高崎市議会 2018-06-19
平成30年 6月19日 市民経済常任委員会-06月19日-01号
○
委員長(
田角悦恭君) それでは、議案の審査に入ります。
定例会議案を御用意いただき、43ページをお開きください。
議案第82号 財産の取得についてを議題といたします。
本案について、御質疑ありませんか。
◆委員(
林恒徳君) 今回、
小型バス2台ということなのですけれども、ぐるりんの増車になるのかなと思うのですが、この2台を購入することによってぐるりん、そして
アリーナシャトル、それぞれ合計で何台になるのですか。
◎
地域交通課長(
小山和寛君)
市内循環バスぐるりんで使用する車両でございますが、
予備車両を含めまして、
小型バスが36台、
ワゴンタイプが5台、うち市の所有が28台、
アリーナシャトルにつきましては3台でございます。
◆委員(
林恒徳君) この2台は増車という形になるのかなと思うのですけれど、どこの路線を走らせるような形になるのですか。
◎
地域交通課長(
小山和寛君) 使用する路線でございますが、岩鼻線と
観音山線を予定しております。
◆委員(
伊藤敦博君) ぐるりん2台の入れかえというお話で伺っていたのですけれども、今回新しいバスを導入するに当たって、当然
バリアフリー対策あるいは
環境対策がなされてしかるべきだと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
◎
地域交通課長(
小山和寛君)
バリアフリー対策につきましては、低床のノンステップ型の車両で、乗降時には床の高さが30センチ未満まで下がりますので、
高齢者の方でも無理なく乗降ができます。また、
後ろ乗り、中降りタイプでございますが、どちらの扉からでも車椅子で乗降が可能でございます。通路も
車椅子の転回が可能な幅を保有しております。また、
環境対応でございますが、アイドリングストップ
システムが
標準装備になっているほか、最新の
排出ガス規制に適合しております。
◆委員(
伊藤敦博君) 入れかえということになると、2台については廃棄されるのかどうか伺いたいのですが。
◎
地域交通課長(
小山和寛君) 2台につきましては、点検時や緊急時の
予備車両として使用する予定でございます。
○
委員長(
田角悦恭君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより、議案第82号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
田角悦恭君)
起立全員です。
よって、議案第82号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
93ページをお開きください。
議案第97号 高崎市
土壌汚染対策法関係手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について、御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより、議案第97号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
田角悦恭君)
起立全員です。
よって、議案第97号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△請願の審査
請願第1号 若い人も
高齢者も安心できる
最低保障年金制度の創設を求める
意見書の採択について
請願第2号 年金の
隔月支給を毎月支給に改める
意見書の採択について
○
委員長(
田角悦恭君) 次に、請願の審査に入ります。
請願文書表を御用意ください。
請願第1号 若い人も
高齢者も安心できる
最低保障年金制度の創設を求める
意見書の採択についてを議題といたします。
まず、請願の趣旨について、
紹介議員として
伊藤委員から説明をお願いします。
◆委員(
伊藤敦博君) 今回、
全日本年金者組合の方から2つの請願が提出されましたので、
紹介議員として
趣旨説明を行いたいと思います。まず1点目、若い人も
高齢者も安心できる
最低保障年金制度の創設を求める
意見書の採択ということですけれども、年金をめぐっては、多くの人が今非常に不安に思っている、年金だけで暮らしていけるのだろうか、あるいは若い世代の人たちも年金を納めていて将来自分がこれで生活できるのか、そういう声があちらこちらから聞こえます。いろいろ教えていただいたので数字を発表させていただきます。
今年金がどれくらい払われているか。
厚生労働省の2015年の資料からなのですが、
基礎年金のみで月額5万円程度の人が約749万人、
厚生年金ももらっているけれども月額10万円以下の人が約390万人、全く年金をもらえない人が約100万人、この3者を合計すると約1,239万人で、
年金受給者が今約3,384万人いるうちの約36.6%がいわゆる年金だけではなかなか暮らしていけない世帯になっています。
この中で、年金の未納の問題が今出ています。年金を払わなければいけない
国民年金の被
保険者が約1,554万人いらっしゃいますけれども、そのうち
未納者と未
加入者は合わせて約179万人で約11.5%。
減額納入者、いわゆる低
所得者だとか学生の
皆さんについては約538万人。被
保険者のうち、まともに年金が納められているのは、約
792万人で約50.1%と。年金を払いたくても払えない状態で、滞納の理由としては約71.9%の方が経済的に支払うことが困難という回答をされています。さらに深刻なのは、年金だけでは生活できないがゆえに
生活保護に頼らざるを得ない、そういう方が圧倒的にふえていて、
生活保護世帯数のうち約52.9%が
高齢者世帯であるという状況です。
こういう中で、このまま推移したらさらに
年金制度そのものが国民の生活を支え切れないのではないかと危惧されていますけれども、
年金者組合が考えていらっしゃる
最低保障年金制度、これは基本的に
全額国庫負担、税金で年金を賄うという
考え方です。当面は現在の5万円のうち2万5,000円、これは今
国庫負担している分ですけれども、これを
未納者も含めて年金を払っていない
人全員に支給すると。最終的には生活できる1人8万円程度の
最低年金が必要ではないかということです。当然積み立てている方もいらっしゃるので、積み立てを行っている方については、その上に
かさ上げをするという
考え方が
年金者組合の
皆さんの
考え方です。
財源についてはいろいろ心配される方もいらっしゃると、まあ国が考えることではありますけれども。私たちはこの間
消費税が上げられる中で
社会保障が充実するどころかむしろ切り下げられてきた、そういうところで、
法人税は40%から24%程度までに切り下げられてきた、こういうところにきちんと税金をかけるとか、
高額所得者にはそれ相応の納税をしていただくとか、あるいは
年金積立基金も今170兆円ほどありますので、こういうものもきちんと活用していくべきというふうに考えます。
最低保障年金制度というのは
先進国では今主流の制度でありまして、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、あるいは
北欧諸国、現在二十数カ国の
先進国で
最低保障年金制度ができていますけれども、これらの国はいずれもGDPから見れば1人当たりのGDPは低い、日本よりはるかに低い国もあります。ということで、日本でも実現できる制度であるというふうに考えまして、この請願の採択を
皆さんにお願いしたいと思います。
○
委員長(
田角悦恭君) 次に、本件について
執行部から何か発言はありませんか。
◎副市長(
齋藤逹也君) 特にございません。
○
委員長(
田角悦恭君) それでは本件に対し、御意見、御
質疑等がありましたらお願いします。────
質疑等を終結いたします。
それでは、本請願の
取り扱いについて採択、不採択、
継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。
◆委員(
伊藤敦博君)
趣旨説明したとおり、ぜひ御採択いただきたいと思います。
◆委員(
時田裕之君)
年金制度は、持続可能なものとして維持しなければならないと考えられますが、憲法第25条は「健康で文化的な
最低限度の生活を営む権利」を保障する
社会保障の根幹ということで、この
年金制度だけを取り上げて根幹とするのは無理があり、
最低保障額を支給するとなると
就労意欲の低下につながるおそれがありますので、不採択でお願いします。
◆委員(
林恒徳君) 若い人も
高齢者も安心できる
最低保障年金制度の
創設自体は私
自身賛成なのですけれども、今回の請願については、財源的な部分のところが明記されていないです。今回
消費税自体が8%に上がる、10%に上がるという際に、
基礎年金部分の
国庫負担を3分の1から2分の1に上げている部分も当然ありますので、制度としては将来的には必要と考えるので、継続というような形でお願いしたいと思います。
◆委員(
根岸赴夫君) 私なんかも年金をもらえる年になりましたので、年金をもらえればありがたいのは当たり前のことであって、これはもう前から言っていますけれども、財源をどうするのかと。
国庫財政がこのような状況の中で、さらにこれに上乗せして借金をつくるのかということになると、それは無理があるのではないか。先ほど財源のほうも
伊藤委員からお話がありましたけれども、ほかにも必要なところがいっぱいありますので、これだけを取り上げるというわけにはいかないと思いますので、私は不採択ということでお願いしたいと思います。
◆委員(堀口順君) 私は継続ということで。先ほども話が出ましたけれども、
最低保障年金制度ということに関しては理解するのですけれども、やはり財源問題というのは非常に大きいし、
消費税は反対という中で、ではどこから財源をということになって非常に曖昧というそういう意味合いも含めて、継続ということでよろしくお願いします。
◆委員(寺口優君) 先ほど
時田委員もおっしゃいましたけれども、
年金制度は持続可能なものとして維持していかなければならないということからして考えれば、財源問題だけを考えた場合であっても、借金での実現は難しいということからして、不採択でお願いしたいと思います。
◆委員(
丸山和久君) 60歳の
定年制度を70歳まで引き上げようというような国の動き方だとかが今あって、確かにこういった制度も必要かもしれませんけれども、
就労意欲がなくなるという部分では、
人口減少の中で非常に困るのではないかなということで、不採択でお願いします。
○副
委員長(
小野聡子君)
全額国庫負担というのはどう考えても絵に描いた餅ではないかと思います。
基礎年金部分の
国庫負担割合を3分の1から2分の1に上げておりますし、これは不採択でお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) それでは、これより請願第1号を起立により採決いたします。
本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
田角悦恭君)
起立少数です。
よって、請願第1号は不採択とすべきものと決しました。
請願第2号 年金の
隔月支給を毎月支給に改める
意見書の採択についてを議題といたします。
まず、請願の趣旨について、
紹介議員として
伊藤委員から説明をお願いします。
◆委員(
伊藤敦博君) こちらはもう少しシンプルな話なので短くいきたいと思いますけれども、御存じのとおり年金は現在
隔月支給、2カ月に1回支給されております。もちろんきっちりと2カ月に1度の支給で
生活設計を立てられている方もいらっしゃいますけれども、御存じのとおり電気代、
ガス代、電話代、
カードローンの引き落とし、こうした支出は基本的に
月ごとの精算というのが今の日本のお金の
基本ルールであります。ですから、年金についても毎月支給されれば
月ごとの管理がよりしやすくなるということで、年金を毎月支給にしていただきたいという請願で
皆さんの御採択をいただきたいと思います。
○
委員長(
田角悦恭君) 次に、本件について
執行部から何か発言はありませんか。
◎副市長(
齋藤逹也君) 特にございません。
○
委員長(
田角悦恭君) それでは本件に対し、御意見、御
質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(
林恒徳君)
隔月支給から毎月支給となった場合に、
振り込みの
手数料とかそういうのがどうなるのかというのを1点確認させてください。
◆委員(
伊藤敦博君)
年金者組合の方に確認しました。
システムの
改修等の
イニシャルコストで約20億円、毎月の
振り込みの
イニシャルコストで約27億円が必要ではないかということでした。ただ、考えるに
マイナンバー制度の
イニシャルコストが約3000億円ですから、
年金受給者の
皆さんの利便を考えて
年金制度を改善することは十分に可能だと考えます。
◆委員(
林恒徳君)
システム改修はわかるのですけれども、毎月振り込むと
初期費用約27億円、これは1回限りでそれ以降はもう現状と変わらないという理解でいいのでしょうか。
◆委員(
伊藤敦博君) 試算ではありますけれども、少しずつ減るという試算です。
○
委員長(
田角悦恭君) ほかにありませんか。────
質疑等を終結いたします。
それでは、本請願の
取り扱いについて採択、不採択、
継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。
◆委員(
伊藤敦博君) 採択でお願いします。
◆委員(
時田裕之君) 生活を月単位で送っているのは理解できる部分もありますが、
先ほど林委員が言いましたように、メリットよりもデメリットの方が大きい。もしあれだったら、その約27億円を分散して少しでも増やしてくれ、というのならわかるのですけれども。あと、この
隔月支給は平成2年から始まっていて以前は年4回だった、4回から6回になった。2カ月単位で生活できない人は1カ月単位でも生活できないのではないかなと。
事務経費や
システム改修が必要となり、
ランニングコストも大きく膨らむこととプラスして、支給月については国において検討するものであって、市でするものではないということで、不採択でお願いします。
◆委員(
林恒徳君) 事前に説明を聞いたときには負担はないという話だったものですから、その方向でいろいろ検討していたのですけれども。やはりサラリーマン世帯がどんどんふえてきているので、給与
所得者の方が
年金受給者の中にもふえてきているということから、毎月支給というのは今後考えていかなくてはいけないところだと思うのですけれども、現状はまだ負担との折り合いがなかなか厳しいかなというふうに思いますので、今回は継続ということでお願いしたいと思います。
◆委員(
根岸赴夫君) 不採択でお願いします。
◆委員(堀口順君) 継続ということでよろしくお願いします。
◆委員(寺口優君) 支給金の使い方の問題という要素が強いということからして、不採択でお願いします。
◆委員(
丸山和久君) 不採択でお願いします。
○副
委員長(
小野聡子君) 不採択でお願いします。
○
委員長(
田角悦恭君) それでは、これより請願第2号を起立により採決いたします。
本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
田角悦恭君)
起立少数です。
よって、請願第2号は不採択とすべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△審査終了
○
委員長(
田角悦恭君) 以上で本
委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり円滑な
委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、
委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
田角悦恭君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
────────────────────────────────────────────
△
報告事項 ・井野駅
東口自転車駐車場(他7施設)の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について
・高崎市第4次
環境基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について
・高崎市
一般廃棄物処理基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について
・高崎市
産業創造館の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について
・
観音山駐車場の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について
・はまゆう山荘及び
わらび平森林公園の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について
・高崎市くらぶち小栗の里の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について
○
委員長(
田角悦恭君) 次に、
報告事項に入ります。
井野駅
東口自転車駐車場(他7施設)の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について説明をお願いします。
◎
地域交通課長(
小山和寛君) 井野駅
東口自転車駐車場(他7施設)の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について御報告いたします。お手元の資料をごらんください。
井野駅
東口自転車駐車場(他7施設)において、現行の指定管理期間が平成31年3月末日をもって満了することから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、次期指定期間に係る
指定管理者の
候補者を選定する手続を実施するものでございます。記以下をごらんください。
1、施設名称及び所在については、(1)から(3)の表のとおりで、現行と同様に3つのグループに分けて募集いたします。(1)の井野駅、(3)の高崎問屋町駅の駅を挟んで東西の自転車駐車場については、管理の効率性を考慮し、駅の東西の自転車駐車場を一括して
指定管理者を募集するものでございます。続きまして、(2)の高崎駅西口、倉賀野駅南口、群馬八幡駅前及び北高崎駅の4つの自転車駐車場については、管理水準の確保や事務処理の効率性を考慮し、一括して
指定管理者を募集するものでございます。
2、
指定管理者が行う主な業務の範囲については、自転車等の自転車駐車場使用許可、取り消し、その他の自転車駐車場の運営に関する業務のほか記載のとおりでございます。
3、募集の方法については、公募によるものといたします。裏面をごらんください。
4、次期指定管理の期間については、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間の予定でございます。
5、選定に係るスケジュールについては、募集要項等の配布を平成30年7月2日から、申請書類の提出期日を平成30年8月31日まで、優先交渉権者の決定については、平成30年10月ごろを予定しております。
指定管理者の指定に係る議案については、係る手続を経た後、12月議会へ上程させていただきます。
以上、井野駅
東口自転車駐車場(他7施設)の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等についての説明とさせていただきます。なお、この資料につきましては本
委員会終了後、全議員に配付する予定でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いいたします。────なければ本件を終結いたします。
次に、高崎市第4次
環境基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いします。
◎
環境政策課長(清水弘明君) それでは、高崎市第4次
環境基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施につきまして御報告させていただきます。お配りいたしました資料をごらんください。
本計画は、高崎市環境基本条例に基づき策定するものでございまして、庁内組織であります環境調整会議及び高崎市環境審議会での審議を経まして、このたび計画案がまとまりましたので、
パブリックコメントを実施するというものでございます。記以下をごらんください。
まず1の計画(案)の概要でございますが、恐れ入りますが2枚目の資料の高崎市第4次
環境基本計画(案)の概要で御説明させていただきますので、そちらをごらんください。
1の趣旨でございますが、本計画は、高崎市環境基本条例に基づき、良好な環境の保全と創造に向けて、総合的かつ長期的な施策の大綱と環境への配慮の指針として策定するものでございます。
2の計画の期間は、平成30年度から平成39年度までの10年間といたします。
3の本市の目指す姿でございますが、本市は人口50万人規模の機能と活力を持った都市を目指し、さまざまな施策に取り組んでおります。本計画ではこの高まる地域の魅力が人を呼び、まちのにぎわいと活性化につながる本市の未来において、市民が安心して暮らせる生活環境を維持するため、目指す姿を活力ある未来を支える環境都市としまして、具体的に5つの分野に方策を分け、環境まちづくりを進めることで、本市の未来を支えていくこととしております。
その5つの分野というのが次の4の実現に向けたまちづくりにあります、①から⑤でございます。資源が循環する環境にやさしいまちづくり、良好な生活環境を守るまちづくり、地球環境に配慮するまちづくり、緑豊かで魅力あふれるまちづくり、自ら環境を考え人がつながるまちづくりという体系になっております。
次に5の重点戦略でございますが、この5つのまちづくりに基づき、さまざまな施策を展開していく中で、この先10年を見据え、市民が安心して暮らせる生活環境の礎として最も重要な施策事業を重点戦略として設定しております。1つ目は老朽化が進む高浜クリーンセンターの建設事業の推進、2つ目が最終処分場であるエコパーク榛名の
かさ上げによる埋立期間の延長、3つ目がごみステーション見守りカメラ等によるごみの適正排出と家庭ごみの排出方法の工夫ということで、さらなるごみ減量に取り組むというものでございます。恐れ入りますが、また1枚目のかがみ文にお戻りください。
2の
パブリックコメントの実施概要でございます。資料の公表及び意見の提出期間は、平成30年7月2日から7月20日までといたします。資料の公表場所は、市のホームページ、市民情報センター、環境政策課、各支所市民福祉課となっております。意見の募集方法は、郵送、電子メール、ファクシミリ、直接窓口への持参により受け付けをいたします。市民への周知方法ですが、広報高崎7月1日号及び市のホームページ等で周知を図ってまいります。
最後に3の今後の予定でございますが、
パブリックコメント終了後、再度調整を行い、環境審議会での審議を経て策定となります。策定後、
パブリックコメントの実施計画とあわせて
市民経済常任委員会で報告をさせていただく予定でございます。
報告は以上でございます。なお、本日の配付資料は本
委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(
林恒徳君) ごみの減量化について市民の方からよく話が出てくるのですけれども、例えばこの基本計画をぱっと見た場合に、ごみの減量化に対する高崎市のスタンスはどの辺なんだい、というのを言えるような場所はあるのでしょうか。
◎
環境政策課長(清水弘明君) 今回の計画の中で、先ほども御説明させていただきましたが、重点戦略としてごみの減量化というのをうたっております。それが、この計画のページで言いますと16ページになります。ここで具体的にお話をしているのが、ごみ減量といいましても、雑紙ですとかの資源の分別というのは今までさせていただいていたのですけれども、家庭から出るごみの中で生ごみというのがかなりのウエートを占めていると、その中でも水分というのがかなり大きな問題となっています。その辺に取り組んでいきたいということで記載させていただいております。
○
委員長(
田角悦恭君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
次に、高崎市
一般廃棄物処理基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施について説明をお願いします。
◎
一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) それでは、高崎市
一般廃棄物処理基本計画(案)に関する
パブリックコメントの実施につきまして御報告いたします。お手元の資料をごらんください。
本計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第1項に基づき策定するものであり、高崎市環境審議会での審議を経まして、このたび計画案がまとまりましたので
パブリックコメントを実施するものでございます。記以下をごらんください。
まず1の計画(案)の概要ですが、これにつきましては2枚目の資料、高崎市
一般廃棄物処理基本計画(案)の概要で御説明させていただきますので、恐れ入りますが2枚目をごらんください。
まず計画の対象ですが、これは本市内で発生する一般廃棄物であります、ごみと生活排水を対象としております。
次に計画の期間ですが、平成30年度から平成39年度までの10年間としております。
次に計画の内容といたしましては、老朽化が進む高浜クリーンセンターの建てかえを行うとともに、エコパーク榛名の
かさ上げを行い、焼却灰などの埋立期間を延長することにより、適正かつ安定した一般廃棄物の処理を行っていくものでございます。また、ごみの不適正排出や資源物の持ち去りを防止するため、ごみステーション見守りカメラの設置を進め、ごみの減量化及び資源化をさらに推進してまいります。生活排水につきましては、公共下水道の整備を計画的に進めるとともに、みなし浄化槽やくみ取り便槽から浄化槽への転換を推進し、効率的で安定した生活排水の処理を目指す内容となっております。主な施策につきましては、記載のとおりでございます。恐れ入りますが、また1枚目のかがみ文にお戻りください。
2の
パブリックコメントの実施概要につきまして御説明させていただきます。(1)資料の公表及び意見の提出期間は、平成30年7月2日から7月20日までといたします。(2)資料の公表場所は、市のホームページ、市民情報センター、一般廃棄物対策課、各支所市民福祉課となっております。(3)意見の募集方法は、郵送、電子メール、ファクシミリ、直接窓口への持参により受け付けいたします。(4)市民への周知方法ですが、広報高崎7月1日号及び市のホームページ等で周知を図ってまいります。
最後に3の今後の予定でございますが、
パブリックコメント終了後、提出されました意見を踏まえて再度調整を行い、環境審議会での審議を経て策定となります。また、策定後は
パブリックコメントの実施結果とあわせて
市民経済常任委員会で報告させていただく予定でございます。
報告は以上でございます。なお、本日の配付資料は本
委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。
次に、高崎市
産業創造館の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について説明をお願いします。
◎
産業政策課長(本間澄行君) 高崎市
産業創造館の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について、お手元の資料に基づき御報告いたします。
現行の指定期間が平成31年3月末日をもって満了しますことから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、次期
指定管理者に係る
指定管理者の
候補者を選定する手続を実施するものでございます。
最初に1の施設名称及び所在でございますが、高崎市
産業創造館、下之城町584番地70です。
次に2の
指定管理者が行う主な業務の範囲は、(1)
産業創造館の事業の実施に関すること、以下記載のとおりでございます。
次に3の募集の方法でございますが、公募により
候補者の選定を進めてまいります。
次に4の次期指定管理の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間の予定でございます。
次に5の選定に係るスケジュールでございますが、(1)募集要項等の配布は平成30年7月2日からとなっており、(2)申請書類の提出期日は平成30年8月31日までとしております。(3)優先交渉権者の決定は平成30年10月を予定しております。
最後に6の
指定管理者の指定についてでございますが、
指定管理者の指定に係る議案につきましては、係る手続を経た後、議会へ上程させていただきます。
以上、高崎市
産業創造館の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等についての報告とさせていただきます。なお、本
委員会終了後、本資料を各議員の皆様に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。
次に、
観音山駐車場の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について説明をお願いします。
◎
観光課長(只石恵一郎君) それでは、
観音山駐車場の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について、お手元の資料に基づき御報告いたします。
現行の指定期間が平成31年3月末日をもって満了することから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、次期指定期間に係る
指定管理者の
候補者を選定する手続を実施するものでございます。
初めに1の施設名称及び所在でございますが、
観音山駐車場、高崎市石原町2395番地2でございます。
次に2の
指定管理者が行う主な業務の範囲でございますが、記載のとおりでございます。
次に3の募集の方法でございますが、公募により
候補者の選定を進めてまいりたいと考えております。
次に4の次期指定管理の期間でございますが、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間の予定でございます。
次に5の選定に係るスケジュールでございますが、募集要項等の配布は平成30年7月2日からで、申請書類の提出期日は平成30年8月31日までとなっております。優先交渉権者の決定は平成30年10月の予定でございます。
最後に6の
指定管理者の指定でございますが、
指定管理者の指定に係る議案につきましては、係る手続を経た後、議会へ上程させていただきます。
以上、
観音山駐車場の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等についての報告とさせていただきます。なお、本
委員会終了後、本資料を各議員の皆様に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(堀口順君) 済みません、ちょっと素朴な疑問で申しわけないのですけれども、指定管理の期間ということで3年間の予定ということですが、この辺ちょっとどういうことなのか説明していただきたいと思います。
◎
観光課長(只石恵一郎君)
観音山駐車場につきましては、これまでも指定期間は3年間を基本としてまいりました。指定管理制度では、施設の設備の維持管理とソフト事業を一体的に実施する場合、もしくは業務内容に一定の専門性があり、人材育成やノウハウが必要な場合は、5年程度に設定しているケースが多く、
観音山駐車場のように施設の設備の維持管理を主たる業務とする場合には、3年程度に設定しているケースが多いようでございます。
○
委員長(
田角悦恭君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
次に、はまゆう山荘及び
わらび平森林公園の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について説明をお願いします。
◎
倉渕支所地域振興課長(宮下明子君) それでは、はまゆう山荘及び
わらび平森林公園の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について御報告いたします。お手元の資料をごらんください。
はまゆう山荘及び
わらび平森林公園につきましては、現行の指定期間が平成31年3月末日をもって満了することから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、次期指定期間に係る
指定管理者の
候補者を選定する手続を行うものでございます。
初めに1の施設名称及び所在でございます。施設名称は、はまゆう山荘及び
わらび平森林公園で、所在は、はまゆう山荘が高崎市倉渕町川浦27番地80、
わらび平森林公園が高崎市倉渕町川浦27番地9でございます。
次に2の
指定管理者が行う主な業務の範囲でございます。管理施設の利用許可に関する業務、管理施設の利用に係る利用料金の徴収に関する業務のほか、記載のとおりでございます。
次に3の募集の方法及び理由でございます。当該施設は、豊かな自然の中で憩いと保養の場を提供することにより、余暇の活用や健康の増進、都市と農村の交流を図り、もって市民の福祉の向上に寄与するために設置された施設であり、地域と一体となった市民が広く参加できる公共性の高い事業の企画、運営が求められております。このことから、事業実績や運営に必要な人材を有している現行の
指定管理者を基本として、非公募で
候補者の選定を進めてまいりたいと考えております。
次に4の現行の
指定管理者でございます。現行の
指定管理者は、一般財団法人倉渕ふるさと公社でございます。
次に5の次期指定管理の期間でございます。期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間の予定でございます。
次に6の選定に係るスケジュールでございます。募集要項等の配布を7月2日から、申請書類の提出期日を8月31日まで、そして優先交渉権者の決定を10月の予定で進めております。
最後に7の
指定管理者の指定についてでございます。本件に係る議案につきましては、係る手続を経た後に議会へ上程させていただきます。
以上、簡単ではございますが御報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては本
委員会終了後、全議員に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。────なければ本件を終結します。
次に、高崎市くらぶち小栗の里の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について説明をお願いします。
◎
倉渕支所地域振興課長(宮下明子君) それでは、高崎市くらぶち小栗の里の管理に係る
指定管理者の
候補者の
選定等について御報告いたします。お手元の資料をごらんください。
道の駅小栗の里につきましては、現行の指定期間が平成31年3月末日をもって満了することから、高崎市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づきまして、次期指定期間に係る
指定管理者の
候補者を選定する手続を行うものでございます。
初めに1の施設名称及び所在でございます。施設名称は、高崎市くらぶち小栗の里で、所在は、高崎市倉渕町三ノ倉296番地1でございます。
次に2の
指定管理者が行う主な業務の範囲でございます。農産物、地域特産品等の紹介及び販売並びにそれらを活用した飲食物の提供に関する業務、観光情報及び地域情報の発信に関する業務のほか、記載のとおりでございます。
次に3の募集の方法及び理由でございます。当該施設は、産業の振興及び地域の活性化を図るため、農産物、地域特産品等の紹介や販売、歴史的及び文化的な財産の活用等、多目的な活動の拠点として設置された施設であり、地域特性を生かした事業展開や市民サービスの向上を図ることが求められております。このことから、施設の事業実績や運営に必要な人材を有している現行の
指定管理者を基本として、非公募で
候補者の選定を進めてまいりたいと考えております。
次に4の現行の
指定管理者でございます。現行の
指定管理者は、合同会社くらぶち本舗でございます。
次に5の指定管理の期間でございます。期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間の予定でございます。
次に6の選定に係るスケジュールでございます。募集要項等の配布を7月2日から、申請書類の提出期日を8月31日まで、そして優先交渉権者の決定を10月の予定で進めております。
最後に7の
指定管理者の指定についてでございます。本件に係る議案につきましては、係る手続を経た後に議会へ上程させていただきます。
以上、簡単ではございますが御報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては本
委員会終了後、全議員に配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
○
委員長(
田角悦恭君) 説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。────なければ本件を終結します。
以上で
報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○
委員長(
田角悦恭君) 次に、その他として
執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際委員の方々から
執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆委員(
丸山和久君) 駅前に高崎オーパがオープンしてから、かなりの人が高崎を訪れるようになっていると思いますが、高崎オーパ7階の開運たかさき食堂本店が今休業しているみたいなのですけれども、どうなっているのかちょっと教えてください。
◎
産業政策課長(本間澄行君) 高崎オーパ7階の開運たかさき食堂本店につきましては、昨年10月のオープン以来、焼きまんじゅうや高崎パスタ、高崎うどん等の高崎名物の料理を提供し、多くの方々に御好評いただいてまいりました。現在は店舗の改装を行っているところでございます。なお、新装開店は今月の30日を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
丸山和久君) いろんな市民の方から高崎オーパの食堂街は人がいないというような話を聞いて、それなので撤退するのかなと思っている市民の方はかなりいるのですけれども、改装するというふうなことであります。どうして店舗をもう改装するのですか。
◎市長(富岡賢治君) あそこは、地元の若い飲食業者を集めまして、それでみんなで知恵を出してつくろうということで始めて、それぞれの飲食業者が自分の得意な物を持ち寄るということでやっていたのですけれども、女性向けのメニューが余り十分でないということで、お客さんの集め方を少し変えて、若い、特に女性にヒットするようなメニューに変えていこうということで、高崎市内の女性の経営者たちの意見でメニューなんかも修正するということです。それに伴って、ちょっと中に入りますと何が定食なのかよくわからないような写真の置き方なんかをしているので、この際、全部洗い直してそういうふうにちょっとリフレッシュしようということです。御心配要りません、撤退することはありません。
◆委員(
丸山和久君) もう閉店したのかなというような声を大分聞いたものですから、ちょっと心配したのですけれども。いずれにしても、観光協会のほうに運営だとかその辺をお願いしていると思いますけれども、市のほうもいろいろ協力してあげて、開運たかさき食堂の本店が繁栄するように、高崎の知名度を上げるように努力をしていただきたいというふうに思います。
○
委員長(
田角悦恭君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
田角悦恭君) なければ、以上で本日の
市民経済常任委員会を閉会いたします。
午前10時48分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
平成30年6月19日
市民経済常任委員会 委 員 長 田 角 悦 恭...