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  1. 太田市議会 2017-09-27
    平成29年 9月定例会−09月27日-04号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    平成29年 9月定例会−09月27日-04号平成29年 9月定例会            平成29年9月太田市議会定例会会議録(第4日) 平成29年9月27日(水曜日)  〇出席議員 30名         1番  宮 沢 まりこ          2番  高 橋 え み         3番  渡 辺 謙一郎          4番  秋 山 健太郎         5番  今 井 俊 哉          6番  中 村 和 正         7番  高 田   靖          8番  水 野 正 己         9番  岩 崎 喜久雄         10番  星 野 一 広        11番  大 川 敬 道         12番  木 村 康 夫        13番  石 川 忠 宏         14番  高 木 勝 章        15番  八木田 恭 之         16番  高 藤 幸 偉        17番  矢 部 伸 幸         18番  尾 内 謙 一        19番  町 田 正 行         20番  五十嵐 あや子        21番  川 鍋   栄         22番  正 田 恭 子        23番  白 石 さと子         24番  齋 藤 光 男        25番  高 橋 美 博         26番  山 田 隆 史        27番  石 倉   稔         28番  久保田   俊
           29番  大 島 正 芳         30番  大 川 陽 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      木 村 正 一    教育長      澁 澤 啓 史     企画部長     田 中 洋 史    総務部長     相 澤 一 彦     市民生活部長   岩 崎 道 博    文化スポーツ部長 植 木 佳 之     福祉こども部長  鈴 木 宏 和    健康医療部長   中 里 敏 雄     産業環境部長   板 橋 信 一    農政部長     飯 島 和 則     都市政策部長   太 田 和 之    行政事業部長   高 橋 利 幸     消防長      服 部 隆 志    教育部長     菅 間 健 司     企画部副部長   吉 田   稔    総務部副部長   高 田   進     企画部参事企画政策課長)                                  青 木 一 男    総務部参事総務課長)          財政課長     栗 原 直 樹             荒 木   清  〇事務局職員出席者    事務局長     石 川 秀 之     副局長(議会総務課長)                                  伏 島   治    議会総務課長補佐(議事係長)       議会総務課長補佐総務係長)             山 影 正 敏              中 村 扶美枝    係長代理     軍 司 道 得           議 事 日 程(第4号)                             平成29年9月27日午前9時30分開議                             太田市議会議長     町 田 正 行 第 1  議案第104号 太田市体育施設条例の一部改正について──────(市文委審査報告) 第 2  議案第105号 太田市社会福祉法人に対する助成の手続に関─────────────┐              する条例の制定について                      │      議案第106号 太田市地域包括支援センターの人員及び運営    (健福委審査報告)│              に関する基準を定める条例の一部改正につい             │              て────────────────────────────────┘ 第 3  議案第103号 大泉町道路線の認定に係る承諾について───────────────┐                                      (都産委審査報告)│      議案第109号 市道路線の認定について──────────────────────┘ 第 4  議案第 87号 平成28年度太田市一般会計歳入歳出決算認─────────────┐              定について                            │      議案第 88号 平成28年度太田市国民健康保険特別会計歳             │              入歳出決算認定について                      │      議案第 89号 平成28年度太田市住宅新築資金等貸付特別             │              会計歳入歳出決算認定について                   │      議案第 90号 平成28年度太田市後期高齢者医療特別会計             │              歳入歳出決算認定について            (決特委審査報告)│      議案第 91号 平成28年度太田市八王子山墓園特別会計歳             │              入歳出決算認定について                      │      議案第 92号 平成28年度太田市介護保険特別会計歳入歳             │              出決算認定について                        │      議案第 93号 平成28年度太田市太陽光発電事業特別会計             │              歳入歳出決算認定について                     │      議案第 94号 平成28年度太田市下水道事業等会計決算認             │              定について────────────────────────────┘ 第 5  議案第 95号 平成29年度太田市一般会計補正予算(第2号)について      議案第 96号 平成29年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について      議案第 97号 平成29年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について      議案第 98号 平成29年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について      議案第 99号 平成29年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について      議案第100号 平成29年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について      議案第101号 平成29年度太田市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)について      議案第102号 平成29年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について 第 6  議会議案第 1号 市町村道路関係予算の確保及び道路整備に係る補助率の嵩上げ措置の継続を求める意見書 第 7  特別委員会継続調査の件 第 8  特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(町田正行) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(町田正行) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(石川秀之) ご報告申し上げます。  地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、訴えの提起について、1件の報告がございました。  以上のことにつきましては、写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  以上でございます。      ◎ 発 言 の 訂 正 ○議長(町田正行) 日程に入る前に、去る9月12日の水野正己議員の議案質疑の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、2011年度、第5期を2009年度、第4期に訂正したい旨の申し出が水野正己議員よりありましたので、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成29年9月14日 太田市議会議長   町 田 正 行  様                                市民文教委員長  五十嵐 あや子                       記
    ┌───────┬────────────────────────────┬─────┐ │ 事件番号 │     件              名       │議決の結果│ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │議案第104号│太田体育施設条例の一部改正について          │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴─────┘ ○議長(町田正行) 日程第1、議案第104号を議題といたします。  本案は市民文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに五十嵐あや子委員長から報告を求めます。 ◎市民文教委員長五十嵐あや子) ご指名によりまして、市民文教委員長報告を申し上げます。  去る9月12日に本委員会に付託されました議案第104号 太田市体育施設条例の一部改正について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月14日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月7日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  本案は、市民の利便性向上と施設の利用促進を図ることを目的に、太田市サン・スポーツランドテニスコート使用料について、1コート1時間800円を300円に変更するため、所要の改正を行おうとするものであります。  委員からは、使用料の減額に伴い、利用が促進されることによるテニスコートコンディション悪化を懸念する質疑があり、このことについては、利用者数や利用時間がふえることで、テニスコートの痛みが早まることは予想されるが、定期的な修繕を実施して対応していくとのことでありました。  また、受益者負担維持管理経費の適正なバランスを問う質疑があり、このことについては、使用料の減額をすることで、今年度の太田市サン・スポーツランド使用料収入は、昨年度の約半分になると予想されるが、施設の利用促進を第1に考える。市民の活動が活発に行われることは、使用料収入が半減したとしても、それを補って余り得るものであり、優先したいとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案第104号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(町田正行) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(町田正行) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成29年9月15日 太田市議会議長   町 田 正 行  様                                健康福祉委員長  正 田 恭 子                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬─────┐ │ 事件番号 │     件              名       │議決の結果│ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │議案第105号│太田社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定に│ 原案可決 │ │       │ついて                         │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │議案第106号│太田地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定│ 原案可決│       │める条例の一部改正について               │     │ └───────┴────────────────────────────┴─────┘ ○議長(町田正行) 次に、日程第2、議案第105号及び議案第106号の2議案を一括議題といたします。  2議案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに正田恭子委員長から報告を求めます。 ◎健康福祉委員長(正田恭子) ご指名によりまして、健康福祉委員長報告を申し上げます。  去る9月12日に本委員会に付託されました議案第105号及び第106号の2議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月15日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月7日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第105号 太田市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定について、ご報告を申し上げます。  本案は、社会福祉法第58条第1項の規定で、「地方公共団体は、必要があると認めるときは、当該地方公共団体の条例で定める手続きに従い、社会福祉法人に対し、助成をすることができる」と規定されていることから、社会福祉法に規定された社会福祉法人に対し、助成を行うに当たって、必要な手続きについて、定めるものであります。  委員からは、現行の運用と社会福祉法第58条第1項との関係についての質疑があり、このことについては、現行では社会福祉法人への助成を、太田市補助金等に関する規則に基づき、条例で制定しないまま行ってきたが、最高裁判所では条例が制定されていない状態で、社会福祉法人に助成がなされた場合においても、同条2項以下の規定による地方公共団体の監督が及ぶものとし、直ちに違法な公金の支出になるとは言えないとの判決が出ているが、その根拠として条例を制定するものであるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第106号 太田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、所要の条文の整備を行うものであり、改正の要旨については、地域包括支援センター等に配置されている主任介護支援専門員の定義が変更され、更新制が導入されたことに伴い、同専門員の定義について言及している当該条例についても、改正後の省令と同様の基準に改めるものであります。  委員からは、主任介護支援専門員更新研修受講に伴う地域包括支援センター等の業務への影響、職員数、委託費についての質疑があり、現行の職員は保健師その他これに準ずる者、社会福祉士その他これに準ずる者、主任介護支援専門員の3名だが、今後、高齢者が多い圏域においては、業務に支障がないよう、1名ないし2名の増員が可能であり、その際は委託費の中で人件費の上乗せをしたいとのことでありました。  また、主任介護支援専門員の定義についての質疑があり、主任介護支援専門員とは、介護支援専門員の実務経験を積んだ後、所定の専門研修を修了した者であり、原則5年が経過する日までの間ごとに更新研修を受けることとなったため、条例を一部改正するものであるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(町田正行) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(町田正行) 議事の都合により、議案第105号及び議案第106号の2議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) これより採決いたします。  最初に、議案第105号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
     次に、議案第106号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成29年9月15日 太田市議会議長   町 田 正 行  様                                都市産業委員長  石 倉  稔                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬─────┐ │ 事件番号 │     件              名       │議決の結果│ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │議案第103号│大泉町道路線の認定に係る承諾について          │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │議案第109号│市道路線の認定について                 │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴─────┘ ○議長(町田正行) 次に、日程第3、議案第103号及び議案第109号の2議案を一括議題といたします。  2議案は都市産業委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに石倉稔委員長から報告を求めます。 ◎都市産業委員長(石倉稔) ご指名によりまして、都市産業委員長報告を申し上げます。  去る9月12日に本委員会に付託されました議案第103号及び議案第109号の2議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月15日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月7日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第103号 大泉町道路線の認定に係る承諾についてご報告を申し上げます。  本案は、大泉町長より、本市、朝日町から大泉町いずみ一丁目にかけての延長21メートルの路線を、大泉町道路線として認定することについての承諾を求められたため、道路法第8条第4項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第109号 市道路線の認定についてご報告を申し上げます。  本案は、公共事業による新設道路の整備により、茂木町区域内の1路線、延長118メートルを認定しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(町田正行) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(町田正行) 議事の都合により、議案第103号及び議案第109号の2議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) これより採決いたします。  最初に、議案第103号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第109号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成29年9月22日 太田市議会議長   町 田 正 行  様                                決算特別委員長  石 倉  稔                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬─────┐ │ 事件番号 │     件              名       │議決の結果│ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第87号 │平成28年度太田市一般会計歳入歳出決算認定について   │ 認  定 │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第88号 │平成28年度太田市国民健康保険特別会計歳歳出決算認定に│ 認  定 │ │       │ついて                         │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第89号 │平成28年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算│ 認  定 │ │       │認定について                      │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第90号 │平成28年度太田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定│ 認  定 │ │       │について                        │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第91号 │平成28年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決算認定に│ 認  定 │ │       │ついて                         │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第92号 │平成28年度太田市介護保険特別会計歳入歳決算認定につい│ 認  定 │ │       │て                           │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第93号 │平成28年度太田市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算認定│ 認  定 │ │       │について                        │     │ ├───────┼────────────────────────────┼─────┤
    │ 議案第94号 │平成28年度太田市下水道事業等会計決算認定について   │ 認  定 │ └───────┴────────────────────────────┴─────┘ ○議長(町田正行) 次に、日程第4、議案第87号から第94号までの8議案を一括議題といたします。  8議案は、決算特別委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに石倉稔委員長から報告を求めます。 ◎決算特別委員長(石倉稔) ご指名によりまして、決算特別委員会の委員長報告を申し上げます。  去る9月12日、本会議において付託されました、議案第87号から第94号までの8議案の決算認定につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月20日から22日までの3日間にわたり、執行者及び委員全員の出席のもと、慎重に審査を行ったものであります。  それでは、決算審査における主な質疑、意見及び要望について、順次ご報告申し上げます。  初めに、一般会計の歳入につきましては、相続人全員が相続を放棄した固定資産税の徴収についての質疑があり、このことについては、相続財産管理人が選任されれば課税できる場合もあるが、空き家対策等の観点からも新たな対策の必要性を感じており、京都府精華町の取り組み等、実効性がある事例として検討していくべきと考えているとのことでありました。  また、財政調整基金の規模についての質疑があり、このことについては、一般的に標準財政規模の1割程度と言われているため、本市の場合50億円程度である。平成28年度決算時には約90億円の基金残高があったが、平成29年度当初予算では約45億円を取り崩し、決算余剰金積立を除き、来年度も同様であれば残高がなくなることとなるため、取り扱いには十分留意したいとのことでありました。  さらに、市営住宅家賃等の滞納者対策のこと、ふるさと応援寄附金の返礼品のこと、群馬みどりの県民基金の活用のこと、たばこ税の減収の要因及び今後の見通しのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、教育費にかかる歳入につきましては、学校給食費の滞納状況についての質疑があり、このことについては、平成28年度末の累積滞納額は、1億円を超えており、やむを得ず訴訟に至ったケースもあるが、法的措置の前に納めていただけるよう、戸別訪問等による納付相談に引き続き注力していきたいとのことでありました。  次に、歳出について申し上げます。  初めに、2款総務費につきましては、ISOによる行政サービス品質向上のための取り組みについての質疑があり、このことについては、現状認識を行い、問題点を抽出し課題を解決していきたい。特に、書類を減らす改善を進め、紙のコストや印刷に係る事務量の削減に取り組んでいきたいとのことでありました。  また、地域公共交通網形成計画による公共交通の将来的なあり方についての質疑があり、このことについては、地域公共交通網形成計画は、本市における公共交通のマスタープランであり、今後は、パーソントリップ等のデータの収集解析を行い、アンケートなどで市民の意見を聞きながら計画を進めていきたいとのことでありました。  さらに、LED防犯灯の設置要望への対応のこと、市職員の倫理規定の必要性のこと、福井市との姉妹・友好都市の検討のこと、定員適正化計画終了後の適正な職員数の確保のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、3款民生費につきましては、保育士の待遇改善の取り組みについての質疑があり、このことについては、保育士や調理員を定員を超え確保した場合の人件費補助や、保育士の奨学資金の返済支援事業などを本市独自で行っており、これらの支援策により、保育士の離職を防ぎ、待遇の改善に努めていきたいとのことでありました。  また、長寿祝い金の金額や配付方法についての質疑があり、このことについては、対象者が増加し、財政的にも厳しくなることが推察される。今後、敬老事業検討委員会を設け議論していく予定であり、その結果を踏まえ、検討していきたいとのことでありました。  さらに、フードバンクの利用状況のこと、家庭児童相談の増加への対応のこと、生活保護費の増加の要因と就労支援の取り組みのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、4款衛生費につきましては、発達障がいの疑いのある児童への取り組みについて質疑があり、このことについては、各月齢の健診時に家庭での状況を確認するアンケートを行い、健診会場で発育、発達の確認をし、必要に応じ保健師が訪問したり適切な相談場所へ案内したりする等支援している。また、乳幼児成育支援システムを活用し、学校との連携を図るとともに、今後、5歳児相談モデル事業を実施していきたいとのことでありました。  さらに、子育て包括支援センター設置のこと、各種がん検診受診率のこと、ヒアリ対策のこと、ごみ出し困難世帯への対応のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、5款労働費につきましては、浜町勤労会館の修繕のことについて質疑がなされました。  次に、6款農林水産業費につきましては、イノシシの捕獲頭数と生息頭数の関連性について質疑があり、このことについては、金山での群馬県によるセンサーカメラ設置調査では、生息頭数はおおよそ100頭前後とされているが、繁殖期を迎え、今後、さらに増加することが予測される。本市全体としては、昨年度と比較すると、捕獲頭数は減少しているが、生息頭数が減少とは言えないため、調査範囲を拡大していきたいとのことでありました。  また、道の駅おおたの取り組みのこと、精米所整備事業のこと、土地改良事業の陳情案件見直しのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、7款商工費につきましては、空き店舗対策について質疑があり、このことについては、業務委託により不動産所有者の確認、駅周辺の公共施設の回遊性、店舗の配置分析等の市場調査を行った結果、空き店舗の利活用に至った。また、空き店舗の家賃補助やリフォーム補助、既存商店リフォーム補助については、今後、3年程度継続して行っていきたいとのことでありました。  さらに、創業支援事業の取り組みのこと、おおた渡良瀬産業団地の企業誘致のこと、八瀬川イルミネーションのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、8款土木費につきましては、土木費に係る繰越明許費が約22億円で、予算執行率が75.3%にとどまった要因についての質疑があり、このことについては、計画どおりに進まない理由として、用地買収の遅延や天候不順等による工期の延長、国の補正予算による事業で、十分な工期が担保できない等が挙げられ、やむを得ない措置として考えている。繰り越しは予測できるものではなく、結果として発生するものであり、会計年度独立の原則からの例外措置として対処しているとのことでありました。  さらに、今後のインフラ整備の基本方針のこと、市営住宅共益費のこと、住宅リフォーム補助金のこと、空き家対策のこと、区画整理事業進捗のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、9款消防費につきましては、消防力の整備率や救急救命士に関する質疑があり、このことについては、平成27年の消防施設整備計画実態調査によると、車両は100%、人員は78.1%、水利は34.3%であるが、人員は現有する車両に対する割合を示したものであること、水利については、人家のない地域も対象となるため、低い値となるが、人家周辺の水利は充実しており、10トンの消防ポンプ車を併用して活動しているので問題はないこと、救急救命士は若干名の不足があるので、計画的に増員していきたいとのことでありました。  さらに、安全安心メールの運用状況のこと、住宅用火災警報器の設置率向上のこと、救急搬送要請件数増加への対応のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、10款教育費につきましては、不登校専門員の全校配置の必要性についての質疑があり、このことについては、本年度より配置された10人の不登校専門員による成果ははかり知れない。教育現場において、不登校は最大の課題であり、積極的な要請をしていきたいと考える。一方で、財政負担が大きくなることも予想されるので、10人の不登校専門員により、子どもが登校できるようになった要因等を分析し、他の学校に伝達するなどの方法も、あわせて検討していきたいとのことでありました。  また、少子高齢化社会における今後の学校施設整備のことについての質疑があり、このことについては、学校施設においても老朽化による更新需要は高まっている。さらに、少子化による学校の統廃合も、いずれ避けられないものとなる。地域内における学校施設の減量化は必要になるが、学校の統廃合は非常にデリケートな問題であり、慎重な検討が必要である。また、学校施設の複合利用については、予算科目の変更や子どもの安全安心を守るという面で、課題が残るとのことでありました。  さらに、スポーツ施設予約システムの運用状況のこと、部活動指導員の導入のこと、夏季休業中の学校完全閉校期間導入の成果のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、財産に関する調書につきましては、特別会計における剰余金は、事業の独立性や特殊性を鑑みて、基金を創設して積み立てを行うべきではないかとの質疑があり、このことについては、太陽光発電事業、八王子山墓園、両特別会計については、事業発足当時の費用を一般会計から繰り出しをしている。本市においては、平成26年度に一部基金を整理し、財政調整基金に統合した経緯がある。弾力的な財政運営のため、融通のきく財政調整基金に一本化していきたいとのことでありました。  次に、特別会計・公営企業会計に対する質疑につきまして申し上げます。初めに、八王子山墓園特別会計につきましては、一般会計への繰出金について、地方債償還を優先させるべきではないかとの質疑があり、このことについては、墓園の残区画は少なくなっており、今後多額の歳入が見込まれないことから、一般会計への繰り出しは現行のまま継続し、地方債については、適正な償還の年割額に基づき返済していきたいとのことでありました。  さらに、新たに整備される納骨堂のことなどについて、質疑、要望がなされました。  次に、介護保険特別会計につきましては、給付が増加することが予想されるがその対応についての質疑があり、このことについては、要介護にならないよう対応が必要な人を早期に発見し支援につなげていくことや、地域において、高齢者を支援できる体制を整備することが重要であると考えているとのことでありました。  さらに、不納欠損額や収入未済額のこと、介護認定審査会の構成のことなどについて質疑がなされました。  次に、太陽光発電事業特別会計につきましては、所有資産の内訳のこと、3発電所のリース期間と期間終了後の所有権移転のこと、基金設置のこと、固定価格買い取り期間終了後の展望のことについて、質疑、意見、要望がなされました。  下水道事業等会計につきましては、下水道事業経営の指標となる、有収率について質疑があり、このことについては、過去3年の推移で改善した要因として、地下水位が下がったことにより、結果、不明水が少なかったこと、今後、向上を図るため、管渠の老朽化による漏水を防ぐ対策を実施していきたいとのことでありました  さらに、管渠工事、舗装本復旧の時期のこと、長寿命化計画のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、ただいまご報告申し上げました多くの質疑、意見、要望を踏まえての総括質疑につきまして、申し上げます。  初めに、健全な財政の堅持と今後の財政運営についての質疑があり、このことについては、好調な企業業績の影響から平成28年度決算額は過去最大で特徴的な決算となり、結果、経常収支比率などの各財政指標も改善した。しかし、今後の予算規模は780億円程度の水準になると想定されるので、最小経費で最大満足を得られる健全な行財政運営を図りたいとのことでありました。  また、住宅リフォーム事業、商店リフォーム支援事業、空き店舗対策事業についての質疑があり、このことについては、大変好評であったので今後も継続していきたい。住宅リフォームについては隔年実施であったものを、条件などを見直し一定の予算の範囲内で毎年実施としていきたいとのことでありました。  そのほか、渋滞解消に向けた道路網整備のこと、産業団地等の今後のこと、生活困窮者に対する取り組みのこと、農業後継者問題と耕作放棄地対策のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、討論につきまして申し上げます。  平成28年度決算は、一般会計の実質収支は31億9,622万4,000円の黒字、6つの特別会計も全て黒字決算となっており、限られた財源を有効配分し、効率的かつ効果的な財政運営に努めた結果であり評価するものである。また、経常収支比率、実質公債費比率などの各財政指標は前年度より改善され、さらには、財政力指数は1.010と上昇するなど、健全な財政運営を行ったことは大いに評価するものである。今後については、引き続き公債残高削減に向けた取り組みと、「人と自然にやさしく、品格のあるまち太田」実現のための実効性のある取り組みで、安全安心なまちづくりを進めるよう要望し、賛成するとの討論がありました。  挙手により採決を行った結果、議案第87号から第94号の一般会計、国民健康保険特別会計、住宅新築資金等貸付特別会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、太陽光発電事業特別会計及び下水道事業等会計の平成28年度決算については、それぞれ賛成全員により認定すべきものと決定されました。  なお、執行者に対しましては、市民の信頼に応えるため、本委員会における審査内容を今後の行政運営に取り組んでいただくとともに平成30年度の予算編成に積極的に生かしていただくよう要望した次第であります。  以上、決算特別委員会の審査内容について申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(町田正行) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(町田正行) 議事の都合により、議案第87号から第94号までの8議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、8番水野正己議員。 ◆8番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。  議案第87号、第90号、第91号、第92号、第94号、すなわち2016年度の一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、下水道事業等会計の各決算における主な問題点を指摘して、反対討論を行います。  最初に申し上げなければならないのは、2016年度は、アベノミクスや異次元金融緩和、大企業減税などによって大企業の経常利益がふえ続け、内部留保はついに日本の予算規模の4年分にも匹敵する4兆円を突破しているということです。ところが、働く人の賃金は冷え込んだままで下落し、ことし7月までの4年7カ月で10万円以上落ち込んでいます。さらに、2人以上世帯の実質消費支出も下落し、消費税の8%増税を強行した2014年4月からことし7月まででは、1カ月当たり1万8,000円の切り詰めとなっています。中小下請企業も依然として厳しい状況に置かれています。  戦争法を施行し、戦争する国づくりを進め、軍事費を過去最高の5兆円を超える規模まで膨れ上がらせながら、社会保障の給付減、負担増で、暮らしと中小企業の経営に負担の追い討ちをかけ、TPPや沖縄での米軍新基地建設、原発再稼働に固執し続ける安倍自公政権の罪深さははかり知れないものであることを強調しなければなりません。安倍自公政権の暴走から、市民の暮らしと中小企業の経営を守るための役割と責任が一層太田市には求められることを申し上げるものです。  そこで、太田市の2016年度決算ですが、市税収入全体では441億円と前年対比30億円の増収、とりわけ法人税では114億円と前年対比22億円の増収となっておりますが、安倍政権による大企業減税のばらまきがなければ、本市の税収はまだまだ大きく伸びて、市民サービスの向上と市民負担の軽減に使うことができたはずであることを申し上げるものです。  次に指摘しなければならないのは、市民サービスの担い手である正規職員の削減と、非正規職員や業務委託による人員、行政管理公社の職員の拡大です。  昨年4月1日で正規職員は定数を1,496人と294人削減し、再任用職員51人を含めて1,496人と前年から22人削減し、非正規職員は714人と前年比3人の増員にとどまってはいるものの、業務委託による人員は、2016年度は、水道事業の群馬東部水道企業団への移行があって304.5人と、前年比58.9人の減員とされるものの、しかし、2015年度の水道事業の包括業務委託による人員90.7人を含めれば、業務委託による人員は、実質は前年比31.8人の増員と考えられます。さらに、市職員と同じ仕事をする行政管理公社の職員は2016年度末で308人と、前年度比40人の増員となっています。また、2016年度は人事院勧告に基づく職員給料の削減も行われ、水道企業団に出向する職員を含めて、退職手当を除いて2億円からの給料削減も行われています。さらには、2017年度からの藪塚本町幼稚園の認定こども園化に伴う民営化と、新田第一保育園の民営化の準備を同時に進めた年度であることも指摘しなければなりません。  正規職員を削減しながらの非正規職員や業務委託による人員の拡大、行政管理公社の職員増と民間の幼稚園、保育園のサービスの指標、基準、モデルとなる市立の幼稚園、保育園の民営化は、市民サービスの質の向上に逆行するとともに、景気回復に欠かすことのできない国民の所得をふやすための賃上げと安定雇用の拡大に逆行するものであることを改めて強調するものであります。  一方で、臨時職員の時給の引き上げや、これまで管理職とされ時間外手当を支給せず、係長代理手当の支給によって事実上、人件費を安く抑え込んでいた問題を解消し、係長代理にも時間外手当を支給するようになったことは一定の前進として評価できるものと言えます。  また、30人程度学級の全小学校への拡大や、就学援助制度による入学準備金の小学校4万円、中学校5万円への拡大と、入学前の支給、保育料軽減の継続や、フードバンク、こども食堂、貧困の子どもの学習支援、国保税の値上げ抑制のための4億円の補填に加え、武道館へのエアコン設置、陳情関連予算の増額や耐震補助の上限の引き上げなどは大いに評価するものであります。  2016年度に廃止された住宅リフォーム支援制度ですが、これは今年度から実施された商店、空き店舗リフォーム補助とともに毎年の実施としていきたいということが決算特別委員会の総括質疑で市長から示されました。今後に大いに期待し、周知の徹底も含めて注目したいことを申し添えるものです。  2014年度に改善された総合評価落札制度では、市内下請発注の実績を評価点に加えておりますが、2016年度にはその適用がありませんでした。この点では、今定例会で市長から、総合評価落札をできるだけ採用するよう入札審査委員会にお願いするという答弁がされており、やはり今後に期待することを申し上げるものです。  建設工事における小規模契約希望者登録制度による発注の割合も、2014年度の2割台から2016年度には4割台、ことし8月末の時点では、今年度は金額で5割台まで高まっており、やはり今定例会で市長から、できるだけ発注をふやすようにするという答弁がされていることからも、同様に今後に大きな期待を表明するものです。  学校給食費でも、今年度から第2子の半額を実施したことは大いに評価するものでありますが、本気で子育て支援を強めるのであれば、2015年度の1億1,000万円からの給食費値上げを継続していることは、今後の改善、引き下げが求められることを指摘するものです。  公共事業、税金の使い方という点では、費用対効果の面でも問題のある21億4,000万円を投じた太田駅北口の美術館・図書館の建設、太田駅南口の再開発ビルへの国、県、市合わせて20億6,000万円、市補助だけでも7億7,000万円の補助金や、どれだけの経済効果をもたらすのかも具体的には示されず、しかも、関連周辺整備も含めて、総事業費で20億3,000万円、市負担だけでも5億8,000万円もの税金を投入することになるスマートインターチェンジの建設や、売れるかどうか不確定要因の残る54ヘクタールもの大規模産業団地の建設を推進していることは、後年度の市民サービス後退や市民負担増につながる大きな懸念が残ることもあわせて指摘するものです。  同時に、本来なら賃上げや安定雇用の拡大、そして下請単価の引き上げのために資金を使わなくてはならない社会的責任を負っているスバルからの9億円の寄附を受けての野球場建設を進めていることも改めなければならない問題として指摘するものです。  市民に求められる公共工事として言うならば、利用頻度の高い浜町勤労会館の新築移転や、斎場とその駐車場の整備こそ推進すべきものであることを申し上げるものです。  後期高齢者医療特別会計では、高齢者の負担を軽減し、予防医療も含めて必要な医療を保障できるかどうかが問われますが、保険料は2013年度に値上げされたままであり、負担を軽減する手だてが不十分であることも指摘しなければなりません。  八王子山墓園特別会計では、墓地の永代使用料を2014年の新規分譲分から年額49万円を55万円に値上げし、管理料についても2015年度からは以前の年額3,150円を5,000円に値上げしたままであることを指摘するものです。  介護保険特別会計では、特養ホームの整備も求められる水準にいまだに達しないまま、2015年度に総額6億円、23%の保険料値上げを行いながら、その結果、基金残高は2016年度末で6億3,800万円と、保険料値上げ前の2014年度末から1億円以上ふえていることを指摘し、来年度の保険料引き下げに基金を充てるよう強く求めるものです。  下水道事業等会計予算では、この間の職員給料の削減を反映したものであることを指摘するものであります。  以上、2016年度決算における一般会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、八王子山墓園特別会計、下水道事業等会計の各決算における主要な問題点を指摘して、反対討論を終わります。 ○議長(町田正行) 次に、5番今井俊哉議員。 ◆5番(今井俊哉) 創政クラブの今井俊哉でございます。  決算特別委員会に付託されました議案第87号から第94号までの8議案、すなわち平成28年度太田市各会計の歳入歳出決算の認定に当たりまして、委員長報告に賛成の立場から討論をさせていただきます。  平成28年度の決算状況は、一般会計では歳入総額871億4,786万7,000円、歳出総額831億6,294万円で、前年度に比べまして、歳入は3.5%の増、歳出は3.4%の増、差し引き額39億8,492万7,000円となり、翌年度への繰り越し財源を除く実質収支も31億9,622万4,000円の黒字でありました。また、国民健康保険特別会計を初めとする6つの特別会計においても全て黒字決算でありました。これは、それぞれが適正な予算執行に努め、限られた財源を有効配分し、効果的かつ効率的な財政運営に努めた結果であり、評価できるものと考えます。しかしながら、公営企業会計である下水道事業等会計については赤字決算でありました。委員会でも下水道整備や料金のことなどの質疑がありましたが、事業推進に当たりましては、収支計画についての十分な検討が必要と考えます。  さて次に、一般会計を中心に決算内容を見ますと、まず歳入でありますが、市税については緩やかな景気回復を受け、個人市民税や固定資産税の家屋や償却資産の増、さらに好調な企業業績を反映した法人市民税の大幅な増等により、前年度比7.3%増の441億3,643万7,000円となりました。この金額は合併して以降過去最高額とのことであり、歳入に占める割合も50.6%であり、2分の1を超える高い比率は平成26年度以来とのことであります。しかしながら、平成25年度以前の市税総額は330億円から370億円程度で推移しておりましたので、今後の動向につきましては、為替相場などの経済環境の変化や税制改正などにより厳しい状況になることも想定されることから、さらなる財政力強化に向けた自主財源確保の取り組みを期待したいと思います。  次に、地方消費税交付金については、前年度比8.5%減の39億7,730万2,000円となりましたが、これは消費税率の引き上げの際、中間納付制度や決算期のずれなどの影響により、平成27年度が平時よりも多く納入されたことによるものと考えられ、今後は平準化するようであります。地方交付税については、前年度比14.9%減の19億2,216万6,000円となっておりますが、本市の財政力が高くなったことによる減少と言えます。国庫支出金につきましては、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業などの増により前年度比6.9%の増となっておりますが、県支出金につきましては、豪雪による農業被害に係る経営体育成支援事業補助金の皆減などにより前年度比28.2%減と、大幅な減となりました。  次に、市債発行額は72億7,737万8,000円であり、前年度比42.9%の増となりました。これは新市民会館建設事業などの大型事業によるものとのことでありますが、平成28年度末の一般会計の市債残高は729億4,864万5,000円となり、前年度より2億3,820万3,000円減少しています。発行額が大幅な増額となったにもかかわらず、市債残高が減少したことについては、償還元金を超えない市債の発行が堅持できた結果であります。財政当局の苦労が推しはかられるところであり、大いに評価したいと思います。しかしながら、老朽化した公共施設の更新も迫っていることから大幅な市債の発行を余儀なくされることも考えられます。引き続き、次世代に過度な負担を残さないように市債対象事業を厳選し、市債残高の適正な管理に向けた取り組みの継続を要望するものであります。  次に、歳出における主要事業を見てみます。  まず、今年度決算における特筆すべき点は、新市民会館の完成であります。学校施設の耐震化を優先して事業そのものをおくらせたほか、建設材料費や人件費高騰などの影響による事業費の増額など紆余曲折を経まして、平成24年度より継続事業として実施してきましたが、無事に完成することができました。今後はたくさんのお客様に来館していただき、そのすばらしさを実感していただくことを願っております。執行者におかれましても、施設管理に万全を期していただき、来場者に満足していただける事業運営をお願いいたします。また、もう1つの大型事業でありました市美術館・図書館も完成し、今後の駅前のにぎわい創出に寄与することを期待しています。さらには、第二クリーンセンター施設改修工事、鳥之郷市営住宅2期工事、藪塚本町南小学校大規模改修事業、藪塚本町認定こども園建設事業、武道場改修事業、宝泉小学校給食室改修事業などがそれぞれ完了しましたので、今後の適正かつ有効な活用が望まれるところであります。  次に、ソフト事業では、生活困窮者支援対策として、子どもの学習支援事業、フードバンク事業、こども食堂などの事業を実施しました。さらには、1台増車したおうかがい市バスによるデマンドバス運行事業、継続実施の第3子以降子育て支援事業、20校に拡大したこどもプラッツ推進事業、女性の起業や子ども起業家及びICT起業家の育成を支援する創業支援事業、地方創生加速化交付金を活用した地元企業、大学と連携したグローバル人材育成事業、30人程度学級を目指したおおた教育プロジェクト推進事業など、多くの施策を実施することができました。今後も継続して実施していけるよう期待したいと思います。  最後に、主な財政指標に触れますと、財政運営の弾力性の目安となる経常収支比率は86.4%と前年度より3.5ポイントの改善となりました。これは前年度に比べて法人市民税などが大きく増額となったことが大きな要因でありますが、今後も経常経費の削減を念頭にさらなる事務改善に取り組んでいただきたいと思います。  また、財政健全化判断比率等につきましては、実質公債費比率は6.4%、将来負担比率は50.6%となり、年々改善傾向を示しており、いずれの指標も早期健全化基準等を大きく下回る結果となっております。しかし、将来負担比率の県内12市の平均は平成28年度で41.5%程度のようでありますことから、さらに改善する必要があるようです。引き続き、健全財政に向けた取り組みを緩めることなく、適正な財政運営を進めていかれるよう、重ねて要望するものであります。
     以上、一般会計を中心に平成28年度決算について申し上げました。景気は回復基調ではありますが、多くの人々はまだまだ景気回復が実感できていないところであると思います。このような状況下にあっても、平成28年度決算は安定した財源の確保と効率的な予算執行が行われたものと認められ、高く評価したいと思います。  終わりになりますが、決算特別委員会では、財政運営、公共交通政策、職員体制、子育て支援、道路や下水道の整備、商店や住宅のリフォーム支援事業、さらには小中学生の全国大会出場支援のことなど、多くの意見や要望が出されました。執行者におかれましては、これらの議論を踏まえ、今後の予算執行や新年度予算に的確に反映させていただくよう強く求めるものであります。  また、今後の市政運営に当たりましては、法人税の大幅な減額にも対応できるよう、財政調整基金を確保するなど健全財政を堅持していただき、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいただくことを要望いたしまして、委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(町田正行) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) これより採決いたします。  最初に、議案第87号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第88号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第89号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第90号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第91号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第92号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第93号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第94号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 休     憩                                      午前10時30分休憩 ○議長(町田正行) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前10時50分再開 ○議長(町田正行) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 持ち越し議案に対する質疑  議案第 95号 平成29年度太田市一般会計補正予算(第2号)について  議案第 96号 平成29年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について  議案第 97号 平成29年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について  議案第 98号 平成29年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について  議案第 99号 平成29年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について  議案第100号 平成29年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について  議案第101号 平成29年度太田市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第102号 平成29年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について ○議長(町田正行) 次に、日程第5、議案第95号から第102号までの8議案を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  8番水野正巳議員。 ◆8番(水野正己) それでは、順次伺います。  議案第95号、一般会計補正ですが、まず2款1項8目企画費について、企画部長に伺います。  地方創生推進交付金事業として各種業務委託料を1,000万円補正増して計上しているわけですけれども、この委託業務の内容と目的と期待する効果を伺います。  次に、2款2項1目文化振興総務費について、文化スポーツ部長に伺います。  文化振興事業委託料として300万円の補正増、文化施設運営委託料として2,354万円の補正増を計上しているわけですが、この2つの委託業務の内容と目的を伺います。  続いて、3款2項1目児童福祉総務費について、福祉こども部長に伺います。  放課後児童クラブ等対策事業費として工事請負費で266万円の補正増、用地購入費として1,337万7,000円の補正増を計上しているわけですが、この補正増の使途、工事請負費と用地購入費それぞれ補正増とした使途を念のために改めて確認させてください。  2点目に、用地購入費についてですが、購入しようとする面積と平米単価、そして算出根拠を伺います。  3点目は、用地買収をしようとする場合に、地権者の事情から用地の一部を売却できない場合に、測量や分筆登記が必要になることもあるわけですけれども、そういうときに、その必要な費用は買収しようとする市が負担するのか、それとも地権者の負担となるのかという点で、私は、必要だから買おうとしているわけですから、市が負担すべきではないかと考えているわけですけれども、それについてどのように対応するのかを伺います。  同時に、行政事業部長にも伺いますが、太田市の依頼を受けて土地開発公社が先行取得する場合であっても、用地の一部を地権者が売却できない事情がある場合に、測量や分筆登記の費用を地権者の負担とするのかどうなのか、過去にそうした先例や事例があったのかどうか、あったのであれば、どのように対応したのかもあわせて伺います。  それから、5款1項3目勤労会館管理費について、産業環境部長に伺います。  勤労会館管理運営費として工事請負費で194万4,000円の補正増、備品購入費で57万1,000円の補正増を計上しているわけですけれども、この工事や備品購入の内容を伺います。  それから、浜町勤労会館について伺いますけれども、この補正で浜町勤労会館に必要な全ての修繕は私はできないものだと考えるわけですけれども、それでは今後の修繕や改修をどう進めるのかを伺います。  続いて、8款4項1目都市計画総務費について、都市政策部長に伺います。  (仮称)太田スマートインターチェンジ周辺整備事業として工事請負費で8,000万円の補正増を計上して、その上で地方債の補正としてスマートインターチェンジ整備債の限度額を8,570万円から1億2,840万円に引き上げているわけです。そこで伺いたいのは、この補正増に絡むスマートインターチェンジ建設工事の内容を具体的に伺います。  あわせて2点目に、それでは総事業費が一体幾らになるのか、周辺整備事業と本体事業おのおの伺います。  3点目は、国といいますか、正確には債務返済機構ですね。債務返済機構とNEXCO、それから太田市のおのおののこの事業に係る負担総額が幾らになるのか、現時点で示せる範囲で本体事業、周辺整備事業それぞれ伺います。  そして4点目に、パーキングエリアを持つからスマートインターチェンジとなるわけですけれども、パーキングエリアの下に駐車場をつくるということもあるようなのですが、そのPAの外、下の駐車場は一体どのような効果が期待できるのか、私はなくても全く一向に構わない。なくてもよろしいものと考えるわけですが、どのような効果を期待できるのかを伺います。  それから、債務負担行為の補正について、行政事業部長に伺います。  土地開発公社の借入利子に対する債務保証の限度額を60億円から100億円に引き上げているわけですけれども、その目的を伺います。  そして、この債務負担行為の補正にかかわって産業環境部長にも伺いますが、公社の借入債務保証と考えると、やはり産業団地が絡んでくるものと思われるわけですけれども、それでは、産業団地の引き合いは一体どの程度、具体的に何社あるのか、売れ残る心配はないのかどうかを伺います。
     そして、1回目の質問はこれが最後ですけれども、議案第96号、国民健康保険特別会計補正について、健康医療部長に伺います。  3款1項1目、後期高齢者支援金です。2億2,482万円の補正減を計上しているわけです。これは実績や進捗の状況を勘案したものと思っているわけですけれども、具体的に言うと、後期高齢者の人数とか、後期高齢者に係る医療費の伸びが当初予算のときの想定よりも少なかったことが要因かと思われるわけです。補正減の経緯と理由、要因を具体的に伺って1回目の質問を終わるのですけれども、─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(町田正行) 田中企画部長。 ◎企画部長(田中洋史) それではまず、地方創生推進交付金事業の各種業務委託料にかかわる業務委託内容、目的、期待する効果についてご答弁を申し上げます。  平成27年度に策定いたしました太田市総合戦略に基づきまして、市内農産物の販路拡大及びブランド化に向けた事業計画策定にかかわる業務委託料でございます。農業者はもとより、農産物と市場を仲介する地域商社及び消費者のニーズを把握いたしまして、この事業計画に反映させたいと考えておるところであります。  続きまして、期待する効果でございますが、当該事業計画に基づきました事業を実施することによりまして、農産物のブランド化、あるいは6次産業化など、農産物の付加価値を高めたいと考えているところであります。あわせまして、農業の魅力を高め、新規就農者の増加につなげまして、地域経済の活性化に寄与したいと考えているものであります。 ○議長(町田正行) 植木文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(植木佳之) それでは、文化振興総務費関係についてご答弁を申し上げます。  まず、文化振興事業委託料の補正予算でございますが、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団へ業務委託している文化振興事業について、美術館・図書館での開催を予定する事業費用として300万円を増額するものでございます。その対象事業と予算額の内訳でございますが、1つは、子どもたちに貴重な国際交流の場と創造性を育む機会を提供することを目的に実施予定のオーストラリア・シドニーオペラハウスとの協働プログラムの事業費として270万円でございます。またもう1つは、既存の人気事業としてえきまえ寄席がございますが、これをより多くの市民に鑑賞していただくために追加公演を実施しようとするものであり、その事業費としての30万円でございます。  次に、文化施設運営委託料の補正予算の内容ですが、太田市行政管理公社から太田市文化振興財団へ在籍出向し、文化施設運営業務に携わる職員の人件費でございます。本年度当初予算の要求時においては、本年4月開館の市民会館への配属者数など、文化施設運営業務に携わる職員数に不確定な部分が多かったために、平成28年度ベースの要求としておりましたが、今回、本年6月末時点での人員配置実態による再積算の内容に基づきまして、2,354万円を増額補正しようとするものでございます。 ○議長(町田正行) 鈴木福祉こども部長。 ◎福祉こども部長(鈴木宏和) それでは、議案第95号に関しましての私に対するご質問に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、放課後児童クラブ等の対策事業費の補正増のうち、工事請負費及び用地購入費の使途についてでございますが、これにつきましては、韮川小学校放課後児童クラブ、韮川児童館及び韮川小学校の駐車場不足による保護者用の駐車場用地購入費及び造成費等として増額したものでございます。  次に、用地購入費にかかわる購入面積並びに1平方メートル当たりの単価及び算出根拠についてでございますが、購入予定面積は畑が741.08平方メートル、宅地が80.74平方メートル、合計で821.82平方メートルでございます。1平方メートル当たりの単価につきましては、畑が1万5,000円、宅地が2万8,000円でございまして、予定用地購入費につきましては1,337万6,920円でございます。なお、算出根拠につきましては、用地開発課が買い取りをいたしました近傍の土地の不動産鑑定評価額を参考に計上したものでございます。  次に、地権者の事情で用地の一部を売却できない場合の測量、分筆、登記にかかる費用の負担についてでございますが、土地所有者の事情で測量、分筆等が必要になった場合、それらにかかわる諸費用につきましては、土地所有者の負担ということでお願いをしているところでございます。なお、過去におきましても、児童施設課で所管している施設、駐車場用地等の用地取得の際に測量費等を支払った事例はございません。 ○議長(町田正行) 高橋行政事業部長。 ◎行政事業部長(高橋利幸) 行政事業部に対する質問につきまして、初めに、太田市の依頼により土地開発公社が先行取得する場合の測量、分筆、登記等の費用負担についてお答えいたします。  土地開発公社が先行取得する場合は、測量、分筆、登記等の諸費用の負担を含め、事業担当課が依頼内容を決定しており、諸費用を負担する場合もございました。  次に、土地開発公社の借り入れ限度額を60億円から100億円に増額する目的についてお答えいたします。  補正の原因は、おおた渡良瀬産業団地の早期分譲面積を広めるべく、工区・区割りを変更したことにより、借入限度額を超える借り入れが必要となったためでございます。100億円という金額につきましては、おおた渡良瀬産業団地と東長岡西地区工業用地の2事業の総事業費は100億円を見込み、今後、新田東部工業団地と境北部工業団地の拡張事業も始まり、他の公有地先行取得事業も想定される状況ではありますが、各団地の事業費は一度に支出するものでなく、また分譲収入による借入金返済もありますことから、当面100億円へ増額するものでございます。 ○議長(町田正行) 板橋産業環境部長。 ◎産業環境部長(板橋信一) それでは、産業環境部に対するご質問に対しまして順次ご答弁申し上げます。  初めに、9月補正における勤労会館管理費の工事請負費と備品購入費の内容につきましては、勤労会館のエアコン修繕に係る工事請負費194万4,000円と浜町勤労会館の大ホールの遮光カーテンの交換に係る備品購入費57万1,000円でございます。  続きまして、浜町勤労会館における今後の修繕方針についてでございますが、浜町勤労会館は、指定管理者により施設管理が行われておりますので、50万円以下の修繕については指定管理者が行うこととなっております。現状では、勤労会館は老朽化しておりますので、今後の大規模な修繕等につきましては、必要に応じて市で実施を検討してまいりたいと考えております。  最後の質問になりますが、おおた渡良瀬産業団地に対する企業からの進出要望についてでございますが、現在38社から問い合わせを受けておりまして、そのうち製造業を中心とする8社につきましては強い進出希望をいただいております。また、物流企業等への企業訪問はこれからのため、具体的な確認までには至っておりませんが、これまでの問い合わせの状況から、企業の進出要望の手応えは十分に感じておりますので、売れ残ることは想定しておりません。完売を目指して積極的に企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(町田正行) 太田都市政策部長。 ◎都市政策部長(太田和之) (仮称)太田スマートインターチェンジ周辺整備事業につきまして、初めに、補正予算における工事の具体的な内容についてでございますが、スマートインターチェンジ設置に伴いまして、成塚住宅団地内の交通安全対策としまして、団地内道路上の白線の引き直しやスピード抑制のためのハンプの設置、主要な交差点の舗装を赤色の舗装にかえるなど、団地内の交通安全対策を行うものでございます。また、パーキングエリアの南側にパーキングエリア内の施設を利用する方のための駐車場を整備するものであります。  次に、スマートインターチェンジとスマートインターチェンジ周辺整備事業のそれぞれの総事業費についてでございますが、スマートインターチェンジ整備事業の全体事業費につきましては18億9,000万円であります。太田市が単独で進めている大鷲町地内の丁字路改良工事につきましては約1億4,000万円、これを合わせますと約20億3,000万円となるものでございます。スマートインターチェンジ周辺整備事業の総事業費につきましては約3億円を見込んでおるところでございます。  次に、スマートインターチェンジ整備事業とスマートインターチェンジ周辺整備事業における費用負担額についてでございますが、スマートインターチェンジ整備事業は日本高速道路保有・債務返済機構が12億8,000万円、東日本高速道路株式会社が1億7,000万円、太田市が4億4,000万円を負担するものであります。太田市単独事業の大鷲町地内丁字路改良工事を合わせますと、太田市の事業費は約5億8,000万円となるものでございます。スマートインターチェンジ周辺整備事業につきましては、太田市単独事業でありまして、太田市が全額を負担するものでございます。  最後に、パーキングエリア下の駐車場整備の効果についてでございますが、東日本高速道路株式会社とネクセリア東日本株式会社がパーキングエリア内に整備を計画しております商業施設につきましては、市道からも利用できることを想定し、整備するものであります。高速道路利用者だけでなく、地域住民や一般の方々も商業施設の恩恵を享受できるものと思っております。また、この施設の利用者による路上駐車を未然に防止することにより、より安全に施設の利用ができるものと考えております。 ○議長(町田正行) 中里健康医療部長。 ◎健康医療部長(中里敏雄) それでは、健康医療部が所管いたします議案第96号、国民健康保険特別会計における後期高齢者支援金の減額理由についてお答えをさせていただきます。  後期高齢者支援金につきましては、今年度の支出金額が確定したため、減額するものでございます。後期高齢者支援金は、後期高齢者の医療費が確定した後に決定することになりますが、当該年度の金額は、まず年度ごとに国が定めた後期高齢者支援金の被保険者1人当たりの負担額と調整率に本市の国民健康保険の被保険者数を乗じた額を概算額として当該年度に拠出し、2年後に確定した後期高齢者医療費に基づき過不足額を精算する方法がとられております。よって、今年度の後期高齢者支援金は、今年度の概算額と2年前である平成27年度の精算額との合計額になります。今回、平成27年度の精算額は約3億2,000万円の減額となっておりますが、これは当初の国の見込みよりも後期高齢者の医療費が少なかったことや本市国民健康保険の被保険者数の減少が要因となっておると考えられます。 ○議長(町田正行) 水野議員に申し上げます。先ほど訂正発言がありましたが、質疑の範囲外でありますので、取り消しをしてください。  水野正己議員。 ◆8番(水野正己) はい、わかりました。議長のご指摘を受け入れて取り消します。  それで2回目の質問に、議長、よろしいですか。 ○議長(町田正行) 水野正己議員。 ◆8番(水野正己) それで2回目の質問に移りますが、2回目は全て市長に伺います。  用地買収について、一般論として市長に伺うわけですが、福祉こども部長行政事業部長から買収しようとしている土地の一部を地権者が事情があって残したいとした場合に、必要となる測量や分筆、登記の費用や作業など今までどのようにやってきたのか、両部長から答弁がありましたが、これは一般論ですけれども、用地買収をスムーズに進めることが大事なわけで、スムーズに買収しようとする用地は必要としているから買収しようとするわけですね。そうやって考えていくと、地権者の事情であっても、先ほど申し上げたようなケースは、必要な測量や分筆、登記の費用は、買収しようとする本市がそれを負担するか、その作業を、手続を本市が行っていくことがスムーズな用地買収につながっていくのではないかと私は考えているわけですけれども、市長のお考えを伺いたいと思います。  それから次に、浜町勤労会館ですけれども、今、産業環境部長から浜町勤労会館は、この9月補正で修繕するのは防煙、燃えないようになっているあのカーテンの交換なのだという答弁がありましたけれども、ほかにも給湯設備、配管がかなりもう、あそこの本来の給湯設備はもう使えなくなってしまって、小型の給湯器で対応しているのが現状ですね。いろいろ直すべきところがあるのだけれども、それは今後必要に応じて考えていくというのが部長の答弁だったわけですけれども、そうやって考えていくと、以前にも浜町勤労会館については、やはり移転新築もこれから必要になるでしょう。場所については、現在地でとなると斎場の建てかえや求められている駐車場の拡幅整備の場所の確保ということも考えて移転新築、私は、勤労青少年ホームのあの場所に2つの機能をあわせ持って勤労会館をつくることが望ましいのではないかとかねてから市長にも本会議場で申し上げて、市長も、そういうことも含めて検討してみる、こう答えていらっしゃったわけですけれども、検討してみると。移転新築すると明言はしていただけなかったわけですけれども、ここで浜町勤労会館の今後について、もう1度市長のお考えを伺っておきたいと思います。  それから、スマートインターチェンジですけれども、何度も関連する議案が出てくるたびにいろいろなことを質問してきました。この間のやりとりでスマートインターチェンジによる経済波及効果というのは推計し切れないのだという答弁もされております。費用対効果も、BバイCは1以上なければ当然国が許可しないですけれども、BバイCというのは、文字どおりコストと効果ですけれども、これは経済波及効果とはまたちょっと違った意味がありますから、太田市にどれほどの経済波及効果をもたらすのかという観点で費用対効果がどうなるかは推計し切れないわけですね。そうすると、後年度負担がふえてしまって市民サービスの後退や市民負担増につながっていくのではないかということが私の頭に取りついて離れないわけです。この点について市長がどうお考えなのかを改めて伺います。  同様に、おおた渡良瀬産業団地です。あそこだけで54ヘクタール、市長は常々太田市で100ヘクタールの工業団地、産業団地を展開していくということも言われてきているわけですけれども、市長として、おおた渡良瀬産業団地で言えば、54ヘクタールの完売のために、要するに売れ残りを出さないためにどのようなことをされようとしているのか。完売するという点では、今も部長から答弁がありましたけれども、工期や分譲する期間を複数に区切ってリスクを回避していくことが必要になるのだなと思っているのです。万一売れ残ってしまうと、やはり後年度の市民サービスの後退や負担増となりかねないとも言えるわけで、そういう後年度の負担が市民にしわ寄せをもたらすことはないのだということをこの場で市長から明言していただいて、したがって、リスク回避の方策もお考えになっているのだろうと思いますが、市長のお考えを伺って2回目の質問を終わります。 ○議長(町田正行) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 1点目でありますけれども、地主さんに頼まれたのですか。口ききですか。そのような感じがすごくするのですけれども、私たちは担当課が取得に係る経費の内容とか、市場単価とか、そういったものをちゃんと精査しまして値段を出していく。今の分筆ですけれども、地主さんの都合で分筆するわけで、私は分筆ではなくて、その残った土地、でき上がった土地をうちは買うわけですから、でき上がる前のことは考えない。だから、でき上がった土地をうちは買うというような考え方ですから、分筆ということは私どもが買う段階では発生しないというような解釈であります。  勤労会館ですけれども、いずれにしても、これは移転しなければならない時期は当然迎えると思っています。あそこは一体となっていますけれども、全体としてどうするかということが当然考えられるわけで、斎場の問題もありますし、両方どうするか今検討しているということです。でも、いずれは勤労会館の移転というのは考えなくてはいけないだろうということであります。新築移転ということになるわけですけれども、どのような形で新築移転するか、今検討をしているというような段階でもあります。  スマートインターチェンジは毎回質問されていますけれども、あそこは大型が入れるようなインターチェンジにしました。ですから、ほかの乗用車のみとか、そういうところとは違って結構重装備にはなっております。これは強戸地区、あるいは南の周辺が、強戸全体が結構まだ開放的な場所になっているわけで、将来の発展性を当然見ているわけであります。それで直近で費用対効果が云々と言われても、道路とインターチェンジしかありませんから、それはおっしゃるとおり直近で効果がどれだけあるかというと、これはないかもわからない。でも、あの装備をしたことによって、やはり太田さくら工業団地につながってあの全体が、強戸地区を違う形で発展させたい願いが込められておりますので、あれでおしまいではない。太田市の玄関口として十分に活用できるような考え方をこれからしていけばいいのではないか。可能性を絶ってしまったら本当にもったいない、せっかくのチャンスですので、ぜひ可能性を求めていきたいと思っています。  それから、おおた渡良瀬産業団地ですけれども、これは売れ残れば、当然市民に将来負担をかけることになる。同じような議論は、Pal Town城西の杜でやりました。あのときは物すごく心配されていたわけですね。あれがあっという間に売れてしまった。そのときは何も話もないのですね。残念ながら、私の間違いでしたというのは何もなかったですね。ですから、やはり反省の弁もすべきだと思うのです。  今回の場合も、一遍にやってしまうということは考えていない。だから、東長岡のものは単独でいって、これはスバルが買っていただけるような設計を全部する。それから、おおた渡良瀬産業団地も、文化財がありますので、文化財のない部分だけを先に売ってしまうということを当然考えていますし、まだ地主さんで承諾をもらっていない一部もありますので、そういったところはできるだけ説得を重ねながら造成していく。ですから、当然造成工事も段階的に行っていくというようなことになります。それをやりながら、予約の販売もあわせてやっていきたいと思っていますので、売れ残りを心配しながら仕事をやるということは仕事ができませんね。ですから、今でも問い合わせはかなりありますので、できるだけ優良企業を中に入れていくということを中心に考えていきたいと思っております。 ○議長(町田正行) 水野正己議員。 ◆8番(水野正己) わかりました。一言申し上げておきますけれども、Pal Town城西の杜は、あそこの造成をしたときは、私は太田市民でなくて、議員でもなかったわけで、あの当時の日本共産党の市議団の判断だったので、そういう意味では売れ残る、売れ残ると言った割に売れ残らなかったではないかと言われれば結果的にそうですけれども、そこに振り返るべき人はもう既に議員ではなくなっているということは申し上げておきたいと思います。  用地買収の件は承知しました。そういう考えであるということですから、あとは土地は地主さんのもの、買うのは太田市のお金で買う、折り合いがつかなければ買えないことも当然ある、そういうものだということです。頼まれたわけではありません。高く金を取ってこいと言われたわけでもないし、私にそのような権限があるわけもないし、市長と私がそのような特別な関係でないのは皆さんがご承知のとおりです。  ただ、用地買収の件はそれで了解しているのですけれども、スマートインターチェンジ、とりわけおおた渡良瀬産業団地、市長も、売れ残れば市民にしわ寄せが市民に行くけれども、だから、売れ残らないようにやっていくのだ、具体的には一遍にやることもないし、製造業も含めて新エネルギー関連の業者とも市長はいろいろなやりとりをされているようですから、それは売れ残らなければ、私は市民に負担増となるようなしわ寄せは行かないものだと思っているのです。機械的に反対したことは一度もないですし、ですから、そういう点で市長には、スマートインターチェンジも含めて後年度の市民負担増とはしない、市民サービスの後退になるようなことにはしないのだということを明言していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(町田正行) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 産業団地をつくることによって、今、最悪の場合を考えられているわけですけれども、このことによって行政、一般市民に対して悪い影響を与えるということは決してしないというふうに思っています。むしろ、やる意図は、それによって現実に太田市の全体の地価は、工業団地も値段が上がっていますし、やはり太田市に対する期待が非常に大きいということだと思うのです。最終的には市民の利益につながっていくということであります。停滞するより、積極的に今は仕掛けているわけでありますけれども、必ず成功させたい。これは伊勢崎とかいろいろなところで工業団地を売り出しましたけれども、大体みんな売れ終わってしまっている。群馬県で最適地というところはもう太田市以外にない。あるいは北関東でも最適地は太田市しかない。そのような自負がありますので、きちんと売れ残ることがないように仕上げて、可能な限り優良企業に進出してほしいという気持ちで対応していきたいと思います。これによって市民に悪影響を及ぼすことはありません。そのようなことが頭にあったら、こういうことは絶対やりません。太田市をさらに発展させるためにやっているわけですから、ぜひご理解いただきたいと思います。      ◎ 質 疑 終 局 ○議長(町田正行) 以上で通告による質疑は終わりました。  他にご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 他にご質疑もないようですから、以上で、8議案に対する質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(町田正行) お諮りいたします。  8議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(町田正行) ご異議なしと認めます。  よって、8議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(町田正行) 議事の都合により、議案第95号から第102号までの8議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) 最初に、議案第95号を採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(町田正行) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第96号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第97号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第98号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第100号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
         (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第101号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第102号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第1号 市町村道路関係予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書 ○議長(町田正行) 次に、日程第6、議会議案第1号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(町田正行) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  30番大川陽一議員。 ◎30番(大川陽一) 議会議案第1号 市町村道路関係予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。  本案の提出者は、私、大川陽一、賛成者は岩崎喜久雄、五十嵐あや子、白石さと子、山田隆史、石倉稔及び大島正芳であります。  道路は人々の生活を支える最も基本的な社会基盤であり、特に市町村道は、地域住民に密接な施設であるとともに、地方の自立・活性化・生活維持に、必要不可欠なものであります。しかし、群馬県内の市町村道の改良率は全体的にも低く、住民生活の維持や安全安心の確保のためには、さらなる道路整備が必要であります。また、平成26年7月の道路法施行規則の改正により、橋梁やトンネルなどの点検が義務づけられ、今後は老朽化対策費の増大も見込まれます。  以上のことから、国に対し、市町村道路整備事業が計画的に進捗できるよう、必要な交付金予算の事業費総額を持続的に確保すること。また、長期安定的に道路整備が進められるよう、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の補助率等の嵩上げ措置を平成30年度以降も継続することを強く求めるため、意見書を提出しようとするのであります。  なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣及び国土交通大臣であります。  以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(町田正行) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(町田正行) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(町田正行) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(町田正行) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(町田正行) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(町田正行) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(町田正行) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(町田正行) お諮りいたします。  ただいま意見書が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(町田正行) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。      ◎ 特別委員会継続調査の件               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                      平成29年9月26日 太田市議会議長   町 田 正 行  様                           有害鳥獣対策調査特別委員長 齋 藤 光 男                       記 1 事  件 八王子丘陵、金山丘陵周辺、渡良瀬川周辺等において増加する有害鳥獣の被害対策について、集中的に調査研究を行うことについて 2 理  由 なお審査を要するため ○議長(町田正行) 次に、日程第7、特別委員会継続調査の件を議題といたします。  有害鳥獣対策調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  有害鳥獣対策調査特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(町田正行) ご異議なしと認めます。  よって、有害鳥獣対策調査特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │議会運営委員会  │ 1 議会の運営に関する事項について                 │ │         │ 2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について    │ │         │ 3 議長の諮問に関する事項について                 │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │総務企画委員会  │ 1 市行政の総合企画のことについて                 │
    │         │ 2 行政改革の推進のことについて                  │ │         │ 3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて           │ │         │ 4 防災・防犯対策のことについて                  │ │         │ 5 市税の賦課等のことについて                   │ │         │ 6 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて            │ │         │ 7 消防・救急体制のことについて                  │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │市民文教委員会  │ 1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて    │ │         │ 2 公共交通体系のことについて                   │ │         │ 3 地域コミュニティ及び行政センターのことについて         │ │         │ 4 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて          │ │         │ 5 スポーツ振興のことについて                   │ │         │ 6 学校における教育環境の整備等のことについて           │ │         │ 7 青少年の健全育成のことについて                 │ │         │ 8 文化財の保全及び活用のことについて               │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │健康福祉委員会  │ 1 社会福祉のことについて                     │ │         │ 2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて          │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │都市産業委員会  │ 1 商業・観光施策及び工業・労政施策のことについて         │ │         │ 2 環境衛生及び清掃事業のことについて               │ │         │ 3 農業施策のことについて                     │ │         │ 4 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて      │ │         │ 5 道路、住宅の整備及び維持管理のことについて           │ │         │ 6 下水道事業等のことについて                   │ │         │ 7 公園、緑地の整備及び維持管理のことについて           │ │         │ 8 公有地の拡大及び取得のことについて               │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(町田正行) 次に、日程第8、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(町田正行) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 議 長 挨 拶 ○議長(町田正行) 平成29年9月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は、9月6日から本日までの22日間にわたり開催されました。この間、皆様には、平成28年度の決算認定を初め、多くの重要議案等について熱心にご審議をいただき、それぞれに適切妥当な結果を得て、本日閉会の運びとなりました。  ここに、議長といたしまして、本会議及び委員会における議員各位の多大なるご支援と執行者各位のご協力に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。  さて、ご案内のとおり、日本国内では国際情勢の複雑化により正面から向き合わなければならない多くの問題を抱えております。このような状況にあっては、市民に一番身近でなければならない議会と行政が市政の課題に真摯に向き合い、市民とともに課題の解決に向けた努力を継続していくことが重要であると考えています。  本定例会における審議は、まさに市民の気持ちを酌み上げた課題解決に向けての取り組みそのものであり、示唆に富んだ多くの意見や提言が出されました。執行者各位におかれましては、選択と集中を掲げる行政運営の中で、この提言を市民の声としてしっかりと受けとめ、反映させていただきたいと思います。また、今回成立を見た議案等の執行に当たっては、議会における意見や要望を十分に尊重され、より効果的な行財政運営に努めていただきたいと思います。  議会といたしましても、市民の誰もが安心安全で笑顔で暮らすことができる太田市であるよう、執行者とともに、より一層の努力をしていく所存でございます。  結びに、秋の気配が感じられるころとなりましたが、皆様におかれましては、お体に十分気をつけていただき、市政発展のためにご尽力いただきますことをお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。      ◎ 市 長 挨 拶 ○議長(町田正行) 続きまして、市長からご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  9月6日から本日まで22日間にわたりまして、慎重な審議をいただきました。平成28年度決算を初め、全ての議案について可決をいただきまして感謝申し上げます。  さて、あした9月28日に招集される臨時国会の冒頭で安倍首相は衆議院の解散をするという意向を示されました。既存政党だけで選挙をやるからというふうに思っておりましたところ、小池知事が希望の党なるものをつくりまして、また今マスコミでも随分たくさん取り上げられるというような波乱含みの選挙になりそうです。  考えてみますと、小池さんとは私も随分古いのですけれども、一緒に日本新党で同僚として、私は落ちましたけれども、戦ったことがあります。あのときは細川護煕さんが代表、党首でありまして、そのときは同じですね。しがらみのない政治をやっていきたい。それと、中身がわからなかったですけれども、改革というのを非常に格好よくしゃべっていました。今の小池さんと全く同じ、何となく引きつけられるような雰囲気でありましたが、結果的には中身がなく、そのまま消えてしまったというようなことになっているわけであります。  明確な地方自治体、あるいは国民への約束といったものがないまま、選挙に突入して格好のよさとか、あるいは雰囲気のよさだけで選挙を戦うというのは、我々は非常にごまかされやすいですけれども、危険だ、私はそのようにも思っております。今回、消費税が1つのテーマと安倍首相は言っていますけれども、社会保障、特に子どもたちに対して教育関連の無償化にまで踏み込みたいというようなことがありますが、1つ忘れてはいけないのは、地方自治体が今までかなり過重的に負担している社会保障費のテーマも当然あるわけでありまして、こういったテーマについても解決をしていってほしいということであります。3%で約5兆円、これは非常に大事な財源でありますので、国の財政の健全化と同時に、私たち地方自治体にも消費税の恩恵が受けられるような環境をぜひ期待していきたいとは思っております。  話は変わりますけれども、昨夜は、皆様方はいらしていただいたかどうかわかりませんが、北関東自動車道の太田パーキングエリアのランプ橋の架設工事がありました。今写真があるのですけれども、約1,000人と言われていますが、本当に大勢の皆様方に見ていただきまして、関心の深さ、あるいは今後めったに見られない光景をみんなに見ていただきまして、本当にゆっくりとした作業でありましたけれども、いよいよ北の玄関口がもう1つできるというようなことの希望を持たせる、あるいは地域の活性化を予感されるものでもありました。  また、群馬県の基準地価についても、太田市は本当に優位な状況にありまして、対前年比の変動率は太田市が1位というようなことでありました。人口増に加えて輸送機関連企業の業績も好調ですし、今後とも頑張っていただきたい。また、駅周辺も大きく変わって、今後、太田市がさらに次のステップに行ける状況になったということでもあります。  決算の審議については、逐一聞かせていただきました。それぞれ議員の皆様方は個性を持っておりますので、それぞれの議論を聞きましたが、本当に建設的な意見を多く出していただきまして、本当にありがとうございました。行政需要はますますふえていますし、あるいは多様化ということが言われますけれども、それぞれのグループとか、それぞれの地域で多様化した行政需要に対応していくのは本当に大変なことでありますが、ぜひ皆様方の声を反映させるよう、来年度の当初予算編成には気を配っていきたいと思っております。特に新しく出ました義務教育学校の開設についても手をつけていかなければと思っております。  これから秋はスポレク祭があります。スポレク祭がちょうど投票日になっているわけでありまして、ちょっと大変かなとは思っていますが、それから産業フェスティバル、大学ジャズ、これから秋はイベントがずっと続いておりますので、ぜひ皆様方と一緒に盛り上げていきたいと思っております。  終わりになりますけれども、先ほど議長から話がありましたように、健康にご留意されて市民生活がさらにアップするように、皆さん方のご努力を心から期待し、私ども行政も皆様方にいただいた意見を今後とも尊重しながら頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  9月定例会、大変な内容でありましたが、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。      ◎ 閉     会 ○議長(町田正行) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                      午前11時48分閉会      地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。        太田市議会議長   町   田   正   行        太田市議会副議長  久 保 田       俊        太田市議会議員   山   田   隆   史        太田市議会議員   石   倉       稔...