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令和 4年  9月20日 教育福祉常任委員会−09月20日-01号

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  1. 高崎市議会 2022-09-20
    令和 4年  9月20日 教育福祉常任委員会−09月20日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年  9月20日 教育福祉常任委員会−09月20日-01号令和 4年  9月20日 教育福祉常任委員会   令和4年高崎市議会教育福祉常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                   令和4年9月20日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                   教育福祉常任委員会次第                                     令和4年9月20日(火)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第73号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて    議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)    議案第84号 令和4年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)    議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) 2 その他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(12人)   委 員 長   大  竹  隆  一  君     副委員長   丸  山  芳  典  君
      委  員   谷  川  留 美 子  君     委  員   伊  藤  敦  博  君   委  員   後  藤     彰  君     委  員   林     恒  徳  君   委  員   逆 瀬 川  義  久  君     委  員   後  閑  太  一  君   委  員   高  橋  美 奈 雄  君     委  員   柴  田  正  夫  君   議  長   根  岸  赴  夫  君     副 議 長   後  閑  賢  二  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   福祉部長    石  原  正  人  君   社会福祉課長  淡  嶋  美 奈 子  君   指導監査課長  栗  原  徳  彦  君   障害福祉課長  千  明     浩  君   長寿社会課長  本  間  澄  行  君   介護保険課長  佐  鳥     久  君   福祉部子育て支援担当部長            こども家庭課長 横  澤     慶  君           星  野  守  弘  君   こども救援センター所長(兼)児童相談所     保育課長    星     季  有  君   準備室長    中  山  直  美  君   こども発達支援センター所長           保健医療部長  水  井  栄  二  君           内  田     睦  君   保健医療部次長 青  柳  正  典  君   保健医療総務課長加  藤  由  視  君   コロナ臨時対策室長               保健予防課長  橋  爪  千  秋  君           田  中  晴  美  君   新型コロナウイルスワクチン接種対策室長     健康課長    田  村  克  弘  君           真  藤  要 一 郎  君   生活衛生課長  青  山  正  樹  君   食肉衛生検査所長清  水  静  一  君   総務部長    曽  根  光  広  君   倉渕支所地域振興課長                                   石  川  明  彦  君   倉渕支所市民福祉課長              箕郷支所地域振興課長           長  壁  保  幸  君           佐  藤  久  夫  君   箕郷支所市民福祉課長              群馬支所地域振興課長           久  保  奈 津 江  君           塚  越  直  樹  君   群馬支所市民福祉課長              新町支所地域振興課長           都  丸  由 香 里  君           戸  塚  和  也  君   新町支所市民福祉課長              榛名支所地域振興課長           白  田  美  徳  君           津 久 井  光  明  君   榛名支所市民福祉課長              吉井支所地域振興課長           金  高  英  之  君           高  麗  和  男  君   吉井支所市民福祉課長              教育長     飯  野  眞  幸  君           佐  藤  真  樹  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育総務課長  小  池  郁  生  君   社会教育課長  茂  原  久 美 子  君   文化財保護課長 角  田  真  也  君   中央図書館次長 齊  藤  寛  方  君   教育部公民館担当部長                                   川  嶋  昭  人  君   中央公民館長  藍     美  香  君   教育部学校教育担当部長                                   山  崎  幹  夫  君   教職員課長   岡  田  朝  夫  君   学校教育課長  依  田  哲  夫  君   健康教育課長  長  岡     誠  君   教育センター所長清  水  さ と み  君   高崎経済大学附属高等学校事務長         財務部長    南  雲  孝  志  君           新  井  史  代  君   財政課長    天  田  順  久  君   納税課長    外  所  康  信  君   会計管理者   志  田     登  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   代表監査委員  小  泉  貴 代 子  君   監査委員事務局長吉  井  秀  広  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    庄     佳  子   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 田  中  博  英      議事課主任主事 関  口  由  啓   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時59分開会 ○委員長(大竹隆一君) それでは、1分前ですけれども、全員おそろいですので、ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(大竹隆一君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(大竹隆一君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、決算認定議案及び補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。なお、発言に際してはマイクを意識し、聞き取りやすい質疑、答弁に努めてください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第73号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて  議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)  議案第84号 令和4年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)  議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) ○委員長(大竹隆一君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、89ページをお開きください。  議案第73号 交通事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第73号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(大竹隆一君) 起立全員です。  よって、議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  141ページをお開きください。  議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、150ページをお開きください。  16款国庫支出金について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 150ページ、16款1項2目、これは衛生費国庫負担金の感染症対策として、2分の1と4分の3というふうに補助率がついていると思うのですけど、それぞれ事業の内訳についてお伺いします。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) 161ページを御覧ください。補助率2分の1の事業といたしまして、感染症対策事業の、役務費のうちの新型コロナウイルス感染症のPCR等の検査費用と、感染症患者移送委託料になります。また、4分の3の事業といたしまして、感染症入院患者医療費助成扶助費になります。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  152ページをお開きください。  17款県支出金から  19款寄附金まで (質疑なし)
    ○委員長(大竹隆一君) 154ページをお開きください。  22款諸収入から  23款市債まで (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 続いて、歳出の審査を行いますので、156ページをお開きください。  2款総務費 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 158ページをお開きください。  3款民生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 160ページ、161ページの3款3項1目の老人福祉施設等施設整備費補助金について、この補助金の内容についてお伺いします。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 補助の内容といたしましては、認知症グループホーム2件の計27床分、ベッド数です。こちらの建設に対する補助で、いずれも高齢者安心プランの中の居住系の施設整備計画に基づきまして、本市で公募を行い、選定したものでございます。 ◆委員(林恒徳君) グループホームの建設というのは、県費の補助金がつくのみという感じなのですか。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) こちらにつきましては、県の10分の10で、市のほうの補助はなく行っておる補助でございます。 ◆委員(林恒徳君) 10分の10ということは、これで全部建てられてしまう、建設コストのうちのどうのこうのの割合というのはどうなのでしょう。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) こちらのほうは、10分の10ということでありますけれども、建設コストの中の単価制という形になっておりまして、1件が3,360万円ということで2件分ということになります。 ◆委員(伊藤敦博君) 4款1項1目保健衛生総務費の中で……まだ3款でしたか、失礼しました。フライングしました。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、3款2項1目、159ページ、児童福祉総務費の中の児童扶養・特別児童扶養手当事務事業ということで、システム改修委託料が計上されていますけど、内容の説明をお願いします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) こちらは法改正に伴う改修でございますが、これまで児童扶養手当の申請時には、口座情報の記載や通帳の写しの確認、そういったものが必要となっておりましたが、今回の改修により希望者のマイナンバーカード、マイナポータルですね、こちらに登録いただいた口座情報を本市のシステムから確認することができるようになりまして、このような手続が不要となることから、市民の利便性の向上につながるものと考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今お答えいただきましたけども、今回のこの改修で、児童扶養手当についてはマイナンバーカードからの口座情報が引っ張れるようになるということで、今も一生懸命政府のほうでPRしていますけども、今後さらにこういった活用ができるように、ぜひこの手の改修、それから市民の利便性向上に努めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  160ページをお開きください。  4款衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 失礼しました。4款1項1目、161ページ、救急医療対策事業の中で、下にあります医療提供体制整備補助金について伺います。これは、国の交付金3億4,900万円を活用したものだと思いますが、その具体的な補助の内容について教えてください。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 当初予算では半年間分を計上したため、後期分を増額補正するものでございます。あわせて、コロナ病床の増床等のため施設整備を行う病院を支援する経費を見込んでおります。 ◆委員(伊藤敦博君) コロナも、一般質問でも取り上げさせていただきましたけども、第7波ということで、これからも予断を許さない状況だと思いますので、医療機関に対してしっかり支援をお願いしたいと思います。  続けてもう一問よろしいでしょうか。その下にあります保健所管理経費の役務費について伺います。財務部長の説明で、電話代というふうに伺った気がするのですが、これの中身について教えてください。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 役務費の内容ですが、おっしゃるとおり保健所の電話料でございます。コロナの調査により電話料が不足する見込みなので、増額補正いたします。 ◆委員(伊藤敦博君) これも一般質問で伺ったのですが、1日数百人の新規陽性者が出ると、その調査、フォロー、本当に大変だと思いますが、ぜひ一人も落ちこぼれのないように、しっかりと今後もフォローをお願いいたします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  172ページをお開きください。  10款教育費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後藤彰君) 10款8項5目の教育費の学校給食費の給食センター事業について、事業費の使用した場所と内容についてお伺いいたします。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 群馬学校給食センターの冷凍庫の修繕を行うためのものでございます。 ◆委員(後藤彰君) ありがとうございました。今後も状況を見ながら、必要な場所へフォローのほうをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ◆委員(林恒徳君) 今お話しいただいた部分の上の、社会教育費のかみつけの里博物館運営事業の需用費について、これの説明を願います。 ◎文化財保護課長(角田真也君) こちらは、かみつけの里博物館特別収蔵庫のエアコンが故障したため修繕したいと考えているものです。 ◆委員(林恒徳君) 160万円だから、どのくらいの規模の部屋の、どんなあんばいになってくるのですか。 ◎文化財保護課長(角田真也君) かみつけの里博物館には収蔵庫が2つございまして、そのうち小さいほうの部屋でございます。特別収蔵庫は重要文化財を保存するため、厳密な温湿度管理が必要となっております。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  174ページをお開きください。  11款災害復旧費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 6月2日のひょう害による久留馬小学校の工事というふうにお伺いしていますけれども、どのくらいの被害状況で、どのくらいの規模になるのか、お伺いします。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 久留馬小学校の被害状況でございますが、屋上の防水シートが降ひょうにより破損しまして、最上階であります3階部分で雨漏りが発生しました。その復旧工事に必要な補正予算をお願いするものでございます。改修内容につきましては、校舎屋上の防水改修、それから教室等の天井改修、照明器具の更新等に係る工事費を計上しております。 ◆委員(林恒徳君) ここの予算でやるのがいいかどうかというのはちょっとあるかもしれないですけれど、今外壁改修とか、結構いろいろな小学校、中学校の老朽化した部分をやっていただいている部分があると思いますけれども、今回久留馬小学校の状況については、そこまでを考えなくてもいいとか、その辺の判断はどういうふうに教育委員会で行ったのか、お伺いできればと思います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 今回降ひょうによる教室等の被害を受けまして、早急に元の状態に戻すということが一番大事だろうということで、まず既存の予算で改修の対応をさせていただきました。その後、この事業が災害復旧の対象になる見込みができたため、災害復旧事業として計上させていただいたものでございます。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、地方債の審査を行いますので、前に戻っていただき、144ページをお開きください。  地方債の補正 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) これより議案第83号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(大竹隆一君) 起立全員です。  よって、議案第83号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  181ページをお開きください。  議案第84号 令和4年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、186ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 続いて、歳出の審査を行いますので、188ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) これより議案第84号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(大竹隆一君) 起立全員です。  よって、議案第84号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、決算認定議案の審査を行いますので、令和3年度高崎市歳入歳出決算書及び附属書類を御用意ください。  議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分を議題といたします。  初めに、一般会計の審査を行います。  最初に、歳入の審査を行いますので、29ページをお開きください。  14款分担金及び負担金について御質疑ありますか。 ◆委員(林恒徳君) 14款2項2目民生費負担金の中の不納欠損額と収入未済額についてそれぞれお伺いしたいのですけれども、初めに不納欠損額の30万6,000円についてお伺いします。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 不納欠損額の30万6,000円につきまして、こちらは養護老人ホーム入所者負担金及び扶養義務者負担金でございまして、養護老人ホームの入所者に対しましては、年金等の収入に応じて入所料がかかりますけれども、施設に入られながらお亡くなりになった方に対しての、5年を迎えた時効を不納欠損としたものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 今の課長の説明で大体分かったのですけど、要は養護老人ホームに入ったけれども、身寄りがなくて、ちょっと入所料の滞納があったのだけれども、それが亡くなった関係もあって、もう取ることができないと、そういう理解でいいのですか。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) そのような形になります。まず、入所者の方に関しましては、もともと借金をお持ちの方とかもいらっしゃいまして、年金とかからその借金を返済しながら入所料も負担していただく、そういった形になりますが、そちらを全て償還できないままお亡くなりになった、そういった方がいらっしゃるということになります。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。  続けて、31ページのほうになるかなと思うのですけれども、児童福祉費負担金滞納繰越分について、これは未済額の中で一番金額が大きかったので、ちょっと説明願います。 ◎保育課長(星季有君) 4節の児童福祉費負担金滞納繰越分の収入未済額についてでございますが、こちらにつきましては、令和2年度以前の私立保育園の保育料169人分、合計しますと2,607万3,987円となっております。 ◆委員(林恒徳君) ここの部分、収入未済額と収入済額、滞納繰越分のほうを見ていると、少しずつは改善されているのかなという気もしているのですけど、この辺り、私立のほうですが、市のほうとしてはどういうスタンスで取扱いをしているのか、お伺いします。 ◎保育課長(星季有君) 紙での催告、あるいは臨場での徴収事務によって、毎年こちらの額については減ってきている状況でございます。毎年そういった滞納整理の効果によって、この滞納繰越額も減っているものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。滞納部分というのは、制度の取扱いも含めましていろいろと大変だと思いますので、保育課のほうからの指導、御助言のほうよろしくお願いします。  続けてよろしいですか。その下の教育費負担金の中に、日本スポーツ振興センター負担金というのがそれぞれ小学校からどっとあるのですけれども、これについてはどんな内容なのか、お伺いします。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 学校・園の管理下で、園児・児童・生徒のけが等の災害に対し、災害給付を行っている独立行政法人日本スポーツ振興センター共済掛金保護者負担金でございます。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  33ページをお開きください。  15款使用料及び手数料について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 3つほどあるのですが、初めに15款1項2目、34ページの託児施設使用料の1,764万3,200円について、利用状況なども含めてお伺いします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) こちらの子育てなんでもセンターなのですけれども、子育てなんでもセンターの使用料について御説明申し上げます。  これは、託児ルームかしの木の利用者9,905人分の利用料収入でございまして、前年度よりも2,219人、約300万円の増加となっております。利用状況なのですけれども、コロナ前ほどではありませんが、利用者が戻ってきております。予約受付方法の見直しや、今年の5月からは利用料に上限を設けるなど、より利用しやすい施設となるよう運営方法の改善を図っているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 群馬支所のほうでもできたかなと思うのですけれども、この部分について、利用状況の、例えば土曜日、日曜日が非常に集中するとか、そういうような何か傾向みたいなのはあるのでしょうか。 ◎保育課長(星季有君) 令和3年10月に開所しました群馬支所内の託児施設、けやきの利用状況でございますが、土曜日を問わず、平日も平均14人ほどに利用していただいている状況でございます。 ◆委員(林恒徳君) 結構な方が利用しているというお話も伺っておりますので、ぜひともこの辺うまく回していっていただけるようによろしくお願いします。  続けてよろしいでしょうか。39ページ、40ページのほうになりますけれども、15款2項3目衛生手数料のほうになってくるかなと思います。動物取扱業登録手数料について、これについて成果等に関する説明書のほうでは111ページにありますけれども、これに対してちょっと説明を求めます。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 動物の繁殖、販売、保管、展示等行う動物取扱業者に対し、新規登録の場合は1万6,000円、更新の場合は1万3,000円を手数料として頂くものでございます。 ◆委員(林恒徳君) これの登録をしてもらうわけですけれども、それに対して、例えば実地指導とか監査みたいな取扱いというのを現場としてやっていたりはするわけですか。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 施設基準がありますので、その施設を備えてもらうこと、それと資格要件もありますので、それを持っているかどうかという形で、現地に入って調査のほうをさせていただいております。 ◆委員(林恒徳君) 今現地に入ってというお話がありましたけれども、いろんな業者さんの、この間マスコミ報道なんかでもあると思うのですけど、実際高崎市が現地に行って、何か問題な点だとか、そういう部分、見たケースというのは決算部分で何かありますか。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 動物取扱業者に対する苦情の多くは、劣悪な環境で事業が行われていて、動物がかわいそうという形で通報していただいて、その通報に基づいて現地のほうを立入りさせていただいていますけれども、法律に合わないようなことはないのですけれども、例えば水が飲みづらいような形になっていれば飲みやすくしてくださいとか、そういった指導のほうはしております。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。動物取扱いという部分では、結構いろいろな感情を持っている市民の方もたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひともそういう方に耳を傾けていただければ大変ありがたいなというふうに思います。  続けて、そのちょっと下にあります犬猫引取手数料について、これも成果のほうの111ページに犬12頭、猫265匹というような形で数字があるのですけれども、どのようなケースで引取りを行ったのか、それについてお伺いします。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 引取りには、飼えなくなって引き取ったケース、それと警察から遺棄されたものが回ってくるとか、負傷動物として動物病院とか、それを見かけた市民の人からの通報により引き取るというケースで、かなりの数がございます。 ◆委員(林恒徳君) ちょっとその割合みたいなのって出てきますか。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 正式な数は、ちょっと今手持ちにないのですけれども、飼えなくなった、所有権放棄で入ってくるのが大体100ぐらい、遺棄されて警察から入ってくるのは残りの半分ぐらいで、あと負傷動物として通報していただくのが半分ぐらい、そのぐらいの数になっております。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
     43ページをお開きください。  16款国庫支出金について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 初めに、16款1項2目の衛生費国庫負担金の収入未済額について、コロナ関連だろうなとは思うのですけど、これについて説明をお伺いいたします。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) 衛生費国庫負担金の収入未済額ですけれども、コロナワクチン予防接種事業に対するものでございます。背景といたしましては、3回目の接種が令和3年度から今年度に継続することになりまして、令和3年度中の未執行分の事業費と、それに充当する負担金も、歳入も一緒に繰り越した関係で未済額として出ているものでございます。この負担金は、主に医療機関の接種委託料に充当する財源となっております。 ◆委員(林恒徳君) 続けて、今度は45ページ、46ページのほうになりますけれども、こちらのほうの民生費国庫補助金の収入未済になってくるかなというふうに思いますけれども、この中の児童福祉費補助金の収入未済について説明願います。 ◎保育課長(星季有君) まず、未済額のうち7,313万5,000円につきましては、保育所等整備交付金でございまして、整備を予定していました1つの施設が、コロナの影響で資材の調達が遅れたことにより、令和3年度中に間に合わず、翌年度に繰り越した歳出予算の財源となっております。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 2節児童福祉費補助金の残りです。まず、約29億円につきましては、子育て世帯等臨時特別支援事業、こちらは子育て世帯への現金及びクーポン給付事業、それと住民税非課税世帯への臨時給付事業、この2つの事業なのですけれども、こちらが令和3年度中に一部事業が終了しないため、令和4年度に繰り越すための財源でございます。  続きまして、残りの2億円程度なのですけれども、こちらがやはり同様に繰越しの財源でございまして、こちらは保育士等処遇改善臨時特例交付金でございます。 ◆委員(林恒徳君) 国庫の場合、負担金だと補正してくれるけども、足りなくなれば。補助金って足りなくなっても補正してくれないではないですか。その辺積算するに当たって、こういうことになるのかなという気もちょっとしているのですけれども、実際のところ、これは保育課長のほうの答弁になるのかなと思いますけれども、つけてもらった部分の国庫の収入未済で、保育所の建設の取扱いというのが遅れた場合に、国庫の補助金というのは翌年度回しでもきっちりつけてもらえるものなのですか。 ◎保育課長(星季有君) 今まで繰り越した分につきまして、国庫がつかなかったというケースはございません。 ◆委員(高橋美奈雄君) 今収入未済のほうは、林さんのほうで大分やってくれたのですけど、一つ残っているので、衛生費国庫補助金があるではないですか。この収入未済が令和2年度よりも大分膨らんでいますけど、ちょっとその理由が分からないので、教えてもらえますか。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) 先ほどの衛生費国庫負担金と同様でございまして、コロナワクチンの接種事業に係る補助金でございます。追加接種の事業のスケジュールに合わせて令和3年度から今年度に繰り越した分、収入未済額が発生しております。こちらの補助金につきましては、先ほどの負担金で充当するもの以外、接種券の作成ですとか、予約ですとか、コールセンターですとか、ワクチン接種に必要な体制確保に係る一切の経費に充当するものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 了解。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  53ページをお開きください。  17款県支出金について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) すみません、57ページになります。57ページ、17款2項6目教育費県補助金の中の、これは幼稚園費の補助金になるかなと思います。教育支援体制整備費について説明願います。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 教育支援体制整備費でございますけれども、これは新型コロナウイルス対策のために、公立幼稚園8園において購入したハンドソープ等の保健衛生用品の購入費に対する群馬県からの補助金となっております。 ◆委員(林恒徳君) コロナ対策の関係の公立という話でお伺いしました。これは、私立のほうは県のほうが直接何かやっているのですか。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 私立幼稚園については、私立幼稚園から直接県のほうに補助金の申請を出していただいて、それに対して補助が出るというような仕組みになっております。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  61ページをお開きください。  18款財産収入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 65ページをお開きください。  19款寄附金 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 69ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 75ページをお開きください。  22款諸収入について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) ここでお伺いするのは2つなのですが、75ページ、22款3項6目、奨学資金貸付金元金収入について、収入未済額が1,500万円ほどありますけれども、最近の動向について、昨年度の状況についてお伺いします。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 昨年度の状況ということでございますけれども、令和3年度の状況なのですが、未納者から聞き取りの結果、就職が思うようにいかなかったこと、あるいは結婚、出産、入院等の生活の変化から未納となるというケースが複数見られております。市の教育委員会としては、未納者に対して督促状を送付したり、電話や家庭訪問を行ったりしながら、返済計画の見直しの相談等にも乗っており、こういった取組で滞納の圧縮に現在努めているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 制度的には利息とか、そういう部分の取扱いだとか、計画を見直すときに具体的に注意している部分とか、そういうところがちょっとあればお伺いしたいのですが。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 利息等については特についておりませんので、今現在の収入からどの程度だったら返済が可能かというような聞き取りをしながら、返済額を減らしたり、あるいは期間を延ばしたり、そういった相談に乗っております。 ◆委員(林恒徳君) 利息がつかなければ、年数延びてもというところ、安心感は市が保証しているという部分であるかなというふうに思います。これは最長で、例えば延ばすという話になると、今までの中だと何年ぐらいというのがあるのですか。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 借りた期間の3倍まで認めておりますので、4年制の大学に行くとなると、12年間最大延ばせるということになっております。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。ありがとうございます。  続けてもう一つ、79ページのほうになりますが、22款5項4目の第10節に、公衆電話取扱手数料についてという項目があります。これは多分学校だけではないと思うのですけれども、学校の部分についてちょっと説明願います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) この中で教育に係る学校分につきましては、3万3,771円になりますけれども、現在各学校に設置されている公衆電話の台数で回答させていただきます。小学校9校、中学校14校に設置して運用しているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 大分公衆電話の数が減ったのだなというのを実感しているのですけれども、例えば忘れ物とか、部活の関係で忘れたとか、そういう電話をよくもらったのですけれども、そういう場合に公衆電話がなければ、決算項目のすぐ下にある私用電話使用料なんかのところにいくのか、その辺の状況をお伺いします。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 公衆電話が設置されていない小・中学校につきましては、代替の電話機を設置して対応しております。使用料は1回10円としまして、委員さんおっしゃられたとおり私用電話使用料として受け入れております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 79ページにある9目学校等給食事業収入の部分でお伺いしたいのですけど、これは毎年出る議論なのですけど、報告書等を見させていただくと、収入未済などが令和2年度よりも若干減っておりまして、その御努力の跡というものが見えるのですけど、コロナ禍もあったと思うのですけど、まず令和3年度の状況はどんな感じだったのかお伺いをさせていただけますか。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 現年度分の収納に重点を置き、各学校と連携しながら就学援助制度の周知等を行うとともに、文書や電話による催告も行い、支払い督促申立て等の法的措置も実施しました。 ◆委員(高橋美奈雄君) 本当に今課長からあったように御努力されているのは分かっているのですけど、減ったとはいえ、いずれにしてもこの収入未済が相変わらず1億円を超えているわけでございまして、やはりこの辺の数値が減少してこないと、給食の関係でも次のステップへ私は進めないなというふうに思っているのですけど、その辺の数値をもう少し減少させるための取組というものは、継続をもって同じことをやるのか、また新たな取組とか何か考えていらっしゃるのか、その辺についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 ◎健康教育課長(長岡誠君) やはり未納の保護者の方に粘り強く働きかけていくということが大切でございますので、学校とも連携しながら、市教育委員会の収納担当のほうが働きかけを行い、粘り強く働きかけて未納額の圧縮に努めているところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。新たな対策といったって、今までしっかりやってきたのですから、これ以上新しいものといったって、ないというふうに思いますけど、今課長がおっしゃったように今後も粘り強くぜひお願いしたいというふうに思います。それができないと、次のステップには進めないというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  85ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 続いて、歳出の審査を行いますので、125ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 155ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) なんかすみません、続けているような気がしまして。  157ページ、3款1項1目から始めていきます。この中の、まず避難行動要支援者名簿の作成という形で、成果のほうの73ページにありますけれども、令和3年度の状況についてお伺いします。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 避難行動要支援者名簿につきまして、令和3年度の状況でございますが、要支援者1万8,623人につきまして、同意者が7,389人となっております。名簿のほうは毎年更新いたしまして、区長や民生委員、消防機関などに提供しているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 同意者でないと、地域としては救出することができないかなというふうに思うのです。その辺り、何か担当課として取り組んでいる部分というのはあるのでしょうか。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) こちらの名簿につきましては、民生委員さんにも情報提供しておりますので、民生委員さんの日頃の訪問活動の中で、名簿の対象者と思われる方で、名簿に掲載されていない方に対して、制度の説明や同意をいただくようお願いしております。 ◆委員(林恒徳君) 名簿を作成した段階で、同意を得る得ないのところで、何か令和3年度中にあった事案みたいなものはありますか。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 名簿のほうを配付した後に、民生委員さんからの呼びかけ等によりまして直接お電話をいただいたり、民生委員さん経由でお電話をいただいたりして、同意書の確認書をお送りして、名簿のほうに掲載するといったケースもございました。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。  続いて、ちょっと下のほうに、丸で予備費より充当225万円というのがあるのですけれども、これは何だったのか、お伺いできればと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 令和3年度に行った総合福祉センターの電気設備の法定点検におきまして、非常用蓄電池設備の劣化によりまして、停電時にその機能を十分に発揮できる状態ではないという結果が出ましたので、早急に修繕をするため予備費を充てたものでございます。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。  それから、そのちょっと上、真ん中辺にあります社会福祉協議会補助金なのですけれども、これは令和2年度から比べてみると2,200万円近く減額となっているのですけれども、その影響だとか、そういう状況について説明願います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 社会福祉協議会補助金でございますが、令和2年度まで本補助金で対応しておりました手話通訳者設置事業に関わる人件費を、令和3年度より障害福祉課予算に組み入れたことにより減額となったものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 今手話通訳の関係の話を、移管したことで実質は変わっていないよというイメージに受け取るのですけれども、この辺運用上の問題だとか、そういうところで何か利用者さんのほうからお話があったりしているのでしょうか。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 手話通訳者をこれまでは総合福祉センターのほうに配置しておりました。令和3年度からは、障害者SOSセンターばるーんのほうに配置することになりまして、利用者からも市役所に近いことや利便性がいいことでかなり好評でして、件数的にも伸びている状況でございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 同じ158ページなのですけど、下のほうに介護サービス利用者負担等助成事業というのがありまして、その3つあるうちの真ん中、住宅改修ということで補助金が出ているのですけども、介護保険のほうでも同じようなものがあったと思うのですが、ちょっとこの違いをお知らせいただければと思います。 ◎介護保険課長(佐鳥久君) 介護保険制度の住宅改修費の申請に添付いたします住宅改修が必要な理由書、こちらを作成する場合に、ケアマネジャー等と契約していない利用者につきまして、ほかに有資格者を探して理由書の作成を依頼する必要がございます。この場合、作成を依頼された有資格者、いわゆるケアマネジャー、作業療法士、理学療法士、福祉住環境コーディネーター2級以上の取得者などに作成1件当たり2,000円の補助金、こちらのほうを交付しております。なお、令和3年度の実績につきましては117件で、23万4,000円ということになっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 分かりました。ケアマネも含めて、資格のある人へ払っている報酬だということです。  あと、そのすぐ下の生活困窮者自立支援事業なのですけど、説明書のほうにもありましたけれども、この件数が新規相談と継続相談で3,732件なのですけども、プランの作成が140件ということで、この辺がどういう感じでこのプラン作成のほうに至っているのか、その辺の状況をちょっとお知らせいただければと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 自立支援事業におきます相談件数につきましては、住居確保給付金の相談も含まれております。住居確保給付金を支給する際には、従来はプランの作成が必要でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大等の状況を踏まえ、令和2年5月より手続をできる限り簡潔に、かつ迅速に進めるために、住居確保給付金の支給に係るプランを作成することは原則として求めないということとされたため、現在は社会福祉課内に設置されているハローワーク高崎の出張所を利用する方に限りプランを作成しております。 ◆委員(逆瀬川義久君) コロナの関係で、事務手続を簡素化ということで、よく分かりました。いずれにしても伴走型の支援が大切な事業だと思います。相談現場の雰囲気も含めて、丁寧な対応を引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(谷川留美子君) 同じく158ページの生活困窮者自立支援事業の中の生活困窮者自立支援金、これはコロナウイルス感染症による、生活に対してのなのだと思うのですけど、この説明書にもありますが、これについてもう一度内容と状況を教えてください。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 生活困窮者自立支援金でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、生活に困窮する世帯の就労による自立を図るため、社会福祉協議会が実施する緊急小口資金等の特例貸付けを終了した世帯に対し、支援金を支給するものでございます。この事業は、令和3年7月より申請受付を開始いたしまして、当初の申請期限は同年の8月末でございましたが、申請期限が何度も延長されまして、現在は令和4年12月までとなっております。また、令和3年12月からは、求職活動を行ったにもかかわらず、自立への移行が困難だった世帯に対し、一度に限り再支給を行っております。支給の実績でございますが、初回の支給が475件、7,464万円、再支給が171件、2,342万円でございます。 ◆委員(谷川留美子君) ありがとうございます。大分件数が多いので、現場の職員の方々の対応は大変だと思うのですけれど、少し雇用状況もよくなって、明るい兆しも見えているようなので、今後とも引き続き市民の方に寄り添っていただいて、温かい御支援を、対応をよろしくお願いします。 ◆委員(高橋美奈雄君) 実は、この3連休だったのですけれども、そこでたまたま私はちょっと中体連のお手伝いをしていまして、その場で、その関係者ではないのですけれども、たまたま何人かの区長さんや区長経験者、または民生委員の経験者というのですか、今やっている人もいたのだけど、たまたま話をする機会がありまして、ちょうど決算のところでもお聞きできるのかなと思ってお聞きしたいと思うのですけど、先ほど林委員のほうから避難行動要支援者名簿の話が出ました。これ、やっぱり区長さんなり民生委員さんでもかなり、正直言ってどうしようと悩んでいる部分が多いです。というのは、個人情報の関係もありますから、実際には1万8,623人ですか、地域へ提供しようとする名簿は。しかしながら、同意者は7,389人しかいないわけでございます。というのは、地域で助け合おうとしても、今コミュニティーなんかが本当に昔と違いまして、なかなかどこに誰が住んでいるか分からないような状態であって、民生さんと区長さん、ほかの役員さんと協力してやる中にあって、まず登録をしていただかなければどうにもならないという声が出ていまして、これからでもいいのですけど、個人情報というのもありますけど、ぜひこの平常時から地域に提供する名簿に皆さん御協力くださいというような取組はできないのでしょうか、その辺についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 避難行動要支援者名簿の同意の確認につきましては、毎年12月頃に行っております。その際には、その同意の確認をしておりますということで、民生委員さんにもお話をさせていただいておりますので、そういった中で御理解いただけるよう、支援をいただけるようお願いしているところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) あまりしつこくはしませんけど、本当に事が起きたときは、やはりこの名簿がないとどうにもならないので、民生委員さんでも区長さんでもいいのですけど、地域の方に同意をしていただける取組というものをぜひ進めていただきたいなというふうに思います。  あとは今、民生委員というふうに何回か出たのですけれども、その下にも民生児童委員事業がございますけれども、令和3年度、令和2年度からもそうですけれども、民生の活動にも様々な障害がコロナ等であったというふうに思うのですけど、令和3年度の民生・児童委員さんの活動に対してどのような御理解を示しているのか、お伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 民生委員・児童委員さんの活動につきましては、コロナ禍におきましても、どのような形で自らの活動ができるかということで、民生委員さんたちには非常に苦慮されている中で対応していただいて、本当に頭の下がる思いでございます。支援といたしましては、補助金等の活用等をお願いしているところと、先日市のほうで消毒液を配布させていただくことになりましたので、そういったことで支援をさせていただいております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。今課長がおっしゃっていただいたとおり、本当に御努力をされているところは分かるのですけど、例えば社協から委託されているサロン等も、多分なかなか各地域でも開催できないでいるのかなというふうには思うのですけど、その中で、これは決算に結びつくのかどうなのか、でも区長さんとかから出た意見なのでお伺いしたいのですけど、今年は民生委員改選の年ですよね。区長さん等は相当御苦労なさっています。もっとストレートに言ってしまえば、何で民生委員を区長が見つけなくてはならないのだよと、そういう言葉もいただくわけですけど、でも区長さんに頑張ってもらわなければ民生委員さんは見つかりませんので、お願いしますということで答えているのですけど、その中で出ているのは、民生委員さんは、決まりはないですけど、2期やっていただかないといろんなことがやはり分からないというふうに言われています。だけど、成り手がいなくて1期で交代というのがどんどん増えてしまっているのです。市長からの感謝状も、あとは厚生労働大臣か、あれは非常勤の国家公務員ですから、感謝状も2期やらなければそれを頂けないということは、2期やってくださいということなのですけど、1期交代で3年で代わられてしまうと、非常に地域の民生委員活動も、やはり新人さん、新人さんとなってしまうと大変だというような状況があるというのをお聞きしているのですけど、その辺についての市の認識というものはどのようなものなのか、お伺いをさせていただきたいというふうに思います。 ◎市長(富岡賢治君) それは悩ましいことです。地域によりまして、区長さんだって2期ぐらい長く、ある程度やっていただかないと住宅の状況なんか分かりませんから。といっても、地域によっては1期、みんな1期だからやってやるよというようなもので、そういう地域もありますし、それを一律にやるということはちょっと無理だと思うのですけど、いずれにしても民生委員さんも区長さんも、成り手がなかなかないというので、みんな苦慮しています。だから、区長さんなんかの場合には、ともかく書類なんか、物すごい事務量みたいなものを増やすということはやめようということで、随分書類の出し方とか、そういうものを工夫するようにして、労力を少なくするような努力はしてきています。  民生委員さんは、だんだんお年を召した方は、1回話するのに1時間でぱっぱっぱということにはなりませんから、本当に手間暇かかりますので、申し訳ないと私らは思いますけど、打つ手はなかなかないです。だから、民生委員さんの少しお役に立たなくてはいけないということもあって、高齢者あんしんセンターというのをつくりまして、今29地域になりました。これは全国で高崎だけですから。偉そうに地域包括支援センターなんていうので全国はやっていますけど、それはおかしいということで、29か所の高齢者あんしんセンターというのをつくりまして、それで2人1組で、車を配置いたしまして回るようにして、これは民生委員さんに多少お役に立つことができるのではないかと、こう思いますけど、仕事が逆に増えるというところもありまして、ちょっと悩ましいところもありますけど、そういう方々の力と連携をして、少しでも民生委員さんの苦労を少なくするようにと思っていますけど、いい案はないですよ、正直言って。 ◆委員(高橋美奈雄君) 市長がおっしゃるとおり、確かにいい案はないと思います。だから地域の皆さん悩んでいるので、いい案があれば地域も悩まないのだから。これからも、だからいい案はないというふうに思いますけど、できるだけ長くやっていただけるような方策というものも探っていくということも大事だろうというふうに思いますので、今後ともぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。 ◆委員(谷川留美子君) 160ページの地域生活支援事業の中の手話奉仕員養成研修事業委託料についてなのですけれど、令和2年度が330万円で、令和3年度が37万円と10分の1になっておりまして、コロナ禍だったから研修が中止になったというふうに説明書にありました。市民の方からは、入門コースの受講希望者が多いのでもっと開催を増やしていただけないかと要望が届いております。令和4年度の予定はどのような状況でしょうか。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 今年度の手話奉仕員養成研修につきましては、7月に入門コース、それと基礎コースを開校しておりまして、今現在、順調に実施しております。しかし、令和3年度同様に受講者の数を通常の半数程度にして、3密回避をしております。今後コロナ対策等を検討した上で、途中で中止になることのないよう、十分注意しながら進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(谷川留美子君) ありがとうございます。コロナ禍での開催は大変な御苦労があるかと思います。入門コースが全部で33回のコースと聞いています。やはり最初からその回数ですとかなりハードルが高いので、できたら単発とか、二、三回の体験のコースをつくっていただいて、なるべくもっとたくさんの市民の方に手話を知っていただく講座をつくっていただくことを要望したいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(林恒徳君) すみません、3款1項2目で3つお伺いします。自立支援給付等事業がまず最初なのですけど、これは160ページになりますが、68億253万8,294円ということで、令和2年度の63億8,398万3,829円に比べて、その差が4億1,855万4,465円という形で、やっぱりいつもどおり伸びているなというふうに感じているのですけれども、基本的にちゃんと利用してもらうために大事な金額だとは思うのですが、この辺無尽蔵に伸びていくというわけにもいかないですから、その抑制とか、そういう部分に対して、その影響と考え方についてお伺いします。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 今委員がおっしゃるように、自立支援給付等事業におきましては、前年対比で約4億2,000万円ほど増加しております。そのうちの大半が介護給付費・訓練等給付費で大幅に増加しておりまして、約4億円増加しております。平成29年から令和3年度までの各年度における伸びを見ますと、2億5,000万円、3億6,000万円、2億9,000万円、4億円と増加傾向になっております。増加に対する本市の対応といたしましては、公費で運用されるサービスでございますので、適正給付に努めていかなければならないと考えております。その一つの方法として、新規にサービスを利用する方や支給限度基準を超える方を対象として、基幹相談支援センターのスーパーバイザーをメンバーとする精査会を毎週実施しておりまして、精査をさせていただいております。なお、むやみに支給制限をするのではなく、真に必要となる適切なサービスが支給されるよう判断させていただいております。 ◆委員(林恒徳君) 精査会で非常に良心的に障害福祉課がやっていただいているのだろうなというふうに思っているのですけれども、一方で利用者さんからは、なぜ再申請しても、何度やっても給付が伸びないのかというような話のクレーム、それぞれの議員さんのほうにもそんな相談が来ているケースなんていうのもあるのだろうなというふうに思っています。高崎市のこの給付というのは、群馬県で一番多い給付ですから、利用者さんにもっとしっかりと高崎は出しているのだよという部分をアピールしていくべきだと思うのですけれども、その辺り精査会が入ったことによって、抑制を高崎市は他市よりもかけているのだという印象がすごく強くこの間出ているなという感じがするのです。その辺り、市としてはどのように捉えているのか、お伺いしたいのですが。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 今回のこの自立支援給付等事業につきましては、18歳以上の障害者を対象とした給付費となっております。18歳未満の障害児においては、日中活動の場所として、保育所、幼稚園、学校等がございますが、18歳以上になりますと、社会に出ても就労できずに生活する方にとっては、就労移行支援サービスや就労継続支援サービス、生活介護サービスといった障害福祉サービスが必要となってまいります。そのため本市におきましては、障害者においては基本的には平日、月曜日から金曜日までサービスができるように、適切な支援、給付ができるよう、先ほども申し上げましたように、真に必要となる適切なサービスを給付してまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(林恒徳君) 真に必要となるというのは、なかなか難しいとは思いますけれども、ちょっと給付抑制が高崎市は激しくかかり過ぎているという印象が、保護者の間と事業者の間に随分出回ってしまっているので、せっかくここまで出しているのだから、うまく使ってもらえればと思います。  続けてよろしいですか。ハーモニー高崎ケアセンター指定管理料についてお伺いしたいのですけれども、令和2年度から見れば随分減っているのですけれども、この指定管理料の考え方、取扱いを説明願います。 ◎障害福祉課長(千明浩君) ハーモニー高崎ケアセンターの指定管理料につきましては、ハーモニー高崎ケアセンターにある心身障害者会館、心身障害者体育センター及び心身障害者デイサービスの3つの施設の管理に係る費用を指定管理先の社会福祉法人榛桐会にお支払いしているものです。令和3年度からの5年間の指定管理期間における指定管理料については、令和2年度までの5年間の指定管理期間の剰余金が毎年度1,000万円から1,500万円ほど発生しており、その実績額を考慮して決定しております。 ◆委員(林恒徳君) あそこのデイサービスの取扱いだけではなくて、会館自体や全体の運営の部分でこれだけの金額になっているのだなという気はしています。20年間ぐらいたったところで、榛桐会の人事異動等もある中での指定管理料で、うまくやっていただいているのだろうなというふうに思いますが、建物自体も老朽化がだんだん、だんだん進んできているのだろうなというふうに思います。お風呂等を使う場所でもありますので、何かあった場合にはしっかりとした対応をよろしくお願いします。  続けてもう一つ、最後になります。在宅重度心身障害者おむつ給付等サービス委託料について、制度説明も含めて給付実績などをお伺いしたいと思います。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 在宅重度心身障害者おむつ給付等サービスにつきましては、在宅で寝たきりの状態にある3歳から65歳までの重度の心身障害のある方、具体的には肢体不自由の方で、身体障害者手帳1級、2級を所持する方、もしくは知的障害があり、療育手帳Aを所持する方で、常時おむつを必要とする方に対して、月額5,000円を上限におむつを給付する事業でございます。おむつの配送等については、おむつ業者6社に委託しており、令和3年度の利用者は224名で、前年度より1名増加しております。なお、前年度決算額よりも600万円ほど減少しておりますのは、県の補助金が令和2年度末で廃止となったことにより、県補助金分を差し引き、月額上限額を8,000円から5,000円に変更したためでございます。 ◆委員(林恒徳君) 確かに県費がなくなったのですよね。在宅というところで出てきている部分なのですけれども、これはグループホームが利用できなかったような気がするのですけれども、グループホームは居宅サービスではないですか。何でグループホームは駄目なのか、お伺いしてもいいですか。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 対象者を在宅で生活する障害児や障害者とし、グループホームに入居する障害者を対象としていないのは、以前は障害者のグループホームでは重度の身体障害者や知的障害者を受け入れているところがほとんどなかったため、特に対象としておりませんでした。しかしながら、平成30年度の制度改正により、身体介護の必要な方も受け入れ、支援を行う日中サービス支援型グループホームが新設され、重度の身体障害者や知的障害者も入居が可能となってまいりましたので、今後は実態把握等に努め、研究してまいりたいと考えております。
    ◆委員(林恒徳君) できるだけ速やかな対応をお願いしたいと思います。自立支援給付の伸びの中の一部にグループホームが増えているという話も聞いておりますので、ぜひとも利用者さんが混乱しないように、早い段階での対応をお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  163ページをお開きください。  2項児童福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後藤彰君) 170ページの二重丸の下から2番目の子育て世帯等臨時特別支援事業の実績についてお伺いいたします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) この事業は、高校生までの子どもがいる世帯に対して、児童1人当たり現金で5万円、クーポン券5万円、合わせて10万円の支援をした事業でございます。一部令和4年度へ繰越ししている事業でございますが、令和3年度の実績といたしまして、現金給付では児童数5万3,390人に対し26億6,950万円で、対象者の約99.8%に対して給付を実施したところでございます。なお、令和4年度に入り、繰越分132人に対して給付を実施し、事業を全て終了したものでございます。  次に、クーポン券でございますが、クーポン券はその使用期限が令和4年7月まで、7月いっぱいでございまして、金融機関との精算事務のタイミングから、令和3年度の実績は9億円程度でございますが、今現在の状況を申し上げますと、速報値で使用率99.6%、約26億円が市内の登録店で使用されたことになっております。 ◆委員(後藤彰君) 次に、その効果についてお伺いします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) いずれもこの事業の趣旨であります子育て支援に関連した文房具や学生服などの購入に多く利用があったほか、食料品店や小売店でも多く使用され、子育て支援と併せまして、市内経済の下支えにつながったものと考えております。 ◆委員(後藤彰君) ありがとうございます。  クーポン券に関しては、いろいろと賛否があったり、いろいろありましたけど、本市経済にとっては非常によかったのかなと思います。また、今後もそういった機会があれば、ぜひ状況に応じて対応していただければと思います。ありがとうございました。 ◆委員(逆瀬川義久君) 少し戻っていただいて、166ページの真ん中辺、放課後児童健全育成事業なのですけれども、学童のことがここでちょっと出てきているかと思うのですけども、夏休み中のお子さんの預け先というのですか、居場所ということで、何件か問合せもいただきました。市のホームページのほうを拝見しますと、空きがあるところについては、各クラブのほうに問合せをしてみてくださいというような案内文もあるのですけども、実際、夏というか長期休暇というか、その辺で受け入れている実績がありましたらお知らせください。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 放課後児童クラブの入所児童の保護者は、年間通して就業しておりまして、年度当初から通年利用で入所している方が多い状況でございますが、年度途中からの入所などを希望する場合は、施設面や指導員の状況を考慮しつつ、各クラブには児童を受け入れていただくようお願いしているところでございますが、利用時期に特化した、そういった実績について詳細は把握していないところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) その報告を取っていないということなのですかね。詳細は把握していないということなのですけども、現実にそういうところで、夏休みだけちょっと悩まれている方もいるように思いますので、例えば5月とか6月ぐらいに、ある程度人数が確定したタイミングで、その受入れが可能な学童クラブというものを例えばホームページ上にアップするとか、そういう情報開示ということを取り組んだらいかがと思うのですけれども、お考えをお聞かせください。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 年度途中の入所などについて御相談いただいた場合は、各クラブへお願いするなど個別に対応しておるところでございますが、今後の利用状況やニーズを踏まえまして、ホームページへの掲載に限らず、適切な周知方法について検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) どういうやり方がいいか分かりませんけども、その辺については、ちょっと御検討いただければありがたいなというふうに思います。それで、若干関連していると言えば関連しているのですけど、続いていいですか。170ページの二重丸の2つ目、子育てなんでもセンター運営事業ということで、ここに先ほど歳入のところでも託児ルームの利用状況について質疑がありましたけども、ここは連続利用ということでいくと、一応3日までということで規定があるようなのですけども、その辺は法令か何かにあるのか、市として考えがあって3日までと決めているのか、ちょっとその辺についてお知らせください。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 特に法令等で定められているものではございませんが、恒常的に保育を必要とする方は既に保育所に入所されておりますから、突発的な利用希望、そういったものに対応するために連続した利用については御遠慮いただいているものでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) それで、先ほどのちょっと夏休みの話と関係してくるのですけども、例えばここの託児ルームというものを、夏休みの期間中、条件を少し緩和するとか、そういうことはできないのかお伺いします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 子育てなんでもセンターにつきましては、大変好評いただいている施設でございまして、昨年10月には新たに群馬地域において託児ルームを開設したところでございます。いずれの施設におきましても、今後の利用状況などを踏まえまして検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 非常に利用者数も、先ほどの歳入のところでもありましたけれども、多いということで、なかなか簡単に緩和するというのもいかがなものかというところかと思います。ただ、夏休みの間だけいわゆる学童を開設しているという自治体も調べるとあるようでありまして、そういう考え方も一つにはあるかなと思います。  それからもう一つは、やはり託児ルームが非常に好評ということで、今2か所市内にありますけども、もう一か所どこかつくっていただいて、その上で、そこをまたそういう利用の部分で活用していくという、そういう考え方もあるのかなと思います。いろんな考えもありますけど、あまり時間をかけないで、毎年夏もやってきますし、共働き世帯の方も増えている状況でありますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 保護者の御都合はいろいろありますので。でも、これをつくったのは高崎だけですから。そのつくったばかりで、次から次にいろいろ言われても、なかなか対応はしづらいのですけども、今絶対数がちょっと、もう一か所ぐらいは最低増やしたほうがいいかなと実は思っておりまして、ただこれは簡単ではございませんで、知らないお子さんや、赤ちゃんなんかのお子さんを預かるものですから、医療との連携もしっかりしなくてはいけないというので、部屋があればいいというものではありませんし、それからやっぱり優秀な保育士さんがちゃんとつかなくてはいけないということで、運営も簡単ではありませんので難しいのですけれども、ちょっと量が足りないかなと、こう思っています。群馬地域に開きましたのは、旧市内から強い要望があるのですけど、旧市内ばかりでは合併地域に申し訳ないということで、人口が増えてきている群馬地域に2か所目つくらせていただきましたけど、絶対数がちょっと足りないと思いますので、ちょっといろんな民間のあれも相談しながら、それはひそかに考えています、発表までできませんけど。託児は、子育てしていく人たち、若い夫婦に対しましても支援になるということだけではなくて、少子化対策にもなりまして、預ける保育所がないと非常に苦しんでいる先輩の女性たちを見て、若い人は結婚しようなんて気は起きませんので、この託児施設は整備を進めていきたいと思いますけれども、簡単ではありませんで、来年つくりますというわけにはいかないということで、努力はいたします。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今市長にお答えいただきましたけど、実際、確かに運営をされているという部分においては、保育園の関係者の方々にも御協力、御理解をいただいて行っていただいているということで、あとはその場所の問題もあろうかと思います。いずれにしてもいい形で、ここら辺の支援がさらに広がっていくということを御期待したいというふうに思います。  あと一点だけよろしいですか。すみません、またちょっと戻っていただいて、166ページの先ほどの放課後児童の下の私立保育所の関係なのですけども、最近というか、度々ニュースにもなりますけど、保育園の送迎バスの中にお子さんが取り残される。その上で、残念な事故が発生するということが起きております。度々繰り返されているということで、ちなみに高崎市としては、この辺、私立保育所の送迎バスなのですけど、安全管理についてはどういった形で行っているのか、確認をされているかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 保育所、幼稚園がみんな絡みますので1人で答えますけれども、これは今度の事件の概要がはっきりしてきましたので、こういうことがないようにということで、高崎市の場合はバスを使っている施設に対して点検をしただけでなくて、もう少し今度の事例で基礎的なバスの運営の仕方を元からやっぱり点検しなくてはいけないということで、近く通達しまして、留意事項をきちっと伝えようと思っています。今度の事件は概要がやっと分かってまいりましたので、それを踏まえまして、そういうことが起きないようにということで、近く、今そういう準備をしていますので。 ◆委員(逆瀬川義久君) 早速取り組んでいただいているということで、市長のほうからお答えをいただきました。今回もそういうことで通知を出そうということで、大変ありがたいというふうに思うのですけれども、この手の事件というのは、やっぱり数年置きに発生するというか、ちょっと意識が薄れてきたぐらいのタイミングで何か出ているような、発生しているような気がしますので、今年度に限らず、毎年1回とか、ある程度定期的にそういう部分での注意喚起をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(伊藤敦博君) 今の逆瀬川委員の質問に関連もするのですが、本当に3歳の園児が送迎バスに置き去りにされたというのは非常に悲しい事件で、やはり保育園は子どもの命に責任を持たなければならない。そのためには、やはり保育士の質とかというのも求められると思うのですが、3款2項1目のところで、166ページ、私立保育所振興事業の9番目ぐらいですか、保育士確保補助金というのがあります。これは数年前からですか、今保育士が人手不足で、なかなか人材が集まらない、それに保育園の経費がかかるということでこの補助金が設けられていると思うのですが、実績を見ると令和3年度は17件で299万円の支出があります。この成果というか実績について、どう捉えているのかをまず教えてください。 ◎保育課長(星季有君) 令和元年度から事業を開始しました当該補助金でございますが、開始から毎年10人程度の保育士の確保につながっております。年度によって確保人数に多少の差が見られておりますけれども、私立保育所等の人材不足の解消や保育環境の向上の一助になっているものと考えております。 ◆委員(伊藤敦博君) 人材会社に依頼をするのは苦肉の策だとも思うのですが、私は保育園の保育士に、やっぱり派遣社員というのは少々なじまないのではないかということをこの間言わせていただいています。今回の事件について、朝日新聞に書かれているのですが、同乗していたのは70代の派遣社員であり、運転手も理事長が代行していたことが分かっている。慢性的な人手不足が続く保育現場で、民間任せの人材集めの限界を指摘する声もあるというふうに書かれています。私は、やはり派遣会社には失礼だけれども、保育士という仕事はできれば専門で行っていただきたいというふうに考えています。この保育士確保補助金についても、人材派遣会社に費用をこれで支出しているわけですよね。であれば、直接保育士の人件費に充てられるような確保策が必要ではないかというふうに考えます。  また、朝日新聞でも、保育士が多忙で加重労働、慢性的な人材不足というふうに書かれていますけれども、やはりこれは配置基準の見直しも含めて、配置基準については本市でも一定の補助金を出していますけれども、やっぱり子どもたち一人一人の命を保証していく上ではぜひ見直しをしてほしいし、本市単独でできないのであれば、県や国に対して、ぜひ子ども一人一人にちゃんと目が行き届いて、クラスで休んだ子どもがいたことに気づかないということがあってはならないということを思います。そういう点で、ぜひこの使い道について、新たな政策を打ち出していただければと思います。  次、よろしいですか。次に、その4つ下の産休等代替職員補助金の44万8,000円について伺います。これも昨年度に伺いましたけれども、これが打ち切りになるという話を伺っていたのですが、どういうふうになるのでしょうか。 ◎保育課長(星季有君) 産休等代替職員補助金につきましては、昨年6月に議会で答弁したとおり、公的保険制度による手当金の拡充に伴いまして、令和3年度からは事業を廃止しております。当該決算額につきましては、令和2年度中に申請を受けたものの中で、令和3年度に係るものを経過的に措置したものでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) それに替わる保険制度で一定のカバーができるということで、なくなるということですけれども、保育士を確保する中で言われているのは、いわゆる潜在保育士をいかに確保していくかということです。結婚して辞められる方、子どもを産んで辞められる方、そういう方が保育園に戻ってこない、やっぱりこれに対して何らかの行政の対策が私は必要であると常々考えています。そういう意味では、私は公的な保険だけでなく、市としてぜひ一旦離職した人に保育園に戻ってきてほしいという、そういうメッセージを、例えばさっきの300万円にしてみても、新卒で高崎の新たな保育士になった方にお祝金を出すとか、数年間のブランクがあっても再び保育士になった方に直接支援金、支度金を出すとか、そういう形で人件費を使っていただければ、高崎で保育をしたいという方がもう少し増えるのではないかなというふうに考えます。  もう一点よろしいですか。次のページの上のほうになります。処遇改善臨時特例事業補助金4,200万円について伺います。これもこの補助金が決まった際に伺いましたけれども、コロナ禍が続く中で、今国内でエッセンシャルワーカーと言われる職業の方が実は日本経済の底支えをしているのだと、子どもの預かり場所として保育園であったり、高齢者の預かり場所として介護施設があったり、しかしそういうところで働く方の給料がほかと比べて非常に低いということで、ここを何とか手を打たなければ人材確保にならないということで、岸田政権も僅かな額ですが、問題意識としては打ち出したというふうに考えています。令和3年度におけるこの補助金事業の成果と、それからこれは臨時なのですが、今後も続く見通しがあるのかどうか、その2つを伺いたいと思います。 ◎保育課長(星季有君) コロナ克服・新時代開拓のための経済対策としまして、全額国の負担の下で実施されました保育士等の収入を3%引き上げる当該事業につきましては、保育所に勤務する職員全員が対象となりまして、2,600人程度の処遇の改善が図られたものと考えております。決算額につきましては、当該事業の対象期間でございます令和3年度の2月から令和4年度の9月までの8か月のうち、令和3年度に係る2か月分の処遇改善額となっております。今後につきましては、10月から国によって制度が改正されまして、毎月お支払いする運営費の中で給付されることになりますけれども、全額国の負担ではなく、4分の1が市の負担となり、引き継がれることとなっております。 ◆委員(伊藤敦博君) これは保育料の無料化と同じで、国が始めた事業だけれども結局市にも負担がかかるということで、いかがなものかという感じもしますけれども、保育士、介護福祉士などの処遇改善は本当に私は喫緊の問題で、3%程度でどうこうなる問題ではないというふうに考えています。保育士の処遇改善については、やはりその根本にある配置基準も含めて、公定価格の見直しというのを私は国に対して強く求めていくことが必要だと思います。さきに挙げました牧之原市の事件も含めて、やはり市長はよく高崎市の子どもの命は高崎で必ず守るというふうにおっしゃいましたけれども、そのベースとなる保育士の処遇についてもしっかりと今後検討いただきたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) すみません、私のほうで3つほどあるのですけど、まず最初に165ページになります。165ページ、166ページのところの3款2項1目の、先ほど逆瀬川委員のほうからもちょっとありましたけれども放課後児童クラブ委託料、この関係で、令和2年度よりも2,500万円ほど減っているのかなというふうに思います。まず、その状況についてお伺いします。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 減少要因といたしましては、令和2年度、こちら緊急事態宣言が発出されたことから、小学校が臨時休校したことによりまして、放課後児童クラブを午前中から開所したための経費として、国から臨時措置が約5,600万円ほどございました。それが主な減少要因なのですけども、一方、令和3年度はクラブの増加や加算科目の増加などにより3,000万円ほど委託料が増加したことから、差引き2,500万円ほどの減少となっております。 ◆委員(林恒徳君) 令和2年度がかなり特殊な運営だったかなというふうに思いますので、その辺も含めて、昨年度も増えているのだなという説明をいただきました。  続いて、そこの二重丸の一番下の項目に処遇改善臨時特例事業補助金がありますけれども、先ほど伊藤委員のほうからありました保育士の処遇改善と同じようなものなのかなというふうに思いますが、これについて説明を求めます。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 制度としては、先ほどと全く同じなのですけど、放課後児童クラブに勤務する職員に対しまして、令和4年2月から国の全額補助を受けまして、月額9,000円程度の賃金改善を図ったものでございまして、令和3年度は89クラブで475人の処遇改善が図られました。 ◆委員(林恒徳君) 今言っていただいた89クラブというのは、ほぼ全部のところから出てきたという理解でいいのですか。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 直営もございますので、直営を除いたクラブが、数クラブは申請しないところもありますが、申請してございます。 ◆委員(林恒徳君) 保育所のほうも聞きたいのですけど、処遇改善を申請しなかった法人とかはあるのですか。 ◎保育課長(星季有君) 申請しない法人はございませんでした。 ◆委員(林恒徳君) 学童クラブは、支援員さんを見つけるのにすごく苦労しているのだと思うのです。事務の取扱いが、確かに保護者のほうに、こういう部分について行っているというお話を伺いましたけれども、数クラブ申請しなかったところというのは、隠しておいても多分情報が漏れるのだろうなと。支援員同士の中で、あそこのうちはつけてくれなかったのだよという話が出てくれば、次に見つけようと思った場合に見つからないとか、あそこはという話が絶対に出てくると思うのです。  今学童クラブの運営は、私はいい形だとは思っているのですけれども、ただ保護者会とか地域がという話になった場合の負担感の取扱いだとか、そういう部分を少しずつ、現場では相当頑張っていただいているなという感じはしているのですけれども、何かもうちょっと違う考え方だとか、そういうのを持っていかないといけないのかなと。例えば支援員さんの中で事務の取扱いができる人を常勤化し、もうちょっと勤務時間を長くしてやっていくだとか、処遇を変えていくだとか、そういう部分の取扱いも踏まえて考えていかないと、ちょっと厳しい時期に来てしまっているのかなというふうに感じています。思った以上に保護者さんのほうから事務の取扱いが負担で大変だという話がちょっと耳に聞こえてきたものですから、でもそれは頑張ってもらわないといけないところなので、ぜひともその辺はよろしくお願いしたいと思います。  続けてもう一つ。これは171ページ、3款2項3目になります。ここにぽつんとパソコン借上料という形で30万7,632円ということで、保育所全体、公立保育所で考えると何か極端に少ない数字が入っているので、この辺の数字についてお伺いできればと思います。 ◎保育課長(星季有君) こちらの費目につきましては、くらぶちこども園の幼稚園教諭の業務端末5台分の借上料となっております。 ◆委員(林恒徳君) くらぶちこども園ということで、これは幼稚園の先生とかの部分で、嘱託さんとか、いろいろ今職種がいると思うのですけど、全員分ではないという理解でいいのですか。 ◎保育課長(星季有君) 幼稚園の教諭、先生の分の業務端末となっております。 ◆委員(林恒徳君) 子どもを直接見ている部分があるので、公の部分がやっぱり外職場は進んでいないという話もあります。大半の部分は情報政策課で、総務委員会のほうで対応しているという話で伺ってはいるのですけれども、こども園の部分だけこうやって切り出して出ている。また、リースされる部分が最新のものでない場合もあるというような話も現場からは聞こえてきたりもするので、ぜひともこれからはしっかりと1人1台、保育職場においてもこういう形でシステムパソコンが使えるような形で対応をお願いします。 ◆委員(谷川留美子君) 166ページの私立保育所振興事業の中で、項目は特にないのですけど、ほかの科目にもちょっと該当するもので、まず保育所の3人目が無料になる条件が以前より緩和されているようなので、それを教えてください。同じく学童保育、子育てなんでもセンター内の託児施設かしの木についてもお願いいたします。 ◎保育課長(星季有君) 保育料のことでよろしいでしょうか。保育料につきましては、国が定めた基準を基に各市町村において定めるものとなっております。本市における第3子目以降の保育料につきましては、平成13年より、3人とも同時入所の場合に無料とする国の基準を大幅に緩和しました。同時入所でなくても、子どもが一般的な扶養の範囲内であれば、上からカウントしまして、3番目以降の子どもが保育園を利用した場合において無料となっております。 ◎こども家庭課長(横澤慶君) 続きまして、放課後児童クラブですが、放課後児童クラブでは扶養している第3子から無料となっております。  次に、子育てなんでもセンター内の託児施設では、同時利用の3人目から無料としております。 ◆委員(谷川留美子君) ありがとうございました。  大変参考になりました。かなり条件が以前より利用しやすくなっているので、喜ばしいことなのですけれども、皆さんに周知できているのかというのがちょっと心配になります。ホームページや子育て支援サイトちゃいたかでちょっと探してみたのですけれど、どこかに載っているとは思うのですけれど、見つけられませんでした。ちゃいたかの中でもいいですし、そのほかにも高崎市の子育てするなら高崎市というキャッチコピーで、高崎の子育て支援の優遇施策のまとめサイトがあったらいいのではないかなと思っています。ぜひ2人目、3人目、こういうふうな優遇の措置があるのだなというのを知っていただいて、考えていただけるように、周知するようにアピールしてください。よろしくお願いします。 ◆委員(高橋美奈雄君) 1個だけ。同じ166ページの私立保育所振興事業の中で、保育所等緊急整備事業費補助金というのがあるのですけど、これが令和2年度から比べると約4億5,000万円ほど減っているのですけど、どのような理由で減少になったのか、教えていただけますか。 ◎保育課長(星季有君) 決算額が減少した理由でございますが、令和3年度に予定しておりました2つの施設のうち1つの施設が、先ほど説明させていただきましたけれども、繰越しになったことから、貝沢町にあるある星の子みのりこども園の1施設分であったため、比較的補助額が大きかった令和2年度の3つの施設と比較しますと、4億5,000万円ほどの減額となっております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 今、貝沢町にある云々出ましたけど、よく知っているところなのですけれども、それはそれとして、その理由は分かるのですが、この緊急事業整備ということは、事業の説明書でも83ページに1件で1億円使われているのですけど、緊急ということは、どういうことでそれが採択される事業なのですか。1件で1億円というのも大きいなと思うのですけど、それについて教えてもらえますか。 ◎保育課長(星季有君) 整備の概要につきましては、整備する施設の定員に応じて補助額がついておりまして、あくまでも当該年度の単年度に整備をするということで申請を出しまして、国において採択をされるものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 了解しました。ありがとうございました。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。 △休憩 ○委員長(大竹隆一君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。 午前11時48分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開 午後 0時58分再開 ○委員長(大竹隆一君) それでは、全員おそろいなので会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  175ページをお開きください。  3項高齢者福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後藤彰君) 高齢者福祉総務費の二重丸の下から4つ目の敬老事業の中の敬老事業補助金の内容についてお伺いします。  それと、昨日は敬老の日でしたが、何かしら活動的なことが行われたのかなと思って、お伺いいたします。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 当該補助金につきましては、平成19年まで音楽センターにおきまして敬老会という事業を行っておりましたが、平成20年以降は地域の単位で、町内会等で実施していただくことになったことの補助金でございまして、地域の実情に合わせて地域単位でお祝い会を開いていただいたり、お祝いの品を配布していただいたりしているものでございます。  なお、昨日は敬老の日ということで、100歳の方を訪問させていただいたのですけれども、高崎市の今年度に100歳になられた方の内訳としまして、128人の方が100歳を迎えられました。男性が21人で女性が107人。ちなみに100歳以上の高齢者の方は345人おります。去年より22人の増加ということになっておりまして、市内の最高齢者が106歳、大正4年生まれの方で、吉井地域の方です。女性につきましては、旧高崎地域の方で、大正2年生まれの109歳の方、男女とも県内第2位の長寿ということになっております。 ◆委員(後藤彰君) ありがとうございました。それだけ100歳以上の方がいる、お元気な方がいっぱいいるのは大変いいことだと思います。  また、敬老事業に関しましては、結構毎年楽しみにしているおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいると思いますので、今後とも引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。 ◆委員(林恒徳君) 177ページ、3款3項1目の中の買い物支援タクシー借上料について、制度説明をお願いします。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 買い物支援タクシーチケット交付事業につきましては、周辺にスーパー等がない地域におきまして、独り暮らしの高齢者の方々を対象に、ボランティアの方が同行して買物支援を行っていただく、こうした町内会に対しましてタクシーチケットの交付を行っているもので、利用者の方につきましては1回100円をボランティアの方にお支払いいただくような事業となっております。内訳としましては、5町内会で実施しておりまして、それぞれの内訳は、菊地町が利用者2名で年間延べ44回の実施、楽間町第二が9人で138回、沖町が7人で64回、新保田中町が2人で42回ということでございました。 ◆委員(林恒徳君) もうちょっと利用者が増えてくれるといいかなというふうな思いも持ちますし、結構要綱がこれを利用するにはちょっと厳しいかなと感じるところもあるのですけど、今後の見通しなども含めて、ちょっと御回答いただければと思います。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) この事業につきましては、やはりボランティアの方々の御協力、また実施主体となる町内会の方々の御理解等が必要な事業でございまして、簡単にはなかなか広げていくというところが難しいところではございますけれども、いずれも利用者の方がいらっしゃいまして、欠くことのできない事業とは考えておりますので、引き続き町内会等に対しましても周知していきたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) 続けて、ちょっとページが変わります。179ページ、180ページ、3目のほうになりますけれども、この中で長寿センターの各所改修工事になってくるかなと思うのですが、令和3年度の工事、大きいものがあれば場所とか、そういう部分について説明願えればと思います。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 令和3年度における改修工事費内訳といたしましては、大きなもので八幡長寿センターのキュービクル受変電設備、こちらの改修が約275万円、片岡長寿センターの大広間の空調の設置、こちらが約130万円、六郷長寿センターの教養娯楽室にエアコン設置、こちらが90万円ほどということで、これは施設に欠かすことのできない部分ということで、計画的に進めております。  また、水漏れ等の突発的な事故も起きまして、中川長寿センターで給湯の配管の改修工事、こちらも行っております。 ◆委員(林恒徳君) 長寿センターについても結構老朽化してきて、いろいろメンテナンス等も必要になってくるのだろうなというふうに思います。壊れたときにしっかりと対応していただいているのだなというのは感じているところではありますので、ぜひとも今後とも大きな事故等につながらないように取組を進めていただければと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) 178ページなのですけど、ここに本市の特徴的な事業でございますおとしよりぐるりんタクシーがございます。やはり本市の売りでもあるので、決算でございますので、これに触れないわけにはいかないのかなというふうに思っているので、お聞きしたいのですけど、おとしよりぐるりんタクシー運行委託料でも2億円以上の金額があるのですけど、令和3年度の全体的な成果はどのように受け止めているのかということと、観音山丘陵の4ルートは令和3年度の途中から入ったと思うのですけど、それらも加わりましたが、加わった中での各地域の特徴というものはどのように捉えているのか、お伺いをさせていただきたいというふうに思います。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 成果といたしましては、やはり乗客といいますか、御利用されている方の人数等で把握させていただいておるところでございまして、年間の延べ利用者数としましては1万9,861人、こちらは令和2年度の6月から開始しました支所地域、倉渕、榛名、吉井、こちらの地域と、あと昨年の8月から運行しました観音山丘陵、乗附、片岡、寺尾、南八幡の4ルート、こちらのトータルとなっております。  それぞれの特徴といたしましては、やはり地域地域でも違い等はございますけれども、主として言えるところというのは、利用者の方が非常に喜ばれている事業であるかなと思っております。また、それぞれ利用者の声がいろいろ我々のほうにも届いておりまして、ルートの延長の御要望であったりとか、あとは1周の時間がちょっと長いという御指摘等もございまして、適宜、今年度の4月に支所地域につきましてはルートの変更を行わせていただいた、こういったところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 課長ありがとうございます。利用者の声なども届けていただきましたけど、今課長からも答弁がありましたように、やはりこの地域だけではなく、市民の要望も結構上がっているのではないかなと私は思っているのです。当然お金がかかっていますけれども、福祉にはお金がかかるのは当然だということもございますので、今正直言って、こちらの地域でも、うちでも欲しいよなんていう要望は実際どのぐらい上がっているのでしょうか。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 数とするとというところだとなかなか、1人の方から複数回御要望いただいたりというところもありますけれども、市内の多くの地域の方から、うちの地域にもという御要望はかなり伺っております。そうした中で、我々としましては、やはり既存の交通がない地域であったり、高齢化率の高い地域、あとは山間部であったり、そういったところを優先的に進めている、そういったところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。やはりかなりの要望が上がっているということでございます。その辺をどう考えていくかということも非常に私は重要な政策的な展開になるのかなというふうに思っているのですけど、全てそうですか、そうですかなんて応えていけば、ぐるりんバスの予算まで超えてしまうようなことになってしまいますので、その辺は考えていかなくてならないというふうに思いますが、私は一つ、私の勝手な考えなのですけれども、おとしよりぐるりんタクシーを使っている方は、多分買物だとか病院だとかが多いわけで、こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、毎日乗る必要はないというふうに思うのです。ですから、例えばこの地域は月水金とか、こっちは火木土に。そうすると、今の予算で倍の地域が回せるようになるのかなという考えもあるのですけど、今後の政策的な展開について、要望にはどのように応えていこうというふうな方向性で考えているのか、もしお考えがあればお示しいただきたいというふうに思います。 ◎市長(富岡賢治君) 発案者の立場から申し上げますけど、お年寄りに、例えば予約だとか、火水木に限るよとか、そういう条件を付すのは実際無理があると思っているのです。だって、回っているということを知っていただくには相当時間がかかりましたし、そのルートも何度も回覧板といいますか、ビラで各家庭にお配りしても、何だいそれはなんていうようなものですから、時間かかりますので、そういう曜日を変えたりするというのは、そうすれば効率がいいようにも思うのですけど、実際の利用者は無理だと思うのです。委員御存じのとおり、お年を召した方に情報を伝達するということは大変難しいということでございますので、そこら辺もわきまえながらやっていきたいと思います。ただ、これを全地域に広げるというわけには多分まいらないので、今担当課長から申し上げましたように、高齢化率が特に高いとか、そんなようなことで要望に応えていこうと思っています。 ◆委員(高橋美奈雄君) 月水金、火木土で、私の愚策みたいな感じで、ちょっと思いつきみたいなことを言ってしまったのですけど、いずれにしても本当に高齢化率の高いところとか、あと地理的問題もあると思うのですけど、その辺を加味しながら、おとしよりぐるりんタクシーは、予算の面も当然幾らになるか大事だというふうに思いますので、よく加味しながら運行していっていただければというふうに思います。  続けてよろしいですか。次に、在宅サービス事業が在宅福祉費の中にあるのですけど、このおむつ給付等サービス委託料がやはり相当減額です。これは、先ほどありましたように、やはり県の施策ということでこのようになるということで理解してよろしいのでしょうか。 ◎介護保険課長(佐鳥久君) 先ほど障害福祉課のほうからもお話があったと思うのですけれども、同じようにやはりこのサービス委託料が減少した理由といたしましては、県の在宅すこやか生活支援事業、この補助金の廃止によりまして、令和3年度からおむつ給付額の上限額を1人8,000円から5,000円ということに変更したため減少したものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 課長、ありがとうございました。分かりました。  さらに、ここのところでもう一点なのですけど、ここに高齢者等あんしん見守りシステム委託料がございます。説明書の93ページで、このあんしん見守りだけではなく、はいかい高齢者救援システムのほうも設置件数があるのですけど、これも言わば高崎市の売りの高齢者施策でございまして、評価が高いものであるというふうに思うのですが、たしか平成27年度ぐらいから始めていると思うのですけど、本当に助かっている高齢者が随分いるのですけど、始めてから、こういう聞き方はどうなのか、何名ぐらいのお年寄りの命を救ってきたのか、トータルでどうなのか、その辺が分かれば教えてください。令和3年度どうだったのかと。
    介護保険課長(佐鳥久君) まず、簡単な事業の説明をさせていただきますけれども、本事業は本市が委託しております見守りセンターが24時間、365日体制で運営しております。人感センサーにより12時間人の動きがない場合の対応や相談業務、駆けつけ業務等を行っております。急病や骨折等で利用者から連絡があった際には、救急車の手配を行ったり、見守りセンターの職員が利用者宅へ駆けつけたりと、迅速に対応させていただいております。  本事業の令和3年度の実績でございますけれども、新規の設置台数が754件、死亡や施設入所等、そういったところによりまして本システムを撤去した台数が636台ございましたので、前年度より118台増加ということになっておりまして、令和4年8月末現在の稼働台数、こちらのほうは4,626台となっております。先ほど委員さんが平成27年度とおっしゃっていましたけれども、平成24年度から開始しております。トータルでいきますと、緊急出動件数が234件ございました。そのうち154人の方の命を救うことができております。利用者の方々からは、本システムを設置してもらえるので、急な体調不良時にボタンを押すだけで助けてもらえる、動けなくなっているところを発見していただき、一命を取り留めることができたなどのお声を頂いております。高齢者やその御家族の不安解消に寄与することができているとても重要な事業であると認識しております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 今課長から御説明いただきました。開始以来154人の方の命を救っているという大変重要な事業だと、全く私もそのとおりだろうというふうに思っています。これは今後とも、大切な事業でございますので、大切にぜひ進めていってほしいなというふうに思うのですが、ただ決算ですので、3億9,000万円ですか、あまりにざっくりで、あんしん見守りシステムの設置が例えば1台どのくらいかかるのかとか、その予算の配分というのが全くこれでは分からないのですけど、どんな形の配分をされた予算を使った事業になっているのか、その辺はちょっと分かる範囲で教えていただければというふうに思います。 ◎介護保険課長(佐鳥久君) 委託料の内訳でございますけれども、あんしん見守りシステムの機器設置委託料といたしまして約1億9,600万円、はいかい高齢者のGPSシステムの機器設置委託料といたしまして約1,300万円、それとシステム運営委託料といたしまして約1億8,300万円となっております。それぞれの一月当たりの機器の単価でございますけれども、あんしん見守りシステムが3,700円、はいかい高齢者のGPSシステムが3,768円となっております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 分かりました。この程度で、負担が3,700円と3,768円で済むのでしたら、非常にお安く提供できているのかなというふうに思います。それにしては、このシステムの委託料というのは結構やっぱりお金がかかるのですね。そういうことなのだろうというふうに、分かりました。いずれにしても、これからもしっかり取り組んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  179ページをお開きください。  4項生活保護費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 生活保護費の中で2点伺いたいのですが、180ページ、生活保護総務経費の中で、下から3番目の社会福祉主事資格認定通信課程研修負担金について伺います。まず、令和3年度の受講者の数と、それから福祉課全体の中で何割ぐらいの方がこの主事資格を取得されているのかを教えてください。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 社会福祉主事の研修でございますが、令和3年度につきましては9人が受講いたしました。令和3年度の有資格者でございますが、資格が必要な査察指導員及びケースワーカー合わせて39人のうち、研修受講者を含めまして36人が有資格者でございます。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。39人のうち36人が有資格者ということで、高崎は非常に資格を持っている方が多いのだなということで、そこはよかったなと思います。ケースワーカーの方は今本当に大変なお仕事をされていて、私のところにもいろんな話が入ってきます。本当にケースワーカーのおかげで助けられたという感謝の言葉が来ることもありますが、逆にケースワーカーの方がいまだに、ある意味では高圧的な物の言い方をされたりとか、あるいは非常に機械的な判断をされて困っているという相談も来ます。やっぱりそこはしっかりとした知識だとか経験というのが必要だと思いますので、ぜひこれからもそこの福祉課職員のスキルアップという面についてはしっかりやっていただきたいと思います。  もう一点、続けていいですか。すみません、これは生活保護事業の中に入ると思うのですが、具体的に項目がないので伺います。平成26年から厚労省の示達で就労自立給付金という制度があります。これについて本市での利用実績について教えてください。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 就労自立支援金でございますが、生活保護の受給者の就労による自立の促進を図る目的として、安定した職業に就いたことなどによって保護を必要としなくなった方に対して支給するものでございます。令和3年度の支給実績といたしましては、4件で22万456円でございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 4件の利用実績があるという御報告をいただきました。今課長が言われたとおりで、平成26年の4月に厚労省から生活保護受給者の就労による自立の促進を図ることを目的とすると。趣旨としては、生活保護から脱却をすると税や社会保険料の負担が生じるため、その間の経済的負担を軽くするためにインセンティブを強化するという目的でこの制度が設けられました。この給付金の周知について厚生労働省は、保護の実施期間は就労支援を実施する被保護者を中心に給付金の周知に努め、就労による保護脱却を働きかけることと、こういうふうに言われています。実際の例として、先日20代の若者が世帯で生活保護を受給していたのですが、就労がようやく決まって自立できるということでケースワーカーに相談して、生活保護をある意味卒業したわけですけれども、そのときに残念ながら、この就労自立給付金ということの周知をいただけなかったという話がありました。やっぱり今コロナで急に仕事を失ったり、疾病で一時的に生活費がなくなって、生活保護を利用される方が今後も増えると思いますけれども、そういう方が一日も早く生活保護から脱却して自立するためにも、この就労自立給付金の周知をしっかりと進めていただきたいと思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  181ページをお開きください。  5項災害救助費 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 4款衛生費1項保健衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後藤彰君) 184ページの4款1項1目の、上から2個目の二重丸の下の8番目ぐらい、小児救急医確保業務委託料というのがあるのですけれども、その内容と委託先についてお伺いいたします。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 24時間、365日の小児医療体制を維持するために、高崎中央病院で夜間小児医療の一次診療を行う医師の確保を高崎市医師会に委託しており、この医師の報酬や派遣調整に係る経費でございます。 ◆委員(後藤彰君) では、その夜間小児医療の診療の受入れ場所というのは、ほかに何か所かあるのでしょうか。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) このほかですけれども、高崎総合医療センター、こちらが年間約300日受入れをしております。この日以外を高崎中央病院で実施しております。 ◆委員(後藤彰君) ありがとうございました。コロナ禍で大変だとは思うのですが、小児医療体制の維持というのは非常に重要なことですので、今後ともしっかりとよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◆委員(林恒徳君) 4款1項、ページでいくと、183ページになりますか。183ページ、184ページの一番下のところに消毒液等配付事業ということで1億9,300万円という数字がありますけれども、これについて説明願います。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 昨年度のゴールデンウイークからおおむね6月末ぐらいまでで手指消毒液等を配付いたしました。対象の世帯が約16万8,000世帯、そのうち約15万世帯に配付したものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 配付漏れ、配付できなかった、その辺の部分について、どんな情報が集まっているのかを教えてください。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 職員が毎戸を回りまして配付したものなのですけれども、中にはなかなかお会いできずにお渡しできなかった方、当然不在の通知はお渡ししまして、保健所で受け取れるような配慮もした上で、受け取っていただけなかった方がいらっしゃいます。また、基準日後すぐに転居しており、次の住民がいない世帯というのもございました。 ◆委員(林恒徳君) 1割を超える世帯に配付ができなかった、職員がわざわざ玄関先まで行ってというようなところまでしてという、この1割ちょっと配付できなかったというのを現場としてはどういうふうに捉えているのか、教えていただけるとありがたいと思います。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) その数が多いのか少ないのかというのはちょっと判断がつかないところなのですけれども、職員はほぼほぼ99%ぐらいの世帯は配付ということで訪問しております。 ◆委員(林恒徳君) ちょっと今のがよく分からなかったのだけど、配付したところの99%ぐらいは職員が渡して、1%ぐらいは保健所等、支所等に取りに来ていただいたと、そういう理解でいいのかな。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 失礼いたしました。対象の16万8,000世帯のうち訪問したのが16万7,000世帯、おおむね99%お伺いしたということでございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。本当にコロナの状況で、これから感染拡大をどうしていくだろうという部分で、市の職員には本当に骨を折ってもらったのだろうなというふうに思っています。また、本当に全世帯に行くというのは、この機会ぐらいじゃないと今までもなかったろうなというふうに思っていますので、この部分がぜひとも高崎市のコロナに対する市民の感覚の醸成につながっていけば大変ありがたいなというふうに思っています。  続いて、189ページ、190ページのところになります。4目になります。その中の下から二重丸2つ目の母子等保健推進員活動事業について説明願います。 ◎健康課長(田村克弘君) 母子等保健推進員活動事業につきましては、通常、こんにちは赤ちゃん事業や1歳児訪問などの家庭訪問事業、こういったことを行っておりますけれども、そのほか乳幼児健診、赤ちゃん学級、すくすく相談など、こういったものへの出場もお願いしているところでございます。こちらにつきましては、通常年度を通して活動をお願いしているところなのでございますが、令和3年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況に応じまして、保護者の方の意向を確認しながら、時期を選んだ活動となったところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 令和2年度、令和3年度と、またコロナ禍なので、人に接していくというのが非常に難しかったとは思うのです。この部分、活動していくに当たって、令和2年度、令和3年度を比較しながらでも結構なのですけれども、何か特色的な部分があればお話を伺えればと思います。 ◎健康課長(田村克弘君) やはりコロナの感染症がかなり報道とかでも大きく取り上げられておりましたので、母子等保健推進員の方からもちょっと訪問するのが気が引けるですとか、確認をしてからでないと迷惑になるのではないかとか、そういったふだん委員さんからあまり出てこないような意見がございまして、そういったことも含めまして対応を考えて、適切に、来られるほうの方の気持ちも考えまして、活動していただいたところでございます。 ◆委員(林恒徳君) これは、1点ちょっと要望という形になるかなというふうに思います。答弁はいいのですけれども、たまたまうちのほうの地元の主任児童委員さんから、母推さんと情報連携がもうちょっとできると、地域の子どもたちの取扱いについてまた違った角度のアプローチができるのではないかなという問合せがありました。個人情報の兼ね合いもあるので、簡単にできる話ではないと思いますけれども、ぜひとも市役所の内部のところで、一度何かできることはないのかなという視点で、少し検討していただければ大変ありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(逆瀬川義久君) 184ページなのですけれども、救急医療対策事業の真ん中辺に、コンビニエンスストア設置用AED借上料というのがあります。説明書を見ると、146店舗に設置して、令和3年度は2件の使用実績があったということなのですけれども、例えば時間帯とか、どんな状況だったとか、その辺の報告が上がっていれば教えていただきたいと思います。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 使用実績でございますが、おっしゃるとおり2件ございまして、令和3年度の7月2日早朝なのですけれども、来店したお客さんが従業員の方が倒れているのを発見し、使用しました。また、8月22日なのですけれども、店舗の近くで乗用車とバイクの事故がありまして、居合わせた方が取りに来て使用しました。 ◆委員(逆瀬川義久君) このAEDをコンビニに置かせてもらっているというのは、始まって多分三、四年たっているかなと思うのですけれども、累計で、それ以前もあれば何件ぐらいだったか、いつから始まっているかというのと併せてお願いします。 ◎保健医療総務課長(加藤由視君) 平成30年8月1日より事業を開始しております。特段使用の実績は今までなかったのですけれども、昨年度の2件が初めてのことでした。 ◆委員(逆瀬川義久君) この手のやつは使わないにこしたことはないのですけれども、実際そういう形で使われる事例があったということで、取りあえずよかったかなというふうに思います。  続けてなのですけれども、186ページ、3目予防接種費のところなのですが、風しん抗体検査後予防接種委託料ということで、いわゆるこれは風疹ワクチンの定期接種の機会がなかった男性を対象に、複数年にわたって実施してきた事業かと思いますけれども、3年間ぐらいにわたってやっていたような気がするのですけれども、何人を対象で、実際に抗体検査を受けた方というのは何人いて、何割ぐらいの方が抗体検査を受けたかというところを最初にお聞きしたいと思います。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) 成人の風疹の追加的対策としては、対象者は公的に風疹の予防接種を受ける機会がなかった昭和37年の4月2日生まれから昭和54年4月1日の間に生まれた男性の方が対象でして、実施期間といたしまして、平成31年4月1日より令和3年の3年間が検査対象の期間でした。対象者数といたしましては4万6,108人の方で、検査の実施者数としては1万6,258人、検査実施率としては35.2%になります。 ◆委員(逆瀬川義久君) それぞれ数字をお答えいただいて、35%ぐらい、3割強ですか、ほぼ3割の方が検査を受けたということなのですけれども、かく言う私もこの対象に入っていたわけなのですけど、私は幸い検査を受けたら抗体値が非常にしっかり出て、その後は大丈夫ということで言われたのですけど、ここから予防接種に至った方の人数というのは何人ぐらいいたのでしょうか。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) 抗体検査をした方1万6,258人のうち、陰性の方が4,678人で、そのうち接種をした人が4,226人でしたので、90.3%の方が抗体検査後に風疹のワクチンを受けたという形になります。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません。細かく数字をお答えいただいてありがとうございます。ちなみに先ほど35%ぐらいというのもありましたけど、未受診の方への対応というのはどうなるのでしょうか。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) 未受診の方ということなのですけれども、令和4年度からさらに3年間の延長となっておりますので、事業継続として広報等を通じて実施しております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 分かりました。ありがとうございます。  その少し下に、子宮頸がん個別予防接種委託料が計上されています。これが説明書のほうを見ますと、一旦積極的な接種勧奨を差し控えていて、昨年の11月からこの積極的勧奨が再開されたということなのですけれども、実際に子宮頸がん、予防できるがんとも言われていますけれども、この予防接種を実際この3年間ぐらいに打たれていた方の人数とか、把握していましたらお知らせください。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) ワクチンの接種実績なのですけれども、令和元年度が75件、令和2年度が703件、令和3年度が1,806件になります。 ◆委員(逆瀬川義久君) 大分戻ってきているということが分かりました。8年ぶりぐらいの再開になるのかと思うのですけれども、この間、対象から漏れていたというか、そういった方々も含めてですけど、その支援というのは、実際に支払いというところでいくと、後から精算する形なのか、ちょっとその辺を教えてください。 ◎保健予防課長(橋爪千秋君) 接種勧奨を差し控えている間に対象だった平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子につきましては、キャッチアップ対象者といたしまして、令和4年度から令和6年度の3年間無料でHPVワクチンの予防接種が受けられます。また、接種の差し控えの時期に自費で接種した場合の費用を払戻しができる場合もあり、対象者には令和4年5月に通知しております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 分かりました。自費で打っていた場合も、領収書持参で精算ができる場合もあるということで、丁寧に進めていただいているようであります。この辺についても、引き続きお取組をしっかり行っていただきますようよろしくお願いいたします。  あと一点、4目の関係で、190ページなのですけれども、乳幼児等保健指導事業の下から4つ目、産後ケア委託料というのがあるのですが、これは対象になる乳幼児というのは何歳まで利用できるかということと、委託先についてお知らせください。 ◎健康課長(田村克弘君) 対象となりますのは、産後1年までということになっておりますので、1歳までということになります。委託先といたしましては、高崎市医師会、群馬県助産師会及びNPO法人サージファムでございます。このうち市医師会につきましては、そちらに所属いたします産婦人科や小児科、こういったところを持つ医療機関の一部が実際に実施しているところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) デイサービスと、それから訪問と、大きくこの2つに分かれると思うのですけど、1歳以降はやっぱりこの手の関係でそういう需要というか、要望というのもあるかなと思います。どういった支援につないでいくかというところで、私なんかは単純に、では次は子育てSOSサービスなのかなとか思うのですけれども、その辺の連携というかつなぎはどんな形になるのかお知らせください。 ◎健康課長(田村克弘君) 随時の相談を受け付けているのはもちろんなのですけれども、場合によっては保健師が電話をかけまして、状況はどうかと、あるいは訪問して、そういった方々の状況を確認するというようなことを行っております。さらには、組織横断的に必要な対応がある場合につきましては、担当部署が横のつながりで情報交換しながら対応を進めているところでございます。ケースによっては、委員さんおっしゃられた子育てSOSサービスですとか、そのほか本市で行っている施策のほうへ遅滞なくつなげるようにしているところでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 188ページ、4款1項3目の新型コロナウイルス予防接種事業について1点伺います。本当に、ワクチン接種によって重篤化が防げているのではないかとか、今後の感染防止が図れるのではないかということで、ワクチン接種に非常に本市としても力を入れているところでありますけれども、一方で市民の中にはワクチンによる副反応が心配だとかいう声もあります。そこで、上から5番目の予防接種健康被害調査委員会委員報酬というのと、一番下に予防接種健康被害交付金という項目が上げられています。実際に予防接種を受けて被害に遭った方がいらっしゃるのかどうか、その辺の状況について把握していることを教えていただきたいと思います。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) こちらの健康被害救済制度でございますけれども、予防接種法に基づきまして、厚生労働大臣がワクチンと接種後の健康被害、体調不良との間に因果関係があると認めた方に対して医療費等の給付を行うという制度になっておりまして、市町村が窓口になっております。市町村から国へその申請を進達する際には、これは国の数字に基づくのですが、あらかじめ医学的な見地から調査を行うというふうにされておりまして、実際に国での審査にどういったことが必要だろうか、どういった事項を調査したほうがいいだろうかというような御助言を医師等から頂いているところでございます。  事例といたしましては、接種後に出た即時型のアレルギーということで、国において認められた方に対して医療費等の給付を行いました。いずれも医療機関で適切な治療を受けられまして、体調のほうはほどなく回復されていらっしゃいます。 ◆委員(伊藤敦博君) ワクチン、コロナそのものが未知の世界ですので、いろいろこれからもあろうかと思いますが、そうした心配についてもしっかりとフォローをお願いします。 ◆委員(高橋美奈雄君) 私も今の伊藤委員と同じ新型コロナウイルス予防接種事業でお伺いしたいのですけど、今伊藤委員がおっしゃったような視点もあるというふうに思いますが、私は確認みたいな質疑になってしまいますけど、いずれにしてもこの新型コロナウイルスのワクチン接種は令和2年度から始まったのかなというふうに思います。当初は本当に忙殺された中で、ばたばたした展開だったというふうに思うのですが、令和3年度はある程度確立をされた中での対応であったかなというふうに思うのですけど、どんな変化が生じてきているのかなというところについて、まずはお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) コロナワクチンについては、新しいワクチンを扱うということで、当初医療機関の先生方も我々も含めていろいろ模索しながら事業を組み立てたわけなのですけれども、やはりいろいろ情報が集まる中で、まさに先生方と連携ですとか、協力を密に取りながら、着実に接種機会、接種体制というのを広げてくることができたのではないかなというふうに思っております。そういう中で、接種促進の課題に対する本市独自の対応ということで、例えば高齢者や障害をお持ちの方に対する移動支援といったことですとか、また若年層の接種をさらに促進する必要がある段階では、先日のオーパ前の臨時接種会場ですとか、大学のキャンパス内での接種とか、そういった工夫といいますか、接種を受けやすい環境づくりにも力を入れてくることができたのではないかなというふうに思っております。  こういった取組によりまして、比較的本市は、規模の大きい自治体の中でも順調に接種が進んできたというふうに思っておりまして、9月15日現在の状況で申し上げますと、3回目接種をお済みの方は、12歳以上の方で83.1%という状況になっていまして、同じように4回目の接種を終えられた方、こちらは60歳以上になりますが76.7%、今月末までには8割を超える方が4回の接種を終えられるというふうな見込みになっております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございました。  本当に今答弁していただいたように、高崎市のワクチン接種に対する取組というのですか、その成果というものがきちっと数字的にも出ているのかなというふうに思っています。当初より、医師会の御協力で約200の医療機関とか、市独自で8か所つくったのでしたか、接種会場。今あったようにオーパとか、そういうことでやっています。本当に効果というは出ているのだろうというふうに思うのですけど、それだけ本当に、私たちみたいに接種してもらうほうは皆さんに大変な御苦労かけているのだなというふうにも理解するわけでございますが、その中で職員の皆様の活躍というものも見逃せないことなのだろうというふうに思っています。当初は予約が取れないで、職員の皆様が電話を受けたり何なり、いろんなことをしていただいて、また送迎等も一生懸命していただいて、市民の接種の向上に貢献していただいたわけでございますが、今はどうなのでしょうか、予約を取る状況とか、4回目も始まっていますけど、市民に対する送迎等、職員の方がやっている、そういうものは今順調に推移をしていますか、どうですか。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) 送迎のほうにつきましては、本当に本庁、支所の職員の皆様に御協力をいただいておりまして、公用車による送迎と、あとはタクシー、例えば休日ですとか、時間外なんかはタクシーをうまく使いながら順調に対象の方を送迎することができております。また、予約のほうにつきましても、当初は用意ドンで始まったわけなのですけど、今は接種間隔を満たした方から順次接種ができるということで、ある程度整列というのでしょうか、そういった状況ができていますので、予約の支援についても当初に比べれば大分スムーズにできているのではないかなというふうに考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございました。大分皆さんの御努力によって、スムーズにワクチン接種は進んでいるということでございます。これ以上はございません。ぜひよろしくお願いします。 ○副委員長(丸山芳典君) 4目の母子保健費なのですけれども、190ページの上から十三、四行目に新生児聴覚検査委託料がございますが、これの受診者数、受診割合、その結果はどうだったかということと、難聴児に対する指導をお伺いしたいと思います。 ◎健康課長(田村克弘君) 受診者数といたしましては2,433人でございました。令和3年度の出生数が2,531人ですので、受診率は96.1%でございます。結果につきましては、異常なしが2,409人、精密検査を要するが24人、このうち難聴につきましては、疑いも含めまして5人でございました。難聴児に対しましては、その保護者の抱える治療や育児、生活状況などの不安に耳を傾けまして、その状況に応じまして必要な場合には医療につなげるですとか、子とのコミュニケーションに画像を使用するとよいということなどをお伝えしまして、難聴が成長発達の妨げとならないような工夫などをお伝えしているところでございます。 ○副委員長(丸山芳典君) ありがとうございます。その中で、疑いも含めて5人ほどいたということですが、難聴が成長発達の妨げにならないように工夫をしていただいているということで、ありがたいことだと思います。新生児難聴は、その後本人含め親御さんも大変苦労されることと思いますので、その難聴児の治療に対する支援をお願いしたいと思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  193ページをお開きください。  2項環境衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、1点ちょっとお伺いしたいのですけど、196ページの動物愛護推進事業なのですが、説明書のほうだと110ページから111ページに犬猫の引取りですとか、譲渡数とかの表が載っておりますけれども、そもそも動物愛護センターは何頭ぐらい、何匹ぐらい収容できる施設なのでしょうか。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 現在動物愛護センターには収容室が7、それとケージが39ございます。全て成犬、成猫に対応できるものとなっておりますので、子猫や子犬の収容も考えますと100頭近くは収容が可能でございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 確かにサイズによって、この辺の数字というのははっきり出せないのかなと思います。歳入のところでも質疑がありましたけど、引取りということで、警察であるとか、あるいは飼えなくなった人からのものということで、特に猫が265匹ということで結構多くて、前はなかなかこの辺の引取りというのはシビアな判断が入っていたところだと思うのです。そういう意味では、引き取ってもらうというところは、少しこういう形になってきたと思うのですけど、殺処分のほうも猫のほうが多いのですけど、殺処分を沼田市にある県の施設のほうに送るタイミングというのはどうなっているのでしょうか。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 引き取った猫につきましては、新たな飼い主への譲渡をできる限り行うよう努めております。例えば多頭飼育によって引き取ったものにつきましては、攻撃的で人に懐かない、あと病気、感染症を抱えるということで譲渡に適さない、そういうことがありますので、そういったものについてはどうしても殺処分になってしまうということになります。 ◆委員(逆瀬川義久君) 多頭飼育ということも今おっしゃっていただきました。私も2年ぐらい前、榛名地域で80匹近くの猫ちゃんを家の中で飼っている現場に一緒に動物愛護団体の人と入ったことがありますけど、本当に不衛生な状態でありました。その辺のところも今後目配りというか、住民の方からの連絡というのもあると思いますので、適切な対応を心がけていただきたいというふうにお願いして、質疑を終わります。 ○副委員長(丸山芳典君) 環境衛生総務費の中なのですけれども、196ページの上から2つ目ぐらいに公衆浴場設備改善事業等補助金というのがありますが、これの内容と具体的な場所をお聞かせいただきたいと思います。 ◎生活衛生課長(青山正樹君) 一般公衆浴場である銭湯の経営の安定化を目的とし、設備改善及び経営の安定化事業に対して補助をするものでございます。令和3年度につきましては、経営の安定化事業である固定資産税、都市計画税の2分の1、上下水道料金の3分の1、それと毎月26日、これが風呂の日になっておりますけれども、その風呂の日の入浴剤等の材料費の3分の1の補助を実施したものでございます。対象の施設につきましては、成田町の浅草湯、飯塚町の追分湯、それと新町の諏訪の湯の3件になっております。 ○副委員長(丸山芳典君) 3件ということですが、公衆浴場、いわゆる銭湯が少なくなる中で衛生向上に御尽力いただいていると思いますので、さらなる事業の推進をお願いしたいと思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  263ページをお開きください。  10款教育費1項教育総務費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) まず、266ページ、10款1項3目学校教育費の中で、2つお聞きしたいと思います。まず、上から3分の2ぐらいのところのネット見守りサポーター事業委託料ということで、成果の中にはモニタリングや啓発活動を実施しているというふうにありましたけれども、この具体的な内容について、まず教えてください。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) 業務内容は、本市の小・中・高校生が発信するSNS等の内容の見守りや情報収集、各学校においてネット講習会の実施、さらに中学生のネット利用に関するアンケート調査の分析等となっております。また、委託先につきましては、NPO法人ぐんま子どもセーフネット活動委員会でございます。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。テレビなどでもSNSを通じて子どもたちが犯罪行為に巻き込まれたり、あるいはSNS間での学校内のいじめ、いろんな報道がされています。これからも子どもたちを守るためにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  もう一点いいですか。一番下に英語教育指導事業というのがあります。本市が英語教育に非常に力を入れていて、私もALTを数多く配置しているということなどについては評価をさせていただいているところですけれども、令和3年度も例の英語検定、4教科を実施されたというふうに聞いています。それが決算項目の中にないので、どこにそれが入っていて、実際幾ら支出されたのか、まず確認させてください。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) 268ページ、上から3つ目の役務費、これが英語4技能教科についての内容になります。金額につきましては、約1,500万円使っております。 ◆委員(伊藤敦博君) 役務費の中ということで、本市がそれなりに力を入れているというのであれば、独自の項目にしてもいいのではないかと思いますけれども、全員中学2年生ですか、一斉に受けるということについては評価を頂いている部分もあるのは知っていますけれども、一方で何で全員やらなければならないのかという声も伺っています。英語が好きな子にとっては、無料で4教科の試験が受けられるのはありがたい話ですけれども、中には嫌だという声も実際聞いていますので、そうした評価について、今後しっかりと精査をしていただきたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) 今のちょっと下のところになります。やるベンチャーウィーク推進事業について、コロナ禍でいろいろやるのは大変だったと思いますけれども、令和2年度、令和3年度の違いについて御説明願います。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) コロナ禍におけるやるベンチャーの実施でございますが、生徒の安全確保の観点から、事務所等での活動は令和3年度は見送らせていただきました。ただ、外部講師を招いて、各学校で働くことの意義などの講演会を実施するなど各学校で工夫をしながら実施した、そんな取組を行ってまいりました。 ◆委員(林恒徳君) ということは、基本的には事業所に行って、ここで3人お願いします、5人お願いしますというのをやらないで、各中学校とも基本的には外部講師を招いて説明会を聞いたというような形で、働くということについて説明したということですか。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) 学校によっては、講師を招かずに学校内でキャリア教育として行った学校もありますが、特に昨年度は事業所のほうでの受入れが非常に厳しい状況もありましたので、そういった形で工夫をして学校で行った、そういった取組でございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。ありがとうございます。  続けて。その下のほうになります。教育センター費の適応指導教室事業について説明願います。 ◎教育センター所長(清水さとみ君) 市内8か所にある教室において、不登校児童・生徒を対象に、学習指導や体験活動、在籍校との連携を実施し、社会的自立に向けた援助を行っております。なお、適応指導教室は現在教育支援センターに名称を変更しております。 ◆委員(林恒徳君) 続けてになります。5目になりますが、通級指導教室管理経費、通級指導教室について説明願います。
    学校教育課長(依田哲夫君) 通級指導教室につきましては、情緒障害、発達障害等の改善、そういったものを個別に指導しております。また、先ほど教育センターのほうでお話があった適応指導教室、こちらにつきましては、不登校の子どもたちの社会的自立に向けた集団生活の適応指導、また基礎学力の補充のほか、個別教育相談等を行っております。 ◆委員(林恒徳君) 成果の説明書のほうには、169ページのところに続けて載っている形なのですけれども、地元の小学校で、児童数は減っているのだけど、ゆうあい学級は増えているという状況があったりとか、そういうのがあった場合に、こういうふうに様々なサービスがあるということは理解しているのですけど、うちの子にとって何が一番適切なのかという部分については、学校側が結構丁寧に対応いただいているという話は聞いています。また、通級指導教室も増えているという部分が令和3年度のところからきているかなというふうに思いますので、今までも丁寧にやっていただきましたが、より児童・生徒に寄り添った形で保護者への対応も含めてお願いできればと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) 268ページ、教育センター費の中で、真ん中よりちょっと下の学力調査委託料について伺いたいと思います。この内容について、また、委託先について教えてください。 ◎教育センター所長(清水さとみ君) 小学校3年生から中学校3年生を対象として、標準学力調査を実施し、結果分析、調査研究を行ったものでございます。委託先は、株式会社三省堂です。 ◆委員(伊藤敦博君) 了解しました。先日の議会の中で、教育長が高崎の子どもたちは学力が非常に高いということで、その分については誇らしく思うところもありますけれども、こんなことはないのでしょうけれども、やはり学校の勉強についていけない子に対してどれだけフォローしてやるかが私は非常に大切なことなのだろうというふうに日頃から考えています。もちろん先生方もそのことを重要視されていると思いますけれども、今、ともすれば学力優先主義がまだはびこる中で学校が行きづらい場所になっている、とりわけコロナ禍で授業以外の楽しいイベントが縮小される中で学校に行っても楽しくない、またそういう中で子どもたちとのコミュニケーション、先生とのコミュニケーションも希薄になりがちで、不登校児も増えているという話もあります。ぜひそうした意味で、学力の調査は非常に重要なことかもしれませんけれども、子どもたち一人一人に寄り添った学校教育をよろしくお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  269ページをお開きください。  2項小学校費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) すみません、271ページ、272ページ、中頃にありますタブレット保守委託料について、これの令和3年度で保守が必要になった件数とか、保守が利かなかった損傷など、その辺についてお伺いします。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 令和3年度のタブレットの故障件数でございますが、全部で114件ございました。全てリース契約に含まれる保険で修理の対応をしております。 ◆委員(林恒徳君) そのちょっと下、6行ぐらいですか。パソコン借上料というのが、これもあります。これは、先生方のものが中心かなと思うのですけれども、この辺について内容の説明を願います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) このパソコン借上料につきましては、主に全教員に配付している校務用のパソコン、それからパソコン室のパソコンの借上料となります。 ◆委員(林恒徳君) リース契約の在り方、更新の仕方、そういったところについて御説明願います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) パソコンの更新につきましては、3つのグループごとに順次行っておりまして、5年のリース契約で、機器の状態に応じて再リースを活用しながら運用しているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 状態がよければ、再リースも行っているというお話を伺っています。今ちょうどOSを変更しているところなので、現場の先生方が結構苦労されているという話を聞きますので、ぜひともこの辺の対応はしっかりお願いしたいと思います。  あと、一番下のところに、これは繰越明許分のところもありますけれども、外壁改修工事なのですが、この辺の部分について、前年度の実績等の説明を願います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 令和3年度は、小・中合わせて5校で工事を実施しておりまして、そのうち4校が令和2年度からの繰越し工事となっております。 ◆委員(林恒徳君) 171ページの、成果の説明書のところに、どこの学校というのも載っている形になりますけれども、今回の決算書を見ると、3目の学校建設費というのが消えているのです。高崎市がどういうスタンスでこの学校の取扱いに臨んでいくかというのは、この決算書にもちょっと載っているような感じはしているので、ぜひとも外壁改修の部分についてはしっかりと予算立てしながら、子どもたちの安心・安全のために頑張っていただければなというふうに思います。 ◆委員(伊藤敦博君) 学校管理費の中で、まず274ページ、上の段の下から2番目、準要保護児童就学援助費約8,200万円、同じく中学校になると、次の276ページの中段の下から2番目、準要保護生徒就学援助費8,478万…… ○委員長(大竹隆一君) すみません、小学校だけで。 ◆委員(伊藤敦博君) 失礼しました。小学校だけ伺います。  いわゆる就学援助が必要な子どもに対する決算が約8,200万円、これの具体的な人数がこちらの成果の説明書のほうには書いてあるのですが、全体として、子どもたちのどのくらいの割合が今就学援助を受けているのかというのを伺いたいと思うのですが。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 就学援助を受けている小学校の児童の割合ということでよろしいでしょうか。割合とすると、6.3%程度となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。中学校のところでまた聞きます。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  273ページをお開きください。  3項中学校費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 失礼します。それでは、中学校の準要保護生徒就学援助費について、これも大体どのくらいの割合でいるのか教えてください。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 中学生のほうですけれども、およそ8.1%程度となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) 小学校レベルで、去年の7,600万円から8,200万円、それから中学校では、令和2年度の7,400万円から8,400万円ということで、成果の説明書を見ると、今約2,000人の子どもたちが就学援助を受けている。この数字は、就学援助があるから助かっているというふうにも、当然学校のほうで指導していただいて、そういうことになっていると思いますけれども、やっぱりこういうふうに増えているということについては、子育て世代が本当に今生活が大変になっているのではないかということの具体的な表れであるというふうに考えています。そういう意味では、今後も就学援助に対するしっかりとした周知はよろしくお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  275ページをお開きください。  4項高等学校費 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 277ページをお開きください。  5項幼稚園費について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) ここに出ているのは、いわゆる公立の幼稚園8園の関係かと思うのですけども、その8園には定員というのがあるかと思います。その定員数は何人ぐらいで、8園合計で何人で、実際に入園されている子どもの人数ということでお知らせください。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 今公立幼稚園の定員というお話でしたけれども、各園ごとに80人、または160人となっております。8園全体の定員数は880名となります。また、現在通園している園児数ですけれども、8園の合計で311人となっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 定員に対しての園児数ということで、大体3割ちょっと、三十数%かなというふうに思います。幼稚園なので3歳児とか4歳児とか5歳児という、そういうクラスになると思うのですけども、別にもらっている令和3年度の教育要覧という資料を拝見すると、この中で園児数が1桁のクラスというか、学年の園も結構散見されます。場所によっては多いところもあるのですけども、そういう中で、この公立の幼稚園というものを、例えば今よく言われるのが、ゼロ歳、1歳児のお子さんの預け先ということで、そういう需要も高まっていますから、認定こども園にしていくという、そういう考えについてはどうでしょうか。 ◎教職員課長(岡田朝夫君) 市内の公立幼稚園8園ですけれども、今公立小学校との幼小連携、それから集団の中での遊び、それから体験、こういったことを通して、小学校以降の学習や生活の基礎となるような学びの芽、これを育てております。地域的にもそのニーズに対応しているというふうに考えております。公立幼稚園に対する地域的なニーズ、それから既存の保育施設、私立幼稚園との役割分担、こういったものを考慮しながら、今後も市民ニーズに応えられるよう、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 現状としては、そういう形になるのかと思います。いきなり全部という意味ではなくて、その中でもそれぞれの地域性、あるいは先ほどおっしゃった保育所とのバランス、そういうものを考えていく中で、一部の園を認定こども園化していくというのも一つの考え方かなと思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  279ページをお開きください。  6項特別支援学校費 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 281ページをお開きください。  7項社会教育費について御質疑ありませんか。 ◆委員(柴田正夫君) 287ページ、文化財保護費についてお伺いいたします。  備考欄を見てください。上野三碑保存活用事業の経費として、上野三碑循環車両運行委託料2,794万440円が決算処理されています。この事業内容と開始以来の利用実績についてお伺いします。 ◎文化財保護課長(角田真也君) こちらは、上野三碑めぐりバスの名称で、運賃無料で運行しているものです。現在、毎日9時から45分間隔で8便を運行しております。ユネスコ登録直後の平成29年11月より運行を開始し、この年度につきましては4,000人を超える利用がございました。翌平成30年度、またその翌年、令和元年度も3,000人程度の利用者がございましたが、令和2年度になりまして、コロナの影響もあって1,500人程度まで利用者が落ち込みました。この決算に係る令和3年度につきましては持ち直しておりまして、ほぼコロナ前の水準に戻り、2,767人の御利用をいただいております。 ◆委員(柴田正夫君) お答えをいただきました。大体平均すると、年間3,000人が利用しているということです。年間3,000人といいますと、上野三碑の参観者は、令和3年度は約8,700人ですから、3分の1以上の人がバスを利用しているということになります。引き続き頑張って取り組んでください。  続いてよろしいですか。次に、車両運行委託料の4行下になりますけれども、上野三碑ボランティア団体補助金として290万円が決算されております。ボランティア活動を行っている団体の事業内容をお伺いします。 ◎文化財保護課長(角田真也君) 上野三碑に関わるボランティア団体は3団体ございます。まず、上野三碑ボランティア会につきましては、毎週、現在日曜日に現地での解説活動に取り組んでいただいており、また月2回美化活動を行っていただいております。2つ目、山上碑・金井沢碑を愛する会、こちらにつきましては、休日に山上碑や金井沢碑で見学者の案内や環境整備を行っております。また、年数回、学習会なども開催しております。3つ目、上野三碑をつなぐ会がございます。こちらは、上野三碑のかるたの体験会ですとか、また子どもさん向けのクイズのゲームなどを開発して普及に役立てていただいていると、そういった状況でございます。 ◆委員(柴田正夫君) お伺いをいたしました。ボランティア団体がなければ、この事業は不可能な事業であると改めて認識をいたしました。引き続きしっかり頑張っていただきたいと思います。  次に、293ページ、北谷遺跡保存整備事業についてお伺いします。まず、この事業について、進行状況をお願いします。 ◎文化財保護課長(角田真也君) 北谷遺跡保存整備事業につきましては、現在史跡地の公有地化を進めております。令和3年度末までに公有地化はおよそ91%となっております。引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 ◆委員(柴田正夫君) はい、分かりました。  次に、その下の事業として用地買収費が784万1,488円決算されておりますが、立木補償として3,161万2,000円決算されています。普通、用地買収費のほうが高いと思うのですけども、立木補償は、はるかにその上をいっているというのはどういうことか、お伺いをいたします。 ◎文化財保護課長(角田真也君) こちらの立木補償についてでございますが、令和3年度につきましては、住宅の建っている場所を買上げいたしましたため、立木の補償のほか、木造家屋、また塀やカーポート等の補償費用が発生しております。その結果でございます。 ◆委員(柴田正夫君) 大変分かりづらいので、分かりやすく書いていただきたいと思います。  次に、297ページ、3目の公民館費についてお伺いをいたします。一般経費として、需用費8,220万1,513円決算処理されています。当初予算より796万円増額していますが、この増額理由についてお伺いをいたします。 ◎中央公民館長(藍美香君) 需用費が予算から増額となりました主な要因でございますけれども、昨年6月下旬に中央公民館の空調設備が故障いたしまして、その修繕を行うに当たり、予算の不足を補うため、約900万円を予備費から充用させていただきました。 ◆委員(柴田正夫君) 分かりました。その設備を使用する前に、点検するかなと思うのですが、そのときには分からなかったということですね。 ◎中央公民館長(藍美香君) 今回の故障につきましては、インバーターの故障により冷媒液が凍結し、配管が複数箇所破損したことが原因でございました。保守点検につきましては、毎年行っておりますが、これまでインバーターに関わるトラブルはございませんでした。 ◆委員(柴田正夫君) 故障の期間はどのくらいだったのですか。 ◎中央公民館長(藍美香君) 修繕の期間でございますけれども、6月の下旬に故障いたしまして、復旧をいたしましたのが9月1日でございました。 ◆委員(柴田正夫君) そうすると夏が終わってしまいますので、その間の代用はどうしていたのでしょうか。 ◎中央公民館長(藍美香君) 修繕の期間中につきましては、各教室にスポットクーラーや大型扇風機を設置しましたほか、熱中症予防の注意喚起も行いながら開館を継続いたしまして、来館者の安全と利便性を確保できるよう努めました。 ◆委員(柴田正夫君) はい、分かりました。市民の皆さんに迷惑がかからなかったようで、よかったです。これからも頑張ってください。終わります。 ◆委員(伊藤敦博君) あわせて、公民館費のところで伺います。  300ページの右のほうの上の中頃に、毎年やっているのですが、ライフアップ推進事業780万円、それからその下にキャリアデザイン支援事業870万円が支出されています。成果の説明書のほうにも一通り書いてあるのですが、改めてそれぞれの公民館でどういう事業が推進されているのか、教えてください。 ◎中央公民館長(藍美香君) まず、ライフアップ推進事業でございますけれども、社会的な課題に関する学習機会を提供するものでございまして、子育て支援や防災、健康づくり、人権などにつきまして503講座を行っております。次に、キャリアデザイン支援事業でございますが、生き生きとした人生のための学習機会を提供するものでございまして、歴史、文化、料理、手芸、スマートフォンなど、394講座を行っております。 ◆委員(伊藤敦博君) それぞれ500以上、394講座と、非常に多彩な取組が行われていて、どこの公民館に行ってもいろんなチラシが置いてあって、興味が湧くところですけれども、一つ私として注文したいのは、ライフアップ推進事業とキャリアデザイン支援事業という、そのくくりが、具体的なイメージがなかなか湧かない、それぞれの講座については具体的なところは示されているところですけれども、この辺はいかがなものかというふうに感じました。  今地域の高齢者のところを周りますと、コロナでこの2年半以上にわたって全く家から出なくなったという方が少なくありません。本当に、ひきこもり、その中で認知症が進んだりとか、街中とのコミュニケーションが途絶えるというケースを私は非常に危惧しているところです。そういう中で、やっぱり公民館が果たす役割というのは大きいのかなというふうに考えますので、これからもできる限り多くの方が参加されるような取組をしていただきたいと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) ちょっとすみません、皆さんが質疑なさった後で本当に申し訳ないのですけど、先ほど逆瀬川委員からございました幼稚園管理費の中で、もう公立幼稚園もこども園への移行を考えていくべきだと、私も全く同感でございます。私も、出なければ質疑をさせていただこうと思っていたのですけれども、全く同感でございますので、ぜひ執行部においては御検討をお願いしたいというふうに思います。  それを申し上げまして、先ほど柴田委員のほうからも上野三碑循環車両運行委託料についてありました。人数とかの話はありましたけど、これは1便平均とすると、どのくらい人が乗っているのですか。 ◎文化財保護課長(角田真也君) 平均ということなのですが、元旦を除く毎日運行しておりますので、昨年度につきましては、2,767を364で割った数ということになるかと思います。それは1日当たりです。便数は、1日8便の往復で運行しておりますので、16便ということになります。 ◆委員(高橋美奈雄君) 1便当たりどのくらい乗っているのですか。 ◎文化財保護課長(角田真也君) すみません、ちょっと今あれなのですが、数人ということになるかと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) 要望ですけど、目的が上野三碑なのは分かるのですけど、やはりもう少し地域の特徴を捉えた運行方法もないのかというような声も上がっていますので、もうこれ以上質疑はいいですけど、ぜひその辺のところも今後御検討いただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それと、あと公民館の関係なのですけど、ここに補修整備工事が上がっています。この補修整備工事はどのような整備工事だったのか、お伺いをさせていただきたいというふうに思います。 ◎中央公民館長(藍美香君) 令和3年度の公民館補修整備工事の取組でございますが、計画的に進めておりますトイレの洋式化工事につきましては、城南公民館と堤ヶ岡公民館において改修工事を行いました。また、地区公民館の空調設備などの施設設備の補修工事も行いまして、環境整備に努めております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 了解しました。要は環境整備を頑張ってくれたということでございます。これもあえて言う必要もないというふうに思うのですけど、本当に、特に地区公民館、各地域で大規模修繕なり建て替えなり、様々な要望が上がっていますけど、ぜひ予算の許す範囲で確実に進めていっていただきたいなということを要望させていただいて終わりにいたします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  301ページをお開きください。  8項保健体育費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 307ページ、10款8項5目の、これは繰越明許ですけれども、給食室空調設備設置工事です。これは令和3年度分というのはきちっとした形ではなかったのですけれども、これは空調が入っていない給食室がまだまだあるかなというふうに思いますが、どのような形で進めていくのか、考えをお伺いします。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 3月に補助事業を活用した補正を行い、夏休みに工事を行うために繰り越したものでございます。令和3年度につきましては、寺尾小と中尾中に設置いたしました。 ◆委員(林恒徳君) 今年度分とか、そういうところについては、3月補正を期待しましょうという形になるのですかね。 ◆委員(伊藤敦博君) 1点だけ伺います。308ページ、下から2番目の二重丸、給食費収納対策事業について伺います。午前中、高橋委員からも質問が一応ありましたけれども、令和3年度は648万円の事業費が支出されていますけども、この間この収納対策事業が進められてきて、改善されてきたのかどうかを伺いたいと思います。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 市教育委員会からの文書や電話による催告のほか、学校との連携による保護者への声かけを行うとともに、一部催告業務の弁護士等への委託により、収納率については改善してきております。 ◆委員(伊藤敦博君) 給食費を払える財力を持っているのに払わないという方については、きちんとした対応をしていただくのは私も異論ありませんけれども、この対策事業、昨年度の令和2年度が448万円、令和3年度が648万円、200万円、この費用が増加しています。それから、先ほど就学援助の問題も取り上げさせていただきましたけれども、就学援助を利用される御家庭が増えている。やっぱりこういう客観的な経済情勢の中で、収納率を上げることも大事ですけれども、それ以前、やっぱり今疲弊している子育て家庭の支援を何らかの形で行う、このことが私は今時代の要請として求められていると思います。これについて、依田議員も一般質問で給食費の無料化を訴えましたけれども、完全無料化でなくても、何らかの財政的な援助も含めて、ぜひ執行部にはこの子育て世代を支援する対策を考えていただきたいと思います。今回高校生の医療費が無料化になりました。非常に歓迎をされています。やっぱりそれだけ大変な状況なのだと思います。そういう意味で、学校教育においてもぜひ子育て家庭への経済的支援をお願いしたいと思います。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で一般会計の審査を終わります。  次に、特別会計の審査を行います。  最初に、国民健康保険事業特別会計の審査を行いますので、331ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 347ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 続いて、介護保険特別会計の審査を行いますので、361ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 373ページをお開きください。
     歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) 382ページの任意事業費の関係なのですけども、成年後見制度等利用支援事業ということで載っています。この成年後見人報酬補助金の内容について、最初にお聞きします。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 成年後見人報酬補助金につきましては、生活保護であったり市民税の非課税世帯であったりで、経済的な理由によりまして成年後見人の報酬等を支出できない高齢者等に対しまして助成を行っているものでございまして、実績といたしまして15件、267万円ということになっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 15件あったということでお答えいただきました。  その少し下なのですけど、同じような単語で、市民後見ということで、その推進事業というのが載っています。先ほどの成年後見は専門職の方とかへの報酬という意味合いがあったのかなと思うのですけども、この市民後見のほうなのですけど、以前から養成講座というものをやっていたと思うのですけども、受講人数とかは現状何人程度になっているのか、またその上で市民後見人として登録をして活動されている方、その辺の状況についてお知らせください。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 本市では、これまで市民後見人の養成を行うための講座を計3回、3年度にわたってという形になりますけれども、平成24年度に27名が受講、平成28年度に26名が受講、令和2年度に26名が受講ということで、これまで79人の方が養成講座を受講されております。このうち21人の方が実際に人について、市民後見人として受任されているといった状況になります。また、令和3年度末現在で、この市民後見人の候補者として登録されている方は49名となっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 実際に活動されている方も21人いるということで、成果がしっかり上がっていると思います。やっぱり、他人の財産を管理していくということで、養成講座を受けたりとかしていく中で、どうしてもいろんな状況があると思うのですけども、負担感というものも感じて、ちょっと登録をどうしようかなというふうになる方もいらっしゃると思います。その辺、負担感を軽くしていくための取組というのがございましたら、お知らせください。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) まず、負担軽減といたしましては、実際に受任をお願いするときに、被後見人、助けられる側の方ですけれども、こちらの方の所得が少額である場合等で、財産管理の負担が少ない、心理的にも少ないケースを依頼するほかに、実際の受任に当たりまして、こちらは委託で行っております弁護士等の専門職に後見監督人として就いていただいて、サポートさせていただいております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 380ページで、一般介護予防事業費で地域介護予防活動支援事業があります。その中の、地域の居場所活動支援補助金というもので96万数千円計上されているのですけど、本当に、高齢者の地域の居場所という、これも大事な事業だろうというふうに思っています。令和3年度高崎市では、この高齢者の居場所は何団体ぐらい登録があって、コロナ禍においてのその活動状況はどうだったのかということをお知らせ願いたいというふうに思います。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 令和3年度の活動の登録団体につきましては、11か所が登録ということで、その時々のコロナの感染状況、こちらに応じまして、運営者側、こちらのほうが開催の判断を行っておりまして、年間を通じてずっと開催できていたところもあれば、予定どおりできなかった、感染状況に応じてその月を休んでいたとか、あとは全く活動できなかったところもございました。年間通じてというか、全体的に約50%ほどが予定に対します開催状況となっております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 課長からお伺いをさせていただきました。活動は、多分コロナ禍ですから、そのような状況だろうというふうに思いますが、課長、11か所ということは、令和3年度は一つも増えていないのですね。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 申し訳ございませんでした。休止の団体等もありましたが、令和3年度におきましては10月から開始を始めた居場所が1か所ございました。 ◆委員(高橋美奈雄君) 分かりました。10月から始めたところが1か所あったそうです。冒頭申しましたように、本当に大事な活動だろうというふうに思いますので、これからも地道に、ぜひ応援してあげていってほしいなというふうに思います。  もう一点、お伺いさせていただきます。その次に、高齢者あんしんセンター費が計上されています。この高齢者あんしんセンター、これももう市長が常々言っているとおり高崎市の売りでございますが、実は今29か所あって、出向く福祉でやっているのですけど、やっぱり高齢者の数によって、なかなか高齢者を回れないという事象が発生してしまっているらしいのですけど、その設置基準というのですか、あんしんセンターの、そういうものがもしあるのでしたら、お知らせ願いたいなというふうに思うのですけど。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 高齢者あんしんセンターにつきましては、平成27年度から、それまでありました地域包括支援センター9か所、こちらを廃止しまして、出向く福祉を実現するために、26か所のあんしんセンターを配置させていただきました。この際に、地域の高齢者人口であったり、従前のセンターの活動範囲、こちらを参考に、46生活圏域を26に分けて配置させていただきまして、その後の見直しにより、3か所増えまして現在29か所、この数は全国の自治体でもトップレベルの数だと思っております。また、高齢者人口が多いところがあるということですけれども、1つのセンターが受け持つ65歳以上の高齢者の数といたしましては、大体、少ないところは1,500人ほどのところもあるのですけれども、6,000人を超えるようなところも実際ございます。こちらにつきましては、職員の配置としまして、主任ケアマネであったり、保健師であったり社会福祉士、こちらの配置をお願いしておりまして、3,000人を超えて、1,000人を超えるごとに1人ずつ職員を配置させていただいて、柔軟に対応させていただいております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ごめんなさい。要は高齢者の数の多いところは、委託で市のほうから保健師なり、看護師なり、委託先に面倒を見てもらえる要員を増やしてくれということを要望していて、高齢者何人に対して何人と、そういう基準はないのですか。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) 通常、その3人に加えまして、3,000人を超えて1,000人ごとに1人ずつ増やすように基準としては設けております。 ◆委員(高橋美奈雄君) そうしますと、では高齢者が例えば何人になったら、この地区はあんしんセンターを分割しなければならないという、そういうルールもあるのですか。 ◎市長(富岡賢治君) それは高橋委員、これは私が市長になってしばらくしてからつくったのです。だから、今そこまで練られていないのです。例えば500人に1人、1,000人に1人とかという、きちっとした省令とか規則があるわけではないです。だから、結構これはお金がかかりますので、そういうときには、大変だということはしょっちゅう耳に入りますから、そういうところは増やそうということで、だけれども1人ずつ1人ずつ増えていくというような感じですから、一遍に千何人だったらこうだというふうには、まだそこまで制度がきちっとしていませんで、これからそうしていかなくてはいかぬとは、だんだんそうしていこうとは思いますけれども、ちょっと時間がかかります。 ◆委員(高橋美奈雄君) 市長、了解しました。ぜひ市長もお考えになっていると思いますので、その方向でよろしくお願いしたいというふうに思います。 ○副委員長(丸山芳典君) すみません、市民後見推進事業について、先ほど逆瀬川委員のほうから内容について御質問がありましたので、私からは、384ページで委託料になっていますけれども、この委託料の委託先についてお伺いしたいと思います。 ◎長寿社会課長(本間澄行君) こちらの委託料につきましては、判断力が低下した高齢者の方の権利擁護、こちらを目的した後見制度、こちらの担い手となります市民後見人の育成と、あとスキルアップ等のフォローアップ講座の開催、また普及啓発等をお願いしておりまして、委託先につきましては、NPO法人市民後見プラザぐんまというところに委託しております。 ○副委員長(丸山芳典君) お答えいただきました、この市民後見人の育成支援について、今後とも御尽力いただければと思います。私からは終わります。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計の審査を行いますので、411ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 415ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 続いて、後期高齢者医療特別会計の審査を行いますので、427ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 431ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 以上で特別会計の審査を終わります。  次に、調書の審査を行いますので、455ページをお開きください。  財産に関する調書 (質疑なし) ○委員長(大竹隆一君) 以上で調書の審査を終わります。  これより議案第67号の所管部分を起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(大竹隆一君) 起立全員です。  よって、議案第67号の所管部分は認定すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(大竹隆一君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(大竹隆一君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                         午後 2時53分   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(大竹隆一君) 次に、その他として執行部から何かありましたら、お願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、1点だけお願いします。6月の定例議会のときに、私どもの同僚の小野議員が質問していたことなのですけども、前立腺がんの手術をされた男性の方向けに尿取りパッドを男性トイレにということで質問させていただきました。早速取り組んでいただいて、この議会棟のトイレのところにも設置されたのですけども、設置施設数とか個数とかはどんな感じになっているのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 男性用サニタリーボックスについては、市有施設293施設の男性トイレまたは多目的トイレへの設置を随時行っており、8月下旬より施設の管理体制等を考慮した上で随時設置しております。設置状況でございますが、今月末までに152施設が設置予定であり、今年度中には79施設、来年度の設置は28施設であり、259施設、約9割が設置する予定でございます。なお、設置対象施設につきましては、本庁や支所、市民サービスセンターといった行政施設をはじめ、高崎芸術劇場や高崎アリーナといった教育文化施設、保健所や保健センター、総合福祉センター、長寿センターといった保健福祉施設など、不特定多数の市民等が利用する施設であり、学校や保育所等といった利用者が特定される施設は含んでおりません。なお、本庁における設置状況につきましては、男子トイレ5か所、多目的トイレ11か所、オストメイトトイレ1か所、地下駐車場のトイレ2か所、全19か所に既に設置しております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 8月に入って、私の知り合いで、やっぱり手術をして、この尿取りパッドを使っていらっしゃる方から、早速にお礼の電話がありました。迅速なお取組をしていただいたことに改めて感謝を申し上げます。 ○委員長(大竹隆一君) 林委員、すみません、発言時間が残り3分です。 ◆委員(林恒徳君) すみません、新型コロナウイルスのワクチン、新しいのがこれからという形になって、報道はいろいろ情報が錯綜しているものですから、高崎市がどう取扱いをするのか、まとめて教えていただければと思います。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(真藤要一郎君) 今後の大まかな接種の方向性なのですけれど、先週の金曜日にまとめて国から方向性が示されまして、前回の接種から5か月空けて追加接種用のワクチンを、いわゆるオミクロン株対応ワクチンという新しいものに切り替えるということでございます。もともとのウイルスの従来株に由来する成分とオミクロン株の一つのBA.1(ビーエーワン)、これの2種類を組み合わせたワクチンということで、2価ワクチンというふうに言われておりますが、それに切り替わります。本市では、まだ入ってきていないのですけど、今週から3週間かけて新しいワクチンが国から供給されます。そういったスケジュールを踏まえまして、10月から追加接種に使うワクチンが2価ワクチンに切替えとなりまして、接種間隔も決まったものですから、あさって22日から10月分の予約の受付が開始できる段取りとなりました。また、薬事承認上は、2回接種終了した方、12歳以上の方を対象として1回のみ接種を受けることができるというふうになっております。こういったことを踏まえまして、ワクチンが一定量確保できるのが10月中旬頃にまとまるのですけれども、その頃になりますと、これまで4回目接種の対象外でありました12歳から59歳以下の方が接種対象に入ってきます。そういった方針を国が示しておりますので、本市といたしましても、10月中旬以降、順次新しい接種券を発送いたしまして、届いたら直ちに御予約を取っていただけるような、そんな準備を今進めております。また、諸外国の状況を見て、接種間隔の短縮も、国のほうでは引き続き検討というふうなことも示されておりますので、また新しい情報が国から示されましたら、できるだけ分かりやすく市民の皆様にも提供して、接種体制のほうも柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(谷川留美子君) 7月15日の教育福祉常任委員会で、授業でのプールの開催は、児童・生徒の健康観察、水分補給、プールサイドの自前の水まきをして開催し、水温と気温が合計65度を超えた場合は見送ると伺いました。そして、夏休み中は感染防止対策、熱中症対策を講じて開催すると伺っていましたが、結局夏休み中は小学校では開催されなかったと、5つの小学校の保護者の方々から伺いました。そしてその理由が、ボランティアで来る保護者の方々が密になるからとか、不審者がいるかもしれないから、あとは熱中症が心配だからなどと学校によって理由が違っていました。授業で開催したときと同じような対策をすれば何とか少しでも開催できたのでは思っていますが、なぜ夏休み中のプール開催は全面的に中止になってしまったのでしょうか。 ◎健康教育課長(長岡誠君) 各学校において、感染防止対策や熱中症対策を講じた上で実施を検討しておりましたが、夏休みに入るタイミングがちょうど第7波の感染拡大時期と重なってしまったために、実施を見合わせる学校も多く、また実施した学校についても途中で中止する学校がございました。 ◆委員(谷川留美子君) 高崎まつりも開催しましたし、市長はいろんなイベントをなるべく開催してくれるように頑張ってくれています。夏休み中のプールは、子どもたちにとって一番の楽しみですし、スイミングクラブに入っていない子どもたちにとっては泳げるように練習するチャンスでもあります。それが開催できる日もあったかもしれないのに、一律中止にしてしまうとは大変残念です。子どもたちに代わって、来年は開催できる日は開催していただきますように強く要望いたします。  続いて、10月に行われるマーチングフェスティバルの学校の練習についてお伺いいたします。こども園や小・中・高の学校がたくさん参加する予定になっていますけれども、コロナを理由に練習ができないからと、このフェスティバルに参加しない学校もありました。楽しみにしていた子どもたちは大変残念がっているので、私のところに保護者の方から連絡がありました。同じコロナ禍で、条件が同じなのに、そのような違いがあるのは学校長の判断なのでしょうか。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) マーチングフェスティバルには、基本的に希望する学校が参加しております。今回委員さんのほうからの御指摘のとおり、コロナの影響もありまして、学校のほうで検討した結果、やむを得ず中止、参加しないというふうに決定したものと推察されます。 ◆委員(谷川留美子君) 学校側にもいろいろ事情はあるのでしょうが、子どもにとっては一生のうちにそのときだけかもしれないイベントです。コロナ禍だからと、対策しないで、練習ができないからということで中止してしまうのは大変残念に思います。中止にするしないは、子どもたちや保護者の御意見も含めた話合いやアンケートを取るなどして、皆さんが納得できるような判断をしていただくことを要望いたします。  続けていいですか。小学校でのタブレットの活用状況についての質問なのですけれど、毎日持って帰ってくる子どもがいれば、週1の子ども、あとダンスの動画の学習のときだけ持って帰ってきた子ども、今年度はまだ一度も持ち帰ってきていないという学校もありました。また、不登校の生徒さんが希望しても持ち帰れないという学校もありました。それぞれ学校や学年が違うので、一概に比較はできませんけれども、活用状況にかなりの差があるように感じています。担任の先生にも得手不得手があると聞いております。今後、生徒の学びや経験に差がつかないように、どのような対策を講じていくのでしょうか。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) タブレットの持ち帰りにつきましては、学校の実情に応じて実施しております。持ち帰りの主な用途としましては、課題の配付や提出、学校からの便りなどの配付、また出欠席の連絡等を行っております。今後も、差が生じないように、継続的に研修を進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(谷川留美子君) お忙しい先生に新たな課題ですから、大変心苦しいのですけれども、せっかく導入されたタブレットですから有意義に活用してほしいと思っています。子どもの可能性を広げてくれる使い方を模索して、導入してくれることを切に願っております。  続けていいですか。最後です。伊藤委員のお話とちょっと重複してしまうのですけれど、先日の一般質問の教育長の答弁で、本市の小学校6年生と中学校3年生を対象とした全国学力・学習状況調査では、公表されている47都道府県の正解率と比べると5位以内に相当するとありました。政令市と比べると小・中の全教科が1位か2位に相当して、自己肯定感のある子や読書時間も全国平均と比べて多くて、スマホや動画を視聴する時間は少ないと、大変喜ばしいお話でした。これは、学校関係者の皆さんはもちろん、地域のボランティアの皆さんのおかげであると私もうれしく思いました。しかし、保護者の方からお話を聞きますと、ある中学校では500点満点のところ480点以上取る生徒もいれば、それと同じぐらいの人数の生徒が50点以下の生徒がいる、そんなふうにも聞きます。不登校の生徒も1クラスできるくらいの人数がいるという学校も幾つか聞いております。塾に行きたくても行けない子どももいます。当市の子どもたちの成績がよければよいほど、そんな落ちこぼれてしまった生徒や不登校の生徒のことが気がかりになっております。各学校でのフォロー体制はどんなふうになっているか、お伺いいたします。 ◎学校教育課長(依田哲夫君) 各学校では、学習が苦手な子どもたちには担任が中心となって個別の学習支援を行ったり、地域、保護者と連携した放課後、土曜日、日曜日における子どもたちの自主的な学習の支援、基礎学力及び学習意欲の向上など、学力向上を目標としました学力アップ大作戦、こういったものを行っております。また、塾に行けない子どもたちのためには、日曜日、公民館等をお借りして行っている中学生休日学習相談ステーション、こういったところに地域、学生の力を借りて気楽にこどもたちが学びに行ける、そんな状態をつくっております。また、不登校の子どもたちにおきましては、本人の状況や保護者の意向を受けて、家庭訪問時に学習プリント等を持参し、学習支援等を行っております。また、学校に来られる、そういった状況になれば、放課後に子どもたちを学校に呼んで、そこで担任、あるいは教科担当を中心に学習支援を行っております。 ◆委員(谷川留美子君) 頑張って、忙しい中、いろんなフォロー体制をしいていただいて、本当にありがとうございます。高崎の成績、子どもたちの成績が、そんなに全国で上位になるのかなって、それが不思議なのです。でも、よければよいほど余計その陰で劣等感を強く感じている子どもたちが必ずいますから、先生方にはお忙しい中大変だと思うのですけれど、そんな子どもたちにも特に寄り添っていただいて、自己肯定感や夢を持てるような道を導いてあげていただいて、意欲を持って勉強に取り組めるような支援を切にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(大竹隆一君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(大竹隆一君) なければ、以上で本日の教育福祉常任委員会を閉会いたします。                                       午後 3時10分閉会...