高崎市議会 2015-03-09
平成27年 3月 9日 総務教育常任委員会−03月09日-01号
議案第52号 平成27年度高崎市
一般会計予算(所管部分)
議案第55号 平成27年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
議案第61号 平成27年度高崎市
土地取得事業特別会計予算
議案第64号 平成26年度高崎市
一般会計補正予算(第8号)(所管部分)
2 報告事項
(1)市有施設の電力入札の結果について (財 務 部)
3 そ の 他
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出席委員等(11人)
委 員 長 根 岸 赴 夫 君 副委員長 長 壁 真 樹 君
委 員 飯 塚 邦 広 君 委 員 逆 瀬 川 義 久 君
委 員 柄 沢 高 男 君 委 員 青 柳 隆 君
委 員 三 島 久 美 子 君 委 員 柴 田 和 正 君
委 員 田 中 治 男 君
議 長 柴 田 正 夫 君 副 議 長 松 本 賢 一 君
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欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副 市 長 木 村 正 志 君
総務部長 兵 藤 公 保 君 秘書課長 内 田 良 君
企画調整課長 松 本 伸 君
防災安全課長 森 田 亨 君
職員課長 清 水 敏 博 君
情報政策課長 柴 田 和 秀 君
文化課長 小 見 幸 雄 君
文化課美術館副館長
松 田 匡 子 君
文化課染料植物園長 広報広聴課長 太 田 直 樹 君
甘 田 正 弘 君
財務部長 北 島 晃 君 財政課長 山 田 史 仁 君
管財課長 水 野 勝 祐 君 市民税課長 佐 野 好 美 君
資産税課長 柴 田 彰 君 納税課長 大 山 重 雄 君
倉渕支所長 飯 島 均 君
倉渕支所地域振興課長
塚 越 好 博 君
倉渕支所税務課長濱 名 誠 君 箕郷支所長 中 村 真 由 美 君
箕郷支所地域振興課長 箕郷支所税務課長高 橋 秀 昭 君
生 方 忠 義 君
群馬支所長 林 進 一 君
群馬支所地域振興課長
南 雲 明 君
群馬支所税務課長永 井 弘 君 新町支所長 樋 口 康 弘 君
新町支所
地域振興課長 齋 藤 忠 男 君
新町支所税務課長長 谷 川 亮 則 君
榛名支所長 千 保 芳 明 君
榛名支所地域振興課長
江 原 豊 君
榛名支所税務課長近 藤 隆 人 君 吉井支所長 吉 田 護 君
吉井支所地域振興課長 吉井支所税務課長松 浦 浩 君
飯 塚 博 行 君
会計管理者 白 石 修 君 会計課長 高 橋 淳 一 君
教育長 飯 野 眞 幸 君 教育部長 上 原 正 男 君
教育総務課長 小 泉 貴 代 子 君
社会教育課長 中 村 仁 寿 君
文化財保護課長 冨 加 津 豊 君
スポーツ課長 塚 本 博 夫 君
中央公民館長 矢 島 繁 君
教育部学校教育担当部長
速 水 裕 行 君
教職員課長 星 野 順 一 郎 君
学校教育課長 小 林 裕 子 君
健康教育課長 樋 口 佳 子 君
教育センター所長島 田 恵 二 君
高崎経済大学附属高等学校事務長 中央図書館長 堀 口 則 正 君
関 根 幸 男 君
中央図書館次長 舩 渡 川 肇 君
選挙管理委員会事務局長(併任)
兵 藤 公 保 君
選挙管理委員会事務局次長 監査委員事務局長深 澤 武 君
松 本 淳 君
消防局長 高 見 澤 朗 君 消防局次長 猿 谷 至 君
消防局総務課長 岸 一 之 君 予防課長 山 田 明 弘 君
警防課長 岡 田 勉 君
通信指令課長 大 佐 古 進 弘 君
契約課長 新 井 俊 光 君
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事務局職員出席者
事務局長 田 口 幸 夫 庶務課長 田 中 謙 一
議事課長 佐 藤 誠
議事課議事担当係長
村 上 正 和
議事課主査 石 川 明 彦
議事課主任主事 塚 本 秀 幸
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△開会
午前 9時58分開会
○委員長(根岸赴夫君) ただいまから
総務教育常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(根岸赴夫君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴は、あらかじめ許可してございます。
以上で諸般の報告を終わります。
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△議案第 4 号 財産の取得について(
小学校教師用指導書)
議案第19号
包括外部監査契約の締結について
議案第20号 高崎市
功労者表彰条例等の一部改正について
議案第21号 高崎市
行政手続条例の一部改正について
議案第22号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第23号 高崎市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
議案第24号 高崎市
職員退職手当に関する条例の一部改正について
議案第26号
高崎市立学校設置条例の一部改正について
議案第27号
高崎市立幼稚園保育料等徴収条例の一部改正について
議案第52号 平成27年度高崎市
一般会計予算(所管部分)
議案第55号 平成27年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
議案第61号 平成27年度高崎市
土地取得事業特別会計予算
議案第64号 平成26年度高崎市
一般会計補正予算(第8号)
(所管部分)
○委員長(根岸赴夫君) それでは、本日の議題に入ります。
本日の議題は、本委員会に付託されました議案第4号 財産の取得についてほか12議案の審査です。
それでは、13議案を一括して議題といたします。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(根岸赴夫君) 御異議なしと認めます。
それでは、審査に先立ち、審査の進め方についてお諮りいたします。
審査の進め方については、事前に配付いたしました
総務教育常任委員会付託議案の審査の進め方(案)に基づき、議案番号順にそれぞれ議案ごとに審査し、採決を行いたいと思います。ただし、議案第64号については、議案第52号の前に審査し、採決いたしたいと思います。
なお、
一般会計予算議案については、初めに
歳入歳出予算を予算に関する説明書(1)の
事項別明細書により歳入から始め、歳入・歳出ともにそれぞれ款について項ごとに審査、なお項が1つしかない款については款ごとに審査をしたいと思います。ただし、歳入1款及び2款については款ごとに審査、また歳出2款総務費1項総務管理費については、内容が多岐にわたるため、記載のとおり目で2つに区切って進めたいと思います。
次に、債務負担行為及び地方債は定例会議案(2)の第2
表債務負担行為及び第3表地方債により審査をしたいと思います。
また、
特別会計予算議案については、予算に関する説明書(2)の
事項別明細書により歳入・歳出ごとに審査をしたいと思います。
以上申し上げた方法により審査を進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(根岸赴夫君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りのとおり進めさせていただきます。
この際、委員会の運営上お願いいたします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。
予算議案についての質疑では、ページ、目の名称及び事業の名称を述べてから内容に入ってください。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。
以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いいたします。
それでは、審査に入ります。
定例会議案(1)を御用意ください。
31ページをお開きください。
議案第4号 財産の取得について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第4号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第4号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、定例会議案(2)を御用意ください。
3ページをお開きください。
議案第19号
包括外部監査契約の締結について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第19号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
5ページをお開きください。
議案第20号 高崎市
功労者表彰条例等の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) これは、理由にあるとおり、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴って3つの条例が改正されるという議案ですけれども、この法律の改正の中心は
教育委員会制度改革であると認識しておりますけれども、まず今回の改革の概略について御説明いただきたいと思います。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) 今回の条例改正のもとになります
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正につきましては、2011年に起こりました大津市の
中学生いじめ自殺事件のときに市教委が的確に機能しなかった、こういったことをきっかけにいたしまして、60年ぶりに大きく見直され、本年4月1日から施行となるものでございます。法改正の趣旨につきましては、教育委員会の責任の明確化、それと迅速な
危機管理体制の構築、あわせて首長との連携の強化などがうたわれております。これらをもとにしました法の主な改正点につきましては、今回条例に上程させていただきました教育長と教育委員長を一本化した新教育長の設置、あわせて市長が招集いたします
総合教育会議の設置と教育の方針を示す大綱の策定などが主な内容でございます。
◆委員(三島久美子君) 60年ぶりの大改定ということで、昨年からこの問題は注意深く見ていたのですけれども、物理的なことで申しわけないのですが、教育委員長と教育長が一本化するということで、新しい形の新教育長が置かれるということなのですけれども、法律の施行日は4月1日ということなのですが、現実に本市において、人事的な意味での新しい制度というのはどういう形で推移していくのか。というのは、今の飯野教育長の任期もまだございますので、その辺の移行措置みたいな部分を御説明いただきたいと思います。
◎教育長(飯野眞幸君) この件につきましては、今お話しのように、私の任期は来年の10月までございますので、その間に何かあればまた別ですけれども、教育長がかわるという時点で新しい教育長が誕生して、それが新教育長ということになります。ですから、それまでの間は今と同じように教育長と教育委員長がそれぞれの仕事を分担してやっていくということであります。そして、先ほど課長の答弁にもありましたけれども、
総合教育会議を設置するわけでありますけれども、これは私の在任の中でもつくらなければならないということですので、今までも教育の重要事案につきましては市長との十分な協議のもと進んでまいりましたので、形の上は
会議そのものはできますけれども、今まで以上に市長部局との連携を密にして進めていきたいというふうに思っております。
◆委員(三島久美子君)
総合教育会議というのが目玉なのかなという気がするのですけれども、その辺について内容的なものと今後の
設置スケジュールみたいなのを教えていただけるとありがたいです。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君)
総合教育会議につきましては、重要な案件を中心に設置が必要と思われる場合に市長が設置するという形になっております。今後の設置の状況につきましては、今後細かく詰めていきたいと思っております。
◆委員(三島久美子君) 大綱の策定についてもこれからなのかなという気がするのですけれども、そのあたりはどうですか。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) 大綱の策定は
総合教育会議の中で定めていくことになりますので、同じような形で調整をしてまいりたいと思っております。
◆委員(三島久美子君) 今回の改革で、形上はまだ現状で続くといいながらも新しい
総合教育会議を開催したり、また大綱を策定したりということで、いろいろな大きな変革が起こると思うのですけれども、それでどんなことが期待できるかというか、その辺の考え方と課題と展望についてお答えいただけるとありがたいのですけれども。
◎教育長(飯野眞幸君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、非常に市長が教育の造詣が深いということがございますので、その辺は私としても大変仕事がやりやすい部分がございますので、そういう点で新しい一つの会議機関を設置はしますけれども、それによって大きく変わるということはないのだろうなと。議会の皆さんとも情報の交換等も非常に私は密に行われているというふうに思いますので、当然そういう会議を進行していく際には、主催する市長の考え方、そして予算が絡むような問題につきましては、どうしても議会の皆さんの御理解が必要ですので、そういった体制強化につながる組織としていきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしましても、教育は人づくりの根幹でございますので、高崎の子どもをしっかりと育てていくという、そういう子どもだけではなくて、社会教育という意味では市民ということなのですけれども、人づくりをしっかりとやっていくためにこれからも取り組んでいただくことを要望しておきます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第20号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
9ページをお開きください。
議案第21号 高崎市
行政手続条例の一部改正について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第21号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
13ページをお開きください。
議案第22号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第22号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
29ページをお開きください。
議案第23号 高崎市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第23号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
31ページをお開きください。
議案第24号 高崎市
職員退職手当に関する条例の一部改正について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第24号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
35ページをお開きください。
議案第26号
高崎市立学校設置条例の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君)
特別支援学校の名称が変更になるということなのですけれども、いただいている情報ですと、
県立みやま養護学校も
県立高崎特別支援学校に変更予定だというふうに伺っているのですが、高崎市立のほうも同じ
高崎特別支援学校ということで、何となく紛らわしいという素朴な疑問があるのですけれども、この辺について県と協議するとかして何とかならなかったのかという思いがあるのですけれども、そこら辺のところについて御説明をお願いします。
◎教職員課長(星野順一郎君) 県が今回県立の
特別支援学校につきまして名称変更するということで、相談に来たわけなのですけれども、そのときに市町村の名前、すなわち地名をつけた名称変更をしていきたいという方針のもとに相談がございました。本市の
市立養護学校の名称を変更するのに当たりまして、本市の高崎の
特別支援学校として広く市民に名前が定着しておりますので、本市については
高崎市立高崎特別支援学校としたものでございます。県のほうが市町村名をどうしてもというところにつきましては、平成27年4月に吾妻に
特別支援学校が開校し、県内に知的障害を主たる障害とする
特別支援学校がそろうということから、地名をどうしても使いたいというようなことでございまして、市立高崎、県立高崎というような形になったものでございます。
◆委員(逆瀬川義久君) こちら側だけの問題ではないということがよくわかりました。なかなか難しい問題なのだなということがわかったのですけれども、何とかなればというふうに思ったものですから、質問させていただきました。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第26号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
37ページをお開きください。
議案第27号
高崎市立幼稚園保育料等徴収条例の一部改正について (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第27号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第64号 平成26年度高崎市
一般会計補正予算(第8号)の所管部分について審査を行いますので、定例会議案(3)を御用意ください。
10ページをお開きください。
歳入15款国庫支出金について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 地方創生関連の先行型の補正予算ということなのですけれども、この説明欄に地方創生型も
地域消費喚起・生活支援型も定額というふうになっているのですけれども、わからないので、いわゆるこの算出根拠というのですか、それについて定額ということも含めて御説明いただきたいと思います。
◎
企画調整課長(松本伸君) こちらについては、国のほうの交付金でございまして、市町村の財政状況ですとか、そういったことの計算式がございまして、そちらのほうで国が決定した金額となっているということで、定額となっております。
◆委員(三島久美子君) 国が高崎はこれだけよみたいな形で、いろいろな計算式に基づいて、この中でいろいろやりくりしてくださいと、簡単な言い方ですけれども、そういう解釈でよろしいですか。
◎
企画調整課長(松本伸君) 先ほど申し上げましたように、市町村の人口ですとか財政規模によって上限があくまでもこの金額ということで、これは全部必ずしもこの金額でやってくださいということではなくて、これが一応上限ということになっておりまして、高崎市としては国の示された交付金を目いっぱい使わせていただくということで今現在計上しております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
19款繰入金について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 提案理由でもあったのですけれども、再度確認をしたいのですけれども、財政調整基金を11億4,112万円繰り入れるということなのですけれども、プレミアムつき商品券の売り上げ13億円のうちプレミアム分でない部分の10億円は再び財調に積み立てるという御説明でした。となると残りの1億4,112万円というのは地方創生関連事業のために、本市が持ち出すという言い方でいいのかどうかわかりませんが、そういう性格の金額なのでしょうか。確認です。
◎財政課長(山田史仁君) この10億円を除いた1億4,100万円ぐらいの金額ですけれども、これについてはもともと平成27年度で事業をやろうとしておりましたものを今回の地方創生の先行型の交付金を使わせていただいて実施するということで前倒しをしたものですので、この交付金を除いた部分は単費で行うということで予算を計上させていただいたものでございます。
◆委員(三島久美子君) ということは、地方創生の事業なのだけれども、結局はもう少し市としてはやりたいという、先ほど定額の話が出ましたけれども、こういう形で高崎市の上限はこれだけだということで、しかし少し足りないだろうから、若干地方創生のためにつぎ込んでいこうと、そういう考え方でよろしいのでしょうか。
◎財務部長(北島晃君) 今課長から申し上げましたとおり、先行型の事業につきましては当初予算で行うという予定で計画をしておりました事業でございまして、国のほうから交付金をいただけるということで、交付金の1億1,800万円を言うなれば一般財源から国庫補助金の交付金に振りかえたというふうなことでございまして、一般財源が浮いたといいますか、そういったことに今回なっているということで、交付金をもらうから事業費を上乗せして、一般財源を足して事業を上乗せしてやるという考え方ではないというふうなことです。
◆委員(三島久美子君) いずれにしても、新年度にこれが繰り越されるわけなのですけれども、また地方創生枠が今後、今の予算審議をしている国会の関係でまた新たな予算化をされれば、違った意味でのさらに突っ込んだ形の再生事業というのがやられていくと思うので、ぜひしっかりとした情報収集をしながら有効に活用して、高崎市の活性化に努めていただくことをお願いしておきます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
12ページをお開きください。
歳出2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 総務費の中の9目の企画費なのですけれども、ここに総合戦略等策定課題調査委託料260万円がついているのですが、これはどういうところに委託をする考えでいらっしゃるのかをまずお答えください。
◎
企画調整課長(松本伸君) こちらの委託料に関しましては、今後総合戦略を策定するに当たって、人口ビジョンですとか人口動向の分析、それからそういった意識とか、そういった調査が必要になったと仮定して、まだ現在どこまでの調査をするとかといったことが具体的に決まっているわけではございませんので、そういったデータが必要となった場合に委託をする想定で予算計上させていただいておりまして、委託先とか、そういった具体的なものはまだ現在決まっておりません。
◆委員(三島久美子君) よく市長がなるべく市内の事業者を活用したいというふうにおっしゃっているのですけれども、こういった事業に取り組めるような市内業者というのはいるのでしょうか。確認です。
◎
企画調整課長(松本伸君) 詳細な委託の内容等、委託するかどうかもはっきりはまだ確定しておりませんが、その内容によっては、当然市内業者でできるコンサルタントといいますか、そういったところもあるというふうには認識しております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしても慎重に選定をしていっていただきたいと思います。非常に総合戦略の策定というのは重要になってきますので、よろしくお願いします。
次の17目の情報推進費の中に公衆無線LAN、いわゆるワイファイ、これを構築する事業費が載っているのですけれども、主要事業の説明欄に高崎駅周辺ということで記載があったのですが、何カ所ぐらいを想定していらっしゃるのでしょうか。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) 今計画で考えているものは、高崎駅東西のペデストリアンデッキの近辺に4カ所ぐらい設置を考えております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。説明にもあったように、外国人観光客だけではなくて、今のいろいろなスマートフォンやら何やらタブレットを活用する方たちにとってはワイファイ環境というのは非常に有効だと思います。こういった環境をきちんと整備するのだということの表示だとか市としてのPR的なもの、これは市がやっているのだというような形のもの、そういったものにどのように取り組んでいくお考えかを確認させてください。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) 広報につきましては、今使っている広報紙とか、またいろいろなところで表示とか広報については考えております。
◆委員(三島久美子君) 民間企業ではなくて市が取り組んでいるということで、一つのPRになると思いますので、そのあたりのわかりやすい表示だとか、また広報紙やホームページを使った積極的なPRをお願いしておきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
16ページをお開きください。
10款教育費について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 10款教育費、幼稚園費の中の気になる子対策に2,500万円計上されているのですけれども、気になる子はどのぐらい今いるというような中でこの積算をしたのかお聞かせください。
◎教職員課長(星野順一郎君) 今御質問にございました気になる子対策ですけれども、幼稚園に在園する園児のうち、医師の診断はないものの、きめ細かな対応を必要としている園児、そういった園児を対象に保育の充実を図りたいと考えて補助するものでございます。私立幼稚園のほうの協力を得まして調査しましたところ、およそ5%の園児にそうした対応が必要であるという結果を得ましたことから、各園の園児の5%に当たる人数に対しまして一定額を補助しようと考えたものでございます。
◆委員(青柳隆君) そうすると、この5%にすると大体1人どのぐらいになるのかお聞かせください。
◎教職員課長(星野順一郎君) 月額1万円程度を考えております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
前に戻っていただき、4ページをお開きください。
繰越明許費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第64号の所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第64号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52号 平成27年度高崎市
一般会計予算の所管部分について
歳入歳出予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。
8ページをお開きください。
歳入1款市税について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 12ページの6項入湯税なのですけれども、対前年で200万円ほど減という案なのですけれども、利用者が減っているとか、施設の数が減っているとか、何かその辺の原因というか、その辺をつかんでいれば教えてほしいのですけれども。
◎市民税課長(佐野好美君) 積算に当たりましては、平成26年度実績をもとに過去の伸長率の平均を掛けて平成27年度予算を積算しておりますが、伸長率は日帰りで97.92%、宿泊につきましては97.03%と、ともに減少傾向です。これから算出しますと、入湯客の約8.8%を占める宿泊客数は増加するものの、入浴客の91.2%を占める構成比の大きい日帰り客の客数が前年比90.07%と減少する見込みですので、全体といたしまして減額と見込んでおります。
◆委員(青柳隆君) 8ページの1款1目の滞納繰り越し分の2億6,200万円、この滞納者というのはどのぐらいいるのでしょうか。
◎納税課長(大山重雄君) 滞納者数につきましては、2月末の時点におきまして8,455人でございます。
◆委員(青柳隆君) 昨年より300万円ぐらい減になっているというような金額になっているのですが、これからの見通しとしてはどんなぐらいになるのだか教えてください。
◎納税課長(大山重雄君) 滞納繰り越し分の関係でございますけれども、この計上させていただきました部分につきましてはその対象となる調定額が前年平成26年度より減額になると。この減額につきましては、収納強化等を行いまして、徐々に滞納繰り越し分が減ってきているという状況でございますので、計算しますと、前年対比では約300万円減額になるということでございます。また引き続き今度とも強化によりまして、この額というのは徐々に減っていくのではなかろうかという見込みをしております。
◆委員(青柳隆君) なるべく減ってもらわないと、これもまた困るのですけれども、幾分景気がどうのこうのというようなこともあるのですけれども、その辺を見込んでいるのか、またそれとももうこれはだめなものはしようがないと思っているのか、お聞かせください。
◎納税課長(大山重雄君) この滞納繰り越し分というのは、これまでの積み重なってきた部分の合計でございまして、景気に左右されますと、確かにいい好循環、私どもにしてみますと、いい結果のほうに回っていくのではなかろうかというふうには考えておりますけれども、実際には、滞納の額でございますので、やってみないとわからないというのが実態でございます。
◆委員(青柳隆君) 取り立てるのはいろいろつらいところもあったりするのですけれども、よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 法人市民税の件でお聞きしたいのですけれども、法人市民税の法人税割の税率改正ということで14.7%から12.1%に引き下げられるということで、4億9,159万6,000円ですか、減収が見込まれる中で、そういった減収があるにもかかわらず、法人の市民税全体としては対前年比プラス3.9%、2億1,884万円ですか、増額を見込んでいると。この根拠について御説明をいただきたいのですけれども、よろしくお願いします。
◎市民税課長(佐野好美君) 法人税割の現年分につきましては、平成26年度の調定見込み額を基礎といたしまして、それに税制改正や景気動向等の影響を勘案いたしまして積算しております。国内景気が緩やかな回復傾向にあることから、平成26年度の法人税割の調定見込み額を基礎に仮に税制改正の影響がなかった場合の法人税割の予算を積算いたしますと、前年度予算より7億1,589万円増の48億2,304万6,000円となります。したがいまして、税制改正の影響を差し引きましても、法人市民税全体では3.9%、2億1,880万円の増となる積算をしたものでございます。
◆委員(三島久美子君) 企業の動向とか、そういった今までの決算だとか、そういうのをきちんと調べた上での見込みということなのですか。その辺の根拠をもう少し説明していただきたかったのですが。
◎市民税課長(佐野好美君) 企業等の動向等を調査いたしまして積算しております。
◆委員(三島久美子君) 今法人税に関してはまた改正をする法案が出ているのですけれども、それが成立すると、景気動向が上向いているということは非常にプラスの要素なのですけれども、法人税がさらに引き下げられることになって、法人市民税の減収等が心配されるのですけれども、それに対してはどういうふうに対応していくお考えなのかをお答えいただきたいと思います。
◎財務部長(北島晃君) 今委員がおっしゃったように、法人税が国策で引き下げをされるというようなことになっておりまして、今国会に提出されていますものが成立いたしますと、平成28年度から市のほうに影響が出てくるというふうなことになろうかと思います。ただ、国のほうは逆に欠損の繰越金の改正であるとか、特別措置の改正など、逆に税収が上がるような改正も一緒に見込んでいるというふうなことになっておりまして、具体的な影響額というのは今の段階では積算ができませんので、平成28年度の予算編成に向けまして、いろいろ情報収集をしながら対応していきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) いろいろ状況が日々転々と動いていく中でしっかりとした情報収集をお願いしたいと思います。
市税全体ということで、自主財源という観点でお尋ねしたいのですけれども、主要事業の9ページに説明があるのですが、自主財源が前年度より減少していると。比率が2.2%減になって、59.3%ということになっていますけれども、市税収入そのものはわずかにふえていると。そしてまた、地方消費税交付金、これは大幅に伸びまして36.6%の増という中で、そういういわゆる自主財源がプラスの要素がある中でこの自主財源比率が減少した理由というのはどういうことなのでしょうか。
◎財政課長(山田史仁君) まず、自主財源ですけれども、こちらのほうは平成26年度と比較いたしますと約10億円ほど減っております。要因としますと、商工費の預託金と同額の歳入であります貸付金の元利収入、こちらのほうが実績から約10億円弱ですけれども、減っているというようなものが要因になっております。市税ほか、そのほかの収入については、前年並みの財源というのが確保できているのではないかなというふうに考えております。今回の自主財源が下がった結果というのは、一方の依存財源のほうが約49億円ふえておりますので、こちらによって比率が引き下げられたというふうに考えているものでございます。
◆委員(三島久美子君) 依存財源の増加というのは、財政力指数とかの低下にもつながりますし、また今後高崎市とすれば、大型公共事業が次々と展開される中で公債費の伸びも予想されています。経常収支比率の伸びがもしかしたら出てくるのかなということで、財政の硬直化という非常に厳しい局面を招かないとも限らないのですけれども、そういった意味では、この自主財源を確保するというのは市にとっては本当に大きな課題だと思うのですけれども、新年度それについてどんなふうに取り組んでいくのかをこの案件の最後にお尋ねしたいと思います。
◎財政課長(山田史仁君) 自主財源の確保という部分ですけれども、これについては、先ほどありました滞納の徴収等をして市税等をしっかり確保するというようなことが一番大切なのかなと思います。またそのほかで、自主財源とは言いませんけれども、地方交付税など、こういった部分もしっかり国あるいは市長会等を通じて働きかけをして確保できるようにしていきたいというふうに考えているところです。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
14ページをお開きください。
2款地方譲与税から
3款利子割交付金まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 16ページをお開きください。
4款配当割交付金について御質疑ありませんか。
◆委員(柄沢高男君) 配当割交付金というのですけれども、内容についてどのようなものなのかお願いいたします。
◎財政課長(山田史仁君) 配当割交付金は、上場株式の配当等の支払いを受けたときにかかる県税がございます。この県税の収入額のうちの59.4%が各市町村に交付されるというようなものでございます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
5款株式等譲渡所得割交付金から
7款ゴルフ場利用税交付金まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 18ページをお開きください。
8款自動車取得税交付金から
10款地方特例交付金まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 11款地方交付税について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 地方交付税の中の普通交付税、135億円というものがありますけれども、予算に関するその他の説明書にも、その内訳というのですか、載っているのですけれども、その最後のところで一本算定というのと合併算定というのがありますけれども、本市の平成27年度の予算というのはどういう状況になっているのか、御説明をお願いします。
◎財政課長(山田史仁君) 今お話のございました普通交付税の算定につきましては、合併前の地域でそれぞれ交付税を算定して合計した合併算定がえというものと、合併後の高崎市で算定した一本算定と、2通りの計算がございます。本市では、交付額の多い合併算定がえの算定により交付を受けておりますので、平成27年度予算におきましても合併算定がえの額を参考にして積算をさせていただいております。
◆委員(逆瀬川義久君) そうしますと、そのいわゆる一本算定に移行していくのはいつぐらいからという見込みなのでしょうか。
◎財政課長(山田史仁君) 合併算定がえは、旧合併特例法では合併の年度及びこれに続く10年度は全額が交付されまして、その後5年度をかけまして合併算定がえと一本算定の差分が段階的に減額されるというふうになっております。高崎市で申しますと、最終的に一本算定となるのは平成33年度というふうに考えております。
◆委員(逆瀬川義久君) そうすると、平成33年度に一本算定に最終的になるということは、平成28年度はまた合併算定ということなのですか。
◎財政課長(山田史仁君) 平成28年度から5年間かけて段階的に縮小ということになりますので、平成28年度については差分の10%が減額というふうになっております。
◆委員(逆瀬川義久君) わかりました。その差額というのもこちらの資料のほうには出していただいているので、大変な財政運営をしていかなければいけないのだなということで、その意味においては、本当に当局におかれましては常日ごろから行財政改革に取り組んでいただいているということで、大変評価させていただきたいというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
◆委員(柄沢高男君) 今のところなのですけれども、地方交付税につきましては、昨年3億円下がっていて、ことしまた5億円下がっているということになっているのですけれども、それは今の説明のためにそういうふうになっているというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
◎財政課長(山田史仁君) 普通交付税の算定ですけれども、本市の場合は大体地方財政計画の伸びを参考にさせていただいております。実績などを勘案しまして、予算は少し厳し目に見て計上するということでございますけれども、平成27年度の地方財政計画の伸び率がマイナス0.8%、昨年度も同じようにマイナスということでしたので、引き続きマイナスというふうに減額となったというものでございます。
◆委員(三島久美子君) 普通交付税135億円というふうに先ほどの地財計画に基づいて算定しているわけなのですけれども、毎年懸念していることで、臨時財政対策債、この元利償還金が後年度交付税措置される、だから有利な非常に安心して起債をしていい臨財債なんだという説明をずっと受けてきたのですが、100%交付税措置されるという国の約束なのですけれども、実際に平成27年度の交付税にその臨財債の元利償還金が金額的にどの程度反映しているのかということをまずお伺いしたいと思います。
◎財政課長(山田史仁君) 普通交付税については、算定が毎年7月になりますので、正式にはその算定を待たないとわからないというところですけれども、仮に平成26年度の係数を用いてこの平成27年度の基準財政需要額に算入されるというのを試算いたしますと、大体32億円ぐらいかというふうに考えているところでございます。
◆委員(三島久美子君) その32億円というのは、臨財債の元利償還金そのままという解釈ですか。
◎財政課長(山田史仁君) 来年度の基準財政需要額に算入される額として32億円ということです。
◆委員(三島久美子君) 算入される額として、からくりとは言わないですけれども、言い方はあれですけれども、本当にそうなのかなと。国の財政状況を考えると、微妙な作用をしている可能性もあるのではないかなという気がしますので、これからもしっかりと動きを見きわめて、歳入欠陥を生まないように十分留意していただきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
20ページをお開きください。
13款分担金及び負担金2項負担金 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 22ページをお開きください。
14款使用料及び手数料1項使用料について御質疑ありませんか。
◆委員(柄沢高男君) 行政財産使用料というのがあるのですけれども、これは一体どういうものなのか、内容をお願いします。
◎管財課長(水野勝祐君) 行政財産使用料の主なものは庁舎の使用料でございまして、この本庁舎でいきますと銀行の窓口、1階にございますけれども、ああいうものや21階のレストラン、それと自動販売機、そういうものの使用料でございます。あとは、敷地内に電柱とかが立っていますけれども、そういうものも使用料をいただいていますので、そういうものを計上させていただいております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
26ページをお開きください。
2項手数料 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 30ページをお開きください。
15款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 2項国庫補助金について御質疑ありませんか。
◆委員(飯塚邦広君) 特定防衛施設周辺整備調整交付金について、3,423万円、これはどこから出ているのか、内容について教えていただきたいと思います。
◎
箕郷支所地域振興課長(生方忠義君) 特定防衛施設周辺整備調整交付金は、生活環境や開発に影響を及ぼす防衛大臣が指定した特定の飛行場や演習場等の周辺地域の市町村に対して交付をされております。総務管理費補助金として掲載されている特定防衛施設は、相馬原演習場のことでございまして、周辺といいますのは、演習場周辺の関連市町村という意味でございまして、合併以前につきましては、箕郷町と榛東村が特定市町村ということで指定を受けておりました。合併後につきましては、法律の趣旨にのっとりまして、周辺地域の影響を和らげる事業ということで、箕郷地域の公共用の施設整備に交付金のほうを活用しております。
◆委員(飯塚邦広君) そうしますと、高崎市に新町自衛隊とか吉井弾薬支処とかがありますけれども、そちらのほうではないのですか。
◎総務部長(兵藤公保君) ただいまの特定防衛施設周辺整備調整交付金でございますけれども、箕郷の
地域振興課長のほうから御答弁をさせていただきましたが、そのほかに吉井の弾薬庫も対象になっているということでございまして、今現在吉井で進めております道路整備、こちらのほうにも充当させていただいているところでございます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
34ページをお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 36ページをお開きください。
16款県支出金1項県負担金から
2項県補助金まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 40ページお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 42ページをお開きください。
17款財産収入1項財産運用収入について御質疑ありませんか。
◆委員(柄沢高男君) 財産貸付収入、この内容についてお伺いしたいのですけれども、場所だとか。
◎管財課長(水野勝祐君) 財産貸付収入について御説明します。
こちらは、節のところに書いてありますけれども、土地貸付収入、建物貸付収入、物品貸付収入ということで、市で所有している不動産を貸し付けた場合に得られる収入ということでございます。管財課のほうで貸している場所が多いのですけれども、普通財産ということになりますので、大きく言いますと、駐車場として都市整備公社に貸している土地ですとか、そういうものでございます。あとは、山名に国の施設でポリテクセンターというのがあるのですけれども、あちらのほうも管財課で貸し付けをしております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
44ページをお開きください。
2項財産売払収入 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 18款寄附金について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 1目の一般寄附金のところのふるさと応援基金寄附金の関係なのですけれども、ふるさと納税の関係だと思うのですが、御案内のように、仕組みとしては、個人が自分が住んでいる自治体以外の自治体に寄附をすると、その年の確定申告で住民税の控除ができる仕組みだったと思うのですけれども、本市でこのふるさと納税の関係で住民税控除の確定申告されている額というのをもしつかんでいるようであればお知らせください。
◎市民税課長(佐野好美君) ふるさと納税による平成26年度の市民税控除額は、税額で約640万円です。
◆委員(逆瀬川義久君) 今640万円という金額を聞いて驚いてしまったのですけれども、逆に本市のほうに来ている寄附がどのぐらいかなというのがホームページにも載っていたのですけれども、平成26年度は10月30日現在で1,078万円ということで、いいのですけれども、最初のころを見ますと百二、三十万円とか290万円とかということで推移しているという状況なので、その辺のところ、変な話ですけれども、何カ月か前にNHKのテレビ番組でこの関係の特集をやっていまして、いわゆる一つの自治体の寄附金の入りと、それから控除の出というところで逆ざやになっている自治体が特集されていたのです。そういうところからすると、今回新たな謝礼の粗品というものも考えていただいて広くアピールされていくということなので、安心はするのですけれども、ぜひその辺のところを市外、県外の方にしっかりアピールしていただきたいというふうに思うのですけれども、お考えをお伺いします。
◎
企画調整課長(松本伸君) ただいま委員さんおっしゃるように、ふるさと納税制度を有効に活用することは、自主財源の確保ですとか、あるいは地元ブランドのPR、そして地域産業の活性化、さらには高崎市の魅力を発信する機会にもなるというふうに考えておりますので、来年度からは金額に応じた高崎産農産物や物産を贈呈するようしっかりと準備を進めてまいりたいというふうに考えております。
◆委員(逆瀬川義久君) しっかり取り組んでいただきたいというところですけれども、県外の方にアピールするよう、いろいろな雑誌、本等も出ているようですので、そういうところへの掲載とか、いろいろ働きかけをやっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
46ページをお開きください。
19款繰入金について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 3目ふるさと応援基金繰入金、2,400万円ぐらいふえているのですけれども、これはどのような理由なのでしょうか。
◎
企画調整課長(松本伸君) この繰入金につきましては、先ほどのふるさと納税の基金から寄附者の要望によって各種事業に充当するものでございまして、増額につきましては、年度年度によってその充当金額につきましては、そのときの寄附金の状況ですとか寄附者の要望、あるいは充当事業の計画なども勘案して年度ごとに検討しているということでございます。
◆委員(青柳隆君) そうすると、この3目のところのふるさと応援基金は何に充てられるのですか。
◎財政課長(山田史仁君) ふるさと応援基金ですけれども、今回2,700万円予算化させていただいていますけれども、こちらは町内会やごみステーションの防犯カメラ、それから名所旧跡案内板ということで、来年度予定しております事業について充てさせていただくということで予定しております。
◆委員(青柳隆君) そうすると、寄附者の関係もその中でこういうものに充ててくれというようなこともあったりするから、それに充てるというようなことでよろしいのでしょうか。
◎財政課長(山田史仁君) そのとおりでございます。
◆委員(青柳隆君) もう一つ、その下の特定事業整備基金の原資は何になっているのでしょうか。
◎
企画調整課長(松本伸君) この繰入金につきましては、この特定事業整備基金というものが合併地域から承継した特定事業に充当するための基金でございまして、平成27年度につきましては箕輪城跡の保存整備事業に充当するものでございます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
20款繰越金 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 48ページをお開きください。
21款諸収入1項延滞金・加算金及び過料から
2項市預金利子まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 50ページをお開きください。
3項貸付金元利収入から
4項受託事業収入まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 5項雑入について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 53ページの10節に学校等給食事業収入というのがございます。前年度に比べて3,616万2,000円の増額を見込んでいますけれども、その理由についてまずお答えください。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 平成27年度は、児童・生徒数が100名ほど増加する見込みでございます。また、学校ではさまざまな形で地域のボランティアにお世話になっておりまして、平成27年度においては、新たに学力向上ボランティアを初め多くの方々への給食の試食会などを通しまして、より学校や子どもへの理解へつなげていただくために食数の増を見込んだためでございます。
◆委員(三島久美子君) ということは、給食費に関しては結構滞納とかが問題になっていて、増額を見込まれた理由として、そういった滞納についての意識喚起とか、そういったものがある程度浸透しているのかなと思っていたのですけれども、そういうことではなくて、児童・生徒数の増加とボランティアさんへの給食提供とか、そういったものを積算して、それで3,616万円なのでしょうか。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) そうでございます。
◆委員(三島久美子君) ここで聞きたかったことは、給食費の滞納をなるべくしないというか、させないというか、きちんと学校給食法に基づいて材料費は保護者負担ということをしっかりとやっていただくということが大前提だと思うのです。今いろいろな市町村で物議を醸していますけれども、食材料費ぐらいはどこで食べても買わなければならないということで、そういった法律の原理原則論に基づいてやるべきことだと思うのですけれども、そうした中で今回滞納繰り越し分として1,000万円ほど計上してあるのですけれども、これは以前に存目だったのをやはりある程度見込めるでしょうということで、何年か前からこういうふうに具体的な金額を入れていただいているのですが、その辺に対する算出根拠というのはどうなっているのでしょうか。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) この額につきましては、前年度、前々年度の実績及び児童手当からの収入に基づきまして出しております。
◆委員(三島久美子君) いずれにしても、児童手当からの天引きではないですけれども、そういったものもできるということで、きちんと支払っていただく姿勢をこれからも積極的に保護者の方にアピールしていただいて、子どもたちが嫌な思いをしないように御配慮いただきたいと思います。
雑入について、もう一点、同じ項目というか、11節の雑入のほうですね。その中に公金取扱負担金収入というのがございますが、これはどういう性格のものなのかをまず御説明いただきたいと思います。
◎会計課長(高橋淳一君) この負担金収入は、口座振りかえ及びコンビニ、ペイジー、クレジット収納の取り扱いに係る手数料等におきまして、特別会計の分も一般会計で支払っているため、応分を負担金により調整しているものでございます。
◆委員(三島久美子君) この収入、口座振りかえ、コンビニ、ペイジー、クレジット等ということなのですが、ほかの会計からの負担金収入で、実際に前年度よりも110万7,000円ふえているのです。この辺の理由というのは、そういったいろいろな手法で支払いができるようになったということによって増加が見込まれるのか、またそれ以外に何か理由があるのか、お聞かせください。
◎会計課長(高橋淳一君) こちらの増加ですけれども、コンビニ収納の利用が毎年増加していること及び一般会計と特別会計との応分の調整をさせていただいたものでございます。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしても、こういった公金をきちんと収入に組み込んでいくことが歳入欠陥を生まないため、本当に小さな努力かもしれませんけれども、しっかりとやっていくことが大事だと思いますので、今後とも取り組みをよろしくお願いいたします。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
54ページをお開きください。
22款市債について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 7目の臨時財政対策債なのですけれども、先ほども交付税のところで三島委員から若干質問がありましたけれども、その発行額と利子が後年、地方交付税の基準財政需要額に全額算入ということがよく言われておりますけれども、実際のところ、その辺の対応状況というか、算入額と、それから返している償還額、その差額というか、その辺は実際どうなっているかお知らせください。
◎財政課長(山田史仁君) 臨時財政対策債の基準財政需要額への算入という部分につきましては、理論値で算定をされることになっております。そういうことで、単年度で見ますと、実際に算定された金額と元利償還の額というのは異なってまいります。本市では、平成26年度までに基準財政需要額に算入された金額というのは合計で約177億5,000万円、これに対しまして、実際に元利償還金として支払った金額というのは約174億2,000万円ということで、理論上の数値と比較いたしますと、3億3,000万円ぐらい多く算入されているというような結果になっております。
◆委員(逆瀬川義久君) 先ほどそういうような答弁もあったような気がしたのですけれども、たまたまなのですけれども、滋賀県のホームページ上ではそこら辺が5億円ずれているということで、それもマイナス方向にという書類がアップされていたのですけれども、そこら辺が本市の場合は3億3,000万円ぐらいプラスの方向に行っているということなのですが、自治体によって理論上、理論値でということなのですけれども、そういう違いが起こるというのはどういうことが要因なのか、一般的な見解で結構なのですけれども、教えていただきたいと思います。
◎財政課長(山田史仁君) 実際に借り入れを行う際には、償還の期間だとか利率、こういったものを今は銀行等から借り受けをしているわけですけれども、そういったところでお話をさせていただいて、できるだけ有利な条件で借りるようにしています。こういった条件が今回お話をしました理論上の金額という部分とはずれてくる場合がございますので、そこで金額に差が出るのではないかというふうに考えております。
◆委員(逆瀬川義久君) 本市のいわゆる公債というか、市債の残高というのも、建設事業債のほうはここ数年、減少ぎみだと思うのです。そういう中で、国の制度ということで、交付税を補完するこの臨時財政対策債の残高がふえ続けていて、四十二、三%まで今来ているということで、大変気になることではありますので、今後ともその辺のところのチェックはぜひよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、58ページをお開きください。
1款議会費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 60ページをお開きください。
2款総務費に入りますが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、1目から8目までと9目から21目までの2分割で審査を行います。
1目一般管理費から8目財産管理費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) まず、2目の人事管理費のところで、63ページの説明、職員研修経費の部分でお尋ねします。旅費が前年度に比べて243万4,000円、宿舎借上料が125万円増額されているのですけれども、何か今年度さらに特筆すべき研修が行われるのかどうか、その辺についてまずお答えください。
◎職員課長(清水敏博君) 平成27年度におきます職員研修の特筆すべき点ということで、増額分も含めてということでお答えさせていただきますと、来年度は新たに内閣府が実施します防災スペシャリスト養成研修というものがございますが、こちらへ職員を1名派遣してまいります。これで旅費が64万円ほど増額となります。この内容につきましては、3カ月間にわたりまして、防災担当業務の実務ですとか専門研修を通しまして、大規模な広域災害に迅速で的確に対応できる人材育成を目的として派遣をするものでございます。
それから、国の機関への派遣でございますが、現在国土交通省へ1名派遣しておりますが、来年度は新たに内閣府のほうで地方創生推進室というのがございますが、そちらへ来年度1名を1年間派遣してまいります。こちらでは、旅費が約53万円、それから宿舎の借上料が125万円となっております。これにつきましては、新たな地域活性化ですとか規制緩和など国の政策に職員が携わることによりまして、さらなる職員の政策立案能力の向上を図ることを目的として派遣するものでございます。
そのほか、職員の人材育成という観点から、国際的な感覚を磨く、それから職員の資質の向上といったことを目的として現在も実施しておりますが、来年度におきましても、総務省が実施いたします地方公務員海外派遣プログラムへ1名を派遣する予定でございます。また、姉妹都市を中心とした海外派遣事業も実施しておりますが、来年度は派遣する職員を2名から4名に拡充をして実施してまいりたいと考えております。このようなことから、旅費あるいは宿舎借上料が増額となっております。
◆委員(三島久美子君) 研修というのは、私は非常に重要だと思っていまして、もちろん何を得てくるかということが非常に重要で、ただ押しつけと言うと変ですけれども、行きなさいということで行かせるだけでは本当の意味では身につかない。そういう意味で、職員がみずから自主的に取り組んでいくという意欲をこの研修に反映させるような工夫が必要だと思うのですけれども、その辺についてどういうふうに取り組んでいくのかお答えください。
◎職員課長(清水敏博君) 職員の研修につきましては、ただいま委員からの御指摘のとおりでございまして、みずからが目的意識を持ちまして、意欲を持って取り組むことが最も効果的であると認識しているところでございます。そのような観点から、現在階層別の一般研修におきまして、職員本人が研修科目を選択できるという選択科目制を取り入れております。それから、海外派遣ですとか、被災地などへの派遣研修、それから専門研修におきましては、公募制を取り入れておりまして、やる気のある職員が主体性を持って研修に取り組めるように努めているところでございます。今後もさらに職員の研修意欲を高めていくために研修科目の内容を見直しまして、できるところから改善をしていきたいと考えております。
◆委員(三島久美子君) とにかく市の職員というのは、高崎市にとっては非常に重要な財産という言い方をしていいと思うのですけれども、皆さんがしっかりと向上心を持って取り組んでいただかなければ高崎市の発展はないということで、こういった意欲を持った取り組みにはどんどん、どんどん後押しをしてやって、市長にもお願いしておきたいのですけれども、やる気のある職員の才能をどんどん引き出していただきたいと思います。私も応援していきたいと思っています。
次に、4目の自治振興費について、町内会のお話でお聞きしたいことがあるのですけれども、ここに区長事務取扱経費の中に町内事務取扱委託料というのが結構大きな金額で、1億9,224万4,000円計上されていますけれども、これはどういう性格のものなのかをまず御説明いただきたいと思います。
◎
企画調整課長(松本伸君) 町内事務の取り扱い委託料につきましては、市のほうで高崎市区長及び嘱託員設置規則というものを規定しておりまして、町内会にいろいろな事務を委嘱しております。広報の配布ですとか、さまざまな市の事業といいますか、事務を委託しておりまして、そちらに対する委託料でございます。
◆委員(三島久美子君) この使途について、使い道、要するに先ほど要綱みたいなものがあるということなのですけれども、今おっしゃっていたのは広報、回覧を配るとか、そういった意味での事務費、それ以外に私が聞き及んでいる部分では、備品購入等に充ててもいいと。また、役員手当に充ててもいいというふうになっているということを聞いているのですが、その辺の使途のバランスという言い方でしょうかね。主にそういった運営費に充てるべきものなのか。というのは、この事務取扱委託料を全額役員手当に充てているというケースも聞いたことがありまして、非常に不適切なのではないかと、そういう指摘を受けての質問なのですけれども、その辺について、ストレートな言い方で申しわけないのですが、市のほうとしてはどういう見解をお持ちで、各町内会に指導というか、通達をしているのかを確認させてください。
◎
企画調整課長(松本伸君) 今委員さんがおっしゃっているように、この委託料につきまして、その使い道につきましては、町内の役員さんの手当ですとか、あるいは事務費等、これはあくまでも町内会のほうの裁量といいますか、そういった中で配分をしていただいておりまして、市として事細かに指導というのは、そこまではしていない状況でございます。
◆委員(三島久美子君) 各町内会に任せているということなのですけれども、五百幾つもある町内会の中でいろいろなやり方をしている町内会があるのは、それぞれの特色を持ってやっているという意味ではいいのかもしれないのですが、やはり市から出ている委託料という形ですので、その辺はきちんと認識していただいて、市民が納得するような適正な使い方をしていただくように今後も御指導いただきたいと思います。
それと、町内会の役員さんのことなのですけれども、今定年退職後のシニア世代が中心ということで、そこそこのお年を召していらっしゃる方が多いわけなのですけれども、例えば1,000世帯も1,500世帯もあるような大規模な町内会では、各戸配布の広報とかチラシとか、その仕分けというのが非常に重労働でありまして、各戸への配布がおくれがちになってしまうと。それに対して町民の方から遅いではないかぐらいのことを言われて非常に苦慮なさっている。今回は、これは町内会の役員さんへのエールなのですけれども、やり方として、回覧日の当日の朝、回覧物が届けられると。それで、それを区長さんたちが仕分けをして班長さんやら何やらに手配していく。そういった意味では、もう少し早目に対応してあげて、少し時間的な余裕という意味での配慮をしてあげる必要があるのではないかなと思うのですが、その辺について取り組みをお伺いしたいと思います。
◎総務部長(兵藤公保君) 町内会の広報ですとか、そういった部分の日程的なものということで、議員さんのほうから役員さんへのエールというふうなお話がございました。広報等も余裕を持ってといいますか、ぎりぎりのところで作成をして配布をしていくというふうなことで、非常に御迷惑をおかけしているところでございますけれども、今後そういったことも踏まえまして適切な対応を図ってまいりたいと思いますので、ぜひ御理解をお願いしたいと思います。
◆委員(三島久美子君) ぜひその辺の配慮をお願いいたします。
次に、住民センターの設置事業というのが項目にございますけれども、平成27年度補助金として2,000万円が計上されているのですが、具体的に予定している住民センターがあるのかどうか、何館ぐらいを予定しているのかお伺いします。
◎
企画調整課長(松本伸君) 住民センター設置事業でございますけれども、この設置事業とあわせて今自治総合センターにおけるコミュニティ助成というものもございまして、そちらのほうで新築を1件、それから市町村振興協会におきます魅力あるコミュニティ助成ということで新築の1件を予定しておりまして、現在複数の町内会から要望等が上がってきておりまして、ただいま自治総合センター並びに市町村振興協会で審査中ということでございますので、まだ確定はしておりませんので、具体的な箇所につきましては差し控えさせていただきたいと思いますが、またそのほかにも例年多数の改修申請が出てまいりますので、そのあたりの予算を見込んでおります。
◆委員(三島久美子君) 町内集会場を確保するためには、こういった助成金は増額をしていただいた経緯がありますけれども、非常に頼りになる存在で、当然この自治総合センターのコミュニティ助成金や県の魅力あるコミュニティ助成金というのも有効活用していただくわけなのですけれども、それでも全額賄えるわけではなくて、当然町内会としての自主財源というものの確保が必要になってくるのですけれども、そのあたりの自主財源の確保とか助成金の確保など、町内会がそういう課題を抱える中で老朽化した町内会館、集会場を何とか建てかえたいとかきれいにしたいとかというときに、市とすればそういった助成金のあり方等々を情報提供なさっていると思うのですけれども、その辺についてお答えいただきたいと思います。
◎
企画調整課長(松本伸君) そういった新築ですとか改修のときは、相談等もございますので、そうしたときにいろいろな補助事業の活用の相談に応じてやらせていただいております。
◆委員(三島久美子君) いずれにしましても、自主財源の確保というのが非常に町内会の課題になっている中で有利な形の助成金があるということで、それを展開しながら町内会の活性化に対していろいろなサポートをしていっていただきたいと思います。
次に、街路灯経費がございますが、この街路灯については、市が設置している街路灯と町内会が自主的に設置している防犯灯と言われている街路灯があるのですけれども、その設置の違いと言うと変ですけれども、市の設置というのはどういう基準で行っているのかを確認させてください。
◎
企画調整課長(松本伸君) これは、いろいろ地域性というのもございまして、今現在でございますけれども、基本的には、旧市においてはほとんどがもう町内会で昔から設置していただいておりまして、今現在も市で設置するというよりは、通常の防犯灯につきましてでございますけれども、町内会のほうで設定していただいて、それに補助金を出しているということでございます。道路の街路灯というのですか、道路をつくるときに設置をしたりとか、そういった状況によっても違いますけれども、今基本的には町内会の防犯灯につきましては町内で設置をしていただいております。ただ、合併地域におきましては、それは昔の経緯がございまして、町村で設置をしていたという経緯もございますけれども、現在そういったところの新設につきましては、市が補助を出して町内に設置をしていただいているという状況でございます。
◆委員(三島久美子君) 私も旧町村出身ということもあって、意外とかゆいところにも手が届くような、そういうことをやってきた。ありがたかったのですけれども、今冷静に考えてみると、これからの時代は、限りある財源の中でどのように有効に使っていけばいいのか、そういった意味では町内会の努力というのも本当に大切になってくる時代だと認識をしております。この制度とか基準とかをもう一度仕切り直して、まだまだいろいろなばらつきのある中でそういった制度構築をきちんと協議しながら示していただいて御理解をいただくという取り組みを徐々にやっていかないといけないのではないかと思うのですけれども、その辺についてどのように取り組んでいくのか、お考えをお聞かせください。
◎総務部長(兵藤公保君) 今後の街路灯の設置、いわゆる官民の区分けの考え方ということでございますけれども、市が設置していくものにつきましては、例えば幹線道路、道路の沿線ですとか、地域にお願いするのは地域内の部分、この辺が基準を設けてということでございますので、これから基準をどうするか、その辺を研究してまいりたいというふうに考えております。ただ、街路灯につきましては、平成28年度で町内会につきましてはほぼ終了するというふうな状況でございます。そんな中で、町内会の意見もお聞きしたり、またそういった枠を外してしまいますと、市のほうが設置をするというようなことになった場合には、町内のほうから要望がどんどん、どんどん参りまして、切りがないというふうなこともございますので、その辺につきましてもある程度これから研究をして、どういう方向で持っていくか勉強したいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) とにかく防犯という意味では、ある程度の明るさというのがまちの中には必要ですし、それに対して自分の地域の子どもは自分たちで守るという観点で、区長さん中心に町内会の方たちが力を出していくということがとても大事になってくる時代だと思っています。そのあたりについては十分に検討していただいて、理解を得ていただくような努力をしていただきたいと思います。
もう一つ、7目なのですが、67ページになります。先ほどコンビニ収納等々の話が出てきたのですが、ここに公金収納代行委託料というのがありますけれども、この際ですので、コンビニ収納手数料というのを1件当たり幾らぐらいするのかをまずお伺いして、この3,798万3,000円は何件分ぐらいを想定しているのかお答えください。
◎会計課長(高橋淳一君) 公金収納代行委託料でございますけれども、コンビニ収納とモバイルレジ収納をやっております。そちらのほうの委託料で、1件当たり税別55円でございます。来年度は年間61万5,000件を想定しております。
◆委員(三島久美子君) 非常にコンビニ収納というのが進んできたなというのが実感なのですけれども、便利ということで、それ以外にペイジーとかクレジットといった収納も行われているのですが、そのあたりはまだパーセンテージ的には低いのではないかなという気がするのですけれども、その辺はどのくらい計上していらっしゃるのでしょうか。
◎会計課長(高橋淳一君) 割合でよろしいでしょうか。ペイジーにつきましては、全体でいきますと2.6%でございます。クレジットにつきましては0.1%でございます。コンビニ収納が25.1%ございます。
◆委員(三島久美子君) こういう時代背景の中で、そういう利便性の高いものというのが歳入の確保というのに非常に有効に働くようになってきています。その辺について今後もいろいろなPRをしながら、いろいろな形できちんと公金を払っていただくよう、その利便性を高めながら、市民の方が払いやすい環境の整備をしていただきたいと思うのですが、以前から指摘しているのですけれども、実は公金の納付は、郵便局ではそのままの形ではできないのです。現状の市が出している納付書を出しても郵便局ではだめみたいで、全国津々浦々にある便利な郵便局でそういうものが使えない、また手間がかかるみたいなことになりますと、高齢の方たちが実際に年金の受け取り等々で郵便局を利用しているケースがたくさんありますので、郵便局で使えるようになれば、利便性が高まって、収納率もアップするのかなという気がするのですけれども、そのあたりについてはどのように認識して、また取り組んでいかれるのかお答えください。
◎会計課長(高橋淳一君) 郵便局につきましてですけれども、以前より郵便局での納付につきましては御要望をいただいておりまして、昨年の4月から導入いたしましたペイジー収納を利用することで、郵便局の窓口で個人が利用する頻度の高い4税6料金を直接納付できるようにいたしました。
◆委員(三島久美子君) ペイジーとか言われても、お年寄りはわからなかったりするので、そのあたりについてきちんと説明をして、とにかく利便性が高まる努力をしていただいて、今後も収納率の向上に努めていただくようにお願いしておきたいと思います。
あと1点だけ、8目の財産管理費、庁舎や各支所の経費が載っているのですが、これは政策的な問題でもあるのですけれども、新町の支所なのですが、これは昭和39年の建設、もう50年近くが経過をして、耐震診断でもコンクリートの強度がないということが指摘されているのですけれども、またエレベーターがなかったり、空調設備が旧式だったり、トイレも非常に使い勝手が悪いといった、一部改修はしていただいたのですが、ある意味では、市民サービスにとってももちろんのこと、そこで働く職員の職場環境としてもたくさんの問題点があるのではないかと私は考えて、常々この件は訴え続けてきたのですが、合併時の新市計画ではこの建てかえというのも重点事業にはなっているのですけれども、財政的な裏づけ等々、またほかの課題もたくさんある中で、単体での建てかえというのは非常に難しいのかなというふうには認識しておりますが、常にまな板の上にのせておきたいという部分とこのままではいけないという部分で、今後のあり方的なもの、平成27年度予算ですので、どういうふうに協議をしながら前に進めていくのか、その辺の考え方を確認させてください。よろしくお願いします。
◎副市長(木村正志君) 新町の庁舎につきましては、地域審議会でも御意見をいただいておりますし、新市建設計画に載っておりますので、うちのほうも決してやらないということではないのですけれども、今委員さんのほうからいろいろ理由を言っていただきまして、まさにそのとおりでございまして、今優先的に進めさせていただいているのは、市民の方が直接利用するような、そういった施設をやっていますし、これも忘れているということではなくて、承知はしていますので、全体的な構造、また将来的にどういう支所がいいのかというのも含めて今後もずっと意識はしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(三島久美子君) 最初の合併から10年目の節目の年、本当に課題というのはたくさんある中で、組織機構というものも含めて、高崎市全体の中で市民福祉をどういうふうにやれば向上できるか、市民の利便性、なるべく身近な役所でいろんなものができると。特に公金の問題とか、あと福祉といった問題は、サービスセンターではできないものをしっかりとできる窓口が近くにあるというのは本当に頼りがいのある自治体だと思うのです。それこそ旧高崎地域も100平方キロメートルという広い中で逆にもっと市役所の機能を少し分散してもいいのではないかなという気が私的にはするぐらいに市民は身近な役所というのを望んでいらっしゃると思いますので、そういったあり方全体をサービスを低下させることなく取り組んでいただくことを今後の大きな課題としてしっかりと受けとめていただくことをこの場でお願いをしておきます。
◆委員(青柳隆君) 8目の各支所の経費のところなのですけれども、忘れていたことがありまして、箕郷支所もそうなのですが、トイレが今みんな和式になっているというようなことでございまして、これを見ると、そこまで行っていなかったので、わからなかったのですけれども、群馬支所だとか榛名支所だとか、いまだに和式なのでしょうか。
◎
群馬支所地域振興課長(南雲明君) 群馬支所につきましては、1階、2階につきまして全て洋式に変更しております。3階部分につきましては、そのまま和式の状況になっております。
◆委員(青柳隆君) そういったことも言われておりますので、今この時代になってきたので、年寄りが多いというようなことを言われたので、洋式のほうになるべく支所のほうもみんな直していただきたいと思っているのですけれども、この中で言うのはおかしいのですけれども、要望しておきますので、お願いいたします。
○委員長(根岸赴夫君) 今の要望について、御検討いただきたいと思います。
ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
74ページをお開きください。
9目企画費から21目総務諸費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 75ページの9目企画費、北関東中核都市連携会議物産展出展委託料303万5,000円、どんな形の事業で、具体的に出展の方法とかも含めてお答えいただきたいと思います。
◎
企画調整課長(松本伸君) 北関東中核都市連携会議のメンバーでございます水戸市から、本年11月に水戸市の京成百貨店におきまして開催を予定しております姉妹親善都市と交流都市の観光と物産展というのがございまして、こちらのほうに出展依頼がございました。内容としては、本市の特産物を販売する物販ブースですとか、あるいは高崎うどんなどを提供する飲食ブース、そして観光のPR展示を行うブースなどの出展を今のところ計画しておりまして、出展に当たりましては、このようなイベント等で実績のございます高崎観光協会のほうに委託をする予定で現在準備しております。
◆委員(三島久美子君) 先方からの要請ということで、北関東中核都市連携会議、市長が御参加なさったのは報道等々でも拝見しましたけれども、いずれにしても北関東道が通ったということで、非常に利便性が高い。こちらから向こうに行くというよりも、今度は向こうからこちらに来ていただくというような手法を積極的に展開していく必要があると思うので、こういったまず出向いた形での連携の中でいかに高崎をPRできるかというのは交流人口をふやすために重要だと思います。ぜひとも成功させていただいて、茨城県の方たちが高崎に興味を持っていただくような出展内容にしていただくようにお願いをしておきます。
△休憩
○委員長(根岸赴夫君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩をさせていただきます。
午前11時43分休憩
───────────────────────────────────────────
△再開
午後 0時57分再開
○委員長(根岸赴夫君) 会議を再開させていただきます。
休憩前に引き続き審査を行います。
9目企画費から21目総務諸費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 引き続きやらせていただきます。
企画費のところでございますが、75ページですね。ここに企画調整課の経費で高崎市文化スポーツ振興財団補助金4,500万円、新しい項目なのですけれども、まずこの内容の説明をお願いいたします。
◎
企画調整課長(松本伸君) こちらのほうは、新たに完成いたします都市集客施設でございます文化芸術センターと、それから新体育館でございますが、こちらのほうは当該財団に管理運営を委ねる予定で、昨年10月に組織強化を行ったということは既に御案内のとおりでございますけれども、その後幅広い人脈を持つ適任者ですとか専門家を理事等に選任いたしまして、人員等の拡充を行ったわけでございますが、新年度から両施設に関します事業を本格化するということでございますので、新たに補助金として支出をするものでございます。
◆委員(三島久美子君) この補助金の中身なのですけれども、主に人件費と考えていいのでしょうか。
◎
企画調整課長(松本伸君) 委員のおっしゃるとおりでございます。
◆委員(三島久美子君) 具体的に、何人分と言うと変ですけれども、どういう積算でこの根拠として4,500万円を積み上げたのでしょうか。
◎
企画調整課長(松本伸君) 具体的には、理事長ですとか副理事長、それから体育館の担当専務理事、あるいは嘱託職員の3名分、それから文化芸術センターですとか新体育館をオープンするに向けて、オープンしてから技術職員を配置するのでは準備も間に合わないということもありますので、そういった技術職員の関係も含んでおります。
◆委員(三島久美子君) 決して小さい金額ではないので、きちんと機能をしていただくという言い方は変ですけれども、ぜひしっかりと取り組んでいただいて、これだけの補助金を出すわけですから、通常こういうパターンで補助金を出すケースというのはなかなか珍しいことなので、そのあたりをきちんと説明責任が果たせるような形で市民に対してもいろんな情報公開をしていっていただきたいと思います。
次に、文化芸術センターの企画誘致事業として、この項目の企画費の一番下のほうにありますけれども、この高崎文化芸術センター及び新体育館企画誘致事業、ここに1,800万円の経費が計上されていますけれども、委託料としてですね。この辺について御説明をいただきます。
◎
企画調整課長(松本伸君) こちらのほうは、文化芸術センター、新体育館の両施設におきまして、イベントの企画立案業務ですとか、あるいは大会等の誘致などについての業務委託を行うものでございます。
◆委員(三島久美子君) その業務委託というのは、これから決めていくことになると思うのですが、どういう会社にお願いしていくのでしょうか。
◎市長(富岡賢治君) ちょうどよい機会ですので、御報告させていただきますけれども、体育館はつくる段階の企画の段階で各競技団体などに随分アプローチいたしましたけれども、そのときはそうですかという程度の反応なのです。でも、実際に実施設計が始まって、工事が始まりますと、全然反応が違いまして、具体的に検討しようということになりまして、例えば国際大会ですと、日本の責任者だけでは話が進みませんで、世界の理事会のようなものがそれぞれ9団体ございますが、そういうところに話を回さなくてはいけないというようなことになりますと、例えば体育館のパンフレットも英語版ではなくて、役員なんかの中心になっているのが例えばアフリカ系ですと、こういう言語にしてほしいとか、こういうスポットをつくってほしいとか、そういう要請が随分参りました。それから、高崎へ来たことがないような人が多いわけですから、実際に来ていただきたいということで御案内を差し上げたりするというのは結構お金がかさみます。でも、この文化スポーツ振興財団が議会で御了解いただきました役員なんかを中心にして随分すごい働きかけを始めました。まだその公表、最終的なのは、国際会議でオーケーというのが出ませんと発表までいきませんけれども、随分具体的な話が今詰まりつつありますので、そういうことでかなり前広に準備して、前広に交渉を始めていかないと事が進まないわけでございますので、そういうものをこの財団が中心になって随分動きがよくなりまして、働きかけを進めているというのが実情でございます。したがって、そのお金の使い方、例えば委託先は競技種目によって違いまして、どこか1者にということではありませんで、特に競技団体によって、ヨーロッパ系が強い団体、アジア系が強い団体、アラブ系が強い団体とそれぞれ別々でございますので、それにふさわしい団体、相手先を選んで詰めていきたいと思っております。
◆委員(三島久美子君) とにかくつくる以上は結果を出すということで、市長が強い意思でやっていらっしゃることには敬意を表するところでございます。
現段階では明確にできない部分もあるかもしれませんけれども、以前から議会のほうからもいろんな形で要望が出ていたオリンピック、パラリンピックのキャンプ地誘致みたいな動きというのは、今の段階で公表できるレベルでどういうところまで来ているのかなと。一番興味関心のあるところだと思いますので、お答えできる範囲でお願いしたいと思います。
◎市長(富岡賢治君) これは、競争相手が多うございまして、例えば群馬県でも全部の市が手を挙げているわけでございます。日本中全部、余り根拠がない、条件を持っていないところも誘致活動を張るということになっていますけれども、一般的なお願いですと1,000分の1の確率になりますので、そういうわけにはいきませんので、それぞれターゲットを決めて、今大体ターゲットを絞りつつございまして、種目とターゲットを絞らないと、よし、わかった、日本の群馬県の高崎というところだなということがわかって、よし、ではといっても、その競技でその国が地区予選で負けてしまったら話にならないということもあって、そこら辺の見通しも立てなくてはいけませんし、かといっていわゆる有名国、一流国ということになりますと、1億円プレーヤーがそろっているような種目ですと、市の応分の負担みたいに求められては本来適切ではないと思いますので、そういうことは避けたいということを考えたりして、大体中心国から開発途上国を中心に選んでいきたいと思っています。大体ターゲットはある程度絞りつつあるという状況でございますが、しかしかといってその絞り方がうまくいくかどうかというのは相手方との交渉のぐあいでございますから、おいおいまたある段階に来ましたら御報告しなくてはいかぬと思っていますけれども、今はまだ混迷状態にあるということを御報告します。
◆委員(三島久美子君) 難しさもあると思いますけれども、あらゆる手段を使って、大使館とか、そういったものとの交渉もあったりすると思うのですけれども、高崎の子どもたちがアスリートたちの姿を見るという絶好の機会で、また夢が持てるというものも含めまして、積極的な取り組みを私としても応援していきたいと思っています。頑張っていただきたいと思います。
次に、次の10目の地域振興費でございますけれども、箕郷歴史文化調査研究委員の報償金が出ているのですが、事業の説明によりますと、重点事業のほうの箕輪城関連に付随するものというふうに解釈できるのですが、この辺に関して箕輪城への取り組みも含めて概略を御説明いただきたいと思います。
◎
箕郷支所地域振興課長(生方忠義君) 箕郷歴史文化調査研究事業は、地域住民共通の誇りでございます箕輪城の歴史文化を調査研究し、地域振興につなげようとする事業でございます。地元の郷土史研究家を委員に委嘱いたしまして、研究チームをつくりまして、箕輪城のあった当時の建造物や、井伊直政時代に箕輪城から高崎城のほうに武士や町人が移っていったというような様子などをテーマといたしまして、調査研究を行っていきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) 恐らくその調査研究をベースにして、教育費のほうにも出ていますけれども、いろいろな本丸の問題とかにつなげていくのかなという気がするのですけれども、その辺のリンクの仕方というのはどういうふうにつなげていくのでしょうか。
◎市長(富岡賢治君) 地域を大事にするということと観光振興というようなこともあわせまして、箕郷に光を当てたいと思っておりまして、今度箕郷の箕輪城の城門は国と協力いたしまして、根拠のあるしっかりした形で今整備が進んでおりますけれども、それでもちろん多くのお客が来ていただけることにはなると思いますけれども、さらにもう少しそれをグレードアップしたいと思っておりまして、例えば城門の中にどういうとりでがあったのかというようなことで、もしそれがわかれば何らかの措置もできるかなと。それから、高崎まつりは今盛んでございますけれども、箕郷から高崎城に移ってまいりました移転の姿がわかりましたら、そういうことがお祭りとして再現できないだろうかということを地元にもいろいろ御相談しましたら大変興味を持っていらっしゃるのです。ところが、資料が箕郷には実はありませんで、今のところの調査では、甲州、甲府か、あるいは彦根のほうに行っているのではないかということで。ただ彦根のほうも甲府のほうも、自分たちの殿様の話ではないものですから、そういう目で資料をチェックしていないということがございます。思い切って箕郷の皆さんに協力をいただきまして、きちんと資料検索などをして、また伺って、再現できるものがないかということで、町を挙げてやっていただこうと、こういうふうに思っておるわけでございます。ただ、本当にあるのかどうかということもございますので、よく研究を進めたいと思っております。
◆委員(三島久美子君) 市長みずからお答えいただきまして、ありがとうございました。箕輪城は、非常に私も興味関心を持って、あのままにしておくのはもったいないなと。いい意味で高崎の宝物の大きな一つだと思っておりますので、いろいろな形でアプローチをしていっていただきたいと思います。
75ページの10目地域振興費なのですけれども、倉渕出会い支援事業、昨年よりも20万円ほど減額をしているのですけれども、その辺の理由についてお答えいただきたいと思います。
◎
倉渕支所地域振興課長(塚越好博君) 本事業は、倉渕地域の自然や食の魅力発信とあわせまして、地域の人の協力により婚活イベントを実行委員会として行っているものでございます。本年度は、山登りを中心とした山コン、お米をテーマにした米コン、ゴルフを行うゴルコンという3回を実施しております。平成27年度につきましては、実施方法の工夫だとか改善を行いまして、本年度と同様の3回を開催したいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) 要するに経費をかけないようにして頑張るという意味ですか。減額の理由をお尋ねしたのです。大事なことだと思うのです。ある程度お金をかければいいというものではないと思うのですけれども、これも継続してやっていったほうがいいのではないかなと思われるので、できればテレビ番組にも参加したりとか、そういうアプローチも大事なのではないかなと思うのですけれども、その辺の理由をお尋ねしたのですが、お答えいただけますか。
◎
倉渕支所地域振興課長(塚越好博君) まさに今お話しになられましたように、経費をかけないといいますか、今年度は初年度でしたので、いろいろと模索の中でやったわけですけれども、その中で必要なもの、必要でないものを区分いたしまして、少し経費をかけないようなやり方でも同じようなことができるということでやっていきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。地域住民の方のボランティア的な協力が大きく左右すると思いますので、成果を出していただくように頑張っていただきたいと思います。
77ページの地域活性化センターの運営事業なのですけれども、これに関しては例の電気館の関係でいろいろと努力をなさっているというのは認識しておりますけれども、平成25年度に約6,000万円をかけて耐震補強をしたと。さらに、新年度はこれだけのお金をかけて空調設備の工事をするということなのですが、この空調設備というのがどうして必要になったのかをまず確認させてください。
◎
企画調整課長(松本伸君) 地域活性化センター、電気館でございますけれども、閉館後約13年という時間が経過しておりまして、当時の空調設備が使用不能な状態でございます。現在空調を入れないで運営を行っておりますが、冬場は何とか今現在しのいでおるというような状況で、利用者からも空調設備などの設置要望等もございまして、今年度の夏場に向けては空調設備が必要ではないかという考えに至りまして、今回設置工事のほうを実施する運びとなりました。
◆委員(三島久美子君) 確かに環境がよくなければ人が集まるという意味では難しさもあると思うのですけれども、さっきも申し上げたように、空調も含めて約1億円をかけての改修ということになっていますけれども、新年度本気で取り組んで、柳川町の活性化につなげていくような仕掛けをつくっていかないと、前の委員会のときにも申し上げたのですけれども、お金がかかるとはいいながらも、にぎやかな明かりがついているということがとても大事なので、ここまでしっかりとベースのところをやった以上は、いい意味であそこがシンボルタワーというか、柳川町の一つのシンボルになるような形で展開していく必要があると思うのですけれども、その辺は新年度に向けてどんな準備、そしてさらに具体的な事業展開をしていくのかお答えください。
◎
企画調整課長(松本伸君) 新年度につきましては、1階につきましては今年度に引き続き、広く市民の皆様へ集会室、それから研修室の貸し出しを行っていきたいと考えております。また、センター主催のイベント等も開催する予定で準備を進めております。また、2階の映画館につきましては、こちらのほうも今年度に引き続いて毎月1回ぐらいは「ここに泉あり」を定期的に上映したりですとか、あるいは高崎市にゆかりのある映画ですとか市内で撮影ロケをされた映画などを中心にして上映のほうを行ってまいりたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) とにかくお客様が来てくれて、できれば夜までいてくれて、そうやってまちがにぎやかになるということがとても大事なことだと思いますので、これから中央銀座通り等々もいろいろな仕掛けをつくっていくというお話も聞いておりますが、いろいろな形でそこで完結するのではなくて人の流れをつくる、そういったような事業展開をぜひ進めていただいて、まちに活気を取り戻していただきたいと思います。
あと1点だけお願いします。17目の情報推進費なのですけれども、ここに具体的に幾らとかという記載があるわけではないのですけれども、自治体クラウドの活用について、平成26年度の予算審査の段階では平成27年度ぐらいから全国共通のクラウド整備ができるような説明があったので、そのあたりの平成27年度の取り組みを確認させていただきたいと思います。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) 自治体クラウドの活用に関してでございますけれども、番号制度の導入に伴い、国と情報連携に必要となる全国共通のクラウド化された中間サーバーと呼ばれる仕組みを共同利用するものです。また、今後の自治体クラウドに関しての取り組みですけれども、同じ基幹業務システムを利用しております前橋市、伊勢崎市と3市の合同研究会を継続して実施してまいります。番号制度に係る各種システム改修につきましても、3市において足並みをそろえ、共通の改修を行い、費用負担の削減ができるよう調整を行っているところでございます。
◆委員(三島久美子君) 自治体の重要な情報が流出と言うと変ですけれども、流出というよりも、何かのことで失われてしまう危険性を最小限にとどめるためにもこのクラウド事業というのはとても大事なことで、ぜひとも市民の情報、いろいろなものを守るという意味でこの問題については積極的に取り組んでいただいて、また伊勢崎市、前橋市等との連携も図りながら、経費の面も含めていい形での運用ができるようにお願いをしておきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
90ページをお開きください。
2項文化振興費について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 2項1目の文化振興総務費、それぞれの文化会館というのですか、運営をやっているのですが、この需要費の差が結構みんな出ているのですけれども、ばらばらというのですか。そこでいろいろやっているから需要費がかかるというようなこともあると思うのですが、その内容的なものを教えてください。
◎文化課長(小見幸雄君) 主に需要費が高いのは榛名文化会館でございます。直営の文化会館というのは、箕郷、新町、榛名、吉井と4つございまして、その中で榛名につきましては榛名公民館との複合施設になっております。それなので、施設が大きいこと、それからまた公民館の夜間使用もございますので、どうしても電気代がほかの館よりもかさんでしまうということでございます。
◆委員(青柳隆君) 公民館を兼ねているというようなことで、この特定財源の中を見ると、そんなに榛名が突出して使っているとは思えないのだけれども、需要費がそのようになっているということなのでしょうかね。
◎文化課長(小見幸雄君) そういうことでございます。
◆委員(柄沢高男君) 次の2目文化事業費、この中にまちなか音楽活動助成事業補助金、光のページェント補助金、アマチュアミュージシャンフェスティバル開催の補助金とあるのですけれども、それぞれについて、事業の内容についてお知らせいただきたいと思います。
◎文化課長(小見幸雄君) まず最初に、まちなか音楽活動でございますけれども、こちらは平成24年度から始まった事業でございまして、市内の全地域で開催されております。高崎地域では、音楽好きの集まりでございます音人祭りの開催、それから街中で行われておりますいろいろなイベントとの連動で毎週末ごとに音楽活動が行われております。また、各支所地域におきましても、まちなか音楽祭と名づけての開催だとかイベントとの連動による開催、そういったもので音楽を通じたにぎわいが創出できているというふうに感じております。
それから続いて、光のページェントでございますけれども、平成26年度につきましては、特に街中の駅前通り等を活用しての事業展開をさせていただきました。特に昼は花、それから夜はイルミネーションということで装飾を施してまいりまして、非常に雰囲気がパリの町並みのようになりまして、大変よかったというふうに感じております。
それから、最後のアマチュアミュージシャンフェスティバル開催事業補助金でございます。こちらの事業は、タゴ・スタジオ・タカサキの運営責任者でございます作曲家、音楽プロデューサーでございます多胡邦夫氏の全面監修によりまして、高崎サウンドを発信する新たな才能の発掘育成事業として全国規模のアマチュアミュージシャンのオーディションを中心とした事業を考えております。この事業によりまして、市内はもとより、全国から音楽を志す若者などが相集うようにいたしまして、「音楽のある街高崎」の新たな活力を創出していきたいというふうに考えております。こちらの事業の詳細につきましては、今後事業内容が確定した段階で発表してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(柄沢高男君) オーディションをやるところまではわかったのですけれども、その後何かその結果をアピールしていくというか、そういうふうなことまでつなげていくような方向で考えているのでしょうか。
◎文化課長(小見幸雄君) 詳細につきましては今後詰めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆委員(柄沢高男君) 今のようなことも含めて、よりよい実施ができますようにお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 93ページ、1目の文化振興総務費の中の指定管理施設維持管理事業というところに文化施設指定管理料2億9,714万5,000円とございます。これが前年度よりも6,000万円弱、5,778万7,000円ふえているのですけれども、たしか提案理由の説明で文化スポーツ振興財団に委託がふえたということなのですが、具体的にどこの指定管理料がふえるのかを教えてください。
◎文化課長(小見幸雄君) こちらの増額の理由でございますけれども、主な理由は、文化芸術センターの開設を見据えまして、来年度より市から文化スポーツ振興財団へ文化事業を24事業移管することによるものでございます。主に中央3館というふうに私どもは呼んでおるのですけれども、音楽センター、市文化会館、それからシティギャラリーでの事業を移管する予定で考えております。
◆委員(三島久美子君) 音楽センター、シティギャラリー、文化会館の事業を市から全て文スポに移管するという考え方なのですか。その大きな目的というのを確認させてください。
◎文化課長(小見幸雄君) 先ほど申し上げましたけれども、文化芸術センターの開設が予定されておりますので、事前に事業を財団にほうへ移しまして事業実施をしていただくという趣旨でございます。
◆委員(三島久美子君) わかりました。文スポにもっといろんな意味で力をつけていってもらう、そしてリンクさせていくという考え方なのかなと思います。これと関連があるかどうかはわかりませんが、公益法人等人件費補助金が1,800万円ほど昨年よりもふえているのはどういう理由なのでしょうか、教えてください。
◎文化課長(小見幸雄君) 主にふえているのは、退職給付の引き当て資産というのが前年よりもふえております。将来的な退職に備えての積み立て等でございまして、こちらがふえている理由でございます。
◆委員(三島久美子君) これについてはわかりました。了解です。
次に、2目の文化事業費のところ、93ページの下のほうにあるのですが、ダンスフェスティバルの開催委託料が585万4,000円ございます。これは、昨年たしか高崎のダンスコンテストを開催して、高前連携でやってきたものを市独自でもやっていくのだということで、それを昨年開催したのですが、今回もこれは市単独という話で、いわゆるこのダンスコンテストそのものも高崎のにぎわいとかを創出する起爆剤にしたいのかなというように私的には思っているのですが、そのあたりについて説明をお願いいたします。
◎文化課長(小見幸雄君) 平成26年度からは、今まで前高連携で5回継続してまいりましたダンスコンテストをさらに発展させまして、高崎市独自のダンスの祭典ということでダンスフェスティバルというふうに名前をつけました。そういった意味で、昨年度は800万円の委託料でやっておりましたけれども、これを支出科目ごとに分けて執行しておりますので、金額は若干減っております。
◆委員(三島久美子君) ということは、昨年の事業を、金額的には減っているけれども、さらに継続的に発展させるために今回もこの予算がついたという解釈でよろしいのですか。
◎文化課長(小見幸雄君) はい、そのとおりでございます。
◆委員(三島久美子君) 高崎はライブとかいろいろな形でダンスに関しても非常に関心の高い市民が多いと思いますので、全国から人を集めるという意味でも積極的に展開してほしいと思います。
次に、そのページの一番下のところにプルゼニ市欧州文化首都派遣業務委託料というのがございますけれども、主要事業の説明の中に日本文化を紹介するための講師派遣というふうにあるのですが、もう少し具体的に説明をしていただけますでしょうか。
◎文化課長(小見幸雄君) こちらは、姉妹都市でございますチェコ共和国プルゼニ市で開催される文化イベントで、欧州文化首都といったイベントがございます。これは、EUの加盟団体の国の持ち回りの文化祭というふうに考えていただけばよろしいかと思います。こちらに日本文化を紹介するための講師を派遣するというものでございまして、現時点では茶道、華道、書道、盆栽の4事業についてのワークショップを考えております。
◆委員(三島久美子君) 何でプルゼニ市なのかなというのが疑問だったのですけれども、先ほどの御説明だと、この欧州文化首都というEU加盟国の文化祭は各国持ち回りでやっているものなのですか。
◎文化課長(小見幸雄君) 持ち回りでもやっておりますし、あともう一つの理由とすれば、高崎市のチェコの交流が始まって来年度は25年目の節目となりますので、それも一つの理由でございます。
◆委員(三島久美子君) 要するにチェコとの関係、プルゼニ市との関係が長い節目の段階なのでやる。たまたまというか、欧州文化首都という文化祭がプルゼニ市で開かれるので、これは絶好のチャンスだということで派遣をする。今後例えばパリでやるとか、そういった場合でも、場合によってはこういう事業を継続していくという考え方はあるのでしょうか。
◎文化課長(小見幸雄君) またそういったことは今後研究していきたいと思います。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしても、姉妹友好都市というのは非常に重要な存在だと思いますので、今後ほかの姉妹友好都市でもいろいろな形でこれから海外のお客様もターゲットにしていく時代に、市長も一生懸命インドとのつながりとかも考えていらっしゃいますけれども、そういう意味では今までの歴史、つながりを大事にして、さらなる高崎の集客につなげてもらいたいと思っています。
それと、先ほど質問があった光のページェントについてです。現実、約倍近くの補助金がついているのです、昨年よりも1,500万円ほど増額をしたということで。それで、具体的に平成26年度の成果をどのように検証をして、新年度この倍額をつけていくというのは、どういう意図で事業展開をしていくのかということをまず御説明いただきたいと思います。
◎文化課長(小見幸雄君) 事業展開でございますけれども、平成27年度につきましては光のページェントの範囲を拡大いたしまして、回遊性を持たせていきたいというふうに考えております。そしてまた、街中のさらなる活性化につなげていただきたいというふうに考えておりまして、具体的には、今まであら町の交差点で終わっておりましたものをさらに延長いたしまして、あら町交差点からお堀端、そしてスズランの前、そして柳川町の入り口周辺まで拡大していきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) 結局平成26年度は、先ほど課長は非常によかったと、花と光とで。それでは、よかった部分もあるのだけれども、さらにやらないとまずいなというような、そういう感覚の中でこれだけの増額予算をつけたというところの真意をきちんと平成26年度の検証という意味で確認しておきたかったのですけれども、いかがでしょうか。
◎文化課長(小見幸雄君) 先ほども少しお話をいたしましたけれども、駅西口の駅前通りをたかさき花あかりとして、昼は花、そして夜はイルミネーションを楽しんでいただくということで演出をいたしました。先ほどお話ししましたけれども、パリのような雰囲気になりまして、とてもよかったというふうに感じております。特にオープニングなどでは、ペデストリアンデッキに多くの人が足をとめて観覧する方、こちらがもう鈴なりの状態でございました。光と花のコラボレーションによりまして、景観形成にも貢献できる新たな取り組みであったというふうにも感じておりまして、皆さんにとって大変印象的なものになったというふうに感じております。
◆委員(三島久美子君) ということは、新年度もお花の部分というのもやっていくのですか。
◎文化課長(小見幸雄君) そういった詳細につきましては、実行委員会で今後検討されますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) あと1点だけ、このページェントの件で聞きたいのが、早目に始めてクリスマスで終了してしまったのですが、ちょっと寂しいなというのが正直な話で、年末、日本はお正月はまた違うイベントがあるよと言ってしまえばそれまでなのですけれども、もう少しきらびやかな感覚が年末年始の心が高揚する時期にあると、さらに人々が出てくる。お正月に高崎に来てあの光を見たいと思った人の中には、あれっと思った方もいたのではないのかなという気がするのですけれども、その辺の考え方というのはいかがでしょうか。
◎市長(富岡賢治君) 三島議員の感覚は、私も同じ感覚を持ちまして、年末年始つけておいたらいいではないかと言ったら、お金がうんとかかるのですよ。年末年始を維持管理するというのは、年末年始に従業員といいますか、会社に業務委託をして管理するというのはべらぼうにお金がかかりますので、泣く泣くということでございます。まちをにぎやかにするという意味では、おっしゃる感覚は正しいと思いますけれども、そういうことでございます。
◆委員(三島久美子君) 市長の涙でわかりました、悲しい気持ちが。いずれにしましても、かけられる費用はかけて、倍額にしたことを私は批判しているのではなくて、成果を出すためにきちんとした目的意識を持ってやっていただく、当たり前のことなのですけれども、そういった意味で質問させていただいたわけであります。丸の内みたいな形になるといいなとか、表参道みたいになるといいなと常々思っていたので、本当に光というのは人を寄せつける非常に魅力のあるものでございますので、今後もしっかりと検討しながら、よりベストな選択を進めていただくことをお願いしておきます。
◆委員(青柳隆君) 3目美術館費の中で、山田かまち、去年もいろいろな作品を借りたというのですが、今度また作品借上料で240万円とあるのですけれども、山田かまちの何を今度は借りるのかお知らせください。
◎
文化課美術館副館長(松田匡子君) 作品借上料につきましてお答えさせていただきます。
絵画作品は寄託を受けておりますので、このお借りするものは、山田かまちの詩やデッサンが書かれた自筆のノートや遺品などをお借りするものでございます。
◆委員(青柳隆君) 私も初めのときは山田かまちさんのことはよくわからなかったのですけれども、いろいろと聞いてみた後に、そんなに長く生きていなくて、いろいろ残したというような話を聞いたのですけれども、見てみると、いろいろな作品があったりするというようなことがあります。これだけすごい人だったのだなというように感じたのですけれども、今度借りる中というのですか、展示をこれからするから、見てくださいよと言うかもわからないですけれども、わかれば、どのような内容なのかお知らせください。
◎
文化課美術館副館長(松田匡子君) 自筆のノートがございまして、そこにはたくさんのデッサンや詩、もしくは文章、そういうものが書かれております。そういうものは特に絵とともに反響がありまして、かまちが書いたものとして、高校の美術や、それから現代国語、それから社会の教科書にも取り上げられるようなものでございまして、今現在も自筆のノートとかは展示しております。それをまた来年度も展示がえをしながら御紹介していく予定でございます。
◆委員(柄沢高男君) ちょうど文化課事業で先ほど三島委員の質問の中にダンスのことが出ましたので、ダンスといいますと、今は学校でも義務化されまして、子どもたちだとか、そっちのほうのダンスが多いのですけれども、高齢者の方々でソシアルダンスを楽しんでいるという方が大変いらっしゃいます。この人たちが年に1度なり2度パーティーをやってみんなで交流を深めようというときに、さあ集まりますと500人からさっと寄ってしまうと。500人を収容できる会場がなくて、大きな大会なり集まりができないということで、今主に前橋の建設会館を借りて集まっているというのが主力でございます。前橋はいいのですけれども、あそこは非常に交通の便が悪くて、皆さん足に大変苦慮していると。できれば高崎でどっかそういうところをつくってもらえないかねという声を頻繁に耳にしますので、ソシアルダンスのほうの代表の意見としてお伝え申し上げますので、御考慮いただけたらと思います。
○委員長(根岸赴夫君) 質問ではなくて御意見ですか。
◆委員(柄沢高男君) 前向きに御検討いただけたらと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎総務部長(兵藤公保君) 高齢者の方々のソシアルダンス、今非常に人気ということは認識しております。高崎でということでございますが、今建設中の新体育館、あるいは文化芸術センター、こういったところでも、フローリングの形状がそういったものに耐えられるかどうかというのはわかりませんけれども、そういったところもこれから整備をされますので、ぜひその辺をお使いいただけばなというふうに思っております。
◆委員(柄沢高男君) 前向きに考慮していただけるというふうに考えてよろしいですね。よろしくお願いいたします。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
98ページをお開きください。
3項徴税費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 歳入のところで滞納についての質問があった中で、平成27年2月末現在8,455人の方が市税を滞納していらっしゃるというお答えをいただいていますが、平成26年度の決算推計でどの程度の滞納額が見込まれるのか、お答えいただきたいと思います。
◎納税課長(大山重雄君) 平成26年度の滞納額でございますけれども、これまでの経緯としまして、平成21年度におきまして52億円台という最も高いときの滞納繰越額がございます。今現在、平成25年度の決算を終えた時点ではそれが36億円台ということで、16億円以上の圧縮を図ってきたという形になっております。その中で、平成26年度の見込みということでございますけれども、今現在一生懸命努力しておるところでございますが、約33億円ぐらいと推計しております。一応そういう状況でございます。
◆委員(三島久美子君) 本当に徴税努力をなさって、いろんな形で滞納整理をしてきたと思うのですけれども、さらにこれを圧縮していくという意味では、今現在でもずっと市税収納対策の実施要綱等をおつくりになって収納対策をしてこられたのですけれども、平成27年度、何か特筆するべき、こういう形で滞納整理を進めていきたい、収納対策をしていきたいというものがあれば、お示しいただきたいと思います。
◎納税課長(大山重雄君) 特筆すべきということなのですけれども、基本的には滞納事案につきましては早期に完結整理するということが1つ求められております。そのようなことから、平成27年度の取り組みとしましては、まず一層の滞納整理に対する強化というのですか、そういうものに取り組んでいきたいと思っております。その中には、収納強化としまして、5月、12月、3月ですか、こういう節目節目の部分での収納強化を1カ月間にわたって行っていくと。また、その期間の中では、日曜を含めまして夜間の臨場、電話催告、そういうものを行っていきます。また、どうしても日中来られないという方につきましては、夜に納税相談等も頻繁に行いまして、できる限り多くの方が来ていただけるように、また来やすいような雰囲気をつくって努力していきたいというふうに思っております。また、一番大事なのは、こういう徴収をやっておりますと、やはり継続していかなくてはなりません。そういう中では、職員一人一人の能力の向上というのが一番重要になってくると思います。そんなことを踏まえまして、平成27年度におきましては、職員の研修の部分、そこに力を少し入れていきたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) ありがとうございます。今までも努力をしてくださったことは十分私も承知しておりますし、皆さんが、夜討ち朝駆けではないですけれども、夜間も休日も返上して納税相談に乗ってきた、それをまたさらに平成27年度は強化していきたい、職員の研修も重ねていきたいということでございます。税金を払うというのは、日本人としてというか、憲法で定められた納税の義務というのがございますので、そのあたりをしっかりと訴えながら市民の方に理解をいただいて、分割納税とかそういったものも含めて、少しでも納税率、徴収率が上がるように努力をしていただくことをお願いしておきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
104ページをお開きください。
5項選挙費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 110ページをお開きください。
6項統計調査費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 平成27年は5年に1度の国勢調査ということで、ここに予算がついておりますけれども、御承知のように、国勢調査は非常に大変な作業で、調査員の確保ということも含めて、また市民の生活様式が多様化したことから、なかなかお会いできなかったりとか、あと社会環境の変化等々でいろいろな対応を迫られたりということで、本当にたくさんの課題が出てきていると思うのです。調査員の方は、不特定多数の世帯を訪問しなければならないために、訪問先の理解が得られないとか、場合によっては、あってはならないのですけれども、事故だとか事件に巻き込まれるケースも起きているということで、前回調査から国のほうも考えて、郵送による提出も可能にするとか、また守秘義務を前提にして調査員の家族が同行することも許されるようになったというふうに私は認識しているのですけれども、まだまだ本当に課題の多い事業です。本市では、国勢調査をやるに当たって、そういった調査員の安全確保といったものも含めてトラブルを解決するためにどのように取り組んでいくおつもりなのか、新年度のやらなければならない事業でございますので、お答えいただきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) この際、お願いを申し上げますけれども、審査においては前置き、説明等は最小限にとどめていただき、質疑、答弁ともに簡潔明瞭にされるようにお願いいたします。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) 平成27年度は、5年に1度の国勢調査になりまして、大がかりな調査となります。こちらに関しましては、指導員を一応市の職員にお願いして、また調査員につきましては区長さんから各町内の方を推薦していただくような形で今考えております。
それで、安全面につきましてですけれども、次回の国勢調査におきましてはオンライン調査というものが導入されます。まず、9月の中旬から事前にオンラインの回答ができるということを全地区に配布しまして、オンライン回答できなかった人に関して調査員のほうが訪問し、調査表を配布する予定となっております。その中で、先ほど言ったように安全につきましては重々注意しまして、また家族同行等も認められておりますので、前回同様の形で考えていきたいと思っております。
◆委員(三島久美子君) この調査員は区長さんが推薦してくださるのだけれども、やっぱりなかなか大変な作業だというのがわかっていらっしゃる方もいまして、そのなり手がいないなんていうことにもなりかねないので、こういうことは今回からこういうふうになりましたというようなことをしっかりと区長さんにも御理解いただいて、それを推薦していただく方にも理解いただく中で人材を確保して、順調に進めていただくようにお願いをしておきます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
112ページをお開きください。
7項監査委員費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 114ページをお開きください。
3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 牛伏ドリームセンターの繰出金のところですよね、総務でできるのは。牛伏ドリームセンター事業特別会計繰出金で4,985万8,000円、昨年は3,984万2,000円ということで、1,000万円以上の増額がされているのですけれども、その理由についてお答えください。
◎
吉井支所地域振興課長(飯塚博行君) 繰出金の増額は、宿泊料及び諸収入の宴会売り上げが減少し、支出面で電気料、燃料費、修繕料などが増加となり、歳入面の減少が多かったため事業収支において不足額が多くなったものでございます。
◆委員(三島久美子君) そういうルールに基づいて繰り出しているわけなのですけれども、特別会計もあるのですが、ここで質問しても大丈夫ですか。
○委員長(根岸赴夫君) 特別会計で。
◆委員(三島久美子君) 特別会計のほうでやりますか。いずれにしても、牛伏ドリームセンターは課題が多いなというふうに感じておりますので、特会のところでまた聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
228ページをお開きください。
8款土木費3項都市計画費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 238ページをお開きください。
9款消防費について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 1項2目の非常備消防のところなのですけれども、昨年に比べると金額が減額になっているのですけれども、これは報酬が減ったのでしょうか。
◎警防課長(岡田勉君) おっしゃるとおり、若干150万円ほどの減額ということでございますけれども、これは消防団員個々への報酬の減ということではなくて、従前どおりの、条例どおりの報酬が支給されることになります。ただ、計算の基礎となります消防団の実員、これが例年1,370人程度で推移しておりまして、それをもとに計算しております。前回はもう少し余裕を見た数で予算措置をしている関係で、若干の減額ということですけれども、例年どおりの報酬の額を支給させていただくということになります。
◆委員(青柳隆君) 今災害等いろいろあって、消防団の人もなかなか入り手がいないというようなことがございます。できればなるべくこの報酬を、ちょっとは市長上げたほうがいいのではないかと思うのですけれども、ここで聞くあれではなかったのかもしれないですけれども、一応そういうことで頭の中に入れておいてください。よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 前々から言っていることなのですが、常備消防の関係で多野藤岡広域市町村圏振興整備組合に一緒に加盟して吉井地域の分はお願いをしていると。一緒にやっていると。吉井地域については、常備消防は多野藤岡広域、非常備は高崎市消防団と、合併以来ねじれ現象という表現は間違っていないと思うのですけれども、続いているわけです。かつて私の居住地域も多野藤岡広域に委託をしていたというような経緯がありまして、それを何とか改善してほしいということで、今の現状を言うと非常にやりやすいという声も聞いております。市民の安心・安全も確保されているということで。この辺について、今後いろいろ藤岡消防の考え方も難しい側面もあると思うのですが、きっちりと前に進めていかないと、いつまでもこの状態というわけにはいかないのではないかなというのは思うのですが、その辺についての考え方、平成27年度どういうふうに取り組んでいくかという点でお答えいただきたいと思います。
◎副市長(木村正志君) 合併によりまして、今委員さんが言いましたけれども、新町につきましては今常備と非常備は一緒になれたわけです。吉井につきましては、今現在も常備消防は多野藤岡、それで非常備が消防団ということで、高崎市の事務ということになっています。実際の業務上では、それぞれ消防活動等につきましては支障のないよう、消防団も、また常備消防のほうもよく連携をとっていただいて、一部事務組合のほうとも連携をとっていただいて、今現在のところそういった問題はないのですけれども、今委員さんがおっしゃるように、やっぱりできたら一本化のほうがという思いはあるのですけれども、何分相手がありますので、そういう問題意識は持っていますし、そういう方向の考え方ではあるのですけれども、この辺はまた今後もよく相手とも話をしていく段階を見きわめていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 私が心配しているのは、吉井地域も山間部というか、抱えていまして、非常にいろいろな防災、消防の部分でも課題の多い地域だというふうには認識をしております。それで、やはり高崎の消防の持っているノウハウも含めて、市民の安心・安全を平等に、公平に担保するという意味では、ある意味では改善をしなければいけないのかなというふうに感じるからこそちょっと言いにくいのですけれども、あえて言わせていただいております。十分認識をしながら、どうしたらいわゆる安心・安全面での公平性が保てるかということも含めて取り組んでいく大きな課題の一つとして、相手もいることですので、角が立たないように気をつけながらだとは思いますけれども、前に進めていって市民を守っていただきたい、そのように強く訴えておきます。
この件は終わりにして、5目の災害対策費なのですけれども、前々から訴えていたのですけれども、災害時の情報伝達手段として、携帯電話の安心ほっとメール等々が使えない方はたくさんいらっしゃるわけで、また防災無線のない地域もありますし、たとえ防災無線があったとしても聞こえないとか、移動系の防災無線の場合はやっぱり窓を閉めていればなかなか聞こえないという意味で、防災ラジオというのが非常に有効だというふうに思われるのですけれども、その辺の購入補助金、助成制度みたいなものを検討するべきだと思いますが、平成27年度その辺に関してどういうふうに協議をしていくのか、お答えいただきたいと思います。
◎
防災安全課長(森田亨君) 防災ラジオの導入についてお答えさせていただきます。
防災ラジオと通常のラジオとの違いでございますが、防災ラジオにつきましては非常時放送のときに自動起動をいたします。この自動起動につきましては、発信元につきましてはラジオ高崎が発信することになります。現在ラジオ高崎につきましては、24時間放送体制ではございません。夜間における緊急時の放送発信につきましては、現在では若干対応しにくい状況にございます。また、吉井地域を初めといたしまして、榛名、箕郷地域の一部につきましても電波を受信しにくい地域がございます。これらを勘案いたしますと、防災ラジオの導入につきましては、成果その他を考えますともう少し検討が必要であるというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) いろいろシステム上の問題とかもあるとは思うのですけれども、あくまでも市民への情報伝達ということの一つの手段として有効に作用すると考えられる部分もたくさんあるので、よりよい方向で検討を重ねていただくことを一つの課題として受けとめていただきたいと思います。
もう一点、ここに避難場所案内板設置工事という160万円ほどの経費が計上されているのですけれども、これについて具体的に教えてください。
◎
防災安全課長(森田亨君) 案内板についてでございます。現在の指定避難所につきましては123カ所指定しております。その中に、敷地内の見やすいところに、ここは指定避難所である旨の標示板を設置しております。また、その指定避難所への案内表示としまして、現在221カ所の案内標示板を設置しております。これらは大分古いもの、老朽化しているものが多く見受けられまして、色が抜けているとか、あるいはさびが発生しているということがございます。緊急度の高いものから順次予算の範囲内で更新をしていると、そういった状況にございます。
◆委員(三島久美子君) きれいになっているのも、新しいものもありますが、まだかつての合併前の表示になっていたりなんかするものもありまして、私も前々から気にはなっていたのですけれども、今回そういったものをちゃんとチェックして、必要性のあるものから優先的に進めていくということであります。これはやっぱりふだんから目にしているのと、それがもうすすけてしまって、何だかわからないような看板ではアピール度が低いので、この辺に関しては予算も限られておりますけれども、ぜひともしっかりと進めていただくことをお願いしておきます。
○副委員長(長壁真樹君) 9款1項2目の238ページの非常備消防費の中の需用費で、御説明で消防団員と女性防火クラブの活動服に関してということなのですけれども、これが入って、いつごろお披露目されるのか、時期がわかれば教えていただきたいと思うのですが。
◎警防課長(岡田勉君) おっしゃるとおりこの需用費、前年予算と比べますと2,600万円ほどの増額ということで予算措置をさせていただいております。主に活動服と女性防火クラブの活動服、基本となる制服ということですけれども、着数が消防団員分が1,400着、女性防火クラブ分が400着ということで、かなり多い数を購入するということになります。したがいまして、若干のお時間をいただくことになるかと思いますけれども、できる限り早く整備をしたいというふうに考えております。
○副委員長(長壁真樹君) きのうも消防の表彰式等もあったのですが、多分基本的には来年の3月が今の役員さんの交代の時期かなと思いますので、なるべく早い時期にお披露目できるようにしていただけばありがたいというふうに思います。
それと、3目のデジタル無線機購入費があるのですが、これはどのようなもので、どのように配備されるのかをお知らせください。
◎警防課長(岡田勉君) このデジタル無線購入費ですけれども、御承知のように消防救急無線がアナログからデジタルへの移行に伴う無線環境の整備ということでの予算でございます。具体的には前年に引き続きまして、まず携帯用の受令機、これを187基、それと双方向の通話が可能な簡易無線、これを364基を整備するというものでございます。
○副委員長(長壁真樹君) 簡易な、双方向の通話ができるということで364台と、これは各分団等にも配備されて使われるような形になるのでしょうか。
◎警防課長(岡田勉君) おっしゃるとおり、これは各方面隊の団員用ということで整備をするものでございます。
○副委員長(長壁真樹君) わかりました。
もう一点、5目の災害対策費の中の241ページの防災訓練事業があるのですけれども、これはいつもやっているものと同じものなのか、時期的なものと場所等がわかればお知らせください。
◎
防災安全課長(森田亨君) 防災訓練事業につきましてお答えさせていただきます。
災害対策基本法に基づきまして、本市では2年に1度総合防災訓練を実施することとしております。平成25年度は、群馬公民館跡地にて開催をいたしました。平成27年度は、もてなし広場を現在では予定しております。
○副委員長(長壁真樹君) 群馬支所から、今度はもてなし広場ということなのですが、内容的に特に目玉になるような形で進めるというのは、これから検討もされていると思いますが、あればお知らせください。
◎
防災安全課長(森田亨君) 詳細の内容については、もちろんこれからということでございますが、開催する場所がもてなし広場がメーン会場ということで考えております。そのほかに保健所だとか、音楽センターだとか、そういったところも一体的に利用して訓練の一部ということで考えております。
また、街中で開催するという条件がございますので、街中の市民の方々に一層参加をしていただくような住民参加型の防災訓練にしたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○副委員長(長壁真樹君) 説明でわかりました。ぜひ多くの市民が参加して、災害に対する備え、そういう認識ができるように取り組んでいただきたいと思います。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
242ページをお開きください。
10款教育費1項教育総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 3目の学校教育費の中で、学校教育指導事業の市いじめ問題調査委員会委員報酬とか、各学校いじめ問題調査委員会委員報償金、市いじめ防止推進協議会委員報償金というのがあるのですが、これは3つがこのいじめというような言葉がついているのですけれども、リンクしていると思うのですけれども、この各学校いじめ問題調査委員会という、この問題調査というのですか、これはどのような調査をしているのでしょうか、お聞かせください。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 各学校におけるいじめ問題の調査委員会につきましては、各学校で重篤ないじめが起こった場合について調査を行うものでございます。
今年度につきましては、その調査委員会が開かれたということは一度もございませんでした。
◆委員(青柳隆君) ということは、調査することがなかったというか、いじめはなかったというふうに受けとめていいと思っているのですけれども、この市いじめ防止推進協議会だとか、いじめ問題調査委員会というのは、それはリンクしているというのですか。それがあったらこの委員会が開かれるというようなことなのでしょうか。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 市のいじめ防止推進協議会につきましては、市で進めるいじめ防止のいろいろな取り組み等について、各委員さん方からいろいろな御意見をいただいて、いろいろな計画等を進めていく協議会でございます。
いじめ問題調査委員会につきましては、各学校等で重篤ないじめが起こり、しかも各学校で調査がし切れなかった場合について、市のほうのいじめ問題調査委員会で調査を行うというものでございます。
◆委員(青柳隆君) というと、ちょっと今あれなのですけれども、反対に言うとこっち側のいじめ問題の調査委員会が開かれて、こんなようなことがあるかもしれないから調べろというようなことなのか、それとも今反対にこの学校の問題調査委員会のほうから言ってきてやるのかというようなことはどういうふうになっているのでしょうか。もう一度。
◎教育長(飯野眞幸君) おかげさまで高崎市のいじめ問題につきましては、数的には減少していますが、油断はできないという体制を今とっておるところであります。
それで、法律ができまして校内体制、そして教育委員会の体制をきちんとしなさいという、そういう法律でした。ですから、高崎市の場合はいち早く各学校にも保護者がすぐに意見が述べられるような、そういう相談窓口を学校関係者だけでなくて、外部の人を入れた形で組織をつくるということで、それも取り組みました。そして、先ほどの課長のお話のように、重篤ですので、いじめがないというわけではないのですけれども、とにかく外部の人に集まってもらって検討するような会議は今年度はありませんでしたというお話です。それと同時に、どうも学校は少し頼りないとかいうようなことで、学校ではなくて市のほうの委員会に訴えたいというお話があった場合にはそれも聞くという体制でつくってありますので、必ずしもリンクしていない場合はあるのですけれども、当然学校のいじめ問題ですから、それを大きな親委員会、市のほうの委員会で論議をするということは十分あり得るというふうに思っています。
◆委員(青柳隆君) 今教育長から説明をいただいたので、よくわかったのですけれども、昔からいじめはあったと思うのですけれども、今は命のというようなことがありますので、この辺はよくまたその中で話し合っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
次に、学力アップ推進事業の中で、ボランティア謝金とこのボランティア謝礼というのですか、謝金と謝礼の違いというのをお聞かせください。
◎
学校教育課長(小林裕子君) ボランティア謝金につきましては、これは地域運営委員会のほうでお願いをしているボランティアの方々にお支払いする謝金でございます。
ボランティア謝礼と申しますのは、高等学校と隣接している学校の地域運営委員会の中には高校生のボランティアをお願いしているところがございまして、高校生に謝金を支払うというのは余り適切ではないということで、高校生への謝礼として図書カードを配るというものでございます。
◆委員(青柳隆君) そういう未成年者というか、高校生だからお金ではなくてというようなことが謝礼と謝金の違いということですね。わかりました。
◆委員(逆瀬川義久君) 戻っていただいて、2目の事務局費、嘱託報酬等31人というのがあるのですけれども、どういう職務の方々がいらっしゃるのかというところと、スクールソーシャルワーカーというのはこの中に入っているのかどうかということをお知らせください。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) こちらは、スクールソーシャルワーカーを含みます適応指導や教育相談などに従事する嘱託職員31名分の報酬でございます。
◆委員(逆瀬川義久君) いわゆる不登校の関係とか、そういうなかなか学校に来ることが大変な生徒に対しての支援というのがここにあらわれているのかなというふうに思いました。その中で、スクールソーシャルワーカーのほうなのですけれども、平成27年度の体制というのはどういうような形を予定しているのかお知らせください。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 平成27年度につきましては、市内を3つのエリアに分けまして、平成26年度の訪問実績と、それから継続支援が必要な学校を中心に3名のスクールソーシャルワーカーが支援活動を行っていく予定でございます。
◆委員(逆瀬川義久君) そうしますと、確認なのですけれども、従来は例えば中学校区で1人とか、お一人の方はある程度フリーで全市的にみたいな形の動きがあったかと思うのですけれども、来年度というのは、そこら辺は例えば1人の方が1つの中学校区ということではなくて、もう少しいろいろ要望という部分があるのだと思うのですけれども、その辺で広がっていくという感じなのですか。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 本年度につきましては、2つの中学校区を指定して、もう一人は市内全域フリーという形で、派遣型ということで対応してきたのですけれども、学校区によってやはり支援を必要とする家庭の数にも違いがございますし、やはり継続的な支援を必要としているところもございますので、その辺のところで市内を3つのエリアに分けて、1つのエリアを1人が担当して、主に今年度継続のところと、それからほかにも依頼があった場合には、そちらのほうにも対応するという形で進めてまいります。
◆委員(逆瀬川義久君) いろいろ工夫していただいて、取り組みを強化していただいているというふうに理解をさせていただきました。そういう中で、改めてお伺いするのですけれども、川崎の例の中学校1年生の痛ましい事件もございましたけれども、やはりあれも環境的な部分ですとか、家庭環境の部分ですとか、学校への不登校とか、そういうようなことも一つの要因になって起きていたように思います。やはりそういう部分に関して保護者の方から、例えば高崎市内の不登校の方への取り組みというものをさらに強化してもらいたいというようなお声も何人かから伺いました。そういう部分で、一義的には学校の先生の取り組みというのは大変重要だとも思うのですけれども、そこにやはりスクールソーシャルワーカーを本市の場合3名配置していただいていますので、そこら辺の役割、評価も含めて、今後の取り組みについてのひとつ御決意というか、お聞かせいただけばと思うのですけれども、よろしくお願いします。
◎教育長(飯野眞幸君) 本当に川崎の事件は、今検証がされていますけれども、なぜあそこに行くまでに大人が救えなかったのかという視点の中でいろいろな問題が浮き上がってきています。先ほど課長答弁にもありましたけれども、本市の3人のスクールソーシャルワーカーは一生懸命やっていただいています。本市としても、このスクールソーシャルワーカーの導入は県内でも最も早いと。そして、数的にも一番多いという形をとっております。学校の教員の反応は本当にありがたいと。なかなか教員が入っていけないところに入っていただけるということがございます。ですから、そのスクールソーシャルワーカーの皆さんとケース会議というのを頻繁に重ねておりまして、その学校、そしてスクールソーシャルワーカー、そして市教委が問題を共有しながらどうやっていこうかということで、かなり先鋭的な取り組みはしていただいているのかなと。それにも増して、やっぱりこの制度が定着するというのはスクールソーシャルワーカーの人柄といいましょうか、そういう部分にも負っているところが多いのかなという感じがしております。そんな意味で、来年度も本年度の検証をしながら、さらに子どもたちを悲しませないといいましょうか、悲劇をつくらないという観点から、もっともっと積極的に取り組んでいきたいというふうに思っています。よろしくお願いします。
◆委員(逆瀬川義久君) 教育長から御答弁いただきました。ありがとうございました。ぜひそういう方向で、一層のお取り組みをよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、もう一点、245ページ、先ほど青柳委員からもありました学力アップ推進事業の関係なのですけれども、昨年というか、今年度始めていただきまして、まず大変にありがたいということで感謝を申し上げたいと思います。私が住んでいる地域の小学校も、対象となる児童の半数以上の方が参加していただいているということで非常に喜んでいただいております。その中で、今回この3行目のところに、中学生休日学習相談ステーション講師謝金というのが新たに入ったのですけれども、市内何カ所ぐらいで相談に乗るのかとか、そういう内容、その辺について御説明をお願いしたいと思います。
◎教育長(飯野眞幸君) 今年度御審議いただいていますけれども、来年度より学力アップ推進事業を一つの柱として加えていきたいというふうに考えているわけであります。現在行っておりますボランティアの方々にお世話になっているものですけれども、中学校のほうがなかなか思うように時間的にとれないという部分の課題がございました。というのは、やっぱり部活が大きなネックになっていると。そういうことも勘案しまして、市教委のほうで数学ジュニアオリンピック挑戦講座というのを3年目になりましたけれどもやっています。そこには42名の中学生が参加していまして、参加しやすい日を聞きましたら、やっぱり部活と関係ないのは日曜日の午後だというふうに言っていただいています。ですから、42名の志のある子たちが今数学の頑張りをやっているわけですけれども、それと同じような形で、日曜日に4時間程度、そして市内で9会場、倉渕、箕郷、群馬、新町、榛名、吉井の各地と、それから旧市内の3カ所合わせて9会場で行っていくということであります。主に数学もありますけれども、ウエートは英語に置きたいというふうに思っておりまして、やっぱり1週間を通じての疑問がそこで払拭できなくて、こういうものを聞いてみたいというときにさっと聞ける、そういうステーション的な役割を持ちたいというふうに思っております。ですから、そこにはそれなりの相談に乗れる人物を充てていきたいと。ですから、学生ボランティアも考えていますけれども、できれば教職経験をした方々。私の知り合いの現職の高校の教員も協力していいよということを言っていただいていますので、高校の先生は現職、あるいは元、そういう方々が高校から見た中学校の勉強方法というものの改善にも応援してもらえるというような授業になればいいなというふうに考えております。会場的には学校が一番なのですけれども、管理の問題がありますので、今回公民館を中心に使わせていただくということになっています。私としても力を入れていきたい事業の一つでございます。よろしくお願いいたします。
◆委員(逆瀬川義久君) 細かくお答えいただきまして、ありがとうございます。
それで済みません、細かいついでに、せっかくの機会なので、支所地域は各1カ所というのがわかったのですけれども、旧市内3カ所というのは、どこら辺を想定しているのかお知らせいただけばと思います。
◎
学校教育課長(小林裕子君) この旧市内3カ所は、大ざっぱに言いますと旧市内の中央部分と、あと西側部分と東側部分というその3エリア、大体それくらいのところでございます。
◆委員(逆瀬川義久君) そうすると、まだ細かくというか、正確にここというのを決めているわけではないという理解でいいということですね。はい、わかりました。結構です。
◆委員(三島久美子君) 245ページの中ほどにある英語教育指導事業についてですが、昨年よりもこの英語指導助手、ALTを1名ふやしているのですけれども、どんな目的でふやされたのかを御説明願います。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 高松中学校区と、それからその校区内の5つの小学校を研究指定校として、中学校と連携しながら、小学校3、4年生の週1時間の外国語活動、5、6年生の週2時間から3時間の英語科という内容で、英語教育の研究を進めるため英語指導助手を1名増員というものでございます。
◆委員(三島久美子君) わかりました。小学校での英語学習が、教科化がある程度目の前に来ているという、それへの対応ということで、まずはここでモデル的にやってみて、それは新年度とりあえず高松中と5小学校区、これを徐々にほかの地域に広げていくという、そういうようなやり方なのでしょうか。それともここでやったものを検証してみたいなことか。済みません、よろしくお願いいたします。
◎教育長(飯野眞幸君) 今お話ししましたように、現在県の指定で高松校区を中心に展開しています。そして、今回お認めいただけますとALTが増員されまして、多分校区外の学校からしてみると、あるいは保護者からしてみれば、大変うらやましいという声は当然起こるというふうに思っています。特に小学校英語につきましては、非常にネーティブの方々との交流が物すごい重要であるというふうに考えております。ですから、そういう意味で本当にこの1名増員したことが、いい結果を生まなければいけないなというふうに思ってこれから取り組む予定でございます。
◆委員(三島久美子君) 了解です。大きなテーマなので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。
先ほどから出ている学力アップの問題なのですけれども、これには積極的に取り組んでいくという中で、地域運営委員会のボランティアさんへの謝金が昨年度より500万円強減っていると。それを縮小したのはどういう理由なのかなというところが疑問なのですけれども、お答えいただけますか。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 本年度の予算につきましては、昨年度この事業を始めるに当たり、各地域運営委員会のほうでボランティアがどれくらい、何回くらいということで計画を立てていただいた中での予算ということになります。4月から3月までの予定ということで12カ月で予算化したものでございまして、実質的にはこの事業を始めるに当たり、やはり4月当初からすぐに始めるというのは組織的なものにも問題があり、3月いっぱいまでやってしまうと、またいろいろなまとめ等のところでも非常に問題があるということで、事業を5月から2月という10カ月で行うことになりました。その結果平成27年度の予算につきましては、今年度の上半期の実績をもとに10カ月ということで算出した予算額ということになっております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしても実績に基づいてより実効性のあるというか、正しい数値をはめ込んでいった結果がこういうことだということですね。了解です。この問題には一般質問等々でも触れさせていただきましたけれども、いずれにしても大事な事業なので、ぜひとも今後も強化を続けていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副委員長(長壁真樹君) 10款1項3目の245ページの楽器演奏指導講師謝金があるのですが、この内容についてまず御説明いただきたいと思います。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 楽器演奏指導講師謝金は、児童・生徒を対象とした金管バンドや吹奏楽の巡回指導の講師謝金と、それから教職員を対象とした実技研修会の講師謝金でございます。
○副委員長(長壁真樹君) それで、金管クラブなどでイメージするのが、マーチング等も含めてというイメージになってくるのですけれども、それぞれの学校とクラブ等でそのマーチングが華やかに行われる中で、コスチュームというのですか、ユニフォーム的なものに関して、なかなかPTA等でも苦労されている部分があると思うのですが、なかなかそういうのがそろっていないと出づらいというような話とか、楽器の購入に関してどのような形で対応されているのかお聞きしたいのですが。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 金管バンドにつきましては、学校規模等により、その取り組み方に違いがございます。小規模な学校ですと、5、6年生全員で取り組んでいるところもございますし、大きな学校ですと本当に任意のクラブという形で会費を徴収して行っているところもございます。その関係で、コスチュームの購入ですとか楽器の購入につきましても、学校によりその扱いが異なっているということでございます。
○副委員長(長壁真樹君) なかなか金銭も絡みますし、保護者の熱意の入れ方等もあると思うのですが、高崎で大きくやっているマーチングフェスティバル等に全ての学校がというのはなかなか難しいにしても、同じような出場の機会が、マラソンの昔のアベベがはだしで走って強いというのはおかしいと思うのですが、衣装ではないとは思うのですが、その点にもなるべく出やすいような形で、それぞれの学校の子どもたちがそういったものに参加できるような、そんなことも考えながら、予算もうまく配備しながら、興味を引いていただいて参加していただくような取り組みをお願いしたいというふうに思います。
それと、続けてなのですが、その下のほうでバス借上料があるのですが、尾瀬学校も県のほうが進めていて、いろいろと自然体験をやられていると思っているのですが、市長のほうが当初から榛名や倉渕の自然を生かした取り組みをしていきたいということなのですが、その辺について尾瀬学校以上に今現在うまく活用できているのか、その辺についてお伺いしたいのですが。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 小学生の自然体験活動は、本当に倉渕、榛名、吉井地域の自然や歴史・文化に触れ、自然の大切さや地域の伝統の素晴らしさに気づき、喜びや感動を味わうことのできる体験活動となっております。平成27年度は、17校が参加する予定でございます。ちなみに尾瀬学校のほうの参加も来年度17校ということで、ほぼ同じぐらいの学校が参加ということになっております。
○副委員長(長壁真樹君) 内容はわかりましたので、ぜひいろいろな地域の特色があるところにもいろいろな体験をさせていただいて、いろいろな経験を積ませていただけばありがたいと思います。
それともう一点、この下の英語教育指導事業の中のALTの話なのですが、多分海外から来るのに
JETという制度と、多分民間から派遣されるような制度があるのですが、本市ではどういうような形で採用されているのかお聞きします。
◎
学校教育課長(小林裕子君) 来年度につきましては、41名中
JETは15名の採用ということになっております。本市では本年度も
JET採用は15名で、そのほかが市単の採用ということになっております。
○副委員長(長壁真樹君) それと、ALTで来られた方の雇用形態というのですか、聞いたら1年1年契約をしていって、最長5年までとかというふうに聞いていたのですが、その辺はどんな形になっているのか教えていただけますか。
◎
学校教育課長(小林裕子君)
JETのほうも大体1年1年の契約でございますが、
JETのほうは大体最長3年ということで、3年以上の契約につきましては特に評価の高いALTについてということになっております。市単のほうの契約につきましても1年ごとの契約でございますが、こちらのほうは本当に学校等の評価もあり、評価の高い者については継続という形で採用しております。
○副委員長(長壁真樹君) 学校の評価、それぞれの評価によってということなのですけれども、例えば3年以上になった場合に、本人が希望しても評価ということですからあれなのですが、やっぱり子どもたちと知り合って、信頼関係ができていく上で長くなるということも大事なことかなと思うのですが、その辺についてはどうでしょうか。
◎
学校教育課長(小林裕子君)
JETで3年を経過いたしましたALTにつきましても、本市でさらにALTを続けたいという希望があった場合につきましては、市単のほうの採用の試験を受けていただいて、その上で市単で採用になっているALTもおります。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
250ページをお開きください。
2項小学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 小学校費に限ったことではないのですけれども、小・中学校全体ということで、先ほど来トイレの問題が出ましたけれども、トイレの洋式化ということを進めていただきたい観点から、今後平成27年の取り組みを御説明いただきたいのですけれども、よろしくお願いいたします。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) トイレの洋式化につきましては、直近の数字で小学校が36.3%、中学校が32.5%という状況でございます。平成27年度末までに学校施設等の耐震化を100%にするため、集中的な耐震補強工事等を平成27年度予算にも計上させていただいております。トイレの洋式化については、その後の対応となってまいりますけれども、洋式化の重要性というのも認識しておりますので、検討については継続をしてまいりたい、そのように考えております。
◆委員(三島久美子君) ありがとうございます。健康上の問題も含めて、洋式化は今の時代の流れだと思いますので、その辺の取り組みはよろしくお願いいたします。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
254ページをお開きください。
3項中学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 最初の1目の学校管理費の中の説明の下のほうなのですけれども、相撲場の改築工事700万円というのがあるのですけれども、これはどこの中学校になるのでしょうか。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) 豊岡中学校の相撲場でございます。
◆委員(逆瀬川義久君) 豊岡中ということなのですけれども、これは武道が必修化になっているのとか、そういうのも関係していると。相撲人口というのですか、その辺ももし把握していればお答えいただきたいのですが。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) こちらは、武道の必修化とは関係はございません。あくまでも部活動で相撲の練習や大会に使用するものでございます。市内の中学校4校で、約30名の生徒が活動しているというふうに把握をしております。
◆委員(柄沢高男君) 相撲場のすぐ上ですけれども、サッカーグラウンドの整備工事とありますけれども、これはどこなのでしょう。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) こちらは、八幡中学校の生徒が使用するサッカーグラウンドの整備になります。
◆委員(柄沢高男君) 場所は。
◎
教育総務課長(小泉貴代子君) 場所につきましては、剣崎浄水場の拡張の予定地の一部を水道局から借り上げて整備をいたすことになっております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
258ページをお開きください。
4項高等学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(青柳隆君) 2目の教育振興費の中で、スーパーグローバルハイスクール事業、この内容をお聞かせください。
◎教育長(飯野眞幸君) 前回も私のほうで答えさせていただきましたので、引き続き答弁させていただきたいというふうに思います。
今年度より文科省指定で、全国の56校の中の1校として、市立高崎経済大学附属高校がスーパーグローバルハイスクールに選ばれました。これは、大学と非常に連携という条件がございまして、高崎経済大学が学長以下全面的にバックアップしながら進めている事業でございます。特に海外戦略を図っている高崎の事業所の協力をいただきまして、例えば目玉であります海外研修なども、今年度は中国深センにあります高崎の会社の現地工場に見学に行くというようなことも行いましたし、それから企業経営者を学校に呼んでの講義であるとか、県内外の先進工場へ出かけていって勉強していくと、そういうことを実際に高崎経済大学の中の1学級が選抜クラスでありますけれども、メーンに学校全体の流れに持っていくということで努力をしていただいています。
今回計上させていただきました予算でありますけれども、5年間当初では1,600万円ぐらいというお話がありましたけれども、全国で非常に好評なのだそうです。国からは、この対象校をふやしたいと。ふやすことになると、1校当たりの予算配分額が減るということも言われて、今計上しているものは国のほうの査定を受けているところでございます。本当に高崎経済大学附属高校がこういう一つの大きな戦略の中で地域に信頼される学校にこれからもますますいってくれるのかなというふうに思っております。
◆委員(青柳隆君) 今教育長のほうからあったのですけれども、5年間ということは、毎年そのお金、幾ら来るかはわからないのですけれども、来るということですね。
あと、それとことしの事業者と、また研修内容、中国と今聞いたのですけれども、ことし市では商工会議所のほうでしたっけ、タイではなくてどこかであれをやりましたよね。そういうところとはまたリンクしなかったのでしょうか。その辺お知らせください。
◎教育長(飯野眞幸君) 市のやっている海外展開事業とのかかわりは、現在のところありません。ただ、来年度はまた中国に行くかどうかというのは今検討中で、必ずしも中国を固定しているわけではないです。この後また大学側と協議をしていくということを高校のほうは言っております。
◆委員(青柳隆君) いろいろなこの海外研修というのですか、そのまた事業者と一緒ということ、展開しているということ、これは反対に言うと、もう学校というよりかは、ビジネスのほうに結びつけたいというようなのがこの事業だと思うのですけれども、いろいろな面で、今中国ともいろいろな摩擦がありますし、またもっといい関係ができるようなところと一緒にやっていただきたいと私は思うのですけれども、これはこれでまたあれだと思いますから、よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) 前にもお聞きしたことがあるのですが、高崎経済大学附属高等学校という名称になっているのですけれども、先ほどのスーパーグローバルハイスクール等で市立学校同士ということで高大連携とかをやっているのは認識しているのですが、この名称が、名は体をあらわすという形で、高経大学に進学するとかに関しては何かメリットがあるのか、これは確認です。お願いします。
◎教育長(飯野眞幸君) この委員会におきましては、その名称につきましては考えるようにというお話もいただいているわけでありますけれども、中学3年生対象の希望校調査というのがありまして、10月1日付というのが学校は一番関心を持っているのですけれども、これは本当に本音の行きたい学校が出てくると。そこでは、7年連続、高崎経済大学附属高校は群馬県で1位であります。非常に人気が高いと。その後の調査は学校の指導が入りますので、若干落ちてまいりますけれども、実はあした高校入試の日を迎えるわけでありますけれども、今回も1.5倍で県内で4位の高さでございます。ですから、非常にそういう点では人気のある学校であります。
ことし校長がかわりましたので、校名の変更につきましても意識はするようにという話はしてありますけれども、あそこはPTAと言わないで父母の会、それから地域の方々からはそういう校名の部分のお話はない。むしろ県内外で、先ほども養護学校で名称のことが話題になりましたけれども、県立何々高校と市立何々高校という、県立と市立が違うだけで特に進学校などは比較されて、もう本当に大変だと。ですから、そういう点はもう高崎経済大学附属高校については、高崎経済大学との連携を学校の特色として前面に出ているので、それはそれでいいのではないかというような声もあるそうです。
ですから、私どもも行政がいきなりこうやりましょうという話ではなくて、そういう部分を勘案しながら、これからその問題に当たっていきたいと思っています。おかげさまで学長を初め、非常にグローバルハイスクールについても協力的でありまして、今年度の進路実績も非常にいい意味で胸の張れるところに近づいてまいりました。それをとても大学は喜んでくれています。ですから、高崎経済大学附属高校で高校生を育ててくれた、それを高経大で引き継ぐという強い気持ちを持っておりまして合格者もふえておりますので、メリットはかなりあるというふうには認識しているところであります。
◆委員(三島久美子君) 附属というのは、ほかの部分で考えると何かすごい密接なつながりがあって、進学にもメリット、有利だとか、そういうようなイメージがあって、その学校希望調査のこともよくわかっていますし、経附が頑張って一生懸命いい学校づくりをしていることも理解をしている中で、この名前で本当にいいのかなというのが前々からの疑問だったというお話です。ぜひともいいも悪いもひっくるめて再度協議をしていきながら、現状をまた変えるというのにはいろいろなあつれきがあるのですけれども、前向きに調査を検討していっていただくことをこの場でお願いしておきます。
○委員長(根岸赴夫君) 希望ですね。そういう要望ということでね。
ほかはございませんか。────質疑を終結いたします。
262ページをお開きください。
5項幼稚園費から
6項
特別支援学校費まで (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 266ページをお開きください。
7項社会教育費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 282ページをお開きください。
8項保健体育費について御質疑ありませんか。
◆委員(逆瀬川義久君) 1点お伺いしたいのですけれども、285ページ、榛名山ヒルクライム、榛名湖リゾートトライアスロン、榛名湖マラソンと3つ載っているのですけれども、この辺の榛名のスポーツイベントの関係なのですが、市内で使える金券というのですか、参加者に配布しているかと思うのですけれども、榛名湖畔のお店でなかなか使ってもらえないなんていうお声もお伺いしたのですけれども、実際のところその金券というか、それがどのぐらい使われているかという利用率ですとか、どの地域でどれぐらい使われたかという、その辺の場所の状況等、把握していれば教えていただきたいのですが。
◎
榛名支所地域振興課長(江原豊君) 3大会ともに1,000円の金券を参加賞の一部として配布しております。3大会合わせて6,297枚ほど配布し、換金率というか利用率は85%です。利用場所につきましては、ハルヒル、榛名湖マラソンについては榛名地域と旧市内の一部、トライアスロンにつきましては榛名湖畔のみということになっております。
利用率なのですけれども、全体で榛名湖、榛名神社地域が24%、それ以外の榛名地域が41%、また旧市内が12%、それと会場内のブースの利用率が23%ということになっております。
◆委員(逆瀬川義久君) 今細かくお答えいただきまして、ありがとうございました。そういう状況の中で、そういった声もあるというところも踏まえて、現状をどう分析しているかということをお伺いしたいのですが。
◎
榛名支所地域振興課長(江原豊君) 確かに榛名湖畔等、大会当日には交通規制等が厳しく、選手がお店のほうに行かないというのは私どもも若干聞いております。そのために、ハルヒルにつきましては榛名湖畔に選手の待機場所ということで、おおむね2時間から3時間待機場所があります。その待機場所の中へ地元の方のお店を出していただいて、ブースの販売で売り上げを伸ばしていただくというふうに指導しております。
◆委員(逆瀬川義久君) いろいろ工夫していただいているということがわかったのですけれども、それぞれのお店の営業努力というのももちろん必要だと思うのですけれども、今後に向けてよりよい形で利用されるように、ぜひともまた御検討を継続していただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(三島久美子君) 4目の体育施設費の中に、285ページ、浜川競技場第2種公認更新調査委託料が250万円ほど計上されています。これについてもう少し詳しい御説明をお願いいたします。
◎
スポーツ課長(塚本博夫君) 浜川の競技場につきましては、現在日本陸上競技連盟の第2種のBの公認を受けた競技場でございます。この第2種のBといいますのは、全国大会あるいは世界大会を開けるという、そういった大会でございますが、そのBという、とりあえずという部分がついております。このとりあえずの部分が、日本陸連の規定がこのたび変わりまして、平成29年3月までにこの規定をクリアしないと3種に降格されるというものになります。3種になりますと、関東大会ですとか地方の大会のみが開催できる、そういった競技場となってしまうというものでございます。こういったこともありまして、平成27年度にこの調査費を計上しまして、公認に向けた申請方法、あるいは改修に向けた方法、そういったものを検討してまいりたいということでございます。
◆委員(三島久美子君) 浜川運動公園に関しては、競技場だけではなくて、全体的にいろいろな遠大な計画があるわけでございますけれども、この競技場の場合、スタンド整備なんかもしっかりやっていかなければいけないということで、そのあたりについてはこの調査等にかかわっている範囲内なのでしょうか。
◎
スポーツ課長(塚本博夫君) 先ほど申し上げました一部規定に足りない部分にはスタンドの部分も入っております。現在浜川競技場は2,300席余りのスタンドの収容人員を持っておりますけれども、新たな規定におきましては5,000席、5,000人収容というものが求められております。こういったものを今後検討していかなければならないものだというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) わかりました。いずれにしても、中途半端なものという言い方は語弊がありますけれども、しっかりとしたものをつくってやっぱり活用していただく、そしてほかのエリアにも広げていくという意味では、今回この更新委託料がついたということは非常によかったなと思っていますので、いろいろ積極的に取り組んでいただきたいと思います。
それと、次のページの287ページに新町住民体育館というのが一応管理委託料みたいな形で載っているのですが、管理そのもの云々はいいとして、前にも何度も指摘をしているのですが、この住民体育館は地域住民の社会体育施設として幅広く利用されていまして、非常に夜間、休日等も活用されているのです。ただ、残念ながら相当これも古くて、老朽化が激しくて、雨漏りも激しいということで、たしか補正予算をつけていただいて、雨漏りの修理だけは何とかしていただくことにはなったのですが、これも合併時の計画で、第5次総合計画でも建てかえが大きな課題になっていると。その辺について、確かに大型事業の進捗する中で、優先順位というものを考えながらやっていきたいというお答えを以前からいただいているのですけれども、やはりこれも稼働率が高いということを十分認識していただいて、地域の住民の健康福祉という部分では活用範囲というのは非常に広いと思うので、その辺についての考え方を確認させていただきたいと思います。
◎
スポーツ課長(塚本博夫君) 委員からは、稼働率が高いというお話をいただきました。平成25年度につきましては、約3万人が利用しております。この新町の住民体育館につきましては、平成24年にトイレの洋式化を行い、また先ほど委員からもありましたとおり、今年度は屋根の防水工事なども行っております。今後も市民が安全快適に使えるようしっかりと維持管理を行いながら、施設の長寿命化にも努めてまいりたいというふうに考えております。
また、午前中新町支所の建てかえについて委員から御質問をいただきまして、木村副市長からの答弁がございました。それと全く同様でございます。今後もしっかりとこの問題を意識しながら研究をしてまいりたいというふうに考えております。
◆委員(三島久美子君) 重点事業という部分でありますので、いろいろな形で、合併10年ということで検証していきながら、前に進めるものはしっかり進めるということで、ぜひとも積極的な事業展開をお願いしておきたいと思います。
◆委員(青柳隆君) 5目の交通教室費の中で、バス購入費用1台とあるのですけれども、これはどこで使うバスなのでしょうか。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 和田橋交通公園で、児童の自転車安全教室の輸送に使用するバスでございます。
◆委員(青柳隆君) 自転車を乗せていろいろなところに行くというバスでしょうか。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 失礼いたしました。和田橋交通公園で、市内の小学校3年生、また学校が希望する4年生に対しまして、自転車の乗り方の教室を行っております。そのために学校まで迎えに行って、また送り返すという送迎のバスでございます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
○委員長(根岸赴夫君) 294ページをお開きください。
9項大学費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 302ページをお開きください。
11款災害復旧費4項教育施設災害復旧費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 304ページをお開きください。
12款公債費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 306ページをお開きください。
13款予備費 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 以上で
歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意ください。
193ページをお開きください。
債務負担行為 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 194ページをお開きください。
地方債 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第52号の所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第52号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第55号 平成27年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。
126ページをお開きください。
歳入について御質疑ありませんか。
◆委員(三島久美子君) 先ほど一般会計のところでも質問させていただいたのですが、一般会計繰入金が4,958万円あると。昨年よりも1,000万円以上、これは赤字補填という言い方が正しいのかもしれませんけれども、牛伏ドリームセンター、実は先般私も泊まりがけで利用させていただいたのですが、決してハード的に悪いものではなくて、もっと工夫をしていけばきちんと運営できるのかなというふうに思うのですけれども、そのあたりの考え方というのは、歳入のところですけれども、この繰入金を入れないと運営できないという流れの中でお伺いしておきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
◎
吉井支所地域振興課長(飯塚博行君) 今後利用者に満足をいただけるよう、地元の食材、地産多消を活用した食事の新メニューの開発や新規利用者の獲得並びに新たな活用方法に努め、さまざまな工夫や手段、研究によって対策を考えながら集客を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) とにかく努力をするしかないとは思うのですけれども、牛伏山がすぐ近くに見えて、ロケーションもなかなかよいと。桜の季節には桜が山にばっと咲く姿が見えたりと、確かに近くに清掃センターがあるということで、いろいろな問題があるかもしれませんけれども、リーズナブルですし、もっと稼働率を上げるためにはやっぱり職員の方にも本気でやる気になっていただいて、サービス業という意識をすごく持っていただかないと厳しいかなという気がするのですが、そういったサービス業に関する接遇研修とかなんかも行っていらっしゃるのですか。
◎
吉井支所地域振興課長(飯塚博行君) 他の施設の状況を見ながら研究と研修をやらせております。
◎副市長(木村正志君) ドリームセンターですけれども、市からの繰入金、一般会計から特別会計の繰入金を3款で計上させていただいております。宿泊していただいたということなのですけれども、観光的な、レジャー的な保養、そういった面もある施設ですけれども、もう一方で福祉的な意味合いのある施設でもあります。ただ、そうはいっても、これはやっぱり一般会計からの繰り入れはなるべく抑えていかなくてはいけないですし、サービスの向上のためにはもちろん職員、従業員の接遇についても十分対応していかなくてはいけないと思います。いずれにいたしましても、20年近くたっている施設です。いろいろ修繕をしながら、よりよい利用をしていただく方策については今後も継続していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(三島久美子君) わかりました。副市長にお答えいただきました。とにかく抜本的な部分、しっかり捉えていかないと、毎年毎年赤字補填すればいいという感覚ではもう100%向上しませんので、そのあたりきつい言い方かもしれませんけれども、投資していく以上は結果を出すという民間の考え方で進めていただくことを強くここで訴えておきます。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
128ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第55号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第61号 平成27年度高崎市
土地取得事業特別会計予算の審査を行いますので、248ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) 250ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(根岸赴夫君) これより議案第61号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(根岸赴夫君) 起立全員です。
よって、議案第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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△審査終了
○委員長(根岸赴夫君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただきありがとうございました。
なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(根岸赴夫君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
午後 3時05分
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△報告事項 ・市有施設の電力入札の結果について
○委員長(根岸赴夫君) 次に、報告事項に入ります。
市有施設の電力入札の結果について、説明をお願いいたします。
◎管財課長(水野勝祐君) それでは、市有施設の電力入札の結果について報告をさせていただきます。
お手元の資料を御確認ください。契約電力50キロワット以上の電力契約につきましては、東京電力等一般電気事業者だけではなく、特定規模電気事業者やPPSとも呼ばれております新電力事業者による電力供給も可能となっております。
本市においても、新電力事業者と契約を行っておりますが、契約期間終了のため、本庁舎、支所庁舎、文化施設、福祉、保育施設、保健施設、学校施設、博物館、公民館、図書館、スポーツ施設の10件、計144施設の電力入札を2月27日に行いましたので、その結果を御報告いたします。
対象施設及び契約者ですが、記載のとおり全ての施設で株式会社F―Powerが契約者となりました。
契約担当課ですが、契約はそれぞれの施設ごとに記載の部署が行います。
契約期間ですが、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの1年間となります。
なお、今回の電力入札による経費削減効果ですが、144施設合わせまして、東京電力と契約した場合と比較しまして年間約1億8,300万円程度の経費削減が見込まれる結果となりました。
以上、市有施設の電力入札の結果について報告をいたします。なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本資料と同様の資料を配付させていただく予定です。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(根岸赴夫君) 説明は終わりました。
本件に対して御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(青柳隆君) ちょっと聞きたいのですが、このF―Powerというのはどういう会社なのでしょうか。
◎管財課長(水野勝祐君) F―Powerさんというのは、今回初めて入札に参加していただいた業者さんなのですが、自分のところで発電施設を持っている新電力事業者さんでございます。本社は東京にございます。
◆委員(青柳隆君) 自分のところで持っているというのは、場所とか、そういうのはどこにあるのでしょうか。
◎管財課長(水野勝祐君) 発電施設の場所まで正確に覚えていないのですけれども、たしか神奈川県だったというふうに記憶しているのですが、確かではないので、申しわけございません。
◆委員(青柳隆君) そうすると、1億8,300万円となっているのですが、1キロワットというのか、東電とどのぐらい金額が違うのでしょう。
◎管財課長(水野勝祐君) 今回F―Powerさんが入札していただいた内容を見ますと、1キロワット当たりの従量料金といいますけれども、電力料金に東京電力さんとの差はございませんでした。電力料金には、そのほかに基本料金というのがございまして、それぞれの施設の契約電力量ごとに月々にかかる料金なのですけれども、こちらのほうが東京電力さんよりも大分安かったということで今回の結果になっております。
◆委員(逆瀬川義久君) 済みません、関連みたいな形になるのですけれども、今回初めてF―Powerさんが参加されたということは、この契約期間終了以前、要は今年度までの業者さんが当然いると思うのですけれども、そのときには例えば1年間の経費削減がどのぐらいの効果だったかという、そこの比較も教えてもらいたいのですけれども。
◎管財課長(水野勝祐君) 昨年度につきましては、年間約8,100万円の経費削減効果を見込んでおりました。
◆委員(逆瀬川義久君) そうすると、大分、1億円もさらに経費の削減がということなのですが、そこが先ほどの自社設備を持っているというところが結構大きく寄与したという感じになるのですか。わかればで。
◎管財課長(水野勝祐君) 詳細についてはなかなかわからないのですけれども、F―Powerさんについては今回からというのは、今まで申し込みはいただいたのですけれども、指名参加が出ていなかったということでお断りをさせていただいていましたので、今回はそういう意味では事前に参加を出していただいて、入札に応じていただけたということで。あとは、高崎市の場合は、それぞれ大きく10グループに分けてということで、小さな事業者さんでもとれる枠組みをつくってという形でやらさせていただいていますので、そういうのも功を奏したのかなというふうには感じております。
○委員長(根岸赴夫君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
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△その他
○委員長(根岸赴夫君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いいたします。
なければ、この際委員の方々から執行部に対してお聞きしたいことがありましたらお願いいたします。
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△正副委員長挨拶
○委員長(根岸赴夫君) なければ、本委員会は特別な案件がない限り本日の委員会が最後になると思いますので、私から一言御挨拶を申し上げたいと思います。
まだ1年はたっていませんけれども、もうすぐ1年たちますけれども、本当に長い間といいますか、ちょっと短かったのかな、委員の皆様方には大変いろいろな御意見、また御指示等をいただきましてありがとうございました。
また、活発な御意見をいただいたことによって、この委員会が円滑に進んだと思いますけれども、円滑に進めていただけましたことを、この場をおかりしまして御礼申し上げたいと思います。
また、執行部の皆様方におかれましては、この委員会の運営に関しまして本当に真摯に御答弁いただきまして、本当にありがとうございました。今後ますます発展をしていく高崎市の中で、この
総務教育常任委員会というのは本当に大切な委員会だと思います。この委員会を今後ますますこういった形で発展して、市政に少しでもいい影響が与えられるような形の委員会であってほしいなというふうに考えております。1年間大変お世話になりまして、ありがとうございました。
次に、副委員長、挨拶をお願いいたします。
○副委員長(長壁真樹君) 委員の皆様、そして執行部の皆様、また事務局の皆様には1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
本市の本委員会の所管する施策や課題について、次年度以降も全力で取り組んでいただいて、高崎市民の福祉向上につながるようよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。1年間大変お世話になりました。
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△閉会
○委員長(根岸赴夫君) 以上で本日の
総務教育常任委員会を閉会いたします。
午後 3時13分閉会...