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  1. 太田市議会 2009-08-31
    平成21年 9月定例会−08月31日-01号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-16
    平成21年 9月定例会−08月31日-01号平成21年 9月定例会       平成21年9月太田市議会定例会会議録(第1日) 平成21年8月31日(月曜日)  〇出席議員 38名         1番  市 川 隆 康          2番  水 野 正 己         3番  岩 崎 喜久雄          4番  山 崎 正 紀         5番  石 倉   稔          6番  久保田   俊         7番  大 島 正 芳          8番  鹿 山   正         9番  大 川 陽 一         10番  小 林 人 志        11番  高 田 勝 浩         12番  星 野 一 広        13番  五十嵐 文 子         14番  木 村 康 夫        15番  越 塚 順 一         16番  深 澤 直 久        17番  小 暮 広 司         18番  斉 藤 幸 拓        19番  町 田 正 行         20番  栗 原 宏 吉        21番  山 口 淳 一         22番  正 田 恭 子        23番  高 橋 美 博         24番  尾 内 謙 一        25番  福 井 宣 勝         26番  太 田 けい子        27番  川 鍋   栄         28番  伊 藤   薫
           29番  齋 藤 光 男         30番  白 石 さと子        31番  本 田 一 代         32番  中 島 貞 夫        33番  永 田 洋 治         34番  半 田   栄        35番  山 田 隆 史         36番  荒 井 昭 男        37番  上 村 信 行         38番  稲 葉 征 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      清 水 計 男    教育長      岡 田 孝 夫     企画部長     金 子 一 男    総務部長     菊 地 孝 壽     公金収納推進部長 塚 越   隆    市民生活部長   塚 越 敏 行     地域振興部長   松 島   茂    福祉こども部長  大 谷 恒 雄     健康医療部長   神 藤 幸 生    産業環境部長   岩 崎 信 廣     農政部長     前 嶋   進    都市計画部長   亀 井 俊 光     都市整備部長   田 口 一 人    開発事業部長   椎 名 行 司     上下水道局長   細 金 義 光    会計管理者    上 原 隆 志     消防長      青 木 節 雄    教育部長     八 須 利 秋     文化スポーツ部長 栗 原 知 章    監査委員事務局長 大 矢 光 衛     企画部副部長(企画担当)                                  荒 木 建 夫    総務部副部長(総務担当)         総務部参事(総務課長)             北 爪   宏              八 代 敏 彦  〇事務局職員出席者    事務局長     北 澤 潤 一     議会事務局参事(議会総務課長)                                  茂 木   均    議事係長     高 島 賢 二     主任       金 谷 照 行           議 事 日 程(第1号)                             平成21年8月31日午前9時30分開議                             太田市議会議長    高 橋 美 博 第 1  会期の決定 第 2  会議録署名議員の指名 第 3  議案第133号 人権擁護委員候補者の推薦について 第 4  一般質問           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     会                                       午前9時30分開会 ○議長(高橋美博) ただいまから平成21年9月太田市議会定例会を開会いたします。      ◎ 太田市市民憲章の唱和 ◎事務局長(北澤潤一) 開議に先立ち、太田市市民憲章の唱和をいたしますので、ご起立願います。  私が前文を朗読いたしますから、本文はご一緒にご唱和をお願い申し上げます。      (一同起立、市民憲章唱和) ◎事務局長(北澤潤一) ご着席ください。      ◎ 開     議                                       午前9時31分開議 ○議長(高橋美博) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(高橋美博) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◎事務局長(北澤潤一) ご報告申し上げます。  最初に、監査委員からの報告でありますが、6月定例会以後、議長あてに報告がございましたのは、5月分から7月分までの例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、陳情でございますが、今定例会までに受理いたしました陳情は、1件であります。  その内容につきましては、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。  以上でございます。 ○議長(高橋美博) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  なお、議場内の気温が上昇しておりますので、上着については脱いでいただいて結構です。  日程に入ります。      ◎ 会 期 の 決 定 ○議長(高橋美博) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から9月18日までの19日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋美博) ご異議なしと認めます。  よって、会期は19日間と決定いたしました。      ◎ 会議録署名議員の指名 ○議長(高橋美博) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、31番本田一代議員及び32番中島貞夫議員を指名いたします。      ◎ 議 案 上 程  議案第133号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(高橋美博) 次に、日程第3、議案第133号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(高橋美博) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議案第133号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を申し上げます。  本市の人権擁護委員の1人であります川野正文氏が平成21年12月31日をもちまして3年の任期が満了となります。後任として引き続き同氏を推薦したいと思います。
     川野氏は太田市東別所町515番地11に居住され、昭和15年1月5日生まれで、人権擁護委員としての相談活動実績は十分であり、さまざまな悩みを持つ方々の相談相手として地域福祉向上のためご尽力されております。つきましては、人権擁護委員として適任者であると考え、再度推薦いたしたいと存じますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(高橋美博) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(高橋美博) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋美博) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(高橋美博) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(高橋美博) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(高橋美博) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 一 般 質 問          平成21年9月太田市議会定例会一般質問通告者及び要旨一覧表 ┌──┬──────────┬────┬─────────────────┬────────┐ │順番│ 議席番号及び氏名 │質問方式│  質  問  の  要  旨  │ 答  弁  者 │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 1 │1 市 川 隆 康 │一問一答│1 救急医療体制の拡充について  │健康医療部長  │ │  │          │    │                 │消防長     │ │  │          │    │                 │市長      │ │  │          │    │2 市民が誇りを持てるまちづくりに│企画部長    │ │  │          │    │  ついて            │文化スポーツ部長│ │  │          │    │                 │教育長     │ │  │          │    │ (1) 市民の誇りについて      │市長      │ │  │          │    │ (2) 本市の文化財の保存と活用状況 │        │ │  │          │    │   について           │        │ │  │          │    │ (3)歴史学習の普及について    │        │ │  │          │    │ (4)誇りを持てるまちについて   │        │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 2 │8 鹿 山   正 │一括質問│1 太田国際貨物ターミナル構想につ│産業環境部長  │ │  │          │    │  いて             │市長      │ │  │          │    │2 八王子丘陵の里山自然整備構想と│産業環境部長  │ │  │          │    │  北部運動公園の今後の取り組みに│都市整備部長  │ │  │          │    │  ついて            │市長      │ │  │          │    │3 学校耐震化完了後の新市民会館の│文化スポーツ部長│ │  │          │    │  取り組みについて       │市長      │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 3 │26 太 田 けい子 │一問一答│1 ごみの減量について      │産業環境部長  │ │  │          │    │                 │教育長     │ │  │          │    │                 │市長      │ │  │          │    │2 平和都市宣言について     │市民生活部長  │ │  │          │    │                 │市長      │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 4 │3 岩 崎 喜久雄 │一括質問│1 市有地の現状と今後の課題につい│総務部長    │ │  │          │    │  て              │市長      │ │  │          │    │2 農業を取り巻く環境と問題点につ│農政部長    │ │  │          │    │  いて             │市長      │ │  │          │    │ (1) 病害虫の発生について    │        │ │  │          │    │ (2) 農業後継者の育成について  │        │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 5 │35 山 田 隆 史 │一括質問│1 経済状況悪化に伴う中小企業支援│産業環境部長  │ │  │          │    │  について           │市長      │ │  │          │    │2 新型インフルエンザの予防対策に│福祉こども部長 │ │  │          │    │  ついて            │健康医療部長  │ │  │          │    │                 │教育部長    │ │  │          │    │                 │市長      │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 6 │9 大 川 陽 一 │一問一答│○ 教育現場における諸課題について│教育部長    │ │  │          │    │                 │教育長     │ │  │          │    │ (1) 適応指導教室の現状について  │市長      │ │  │          │    │ (2) 2008年全国学力テストの結 │        │ │  │          │    │   果と公表について       │        │ │  │          │    │ (3) 教職員の精神疾患による休職者 │        │ │  │          │    │   の実態について        │        │ ├──┼──────────┼────┼─────────────────┼────────┤ │ 7 │2 水 野 正 己 │一括質問│1 障がい者の生活支援と雇用促進に│福祉こども部長 │ │  │          │    │  ついて            │市長      │ │  │          │    │2 資源ごみのリサイクル促進につい│福祉こども部長 │ │  │          │    │  て              │産業環境部長  │ │  │          │    │                 │市長      │ └──┴──────────┴────┴─────────────────┴────────┘ ○議長(高橋美博) 次に、日程第4、一般質問を行います。  通告がありますので、順次質問を許します。  最初に、1番市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) おはようございます。改革ネットの市川隆康です。通告に従いまして、一問一答方式で質問をさせていただきます。  1点目の救急医療体制の拡充について、健康医療部長に質問いたします。
     平成21年度市民満足度アンケートの結果を見ても、重要度最高位に3カ年連続で医療サービスの充実が挙げられ、救急時の受け入れ病院不足や搬送時間を懸念する声が多いと考察されております。そのような中で、平成18年4月開設の平日夜間急病診療所は多くの利用者から感謝の言葉が寄せられており、私の孫も何度もお世話になっております。平日夜間急病診療所の概要と利用状況、また、その中で診療後病院へ紹介した件数及び総事業費のうち、太田市の負担額についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 平日夜間急病診療所の概要でございますが、太田市医師会の医師57名にご協力をいただき、平日の月曜日から土曜日までの午後7時から10時まで、内科と小児科の初期診療を行っております。診療体制といたしましては、医師1名、看護師2名、事務職員2名で対応しており、木曜日と土曜日につきましては、太田薬剤師会から1名の薬剤師を派遣していただいております。  次に、平成20年度の利用状況でございますが、内科が426名、小児科1,954名、合計2,380名の方が受診されており、このうち病院へ紹介した患者の数は46名でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 救急医療体制で一番重要なのは、地域医療連携だと思いますが、現在、市内の救急告示6病院に医師会に加入している医師の人数はどのようになっておりますか。また、地理的に太田市を中心と考えた場合の地域医療連携の現状と課題をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 救急告示6病院における医師数でございますが、平成21年4月1日現在で常勤医師が122名、非常勤医師が253名となっております。また、太田市医師会の登録医師数につきましては208名となっております。  次に、本市における地域医療連携の現状と問題点でございますが、1つには総合太田病院がハイリスク分娩に対応できない状態にあるため、周産期医療に係る地域医療機関との連携が図れないこと、2つには、小児科に関して2次救急に対応する病院が現在総合太田病院のみであることから、リスクの高い患者は市外に搬送せざるを得ない状況となっております。  地域の限られた医療資源を活用しながら速やかに救急医療を提供するためには、診療所と病院、病院と病院とがそれぞれの役割をしっかりと果たしながら連携を強めていくことが必要であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 平日夜間急病診療所の太田市の負担額をお願いいたします。  そして、総合太田病院移転建てかえ事業は、建設予定地付近の高圧線が撤去され、東毛の救急医療の中核病院としていよいよ始まるのだと、市民から期待の声が聞かれます。この事業の進捗状況及び建設スケジュール、新総合太田病院(仮称)の基本設計、移転建てかえ後の新病院の概要並びに総事業費についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 平日夜間急病診療所の総事業費ですが、3,258万321円で、このうち太田市としての負担額は1,928万2,101円となっております。  総合太田病院の建てかえ移転の進捗状況についてでございますが、8月11日、移転予定地であります大島町地区が市街化編入になりました。また、富士重工業健康保険組合から、8月22日、移転予定地の一部について用地の買収契約を締結したとの報告を受けております。今後は、未買収地の交渉、土地収用法に係る事業認定の申請、電波障害調査並びに開発許可申請等を進め、来年早々には造成工事に着手をいたし、建設工事におおよそ1年9カ月を見込みまして、平成24年春には開院を予定しているところでございます。  また、現段階での新病院の概要でございますが、鉄筋コンクリートづくりの地上7階建て、延べ床面積はおおよそ3万5,000平米となります。病床数につきましては415床の予定ですが、確定はしていないとのことでございます。診療体制につきましては、19の診療科を細分化し、より専門性を高めるため、28の診療科を備えた体制となる予定でございます。  また、医療機能といたしましては、東毛地区救急医療の中核病院として、365日24時間の救急医療を提供するため、地域型救命救急センターを整備し、地域災害拠点病院としての総合的な機能を整備し、地域の医療機関と一層の連携を行い、本市における救急医療体制の充実を図るものとなっております。また、総事業費につきましては、おおよそ152億円を予定しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 健康医療部長への質問を以上で終了いたします。ありがとうございました。  続いて、消防長に質問いたします。  救急車や消防車のサイレンの音を聞かない日がないほど頻繁に出動する消防署職員のご労苦と事有事に備えて勤務時間外の非番の日でも体力トレーニングに努力されている旨の話を伺い、敬意と感謝を申し上げます。  質問に入りますが、太田市における1年間の救急車出動件数、救急救命バイクの出動件数と搬送軽症患者数の割合、そのときの救急隊の対応について、またドクターヘリの要請状況について、その要請する判断と要請件数、実際にドクターへリが離着陸した場所とそのときの救急隊の対応についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 青木消防長。 ◎消防長(青木節雄) 市川議員ご質問の太田市消防本部における救急車出動件数でございますが、平成20年中は8,364件で、1日平均23件、約62分に1回の割合で出動したという状況になります。このうち救急救命バイクの出動は217件でありました。  また、傷病者につきましては7,775人を搬送いたしました。このうち軽症者は4,129人となっておりまして、全搬送人員の53.1%を占めております。そのときの対応といたしましては、傷病者本人からの受傷の状況や痛みの程度をお聞きしまして、受傷部位の観察や血圧等の測定をした後に、医療機関へ本人の訴え等を伝え、搬送をいたしておる状況であります。  次に、ドクターへリの要請状況でありますが、ドクターヘリを要請する判断につきましては、5点ほどございます。1点目といたしまして、生命の危険が切迫しているとき、2点目といたしましては、重症患者であって、さらに搬送時間に長時間を要することが予想されるとき、3番目といたしまして、重症熱傷、多発外傷や指肢切断等の特殊な救急患者のとき、4番目といたしまして、救急現場で緊急診断処置に医師を必要とする場合、5番目といたしまして、多数の傷病者が同時に発生したときとなっております。  さらに、要請件数につきましては、本年2月18日に運用を開始いたしまして、8月25日までに15件の要請を行いました。うち11名を搬送いたしております。そのときに実際にドクターヘリが離着陸した場所でございますが、市内の公園、グラウンド、学校等95カ所が登録されておる中で、救急現場から一番近い合流場所であります尾島町、西新町、藪塚町の公園、新田金井町、六千石町のグラウンド、只上町の小学校及び消防本部屋外訓練場を使用いたしまして、消防隊による安全確保を実施した後に、離着陸が行われております。そして、ドクターへリによって到着した医師に救急救命士がけがの状況や救急処置等の経過について報告をいたしまして、傷病者を引き継いでいる状況でございます。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 消防長への質問を以上で終了いたします。ありがとうございました。  続いて、市長に質問いたします。  救急医療情報案内24時間電話医療相談・あんしんホットダイヤル事業についてお伺いいたします。  ある新聞に24時間電話医療相談、救急出動減少をねらうという記事を見ました。それは市民の急病医療相談を24時間受け付ける電話サービスで、軽症患者を見きわめ救急出動を減らすことで重症患者の円滑な搬送などにつながる。電話相談は委託先の専門業者が受け、夜間休日の当番病院の紹介のほか、医師、保健師、臨床心理士が医療、健康、精神保健などの相談に応じ、フリーダイヤルで携帯電話でも利用できるとありました。電話を通じ当番病院を紹介すれば、自力で病院に行く軽症患者はふえ、その分重症患者に救急車を回しやすくなります。  いろいろ調べてみましたら、兵庫県伊丹市では、このサービスを始めたところ、救急出動件数が37.4%減少したとのことです。ちなみに年間予算は1世帯約164円とのことで、太田市の約8万3,000世帯では約1,370万円になるかと思われます。  利用状況は、ある市では1年間で12.4人に1人の割合で利用しております。市長におかれましては救急医療体制の拡充の観点から既に検討に入られているかと思いますが、事業開始に向けたご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) まだ入っておりません。救急車を呼ぶケースで、これは議員も知っていると思うのですけれども、騒がせで電話をするのが約半分を超えます。ただ呼んでみたい、タクシーと同じように使いたいということで、重症患者でない人が電話をしてただ楽しんでいるという現状が約半分を超える。これを解消することがまず大事ではないかなと。これは市民意識の高揚でありまして、それによって約2分の1の救急車が動かなくて済むということであります。まず、我々も議員も、市民の皆さん方に救急車の大切さと、騒がせで電話をしないように、基本的な市民のルールから始めたらいいのではないか。  それからもう1つは、群馬県が子どもたちに対して#8000番というのを行っています。この#8000番は私も保育園に行ったときはお母さん方にお知らせするわけですが、意外と知らない。まずこのことを言うべきではないか。子どもたちは夜間にいろいろな症状が出る。まずこういったものをやる。  あるいはまた、こういった単位は市町村単位ではなくて群馬県単位でやるべきだと思うのです。群馬県でも今お話がありましたような24時間の対応をやってくれている。これを利用すべきであって、こういう細かいところでやっていくものではないと私は基本的には思っています。今、消防体制も全県下、前橋市を除いて1つになります。ですから、そういった大きな範囲の中で相談業務、あるいは通報業務を行っていくのが正解ではないかなと思っています。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 総合太田病院建てかえ構想についてお伺いいたします。  太田市が進める医療行政として連携を考えて、新総合太田病院(仮称)の敷地内に太田市医師会の運営ができる保健センターと同じ体制でできる施設を進めてもらうのがよいかと思われます。新病院事業計画の中で小児救急医療を365日24時間提供するとありますが、市長がお考えになる医療行政を円滑に進める上で、これまで太田市と太田市医師会、太田薬剤師会が進めてきた平日夜間急病診療所を併設することで救急医療の連携ができるのではないでしょうか。特に市長が全国に先駆けて進めている子育てを支援していく上で重要ではないでしょうか。  病院の設計では患者のプライバシーやサービスの向上等に対する配慮と同時に、職員が働きやすい環境の整備も最重要課題だと思います。設計図を見ますと、太田高等看護学院の配置と看護師寮、ヘリポートの整備はまだ検討できるのでしょうか。特にドクターヘリの需要がふえることが予想される中で、直接ドクターヘリが離着陸できる是非については既に市長もお考えのことと思います。また、太田市から応分の補助金を出すことについては権利義務が生じるのでしょうか。市長がお考えになっている救急医療体制の拡充は、総合太田病院と太田市と太田市医師会が親密な協議をすることで可能ではないかと思われますが、市長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 太田市だけが突出して云々ということではなくて、医師会との連携の中で太田病院の建設は進めております。ですから、これからもそういった形で進めていきたいと思います。  それからドクターヘリのヘリポートにつきましては、消防署を持っておりますので、あの中に設置する気持ちはありません。これは総合太田病院と相談していきますけれども、消防署にあるものを無理やりもう1つつくる必要はないということであります。  それから、何だっけ(「太田高等看護学院」の声あり)太田高等看護学院はそのまま勉強していただいて充実した看護師になっていただくのであって、そこに医師会を設置して連携を図るということは考えておりません。これは総合太田病院が最も機能を発揮しやすいような環境をつくってやることが私たち市民のためになるわけでありまして、ぜひそうしたいと思っています。  また、太田市が出資する、あるいは公共的なもので出す。これは2次救急、3次救急にまでぜひ行っていただきたいのですけれども、それは私たちが希望するものでありまして、特に入院施設ではなくて、むしろ私たち市民がその救急時に診察をしていただく、あるいは最終的に集中治療等命を助けていただく、そういうセクションを太田市が所有する。所有するまでに至らなくてもお互いに共有するというような形で我々は補助金を出していくという精神で、病院建設をできるだけ早く進めていきたいと思っております。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 地域医師会と共存する救命救急センターの設置についてお伺いいたします。  新病院建設に当たり、救命救急センターが設置される予定ですが、医師の確保のほかたくさんの課題があるかと思います。救命救急センター地域医療のトップに据えた新しい医療体制を効率よく運営していくためには、他の救急病院の役割分担を明確にして、病院、診療所の連携が有効に機能し、24時間重症患者を引き受けるかわりに、急性期を過ぎたら紹介元に転院する、地域における初期、2次、3次救急医療の機能分担が適切に行われる協力体制の確立が大切であると思われますが、市長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) おっしゃるとおりでございます。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) ありがとうございました。1点目の質問を以上で終了いたします。  次に、2点目の市民が誇りを持てるまちづくりについて、企画部長に質問いたします。  私は、この太田市はいにしえより先人が営々と築いてくれたすばらしいまちだと思っております。そして、現在はカリスマ的な清水市長のもと、太田市まちづくり基本条例を制定し、子育て支援事業、世界一の太陽光発電のまちを初め、枚挙にいとまがないほどの発展を遂げ続けている自治体として、全国に知られる太田市と言われるようになりました。このような太田市の現状を太田市の住民として誇りに思い、誇れると言える市民はどれくらいいると把握しておられますか。市民は他市に住んでみないとなかなか太田市のよさがわからないかと思います。太田市で生まれ育ち、そして生活していて誇れることや、太田市のよさを市民にもっとPRして周知する必要があると思います。太田市をさらによいまちにしたいと思い、部長の考え方をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 金子企画部長。 ◎企画部長(金子一男) ご質問でございますけれども、太田市を誇りに思う市民がどのぐらいいるかという調査でありますが、現在しておりません。ただ、平成20年と平成21年の職員採用試験で、どうすれば太田市がより魅力的なまちになるかという小論文をとりました。その約60%の受験生が、太田市の誇れるものは、例えば自然環境であるとか歴史、産業、その最たるものが行政政策ということであります。国をも動かす、例えば子育て支援事業、あるいは土日開庁のことでありました。それらをもっともっと市内外について宣伝をすべきだということを受けまして、それらを参考に平成20年12月1日号でありますが、ネギ、ホウレンソウ、ニンジンの収穫量は群馬県一、例えば消防署でやっている救命ライダー、救急士は国内唯一という誇りに思うもの、それらの再発見プロジェクトチームをつくりまして、今市民の方に周知をしているところでございます。今後の予定でありますが、例えばボタンでありますが、これは日本一ということで、ほとんどが太田市生産ということでありますので、それらを参考に市民の方たちには広報を通じてお知らせしてきたい。  それから、行政政策でありますけれども、観点は違いますが、市民満足度調査を実施しておりまして、これは行政政策に対する市民の満足度はいかなる数字であるべきか、それらを調査しました結果が、「非常に満足」「満足」という方が約29.1%、「やや満足」は52.4%いらっしゃいますので、全体的には81.5%の方が行政政策に対しては満足をいただいているということであります。今後とも満足をいただき、幸せを感じられるような行政政策を展開してまいりたいと思いますので、これからもよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 企画部長への質問は以上で終了いたします。ありがとうございました。  続いて、文化スポーツ部長に質問いたします。  太田市のシンボルの1つに数えられる金山には、金山城築城以前からあるとされる推定樹齢800年とも伝えられる金山の大ケヤキがあります。太田市の歴史を長年見守ってきた大ケヤキがことし、市天然記念物に指定されたのは、住みやすい平和なまちの象徴でもあり、喜ばしい限りです。また、これらのほかにも文化財や風致地区の保安林以外で、目通り周値を3メートル以上で、巨樹、巨木の保存樹木に指定された48本に加え、誕生記念樹、卒業記念樹は二酸化炭素の削減効果はもちろん、森の成長が見える鎮守の森へと連なり、市民に親しまれております。  太田市指定天然記念物の件数とその保護と活用についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 栗原文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(栗原知章) 本市指定天然記念物の件数は7件でございます。内訳といたしましては、ケヤキが金山と市場で合計2件、ほかイチョウ、松、ツバキ、ソテツ及びカタクリ群生地が各1件ずつとなっております。その保護につきましては、5件を地元の保存会等に保護管理委託しており、残る2件は市で直接管理いたしております。これらの天然記念物につきましては、説明板、標識柱等を設置して広く周知を図り、その明媚な風光とも相まって、市民の歴史学習の場、また憩いの場として活用を図っているところでございます。  なお、今年度指定いたしました金山の大ケヤキにつきましては、早急に予算化して説明板等の設置を行い、広く紹介してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 文化財は、文化活動の客観的所産として諸事象また諸事物で文化価値を有するもの、文化財保護法の対象としては有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物、伝統的建造物群の5種類がありますが、国指定、国登録、県指定、太田市指定の文化財の件数と保存の現状、そして市民が広く学習するための活用方法についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 栗原文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(栗原知章) 本市における指定文化財等の現状は、国指定12件、国登録3件、県指定41件、市指定129件、合計185件となっております。これらは、市の所有、管理にかかわるものなどを除いて、地元の保存会等に保護管理委託を行っております。また、活用につきましては、今年度も実施いたしましたが、学校の夏休み期間中に多くの史跡、文化財等をめぐる、おおたんの史跡探検スタンプラリーを行って大勢の市民の皆さんに参加いただいているほか、新田荘歴史資料館等の常設展や企画展で展示を行うなど、さまざまな形で活用を図っているところでございます。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 太田市には全国に誇れる多くの遺跡が発見されてきましたが、中でも天良七堂遺跡は、平成19年度、平成20年度の調査で国内最大級の郡庁跡が発見され、史跡上野国新田郡庁跡として、昨年、国の史跡に指定されました。また、史跡指定地の整備で行った確認調査で、米を蓄えた正倉4棟が発見されました。私も現地説明会と講演会に行ってきましたが、他の郡衙とは比べられない大きな規模です。この遺跡が日本の貴重な遺産として存続していけるような整備、活用が必要と思われますが、これらの保存と今後の整備計画についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 栗原文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(栗原知章) ご質問の天良七堂遺跡では、全国一の規模の郡庁跡が発見され、古代文献である「上野国交替実録帳」の記載内容と一致いたしました。記録と遺構の一致は全国でも類を見ないものとして注目され、極めて重要なものと考えております。  今後の整備計画ですが、まず郡衙全体の規模を確認することが急務であり、その方法として今年度からレーダー等を利用した調査を行い、郡衙の範囲を確認することを行ってまいりたいと考えております。範囲を確認した上で史跡の追加指定や公有地化を行い、保存管理計画書等を作成し、着実にステップを踏みながら整備、保存をしていきたいと考えております。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 文化スポーツ部長への質問を以上で終了いたします。ありがとうございました。  続いて、教育長に質問いたします。  国宝挂甲武人埴輪に代表される古墳文化の啓発と教育についてお伺いいたします。  群馬県立歴史博物館開館30周年記念展が開催され、「国宝 武人ハニワ、群馬へ帰る!」と銘打ち、「〜これが最後、東と西の埴輪大集合〜」ということで私も見てきました。これまでに新田荘歴史資料館などで挂甲武人埴輪のレプリカは見ており、かつて私は市制55周年記念事業として国宝挂甲武人埴輪を太田市に里帰りさせ、市役所に展示できないかと議会質問したことがあり、東京の国立博物館まで見に行った人からも話を伺ったことがあります。その挂甲武人埴輪はガラスケースに入っており、遠くから見ても強く人を引きつける魅惑に満ちておりました。それは埴輪では唯一の国宝だからではなく、太田市で出土したからでもありません。  説明には、「円筒形の台の上に立つ武人埴輪の全身像である。衝角つきかぶとをかぶり、ほお当てと、後頭部にはしころと呼ばれる防具をつける。頭部には小型の鉄板を皮ひもでつなぎ合わせてつくった挂甲をまとう。肩には肩よろい、腕にはこてを着用する。右手は左腰に下げられた太刀のつかを握り、左手には弓を持っている。左手首にはともが巻かれている。脚部にもひざよろいとすね当てがつけられている。背中にはやっこだこ型のゆきを背負い、上向きに入れられた矢は細部まで表現されている挂甲武人、高さ130.5センチ、6世紀後半」とありました。  また、学習ホールの体験学習コーナーには、いろいろなレプリカが展示されており、制作協力者5名の中に太田市民の名があったのにはうれしく思いました。古墳文化の啓発と教育については、市内のある小学校では埼玉県行田市にある埼玉古墳を校外学習として見学し、そこで埴輪づくりや土器づくりを体験し、歴史学習に対する理解を深めております。誇りを持てるということは実情をよく知ることでありますので、学校教育において歴史の授業で習う小学6年生全員が国宝挂甲武人埴輪をつくる企画はいかがでしょうか。先ほど話しました講師もおりますし、史跡金山城跡ガイダンス施設・金山地域交流センターを会場にできたら、歴史学習の普及になるかと思います。教育長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田孝夫) ただいまご質問の中にお話をいただきましたとおり、群馬県立歴史博物館で「国宝 武人ハニワ、群馬へ帰る!」と題した大埴輪展が開催されましたが、本市におきましてもこの連係展示といたしまして、新田荘歴史資料館でおおた埴輪フェスタを開催したところでございます。この中には、国宝武人埴輪のレプリカも含まれておりまして、今後これに詳しい解説文を添えて市役所等に展示していくことにより、本市で出土した国宝の埴輪を広く周知していけるよう検討してまいりたいと考えております。  また、小学生を対象とした埴輪づくりにつきましては、新田荘歴史資料館において、本市への移管前から毎年市内の全小学校の高学年に募集をかけて開催し、武人埴輪の作成を行ってきております。例年20人から25人程度の参加がございます。実は私も先日その様子を見てまいりました。これは今後とも継続してまいりたいと考えております。  また、学校教育におきましては、地域に残る遺跡である古墳について、小学校6年生の社会科と中学校1年生の歴史の授業で学習しておりますが、社会科の授業に少しでも興味を持ってもらうために埴輪を用意し、手で触れるなど五感を使った授業を工夫している学校が市内で42校中21校あります。さらに、埴輪を実際に作成する授業をしている学校も7校あります。また、ことしの5月、金山城の歴史と自然をテーマにしたガイダンス施設がオープンいたしました。これにつきましても、校長会、教頭会を初め、教職員の研修会で施設利用を始めているところでございます。今後、子どもたちの学習活動の充実につながるよう工夫してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 郷土の偉人である高山彦九郎公の実像と郷土のあり方についてお伺いいたします。  尊皇と孝節一筋の旅の生涯を送り、世に寛政の三奇人と称され、あるいは徳川幕府に抑圧されながら、ついに後年、明治の王政復古事業の思想的礎となった高山彦九郎公の実像は、市民に余り知られていないのではないかと思います。18歳のとき、志を立てて郷里を出て、京都三条大橋上で皇居を拝したと伝えられる三条大橋畔に銅像が建設され、今でも観光名所の1つになっております。福岡県久留米市の遍照院には自刃後丁重に葬られており、墓が昭和17年に国の史跡に指定され、財団法人高山彦九郎先生史蹟顕彰会により墓域をきれいに管理されております。また、明治12年に旧太田村、現在の本町に高山神社が建立されました。  平成29年には生誕270年になり、歴史学習に向け生誕の地である高山彦九郎記念館に道路から見える形で銅像を建立して功績を顕彰してはどうかという声を聞きました。また、学校教育で記念館を利用して学習に役立てたらと思いますが、教育長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田孝夫) 郷土の偉人である高山彦九郎公については、江戸時代後期の幕末の志士たちに大きな影響を与え、明治維新を導いた人物と承知しております。  高山彦九郎記念館の入館者数につきましては、開館した平成8年度には約2万人でありました。近年は年間4,000人前後で推移しております。この記念館を利用して学習をしている学校が3校ございます。また、平成15年3月に太田市教育委員会で刊行した「太田に光をあたえた先人たち」の中でも彦九郎公を取り上げており、市内の全小中学校で社会科や道徳の資料として幅広く活用していただくよう、これまでにもお願いしてまいりました。  今後も、郷土の偉人である高山彦九郎公についてより多く知ってもらう意味で、記念館の積極的な活用を呼びかけていきたいと思っています。 ○議長(高橋美博) 市川隆康議員。 ◆1番(市川隆康) 教育長への質問を以上で終了いたします。ありがとうございました。  続いて、市長に質問いたします。  市民が誇りを持てるまちづくりについてお伺いいたします。
     自分たちのまちはすぐれていると誇りが持てるまちは、市民満足度アンケートの10年間の統計上からも10年間で9回最上位にランクされている市役所の窓口業務です。土日開庁365日体制で、サービスセンターでは夜7時までやっていると市民から高い評価を得ております。  伝統芸能においては、以前、社協センターを会場に開かれた郷土芸能発表会で、秩父市の市長が、秩父では赤ちゃんからお年寄りまで全員秩父音頭が踊れます。市外からお嫁に来た人や転入してきた人には踊れるように特訓しますと誇らしげにあいさつしておりました。かつて太田市でも市制50周年記念で、運動公園を会場に各地区で講習を受けた総勢500人ほどの市民が八木節、太田音頭、太田小唄を踊り、清水市長も浴衣姿で踊られました。  合併して5年目を迎え広くなった太田市には、ほかにも木崎音頭など地域に伝わる伝統芸能がたくさんありますが、市民が共通して踊れる八木節の伝承も大切かと思います。加えて、人物史も含めた歴史学習の普及についてですが、ある資料に掲載されている太田市の紹介では、日本一に曹源寺さざえ堂とヤマトイモ生産、出身者に新田義貞(武将)、高山彦九郎(江戸期尊皇家)、中島知久平(中島飛行機設立)とあり、ランキングで特出しているのが工業製造品出荷額等が全国17位とあります。人物史では、呑龍上人は心の教育に普請されたと思います。逸話に、孝心深き郷士が病父にツルの生き血を服せるため、国禁を犯し保護鳥のツルを殺す罪状すべて発覚し呑龍上人の徳高きを聞き救いを求む上人ために栄誉高き僧階を捨て伴いて逃れる。後に将軍が逝去したため恩赦で大光院に戻れたと大光院境内の孝子源次兵衛のお墓に掲示されてあります。  誇りとは、自慢に思うことであり、自慢することではありませんが、ほかから侮辱ややゆされたときに、はね返せる学習と体験が市民が誇りを持てるまちづくりに必要かと思います。私は太田市に生まれ、太田市に住んでいることに誇りを持ち、感謝しながら生きていきたいと思います。市民が誇りを持てるまちづくりについて市長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 今お話のあった伝統芸能、歴史、中島に至るまでのあらゆる事象、工業出荷額、それぞれ挙げられましたけれども、私たちが現在で誇りを持つというか、自分でプライドを持って太田市民であるということが言えるような情勢にする私自身の役割というのは、やはり行政施策の中で他市に劣ることのない、そういう形をつくるべきだと。それはすなわち、弱者、子どもたちであるとか障がい者であるとか、あるいはまたお年寄り、この人たちが、うちのまちは本当にいいまちなのだよと言われるようなまちをつくれるということを私たちは誇りにしたい。  もちろん高山彦九郎がおられた、このことを誇りにしてもいいですけれども、でも今ここで苦しんでいる人たちがそのことで誇りを持って生きていけるかというと、そうではないと思うのです。ですから、私はやはり弱者あるいは自分ではどうにもならない、そういった人に対して光が当たるまち、これが太田市の誇りであると思っています。  終わりになりますけれども、今度の選挙で随分何でも安くなります。お金もみんなのところにいっぱい、16兆7,000億円がばらまかれます。ばらまかれたから、ではこれが日本の誇りになるだろうか。みんな日本というのはお金がないといえばお金がどんどん来て、選挙に勝てそうな雰囲気のところにはお金がばらまかれる。これが日本の誇りになるだろうかという余分なことをちょっと考えましたけれども、私は決して誇りにはならないと思うのです。全体で収入が日本は45兆円です。45兆円の中の16兆7,000億円のお金がみんなの手元にばらまかれます。これは考えてみたら約3割です。残りが、果たして私たちが文化財を守ったり、あるいは今住んでいる人間が、大変な人たちがその生活をしていく中で不便を来したり、そういうことがないだろうかということをゆうべ、きょうちょっと寝不足なのですけれども、私は随分考えました。  でも、16兆7,000億円のお金が出た段階で日本人が誇りを持ってやれるだろうか。では、そのときに、太田市に今まで培われてきた弱者、子どもたち、あるいはお年寄りだとか障がい者に対する施策が果たして阻害されないだろうか。行政としてやれるものがなくなってしまうのではないかという危惧は抱いています。鳩山内閣ができて、そのような危惧はないよ、あなたのところは全く今までと同じように行政の誇り、市民の誇りが持てるようなまちをつくっていけますよと言われれば私は安心ですけれども、でも国民の選択がただそうなった、日本人としての誇りが少し失われたかなというのが私の実感であります。  答えになっていないかもわかりませんけれども、以上で終わります。 ○議長(高橋美博) 次に、8番鹿山正議員。 ◆8番(鹿山正) 8番、新太田クラブの鹿山正です。よろしくお願いいたします。  今度の衆議院選挙のマニフェストには、各政党が日本の未来を託す子どもたちについて視点が当てられました。まさに太田市が他市より先に意識的に充実させ実行してきた子育て支援制度でした。このことは8月13日NHK「ニュースウォッチ9」で放送された2009衆議院争点の現場で取り上げられた太田市の子育て支援について、市長のインタビューでも大きくクローズアップされました。8月27日には日本テレビ「NEWS ZERO」でも取り上げられました。こうしたことからも、政権政党が変わっても今後の政策や市独自の制度は変化がないと思われます。こうした発想の実行には、市長を初め執行者の先見の明があったということであります。8月10日、広報おおたの市長コラムで、こうした政策にようやく国が動いたことに自負していると書かれていましたが、ますますの充実に向けて進んでほしいと思います。  それでは、通告に従いまして、順次質問させていただきます。今回は、一括質問の方式で3つの質問をさせていただきます。  1回目の1問目は太田国際貨物ターミナル構想についてであります。産業環境部長に伺います。  市長の公約の1つであり、ものづくりの太田のまちに港をつくるという構想であります。平成11年太田市が出資し第三セクターで設立されました。正式名は太田インターナショナルカーゴターミナル、通称OICTであります。設立してちょうど10年、インランドデポ、いわゆる内陸通関施設の機能を平成14年に有してから7年が経過していますが、この会社の概要、メリット、今までの実績、今後の太田市のかかわり方についてお伺いします。  2問目は、観光スポットとしての八王子丘陵の里山自然整備構想と北部運動公園の今後の取り組みについて、都市整備部長と産業環境部長に伺います。  毛里田から藪塚までの北部運動公園から八王子丘陵一帯を含む16キロメートルの尾根歩きコースは、遊歩道の設置、芝桜、ユリの里を拠点として、まさに観光の名所として子どもから大人まで自然を楽しむことができ、また中高年者の健康ゾーンとして、いよいよ整備構想が明らかになってきました。昨年の芝桜まつりをうまく利用した大がかりのプロジェクトだと思います。この事業は国庫補助を有効に利用することと思いますが、目的と概要について、そしてかかる費用、年次計画をお聞きします。また、整備した後の管理維持をどうするのか。そうした整備の中でイノシシ等の有害鳥獣の被害も多いかと思いますが、駆除対策はどう考えますか。一方では、自然環境の保護という観点については、どのような配慮をするのかお聞きします。  次に、芝桜まつりの来場者は平成20年度は25万人ですが、平成21年度の来場者を教えてください。平成20年度は大成功に終わりましたが、幾つかの課題も残されました。お土産等の地元の販売方法や太田駅からの交通手段の問題など、今年度はそのようなことが解決されたのでしょうか。この芝桜まつりは今後も継続して行う予定ですか。年間を通じて利用状況もお聞きしたいと思います。また、この事業を民間に委託していくことも考えられますか。  北部運動公園の今後でありますが、太陽光や風力などで発電した電力を利用してソーラーカートなどを使っての次世代エネルギーパークの開設や、国の100%補助率1億円のエコハウスがつくられるなど、興味ある事業が進められていますが、現状をお聞きします。また、こうした事業も我が市が先進していますが、環境や費用等で問題とすべき点がありますか。  3問目は、学校耐震化完了後の新市民会館の取り組みについてであります。この所管部署は4月より文化スポーツ部に変わりましたので、文化スポーツ部長にお聞きします。  市長の公約のとおり、子どもを守り市民の安心と安全を一番に考えた学校耐震化100%事業が優先であり、そうした中での延期はだれでも納得した当然のことであります。市民満足度調査における公共事業においても低い結果となり、4月の市長選においても争点にはなりませんでしたが、既に前の市民会館は取り壊され、その部分も含めて中央公園として整備されました。その場所に(仮称)新市民会館建設予定地という看板も掲げられました。  まず、この解体費用は、確認の意味で幾らかかりましたか。そして、この跡地の公園は新市民会館が建設されるまで憩いの場として今の状態で管理されるのでしょうか。また、イベント会場として市で利用したり民間に貸したりすることも考えられますが、その意向も教えてください。公園内の一部駐車場はそのまま残してありますが、現段階の利用状況はどうでしょうか。周りの駐車場整備の確保は順調に進められていますか。学校耐震化終了後の建設と思いますが、答弁をお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) それでは初めに、太田国際貨物ターミナルのことについてご答弁申し上げます。  株式会社太田国際貨物ターミナル、通称OICTでございますが、輸出関連産業の多い太田市にとって物流コストを削減したいという企業からの要望が多く、平成11年5月に太田市及び太田商工会議所が資本金の32%を出資し、第三セクターで設立した株式会社でございます。  平成14年4月からは、東京税関前橋出張所太田派出所を開設し、通関手続がスムーズに行えるようになったほか、集配、荷役、こん包、保管、輸送、流通加工、物流管理などの付随する業務を行っており、企業にとっては輸出入を行う場合の流通コスト、荷役料金等の大幅な削減が図られております。  輸出入貨物の取扱件数及び重量につきましては、開設当初の平成12年度が6,762件、8,714トン、内陸税関を開設した平成14年度は1万4,766件、8万7,170トン、平成19年度は2万2,015件、23万5,847トンと順調に業績を伸ばしてまいりましたが、平成20年度は後半の世界的な経済の落ち込みで、取扱件数1万8,582件、重量18万9,841トンとともに減少しているところでございます。  しかしながら、ことしの6月ごろからは自動車関連の輸出が動き出し、回復の兆しも見えてまいりました。今後のOICTと太田市のかかわり方につきましては、OICTの貨物取扱量が今後さらに増大し北関東の物流拠点となり、地域経済がさらに発展するよう、あらゆる角度から支援してまいりたいと考えております。  次に、次世代エネルギーパークとエコハウス事業の進捗状況についてご答弁申し上げます。  初めに、次世代エネルギーパークの進捗状況につきましては、平成20年6月に資源エネルギー庁から太田市の次世代エネルギーパークが認定を受け、北部運動公園の管理棟周辺を中心に次世代エネルギー拠点を整備し、市民の皆さんが次世代エネルギーに身近に触れられ体験学習できる施設の建設に向けて事業推進に取り組んでおります。  次に、エコハウス事業の進捗状況につきましては、本年5月に環境省から全国20カ所の1つとして選定され、今年度中に最先端の住宅環境技術を活用した環境共生型住宅のモデルハウス、いわゆるエコハウスを整備する事業であります。太田市では、このエコハウスを北部運動公園内に建設する計画であり、次世代エネルギーパークの体験学習施設としての活用や公園の休憩施設としての機能などを備えた施設として建設を予定しており、プロポーザル方式により8月に設計者の選定を行ってまいりました。今後、基本設計、実施設計を10月中旬までに終わらせて、今年度中にエコハウスを完成させる予定でございます。  最後に、環境事業推進に当たり解決すべき課題でございますが、今回の次世代エネルギーパークやエコハウスなどの施設等の建設とともに、いかに多くの皆さんに施設を活用していただき、普及啓発や環境教育をどう推進していくかなど、施設の有効活用について関係団体や関係部局等と協議していかなければならないと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 田口都市整備部長。 ◎都市整備部長(田口一人) 八王子山丘陵の里山自然整備構想につきましては、八王子丘陵の自然環境整備を推進し、里山本来の持つ森林を生かした身近な自然との触れ合いの場や自然環境の体験学習の場とともに、丘陵の豊かな自然と魅力的な有効資源をネットワークすることを目的に計画しております。整備内容でございますが、八王子山丘陵の尾根を利用した遊歩道整備、下草、不用木の除去等の森林整備を行うとともに、利用者の利便性を確保するための東屋や標識類の整備を予定しております。  次に、事業計画につきましては、林野庁所管の国庫補助事業であります森林空間総合整備事業の平成22年度補助採択に向けて、今年度調査業務を委託し全体計画を作成中でございます。採択になれば、平成22年度から平成26年度までの5カ年の実施計画となります。事業費につきましては、概算費用として約2億5,000万円を予定しております。なお、イノシシ等の対策につきましては、補助事業内容に即した有効対策等を研究し検討していきたいと考えております。  次に、芝桜まつりの今年度の状況と今後についてでございますが、今年度につきましては、昨年の緑化フェアの意義を継承し、太田市単独で開催いたしました。約15万人の皆様の来場をいただきました。  次に、お土産物等の地元販売につきましては、菓子工業組合や農産物直売所並びに移動販売車による出店の参加で、合計15店舗で運営していただきました。  交通手段の問題でございますが、前回の太田駅からのシャトルバスにつきましては、利用者が少ない状況であったため、費用対効果を考え運行は行いませんでしたが、自家用車、自動車等の対応として、地元の皆様の協力をいただき、民間駐車場の確保を積極的に行いました。  今後の芝桜まつり開催計画につきましては、緑化意識の高揚、観光振興等をさらに推進し、太田市の新名所となるよう実施していく計画でございます。また、北部運動公園の年間利用状況につきましては、サッカー、ラグビー、グラウンドゴルフ等の利用を初め、多くの皆様に利用していただいております。今後につきましても、春は芝桜まつり、初夏は隣接する吉沢町のゆりの里が来年度オープンを計画しております。冬はイルミネーションの事業計画等を計画しておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  また、事業の民間委託につきましても、指定管理者制度等民間活力を活用していくことも研究していきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 栗原文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(栗原知章) 新市民会館の取り組みについての質問にお答えいたします。  市民会館の解体費用でございますが、本体部分にかかりました費用は1億4,096万2,500円でございます。  建設予定地の新市民会館を建設するまでの期間につきましては、現状の公園として利用し、現在、芝生の養生のため閉鎖しておりますが、間もなく開放してイベント等の活用についても検討していきたいと考えております。  また、市民会館跡地にあります駐車場の利用状況でございますが、市民会館の解体によりまして145台から85台と、60台ほど台数が減ったのですが、駐車スペースは少なくなりましたけれども、1日平均260台と多くの方々に利用がされております。なお、市営駐車場等の確保は飯田町に約80台分の駐車場の確保を平成20年度で計画実施したものでございます。  新市民会館の建設につきましては、計画に従いまして学校耐震化等対策終了後の建設を考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 鹿山正議員。 ◆8番(鹿山正) 2回目の質問をします。  産業環境部長に伺います。北関東自動車道も平成23年9月には全線開通となる予定でございます。新潟方面からも茨城方面からも自動車利用となり、京浜地区からもすべての港湾機能が利用できることにより、国内物流の効率化が大きく図られることになります。太田国際貨物ターミナルは平成20年度後半から業績が下がったものの、それまでの順調な伸びと、6月から回復基調が見られるということから、市長のマニフェストにもあるとおり、太田国際貨物ターミナルの拡張は今後の市の発展を考えれば非常に重要なことだと思います。  この構想は平成24年度の完成を目指しているとのことですが、用地買収の進捗状況と今年度の予算書にあります物流施設拡張整備事業調査助成金200万円について、その調査概要をお伺いします。また、太田国際貨物ターミナルを拡張することに伴う課題等があればお聞かせください。  次に市長に伺います。観光整備についてですが、5月30日にオープンした史跡金山城跡ガイダンス施設といい、八王子丘陵里山自然整備構想といい、市長の描いた構想はまさにとどまることを知らないわけですが、その大がかりなプロジェクトである里山自然整備をどう描くのか、今後の具体的な構想をお聞きします。また、ミカンやブルーベリーなどの果樹園栽培を利用して、取り入れ時期には保育園、幼稚園、小学校などに開放するなどの有効活用もあるかと思いますが、どうお考えですか。  全国20カ所の1カ所に指定されたエコハウスモデル事業も含めた北部運動公園の今後の取り組みについてお聞きします。こうした事業も満足度調査で低いポイントの観光分野にも目を向けていることが理解できますが、歴史的遺産など観光資源が豊富にある本市の誘客にも結びつけていくための今後の開発計画について、市長の考え方をお聞かせください。また、韮川・休泊地区の東部方面にも122号線を結ぶ太田インターから館林インターの範囲に目を向けて新しい構想をお持ちでしょうか。ありましたらお答えください。  次に、新市民会館建設について市長に伺います。  80億円規模の事業費で公立学校の税の優遇措置を使い、学校の校舎と体育館の4年以内の100%耐震化を1年前倒しして3年で整備した後の建設ですが、経済状況も踏まえて大ホール1,500席、小ホール250席の広さの当初の設計内容との規模の変更は考えられますか。東部方面の毛里田・韮川・休泊地区の市民にとって、イベント会場の新田エアリスは遠過ぎるという声を耳にします。年の数回の利用ならいろいろな場所を利用するのもよいのではないかという考えもあるかと思いますが、長年利用した場所に建設してほしいという要望は強いと思います。以前の描いた構想と現在のお考えをお伺いします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) それでは2回目のご質問に対してご答弁申し上げます。  この調査でありますが、物流施設拡張整備事業調査でOICTが主体となって実施するもので、国の補助金200万円、市からの助成金200万円を受けて、600万円の費用をかけ10月から来年2月までの調査期間で委託により実施するものでございます。  主な調査内容といたしましては、現在、OICTのコンテナヤードはほぼ満杯状態にあるため、今後の需要見込みを調査するもので、現在、OICTを利用せずに直接港や空港を利用している輸入・輸出コンテナ量の状況を調べるため、近隣の企業調査及び群馬県全体の輸入・輸出コンテナ量の調査を実施するもので、その結果で今後の拡張規模等を計画するものでございます。  今後の課題につきましては、OICTの拡張を早期に実施していければと考えておりますが、調査結果により必要な拡張規模が示された場合、その規模によっては農振農用地の除外申請手続などが県の承認で可能か、あるいは都市計画の定期見直しにより国の同意が必要となるかで開発できるまでの期間に開きが出てしまうことが考えられますので、その点ご理解いただきたいと思います。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 八王子山系ですけれども、毛里田から藪塚まで全体の構想を今立てております。一部は民間の方々に協力をしていただいて、観光スポットとして十分耐え得るようなエリアにしていきたいと思っております。  その中の1つはユリ園でございます。全体で19ヘクタールを今考えておりますけれども、一部開園として全体それだけいけるかどうか。芝桜が終わったその次には今度はユリに移る。ユリのための車道整備等々についても補正予算で今示しているところであります。それと、先ほど話が出た森林空間の里山全体としての遊歩道計画、これが藪塚に至るまでの大きな計画でありまして、少し年次がかかりますけれども、同時にイノシシ対策等々についても配慮ができていければいいかなと考えております。  それから、藪塚温泉の北側の三島神社の真ん前の非常に荒れた畑であります。一見すると山林と思われるような状況でありますが、まだ畑の状況で、国の予算になかなかのり切れない場所であります。そこにつきましては、過日、沼田の業者の皆さん方とちょっとお話をして、県開発のために藪塚に来ていただけると。実りが終わると今度は紅葉が非常にすばらしいブルーベリー、これを中心にして開発して、地域の皆さん方と一緒にあそこのエリアをきれいな、また地域の皆さん方にも収益が上がるような、沼田の地域の皆さん方と一緒に協力して開発できる広大なエリアになろうかと。そうすると、東毛少年自然の家から毛里田まで全体が観光地として、あるいはシーズンを問わずオールシーズン、真ん中には教育の森があり、あるいはビオトープがあり、すべてとにかく一応利用できるのではないかということであります。  また、冬場に関してはイルミネーションの充実を図っていきたい。イルミネーションは北関東道からも見えるところでありますけれども、このイルミネーションは単にイルミネーションを置くだけではなくて、できればイベントを加えたいと思います。やはりイベントを加えることによってそこが華やかにもなるわけでありまして、さらにエコハウスとの連携を図っていく。あそこの山全体像、春から冬にかけてすべての期間にお客様が迎えられるような環境をつくっていくつもりでありますので、ご理解いただければと思います。  もう1つ、市民会館ですけれども、心配しているのは、位置の問題については田んぼはもうできません。もう農林省が田んぼを開発することは100%やらせないと、国が規制をかけているということで、希望を持つと落胆しますので、希望は持たないでください。休泊につくるとか韮川につくるとか、そういう希望はすべて捨ててもらえれば、まずそこから始めたいと思うのですが、可能な地域がどこであるかということですが、あそこにつくり直すのは立地的にも少し狭いかなというのは、取り壊した後、実感として感じております。  いずれにせよ、22万人の太田市にエアリス単独だけで十分満足いくものになるとは思っておりませんし、耐震化の目安が一応ついた段階、それともう1つは今度の民主党がどういった形で地方分権、地方主権をやっていくのか。地方の考え方を国が吸い上げて、それを予算化して、地方の自由に使わせてくれる、今の公約どおりに本当にやってくれるかどうか。やってくれるのであれば、我々は大いに期待しながら市民会館をつくっていきたいと思っております。 ○議長(高橋美博) 鹿山正議員。 ◆8番(鹿山正) 3回目の質問を市長にお伺いします。  部長答弁にもあったように、調査結果によっては期間がかかるとのことでしたが、県内随一の工業出荷額を誇る我が市も、昨年9月からの世界的な不況から地域経済を支えてきた産業の低迷に直面する今、新たな産業構造、企業誘致についてもお考えのことと思いますが、企業誘致をする上で有効な条件となる以前からの考えていた(株)太田国際貨物ターミナルの拡張について、場所、規模、面積、あるいはどのような配送システムを構築するのか、市長の描く拡張構想をお聞きします。  以上で私の質問は終わります。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 今部長から答弁したとおり、今調査段階であります。と同時に、世界的な経済不況のもと、日本に大変大きな影響を与えて、輸出が非常に少なくなった。と同時に、内需も拡大せずに停滞したままで、輸入も少なくなった。OICTの機能が一時に比べて大幅にダウンしてしまった。  これからこのまま経済が動くわけではありませんし、私自身としても川崎港あるいは東京港、それらの責任者と今月中に会うことになっていますけれども、今の太田市の立場、それから川崎港あるいは東京湾全体、その船の着き方といったものに対しても積極的にアプローチをしていきたいと思っています。と同時に、今、東京税関の税関長がたまたま私が個人的によく知っている人なものですから、またこれからも税関とインランドデポ、内部税関との兼ね合い、そういったものについて話し合いを進めて、できるだけ早い時期に計画立案、そしてまた実施に移るようにいきたい。  希望しているところは原宿を考えております。ただ、原宿が果たしてうまくいくかどうか、これも政権がかわりました。今、政権がかわって政権が何を言ってくるか全くわかりません。きのうのきょうです。ですから、本当に地方主権をやってくれるのか、相変わらず口では地方主権と言いながら現実は自分で抑えていくのか、これは、民主党もこの中にも何人かいるのでしょうけれども、あるいはそこに何とか野党という人もいますけれども、責任を持ってやる野党の方もいらっしゃいますけれども、ぜひああいう方に相談をしながらやっていきたいと思っております。      ◎ 休     憩                                      午前10時56分休憩 ○議長(高橋美博) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前11時15分再開 ○議長(高橋美博) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、26番太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 公明クラブの太田けい子でございます。どうかよろしくお願いいたします。  通告に従いまして一問一答方式で順次質問させていただきます。  ごみの減量について、産業環境部長にお伺いいたします。  太田市では、平成20年3月に一般廃棄物処理基本計画でごみ減量の基本計画を策定し、4R運動の推進、リフューズ、ごみをなくす、リデュース、ごみを少なくする、リユース、捨てないで繰り返し使う、リサイクル、資源として再生するを掲げ、ごみ減量を目指しております。そこで、太田市におけるごみの排出量の推移と課題についてまずお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) 本市におけるごみ排出量の推移につきましては、ここ3年間の総排出量で見ますと、平成18年度が約9万684トン、平成19年度が約8万9,260トン、平成20年度が約8万8,153トンであり、毎年1,000トン以上の減量となっております。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 次に、生ごみの堆肥化についてお伺いします。  平成20年度、太田市清掃センターに持ち込まれた燃えるごみの量は6万6,520トンです。そのうちの51%に当たる3万3,650トンが生ごみです。平成20年度ごみ処理経費は全体で8億724万8,819円で、ごみ焼却にかかる年間経費は5億738万8,986円です。また、それを焼却し、焼却灰最終処分場業務委託料9,444万5,852円を支払って、群馬の草津、長野の小諸、そして山形の米沢市の3カ所へ埋め立てております。このように多大な費用は市の財政を圧迫し、焼却処分はCO2の発生につながり、地球温暖化に大きな負荷をかけております。そこで、ごみの中でも大きな割合を占める生ごみを減らすことはごみ減量に大きな意味をもたらし、太田市においてもごみ費用を削減することができます。  実は、8月24日に早稲田大学国際会議場で生ごみリサイクル交流会2009に参加いたしました。全国の生ごみの堆肥化についてさまざまな取り組みの実例を知り、生ごみの堆肥化がいかに大切かを知りました。「生ごみは宝だ!」という大会のテーマのとおり、生ごみを燃やす時代は終わる、そのような思いがしました。生ごみは植物の成長に欠かせないたんぱく質、ミネラル成分が多量に含まれており、堆肥化すると化学肥料等の削減に効果があり、生ごみを燃やしている今、私たちは自らの手で大金を払いながら大気を汚染するという大きな社会的損失を招いていることを学びました。  そこで、本市における生ごみの堆肥化の推進を現在どのようにしているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) 堆肥化についてでございますが、平成20年度のデータでございますが、家庭系ごみの約51%は生ごみであり、その73%が水分でございます。現在、生ごみは焼却処分をしており、この費用は市の財政を圧迫し、また焼却により発生するCO2は地球環境に多大な負荷をかけております。
     生ごみの水切り等の適正な排出方法につきましては、広報おおたやエフエム太郎のおおたシティーインフォメーション等を活用するとともに、清掃センターへ施設見学に来られた団体の皆様等への説明を通じて周知させていただいております。また、生ごみは有機物を多量に含む資源であり、燃やさずに堆肥化することは土から生まれたものを再び土に返すという資源循環型社会を構築するためのとても大切な方策の1つであると考えております。  現在、太田市では生ごみを堆肥化し、ごみの減量を図ることを目的に、生ごみ処理槽等設置助成金制度を実施しております。今年度、この制度の利用者に対して、生ごみ処理槽等をより効率的にご利用いただくためのアンケート調査を行ったところ、簡便な堆肥化方法の開発及び堆肥化の勉強会の実施等多くの要望が出されました。ついては、これらの要望を踏まえて、9月からは市内15行政センターにおいて生ごみ堆肥化講習会を開催し、市民の皆様に対して生ごみの分別活用の大切さや市民自ら環境改善に取り組むための意識啓発を行っていく予定でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 今お話がありましたけれども、市ではそういったさまざまな取り組みをされていると思いますが、生ごみの73%が水分だと返答にありましたけれども、私も夏は特に水切りにとても気を使っております。生ごみをネットに入れてよく水を切って、それから新聞紙でくるんで出すような心がけを特に夏は気をつけてやっております。また、水切りが生ごみの堆肥化にとっては一番大事だということもわかりましたので、またしっかり実践をしていきたいと思っております。  次に、レジ袋の有料化についてお伺いいたします。  1年間に日本人の使うレジ袋は305億枚、原油の量にすると42万キロリットルで、超大型タンカー2そう分、25メートルプールで1,200個分に相当し、レジ袋の総量は年間30万トン、ごみ処理にはトン当たり約5万円の経費がかかりますので、レジ袋を処理するだけで毎年150億円の税金が使われていることになります。レジ袋を有料化することにより資源と税金の無駄を抑え、有料化にすることでレジ袋を断りエコバッグを利用することによって意識の変革が持たれます。  そこで、レジ袋の有料化について、太田市内事業者及び太田市の取り組みの現状についてお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) レジ袋の有料化につきましては、地球環境保全意識の普及啓発やごみ減量に向けた足がかりとして有意義であると認識しております。  これに関する市内の現状といたしましては、有料化こそされていないものの、チェーン展開するスーパーマーケットを中心に多くの店舗がレジ袋の削減に取り組んでおります。具体的には、マイバッグを持参したレジ袋辞退者に対し、その回数が一定量に達したときには商品券との引きかえや商品の割引販売、またはエコ商品のプレゼントなどといったサービス制度が実施されているとともに、各事業者がそれぞれ独自にマイバッグやマイバスケットを作製し、安価で販売して普及に努めております。また、市といたしましても、広報おおたやエフエム太郎などを活用し、レジ袋削減やマイバッグ運動に関する啓発活動を継続的に実施していることから、マイバッグ持参率は着実に向上しているところでございます。  今後の展開といたしましては、今月初旬、県が主体となり県内全市町村及び県内で営業する主な食品取り扱いスーパーマーケット事業者、さらには消費者団体や生活改善グループなどが加盟する群馬県レジ袋削減推進協議会が発足し、平成22年2月からの県下一斉レジ袋有料化を目指した活動がスタートしたところであります。これと歩調を合わせて取り組みを行う予定でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 今お話がありましたように、私もマイバスケットやマイバッグとか、さまざまなものを車の中に積んでありますけれども、本当にそういったものを活用するということで、私たち1人1人の意識を高める、その意識変革がこのマイバッグ運動には一番大切なことではないのかなと感じております。平成22年2月から県下一斉にレジ袋の有料化を目指すということで、とても楽しみに私もやっていきたいと思います。  また、こういった取り組みとともに私は断る運動を心がけております。例えばお店屋さんに行くと紙袋とか過大な包装をしますので、紙袋等は要りません、最低の包装でお願いします。またはおすし屋さんに行くと、割りばしとかいろいろ入れてくれようとするので、要りません。また、セブン−イレブンとかいろいろなところに行きますと、プリンとかを私は大好きで買ってしまうのですけれども、スプーンも要りませんと、細かなことを日常の生活の中で断りながら、そういった削減に常に心がける、そういう生活をしております。また、今度、平成22年2月からレジ袋有料化がされた場合は、最初はとても不便に感じるかもしれませんけれども、その意識からごみの減量が始まると自覚して、ぜひ皆さんも一緒に減量にご協力いただきたいと思います。  次に、廃食用油の回収システムについてお伺いします。  今まで何度も廃食用油の活動について一般質問してまいりました。その結果、太田市では燃やせるごみとして廃棄していた廃食用油をBDF、つまりバイオディーゼル燃料として活用することになり、平成19年10月よりごみ収集車へBDFが正式導入されました。  また、次には学校給食から出る廃食用油の回収も提案し、BDFを活用して現在では5つの学校の廃食用油を回収し活用されるようになり、平成21年8月現在ではパッカー車4台とダンプカー1台でBDFが走るようになりました。また、各家庭から出る廃食用油の油につきましては、瓶や缶と同様、収集品目に入れ、回収システムがされるようお願いしてまいりました。そこで、廃食用油の回収システムについてお伺いをしたいと思います。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) 廃食用油の回収につきましては、平成20年10月から平成21年3月までの6カ月間、約2,300世帯を対象に実証実験を行ってまいりました。その結果から、排出量は少ないながらも一般家庭においては廃食用油の回収を必要としていると判断し、市の主催により市内15行政センターにて実施しようとしている状況でございます。  その実施予定の内容でございますが、本年度は2回の実施を予定しており、1回目は本年10月に太田地域の各行政センターで、2回目は来年1月に尾島・新田・藪塚本町地域の各行政センターでそれぞれ行う予定でございます。これにより市民のリサイクル意識の高揚を図り、資源循環型社会の構築に寄与してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 私は廃食用油の回収につきましても、やはり1人1人の1つ1つの家庭から出る廃食用油を回収することによって、ちょっとした生活の中で環境に対して意識を高める、それが一番必要なことだと思って、今回で4回目の質問になりますけれども、こういったふだんの回収の中にシステム化として取り組んでもらいたいとずっとお願いをしてまいりました。今回、うれしいことに各行政センターで回収が開始されるということで、よかったなと心から喜んでおります。  では、次に教育長へお伺いします。  太田市ではいち早く全44校でISO14001の認証取得をし、子どもたちの環境に対する考えや行動はすばらしいものがあります。私はある家庭に訪問したときに、お母さんが料理をしている横で子どもがトレーを洗い、牛乳パックを開いて洗い、さまざまなごみを手早く分別している姿にびっくりして、すごいなと思いました。また、この夏休み中、スーパー等でペットボトルやトレーをエコバッグに詰めて親子で店頭で分別している姿を多く見かけました。子どもたちが親をリードしてごみ減量に取り組んでいます。  そこで、教育長は、こうした子どもたちに対して環境教育の重要性についてどう認識しているかお伺いいたします。また、さらに環境意識を高めるために、子ども対象エコ検定はいかがでしょうか。次代を担う子どもたちに環境意識を高めてもらおうと、唐津市は本年からこどもエコ検定を行います。小学校5年生と中学校1年生全員が対象で、唐津の事案も盛り込んだ独自のテキストを作成し授業、合格者には認定書を発行するそうです。そして、地球温暖化問題や省エネ、唐津の自然などの項目でテキストを作成し、小学生用が50項目、中学生用が100項目ほどを設ける予定で、各学校でテキストを使って勉強し、合格の子どもたちをエコ博士として顕彰するそうです。  唐津市の市長は、環境を考える人材づくりの第一歩、子どもたちにリードしてもらい、家庭や地域で環境を守る機運を高めたいと期待しているそうです。教育長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田孝夫) 本市では、環境教育の重要性をいち早く認識しまして、平成14年度より学校ISOの活動に取り組んでおります。また、平成19年度には市内44校すべてでISO14001の認証取得をいたしました。現在はその活動もすっかり定着しておりまして、子どもたちの環境に対する実践力もより一層高まってまいりました。  その一例として、学校における牛乳パックのリサイクルや紙の再利用などのエコ活動の充実により、大幅なごみの減量が図れるようになってきております。また、学校での意識の高まりが家庭でのごみの分別やアルミ缶のリサイクル、詰めかえ商品の購入、買い物時のエコバッグの使用など子どもたちの取り組みにつながり、家庭ごみの減量も図られてきたという保護者からの報告もいただいております。  続きまして、子ども対象エコ検定についてでありますが、現在、NPO法人地球環境カレッジが東京商工会議所と協力して、2010年夏に第1回の実施を計画しているものであると聞いております。この子どもeco検定については、今後随時情報収集しながら内容を確認し検討していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  教育委員会としては、さまざまな環境問題の解決に向けて、自ら積極的に取り組んでいける子どもたちを育成するために、今後も環境教育の充実に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) では、次は市長にお伺いします。  きょうは市長とじっくりごみの問題を考えさせていただこうと思いまして、発言時間をたっぷりとらせていただきました。ごみに関する女性の方もきょうはたくさんおいでですので、しっかり市長のお考え、ご所見をじっくりお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず初めに、ごみの減量に関する今後の方向性につきまして、ハード面とソフト面についてお伺いしたいと思います。  まずハード面では、生ごみやチップの活用が期待でき、ごみの減量につながると思われますバイオマス事業がなかなか進まないようですけれども、このバイオマス事業について市長のご所見をお伺いしたい。これは私だけではなくて、地元のほかの市会議員さんも一生懸命このバイオマス事業に対しましては期待をしていまして、会うと常にバイオマス事業の推進をみんなでしようといつも5人でお話をしながら、旧新田地域をしっかりこういった場にしようと頑張っております。  次に、焼却炉の建設計画についてです。焼却炉はあと何年ぐらいもつのか。新焼却炉の建設計画が今ありますけれども、お伺いしたいと思います。  3号焼却施設は昭和53年に稼働を開始して、平成9年に全面更新して12年経過しました。また、4号焼却炉は平成4年に稼働して、17年経過しました。さまざまな状況の中で耐用年数を25年とすると、あと13年と8年、新たな焼却施設による稼働が考えられますけれども、市長がどのようにお考えになられているのかお聞きをしていきたいと思います。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) バイオマス事業は私どもも早くつくらなければいけないと思っているのですが、政権がかわりまして、これはまた難しくなるのではないかと思います。これも建設的な野党にお願いするしかないかなと思いますけれども、与党の方もそこにおりますので、どうしていくのか。これは政権によって方向が変わったり農業施策が変わったりしてきますので、私どもで云々できる問題の外なのです。環境省は既に補助金をつける準備はしてくれているのですが、このことに対しては政権がかわっても大丈夫だと思うのですが、農業地利用について、恐らくどういう結論が出るのか、またしばらくの間、政権がかわったために間を置かれるのではないだろうかと1つは思っております。非常に心配であります。  2つ目の焼却炉については、公共事業がいかに反対の民主党であっても、これは賛成せざるを得ないのではないか。ただ、補助率をどうするかというのは、やはりこれまた新規やり直しでありまして、私は、この間、東毛広域圏の首長がいる中で、できれば共同して直接溶融炉をつくるようにしようと。館林の焼却炉もかなり傷んでいますし、大泉も太田も大体同じような時期に建設をやらなければならない。ならば、共同して、できれば国道354号沿線のどこかに設置をして、新たな焼却の仕方を考える、あるいは運営の仕方を考える、あらゆる面から研究会を開いていこうというような提案をしまして、快く受けていただきました。ですから、現在、太田市を中心としてほかのまちの現状の調査をスタートできる段階になった。私はすごい前進かなと思います。  今年度の今の補正予算にも、また焼却炉の補修のための予算が約2億円出ています。これも、お金がないものですから出したくないのですけれども、壊れてしまえば市民生活に大きな影響を与えますので、やむなく。来年は果たしてどうなるか、またこれも実は心配なのです。ですから、ごみについては本当にこれから重大問題でありますので、先ほどの減量化、学校ISO、私たちが物を大事にすること、こういったものをやはり片方ではソフト事業でやりながら、片方ではハードをにらんだ全体研究を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 政権がかわって眠れないのは市長ばかりではありません。私も昨晩は眠れず、きょうここに立っております。台風のこともとても心配でした。本当にお互いに眠れない思いの中で、頑張って今質問をしておりますので、ぜひ真摯なお答えをいただきたい。  今もう1点お願いしたいことは、バイオマス事業の国の状況が確かにわからない。でも、私は市長にはバイオマス事業は何としてもやり通すという思い、決意をもう1度確認したいと思います。お願いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 農林水産省以外はすべてオーケーなのです。ですから、環境省はもうやる方向で、私もバイオマスの国の会議にも出ていますし、自分自身のまちのことについても環境省にもお願いしている。また、せっかくこの間親しくなったばかりで、また事務次官がかわってしまうのも非常に残念なのですけれども、非常にいい方で、いろいろな意味でアドバイスしてくれる事務次官がいらっしゃいます。農政もいい方がいらっしゃるのですけれども、どういう人事配置が行われるのか、これについても全く暗中、暗闇の中でありますので、やる気持ちは従来どおり思いますけれども、国が地方を支配している。ただ、今の民主党は地方主権と言っています。ですから、国が支配をするのでなくて、地方が住民の気持ちを十分にしんしゃくして、国がその政策を実行していくというような地方主権の考え方を公約どおりやってくれれば、全く問題なくでき上がると私は思っております。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) では、1つずつということで、ハード事業の中で3点目を質問させていただきます。  灰溶融炉施設の導入の経費と今後の方向について、市長はどうお考えなのか質問させていただきます。  使用可能な焼却灰の最終処分場を持たない太田市にとって、焼却灰の再資源化による循環型社会に貢献する事業として開始されましたのが平成21年3月より、現在一時休止しております灰溶融炉事業でございます。平成16年から平成20年度まで経費を調べてみますと、約11億3,000万円がかかってこの施設ができました。現在、群馬県の草津や長野県の小諸市、または山形県の米沢市へ、この焼却灰を委託するだけで約1億円のお金がかかり、そのほか運搬量がかかっているわけですけれども、多大な費用をかけて今最終処分場へ埋め立てておりますけれども、市長の今後の灰溶融炉事業の方向を伺っていきたいと思うのです。  私は、この事業で時代も悪いのかなと思うのです。市長のせいばかりではなくて、灯油が急に上がったり、こういった100年に1度の不況という状況の中で、本当に市長が苦慮して、この一時停止も市長の英断によって今とりあえず休止して、最終処分場のほうに運ぼうという決断をなさったと思うのですけれども、その決断をなさった市長の思いと、また今後この灰溶融炉の施設をどのように活用していくのか、その点を市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 循環型社会の中で、ただ穴にごみを埋めていくというやり方は、いずれにせよ、いつかは積んでしまう。今の地球を壊してしまうという観点から、灰溶融炉の導入を決めたわけであります。灰溶融炉についても、機能とかいろいろなもので富士重工も提案をしてくれましたが、撤退して最終的に残ったのがあの規模の小さな灰溶融炉。ただ、そのときの全体のコストが埋め立てに比べて何割増しかであれば採用して、社会のため、地球のために使おうというようなことを決めたわけでありますが、大幅な油の値上がり、現在でもそうですけれども、その結果として利用できなくなってしまったということであります。これは市の財政との絡みが実はありまして、一時的にやはり財政を圧迫するようなことを避けるために、穴のほうに移行してしまったと。  いずれ、私は今の油代が下がり、運転をする中で可能なもの、例えば大きな飛灰等々についてはやはり溶融するよりも穴に入れたほうがコストがかからないというようなことから、できるだけ簡易なものについては灰溶融炉で動ける時代が近々来ることを実は期待しているわけであります。ただ、それに追いつき、直接溶融炉が導入されるというようなことになれば、また利用の仕方が変わってくるだろうと思っておりますが、とにかく石油ショック、物すごい油の値上がりの仕方、これが灰溶融炉の一時停止ということを招いた。私も非常に残念でありますけれども、ぜひご理解いただければと思います。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) 今まではごみの減量に向けてのハード面について3点に分けて質問をさせていただきました。では、次にソフト面について市長に1つ1つお伺いしたいと思います。  今後のごみ減量に向けた目標なのですけれども、実は市長は今回の選挙でなく前の選挙のときに公約として、平成17年度から平成19年度までの間にごみを3年間で3割減量というお話をされまして、一生懸命職員の皆様も私たちも頑張って減量しました。その結果、18%、約2割弱の減量に至ったわけですけれども、私は評価としては、やはり3割減量の目標を掲げたからこそ2割弱の減量ができたということで、すごい成果だと評価しております。ごみは本当に毎日毎日よく出るなと思います。先ほどもお話ししましたけれども、食料品とかを買いに行くと、ごみを買いに行ったのかなと思うぐらいお食事をつくった後にこんなにいっぱいごみが出ます。それが1日ならいいのですけれども、毎日毎日、朝昼晩つくれば朝昼晩ごみがたくさん出ます。そういった中で市長が3割の減量目標に向けて頑張って、2割弱の減量ができたということはすごいと感心しているところでございます。  さて、今回の市長の選挙では、マニフェストの中にこのごみはありませんでした。私はよかったなと思います。ごみを選挙の政争の具には決してしていただきたくない。ごみは着実にじっくり減量し、みんなで考えていかなければならない問題ですから、選挙のための公約にはしてもらいたくないと考えておりました。しかし、市長も今回また市長になりまして、もう1度ごみに目を向けていただきたい。その思いで、今後の市長のごみ減量に対する目標または目標達成に向けての施策展開についてのご所見をお伺いします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 先ほど2億円と言ったのは5月補正で既に1億9,000万円組み替えをしてあるということで、今工事にかかっているということでありますので、一部訂正します。  思い出したくもない5年前のごみ戦争で落選の寸前まで行ってしまったのですけれども、あのときのごみの考え方は、私は本当に今でも持っています。あのときの考え方は、1回1枚無料にしようと思ったのです。100枚までは無料。100枚を超える人は豊かな人。年間ごみを100枚以上出す人はみんな豊かな人だから、100枚以上出す人は1枚80円というような私の方針だったのです。あれが出たら、80円だけが先に出てしまって、1枚80円、80円というのを相手が一生懸命、80円とゼロはどっちがいいかという話で非常にひどい目に遭ったのですけれども、あのときの思想は、お金持ちはいっぱい消費する。いっぱい消費する人は100枚を超える。だから1回1枚は無料ですよ。ただ、100枚を超える人は、100枚以上はすべて80円にしましょうということを決めたわけなのですけれども、それが全くの誤解でデマ宣伝でやられました。だから、ごみについては余り言いたくないのですけれども、結果的にはああいった結果になりましたが、やはりごみは減量していかなければいけない。  さっき生ごみがありました。紙ごみが大体6割なのです。生ごみは4割なのです。だから、紙ごみの除去によって6割の減量ができる。間違えても3割は減量できるのだというのが私の考え方で、ぜひやはり3割減量のためにごみの分別を徹底して行う。それともう1つは、生ごみを、先ほど水を切っていただいたのですけれども、水切りをきちんとして出していただく、このことによってごみの大幅な減量が行われる。紙が6割、生ごみその他が4割。だから、大幅な市民の意識の変化によって変えることができる。  もう1つ言いたいのは、なぜISOを子どもたちに与えたかというと、親は変わらないのです。だけれども、子どもは変わるのです。だから、子どもによって親の教育をさせようかなというのがISO14001を学校に導入したらということでありまして、先生方も理解をしてくれましたので今進んでおりますけれども、ぜひそういった形でごみの減量を図っていきたいと思っておるところです。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) では、次は私が今回一番やりたかった生ごみの堆肥化循環システム構築の提案でございます。  実は先ほども話をしましたけれども、この間の24日の月曜日、「生ごみは宝だ!」という生ごみリサイクル交流会に参加させていただきました。そして、太田市のバスを出していただいたのですけれども、そこには暮らしの会やEM、「エコネット・おおた」とか、または市会議員の人も私を含めて8名、そのほかいろいろな、本当に生ごみの堆肥化に対して情熱がある人がこんなにも集まったのだなと思って、バス1台がごみの堆肥化を考えるバスという感じで、行きも帰りも堆肥の話で持ち切りでした。  私は、今回この生ごみの勉強に行くのに1つ目的がありました。それは、生ごみを堆肥化するのに、もちろん水切りはさっき言ったようにとても大事なことなのですけれども、問題は生ごみに含まれる塩分が大丈夫なのかなと、それが心配で今回この勉強会に参加させていただきました。なぜかというと、生ごみは考えると、何か食べるのにしょうゆをかけたり、みそ汁をつくるのにみそを使ったり、または私も野菜いためをするのに、ちょっと入れ過ぎかなと思うぐらい塩こしょうで味つけをしたり、結構塩は使うのです。当然家庭から出る生ごみですから、その塩分がたくさん含まれているのではないかと思ったのです。だから、その塩分が生ごみを堆肥化したときにもし作物とかまたは土とかに悪い影響を与えたらどうしよう、もしそういう方向があるのだったら市長にこういう提案はしないほうがいいかなという思いで、今回これに参加させていただきました。  市長にもプレゼントしたのですけれども、ごみは宝だと、きょうは忙しくて見る暇がないと思うのです。後でじっくり見ていただきたいと思うのですけれども、これからの時代はもう生ごみを燃やす時代ではない。これからは堆肥化して、本当に大切な資源として活用すべき時代に来たと思います。  そこで、さっきの塩分のことなのですけれども、基本的にいろいろな形で塩分の説明を受けました。そして、東京農業工業大学の瀬戸昌之さんのお話では、本当に心配はないのです。それにもかかわらず塩分が心配だと考える人はいます。これは多分市長かなと思うのですけれども、この心配もある意味では当然です。さっき言ったように、生ごみにはみそやしょうゆなどに由来する塩分がたくさん含まれております。塩分は堆肥化の過程を経ても、塩分は塩分として変化しないから市長は心配されていると思うのです。しかし、この塩分が土壌に堆肥として入った場合は、全く心配がないという結論を出しております。塩分は降水等によって洗い流され、土壌に蓄積しないそうです。市長の顔を見ると、うそかな、本当かなと思っていると思うのですけれども、これは基本的なデータを幾つも見せていただきまして、神奈川県農業技術センターのデータでは、生ごみ処理機の生成物を検査したところ、要するに植物生育に与える可能性はとても低いというデータも、後でもしあれでしたら市長にお見せしたいと思うのですけれども、ないという科学的根拠も私も見せていただきまして、やはり大丈夫なのだなと思って今回市長にこの生ごみの堆肥化のお話をさせていただいております。  この生ごみの堆肥化のシステムですけれども、今回発表していただきました長野県駒ヶ根市の方が説明してくれたのですけれども、やはり最初に実験を初めてから7年の経過をたどっているのです。平成7年、平成8年で産学官の連携による堆肥の共同実験に入って、それで7年たって平成14年12月に実際に各家庭から出るごみやいろいろなことを大量に堆肥化として活用するようになっているのです。私は、きょう提案したから市長にすぐ堆肥化をやれということではなくて、まず1つは市長の意識を変えてもらいたい。生ごみを燃す時代は終わって、生ごみを堆肥化する時代に入るのだという、まず1点を変えてもらいたい。またもう1つは、塩分は何の影響も及ぼさない、その誤解を解いていきたいと思うのです。  その中で、私は1つ提案なのですけれども、余り言うと市長が答えがわからなくなってしまうと大変ですので、ではまずそこまででお願いします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 太田市の学校へ生ごみ処理機を11台配備したのです。メーカーはサンヨーと三菱だったと思います。ところが、現実に生ごみ処理機から出てきたものを農家の人は使いたがらない。これは学校の給食の残飯が入っているわけで、使いたがらないというのが現実であります。これは理解をしている、していないではなくて。あるいはもう1つ、例えば藪塚の漬物の塩害、害がないとすれば塩害という言葉はなくなるわけですね。でも何か塩害という言葉は太田では通常使われている言葉であります。  もう1つ、大泉町の処理場、ここに塩がたくさんあります。今の言葉が正しいのであれば、何も塩だけを抜いて別処理する必要がない。そのまま流してしまえばいい、だれも害を及ぼさない。これはもしもそれが正しければ、ぜひ大泉にはアドバイスしてあげたほうがいいのではないか。あるいはまた、藪塚もどんどん塩を使って漬物をそのまま流してもらってもいいのではないか。あるいはまた、先ほどの生ごみ処理機も、神経を使うことなく出てきたものはみんな堆肥として使ったらいいのではないか、こういったことを強く3つ感じました。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) たくさん時間をとったのですけれども、まだもう1問ありますので、これが市長の生ごみの堆肥化に向けての最後の質問になるかと思うのですけれども、私は生ごみを、要するにある一定地域をモデル地域に指定して、そして市民、家庭から出る生ごみを提供していただいて、それを堆肥化して実験的につくって、それを農家の方に使ってつくっていただいて、そしてそのできた作物をまた生ごみを提供してくれた家庭に野菜として返す。だから、生ごみを提供した家庭には野菜に変身して返す、そういう循環的なものを繰り返しながら、先ほどの講習会へ行ってきましたけれども、全国でいろいろなところがもう既に生ごみの堆肥化によって作物をつくり、私も前に栃木県茂木町に行きましたけれども、とてもおいしいお野菜、あのときはとてもおいしいイチゴを食べました。市長は塩分にどこかすごく印象が強いのかなと思うのですけれども、やはりそういういろいろな思いを乗り越えて、まずはそういったシステム、循環型のそういった形のものが太田市としてある程度のモデル地域としてスタートできないのかなという思いがします。  この堆肥化は大変なのですけれども、ぜひ市長にご理解いただいて、どうかそういった循環型のシステムの地域を限定して、まずはそういった方たちに協力をしてもらう、そういう形はいかがかなと思います。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 先ほど言いましたように、学校に生ごみ処理機が、動いているのが何台あるかわかりませんが、10台は動いているという話ですから、学校で野菜づくりを生ごみ処理機、これは肥料化するために導入した機械でありますので、その機械を使って学校で野菜をつくってもらって、果たしてどうであるかと。農家に普及させてしまうのはいかがなものかと思って、私はまだクエスチョンマークがいっぱいありますので、ぜひ学校で使って、そのまま塩を分離しないでやってもらうというのがいいかなと。ぜひ実験に移させてもらいたい。  ただ、学者というのはいろいろな学者がいます。右と言えば左と言う学者がいっぱいいます。ですから、右だけを信じて物事は進めないと。私などの場合、行政をやっている場合には右の学者、左の学者もいるから、やはり両方実験してやっていかなければいけないのではないかと基本的に思っております。一方づいて信用してしまうと、取り消しになってしまうから言えませんけれども、余り一方づいて信用しないほうがいいのではないか。水野議員を見て言っているわけではないですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(高橋美博) 太田けい子議員。 ◆26番(太田けい子) ぜひ市長には生ごみの堆肥化に向けてご協力をいただきたいと思っております。  では次に、2項目めの平和宣言についてですが、これは市民生活部長にお聞きしようと思ったのですけれども、時間がありませんので、市長に直接お伺いしたいと思います。  実は平和宣言につきまして、ある市民の方からお電話をいただきました。実は平和宣言に対してインターネットで調べたら、太田市だけが空白だったと。なぜ太田市は平和宣言をきちんとしていないのかというお話がありまして、そういえば庁舎のあっちの端に平和宣言都市というのが書いてあったかなと思うのですけれども、それに対して合併後、伊勢崎や前橋も合併しても宣言をもう1度やりましたので、ぜひ市長にもう1度きちんと宣言都市としてやってもらいたいと思います。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議会決定で条例化を図るのが一番スムーズかなと思います。ぜひ議運を通じて、議長を通じて中心になってそういった方向で、我々もノーということは全くありませんので、議会提案がいいのかなと思いますので、ぜひ進めていただければありがたいと思います。      ◎ 休     憩                                        午後0時4分休憩 ○議長(高橋美博) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                        午後1時5分再開 ○議長(高橋美博) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、3番岩崎喜久雄議員。 ◆3番(岩崎喜久雄) 議員番号3番、政風クラブ岩崎喜久雄でございます。  冒頭で一言あいさつ申し上げます。観光協会の1人といたしまして、8月としては季節感が非常にうっとうしい日が続きました。市長、議員の皆様方、関係者、ボランティアの皆様、ことし31回目を迎えた尾島ねぷたまつりでございますが、例年ですと10万人前後の来場者がことしにおきましては16万人前後の来場者がありました。関係各位の方々、そしてまた、ご来場の皆様方に心から厚く御礼申し上げる次第でございます。
     では、通告に従いまして、一括質問方式にて順次質問させていただきます。1の項としまして、市有地の現状と今後の課題について、2の項としまして、農業を取り巻く環境と問題点についてであります。農業問題におきましては、その1、病害虫の発生について、その2、農業後継者の育成についてであります。  では、1回目の質問をさせていただきます。1の項の市有地の現状と今後の課題について総務部長にお伺いいたします。  100年に1度の不況であえぐ昨今、本市においても、構造不況、デフレ景況感と渦中にあるわけでございます。この現実は、まさに次年度がどのように推移し、どのように対応すべきか、さらにはリストラ、雇用不安、失業者の拡大と限界まで来たワークシェアリング、不透明な経済状況、少子高齢化の進展による市の施設の需要の減少、老朽化の進展と維持管理費の増大、従来から右肩上がりの積算とトレンドのプロセスから、右肩下がりのトレンドへの移行を余儀なくされております。まだまだ谷の底が見えてきません。本市におきまして、財政の健全化と財源確保という意味で、遊休資産の方向性を見出すべきと考えますが、今現在どのくらいの遊休資産があるのか総務部長にお伺いいたします。  次に、2の項といたしまして、農業を取り巻く環境と問題点についてでございますが、農業問題についてジャンルが非常に多方面にあり、今回におきまして、その1、病害虫の発生について、その2、後継者の育成について、この2点に絞り質問させていただきます。  農政部長にお聞きいたします。その1、必ずといっていいほど新聞等に農業問題が提起され、報道されております。無農薬の野菜、ブランド化が最近にわかに定着してきておるわけです。突然の病害虫の報にただ唖然といたしました。現実を目の前にいたしまして一時騒然としたわけであります。私にとりまして初めての惨劇でございます。用水路、水田は大小の貝でひしめいておりました。タニシの3倍ぐらいの貝で、名前はスクミリンゴガイと称されているそうでございます。稲の軸部分に赤ピンク色の卵を大量に産みつけ、養分を吸収し、やがて稲は生長できずにやせ細ってしまうそうでございます。口頭ではわかりづらいということで、あえてパネルを用意しました。右側がその貝で、左側が稲作の中のこの貝の卵でございます。この赤ピンクの卵でございます。見ていただければ幸いに思います。つぶさに見てまいりました。  その貝が敷いたようにうごめいているわけです。まるで別世界でありました。これが世良田地区、粕川地区で大量に発生し、生産者にとっても大変な事態であると推測をいたしますが、過去においてこのような事例があったのかどうか、農政部長にお伺いいたします。  その2として、本市では、農業生産、出荷額、県下第2位と位置づけ健闘しているわけでございますが、他県市町村へ行っても、その実績から自信を持って伝えることができます。しかし、本市において小規模農家が多く、高齢化と後継者不足が裏腹に現実となっておるわけでございます。私たちの時代はまだ積極的に投資もできますが、数年たちますと、担い手、後継者不足のため、不透明な農業経営が余儀なくされてくるであろうと考えられます。話を問い詰めて聞きますと、ならば子どもにはさせたくないという現状でもございます。100軒のうち後継者が5軒ぐらいという現状でもあります。現在の農業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。認定農業者制度、集落営農、条件で農業の担い手であることが補助要件であると伺っておりますが、ほかに新規就農者や帰農者への助成金制度も考えていただけたら幸いと考えるわけでございます。地域特産物、ブランド化で少しでも安定経営が臨める活路を見出せるような政策をと考えます。現在、将来がまことに著しく不安感が助長されています。農業の特色を生かしながら、活性化に向かい、社会的、経済的に向上を、担い手としての後継者育成に農政部長はどのようにお考えか、お伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 菊地総務部長。 ◎総務部長(菊地孝壽) 市有地の現状につきましてご答弁申し上げます。  本市におきましては、平成20年度末現在におきまして657万5,973平方メートルの道水路を除く市有地を所有してございます。市有地の区分といたしましては、公用あるいは公共用ということで使用している土地である行政財産が610万9,158平方メートル、それ以外の土地であります普通財産が46万6,815平方メートルとなってございます。この普通財産の中で山林部分を除きますと30万4,848平方メートルが利活用できている土地となっておりまして、うち27万2,726平方メートルは貸し付け等を行いまして有効活用を図ってございます。残りの3万2,122平方メートルが未利用地、いわゆる活用が図れていない土地でございます。 ○議長(高橋美博) 前嶋農政部長。 ◎農政部長(前嶋進) 初めに、病害虫の発生につきまして、スクミリンゴガイ、いわゆるジャンボタニシの発生状況につきましてご答弁申し上げます。  ジャンボタニシは、南米原産の淡水棲の大型巻き貝で、食用販売を目的とし、我が国に輸入、養殖されましたが、これは昭和56年ということでありますが、食味が日本人の嗜好に適さなかったことなどにより、貝が放棄されたり、養殖場から逃げ出したりしたものが野生化したとされております。  本市におきましては、旧尾島町時代といいますか、世良田地域の水田で平成15年に初めて生息が確認され、同地域周辺の水田や用水路、側溝、調整池などに多く発生をしております。ことしに入りまして、下田島町地内の水路や石田川の下流でも確認され、生息区域が拡大しているようであります。  ジャンボタニシによる被害につきましては、水稲苗のやわらかい時期に食害されるものでありますが、本市において、現在のところまとまった被害の報告は受けておりません。ことしは去年よりも少ないというような状況であります。  次に、農業後継者の現状ですが、群馬県が実施しております農家への訪問調査によりますと、平成20年度の新規就農者は太田地区で13人、平成21年度は20人となっております。20人の就農状況ですが、10人がイチゴ、ヤマトイモ、施設園芸などを経営しております自営農家で、他の10人は大規模に経営しております畜産農家などの雇用先で就農している状況となっております。  農業後継者育成の取り組みにつきましては、青年農業者会議やニッタアグリサークルの事業支援を通じ、農業後継者が農業に取り組みやすい環境づくりのための支援や、本市農業の推進、発展を図ることを目的に、新規就農者に対し、農業後継者報奨制度により報奨を実施しているところであります。また、中高年者に対する農作物栽培講習会が農協主催で実施されておりますので、協力していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 岩崎喜久雄議員。 ◆3番(岩崎喜久雄) 2回目も総務部長に質問いたします。  遊休資産、公共施設のあり方、特に公民館等の利活用、そして利便性を重視していただきまして、管理等の経費、耐震補強整備や老朽化、そして存続や廃止を検討するエキスパートを要し、取り壊しや売却をするのも一方であると考えます。少しでも財政に還元できれば、この跛行的構造不況のさなか、足元からしっかり固めて肉づけをしていただきまして堅実な骨太の運営を期待いたしますが、総務部長のお考えをお伺いいたします。  2回目の質問も農政部長にお伺いいたします。  その1からお願いします。このスクミリンゴガイ、農家による通報や被害報告が少ないとのことですが、 現実をとらえていただきまして、今後被害が徐々に拡大することも予想されます。よく被害の後に対策を講じますが、最小限でとどまるよう、農家を初め関係各方面との連携をとっていただきまして、防除の周知徹底を促していただきたく考えますが、農政部長のご所見をお伺いいたします。  その2といたしまして、農業後継者、その将来にひとつ光と希望、何といっても経済的理由が一番であると考えます。そして、その生産販売構造そのものであるとも考えられます。少しでも、やる気、そしてやりがいの持てる懇切丁寧に仕上げた農産物への喜びと、スーパーなどでの生産者直売、全国で1万4,000カ所にも及ぶ農産物直売所も普及しております。チャレンジショップ、ファームランドと銘打って、住民との連携で生ごみをEMボカシ、これは先ほど同僚議員が堆肥化の話をしたわけでございますが、EMボカシによる堆肥化での有機野菜、その一単位としてグループ化していただきまして、生産された野菜をその住民のグループに優先的に販売しているという1つの販売網でございます。汗して生産されたものが、その汗が報われるべき価格でと循環環境型資源を利用していただきまして、エコフィールドの普及に力を注ぎ、地産地消の全体としての、一物全体という熟語ですけれども、食材を丸ごと食べる、食するということで、例えば大根1本皮をむかずに葉の部分もすべて食するということでございます。この一物全体で生ごみの減少をも可能ということでございます。環境と地産地消のアイテムとして活用されることが必要と思われるわけでございます。このような提案の1つでも期待できることが、そしてまた、農家の後継者の皆さん、元気が出れば幸いと考えるものでございます。できれば、最低価格保証や新規就農者への助成金等、太田市独自の得策農業後継者育成についてのさらなるお考えを農政部長にお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 菊地総務部長。 ◎総務部長(菊地孝壽) 未利用地につきましては、資産の有効活用の観点から売却等の有効活用を図ってまいるべきだと考えてございます。未利用地3万2,122平方メートルのうち、現在処分可能と考えられる土地が7,566平方メートル、物件数にいたしましては10カ所ございます。  平成20年度、この10カ所のうち3カ所を一般競争入札による市有地売り払いを実施いたしましたが、折からの世界同時不況の余波を受けまして、残念ながら応募はございませんでした。しかし、近ごろは経済市況にやや好転の兆しが見込まれると思われますので、財政運営に寄与する上からも適正な価格をもって、前回の3カ所にほかの物件も加えまして、再度、一般競争入札による市有地売り払いを進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(高橋美博) 前嶋農政部長。 ◎農政部長(前嶋進) ジャンボタニシの防除対策でございますけれども、用水路や側溝、圃場内に産みつけられた卵を水中に削り落としたり、貝を発見したらその場で処分するということだろうと思います。また最近、スクミノンというジャンボタニシ防除剤も販売されており、これを使用する方法、それから冬期、冬ですが、石灰窒素を圃場に散布し耕起を行うなどの方法がありますが、発生地域拡大を防ぐためにも、関係機関と連携をして、発生情報などの適切な管理情報を農業者へ周知を図り、これらの防除対策を施すよう推進してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、農家自身の防除体制が重要でありますので、農家の防除に対する啓蒙をまず図っていきたいと考えております。  次に、農業後継者育成の考え方でありますが、農業を志す仲間づくりのための地域の青年組織やJAの青年組織に加入するような支援や、農業を行う上で必要な基礎的な技術の習得や専門知識等を身につけるための講座の開催など、農業後継者に対する支援につきましては、農業委員会、それから農業協同組合ですとか、県等指導機関等の協力を仰ぎながら対応していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎喜久雄議員。 ◆3番(岩崎喜久雄) 3回目は市長にお伺いいたします。  市長の手腕をもとに、常に右肩上がりの予算計上と目をみはるものがあります。しかし、昨今の世相を反映し、微動だにしなかった太田市の予算も次年度はかなりの市税の減少が見込まれるところ、利用の薄れた公有地、または市有資産の有効運営の観点からの見地、アクティブな争点から、賃貸や売却等の方策も一方であろうかと考えますが、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  次に、農業を取り巻く環境と問題点について、その1、病害虫の発生でございますが、このスクミリンゴガイにおきまして、色や形がまさに赤ピンクでございまして、この世の貝の卵とは思えません。エディアカラ紀とかカンブリア紀の昔の古代生物にも思えてきております。私の聞いているところでは、九州四国方面、そして関西方面で非常にこの発生が見られるということも伺っております。この被害が少ないうちに防除方法を立案していただきまして、温暖に強く、何か寒さに弱い、マイナス3度ぐらいで死滅するとも聞いております。冬場は水が少なく土の中で生息していますので、なかなかマイナス3度になりづらく死滅とまではいかないそうでもございます。そのような形の中で得策があればお聞きしたいと考えます。  その2といたしまして、農業後継者の育成でございますが、不況も反映しております。高齢化、地域農業が衰退していく中で、元気ファーム、野菜塾、定年帰農者、新規就農者への支援を拡大していただきまして、多彩な人材確保によりまして、地域農業の発展を目指す環境保護のため、一物全体的な消費を促し、健康野菜と市場原理に基づき、農業改革と担い手育成政策の一環として助成金制度を導入するお考えがおありでしょうか。さらなる支援を期待して、市長のご所見をお願いしたいと思います。  以上で私の質問は終わります。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 持っている遊休資産については、先ほど担当のほうで話しましたように売却をしていきたいと。値段が合わないということがどうしてもあるので、たたき売りをやれば幾らでも売れると思うのですけれども、一定の価格は維持しなければいけない。最低制限をつける必要はどうしてもあろうかと思いますので、現代で適切な値段を設定して売却をしていきたいと思っています。  外来種のタニシですけれども、これは太田市が駆除する役目を担うのか、農業者本人が担うのか、県が担うのか、国が担うのか、私にはよくわからないです。外来種が入ってくる要因というのは、国の防疫体制の問題が当然あるわけで、いかにそういった品種が中に入ってこないようにするかということは太田市がやってきているわけではありませんので、ぜひこれについては県とも相談しながら、どうやって駆除するか、あるいは全体的な問題にいずれはなると思いますので、相談をしていきたいと思っております。  また、薬剤等々、あるいはまた、何かかき落とせばそれで死んでしまうようでありますので、水路に見つけ次第水の中に落としてしまうというようなことをまず農業者自らやってほしいと。人を当てにしていてもいつまでたったって答えが出ないわけでありますので、ぜひあれば、地域の集団事業とか、そういう中でやっていただければ当面はいいのではないかなと思います。  後継者の場合には、国と県でも補助制度がありますので、積極活用をしてもらって、ぜひ就農者がふえるようにしていただきたい。ただ、従来は5反が基準で、5反以上持っていない人は土地は買えない。農業政策はそういうことでありました。これからまた民主党になってどういうふうに変わるかわかりません。これがやはり農業者をふやす阻害にはなっていると思うのです。やりたければ田んぼをやる、都会から来てやるならどうぞというような体制であれば一番いいのですけれども、利用は認めても所有は認めないというシステムがいささかどうかなと。ぜひ農業就労したい人には、私どもも積極的に紹介をして、農業をやってもらうというふうになればありがたいと思っております。  講習等については、農協等々でやっておりますので、連絡があり次第我々も積極的に働きかける必要はあるかもわかりませんが、ぜひそういうケースがあれば紹介していただければ大変ありがたいと思います。 ○議長(高橋美博) 次に、35番山田隆史議員。 ◆35番(山田隆史) 新太田クラブの山田隆史です。通告に従いまして、一括質問方式で順次質問をさせていただきます。  初めに、経済状況悪化に伴う中小企業の支援について、産業環境部長にお伺いをいたします。  2007年3月13日、サブプライムローンの焦げつき問題の影響で、ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均がその年の2番目の下げ幅を記録、翌日の東京株式市場でも日経平均株価が1万6,000円台半ばまでの水準に降下いたしました。また、7月には、アメリカの大手格付機関が住宅ローン担保証券の引き下げを発表しまして、8月にはフランスの大手銀行BNPパリバが一部ファンドを凍結したのをきっかけに、いよいよヨーロッパ市場で発生した株安がアメリカや東京市場にも飛び火をしたことにより世界の株式市場は大荒れとなり、さらには7月、8月と乱高下を続け、株安の連鎖は欧州やアジア市場にも広がったことから世界同時株安となりました。また、翌2008年9月14日には、アメリカで4番目に大きな投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻をするなど、この後のアメリカ発の経済不況が地球規模で連鎖し、このことにアメリカのグリーンスパン前連銀議長は、今回の金融危機は100年に1度の大きなものとも述べているなど、影響ははかり知れないものが出てきたわけであります。  日本においても、ご多分に漏れず、金融危機に加え、急激な円高や石油価格の高騰などが加わりまして一気に社会不安をもたらすとともに、経済不況に見舞われたところであります。特に製造業においてはその影響が大きく、今、社会問題ともなっている派遣社員や期間従業員の解雇、あるいは雇いどめ、また、昨年9月以降は上場企業でさえも正社員を対象に希望退職を募るなど、企業倒産も含めますと正社員の離職者も全国では10万人を超えているようであります。  自動車産業を中心としました工業のまちであります本市には、数多くの中小の製造業者がこの苦境の中で頑張っているところであります。最近は、自動車産業には底入れ感が出ているものの、本格的な回復にはなお時間がかかるようであります。そこで、本市の現在の雇用状況と、経済状況の悪化の中、頑張っている中小企業へのこれまでの本市の支援状況とその成果についてお伺いをいたします。  次に、新型インフルエンザの予防対策について、最初に健康医療部長にお伺いをいたします。  新型インフルエンザは全国的に拡大し、いよいよ今月の8月21日、厚生労働省が流行入りを発表したところであります。また、全国約500医療機関を対象にした国立感染症研究所の定点調査で、これは8月10日から16日の1週間でありますが、医療機関当たりの患者数が1.69人となり、いよいよ流行開始となる1人を超えたことによるものであります。また、この間の推計患者数は全国で11万人前後になるようであります。  8月18日現在でありますが、これまでに死者3人、現在は7人、入院患者が当時230人で、現在はもう既にかなりの数に上っているようであります。また、入院患者の約8割が未成年者で占められており、また、4割が持病を持っている人であるようであります。また、これらの人たちは肺炎などを引き起こし重症化しやすく、特に注意が必要であり、情報を適切に伝える必要があるわけであります。既に本市においては、太田市新型インフルエンザ対策行動計画が策定されているところでありますが、新型インフルエンザの発生経過と概要について、また、社会的な影響と本市の現状についてお伺いをいたします。  次に、教育部長にお伺いをいたします。  いよいよあしたから新学期が始まります。感染防止に向けた対策に頭を悩ませているところであると思いますけれども、8月に入り、全国では部活動などで子どもたちが集団感染するケースが幾つか見られたようでありますが、予防対策と学校においての影響、本市の現在の発生の状況とこれまでの対策についてお伺いをいたします。  次に、福祉こども部長にお伺いをいたします。  幼児については感染の早期発見が大変難しいと思いますが、感染すると体力的にも重症化しやすく、後遺症も心配されることから大変苦慮しているのではないかと思います。幼稚園、保育園、放課後児童クラブ及び児童館における児童の感染状況と対策についてお伺いをいたします。  以上で1回目の質問といたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) 初めに、本市における雇用状況についてご答弁申し上げます。  昨年度は、原油価格の高騰や円高による企業経営の圧迫を機に、昨年9月のいわゆるリーマン・ショック以降、経営環境や労働市場に深刻な影響をもたらしました。本市におきましても例外ではなく、雇用情勢の指針となる太田公共職業安定所管内の有効求人倍率は、昨年9月の1.21倍から徐々に低下し、本年6月の統計では0.33倍という過去に例を見ない記録的な数字となっております。  このような中、昨年度からさまざまな支援策を講じてきたところでございますが、初めに制度融資からご説明申し上げます。  昨年度の中小企業への緊急融資の実績でございますが、昨年4月、5月に円高原油価格高騰対策融資として124件、19億1,780万円を、昨年11月、12月に経営安定緊急対策融資として103件、融資額8億5,590万円を、本年2月、3月には経営支援緊急対策融資として195件、融資額18億8,450万円を実行したところでございます。融資申請事業者の内訳では、製造業、卸小売業、建設業が全体の85%を占めており、従業員人数別の事業所では、50人以上の事業所が23社、50人未満の事業所が399社でありまして、94%が小規模事業所の利用という状況でございました。  次に、雇用支援といたしましては、失業の予防、雇用の安定を図ることを目的とした太田市中小企業雇用安定助成金がございます。この制度は、国の雇用調整助成金の支給を受けた事業主に対し事業主負担分の一部を助成するものでございまして、昨年末からの経済状況の悪化に伴い、今年度に入り8月末までに約170社、約400回にわたる申請を受け、支給実績では本年9月10日支払い予定分を含めまして約4,300万円となっております。  続きまして、支援の成果でございますが、信用調査機関の資料によりますと、本年7月末の負債額1,000万円以上の倒産件数で見ますと、群馬県全体が97件であったのに対し太田市では1件ということで、緊急融資や雇用安定助成金などが功を奏したものではないかと考えております。  また、緊急融資の早期対応や国の助成金への上乗せ助成に対しても事業主から感謝の声を多くいただくなど、本市の取り組みが評価されているものと思われますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 新型インフルエンザは、本年4月メキシコで感染が確認されて以来、今日まで世界じゅうで大流行し、国内においても8月に流行期に入り、死亡者も出ており、また、重症な患者や集団発生が確認されるなど、多くの感染者が出ております。  本市においては、7月8日第1例目の感染者が確認されて以来、8月25日現在まで太田市の感染者数は40名となっております。当初、国においては、強毒性とのことから厳重な検疫体制のもと感染の防止対策を進めてまいりましたが、6月19日、比較的弱毒性ではあるが感染力が強いウイルスとの認識に変更し、季節性インフルエンザと同様に、うがい、手洗い等の予防策が有効であるとのことから、本市においては医療機関と連携を図りながら、予防策や医療機関へ受診する際の注意事項などについて、乳幼児健診や母子手帳交付時に予防対策のチラシを配布するほか、広報紙、エフエム太郎、安心・安全メールなどにより周知活動を続けてきたところでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋美博) 八須教育部長。 ◎教育部長(八須利秋) 市内小中特別支援学校43校における新型インフルエンザ感染状況につきましてご答弁申し上げます。  8月9日現在、小学生で約7人、時期は1学期終了間際に発生しております。発症児童への対応は、保健所及び学校医の指導のもと、7日間の外出禁止及び検温による健康観察を実施しました。学校においては、素早い判断のもと、濃厚接触者の外出禁止及び学年閉鎖を小学校2校で3日間実施いたしました。その結果、発症から7日後には終息を迎えることができました。夏休み中においては、家族旅行、文化、スポーツの大会参加について、手洗い、うがい、マスク着用等を中心に、自ら感染しない、感染させないを合い言葉に子どもたちや保護者の意識の向上を図っています。 ○議長(高橋美博) 大谷福祉こども部長。 ◎福祉こども部長(大谷恒雄) 新型インフルエンザの予防対策の現状と取り組みにつきまして、福祉こども部が所管しております市内の幼稚園、保育園、放課後児童クラブ及び児童館の現状につきましてご答弁申し上げます。  初めに、新型インフルエンザの発生状況でありますが、8月25日現在で申し上げますと、市内の放課後児童クラブの2カ所と保育園の1園において児童が感染した報告を受け、対処いたしました。発生した放課後児童クラブの1カ所につきましては、新型インフルエンザに感染した小学生6人が入所していたことから、感染の拡大を防止するため、7月14日から17日までの4日間を閉所にいたしました。もう1カ所の放課後児童クラブにつきましては、小学生1人が感染していたことから、7月16日から21日までの6日間を閉所したものでございます。  保育園の1園につきましては、8月4日に在園児の5歳の児童1人が新型インフルエンザであることが判明いたしまして、また、ほかの在園児の8人がA型インフルエンザであることが確認されたことから、運営法人、園の嘱託医及び市の3者で協議を行い、感染の拡大防止のため、8月5日から11日までの1週間の休園を行ったところでございます。なお、各施設とも現在は通常どおりの施設運営を行っております。  次に、新型インフルエンザの予防対策の取り組み状況でございますが、市といたしましては、国、県保健予防課、東部保健福祉事務所、市教育委員会等からの情報を速やかに提供し、さらに、各施設長に対し、市より通知を発送し、施設における予防対策の徹底と発生した場合の対応、各家庭での健康管理の心がけなど、その指導や周知に努めているところでございます。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 山田隆史議員。 ◆35番(山田隆史) 引き続き、産業環境部長にお伺いをいたします。  まず、制度融資の幅を広げたり、利用者の資格の緩和等積極的にその活用を期待し、また、支援していただいているところでありますが、一部企業の底入れが言われておりますけれども、中小企業にとっては、先ほど申し上げましたが、まだまだ回復には時間がかかるようであります。したがって、さらなる改善や既存制度の充実、また、継続などを含めた積極的な取り組みが必要と考えますが、今後の取り組みにつきましてお伺いをいたします。  次に、健康医療部長にお伺いをいたします。  新型インフルエンザの致死率は季節性インフルエンザよりも高く、季節性インフルエンザの致死率が0.1%かそれ未満とされている中、新型は0.5%と、アジア風邪並みと推定されているようであります。 秋以降はかなりの医療機関インフルエンザ患者によって病床が占められる状況が考えられますことから、その対策に十分備えなければならないと思うところであります。特に妊婦や子ども、その他重症化しやすいぜんそくであるとか、心臓病、糖尿病等の慢性患者や免疫疾患を持った人たちに対ししっかりとした管理が必要とされることから、市内医療機関の予防接種の進捗状況と備蓄、また、インフルエンザ治療薬でありますタミフルやリレンザの確保状況についてもお伺いをいたしたいと思います。  次に、教育部長にお伺いをいたします。  新学期がいよいよあしたから始まり、小学校、中学校、高等学校で集団感染が拡大するようであれば、冬に向けて患者数はふえ続け、例年の4から6倍という最悪のシナリオにこうむる可能性があると言われております。秋以降は修学旅行や運動会等多くの行事も予定され、徹底した感染予防に努めなければならないところでありますが、さらに今後予定される対策につきましてお伺いをいたします。  次に、福祉こども部長にお伺いをいたします。  幼稚園、保育園、放課後児童クラブ及び児童館における感染予防策について、同じく今後の取り組みについてをお伺いいたします。  以上で2回目の質問といたします。 ○議長(高橋美博) 岩崎産業環境部長。 ◎産業環境部長(岩崎信廣) 今後の取り組みでございますが、景気回復を示す経済指標等も示されてはおりますが、先行きはいまだ不透明でございます。したがいまして、今後も経済状況等を注視しながら、昨年度末に引き続き、融資利用者の制限措置の緩和や利用者基準の見直しを実施するとともに、新たな助成措置を講じるなど、事業主に利用しやすい制度融資を進めてまいりたいと考えております。  また、雇用安定助成金につきましても、企業経営が回復基調にならない現状から、今年度助成額が突出しており、予算流用や補正予算により対応してまいりましたが、9月以降の助成は困難な状況となっております。助成金が年度半ばで終了する事態にかんがみ、次年度以降の対応につきましては、業種、業態等を勘案した中で関係部局と協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 今後の対応でありますが、秋冬の本格的な流行期に向けて、本市の全庁的な対応を具体的に定めた新型インフルエンザ行動計画により、まずは正確な情報提供から順次必要な対応を進めてまいります。ご指摘のように、特に妊婦、乳幼児などの弱者、慢性心疾患、慢性呼吸器疾患、糖尿病等の基礎疾患を有する人は重症化しやすいので、人ごみを避け、手洗いやうがいなど、一般的な予防策と同時に、発熱等のインフルエンザの初期症状が出たときにはできるだけ早期に受診するよう、関係機関と連携を図り広報活動を進めていきたいと考えております。  次に、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬については、逼迫に備えて、国、県において必要数の確保、備蓄が進められてきたところでございますが、現在では、一般の医療機関においても調達できる状況になったと聞いております。また、新型インフルエンザのワクチンは、国内で製造が始まっておりますが、10月下旬から出荷される見込みとのことであります。生産本数にも制限があるため、接種者に対しては、優先順位を国において決定される見込みとなっております。  一方、毎年の季節性インフルエンザ予防ワクチンの製造につきましては、新型インフルエンザワクチン製造のために例年の7割程度にとどまるため、昨年よりも接種希望者が増加した場合には不足することが予想されます。しかし、現在、太田市が実施しております季節性のインフルエンザの予防接種につきましては、感染予防としての重要な役割から、例年のとおり実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 八須教育部長。 ◎教育部長(八須利秋) 新型インフルエンザへの今後の取り組みでございますが、新学期も始まり感染拡大が危惧されるところであります。学校におきましては始業式等の集会を放送で実施するなど集団化を避けたり、保健室を2室設置でけが人と感染者との対応を分ける、ぜんそく疾患等管理表の整備など具体的対策をとるように指導しております。また、子どもたちへは、引き続き、手洗い、うがい、マスク利用等の継続指導を行い、機能性及び安全性の高い加湿器導入も検討し、積極的な予防対策を実施していきたいと考えております。保護者や地域関係機関と連携しながら、新型インフルエンザ対策に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 大谷福祉こども部長。 ◎福祉こども部長(大谷恒雄) 今後の新型インフルエンザ予防対策の取り組みでありますが、幼稚園、保育園、放課後児童クラブ及び児童館を利用する児童は年齢も低く、身体的にも発達途中であることから、予防対策には十分配慮しなければならないと認識しております。今後も引き続き、国、県等の情報を遅延なく提供するとともに、手洗いやうがいの励行、マスクの着用など、施設や家庭においての予防対策の徹底を図り、特に集団発生の防止に努めていきたいと考えております。  また、具体的な要望対策として、新型インフルエンザに関する研修会の開催や、小中学校と同様に、感染防止に効果があるという加湿器の保育室等への設置も検討していきたいと思っております。いずれにいたしましても、今、新型インフルエンザの流行期に入り感染の広がりが懸念されております。幼稚園、保育園、放課後児童クラブ及び児童館を利用する児童は身体的に弱い子どもであることを常に認識し、新型インフルエンザの予防対策には今後も万全を期してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 山田隆史議員。 ◆35番(山田隆史) 3回目になります。3回目はすべて市長にお伺いをいたします。
     先ほど申し上げましたとおり、一部企業、特に自動車産業には底入れ感というふうな報道がされておりますけれども、失業率も過去最悪となりまして、8月28日現在の報道では5.7%ということでありまして、なお、改善はしばらく見込めない状況であります。特に製造業の多い本市におきましては、国の雇用調整助成金、多くは中小企業緊急雇用安定助成金等を活用し、雇用の維持に努めながら、それでも仕事もなく、長いところでは8カ月以上同様の状態が続いておるようであります。最近では、製造業だけではなく、そこにかかわるサービス業に至るまでその影響は出続けております。  国の雇用調整助成金も一時帰休に支給した休業手当の5分の4を支給することになっておりますが、実際には雇用保険の頭打ちがありまして、もともと支給する給与の高い製造業の従業員に対して支払う休業手当から考えますと、支払った休業手当の約半分の助成しか受けられない企業も多いことが現状であります。したがいまして、今後の雇用の安定を図り失業を防止するためにも、さらに制度融資の充実と太田市の中小企業雇用安定助成金のなお引き続きの継続をお願いする次第でございます。  本市では、助成金制度は県下で最も早く取り入れまして、実施してきたところであります。いまだ未実施の市や8月から実施した市もありますが、なお、景気の回復が不透明の中、景気回復が見込めるまで継続を実施していただきたい。中小企業の多い本市であることから、特段の配慮をお願いしたいと思います。もちろん本市の財政事情をかんがみ、支給基準や限度額を設ける見直しの必要もあるのかと思いますけれども、市長のご所見をお伺いいたします。  次に、新型インフルエンザ予防対策についてお伺いをいたします。  真夏にもかかわらず新型インフルエンザが本格的に流行し、死者も発生いたしました。真夏に流行期入りするのは極めて異例だそうであります。これは、本市には感染者は少ないようですが、予断は許さないと思うところであります。全国では夏休み中だけでも部活動などで集団感染が703校、2,300人超の児童や生徒、教職員に感染したか、あるいは感染の疑いがあることが発表されました。群馬県でも11校130人、あるいはもっとふえたようでありますが、多くの感染者が出たようであります。入院患者を見ると、10代以下が7割、そして60歳以上に多い季節性のインフルエンザと異なる点から、教育現場においては特に感染を注視する必要があると言えると思います。  新型インフルエンザが一足先に猛威を振るったオーストラリアなど南半球では、例年の4から6倍の患者が発生し、集中治療室や人工呼吸器が不足し、多くの死者を出しているようであります。通常、インフルエンザは高温多湿を嫌うとされていますが、夏にこれだけ広がったというのは、それだけ感染力が強いと言えることであります。政府も新型インフルエンザ用のワクチンの接種の優先順位を、基礎疾患を持つ人などハイリスク者優先を考えているようでありますが、また、国内でもインフルエンザに感染した乳幼児が突然けいれんを起こし、意識障がいが急速に進行するインフルエンザ脳症も7件報告をされております。  そこでまず、秋の新型インフルエンザ大流行の前に、基礎疾患を持つ人や子どもや高齢者には肺炎球菌ワクチンの接種を勧め、また、積極的に進めるためにも公費助成をお願いするものであります。これは、新型インフルエンザにかかると肺炎を併発しやすく、肺炎は、がん、心臓病、脳血管疾患に次ぎ死因の第4位でありまして、重症化をして死亡率も高いことからであります。このワクチン接種は、自費で一般的に7,000円から8,000円であるということでありますが、約5年以上その効果は持続し、インフルエンザワクチンとの併用で肺炎の死亡リスクは8割減るとされているようであります。  また、先ほど各部長の答弁で加湿器の導入を検討とのことでありますが、地元企業で開発されました水の力で空気を洗うウイルスウオッシャー機能を搭載した大容量加湿器が発売されているようであります。これは新型インフルエンザの感染力を99%以上減少させるとしたことが既に実証実験済みであるとのことであります。多くの公共施設においては大勢の方が出入りをするなどリスクも高く、また、学校や幼稚園、保育園、あるいは学童施設、児童館にできるだけ早い時期に設置することが有効かと思います。肺炎球菌ワクチンの公費助成とウイルスウオッシャー機能搭載の大容量加湿器の早期導入と設置につきまして、市長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 基本的に太田市が何でもやってしまえば、それはそれでいいのかもわかりません。でも、役割がみんなありまして、年じゅう民主党政権の話ばかりしているのでちょっと恐縮でございますけれども、命だとか、やはりそういうのを守ろうという政権にかわったわけです。しかも、今の雇用の問題等々についても非常に問題視をしている政党にかわったわけですよ。ですから、むしろそういった政党が積極的に国の仕事としてやるべきだと思うのです。特に雇用の問題、もう今5%を超えて、どこまで行くかわかりませんが、いわゆる雇用が非常に欠落をしている。今、企業の状況もよくないと。これを太田市でカバーしてあげられるだけあげようということで予算を組んだわけで、これは前橋も高崎も予算は持っておりません。太田市だけがやったわけでありますけれども、本来この資金も助成金も国がやるべきなのですよ。国が景気を左右するわけで、太田市が景気を左右するわけではないということを考えれば、国の仕事です。ですから、鳩山内閣はまず第一に、今の雇用の問題、今の雇用の安定資金の問題、これらについてはぜひ国の仕事として認識をしてもらいたい。一地方自治体の問題で雇用を守れるわけではないと。私はぜひよろしくお願いしたいと思っております。  それから、インフルエンザでありますけれども、きのうずっと夜中までインタビューを聞いていましたが、それに対して一言も答えは出てきませんでした。記者から質問がありましたけれども、質問の中にもありません。でも、我々の命を奪う、子どもたちの命を奪う、あるいはお年寄りも肺炎を併発する、こういったような危険な状況に今ある。きのうのインタビューを朝の2時ちょっとまで聞いていましたけれども、その認識がありませんでした。私は非常に重大なことだと思っています。これについても地方自治体が新型ウイルスのお金を云々などというか、あるいは肺炎云々とか、これは私は国がやはり守るべきことではないかと思うのです。何でも市がやるのではなくて、国がやらなければならない仕事という認識を、今度は鳩山総理になられるわけですけれども、ぜひ認識をしていただいて、対策を十分練ってもらいたい。  ただ、我々のできることは我々がやる。例えば1つは、病院に入っていくときに、病院にすべてマスクが用意してあるわけではありません。アルコール等々の消毒液はありますけれども、マスクはないので、当面10万枚太田市で買います。そして、先生方のマスクまで私どもは用意できませんから、先生方のマスクは自分でかけてもらって、その周りからの感染を幾らかでも避けるということで、10万枚、できればもう15万枚でいいと思うのですけれども、市民にマスクをかけて診察を受けてもらうというのが1つ。  もう1つは、今お話しのありました三洋電機が開発した空気清浄機、そしてまた加湿器、大容量というわけにはいきませんけれども、室内で予防が可能な程度の空気清浄機、殺菌効力もあるというようなことでありますので、これをすべての保育園、すべての幼稚園、学童保育所、学校の教室、子どもたちがいるところにはぜひすべて設置をしたいと思っています。今、合計を計算していくと1,400個、これを配備したいと思っています。予算を早く通していただいて、否決されるとだめなので、ぜひ否決しないように。否決されなければ回りますので、否決されればだめになりますけれども、ぜひこれを設置したい、そういうふうに思っております。  また、先ほどの予防接種です。これは幾らかかるのと言ったら2億円です。2億円を今こんな時期に、これもうちがやる仕事かなと思うのです。だから、今、2億円出せと言われてうちが2億円出せるかというと、将来が非常に不安な状況にありますので、ぜひ国や県のほうで対応してもらえるようによろしくお願いしたいなという気持ちでおります。多分、接種の希望者が2万5,000人というようなたぐいでありますので、ちょっと大変かなと思っています。検討は一応させていただきます。  いずれにしましても、国の役割と県の役割と市の役割があると思うのですよ。国の役割まで市がみんなやってしまうということは、とてもオーバーワーク。県は県の役割があると。やはりそういう仕分けをきちんとして、我々のやるべきことを積極的にやる。あるいはまた、試験的にやってみることはやってみるということは果敢に攻めていきたいと思っていますので、ご理解ください。 ○議長(高橋美博) 山田隆史議員。 ◆35番(山田隆史) 4回目になってしまうのですけれども、市長にお伺いをいたします。  今お話しいただいた中で雇用調整助成金なのですが、先ほど部長の答弁にもありましたけれども、県下である程度の相当数の倒産企業があるにもかかわらず太田市は1社で済んだというのは、かなりその辺の成果が出ているものと私も感じているわけであります。助成金なのですけれども、これまで中小零細企業が圧倒的に多い本市でございまして、多くの事業主から本当に助かっているという声をたくさん私どもも聞いているわけでありまして、そういった部分ではどのくらい中小企業を助けているか、また、その成果があらわれているかというのも考えていただけるとありがたいなと。しかも、財政的な面で大変な部分があると当然思うわけであります。  私も先ほど申し上げましたように、もしあれだったら上限を決めるとか、あるいは上限の決め方も額で決めるのか、あるいは事業者の従業員数で決めるのか、幾つかいろいろな方法があろうかと思いますが、言ってみれば、いいか悪いかわかりませんが、本当に中小零細企業を救済する意味で幾分でもいいと思うのですね。それをもし継続、持続していただけるとするならば、太田の事業所は今一生懸命頑張っていて、1週間5日の労働体制が3日も4日も休みをしている中で、何とか頑張って今現在やっているところもあるわけですから、その辺のところをご理解いただいてご検討いただければありがたいとも思います。  そしてまた、先ほどの肺炎球菌の予防接種でありますが、これは満額というと確かに大変かと思います。したがいまして、半額でも3分の1でも助成していただければ、それでかなりワクチンの接種が進むのかな、たとえ幾人でも救済できるのかなと。また、もし肺炎を起こしてたくさんの方が入院するようでありますと病床のベットが多分足らなくなりましょう、そういった事態も起きるかもしれませんし、死亡率、あるいは入院患者がふえれば、それだけ医療費の負担がかなりのものが出てくるかなという感じもいたします。どちらがいいのか悪いのかわかりませんが、予防に力を入れていただいたほうが少額の負担で済むのかなと私ども感じているところなのでありまして、もう1度市長のご所見をお伺いできればと思っています。よろしくお願いします。 ○議長(高橋美博) 清水市長。 ◎市長(清水聖義) 倒産が少なかったのは、非常に厳しいときに助成金ではなくて融資を積極的に行って、約20億円ずつ3度やったのが非常に効果的だったと私は思っています。雇用安定について、失業率を保全するためのというのは、事業所負担以外のものは5分の4国が助成していくということでまあまあ十分ではないかと。従来3分の2だったものが5分の4になっただけでも十分対応できるのではないかなということであります。  また、経営云々ではなくて、景気がよくなるか悪くなるかは国の責任です。地方自治体は単なる被害者であって、国の責任なのですよ。だから、国がどうやってこの経済をよくしていくか。これは責任論から言っても国が対応すべきものなのです。ですから、ぜひそのこともご理解いただきたい。  それから、2億円がいいのか、1億円ならば少ないのではないかという議論だと思うのですが、2分の1補助金にしろということもわかりませんが、2億円でも1億円でも非常に大きなお金であります。では、死んでしまったらそっちのほうが金がかかるのではないかという話に当然なるわけですけれども、でも、それ以外の対策資金については十分、多分医師会の先生方に言わせても、太田市は十二分に予防接種については対応しているということでありまして、1つ1つ取り上げて、2億円、3億円と全部積み重ねていけば多額なお金になるわけですけれども、そういうのを重ねていくのが本当にいいのだろうかと。自分で自分の身を守るというようなこともぜひ検討して、自分で検討してもらいたいと思うのです。  以上でありますので、理解はしてもらえないかもわからないですけれども、無理なものは無理ではないかなということです。何でも出せと言えばどこかの政党がやっているみたいに何でもくれてしまいますけれども、でも、何でもくれてしまえばいいわけではないと。ぜひご理解いただきたいのです。      ◎ 延     会 ○議長(高橋美博) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋美博) ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。  明日は午前9時30分から会議を開きますので、ご出席願います。  本日はこれをもって延会いたします。                                       午後2時17分延会...