高崎市議会 > 2018-03-09 >
平成30年  3月 9日 市民経済常任委員会-03月09日-01号

  • 課税誤り(/)
ツイート シェア
  1. 高崎市議会 2018-03-09
    平成30年  3月 9日 市民経済常任委員会-03月09日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成30年  3月 9日 市民経済常任委員会-03月09日-01号平成30年 3月 9日 市民経済常任委員会   平成30年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                 平成30年3月9日(金曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                   平成30年3月9日(金)                                   第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 7 号 高崎市ごみ処理施設及び一般廃棄物の最終処分場に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正について    議案第18号 財産の無償貸付について    議案第21号 高崎市印鑑条例の一部改正について    議案第23号 高崎市自家用有償バス条例の一部改正について    議案第27号 高崎市国民健康保険基金条例及び高崎市国民健康保険条例の一部改正について    議案第28号 高崎市暴力団排除支援基金条例の制定について    議案第30号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第34号 高崎市福祉医療費助成条例及び高崎市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について    議案第52号 高崎市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
       議案第70号 権利放棄について    議案第59号 平成30年度高崎市一般会計予算(所管部分)    議案第60号 平成30年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)    議案第64号 平成30年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)    議案第65号 平成30年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 2 報告事項 (1)高崎市第4次男女共同参画計画の策定について               (市 民 部) (2)高崎市交通安全アクションプランについて                 (市 民 部) (3)窓口番号案内表示システム等の設置について                (市 民 部) (4)高崎市特定健康診査等実施計画(第3期)及び高崎市国民健康保険保健事業実施計画(高崎市国保データヘルス計画)(第2期)の策定について                                        (市 民 部) 3 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   渡  邊  幹  治  君     副委員長   追  川  徳  信  君   委  員   田  村     理  君     委  員   新  保  克  佳  君   委  員   松  本  基  志  君     委  員   木  村  純  章  君   委  員   石  川     徹  君     委  員   柄  沢  高  男  君   委  員   丸  山  和  久  君   議  長   青  柳     隆  君     副 議 長   白  石  隆  夫  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     松  本  泰  夫  君   市民部長    小  泉  貴 代 子  君   市民生活課長  冨 加 津     豊  君   人権男女共同参画課長                                   阿 久 澤     健  君   防犯・青少年課長福  島     優  君   地域交通課長  金  田  祐  児  君   市民課長    青  柳  正  典  君   保険年金課長  山  田  史  仁  君   環境部長    石  原  正  人  君   環境政策課長  清  水  弘  明  君   一般廃棄物対策課長               産業廃棄物対策課長           塚  越  直  樹  君           松  田  隆  克  君   環境施設整備室長吉  田  尚  広  君   清掃管理課長  藤  野  泰  宏  君   高浜クリーンセンター所長            城南クリーンセンター所長           西  山     学  君           清  水  孝  之  君   城南クリーンセンター次長            吉井クリーンセンター所長           佐  藤     誠  君           吉  岡  和  雄  君   商工観光部長  齋  藤  逹  也  君   産業政策課長  吉  井  秀  広  君   商工振興課長  大  山  富 美 雄  君   観光課長    新  井     修  君   農政部長    真  下  信  芳  君   農林課長    高  橋  弘  之  君   田園整備課長  金  井  孝  文  君   農業委員会事務局長                                   堀  越     修  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           宮  下  明  子  君           牛  田  雅  志  君   倉渕支所農林建設課長              箕郷支所地域振興課長           塚  本  茂  之  君           生  方  忠  義  君   箕郷支所市民福祉課長              箕郷支所産業課長長  壁  保  幸  君           須  田  美 智 子  君   箕郷支所建設課長外  所  広  昭  君   群馬支所地域振興課長                                   飯  島  照  彦  君   群馬支所市民福祉課長              群馬支所産業課長中  島  金  作  君           藍     美  香  君   群馬支所建設課長関  矢  弘  幸  君   新町支所地域振興課長                                   近  藤  隆  人  君   新町支所市民福祉課長              新町支所建設課長本  田  時  人  君           中  澤     朗  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所市民福祉課長           高  橋  宏  樹  君           関  根  英  二  君   榛名支所産業観光課長              榛名支所建設課長神  宮  宏  幸  君           久  保  達  也  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所市民福祉課長           田  代  有  史  君           田  嶋  恭  子  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   財務部長    北  島     晃  君   財政課長    南  雲  孝  志  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   社会福祉課長  清  水  琢  磨  君   健康課長    砂  盃  美 樹 枝  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    小  林     茂      庶務課長    大  島  勇  人   議事課長    大 河 原  博  幸      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   坂  口  圭  吾   議事課主任主事 高  橋  智  仁      議事課主任主事 後  閑  和  晴   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時58分開会 ○委員長(渡邊幹治君) ただいまから市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(渡邊幹治君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴はあらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(渡邊幹治君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。  なお、予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 7 号 高崎市ごみ処理施設及び一般廃棄物の最終処分場に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正について  議案第18号 財産の無償貸付について  議案第21号 高崎市印鑑条例の一部改正について  議案第23号 高崎市自家用有償バス条例の一部改正について  議案第27号 高崎市国民健康保険基金条例及び高崎市国民健康保険条例の一部改正について  議案第28号 高崎市暴力団排除支援基金条例の制定について
     議案第30号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第34号 高崎市福祉医療費助成条例及び高崎市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について  議案第52号 高崎市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第70号 権利放棄について  議案第59号 平成30年度高崎市一般会計予算(所管部分)  議案第60号 平成30年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)  議案第64号 平成30年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)  議案第65号 平成30年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 ○委員長(渡邊幹治君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、55ページをお開きください。  議案第7号 高崎市ごみ処理施設及び一般廃棄物の最終処分場に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第7号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第18号 財産の無償貸付についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第18号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  7ページをお開きください。  議案第21号 高崎市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第21号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  13ページをお開きください。  議案第23号 高崎市自家用有償バス条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第23号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  21ページをお開きください。  議案第27号 高崎市国民健康保険基金条例及び高崎市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第27号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  23ページをお開きください。  議案第28号 高崎市暴力団排除支援基金条例の制定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) この議案なのですけれども、暴力団排除に関して、市民が活動する場合に支援するため基金を設置するということと理解していますけれども、具体的には市民のどのような活動に対する支援を想定しているのか、その点について伺いたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 本条例による支援の対象となる市民の活動内容ですが、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律、いわゆる暴対法に規定する指定暴力団等の組事務所の使用差しとめのための訴訟や、これに伴う暴力団排除に関する研修会の開催等を想定しております。 ◆委員(田村理君) 裁判を市民がしようと思ったときに、それをいつでも支援できるということで承りました。若干心配事がありまして、やはり市民がこういった活動に積極的に携わったときに、市民の安全が脅かされてしまう、そんな危険性もあるかと思いますので、そういった部分に配慮をぜひしていただきたいと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第28号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  33ページをお開きください。  議案第30号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) こちら条例改正なのですけれども、国保都道府県単位化に伴う改正であるという意味合いがあることから議案自体に反対の立場なのですけれども、34ページの(2)番、こちらについて伺いたいと思います。この中身について、改めて御説明いただけますでしょうか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 34ページの(2)は、後期高齢者支援金等課税のものなのですけれども…… ◆委員(田村理君) 失礼しました。35ページの部分です。そちらについてお伺いします。申しわけありません。 ○委員長(渡邊幹治君) 田村委員、質問ないということね。 ◆委員(田村理君) 35ページの部分について御説明いただきたいということです。こちらを質問させていただきたいと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) 具体的に何を質問するのか。 ◆委員(田村理君) 第24条の3。 ○委員長(渡邊幹治君) 田村委員、質問の内容は。 ◆委員(田村理君) 質問を改めさせていただいていいですか。申しわけないです。そうしますと、この条例改正の中で、外国から転入した方に対する対応を変えるという中身があるというお話を本会議の中で財務部長のほうからしていただいたと思うのですけれども、この点について改めて御説明いただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 外国から転入した方というのが、現在の規定では申告する規定がございませんので、1月2日以降に海外から転入した方については現在申告ができない状況だということで、国保税の算定におきましては所得をゼロとみなして計算しているところです。今回この条例改正を行うに当たって、この規定を設けることで新たに国保としての簡易申告してもらうことができますので、今回の形で所得を正確に把握することができるようになるものというふうに考えております。 ◆委員(田村理君) わかりました。窓口で聞き取りして、前年の所得を決めるということだと思うのですけれども、これはちょっと納得できません。実際に言う人と言わない人もいると思いますし、この制度自体に問題があると思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第30号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  45ページをお開きください。  議案第34号 高崎市福祉医療費助成条例及び高崎市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第34号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  189ページをお開きください。  議案第52号 高崎市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第52号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(3)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第70号 権利放棄についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。
    ◆委員(木村純章君) 群馬県と、うちと同等の前橋市さんの状況は同じような形になっているのでしょうか、債権の金額とか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 再生計画案につきましては、群馬県と前橋市も同様に掲載されております。ただ、双方とも未確定の債権ということで、本市のように再生計画案への賛否を表明することはありませんので、対応としますと、債権者集会で決定に基づいた対応を行うというようなことになるかと思います。 ◆委員(木村純章君) では、金額的には発表されていないので、今現在ではわからないと。高崎だけが6,106万円、議決になるとは思うのですが、ということの理解でいいのですか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 当然金額は再生計画案には記載されておりますけれども、今お話しのようにまだ公表されていないということですので、ちょっとここの場ではお答えということはできないということで御理解いただければと思います。 ◆委員(木村純章君) 金額はできないのだけれども、うちと同じかそれ以上ということの理解でいいのか。うちだけが6,000万円ということはないとは思うのだけれども。 ◎保険年金課長(山田史仁君) どうしても高崎市の地元の病院ということですので、高崎市はやはり大きくなっております。 ◆委員(木村純章君) わかりました。説明のところで、患者さんというのか、高崎の住民の方が200名程度まだまだ利用されているということもあってという説明があったのですけれども、意地悪するわけではないのですが、仮にこの権利放棄をしない場合には、患者さんにどのような影響が出てしまうのか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 本市が債権放棄をしないという場合でありますけれども、その場合にはこの再生計画案には反対という形の表明になるのかなと思います。ただ、本市がどちらを表明したといたしましても、債権者がたくさんおりますので、再生計画案の結果に応じた対応をせざるを得ないということです。仮にですけれども、反対票が多くて計画案が否決された場合については、同病院は破産手続に移行するということになりますので、市民の通院などに影響が出てくるのではないかなということは考えられます。 ◆委員(木村純章君) 1点。再生手続が開始となってからまだまだ200名程度ということなのですけれども、それ以前はもっとおられたのですか、それともこのくらいの推移でいっていたものなのですか。わかりますか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) それ以前は、どのくらいの方がいたというのは、ちょっとはっきりした数値は御用意しておりませんので、不明な点でございます。 ○副委員長(追川徳信君) 同じところなのですけれども、権利放棄の内容について、国民健康保険診療報酬返還請求権等とありますが、その内訳についてちょっとお聞きいたします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この議案ですけれども、再生計画案にも掲載された高崎市の有する債権額をもとにして作成しております。債権額の内訳ですけれども、国保などの保険年金課に関係する部分が約5,739万円、それから社会福祉課に関係する生活保護の部分が約448万円ということで、合わせて約6,187万円となります。このうちの約3,779万円につきましては未確定の債権でございますので、病院側では把握しているものの、内容の精査や確認が済んでいないもの、こういったものですので、今後変更となる可能性が高いものということでございます。 ○副委員長(追川徳信君) この議案は、今までの説明で約6,106万円とあるのですけれども、約という言い方はなぜしているのか、その辺ちょっとお聞きします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 今御説明させていただいたように、未確定の債権額が半分以上もございます。今後精査が進んでいく中で、金額がさらに動くことも考えられますので、また今回の議案が再生計画案に同意することを前提として、事前に議会の議決をいただく必要があるということで、現時点で判明している情報により提出せざるを得なかったということもあることから、確定額がお示しできないということで、約という表記をさせていただいたものです。 ○副委員長(追川徳信君) 今までの請求誤りについて、市としては確認できなかったのですか、その辺ちょっとお聞きします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この医療保険者で行っている診療報酬の請求明細書の点検、レセプト点検と言われているものですけれども、これは被保険者の資格や診療の内容に誤りがないかというものを日々チェックしております。本件は、病院の設置基準の届け出が実態と異なっていたというようなことなどの誤りであることから、医療保険者である市としましては、独自に確認することは難しい案件であったというふうに考えております。 ◆委員(新保克佳君) 関連してなのですけれども、先ほどの前橋市、また群馬県ということでありましたけれども、そのほかに全ての債権者というのは何団体ぐらいあるのか、ちょっと教えてください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 今回再生計画案で、債権者の数というのが全部で215ということになっております。 ◆委員(新保克佳君) 私もそんなに明るいほうではないのですが、民事再生法の特徴として、債権者が今回で言えば病院の財産を競売にかけることが自由なわけでありまして、高崎の今回の判断を私は非常に適切だなと思っているのですが、215ありますと、さまざまなことを考えることもなきにしもあらずだと思いますけれども、その辺の、答えづらいかもしれませんけれども、動きとか、何かあれば御報告いただきたいのですけれども。 ◎保険年金課長(山田史仁君) ただいまお話があったように、債権者が競売などで債権を手放すといったようなことも考えられなくもありませんけれども、大口の債権者が再生計画案に同意するという情報もございます。本市としても同意することで市民生活への影響が出ないように、同病院の存続に協力していきたいという考えでおります。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第70号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第59号 平成30年度高崎市一般会計予算の所管部分を議題といたします。  18ページをお開きください。  歳入12款交通安全対策特別交付金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 20ページをお開きください。  13款分担金及び負担金1項分担金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 22ページをお開きください。  14款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 24ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 28ページをお開きください。  15款国庫支出金1項国庫負担金について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 28ページ、15款1項1目2節の保険基盤安定負担金についてですけれども、約3億2,700万円が計上されています。平成29年度予算では2,000万円ほど多く見積もられていて、平成28年度決算では3,000万円ほど多いという実績だったのですけれども、今回この負担金を少なく見積もった理由はどういったことでしょうか、確認させていただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この国保の保険税負担の緩和と財政基盤の安定を図る目的で、一般会計からの法定繰り入れということになっておりますこの保険基盤の安定負担金ですけれども、その2分の1を国が負担しているもので、国保税の軽減対象の一般被保険者数に応じて一定割合を国が補填しております。この平成30年度の予算では、一般被保険者数が前年から減っているために、総じて軽減対象者も減少しておりますので、この負担金も減額になっているというふうなものでございます。 ◆委員(田村理君) 単純に被保険者が減っているからということが確認できました。安心しました。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  30ページをお開きください。  2項国庫補助金について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 幾つか質問させていただきます。  まず、30ページ、15款2項1目総務費国庫補助金のところなのですけれども、右側の説明のところに、上から4番目の丸、個人番号カード交付事業費というのがあります。平成29年度予算と比べて約1.7倍、かなり多く計上されているということなのですけれども、その理由についてお聞かせください。 ◎市民課長(青柳正典君) こちらの予算の根拠といたしましては、地方公共団体情報システム機構から示されました通知カード、個人番号カードの関連事務費の委任に係る交付金の上限見込み額でございます。委員おっしゃるように、平成29年度の当初予算額としましては4,293万円ほどございました。比較すると平成30年度は約1.7倍ということでございますけれども、平成29年度につきましてはこの当初予算のほかに前年、平成28年度からの繰越金が約2,800万円ほどございました。含めて計算しますと、平成29年度が7,100万円ほどの事業費、今回の平成30年度が7,400万円ということですので、事業費ベースとしてはほとんど変わらないのかなというふうに思っております。 ◆委員(田村理君) 事業費ベースとしては変わらないのだけれども、そのほかの部分については、これ確認させていただいたのですけれども、実際にマイナンバーカードの交付がおくれているということで国が繰り越しをしなさいということを言ったことに伴うものだと把握しています。想定どおり交付がおくれるという事態が発生してしまっているわけですけれども、やはりこういった影響もあったということを確認させていただきました。  続きまして、その2つ下、社会保障・税番号制度ということで約500万円が計上されていますけれども、こちら新しく追加された費目だと思うのです。どういったものなのでしょうか。 ◎市民課長(青柳正典君) こちらは、平成30年度以降に施行予定の住民基本台帳法の施行令の改正に伴いまして、希望する方へ住民票ですとか個人番号カードに旧氏を併記するためのシステム改修の費用でございます。この旧氏の併記につきましては、男女共同参画女性活躍の推進に向けた政府の重点取り組み事項となっておりまして、既存のシステムの改修に対して補助金が交付されるものでございます。この補助金につきましては、平成29年9月の補正でも住基システムの改修として計上させていただいております。 ◆委員(田村理君) 9月の常任委員会のときにも質問させていただいて、旧氏の件について御説明いただいたのですけれども、そのときに国の方針が示されていないとの御答弁をいただいていました。旧氏の申請があったときにどういう対応をするのかという問いに対する御答弁だったのですけれども、このあたりも固まっていると思います。確認させてください。 ◎市民課長(青柳正典君) そのときもまだ詳細に示されていないということでありましたが、半年たって、具体的なものはまだ国からは実際示されておりません。ただ、システム改修の考え方というものが出ておりまして、そこには本籍が違う場合には、本籍地の市区町村へ文書照会をするということ、いただいた本籍地の市区町村は現在の戸籍を確認して、また改めて照会のあった市区町村へ文書で回答するというふうに示されております。 ◆委員(田村理君) 文書で実際に調べるということなのですけれども、これはとても手間のかかる作業です。手間もかかればお金もかかるということで、ちょっと心配しております。  この点については以上にさせていただきまして、続いて同じく30ページの15款2項5目商工費国庫補助金についてなのですけれども、説明のところに特定防衛施設周辺整備調整交付金というのがあります。10分の10の補助ということなのですけれども、これは平成29年度もこの費目がありまして、そのときの金額の今回およそ12.8倍の金額ということで、大幅にふえています。その理由を教えてください。 ◎箕郷支所産業課長(長壁保幸君) 箕郷芝桜公園運営事業の中で、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用いたしまして、平成29年度、平成30年度で常設トイレの整備を行っております。平成29年度は、設計業務に対する交付金でございましたが、平成30年度は建設する工事費に対しての交付金でございますので、12.8倍の計上となっております。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  32ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 34ページをお開きください。  16款県支出金1項県負担金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 36ページをお開きください。  2項県補助金について御質疑ありませんか。 ◆委員(柄沢高男君) 農林水産業費県補助金のところなのですけれども、37ページ、上から6番目、小規模農村整備事業の内容と、補助率なのでしょうけれども、10分の3.5、10分の4、10分の4.5といろいろ数字があるので、これはどういうわけでこうなっているのか、この辺について説明をお願いします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 小規模農村整備事業は群馬県の補助事業で、農業用道水路等の農業基盤を整備することが主な事業内容でございます。通常の事業に対しまして補助率は35%で、倉渕、箕郷、榛名地域については豪雪地域指定を受けておりますので、5%の加算の40%でございます。さらに、整備により農地集積率が10%以上見込まれる地域では10%の加算となっております。 ◆委員(田村理君) その小規模農村の2つ下なのですけれども、多面的機能支払交付金というものがあります。まず、こちらはどういったものなのか、御説明いただけますでしょうか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 多面的機能支払交付金は、集落や圃場整備実施区域などに活動組織をつくり、農地、水路、農道など共同活動で保全管理している活動組織に交付金を交付するものでございます。 ◆委員(田村理君) わかりました。今回前年度比で2倍に増額されているのですけれども、その理由をお聞かせいただきたいと思います。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 増額の理由なのですが、平成29年度は8組織の団体で活動していましたが、平成30年度は新たに2つの団体が追加され、10の組織で活動することになりました。追加となりました組織の中には、特に長野堰土地改良区が含まれております。非常に活動面積が広く、全体として平成29年度に比べて予算が大幅に増大となりました。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 42ページをお開きください。  17款財産収入1項財産運用収入から  2項財産売払収入まで (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 44ページをお開きください。  19款繰入金 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 48ページをお開きください。  21款諸収入3項貸付金元利収入から  4項受託事業収入まで (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 50ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 52ページをお開きください。  22款市債 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、62ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(新保克佳君) 67ページの2款1項5目消費対策費の中で、今、食品ロスの取り組みということが非常に重要だということで課題としてあるわけですけれども、新年度、食品ロスに関する事業として、どのような取り組みを考えているのか、教えてください。 ◎市民生活課長(冨加津豊君) 食品ロスの削減につきましては、引き続きリーフレットなどの啓発用のグッズを作成して周知や啓発を図りますとともに、食材を無駄にしない料理教室の開催などを予定しております。今後は、食品ロスに前向きに取り組んでいる企業や団体さんもございますので、それらの方々と連携した周知啓発を行っていけたらということも検討していきたいと思います。  また、現在120店の食品ロス削減の協力店がございまして、ハーフサイズメニューの導入ですとか宴会等で食べ切りタイムの推奨などを御協力いただいているところなのですけれども、来年度は会食等で残った料理を持ち帰り用のパック、これドギーバッグと呼ばれているものなのですけれども、それを作成いたしまして、協力店に配布し、お客様に活用していただくことで食品ロスのさらなる削減が図れればと考えているところでございます。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。新しい取り組みもされるということですけれども、120店ですから、お店がかなり広まってきたわけですけれども、ぜひそこからまたさらにお客さんに広まるように、何かステッカーとか目につくようなものも含めて、一層の推進、周知をしていただきたいと思います。 ◆委員(田村理君) 幾つか質問させていただきます。  まず、80ページ、2款1項13目高齢者自動車運転免許証自主返納奨励費ということで、これだけ今回計上されているわけですけれども、こちら平成29年度予算よりも100万円余り増額しているということを確認しています。現行3つのメニューで返納した方にいろいろ支援していると思うのですけれども、その支援メニューが変わるということなのでしょうか。確認させていただきたいと思います。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 奨励事業の申請者数の増に伴うものでございまして、奨励品メニューの変更はございません。 ◆委員(田村理君) わかりました。この審議の後に高崎市交通安全アクションプランについて報告していただけると思います。そこでも幾つか提案があると思いますので、そこでまた確認させていただきたいと思います。  続きまして、その下のほうに二重丸でバス交通対策事業というのがありまして、6つ目のポチなのですけれども、バス購入費2台ということであります。これは、ぐるりんを2台買いかえることだと伺っていますけれども、バスがどのような仕様なのか、現行のバスの仕様との違いはどうなのか、あとバリアフリー対策はどうなのか、その点について特に確認させていただきたいと思います。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 想定しておりますのは、現在走行しているぐるりんの車両と同じ小型のノンステップバスでございます。従前の車両と同様にバリアフリー対応でございますが、新型の車両は車椅子のほか、ベビーカーも折り畳まずに乗車し、車内に固定できるようになっております。また、最新基準である平成28年排ガス規制にも適合しておりまして、環境にも優しい車両で、乗車定員は36人の予定でございます。 ◆委員(田村理君) 今回新たにベビーカーが固定できるということで、これは子育て世代のバス利用促進にもつながるのではないかと期待しています。ちなみにベビーカーが使えるということでしたけれども、障害のあるお子さん用のバギーがあると思うのですけれども、こういったものにも対応したものになっているのでしょうか。 ◎地域交通課長(金田祐児君) バギーというものについて、私のほうの知識はちょっと足りない部分もございますけれども、車椅子とかベビーカーと同様なものでございましたら固定できるような形になっております。 ◆委員(田村理君) わかりました。  そうしましたら、この件については以上で、続きまして86ページになります。2款1項18目男女共同参画費ということで、右側の説明のところを見てみると、真ん中辺に男性の家事・育児参加促進PV作成委託料ということで、来年度から初めて計上されたものになっています。どのような経緯でこれは作成することになったのかということと、あとどのような内容のPVにするのかという点について伺いたいと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 今現在、女性の活躍推進が課題となっておりますけれども、その実現のためには男性が家事や育児や介護や地域活動なんかに参加しやすい、そういう環境を社会全体で整えるということが今求められております。平成30年度からスタートいたします高崎市第4次男女共同参画計画におきましても、仕事と家庭生活の両立支援、これを基本方針の一つに位置づけております。その取り組みの一環といたしまして、男女双方が役割を分かち合い、男性が家事や育児を行うことの大切さでありますとか、すばらしさを市民の皆様に御理解していただけるようなプロモーションビデオを制作し、市のホームページなどで広く市民の皆様へ発信するものでございます。
    ◆委員(田村理君) わかりました。男性がPVを見て、これは格好いいなと思えるようなものにしていただきたいのはもちろんなのですけれども、女性の視点でも、そうだよねというふうに共感できる中身にもしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(松本基志君) 80ページ、13目交通地域安全費の中のバス交通対策事業の下から3番目、高崎アリーナシャトルバス運行補助金1,994万5,000円についてお伺いしたいと思います。金額とすると、平成29年度と同額なので、内容については同じなのかなと思いますけれども、確認のみで、まず内容についてお伺いしたいということと、平成29年度についてはもうすぐ1年たつので、この間の乗車人数とか運賃収入とか、実績についてもあわせてお伺いします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) アリーナシャトルについての平成30年度の予算でございますが、委員さんおっしゃるとおり1年近く経過しておるのですが、丸々1年たっていないところの状況もございますので、現時点では前年並みという形で計上させていただいております。また、利用状況についてはこれまでも御報告させていただいてあるところではございますが、平日と土日祝日との若干の差はございますが、2月末時点の1年間で3万2,501人が御利用されております。平日と土日祝に分けますと、平日が1万2,710人、土日祝が1万9,791人の御利用となっております。 ◆委員(松本基志君) これ今課長からも御答弁いただいたけれども、本会議で一般質問の中でも取り上げられて、数字も出ていたわけですけれども、そのときの答弁でもシャトルバスはアリーナに行く交通機関として、臨時ではなくて常時運行することによって、アリーナへのイベントをとってくるに当たって強みになるのだということと、あと地域の公共交通として大分認知されてきたというようなお話の答弁でございました。これ理解できるのですけれども、市民の皆さんからは結構このアリーナについて質問というか、御意見を頂戴することが多くて、大体2点なのです。1つは、余り乗車していないよねという、見た方が。そういうお話と、もう一点は17号の右折、城南のところの。あそこは、ちょっと危険ではないのかというようなお話をいただくことが多いのですけれども、その辺について平成30年度何か検討していることはありますか。 ◎市長(富岡賢治君) これは、もちろん本会議でもありましたけれども、基本的にバスを見て、人が乗っていないではないかという反応はよく聞きます。だけれども、地域交通というのは、そもそもぐるりんというのは、たくさん乗るところだったらぐるりんなんか回す必要ないわけで、民間民営でやっていただければそれで済むのですけれども、そういうことは基本的にありますけれども、アリーナで何か催しがあったときだけ何かやったらと、これは観光バスを雇うのと同じことなので、すごく効率の悪い話になるということが一つあります。  もう一つ、委員よく御存じのように城南地区というのは坂道の多いところですので、これは城南地区の会合に行きましてお聞きいただいたらいいと思うのですけれども、そういうやめろという御意見に対しては断固反対という感じです。これは私たちの足だと。特にお年を召した方は、城南地区を歩くのは大変なのです。それをぜひにという、圧倒的にそういう御意見でございました。  それから、そもそも地域交通というのは、基本的にその路線があることで利用者が随分違ってきますので、今そういう流れになってきていると私は理解しておりますので、気にはなるということはよくわかりますけれども、こういうときこそ行政、我々はちゃんと維持していくべきだと私は思っています。その都度その都度、では人が乗って、一々予約を受け付けまして観光バスをセットするなんて、べらぼうにお金がかかりますし、そういうことはできませんので、これはこのまま維持させていただきたいと、こう思っております。 ◆委員(松本基志君) また市長から御答弁いただいたのですけれども、市長のおっしゃることもよくわかります。ぐるりんについても、当初平成12年ぐらいだったですか、今おっしゃったように民間がちゃんと走らせるバス路線というのは民間にやってもらえばいいわけで、ぐるりんを走らせている路線自体も、民間がもう収益が上がらないので、これは交通政策だけではなくて福祉の面も含めて地域交通を考えましょうというのでスタートしたのだと思うのです。今おっしゃったのは、まさにそのとおりだと思いますし、城南地区を私もよく知っていますし、そうすると、高崎市全体を考えても、またそういう地域も多分あるのだろうと思います。  もう一点は、さっき田村委員からもありましたけれども、運転免許証の自主返納という事業がありますけれども、これも金額が約100万円ぐらいふえるということは、自主返納する方もかなりふえてきていると。となると、車社会と言われるこの高崎において、車を利用できない方がふえてくるということは、これはもう目に見えているし、実際にそういう状況になってきているので、そういうことも含めて、このバス事業自体を今後も考えていただきたいなということを申し上げて、この件は終わりにしたいと思います。  もう一点、次の82ページの市民安全推進事業の中の上から5番目、防犯カメラ借上料についてお伺いしたいと思います。今年度から8,529万7,000円で、平成29年度が約6,000万円だったのですけれども、二千四、五百万円増額になっているのですけれども、これについてまず内容をお伺いしたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 防犯カメラの賃借料の増額理由でございますが、平成29年度の当初予算では、平成29年度に設置予定の防犯カメラの賃借料を120台で計上しておりましたが、実際の設置は244台となりましたので、平成30年度の予算では平成29年度分の実態に合わせて244台分としたことと、さらに平成30年度分といたしまして、新たな要望に対応するため100台分を計上したことによる増額でございます。 ◆委員(松本基志君) 多分要望がたくさんあって、平成29年度においても当初120台であったのが244台設置してくださったということで、これ大変ありがたいなと思うのですけれども、この事業は多分平成27年度から始まって、平成29年度が3年目だと思うのですけれども、高崎市内全域で今どのぐらいの設置台数になったのかもお伺いしたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 防犯カメラのこれまでの設置状況でございますが、平成27年度が280台、平成28年度が224台、平成29年度が244台で、合計で748台設置しております。 ◆委員(松本基志君) この3年間で748台設置していただいたということで、大変ありがたいなと思いますけれども、実際に防犯カメラで撮影した映像というのを確認したり、何か役に立ったよということがあれば教えていただきたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 防犯カメラの映像でございますが、警察から防犯カメラの照会がございます。これまでの警察からの防犯カメラの照会件数ですが、平成27年度が19件、平成28年度が55件、平成29年度がきのうまでの間に53件となっております。 ◆委員(松本基志君) 警察からの照会が3年間で100件を超えているということで、犯罪捜査等にも大いに役立っているのかなと思いますけれども、実際に警察の方が照会して、それが犯人検挙とか事件解決みたいにつながったということはわかるのですか。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 警察からの防犯カメラの照会につきましては、事件等の捜査によるものであり、その後の捜査内容につきましては情報提供できないとの警察の見解でございます。したがいまして、防犯カメラの映像で事件の解決につながった件数につきましては把握できない状況でございます。 ◆委員(松本基志君) 警察は秘密ということで、わからないようですけれども、でもこれだけの照会があるということは多分かなり役に立っているのかと思います。今後の中で多分2つあるだろうけれども、1つはやっぱりプライバシーの問題です。防犯カメラがいっぱいあって嫌だよと考える、感じる方もいらっしゃるかもしれないし、逆に犯罪を起こそうとしている方にとっては、これだけ高崎市内には防犯カメラいっぱいあるのだよと、また今後も、平成30年度についてもふやしていくのだということによってかなりの抑止力というのも働くと思うのです。その辺のプライバシーと抑止力をあわせて何か広報していくというような方法は何か考えていらっしゃいますか。 ◎市長(富岡賢治君) 松本委員は、よく承知のお話だと思うのですけれども、これは最初に防犯カメラを設置するときに、そういうプライバシー云々ということをおっしゃる向きがあるということは当然覚悟しておりまして、したがいましてこちらのほうは強制的にここにつけなさいということをやらないで、地元の方々の了解を得て、つまり地元の方々から要望があったところにつけようと、こういうやり方をさせていただきましたし、それからまた設置のときには、特定のうちのドアの正面にカメラが行かないように地元の町内会の方と相談しながら角度もつけたという、時間がかかりましたけれども、丁寧にやるというこういうやり方をしましたので。これは、私どもに入ってきている情報が全てとは言いませんけれども、プライバシー云々を言う人は一人もいません。私どもに伝わっていません。これはそれよりも犯罪抑止、市民の安心・安全のほうが大事だという認識が市民の中にあるのだと私は思っています。  なお、警察当局からは大変感謝していただいておりますので、今後も希望があれば全部対応していきたいと、こう思っていますけれども、その際も先ほど申し上げましたような視点、特に地元とよく相談してほしい、それから角度については十分町内会の皆さんの意見を聞いて、カメラの位置とか、そういうものも決めていくと、こういうやり方をしっかり踏襲していこうと思っています。 ◆委員(松本基志君) 市長から、前もこの委員会だったですか、町内から御要望があれば全部つけますよという力強いお言葉もありましたし、今のところプライバシーについてのクレームは一件もないということで、そうすれば平成30年度もやっぱりこれだけまた新たにつけていくと、現状の中でこれだけあるということを、これはもっと広報してもらって抑止力につなげていっていただければと思います。 ◆委員(新保克佳君) 先ほど忘れてしまいましたので、87ページの18目男女共同参画費の中で、たかさき縁結び応援団補助金について伺いたいと思うのですが、これ新年度で3年目ぐらいになりますけれども、これまでの状況を踏まえて新年度はどのような活動をするのか、まずはお示しください。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) たかさき縁結び応援団補助金につきましては、平成28年度から開始した事業でございまして、少子化の要因の一つである晩婚化や未婚化に対する取り組みといたしまして、ボランティア活動を通じた独身男女の出会いの場の創設を図る企業や団体に対し、1事業10万円を上限に補助するものでございます。平成29年度の状況でございますけれども、平成30年2月末時点、男性197名、女性が188名、計385名の方々の参加をいただいております。カップルの成立数ですけれども、昨年の11組から3倍以上の34組という結果になっております。  今後の取り組みなのですけれども、参加が少なかった、いわゆる一般的に出会いの場がなかなかないと言われている介護職あるいは看護職、それから保育士さん、こういう方を対象といたしまして、新年度につきましても再度病院や介護施設など運営する法人さんのほうにお伺いいたしまして、事業のPRを行いながら出会いの場の創設や参加をお願いしてまいりたいと考えております。  また、事業のPRで実際病院等に行った際に、事務長さん等からは、職員さんの晩婚化を非常に危惧されている、そういう声をいただきましたので、訪問先における独身者の方の状況等をお聞きする中で、募集の際の上限の年齢の拡大でありますとか、あるいは40歳以上を対象にした婚活イベントの検討など、幅広い年齢層の出会いの場づくりをお願いしていこうと考えております。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。最後は御縁なので、私自身は縁組みの数は実績というふうには考えてはいなかったのですが、でも3倍ですか、昨年から。これは非常にすごいことだと思いますし、ボランティアをしながらということで。今、企業のほうからも、そういったことを危惧、心配だということで大変期待する声があったという御説明だったのですけれども、御家族からもそんな声を私もいただいていますので、ぜひ進めていただきたいですし、今の課長の手応えを感じるような御答弁だったので非常に期待しています。もう一点、これまでの縁組みの方、高崎市にそのまま在住された方というのはわかりますか。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 実際事業をやっていただいた企業さんだとか、団体のほうからの報告書をいただくのですけれども、カップルになっているということで、結婚までに至ったケースというのが、昨年カップルになられた方が御結婚されたという報告を1組いただいております。ただ、住所がどこかというところまではちょっと把握しておりません。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。ぜひそういった高崎への定住にもつなげていけるようなお取り組みも、今後重ねてお願いしたいと思います。 ◆委員(木村純章君) 81ページで、交通地域安全費の鉄道の整備促進事業で7,308万円計上されていますが、上信さんの応援かなと思いますけれども、年々ふえている要因について内訳をお願いいたします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 上信電鉄沿線の5市町村と群馬県で構成する上信電鉄沿線市町村連絡協議会において、上信電鉄による経営再建計画及び沿線市町村による上信再生基本方針を策定いたしまして、上信電鉄が実施する事業をあらかじめ協議、決定しております。同社が保有する施設整備につきましては、かなり老朽化が進行しておりまして、今後優先度の高いものから順次必要な整備を進めていく上で、従前よりも補助金の増額を必要としているところでございます。 ◆委員(木村純章君) 乗客としては、また吉井地域の方も、市内もそうですけれども、みんな市内ですけれども、いい感じでふえているという理解でいいのですか。 ◎地域交通課長(金田祐児君) お客様がふえている顕著な場所につきましては、新駅ができました佐野のわたし駅が顕著でございます。また、上野三碑では、吉井駅までお越しいただいて、無料バスも始まりましたところ、定期利用以外の乗降もふえております。 ◆委員(木村純章君) 沿線の方の、下仁田のほうもそうでしょうけれども、吉井エリアの住民の人も使えるような、ぐるりん、よしいバスはあるかと思うのですけれども、そういったものが一番の応援になるのかなと思っていますけれども、そこはよろしくお願いいたします。  続いて、バス交通の市内循環バスぐるりんの2億9,550万円の項目でありますが、おととしぐらいから群馬地域と箕郷地域が路線変更ということで、細かく動いたと思うのですけれども、ちょっと実績等がありましたらお願いできますか。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 平成29年度実績は、現段階では確定しておりませんので、平成28年度の実績を申し上げますと、群馬地域は2路線ございまして5,385人、続いて箕郷地域でございますが、2,268人の御利用ということで、ほぼ横ばいの状況でございます。 ◆委員(木村純章君) 平成30年度の予算も動いているわけなので、たくさん利用していただければいいなということは考えておりますが、路線も変更してしまった後なので余り比較対照もできないし、市長もおっしゃるように民間が動いていないところを動くわけだから、そんなには見込まないかなと思います。そういった中で、先ほど松本委員の質問もありましたけれども、アリーナシャトルも1日50便、かといってこの旧郡部を50便にふやしたからといってそんなに乗るわけではないという、ちょっと致命的なものも感じてはおります。  そういった点で、項目で地域公共交通会議委員報償金というのと、支所地域公共交通体系検討委員会委員報償金という項目がありますが、これについてはどのような内容というか、メンバーも含め検討されているのか、ぐるりんだけなのか、鉄道なのか、タクシーもあるのかなと、その辺について説明をお願いできますか。 ◎地域交通課長(金田祐児君) まず、地域公共交通会議というものがございまして、主に地域の生活路線でありますぐるりん、はるバス、よしいバスについて、路線、運行計画等を利用者である市民の代表の方や交通事業者、運輸支局、警察、道路管理者、学識経験者などから構成する委員の皆様にお集まりいただいて協議、計画どおり運行することに支障がない旨の承認をいただくものでございます。また、支所地域につきましては交通体系検討委員会、そのほか各支所地域に住民団体の代表の方々に委員として御参加いただき、それぞれ地域の特性に見合う交通体系について検討していただいております。その地域を運行する交通事業者もオブザーバーとして出席して意見を聴取するなど、地域の実情に基づいた議論を行っているところでございまして、鉄道までは含めておりませんが、タクシー事業者も含めて、公共交通のあり方も含めて協議させていただいております。 ◆委員(木村純章君) アリーナシャトルにしても都市を売り込むというか、これ一番大事な、市長おっしゃるように玄関口としての広告塔だとは思っていますし、公共交通体系というのは、逆に検討する機関というのはここの地域交通とはまた違うという理解でいいのですか。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 公共交通、乗り合いバス等につきましては、国の許認可を必要とするものでございます。一般の民間事業者でございましたら、それに見合う運賃体系と、あとは簡単に導入してすぐ撤退という形ですと、住民の方は非常に困るものなので、そこら辺も担保しながら許可を得る状況なのですが、自治体が関与する部分については採算度外視の部分というのもございますので、それが民業圧迫にならないかとか、そこら辺の影響も含めて関係者と協議する機会、会議というような位置づけになっております。 ◎市長(富岡賢治君) 木村委員が何を再質問おっしゃられるのかお聞きしてから答えるべきかもしれませんけれども、要するに私が市長にならせていただきました直後に、この公共交通の問題の、特にぐるりんの路線なんかについて1カ所で議論していたわけです、本庁で。それはおかしいと。やっぱり各地域ごとにいろいろ事情があるのだし、いろんな市民の方、住民の方の御意見があるはずだから、そういう方々の意見を聞きながらやっていこうではないかということで、支所地域ごとに公共交通のあり方を議論するという会を設けさせていただく、これは議会に何度も御説明しました。  今木村委員のおっしゃった地方におきます例えば電車をおりた後の公共交通機関が弱いとか、そういう全体の大きな問題というようなことを支所地域でやるというのは、これなかなか難しゅうございますから、端的にはこの地域公共交通会議という本庁にあるやつで議論すべきだと思いますけれども、そういう大きな問題になりますと、そういう関係者がちょこちょこと集まっただけというわけにはいかないのです、そもそも。それは市全体の施策、市政全体の話になりますので、そういうものが動き出すときには、また改めて別途議会に動いていただいたり何かということになろうかと思いますけれども、今一応そういう形になっております。  ただ、どういうふうな路線を議論しても、動かしても必ずそこから外れた人から御指摘をいただきますし、みんな100%納得するということにはなかなかなりませんので、よくそういう場で話を、区長さんとか、御要望がいっぱい入っていますので、御意見を出していただいたらいいのではないかと思っております。 ◆委員(木村純章君) 路線というのも多分大事だと思うのですけれども、今国のほうもようやくというか、遅ればせながら免許返納の話もあって、乗り合いではなくて相乗りタクシー、あとNPOさんにお願いして倉渕のほうでもやっていますけれども、実験的に県内で桐生市とかも手を挙げているのでしょうけれども、そういった点でのウーバーとかタクシーの可能性を、SNSも含めた最新型の高崎市ですから、そういうものをいち早くやって、市長の頭の中にあるのかなとは考えてはいるのですけれども、そういうものも含めて、道路交通法とか運送法があるので、かたくてどうしようもないとは思うのですが、その辺も含めて、私も以前から言っているように、相乗りというよりは乗り合いタクシーとか、低速型の、桐生で今シンクトゥギャザーって8人車、10人車、都内でもオリンピックに向けて多分動き出すと思うのです。桐生の会社さんがあるのですけれども。そういうのは、逆に街中を、アーケードだとか、ゆったりと乗るような仕組みも当然やったらいいなといつも考えてはいるのですけれども、出鼻くじかれているわけではないのですけれども、そこまで意見が届いていませんので、そういった点で、ぜひ以前は特別委員会もあったのですね、実際は。ただなかなか議会の、我々がまた考えればいいことでしょうけれども、非常に交通体系は、先ほどから出ているお年寄りの人も免許を返したいけれども、やっぱり軽トラがなくなってしまったら困るよねというのがほとんど多いですので、やはりその辺も、ちょっとこれ予算のあれなので、余り長くなってしまうと申しわけないので、ぜひそういった検討というか議題を上げる仕組みをつくって、また地域も、やっぱりぐるりんだけでは、市長も承知はしていると思うのです。ぐるりんだけではちょっと追いつかない状態ということを、ちょっとここではっきりと話しておきますけれども。 ◎市長(富岡賢治君) 木村委員のおっしゃることはよくわかります。それで、今相乗りタクシーとか、全国の地方公共団体がみんな同じ問題を抱えているわけでございますから、そういうときに相乗りタクシーだとかフリーライドというのですか、どこでもとまれるようなやり方はできないかとか、あるいは地域で運営、何かできないかとか、いろんなことをトライしているところがございまして、新聞ではすばらしい事業だというふうに言っていますけれども、よく調べてみますと、半年もしたら、財政負担が大変だから実は困っているのだなんていうような実情もあったり、そういうのもございますので、今市民部を中心といたしまして、全国のいろんなトライアルを、今になってからですけれども、精査してもらうと。そんなにうまくいっているケースばっかりでは実はないようでございますから、そこは何がネックなのかというようなことを今調査研究などを指示してやらせているところでございます。いい案が出てくるかどうかわかりませんけれども、またいい案が出てきましたら、ぜひとも議会マターでございますから、お話しするということになりますけれども、今そういう研究は始めさせていただいておりますので、簡単に半年で済むものと思いませんけれども、よく研究させていただきたいと思っています。 ◆委員(木村純章君) ちょっと市長と問答になってしまって、30分くらいできるのですけれども、ちょっと時間ないですから。ライドシェアという言葉があって、ぜひそこは、要は公共がただではなくてできるだけ、軽トラでも維持運営費にすれば毎年20万円くらいかかるのだよとか、そういうのも住民の人にも承知していただいた中で、では公共はどこまでできるよと。だったら500円ぐらい自分でも負担して、ただというのはよくないと思うのですけれども、そういうものも幅広く早急に検討に入っていただいているとは思うのですが、具体的に、前橋のほうはちょっとタイプが違う形でスタートしていますけれども、そういった点でお年寄りを持った娘、息子も、やはりなかなか自分で送り迎えもできない状況の中、高齢者の免許やっぱり心配の中でやっているので、これ高崎だけではありませんので、ぜひその辺を早急によろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  108ページをお開きください。  4項戸籍住民基本台帳費 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 116ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 122ページでありますけれども、3款1項3目福祉医療費ということで、説明のところに、上から3番目、子ども医療費助成扶助費ということで計上されているわけであります。今回こういった助成制度に対する国の福祉ペナルティー、これが軽減されるということが明らかになって、一般質問でも取り上げられていましたけれども、大変喜ばしいことだと思います。これに伴って、かねてからずっと提案してきたのですけれども、この制度の拡充をお願いできないかと。今中学3年生まで医療費無料化ですけれども、高校3年生まで無料化できないか、その検討に入っていただくお考えはないか、お聞かせいただきたいのですけれども。 ◎保険年金課長(山田史仁君) ただいまお話がありました高校3年生まで医療費を無料化した場合というものになりますと、以前にもお答えさせていただきしまたが、約7億6,000万円ほどかかるという試算が出ております。この制度につきましては、基本的に県の補助制度を活用しておりますので、この場合については県の補助がなく、また全額を市が負担しなければならないということになりますので、財政面での負担がふえるという点から、なかなか難しいのかなというところで考えております。国では平成30年度から未就学児に係る福祉ペナルティーを廃止するなど、市町村にとっては多少進展した部分がありますけれども、今後の制度改正の動向を見据えつつ、現行の基準での運用を続けていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(田村理君) まだ壁がちょっと高いなというのを実感したわけでありますけれども、国の福祉ペナルティー、これ未就学児にのみ限定してペナルティーをなくすということで、これはさらに拡大させていただきたいと思うのです。市町村が力を合わせてペナルティーをなくすために、この間いろいろと御尽力されてきたことを知っていますので、今後もその働きかけを継続させていただきますことを要望したいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  138ページをお開きください。  3項高齢者福祉費 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 158ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(新保克佳君) 161ページ、3目環境保全費でいいのかなというところで質問なのですが、最近街中でハクビシンが出没しているという、そんな困った御相談をいただいたことがありまして、今までともすると郊外、また農作物の被害というのは聞いてはおったのですが、街中のハクビシンが大分出てきたというところの対策というのはどのように考えているのか伺いたいのですけれども。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 近年ハクビシンですとかタヌキなど有害鳥獣によります農作物被害が増加しておりまして、その生息範囲が広がって、今では一般の住宅地のほうまで確認されるようになってきております。現状では、農作物の被害がある場合は農政部において外部委託により捕獲しているという状況でございますが、それ以外の個人の生活被害に対しましては個人負担で対応していただいているというところでございます。これは、本来個人の財産はみずから守るという考えでありますが、住宅地での生活被害が多くなると、個人の負担も金額も多くなることも想定されますので、この市民の負担を少しでも軽減できますよう支援を考えていけるように今検討しているところでございます。 ◆委員(新保克佳君) 被害の負担は個人でというのはやむを得ないと思うのですが、駆除というところ、そういったところの何か手だてをぜひ考えて、我々の想像以上にかなりこれは進んでいるようでありますので、よろしくお願いします。 ◆委員(田村理君) 160ページ、4款2項3目環境保全費でありますけれども、こちらの二重丸、環境対策事業の中の一番下なのですけれども、大気汚染常時監視測定機購入費ということで210万円計上されています。これは、監視箇所をふやすということなのでしょうか。 ◎環境政策課長(清水弘明君) この測定機購入費でございますが、台新田の測定局にあります老朽化した光化学オキシダント、これの自動測定機を更新するというものでございます。この測定機ですが、平成14年度に設置したもので、設置後15年が経過しており、以前にも故障で修理しておりますが、今後製品の部品生産が打ち切りになるようなことも考えられますので、更新するというものでございます。 ◆委員(田村理君) 買いかえは必要かなと思います。ちょっと金額が高いことに、1台でこれだけということにびっくりしているのですけれども、今実際に市内には監視測定機が何台設置されているのでしょうか。それと、今後監視箇所をふやす御予定はあるのでしょうか。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 本市で設置しております大気汚染常時監視測定機でございますが、全部で14台ございます。内訳は、二酸化硫黄測定機が2台、二酸化窒素測定機が2台、一酸化炭素測定機が1台、光化学オキシダント測定機が2台、浮遊粒子状物質測定機が4台、微少粒子状物質測定機が2台、それと酸性雨測定機が1台となっております。この14台を市内の5カ所ある測定局に割り振って常時監視をしているというところでございます。現時点は、新たに測定機をふやすということではなく、現在ある測定機について、物によっては10年以上経過しているものもございますので、定期的なメンテナンスをしっかりと行い、保守管理業者の意見も聞きながら計画的に更新していくことで適切な常時監視に努めていきたいと考えております。 ◆委員(田村理君) わかりました。市民の皆さんから、最近交通量がふえたので、こんな箇所も測定したいのだなんていう話を聞いています。そちらのほうのお耳にも届いていると思うのですけれども、今後はそういった市民の皆さんの声もぜひ受けとめて対応していただきたいと思います。 ◆委員(木村純章君) 161ページ、環境啓発事業の45万円なのですけれども、魚類資源保護協力補助について、内訳をちょっと教えていただけますか、内容を。 ◎環境政策課長(清水弘明君) この補助金でございますが、烏川の河川美化活動や稚魚の放流などを積極的に展開していただいております上州漁業協同組合に対して、環境資源保護を目的に環境資金を補助しているというものでございます。 ◆委員(木村純章君) これサケですよね。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 放流につきましては、アユですとかニジマスですとか。 ◆委員(木村純章君) わかりました。  続いて、その下の地球温暖化対策の太陽光発電システム導入で2,700万円、近年の実績件数と平成30年度の見込みについてお示しください。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 本市における住宅用の太陽光補助でございますが、平成21年度から開始をしておりまして、交付件数は累計で平成28年度までで7,359件、これにより設置された太陽光の発電を出力合計で見ますと32メガワット、これは約1万世帯の電力を賄える量となっております。ここ数年の交付件数でございますが、買い取り価格の低下に伴いまして年々減少の傾向となっております。平成26年度に消費税が8%になったとき、その前年度、平成25年度の交付件数が最も多くて1,432件、平成26年度が894件、平成27年度が646件、平成28年度が637件となっております。今年度につきましては、固定価格の買い取り制度が変更となったこともありまして、申請件数がちょっと減少しておりまして、400件程度を見込んでいるところでございます。  平成30年度でございますが、平成31年10月に消費増税が行われるという予定もありますので、平成30年度の設置件数は増加すると考えているところでございます。 ◆委員(木村純章君) 買い取り価格がもともと逆ざやのあれなので、こういう事態になるなということは想定されていたかなと、国のほうも。その中で、今東京電力さんも含めて電線の耐久性も大変な状況、原発もそうなのでしょうけれども、そういう中で蓄電というのですか、各メーカーもそろそろ蓄電で、太陽光でつくったエネルギーを全て売電ではなくて、自分のうちで使えるものは使って、蓄電をしておいて夜使うとかという仕組みがある、出始めているのですけれども、それについての国とか県とか、市ではないと思うけれども、ありますか。該当する方向性について説明をお願いしたいと思います。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 蓄電池の関係ですけれども、太陽光発電の買い取り価格が下がっているため、売電収入を目的とした太陽光の設置は減少している状況でございます。ですが、最近は電気代を抑制するために、昼は太陽光、夜は蓄電池を利用するといった形で、太陽光発電とセットで蓄電池を導入する方がふえてきております。国では、平成30年度より省エネ性能の高い住宅への設置に対し、蓄電池の補助制度を予定しているということはお聞きしております。 ◆委員(木村純章君) 平成30年度以降国のほうも動き出してくれるのかなとは考えておりますが、7年前の計画停電のときに、いち早く棟高の公会堂なんか、パネルが乗っていたのでよかったねと言ったら、停電になってしまったら結局使えていないのです。だから、蓄電というのは非常に大事かなと。これを日本国の全世帯がすれば、原発の話をしてしまって恐縮ですけれども、今の現状でもやっていけるのかなということを考えています。  それと、小水力とか風力のほうもなかなか、国のほうが一時進んだような気がするのですけれども、それについての動きについてわかりましたら説明をお願いいたします。 ◎環境政策課長(清水弘明君) 太陽光発電以外にも委員さんおっしゃられるように、小水力発電ですとか風力発電などの再生可能エネルギーは考えられるところでございますが、本市でもいろいろと調査研究はしたところでございます。ただ、小水力につきましては水利権の問題ですとか水量ですとか、あと落差、この辺が問題になりまして、発電事業の採算が見合うような適地がなかなか見つかっていないという状況でございます。また、風力につきましても設置にかかるコストですとか安定した風量、こちらが得られないことから、現時点では可能性が低いと考えているところでございます。いずれにいたしましても、今後も引き続き情報の収集には努めていきたいと考えております。 ○委員長(渡邊幹治君) 木村委員、予算審査でありますので、質疑のほうは簡潔にお願いをいたします。ちょっと予算と関係ないというか、質問があるのかなという気がしますので、よろしくお願いします。 ◆委員(木村純章君) 地球温暖化対策で、これで終わりにさせてもらいますので、よろしくお願いいたします。  高島屋の上にも風力発電機が3基か4基乗っていますので、夜はそういうのを使う組み合わせになると。国もそういうふうに動いていただいていると思うので、ぜひその辺の情報をとっていただいて、一般の世帯が使えるような仕組みになっていただければ、より一層この太陽光パネルの効果も出てくると思います。期待していますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  164ページをお開きください。  3項清掃費について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) それでは、165ページの3項1目清掃総務経費の中のごみステーション見守りカメラ借上料というところでお伺いしたいと思います。  これについては、昨年は3,300万円の予算がついていたところ、ことし大幅に増額されて5,250万円と、昨年より大幅にアップしているわけでございますが、これについては各地域のことでよくわかると思いますけれども、ごみ出しのモラル低下の抑止力に大きな効果が出ていると思っているわけでございますけれども、まず3年経過する中で、これだけ多くの要望が寄せられている中で、その要望に対して応えられているのかどうか、その実績をまずは伺いたいと思いますけれども、よろしくお願いします。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ごみステーション見守りカメラは、各町内会におきましてごみの不適正な排出を抑止することや、資源物の持ち去り及び不法投棄の防止を図ることを目的として設置しております。この事業は、平成27年度から開始いたしました。今までの設置状況ですが、平成27年度は63台、平成28年度は251台、平成29年度は149台を設置いたします。申請の上がってきたものに対しましては、100%の設置をしておりますので、今後も御要望にお応えしていきたいと考えております。 ◆委員(石川徹君) 続けてすればよかったのでしょうけれども、話を聞きますと、うちのほうの地域は区長さんだとか環境委員さんが大変積極的にこういったものに取り組んでいるようですが、地域によってはまだまだそういった申請が少ないというような話も聞きますが、こういった地域によっての申請の格差というのはあるのかどうか、そういった状況をちょっと聞かせていただけますか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 先ほども申しましたように、問題のあるごみステーションに対しましての申請でございます。地域格差があるかとのことですが、地域によっては問題の多いステーションが多い地域と、余り問題がないステーションが多い地域、そういった格差はあるのではないかと考えております。 ◆委員(石川徹君) 1問目の話ではないですけれども、100%の要望に応えていると、大変これはすばらしいことだと思いますし、自分の地域のごみステーションがきれいになっていると、モラルがすばらしいのだということになっていれば、やはり取りつけなくてもいいというような話もありますけれども、地域格差があるというのは、こういったところから来ているのかなと思います。100%の取りつけ整備が進んでいるということ、設備が設置完了しているということは大変すばらしいことだと思いますけれども、そのカメラのこれまでの設置効果というのはどのようにあらわれているかということと、また今よく言われているモラルのないごみに対しての、映像を確認したいという区長さんがいらっしゃると聞きますけれども、そういう対応についてはどのようになっているのか、お伺いします。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) まず設置の効果ですが、平成27年度に設置いたしました各町内会の環境保健委員さんにお聞きしたところ、約7割の方からとても効果があった、あるいは効果があったという御回答をいただきました。内容といたしますと、産業廃棄物と思われるものが出されなくなった、粗大ごみやリサイクル家電が出されなくなった、設置にあわせて町内に回覧を回したところ大変効果があった、看板も用意したところ違反ごみが一つも出なくなった、総量が減った、通りすがりの車が出さなくなった、こういった御回答をいただきました。  それから、画像の確認の関係ですが、昨日現在までで、区長様から23件、警察から35件の画像確認の依頼がありました。区長さんには全て画像確認した後、文書にて報告しております。ただ、最初に申し上げましたように、犯人捜しをするというのが目的ではありませんので、中には軽微なもの、夜中に一袋出されてしまったとか、中に缶が2つ入っているとか、これを調べてくださいというときには、その時間帯とかの状況は報告しますけれども、それ以後はこのカメラの設置目的を区長さん、環境保健委員さんに説明して御理解いただいているところでございます。  警察に関しましては、やはり先ほど防犯カメラと同じような形で、画像確認をしてそれを提供する、ただ、その結果というのはこちらには返ってきません。 ◆委員(石川徹君) わかりました。モラルあるごみの出し方には大きな効果があるわけでございますけれども、今御答弁があったように、中には本当に悪質なごみを捨てていくといった方もいらっしゃるようでございますけれども、私はこの見守りカメラでございますけれども、本来の目的、やはり今答弁の中にありましたように、モラルの低下の抑止力ということが大きいと思うのです。先ほど出ましたけれども、犯人捜しというほうにとられてしまったら、私はこのカメラが住民の地域の和合、そういったものにも大きく影響してくると思うのです、信頼感にも。だから、この目的を区長さん、また環境委員さんにもよく御説明していただいて、プライバシーの問題、またそういったものに重々注意して扱ってもらいたいなということは思っています。そういったところでよろしくお願いします。ありがとうございました。 ◆委員(新保克佳君) 167ページ、2目ごみ処理費の一般経費の中の休日犬猫等収集運搬委託料について伺いたいと思います。これは路上でひかれて死んでいるようなペットを土日にも収集運搬してくれるということだと思いますけれども、まずこれはどこに連絡すればいいのか、お願いします。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) これは土曜日、日曜日、祝日、年末年始におきまして高崎地域の道路上の犬、猫等の死体の収集を役所が対応できないため、民間委託を行い、市民サービスの向上を図っているものでございます。連絡方法とすれば、高崎地域であれば高崎市役所の代表電話へ、各支所につきましては各支所の代表電話へ連絡をいただくことになっております。そこで市民の方から連絡を受けた宿直や日直の方が委託業者へ連絡をして収集するというシステムになっております。 ◆委員(新保克佳君) 続いて、年間の件数はどのぐらいでしょうか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 平成26年度は全体で328件、平成27年度は317件、平成28年度は342件、平成29年度は、まだ2月末ですけれども、224件となっております。
    ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。多くの数出動していただいているようでありまして、そういったことは周知をある程度しているのかなと思うのですが、現場、特に区長さんのところにこういった苦情が、環境委員さんも含めて、いくのですけれども、中にはこの制度を御存じない方もいらっしゃるようで、週が明けてからという説明で対応している方とか地区があるようなので、ぜひまたこの辺の周知、もう一度お願いしたいと思います。 ◆委員(木村純章君) 165ページ、ごみ減量化のペットボトル収集運搬等委託料2,300万円、雑瓶等の委託が1,892万円ありますけれども、現在このペットボトルとかキャップ、あと雑瓶なんかの再生は何に利用されているのでしょうか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ペットボトルのリサイクルということだと思うのですけれども、ごみステーションから収集されましたペットボトルは、高浜クリーンセンターに集められました後、再生処理業者に引き渡され、その後資源化されます。資源化された後の主なものなのですけれども、繊維になるものは自動車の関連製品、車の内張りやシート、あるいはインテリア、寝装寝具、衣類等になっております。また、物によってはシートといって卵のパック、それと食品用トレー、こういったものになっております。また、質のよい再商品化製品は飲料用のペットボトルになります。そのほか結束バンドとかごみ袋、こういったものに再商品化されております。 ◆委員(木村純章君) わかりました。  続いて、167ページの特定財源のところでちょっと教えてもらいたいのです。物品売り払い収入が4,991万円とありますが、収入のほうになってしまって恐縮なのですけれども、年々ふえているということはリサイクル化が進んでいるという理解でいいのですか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) これは、高崎市のごみステーションの資源物から収集されました古紙と使用済み小型家電を売却したものになっております。古紙につきましては、収集量は年々減少しつつありますが、使用済み小型家電は年々増加しております。売却額につきましては、毎年見積もりにより単価が変わりますので、前年度と比較してふえたり減ったりしております。 ◆委員(木村純章君) この古紙のほうは、PTAとか育成会さんで新聞を集めているのですけれども、これは入ってはいない、それで減っているのか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 地域でやっています有価物集団回収の数値は入っておりません。先ほども言いましたように、ごみステーションから収集されたものに限っております。どうして減っているのかという質問なのですけれども、考えられる中では最近大型スーパーの店頭回収なんかでこういった古紙も回収しております。毎回いつでも出せるという利点があるので、そういったところの利用が多いのかなという点と、あと最近はペーパーレスというのですか、電子化が進んでおりまして、紙が少なくなってきた、そういったことも要因にあるのではないかと考えております。 ◆委員(木村純章君) スーパーは、ワンストップなので人気があると思います。  169ページ、高浜クリーンセンターの建設事業で1億625万円、プラント設備委託料で2,990万円ですか、計上されておりますが、確認というか、流れとしてストーカ方式なのか、あと炉の基数、炉数というのですか、概算がわかりましたら説明できる範囲でお願いします。どのようなイメージか。 ◎環境施設整備室長(吉田尚広君) プラント設備工事施行管理委託料につきましては、高浜クリーンセンタープラント設備工事の実施に伴い設計及び工事の管理を行っているものでございます。炉の数については、平成28年度の3月に策定しました高浜クリーンセンター建替基本計画にも触れてありますように、ストーカ方式で160トンで3炉、合計480トンの焼却炉を建設していく予定でございます。 ◆委員(木村純章君) 続いて、現行の高浜クリーンセンターの需用費で7億4,512万円とありますが、しばらくは頑張っていただかなくてはいけない状況の中で、これも3基ある中で、通常やっぱり2基で回しているという理解でよろしいのですか。 ◎高浜クリーンセンター所長(西山学君) 高浜クリーンセンターは稼働して30年目を迎え、今後老朽化を迎える時期となっております。今現在3炉ある焼却炉を交互に修繕を行い、2炉燃やしたり、3炉燃やしたりしております。 ◆委員(木村純章君) もう相当老朽化、多分通り過ぎてしまっていると思うので、大事にしていっていただきたいと思いますけれども、頑張ってよろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  172ページをお開きください。  5款労働費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 172ページ、5款1項1目労働諸費ということで、右側の説明のところで一般経費の中に、上から8番目、労使会館運営費補助金ということで477万円余りが計上されています。平成29年度予算と比較して若干減っているのですけれども、まずその理由について確認させてください。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 労使会館運営費補助金につきましては、この数年間で机や椅子等の備品の入れかえを進めておりまして、それが一段落したことから若干の減額になっております。備品の入れかえ、施設の補修や改善工事を順次進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(田村理君) わかりました。  続いて、女性団体の方などから、例えば労使会館のトイレの洋式化であるとか、あと細かいものであれば、ちょっとマイクの使用料が高いとか、そういったさまざまな要望が寄せられていると思います。私もちょうど1年前の議会の一般質問でいろいろ要望させていただいたのですけれども、こういった必要な改修を行うための予算もちゃんと確保しているということでよろしいでしょうか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 施設の改修の予算は確保しております。 ◆委員(田村理君) 具体的にトイレの改修、トイレの洋式化、そういったところはいかがでしょうか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 昨年度1階の男子トイレに車椅子用の洋式トイレを1基設置いたしまして、今年度中に、今度は1階の女子トイレを1つ洋式化するとともに、おむつかえ用のベビーベッドを設置する予定でございます。 ◆委員(田村理君) ありがとうございます。トイレの洋式化、着手していただけるということで、おむつ交換台のほうも設置していただけるということで、最近は若い方の利用がふえているという話も聞いていますので、これは大変喜ばしいことだと思います。着々と進めてはいただいているのですけれども、バリアフリー基本構想のもとで、高崎駅の周辺のバリアフリー化が今はどんどん進んでいますが、あそこの労使会館だけ取り残されてしまっているような、そんな印象もあります。いろいろ耐震の問題があったり、構造上の問題があって、そう簡単にはいろいろ改修ができないという状況も承知しておりますが、今後も必要な対策をしていただきたいということを要望いたします。よろしくお願いします。 ◆委員(木村純章君) 173ページの一般経費で、特定求職者雇用開発で2,400万円計上されていますが、この特定求職者について、どのような職種というかタイプなのか、内訳をお願いいたします。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 特定求職者雇用開発補助金は、障害者または60歳以上65歳未満の高齢者を公共職業安定所等の紹介によりまして、新たに継続する従業員として雇い入れた事業主に対しまして国から賃金の一部が助成されますが、この補助金をさらに市が上乗せして助成するものと、障害者や高齢者の雇用機会の拡大を図るものでございます。 ◆委員(木村純章君) わかりました。上乗せしていただいていますね。ありがとうございます。  続いて、勤労者福祉資金融資事業について、近年の推移というか、どのような形で融資されるのか、説明をお願いいたします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 融資制度につきましてですが、勤労者の福祉向上のために設けられておりまして、勤労者が住宅取得のための住宅資金や、教育や医療費等の生活資金を金融機関を通じて勤労者個人に融資をする制度でございます。  また、昨今の推移ということでございますが、住宅資金につきましては、平成27年度、平成28年度、新規の御利用はございません。生活資金につきましては、平成27年度、平成28年度とも2件の新規の御利用がございました。 ◆委員(木村純章君) 件数は、ちょっと少ないみたいなのですけれども、特に勤務している会社さんの推薦みたいなものも必要な、ちょっと基準が厳しいのですか、そういうわけでもないのかな。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) あくまでもこちらのほうは身近で手軽な資金ということですので、そういった基準等はございませんが、昨今の金融情勢という中で、各金融機関が特色ある魅力的な金融商品を打ち出されているということの中で、非常に選択肢がふえているというふうに感じております。 ◆委員(木村純章君) なかなか借り手のほうはちょっと大変な、働いている人もおるかと思いますけれども、こういったものがあるということをまた広めていただきたいと思います。  続いて、5款1項2目勤労青少年ホーム費なのですけれども、運営事業の1,652万円、この建物自体の築年数はどのくらいたっていますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 勤労青少年ホームでございますが、本館と体育館とございまして、本館は昭和43年建築で49年経過しており、体育館は昭和57年建築で35年経過しております。 ◆委員(木村純章君) まだまだ旧市内のほうも随分頑張っていただいている建物がいっぱいあるわけで、合併協議のときには、群馬地域の昭和46年の消防署のほうも建てかえていただいているので、非常に大変なのかなという中で、耐用年数と耐震のほうも大丈夫なのですか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 本館は平成22年度に耐震補強工事を行っておりまして、体育館は耐震構造でございます。 ◆委員(木村純章君) 預かっている館長さん初め大変だと思うのですけれども、その辺エアコンの整備とかボイラーとかも気を使っていただいているとは思いますけれども、引き続き、ここだけではないと思いますけれども、頑張ってよろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) 質疑を終結いたします。 △休憩 ○委員長(渡邊幹治君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。  午前11時49分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時56分再開 ○委員長(渡邊幹治君) 会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  176ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(柄沢高男君) 179ページ、農業総務費の中の農畜産物広報活動委託料について、内容と委託先についてお知らせください。 ◎農林課長(高橋弘之君) 内容につきましては、高崎産農畜産物の安全性や品質の高さを広く周知することを目的といたしまして、市内はもとより大消費地である首都圏での販売促進やPR活動、また商談会への参加を企画、実施しております。事業内容ですけれども、都内の青山ファーマーズマーケットなどの販売イベントへの参加や、あとは大阪食博、はこだてグルメサーカス、日本橋高島屋、東京ドームでのふるさと祭りといった観光と物産をあわせた販促活動を行うとともに、ハルヒルや榛名湖マラソン、農業まつりといった市内イベントでも農産物のPRを行っております。あと、生産者向けといたしまして、商品開発の基本的な考え方や商品のパッケージデザインやネーミングなどのセミナーを企画、実施しております。あと商談会に参加しておりますけれども、大規模に開催するアグリフードエキスポなどへの参加となっております。  委託先でございますが、市、県、3つのJAで構成している地産多消推進の中心的役割を担っております広報活動実行委員会、あとは豊富な情報量と専門的視点からPR活動を展開しておりますトップIT企業でありますぐるなび、あとは農産物と観光や物産を連携させて高崎をセールスしております高崎観光協会などとなっております。 ◆委員(柄沢高男君) わかりました。  続けてもう一つ、そのすぐ下に農畜産物販売拡大奨励金とありますけれども、これの内容はどういうふうになっていますか。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは、市内産の農畜産物やこれらを主原料とした加工品を取り扱う首都圏の小売業者に対しまして、売上高の5%を販売奨励金とすることによりまして、市内産農畜産物の販路や販売数を拡大しようというものでございます。 ◆委員(柄沢高男君) それは協力店というか、そういうのはどのくらいあるのですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 平成28年度実績で申し上げますと、取り扱い店舗、52店舗ございます。 ◆委員(新保克佳君) ただいまの柄沢委員の質問に関連して、特にその一番下の農業者新規創造活動事業補助金、今年度も1億5,000万円、大変これは大きな力を注いでこれまでやってきましたので、まずこの辺の内容と、これまでの成功事例というのですか、何かそういったエピソード等も含めて、あればお教えください。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらにつきましては、生産から加工、流通、販売までに取り組む活動費や、また商工業者と連携した商品開発の経費を支援する6次産業化等推進事業費補助、そのほかには地域に適した新品種や新商品の開発、普及宣伝活動に係る経費を支援しますブランド商品開発事業補助などの多様なメニューを取りそろえております。そうすることによりまして、さまざまなことにチャレンジする生産者を総合的に支援する制度となっております。  成功事例というか、成果なのですけれども、この6次産業化補助を活用した冷凍イチゴの商談が進んでいたり、社会福祉法人と連携してドライ野菜や干し芋の商品開発に取り組んでみたり、あとはジェラートやクッキーなどの開発によりまして、オーパの高崎じまんへの出品、また市内百貨店へ店舗を出すなどの販売活動を大きく展開される農業者もおり、所得向上ややりがいに大きく貢献しているものと考えております。 ◆委員(新保克佳君) 新年度、ジェトロの群馬事務所が開設されるというところで、1点考え方を伺いたいと思うのですが、今後さらに地産多消推進事業ですから、ほかの場所で売るということで、海外というところで、これまでも市長もそういった意気込みをお示しいただいておりますけれども、具体的にいよいよジェトロが群馬に事務所を構えるという中で、何か今までと違う、もしくはそういったお考えを伺いたいと思うのですが。 ◎市長(富岡賢治君) ジェトロもきょう正式に群馬県に設置しますということを言いに来るのです。何かついでに私のところに来てくれるそうです。ジェトロというのは、今農業が中心の組織でございますから、活用したいと思っているのですけれども、ジェトロが何をどうするかということについて全く言ってきませんし、アイデアがはっきりしておりませんので、様子を見ないとちょっといかぬと思っていますので、言うことはもう言ったのですけれども、どうもそのとおりになるかどうか。私が運営しませんので、残念ながら。しかし、来た以上はできるだけ利用したいと思いますけれども、高崎だけ利用するというわけにいきませんので、ジェトロにおいおいやっていこうと思っています。この補助金との関係でどうこうということはないです、とりあえず。 ◆委員(新保克佳君) そういった直接的な話ではないにせよ、機運としてやっぱり盛り上がってくると思いますので、ぜひそこをうまくその機運に乗って、地産多消事業をさらに進めていただきたいと、このように要望しておきます。 ◆委員(木村純章君) 177ページで、農業ふれあい四季の里事業補助で270万円計上されていますが、事業内容について説明をお願いいたします。 ◎農林課長(高橋弘之君) この事業内容ですが、遊休農地を活用いたしまして、地域住民が中心となって農作物や花の栽培をいたしまして、農作業体験やイベントを実施することで住民との交流を深めていくというものでございます。 ◆委員(木村純章君) 場所というか、エリアはどこら辺で行われているのですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは2つの団体を支援しております。まず1つ目は、鼻高町をきれいにする会、鼻高町になります。あともう一つは、吉井の岩平地区の里山維持管理会と、この2つの団体となっております。 ◆委員(木村純章君) 続いて、その下のぐんま青空マルシェで100万円計上されておりますが、内容というか、説明をお願いいたします。 ◎群馬支所産業課長(中島金作君) 本事業は、群馬地域の群馬商工会やJAはぐくみなどの関係団体によります、ぐんま青空マルシェ実行委員会が実施いたします、ぐんま青空マルシェに補助するものでございます。新鮮な旬の農産物や加工品、あるいは物品の販売などを行う市の開催というふうになります。平成29年度につきましては、年間5回、四季に合わせてということで実施したところでございます。 ◆委員(木村純章君) 群馬支所の方も頑張っていただいていると思うのですが、生産者の方は、生産団体というのか、JAさんも含めて、個人農家の方がいるのかわからないですけれども、ふえている傾向なのですか。いい流れなのでしょうか。 ◎群馬支所産業課長(中島金作君) 2年実施したところでございますけれども、生産者とすれば、平成29年度の場合は延べ137店舗でございます。農業関係に限れば、そのうちの53店舗というカウントなのですが、これにつきましては農業者の組織する団体、あるいは組合等の出店がございますので、農家というような単位で捉えると、この約1.5倍ぐらいの方が出店されたというふうに考えております。中には、このマルシェに合わせて作付していただいている方もいらっしゃるので、好評かなというふうに考えております。 ◆委員(木村純章君) 群馬町時代の山村暮鳥との提携で、大洗町さんとの海産物なんかも販売していただいているみたいで、評判はいいかなとは思うのですけれども、今課長の答弁の中にもありましたけれども、一般の農家という言い方も変ですけれども、やっぱり生産者のほうも見込める数字ができてくると生産の計画も非常に立ちやすいし、地域が、消費者、来場者はもちろんふやしてもらわなければいけないのですが、生産者が確定していいものがしっかりと出てくるようになる仕組みがこのぐんま青空マルシェで土台ができればいいかなと思っておりますので、しっかりと取り組んでください、お願いいたします。  続いて、6款1項3目農業振興費で、農業次世代人材投資の中、2,437万円計上されておりますが、内容について説明と、平成30年度ですから、見込める成果について、ありましたらお願いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) この農業次世代人材投資事業につきましては、旧青年就農給付金になりますけれども、内容といたしましては収入が安定しない就農初期段階にある45歳未満の新規就農者に対しまして、給付金により農業資材や小型機械の導入費用、また生活資金などの経済的支援を行うことにより就農の定着を図るというものでございます。給付額は1年間で最大150万円までと、最長で5年間受けることができる制度となっております。平成30年度の見込みでございますけれども、継続予定者11名、こちらは確定しております。あとは新規の方を何名か見込んでいるという状況となっております。 ◆委員(木村純章君) これは、高崎全域満遍なくおられるのですか。中山間地という言い方は失礼ですけれども、その偏りがあるのかどうか。継続の方でもいいのですけれども。 ◎農政部長(真下信芳君) 旧高崎で9名、倉渕で7名、箕郷で8名、群馬で4名、榛名で6名、吉井で2名と、そのようなバランスになっております。 ◆委員(木村純章君) 続いて、181ページ。畑作総合振興事業で、野菜等産地育成事業補助金4,151万円が計上されていますが、事業内容、内訳について説明をお願いいたします。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは2本立ての事業となっております。まず、はばたけ「ぐんまの担い手」支援事業というのがございます。あともう一つは「野菜王国・ぐんま」総合対策事業、この二本立てとなっております。 ◆委員(木村純章君) そうしますと、特定財源で県のほうの「野菜王国・ぐんま」の県補助1,655万円というのは、当然「野菜王国・ぐんま」の2つのうちの1つにしか充当できないということですよね。 ◎農林課長(高橋弘之君) 特定財源につきましては、この2事業に充当するものとなっております。 ◆委員(木村純章君) これは、新規就農の人もそうなのかなと思うのですけれども、個人の方の農業をやっている人に直接届くものなのか、それともJAさんに入っていないとだめとか、そういう縛りがあるのか、それについて説明をお願いします。 ◎農林課長(高橋弘之君) この補助事業の対象者でございますけれども、認定農業者ですとか認定新規就農者、あとは農事組合法人、あとはJAなど、そういった団体、あとは任意の団体、さまざまな団体、個人が対象となっております。 ◆委員(木村純章君) わかりました。  あと2点ほど。一般経費で群馬用水施設緊急改築負担金3,300万円、これは緊急なので、何か補修とかに使われたという理解でよろしいのですか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 群馬用水施設緊急改築負担金ですが、群馬用水施設の緊急性が高い老朽化した幹線水路や揚水機などの施設を対象として、平成14年度から平成21年度に実施したその改修費用に要した事業費の負担金でございます。 ◆委員(木村純章君) わかりました。  続いて、群馬用水土地改良事業負担金というのと長野堰土地改良区維持管理負担金3,900万円が計上されていますが、これは今のお話のように、ある程度の実績に基づいての割り振りという理解になるのですか。それとも毎年ふえていくものなのか、毎年同じ金額なのか、その辺の推移について。あと高崎市が当然負担するべきものという理解でよろしいのですか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 群馬用水土地改良事業負担金のほうですが、これは昭和45年に群馬用水路を完成しておりまして、さまざまな改修するところがございまして、その事業費の負担金がほとんどでございまして、幾つもの事業が重なりますので、そのときによって金額も変わってくるような感じでございます。ただ、最近はこの金額、3,000万円から4,000万円付近のところを推移しております。  それと、長野堰の土地改良区事業負担金でございますが、これについては長野堰の管理用水をかんがいに支障のない毎秒1.1トン以内の範囲で旧高崎市内へ環境用水や防火用水などを目的として流しております。その施設の維持管理としての費用として計上されているものでございます。ただ、この金額については、ここ数年この金額をずっと推移している状況でございます。 ◆委員(木村純章君) 水利の場合には、個人の方も農家、田畑をもうやりたくないという人がいて、ちょっと変な言い方になってしまうのですけれども、脱退したいのだけれどもなかなかというのをちょっと聞いたことあるのですけれども、ただかなりの組合員の方が毎年定額というのか、払っていると思うのですけれども、それとは別に自治体としての役割として、農地の土地改良なので高崎市としても負担をするのですよという、そういう理解でよろしいのですか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) さようでございます。 ◆委員(木村純章君) わかりました。  もう一点、最後になります。183ページの小規模農村整備事業5,944万円ですが、これの内訳と近年の推移についてお願いいたします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 小規模農村整備事業は、群馬県の土地改良事業でございまして、農業生産基盤と農村整備の環境整備を実施することにより、豊かな農村を創造することを目的としております。主な内容としては、未整備地区の農業用水路、道路を対象としております。ここ数年ですが、6,000万円をずっと推移しておりまして、この内訳なのですが、道路工事費用、委託費用、用地費用に充てられております。 ◆委員(木村純章君) エリア的には満遍なく旧市内も旧郡部も要望があって、それに充当しているのですか。 ◎田園整備課長(金井孝文君) 毎年支所のほうに要望があるかという調査をしまして、平成30年度については高崎地域は2地区、そのほか新町以外ですけれども、それ以外は1地区ずつございます。 ◆委員(田村理君) 少し戻ります。178ページ、6款1項3目農業振興費のところで、先ほど木村委員のほうから質問がありましたけれども、下から3つ目の二重丸の農業経営基盤強化促進対策事業の農業次世代人材投資事業補助金ということで2,400万円が計上されています。これは前年度の予算書を見ると、青年就農給付金という名前だったと思うのです。これは名称が変わっていると思うのですけれども、内容に変更もあるのでしょうか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 名称は変わっておりますけれども、大きな変更はございません。ただ、制度の拡充が行われております。例えば交付金を受けている対象の女性が妊娠や出産で農業を休むときには最長1年間産休というか、育休というか、そういった期間がとれるようになっております。あと経営技術ですとか営農資金、農地といった相談について、県や農協、政策金融公庫、あとは農業経営士などがサポートする体制、そういうものが制度拡充となっております。 ◆委員(田村理君) 内容が拡充されているということで、喜ばしいことだと思います。ただ、前年度と比較すると、若干こちらの金額が減額になっているのです。理由をお聞かせいただきたいのですけれども。
    ◎農林課長(高橋弘之君) この制度は、経営を開始して5年以内、45歳未満の青年就農者に対しまして、年間で最大150万円を最長5年間給付するものとなっております。平成30年度の新規受給者を予定しているところですけれども、5年間という期間がございますので、平成29年度末で給付期間が終了する方もおりますし、平成30年度の年度途中で給付期間が終了する方、そういう方がおりますので、増減を計算した結果、前年よりも減額となっているものでございます。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  186ページをお開きください。  2項林業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 186ページ、6款2項2目林業振興費なのですけれども、こちら一般経費の中に、下から3つ目、森林・林業再生基盤づくり交付金事業補助金ということで1,700万円余りが計上されています。結構大きい額なのですけれども、こちらどういったものなのか御説明いただけますでしょうか。 ◎農林課長(高橋弘之君) こちらは森林作業の効率化、身体への負担の軽減など、性能が著しく高い高性能林業機械の導入支援によりまして林業従事者の負担を軽減するというものでございます。これまでも平成27年度には伐採した木材の枝払いや玉切りを行うプロセッサー、あとは平成28年度には伐採や伐根、土砂の掘削を行うザウルスロボの導入を支援してまいりました。今回は、林業事業者が森林内で伐採した木材を荷台に積み込み、幹線道路まで運び出すフォワーダの導入を支援するもので、国や県の補助金と合わせまして、市が独自に上乗せを行うというものとなっております。 ◆委員(田村理君) ありがたいことだと思います。これだけお金がかかっているわけですから、結構大きな機械だと思うのですけれども、今までそれを手作業でやっていたかと思うとぞっとするのですが、今後作業の効率化が図られるということで、若者が林業に参入しやすくなるのではないかなと、そういうふうにも考えています。今後期待したいと思います。 ◆委員(新保克佳君) その下の同じページで有害鳥獣対策事業について伺いたいと思います。  まず、下から3つ目の黒ポチ、有害鳥獣捕獲業務委託料ということで計上されておりますので、この捕獲業務について内容を伺います。 ◎農林課長(高橋弘之君) この業務につきましては、鳥獣被害対策実施隊が編成されておりますけれども、対象鳥獣の捕獲や防護柵の設置、被害防止計画に基づく施策の適切な実施を目的といたしまして編成されました。あと、業務は3つに分かれております。今の有害鳥獣の実施隊が行う捕獲業務、あとは柵などを設置する防除対策、あとは里山元気再生事業などを行う環境整備事業、そういった3つの事業で成り立っているものでございます。 ◆委員(新保克佳君) 捕獲するに当たって、何か処分費というのですか、補助みたいなものは出るのですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 大型の鳥獣に、例えばイノシシなどにつきましては1頭当たり1万5,000円の処分費となっております。あとは、大型でいきますとツキノワグマですとか、そういったもの、あとシカ、そういったものが1万5,000円となっております。あとは猿、こちらのほうは2万円となっております。あとは、小型のアライグマですとかハクビシン、そういったものは5,000円となっております。ちなみにこの金額につきましては、県内のトップレベルを誇っているものでございます。 ◆委員(新保克佳君) では、一番上の黒ポチなのですけれども、実施隊員150名という見込みで報酬予算を計上しております。この150名について伺いたいのですけれども、実際高崎は今何名いるのか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 現在隊員は137名となっております。 ◆委員(新保克佳君) 実質137名、そして150名が目標ということでしょうか。これで高崎の実態からすると充足するのですか。 ◎農林課長(高橋弘之君) 猟友会長などとも協議を重ねている中で150名というのは決めてまいりましたけれども、実際137名で現在業務が行われて充足されていると、十分な業務が行われているという状況となっております。 ◆委員(新保克佳君) 近年こういった、先ほど来私もこういう動物の質問ばかりで申しわけないのですけれども、いろんな被害状況などもお話、声を寄せていただいているのですけれども、やはり隊員の高齢化、猟友会を初めとした皆さんの高齢化という問題がある中で、高崎としてしっかり人材確保をどのように考えて、具体的に何かそういった手だてがあるのであれば教えていただきたいのですけれども。 ◎農林課長(高橋弘之君) 隊員につきましては、高齢化しているというのは事実でございます。今後の人材確保や後継者育成につきまして、猟友会長と定期的に協議を行っているところですけれども、ただ昼夜を問わず出動する体制が求められるということもありまして、鳥獣の捕獲により積極的に取り組むことが見込まれると、そういったものかどうか判断しなければならないため、引き続き各地域の猟友会と協議を重ねまして研究してまいりたいと考えております。 ◆委員(木村純章君) その下の森林病害虫等防除事業で486万円計上されていますが、松くい虫等かなとは思うのですけれども、エリアとか対象の害虫、説明をお願いいたします。 ◎農林課長(高橋弘之君) エリアでございますが、観音山丘陵、または倉渕、箕郷、榛名、吉井などのエリアとなっております。こちらエリアにつきましては、森林病害虫等防除法や県の要綱によりまして事業対象区域が決められているというものでございます。 ◆委員(木村純章君) 以前は、ヘリコプターとかでやっていたと思うのですけれども、当然それがだめになって、注入とかの方式なのですけれども、現状観音山丘陵を例に挙げると、効果はあるかなと思うのですけれども、広まってはいないという理解でいいのですか。大変な作業かなと思うのですけれども。 ◎農林課長(高橋弘之君) この数年は横ばいということで、広まっておりません。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  190ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) 197ページ、1項6目観光費の中の観光宣伝事業の高崎スイーツフェア開催委託料というのが、昨年に続き1,500万円上がっているのですけれども、まずそのフェア開催の目的とその委託先を伺いたいと思います。お願いします。 ◎観光課長(新井修君) 高崎スイーツフェアの開催の内容でございますけれども、市内の和菓子職人などが製作する魅力ある高崎スイーツを情報発信力のある首都圏で広くPRし、本市への誘客につなげるものでございます。委託先のほうなのですけれども、菓子業組合を初め高崎観光協会、それから榛名観光協会の会員さんなどで組織された高崎スイーツフェア実行委員会でございます。 ◆委員(石川徹君) よくわかりました。高崎スイーツをこのフェアにて情報発信して、本市への誘客に結びつけるという目的かと思いますが、今のお話ですと、この実行委員会は市内の和菓子店やいろんな観光、商工会議所だとか、そういったところが入った実行委員会を組織してのフェアということだと思います。では、平成29年度のこの開催内容、どういったところでどのような催しをしたのかとか、また実績、この観光に生かしているという話でございますので、どのように実績として生かしたのか、伺いたいと思います。 ◎観光課長(新井修君) 平成29年度の実績でございますが、イオンのレイクタウン、それからイオンモール高崎、それからふるさと祭り東京に出店いたしまして高崎スイーツの販売を行ったほか、首都圏のOLさんを対象に、丸の内のサンサンラボフューチャー(3×3 Lab Future)というところで、高崎スイーツPR会を開催しまして、高崎スイーツのPRを行いました。今後の取り組みなのですけれども、せっかく確かな手応えみたいなものを感じましたので、ことしも引き続き首都圏の大型商業施設だとか、または首都圏にあります施設を利用させていただきまして、高崎スイーツのPRに努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(石川徹君) 首都圏というような話で、すばらしい取り組みであろうなと。観光宣伝、本市の高崎スイーツの情報発信の大きなもとに、発信源になっているのかなということを期待しているわけでございますけれども、旧市内はもちろんですけれども、周辺部の旧町村にもこういった和菓子店が、老舗があった時代がございましたけれども、大分少なくなって、今でも残っているのですけれども、そういう店が大変おいしいスイーツをつくっておったと。しかし、そういうところには菓子職人と言われる、いわば菓子をつくる、家族経営なのですけれども、旦那さんがやって奥さんが販売をしているというような、そういった小さな小売店であったと、そういった店が多かったわけですよね。しかし、そういったことを、今も話すように、だんだん、だんだんその経営の問題で姿を消していくという、私たちもそれを見てきて、こういった高崎スイーツフェアを通して、そういった周辺地域の、また市内の小さな小売店の和菓子屋さん、私はそういったところの技術、和菓子をつくる技術、これはもうすばらしい物づくりだと思っているのです。一つの日本の文化だと思います。そういったものを高崎もこの高崎スイーツフェアを通して広く旧市内、内外でもいいですけれども、県内外、また大きく言えば、今の首都圏だから全国ですね、そういったところに高崎のスイーツを発信してもらい、また日本文化を守るということでも、そういった小売店を大事にしてもらいたいなということを私は今の機会にお話しさせていただきました。ぜひそういったところも一緒に入れて取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。 ○副委員長(追川徳信君) 191ページ、7款1項1目の商工総務経費の中ほどです。中小企業経営改善普及事業補助金の内容、これについてちょっとお聞きいたします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) こちらは高崎商工会議所の中小企業相談所、こちらのほうでやっておりまして、群馬県や本市からの補助金を受けて、厳しい経営環境の中小企業の経営改善を目的に、経営計画の策定や実施、販路開拓、経営革新、事業承継などの各種相談指導や企業の経営実態やニーズに合わせた講習会等を開催するなど、さまざまな支援を行っているところでございます。それに対しまして、本市として中小企業の一層の振興を図るため補助金を交付して、運営の支援を行うというものでございます。 ○副委員長(追川徳信君) これは、毎年行っていると思うのですけれども、昨年度8,812件、講習会69回と、数多くの経営改善に取り組んでいただいていると思います。講習会とか、いろいろやっていただいていると思うのですけれども、実際に経営にどの程度生かしているかなというのをちょっとお聞きしたいのですけれども、赤字が黒字になったとか、売り上げが上がったとか、そういうような事例はありますか。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 相談件数は8,800を超える数多くのものがありまして、また講習会のほうも70回弱ということで開催しておりまして、これがこうなったという部分はなかなかひとえにお話しすることはできないのですが、そういった受けた方のお話を聞きますと、経営計画をきちんと作成できて融資がスムーズに進められたとか、あと販路開拓についての相談ということで、商談会等の相談をさせていただいて、そういったところへ出て、そしてそれが経営拡大につながった、あるいはこれはちょっと例としてはあれかもしれないのですが、ホームページ、そういったものをつくりたいのだという相談もあって、そういったことでまた別の販路が広がったというようなことは聞いております。  また、講習会等では新入社員の研修ということで、なかなか小さな企業ではそういったものが開催できない。そういった中で、こちらの講習会を利用して新入社員の教育ができて、またそういった方の定着につながった、あるいは外国語の講座の講習会等も開いておりまして、そういう中で、やはり高崎のまちも変わっていますが、多くの外国人の方がお見えになっていまして、そういった方への対応がスムーズに、あるいは抵抗なくできるようになったというようなお話を聞いております。 ○副委員長(追川徳信君) いろんな講習会とかをやれば、やはり実際の売り上げにもつながるでしょうし、外国語なんか特にいいと思います。ぜひまた続けていただきたいと思います。  同じ場所で、すぐ下です。中小企業等機械設備導入支援補助金なのですけれども、これも毎年行っていただいていると思うのですけれども、非常に喜ばれているようですけれども、この辺の内容と実績をお聞きします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 本制度は、平成24年度に開始した制度でございまして、厳しい経済環境の変化に対応するため、リース契約により機械設備等を導入する際に、物件価格の2.2%を5年間助成するというものでございまして、生産性の向上や製品の高付加価値化等を促進する目的となっております。 ○副委員長(追川徳信君) この補助をすることによって、やはり新しい機械を、先進的な機械を入れるわけでしょうから、生産性が結構上がっているのではないかなと思うのですけれども、その辺のところはわかりますか。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) なかなかどこまで結びついているかというお話が、金額的な部分は言えないのですが、多くのところで、やはり旧来の設備という中で、中小零細の企業では設備を入れかえるということがなかなか設備投資として難しい中で、こういった補助金があることによって、そういった踏ん切りがついて、なおかつ後押しをするような形になりまして、それによって生産効率が上がった、あるいはやはり今人手不足という中で、そういった大きな効率化が図れたというような声はお伺いしております。 ○副委員長(追川徳信君) せっかく補助をするわけですから、できればその補助した相手方にアンケートみたいなものをちょっととっていただければ、非常に市としても補助したかいがあるのではないかなと思います。よろしくお願いします。  続いてもう一点、最後なのですけれども、アドバイザー導入事業補助金なのですけれども、これも同じところにあるのですけれども、この内容についてお聞きします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 本補助金制度は、平成20年度に始まりました制度でございまして、製造業を対象といたしまして、経営の合理化、事業の近代化、生産性及び品質管理技術の向上等を目的とする診断及び指導のために、中小企業診断士等のアドバイザーを導入する費用の一部を補助いたしまして、市内中小企業の体質強化や経営能力の向上を支援するというものでございます。 ○副委員長(追川徳信君) 製造業のみということですね、一応今のところ。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) そのとおりでございます。 ○副委員長(追川徳信君) 製造業以外でもアドバイスを受けたいとか、それは結構いるのではないかなと思うのです。経営に悩む方は特に若い人は非常に多い、また新規の方はいると思いますので、その辺のところもちょっと検討していただければなというふうに思います。 ◆委員(松本基志君) 今のページ、1目商工総務費の中の貿易振興事業9,800万円、これはジェトロの関係だと思いますけれども、先ほどの新保委員とのやりとりの中で、市長から、きょう正式にジェトロが県に来て、高崎にも寄ってくださるというようなお話もございました。新規の事業なので、まずこの予算の内容、内訳についてお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 貿易振興事業の予算の内訳につきましては、主に施設全体の借り上げ料と光熱費などの維持管理経費で約4,500万円、開設までの初年度の調弁などの準備経費に約1,000万円、ジェトロ運営に係る地元負担金の一部として、あと本市が提案する事業に対する用意として約4,300万円を見込んでおります。 ◆委員(松本基志君) ここにも建物借上料4,106万8,000円とあって、多分1年分だと思いますけれども、去年の12月議会でジェトロの事務所借上料というので2,100万円補正を組んで、多分それが3カ月だったので、月にすると350万円ぐらいの家賃なのかなと思います。今、事業負担金の説明もありましたけれども、一番下の4,347万円1,000円、これの内容についてもお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 事業負担金につきましては、地元負担金といたしまして、開所にかかわる初期費用の一部として約500万円、運営経費の一部といたしまして900万円を見込んでおります。また、本市が提案する事業に対する用意といたしまして約3,000万円を計上しております。負担の詳細につきましては、今後県やジェトロと協議してまいりたいと思います。 ◆委員(松本基志君) そうすると、新規の負担金がこのうちの500万円ということと、あとさっきの6目、下から2番目、初度調弁費850万円、これが初期投資ですよね。今定例会の初日に貿易振興施設(仮称)整備受託金というので7,500万円を議決して、繰越明許になりましたので、初年度だけかかるというのは、今私が申し上げたその3つぐらいでよろしいのですか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) はい、そのとおりでございます。 ◆委員(松本基志君) そうすると、さっきの3,000万円がありましたよね。本市が提案する事業に対する負担金3,000万円ということですけれども、先ほど市長もジェトロのほうにいろいろ提案をしているけれども、何の返事もないというお話がございましたけれども、この辺はどんなことを提案していくお考えなのか、お聞きしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) まず、初めに申し上げますけれども、ジェトロはただでは来ませんでしたから。これは、高崎に来るとみんな思っていましたけれども、そうはいかないのです。かなり頑張って高い賃借料を払って一等地をお示ししたことによって、要するに選挙で勝ったわけです。寝ていればジェトロは活発になるということはありませんので、バイヤーをいろいろ分野ごとに呼んだり、バイヤー呼ぶのはただではありませんから、バイヤー呼んだり、あるいは国ごとに交流会を設けたり、そういうようなことをいろいろ提案させていただきましたけれども、まだわからないというのは、大体、ジェトロの人がまだ決まっていませんから。所長は誰が来るのかとか、そういうのが決まったときには、私どもがお願いしたことをどういう形でやってくれるのですかということで相談しようと思っていますが、これは相談したときに、空手形で相談するというわけにいきませんから、当面すぐできるものを用意しようということですので、今白紙みたいなものなのですけれども、私はまさに前橋と太田と争ったときには、これは1億円出すと私は言いましたから。だって、そうでなければ選挙に勝てそうもありませんでしたから。だけど、それはしかし内容もつまらないのに、そういうような空手形を切るわけにもいきませんから、一応最低限このぐらい用意しておこうと、こういうふうに思っていますけれども、余り事業内容が、高崎に縁のないようなことになったのだったら、ちょっとこれはまた話は別で、これからよく詰めさせていただこうと思っていますけれども、そういうことで具体的な中身は詰まっておりません。 ◆委員(松本基志君) また市長に御答弁いただきましたけれども、報道等も拝見すると、3市で市長みずからプレゼンして、ここ何十年かの中で一番気合いが入ったとかコメントが、新聞か何かで拝見して、高崎に持ってきてくださったのはよかったなと思っています。  もう一点確認したいのは、負担金とかありますけれども、実際ジェトロが運営する群馬事務所で、県があって、高崎市があって、ジェトロさんがあるという、この3者の関係というか、あと予算配分みたいなのはもう決まっているのですか。 ◎市長(富岡賢治君) これは決まっていません。事務所によりまして、民間からお金をもらってきたり、民間が人を配置したりするという事務所運営している県と、全く公だけがやっている事務所とありますので、私の提案は民間から、JAさんから来ていただいたり、金融機関から来ていただいたり、もちろん市からも職員を出しますけれども、これは今のところ決まっているのは、高崎市から職員1人出してくれという話ははっきり来ております。私は3人でも4人でも出そうと思っていたのですけれども、1人でいいと言っていますから1人で対応いたしますけれども、そういうことは決まっていますけれども、事業内容がまだ決まっていないのです。というのは、支所長も決まっていないのに詰めようがないということですので、ちょっと申しわけないですけれども、支所長が決まりましたらおいおい詰めていきたいと、こう思っています。ですから、分担関係ははっきりしておりません。 ◆委員(松本基志君) 細かいところまでまだ詰められていないということで、トップも決まっていないということですから、高崎市も人も出すしお金も出すということなので、これが群馬県で高崎にできたということが、やっぱり高崎の経済にとって本当にいいほうに行くような方向にまた進めていっていただければと思います。ついでに聞くと、これも結構去年の夏か秋くらいですか、報道されていて、地元の事業者とか生産者というのはかなり反響があるのですか。 ◎市長(富岡賢治君) 期待値は高いと思いますけれども、具体的にどう関与するかとか、参加するかということは、ちょっと皆さんがどうなのだろうと思っているのではないでしょうか。私もそう思っています、どうなのだろうと。それから、むしろ高崎市に事務所を置いた以上は、高崎市は自主規制をしなくてはいけないかもしれないです。というのは、高崎ばっかりやるのかなんていう、すぐそういう目で見られる可能性がありますので、むしろ僻地と言ってはなんですけれども、郡部、違うところを優先しなくてはいかぬというような配慮も必要かもしれませんので、いずれにしてもまだ何も決まっていないということです。 ◆委員(松本基志君) では、きょうお見えになるみたいだから、よく詰めていただいて、ここの対応をしていただければと思います。  もう一点、この中のちょっと上にあるまちなか商店リニューアル、これも随分答弁なんかも出ていますし、皆さん大分使ってくださったというので、先日の一般質問の中で、市長が2回目もやりますという御答弁もいただきました。今までは事業費の2分の1で上限100万円だったと。議論の中で、100万円まで使っていない人がいるから、50万円また使うようにしようかみたいな議論もあったのですけれども、実際に平成30年度の中ではどういう設計をしているのかということをお伺いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 担当に答えさせるのもなんなので、私が答えますけれども、これはこの補助金を設置したのは5年前ですけれども、そのときは一番の狙いは東日本大震災があった後、仕事がまちになくなってはいけない。そのためには、人がたくさん来て仕事がふえるようにしようと、そのためには高崎にある個店を魅力的にしなければ人は来ないということで、みんなそういうことを改善するために頑張ってくれという意味でスタートしたのです。今年2回目というのは、一つはそのときに精神的に、そういう補助金は全国にありませんから、もらわれる方が、先端的に考えていただいた方が、そんな100万円までなんていうことは通常ないので、補助金が二、三十万円でいいよというようなプロジェクトで出してくださった方が結構多かったのです。あれ、何だ100万円までもらえるのかということになって、もう一回ちゃんとやらせてくれないかというようなことは随分要望があったのですけれども、2回はやらせませんよというようなことで来たのですけれども、そのことを補填するという意味もありますけれども、それよりも高崎はオーパができたり、アリーナができたりして、高崎に来る人たちの流れが大分変わってきた。そうしましたら、5年前に改築をしようとしたときにはそういうことはありませんでしたから、一般的な魅力のある店にしなくてはいかぬなということで改築計画を、それぞれのお店はしたのでしょうけれども、今度はそういう新しいお客が高崎に来るようになると、そうしたら、ちょっと待てと。改修の内容は、むしろこういうふうにして、首都圏の人に魅力のあるようなものにしたらいいとかと考えてくださっているわけで、そういう新しい高崎の動向に対応できるような運営をしたいなと、こういうふうに思っておりまして、それで2回目の手を挙げていただこうと、こういうふうに思っていますけれども、金額なんかについては変えたりする気は今のところありませんが、これ議決していただきました上に最終的に詰めさせていただこうと思っています。 ◆委員(松本基志君) ということは、2回目はまた新しく100万円使えるとか、前使った残りだけだとか、まだ決まっていないということなのですか。 ◎市長(富岡賢治君) 決めていません。ですから、全く新しい、あるいはさらに30万円もう少しかければよかったなと、両方ありだと私は思っています。内容によって、それは新しい店を魅力的にするということの方針さえはっきりしていれば、それは余りこだわらないでいこうと、今は自分的にはそう思っています。 ◆委員(松本基志君) わかりました。  もう一点、その下の高崎じまん等支援事業補助金についてもちょっとお伺いしたいと思います。今市長からオーパの話もありましたけれども、この1億4,622万円というのは、オーパさんの1階の高崎じまんと、7階の開運たかさき食堂に対する補助だと思いますけれども、この内容についてちょっとお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 平成30年度高崎じまん等支援事業補助金の内訳でございますが、主に家賃関係費として約3,400万円、運営経費として約1億1,300万円となっております。平成29年度予算額と比較すると、内装工事費や開設準備費の初期費用は不要となりますが、運営費用は逆に約半年分から1年分となりますので、同額程度を見込んでおります。事業運営による収入は全て支払いに充てて、残りの差額を補助する考えでおります。 ◆委員(松本基志君) 家賃が約3,400万円ということで、これ1階と7階の区分とかわかるのですか、金額は。わからなければいいです。あと運営経費が1億1,300万円ということなのですけれども、この内容についてはお願いできますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) こちらの運営を観光協会のほうに委託しておりまして、そちらのほうの委託の費用でございまして、主に人件費が内容となっております。 ◆委員(松本基志君) そうすると、オーパさんがオープンなさったのは去年の10月からなので、現状の中ではもう少しで半年たつのかな。この間の1階、7階ともに来店客数とか売り上げとかというのは、もう把握はできていますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 来客数でございますが、1階の高崎じまんにつきましては平日が約250人ほど、休日が約500人となっておりまして、毎月約1万人の方に御来店いただいております。売り上げでございますが、目標を順調に推移しているものと考えております。 ◆委員(松本基志君) 今のは高崎じまんのほうですか。開運たかさき食堂のほうもわかりますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 開運たかさき食堂のほうにつきましては、大体売り上げのほうが平日で1日8万円ぐらいで、休日だと18万円ぐらいの売り上げになっております。 ◆委員(松本基志君) 私も何回かオーパさんへ行ったことがあって、1階も行ったし、上の開運たかさき食堂も行きましたけれども、1階はそこそこお客様もお見えになっているのかもしれませんけれども、開運たかさき食堂のところに行くと、あのフロア自体が何か、うちの食堂だけではなくて、ほかのレストランなんかも余りお客様お見えになっていないという部分もあるのかなと思ったのですけれども、さっきの運営経費の話にちょっと戻してもらって、開運たかさき食堂に出店なさる方から売り上げの何%とかというマージンをもらうとか、あとは高崎じまんで出品してくださって、その売り上げに対して何%取るとかというのはあったのでしたっけ。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 高崎じまんに関しましては、出品していただいている商品の売り上げの20%をマージンとしていただいております。開運たかさき食堂につきましては、固定メニューと月がわりのメニューがございまして、固定メニューのほうにつきましてはその食材等を全て観光協会のほうが用意しますので、そちらのほうのマージンが30%、月がわりのメニューにつきましては15%のマージンをいただいております。 ◆委員(松本基志君) まだ始まって半年という言い方もあるかもしれないし、最初すごい勢いがあったのかもしれないですけれども、高崎のブランド力を上げるみたいな考えで高崎じまんを設置するというようなお話だったので、できれば高崎市だけでやるのではなくて、やっていらっしゃるかもしれないけれども、オーパさんと一緒に、もう少し広報活動するとか、オーパ自体に人が来るような取り組みも必要ではないかと思いますけれども、そんなことも来年度やりますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 高崎を代表するお土産やメニューを育てていったり、高崎産の農産物のブランド化をより進めていけるように、オーパさんとも協力しながら売り方の工夫をしていきたいと考えております。 ◆委員(松本基志君) 年間1億5,000万円ぐらいかかるというから、ぜひいい方向にいけるように、またお願いしたいと思います。 ◆委員(木村純章君) 中小企業経営安定化助成金、191ページの8億4,000万円ですが、平成30年度の見込み件数でいいのですけれども、事業所税のバックという意味合いもあるかと思うのですが、黒字決算と赤字の会社さんの比率、見込みの件数、全体の件数、見込み数の説明をお願いいたします。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) あくまでも見込みという形になりますが、赤字決算の企業が約240、それで黒字が、これも240程度ということで今想定しております。 ◆委員(木村純章君) 景気もあるかと思うのですけれども、黒字がふえていただければと思います。  続いて、商業振興費の第3期中心市街地活性化基本計画策定委託料で650万円計上されていますが、この内容、内訳というか、どのような基本計画なのか説明をお願いいたします。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 現行の第2期中心市街地活性化基本計画が平成30年度で期間終了となることから、2期計画の結果の検証、分析を踏まえた上で、新たな計画を作成していく予定でございます。計画の認定に向けて、国や関係機関などと協議、調整していく上で、データの収集、分析業務、計画策定業務に精通している業者に必要な業務を委託して計画を策定してまいりたいと考えております。 ◆委員(木村純章君) 承知しました。  続いて、まちなか回遊性向上事業2,468万円計上されておりますが、高チャリ、高カフェかなと思っておりますが、これの大まかな割合というのですか、それと期待される昨今の推移、平成30年度の成果の見込みをお願いします。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) まず成果をお答えさせていただきまして、成果として顕著にあらわれておりますのが、中心市街地の通行量調査にあると考えております。事業実施前の平成24年度と平成28年度を比べますと、歩行者、自転車の通行量が約34%増加しておりまして、確実に街中のにぎわい向上の一助になっていると考えております。また、まちをにぎやかにということだけではなくて、落ちついた、ちょっとゆったりとした雰囲気を出すことにつながっているというふうに考えております。  それから、割合につきましては、これはまちなかオープンカフェ推進協議会と高崎まちなかコミュニティサイクル推進協議会、両協議会とも高崎商工会議所に委託しておりまして、そちらのほうに2,454万円ということで業務のほうへ補助しているものでございます。 ◆委員(木村純章君) 高チャリをもとの場所に戻したり、セッティングは非常に大変で、頑張っていらっしゃると思うのですけれども、その全体像としてどのくらいお金がかかっているかというのはわかりますか。委託だから。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) インフォメーションセンターのほうで、係員のほう7名ほど雇用しておりまして、その人件費が1,400万円ほどかかっております。人件費と事務所の経費です。 ◆委員(木村純章君) わかりました。通行量34%、毎年アップしているのでしょうけれども、以前もお話ししたかと思うのですけれども、市外から見える人、ビジネスマン、観光客の人に使ってもらえるのかなというのは、私もそう思ってはいたのですが、なかなかデータはとれないのですね。とれないのがいいところというか、すばらしい仕組みで、100円戻るから。その辺についてはどうなのですか。調査の仕方というのはありますか。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 高チャリにつきましては、無登録のデポジットで100円を入れるだけで使えるというシステムになっておりますので、利用の回数とか頻度というのはデータとして捉えておりません。 ◆委員(木村純章君) 先ほどの高崎じまん、開運たかさき食堂の話にもちょっと絡むのですけれども、やはり観光客も含めたアンケート調査というのか、高チャリも含めて。そこは、観光協会さんも含めてどのくらい、ビジネスマンの方とか見えますよね、そういった方にアンケートとったりする仕組みというのは、余り考えていないですか。平成30年度以降。 ◎産業政策課長(吉井秀広君) 環境フェア等のイベントで、高チャリのボランティアをしていただいている学生さんたちが、高チャリについての意識調査というのを一回したことがあるのですが、結構市外から来た方で、まだまだ高チャリのことを知らないという方も多かったので、そういった方へのPRも含めて、いろんな意味でPRのほうを進めていきたいというふうに考えております。 ◆委員(木村純章君) 非常にかわいい、チャーミングだし、人気が出ると思うので、ぜひ女性の観光客の方もそうだろうし、ビジネスマンも含めて、一度はちょっとそういうアンケート調査をしたほうがよろしいかと思います。  また、先ほどの開運たかさき食堂についてもやっぱり味自慢ということがポイントだと思いますので、そういった点も小まめに、平日の平均が8万円でしょうけれども、もっと売り上げを上げるために、先ほども提案も出ましたけれども、高崎だけではないのがいいのか、まずは高崎が攻めるべきだと思いますけれども、そういった点は、食べた方のアンケート等をしっかりと観光協会さんだけに任せるのではなく、職員の方、味を知っているとは思うので、それ以上のことは言いませんけれども、ぜひ追求してください。  続いて行きます。7款1項6目観光費の195ページです。観光宣伝事業の高崎の食発信事業4,700万円の平成30年度の主な事業内容について説明をお願いいたします。 ◎観光課長(新井修君) 高崎の食発信事業の内訳でございますが、まず5年連続出店しておりますふるさと祭り東京の事業費を増額させていただき、来年度はブース内でのイベント企画を中心に拡充して、さらなる誘客を図ってまいります。そのほか来月石川県金沢市で開催されますフーデックスいしかわに出店する市内業者の支援や、市内外の各種イベントに開運たかさき食堂が出店する経費なども含まれております。 ◆委員(木村純章君) 当初からぐるなびとか観光大使500人ということで仕掛けていらっしゃったと思います。この辺の結びつきというのは今あるのですか。 ◎観光課長(新井修君) 観光大使と高崎の食の発信事業の結びつきというのは特にないのですけれども、観光大使が投稿されますコメントの中に、食、いわゆるグルメの関係については投稿がありますので、高崎の食を観光大使みずから情報発信していただいているというケースはございます。 ◆委員(木村純章君) 今外国の方もSNSとか、この高崎の観光大使の方もSNS、パソコンで発信してくださっていると思いますので、やはり担当課、専門のところが今月はこれを攻めたいとか、そういう打ち合わせ会みたいなものをして、ぜひ結びつけていただければ500倍のパワーにもなりますし、そういった点も平成30年度はチャレンジしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
    ◆委員(新保克佳君) 191ページ、私も高チャリについて1点、ちょっとお伺いしたいのですが、先ほどの木村委員の話の中で、34%交通量がふえた、大変喜ばしいことであるのですが、実は一方で今100円を盗まれるというケースが続出しているようでありまして、本来の高チャリの使用の仕方とすると、サイクルポートからポートまでの間を使うということですので、途中の店には寄らないのが基本だということは認識しているのですけれども、とはいえなかなか街中歩いてみますと、店舗の前にとまっていることもよく見受けられますし、皆様もおおらかに恐らくその辺を捉えていらっしゃったのか、それがまた逆に人気の一つの要因でもあったのかなと思っているのですが、そういった犯罪ですけれども、こういったことがふえる中にあって、また自転車の耐用年数もそろそろ来るのかなというところで、このコインボックス、あそこを防犯対策も含めた更新をすることも必要かなというふうに考えるのですが、いかがでしょうか。 ◎市長(富岡賢治君) これは、発想者は私でございます。そういうことを余り意識したら多分失敗するのです。全国で高チャリと同じようなことをやっているのは100近くの市町村ありますけれども、9割うまくいっていないのです。なぜかといったら盗まれたり、壊されたりということを意識する余り、管理を厳しくして、あるいは事前登録が必要だとか、事前申し込みが必要だとか、これをやって失敗するのです。私は、盗まれてもいいぐらいのつもりでやらないと、こういうものは自由に使えないと、こういう発想です。そのかわり、税金で自転車は買いませんと。民間の方に寄附していただこうというやり方をしていますので。それは、100円盗むやつはいるのです。それは、もう警察もよく知っています。誰だということも知っています。だけれども、そういうことを防ぐために管理を厳しくしますとうまくいかない、私はそう思っていますから。  それから、これで全部街中が回遊性、これ1本でやっているわけではありませんから、いろんな、先ほどの商店リニューアルだって回遊性の向上のためには一番大きなことですから、そういうことも含めてやりますけれども、新保さんの言っていることはよくわかりますけれども、研究はいろいろしますけれども、余り管理はしないでいこうと思いますので、ちょっとお含みおきいただきたいと思います。 ◆委員(新保克佳君) 高チャリの成功の要因は、この緩さだと思いますので、それがやっぱり受け入れられるのだなというふうに思いますので、よくわかりました。  続いて、195ページ、観光費になりますけれども、この中で真ん中下のあたりにクラインガルテン改修工事と、くらぶち小栗の里の改修工事が計上されております。まず、この改修工事2つの内容についてお知らせください。 ◎倉渕支所地域振興課長(宮下明子君) まず、クラインガルテン改修工事の内容でございますが、こちらは相間川温泉ふれあい館の燃料配管を改修するものでございます。当該施設は、平成4年にオープンし25年以上経過し、燃料管の老朽化が進んでいるため、今回の工事により更新するものです。  次に、くらぶち小栗の里の改修工事でございますが、こちらはくらぶち小栗の里の販売店舗側の入り口ドアを自動ドア化するための改修工事でございます。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。小栗の里については、新しいにもかかわらず改修ということで、どういった内容なのかなと思ったのですが、自動ドアになるということで、より利便性が高まるということで大変喜ばしいなというふうに思います。1点、副委員長の前で大変恐縮なのですけれども、倉渕、今英語村、また天文台等大変脚光を浴びている、まさに時が来ているなというふうに思うのですけれども、先ほどから機運ばかり言って申しわけないのですけれども、こういった中にあって、このクラインガルテン、また小栗の里をさらにこういう利用者をふやす、またそこに絡めていくというような考えがあれば伺いたいのですけれども。 ◎倉渕支所地域振興課長(宮下明子君) まず、クラインガルテンなのですが、こちらのほうの特徴については良質な温泉にあると考えております。利用者からも温泉に対し高い評価をいただいており、今後も温泉をメーンに集客を図りつつ、ただいま委員に御提案いただきましたように、今後倉渕に開設される各施設との連携も踏まえたイベントの開催でありますとか、地域資源を活用した集客を図ってまいりたいと考えております。  また、くらぶち小栗の里につきましては、オープン以来毎年利用者が増加しておりまして、昨年度に引き続き今年度も61万人以上の方に御利用いただけると予想しております。倉渕の新鮮な野菜やお米、冷たいおっきりこみなど大変人気がございまして、今後も農産物等の販売はもちろん、施設の特徴を生かしたイベントの開催や地域施設との連携を図り、利用度を上げていきたいと考えております。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。ぜひまた頑張っていただきたいと思います。  続いて、197ページをお願いいたします。みさと芝桜公園運営事業の中で、トイレ設置工事、計上していただきました。先ほどの歳入のほうで特定防衛施設の交付金、これが充てられているという御説明がありましたけれども、この設置工事の内容について、どのようなトイレなのか、伺いたいと思います。 ◎箕郷支所産業課長(長壁保幸君) 箕郷地域を代表する観光施設でありますみさと芝桜公園に観光客の増加と利便性の向上を図るため、女子トイレの建設をする工事でございます。木造瓦ぶき、面積約50平米、男女のトイレに加え、十分な広さを持った多目的トイレの設置を予定しております。 ◆委員(新保克佳君) 今回うちの会派のほうからも一般質問でありましたけれども、ユニバーサルシート、今トイレ等に設置を、非常に重要だということで訴えさせていただいているのですが、この芝桜公園のトイレについてはいかがでしょうか。 ◎箕郷支所産業課長(長壁保幸君) 芝桜まつりには障害者や高齢者の方も多く来場していただいております。多目的トイレには大人の方が乗ることができるユニバーサルシートも設置する予定でございます。 ◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。ほかの施設等々も本当に、ぜひトイレをつけていただきますようお願いしたいと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  208ページをお開きください。  8款土木費2項道路橋りょう費 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 288ページをお開きください。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 290ページをお開きください。  2項商工施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意ください。  221ページをお開きください。  債務負担行為 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 222ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) これより議案第59号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立多数です。  よって、議案第59号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第60号 平成30年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算の所管部分を議題といたします。  4ページをお開きください。  歳入について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) いよいよ4月から国保の都道府県単位化がスタートするということで、いろいろ変わることもあると思います。質問をさせていただきます。まず、4ページでありますけれども、1款1項2目退職被保険者等国民健康保険税でありますが、一般被保険者の国保税のほうが前年度比で94.1%なのに対して、こちらの退職が前年度比31.0%ということで、減り幅がかなり大きくなっていると思います。その減り幅が大きい理由について確認させてください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この退職被保険者については、平成20年4月に制度が廃止されまして、平成27年度以降は新規の適用者がいないという状況でございます。そのため65歳に到達するなどで年々減少している状況にございます。平成30年度につきましては、退職被保険者を429人というふうに見込んでおりまして、前年度に比べると1,000人減るということですので、退職国保税が大きく減っているということになっております。 ◆委員(田村理君) ありがとうございます。わかりました。  続いて、8ページになります。4款1項1目保険給付費等交付金についてなのですけれども、この説明の一番上の保険者努力支援交付金、これについてまず伺いたいと思います。これは、医療費の適正化に向けた本市の取り組みなどに対する支援金でありますけれども、本市の取り組みがどのように評価されてこの1億3,500万円という金額が算定されたのか、詳しくお聞かせください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 保険者努力支援交付金につきましては、保険者が行う指標が示されておりまして、その達成状況や取り組みの実施状況を評価して交付されることになっております。主な指標といたしましては、特定健診、特定保健指導の実施率や受診率、糖尿病等の重症化予防の取り組み状況、後発医薬品の使用促進に関する取り組み状況、保険税収納率向上に関する取り組み状況、データヘルス計画の実施状況、また健全な事業運営の実施状況などでありまして、当初予算で計上した額は、平成27年度から平成29年度の実績見込みなどをもとに評価されて積み上げた金額というふうになっております。 ◆委員(田村理君) わかりました。御答弁の中で、収納率に関して点数がつけられてというようなこともありましたけれども、今もかなり収納厳しい状況だという話を実は市民の方からも聞いていまして、さらに今回のこの制度改正によって、収納率を高めるなんていうことをしないでいただきたいということを訴えておきます。  それでは、続いて2つ下の県繰入金分交付金になります。こちら新たに追加された費目かなと思うのですけれども、ここに激変緩和措置分が含まれているという考えでよろしいのでしょうか。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 激変緩和措置というのは、今回の新制度によりまして保険料率が余りにも上がってしまうというようなところについて措置されるものですけれども、今回この激変緩和措置については、群馬県が市町村に示す国保事業費納付金の算定のときに控除されておりますので、この県繰入金分の交付金には含まれてはおりません。 ◆委員(田村理君) わかりました。  ページが変わります。10ページ、6款2項1目国民健康保険基金繰入金について、この繰入金1億1,000万円なのですけれども、前年度比で11.6%と大幅に減っています。その理由を御説明ください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 国保基金の繰り入れですけれども、これまでの予算では保険給付費等に係る歳出と国保税や国・県等の財源などによる歳入との間で不足する分について取り崩して充当してきました。市の単独で予算を組む際には、歳出の給付費に不足が生じることがないように、多少余裕を持った額を積算していたために、その分を財源として基金繰入額を多くする必要がありました。平成30年度以降ですけれども、この保険給付費というのが、財源が県の交付金で賄われることになるため、県が示す金額で予算を計上することになります。今後は、県全体で給付費総額が足りればいいため、これまで市が余裕を持って積算していた部分も抑えられたものと考えられています。また、本市は激変緩和措置の対象になっていることもありますので、それも要因の一つかなというふうに思います。  繰入金の減額については、制度改革による積算の違いによるものというふうに私どもは捉えておりまして、平成30年度当初予算においては現行の保険税率を維持するのに必要な分だけを繰り入れたということで考えております。 ◆委員(田村理君) 今回の制度改正によって、この基金の繰り入れ、大きく変わってくるということで承知いたしました。ありがとうございます。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  14ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 14ページ、1款1項2目連合会負担金の中の右側の連合会負担金、3番目に国民健康保険情報集約システム・データベースということで1,850万円余りが計上されています。こちら前年度よりも約1,800万円の増額になっているのですけれども、これは国民健康保険情報システム・データベース、この負担金が新たに計上されたものということだと思います。都道府県単位化に伴って、各市町村が負担することになったということですけれども、負担割合はどのように決められているのか、御説明いただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この負担金の負担割合ですけれども、各市町村の被保険者数で案分されております。これまでの調整の過程にありましては、均等割を含める意見というのもございましたけれども、町村部のほうでは被保険者数割という意見が多く、それが反映されたものということでございます。 ◆委員(田村理君) わかりました。均等割の話も出ていたけれども、地方のことも鑑みてということで、今回被保険者割ということになったということも理解できました。  続きまして、22ページになります。2款2項1目一般被保険者高額療養費について伺いたいと思います。平成29年度予算では4億3,000万円増額を見込んでいたのですけれども、今回2億4,000万円の減額を見込んでいると。これは増減が激しいのですけれども、現実的な数字なのかちょっと心配でして、減額の理由についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この当初予算を見積もる際には、予算年度の実績見込みや、また過去の2年ほどの実績や伸び率などを勘案して算出しているところでございますけれども、平成29年度の予算では実績による伸び率が大きく、また前年度を上回る予算としたところでございますけれども、これまでの支出の過程では想定ほど伸びていないという状況で、本定例会におきまして3億4,500万円ほど減額していただいたところでございます。こうした状況もございますので、平成30年度予算では前年度に対し減額となったというものでございます。 ◆委員(田村理君) わかりました。予想と結果が乖離してしまったということですけれども、今回柔軟に対応、軌道修正していただいて、この31億円という金額を計上したということでよろしいですね。予想と結果が乖離しないことにこしたことはないのですけれども、今後も柔軟な対応をお願いしたいと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第60号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第60号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第64号 平成30年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算の所管部分を議題といたします。  148ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 154ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(田村理君) 154ページ、1款1項1目一般管理費、この中の一般管理経費の中の総合住民情報システム改修委託料というものがあります。どのようなシステム改修なのか御説明ください。 ◎保険年金課長(山田史仁君) この改修ですけれども、保険料の軽減特例の見直しというのがございまして、被用者保険の被扶養者であった者に対する軽減措置が見直されることになります。そのためのシステム改修で、財源につきましては全額国庫補助金ということになっております。 ◆委員(田村理君) わかりました。軽減率が7割から5割に変わるということだと思うのですけれども、そのこと自体には余り納得できていないのですけれども、とりあえずどのようなシステム改修なのかは承知いたしました。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第64号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第64号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第65号 平成30年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。  172ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) 176ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(渡邊幹治君) これより議案第65号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(渡邊幹治君) 起立全員です。  よって、議案第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(渡邊幹治君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(渡邊幹治君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                       午後 2時30分   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・高崎市第4次男女共同参画計画の策定について
          ・高崎市交通安全アクションプランについて       ・窓口番号案内表示システム等の設置について       ・高崎市特定健康診査等実施計画(第3期)及び高崎市国民健康保険保健事業実施計画(高崎市国保データヘルス計画)(第2期)の策定について ○委員長(渡邊幹治君) 次に、報告事項に入ります。  最初に、高崎市第4次男女共同参画計画の策定について説明をお願いします。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) それでは、高崎市第4次男女共同参画計画の策定について御説明いたします。  平成29年度をもって計画期間が終了する第3次計画の後継計画といたしまして、男女共同参画推進のための施策方針や実施施策をまとめた第4次計画を策定し、その概要版を策定いたしましたので、御報告いたします。なお、正式な計画書につきましては、印刷ができ次第配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。  1の計画の概要ですが、(1)の計画の策定の趣旨につきましては、審議会の答申、平成28年度に実施いたしました市民アンケート、事業所意識調査の結果や第3次計画の評価を踏まえまして、新たな課題への対処も含め、男女共同参画社会の推進に関する施策を総合的かつ計画的に実施するために作成したものでございます。  (2)の計画期間は、2018年度から2022年度までの5年間でございます。  (3)の本計画で強調した視点でございますけれども、本計画がDV防止法や女性活躍推進法に規定する市町村計画を含む一体的な計画であることや、市民アンケートの結果、審議会での検討、国の男女共同参画の施策の動向などを踏まえまして、記載の5項目を掲げまして実施事業に取り入れ、推進してまいります。  (4)の計画の体系でございますけれども、第3次計画の基本的な考え方を継承し、さらに男女共同参画施策を推進していくため、記載の基本項目において各施策を展開してまいります。  2の計画の公表につきましては、正式な計画書ができ次第、本委員会の委員の皆様初め全議員の皆様に配付させていただき、その後市ホームページ等に公開し、市民や事業所の皆様へ周知を図ってまいります。なお、本日提出した資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様へ配付をさせていただきます。  以上、簡単ではございますが、高崎市第4次男女共同参画計画の策定についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(田村理君) 1点だけちょっと確認させていただきたいのですけれども、今回の計画期待しています。男女共同参画のさらなる発展のために必要な計画だと思っていますので、よろしくお願いしたいと思いますが、今男女共同参画センター、ソシアスのほうにその機能があるのですけれども、女性団体の皆さんから、旧市内のほうにぜひそういった場所を設けてほしいなんていう意見を寄せられているのですが、この点についてどのようにお考えなのでしょうか、お聞かせください。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 今ソシアスのほうで、例えばNPOとの連携であったり、いわゆる女性団体が学ぶ場ということで非常に多くの皆様に活用していただいております。ソシアスのほうは男女共同参画の拠点、それからNPOの連携の拠点として、設置から今まで経過をしているところなのですけれども、業務の性格上、専門性を有する、あるいはDV相談等も受けているところもありますので、専門性を非常に有する職員も必要になりますので、今のソシアスの場所で、職員の研修等を含めて、より専門性を高めて、機能性を高めながら、今の場所で継続してやっていきたいというふうに考えております。 ◆委員(田村理君) 具体的にこの本庁舎の中のあいた部屋を使ってなんていう提案も実際に市民の方々から出ていると思います。今後そういった声を受けとめていただけたらと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。  次に、高崎市交通安全アクションプランについて説明をお願いします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) それでは、高崎市交通安全アクションプランの策定について御報告させていただきます。  高崎市内の交通人身事故発生件数は、平成25年度から減少傾向でございますが、高齢者が関係する事故の比率は依然として高く、通学路における重傷事故の発生状況もあり、緊急かつ効果的な対策が必要です。交通事故を起こさない、遭わないという両面から、本市のこれまでの取り組みに加えて、新たにスピード感を持って取り組むべき施策を具体的に定めたアクションプランを作成いたしました。具体的な施策のうち、新たな取り組みについて御説明いたします。お手元のアクションプラン6ページをお願いいたします。  初めに、高齢者の交通安全対策でございます。新たな取り組みの一つとして、運転免許証自主返納奨励事業の窓口の一元化を実施します。従前は、運転免許を返納された後、本庁地域交通課か各支所地域振興課で奨励事業の手続を行う必要がございましたが、ほとんどの方々が高崎交通安全協会で自主返納手続を行っている実情を踏まえ、平成30年4月1日、同協会内に窓口開設、翌月曜日、2日より運用開始、その場で奨励品がお渡しできるようにして返納者の負担軽減を図ります。  続きまして、9ページです。運転免許証自主返納者専用ぐるりん回数券の新設でございます。免許返納に伴い、運転経歴証明書の発行を受けた方が実質的に半額で利用できる回数券でございます。移動手段として各ぐるりん路線やアリーナシャトル等を利用したときの経済的負担の軽減を図ります。  次に、12ページ、子どもの交通安全対策をごらんください。新たな取り組みとして、右の13ページ上段の③の部分でございますが、通学時間帯に通行を規制された道路に誤って進入してくる車両対策として、移動式の車どめを希望する小学校に配布いたします。  続いて、16ページをごらんください。生活道路の交通安全対策ですが、カーブミラーの安全性の強化を図るために、腐食しにくい支柱に順次切りかえるとともに、鏡面の曇りや氷結を防ぐカーブミラーの導入を順次進め、交通事故を抑止していきます。  1枚紙の報告書にお戻りいただき、プランの公表等でございますが、市民や事業者の皆様へ市ホームページ等で周知を図ってまいります。なお、本日提出した資料につきましては、本委員会終了後全議員の皆様へ配付させていただきます。  以上、高崎市交通安全アクションプランの策定に関する報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ○副委員長(追川徳信君) この高崎市交通安全アクションプランは非常によくできていて、表紙めくりますと、交通事故のない安心・安全なまちを目指してと、市長の写真が載っているわけでございますけれども、まさにそのとおりだと思います。  11ページをちょっと見ていただきたいのですが、高齢運転者に対する安全対策の中で、認知症と診断された方は、免許返納はやむを得ないと思いますが、元気なお年寄りで車の運転に自信のある方などは、まだまだ車に乗り続けたいと思っていると思います。そこで、誤発進防止装置ですとか衝突防止装置のような安全対策装置がついた車に乗っていただければ、コンビニに突っ込むことだとか、歩道の子どもをひくことがなくなると思うのですけれども、安全装置のついた車の購入のための高齢者運転者マークのついた75歳以上の方々に補助をしていただいて、安全な車に乗っていただくことはできないのか、お聞きいたします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) 補助制度の導入につきましては、現段階では考えておりませんが、安全装置のついた車の利用により、高齢者を含むドライバーのヒューマンエラーによる事故が格段に減少すると考えられますので、普及促進のための啓発活動を行ってまいりたいと考えております。 ○副委員長(追川徳信君) 他市では、これ補助している市もあるそうなので、ぜひ検討いただければと思います。  また、その次の子どもの交通安全対策の中で、グリーンベルト整備事業の早期着工とあるのですけれども、2番の小学校周辺道路交通安全対策事業の早期実現というものがありまして、その中でグリーンベルトと舗装に段差をつけるハンプの整備は、車のスピード抑制には非常に今効果を発揮しているのではないかなというふうに思っていますが、まだまだ整備が完了していない地域もあると思います。要望があった地域から、順次危険箇所から工事を行っていただいていると思いますが、この全ての学校が整備完了になるのはいつごろなのか、お聞きします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) グリーンベルト等の工事でございますが、平成29年度末で19校未実施校があります。平成30年度に9校施行予定で、平成31年度以降に10校で完了を目指しております。未施行の小学校でございますが、周辺道路に歩道が十分整備されておったり、安全に通学できる小学校等もございますことから、現地をよく検証し、早期着工に努めてまいりたいと考えております。 ○副委員長(追川徳信君) 歩道があるところは全然問題ないと思うのですが、歩道がないところは、やはり1年でも2年でも早く完了していただければと思います。  また、学校周辺でグリーンベルトやハンプの段差をつけていただいて、安全対策に非常に気を使っていただいているのですけれども、若干緩いところだとかもあるのです。そういうところだと、最初はゆっくり行っていたのですけれども、なれてくるとやはり同じスピードで来る方もいまして、私も何度か見受けたのですが、30キロのところを70キロぐらいで、猛スピードで行くような車を毎日見受けるのです。だから、その辺のところを、ハンプもなれてきてしまったかなというふうにちょっと私は思っているのです、個人的に。だから、できればこの幅員を狭くする、例えば安中杉並木なんかうんと狭くなっているのです。3メーターか4メーターぐらいなのです。そういうようなことができないかと思っているのですけれども、その辺の対策をちょっとお聞きします。 ◎地域交通課長(金田祐児君) スピードを抑止する面での有効手段として、路面標示、路面に文字を書いて注意を促す、注意喚起を実施しているところでございますが、なかなかおっしゃるとおりでございます。道路形態を変えての安全対策につきましては、市道管理に係る問題にもなってまいりますので、建設部と関係機関とも協議しながら対策を検討してまいりたいと思います。 ○副委員長(追川徳信君) 赤白のポールがあるのですけれども、ぶつかっても大丈夫なような。それは値段が安いのですよね。白線を狭くしてそのポールを立てれば、もうそこは30キロでなければ通れないぐらいの幅にすれば間違いないと思うので、それを並行して3セット、グリーンベルトとハンプと車幅を狭くする。その3セットしていただければほぼ完璧ですから、ぜひお願いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) いい案を言っていただきましたけれども、ほかにもいろいろありまして、考えてはいるのです。例えば物理的に抑えるほうが一番いいので、通行、進入をここはやって、置いてしまえばいいのです。そうしたら管理を地元がやれないだろうという話になりまして、あと1時間後か2時間後ぐらいにちゃんと外しに来るという見通しがないので、そんなのとか、いろいろ試算はありますので、よく研究させてください。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  次に、窓口番号案内表示システム等の設置について、説明をお願いします。 ◎市民課長(青柳正典君) 市民課から窓口番号案内表示システム等の設置について御説明させていただきます。お配りしてある資料をごらんいただければと思います。  市民課窓口の混雑緩和と、待ち時間の快適化及び来庁者の利便性向上を目指しまして、市民課の窓口に広告つき窓口番号案内システムを、また市民ロビーに庁舎案内モニターと行政情報モニターを設置いたしました。設置された機器を写真つきで御紹介しておりますが、簡単に御説明させていただければと思います。  (1)の受付番号発券機でございますが、以前の発券機は1つのボタンで受付番号順の券が発行されるだけのものでしたが、今回設置したものはタッチパネル式で、証明書の発行ですとか住所変更、マイナンバーなど業務内容ごとに受付を分類しまして、それぞれの待ち人数も表示されるようになりました。  (2)の受付番号呼び出しモニター及び受付番号表示パネルは、各窓口で受付順となる番号を音声で呼び出すとともに、個別の表示機に該当番号を表示するものでございます。裏面をごらんいただければと思います。  (3)の交付番号案内表示モニターは、各種証明書を交付する際にお呼びした番号を表示するもので、こちらも音声で御案内しております。  (4)の広告行政モニターは、本市の行政情報及び設置事業者が募集した市内業者の広告を提供するものでございます。3月末までは行政情報のみでございまして、現在は繁忙期の日曜日窓口の開設ですとかハルヒルの催し、天気予報などについて情報を提供しております。また、先日平昌オリンピックで金メダルを獲得した高崎健康福祉大学の佐藤綾乃さんの凱旋パレードについてもお知らせしております。4月からは、その行政情報に加えて、市内業者の広告も提供される予定でございます。  (5)の庁舎案内モニターでございますが、こちらは3分割されておりまして、左側が市庁舎を案内する機械で、画面はタッチパネル式になっております。課名、目的、フロア別の各課の場所を検索することができます。真ん中は、市の全域図と公共施設等の位置を示しております。右側が広告行政モニターとなっております。  (6)の行政情報モニターは、初期設定では行政情報を提供しておりますが、タッチパネルによって写真や文字を選択して、記念撮影用の画面にもなるようになっております。なお、この庁舎案内モニターと行政情報モニターにつきましては、プロポーザルにより選定された設置事業者からさらなる市民サービス向上のための提案がありまして、追加のサービスとして設置されたものでございます。これらのシステムにつきましては、2月26日から運用が開始されておりまして、広告行政モニターの広告提供につきましては4月の1日からとなります。  以上、簡単ではございますが、報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては、本委員会終了後、全議員さんに配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊幹治君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(田村理君) 表の(1)の受付番号発券機なのですけれども、こういうものを導入したときに、やはり市民の皆さんはちょっと対応に困られることもあると思うのです。例えば音声案内の機能がついているのかどうか、その辺ちょっと確認させていただきたいのですけれども。 ◎市民課長(青柳正典君) まず、証明などは申請書を書いていただいて、ボタンを押すと券が出ます。例えば証明発行ですと、証明発行というボタンを押していただくと券が出ますので、券をお取りくださいという表示が出て、それをとって、お待ちくださいという形になりますので、そこで窓口に座っていただくような形、全てボタンを押すと音声が出るような形で御案内させていただいております。 ◆委員(田村理君) わかりました。ボタンを押したときに音声で案内があるということで、これ運用してみないとわからないこともあるので、運用しながら、問題があればいろいろ改善していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。  次に、高崎市特定健康診査等実施計画(第3期)及び高崎市国民健康保険保健事業実施計画(高崎市国保データヘルス計画)(第2期)の策定について説明をお願いします。 ◎保険年金課長(山田史仁君) 高崎市特定健康診査等実施計画(第3期)及び高崎市国民健康保険保健事業実施計画(高崎市国保データヘルス計画)(第2期)を策定しましたので、概要についての御報告をさせていただきます。なお、この2つの計画については関連がございますので、一括しての説明とさせていただきます。  初めに、高崎市特定健康診査等実施計画(第3期)ですけれども、本計画は、特定健康診査、特定保健指導について実施率の目標値や実施方法を定め、生活習慣病の予防や医療費の適正化を図ることを目的としたもので、医療保険者につきましては策定が義務づけられているものでございます。今年度が現計画の最終年度となるために、2018年度から2023年度までの6年間を計画期間としております。第3期の基本的な考え方につきましては、第2期計画を引き継いだものとなっております。それでは、計画書のほうをお手元に御用意いただきまして、2ページをお開きいただきたいと思います。  第1章は、高崎市国民健康保険の現状でございまして、加入状況を記載しております。  3ページの第2章では、特定健康診査及び特定保健指導の実施状況ということで、第2期計画での取り組み状況について実績等を記載しているものです。  少し飛びまして、8ページ、第3章の目標ですが、計画期間中の目標を記載しておりますが、国の目標値でもあります60%を最終年度に達成できるよう設定いたしました。  その下の第4章、対象者数の推計及び実施見込み者数では、目標に合わせ計画期間中の対象者数及び実施見込み者数を推計しております。  11ページの第5章、実施方法は取り組み方法。  15ページの第6章、個人情報の保護は情報セキュリティー。  16ページの第7章、公表・周知では、その方法についてそれぞれ記載しております。  その下の第8章では評価及び見直しということで、定期的な点検評価を行い、進行管理を実施していく旨を記載しております。  続きまして、高崎市国民健康保険保健事業実施計画(高崎市国保データヘルス計画)(第2期)について御説明いたします。  本計画は、被保険者の健康課題の分析、保健事業の評価などにおいて電子化の基盤が整ってきたことから、そのデータを有効に活用し、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業を実施するため策定するものでございまして、今年度が最終年度となりますので、2018年度から2023年度までの6年間を計画期間としております。計画書につきましては、別紙のとおりでございますけれども、この中では、2ページでは第1章の高崎市の現状ということです。  それから、9ページにつきましては医療費の状況等載せております。なお、そのほかにつきましてはこれまでの計画に準じておりますので、説明のほうは省略させていただきたいと思います。  なお、簡単でございますけれども、以上、計画の報告とさせていただきます。なお、委員会終了後、全議員の皆様には資料を配付させていただくほか、市のホームページへ掲載し、公表させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(渡邊幹治君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(渡邊幹治君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いいたします。 ◆委員(新保克佳君) 済みません、お疲れのところ。1点質問したいのですけれども、中小企業事業者の後継者の問題、いわゆる事業承継についてお伺いしたいと思うのですけれども、せんだって平成30年の税制改正で、この事業承継税制が大きく引き下げられる条件ということで新年度の税制改正の大綱に盛り込まれました。今審議中ですので、間もなくこれが可決し、4月からそういったことが施行されると思います。この問題の背景には、今の我が国の中小企業の99%、そういった割合ですけれども、そこの経営者が高齢化、そしてまた2020年には70歳を迎えるという、大変今悩んでいらっしゃるという後継者問題がありまして、そこで大きく拡充されるわけなのですけれども、これについて高崎もそういった企業の方たち、悩める方が大変多いので、ぜひスムーズに、円滑にそういったものをお示しいただいて御利用いただきたい。そして、中小企業、そこにお勤めの方たちも大変お困りになってしまいますので、雇用の問題にもなりますので、ちょっとこの辺の今後の周知の予定とか取り組み、そういったもの、あと高崎が何をそこの部分で担っていくのか、こういったことをちょっとお示しいただきたいと思うのですけれども。 ◎商工振興課長(大山富美雄君) 事業承継につきましては、現在中小企業、そして小規模事業者が抱える大きな問題の一つというふうに認識しております。また、今回の税制改正につきましては、まだ審議中ということでございますが、事業承継を後押しする大きなきっかけとなり、事業者にとっても非常に有用なものというふうにも考えております。今後も高崎市が何をするかということも踏まえまして、アンテナを高くし、情報収集に努めるとともに、関係各機関と連携を図ってまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(新保克佳君) その内容を見ますと、例えば特に株式の問題ですけれども、自社株を受け継いだ後継者が相続税を全額猶予、今までは3分の2なのですけれども、これが100%猶予される等々、大変これは大きな、恐らくそういった方たちにとってみると大きなことだと思いますので、ぜひ空白の時間なく、そういったものを周知し、いろんな関係、県も含めて、商工会議所もそうです。税理士会では先行して随分研究されているようでございますので、そういったところともしっかり連携して、本当に皆様に漏れなく周知していただいて、活用する方はしていただけるようにお願いしたいと思います。 ○委員長(渡邊幹治君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(渡邊幹治君) なければ、以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                     午後 2時57分閉会...