│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第85
号 │令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
環境施設建設特別委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第85
号 │令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
〇
都市集客施設整備特別委員会
┌────────┬───────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番 号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├────────┼───────────────────────────────┼─────┤
│議案第85
号 │令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)(
所管部分) │ 全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└────────┴───────────────────────────────┴─────┘
───────────────────────────────
(
総務常任委員会委員長 樋口哲郎君登壇)
◎
総務常任委員会委員長(樋口哲郎君) それでは、
総務常任委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案については、6月19日午前10時から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、
議案第70号
財産の
取得について(
バリアフリー型トイレトレーラー)では、トイレトレーラーの1回の
利用可能回数と牽引する際に必要となる免許、また衛生面の配慮について質疑があり、1度に100回まで
利用することができ、車両の重さが750キログラム以下であることから、普通免許で牽引することができる。また、水洗トイレのため使用時の衛生面は確保できており、内部はホースなどで水洗いも可能で、汚れた場合はその都度洗浄し、衛生面を確保できる仕様となっているとの答弁がありました。
議案第73号
財産の
取得について(
消防ポンプ自動車(
CD-Ⅰ型))では、2台の車両の配備先について質疑があり、主に高松町と柳川町を管轄する西部方面隊第3分団及び主に榛名地域の本郷町を担当する榛名方面隊第8分団に配備する予定であるとの答弁がありました。
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分、歳入21款繰越金では、繰越金に充てることになる前年度の決算剰余金の額とその使い方について質疑があり、決算剰余金については現在調整中であるが、約52億円を予定している。そこから財政調整基金への積立て分約35億円を差し引いた約17億円を繰り越し、今年度の補正財源とする予定で、今回の補正ではそのうちの約4億円を繰越金として計上し、活用するものである。なお、財政調整基金の残高は、今回の積み増しにより53億円ほどになると想定しているとの答弁がありました。
債務負担行為の補正では、
高崎シティギャラリー防災システムの内容と補正予算に計上された経緯について質疑があり、防災システムとは建物を火災から守るために必要な消火や警報、避難等の
設備で、今回更新するのはこれらの
設備を一体的に制御する機器である。今年度中に契約を締結し、入替えする必要があり、財政負担の平準化を図るためリース契約とすることから、債務負担行為の設定をするものであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第70号、
議案第73号、
議案第75号、
議案第76号、
議案第77号及び
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
教育福祉常任委員会委員長 大河原吉明君登壇)
◎
教育福祉常任委員会委員長(大河原吉明君) それでは、
教育福祉常任委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案については、6月19日午後1時30分から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、
議案第72号
財産の
取得について(
小学校教師用指導書)では、小・中学校における教師用指導書の管理について質疑があり、教師用指導書は各学校で担任や教科等の担当が教材研究等で活用しやすいように管理しており、年度の切替え時には新しい担任や教科等の担当に引き継いでいるとの答弁がありました。
議案第78号
高崎市
認定こども園の
認定に関する
要件を定める
条例の一部
改正についてから
議案第81号
高崎市
児童福祉施設の
設備及び
運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正についてでは、保育所等の
職員配置基準の
改正内容と本市における影響について質疑があり、各
条例において3歳児における保育士
配置基準を20人から15人に、4、5歳児における
配置基準を30人から25人に改めるものであり、公立保育所では21施設中10施設、私立の施設では85施設中50施設ほどで必要保育士が増えることになるとの答弁がありました。
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分、歳出4款衛生費では、乳幼児等健康診査
事業の1か月児健康診査の目的と内容について質疑があり、生後1か月児は疾病予後の改善が見込まれる身体疾患が顕在化する時期であることから、疾病及び異常を早期に発見し、適切な指導を行うことで乳児の健康の保持増進を図ることを目的としている。健診の内容は、身長や体重の測定による身体発育状況の確認のほか、栄養状態等を医師が診察し、乳児の健康状態や育児相談等に応じるものとなっているとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第72号、
議案第74号、
議案第78号、
議案第79号、
議案第80号、
議案第81号、
議案第82号及び
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
市民経済常任委員会委員長 三井暢秀君登壇)
◎
市民経済常任委員会委員長(三井暢秀君) それでは、
市民経済常任委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案については、6月20日午前10時から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、
議案第71号
財産の
取得について(
小型バス)では、購入予定の車両を使用するバス路線と入替え対象の車両の使用年数、走行距離について質疑があり、市内循環バスぐるりんの大八木線での使用を予定している。また、入替え対象の車両は、購入から17年が経過しており、総走行距離は
令和6年3月末現在で約106万キロメートルであるとの答弁がありました。
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分、歳出2款
総務費では、農業次世代人材投資
事業補助金の返還金の発生理由について質疑があり、平成29年度に新規就農した農業者が
令和4年に離農したことに伴う返還金であるとの答弁がありました。
7款商工費では、職場環境改善
事業補助金とまちなか商店リニューアル助成
事業の効果について質疑があり、対象となる工事や備品購入は市内
事業者に限定しているため、市内経済の活性化につながっている。特にまちなか商店リニューアル助成
事業においては、空き店舗へ出店する際の活用により、中心市街地における空き店舗の解消等にも結びついているとの答弁がありました。
議案第86号
令和6年度
高崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、歳出1款
総務費では、計上されている委託料の具体的な内容について質疑があり、国からの依頼により、国民健康保険の全ての被保険者に対し、加入者情報とマイナンバーの下4桁を通知するための業務に係る費用である。本市では8月中旬の発送を予定している。国では、本通知により、情報の正確性を担保し、マイナンバーカードの保険証としての
利用を促進することを目的とし、全ての保険者に対し、依頼しているものであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第71号及び
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、
議案第86号は、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
建設水道常任委員会委員長 青木和也君登壇)
◎
建設水道常任委員会委員長(青木和也君) それでは、
建設水道常任委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案第83号
高崎市
水道事業における
布設工事監督者の
配置及び
資格並びに
水道技術管理者の
資格を定める
条例の一部
改正については、6月20日午後1時30分から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、
布設工事監督者、
水道技術管理者の
資格要件緩和の内容について質疑があり、
布設工事監督者の学歴・学科
要件が今まで土木工学科しか認められなかったものが、機械工学科、電気工学科等も含むこととされたほか、技術上の実務経験年数の規定が改められた。また、建設業法による1級土木施工管理技士も
布設工事監督者及び
水道技術管理者の
資格要件として追加されるとの答弁がありました。
さらに、
資格要件を緩和する理由について質疑があり、小規模な自治体では
要件を満たす
職員数に限りがあることから、適切な
人員を確保するため
資格要件を緩和し、これらの
人員が水道整備・管理行政の機能強化に当たれるようにするものであるとの答弁がありました。
また、本市水道局では、これらの
人員は充足しているのかとの質疑があり、
布設工事監督者は12名、
水道技術管理者の
資格要件を満たす者は16名おり、現在十分充足している。また、
資格要件が緩和されると、該当の
職員は増えるものと想定しているとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第83号は起立採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会委員長 林 恒徳君登壇)
◎
子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会委員長(林恒徳君) それでは、
子育て支援・
定住人口増加対策特別委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分については、6月21日午前10時から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、歳出2款
総務費では、次世代育成
支援対策施設整備交付金の返還理由について質疑があり、当該交付金については、工事の入札前に交付申請をする必要があり、昨年度分の交付金については既に概算払いで国からの交付を受けていた。今回の補正については、入札後の差金と実際の工事の出来高により交付額に変更が生じたため、返還するものであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇)
◎
環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) それでは、
環境施設建設特別委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分については、6月21日午後1時30分から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、歳出4款衛生費では、高浜クリーンセンター建設
事業の増額理由、またプラント
設備工事と建設等工事で増額する額に差があることの理由について質疑があり、インフレスライド条項の適用による増額であるが、建設等工事費については、敷地内の埋め戻しや盛土等に必要な土を購入する予定であったものを西毛広域幹線道路工事で発生した残土を
利用したり、排水ますをコンクリートますから塩化ビニールますに変更したことなどにより、1億2,146万2,000円分を減額し、実際のスライド額である1億2,910万7,000円との差引きで764万5,000円の補正額を計上したとの答弁がありました。
さらに、高浜クリーンセンター建設
事業における財源計画について質疑があり、循環型社会形成推進交付金のほか、防災・減災・国土強靱化緊急対策
事業債等の市債や基金を活用しながら計画的に
事業を進めている。高浜クリーンセンター建設
事業全体での財源の内訳は、国からの交付金が約28%、起債と基金で約66%、一般財源が約6%であるとの答弁がありました。
また、全体の進捗状況と今後の予定について質疑があり、進捗率は
令和6年5月末現在でプラント
設備工事は約89%、建設工事は約85%で、工事全体としては約87%である。今後の予定としては、10月頃から焼却炉等、各種機器の性能試験や試運転等を開始し、発電施設についても焼却炉の試運転に合わせ、性能等の確認を行う予定である。また、試運転開始前の9月には焼却炉の火入れ式を、施設完成後の来年2月には竣工式を予定しているとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
(
都市集客施設整備特別委員会委員長 根岸赴夫君登壇)
◎
都市集客施設整備特別委員会委員長(根岸赴夫君) それでは、
都市集客施設整備特別委員会における
審査の経過と結果について御
報告いたします。
去る6月10日の本
会議において本
委員会に付託された
議案第85号
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分については、6月21日午後2時30分から
審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、歳出5款労働費では、労使会館建設
事業において増額補正をして処分を行う地中埋設物の内容と埋設物の処分による建設工事への影響について質疑があり、地中埋設物は、くい工事や基礎工事に入るための掘削工事を進めていく中で大きなコンクリートの塊やブロック、れんがなどが出てきたもので、労使会館建設以前に建っていた建築物の一部である。埋設物の処理で新たな工程が生じ、工事に若干の遅れは出ているが、現時点では計画どおり
令和7年3月末の竣工を目指しているとの答弁がありました。
さらに、新しい労使会館の開館時期について質疑があり、
令和7年度中の開館を目指しており、竣工後に備品等を調達し、開館の準備を行っていく予定であるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御
報告いたします。
議案第85号の
所管部分は、起立採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本
委員会における
審査の経過と結果を述べまして、
報告といたします。
○
議長(
後閑賢二君) 以上で各
委員長の
報告は終わりました。
これより各
委員長の
報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告に基づき、17番 伊藤敦博議員の発言を許します。
(17番 伊藤敦博君登壇)
◆17番(伊藤敦博君) 議席
番号17番 伊藤敦博です。通告に基づきまして、日本共産党市議団を代表して、
議案第86号
令和6年度
高崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)に対して、反対の立場で討論を行います。
マイナンバー保険証の問題点については、これまでも議会で繰り返し取り上げてきましたが、これまで発生してきた数々のトラブルは解消されたのでしょうか。先日の
常任委員会では、
議案に上程された補正予算は、国が進める健康保険証の廃止に向けた、マイナ保険証の
利用促進が目的であるということが
報告されています。厚生労働省は、今年の12月2日をもって現行の健康保険証を廃止するために、健康保険証の交付義務の規定を削除する省令を出そうとしています。ところが、これに先駆けて厚生労働省が行ったパブリックコメントには3万7,000件以上の健康保険証の存続を求める意見が提出されています。全国保険医団体連合会は、この結果を基に厚生労働省に削除の中止の申入れを行いました。また、大阪府保険医協会の調査では、今年に入ってから65%の医療機関でマイナ保険証に絡むトラブルがあったことが
報告されています。
今もなお多くの市民の皆さんは、健康保険証の廃止に大きな不安と不信を抱いています。それは、今年4月の段階でもマイナ保険証の
利用率が僅か1割程度にとどまっていることが如実に示していると思います。万が一、病院や薬局で情報が取り違えられるようなことがあれば命に関わる問題にもなります。さらに、ひもづけられた
個人情報のセキュリティーに対する不安についても、何ら改善されたという発表はありません。にもかかわらず、厚生労働省はキャンペーンを張って、今病院の窓口での
利用を押しつけ、デジタル庁はマイナンバーカードで本人確認を行うアプリを
提供するなど、企業に対して有利な
利用拡大を進めており、国民の不信感は募るばかりです。
先日の報道では、今の岸田内閣の支持率は、読売新聞で23%、毎日新聞では17%まで下落し、国民の5人に1人しか今の政府を支持していません。信用できない今の政府に、大事な
個人情報を委ねたくないというのは当然の市民感情だというふうに考えます。最大の問題は、本来任意
事業であるはずのマイナンバー
事業を、健康保険証を取り上げてまでごり押しする強権的なやり方だと考えます。
今回の
常任委員会の質疑の中では、これから発行される健康保険証は来年7月末まで有効で、それ以降発行される
資格確認書は、
令和8年7月までこれまでと同様に
利用できることを確認させていただきました。昨年の私の一般質問で、健康保険証の廃止に対する市民の不安にどう対応するのかと質問したことに対して、
市民部長からは、きめ細かな周知や丁寧な説明を徹底し、円滑な移行に努めたいというふうに答弁をいただいています。地方自治体として、国の押しつけをそのまま市民に送りつけるのではなく、まだ余裕は2年あるわけで、慌ててマイナ保険証をつくらなくても大丈夫ですというメッセージを届けることのほうが市民の安心につながるというふうに考えます。
以上の理由を述べまして、
議案第86号に対しての反対討論といたします。
○
議長(
後閑賢二君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、
議案第70号から
議案第83号及び
議案第85号、以上15
議案を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、いずれも
原案可決です。
本案は、
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
後閑賢二君) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第70号、
議案第71号、
議案第72号、
議案第73号、
議案第74号、
議案第75号、
議案第76号、
議案第77号、
議案第78号、
議案第79号、
議案第80号、
議案第81号、
議案第82号、
議案第83号及び
議案第85号は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、
議案第86号を起立により採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
本案は、
委員長の
報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(
後閑賢二君) 起立多数です。
よって、
議案第86号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
△
日程第2
意見書案第1号
聴覚補助機器等の積極的な活用への
支援を求める
意見書
○
議長(
後閑賢二君)
日程第2、
意見書案第1号
聴覚補助機器等の積極的な活用への
支援を求める
意見書を議題といたします。
───────────────────────────────
意見書案第1号
聴覚補助機器等の積極的な活用への
支援を求める
意見書
標記
意見書を次のとおり提出するものとする。
令和6年6月26日提出
提出者
高崎市議
会議員 大河原 吉 明
〃 後 藤 彰
〃 中 島 輝 男
〃 林 恒 徳
〃 根 岸 赴 夫
〃 丸 山 覚
〃 白 石 隆 夫
〃 逆瀬川 義 久
〃 石 川 徹
〃 三 島 久美子
聴覚補助機器等の積極的な活用への
支援を求める
意見書
今日、社会の高齢化に比例して、難聴の方も年々増加している。難聴は認知症の危険因子の一つと言われており、また難聴になると、人や社会とのコミュニケーションを避けがちになり、その後社会的に孤立する可能性も懸念される。
この難聴対策として補聴器が知られているが、一般的に「補聴器」と呼ばれているものは、収集した音を増幅して外耳道に送る「気導補聴器」である。一方で様々な原因で外耳道が閉鎖している方には、骨導聴力を活用する「骨導補聴器」が用いられてきた。
近年、これらの2種類の補聴器に加えて、耳の軟骨を振動させて音を伝える「軟骨伝導」等の新しい技術を用いたイヤホンが開発された。この聴覚補助機器は、従来の気導・骨導補聴器では十分な補聴効果が得られない方や、装用そのものが難しい方に対しての新たな選択肢となった。
このように、様々な難聴者に適用できる
聴覚補助機器等の選択肢が整った今、政府に対して、我が国のさらなる高齢化の進展を踏まえて、認知症の予防とともに、高齢者の積極的な社会参画を実現するために、以下のとおり
聴覚補助機器等の積極的な活用を促進する取組を強く求める。
記
1 耳が聞こえにくい高齢者や難聴者と円滑にコミュニケーションを取れる社会の構築を目指し、行政等の公的窓口などに、合理的配慮の一環として
聴覚補助機器等の配備を推進すること。
2 地域の社会福祉協議会や福祉施設との連携の下、
聴覚補助機器等を必要とする方への情報
提供の機会や場の創設等、
聴覚補助機器等を普及させる社会環境を整えること。
3 難聴に悩む高齢者が、医師や専門家の助言の下で、自分に合った
聴覚補助機器等を積極的に活用する環境を整えること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和6年6月26日
高崎市議会議長 後 閑 賢 二
総務大臣
厚生労働大臣 あて
共生社会担当大臣
───────────────────────────────
○
議長(
後閑賢二君) お諮りいたします。
本案は、
会議規則第36条第3項の規定により、提出者の説明及び
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
後閑賢二君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び
委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより
意見書案第1号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
後閑賢二君) 御異議なしと認めます。
よって、
意見書案第1号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
△
市長挨拶
○
議長(
後閑賢二君) 以上で本日の
日程及び今期
定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。
この際、
市長から発言を求められておりますので、これを許します。
(
市長 富岡賢治君登壇)
◎
市長(富岡賢治君)
令和6年第3回
高崎市議会
定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
本
定例会におきましては、
報告6件、
令和6年度
高崎市
一般会計補正予算をはじめ、各
財産の
取得など
議案17件を上程させていただきましたところ、議員の皆様には熱心な御審議の上、御議決を賜りまして、誠にありがとうございました。この場をお借りいたしまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。
また、一般質問、各
常任委員会、
特別委員会におきましては、皆様方から多くの貴重な御意見や御指摘をいただきましたので、今後の市政
運営に適切に反映させてまいりたいと考えております。
皆様方には、17日間、本当に御苦労さまでございました。重ねて心から厚く御礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
議長(
後閑賢二君) これにて
令和6年第3回
高崎市議会
定例会を閉会いたします。
午後 1時34分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和6年6月26日
高崎市議会 議 長 後 閑 賢 二
副 議 長 新 保 克 佳
議 員 宮 原 田 綾 香
議 員 青 柳 隆
議 員 石 川 徹...