高崎市議会 > 2019-12-06 >
令和 元年 12月 6日 教育福祉常任委員会−12月06日-01号
令和 元年 12月 6日 総務常任委員会−12月06日-01号

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  1. 高崎市議会 2019-12-06
    令和 元年 12月 6日 教育福祉常任委員会−12月06日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 元年 12月 6日 教育福祉常任委員会−12月06日-01号令和 元年 12月 6日 教育福祉常任委員会   令和元年高崎市議会教育福祉常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                 令和元年12月6日(金曜日)   ────────────────────────────────────────────                   教育福祉常任委員会次第                                   令和元年12月6日(金)                                 第1委員会室 午後1時30分 1 議  題 (1)議案審査    議案第102号 土地取得について    議案第104号 公の施設高崎メディカルサポートセンター)の指定管理者指定について    議案第115号 令和年度高崎一般会計補正予算(第6号)(所管部分)    議案第117号 令和年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号) (2)請願の審査    請願第 3 号 学校給食費無料化を求めることについて 2 報告事項 (1)民生委員児童委員の一斉改選について                  (福 祉 部)
    3 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   中  島  輝  男  君     副委員長   飯  塚  邦  広  君   委  員   大 河 原  吉  明  君     委  員   荒  木  征  二  君   委  員   中  村  さ と 美  君     委  員   小  野  聡  子  君   委  員   時  田  裕  之  君     委  員   渡  邊  幹  治  君   委  員   長  壁  真  樹  君     委  員   柄  沢  高  男  君   議  長   松  本  賢  一  君     副 議 長   (委         員)   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   福祉部長    吉  井     仁  君   社会福祉課長  淡  嶋  美 奈 子  君   指導監査課長  細  野  明  久  君   障害福祉課長  千  明     浩  君   長寿社会課長  志  田     登  君   介護保険課長  住  谷  一  水  君   福祉部子育て支援担当部長            こども家庭課長 中  井  真 理 子  君           星  野  守  弘  君   こども救援センター所長             保育課長    白  田  美  徳  君           中  山  直  美  君   こども発達支援センター所長           保健医療部長  新  井     修  君           木  村  幸  代  君   保健医療総務課長青  山  正  樹  君   保健予防課長  小  池  芙 美 子  君   健康課長    佐  鳥     久  君   生活衛生課長  武  井  祥  一  君   食肉衛生検査所長清  水  静  一  君   倉渕支所地域振興課長                                   原  田  修  樹  君   倉渕支所市民福祉課長              箕郷支所地域振興課長           長  壁  保  幸  君           佐  藤  久  夫  君   箕郷支所市民福祉課長              群馬支所地域振興課長           久  保  奈 津 江  君           住  谷  俊  樹  君   群馬支所市民福祉課長              新町支所地域振興課長           藍     美  香  君           戸  塚  和  也  君   新町支所市民福祉課長              榛名支所地域振興課長           須  田  美 智 子  君           高  橋  宏  樹  君   榛名支所市民福祉課長              吉井支所地域振興課長           金  田  祐  児  君           高  麗  和  男  君   吉井支所市民福祉課長              教育長     飯  野  眞  幸  君           石  井  和  彦  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育総務課長  植  原  政  美  君   社会教育課長  土  谷  真 由 美  君   文化財保護課長 角  田  真  也  君   中央公民館長  小  峰  好  恵  君   中央図書館次長 秋  山  美 和 子  君   教育部学校教育担当部長             教職員課長   大  澤  克  教  君           熊  井  正  裕  君   学校教育課長  佐  藤  明  彦  君   健康教育課長  山    幹  夫  君   教育センター所長永  井  智  幸  君   高崎経済大学附属高等学校事務長                                   神  宮  義  子  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 後  閑  和  晴   ──────────────────────────────────────────── △開会  午後 1時28分開会 ○委員長中島輝男君) 時間前ではございますが、皆さんおそろいのようなので、ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告委員長中島輝男君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長中島輝男君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い、進行いたします。なお、補正予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いいたします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案審査  議案第102号 土地取得について  議案第104号 公の施設高崎メディカルサポートセンター)の指定管理者指定について  議案第115号 令和年度高崎一般会計補正予算(第6号)(所管部分)  議案第117号 令和年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号) ○委員長中島輝男君) それでは、議案審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、67ページをお開きください。  議案第102号 土地取得についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員荒木征二君) 今回の用地取得で、全体計画でどのくらいの進捗になるのか。今回の用地取得での進捗率をお聞かせいただきたいのと、今後の用地取得の考え方ですが、68ページに添付の地図によりますと白抜きの部分、今後取得予定があるのかどうか、お聞かせいただければと思います。 ◎文化財保護課長角田真也君) 今年度予定しているところを予定どおり取得できますと8割方の取得が成るということで、おかげさまで地権者さんの御理解を得ながら進めているところでございます。また、白抜きの部分については、68ページに予定区域とあるのですが、この一部につきましては、先般追加指定ということで国の文部科学大臣のほうに答申が出たところでございまして、来年度の夏ごろまでには追加指定予定でございます。 ◆委員荒木征二君) ありがとうございました。よくわかりました。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第102号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第102号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  71ページをお開きください。  議案第104号 公の施設高崎メディカルサポートセンター)の指定管理者指定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第104号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第104号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  105ページをお開きください。  議案第115号 令和年度高崎一般会計補正予算(第6号)の所管部分を議題といたします。
     120ページをお開きください。  歳入16款国庫支出金 (質疑なし) ○委員長中島輝男君) 122ページをお開きください。  17款県支出金から  19款寄附金まで (質疑なし) ○委員長中島輝男君) 128ページをお開きください。  歳出2款総務費 (質疑なし) ○委員長中島輝男君) 134ページをお開きください。  3款民生費について御質疑ありませんか。 ◆委員荒木征二君) 137ページ、3款民生費の1目児童福祉総務費のほうで、子育てSOSサービス事業につきまして、330万円余りということで上げられております。これは事業のほうが順調に推移しているということの理解でよろしいでしょうか。 ◎保育課長白田美徳君) 子育てSOSサービス事業につきましては、年度当初の予定を上回り、11月末現在におきまして、1,613件の御利用をいただいております。このため、不足が見込まれる3カ月分につきまして、補正により対応を行いたいとするものでございます。 ◆委員荒木征二君) 順調のようで何よりでございます。今後ともよろしくお願いいたします。 ◆委員小野聡子君) 138ページ、139ページの4目の母子生活支援費のところの母子家庭等自立支援事業のところで、こちらの内容をもう少し教えていただきたいのですが。 ◎こども家庭課長中井真理子君) まず、高等職業訓練促進給付金でございますが、本事業ひとり親の就業を支援するため、養成機関でのカリキュラムを修業し、看護師保育士介護士などの資格を取得しようとする者に対し、修学に係る給付金を支給することにより資格取得を容易にし、就労に結びつけるための事業でございます。支給額については、非課税世帯が月額10万円、課税世帯が7万500円で、今年度より課程の最終学年支給額が4万円増額するよう改定されたところでございます。今年度は38人が支給され、支給見込み額は合計3,857万3,000円でございます。  次に、自立支援教育訓練給付金でございますが、本事業ひとり親の就業を促進するため、資格取得講座受講料の6割を国と市で補助する制度でございます。今年度は現在のところ申請者が9人、支給額は51万2,000円の見込みでございます。  当初見込んだ額を上回る見込みのため、制度改正による増額や実績見込みに合わせ増額するものでございます。 ◆委員小野聡子君) ひとり親家庭の収入が上がるような形のさまざまな資格取得を応援していただくいい制度だと思いますので、またこれからもよろしくお願いいたします。 ◆委員長壁真樹君) 139ページの3項高齢者福祉総務費の中の高齢者買い物支援事業、この中におとしよりぐるりんタクシー位置情報確認システム導入委託料という形で出ているのですが、おとしよりぐるりんタクシーの概要について、改めてお聞かせください。 ◎長寿社会課長志田登君) おとしよりぐるりんタクシーにつきましては、車椅子対応ワゴンタイプタクシーを使用いたしまして、ルート上であればどこでも乗りおり自由、無料、予約不要で地域内の病院や診療所スーパーなどの商業施設のほか、地域内のバス停や駅にも接続する新しいお年寄り交通手段として運行するものでございます。令和2年6月1日からの運行を予定しておりまして、令和2年度は高齢化率の高い倉渕、榛名、吉井の3地域において運行を計画しております。午前10時から午後6時まで、原則毎日運行いたしまして、高齢者障害者を初め、誰でも利用が可能で、各地域の定められたルート、倉渕、吉井は1ルート榛名は2ルートとしておりますが、そのルートに各2台のタクシーが30分から40分間隔で運行するもので、高齢者移動支援のみならず、外出機会の創出により介護予防にもつなげ、また運転免許証自主返納者移動支援にもつながるものとして運行するものでございます。 ◆委員長壁真樹君) それで、この中に入っている位置情報確認システム導入位置情報確認というのはどういう形でするのか、この内容について教えてください。 ◎長寿社会課長志田登君) おとしよりぐるりんタクシーはダイヤを設けずに運行いたしますので、1コースにつき2台のタクシーが30分から40分間隔で運行するような形になります。利用しようとする場所にどのくらいに到着するかというのがわからないような状況になることになります。この位置情報確認システムスマホ等利用いたしまして、おとしよりぐるりんタクシー運行場所確認するもので、利用しようとする方から問い合わせをいただければ、その場所におおよそ何分後に到着するかを案内することもできるようにするものでございます。 ◆委員長壁真樹君) ありがとうございます。市長を初め、執行部、それから議会の一般質問等でも交通弱者対策ということで、高齢者の足の確保というのは本当に最重要な課題にこれからなってくるということで、高齢化率の高い3地域に限ってということですけれども、こういったものを先進的に取り上げていただくということは、本当にありがたいことだというふうに思っているのですけれども、タクシーのよさというのはやっぱり家の庭まで来る、そのコースルートまで行けない人のためにぐるりん等も走っていますけれども、庭先まで来るというのが一番のメリットだというふうに思います。所管は違うのですけれども、例えば群馬地域箕郷地域ではタクシー券配付等もあったと思うのですけれども、こういうタクシー券みたいのを配付するのではなくて、こういう形の方法を導入したのはなぜか教えてください。 ◎長寿社会課長志田登君) おとしよりぐるりんタクシー民間バス路線との競合を避けまして、またバス停に接続することにより民間バス利用にもつなげるものと検討しておりまして、タクシー券利用では民間バス路線との競合が考えられるところでございます。また、おとしよりぐるりんタクシーは事前の予約が必要ない、無料での利用を考えておりますが、タクシー券利用形態で無料での提供は財政的な負担も増大するものと考えております。そのほか、おとしよりぐるりんタクシーは毎日運行するものですから、気軽に利用することができ、高齢者の外出の機会をふやし、健康の維持増進にもつながるものと考えております。 ◆委員長壁真樹君) わかりました。吉井地域倉渕地域では1コースで2台ずつ、榛名地域では2コースタクシー4台が運行してくれるということで、本当にありがたいことだというふうに思っているのですけれども、10時から夕方6時までで病院やスーパーを回ってということで、365日毎日走ってくれるという本当にありがたいことだというふうに思うのですけれども、コースということになってしまうとコースの沿線、ルートの沿線なり、ルート上またはルートの沿線なりの方にはすごくメリットはあるのですけれども、そこからちょっと外れた方、さっきタクシーは庭先まで来るのが一番いいということの中で、そのコースルート上まで行けない方というのがやっぱり出てきてしまうような気がするのです。まず、そのルートについては取り扱いを慎重にしていただいて、議員も含めて、資料配付されたときにそれをネット等で出すというのは大変な問題が起きるのかなというふうに思っています。現に、榛名地域の中でそのネットを見た方がうちのほうは入らないという形の中で、不公平じゃないのという言い方でかなり言われてきています。そんな中で、本当に毎日同じコースを走ってくれるのはありがたいのですけれども、やっぱりそのぐるりんタクシーでは救えない地域も出てくるので、例えばごみの収集日は週2回というような形になっているのですけれども、榛名のことに限って言えば、2コースある1コースのところを、ずっと365日ではなくて、例えば月、木、土に1コース、火、金に1コース、水、日に1コースというと3コース回れるような気がするのです。それが例えば3コースにするという、3ルートにするという方法もあるし、例えば偶数日奇数日という形でコースが縦長の楕円形だとすると、偶数日には横長の楕円形で回るみたいな形をすれば、実際もっと、こういった高齢者の足の確保の中で、こういったことを利用する多くの方を地域の中でも救えるのかなと、そんなふうに考えています。ぐるりんとかバスの路線とかだと陸運局等との相談があったり、いろいろ難しい点は重々わかるのですけれども、この運行に関しては来年の6月1日ということで、3月には当然予算審議という形になってくると思うのですけれども、ぜひ地域の方の意見を取り入れて、コースも本当に時間をかけて考えてこられているというのは重々わかりますし、地域としてはこれを入れていただくというのは本当にありがたいことです。ただ、本当に地域としては毎日ではなくても、毎日病院には行かないので週1回だけでもありがたいという声が多く寄せられているので、ルートに関して、コースに関して慎重にもうちょっと検討していただいて、1人でも多く、地域が救えるような形をとっていただければと思います。 ◎市長富岡賢治君) 長壁委員のおっしゃっていることはよくわかりますけど、いずれにしても日によってかわるというのは、お年を召した方に安定していないと私は思っているので、いつもここをこうやって走っているのだという安定性は必要ですので、しかしコースを決める以上はどんなことをしてでも外れる方は出てくるのです。ですから、これはぐるりんと同じでして、それが不満だったりすることはある程度避けられないことだと私は思っていますので、ただコースにつきましては地域の区長さんたち、地区の区長会の方から随分意見をもらって、一応たたき台でやったわけですけど、スタートしまして、もっとこっちのほうに行ったらいいのではないかとかということは出てくると思いますので、そこはフレキシブルに考えていきたいと思っていますけど、日によってとか曜日によってというのは多分だめですよ、これは安定していませんから。来るかどうかわからないという、それじゃ月、水、金て、そんなにみんな頭に入るわけでもありませんから多分だめだと思うので、そういうこともアイデアとしては考えたこともありますけど、一応これでやってみまして、将来これが安定してくれば、この地域だけではなくて少し広げたいなと、こう思っていますけど、お金のかかる話ですから、そのときの財政状況とか全体の予算等を考えながら考えていこうと思いますけど、一度やってみまして、またこれに乗っていなければ空気を運んでいるなんてまた御批判を受けることを覚悟していますけど、しかしお年を召した方の足を確保するということは最重要課題の一つですので一度やってみたいと、こう思っています。 ◆委員長壁真樹君) 市長のお考えもお聞きしたのですが、しつこいようですが、本当に費用もすごくかかる、本当にありがたい、本当にすごい第一歩を踏み出したと、まずは感謝、本当に心の中から思っています。ただ、だんだん自分が高齢になって免許返納した時点で、自分の家の前にルートがなくて、そのルート上まで行けないというのは、やっぱりこのルートになっていない地域の方は絶対そういうふうに考えられると思うので、全ての地域を救うといったら時間的にも費用的にもかかってしまうということも重々わかるのですけれども、これまでこの制度、街中のお店ぐるりんタクシーはありますけど、制度としてはまだ全然やっていないわけですから、曜日によって、偶数日奇数日でというのは大変ですよというのはわかるのですけど、本当に1日だけでも、週に一遍だけでも来てもらえばありがたいという声が本当に大きいので、そんなに地域の人を、お年寄りをばかにしないでください。お年寄りだって自分が利用したいと思えば絶対登録しますし、地区の区長さんや民生委員さんや社会福祉協議会支所等の職員も協力してくれますので、間違いなくその周知はできると思いますし、市のいろんなカレンダーの中でそういう形ができれば、奇数日はどこだよ、偶数日はどこだよとか、それは間違いなくできると思うので、本当に榛名の場合は地域も広いので、本当に1人でも救えるというか、利用できるようにしていただきたいと思います。  それともう一点、心配事としては、おとしよりぐるりんタクシーという名前ですけれども、先ほど課長のほうからも答弁があったのですけど、誰でも乗れるという、いいとは思うのですけれども、例えば若い世代が乗っちゃっていてタクシーが来たらもう満員でしたということで、実際に必要なお年寄りが待っていたら、次のタクシーを待ってねというような、そういった心配もあるので、ちょっと老婆心ながら、先走った考えなのですけれども、ルート発表等は慎重を期して、もう一度検討していただくことと、周知に関しては決まればしっかりやっていただきたい。それで、1人でも多くのお年寄りの方がこの制度利用して元気に病院やスーパー買い物に行けるように、もう一度再検討していただいて、本当に煮詰めたものを出していただければありがたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆委員荒木征二君) 同じくおとしよりぐるりんタクシーにつきまして、追加のようですが、お聞きをいたします。この位置情報確認システムの仕様ですが、お問い合わせに対して対応するためにGPSを活用されるものと認識したのですけども、確認ですが、いわゆるスマホですとかインターネット端末からも見られる人は見られる、それが見られない人は問い合わせをすることで確認できるという、二段構えという認識でよろしいでしょうか。 ◎長寿社会課長志田登君) この導入につきましては、今後業者等を選定してやっていくわけなのですが、その中でどのようなことができるかも提案していただく予定でございます。まずは問い合わせがあったときに必ず答えられるように、それがまず第一でございます。またその中で例えばスマホを見れば位置が確認できるとか、そのような実際にできること、そのようなものも事業者のほうから提案をしていただいて、それで進めていきたいと思っております。 ◆委員荒木征二君) なるべくいろいろな入り口があったほうがいいと思うのですが、それで問い合わせに対して対応するということなのですが、今のところ具体的ではないかもしれませんが、このタクシーに乗りたいという人が、例えば榛名地域の方だったらば榛名支所に電話するのでしょうか。 ◎長寿社会課長志田登君) 実際に待っている場所については、やはり支所でないとなかなか把握ができないところがございます。ですから、やはり問い合わせについては各地域の支所のほうに問い合わせていただくことを今検討しております。 ◆委員荒木征二君) 済みません、しつこいようで。そうすると、支所の方が今なんとか号はあそこの交差点を曲がって今郵便局のところを曲がったよとか、だからあなたのおうちにあと5分くらいで着くかなみたいな、そんなやりとりが想定されるのでしょうか。 ◎長寿社会課長志田登君) そのような形になるかと考えております。 ◆委員荒木征二君) 割と難しいことが要求されるのかなと思うのですけども、導入に当たって職員の対応は綿密にしていただきたいのと、土日ももちろん運用されると思いますので、土日の対応も、これからと思いますが、十分に慎重に御検討いただきたいと思います。  加えてもう一点、備品購入費、300万円ちょっとですが、具体的には何をお考えでしょうか。 ◎長寿社会課長志田登君) 実際にぐるりんタクシーを運行させるに当たって、やはり車両がはっきりわかるようにしなければならないようなところがございます。ですから、例えば屋根の上にわかりやすいような、あんどんであったりとか看板状の物であったりとか、そのような物も準備が必要になってまいります。そのような物についての経費を上げさせていただいております。 ◆委員荒木征二君) よくわかりました。  あともう一点確認です。おとしよりぐるりんタクシーについては、音を出しながら走るということでお聞きをしておりますが、その方向でしょうか。 ◎長寿社会課長志田登君) そのとおりでございます。 ◆委員荒木征二君) ありがとうございました。よくわかりました。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  140ページをお開きください。  4款衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員荒木征二君) 140ページ、141ページ、4款1項4目母子保健費のほうで、乳幼児等健康診査事業の中で不妊治療費助成金と特定不妊治療費助成金がございます。この違いと、特定不妊治療費助成金のほうが金額的に大変大きくなっておりますけども、大きくなっている要因が分析できているようでしたらば、お知らせをいただきたいと思います。 ◎健康課長(佐鳥久君) 特定不妊治療費のほうから説明させていただきます。特定不妊治療費というのは、まず不妊治療というので子どもができなかった場合、それの上の段階です。精子を取り出したり、そういった治療を行う。その前の段階、いろんな薬を飲んだりという、そういった段階が不妊治療といったところです。違いはそういったところです。この特定不妊治療のほうが大きいというのは、間違いなくお金もいっぱいかかりますし、普通の不妊治療よりも多くかかるというところがありますので、費用ももちろん多くかかるというところになっております。 ◆委員荒木征二君) 単純に件数というよりも、1件当たりのコストが高いという理解でよろしいでしょうか。 ◎健康課長(佐鳥久君) そのとおりです。 ◆委員荒木征二君) ありがとうございます。よくわかりました。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  154ページをお開きください。  10款教育費 (質疑なし) ○委員長中島輝男君) 前に戻っていただき、112ページをお開きください。  債務負担行為の補正について御質疑ありませんか。 ◆委員(大河原吉明君) 追加のところの小学校教師用指導書購入費、これの内容についてお伺いします。 ◎学校教育課長(佐藤明彦君) 小学校の教科用図書については、今年度が採択の年となっております。8月までに採択の手続が終了し、来年度から新しい教科用図書を使用することになります。その新しい教科用図書に準拠した教師用の指導書の購入費でございます。教師用指導書の中には、指導上参考となる授業展開例や評価資料、デジタル資料、音声教材等が含まれております。 ◆委員(大河原吉明君) よくわかりました。ありがとうございました。 ◆委員荒木征二君) 112ページの債務負担行為の変更で学童クラブが2つ、保育所が1カ所、借り上げ料ということで上げられております。いずれも増額でして、中居小校区の学童クラブに至っては、これは4割増しという状況でございますが、これは受託する業者さんとの値段の折り合いがつかなかったということなのか、あるいは何か仕様の変更があったのか、この辺の要因が分析できておりましたらば、お知らせください。 ◎こども家庭課長中井真理子君) 本年度整備を予定している八幡小学校、中居小学校の2つの放課後児童クラブについて、入札の結果、不落となりました。それによりまして、関連工事内容の仕様を見直して債務負担行為の変更を行うものです。 ◆委員荒木征二君) 入札不調だったということですか。後ほどよくお聞きしたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第115号の所管部分起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第115号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  189ページをお開きください。  議案第117号 令和年度高崎介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  194ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長中島輝男君) 196ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長中島輝男君) これより議案第117号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第117号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第3号 学校給食費無料化を求めることについて ○委員長中島輝男君) 次に、請願の審査に入ります。  請願文書表を御用意ください。  請願第3号 学校給食費無料化を求めることについてを議題といたします。  お諮りいたします。請願を審査するに当たり、紹介議員に出席を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長中島輝男君) それでは、伊藤議員、紹介議員席にお願いいたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として伊藤議員から説明をお願いいたします。 ◎紹介議員(伊藤敦博君) 今回、請願第3号 学校給食費無料化を求めることについての請願につきまして、紹介議員として賛同の立場から御説明をさせていただきたいと思います。昨年も同様の請願の審議をしていただきましたけれども、初めて審議をされる議員の方もいらっしゃるので、改めてその趣旨を整理して御報告したいと思います。  本市では、私が言うまでもなく、全国に先駆けて自校方式という学校給食を採用し、地元の食材や食文化、温かくておいしくて安全な給食が提供されており、全国的にも高い評価を受けております。そして、本市ではこの学校給食は大切な食育の一環というふうに位置づけをしています。憲法26条には、義務教育は、これを無償とするとしておりまして、学校給食法においても地方自治体がこの学校給食費に対して補助、もしくは全額を負担することを否定はしておりません。  群馬県は、実は全国で最も給食の無料化が進んでいまして、35の市町村中、11の自治体が完全無料、14の自治体が一部補助などを行っております。御存じだと思いますけれども、隣の渋川市では2017年4月から小学校、中学校の完全無料、安中市では中学校の給食費が1、2、3学年無料になっております。これらの施策は子育て世代に非常に歓迎をされておりまして、渋川ではこれがきっかけとなって渋川に移住を決めたという御家族もいるそうです。また、中学が無料になった安中では部活とか経費がかさむ、あるいは進学を控えて貯金が必要だと、そういう中学生に対してこうした給食費の支援をしてもらうことが本当にありがたいという声も伺っております。  ちょっと道がそれますが、けさの上毛新聞の1面に、今度の前橋市長選に出馬を表明している方が給食の完全無料化を公約に掲げていますけれども、やはりこうした要望というのは本当に今の時勢を反映しているというか、そういう市民の要望のあらわれではないかというふうに考えています。  どうして無料化が求められているのか。それは、やはり経済的な背景として、今子育て世代の深刻な経済問題があるというふうに考えます。非正規雇用などが広がる中で夫婦合わせても年収が500万円以下、こういう子育て世代が33.1%、これはベネッセですけれども、3分の1が500万円以下ということで苦労されている。あわせて10月からも消費税増税がされまして、今回の2%の増税は1世帯当たり月4,000円、年間で4万8,000円の家計負担の増加というふうに試算もされております。給食費が無料化になれば、例えば2人の子どもを学校に預けていれば月約1万円の節約になるということで、非常にそういう期待も大きくなっております。  高崎市では、例えば今月の広報高市長がみずから、子育てするならやっぱ高崎だいねというテーマで、さまざまな子育て支援策を紹介しています。私は、これらの子育て政策は本当にすばらしい事業だというふうに考えていますけれども、あるお母さんに聞いた話では、高崎では確かにいろいろなメニューがあって子育てにはいろいろ支援していただいているけれども、実は群馬に越してきて一番感謝しているのは、医療費が無料になったということが一番大きな感謝するべきことだというふうにおっしゃっていました。もし高崎で医療費も給食費も無料になったとしたら、まさに本市は子育てにおいて全国で一番の先進都市となるというふうに考えます。高崎には、予算の関係もありますし、自校方式の拡充という道半ばの課題もありますけれども、ぜひ教育予算を大幅に伸ばしていただき、無料化もいきなり全学年ということでなくても、例えば安中方式みたいに中学3年から順次広げていくとか、あるいは一部補助から始めていくとか、いろいろな形もあろうかと思いますので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。委員の皆さんには、ぜひこの請願に御賛同いただいて、本市の給食無料化、前進をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長中島輝男君) 次に、本件について執行部から何か発言はありませんか。 ◎学校教育担当部長(熊井正裕君) 給食費につきましては、これまでもお願いをしてきておりますけれども、食材費のみの御負担ということでありますので、御理解と御協力をいただければというふうに考えております。 ○委員長中島輝男君) それでは、本件に対し、御意見、御質疑等がありましたら、お願いします。 ◆委員(柄沢高男君) 経済的に困っている方にはそれなりの減免の措置があろうかと思いますけれども、その辺を確認させていただけますか。 ◎学校教育担当部長(熊井正裕君) 就学援助費という形で、学校給食費については生活保護、またはそれに準ずる形の家庭については保護する仕組みがございます。今後もそういう就学援助制度を確実に御利用いただけるように、周知の徹底を図ってまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(柄沢高男君) 学校給食ですけれども、本市は食材費のみの御協力を父兄にお願いしているということだというふうに説明がありました。食材費と光熱費については、父兄に御負担をいただいても法律違反にはならないというふうに法律上はなっていると思うのです。先ほど紹介議員のほうからもありましたけれども、高崎市の自校方式の給食というのは非常にレベルの高い給食の制度だと思うのです。やっぱりレベルの高いものをやろうと思えば、それなりの費用がどうしてもかかってしまうというのは現状です。その中で、負担可能な金額を父兄の方々にも御協力していただいて、みんなで学校給食のレベルを落とさずに子どもたちの食育を進めていこうという趣旨で、現在運営されているというふうに理解しておりますので、請願を出された方々には申しわけないかなという気もしますけれども、現状で十分対応ができているというふうに思いますので、私の意見はそういうことでございます。 ◎紹介議員(伊藤敦博君) 柄沢議員の言うことも、もっともだという部分もありますけれども、まず経済的に就学援助だとか生活保護だとか、そういった形で救済されている方もたくさんいらっしゃいますけれども、先ほど言いましたように、本当に若い方の経済負担が非常に大変になっておりまして、夫婦合わせて500万円で2人の子どもを育てるのは並大抵の努力ではないと思います。そういうところは就学援助にもひっかからない年収ラインになっているのです。そういう意味でも必要だというふうに考えますし、確かに食材費のみの負担を保護者に負担いただいているというのは、前からもそういう答弁がありましたけれども、今やっぱり状況が本当に変わっていて、子育て支援をするためにはこういうところに本当に直接光が当たるような、そういう施策が今求められているのではないかという意味で、改めてお願いを申し上げたいと思います。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑等を終結いたします。
     伊藤議員、ありがとうございました。傍聴席へお戻りください。  それでは、本請願の取り扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員(大河原吉明君) 不採択でお願いします。 ◆委員荒木征二君) 私は全国に誇る高崎の給食、このよい給食を守るためにはやっぱり市民全体でこの給食を守るという姿勢が大切であるということと、やはりよいサービスにはよい対価が発生するという根本原則をゆがめることにもなるかと思います。ただ、紹介議員のお話も納得できるところもありますので、私は継続でお願いします。 ◆委員(中村さと美君) 私は不採択でお願いします。 ◆委員小野聡子君) 先ほどの紹介議員のお話もわかる部分もありますし、子ども・子育てを社会全体でやっていくというところは、そこに関しては賛同することではありますけれども、今の給食費に関しては応負担になっておりますし、さまざま教育環境の整備に必要な経費もたくさん発生している中で、食材費で20億円を下回るぐらいですけれども、それを市が負担していくということについては、いかがなものかと思いますので、今回は不採択でお願いします。 ◆委員(時田裕之君) 不採択でお願いします。 ◆委員(渡邊幹治君) 不採択でお願いします。 ◆委員長壁真樹君) 不採択でお願いいたします。 ◆委員(柄沢高男君) 不採択でお願いします。 ○副委員長(飯塚邦広君) 不採択でお願いします。 ○委員長中島輝男君) それでは、これより請願第3号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員起立を求めます。────起立なしです。  よって、請願第3号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長中島輝男君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については、私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長中島輝男君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・民生委員児童委員の一斉改選について ○委員長中島輝男君) 次に、報告事項に入ります。  民生委員児童委員の一斉改選について説明をお願いします。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) それでは、民生委員児童委員の一斉改選につきまして御報告をさせていただきます。お手元の資料をごらんください。  本年は、民生委員児童委員の一斉改選の年に当たりまして、区長の皆様に御協力をいただき、民生委員児童委員の候補者の推薦をいただきました。推薦いただきました候補者につきましては、高崎民生委員推薦会及び高崎市社会福祉審議会民生委員審査専門分科会において審議等をいただき、高崎市長より厚生労働大臣に推薦をし、厚生労働大臣より委嘱をいただいたところでございます。これを受け、12月2日に厚生労働大臣からの委嘱状を全民生委員児童委員の皆様に市長から伝達をさせていただきました。改選の概要でございますが、記以下をごらんいただきたいと存じます。  まず、1の任期でございますが、令和元年12月1日から令和4年11月30日までの3年間でございます。  次に、2の委嘱の状況でございますが、定数は地区を担当していただく民生委員児童委員が646人、主任児童委員が70人、合わせて716人でございます。委嘱の状況につきましては表のとおりでございます。  3のその他でございます。2の委嘱の状況にありますとおり、まだ地区からの推薦がいただけず、欠員となっている地区がございますが、地区ごとに相談をさせていただきながら欠員の解消に努めてまいりたいと考えております。また、地区より推薦が上がった際には速やかに委嘱に向けて手続を進めてまいります。  また、今回の改選に合わせまして、12月15日号の広報高民生委員児童委員の概要につきまして掲載をする予定でございます。  以上、簡単ではございますが、民生委員児童委員の一斉改選についての報告とさせていただきます。なお、本資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様に配付をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長中島輝男君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長中島輝男君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたら、お願いします。 ◆委員荒木征二君) 3つほどお話しさせていただければと思います。  まず1点目は、学校の授業で道徳が、科目化と言ったらいいのでしょうか、教科になって、昨年は小学校、今年は中学校で始まって制度的には完成を見たわけです。高崎も始まっていることと思いますが、この道徳の授業、現場のほうはどのような状況で推移しているか、お知らせをいただきたいと思います。 ◎学校教育課長(佐藤明彦君) 道徳の教科化は、小学校は昨年度から、中学校は今年度から実施となり、児童・生徒が多面的、多角的に深く考え、多様な価値観に気づく授業が現在行われております。教科化に伴う評価の実施については、児童・生徒がいかに成長したかを積極的に受けとめ、認め、励ます個人内評価として記述式で行っております。保護者からの御意見等は特になく、各学校において順調に取り組みが進められております。 ◆委員荒木征二君) 道徳が科目になるということは、つまり評価の対象になるということで、非常に微妙な問題もはらんでいるのかと思って心配したところですが、今現在は順調に推移しているということでございます。ぜひ、今後とも注意深く運用していただければと思います。  もう一点続けてよろしいでしょうか。幼稚園教諭の皆様のお話です。おかげさまで幼稚園のほうでも勤怠管理が始まっております。今アナログの運用ということでございますが、数カ月が経過しました。幼稚園教諭の皆さんの実労働時間、これの把握が進んでいるようでしたらば、御紹介をいただきたいと思います。 ◎教職員課長(大澤克教君) 1学期の担任の先生方の実労働時間を平均した数値ですが、4月は20日間で176時間、5月は19日間で172時間、6月は20日間で182時間、7月は22日間で187時間となっております。 ◆委員荒木征二君) ありがとうございます。詳しくこの場で計算できないですけれども、お1人当たり大体毎月20時間ほどの超過勤務の状態、もちろん過労死ラインから大分下回っていますので問題視するつもりはございませんが、超過勤務の部分はこれからも正確な把握をお願いしたいと思います。それから、出退勤管理は今アナログで運用されていると思いますが、できればデジタル化を御検討いただきたいと思います。これは要望として申し上げさせていただきたいと思います。  あともう一点、防災の関係ですが、学校現場にちょっとこれは要望でお話をさせていただきたいと思います。各小・中学校でお子さんたちに防災についてお話をされる学校があるようにも聞いています。学校からお子さんのいる各御家庭に、防災について何かこんな形でお知らせしているよというような取り組みがありましたらば、お知らせをいただきたいと思います。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 各学校では、避難訓練の事前、事後指導において、災害時の避難場所が各学校の体育館となっていることを伝達するとともに、児童・生徒と保護者間で避難方法や連絡方法等を相談しておくなど、各家庭において確認し合うよう啓発をしております。 ◆委員荒木征二君) 今回の台風19号の教訓からも、市民の皆様になかなか指定避難所が周知されていない、あるいは災害ダイヤル321─5000番がいまいち浸透していないというような教訓も得られたところです。ここの点につきまして、さまざまな角度から周知を図らなければいけないと思うのですけれども、お子様の口から御家庭に、僕たち、私たちのおうちの避難所はあそこだよねと、万が一こういうことがあったら321─5000番に電話すればいいらしいよというような形で伝えていただくことは、とても有効だと思いますので、各学校のほうで、例えば水災害のおそれの発生する6月くらいとかに、本当にA4、1枚のぺら紙でもいいと思うのです。そういった形で家庭に周知してもらうような取り組みは大変有効かと思いますので、ぜひ御研究をお願いします。要望として申し上げさせていただきます。お願いいたします。 ○委員長中島輝男君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長中島輝男君) なければ、以上で本日の教育福祉常任委員会を閉会いたします。                                     午後 2時18分閉会 高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。   令和元年12月6日                     教育福祉常任委員会 委 員 長  中  島  輝  男...