高崎市議会 > 2019-03-12 >
平成31年  3月12日 都市集客施設建設特別委員会−03月12日-01号
平成31年  3月12日 建設水道常任委員会−03月12日-01号

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  1. 高崎市議会 2019-03-12
    平成31年  3月12日 建設水道常任委員会−03月12日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年  3月12日 建設水道常任委員会−03月12日-01号平成31年 3月12日 建設水道常任委員会   平成31年高崎市議会建設水道常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                平成31年3月12日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                   建設水道常任委員会次第                                  平成31年3月12日(火)                                   第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 6 号 請負契約の変更について(高崎駅東口ペデストリアンデッキ築造工事(第2工区))    議案第16号 高崎市住宅確保配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律関係手数料条例の廃止について    議案第17号 高崎市ラブホテル建築規制条例の一部改正について    議案第35号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正について    議案第36号 高崎市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例及び高崎市建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について    議案第37号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について    議案第38号 高崎市水道事業における布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部改正について    議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算所管部分)    議案第47号 平成31年度高崎市駐車場事業特別会計予算
       議案第49号 平成31年度高崎市水道事業会計予算    議案第50号 平成31年度高崎市公共下水道事業会計予算 2 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   追  川  徳  信  君     副委員長   中  島  輝  男  君   委  員   田  村     理  君     委  員   大  竹  隆  一  君   委  員   青  柳     隆  君     委  員   松  本  賢  一  君   委  員   後  閑  賢  二  君     委  員   柴  田  和  正  君   委  員   木  暮  孝  夫  君   議  長   柄  沢  高  男  君     副 議 長   根  岸  赴  夫  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   建設部長    宮  石     修  君   管理課長    飯  島  英  樹  君   土木課長    牧  野  宏  之  君   道路維持課長  原  田  良  夫  君   建築住宅課長  塚  越  好  博  君   建築指導課長  斎  藤  興  嗣  君   開発指導課長  岩  下     浩  君   都市整備部長  川  嶋  昭  人  君   都市整備部次長 内  山  昌  行  君   都市計画課長  清  水  博  幸  君   景観室長    関  口  宏  達  君   都市集客施設整備室長              都市集客施設整備室技術担当室長           佐  藤  育  男  君           霞     博  文  君   産業・流通基盤整備室長             市街地整備課長 福  島  克  明  君           瀧  上  幸  治  君   区画整理課長  金  井  和  繁  君   都市施設課長  松  本     伸  君   公園緑地課長  奥  野  正  佳  君   倉渕支所農林建設課長                                   塚  本  茂  之  君   箕郷支所建設課長田  中     享  君   群馬支所建設課長関  矢  弘  幸  君   新町支所建設課長金  田  徳  義  君   榛名支所建設課長青  柳  佳  嗣  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   上下水道事業管理者                                   新  井  俊  光  君   水道局長    森  田     亨  君   経営企画課長  清  水  琢  磨  君   料金課長    木  本  弘  幸  君   工務課長    田  口  和  彦  君   浄水課長    田  畑     守  君   下水道局長   松  田  隆  克  君   総務課長    中 曽 根  哲  哉  君   整備課長    小 野 澤  俊  彦  君   維持管理課長  設  楽     裕  君   施設課長    佐  藤  伸  一  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    横  澤     慶  君   契約課長    新  井     博  君   技術監理課長  佐  藤  善  信  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    小  林     茂      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    大 河 原  博  幸      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   坂  口  圭  吾   議事課主任主事 田  村  智  明      議事課主任主事 後  閑  和  晴   ──────────────────────────────────────────── △開会 午前 9時59分開会 ○委員長追川徳信君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長追川徳信君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長追川徳信君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。  なお、予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 6 号 請負契約の変更について(高崎駅東口ペデストリアンデッキ築造工事(第2工区))  議案第16号 高崎市住宅確保配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律関係手数料条例の廃止について  議案第17号 高崎市ラブホテル建築規制条例の一部改正について  議案第35号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正について  議案第36号 高崎市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例及び高崎市建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について  議案第37号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について  議案第38号 高崎市水道事業における布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部改正について  議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算所管部分)  議案第47号 平成31年度高崎市駐車場事業特別会計予算  議案第49号 平成31年度高崎市水道事業会計予算  議案第50号 平成31年度高崎市公共下水道事業会計予算委員長追川徳信君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、47ページをお開きください。  議案第6号 請負契約の変更についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) これは、工期を4カ月延長するという内容であります。竣工日が7月31日になるということなのですけれども、まず現段階での高崎駅東口ペデストリアンデッキの工事の進捗状況のほうをお聞かせいただけますでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) 現在の工事の状況でございますけれども、本線部デッキ本体架設がほぼ完了しております。現在は、高崎芸術劇場並びに太陽誘電側に延びる横断デッキの工事のほうを進めておりまして、進捗率で申し上げますと、平成30年度末で事業費ベースで約83.6%でございます。 ◆委員(田村理君) 本会議の中で予算説明していただきましたけれども、県道の関係で県との協議に不測の日数を要しているということだったと思いますけれども、具体的にどういったことがネックになって協議に時間がかかってしまったのでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) 今おっしゃられたように県道上での施工というふうに今回の工事はなっておりまして、特に一番東側の端のほうで、芸術劇場側ですとか太陽誘電側に県道を横断する横断デッキを設置いたしまして、そこから県道の歩道内に階段等昇降施設を設けるということになっておりまして、県道の歩道もそれほど広いものではございませんので、限られたスペースの中で、階段の設置位置とかを決めるに当たりまして、道路管理者であります群馬県との協議に時間を要しておりました。  それから、工事の際には県道を長期間規制して工事を行う必要がございまして、交通規制ですとか、また施工方法につきましては、これは業者のほうが決まってからでないと協議できませんので、業者が確定してからいろいろな施工方法についても協議いたしまして、それらについて想定以上の期間を要したものでございます。 ◆委員(田村理君) 歩道が狭くて、その対応があるとか、いろいろあったということはわかりました。当初からそれは想定できたのかなとも思うのですけれども、それはおいておいて、今回の工期延長によりまして事業費の増額があるのかどうなのか、その点について教えてください。 ◎都市施設課長松本伸君) 今回の工期の延長に伴います事業費の増額はございません。 ○副委員長中島輝男君) それに関連してなのですが、デッキ芸術劇場と接続するという兼ね合いもあるのでしょうけれども、7月31日までの工期ということは、8月1日からもう通れるようにはなるのでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) 8月1日からということでございますけれども、このデッキ本体工事に加えまして、平成31年度に入りまして早々に、以前から申し上げておりますデッキに屋根を設置する工事の発注を予定しております。これらの工事、芸術劇場の開業までには完了する予定としておりますので、デッキの通行につきましては工事の状況を見ながら検討してまいりたいと考えております。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第6号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  73ページをお開きください。  議案第16号 高崎市住宅確保配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律関係手数料条例の廃止についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第16号を起立により採決いたします。
     本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  75ページをお開きください。  議案第17号 高崎市ラブホテル建築規制条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第17号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、21ページをお開きください。  議案第35号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第35号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  25ページをお開きください。  議案第36号 高崎市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例及び高崎市建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  本案に対して御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第36号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  27ページをお開きください。  議案第37号 高崎市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) こちらを見させていただきましたけれども、地区が5つに分けられています。AからD、それと市場の地区ということで分けられているわけでありますけれども、5つに分けたこの目的について御説明いただけますでしょうか。 ◎都市計画課長清水博幸君) 5地区に分けた理由でございますが、地区によって現状の土地利用が異なっておりまして、特にB地区でございますが、市場の入り口で国道354号バイパスの沿線でございまして、この地区につきましては既に店舗や住宅が建築されておりますので、それぞれの地区にふさわしい適正な建築制限を定めるために5地区に分けたものでございます。 ◆委員(田村理君) 市のほうでこうだと決めるのではなくて、実情に合わせてという御説明でありました。あと見させていただきましたら、AとCとDの地区、あとは市場の地区ということで、4つの地区について、建築物の高さの制限が22メートルになっているのが目にとまりました。当初は31メートルだったと記憶していますけれども、大幅に制限を引き下げた経緯を教えていただけますでしょうか。 ◎都市計画課長清水博幸君) 建築物の高さの制限を低くした経緯でございますが、県内外の物流団地建築物の高さを改めて検証した結果、22メートルに抑えても企業ニーズに対応できること、既存の市場の高さが22メートルであること、また地域住民の皆様から建築物の高さに配慮してほしいという要望があったことなどの観点から総合的に判断いたしまして、建築物の高さの最高限度を31メートルから22メートルに変更したものでございます。 ◆委員(田村理君) 率直によかったなと思っています。私もいろいろ近隣住民の方からお話を伺っているのですけれども、あそこはすごく景観のいいところで、それを損なうのではないかという懸念もありました。そういった声に応えていただいたということで、ほかにも騒音の問題であるとか、夜間のライトアップの問題であるとか、いろいろ周辺住民が懸念されていることがありますので、そういった声に寄り添っていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第37号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  33ページをお開きください。  議案第38号 高崎市水道事業における布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第38号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算所管部分を議題といたします。  24ページをお開きください。  歳入15款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 28ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 32ページをお開きください。  16款国庫支出金2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 34ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 36ページをお開きください。  17款県支出金2項県補助金について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 38ページになります。5目の土木費県補助金説明欄スポーツ施設整備という補助金が2分の1ということで計上されているわけなのですけれども、どういった施設整備事業が対象になっているのか、教えていただけますでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) このスポーツ施設整備補助金につきましては、拠点施設として県に選定されたスポーツ施設が対象となっております。今回の補助金につきましては、浜川運動公園拡張整備事業ソフトボール施設が対象となっておりまして、グラウンド整備費の一部に充当しております。 ◆委員(田村理君) 浜川のソフトボール場の関係だということを御答弁いただきました。まだこれからソフトボール場建設にいろいろ工事が必要なのかなと思うのですけれども、平成30年度予算が1億円だったのに対しまして、今回1,500万円と大幅に少なくなっていますが、この理由について教えていただけますでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) このスポーツ施設整備補助金は、1つのスポーツ施設で上限が1億円ということになっております。平成30年度の当初予算に1億円を計上させていただいたのですけれども、対象といたしました第1ソフトボール場グラウンド整備工事におきまして、契約金額等の確定などにより8,500万円の執行ということになりまして、残りの1,500万円はこの3月議会において減額補正をさせていただいたところでございます。平成31年度の当初予算で、また改めて第2ソフトボール場グラウンドの整備に充当するために、また計上させていただいたというものでございます。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 46ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 48ページをお開きください。  22款諸収入3項貸付金元利収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 52ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 54ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、62ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 170ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 208ページをお開きください。  8款土木費1項土木管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 210ページになります。2目の建築指導費について、説明欄の一番上、緊急輸送道路等沿道建築物調査委託料というのがありますけれども、これは平成30年度予算では計上されていなかったものと認識しています。これがどういったものなのか、御説明いただけますでしょうか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) 来年度に初めて行う、基本的には単発の調査でございます。内容は、県、市で指定している緊急輸送道路等地震発生時に通行を確保すべき道路沿いの建物の位置、高さを測量し、道路側に倒れた場合に、道路の幅を半分以上封鎖するおそれのある建物を特定する調査でございます。 ◆委員(田村理君) 地震対策ということで、大事な事業かなと思うわけなのですけれども、具体的に調査の対象がどこなのか教えていただけますでしょうか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) 緊急輸送道路重要度の順がついておりまして、その重要度の順で調査してまいりますけれども、まず高速道路、それから2桁国道、3桁国道、その後に県道、主要地方道、それからそれらをつなぐ市道となります。これらの沿道建築物につきまして調査していくわけでございますけれども、この順に予算の許す限り、なるべくたくさんの距離を調査していきたいというふうに考えております。 ◆委員(田村理君) 予算の許す限りということなのですけれども、実際に1,740万円程度が計上されているということです。伺うところによると、やはり多岐にわたる調査だなという認識なのですけれども、この予算で何とかなるものなのかちょっと疑問なのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) こちらの道路の指定自体は県が行っていくのですけれども、全部を一括で指定するのではなくて、予算の都合等重要度もありますので、1次、2次、3次というふうに指定していく予定でございます。その中で1次指定というのは、本当に重要な2桁国道以上が予定されていますので、今回の調査でそちらは当然調査できます。それから、予算的には半分以上が調査できると考えておりますので、2次指定くらいまでは網羅できるというふうに考えております。 ◆委員(田村理君) 事業の概要がわかりました。順を追って対応していくということだと思います。大事な事業だと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(木暮孝夫君) 同じ210ページの3行目のところで大規模建築物耐震補強支援補助金、金額がでかいので6億9,000万円ちょっとかかっているのですが、事業の補助金の対象について御説明いただければと思います。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) こちらは耐震改修促進法に基づきまして、耐震診断が義務づけられた大規模建築物のうち、避難所として指定された建物の耐震工事が対象となります。具体的にはホテルグランビュー高崎1つが該当し、この耐震工事に要する費用が補助対象となります。 ◆委員(木暮孝夫君) これは工事費全額ということなのですか、それとも一部を補助するということなのか、その辺はどうなのでしょうか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) グランビュー全体の工事費というのは、リニューアルも含めて約20億円くらいかかるのですけれども、そのうちの対象となる耐震の部分に対してということになりますので、一部というふうになります。こちらを市と国と県で補助していくという形になります。 ◆委員(木暮孝夫君) これは、新年度工事ということなのですが、単年度で仕上がる工事になるのでしょうか、それとも何年かかかるのでしょうか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) 耐震工事につきましては来年度いっぱいで、単年度で終了する予定となっております。ただし、今回の工事はホテルを使用しながらの工事で、非常に難工事が予想されておりますので、場合によっては年度内で終了せずに繰り越しが発生する可能性もございます。また、リニューアルの部分の工事につきましては、当初から再来年度にかかる工事もあるということでございます。
    ◆委員(木暮孝夫君) 市としてもお約束事の中で、本当にしっかりと拠点施設として整備していくということの決意でこれに取り組まれているわけでございまして、私もそこはしっかりと賛成していきたいと思っておりますが、本当によく引き受けてくださったなというふうにも思っておりますので、そういう点では、感謝を込めながらしっかりと工事が万全に進むように期待しているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(大竹隆一君) 先ほど田村委員が聞いた続きをちょっとしたいのですけれども、先ほど緊急輸送道路とあったのですけれども、これは延べ距離となるとどのくらいの距離になるのですか。 ◎建築指導課長斎藤興嗣君) 現在の指定のものを足していきますと、概算768キロメートルとなります。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  212ページをお開きください。  2項道路橋りょう費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 216ページになります。4目の交通安全施設整備事業費について、説明欄の一番下なのですけれども、小学校周辺道路交通安全対策工事とありますが、これは車の速度を抑制する路面段差にかかわる工事と理解しています。児童の保護者や近隣にお住まいの方に大変喜ばれていますけれども、この間の実績と平成31年度の施工予定についてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎管理課長(飯島英樹君) いわゆるハンプでございますが、平成30年度は9小学校区16カ所に設置いたしました。平成28年度からの合計設置数は31小学校区47カ所でございます。また、施工に支障のない要望箇所につきましては、全て設置が完了している状況でございまして、平成31年度につきましても御好評をいただいておりますので、通学路危険箇所合同点検において要望をいただく箇所を中心に、警察等関係機関と協議して設置していく予定でございます。 ◆委員(田村理君) 必要な箇所は全て完了しているということで、本当に好評だということをおっしゃっていますけれども、そのとおりだと思っています。またこれから要望があったときに御対応いただけるということで、ぜひその点についてもお願いしたいのですけれども、実際にこの間設置してきて、ちょっと住民から要望がありますので、ここでちょっとお願いしておきたいと思うのですけれども、例えば矢中小の通学路に設置されているハンプの位置が適切ではないのではないか、もうちょっと違う位置に設置すればもっと有効なのではないかといった御指摘を承っていたりします。まだまだ改良の余地があるのかなと思っていますが、今後は施工後の検証もしていただきまして、必要があれば随時対策を講じていただきたいなと、そういうふうに思います。よろしくお願いします。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  220ページをお開きください。  3項都市計画費ですが、内容が多岐にわたっていますので、2つに分けて審査を行います。  まず、220ページの1目都市計画総務費から233ページの11目高崎駅周辺ペデストリアンデッキ整備事業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(後閑賢二君) 220ページをお願いいたします。都市計画総務費の都市計画課経費の中で、豊岡新駅が新しく予算計上されておるわけです。市民の待望の駅だと思いまして、本当によかったと思います。それで調査委託料、基本計画作成委託料が計上されておるわけでございますけれども、この委託先と内容についてお伺いいたします。 ◎都市計画課長清水博幸君) まず、豊岡新駅(仮称)調査委託料でございますが、こちらにつきましては駅前広場の整備に向け、現地測量や地質調査、駅前広場の基本計画の策定、また工事に伴います補償物件の調査などを行うものでございます。委託先につきましては、今後入札により業者を決める予定でございます。  次に、豊岡新駅(仮称)基本計画作成委託料でございますが、既にJR東日本や群馬県と協議を開始しているところでございますが、新駅の実現に向け、必要となります駅利用者の将来予測や駅施設の規模、配置計画の検討、概算事業費の算定などを含めた基本計画を策定するものでございます。委託先につきましては、特段の専門性が求められるため、駅の設計に精通している業者を選定していきたいと考えております。 ◆委員(後閑賢二君) 詳細についてこれから調査するということですけれども、この駅につきましては、当初経済大学生に便利なようにということで考えられたと思うのですけれども、経済大学生の利用などもこの計画の中で検討されるのですか。 ◎都市計画課長清水博幸君) 経済大学につきましても新駅の利用圏に該当してまいりますので、学生の利用も見込んでまいりたいと考えております。 ◆委員(後閑賢二君) 皆さんが期待している待望の駅ですので、できるだけ早くできるようによろしくお願いいたします。  続きまして、景観形成事業というのがその下にあるのですけれども、特定歴史的景観建造物等補助金というのがあるわけですが、この内容と、そしてこれを利用する場合に再利用ができるのか、ちょっとお伺いいたします。 ◎景観室長(関口宏達君) この補助金は、平成25年度に開始した制度でございまして、景観的に価値のある養蚕農家住宅や町家などの歴史的な建造物の保全を支援するものでございます。屋根や外壁など、建物の外観を改修するための費用を補助し、補助額の上限は300万円、補助率は3分の2でございます。また、再度の利用でございますが、上限の300万円までは複数年度に分けて利用することも可能でございますが、上限に達した場合は再度の利用はできません。 ◆委員(後閑賢二君) 300万円上限ということになっているようですけれども、古い建物ですから、300万円でできない場合もあると思います。修理がまた必要になると思うのですが、今まで300万円上限を補助済みの件数はどのくらいあるのか、また、再利用をお願いした場合に、今後はどのようにお考えですか。 ◎景観室長(関口宏達君) これまでに上限まで補助した件数は、全体で52件のうち1回で300万円を補助した27件と、2回に分けて補助した2件を合わせまして29件でございます。また、先ほどの再度の利用ということでございますが、これまでにそういった再利用のお話をいただいたことはない状況でございますが、引き続き所有者の方の状況の把握に努めてまいりたいと思います。 ◆委員(後閑賢二君) よろしくお願いします。景観ということで、まちづくりに役立てばいいなと思っております。よろしくお願いいたします。  229ページ、お願いいたします。市街地再開発事業費というのがあるのですけれども、その中で鶴見町第二地区優良建築物等整備事業というのが計上されています。市街地整備費補助金ということでございますが、この内容についてお伺いいたします。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 鶴見町第二地区の内容についてでございますけれども、空地等を設け、良好な市街地環境と都心部の人口増加を図るために、鶴見町地内に個人施行者3者によって計画されております優良建築物等整備事業につきまして補助するものでございます。建物の1階にテナントを備えた共同住宅、駐車場等を整備するとともに、良好な市街地環境を整えるため空地等の整備もあわせて行う計画でございます。事業期間は、平成31年度から平成33年度の3カ年を予定しておりまして、平成31年度につきましては、初年度として予定している事業計画等の作成、建築設計等の補助対象に対しまして5,920万円を補助金として計上させていただいたものでございます。 ◆委員(後閑賢二君) 民間開発の補助ということですけれども、これに対して一定の補助基準というのがあると思いますが、どのような基準なのでしょうか。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 国が人口10万人以上の市の区域におきまして、おおむね1,000平米以上の施行区域面積に2つ以上の敷地を有する2人以上の地権者が、3階以上の耐火及び準耐火建築物を共同で整備し、かつ公共性の高い一定の空地を確保することなどの優良な建築物等の整備に対して、一定の補助を認める採択基準を定めております。本市におきましては、中心市街地におきまして土地建物の高度利用化を図り、都心部の人口増加やまちの活性化につながる民間の優良事業に対しまして、本制度の活用を支援しているものでございます。 ◆委員(後閑賢二君) いい事業だと思っております。そういう中で、これから建物等にも補助をしていくのではないかと思うのですけれども、どのくらいの補助率で対応していくのでしょうか。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 建築工事につきましても補助対象となります。補助対象となる部分につきましては、共同の通路ですとか、空地ですとか、住宅の供給処理の設備ですとか、国が定める基準の対象事業について、国と市で3分の2の補助をするものでございます。 ◆委員(後閑賢二君) わかりました。よろしくお願いします。終わります。 ◆委員(松本賢一君) 今の項目の中の何点か、続けて済みませんけれども、質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、221ページです。都市計画課経費の中で、2つの項目を聞かせてもらいたいと思うのですけれども、1つ目が新町駅エレベーター設置工事の関係なのですけれども、一般質問等でもお尋ねさせていただいて、御答弁もいただいているところなのですけれども、平成31年度のこの予算の中で計上されているのが9,411万1,000円ということでございます。これは2021年6月の完成を目指すということで進めていただく工事なのですけれども、新年度、平成31年度のこの予算の工事の内容について御説明いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎都市計画課長清水博幸君) 平成31年度の工事につきましては、まず下り線側のエレベーター工事に本年10月に着手する予定でございます。工事の内容につきましては、下り線のエレベーターの設置に伴いまして、支障となる電気設備などの移設工事やエレベーターの電源施設の設置、また下り線のエレベーター本体の基礎工事に着手する予定でございます。 ◆委員(松本賢一君) 本当に駅を利用する住民の人たちが待ち望んでいたエレベーター工事がいよいよ始まるということで、しかも上り線、下り線両方ともにつけるわけなのですけれども、地域の住民にとって高崎駅の東口とか、あるいは高崎アリーナだとか開発が進んで利用ができるようになって、これからもそういった芸術劇場だとかGメッセ群馬があるわけなのですけれども、それを利用するときに、駅を、電車を利用して、公共交通を利用してそこにアクセスするというときに、まず先に下り線から工事をするのであるというところ、いち早くエレベーターを利用できるようにという配慮がうかがえるというふうに思いますので、ぜひ順調に進めていただければありがたいと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。  続いて、もうちょっと下ですけれども、新町駅付近連続立体交差化事業促進期成同盟会の負担金ということが35万円計上されていて、これは毎年毎年期成同盟会ということで協議を続けていただいているわけなのですけれども、先般群馬県議会の一般質問において、いよいよ事業化に向けて協議を進めるという方針が答弁の中で示されたということで新聞報道もされたわけなのですけれども、この新町駅付近のJRの連続立体交差化につきまして、本市の考え方について御確認させていただきたいと思います。 ◎都市計画課長清水博幸君) 連続立体交差化事業につきましては、3月1日付の新聞報道によりますと、群馬県はこれまで費用対効果が低いとの結果から事業化を見送ってまいりましたが、コスト縮減などを含めて再検討したところ、費用に見合う効果があると判断したことから、2020年度までの事業実施を目指して、駅周辺のまちづくりの方向性を議論していくことを明らかにしたところでございます。また、群馬県から本市、JR東日本と年度内にも協議を始めるといった話を伺っております。本市といたしましては、引き続き群馬県と協力して連続立体交差化事業の推進を図っていきたいと考えております。 ◆委員(松本賢一君) 今群馬県と年度内に協議を始めるという御説明があったのですけれども、その年度内というのは平成30年度内ということで解釈してよろしいのでしょうか。 ◎都市計画課長清水博幸君) そのとおりでございます。 ◆委員(松本賢一君) ありがとうございました。昭和60年から新町地域においては総合計画にのせて、大きな構想として広域交通、渋滞解消、地域分断の解消ということで、大きなテーマということで上げてきたことが、いよいよここで大きく動くということで、合併のときの重点項目の中にも位置づけていただいて、富岡市長においては県に対する要望、国に対する要望にも毎年入れていただいた、この項目が大きく動くということで本当に感謝しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎都市整備部長(川嶋昭人君) 先ほど都市計画課長が連続立体の関係の県の事業化の関係をお話しさせていただいたと思いますけれども、2020年度で事業化というお話を今ちょっと答弁させてもらったのですけれども、済みません、2022年度でございます。2022年度に実際に事業化、測量とか設計に入っていく、そういう予定で進んでいるという話でございます。 ◆委員(松本賢一君) ちょっと私もそこまで数字をよく聞き取れてなくて、当然そうだと思っていたので、聞き飛ばしてしまいました。済みません、訂正していただきましてありがとうございます。  続きまして、ちょっと飛びますけれども、231ページなのですが、10目街路事業費、二重丸の3番目ですけれども、矢中下斎田線街路事業で、道路改良工事というのが1,570万円ということで計上されているのですけれども、この事業もかなり長くかかっている事業だというふうに思っておるのですが、この事業はいつ始めたものであって、現在の進捗状況について御説明いただきたいと思います。 ◎都市施設課長松本伸君) この矢中下斎田線でございますけれども、平成8年度から事業に着手しております。矢中町の南八幡京ケ島線の交差点から栗崎町の諏訪橋付近まで、約1,870メートルに関しましては現在道路整備が完了しております。現在は、その地点から県道前橋長瀞線までの約810メートルの間の整備を進めております。現在前橋長瀞線の綿貫町交差点から西側の約200メートルの間の用地買収のほうが完了しております。平成31年度につきましては、用地を取得した箇所の一部で文化財調査を実施しながら、その他の場所で道路の改良工事に着手していくという予定でございます。 ◆委員(松本賢一君) 説明ありがとうございます。今の状況についてはわかりました。長くかかっている事業でございますので、早期の完成のほうをよろしくお願いしたいと思います。  また、今の御答弁の中に関連して、233ページになりますけれども、これは県道分の事業ですけれども、前橋長瀞線(県道分)街路事業ということで、県から委託を受けて市のほうでやっている部分もあると思うのですけれども、これの事業の進捗も今の矢中下斎田線にもかかわることでございますので、前橋長瀞線(県道分)街路事業の進捗状況について御説明いただきたいと思います。 ◎都市施設課長松本伸君) この前橋長瀞線(県道分)街路事業につきましては、群馬県が主体で事業を行っておりまして、この用地買収につきましては、高崎市が県から委託を受けまして実施している事業でございます。綿貫町から岩鼻町までの約1.2キロ、幅員24.5メートルで拡幅する計画となっております。平成30年度末までの進捗状況でございますけれども、現在は主に用地買収を中心に進めておりまして、用地買収の進捗率が今現在約70%ということでございます。平成31年度につきましては、渋滞の激しい綿貫町の交差点から、綿貫町南交差点というのがございますけれども、その間約300メートルを中心に一部道路改良工事のほうも実施する予定であると群馬県のほうから伺っております。 ◆委員(松本賢一君) 用地買収率の進捗が70%であるということだけれども、交差点部分の道路改良等を先に進めるということで、現在でもかなり渋滞が激しいところでもございますので、少しでもその渋滞が緩和されるように、部分的にも工事をぜひ進めていただければというふうに思います。  最後ですけれども、1枚戻りまして、231ページ、高前幹線街路事業なのですが、これも高前幹線道路ということで、高崎と前橋を結ぶ幹線道路、大きな道路ですけれども、この進捗について新風会からも要望させていただいている経緯がございます。これについて、この内容をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎都市施設課長松本伸君) この高前幹線につきましては、御存じのように国道17号から競馬場通り線までの延長約700メートルは平成26年に完成しております。今後引き続き競馬場通り線から高崎駅東口線までの延長約500メートルを幅員30メートルで整備する計画となっております。平成30年度、本年度につきましては、公図調査ですとか各種の資料調査等を行っております。また、平成31年度につきましては、現地の測量ですとか、用地測量などを行っていく予定でございます。 ◆委員(松本賢一君) 御答弁ありがとうございました。今お聞きしました3つの路線につきましては、高崎駅の東エリアのあたり、芸術劇場もそうですし、Gメッセ群馬等も2020年春にはオープン予定ということで整備が進んでいる中で、自動車交通のほうの渋滞を解消して、そういった都市集客施設をスムーズに利用するためにも、こういった道路、インフラの整備というのが待たれることでございますので、鋭意努力をしていただいて進めていただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(大竹隆一君) 229ページ、9目の市街地再開発事業費のところで、高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業の内容について伺います。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 高崎駅東側の高度利用地区に都心部で需要の高い共同住宅とテナント及び駐車場を整備するものでございまして、これにつきましては都心部の人口の増加と駅周辺の駐車場不足への対応を図るために、民間活力を生かした市街地再開発事業に対しまして補助するものでございます。平成31年度につきましては、工事監理や通路、エレベーター、駐車場、ペデストリアンデッキ等の共同施設整備に対しまして11億4,980万円を補助するものでございます。また、本事業は平成29年度に着手いたしまして、今年度末には全体の出来高約58%、マンションの高さが28階で、本体の28階までがおおむね仕上がる予定で、平成31年度末の完成を予定しているところでございます。 ◆委員(大竹隆一君) わかりました。土地の高度利用の実現ということと、あとはこれは周辺エリアの居住者の利便性の向上も図っているということで、大変有意義であるというふうに思っております。  済みません、もう一つ続けていいですか。その上の高崎駅東口栄町地区の市街地再開発事業も内容について伺います。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 高崎芸術劇場西側に、民間活力を生かしまして集客力のある公共施設や商業、オフィスなどの施設を併設しました中心市街地の活性化を図るために計画している市街地再開発事業におきまして、市にかかわる都市計画資料等の作成に関する調査委託料として1,000万円、また再開発準備組合及び法定再開発組合が発注する基本設計業務、地盤調査業務、実施設計業務等への補助金といたしまして、国と市で4億8,200万円、また再開発準備組合が金融機関から借り入れするまでの貸付金といたしまして、3億1,000万円の合計8億200万円を平成31年度に予算計上させていただいているものでございます。 ◆委員(大竹隆一君) それで、再開発のこの調査委託料についてちょっと伺いたいのですけれども、これは初期の調査ということだと思うのですけれども、いわゆるA調査と呼ばれる、そういう初期調査と理解していいのかどうか、それをまず一つ。それと、この市街地再開発の準備組合への貸付金ということなのですけれども、これはいわゆる準備組合ということらしいのですけれども、法定組合となるのはいつごろの予定になるのかと、それと権利者以外にこの組合に参加予定はあるのか、それを伺います。 ◎市街地整備課長(福島克明君) 調査費につきましては、これから法定再開発組合の設立に向けまして、事業の都市計画決定ですとか、そういったもろもろの法定手続等の作業に入るものでございますが、そういった準備をするに当たりまして、委員さん御指摘のような準備費、基本的な設計等にかかわる経費として1,000万円を計上させていただいたものでございます。  それから、貸付金の内容につきましては、準備組合を現在5者で設立しております。平成31年度につきましては、現在一般業務代行者を募集しているところでございますが、そういった業務代行者とともに、これから法定組合の設立に向けた準備、その中で実施設計ですとか、基本設計ですとか、そういったコンセプトも含め計画していくものと予定しております。  それと、準備組合から法定組合となる時期でございますけれども、平成31年度に都市計画決定を進めて、それから法定再開発組合を設立していく予定でございます。なるべく早く設立していきたいと思っており、平成31年度中の組合の設立に向けて努力してまいりたいと考えております。 ◆委員(大竹隆一君) わかりました。それと、2つの市街地整備費補助金ということで交付が出ているのですけれども、この交付率の違いというのがちょっとあるような気がするのですけれども、これはどういうことなのか。 ◎市街地整備課長(福島克明君) この2つの補助金の交付につきましては、先ほど鶴見町でも御答弁させていただきましたが、ペデストリアンデッキですとか、通路ですとか、駐車場もそうですが、そういったところの補助対象事業費に対しまして、国と市で3分の2を補助するものでございまして、国と市はその3分の2のうちの2分の1ずつを補助するということになっております。補助率の内容につきましては、ともに同じでございます。 ◆委員(大竹隆一君) わかりました。駅周辺整備事業ということで順調に進んでいるので、ぜひとも市民が期待できるようなものをさらに進めていただければというふうに思います。ありがとうございます。 ◆委員(田村理君) 232ページになります。11目高崎駅周辺ペデストリアンデッキ整備事業費についてでありますけれども、先ほど議案第6号で工期の延長があったという話がありましたけれども、これとは別にお金がかかると、6億900万円が計上されているということで、この内容についてまず御説明いただけますでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) 高崎駅東口ペデストリアンデッキ整備事業の主な内容といたしましては、金額が一番かかっているのが築造工事でございますけれども、その築造工事の内容といたしましては、主なものとして、現在新設しております東口のデッキがございます。このデッキ上に屋根を設置する予定となっております。また、駅前から現在施工中のデッキまでの既存のデッキの部分につきましても、まず詳細設計を行った後に、既存デッキの補強工事を含む屋根の設置工事を実施する予定でございます。そのほかにも、今現在も行っておりますけれども、今までのデッキの築造に伴いまして、支障となって移設いたしました大型の道路標識ですとか道路照明、あるいは県道の中央分離帯を大分取り壊して今現在工事を行っておりますので、そういった県道の中央分離帯の復旧ですとか、舗装の復旧工事、そういったものの工事が含まれております。 ◆委員(田村理君) 主な工事としては、屋根をつけるということだと思うのですけれども、ほかにも大型の標識を移設したりとか、幾つかこんな工事があるというお話、御説明いただきました。デッキ部分とそれ以外の部分ということで、金額を分けて教えていただけますか。 ◎都市施設課長松本伸君) 今現在の予定でございますけれども、新設のデッキ部分の屋根工事を約3億円、そして既存デッキの部分での屋根工事を1億9,000万円、それからそのほかの復旧工事、こちらのほうは8,900万円ほどを見込んでおります。 ◆委員(田村理君) 当初からデッキに屋根をつけることに関しましては賛成しかねてきたわけなのですけれども、やはりふたをあけてみたら、これだけ莫大な予算がかかるということが明らかになりました。デッキの工事だけで5億円ということであります。この莫大な費用に対する効果をどのようにお考えなのか、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) この屋根を設置いたします効果といたしましては、雨や、当然雪が降ったとき、特に降雪時にはデッキ上への積雪のおそれが少なくなりまして、歩行者が安全に通行可能となると考えておりますし、また特にベビーカーの方ですとか車椅子の方々は、やはり雨の日に傘を差して行くのはなかなか困難だと思いますけれども、屋根があることで雨の日でも出かけやすくなるということで、集客の増加にもつながるものと考えております。また、夏の暑い日なども、部分的ではございますけれども、日差しを遮ることができますので、お年寄りですとかお子様の体への負担も軽減されると考えております。そのようなことから、屋根を設置することによりまして、デッキを利用される方の安全性と利便性の向上が図られまして、集客力の向上につながるものと考えております。 ◆委員(田村理君) いろいろこんな効果があるという御説明をいただきました。部分的というところが、やっぱりポイントだと思うのですけれども、実際に屋根のない部分を通行する人もいるわけでありまして、全ての人に対する効果だとは考えられません。  あと車椅子のお話をされましたが……                  (何事か呼ぶ者あり) ◆委員(田村理君) これは大事なことです。市民の方々の代弁者として今発言をさせていただいています。車椅子のお話をされました。そういう御答弁があるのではないのかなと想定していたのですけれども、実際にこの工事について、車椅子の方、足が不自由な方にお話を伺いました。まちや公園などにある勾配であるとか、段差であるとか、そういったものを解消してほしいであるとか、最寄りのJR駅にエレベーターがない、そっちを優先してほしい、そういった御意見を承っています。こんなところに5億円もつぎ込むのは本当にもったいないという御意見であります。これを重く受けとめています。 ◆委員(木暮孝夫君) 今の田村委員さんのお話ですが、私は当初からペデストリアンデッキの部分は東口の既存の部分も屋根をかけないと、やはり来た方がぬれてしまうということで、その主張をしてきたもので、今回屋根がつくという方針を示されたことを大変うれしく思っております。これから芸術劇場がオープンし、相当長く使っていく中で、当初の初期費用はかかるかもしれないですが、やはり十分それが都市機能として機能すると思いますし、やはり都市集客ということからすると、市外、県外の方が公共交通を利用して駅に着いたときに、たまたま雨が降っていたというときに、今の新しいところだけ屋根がかかっても、やはり東口から高崎タワー21のマンションのところまでの間も結構な距離があるものですから、そこでぬれてしまうということもあるわけなので、そこにやはり屋根をかけるということは、もてなしの精神としても十分な意味があるのだろうと思います。したがって、屋根をかけるということについての意味合いを、市としてどう考えているのかということをもう少し御説明いただければと思います。 ◎市長(富岡賢治君) これは、ぜいたくだと言う方もいらっしゃるでしょうけれども、都市機能というのは、やっぱり高崎のような集客交流都市、大きな交流都市となってまいりましたら、やっぱり必要なものにはお金をかけなくてはいかぬと私は思っておりまして、新しい文化・芸術の発信施設である芸術劇場に、駅を出てから雨の中をぬれてしょぼしょぼと歩くというのは、集客施設としてはやっぱりよくないと私は思っています。やっぱりそれにはそれにふさわしい機能、体裁を整える必要があると思っていますので。それは違うという意見もあります。それより目の前にある歩道の段差を何とかしてくれと。これとはまた別なのです。まちというのはそれはそれ、これはこれ。それぞれバランスとってやっていくべきだと思いますので、これは進めていくのは正しいと私は思っています。  特に、今木暮委員から話がございましたように、東口の駅を出てからタワー美術館、マンションまで、これは今まで屋根をつけるということは発想がなかったのです。これがないと、やっぱりちょっとおかしい。傘を差して出て、それでまた美術館のところを曲がって、また傘を差すなんていうのは、もうこれからいよいよコンサートを聞きに行こうというときに、一遍に水を差されてしまうわけですから、そういうことでやってこうと思います。ただ、これを数量的に直ちに評価するというようなデータを出せと言われても、ちょっとこれはすぐに出ませんけれども、例えばアリーナでもそういうふうにつくったら、アリーナだって必要でないという意見だってあるのです、もちろん。ありますけれども、やっぱりまちは変わりますから、そういうことで、いずれ市民の方も理解していただけると私は思っております。 ◆委員(木暮孝夫君) 市長、ありがとうございます。必ずや来られた方に喜んでいただけるものと思いますし、ぜひそういう点では、いつまでにできるのかということを実はお聞きしようと思ったのですが、せっかく9月20日に芸術劇場がオープンしますので、その前に屋根ができればいいなという期待感を込めて、いつごろできるのかということをお聞きしたいと思っているのですが、どんなものでしょうか。 ◎都市施設課長松本伸君) 先ほどもちょっと答弁させていただいたとおり、今現在新設しているデッキの部分につきましては、既に屋根の設計も終了しておりまして、平成31年度早々に発注いたしまして、こちらのほうは製造も大分時間はかかるのですけれども、何とか芸術劇場の開業までには間に合う形で進めていきたいと思っております。また、駅前から今現在施工中のデッキまでの既存デッキ部分につきましては、以前から屋根がつけられることになっていないという話もございましたけれども、何とか補強工事を行えば屋根の設置が可能と考えております。まず、既存デッキの補強設計と、屋根の形状なども正式に決めておりませんので、ここの形状などの詳細設計を平成31年度の早々に委託する予定でございまして、その設計が完了いたしましたら設置工事のほうを実施していきたいと考えております。現在その辺の製品ですとか、そういったものの詳細がまだちょっと決まっておりませんので、申しわけございませんが、工期とかの詳細もまだ確定しておりません。 ◆委員(木暮孝夫君) ありがとうございます。そもそも既存のところは重量的な問題があるということでずっと承っておりまして、将来的にできればいいなということで御要望してきたわけでありますけれども、このたびかけるという方針も出て、本当にうれしく思っているところでございます。まちの回遊性ということを考えても、やはり雨が降ったときに傘を差さずに歩いて回遊できるまちというのはとてもすばらしいと思いますし、また東口、西口のどっちに車をとめても行き来ができるという点でも、必ずやこの屋根をかけていただくということが効果的なものになるということを私は確信しておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○副委員長中島輝男君) 済みません、あと2点ほどお伺いしたいのですが、221ページの新町駅のちょっと下にあるのですが、駅ホームバリアフリー工事補助金、これは具体的にどこに何をするのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長清水博幸君) この補助金につきましては、JRが行います新町駅と倉賀野駅のバリアフリー工事、また上信電鉄が西吉井駅で行いますバリアフリー工事に要する費用をそれぞれ補助するものでございます。具体的に申し上げますと、新町駅と倉賀野駅につきましては、現在駅のホームに設置しております点状ブロックを、視覚障害者のホームからの転落を防止するため、ホームの中央方向を知らせる線状の突起をつけた内方線つき誘導ブロックに交換するものでございます。上信電鉄の西吉井駅につきましては、ホームと駅前広場の段差が約1.2メートルほどございまして、高齢者や車椅子利用者の利用に支障を来していることから、駅前広場にスロープを設置するものでございます。 ○副委員長中島輝男君) わかりました。市民の安心・安全のためにもしっかりと整備していただきたいと思います。  あともう一点、231ページ、堤下線の街路事業なのですが、これもなかなか進んでいない事業なのだなと聞いております。新年度どのくらいの進捗状況になるのか、めどみたいなところを教えていただければと思います。 ◎都市施設課長松本伸君) この堤下線の街路事業でございますけれども、来年度につきましては、つけかえ道路部分の道路改良工事ですとか文化財調査のほうを予定しております。なかなか進まない部分がございますけれども、今後も買収等を予定している箇所もございまして、予定時期というのはまだ明確ではございませんが、早期完成を目指して努力していきたいと考えております。 ○副委員長中島輝男君) いろいろ事情もあると思いますが、粛々と進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  234ページをお開きください。  13目産業・流通基盤整備事業費から17目緑化費について御質疑ありませんか。 ◆委員(青柳隆君) 237ページ、公園管理費の中で、城南大橋ドッグランという委託料があるのですけれども、この利用状況をお聞かせください。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) 城南大橋ドッグランは、平成27年4月1日のオープン以降、平成31年2月末までで延べ11万4,461頭の利用がございました。また、2月末時点の犬の利用登録数でございますが、合計2,441頭となっておりまして、飼い犬同士の交流やマナーアップの場としても御利用いただき、好評をいただいているところでございます。 ◆委員(青柳隆君) 今利用が結構あるというような数字を聞きました。私のうちのほうから見ますとちょっと南側なのですけれども、北側のほうの増設の予定があるかどうか、お聞かせください。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) ドッグランの増設につきましては、この城南大橋ドッグランが公園のドッグラン広場としては県内最大級の規模でございます。そのためスペース的な余裕もございますことから、今のところ増設する予定はございません。 ◆委員(青柳隆君) そんなつれないこと言わないで、考えているくらいのこと言ってもらいたいなと思ったのだけれども、よろしくお願いいたします。  それと、239ページの公園建設費の中で、烏川かわまちづくり周辺調査委託料について、この詳細をちょっとお聞かせください。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) 烏川かわまちづくり周辺調査委託につきましては、平成31年度に烏川河川敷におきまして実施予定の社会実験の成果を踏まえまして、国土交通省と協議を進めながら、今後のオープンカフェの実施に向けまして、利用者の動線や建物の配置計画などの調査、検討を行うものでございます。 ◆委員(青柳隆君) 今利用者の動線というようなことがあったのですけれども、ある程度建物の場所だとか、そういうのは考えていると思うのですが、もし動線が違った場合は、建物の場所だとかというのは変えられるようなことができますか。 ◎市長(富岡賢治君) これは、国土交通省と高崎市の意見で大体一致しておりますのは、川を生かして地方創生をやっていこうよと、こういう意気込みでスタートしている話でございまして、どういう中身かというと、これははっきりまだ確定しておりませんけれども、烏川のこちらの岸の上に遊歩道ができています。草木を植えるのを少し後ろのほうに下げてありますので、ちょっと歩道に余裕がありますので、その歩道を生かしまして、若い高崎の青年に飲食の店を開いていただいて、岸の上です。そして和田橋のたもとのところに、かつてあったようなカフェレストランのようなものをつくっていこうではないかという大体の共通理解で進んでおるわけでございまして、ただ具体的にそのときに駐車場、足はどうするのかとか、和田橋の四つ角をどうやって渡るのかとか、それから歩いていった先はどうなのかとかというのを、そこら辺はよく議論しなくてはいけないので、こういうことで検討しようということでやっております。その伏線に、川にもっと親しんでいただくということの雰囲気もつくろうというので、去年は雨で流れてしまいましたけれども、七夕まつり、河川を生かした子どものお祭りをやろうということで、雨になってしまいましたけれども、そういうことで伏線を張ってきているわけです。したがいまして、具体的にどういうふうに店を並べるかということはまだ決まっておりません。これからです。ただ、ここからはちょっと、あと30秒しゃべらせていただきますけれども、烏川というような美しい川があって、上毛三山も見えて、浅間山も見えて、谷川岳も見えて、パノラマ風景のせっかくの美しい景色を持っているのにもかかわらず、それを見ながら食事するところが高崎にないということ、この建物の21階で恋を語らうというわけにはいきませんので、そういうようなスペースをやっぱり用意していくのがまちづくりの一つだろうと私は思っています。これを生かして、国土交通省の力も得ながら、川を生かしたまちづくりの一環としたいと、こう思っています。  どこでもこういう一級河川があるようなところには、例えば福岡でもラーメン屋が並ぶとか、それぞれの都市の特徴が出ますので、そういうところが高崎は何もないということですので、そういうものを考えていきたいと、こういうことですので、これからまた詰めていきます。 ◆委員(青柳隆君) 市長に熱く語っていただきました。思っているところに人がうまく行ってくれることを願っております。あと1つ聞こうと思っていたのですけれども、市長が先にもう答えてしまいましたので、私の聞くことがないので、終わりにします。 ◆委員(大竹隆一君) 今の2行ほど下なのですけれども、吉井中央公園整備事業の進捗状況について伺います。
    公園緑地課長(奥野正佳君) 吉井中央公園は、平成29年度から工事に着手しておりまして、現在野球場の防球ネット設置工事や園路、駐車場、水路等の整備工事を進めているところでございます。今後も引き続き野球場や公園の整備工事等を行いながら、防衛省の補助を受け、公園全体で平成32年度の工事完成を目指して整備を進めていきたいと考えております。 ◆委員(大竹隆一君) わかりました。平成29年度からということなのですけれども、実際の土地の買い上げからというと相当年数がたっているので、吉井としては大変待ち望んでいるということで、あと2年ということで大変心待ちにしております。それで、毎年この予算金額が示されてやっているのですけれども、今までの総額でいうと、これはどのくらいの金額で完成ということになるのか。それと、防衛補助事業ということなのですけれども、これは民生安定補助でいいのか、それをちょっと。それと、この補助率はどのくらいになっているのか、それを伺います。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) まず、総事業費なのですけれども、防衛の補助事業上、一応土地も含めて約8億円程度というふうに考えております。補助率なのですけれども、この補助事業は防衛省の民生安定補助でございまして、補助率は用地買収が2分の1、それ以外が3分の2となっております。 ◆委員(大竹隆一君) わかりました。先ほども申し上げましたように、もうみんなすぐにでも行けるような気持ちでいますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(田村理君) 238ページになります。16目の公園建設費についてでありますけれども、説明欄の公園建設事業の中の公園ユニバーサルデザイン化工事というものがありますが、これはどういったものを想定しているのか、お聞かせください。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) ユニバーサルデザイン化工事につきましては、既存の公園の出入り口や園内の園路などの段差解消の工事を行うものでございます。 ◆委員(田村理君) 段差解消ということでありまして、ユニバーサルデザインというからには、もうちょっと広範なものなのかなと思ったのですけれども、こういった事業に積極的に予算をこれからつけていっていただきたいなという希望があるのですが、今後の構想などがあればお聞かせいただけないでしょうか。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) ユニバーサルデザインにつきましては、今後も引き続き段差解消や水飲み場の整備など、子どもからお年寄りまで誰もが利用しやすい公園づくりに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(田村理君) 段差解消と水飲み場の整備ということで、子どもからお年寄りまで使いやすいようにというお話がありましたが、それならば例えば勾配を緩くしたり、手すりのついた遊歩道を整備したり、あと休憩施設などを設置したり、高齢者も使えるような運動器具を設置するとか、やるべきことはたくさんあるのではないかなと思っています。125万円ではとても足りないのかなと思っていますので、予算を今後ふやしていっていただければなというふうに思います。 ○副委員長中島輝男君) 239ページの公園建設費、八幡霊園の拡張整備工事なのですけれども、新年度はどのくらいの整備を予定しているのか。それと、小さい区画が人気があるというふうに聞いているのですが、限られた面積だと思うので、ニーズのある小さい区画のほうが効率的にもいいのかなと思うのですが、その辺の状況を教えていただければと思います。 ◎公園緑地課長(奥野正佳君) 八幡霊園の拡張整備につきましては、平成31年度は平成30年度、今年度で造成させていただいた若田浄水場の北側に隣接する面積約1,900平方メートルの墓所の整備を行う予定でおります。過去3回の霊園の募集結果を見ますと、やはり面積の小さい墓所に人気が高い傾向が見られることから、平成31年度につきましても面積の小さい墓所を整備していきたいというふうに考えております。 ○副委員長中島輝男君) わかりました。あと、もう一点なのですが、戻って235ページの産業・流通基盤整備事業費の中のスマートIC周辺整備事業、農畜産物・海産物販売拠点等計画策定委託料が出ているのですが、こちらのほうの整備状況、進捗状況をお聞かせください。 ◎産業・流通基盤整備室長(瀧上幸治君) 高崎スマートIC産業団地内における農畜産物等の販売拠点となる施設の整備では、既に水道と電気の引き込みが可能となっておりまして、平成31年度はガスと下水道の本管工事を実施する予定でございます。計画の策定につきましては、この施設が農畜産物等の販売のほか、高速バスターミナルなど複数の機能をあわせ持った複合施設として整備することを想定しておりますことから、条件の整理を進めまして、事業化に向けた研究を行ってまいりたいと考えております。 ○副委員長中島輝男君) わかりました。私的には物産センターみたいなものを卸売市場のほうにも設けてもいいのかなという個人的な考えがあるのですが、遅いと思いますので……以上です。ありがとうございます。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  244ページをお開きください。  4項住宅費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 244ページになります。1目の住宅管理費についてでありますが、説明欄の一般経費の中の下から2つ目のポチです。各所整備工事というのがありますけれども、この内容をお聞かせください。 ◎建築住宅課長(塚越好博君) この各所整備工事につきましては、市営住宅の経年劣化への対応ですとか長寿命化などのために、建物の状況に応じまして、外壁改修や屋上防水、また給水管の改修などを中心に必要な工事を行うものでございます。過去3年間の工事実績といたしますと、平成28年度は約1億4,700万円、平成29年度が1億6,800万円で、今年度は1億7,000万円の予算で改修等の工事を行っております。来年度につきましても同様の額と内容で工事を行う予定でございます。 ◆委員(田村理君) 住宅セーフティーネットの基礎となる市営住宅、この存在意義を見直していただきたいと一般質問でもさせていただきましたけれども、改修などのために予算をつけていただいて、それが増額になっているということが確認できたので安心いたしました。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  304ページをお開きください。  11款災害復旧費3項土木施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意ください。  122ページをお開きください。  債務負担行為及び   地方債 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) これより議案第40号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立多数です。  よって、議案第40号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第47号 平成31年度高崎市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  192ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 194ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) これより議案第47号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、水道事業会計予算及び公共下水道事業会計予算の審査を行いますが、この2議案については収益的収入、収益的支出、資本的収入、資本的支出ごとに審査を進めます。  議案第49号 平成31年度高崎市水道事業会計予算を議題といたします。  259ページをお開きください。  収益的収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 262ページをお開きください。  収益的支出 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 271ページをお開きください。  資本的収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 272ページをお開きください。  資本的支出について御質疑ありませんか。 ○副委員長中島輝男君) 管網整備費の中の配水管布設替工事なのですが、新年度はどのくらい工事ができるのかと、あわせて石綿管はどのくらいが処理できるのかというのと、残りはどのくらいなのかなというのをちょっとお伺いしたいと思います。 ◎工務課長(田口和彦君) 平成31年度の布設延長の予定は22キロとなっております。そのうち石綿管の布設がえにつきましては約4.7キロメートルとなっております。石綿管の残延長は、平成31年度、この4.7キロを終了いたしますと、約102キロメートルとなる予定でございます。 ○副委員長中島輝男君) まだまだ多くて大変だと思いますけれども、限られた予算の中で粛々と進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第49号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第50号 平成31年度高崎市公共下水道事業会計予算を議題といたします。  309ページをお開きください。  収益的収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 310ページをお開きください。  収益的支出 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 317ページをお開きください。  資本的収入 (質疑なし) ○委員長追川徳信君) 319ページをお開きください。  資本的支出について御質疑ありませんか。 ○副委員長中島輝男君) 320ページの雨水対策費の中の工事請負費なのですけれども、大雨とか台風に備えて雨水対策は重要だと思いますが、具体的にどこをどのくらい工事できるのか、全体的な進捗状況というのはどのくらいなのかということを教えていただきたいと思います。 ◎整備課長(小野澤俊彦君) まず、工事請負費の施工箇所につきましては、高崎地域の烏川左岸第9排水区と吉井地域の吉井西部排水区でございます。烏川左岸第9排水区につきましては、工事場所は宮原町地内と下中居町地内の一部でございます。進捗状況といたしましては、約90%が完了しており、今後4年で現在計画している雨水幹線は完成する予定でございます。  続きまして、吉井西部排水区でございますが、工事場所は吉井町吉井川地内でございます。関係機関との打ち合わせにより、平成31年度より既設雨水幹線から延伸整備を行うものでございます。計画の約80%は完了しており、今後4年で完成する予定でございます。 ○副委員長中島輝男君) こちらのほうも大変だと思いますが、粛々と進めていただきたいと思います。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第50号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長追川徳信君) 起立全員です。  よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長追川徳信君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長追川徳信君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                       午前11時33分   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長追川徳信君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(木暮孝夫君) 先ほどの駐車場事業の特別会計の中でも言ってもよかったのですが、ちょっとあれなので、平成31年度でいわゆる償還が全部終わるということになると思うのです。残高がゼロになるということで、借金返済が全部終わるということなので、これ以降は特別会計にする必要がないのかなと思ったりもしているのですが、その点についてはどんなことになるのでしょうかという御報告をお願いします。 ◎都市計画課長清水博幸君) 駐車場建設事業債でございますが、これにつきましては、平成31年度をもって償還が終了いたします。このため城址第二地下駐車場の予算につきましては、平成32年度から一般会計へ移行する予定となっております。 ◆委員(木暮孝夫君) ということは、これがなくなるということ。 ◎都市計画課長清水博幸君) そうです。 ○委員長追川徳信君) ほかにありませんか。   ────────────────────────────────────────────
    委員長挨拶 ○委員長追川徳信君) なければ、本委員会は特別な案件がない限り本日の委員会が最後になると思いますので、私から一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは大変お疲れ様でした。私のほうから一言御挨拶申し上げます。この1年間、建設水道常任委員会委員長として皆様の御協力をいただきまして、無事に終わることができました。本当にありがとうございました。何といいましても、建設水道はインフラ整備においても災害復旧にしても、いろんな面で市民に直結する事業であります。市民の安心・安全を守るためにも、これからもぜひともさらに進めていただきたいと思います。  また、私ごとになりますが、今任期で退任をさせていただきます。本当に富岡市長初め執行部の皆様、委員の皆様、また議員の皆様に本当に御協力や御指導いただいてこの8年間やってこられました。本当にありがとうございました。これからも高崎市の発展を私も見守っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────────────────────────── △副委員長挨拶 ○委員長追川徳信君) 続きまして、中島副委員長から御挨拶をお願いします。 ○副委員長中島輝男君) この1年間、大変勉強になりました。委員の皆さん、執行部の皆さん、事務局の皆さんに支えられて1年間務めることができました。皆様には大変お世話になり、心より感謝を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。お世話さまでした。(拍手)   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長追川徳信君) 以上で本日の建設水道常任委員会を閉会いたします。                                     午前11時36分閉会...