(
賛成者起立)
○
委員長(
小野聡子君)
起立全員です。
よって、
議案第154号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
211ページをお開きください。
議案第155号
高崎市
都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について、御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより、
議案第155号を
起立により採決いたします。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
小野聡子君)
起立全員です。
よって、
議案第155号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
213ページをお開きください。
議案第156号
令和2年度
高崎市
一般会計補正予算(第9号)の
所管部分を議題といたします。
初めに、歳入の
審査を行いますので、228ページをお開きください。
16
款国庫支出金 (質疑なし)
○
委員長(
小野聡子君) 以上で歳入の
審査を終わります。
続いて、歳出の
審査を行いますので、254ページをお開きください。
8
款土木費について御質疑ありませんか。
◆
委員(
中村さと美君) 258ページ、259ページの8
款土木費の8目
市街地再
開発事業費の中の
都市集客調査事業をお伺いしたいと思います。こちらの
パブリックゾーン設計等委託料、3,800万円という金額が掲載されているのですけれども、こちらの
委託内容と、どのような
施設を整備するのかお伺いしたいと思います。
◎
市街地整備課長(中
陦茂大君) こちらのほうは、
準備組合で進めております
高崎駅
東口栄町地区再
開発事業において、その中の
市有施設として整備する
パブリックゾーンの
基本設計を行うものでございます。
施設の内容についてでございますが、
子どもたちの豊かな
創造性や健やかな成長を育むことのできるような
子どもの室内の遊び場、
子ども図書館、市民の
文化活動や市の
経済活動をサポートする
会議室、
研修室などを整備していく予定となっております。今回はそのために
補正をお願いするものでございます。
◆
委員(
中村さと美君) ありがとうございます。そうすると、
高崎駅東口のその再開発の
事業が進捗したということでよろしかったのでしょうか。
◎
市街地整備課長(中
陦茂大君) 進捗というか、現在の状況についてということでございますが、
高崎駅
東口栄町地区の再
開発事業につきましては、引き続き
準備組合のほうで
事業化に向け、協議を続けているところでございます。現在も
基本計画案の検討を行っておりまして、その合意が調い次第、
基本設計に入っていくこととなります。
◆
委員(
中村さと美君) 続けて、その下にある12目
公園管理費の
公園管理事業についてもお伺いしたいと思います。こちらに
菅谷公園施設解体工事ということで金額が載っているのですけれども、こちらはどういった内容なのかお伺いしたいと思います。
◎
公園緑地課長(
小渕嘉春君)
菅谷公園は、平成3年に旧群馬町が
地権者と
賃貸借契約を締結いたしまして菅谷町に整備した面積約2,300平方メートルの
借地公園でございます。
地権者との
契約期間が平成3年10月1日から
令和3年9月30日までとなってございまして、
地権者の方から
期間満了時の
土地返還の申出を頂きましたことに伴いまして、契約上、フェンスや遊具など
公園施設の撤去を行い更地に戻して返還する必要があるため、
施設の
解体撤去工事を行うものでございます。
◆
委員(
中村さと美君) ありがとうございます。
こちらの
公園なのですが、解体した後の
代替えといいますか、そういったものは近くにできたりとかはあるのでしょうか。
◎
公園緑地課長(
小渕嘉春君)
代替えとなる
公園は、近接する
区画整理事業地内に、
借地公園から200メートル、400メートル程度の位置に2つの
公園を新設してございます。本年4月から既に
地元住民の方に御利用いただいている状況でございます。
◆
委員(
中村さと美君) ありがとうございます。
◆
委員(
堀口順君) 今中村
委員のほうからもちょっとお聞きした
パブリックゾーンの設計、もう少し細かく説明ができるようでしたらなのですけれども、これで
基本設計ということで、これをもって
準備組合でまた協議をして、そして
法定組合を設立し、それでいよいよ、そのまま実施というような、そういう流れになるとは思うのですけれども、この
実施設計というところで、大体どのくらいの
タイムチャートというのですか、時間的なその流れというのはどのくらいで考えているのですか。スケジュールの意味的なものはどのような形で考えているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
◎
市街地整備課長(中
陦茂大君)
準備組合のほうでこれから
基本設計等に入っていった場合、それに合わせて
資金計画等も計画されまして、細かい話としては
準備組合のほうでかなり煮詰めていかなければならないということになりますので、時期については今の段階ではお答えをちょっと差し控えたいと思います。
◆
委員(
堀口順君) 多分答えづらいなとは思いますけれども、たまたま宇都宮市のほうも再開発をかけていて、
ホテル等のいろいろな、この
コロナの関係も含めて、いろいろちょっと
遅れぎみだというような話も伺ってはおるのですけれども、
ホテルが一番大きなポイントになるのかなというふうに思ってはいるのですけれども、その辺のところの
進捗状況が分かれば、現段階で結構ですので。
◎副市長(
兵藤公保君)
ホテルの
進捗状況という御質問でございますけれども、やはり
コロナの影響で、最初は
コロナの影響もあって少し
遅れぎみかな、交渉が
遅れぎみかなというふうなニュアンスがあったのですけれども、ここに来てまた第3波がやってまいりまして、お互いその
企業同士の対面での交渉というのが非常に難しくなってきていると。現在
ウェブ会議ですとか、そういった
IT機器を使いながら交渉を重ねているところでございまして、また各企業もその
コロナの関係でいわゆる
経営判断といいますか、そういった判断をするのが若干鈍ってきているという、そんな状況が今ございますので、常に交渉は重ねているところではございますけれども、結果が出るのにもう少し時間を頂戴したいなというふうに考えているところでございます。今お答えできるのはこの程度でございます。よろしくどうぞお願いします。
◆
委員(
堀口順君) 今
コロナ禍ということで、いろいろな形で物事が
遅れぎみというのは
重々承知でございます。その中で、やはり市民にとっての
期待感というのは非常に大きいなと。それから、
ビジネス等を含めても、これからこの再
開発ビルにおいては特に、これは私が個人的なところでちょっと須賀川市というところに行ってきたのですけれども、そこで
子ども図書館ですとか全体の
図書館、それから預かり、そしてそこにはやはりちょっと遊べる
スペースとかと、非常にそこは、今年オープンしたみたいですけれども、市民にとっても、それから子育て中の親御さんにとっても、非常に使われているということで、私の知り合いの方で若い奥さんが、早くできないのかね、議員さんいつできるのと、こういうような声も聞いておるものですから、今も鋭意努力していただいているとは思いますけれども、ぜひしっかりと進めていっていただきたいなというふうに思います。
それから、もう一点。これで
基本設計ということですけれども、私も
特別委員会の
委員をしていたときに、その都度お話をしておりますけれども、ぜひ
会議室には、和室の
会議室をしっかりと持っていただいて、いろいろと
日本文化が伝承できるような、そういうところの場の
スペースといろいろな形で使える、多目的な形での考え方としての和室は必要かなというふうに考えておりますので、ぜひそこのところも落ちのないように一つ進めていただきたいと思います。
○
委員長(
小野聡子君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
以上で歳出の
審査を終わります。
続いて、
繰越明許費の
審査を行いますので、前に戻っていただき、218ページをお開きください。
繰越明許費の
補正 (質疑なし)
○
委員長(
小野聡子君) 以上で
繰越明許費の
審査を終わります。
続いて、
債務負担行為の
審査を行いますので、220ページをお開きください。
債務負担行為の
補正 (質疑なし)
○
委員長(
小野聡子君) 以上で
債務負担行為の
審査を終わります。
これより、
議案第156号の
所管部分を
起立により採決いたします。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
小野聡子君)
起立全員です。
よって、
議案第156号の
所管部分は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
327ページをお開きください。
議案第160号
令和2年度
高崎市
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案について、御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより、
議案第160号を
起立により採決いたします。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
小野聡子君)
起立全員です。
よって、
議案第160号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
347ページをお開きください。
議案第161号
令和2年度
高崎市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案について、御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより、
議案第161号を
起立により採決いたします。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
小野聡子君)
起立全員です。
よって、
議案第161号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△
審査終了
○
委員長(
小野聡子君) 以上で本
委員会に付託された
議案の
審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な
委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、
委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
小野聡子君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
────────────────────────────────────────────
△
報告事項 ・
高崎市
水道ビジョン(案)に関する
パブリックコメントの実施について
・
高崎市
下水道事業経営戦略(案)に関する
パブリックコメントの実施について
○
委員長(
小野聡子君) 次に、
報告事項に入ります。
最初に、
高崎市
水道ビジョン(案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いします。
◎
経営企画課長(
小池郁生君) それでは、
高崎市
水道ビジョン(案)に関する
パブリックコメントの実施につきまして、報告させていただきます。
本
ビジョンにつきましては、
水道事業及び
公共下水道事業運営審議会での審議を経まして、このたび素案がまとまりましたので、
パブリックコメントを実施するものでございます。
まず、本
ビジョンの概要を御説明させていただきますので、お手元の資料を1枚おめくりいただきまして、
高崎市
水道ビジョン(案)の概要を御覧ください。1、改定の趣旨でございますが、
高崎市
水道ビジョンは、水道を取り巻く状況の変化を的確に捉え、安全な水道水の安定供給及びサービスのさらなる向上を図るため、本市
水道事業の目指すべき将来像を設定し実現するための方策を示しております。このたび、
高崎市第6次総合計画を上位計画とし、厚生労働省が示している新
水道ビジョン及び総務省が示している経営戦略の策定要請を踏まえ、平成22年に策定いたしました
高崎市
水道ビジョンを改訂するもので、計画期間は2021年度から2030年度までの10年間でございます。
続きまして、2、基本方針・目標・実現化方策でございます。本市
水道事業におきましては、平成22年に策定いたしました
高崎市
水道ビジョンの基本方針でございます良質な水道水の安定供給を目指して、様々な施策に取り組んでまいりました。
高崎市
水道ビジョンの改訂版につきましては、この基本方針を継承するとともに、安全、強靭、持続の観点から、安全・安心・良質な水道水、災害に強く万全な水道、いつまでも健全で安定した水道の3つの目標を掲げ、目標及びそれを実現化するための方策を設定し、計画を推進するものでございます。
続きまして、裏面の3、投資・財政計画を御覧ください。
水道事業は、独立採算で経営することから、目標に向けて実現化方策を推進していくための
事業の実施について、計画期間内の収支を試算し、財政状況の見通しを検証するものでございます。なお、計画期間内におきましては、
事業の執行に支障のない経営状況が保たれる見通しとなっております。
恐れ入りますが、資料の1枚目にお戻りください。2の
パブリックコメントの実施概要でございます。資料の公表及び意見の提出期間は、
令和3年1月4日から
令和3年1月22日までといたします。資料の公表場所及び意見の募集方法、市民への周知方法は記載のとおりでございます。
3の今後の予定でございますが、
パブリックコメント終了後、寄せられた意見を踏まえ、再度調整を行いまして、
水道事業及び
公共下水道事業運営審議会での審議を経て策定となります。
パブリックコメントの実施結果につきましては、3月の
建設水道常任委員会で報告させていただく予定でございます。
報告は以上でございます。なお、本
委員会終了後、全議員の皆様に本資料を配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
小野聡子君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。
◆
委員(
中村さと美君)
水道ビジョンのほうを見させていただいたのですけれども、こちらの19ページの中なのですが、耐震対策ということで浄水
施設の耐震化率のほうをちょっと見させていただきますと、平成30年度と
令和元年度と、耐震化がまだ進んでいないかなという気がするのですけれども、こちらの耐震化が進んでいない理由というのはどういったことなのかお伺いしたいと思います。
◎
浄水課長(田畑守君)
水道事業全体における耐震化の状況といたしましては、まず浄水
施設は、着水池から浄水池まで、水処理工程の全ての耐震化を行うには
施設の全停止が必要であり、改修が難しいため耐震化が進んでいない状況にございます。
◆
委員(
中村さと美君) そうすると、この浄水場の耐震化なのですけれども、今後どのような場所の耐震化を進めていく予定であるのかもちょっと教えていただきたいと思います。
◎
浄水課長(田畑守君) まずは災害に強い強靭な
水道事業を展開するため、1日の最大給水量が約3万3,000立方メートルと、本市でも最も大きい若田浄水場の耐震化を進めているところでございます。この給水量を確保しながらの耐震工事となることや、新設するための用地を確保することが難しいことから、沈殿池、ろ過池、配水池などの
施設を代替
施設として1系統新設し、その後1系統ずつ順次更新を進めていく予定でございます。
◆
委員(
中村さと美君) ありがとうございました。本市の
水道ビジョンの概要にもありますとおり、災害に強く万全な水道ということで出ていますので、ぜひともそういったところも粛々と進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
小野聡子君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
次に、
高崎市
下水道事業経営戦略(案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いします。
◎
総務課長(中曽根哲哉君) それでは、
高崎市
下水道事業経営戦略(案)に関する
パブリックコメントの実施につきまして、御報告させていただきます。
この経営戦略につきましては、
水道事業及び
公共下水道事業運営審議会での審議を経まして、このたび計画案がまとまりましたので、
パブリックコメントを実施するものでございます。
お手元のかがみ文を御覧ください。
高崎市
下水道事業経営戦略(案)の概要でございますが、本市では管渠布設
事業などを計画的に行うなど、財政運営の健全化に努めてまいりましたが、総務省から中長期的な経営の基本計画として経営戦略の策定を要請されたことから、
高崎市第6次総合計画における基本方針を踏まえ策定しようとするもので、計画期間である
令和3年度から
令和12年度までの経営方針を示すものとなっております。
本計画の内容でございますが、主な項目について御説明いたしますので、恐れ入りますが、お手元の
高崎市
下水道事業経営戦略(案)の2ページを御覧ください。中段下の2、将来の
事業環境では、処理区域内人口及び有収水量に関する将来予測と、使用料収入、
施設及び組織に関する将来の見通しを記載しております。
3ページを御覧ください。下段の3、経営の基本方針では、安全で快適な生活環境の確保のため、汚水及び雨水の管渠整備を実施し、既設管渠及び処理
施設の適切な
管理に努めるとともに、企業債残高の縮減を図るなど、財政運営の健全化にも努めることを基本方針としております。
4ページを御覧ください。4、投資・財政計画(収支計画)では、収支計画の策定における考え方を記載しており、この考え方に基づき作成した計画では、計画期間内における収支を試算して財政状況の見通しを検証しており、今後10年間は収支の均衡を保ち、安定した経営状況を維持できる見込みとなっております。
恐れ入りますが、かがみ文にお戻りください。2の
パブリックコメントの実施概要でございます。資料の公表及び意見の提出期間は、
令和3年1月4日から
令和3年1月22日までといたします。資料の公表場所、意見の募集方法及び市民への周知方法は記載のとおりでございます。
3の今後の予定でございますが、
パブリックコメント終了後、提出されました意見を踏まえて再度調整を行い、
水道事業及び
公共下水道事業運営審議会の審議を経て策定となります。
パブリックコメントの実施結果につきましては、3月の
建設水道常任委員会で御報告させていただく予定となっております。
報告は以上でございます。なお、本
委員会終了後、全議員の皆様に本資料を配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
小野聡子君) 説明は終わりました。
本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。
以上で
報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○
委員長(
小野聡子君) 次に、その他として
執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際
委員の方々から
執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆
委員(
堀口順君) これは新聞のほうで、2橋梁を耐震補強ということで、ちょっと記事を見たものですから。1つが地元の環状大橋ということで、上豊岡町から下小塙町、橋の補強と、それからもう一橋が浜尻陸橋ということで、2つの橋梁の耐震補強ということなのですけれども、この辺の内容をもう少し詳しく説明していただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
◎
土木課長(牧野宏之君) まず、浜尻陸橋の工事ですが、こちらの工事につきましては、明日開札される予定となっております。それで、今回の工事の内容といたしますと、伸縮装置の交換、そして地覆、立ち上がりの部分の補修等を計画しております。
また、環状大橋につきましては、設計が出ているのですけれども、これは今年度耐震の設計をしております。
◆
委員(
堀口順君) 浜尻陸橋のほうも補強ということなのですけれども、実は地域の住民の方からちょっとした声を聞いておりまして、できればもう少し防音、それからある程度、物が投げられたり、小石が飛んだりというようなことのないように少し柵を上げてもらうなり、そういうこともこういう補強の際にはぜひしてもらいたいというような声があったものですから。今回は補強ということでございますけれども、次回以降そういう機会にはぜひそこの辺のところも御検討いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
もう一点。今日の上毛新聞にスズランさんが載っておりました。ある程度、うわさには少しは聞いてはおったのですけど、耐震補強をするのか、それとも建て替えをするのか、それとも撤退するのか、なんていうようなことでいろいろ騒がせてはいましたけれども、ある意味ではほっとしたというような思いなのですけれども、これは再開発をかけてというようなことで、市の関わりもあるというようなことも新聞紙上では書いてありましたけれども、もう一度この席でちょっとその辺のところを御説明願いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
◎市長(富岡賢治君) スズランが耐震のために建て替えるのが必要だということで、それで耐えられるかどうかという心配がございまして、また市民の間にはスズランが
高崎から離脱していくのではないかと、出ていくのではないかという大変心配がありました。私もそれは全く同じ問題意識を持っておりまして、水面下で出ていかないようにということで、それはそれなりの対応をしてきたわけでございますけど、過日社長が参りまして、最終的に
高崎で新しく発展したいということで、お手元に資料を、まだ配れるようなものはできておりませんけれども、今の敷地の中のお堀側をマンションにしまして、今駐車場があるところに新しい販売エリアをつくるということで、その販売エリアの規模はちょっと小さくするようでございますけれども、その販売エリアをつくって、駐車場を造っている間は今のままで経営していて、オープンしておいて、それが出来上がったら今度はお堀側の建て替えをすると、こういう構想のようでございます。そういうことで決心いたしましたということで、それはありがたいということであります。あれがなくなりますと、ビュー
ホテルのときの比ではありませんで、納入業者なども大変多うございますので、そういうことで
高崎で発展するということができましたということはありがたいことだなと思っています。日本全体で地方のそういう地元の資本の百貨店が次々に倒産なり、離脱したりするというような状況がございますので、
高崎では長くスズランは市民に愛されてきましたので、何が何でも
高崎に残ってもらおうということで、多少いろいろ影響力を発揮いたしましてやってきたわけですけど、よかったなと、こう思っています。さらに、あそこがないと、
高崎駅周辺から人がこう流れてまいりまして、流れていく先がないということになって人の動きもストップしてしまいますので、これは絶対に必要だということで、経営者の方もよく分かっていて、それはやりますということで、よかったなと、こう思っています。この後、また
特別委員会でもお世話になると思うのですけれども、再開発のシステム、方法を使うことになりますので、また議会へ提案させていただくことになると思いますけれども、ひとまず安心したと、こういうことでございます。
◆
委員(
堀口順君) 今市長のほうからもお話がありました。全くそのとおりだなというふうに思っております。私も商売、今はあれですけど、商売していたときに商店街等、それからショッピングセンター等を視察なんかしたときに、まさに少し離れたところにあって、その動線があったと。ところが、そこの地元のデパートがなくなったおかげで、その周りの商店街が完全に寂れてしまったというようなのを目の当たりにした、そういう経験がございます。今回のスズランさんが70周年記念
事業という位置づけの中で建て替えをするというような、そういう方向性が出たということで、非常に地域の皆さんも安心したのかなというのと同時に、やっぱり中心
市街地の回遊性ということも大きなポイントになりますし、ここがやはりなくなるということになると、その回遊性も途切れてしまうという、そういう状況になるかなと思いますので、再開発ということで、市の持ち出しというのも若干は出てくるのかなとは思いますけれども、ぜひ地域にとって大切な、ある意味ではマグネットになりますので、そこの辺のところはよく御検討していただいて進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
小野聡子君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
小野聡子君) なければ、以上で本日の
建設水道常任委員会を閉会いたします。
午後 2時08分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和2年12月9日
建設水道常任委員会 委 員 長 小 野 聡 子...