高崎市議会 > 2022-03-09 >
令和 4年  3月 9日 総務常任委員会−03月09日-01号

  • G(/)
ツイート シェア
  1. 高崎市議会 2022-03-09
    令和 4年  3月 9日 総務常任委員会−03月09日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年  3月 9日 総務常任委員会−03月09日-01号令和 4年  3月 9日 総務常任委員会   令和4年高崎市議会総務常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                    令和4年3月9日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                  総務常任委員会次第                                      令和4年3月9日(水)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について    議案第18号 包括外部監査契約の締結について    議案第19号 村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定について    議案第20号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算(所管部分)    議案第37号 令和4年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算 2 その他   ────────────────────────────────────────────
    出席委員等(10人)   委 員 長   後  閑  賢  二  君     副委員長   丸  山  芳  典  君   委  員   三  井  暢  秀  君     委  員   中  島  輝  男  君   委  員   小  野  聡  子  君     委  員   片  貝  喜 一 郎  君   委  員   新  保  克  佳  君     委  員   長  壁  真  樹  君   委  員   石  川     徹  君   議  長   白  石  隆  夫  君     副 議 長   (委         員)   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(1人)   委  員   松  本  賢  一  君   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   総務部次長   青  木  信  幸  君   秘書課長    田  代  有  史  君   企画調整課長(兼)コンプライアンス室次長    防災安全課長  只  石  恵 一 郎  君           村  上  正  和  君   職員課長    渋  澤  康  行  君   情報政策課長  木  本  弘  幸  君   文化課長    小  峰  好  恵  君   文化課美術館副館長(兼)事務長                                   高  橋  弘  之  君   文化課染料植物園長               スポーツ課長  宇 津 木  金 刀 也  君           猪  狩  啓  子  君   広報広聴課長  松  田  和  也  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    天  田  順  久  君   管財課長    高  野     敦  君   市民税課長   堀  越  昭  仁  君   資産税課長   後  閑  善  行  君   納税課長    外  所  康  信  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所税務課長富  沢     桂  君           津 久 井  光  明  君   箕郷支所長   新  井     修  君   箕郷支所地域振興課長                                   佐  藤  久  夫  君   箕郷支所税務課長赤  石     守  君   群馬支所長   松  本     伸  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所税務課長田  中     享  君           塚  越  直  樹  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   新町支所地域振興課長                                   戸  塚  和  也  君   新町支所税務課長細  野  和  美  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所税務課長福  島  康  秀  君           中  村  剛  志  君   榛名支所産業観光課長              吉井支所長   川  嶋  昭  人  君           近  藤  浩  司  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所税務課長藤  野  泰  宏  君           高  麗  和  男  君   会計管理者   志  田     登  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         選挙管理委員会事務局次長           曽  根  光  広  君           上  野  和  男  君   監査委員事務局長吉  井  秀  広  君   消防局長    植  原  芳  康  君   消防局次長   中  村     均  君   総務課長    横  澤     慶  君   予防課長    黒  崎  信  男  君   警防課長    池  田  和  好  君   救急課長    甘  田  明  広  君   通信指令課長  清  水  淳  一  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 清  水  達  哉      議事課主任主事 井  田  悠  子   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時59分開会 ○委員長(後閑賢二君) 皆さん、おはようございます。時間前ではございますが、皆様おそろいになりましたので、開会させていただきます。  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(後閑賢二君) この際、諸般の報告を申し上げます。  松本賢一委員から、都合により本日の会議を欠席する旨の届出がありました。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(後閑賢二君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。なお、発言に際してはマイクを意識し、聞き取りやすい質疑、答弁に努めてください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について  議案第18号 包括外部監査契約の締結について  議案第19号 村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定について  議案第20号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算(所管部分)  議案第37号 令和4年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算 ○委員長(後閑賢二君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、57ページをお開きください。  議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第5号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第18号 包括外部監査契約の締結についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第18号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  3ページをお開きください。
     議案第19号 村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) ただいまの村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定についてでございますが、私はこの運営について1つお聞きしたいと思いますので、お願いいたします。  私も以前、この記念館に来館させていただいたことがありましたけれども、場所が分かりづらいというのは、これはもちろん仕方ないことでございますけれども、行く道が大変狭く、大変苦慮したことを覚えています。そして何といっても、着いたところ、駐車場が大変狭く、村上家の駐車場なのでしょう、そういったところに二、三台しか止められないような状況であったと私は記憶しております。これから多くの方にもし御来館いただけるようになった場合に、この駐車場の問題はどのように考えていくのか、まずはお聞きしたいと思います。お願いします。 ◎文化課長(小峰好恵君) 駐車場に関しましては、村上鬼城記念館は周辺道路も狭く、密集した住宅地にあり、駐車場に適する場所がないという状況でございます。これまでは、旧所有者となる村上家の敷地内の駐車場や近隣の民有地を利用させていただいておりました。開館後もしばらくはこれまでと同様に運営し、利用状況を見ながら駐車場用地について検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(石川徹君) 分かりました。当分の間はこのままでいくという話でございますが、利用状況が大きく変化して来館者が増えてきたら検討していくというようなお答えであったのかと思います。これからの状況を見ながら、こういったことで、記念館が多くの方に御来館いただけるような形になるよう、ぜひとも努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。終わります。 ◆委員(中島輝男君) これは村上鬼城記念館を市で管理することになったということなのだと思いますが、高崎市で管理するに至った経緯というのはどういったものなのかお聞かせください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 村上鬼城記念館は、昭和3年に鬼城の旧居が建てられまして、これまでその子孫が所有し、運営してまいりましたが、郷土が生んだ俳人が過ごした建物を次代に引き継ぎ、また同館の永続的保存安定的運営を図るため、本市が取得し、運営するものでございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。  それで、市で管理するということで、職員の配置というのは何人ぐらいでお考えですか。 ◎文化課長(小峰好恵君) 常駐の嘱託職員1名を配置する予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。本当に高崎にゆかりの深い優れた俳人でありますので、村上鬼城の功績を後世に伝え続けていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第19号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  9ページをお開きください。  議案第20号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第20号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、8ページをお開きください。  1款市税について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) まず、総体的なところからお聞きしたいと思います。令和4年度の一般会計予算は1,640億2,000万円で、前年度比0.5%減と圧縮されています。基本方針には、徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮とありますが、コロナの影響も今後まだ予想もつかない状況の中、どのような観点でどのようなものを削減したのか、そして重点事業の103項目を選んだのはどのような視点からなのか、また、職員は増員となりますが、人件費の圧縮にはつながったのか、それらを踏まえて新年度の予算の組立てをどのような観点で行ったのかお伺いいたします。 ◎財政課長(天田順久君) 当初予算の編成に当たりましては、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、限られた財源を効率よく、効果のある事業に配分するという視点に立ちまして、徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮、この3つを基本方針として取り組んだところでございます。その中では、新町防災アリーナ建設事業浜川競技場上並榎庭球場に係る改修工事などの事業終了に伴う減額や事務的経費の削減を行うとともに、新型コロナウイルス感染症への対策事業はもちろんのこと、児童相談所障害者農業就労施設の整備事業やヤングケアラーSOSサービス学校体育館への空調設備導入中小企業就職奨励金など103項目、福祉あるいは教育、子育て支援など、市民福祉の充実と市内経済の活性化に資する事業を重点項目として措置したところでございます。また、人件費につきましては、行政課題等への対応に向けまして、組織の改編や職員配置を見直す中で、必要な部署への増員を行ったところでございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。基本方針にある徹底した事業費の削減ということで、毎年事業費、経費の削減を行っているのだと思います。無駄な経費は削減してしかるべきだと思いますけれども、必要な経費まで削減していないかとちょっと心配になりますので、今後も適正な予算編成をよろしくお願いしたいと思います。  続いていいですか。個別の質問にまいりたいと思いますが、1款1項1目の市民税です。市民税個人では12億円の増となっています。地財計画の伸び率が3.3%に対して本市は5.8%と高くなっていますが、この伸び率を高く見積もった根拠をお伺いします。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 市民税個人の令和4年度の予算見積りは、令和3年度の実績額を基に決算見込額を求め、その決算見込額に対しまして各種統計数値地財計画などを参考に算出しております。市民税個人が5.8%増となった理由ですが、令和3年度の決算見込額が当初予算額に対しまして3.4%増と見込まれたことが大きな要因であると考えております。また、令和4年度の予算を見積もるに当たりまして、市民税の8割を占める給与所得を2.8%増と見込んだことも要因の一つと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。  次に、市民税法人なのですけれども、地財計画の47.6%の伸び率に対して22.5%と控え目ではあるのですが、10億円ほど増加傾向にあります。予算書の説明のところを見ますと、資本金1,000万円以下の事業所が136社増えているということなのですが、こういう状況の中で、新年度の企業動向をどのように捉えての、この法人の積算なのかお伺いしたいと思います。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 市民税法人の令和4年度の予算見積りは、令和3年度の実績を基にしまして決算見込みを求め、その決算見込みに対しまして各種統計数値や法人へのアンケート地財計画などを参考に算出しております。市民税法人が10億円ほど増額となった理由ですが、令和3年度の決算見込額が当初予算額に対しまして8億円ほど増額になると見込まれたことが大きな要因であると考えております。また、企業動向ですが、市内に新設される法人数が増加していること、法人税割まで申告する、いわゆる黒字法人の数が前年より増えているということから、市内法人の景気は回復傾向にあるものと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 回復するにこしたことはないと本当に期待はしています。  次に、収入歩合が個人は昨年度の97.6%から98.1%、法人も98.5%から99.2%と以前の水準に戻していますが、景気状況は好調になるという見通しなのですが、その収入歩合を上げた根拠をお伺いします。 ◎納税課長(外所康信君) この収入歩合の引上げの理由ですが、令和3年度予算では新型コロナウイルス感染症の影響を受けた個人、法人を対象とした納税の特例猶予制度が始まり、当初市税全体で約5億3,000万円が特例猶予の該当となったため、その影響を踏まえ、収入歩合を前年度に比べ引き下げましたが、令和4年1月末で全ての特例猶予期間が終了し、現在特例猶予の未納額は約640万円と大幅に縮減していること、また今年度の市税収納状況から景気状況は戻りつつあると判断し、市民税個人、法人を含め、全ての市税の収入歩合をコロナ禍以前の令和2年度当初予算の収入歩合程度に見たものです。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。現在、コロナ禍もそうなのですけれども、ロシアのウクライナ侵攻など、世界経済の先行きが本当に不透明な状況だと思います。今後どのような影響があるのか、私も注視していきたいと思っております。  続きまして、1款2項1目の固定資産税についてお伺いいたします。予算に関するその他の説明書の7ページを見ますと、地方税法等の改正に伴う令和4年度の影響額ということで、固定資産税の上昇幅の見直しということで、5%から2.5%と抑制はされているのですが、この地方税制の改正についてちょっと説明をお願いしたいと思います。 ◎資産税課長(後閑善行君) 令和3年度の地方税制改正では、令和3年度に限り土地に係る固定資産税都市計画税の上昇分の据置き措置を行いましたが、令和4年度の改正では地価の上昇が見られる商業地の税負担の激変緩和と軽減化を図り、景気回復につなげるため、令和4年度に限り商業地に係る固定資産税都市計画税課税標準額の上昇幅を現行の評価額の5%から2.5%にとどめるものでございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。  この固定資産税なのですけれども、全体で約10億円の増になっています。4%の伸び率となっているのですけれども、先ほども企業の動きなどを聞きましたが、この積算根拠をお伺いしたいと思います。 ◎資産税課長(後閑善行君) 固定資産税の積算の根拠といたしましては、土地につきましては、コロナ特例による課税標準額据置きが商業地以外解除されたこと、税額の変更につながる農地転用や地目の変更、住宅用地の特例が外れる見込みなど、それから地方財政計画の見込みなどによるものでございます。家屋につきましては、コロナ特例が終了したことや評価替えの翌年度のため減価償却がないこと、新増築や家屋の取壊しの見込みや地方財政計画の見込みなどによります。償却資産につきましては、コロナ特例が終了したことや、企業の動きを反映させるため主な市内企業にアンケートを行った結果、大手企業複数社で大規模な設備投資の予定が見込まれることや地方財政計画の見込みなどを勘案し、予算を算定させていただいております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。すみません、ありがとうございます。  続けてよろしいですか。10ページの1款3項の環境性能割なのですけれども、これも地財計画の伸び率が88.2%に対して本市は2.1%となっているのですが、実績とのことなのですけれども、この地財計画との開きをどう考えればいいのか教えていただきたいと思います。 ◎資産税課長(後閑善行君) 軽自動車税環境性能割は、軽自動車の取得に際してかかる税金です。地方財政計画では、前年度比88.2%の増が示されたところでございます。令和4年度の自動車税環境性能割の積算といたしましては、軽自動車を含め自動車の販売に関して、コロナ禍の影響による半導体の不足などにより自動車の納期が遅れていることや、過年度の納車実績などの本市の状況を勘案しながら算出させていただいたものでございます。 ◆委員(中島輝男君) 実績なのですよね。本当に国のほうは強気に見ているのかなと思いますけれども、分かりました。  もう一点続けます。すみません。次の1款4項1目の市たばこ税なのですが、これも地財計画が1.1%の伸びということなのですけれども、本市は11.6%と2.5億円ほど増えているのですが、もう世の中の禁煙志向が高まる中で、昨年よりも、ちょっと説明を見ますと本数が増えているようなのですけれども、この多く見積もった理由は何なのでしょう。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 市たばこ税の令和4年度の予算見積りは、まず令和3年度のたばこの売渡し本数決算見込みと過去の伸長率の平均を用いまして、令和4年度の売渡し本数を算出し、これに対しまして税率1,000本当たり6,552円を乗じて予算を見積もっているところでございます。2.5億円ほど増額となった理由ですが、令和3年度の決算見込み本数が令和3年度当初予算時よりも増加の見込みとなったことが大きな要因と考えております。また、令和3年度は、4月に調定した分から10月に調定した分についてが、改正前の旧税率、1,000本当たり6,122円と、430円低い税率が適用されていたことも要因の一つと考えております。令和4年度では、通年で新税率1,000本当たり6,552円が適用されるものでございます。 ◆委員(中島輝男君) 税制の改正もあったということですね。分かりました。  あと、1つだけいいですか。12ページの一番上、事業所税なのですけれども、これも実績とのことなのですけれども、まず事業所は幾つあるのか、また地財計画では0.4%になっているのですけれども、これが4.9%の伸び率になっています。この1.1億円ほどの増加要因、これをお聞かせください。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 事業所税の事業所は、令和4年度予算では855件を見込んでおります。予算見積りの関係なのですが、他の税目と同様に令和3年度の実績を基に決算見込みを求め、それに今後税額の増減に影響があると思われる最新の動向等を反映させて算出しております。事業所税には、事業所の床面積に課税する資産割と従業者の給与に課税する従業者割があります。まず、床面積に課税します資産割では、事業所の増設等により課税対象となる床面積を決算見込みより0.3%増と見込みました。従業者割では、従業者給与総額が決算見込額において当初予算時に比べ2.4%増となっております。令和4年度予算においても、令和3年度決算見込額と給与総額は同額といたしました。以上のように、事業所床面積も従業者給与総額も令和3年度当初予算見積り時よりも増加した結果、1.1億円ほど増額となったものでございます。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。分かりました。以上です。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  12ページをお開きください。  2款地方譲与税について御質疑ありませんか。 ◆委員(長壁真樹君) 14ページ、4項1目の森林環境譲与税についてお聞きするのですけれども、令和元年度から創設されたものというふうに認識しているのですけれども、まずこの創設された経緯と、本市における譲与額の推移はどういうふうになっているのかをお聞かせください。 ◎財政課長(天田順久君) 森林環境譲与税につきましては、災害防止の観点、また二酸化炭素排出量の削減等の観点から、令和元年度に森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保するということから創設されたものでございまして、令和6年度から国税として賦課徴収されます森林環境税が財源となります。そのような中、速やかな森林整備に対応していくことが必要であるとされており、令和元年度から森林環境税が徴収されます令和6年度までの間においては、地方公共団体金融機構の資金により対応されているところでございます。  なお、譲与額につきましては、令和6年度までに段階的に引き上げられるということになっておりまして、令和元年度の譲与額を基準とした場合、令和2年度及び3年度は2倍に、令和4年度及び5年度は2.5倍に、最終、令和6年度以降につきましては3倍ということで、全額譲与されます令和6年度では、本市においては8,500万円程度の額になるのではないかなというふうに見込ませていただいているところでございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  14ページをお開きください。  3款利子割交付金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 4款配当割交付金について御質疑ありませんか。 ○副委員長(丸山芳典君) 配当割交付金についてなのですけれども、令和4年度は前年度に比較して4,000万円ほど増額しているが、その増額の理由をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎財政課長(天田順久君) 同交付金に当たりましては、上場株式等の配当等に係る都道府県民税配当割5%について、そのおよそ6割部分が配当を受ける個人の住所地市町村に交付されるものではございますけれども、積算に当たりましては、地方財政計画が対前年度比103.1%であること、また令和3年度のこれまでの収入実績が同期比で111.7%であることなどを勘案しまして、前年度比121%、4,000万円の増とさせていただいたところでございます。 ○副委員長(丸山芳典君) ありがとうございます。分かりました。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  16ページをお開きください。  5款株式等譲渡所得割交付金について御質疑ありませんか。 ○副委員長(丸山芳典君) 続けてで申し訳ありませんが、株式等譲渡所得割交付金について伺いたいと思います。これも令和3年度と比較して1億3,000万円ほど増加しておりますが、その理由をお聞かせいただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 同交付金につきましては、上場株式等の譲渡益に係る費用が市町村に交付されるものでございますけれども、積算の中では、地方財政計画が前年度比143.5%ということ、また令和3年度の収入が、これからではございますけれども、令和2年度の収入実績が地方財政計画を大きく上回っていることなどを勘案させていただきまして、前年度比218.2%、1.3億円の増とさせていただいたところでございます。 ○副委員長(丸山芳典君) よく分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  6款法人事業税交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) この法人事業税交付金なのですけれども、この制度がまずどのようなものかお聞かせください。 ◎財政課長(天田順久君) 法人事業税交付金は、法人住民税法人税割の税制改正に伴う市町村の減収への補填措置といたしまして、平成28年度の税制改正で創設されたものでございます。法人事業税の一部が県から市町村に交付されるものでございます。 ◆委員(中島輝男君) それで、新年度は1億9,000万円ほど増加になっているのですけれども、この理由は何なのでしょうか。 ◎財政課長(天田順久君) 令和3年度現在までの収入実績が前年度の同期比で177.6%であることと、地方財政計画が対前年度比135%とされていることを勘案しまして、また新型コロナウイルス感染症拡大の影響で落ち込みました企業業績の回復も見込み、前年度比として133.3%、1.9億円の増とさせていただいたところでございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  7款地方消費税交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) こっちは消費税なのですけれども、消費の回復を見込み、ということなのですけれども、地財計画が2.4%に対して、本市は11.4%の伸び率になっています。本市の市内経済の動向をどのように捉えての積算なのかお伺いいたします。 ◎財政課長(天田順久君) 地方財政計画の中では対前年度比102.9%でありますが、令和3年度のこれまでの収入実績が前年同期比で108.2%となっております。そのことを踏まえつつ、コロナ禍において影響を受けました消費の持ち直しが見込まれるものといたしまして、前年度比111.4%の9億円の増とさせていただいたところでございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  8款ゴルフ場利用税交付金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 18ページをお開きください。  9款環境性能割交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(新保克佳君) この環境性能割交付金、先ほど軽自動車のほうがありましたけれども、こちらは以前の、かつての自動車取得税から移行したものかなというふうに理解しているのですが、全体の予算額に対しては0.1%くらいなのだと思いますけれども、やはり伸び率が25%伸びていますので、その理由なのですけれども、たしか時限的に税率の軽減措置があったように記憶しているので、その辺が絡んでいるのかなと思うのですが、御説明いただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 当該交付金につきましては、令和元年度の税制改正によりまして、自動車取得税交付金に替わって、自動車購入時に燃費の性能に応じた率によって課税される税金の一部が市町村に交付されるものでございますが、令和元年10月1日の消費税率の引上げ、またその後の新型コロナウイルス感染症によります消費の減対策といたしまして、令和3年12月31日まで延長されておりました1%分の軽減税率の適用が終了いたしましたので、今回増額を見込ませていただいております。市町村への交付率が47%から43%に引き下げられているものの、軽減税率終了の影響が大きいものとして、また地方財政計画においても前年度比159%となっていることも参考とさせていただいたところでございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  10款国有提供施設等所在市町村助成交付金から  11款地方特例交付金まで (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 20ページをお開きください。  12款地方交付税について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) これも13億円の増となっているのですけれども、その積算根拠をお伺いしたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 普通交付税の積算に当たりましては、令和3年度の当初の交付決定額、およそ103億円でございますけれども、こちらを基にしまして、厚生費、保健所に係る職員体制の強化、あるいは令和3年度の期末手当の引下げなどによる基準財政需要額への影響、こちらと地方財政計画における3.5%の伸び、これらを見込みまして対前年度比114%、13億円の増、106億円と見込ませていただいたところでございます。
    ◆委員(中島輝男君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  14款分担金及び負担金2項負担金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 22ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 26ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 30ページをお開きください。  16款国庫支出金2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 34ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 36ページをお開きください。  17款県支出金2項県補助金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入から  19款寄附金まで (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 46ページをお開きください。  20款繰入金について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) まずは、1目の財政調整基金繰入金なのですけれども、39億円の繰入れになっています。残りは幾らになりますか。 ◎財政課長(天田順久君) 繰入れ後では13億円ほどとなります。 ◆委員(中島輝男君) この財政調整基金なのですけれども、高崎は一時期は80億円ぐらいあったと聞いています。高崎市の規模で、どれぐらいの財政調整基金を持っていたらいいのかといった適正な額というのは幾らぐらいなのでしょうか。13億円という金額は、何かあったとき大丈夫な金額なのでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 地方自治体において、その財政調整基金の残高の適正な保有額、規模に対して、基準というものはございません。しかしながら、災害に備えるため等考慮しながら、ある程度の金額を確保していく必要はあるものと考えております。繰入れ後に13億円とはなりますが、今後令和3年度決算における剰余金の状況でありますとか、あるいは事業の進捗における財源の状況でありますとか、財政状況等を考慮しながら基金の適切な管理に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続けていいですか。その下の2目なのですけれども、減債基金繰入金が10億円ということなのですけれども、この3月議会の冒頭で、令和3年度の臨時財政対策債の分として、国のほうから26億円ほど交付されたと思うのですけれども、それを含めて28億円減債基金に積み立てています。この部分の取扱いというのはどういうふうになるのか、お伺いしたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 3月補正におきまして積み立てさせていただきました28億円のうち、およそ23億円につきましては、令和3年度の臨時財政対策債の借入れに対して、後年度の普通交付税の中で算入される元利償還金の一部が前倒しして、令和3年度で措置されてきたものでございます。ですので、今後償還が終わるまでの間、毎年度償還額の一部に対応する額を繰り入れて対応していく予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  48ページをお開きください。  21款繰越金から  22款諸収入2項市預金利子まで (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 52ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 54ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 続いて、歳出の審査を行いますので、60ページをお開きください。  1款議会費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 62ページをお開きください。  2款総務費ですが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、2つに分けて審査を行います。  1目一般管理費から8目財産管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(新保克佳君) 67ページの2款1項3目の中段に文書管理経費がありまして、そこに文書保管委託料が計上されております。これは大体例年同じぐらいの金額なのですけれども、これは全庁のいわゆる紙ベースの文書の保管なのか、ちょっとその保管方法みたいなのをまず伺いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらは、本庁の保存対象行政文書のうち、本庁地下倉庫、それから佐野倉庫に保管し切れないものを民間の倉庫に保管するためのものでございます。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。この後、高度情報化推進事業などで文書管理システムの関連が出てくると思うのですけれども、時代としては当然デジタル化、またペーパーレス、こういったこともある中で、ここの部分ですから、文書保管委託料というところからの観点でいいのですけれども、今後のそういったペーパーレス、紙ベースの文書を減らしていこうというような、何かその辺のお考えとかがあれば伺いたいと思うのですけれども。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) おっしゃるとおり、ペーパーレス化が進みますと、こういった紙文書の保管量というのも当然減っていきますので、目指すところはそういった部分になるかと思います。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。紙が必要なくなっても困るので、その辺は、私などは紙が必要なのであれですけれども、そういった方向でぜひお取り組みいただきたいと思います。  続けてよろしいでしょうか。71ページの2款1項7目の会計管理費の会計管理経費の中で、公金収納代行委託料がございます。公金収納もコンビニ収納とかQR決済とかいろいろな方法が出てきまして、便利になってきているわけですけれども、この委託料の中に、それぞれのそういう収納方法も多分合わさっているのだと思うのですが、それぞれの金額、内訳をお知らせいただきたいと思います。 ◎会計課長(冨加津豊君) ここは委員さんおっしゃるように、ほとんどがコンビニ収納委託に係る経費でございまして、そのほかにペイペイですとかラインペイによる収納、あと来年度からスタートいたしますd払い等の収納委託、電子マネー決済、これに係る経費の委託料の合計を計上しております。 ◆委員(新保克佳君) 分かりました。役務費がその上にあるのですが、こちらもそういうような内訳というのはあるのでしょうか。 ◎会計課長(冨加津豊君) 11節の役務費のほうは、公金収納に係る手数料を見込んでおりまして、市税等の口座引き落とし、口座振替に係る手数料ですとか、ペイジー、クレジット収納などの公金収納に係る手数料を役務費として計上しております。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。 ◆委員(小野聡子君) 65ページの広報広聴事業のところで、群馬テレビデータ放送情報配信サービス使用料が新年度からついていると思うのですけれども、こちらの内容を教えてください。 ◎広報広聴課長(松田和也君) こちらは、テレビのリモコンのdボタンを押すことで自治体の情報が入手できる群馬テレビの情報配信サービスでございまして、高崎市では昨年の6月から利用してございます。これまで新型コロナのワクチンの接種に関する最新情報であったり、休日の当番医、またイベントの開催情報などを配信してございます。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。市民サービスの向上ということで、こちらを使っていただいているのだと思います。引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございます。  それと、もう一つ続けていいですか。その下のホームページ制作事業の中で、ホームページリニューアル委託料があるのですが、このリニューアルというのはどういう方針でリニューアルされるのか、またどちらに委託されるのか教えていただきたいと思います。 ◎広報広聴課長(松田和也君) 今回のリニューアルでは、市の公式ツイッターであったり、フェイスブックなどのSNS、また動画との連動、さらにスマートフォンやタブレットの端末でホームページを閲覧するときの閲覧のしやすさ、こういったものを配慮したデザインに更新したいと考えております。委託先等を含めて、具体的なスケジュールは今後検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。より見やすいホームページになるというふうに期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(中島輝男君) 62ページの真ん中辺に国際交流事業があるのですけれども、市国際交流協会交付金がコロナ前に比べて3分の2ほどに減っているのですけれども、コロナの影響で制限されているとは思いますけれども、その中でも新年度の取組というのはどのようになるのかお伺いしたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 国際交流協会が市の交付金で実施する事業のうち、姉妹都市交流や海外都市との交流事業などは、コロナ禍によりましてお互いの国を訪問し合うことがまだ難しいと考えられるため、海外交流に係る事業費が減額のままとなっております。そのような状況ではありますが、市内在住の外国人を対象とした、オンラインを活用した日本語教室や国際交流理解講座等のイベントの開催など、コロナ禍でも可能な事業を実施しております。これらの事業につきましては、令和4年度も引き続き開催していく予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。ありがとうございます。  続けていいですか。64ページの人事管理費の中の職員研修経費なのですけれども、これは年々、昨年よりも僅かに減少傾向なのだと思うのですが、この内容に関して何か変化があるのか、減額傾向にある職員研修経費をどのように捉えているのか伺いたいと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) 職員研修経費につきましては、講師謝金と各課派遣研修負担金が若干の減額となっておりますが、これらは実績に基づいて計上したものでございまして、必要な研修の実施は確保できるものと考えております。また、研修の内容につきましては必要に応じて見直しを行いながら、より効果的な研修の実施に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。職員にとって研修というのは本当に大事なものだと思いますので、今後も充実を図っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  続けてよろしいでしょうか。その下の文書広報費の広報広聴事業、ラジオ高崎番組制作・放送委託料なのですけれども、これは新年度に何か新しい企画とか展開とかあるかどうかお聞かせ願いたいと思います。 ◎広報広聴課長(松田和也君) 今回こちらで計上させていただいているラジオ高崎番組制作・放送委託料につきましては、これまでの定番の6つの番組、特に高崎市の市政情報であったり、外国語の市政情報等の情報番組を引き続き放送していただく予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) 私も世代の曲がかかっているとよく聞いてしまうのですけれども、市民に役立つ聞きやすい放送をこれからもよろしくお願いしたいと思います。  もう一点、すみません。66ページの一番上、市民の声アンケート調査事業、これは2年に1度の市民アンケートをまたやるのだなということなのですけれども、今回新たにどのような項目をお考えなのか、その辺があればお聞かせください。 ◎広報広聴課長(松田和也君) これまで、アンケートにつきましては2年に1度、紙ベースで、紙によるアンケートを実施してまいりましたけれども、令和4年度につきましては、紙によるアンケートに加えてインターネットによるウェブでのアンケートも取り入れたいと検討しております。 ◆委員(中島輝男君) インターネットを新たに取り入れるということで、ちょっと手間も増えると思いますけれども、DX化に向けて様々な検討をしていただきたいと思います。 ◆委員(三井暢秀君) 75ページになります。群馬支所経費について伺わせていただきます。この中のPCB等含有調査委託料、これがどんなものなのか伺いたいと思います。 ◎群馬支所地域振興課長(塚越直樹君) 新年度におきまして、群馬支所にあります受変電設備の改修工事を行います。それに伴いまして発生する産業廃棄物にPCB等の有害物質が含まれているかどうかを調査するものでございます。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。受変電設備の有害物質ということで了解いたしました。また、この予算化されている調査対象というのはどこにあるのか伺いたいと思います。 ◎群馬支所地域振興課長(塚越直樹君) この受変電設備は群馬支所の入り口の左側、その隅に大きな受変電設備がございます。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。  続いていいですか。続いて、各支所の経費について伺いたいと思います。今年度の予算では、電話交換業務委託料が箕郷支所に251万円ほど、群馬支所に252万円ほど、榛名支所にも252万円ほど、吉井支所に352万円が計上されておりましたけれども、新年度はこの予算が計上されておりません。この電話交換業務の委託についてはどのようになったのか伺いたいと思います。 ◎吉井支所地域振興課長(高麗和男君) 一番金額が大きい吉井支所のほうで代表してお答えをしたいと思います。  代表電話の交換業務委託料ですが、コロナの影響もありまして事務の見直しを行っている中、他の支所では電話交換業務を直営でやっているようなことから、吉井支所でも令和3年度から地域振興課の職員で対応しているところでございます。市民の方が気持ちよく電話をかけていただけますよう、よりよい電話交換業務となるよう引き続き努めてまいりたいと思います。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございました。また、この電話交換業務の委託の廃止によって、職員の負担が増すのではないかというふうに考えますが、吉井支所ではどのように考えているのか伺いたいと思います。 ◎吉井支所地域振興課長(高麗和男君) 以前より地域振興課内のスペースで電話交換業務を行っており、複数の回線で電話があった場合には職員が対応しておりました。その流れの延長で現在行っているところでございます。現時点で日常業務を見ている範囲内では、特に大きな負担とはなっていないと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) 了解しました。負担がかかっていないということでありますけれども、もう一点お伺いします。今までもそうなのですけれども、吉井支所では毎週水曜日が職員の延長窓口業務、また群馬支所では毎週土曜日が開庁となっています。市民サービスの向上につなげるためということで私は理解しておりますけれども、職員の負担が増すのではないかというふうなことが感じ取れるのですけれども、これの統一的な運用ができないものなのか、これについて本市ではどのように考えているのか伺いたいと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) 吉井支所の水曜日の窓口業務の延長と群馬支所における土曜日の開庁につきましては、合併前からの住民サービスとして行われていたものを引き続き行っているものでございまして、現時点におきましては、住民サービスの継続性の観点から、引き続き実施してまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。各支所において、状況なんかも様々だと思うのですけれども、やはりそこら辺を把握して、私としても理解はしております。しかし、職員の皆様の総意であれば理解するのですけれども、またこの点については議論されているというふうに聞いておりますので、職員の勤務の平準化、そういったものに関して市としても考慮していただきたいというふうに思います。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  76ページをお開きください。  9目企画費から20目総務諸費について御質疑ありませんか。 ◆委員(片貝喜一郎君) それでは、2款1項9目企画費の中でお尋ねしたいと思います。3点ほどありますので、よろしくお願いいたします。  まず、1点目は高崎ブランド・シティプロモーション事業委託料についてですが、今年の計画はいかがになっていますでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 令和4年度につきましても、好評いただいております絶メシリストを継続するとともに、本市の農家や農産物の魅力を全国に向けて発信するプロモーション事業、こちらの継続に加えまして、引き続きシンガポールの女優、ジネット・アウ氏を高崎PR大使に起用し、国内のみならず海外に向けて本市の知名度やブランド力の向上に資するプロモーションを実施してまいりたいと考えております。 ◆委員(片貝喜一郎君) 分かりました。毎年これについては聞いているなというところもあるのですが、地域のブランド力というのは、目に見えないでじわじわ効いてくるというようなところが最大の目標かなというふうに思いますので、継続するもの、また新しい着眼点であるものがあれば、また少しずつ開発していただきたいなというふうに思います。  もう一点、その下になりますけれども、SNS等を用いた移住定住促進事業の委託先についてお伺いしたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 本事業は、本市の魅力を発信するフェイスブックを活用いたしました「高崎目線」、またオンライン相談窓口、それから本市の移住定住情報コーナーに誘導するリスティング広告等を実施しております。その事業の継続性から、令和4年度につきましても、令和3年度の事業者と同様、クロスボーダー株式会社に委託を予定しております。 ◆委員(片貝喜一郎君) この2点、企画費という中でございますので、具体的にこれだけお金をかけたから、これだけ返ってくるというようなものではないだろうなというのは重々理解しています。都市の魅力をどう高めていくかという形で考えると、まずはブランド力、それとあと、情報発信だと思います。特にイベント関係でいうと、高崎は情報発信が下手だとよく言われて、私もイベントをいろいろやっていますけれども、その辺については、またこのSNS等につきましては我々よりもっと若い世代の方々が考えるような、そんな勉強会というのですか、そんなような集まりもちょっと考えたらいいのではないかなというようなことを思っていますので、ぜひ引き続きよろしくお願いしたいと思います。  もう一点だけです。移住支援金事業費補助金についてお伺いしたいと思います。増額の理由で。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらについては、令和3年度の支給実績に加えまして、令和4年度から新たに、子育て世帯には18歳未満の子ども1人につき30万円を支給します子育て加算の実施を予定しております。その支給分を見込んだものであるため、増額となっております。なお、支給金のうち国が2分の1、県が4分の1、本市が4分の1を負担するものでございます。 ◆委員(片貝喜一郎君) 分かりました。新しく18歳未満の子ども1人につき30万円を支給ということでございます。負担率も今お伺いしました。  ちなみに高崎市で対象になる世帯数とか人数が分かれば、ちょっとお知らせいただければと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 令和4年度の見込みでございますけれども、世帯で24世帯を見込んでおります。子どもは1人というふうな計算をしまして24人。それから単身者は8人ということで見込んでおります。 ◆委員(片貝喜一郎君) 了解しました。対象も分かっていますし、国の施策でございますし、費用負担も分かっていますので、漏れのないようにお願いしたいというふうに思います。
    ○副委員長(丸山芳典君) 87ページの2款1項16目情報推進費の中の高度情報化推進事業で、2点ほどお伺いしたいと思います。まず、1点目なのですけれども、上から5番目ぐらいに電子地域通貨システム導入等委託料とあるのですけれども、この導入の内容と店舗の換金の状況と業者選定はどうするのかということでお伺いしたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 今回導入の電子通貨の内容といたしましては、今まで本市で行いました紙クーポンと同様の考え方を踏襲しつつ、スマートフォンを用いた電子クーポンに置き換えたものでございます。また、店舗での換金でございますが、本市が、利用されたポイントを確認し、金融機関から直接店舗の口座に振り込む形を予定しております。なお、業者の選定につきましては、新年度にプロポーザル方式により総合的に判断し、選定したいと考えております。 ○副委員長(丸山芳典君) すみません、ありがとうございます。新規の取組と思われますが、今後さらにこういったものが拡大していくのではないかと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続いて、2点目なのですけれども、同じ高度情報化推進事業の中に倉渕地域情報通信基盤民間移行委託料とありますが、委託の内容をお伺いしたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 平成22年度に総務省の交付金を活用した倉渕地域の光ファイバー網が、本市の整備から10年が経過し、国が定めた財産処分の承認基準により民間移行が可能となりました。今後、自然災害や老朽化による機器の更新などで本市が大きな費用を支払うリスクを考慮し、令和4年度に移行を行うものです。本委託料は、民間移行に伴い発生する地権者との契約の継承など、各種の申請業務を委託する費用でございます。 ○副委員長(丸山芳典君) ありがとうございます。倉渕地域は、平成22年度に総務省の交付金を活用して整備しなければ、光ファイバー網の整備が進まなかったということなので、大変ありがたいことだと思っております。改めて感謝を申し上げます。  そこで、1点ほど確認させていただきたいのですが、民間移行ということは、今後、倉渕地域についてもほかの地域と同様になるということでよろしいのでしょうか。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 移行後に関してですが、他の高崎地域と同様に民間事業者が一体的なサービス提供を行います。 ○副委員長(丸山芳典君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 ◆委員(三井暢秀君) 最初に、79ページになります。2款1項9目の東南アジア映画交流事業、この事業の詳細について伺います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 東南アジア映画交流事業は、本市の魅力を効果的かつ戦略的に発信し、知名度やブランド力の向上、各分野での販路拡大を図ることを目的としています。事業は、NPO法人たかさきコミュニティシネマに委託しているものでございます。今年度は東南アジア映画祭を行い、東南アジア7か国の優れた映画9作品を上映しています。また、アジア映画界の巨匠であるエリック・クー監督とシンガポールの著名女優で高崎PR大使でもあるジネット・アウさんによるリモートトークなどを行いました。次年度につきましては映画鑑賞だけでなく、生の映画音楽の演奏や東南アジアの文化に触れることのできるイベントなどが開催できればと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。  それで、その中に海外戦略調査研究委託料というのがあるのですけれども、この中身について伺いたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 先ほどお話を申し上げましたとおりなのですけれども、各分野での知名度やブランド力の向上ですとか、販路拡大等に関しての調査研究費でございます。 ◆委員(三井暢秀君) すみません、同じ内容でしたね。ありがとうございました。  続いていいですか。続いて、その下の高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業についてお伺いします。この新年度については、イベントというのが固まっているというふうに思いますけれども、オリパラ後の企画というのはどのようになっているのか。また、新年度の誘致事業の在り方について伺いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) まだ新しい事業というのは固まっておりません。この事業については、高崎市民に対し質の高い文化、それから芸術、スポーツ、そういった鑑賞、観戦の機会を提供するとともに、それが最終的に積み重なりまして、本市の都市力の向上、こういったものを図ることができる良質なものを誘致する事業として、高崎財団に委託しているものです。令和4年度につきましても、今はコロナ禍ではございますけれども、今後のコロナ収束後も見据えまして、先ほど申し上げた考え方に基づき、より多くの市民の方に喜んでいただけるようなイベントの誘致に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) コロナ禍でもあるのですけれども、経済活動は始まっておりますので、ぜひ都市力、魅力を発信していただきたいというふうに思います。  続いていいですか。その下のマイナポイント事業についてお伺いしたいのですが、本予算におけるこの積算根拠について伺います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 令和4年度当初予算におきましては、マイナンバーカードの取得を行った方にポイントを付与する事業に加え、本年6月頃からですが、マイナンバーカードに保険証の利用申込み及び公金受取口座の登録を行った方に、それぞれ7,500円相当のポイントを付与する事業が開始され、支援窓口の混雑が予想されることから、窓口体制の充実を図るため、前年対比72%増の2,900万円を計上させていただいております。 ◆委員(三井暢秀君) 了解しました。窓口対応ということで、72%の増ということで組んであるということで了解いたしました。  続いていいですか。その下になるのですけれども、2款1項10目、地域振興事業の中のふるさと納税大学等支援金について伺いたいと思いますが、この支援金は大学に交付されるものだというふうに思いますけれども、この交付された使途というのですか、何に使ったのか伺いたいというふうに思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらの制度は、ふるさと納税制度を活用して、市内の大学や短期大学に対し新型コロナウイルス感染症対策に係る支援を行うものです。ですので、支援金の交付を受けた各大学は、手指消毒液の配布をはじめ、飛沫防止のアクリルパーティションですとかサーマルカメラ、空気清浄機などを設置しております。また、その報告も受けております。 ◆委員(三井暢秀君) 内容について了解いたしました。ありがとうございます。  続いていいですか。81ページになります。2款1項10目のくらぶち英語村運営事業について1点お伺いいたします。この事業も軌道に乗っているということは理解しておりますけれども、この令和4年度の留学生の内訳について、今現在どのようになっているのか伺いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 通年コースの選考に当たりましては、全国から応募がございます。書類審査、それから体験留学、親子面接などを経まして、くらぶち英語村で仲間と一緒に1年間共同生活できる子どもを選考しております。令和4年度は、留学生が22人という形になっております。 ◆委員(三井暢秀君) 令和4年度では22人ということで了解いたしました。ちょっと自分も感じていることなのですけれども、やはり県外からの留学生が多いということで、やはり高崎市の子どもたちがもうちょっと増えないのかなというふうな考えを持っています。選考会なども厳しくやっていられると、厳しくというか、しっかりと選考していらっしゃるというようなことも聞いておりますので、ぜひその辺も考慮していただけたらなというふうに思っています。 ◆委員(新保克佳君) ちょっと戻るのですけれども、77ページの2款1項9目企画費、企画調整課経費、先ほど片貝委員の御質問にありましたSNS等を用いた移住定住促進事業委託料について、ちょっと片貝さんに便乗して伺いたいと思うのですけれども、先ほどのやり取りでよく理解できまして、1点、SNSで使っていらっしゃるのがフェイスブックで、「高崎目線」ですね。これを使って情報発信しているという御説明だったのですが、まずこの予算額で、例えばソーシャルメディアもフェイスブックだけではなくてラインだとか、ツイッターだとか、インスタグラムだとか、いろいろそういう3大とか4大メディアというふうに言われている中で、もしこのフェイスブックの「高崎目線」に加えてインスタグラムでも同じものを発信するとしたら、この予算の額でできるものなのかどうか伺いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) できるかできないかと言えばできるのですけれども、私どもとしますと、いろんなSNSがございますけれども、特に移住を検討する年齢層というのがやはり、例えば今お話があったインスタグラムですと、ちょっと若過ぎるというふうに考えています。ですから、フェイスブックがやはりある意味お金をかけて、さらに一番適した年齢層にアクセスできるといいますか、訴えかけることができるというふうに今は判断しておりますので、こういった事業展開をしているところでございます。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。一番、最もそういったこのターゲットというのですか、移住定住のこの事業というところの狙いの層ということですが、面白いことに、そのソーシャルメディアもそれぞれいろんな特徴があって、それを使う側の年齢、一番は年齢層ということになるのですけれども、今実は、といっても移住定住ですから若い方、20代、30代、もちろん年齢に限らずでしょうけれども、その中で今一番盛り上がっているというか、席巻しているのがユーチューブだとかティックトックだとか、そういった動画を使ったような発信の仕方、これが若い方たちを中心に広がっているようです。そしてまた、その若い方たちの物の言い方はあれなのですけれども、実はフェイスブックというのはおじさん、おばさんの道具だという。私も一生懸命フェイスブックを使っている一人なのですけども、そうなのか、おじさん、おばさんの道具なのかなんて思ったわけなのですが、そういったことを考えると、フェイスブックでいいのですけれども、そういったほかのメディアを使うことも一つの考え方としては必要なのかなというふうに思うのですけれども、その辺のお考えというのですか、いかがなものでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) もちろんいろんなSNSを使っていくということも一つの手法だとは思いますけれども、先ほど片貝委員にお答えいたしましたリスティング広告ですとか、ディスプレー広告というのは、ある意味移住を検討する方が移住に関するキーワードを検索した瞬間に、それは都内に限定しているのですけれども、ターゲットを、高崎市の広告をその検索結果の一番上位に出すような形になっていますので、どの層と一番効率よく接点を持っていくかというふうに考えています。ほかのSNSを決して否定するわけではありませんので、今後検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(新保克佳君) すみません、なかなか答えづらい質問だったと思いますが、それぞれにやっぱり一長一短ありますので、拡散力というのはそれぞれ違いがあるようですので、ぜひ御研究していただきたいと思います。 ◆委員(三井暢秀君) 1点、87ページになります。2款1項16目で、先ほど丸山委員が高度情報化推進事業の中の電子地域通貨システム導入等委託料についてお伺いしましたけれども、私からも1点あって、苦手な方に対しての決済の仕方について、できるだけ、どのようにやっていくのかの詳細について伺いたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 電子地域通貨の利用、いわゆる電子クーポンの利用の流れにつきまして、まず最初に説明のほうをさせていただきます。初めに、各店舗さんのほうが、高崎市のほうで準備しましたQRコードをレジの横に設置していただきます。続きまして、利用する市民の方が、おのおののスマートフォンを用い、QRコードを読み取り、そこでスマホ上で支払い金額を入力することにより決済が終了いたします。それで、どうしても今回のようにスマートフォンを利用する機会が増えますので、今後、令和4年度から、今までタブレット教室等をやっていたのですけど、その部分をタブレット教室に加え、スマートフォンの教室の開催等も検討させていただいているような状況でございます。 ◆委員(三井暢秀君) 了解しました。聞き忘れてしまったのですけれども、これはいつから開始するのか伺いたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 令和4年10月1日からになります。よろしくお願いいたします。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。ありがとうございました。 ◆委員(中島輝男君) 77ページの移住関係なのですけれども、企画調整課経費の一番下、移住促進資金利子補給金なのですけれども、これの実態として県外とか市外から来た方が使うというケースが案外少ないというようなお話を聞いたのですけれども、その辺の実態と、移住ということに関して本市はどのような考えをお持ちなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらの制度ですけれども、対象地域が倉渕地域、榛名地域、それから吉井地域でございまして、そちらの地域の人口減少対策という形で実施をしているものです。そちらの地域に移住または定住のために、住宅取得に際して金融機関から借り入れた住宅ローンの利子5年分を全額補助するという制度になっています。確かに移住者というのはそれほど、実質多いとは言えないかもしれませんけども、正直移住者がそんなにたくさんいるというのもやはり難しい、現実的に人を移住させるというのは難しいことですので、この地域につきましては人口が減少しないための定住をしっかり図っていくという政策でもありますので、そういった意味では非常に大きく寄与している制度ではないかなと思っております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  94ページをお開きください。  2項文化スポーツ振興費について御質疑ありませんか。 ◆委員(三井暢秀君) 95ページになります。2款2項2目の芸術文化活動促進事業について、その中の高崎フィルムコミッション事業補助金についてお伺いします。この事業なのですけれども、いろいろと所管が替わってきたというふうに聞いておりますけれども、まずその経緯について伺いたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ◎文化課長(小峰好恵君) フィルムコミッションは企画調整課で担当していたのですが、業務の効率化のためもありまして、複数の課が所管していた各映画関連事業は、高崎映画祭を所管している文化課で担当することとなりました。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。  次に、この事業についてどんな取組をされるのかお伺いいたします。 ◎文化課長(小峰好恵君) 高崎フィルムコミッションは、本市の知名度向上と集客力の強化、また地域の活性化に資することを目的に、映画やテレビドラマ等の撮影誘致及び支援を行うものでございます。 ◆委員(三井暢秀君) よく分かりました。ありがとうございました。  次、いいですか。次にその下にある高崎アートインキュベーション推進事業補助金について伺いたいと思います。この事業についての内容をお伺いいたします。 ◎文化課長(小峰好恵君) アートインキュベーション推進事業は、中心市街地のまちづくりにアートやデザインの視点を生かすことを目的とした事業でございます。具体的には、街中をアートで飾るアートプロジェクト高崎、また音楽のブランド発信事業として高崎の音楽シーンを紹介するラジオ番組の制作支援、元BOOWY(ボウイ)の松井常松氏をアドバイザーとしたバンドクリニック、高崎駅の東西自由通路でミュージシャンが自由に演奏できる高崎ステーションステージ等がございます。 ◆委員(三井暢秀君) 内容は了解いたしました。  これについてどのようなところで、先ほども出たのですけれども、東西自由通路も分かったのですけれども、一般市民の参加はできるのか。また、どのようなところで展示などをされているのかお伺いしたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) アートプロジェクト高崎におきましては、慈光通りを中心に絵画やオブジェ等を展示しております。また、先ほどお話しいたしましたバンドクリニックですとか、高崎駅の自由通路での高崎ステーションステージ等は、市民の音楽に親しむ方が気軽に参加できるものとなっております。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。街中の回遊性はとても大事だと思うので、こういう取組をもっともっと盛り上げていただきたいというふうに思います。  続けていいですか。97ページの2款2項2目の伝統文化継承事業についてお伺いします。この様々な事業に補助金が出されておりますけれども、令和3年度に1割から2割予算が削減された事業や団体についてありますけれども、この令和4年度も以前の額に戻っていないと。継続的な削減が行われている状況でありますけれども、これについてどのような判断に基づいた予算措置なのか伺いたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 伝統芸能は、小学生や高齢者など保存活動に関わっている団体が多く、コロナ禍により活動が停滞している団体が多いという状況がございます。地域活性化の観点からも、伝統芸能を中心とした継承活動は非常に大切なものと考えております。継承の中心となる地域の人々の思いを大切にしつつ、今後の状況を注視し、実態に即した支援を行ってまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) この補助金の削減で、事業や団体にとりましては大きな影響を受けるのではないかというふうに考えています。また、団体やその団体の中でも高齢化がどんどん、どんどん進んできている状況でありますし、その継続に支障が出ているというふうにも聞いていますので、本市の活力につながるような支援をお願いしたいというふうに思います。  続いていいですか。続いて、101ページになります。指定管理施設維持管理事業についてお伺いいたします。この下にある公益法人等人件費補助金についてなのですけれども、この内訳についてお伺いしたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 公益法人等人件費補助金には、主に高崎市文化会館、群馬音楽センター、高崎芸術劇場等の文化施設に関わる職員95名の人件費に対する補助でございます。内訳といたしましては、職員57名、再雇用職員3名、嘱託職員33名、臨時職員2名となっております。 ◆委員(三井暢秀君) 内訳についてありがとうございます。  令和4年度のこの文化活動に関わる、特に芸術劇場なども含めた新年度の取組について、主な事業について伺います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 令和4年度の指定管理館における新たな取組として、代表的なものを申し上げます。高崎芸術劇場において開催されるTシンフォニック・コンサートがございます。これは、高崎芸術劇場と群馬交響楽団が共同で開催する演奏会シリーズで、新たなオーケストラ音楽ファンの裾野を広げることを目的に、有名でなじみのあるクラシックの名曲や、映画やミュージカル音楽などポピュラーな楽曲を演奏するもので、令和4年度は5公演を予定しております。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。期待しておりますので、ぜひ市のほうでも盛り上げのほうよろしくお願いいたします。  ちょっと続けていいですか。105ページになります。体育館事業についてお伺いいたします。その中の新町防災アリーナ消防設備保守点検委託料についてでありますが、ここでいいのかちょっと分からないのですけれども、今、新町防災アリーナが4月1日から開館ということでありますけれども、その防災アリーナの施設の隣のところに芝生が据えてあるのですけれども、この芝生の活用について、今後どのようにしていくのか、利用方についてお伺いしたいと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 新町防災アリーナ消防設備保守点検委託料はまたちょっと別の形になりますので、芝生のほうのお話をさせていただきたいと思います。現在、芝は休眠期のため、一部枯れて成長が止まっている状態でございます。春になりますと新芽が出てまいりますので、生育の状態を見ながら必要な整備を検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) ありがとうございます。ちなみに、その芝生での多目的利用というか、どのような取組がされるのか、詳細などを伺いたいと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) これまであちらの芝生広場につきましては、多目的広場といたしまして、イベントの開催時の会場、または花火大会や祭りの開催時の駐車場、市民の憩いの場などとして多目的に御利用いただいておりました。整備後につきましては、若干面積が減ってしまいましたが、土地利用につきましては同じような形態で使っていただければと思っております。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。ありがとうございます。  続いていいですか。野球場に関してちょっと質問させていただきたいのですけれども、どこの項目か分からないのですが、野球場事業なのですけれども、城南球場についてちょっとお伺いします。城南球場の老朽化が目立っています。スタンドの雨漏りだとか、または電光掲示板の部品の交換、この調達にも時間がかかっているだとか、もうなくなっているような、調達が難しくなっているというような状況になっています。城南球場は本市の顔でもありますので、この老朽化に対する対策だとか、本市における大会誘致、これにも多く支障が出てくるのではないかなというふうに考えています。そこで、城南球場の今後の在り方についてお考えをお聞きしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) それは、議員、大型公共事業でアリーナを造って、芸術劇場を造りましたよね。浜川にテニス場を造りまして、順次こうやってきているわけです。それから今、高浜の、何といったって戦後最大のプロジェクトが進んでいる最中でございますから、その後、次は何がということになると、いろんなことがあるのですけれども、阿久津のゴルフ場を廃止しまして、これを市民スポーツパークにしますけれども、これはまだ続きますけれども、その次ぐらいなんかに城南球場って、やっぱり意識はあるのです。だけれども、これは物すごく金がかかりますから、私はあまり市が丸抱えでやるというのはどうかなというふうに思っていますけれども、かといって民間でその球場の上に駐車場でもつけるような発想でもするということがあり得るかどうかということですけれども、物すごいプロジェクトになりますので、ちょっと今確実なアイデアはないです。だけれども、問題意識としてはあるので、それまではネットをあれして、ナイターの、そこ直したりしますけれども、大型の試合なんかを招致するなんてことは無理です。ソフトボールなんかはあり得ますけれども。ですから、将来の話です。大分将来、大分長いのではないですか。ちょっとすぐに着手することは考えられません。 ◆委員(三井暢秀君) 市長から御答弁がありました。長い目線でということもありますし、計画的なものもあると思いますので、ぜひ御考慮のほうをよろしくお願いしたいと思います。本当に言うのですけれども、部品の調達って本当に古いもので難しいのだというふうに思います。電光掲示板なんかも、ナイターのライトもLEDには換わっているというふうに聞いておりますし、それぞれがまた新しいものに造り替えるというのもいいと思うので、そこら辺も考慮していただきたいというふうに思います。 △休憩 ○委員長(後閑賢二君) 審査の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。  午前11時41分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時57分再開 ○委員長(後閑賢二君) 会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  2項文化スポーツ振興費について、ほかにありませんか。 ◆委員(小野聡子君) 109ページです。高崎アリーナの防音壁設置というのがここに出ているのですけれども、こちらの内容を教えてください。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 開催時期等につきましては現在調整中ではございますが、ディズニー・オン・アイスが開催される際にスケートリンクの製氷やそれを維持するために使用いたします製氷機と発電機の騒音に対し、防音壁の設置と近隣住民との境界に防音パネルを設置いたしまして、周辺住民への騒音対策を行うものでございます。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。大変好評だったディズニー・オン・アイスをまた高崎でやってくださるということで、非常に期待しております。地域の方にも丁寧に御案内していただいているそうなので、引き続き地域の方に丁寧な御案内で、皆さんに喜んでいただけますようによろしくお願いいたします。  あと、続いていいですか。その下にアスベスト含有調査とあるのですけれども、こちらの内容も教えてください。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 調査をいたします施設につきましては、上並榎庭球場の屋外トイレでございます。来年度予定しております改修工事に伴い発生いたします産業廃棄物に、アスベスト等の有害物質が含有されているかどうかを事前に調査するものでございます。 ◆委員(小野聡子君) 上並榎のテニスコートの外トイレということですが、こちらは改修するのに当たってアスベストがあるかないかというのを調査するということで、アスベストを使っているからという、そういうことではなく、全部、改修のときには今度これが調査項目に入るという理解でいいですか。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) そのとおりでございます。 ◆委員(小野聡子君) よく分かりました。ありがとうございます。 ◆委員(新保克佳君) 97ページの芸術文化活動促進事業の中の村上鬼城の俳句大会、全国大会と小・中学生の大会の2つがありますけれども、これの参加人数というのですか、応募数というのですか、これはどのような数字なのでしょうか。 ◎文化課長(小峰好恵君) 参加人数等が、現在ちょっと資料にございませんで、後でもよろしいでしょうか。それで……すみません、資料がございました、申し訳ございません。応募点数に関しましてお答えさせていただきますが、全国の俳句大会でございますけれども、応募数は1,536句でございました。それから、小・中学生のほうでございますけれども、小学生の部で5,331句と中学生の部で8,420句の応募がございました。 ◆委員(新保克佳君) すみませんでした。昨年、要するに大きな盛り上がりがあるというふうに理解できると思います。  ちょっとまた飛んで、よろしいでしょうか、引き続いて、99ページの村上鬼城記念館運営事業についてちょっと伺いたいと思います。今のお話を受けて、これから記念館を運営するということで、議案のほうにもありましたけど、句会としての貸出しもできるということなのですけども、その句会となるお部屋は何人ぐらい入れるものなのでしょうか。 ◎文化課長(小峰好恵君) およそ12名ぐらいの利用ができるお部屋となっております。 ◆委員(新保克佳君) 12名ぐらいですか。 ◎文化課長(小峰好恵君) はい、12名程度と伺っております。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。先ほどの石川委員によります議案第19号のほうの質疑でも駐車場というところは御指摘がありました。実は、今俳句が正岡子規以来の空前のブームを迎えているようで、テレビのバラエティー番組ですとか、あと高校生の全国俳句甲子園、松山で毎年開催されている、非常に今大きな盛り上がりを見せています。実は市内、県内に俳句結社というのですか、あったりして、結構この村上鬼城の記念館で句会をやりたいなんていうお声を私も伺ったことがあって、そういった部分で、先ほどの駐車場のところに話がなっていくわけなのですけども、その辺の同じことを聞くわけにもいかないので、これでおしまいにしますけれども、駐車場の問題は今後の様子を見てということだったのですけども、結構そういったニーズは高い、それは喜ばしいことだと思いますし、その辺は早急に検討していただきたいということです。すみません。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  110ページをお開きください。  3項徴税費について御質疑ありませんか。
    ◆委員(石川徹君) 111ページの下のほうの資産税等賦課経費についてお伺いいたしますけども、昨年から見ると、6,500万円ぐらいの増額になっているのです。これについて内容とか、その理由でもお聞かせ願いたいと思います。 ◎資産税課長(後閑善行君) 資産税等賦課経費につきましては、前年度と比較しまして6,574万円の増額となっております。主な理由ですが、固定資産税は適正な時価を評価に反映するために、3年に1度評価替えを行います。今回の増額分につきましては、次回令和6年度の評価替えの準備といたしまして、3年に1度の標準宅地の鑑定評価を委託するためでございます。内容といたしましては、市内標準宅地1,110か所の令和5年1月1日現在の鑑定評価を委託するもので、標準宅地とゴルフ場雑種地鑑定評価委託料合わせて6,222万9,000円を計上させていただいたものでございます。 ◆委員(石川徹君) お答えいただいたのだけども、令和6年度の評価替えの調査が始まったということ、今年が3年の始まりですよね。これが始まったということで、令和4年度がこのような増額になったということだと思います。市内も、私どものほうの山手と、またこっちのほうの駅前とでは大きな差が出ている、また評価も大きく変わってくる時代が来ているわけでございますので、適正な評価、土地の評価をしていただき、固定資産税に結びつけていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  116ページをお開きください。  5項選挙費について御質疑ありませんか。 ◆委員(三井暢秀君) 選挙のことに関して伺いたいと思います。我々も選挙に関わるのですけれども、投票率アップの取組について伺いたいと思います。 ◎選挙管理委員会事務局次長(上野和男君) 投票率向上の取組といたしましては、将来の有権者となる小・中学生による選挙ポスターコンクールを毎年開催しております。また、市内の学校等において、実際の投票箱などを使いまして模擬投票を行うなどの出前授業を行っており、今年度はコロナの影響で実施ができておりませんが、これまで県の選挙管理委員会と一緒に出前授業を行っており、幅広く若年層への選挙啓発や主権者教育に取り組むことで投票率の向上に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) この選挙の投票率アップに関しては、市職員の皆さんも含めていろいろと様々な工夫を凝らしてやっていると同時に、コロナ禍における対応も本当に御尽力いただいているところであります。  若年層の投票率アップということと、また高齢者の移動手段も含めて、投票ができない方々への取組というところにおいて、今後国も踏まえてなのですけれども、デジタル投票や投票所の拡大または移動式投票所などに対して、本市の課題となっておりますけれども、それについて伺いたいと思います。 ◎選挙管理委員会事務局次長(上野和男君) 期日前投票所の増設につきましては、市のシステムのネットワークの設置と、一定期間の投票スペースと駐車場の確保が必要になり、継続的に設置するためには、衆議院選のような急な選挙のときには市有施設は一般市民の予約が入っていて、確保が難しいところでございます。一般商業施設などでは、このネットワークの構築や、先ほどのように衆議院選のときのような急な選挙のときに、やはり投票所としてのスペースの確保や期日前投票期間終了までの投票箱の管理が問題となるため、さらに検討していきたいと思います。  また、共通投票所ということがあるのですが、そちらの設置につきましても、やはり投票日当日の二重投票を防ぐ環境整備が必要になってきます。そのためには、全投票所をネットワークで結ぶシステムの構築が必要となり、多額の経費が見込まれます。そこで経費を抑えられる無線によるネットワークの構築が考えられますが、無線LANによる名簿対象システムを導入している先進事例が少なく、また無線LANは選挙中における通信障害等の不安があるため、今後安全なネットワークの調査研究をし、導入の可否について判断していきたいと考えます。  移動投票所につきましては、共通投票所同様、二重投票を防ぐためのネットワークで結ぶシステムの構築が必要となるため、自力で行くことが困難な選挙人の投票機会の確保として、先進地事例を参考に、他の選挙人との公平性を保ちながら、本市に合ったものを協議しているところでございます。 ◆委員(三井暢秀君) よく分かりました。様々な課題がありますけれども、やはり今後参議院選挙を含めて、統一地方選挙も含めてなのですけれども、急な選挙になった場合の対応だとか、また投票所の課題、また施設の課題等があると思いますけれども、積極的に御検討いただいて、投票率アップに向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  120ページをお開きください。  6項統計調査費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 122ページをお開きください。  7項監査委員費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 124ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 230ページをお開きください。  8款土木費3項都市計画費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 238ページをお開きください。  9款消防費について御質疑ありませんか。 ◆委員(長壁真樹君) 何点かあるので、よろしくお願いします。239ページの消防施設整備事業の中で、ちょっとお伺いします。消防自動車購入費とあるのですけれども、これは非常備消防のほうに配備される消防車だと思うのですが、更新に当たってのおおよその目安と、この車両はどこの分団等に配備されるのかお聞かせください。 ◎警防課長(池田和好君) 消防団車両の更新は、20年程度経過し、老朽化した車両のうち、消防団からの要望、機械器具、走行距離等の状況により更新車両を検討し、決定しております。令和4年度は、主に片岡地区を担当する西部方面隊第6分団への配備となる予定でございます。 ◆委員(長壁真樹君) 分団車両を持っている分団は、学生分団は別として、56分団あるのかなというふうに思っているのですけれども、1年に1台だと56年かかってしまうという簡単な数字、それでは出せないのは分かっているのですけれども、車両の状態をよく聞いて、ちゃんと災害のときに対応できるようにしっかり計画的に購入して、各分団に貸与していただければというふうに思います。  続いて、もうちょっと上なのですけれども、防火水槽改修等工事、また防火水槽撤去工事があるのですけれども、その内容と何か所あるのか、その辺を教えてください。 ◎警防課長(池田和好君) 防火水槽の改修につきましては、漏水や破損状況、または老朽化の状況を踏まえまして、緊急性の高いものから優先的に選定し、改修を行っているところでございます。また、撤去につきましては、過去に設置されたものが市民生活の妨げになっており、区長さんなどを通じて撤去の要望がある場合、その緊急性を考慮しながら順次撤去を進めている状況でございます。 ◆委員(長壁真樹君) 箇所数も一緒に教えていただけますか。 ◎警防課長(池田和好君) 今までの実績といたしますと、防火水槽の改修につきましては、令和2年度が1か所、令和元年度が3か所、平成30年度が6か所となっております。防火水槽の撤去につきましては、令和2年度が6か所、令和元年度が6か所という状況でございます。 ◆委員(長壁真樹君) これから状況を聞いた上で改修なり撤去していくということで、了解しました。  続いて、4目の水防費の中で救命胴衣購入費があるのですけれども、これは3年計画で各分団に配備するというふうに承知しているのですけれども、配備状況はこれでどういうふうになるのか教えてください。 ◎警防課長(池田和好君) 救命胴衣につきましては、委員さんがおっしゃったとおり、令和2年度から3か年計画により各分団6着ずつ、計342着を高崎市消防団全分団を対象に配付を進めておるところでございます。進捗につきましては、水害発生の危険が多い地域から優先に、令和2年度は156着、令和3年度は90着、最終年度の令和4年度は96着の配備をし、完了となる予定でございます。 ◆委員(長壁真樹君) 分かりました。ありがとうございます。水防というか、水災害等も増えていますし、また箕郷地域では鳴沢湖、それから榛名地域では榛名湖等もありますので、その辺も、活用しないほうがいいのですけれども、災害の時にはぜひそういったものを使用して、消防団員の安全も図っていただければというふうに思います。  続いて、241ページの災害対策事業の中に、ハザードマップ作成業務委託料があるのですけれども、今年度の説明等で改訂されるということで、その内容について教えてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) ハザードマップにつきましては、令和3年7月の水防法の一部改正によりまして、洪水浸水想定区域が新たに中小河川まで拡大されたことによりまして、更新作業を行うものでございます。  なお、改訂に当たりましては、従来のハザードマップをベースに、新たな避難情報や情報の入手方法など、最新の情報を盛り込みながら、より見やすく、使い勝手のよいリーフレットとして全戸配付させていただくものでございます。 ◆委員(長壁真樹君) 内容は分かりました。  まだこれからなのですけれども、おおよそいつ頃配付になるのか、予定がありましたら教えてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 現時点では、詳細な情報がまだ国や県から示されていないということもありますので、そういった情報を収集しながら、年度内にはしっかり対応させていただきたいというふうに考えております。 ◆委員(長壁真樹君) 分かりました。ありがとうございます。各家庭に全戸配付ということで、やっぱり知識としてもいろいろ知っていなければならないことというのが、なかなか市民の方に見ていただけない、認識していただけないというのが、残念ながら現状なのかなと思います。防災安全課等でもやっている、例えば出前講座とか、地域の自主防災組織の活動のときに、そういった場面場面を通じて、それぞれの地域の特性の中で、全体を知る必要はなくて、自分たちの住んでいるところの状況というのを周知、認識してもらえるように、そういった働きかけを心がけていただければありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(小野聡子君) 今のハザードマップのところで、ちょっと1点またお聞きしたいのですけれども、こちらは紙ベースだけを考えていらっしゃるのか、教えていただけたらと思います。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 現時点では、ハザードマップは紙ベースと、高崎市のホームページの中で、まっぷdeたかさきというところがございまして、そちらでより詳細な地番を入れていただくことによりまして、近隣の状況が分かるという体制を取っておりますので、更新に際してはその両方を更新させていただく予定です。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  その3つ下のところの災害時電話FAXサービスシステム使用料のところが減額になっているのですけれども、これは登録されている方にはとても好評かと思うのですけれども、この減額になった理由を教えてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 主な減額の理由でございますが、初期導入費用が不要になったこと、また情報発信に係る通信料を電話料といたしまして、新たに科目変更させていただいたものでございます。そのため、事業を縮小するものではございません。 ◆委員(小野聡子君) 事業縮小ではないということで、安心しました。よろしくお願いいたします。  あと1点いいですか、すみません。そこのまた少し下なのですが、緊急排水ポンプ設置工事というのと、そこに並んで用地買収費というのが出ているのですけれども、こちらの用地買収というのは、排水ポンプの設置と関係しているというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 緊急排水ポンプにつきましては、現在阿久津町の阿久津樋管への設置に向けまして、現在国土交通省と協議を行っているところでございます。用地買収費につきましては、設置工事において見込んでいるものでございます。 ◆委員(小野聡子君) よく分かりました。ありがとうございました。 ◆委員(三井暢秀君) 同じところなのですけれども、先ほど災害時電話FAXサービスシステム使用料についてお伺いがあったと思います。そこで、この登録だったり拡大だったり、そういった取組について、詳細がありましたら伺いたいと思います。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 登録状況でございますが、令和4年2月の時点で登録者数が2,013人、そのうちやはり今現状として多いのが区長さん、民生委員さんで、かなりを占めているということで、実際に高齢者、障害者の方が473名という登録を頂いております。昨年度におきましては開始当初ということもありましたので、どちらかといいますと支援していただける方中心ということで、区長さん、民生委員さんを中心に、しっかり体制を固めたというところまで来ていますので、今年度につきましては高齢者や障害者、対象者の方の拡充を図っていくべく、区長会ですとか民生委員さんを通じて積極的に呼びかけをさせていただきたいというふうに考えております。 ◆委員(三井暢秀君) 分かりました。積極的な拡大に向けて取り組んでいただきたいと思います。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  290ページをお開きください。  10款教育費9項大学費について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) 大学費の運営費交付金なのですけれども、昨年度よりも1.1億円の増加となっています。当初予算の概要及び主要事業のほうを見ますと、その支援策というか、項目があるのですけれども、特別講義の開催や授業料、入学金の減免は、昨年とほぼ同額ですね。学生海外留学支援事業は、2,800万円ほど減額になっています。コロナの影響で仕方がないことだと思いますが、運営交付金が1.1億円とそれなりに増えているということはどういう理由なのか、教えていただきたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 令和2年度、令和3年度はコロナ禍ということで、大学の活動も様々な側面で制限されてきました。令和4年度は、先ほども申し上げたとおり、まだコロナ禍ではあるのですけれども、コロナ後の収束も見据えまして、そうしますと大学の活動が平常化していきますので、そういった側面で増額予算をお願いしているというところでございます。 ◆委員(中島輝男君) 同額に戻ったみたいなところだと思います。本当にコロナ禍で学生さんたちは大変苦労したのだと思います。まちなか教育活動センターの運営など、学生さんたちとの連携というのは本当に大事だと思いますので、これからも高崎経済大学の学生さんたちの応援のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(後閑賢二君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  298ページをお開きください。  11款災害復旧費4項その他公共施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 300ページをお開きください。  12款公債費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 302ページをお開きください。  13款予備費 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 続いて、債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意いただき、47ページをお開きください。  債務負担行為 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 49ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) これより議案第34号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第34号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第37号 令和4年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、128ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) 続いて、歳出の審査を行いますので、130ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(後閑賢二君) これより議案第37号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後閑賢二君) 起立全員です。  よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(後閑賢二君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(後閑賢二君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(後閑賢二君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いいたします。  なければ、この際、委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
      ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(後閑賢二君) なければ、以上で本日の総務常任委員会を閉会いたします。                                       午後 1時30分閉会...