高崎市議会 > 2019-09-19 >
令和 元年  9月19日 市民経済常任委員会−09月19日-01号

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  1. 高崎市議会 2019-09-19
    令和 元年  9月19日 市民経済常任委員会−09月19日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 元年  9月19日 市民経済常任委員会−09月19日-01号令和 元年  9月19日 市民経済常任委員会   令和元年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                 令和元年9月19日(木曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                   令和元年9月19日(木)                                   第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1) 議案の審査     議案第76号 財産の取得について(小型バス)     議案第78号 高崎市印鑑条例の一部改正について     議案第86号 高崎工業団地造成組合と高崎市との間における情報公開審査会に係る事務の委託に関する協議について     議案第87号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)     議案第90号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第4号)     議案第71号 平成30年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) 2 そ の 他   ────────────────────────────────────────────
    出席委員等(10人)   委 員 長   清  水  明  夫  君     副委員長   新  保  克  佳  君   委  員   青  木  和  也  君     委  員   三  井  暢  秀  君   委  員   樋  口  哲  郎  君     委  員   林     恒  徳  君   委  員   松  本  賢  一  君     委  員   後  閑  賢  二  君   委  員   柴  田  正  夫  君   議  長   (委         員)     副 議 長   時  田  裕  之  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   市民部長    小  泉  貴 代 子  君   市民生活課長  小  野  優  子  君   人権男女共同参画課長                                   阿 久 澤     健  君   防犯・青少年課長福  島     優  君   地域交通課長  小  山  和  寛  君   市民課長    大  山  富 美 雄  君   保険年金課長  山  田  史  仁  君   環境部長    石  原  正  人  君   環境政策課長  清  水  弘  明  君   一般廃棄物対策課長               産業廃棄物対策課長           塚  越  直  樹  君           清  水  孝  之  君   環境施設整備室長吉  田  尚  広  君   清掃管理課長  藤  野  泰  宏  君   高浜クリーンセンター所長            城南クリーンセンター所長           西  山     学  君           本  田  時  人  君   吉井クリーンセンター所長            商工観光部長  松  本     伸  君           茂  木     亨  君   産業政策課長  本  間  澄  行  君   商工振興課長  福  島  貴  希  君   観光課長    只  石  恵 一 郎  君   農政部長    真  下  信  芳  君   農林課長    高  橋  幸  弘  君   田園整備課長  金  井  孝  文  君   農業委員会事務局長               倉渕支所地域振興課長           堀  越     修  君           原  田  修  樹  君   倉渕支所市民福祉課長              倉渕支所農林建設課長           長  壁  保  幸  君           塚  本  茂  之  君   箕郷支所地域振興課長              箕郷支所市民福祉課長           佐  藤  久  夫  君           久  保  奈 津 江  君   箕郷支所産業課長小  泉  雅  裕  君   箕郷支所建設課長田  中     享  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所市民福祉課長           住  谷  俊  樹  君           藍     美  香  君   群馬支所産業課長住  谷  玲  子  君   群馬支所建設課長関  口  宏  達  君   新町支所地域振興課長              新町支所市民福祉課長           戸  塚  和  也  君           須  田  美 智 子  君   新町支所建設課長金  田  徳  義  君   榛名支所地域振興課長                                   高  橋  宏  樹  君   榛名支所市民福祉課長              榛名支所産業観光課長           金  田  祐  児  君           久  保  達  也  君   榛名支所建設課長青  柳  佳  嗣  君   吉井支所地域振興課長                                   高  麗  和  男  君   吉井支所市民福祉課長              吉井支所産業課長松  本  雅  彦  君           石  井  和  彦  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    横  澤     慶  君   契約部長    新  井     博  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   会計管理者   岸     一  之  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   代表監査委員  田  口  幸  夫  君   監査委員事務局長宮  下  明  子  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 田  村  智  明      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時58分開会 ○委員長(清水明夫君) それでは、定刻前ではございますが、おそろいのようですので、ただいまより市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(清水明夫君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(清水明夫君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い、進行いたします。なお、決算認定議案及び補正予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第76号 財産の取得について(小型バス)  議案第78号 高崎市印鑑条例の一部改正について  議案第86号 高崎工業団地造成組合と高崎市の間における情報公開審査会に係る事務の委託に関する協議について  議案第87号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)  議案第90号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第4号)  議案第71号 平成30年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) ○委員長(清水明夫君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、61ページをお開きください。  議案第76号 財産の取得についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 小型バスの財産の取得になるのですけれども、当初に1台、6月補正で1台というような形で、2台での財産の取得になっていると思うのですが、ちょうど10月で消費税が上がるということもありますので、もしかすると1台ずつ財産取得をしていったほうが50万円ぐらい安くなったのではないかなというふうに思ったりもするのですが、そのあたりはどう考えたのでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 当初予算の編成の段階でメーカー及び販売店に問い合わせをいたしまして、9月までの納車が困難という回答を得ていましたため、10月以降の納車を想定して、消費税率も10%として予算を計上しておりました。6月時点においても状況に変わりがなく、1台追加で購入することもありまして、搭載機器の設定作業等を効率的に実施できるため、今回2台同時に購入するスケジュールとさせていただいたものでございます。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第76号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  67ページをお開きください。  議案第78号 高崎市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) まず、この改正について説明をお願いしたいのですけれども。
    ◎市民課長(大山富美雄君) 女性活躍推進の観点から住民基本台帳法施行令が改正をされまして、希望される方につきましては、住民票や個人番号カードに旧氏を併記することができるようになります。このことを踏まえまして、結婚や離婚、養子縁組などで氏が変わっても、本人からの届け出によりまして、住民票に旧氏の記載されている場合にありましては、旧氏や旧氏の一部を使用した印鑑の登録や印鑑登録証明書の交付が可能となるものでございます。 ◆委員(林恒徳君) そうすると、例えばいろいろ戸籍上の名字が変わるようなことがあったとしても、そのまま旧姓の判こが実印として使えるようになったということなのだろうと思うのですけれども、実際どんなメリットが考えられるのか、とりわけ先ほど説明の中で女性の活躍推進という言葉がありましたけれども、そのような観点からどのようなことが考えられるのか、お伺いしたいと思います。 ◎市民課長(大山富美雄君) 委員がおっしゃるとおり、結婚などで姓が変わっても、これまで使った旧姓の実印等もお使いになることができるというものでございまして、近年会社をみずから立ち上げるような女性だとか、既に経営者として活躍をされている女性がふえております。その方々が結婚などで姓が変わっても、会社設立や銀行口座の開設、事務所の賃貸、融資契約などのビジネスシーンで引き続き旧姓をお使いになるようなこともできるようになるということでございまして、これまでのキャリアを生かしつつ契約等の手続も円滑に行えるなどが想定をされますので、女性の活躍の幅も広がるものというふうに考えております。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。ビジネスの中で名字が変わる、変わっていないとか、まだまだ世の中にはいろいろな見方をされる方がたくさんいらっしゃるので、この、契約に対して一番必要な印鑑証明なんかの場合、女性の場合、名前で印鑑登録をしたりとか、いろいろこれまでの間御苦労されていたところもあるのだろうなと思います。それが今回の改正でしっかりとした対応ができるようになるというのは、また一つの女性の社会進出にもつながっていくのかなというふうに思いますので、ぜひともまた広く周知しながら取り組みを進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第78号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第78号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  93ページをお開きください。  議案第86号 高崎工業団地造成組合と高崎市との間における情報公開審査会に係る事務の委託に関する協議についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(柴田正夫君) 議案第86号の内容について説明をお願いします。 ◎市民生活課長(小野優子君) 高崎工業団地造成組合と高崎市の間で情報公開審査会に関する事務の委託を行うための協議書及び規約について、地方自治法の規定に基づき、議会の御議決をお願いするものでございます。高工団の情報公開請求に対する決定について、審査請求が提出された場合、本案の協議書、規約に基づいて、高崎市の情報公開審査会がその審査を行うというものでございます。 ◆委員(柴田正夫君) 高工団から高崎市に情報公開審査会に係る事務が委託された場合、事務の流れはどのようになるのか、お願いします。 ◎市民生活課長(小野優子君) 高工団が行った情報公開請求に対する決定について、請求者から不服の申し立てである審査請求が提出された場合には、高工団からの諮問を受け、高崎市の情報公開審査会がその決定の当否を審査し、高工団へ答申することになります。 ◆委員(柴田正夫君) 事務の委託によって、高工団はどのようなメリットがあるのですか。 ◎市民生活課長(小野優子君) 高工団の情報公開制度の効率化、合理化が図られるというものでございます。高崎市情報公開審査会は、情報公開請求の決定等に対する審査請求のみを専門に審査する機関であり、長年にわたる審査の実績があるため、高工団に対する審査請求に対してもスムーズな審査が行われると考えられます。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第86号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  97ページをお開きください。  議案第87号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第3号)の所管部分を議題といたします。  110ページをお開きください。  歳入16款国庫支出金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 112ページをお開きください。  17款県支出金から  19款寄附金まで (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 114ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 120ページをお開きください。  歳出6款農林水産業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(三井暢秀君) 120ページの6款1項6目の農地費の中の小規模農村整備事業2,000万円についてと農業用水路整備事業の600万円について伺いますが、この整備事業はどこで行ったのかお伺いします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 小規模農村整備事業は、県の事業でございまして、今回は3地区補正をお願いしたものでございます。場所的には、倉渕地域の梨子本地区でございます。そのほかに箕郷地域の大明神地区、群馬地域の熊野谷地でございます。そのほかに、農業用道水路整備事業ですが、これは単独事業でございます。これは、天狗岩堰の支線、箱田堰水系でございまして、以前より経過観察を行ってきた水路でございます。今年度の危険箇所総点検では、一部破損、亀裂等を確認し、水路壁の老朽化が進行しているのが確認され、隣接の人家や道路への浸水被害などのおそれもありますので、今回補正をするものでございます。場所は高崎地域で、元島名を含む数地区の水路改修でございます。 ◆委員(三井暢秀君) 水路改修についてお伺いしましたけれども、私の地元でもある豊岡においても住宅地とあって大変苦労されている。また、老朽化に伴って水路等の改修を必要としているところがありますので、ぜひとも地域または区長さんと相談しながら、問題についても今後も集約していきますので、どうぞ御協力をお願いいたします。ありがとうございました。 ◆委員(林恒徳君) ちょうどその上になるのかな、畑作総合振興事業の中の産地パワーアップ事業補助金、今回全額国庫みたいなのですけれども、どんな仕組みなのか、まず教えてください。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 産地パワーアップ事業補助金は、国の平成30年度の補助メニューの一つでございますが、野菜等の産地が、育成を目的に、意欲のある農業者が高収益な作物、栽培体系への転換を図るための取り組みを総合的に支援する補助制度となっておりまして、総事業費の2分の1を国が補助するものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 総事業費の2分の1ということは、ここで6,100万円補助金という形でついているのですから、要は1億2,000万円ぐらい、それ以上の事業になるのですけれども、具体的にどんな内容で、目的としてはどんな形でやっていくのか、ちょっとお伺いできればと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 今回の補正内容は、木部地区のトマト組合を牽引する若手を中心といたしました農業者5名がこの地域でブランド化し、生産を行っているうれっ娘トマトの生産力と所得の向上を目指し、必要な環境整備を図る事業として申請したものが採択され、国から支給されるものでございます。事業の内容といたしましては、大きく2つの補助内容となっておりまして、1つは施設等の整備でございまして、園芸用のトマトハウスの整備を2名が1カ所ずつ、もう一つは生産支援事業といたしまして3名が二酸化炭素発生装置や自動潅水施肥システムなどの機械のリースを行うものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 国がここまで丁寧につけていただいて、大規模にやっていただくというのは非常にありがたいことですけれども、私なんかはかじっているぐらいしか農業をやっていないですけれども、いろいろ書類の申請とか何が適合するのだとかというのは、そういうのを見つけるというのは、多分農家さんなんか日々生産に寄与されている方というのは、事務仕事というのはそんなに簡単なものではないと思うのです。それに対して例えば相談だとか支援体制とか、そういったものは実際どんな形で行われていたのですか。 ◎農林課長(高橋幸弘君) さまざまな農政に関する補助メニューがございますが、相談の体制につきましては県やJA等と連携いたしまして適宜対応しており、個々の経営状況ですとか将来の経営計画等を踏まえ、適切な補助メニューを紹介させていただいております。また、産地としての将来像を生産者組織の皆様と十分に話し合っておりまして、申請書類の作成の支援など事細かなことに丁寧に対応しているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 市役所、農林課だったり農政部全体がいろいろ農家さんの支援に取り組んでいるということがこの事業の一環でわかったところになります。実際これ以降になりますけれども、商工観光なんかはさまざま、農業も補助金メニューは多いですけれども、何に使えるの、どう使えるのというのがだんだん、だんだん難しいものになっているというか、そんな感じもしていますので、ぜひともこれからも継続的な支援をよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  122ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(樋口哲郎君) 123ページの商工費の中の商業振興費の中で、まちなか回遊性向上事業の備品購入で100万円が計上されていると思うのですけれども、詳しい内容を教えてください。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 備品購入費の内容でございますが、今回お店ぐるりんタクシーに活用してほしいとの寄附金がありましたので、ぐるりんタクシーが前方正面からもわかりやすく、かつ目立つように、車両の屋根にあんどんのような装飾をするための備品費として活用させていただきたいものでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 寄附された方には本当に感謝申し上げます。そして、過日の後藤議員の一般質問でもありましたけれども、ぐるりんタクシーがタクシーとわかりづらいという意見があるとのことでしたので、ここで今回あんどんのような装飾を施していただけるということですので、利用者にも認知しやすく、さらに多くの利用者が見込まれると思います。今後も利便性の向上に努めていただきまして、引き続きの運行をよろしくお願いいたします。 ◆委員(林恒徳君) 今のちょうどその上になります。軽減税率対応レジ導入補助金ということで750万円ついていますけれども、まず制度の説明をお願いします。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 新たに創設いたします高崎市軽減税率対応レジ導入補助につきましては、10月からの消費税軽減税率制度の開始に伴いまして、対応レジを導入するなどが必要となる市内の個人事業主などの負担を軽減するため、自己負担の一部を支援するものでございます。現在国におきましては、レジ導入に対する補助制度がございますが、国の補助金を活用してもなお生じる自己負担に対しまして本市が独自にさらなる支援を行うものでして、対象者は国の補助金を活用し、その交付を受けた方といたします。補助率は、補助対象における自己負担額の2分の1、補助上限はレジ1台当たり2万円でございます。また、この制度の中でキャッシュレス決済支援といたしまして、レジ導入にあわせてキャッシュレス決済端末なども附属機器として補助対象として対応できる制度としてまいります。 ◆委員(林恒徳君) もうあと2週間ちょっとぐらいで消費税が上がりますよということで、この段階でやるにしても、国のほうもいろいろやっていたので、急いでやらなくてはいけない部分かなというふうには思うのですけれども、実際この750万円という補助で足りるのかどうか、積算根拠はどんな感じでやったのかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 ◎商工振興課長(福島貴希君) まず、制度創設に当たりまして、市内の約130店舗に対して軽減税率対応レジの考え方について聞き取り調査等を実施しましたところ、約4割の店舗が対応レジ導入を考えなくてはならないとの結果が得られております。また、経済センサス等の統計データの分類区分をもとに軽減税率制度が該当する可能性のある店舗数を推計しましたところ、市内では約1,500店舗程度が該当すると見込まれておりまして、そこに先ほどの聞き取り結果による約4割を当てはめまして、レジ導入を考えている店舗を約600店舗と推計いたしました。あわせまして、レジの買いかえの価格帯につきましても聞き取りから平均約10万円との結果が得られておりまして、国の補助を活用した後の市の補助は平均約1万2,500円程度が多いと想定されますことから、600店舗掛ける1万2,500円で750万円とさせていただきました。 ◆委員(林恒徳君) 富岡市長になられてから商工観光部の職員が本当にいろいろ地域に出て現場の情報というのを確認して、かなり御足労されていると思います。この数字の積算もいろいろデータ等を使いながらしっかり出てきている数字かなというふうに思いますので、ぜひとも、遅くなったけれどもとか、本当に必要なのだなと思った商店主さん等がいたら、しっかりと相談に乗っていただければ大変ありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  前に戻っていただき、104ページをお開きください。  地方債の補正 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) これより議案第87号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第87号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第90号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  6ページをお開きください。  歳入21款繰越金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 8ページをお開きください。  歳出6款農林水産業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(樋口哲郎君) 農林水産業費の畜産業費の中の今回の4,000万円の補正予算について質問いたします。昨今、新聞やテレビ、報道機関で毎日のように感染が報道されて、9月13日には秩父市で、また次いで17日には小鹿野町でも感染があって、隣接する藤岡まで大変危険な状況が迫っております。吉井地域も藤岡と隣接しておりまして、水際対策も切迫感が出てきていると思います。そこで、今回いち早く補正予算が計上されました。予算の補助率、上限額、件数など、補助金の内容をお聞かせいただきたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 今回の補正は、国の補助制度としてアフリカ豚コレラ侵入防止緊急支援事業が始まりますので、これを活用いたしまして、事業費のうち国が2分の1、県が4分の1、さらに高崎市が4分の1を支援するものでございます。補助金の上限でございますが、事業対象が防護柵と可動柵となっておりまして、防護柵については1メートル当たり1万円、可動柵については1メートル当たり4万円が予算の範囲となっております。この補助単価を本市の平均的な農場に当てはめまして、1農場当たり防護柵を600万円、可動柵を40万円、合計640万円の事業費として算出いたしました。高崎市は、この640万円のうち4分の1を補助することとしておりますので、1農場当たり160万円の補助となります。本市には、養豚農家が25戸ございますので、これを掛け合わせまして4,000万円を計上したものでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 大変大きく補助をいただけることがわかりました。しかしながら、もうすぐそこまで本当に迫っている状況でございます。緊急性の高い事案でございますので、スピード感を持って対応をお願いいたします。また、感染してしまったときに殺処分をして、その後廃業に追い込まれるような事例もお聞きしておりますので、そういったときの対応もお聞かせください。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 豚コレラが発生しますと、その農場の豚は全て殺処分の対象となります。養豚農家におきましては、大きな痛手になるわけでございますが、国から補助制度がございまして、支援をすることになりますが、現実的には非常に難しい状況となりますので、まずは発生しないように万全の体制を整えてまいりたいと考えております。 ◆委員(樋口哲郎君) ありがとうございます。国のほうで補助をしてくれるということなのですが、本当にそういうことになってしまった場合は、国とあわせて市としても最大限の支援をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(林恒徳君) 制度については、今の樋口委員の質問でわかったのですけれども、またほぼ農家さん自身が自己負担のない状況でしっかりと防ぐことができると。先ほど樋口委員がおっしゃったように速やかな対応というのが非常に大事だと思うのですけれども、きょうの新聞にも山本知事が何とか予防策を国のほうにというような形でいろいろ話も出ていますが、例えば前橋市はこの制度で1億円とか、渋川市が3,900万円とか、そのような数字がよく踊っていて、4,000万円の高崎市って、説明を聞いていると、全額補助でこれなのだからこうだろうというふうに思うのですけれども、実際他市のこういう数字が出てきた部分というのは、そんなに養豚農家さんの数というのは違うのですか。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 例えば前橋市との補助額の差でございますが、一言で言えば両市の養豚業の規模の差だと言うことができると思います。本市の養豚農家数は25戸でございまして、前橋市は70戸と、約3倍近い開きがございます。この差が金額の差となっているものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) わかりました。前橋市は、ころとんだ何だかんだで豚で大分宣伝しているところがありますし、高崎市と前橋市でそれだけの差があるのだというのも改めて感じながら、ぜひとも高崎市の25戸の養豚農家さんをしっかり守れるよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第90号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第90号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、決算認定議案の審査を行いますので、平成30年度高崎市歳入歳出決算書及び附属書類を御用意ください。  議案第71号 平成30年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分を議題といたします。  27ページをお開きください。  歳入12款交通安全対策特別交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(三井暢秀君) 27ページ、12款1項1目の交通安全対策特別交付金についてですが、この特別交付金について、どのようなものなのか、また予算額9,000万円について、収入済額が7,959万5,000円で、1割程度減っておりますが、交付金の対象経費はどのようなことに使っているのか伺います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 交通安全対策特別交付金は、激増する交通事故に対処するため、地方公共団体が必要な道路交通安全設備の設置及びその管理に要する費用に充てるため創設された財政制度でございます。交通反則金に係る収入見込み額から手数料相当額を控除した額を原資といたしまして、地方公共団体が単独事業として行う道路交通安全施設の設置及び管理に要する費用に充てるため、県や市町村に交付されるものでございます。交付金の対象経費は、外側線、カーブミラーなどの設置管理に要する費用に使用しております。また、予算に対して90%程度になりましたことにつきましては、予算見積もり時に、平成28年度の決算額を参考に見積もりましたが、交付金の原資となっている交通反則金に係る収入が減ったことにより、県や市町村に配分される交付金の額が減少したものと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) 内容はわかりました。今後も道路交通安全施設の設置及び管理について最大限使用していただき、市民の皆さんの命を守り、激増する交通事故を減らすために御尽力をお願いします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  13款分担金及び負担金1項分担金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 31ページをお開きください。  14款使用料及び手数料1項使用料について御質疑ありませんか。 ○副委員長(新保克佳君) 34ページの14款1項6目商工使用料ですけれども、みさと芝桜公園の使用料なのですが、前年度から見ますと1,000万円ぐらい減収となっているのですけれども、このあたりの理由の御説明をお願いします。 ◎箕郷支所産業課長(小泉雅裕君) 芝桜まつり入園者数の減少についてお答えさせていただきます。平成29年度入園者数が6万1,139人、平成30年度においては3万8,074人となっており、2万3,065人減少しております。大きな原因として、平成30年度は春先から暖かい日が続いたため、花の開花が早まり、およそ1カ月間開催される芝桜まつりの開始時点で既に芝桜が満開に近い状態でございました。例年ゴールデンウイークの期間中で入園者数、入園料の半分を見込んでおりますが、この年はゴールデンウイーク前の4月26日時点で花が咲き終わってしまい、これ以降の4月27日から5月6日までの10日間は無料開放とせざるを得ない状態でございました。そのことから、入園者数、入園料ともに減少したものでございます。 ○副委員長(新保克佳君) 御説明いただきまして、かなり天候に左右されてしまったということで残念でした、1,000万円の減収も痛いですし。そこで、こういったことは今後もあり得る話だと思いますので、例えば少し期間を長く楽しめるような工夫というのは何か考えていらっしゃるのか、できるのかどうか、その辺について伺いたいと思います。 ◎箕郷支所産業課長(小泉雅裕君) 芝桜が通常4年から5年で花が咲かなくなる種類でございまして、現在も定期的に区画を決めて植えかえを行っております。特に今までピンクの花が咲くオータムローズという種類を使っておりましたが、この3年ぐらいで同じピンク系で花がより長くもつダニエルクッションという種類に置きかえを行っております。開花時期を長くしてお客様が楽しめるように努力しております。また、常設トイレを設置して、施設面での利便性の向上にも努めております。
    ○副委員長(新保克佳君) ありがとうございます。トイレの整備とか、また近年は大変ここは観光地としても高崎の大きな目玉の部分ですので、バスで随分とお客さんも来ているようですので、ぜひそういった手だてをしていただいて、さらにグレードアップしていただきますよう、よろしくお願いします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  37ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 41ページをお開きください。  15款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 43ページをお開きください。  2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 49ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 51ページをお開きください。  16款県支出金1項県負担金から  2項県補助金まで (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 57ページをお開きください。  3項委託金について御質疑ありませんか。 ◆委員(樋口哲郎君) 60ページの16款3項5目の上から2段目の高崎駅構内観光案内運営業務の利用状況をお伺いいたします。 ◎観光課長(只石恵一郎君) 平成30年度の実績でございますが、案内人数は延べ5万1,061人で、その内訳といたしまして、市内の観光案内が36.4%、パンフレット配布などが24.2%、交通案内が16.9%、駅構内案内が14.4%、市外の観光案内が8.1%の順となっております。なお、外国人の方の利用は2,780人で、全体の5.4%でございました。 ◆委員(樋口哲郎君) 多くの利用者がいることがわかりました。また、私もこの間一般質問しましたが、外国人の方の利用も大変多くて、高崎も徐々に国際化がうかがえます。今後もわかりやすく使い勝手のいい案内所運営を期待いたします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  59ページをお開きください。  17款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 61ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 67ページをお開きください。  19款繰入金 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 69ページをお開きください。  21款諸収入3項貸付金元利収入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 71ページをお開きください。  4項受託事業収入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 75ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 81ページをお開きください。  22款市債 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、91ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(青木和也君) 112ページになります。2款1項12目青少年健全育成事業の中ほどの子ども会育成団体連絡協議会補助金についてお伺いいたします。子ども会育成会における児童の会員数並びに本市における子ども会育成会の数の推移についてお願いをいたします。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 子ども会育成会における児童の会員数の推移でございますが、5年前の平成26年度が1万5,231人であったのに対し、平成30年度は1万3,825人となっており、この5年間で1,406人減少しております。次に、高崎市子ども会育成団体連絡協議会に登録している町内会ごとの単位子ども会育成会の数の推移でございますが、平成26年度が402地区であったのに対し、平成30年度は363地区となっており、この5年間で39の単位子ども会育成会が減少しております。 ◆委員(青木和也君) この子ども会育成会なのですけれども、地域のコミュニティーの大切な部分であるというふうに思っております。先日も登下校の見守りですとか、また地域の学校行事、また夏祭り、そういうところでもこの育成会の皆さんは一生懸命頑張っておられます。この加入状況もいろいろあるというふうに思うのですけれども、また引き続き青少年の健全育成のために支援をお願いできればというふうに思います。お願いいたします。 ◆委員(樋口哲郎君) 114ページの2款1項13目交通地域安全費の中の下のほうのバス交通対策事業ですが、地域公共交通会議などでどのようなことを話し合い、今後どのようにしていくのかお伺いいたします。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 地域公共交通会議では、市内循環バスぐるりんを初めとするコミュニティーバスの運行や運賃体系等について、利便性の向上や利用の促進に必要な事項を地域住民や利用者団体の代表者、運行事業者、警察、道路管理者等の関係者に委員として協議をいただいております。また、支所地域公共交通体系検討小委員会では、支所地域ごとに会議を開催し、区長さんを初め地域団体を代表する方にも御出席をいただいて、地域の実情に応じた交通体系の確立に向けた検討を行っております。今後もさまざまな立場から委員の皆様の御意見を賜りまして、引き続き公共交通の利便性の向上と利用促進に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(樋口哲郎君) 公共バスは、市民の足として欠かせないものであります。私の地元でも買い物弱者、交通弱者と呼ばれます高齢者の方も多くて、バス停をふやしてほしいだとか延伸してほしいなど、いろいろな意見をいただいております。今後も検討を重ねていただきまして、例えば過日丸山議員の一般質問にもあったのですが、倉渕地域の高齢者買い物支援事業のようなものも支所地域において御検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(三井暢秀君) 樋口委員と重なってしまうのですけれども、バス交通対策事業についてお聞きします。昨年度の状況について、主要施策の成果等に関する説明書41ページではバス交通対策事業におけるおのおのの補助金が出されていますが、バス交通対策事業の主な内容と今後の取り組みについて伺います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) バス交通対策事業でございますが、市内循環バスぐるりんや高崎アリーナシャトル、廃止代替バスなど、市が委託をし、運行している路線に対し、運行欠損分等を補助として交付しております。また、平成30年度はぐるりんの車両を購入しております。老朽化した車両の更新でございまして、旧車両と同じ小型のバス車両を2台購入したものでございます。そのほか、敬老バスカードを割引販売するためのバス利用促進敬老割引補助、倉渕地域の高齢者の移動支援策としてバス運賃を割り引くための支援金を交付する倉渕地域高齢者移動支援事業補助などを実施しております。今後についてでございますが、民間の幹線路線バスやそれを補完する、より身近なぐるりんなどのコミュニティーバス路線網をしっかりと維持し、さらに利便性向上や利用促進を図るため、引き続き必要な支援や対策を講じてまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) さまざまなバス交通の対策事業があることがわかりました。さらなる利便性向上と利用促進のために御尽力をお願いしたいと思います。  続きまして、113ページの2款1項13目交通地域安全費の中の鉄道網整備促進事業6,683万6,440円について伺います。まず、協議会等に負担金を支出しておりますが、どのような内容か伺います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 上信線やJR両毛線、JR八高線の各路線の沿線自治体で構成する協議会等に参加しており、その負担金を支出しております。これらの協議会等では、各鉄道事業者への要望活動のほか、利便性向上や利用促進等について取り組んでおります。 ◆委員(三井暢秀君) また、地方鉄道事業補助金はどのような内容か伺います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 地方鉄道事業補助金でございますが、上信電鉄株式会社の鉄道事業に対し本市を初め沿線5市町村が連絡協議会を組織し、群馬県とともに公的な支援を行っております。上信電鉄の経営再建計画に基づく事業に対する補助でございまして、平成30年度は第4期経営再建5カ年計画の初年度でございました。安全性の向上に資する施設の整備を対象とする鉄道軌道輸送対策事業補助、線路、電路及び車両の保存費のうち修繕費を対象とする鉄道基盤施設維持費補助、鉄道事業に係る固定資産税相当額を対象とする鉄道固定資産税補助の3本立てとなっております。 ◆委員(三井暢秀君) 各沿線自治体での協議会や5市町村との連絡協議会とともに、上信電鉄の経営再建計画、これに基づく事業だということがわかりました。今後も各鉄道事業の利便性や利用促進に邁進していただき、さらなる鉄道事業の活性化のために御尽力をお願いしたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) 121ページ、122ページの2款1項18目男女共同参画費の中で、男女共同参画推進事業の中の真ん中辺ですか、男性の家事育児参加促進PV作製委託料ということで171万7,740円というのがついているのですが、これはどんなものなのか、目的も含めてお話をお伺いできればと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 現在女性の活躍の推進が課題となっておりますけれども、その実現のためには、男性が家事や育児、介護や地域活動に参加しやすい環境を社会全体で整備することが求められております。このため、男性に働き方や暮らし方を見直すきっかけにしていただくとともに、男女がともに仕事と家庭生活の調和への理解を深めていただくため、プロモーションビデオを制作したものでございます。 ◆委員(林恒徳君) これは、どういうふうにすれば見られるのですか。つくったのは今の説明でわかりましたけれども、実際市民が目にする、そういう機会というのはどういう形になるのでしょうか。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 完成しましたプロモーションビデオにつきましては、本年4月から順次市ホームページからユーチューブを利用した動画配信を始め、市民情報センター、市民課の待ち合いの情報モニター、それから高崎駅構内の改札前やヤマダ電機の大型ビジョンで放映を行っております。ただ、高崎駅構内の改札前、それからヤマダ電機の大型ビジョンにつきましては、市政情報の枠もございますので、放映されない時期もございます。なお、このプロモーションビデオにつきましては男女共同参画推進のイベント開催の際にも市民の皆様にごらんいただいているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 例えば市役所のホームページからという話、ユーチューブ単体で見に行くとか、我々が積極的に見に行けば見られるというものなのだろうなというふうに思うのですけれども、このタイミングでこのPVというのはなかなかおもしろいものだなと。多分私なんかの世代からもうちょっと下ぐらいだと、当然家事、育児参加は当たり前だよねぐらいの感覚は非常に強くなっている人たちが多いのだけれども、一方でより育児、家事に参加しようというふうになると、会社の中でおまえそこまでやっているのというような雰囲気も出てきてしまうので、こういう部分で一定程度啓発のPVがあるというのは大変ありがたいことかなというふうに思います。  続いて、下から2番目、たかさき縁結び応援団補助金なのですけれども、80万円ですか、平成29年度と比較すると数字が大分落ちているような気がするのですけれども、原因と今後の対応についてお伺いできればと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 平成30年度のたかさき縁結び応援団補助金交付事業につきましては、平成29年度と比較いたしまして、開催数は15回から8回に、参加者は397名から245名に減少いたしました。減少の理由といたしましては、夏場の記録的猛暑と相次いで発生いたしました台風の影響によりまして、野外を交流会場といたしましたイベントが中止や延期になったためでございます。このようなことを踏まえまして、今年度につきましては、野外を会場とするイベントにつきましては、企画、申請段階におきまして、実施時期や実施場所について申請企業、団体と調整を行い、高温や雨天の場合でも無事に交流イベントが開催できるよう支援に努めているところでございます。また、平成28年度からスタートした事業でございますけれども、介護職、それから看護職などの方々の参加を促すため、今まで病院や介護保険施設等を運営する法人を中心に事業のPRを行ってまいりましたが、さらなる開催数並びに参加者の増加に向けまして、イベントの企画運営を得意としている、精力的に市内で活動を行っておりますNPO法人、それからボランティア団体を順次訪問させていただき、独身男女の出会いの場の創設をお願いしているところでございます。その成果も徐々にあらわれておりまして、今後とも地域に根差した公益活動を積極的に実施しているNPO法人とボランティア団体に対しまして、事業の周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) これは結局その会場だとか場所を企画するのが大変なのですよね、企業単体だと。あと、そのグループだとか企業だけでやっていくと当然一定程度人員が限られてくることもあるので、企業同士のお見合いではないのですけれども、例えば労働団体なんかをうまく通じながら、複数の事業体が一遍に企画できるようなもの、そんなのももしあれば、いろいろ情報発信していただければ対応できるのかなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  147ページをお開きください。  4項戸籍住民基本台帳費 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 155ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 175ページをお開きください。  3項高齢者福祉費 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 191ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 195ページ、196ページになります。環境保全費、その中の太陽光発電のシステム導入補助金についてなのですけれども、現在の状況についてお伺いしたいと思います。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 平成30年度の住宅用太陽光発電システムの補助金交付件数ですが、448件でございました。平成29年度は413件であり、8.5%の増加となっております。本市の太陽光発電システムの補助は、平成21年度から実施しておりまして、平成30年度までの10年間で交付件数は8,220件、年間総発電量は約37メガワットとなり、およそ1万世帯の電力を賄える量となっております。また、10年間の累計で約10万トンの二酸化炭素排出量の削減につながっておりまして、本市の地球温暖化対策、また再生可能エネルギーの普及に大きな役割を果たしているものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) 今回まだふえているのだなという部分と、あと太陽光パネルだとか、そういう部分が、平成21年ですから、10年前からしてみると、大分値段的には安くなってきているのかなというふうに思います。補助率は補助率で変わっていない部分ですから、それに対しての取り扱いになっているのかなというふうに思うのですけれども、今ちょうど千葉県が大きな形でこの台風の影響で停電になっていると。この太陽光発電のシステムに、うまく蓄電池とかそういうのを加えられるような検討もちょっとしていかないと、今回の千葉みたいな状況に高崎はなりづらいかなというふうに思うところはあるのですけれども、そんな検討もちょっと入れてもらってもいいのかなと。ほかに逆に言うと、こういう形の補助事業というのが県にしても国にしてもだんだん、だんだんなくなってきているというようなところがありますので、ぜひともそんなのを視野に入れながら今後とも継続していただければと思います。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  197ページをお開きください。  3項清掃費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 197ページ、4款3項1目、ごみステーション見守りカメラ借上料のことについてお伺いしたいと思います。これも市長の肝いりで、だあっとふえたなというふうに思っているのですけれども、まずこの現状についてお伺いしたいと思います。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ごみステーション見守りカメラは、平成27年度から始まりました。現在の設置台数が605となっております。 ◆委員(林恒徳君) 例えば全部が全部ごみステーションにつけるのが目的ではないと思ってはいるのですけれども、主要なところには大分ついてきたかなというふうに思っています。また、平成27年度から始まったということは、これはリースでやっているものだと思うのですけれども、壊れたりとか、そういう場合どうなっているのかとか、その辺をちょっと教えていただければと思います。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 借り上げ料の中に保守点検費、それと修繕費が含まれております。壊れた場合には、業者のほうがそこを修繕している、そういった状況でございます。 ◆委員(林恒徳君) リース期限は、例えば4年とか5年とか、そういう契約でやっていると思うのですけれども、それが切れた後もうまく保守点検だとかそういう部分も回せるようにとか、そういうのも工夫しながら必要な部分にしっかりとつけていただくということで、よろしくお願いしたいと思います。  続いて、203ページになりますけれども、203ページの吉井クリーンセンター事業費、こちらの1億6,700万円のところについて、これも高浜に漏れず大分施設経過年数がたってきたかと思うのですけれども、まずこの吉井クリーンセンター事業についてお話をお伺いしたいと思います。何年ぐらいにできたのですか。 ◎吉井クリーンセンター所長(茂木亨君) 吉井クリーンセンターは、平成4年、西暦1992年に竣工し、現在供用開始から27年が経過しております。 ◆委員(林恒徳君) たしか30トンごみを焼却できると思うのですけれども、例えば高浜なんかは150トン3基みたいなイメージだと思うのですけれども、これはどんな形で運営されているのですか。 ◎吉井クリーンセンター所長(茂木亨君) 施設の処理能力に関係することなのですけれども、1日8時間稼働し、15トンを焼却する焼却炉が2基ありまして、1日30トンの処理能力となっております。 ◆委員(林恒徳君) 高浜から見れば、五、六年新しい施設になると思うのですが、いよいよ老朽化もきていると思うのです。例えば維持補修など、メンテナンス費用等々かかってきていると思うのですけれども、平成30年度でかかった大きなメンテナンス等、何かあれば教えてください。 ◎吉井クリーンセンター所長(茂木亨君) 吉井クリーンセンターの平成30年度における修繕の関係になるかと思います。こちらにつきましては、大きなものといたしましては焼却炉のロストルの修理、それと電気計装設備の修理、あとごみクレーン等の修理、それと飛灰混練機修繕、こういったものが主なものになっております。 ◆委員(林恒徳君) これは、ちょっと地元のほうから、今回高浜が450トンで、吉井が30トン、新しいクリーンセンターが480トンということだから、吉井はなくなってしまうのではないかというような心配というのですか、そういうふうに感じている方だとか、あとは何かの説明会、地元であったのですか、もしかしたら吉井のあそこの場所が新町のクリーンセンターみたいな形になってしまうのではないかというようなうわさが聞こえてきていたので、ちょっと確認できないかというような話があったのですけれども、実際まだまだ使えるでしょう吉井のクリーンセンター、どういうふうに今後考えていくのか、お話をお伺いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 高浜クリーンセンターをつくる準備をしていたとき、効率化を考えて1カ所にすべきだという、国の何かそういうような考え方があるというので、ではこれをなくさなくてはいけないのかという話だったのですが、それはだめだと。高浜はもちろん地元の皆さんの大変な御尽力で順調に今準備を進めていますけれども、ごみというのはいざとなったときのことを考えなくてはいけませんので、1カ所だけに全部かけるというわけにはいきませんから、保険的な意味でも、そう処理量は多くないのですけれども、残しておくべきだというのが私の考えで、市職員もみんなそういう考えでやっていますので、そういうことはありませんけれども。老朽化についての対応は、その都度修繕という対応を考えながらやらなくてはいけないのですけれども、抜本的に新しいものにするということはちょっと考えませんけれども、そういう状況です。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。還元施設等々も含めて、吉井地域にとってあそこのものというのは非常にシンボリックな部分もあるみたいですから、ぜひともいろいろしっかりとした対応をという言い方も変ですけれども、今市長がおっしゃっていたようなお話で進めていただければ大変ありがたいなと思います。 ○副委員長(新保克佳君) では、吉井に続いて高浜を伺いたいと思いますけれども、202ページの4款3項2目になりますか、高浜クリーンセンターの事業が可燃ごみ、不燃ごみ等とありますけれども、需用費が大きな部分を占めておりますけれども、この中身は、今の林委員と同じように、恐らく修繕というものが主な部分かなと思うのですが、可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクルセンターがありますけれども、それぞれの需用費の中の修繕費の割合、また金額などをまずお示しください。 ◎高浜クリーンセンター所長(西山学君) 高浜には、可燃ごみ処理施設、不燃ごみ処理施設、リサイクルセンターがございますが、可燃ごみの修繕料は約4億円、不燃ごみの修繕料は約3,500万円、リサイクルセンターの修繕料は約860万円となっております。 ○副委員長(新保克佳君) こちらは、もう高浜は着々と建設に向かっていくわけですので、修繕をこれからしながら毎年行っていくと思いますけれども、その辺の修繕計画みたいなものはあるのでしょうか。 ◎高浜クリーンセンター所長(西山学君) 高浜クリーンセンターは建てかえを控え、各施設とも10年、20年先を見据えた大規模な修繕は行いませんが、新工場稼働までの安定した運転のための修繕はしっかり行い、市民生活に支障のないように安心・安全な施設管理に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  205ページをお開きください。  5款労働費について御質疑ありませんか。 ◆委員(青木和也君) 208ページ、5款1項1目労働諸費の中の特定求職者雇用開発補助金についてお尋ねいたします。こちらは、主要施策の成果等に関する説明書の126ページの中に障害者及び高齢者となっておりますけれども、その高齢者の定義についてどのようになっているのか、お願いいたします。またあわせて、制度の概要についても御説明をお願いいたします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 制度で対象としている高齢者につきましては、60歳以上65歳未満の方となっております。制度の概要といたしましてですが、ハローワークを介して対象となる労働者を新たに継続的に雇用した企業に対しまして国の助成制度がございますけれども、これに上乗せをする形で、高齢者の場合は助成額の6分の1を1年間補助するというものでございます。 ◆委員(青木和也君) わかりました。どうもありがとうございます。  続いて、その下の高崎ビジネススクール開催補助金について、その実績についてお願いいたします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高崎ビジネススクールは、高崎商工会議所が市内の大学に通う学生を対象としまして、地元企業の経営者等を講師に招きまして、マーケティング理論などの講座を計5回開催いたしました。また、地元企業の見学ツアーや合同説明会などを行ったもので、学生に地元企業、中小企業に興味を持っていただき、就職につなげることを目的の一つとしております。平成30年度の実績ですが、講座には29名が参加、見学ツアーには44名が参加、合同説明会につきましては、高崎経済大学及び商科大学の学生56名の参加がございました。 ◆委員(青木和也君) ありがとうございます。前回6月定例会のときに、一般質問で若者世代の雇用についてということで質問させていただいたときに、この高崎ビジネススクールの支援等にも触れていただいたのですけれども、若者が地元企業に定着をしてもらえるように、地元に定着してもらえるように、ぜひとも引き続き御支援いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
     207ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後閑賢二君) 212ページをお願いいたします。2目農業総務費の中で地産多消の推進事業があるわけですけれども、その中の農業者新規創造活動事業補助金というのが1億円余り使われております。これは、農業の6次産業化ということで、その推進事業の補助であろうかと思うのですけれども、ことしは9件の利用者があったということですが、その企業の内容についてお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 農家等が生産、加工、販売などを一体的に行う6次産業化へチャレンジする取り組みといたしまして、ハード、ソフトの両面から資金援助する本市独自の補助制度でございまして、平成27年度から開始し、ことしで5年目を迎えることになります。昨年度、平成30年度の実績でございますが、9件の取り組みに対しまして補助をいたしました。具体的には、酪農家によるチーズ製造への取り組みが1件、果樹農家による加工品への取り組みが4件、野菜等、生産物等による加工品への取り組みが3件、米生産農家による加工品への取り組みが1件でございました。 ◆委員(後閑賢二君) 御報告いただきました。それで、もう何年か企業に補助が出ていると思うのですけれども、その企業の現状と、また成功例がありましたらお願いいたします。 ◎農林課長(高橋幸弘君) この補助金を使いまして、多くの方々がさまざまな事業を展開しているところでございますが、その成功例として1つ挙げさせていただきますと、この補助を受けまして設備を導入した榛名の梅農家、生産者なのですが、生産した梅を加工したしょうゆなどをつくりまして、かけるシリーズという商品を開発しております。この商品が高い評価を受けまして、関越自動車道の各高速道路のサービスエリアに販売され、また海外からも注文が入っている状況となっているというふうに伺っております。 ◆委員(後閑賢二君) 成功例もお聞きしました。ただ、非常に商品開発は難しいのです。全部が成功するとは限らないのですけれども、本当によかったと思います。  本市では、地産多消ということで、地場産のPRを積極的に取り組んでいただいておるところですけれども、こういう企業、農家等の連係プレーも大事かと思うのですが、連携や、また指導などの方針についてお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) この補助金を利用した方々に対しましては、職員がその後の状況確認等のため頻繁に電話や農場へ訪問するなどのフォローも行っております。また、新たに開発しました商品につきましては、高崎オーパ1階の高崎じまんに出品していただくよう交渉し、また現在多くの加工品が販売されている状況でございます。それに加えまして、東京など首都圏で行われます大規模な商談会や販売会などに積極的に参加していただくよう後押しをしておりまして、皆様の販路拡大につながるような支援を行っている状況でございます。 ◆委員(後閑賢二君) 積極的な取り組みをありがとうございます。とにかくせっかくこの地元の、農業は本当に農業だけではピンチなのですけれども、こういう形でしっかりと地域の市民の応援をいただいて取り組んでいくということは大事かと思います。地産地消も私は大事かと思いまして、そして地元のものをPRしていただいて、そして外へ売り出していくということは必要かと思います。これからもよろしくお願いいたします。 ◆委員(林恒徳君) 今ちょうど後閑委員さんのほうから農業者新規創造活動事業補助金の関係で出てきたので、これに追随して同じところで質問したいと思いますけれども、今のやりとりの中で現状の成果だとか執行部のほうで取り組んでいる状況というのはわかったのですけれども、そもそもこの事業、概要、そしてメニューについて、いま一度御説明をお願いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 補助メニューでございますが、6次産業化等推進事業補助金のほか、商品のパッケージやデザインなどの開発を支援するブランド商品開発事業補助金や、地域の団体が地元農産物や加工品の消費拡大のためのイベントなどに参加する際の経費を一部補助します地元農畜産物消費拡大事業補助金、また本市の農業の将来を考察するための調査研究などの経費の一部を補助いたします高崎の農業の将来を考える研究会補助金などがございます。 ◆委員(林恒徳君) 意欲ある生産者に対してしっかりと補助、助成というのが大事だと思うのですけれども、正直6次産業化というのは、本当に頑張っている人しかなかなか考えづらいところというか、そういうようなところがありまして、せっかく市長が肝いりで地産多消というふうに進めている部分で、農家全体にもうちょっと満遍なく広げられるような、何かちょっとヒントがあれば少し動けるようなところというのが非常に大事なのではないかなというふうに考えているのですけれども、このあたりの地域の農業者とか団体の支援、具体的にどういうふうに考えているのかをお伺いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) これは、私が考えた補助金なのですけれども、5年かかりました。農家の方々に伝えると、そんなのがあるのかいと、最初の二、三年は。幾ら資料を出して広報高崎に載せたりなんかしたり、JAを通じてやったりしても、話すと、そんなのあるのかいという感じです。それがやっと最近になりましたら、これを使ってという農家の方、これは企業ではありませんから、農家のグループですから、時間がかかりましたけれども、だんだん知られるようになってきました。今、補助対象を担当課長から説明しましたけれども、私は創造的でガッツを持って取り組むものだったら何でもいいと思っているのです。特に焦点を絞っておりません。  ちょっと長くなって恐縮ですけれども、30秒しゃべらせてください。このスタートは何かといったら、梅ジュースが大変おいしいのだけれども、何かぽこっとやるといつも背広にかかってしまって、余りおいしくなさそうな瓶なのです。こんなので都会で売れるはずがないというので、瓶を体裁よく格好よくしてくれと言ったら、そんな開発するお金はないと。瓶をつくり直したりするのにお金がかかるのだからと。それでは、そういうのを応援しましょうと。それから、加工品が何か商品にしては表示の仕方なんか体裁が悪いので、もっと格好いい体裁にしてくれないかと。これもお金がかかりますから、そういう実験に対して応援しましょうということで始めたのです。何でもいいと私は思っています、いいアイデアなら。ただし、ブルドーザーを買うというのはだめだと。JAさんで手に入れるやつはだめですよと、そういう制約ぐらいしかやっていませんけれども、これは話を広げてどんどん広報していきたいと思いますけれども、何か砂をかむ、砂にもぐってしまうような、手応えがないのです、情報を伝えても。やっと、5年かかったのですよ。林委員のような方はすぐ反応してくださるけれども、なかなか時間がかかりますので、努力はしますけれども、いい事例をどんどん積み重ねていくよりしようがないなと思っています。努力はします。 ◆委員(林恒徳君) 市長から御答弁いただきましてありがとうございます。私の地元なんかは、どっちかというと稲作中心でやっているところですから、そこの部分で、まぜ御飯のもとをつくっていくだとかそこまでになると敷居が高いなというふうに思っていたのですけれども、今回のメニューで農政部とちょっと相談しながら、いろいろやる気のある人であれば、大きなヒント、これをうまく活用しながらしていけるという話がありましたので、またその辺の部分について、できる部分で御協力、相談させていただければというふうに思います。  続いて、ちょっと戻るのですけれども、6款1項2目、209ページ、210ページのところの農業公社支援事業1,236万7,000円についてお伺いしたいのですけれども、まずこの事業内容というのですか、どんな形のものなのかお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 農業公社の事業でございますが、農地所有者から委任を受けまして、農地を貸し付けたり、農地所有者と耕作者との利用権設定の調整、飼料稲の刈り取り作業や農作業オペレーターの委託などを行っております。そのほかにも、認定農業者への農業用機械導入に対する財政支援、市民農園10カ所の管理運営や栽培講習会の実施などによります生産者と消費者の交流事業、また荒廃農地の再生作業で使います特殊な作業機械などの貸し付けなどを行っているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 今ちょうど課長から御説明があった荒廃農地の再生作業ですか、これは私個人的に農業公社で利用させていただいたことがあるのですけれども、今回うちの会派の中島の一般質問の中で耕作放棄地の話がちょっとありましたけれども、大型機械が入る田んぼや畑であれば、公社が結構これをやってくれるのかなというふうに思いますが、この辺の役割についてどういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 農業公社の耕作放棄地への発生抑制対策といたしまして、農業公社では、高齢化や病気、また機械の故障などの理由から農地の管理がてきなくなってしまった農家からの除草の受託作業を行っております。また、昨年度はトラクターによる除草や耕転等の作業を32ヘクタールの面積で請け負った実績がございます。また、耕作放棄地の再生作業や農地の維持管理作業の機械の貸し出しなども現状行っているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 農家の人って割かし自分で機械等を持たないと何も作業ができないのではないかというふうに思われて、機械が壊れたので、もう何もできないやというふうに考えられている方も結構地域ではいらっしゃるかなと。若干お金はかかりますけれども、公社に相談していくというのも一つの手なのかなと。その中でやりくりしていくのもありかななんていうふうに思いました。市の農業公社が直接的にはやっていないというのは知っているのですけれども、農業公社という言葉を聞くと、土地の中間管理機構の取り扱いというのが出てくるかなというふうに思うのですが、この辺というのは現状どういうかかわり方になっているのかお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 中間管理機構につきましては、県の農業公社が所管していることではございますが、高崎市の農業公社につきましては、農林課や農業委員会等において、利用権の設定による賃借、また農地法3条による賃借、また県農業公社による、先ほど申し上げました農業バンク、こちらは農地中間管理事業となりますが、その説明や活用の仲介などを行っている状況でございます。農業者の方からの相談につきましては、農政部のどの窓口にいらっしゃっても対応できるよう、連携して取り組んでいるところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 14階に行けば何とかなるというぐらいの感覚で農家さんに相談に来てもらうというのが大事かなというふうに思っています。職員の皆さんにはいろいろ御苦労おかけするところだとは思いますけれども、ぜひともよろしくお願いします。 ○副委員長(新保克佳君) 210ページになります。農業委員会についてなのですけれども、農業委員さんで女性農業委員というのは今現在何名ぐらいいらっしゃるのでしょうか。 ◎農業委員会事務局長(堀越修君) 現在農業委員会におきましては、農業委員25人のうち女性農業委員の人数は5人となってございます。 ○副委員長(新保克佳君) 5名いらっしゃるということでありますけれども、女性農業委員ということですから、この女性農業委員独自の取り組みとか活動とか、そういったものはあるのでしょうか。 ◎農業委員会事務局長(堀越修君) 女性農業委員が就任された際におきましては、委員全員が受ける通常の研修に加えまして、女性委員のみを対象といたしまして、わかりにくい法令関係の研修を特別に行うなど、法令等に基づく許認可業務を円滑に行っていただいているところでございます。そうした業務に加えまして、例えば農業委員会などが発行している情報誌、「農家の友」でございますけれども、その表紙はほとんどが高崎産の農作物でございますけれども、その記事の中で、女性農業委員さんが主体となりまして、その表紙を飾る農作物を食材としたレシピを同じ情報誌内で紹介しております。その記事を作成する際には、女性農業委員が実際に調理し、細かいところを修正しながらレシピを作成し、つくっております。例えば表紙がサクランボのときは、サクランボソースとパンケーキのレシピが紹介されているところでございます。この高崎産の農作物の魅力を表紙と料理のレシピ、両方から二重に情報発信すると。これは、女性農業委員の発想から生まれたものでございまして、情報誌も明るい印象となりまして、大変好評をいただいているところでございます。 ○副委員長(新保克佳君) ありがとうございます。ぜひ大事にしていただいて、女性ならではの視点でまた活性化していただければと思います。  212ページになりますけれども、6款1項3目農業振興費、一番下の黒ぽちになりますけれども、農業次世代人材投資事業補助金、約2,000万円決算額があります。まず、この事業の概要について御説明をお願いします。 ◎農林課長(高橋幸弘君) この事業は、経営の不安定な就農初期段階の成年就農者に対しまして経済的支援として、給付金により就農意欲の喚起と就農後の定着を図る制度でございまして、給付金は農用資材や機械の導入、また生活支援資金などに自由に使えるものでございます。給付額は、最大で5年間150万円使えるものとなっております。 ○副委員長(新保克佳君) この事業名からしますと、次世代の高崎の農業人材への投資ということで大事な事業で、人材育成ということも恐らく含まれているのだと思います。ただ、単発、この事業だけでは当然不十分だと思いますので、この事業で投資した方々にその後どのような形でかかわって、人材育成、文字どおり高崎を支える農家に育っていくのか、その辺のお考え、また取り組みなども伺えればと思います。 ◎農林課長(高橋幸弘君) この事業を使いまして、この事業は平成26年度から始まった事業でございますが、本事業の前身でございます成年就農給付金から今まで41名の方が受給しております。こうした多くの方々が本市でさまざまな農業に携わっていただいているところでございます。この後、認定農業者等への道がございますので、そういった方々へ厚くフォローをしているところでございます。 ○副委員長(新保克佳君) 大体これを利用されているのは今まで延べ何名ぐらいいらっしゃいますか。 ◎農林課長(高橋幸弘君) これまで41名の方が受給しております。 ○副委員長(新保克佳君) こういった事業は非常に重要で、今41名ということでありますけれども、先ほどの豚コレラのところの質疑で、高崎の養豚業者は25件、前橋は70件ですか、業種が違いますから恐らく単純な比較はできませんけれども、そう考えると41件の農家さんが高崎に定着しているということですので、非常にこれは重要な事業だと思います。先ほど市長からも御答弁いただいたところなども含めて、その後大きく羽ばたいていただくわけですので、今後もしっかりとこの部分を守っていただきたいと思います。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  217ページをお開きください。  2項林業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後閑賢二君) 1点質問いたします。220ページなのですけれども、2目林業振興費の一般経費の中で、林地台帳システム整備委託料、560万円余り計上されているわけですけれども、この委託内容と成果についてお伺いいたします。 ◎農林課長(高橋幸弘君) この委託料でございますが、今年度から新たに始まる森林環境譲与税を活用した森林整備事業を進めるに当たりまして、森林の土地所有者の情報を事前に電子化し、整備したものでございます。林地台帳には、土地の所有者や面積、地域森林計画の対象となります民有林の区域を示した図面などの情報を整理しておりまして、今後実施してまいります所有者への森林管理の意向調査や森林整備などの基礎情報として活用していく予定でございます。 ◆委員(後閑賢二君) 内容をよくはわからないのですけれども、これは台帳整理なのですか。現地を調査して新しく把握していくということなのでしょうか。どちらでしょうか。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 今回の委託料につきましては、台帳上の整備となります。 ◆委員(後閑賢二君) 森林に関しては、本当に価値がなくなってしまったということで、相続登記が行われていないというので過去にも大きな問題があると思うのですけれども、この整理によって、そういう地主との関係、登記等の改善が図られるのでしょうか。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 森林の管理につきましては、今年度新たに始まります森林経営管理制度の中で所有者の確認等も行ってまいります。この内容につきましては、山の手入れを行わないなど、適切な経営管理が実施されていない森林について、市町村が仲介役となりまして、森林所有者と林業経営者をつなぐ仕組みを構築し、担い手を探していくものでございます。意欲と能力のある林業経営者に経営管理を再委託しまして、森林を集積、集約化しまして、それが困難な森林につきまして市町村が管理していくことで、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図っていきたいと考えております。 ◆委員(後閑賢二君) 森林をこれからは本当に重要な資源として活用していかなければならないと思います。また、市町村も責任持ってこれから指導して取り組まなければならないと思うのですけれども、そういうことで今回の台帳整理を生かしていただいて、積極的に森林施策をお願いしたいと思います。 ◆委員(樋口哲郎君) 220ページの6款2項2目の中ほどに有害鳥獣対策事業の中の有害鳥獣捕獲業務委託料とありますが、この中の捕獲した有害鳥獣の内訳をお伺いいたします。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 平成30年度の捕獲実績でございますが、合計で2,594頭となっております。その内訳は、イノシシが804頭、ハクビシンが213匹、アライグマが148匹、タヌキが156匹、カラスが1,097羽、ドバトが4羽、熊が17頭、ニホンザルが17匹、ニホンジカが138頭でございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 2,594頭と大変多く捕獲実績があることがわかりました。その中でもイノシシが804頭と、捕獲が大変多いということがわかりました。先ほどもありましたが、豚コレラの水際対策の対象動物でもございます。これからは、県の所管かもしれませんけれども、今後イノシシの捕獲時の豚コレラウイルスの抗体検査の完全実施や経口ワクチンなども県にしっかりと要望していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆委員(青木和也君) 同じく先ほどの有害鳥獣対策事業の中の一番下、里山元気再生事業補助金についてなのですけれども、説明書のほうの135ページに実績として19カ所とございますけれども、この事業の申し込み件数ですとか、またその事業の内容、実績についてお知らせください。 ◎農林課長(高橋幸弘君) 昨年度の申し込み件数は20件ございましたが、1団体が申し込み後に事情によりまして取り下げたため、19件となってございます。内容といたしましては、1,000平米以上が対象で、竹やぶ等の刈り払いなどの緩衝帯の整備を行う竹やぶ整備事業が13件、2,000平米以上が対象で、里山の下刈り等により里山の保全再生を行う里山再生整備事業が6件となっております。実績といたしましては、整備後3年間は地域で維持管理を行っていただくこととなっておりまして、地域が主体となった里山等の環境保全に寄与しているものと考えております。 ◆委員(青木和也君) これまで放置されていた里山林ですとか竹林の整備に高崎市と各種団体が連携しながら断続的に取り組んでいくことで、周辺住民の方ですとか、また小さいお子さんにとっても、林業、森林や環境についての理解も深まっていくものと私は思っております。また、新たな交流が生まれて、地域コミュニティーの活性化にもつながっていくというふうに思いますので、この事業は大変大事な取り組みだというふうに思っておりますので、ぜひ引き続きこの事業を前に進めていただければと思っております。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。 △休憩 ○委員長(清水明夫君) 審査の途中ではございますが、この際、暫時休憩いたします。  午前11時33分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時57分再開 ○委員長(清水明夫君) 皆さんおそろいのようですので、会議を再開したいと思います。  休憩前に引き続き審査を行います。  それでは、221ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(青木和也君) 222ページ、7款1項1目の貿易振興事業の一番下なのですけれども、ジェトロ群馬貿易情報センター事業負担金について、高崎市以外で負担されている機関がありましたらお願いいたします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) ジェトロ群馬貿易情報センターの運営経費につきましてですが、地元負担の9割を県と本市で負担しております。残りにつきまして、経済団体と農業団体、金融団体、業界団体が負担しておりまして、本市以外の県内の他市等の負担はございません。 ◆委員(青木和也君) 県と本市の負担の割合といいますか、振り分けはどうなっていますでしょうか。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 大体ジェトロ群馬は4,000万円という見積もりをしておりまして、全体事業費が4,000万円として、そのうち2,000万円が地元の負担となっております。その2,000万円に対して9割を群馬県と高崎市は半々で負担しているという状況でございます。 ◆委員(青木和也君) わかりました。どうもありがとうございます。シンガポールでの高崎トリニオンの設立に見られるように、本市の農畜産物の輸出促進、また地場産業の物品の海外販路開拓、海外ビジネス等を推進していくという意味でも、拠点がこの市内にあるということは本市にとっても大きいビジネスチャンスであるのかなというふうに思っています。引き続き世界に対してこの高崎というのを広げていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。 ◆委員(三井暢秀君) 青木委員からございましたけれども、ジェトロ群馬貿易情報センターの事業負担金について伺いますが、具体的な説明をお伺いしたいのですけれども、よろしくお願いします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) ジェトロは、世界54カ国に74カ所の海外事務所、それと国内には2カ所の本部と47カ所の地方事務所を設置しておりまして、昨年7月に本市に設置されましたジェトロ群馬は、開所以来、事業者や農家の貿易相談、各種のセミナー開催、バイヤー招聘、展示会への出展などを行っておりまして、本市に設置されたことによりまして、市内事業者の海外への関心も高まっていると認識しております。負担金といたしましては、事務所開設に係る経費、こちらも負担しておりまして、約520万円、事務所の運営に係る地元負担、先ほど申し上げたところですが、9カ月分の660万円、このほか海外ビジネス展開の支援などに2,700万円を負担しております。 ◆委員(三井暢秀君) 主要施策の成果等に関する説明書の137ページになるのですけれども、貿易振興事業として、先ほども説明がありましたけれども、平成30年度に設置された具体的な成果について、貿易振興でありますから、どのような国があるのか、またどのような支援を行ってきたのか伺います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) ジェトロ群馬に関する部分でお答えさせていただきますが、具体的な事業を挙げますと、11月にはシンガポールの食品バイヤーを招聘いたしまして、市内農家を案内させていただたり、1月には地元の食材と地酒とのペアリングイベントを行っていただいたり、またグローバルビジネス実践塾といたしまして、基礎知識の習得から商談会への出展まで系統立てた支援を行っております。また、2月には世界8カ国の専門家を一堂に集めましたセミナー、ワールドビジネスフェスタを開催しております。なお、このワールドビジネスフェスタにつきましては、東京以外では初めて高崎で開催されたものでございまして、県外からも多くの参加者がございました。また、3月には、現在やっておりますけれども、完全菜食主義者であるヴィーガンをターゲットにした食材の商談会、こちらのほうに海外からのシェフを招聘したりしております。また、このほかにも個別の支援といたしまして、希望する企業さん、農家さんに個別に専門家をつけまして、事業計画の作成とかパートナー候補の選定、商談の動向、成約までを一環して支援するサービスも行っております。 ◆委員(三井暢秀君) さまざまな貿易振興の事業の強化が進められていることがわかりました。今後も貿易振興事業の連携強化を強力にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(林恒徳君) 221ページの7款1項1目の中小企業等機械設備導入支援助成金、こちらについてお伺いしたいと思うのですが、まず制度説明をお願いできますか。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 機械設備導入助成でございますが、この制度は厳しい経済環境の変化に対応するため、リース契約により機械設備などの償却資産を導入する際の物件価格の2.2%を5年間助成することで、生産性向上や製品の高付加価値化を促進させまして、本市産業の発展に資することを目的としております。 ◆委員(林恒徳君) この機械設備のリースで5年間、2.2%助成するという形で、工業関係はまちなか商店リニューアル助成みたいな制度がない中で、結構この制度っておもしろいなというふうに思って見ているのですけれども、実際例えばこの制度を使いたい、もしくはもうちょっと細かい情報、どういうふうにすればいいのだろうとか、周知の方法などについて具体的にどういうふうにやっているのかお伺いします。 ◎商工振興課長(福島貴希君) まず、制度周知につきましては、現在市のホームページを初め工業関係の各種団体を通したお知らせを行っております。このほかにも、この内容がリース契約という特徴から、リース会社ですとか金融機関に対しましても制度周知を図っておりまして、現在では多くのリース会社から問い合わせをいただいていることが多い現状もございますので、リース会社からも制度の紹介等、周知もされているものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) わかりました。2.2%が適正かどうかとか、そういう部分もありますけれども、特に零細の部分で頑張っている工場などの支援だとか、そういうところ、商工会議所とか、そういうところからもいろいろ支援策があると思うのですけれども、これは1つおもしろいものだなと思いますので、ぜひともうまく活用してやっていっていただければと思います。  今度は、2目商業振興費の中にあります一番下、222ページの空き店舗等活用情報システム運用委託料というのが69万9,840円というような形で、金額は小さいのですが、これはどういう仕組みなのか、まずお話をお伺いできればと思います。 ◎商工振興課長(福島貴希君) この情報システムにつきましては、中心市街地の空き店舗対策として運用しているものでございまして、現地の実態調査を踏まえまして、空き店舗の所有者から了承を得られた物件について、所在ですとか面積、また家賃といった基本的な情報をインターネット上で提供しているものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 実際70万円欠けるような金額で昨年の実績というのはどんな感じだったのですか。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 実績というところをシステムへのアクセス件数という形で捉えさせていただいておりますが、本システムへの平成30年の1年間のアクセス件数は約5,000件というふうになっております。 ◆委員(林恒徳君) 実際登録している空き店舗は、どのくらいの数になるのですか。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 平成30年度の時点ですと、このホームページ上には12件の物件が掲載されておりました。なお、参考までに現時点では9件の物件の紹介となっております。 ◆委員(林恒徳君) 空き店舗は有効活用してもらいたいと正直思っているのですけれども、その9件だとか12件、登録件数自体が多分民業で出ている不動産業だとか、そういうところのほうがもしかすると情報が早いのかなというふうにも思ったりしますので、これについては今後どういう方向でいくのかも検討していただいてもいい時期にもうそろそろ来ているのではないかなというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  続いて、223ページ、224ページの7款1項2目の認定中心市街地活性化基本計画フォローアップ調査委託料というのがありますけれども、まずこれについて説明をお願いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 中心市街地活性化基本計画では、毎年フォローアップの調査を行いまして、その結果を国に報告することが義務づけられておりまして、平成30年度におきましては、調査指標の一つであります中心市街地小売業の年間商品販売額を調査するため、業務委託を行ったものでございます。調査結果といたしましては、平成23年度の1,172億円を基準として、令和元年度の目標値を1,375億円としておりましたが、これに対する平成30年度の結果として1,297億円となっておりました。 ◆委員(林恒徳君) 調査指標、小売販売額がこの数字のもとになっているのだと思いますけれども、今年度いっぱいというか、今後の伸びについて、どういうふうな見込みで考えているのかお伺いします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 調査指標の別の項目でありますけれども、その一つであります歩行者・自転車通行量につきましては、目標値を大きく上回る結果が現在も出ておりまして、今後、あすになりますけれども、高崎芸術劇場の開館なども控えておりますので、駅周辺のさらなるにぎわいが小売業の年間商品販売額の目標値の達成にもつながってくるものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) わかりました。今回片貝議員の一般質問にもありましたけれども、中活3期に向けてというような形の基礎資料にもなってくるのだろうなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、その大分下というか、まちなか回遊性向上の直前なのですけれども、高崎じまん等支援事業補助金について、これはどんなものなのか、昨年の状況についてお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) オーパ1階の高崎じまんにつきましては、規模の小さい農家の個店であっても、また生産できる規模が小さいものであっても自慢の品を出品できる機会をつくるという大きな意義を持っておりまして、特に野菜やフルーツにつきましては、一定の資格基準はございますけれども、小規模でも品質のよいものを扱う農家が大規模な商業施設へ出荷販売できるといった機会をつくっているものでございます。このため、特に昨年のような猛暑とか天候不良による影響が商品の品ぞろえに直結しやすくなっていたり、商品の品質にも少なからず影響があったかと思われますけれども、安心・安全でよいものを扱っているという評判が徐々に広がりまして、農家さんにつきましても、これに応えるため、いいものを出すといった好循環が生まれておりまして、販売実績の向上にもつながっております。そういった状況でございます。 ◆委員(林恒徳君) あの場所で何とか場所を確保するために、この金額というのは十分理解できる部分もあるのですけれども、行ってみると意外と狭い感じがしてしまう。また、時期によっては、先ほど課長の答弁にもあったように、品ぞろえがちょっと薄くなったりとか、行った時間によっても、商品が豊富にある時間帯と、そうではなくてもうぼちぼち閉店に近い時間なのだなというところがあって、見ばえというものをもうちょっと意識したような形というのは、難しいとは思うのですけれども、ぜひとも取り組んでいただけると大変ありがたいなというふうに思います。今後の展開、何かいろいろ考えている部分はありますか。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 本市といたしましては、この事業を継続させていただきまして、高崎産の野菜やフルーツ、これらの加工品やお菓子などを生産する、やる気のある農家さんであったり個店であったりをしっかり支援させていただいて、またふやしていきたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) わかりました。よろしくお願いいたします。  続いて、今度は3目になります。下のほうになりますか。高崎シティプロモーション事業補助金がございますけれども、これについては昨年度の成果についてまず具体的にお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高崎シティプロモーションは、本年1月25日の金曜日から30日の水曜日までの6日間、世界一流の人・もの・情報が集まる東京銀座にオープンいたしました話題の商業施設であります銀座シックス、こちらの6階のイベントスペースにおきまして、文化、芸術、観光などを中心といたしました本市の魅力をPRしてきたものでございまして、概要といたしましては、会場の雰囲気にも合いました山田かまちの作品展や開館を控えた高崎芸術劇場の紹介、また映画「家族のレシピ」のロケ地となった高崎の魅力の紹介、高崎アリーナを初めとする本市のスポーツなどの展示のほか、ランキングで見る高崎市の紹介なども行い、多くの来場者が立ちどまってじっくりと目にしている姿が印象的でございました。また、会場では、高崎ゆかりの著名人をゲストに招きましたラジオ番組の公開放送や動画配信、また群響によるアンサンブルコンサートや歌手のリサイタル、トークステージなどを行いまして、こちらも多くの来場者が見て、聞いておりました。6日間の来場者数は約3万7,000人ということで、発信力のあるまち銀座におきまして高崎の効果的なプロモーションができたのではないかと考えております。 ◆委員(林恒徳君) これに直接関連してという形ではないかもしれないのですけれども、たまたま銀座でこういう形でやったという部分があって、訪問された方から、ぐんまちゃん家で高崎の物産って余り目立たないのだけれども、その辺どうなのかと聞かれたことがあるのですけれども、例えば群馬県との連携とか、そういうところに対して高崎を売り出したいという強い思いはすごくよくわかるのですけれども、その辺はどういう形なのか、そんな反響があるのかどうかも含めてちょっと確認できれば。 ◎市長(富岡賢治君) 私は、ああいうサテライト販売所というのは余り効果がないと思っておりますけれども、やらないよりはずっといいのです。よくやっていただいているし、群馬県の出先としてはなかなかよくやっているところだと私は評価していますけれども、ただお客がそうたくさんいるわけではないし、知事さんとかなんか来たときは、はっぴを着てやったときは人が集まるけれども、そうでないときは人が集まるわけではないから、そういう手法ではなくて、高崎の場合は、この銀座シックスの前は丸ビルなんかとか渋谷のヒカリエなんかをずっと押さえてやっていまして、そうやりますと必ず効果があるのです。例えば丸の内でやりましたら、東京の商工会議所、日本商工会議所、これが評議委員会を高崎でやろうということになったり、そういうのにつながってきましたから、効果があるのでそういうやり方がいいかなと思っております。ただ、ああいうサテライト販売所というのも効果はあるわけですので、別に嫌だ嫌だと言っているわけではなく、適当におつき合いしていますけれども、適当にというのはちょっと失礼ですけれども、ある程度おつき合いしていますけれども、やっぱり手法としてはそういう手法ではないほうがいい。これは、県を批判しているのではないです。例えば県が香港、上海とかにオフィスをつくるでしょう。高崎は、そういうオフィスはつくらないで、民間に任せようと私は思っているから、この間シンガポールでは民間企業に高崎の物産を売ってもらう会社をつくってもらったのです。こういうペースでやりたいと思っているのです。それぞれの個性もありますので、応分の協力はします。 ◆委員(林恒徳君) 互いのいろいろな手法による相乗効果をしっかりと期待していきたいと思います。  もう一つ、227ページ、228ページになります。6目の中で高崎の食発信事業委託料についてお伺いしたいと思うのですが、こちらについてはまず実際問題、この内容についてお伺いしたいと思います。
    ◎観光課長(只石恵一郎君) 本市では、高崎観光協会と連携して、開運たかさき食堂の名称で全国規模の食に関するイベントに出展参加しておりまして、高崎の食によるシティセールスを行っております。平成30年度でございますが、4月に金沢市で開催されました食の祭典フーデックスいしかわ、翌年1月に東京ドームで開催されましたふるさと祭り東京などに出展いたしました。また、市内におきましては、8月には高崎まつり、10月にはTSKキッズ広場、11月には国際女子ソフトボール大会、えびす講、そして翌年1月には高崎だるま市など各種イベントにも開運たかさき食堂として積極的に出展をいたしました。全国規模の食のイベントに継続して出展し、本市の魅力や特徴を積極的に情報発信することで高崎ブランドづくりを推進するとともに、街中のにぎわいの創出に努めております。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。この食の発信という形で、高崎の食をどうするというのは市長筆頭に随分いろいろ頑張っていただいて、ちょうど予算項目の前後にスイーツフェアなんかもありますけれども、農政部なんかも含めて、かなりこの食の部分については手広くやられているのかなというふうに思っています。一方で、どれだけやっているのだろうというのが割かし事業が多彩に分かれてしまっていて、集約し切れないところがあるので、もし何かまとめるような機会があれば、そんな情報の発信も含めて見られると大変ありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(柴田正夫君) 226ページ、クラインガルテンの指定管理料についてお伺いいたします。  クラインガルテンの指定管理料は、ここ何年か大変落ちついておりまして、経営が安定しているのがうかがえます。そこで伺いますが、クラインガルテンの指定管理を行っている施設の利用状況についてお知らせいただきたいと思います。 ◎倉渕支所地域振興課長(原田修樹君) 平成30年度の実績ですが、施設内にありますふれあい館及びログハウスの宿泊者は7,421名、日帰り温泉利用者が6万6,597名でした。また、市民農園は31区画の御利用がございました。 ◆委員(柴田正夫君) 利用状況について伺いました。ふれあい館、ログハウスの宿泊、これは両方合わせて7,421ということですが、個々の宿泊者の数字がわかりましたらお知らせいただきたいと思います。 ◎倉渕支所地域振興課長(原田修樹君) まず、ふれあい館の宿泊者ですが、こちらは4,631名、ログハウスの宿泊者は2,790名となっております。 ◆委員(柴田正夫君) 日帰り温泉の利用客が6万6,597人ということですが、これは1日平均すると182人が利用しているということでございまして、大変利用者がいるということでございます。また、市民農園は225区画中31利用しているということですが、これはちょっと数字的には少ないのではないかなと思います。どのような対策を考えているのか、ありましたらお知らせください。 ◎倉渕支所地域振興課長(原田修樹君) 市民農園の利用ですけれども、平成29年度と平成30年度で比較しますと、そう変化はないのですけれども、ことしの8月現在では42区画の利用がありまして、過去2年間と比べますと10近くふえていることになります。こちらのふえている原因としまして、農業体験のイベントや収穫祭の開催、また施設利用者への広報活動やチラシの配布など、積極的な市民農園の周知活動をしている効果が出ているものかと思います。また、土曜日、日曜日の週2日ではありますけれども、農業指導者を雇用するなどして農園利用の利便性を図るなどしていますので、そういう形で利用者の増加が図られているというふうに考えております。 ◆委員(柴田正夫君) 利用者の発掘について努力しているのはわかりましたけれども、今後これにつきましてはもう一度アイデアを出していただきたいと思います。クラインガルテンにつきましては、サッカー場や天文台も市のほうで建設していただき、利用者に対する幅ができ、また温泉施設を利用したふれあい館、ログハウスの宿泊施設も大変魅力があるわけでございます。今後施設の利用増を図るためにはどんなアイデアを考えているのか、倉渕の3つある指定管理の中でここが一番伸びると考えておりますので、お考えをお伺いいたします。 ◎倉渕支所地域振興課長(原田修樹君) 先ほど委員さんからもありましたように、クラインガルテンの特徴というのは、利用者からも高い評価をいただいております温泉にあります。また、昨年度開設されました倉渕サッカー場やくらぶちこども天文台の来場者の利用も増加しております。そのような中、サッカーを中心としたスポーツ団体や高崎経済大学を初めとする市内の大学へのPR、さらには新しい企画の開催などをしまして、クラインガルテンに付加価値をつけると同時に、倉渕地域内にあります施設や地域資源を活用しながら、指定管理者であります相間川温泉株式会社と連携を図りながら、今後の利用者の増加というものを図ってまいりたいと考えております。 ◆委員(柴田正夫君) 観光地としてすばらしい環境整備をしていただいているわけですから、しっかり頑張っていただきたいと思います。 ◆委員(三井暢秀君) 戻りまして、222ページになりますけれども、先ほどちょっと林委員のほうから質問があって、回答もちょっとあったのですけれども、中小企業経営安定化助成金についてなのですが、中小企業経営安定化助成金の仕組みについて伺います。また、この助成金によって中小企業との連携が図られていると思いますけれども、その経過や成果についてお伺いします。 ◎商工振興課長(福島貴希君) この制度につきましては、市内中小企業者の事業所税課税による税負担を軽減することで設備投資などの経営基盤の強化に資本を投下していただき、経営の安定化とともに雇用の場を確保することを目的としております。この制度によりまして、年間約600社を支援させていただいておりまして、企業訪問なども行うことで事業者との情報交換を図っておりまして、事業者の方からは、この制度のおかげで事業継続につながっているといった声ですとか、この制度があるなら高崎市への移転も考えるといった話も聞こえてくるとのことでして、経営安定につながっているとともに、新たな動きにもつながっていくと認識しているところでございます。 ◆委員(三井暢秀君) 今後も、この中小企業の経営安定というのは大変重要なものであると考えておりますので、中小企業の収益性をさらに伸ばしていくための努力と、あと企業の活性化ということで、市の連携強化をお願いしたいと思います。  続きまして、224ページになりますが、まちなか回遊性向上事業の補助金についてお伺いします。回遊性向上のため、まちなかコミュニティサイクル推進事業、高チャリが8年を経過しますが、自転車の買いかえの時期やメンテナンスの時期について伺いますが、まず利用者の方からの御意見として、朝方において自転車が施錠され、利用できない時間があるとのことですが、どのような理由で施錠されているのか伺います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高チャリにつきましては、16カ所のサイクルポートに150台を設置しまして、中心市街地を訪れる方に御利用いただいている、こういったコンセプトのもとに運営させていただいております。このため、商店のあいている時間、そういった時間を基本的に解錠、使っていただく時間としております。 ◆委員(三井暢秀君) 続きまして、自転車の買いかえの時期やメンテナンスの時期について伺います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高チャリにつきましては、9時から22時まで解錠しておりまして、それ以外施錠しておりますけれども、毎日の施錠と解錠のときに基本的にチェックを、巡回している係員によりまして行っております。また、月に1度、自転車商組合の皆様に御協力いただきまして、定期点検を行っております。また、高崎まつりの開催時に高チャリ利用を停止しておりますけれども、このときに全台を回収いたしまして、集中的な点検整備を行っております。また、こうした中で状態の悪い自転車につきましては、企業様の協賛金をいただいて買いかえを行っているという状況でございます。 ◆委員(三井暢秀君) 今後も市内の回遊性、本当に必要でありますし、またわかりやすい、先ほども御説明があったとおり、商店のあいている時間に使用できるということなので、その告知なんかも必要ではないかと考えますので、今後も御尽力をお願いしたいと思います。 ○副委員長(新保克佳君) 226ページの7款1項5目金融資について伺いたい思います。下のほうですけれども、創業支援資金預託金とありますけれども、まずこの事業の内容と、あとどういった業種の方たちがお借りしているのか、御説明をお願いします。 ◎商工振興課長(福島貴希君) 創業支援資金預託金は、独創性ですとか意欲に富んだ創業者の輩出や育成をするため、創業前後の時期に必要な資金を支援するものでございます。平成30年度には、新たに預託金を預け入れた案件は59件ありまして、その業種の主な内訳といたしましては、居酒屋やレストランなどの飲食業が17件、パン屋や中古車販売といった小売業が9件、訪問看護や接骨院といった医療、福祉関係が8件、土木工事や配管工事といった建設業が7件となっております。 ○副委員長(新保克佳君) 幅広くいろんな業種の方たちが利用しているということで、喜ばしいことなのですけれども、先ほどの農業費の次世代人材のところと同じ趣旨ではあるのですけれども、やはり事業を開始して最初が肝心かと思いますし、この事業に14億円、預託金ですから、金融のほうに充てているわけなのですけれども、その後がやっぱり大事だし、ここで利用した方たちにさらに第2陣、第3陣と支援することが大事かなと思うのですけれども、借り入れするわけですから、そういったところにまた新たな負担も出てくるのですけれども、その後どういった形で支援、展開をされているのか伺います。 ◎市長(富岡賢治君) これは若手の創業者、貧乏です、みんなお金なくて。そういう人たちに、開業できるように、要するに起業するのを応援しようということで始めたわけで、今委員がおっしゃったのは起業した後です。三、四年してもうからない起業者をどう援助するかみたいな話ですけれども、もうからないということを応援する手法はないです。私どもは、若手が創業するということに対して少し応援していこうと、こういうことですので、その後の商売がうまくいっているかどうかというところまで市が応援するというのは、これはなかなかできない相談だと思いますので、何かいい案があったら確かに乗りますけれども。 ○副委員長(新保克佳君) 済みません。ちょっと聞き方も丁寧ではなかった。もうからなかったからということではなくて、そうならないように、またたくさんメニューも市長の御配慮でやっていただいていますし、そういったところにぜひ誘導して、しっかりとそういったことがないように、高崎で定着して、高崎の経済を支えていただく企業に、またそういった事業をしていただくように進めていただけたらという思いで質問したのですけれども、ぜひ今後もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  239ページをお開きください。  8款土木費2項道路橋りょう費について御質疑ありませんか。 ◆委員(三井暢秀君) 239ページの8款2項4目交通安全施設整備事業費の中のグリーンベルト整備事業1億7,699万7,710円について伺います。グリーンベルト整備工事の昨年度の実績と今後の取り組みについて伺います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) グリーンベルト整備工事の平成30年度の実績でございますが、塚沢小学校、岩鼻小学校など9校、1万5,382メートルを整備いたしました。今後の取り組みでございますが、グリーンベルト事業は平成25年度から整備を進めまして、今年度予定している8校を整備しますと、整備箇所のない2校を含めまして、市内58校全て対策済みとなります。今後は、薄くなっている場所の塗り直しや通学路の変更などによる新設に対応してまいりたいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) 今年度で8校ということで、全て終わるわけですけれども、今後も交通安全の整備事業を促進していただいて、市内の生活道路における安全の確保、また事故防止に向けた対策強化をお願いしたいと思います。 ○委員長(清水明夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続きまして、319ページをお開きください。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費から  2項商工施設災害復旧費まで (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 以上で一般会計の審査を終わり、次に特別会計の審査を行います。  最初に、国民健康保険事業特別会計の審査を行いますので、337ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 347ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 続いて、後期高齢者医療特別会計の審査を行いますので、433ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 439ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 続いて、農業集落排水事業特別会計の審査を行いますので、451ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 455ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 以上で特別会計の審査を終わります。  次に、調書の審査を行いますので、489ページをお開きください。  財産に関する調書 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) 505ページをお開きください。  基金運用状況に関する調書 (質疑なし) ○委員長(清水明夫君) これより議案第71号の所管部分を起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(清水明夫君) 起立全員です。  よって、議案第71号の所管部分は認定すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(清水明夫君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(清水明夫君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                       午後 1時38分   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(清水明夫君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際、委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(清水明夫君) なければ、以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                     午後 1時38分閉会...