○
委員長(
大河原吉明君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際
委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆
委員(
伊藤敦博君) 2つ伺いたいことがあるのですが、まず先日連絡いただきました
広報高崎の電子版の発行について幾つか確認させていただきたいと思います。まだ制度設計中だとは思いますが、現在分かっているところまでで教えてください。現在広報は市内の区長さんや班長さんに一生懸命配ってもらっているわけですが、今現在のまず発行状況について教えていただきたいと思います。
◎
広報課長(
田中美由紀君) 毎月1日号、15日号の2回、各回約16万6,000部発行しております。
◆
委員(
伊藤敦博君) ありがとうございました。今回、広報を2回のうち1回は電子化するというお話なのですけれども、区長さんたちの負担を軽減するという話も伺っているのですが、電子化をする主な目的について確認させてください。
◎
広報課長(
田中美由紀君) 広報配付に係る区長業務の負担軽減を図るものでございます。
◆
委員(
伊藤敦博君) とすると、単純に考えると、1回は紙で発行して、1回はインターネット上で発行するということになるのですが、当然紙で読むものと、インターネットまで拾いにいくものとで拾い方も変わってくるわけですが、同じものを紙と電子版にするのか、あるいはさっき
高橋委員からインターネットを使うことによって新しいコンテンツを盛り込むことができるのではないかという話もありましたが、現在の計画ではその辺はどういうふうに計画されているのでしょうか。
◎
広報課長(
田中美由紀君) 再度の御質問にお答えいたします。
紙面広報では、これまで1日号と15日号でお知らせしていた2回分の情報を1回に集約し、これまでと同様、市民の皆様に市政情報やお知らせなどの適切な情報発信を図ってまいります。
デジタル広報につきましては、毎月1日に発行する紙面広報の内容等を、画像や動画など
デジタルの特徴を生かした内容で発信してまいります。
◆
委員(
伊藤敦博君) 理解しました。必要な情報については、月1回の紙の情報で提供されるということなのですが、やっぱり心配されるのは、インターネットにたけていない、パソコンやスマホをまだ保有していない高齢者の方がいらっしゃったり、いわゆる
デジタル難民ということで、もしかするとそういう人たちが取り残されてしまうのではないかという懸念があるのですが、その辺についてはどうお考えでしょうか。
◎
広報課長(
田中美由紀君)
デジタル広報では、紙面広報で掲載した内容等を発信いたしますので、
デジタル機器を所有していない方におかれましても紙面広報を御確認いただくことで、ほとんどの情報が得られるようにしてまいります。
◆
委員(
伊藤敦博君) 了解しました。その辺についても、しっかりとした配慮をよろしくお願いします。
取りあえず1回終わります。
◆
委員(
宮原田綾香君) 伊藤
委員と同じように広報についてなのですが、今詳細をお伝えいただきまして、すごく市民の方からも反響をいただいております。
そこで、私のほうからちょっと確認させていただきたいのが、
予算編成時期になりますので、来年度広報の改編をすることで、今説明がありましたが、1回分の紙面の厚さなど、こういうところが変わってくるのかということを確認したいのが1点と、もう一つ、配付が2回から1回に変わることで、どのくらいの経費の圧縮、そういった面につながるのかどうかというのを教えていただければと思います。
◎
広報課長(
田中美由紀君) 広報が1回になるということで、情報を1回に集約することで情報量が増えるのですけれども、ページ数が過剰に増加しないよう、内容の構成等を工夫しながら作成してまいります。費用についてですが、紙面広報を月1回にすることで、印刷費などの経費節減を図ることができると考えております。
◆
委員(
宮原田綾香君) 説明ありがとうございます。もう本当に年齢問わず、若い方からも配付している区長さんや年配の方からも、広報が変わるということですごく期待の声を頂いております。情報面も工夫してということで、スマホで見る方、紙面で見たい方、そういったすみ分けがこれから大事になってくるかと思いますので、ぜひ、すごく変わるときは変わるのだなというふうに期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆
委員(丸山覚君) そうしましたら、防災に関して1つ質疑させてください。
大分前の上毛新聞だったと思いますけども、
高崎市に国のほうでコインぐらいの大きさのセンサーを設置しますと。河川の水位を把握するというのは非常に重要なことですので、そのコインの大きさのセンサーのほうをちょっと説明していただいていいですか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) ワンコイン浸水センサを設置した経緯でございますけども、国土交通省が実施しているワンコイン浸水センサ実証実験につきまして、太陽誘電の浸水センサーが採用されることとなり、太陽誘電から地元である
高崎市に、モデル地区として太陽誘電と共同参画しませんかと、
令和5年2月にお誘いをいただきました。これを受け、関係部局と設置場所等を検討し、設置に至ったものでございます。
その浸水センサーがどのようなものかということでございますけども、浸水センサーは、センサーが反応した場合にセンサーからメールなどで発報されるものではなく、基本的には
職員が国の管理システム、ワンコイン浸水センサシステムを確認し、浸水していれば設置したセンサーの色が変わるというような仕組みになっております。
◆
委員(丸山覚君) 御説明ありがとうございます。要は太陽誘電さんのということで、
高崎市もどうですかというお話を頂いたと。何か画面を見ているとぱっと分かるというのは、要するに
高崎市が見に行かないと、向こうから勝手に通知が来るというものではないという御理解でよろしいのでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) そのとおりでございまして、発報されてメールが来るというものではなく、浸水の時点では、そのシステムをこちらがずっと監視しているような状況で、浸水したかどうかを確認しているというような状況でございます。
◆
委員(丸山覚君) 分かりました。大変なことになるわけですが、浸水が心配なときは、ずっとそれを注視していなければいけないということになるわけですけども、国のほうでもそういったセンサーだとか、以前水位計といって、
高崎市の中小河川にも、沖電気工業さんの機械だったと思うのですが、随分小さなところにも水位計がついて、要するに水位の管理というのがうんと充実してきたと思うのですが、ちなみにこのコインの大きさのセンサーというのはどういったところにつけるもので、報道があってから大分たって、もうついているとは思うのですけど、どんなところにつけているのかというのをちょっと教えてもらってよろしいでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) 浸水センサーの設置場所につきましては7か所に設置しておりまして、1つ目が元島名の調整池、2つ目がスマートインターチェンジ産業団地2号調整池、3つ目が山名調整池、4つ目が小八木町の地下道、5つ目が上佐野第一地下道、6つ目が上佐野第二地下道、7つ目の五輪田地下道ということで、以上7か所に設置しているところでございます。
◆
委員(丸山覚君) 分かりました。調整池ですね。それからあと地下道だとかアンダーパスみたいなところですか。前よく市長さんが、
職員が行って、体で防ぐのだというお話をされていて、心強かったのですが、それでもセンサーがついて、集中的に監視するのだとは思うのですが、
職員が行って対応するというのも続くのでしょうか。
◎
防災安全課長(中村剛志君) 一応今回試験的に設置させていただいたわけでございますけども、通常の業務の中で、危険箇所につきましては浸水がある場合に限らず、いざというときには
職員がそこに張りつくような状況になるかと思います。
◆
委員(丸山覚君) 分かりました。それは機械なので、万全ではないと。やっぱり人がついていていただけるとより安心ですので、ただいい機械ができましたので、ぜひ監視しながら使っていただければと思います。
◆
委員(角倉邦良君) まず、吉井の消防についてでございます。吉井町が
高崎市と合併して、吉井地区は多野藤岡の消防組合の枠の中に入っているわけでございます。多野藤岡広域市町村圏振興整備組合があって、その中での消防費ということなのですが、
高崎市のほうもその吉井分について負担金の支払いをしていただいているわけなのですが、その積算の根拠について御説明いただければと思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 多野藤岡広域市町村圏振興整備組合におきます構成市町村の負担金の分賦割合でございますけれども、これは同組合規約第13条第2項に規定してございまして、負担金の分賦割合はその都度組合議会において議決により定めるとされております。
具体的に申し上げますと、消防費に係る負担金でございますが、組合構成市町村の前年度の普通交付税の算定に用いられた消防費の基準財政需要額、本市におきましては吉井地域に係る当該額をみなし算定額として持ちますけれども、この基準財政需要額に70%を乗じて得た額となりますけれども、この額が消防費を下回る場合には、不足分について、不足額の10%を消防署数割、90%を消防
職員数割により算出することとなっております。
◆
委員(角倉邦良君)
高崎市の負担額としては4分の1ぐらいを負担しているということなのですが、火事があった場合に、
高崎市吉井町でございますが、多野藤岡消防にお世話になっていて、吉井町の消防署も非常に老朽化が進んでおります。これは要望ということなのですが、振興整備組合のほうで総会を開いて議論されるのだとは思うのですが、消防
職員が寝泊まりするところも相当古くなっていて、風がピューピュー入ってくる、窓が落っこちてしまうのではないかという状況になっておりますので、ぜひこれは要望として、改修のお願いを
高崎市のほうから振興整備組合のほうにもしていただけたらありがたいというふうに思います。これは要望でございます。
続きまして、同じく吉井地域の吉井文化会館の改修でございます。吉井文化会館も外から見るとれんが造りですごいなという建物になっているのですが、中に入ってみると相当古い、30年、40年たつものになっております。その文化会館の隣接地域のところに郷土資料館、あと吉井体育館、あるいは公民館等もあるのですが、ぜひともこういったところの改修、とりわけ文化会館の改修を進めていただきたいのですが、せめて最優先の課題として、
トイレの改修をぜひお願いしたいなというふうに思っております。吉井町の時代に文化会館の大ホールも、なぜか
トイレをホールの階段の下のほうに造ったということでございます。利用者もやっぱり年配の方が増えているので、大ホールを使った場合も小ホールのほうの
トイレに移動するということなのですが、その小ホールの
トイレも相当な老朽化が進んでおりまして、ぜひとも改修をお願いしたいと。周辺の隣接地域の資料館や体育館や、あるいは公民館のほうの
トイレも相当古くはなっているのですが、せめて小ホール、一応お金を取って使わせていただいているということもあるので、いろいろなところの改修を今進めていただいているのですが、
トイレをぜひ最優先で改修していただきたいという声が住民から届けられております。その辺についてはいかがでしょうか。
◎
文化課長(
小峰好恵君) 吉井文化会館は昭和54年に開館した
施設であり、老朽化が目立つところでございます。
施設や設備の老朽化に伴い、故障や不具合が確認された場合は可能な限り対応し、
維持管理に努めているところでございます。利用者の方に快適な環境を提供できるよう、
施設の現状や利用状況等も考えながら修理、修繕を図っているところでございます。
トイレにつきましては、男性用、女性用それぞれ2基ずつの洋式
トイレを開館以来設置したほか、最近では平成30年に大ホール1階に多目的
トイレを設置しております。今後状況をよく見極めて、必要に応じて修繕及び
洋式化を図ってまいりたいと考えております。
◆
委員(角倉邦良君) ぜひ必要なので、
トイレからよろしくお願い申し上げます。
最後になるのですが、オスプレイの問題についてでございます。屋久島沖で米軍のCV−22オスプレイが墜落して、既に乗務員の8人の方がお亡くなりになっているという記事が出ております。群馬県
高崎市の相馬原演習場にも米軍のオスプレイが、あるいは陸上自衛隊の持っているオスプレイも飛来しております。細かいことはあまり言わないのですが、MV−22、CV−22、これが米軍のものとなっており、V−22は陸上自衛隊ということでございます。担当課のほうからオスプレイの相馬原演習場における最近の訓練履歴ということで、平成28年度、
令和2年度、
令和3年度、
令和5年度ということで、横田基地からMV−22が2度、そして
令和3年度からは陸上自衛隊のV−22が飛来しているということでございます。
高崎市として市長のお名前で、日米共同訓練、あるいはV−22の自衛隊の訓練に関係して要望書を上げていただいているのですが、この要望の中で、例えば航空機の参加の場合はその飛行ルートについては市街地などの住宅集落の上空を避け、住民の不安につながらないように努めていただきたいとか、飛行時間、飛行高度についても、住民生活に影響ないように十分配慮していただきたい等の様々な要望を防衛大臣のほうに提出していただいておりますが、この要請について防衛省のほうから何らかのお答えはあったのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) これまで相馬原演習場へのオスプレイ飛行に関しまして、先ほど
委員もおっしゃったように、国に対して、1つは国の責任において徹底した安全対策を講じること、もう一つは市民生活に支障を来さないように配慮することということで要請を行ってきております。具体的に、国から個別具体の回答というのはございませんけれども、当然私どもの要請をしっかりと受け取っていただいて、十分御配慮いただいているというふうに認識しております。
◆
委員(角倉邦良君) そうすると、飛行ルート等については、事前にこのルートを行きますよみたいな、そういうことについての口頭での報告もなかったという認識でよろしいのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 飛行ルートに関しましては、私どもに情報提供はございません。
◆
委員(角倉邦良君) とにかくこのオスプレイは、CV、MV、V、全て構造的には同一構造ということで、基本設計も同じということで、米軍のほうも全世界的にこのオスプレイの運用について中断して、今調査しているということでございます。そして、一部マスコミによると、あと何年か先にはこのオスプレイはもう造らないということも出ておりました。
私のほうからぜひ要望として、これは要するに相当安全の問題というのが憂慮されると。少しこの何年かの死亡事故を見ただけでも、2022年に米軍のMV−22でノルウェーで4人亡くなり、2022年にカリフォルニアで同じMV−22で5人亡くなり、さらに2023年、今年になってからはオーストラリア沖で8人が亡くなり、そして今回のこのCVの事故ということでございます。このオスプレイも複雑な構造でございます。離陸するときは下から回って、上に上がっていって、ちょっと止めて、羽をこういうふうに縦にして落ちながら行くということで、前々から輸送機としても非常に効果が高いと言われてきたのですが、これだけこの2年で30人近くの米軍の兵士の方が亡くなっているということでございますが、これが本当に町うちに落ちてしまえば、これは大変なことになるということでございます。これからまた飛来する可能性があります。そのときには、ぜひとも
高崎市として、この要請をさらにしていただくと同時に、もう少し突っ込んでいただいて、せめて飛行ルートだけは事前に明らかにしていただくようにお願いしたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) この自衛隊の訓練につきましては、国防に関することでございますので、私どもとすれば先ほど申し上げたとおり、市街地の上を飛ばないですとか、それから夜間の飛行を控えてくださいとかということで、市民生活に影響を及ぼすもの、またその安全管理については要請していくつもりでございますけれども、飛行ルートの部分につきましては国の考え方に沿って、当然私どもの意向を聞き取っていただいた上で判断していただくものと理解しております。
◆
委員(角倉邦良君) もう担当の方は御存じだと思うのですけど、日本の国内で、米軍であれ、自衛隊であれ、国土交通省に事前に届出をして、有事であれば別ですけど、平時の訓練においては、本来で言えば飛行ルートは明確にしなければいけないという国内法の縛りの枠の中に米軍も自衛隊もあるわけでございます。そういった意味で、その飛行ルートを明らかにしないこと自体が極めて不誠実であると。日本国憲法の枠の中にオスプレイが入っていないということは、これは極めて私は遺憾だというふうに思っております。そこのことも含めて対応していただければありがたいというふうに思います。
質問はこれまでなのですが、最後に地元の問題で要望を1つだけ。牛伏山の頂上に行くと、パノラマ270度で大変風景がきれいでございます。これを夜間もぜひ見たいという声もございます。しかし、残念なことなのですが、40年ぐらい前に吉井町も相当暴走族の元気な人たちがいて、牛伏山に夜は行けないように、午後5時でシャットアウトするという形になってしまっています。ぜひとも牛伏観光、これからもいろんな形であるのだとは思うのですが、牛伏山の夜間の通行についても試行的に、週1日でもいいので、夜間の開放ということを御検討いただければありがたいかなと吉井支所のほうにお願いしたいと思います。地元の区長のほうには、私のほうからも投げかけてはいるのですが、ぜひとも吉井支所のほうからもお声がけをいただけたらありがたいと思います。
◆
委員(
伊藤敦博君) 私もちょっと安全保障の問題について、国の専管事項だと言われるとあれなのですが、質問したいのですが、今角倉
委員のほうからオスプレイの問題がありました。相次ぐ事故の結果、当面の飛行停止と生産中止ということが今報道されているので、やっとそこまで来たかという感はあるのですけれども、私も
一般質問や請願の討論で、繰り返し
高崎市民の上空にオスプレイを飛ばすなという論陣を張らせていただきましたけれども、本市からも防衛省やアメリカに対して、
高崎市の市街地上空を飛ばすなという要請は確かにされているのですが、2018年の日米合同演習のときには、全くその我々の要請を無視して、
高崎市の市街地のど真ん中を連日オスプレイが飛ぶということがありましたので、今後の問題も含めて、そういうことに対しては厳しい抗議をするというぐらいの、市民の命と安全を守るために、そういう腹積もりを持っていただきたいと思います。
話が戻りますけれども、11月15日から26日、相馬原演習場でヴィジラント・アイルズ23という日本とイギリス陸軍の合同軍事演習、実動訓練が行われていますけれども、知らない人も多いのではないかと思います。まずこの訓練の内容と規模、目的について、議員のほうにはデータが出ているのですが、報告をお願いしたいと思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 先月相馬原演習場において実施されました日英共同訓練の内容についてでございますけれども、防衛省からの説明によりますと、まず目的でございますが、陸上自衛隊の作戦遂行能力、戦術技量の向上を図るとともに、自由で開かれたインド太平洋のビジョンを共有するイギリスと実動での共同訓練を実施することにより、陸上自衛隊と英国陸軍との相互理解、信頼関係の促進を図ることということになっております。
また、期日ですけれども、11月15日から26日の12日間、内容は潜入、それから偵察訓練でございます。規模でございますけれども、陸上自衛隊員が約200人、英国陸軍約200人の規模で共同訓練を実施したと伺っております。
◆
委員(
伊藤敦博君) ありがとうございます。となると、そういう事前の情報提供が本市にあったというふうに考えてよろしいですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(村上正和君) 北関東防衛局から事前に概要説明がございました。また、防衛省のホームページにも情報公開がございました。
◆
委員(
伊藤敦博君) 産経新聞では、陸上自衛隊と英国陸軍による共同訓練、ヴィジラント・アイルズが15日、群馬県の相馬原演習場などで始まった。日英の円滑化協定、RAAを初めて適用し、イギリス陸軍から過去最大規模の約200人、陸自と合わせて600人が参加する。軍事的威圧を強める中国を念頭に、準同盟国と位置づける英国のインド太平洋地域への関与を強め、抑止力向上につなげるというふうに報道されています。
企画調整課長の話もありまして、この目的は中国を対象にしているのです。その訓練内容は、防衛省のホームページとかからもうかがわれるように、相手陣内に攻め込む、そのきっかけをつくっていくという、そういう訓練で、今回イギリス軍で参加しているのはイギリス陸軍第16空中強襲旅団戦闘団ということで、大変勇ましい部隊が本県に来て自衛隊を鍛えるという訓練になっているようですけども、そもそもなぜ日本がイギリスと軍事演習をするのかということに対しても、市民の皆さんは大きな疑問を持っているし、この間フランスやオーストラリアとも軍事演習進めていますけれども、本当に今市民の皆さんの中に、いよいよ戦争のきな臭い臭いがしてきたと。これは軍事演習だけでなくて、今月か来月になりますが、土地利用規制法でも相馬原駐屯地は特別注視区域に
指定されるということで、住民の方々は単にヘリコプターが朝ぶんぶん飛んでうるさいというだけでなくて、本当に大丈夫なのだろうかという、非常に不安に思っていらっしゃると思いますので、安全保障は国の専管事項だというふうに問題を避けることなく、市民の安心と安全を確保するために市としてできる限りの努力をお願い申し上げます。
○
委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
大河原吉明君) なければ、以上で本日の
総務常任委員会を閉会いたします。
午前10時55分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和5年12月11日
総務常任委員会 委 員 長 大 河 原 吉 明...