高崎市議会 > 2021-12-08 >
令和 3年 12月 8日 教育福祉常任委員会−12月08日-01号
令和 3年 12月 8日 総務常任委員会−12月08日-01号

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  1. 高崎市議会 2021-12-08
    令和 3年 12月 8日 教育福祉常任委員会−12月08日-01号


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    令和 3年 12月 8日 教育福祉常任委員会−12月08日-01号令和 3年 12月 8日 教育福祉常任委員会   令和3年高崎市議会教育福祉常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                    令和3年12月8日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                   教育福祉常任委員会次第                                      令和3年12月8日(水)                                    第1委員会室 午後1時30分 1 議  題 (1)議案の審査    議案第122号 公の施設(高崎シルバーセンター田町)の指定管理者の指定について    議案第128号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第9号)(所管部分)    議案第130号 令和3年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号)    議案第134号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第10号)(所管部分) (2)請願の審査    請願第 5 号 学校給食費無料化を求めることについて    請願第 6 号 安全・安心の医療・介護・福祉を確立し国民のいのちと健康を守るための国に対する意見書の採択について
    2 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   林     恒  徳  君     副委員長   樋  口  哲  郎  君   委  員   依  田  好  明  君     委  員   根  岸  赴  夫  君   委  員   堀  口     順  君     委  員   飯  塚  邦  広  君   委  員   白  石  隆  夫  君     委  員   丸  山     覚  君   委  員   三  島  久 美 子  君     委  員   丸  山  和  久  君   議  長   (委         員)     副 議 長   片  貝  喜 一 郎  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   福祉部長    吉  井     仁  君   社会福祉課長  淡  嶋  美 奈 子  君   指導監査課長  細  野  明  久  君   障害福祉課長  千  明     浩  君   長寿社会課長  本  間  澄  行  君   介護保険課長  佐  鳥     久  君   福祉部子育て支援担当部長            こども家庭課長 中  井  真 理 子  君           星  野  守  弘  君   こども救援センター所長             保育課長    星     季  有  君           中  山  直  美  君   こども発達支援センター所長           保健医療部長  水  井  栄  二  君           内  田     睦  君   保健医療部次長 青  柳  正  典  君   保健医療総務課長加  藤  由  視  君   保健予防課長  橋  爪  千  秋  君   新型コロナウイルスワクチン接種対策室長                                   真  藤  要 一 郎  君   健康課長    井  田  安  彦  君   生活衛生課長  青  山  正  樹  君   食肉衛生検査所長清  水  静  一  君   総務部長    曽  根  光  広  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           津 久 井  光  明  君           長  壁  保  幸  君   箕郷支所地域振興課長              箕郷支所市民福祉課長           佐  藤  久  夫  君           久  保  奈 津 江  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所市民福祉課長           塚  越  直  樹  君           都  丸  由 香 里  君   新町支所地域振興課長              新町支所市民福祉課長           戸  塚  和  也  君           白  田  美  徳  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所市民福祉課長           中  村  剛  志  君           金  田  祐  児  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所市民福祉課長           高  麗  和  男  君           石  井  和  彦  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育総務課長  小  池  郁  生  君   社会教育課長  茂  原  久 美 子  君   文化財保護課長 角  田  真  也  君   中央公民館長  藍     美  香  君   中央図書館次長 齊  藤  寛  方  君   教育部学校教育担当部長                                   山  崎  幹  夫  君   教職員課長   岡  田  朝  夫  君   学校教育課長  橋  爪  幸  雄  君   健康教育課長  長  岡     誠  君   教育センター所長永  井  智  幸  君   高崎経済大学附属高等学校事務長           新  井  史  代  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午後 1時28分開会 ○委員長林恒徳君) 定刻前ですけれども、皆さんおそろいですので、ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長林恒徳君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴はあらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長林恒徳君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いいたします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第122号 公の施設(高崎シルバーセンター田町)の指定管理者の指定について  議案第128号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第9号)(所管部分)  議案第130号 令和3年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号)  議案第134号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第10号)(所管部分) ○委員長林恒徳君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、59ページをお開きください。  議案第122号 公の施設(高崎シルバーセンター田町)の指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について、御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより、議案第122号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立全員です。  よって、議案第122号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  73ページをお開きください。  議案第128号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第9号)の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、88ページをお開きください。  16款国庫支出金から  17款県支出金まで (質疑なし) ○委員長林恒徳君) 90ページをお開きください。  19款寄附金 (質疑なし) ○委員長林恒徳君) 続いて、歳出の審査を行いますので、100ページをお開きください。  3款民生費について御質疑ありませんか。 ◆委員三島久美子君) 101ページの2目障害者福祉費の中に障害児通所給付費というのがございますけれども、6億8,000万円という非常に大きな金額になっています。実績による増額だというふうな説明があったのですけれども、もう少し詳しくこの内容についてお知らせいただきたいと思います。児童発達とか放課後等デイサービスとか、どういったところのニーズが高まってこういうことになったのかを確認させていただきたいと思います。 ◎障害福祉課長千明浩君) 障害児通所給付費につきましては、3つのサービス対象となっておりまして、児童発達支援サービス放課後等デイサービス、それと保育所等訪問支援サービスの3つがございます。そのうち増額の大きな理由といたしましては、児童発達支援サービス放課後等デイサービス利用者数が増加していることが主な理由でございます。具体的には、今年の9月30日現在の障害児サービス受給者数は1,210人で、令和2年度の1,073人よりも137人、約13%増加しております。そのほかには、今年度は3年に1度の報酬改定が行われ、児童発達支援サービス放課後等デイサービス報酬体系が見直されたことにより、基本報酬部分は若干の減額となりましたが、より手厚い支援を必要とする子どもに応じた加算報酬が新設され、その結果、障害児1人当たり報酬額が増加したため、今回の補正となったものでございます。よろしくお願いいたします。 ◆委員三島久美子君) ちょっとここで分かれば教えていただきたいのですが、3つのサービスがあるということなのですが、最も大きな金額を占めるのがどこなのか。その金額について分かれば確認させていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。 ◎障害福祉課長千明浩君) 一番大きなところは、就学児対象としたサービスである放課後等デイサービスになっておりまして、6億8,000万円のうちの4億8,000万円が放課後等デイサービス増額部分となっております。
    委員三島久美子君) 障害児サービスが充実してくるのは本当にとてもいいことだと思います。人数も増えているというのは、やっぱりそういった障害があることが分かってきた結果なのかなと。そこにケアをしましょうということで非常に大切な事業だとは思うのですけれども、ちなみに本市の放課後等デイサービス事業所というのは現状では何か所あって、これが昨年度に比べてどのくらい増えているのかというのを確認させていただきたいと思います。 ◎障害福祉課長千明浩君) 令和3年4月1日現在の事業所数は、放課後等デイサービスは全部で70か所ございまして、定員総数は685名となっております。令和2年4月1日の時点から5か所増加しておりまして、おおむね毎年同じくらいの数が増加してきている現状でございます。 ◆委員三島久美子君) 分かりました。放課後等デイサービスも非常に重要な事業だというふうに認識しているのですけれども、やっぱりその事業所が増加することによって障害児の居場所が広がることはとてもいいかなと、保護者皆様方ニーズにも応えているのかなといった反面、サービスの質の低下というのですか、そういったものがちょっと心配されるのです。本市は、中核市ということもあって事業所の開設の許認可とか、あと指導監査の権限を持っているわけでありまして、やっぱりその実態をしっかり把握して適切な指導をしていっていただくということが重要だと思いますけれども、どのような取組が行われているのかを確認させていただきたいと思います。 ◎障害福祉課長千明浩君) 事業所が増加してきますと、サービスの質の確保や向上を図ることが一般的に懸念されますが、本市では事業所の職員を対象とした実地指導や研修を適切に実施し、療育や支援をはじめ、事業所の運営が適正かつ適切に行われるよう、必要な指導を行っております。今後につきましては、療育の質を確保、向上させるため、こども発達支援センターと連携した研修等を実施してまいりたいと考えております。 ◆委員三島久美子君) ぜひとも、障害児皆様方の心身を守るためにも、しっかりと取り組んでいただくようにお願いをしておきたいと思います。  今は3款だけですね。 ○委員長林恒徳君) 3款だけです。 ◆委員三島久美子君) はい、ありがとうございます。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  104ページをお開きください。  4款衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員依田好明君) 107ページの一番上、新型コロナウイルス予防接種事業ということでお聞きしたいと思うのですけど、これは3回目の接種になると思うのですけど、8か月後ではなくて6か月後ぐらいからの前倒しの話もあるのですけれども、接種が始まるのはいつ頃になりそうかということと、もう一つは、6月補正は15億8,000万円余りだったのですけど、今度は17億2,140万円に増えております。その中で一番下の項目、予防接種業務負担金のほうは1億2,500万円で3分の1ぐらいに減っているのですけれども、それについてはどんな理由でしょうか。 ◎総務部長曽根光広君) 接種の時期につきましては、もう既に医療関係者接種は、先行接種した医療関係者は8か月以上たっておりまして、12月1日からということで全国的には始まっております。市内では隣の高崎総合医療センターが12月3日から始めております。接種券を発送して調整を必要とする一般市民の方の接種につきましては、1月の上旬から予約が取れるような形で、接種券をそれまでに発送して2月からの接種ということになるかと思います。  接種間隔が今取り沙汰されておりますが、2回目から8か月ということを原則としてまず国のほうで発表したわけなのですが、その後、クラスターの発生やら特別なケースということで、6か月ということもありました。そんな中また、オミクロン株の出現によりまして二転三転、国の言い方も変わっております。実際のところ、昨日あたりのニュースでは、やはり全員の方を前倒しするほどのワクチンというのは用意できないというようなことにもなっておりますので、まだはっきりしためど、見通しは立っておりませんが、高崎市としては今8か月たった市民の方を対象にということで準備を進めているところでございます。  また、経費の関係では、今回の3回目の接種は1回接種ということになりますので、そういったところで経費について差が出てきているということでございます。 ◆委員依田好明君) ありがとうございます。  それから、そのページの同じ中で、感染症対策費役務費というのが6,500万円で、当初予算は2,427万円余りなのですけれども、当初よりも2.6倍に今回大きく伸びた内容というか理由についてお聞きします。 ◎保健予防課長橋爪千秋君) 新型コロナウイルス感染症PCR検査等検査費用と、国保連合会社会保険診療報酬支払基金への診察支払い手数料になります。6月、9月に補正していましたが、第5波の影響で検査件数が大幅に増大したために補正するものとなっております。 ◆委員依田好明君) ありがとうございました。先ほどもあったように、オミクロン株がまだどういうものかちょっと分からない部分もありますけれども、第6波の感染拡大にならないように取り組んでいただけたらと思います。 ◆委員三島久美子君) 先ほどの3目予防接種費のところで、3回目の接種費用が計上されていますけれども、この中で予防接種委託料というのが11億8,856万5,000円入っているのですけれども、1回当たり接種費用で割るとちょっと割り切れない部分がありまして、これはどういった算出根拠で計算しているのかをまず教えていただきたいと思います。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長真藤要一郎君) 委託料につきましては、2回接種を完了した方が追加接種できるということでございますので、対象年齢人口の9割の方が追加接種を受けるというふうに見込みまして、国が定める1件当たり接種費用税抜きで2,070円、税込みで2,277円になりますけれども、こちらの費用をまず見込んでおります。また、時間外ですとか休日に接種が行われた場合には、引き続き国のほうで接種費用加算額が認められることとなっておりまして、時間外の場合は1件につき730円、休日の場合は1件につき2,130円出ることになっております。この加算につきましては、1、2回目接種のときの実績を参考として見込んでおりまして、合計の今回の委託料のほうを積算させていただいております。 ◆委員三島久美子君) その件は理解できました。  それでちょっと確認したいのが、今回の3回目の接種というのは18歳以上ということで、今のところ18歳未満の方は対象になっていないのですけれども、実際に早い段階で1、2回目を接種している方たち、18歳未満の方もいらっしゃるのですけれども、そうした方たちがなぜ受けられないのだろうというふうに疑問に思うこともあると思うので、その方たちに対する説明というのはどういうふうに行っていくつもりなのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ◎新型コロナウイルスワクチン接種対策室長真藤要一郎君) まず、確かに現時点では追加接種対象者が満18歳以上ということで国のほうが決めておりまして、せんだっての広報高崎12月1日号、またホームページにおきましても満18歳以上の方が対象ということでお知らせをさせていただいたところでございます。追加接種に関する情報につきましては、またいろいろと状況によって変更となるということも多々考えられますので、その都度新しい情報を速やかにお知らせしてまいりたいというふうに考えております。 ◆委員三島久美子君) 確かに広報高崎には18歳以上の方と書いてあったのですけど、なんで18歳未満は駄目なのかなというのをやっぱり、いろんな報道を見ていると分かるのですけれども、その辺りも一言ちょっと説明しておくといいのかなと思って質問させていただきました。善処していただきたいと思います。  あと1点だけ、この接種に関してですけれども、接種会場については、今のところ市内の医療機関というふうに認識していて、それで調整中ということなのですが、やっぱり1、2回目のときに非常にスムーズな接種が行われたこともあって、市役所とか各支所管内保健センター等々の土曜、日曜の集団接種も非常に有効だったのではないかなと思いますけれども、その辺りも検討するべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎総務部長曽根光広君) これまで行ってきました集団接種でございますが、これは個別接種を補完するというような意味合いで、1、2回目の接種を加速するということでやってきたのですが、追加接種につきましては先ほど申し上げましたように1回接種ということになります。病院ですとか診療所での個別接種の体制をつくるべく、医師会を通じて、あるいは直接病院、診療所と調整をして、今どのくらいの接種ができるかというのが出てきております。そういった中で、十分な接種能力を確保できているという状況になってきております、まだ確定ではございませんが。そうった状況がございますので、現状では地域のかかりつけ医等でスムーズに接種ができるよう、個別接種を基本として進めていきたいというふうに考えております。 ◆委員三島久美子君) 3回目は1回だけということもあって、医療機関で大丈夫ではないかというお話ですけれども、状況を判断しながら、これからフレキシブルに対応ができるようにお願いをしておきたいと思います。  もう一つ、別件ですけれども、次の母子保健のところです。産後ケア委託料が400万円ほど増額補正されているのですけれども、これはどういった内容で増額したのかをお答えいただきたいと思います。 ◎健康課長井田安彦君) 産後ケア事業の利用の申込みが、当初の予想より大幅に増えたためでございます。4月から8月までの5か月間でデイサービス型の利用が44件、助産師訪問型の利用が14件で、これは当初の予算上想定していた件数、ペースでございましたが、9月、10月の2か月でデイサービス型の利用が80件、訪問型が19件と大変増加しており、また今後も継続してこの程度の利用数が見込まれるため補正するものでございます。 ◆委員三島久美子君) 産後ケアは本当に大事な事業でして、産後鬱の予防といったことも含めて、これだけニーズが高いのだなというのがこの補正予算を見ても分かります。以前から私は宿泊型の産後ケアをやるべきだというふうに主張してきたのですけれども、その辺りについて今後どう取り組んでいくのか、分かる範囲でお答えいただきたいと思います。 ◎健康課長井田安彦君) 宿泊型は、事業を実施する医療機関等において、夜勤に対応する助産師看護師の確保、また宿泊できる施設等が必要になるなど課題が多く、現在のところ導入は難しいと考えておりますけれども、引き続き研究していきたいと考えております。 ◆委員三島久美子君) ぜひとも積極的に検討を重ねて実現していただくようにお願いをしておきます。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  120ページをお開きください。  10款教育費について御質疑ありませんか。 ◆委員堀口順君) 121ページの学校教育指導事業で、各種音楽コンクール等出場補助金430万円は、例年この時期に出るのですけれども、どのような内容なのかちょっとお知らせ願いたいと思います。 ◎学校教育課長橋爪幸雄君) 合唱、吹奏楽、マーチングなどの各種音楽コンクールにおいて県大会で優秀な成績を収め、関東、全国大会への出場が増えたため、不足する額に対する補正お願いするものでございます。 ◆委員堀口順君) 「音楽のある街高崎」ということで、まずやはりこの小学生、中学生がそういう大会に出るということで、非常に喜ばしいことでありますし、今後ともひとつよろしくお願いします。  もう一点、よろしいですか。その下の小学校管理経費、次のページの中学校管理経費にも出てくるのですけれども、アスベスト含有調査委託料ということで補正が組まれているのですけども、これについてちょっと詳細をお願いしたいと思います。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 大気汚染防止法の一部改正によりまして、来年度から一定規模以上の建築物の工事を行う際には、事前にアスベストの含有調査の報告が義務化されることになりました。それに伴いまして、今後トイレの洋式化工事が見込まれる学校についての調査経費を計上するものでございます。 ◆委員堀口順君) 非常に、このアスベストに関しては重要な問題だなと思っております。法の改正ということで、調査費が必要だということでございますが、しっかりと調査していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、繰越明許費の審査を行いますので、前に戻っていただき、78ページをお開きください。  繰越明許費の補正 (質疑なし) ○委員長林恒徳君) 続いて、債務負担行為の審査を行いますので、80ページをお開きください。  債務負担行為の補正について御質疑ありませんか。 ◆委員三島久美子君) 小学校、幼稚園、特別支援学校の防災頭巾の購入費がここで債務負担行為になっています。今までは当初予算で措置していたので、債務負担にしたのはちょっと初めてかなという気がしているのですけれども、その辺の理由について御説明いただけますでしょうか。 ◎教育総務課長(小池郁生君) 防災頭巾の購入につきましては、これまで新年度に入ってから事務を進めていたため、年度当初の配付ができませんでした。債務負担行為を設定することによりまして、前年度から入札手続を進めることができるようになるため、新年度に入って速やかに防災頭巾を配付することができると考えております。 ◆委員三島久美子君) 趣旨はよく分かります。そのこと自体、防災頭巾に関しては確かに早い段階で、5月とかにもし防災訓練をするとなれば利用できるということで、なるべく早めに子どもたちに手渡してあげたいのですけれども、債務負担行為にするという、この備品購入費ではちょっと珍しいケースでしたので、今回は本当にイレギュラーということで、今後、来年度予算にはのってこないわけですから、ある意味では慎重に対応しなければいけないのかなという視点で見させていただきました。防災頭巾を購入すること自体にどうこうするわけではないのですけれども、そういった予算の組立て方についてしっかりと検討しながら前に進めていっていただきたいと思います。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第128号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立全員です。  よって、議案第128号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  155ページをお開きください。  議案第130号 令和3年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、160ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長林恒徳君) 続いて、歳出の審査を行いますので、162ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長林恒徳君) これより議案第130号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立全員です。  よって、議案第130号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第134号 令和3年度高崎一般会計補正予算(第10号)の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、12ページをお開きください。  16款国庫支出金 (質疑なし) ○委員長林恒徳君) 続いて、歳出の審査を行いますので、14ページをお開きください。  3款民生費について御質疑ありませんか。 ◆委員依田好明君) 子育て世帯等臨時特別支援事業についてお聞きしたいと思います。21億3,013万円ということで、18歳以下の子どもがいる世帯へ子どもの数に応じて今回現金を5万円ずつ支給するものと思います。この事業には様々な意見が出ていまして、残りの5万円も現金給付するという自治体も出ておりますけれども、本市は残りの5万円について現金給付などのお考えはありますか。 ◎子育て支援担当部長(星野守弘君) 先ほど議員御指摘のように5万円部分については既に現金で配るというふうになっておるのですけども、基本的に国からの通知はまだはっきりしていない部分があるのですけれども、特に地域経済の活性化あるいは下支えというような観点から考えますと、基本的にはクーポン支給ということがよろしいのではないかというふうに今のところ考えてはおりますが、国のほうの状況について、もうちょっとよく見ていきたいというふうに考えております。 ◆委員依田好明君) 国のほうでも、それについて現金でも容認できるというような、そういう昨日の報道もありましたので、検討していただければと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 私は5万円を現金で出すという考えはありません。新聞報道などでいろんな意見がありますけども、それぞれの地方自治体が考えることですから、ほかの市がどうこうということはありませんけれども、ただ手数料ということだけを考えますと、現金で出したほうが多少お金がかからないということはございますけども、これの意味は、地域の経済の支えという価値も非常に大きいものでございますから、現金でたんす預金になったり、あるいは東京かどこかで違う目的に使われたりなんかするというようなことよりは、せっかくの機会ですから地域のほうで消費してもらうというようなやり方をしていくことは正しいと私は思っておりますので、よほどのことがない限りはクーポン券でいきたいと、こういうふうに思っています。 ◆委員依田好明君) 本市では、地域の経済の活性化もあるので、クーポン券でいきたいということですね。分かりました。 ◆委員三島久美子君) まず、この制度そのものなのですけれども、子育て世帯等臨時特別支援事業の概要をお答えいただきたいのと、今回臨時特別給付金として21億1,000万円ほど計上している金額の対象者というのは具体的にどのようになっているのかお答えいただきたいと思います。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) この事業は、国の経済対策を受け、子育て世帯の生活を支援するため、18歳以下の児童がいる世帯のうち所得が一定額未満の世帯に対し、児童1人につき5万円の現金給付と5万円相当のクーポン、合わせて10万円相当の給付を行う事業でございます。今回補正分は、5万円の現金給付のうち、国が予備費で予算措置済みである中学生以下への5万円支給分を計上しております。  支給対象者ですが、児童手当の給付を受けており、令和2年分の所得が児童手当の所得制限限度額未満の方で約2万6,000人、対象児童数は約4万2,000人を見込んでおります。支給に当たっての申請は不要で、市から対象者に通知を送付後、今月中に児童手当の受給口座に振り込む予定でございます。 ◆委員三島久美子君) 分かりました。今回は国の予備費を使っている部分だけということで、まずは児童手当受給者で、15歳までの子ということになりますけれども、現実に16歳から18歳の高校生にも支給されるわけなのですけれども、その辺りで、具体的に今児童手当を受けている方は申請の必要がないけれども、高校生しかいない世帯に関しては今後申請が必要になってくると思うのですが、その方たちに対する給付漏れがないようにするための方法というか告知というか、そういったものはどのように今後やっていくつもりなのでしょうか。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 16歳から18歳の高校生相当分につきましては、今の国会で国の予算が成立した後、漏れのないよう、該当すると思われる方に給付金の案内と申請書をお送りし、申請により速やかに随時支給する予定でございます。 ◆委員三島久美子君) 所得制限があるわけですけど、その所得制限に関しても、可能な限りきちっと把握した上でその案内、申請書をお送りするという考えでよろしいのでしょうか。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 国が該当年齢や所得などの情報により対象者を特定できる特定公的給付に本給付金を指定することが前提とはなりますが、要件に該当する方を把握できると考えております。 ◆委員三島久美子君) 了解しました。漏れがないようにお願いしたいということが、私の訴えたいことです。  それと、あともう一点だけ。DVの被害を受けていて、子どもさんと一緒に避難をされている方で、現実問題、児童手当の支給が受けられていないケースなんかもあると思いますけれども、そういったDV被害者に対しての相談窓口等々、また支給の方法等々、そういったものについて、しっかりと告知をして対応していく必要があると思うのですけれども、その辺についてのお取組はどのようになっているのかお答えください。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) DV被害により中学生以下の児童を連れて避難している方が児童手当の受給者変更を申し出済みの場合は、改めての申出を受け付けることなく避難者の方に給付金を支給いたします。児童手当を受給していない高校生相当の児童のみを連れて避難している方または児童手当受給者の変更ができていない避難者の方に対しましても、申請漏れがないよう、広報等における周知や、配偶者暴力相談支援センター等、関係機関との連携により申出を受け付けし、給付金の支給を行いたいと思っております。 ◆委員三島久美子君) ありがとうございます。必要な方に必要な、貴重なお金が行き渡るように、しっかりときめ細かな対応を、また相談にも乗ってあげるように、よろしくお願いしておきたいと思います。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第134号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立全員です。  よって、議案第134号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第5号 学校給食費無料化を求めることについて  請願第6号 安全・安心の医療・介護・福祉を確立し国民のいのちと健康を守るための国に対する意見書の採択について ○委員長林恒徳君) 次に、請願の審査に入ります。
     請願文書表を御用意いただき、2ページをお開きください。  請願第5号 学校給食費無料化を求めることについてを議題といたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として依田議員から簡潔に説明をお願いいたします。 ◎紹介議員(依田好明君) 学校給食費無料化を求める請願なのですけれども、この学校給食そのものの意義について、最初に書いてありますけれども、栄養改善と食育の重要な柱ということで特に異論はないと思うのですけれども、学校給食の無料化を求める根拠はそこにありますように、憲法に義務教育は無償と明記されていること、それから学校給食法で設置者、保護者の負担区分を規定しているのですけれども、文部科学省自体が、学校給食法の趣旨は設置者が設置者の判断で保護者負担を軽減したり、負担なしにできるということをうたっているということです。その中で、既に県内12市町村が完全無料化しており、16市町村も一部無料化で、まだ実施していないのがこの高崎市を含む7市町村なのですけど、20万人以上の市では本市だけなのです。  請願事項として、1番目に書いてあることは、当然特別支援学校なども含みます。それから、最初から完全無料化でなくても、一部無料化でもいいという柔軟な考え方を持っております。例えば、安中市は中学生からの無料化という形で始めています。2番目は、県に学校給食の無料化を働きかけて、子どもの人数が県内で一番多い高崎市において非常に予算が多くなりますので、県に半分ぐらい財政負担を持ってもらおうという考え方です。3番目の安心・安全な食材ということですけども、本市が既に地元農家から安全な野菜を調達している点は評価しますが、主食であるパンに、輸入小麦に有害な残留農薬があるという場合もあるので、もし無料化しても、食の安全に配慮していただきたいということです。  それと、付け加えますと、子育て世代の親にとって学校給食は重要な要素になっております。もし県外や市外から引っ越し先を選ぶ場合も、その学校給食がどうなのかというのは大きな要素だと思うのです。毎月上毛新聞に県移動人口調査というのが載りますけれども、高崎市が、10月の場合ですと、一番人口も、世帯も減る結果になっているわけなのです。学校給食が無料化になれば、高崎市に住もうという、そういう子育て世帯も増えるのではないかというふうに、私個人的には思っております。ぜひ、こうした趣旨を御理解いただき、学校給食無料化、その方向に踏み出すように、採択をお願いしたいという趣旨でございます。 ○委員長林恒徳君) 次に、本件について執行部から何か発言はありませんか。 ◎学校教育担当部長(山崎幹夫君) 学校給食の提供に必要な経費の負担については、学校給食法に規定されており、施設や設備に関する経費及び修繕費並びに人件費を学校設置者が負担し、それ以外の光熱費、水道料及び食材費を保護者が負担することとなっています。このうち、本市では食材費のみを保護者に御負担いただき、その他の必要経費は市で負担し、安心・安全な給食の提供に努めております。なお、経済的にお支払いが困難な保護者の方については、就学援助制度を御案内し、御負担の軽減に努めているところです。御理解、御協力をいただければと考えております。よろしくお願いいたします。 ○委員長林恒徳君) それでは、本件に対し御質疑、御意見がありましたらお願いします。────質疑等を終結いたします。  それでは、本請願の取扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員依田好明君) 私は、紹介議員として全面的に賛成する趣旨で、採択でお願いします。 ◆委員(根岸赴夫君) 先ほど来お話がありましたけれども、依田委員からも御説明いただいているように、憲法第26条で、義務教育は、これを無償とするというところをおっしゃっていらっしゃるのだと思うのですけども、この無償とするという中には、学校給食費は、これを無償とするというふうには言っていませんので、学校給食法でも、今学校教育担当部長から説明がありましたけれども、食材費や光熱費については御父兄の負担とするということでございますので、何でも可能だからやってくれということでは済まないというふうに思います。実際に、食材費や光熱費、これを全て負担するということになりますと、年間18億円ぐらいかかるということでございますので、その費用をどこから捻出するのかということも大問題だというふうに思いますので、これはちょっと不可能だという結論に達しますので、不採択ということでお願いしたいと思います。 ◆委員堀口順君) 私も不採択です。今根岸委員からも発言がございましたけれども、やはり食材費だけはぜひ負担をしていただきたいなというふうに思っております。将来的には無償化ということも考えられないことはないと思いますけれども、その辺のところは、ぜひ保護者の自覚ということも含めて、不採択です。よろしくお願いします。 ◆委員(飯塚邦広君) 不採択でお願いします。 ◆委員(白石隆夫君) 不採択でお願いします。 ◆委員(丸山覚君) 不採択でお願いします。 ◆委員三島久美子君) 先ほど部長からもありましたけれども、あくまでも食材料費のみということで御負担いただいているわけですが、やっぱり低所得者対策というもので就学援助制度があります。また、生活保護世帯の方には、給食費相当額もしっかりと手当てされているわけでありますので、その辺りは対応できているかなと思っています。やっぱり御負担できる方にはしっかり負担していただく、根岸議員からもあったように、18億円近くの財源投入が必要になってくるような無償化では事業になってしまいますので、それよりも学校の自校方式の給食室の整備のほうを先に進めていただきたいなと私は思っておりますので、不採択とさせていただきたいと思います。 ◆委員(丸山和久君) 不採択でお願いします。毎年毎年この部分を紹介議員として出してきて、議員の意見をよく分かっていると思うのですけれども、その辺も考慮していただきたいなというふうに思います。毎回毎回不採択で、どういうことで不採択かもきちっと分かっているわけなので、毎回毎回こういうのを出すのはおかしいと思います。 ○副委員長(樋口哲郎君) 不採択でお願いいたします。 ○委員長林恒徳君) それでは、請願第5号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立少数です。  よって、請願第5号は不採択とすべきものと決しました。 ○委員長林恒徳君) 6ページをお開きください。  請願第6号 安全・安心の医療・介護・福祉を確立し国民のいのちと健康を守るための国に対する意見書の採択についてを議題といたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として依田議員から簡潔に説明をお願いします。 ◎紹介議員(依田好明君) コロナ禍を通じて、安全・安心の医療・介護体制の重要性と、医療従事者と介護職員が社会を支える重要な根幹だということが確認されたと思います。多くの医療従事者が命がけでコロナの最前線で闘うという中で、感染症病床、集中治療室、公的病院、保健所体制の脆弱さが鮮明となっております。そして、従事する医師と看護師及び介護職員の不足も事態を深刻にしているということです。それで、新型コロナ感染対策の教訓を生かして、国民の命と健康を守るために、今後の新たなウイルス感染症だけでなく、自然災害などが発生した場合、経済活動への影響を最小限に抑えるためにも、医療、介護、福祉、公衆衛生施策の拡充が喫緊の課題ということであります。  それで、感染症対策で重要となる集中治療用の病床数の少なさは明白になってきました。医師、看護師は国際的に見ても非常に少なくて、せっかくある病床を機能させられないというレベルなのです。また、このこと自体が医療従事者の著しい長時間労働の要因になっているということです。政府は、日本は病床が多過ぎると言っているのですけれども、これは精神病棟や長期入院患者の療養病床も含まれていて、ほかの国の一般病床と比較しますと、人口1,000人当たりの病床数はドイツと同じレベルなのです。問題は、ドイツやフランスに比べて日本の医師数が3割、看護師の数が5割、イギリス、アメリカとの比較では医師の数が2割、看護師の数が2割から3割と、極めて少ないということです。ドイツ並みの病床数があっても、人手不足で活用し切れない現状があるということです。重症化した患者を守る最後のとりで、集中治療病床数に限ると、日本では10万人当たり5.2床しかなくて、ドイツの15%にすぎない、そういう現状もあるわけなのです。  ぜひ、医療・介護体制の充実を求める趣旨を酌んでいただき、採択に賛成していただければと思います。 ○委員長林恒徳君) 次に、本件について執行部から何か発言はありませんか。 ◎副市長(齋藤逹也君) 執行部からは特にございません。 ○委員長林恒徳君) それでは、本件に対し御質疑、御意見がありましたらお願いします。────質疑等を終結いたします。  それでは、本請願の取扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員依田好明君) 国民の命と健康を守るために、ぜひ採択でお願いします。 ◆委員(根岸赴夫君) まず、要旨の中の文面なのですけれども、このコロナ禍で明らかになったことは、感染症対策を中心的に担う公立・公的病院の役割の重要性、感染症病床や集中治療室の大幅な不足、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所・保健師の不足などであるという、この箇所なのですけれども、それに対しては、本市は公的病院にも、高総1か所だったため、本市の依頼により民間病院の日高病院や黒沢病院が重点医療機関としてコロナ患者の受入れを行っており、公的役割の重要性は認識しているわけでございます。また、感染症病床や集中治療室は、国の指示により県が第6波に備えた病床数を準備しており、確保目標数552床のところを、目標を上回る558床を確保しております。  医師・看護師・介護職員とも施設ごとに基準の人数が定められており、一概に不足しているものではないと。また、コロナ対応をする病院等で職員が不足する場合には、県の看護師協会等が看護師を紹介したり、コロナ対応をする医師等を派遣する病院に対し補助を行うなど、国や県が対応しているということです。この文章に対しては、こういった理由があってしっかりと対応できているということでございます。  また、それ以外のところで、団塊の世代なのですけれども、今後団塊の世代が後期高齢者となり始めることで医療費の増加が見込まれるというのは、これはもう、もちろんのことでございます。それに伴い、現役世代が負担している後期高齢者への支援も大きく上昇することが想定されているわけで、この団塊の世代が後期高齢者となると、医療費の増加が避けられない中、現役世代の負担を軽減して、負担能力のある後期高齢者に可能な範囲で御負担いただくということは、必要なことではないかというふうに考えます。  以上をもって、この請願については、不採択ということでお願いしたいと思います。 ◆委員堀口順君) 私どものほうも、不採択です。ただいま根岸委員からも、本当に細かく説明がございました。そのとおりだと思います。そうは言いながらも、1、2に関しては、ある程度賛同できて、賛成はしたいのですけれども、3番の件に関しては、やはり、2割の自己負担は、世代間のことを考えますと、ある程度払っていただくということが適当かなというふうに思いますので、いずれにしろ不採択でよろしくお願いいたします。 ◆委員(飯塚邦広君) 不採択でお願いします。 ◆委員(白石隆夫君) 不採択でお願いします。 ◆委員(丸山覚君) 不採択でお願いします。 ◆委員三島久美子君) こういった、非常に重要なことではあるとは思うのですけれども、国も看護師等々の処遇改善にも取り組んでくださっていまして、これからいろんな形で充実させていく状況の中でこういった請願を出すことはいかがなものかなと。また、後期高齢者の方の御負担も、それ相応に負担できる方にはしていただくという考え方でないと、日本の社会保障は守れないのではないかと思っておりますので、不採択といたします。 ◆委員(丸山和久君) 不採択でお願いします。 ○副委員長(樋口哲郎君) 不採択でお願いします。 ○委員長林恒徳君) それでは、これより請願第6号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長林恒徳君) 起立少数です。  よって、請願第6号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長林恒徳君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了しました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長林恒徳君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長林恒徳君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いいたします。 ◆委員(丸山覚君) 風疹対策事業についてお聞きしたいと思います。コロナで影が薄くなってしまったというか、話題に上らなくなってしまいましたので、ここで取り上げておきたいと思います。  まず、接種率について御報告いただければと思います。 ◎保健予防課長橋爪千秋君) 風疹対策事業としての接種率なのですけども、今回の接種率につきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた方の関係でよろしいでしょうか。はい。  その方につきましては、対象者数全体が4万6,108人になりまして、令和3年9月末時点で抗体検査の実施者数が1万3,634人で、検査の実施率は29.5%となっております。また、抗体価が低かった方の人数が3,918人で、このうち予防接種を実施した人が3,233人で、接種率としましては82.5%となっております。 ◆委員(丸山覚君) 29.5%というのが、素人から見ると決して高いとは言えないのかなというふうには感じますけれども。また、抗体価が低いというふうに判定されていて、なおかつ予防接種をしていない方というのですか、した方が82.5%ということは、18%ぐらいは抗体価が低いにもかかわらずしていないというのは、ちょっと気になる数字です。  あと、この事業の周知についてお話を聞かせていただけますでしょうか。 ◎保健予防課長橋爪千秋君) 周知方法といたしましては、7月30日時点で未実施者の方に再度案内文を通知しております。また、8月1日号と12月1日号の広報高崎にも掲載しまして、検査等の周知を図っております。 ◆委員(丸山覚君) 今回、12月1日号にも掲載していただきました。風疹対策事業接種は、大分前に、コロナの前にスタートしていて、私もスタートした直後ぐらいに抗体検査を受けた記憶があるのですけれども、この期間はどうなっていますでしょうか。 ◎保健予防課長橋爪千秋君) 平成31年4月より3年間の実施期間となっております。今年度で接種が終了となっていますが、8月に厚生労働省より令和4年度以降の事業継続に向けて調整中という連絡が来ております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。接種率がこういう状況ですから継続されたほうがいいのかなという感じはしますけれども、妊娠初期の女性がかかると、そのお子さんに影響が出たりだとか、大人の方が罹患すると重症化してしまうとか、そういったものですので、しっかりと周知をしていただきたいと思います。  続けて、もう一点いいですか。先日の日曜日に日曜討論がございまして、飯野教育長が御出演されまして、私も拝見いたしました。今回、これは町田市の小6の児童の自殺を受けて、いじめ防止には何が必要なのかというメインテーマで意見交換がされた貴重な機会だったと思うのですけども、教育長が御出席されて、所感を聞かせていただけますとありがたいのですが。 ◎教育長(飯野眞幸君) 日曜討論を御覧いただきましてありがとうございます。  先週の水曜日に突然NHKの日曜討論のディレクターから電話がありまして、場合によると、流動的なのだけれども、第3部でいじめ防止がテーマになるかもしれないと、したがって少し話を聞かせてくれということが発端でありまして、その2日後の金曜日に正式に決まったと、ついては出演してくれないかというお話でございました。この日曜討論は全国放送で、生放送ということで、ちょっとちゅうちょしたのですけれども、市長が背中を押してくれたこともありまして出演を受諾いたしました。NHKからは、前日に東京へ入ってくれと、そして指定されたホテルに泊まってくれと、そういう条件も示されて、翌日NHKに着いてすぐメークアップをしまして、それでスタジオのすぐ脇で登場の場面を待っていたのですけれども、その間一切打合せはないのです。ですから、ぶっつけ本番であります。  4人で討論ということでしたけれども、1人の大学教授は、国のいじめ防止の会議で私は知っている方でありました。ただ、ほかの2人につきましては、1人はいじめを受けて、ひどい体験をしていて、現在フリースクールの経営をしていると。それから、もう一人の方は、息子さんがひどいいじめに遭って、それを背景に、今いじめ相談等に当たっているという方でございました。  当日、私には7つの項目で意見を聞かれました。そのうち、令和2年度のいじめの件数はその前の年の件数より10万件減っているのですが、その10万件減った理由を国は休校等があったのでそれで減ったということを言っているのだけれども、あなたはどう思うかという話がありまして、それはそのとおりだと思うのだけれども、ただ、学校現場はとにかく、通常の業務に感染防止の仕事が加わっている中で、子どもに寄り添おうとして一生懸命努力していますというお話はしました。  それから、実際に学校ではマンパワーが足りないというふうに言われているのだけども、その辺をどういうふうにしているのかという問いにつきましては、高崎市でやっている組織的ないじめ防止プログラムに伴う対応につきまして、お話しすることができたのかなというふうに思います。  それから3点目が、今いじめの重大事態が起こると、第三者委員会を開かなければならないという規定がいじめ防止対策推進法には書いてあるのです。それが、今全国各地で大変もめているのです。群馬県も、御存じのように1つそういう問題があります。現在も抱えているわけですけれど、そこのスタンスを聞かれましたので、教育委員会は学校に寄り添うのではなくて、やっぱり被害者に寄り添うべきであるという話をさせていただきました。  それから最後に、自殺を含む、子どもの命を守るために大人たちがどうするべきですかというテーマで振られましたので、高崎市で来春から始まるヤングケアラーへのヘルパー派遣事業、これは全国初ですということと、それから3年後には児童相談所もできますと、そういうふうに社会全体が子どもたちを大事にしているというメッセージを子どもたちに届くように発信していくことも大事だろうと。いじめ防止については、議会をはじめ、区長会等でも理解をいただいて進めてきましたというような話をさせてもらいました。  やはりNHKの反響というのはすごいのです。たくさんの反響を昨日あたりも頂いていますけれども、その中で、番組が終わったその直後に、進行した伊藤さんという解説委員の副委員長なのですけれども、私のところへ来て、高崎はすごいですねと、そういう感想を伝えていただきました。ですから、高崎市として子どもたちを守ると、それも、市長のポリシーである高崎の子は高崎で守るという部分も言えましたので、そういう点では共感をいただいているのかなというふうに思っています。それだけ大きく取り上げられましたので、この後が大変だという、そういう気持ちを持っておりますので、ぜひ、議会の皆様方の御協力をこれからもよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(丸山覚君) ありがとうございました、御報告をいただきまして。大変限られた時間で、十分思いが伝えられなくて、もどかしいのではないのかななんて思いながらテレビを拝見しておりました。でも、高崎市の取組が全国に発信できたので、大変すばらしかったなというふうに思います。 ○委員長林恒徳君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長林恒徳君) なければ、以上で本日の教育福祉常任委員会を閉会いたします。                                       午後 2時31分閉会 高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。   令和3年12月8日                       教育福祉常任委員会 委 員 長  林     恒  徳...