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  1. 高崎市議会 2020-05-19
    令和 2年  5月 臨時会(第2回)−05月19日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年  5月 臨時会(第2回)−05月19日-01号令和 2年  5月 臨時会(第2回)   令和2年第2回高崎市議会臨時会会議録   ────────────────────────────────────────────                                  令和2年5月19日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                      議 事 日 程                                 令和2年5月19日午後1時開議 第 1 会期の決定 第 2 会議録署名議員の指名 第 3 議案第50号 高崎市監査委員選任同意について 第 4 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任 第 5 報告第 3 号 専決処分の報告について 第 6 承認第 2 号 専決処分の承認について(令和元年度高崎一般会計補正予算(第10号)) 第 7 承認第 3 号 専決処分の承認について(高崎市市税条例等の一部を改正する条例)     承認第 4 号 専決処分の承認について(高崎市都市計画税条例の一部を改正する条例)     承認第 5 号 専決処分の承認について(高崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)     承認第 6 号 専決処分の承認について(高崎市市税条例の一部を改正する条例) 第 8 承認第 7 号 専決処分の承認について(令和2年度高崎一般会計補正予算(第1号)) 第 9 議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
    第10 議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号)   ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第 1 会期の決定 日程第 2 会議録署名議員の指名 日程追加 議長の辞職について 日程追加 議長の選挙 日程追加 副議長の辞職について 日程追加 副議長の選挙 日程第 3 議案第50号 高崎市監査委員選任同意について 日程第 4 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任 日程第 5 報告第 3 号 専決処分の報告について 日程第 6 承認第 2 号 専決処分の承認について(令和元年度高崎一般会計補正予算(第10号)) 日程第 7 承認第 3 号 専決処分の承認について(高崎市市税条例等の一部を改正する条例)       承認第 4 号 専決処分の承認について(高崎市都市計画税条例の一部を改正する条例)       承認第 5 号 専決処分の承認について(高崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)       承認第 6 号 専決処分の承認について(高崎市市税条例の一部を改正する条例) 日程第 8 承認第 7 号 専決処分の承認について(令和2年度高崎一般会計補正予算(第1号)) 日程第 9 議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 日程第10 議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号) 日程追加 委員会の閉会中の継続調査について   ──────────────────────────────────────────── 出席議員(38人)      1番   大 河 原  吉  明  君      2番   青  木  和  也  君      3番   荒  木  征  二  君      4番   谷  川  留 美 子  君      5番   中  村  さ と 美  君      6番   三  井  暢  秀  君      7番   丸  山  芳  典  君      8番   樋  口  哲  郎  君      9番   伊  藤  敦  博  君     10番   中  島  輝  男  君     11番   清  水  明  夫  君     12番   後  藤     彰  君     13番   小  野  聡  子  君     14番   片  貝  喜 一 郎  君     15番   依  田  好  明  君     16番   新  保  克  佳  君     17番   時  田  裕  之  君     18番   林     恒  徳  君     19番   大  竹  隆  一  君     20番   根  岸  赴  夫  君     21番   堀  口     順  君     22番   飯  塚  邦  広  君     23番   渡  邊  幹  治  君     24番   逆 瀬 川  義  久  君     25番   長  壁  真  樹  君     26番   白  石  隆  夫  君     27番   丸  山     覚  君     28番   柄  沢  高  男  君     29番   松  本  賢  一  君     30番   石  川     徹  君     31番   後  閑  太  一  君     32番   後  閑  賢  二  君     33番   三  島  久 美 子  君     34番   高  橋  美 奈 雄  君     35番   丸  山  和  久  君     36番   柴  田  正  夫  君     37番   柴  田  和  正  君     38番   田  中  治  男  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   市民部長    山  田  史  仁  君   福祉部長    吉  井     仁  君   福祉部子育て支援担当部長                                   星  野  守  弘  君   保健医療部長  新  井     修  君   環境部長    石  原  正  人  君   商工観光部長  水  井  栄  二  君   農政部長    真  下  信  芳  君   建設部長    奥  野  正  佳  君   都市整備部長  内  田  昌  孝  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   箕郷支所長   岡  田  賢  司  君   群馬支所長   松  本     伸  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   吉井支所長   川  嶋  昭  人  君   会計管理者   岸     一  之  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育部学校教育担当部長                                   佐  藤  明  彦  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         代表監査委員  田  口  幸  夫  君           曽  根  光  広  君   監査委員事務局長宮  下  明  子  君   上下水道事業管理者                                   新  井  俊  光  君   水道局長    福  島  克  明  君   下水道局長   松  田  隆  克  君   消防局長    植  原  芳  康  君   職員課長    渋  澤  康  行  君   財政課長    福  島  貴  希  君   市民税課長   堀  越  昭  仁  君   資産税課長   秋  山  泰  行  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   保険年金課長  高  橋  宏  樹  君   中央公民館長  藍     美  香  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   浅  原  良  太      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午後 1時00分開会 ○議長(松本賢一君) ただいまから令和2年第2回高崎市議会臨時会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○議長(松本賢一君) これより本日の会議を開きます。  上着は、適宜お脱ぎください。  本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程に基づき議事を進めます。   ──────────────────────────────────────────── △日程第1 会期の決定 ○議長(松本賢一君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(松本賢一君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、6番 三井暢秀議員及び26番 白石隆夫議員を指名いたします。 △休憩 ○議長(松本賢一君) この際、暫時休憩いたします。  午後 1時01分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開
     午後 1時20分再開 ○副議長(時田裕之君) 会議を再開いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程追加 議長の辞職について ○副議長(時田裕之君) ただいま議長の松本賢一議員から議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。議長辞職の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○副議長(時田裕之君) 起立多数です。  よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  議長辞職の件を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、29番 松本賢一議員の退席を求めます。                  (29番 松本賢一君退席) ○副議長(時田裕之君) まず、その辞職願を書記に朗読させます。                  (庶務課長朗読)   ────────────────────────────────────────────                                        令和2年5月19日  高崎市議会副議長  時 田 裕 之 様                                高崎市議会議長  松 本 賢 一                    辞  職  願  今般一身上の都合により、議長を辞職したいので許可されるようお願いします。   ──────────────────────────────────────────── ○副議長(時田裕之君) 朗読は終わりました。  お諮りいたします。松本賢一議員の議長の辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○副議長(時田裕之君) 起立多数です。  よって、松本賢一議員の議長の辞職を許可することに決しました。  29番 松本賢一議員の除斥を解きます。                  (29番 松本賢一君復席) ○副議長(時田裕之君) 松本賢一議員議長退任の御挨拶をお願いいたします。                  (29番 松本賢一君登壇) ◆29番(松本賢一君) 昨年の5月21日の臨時会におきまして、議長に就任させていただきましてから今日まで約1年の間、自分なりに全身全霊で高崎市議会議長としての役割を果たすべく務めさせていただいてまいりました。その間、議員の皆様、そして富岡市長さんをはじめ執行部の皆様、議会事務局の皆様には大変お世話になり、温かい御指導、御協力をいただきまして心から厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。これからはまた一議員として、微力ではございますけれども、高崎市の発展のため、市民福祉の向上のために少しでもお役に立てればと思っておるところでございますので、これからもぜひとも変わらぬ御指導御鞭撻のほどお願い申し上げまして、私の議長退任の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○副議長(時田裕之君) 議長退任の挨拶は終わりました。   ──────────────────────────────────────────── △日程追加 議長の選挙 ○副議長(時田裕之君) ただいま議長が欠員となりました。  お諮りいたします。議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(時田裕之君) 御異議なしと認めます。  よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○副議長(時田裕之君) ただいまの出席議員数38人です。  投票用紙を配付します。                  (投票用紙配付) ○副議長(時田裕之君) 投票用紙配付漏れはありませんか。────配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                  (投票箱点検) ○副議長(時田裕之君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  なお、白紙のまま投票したものは無効といたします。  点呼を命じます。                  (氏名点呼)                  (各員投票) ○副議長(時田裕之君) 投票漏れはありませんか。────投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                  (議場開鎖) ○副議長(時田裕之君) これより開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に3番 荒木征二議員、5番 中村さと美議員、8番 樋口哲郎議員、以上3人を指名します。  ただいま指名いたしました議員の立会いをお願いします。                  (開  票) ○副議長(時田裕之君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数  38票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち      有効投票  35票      白票    3票        有効投票中          渡邊 幹治議員   23票          高橋美奈雄議員   6票          丸山  覚議員   5票          三島久美子議員   1票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は、公職選挙法第95条第1項第3号の規定により9票です。  よって、渡邊幹治議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました渡邊幹治議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。  渡邊幹治議員議長就任の御挨拶をお願いいたします。                  (23番 渡邊幹治君登壇) ◆23番(渡邊幹治君) ただいま議員各位の御推薦をいただきまして市議会議長に就任をいたします渡邊幹治でございます。今、議長という責任の重さとこれからの議会運営を考えまして本当に緊張をしているとともに、その責任の重大さをひしひしと感じているところでございます。何分私もまだまだ未熟な人間でございます。これからの議会運営、そしてこれからの高崎市の運営に対しても、皆さんの御協力、議員各位の御協力、そして富岡市長をはじめ執行部の皆さんの御協力をいただきまして、しっかりと職務に邁進したい、このように考えております。本日は本当にありがとうございました。(拍手) ○副議長(時田裕之君) 議長就任の挨拶は終わりました。 △休憩 ○副議長(時田裕之君) この際、暫時休憩いたします。  午後 1時37分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 1時55分再開 ○議長(渡邊幹治君) 会議を再開いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程追加 副議長の辞職について ○議長(渡邊幹治君) ただいま副議長の時田裕之議員から副議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。副議長辞職の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  副議長辞職の件を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、17番 時田裕之議員の退席を求めます。                  (17番 時田裕之君退席) ○議長(渡邊幹治君) まず、その辞職願を書記に朗読させます。                  (庶務課長朗読)   ────────────────────────────────────────────
                                           令和2年5月19日  高崎市議会議長  渡 邊 幹 治 様                               高崎市議会副議長  時 田 裕 之                    辞  職  願  今般一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるようお願いします。   ──────────────────────────────────────────── ○議長(渡邊幹治君) 朗読が終わりました。  お諮りいたします。時田裕之議員の副議長の辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、時田裕之議員の副議長の辞職を許可することに決しました。  17番 時田裕之議員の除斥を解きます。                  (17番 時田裕之君復席) ○議長(渡邊幹治君) 時田裕之議員、副議長退任の御挨拶をお願いいたします。                  (17番 時田裕之君登壇) ◆17番(時田裕之君) 議長のお許しをいただきましたので、副議長退任の挨拶をさせていただきます。  昨年の5月21日の臨時会におきまして、皆様の御推挙により副議長に就任させていただき、市長をはじめ執行部、議会事務局、議員の皆様の御指導、御協力により、無事に終えることができました。松本議長の補佐として、この1年間様々な経験をさせていただきました。今後の議員活動にこの経験を生かしていきたいと思います。1年間大変お世話になりました。簡単ですが、副議長退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(渡邊幹治君) 副議長退任の挨拶は終わりました。   ──────────────────────────────────────────── △日程追加 副議長の選挙 ○議長(渡邊幹治君) ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○議長(渡邊幹治君) ただいまの出席議員数38人です。  投票用紙を配付します。                  (投票用紙配付) ○議長(渡邊幹治君) 投票用紙配付漏れはありませんか。────配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                  (投票箱点検) ○議長(渡邊幹治君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  なお、白紙のままの投票は無効といたします。  点呼を命じます。                  (氏名点呼)                  (各員投票) ○議長(渡邊幹治君) 投票漏れはありませんか。────投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                  (議場開鎖) ○議長(渡邊幹治君) これより開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に2番 青木和也議員、5番 中村さと美議員、6番 三井暢秀議員の以上3人を指名いたします。  ただいま指名いたしました議員の立会いをお願いいたします。                  (開  票) ○議長(渡邊幹治君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数  38票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち      有効投票  35票      無効投票  3票        有効投票中          長壁 真樹議員   23票          堀口  順議員   6票          新保 克佳議員   5票          三島久美子議員   1票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は、公職選挙法第95条第1項第3号の規定により9票です。  よって、長壁真樹議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました長壁真樹議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定による当選の告知をいたします。  長壁真樹議員、副議長就任の御挨拶をお願いいたします。                  (25番 長壁真樹君登壇) ◆25番(長壁真樹君) 議員の皆様の御推挙により副議長を拝命いたしました長壁真樹です。職責の重さに身の引き締まる思いでいます。渡邊議長を補佐し、高崎市民の福祉向上につながるよう精いっぱい務めてまいりますので、議員の皆様、また執行部の皆様にはどうぞ温かい御支持、御声援をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございます。(拍手) ○議長(渡邊幹治君) 副議長就任の挨拶は終わりました。 △休憩 ○議長(渡邊幹治君) この際、暫時休憩いたします。  午後 2時10分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 2時30分再開 ○議長(渡邊幹治君) 会議を再開いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第3 議案第50号 高崎市監査委員選任同意について ○議長(渡邊幹治君) 日程第3、議案第50号 高崎市監査委員選任同意についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、19番 大竹隆一議員の退席を求めます。                  (19番 大竹隆一君退席) ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明を求めます。                  (市長 富岡賢治君登壇) ◎市長(富岡賢治君) ただいま議題となりました議案第50号 高崎市監査委員選任同意について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(2)、1ページをお開きください。本案は、市議会議員のうちから選任される監査委員として、令和2年5月18日をもちまして辞任されました高崎市監査委員、飯塚邦広さんの後任といたしまして大竹隆一さんを選任いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  大竹隆一さんは、高崎市吉井町片山にお住まいで、68歳でございます。平成11年4月に吉井町議会議員に就任された後、市町村合併を経て高崎市議会議員に就任されました。その後、連続3期当選をされ、市民経済常任委員会委員長、総務常任委員会委員長などを歴任され、議会活動を通して市政の発展に大変御尽力されております。  以上、御紹介申し上げましたとおり、大竹隆一さんは人格・識見とも高崎市監査委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第50号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第50号は同意することに決しました。  19番 大竹隆一議員の除斥を解きます。                  (19番 大竹隆一君復席)   ──────────────────────────────────────────── △日程第4 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任
    ○議長(渡邊幹治君) 日程第4、常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任を行います。  お諮りいたします。常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議席に配付の常任委員会委員及び議会運営委員会委員名簿のとおり指名いたします。  総務常任委員会委員     8番 樋 口 哲 郎 議員    12番 後 藤   彰 議員    15番 依 田 好 明 議員    17番 時 田 裕 之 議員    18番 林   恒 徳 議員    23番 渡 邊 幹 治 議員    24番 逆瀬川 義 久 議員    28番 柄 沢 高 男 議員    33番 三 島 久美子 議員    35番 丸 山 和 久 議員  教育福祉常任委員会委員     2番 青 木 和 也 議員     4番 谷 川 留美子 議員     6番 三 井 暢 秀 議員     9番 伊 藤 敦 博 議員    11番 清 水 明 夫 議員    16番 新 保 克 佳 議員    19番 大 竹 隆 一 議員    29番 松 本 賢 一 議員    31番 後 閑 太 一 議員    34番 高 橋 美奈雄 議員  市民経済常任委員会委員     3番 荒 木 征 二 議員     7番 丸 山 芳 典 議員    10番 中 島 輝 男 議員    22番 飯 塚 邦 広 議員    26番 白 石 隆 夫 議員    27番 丸 山   覚 議員    30番 石 川   徹 議員    37番 柴 田 和 正 議員    38番 田 中 治 男 議員  建設水道常任委員会委員     1番 大河原 吉 明 議員     5番 中 村 さと美 議員    13番 小 野 聡 子 議員    14番 片 貝 喜一郎 議員    20番 根 岸 赴 夫 議員    21番 堀 口   順 議員    25番 長 壁 真 樹 議員    32番 後 閑 賢 二 議員    36番 柴 田 正 夫 議員  議会運営委員会委員     3番 荒 木 征 二 議員     5番 中 村 さと美 議員    11番 清 水 明 夫 議員    12番 後 藤   彰 議員    17番 時 田 裕 之 議員    18番 林   恒 徳 議員    24番 逆瀬川 義 久 議員    26番 白 石 隆 夫 議員    28番 柄 沢 高 男 議員    30番 石 川   徹 議員  これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、常任委員会委員及び議会運営委員会委員は、名簿のとおりそれぞれ選任することに決しました。  なお、暫時休憩をして、委員会条例第10条第1項の規定により、正・副委員長の互選のため各委員会を招集いたします。議席に配付の資料のとおり、順次会場にお集まりください。 △休憩 ○議長(渡邊幹治君) この際、暫時休憩いたします。  午後 2時34分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 3時00分再開 ○議長(渡邊幹治君) 会議を再開いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○議長(渡邊幹治君) この際、諸般の報告を申し上げます。  休憩中、各委員会を開き、正・副委員長がそれぞれ選任されましたので、御報告いたします。  総務常任委員会委員長に    後 藤   彰 議員  同       副委員長に  柄 沢 高 男 議員  教育福祉常任委員会委員長に  清 水 明 夫 議員  同       副委員長に  大 竹 隆 一 議員  市民経済常任委員会委員長に  飯 塚 邦 広 議員  同       副委員長に  荒 木 征 二 議員  建設水道常任委員会委員長に  小 野 聡 子 議員  同       副委員長に  片 貝 喜一郎 議員  議会運営委員会委員長に    時 田 裕 之 議員  同       副委員長に  清 水 明 夫 議員  以上のとおりです。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △日程第5 報告第3号 専決処分の報告について ○議長(渡邊幹治君) 日程第5、報告第3号 専決処分の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。                  (資産税課長 秋山泰行君登壇) ◎資産税課長(秋山泰行君) ただいま議題となりました報告第3号について御説明申し上げます。  議案書の1ページを御覧ください。本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により市長において専決処分することができる事項として指定された権原に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により御報告するものでございます。  それでは、専決第7号につきまして御説明申し上げます。議案書の4ページを御覧ください。この事故は、令和2年1月16日午前10時頃、高崎市堰代町の住宅の家屋調査において、職員が金属部品を転倒させ、高崎市柳川町にお住まいの方の所有する家屋を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は49万5,000円です。  以上、専決第7号の説明とさせていただきます。                  (中央公民館長 藍 美香君登壇) ◎中央公民館長(藍美香君) それでは、専決第8号につきまして御説明申し上げます。  議案書の8ページを御覧ください。この事故は、令和2年3月16日午後3時50分頃、吉井公民館駐車場において、吉井公民館屋上に設置されたテレビアンテナが強風により落下し、駐車中の小型乗用車及び軽乗用車に衝突し、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は33万4,340円です。  以上、専決第8号の説明とさせていただきます。 ○議長(渡邊幹治君) 当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で報告第3号を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △日程第6 承認第2号 専決処分の承認について(令和元年度高崎一般会計補正予算(第10号)) ○議長(渡邊幹治君) 日程第6、承認第2号 専決処分の承認について(令和元年度高崎一般会計補正予算(第10号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財政課長 福島貴希君登壇) ◎財政課長(福島貴希君) ただいま議題となりました承認第2号 専決処分の承認につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  11ページを御覧ください。本件は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定に基づき御報告申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、12ページの専決第1号、専決処分書を御覧ください。昨年度に発生いたしました新型コロナウイルスの感染拡大防止等に係る経費につきまして、早期に対応する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかでしたので、令和2年3月30日付で令和元年度高崎一般会計補正予算(第10号)を専決処分させていただいたものでございます。  13ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,582万5,000円を追加しまして、予算の総額を1,743億2,993万円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。第2条は、繰越明許費の補正で、追加が6件でございます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、24ページを御覧ください。3歳出でございます。3款1項2目障害者福祉費は、障害福祉サービス事業所へのマスク等の配付及び在宅就労支援としてのパソコン導入経費でございます。2項1目児童福祉総務費の保育課経費は、布製の手作りマスクの材料を保育所等へ配付するための経費で、放課後児童健全育成事業は小学校の臨時休校による放課後児童クラブの開所時間延長に伴う人件費、及び放課後児童クラブにマスクや除菌用品、空気清浄機などを購入するための経費でございます。私立保育所振興事業は、保育所等へマスクや除菌用品、空気清浄機等の購入費を補助するものでございます。  1枚おめくりいただき、26ページを御覧ください。4款1項1目保健衛生総務費は、小・中学校や高齢者等に配付するマスクなどを、6目感染症対策費は病院に配付する防護服などを購入するための経費でございます。2項1目環境衛生総務費は、市内の飲食店事業者等支援策として除菌用品を配付するものでございます。10款5項2目教育振興費は、幼稚園にマスクや除菌用品、空気清浄機などを購入するための経費でございます。  1枚おめくりいただき、28ページを御覧ください。8項2目学校保健費は、布製の手作りマスクの材料を小・中学校等へ配付するものでございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただき、続きまして歳入について御説明申し上げますので、前に戻っていただき、22ページを御覧ください。2歳入でございます。16款2項2目民生費国庫補助金から17款2項6目教育費県補助金までは新型コロナウイルス感染拡大防止等に係る補助金で、所定の補助率等に基づき補正するものでございます。20款1項1目財政調整基金繰入金は、歳入歳出差引き不足額に基金を充てるものでございます。  以上で歳入の説明を終わりまして、少し前に戻っていただき、16ページを御覧ください。第2表繰越明許費補正は、追加が6件でございます。3款民生費1項社会福祉費は、マスクや除菌用品等の年度内納品や事業完了が困難なため、2項児童福祉費は布製手作りマスクの材料の年度内納品が困難なため、それぞれ繰り越すものでございます。4款衛生費1項保健衛生費の保健衛生総務費は、マスクや除菌用品などの年度内納品が困難なため、感染症対策事業は防護服の年度内納品が困難なため、それぞれ繰り越すものでございます。10款教育費5項幼稚園費は、マスクや除菌用品、空気清浄機等の年度内納品が困難なため、8項保健体育費は布製手作りマスクの材料の年度内納品が困難なため、それぞれ繰り越すものでございます。  以上、承認第2号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、6番 三井暢秀議員の発言を許します。                  (6番 三井暢秀君登壇) ◆6番(三井暢秀君) 議席番号6番 三井暢秀です。承認第2号 専決処分の承認について、通告に基づき質疑を行います。  財政課長から令和元年度高崎一般会計補正予算について説明がありました。まずもって、本市における新型コロナウイルス感染症防止対策の取組について最先頭で御尽力いただいている執行部の皆さん、市職員の皆さんにおいては、日々の市民生活の支えとして、これまでどおりの行政サービスを滞りなく提供し続け、献身的な御努力に大変感謝を申し上げます。  この間、本市における感染症防止対策では、医療提供体制の充実、地域産業、市民生活への支援、教育に関する支援の対策を行ってきました。しかし、現在においても新型コロナウイルスの感染は終息しません。先週緊急事態宣言が解除されましたが、いつ第2波、第3波が来るか油断ができません。これまでどおり気を緩めることなく感染防止対策に向けて取り組まなければなりません。  本市においても、感染症防止対策を行い、広報や本市のホームページ、報道など多岐にわたる情報発信がされ、市民の皆様に周知しているところではありますが、本市の対応が分からない、つかめていない市民の皆様が多いと感じます。本市の取組を市民の皆様に周知、共有することが重要と考えます。そこで、令和元年度における高崎市の一般会計補正予算における感染症対策の取組について、具体的な項目に絞って質疑をします。  まず、1点目は26ページ、4款1項1目の保健衛生総務費の一般経費、需要費4,172万7,000円について、これはどのような経費で、どのように執行されたのか伺います。
                     (保健医療部長 新井 修君登壇) ◎保健医療部長(新井修君) 御質疑にお答えいたします。  需要費の内容でございますが、マスクの購入費でございます。執行方法についてでございますが、令和2年度に予算を繰り越し、短期間で納品できる業者から購入いたしました。 ◆6番(三井暢秀君) 分かりました。ちょっと短かったように感じますけれども、回答にありましたように、本市におけるマスクの配付においては、第1弾として学校や児童、幼稚園や保育園、障害者・高齢者施設、妊婦や難病患者など多岐にわたって配付しておることが情報で入ってきています。また、65歳以上の高齢者全員にも配付をしてきました。第2弾としましても、医療関係者、介護施設の職員、公共ボランティアなどに配付し、合計で本市として60万枚以上配付していただきました。マスクの品薄状態を受けて奮闘されたことに大変感謝を申し上げます。まだ国からマスクが郵送されてきておりませんが、本市において引き続き医療に従事する機関をはじめ、困っている方々への支援をお願いしたいと思います。  次に、2点目は6目の感染症対策費の感染症対策事業578万2,000円について、具体的にどのようなものか伺います。 ◎保健医療部長(新井修君) 再度の御質問にお答えいたします。  感染症対策事業の予算につきましては、防護服等の購入費やPCR検査に係る手数料等でございます。 ◆6番(三井暢秀君) 防護服などに使われているということであります。承知しました。  3点目は、需用費では医療機関の防護服などに活用していると先ほど回答がありましたけれども、この購入したものはどのような形で利用されたのか伺います。 ◎保健医療部長(新井修君) 再度の御質問にお答えいたします。  利用方法につきましては、感染症指定医療機関、帰国者・接触者外来で業務に当たっている医療従事者に配付し、感染症防止対策に利用していただいております。 ◆6番(三井暢秀君) 分かりました。  4点目は、新型コロナウイルス感染症の対応に当たる医療従事者の負担軽減を図るため、支援は急を要しますけれども、今回医療関係の用品購入について品薄状態が心配されておりますが、現在の医療関係用品の確保状況についてお知らせください。 ◎保健医療部長(新井修君) 再度の御質問にお答えいたします。  今回大変苦労して購入したマスクや防護服等につきましては、現在も品薄の状態が続いております。また、手指消毒用のアルコールなども入手困難な状況ですが、マスク同様、本市独自で確保いたしましたので、関係部局と配付計画を策定し、学校や高齢者施設等への優先順位を決め、順次配付させていただいているところでございます。引き続き医療関係の物品の確保に努めてまいります。 ◆6番(三井暢秀君) 御回答ありがとうございました。現在県内や本市においても感染症患者がとどまっておりますけれども、第2波への対応は大変重要であると考えます。防護服の確保に限らず、感染症対策、病床や医療従事者の確保も必要となってきます。また、感染者を早期発見するためにPCR検査の拡充が求められているとともに、軽症者や無症状陽性者の隔離施設の確保と充実を図ることが重要と考えます。  最後に、引き続き医療提供体制の充実、地域産業、市民生活への支援、教育に関する支援の対策など諸課題が山積されております。命と生活を守る新型コロナウイルス感染症防止対策として今後も執行部や市職員の皆さんの迅速な対応と市民生活の充実をお願いし、質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(渡邊幹治君) 6番 三井暢秀議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより承認第2号を採決いたします。  本件は、これを承認することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、承認第2号は、承認することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第7 承認第3号 専決処分の承認について(高崎市市税条例等の一部を改正する条例)       承認第4号 専決処分の承認について(高崎市都市計画税条例の一部を改正する条例)       承認第5号 専決処分の承認について(高崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)       承認第6号 専決処分の承認について(高崎市市税条例の一部を改正する条例) ○議長(渡邊幹治君) 日程第7、承認第3号 専決処分の承認について(高崎市市税条例等の一部を改正する条例)から承認第6号 専決処分の承認について(高崎市市税条例の一部を改正する条例)、以上4件を一括して議題といたします。  最初に、承認第3号について提案理由の説明を求めます。                  (市民税課長 堀越昭仁君登壇) ◎市民税課長(堀越昭仁君) ただいま議題となりました承認第3号 専決処分の承認につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の31ページを御覧いただきたいと存じます。承認第3号は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、32ページは専決第2号、専決処分書でございます。専決処分を行った理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、高崎市市税条例につきましても所要の改正が必要となりましたが、市議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めましたので、去る3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  それでは、改正の内容につきまして、改正条文に従いまして御説明申し上げます。今回の改正条例は、2条立てになっております。33ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、第1条の改正から御説明申し上げます。第36条の3の2は、個人の市民税に係る給与所得者の扶養親族申告書の規定で、給与所得者の扶養親族申告書に単身児童扶養者である旨を記載する規定が削除されたことに伴う規定の整備でございます。第36条の3の3は、個人の市民税に係る公的年金等受給者の扶養親族申告書の規定で、公的年金等受給者の扶養親族申告書に単身児童扶養者である旨を記載する規定が削除されたことに伴う規定の整備でございます。第48条は法人の市民税の申告納付の規定、第49条は法人等の市民税に係る更正及び決定の通知の規定で、それぞれ引用条文の項ずれに伴う規定の整備でございます。第54条は、固定資産税の納税義務者等の規定で、法第343条の改正に伴う規定の整備でございます。第61条は、固定資産税の課税標準の規定で、法第349条の3の2の改正に伴う規定の整備でございます。第61条の2は、法第349条の3第28項等の条例で定める割合の規定で、法第349条の3第1項の削除に伴う規定の整備でございます。第81条は、軽自動車税のみなし課税の規定で、文言の整理を行うものでございます。第96条は、たばこ税の課税免除の規定で、法第469条の改正に伴う規定の整備でございます。  1枚おめくりいただきまして、34ページを御覧ください。第98条は、たばこ税の申告納付の手続の規定で、第96条の項ずれに伴う規定の整備でございます。附則第10条の2は、法附則第15条第2項第1号等の条例で定める割合の規定で、法附則第15条の改正に伴う規定の整備でございます。附則第11条の2は、令和元年度または令和2年度における土地の価格の特例の規定で、元号改正に伴う規定の整備でございます。  35ページを御覧ください。第2条の改正について御説明申し上げます。第2条は、令和元年高崎市条例第4号、高崎市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正するもので、単身児童扶養者を個人の市民税の非課税措置の対象に加える改正規定を削る規定の整備でございます。  続きまして、改正条例附則部分について御説明申し上げます。第1条は、施行期日の規定で、改正条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。第2条は市民税に関する経過措置、第3条は固定資産税に関する経過措置でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、承認第3号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、承認第4号について提案理由の説明を求めます。                  (資産税課長 秋山泰行君登壇) ◎資産税課長(秋山泰行君) ただいま議題となりました承認第4号 専決処分の承認につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の37ページを御覧ください。承認第4号は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたもので、同条第3項の規定により御報告申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、38ページを御覧ください。専決第3号、専決処分書でございます。専決処分を行った理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、高崎市都市計画税条例につきましても所要の改正が必要になりましたが、市議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めましたので、去る3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  39ページを御覧ください。高崎市都市計画税条例の一部を改正する条例でございます。それでは、改正の内容につきまして御説明申し上げます。第2条は、納税義務者等の規定で、引用条文の項ずれによる規定の整備を行うものでございます。附則第2項は、法附則第15条第44項の条例で定める割合の規定、附則第3項は法附則第15条第45項の条例で定める割合の規定で、それぞれ引用条文の項ずれによる規定の整備を行うものでございます。附則第5項から附則第10項までは、宅地等に対して課する平成30年度から平成32年度までの各年度分の都市計画税の特例の規定、附則第11項は農地に対して課する平成30年度から平成32年度までの各年度分の都市計画税の特例の規定で、それぞれ元号改正及び引用条文の項ずれ等、規定の整備を行うものでございます。附則第18項は、読替規定の規定で、引用条文の項ずれ等、規定の整備を行うものでございます。別表でございますが、吉井地域の都市計画税の課税区域について定めているもので、令和元年中の異動に伴い、地番の表記を改めるものでございます。附則といたしまして、第1項はこの条例は令和2年4月1日から施行するもので、第2項及び第3項は経過措置の規定でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、承認第4号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、承認第5号について提案理由の説明を求めます。                  (保険年金課長 高橋宏樹君登壇) ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 承認第5号に関わります専決処分の承認につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  41ページをお開きください。承認第5号は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりください。専決第4号、専決処分書でございます。地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、高崎市国民健康保険税条例につきましても所要の改正が必要となりましたが、市議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めましたので、去る3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  それでは、高崎市国民健康保険税条例の一部改正の内容につきまして御説明申し上げます。43ページを御覧ください。第2条第2項は、基礎課税額について定めているもので、その限度額を61万円から63万円に改めるものでございます。同条第4項は、介護納付金課税額について定めているもので、その限度額を16万円から17万円に改めるものでございます。第24条は、第2条第2項及び第4項の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。同条第2号は5割軽減、第3号は2割軽減を判定する所得の規定でございまして、被保険者数に乗じる額を5割軽減では28万円から28万5,000円に、2割軽減では51万円から52万円にそれぞれ改めるものでございます。附則でございますが、附則第1項は施行期日を規定したものでございます。令和2年4月1日から施行するもの、第2項は経過措置を規定するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、承認第5号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 次に、承認第6号について提案理由の説明を求めます。                  (納税課長 岩佐英臣君登壇) ◎納税課長(岩佐英臣君) ただいま議題となりました承認第6号 専決処分の承認につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  45ページを御覧いただきたいと存じます。承認第6号は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、46ページは専決第5号、専決処分書でございます。専決処分を行った理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布されたことに伴い、高崎市市税条例につきましても所要の改正が必要となりましたが、市議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めましたので、去る4月30日に専決処分をさせていただいたものでございます。  それでは、改正内容につきまして、改正条文に従いまして御説明申し上げます。47ページを御覧ください。新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予の特例に係る手続の規定の整備に伴いまして、附則第24条を附則第25条に繰り下げ、附則第24条として、法附則第59条第3項において準用する法の規定において条例に委任している期間について定めるものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、承認第6号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、15番 依田好明議員の発言を許します。                  (15番 依田好明君登壇) ◆15番(依田好明君) 議席番号15番 依田好明です。ただいま議題となりました承認第5号について幾つか伺います。  これは、高崎市国民健康保険税条例の一部改正についてですが、今回の条例改正によって、同条例第2条中の基礎課税額、いわゆる医療分保険税の最高限度額が現在の61万円から63万円に引き上げられます。また、介護納付金の課税限度額も16万円から17万円に引き上げられます。そこで、この課税限度額の引上げによる影響及び影響世帯数の見込みについてお答えください。また、今回の条例改正では、2割軽減と5割軽減措置の拡充も含まれているわけですけれども、こちらについてもその影響額及び世帯数の見込みについてお答えいただきたいと思います。                  (保険年金課長 高橋宏樹君登壇) ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 依田好明議員の御質疑にお答えいたします。  今回の改正によります影響についてでございますが、令和元年度の課税状況を参考に試算いたしますと、課税限度額の引上げによる影響額は基礎課税額及び介護納付金課税額を合わせまして、およそ1,830万円の増額が見込まれます。また、世帯数でございますが、基礎課税額では58世帯が、また介護納付金課税額では54世帯が課税限度額に満たない世帯に変わることになると見込まれます。  続きまして、2割軽減及び5割軽減の判定所得の拡充により低所得者に対する負担が軽減となる額でございますけれども、およそ760万円を見込んでおります。また、新たに2割軽減に該当する、あるいは2割軽減から5割軽減に区分が変わる世帯数を合わせますと、およそ350世帯と見込まれます。 ◆15番(依田好明君) お答えいただきました。課税限度額の引上げによる影響額の見込みは、約1,830万円の増額ということです。世帯数では、課税限度額に満たなくなる世帯が基礎課税額分で58世帯、介護納付金課税額分で54世帯とのことでした。また、2割軽減と5割軽減の拡充による軽減額の見込額は約760万円とのことです。世帯数では350世帯ということでした。今回の改正による影響額も世帯数のいずれも昨年よりさらに減っております。その財政効果は大きなものと言えず、とても少ないのではないかと考えます。特に低所得者に対する軽減対策は極めて不十分と考えるものであります。国保税の問題の抜本的な解決には、国庫負担を元に戻すなど公費負担を増やすしかありません。市としても、国庫負担を元に戻すよう国に求めていくことが必要であるということを指摘いたしまして、質疑を終わります。 ○議長(渡邊幹治君) 依田好明議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  通告に基づき、15番 依田好明議員の発言を許します。                  (15番 依田好明君登壇) ◆15番(依田好明君) ただいま議題となりました専決処分の承認第5号、高崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表いたしまして反対討論を行います。  その内容は、医療分基礎課税額の限度額を61万円から63万円に2万円引き上げ、介護納付金課税限度額も16万円から17万円に1万円引き上げるというものです。また、低所得者に対する国民健康保険税を軽減する措置、いわゆる2割軽減、5割軽減の拡充も併せて行うというものです。今回の改正で、基礎課税額の引上げによる増収見込額は1,830万円、2割軽減、5割軽減の拡充による軽減額は760万円ということで、どちらも世帯数も含めまして昨年より減っております。最高限度額は、基礎課税分も介護納付金分も毎年のように引き上げられてまいりました。そもそも高過ぎる国民健康保険税ですが、加入者負担を増大させ続けるのは限界があると考えます。一方、2割軽減、5割軽減の軽減額は760万円ですけれども、国保税全体の規模が72億円ということから見ると非常に少な過ぎるのではないでしょうか。  さて、国保税が高過ぎると実感させられるのは、被用者保険から国民健康保険に移ろうとするときです。それまでの被用者保険に残り、雇用主負担分も含め自分が全額払うほうがずっと安いという場合が多いわけです。国民健康保険は、高齢者の比率が多い実態から、医療費が高くなる構造があります。それが保険金額を押し上げる形で保険税に依拠する割合も格段に高く、負担が重くなってしまうのは明白であります。そのような中で、国庫負担を減らし続け、他の健康保険からの拠出金にばかり依拠する形になり、他の健康保険との対立をあおる状況にもなっております。他の健康保険との負担の格差是正のために、国民健康保険の保険税を大幅に引き下げる抜本的な改善が優先されるべきであり、国民健康保険事業への国庫負担を元に戻すことが必要です。  国民健康保険は、農業者や自営業者などを中心に創設されましたが、今や高齢者や非正規労働者、無職者が多く、最後の受皿となっており、社会的弱者のための保険となっております。本市としても、国に国庫負担を元に戻すよう求めていくことを強く要望するものです。  今、新型コロナウイルスによる自粛や休業要請で収入が激減した自営業者や中小業者などの市民から、とても払えないという切実な声を聞いています。市としても、収入が激減した場合には、申請すれば減免や猶予が受けられることを積極的に広報していただくように求めておきます。また、収入が激減し、国保税を含めた納税相談が増えると思いますが、丁寧な対応をするよう求めます。  さて、本市の国保基金は、財政運営の県への移管を前に剰余金の大半を基金に積み立てたことも一因でしたが、現在48億円余りに膨らんでおり、適正規模の3倍から4倍の水準に達しています。新型コロナウイルスによる未曽有の危機に見舞われている今こそ、この基金を一定規模で活用し、本市ならではの施策として国保税の引下げを決断すべきときだと考えます。したがいまして、今回の高崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例には同意できません。  以上、承認第5号の趣旨に反対する理由を申し述べまして、日本共産党高崎市議会議員団を代表しての反対討論を終わります。 ○議長(渡邊幹治君) 15番 依田好明議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決を行います。  最初に、承認第3号及び承認第4号、以上2件を一括して採決いたします。
     本件は、これを承認することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、承認第3号及び承認第4号は、いずれも承認することに決しました。  次に、承認第5号を起立により採決いたします。  本件は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、承認第5号は承認することに決しました。  次に、承認第6号を採決いたします。  本件は、これを承認することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、承認第6号は承認することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第8 承認第7号 専決処分の承認について(令和2年度高崎一般会計補正予算(1号)) ○議長(渡邊幹治君) 日程第8、承認第7号 専決処分の承認について(令和2年度高崎一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財政課長 福島貴希君登壇) ◎財政課長(福島貴希君) ただいま議題となりました承認第7号 専決処分の承認につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  49ページを御覧ください。本件は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定に基づき御報告申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、50ページの専決第6号、専決処分書を御覧ください。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関係経費として、国の令和2年度補正予算(第1号)の成立を受け実施いたします特別定額給付金給付事業等につきまして早期に対応する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかでしたので、令和2年4月30日付で令和2年度高崎一般会計補正予算(第1号)を専決処分させていただいたものでございます。  51ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ382億623万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を2,037億2,623万1,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、58ページを御覧ください。3歳出でございます。2款1項22目特別定額給付金給付事業費は、緊急経済対策を受け、家計への支援を迅速かつ的確に行うため、4月27日現在の住民基本台帳に記録されている方を対象に、1人当たり10万円を支給するための経費でございます。3款2項6目子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、影響を受けている子育て世帯の生活を支援するため、児童手当を受給する世帯に対し、対象児童1人当たり1万円の臨時特別給付金を支給するための経費でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただき、続きまして歳入について御説明申し上げますので、前に戻っていただき、56ページを御覧ください。2歳入でございます。16款2項1目総務費国庫補助金及び2目民生費国庫補助金は、歳出で御説明いたしました給付金給付事業に係る補助金でございます。  以上、承認第7号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより承認第7号を採決いたします。  本件は、これを承認することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、承認第7号は承認することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第9 議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について ○議長(渡邊幹治君) 日程第9、議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) ただいま議題となりました議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  61ページを御覧ください。改正の理由といたしましては、防疫等業務手当の特例を定めるため、改正しようとするものでございます。今般新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処した場合に、支給対象となる防疫等業務手当の特例が国家公務員について定められましたので、本市におきましてもこれに準じて規定の整備をしようとするものでございます。  改正内容につきまして御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、62ページを御覧ください。防疫等業務手当の特例として附則に第2項及び第3項を加えるものでございますが、附則の第2項は新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る業務に従事した場合に、防疫等業務手当を支給することとするものでございます。附則の第3項は、防疫等業務手当の支給額について日額3,000円、もしくは一定の要件に該当する場合に限り日額4,000円とするものでございます。附則は、施行期日に関する規定で、公布の日からの施行とし、令和2年1月27日から適用する旨規定するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第48号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、3番 荒木征二議員の発言を許します。                  (3番 荒木征二君登壇) ◆3番(荒木征二君) 議席3番 荒木征二です。通告に従いまして、質疑させていただきます。議案第48号 高崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について2点ほど質疑させていただきます。  今回の議案は、条例を一部改正しまして、新たに新型コロナウイルス感染対策に従事する職員に対する防疫等業務手当、この特例を設けるとのことでございます。今日も今このとき、まさに自らが感染するというおそれと危険の中で、隣り合わせのところで感染対策の最前線では懸命の取組が続いております。今回の議案は、その懸命の措置に当たってくれている市職員に対して市が正当な評価をしてくれているものと、その表れと理解をしているところでございます。また、今回は県あるいは県内他都市と比較をしましても相当に早い迅速な動き出しをしていること、このことを併せましても市の職員に対する正当な評価の表れと前向きに理解をしているところでございます。このことを前提としまして、確認の意味で2点ほど質疑をさせていただきたいと思います。まず、この条例は公布の日から施行し、令和2年1月27日から適用とありますが、その趣旨についてお聞きいたします。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) 御質問にお答えいたします。  今回の条例改正は、国家公務員の取扱いに準じたものでございますが、国におきましては新型コロナウイルス対策として、中国武漢からの入国者への対応など、具体的な業務が発生した日が1月27日ということでございます。国家公務員につきましては、具体的な業務が発生した日に遡って適用することとしたところでございますので、本市におきましても該当する業務に従事した場合には国と同様に遡って適用するものでございます。 ◆3番(荒木征二君) ありがとうございました。1月27日という日は、国のほうで感染対策に対して本格的な動き出しをしたというタイミングとのことでございます。高崎においても、それほど遅れずに今回感染対策が始まっていることと思いますので、対象となる職員、従事した職員、この漏れがないように正確な把握をお願いしたいと思います。  緊急の措置として、対象となる業務は市長が定めること、このようになっております。具体的な業務が明示されていないわけでございますが、今時点でどのような業務が想定されるのでしょうか。また、対象者の業種、あるいは職階、こういったところに限定はあるのか、この点をお聞きします。 ◎総務部長(曽根光広君) 再度の御質問にお答えいたします。  防疫等業務手当の対象となる業務についてでございますが、国からの通知では、業務に従事する場所として、病院や宿泊施設等での患者収容が見込まれる中、感染リスクに加え、厳しい勤務環境と極めて緊迫した雰囲気の中で、平常時には想定されない業務に当たることとなる病院や宿泊施設等の内部並びにこれら施設への移動時の動線上及び車内についても要件に該当し得るとしているところでございます。本市につきましても、このような国の取扱いに準じて、病院や宿泊施設などの感染リスクの高い場所で新型コロナウイルスに感染している人や感染のおそれのある人に直接対応するような業務がこの手当の対象になるものと考えております。また、対象者の職種や職階についてでございますが、特に職種や職階に規定があるものではなく、対象となる業務に従事した場合に支給するというものでございます。 ◆3番(荒木征二君) ありがとうございました。的確かつ円滑な運用をぜひお願いしたいと思います。  以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(渡邊幹治君) 3番 荒木征二議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第48号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第10 議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号) ○議長(渡邊幹治君) 日程第10、議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財務部長 南雲孝志君登壇) ◎財務部長(南雲孝志君) ただいま議題となりました議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  63ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億2,200万円を追加いたしまして、予算の総額を2,048億4,823万1,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、70ページを御覧ください。3、歳出でございます。4款1項1目保健衛生総務費は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市民に配布するマスクの購入費等を計上するもので、特定財源の保健衛生事業寄附金は新型コロナウイルス対策に役立ててほしいとの趣旨で新保田中町の小島国宜様から御寄付をいただきましたので、マスクの購入に充てるものでございます。7款1項5目金融費は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う企業支援策として、3月に受付を開始した本市独自の新型コロナウイルス緊急経済対策融資制度の保証料補助金や利子補給金等を計上するものでございます。以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入につきまして御説明申し上げますので、1枚おめくりいただきまして、68ページを御覧ください。2、歳入でございます。19款1項5目衛生費寄附金は、歳出で御説明いたしました方からの御寄附を計上するものでございます。20款1項1目財政調整基金繰入金は、歳入歳出差引不足額に基金を充てるものでございます。  以上、議案第49号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊幹治君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、順次発言を許します。  最初に、10番 中島輝男議員の発言を許します。                  (10番 中島輝男君登壇) ◆10番(中島輝男君) 議席番号10番 中島輝男です。通告に基づき、議案第49号について質疑させていただきます。  現在新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るい、いまだ予断を許さない状況です。我が国でも4月16日には日本全国に非常事態宣言が発出され、1か月後の5月15日に群馬県を含めた39県が解除されましたが、今後の第2波、第3波が襲ってくる可能性も懸念され、まだ気を緩めるところではない状況だと思われます。そんな中、本市においては素早く市場に不足ぎみのマスクや消毒剤の配付、また本市独自の緊急経済対策等の対応を打ち出し、市民の不安の解消に貢献したものと評価をするところでございます。そして、そのコロナ対策に関わる予算の補正についてですが、今回財政調整基金を財源とし、大きなところで新型コロナウイルス緊急経済対策融資保証料補助金に9億円、同融資利子補給金で2億円、その他を合わせて11億2,190万円となっております。今年度の予算では、財政調整基金からの繰入金は29億円とのことで、そして今回の補正ということで、今現在財政調整基金の残金はどのくらいなのか、現状をお伺いいたします。                  (財務部長 南雲孝志君登壇) ◎財務部長(南雲孝志君) 御質問にお答えいたします。  財政調整基金における令和元年度末現在高はおよそ44.1億円で、そこから令和2年度当初予算として29億円を繰入れし、現時点での現在高は15.1億円となっております。今回の補正予算案により11.2億円を繰り入れ、今後国から臨時交付金8億円程度が入りますので、実質的には現時点で12億円から13億円になると考えております。 ◆10番(中島輝男君) 御答弁いただきました。財政調整基金というのは、文字どおり年度間の財政調整を行うための基金であります。本市の財政調整基金は、これまで平成26年度には大雪の被害、昨年度の台風19号の被害には20億円ほど使っております。現在の残金は、近々入る国からの臨時交付金8億円を入れて十二、三億円ほどとのことですが、今年度仮に台風被害を受け、そして秋冬にコロナウイルスの第2波、第3波と襲ってくるような状況も想定されます。そんなことも踏まえまして、今年度の財政調整基金の見通しと対応はどうなるのかお伺いいたします。 ◎財務部長(南雲孝志君) 再度の御質問にお答えいたします。  今後の見通しについてでございますが、6月に令和元年度決算における歳計剰余金を例年程度の規模で積立てを行いまして、先ほど申し上げた国からの臨時交付金を加えますと、令和2年度末は大きな災害など緊急的な財政出動がないという前提で考えた場合、30億円から40億円になると見込んでおります。 ◆10番(中島輝男君) 万が一のときは、やはり蓄えは多いほうが安心なのだと思います。平成28年度には本市の財政調整基金が81億円ほどありました。財政調整基金の積立てというところを考えるとき、過去の災害等での取崩し実績から必要と考えられる額であるとか、総務省のアンケートでも標準財政規模等の一定割合とする自治体が多いそうです。高崎市として理想的に幾らぐらいあればいいのか、現状の市の運営としてどのように考えるのかをお伺いいたします。 ◎財務部長(南雲孝志君) 再度の御質問にお答えいたします。
     地方自治体におきます財政調整基金の残高につきましては、その規模がいろいろ議論されているところではございますが、特に基準となるものはございません。しかし、本市といたしましては災害等に備えるためにも、ある程度の金額を確保する必要があると考えておりますので、今後の経済状況や本市の財政状況等を考慮しまして、財政調整基金を適切に管理してまいります。 ◆10番(中島輝男君) 御答弁をいただきました。先ほどの総務省のアンケートで、財政調整基金の積立てを標準財政規模の一定割合と答えた市町村のうち、その割合を5%から10%、そしてまた10%から20%と考えている自治体が多かったとのことです。高崎市の標準財政規模は平成30年度の決算ベースで826.6億円と聞いていますので、10%として82億円ぐらいが考えどころなのかなと思っております。来てほしくありませんが、新型コロナウイルスの2波も来るものと予想されます。さきにも申しましたが、今後何が起こるか分からない状況で基金の余裕があったほうが安心感も増すものと思います。職員の皆様、新型コロナウイルスでお疲れだと思いますが、今後もしっかり対応していただきますようお願いをいたします。  以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(渡邊幹治君) 10番 中島輝男議員の発言を終わります。  次に、33番 三島久美子議員の発言を許します。                  (33番 三島久美子君登壇) ◆33番(三島久美子君) 33番議員の三島久美子でございます。ただいま議題となりました議案第49号 令和2年度高崎一般会計補正予算(第2号)について何点かお尋ね申し上げます。  先ほどの中島議員の質疑と重複する部分もありますが、非常に大切なことですので、どうかお許しいただきたいと思います。まず、質疑に当たりまして、今回の新型コロナウイルス感染拡大への対応、市の執行部にあられましては、本当に迅速な対応等々、様々な御尽力をいただいていることに関しまして、まずもって敬意を表したいと思います。  さて、今回の補正予算でございますが、先ほど財務部長の提案説明にもありましたように、新型コロナウイルス感染拡大を防止するためにマスクや消毒液を購入する費用として2,100万円、また3月18日から受付を開始した本市独自の融資制度、新型コロナウイルス緊急経済対策資金融資制度に関する利子補給などの費用11億100万円が計上されたものでありまして、こうした迅速な対応については何ら異論を挟むものではありません。  本市では、これまでにも小・中学生や高齢者などにマスクを積極的に配付し、エタノールなどの消毒液についても、飲食店や医療機関、小・中学校、福祉施設など、一般市民や市内の事業者に対して幅広く配付をして感染拡大の防止に努めてまいりました。また、市民の不安を解消するために保健所の人材を拡充し、発熱者外来を設置するなど、積極的に事業を展開してきたことについては高く評価をさせていただきたいと思います。ただ、私がお尋ねをしたいのは、今回の補正予算案になぜ多くの市民が求めている本市独自の給付金制度といった観点の内容が盛り込まれていなかったのかという点であります。  御承知のように、国の制度としては、市民1人当たり10万円が給付される特別定額給付金や児童手当に1万円上乗せされる子育て世帯への支援策、臨時特別給付金、さらには売上げが50%以上落ち込んでしまった中小企業や個人事業主などへの経済的支援として持続化給付金などが創設されています。また、群馬県ではゴールデンウイーク中の休業要請に応じた事業主に対する事業継続支援金制度を設けて新型コロナウイルスによる経済的影響への支援策を展開しています。しかし、市内には懸命に頑張っているのにほんの僅かの差でこの持続化給付金の対象から外れてしまった事業者が相当数いらっしゃいます。また、県からの営業自粛要請が出ていないために、自主的に休業をしても事業継続支援金の対象外になってしまった事業者も少なからずいらっしゃいます。  私は、本市の経済を支えているそうした事業者に対して、事業の継続や新たな再起のための助けになるように本市独自の給付金制度が必要ではないかと思っております。また、職場の休業などによって経済的な影響を受けやすい独り親家庭に対しても、今国でも議論されておりますけれども、その国の施策とは別に本市独自で児童扶養手当への上乗せ支給を早急に行うべきだと考えます。これ以外にも様々な経済的支援策が考えられると思いますけれども、今回の補正予算編成に当たって、本市独自の給付金制度の創設についてどのような検討がなされたのでしょうか。また、なぜそれが現状では実現できていないのか、併せてお答えいただきたいと思います。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) 御質問にお答えさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症から生活を守るための本市独自の支援策として、感染症の影響により売上げが減少した中小企業や農業者向けに全国の自治体に先駆けて本市独自の融資制度を創設し、多くの方に御利用いただいているところでございます。また、感染拡大防止対策として、入手が困難な使い捨てマスクの確保に努め、医療機関や福祉施設をはじめ児童・生徒、高齢者、障害をお持ちの方など必要とされる方々へいち早くお配りするとともに、飲食店等には手指消毒用エタノールを配布するなどの対策を講じ、必要な予算につきましては専決処分により対応させていただいたところでございます。このほかにも様々な視点から支援策について検討を行っているところではありますが、現時点におきましてお答えできるものはございませんので、御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ◆33番(三島久美子君) 現時点ではこのほかの支援事業については答えられないということなのですけれども、様々な検討を行っているというふうに私は思っております。日頃からスピード感のある市政運営を標榜していらっしゃる富岡市長にしては随分慎重なのだなというのが正直な、私の率直な感想であります。もちろんこういった独自事業を展開するに当たっては、当然のことではありますけれども、原資となるお金が必要になってきます。地方自治体は、国のように赤字国債を発行するわけにもいきませんので、やはり頼りになるのはプール金である財政調整基金であると私は思っています。先ほど中島議員の質疑でもございましたけれども、本市の財政調整基金、令和元年度の予算ベースでは45億円と算出されていました。そのうち令和2年度、今年度に29億円が繰り入れられています。また、先ほど承認されました3月の補正予算で5,000万円強が繰り入れられ、そして今回この今の議案、この議案が可決をされれば11億2,190万円が繰り入れられると。相当基金の残高は少なくなっているのだなというふうに感じています。  そこで、これは確認です。先ほども答弁がありましたけれども、改めていかに基金が逼迫しているのかという点でお聞きしたいのですけれども、基金の残高、具体的な数値と、そして先ほどもちょっとおっしゃっていらっしゃいましたけれども、令和元年度の決算剰余金を組み込んだ段階でどのくらいの見通しになるのかを改めて確認させてください。 ◎財務部長(南雲孝志君) 再度の御質問にお答えいたします。  財政調整基金の残高につきましては、現時点でおよそ15.1億円となっておりまして、今回11.2億円を繰入れし、今後国からの臨時交付金8億円程度が入りますので、実質的には12億円から13億円であると見込まれます。今後の見通しについてでございますが、6月に令和元年度決算における剰余金を例年程度の規模で積み立てますと、令和2年度末は大きな災害等によります緊急的な支出がなければ30億円から40億円程度になると見込んでおります。 ◆33番(三島久美子君) 改めて確認をさせていただきました。決算剰余金を財政調整基金に全て積み立てて、先ほど来おっしゃっている、いわゆる国の臨時交付金、これは今回の新型コロナウイルス対応ということで地方創生臨時交付金制度がつくられているわけなのですけれども、それが8億円入ってくるという計算で、それを相殺すると令和2年度の財政調整基金の総額は現時点では30億円から40億円程度になるというふうに計算をしていらっしゃるというお答えだと認識しております。この金額、非常に正直言って逼迫をしているのだなということがよく分かります。もちろん財政調整基金はいざ災害というときにも使わなければならない費用でありまして、近年の異常気象を考えますと、今年も昨年のような大型台風や、またあってはならないことですけれども、様々な災害が起こる可能性がないとは言えません。とはいいながら、今回のこの新型コロナウイルス感染症の拡大はまさに激甚災害と言ってもいいような事態であります。市民の生活には非常に大きな影響を及ぼしておりまして、経済活動、それもかなりのダメージを受けている。そういった市民生活や市民の経済活動を支援するためには、さらに財政投入をしていく必要があると私は考えています。そのためには、財政調整基金だけではなくて、それ以外の財源確保の手法を取っていかなければいけないのではないかなと思います。  先ほど来お話が出ています国の地方創生の臨時交付金、これは一応高崎市は8億円ほどということでありましたけれども、新たに計画をつくって再度この臨時交付金を要求していくとか、また現在ある高崎市の基金、財政調整基金ではなくて特定目的の基金、福祉基金だとかふるさと応援基金といった、そういった特目基金を活用するという方法も考えられると思います。また、今年度いろいろな事業が中止になったりとかしましたけれども、そういった不要になったお金と言っていいのでしょうか、その予算の組替えといった形で財源を捻出していくことも大変重要だと考えますけれども、本市では今後まださらに起こるであろう様々な影響に対応するために予算、財源を確保する手法として、どのような方法論で展開していく予定なのか、お答えいただきたいと思います。 ◎財務部長(南雲孝志君) 再度の御質問にお答えいたします。  財源確保につきましては、様々な手法がございますけれども、御指摘のとおり、福祉基金などの特定目的基金の活用ですとか、現在イベントなど中止、延期が続いております事業の予算を活用した既存予算の組換えなども有効な手法だと考えております。なお、国の臨時交付金ですが、本市に対し、およそ8億円の交付が見込まれておりまして、これを活用し、新型コロナウイルス感染症対策を着実に進めてまいります。いずれにいたしましても、今後におきましても効果のある事業に重点配分しながら積極的に財源確保に努めてまいりたいと考えております。 ◆33番(三島久美子君) ぜひ努力をしていただいて、必要なところに必要な財源を配分していっていただきたいと思います。今回の新型コロナウイルスの感染拡大、まさに本市の将来、未来を左右する深刻な事態でありまして、行政としては、今までも一生懸命やってきてくれたのですけれども、これまで以上に危機感を持って、でき得る限りの支援をしていく必要があると思います。本市のリーダーとしての富岡市長の手腕が問われるところでありますけれども、ぜひとも市民の生活、安心・安全、そして経済の活性化を図るために、来たるべき第2波、第3波に備えて、さらに積極的な支援策が展開されるようにお願いしておきたいと思います。近々高崎市独自のすばらしい方策が出てくるのではないかと期待をいたしまして、質疑を終わらせていただきます。 ○議長(渡邊幹治君) 33番 三島久美子議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第49号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程追加 委員会の閉会中の継続調査について ○議長(渡邊幹治君) この際、お諮りいたします。  各常任委員会及び議会運営委員会の委員長から、会議規則第110条の規定により、議席に配付のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。委員会の閉会中の継続調査の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、委員会の閉会中の継続調査の件を本日の日程に追加することに決しました。         ────────────────────────────────                                       令和2年5月19日  高崎市議会議長 渡 邊 幹 治 様                         総務常任委員会委員長   後 藤   彰                         教育福祉常任委員会委員長 清 水 明 夫                         市民経済常任委員会委員長 飯 塚 邦 広                         建設水道常任委員会委員長 小 野 聡 子                         議会運営委員会委員長   時 田 裕 之    委員会の閉会中の継続調査申出書  本委員会は、委員の任期が満了するまで、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第110条の規定により申し出ます。                        記 1 件 名  総務常任委員会   (1) 市行政事務の合理化について   (2) 広域都市行政について   (3) 地域振興について   (4) 自主財源の確保及び財政の健全化について   (5) 市有財産の管理について   (6) 非常備消防について   (7) 各支所に係る所管部分について   (8) その他本委員会の所管に属する事項について  教育福祉常任委員会   (1) 社会福祉の充実及び施設の拡充について   (2) 保健衛生の向上について   (3) 介護保険の運営について   (4) 教育の振興について   (5) 教育施設の整備促進について   (6) 各支所に係る所管部分について   (7) その他本委員会の所管に属する事項について  市民経済常任委員会   (1) 交通政策について   (2) 国民健康保険の運営について   (3) 環境政策及び廃棄物対策について   (4) 清掃事業について   (5) 商工業及び観光の振興対策について   (6) 農林水産業の振興対策について   (7) 各支所に係る所管部分について   (8) その他本委員会の所管に属する事項について  建設水道常任委員会   (1) 道路橋りょうその他土木事業の整備促進について   (2) 建築行政について   (3) 住宅の管理について   (4) 都市計画事業の促進について   (5) 再開発事業及び区画整理事業について   (6) 上・下水道対策について   (7) 各支所に係る所管部分について   (8) その他本委員会の所管に属する事項について  議会運営委員会   (1) 議会運営に関する事項について   (2) 議会の会議規則、委員会条例等に関する事項について   (3) 議長の諮問に関する事項について 2 理 由   諸般の情勢から、なお、引き続き調査する必要があるものと認める。         ────────────────────────────────
    ○議長(渡邊幹治君) お諮りいたします。  各委員長からの申出のとおり、委員の任期が満了するまで閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡邊幹治君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○議長(渡邊幹治君) 以上で本臨時会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  これにて令和2年第2回高崎市議会臨時会を閉会いたします。                                      午後 4時28分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年5月19日                              高崎市議会議長  渡  邊  幹  治                                 前 議 長  松  本  賢  一                                 前副議長  時  田  裕  之                                 議  員  三  井  暢  秀                                 議  員  白  石  隆  夫...