○
議長(
木村康夫) ただいま
選任いたしました第2次
太田市総合計画特別委員会の正副
委員長互選のため、暫時
休憩いたします。
◎ 再 開
午前9時32分再開
○
議長(
木村康夫)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
◎ 正副
委員長の
互選結果
報告
○
議長(
木村康夫) 先ほど
選任いたしました第2次
太田市総合計画特別委員会の正副
委員長の
互選の結果を
報告いたします。
第2次
太田市総合計画特別委員長 23番 白 石
さと子議員
副
委員長 16番 宮 沢
まりこ議員
に決定いたしました。
◎ 議 案 上 程
議案第59号
太田市市
税条例等の一部
改正について
議案第60号
太田市都市計画税条例の一部
改正について
議案第61号
太田市体育施設条例の一部
改正について
議案第62号
太田市家庭的保育事業等の
設備及び
運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正について
議案第63号
太田市建築物の
エネルギー消費性能の
向上に関する
法律関係手数料条例の
制定について
○
議長(
木村康夫) 次に、
日程第3、
議案第59号から第63号までの5
議案を
一括議題といたします。
◎ 質 疑
○
議長(
木村康夫) これより
質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
9番
水野正己
議員。
◆9番(
水野正己) それでは、
議案第59号について、まず
総務部長に伺います。
本案によって
税収に
影響があらわれるわけですけれども、
市税条例改定の中で何点か改定される項目がありますので、その
項目ごとに
税収の
影響を見込める
範囲で伺います。
続いて、
議案第61号は
文化スポーツ部長に伺います。
第61号は、とうもう
サマーランドを
条例から廃止しようとするものでありますが、廃止された後のとうもう
サマーランドの
跡地利用をどう
考えているかをまず伺います。
それから、とうもう
サマーランドを解体する場合に見込まれる
費用について伺います。
そして3点目は、当初からとうもう
サマーランドの
老朽化が進んだことで、
公認プールとして
認定を受けるためには
改修が必要であるということから、現在は
公認プールとしての
認定はされていないわけでありますけれども、さらに
公認プールとしての
認定を受けるために必要な
改修を行うとすれば一体どの
程度の
費用がかかるのかもあわせて伺います。
それから4点目は
桐生市の
カリビアンビーチの
入場料補助が現在も行われております。
利用料を無料にするという
補助が行われておりますけれども、この直近3年間における
実績とその
補助の
周知の方法について伺います。
そして5点目、これは
部長に
最後になりますが、とうもう
サマーランドを廃止した後の
代替施設、かわりの機能を持った
施設を建設する
計画が現在でもあるのかないのか、あるとするならその
計画の方針を伺って、1回目の
質問を終わります。
○
議長(
木村康夫)
長島総務部長。
◎
総務部長(
長島榮一) 私にご
質問いただきました
市税への
影響額でありますが、とりわけ具体的に申し上げますと、
法人市民税及び
固定資産税ということになろうかと思います。ただ、お答えする前にちょっと前置きをさせていただくことをぜひご容赦いただきたいのですが、ただいまご
質問にもありましたとおり、この
影響額につきましては算出が非常に難しいというのがあります。と申しますのは、まず第1点目、
法人市民税につきましては、ご
案内のとおり、その
課税対象は
法人税額であります。
法人税額ということは、
企業の
収益がどうなるかによって大きく変わる、異なるということがあります。ご
案内のとおり、
本市については
輸送機器が中心でありまして、海外の
為替レートなどが大きく作用します。急激な
変動がありますので、見込むのがなかなか難しいということが1点です。
それともう1点、これの客体となります
法人税ですが、
税率そのものも実は
変動、引き下げることになっております。具体的には、23.9%から23.4%へと引き下げられることも予定しています。では、ここでどういう
金額を出そうかというところを
考えましたときに、仮に
企業の
収益状況が本年度、
平成28年度市の当初
予算で見込んでいる
法人税割額を算定する際の状況と変わらないものとした場合、加えて、
法人税率もわずかな減ですから、これが変わらないという前提のもとに計算いたしますと、出た答えは非常にシンプルなのですが、約23億5,000万円ほどの減となります。と申しますのは、先ほど申し上げた
平成28年度当初
予算額で見込んでおります
法人税割額は約77億円であります。そして、ご
質問にありましたとおり、12.1%から8.4%に下がります。ということは、約3割の減と見てもいいかなと思いますので、単純に77億円に3割強を掛けた数字、そのようなことであります。これが第1点です。
それと第2点目、
固定資産税の
償却資産でありますが、そもそもこの税の
改正ですが、
固定資産税が
特例割合ということで、本来掛けられる率よりも3分の2に減じるという
措置を
太陽光発電設備の
全量買い取り設備については適用してまいりました。ただ、この
制度でありますが、
制度を創設しました
平成24年度以降、実際の
課税ベースで言いますと
平成25年からなのですが、では具体的に、4年間、この
対象となる
施設がどのくらい設置されたかを見ますと、初年度は2件でした。ところが、
平成27年度、
最終年度では1,300件を超える、いわゆる
駆け込み需要とでも言ったらいいのでしょうか、そういうふうに
変動が非常に大きいものがあります。では、その
影響をどう捉えるかというのを
考えたときに、これもシンプルに
考えさせていただいて、4年間の平均をとってみました。そして、その
課税対象となったものに対する3分の1分減るわけですから、その分を
試算してみますと、結論もシンプルですが、ざっと4,000万円
程度になろうかなと見ております。繰り返しになりますが、いずれも仮の
試算とお含みおきいただければありがたいと存じます。
○
議長(
木村康夫)
尾崎文化スポーツ部長。
◎
文化スポーツ部長(
尾崎正行)
文化スポーツ部が所管いたします
議案第61号に関しましてご
答弁を申し上げます。
まず、とうもう
サマーランドの
跡地利用につきましては、新
市民会館及び
バスターミナル利用者等の
利便性を考慮した
市営駐車場として整備してまいりたいと
考えておるところです。
次に、とうもう
サマーランド本体の
解体工事につきましては約6,000万円を見込んでおるところです。
また、とうもう
サマーランドの50メートル
プールの
公認を受けようとした場合に要する
改修費につきましては、およそ3億円
程度と
考えております。
次に、
桐生市
新里温水プール、
カリビアンビーチの
入場料補助事業の
利用者数でございますが、
平成25年度4,672人、
平成26年度4,747人、
平成27年度5,071人でございました。また、
補助をいたしました
金額につきましては、
平成25年度161万8,600円、
平成26年度162万3,600円、
平成27年度172万2,000円でございました。
また、
カリビアンビーチ入場料補助事業の
周知方法でございますが、毎年7月ごろ広報おおたにて掲載をしているほか、市のホームページにて広く
周知をさせていただいているところでございます。
最後に、とうもう
サマーランドの
代替施設につきましては、新たに策定される第2次
太田市総合計画に位置づけをし、検討してまいりたいと
考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○
議長(
木村康夫)
水野正己
議員。
◆9番(
水野正己) それでは、2回目は全て
市長に伺いますが、
総務部長からも
答弁があったように、
平成27年度
ベースで、
法人市民税の引き下げがないものと仮定した場合ですけれども、驚きの3割カットの23億5,000万円
減収になるということですね。もう
1つは、
固定資産税のわが
まち特例による
償却資産の
特例を、
太陽光発電の
全量買い取り施設で言えば3分の2の
特例があるものを廃止していくと。ただ、新設されるものもあって、
自家消費であれば3分の2で新たに新設とか、それから、
本市ではそういう
施設はないそうですけれども、
地熱発電とか水力、風力というものは軽減が価格の3分の2から2分の1に、だから、建てる
人たち、つくる
人たちにすれば
固定資産税が減税される、こういうものもあるのですが、ただし、
全量買い取りの
太陽光発電で廃止されてしまうというのは、これは
自然エネルギー、
再生可能エネルギーの推進、脱原発という点から言っても逆行していくわけですね。
ただ、私が本当に憤りを持っているのは、例えば、わが
まち特例といって、いかにも
地方が自主的に、
地方の権限でもって
税率、あるいは税目を決めていいかのような名前が使われていますけれども、
地方税法が変えられて、例えば、今の
償却資産の
特例、
自然エネルギーを使った
発電施設への
特例は、今までだったら
地方税法の
規定でそれぞれ決められていたのが、今度は
自治体がわが
まち特例を使った
条例として
規定しないと一切
特例が使えないと。その
特例を
自治体が決めるときに、では
地方税法の
範囲を超えて
特例を決められるかといったら決められない。だから、
太陽光発電の
全量買い取り施設で、
本市単独でわが
まち特例を使って今と同じ3分の2の
特例を残せるかといったら残すことは不可能と、非常に気に食わない、頭にくる、こういう
地方税法の改悪になってしまっているわけで、そうすると、
市税条例上は、
全量買い取り、
太陽光発電施設に対する
特例は残せないけれども、今も
補助は続いていますけれども、せめて何らかの形で
本市単独でこういう
補助をふやしていくことだって今後は必要になるのだなと思っているわけです。
法人市民税のほうは
言語道断、本当に
言語道断で、多分
市長と私は同じ思いでいるのではないかなと思っています。何が問題かというと、
法人市民税、
県民税もそうですけれども、この
税率を引き下げて、引き下げた分は
国税になっている、
地方法人税につけかえるということですね。だから、シンプルに
考えれば、
地方から
法人税を奪っておいて、その分を
国税で取ってしまおうと。ただし、
国税につけかえた分は
交付税の財源にするのだから、
地方に再分配するのだから不公平ではないのだ、
地方に迷惑はかけないのだ、政府はこういうことを言っているようです。だけど、一理、0.5理くらいあるかもしれません。例えば、これまでも
法人市民税が
増収になってきたり、
減収になったこともありますけれども、
太田市では、歴史的な
条件、地理的な
条件、
インフラ整備の
条件を生かされて
法人市民税が堅調に
増収に転じてきているけれども、これは
太田市だけの努力ではなくて、全国の
自治体における
企業の
経済活動もあって
太田市で
法人市民税が入っているから、一部を
国税につけかえて
交付税財源として
地方に平等に公平に税源を配分していくのだと、こういう
考え方は間違いではないですが、ただし、そこまで言うのだったら、
小泉内閣の
三位一体改革で
地方交付税をごそっと奪っておいたのをもとに戻すほうが先決、先なわけです。恐らく
市長も同じ
考えだと思いますけれども、改めてこの点についても
市長のお
考えを伺っておきたいと思います。
それと、第61号、
文化スポーツ部長から、とうもう
サマーランドの
跡地利用も、
解体費用も、
公認プールとして必要な
改修をするなら幾らかかるか、
カリビアンビーチの
無料制度の
実績、それから
代替施設は、とうもう
サマーランド廃止後は第2次
太田市総合計画に入れ込んでいくのだと、こういう
答弁がありました。
総合計画は、具体的にはまだ
実施計画もつくられていないし、前期、後期の
行動計画にもまだ入れ込まれておりませんけれども、
部長が入れ込むのだと
答弁されたので、何らかの形で
代替施設はつくられていくのだと思いますけれども、そのときに
代替施設の
考え方として、例えば、
平成で言うと33年でしたか、1市3町で新しい
可燃ごみ焼却炉をつくるわけですけれども、その新
焼却炉をどうしようかというときに、この
議会でも
特別委員会をつくったときにも、
委員の中から、それから
市民の中からも、新しい
焼却炉の
排熱を
利用して
温水プールをつくれないものかどうかという声もあったわけです。ただ、新しい
焼却炉の
附帯施設として
排熱利用の
温水プールといったときには、今の
計画だと、3町の
可燃ごみが新しい
焼却炉に搬入されることで
交通量増加、
道路整備ということから
用地が確保できるかどうか、こういう問題もあるわけですけれども、選択肢の
1つとして新しい
焼却炉の
排熱利用温水プールというのも、とうもう
サマーランドの
代替施設として検討には値するのではないかと
考えているわけです。
それともう
1つの
考え方は、
新田の
プールの
改修とあわせて、とうもう
サマーランドの
代替施設と兼ね合わせて
市内で1カ所の
プールにしていくという
考え方もないわけではないですけれども、これは地域的、地理的に
考えても、やはり
市内に2カ所くらい
プールがあったことはいいなと
考えているわけで、
代替施設といったときには、
新田の
プールとは別にどこかに
用地を求めて新しい
プールをつくっていくと。とうもう
サマーランドがつくられてから30年余りたっていますけれども、当然私はそのときは
太田市にいなかったわけですが、周りの人に聞いてみると、これは要望が高くてつくられた
プールであるということから
考えても、現状で2,500人くらい
利用もされているということを
考えても、
新田の
プールとは別の場所で
代替施設をつくっていくことがやはり必要で、それを
総合計画の中で入れ込んでいくことが私は必要ではないかと思っています。
以上の点について
市長に伺います。
○
議長(
木村康夫)
清水市長。
◎
市長(
清水聖義)
太陽光発電については、
条例でお示ししたとおり、もう
補助をしていく段階ではないと。ほとんど
収益性が高いというようなことで、かなり大規模な
太陽光発電所もできたということでありますし、
一般的な
収益を目的にして設置する
償却資産対象、それと全く同じものであるという受けとめ方でありまして、このとおり
補助はないと、また、
一般の
償却資産と何ら変わりないという判断で対応していきたいと思っております。
法人税は本当に大変なことでありまして、今、
部長から23億円という
試算が出ましたが、これは
地方で
交付税を回しているのです。本来ならば、
交付税のあり方は、
法人税とか
所得税、
市税といったものの中で30何%を
地方に戻す、しかも、それを
財政力の低いところに流して、日本全体で均衡ある発展をしていこうというのが
趣旨なわけです。この
趣旨から全く逸脱して、産業で頑張っている
まちから金を吸い上げて、それを
産業力のないところにまくというような
やり方に変えてしまった。特に私
たちの
まちはまさにその中の標的になっている
まちであります。
太田市もそうですが、豊田市などは、豊田市の
市長の顔は見ていませんけれども、ええ、どうしてうちがこのような狙い撃ちに遭わなければいけないのかと。私は、
東京はいいと思うのです。
東京は、富が集まり、とにかく人が集まり、人だって、
考えてみれば、
地方で一生懸命育てて、こういう
議会でも議論がありますけれども、
子どもたちは大事だと育てておいて吸い上げていってしまって、そのまま貴重な人材として
東京で働き、
東京で利益を得ていくというパターンで、
地方に戻していないわけですよ。ですから、
東京は幾ら吸い上げてもいいと思うのです。
東京はもうかってしようがないところですから。
東京から分配するというような話だったら非常にわかりやすいのですけれども、これがどこでも手当たり次第、元気なところからお金を吸い上げて、元気でないところに回すという
やり方は非常にけしからん。しかしながら、これは前からそういう予感があったのです。つまり
東京だけを結構指摘していたのですよ。
東京は金持ちだ、
東京は人がいい人間が集まっていく、頭のいいのも集まっていく、それでお金も動く、とにかくみんな
東京、
東京で、これを是正するための
措置、そこに巻き込まれていった。私
たちはこれからどうしていくかと、やはりそんなに豊かな
まちではないという認識のもとにやっていかなければいけなくなるということだと思います。
きょうも新聞に出ていましたけれども、
ふるさと納税も極めてよくない。あんな
制度で、
地方と
地方を巻き込んで、国は
関係ないわけですから平然としている。それで、何だかんだ物を出させて、きょう見たら、都城市などは40何億円もお金が入っていると、ふざけた話ですね。何にもしないで40何億円。今の
法人市民税もそうですけれども、こういう
制度は、
地方が弱いというのですか、
地方は本当に国にばかにされている、
地方は奴隷ではないと言いたくなるような雰囲気でもあります。それくらい大変なことで、かといって、税制ですから逆らうわけにはいきません。それにのっとって私
たちは何ができるかを
考えていかなければいけないということだと思います。
とうもう
サマーランドの跡地の件ですけれども、
サマーランドというほどではなくて、
公認の
プールだけ残したわけです。遊戯的なものはなくしてしまったと、
カリビアンビーチに行ってもらっているということでありまして、上手に使っていただいて本当にいいかなと。ああいった
施設は、自分の
まちになければならないものではないという感覚ですね。周辺の
まちにあれば、それを積極的に
利用していこうということがお互いにいいことだと思っていまして、やはり共通の資産として私
たちが
利用していくという
やり方だと思っております。
今後の
プールですけれども、時折、
新田の
議員から
質問があって答えてきましたけれども、
新田が適切な場所ではないだろうかということで、そういったところで次の
計画の中に入れていこうと思っています。今まではレジャーが中心でしたけれども、むしろ今度は健康かなと思っています。やはり健康を主体として
考えていくような
プール、それと競技性のある
プールといったものが必要ではないかと思っております。今後また
議会で議論していただければ大変ありがたい。
焼却炉のそばにと言うのですけれども、あえてそういうこだわりはなく、健康を感じられるような
プールにしていければいいかなということであります。
それから、跡地は
市民会館の駐車場として使いたいのですけれども、やはりあそこはただアスファルトを張るだけではなくて、林とか森を感じさせるような中の駐車場という雰囲気をつくりたい。今、上毛新聞のハウジングがありますけれども、あそこも一部買わせていただいて、地主さんとの
関係もありますけれども、全体がきれいな環境の中で
市民会館を置きたいと思っております。パーク・アンド・ライドはそのまま続けていきたいと思っています。
○
議長(
木村康夫)
水野正己
議員。
◆9番(
水野正己)
法人市民税については、がちっとはめられてしまっていますから抵抗のしようがないというのはそのとおりになるわけですけれども、やはり
地方から税源を奪っていく
やり方は、
地方6団体の中でもかねてから、
財政力のないところである
程度回してほしいという声もなくはないですけれども、ただ、その場合でも、
市長が言われたように、
交付税の財源というのは目的も含めて財源が決まっているわけですから、
地方の自主財源になっている法人住民税を奪って
交付税の財源にするというのは禁じ手にほかならないわけで、こういうことはやってはならないということを今までも
地方6団体で国に物を言ってきたわけですけれども、これは引き続き
市長としても、群馬県
市長会長としても政府に厳しく求めていっていただきたいと思います。
それから、
プールですけれども、今の
市長の
答弁でも、現段階で必ずしもとうもう
サマーランド廃止後は
新田の
プール1つだけにするのだと言い切ったわけではありませんので、今後
議会でもいろいろな議論もあるはずですし、先ほどの
文化スポーツ部長の
答弁でも、2カ所つくる
計画を
総合計画に入れ込んでいくとは
答弁されなかったわけですけれども、
総合計画の中で
市民の声も聞きながら、できることなら、
新田の
プール1カ所に集約するのでは
なしに、もう1カ所、2カ所で
太田市の
プールを展開していくということは選択肢として残した上で検討していっていただきたいと思います。
市長から、
プールについては、今後は健康を目的とする、あるいは競技性を目的とした
プールにということでありますけれども、健康といったときは、今スポーツの分野では、スポーツ推進法もありますけれども、県も
条例をつくってやっていますけれども、競技スポーツも大事だけれども、生涯スポーツ、総合型、健康型のスポーツも推進していくことが必要だと。こういう法律や県の
条例もありますから、広く生涯にわたってスポーツを楽しんでいける、健康を維持していける、そういう体育
施設というときには、やはり
市内1カ所にしてしまっては、公共交通とか、高齢者が
利用しやすい
プールと、総合健康センターにもありますけれども、そういう
プールを
市内に、ふやしてはいきたいけれどもお金の面もあるので、せめて減らさないということは引き続き検討していっていただきたいと思います。
以上の点で、もう1度お願いします。
○
議長(
木村康夫)
清水市長。
◎
市長(
清水聖義)
法人市民税は、先ほど言ったように、本当に我々にとって理屈に合わないところでありまして、かといってこれは跳ねつけるわけにいかない。また、
地方6団体で話すにしても、関東というのは
財政力が皆強いところが多いのですけれども、
市長会で非常に弱いのです。
市長会で関東で立候補しても絶対に当選しないのです。必ず
地方が当選するのです。今、
市長会は、もっと関東の意見も強くしなければというので、投票方法を変えようということをやっているのですけれども、今度はそれが否決されてしまうのですね。だから、非常に厳しいのが関東地区で、関東エリアはとにかくみんな
財政力の高いところが多いわけですから、今のこういったものについては意見を出す場所が非常に少ない、非常に厳しい状況になっているということです。
過日も、伊勢崎市の
市長が、ふだんは余りしゃべらない人なのですけれども、国
会議員との朝食会のときに
ふるさと納税に幾らか抵抗してしましたね。こんな税制はよくないということを明確に言ってくれていました。本当に伊勢崎市もそういうことなのだと思いますね。
あと、
プールの件ですけれども、今話がありましたように、今、
温水プールが総合健康センターにあるわけです。あそこは歩くとか、本当に軽く泳ぐとか、高齢者も体を維持するために必要なところです。だから、やはりそういったものを備える、それを健康と表現しましたけれども、あとは競技性のある
公認プールといったものが必要ではないだろうかと。ですから、今の
プールを維持するかというと、
新田にある
プールはむしろなくしたほうがいいかなと、新しい
プールをつくるほうがいいのかなと思います。これはぜひまた協議をしていただければ大変ありがたいと思っています。
また、中学校の
プールは、中学生が夏休みに
プールに泳ぎに来るかというと、どこまで来ているかまだ調査していません。しかしながら、
プールはかなりあいていると思うのです。複数の
プールは必ず
利用できると思っていまして、十何カ所かな、中学校の分だけみんなあるわけですから、これを
市民全体で使っていくことがいいと思うのです。ただ水を張っておくだけではもったいない。こういう厳しい環境のときはみんなで使う、自分の健康を守ったり、楽しんだりすることがいいことではないかと。校庭の開放と同じですね。庭の開放、体育館の開放と同じように使っていくのがいいのではないかと思います。
◎ 質 疑 終 局
○
議長(
木村康夫) 以上で通告による
質疑は終わりました。
他にご
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
木村康夫) 他にご
質疑もないようですから、以上で
質疑を打ち切ります。
◎ 委 員 会 付 託
○
議長(
木村康夫)
議案第59号及び
議案第60号の2
議案につきましては、所管の総務企画
委員会に
付託いたします。
議案第61号につきましては、所管の
市民文教
委員会に
付託いたします。
議案第62号につきましては、所管の健康福祉
委員会に
付託いたします。
議案第63号につきましては、所管の都市産業
委員会に
付託いたします。
◎ 議 案 上 程
議案第57号
平成28年度
太田市一般会計補正予算(第1号)について
○
議長(
木村康夫) 次に、
日程第4、
議案第57号を議題といたします。
◎ 質 疑(
終局)
○
議長(
木村康夫) これより
質疑に入ります。
ご
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
◎
質疑持ち越し