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令和 3年  9月21日 環境施設建設特別委員会−09月21日-01号
令和 3年  9月21日 市民経済常任委員会−09月21日-01号

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  1. 高崎市議会 2021-09-21
    令和 3年  9月21日 市民経済常任委員会−09月21日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年  9月21日 市民経済常任委員会−09月21日-01号令和 3年  9月21日 市民経済常任委員会   令和3年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                   令和3年9月21日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                     令和3年9月21日(火)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第105号 財産の取得について(小型バス)    議案第110号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第5号)(所管部分)    議案第100号 令和2年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) 2 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   後  藤     彰  君     副委員長   大 河 原  吉  明  君   委  員   伊  藤  敦  博  君     委  員   時  田  裕  之  君
      委  員   大  竹  隆  一  君     委  員   逆 瀬 川  義  久  君   委  員   柄  沢  高  男  君     委  員   高  橋  美 奈 雄  君   委  員   柴  田  正  夫  君   議  長   白  石  隆  夫  君     副 議 長   片  貝  喜 一 郎  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   市民部長    山  田  史  仁  君   市民生活課長  町  田  一  美  君   人権男女共同参画課長                                   阿 久 澤     健  君   防犯・青少年課長福  島     優  君   地域交通課長  大  澤  康  典  君   市民課長    大  山  富 美 雄  君   保険年金課長  高  橋  宏  樹  君   環境部長    石  原  正  人  君   環境政策課長  清  水  弘  明  君   一般廃棄物対策課長               産業廃棄物対策課長           金  澤  大  作  君           岩  佐  英  臣  君   環境施設整備室長吉  田  尚  広  君   清掃管理課長  矢  嶋     穣  君   高浜クリーンセンター所長            城南クリーンセンター所長           西  山     学  君           松  本  雅  彦  君   吉井クリーンセンター所長            商工観光部長  福  島  貴  希  君           茂  木     亨  君   産業政策課長  瀧  本  和  正  君   商工振興課長  佐  藤     勉  君   観光課長    瀧  上  幸  治  君   農政部長    真  下  信  芳  君   農林課長    原  田  修  樹  君   田園整備課長  金  井  孝  文  君   農業委員会事務局長               倉渕支所地域振興課長           西     慎 一 郎  君           津 久 井  光  明  君   倉渕支所市民福祉課長              倉渕支所農林建設課長           長  壁  保  幸  君           大  井  良  幸  君   箕郷支所地域振興課長              箕郷支所市民福祉課長           佐  藤  久  夫  君           久  保  奈 津 江  君   箕郷支所産業課長小  泉  雅  裕  君   箕郷支所建設課長飯  島  英  樹  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所市民福祉課長           塚  越  直  樹  君           都  丸  由 香 里  君   群馬支所産業課長住  谷  玲  子  君   群馬支所建設課長関  口  宏  達  君   新町支所地域振興課長              新町支所市民福祉課長           戸  塚  和  也  君           白  田  美  徳  君   新町支所建設課長霞     博  文  君   榛名支所地域振興課長                                   中  村  剛  志  君   榛名支所市民福祉課長              榛名支所産業観光課長           金  田  祐  児  君           近  藤  浩  司  君   榛名支所建設課長青  柳  佳  嗣  君   吉井支所地域振興課長                                   高  麗  和  男  君   吉井支所市民福祉課長              吉井支所産業課長堀  越     修  君           石  井  和  彦  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    天  田  順  久  君   契約課長    新  井     博  君   納税課長    外  所  康  信  君   会計管理者   志  田     登  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   代表監査委員  小  泉  貴 代 子  君   監査委員事務局長吉  井  秀  広  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   浅  原  良  太      議事課主任主事 生  方  万 喜 子   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時58分開会 ○委員長(後藤彰君) おはようございます。ただいまから市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(後藤彰君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(後藤彰君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い、進行いたします。なお、決算認定議案及び補正予算議案の審査ついては、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第105号 財産の取得について(小型バス)  議案第110号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第5号)(所管部分)  議案第100号 令和2年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) ○委員長(後藤彰君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、47ページをお開きください。  議案第105号 財産の取得についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) ちょっと確認したいと思うのですけど、今回入れ替わるバスなのですけど、どこの路線の分で入れ替わるのかお知らせいただきたいと思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) 群馬中央バス株式会社に運行を委託しております市内循環バスぐるりん群馬の森線で使用する予定となっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 群馬の森線ということなのですけど、ちなみにこの入替えになる古い車両のほうなのですけど、どのぐらいの年数使ったとか、どのぐらいの距離を走っているとか、分かれば教えていただきたいと思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) 平成14年に購入し、総走行距離が令和3年3月末現在で約111万キロメートルでございます。運行開始から約19年が経過し、走行距離が長く老朽化が進んでいるため、更新を予定したものでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 非常に大切に使っていただいて、頑張って働いてもらったということが分かるのですけれども、大分古くなってくると、いろいろと故障も出てくる可能性がありますし、運行中にそういうことがあってはならないわけですので、今回こういう形で、ここ数年毎年買換えをしていただいていますけれども、全体の台数の中で適切に更新していっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第105号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第105号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  63ページをお開きください。  議案第110号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第5号)の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、74ページをお開きください。  16款国庫支出金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 76ページをお開きください。  17款県支出金について御質疑ありませんか。 ◆委員(柴田正夫君) 4目の農林水産業費県補助金に「野菜王国ぐんま総合対策事業とあるのですが、まずこの事業の内容について説明をお願いします。
    農林課長(原田修樹君) 「野菜王国ぐんま総合対策事業は、群馬県の野菜生産における重点8品目、そのような野菜に対しましてさらなる生産振興を図るため、農業用機械の導入であったり施設の導入、そういったものに対して支援します県単独の補助事業でございます。補助メニューによりまして上限額等は設けられておりますが、ハード事業の場合、補助率は県が10分の3、市が10分の2以内となっております。 ◆委員(柴田正夫君) 分かりました。今回の補正の具体的な事業内容について説明をお願いします。 ◎農林課長(原田修樹君) 今回の補正は県の事業採択によりまして、事業費が確定したことによりまして補正させていただくものですが、対象施設としましては吉井地域の農業法人によるイチゴ栽培施設用鉄骨ハウス等、そのようなものの導入に対して支援させていただくものでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  19款寄附金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 78ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 続いて、歳出の審査を行いますので、84ページをお開きください。  4款衛生費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 86ページをお開きください。  5款労働費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 労働諸費、87ページの労使会館建設事業について伺います。これは、さきから計画が出ていて、いよいよ設計に入るというふうに伺っていますけれども、この労使会館の建設のスケジュールについて、現在分かっている範囲で教えてください。 ◎産業政策課長瀧本和正君) スケジュールについてでございますが、今回の補正予算で債務負担行為により設計業務に着手いたしまして、令和4年度にかけて実施設計まで行う予定でございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 建て替えについては、現在と同じところに建て替えるという考え方でよろしいでしょうか。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 場所につきましては、現在の敷地内で建て替えをしていく予定でございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 私も労使会館はよく使わせていただいております。駐車場もいつもいっぱいだし、非常に稼働率も高い施設ですので、ぜひ使い勝手のいい施設を造っていただきたいと思います。この間やっぱり老朽化が進んで、トイレだったり音響だったり改修を進めていますけれども、そろそろ限界なのかなという気もしますので、ぜひ使いやすい施設を造っていただきたいと思います。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、ちょっと関連して、以前体育館が入るという話もあったかと思うのですけれども、その体育館は、もし分かれば、どのぐらいの大きさを想定されているのか。また、駐車場がそれによって影響されるかと思うのですけど、その辺のちょっとお考えが分かれば教えてください。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 施設の概要につきましては、現在の労使会館の機能に加えまして、体育館機能を備えた新たな施設を計画しておりますが、規模や機能、また駐車場などにつきましては今後の実施設計を進めていく中で検討してまいりたいと思います。 ◆委員(逆瀬川義久君) これからということですけれども、東口の中央体育館が使えなくなって、いわゆる市民のスポーツサークルというのですか、そういうところも各施設に今散っていますけれども、そういうところの人たちの要望というか希望、期待も大きいと思いますので、その辺も踏まえてすばらしいものを造っていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  6款農林水産業費から  7款商工費まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 続いて、債務負担行為の審査を行いますので、前に戻っていただき、66ページをお開きください。  債務負担行為の補正 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 続いて、地方債の審査を行います。  地方債の補正 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) これより議案第110号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第110号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、決算認定議案の審査を行いますので、令和2年度高崎市歳入歳出決算書及び附属書類を御用意ください。  議案第100号 令和2年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分を議題といたします。  初めに、一般会計の審査を行います。  最初に、歳入の審査を行いますので、29ページをお開きください。  13款交通安全対策特別交付金から  14款分担金及び負担金1項分担金まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 31ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料について御質疑ありませんか。 ◆委員(時田裕之君) 31ページの観音山キャンプパーク使用料、これは一般質問でさせてもらったのですけれども、現在の利用状況をお願いします。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 観音山キャンプパークの利用実績でございますが、過去3年間の推移を見ますと、使用件数及び使用料は平成30年度が1,751件で216万8,030円、令和元年度が1,934件で262万5,980円、令和2年度が2,330件で288万3,610円と増加しております。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございます。やっぱり、一般質問でもさせてもらったのですけど、確実に増えていますので、ぜひ烏川緑地も考えていただいて、どんどんキャンプ場が増えるといいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  37ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 43ページをお開きください。  16款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 45ページをお開きください。  2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 51ページをお開きください。  3項委託金から  17款県支出金1項県負担金まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 53ページをお開きください。  2項県補助金について御質疑ありませんか。 ◆委員(高橋美奈雄君) 17款2項1目の総務費県補助金の中に乗合バス運行推進という項目があるのですけど、これは県の補助金で前々からあるのですけど、改めてその収支とか乗車割合とか、補助の基本的条件はどのようになっているのか、お伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) 群馬県市町村乗合バス補助金は、群馬県知事から指定を受けたコミュニティバス路線の運行費及び車両購入費に対して補助金が交付されるものでございます。前年度の運行実績に基づき、翌年度に補助金が交付される仕組みとなっております。路線の指定に当たりましては、路線開設時に収支率40%を見込む運行計画の策定が必要とされ、また運行開始後は収支率20%以上を維持することが補助対象要件とされております。収支率が20%未満になった場合には補助単価の減額、収支率20%未満が2年度間続いた場合は補助対象外となります。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございました。やはりそれなりのルールがあって、収支率というものも大事な要素なのだということを今課長からお伺いさせていただきました。やはりこれは前年度の実績に基づいてということでございますので、当然、令和3年度の話をしてはまずいのでしょうけど、これはかなり厳しい状況になるのかなというふうにもう予想されますけど、その辺もよく御理解をいただいた上で、この補助金の有効活用を図っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  57ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 61ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 63ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 65ページをお開きください。  19款寄附金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 69ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 71ページをお開きください。  22款諸収入3項貸付金元利収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 75ページをお開きください。  4項受託事業収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 79ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 85ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 続いて、歳出の審査を行いますので、97ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費について御質疑ありませんか。 ○副委員長(大河原吉明君) すみません、114ページの2款1項12目に青少年補導センター事業とありますが、ここ3年の補導件数はどのように推移しているのかお伺いします。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 青少年補導センターの補導活動でございますが、路上遊びや帰宅勧告、自転車無灯火など現場注意を行った件数は平成30年度が1,154件、令和元年度が820件、令和2年度が593件と減少しております。また、現場注意にとどめず、警察や児童相談所等に通告等を行う補導については実績はございませんでした。 ○副委員長(大河原吉明君) よく分かりました。ここ3年で補導件数が約半分に減っているのはよいことだと思います。ただ、コロナ禍の影響だったり、インターネット等の見えないところでの活動に子どもたちの活動の場が移行したりしているのかもしれませんので、今後も引き続きしっかりとした御対応をお願いしたいと思います。  続けて、118ページの2款1項13目の中の地方公共交通バリア解消促進事業補助金です。この内容についてお伺いします。 ◎地域交通課長大澤康典君) 市内に営業拠点を持つタクシー事業者が、国が認定するユニバーサルデザインタクシー車両を購入する際に、国や県と協調して補助金を交付するものでございます。補助金額は1台につき30万円を上限としております。 ○副委員長(大河原吉明君) よく分かりました。公共交通バリア解消はこれからますます大切になってくる部分でありますので、今後も引き続きしっかりと御対応お願いしたいと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) ここで幾つかあるのですけど、ちょっと続けてやります。  まずは、2款1項5目、100ページになるのですけど、この消費生活相談事業があるのですけど、この消費生活に限らず、このコロナ禍において行政が受け持つ市民からの相談事業というのは非常に大事だなというふうに思っています。その中で、この市民経済の所管として消費生活相談事業があるのですけど、さくい話、コロナ禍消費生活相談において何か特徴的な案件等は見受けられたのか、お伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎市民生活課長(町田一美君) コロナ禍の影響で、コロナに関する消費生活の相談につきましては、特段数が増えているということはなく、今までどおり店舗購入における問題点や電話勧誘等における相談がやはり多く見受けられます。通信販売も訪問販売もありますが、訪問販売についてはコロナ禍の影響を受けまして、若干減っている傾向がございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。消費生活相談においては、さほどコロナの影響はないということでございました。ぜひこれからもよろしくお願いしたいというふうに思います。  続きまして、2款1項13目の交通地域安全費、これは116ページになるのかな、鉄道網整備促進事業でお願いしたいのですけど、説明書は40ページですけど、その中で地方鉄道事業補助金ということで、これは上信さんへの各自治体のルールに基づいての補助金ということは承知しております。そうはいっても年々増加傾向でございまして、令和2年度も2,000万円ぐらい増加しているのですか。コロナの影響で一斉休校等もあり、旅客減等もあるというふうに思うのですが、この補助事業の内容についてお伺いさせていただきます。 ◎地域交通課長大澤康典君) こちらの補助金につきましては、群馬県や高崎市を含む沿線自治体が連携いたしまして、上信電鉄再生基本方針に基づきまして5か年の計画で補助金を交付しているものでございます。内訳としましては3種類の補助金がございまして、その計画に基づき5か年の補助金を交付しているものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 5か年の計画に基づいてということなのですけど、どうなのでしょうか、上信さんの令和2年度の旅客の状況等はどのように把握なされているのでしょうか。 ◎地域交通課長大澤康典君) 令和2年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う外出自粛や休校等の一方で、社会生活の維持に必要な事業として公共交通機関の運行継続が求められたため、上信電鉄に多大な減収が発生いたしました。運行の安全性を維持確保するための事業を計画どおり実施する必要があるため、群馬県や他の沿線自治体と連携し、追加の支援として2,000万円の補正予算を計上しまして、追加の支援を実施したものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。そういうことだと思うのです。ですから、私がここでお願いさせていただきたいのは、やはり地域公共交通の重要性というのがますます高まる中で、補助金としても、幾らこれはルールに基づいてといっても、1億円を超えようとしているわけでございます。やはり上信電鉄さんの自助努力や支援の成果は十分なのかということも踏まえまして、今後分かりやすく公表していく必要性もあるというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ◎地域交通課長大澤康典君) 上信電鉄におきましても、事業計画の見直しによる効率化やテレビ番組の企画への協力のほか、車両内の抗菌加工や空気清浄機の導入など、コロナ禍における利用促進の事業や無料Wi−Fiを一部車両に導入するなどの利便性向上の取組も実施しているところでございます。高崎市といたしましても、県やほかの自治体と連携しまして支援を継続するとともに、そのような情報の提供、周知に積極的に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ぜひよろしくお願いします。  委員長、まだあるのだけど、一旦休んだほうがいいか。ほかの人がいれば。 ○委員長(後藤彰君) 大丈夫ですか、ほかの人は。いいそうです、どうぞ。 ◆委員(高橋美奈雄君) 悪いね。 続いて、バス交通対策事業、先ほどもちょっと歳入の関係でルール等をお伺いしたのですけど、様々な工夫で市民の足を守るためのバス事業が展開されているということは承知しているわけですが、やはり市民からの要望なり指摘も多くあるということは御承知の上かというふうに思います。その中で、令和2年度、ぐるりんやアリーナシャトルなどは、このコロナ禍においてどのような状況であったのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) まず、ぐるりんでございますが、高崎駅を起終点とする9路線の平均を見ますと、令和2年度の経常収入が735万5,942円、経常費用が3,443万2,674円で、収支率に換算しますと21.4%でございます。また、アリーナシャトルでございますが、経常収入が229万7,476円、経常費用が2,903万7,462円で、収支率は7.9%でございます。令和元年度と比較しますと、費用はあまり変わらないものの収入が大幅に減少しており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛や学校の一斉休校などが大きく影響したものと考えております。
    ◆委員(高橋美奈雄君) やはりコロナの影響がかなりこの部分にも及んでいるということが、今の収支率等の数値でも確認できたわけでございます。ちょっと1点提案なのですけど、要するにやはり費用対効果というものも考えなくてはならないというふうに思うので、収支率等から考えると、このアリーナシャトルの目的は私は十分理解しておりますけど、やはり7.9%の収支率ということからも、アリーナのイベントに合わせたような、コロナが一定程度の収まりを見せるまでは運行の効率化というものを、私は一つ視野に入れた考えとして図ってもいいのかなというふうに思うのですけど、その辺についての御見解があれば、お伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎市長(富岡賢治君) これは、今までも議会でアリーナシャトルが目につくということで、何人かの議員から何とかならないかと。地域交通というのは、たくさん乗るところは別に市がやらなくたっていいのです。それは、群馬バスとか中央バスでビジネスでやっていただければいいのですけど、やっぱり必ずしもそうではなくて、地域交通としてやらなくてはいけないものは多少赤字が多くてもやるべきだと私は思っておりまして、アリーナシャトルの場合は体育館で使う形態はいろいろありますから、催物のときだけやるという案もあるのです。だけど、かえってこれは手間、実際は経費の削減にならないのです。その部分、要するにスポットで観光事業をやるようなものですから、そうすぐにならないということが1つと、もう一つは、あそこの城南地区は高橋議員もよく御存じのようにすごく坂道ばかりですから、これを活用している方がかなりいますから、ぜひ営業を続けてほしいという要望も寄せられていますから、そういうことを考えまして、これはアリーナを造ったときにそういう形でやっていこうと、みんな乗用車で来るわけではありませんから、子どもたちは。そういうことでやらせていただいたので、そういうことも視野に入れながらいろいろ検討させていただいていますけど、目につかれて何回も議会で御質問されている方がいらっしゃいますけど、これは、私は断固やらせていただきますので、大変申し訳ありませんけど。  それから、世の中でぐるりんなんか乗っていないではないかと批判はあるのです、ずっと。だけど、たくさん乗っているのだったら公営交通にする必要ないのですから、そこは全体の地域交通のバランスでやっていきたいと思いますので、そういう目で、議員も百も承知の上で御質問されているのでしょうけど、見ていただきたいと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) 市長から御答弁いただきましたけど、市長のお考えは、冒頭申し上げましたように、本当にシャトル導入のときも、目的等は私どもも理解しております。今のお言葉にもあったように、要するに公共交通だけではなくて、交通事業をするということは、ここだけ特別ということでやると、本当に逆にまた経費がかかってしまうのですよね、市長。ですから、十分お考えは分かるのですけど、ただ冒頭申し上げましたように、私ども議会として、やはり市民からの声というものも執行部にお伝えしなければならないという使命もございますので、そういう声も寄せられているということで、何らかの対応が図れないかなということで質疑をさせていただきました。  では、その先に進ませていただきます。これは歳入でもルールをお伺いしたのですけど、そもそも地方公共団体等が行う有償バス事業につきましては、ガイドラインで財政負担等を踏まえつつ、安全運行に必要な経費を確保できること、持続的な運行が可能であることなどを考慮し、やっていくべきだということが述べられているのですけど、令和3年度の県の補助金等はどういう方向なのかちょっと分からないのですけど、本市のバス事業についてはどのような現状なのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) 令和3年度の県の補助金につきましては、コロナ禍における緩和措置といたしまして、補助対象要件の緩和が予定されているところでございます。また、公共交通としてのコミュニティバスの在り方につきましては、高齢者をはじめとする交通弱者の移動手段の確保という目的の下、おとしよりぐるりんタクシーやお店ぐるりんタクシーといった新たな交通と連携し、地域の要望の実現や交通空白地の解消を図ってまいります。また、各路線の利用促進と利便性向上を積極的に推進するとともに、有償の公共交通として適正な受益者負担と財政支出のバランスを図りながら、持続可能な地域の公共交通網の維持、確保、改善に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 課長、分かりました。令和3年度は、県のほうでも令和2年度の状況を考慮して、ある程度の補助は確保してくれるということが明らかになりました。ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  委員長、すみません、もう一個だけやらせてください。124ページです。ここに自転車等放置防止事業があるのですけど、これの再任用職員人件費が前年と比較して半分くらいになっているのですけど、これは単に人だけ減らしたのか、それとも何かほかの方法で効率的なことを見つけたので、そのようなことをおやりになったのか、お伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎地域交通課長大澤康典君) この再任用職員人件費につきましては、放置自動車等保管場所の職員のものでございます。これまでは、再任用職員2名と同保管場所の管理業務を委託しておりますシルバー人材センター職員2名の計4名で駅周辺の啓発活動や巡回を実施しておりましたが、放置自動車の取扱量が減少したことと業務効率化を図り、再任用職員1名、シルバー人材センター職員3名の体制に変更したものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 了解しました。ありがとうございました。長らくすみませんでした。ありがとうございました。 ◆委員(逆瀬川義久君) そうしましたら、その上の男女共同参画のところなのですけれども、この主要施策の説明書のほうの45ページのところに、男女共同参画相談ということで208件行ったということが載っているのですけれども、ちなみにこの男女共同参画の相談というのはどんな内容なのでしょうか。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 令和2年度の男女共同参画相談件数の208件の相談内容の内訳といたしましては、家庭不和などの人間関係に関わるものが47件、子どもの暴力などの子どもに関わるものが46件、離婚問題など夫婦間に関わるものが26件、親族の暴力など親族間に関わるものが22件、生活困窮など経済問題に関わるものが9件、病気など医療関係に関わるものが6件、その他が52件となってございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 暴力に関係するものが子どもであったり親族であったりということで、46件と22件ですから68件ということで、男女共同参画という名の相談なのだけど、こういうものも結構あるのだなということで今分かりました。現場では、多分やられているのだと思うのですけど、こども救援センター等とも連携をしっかりしていっていただければというふうに思います。 それで、同じ説明書のところのその下に、暴力つながりで配偶者等からの暴力に関する相談件数が506件ということであるのですけれども、この506件というのが、例年の数字を調べてみますと大体350件ぐらいで、ちょっと多いかなというふうに思ったのですけど、その辺の原因をつかんでいましたら教えてください。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 令和2年度につきましては、特別定額給付金支給に関わる、配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援措置が4月から開始され、避難者の方が避難先の自治体に申出を行うことで御自身のところへ給付金が支給されるため、その手続に関する相談が多かったためでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) よく分かりました。コロナの影響の特別定額給付金ということでした。 この506件なのですけど、ちなみにその相談を受けて、どういった対応を行っているのかお知らせいただきたいと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 複数の対応がございますけれども、電話相談のみのケースが181件、自立促進のための情報提供支援が290件、保護命令制度の情報提供支援が30件、保護施設の利用支援が8件、一時保護施設の利用支援が3件、弁護士による相談対応が4件となってございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 電話相談だけで終わるケースもあるのでしょうけど、やはり実情に即して、かなり厳しい、先については施設の利用というところまでつないでいるということが分かりました。引き続き適切な対応をよろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  147ページをお開きください。  4項戸籍住民基本台帳費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 153ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 165ページをお開きください。  2項児童福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 3款2項、子育て応援商品券事業について伺います。これは、高崎市のコロナ対策の一つの目玉として実施されて、全体としては非常に高い評価を受けているというふうに理解しています。主要施策の成果等に関する説明書でも約3万世帯に5万円分を配って、市内2,365店舗で約12億円の支出があったと、その数字がここに出されていますけれども、改めて確認の意味で、この事業が市民の皆さんにどういう評価を頂いたのか。  それと、私は長引くコロナ禍の中でもう一回ぐらいやってもいいのではないかというふうに個人的には考えているのですが、そういう問題についてどういうふうに考えているかを教えてください。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 子育て応援商品券についてでございますが、スーパーや飲食店で利用されているほかに、育児用品やスポーツ用品、あと自動車など、各専門店での利用も多くありまして、その全てが市内店舗でありますので、事業の目的であるコロナ禍における子育て世帯への生活応援と地域経済の活性化に直結しているものと考えております。  また、再度の実施についてでございますけれども…… ◎市長(富岡賢治君) 議員、このコロナがいつ落ち着くかという問題は分かりませんけれども、落ち着いたときに、本当に傷んでいる飲食店とか小さな小売店についてどういうふうに応援しなくてはいけないかということは大きな課題です。県のほうはo To(ゴーツー)キャンペーンとかGo To Eat(ゴーツーイート)などをやるという準備体制を取ったようですけれども、同じようなことをしてもいけないので、高崎市は高崎市で考えなくてはいかぬと思ってはいますが、収束が見通せない段階で進め切れるということはありませんし、それから財源等の関係もございますから、大事な課題だとは思っていますけれども、もうしばらくやるかやらないかも含めてお待ちいただきたいと思っています。 ◆委員(伊藤敦博君) 前向きな答弁ありがとうございました。本当に、コロナで子育て世代、特に母子家庭などが非常に疲弊しているという状況もありますし、今市長がおっしゃったように市内の飲食店への経済的な打撃が大きい中で、私は非常に的を射ている施策だというふうに考えますので、財源の問題は大変ですけれども、ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  173ページをお開きください。  3項高齢者福祉費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 189ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(高橋美奈雄君) 4款2項1目環境衛生総務費、191ページになるのか、ここに飲食店衛生向上リニューアル特別助成金がございます。この制度を行ったということは十分私どもも議会のほうも理解しているのですけど、これもコロナ関係等の対策が視野に入っていると思うのですが、これは69件、約6,035万円ですか、決算でありますが、食品衛生に関してどのように利用された方が多かったのか、改めてになりますけど、お伺いさせていただきたいというふうに思います。  これは違うのか。 ○委員長(後藤彰君) これは所管外です。 ◆委員(高橋美奈雄君) 所管外か、ごめん、ごめん。申し訳ございません。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  193ページをお開きください。  3項清掃費について御質疑ありませんか。 ◆委員(時田裕之君) 196ページの下から2行目、自動車外装ラッピング等委託料とありますけれども、この内容と台数、実績を教えてください。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 令和2年9月から開始している高崎市高齢者ごみ出しSOS専用収集車両のデザイン並びに6台分のラッピング委託料でございます。 ◆委員(時田裕之君) 6台で、要は緑の車体にやっているやつということですね。  では、続けてよろしいですか。197ページで、これも高齢者等戸別ごみ回収というやつなのですけれども、この委託料の内容と実績をお願いします。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 高崎市高齢者ごみ出しSOSの事業の委託料でございます。当事業では、70歳以上の方か障害を有する方のみで構成される世帯、もしくは妊娠期の方か3歳未満の乳幼児がいる御家庭でごみ出しが困難な世帯を対象に、無料で戸別訪問、収集、声かけによる安否確認を行っております。市内を分割して担当している3事業者の令和2年9月から令和3年3月までの回収委託料は5,021万7,233円でございます。委託料の主な内容は人件費、車両6台分の維持費、燃料費でございます。利用世帯につきましては、令和2年9月の開始時が584世帯、その後も多くの方に申請いただきまして、令和3年3月末では869世帯の方に御利用いただいております。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございます。今回答の中に声かけによる安否確認と言われましたけれども、これで何かありましたら、実績というか、こういうことがありましたというのがあったらお願いします。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 本年2月に収集員の声かけに応答のない利用者のお宅に市の職員が訪問いたしまして、脳梗塞で倒れている利用者を発見いたしました。救急車で病院へ搬送し、一命を取り留めたという事例がございます。 ◆委員(時田裕之君) その人はラッキーだったと、本当にいいことをしたなと思いますので、またこれからもぜひよろしくお願いいたします。 ◆委員(逆瀬川義久君) 194ページの下から3行目のごみステーション見守りカメラ借上料なのですけれども、説明書のほうには917台ということで載っているのですけれども、このごみステーション見守りカメラの録画内容はそもそもどういうときに確認するのか、ちょっと最初に確認させてください。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) ごみの不適正な排出や資源物の持ち去りなどが行われている可能性が高いと区長さん及び環境保健委員さんが判断され、一般廃棄物対策課に画像確認の申請があったときに、職員が画像の確認、検証を行い、その結果を区長さん等に報告いたします。その際、該当する画像についても御覧いただいております。 ◆委員(逆瀬川義久君) ちなみに、その申出があって閲覧してもらった件数というのは把握されていますか。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 申し訳ありません、後で御報告させていただきます。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、ちょっと突然聞いてしまいまして、申し訳ありません。  それで、ある町内の役員さんから、最初の頃に設置したカメラの画像はなかなか確認するのが難しいのだよねというような話を聞いたことがあるのですけれども、その辺について認識されているのかとか、あと最初の頃に設置された台数というのが何台ぐらいあるか分かりましたら教えてください。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 当事業は平成27年度から開始いたしましたが、開始当初に比べ、年々カメラの性能が向上しております。よって、令和2年度に設置したカメラに比べますと、平成27年度に設置したカメラにつきましては、特に暗い場所や夜間の画像につきましては見えにくくなる傾向にございます。各年度の設置台数でございますけれども、平成27年度が63台、平成28年度が251台、平成29年度が149台、平成30年度が142台、令和元年度が143台、令和2年度が169台、合計917台でございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 毎年本当に多くの町内から要請があって、それに応えていただいているというところが今の台数のところからもよく分かったのですけれども、開始当初のカメラをどのぐらいたったらリプレースしていくとか、その辺の考えがありましたらお知らせください。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) カメラは、当初5年間の賃貸借契約により借り上げ、5年経過した段階で1年ごとの再契約を締結いたします。借り上げ料は再契約に移行する際、約半額になります。再契約の際、新しいカメラに交換すると画質が向上することが考えられます。しかし、借り上げ料が現状よりも高額になりますので、交換につきましては費用対効果を考慮した上で今後も研究してまいります。 ◆委員(逆瀬川義久君) いずれにしても予算が関係してくるということはよく承知しております。現状でも新規の要望というのが寄せられている中で、その辺はなかなか難しいところもあるかもしれませんし、5年リースということでいくと一番最初の年の分についても再リースになっているのでしょうし、できればタイミングを見計らって交換していただけると多分地元の町内の方も喜ぶと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(伊藤敦博君) 時田議員の質問の追加で、198ページの高齢者等戸別ごみ回収委託料について伺いたいと思います。評価の御報告があったように非常にいい制度で、高齢者の独り暮らしの方は非常に助かっているという話を聞いています。また、女性のスタッフの方が結構多いということで、非常に対応が優しくて、丁寧で、気が利いた対応だということも伺っています。また一方で、市民の方から、いい事業なのだけれども、お隣の家の庭だとか通路にいわゆるごみ袋が山積みになっていて、ああいうものもぜひ市で片づけていただけないかという声があったのですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 利用者の方からの声なのですけれども、利用者の方からは、「安全にごみ出しができるようになって助かっている。」、「収集員の方の顔を見て話をするのがすごく明るい気持ちになる。」、また利用者の御家族の方からは、「ごみ出しだけではなくて安否確認もしてもらえるので安心できる。」など、多くの感謝の声を頂いております。また、隣の家のごみ出しの関係なのですけれども、こちらのほうは高齢者の方、障害を有する方など、当事業の対象者の方で御本人の御希望があれば収集はさせていただきたいと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) ぜひ、こういうことも市がやっているのだという周知を改めてそういう方にもしていただいて、お手伝いをしていただければと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) すみません、幾つかお願いします。  まずは、196ページのごみ減量化推進事業の中に有価物集団回収実施団体奨励金と有価物集団回収事業者奨励金というふうにあるのですけれども、これは多分コロナ禍の影響だと思うのですけれども、要は地域団体、地域行政等が行っている有価物回収実施団体奨励金は大幅な減でございます。事業者奨励金のほうは増えているのですけど、これは致し方ないというふうに思うのですけど、やはりこういう団体の活動においてもコロナ等は大きく影響していると考えられるのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎一般廃棄物対策課長(金澤大作君) 実施団体ですけれども、平成29年度が502団体、平成30年度が503団体、令和元年度が502団体と減少することがございませんでした。ただ、令和2年度になりまして、実施団体が488団体と、14団体ほど減少しております。こちらにつきましては、コロナウイルス感染症の影響と推定されております。 ◆委員(高橋美奈雄君) やはりコロナの関係なのですよね。はい、分かりました。ぜひまたこれからも支援のほうはよろしくお願いしたいというふうに思います。  続きまして、ごみ処理費、これも先ほどから出ている高齢者等戸別ごみ回収委託料の関係なのですけれども、時田委員、それと伊藤委員からあったように、本当に市民の評価というのは高いものがありまして、その喜ばれる声というものが私どものほうにも届いているということは御案内のとおりだと思いますが、国では高齢者世帯のごみ出しに既に、経費の5割を特別交付税として措置するというふうに言っているのですが、この件に関しては、本市としてはそのとおりということで理解してよろしいのでしょうか。 ◎財政課長(天田順久君) 特別交付税につきましては、ルール分、またそれ以外のルールに関しない部分ということで算定があるわけですけれども、そちらに関しましては財政当局といたしましても、必要な算定の費用の項目を見ながら届出をさせていただいておりますので、それに基づきまして算定されているものというふうに理解しております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。算定されているということですので、本当に評判のいい事業なのですけれども、もう夏も終わろうとしているのですけれども、例えば6、7、8、9、この4か月間ぐらいは生ごみ等も多いので、週1ではなくて、そのような補助事業メニューがあるのでしたらできればもう少し回数を増やしてあげたらどうなのかなというふうに思うのですけど、その辺について御見解がありましたらお願いいたします。 ◎環境部長(石原正人君) 今まで申し上げたとおり、高齢者ごみ出しSOS事業は、大変御好評頂いておりまして、市のほうも一生懸命やらせていただいている事業でございます。回数につきましては、今は週1回ということでさせていただいておりまして、申請の方も順調に増えているところですので、現時点では週1回でやらせていただきたいと思います。また、いろいろな方のお声とか御要望を聞きまして、様々な角度で検討を進めてまいりたいと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) 今後ぜひ部長、よろしくお願いします。  もう一点、ごみ埋立処分事業なのですけれども、上奥平に最終処分場があるというふうに思うのですけど、実は私どもの会派でちょっと最終処分場に寄る用がありましてお伺いしたのですけれども、その中で言っているのは、ユンボがあるのです、ごみをこうに回収する。それが相当老朽化いたしまして、キャタピラーも相当傷んでいるらしいのです。私が素人目から見てもちょっとユンボがかわいそうかなと思うぐらい老朽化しているのですけれども、2,000万円ぐらいかかるというふうに言っているのですけど、せめてユンボぐらい買い換えてやったらどうなのかなと思うのですけど、その辺についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎清掃管理課長(矢嶋穣君) 現在一般廃棄物最終処分場では、埋立作業用重機といたしましてパワーショベル2台、ブルドーザー1台を使用しております。パワーショベルのうち1台は、平成8年に購入して25年が経過しております。もう一台は平成16年に購入し、17年が経過しております。また、ブルドーザーは平成13年に購入したもので、20年が経過しております。保有車両については、定期的に点検を行い、業務に支障のないようメンテナンスを行っておりますが、使用頻度も高く、近年は経年劣化による故障も発生しておりますが、その都度修繕を行いながら埋立作業を行っております。今後も、市民サービスに影響のないよう適切なメンテナンスを行いながら使用していきたいと考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 決算にはあまり関係ないかもしれないのですけど、いずれにしても機械ですから、経年劣化というものは何でもそうですけれども、ある時期には更新をしていかないとどうにもならないものでございますので、ぜひ次年度に予算等でしっかり手当てしていただきたいなということを要望させていただきます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  203ページをお開きください。  5款労働費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 205ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(柄沢高男君) 6款1項3目、ページ数だと210ページの上から4番目、農業次世代人材投資事業補助金というのがあります。この事業の内容と、主要施策の成果等に関する説明書のほうでは対象者が16人とありますけれども、これをもう少し詳しく御説明いただきたいと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) まず、この事業の内容ですけれども、農業次世代人材投資事業補助金は、次世代を担う農業者に対して、早期の経営確立を支援するための資金を交付するものでございます。就農初期段階というのは当然ながら経営の不安定な段階となりますので、49歳以下という条件はございますが、青年就農者に対して経済的支援として補助金を交付することにより、就農意欲の喚起だとか就農後の定着を図る、そういったものがございます。 実績ですけれども、この事業は5年間活用できまして、令和2年度に新たにこの事業を活用された新規就農者の方は2名でございますが、継続して活用されている方がいらっしゃいますので、その方を含めると令和2年度は16名が補助金を活用し、市として支援させていただいたという状況でございます。 ◆委員(柄沢高男君) はい、分かりました。  もう一ついいですか。同じページなのですけれども、ちょうど真ん中のところです。一般経費の一番下、農作物等病害虫対策事業補助金というのが出ておりますけれども、この内容についてもう少し細かくお知らせいただきたいと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) この事業は、病害虫の防除のために、それに係る薬剤費、そういったものを支援させていただくというもので、例えば水稲の病害虫であったり、また地域ごとに指定作物というのが定められておりますので、そういったものの病害虫の防除に対して支援させていただいております。 ◆委員(柄沢高男君) そうしますと、今外来種のクビアカツヤカミキリというのが出たというので、私の地元としても、果樹の産地ですので、これは大変神経を使っているところなのです。農政部のほうは非常に面倒見がよくて、薬剤を配付するので早速防除作業をしろというふうなことで農協のほうから連絡がありまして、圃場を調査して、一応私のところの梅原には該当がなかったらしいのだけれども、届出をしましたら早速薬剤をもらったので、棚にしまっておいたのでは困るから、早速防除いたしましたけれども、この辺のクビアカツヤカミキリの現状というのですか、被害の現状とか、その辺のところをいま少し詳しくお願いいたします。 ◎農林課長(原田修樹君) 令和2年7月に本市で初めて市内の桃農家で被害が確認されまして、昨年度は合計3件の果樹農家で私たちも被害のほうを確認しております。先ほどあったのですけれども、早急に対策を講じる必要があったことから、この補助金を活用しまして、市内の全果樹農家に2種類の薬剤と、生産部会に拡散防止するための防虫ネット、そういうようなものも配付させていただきました。今年度につきましては、昨年度被害が確認された地域、またその周辺、そういうところを中心に県や農協と連携を図りながら、農場に出向いて、私たちのほうも調査させていただいております。その結果ですけれども、10件程度の圃場でクビアカツヤカミキリ特有の木くずであるフラス、そういったものが確認されております。今年度につきましても昨年度と同様に農家の皆様にも積極的な防除をしていただきたい、そういうようなことから、全果樹農家に2種類の薬剤と、生産部会にクビアカツヤカミキリ専用のガードネットを配付させていただきました。これらのことを活用しまして、県、農協、またその中にある生産部会、そういった方たちと連携を図りながら、発生圃場に対する対応、そういったものもさせていただいております。 ◆委員(柄沢高男君) 高崎市は非常に対応が早いというので、県内のほかの生産農家なんかからいいねという声が聞こえてまいります。春先の新物の会のときにも、早速見舞金を手配していただいたりということで、大変農家のほうではありがたいなというふうな声が多く聞かれております。  カミキリムシは桃、プラム、梅と、割と軟らかい木が好きで、こういうものにつくのですけれども、昔はカミキリムシは桑の木についたのです。クワ科の植物というとイチジクがあるのです。こういうものが大好物でつきやすい、それから山の木だとタラの芽が有名なタラノキ、こういうのは木が軟らかいので、カミキリムシの餌食になりやすい樹種なのです。ですから、自分の圃場だけではなくて、圃場の周りのそういったものにも少し神経を使ってもらって、一刻も早く、被害を出さないように、対応をこれからも取っていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆委員(高橋美奈雄君) 210ページ、農業振興費で制度資金事業があるというふうに思うのですけれども、この新型コロナウイルス緊急経済対策融資利子補給金と融資保証料補助金、こういうものを組んでいただいたと、これはもう非常にありがたいことだというふうに思うのですが、どうなのでしょうか、これ。実際にこれは利子と保証料の補助金なので、農業者が融資を受けた実際の金額は、総額でどの程度であったというふうに認識されているのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎農林課長(原田修樹君) この制度融資に関する実績ですけれども、16件ございまして、金額にしまして約1億5,000万円の融資をさせていただいております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 件数は16件ということでございますけれども、総額が1億5,000万円ほどだそうです。本当に農業者の方においてもコロナというものは大変な脅威であるというふうに思っているのですけど、これはどのように活用されているというふうに認識しておりますか。 ◎農林課長(原田修樹君) この制度融資の目的が、新型コロナウイルス感染症の影響により農業経営の維持または継続が困難であると懸念される農業者を支援するために、市独自で制度を設けさせていただいたものです。これから経営を続けていくに当たって、当然機械のことだとか設備のこと、また生活面等といろいろなことがあると思いますので、具体的にこれに使ってくださいというよりは、今後農業を継続していくのに総合的に使っていただくような資金の制度になっております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 分かりました。課長、こういうことは高崎市独自であるというふうに思いますけれども、ぜひ続けていってほしいなと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  もう一点、6目農地費の中で、214ページの農業用道水路整備事業で、これは説明書にもあるのですけど、水門管理等を一生懸命やってもらっているのですけれども、私は前々からよく言うのですけれども、農業用水であろうが一般河川であろうが、災害対応というのは同時に図らなければならないというふうに思っているのですけれども、こういう農業用道水路整備事業等で、災害対応等にはどういう視点を置いて整備を推進されたのかお伺いさせていただきたいと思います。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 令和2年度の緊急総点検について御説明させていただきます。市内の主要水路67用水路と農業用水門66か所及びため池53か所について、土砂等の堆積状況、阻害物の状況、施設の老朽化状況、水門の動作、計器類の確認のほか、補修及び改良等が必要な状況かどうかについて点検いたしました。点検の結果、用水路が7か所、水門で5か所について補修やしゅんせつ作業の対応が必要となりました。用水路7か所のうち4か所は、土砂等の堆積がありましたので、職員によるしゅんせつ作業により対応いたしました。残り3か所は業者による補修工事を行い、現在は安定した用水の供給を果たしております。次に、水門5か所について、2か所は水門施設周辺の草木、土砂堆積等により操作機能に障害があったため、職員でしゅんせつ作業を行いました。残り3か所は水門動作不良のため、業者による補修工事を行いました。令和2年度の点検で対応した箇所については全て改善しております。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます。今答弁にありましたように、しっかりと対応していただいているということが確認できました。ぜひ今後ともよろしくお願いしたいというふうに思います。
    ◆委員(柴田正夫君) 6目農地費、備考欄の下から8行目ですか、土地改良施設維持管理適正化事業(板鼻堰)補助金として58万5,000円が記載されているのですけれども、これについてお伺いいたします。まず、この事業はどういうものか。また、令和2年度の事業内容についてお伺いいたします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 土地改良施設維持管理適正化事業は、国の補助を活用した事業となっており、事業主体が事業期間5年間の間に工事を施工する事業となっております。今回この事業主体は板鼻堰土地改良区で、総事業費を5年間の均等割で積み立てることになっています。高崎市も、この事業に対して総事業費の15%を5年間の均等割で板鼻堰土地改良区へ補助したものでございます。令和2年度は、土地改良区の幹線水路の整備のため、2つの事業に対して補助いたしました。1つ目は、事業期間が平成28年度から令和2年度までの水路改修工事、2つ目は令和2年度に実施する予定で、事業期間が平成31年度から令和5年度までの水路改修工事に対する補助でございます。 ◆委員(柴田正夫君) 国の補助を活用するために5年間の事業のようですが、令和4年度は平成31年度から令和5年度までの補助分として新たな水路工事を行うという解釈でよろしいですか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) そのとおりでございます。 ◆委員(柴田正夫君) 土地改良区は、高崎市の基幹産業である農業のために欠くことができない団体でありますが、幹線水路の整備を行うことは土地改良区の組合員だけが恩恵を受けるわけではありません。市街化調整区域は白地が大変多いですから土地が安いもので、住宅建設が相当に進んでおります。つい最近、2017年8月と2021年7月の大水で、新しくうちを建てた住民は大変肝を潰した事態が発生しております。幹線沿いの住民にとりましては待ちに待った改修工事でございますので、間違いなく来年度の工事をよろしくお願いいたします。  また、この工事は継続工事ということはないでしょうね。1年でぴったり終わるのですか。説明をお願いします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) この現場は信越線脇の水路で、現在も素掘りの水路でございました。令和4年度で全ての工事が終わる予定でございます。 ◆委員(柴田正夫君) 今の回答を聞きまして、安心いたしました。これからも、積極的に改修工事等の事業に関わり、住民のために頑張っていただきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  213ページをお開きください。  2項林業費 (質疑なし)  217ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 商工費の商工総務費について2点伺いたいと思います。  まずは、商工総務経費の中で下から2番目、職場環境改善事業補助金ということで、これは令和2年度から始まった、いわゆるコロナ対策としても重要な新しい施策だというふうに思います。主要施策について見ると95件、1億9,400万円ということで、事業を実施したということで、まずこの事業に対する評価を確認させていただきたいと思います。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 職場環境改善事業補助金につきましては、令和2年度に実施した事業でございます。職場環境改善事業におけるエアコン、工場の屋根や外壁の遮断熱塗装工事に係る事業費に対して支援させていただいたものでございまして、制度を利用された事業者からは、なかなか空調工事については後回しになっていたのだけれども、補助制度ができて活用させていただいたといった声や、従業員の方からは、夏場に快適に作業ができるようになったといった声を頂いているところでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 今回は空調関係に特化して補助金を出したというふうに伺っていますけれども、職場環境改善というテーマだともう少し広くなるのかなと思っていたのですが、いわゆる空調全般でどういった具体的な例が挙げられるのでしょうか。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) エアコン以外の空調設備といたしましては、広い工場内の熱い空気を強制的に排出する大型ファンの設置、また作業員に直接冷風を送るスポットクーラーや扇風機といった小型の備品で改善を図った例もございました。 ◆委員(伊藤敦博君) 私も、前職で県内の製造業を回っていた経験があるのですが、小さい会社になればなるほど設備投資が後回しになりますし、とりわけ空調なんかは直接利益を生まないので、けちな会社になればなるほど後回しになるという点では、私は今回のこういった補助というのは、そこで働く人にとっても、設備投資を促すという点でも非常に有効な策であるというふうには考えます。さらに、今後の問題として、職場環境というもう少し大きなくくりで、高崎市内の特に製造業で働かれる方が快適な環境で働ける、そういう広げ方をぜひ御検討いただきたいと思います。  もう一点、いいですか。218ページ、そのもう一つ下になるのですが、企業スポーツ等振興支援金ということで、私も重々承知しているのですが、改めて今本市ではどういう企業に支援しているのか確認させてください。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 支援対象となる企業につきましては、本市を活動拠点として、かつ本市のブランド力向上や商工業の活性化に寄与すると考えられるスポーツチームなどを有する企業としております。令和2年度につきましては、ソフトボール女子チームを有する株式会社ビックカメラと太陽誘電株式会社、陸上競技では株式会社ヤマダホールディングス、群馬ダイヤモンドペガサスを有する株式会社群馬スポーツマネジメントの各社を支援したものでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 今回のオリンピックでは、高崎市の主力選手が所属するソフトボールチームが金メダルを取ったということで高崎市でも大変盛り上がって、市民栄誉賞という話になりましたけれども、残念ながらオリンピック等を見る限りでは高崎という言葉はなかなか出てこない。それを目的にしている事業というふうには思いませんけれども、指定選手を育てる以上、何らかの当市のPRがあってもよかったのかなというふうに個人的には考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 7款1項5目金融費でお伺いさせていただきたいと思います。これは222ページになるのかな。この金融事業は多くのメニューで組み立てられていまして、本市経済を下支えする事業として、私は評価は高いものがあるというふうに思っているわけでございます。令和2年度当初予算で約200億円、6月補正で約72億円、約273億円の予算規模になったわけでございますが、令和2年度はコロナの影響で大変な状況でそういうことだったと思うのですが、事業者への金融支援、また補正予算の使途はどうなっているのか、まずお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が減少し、経営に支障を来している中小事業者の資金繰りや経営安定のために必要な運転資金を融資するため、新型コロナウイルス緊急経済対策資金を国や県に先駆け、令和2年3月18日に創設し、令和2年9月30日までの間、制度融資を実施いたしました。また、本制度融資を利用する際に発生する群馬県信用保証協会への信用保証料のほか、金融機関への5年間の支払い利子と事務手数料の補助も併せて行っております。  次に、補正予算でございますが、新型コロナウイルス緊急経済対策資金の預託金や信用保証料、支払い利子、事務手数料の補助に充てさせていただいたものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 分かりました。 もう少し細かくお聞きしたいと思うのですけれども、新型コロナウイルス緊急経済対策資金、これの融資実績と信用保証料及び支払い利子並びに事務手数料の補助の実績、成果等についてはどうであったのか確認させていただきたいというふうに思います。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 融資実績でございますが、融資件数1,346件、融資実行額208億6,071万円の利用がございました。また、保証料補助金は1,179件、5億9,818万9,810円、融資利子補給金は1,327件、1億1,455万8,476円、事務手数料補助金は525件、79万646円となっております。本制度融資を利用された事業者からは、早い段階から手だてを開始してもらったおかげで運転資金の工面ができたといった声を多数頂いておりますので、市内事業者の支援に確実につながっているものと認識しているところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 市内事業者の支援に確実につながっているという認識だそうです。 確かにこれだけの補正を組んでやったのですから、そのとおりだというふうに思うのですが、不用額が約31億円発生しているではないですか。その内容についてどうだったのか、さらにお伺いさせていただきたいと思います。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 不用額31億6,906万5,859円につきましては、新型コロナウイルス緊急経済対策資金以外の制度融資におきまして、新規の利用が少なかったことから預託金の不用額が発生したものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 了解しました。要は新型コロナ関係以外は、制度融資について新規の利用が少なかったということで、これだけの不用額が発生したということでございます。  ちょっと財政的観点からお伺いさせていただきたいのですけれども、私もあまり財政のことには詳しくなくて、失礼になってしまうかと思うのですけれども、財政的に、預託金とはいえ年度当初で約72億円の補正を組むということは、これは相当な厳しさが、私はあるのだろうなというふうに思うのです。そうなってくると、6月で72億円の補正を組むということは、やはり国からの、たまたま定額給付金などの歳入等、そのほかにも補助があったと思いますけれども、そういうものを有効利用しながら、まず、財政運営を当初に図っていったのか、その辺はどうなのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎財政課長(天田順久君) 昨年補正をさせていただきました72億円のうち、昨年の5月の臨時会に11億円ほど、本市独自の融資制度といたしました新型コロナウイルス緊急経済対策融資制度に係ります保証料の補助、利子補給及び手数料の補助を補正させていただきました。この際には早急な対応が必要なことから、財政調整基金を取り崩しまして対応したところでございますが、その後、国におけます1次補正に係る新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の内示がございましたので、そこで示されました限度額につきましては6月議会における補正予算に計上いたしまして、財政調整基金と入れ替える形で財源を活用させていただいたところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) ありがとうございます、課長。 やっぱり上手に運用したということだろうというふうに思うのですけれども、そうなってきますと令和3年度も不透明な経済状況が多々ある中で、例えば同様な措置が必要になってきた場合は、財政的にはどのような対応を図るのでしょうか。 ◎財政課長(天田順久君) 現在の、コロナウイルス感染症の終息等、先行きが見通せない中にありましても、今後につきましても、そこに関わります対策というものが必要だということは認識しております。しかしながら、昨年度国におきまして補正で示されましたような交付金の財源に関するものが今のところ示されているところではございませんので、国等の動向を注視しながら、その他財政調整基金でありますとか、高崎市で保有している資金につきましても活用しながら、関係部局と協議しながら、今後適切な対応に努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) そういう状況が発生したら、課長、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、1点だけ確認で。218ページへ戻っていただきまして、下のほうなのですけれども、貿易振興事業ということで、ジェトロ群馬貿易情報センター事業負担金というのが計上されております。説明書のほうに、運営に係る費用のほかに、本市が提案しジェトロが行う事業の費用を負担したということが書いてあるのですけれども、どんな事業を提案してその費用を負担したのか、内容についてお知らせいただきたいと思います。 ◎産業政策課長瀧本和正君) ジェトロの令和2年度の事業についてでございますが、コロナ禍において海外との往来が制限される中、オンラインを活用したセミナーやイベントを行いました。そのうちの一つといたしまして、シンガポールのシェフによる高崎産の農産物を使った料理の実演や試食を行い、その様子を世界中のシェフに、また富裕層に向けて発信いたしました。また、過去にヨーロッパの食品関連バイヤーを招聘した実績を活用いたしまして、ドイツの食品関連バイヤーとオンライン商談会を行いまして、市内の梅や加工品を知っていただく取組を行いました。こうしたことをきっかけに、市内の有機栽培の梅干しがドレッシングの材料として現地のレストランなどで活用されております。いずれの事業につきましても、オンラインという手軽さもあり、世界中から好評を頂き、着実に農産物や加工品などの新たな輸出につながっております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今シンガポールのほうの輸出に係る事業ということでお話がありました。農政部のほうでも輸出の取組は行っております。相乗効果が期待されるところもありますので、今後につきましても連携した取組をよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) 219ページ、220ページの工業振興費、この中で、一番下になりますけれども、ビジネス誘致推進事業の中の下の2つ、産業立地振興奨励金、ビジネス立地奨励金について伺いたいと思います。本市は、かねてから積極的なビジネス誘致を行い、それによって税収を確保して、福祉を充実させるというふうに市長自らおっしゃっていらっしゃるのですけれども、この2つの事業に令和2年度は合わせて約6億2,000万円が投入されています。これが実際どういうふうな内容で使われたのか、どういう効果があったのかについて教えてください。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 令和2年度の実績でございますが、産業立地振興奨励金につきましては、新たに交付対象となったオリヒロプランデュ株式会社をはじめ、新規交付が3社、継続は20社となっております。また、高崎操車場跡地周辺など、ビジネス立地重点区域を対象としますビジネス立地奨励金につきましては、株式会社原田の新規交付が1社、継続は3社となっております。  次に、事業の効果でございますが、どちらの奨励金に関しましても全国トップレベルの制度であり、企業の関心も高く、新規造成した工場団地などにはこれらの奨励金を活用して、企業の進出が図られております。また、新規交付の企業からは、新たな雇用が発生しているとの声を頂いており、地域経済の活性化と雇用の場の確保に結びついているものと考えております。 ◆委員(伊藤敦博君) オリヒログループ、原田といったブランドが高崎市で立地をしたということで、喜ばしいことと思います。これらが高崎市の税収を上げていく、活性化につながっていくということは間違いないと思いますけれども、やっぱり併せて、今雇用の確保という点もしっかり考えていらっしゃると思いますが、そういう観点をしっかり持っていただいて、高崎市への定住促進という観点からもこの奨励金を厳密に運用していただきたいと思います。  もう一点、いいですか。その下になりますけれども、産業振興費の中の一般経費、3つ目に産業創造館指定管理料というのが約2,000万円上げられています。私も時々産業創造館にお邪魔するのですけれども、個人的な感想として、ちょっと寂しい気がするというか、近年は駐車場が空いているケースが多いし、会議室もあまり活用されていない気がします。その辺実際、産業創造館が本来どういう役割を果たしているのか、現状はどうなのかについて教えてください。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 産業創造館には、現在14の企業が入居しておりまして、インキュベーションマネジャーが創業や課題解決などの支援を行い、起業家の輩出や新分野への進出などの成果を上げています。また、産学官連携にも力を入れておりまして、市内の大学の学生が新たなビジネスアイデアを研究して発表する連携事例発表会を開催するなど、地域経済の活性化や地域産業の振興に貢献しております。そのほかにも、特許出願や新技術、新製品の開発に係る補助事業を通じまして、本市の人材や技術、産業資源を活用した地域産業の創出を支援しているところでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 様々なインキュベーションについて、ここから出していると。私もホームページを拝見しましたけれども、今実際にはオフィスもほとんど埋まっているし、いろいろな新規事業、コンサル事業であるとか総合事業、ICT関係とか、いろんなことで有効活用されているのだと思います。ただ、平成18年から時間もたって、ちょっと影が薄いという個人的な感想がありますので、せっかくの設備ですから、ぜひ有効活用していただきたいと思います。 ◆委員(高橋美奈雄君) 224ページの観音山周辺整備事業で、観音山駐車場運営費補填金というのがあるのですけれども、これは確か指定管理に出しているのだと認識しているのですけれども、指定管理に補填金という考え方というのはどういうことなのか教えていただきたいというふうに思います。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 観音山駐車場は指定管理者制度を導入し、利用料金のみで管理運営を行っております。令和2年度におきましては、新型コロナウイルスの影響により利用者が減少し、管理経費が利用料金収入を上回ってしまったことから、協定に基づく協議を行った結果、減収は新型コロナウイルスの外的要因が大きく影響したものと判断し、管理経費の不足分を補填したものでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) そういう指定管理のやり方もあるのですか。利用料金のみで指定管理をというのですね。これは、はっきり言うと相当厳しいですよね。分かりました。でも、それはやり方なのですから、また今後考えていただければと思うのですけれども。 もう一個なのですけれども、やはりこれも先ほどの、複数の市民から言われている意見なのですけれども、この駐車場は花見シーズンだけで、あとは無料でいいのではないかという声が大分出ているのです。正直言って、私もそんな運営でいいのかなと思うのですけれども、その辺について御見解があればお願いしたいというふうに思います。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 本駐車場の指定管理業務には簡易的な修繕や夜間の警備等も含まれており、その経費は利用料金の収入で賄っております。したがいまして、本駐車場の管理には一定の経費が必要となることから、現状は有料で運営してまいりたいと考えておるところでございます。 ◆委員(高橋美奈雄君) 駐車場だけではなくて、今の答弁を聞いていると、観音山の夜間の警備等も含まれているのだということでございますね。そのようなお考えもあるかというふうに思いますが、それらも含めて、また今後ともぜひよろしく対応のほうをお願いしたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  235ページをお開きください。  8款土木費2項道路橋りょう費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 305ページをお開きください。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費から  2項商工施設災害復旧費まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で一般会計の審査を終わります。  次に、特別会計の審査を行います。  最初に、国民健康保険事業特別会計の審査を行いますので、323ページをお開きください。  歳入について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) 国保の歳入ということで、平成30年から国民健康保険事業の都道府県単位化ということがスタートしているかと思います。その中で、県のほうに納付金というのを納める流れに、そういうふうに制度が変わっていったと思うのですけれども、その納付金は歳出のほうに載っているのですけれども、歳入ではどの目が該当するのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 群馬県に納付する国民健康保険事業費納付金につきましては、国保の被保険者から徴収いたしました保険税と国や県などから交付される公費で賄うこととなっております。主な財源といたしましては、1款国民健康保険税、それから4款県支出金のうち特別交付金、また6款繰入金のうち保険基盤安定繰入金など、これらの大半を充てております。また、財源不足分を国民健康保険基金で賄っているところでございます。本市では、これまでも被保険者の負担増とならないよう、現行税率を維持するために国民健康保険基金を活用してきたところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今までも、この制度が新しくなって、市民の皆さんの、被保険者の負担増とならないように現行の税率を維持されてきたということで、そこについては本当にありがたく思っているところです。 先ほどの答弁にありました基金の関係なのですけれども、基金の状況で、年度中の増減というのは、この後ろのほうの財産に関する調書のところで見られるのですけれども、そこを見ますと、令和2年度は3,500万円ほどしか減少していないということだと思うのですが、その辺の理由についてお知らせいただきたいと思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 基金の減少幅が少ない理由についてでございますけれども、納税相談や滞納者対策等の効果によりまして被保険者から御理解が得られたこともございまして、保険税の収納率が前年度より向上いたしまして、当初の見込みより多くの税収入が得られたこと、また保険者の取組や財政状況、また特殊要因によって交付される特別交付金、こちらが積極的な取組の結果増加したことなどによりまして、収入が増えました。それにより基金を繰り入れなくて済んだことが主な要因と考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 令和2年度は、基金の繰入れが5億3,750万円ほどで、1年前の令和元年度が6億500万円ほどということで、確かに令和2年度は若干基金の繰入れが減っているということで、その要因としては税収であったり、国からの交付金が増えたというような、そんな御答弁だったのかなと思います。 実際問題、基金につきましてはほぼほぼ横並びみたいな形で来ているのですけれども、現状高崎市の国保としては所得割、資産割、均等割、平等割ということで、4つのところから保険税を集めるという形を取っているのですけれども、基金の状況とかを考えると、そろそろちょっと保険税の在り方というのを考えてもいいのかなというふうに思います。基金もありますので、この負担感をなくすために、例えば資産割を廃止するとか、そういうようなことも検討していい時期に来ているかなと思うのですけれども、御見解をお伺いいたします。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 保険税につきまして、現在国や群馬県が保険税率の統一に向けた取組を推進しているところでございまして、群馬県と県内市町村で国民保険税率の統一について協議が進められているところでございます。群馬県では将来的な保険税算定方式として、資産割を算定基準としない、所得割、均等割、平等割の3方式への移行を目指す方針、こちらを示しております。本市では、これまで被保険者の負担増とならないように、またそして課税方式が変わることでの影響等を総合的に勘案いたしまして、現行税率を維持しているところでございます。今後につきましても、統一についての協議の進捗状況、動向、議論の方向性などを注視しながら、こうした枠組みの中で保険税の算定方式等につきましても慎重に見極めていく必要があると考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 県のほうで、税率の統一に向けて取り組んでいっているということだと思います。実際のところ、恐らく県内でもこの資産割を廃止している自治体、またこれから廃止を予定している自治体等もあると思います。県内の足並みというところもあるのでしょうけれども、先行してやっているところもあるようですし、税率はほかの均等割、平等割をいじらなくても、資産割をなくしても多分回っていくのかなというふうにも、当分の間は大丈夫かなというふうにも思いますので、ちょっと積極的にお考えいただければと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) 325ページの一番上、国庫支出金について伺います。国庫支出金が予算437万円に対して4,100万円、約10倍ということで、成果等に関する説明書を見ますと、国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し実施した国保税減免措置に係る国庫補助により大幅に増加したというふうにあります。前回の常任委員会でも、国保の減免については国が責任を持つということを確認させていただきましたけれども、説明書のほうを見ると、令和2年度で、新型コロナウイルスの感染症に対する減免が563件、9億9,757万円ということで、この4,000万円と9億9,000万円で、すみません、私は計数が合わない気がするのですが、その辺について仕組みを御説明していただきたいと思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) まず、国庫支出金がかなり増えているというところなのですけれども、こちらが増加した理由といたしますと、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によりまして著しく収入が減少した被保険者等について、国の示す一定の基準により保険税を減免した場合、国から財政支援がされると、これは先ほど議員さんがおっしゃったところだと思うのですけれども、この保険税減免に係る減免額の一部、3,686万1,000円が国庫支出金の災害臨時特例補助金として交付されたことによるものでございます。また、この保険税の減免につきましては、繰り返しになりますけれども、全額国が財政支援することになっております。令和2年度の補助につきましては、先ほどの災害臨時特例補助金のほかに県支出金の特例交付金のうち、特別調整交付金分として令和元年度分と合わせまして3,933万円が交付されており、災害臨時特例補助金と合わせまして7,619万1,000円が交付されてございます。交付された金額が減免額より少ない、こちらは申請時期が10月となっているために、その時期で減免が確定している分につきまして交付申請を行ったためでございます。残りの減免分につきましては、令和3年度の特別交付金として交付を受ける予定となってございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 丁寧な御説明、ありがとうございました。特別調整交付金と合わせて、また次年度繰越分を合わせれば、全額国が責任を持つということで理解しました。国保の減免については、もともと国保が高過ぎるというのもあるのでしょうけれども、自営業者の皆さんなどから、コロナで減収のときにこの国保の減免が非常に効果が大きいという感謝の声も伺っておりますので、今年度分もまた引き続きしっかりと周知していただいて、対応していただきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  333ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(高橋美奈雄君) 歳出で1個だけ。335ページ、ここに保険給付費があるのですけれども、前年度に比べて減少しているようでございます。多分、新型コロナの関係で高齢者などが自宅から出られないといったような影響もあるのかなと思うのですが、その辺の要因についてはどういうことなのかお伺いさせていただきたいというふうに思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 給付費が減少している主な要因でございますが、特に医療機関で診察を受けた際の医療費から自己負担分を除いた保険者の負担額である一般被保険者療養給付金の減少が大きな割合を占めています。前年度比でマイナス7億2,853万7,367円、率にしまして3.52%の減少ということでございます。減少の要因としては幾つか考えられるのですけれども、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴いまして、医療機関への受診控えが生じたことが影響したと思われます。また、感染対策として励行されていましたけれども、マスクの着用、手洗い、また社会的距離の確保、ソーシャルディスタンスなんて言っていましたけれども、そういった新しい生活様式が一般に浸透したことにより、結果として風邪やインフルエンザ、こういった疾病の流行を抑えられた、こういうことも影響していると思われます。具体的に1人当たりの療養費で比べてみますと、ここ数年、平成29年度が24万8,688円、平成30年度が25万2,976円、令和元年度が26万1,309円と、おおむね2%ずつ上昇してきていたのですけれども、令和2年度については25万6,314円、逆に約2%程度の減少となっています。また、これらの要因に加えまして、国民健康保険の被保険者の減少、こういったものも重なりまして、減少幅が大きくなったものと考えております。 ◆委員(高橋美奈雄君) 丁寧にありがとうございました。本当に、コロナの影響なのですね。インフルエンザなんかはマスクと手洗いをしたので減りましたけれども、やはり受診控えというのですか、そういうものが大きく影響しているということが答弁で分かりました。了解しました。ぜひ今後ともよろしくお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、後期高齢者医療特別会計の審査を行いますので、419ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 425ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 続いて、農業集落排水事業特別会計の審査を行いますので、437ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 441ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で特別会計の審査を終わります。  次に、調書の審査を行いますので、461ページをお開きください。  財産に関する調書 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 479ページをお開きください。  基金運用状況に関する調書 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で調書の審査を終わります。  これより議案第100号の所管部分を起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立
    ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第100号の所管部分は認定すべきものと決しました。   ─────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(後藤彰君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(後藤彰君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                       午前11時55分   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(後藤彰君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際、委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、1点だけ。6月の議会のときに補正予算で組まれた、コロナ禍での女性の不安解消ですとか孤立化を防ぐ取組として、女性元気サポート事業というものがありました。6月の委員会でも私は質疑をさせていただいておりますけれども、あのとき、たしか夏ぐらいにはスタートという御答弁があったかと思いますけれども、現在どういった状況になっているのかお知らせいただきたいと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 高崎市の社会福祉協議会に業務を委託いたしまして、本年の7月からスタートした女性元気サポート事業の9月15日時点の状況でございます。相談件数は21件で、相談内容は、家庭問題に関するものが10件、生活問題に関するものが6件、就労、健康に関するものがそれぞれ1件、その他が3件となってございます。また、相談支援の一環として行われる生理用品の提供につきましては、同じく9月15日時点でございますけれども、76件となってございます。配付場所の内訳は、社会福祉協議会の本所が58件、箕郷支所が2件、群馬支所が13件、榛名支所が3件となってございます。なお、支援の一つであります居場所の提供につきましては、協力いただける市内の2つのNPO法人さんと今現在調整を行っております。準備が整い次第、随時開催してまいりたいと考えております。 ◆委員(逆瀬川義久君) 順調に取組が進んでいることが確認できました。生理用品の提供ということでもやっていただいているということが分かりました。引き続きの取組をよろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(後藤彰君) なければ、以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                       午前11時58分閉会...