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平成31年  3月11日 市民経済常任委員会−03月11日-01号

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  1. 高崎市議会 2019-03-11
    平成31年  3月11日 市民経済常任委員会−03月11日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年  3月11日 市民経済常任委員会−03月11日-01号平成31年 3月11日 市民経済常任委員会   平成31年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                平成31年3月11日(月曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                  平成31年3月11日(月)                                   第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第31号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算(所管部分)    議案第41号 平成31年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)    議案第45号 平成31年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)    議案第46号 平成31年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 (2)請願の審査    請願第 1 号 有害スラグの撤去を求めることについて 2 報告事項
    (1)ご遺族支援コーナーの開設について                    (市 民 部) (2)大型連休中の臨時窓口の開設について                   (市 民 部) (3)大型連休中の持込ごみの受け入れについて                 (環 境 部) 3 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(10人)   委 員 長   田  角  悦  恭  君     副委員長   小  野  聡  子  君   委  員   伊  藤  敦  博  君     委  員   時  田  裕  之  君   委  員   林     恒  徳  君     委  員   根  岸  赴  夫  君   委  員   堀  口     順  君     委  員   寺  口     優  君   委  員   丸  山  和  久  君   議  長   柄  沢  高  男  君     副 議 長   (委         員)   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   市民部長    小  泉  貴 代 子  君   市民生活課長  冨 加 津     豊  君   人権男女共同参画課長              防犯・青少年課長福  島     優  君           阿 久 澤     健  君   地域交通課長  小  山  和  寛  君   市民課長    青  柳  正  典  君   保険年金課長  山  田  史  仁  君   環境部長    石  原  正  人  君   環境政策課長  清  水  弘  明  君   一般廃棄物対策課長                                   塚  越  直  樹  君   産業廃棄物対策課長               環境施設整備室長吉  田  尚  広  君           清  水  孝  之  君   清掃管理課長  藤  野  泰  宏  君   高浜クリーンセンター所長                                   西  山     学  君   城南クリーンセンター所長            吉井クリーンセンター所長           本  田  時  人  君           吉  岡  和  雄  君   商工観光部長  吉  井  秀  広  君   産業政策課長  本  間  澄  行  君   商工振興課長  大  山  富 美 雄  君   観光課長    只  石  恵 一 郎  君   農政部長    真  下  信  芳  君   農林課長    高  橋  弘  之  君   田園整備課長  金  井  孝  文  君   農業委員会事務局長                                   堀  越     修  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           宮  下  明  子  君           牛  田  雅  志  君   倉渕支所農林建設課長              箕郷支所地域振興課長           塚  本  茂  之  君           生  方  忠  義  君   箕郷支所市民福祉課長              箕郷支所産業課長長  壁  保  幸  君           久  保  奈 津 江  君   箕郷支所建設課長田  中     亨  君   群馬支所地域振興課長                                   飯  島  照  彦  君   群馬支所市民福祉課長              群馬支所産業課長中  島  金  作  君           藍     美  香  君   群馬支所建設課長関  矢  弘  幸  君   新町支所地域振興課長                                   近  藤  隆  人  君   新町支所市民福祉課長              新町支所建設課長金  田  徳  義  君           須  田  美 智 子  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所市民福祉課長           高  橋  宏  樹  君           金  田  祐  児  君   榛名支所産業観光課長              榛名支所建設課長青  柳  佳  嗣  君           久  保  達  也  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所市民福祉課長           高  麗  和  男  君           石  井  和  彦  君   吉井支所産業課長松  本  雅  彦  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    横  澤     慶  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    小  林     茂      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    大 河 原  博  幸      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   坂  口  圭  吾   議事課主任主事 後  閑  和  晴      議事課主事   清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時59分開会 ○委員長(田角悦恭君) ただいまから市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(田角悦恭君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴はあらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(田角悦恭君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。  なお、予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第31号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算(所管部分)  議案第41号 平成31年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)  議案第45号 平成31年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)  議案第46号 平成31年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 ○委員長(田角悦恭君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(2)を御用意いただき、9ページをお開きください。  議案第31号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結します。  これより議案第31号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立全員です。  よって、議案第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。
     議案第40号 平成31年度高崎市一般会計予算の所管部分を議題といたします。  20ページをお開きください。  歳入13款交通安全対策特別交付金から  14款分担金及び負担金1項分担金まで (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 22ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 26ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 28ページをお開きください。  16款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 30ページをお開きください。  2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 34ページをお開きください。  3項委託金から  17款県支出金1項県負担金まで (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 36ページをお開きください。  2項県補助金 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 46ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 48ページをお開きください。  22款諸収入3項貸付金元利収入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 50ページをお開きください。  4項受託事業収入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 52ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 54ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、64ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(時田裕之君) 81ページの二重丸、下から3つ目、成人祝事業についてお伺いいたします。成人年齢が18歳になると、成人式を19歳、20歳の人と一遍にするという問題があり、今貸し衣装が足りない、会場が足りないとかと言われていますけれども、本市ではどうなっていますか。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 成年年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が2022年4月1日より施行となります。改正後最初の年は、今おっしゃったとおりで、18歳はもちろん19歳、20歳も成年年齢になり、そのまま成人式を行いますと、参加人数が例年の3倍になり、会場確保が難しくなるといった影響等さまざまな問題が発生するため、成人式のあり方について検討する必要がございます。今後成人式のあり方につきまして、いろんな方向から情報収集して研究していきたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) ちょうど同じところなのですけれども、成人祝事業のところなのですけれども、この成人式の記念品の関係なのですが、実行委員会の中でその時々でいろいろ御議論いただいているところだろうなというふうに思っているのですけれども、3年前ぐらいから歯科健診を受けられますよというのを出し始めたと思うのですけれども、その後どんな状況なのか、ちょっとお伺いできればと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 歯科健診を無料で受けられる歯科健診カードの取り扱いにつきましては、成人式の際に担当の保健医療部健康課で準備しまして、当課で準備した記念品と一緒に新成人に配布しております。健診カードによる受診件数でございますが、健康課によりますと、平成28年が138件、平成29年が173件、平成30年が168件との報告を受けております。 ◆委員(林恒徳君) 成人式を迎える人というのは、毎年3,000人前後ぐらいかなというふうに思っているところで、150名はちょっと超えているかなというような数字になっていると思うのですけれども、歯科医師会の皆さんは忙しいところがあるかもしれないですけれども、例えば記念品を検討する際にちょこっと行って、これは啓発事業の一つとしても考えられると思うので、しっかりとそんな形の訪問をしていただけるような、また20歳の実行委員会の面々に、何でこれをやるのかという趣旨説明なんかも含めて、市の職員が単純に行ってやるということだけでなく、そういうかかわり方も持ってもらいたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(伊藤敦博君) 83ページ、交通地域安全費の中のバス交通対策事業、下から3行目の高崎アリーナシャトルバス運行補助金について伺います。これまでも何度か論議をされてきましたけれども、まず前年度予算に対して約500万円強予算が増額になっていますけれども、この理由について御説明いただきたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 予算の増額分でございますが、アリーナシャトルは平成29年から運行開始しておりまして、平成29年度、平成30年度につきましてはまだ実績等が出ておりませんでした。平成31年度につきましては、前年までの実績に基づきまして予算計上したために、増額となったものでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 実績に伴って増額ということなのですが、この事業については、これまで市長からも強い信念を持ってやっていると、高崎アリーナの誘致事業に必要だということ、あるいは城南地区の方の足として有効だということは御説明いただいておりますけれども、やっぱりいまだに空気を運んでいるという市民の皆さんの声が後を絶ちません。私自身も朝あそこを通ると、全く誰も乗っていないアリーナシャトルが通行することが非常に多く、特に平日の午前中とかは多くあります。この問題についてどういうふうにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 伊藤委員、市議会議員さんだから、目の前の空気を運んでいるなんて、そういう発想でこういう問題を考えていますと、問題だと私は思っています。城南地区は、非常に坂道の多いところですし、地元からは、ぜひ利用してほしいと、そういう声が議会からもありますけれども、どうですかと言ったら、とんでもないと、こういう反応です。それと、たくさん乗るというところは、別にシャトルを出さなくてもいいのです。群バスだとか、そういう民間バスでやればいいのですけれども、そういうアリーナというようないろんな世代が使う、活用する、そういうところにそういう公共交通を置いておくということはいろんな意味でプラスになるということで、ちょっと長期的な目で見ていただきたいと、こういうふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(伊藤敦博君) 市長の思いについては、これまでもお話を伺っていますので、よく理解できるところですけれども、やはり人が乗っていないバスというのは行政にとってマイナスイメージがどうしてもついて回って、我々の説明でもなかなかそこを払拭できない部分がありますので、ここは当面ダイヤをしっかり精査していただいて、明らかにこの時間帯は乗降客が少ないというところについては間引き運転をするなどの対策をぜひ御検討いただきたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) バス交通対策事業のところで、3点ほどお伺いしたいと思います。1点目がバスナビゲーションシステムについてなのですけれども、この運用状況、利用状況等がわかれば教えていただければと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) バスナビゲーションシステムは、運行中のバスの現在位置や特定の停留所までの所要時間の情報について、スマートフォンやパソコンで利用者に提供するためのものでございます。システムの提供業者から借り受けた車載器をバスの車両に搭載しておりまして、その緯度経度情報から、路線上のどの位置にバスがいるかを標示している仕組みとなっております。利用状況につきましては、平成29年度の1年間で104万9,312件のアクセスがございました。 ◆委員(林恒徳君) これは、高崎市内を走っている路線バス、ぐるりんも含めて、利用できない路線というのはあるのですか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) どの路線でも利用可能でございます。ただ、予備車等には搭載しておりませんので、予備車が走っている場合には標示されない場合がございます。 ◆委員(林恒徳君) わかりました。  続いて、そのすぐ下のところのバス購入費(1台)というような形で金額が出ているのですけれども、これは何を買うのか、ちょっと教えていただければと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) バスの購入でございますが、市内循環バスぐるりん、大八木線の老朽化した車両の更新のための新車購入費でございます。乗車定員36人の小型車両で、1台の購入を予定しております。車両の仕様といたしましては、低床のノンステップ型の車両で、高齢者の方でも無理なく乗車ができます。後ろ乗り、中おりのツードアタイプでございますが、どちらの扉からも着脱式のスロープにより車椅子での乗降が可能となっております。車内の通路も車椅子の転回が可能な幅を確保しております。また、車椅子はもちろんでございますが、ベビーカーもお子様を乗せたまま車内に固定できますので、折り畳まずに乗車することができます。 ◆委員(林恒徳君) そうすると、大八木線のぐるりん1台の更新という形になると、塗装というのは、またあの黄緑色になってくるのですか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 今の予定では、ぐるりんのカラーでやる予定でございます。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。  そして、ちょっと下のところにあります市内循環バスぐるり運行補助金の関係で、実際に今市が持っているぐるりんの台数は何台なのか、教えていただければと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 現在ぐるりんで使用している車両の数量でございますが、予備車を含めまして、定員36人程度の小型バス車両が36台、定員10人のワゴン車両が5台でございます。そのうち市が保有しておりますのは、それぞれ28台と3台、残りは運行事業者が購入したものでございます。 ◆委員(林恒徳君) さっきのバスナビゲーションシステムとの兼ね合いもあるのですけれども、さっき言った予備車のところとか、結構ぐるりんを見ていると、表示のところだけぐるりんとなって、色味が全然違う車両をよく見るのだけれども、それもナビゲーションシステムに対応しているものなのですか。それとも予備車なので対応していないとか、そういう部分、その辺はどうなのかということと、あともう一点、ワゴンタイプの5台もナビゲーションシステムが適用になるのだか、なっていないのだか、ちょっとお伺いできればと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 予備車につきましては、ナビゲーションシステムを搭載しているものと搭載していないものがございます。ワゴン車につきましては搭載の予定でございます。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  110ページをお開きください。  4項戸籍住民基本台帳費 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 124ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 131ページ、福祉医療事業のところで、下から2行目の重度心身障害者医療費助成扶助費が前年度予算対比で6,300万円ほど減少していますけれども、この理由を御説明いただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 昨年の12月議会で御議決いただきました入院時の食事療養費に対する見直しがございます。この減額が主な理由となっております。4月以降は、市民税非課税の方が減額認定証を提示した場合を除きまして、入院時に係る食事療養費分を自己負担していただくことになりますので、その分が減額ということになっております。 ◆委員(伊藤敦博君) この議案については、反対をさせていただきましたけれども、障害者に対して所得制限というハードルはありながらも、いわゆる社会保障費を削る、その一環で、県がはしごを外した形で、市としても追従せざるを得なかった中身かもしれませんけれども、やはり温かいまなざしを標榜する高崎市の政策としては、これは障害者に冷たい仕打ちではないかということを感じます。 ◆委員(堀口順君) 同じところの福祉医療事業なのですけれども、子ども医療費助成扶助費ということで、前年度より約1,800万円これも減少しているのですけれども、この辺の積算根拠についてお示し願いたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 子ども医療費等医療扶助費につきましては、前年度の実績等をもとにして計算させていただいているところでございます。 ◆委員(堀口順君) そうすると、ちょっと細かいところであれですか、未就学児ですとか、小学生、中学生とか高校生、その辺のところの区分けについての内容的なもの、数字的なものというのは細かくは把握していないのですか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 予算の積算上は、全体の額として実績に基づいてやっておりますけれども、細かい数字とすると、一月分のデータとして見た場合なのですが、例えば受給者証の交付が、乳幼児では2万400人ほど、小学生では1万9,900人ほど、それから中学生では1万400人ほどございます。それぞれ受診件数等で見ますと、1人当たり1.7件ほどございまして、乳幼児1人当たりでは3,239円、小学生では2,728円、それから中学生では2,008円という形で、細かい数字とすればそういうデータを押さえております。 ◆委員(堀口順君) 1つちょっと聞きたいのですけれども、最近報道なんかでも出ているのですけれども、コンビニ受診というのですか、本当に手軽にという形で病院を使う保護者の方々がいらっしゃるというのですけれども、その辺のところは執行部としてはどのように捉えておるのですか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) コンビニ受診といいますか、福祉医療の関係は現物給付ということで、お医者さんに行きますと、例えば小学生、乳幼児等では自己負担分を払わずにできるということもありますので、比較的お医者さんにかかりやすいような状況がございますので、他市町村等に比べればそういう傾向が見受けられるかもしれないと思っております。 ○副委員長(小野聡子君) 132ページの5目です。国民年金事務費のところで、年金生活者支援給付金がスタートするかと思うのですが、その内容についてお伺いします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 年金生活者の支援給付金については、ことしの10月以降に制度が始まるものでして、年金を含めても所得が低く、経済的な援助を必要としている方に対しまして、年金に上乗せして支給するというもので、要件を満たした場合には月5,000円、年間ですと6万円が支給されるというものでございます。 ○副委員長(小野聡子君) 低年金の方への支援、またしっかりとお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  146ページをお開きください。  3項高齢者福祉費 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 166ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 168ページ、169ページのところの環境対策事業の中の下から3番目のまちなか有害鳥獣捕獲業務委託料について説明お願いします。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 良好な市民生活を確保するため、住宅等における生活被害を防止する目的で、昨年の6月から鳥獣捕獲用の箱わなを貸し出す事業を開始し、一定の成果を上げているところでございますが、箱わなの貸し出しを行う際に、その運搬や設置が困難でサービスを利用しづらいという御意見がございましたので、平成31年度から単身高齢者や車等の移動手段のない方、仕事等により開庁時間内に来庁できない方などお困りの方に対しまして、運搬から設置、回収までの一連の捕獲業務を外部委託し、幅広く市民の方に利用していただき、安心・安全な生活環境を確保することに努めるというものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 金額を見ると、決して多くない数字かなというふうに思ったものですから、そうすると運搬と設置等で、1回当たり大体幾らぐらいのイメージなのですか。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 捕獲ができて処分も入れますと、1回当たり約1万円程度と考えております。 ◆委員(丸山和久君) 171ページの斎場事業の土地借上料というのがあるのですが、この内容についてちょっとお知らせください。 ◎市民課長(青柳正典君) こちらは、現斎場の第1駐車場ののり面部分、アクセス道路の一部、それと下段にあります第2駐車場の敷地、合計で1万6,700平米ほどの借り上げ料になっております。 ◆委員(丸山和久君) 下の第2駐車場を使う頻度は少ないと思いますけれども、何かのときにはとっておかなくてはいけない。この土地を買い上げるとか、そういう部分は検討できないのですか。 ◎市民課長(青柳正典君) 現斎場を建設するときに、借用している永福寺さんとの交換協議等お話をしたらしいのですが、当時まとまらなかったという形です。やはり相手もあることですので、長い目で検討していければと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) 169ページ、環境対策事業の一番下のところで、大気汚染常時監視測定機購入費が毎年計上されていますけれども、新年度分はどこに設置される分なのか、新規なのか入れかえなのかを御説明いただきたいと思います。 ◎環境政策課長(清水弘明君) こちらの購入費につきましては、老朽化しました台新田のオキシダント計を更新するというものでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 現在市内に何カ所ぐらい設置されているのでしょうか。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 本市内には合計で13台設置されております。内訳としましては、二酸化硫黄の測定機が2台、窒素酸化物測定機が2台、一酸化炭素測定機が1台、光化学オキシダント測定機が2台、浮遊粒子状物質測定機が4台、微小粒子状物質測定機が2台となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。きょう請願のところでも箕郷のスラグ問題を取り上げますけれども、今後カドミウムとか、そうしたものについても常時観測する必要が出てくるのかなというふうに感じておりますので、そうした対応もしっかりお願いしたいと思います。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  172ページをお開きください。  3項清掃費について御質疑ありませんか。 ◆委員(時田裕之君) 173ページの清掃総務経費の中ほどなのですが、ごみステーション見守りカメラ借上料は新規で200台分とお伺いしたのですけれども、この見守りカメラの現在の設置台数と、カメラの確認頻度というのをちょっと聞きたいということと、不法投棄、その他の犯罪、事故等の発見事例があるか、お答えください。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ごみステーション見守りカメラは、平成27年度より開始いたしました。設置台数といたしましては、平成27年度63台、平成28年度251台、平成29年度149台、平成30年度142台、合計で605台設置しております。  また、カメラの画像の確認頻度なのですけれども、これの申し出につきましては、平成27年度、平成28年度、平成29年度の3年間で26件でございます。また、平成30年度におきましては63件ありました。今まで合計で89件ありました。そのうち区長さんや環境保健委員さんに画像を閲覧していただきましたのは平成30年度に13件でございます。
     また、このカメラによりまして不適正なことが解決できたかということなのですけれども、不適正なものはおおむね夜間が多いため、車のナンバーなどが確認できませんので、排出者を特定することには至りませんでしたが、カメラの設置目的である不適正な排出を抑制することや資源物の持ち去り、不法投棄等の防止を図る目的は十分に効果が上がっていると思います。 ◆委員(時田裕之君) 済みません。今回答で区長さんと環境保健委員さんだけが見られるということで、その他の方は見られないということでよろしいですね。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) このカメラの設置申請が区長さんと環境保健委員さんということになっておりますので、この2名の方にだけ見ていただくということになっております。あとはプライバシーもありますので、誰でも見られるというようなことはしておりません。 ◆委員(時田裕之君) もう一点よろしいですか。その下にごみ減量促進製品開発事業補助金というのが、2つ目の丸の一番下のポチであるのですが、この補助金の内容と見込みとどんな企業に対する補助なのか、お伺いします。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) これにつきましては、家庭から排出される生ごみの水切り用具の製品開発を考えております。高崎市くらしの会などの市民団体の意見を聞きながら、誰でも簡単に継続して使いやすい製品の検討、開発をするものでございます。  また、見込みということですけれども、これから開発をするところでありますが、誰でも簡単にできるようなものをいろいろ相談しながらつくっていきたい、そういった見込みでございます。  それから、どこの企業に補助するのかということですが、今現在はどこに補助するかは決まっておりません。ただ、単独であったり、1つの大きな企業を対象とする考えはございません。市内には小さくてもすばらしい技術を持った事業者がたくさんありますので、特定の業者だけではなく、市内の事業者が複数かかわる集団での開発を理想としております。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございました。今複数の業者という回答でございましたけれども、私からの提案なのですけれども、今の発想ですと子どもの意見というのがないものですから、子どもって本当にやわらかい脳をしていますから、コロンブスの卵ではありませんけれども、もしかしたらすごく画期的なことを発明してくれるのではないかなと思います。予算が300万円ございますので、クオカード1万円分ぐらいで募集をかければ、もう本当に単純な発想であると思いますので、ぜひ検討してみてください。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  180ページをお開きください。  5款労働費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 180ページの労働諸費の中の二重丸、下から2つ目、中小企業退職金共済制度加入促進事業について、これまでの実績とこれからについてお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 中小企業退職金共済制度加入促進補助金は、国や商工会議所などが実施する退職金共済制度に加入した事業主に対しまして、掛金の一部を従業員の加入から12カ月間補助する制度でございます。平成29年度における実績は389事業所に対し、2,192人分の1,092万9,300円を支払っております。退職金は、企業の福利厚生の中でも最も重要なものですので、今後につきましてもこの退職金共済制度の加入促進を図り、中小企業の従業員の雇用の安定につなげていきたいと考えております。 ◆委員(伊藤敦博君) 同じく181ページ、労働諸費の中で、真ん中になるのですが、ちょっと勉強不足で申しわけありません。特定求職者雇用開発補助金が今年度も2,400万円計上されていますけれども、まずこの内容について御説明いただきたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 特定求職者雇用開発補助金は、ハローワークを介しまして、60歳以上65歳未満の高齢者や障害者を継続的な労働者として雇い入れた事業主に対しまして、国の助成に加え、市が上乗せして助成を行うことで雇用機会の拡大を図っているものでございます。対象者の該当要件により、補助額や交付期間は若干異なりますけれども、雇用から1年ないし1年半の期間雇い入れを行いました事業主に対しまして補助を行っております。 ◆委員(伊藤敦博君) 過去の実績について御説明いただきたいと思うのですが。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 平成30年度における12月末時点の実績でお答えさせていただきます。75社に対しまして146人分の1,272万4,986円を支払っております。内訳といたしましては、障害者が66人分の924万9,996円、高齢者が80人分の347万4,990円となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) 御説明ありがとうございました。年金支給年齢が今どんどん上がっている中で、こういう事業が必要なのかなと思いますし、障害者の雇用についてもこういう制度があるのかということで勉強させていただきましたけれども、有効活用していただきたいと思います。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  184ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(寺口優君) 187ページ、地産多消推進事業の中からお願いします。農畜産物広報活動委託料の内容についてお願いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは高崎産農畜産物の品質の高さ、おいしさを広く周知することを目的といたしまして、市内はもとより大消費地である首都圏での販売促進やPR活動、また商談会へ出展する農家を支援するものでございます。都内の青山や有楽町のマルシェ、生産者と消費者が直接つながる販売イベントへの参加を支援するとともに、観光と物産をあわせた東京ドームのふるさとまつりやはこだてグルメサーカス、あとは新宿高島屋などでの販促活動を行い、またハルヒル、榛名湖マラソン、農業まつりなどの市内イベントでPRをしております。あとは、商品のパッケージデザインなどのセミナーの開催ですとか、大規模な商談会であるアグリフードエキスポ、地銀フードセレクションなどのバイヤーと農家のマッチングの場をつくったりですとか、あと売り込むチャンスを用意するといった支援を行っているものでございます。 ◆委員(寺口優君) 中身についてはわかりました。この委託料の支払い先はどういったところになるのでしょうか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 委託先でございますけれども、市、県、JAで構成しております広報活動実行委員会、豊富な情報量と専門的な視点でPR活動を展開しており、トップIT企業でありますぐるなび、あとは農産物と観光や物産を連携してセールスイベントを実施いたします高崎観光協会となっております。 ◆委員(寺口優君) わかりました。それぞれの大きなイベントの際にアピールしていく、また大規模商談会の中での売り方ですけれども、バイヤーが見えている中で、マッチングが非常に重要な要素になってくるのかなというふうに思っておりますので、ぜひそういった形の中で、また進めていただければなというふうに思っております。  もう一点、同じ地産多消推進事業の中に農業者新規創造活動事業補助金1億5,000万円ほど予算計上されているのですけれども、この実績と中身についてお願いいたします。 ◎農林課長(高橋弘之君) この農業者新規創造活動事業につきましては、農業者の所得向上、地域活力の向上を目的といたしまして、商工業者と連携した6次産業化の推進、新商品などの開発のほか、市内産農畜産物の販路拡大やブランド化の取り組みを支援するものでございまして、平成27年度に創設して、意欲ある農業者を総合的に支援しております。  実績でございますが、平成28年度で51件、約1億2,400万円ほどとなっております。平成29年度につきましては53件、1億3,900万円ほどとなっております。平成30年度につきましても同様の実績になると見込んでおります。 ◆委員(寺口優君) わかりました。この給付の際の算出根拠について伺います。 ◎農林課長(高橋弘之君) 6次産業化などの製造機器ですとか加工施設、そういったハード施設の導入につきましては、補助率が5分の4、上限が1,000万円となっております。あとは、パッケージデザインの開発などにつきましては、これソフト開発になりますけれども、こういったものは200万円の定額補助となっております。 ◆委員(寺口優君) もう一点お願いします。平成28年度から実績が生じているわけでありますけれども、この事業をやることによってどんな成果が上がったのかということなのですけれども、わかっている範囲でお願いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) 農業者新規創造活動事業を活用いたしまして、たくさんの農家の皆さんが6次産業化やブランド商品化に積極的にチャレンジしております。生産した農産物や加工品の販売、販促活動については、農産物広報活動事業により行っているところでございます。  成果でございますけれども、市内の農家の事例でお答えさせていただきますと、制度活用の前と後で比較いたしますと、売り上げが20%から30%伸びたと伺っております。目に見えて売り上げが向上していきますと、それがさらなる意欲とやりがいにつながっているという話もされておりました。今後もこういった意欲的な農家が生産した農産物や加工品を安定して有利販売できるよう、またさらなるブランド力の向上に結びつくよう総合的に支援してまいりたいと考えております。 ◆委員(寺口優君) わかりました。農家のために実績がどんどん向上していくことを願うばかりであります。また、ぜひ力を入れていただければなというふうに思っています。ありがとうございました。 ◆委員(根岸赴夫君) 同じページの中で、東日本大震災農業支援基金積立金、金額は本当にわずかなのですけれども、これについてどういう内容なのか、ちょっとお聞かせいただいてよろしいですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは、東日本大震災や原発事故による風評被害を初め、市場出荷の減少など本市農産物も影響を受けたことによりまして、本市農業の支援事業に要する経費の財源といたしまして、平成23年度に2億円の基金を創設したものです。こちらの基金の積立金でございますけれども、金融機関でこの基金を運用している預金利子、利率が0.001%になりますけれども、その利子を基金に組み入れるというものでございます。 ◆委員(根岸赴夫君) 0.001%という、金融機関で運用してもそんなようなものなのはよくわかっているのですけれども、何かもう少し運用の方法も考えてもいいのかなというふうにちょっと感じたものですから。また、ちょうど8年前のきょうなのですよね、東日本大震災。きょうの午後起こったということ、また思い出していただいて、きょうあちこちで黙祷されていると思いますけれども、本市もこの庁舎が揺れたときのことを思い出していただいて、東日本大震災で被害を受けた方がまだまだ非常に苦労なさっていらっしゃるという、きょうもテレビでいろんなことをやっていましたけれども、その辺のことをぜひまた考えていただいてやっていただくと。それと、この風評被害というのはまだまだ続いているのかなというふうに思います。ですから、その風評被害を受けた方に対して、できる限りの支援をしていただくということをお願いできればというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(伊藤敦博君) 3目農業振興費の下から3分の1ぐらいのところで、農業次世代人材投資事業補助金ということで、ことしも同額になっておりますけれども、この事業の運用状況について教えてください。 ◎農林課長(高橋弘之君) まず、この人材投資事業の内容でございますけれども、就農初期で収入が安定しない50歳未満の新規就農者に対しまして、年間で最大150万円、最長で5年間の補助金を給付するというものでございます。使い道につきましては、収穫かごや防虫ネットなどの農業資材、また耕運機などの導入費用や生活資金などでございまして、経済的支援により就農後の定着を図るというものでございます。  運用状況ということでございますが、実績を申し上げますと、平成29年度につきましては給付者が14名、このうち新規の交付が1名となっておりまして、実績は1,962万5,000円となっております。平成30年度につきましては給付者が16名、このうち新規の交付が5名となっております。約2,000万円を見込んでいるところでございます。平成31年度につきましてですが、こちらは給付24名、うち新規の給付が11名を見込んでいるところでございます。これにつきましては、本市と県農業事務所の就農相談カードによる継続した情報共有ですとか、また支援制度の内容の説明を今まで以上により丁寧に行った結果、前年度より500万円ほど増額しているというものでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。今若手でも結構農業に関心を持つ人が多いというふうな話も出ていますけれども、実際に農業を始めるとなると、自分で食べられるまでにやっぱりそれなりに時間がかかるということで、私の知人もこの制度を利用して、何とかひとり立ちできるようになりそうだという話も聞いていますので、ぜひこの制度を広く周知していただきたいと思います。 ○副委員長(小野聡子君) 同じ187ページの今のところの少し上です。農地利用集積促進奨励補助金についてなのですが、農地の集積、集約化にはどんな方法があるのか、まずお伺いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) 農地の集積、集約化には、農地利用集積計画に基づいた利用権設定、農地法に基づく申請をして農業委員会で許可を受ける貸借の設定、また規模を拡大して生産効率を高めるために、県農業公社が農地の賃貸借を仲介する農地中間管理事業がございます。 ○副委員長(小野聡子君) では、今どんな状況になっているかもお伺いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) 農地の集積状況でございますが、比較的手続が簡易な農地利用集積計画に基づく利用権の設定が最も多くなっておりまして、平成29年度で1,300筆ほど、面積にして170ヘクタール、また平成30年度では2,100筆ほど、面積で260ヘクタールの農地の貸し借りの権利移動が図られているというところでございます。なお、平成30年度に設定した利用権のうち新たに設定された利用権は約65ヘクタールでございますが、この増加につきましては、地域の担い手や新たに参入した法人等による集積、集約が進んだことによるものと考えております。また、吉井町入野地区では法人が農地中間管理事業を活用いたしまして、集積、集約を進めているといった例もございます。 ○副委員長(小野聡子君) 農地の集積とか集約のメリット、その辺を教えていただきたいと思います。 ◎農林課長(高橋弘之君) 農地が分散しておりますと、農場間の移動に時間を費やしまして、効率的な農作業の妨げになったりしますが、農地の集積、集約化によりまして面的にまとまった形になれば、大型機械が利用でき、農作業の効率化が進み、低コスト化にもつながるものと考えております。また、集積や集約を進めることによりまして、結果として規模拡大によるスケールメリットを生かすことができまして、農業者の所得向上につながるものと考えております。 ○副委員長(小野聡子君) 了解いたしました。また推進していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  194ページをお開きください。  2項林業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 195ページ、林業振興費の一番下の行ですが、森林所有者経営管理意向調査委託料、ちょっと耳なれない言葉だと思いましたので、どういう内容なのか教えてください。 ◎農林課長(高橋弘之君) 現在の森林は、所有者の意欲低下や相続等で所有者が不明であったり、境界が未確定であったり、また担い手不足等によりまして手入れがされていない荒れた状態が問題となっております。そのため国会で今法案審議されておりますけれども、平成31年度から配分される森林環境譲与税を活用いたしまして、市が委託する森林事業者が荒れた森林を整備いたします。今回の調査委託でございますけれども、まずは森林の所有者がみずから森林を整備していく意向があるかどうか、そういったものを聞くのですけれども、対象エリアを順次調査していくというもので、森林の整備計画作成の基礎となるデータ収集となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) 具体的に委託を行うのはどういう方ですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 調査の委託先でございますけれども、高い林業技術を持ったスタッフが充実していて、日常から森林の巡視や調査を行っている事業者が望ましいと考えております。 ◆委員(伊藤敦博君) まだ具体的には決まっていないということですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) はい。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  198ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(丸山和久君) 199ページの貿易振興事業なのですけれども、昨年の7月にジェトロ群馬貿易情報センターが開所しました。さまざまなマスコミ等の報道によると、かなりの利用者もあるようですし、相談件数も多いようですが、現状と、それから実績があれば教えてください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) ジェトロ群馬は、開所以来事業者や農家の貿易相談、各種のセミナー開催、バイヤー招聘、展示会への出展などを行っておりまして、貿易相談の件数は開所以来700件を超えておる状況です。昨年11月に招聘いたしましたシンガポールの食品バイヤーは、高崎のジャンボ梨やキウイフルーツ、サクランボ、国分ニンジン、国府白菜などに大変興味を持っており、再度の高崎訪問を調整しておるところでございます。また、これと並行いたしまして、海外向けのパッケージ開発や現地店舗で売り出す交渉も行っているところでございます。  3月5日から8日に幕張メッセで開催されましたアジア最大規模の食品や飲料専門の展示会、フーデックスジャパンには、ジェトロが高崎の梅加工品などを出展するブースを設け、市内事業者が参加している、こういった状況になっております。 ◆委員(丸山和久君) 7月の開所からいろいろな相談が多くあるというふうなことであります。このジェトロ群馬貿易情報センターが高崎に開設したというのは、本市の将来に向けて大変重要だと思いますし、これから高崎市のさまざまな農業や商工業の方々ももっともっと利用して、世界に羽ばたいていただきたいというふうに思っているのですけれども、事業の負担金の割合について、もしわかったら教えてください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 負担金につきましては、ジェトロ群馬の運営経費の大半を県と本市で負担しております。また、一部を経済団体、農業団体、金融団体、業界団体などが負担しておりまして、本市以外に県内他市の負担はございません。このような状況になっております。 ◆委員(丸山和久君) 県と高崎市というふうな意味合いが強いというふうに思いますけれども、他市も全く興味がないわけではなくて、恐らく相当興味があると思いますけれども、そういった意味での高崎市の優位性を生かして、今後ジェトロを有効に使っていただいて、市内の業者の発展、それから育成につなげてほしいと思います。 ◆委員(時田裕之君) 同じページの下のほうです。まちなか商店リニューアル助成金についてお伺いいたします。これは、今年度から2回目もオーケーということで、たしか4月の後半でもう予算を使い切ったということだったのですけれども、これについて、来年度も2回目がオーケーなのかということと、3回目はどうなのかという、もうはしっこい人で2回利用した人が、またできるのであればというのも聞いておりますので、2回目はオーケーか、3回目はNGなのかをお伺いいたします。 ◎市長(富岡賢治君) 方針の問題ですから、私が答えさせていただきます。  3回目は、まだ早いのではないかと思うのです。それで4月、多分来年度も二、三週間で売り切れになってしまうのではないかと思うのです。ただ、ガッツがあって準備をしている人はすぐ申し込まれますし、そうかと様子を見ている人はちょっとおくれるので、やっぱり志があって十分準備した人が、最初に満たすだけでこれはやむを得ないのではないかと思います。これ切りがないですから。しかし、やっぱりこのくらいの費用を措置することはいいと思ってやっておるわけです。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございます。本当に、皆さん今言ったように、商店の方よりも工務店の方が一生懸命になっていて、でも3億円で7億円の売り上げがあるという市長の意見でしたので、いいことだと思いますので、今私が言った3度目ということも考えている人もいるかと思いますので、ぜひチェックをしっかりしていただきたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) 商業振興経費の中の一番下のところの高崎じまん等支援事業補助金について、積算の内訳について説明をお願いします。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高崎じまん等支援事業補助金は、オーパ1階の高崎じまんと7階のカフェ高崎じまんを運営する一般社団法人高崎観光協会に対し、家賃や運営経費の一部を補助するもので、家賃や共益費に約3,530万円、販売スタッフの人件費や集荷作業費、販売促進などの運営経費の一部に1億894万円を見込んでおります。 ◆委員(林恒徳君) この制度自体は、オーパの中に入るに当たって、なかなか資本的に厳しいところの手助けに本当にすごくつながっているなというふうに思っています。一方で、高崎市内の業者さんもオーパの中に入っているところが幾つかありますので、不公平感という形にはならないと思うのですけれども、資本的に厳しいところの人が気持ちよく売り上げを上げられるような形づくりというのも、今後もしっかりと気にかけていただければありがたいなというふうに思います。  続いて、まちなか回遊性向上事業の中のお店ぐるりんタクシー運行委託料について、現在どんな感じで進捗しているのか、よろしくお願いします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 現在まさに予算審議をしていただいているところですが、予定といたしましては、契約に係る仕様などの具体的な事項の詳細を詰めまして、それに基づきまして新年度に手続を進め、早急に事業者を決定したいと考えております。事業者決定後は、運行車両の手配や道路規制に関する手続などを進めてまいりますが、調べたところによりますと、車椅子対応車両の手配に約2カ月程度を要するというようなことも聞いておりますので、そういった状況を踏まえながら、安全かつ効率的に運行できることを大前提に、迅速に進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) この事業については、街中をどういうふうに、中央銀座通りのほうとかあっちのほうに人を持っていくか、または向こうの人たちが駅のほうにまで来るかという、非常に大事なところだと思いますので、また初めてやる部分の事業だと思いますので、慎重に進めていっていただければというふうに思います。  もう一点、まちなか回遊性向上事業補助金、これは高チャリ、高カフェのことかなというふうに思うのですけれども、これについて積算に当たっての現状をお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 高チャリと高カフェの経費をここへ計上しております。高チャリにつきましては、現在駅西口の16カ所のサイクルポートに150台を設置しておりまして、中心市街地を訪れる多くの方に御利用いただいております。誰でも手軽に利用できる街中の移動手段として、回遊性の向上に大きく貢献しているものと考えております。  また、高カフェにつきましては、平成25年度の事業開始当初は13店舗でございましたが、参加店が19店舗にふえまして、4月から11月の開催期間中には約4,000人の方に御利用いただくなど、街中にくつろいで滞在いただく空間づくりを行うことで、にぎわいの創出、向上に寄与しているものと考えております。 ◆委員(林恒徳君) この2つの事業、粛々と進めているのかなというふうに思うのですけれども、高チャリのほうについて、だんだん、だんだん自転車自体が古くなってきたかなというような印象と、あともう一つ、たまたま地域のお年寄りの方から言われたのですけれども、26インチの自転車だと、ちょっと乗るのに大きいという印象があって、24インチを何台か入れておいてもらえるとありがたいななんていう話があったのです。それも含めて、今後特に60代後半から70代ぐらいのところで、元気なお年寄りが乗りやすい見方というのもちょっとあるのかなというふうに思ったのが1つです。  あとは、先ほど時田委員のほうからありました、まちなかリニューアルとの関連になるのかなと思うのですけれども、オープンカフェをやるような形で高カフェってあるかなというふうに思うのですけれども、やっぱり店とのつながりというのですか、要は気候のいい時期、外だけという感じのお店が最近多いものですから、やっぱり店との一体感というのを見るような形というのも今後あってもいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(時田裕之君) 203ページのちょうど真ん中ほどの箕郷矢原宿古民家調査委託料についてお伺いいたします。これはどういうものでしょうか。 ◎観光課長(只石恵一郎君) 本委託料につきましては、箕郷旧矢原宿にあります養蚕住宅等の寄附を受けまして、今後の利活用のために現状調査及び附属家屋等の耐震診断を行うものでございます。 ◆委員(時田裕之君) ということは、耐震診断の調査費ということですね。わかりました。 ◆委員(伊藤敦博君) 戻っていただいて、201ページ、工業振興費の中、ビジネス誘致推進事業、これ自体も大分予算がふえていますが、その中で下から2つ目の産業立地振興奨励金が大幅に予算増となっていますけれども、この理由について御説明いただきたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 主な増額の要因は、高崎スマートインターチェンジ産業団地で、新たに食品工場が操業開始いたしましたことと、榛名地区で自動車部品の工場が増築したことなどにより増額となっております。 ◆委員(伊藤敦博君) 大きな企業が2つ来るということは、ある意味喜ばしいことかもしれませんけれども、この奨励金の支出内容について御説明ください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 支出内容は、土地建物や償却資産の固定資産税額相当額を交付する施設設置奨励金を初め、緑地の整備費用の一部を交付する緑化推進奨励金、新たに高崎市民を雇用した場合に交付する雇用促進奨励金などとなっております。 ◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。企業誘致は重要な柱の一つということで、雇用もふえるということは理解しておりますけれども、5年間固定資産税等がある意味無償になるということで、大きな予算がついていることについてしっかり精査されているのか、ちょっと心配もあります。それからもう一点、希望ですけれども、雇用促進奨励金が含まれているということで、社会保険に入っていれば、これにカウントされるということを伺っていますけれども、やはりせっかく企業が来ても非正規雇用の人ばかりがふえたのでは市税の増収にもなりませんし、雇用の安定、定住にもつながらないと思いますので、その辺をしっかり吟味して使っていただきたいという要望を申し上げておしまいにします。 ◆委員(堀口順君) 203ページで観光費の中の一般経費、下から3行目の高崎観光協会補助金ということで3,000万円ほどふえているのですけれども、この辺の内容についてちょっとお示し願いたいと思います。 ◎観光課長(只石恵一郎君) 訪日外国人が年々増加する中で、その目的地も首都圏や大都市から地方都市のほうに拡大しつつあります。そのような中、シンガポールを中心に積極的な情報発信を行い、外国人観光客を誘客するための取り組みを実施するために、それらの経費を新たに補助するものでございます。 ◆委員(堀口順君) そうすると、これは観光協会さんが、どこかに委託してというような流れでよろしいのですか。委託先がわかれば。 ◎観光課長(只石恵一郎君) 委託先なのですが、あくまでもこれは高崎市のほうで観光協会に補助する事業になっておりますので、詳細につきましては今後観光協会のほうで検討しまして、決定されるものと考えております。 ◆委員(堀口順君) これはシンガポール等含めて、誘客を促進するということです。今ラーメン関係の映画がスタートして、非常に好調だという話も聞いております。いろいろな意味でまた高崎市が脚光を浴びて、誘客につながるという手法の一つだというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  216ページをお開きください。  8款土木費2項道路橋りょう費 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 300ページをお開きください。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費 (質疑なし)
    ○委員長(田角悦恭君) 302ページをお開きください。  2項商工施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を用意してください。  119ページをお開きください。  債務負担行為 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 123ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) これより議案第40号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立多数です。  よって、議案第40号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審議を行いますので、予算に関する説明書(2)を用意してください。  議案第41号 平成31年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算の所管部分を議題といたします。  4ページをお開きください。  歳入について御質疑ありませんか。 ◆委員(伊藤敦博君) 歳入と歳出両方にかかることですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(田角悦恭君) 歳入だけにしてください、とりあえず。かかってもいいですから。どうぞ。 ◆委員(伊藤敦博君) 回答は歳入だけでも結構です。今回国保税の問題で、そろそろ今年度の決算見通しが立つと思うのですけれども、その決算見通しの内容と、それから最終的に本年度の基金残高がどういうふうになるのか教えてください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 平成30年度の決算見通しでございますけれども、最終的には歳入が歳出を少し上回るというようなことで考えております。その理由といたしましては、1人当たりの平均所得が伸びていることもありますので、全体として税収が少しふえるというふうに考えております。  また、基金の残高ですけれども、平成30年度末では49億3,000万円、繰入金は3月補正で3,000万円とさせていただいております。 ◆委員(伊藤敦博君) 黒字で最終的な基金残高が49億円と、昨年9月の決算の審議でも将来的に財政が非常に不安だということでありましたけれども、本市においては黒字が確実にふえている状況ということです。ただ、心配するのは来年度で、県に対する納付金が大幅に上がるという話も伺っています。予算の中では国保税率は据え置きということになっていますけれども、県への納付金はどういうふうになるのか、またそれに対する繰り入れはどういうふうになるのか、御説明いただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 平成31年度分として県から示されました事業費納付金ですけれども、昨年度よりも3億6,680万円ほど多くなっております。金額とすると107億486万円でございます。これとあわせて標準保険料率というものも県から示されておりまして、これをさまざまなモデルで試算したところ、現行税率と比較しますと13%から16%ほど増額になるというふうな結果が出ております。このため平成31年度の国保税率については、被保険者への負担がふえることがないように、現行の税率を継続することといたしました。なお、この現行税率で課税した場合には、納付金の額に不足が生じますので、基金から8億1,524万円を繰り入れさせていただくところでございます。 ◆委員(伊藤敦博君) 大幅に交付金が上がって、13%から16%上がると、それに対して国保税率を上げないためには、基金から約8億1,500万円の繰り入れをするということで、これはこれとして評価すべきことではあると思いますけれども、いずれにしてもそれでも約40億円の基金が残るということであれば、今国保税で本当に苦しい思いをしている人がたくさんいらっしゃいます。私自身も5年前までサラリーマンをやっていましたので、社会保険から国民健康保険になったときに、その金額の大きさに本当に驚きましたし、滞納者がふえている中で、私はぜひ国保税率を思い切って本市として独自に引き下げることが可能ではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 群馬県では1人当たりの医療費が伸びておりまして、医療の高度化や被保険者の高齢化などから今後も伸びることが予想されております。納付金額は今後も増加していくものと考えております。また、現在本市は県の激変緩和措置の対象となっておりまして、示された納付金額は、措置額2億3,360万円ほどが既に控除された額ということになっております。この激変緩和措置は平成36年度までに段階的に解消されることになっておりますので、これも今後納付金額が増額になる要因ということになります。このような状況が考えられますので、国保基金については、国保税額の負担の上昇を抑える役割として活用させていただきたいというふうに考えております。 ◆委員(伊藤敦博君) 今後の先行きが不透明だということは重々理解しておりますけれども、やはり今……                  (何事か呼ぶ者あり) ◆委員(伊藤敦博君) 何ですか。意見があるのだったら言ってください。  国保税については、今この問題を全国知事会でも取り上げていますけれども、払い切れない人が多くなっていること、負担額が本当に大きいことで、いろいろな見直し、特に国の交付金に対する見直しも要望が上がっているところですけれども、例えば来年度に関してだけ言えば、25の地方自治体で子どもの均等割の免除、こういう施策も行っております。子どもからも均等割で国保税は取られるわけですから、こういう不公平感のあるものについて、自治体でも独自の見直しが進んでいるという状況がありますので、今後の問題としてぜひ本市でもそうした取り組みを行っていただきたいという要望を申し上げて、終わります。 ◆委員(林恒徳君) 歳入の国民健康保険税の関係なのですけれども、ここのところ前年と比較するとマイナスになっているのですけれども、その理由についてお伺いしたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 金額が減っている主な原因というのが、被保険者数の減ということになります。75歳に到達しまして、国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行する方が多いことがその原因ということになります。ちなみに参考までなのですが、平成29年度実績では全体の92%ほどが後期高齢者に移ったことによる減ということになっております。 ◆委員(林恒徳君) そうすると、国保税収入自体は減ってくるのだけれども、後期高齢への負担とかそういう部分がふえてきたりするという可能性はあるのでしょうか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 当然国保よりも後期高齢のほうが伸びていきますので、負担金等も今後はふえてくる部分があるかと思います。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  14ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(寺口優君) 39ページの疾病予防経費の中の1項目ですけれども、人間ドックのことについてですが、検診費の補助金なのですけれども、ここ数年の実績と見込みについてお願いします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 人間ドックは、日帰り、1泊、それから脳というふうにドックがありまして、その合計数としてお答えさせていただきたいと思います。平成27年度の受診者数が4,108人、平成28年度が4,360人、平成29年度が4,353人、平成30年度はまだ見込みということですが、4,700人というふうに予定しております。 ◆委員(寺口優君) 数字はわかりました。4,000人台でずっと来ているのですけれども、これは以前から指摘されているかもしれないですけれども、なかなか伸びてこないという数字なのですけれども、ここら辺の原因というのはどんなふうなことになっているのか、わかったらお願いします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この人数のほうは、数字とすれば少しずつですが伸びてはいるのですけれども、やはり被保険者の方が受けるか受けないかということになります。また、特定健診等もございますので、そちらを受けて、人間ドックのほうは受けないという方もいらっしゃいますので、特に人数を制限しているわけではなくて、来ればお受けいただくような形をとっておりますので、ぜひ今後も周知をさせていただいて、受けていただければというふうに思っております。 ◆委員(寺口優君) ごもっともな答弁だと思いますけれども、できる限りこの数字を上げて、要望に取り組めるのがいいのかなというふうに考えています。ありがとうございました。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結します。  これより議案第41号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立多数です。  よって、議案第41号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第45号 平成31年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算の所管部分を議題といたします。  148ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 154ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) これより議案第45号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立全員です。  よって、議案第45号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第46号 平成31年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。  172ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) 174ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(田角悦恭君) これより議案第46号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立全員です。  よって、議案第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第1号 有害スラグの撤去を求めることについて ○委員長(田角悦恭君) 次に、請願の審査に入ります。  請願文書表を御用意ください。  請願第1号 有害スラグの撤去を求めることについてを議題といたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として伊藤委員から説明をお願いします。 ◆委員(伊藤敦博君) 紹介議員としまして、この有害スラグの撤去を求める請願について趣旨説明を行いたいと思います。  この問題については、昨年地元の皆さんを中心に、環境被害を心配した有害スラグの撤去を求める会が結成されました。先日9日にも有害スラグの危険性を学ぶ集い、専門家を呼んでこういう学習会が箕郷文化会館で開催されました。子育て世代を含む70名以上の方が参加されまして、マスコミも取材に来ております。この会では、この間箕郷の芝桜公園等に敷設された有害スラグについては、本市として迅速な調査を行い、法に基づいてその施工業者である岡田工務店に速やかに措置命令を出し、撤去させたことについて、市の対応を高く評価しています。  しかし、その後の調査の中で、松之沢地区、それから柏木沢地区で、同じく岡田工務店が事業者として施工したメガソーラーにもその土台として谷を埋め立てている土壌に同じスラグが非常に大量に使われていることが判明し、成分調査を行ったところ、深刻な健康被害をもたらすおそれのある鉛、ヒ素、それからカドミウムが環境基準値をはるかに超えて含まれていることが明らかになりました。既に市としても調査を始めているという答弁を総括質疑等でいただいています。県議会でも農林環境常任委員会の中で、このスラグの製造元や運搬、施工業者について調査をしていると答弁が出ております。  この問題について、ちょっと基本的な問題だけ確認させていただきたいと思います。まず、このスラグがどこから出てきたのか。これを排出したのは、状況調査の中で東邦亜鉛の安中精錬所であることがほぼ特定されています。本来産業廃棄物として管理型の処理施設で処理を行わなければならないこの有害スラグを建設資材として業者に横流しをした、このことに一番大きな問題があると考えます。産業廃棄物としてこれらを処理すれば、今あるメガソーラーの土台だけで数億円規模の経費が必要になると計算されていますけれども、それを浮かすために行っていたのではないか。また、岡田工務店は、産業廃棄物処理業者としては登録されていませんから、その面でも企業犯罪に当たるというふうに考えます。東邦亜鉛は、企業理念の中で経営環境を最優先にする、そのためにコンプライアンスを守るというふうにうたっていますけれども、それが守られていない状況だというふうに考えます。  鉛は、微量でも体内に入れば神経障害を引き起こすなど、有害であることは広く知られていますけれども、とりわけ子どもや胎児への影響が大きく、箕郷でもお母さん方、PTAの会員の方たちが心配の声を上げています。また、カドミウムは皆さんの記憶にも残っているとおり、安中公害の源となっている有害物質です。もしこのまま放置されれば、この先100年、200年環境は汚染され続け、被害は広範囲に広がることにもなります。  ぜひ中核市として環境行政に責任を持つ本市がイニシアチブをとって環境基本法や廃棄物処理法にのっとって、この請願事項にある対応をお願いしたいと思います。  請願事項としては、1、当該スラグ(土壌・瓦れき)の有害性について市として調査分析を行い、公表すること。  2、当該スラグの排出企業を速やかに特定し、公表すること。  3、排出企業・施工業者の責任で、メガソーラーおよびそれ以外の官民有地の有害スラグを撤去し、全て原状回復させること、この3点を請願としています。  私は、この間のやりとりの中で、執行部から法にのっとった適切な処理をするという答弁をいただいております。これを信頼して、これを期待しています。しかし、執行部任せにしてはいけないというふうにも考えています。ぜひ本委員の皆さんには、高崎市の環境、水源、農業、何よりも子どもたちの健康を守るために、この場でしっかりと御審議をいただきまして、議会としても毅然とした意思表示を行って、執行部の皆さんの後押しをする、そういうふうにしていただきたいと思います。この問題に対して、会派を超えて議会が全会一致で取り組んで、問題解決を図るようにお願いを申し上げます。 ○委員長(田角悦恭君) 次に、本件について執行部から何か発言がありますか。 ◎環境政策課長(清水弘明君) まず、有害物質を含んだ路盤材が使用されておりました箕郷地域の芝桜公園等の公共施設につきましては、市の管理であり、不特定多数の市民が出入りする場所でもあるため、早急に対応して、昨年の12月末に対策を完了しているところでございます。  今回問題とされておりますのは、松之沢地区と柏木沢地区につくられました民有地のメガソーラー施設に有害物質を含んだ路盤材が使用されているということでございますが、この請願書に示されておりますEF値という分析方法は、土壌汚染対策法で定める分析方法とは異なっているため、今の段階では法令で定める環境基準を超えているかは不明であり、人の健康に影響を与える可能性についても判断がつきかねます。  また、請願書には、現地は水源地域であるとありますが、付近にある2カ所の浄水場について確認をしましたところ、1カ所はメガソーラーより上流から取水しており、もう一カ所は利根川から取水する群馬用水を利用しているため、いずれも水源への影響がないことを確認しております。さらに市民が口にする水道水の安全性につきましては、水道法に基づく定期的な検査を行っているほか、各浄水場に取水する原水についても水質検査を行っており、万全を期しているものでございます。  今後の本市の対応でございますが、現在当該メガソーラー施設で使用された路盤材及びその下の土壌の有害性について詳細に把握する必要があることから、土地所有者等に法令に基づいた分析方法での調査の実施を依頼したところでございます。この分析結果に基づき、仮に土壌汚染が確認され、人への健康被害が生じるおそれがある場合は、土壌汚染対策法により講ずべき措置として定められております立入禁止措置や舗装、原位置封じ込め、地下水汚染の拡大防止、掘削除去などから、状況に適した有効な対策を検討してまいりたいと考えております。  また、周辺の地下水や河川への影響につきましては、引き続き水質汚濁防止法に基づく定期的な水質測定を行い、万一異常が見られた場合には法令に基づき適正な対応を行ってまいります。  なお、本件につきましては、廃棄物の観点からも現在関係者から報告を聴取するなど、県と連携して調査しているところでございまして、廃棄物処理法に基づき適正に対処していく考えでございます。  いずれにいたしましても、市民の健康に係る被害の防止を第一に考え、安心して生活ができるよう、環境法令に基づき、適切に対応してまいります。 ○委員長(田角悦恭君) それでは、本件に対し、御意見、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(林恒徳君) 今回は、法に基づいて市役所のほうが粛々と対応していくというお話ですので、そこの部分が非常に大事かなというふうに思っています。逆に伊藤さんにお伺いしたいというか、要はここで法に基づいてもし万が一ということがあれば、この間高崎市のほうは速やかな対応をしてきたと思うのですけれども、例えばいろいろなところでまだ世間一般で使われていない数字だとか、そういうのを持ってくることによって、市民に対して不安をあおるような形をしてくることに対して、その場合の責任、特に例えば企業名を幾つも出されていますけれども、そちらのほうから風評被害だとか、そういう部分をこうむった場合の対処だとか、そういう部分というのは考えながら今回の請願、また紹介議員というような形で対応されたものなのか、お伺いしたいと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) まず、数値としてEF値を使った問題ですけれども、これは諸外国では常識になっています。日本の環境基準は、専門家に言わせると甘いということで、実際にはこのEF値のほうがよりシビアな精度を求められるということで、欧米ではこの数値が常識になっています。必要以上に不安をあおるためにこの数字を出しているわけではありません。  また、日本の環境基準値でも、前回一般質問でも出しましたけれども、鉛だけで60倍以上ということで、不安をあおるというよりも、実害が出てからでは公害問題は遅いわけです。子どもが神経障害を起こして、やっと行政が動くのでは絶対遅いというふうに思います。そういう面で、環境法にも汚染のおそれがある場合には行政処分ができるということを明確にうたっていますので、実害が出る前に対処をする必要があるというふうに考えます。  それから、企業名を出した責任の問題についてですけれども、岡田工務店自身は自分が施工したことを既に認めて、みずから撤去しています。それから、東邦亜鉛についてですけれども、この間専門家に成分分析をしていただいて、あのスラグの成分というのが、亜鉛を精製するときに発生するスラグの成分であるということがわかっています。それから、あの量から見ても相当大規模に排出ができる企業でなければとてもあれだけの量が出せません。また、岡田工務店のホームページの中には、事件が発覚して削除しましたけれども、東邦亜鉛から仕入れた材料をK砕といいますけれども、K砕を自分のところの化粧板等にまぜて工業材料として使っている、このことがはっきりうたわれています。この間報道でも既に東邦亜鉛の名前が出ていますが、もしこれが事実誤認であったなら、とっくに名誉毀損で訴えられているところかと思いますけれども、そういった気配は全くありません。今後いろんなところから東邦亜鉛に調査が入るということも伺っていますけれども、これはちゃんと根元をしっかり確認して対応しないと、この公害問題は根絶できないというふうに考えます。 ◆委員(林恒徳君) 我々は議会ですから、法にのっとって、条例にのっとって動くというのが大前提だと思っているのです。今回の請願の部分については、どちらかというと法以上の対応を求めるというような雰囲気が非常に強いと思うのですけれども、そもそも最初から、紹介議員の皆さん方は、法を守るというような形で日ごろから常に非常に強く言っている部分が、ここの部分については随分違うなという印象を持っています。今回のこの部分については、逆に、皆さんのほうが見つけたことによって、高崎市としては速やかな対応がとれているというふうに思っていますので、現状は分析結果を待つというような形で、これ以上の対応はいいのではないかなと私は思いますが、何か急がなくはいけないような要因があるのでしょうか。 ◆委員(伊藤敦博君) 先ほども言いましたけれども、一番大事なのは、実害が出てからでは遅いということが対応を急ぐ一番の大きな理由です。また、法にのっとって対処するということについては、ちょっと具体的に挙げます。政府は、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音に係る環境上の条件について、それぞれ、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準を定めることとする、これが環境基本法で、廃棄物処理法にはその19条で、産業廃棄物処理基準に適合しない産業廃棄物の保管、収集、運搬または処分が行われた場合において、生活環境の保全上の支障が生じ、または生ずるおそれがあると認められるときは、都道府県知事は、必要な限度において、次に掲げる者に対し、これは後で処分者と言いますけれども、期限を決めて、その支障の除去等の措置を講ずべきことを命じることができると、このことは環境省の行政指針においてもうたわれております。ですから、法にのっとって迅速に対応することが今すぐ必要だというふうに考えます。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありますか。────なければ、質疑を終結いたします。
     それでは、本請願の取り扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員(伊藤敦博君) きょうは、スラグの会の方も傍聴に来ていただいていますので、皆さんしっかり御自分の意見を言っていただきたいと思いますけれども、本当に、これまでるる申し上げてきたように、本当に子どもたちの被害等考えると、すぐにでも対策が必要…… ○委員長(田角悦恭君) 採択か、不採択か、継続かはっきりしてください。 ◆委員(伊藤敦博君) 採択でお願いします。 ◆委員(時田裕之君) この問題の重要性は理解できますが、本請願は国内の法令に基づく評価を行わずに、先ほどの説明で欧米のEF値という独自の調査のみで論理を展開していますので、林委員も言いましたが、いたずらに市民の不安をあおるような表現となっているようにも受けとめられる請願内容については疑問を感じております。  また、請願では水源地域とのことでしたけれども、執行部の説明と整合しない部分もあるため、市民の誤解を招きかねない表現が見受けられますので、請願の提出に当たっては事実に基づく内容により行われるべきだと考えますので、本件は不採択といたします。 ◆委員(林恒徳君) 今時田委員が言われた話、そして私自身も先ほど幾つか質問させていただきましたけれども、今回高崎市は非常に早急な対応をとっていただいていると。法にのっとった形でやっているという部分がありますので、今回の請願の内容、この部分はわきまえた上でやっているだろうなというふうに私自身は感じているところがございます。なので、あえて出さなくてもいいかなという形で、不採択ということでお願いいたします。 ◆委員(根岸赴夫君) 先ほど執行部のほうから御説明いただきましたように、原水についても安全が確認されておりまして、執行部が法令に基づいてきちんと対処していただけるということであれば、ここであえて請願を採択するまでもないというふうに考えますので、不採択でお願いいたします。 ◆委員(堀口順君) 私も同様ですけれども、執行部におかれましては、この内容に関しては、本当にしっかりと把握しておりますし、迅速に対応しているというふうに私は感じております。そういう意味も含めて、法令を遵守していただいて、今後しっかりと対応するということでございますので、不採択ということであえて言わせていただきます。 ◆委員(寺口優君) 先ほど委員の中からの意見で、執行部任せだけではいけないというふうなことで、我々に別な判断を求めているのですけれども、やはり客観的な判断をするためには、執行部が今県と共同して調査してくれているというふうなことですから、その結果を待ちたいというふうに思っていることと、この請願の中身について一部誤った表記もされているというふうなことからすれば、これを認めるわけにはいかないなというふうに思います。市民の方が心配されていることはわかりますけれども、結果を待ちたいというふうな意味から不採択でお願いしたいと思います。 ◆委員(丸山和久君) 執行部のほうが法にのっとって調査をしているというふうなことで、先ほどいろんな委員さんからお話が出ていますけれども、地域に住んでいる市民を巻き込んで不安を駆り立てるような部分もちょっと見当たるかなというふうに思いますけれども、執行部が法にのっとってしっかりやってくれるということなので、状況を見守りたいということで、今回は不採択でお願いいたします。 ○副委員長(小野聡子君) 私も同様ですけれども、請願の中の現地は水源地域であるというふうにおっしゃっているところ、伊藤委員は先ほど事実誤認というお言葉をお使いになったのですけれども、やはりここの水源地であるということこそ私は事実誤認だと思いますので、この内容におきましては執行部がしっかりと適切に対応するというふうに言っていらっしゃいますし、前例の対応にしても大変迅速にやっていただいた、そのように判断しておりますので、これについては不採択でお願いします。 ○委員長(田角悦恭君) それではこれより請願第1号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(田角悦恭君) 起立少数です。  よって、請願第1号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(田角悦恭君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(田角悦恭君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・ご遺族支援コーナーの開設について       ・大型連休中の臨時窓口の開設について       ・大型連休中の持込ごみの受け入れについて ○委員長(田角悦恭君) 次に、報告事項に入ります。  ご遺族支援コーナーの開設について説明をお願いします。 ◎市民課長(青柳正典君) ご遺族支援コーナーの開設について御説明させていただきます。  御家族が死亡すると、市役所での多くの手続が必要となりますが、遺族の方はどのような手続が必要で、どの窓口に行けばよいかわからないことも多く、時間も労力もかかり、大きな負担となっております。そこで、死亡手続に必要な書類等の作成や受け付け、必要な受付窓口等を御案内するなど、御遺族の手続に関する不安を軽減するとともに、手続の時間短縮や手続漏れを防ぐなど、市民サービスの向上を図ることを目的として、死亡手続に係る専用の窓口、ご遺族支援コーナーを開設するものです。  開設日は、平成31年4月22日月曜日を予定しております。  また、開設場所につきましては、庁舎1階の総合案内の横にございます市民情報センターの一部を改修して窓口を開設いたします。  主な手続の流れでございますが、現在は葬祭業者さんのほうが死亡届を提出するというのが非常に多うございます。その際に、御遺族のためのお手続の御案内という手続一覧を葬祭業者から御遺族へお渡しするようにお願いいたします。御遺族の方にはその一覧を確認いただいて、該当する手続があれば必要な書類や返還する資格者証などを持参していただきまして、コーナーにお越しいただきます。必要に応じて職員が聞き取りを行い、対象となる手続を確認いたします。あと、専用端末等で対象者を確認し、手続書類の作成、受け付け等を行い、コーナーで完結する場合と、複雑な手続が必要な場合は担当課を御案内いたします。  今後の予定といたしましては、今年度中にコーナーの設置工事や備品調達、受け付けマニュアル等の作成を行います。また4月からは、新たに配属される職員の研修など、開設に備えた準備を行ってまいります。また、周知につきましては、4月15日号の広報高崎、市ホームページ等で開設の周知を行います。  以上、報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては、本委員会終了後、全議員さんに配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) 説明は終わりました。  本件に対して、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(時田裕之君) 開設予定日が4月22日からとなっているのですが、月曜日からですが、土日についてと、あと時間をお知らせください。 ◎市民課長(青柳正典君) 時間につきましては、平日、通常の窓口と同じ、朝の8時半から夕方5時15分まで、また受け付け時間等につきましては、御案内の時間等もございますので、今後検討していければと思います。 ◆委員(時田裕之君) ということは、土日はお休みということでよろしいですか。 ◎市民課長(青柳正典君) はい、そのとおりでございます。 ◆委員(林恒徳君) 準備を進めている最中だと思うのですけれども、御遺族手続一覧というような形になった場合に、幾つぐらいの項目がこうやって手続に並ぶのですか。 ◎市民課長(青柳正典君) 事前に庁内を確認して、現在のところ私どもで把握しているのが121事務ございます。そのうち支援コーナーで完結できるであろうと想定される事務が、そのうちの42事務でございます。全ての方に全ての事業が該当するわけではございませんので、人によってはそれぞれ数が多少変化するかなとは思います。 ◆委員(林恒徳君) ということは、その全部の事務が一覧表に載って出てきてしまうのですか。 ◎市民課長(青柳正典君) 全ての事務一覧はさすがに厚くなってしまいますので、重立ったもの、あるいは大きな項目として一覧のほうには載せて、その後は窓口に来ていただくなど、事前に御相談いただくなどで対応していければと思います。 ◆委員(林恒徳君) 手続にいらっしゃる方というのは、これが市役所の手続なのだか、ほかの手続なのだかというのが非常にわかりづらく混乱しているところと、あと必要書類、何が必要というような部分についてもいろいろ御苦労かけることが多いと思いますので、ぜひともその辺は丁寧にやっていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  次に、大型連休中の臨時窓口の開設について説明をお願いします。 ◎市民課長(青柳正典君) 大型連休中の臨時窓口の開設について御説明いたします。  即位の日及び国民の祝日に関する法律によりまして、平成31年4月27日から新元号となった後の5月6日にかけて、10日間の大型連休となります。新元号初日の5月1日には、戸籍等の届け出の増加が予想されること、また長期にわたって窓口が滞ることによります市民生活への影響が懸念されることから、市民サービスの向上を図るために、大型連休中の臨時窓口を開設いたします。  開設日は、5月1日水曜日と5月2日木曜日の2日間で、開設時間は午前8時30分から午後5時15分までです。5月1日につきましては、新元号の初日で大安でもありますので、婚姻等の戸籍の届け出が多数予想されることから、市民課及び各支所の市民福祉課で戸籍に関する届けをお預かりする臨時窓口を開設し、対応します。5月2日は、本庁は市民課、保険年金課で、各支所は市民福祉課で転入、転出等の受け付け、住民票の写し、印鑑登録証明書などの各種証明書の発行、国民健康保険、国民年金等の届け出、申請受け付けなど、市民課、保険年金課の通常業務を行いまして、群馬支所では税務課の税証明の業務もあわせて行います。  周知方法といたしましては、広報高崎4月1日号、市ホームページに掲載するとともに、記載の周知を行ってまいります。  以上、まことに簡単ではございますが、報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては、本委員会終了後、全議員さんに配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) 説明は終わりました。  本件に対して御質疑等がありましたらお願いします。────本件を終結いたします。  次に、大型連休中の持込ごみの受け入れについて説明をお願いします。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) それでは、大型連休中の持込ごみの受け入れにつきまして御報告させていただきます。  お配りしました資料をごらんください。これは、即位の日及び国民の祝日に関する法律により、平成31年4月27日から5月6日まで大型連休となり、この間、市民が直接市のごみ処理施設へごみを持ち込むことができなくなります。しかし、連休が長いため、市民生活に支障を来すおそれもありますので、臨時で市民の持ち込みごみを受け入れるものでございます。  1の受け入れ場所及び受け入れ日時でございますが、燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源物、粗大ごみは高浜クリーンセンター、吉井クリーンセンター、新町クリーンステーションの3カ所で受け入れを行います。受け入れ日は4月29日月曜日、5月3日金曜日、5月6日月曜日の3日間でございます。受け入れ時間は3施設とも共通で、8時30分から11時45分、それと13時から16時45分となっております。  次に、埋立ごみでございますが、吉井町上奥平にあります上奥平の埋立地、市の最終処分場で受け入れを行います。受け入れ日は、先ほどと同じく4月29日月曜日、5月3日金曜日、5月6日月曜日の3日間でございます。受け入れ時間は9時から正午まで、それと13時から16時までとなっております。  次に、2の周知方法といたしまして、(1)広報高崎4月1日号に掲載いたします。次に、(2)といたしまして、ラジオ高崎のマイタウン高崎で3月13日に放送いたします。それから、市のホームページ及びスマートフォン向けアプリさんあーるで周知をいたします。周知方法といたしましては以上でございます。  また、この大型連休中のごみステーションからのごみの収集につきましては、通常の収集日であります月曜日から金曜日に行います。  以上、簡単ではございますが、報告とさせていただきます。なお、本日の資料は、本委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(田角悦恭君) 説明は終わりました。  本件に対して御質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(田角悦恭君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(伊藤敦博君) 先ほどスラグの請願については、残念ながら委員会では不採択ということになりましたけれども、市民の命を守るという点では、私は市長を先頭に、強いリーダーシップを持っていただきたいというふうに思います。河川の改修等については、富岡市長から強く県のほうを動かして、前倒しで作業が進んでおります。この問題についても富岡市長がリーダーシップをとって対策していただきたいと思うのですが、市長の御意向を伺いたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) さっき事務当局から答弁したとおりです。 ○委員長(田角悦恭君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △委員長挨拶 ○委員長(田角悦恭君) なければ、本委員会は特別な案件がない限り、本日の委員会が最後になると思いますので、私から一言御挨拶を申し上げます。  市民経済常任委員会の委員長を拝命して1年間でしたけれども、委員各位並びに執行部の皆様から、本委員会の円滑な運営に協力していただきまして、まことにありがとうございました。お世話になりました。ありがとうございます。(拍手)   ──────────────────────────────────────────── △副委員長挨拶 ○委員長(田角悦恭君) 次に、小野副委員長、お願いします。 ○副委員長(小野聡子君) 1年間皆様には大変お世話になりました。皆様にさまざま教えていただきましたこと、また御協力いただきましたことに心から感謝を申し上げます。お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(田角悦恭君) 以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                     午前11時55分閉会...