高崎市議会 2019-03-18
平成31年 3月 定例会(第1回)−03月18日-08号
│ │ │ 可 決 │
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│ 議案第30号 │高崎市一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい│
全会一致 │
│ │て │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第32号 │高崎市
公民館条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第33号 │高崎市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第39号
│消費税法及び地方税法の改正に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定│
全会一致 │
│ │について │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第40号 │平成31年度高崎市
一般会計予算(所管部分) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第43号 │平成31年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第48号 │平成31年度高崎市
土地取得事業特別会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└───────┴────────────────────────────────┴─────┘
〇 保健福祉
常任委員会
┌───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番
号 │ 件 名 │ 審査結果 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第14号 │高崎市
民生委員定数条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第15号 │高崎市
介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定め│
全会一致 │
│ │る条例の一部改正について │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第27号 │財産の減額貸付けについて │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第34号 │高崎市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第40号 │平成31年度高崎市
一般会計予算(所管部分) │ 賛成多数 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第41号 │平成31年度高崎市
国民健康保険事業特別会計予算(所管部分) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第42号 │平成31年度高崎市
介護保険特別会計予算 │ 賛成多数 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第44号 │平成31年度高崎市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第45号 │平成31年度高崎市
後期高齢者医療特別会計予算(所管部分) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└───────┴────────────────────────────────┴─────┘
〇 市民経済
常任委員会
┌───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番
号 │ 件 名 │ 審査結果 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第31号 │高崎市
国民健康保険税条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第40号 │平成31年度高崎市
一般会計予算(所管部分) │ 賛成多数 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第41号 │平成31年度高崎市
国民健康保険事業特別会計予算(所管部分) │ 賛成多数 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第45号 │平成31年度高崎市
後期高齢者医療特別会計予算(所管部分) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第46号 │平成31年度高崎市
農業集落排水事業特別会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└───────┴────────────────────────────────┴─────┘
〇 建設水道
常任委員会
┌───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番
号 │ 件 名 │ 審査結果 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第 6 号 │
請負契約の変更について(高崎駅
東口ペデストリアンデッキ築造工事 │
全会一致 │
│ │(第2工区)) │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第16号 │高崎市住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律関│
全会一致 │
│ │係手数料条例の廃止について │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第17号 │高崎市
ラブホテル建築規制条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第35号 │高崎市
建築基準法関係手数料条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第36号 │高崎市都市の低炭素化の促進に関する
法律関係手数料条例及び高崎市建│
全会一致 │
│ │築物の
エネルギー消費性能の向上に関する
法律関係手数料条例の一部改│ 可 決 │
│ │正について │ │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第37号 │高崎市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第38号 │高崎市
水道事業における
布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術│
全会一致 │
│ │管理者の資格を定める条例の一部改正について │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第40号 │平成31年度高崎市
一般会計予算(所管部分) │ 賛成多数 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第47号 │平成31年度高崎市
駐車場事業特別会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第49号 │平成31年度高崎市
水道事業会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第50号 │平成31年度高崎市
公共下水道事業会計予算 │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└───────┴────────────────────────────────┴─────┘
〇
都市集客施設建設特別委員会
┌───────┬────────────────────────────────┬─────┐
│ 議 案 番
号 │ 件 名 │ 審査結果 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第 3 号 │
請負契約の変更について(
高崎文化芸術センター(仮称)
建設工事) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
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│ 議案第 4 号 │
請負契約の変更について(
高崎文化芸術センター(仮称)舞台照明・音│
全会一致 │
│ │響設備工事) │ 可 決 │
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│ 議案第 5 号 │
請負契約の変更について(
高崎文化芸術センター(仮称)家具・サイン│
全会一致 │
│ │等工事) │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第 8 号 │財産の取得について(
コンサートグランドピアノ(
スタインウェイ)及│
全会一致 │
│ │び
ピアノ付属品一式) │ 可 決 │
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│ 議案第 9 号 │財産の取得について(
コンサートグランドピアノ(ヤマハ)及びピアノ│
全会一致 │
│ │付属品一式) │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第10号 │財産の取得について(
コンサートグランドピアノ(ベーゼンドル │
全会一致 │
│ │ファー)及び
ピアノ付属品一式) │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第11号 │財産の取得について(
ムービングライト) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第12号 │財産の取得について(
プロジェクター及び
プロジェクター付属品一式)│
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第13号 │財産の取得について(
舞台照明用プラグ及び
コネクタ類) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
├───────┼────────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第40号 │平成31年度高崎市
一般会計予算(所管部分) │
全会一致 │
│ │ │ 可 決 │
└───────┴────────────────────────────────┴─────┘
────────────────────────────────
(
総務教育常任委員会委員長 長壁真樹君登壇)
◎
総務教育常任委員会委員長(長壁真樹君) それでは、
総務教育常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
議案第28号
包括外部監査契約の締結についてほか8議案については、去る2月26日の本会議において本委員会に付託され、3月7日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第29号 高崎市
少年科学館条例の一部改正についてでは、条例改正の意図について質疑があり、施設の利用促進と学習活動の利便性の向上を図るため、これまで一部有料となっていた小・中学校などの児童・生徒の観覧料を全て無料とするものであるとの答弁がありました。
議案第30号 高崎市一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでは、職員の時間外勤務の時間が上限を超えた場合の対応について質疑があり、1カ月間の時間外勤務が45時間を超える職員に対しては、引き続き産業医による面接指導の勧奨等を行うとともに、上限を超えて時間外勤務をする職員が出ないよう、職員への周知や職場への指導等を継続して行うとの答弁がありました。
議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算の所管部分、歳入1款市税では、市民税個人の伸び率が国の示す予測である地方財政計画の数値を1.7ポイント上回る4.7%となった根拠について質疑があり、平成30年度の当初予算において市民税個人を地方財政計画よりも少なく見込んでいたことに加え、完全失業率が8年連続で減少したことや、市内での新設法人の増加に伴う納税義務者数の増加や、人手不足による賃金の上昇が見込まれるなどの状況があるためであるとの答弁がありました。
8款自動車取得税交付金では、予算額が半減している理由について質疑があり、自動車取得税交付金が消費税の引き上げに伴って9月30日で廃止されることから、半年分の予算計上となっているためである。なお、10月1日からは、軽自動車分については市税の軽自動車税環境性能割となり、普通車分については環境性能割交付金として交付されることになるとの答弁がありました。
歳出2款総務費1項総務管理費では、高崎ブランド・シティプロモーション事業委託料の内容について質疑があり、既存事業の絶メシリストやインスタグンマー高崎を継続するとともに、新年度は新たに農業にスポットを当てて、本市の農産物の魅力についていろいろな形でプロモーション活動を展開するとの答弁がありました。
また、高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業の予算増額の理由について質疑があり、東京オリンピックを間近に控えての誘致活動の本格化や、ディズニー・オン・アイスの開催、ソフトボール女子日本代表チームの合宿の実施、ソフトボール場の仮設スタンド設置が増額の大きな要因であるとの答弁がありました。
9款消防費では、市有施設ブロック塀改修工事の予定について質疑があり、学校園を除く802施設の緊急点検を実施し、そのうちブロック塀のある113施設については技師が点検を行った。その結果、倒壊のおそれがあり、緊急性が高いと判断された12施設の改修工事を行うものであり、改修割合としては約10.6%であるとの答弁がありました。
10款教育費7項社会教育費では、上野三碑めぐりバスは、車両数や運行時間、無料で乗車できることなども含めて、事業内容に変更はないかとの質疑があり、新年度も変わらず事業を継続する予定であるとの答弁がありました。
8項保健体育費では、中学校部活動指導協力者と部活動指導員の違い及び新年度の中学校への配置予定について質疑があり、部活動指導協力者は従来の外部指導者のことであり、顧問教諭がいなければ部活動の指導及び大会等の引率ができないのに対して、部活動指導員は単独で指導や引率ができるという違いがある。新年度、部活動指導協力者は57名から65名に増員する予定である。部活動指導員は、各学校1名ずつから3名ずつとし、全体で75名の配置を予定しているとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第32号、議案第33号、議案第39号、議案第40号の所管部分、議案第43号及び議案第48号は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
保健福祉常任委員会委員長 丸山 覚君登壇)
◎
保健福祉常任委員会委員長(丸山覚君) それでは、保健福祉
常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
議案第14号 高崎市
民生委員定数条例の一部改正についてほか8議案については、去る2月22日及び26日の本会議において本委員会に付託され、3月8日午前10時から審査を行いました。
質疑、答弁の主な内容ですが、議案第14号 高崎市
民生委員定数条例の一部改正についてでは、民生委員の定数と増員する理由について質疑があり、民生委員、児童委員の定数は706名で、本年の3月1日現在で欠員は2名である。各地区の定数については、増員、減員の要望調査を行い、その後、国の民生委員、児童委員の配置基準や高齢者世帯数等を勘案し、10名の定数増としたとの答弁がありました。
議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算の所管部分、歳入16款国庫支出金1項国庫負担金では、子どものための教育・保育給付費がふえている理由について質疑があり、10月から予定されている保育料の無償化により、保育所や認定こども園に対して支払う運営費が増額となるため、それに伴う国の負担部分が増額されるものであるとの答弁がありました。
歳出3款民生費1項社会福祉費では、総合福祉センター指定管理料が増額となっている理由について質疑があり、指定管理料の増額は、児童センターに1名増員される分と、シルバーセンターのカラオケを無料とするため、指定管理者の収入となっていた利用料金分を上乗せするものであるとの答弁がありました。
2項児童福祉費では、各放課後児童クラブの運営委員会の実態について質疑があり、運営委員会の構成員はクラブによって多少異なるが、区長や民生委員、また学校長、PTA会長等で組織している。多くのクラブで校区の区長会長あるいは区長が運営委員長に就任している場合が多く、各クラブの保護者会の役員とも連携しながら、運営委員長の負担が少なくなるような運営をしていただいているとの答弁がありました。
また、幼稚園教諭免許状及び保育士資格取得支援事業について、減額となっている理由と実績について質疑があり、減額の理由については、利用見込み人数に対して実数がそれほど多くなかったことから、調整したものである。実績は、平成29年度の幼稚園教諭免許状取得者は4名、保育士資格取得者が1名、平成30年度は現時点で幼稚園教諭免許状取得者は2名、保育士資格取得者が1名となっているとの答弁がありました。
3項高齢者福祉費では、高齢者等あんしん見守りシステム委託料の実績と増額理由について質疑があり、センサーつき緊急通報装置の設置累計数は、平成28年度が2,811台、平成29年度が3,120台、平成30年度が1月末現在で3,406台である。GPS装置の設置累計数は、平成28年度が236台、平成29年度が267台、平成30年度が1月末現在で277台である。委託料の増額は、利用者の増加に伴う各機器の利用量増加や各種オペレート業務などの対応増加に伴い、人員体制の整備を行うためであるとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第14号、議案第15号、議案第27号、議案第34号、議案第41号の所管部分、議案第44号及び議案第45号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第40号の所管部分及び議案第42号は、起立採決の結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
市民経済常任委員会委員長 田角悦恭君登壇)
◎
市民経済常任委員会委員長(田角悦恭君) それでは、市民経済
常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
議案第31号 高崎市
国民健康保険税条例の一部改正についてほか4議案については、去る2月26日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午前10時から審査を行いました。
質疑、答弁の主な内容ですが、議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算の所管部分、歳出3款民生費1項社会福祉費では、重度心身障害者医療費助成扶助費が6,300万円ほど減少している理由について質疑があり、入院時の食事療養費に対する見直しが主な理由であり、4月以降は市民税非課税の方が減額認定証を提示した場合を除き、入院時にかかる食事療養費が自己負担となるため、その分が減額となっているとの答弁がありました。
また、年金生活者支援給付金の内容について質疑があり、平成31年の10月以降に始まる予定の制度であり、経済的な援助を必要としている方に対して年金に上乗せして支給するものである。要件を満たした場合には、月額5,000円、年間6万円が支給されるとの答弁がありました。
4款衛生費2項環境衛生費では、まちなか有害鳥獣捕獲業務委託料の内容について質疑があり、住宅等における生活被害を防止する目的で鳥獣捕獲用の箱わなを貸し出しており、平成31年度からは、幅広く市民の方が利用できるように、移動手段等でお困りの方に対して、運搬から設置、回収までの一連の捕獲業務を外部委託するものであるとの答弁がありました。
3項清掃費では、ごみ減量促進製品開発事業補助金の内容について質疑があり、家庭から排出される生ごみの水切り用具について、誰でも簡単に、継続して使いやすい製品の開発に対する補助であるとの答弁がありました。
6款農林水産業費1項農業費では、農業者新規創造活動事業補助金の内容について質疑があり、平成27年度から、農業者の所得向上、地域活力の向上を目的として、商工業者と連携した6次産業化の推進、新商品などの開発のほか、農畜産物の販路拡大やブランド化の取り組みを支援しているとの答弁がありました。
7款商工費では、昨年の7月に開所したジェトロ群馬貿易情報センターの現状と実績について質疑があり、事業者や農家の貿易相談、各種のセミナー開催、バイヤー招聘、展示会への出展などを行っており、貿易相談の件数は開所以来700件を超えているとの答弁がありました。
議案第41号 平成31年度高崎市
国民健康保険事業特別会計予算の所管部分、歳入では、基金からの繰入金額について質疑があり、国保税率について、負担がふえないように現行の税率を継続することとしており、この場合に納付金の額に不足が生じるため、基金から8億1,524万円を繰り入れるとの答弁がありました。
また、国保税の収入額が減額になる理由について質疑があり、主な原因は被保険者数の減少である。75歳になり、国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行する方が多くなっているとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第31号、議案第45号の所管部分及び議案第46号は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第40号の所管部分及び議案第41号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
建設水道常任委員会委員長 追川徳信君登壇)
◎
建設水道常任委員会委員長(追川徳信君) それでは、建設水道
常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
議案第6号
請負契約の変更についてほか10議案については、去る2月22日及び26日の本会議において本委員会に付託され、3月12日午前10時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第37号 高崎市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてでは、A、C、D及び市場地区の建築物の高さの最高限度を31メートルから22メートルに引き下げた経緯について質疑があり、県内外の物流団地の建築物の高さを改めて検証した結果、22メートルに抑えても企業ニーズに対応できることや、既存の市場の高さが22メートルであること、また地域住民から建築物の高さに配慮してほしいという要望があったことなどの観点から総合的に判断したとの答弁がありました。
議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算の所管部分、歳出8款土木費1項土木管理費では、大規模建築物耐震補強支援補助金の対象について質疑があり、耐震改修促進法に基づいて耐震診断が義務づけられた大規模建築物のうち、避難所として指定された建物の耐震工事が対象であり、具体的にはホテルグランビュー高崎が補助対象となるとの答弁がありました。
3項都市計画費では、新町駅エレベーター設置工事負担金の工事内容について質疑があり、10月から下り線側エレベーター工事に着手する予定であり、エレベーター設置に伴い支障となる電気設備などの移設工事やエレベーターの電源施設の設置、エレベーター本体の基礎工事を予定しているとの答弁がありました。
また、特定歴史的景観建造物等補助金の内容と再度の利用について質疑があり、景観的に価値のある
養蚕農家住宅や町家などの歴史的な建造物の保全を支援するもので、屋根や外壁など建物の外観の改修費用を補助するものである。補助額の上限は300万円、補助率は3分の2で、上限額までは再度の利用も可能であるとの答弁がありました。
また、高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業の市街地整備費補助金の内容について質疑があり、工事監理や通路、エレベーター、駐車場、ペデストリアンデッキ等の共同施設整備に補助するものであるとの答弁がありました。
また、烏川かわまちづくり周辺調査の詳細について質疑があり、烏川河川敷において実施予定の社会実験の成果を踏まえ、国土交通省と協議を進めながら、今後のオープンカフェの実施に向け、利用者の動線や建物の配置計画などの調査検討を行うものであるとの答弁がありました。
議案第49号 平成31年度高崎市
水道事業会計予算では、配水管布設替工事の工事延長はどれくらいか、また石綿管はどれくらい処理でき、残りはどれくらいになるのかとの質疑があり、工事延長は22キロメートルの予定である。そのうち石綿管の布設がえは約4.7キロメートルとなっている。その布設がえが終了すると、石綿管の残延長は約102キロメートルとなる予定であるとの答弁がありました。
以上が、質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第6号、議案第16号、議案第17号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第47号、議案第49号及び議案第50号は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第40号の所管部分は、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
(
都市集客施設建設特別委員会委員長 柴田和正君登壇)
◎
都市集客施設建設特別委員会委員長(柴田和正君) それでは、
都市集客施設建設特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
議案第3号
請負契約の変更についてほか9議案については、去る2月22日及び26日の本会議において本委員会に付託され、3月12日午後3時から審査を行いました。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第8号から議案第13号の6議案、財産の取得についてでは、
コンサートグランドピアノ選定の経緯について質疑があり、有識者を含む備品選定委員会において、演奏家に支持されるピアノであること、演奏会で使用されるピアノであること、2,030席の大空間に響く能力を持つことという3つの条件を満たすことのできる議案の6台が選定されたものであるとの答弁がありました。
また、
ムービングライト導入の狙いについて質疑があり、
ムービングライトは、さまざまな方向に光を照射して多彩な色の変化や効果を生み出す、現代のステージ演出には欠かせない照明器具であることから、高度な演出の要求に応えられる劇場となるために導入を決めたものであるとの答弁がありました。
また、
プロジェクターのホールごとの配置計画について質疑があり、導入される3台については、大劇場とスタジオシアターに1台ずつ配置し、もう1台は音楽ホールやリハーサルスタジオ用とするほか、2台の映像を重ねて投影するのに用いたり、バックアップとして備えることを想定しているとの答弁がありました。
また、入札の詳細について質疑があり、ピアノについては、取り扱いの限られる
スタインウェイは専門業者3者を指名して入札を行い、ヤマハと
ベーゼンドルファーは小・中学校への納入実績のある市内業者5者を指名し、一抜け方式により入札を実施した。また、
ムービングライト、
プロジェクター、プラグ 及び
コネクタ類については、大規模な電気器具を取り扱う市内の電気工事業者14者を指名し、一抜け方式により入札を実施したとの答弁がありました。
議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算の所管部分、歳出8款土木費3項都市計画費では、ピアノ選定奏者謝金の内容について質疑があり、ピアノは1台1台に個体差があるため、ピアノ奏者の方に複数台のピアノから当劇場にふさわしいものを選定していただくための謝金であるとの答弁がありました。
また、ホテル招致調査の進捗状況について質疑があり、平成30年度は現在のホテルの需給動向や立地可能性などの調査分析を行い、ホテルへのアプローチ手法について検討してきたところである。平成31年度は、より具体的な招致戦略についての調査検討を行いながら、ホテルの候補を絞り込んで招致へつなげていきたいとの答弁がありました。
以上が質疑・答弁の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号及び議案第40号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告に基づき、順次発言を許します。
最初に、2番 田村 理議員の発言を許します。
(2番 田村 理君登壇)
◆2番(田村理君) 議席番号2番 田村 理です。通告に基づきまして、ただいま議題となりました議案の中から議案第39号
消費税法及び地方税法の改正に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第40号 平成31年度高崎市
一般会計予算、議案第41号 平成31年度高崎市
国民健康保険事業特別会計予算及び議案第42号 平成31年度高崎市
介護保険特別会計予算の4議案について、その趣旨に反対する立場から日本共産党高崎市議団を代表いたしまして討論いたします。
議案第39号は、ことし10月から消費税率を10%まで引き上げるのに伴い、公共施設の利用料金や使用料などを一斉に値上げするために条例を改正するものであります。これが実はいわゆる便乗値上げであるということを御存じでしょうか。地方自治体の一般会計においては、消費税を国に納めなくてもよいという特例があります。つまり今回の値上げで本市が得る収入は消費税として国に支払うべきものではないということです。大多数の国民の反対を押し切り、政府が消費税増税を強行すれば、他の地方自治体と同様、本市も一般会計からの支出は大幅にふえることになります。その穴埋めをするために、公共施設の利用料金などを一斉に値上げし、市民に負担を押しつけようというもので、まさに便乗値上げの典型です。
毎月勤労統計調査の偽装をめぐり、労働者の実質賃金がマイナスだったという事実が明らかになりました。また、ここに来て国内景気が落ち込みの局面に入った可能性を政府もついに認めました。こういった状況のもとで消費税を増税すればどうなるか。市民の暮らしがより一層苦しくなることは明白です。それに追い打ちをかけるような今回の便乗値上げを容認することは到底できません。したがって、議案第39号には反対します。
続いて、議案第40号についてです。平成31年度高崎市
一般会計予算に反対する理由は4つあります。1つ目は、高崎アリーナシャトルバスの運行補助金が増額されたことに反対するものです。市長は、大型イベントの招致や城南地区の住民の足として必要であり、周知には時間がかかると
常任委員会で御答弁されました。しかし、これまでも指摘があったように、バスに誰も乗っていないという状況を依然として頻繁に見かけます。空気を運んでいるのかという市民からの厳しい批判も途絶えません。
特に平日の朝と夕方、一番混雑する時間帯に国道17号城南交差点で右折するために停車するアリーナシャトルバスはひどい渋滞の原因になっていますが、よりによって人が乗っているのを見かけたことがありません。先を急ぐ方々にとって大迷惑です。運行状況を精査し、早急にダイヤの見直しを図る必要があるのではないでしょうか。例えばイベントのない平日などは間引き運転を行うなどの柔軟な対応を図り、不要な予算は削減すべきであると考えます。
2つ目は、重度心身障害者の医療費助成扶助費が約6,300万円削減されたことに反対するものです。これまで県とともに重度心身障害者の入院時の食事代を補助してきましたが、昨年12月の議会定例会に住民税非課税世帯を除く対象者全ての補助を打ち切ることを盛り込んだ条例改正案が上程されました。我が会派はこれに反対しましたが、賛成多数で可決された経緯があります。県がはしごを外した事業とはいえ、重度心身障害者やその御家族にとっては大変冷たい仕打ちと言わざるを得ません。温かいまなざしに満ちた市政を目指す方針とも相入れない、社会保障の切り捨てであると考えます。
3つ目は、幼児教育、保育の無償化にかかわる予算に反対するものです。まず、財源が消費税増税を前提にしているという根本的な問題があります。また、無償化により保育需要が高まって、待機児童が増加することも問題です。本市への影響ですが、幼児教育、保育の無償化に係る初年度の地方の負担増分は全額国費で対応とのことですが、翌年度以降は地方の負担増が見込まれます。したがって、引き続き必要な予算確保を国に求めるべきです。また、保育士確保のため人材派遣会社を利用したときの補助を新たに行うとのことですが、それよりも優先すべきことは、保育の専門性を重視し、処遇改善と配置基準の見直しに取り組むことであると考えます。
4つ目は、高崎駅東口ペデストリアンデッキの屋根の設置に莫大な予算が計上されていることに反対するものです。高崎駅東口を出てすぐの既存のデッキとそこから高崎芸術劇場までをつなぐデッキにそれぞれ一部分を覆う屋根を設置するための費用ですが、その総額が何と約5億円もかかるということが建設水道
常任委員会の質疑で明らかになりました。費用対効果について問うと、市当局はその一例として、雨が降っているときに車椅子で通行する方が傘を差さなくて済むというのを挙げました。一見車椅子の方を思いやるような発言に聞こえなくもありませんが、当事者の意見は違います。高崎駅から芸術劇場に向かうごく一部の利用者にとっては確かに利便性が向上するかもしれないが、そのために5億円も費用をかけるのは余りにももったいない。それならば、まちや公園にある勾配や段差を解消したり、最寄りのJR駅にエレベーターを設置したりすることにこそお金をかけてほしいとおっしゃっていました。
常任委員会では、街中の回遊性を向上させるためには屋根が必要不可欠であるといった意見もありましたが、これは的外れであります。傘を持参していない人は屋根に頼ることになり、結果として屋根のないところに足を延ばさなくなって、回遊性が向上するどころか、逆に低下することになるのは明白だからです。この問題を解消するためには、中心市街地全域に屋根をかけなければならないという話になるのではないでしょうか。市民が望まない莫大な費用がかかる屋根の設置は直ちに中止すべきであります。
続いて、議案第41号 平成31年度高崎市
国民健康保険事業特別会計予算についてです。この5年間、我が会派は県下随一を誇る国保基金を活用して国保税を引き下げるべきだと訴え続けてまいりました。これに対して市当局は、将来にわたり医療費の高騰などが見込まれるため、基金を切り崩さなければならない状況が続く。だから、国保税は引き下げられないのだと繰り返してきました。しかし、結果的には国保財政は黒字が続き、平成30年度末では約49億円もの莫大な基金が残ることになりました。前年度末と比較すると約20億円もの増額です。平成31年度においては、県への納付金が大幅に増加することから、国保税額を維持するために8億1,524万円を繰り入れるとしていますが、それでもなお40億円以上の基金が残ることになります。見込みと結果が余りにもかけ離れていると言わざるを得ません。
高過ぎる国保税の問題は、今や社会問題となっています。滞納者がふえ、保険証を取り上げられたり、差し押さえが強行されたりするなど、このままでは皆保険制度そのものが揺るぎかねない状況です。国に対して減らされ続けてきた国庫負担金の割合をもとに戻すよう迫ることも必要ですが、喫緊の課題として、基金の一部を市民に還元するために高過ぎる国保税を引き下げるべきであります。国保税引き下げを前提としない予算編成は認められないため、本議案に反対します。
最後に、議案第42号 平成31年度高崎市
介護保険特別会計予算についてです。昨年の4月に65歳以上の方の介護保険料が月額で6,200円から6,475円に引き上げられましたが、我が会派はこれに反対しました。この間、介護基金は増加傾向にあり、平成29年度末には約10億円もの基金が残っていたため、保険料を引き上げる必要はないと考えたからです。そして、今回保健福祉
常任委員会の質疑で平成30年度末の基金残高が約16億円までに膨れ上がるということが明らかになりました。介護保険料を引き上げたことにより、基金残高が大幅にふえてしまっている、これはまさに保険料の引き上げが必要なかったことの証明にほかなりません。
ただでさえ少ない年金から高過ぎる介護保険料が天引きされて、生活が苦しいと多くの方から伺ってまいりました。こういった声を重く受けとめ、安易な引き上げを行ったことを真摯に反省し、介護保険料を引き下げるための予算編成に組み替える必要があります。したがって、本議案には反対します。国民健康保険の問題についても、また介護保険の問題についてもそうですが、この間我が会派が指摘してきたことが現実に起こっています。社会情勢を的確に捉え、市民の声に耳を傾けて、大型開発優先の市政から暮らし、福祉最優先の市政に転換していただくことを強く求めます。
以上、4議案の趣旨に反対する理由を申し述べまして、討論を終わります。
○議長(柄沢高男君) 次に、5番 清水明夫議員の発言を許します。
(5番 清水明夫君登壇)
◆5番(清水明夫君) 議席番号5番 清水明夫です。上程されております議案第3号から第6号、第8号から第17号及び第27号から第50号の38議案について、新風会を代表いたしまして、賛成の立場で討論を行います。
昨今、日本全体では人口減少の真っただ中にあり、その勢いは今後さらに拍車がかかるものと予想されております。本市の人口推移においては、少子高齢化による自然動態の減少傾向には逆らえないものの、他市、他県からの人口流入による社会増は維持しており、自然動態と社会動態を合算した総人口の推移においては、横ばいから微減という状態が続いています。全国的に大半の自治体が人口減少傾向にある中、多くの自治体が移住促進という名の人口獲得争いに挑んでいる昨今ですが、そもそも人口全体のパイが少なくなっているわけですので、人口獲得争いをやったところで、負け戦になる自治体がほとんどなわけでございます。最近では、その土地に住む人間の数を示す定住人口と行き交う人の数を示す交流人口という尺度に加えて、関係人口という新たな言葉が使われるようになりました。人口が少なくなるという、もはやどうしようもない事実を受け入れた上で、自分が住んでいる場所以外で第2、第3のふるさととなるような土地との関係性を構築してもらおうという考えのもと、そのような言葉が使われるようになりました。これからの人口減少社会において大切なことは、人口を増加させることももちろん大切なことですが、それよりもどれだけの人口分の活力がこの土地の中で新陳代謝しているのかが大切なことであると私は考えます。
そんな中、市長は50万人規模の機能と活力を持った都市を目指してまちづくりに取り組んできており、就任してからの2期8年間、一貫した姿勢で市政運営に取り組んでこられました。鉄道網や道路網など交通拠点性を生かし、高崎に人・もの・情報を集めてビジネスを盛んにして、その果実をもって市民福祉の向上に充当させるという姿勢です。経済、教育、福祉、幅広い分野において、市民の困っている声を敏感に察知し、それをすぐさま事業に落とし込み、そして実行する実現力においては、全国を見渡しても富岡市長の右に出る市長はほかにいないのではないかと思っています。
そんな富岡市政の新たなスタートとなる平成31年度の予算編成に当たり、市長は徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮、この3本柱を掲げて、限られた財源をいかに効果的に配分するかという視点で予算編成したとのことであります。その結果、
一般会計予算1,681億4,000万円、前年度比0.4%の減となり、一般会計、特別会計、企業会計を合算した総予算は2,693億1,671万3,000円で、前年度に比べて4,800万円の減となりました。経費削減と職員の配置見直しによって予算減を行ったとのことですが、費用対効果の高い事業への取り組みと職員1人当たりの生産性向上によって、予算を削減してもなお各事業や各職員の成果が向上することを期待しております。
歳入におきましては、市税全体で前年度比3.4%の増、本市での労働人口の増加、景気の回復基調が続いていることによるものであるとの御説明がありました。一人でも困っている人がいる限り、両手放しで喜べることではありませんが、それでもここ数年連続して増加傾向にある労働人口、市民所得、そして回復基調が続いている景気、これらは富岡市長が一貫して取り組んできた市政運営のたまものでもあり、高く評価すべきものであると私は考えます。今後の大きな事業として、高浜クリーンセンターの建てかえが迫ってきていることなどもあり、財源の確保に向けて、来年度以降のことも踏まえた長期的な視野で考えていることと思いますが、今後本当に必要な事業が着実に遂行できるよう慎重な財源確保に努めていただければと思います。
歳出について、まず昨年4月に全国からの応募が殺到する中、開設した山村留学施設くらぶち英語村ですが、週末や長期休みで行われる短期プログラムに対して定員の1.7倍の応募があったことが報道されておりました。また、新年度からの応募も全国から多く寄せられていることなど、大きな成果が見えている事業であると言えます。倉渕地域が全国に知られるきっかけにもなり、また地域の活力向上にもつながっている様子などを見ると、今後のより一層の発展とそこから今後巣立っていく子どもたちの将来を期待せずにはいられません。また、小・中学校の英語教育では、新たに中学2年生を対象に英語4技能テストを実施するなど、昨今のグローバル化に対応できるグローバル人材を育成するための教育環境の整備につながっていることがわかります。
産業振興についても、高崎ブランド・シティプロモーションの一環で大きな話題を呼んでいる絶メシリストに加えて、新たに農業へスポットを当てたプロモーションを行っていくという旨の御説明がありました。これは、他県、他市から非常に大きなニーズがある分野であり、農産物だけでなく、農業を取り巻く生活環境にも焦点を当てていただき、プロモーションしていただけたらと思っています。おいしく安全な農産物を探している消費者だけでなく、都内に多く存在する農のある暮らしに興味を持っている地方移住希望者にも情報が訴求されることを期待します。
福祉施策については、新たな事業を含めて多くの事業案が上程されております。新たな事業として上程された子育てSOSサービス事業は、電話一本で原則1時間以内に家事や育児を支援するヘルパーが駆けつけることで子育て世帯の親御さんの負担軽減を図るという、ほかに例を見ない事業であり、子どもを育てやすいまち高崎の象徴的な事業として今後浸透していくのではないかと期待しております。
また、これまでの待機児童ゼロに向けた施設整備や人材確保の補助なども引き続き欠かせない取り組みであると考えます。また、近年連続して増加傾向にある、気になる子の保育支援や発達障害の子どもたちが通う通級指導教室の環境整備などにも引き続き力を入れていただければと思います。昨年5月に開所した障害者支援SOSセンターばるーんも障害者やその家族たちの支援機関として、より一層の活躍に期待します。
高齢者対策として、ヘルパーが即時に対応することで介護する側の負担軽減を図る介護SOSサービスは、待つ福祉から出向く福祉へという富岡市長のコンセプトを体現した事業であり、昨年より多くの方々の支えになっている様子がうかがえます。引き続きの御尽力に期待します。
また、新たな事業として上程された、がん治療を受けている方向けの医療用ウイッグ等購入補助制度も、ほかと比べて金額的には大きくはないものの、がん患者さんの社会生活を支援する上で、経済的な面だけでなく、精神的にもサポートする事業になることと思います。こういった方々の声を丁寧に酌み取って事業として実現することは、「やさしい眼差しに満ちた市政」の体現とも言えるでしょう。
「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」に関しても、つい先日オープンしたくらぶちこども天文台を擁する倉渕地域、防災機能を兼ね備えた体育館の建設を進める新町地域、全国的な知名度を持つところまで成長したイベント、榛名山ヒルクライムを開催する榛名地域、防災機能を備えた吉井中央公園(仮称)の整備を進める吉井地域、それぞれの地域の特性を生かした施策を進めており、今後もそれぞれの特色が輝く地域に発展していくことを期待してやみません。
中心市街地の回遊性向上を目的とした新規目玉事業の一つであるお店ぐるりんタクシーは、駅周辺からより広い範囲への回遊が促されることを期待する事業となっており、オーパができて駅周辺ににぎわいが生まれた今だからこそ必要な事業であると言えます。また、ことし9月にオープンする高崎芸術劇場、今後ますますふえていくであろう交流人口の受け皿となるホテル招致事業も着々と進んでおり、本市の玄関口である中心市街地が盛り上がることを期待するとともに、中心市街地がダムの役割となり、郊外へ向けて人が流れていく仕組みが整備されることをより一層期待したいと思います。
以上、かいつまんでの内容となりましたが、この平成31年度予算も「新しい高崎」に向けての新事業が多く提案され、それぞれの委員会で活発な議論がなされました。新風会といたしましては、各委員長より報告があったとおり、提案された全議案に賛成し、執行部とともに今と未来のこのまちのためにできることを全力で取り組んでいこうと決意しておりますので、全議員の賛同をお願いし、新風会を代表しての賛成討論といたします。
○議長(柄沢高男君) 次に、37番 木暮孝夫議員の発言を許します。
(37番 木暮孝夫君登壇)
◆37番(木暮孝夫君) 37番議員の木暮孝夫でございます。ただいま議題となっております平成31年度
一般会計予算など関係38議案につきまして、公明党を代表して賛成討論を行います。
現在、本市経済は回復基調で推移し、歳入の根幹となる市税収入の増加も見込める状況となっております。これは、富岡市長がこれまで一貫して本市の都市活力を基盤にビジネスを盛んにして税収を上げ、教育や福祉などを総合的に充実させていく政策の好循環が成果を上げてきたものと高く評価いたします。その中にあって新年度予算編成では、財政規律を重視し、選択と集中による予算編成で前年度対比0.4%減の引き締まった予算となりましたことを重ねて評価いたします。また、我が会派がかねてから要望してきた施策が随所に予算化されておりまして、これも評価させていただきます。
それでは、施政方針に示されました政策分野ごとに賛成の理由を申し上げます。まず、「教育と人づくり」では、くらぶち英語村が開設2年目となります。さらに充実した運営を期待しています。また、新たに中学2年生を対象にした英語4技能テストの実施では、その成果を期待しています。会派要望であります不登校対策でのスクールソーシャルワーカーの増員や小・中学校のトイレ洋式化の予算拡充を感謝しております。
次に、「産業の振興」では、新たに本市農業にスポットを当てた高崎ブランド・シティプロモーションの成果を期待しています。農業振興では、新製品や新商品の開発、普及宣伝活動及び6次産業化、農商工福連携に取り組む活動に引き続きの力強い支援をお願いします。貿易の振興では、ジェトロ群馬との連携で事業者や生産者の海外進出や販路開拓に向けた新たな取り組みに期待しています。地元企業支援策である中小企業経営安定化助成、まちなか商店リニューアル助成、住環境改善助成の継続支援は、集客力の向上、商店街の活性化、市民生活の向上につながることを大いに期待しています。
次に、「文化と歴史を活かした創造的な高崎」では、本市の取り組みが全国レベルの大規模な若者の音楽の街高崎となるよう期待しています。スポーツの振興では、東京オリンピック事前合宿の実施に向けて、浜川競技場や高崎アリーナにおける練習環境を整備されて、本市の東京オリンピック・パラリンピック機運が高まることを期待しています。
次に、「やさしい眼差しに満ちた市政」では、新事業として子育てSOSサービス事業が実施されます。電話一本で原則1時間以内に家事、育児等を支援するヘルパーが駆けつける制度は、全国に先駆けた取り組みであり、成果を大いに期待しています。また、本年10月より実施される幼児教育無償化への対応は、万全なる体制で臨まれるようお願いします。また、放課後児童クラブは地域の実情に合わせた増設をお願いします。児童虐待事件が後を絶ちません。本市におきましても、子どもを守る児童虐待防止対策の強化を望みます。障害者支援SOSセンターばるーんや介護SOSサービス事業は、引き続きの充実した運営を期待しています。新たに認知症の症状改善を図るため、外出、交流の機会を提供する農業体験バスツアーを実施しますので、よい結果を期待しています。不妊・不育症治療への助成の継続や健診回数を要する多胎妊婦への新たな健診費用の助成、また風疹予防接種の助成対象拡大、小児難病対策への医療費、通院費の一部助成の継続が盛り込まれました。実施によりまして、助成対象者の方々の喜ぶ顔が目に浮かびます。各種がん検診の受診率の向上、がんの早期発見、早期治療を図る推進をよろしくお願いいたします。また、会派要望でお願いしてまいりました医療用ウイッグなどの購入費助成が新設されました。がん治療等を受ける方の社会生活支援を期待しています。また、市長の英断によりまして、4月22日から市民の死亡手続時の負担軽減策としてご遺族支援コーナーが開設されますので、これは周知活用されるように期待しているところでございます。
次に、「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」では、くらぶちこども天文台は子どもたちの天文への関心を高め、豊かな自然の魅力を発信する施設として多くの来客を期待しています。新町地域では、待望の新町駅構内のエレベーター整備がなされることを喜んでおります。
次に、「安心・安全な地域社会づくり」では、会派要望してきました市内全域の小・中学校を中心にした防災無線スピーカーの整備促進、また地域の自主防災組織の支援強化をよろしくお願いいたします。
高浜クリーンセンターの建てかえは、いよいよ土木建築設計及びプラント設備工事の段階となりますが、本市の一大プロジェクトとして万全を期して臨んでいただきたいとお願いいたします。また、新たなごみ減量対策の取り組みでは、生ごみの水切りグッズの製品化を支援しますが、市民が簡単にできて、ごみ減量化の実効が上がるよう大いに期待しております。
次に、「大勢の人が歩き、賑わう街」では、市内中心市街地を無料で自由に乗りおりできる、お店ぐるりんタクシーを新たに整備し、さらなる回遊性の向上を図りますので、その成果を期待しているところでございます。本年9月20日に市民待望の高崎芸術劇場がオープンします。「音楽のある街高崎」の新しい時代の幕あけなので、万全なる体制でオープニングイベントを大成功させていただきたいと念願いたします。また、高崎アリーナとあわせた両施設での今後の文化事業や国際大会の企画誘致活動に大いに期待しております。駅東口のペデストリアンデッキでは、駅前から高崎タワー21までの既設区間でも屋根をかける方針が示されました。芸術劇場のオープニングまでに完成することを期待しているところでございます。空き家対策では、老朽化した空き家の解体費用や地域住民が気軽に利用できるサロンとして活用する場合の改修費への助成などを引き続き実施しますので、さらに成果が上がるように期待しているところでございます。
以上、新年度予算案の主な基本施策につきまして賛成の理由を述べました。平成31年度予算と関連議案の全てを速やかに可決し、円滑に執行することが本市のさらなる発展と市民福祉の向上に資するものと結論いたしまして、公明党を代表しての賛成討論といたします。
○議長(柄沢高男君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、議案第3号から議案第6号、議案第8号から議案第17号及び議案第27号から議案第38号、以上26議案を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号及び議案第38号は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立多数です。
よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第40号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立多数です。
よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第41号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立多数です。
よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第42号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立多数です。
よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第43号から議案第50号、以上8議案を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号及び議案第50号は、いずれも原案のとおり可決されました。
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△日程第2 請願第1号
有害スラグの撤去を求めることについて
○議長(柄沢高男君) 日程第2、請願第1号
有害スラグの撤去を求めることについてを議題といたします。
本件は、去る2月22日に市民経済
常任委員会に付託いたしました。このほど審査を終了し、委員長から
審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
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平成31年3月18日
高崎市議会議長 柄 沢 高 男 様
市民経済常任委員会委員長 田 角 悦 恭
委員会の
審査報告書
本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。
記
1 件 名 請願第1号
有害スラグの撤去を求めることについて
2 請 願 者 高崎市箕郷町生原607─3
有害スラグの撤去を求める会 永井 正取
3 審査年月日 平成31年3月11日
4 審査結果 不採択とすべきもの
5 意 見 願意の趣旨に沿いかねる。
6 請願の措置 本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。
────────────────────────────────
(
市民経済常任委員会委員長 田角悦恭君登壇)
◎
市民経済常任委員会委員長(田角悦恭君) それでは、市民経済
常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。
請願第1号
有害スラグの撤去を求めることについては、去る2月22日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午前10時から審査を行いました。
審査の主な内容ですが、中核市として環境行政に責任を持つ本市がイニシアチブをとって対応することをこれまでもお願いしており、執行部からは法にのっとった適切な処理をするという答弁がされているが、執行部任せにしてはいけないとの意見がある一方、執行部が法にのっとって迅速に対応しており、あえて請願を出さなくてもよいのではないかとの意見や、現地は水源地域であるという点については、執行部の説明と整合しない部分があり、市民の誤解を招きかねないため、請願の提出に当たっては、事実に基づく内容により行われるべきであるとの意見、また地域に住む市民を巻き込んで不安を駆り立てるような部分も見受けられるが、執行部が法にのっとって対応しているということなので状況を見守りたいとの意見がありました。
以上が審査の主な内容です。
続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第1号は、起立採決の結果、起立少数で不採択とすべきものと決しました。
以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告に基づき、6番 伊藤敦博議員の発言を許します。
(6番 伊藤敦博君登壇)
◆6番(伊藤敦博君) 議席番号6番 伊藤敦博です。通告に基づきまして、
有害スラグの撤去を求める会から提出された請願につきまして、日本共産党高崎市議団を代表して賛成する立場から討論を行います。
昨年9月、日本共産党高崎市議団より富岡市長に対して、みさと芝桜公園及びみさと梅公園の駐車場などに使用されていた
有害スラグの撤去の申し入れを行いました。環境部と箕郷支所では、この申し入れに迅速に対応していただき、調査の結果、環境基準を大きく超える鉛などの有害物質を確認していただき、昨年末までに施工業者である岡田工務店に措置命令を出して全量撤去していただきました。おかげでことしも、梅まつりや芝桜まつりが無事開催できるようになったことに対しては、市民の皆さんも喜んでいることと思います。この問題については、地元の皆さんを中心に
有害スラグの撤去を求める会が結成され、学習会や地元のヒアリング調査を進めています。子育て中のお母さんたちも参加しています。きょうも代表の方に何名か傍聴に来ていただきました。ありがとうございます。
その後の調査で、松之沢に岡田工務店が事業者として施工したメガソーラーの土台として、谷を埋めている土壌に同じようなスラグが大量に使用されていることを見つけました。東京農工大学で成分を調査したところ、深刻な健康被害をもたらすおそれのある鉛、ヒ素、さらにはイタイイタイ病の原因であるカドミウムなどを自然界にはあり得ないほど大量に含んでいることが明らかになりました。事を大げさにしないほうがいいという御意見もあったようですけれども、事態は重大だというふうに考えています。議員の皆さん、ぜひ現場を見に行っていただきたいと思います。1万平米はあろうかという広大なソーラーパネルの敷地には、建設されてから5年もたつのに草一本生えていません。この点について農工大の先生に伺ったところ、植物は自己防衛本能というのがあって、有害物質を含んだ水を取り込むことを拒むために、種子が落ちても発芽しないそうです。それだけ有害だということの証明ではないでしょうか。
スラグを排出したのは、スラグの成分や岡田工務店のホームページなどの状況証拠から、東邦亜鉛安中精錬所であることがほぼ特定されています。本来産業廃棄物として管理型の処理施設で処理しなければならないスラグを、建設資材として業者に横流ししたことは社会的犯罪行為と考えます。産業廃棄物として処理すれば、メガソーラーの土台だけで数億円規模の経費が必要となり、それを浮かすために行ったのであれば、二重の意味で企業犯罪になります。委員会での審議の中で、確証がないのに企業名を挙げるのはどういうことかという御意見もありましたけれども、皆さんもまだ記憶にあるかもしれません、かつて安中公害で東邦亜鉛の排煙、排液により広大な汚染が広がり、稲や桑が立ち枯れ、蚕が育たず、碓氷川では大量の魚が死にました。しかし、東邦亜鉛がみずから責任を認めて和解に応じるまでには、発覚してから約30年が費やされました。被害が出る前に一日も早く排出企業を特定し、その責任を追及することが必要だと考えます。
鉛は、微量でも体内に入れば、神経障害などを引き起こすことは広く知られています。とりわけ子どもや胎児への影響が大きく、箕郷地域でもお母さん方から心配の声が上がっています。ましてカドミウムはかつて安中公害を引き起こした源です。このまま放置すれば、この先ずっと箕郷地域の環境は汚染され続け、被害は広範囲に広がることになります。被害が発生してからでは手おくれです。ぜひ中核市として環境行政に責任を持つ本市がイニシアチブをとっていただき、1、調査を行い分析結果を公表すること、2、排出企業を特定し公表すること、3、排出企業、施工業者の責任で全て撤去させること、以上3点を強くお願いいたします。
メガソーラーについては、この間市としても既に調査を始めているという答弁をいただいておりますし、県でもスラグの製造元や運搬、施工業者について調査をしているという情報が入っております。委員会の中では、執行部が適切に対処しているのだから、任せておけばいいという趣旨の御意見がありました。私も執行部のことを信頼しておりますし、期待もしております。しかし、議会は傍観者でいいのでしょうか。私は、執行部任せにしてはいけないと考えます。本市の環境、水源、農業、何よりも子どもたちの健康を守るために、議会としても毅然とした意思表示を行うべきではないでしょうか。
次の議会だよりの表紙にはメガソーラーの写真を掲載し、高崎市議会
全会一致で
有害スラグの撤去を求める請願を採択、と大きく報じれば市民の皆さんは議会の評価を大きく変えると思います。会派を超えてこの問題に議会が
全会一致で取り組んで解決を図るようお願いを申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(柄沢高男君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。
これより請願第1号を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。
請願第1号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立少数です。
よって、請願第1号は不採択と決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第3 報告第2号 専決処分の報告について
○議長(柄沢高男君) 日程第3、報告第2号 専決処分の報告についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
(防犯・青少年課長 福島 優君登壇)
◎防犯・青少年課長(福島優君) ただいま議題となりました報告第2号について御説明申し上げます。
議案書の1ページをごらんください。本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により市長において専決処分することができる事項として指定された権原に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により御報告するものです。
それでは、専決第3号につきまして御説明申し上げます。議案書の4ページをごらんください。この事故は、平成29年3月23日午後1時8分ごろ、前橋市下佐鳥町地内において、防犯・青少年課の職員が運転する普通自動車が軽自動車に衝突し、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は3万8,673円です。
以上、専決第3号の説明とさせていただきます。
(
一般廃棄物対策課長 塚越直樹君登壇)
◎
一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) それでは、専決第4号につきまして御説明申し上げます。
議案書の8ページをごらんください。この事故は、平成31年1月22日午後3時30分ごろ、貝沢町地内の市道におきまして、ごみステーションに置かれた資源物収集用コンテナが強風により飛ばされ、通行中の小型乗用車を破損したものでございます。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は4万9,539円でございます。
以上、専決第4号の説明とさせていただきます。
○議長(柄沢高男君) 当局の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
以上で報告第2号を終わります。
────────────────────────────────────────────
△日程第4 議案第51号 平成30年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(柄沢高男君) 日程第4、議案第51号 平成30年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(財務部長 南雲孝志君登壇)
◎財務部長(南雲孝志君) ただいま議題となりました議案第51号 平成30年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の11ページをごらんください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,701万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を1,686億984万8,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。第2条は繰越明許費の補正で、追加が1件でございます。
それでは、補正予算の内容につきましては事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、22ページをごらんください。3歳出でございます。2款2項2目文化振興費は、NTT東日本群馬支店様からの御寄附を文化振興基金に積み立てるものでございます。3款1項6目プレミアム付商品券事業費は、消費税率10%への引き上げが低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的とした国の補助事業でございます。本年10月からプレミアム付商品券の販売をするため、その準備等に係る事務経費を計上するものでございます。4款2項1目環境衛生総務費は、下佐野町の深谷幸永様から動物愛護のために役立ててほしいという趣旨での御寄附をいただきましたので、事業に充てさせていただくものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げますので、少し前にお戻りいただきまして、20ページをごらんください。2歳入でございます。15款2項国庫補助金は、プレミアム付商品券事業に伴う国からの補助金を計上するものでございます。18款1項寄附金は、歳出で御説明いたしました方々からの御寄附の計上でございます。以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
少し前にお戻りいただきまして、14ページをごらんください。第2表の繰越明許費補正は、追加が1件で、プレミアム付商品券事業については、平成31年度において実施することから、全額を繰り越すものでございます。
以上で議案第51号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。
○議長(柄沢高男君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第51号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
△日程第5 議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(柄沢高男君) 日程第5、議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(副市長 齋藤逹也君登壇)
◎副市長(齋藤逹也君) ただいま議題となりました議案第52号
人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を御説明申し上げます。
議案書29ページをごらんください。本案は、平成31年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、青木一雄さんの後任といたしまして、阿久津正一さんを新たに
人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。
阿久津正一さんは、高崎市棟高町にお住まいで、64歳でございます。昭和52年3月に武蔵大学経済学部を卒業後、同年4月に中学校の教諭として勤務され、平成27年3月に退職されるまでの間、金古小学校校長、豊岡小学校校長などを歴任されております。教員を退職後は、高崎市教育センター適応指導教室の指導員として、不登校となった児童・生徒に対する相談支援に応じられております。
以上、御紹介申し上げましたとおり、阿久津正一さんにつきましては人権擁護委員として人格・識見とも適任であると思われますので、推薦につきまして、よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(柄沢高男君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議案第52号を採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第52号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第6
都市集客施設建設特別委員会の
調査報告
○議長(柄沢高男君) 日程第6、
都市集客施設建設特別委員会の
調査報告を議題といたします。
本特別委員会は、平成27年第3回市議会定例会において設置し、調査終了まで閉会中の継続調査としたものです。
このほど調査が終了し、委員長から
調査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
(
都市集客施設建設特別委員会委員長 柴田和正君登壇)
◎
都市集客施設建設特別委員会委員長(柴田和正君) ただいま議題となりました都市集客施設について本委員会が行った調査が終了しましたので、御報告いたします。
本委員会は、新体育館及び
高崎文化芸術センター(仮称)の建設について調査研究することを目的として、平成27年第3回定例会において委員10人をもって設置され、平成29年第1回定例会にて、2年間の調査状況を中間報告しております。また、平成29年4月の高崎アリーナのオープンを受けて、同年6月に委員会の名称及び目的を変更し、
高崎文化芸術センターの建設について調査研究することといたしました。その後、本日に至るまで9回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、都市集客施設の整備について調査を進めてまいりました。
それでは、これまでの本委員会の調査概要について御報告いたします。平成28年7月に本体工事に着工した
高崎文化芸術センターに関しては、委員会において関係議案を審査するとともに、準備の状況や工事の進捗状況についても適宜確認を行ってまいりました。平成30年2月に名称を高崎芸術劇場とすることが発表されたほか、同年6月には指定管理者が選定され、さらに外構工事やピアノ等の備品類の調達、質の高いホテル招致のための調査が始まるなど、着々と準備が進んでいることを確認しております。
本年2月には、魅力的なオープニング事業のラインアップが発表され、期待の高まるところです。本体施設の竣工は、当初の計画よりもおくれて6月の予定となりましたが、9月20日のオープンに向けて着実に工事を進め、すばらしい施設にしていただきたいと思います。
ただいま報告いたしましたとおり、高崎芸術劇場は「音楽のある街高崎」のシンボルになると同時に、高崎アリーナなどとともに高崎駅周辺の集客の核となる施設でございます。これらの施設の集客力や魅力的なイベントの開催によって、本市がますますにぎわいのあふれるまちとなるよう、執行部の皆様のなお一層の御努力をお願いするものでございます。
最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対し深く感謝を申し上げ、本委員会の報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
都市集客施設建設特別委員会の調査については、委員長の報告を承認し、これをもって調査を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、
都市集客施設建設特別委員会の調査は終了することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第7
環境施設建設特別委員会の
調査報告
○議長(柄沢高男君) 日程第7、
環境施設建設特別委員会の
調査報告を議題といたします。
本特別委員会は、平成27年第3回市議会定例会において設置し、調査終了まで閉会中の継続調査としたものです。
このほど調査が終了し、委員長から
調査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
(
環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇)
◎
環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) ただいま議題となりました環境施設建設について本委員会が行った調査が終了しましたので、御報告いたします。
本委員会は、高浜クリーンセンターの建てかえについて調査研究することを目的として、平成27年第3回定例会において委員9人をもって設置され、平成29年第1回定例会にて2年間の調査状況を中間報告しております。また、平成29年6月には委員会の名称を変更いたしました。その後、本日に至るまで8回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、高浜クリーンセンターの建てかえについて調査を進めてまいりました。
それでは、これまでの本委員会の調査概要について御報告いたします。高浜クリーンセンターの建てかえにつきましては、プラント設備工事プロポーザルが実施され、
請負契約の締結が行われる中、これまでの建てかえの経緯、今後のスケジュール、工事の進め方や費用などについて詳細な説明を受け、議論を重ねてまいりました。
また、隣接施設の整備につきましては、昨年7月に児童公園、本年1月に長寿センターが完成し、地元地区の要望を取り入れながら、できる限り利用者に配慮した整備が進められております。現在、高浜クリーンセンターは安全なごみ処理の継続及び周辺環境へ配慮した新規施設の設計に最も適した事業者を選定するため、
建設工事設計業者プロポーザルが実施され、優先交渉権者が選定されるなど、平成31年度中の工事着手、平成34年度の供用開始を目指し、着実に進捗している状況となっております。
ただいま御報告いたしましたとおり、委員各位及び執行部の御尽力により、高浜クリーンセンターの整備については順調に進んでおります。市民生活に密着した、なくてはならない施設の建設でありまして、本委員会は市民の負託に十分に応えてきたものと考えております。今後も市民、議会、執行部が三位一体となり、市民に寄り添った、よりよい施設となるよう努力していきたいと思います。
最後に、委員各位及び執行部の御協力に対し深く感謝を申し上げ、報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
環境施設建設特別委員会の調査については、委員長の報告を承認し、これをもって調査を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、
環境施設建設特別委員会の調査は終了することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第8 防災・
危機管理対策特別委員会の
調査報告
○議長(柄沢高男君) 日程第8、防災・
危機管理対策特別委員会の
調査報告を議題といたします。
本特別委員会は、平成27年第3回市議会定例会において設置し、調査終了まで閉会中の継続調査としたものです。
このほど調査が終了し、委員長から
調査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
(防災・
危機管理対策特別委員会委員長 高橋美奈雄君登壇)
◎防災・
危機管理対策特別委員会委員長(高橋美奈雄君) ただいま議題となりました防災・危機管理対策について、本委員会が行った調査が終了いたしましたので、御報告申し上げます。
本委員会は、災害に強いまちづくりに向け、防災・減災対策や危機管理体制について検討することを目的として、平成27年第3回定例会において委員9人をもって設置され、平成29年第1回定例会にて2年間の調査状況を中間報告しております。その後、本日に至るまで5回の委員会を開催するとともに、豪雨災害の被災地を視察するなど、災害対策について調査を進めてまいりました。
それでは、これまでの本委員会の調査概要について御報告いたします。本市では、危険箇所総点検を毎年実施しておりますが、特に重点的に行った河川の堆積土砂や街中の用排水路等の点検結果及びそれらの河川等の氾濫防止対策の詳細な報告を受け、その内容等についても議論いたしました。
また、平成30年1月の降積雪への対応では、道路状況のパトロールや除雪、融雪剤の散布を大雪警報発表前から開始するなど、市民生活に支障を来さないために迅速な災害対応が実施されました。
また、避難勧告発令時などでの速やかな避難支援につなげるためにスピーカーつき公用車を倍増させたことなどは災害対策の強化に確実につながることと思います。
ただいま御報告いたしましたとおり、災害に強いまちづくりに向けた体制の整備は順調に進んでおります。執行部の皆様には、今後も引き続き防災・減災対策を研究していただくとともに、災害発生時には自助、共助、公助が互いに連携することで被害を最小限にでき、そして早期の復旧、復興につながるものであることから、自分たちのまちは自分たちで守る自主防災の推進など、地域の防災対策へもより一層の御支援をお願いしたいと思います。
最後に、委員各位及び執行部の御尽力と御協力に対して深く感謝を申し上げ、本委員会の報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。防災・
危機管理対策特別委員会の調査については、委員長の報告を承認し、これをもって調査を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、防災・
危機管理対策特別委員会の調査は終了することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第9
子育て支援・
人口減少対策特別委員会の
調査報告
○議長(柄沢高男君) 日程第9、
子育て支援・
人口減少対策特別委員会の
調査報告を議題といたします。
本特別委員会は、平成27年第3回市議会定例会において設置し、調査終了まで閉会中の継続調査としたものです。
このほど調査が終了し、委員長から
調査報告書が提出されましたので、報告を求めます。
(
子育て支援・
人口減少対策特別委員会委員長 木暮孝夫君登壇)
◎
子育て支援・
人口減少対策特別委員会委員長(木暮孝夫君) ただいま議題となりました
子育て支援・人口減少対策について本委員会が行った調査が終了しましたので、御報告いたします。
本委員会は、少子化に伴う人口減少に歯どめをかけるため、出産・育児環境の整備や就労支援体制について検討することを目的として、平成27年第3回定例会において委員10人をもって設置され、平成29年第1回定例会にて2年間の調査状況を中間報告しております。その後、本日に至るまで6回の委員会を開催するとともに、先進地を視察し、総合的な
子育て支援センター機能を有した施設や出産・育児等における包括的な支援について調査を進めてまいりました。
それでは、これまでの本委員会の調査概要について御報告いたします。本委員会において子育て環境に関する施策等について議論される中、
子育て支援施策のさらなる充実と推進を図るため、平成29年4月に子育てなんでもセンターが田町で開設されました。子育てなんでもセンターにつきましては、子育て相談、子育て世代に対する就労相談、託児ルームの整備など、子育てに関するさまざまな支援がワンストップで受けられる、全国でも類を見ない
子育て支援の拠点施設であります。一方、利用者の駐車場の確保という課題もあり、運営状況も踏まえた議論を重ねつつ、執行部におかれては、総合保健センターの駐車場の利用という対応をしていただき、さらなる利用者の利便性向上に努めていただきました。
また、近年マンションの建設など住環境の整備が進められている市街地や居住人口が増加し続けている地域等で新たに設置される保育所や認定こども園について説明を受け、保育所の運営のあり方について議論するなどして、供用開始に向けた進捗状況の確認をしてまいりました。
人口減少対策としましては、倉渕、榛名、吉井地域における移住促進資金利子補給金について説明を受けるとともに、今後の人口増加へとつなげるための議論をいたしました。
ただいま御報告いたしましたとおり、子育てなんでもセンターについては、子育て相談や託児ルームを多くの方が利用し、就労相談においては正規雇用へとつながるなどの実績も出ております。また、保育施設の整備につきましても、委員各位及び執行部の御尽力により順調に進んでおります。いずれも子育て世代のニーズにかなった整備であり、
子育て支援・人口減少対策に寄与するものであります。本委員会としての調査は終了いたしますが、今後も本市が子どもを産み育てたいまちとなり、人口がふえる環境づくりに御尽力していただきたいと思います。
最後に、委員各位及び執行部の御協力に対しまして深く感謝を申し上げまして、報告といたします。
○議長(柄沢高男君) 委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
子育て支援・
人口減少対策特別委員会の調査については、委員長の報告を承認し、これをもって調査を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、
子育て支援・
人口減少対策特別委員会の調査は終了することに決しました。
────────────────────────────────────────────
△日程第10 議員提出第1号議案
高崎市議会会議規則の一部改正について
○議長(柄沢高男君) 日程第10、議員提出第1号議案
高崎市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議員提出第1号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出第1号議案は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
△日程第11 議員提出第2号議案
高崎市議会委員会条例の一部改正について
○議長(柄沢高男君) 日程第11、議員提出第2号議案
高崎市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより議員提出第2号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出第2号議案は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
△日程第12 意見書案第1号
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書
意見書案第2号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書
○議長(柄沢高男君) 日程第12、意見書案第1号
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書及び意見書案第2号 妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書、以上2議案を一括して議題といたします。
────────────────────────────────
意見書案第1号
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書
標記意見書を次のとおり提出するものとする。
平成31年3月18日提出
提出者
高崎市議会議員 小 野 聡 子
〃 時 田 裕 之
〃 追 川 徳 信
〃 依 田 好 明
〃 渡 邊 幹 治
〃 長 壁 真 樹
〃 逆瀬川 義 久
〃 木 村 純 章
〃 石 川 徹
〃 松 本 賢 一
〃 高 橋 美奈雄
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書
まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費の各段階で廃棄されている、いわゆる食品ロスの削減は、今やわが国において喫緊の課題と言える。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン(2015年度)と推計されており、これは国連の世界食糧計画(WFP)が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上る。政府は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿い、家庭での食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが、事業者を含め国民の食品ロスに対する取り組みや意識啓発は、いまや必要不可欠である。
食品ロスを削減していくためには、国民一人一人が主体的にこの課題に取り組み、社会全体として対応していくよう、食品を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要である。
また、まだ食べることができる食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが重要である。
よって国においては、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって
食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、下記の事項について真摯に取り組むことを強く求める。
記
1 国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。
2 商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、
食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。
3 賞味期限内の未利用食品・備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月18日
高崎市議会議長 柄 沢 高 男
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
内閣府特命担当大臣
(消費者及び食品安全) あて
文部科学大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣
経済産業大臣
環境大臣
────────────────────────────────
意見書案第2号
妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書
標記意見書を次のとおり提出するものとする。
平成31年3月18日提出
提出者
高崎市議会議員 小 野 聡 子
〃 時 田 裕 之
〃 追 川 徳 信
〃 渡 邊 幹 治
〃 長 壁 真 樹
〃 逆瀬川 義 久
〃 石 川 徹
〃 松 本 賢 一
妊婦が安心できる
医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書
妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされる。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。
しかし、妊婦加算について、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されている。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題がある。
こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて、中央社会保障医療審議会で、妊婦が安心できる
医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。
よって国においては、妊婦が安心して医療を受けられる体制を構築するため、下記の事項に取り組むことを求める。
記
1 医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。
2 保健や予防の観点を含め、妊婦自身が特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、あらかじめ知識を得ることができるようにすること。
3 妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月18日
高崎市議会議長 柄 沢 高 男
内閣総理大臣
あて
厚生労働大臣
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○議長(柄沢高男君) お諮りいたします。
本案は、会議規則第36条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(柄沢高男君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。
これより採決に入るわけですが、採決については議案ごとに行います。
最初に、意見書案第1号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立全員です。
よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、意見書案第2号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(柄沢高男君) 起立多数です。
よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。
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△勇退議員挨拶
○議長(柄沢高男君) 以上で本日の日程及び今期定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。
ここで今期をもって勇退される議員の方々の発言を許します。
(19番 田角悦恭君登壇)
◆19番(田角悦恭君) 本議会で最後の登壇になりますけれども、一言御挨拶申し上げます。
最後で、たまたまきょうは委員長報告を兼ねて2つ、これで3度目ですね。そういう意味で何か縁があるという感じがしております。大変光栄に存じます。今期最後でやめるにあたり、私なりに思うことですけれども、平成19年に初登庁して以来、3期12年務めることになりました。この間いろいろありましたけれども、引退を決意したのは妻の一言です。お父さん、元気なうちにやめて、今期が一番チャンスだよ。この一言で、自分の内助の功として務めた女房の気持ちがぐっと来まして、それが一番のやめる原因だと思います。私以上に家庭を守り、うちで守ってくれた妻でしたから、余計その気持ちが通じました。
振り返ってみれば、一番の思い出と申しますと、政務活動費の不正支出、本議会においても、これが一番自分の中では思い出というか、残っています。たまたま正副議長もこれを機に責任をとって辞職したという経緯もありますし、その後政務活動費については執行に関する検討委員会が発足されて、その委員長として毎月1回、七、八回議論を重ねて、政務活動費についてすばらしい内容へ改善されたと思います。そのおかげで今現在に来ているのかなと。このことが私なりに一番心に残っております。
いずれにしても、ことしは市長を初め皆さんも選挙の年ですし、ぜひ立候補する方は勝ち残って、またここに戻ってきて、高崎市の発展のために頑張ってほしいと思います。12年間にわたり、議員各位並びに市長を初め執行部の皆様にはこの間御支援、御協力いただき、まことに12年間ありがとうございました。(拍手)
(26番 寺口 優君登壇)
◆26番(寺口優君) 議会最終日の大変皆様方お疲れのところ、少し時間をいただきまして、退任の挨拶をさせていただきたいと思います。
私は、平成7年の町議会からスタートいたしまして、24年間になります。議会で大変お世話になりました。その24年の中で最もインパクトがあり、また希有な経験を感じたのは何といっても平成の大合併でありました。50年来の大行政改革は、町を二分する大論争になったわけでありますけれども、その議論の中に議員として加われたことが何よりも貴重な経験だった、そういうふうに感じております。その後、市議として13年間、幾つもの役職を経験させていただきました。無事今日を迎えることができましたのも、議員の皆様方はもちろんのことでありますけれども、議会事務局のサポートがあり、また市長を初めとする執行部の皆様方の応援のおかげだというふうに心から感謝を申し上げます。この後は、一市民といたしまして地域に戻り、活動してまいりたいというふうに考えております。今後ともそういった意味でも御指導いただければありがたいというふうに思っております。
最後になりますけれども、皆様方のさらなる御活躍、そして高崎市のますますの御発展をお祈り申し上げながら、退任に当たりましての挨拶とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)
(37番 木暮孝夫君登壇)
◆37番(木暮孝夫君) 37番議員の木暮孝夫でございます。退任の御挨拶をさせていただきます。
後継者が決まりまして、引退をいたします。7期28年にわたりまして、大変皆様にはお世話になりました。議員皆様方、そしてまた議会事務局の皆様、本当にお世話になりましてありがとうございました。また、執行部にありましては、富岡市長を初めといたしまして全ての執行部の皆様方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
結びに当たりまして、高崎市のますますの御発展をお祈り申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。本当に皆様お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
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△議長挨拶
○議長(柄沢高男君) 次に、私から一言御挨拶をさせていただきます。
(議長 柄沢高男君登壇)
○議長(柄沢高男君) 私から閉会に当たりまして一言御挨拶をさせていただきます。
今期定例会は、去る2月22日に開会し、本日まで25日間にわたり、新年度予算並びに条例制定など重要案件を熱心に審議され、滞りなく全ての議事を終了し、ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御尽力と御協力のたまものと、衷心より厚く御礼を申し上げます。
顧みますと、平成27年4月の選挙で38名の議員が市民の負託と重責を担い、本日まで市政のかなめである高崎市の議会を構成して新しい高崎の建設に取り組んでまいりました。
今期を振り返ってみますと、議員の皆様方には、高崎アリーナや高崎駅東西のペデストリアンデッキ、高崎芸術劇場の建設など、新しい高崎のまちづくりに向けて大きなお力添えを賜りました。光陰矢のごとし、歳月人を待たずのとおり、瞬く間に任期終了を迎えようとしております。
あと1カ月余りで統一地方選挙となります。引き続いて立候補されます議員の皆様には、御健闘されまして、再びこの議場で中核市高崎の発展のために御活躍をされますことを心からお祈り申し上げます。また、この期をもちまして勇退されます議員の皆様におかれましては、長い間大変お疲れさまでございました。さらに、富岡市長におかれましては、御健闘されまして、再びこの議場で高崎市発展のために御活躍されますことを心からお祈り申し上げます。
この4年間、富岡市長を初め執行部の皆様の温かい御協力と御配慮に対し、心から改めて感謝と敬意を表します。議員の皆様方には、私ども正副議長に対しまして各般にわたり御協力をいただき、歴史と活力ある高崎市の正副議長として議了できますことに対しまして、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。
最後になりますけれども、平成最後の議会を終了できますことに重ねて感謝を申し上げますとともに、高崎市のますますの発展と皆様の御健勝、御活躍を御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。お世話になりました。(拍手)
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△市長挨拶
○議長(柄沢高男君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
(市長 富岡賢治君登壇)
◎市長(富岡賢治君) 平成31年第1回高崎市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会におきましては、報告2件、平成30年度高崎市
一般会計補正予算、平成31年度高崎市
一般会計予算、
人権擁護委員候補者の推薦など議案52件を上程させていただきましたところ、議員の皆様には、熱心な御審議の上、御議決、御同意を賜りまして、まことにありがとうございました。この場をおかりいたしまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。
また、一般質問、各
常任委員会、特別委員会におきましては、皆様方から多くの貴重な御意見や御指摘をいただきましたので、今後の市政運営に適切に反映させてまいりたいと考えております。
ことしは、統一地方選挙の年でございますが、勇退される議員の方々には、長い間市政の発展と市民福祉の向上のために多大な御尽力を賜り、心から感謝を申し上げます。また、4月の選挙に立候補される議員の皆様方におかれましては、万全の御準備のもと御当選されますことを確信しておりますとともに、再び市政の発展のために御尽力を賜りますようお願い申し上げます。
皆様方には、25日間、本当に御苦労さまでした。重ねて心から厚く御礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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△閉会
○議長(柄沢高男君) これにて平成31年第1回高崎市議会定例会を閉会いたします。
午後 3時04分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
平成31年3月18日
高崎市議会議長 柄 沢 高 男
副 議 長 根 岸 赴 夫
議 員 後 藤 彰
議 員 飯 塚 邦 広...