2.4億円値上げをして、国民健康保険財政は値上げ後どうも好転してきているということがあって、国民健康保険のほうの基金残高が6億円くらい、3月末見込みで増えてきたということまで、そういう国民健康保険財政の好転、基金が6億円まで増えてきているということもありながら、しかし、新型コロナウイルス感染症の影響は今も厳しい。さらに、もう6月から電気料が上がっていくとか、東京電力だって一般的な世帯で1か月に1,000円以上値上げ、北海道電力などは2,000円値上げとか、そのような話もあるくらいで、そういうときに国民健康保険税の限度額を引き上げてというのはなかなか忍びない話なのです。  それで法定軽減の対象拡大というのは、これは本当に当然なのですが、限度額引上げの影響を受ける世帯というのは、当然法定軽減の対象になるわけがないわけで、そういう点で限度額引上げには、私はとても賛成はできないということは申し上げたいのですけれども、限度額を引き上げずにやるとかぶせられる、あるいはペナルティーを食らうということも当然あるのですけれども、しかし、やはり影響は緩和しないわけにはいかないと思うのです。ただ、この間も、こういう国民健康保険税値上げ、あるいは限度額引上げのたびに市長といろいろなやり取りをこの議場でしてきましたけれども、では何を財源にして国民健康保険税の限度額を抑えるのか、限度額を上げないのか、ペナルティーを食らったときの財政補填をどうするのか、あるいは均等割、平等割を下げるにしても、減免を拡大するにしても、財源をどうするのかという話になると一般会計から入れるしかないわけです。  過去には、2年くらいですか、3年くらいかな、2012年度に1世帯平均で1万5,000円くらい、11年前に国民健康保険税を引き下げたあのとき、基金がなくなってしまってからも2年くらいは、一般会計から市長の温もりある考えから補填をしてきたわけですからね。また、そういうことをやらないわけにいかないと思うのです。ただ、国民健康保険加入者を救うために、社会保険加入者の納めた税金まで使えないと市長もこの間度々言われてきたのですけれども、もともと国民健康保険税は社会保険、協会けんぽと比べても負担の重いもので、所得に対する負担率は社会保険の2倍以上の負担ですからね。しかも、国民健康保険には協会けんぽにはない子どもの均等割まであって、子どもの均等割、未就学児の均等割、去年から5割軽減されていますけれども、それでもまだやはり子どもに、国民健康保険税が5割軽減されてもかかっている不公平が続いているわけです。  国民健康保険というのは、今は社会保険加入だけれども、やがて誰もがいつかは必ず加入するのが国民健康保険で、将来の負担を定年退職後、国民健康保険に入ったらえらいことになる。社会保険継続2年間やれるからいいけれども社会保険継続が終わってからだって、もう年金だけになって、こんなに負担が重かったのかと、太田市を退職した職員からも言われたことがあるくらいで、そのときになってみると、どれほど負担が重いかは身にしみるのだと思うのです。だから、そういう点で今も国民健康保険の重い負担、あるいは将来の社会保険から国民健康保険に移行したときの将来の不公平、負担を軽減していくことに反対する人がいるとは考えられないのです。地域経済を支えている中小業者の中でも、小規模業者は国民健康保険加入者が多いわけで、こういう地域の経済を支えていながら、社会保険より重い国民健康保険の負担を余儀なくされている人たちを税金で救うというのは、今まさしくそれを発動しなくてはならないと思うのです。そういうことも含めて、ぜひ市長にはご決断をいただきたいと思います。  以上で2回目を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) まず大前提として、これは法律に違反するわけですね。これは結構重いです。気持ちは本当にそうです。定年退職して退職金をもらって辞める。辞めた途端に、今まで50万円だったのが、保険料はほとんど気がつかないうちに引かれていたのが急に104万円の請求書が来たら、これは太田市は何をやっているのだと。一々一人一人弁解するわけにいかないのでできませんけれども、これは本当に大きな負担です。仕事を辞めて給与が下がってなくなってしまったのに、104万円請求されるわけです。これは大変だと私は思いますよ。高いです。ですから、今言ったような議論が湧くのですけれども、法律を逸脱するわけにはいかない、これはもう大前提としてあるのです。ですから、ここで議論する前に、やはり国会で議論してもらう。ぜひ国でこの法律を出さないようにしてもらう。  ただ、心配なのは、先ほど言いましたように、社会保険料に今度は子育ての骨太の方針が出てきたときにどうなるか、これは一般の健康保険とか一般の人たちも、会社で負担するのか、あるいは個人が負担するのか、ここへ結局また来るわけです。ですから、今、社会保険にばかり行こうとしていますけれども、本当に社会保険にみんな行って、こういった形で負担率を上げていくのがいいのかということも、これも国が真剣に議論してもらわないと我々は困る。それで法律を逸脱してはいけないということになってくるわけですから、では、国が言ったとおり、はい、分かりましたといって地方の主権というものはなくなる。昔は地方主権などという言葉がありましたけれども、今はほとんど地方主権という言葉がないです。だから、ないようにされているのです。だから、意味は分かるけれども、でも、これは国のレベルでもって止めてもらわない限り、太田市が云々ということは非常に難しいというのが答弁になりますかね。 ○議長(矢部伸幸) 水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 法律違反を試みてみようという提案はしましたけれども、しかし、市長とすれば、違反するのを承知でやれないという考えは私も当然分かった上で求めたわけです。ただ、機械的にとにかく限度額を上げるなということだけを求めていても、違反はできないということをやり取りで繰り返しても始まらないので、だから、やはり法定軽減といっても、対象になるのは本当に僅かですからね。2割軽減の対象拡大といっても、もともとの平等割や均等割が高ければ、それでも2割軽減されれば大分違うと言えば違いますけれども、ただ、それだけではやはり足りないのです。先ほども申し上げたように、3月末の見込みで基金が6億2,000万円、これは多分金額はそう動かないと思うのです。6億2,000万円から基金が今年3月末であると。恐らく先ほどの専決補正の質疑でも申し上げたように、部長の答弁からもあったように、これはまたそれなりに基金が今年度末は増えていかない訳がないと思っているのです。紛れもなく増えると思うのです。  ちょっと見ただけでも、この間の傾向を見れば給付費は、事務方は確かに入りを少なくして出を大きく見るというのは当然ですけれども、だけれども、そういうふうにやってきた結果、やはり保険給付費、医療給付費が抑制されて、介護納付金の分だって介護費そのものが抑制されてきているわけですからね。政府が給付抑制をやっているとか、負担増をかけているというのも相まっての話ですけれども、後期高齢だって思うほど医療給付費は伸びていない。だから、結果として2021年度1世帯平均8,000円値上げした2年後くらいから基金が増えてきているので、そういう意味では県から太田市の基準の保険料率を毎年示されているわけですよ。それから言ったって、県が示した保険料率から言ったって、少し下げてもいいわけなのです。ただ、下げたり上げたりというのは、下がったと思って喜んだら次の年は上がってしまったとなったら、これはこれで加入者が大変だろうという気持ちもあって、しばらく様子を見ていきたいというのが去年の答弁だったと思うのです。  ただ、やはり基金がたまり続けていて、一方で広域化されて県単位ですけれども、確かに政府が県単位にしたら県内市町村、それぞれ保険料率、額、統一と言っていますけれども、これはやるにやれないでいるのが現状で、そういう下で実際に国民健康保険税を下げている市町村もあるわけです。そういう意味では、目の前に物価高、さらに拍車がかかる。新型コロナウイルス感染症による収入の減少も続いている。廃業、倒産も続いている。会社が倒産したら個人責任は伴わないかといったって、つい先日も私は相談を受けたばかりですけれども、太田市内のある法人で、法人の借金を社長がやはり個人保証しないと融資を受けられなかったということもあって、個人業者はもう言うまでもない、本当に苦しい中で、しかし、何とかかんとか収納課の優しい対応も含めてやってきたのだけれども、払ってきたのだけれども、しかし、そもそも限度額の前に国民健康保険税そのものが下げられるということは申し上げたいと思うのです。6.2億円で、国民健康保険の加入世帯は2万7,000世帯ですから、ざっくり3万世帯とすると、例えば1世帯3,000円下げて1億円、6億円あったら6年分もつわけです。1世帯3,000円では大したことはないではないかという見方もありますけれども、でも、上がるのか下がるのか、これはやはり違うわけですよ。  もう一つは、1億円というのは一般会計との比較で言うと、割り算してみると、要するに、今年度、新年度894億円の一般会計なので、1億円というのは0.11%、20万円の家計で見たら月220円、このくらい使えば1世帯3,000円以上の引下げが可能だと。一般会計からの繰り出しや基金6億円の活用ということも併せれば、市長、限度額は抵抗し切れないとしても、そろそろ均等割や平等割を下げていく。今までは18歳以下の子どもの均等割、せめて半額とか全部カットとか言ってきましたけれども、子育て世代は、就学児は給食費をぽんと無料にしてしまったので、そういう意味では18歳以下の均等割云々かんぬんより、全体に少し薄くなっても均等割や平等割を下げていくというところを、市長、お考えくださいよ。お願いします。終わります。 ○議長(矢部伸幸) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 国民健康保険は今、群馬県で統一しようとしていますね。うちだけが一般会計から投入して値下げをする、これは法律上できない。これは法が104万円と決めましたから、私どもはそれに対して抵抗することはできないのです。だから、これはもうしようがない。統一しようとしている中で、うちだけそういうことができるかというと、これまた非常にしにくいことは事実なのです。  もう一つは、基金をすぐに言いますけれども、一般会計からは論外なのですけれども、基金も、これまた介護保険と同じように、太田市は非常にうまい具合にやっているのです。というのは、ちょっと調べたのですけれども、太田市は1人当たりの基金残高、6億円幾らと言いますけれども、1人頭の基金残高が1万3,500円なのです。例えば、これまた伊勢崎市と比較しますけれども、伊勢崎市は豊かか何だか分からないですけれども、1人頭2万2,300円なのです。1人頭ですから、例えば高崎市は1人頭が7万5,800円なのです。こうやって考えていくと桐生市も高いです。こうやって考えていくと、太田市は1人頭の基金の残高は決して多くないのです。もちろん、35の市町村の平均より全然低いのです。ということは、運用の仕方が非常に上手に適切な形でもってやっているということだと思います。  それから、前から答弁したように、不納欠損が多いのです。不納欠損は3億円を超えている。これもやはり大きな要因で、この残高の問題で、というのはさっき優しくなったとか言っていましたけれども、やはり取立て屋的なことはやらない。ただ、それをやらないがゆえに3億円を超えるような不納欠損が出てきてしまっていた。ここいらもやはり問題は問題なのです。だから、いろいろなことを考えたときに、今の保険料、これはもう104万円はどうしようもない。全体として今の保険の、本当言って社会保険に比べたら国民健康保険は大変だと思いますよ。だけれども、今の私どもがやっている税の設定は間違えていない。基金の1人頭を見ても、決して間違えていない。たらふく食べているわけではない、ちょうどいいかげんでやっている、私はそのような判断なのです。むしろ本当は安過ぎるかもしれないということも言えるぐらい残高は残っていないということなのです。ぜひご理解いただければと思います。1人で長くしゃべりましたので、このくらいでぜひよろしくお願いします。      ◎ 質 疑 終 局 ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による質疑は終わりました。  他にご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略
    ○議長(矢部伸幸) お諮りいたします。  6議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって、6議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討     論 ○議長(矢部伸幸) 議事の都合により、議案第60号から第65号までの6議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、18番水野正己議員。 ◆18番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第60号並びに62号に対して反対の理由を申し上げて、討論を行います。  まず議案第60号ですが、これは提案理由の説明でもありましたが、地方税法の改定を受けてのものとされますが、この間の新型コロナウイルス感染症対策として規定されてきた市税の軽減特例の一部を廃止するものです。肉用牛の売却所得については、一定の要件を満たすことで住民税が免除される期間は3年間延長されて2027年度までとなります。優良住宅地の造成のために土地などを譲渡した場合の所得についても、やはり一定の要件を満たすことで、住民税免除の適用期間も3年間延長されて、こちらは2026年度までと延長されます。固定資産税の軽減についても、その期間が延長されて耐震基準に適合した家屋に対する軽減も継続されるとされました。  軽自動車税についても、グリーン化特例による軽減の適用期間が2026年度まで3年間延長されるわけなのですが、しかし、中小業者が取得した先端設備における家屋や償却資産の軽減については、法律によるものとされるわけですけれども、とにかく終了、つまり廃止となります。軽自動車税の中の環境性能割の軽減特例についても廃止となります。新型コロナウイルス感染症による個人や業者の収入、売上げの減少はいまだに回復しないとは言えない状況が続いていて、物価高もますます拍車がかかっている厳しい現状にあることは言うまでもありません。政府や県、本市における新型コロナウイルス感染症対策、物価高対策が市民の求めに十分応えるものとはなっていない下で、上位法、根拠法である地方税法が改定されたことを受けてのものとはいっても、市税の軽減特例のたとえ一部ではあっても、終了あるいは廃止することには賛成できないことを申し上げるものです。同時に、議決が求められる以上は、いまだに収束しないコロナ禍、拍車がかかり続ける物価高の下で、市税の軽減特例を廃止した地方税法の改悪に対する強い反対の意思も表明するものであります。  そして、議案第62号ですが、これは提案理由の説明でもあったように、マイナンバーとスマートフォンを使ってのコンビニエンスストアでの印鑑登録証明書の交付を可能にするものです。デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律によって既にマイナンバーカード、マイナンバーとスマートフォンを使っての各種証明書の交付が可能となっていることを受けてのものと提案理由でもありましたが、しかし、私が反対する理由は、何より個人情報の保護に大きく逆行するということです。マイナンバーは様々な分野の個人情報をひもづけるもので、プライバシーを侵害するリスクが避けられないものです。政府の個人情報保護委員会の2021年度の年次報告でも、2017年度から2021年度の5年間で少なくとも3万5,000人分のマイナンバー関連の情報の紛失、漏えいがあったと明らかにされているほどです。  マイナンバーには大きく4つのリスクがあります。第1に、100%情報漏えいを防ぐ完全なシステムの構築は不可能だということです。第2に、意図的に情報を盗んで売る人間がいるということ。第3に、一度漏れた情報は流通して売買されて取り返しがつかないということです。第4には、情報は集積されるほど利用価値が高まり攻撃されやすくなる、狙われやすくなるということです。そして、こうしたリスクが現実化した事件が最近も続いています。マイナンバーカードを使ったコンビニでの証明書の交付で不具合が発生する中で、マイナンバーカードと一体化された健康保険証を医療機関などで利用した際に、別人がひもづけされて診療情報などが閲覧されたケースがありました。マイナンバーカードを巡っては、コンビニエンスストアで住民票の写しや戸籍証明書などを交付するサービスで、別人の証明書が発行される不具合も発生しております。これを受けて政府は、運営会社にシステムの一時停止を要請したほどです。  厚生労働省によると、健康保険組合などが加入者の健康保険証とマイナンバーカードをひもづける際に入力を誤ったことなどが原因とされて、名前や生年月日、医療費、処方された薬などの診療情報が閲覧されたケースがこれまで複数件確認されていると厚生労働省は発表しています。さらに、厚生労働省は、情報が閲覧された詳しい内容を明らかにはしていませんが、医療機関を受診した際に別の人の情報が登録されていることを指摘されたケースや、マイナンバーの専用サイトで自らの情報を確認しようとした際に、別の人の情報がひもづけられていることに気がついたケースも想定されると厚生労働省は発表しています。  また、一昨年10月から昨年11月までのおおむね1年間で、閲覧こそされていなかったものの、入力ミスなどによって本人とは違う保険証の情報が登録されていたケースが7,300件余りあったともされています。マイナンバー保険証に別人の情報がひもづけされていた問題は、入力を誤った担当者の責任に矮小化するわけにはいきません。コンビニでの住民票の写しや戸籍証明書などの交付で別人の証明書が発行された問題も含めて、マイナンバーがいかに個人情報の漏えい、流出の期間を拡大する危険極まりないものであるということがいよいよはっきりしたと言えます。  そして、本案はデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が根拠法とされますが、何よりマイナンバーを使ってのコンビニエンスストアでの各種証明書の交付は、自治体の義務ではないということも指摘しなければなりません。明日にも参議院本会議で健康保険証を廃止して、マイナンバーカードに置き換える行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改悪案の強行が狙われていること、マイナンバーにおける個人情報の漏えい、流出のリスク、マイナンバーの運用を拡大することで高まるリスクを重ねて指摘するとともに、マイナンバーに関連する一連の法令や法の改悪に対する強い反対の意思を改めて表明するものであります。  以上、主な理由を申し上げて議案第60号並びに62号に対する反対討論を終わります。 ○議長(矢部伸幸) 次に、7番高野博善員。 ◆7番(高野博善) 創政クラブの高野博善でございます。議案第60号 太田市市税条例の一部を改正する条例についての専決処分について、本案に賛成の立場から討論させていただきます。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、4月1日付で施行されることに伴いまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日に専決処分を行ったとのことであります。  改正内容でありますが、上位法である地方税法等の改正に伴う必要な規定の整備や引用条項等の整理等でありまして、今回の法改正に伴い、本条例においても4月1日に施行させる必要があったものについて、専決処分により一部改正を行ったとのことであります。このことから必要な条例改正であったと考えられ、今回の専決処分は妥当であると考えます。  以上の理由から、議案第60号を承認すべきものとする賛成討論とさせていただきます。 ○議長(矢部伸幸) 次に、6番川岸靖隆議員。 ◆6番(川岸靖隆) 創政クラブの川岸靖隆でございます。議案第62号 太田市印鑑条例の一部を改正する条例についての専決処分について、賛成の立場から討論させていただきます。  デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の規定により、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律が一部改正され、これによりスマートフォン等にマイナンバーカードの機能を搭載することが可能となりました。  本案は、これに合わせた改正を法律の施行日と同じ令和5年5月11日付で行うため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分を行ったとのことであります。この改正により、印鑑登録証明書につきましても、他の証明書と同様に、スマートフォン等によるコンビニエンスストア等での交付が可能となるものでございます。このことから必要な条例改正であり、今回の専決処分は妥当であると考えます。  以上の理由から、議案第62号を承認すべきものとする賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(矢部伸幸) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(矢部伸幸) これより採決いたします。  最初に、議案第60号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(矢部伸幸) 起立多数、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第61号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第62号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(矢部伸幸) 起立多数、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第63号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第64号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(矢部伸幸) 起立多数、よって本案は原案のとおり承認されました。  次に、議案第65号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(矢部伸幸) 起立全員、よって本案は原案のとおり承認されました。      ◎ 議会改革推進特別委員会の設置及び付託 ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第14、議会改革推進特別委員会設置の件を議題といたします。  お諮りいたします。  市政に市民の意見を反映させ、さらなる議会の活性化を図り、市民に分かりやすい開かれた議会を実現するための手法について、調査研究を行うため、8人の委員をもって構成する議会改革推進特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることといたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。よって、8人の委員をもって構成する議会改革推進特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることと決定いたしました。  ただいま設置されました議会改革推進特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。  氏名を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(関根進) 朗読いたします。  議会改革推進特別委員   3番 谷之木 勇 作 議員  4番 山 水 めぐみ 議員  6番 川 岸 靖 隆 議員  11番 神 谷 大 輔 議員 12番 八 長 孝 之 議員 15番 長   正 祐 議員  16番 松 浦 武 志 議員 17番 高 木 きよし 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) ただいま朗読のとおり、議会改革推進特別委員に選任することといたします。      ◎ 休     憩                                       午後0時23分休憩 ○議長(矢部伸幸) ただいま選任いたしました議会改革推進特別委員の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                       午後0時23分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 正副議会改革推進特別委員長互選結果報告 ○議長(矢部伸幸) 議会改革推進特別委員長、副委員長の互選の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(関根進) ご報告申し上げます。  議会改革推進特別委員長 17番 高 木 きよし 議員 副委員長 11番 神 谷 大 輔 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) 以上、報告のとおりであります。      ◎ 広域連携調査特別委員会の設置及び付託
    ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第15、広域連携調査特別委員会設置の件を議題といたします。  お諮りいたします。  人口減少、高齢化等の人口構造の変化に伴う地域社会における持続可能性に関する様々な課題に対し、住民が安心して快適に生活していけるよう、安定的・継続的な広域連携を図るための手法について調査研究を行うため、8人の委員をもって構成する広域連携調査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることといたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。よって、8人の委員をもって構成する広域連携調査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることと決定いたしました。  ただいま設置されました広域連携調査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。  氏名を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(関根進) 朗読いたします。  広域連携調査特別委員   5番 青 木 雅 浩 議員  7番 高 野 博 善 議員 13番 木 村 浩 明 議員  14番 松 川   翼 議員 21番 星 野 一 広 議員 22番 渡 辺 謙一郎 議員  23番 大 川 敬 道 議員 30番 大 川 陽 一 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) ただいま朗読のとおり、広域連携調査特別委員に選任することといたします。      ◎ 休     憩                                       午後0時25分休憩 ○議長(矢部伸幸) ただいま選任いたしました広域連携調査特別委員の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                       午後0時25分再開 ○議長(矢部伸幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 正副広域連携調査特別委員長互選結果報告 ○議長(矢部伸幸) 広域連携調査特別委員長、副委員長の互選の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長(関根進) ご報告申し上げます。  広域連携調査特別委員長 30番 大 川 陽 一 議員 副委員長  5番 青 木 雅 浩 議員  以上でございます。 ○議長(矢部伸幸) 以上、報告のとおりであります。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │議会運営委員会  │1 議会の運営に関する事項について                  │ │         │2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について     │ │         │3 議長の諮問に関する事項について                  │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │総務企画委員会  │1 市行政の総合企画のことについて                  │ │         │2 行政改革の推進のことについて                   │ │         │3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて            │ │         │4 防災対策のことについて                      │ │         │5 市税の賦課等のことについて                    │ │         │6 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて             │ │         │7 消防・救急体制のことについて                   │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │市民文教委員会  │1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて     │ │         │2 公共交通体系のことについて                    │ │         │3 地域コミュニティ及び行政センターのことについて          │ │         │4 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて           │ │         │5 スポーツ振興のことについて                    │ │         │6 学校における教育環境の整備等のことについて            │ │         │7 青少年の健全育成のことについて                  │ │         │8 文化財の保全及び活用のことについて                │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │健康福祉委員会  │1 社会福祉のことについて                      │ │         │2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて           │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │都市産業委員会  │1 商業・観光施策及び工業・労政施策のことについて          │ │         │2 環境衛生及び清掃事業のことについて                │ │         │3 農業施策のことについて                      │ │         │4 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて       │ │         │5 道路、住宅の整備及び維持管理のことについて            │ │         │6 下水道事業等のことについて                    │ │         │7 公園、緑地の整備及び維持管理のことについて            │ │         │8 公有地の拡大及び取得のことについて                │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(矢部伸幸) 次に、日程第16、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(矢部伸幸) ご異議なしと認めます。  よって各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 閉     会 ○議長(矢部伸幸) 以上をもちまして今臨時会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                       午後0時27分閉会       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         太田市議会臨時議長 山   田   隆   史         太田市議会議長   矢   部   伸   幸         太田市議会議員   若   林   卓   実
            太田市議会議員   岩   瀬       僚...