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  1. 太田市議会 2013-09-25
    平成25年 9月定例会−09月25日-05号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    平成25年 9月定例会−09月25日-05号平成25年 9月定例会       平成25年9月太田市議会定例会会議録(第5日) 平成25年9月25日(水曜日)  〇出席議員 34名         1番  渋 澤 由紀子          2番  岩 崎 喜久雄         3番  山 崎 正 紀          4番  宮 沢 まりこ         5番  矢 部 伸 幸          6番  山 崎 俊 之         7番  石 倉   稔          8番  久保田   俊         9番  大 島 正 芳         10番  水 野 正 己        11番  星 野 一 広         12番  五十嵐 あや子        13番  深 澤 直 久         14番  山 口 淳 一        15番  正 田 恭 子         16番  伊 藤   薫        17番  大 川 陽 一         18番  木 村 康 夫        19番  町 田 正 行         20番  小 暮 広 司        21番  齋 藤 光 男         22番  尾 内 謙 一        23番  太 田 けい子         24番  川 鍋   栄        25番  本 田 一 代         26番  中 島 貞 夫        27番  上 村 信 行         28番  稲 葉 征 一
           29番  市 川 隆 康         30番  白 石 さと子        31番  高 橋 美 博         32番  山 田 隆 史        33番  永 田 洋 治         34番  半 田   栄  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      清 水 計 男    教育長      澁 澤 啓 史     企画部長     北 爪   宏    総務部長     大 槻 裕 美     市民生活部長   井 上 稔 仁    福祉こども部長  大 澤 久 男     健康医療部長   三 吉   陽    産業環境部長   浅 香 重 信     産業環境部部長(清掃担当)                                  八 代 敏 彦    農政部長     橋 本 利 明     都市政策部長   石 川 泰 一    開発事業部長   長 澤 正 史     上下水道局長   大 隅 良 也    消防長      見 持 雅 昭     教育部長     林   寛 司    企画部副部長   久保田 義 美     総務部副部長   長 島 榮 一    企画政策課長   高 橋   徹     総務部参事(総務課長)                                  朝 倉 博 康    総務部参事(財政課長)             赤 坂 高 志  〇事務局職員出席者    事務局長     野 村 惠 一     副局長(議会総務課長)                                  天 笠 秀 男    議会総務課長補佐(議事係長)       総務係長     井 上 恵美子             小谷野 仁 志    主任       軍 司 道 得           議 事 日 程(第5号)                             平成25年9月25日午前9時30分開議                             太田市議会議長   小 暮 広 司 第 1  議案第 86号 太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正につい──────────┐              て                                 │      議案第 87号 太田市市税条例の一部改正について         (総企委審査報告)│      議案第 88号 太田市税外収入金延滞金徴収条例等の一部改正につ          │              いて────────────────────────────────┘ 第 2  議案第 89号 太田市子ども・子育て会議条例の制定について─────────────┐      議案第 90号 太田市放課後児童クラブ条例の一部改正について            │                                       (教福委審査報告)│      議案第 91号 太田市国民健康保険税条例の一部改正について             │      議案第 92号 太田市立商業高等学校設置条例の一部改正について───────────┘ 第 3  議案第 93号 太田市まちなか交流館くらっせ条例の一部改正につい              て────────────────────────(市経委審査報告) 第 4  議案第 94号 太田市道路占用料徴収条例の一部改正について─────────────┐      議案第 95号 太田市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正 (都建委審査報告)│              について──────────────────────────────┘ 第 5  議案第 66号 平成24年度太田市水道事業会計処分利益剰余金の──────────┐              処分について                            │      議案第 67号 平成24年度太田市下水道事業等会計資本剰余金の処          │              分について                             │      議案第 68号 平成24年度太田市一般会計歳入歳出決算認定につい          │              て                                 │      議案第 69号 平成24年度太田市国民健康保険特別会計歳入歳出決          │              算認定について                           │      議案第 70号 平成24年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入          │              算出決算認定について                        │      議案第 71号 平成24年度太田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出 (決特委審査報告)│              決算認定について                          │      議案第 72号 平成24年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決          │              算認定について                           │      議案第 73号 平成24年度太田市介護保険特別会計歳入歳出決算認          │              定について                             │      議案第 74号 平成24年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会          │              計歳入歳出決算認定について                     │      議案第 75号 平成24年度太田市水道事業会計決算認定について           │      議案第 76号 平成24年度太田市下水道事業等会計決算認定について─────────┘ 第 6  議案第 77号 平成25年度太田市一般会計補正予算(第3号)について      議案第 78号 平成25年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について      議案第 79号 平成25年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)につい              て      議案第 80号 平成25年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について      議案第 81号 平成25年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について      議案第 82号 平成25年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について      議案第 83号 平成25年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)              について      議案第 84号 平成25年度太田市水道事業会計補正予算(第1号)について      議案第 85号 平成25年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について 第 7  請願第 13号 新聞への消費税軽減税率適用を求めることについて───────────┐      請願第 14号 「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求めるこ (総企委審査報告)│              とについて─────────────────────────────┘ 第 8  請願第 12号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求めること─(市経委審査報告)              について 第 9  議会議案第 6号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書 第10  議会議案第 7号 地方税財源の充実確保を求める意見書 第11  特別委員会継続調査の件 第12  特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(小暮広司) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。
     日程に入ります。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成25年9月11日 太田市議会議長   小 暮 広 司  様                                総務企画委員長  大 島 正 芳                        記 ┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第86号 │太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について     │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第87号 │太田市市税条例の一部改正について              │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第88号 │太田市税外収入金延滞金徴収条例等の一部改正について    │ 原案可決 │ └───────┴──────────────────────────────┴─────┘ ○議長(小暮広司) 日程第1、議案第86号から第88号までの3議案を一括議題とします。  3議案は総務企画委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに大島正芳委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長(大島正芳) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。  去る9月9日に本委員会に付託されました議案第86号から第88号までの3議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月11日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月5日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第86号 太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、国家公務員退職手当制度の改正に準じ、関係条例の一部を改正するもので、平成25年1月に改正した退職手当の支給水準引き下げと対をなす改正であり、早期退職募集制度の導入及びそれに伴う特例措置の拡充を図ろうとするものであります。  委員からは、今後の早期退職募集制度の運用についての質疑があり、このことについては、本制度の導入目的は年齢別構成の適正化を通じた組織活力の維持等を図ることであるが、本市においては正規職員の定数削減を図ってきており、決して職員数に余裕がある状況ではないため、現段階では本制度を運用するときではないと考えているとのことでありました。  また、平成24年度の退職状況のことについて、職員組合との協議状況のことについてなど、質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第87号 太田市市税条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、「地方税法の一部を改正する法律」が本年3月30日に公布されたこと等に伴い、ふるさと寄附金に係る特例控除額の見直しや延滞金の特例措置に係る割合の引き下げなど、所要の条文の整備を行おうとするものであります。  委員からは、ふるさと寄附金に係る特例控除額の見直しに伴う影響見込み額のことについて、延滞金の利率が引き下げられることに伴う今後の軽減見込み額のことについてなど、質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第88号 太田市税外収入金延滞金徴収条例等の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、「地方税法の一部を改正する法律」が本年3月30日に公布され、現在の低金利の状況に鑑み、国税における延滞税等が見直されたことから、延滞金の利率を引き下げるもので、関係する太田市税外収入金延滞金徴収条例、太田市高額療養費貸付基金条例、太田市戸別浄化槽の整備に関する条例、太田市後期高齢者医療に関する条例の条文の整備をそれぞれ行おうとするものであります。  委員からは、延滞金全体ではどの程度の軽減が見込まれるのかとの質疑があり、このことについては、平成24年度においては太田市後期高齢者医療に関する延滞金の歳入で6万8,200円しかなく、それ以外では全く延滞金の歳入実績がないとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) 議事の都合により、議案第86号から第88号までの3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごととします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、議案第86号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第87号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第88号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成25年9月11日 太田市議会議長   小 暮 広 司  様                                 教育福祉委員長  久保田  俊                        記 ┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第89号 │太田市子ども・子育て会議条例の制定について         │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第90号 │太田市放課後児童クラブ条例の一部改正について        │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第91号 │太田市国民健康保険税条例の一部改正について         │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第92号 │太田市立商業高等学校設置条例の一部改正について       │ 原案可決 │ └───────┴──────────────────────────────┴─────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第2、議案第89号から第92号までの4議案を一括議題とします。  4議案は教育福祉委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに久保田俊委員長から報告を求めます。 ◎教育福祉委員長(久保田俊) ご指名によりまして、教育福祉委員長報告を申し上げます。  去る9月9日に本委員会に付託されました議案第89号から第92号までの4議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月11日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月5日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第89号 太田市子ども・子育て会議条例の制定についてご報告を申し上げます。
     本案は、太田市における子ども・子育て支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関し必要な事項及び当該施策の実施状況について、調査・審議する合議制の機関として「太田市子ども・子育て会議」を設置するため条例の制定をするものであります。  委員からは、子ども・子育て会議の委員数及び今後の運営について質疑があり、このことについては、当初は10名程度の委員を予定しているが、会議の中で必要があればその都度ふやしていきたいとのことでありました。また、今後の運営については、10月から2名の委員の市民公募、それと同時に就学前の保護者を中心にニーズ調査を行い、その結果を踏まえて、今年度子ども・子育て会議を2回程度開催するとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号 太田市放課後児童クラブ条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、沢野小学校の新校舎建設に伴い、同小学校の敷地内に単独施設を新設し、沢野小放課後児童クラブ及び同第2クラブを設置するため、また、現在鳥之郷小学校の敷地内に設置された施設において事業を行っている放課後児童クラブについて、利用する児童の増加に伴い、同クラブを分割し、新たに第2クラブを設置するため、本条例の一部を改正するものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第91号 太田市国民健康保険税条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、地方税法の一部を改正する法律が、平成25年3月30日に公布されたことに伴い、東日本大震災による被災住宅用財産の敷地を相続人が譲渡した場合についても、当該相続人長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例措置を受けられるよう本条例の関係条文について所要の改正を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第92号 太田市立商業高等学校設置条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、併設型中高一貫校への再編を柱とした市立商業高等学校の改革の一環として、平成27年4月に見込まれる太田市立太田中学校の第1期内進生の進学に合わせ、商業高校の校名を「太田市立太田高等学校」に変更し、同校に普通科を新設することに伴い、題名の改正等所要の整備を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました4議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) 議事の都合により、議案第89号から第92号までの4議案についての討論は一括とし、採決は議案ごととします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、議案第89号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第90号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第91号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第92号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成25年9月12日 太田市議会議長   小 暮 広 司  様                                市民経済委員長  川 鍋   栄                        記 ┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第93号 │太田市まちなか交流館くらっせ条例の一部改正について     │ 原案可決 │ └───────┴──────────────────────────────┴─────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第3、議案第93号を議題とします。  本案は市民経済委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに川鍋栄委員長から報告を求めます。 ◎市民経済委員長(川鍋栄) ご指名によりまして、市民経済委員長報告を申し上げます。  去る9月9日に本委員会に付託されました議案第93号 太田市まちなか交流館くらっせ条例の一部改正について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月12日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月5日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  本案は、太田市まちなか交流館くらっせ条例の題名を太田市交流館条例に改め、太田市まちなか交流館くらっせと、太田市にぎわい交流館をあわせて位置づけるため、本条例の一部改正を行うものであります。  委員からは、交流館の使用料と市民への貸し出しの条件について質疑がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案第93号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成25年9月12日
    太田市議会議長   小 暮 広 司  様                                都市建設委員長  岩 崎 喜久雄                        記 ┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第94号 │太田市道路占用料徴収条例の一部改正について         │原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第95号 │太田市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について  │原案可決 │ └───────┴──────────────────────────────┴─────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第4、議案第94号及び議案第95号の2議案を一括議題とします。  2議案は都市建設委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに岩崎喜久雄委員長から報告を求めます。 ◎都市建設委員長(岩崎喜久雄) ご指名によりまして、都市建設委員長報告を申し上げます。  去る9月9日に本委員会に付託されました議案第94号及び第95号の2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月12日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月5日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第94号 太田市道路占用料徴収条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、道路法施行令が改正され、道路占用許可対象物件として太陽光発電設備等が追加されたことに伴い、本市においても、同様の対応を図るため、道路占用許可対象物件として、太陽光発電設備等に関する規定を定めるとともに、所要の条文の整備を行うため、本条例の一部を改めるものであります。  委員からは、実際に太陽光発電設備を設置する場合においての条件などの質疑があり、このことについては、車道においては、4.5メートル以上の高さを確保できれば、設置は可能であるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第95号 太田市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、都市計画法の規定に基づく延滞金の割合について是正するとともに、平成25年度税制改正に伴う、地方税法の延滞金の割合等について見直しが行われたことから、下水道事業受益者負担金の延滞金の割合について是正するため、本条例の一部を改めるものであります。  委員からは、延滞金の対象者の状況についての質疑があり、このことについては、受益者負担金に延滞金が加算されて納入された方は、負担金の徴収猶予規定などにより、現在までいないとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきまして審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) 議事の都合により、議案第94号及び議案第95号の2議案についての討論は一括とし、採決は議案ごととします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、議案第94号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第95号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成25年9月19日 太田市議会議長   小 暮 広 司  様                                決算特別委員長  市 川 隆 康                        記 ┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第66号 │平成24年度太田市水道事業会計処分利益剰余金の処分について│ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第67号 │平成24年度太田市下水道事業等会計資本剰余金の処分について │ 原案可決 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第68号 │平成24年度太田市一般会計歳入歳出決算認定について     │ 認  定 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第69号 │平成24年度太田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい│ 認  定 │ │       │て                             │     │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第70号 │平成24年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算認定│ 認  定 │ │       │について                          │     │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第71号 │平成24年度太田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につ│ 認  定 │ │       │いて                            │     │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第72号 │平成24年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決算認定につい│ 認  定 │ │       │て                             │     │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第73号 │平成24年度太田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について │ 認  定 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第74号 │平成24年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計歳入歳出決│ 認  定 │ │       │算認定について                       │     │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第75号 │平成24年度太田市水道事業会計決算認定について       │ 認  定 │ ├───────┼──────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第76号 │平成24年度太田市下水道事業等会計決算認定について     │ 認  定 │ └───────┴──────────────────────────────┴─────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第5、議案第66号から第76号までの11議案を一括議題とします。  11議案は、決算特別委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに市川隆康委員長から報告を求めます。 ◎決算特別委員長(市川隆康) ご指名によりまして、決算特別委員会の委員長報告を申し上げます。  去る9月9日、本会議において付託されました議案第66号から第76号までの11議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月17日から19日までの3日間にわたり、執行者及び委員全員の出席のもとに熱心な議論を行い、かつ慎重に決算審査を行ったものであります。
     初めに、議案第66号及び議案第67号の水道事業並びに下水道事業等会計における剰余金の処分に係る2議案につきましては、特に質疑はございませんでした。  次に、議案第68号から第76号までの9議案の決算審査における主な質疑、意見及び要望について、順次ご報告申し上げます。  初めに、一般会計の歳入につきましては、今後の市税等における滞納対策の強化についての質疑があり、このことについては、現在も動産の差し押さえを行い、インターネット公売等を活用しているが、今後も積極的な財産調査や捜索等を行い、悪質及び高額滞納者に対しては、市としての強い姿勢を示しながら、自動車等の動産もタイヤロックで差し押さえできるよう準備を進め、結果的に換価できるものであれば公売し、税に充当できるよう、さらなる滞納の縮減を図っていきたいとのことでありました。  また、共有名義資産における口座振替による納税方法についての質疑があり、このことについては、1納税者1税目1口座の原則により、選任された代表者が納税義務者となるものの、口座振替については、1名のみとされていることから、共有者が口座振替により持ち分に応じた納税ができるよう、法律的な問題を再度精査するとともに、電算システム上の問題も含めて、事務的な議論を進め、納税者が気持ちよく納められるような手法を早急に研究したいとのことでありました。  また、学校給食費の値上げについての質疑があり、このことについては、栄養士は学校給食摂取基準の栄養価を満たすよう非常に努力している。子どもの成長のために欠かせない食であり、消費税率の引き上げも見込まれる中で、今後もしも十分な食が提供できないようであれば値上げをしなければならない。そのようなときには、関係者からの意見を聞いて最終的に決断をするとのことでありました。  さらに、地方交付税の合併算定がえ終了後における本市への影響のこと、不納欠損処理の現状と今後のこと、財政調整基金における適正規模のこと、診療報酬等の不正受給防止対策のこと、ふるさと寄附金の今後の対応と周知方法のこと、土地開発公社納付金の算定基準のこと、奨学資金の滞納状況と保証人への返済の働きかけのこと、学校給食費の滞納対策と公立幼稚園における給食費統一のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、歳出について申し上げます。初めに、2款総務費につきましては、地区境界付近における防犯灯の設置についての質疑があり、このことについては、太田市全域について現地を確認しながら、各地区の防犯委員と協議検討し設置していきたいとのことでありました。  さらに、1%まちづくり事業の改善点と今後の事業展開のこと、公共施設白書の進捗状況のこと、広報おおたの発行回数の見直しのこと、契約事務における入札差金の状況と入札方法の見直しのこと、選挙における期日前投票の方法と若者の選挙事務従事のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、3款民生費につきましては、地域活動支援センターの入浴サービスに係る浴槽及び周辺設備の更新についての質疑があり、このことについては、昨年点検を行い動作に支障はなかったものの、部品の一部に入手が困難なものが含まれており、設備も老朽化していることから、今後、実施計画に位置づけ計画的な更新と維持管理方法を検討していきたいとのことでありました。  さらに、おとしより見守り隊事業の取り組みのこと、生活保護費引き下げに伴う本市の影響と生活保護事務に係るケースワーカーの増員のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、4款衛生費につきましては、斎場の維持管理と今後のことについての質疑があり、このことについては、施設が全体的に老朽化したことにより必要な修繕を行っているが、最初に設置した炉が一般的な耐用年数を超えるなど更新時期となっており、民間の式場との兼ね合いから、公的な式場の必要性なども含めて計画的に検討を行っていきたいとのことでありました。  また、ごみの減量化の推進についての質疑があり、このことについては、小型家電をリサイクルするための回収ボックスを公共施設に設置し、拠点回収を実施することや、生ごみの水切りを積極的に行う取り組みなどを検討していきたいとのことでありました。  さらに、子宮頸がんワクチンや、風疹などの予防接種の接種状況のこと、集光追尾型太陽光発電施設の管理状況のこと、エコハウスの今後の活用のこと、田中正造翁没後100年を記念した顕彰事業の取り組みのこと、愛玩動物の火葬場の必要性のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、5款労働費につきましては、ヤングアタックおおたの運営状況のこと、新卒者の雇用対策の取り組みのことなどについて、質疑がなされました。  次に、6款農林水産業費につきましては、道の駅おおたの現状と課題についての質疑があり、このことについては、ケータリングカーの出店や地元農産物の出品数の現状など、指定管理者とよりよい方法を検討しながら、利用者に愛される道の駅になるよう努力していきたいとのことでありました。  さらに、耕作放棄地の解消への取り組みのこと、青年就農給付金の給付状況のこと、農産物の地産地消や六次産業化への取り組みのこと、農業用水路の管理体制のこと、有害鳥獣対策における支援状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、7款商工費につきましては、プレミアム金券の販売実績と今後の予定についての質疑があり、このことについては、太田商工振興連合会が実施した事業に対する助成であり、小規模小売店の振興策として一定の効果があったことから、今後の実施については、消費税の引き上げの時期も考慮しながら、協議を行っていきたいとのことでありました。  さらに、中心市街地の空き店舗対策の進め方のこと、まちなか交流館「くらっせ」の管理委託のこと、太田市観光協会等におけるPR事業の取り組みのこと、ねぷた保管庫の保管状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、8款土木費につきましては、老朽化に伴う橋梁の維持管理についての質疑があり、このことについては、目視による道路パトロールに加えて、橋梁長寿命化修繕計画を策定し、危険度や優先順位を決めることで、かけかえ時期を平準化し、国の補助金を活用して長寿命化への対応を順次とっていきたいとのことでありました。  さらに、災害時の住宅復旧支援策のこと、道路の草木管理のこと、太田環状線における電線地中化のこと、平地林環境整備のこと、区画整理事業の計画見直しのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、9款消防費につきましては、今後の救急救命士の養成についての質疑があり、このことについては、人員の確保はもとより、国で救急救命士の医療行為拡大が検討されているため、救急救命士のさらなるレベルアップを図るとともにレベルを統一し、市民の命を守っていきたいとのことでありました。  さらに、太田記念病院開院による救急搬送環境改善のこと、消防団員確保のための取り組みのこと、消防団詰所の施設整備のこと、男女のニーズに応じた非常用物資の備蓄のこと、局地的災害に関する気象情報の市民への情報提供のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、10款教育費につきましては、発達障がいを持つ児童に対するサポート体制の充実についての質疑があり、このことについては、児童の個性を把握して適切な対応ができる質の高い教師を育成することが必要であり、日ごろから、教師に対する指導者の養成が急務である。人材育成といろいろな立場から専門的な知見を生かしたチームで、児童をサポートしたいとのことでありました。  さらに、毛里田高瀬地区における小中学生の市外通学見直しのこと、学校と地域の連携による小中学生の防災防犯交通事故対策のこと、教育に係る緊急雇用創出事業の今後の事業継続のこと、学校施設におけるトイレの洋式化と非構造部材の撤去のこと、就学援助事業の周知内容改善の効果のこと、資料館に係る集客数向上の取り組みのこと、部活動指導における地域人材活用のこと、ジュニアスポーツ充実のための施策とスポーツ部創設のこと、学校給食室における空調設備整備のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、12款公債費につきましては、財政規律に見合った範囲での市債の発行のことについての質疑がなされました。  次に、財産に関する調書につきましては、木造公共用財産の管理のこと、おおたんの商標活用のこと、田園都市未来新田への貸付金1億円の償還計画と配当金のことについての質疑、意見、要望がなされました。  次に、特別会計に対する質疑につきまして申し上げます。初めに、国民健康保険特別会計につきましては、国民健康保険被保険者証と高齢受給者証を1枚に統一することは可能であるかとの質疑があり、このことについては、法的に一緒にすることは可能であるが、それぞれの有効期限の違いや仕様変更による電算経費の発生に加え、近い将来国民健康保険の保険者が都道府県になった場合、県下統一の保険証をつくる段階で障害になることも予想される中で、前向きに検討していきたいとのことでありました。  さらに、国保税の納税相談のこと、医療費の適正化のことなどについての質疑、意見がなされました。  次に、八王子山墓園特別会計につきましては、家族構成の変化に伴う、新たな形態での墓地管理のことなどについての質疑がなされました。  次に、介護保険特別会計につきましては、国から市町村への要支援者向けサービスの権限移譲のこと、サービスつき高齢者住宅の住所地特例のことについての質疑、意見がなされました。  次に、公営企業会計につきまして申し上げます。  水道事業会計につきましては、水道事業統合による広域化、県企業局とのかかわり方のことについて質疑がなされました。  次に、下水道事業等会計につきましては、公共下水道事業の現状と、戸別浄化槽整備事業の推進のことについて質疑がなされました。  次に、ただいま報告申し上げました多くの質疑、意見、要望を踏まえての総括質疑につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、太田駅周辺土地区画整理事業についての質疑があり、このことについては、北口に図書館を計画しているが、駅利用者の利便性も考慮しながら東武鉄道とも協議を進めていきたいとのことでありました。  また、施設の運営形態について、直営がよいのか指定管理者がよいのか、民間企業が持っているノウハウを活用した公設民営方式がよいのか、成功例もあるので研究・検討していきたいとのことでありました。  さらに、(仮称)太田スマートインターチェンジ事業のこと、スマートシティー構想のこと、斎場の今後のこと、小学生児童サポート事業のこと、障がい者施設整備のこと、保健センターでの発達・相談支援体制のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、討論につきましてご報告申し上げます。  平成24年度決算は、おうかがい市バスや、おとしより見守り隊によるひとり暮らし高齢者の安否確認、プレミアム金券事業など、一定の評価はできるものの、人件費の削減と市民サービスの低下、特別支援教育の支援体制の充実、障がい者施設の受け入れ体制の充実、後期高齢者医療における高齢者の負担、水道事業における包括業務委託など、多くの問題点について指摘せざるを得ないことから、議案第66号の水道事業会計未処分剰余金の処分、及び議案第68号、第71号、第73号、第75号の一般会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、水道事業会計の決算に反対するとの討論がありました。  これに対しまして、平成24年度の日本経済は、景気は弱い動きとなったものの、その後の緊急経済対策により、緩やかな景気回復が見込まれる中、平成24年度予算を「安全・安心なまちづくりを進める予算」として位置づけ、諸施策に取り組まれた結果、決算状況は、下水道事業等会計を除く8つの会計で全て黒字決算となっており、これは、適正な予算執行と限られた財源を有効配分し、効率的かつ効果的な財政運営に努めた結果であり評価するものである。  また、「償還元金を超えない市債の発行」という基本目標が、臨時財政対策債を含めた市債全体でクリアできたことは、大いに評価するものである。今後の市政運営に当たっては、より一層の行財政改革と健全財政を堅持し、市民が安全に安心して暮らせるまちづくり、再生可能エネルギーの積極的な推進など、「人と自然にやさしい、笑顔で暮らせるまち太田」の実現に取り組まれることを要望し、賛成するとの討論がありました。  挙手により採決を行った結果、初めに、議案第66号太田市水道事業等会計未処分利益剰余金の処分については賛成多数により、議案第67号下水道事業等会計資本剰余金の処分については、賛成全員により可決すべきものと決定されました。  次に、議案第69号国民健康保険特別会計及び第70号住宅新築資金等貸付特別会計、第72号八王子山墓園特別会計、第74号藪塚本町介護老人保健施設特別会計、第76号下水道事業会計の歳入歳出決算については賛成全員、議案第68号一般会計、第71号後期高齢者医療特別会計、第73号介護保険特別会計、第75号水道事業会計の歳入歳出決算については、それぞれ賛成多数により認定すべきものと決定されました。  なお、執行者に対しましては、市民の信頼に応えるため、本委員会における審査内容を今後の行政運営に取り組んでいただくとともに平成26年度の予算編成に積極的に生かしていただくよう要望した次第であります。  以上、決算特別委員会の審査内容について申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終 局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(小暮広司) 議事の都合により、議案第66号から第76号までの11議案についての討論は一括とし、採決は議案ごととします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、10番水野正己議員。 ◆10番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第68号、議案第71号、議案第73号、議案第75号、すなわち2012年度一般会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、水道事業会計の各決算と水道事業会計処分利益剰余金の処分における主な問題を指摘して反対討論を行います。  最初に申し上げたいのは、本市の決算は、末期にあった民主党野田政権が年金支給額で過去最大の削減を行い、子ども手当を廃止し、手当の大幅削減を行いながら、年少扶養控除の縮小、廃止によって住民税を増税し、児童扶養手当まで削減するもとで執行されたものであるということです。  そこで、本市の一般会計決算を見ると、歳入の市税全体では前年度対比で2,800万円ほど減の340億円となっております。法人市民税は3億1,000万円増の34億円余りとなっておりますが、固定資産税では7億5,500万円余りの減となり、たばこ税では400万円増とされ、個人市民税では5億3,000万円余りの増とされます。これは、やはり民主党が子ども手当の財源づくりとして行った年少扶養控除の縮小、廃止や市税条例改定による大震災の復興財源づくりを名目とした市民税の増税による影響があらわれたものと言えます。当初予算段階では、年少扶養控除の縮小、廃止による市民税増税の影響を受ける人が2万8,000人、その増税額が5億5,000万円とされ、大震災の復興財源づくりを名目とした市民税増税は10万5,000人を対象として、その増税額は5,000万円余りとされていたことを改めて指摘するものです。それだけに経済危機とデフレ不況のもとで苦しむ市民、とりわけ子育て世代を中心に増税によって集めた税金の市民への還元の仕方が鋭く問われることになります。  人件費の削減も問題と言えます。2012年度は、2011年12月定例会での人勧の完全実施の議決や2012年3月定例会で可決された職員の特殊勤務手当の廃止、職員削減などにより一般職の給与費が大幅に削減されました。さらには、2012年12月定例会では、職員の退職手当を2012年度から3年間で段階的に削減し、平均で383万円の削減、最終的には総額で2億2,000万円を削減する議案まで可決し、それらを反映して執行されたものであります。こうした給与や退職手当の削減は、職員の生活設計を大きく狂わせるとともに、この地域の民間の賃金水準を下落させ、地域経済にも大きな打撃を与えるものであり、同時に、民間委託や低賃金の非正規職員をふやしながらの正規職員の削減は、市民サービスの後退にもつながることを強く指摘するものです。  歳入では、私立学校であるぐんま国際アカデミーへの市有地貸付料についても、2011年度、つまり2012年の3月補正に引き続き、2012年度も700万円を減額した800万円ほどという状況が続いております。  歳出では、まず総務費ですが、デマンドバス、おうかがい市バスについては改善が図られましたが、よりきめ細かい循環型路線バスの運行や民間タクシー業者による福祉車両での旅客運送、NPOによる低料金の福祉有償運送の充実に向けた助成制度の創設、タクシー券の拡大という点では課題を残していることを指摘するものです。───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  続いて、民生費では、尾島いきがいセンターの廃止によって地域の、とりわけ高齢者の拠り所である健康と福祉の増進、疾病介護予防に寄与するための施設を廃止したことを指摘するものです。  衛生費では、予防医療の充実によって医療費節減を強めるためにも有効である高齢者の肺炎球菌ワクチンへの助成がいまだに実施されないことを改めて指摘し、早期の助成を強く求めるものであります。  土木費では、市長も経済波及効果が高いと認める住宅リフォーム支援事業が2012年度に廃止されたことを指摘し、今年度は再開されたとはいえ、制度の恒久化を強く求めるものであります。あわせて申し上げたいのは、安全安心のまちづくりという点から、住宅の耐震改修補助の思い切った拡大が求められているということであります。  さらに、土木費では、2012年度からは市営住宅の退去時の原状回復費用の一部を軽減したことは評価できるものであり、一歩前進と言えますが、やはり課題も残ります。2011年度までは市営住宅の退去時には、天井や壁紙、ふすま、障子、畳を退去者負担で新品に交換するとされておりましたが、2012年度からは退去時には県営住宅と同様に天井や壁紙は市の負担で交換されるようになりました。なお、県営住宅では、入居時に畳が新品に交換されていなかった部屋の場合は、退去時の畳の交換には補助金が出ます。公営住宅の退去時の原状回復費用について、経年劣化によるものは自治体負担とするという国土交通省のガイドラインを考えても、市の市営住宅の原状回復費用については制度の改善が求められるということを申し上げるものです。  教育費では、沢野小学校の移転新築工事に着手したことも含め、学校耐震化事業をさらに推進したことは大いに評価できるところです。しかし、今年度中に実現したとはいえ、学校の全教室へのエアコン設置が2013年度まで見送られたことは、やはり不十分さが残ることを指摘せざるを得ません。  また、株式会社である太田国際貨物ターミナルには、2010年度の4億8,000万円、2011年度の1億円に続いて、2012年度も1億円の補助金が交付されていることを指摘し、さらに太田国際貨物ターミナルが、そのほとんど全ての建屋が本市の公有地に建てられているにもかかわらず、地代は年間わずか300万円とされ、その地代を徴収する公有地も一部に限られていることも改善を強く求めるものであります。  本決算は、ただいま私が指摘したように、厳しい環境に置かれる市民の暮らしと中小業者の経営を根本から応援するものとはなり切れていないこと、2011年度対比で5億3,000万円余りの増収となった個人市民税の市民への還元という点でも大きな課題が残ることを指摘せざるを得ません。加えて、本市が財政的には十分体力があり、最近では明確な不要不急の大型公共事業もなくなり、さらには臨時財政対策債という交付税の代替、つまり実質の交付税である借金を除けば借金残高も年々減少しており、臨時財政対策債を除いた公債費も、やはり年々減少していること、財政調整基金も2012年度の決算後は2億円を積み増し、57億8,000万円余りとなっていることを考えても、市民生活と中小業者の経営を守る手だてを強めることはまだまだ十分に可能であるということを申し上げるものです。  さらに申し上げたいのは、市長も基金はためることが目的ではないとして、市民のために使うことを考えると、今定例会で答弁されていることに強い期待を表明するものであります。  次に、後期高齢者医療特別会計では、2012年度に、本市に裁量権があるわけではありませんが、保険料が値上げされたことを指摘するものです。軽減措置があるとはいえ、保険料が値上げされたもとで本市として単独ででも何らかの形で高齢者の負担を軽減し、予防医療も含め必要な医療を保障する手だてをとることが求められていたことを指摘するものです。  介護保険特別会計では、特養ホームの入所待機者が昨年5月1日時点で731人と前年の768人より38人の解消が図られたことは評価できますが、保険料の基準額を年額4,800円値上げしたもとで、本市独自の減免が適用された人が保険料で1人、減免額で2万7,900円、利用料でも7人、減免額で78万円ほどにとどまっていることを指摘し、今後は高齢者の負担軽減策を拡充することを強く求めるものであります。  水道事業会計では、2012年度は水道事業の包括業務委託7年目となりましたが、水道事業の運営の責任が自治体にあることを考えても、民間任せにせず、本市の管理体制を強めることが求められており、年々減少する技術者、技術職の増員を図ることも含め、やはり完全な本市による直営に戻すことが必要だと重ねて指摘するものです。  最後に、水道事業会計処分利益剰余金の処分については、ただいま申し上げた理由から反対する水道事業会計決算を受けてのものであることから、同様に反対するものであることを申し上げるものです。  以上、2012年度決算における一般会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、水道事業会計決算における主な問題を指摘して反対討論を終わります。 ○議長(小暮広司) 次に、5番矢部伸幸議員。 ◆5番(矢部伸幸) おおた政研クラブの矢部伸幸でございます。決算特別委員会に付託されました議案第66号及び議案第67号の公営企業会計の未処分利益剰余金等の処分の議決並びに議案第68号から議案第76号までの9議案、すなわち平成24年度太田市各会計の歳入歳出決算の認定に当たりまして、委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  平成24年度の決算状況は、一般会計では歳入総額738億77万7,000円、歳出総額712億7,256万8,000円で、前年度に比べ歳入は5.8%の減、歳出は6.9%の減で、差し引き額25億2,820万9,000円となり、翌年度への繰越財源を除く実質収支も15億21万9,000円の黒字でありました。また、国民健康保険特別会計を初めとする6つの特別会計においても全て黒字決算でありました。  さらに、公営企業会計では、水道事業会計は黒字決算となりましたが、下水道事業等会計の純損失については、主な要因は減価償却費によるもので、資金不足は生じていないということでありました。厳しい財政状況の中で、このように下水道事業等会計を除く各会計において黒字決算となったことは、それぞれが適正な予算執行に努め、限られた財源を有効配分し、効果的かつ効率的な財政運営に努めた結果と捉えることができ、評価できるものと考えます。  さて、次に一般会計を中心に決算内容を見ますと、まず歳入でありますが、市税については評価がえによる固定資産税の減があったものの、税制改正に伴う年少扶養控除の廃止による個人市民税や企業業績の回復を反映した法人市民税の増収等により、前年度比0.1%の増の340億1,764万円となっています。しかし、財政力指数は0.924で昨年度より0.029ポイント下がっています。これで平成22年度から3カ年連続の下落ということになってしまいました。財政力の強さは本市の象徴でもありましたので、少し寂しい気がします。そこで、財政力強化に向けた自主財源の確保に対する取り組みが期待されるわけであります。昨年の決算特別委員会では、収納対策課の組織が一新され、その組織がどのような成果をもたらすのか、今後注視していきたいとの議論がありました。そこで、市税の収納率を見ると、平成23年度の89.85%から平成24年度は90.24%と0.39ポイント上昇しています。内訳は、現年度分が0.05ポイント、滞納繰越分が1.37%の上昇と滞納繰越分の伸び率が大きくなっています。これは、滞納対策部門の組織強化が滞納繰越分の収納率引き上げに大きく寄与したものと考えられ、見事に結果を出したものと高く評価したいと考えます。とはいえ、県内他市に比較すると決して高い数値ではありません。引き続き、収納率の向上と滞納額縮減に向けた努力をお願いするものであります。  次に、市債発行額は67億7,404万円であり、前年度比17.4%の大幅な減となりました。このことにより、平成24年度末の一般会計の市債在高は819億1,308万6,000円となり、前年度より4億9,504万円減少しています。市債発行については、過去の決算特別委員会においてもたびたび議論になったところでございますが、平成24年度においては臨時財政対策債を含めた市債全体で償還元金を超えない市債の発行の基本目標を達成できたとのことです。その要因は、主なものとしては学校施設の耐震化事業や高度救急医療施設整備事業などの大型事業が終了したとのことでありますが、そればかりでなく、財政当局の工夫の結果であるとも考えられ、その努力に敬意を表したいと思います。今後は、少子高齢化が加速し、労働人口が減少する予測がなされています。労働人口の減少が市税等に及ぼす影響は不透明でありますが、次世代に過度な負担を残さないように、市債対象事業の厳選による市債残高の適正な管理に向けた取り組みを切に要望するものであります。  次に、歳出において主要事業を見ますと、まず、時代を先取りした再生可能エネルギーへの取り組みとしてメガソーラー事業が挙げられます。昨年7月に稼働したおおた太陽光発電所に加えて、太田さくら工業団地内の流通倉庫の屋根に1メガワット、鶴生田町地内に1.5メガワットのメガソーラー発電施設の建設を進めました。また、「太陽光発電推進のまち おおた」の都市宣言を行い、そのシンボル的な設備として市役所南側駐車場に発電出力16.8キロワットの集光追尾型太陽光発電設備を設置いたしました。こうした一連の取り組みは、エネルギーの地産地消のモデルとして全国の注目を集めるものであり、先進的な役割を果たすものとして大変評価するものであります。なお、太陽光発電事業については、今後とも積極的な推進を図る必要性を感じますので、新たなメガソーラー発電施設の建設、あるいは太陽光発電システムの一般家庭や事業所への普及を図るよう希望いたします。  次に、施設整備に関しては、行政センター整備や学校耐震化事業の完了が挙げられます。行政センター整備では、地域拠点として沢野行政センターの移転新築が完了し、これで全ての行政区で一通りの整備を終えたことになります。また、いち早く取り組んだ学校施設耐震化事業は、新築の沢野小学校を除き耐震化計画全ての事業を完了したということで、安全な学習環境の確保に大きく貢献できたものと考えます。しかし、今後は公共施設の老朽化が進み、その更新が問題となることが予想されます。現に斎場の火葬炉は建設から既に32年が経過し、そろそろ限界が見えてきています。斎場を含めた火葬炉は更新時期にあると思われ、新施設建設の要望が大きいと考えられます。これは一例ですが、膨大な公共施設の更新需要を考慮した資産管理が求められています。実際の更新に当たっては、個別の施設ごとの更新の必要性が検討されなければなりませんが、その前提として公共施設白書を作成して公共施設情報の現状分析を行うよう強く要望いたします。  次に、ソフト事業として、おとしより見守り隊事業が挙げられます。この事業は、ひとり暮らし高齢者が毎年増加する中で孤独死の発生が予想されることから、これまでの民生委員やふれあい相談員に加えて、市職員による見守りを行うというものです。昨年12月から月2回、市職員が見守りを実施し、最近では訪問先のお年寄りの話し相手として定着してきたということでございます。その意味では、この事業はお年寄りに安心感を与えるという点で価値が高く、大いに評価するものであります。  最後に、主な財政指標に触れますと、財政運営の弾力性の目安となる経常収支比率は93.3%と前年度より0.4ポイント改善しています。これは人件費や公債費が減少したことなどによるようですが、今後も定員適正化計画に沿った職員数の削減による人件費の抑制や物件費、補助費など経常経費の削減を念頭に財政運営に取り組んでいただきたいと思います。  また、財政健全化判断比率等につきましては、実質公債費比率は8.4%、将来負担比率は93.2%となり年々改善傾向を示しており、いずれの指標も早期健全化基準等を下回る結果となっております。しかし、ほかの自治体の状況や平均値などと比べるとさらに改善する必要があるようです。引き続き、健全財政に向けた取り組みを緩めることなく、適切な財政運営を進めていかれるよう重ねて要望いたします。  以上、一般会計を中心に平成24年度決算について申し上げました。平成24年度の日本経済は、夏場に向けて回復の動きが見られたものの、その後は輸出や生産が落ち込むなど、景気は弱い動きとなりました。年が明けて国は緊急経済対策を策定、この政策効果もあって今後景気は緩やかに回復していくことが見込まれています。しかし、景気回復の動きと実感できるまでに至っておりません。そのような環境にあっても、平成24年度決算は限りある歳入の確保と効率的かつ創意工夫に満ちた予算執行が行われたものと認められ、高く評価するものであります。  終わりになりますが、執行者におかれましては、決算特別委員会での議論を踏まえ、審査の中で出された多くの意見や要望などを十分に検討されまして、今後の予算執行や新年度の予算に的確に反映させていただくよう強く求めるものであります。  また、今後の市政運営に当たりましては、健全財政を堅持しながら、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいただくことを要望いたしまして、委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(小暮広司) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
         ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、議案第66号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第67号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第68号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第69号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第70号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第71号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第72号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第73号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第74号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第75号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。  次に、議案第76号の採決をします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 持ち越し議案に対する質疑  議案第77号 平成25年度太田市一般会計補正予算(第3号)について  議案第78号 平成25年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について  議案第79号 平成25年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について  議案第80号 平成25年度太田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について  議案第81号 平成25年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について  議案第82号 平成25年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について  議案第83号 平成25年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)について  議案第84号 平成25年度太田市水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第85号 平成25年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について ○議長(小暮広司) 次に、日程第6、議案第77号から第85号までの9議案を一括議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  10番水野正己議員。 ◆10番(水野正己) それでは、議案第77号、議案第82号、議案第83号並びに議案第84号及び議案第85号、すなわち一般会計、介護保険会計、藪塚本町老人保健施設特別会計、水道、下水道の各会計補正予算における人件費の補正総額について、一括して企画部長にお答えいただきたいと思います。  まず、1点目に給料の部分でありますが、6月定例会で可決された職員の給料を来月10月から来年3月まで平均で7.4%削減する臨時特例、副市長、教育長についてはことし7月から来年3月までの10%削減、市長についてはことし7月から再来年3月までの10%削減、議員については来月10月から来年3月までの10%削減とされていますが、それでは、全ての会計の補正予算に反映した職員の給与削減の総額を伺います。  あわせて、2点目に管理職手当の部分でありますが、市長は6月定例会で職員の給料を平均7.4%削減する際に、私の質問に対する答弁で、管理職手当は元に戻すと、こう答弁されております。そこで、やはり全ての会計について補正予算に反映したと考えられる管理職手当の復元の総額を伺って、1回目の質問を終わります。 ○議長(小暮広司) 北爪企画部長。 ◎企画部長(北爪宏) 各会計における給与削減の関係でございます。これにつきましては、条例に基づきまして給料とそれと連動いたします共済費ということになろうかと思いますが、給料で2億4,224万5,000円、共済費で5,194万4,000円、合わせまして2億9,418万9,000円でございます。  同じく各会計の管理職手当復元分ということでございますが、これにつきましては総額で1,584万9,000円でございます。 ○議長(小暮広司) 水野正己議員。 ◆10番(水野正己) それぞれ企画部長から今示されましたが、2回目は市長に伺います。  実際に今回の補正予算に反映された職員の給料の平均7.4%削減、給料部分で2億4,000万円の補正減を率直に言ってどう受けとめているのかを伺いたいと思います。  あわせて、管理職手当についても1,584万9,000円ほど補正予算で管理職手当の復元がされたという答弁でありましたが、ただ、復元とはいっても、あくまでも支給率の復元ですから、給料本体が削減されているわけで、管理職手当の支給額とするともとに戻ったわけではないということになりますね。その点についてももう1度お答えいただければなと、確認を。必要であれば企画部長から、その点についてお答えいただきたい。支給率がもとに戻っただけではなくて、支給額としてもとに戻したということであるのかどうか、確認のためにもう1度企画部長にお答えいただいて、これで2回目の質問とします。 ○議長(小暮広司) 北爪企画部長。 ◎企画部長(北爪宏) 管理職手当につきましては、それぞれの役職ごとに額を定めてございます。その額を減じておったところを10月から復元するということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(小暮広司) 市長には尋ねていないので(「いやいや、市長に聞いています、聞いています。どう受けとめているか」の声あり)水野正己議員。(「聞いたよね。市長に2億4,000万円の補正減、どう受けとめるかというのを最初に聞いているわけですから、それについてお答えいただければと」の声あり) ○議長(小暮広司) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) これは前の6月のときにもお答えしたと思うんですが、これは組合に対しても大変申しわけない結果になったということであります。あのとき、安倍総理も、10年間で150万円お給料を上げますよということを我々に話をしてくれました。給与の削減をするということ自体も、私も非常に疑問だったです。これから10年間で駆け上がっていくのだと私は思いますが、でも、給与削減というのは私の本意とするところではなかった。ただ、もう1つ片方に市民サービスというのがあるわけで、市民サービスに影響もさせたくなかった。では、どちらを選ぶかという段階で、10月からの決断になったということでありますが、組合の皆さん方、あるいは職員全体、そしてまた議会にも波及をしたわけでありまして、気持ちの中で大変申しわけなかったと思っております。ご理解をいただいて大変ありがとうございました。  それから、もう1つは、適正化計画をよく言われますが、現実問題として、この役所に係る固定費、いわゆるもうどうしようもない経費というものは、やはり可能な限り削減していくべきだと思っています。この適正化計画は多分達成できるだろう。こういった中で私たちが仕事をして、最大のサービスを市民の皆さん方に提供できるということを確信しておりますので、今実行しているわけであります。その中には公設民営、例えば学童クラブとか、あるいは児童館といった公設して民営化しているということも当然工夫の中にあるわけであります。あるいは民間委託というやり方もあります。これは部分委託も含めて、例えば水道みたいに最終的には私たちが水の、この間、何かとても怖いようなことを議員が言っていましたけれども、別に決して怖い水は提供しない。これに対して私たちが責任を持って、水道局が責任を持って水を市民に提供する。決して民間だからといって怖いわけではない。だから、こういったやり方を工夫する。あるいは民間に移譲してしまうというやり方もあります。例えば藪塚の老健などは、赤字も一緒に民間に移譲しようというような考え方で今おるわけでありまして、全体、私たちの運営するこの太田市、市民の皆さんと一緒に運営するのですけれども、できるだけ固定費を下げよう。そして、サービスはできれば今以上にしたいというようなことをもくろんでいろいろな政策を打っているわけで、ぜひご理解いただきたい。給与については大変なご迷惑をかけた、申しわけなく思っております。 ○議長(小暮広司) 水野正己議員。 ◆10番(水野正己) それでは、3回目はもう1度市長に伺います。  管理職手当については、手当の支給額をもとに戻したということであって、それが確認されたわけですが、管理職手当がもとに戻れば、それでよいと考えるわけにもいかないということもありますね。申し上げたいのは、何度もこういう機会に申し上げていますけれども、この間の職員の削減によって、あるいは国の制度の改変によって事務量、つまり職員の仕事の量がふえていることによって、職員1人1人にかかる負担がふえ、残業時間も相当量ふえていると考えられるということ、これからもそうした傾向が強まることを考えないわけにはいかない、これは改めて申し上げておきたいと思います。  それで管理職の場合、時間外手当、要するに残業代が支給されませんが、ところが、仕事の量がふえるもとで管理職にかかる負担もふえて残業がふえたとしても、当然管理職には残業代、時間外手当は支給されないことになっている。こういう点を考えると、管理職以外の職員も含めてということになりますけれども、職員の労苦に報いるための何らかの手だてを、今回の補正予算を編成するに当たって市長は何かお考えにならなかったのかどうか、伺って3回目の質問を終わります。 ○議長(小暮広司) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) これは根本的に議員と私とは考え方が違うのです。議員は定量的といいますか、考え方がロボット的に人間を考えているのですよ。つまり、一定の時間に一定の働きしかできないということであるから、働く量が減れば、逆に今度は負担がふえるというような考え方ですね。私は人間がやっていること、人間というのは何かというと、創意工夫ができるのが人間なのです。だから、ロボット的な考え方と人間的な考え方で大きな差があるわけです。だから、議員はロボット派、私は人間派、これでこれからもやっていきたいと思っております。      ◎ 持ち越し議案に対する質疑終局 ○議長(小暮広司) 以上で通告による質疑は終わりました。  他にご質疑ありませんか。       (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 他にご質疑もないようですから、以上で9議案に対する質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(小暮広司) お諮りします。  9議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、9議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定しました。
         ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) 議事の都合により、議案第77号から第85号までの9議案についての討論は一括とし、採決は議案ごととします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、議案第77号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(小暮広司) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 休     憩                                      午前10時53分休憩 ○議長(小暮広司) ここで暫時休憩します。      ◎ 再     開                                      午前11時15分再開 ○議長(小暮広司) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 委 員 長 報 告                 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。                                      平成25年9月11日 太田市議会議長   小 暮 広 司 様                                総務企画委員長  大 島 正 芳                        記 ┌──────┬────────────────┬───────────────┬────┐ │ 受理番号 │    件      名    │   請願者の住所・氏名   │審査結果│ ├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤ │ 請願第13号 │新聞への消費税軽減税率適用を求め│前橋市古市町1−50−21     │ 採 択 │ │      │ることについて         │上毛新聞社販売局内      │    │ │      │                │群馬県新聞販売組合      │    │ │      │                │理事長 金井 美次      │    │ ├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤ │ 請願第14号 │「消費税増税中止を求める意見書」│みどり市笠懸町阿左美2683-17  │ 不採択 │ │      │の提出を求めることについて   │東毛民主商工会        │    │ │      │                │廣田 明央          │    │ └──────┴────────────────┴───────────────┴────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第7、請願第13号及び請願第14号の2件を一括議題とします。  2件は総務企画委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに大島正芳委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長(大島正芳) ご指名によりまして、総務企画委員会に付託されました請願第13号及び請願第14号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月11日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し請願を審査いたしました。  請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、請願第13号 新聞への消費税軽減税率適用を求めることについてご報告申し上げます。  委員からは、新聞購読者数がどのくらい減っているのかとの質疑がなされました。  次に、執行者に対し、新聞への消費税軽減税率適用を求める動きについて、どの程度把握しているのかとの質疑がなされました。  本請願の取り扱いにつきましては、新聞は公共性が高いため採択すべきとの意見と、新聞のみ消費税の軽減税率が適用されることは問題であり、また、この段階であれば消費税増税そのものの中止を求めるべきであるため不採択とすべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。  次に、請願第14号 「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求めることについてご報告申し上げます。  委員からは、特に質疑もなく、本請願の取り扱いにつきましては、この段階で消費税増税を行うことは地域経済を疲弊させ、市民の負担をさらにふやすことになるため採択すべきとの意見と、日本の将来のことを考えて不採択とすべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました請願第13号及び請願第14号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(小暮広司) 議事の都合により、請願第13号及び請願第14号の2件についての討論は一括とし、採決は事件ごとに行います。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。
     最初に、10番水野正己議員。 ◆10番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。通告に基づいて、請願第13号 新聞への消費税軽減税率適用を求めることについての請願を採択とする総務企画委員長の報告について、並びに請願第14号 「消費税増税の中止を求める意見書」の提出を求めることについての請願を不採択とする総務企画委員長の報告について、一括して反対討論を行います。  まず最初に、新聞への消費税軽減税率適用を求める請願ですが、この請願の提出者は群馬県新聞販売店組合となっております。しかし、請願の提出前から準備のため市議会の各会派を回っていたのは新聞記者であり、請願の提出前に紹介議員にその趣旨を説明したのも新聞社であることが、請願を審査した総務企画委員会における紹介議員の趣旨説明でも明らかになっております。つまり、この請願の事実上の提出者は新聞社であるということになります。  それでは、新聞社はこれまで消費税増税についてどういう態度をとってきたのかということが正面から問われます。とりわけ読売、朝日、毎日、日経、産経など大手5紙は、この間、政府の消費税増税姿勢を後押しし、1年前には年初の社説に続き、民主党の野田内閣改造の際にも大手5紙が横並びで増税をけしかける社説を掲載してきました。大手紙による消費税増税をけしかける論調は目に余るものがあります。例えば昨年1月に大手紙が一斉に発表した大手紙自らが行った世論調査では、設問に社会保障の財源と明記しての消費税増税に反対が軒並み55%を超え、賛成は3割台に低落する結果となったにもかかわらず、大手紙はその後も政府の増税方針を後押ししてきました。昨年1月25日付の各紙は、朝日では消費増税を柱とする一体改革を絶対にやりたいという気合は伝わってきた、日経では一体改革の実現を目指す熱意は伝わってきたと好意を示し、読売は決断する政治への戦略持てなどと増税の指南役を買って出る始末でした。毎日も責任共有し税制決着をと野党に増税談合に応じるよう求めていたほどです。  このように、さんざん増税をあおり立てておきながら、今、消費税増税を前提にしながら、新聞だけ軽減税率の適用を求める新聞社の態度は身勝手極まりないものであり、虫がよ過ぎるにもほどがあると言わなければなりません。仮に新聞への軽減税率が適用されたとしても、消費税が増税されれば、結局は国民の可処分所得が奪われ、中小企業も打撃を受け、景気はさらに落ち込み、新聞の売り上げも減ることになります。こうして考えるなら、今、切実に求められるのは、来年4月からの消費税増税の実施の中止を求めることにほかなりません。  ところが、総務企画委員会では、東毛民主商工会が提出した消費税増税の中止を求める請願を不採択としてしまいました。消費税10%への引き上げは、国民全体で13.5兆円の大増税となり、赤ちゃんからお年寄りまで含めた国民1人当たりでは11万円近い増税、4人家族では40万円を超える増税となります。この消費税10%への引き上げは、その13.5兆円の増税のうち、新たな社会保障の充実に当てられるのは5%の引き上げ分のうち、わずか1%分、2.7兆円というのが政府の答弁です。政府も消費税増税によって社会保障全体の水準が上がるとは答弁できない現状であります。  そして、消費税を5%に増税する前の年の1996年度と2010年度の国と地方の税収の比較でも、消費税増税は社会保障の安定財源確保にも、財政健全化にもつながらないことは明らかです。確かに消費税の増税によって消費税収はふえていますが、法人税、所得税など他の税収は大きく減っています。その結果、税収の総額は90兆円から76兆円に14兆円も落ち込んでおります。この14年間で計算すると、累計で84兆円もの税収減というのが結果であります。その最大の原因は、消費税増税をきっかけに景気が悪化し、日本経済が長期の低迷、後退に陥ったことにあります。加えて、大企業金持ち減税が行われましたが、この両方が相まって税収の深刻な空洞化を招いていることになります。  同時に、消費税増税は、日本経済の6割を占める家計消費に大きな打撃を与えることを忘れてはなりません。1997年の消費税5%への増税を初めとする9兆円の負担増が何をもたらしたかということです。当時は、弱い足取りではあったものの景気は回復途上にありましたが、消費税増税によって景気を再びどん底に突き落としました。あのときと比較すると、消費支出は平均で59万円も減っております。ただでさえ長期にわたって所得も消費も落ち込みが続いているもとでの大増税となります。  もう1つの問題は、日本の雇用の7割を支えている中小企業にも大打撃をもたらすということです。日本商工会議所など中小企業4団体が行った調査によれば、消費税が引き上げられた場合、販売価格に転嫁できるかという問いに対して、5割から7割の中小企業が転嫁できないと答えています。転嫁できない場合には身銭を切ることになり、消費税増税はアベノミクスの恩恵を受けられず、デフレ不況に苦しむ中小業者にさらに耐えがたい追い打ちをかけることになってしまいます。深刻なデフレ不況のもとでの消費税増税が、これまで経験したことのないような経済への破局的な打撃をもたらすことになることは間違いがありません。こうして考えるなら、新聞への消費税軽減税率適用を求める請願を採択しながら、消費税増税の中止を求める請願を不採択とする総務企画委員長の2つの報告には絶対に同意できるものではないことを強く指摘して、反対討論を終わります。 ○議長(小暮広司) 次に、5番矢部伸幸議員。 ◆5番(矢部伸幸) おおた政研クラブの矢部伸幸でございます。総務企画委員会に付託されました請願第13号及び請願第14号の2件につきまして、一括して委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  初めに、請願第13号 新聞への消費税軽減税率適用を求めることについてを採択すべきものとする委員長報告に対する賛成討論を行います。  本請願は、来年4月とされる消費税率の引き上げに伴い、複数税率の導入と新聞に対する軽減税率の適用を求める意見書を国に提出することを求めるものです。  そもそも新聞は、日々の広範なニュースや情報を正確に報道し、多様な意見、論評を広く地域住民に提供することによって国民の知る権利を保障し、民主主義の健全な発展に寄与しております。民主主義の主役は地域住民であり、国民であります。その地域住民が正しい判断を下すには、政治や経済、社会などさまざまな分野の情報を手軽に入手できる環境が大切であり、個別配達制度によって正確に宅配される新聞は国民の知的インフラであるとも言えます。  しかし、消費税率の引き上げにより経済的負担から新聞の購読を中止する家庭がふえた場合は、国民の知的水準や社会的関心、あるいは日本の文化力の低下をもたらし、ひいては民主主義の基盤を揺るがすことにもなりかねません。そこで、所得に対する逆進性を緩和するため、生活必需品等に軽減税率を導入するといった消費税の複数税率化を求め、さらに新聞に軽減税率を適用させることは、知識への課税強化による影響を最小限に抑えるために十分必要な措置であると考えられます。ちなみに、欧州各国では、民主主義を支える大きな役割を持つ公共財として新聞等には軽減税率等を適用し、知識を得るための負担を軽くしているとのことです。したがいまして、文化国家である我が国においても、新聞に対しては欧州各国と同様に消費税の軽減税率を適用させるべきであると申し上げさせていただきます。  次に、請願第14号 「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求めることについて、不採択とすべきものとする委員長報告に対する賛成討論を行います。  本請願は、景気が回復基調にあるとはいえ、いまだにそれが実感できない状況下で消費税率を引き上げれば消費はさらに落ち込み、地域経済は大打撃を受け、倒産や廃業がふえ、そこで働く人々の賃金抑制と雇用不安につながることが懸念されることから、消費税増税中止を求める意見書を政府に提出することを求めようとするものでございます。消費税率の引き上げに関して政府は、今後、少子高齢化により現役世代が急なスピードで減っていく一方で高齢者はふえていきます。社会保険料など現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために所得税などの引き上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することになります。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めた国民全体で広く負担する消費税が高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられますとしています。そして、消費税収入は、年金、医療及び介護の社会保障給付、少子化対策に要する経費に充てるものとしました。  来年4月に予定されている消費税率の引き上げを控えてさまざまな議論があります。消費税増税が住民生活や地域経済に深刻な打撃を与えるという意見があるということも承知しています。しかし、その一方で、社会保障制度を維持し、また、将来的な行政需要を考慮すると、消費税の税率引き上げは避けては通れない問題であります。政府は、消費税率引き上げについて、その具体的な内容を近々に発表するとしていますが、国民誰もが安心して暮らせる社会のために、国民誰もが等しくその財源を負担することは必要なことではないでしょうか。その観点から、日本の将来のことを考えれば、消費税率の引き上げはやむを得ないと考えられます。  以上、請願第13号及び請願第14号につきまして、一括して委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(小暮広司) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  最初に、請願第13号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定しました。  次に、請願第14号の採決をします。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 委 員 長 報 告                 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。                                      平成25年9月12日 太田市議会議長   小 暮 広 司 様                                市民経済委員長  川 鍋   栄                        記 ┌──────┬────────────────┬───────────────┬────┐ │ 受理番号 │    件      名    │   請願者の住所・氏名   │審査結果│ ├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤ │ 請願第12号 │最低賃金の改善と中小企業支援策の│前橋市本町3−9−10    │不採択 │ │      │拡充を求めることについて    │群馬県労働組合会議      │    │ │      │                │議長 真砂 貞夫       │    │ └──────┴────────────────┴───────────────┴────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第8、請願第12号を議題とします。  本件は市民経済委員会に付託したものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに川鍋栄委員長から報告を求めます。 ◎市民経済委員長(川鍋栄) ご指名によりまして、市民経済委員会に付託されました請願第12号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求めることについて、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月12日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、請願を審査いたしました。  本請願につきましては、6月定例会に付託され継続審査となったものでありますが、審査に当たっては、紹介議員の説明を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。  委員からは、執行者に対し、群馬県における最低賃金の推移と最低賃金審議会の答申経緯及び全国における最低賃金と生活保護の逆転現象の解消状況について質疑があり、北海道以外では全て解消したとの答弁もございました。  本請願の取り扱いにつきましては、最低賃金を大幅に引き上げるために、採択すべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました請願第12号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(小暮広司) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、1番渋澤由紀子議員。 ◆1番(渋澤由紀子) 日本共産党の渋澤由紀子です。請願第12号を不採択とする市民経済委員会の委員長報告に対する反対討論を行います。  本請願は、群馬県労働組合会議から、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求めることについて」政府への意見書の提出を求めて、今年6月議会に提出されたものです。  6月議会では継続審査となり、9月の市民経済委員会で再度審査されたものです──────────────────────────────────────────  ────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ─────────────────────────────────────────────────────────  ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ───────────────────────────────────────────────────────────。  賃上げと安定した雇用の拡大によって、国民の所得を増やすことが、不況打開の決定打であるということは間違いありません。さらには、日本の企業の99%を占めると言われ、雇用の7割を支えているとされる中小企業への手厚い支援とセットで、最低賃金を思い切って引き上げることが、不況打開のためには欠かせないということを合わせて指摘するものです。  2012年における勤労者の平均賃金は、1990年以降で最低となっており、ピーク時の1997年より年収で約70万円も減っています。年収200万円にも満たない労働者が1,000万人を超えていることを考えても、思い切った最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充は待ったなしの課題だと言えます。  今年度に改定された(後刻発言の訂正あり)群馬県の最低賃金は、707円とされますが、この時給707円では、1日8時間掛ける月22日掛ける12ヶ月で、2,100時間あまりの労働時間となり、年収では150万円にも満たないものとなってしまいます。この最低賃金の(後刻発言の訂正あり)707円では、年収200万円以下とされるワーキングプアの解消や不況打開につながる消費購買力の向上に欠かせない「時間給1,000円以上」には、ほど遠いものであります。  関東7都県での今年度の(後刻発言の訂正あり)最低賃金を見ますと、最も高い東京の868円と最も低い群馬の707円を比べると、その格差は162円にも拡大されてしまいました。────────────────────────────────────  今回の改定できわめて明瞭なのは、関東7都県でも北関東4県で見ても、最も最低賃金の低い群馬が、引き上げ額、引き上げ率ともに最も低いということです。これでは、地域間格差が拡大するのは当たり前です。この15年間で勤労者の平均賃金が70万円も減る下で、大企業の内部留保はこの12年間で100兆円近くも増えて260兆円にまで膨れ上がっています。  労働総合研究所の審査では、大企業の内部留保のわずか、たった1%を活用するだけで、8割の大企業で月1万円の賃上げが可能とされています。欧米諸国と比べて大きく立ち遅れている日本の中小企業支援策を思い切って拡充することによって、企業にとっても無理なく賃上げが可能となる道が開けてくるんです。  以上の点を考えれば、最低賃金の引き上げと中小企業支援策の拡充を求める本請願は、採択されて当然のものであり、不採択とする委員長報告には、ひとかけらの道理もないことを改めて指摘させていただきまして、(後刻発言の訂正あり)反対討論とさせていただきます。 ○議長(小暮広司) 次に、25番本田一代議員。 ◆25番(本田一代) 新政クラブの本田一代でございます。請願第12号 最低賃金の改善と中小企業の支援策の拡充を求めることについての委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度です。中でも地域別最低賃金は全ての労働者の賃金の最低限度を保障するセーフティーネットとして、常用、臨時、パート、アルバイト、嘱託などの雇用形態や呼称にかかわらず、原則としてそれぞれの都道府県で働く全ての労働者とその使用者に適用されるものです。  その額は、公益代表、労働者代表、使用者代表の各同数の委員で構成される中央最低賃金審議会から示される引き上げ額の目安を参考にしながら、地方最低賃金審議会でその地域の実情を踏まえた審議、答申後、異議申し立てに関する手続を経て、都道府県労働局長が決定します。  そこで、最低賃金改定の動きを見てみますと、厚生労働省は最低賃金の引き上げを経済界に要請、本年7月初めに中央最低賃金審議会は議論を始め、8月初めに全国の改定額の目安を決定しています。  県においては、群馬県最低賃金審議会は7月に群馬県労働局長から諮問を受け、審議を重ねて8月19日に結論を取りまとめ、同日群馬県労働局長に対し、現行の696円を11円引き上げる「時間額707円」とする旨の答申を行いました。今後、群馬県労働局長は答申どおり改定決定を行う予定であるということです。  さて、本請願は群馬県地方最低賃金の大幅引き上げなどを求める意見書を国及び群馬県労働局長に提出することを求めるものです。6月定例会において市民経済委員会に付託され、継続審査となったものですが、この間において、ただいま申し上げましたとおり、群馬県最低賃金審議会から「時間額707円」とする答申が出されました。本請願では大幅な引き上げを求めていますが、707円という金額は現行額を11円引き上げるもので、2桁の引き上げ幅が確保できたということは一定の評価ができるものと考えます。  また、本請願では最低賃金を全国一律で定めることを求めていますが、生活実態は東京都と群馬県ではおのずから異なるものであり、それを地域間格差と捉え全国一律の最低賃金を定めようとすることはいささか合理性を欠くものと言わざるを得ません。
     以上の理由から、本請願に基づく意見書を提出する必要性は乏しく、したがいまして、本請願を不採択とすべきものとした市民経済委員会の決定は妥当であると考えます。  以上で請願第12号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(小暮広司) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 休     憩                                      午前11時48分休憩 ○議長(小暮広司) ここで暫時休憩します。      ◎ 再     開                                       午後3時50分再開 ○議長(小暮広司) 休憩前に引き続き会議を開きます。  私より、皆様に報告をさせていただきます。  休憩前の渋澤由紀子議員の発言において委員会に対して、軽視的な発言内容があったこと、さらに発言の取り消しや訂正が、多々見受けられたことから、議長室において、口頭により厳重注意しましたので、ご報告します。  次に、渋澤由紀子議員から発言を求められていますので、これを許可します。  渋澤由紀子議員。 ◆1番(渋澤由紀子) 市民経済委員会に対しまして、不穏当な発言をしてしまったことを心よりおわび申し上げます。また、議員の皆様、執行者の皆様に対しても心よりおわび申し上げます。      ◎ 発言の取り消し及び訂正 ○議長(小暮広司) この際、お諮りします。  水野正己議員から、先ほどの討論での発言について、会議規則第64条の規定により発言取消申出書に記載の部分を取り消したい旨の申し出がありました。  この取り消しの申し出を許可することにご異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、水野正己議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定しました。  続いて、お諮りします。  渋澤由紀子議員から、先ほどの討論での発言について、会議規則第64条の規定により発言取消申出書に記載の部分を取り消したい旨の申し出がありました。  この取り消しの申し出を許可することにご異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、渋澤由紀子議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定しました。  次に、先ほどの渋澤由紀子議員の討論の中で、お手元に配付しました発言訂正申出書のとおり、「今年度に改定された」を「今年10月に改定される」に、「この最低賃金の」を「この」に、「今年度の」を「今年10月に改定される」に、「は、ひとかけらの道理もないことを改めて指摘させていただきまして、」を「対する」に、訂正したい旨の申し出が渋澤由紀子議員よりありましたので、これを許可します。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第6号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書 ○議長(小暮広司) 次に、日程第9、議会議案第6号を議題とします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(小暮広司) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  9番大島正芳議員。 ◎9番(大島正芳) 議会議案第6号 新聞への消費税軽減税率適用を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。  本案の提出者は、私、大島正芳、賛成者は矢部伸幸、深澤直久、町田正行、太田けい子及び永田洋治であります。  本案は、先ほど請願第13号が採択されたことによりご提案申し上げるものであります。  新聞は、日々の広範なニュースや情報を正確に報道し、多様な意見・論評を広く地域住民に提供することによって、国民の知る権利の保障と議会制民主主義の健全な発展に大きく寄与しています。  民主主義の主役は地域住民であり、その地域住民が正しい判断を下すには、政治や経済、社会など、さまざまな分野の情報を手軽に入手できる環境が重要です。欧州各国では、民主主義を支える公共財として一定の要件を備えた新聞・書籍・雑誌にゼロ税率や軽減税率を適用し、消費者が知識を得る負担を軽くしており、「知識には課税せず」という認識は、欧米諸国でほぼ共通しています。  また、近年、いわゆる活字離れ・文字離れによって、特に若年層のリテラシーの低下が問題となっていますが、地域住民ひいては国民のリテラシーが衰えていくことは、行政や国の文化施策としても好ましいことではありません。知識への課税強化は確実に「国力」すなわち「文化力」の低下をもたらし、我が国の国際競争力を衰退させるおそれがあります。  加えて、日本独自の戸別配達制度により、我が国の新聞普及率は世界でもまれな高水準にあり、今後も地域住民がより少ない負担で、どこでも多様な新聞を容易に購読できる環境を維持していくことは、民主主義と地域文化の健全な発展に不可欠です。  よって、国においては、消費税増税に際し、複数税率の導入と新聞への軽減税率を適用するよう強く要望するものであります。  なお、本意見書の提出先は、内閣総理大臣及び財務大臣であります。  以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(小暮広司) お諮りします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定しました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任
    ○議長(小暮広司) お諮りします。  ただいま意見書が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定しました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第7号 地方税財源の充実確保を求める意見書 ○議長(小暮広司) 次に、日程第10、議会議案第7号を議題とします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(小暮広司) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  21番齋藤光男議員。 ◎21番(齋藤光男) 議会議案第7号 地方税財源の充実確保を求める意見書の提出に当たり、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。  本案の提出者は、私、齋藤光男、賛成者は、木村康夫、山口淳一、町田正行、川鍋栄、中島貞夫、稲葉征一、高橋美博及び山田隆史であります。  昨今の地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や、地方税収の低迷等により非常に厳しく、こうした厳しい状況は今後も引き続くことが予想されております。  また、平成26年度税制改正においても、市町村の基幹税目である固定資産税の現行制度維持のほか、自動車取得税や自動車重量税の取り扱いなど、さまざまな課題が山積みされております。  こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方税財源の充実確保が不可欠であります。  そこで、地方自治の原点でもある公共サービスの質の確保と、地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、地方税財政の充実確保を強く求め、関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。  本意見書の提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣官房長官及び内閣府特命担当大臣(経済財政政策)であります。  以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(小暮広司) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(小暮広司) お諮りします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定しました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(小暮広司) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(小暮広司) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(小暮広司) これより採決します。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(小暮広司) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(小暮広司) お諮りします。  ただいま意見書が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定しました。      ◎ 特別委員会継続調査の件               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                      平成25年9月24日 太田市議会議長  小 暮 広 司  様                       廃棄物処理施設整備調査特別委員長  深 澤 直 久                        記 1 事 件  施設の老朽化に伴う廃棄物処理施設の整備等に関する諸課題を調査研究し、その有機的かつ総合的な施策に資することについて 2 理 由  なお調査を要するため               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                      平成25年9月24日 太田市議会議長  小 暮 広 司  様                            議会改革調査特別委員長  石 倉   稔                        記 1 事  件 市民の負託により一層応える議会のあり方を明らかにし、これを実現するための議会改革の方策について調査研究を行うことについて 2 理  由 なお審査を要するため ○議長(小暮広司) 次に、日程第11、特別委員会継続調査の件を議題といたします。  廃棄物処理施設整備調査特別委員長及び議会改革調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。  両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。
     よって、両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定しました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 議会運営委員会 │ 1 議会の運営に関する事項について                 │ │         │ 2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について    │ │         │ 3 議長の諮問に関する事項について                 │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 総務企画委員会 │ 1 市行政の総合企画のことについて                 │ │         │ 2 行政改革の推進のことについて                  │ │         │ 3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて           │ │         │ 4 防災・防犯対策のことについて                  │ │         │ 5 公共交通体系のことについて                   │ │         │ 6 市税の賦課等のことについて                   │ │         │ 7 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて            │ │         │ 8 消防・救急体制のことについて                  │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 教育福祉委員会 │ 1 社会福祉のことについて                     │ │         │ 2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて          │ │         │ 3 学校における教育環境の整備等のことについて           │ │         │ 4 青少年の健全育成のことについて                 │ │         │ 5 文化財の保全及び活用のことについて               │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 市民経済委員会 │ 1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて    │ │         │ 2 地域コミュニティ及び行政センターのことについて         │ │         │ 3 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて          │ │         │ 4 スポーツ振興のことについて                   │ │         │ 5 商業・観光施策並びに工業・労政施策のことについて        │ │         │ 6 環境衛生及び清掃事業のことについて               │ │         │ 7 農業施策のことについて                     │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 都市建設委員会 │ 1 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて      │ │         │ 2 道路、住宅の整備及び維持管理並びに公園整備のことについて    │ │         │ 3 公有地の拡大及び取得のことについて               │ │         │ 4 公園及び施設の維持管理のことについて              │ │         │ 5 水道事業及び下水道事業等のことについて             │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(小暮広司) 次に、日程第12、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題とします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(小暮広司) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定しました。      ◎ 議 長 挨 拶 ○議長(小暮広司) 9月定例会閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は、9月3日から本日までの23日間にわたり開催されました。この間、皆様には、平成24年度の決算認定を初め、数多くの重要議案等について熱心なご審議をいただき、それぞれに適切妥当な結論を得て、本日無事閉会の運びとなった次第であります。ここに議長といたしまして、本会議及び委員会における議員各位の真摯な審議、そして執行者各位のご協力に対し深く敬意を表します。  さて、今月16日に関東地方を通過した台風18号の影響で、近隣市では突風による家屋損壊などの被害がありました。幸い本市では甚大な被害を免れましたが、国内の至るところで予期せぬ災害が発生している中、市民が安全で安心した生活を送ることができるよう、決算審査等を通じ、議員各位から貴重な意見、提言が出されました。執行者各位におかれましては、今回成立を見た議案等の執行に当たっては、議会における意見、要望等を十分に尊重され、市政運営に一層努力されることをお願い申し上げます。  来年度本市は、合併後10周年の節目を迎え、オール太田として新たな一歩を踏み出す記念行事も計画されるようです。そして、市議会といたしましても、本年11月に初めての議会報告会を開催し、市民の代表である我々議会が市民の皆様と直接対話する機会が実現します。報告会でいただいたご要望等をしっかり議論して、よりよいまちづくりに反映できるよう努力してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、7年後の2020年に2度目の東京オリンピック招致が決定し、経済発展の起爆剤になることを願っております。  酷暑となった夏もようやく終わりを告げ、しのぎやすくなってまいりましたが、皆様方におかれましては、お体に十分気をつけていただき、市政発展のためにご尽力賜りますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。      ◎ 市 長 挨 拶 ○議長(小暮広司) 続きまして、市長からご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 9月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  9月3日から本日まで23日間、補正予算を初めとする諸議案につきまして慎重な審議をいただき、全てご承認をいただきました。本当にありがとうございました。  きょうの新聞に出ておりましたが、高瀬地区の通学区の問題が今あります。足利市への教育事務委託は長年にわたってしておるわけでありまして、余り金銭のことは言いたくありませんが、恐らく3億円以上は足利市に支払ってきたということであります。この長年の問題をこのままずるずるといつまでも引きずるわけにはいかない。できるだけ早期に解決をしなければいけない。過日の議会では、来年度は委託料の廃止をするというようなことを申し上げました。しかしながら、きょうの新聞にありましたように、地域でも混乱が起こっているようでありまして、教育委員会で十分に協議をしていただいて、いずれにしても、結論は出していただきたいと思っておるところであります。また、議会の皆さん方にも、そのことについていろいろご意見をいただければ幸いだと思います。  ごみの問題も、この決算特別委員会等々で出していただきました。きのうでありますが、ごみ減量市民会議というのが開かれました。合併時にも、このごみの減量については議論があって、1市3町の総合提案をしたことが、最終的には私が選挙に出る際に取り消しまして、そして現在のような状況になったわけであります。しかしながら、ごみは本当にふえておりまして、この問題は、そんなに長いことずるずるといっていいのかということがありますが、これはやはりまずいと。今、新たな焼却炉をつくろうということで1市3町で検討しておりますが、このことについても適正な市民の理解を得て、ごみの減量に結びつけていけるような政策を立てなければいけない。新たな炉ができる前に、私どもが考えるべきことではないかとも思っているところであります。  10月1日は安倍総理が消費税3%アップを発表するかというようなところでありますが、幸いにして景気は穏やかに回復しつつあるということでありまして、新聞等々の予想でも3%は課税されるだろう、ふやされて8%になるだろうというような論評が非常に多いわけであります。3%ふやされたときに、地方財政の中で社会保障費というのがだんだん非常に大きく占めるようになっておりまして、地方税として私どもに還付していただく。増税分は全て国が吸い上げるのではなくて、地方にそれなりの割合を分配するという姿勢がなければいけないと思っておりまして、全国市長会等々でも、そういった主張をさせていただいてきております。結論、1度約束をしましたので、そのようになると私は思っておりますが、そういったものを前提に私自身としても消費増税はやむを得ぬかなという立場であります。  また、本市のフレームづくりのため、3つだけお話しさせていただきます。1つは、新たな工業団地の造成であります。今、企業の進出の問い合わせがありますが、在庫がないというようなことで、ほとんど不調に終わっております。せっかく来ている企業に私どもは応えたいわけでありますが、できるだけいろいろな創意工夫をしながら団地造成し、受け入れをしていきたいと今思っておるところであります。  2つ目は、太田駅の周辺整備であります。南口の駅前広場の再整備につきましては、民間が市街地総合再生計画にのっとってやっていただけるということであります。南口も開けたといいますか、太田市にふさわしい南口の一歩ができる。また、北口につきましても、今、東武鉄道と話をしている最中でありますが、いい感触が受けられます。そこに図書館、美術館、あるいは市民が十分に活用できる場づくりをして、太田駅の周辺の景観を変えていきたいと思っております。  3つ目が水道事業の広域化であります。現実、合併ということは無理でありますが、事業別に合併をしてコストを低く抑えて、できれば水道料金の値下げまで持っていきたいという事業がこの広域化事業でありまして、建設投資費用の削減と効率的な運営、人員配置を図っていきたいと思っております。給水人口が減少していく、そこで発生する給水収益が減少していくということになるわけでありまして、ここにメスを入れたいと考えているわけであります。  いずれにしましても、来年で合併後丸10年を迎えることになります。22万の市民がそれぞれ「笑顔で暮らせるまち太田」をつくっていくという1つの考え方のもとに、これからもまちの進展を期待するものでありますが、議員の皆様方のご協力もこれからいただかなければと切にお願いをいたします。  だんだん寒くなってきましたが、健康に留意されまして、市政発展のためにさらに活躍していただくことを心から願いまして、ご挨拶にさせていただきます。本当にありがとうございました。      ◎ 閉     会 ○議長(小暮広司) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了しましたので、これをもって閉会します。                                       午後4時15分閉会       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         太田市議会議長     小   暮   広   司         太田市議会副議長    大   川   陽   一         太田市議会議員     本   田   一   代         太田市議会議員     中   島   貞   夫...