高崎市議会 > 2017-07-26 >
平成29年  7月26日 市民経済常任委員会−07月26日-01号
平成29年  7月26日 建設水道常任委員会−07月26日-01号

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  1. 高崎市議会 2017-07-26
    平成29年  7月26日 建設水道常任委員会−07月26日-01号


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    平成29年  7月26日 建設水道常任委員会−07月26日-01号平成29年 7月26日 建設水道常任委員会   平成29年高崎市議会建設水道常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                平成29年7月26日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                   建設水道常任委員会次第                                  平成29年7月26日(水)                                 第1委員会室 午後1時30分 1 報告事項 (1)高崎駅西口駅前広場再編整備について                  (都市整備部) (2)高崎都市計画事業上中居土地区画整理事業換地処分について        (都市整備部) (3)浜川運動公園拡張整備事業について                    (都市整備部) 2 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   時  田  裕  之  君     副委員長   飯  塚  邦  広  君   委  員   北  嶋  菊  好  君     委  員   堀  口     順  君   委  員   後  閑  太  一  君     委  員   三  島  久 美 子  君
      委  員   寺  口     優  君     委  員   柴  田  正  夫  君   委  員   木  暮  孝  夫  君   議  長   逆 瀬 川  義  久  君     副 議 長   林     恒  徳  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   副市長     松  本  泰  夫  君   建設部長    宮  石     修  君   管理課長    飯  島  英  樹  君   土木課長    松  本     伸  君   道路維持課長  牧  野  宏  之  君   建築住宅課長  塚  越  好  博  君   建築指導課長  斎  藤  興  嗣  君   開発指導課長  岩  下     浩  君   都市整備部長  川  嶋  昭  人  君   都市計画課長  清  水  博  幸  君   景観室長    関  口  宏  達  君   都市集客施設整備室長                                   佐  藤  育  男  君   産業・流通基盤整備室長             市街地整備課長 内  山  昌  行  君           福  島  克  明  君   区画整理課長  金  井  和  繁  君   都市施設課長  佐  藤  善  信  君   公園緑地課長  内  田  昌  孝  君   倉渕支所農林建設課長                                   塚  本  茂  之  君   箕郷支所建設課長外  所  広  昭  君   群馬支所建設課長関  矢  弘  幸  君   新町支所建設課長本  田  時  人  君   榛名支所建設課長神  宮  宏  幸  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   上下水道事業管理者                                   石  綿  和  夫  君   水道局長    森  田     亨  君   経営企画課長  岸     一  之  君   料金課長    木  本  弘  幸  君   工務課長    網  野  良  彦  君   浄水課長    田  口  和  彦  君   下水道局長   水  野  勝  祐  君   総務課長    中 曽 根  哲  哉  君   整備課長    小 野 澤  俊  彦  君   維持管理課長  設  楽     裕  君   施設課長    佐  藤  伸  一  君   財務部長    北  島     晃  君   契約課長    新  井     博  君   技術監理課長  町  田  一  幸  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    小  林     茂      庶務課長    大  島  勇  人   議事課長    大 河 原  博  幸      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   坂  口  圭  吾   議事課主任主事 高  橋  智  仁   ──────────────────────────────────────────── △開会  午後 1時28分開会 ○委員長時田裕之君) 定刻前ではございますが、皆様おそろいですので、ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長時田裕之君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴はあらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・高崎駅西口駅前広場再編整備について       ・高崎都市計画事業上中居土地区画整理事業換地処分について       ・浜川運動公園拡張整備事業について ○委員長時田裕之君) それでは報告事項に入ります。  最初に、高崎駅西口駅前広場再編整備について説明をお願いします。 ◎都市計画課長清水博幸君) それでは、高崎駅西口駅前広場再編整備について、お手元の資料に基づき御説明させていただきます。  現在高崎駅周辺で進めております都市開発の進捗に伴いまして、高崎駅や鉄道の利用者はますますの増加が見込まれますので、現状の西口駅前広場の形態ではバス、タクシーの円滑な交通処理に対応できないため、現在順調に運用されております東口駅前広場と同様なレイアウトに改修を行いますので本委員会に御報告するものでございます。  それでは、再編整備につきまして御説明させていただきます。まず、西口駅前広場の面積でございますが、約9,400平米でございます。  次に再編整備の概要でございます。配付させていただいております計画図をごらんください。図面の下が高崎駅でございます。これまでバス、タクシー一般車が同じ動線に集中しておりましたが、公共交通一般車走行レーンを分離し、交通の錯綜を改善します。具体的には、高崎駅は公共交通結節点であることから、駅舎に一番近いレーンにバスのおり場タクシー乗降場、さらに身障者用乗降場思いやり駐車場を設置いたします。次に一般車送迎専用レーンでございます。一般車の需要も非常に多いことから、おり場乗り場専用レーンをそれぞれ設けまして、一般車の需要に対応いたします。また、一般車おり場レーン身障者用乗降場を一角設けます。また、一般車乗り場レーン高崎アリーナシャトルバス乗り場を設けます。次はタクシーレーンでございます。タクシー待機場所は、東口と同様に縦列化し、レーン方式といたします。また、タクシー乗り場空き状況が待機しているタクシーに伝達できるようセンサー表示灯を設置いたします。次はバスの乗降場でございますが、乗車場につきましては特に変更はございません。次に広場内の車両の誘導案内でございます。広場に進入してきた車両がどのレーンを進めばよいか一目でわかるよう、広場の流入部進行方向路面標示するとともに、上空にも同様な門型の案内標識を設置し、利用しやすい駅前広場を目指してまいります。また、現在建設を進めております西口交番に対応するため、緊急車両待機場を2区画設置いたします。緊急車両待機場が設置されますと、広場内の交通違反に対する抑止につながるものと考えております。  最後に工期でございますが、平成29年7月に着工し、10月上旬の完成を目指して工事を進めてまいります。  以上、まことに雑駁ではございますが、高崎駅西口駅前広場再編整備についての説明とさせていただきます。なお、本委員会終了後に全議員さんに本資料を配付する予定となっております。よろしくお願いいたします。 ○委員長時田裕之君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。 ◆委員(三島久美子君) 最初に素朴な質問。先ほど課長の説明で、西口交番に対応した緊急車両待機場ということなのですけれども、この絵を見ると、緊急車両駐車場のこのところに西口交番が整備されるということなのですか。その辺を確認させてください。 ◎都市計画課長清水博幸君) 交番の位置は、図面の左隅あたりです。 ◆委員(三島久美子君) 今の交番の位置からずれるということですか。 ◎都市整備部長川嶋昭人君) もう一度交番の位置の確認をさせていただきます。A3の紙の左のほうにタクシー乗り場というのが3つあるかと思います。この下のほうに新しい交番ができる予定でございます。 ◆委員(三島久美子君) わかりました。あくまでも緊急車両待機場というのは交番から離れた場所にあるということで、それは理解できました。  それと先ほどいろいろな進入路の標示について、路面標示と上空にも電光掲示板的なもので標示するというお話だったと思うのですけれども、それで一般車両乗り場おり場というのが2つの全く違うレーンであるのですが、やはり人って結構近いところで待機したくなってしまったりとか、そういったことがあるので、その辺に対する標示というのは、それも明確にかなりはっきりとわかるように、しかも間違えて進入してしまった人たちに対する注意喚起とか、そのあたりはどのように考えているのか教えてください。 ◎都市計画課長清水博幸君) 先ほども申し上げましたが、一般車おり場乗り場につきましては路面標示するとともに門型の標識で誘導していきたいというふうに考えております。なお、もし間違って進入した場合でも、一周できるような構造になっておりますので、もう一度回っていただいており場乗り場のほうに進入していただくというふうな形で運用していきたいというふうに考えております。 ◆委員(三島久美子君) いわゆるバスのほうに来てはいけないよというのはしっかり書けばわかると思うのですけれども、乗り場おり場を分けるわけですよね。その辺が混同するだろうと、そういうことを言っているわけです。ちょっとこれは研究課題として明確にわかりやすいように、東口も最初のうちは混乱していて、今は大分なれたと思うのですけれども、そういったことが起きました。これは1つ提案なのですが、先般この常任委員会で盛岡市を視察させていただいて、横断歩道のところに車に対して歩行者がいますよというようなセンサーつきで示していた。何でとまってくれるのだろうと思いながら私たちは不思議に思って御説明を受けたらそういった表示が功を奏しているというようなセンサーつき、先ほどタクシーたまりにセンサーをつけるとおっしゃっていましたけれども、いわゆるバリアフリーが入っている高崎駅周辺なので、歩行者にも優しいつくりということで、そのあたりもちょっと検討していただきたいなと思いますけれども、見解を聞かせていただけますか。 ◎副市長(松本泰夫君) 東口の広場の話を少しさせていただきますけれども、あれも相当考えて、全国で駅前広場成功例はなかなか少ないのです。これは各市の議会に問い合わせしていただいても全くそのとおりだというふうに話がくると思うのですけれども、東口は成功例でございまして、相当職員に考えさせて、最終的にああいう形に至ったわけでございますけれども、結構全国から成功例で視察していただいておりますけれども、あちこちに行くとそこの特徴がありまして、その成功例みたいなものがありますけれども、かなり東口で研究いたしまして、今回は間もなくオーパが開業するとかなり車が入ってきますので、急いで西口の対策をとらなければいけないということで、道路も含めて、駅前広場も含めて今急いで改修を行っているところでございますけれども。まずは駅前広場の整備にかからないと西口に入ってきた車が朝鮮飯店あたりで渋滞を起こして、中に公共交通が入れなくなるだろうということからこの改修に入ったわけでございますけれども、まずは西口の現状ですね、問題点を見たわけでございますけれども、まずは駅前の1番駅に近いレーンですね。そこで今まではバスはおりるだけです。タクシーは乗りおりですね。それから一般車の送迎ですね。わずかなところで送迎をやっていたわけでございますけれども。それと身障者。それが錯綜していまして、ほとんど動かなくなっている時間帯もあったわけでございまして、これを解決するにはやはり公共交通一般車、特に公共交通タクシープールですね。広いタクシープールがありましたので、これはタクシー会社とも相当話し合いをいたしまして、プールはなくしてレーン方式にしてほしいと。東口でも成功しているのだから大丈夫でしょうというような協議を重ねまして、こういうふうに至ったわけでございますけれども、1番の問題は、やはり今三島委員のほうからも御指摘がありましたけれども、一般車が同じレーンですと待っている車がとまっていますとおろすという行為ができなくなってしまいます。おろす車は1回おろすとすっと出て行ってしまいますので、恐らくいつもあいているような状態には見えると思いますけれども、おろしてすっと出ますので。そこに待つ車を入れてしまいますと、わずかな空間で待つ車がいっぱい入ってきて動かなくなってしまうということでして、これで迎えの車が十分かというとほとんど足らないと思います。台数も少ないですし。東口はJRの20分無料の駐車場を使わせていただいたり、いろいろ対応しておりますけれども、ただ西口にはそういうものはありませんので、これは限られた空間でございますので、その中で最大限に活用するということですので、これ100点はとれていません。その辺だけはぜひ御理解いただきたいと思います。これもこの2倍、3倍あれば100点とれるかもしれませんけれども、これは100点とれないのでそこはぜひ御理解いただいて、利用する方にも協力していただくということで、よく注意していませんと、道路標示がすぐに薄くなって見づらくなる、そういう点もありますので、道路標示の確認だとか、門型をつけるというのがどこかと言いますと、オーパの前ですね、オーパの東側。地図を見ていただいて商業施設と書いてありますけれども、その左側、高島屋方面。これ高島屋方面と書くかどうかは、今回はわかりやすく説明するために高島屋と入れていますので、実際に名前を入れるときには少し考えて名前を標示したいと思います。それからタクシー、一般、この上によく門型で名前がぶら下がっている。下に一般車の入口。上にも同じものをつくりますので、下を見て、上を見ていくという形でわかりやすく。あとは横断するところに今指摘をされました、それも承知はしておりまして、できればこういったところにそういうセンサーをつけて、車が来たときに赤信号がぽんとつく。これは全国的に使っておりますので、その辺も含めて、あるいは人を張りつけたほうがいいのかとか、そういうことも今考えておりますので、これについてもそんな形でこれから検討の課題にさせていただきたいということですので。これだけの面積ですから、東口は1万平米を超えてますけれども、ここは1万平米切れているところですので、なかなか100点とれないので、ぜひその点だけは御理解いただきたいというふうに思います。 ◆委員(三島久美子君) 御丁寧な説明ありがとうございます。確かに狭いですし、その中で工夫するという意味では、今副市長がおっしゃったように細かいところで工夫を凝らしてやっていくということで、ここの整備に関しては当初予算にものっていたように私どもも賛成した経緯がございます。その整備内容については理解しました。  そこで視点を変えて予算の話をさせていただきたいのですが、西口駅前広場に関しては今年度の当初予算で1億6,600万円がついていました。昨年度から整備を始めたということで、総事業費は1億9,100万円。まだ決算していないので確定ではありませんけれども、この予算から拝察すると1億5,000万円以上の工事ということで、高崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得云々の条例に合致するのかなというような認識を私は持っていたのですね。今回御報告の中で改修を行いますということで報告されているのですが、そのあたりの工事の契約とか議決が必要云々、かなり細かく分離して発注していけば1億5,000万円以下になるので、もしかしたら議決はしなくてもいいのかなというような気もするのですけれども、そのあたりについて財政的な見地から仕組みを教えてもらいたいのですけれども。 ◎財務部長北島晃君) 仕組みというお話でございますけれども、まず委員のおっしゃいましたとおり、議決要件と言いますと1つの契約につきまして1億5,000万円を超える工事につきましては、御議決いただかなくては仮契約して本契約にはならないというふうなことでございます。それから細かい予算の中身については、今ちょっと資料がありませんので具体的なお話はできませんけれども、担当部局のほうから御説明があると思うのですけれども、あとはこの工事につきましては、たしか繰り越し予算駅前広場JR側の部分の切り取りという部分がたしかあったと思うのですけれども、その部分については繰り越しの予算でたしか予算措置されていると思います。それ以外の予算については現年度、平成29年度予算ということで、たしか2本立てになっていたような気がいたします。契約の発注の部分につきましては別に御答弁させていただきたいと思うのですけれども、一応システムといいますか、そういう部分では今申し上げたとおりです。 ◆委員(三島久美子君) ということはこの案件は、先ほど財務部長繰越明許があったと言いましたけれども、私たちが聞いている当初予算のこの説明書の中で判断している部分がありますけれども、そうすると当年度予算として1億6,600万円ついていたと。それだけ大きな事業であれば、当然1社とは言わないけれども、契約として議決案件に入るのかなと。でもこうやって議決案件ではないような動きが見えてきたので、その辺についてどうなのですかというのを聞きたかったのです。簡単に言ってしまえば。 ◎副市長(松本泰夫君) そもそも先ほど申し上げたとおり、駅前広場は狭いわけでして、説明がちょっと足りなかったのですけれども、今回は駅前広場に、お店の名前を言って申しわけないのですけれども、マツモトキヨシがありますよね。その前にかなり広い歩道がありまして、JRさんと高崎市の広場協定というのがございまして、あの広場をつくるときにJR側と市側で協定を結ぶのです。これは国のやり方に準じて協定を結ぶわけですけれども、その協定の土地の境界線が昔の歩道の位置だったわけです。今回少しでも駅を広げたいということと、駅前広場の工事をやるときにどうしても、駅前広場に、今現地を見ていただくとわかりますけれども、全部更地になっています。今現在は最悪の状態で駅前広場を使っているわけでございまして、それにはどうしたらいいか。全体を広げるために、先ほど申し上げたマツモトキヨシの歩道の部分、JRの財産の所を2メートル下がってくれと。工事中も狭いのでそれを先にやらせてくださいというJRとの話を進めてきたわけです。それが昨年度、平成28年度予算のときに話をしていたのですけれども、話がついて駅前広場もできればオーパ対策の件もありますので、オーパが仕上がるまでに仕上げたいと。その前に、一番前のレーンを広げておきたい。広げてバスだとかタクシーだとかがとまる。現状ですと御承知のとおり斜め駐車していますので、ちょっとけつが出てもとまってバスも入れないということなので、2メートル下げたのです。その作業はできれば全体の工事をやる前に、先に発注して仕上げておきたい。交通の流れをよくしておいて駅前広場を今年度やるという形で前年度予算で対応したということなので、足せば議会の承認を得るべき1億5,000万円を超えるわけですけれども、ただそれは決して意図的なわけではなくて、工程的に分けた話ですので、早目に広げておいて工事のときに2メートル下がって大分違いますので、そんな形で工事の工程上そうしたほうがいいだろうと。それからJRのほうも好意的にそれに協力していただいたということで、分けてさせていただいたということでございます。そういう形で議会軽視をしたわけでは全くございませんので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) 内容的なものは理解できました。当然もうここに関してはこれから議決は必要はない段階でスタートしていくわけですから、もう工事業者等々に関する入札云々も全て終わっているというということなのでしょうか。 ◎都市施設課長佐藤善信君) そのとおりでございます。 ◆委員(三島久美子君) いわゆる議会の私たちがしっかりチェックする重要性もあるのですが、当然入札して、公平性透明性というのを担保しながらこれからも進めていただくことをお願いしておきたいのですが、この件に関してもう一点だけ。いわゆる社会資本整備総合交付金の話なのですけれども、当初予算では6,075万円を予定していたと。6月の定例会のときに東口ペデの問題で、かなり交付金がとれなかったという経緯があったのですけれども、今回の場合、この6,075万円は予定どおり交付決定されたのでしょうか。その辺を確認させてください。 ◎副市長(松本泰夫君) 社会資本整備総合交付金という予算はエリアでお金がくるのです。それを5年間で使う、5年計画を立てるのです。その全体の事業費が例えば100億円かかるといったときに、補助率の問題がありますけれども、例えば2分の1の補助が来る場合、50億円入ってくるわけですけれども、そのときに初年度は市のほうの一般財源がないから、生の補助金でやってもいいよということになっていまして、最終年度はそのかわりに、全部使ってしまえば全部単費でやればいいという、そういう仕掛けになっています。今の御質問に対してお答えするとなると、全体を調べてどこにいくら配分したという社会資本整備総合交付金の高崎駅周辺のまちづくりのお金を全部洗い出して、それで議会にお示ししないと一本一本だと先ほど言ったように100%入れてもいい、一般財源を入れなくてもいいです、今年は一般財源がないから、じゃあとりあえず100%補助金でやってしまおうと。で来年その分の補助金を取って、来年の予算は多少融通がきくから来年度は一般財源、市の単独費で全部やってしまうと。そういうやり方が国から示されておりまして、これは昔は全く、例えば10億円の工事をするときに補助金が5億円で一般財源5億円という形で、それは絶対崩せなかったわけですけれども、最近は国のほうも融通をきかせていただきまして、全体の事業費、5年間の中で幾ら補助金をくれるから、ではそれを使ってくださいと、事業をやってくださいということになっていますので、これは繰り返しになりますけれども、もし全体がどうなっているのだというお話になれば、それはまたきちっとデータをつくってお示ししますので、今日この段階でここだけはどうなっているかという話だと多分全額入っていないかもしれません。 ◆委員(三島久美子君) 今便宜的に5年間という話をしましたけれども、変な話、駅前広場に関しては平成28年、29年度事業ということになって、私たちには報告されている。当初予算書にも、説明書にもこの西口駅前広場に関する交付金が6,075万円ですよと明確に書いてあるわけです。だからこそ質問させていただいたわけで、実際に心配なのは、要は見積もりが希望的観測で、西口ペデみたいに希望的観測とは言えないかもしれないけれど、要はもし総合交付金が出てこなければ、おのずと一般財源の投入か起債になるわけです。いわゆるお金を見た目状態で国からの交付金をしっかりととって、なるべく市の単独予算を使わないように、また起債をさせないようにするというのがテクニックだと思うのですけれども、そのあたりを西口のペデ整備に関して18%も下回る結果になったことを6月に確認したので、非常に心配しているという話です。いずれにしましても、この事業そのものは重要だというふうに認識しております。あれだけ大型の商業店舗ができるのであれば、おのずと車が混乱するのは当たり前のことで、しっかりとした整備、効率のよいこれだけのスペースでこれだけのことができたということをやっていただいて、それこそ全国から視察が来るような内容にしてもらいたいとは思いますけれども、いずれにしてもお金の使い方も含めて我々議会に対してしっかりと示して確認した上で、市民にも説明しながら進めていただくことを強く訴えて終わります。 ◆委員(堀口順君) 今三島委員からもいろいろ質問があって、ほぼ出尽くしたとは思うのですけれども、一点だけ。東口の経過ということの中で西口の再整備ということで、大分御苦労なさって何十パターンも多分お考えになったのかなと想像するのですけれども、市民の皆様、東口をある程度使っていた市民の皆様はある程度わかりやすいかなというふうには思うのですけれども、やっぱり東口を普段使っていなくて西口オンリーの市民の皆さんにしてみると、我々は図面で見てある程度動きだとかこういうものがよくわかるのですけれども、やはり初めての方というのはなかなか難しいだろうな。その点で、門構えですとか掲示板ですとか道路の3方向での区分け等、先般盛岡市に行かせていただいたときに色分けをしてわかりやすくしているというような事例を見させていただいて、なるほどなというふうに思ったのですけれども、その辺のところの御検討というのはなされたのでしょうか。ちょっとお聞かせください。 ◎副市長(松本泰夫君) いろいろ御案内についてはわかりやすい方法、東口も含めて検討はしています。色もいろいろな都市でやっております。ただ色の場合は、本市の場合はデッキ上から駅前広場をのぞくようになりますので、色の問題については相当景観上問題がある可能性が高いという形で、できれば文字標示で案内させていただきたい。例えば一部色を使うですとか、そういうのはいいかもしれません。他の都市でレーンを水色でずっと全部塗ってしまうとか、赤で塗ってしまうとかというのは非常にいろんな判断はあるかもしれませんけれども、景観上非常に難しい問題がありますので、それはぜひ避けていきたい。ただ一部をわかりやすい標示で、今は2通りの標示ですけれども、もう1つくらいはそういった何かいい案があれば、それは採用させていただきます。色をどこか一部使うとか、それは十分考えられると思いますので。ただレーンを全部塗ってしまうというのは少し避けていきたいというふうに考えております。 ◆委員(堀口順君) 景観等も含めて検討はなさったということで、一部であれば検討の余地があるなというような印象を受けたのですけれども、1つだけ提案ですけれども、先ほど三島委員からもありましたけれども、一般車乗り場おり場というのは、やはりどちらにどうだというのは、なかなかわかりづらいだろうなというのが、実際私も西口で結構送り迎えをやらせてもらっているということを考えますと、この図面でいうと乗降口の肌色というのですか、ここに色をつけていただいたり、ないしはそこにおり場乗り場というようなサインをわかりやすくするという、そういう工夫はあってもいいのかなというふうに思いますので、ぜひその辺のところは御検討していただければと思います。  それからもう1つは、やはり周知徹底するというような中で、どのような形で周知するのか。その辺のところをもう一点ちょっと聞かせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎都市計画課長清水博幸君) 東口のレイアウトが決まった段階でも広報とかでお知らせさせていただいておりますので、西口につきましても同様に広報等で周知させていただきたいと思います。また、状況に応じて東口におきまして職員が出て、ビラを配ったりして運用について皆様にお知らせした経緯もございますので、そういったことも検討していきたいというふうに考えております。 ◆委員(堀口順君) というのは、同時にこのオーパがオープンするという中で、やはり通常で言えば1カ月ですとか2カ月ですとか3カ月くらいですか。毎日ということではなくても時間帯、曜日等含めて、ある程度現状把握ということも含めて、大変だとは思いますけれども職員の皆様に少し御苦労いただいて、現場把握も含めた形で、また改善があれば改善点も含めて検討していければと。ですからある意味では、これは固定化というふうに考えないでですね、その後ある程度融通がきいて、ここの点は直したいというふうなことは早目にやっていただければと思うのですけれどもいかがでしょうか。 ◎副市長(松本泰夫君) 当然、条例でも何でもそうですけれども、使い勝手が悪ければそれは改善していきます。今回の案につきましては、例えば先ほどの三島委員さんのときもお答えいたしましたけれども、おりるレーンというのはおろしてすっと行ってしまうのです。ただ待つレーンはずっとおります。さっき課長にも説明させましたけれども、間違った場合はすっと行って、おろす人は間違っても例えば待つレーンでおろしてもらっても最悪結構なのです。だから待つ人が間違った場合はぐるっと回ってきて後ろにつくという形で、おりる人はそんなに心配していないです。待つ人がおりるレーンにとまってしまうとおりる方が、恐らく本来そういう使い勝手はいけないのですけれども、大型の商業施設ができますと、送ってくる方がかなりいらっしゃると思うのです。その人たち駅前広場を使ってはいけませんよというわけにもいきませんので、そういった使い勝手もあるだろうということで、1レーンは丸々おりるレーンをつくっています。ただ乗るレーンはやっぱり台数が少ないので、ちょっと難しいかなと思いますけれども。それと当然でき上がるのとオーパのオープンはほとんど一緒ですので、交通体系も含めて今全部やっています。西口の道路を含めて、交通体系も全部見直しをかけています。公安委員会ともやっていますけれども、オープン以降は高崎市の職員、恐らく土日は相当動員する予定です。それとオーパ側も100人くらい出すそうです。それから高崎警察署も出てきますので、それで合同会議を8月の盆前には開く予定で、今各機関で調整しています。オープンから大体2カ月くらいまでは合同の対策本部を、まだ決まっている話ではないのですけれども、事前に私はそうしたいということでお答えさせていただきますけれども、西口の駅前駐車場の9階に会議室がございますので、そこに対策本部を警察のほうにもお願いして、どうだという話をしましたらいいだろうということで、オーパ側と公安委員会と私どもの合同対策本部をつくって、恐らく大変なお客さんがおいでになりますので、例えば横断歩道で職員が安全に渡してあげるとか、駐車場がいっぱいになったときにはとめて手前の駐車場に入れるとか、そういう誘導案内、そういうのもできることは全てやって、これも100点はとれないと思いますけれども、きちっとやっていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(堀口順君) 大分準備はしているというふうに印象を受けましたし、事故のないようにしていただきたい。いずれにしろ西口は非常に面積が狭いということの中での本当に苦労なさっての計画であるというふうには認識しております。その中でやはりどうしても人海戦術はある一定時期は必要なのだろうなというふうに思いますので、職員の皆さんも大変でしょうけれども、頑張っていただきたいと思います。 ◆委員(柴田正夫君) 一点お伺いいたします。西口駅前の広場の再編について、今話を伺ったわけですけれども、私も東口は年中利用しております。最初の頃は本当に車をどこに置いていいかわからなかったのですが、最近になってすっかりなれてきましたので、いろいろなトラブル等はありません。西口も一方通行が大変多いので、最初は大きなトラブル等も起きるのではないかと思いますが、職員を配置してこれを避けるということなので、職員の皆さんに期待していきたいと思います。  それからちょっとここから離れたところなのですけれども、高島屋の北の通り、ウエストパーク1000、ペデストリアンデッキができますので、利用者が相当ふえると思うのですよね。しかしウエストパーク1000の出口から慈光通りを通ってお堀端までは一方通行なのです。そうすると初めて来た人はどこから入っていいかわからないのではないかと思うのですが、今までもこれは何とかならないかななんて意見があったのですけれども、これについて今回は検討したのかどうかをお伺いいたします。 ◎副市長(松本泰夫君) 全くそのとおりでございまして、オーパ、当時イオンですけれども、オープンしたときにはあそこは何とかしたいという考え方でずっとおりました。それと今回の駅前広場高島屋行きというこのレーン、ここになるべくお客さんを入れない方針で今考えているのです。ここに入れてしまいますと、どうしてもオーパと駅ビルの間が大変なことになってしまうと。今御指摘のあった交差点まで影響が出ますので、できれば北側のほうで、ウエストパーク1000も今2カ所入口があるのですけれども、北側の入口は一方通行になっていまして、それも交互通行であけて両方向で出られるように。今使っているところは当然交互通行ですという形で2カ所をきちっと、北側は一方通行だったものですから、それを両方から出られるようにします。それとちょっと話が戻りますけれども、なるべく南側のほうから車を入れないためにはどうしてもあそこの一方通行を改善しませんと、どうしても南に下ってきて、南から入ってきますので、そうしますと朝鮮飯店さんの前の交差点がパンクしてしまうということで、なるべく北から入れようと。高島屋さんの入口は今でも渋滞を起こしていますから、そこも当てにならないということなので、今指摘のあった交差点については公安委員会と2年ほど前から協議を行っておりまして、地域住民の方々にもお話しして、了解を得られないと告示を公安委員会ができませんので、地元の区長さんを中心にして一方通行の解除のお願いをしているところです。それが決まりませんとまだ議会のほうに報告できないので、きょうの段階では決まりましたと言えませんけれども、当日までには告示させていただいて、交互通行に入っていくと。そうしますと、委員指摘のとおり入口が両方から使えますので、特に北側の伊勢崎立体のほうから入ってくるお客もかなりいますので、そのお客さんをわざわざ駅前から回す必要はありませんので、やっぱり伊勢崎立体から入ってきて高島屋の北側のところから入ってくる。あるいは旭町のアンダーパスから入ってきた人たちはもう1個の北側の入口から入れると。出すのも北側から帰っていただくように今回改善しますので、全く指摘のとおり今進めているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(柴田正夫君) わかりました。今開業までには何とか間に合うというお話なので、安心いたしました。よろしくお願いいたします。 ◆委員(木暮孝夫君) 本当に御苦労いただいてこのような計画図が出たわけで、まずは感謝を申し上げたいと思います。一点なのですが、タクシーの動線ということでちょっと御説明いただきたいと思うのですが、東口のときもそうだったのですけれども、このタクシーの乗車のところに3台の枠があって、そこにタクシーが待機するわけですけれども、これがお客さんが乗ってあくとセンサーか何かがついて、このタクシープールから入ってくるわけなのですが、この渋滞したときに一般車レーンをまたいで入るので、東口の当初もそうだったのですけれども、大渋滞になってくると一般車の方はどんどん詰めていくものですから、タクシーがこのタクシーレーンに入るのがちょうど交差するもので、ものすごくここでクラクションが鳴ったり気分の悪い思いをするということがあって、今東口のほうはたしか赤い枠か何かでここには車がとまらないようにというような意識的な標示をしていただいて、副市長から言えば景観的によくないのだけれど、わかりやすいかなと思うのですが、この辺の御配慮というのはやっぱり当初からやっておいたほうがいいような気がするのですが、この点はどうなのでしょうか。 ◎都市計画課長清水博幸君) こちらもやはり一般車がここにとまりますと、タクシーが出て行けないという状況が発生してしまいますので、東口と同様な対策をとっていきたいというふうに考えております。 ◆委員(木暮孝夫君) ぜひそこは当初からお願いできればと思います。  あと御説明でわからなかった一般車乗り場というイメージなのですが、乗り場のイメージがちょっとわからないのですけど、どうしても車が待機してしまうのではないかという印象を持つのです。この乗り場というのはあくまでも乗る人が立っていて、そこに車がぱっと寄ってきてぱっと乗ってぱっと行くというスムーズな流れが出ればいいのですが、東口もおり場のところに待機する車両がずっと並んでしまうとかがあって、利用者側からするとそんなに意識していないので、実際起こってみないと乗る人なのかおりる人なのかわからないというのもあって、なかなか注意もできないし、難しいところなのですけれども、この辺が副市長の言われるところの100点はなかなかとれない、やってみないとわからないというところだと思うのですが、この一般車乗り場に乗る方を待って、待機してしまう車が想定されるのですが、この辺の処理はどういうふうに今お考えになっていらっしゃるのですか。 ◎副市長(松本泰夫君) 先ほど指摘されました100点はなかなかとれないわけでございまして、ただやはりこれだけの都市になってきて、両側の駅前広場がこれだけ整備される都市はなかなかないのです。デッキも含めそうでございますけれども。話はちょっと違う例になりますけれども、駐車禁止も公安委員会から委託された民間人が取り締まりを行っているような形になってきています。そういう時代ですので、この駅前広場の西口、東口含めて人を使って、これは公安委員会とも協議しなくてはいけませんけれども、今私が考えている話ですけれども、例えば再任用の職員を数人使って西、東をきちっと、例えば長時間お迎えの車がずっととまっていたら、ちょっと済みません、こういう事情で移動してくださいとかという形で、やっぱり人間で、機械でやるとなかなか、あるいは路面標示したり看板立てて10分以内に出て行けと言ってもなかなか動きませんので、そういうきちっと身分を定めた者が対応するというような形が、今後考えていく中では一番いいのかなというふうに考えています。お答えはきょうやりますとは言えませんけれども、検討している話でございますので、状況を見ながら、先ほど申し上げましたとおり当面の間は、11月くらいまでは職員を立たせます。全体に立たせますから、駅前広場も立ちます。それから市役所の周辺にも立ちます。各交差点にも立たせますので、そこで市民が困っていたり、ちょっと他の人に迷惑がかかるような行為があればやさしく注意させていただくとかということをやっていかないと、やっぱり人海作戦でやっていかないとできませんので、その中で駅前広場もそんな形で見ていきますので、その結果やはりこうしたほうがいいだろうというふうなことを考えていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(木暮孝夫君) 駅前も混まないと、また都市政策としては混むためにいろいろとやっているわけなのですが、実際本当に袋小路になってしまうとなかなか抜け出せないというお悩みも出てくるだろうし、今までの西口については何台か置ける駐車場もあったので、そこを利用していただいたりということもあるし、東口の場合もちょっと離れたところに駐車場がそれなりにあるものですから、そこに誘導ができたのだと思うのですが、今回の西口の場合に駐車場というのを御案内するのをどの場所にされるのか、これからそこはなさっていくのだと思うのですが、なかなか本当に難しいなと。やってみないとわからないというところがあるので、ぜひそういう点では皆さんに御苦労をおかけするわけですけれども、万全な体制で臨んでいただきたいということを御期待申し上げます。いずれにしてもよろしくお願いしますということで終わりにしたいと思います。 ◆委員(北嶋菊好君) 一点だけちょっと教えてください。オーパ側に思いやり駐車場というのがある。これはどういうことを想定して1区画つくったのですか。教えてください。 ◎都市計画課長清水博幸君) 思いやり駐車場でございますが、こちらは群馬県の人にやさしい福祉のまちづくり条例に基づいて設置している駐車場でございます。通常の身障者用乗降場につきましては、乗降に使う停車施設ですので、駐車はできないことになっております。ただこちらの思いやり駐車場につきましては買い物ですとか食事、そういった時間内の駐車ができるスペースとなっております。利用できる方は身障者の方、知的障害者の方、あるいは妊産婦の方などが使えるようになっておりますので、違いとすると乗降に使う身障者用の乗降場につきましてはあくまでも乗降に使う場所で、思いやり駐車場は一定の時間であれば駐車できるという施設となっております。そういった意味で、こちらの思いやり駐車場を設置させていただいたところです。
    ◆委員(北嶋菊好君) わかりました。ただそこへ駐車している場合に妊婦ですよとかそういうマークを全部つけて、そういう部分はきちんとしてないと置けないということですよね。 ◎都市計画課長清水博幸君) 利用する場合は群馬県が交付します利用証を自動車のミラーの所に掲示するということになっております。 ○委員長時田裕之君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。  次に、高崎都市計画事業上中居土地区画整理事業換地処分について説明をお願いします。 ◎区画整理課長(金井和繁君) 高崎都市計画事業上中居土地区画整理事業換地処分について御報告申し上げます。お手元の資料をごらんください。  この事業は平成13年5月から開始し、このたび地区内の全ての移転及び工事が完了いたしましたので、今後換地処分を行う予定です。換地処分とは各整理前の土地が区画整理によって最終的にどうなるかを定めた換地計画を全ての権利者の皆様にお知らせする処分でございます。  最初に施工区域でございますが、別紙の案内図をごらんください。上の図面の赤く囲まれた区域が上中居の施工区域でございます。主に高崎駅東口線沿線の整備を行いました。次に、事業概要を御説明いたします。施工者は高崎市。施工場所は高崎駅から東へ1.5キロメートルの上中居町、高関町の一部でございます。施工面積は9.44ヘクタール。事業費は約44億円でございます。今後の予定でございますが、平成29年8月14日から8月27日までの14日間、換地計画の縦覧を行う予定でございます。郵送による通知を行い、関係権利者へ縦覧の周知を行います。その後手続を経まして換地処分の公告を行います。公告は平成30年1月を予定しております。  以上、まことに簡単ではございますが、報告を終わらせていただきます。なお、当委員会終了後全議員さんへ資料を配付させていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○委員長時田裕之君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。  次に、浜川運動公園拡張整備事業について説明をお願いします。 ◎都市施設課長佐藤善信君) それでは浜川運動公園拡張整備事業について御報告いたします。お手元に事業概要資料と計画図を配付させていただきました。  まず、お手元の浜川運動公園拡張整備事業についてをごらんいただきたいと思います。浜川運動公園拡張整備事業は高崎市民の日常スポーツを通して、活気に満ちたまちづくりを推進し、まとまったスポーツ施設の拡充を図ることを目的とし、このたび一部区域の早期完成を目指し、第1期事業としてソフトボール場の建設に着手いたしますので、その事業概要についてお知らせするものでございます。  まず、全体計画について御説明いたします。別紙1の計画図につきましてもあわせてごらんいただきます。図面の左側が北となっております。拡張エリアは既存浜川運動公園の井野川を挟んで東側に位置し、北は主要地方道前橋安中富岡線、東側を一般県道柏木沢大八木線に囲まれた地域となっております。既存公園が約19ヘクタールの大きさで、拡張エリアの整備を図ることにより全体として約38ヘクタール、既存面積の約2倍の大きさとなり、大規模総合運動公園として生まれ変わるものでございます。運動公園周辺には高崎経済大学付属高校や県立高崎北高校のグラウンド、民間スポーツ施設もあり、主要地方道前橋安中富岡線を西に向かえば菊地のサッカー・ラグビーグラウンドも既に整備されており、一大スポーツエリアとしてより一層のスポーツ環境整備、市民の憩いの場の創造を図ることが可能となります。拡張エリアの施設概要といたしましては、ソフトボールグラウンドを4面つくることとし、拡張エリアの北側に2面、図面中央付近に2面を配置いたしました。テニスコートにつきましては北側ソフトボールゾーンの南側にテニスのメーンコートほか全部で21面を配置し、またサッカー・ラグビー場をテニスコートゾーン付近と拡張エリア南側にそれぞれ1面ずつ計2面の配置をすることといたしました。配置計画につきましてはそれぞれ各スポーツの規格、規模を設定、勘案しながらレイアウト設定を行ったものでございます。また、市民の憩いの場として緑地広場やトイレ、駐車場なども計画してまいります。  次に、第1期事業として先行整備するソフトボール専用球場について御説明申し上げます。ソフトボールグラウンドにつきましては、拡張エリアの北側、主要地方道前橋安中富岡線に近い位置に、北側ソフトボールゾーンとしてソフトボール専用球場を2面整備いたします。2面のうち1面は高崎市初のスタンドつきソフトボール専用球場とし、外野グラウンドは人工芝で整備いたします。第2ソフトボールグラウンドは天然芝とし、異なったグラウンド条件で多様な練習が行えるような仕様としております。グラウンドの大きさはソフトボールの男子規格でありますホームベースからフェンスまで76.2メートルを確保し、国際女子規格の67.06メートルにも対応可能な規模といたしました。第1ソフトボールグラウンドには大会観覧用にスタンド観覧席を約800席設けております。また、アップゾーンを設けることにより、大会開催時にスムーズな運営ができるようゾーニングし、快適なスポーツ環境の整備を図ってまいりたいと考えております。テニスコート、サッカー・ラグビー場につきましては、今後詳細を詰めてまいりたいと考えております。拡張エリアではスポーツ施設のほか、公園施設として市民の方々が憩える緑地広場を配置し、既存公園の御布呂が池や芝生広場と一体的な憩いのゾーンを整備してまいります。公園の進入路の関係でございますが、運動公園全体のメーンアクセスルートとして市道浜川運動公園通り線の道路整備を行い、安全かつ速やかなアクセス路の整備を図っているところでございます。第1期整備エリアへは暫定的に主要地方道前橋安中富岡線からのサブエントランスを設けてまいりたいと考えております。また、昨年度より文化財発掘調査、土砂受け入れ等の造成工事を進めておりますが、第1期事業として今年度よりソフトボール場スタンド部分の建設工事を行い、本年より約3カ年での整備計画としております。  以上、雑駁ではございますが、資料の説明とさせていただきます。なお、本日御報告させていただきました資料につきましては、本委員会終了後全議員さんへ配付させていただきます。 ○委員長時田裕之君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。 ◆委員(三島久美子君) ちょっとお金のことばかり言うようで申しわけないのですけれども、今回の説明書を見ると第1グラウンドのみ平成29年度、30年度の整備予定になっていて、第2グラウンド、アップゾーンに関しては来年度以降の予定になっているのですが、今年度当初予算でソフトボール場整備工事2面ということで6億円ついていたのですね。それからテニスコート8面の整備費が3億2,000万円ついていたのですけれども、どうも今の一連の流れのお話を聞くと平成29年度中は第1グラウンドだけをやるんだよというイメージに聞こえてしまうのですが、そのあたりどうしてこういうふうになっていったのか、当初予算も含めてもう一度確認させていただきたい。よろしくお願いします。 ◎都市施設課長佐藤善信君) 今年度事業といたしましては、第1ソフトボールグラウンドのほうの、観覧席つきのグラウンドの観覧席及びスタンドを平成29年度、30年度の2カ年をかけて整備していく予定でございまして、平成30年度につきましては、それにあわせて人工芝のグラウンド、天然芝のグラウンド、テニスコートの21面は平成30、31年度ということで予定しております。今年度につきましては、まだ造成等も全部終わっておりませんので、中の造成等、文化財発掘調査等を行っていくところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 私たちが議決した平成29年度当初予算の主要事業の説明書を真に受けているのですけれども、そこに2面の6億円が今年度予算として新規でついて、8面のテニスコート整備が3億2,000万円でしますよというのを、これは平成29年度の予算についていたわけですよね。それが今年度は800人の席のついた第1グラウンドのみの整備で、もちろん文化財発掘だとかそういうのは並行して進めていくということで、この9億2,000万円は今年度中に使う予定だということなのですか。 ◎都市施設課長佐藤善信君) テニスコートの下の造成も含めまして、文化財発掘調査した後の造成等も含めて今年度でここのお金を使っていくということでございます。 ◆委員(三島久美子君) そうしますと、ちょっともう1回確認したいのが、今年度やろうとしている800席のスタンドつきの人工芝の第1グラウンド。これは幾らくらいかかるのですか。 ◎都市施設課長佐藤善信君) このスタンド建築につきましては約8億2,000万円を平成29年度、30年度の債務負担で支出する予定、これから入札する予定でございます。それと人工芝のグラウンドにつきましては平成30年度に約4億円で工事を実施する予定でございます。もう一つの天然芝のグラウンドにつきましては30年度から2カ年で約3億円をかけて整備していく予定でございます。 ◆委員(三島久美子君) そうなると、ちょっといろいろこの仕組みの問題を確認しているのですけれども、こういう整備を始めますよと。当初予算でいろいろ造成とかしていって、それで実際にこのスタンドつきの第1グラウンドは8億2,000万円ほどの予定をしていると。これから入札する。そうすると9月の定例会ぐらいにこの請負契約の議決案件が出てくるのですか。 ◎都市施設課長佐藤善信君) その予定でございます。 ◆委員(三島久美子君) 了解です。本当に拡張工事、非常に重要な、莫大な経費をかけての重要な政策の一つだと私は認識しておりますし、ビックカメラソフトボールチームのこれから高崎市への貢献も含めてこういったお金をかけていくのかなというふうには認識しております。それで、雑駁なところでいいのですが、わからないので聞くのですけれども、平成27年度決算での浜川運動公園拡張工事は3,858万9,150円しか使わなかったのです。で繰越明許をしていたと。平成28年度の当初予算も9億何ぼをつけていたのが1億数千万円繰越明許。今年度の当初予算が17億1,334万1,000円なのですけれども、ついてはここの整備全体にどのくらいのお金がかかるのか知りたいと思います。 ◎都市施設課長佐藤善信君) 総事業費という意味でございますか。これにつきましては今後テニスコートのサーフェスというのですか、要はいろんなクレーコートだとか天然芝だとかセミハードだとか、そういったところも今詰めきっておりませんので、後は管理棟の仕様まで細かいところも詰まっておりませんので、今後詳細を詰めましてお知らせしてまいりたいと今のところ考えております。 ◆委員(三島久美子君) 確かに平成31、32年度とかその辺までいってしまうのかなという気がしますけれども、それでは現段階、平成29年度までの第1グラウンドの整備は目の前に迫っていますが、そこまでで幾らかかっているのですか。 ◎副市長(松本泰夫君) 文化財発掘調査とかいろいろありますので、きょう必要ならば当然お知らせいたします。この場でなくてもきちっとお会いして説明すればいいわけでございますので、それについてはきちっとさせていただきます。それと全体の考え方でございますけれども、まずは第1期事業としてソフトボール場とテニスコートを整備していきたいと思っています。以前からお話させていただいておりますセンターコートについて非常にお金がかかりますので、これについては少し先に考えていこうと。ただ21面のコートをつくりますので、それについては大会の関係者等が会議したり着がえたり、そういう管理棟は当然つくってまいりますけれども、まずは1期はそこまで。当然全体の粗造成はかけますけれども、そこまでを整備して今高崎市で1番足らない施設は今委員からも話がございましたけれども、これだけ中学生のソフトボールチームもかなりある市でございますので、そういった子どもたちのことを考えたり、それから当然ビックカメラ女子ソフトボール、それから太陽誘電も相当頑張ってくれています。太陽誘電は新たにビックカメラの宿舎ができたので、意識を高めるために太陽誘電も新たな練習場と寄宿舎の建設に向けて八幡原のほうで進めております。これも市で応援していますけれども、そういったトヨタに匹敵するチームが2つあるわけですから、そのチーム育成のためにもぜひソフトボールをやっていきたい。そういった施設もありません。それからテニスコートも確かに58国体で川の中につくりましたけれども、やはりテニス人口はかなり高崎はふえていますし、ソフトテニス、ハードテニス両方の協会も一緒になって今会をつくってくれて、応援もしていただいています。そういったない施設、今まで本当に困った施設だけをとりあえず1期で整備して、それ以外の全体計画、きょうお示ししましたけれども、そういうものは今後、予算のことを大分指摘されていますけれども、予算のことも考えて後年度負担が出ないように、音楽ホールもそうですけれども、体育館もそうですけれども後年度負担を考えながら、後年度負担が出ないように財務部と調整しながらやっていますけれども、ここについても後年度負担が次の世代に大きくのしかからないように考えながら、2期計画についてはちょっと時間をおいてやっていくように考えていますので、全体の予算というのははじけておりません。したがいまして今までの予算を出してくださいということならば、これは委員のところにきちっと資料で御説明できますので、そういった形でお示ししたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) 確かにこれだけの37万5,000市民のスポーツが盛んなこのまちとすれば、こういった1つのスペースで運動ができるというのも大事なのかなと思いますけれども、市町村合併が終わって11年、各旧町村部にもテニスコートまたソフトボールができるような、子どもたちに関しては練習ができるようなグラウンドもあります。だからそういった意味では、その辺のなぜこういったものをつくらなければならないのかということを、市民に対して理解を求める説明責任が行政にはあると思うのです。我々議員もそれをしっかり市民になぜ必要なのかを、これだけのお金をかけてつくるのかということを理解してもらわない限りはなかなかいい意味で応援もしてもらえないということで、やはりそのあたり、先ほど副市長も金額の問題も第1期工事までは出せるというふうにおっしゃっていましたけれども、丁寧な説明をしていただいて、先ほど期せずして副市長がおっしゃったように後年度負担をなるべくなくすような、国庫補助等々を含めていろいろな施策を職員が一丸となってやっていただく。それは今までもそうでしたけれども、これからもそのように私は信じておりますが、そういったことをここで強く要望しておきます。誤解のないように、この整備そのものを反対するものではありません。よろしくお願いいたします。 ◆委員(木暮孝夫君) 一点確認なのですが、夜間の利用ということについての夜間照明ということは既に計画の中で全部入っているのですか。というのは、例の菊地のサッカー・ラグビー場のときは、工事の途中で実は夜間照明をつけていただいたようなことがあったので、やはり今のスポーツ需要を考えますと、社会人対応等々考えますと、やはりあらかじめ夜間照明は競技ができるくらいの明るさのものをきちっと当初から整備しておいたほうがよろしいのではないかというふうに思って、もちろんそれはやっていますということだといいのですが、確認ですがよろしくお願いしたいと思います。 ◎副市長(松本泰夫君) 夜間照明の問題につきましては、これもビックカメラのソフトボール部の宇津木監督とか上野選手だとか交えて、例えば今回の今年度発注する観客席とその中に各施設ができるわけですけれども、無駄にならないように。ただ県外の球団とか、国外の球団が来たときに恥をかかないような最低限の施設をつくるにはどうしたらいいかということで、ただ職員がこれくらいでいいだろうという形でまとめてしまいますと無駄があったり、逆に足らなかったりということがありますので、その辺は慎重に今やっています。それと照明ですけれども、照明もソフトボールをナイターでというのはなかなか少ないわけですけれども、夕方の試合になりまして日が落ちて暗くなるということがありますので、今のところ照明をつけていきたいなというふうには考えています。これも球団と相談しながら、あるいは施設については協会とも相談させてもらっていますので、そういった大きな大会を開くときに照明が無駄になるのではないかとか、いやつけたほうがいいだろうとか、そういうことをきちっと検証して、照明についてはまだ今検証しているところです。照明についてはつけるとなれば来年度になりますので、十分間に合いますので、検討中でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(木暮孝夫君) ぜひ後づけよりも当初からきちっとしたものをやったほうがいいわけですし、やはり今のスポーツ需要を考えますと、特に社会人の皆さんは平日の夜間にスポーツしたいということで、また土日だと一般の学生とかち合っちゃって、今度は大変なことになるということで社会人の方はなるべく夜間を使われるという傾向にあるようでございます。そういう点では、その需要の見込みがあるのであればある程度きちっとしたものを整備していただきたいと思いますし、将来的に国体の会場にしたいというような声を出している方もいらっしゃるものですから、せっかく整備されるので、ぜひそこは御検討をよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(堀口順君) 幾つか質問させていただきたいと思います。まず一点は、全体の最初の1枚目の中で駐車場が何箇所かに。基本的に今何台くらいを計画しているのですか。まずお答え願いたいと思います。 ◎都市施設課長佐藤善信君) 拡張地の全体計画としましては約800台の駐車場を設定しております。 ◆委員(堀口順君) 800台ということで、見ますと3カ所、4カ所くらいに駐車場が配置されているのですけれども、非常に南北に長い形状という中で、これは今までの一般質問や当常任委員会等でも皆さんからいろいろな意見の中で、やはり導入の道路の整備というのは非常に、特にこの県道の柏木沢大八木線側、西口になるのですか、西側、こちらのほうの取りつけ道路の関係に関しては、どのような検討がなされているのか、現時点で結構でございますので。東側ですね、失礼。 ◎都市施設課長佐藤善信君) 東側、井出町のほうからのアクセス道路につきましても、適地を研究しまして、地元の方の御意見を入れまして研究、検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(堀口順君) 研究、検討という今までもそういうお答えで変わらないようですけれども、ぜひここはいずれにしても1カ所ないしは最低でも。 ◎副市長(松本泰夫君) 東側には必ずつくります。先日も地元の関係区長とも話し合いをさせていただいて、これは防災公園としても、将来スポーツだけではなくて、いざ大きな災害が起きたときにはこれだけのスペースがありますので、例えば中心市街地、そんなことがあってはいけませんけれども、仮に何かあった時には、例えばああいったところに仮設住宅をつくったり、当然コンベンションのところも使えますけれども、あるいは吉井の中央公園も使えます。ここもそういった意味合いで整備を図っていきます。これはスポーツ施設とはいえ、普段も常時お母さん方、お子さんが遊べる施設になりますし、1番大切な災害時には高崎市民全体が使えるように、そのときにやはり入口が1カ所だけですと、県道からも入れますけれども、例えば井出のほうからも物資を入れるだとかそういったときに、他の道路が渋滞して入れないということもありますので、これは1番経費のかからない井出の交差点から下っていく道路の1番近いところを見ながら、あるいは地権者の協力もないとできませんので、そういったことを含めて将来防災的な役割も担わせますので、ぜひこれはつくっていくという方向で地元にも話をしていますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(堀口順君) 地元とも協議しながら必ずつくるということでございますので、ぜひ進めていただければというふうに思います。  それから先ほど駐車場が800台の予定ということなのですけれども、素朴な疑問でソフトボールの4面、それからテニスコートの21面というのは国際規格ないしは全国大会規模で誘致ができるという、これは非常に理解をするのですけれども、その後のサッカー・ラグビー場の2面というのは、これはどういう位置づけでこの2面になっているのか、その辺を素朴な疑問としてお答え願えればと思います。 ◎都市施設課長佐藤善信君) この2面につきましては、サッカー・ラグビー場、サッカーとラグビー専門ということではなくて、多目的広場という位置づけでもありまして、何か別の競技もできるということで、また防災機能の平地をつくるということも含めて2面と今のところ考えているところでございます。 ◆委員(堀口順君) ということはどういうことかと言うと、駐車場800台というのが今度実際にやってみないとよくわからない部分、というのは西側のほうには浜川競技場、体育館、プールとこういう形で複数の競技場が配置されている、こういう中である程度の複数の会が同時に行われた場合の駐車場スペースということになると果たしてどうかなと。そういうことを考えますと1期、2期で工事を分けてこれから造成、拡張していくということでございますので、柔軟にこの多目的広場に関しては駐車場ということも、2つではなくて1つはそういうふうにして駐車場にするというような、そういう考え方も持っていいのではないかなというふうに思いますので、その辺のところの整備は今後、これからまた進めていくと思いますが、ぜひ今後検討していただければと思います。  それからもう一点は、これは高崎アリーナのときもよく話をしましたし、この拡張の件に関しても私は一般質問等でもお話しさせていただきまして、要望させていただきましたけれども、やはり世界大会規模、全国大会規模ということになりますと、大会運営ということの中で、この会場が、この施設が本当に使い勝手のいい、そういう施設であるかどうかというのが1つには非常に選ばれるか、選ばれないかのポイントになるというふうに思われますので、先ほど副市長のほうからも例えばテニス協会のほうでは軟式、硬式の両方の協会の方々と一緒にチームを組んで、今後いろいろ細部を詰めていくというようなお話もございました。ぜひそこは本当にプレーヤーの意見も含めて、それからもう1つはやはり今度は観客、見る側の方々のそういう配慮も含めて、高規格と同時に使い勝手のいいそういう施設をぜひつくっていただくためには、やはり綿密なる情報を集めて、その中でよりよいものをつくっていただくと、こういうことがいいことなのかなと。高崎アリーナに関してはいろいろお話を聞くと、かなり評価の高い現状であるというふうに聞いておりますので、ぜひこの施設が完成して使われた段階で、大会をするのだったらやはり浜川だよねと、こういう形で声が出るような、そういう施設にしていただきたいなと。  もう一点は先ごろ県のほうも2028年、平成40年、群馬国体ということが決定したということでございます。誘致で決定したということでございます。その中で、私もいろいろ希望を出しておりましたけれども、既存の競技場、それから体育館、プール、こういうところの施設も含めてどういう名前になるかわからないですけれども、第2回の群馬国体に関して、総合的にこれからの計画を、拡張も含めた形で進めていっていただきたいなと思うのですけれども、その辺のところの考え方を現段階で結構でございますのでお聞かせ願えればと思います。 ◎副市長(松本泰夫君) これは県のほうともいろいろ協議しておりまして、群馬県のスポーツ振興計画の中にも位置づけていいかと、逆に向こうから早い時期に、数年前に計画を打ち出したときにそういう話がございまして、当然これは28国体のときに使っていただくために、当然そうしてくださいということで振興計画の中に位置づけさせていただいておりますし、当然その他の大会等が誘致できれば、そういったところにもきちっと声をかけさせていただいて進めていくということですので、当然国体はここで。ただそればかり目指すだけではなくて、子どもたちからプロまで使えるように、使い勝手のいい、すべてプロ仕様にしてしまうとこれはまた使い勝手が悪い。例えばテニスコートはハードコートでできるだけ私はやりたいなと思っていたのですけれども、ハードコートで整備すると一般の市民がなかなか使えなくなってくるのです。そういうことも私はソフトと硬式の競技の方々といろいろお酒を飲みながら話を聞いて、なかなかそこは定まらないところなのです。ですからやはりメーンはふだん使う市民、当然県民の方もお使いになるでしょうけれども、そこは使い勝手がよくて、なおかつ国際競技にも対応できるようにという形でしっかり整備を行っていきたいと思います。当然国体は使っていただくように、これだけの費用もかけさせていただくわけですので、そんな考えでやっていきたいと思います。 ◆委員(堀口順君) ぜひ担当なされる方々はそういう意味では大変かとは思いますけれども、ある意味では情熱を持って、50年、100年に1回しかできないような施設だと思いますので、ぜひパワーを出していただいて、よりよい施設にしていただければと思いますのでよろしくお願いします。 ○委員長時田裕之君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長時田裕之君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。 ◎産業・流通基盤整備室長(福島克明君) 倉渕町水沼地区で進めております高崎市倉渕発電所事業の進捗状況について、資料はございませんが、報告させていただきます。  当事業は、水沼地区の美州カントリークラブ跡地の有効活用を図るため、民間資本を活用し事業を進めているもので、平成25年度から株式会社クリーンエネルギー研究所によりまして電力設備面積約14ヘクタール、発電出力約8,000キロワットの太陽光発電施設と、サッカーグラウンドや桜の里などの地域貢献施設の整備を行っているものでございます。現在の状況でございますが、太陽光発電施設につきましては昨年12月に完成いたしまして、順調に稼動している状況でございます。また、売電契約期間20年におきまして、売電益の一部が還元金といたしまして、高崎市に納入され地域振興に寄与することとなっております。地域貢献施設につきましては、天然芝のサッカーグラウンド1面、桜の里ゾーンでは桜の植樹250本と園路の整備、また、約5キロメートルのトレイルランニングコースがおおむね仕上がっている状況でございます。また、事業者におきましては地域貢献施設の付帯施設となります管理棟、主要地方道渋川松井田線から発電施設とサッカーグラウンドまでの進入路として幅員7メートル、延長約430メートルのアスファルト舗装の道路、そして200台以上駐車できる駐車場の整備を行ったほか、当該場所は山間部に位置するために、施設に欠かせない水道、電気などのライフラインがございませんので、井戸掘削による給水の確保と、電気の引き込みについても事業者によって行われてまいりました。  施設もおおむね仕上がった状況でございますので、現在引き渡しに伴う事務手続など、事業者と調整を進めておるところでございまして、引き渡しの時期を9月の予定としております。なお、桜の植樹につきましては、来年度以降も当面事業者におきまして継続することとなっております。また、開花の時期には桜の里の名称にふさわしい見事な景観が生まれるとともに、自然豊かな山村地域に新たなる観光施設が加わり、地域振興につながるものと考えております。  以上、まことに簡単でございますが、高崎市倉渕発電所事業の進捗状況について御報告させていただきます。 ○委員長時田裕之君) 説明は終わりました。  本件に対し御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。  ほかにその他として何かありますか。  なければ、この際、委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) あと少し御辛抱ください。ちょっと気になったニュースが6月29日付の上毛新聞1面に載りました。大規模盛土造成地の公表に関する記事なのですけれども、国交省では東日本大震災等を受けて、大規模な盛土造成をしたところの安全確保という観点から全国の市町村に調査をしなさい、ガイドラインを示してやらなければいけないという絶対義務ではないのですが、調査をしなさいというふうに言ってきたと。その中でなかなか進まないということもあって、また改めて平成27年に新しいブラッシュアップした形のガイドラインを示してきて、さらに進めるように市町村に言ってきたのですが、上毛新聞に載ってしまったので、前橋と高崎と伊勢崎だけが調査を全くしていない状態で、ちょっとまずいのかなという気持ちも含めてあえて所管の委員会なのでここで確認しておきたいと思いますけれども、この件に関して高崎市の姿勢、確かに莫大なお金のかかる話ですし、いろいろとそこが危ないよなんて言うと地価が下がってしまったりとか、あとは売買に影響を及ぼすとかいろいろなことがあるとは思うのですが、あくまでも市民の生命、財産をきちっと守るということでは非常に大事なことだと思うので、いわゆる大規模盛土造成地の公表に関する問題について、本市の考え方をちょっと確認させていただきたいと思います。 ◎建設部長(宮石修君) その大規模造成地の調査につきましては、本市も何もしないということではありません。ただ本市も規模が大分広うございます。造成も昭和40年代から旧高崎観音山丘陵地帯だけでも相当数の団地があるということで、調査をするのに相当莫大な費用がかかると。またその調査をした後の二次スクリーニングといいまして、その後の細かい再調査もあります。そういった調査にお金をかけて、その後、ではどうするのかということになると、相当長期間における大規模な何か手当てを考えるということを考えますと、今の段階では高崎も前橋もそうだと思うのですけれども、その調査に踏み込むところではないと。ただそういったものを何もしないということではなく、本市につきましては皆さん御存じのとおり、3年前から緊急災害の危険箇所の総点検を毎年千何百人という職員の延べ人数をかけて調査を行っております。また、それも1回やって終わりではなく、毎年再調査、要観察の状況も見据えて毎年実施して、危険性があるところについてはその都度手を加えるなり県等へ要望して防災に努めていくということで考えているところでございます。 ◆委員(三島久美子君) お金がかかるのですね。今高崎市もいろいろな事業をやっていて、先ほどの浜川の問題もありますし、いろいろ高崎のまちづくりという観点で非常に莫大なお金があらゆるものにかかります。少子高齢者対策もそうですけれども。ただ国がやれと言ったからやるというのがやだとかと言う人もいるかもしれませんけれども、現実問題既に1,742自治体中半分が公表していると。マップの公表。それは今住んでいらっしゃる方に危機感をあおるわけではなくて、丁寧に説明していざというときには、こういう土砂災害が起こりうるときはすぐ逃げてくださいみたいなそういう注意喚起なのです、言ってみれば。そのあたりしっかりとお金をかけて長期展望でやっていく、そういった姿勢がやはり高崎市の市民の生命、財産を守るという意味で必要なのかなと思います。それで、お金がかかるからできない、先送りするのではなくて、少しずつでもいいから始めていく。やり方も含めてまずはしっかりと検討して、地価が下落することへの懸念なんていうものは市民の生命、財産のためにはどうということはないこと。逆にそういったことをしっかり公表している自治体ということで、高崎が選ばれる都市になるのです。市民の福祉向上のために頑張っている自治体ということでと私は確信しているので、ぜひとも新聞にも調査時期や予算確保について検討中というふうに書いてあった高崎市ですが、積極的に予算を割いていただきたい。どうですか、松本副市長、そのあたり。 ◎副市長(松本泰夫君) いろいろ自治体あるいは都道府県でやり方は違うわけでございますけれども、群馬県についてはもともと県の3分の2くらい山地ですので、例えば砂防だとか急傾斜地だとか、そういった危険地域を既にかなりの地域、高崎市もそうですけれども、かなりの地域を、例えば砂防河川だと水が流れていないところでもいざ雨が降ったら流れてしまうのではないかという空河川なんかも、高崎の例えば寺沢川、少林山のところを流れている河川でございますけれども、鼻高のところから上がって少林山の上まで行っていますけれども、非常に地すべり地帯で危険な場所ですけれども、ああいったところも砂防地域として指定して地域の人たちにここは危険な地域ですよということを、あるいは急傾斜地だとかそういうものを指定させていただいています。その度合いが恐らく、これは確認はしていませんけれども、かなり違うと思います。他の都市で広島とかいろいろ大変な被害がありましたけれども、ああいったところもしてあったと思いますけれども、あとは住民への周知方法とかそういうことについては多分課題があると思いますけれども、かなりの地域を指定してありますので、その辺を見ながら今後金がかかるからやらないとかそういうことではなくて、必要があればやらなくてはいけない話でございますので、そういう指定をしている地域していない地域、差がありますので、それについては群馬県ともよく相談して、本市もかなり指定してあります。乗附地域でもかなり指定してありますけれども、そういったところの対応の擁壁工事だとかそういうのもしてありますし、それ以上むやみに危険な地域をどの辺まで工事するかというのを考えると非常に難しい話でございますので、現在の指定の状況を見ながらぜひ検討はしていきたいというふうに思います。 ◎建設部長(宮石修君) 先ほどの高崎、前橋、伊勢崎以外は自治体でやったのではなく、中核市を除く所については予算のこともあるので県が実施したということで聞いております。 ◆委員(三島久美子君) 中核市にはそれだけやらなければならないことがあるということで、県がやろうが市がやろうが住民にとっては大事なことであります。とにかく何度も申し上げてあれですけれども、国が新しいガイドラインを平成27年、2年前に出したと。それ以前の調査をしていた県のやつもそうなのです、そういう意味では。前の調査方法だったということで、今度新しくこうにやりなさいというふうなやり方を示してきたわけですから、前のだったら公表できるけれども今のはできないということで、今群馬県内35市町村で公表はゼロなのです。こういう都道府県は本当にごくわずかで、そういう意味ではこれだけの土砂災害の起こり得る、しかも日本全国ですけれども、地震列島の中で北関東北西への断層帯が走っている町が高崎市です。火山に近い。浅間山もすぐ近くにあると、白根山もある。そういった中ではこの市民の生命、財産を守るために、副市長もお金がないからどうのこうのではないと言ってくださったので、ぜひとも今年度着手に向けての準備を進めていっていただきたいと思います。以上、その点については終わり。  次、もう一点。高崎オーパについてなのですけれども、これは民間事業者なので市がああせいこうせいとは言えないのですが、3月のときに改正した自転車の放置防止条例に基づいてオーパさんはペデでつながっていれば50メートル以上でもいいということにして、パーク1000の線路側に400台、そしてオーパ側に200台ということを説明していただいたことを記憶しています。それはそれでいいのですが、実際オーパさんの駐輪場がどこにできるのかをちょっと確認したいので、わかっていれば教えてもらいたい。 ◎副市長(松本泰夫君) 敷地内は朝鮮飯店の西の通り、東二条沿いに一部できます。それと高島屋の前あたりにできます。高島屋の南東の入口の前のオーパの角。そういった2カ所にできます。それと附置義務条例でやっていますので、足らない部分についてはパーク1000の南側に公有地がありますので、これは群馬県と高崎市の土地でございますけれども、それを利用していただくという形で、場所的には3カ所を予定しています。 ◆委員(三島久美子君) というのは今、私もあそこを何度も通ってみて、朝鮮飯店のここだろうなとは思うのです。何が言いたいのかというと、あそこに室外機がばあっとあるじゃないですか、オーパさんの。東二条通りって高崎市の目抜き通りではないのかなと私は思うのですけれども、当然オーパの進出に関しては、御承知のように平成28年度予算でビジネス立地奨励金を5億5,000万円も出している。また、床を借り受けると、毎年毎年1階と7階を借りるということで、この10月以降の半年間ですか、その前から前倒しでことしは5,000万円、来年からは約8,000万円オーパさんに払うわけです。しかも地区計画がかかっているあそこに出てきていただくという意味では、これだけのいい意味で誘致はしたのだけれどもお金を払っている高崎市とすれば、オーパさんに対して駐輪場のあり方ももうちょっと、何て言っていいのか、ただ自転車がばあっとあればいいというものではなくて、かわいくしてもらうとか室外機をうまくおしゃれに囲ってもらうとか、そういった意見具申はできないものなのですか。 ◎副市長(松本泰夫君) これはまだ完成していませんので、自転車置き場もきちっと隠します。それは外から見えないように、通常デパートの前に自転車を、スズランもそうでしたけれども、前に並べて置いたり、それは本当にみっともない話ですから、オーパについては相当な協議をやっています。壁の色からロゴマークから、ロゴマークは今回変わりましたけれども、そういうものを含めてイオンのマークは入れたらいいのか入れないほうがいいのかを含めて、そういったことまで含めてやっています。それと屋外広告条例に基づいて、東口ではヤマダ電機のところにはオーロラビジョンも出しましたけれども、今回もつけますけれども、それについてもむやみにつけられないように今回条例の改正をまたお願いしますけれども、そういった景観にも配慮して全て見ています。自転車置き場とか室外機もこれから仕上がっていくことによって見えなくなってきますので。それから入口が西側にないじゃないかと市民から苦情をいただいていますけれども、西側から入れないのかと。きちっと西側からの入口がありますので、まだ工事が終わっていないので隠している段階ですので、仕上がると相当の景観的な要素はきちっとなってきますので、もう少々お待ちをいただきたいと思います。ただ、自転車置き場についても必要ですので、市民の足で結構自転車が多いものですから、それはなるべくお店の前に本来は置きたくないのです。都心部は自転車を商業施設の周りに置いているというのは余りありませんので、本来は置きたくないのですけれども、高崎の事情を考えるとやはり自転車置き場はそばに。1階の部分が前もお話しさせていただいていますけれども、かなり時間の空いているスーパーマーケットになりますので、そういったところに市民の方々が自転車でかなり来ますので、できれば近いところにということで。ただ限界がありますので、足らない部分はどうしても条例上どこかにつくってもらわなければいけないので、いわゆるパーク1000の南側に群馬県と相談してつくってもらおうという協議で設置させていただいたということです。景観面について仕上がるとかなりよくなると思いますので、その上でまた御判断をいただきたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) あと3カ月ですか。その辺について地域住民との協議会みたいなのはあったのですか。 ◎副市長(松本泰夫君) 建てる前から地元の説明会を数回やらせていただいております。それと入店についても、高崎市も含めて県内の方々で入店したい方については手を挙げてくださいというチャンスもつくっております。当然地元の方々の話し合いも、今回のまだはっきり決まりませんけれども、当然オープンのときには委員の皆様に御招待申し上げますけれども、近くの方々には内覧会できちっと見ていただくという形で今段取りを進めていますので、その辺はなかなかこれだけの事業をやるといろんな方がいますので、多少のマイナス意見をいただく場合もありますけれども、今のところ大方協力いただいて順調に進んでいるという状況でございます。 ◆委員(三島久美子君) ウイン・ウインの関係をつくらなくてはいけないと思うのです。地元商店街の努力も必要。そして大型商業施設の誘致に市がお金を出すことも必要だと思います。ただ高崎のまちづくりという観点で、玄関口という意味で緑の多いこととか、そういったさまざまな美しさといったものも含めて、訪れてよしというまちもつくっていくために、市がもう少し積極的に言っていく必要もあるのかなと思ってあえて申し上げさせていただきました。でき上がれば終わりではないと思うので、これからも長い長いおつき合いになると思いますから、そのあたりを心してやっていただいて、できるだけ議会への説明も丁寧にお願いいたします。 ○委員長時田裕之君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長時田裕之君) なければ、以上で、本日の建設水道常任委員会を閉会いたします。                                    午後 3時07分閉会 高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。  平成29年7月26日                       建設水道常任委員会 委 員 長  時 田 裕 之...