高崎市議会 2012-03-08
平成24年 3月 8日 総務教育常任委員会−03月08日-01号
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出席委員等(13人)
委 員 長 片 貝 喜 一 郎 君 副委員長 追 川 徳 信 君
委 員 林 恒 徳 君 委 員 新 保 克 佳 君
委 員 依 田 好 明 君 委 員 渡 邊 幹 治 君
委 員 後 閑 賢 二 君 委 員 石 川 徹 君
委 員 木 村 純 章 君 委 員 岩 田 寿 君
委 員 木 暮 孝 夫 君
議 長 丸 山 和 久 君 副 議 長 寺 口 優 君
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欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 木 村 正 志 君
市長公室長 北 嶋 菊 好 君 秘書課長 曽 根 光 広 君
東日本大震災影響対策室長 企画調整課長 谷 川 浩 君
今 井 伸 一 君
地域づくり推進課長 文化課長 小 泉 貴 代 子 君
塚 本 博 夫 君
文化課美術館副館長
文化課染料植物園長
内 山 匡 君 矢 島 久 君
広報広聴課長 天 田 章 君 総務部長 中 島 清 茂 君
自治振興課長 松 本 伸 君
防災安全課長 森 田 亨 君
職員課長 植 原 佳 彦 君
行政管理課長 歌 代 典 彦 君
情報政策課長 高 橋 淳 一 君 財務部長 村 上 次 男 君
財政課長 北 島 晃 君 管財課長 水 野 勝 祐 君
市民税課長 関 口 和 正 君 資産税課長 岡 田 節 男 君
納税課長 小 金 沢 明 彦 君 倉渕支所長 内 田 秀 雄 君
倉渕支所地域振興課長 倉渕支所税務課長
伊 井 光 也 君 萩 原 治 君
箕郷支所長 坂 田 隆 明 君
箕郷支所地域振興課長
岡 本 正 彦 君
箕郷支所税務課長東 間 博 君 群馬支所長 白 石 修 君
群馬支所地域振興課長 群馬支所税務課長吉 田 好 雄 君
南 雲 明 君
新町支所長 野 町 隆 宏 君
新町支所地域振興課長
齋 藤 忠 男 君
新町支所税務課長小 林 義 和 君 榛名支所長 峯 岸 貴 美 次 君
榛名支所地域振興課長 榛名支所税務課長成 瀬 栄 一 君
星 野 真 澄 君
吉井支所長 岡 田 朋 尚 君
吉井支所地域振興課長
落 合 豊 君
吉井支所税務課長金 井 邦 利 君 会計管理者 嶋 田 訓 和 君
会計課長 植 松 貴 代 司 君 教育長 飯 野 眞 幸 君
教育部長 岡 田 秀 祐 君
教育総務課長 深 澤 啓 二 君
教育施設企画室長甘 田 正 弘 君
社会教育課長 飯 島 均 君
文化財保護課長 落 合 喜 久 夫 君
スポーツ課長 林 進 一 君
中央公民館長 志 村 正 彦 君 中央図書館長 関 根 幸 男 君
教育部学校教育担当部長 学校教育課長 町 田 秀 幸 君
吉 井 一 君
教職員管理室長 速 水 裕 行 君
教育センター所長高 井 郁 朗 君
健康教育課長 倉 林 和 彦 君
高等学校課長 田 口 哲 男 君
青少年課長 戸 塚 太 重 君
選挙管理委員会事務局長(併任)
中 島 清 茂 君
選挙管理委員会事務局次長 監査委員事務局長(兼)事務局次長
石 村 和 多 留 君 清 塚 隆 弘 君
消防局長 眞 下 和 宏 君 消防局次長 冨 尾 和 孝 君
消防局総務課長 関 根 英 二 君 予防課長 高 見 澤 朗 君
警防課長 小 山 哲 夫 君 通信指令課長 本 間 操 君
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事務局職員出席者
局長 高 村 正 庶務課長 石 橋 達 男
議事課長 上 原 正 男
議事課長補佐兼議事担当係長
大 河 原 博 幸
議事課主任主事 庄 佳 子
議事課主任主事 冨 所 秀 仁
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△開会
午前 9時57分開会
○委員長(片貝喜一郎君) ただいまから
総務教育常任委員会を開会をいたします。
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△諸般の報告
○委員長(片貝喜一郎君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴は、あらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
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△議案第23号
包括外部監査契約の締結について
議案第25号 高崎市
事務分掌条例の一部改正について
議案第27号 高崎市
国際交流基金条例等の一部改正について
議案第30号 高崎市公民館条例の一部改正について
議案第31号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第32号
高崎市立美術館条例の一部改正について
議案第33号 高崎市
銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の制定について
議案第34号 かみつけの
里博物館条例の一部改正について
議案第47号 公の施設(高崎市臨海学校)の利用に関する安中市との協議について
議案第48号 平成24年度高崎市
一般会計予算(所管部分)
議案第51号 平成24年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
議案第57号 平成24年度高崎市
土地取得事業特別会計予算
○委員長(片貝喜一郎君) それでは、本日の議題に入ります。
本日の議題は、本委員会に付託されました議案第23号
包括外部監査契約の締結についてほか11議案の審査です。
それでは、12議案を一括して議題といたします。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(片貝喜一郎君) 御異議なしと認めます。
それでは、議案審査に先立ち、審査の方法についてお諮りをいたします。
審査の進め方については、お手元に配付した
常任委員会付託議案の審査の進め方について(案)のとおり、最初に定例会議案(2)により予算議案以外を順次議案ごとに審査し、採決を行いたいと思います。
次に、
一般会計予算議案である議案第48号の所管部分については、平成24年度高崎市予算に関する説明書(1)により、まず歳入から始め、歳入・歳出ともにそれぞれの款ごとについて項ごとに審査を行いたいと思います。ただし、歳出2款総務費1項総務管理費及び10款教育費7項社会教育費においては、内容が多岐にわたるため、記載のとおり目で区切って審査を進めたいと思います。その後、各調書の審査を行いたいと思います。
特別会計については、平成24年度高崎市予算に関する説明書(2)により歳入・歳出ごとに審査を行いたいと思います。
審査終了後、議案番号順に採決を行いたいと思います。
以上申し上げた方法により審査を進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(片貝喜一郎君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りのとおり進めさせていただきます。
なお、この際、委員会の運営上お願いします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。
予算議案についての質疑では、何ページ、何目の何々についてと、まずページ、目の名称及び事業の名称等を述べてから内容に入ってください。また、執行部は質疑の趣旨を的確にとらえ、簡潔な答弁を行ってください。
以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いをいたします。
また、上着は適宜お脱ぎをいただいて結構でございます。
それでは、審査に入ります。
高崎市議会定例会議案(2)を御用意ください。
7ページをお開きください。
議案第23号
包括外部監査契約の締結について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君)
包括外部監査契約1,200万円を上限とする額ということですけれども、
包括外部監査とはどんな形で進めるのでしょうか。当然一人ではできない仕事だと思うのですけれども、何人で何日ぐらいかけているのでしょうか。平成23年度の経過と平成24年度の進め方はどういうことになるでしょうか。
◎
行政管理課長(歌代典彦君) どのような形で進めているかということの御質問にお答えさせていただきます。
平成23年度におきましては、
包括外部監査人がお一人ですけれども、その補助者という形で、公認会計士や税理士の方6人が補助者として入って、チームで業務を行っていただいております。業務に携わった日数につきましては、今後出てきます報告書などに掲載されてくると思いますので、まだ具体的なところまでの確認はできておりません。
平成24年度につきましても、やはりそういった補助者を入れたチーム体制ということで当たっていただくことになろうかと思っております。
◆委員(依田好明君) 報告書もつくられるとのことですけれども、いつどういう形で公表されるのでしょうか。発表される期日の予定などは決まっていますか。
◎
行政管理課長(歌代典彦君) これから年度末までに報告書という形で、市長及び議長に提出をされる予定となっております。議員の皆様につきましては、その後配付をさせていただく形になろうかと思います。また、市民等につきましては、ホームページに掲載をしてお知らせをしていきたいというふうに考えております。
◆委員(依田好明君) 監査委員会もあるのですけれども、しっかり外部監査ということで進めていただきたいと思います。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第23号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第23号は原案を可決すべきものと決しました。
13ページをお開きください。
議案第25号 高崎市
事務分掌条例の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) 形から見ると、仕事が市長公室から総務部に移ったような形なのですけれども、これによる高崎市としてのねらいは何なのでしょうか。ただ仕事と人員がそっくり総務部のほうに移るという中身なのでしょうか。
◎
行政管理課長(歌代典彦君) これまでは、合併地域の調整と地域振興ということで、市長公室のほうで担っていただいておったものでございますが、合併地域の調整とか施設整備が一段落したということで、今後は地域振興という形になっていくということになりますので、現在区長会や
地域づくり活動を所管しております総務部のほうに移管しまして、一体的に事務をとっていきたいというものでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第25号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第25号は原案を可決すべきものと決しました。
17ページをお開きください。
議案第27号 高崎市
国際交流基金条例等の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) 質問なのですけれども、これについて入れた目的は何なのか、現在基金条例はたくさんあると思うのですけれども、その中で、今回これを入れたことによって基金条例の取り扱いがどのような形になるのか教えていただければと思います。
◎財政課長(北島晃君) お答えをいたします。
まず、目的ということでございますけれども、基金が現在高崎市25ございまして、このうち14の基金につきましては既にこの繰りかえ運用の規定がございます。実際に一般会計等で繰りかえ運用させていただいております。それ以外の8の基金、今回改正をさせていただく8の基金につきましてはこの規定はないということでございますので、それを追加をさせていただくということでございます。
それから、運用が変わるかどうかというようなことだと思うのですけれども、現在も行っておりますので、取り扱いについては特に変更はないというふうなことで考えております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第27号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第27号は原案を可決すべきものと決しました。
27ページをお開きください。
議案第30号 高崎市公民館条例の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君)
下里見公民館が開始され、残念ながら群馬公民館のほうがなくなるわけですけれども、この
下里見公民館の位置づけというのは、本市が進める1校区1公民館制度ではないとは思うのですけれども、位置づけについてお教えください。
◎
社会教育課長(飯島均君) お答えをさせていただきます。
下里見公民館は榛名地域で、合併地域といたしましては初めて建設をされる公民館でございます。旧高崎地域におきましては1小学校区1公民館という形で公民館は整備されていますが、合併地域で初めて建設されるものでございます。合併地域の状況は、小学校区も、人口等の状況もさまざまでございますので、合併地域での今後の整備につきましては人口等を考慮して建設については進めていきたいという考えがございます。
◆委員(木村純章君) 群馬地域は
市民活動センターができるのでということもありますけれども、特に榛名も、倉渕の場合には小学校が1つになりましたから特に余り問題ないのかなと感じます。それで、大事なのは榛名、それから箕郷、吉井もそうですので、引き続き、この
下里見公民館が成功していただくとは思うのですけれども、地域住民の方々の御意見もいろいろよくお聞きしていただいて、進めていっていただきたいと思います。お願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第30号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第30号は原案を可決すべきものと決しました。
29ページをお開きください。
議案第31号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君) 群馬地域は、本当にありがたいぐらい施設をつくっていただいております。本当にありがとうございます。この受付窓口については、新しい施設なので、どこでされるのか確認の意味で教えてください。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えさせていただきます。
受付管理等の部分については指定管理を考えております。ただ、実際オープンが9月1日というような形になりますと、その事前の調整等は7月中にやりたいと。それについては、スポーツ課あるいは群馬体育館のほうで調整会議を行って、9月からの受け付けを取り入れたいというふうに考えております。
◆委員(木村純章君) 9月のオープンに向けての流れだと思います。おかげさまで、非常に人口も多いところですし、施設の引っ張りだこになると思いますので、ふぐあいのないように引き継いで、指定管理の動きですか、お願いするなりを進めていただきたいと思います。
◆委員(後閑賢二君) それでは、関連してですけれども、指定管理で公募ということなのですけれども、実際職員はここへ幾人ぐらい配置になるのでしょうか。
◎
スポーツ課長(林進一君) 一応3名程度を予定してございます。
◆委員(後閑賢二君) 3名ということです。今まで本市では、旧町村の関係の体育館で運用だとか、また
文化スポーツ振興財団等が管理していると思うのですけれども、そういうのを含めた中で判断していくということでよろしいのでしょうか。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えいたします。
公募ということでございますから、どのような事業者の方が応募していただくか、それによっていろいろな協議が始まると思います。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第31号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第31号は原案を可決すべきものと決しました。
31ページをお開きください。
議案第32号
高崎市立美術館条例の一部改正について (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) これより議案第32号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第32号は原案を可決すべきものと決しました。
33ページをお開きください。
議案第33号 高崎市
銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の制定について (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) これより議案第33号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第33号は原案を可決すべきものと決しました。
35ページをお開きください。
議案第34号 かみつけの
里博物館条例の一部改正について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君) こちらの協議会については、年2〜3回かなとは思うのですけれども、どのぐらい年に協議をされる会なのでしょうか。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) お答えをいたします。
条例では、協議会を設置することができるということになっておりますけれども、実際の運営の中におきましては現在協議会を設置しておりません。
◆委員(木村純章君) そうでしたか。それは済みません。
非常に高崎市はすばらしいところで、特にこのかみつけの里も、1月のぐんま広報でも知事も見えたりして、非常に東国文化の発祥の地ということで浮かび上がってくる。高崎市教さんも頑張っていただいていたわけですけれども、非常にかなめとなりますので、やはりこの協議会は設置していただいて、有意義な意見というか、こういう博物館、変わっていかなくてはいけない部分があると思うので、住民というか市民、また内外、観光も含めたもので攻めていかなくてはいけないと私は考えているのですけれども、そういった点ではぜひ、協議会を開けと言えないかもしれないですけれども、開くように。どうでしょうか、お聞きします。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) お答えをいたします。
かみつけの里博物館につきましては、御質問のように王の儀式の会、コスモスの会、
ボランティア会等々、地域住民の方の団体の協力をいただいて、かみつけの里の運営にも御協力いただいているところでございます。そうした中で、順調な運営が進められているというふうにも考えております。今後いろいろな事業展開をする中で、御要望にありますようにそうした状況あるいは必要な時期に、こちらの条例に沿った中で設置等についても検討をしてまいりたいというふうに考えております。
◆委員(木村純章君) 今課長の説明のとおり、非常に盛んに動いて、地元の方も協力していただいているのも事実です。ぜひ今後の博物館のあり方とか、高崎の方向性というのもありますので、柱をしっかりしていただいて、プラス地域のお手伝いという形をとっていただくためにも、ぜひ早目に、市長とか教育長の思いとかもあると思うので、そういうものはやっぱり統一したことで博物館も動いていただきたいかなと思います。美術館もそうですよね。ぜひ有意義に活用していただきたいと思います。お願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第34号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第34号は原案を可決すべきものと決しました。
67ページをお開きください。
議案第47号 公の施設(高崎市臨海学校)の利用に関する安中市との協議について (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) これより議案第47号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第47号は原案を可決すべきものと決しました。
それでは、次に予算議案の審査に入ります。
最初に、議案第48号、
一般会計予算の所管部分について審査を行います。
平成24年度高崎市予算に関する説明書(1)を御用意いただき、8ページをお開きください。
歳入1款市税1項市民税について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) ここに書いてあります収入歩合のことについてお伺いしたいのですけれども、平成23年度、平成22年度と比べますと、個人、法人とも数字が変わっている。特に個人については0.5%ぐらいふやしているのですけれども、その考え方、背景、教えていただければと思います。
◎納税課長(小金沢明彦君) 平成24年度予算の収入歩合でございますけれども、これは平成22年度の実績と平成23年度の毎月の収入歩合の状況を踏まえて見込んだものでございます。また一方、平成23年度予算につきましては、平成21年度の実績と平成22年度の収入歩合の状況から見込ませていただきました。したがいまして、収入歩合が増加していますのは実績がふえていること、それから平成23年度の状況につきましても、税目によって変わりますけれども、全体的には前年度と比べて増加傾向にあるということから増加しているものでございます。
◆委員(依田好明君) 市税の個人のところですが、9.5億円の増加を見込んでいるのですけれども、これはどういうことでしょうか。
◎市民税課長(関口和正君) お答えいたします。
子ども手当の支給に伴いまして、控除から手当へという国の子育て支援政策に基づきまして、平成22年度の税制改正で、平成24年度から16歳未満の扶養親族に係る扶養控除33万円が廃止され、16歳以上19歳未満の特定扶養親族に係る扶養控除45万円が33万円になります。この改正によりまして、市民税額の増収を約10億1,000万円、また1人当たり所得の伸び悩み等を勘案しまして、市民税額の減収を約6,000万円として、合わせて約9億5,000万円の増収と見込みました。
◆委員(依田好明君) 一方、法人税のほうは約2.3%の減少になっているのですけれども、政府の経済見通しでも住宅投資が6.3%、設備投資が5.1%、工業生産が6.1%という伸びを見込んでいるのです。高崎市でも昨年からさまざま景気のてこ入れ策を打っているわけなのですけれども、こういったことがもっと企業業績に反映するとは考えられないでしょうか。
◎市民税課長(関口和正君) お答えいたします。
算出の根拠ということでお答えさせていただきます。2011年度の日本経済は、東日本大震災やタイの洪水による被害、またギリシャの金融危機に端を発する金融の信用破綻等に伴う急激な円高の影響などによりまして大きな打撃を受けました。これによりまして、企業の収益も大幅に悪化したところでございます。2012年度は、東日本大震災からの復興、またタイの洪水被害の収束に伴い、企業収益の回復が見込まれるところでございます。しかしながら、欧州危機の信用回復は短期的に望むことが非常に難しいなど不透明な部分もぬぐい切れません。そこで、名目GDP、これがマイナス2.9%、7月から9月の速報値でございますけれども、これを基本に主要企業のアンケート結果、それと四季報等からデータを総合的に勘案をいたしまして前年対比マイナス2.4%と見込んだところでございます。
◆委員(依田好明君) それと、市税で個人の滞納繰り越し分というのが2億9,469万円、それから法人が1,519万円見込んでいるのですけれども、実際の滞納額はそれぞれどれくらいなのでしょうか。それと、どれくらい収納できると見込んでいますか。
◎納税課長(小金沢明彦君) まず、滞納繰越額でございますけれども、税全体では平成22年度決算で51億7,000万円ほどございます。また、今御質問の市民税個人でございますけれども、14億2,000万円余りでございます。法人につきましては、1億6,000万円余りということでございます。
これらの滞納繰り越しの収入の今後の動向でございますけれども、滞納繰越額の収入歩合につきましては、毎年職員が日々地道な努力の結果によりまして、増加しております。そういったことから、少しずつではありますけれども改善方向にあるというふうに考えております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
2項固定資産税について御質問ありませんか。
◆委員(依田好明君) ことし評価替えの年なのですけれども、どれくらいの影響が出ると見込んでいますか。
◎資産税課長(岡田節男君) お答えさせていただきます。
平成24年度は、3年ごとの評価替えの年に当たりまして、適正で均衡のとれた価格にするための見直しを行うものでございます。まず、土地につきまして、依然景気の低迷、土地の需要の伸び悩み等があることから、地価の下落傾向が引き続き継続しております。それをできる限り反映させるということで、価格調査基準日というものを本来平成23年1月1日の設定でございますが、時点修正ということで、平成23年7月1日をもってするということになっておりまして、その結果全体の高崎市内の変動幅はマイナス4.8%、用途別に申しますと、宅地ではマイナス4.6%、商業地ではマイナス5.9%、工業地ではマイナス4.7%となっております。
また、税負担の調整措置を行っておりまして、負担水準が高い土地につきましては税負担を抑制し、低い土地につきましては段階的に引き上げていくという、税負担の均衡を図る調整措置が継続されておりますけれども、住宅地、商業地、工業地ともに下落幅が拡大していることによりまして、平成23年度に比べまして4.3%の減、96億2,636万9,000円と見込みました。また、昨年12月10日に平成24年度税制改正大綱が閣議決定されたことを受けまして、税額といたしまして7,663万8,000円の増額を見込みまして、全体で97億300万7,000円といたしました。
続きまして、家屋につきましても評価基準の見直しが行われまして、在来家屋分につきまして評価替えに用います再建築費評点補正率でございますけれども、平成22年7月現在の東京都特別区における物価水準によりまして算定されます工事原価に相当する費用を、平成19年1月現在のものと比較しまして建築物価の変動割合を見ているものでございます。平成21年度の評価替えのときは上昇いたしましたけれども、平成24年度におきましては建築物価が下がりまして、木造家屋では0.99、非木造家屋におきましては0.96という状況になっております。加えまして、在来家屋におきましては経過年数に応じて通常生じる減価ということで、経年減点という減価を行いますけれども、両方合わせまして減額幅が大きくなる見込みでございます。
その他建築着工の先行指標といたしまして、建築確認申請等確認いたしまして、新たに課税対象となりますマンション及び一般住宅の新増築分、また取り壊し家屋の減少分などを考慮いたしまして、全体といたしましては前年より税額にして9億9,688万3,000円の減、率にいたしまして8.96%の減、101億3,182万3,000円と見込んでおります。
続きまして、償却資産でございますけれども、償却資産は評価替えはございませんけれども、予算編成時に市内の大手業者に聞き取りをいたしました。景気の低迷を反映いたしまして、設備投資は引き続き厳しい状況となっておりますけれども、若干の設備更新を見込みまして、平成23年度に比べまして1億40万5,000円の増、率にして2.44%の増で、42億2,241万6,000円と見込んでおります。
以上によりまして、平成24年度の固定資産税につきましては、現年、滞繰合わせまして前年度より税額にいたしまして10億7,106万6,000円の減、率にいたしまして4.3%の減、238億9,117万3,000円と見込んでおります。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
10ページをお開きください。
3項軽自動車税について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) 減額するところが多いのですけれども、ここでは軽自動車税は増額で見ているのですけれども、内容的にはどういうことでしょうか。
◎資産税課長(岡田節男君) 軽自動車について説明させていただきます。
ガソリンの高どまり感、維持費の負担感、環境意識の高まりなどから軽自動車が好まれる傾向というものは継続しております。それと、エコカー補助金につきましては平成22年9月30日をもって終了したのですけれども、エコカー減税が引き続き継続しておりますので、その効果のみを見込みました。平成23年度当初の登録台数12万5,044台に対しまして、平成24年度は0.6%増と見込みまして12万5,804台を見込みました。税収といたしましては、収入歩合を97.7%といたしまして、平成23年度当初予算の約2%の増、6億473万5,000円を見込んでおります。また、滞納繰り越し分の907万9,000円と合わせまして、平成23年度予算より1,023万5,000円の増、6億1,381万4,000円と見込んでおります。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
4項市たばこ税について御質疑ありますか。
◆委員(木村純章君) 減額の1億2,970万円の流れは、厚生労働省のほうもがん対策とかをやったり、あとは値上げと。非常にたばこ吸っている人が追いやられていると思うのですけれども、この減額で大丈夫なのですか。
◎市民税課長(関口和正君) お答えいたします。
毎年たばこを取り巻く環境が年々厳しくなっていることから、販売本数が年々減少しておりまして、平成24年度においても減少傾向が続くということで見込み、予算を編成したところでございます。
◆委員(木村純章君) たばこ税は、もう22億円、23億円という非常にありがたい税金ですので、なかなか厚生労働省のほうもがん対策でかなり攻めますから、非常に苦しいかなと思っておりますけれども、非常に吸っている方も追いやられているので、有効な使い方を今後庁内でも考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
5項特別土地保有税 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 12ページをお開きください。
6項入湯税について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君) 減額になっているのですけれども、これの試算の仕方ですか、震災は3月があったので、どうなのかなと思うのですけれども、よろしくお願いします。
◎市民税課長(関口和正君) お答えいたします。
入湯税は、まず平成23年度の入湯者数を見込みまして、次に予算編成時の8月までの実績をもとに、平成23年度の伸長率を求め、平成22年度の入場者数を算出いたしまして、それに税率を乗じて予算を見込んでおります。現在17施設がございまして、だんだん入浴の人気がなくなってきたといいますか、特に日帰りの入場者数が減少している傾向がございます。これもだんだんといいますか、何年か続いている傾向ではございますので、ことしも減ということで見込んでおります。
◆委員(木村純章君) 被災地は大変だったと思うのですけれども、影響はちょっと挽回してもらいたいなと思っているので、増額になるように期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
7項事業所税及び
8項都市計画税 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 14ページをお開きください。
2款地方譲与税1項地方揮発油譲与税から
4款配当割交付金1項配当割交付金まで (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 16ページをお開きください。
5款株式等譲渡所得割交付金1項株式等譲渡所得割交付金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 6款地方消費税交付金1項地方消費税交付金について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) 地方消費税交付金が約5,000万円、1.4%増を見込んでいるのですけれども、先ほど言いましたように政府経済見通しも1%ぐらいと見込んでいる中で、ちょっとどうなのでしょうかと思うのですけれども。
◎財政課長(北島晃君) お答えをいたします。
見込みということだと思うのですけれども、地方公共団体の財政運営の指針というのがございます。地方財政計画というのがございまして、こちらの伸び率は3%で見ております。ただ、12月末までの本市の状況を見ますと、1.5%ぐらいの伸びというふうなこともございまして、新年度の予算につきましては36億円ということで、1.4%ぐらいの見込みというふうなことで、実績等を勘案しての積算というふうなことでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
7款ゴルフ場利用税交付金1項ゴルフ場利用税交付金について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) 減額の根拠を教えていただければと思います。
◎財政課長(北島晃君) お答えをいたします。
地方財政価格の伸び率もここではちょっと参照させていただきたいのですが、89.5%という見込みでございます。本市につきましては1億5,000万円ということでございまして、3,000万円の減というふうなことでございます。12月末の実績がやはり85.4%ぐらいの実績でございますので、それを勘案しまして1億5,000万円の積算というふうなことでさせていただきました。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
8款自動車取得税交付金1項自動車取得税交付金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 18ページをお開きください。
9款国有提供施設等所在市町村助成交付金1項国有提供施設等所在市町村助成交付金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 10款地方特例交付金1項地方特例交付金について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) これが大きく3分の1ぐらいになってしまっているのですけれども、ここまで大きく減るのはなぜですか。
◎財政課長(北島晃君) お答えをいたします。
地方特例交付金につきましては、平成23年度まではその交付の内容といたしましては、まず子ども手当の関係の費用ということで、こちらのほうが交付対象になっておりました。それから、もう一点が自動車取得税交付金分、こちらは平成21年度の税制改正で減税になっておりまして、それが地方自治体に影響があるということで、その減収分の補てんということがありました。それから、もう一点が住宅借入金等の特別税額控除というのが市民税にも適用されておりまして、こちらのほうも減収補てんということで、この3項目につきまして交付対象になっておったわけでございますけれども、平成24年度につきましてはこの子ども手当、子どものための手当分が、国と地方の負担割合が変わった関係で、こちらが交付対象から除かれております。それから、自動車取得税の交付金分の減収補てん、こちらにつきましても市民税の、先ほど増収がございました。そういったところで、国のほうがその増収分をもってこの取得税の交付金の減収分を充てなさいというようなことがございまして、こちらの減収補てんの交付金も対象から外れたというようなことでございまして、残りました住宅借入金等の特別控除の税額控除、こちらの減収補てん分が残ったというふうなことで、地方財政計画でも67.1%の減額を見込んでいるところでございまして、本市につきましても1億8,000万円というふうな積算をさせていただいたところでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
11款地方交付税1項地方交付税について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) 地方交付税が6.3%、10億円ふえるのはどうしてなのでしょうか。
◎財政課長(北島晃君) お答えをいたします。
交付税の内訳としまして、普通交付税と特別交付税がございますが、この10億円につきましては普通交付税の増額でございます。内訳といたしましては、地方財政計画は0.5%の伸びを見ております。本市につきましては、平成23年度の交付実績が152億円ほどになっております。そういったことから、若干弱目に見まして150億円というふうな見込みをさせていただいたというふうなことでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) よろしいですか。────質疑を終結いたします。
20ページをお開きください。
13款分担金及び負担金1項負担金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 14款使用料及び手数料1項使用料について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君) 25ページの
市民活動センターの使用料ですけれども、125万円と。250席のホールの稼働率等については組み入れておられるのか、お願いします。
◎
社会教育課長(飯島均君) お答えをさせていただきます。
市民活動センターには、今委員さんがおっしゃられたように250席のホールもございまして、もちろんそのホールの稼働率も組み入れております。この使用料につきましては、初年度のことでもございまして、参考となる施設の使用料といたしまして、公民館使用料収入を参考に設定をさせていただいたところでございます。使用頻度につきましては、今2月から予約の受け付けを開始しているところでございますけれども、現在の予約状況を見ますと、1階、2階の諸室については、曜日にかかわらずほぼ毎日予約が入っております。市民ホールは、土・日曜を中心に予約が入っている状況でございまして、まだまだ
市民活動センターは認知度がそんなに高くございませんので、今後それを高めるために周知方法等を考慮いたしまして周知して、皆様に使っていただけるようしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) 250席のホールについては、非常に大変すばらしいものをつくっていただいたので、余りこちらの宣伝はしたくないのですけれども、シティギャラリーを使っている方が相当使われるのかなと。浜尻交差点も開通しましたから、これを超える使用料になることを期待しています。頑張ってください。
◆委員(依田好明君) 20ページに戻るのですけれども、総務使用料の丸の4つ目、行政財産使用料と次のページの丸の3つ目、美術館使用料、前年と比べてこの辺のところが大きくマイナスだったり、大きくプラスだったりしているのですけれども、その理由は何でしょうか。
◎管財課長(水野勝祐君) 今御質問の中の行政財産使用料について御説明をさせていただきます。こちらの行政財産使用料は、本庁の銀行やレストラン、自動販売機等、目的外使用ということで貸し出しをしているのですけれども、その収入によるものでございます。
◎
文化課美術館副館長(内山匡君) お答えいたします。
高崎市美術館では、来年度10回ほど展覧会を予定しておりまして、高崎駅の東西に高崎市美術館とタワー美術館の2館がございます。それぞれ5回ずつの展覧会を予定しておりますが、まず高崎市美術館の5回の中で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ もう一つの遺産」、それから「魔法の美術館」、この2つが入館者をかなり見込める展覧会と想定しております。それから、タワー美術館のほうでは、濱田庄司展を予定しておりまして、これも陶器の作家でございますが、人間国宝濱田庄司の展覧会、それから中島 潔が描く襖絵展、これも企画展で、巡回展でございますけれども、かなりの入館者を見込める予定でございます。そのための入館者がふえるということでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) よろしいですか。────質疑を終結いたします。
24ページをお開きください。
2項手数料 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 28ページをお開きください。
15款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 30ページをお開きください。
2項国庫補助金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 32ページをお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 34ページをお開きください。
16款県支出金2項県補助金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 38ページをお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 40ページをお開きください。
17款財産収入1項財産運用収入について御質疑ありませんか。
◆委員(渡邊幹治君) 43ページですか、17款1項3目のところなのですけれども、地域振興基金、これは昨年は3,462万5,000円だったのが、ことしは半分以下ですか、1,535万円なのですけれども、その減額になった理由は何でしょうか。
◎
地域づくり推進課長(塚本博夫君) お答えいたします。
これまでも基金につきましては、安全・有利な運用に努めてまいりました。地域振興基金につきましては、基金総額が現在40億円ございますが、そのうち23億5,000万円、半分強につきましてはこれまで運用期間5年で、かなり高利の利回りの国債あるいは定期預金で運用してまいりました。そういったことから、利子額がかなりの額に上っていたわけでございます。また、それが残念なことに昨年12月に満期を迎えてしまいまして、その後有利な運用方法を探したわけでございますが、5年前と比べまして利子をめぐる環境が悪化しておりまして、かなり低利のものになってしまうことになりました。そういったことがありまして、平成24年度につきましては前年度と比べまして1,920万円余りの減額ということになったわけでございます。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
42ページをお開きください。
2項財産売払収入について御質疑ありませんか。
◆委員(岩田寿君) 42ページです。1目の不動産売払収入で、1節の土地売払収入、これは昨年度も2,000万4,000円がついていたのですよね。今年度も2,000万5,000円と1,000円アップしているのです。これ平成23年度はどこか売れたのですか。また、ことしもどこか売るのですか。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えいたします。
こちらの土地売払収入につきましては、予算で計上しておりますうち2,000万円につきましては管財課のほうで計上しているものでございますけれども、内容といたしましては用途廃止道水路の売り払いによるものでございまして、用途廃止道水路とは登記上道路や水路となっているものの、現状は道路や水路として機能していないものでございまして、隣接所有者からの申し出によりまして確認をした後売り払いを行うものでございまして、これは過去の実績をもとに2,000万円を計上させていただいたものでございます。
あと、平成23年度の実績ということだと思うのですが、平成23年度の1月末現在では約34筆で、1,800万円ほど実績がございます。
◆委員(岩田寿君) 毎年これが同じぐらいの予算でついてきている。毎年そういうふうに用途廃止の部分というのは出てくるわけですか。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えいたします。
過去で、平成21年度と平成22年度分についてお答えをさせていただきますが、平成21年度につきましては約2,500万円、平成22年度につきましては3,180万円ほどの廃水路のほうの売り払いの実績がございました。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
44ページをお開きください。
18款寄附金1項寄附金及び
19款繰入金1項基金繰入金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 46ページをお開きください。
20款繰越金1項繰越金から
21款諸収入2項市預金利子まで (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 48ページをお開きください。
3項貸付金元利収入 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 50ページをお開きください。
4項受託事業収入 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 5項雑入について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) まず、雑入の中の50ページ、51ページのところの給食費の滞納繰り越し分、これが存目のみの設定になっているのですけれども、実際の滞納状況をどんな形でとらえているのか、考え方を教えていただければと思います。
◎
健康教育課長(倉林和彦君) お答えいたします。
給食費の滞納繰り越し分でございますが、当初予算の段階では金額が不確定であるため、存目として計上しております。平成23年度におきましては年4回の督促状の発送、健康教育課におきましての電話勧奨、また教育部の管理職によります電話勧奨、訪問等を行ってまいりました。来年度、平成24年度におきましても引き続き電話勧奨、訪問等を強化し、さらに子どものための手当からの給食費の天引き等を行っていく予定でございます。
◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。
それから、続いて広報高崎の広告料なのですけれども、この504万円という数字、このあたりが限界なのか、もうちょっといろいろ考えられるのか、その辺を含めてちょっとお話を伺えればと思います。
◎広報広聴課長(天田章君) お答えいたします。
広報の広告につきましては、平成20年から掲載するようになりまして、これは公募の入札をやっていまして、平成20年、平成21年につきましては、これこちらのほうで設定した金額が不調になりまして、一応最低価格の入札の業者と随意契約させていただきました。平成22年からにつきましては、一般の競争入札ということで行いまして、そのときに落札業者が1者で、今回と同じ504万円ということで、一応平成22年、平成23年につきましても同じでしたので、同じ金額で計上させていただきました。
◆委員(木村純章君) 53ページで蒸気使用料9,828万円とあるのですけれども、これは機関車のまちではないのであれだとは思うのですけれども、何でしょうか。
◎財政課長(北島晃君) ちょっと所管のほうが違うかもしれないのですけれども、これは高浜クリーンセンターにあります企業局の発電所がございますが、そちらに蒸気を売っておりまして、企業局の発電所でそれを加熱して発電をしているというふうなことで、蒸気の売却代金でございます。
○委員長(片貝喜一郎君) 木村委員、所管外です。説明だけを聞いていただければと思います。
ほかにありませんか。────なければ質疑を終結いたします。
54ページをお開きください。
22款市債1項市債について御質疑ありませんか。 (質疑なし)
以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、58ページをお開きください。
1款議会費1項議会費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 60ページをお開きください。
2款総務費に入りますが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、まず1目から4目まで、次に6目から10目まで、そして11目から14目、16目及び19目の3分割で審査を行います。
それでは、1目一般管理費から4目自治振興費について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) 62ページ、人事管理費の関係なのですけれども、福利厚生経費の中の産業医委託料なのですが、87万8,000円、高崎市の職員数でこれで対応できるのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
◎職員課長(植原佳彦君) お答えをさせていただきます。
産業医委託料につきましては、現在内科医と心療内科医、お二人に対しまして年間6回ずつ、計12回定期的に庁舎のほうに来ていただいて相談に乗っていただいております。回数につきましては、両方合わせて年12回ということになりますけれども、現在そこで相談をされる方が年間20人に満たないような状況でここのところ推移をしております。人数が少ないということで、職員が心身ともに健康なのかということにはなかなか結びつかない面もありますけれども、この産業医のほかに産業カウンセラー協会のほうに委託をしておりますが、あとは保健師による相談事業と、そういったことを充実させることによりまして職員の健康管理には努めておりますけれども、ここの産業医の委託につきましても今後職員の心身の健康状況を保つためには必要な事業と思っておりますので、今後研究をさせていただきながら対応していきたいと考えております。
◆委員(依田好明君) 61ページの秘書課かな、新規事業の中でも多言語ホームページ、シティセールスパンフレットというのがあるのですけれども、それがどこに入るものかということと、このパンフレット作成のねらいと、どんな感じのものができるのかというのをお聞きします。
◎秘書課長(曽根光広君) お答えいたします。
予算的には、国際交流事業の中の高崎市国際交流協会交付金の中に含まれた予算でございます。内容といたしましては、現在日本では韓国をトップとして、中国や台湾、香港などアジア圏からの観光客が大変ふえております。そのようなことから、韓国語、中国語、英語など6カ国の言語によるホームページ及びパンフレットを作成しようとするものでございまして、1年に2つの言語の割合で作成して、3カ年で完成を目指していこうというものでございます。作成に当たって、日本人とは違った視点で高崎市の魅力を発信してもらおうと考えているために、外国籍の方に協力と申しますか、作成そのものをしていただこうと考えており、予算を御議決いただいた後には、早急にそういったアイデアをお持ちのユニークな方を探してお願いしたいというふうに考えております。
◆委員(木村純章君) 63ページであります。広報広聴事業で1億2,600万円、ラジオ高崎ですか、3,800万円と。ラジ高の市の出資比率は約半分、50%ぐらいだと思うのですけれども、この事業については昨年よりも力を入れていくのかについて伺います。震災以降、FMについては住民の信頼度が高くなっていますので、いかがでしょうか。
◎広報広聴課長(天田章君) お答えいたします。
放送につきましては、今までと同じ形の内容を放送していく予定でございます。
◆委員(木村純章君) 続いて、下のホームページ管理作成業務が1,400万円、これはすべて作成については外部委託をされておられますか。
◎広報広聴課長(天田章君) お答えいたします。
高崎市では、現在1課1ホームページということで、各課ですべてホームページを作成していただいているのですが、全体の統一性とか、各課に属さないページをつくったりするために、一応これは業者のほうに委託しまして、その管理費のほうになっております。
◆委員(木村純章君) 実はせんだって、夜な夜な高崎市のホームページとか群馬県のほかの市のを見させてもらったのですけれども、ちょっと地味なのです。ぜひそれをもう一回見ていただいて、職員の方も感性がいいと思うので、特に市長の顔が載っていないのが高崎市とあれかな。最初のページですよね。高崎市で検索して、高崎で出るので、これはやっぱり全国的なネットにも出たり、これから高崎を売り込まなくてはなので、ぜひそこは再度見ていただいて、よろしくお願いします。あと、季節感とか、いろいろほかの都市、群馬県のを見ていただいて、ナンバーワンですので、ぜひそちらも再度力を入れていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
66ページをお開きください。
6目財政管理費から10目地域振興費について御質疑ありませんか。
◆委員(石川徹君) 75ページです。企画費の中の9目で、企画費の中の総合計画推進事業というのがございます。その中の地域懇談会、仮称でございますけれども、運営委託料が新規事業として83万6,000円計上されていますけれども、まずこの事業の目的といいますか、その説明をお願いいたします。
◎
企画調整課長(谷川浩君) 総合計画推進事業のところで予算のほうは要求をさせていただいておりますけれども、総合計画に特化した懇談会ということではございません。あくまで市長みずから幅広く市民の皆様の率直な御意見を伺うための懇談会ということで、そういった開催を目的にしております。
◆委員(石川徹君) 総合計画推進事業の中ですから、私はこの第5次総合計画の後期の策定のためということで思ってきましたけれども、今のお話ですと幅広く市民の声を聞くという、そういった機会を設けるということでございましょうか。市長さんみずからそういった発想を持っていらっしゃるとお見受けしていますけれども、大変私はすばらしい試みだと思っておるのです、そういった幅広く市民の声を聞く機会をつくるということは。そういう中で、具体的にはこの事業、市内を何カ所ぐらいに分けて、そしてまた年に何回ぐらいにしようと。そしてまた、懇談内容についてどのように今想定しているのかお伺いしたいと思います。お聞かせください。
◎
企画調整課長(谷川浩君) 開催回数とのことでございますけれども、今回予算計上に当たりましては、とりあえず高崎地域を5つのブロック、それと各支所管内を1会場、計11会場での開催という見込みで予算を要求をさせていただいております。開催会場イコールその11回がとりあえず来年度開催していきたい回数でもあるということでございます。
それと、懇談内容ということで、これは当日どんな話題が出るかということかとは思うのですけれども、これは例えば日ごろ市政に感じていることとか、地域の課題も出るでしょう。また、先ほど言いました総合計画の話も出るかもしれないと。いろいろなことが想定されるかなというふうに考えております。
◆委員(石川徹君) 今のお話ですと、市内5カ所、そしてまた合併町村についても各1カ所ずつということで11カ所、年に1回これをローテーションでやっていただけるということでございますので、私も合併町村の議員でございますけれども、合併した地域には今地域審議会があって、市民の声を聞く機会というのは、なかなかまた市民の声の発する機会も大変少なくなって、小さくなってきている。前は参与職の方もいらっしゃって、そういった方々にも市につなぐ声を生かしてもらいたいということもありましたけれども、今地域審議会だけでございます。市長は前にごあいさつの中で、やっぱり市民と対話のできる行政をしていきたいというお話をされたと私は記憶しているのですけれども、やはりそういった直接市民の声を聞いたり話したり、そういったことが大変すばらしい試みだと私は思っているので、ぜひこういった機会を私は前からつくってほしいなと思っているので、有意義な事業と私は思いますので、ぜひこのまま早急に進めていただき、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。
◆委員(岩田寿君) その下なのですけれども、やっぱり企画費、75ページ、新施策等調査研究事業で、バックアップ情報機能構築事業調査委託料、これは国の機関の情報バックアップ機能ということで、新しい事業なのですけれども、国の機関等すべてのことに関してバックアップというふうな考えでよろしいのですか。
◎
企画調整課長(谷川浩君) 現在国のほうでは、有識者によります東京圏の中枢機能のバックアップに関する検討会というのを組織しまして、いろいろ検討しているようでございます。一応今年度末、3月末ぐらいには一定の方向性を取りまとめるというふうに聞いておるのですが、その検討会の中で上がっている議論の中に、バックアップ先に求められる条件のほか、バックアップすべき業務の絞り込みとか、そういったことも国のほうでは考えているようですので、そういったことも踏まえまして、高崎市ではどんなものを誘致していけるかとか、その辺のことを議論していければというふうに思っております。
◆委員(岩田寿君) どのことまでできるかというのは、これは今後のことだろうと思うのですけれども、その調査委託ということですから、これ委託先があるわけですよね。どの辺へ委託をされるのか、ちょっと教えていただけますか。
◎
企画調整課長(谷川浩君) 予算の議決後、新年度に入ってということだと思いますけれども、最近では民間のほうでも、企業業務継続計画とか、そういった作成を民間の企業なんかは盛んにやっております。そういったことで、そういった業務を請け負うコンサルとか、そういった会社が結構最近では多くなっておりますので、そういったところの活用とかも考えられるかなというふうには思っております。
◆委員(岩田寿君) 市長さんも市内の業者さんをというのはよく言われることですけれども、こういうバックアップ機能の、これは市内業者って特にはないですか。まだこれからの先のことですけれども。
◎市長(富岡賢治君) これは、発案したのは私でございまして、今首都圏のバックアップ機能という言葉が、私もそういうことを高崎市で、震災もないし、交通の拠点性もありますから、首都圏のバックアップ機能というのを考えようではないかということは申し上げてまいりました。県のほうも、知事さんも申し上げて、お話しになるようになってまいりましたけれども、考えてみますと中身はだれも詰めた議論をしているわけではありません。そうしますと、このバックアップ機能というのは、色気を出しております地域というのは随分ありまして、大阪もそうでございます。九州もそうでございますし、いろんなところがバックアップ機能を持ってきたいなんていうことを言っておりますので、私はこれは早く可能性のあるものは手を挙げておいて、何か動かしておいたほうがいいのではないかと、こういうふうに思ったわけでございます。
口幅ったいことでございますけれども、情報のバックアップ機能ということになりますと、一番大きなのはやっぱり民間の情報のバックアップセンターが高崎市に随分ございまして、NTTなんかも随分大きな役割をしておりますから、そういうものを、もちろん基盤があるところというのが条件になりますけれども、例えば公的な情報で、今震災なんかがあったときに、岩手県とか福島県はかなり公的情報が津波で流されてしまって、後始末が大変困るというような状況もございますから、そういうような公的な情報を高崎市のようなところで情報収集するようなシステムを検討できないかというようなことで、これは早く検討に着手したほうが有利ではないかなと、私は思っておりまして、スタートするわけでございます。
今岩田委員からのお話でございますが、そういうことは高崎の人たちで議論ができないか、東京の人に任せなくてはいけないかということで考えますと、そういうことはないと思うのです。高崎でも民間の人で随分そういう議論を進めている方がおりますので、十分これからの執行はまたよく考えさせていただきますけれども、十分高崎関連の人で議論はできると、こういうふうに思っております。
◆委員(岩田寿君) 今市長のほうから御答弁いただいたのですけれども、やっぱりどうしても東を向いてしまう。この北関東というのですか、我々もずっと東のほうを向くことが多いのですけれども、やっぱり地元、足元に目を向けるということが大切なことだろうというふうに思いますので、そこのところは今市長さんおっしゃっていただいたように、今後のことですけれどもそのことに対する調査研究ももちろん執行部でやっていただくのですけれども、しっかりとやっていただきたいというふうに思います。
数年前からずっと首都機能の移転というような話も出ていましたし、関東近県ですと、やっぱり群馬・高崎市は、宇都宮市がちょっとというところがあるのかなというふうに思いますけれども、しっかりと頑張っていただいて、高崎市にそのバックアップ機能を持ってくるのだというようなこと、これはぜひ行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆委員(新保克佳君) 66ページなのですけれども、6目の財政管理費、新地方公会計制度の支援委託料についてなのですけれども、この制度導入が叫ばれて久しいわけですけれども、今年度、平成24年度は683万円という額がついています。平成23年度は840万円でした。こういったことについて、さらに継続があるのか、であれば今現状進捗というのがどこまで来ているのかというところを教えてください。
◎財政課長(北島晃君) お答えいたします。
まず、この公会計制度の委託料の業務内容ですけれども、2点ほどございまして、1点が昨年の12月の本委員会でも御報告させていただきましたが、財務諸表の4表という表が、計算書等がございまして、その作成を、これは連結ベースで、公営企業であるとか三セクであるとか、そういう部分を含めましてつくっておるものですから、公認会計士からの助言というふうなことを受けております。
それから、もう一点が公有財産台帳の整備ということでやっておりまして、各部署で管理しております公有財産、こちらを統合いたしまして、資産台帳を整備するというふうな業務でございます。この資産台帳につきましては、最終的には複式簿記の考え方で必要になってきますので、そういったものを整備をしてきております。この支援につきましては、まだ台帳整備が完成をしておりませんので、支援をまだ継続をさせていただきたいというふうなことでございます。
それから、財務諸表の作成につきましては、年々職員でも大分できるような部分もふえておりますので、こういった部分につきましてはなるべく助言のほうをいただかない形で進めたいというふうなことで考えております。
◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。まだ継続ということなので、であればいつごろまでにそういったものが仕上がるのかということを教えてください。
◎財政課長(北島晃君) 今現在作業を進めておりまして、なかなか何年度までということで現在計画はございませんけれども、2年、3年といいますか、そんなスパンで完成できればというふうなことで考えております。
◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。大変これは関心持っている方も多いので、またぜひ市民への公開なども工夫していただいて、見やすいような形を1点要望としてさせていただきます。
◆委員(渡邊幹治君) 地域振興費の中の77ページなのですけれども、自治総合センターコミュニティ助成金、またその下に魅力あるコミュニティ助成金というのがあるのですけれども、地域の活性化のための助成金なのだろうと思いますけれども、具体的にはどこにどのように助成しているのかお知らせください。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
地域振興費の中の自治総合センターコミュニティ助成金あるいは魅力あるコミュニティ助成金についてでございますが、まず自治総合センターというのが東京にございますけれども、こちらが宝くじの普及広報事業といたしまして受け入れた受託事業収入を財源といたしまして、コミュニティ活動に助成することによりましてコミュニティの健全な発展を図るということで助成を行っております。対象となる事業といたしましては、地域振興のほうの関係では、まずコミュニティセンター、住民センターなどでの備品等の整備等がございます。
また、魅力あるコミュニティの助成金のほうでございますけれども、こちらのほうは前橋市に群馬県市町村振興協会というのがございますけれども、こちらがやはり同じように市町村振興宝くじの収益金を財源といたしましてコミュニティ活動に助成を行っております。対象となる事業としては、やはり集会所の備品整備等がございます。
◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございました。
続いて、その下の項目で、伝統芸能備品等修繕費補助金についてお伺いいたします。これは、伝統芸能といいますと、山車とか獅子舞、神楽等がありますけれども、この中にみこしは入っているのですか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えをいたします。
御質問の伝統芸能備品等修繕費補助金につきましては、平成24年度に新規に創設を予定しております助成制度でございます。古くから地域に根差した伝統芸能ですとか祭りの際に使用する備品、これらの修繕等にかかる費用を助成することによりまして、地域の伝統芸能活動、祭りの継承を支援するものでございます。みこしが入るかということでございますが、基本的には後世に継承すべき価値あるものになると思います。主なものといたしましては、町内会、各種保存会などが所有している代表的なものとしては、山車ですとか獅子舞、あとはみこしなども想定はされますが、運用の詳細につきましては関係課とも協議しながら、今後また調整していきたいと考えております。
◆委員(渡邊幹治君) みこしの場合は、多少個人的に持っている方とか、そういう面もあるでしょうから、難しい面もあるのかなと思うのですけれども、ひとつ検討はしていただきたいと要望しておきます。
それと、この補助金を受けるのに対しての細かい、例えば規定とか規約とかというものはあるのでしょうか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えいたします。
先ほども申し上げましたように、今運用の詳細について関係課とも協議して調整を図っている段階でございます。また、予算化されれば、詳細について運用規定等を定めていきたいと考えております。
◆委員(渡邊幹治君) もう一つだけ。例えば夏の高崎まつり等で、山車を修繕したりという場合があるとすれば、4月から申し込んでやらないと多分間に合わないのかなと思うのですけれども、その受け付け自体は4月から始まるのですか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えいたします。
今委員さんおっしゃるように、その時期的なこともございますので、なるべく速やかに詳細を詰めまして、なるべく早い時期に申し込み等も受けられるようにはしたいと思いますが、まだちょっと具体的な日程等は現在検討中でございます。よろしくお願いいたします。
◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございました。皆さんこれを期待している方も大勢いると思いますので、ぜひよろしくどうぞお願いいたします。
◆委員(木暮孝夫君) 68ページの8目の財産管理費の中で、69ページになりますが、財産管理事業の中で、シンフォニア高崎城址共同管理負担金というのが出ているのですが、このシンフォニア高崎城址については消費生活センターが入っていて、それが今月引っ越しをして、新年度から空き家になるということだと思うのですけれども、この部屋の概要と、今後どのようにお使いになるのかということが予定で決まっているのであれば御報告いただきたいと思います。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えさせていただきます。
概要と今後の利用についてということでよろしいでしょうか。まず、こちらのほうの概要なのですけれども、所在地は檜物町1の5にございますシンフォニア高崎城址という建物の2階にございまして、こちらの建物は鉄筋コンクリート造の14階建てでございますけれども、その2階の一部、面積は床面積が79.34平米でございます。こちらの建物は、平成5年2月に建築されたものでございます。今現在は、消費生活センターとして使っているのですけれども、消費生活センターのほうは来週、再来週ですか、19日の月曜日に本庁の1階のほうに転居をする予定でございますので、その後の利活用についてということだと思うのですが、今現在未定でございます。このシンフォニア高崎城址ですが、中心市街地に位置しているということもございますので、街中の活性化等も踏まえまして、本市にとって有効な利活用について今後庁内関係各課と調整、検討を行っていきたいと思っているところでございます。
◆委員(木暮孝夫君) 2階で階段を上がっていくというところで不便な印象もあるところなのです。それで、なかなか当面すぐに何に使うといっても、そのものもちょっとわからない状態の中で、中心市街地にあるものですから、中心市街地の空き店舗と言われてもちょっと困ると思うのです。そういう点では、もし有効な使われ方がないようであれば、今こういう財政の中で、売却も一つの選択肢なのかなと思ったりもするのです。空き店舗というか、空き状態でずっと置いておくよりも、なかなか会議室としても管理が大変だと思いますので、そういう点では中心市街地の一角を占めることは間違いありませんので、そういう意味で売却もということになるのですけれども、維持費も今現実かかるわけなので、売却する場合の参考に、例えば資産価値というのはどういうふうに評価をしているのか、不動産としての価値はどの程度なのかというのはお考えになっていればお示しをいただければと思います。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えいたします。
売却しての価値ということなのですけれども、そちらのほうは今試算はしておりませんのでちょっと未定なのですが、ただこちらを貸し出す場合には、ここら辺のシンフォニア城址地区の周辺の状況ですと、たしか平米当たり8,000円から1万円ぐらいの賃料だったというふうに記憶をしております。ただ、先ほど委員もおっしゃっていたように使い勝手が悪い場所ですので、それよりはちょっと下がってしまうのかななんていうふうには思っているところでございます。
◆委員(木暮孝夫君) いずれにしても、資産として有効に活用して、また市民の活動の場として活用ができるのであれば、ぜひそこも早期に御検討いただければというふうに思います。目立ちますので、よろしくお願いします。
あともう一点なのですが、庁舎管理事業、その下のところで、本庁舎内の執務環境ということでお尋ねをしたいと思います。ことしの冬は大変寒くて、その寒い中で節電ということもあったので、中ではコートを着ながらデスクワークをしているという状況もあって、それをなぜかお聞きしますと、やはりかなり寒くて風邪を引いてしまうぐらいの、そういう状況もあるわけでございまして、そういう点では室温の調整の問題だとかあるのではないかと思うのです。夏場は、西日が非常に強いので、晴れた日なんかは、午後は今度は逆に大変暑くて仕事にならないということも西側に座っている窓際の方は言うわけでございまして、この点についてはやはり執務環境をよくすることが市民サービスをよくすることにもつながると思いますので、この辺についての配慮というか、どのように取り組んでおられるのか、職員の方からも余り健康を害するような環境でお仕事をされるよりも、やっぱり適正な環境で仕事していただきたいと思いますので、取り組み方をお尋ねしておきたいと思います。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えをいたします。
ちょっと耳の痛い話なのですけれども、確かにことしは例年に比べまして、冬場においては外気温が低いということから、2月の寒波が来たときぐらいまではなかなか室温が上がらないということで、市民の皆さん、職員の皆さんには御迷惑をおかけしてしまったということがあるのですが、一番大きな要因といたしまして考えているのは、こちらの庁舎のほう、自動制御装置というのがございまして、そちらのほうで温度設定をして、例えば朝8時半から勤務ですので、8時半に冬の設定温度である19度になるように自動的に運転の開始時間とかを設定するようになっているのですけれども、外気温がちょっと低いためになかなか室温が上がらなかったというようなことがございまして、そこの設定温度を朝の開始の時間帯だけ上げて、早く温度が上がるような運用を現在はさせていただいているところでございます。
◆委員(木暮孝夫君) これから節電ということもかなり、これは一般質問でも申し上げましたけれども、やはり設定温度も、例えば夏場だと今度は逆に高目にしていくということもあるわけですが、そういう中でもやはりさらに節電ということがあると思います。
最近の例としては、窓ガラスにフィルムを貼るということで、大分性能のいいフィルムが出てきているということがあるものですから、今回教育のほうでは学校のエアコンルームに、音楽室なんかにこのフィルムを貼ってその効果を検証していくという予算が既に入っているわけでございますが、この庁舎におきましてもかなりガラス張りということで、行政自体がガラス張りはいいのけれども、ガラス張りで暑くてしようがないという、夏になるとやはり厳しいので、このフィルムの性能のいいのをぜひ貼って、それで節電効果とか費用対効果の面で効果があれば、これもちょっと調整していただきたいなというのが考え方なのですけれども、この点についてはどのように検討されていますでしょうか。
◎管財課長(水野勝祐君) お答えさせていただきます。
教育委員会のほうで遮熱フィルムの予算として、400万円だったですか、計上されているのは承知をしているところなのでございますけれども、その遮熱フィルムについても一定の効果が上がるというようなことが各メーカーさんのパンフレット等にも書いてありますので、そこら辺の認識は持っているところでございますが、先ほどちょっとお話をさせていただいたように、空調のほうは自動制御ということで管理のほうをさせていただいているのですが、こちらの庁舎が開庁をしたのが平成10年5月ということで、もうすぐ14年目を迎えるような時期に来ております。こちらの自動制御等設備の関係のものは大分更新時期に来ておりますので、そちらの中央監視装置のほうを更新するのがまず先決だろうということで、来年度はその工事の予算を計上させていただいているところでもございますので、そのような考えでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆委員(木暮孝夫君) たまたま本庁の話だけ申し上げていますけれども、各支所においても、あるいはその他のそれぞれの施設においても、この夏場の暑さ対策というのは、ことし大きなまた課題になるのかなというふうに思っております。そういう点では、今の時代に合った形で節電が図れて、なおかつ執務環境が改善されるというようなものであれば、特にこの遮熱フィルムは費用対効果の面で検証されなければいけないことでしょうが、実験的にちょっと試みていただければいいかなというふうに思っておりますので、申し上げておきたいと思います。よろしくお願いします。
◆委員(依田好明君) 75ページの少し下のほうで、核兵器廃絶平和都市宣言啓発事業というところなのですけれども、平和ゾーンがことし予算がついたということで歓迎したいと思います。それで伺うのですけれども、いつごろを予定しているかということなのですけれども。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
委員さん御質問の平和ゾーンにつきましては、御存じかと思いますけれども、平和をアピールするために、平成15年に市庁舎前の公園に植樹されました被曝2世の木というのがございますけれども、少しアピールが足りないということもございまして、そちらのほうを平和ゾーンとして、市民が憩いながら平和を意識できるようなスペースという形での整備を今現在検討しております。具体的なスケジュールにつきましては、整備内容の詳細もこれから検討する段階でございますし、例えば植栽なんかをする場合には、そちらの時期等の問題もございますので、詳細はまたこれから協議していく中で、時期、スケジュール等は調整させていただきたいと考えております。
◆委員(依田好明君) 核兵器廃絶の問題、平和の問題に取り組んでいるので、ぜひしっかり進めていただけたらと思います。
◆委員(林恒徳君) 76ページ、2款1項10目の地域づくり推進事業のまずいきいき地域づくり推進補助金、これの使用の仕方とか内容についてお話を伺いたいのですが。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えいたします。
今御質問のいきいき地域づくり推進補助事業でございますけれども、こちらのほうは平成19年度に創設をした制度でございまして、町内会などが地域の課題解決ですとか人的交流の促進を図る事業などを対象にいたしまして助成を行うものでございます。事業の立ち上げを支援することによりまして、町内会などにおける
地域づくり活動の活性化を図るものでございます。
◆委員(林恒徳君) いろいろ山間部とか、観音山なんかもそうだと思うのですけれども、竹やぶ、市有地のところを地域の皆さんが入りながらいろいろ対策を打っていったりするケースってあると思うのですけれども、その場合はどんな形で対処ができるような形になるのでしょうか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
今おっしゃられました竹やぶ対策ということでございますが、竹やぶ対策は以前から地域づくり推進課のほうでも対策を考えていたとは思いますけれども、今回のこのいきいき地域づくり推進補助でございますと、竹やぶをただ単に刈るだけというか、そういった活動ですとなかなかちょっと目的に沿わないかと思いますけれども、例えば竹やぶを刈った跡に何か花を植えるとか、そういった地域づくり、地域の活性化につながるような内容になってくればまた協議の対象になるかと思いますので、もし具体的な活動をなされる状況がございましたら、御相談いただければ内容について協議させていただきたいと思います。
◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。
それから、同じページの下のほうの吉井弾薬庫の車両進入整備事業、これについてちょっと説明をお願いします。
◎
地域づくり推進課長(塚本博夫君) お答えいたします。
この事業でございますが、自衛隊の吉井弾薬支処内に常設のヘリポートがございます。このヘリポートが群馬県のドクターヘリのランデブーポイント、ヘリが離着陸をして、その場で救急車との間で患者のやりとりをする、そういったことでランデブーポイントと言っておりますが、ここに指定されていることから、患者や被災者の搬送が円滑に行えるよう北関東防衛局の委託を受けまして、進入路の改良舗装を行うものでございます。
内容について、もう少し詳細に述べたいと思います。吉井地域におきますこのランデブーポイントとしましては、3つの学校、吉井運動公園、この弾薬支処の合わせて5カ所ございます。他の4カ所につきましては、離着陸をするという連絡があった時点で、消防のほうで土砂の飛散防止のための散水をしたり、あるいはそこで遊んでいる子どもたちを排除したり、近所への告知をしたり、また入ってくる人の規制をしたりとさまざまな準備を行わなければなりません。そういったことで、この常設のヘリポートが使えるということは、救命率の向上に向けて大変有利なことであるわけなのですけれども、唯一この取りつけ道路が未舗装であるということから、これまで患者等への負担を考えましてほとんど利用がございませんでした。そういったこともありまして、国の防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律という法に基づく予算によりまして本市が北関東防衛局のほうから委託を受け、その事業だけではありませんで、その事務に、人件費等の事務経費についても委託料をいただきながら整備を進めるというものでございます。
◆委員(木村純章君) 同じページで、ちょっとダブるかもしれませんけれども、地域づくり推進の、先ほど説明もいただいたと思うのですけれども、財団自治総合センターコミュニティ助成金というものは宝くじの割り振りをされるところという理解でよろしいのでしょうか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えをさせていただきます。
宝くじの収益金の一部を活用して、そういった各地域でのコミュニティ活動の助成を行う、自治総合センターの中の一つの事業ということでございます。
◆委員(木村純章君) 毎年多分3,000万円ぐらい宝くじでいただいているかと思うのですけれども、ちょっと数字が違っていたか。そうすると、助成で1,000万円を毎年差し上げて、後でまた還元してもらうという理解なのですか。ちょっとごめんなさい、さっきの宝くじの数字がわからないのであれですけれども、そういう仕組みなのですか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
今委員さんおっしゃられているこの自治総合センターコミュニティ助成金ですとか魅力あるコミュニティ助成金というものは、市ではなく全く別の団体、自治総合センターという団体、それから市町村振興協会というところがございまして、市町村振興協会のほうで申し上げますと、市町村振興宝くじというのがございます。具体的には、サマージャンボですとかオータムジャンボの宝くじの収益金をこちらの群馬県市町村振興協会のほうに収益金が入ってまいりまして、こちらの市町村振興協会がその収益金をもとにして助成を行う。いろいろな助成を行っているのですけれども、例えばここに載っているものはそういった町内会ですとか自治会に市町村を通じて、そのまま助成金をするというような仕組みとなっております。
◎財政課長(北島晃君) ただいまの委員さんの御質問の宝くじの関係は、オータムジャンボの市町村の交付金ということで、これは高崎市に直接入ってくる交付金がございまして、これは平成24年度も3,000万円ほど歳入で、雑入で見させていただいている交付金がございます。
◆委員(木村純章君) この財団さんは宝くじだけではなく、いっぱいやってくださっているという理解でいいわけですよね。1,000万円出して3,000万円しかもらえない、ちょっと何か不思議な感じも。ほかにもいっぱい高崎市に対していろんな事業をやってくださっているという理解ですよね。
では、次にいきます。渡邊委員の質問もありましたけれども、伝統芸能備品、再度ちょっと確認の意味なのですけれども、この伝統芸能のとらえ方については、やはり年数を言ってしまうとあれですけれども、50年、100年とかという単位のものでよろしいのですか。実は、獅子舞の場合には一人立ち三頭獅子舞というのが高崎市の場合には全国で1番、2番、3番ぐらいなのです、数が。多分山車も相当な、全国でも有数になっていると思うのです。ですから、そういう非常にありがたい1,000万円というものをつくっていただいていますので、各地区が今非常に地域地域、獅子だけではなく、山車だけで盛り上がると思うのです、さっきの渡邊委員のみこしも含めて。そうすると、非常にこれ引っ張りだこになると思うのですけれども、その辺のとらえ方というのですか、伝統芸能。よろしくお願いします。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
伝統芸能という言葉にしてしまうと、やはりなかなか限定的なものになってしまうような気がするのですけれども、基本的には後世に継承すべき価値ある資産といいますか、こういった伝統芸能ですとか祭りに関連するような備品ということになろうかと思います。年数のことで、50年とか100年という、ちょっとそういった区切りは現在まだ詳細まで決めておりませんが、そういった確かに殺到するとか、そういったことも含めまして、現在いろいろな関係団体なんかにもちょっと今後お話を伺いながら調整のほうはしていきたいと考えております。
◆委員(木村純章君) 今ちょっと冷たい言い方してしまって、50年、100年と切ってしまうとなかなか厳しいと思うのですけれども、ただ考え方としてはしっかり執行部のほうも持っていただかないと、やっぱり高崎市の地域の伝統芸能ということだと思います。よろしくお願いいたします。
続いていきます。その下です。小栗の里整備で1億8,000万円という大変ありがたいもので、いよいよ動き出すかなと。これは、前も説明いただいたときに、道の駅構想というのもあるので、非常にこの予算の中にそういった他地域ですか、この辺だと田園プラザとかららん藤岡とか、そういったものも含めて当然研究されると、取り入れていくということでよろしいのでしょうか。
◎
倉渕支所地域振興課長(伊井光也君) 道の駅につきましては、道の駅の機能を有した施設という形でやっていますけれども、現在いろんな部会を設けまして、いろいろな道の駅等を視察をして研究を重ねておりますけれども、いろいろなところを参考にしながら、よりよいものにという形で今現在進めているところでございます。
◆委員(木村純章君) そうですね。ごめんなさい。
視点を変えます。施設改修費で1億7,000万円、これは公民館も含めた支所も、この平成24年度から少しずつ受付とかが場所が変わるという理解でよろしいのでしょうか。
◎
倉渕支所地域振興課長(伊井光也君) 今回平成24年度の予算につきましては、支所の改修ということで、今現在支所に空きスペースがありますけれども、今の小栗の里整備事業につきましては倉渕支所も含めた倉渕公民館、多目的集会所、そのところを拠点施設という形で考えております。その中の一つとして、行政機能を持った一つの施設で、現在の支所を改修して、そこの空きスペース等に現在ある公民館の機能を入れてくると。その費用が今回の費用でございます。それをこの年度内に改修し、完成させ、公民館を移動しまして、その後現在ある公民館、多目的集会所を取り壊し、そこへ今度道の駅の機能を持った施設を建築していくという、これは平成25年度になる予定でございますけれども、そのようなスケジュールで現在進めているところでございます。
◆委員(木村純章君) 引き続き住民の方にも、不便にはならないとは思うのですけれども、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
続いて、その下のほうの吉井弾薬は先ほど林委員も質問をしたのですけれども、これその前の自治振興の中でも、高崎市の場合には相馬原があって、新町さんがあって、この吉井があります。すごい金額の事業になるわけですけれども、こういったものについてはある程度防衛省とのパイプというのですか、そういうものは今の本市の体制としてあるのか、それか平成24年度以降持つのか、そこを伺います。
◎
地域づくり推進課長(塚本博夫君) お答えいたします。
防衛省あるいは北関東防衛局とのパイプということでございますが、これらにつきましては基地協議会ですとか群馬県の防衛関係の協議会に入るですとか、さまざまな協議会を通じてパイプを持っておりますし、また個別の打ち合わせ等も緊密に行いましてパイプづくりを進めているところでございます。
◆委員(木村純章君) 箕郷も群馬町もそうだったのですけれども、町時代も非常に直談判ではないですけれども、防衛省まで……防衛庁だったのかな、当時は。やっぱり町長初め、部長、課長ですか、町時代は。行かれたりしております。非常に地域の防災に対する関心は当然持っているのと、また施設については非常にこういったありがたい事業もあるわけですけれども、ただ地域の住民とするとやっぱり危険度もあるので、ぜひそこのところを引き続きパイプを持っていただいて取り組んで、特によろしくお願いいたします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
△休憩
○委員長(片貝喜一郎君) 審査の途中ですが、この際、暫時休憩をいたします。
午前11時50分休憩
───────────────────────────────────────────
△再開
午後 零時56分再開
○委員長(片貝喜一郎君) それでは、おそろいになりましたので、会議を再開したいと思います。
休憩前に引き続き審査を行います。
76ページをお開きください。
11目事務管理費から14目恩給及び退職年金費、16目情報推進費及び19目総務諸費について御質疑ありませんか。
◆委員(岩田寿君) 83ページのほうの高度情報化推進事業の中で、情報化支援講習委託料というのがついておるのですけれども、これはどのような内容で、委託先はどちらなのか、ちょっと教えていただけますか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) お答えいたします。
高齢化社会の中では、高齢者、初心者を中心としたパソコン講習などの情報化支援につきましては、ITプラザも今月閉館いたしますが、今後も必要と考えているところでございます。初心者向けのパソコン講習や携帯電話などの情報機器の取り扱い、また安心ほっとメールの利用の仕方など、パソコンのスキルアップではなく、情報機器を利用していく上での導入部分に重みを置いた講習会を行いたいと考えております。開催場所につきましては、合併して市域も広がりましたので、高崎市の中心地も含めまして、各支所地域の公民館や会議室などなるべく利用者に近い市有施設の利用を予定しております。
委託先につきましては、講習会を行うためには予約の受け付け管理や会場の設営、実際の講習等いろいろな内容がございますので、市内業者等の提案を踏まえまして検討し、選定していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
◆委員(岩田寿君) ITプラザは、残念なことに閉館ということで、これはいたし方ないのかなというふうな気がしますけれども、お年寄りというか高齢者の方が情報の勉強をする場所、これがなくなってしまうというので、私のところにも何件かそういう問い合わせがあったのです。今回またこういう予算つけていただいて、それぞれ地域の公民館なり近くで講習をやっていただけるというのは非常によろしいのかなというふうに思うのですけれども、やっぱり市内業者というようなところで、今説明にありましたけれども、ぜひそのところも検討いただいて、内容とすると今お話あったようにパソコンを云々かんぬんでなく、その情報機器を使う部分の講習というようなことで、確認ですけれども、それでよろしいのですか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) パソコンだけではなく情報機器ということで、ある程度広い幅を持たせた講習会にしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(岩田寿君) 予算が256万6,000円ということで、何回かに分けて開催をしていただけるというふうに思うのですけれども、大体1回の講習でどのぐらいの受講者といいますか、そういった部分で見込んでいらっしゃるのですか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) 講習会はこれから行うところでございますが、今までのITプラザの利用状況等を勘案いたしまして、各場所で20人程度集まっていただければ目的は果たしていけるのかというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
◆委員(岩田寿君) これからやることですから、どのくらいを見込むというのはまた難しい部分があろうかというふうに思うのですけれども、やはりPRをしっかりとしていただいて、今この地区でこういうふうなことをやっていますよというような、やっぱり周知をしていただくのが大事だろうというふうに思うのです。そうでないと、やっぱりせっかく開いていただいても、少人数精鋭でやっていただくのもいいのかもしれないのですけれども、せっかく市民のためにやることですから、多くの市民にやっぱり周知をしていただけるようによろしくお願いします。
◆委員(依田好明君) そのすぐ下の統合型地理情報システム構築委託料、これも前年から比べると大きく伸びているのですけれども、具体的にはどんな内容なのでしょうか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) お答えいたします。
こちらの統合型地理情報システムでございますが、平成24年度はシステムの中核をなします都市計画基本図を更新する時期でございます。平成23年度に全市の航空写真の撮影をさせていただきましたので、それをもとに作成する予定でございます。よろしくお願いいたします。
◆委員(依田好明君) かなりの金額がかかるのですけれども、コストの問題で、例えば京都なんかでは市町村で共同して開発しているようなのですけれども、そういう方向性というのはないのですか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) こちらのほうは、いろいろな業者さんと相談をさせていただいているところでございますけれども、市町村によりましては多少の地図の縮尺の違いですとか、それから航空写真を撮る時期がずれる、または年度がずれるということがありまして、そういった条件がそろえば考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) 同じく83ページです。安心ほっとメール等で情報を送るのは、ちょっと分野がどこに入るのか、高度情報化推進か情報システム経費なのか、このメール配信システム使用料に入るのでしょうか。486万円あって、目指すものですか、今市民の方の37万人おられて、また世帯が15万世帯ありますけれども、どのくらいを目途にしているのか、お聞かせ願えますか。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) 安心ほっとメールでございますけれども、本年の3月1日現在の登録者数が4万3,886件登録をされております。この数字は、県内のほかの自治体または県のメール等と比較いたしましても一番多い数字でございまして、そういった意味からも高崎市の利用率はかなり高いというふうな認識を持っております。よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) 非常に維持管理で御足労いただいていると思うのですけれども、伝え方としてはラジオ高崎もありますし、あとこの安心ほっとメールも4万人強もいっているということですので、引き続きたくさんの人に登録してもらえるような仕掛けを遂行してください。頑張ってください。
◆委員(林恒徳君) 同じく83ページなのですが、ちょっと事業があったほうがわかりやすいかなと思ったので、特定財源の無線システム普及支援事業国庫補助金というのがどんな事業に主に使われているのか、財源のもとになっているのがどういうものなのか、ちょっとそれを教えていただければと思います。
◎
情報政策課長(高橋淳一君) お答えいたします。
こちらの特定財源でございますが、一言で言いますとテレビの地デジのサポートでございます。地デジの難聴区域がございますので、その難聴区域におきまして共聴設備を整えるために、国、県、市一緒になって補助をしていこうというものでございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
88ページをお開きください。
2項文化振興費について御質疑ありませんか。
◆委員(新保克佳君) 91ページです。群馬音楽センター改修事業の中のトイレ改修工事ということで、音楽センターで事業、催しが行われるときに、非常にトイレが混雑するというのは皆さん御存じだと思いますけれども、この改修工事について、これは洋式になるのか。特に工事の内容を伺いたいと思います。
◎文化課長(小泉貴代子君) 群馬音楽センターのトイレは、老朽化により時代のニーズにこたえられていない状況にあり、臭気や女子トイレの不足が課題でございました。今回の設備の改修に伴いまして、利用者の快適性や利便性の向上を図るものでございます。
まず、洋式トイレは増設になりますが、男女2カ所ずつあったトイレを男性1カ所、女性3カ所に変更いたしまして、洋式のトイレにつきましては女子が6カ所であったものを27カ所にふやして対応してまいる予定でございます。
◆委員(新保克佳君) 大幅に改修ということですけれども、工事がいつから入って、また使えない期間というのはどのぐらいになりますでしょうか。
◎文化課長(小泉貴代子君) 現在の予定ですと、設計業務が完了後、平成25年1月14日から2月28日までに集中的に施工する予定でございます。
◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。ちょっと関連して、音楽センターということで、次の文化事業費にもかかるのかなと思いますので伺いたいのですけれども、音楽センターでの高崎市恒例の事業などが、イベントが減るという方向ですけれども、これで音楽センターの稼働率は今後どうなりますでしょうか。
◎文化課長(小泉貴代子君) 確かに市の事業は多少本数が減りますけれども、稼働率については同じように市民の方に使っていただければ、そう変わりはないものと判断しております。
◆委員(新保克佳君) そうしますと、音楽センターの所管、文化スポーツ振興財団でしたか、済みません、ちょっと記憶が定かではないのですけれども、この収支に対する影響というものはないという見込みでよろしいでしょうか。
◎文化課長(小泉貴代子君) 企画文化事業が減ることによる収支の差額は、特に見込んでおりません。
◆委員(新保克佳君) ありがとうございます。音楽センターのトイレ、また改善されますので、本当に皆さんにまた使っていただいて、なおかつ収支などもぜひふえるようにというか、影響のないようにお願いしたいと思います。
◆委員(岩田寿君) 91ページ、文化事業費の中の企画文化事業、これはいろいろ出演していただく方たちを精査していただいて、いいものを高崎市民にということでやっていただけるのでしょうけれども、この中で出演委託料というのが約2,600万円ぐらい減っているのです。この辺の経過といいますか、ちょっとお知らせいただけますか。
◎文化課長(小泉貴代子君) 企画文化事業出演委託料削減の理由は3点ございます。1つには、新しい高崎の文化政策の方向性に基づくもので、行政が中心になって有名楽団の演奏会等を招致する形態は少なくし、市民主体の文化創造活動を支援する方向に徐々にシフトしていくという考えに基づくもの、2点目は財政課からの市全体の予算削減方針が出されましたが、この中で当課における削減対象経費には館の運営経費や市民文化団体への補助金など削減困難なものが多く、企画文化事業を縮小し、削減することが削減の目標額を達成するために必要であったこと、さらに3点目には指定管理者である財団法人文化スポーツ振興財団の公益法人移行に向けた取り組みに伴いまして、公益性の高い自主事業を5事業財団が実施することになりましたので、市全体の事業のバランスを図ったもの、以上の3点でございます。
◆委員(岩田寿君) 細かく説明いただきました。有名人をただ呼ぶだけというのは、私もどうなのかなというような気がするのですけれども、そんな中で市民の楽しみといいますか、そういった部分でやはり精査をしていただいて、有名人だけでなく、ためになるような事業、そういったものをやっぱりしていっていただきたいなというふうに思うのです。文化政策の方向性だとか運営だとか、そういった部分で少なくなってしまうのはいたし方ないなというふうに思うのですけれども、その辺もまたいろいろいい事業をやっていただけるというふうに思っていますので、ぜひ頑張っていただいて、出演委託料は減るけれども、いい人が来ているよというようなところ、胸を張って言えるようなそういう政策をぜひやっていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆委員(後閑賢二君) 今の質問にも関連するのですけれども、93ページの芸術文化促進事業の中で、群馬交響楽団の補助金について、交響楽団の活動状況についてお伺いしたいのですが、1年間の活動状況がわかりますでしょうか。
◎文化課長(小泉貴代子君) 群馬交響楽団の1年間の活動状況でございますけれども、主な事業といたしましては毎月群馬音楽センターにおいて開催する定期演奏会と、群響が自主的に演奏会を開催し、県内の各地で開催する巡回演奏会、それと東京で演奏会を行い、レベルの向上を図るとともに群響のPRを行う東京公演、児童・生徒に対し、すぐれた生のオーケストラ鑑賞の機会を提供する小・中学校移動音楽教室、高校生を対象としてすぐれた生のオーケストラ鑑賞の機会を提供する高校の音楽教室などがございます。
◆委員(後閑賢二君) 結構大変事業に取り組んでおられるので一安心したのですけれども、本市を拠点とする楽団です。本市の中で、教育だとか文化面でどのくらい活用されているのかわかりますか。お願いいたします。
◎文化課長(小泉貴代子君) 現在学校に対して教育の面でといいますと、小・中学校の移動音楽教室、こちらが開催されておるということでございます。
◆委員(後閑賢二君) 移動音楽教室は1年で何日ぐらい、何校ぐらい取り組んでいるのですか。
◎文化課長(小泉貴代子君) その年によって違いますけれども、20校程度を対象にしております。
◆委員(後閑賢二君) 本当に群響は本市で育ったすばらしい楽団だと思います。また、クラシック音楽等についても、子どもたちの教育の中では非常に大事だと思います。子どもたちの、中学校なんかにも吹奏楽の部も育てておりますので、6年に1遍というと小学校で1回、そして3年に1遍ならば、中学生が3カ年ですから、1回は聞けるということで、ぜひ活用していただきたいなと思います。
また、群馬地域には文化会館はないのですけれども、やはり文化会館での演奏活動も各地域にありますので、より市民の中で、市民の顔として育てていくようにひとつ努力をお願いしたいと思います。
◆委員(林恒徳君) 92ページ、93ページのところのたかさき光のページェント開催補助金の関係でちょっとお伺いしたいのですけれども、まずこの金額について、開催場所等も含めた上で金額のほうが予算計上されてきているのかというのが一つと、これは所管が違いますけれども、榛名のほうと比べますと大分金額が違うのですけれども、この違いのところはどういう理由があって出ているのか、その点2つお伺いしたいと思います。
◎文化課長(小泉貴代子君) まず、会場につきましては、平成23年度につきましては高崎駅の西口駅前で開催をいたしましたけれども、次年度につきましてはまだ開催場所も含め、事業概要は全然決まっておりません。
それと、榛名のイルミネーションは冬の榛名湖の魅力を多くの人々に知ってもらおうと、周辺の余り光のない榛名湖畔で、満天の星空の下に浮かび上がる光と湖面に映し出される光のページェントが幻想的な世界をつくり出しまして、多くの若者や家族連れが訪れていただいているというふうに聞いております。榛名湖のイルミネーションの実行委員会が中心となって、40万球のイルミネーションを飾りつけて、約19日間の開催で13万人の来場者があったというふうに聞いております。補助金額は、こちらは200万円ということでございますけれども、街中でやっているたかさき光のページェントと榛名湖のページェントとは立地条件や目的が異なり、その事業実施がもたらす波及効果まで測定できない部分もございますので、単純な比較はできないというふうに思っております。
◆委員(林恒徳君) わかりました。
もう一点、91ページなのですけれども、先ほど新保委員のほうがトイレの改修工事の質問をしていただいたのですけれども、この10年間、音楽センターでさまざまな改修工事あったと思うのですけれども、大体お幾らぐらいかかったのか、その10年間の推計だけお願いできればと思うのですが。
◎文化課長(小泉貴代子君) 音楽センターの改修工事につきましては、約10年間で3億円ほどかけております。大きなものといたしましては、屋根の防水工事ですとか、それから舞台の床の張りかえ工事、そして平成23年度にも行いましたつり物機構の改修工事、こういったものでございまして、全部で3億円から3億2,000万円ほどかかっております。
○副委員長(追川徳信君) 2点ほどお聞きします。
92ページ、2款2項2目の文化事業費ですが、先ほど後閑委員も言っていました群馬交響楽団、若干似通ったところがあるのですが、交響楽団員心に響く音楽会開催委託料とあるのですが、これは新規だと思うのですけれども、その内容と委託先をお示しください。
◎文化課長(小泉貴代子君) 群馬交響楽団員心に響く音楽会でございますが、群馬交響楽団の定期演奏会等は大変編成も大きくて、会場も音楽センター等のホールが中心となり、快適な環境の中での演奏会である反面、演奏者と来場された方々の間に多少の距離感がございます。そこで、もっと身近に、肩を張らずに来場された方々の心に響く感動を提供できるようにということで立ち上げた事業でございます。
具体的には、市民の方が準備、企画する会場に群馬交響楽団の演奏家が2名から4名の編成で出張いたしまして演奏するものでございまして、演奏とトークを交えたおしゃべりコンサートとして開催をいたします。1回の公演時間がおおむね60分で、年間の公演数は10回程度というふうに考えております。
○副委員長(追川徳信君) わかりました。
続きまして、その同じページのちょっと下のほうなのですが、まちなか音楽活動助成事業補助金とあるのですが、それも新規だと思うのですけれども、その新規の具体的な内容と、どこへ助成するのか、その辺がわかればお願いします。
◎文化課長(小泉貴代子君) まちなか音楽活動助成事業補助金の内容でございますが、市民が主体となって幅広く参加をする、街中の活性化につながるという新しい高崎の文化政策として創設された事業でございます。いただいた総括質疑や一般質問の中でお答えをさせていただきましたように、事業内容は若者や音楽関係者などで構成される市民グループを対象に、中心市街地のみならず合併した各地域の街中も含めたライブハウスやレストラン、商店街などで行う幅広い音楽活動に対して申請に基づき交付をしていくものでございます。
助成先ということでございますが、その助成の方法も含め現在検討中でございます。初めての事業であり、いろいろと検討しなければならない項目があるようですので、細部につきましては今音楽関係者や地域の御意見も伺いながら、なるべく早く事業着手ができるよう準備を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○副委員長(追川徳信君) 街中が音楽によって活性化するよう期待しておりますので、ぜひともよろしくお願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
96ページをお開きください。
3項徴税費について御質疑ありますか。
◆委員(新保克佳君) 99ページの収納管理経費の中の市税還付金及び還付加算金、基本的なことかもしれないのですが、御説明をお願いしたいのですけれども。
◎納税課長(小金沢明彦君) 還付金につきましては、例えばお亡くなりになったときの還付、あるいは市民税等の修正申告、それから法人市民税の中間申告に対して計算額が下回った場合の還付、そういったものがございます。
◆委員(新保克佳君) ということで、納め過ぎがなくなったということでよろしいのでしょうか。
◎納税課長(小金沢明彦君) 前年度に比べて6,000万円ぐらい減少していますけれども、平成23年度につきましてもこの3月で4,500万円ほどの減額の補正をお願いさせていただきました。これにつきましては、法人市民税が還付がかなり減ってきたということと、あとは固定資産税の償却資産の関係の還付が減ってきたというような理由でございます。
◆委員(後閑賢二君) 97ページの市民税等賦課経費の中で、高崎地域たばこ対策協議会負担金というので194万8,000円出ていますが、どのような対策をするための費用なのでしょうか。
◎市民税課長(関口和正君) お答えいたします。
高崎地域たばこ税対策協議会の負担金でございますが、こちらにつきましては高崎市、安中市、玉村町の2市1町で構成しております。たばこ税の税収確保の向上、あるいはたばこ消費者の区域内の購入促進、それと社会環境整備の対策などの事業運営を行うという内容でございます。
◆委員(後閑賢二君) 本市も22億円以上の税収が上がっているわけなのですけれども、一応国で認めているたばこ事業のわけです。そういう中で、ある程度対策にも取り組まなくてはならないと思います。非常に健康の問題だということで厳しく言われているわけですけれども、やはり生活していく上でストレスを解消する一つだと思うのです。酒、たばこも、昔からそういうものがありますし、そういう意味である程度健康の中でのたばこという位置づけもあろうかと思います。
そういうところで、今その22億円の税金なのですが、消費されているわけですけれども、たばこを吸う場所がないわけです。そうすると安全の確保として、ある程度、安心して吸えるような場所というのも提供していく必要があると思うのですけれども、最近非常に吸っている方々が困っていると思うのですが、その辺の対応は、どうお考えでしょうか。
◎市民税課長(関口和正君) 喫煙場所の確保という御質問かなと思いますが、特に一般の場所といいますか、広い範囲の中ではなかなか設置は難しいものと考えておりますけれども、近くに目をやりますと、特に庁舎近隣におきましては全部で、正面玄関前、あとは北側といいますか、自転車置き場のあるほうですとか、あと市の職員用としてまた別の場所に設けているという状況もございまして、徐々にそういう外への整備というものも、この協議会の中で検討する一つの問題かなというふうには考えております。
◆委員(後閑賢二君) さっきテレビを見ていましたら、たばこによって火災が発生してしまったりだとか、いろいろの事故が起きているわけですけれども、やはり健康上も安心して吸える場所がないと、無理やりに吸い込んでしまったりして、かえってマイナスも出るかと思います。だから、各階に、また市民が訪れたときにも安心して吸えるような場所をしっかりと確保していただきたいなと思います。よろしくお願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
102ページをお開きください。
5項選挙費について御質疑ありませんか。
◆委員(木村純章君) 103ページの啓発事業のポスターコンクール記念品の41万5,000円ですか。毎回されて、苦労があるかと思いますが、小学校対象なのか、中学生対象なのか、お願いします。
◎
選挙管理委員会事務局次長(石村和多留君) ポスターコンクールにおきましては、小学校、中学校を対象としております。毎年行っているわけでございますけれども、内容的には小・中学校から全部で30点ほどポスターを県のほうに送る内容の審査を行っております。今の質問については、小学校、中学校ということです。
◆委員(木村純章君) 一生懸命取り組んでいただいているので、投票率も今が維持できていると感じます。大事なことは、やはりこういう事業、金額が少ないからとかいろいろあるかと思いますけれども、やっているほうは大変だと思うので、ぜひ高崎市は高崎市立の高校もありますし、くどいようですけれども、やはり14歳の立志式とか成人式、こういったものをターゲットにし、ターゲットと言っては失礼ですけれども、そういう年齢をターゲットにした実務的な、多分小学校、中学校でも社会科で選挙制度だとか、衆議院、参議院制度だとか国会の話もする。多分連動はしているとは思うのですけれども、ぜひさらに身のある投票率アップに向けて邁進してください。よろしくお願いします。
◆委員(新保克佳君) 期日前投票の関連なのですけれども、宣誓書と案内はがきの一体化ということで、以前私どもの会派の丸山議員からもこの趣旨の質問等はあったかと思うのですけれども、これについてのお考えというのをちょっとこの際ですので伺いたいのですけれども。
◎
選挙管理委員会事務局次長(石村和多留君) 前回の一般質問等でその辺の宣誓書のお話は伺っておりまして、ただいま選管のほうとしては、入場券ですか、その辺のところに宣誓書の記述をしたりとか、いろんな方法が考えられると思うのですけれども、今その辺のところの検討をしているところでございます。
◆委員(新保克佳君) 非常にこういったことを待望というのですか、要望していらっしゃる方もいて、非常に簡略化というのですか、わかりやすいというのが投票率アップにもつながると思いますし、記憶がちょっと定かではなかったですけれども、たしか富岡市長のお母様もそのような話があったというようなことをちらっと前に何か聞いた覚えがあるのです。違ったらごめんなさい。ということで、いろいろな方の御要望もあるかと思いますので、ぜひまた各地の自治体などでも行っているようでもございますので、前向きにお願いしたいと。要望です。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
104ページをお開きください。
6項統計調査費について御質疑ありませんか。
◆委員(依田好明君) 経済センサスをたしか今年度やったと思うのですけれども、平成24年度も一定の仕事が残るのかどうかということと、調査員、ことしは就業構造基本調査などをやるようですけれども、これなどは何人ぐらいの人に委嘱するのでしょうか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
委員さんがおっしゃるとおり、経済センサス活動調査につきましては、本年平成24年2月1日現在で調査を行いまして、今調査票ですか、そういったものの集計業務を行っておりまして、御質問の平成24年度に関しましては、今回の調査でまだ出していただけない企業さんですとか未提出事業所がございますので、そういったところの督促事務、または提出された調査票の審査、整理等、そういったことを行う予定でございます。
それから、就業構造基本調査についてでございますけれども、こちらの委嘱に関しましては、まだ現在予定ではございますが、指導員として約11人、調査員を107人ほど予算上は計上しております。
◆委員(依田好明君) ありがとうございます。どんな人に委嘱しているのでしょうか。
◎
自治振興課長(松本伸君) お答えさせていただきます。
現在高崎市におきましては、統計調査員という方を登録していただいております。そういった方の中から選出させていただいております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
106ページをお開きください。
7款監査委員費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 108ページをお開きください。
3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費のうち牛伏ドリームセンター事業特別会計繰出金及び土地取得事業特別会計繰出金 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 224ページをお開きください。
8款土木費3項都市計画費23目公園管理費のうち染料植物園運営事業 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 232ページをお開きください。
9款消防費1項消防費について御質疑ありませんか。
◆委員(石川徹君) 235ページ、消防費の5目でございます。災害対策費の中の災害対策事業の中の自主防災組織設置補助金についてちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、今回平成24年度が50万円とここに予算が出ておりますけれども、平成23年は100万円だったと説明書にあります。この事業状況のその実績から来るものと思いますけれども、金額の大小はともかく、この減額するという理由ですか、その考え方、それについて最初にお尋ねしたいと思います。お願いします。
◎
防災安全課長(森田亨君) お答えさせていただきます。
委員さん御指摘の自主防災組織の設置補助金でございますが、お察しのとおり平成22年度及び平成23年度の組織結成実績がそれぞれ5組織でございました。それぞれ、ですから50万円という実績でございます。平成24年度におきまして、その実績を踏まえまして一応50万円ということで計上させていただいておりますが、平成24年度におきまして結成申込数が5組織を超える場合には、地域防災力の向上等でございますので、財政協議を速やかに行いまして対応したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
◆委員(石川徹君) その状況によってはまた増額していくというお話であったかと思いますけれども、昨年の大震災があって、今一番、国民が感じているのは、やはり毎日テレビでお話しされているように、家族のきずなや隣近所、そういった助け合いの大切さが問われた1年ではなかったのでしょうか。この際ですからそのような地域の防災組織、この必要性を強く私は啓発していくべきだと思っているのですけれども、今の話は組織数が固定化しているようですけれども、このような啓発、そういったものの取り組みをこれからはどういうふうにお考えかお尋ねしたいと思います。
◎
防災安全課長(森田亨君) お答えさせていただきます。
今後の結成促進ということだと思います。今後の働きかけといたしまして、学校区単位で公民館の講座等に防災講習会を盛り込むなど、自主防災組織の結成促進と、それから避難訓練の充実等が図られますよう、地域の防災力の向上に今後は結びつけていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
◆委員(石川徹君) そういった啓発活動をしていくというお話でございますけれども、この自主防災組織、阪神・淡路大震災のときに淡路島のある町村で、震災が起きた後、隣近所で助け合って多くの生存者が残ったと、成果が上げられたという話から、全国でもこの自主防災組織を認める行政がどんどんふえてきたと、そういった経緯があると思います。こういった組織をつくって、そのときはいいけれども、だんだん、だんだん時間が過ぎてきて、組織のマンネリ化というのが今大分叫ばれておるのです。今回平成23年は1,740万円、この組織の運営費補助金を出しているようでございますので、またことしも、平成24年度も同額出ています。これは、組織数掛ける補助金額だと思いますけれども、こういったマンネリ化、そういったものに対して、今回こういった大きな大震災が起きて、住民の気持ちを引き締めていくためにも、こういった組織に対する支援というのはどういったお考えかと。お聞かせ願いたいと思うのですが、よろしくお願いします。
◎
防災安全課長(森田亨君) お答えをさせていただきます。
3.11を受けまして、現在御承知のとおり地域防災計画の見直しを進めている最中でございます。現在は、骨子等がおおむね仕上がるところでございますが、まだちょっとお時間をいただかないと仕上がらないという状況にございますが、その中で市民が参加し、地域で支え合い、安心のできるまちづくりとか、それから地域ぐるみで助け合う、連絡網等を整備をする予定でございます。それで、平成24年度からは重要施策につきまして、ある地域を選定いたしまして実施をしていく予定でございますので、その辺をしっかりと受けとめまして各地域で実施をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
◆委員(石川徹君) よくわかりました。
何といっても、自分たちの地域は自分たちで守るという、そういった気持ちからこういった自主防災組織というのが出てきていると思うのです。ぜひシステムを大きく支援しながら、市の防災体制に結びつくわけでございますので、よろしく強化していただくことをお願いして、要望しておきます。よろしくお願いします。
◆委員(渡邊幹治君) 233ページの非常備消防経費のうち消防団員退職報償金についてお伺いいたします。消防団は、多分、各分団で火災の現場に行ったりとか、月2回の訓練がありますよね。そのいわゆる報告書類等の提出を本署のほうにしていると思うのです。その報告書を、いわゆる個人の退職金が出るときに、ある程度反映しているのかどうかちょっとお聞きしたいのですけれども。
◎警防課長(小山哲夫君) お答えをいたします。
退職報償金につきましては、平成24年度、消防団員の退職報償金2,444万6,000円を計上させていただいております。これにつきましては、平成22年度の実績額を見込みまして予算計上させていただいたものでございます。
それともう一点、消防団員の出場についてでございますが、火災を初め水防活動、あるいは防火広報、秋季点検、出初め等の諸行事を含めまして、消防団10方面隊ございますが、平均しますと83件の出場となっております。また、手当の関係につきましては、消防団員は災害現場へ出場して、出場に対しての経費、費用弁償的な要素も含めまして、また計画的な訓練や警戒、そういったものも含めまして、費用弁償的な要素として、交付金として交付しているものでございます。
◆委員(渡邊幹治君) 消防団員の方は、本当に皆さんまじめに一生懸命やってくれていると思っています。私もまだ消防団の一団員でございますけれども。
私が聞きたかったのは、実を言うと、消防団に入っていて、10年間私は消防団員でした。でも、10年間の間に、ことしから消防団員になりましたとあいさつに来て、10年間まるっきり火災の現場にも訓練にも出ないという方が実際に各分団に何人かいると思うのです。そういう方と本当にまじめに10年間消防活動、消防団員の活動をした人と評価が同じなのですかというところを聞きたかったのですけれども、その辺のところをちょっと聞かせてください。
◎警防課長(小山哲夫君) 今委員さんから指摘のございました点につきましては、各分団について詳細には私どもも承知はしておらないのが実態でございます。よろしくお願いします。
◎消防局長(眞下和宏君) 私のほうから御説明をさせていただきます。
ルールでは、5年以上消防団に在籍した消防団員さんに対しまして退職報償金が支給されると。先ほど委員さんがおっしゃいました出動記録ですとか、そういったものを毎月提出はしていただいているところでございますけれども、基本的には分団長の指導のもと、我々にとりましては団員の方々につきましては献身的に団員の活動をしていただいているというふうに認識はしております。
◆委員(渡邊幹治君) わかりました。
私は、個人的にはそういう、我々消防団の中では幽霊団員と言うのですけれども、そういう方にもいわゆるそういう報償金が出るということにちょっと。確かに金額的には少ないかもしれないのですけれども、やはりこれ市民の税金ですから、ある程度これからそういう面も少し検討していくというのですか、そういう出ない人には払わない、出さないということも考えていいのではないかと思うのですけれども、これは私の意見ですけれども。
◆委員(後閑賢二君) 私も消防団のことについて質問させていただきます。
震災を経験して、消防団員の皆さんの御活躍、また必要性というものを再認識したと思うのですけれども、ここに報酬で1,520人の消防団員を定員としているわけですが、本市では実質1,365人ということで、89%の充足率になっているわけですけれども、その中でも旧市内が83%ということで、非常に充足率が悪いのです。その市内の中でも、各分団に分かれていると思うのですが、分団の中でもちゃんと定員いっぱいのところと足りないところとあると思うのですけれども、その現状、少ないところではどのような現状であるのか、その辺をお聞きします。
◎警防課長(小山哲夫君) 今委員さん御指摘のとおり、旧高崎地区におきましては、定数554名のところ実員は462名でございます。消防団活動につきましては、平日昼間の場合については、やはりサラリーマン化が進んでいるということで、参集していただける団員さんの数は夜間と比べて低いのは事実でございます。しかしながら、今現在そのことによって支障を来したといった事例は発生しておりません。そして、消防団の皆さんとは常備消防、消防局と連携しまして、人的・物的被害の軽減に努めていただいているところでございます。
◆委員(後閑賢二君) 今渡邊委員からも話がありましたように、消防団員といっても条件が違って、名前だけの消防団員もいるかと思うのです。そういう中で、定員に相当足らないというと、士気が落ちるかと思うのです。大火だとかいろんな、本市ではまだそういう事件が起きていないので影響は出ていないと思うのですけれども、そういうときにやはり必要だから定員が決められていると思うのですが、そういう穴埋めに対してどのような努力をなさって、本市の旧市内、特に83%ということは、10人いれば2人欠になっているわけですから、それをどのように対応していくか、その辺のお考えをお聞きしたいと思うのですが。
◎警防課長(小山哲夫君) 消防団員の充足率を高めるためには、現在消防局のホームページで消防団員の募集を掲載しているほか、広報高崎により消防団の行事内容、組織などを紹介し、PRをしているところでございます。また、消防協会作成の消防団員募集のポスターを市内各所に配布したり、ラジオ高崎を活用しまして団員を募集しているところでございます。
また、このほか団員の知人を通じて勧誘、また団員や役員の皆様が入団呼びかけ等も一生懸命やってくださっております。そして、消防局で開催しますイベント、そういったものには消防団募集のブースを設けまして活動を行っております。また、さらに町内の区長さんを初め、役員の皆様にも協力いただいて、消防団への参加加入を募っているところでございます。
◆委員(後閑賢二君) 本当に努力されて消防団員の補充をしていると思うのですけれども、私どもが入ったときなどは、後任を見つけてやめるようにということでやっていたのですけれども、今それがかなわないということで欠員が生じていると思います。
それとあと、団員が一地域に偏ってしまっているという面もあるのです。各自治区にやはり相当平等に団員がいないと、いざ事が起きたときに、やはり即動けないと思うのです。そういう意味で、もう少しやはり地域を挙げて団員の確保というのか、そういうのも研究していったらいいかなと思うのですが。その一つとして、今までは自営業だとか、農協だとか、商工だとか、その辺がいらっしゃったのですけれども、これを見ますと会社員の方がもう主力になっているのです。そうすると、住んでいるところから離れているところが生活区域になっているものですから、休みのとき以外は出られないという現状もあるかと思います。そういうことで、公務員の皆さん、高崎市の職員の皆さんにも応援してもらうということで、支所のほうでは大分入っているのですが、本庁が非常にこれ見ますと大きいのに、少ないわけです。そういう対応を考えていく必要があるのではないかと思います。
それと、話を聞きましたら、支所でも異動になってしまって団員を抜けてしまったということで、即やっぱり働けないということが出てきております。だから、異動等もそういう意味では地域のやはり中心にならなければならない立場に市の職員もあるわけですから、そういうのも真剣に研究、検討を重ねていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) どこの答弁を求めますか。
◆委員(後閑賢二君) そういう努力をお願いしたいと思うのですけれども、今後の考え方についてお伺いいたします。
◎警防課長(小山哲夫君) お答えをいたします。
事業所等への協力についてでございますが、現在も、今委員さんおっしゃいますようにサラリーマンの団員さんがふえております。今までもやっておりましたけれども、今後においても各事業主の皆様に協力をいただいて、勤務中であっても現場活動に協力していただける、そういった事業所をさらにふやしていくための活動を進めてまいりたいと考えております。
それともう一点、市の職員の団員の関係でございますが、今高崎市の職員で消防団員に加入されている人数は88名でございます。今後につきましては、全職員を対象に消防団員の勧誘をするほかに、新規採用職員に対しまして、職員研修の際に消防局職員が消防団の必要性や活動内容について説明して、参加していただける職員をふやす努力に努めてまいりたいと考えております。
◆委員(後閑賢二君) よろしくお願いします。市の職員の関係なのですけれども、この資料は111人になっているのですが、八十幾名ということでまた減ってしまっているということは、やはりそこはしっかりと取り組みを考えていただきたいと思います。まして企業だとかに呼びかけをして、やはり地域の安全をお願いする立場にあるのですから、その辺についても模範を示せるようにお願いいたしまして、終わりとします。
◆委員(木村純章君) 233ページで、高崎市・安中市消防組合負担金が35億円ですか、群馬分署と新町分署、箕郷分署が昭和46年、昭和47年、昭和48年と、非常に大変頑張っていただいている分署の構造だと思います。これについて、広域議会でもあったのも事実なのですけれども、平成24年度はちょっと見受けられないのですけれども、今後どのような方向で進めていくのか、改築というのですか、新築というのか、お考えをお願いします。
◎
消防局総務課長(関根英二君) お答えいたします。
平成24年度からは組合予算になりますけれども、平成23年度の広域圏の予算で消防力の適正配置計画というものを実施しております。それは庁舎の配置、それから消防職員の配置、効率的で将来を見据えたあり方、そこを含めてただいま検討し、調査の結果を分析している途中でございますが、それが出て、考え方をこれから探って明らかにしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) 群馬分署については、合併当時から早目早目ということでお願いをしておりまして、組合の広域圏のほうも安中市さんがちょっと2〜3年ずれたという流れも承知をしております。本当に昨年以来、消防の方も含めて緊急出動、また地震があって、自分のうちがおっこちてしまったなんていうことで、出動できなかったというのでは困るので、ぜひその辺も考えていただいて、早急に検討のほうも入っていただきたいと考えておりますので、要望しておきます。お願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
236ページをお開きください。
10款教育費1項教育総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(石川徹君) 239ページの3目の学校教育費の中で、市内中学校で本当に長く、本当に子どもたちにいい思い出、大きな成果を生んできた中学生海外派遣補助事業でございますけれども、今回のこの予算書を見ますと、平成24年で1,551万円出ています。平成23年が2,576万円でした。大分大きな金額が出ています。この差というのは1,025万円もあるのです。この事業がどのようにこれで変わっていくのでしょうか。減額される理由をまずはお聞かせ願いたいと思います。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
合併を伴いまして、平成23年度までは中学生の国際海外派遣、4団で4方面に行っておりました。しかし、それぞれの特徴がございますが、本市がアメリカ・バトルクリークと姉妹都市であるということを重く見まして、来年度、平成24年度からはバトルクリークを中心とした2団編成で実施させていただきたいというふうに考えており、このような減額となった次第であります。
◆委員(石川徹君) そうすると、合併前の各町村のこれまでやってきた相手先との交流、そういったものもあったと思いますが、これを一本化していくという今の御答弁かと理解するのですけれども、これまで相手国とのホームステイなどで行ったり来たり、また受け入れたり、そういった中で大きな実績を生んで、そして相手国との長い伝統を築いてきているわけですよね、各学校とも。こういった中で、いろんな成果を生んでいる。私も前PTA活動をしている中で、行くときと迎えるときという形をとったことがあるのですけれども、行くときよりももう子どもたちが大きく成長して帰ってきたなと。大変大きな糧になると思っているのです。思い出も残るし、また子どもたちにとっても大きな糧になってくると。そういった中で、そういう変えていくということですが、これまでの成果をどのようにお考えか、聞かせてください。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 今委員さん御指摘のとおり、行ってきた子どもたちは行く前と本当に変わっております。これは、報告書という形で出させていただいておりますし、また学校の教職員、また保護者の方からもそのような反応はいただいております。方面がちょっと限定されるということでありますが、外国でホームステイをし、生活をして、自分の英語の力で一生懸命その限られた中でやってくるという、その部分については今後も成果として出てくるのではないかというふうに考えております。
◆委員(石川徹君) 確かに大きな成果として、子どもたちが成長して帰ってくると。そういったことで、大変すばらしい事業であるということは私ももちろん十分承知しています。ぜひこの一本化ということ、これはもちろんこれからの子どもたち、高崎市全体を一律化させるという、これはもちろん大事なことで、平等に、公平にやっていくべきだと思います、事業は。そういう中で、より充実させたこの海外派遣事業としていただきたいと要望して終わります。
では、同じく3目のすぐ下なのですけれども、今の海外派遣補助金のそのすぐ下に英語教育指導事業が、説明書ですとALTが40人体制で1億7,800万円、大変大きな金額の予算が上がっているのですけれども、昨年度は、平成23年度は24人体制であったと説明書に書いてあります。1億582万円、もちろんそれに対する金額ですよね。16人もALTがふえるということになりますけれども、どのように指導体制が変わっていくのですか。その理由をまずお聞かせ願いたいと思います。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
平成24年度の英語指導助手報酬等、40人ということで今御指摘いただきましたが、今年度まで、23年度までは24人、それ以外の16名につきましては派遣委託ということで予算計上させていただいております。ですので、平成24年度からは派遣委託という業務ができなくなりますので、その16名分を現在の24名の市の単独
JETに合わせまして、40人ということで予算計上させていただきました。
◆委員(石川徹君) いわば雇用の形態を変えていくという、そういったあれでしょうか。そのようにとらえればいいのですね。わかりました。しかし、この雇用形態を変えるということ自体が、それに伴って、生徒への英語教育に対しての影響はあるのでしょうか。また、どのようなことが指導体制の中で期待ができるような体制になっていくのか、そのことについてお聞かせください。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
市の単独採用のALTがふえることになりまして、市で募集を行い、面接を行い、採用ができます。その結果、日本語が堪能であるALTですとか、日本でもう英語の指導を経験し、高崎市に勤めたいということで応募してきたALTということで、今まで業者の中でもおりましたけれども、より日本語の上手なALT等を雇う、それによりまして小学校等の外国語活動の授業への打ち合わせというものも円滑に進む、そしてひいては子どもたちの学力の向上につながるものと考えております。
◆委員(石川徹君) よくわかりました。小学校でも今英語教育が必修化してくるわけでございまして、この英語教育の大切さというのは私が言うまでもなく、これからの学校教育の中でこの英語教育は比重を増す、ウエートがかかるということは大切なことだと思います。充実した体制を組んでいただき、臨んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆委員(新保克佳君) 239ページの学校教育費の中の小学生自然体験活動事業について、新規の事業だと思うのですけれども、伺いたいのですけれども、高崎市内五十数校の小学校があるわけですけれども、この事業の進め方を伺いたいと思います。今感じることは、自然体験といっても、日本の四季がさまざまありますし、農業体験なども事業の目的としてはあるようですけれども、季節によっては農業体験できない時期も、季節も出てくるのかなというふうに思います。これについて御説明をお願いします。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
新規事業でございまして、来年度から小学校自然体験活動事業の予算を組ませていただきました。これにつきましては、合併によりまして高崎市の自然、また歴史等も幅広く豊かになりましたので、そういう地域をより身近に感じてもらう、また郷土高崎を愛してもらうというような地域のかかわり、また地域の方々とのかかわり、そんなようなことをねらいといたしまして自然体験事業をやらせていただくわけですが、来年度は初年度ということもありまして、モデル校という形で数校で実施をさせていただきたいというふうな考えでこのような予算を計上させていただいております。
◆委員(新保克佳君) モデル校、数校で行うということですが、今後は、ただ五十数校あると思いますので、一度に重なるのかというところがちょっと気がかりなのですけれども。
あともう一点、同じ事業項目、名目からすると同様の目的かなというふうに感じるのが尾瀬学校自然体験ということなのですけれども、この場合の尾瀬との兼ね合いというのですか、その区別化というのはどのように図っていくのか教えてください。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
尾瀬につきましても群馬県を代表する名勝地でありますし、それなりの価値はある場所だと考えております。しかし、先ほども申し上げましたように、まず高崎地域を子どもたちに知ってもらう、愛してもらう、そういう意味ではぜひこの事業を徐々に拡大をしていきたいというふうに考えております。
◆委員(新保克佳君) 小学生自然体験活動事業ということで、倉渕や榛名ということのようなのですけれども、逆に倉渕や榛名のお子さんたちというのは、すなわち自分の住んでいる地域で自然体験するのか、またそうでなく、ほかの地域を選定してそちらで行うのか、ちょっと最後に1点お願いします。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えさせていただきます。
今委員さん御指摘のとおり、それぞれの地域、それぞれの特徴がございます。それらを生かしながら、より子どもたちにとってどんな活動が望ましいのか、今後考えていきたいというふうに思っております。
◆委員(新保克佳君) ありがとうございました。
◆委員(林恒徳君) ちょうど今お話ししていた同じページの同じようなバス借上料なのですけれども、プラネタリウム学習バス借上料、こちらのほうが前年度から見ますと70%以上の削減になってきていると思うのですが、これはどんな趣旨をもって削減したのか教えていただければと思います。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
プラネタリウム、この事業につきましてはもう10年来実施しております。また、今年度から小学校の学習指導要領が改訂、完全実施になり、授業内容、授業時数ともにふえております。また、来年度からは中学校の学習指導要領が完全実施になり、内容等がかなりふえてまいります。そのようなことを考えましたときに、この事業につきましてももう一度評価等を考えながら、いろんな視点から再評価ということで、予算のほうは若干減らさせていただいております。
◆委員(林恒徳君) 評価をして7割下げたということで認識すればよろしいのですか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 学習指導要領のほうの時数、また内容等、それにつきまして学校のほうの考え等も受けながらということでありますので、今後まだ詰めていく部分はあるかというふうに思っております。
◆委員(依田好明君) 237ページの下のほうなのですけれども、学校教育指導事業で、賃金とあるのはどんな人たちの人件費になるのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
主なものを挙げさせていただきますと、学校図書館指導員、また学校支援員、教科指導助手、これらの賃金が主なものでございます。
◆委員(依田好明君) 非常勤の雇用だと思うのですけれども、こういう人たちには月々どれくらいの報酬というか、払われるのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 月々ということで今御質問いただきましたが、時給で答えさせていただければと思いますが、すべてこの3業種は市の臨時職員3種となっております。ですので、事務系で800円、労務系で840円、また特別に免許を持っているということで1,400円と違いはございますが、それぞれに応じて市の規定に沿って決めさせていただいております。
◆委員(依田好明君) こうした方々についても、ぜひ待遇改善の方向で考えていただきたいと思うのですが、特に図書館指導員の方の各学校への配置状況はどうなっているでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
小学校、中学校、特別支援学校、各学校に1名ずつ配置させていただいております。
◆委員(依田好明君) ありがとうございます。ことし幼児にはブックスタート事業というのも始まるようなのですけれども、学校図書館も非常に重要なので、強化していただくように要望しまして質問を終わります。
◆委員(木村純章君) 同じく239ページ、上から3段目のネット見守りサポーター事業329万円、これ御説明をいただけますか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
これにつきましても新規事業でございます。子どもたちがインターネットを通していろんなサイトへ書き込みをしたりすることにより、子どもたちのいじめの原因になっておったり、また問題行動の発生の原因になっていたりと、いろんな弊害が出ております。その子どもたちのインターネットへの書き込みを、ネットパトロールということでいろんなサイトを見ていただきながら、高崎市内の子どもたちの生徒指導、またそういうことが起こらないようにということで、教育委員会と連携いたしまして情報を集めていただくものをまた教育委員会に流していただくと。そして、子どもたちの問題行動の発生を抑えると、そんなような形での事業でございます。
◆委員(木村純章君) まるっきり外注というか、そういったところに出されてやるわけですか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 今このノウハウを持っていらっしゃる方等でないと、全くの素人だと難しいことがありますので、今は委託を考えております。
◆委員(木村純章君) 実は、地元もそうなのですけれども、中学校の先生でも相当前からこれ見られている人もいるのです。自分の学校が、いろいろサイトがあって。ですから、既存の中学校、また小学校の先生方も本来の業務があって大変だと思うのですけれども、そういった方のノウハウというもの、情報があるので、ぜひプロのほうに委託するにしても、連携、教育委員会と、あと学校と、やっぱり情報がないと大変だと思うので、よろしくお願いします。
それと、続けますけれども、今携帯電話の話にもなってしまうのですけれども、今スマートフォンというのが主流になってくるのですが、非常に今度新しい機種になって、暗証番号も入れなくてもどんどん入っていってしまうサイトになるのです。だから、今までPTAとか育成会の事業の中で、ネチズン村さん、群大さんとかやっていただいたと思うのですけれども、そういった事業との関連も考えられているのかお聞きします。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
今委員さん御指摘のとおり、スマートフォン等の活用、子どもたちの中でも徐々に広まってきております。インターネット、パソコンだけでなくて、そのような形も今後は十分踏まえていかなければいけないというふうな認識ではいます。よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) くどいようですけれども、スマートフォンについては本当にどんどん入っていってしまうので、暗証番号を入れないと、今までの機種は。そういったことも並行してどんどん進化していますので、先生方も知っているとは思うのですけれども、ぜひその辺も確認をしていただきながら、この辺のネット対策というのですか、通信機器はよろしくお願いします。
次にいきますけれども、やるベンチャーウィークの382万円なのですけれども、2年生で社会に出て、また歴史があって、地元の企業さん、個人でやられている方も受け入れが非常に進んでいると思うのですけれども、2年生で全員が体験をして、その発表の場というのがあるのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
学校によって多少発表の仕方は違うかと思いますが、例えば文化祭等で発表する、または来年行く1年生への発表、そんなところを時間を設けてやる、またお世話になった企業の方を呼んだり、または保護者等も呼んだりというような形で発表の場を設けております。
◆委員(木村純章君) いろいろ学校によってさまざまだと思うのですけれども、群馬地域はせんだっても生涯学習の発表会で、課長が校長先生のときもお世話になりましたけれども、非常にそういった発表の場というのもやっぱりセットして、授業日数の確保は容易ではないと思うのですけれども、ぜひそういったものの、子どもたちがせっかく体験したものをまた発表する場というのをそれぞれの学校で考えて、進めていただきたいと思います。お願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
242ページをお開きください。
2項小学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(渡邊幹治君) 小学校管理経費の中から幾つかお尋ねいたします。
まず、トイレ改修工事、5,000万円ちょっとついていますけれども、これについて何校改修したのか、またどこの学校を改修したのかお知らせください。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) トイレ改修工事でございますが、こちら平成24年度予算でこれから予定しておるわけでございますが、小学校の城南小と大類小、2つを予定しております。
◆委員(渡邊幹治君) トイレ改修って、やっぱりどこの学校へ行ってもどこか直してもらいたいところはありますかというと、やっぱりトイレという学校がどうしても多いのです。そういう意味で、やっぱり段階的にそういう要望のある学校は改修していただければありがたいなと思います。
続いていいですか。屋上遮熱・防水工事、その下の遮熱フィルム貼り工事、これについてもどこの学校でどのくらいやっているのかお聞かせ願います。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 屋上遮熱・防水工事でございますが、こちらは暑さ対策を兼ねている工事でございます。防水工事をするときに屋上を遮熱する、そちらを含めてさせていただくものでございますが、ことし予定しておりますのが長野小と矢中小でございます。
あと、遮熱フィルム貼り工事でございますが、こちらも暑さ対策でございますが、平成24年度と平成25年度の2年間をかけて全小学校を貼る予定でございます。
◆委員(渡邊幹治君) 暑さ対策ということで、やっぱりエネルギーを使わない暑さ対策って大変私もいいことだと思うのです。ぜひこれからも進めていっていただきたいと思います。
それからもう一つ、同じところの項目なのですけれども、防災ずきん購入費、この防災ずきんって、本当ならば物を見せてもらうのが一番いいのでしょうけれども、どういうものなのでしょうか、ちょっと。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 大変申しわけございません。現物は、ちょっときょう持っていないのですが、イメージとしては昔の防空ずきんと言ったほうが早いのでしょうか、そのような形状のものが主流でございます。
◆委員(渡邊幹治君) では、本当にちょっと基本的なことを聞くのですけれども、この防災ずきんは例えば500人子どもがいると、学校にいわゆる設置するということで、個人に上げるというのではないですよね。そういう理解でよろしいのですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) こちらのほうは、予算科目で書いてありますとおり備品でございますが、内容的なものがございますので、一度生徒に貸与する、貸し出すと。そういうような形で小学生の引き出しの整理箱ございますよね、あちらのほうも児童・生徒に貸しているわけですが、6年たつと消耗が激しくなって、傷んでしまいますので、また身につけるものでございますので、なかなか使い回しというわけにはまいりませんので、同じような扱いでさせていただきたいと思っております。
◆委員(渡邊幹治君) 学校に置いておくもので、例えば6年生は1年間使って、そして卒業するときには持って帰るという、そういう理解でいいわけですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 貸与でございますが、やっぱり一度身につけたものでございますので、その辺の感覚的なことを配慮いたしまして、また御家庭で御利用していただければと考えております。
◆委員(渡邊幹治君) わかりました。
では、ちょっと今の説明だと、机の引き出しに。そんな小さいというか、簡単なものなのですか。もっと私がイメージしているのは、何かもっとかさばるものというイメージで、やはり防災ずきんですから、何かあったときに役に立たなければ話にならない。物があっただけで、ずきんを用意しましたよというだけではあれなので。
◎市長(富岡賢治君) これは防災会議で、子どもの頭を守るということで、やっぱり緊急だということで、全国でまだ一部の学校しかやっていないのですけれども、大体2種類ありまして、1種類は金属製のヘルメットを貸与している区があるのです、東京なんかで。えらい高くなりますので、防災ずきんという形で、要するに昔のずきんです。それも何種類かありまして、いすのおしりに敷くものにも対応できるようなずきんと、完全にずきんしかないということで、こういうところにふだんぶら下げておいて、それで何かあったときに、ぱっとともかく頭を守るというような形だけで使うというような、どうも2種類あるようです。
議員の中には、自分のお母さんにつくってもらったらどうだという意見の人もいましたけれども、これは一部の人にはいいですけれども、みんなそれを縫わせるというわけにはいかないので、買うことにしたということで、ともかくこれだけの確率で震災が起きそうだということになりますと、最低子どもには頭を守るということで、しかも財政的にある程度、億までいかない程度の予算ということになると、どうも防災ずきん以外はないなと、こういうことで選んだものなので、もう少し技術開発が進みまして、うんとヘルメットが安くなるというようなことになればまた話は別だと思いますけれども、子どもは今身につけたもの、教科書と同じなのですけれども、一度身につけたものは、簡単に隣の子のがいいというわけにはいかないという体質もありますので、最近の子どもは。だから、貸与ということになると、貸与のままでずっと10年も置きっ放しというわけには多分いかないのだろうということで、これはちょっと走りながら考えないといかぬかなと正直に思っておりますけれども、ともかくいつ起きてもおかしくないという状況でございますから、早く措置しようと、こういうことでございます。もう少し品物につきましては、よく業者とも相談しながらやらせていただきたいと、こう思っております。
◆委員(渡邊幹治君) 確かに市長の言うとおりに、やっぱりずきんがありますよというだけで、それをかぶって、物が落ちてきたら何の役にも立たなかったというのでは何もなりませんので、ぜひそちらのほうの、できるだけいいずきんを用意していただくようにお願い申して、終わります。ありがとうございました。
◆委員(木暮孝夫君) 小学校の校区内の遠距離通学についてということで、昨年の9月の決算のところでも触れたわけでありますけれども、またちょっと議論をさせていただきたいと思います。
まず、243ページの1目学校管理費の中で、ちょうど管理経費の真ん中の通学タクシー委託料で、496万2,000円というのが計上されていますけれども、この内容、内訳について、どのようなものなのか御報告いただきたいと思います。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 内訳でございますが、榛名地域の児童の分が88万1,500円、倉渕地域の児童の登校手段のための確保の分が408万300円でございます。
◆委員(木暮孝夫君) 対象人数とか、タクシー会社とどのような契約になっているのか。あるいは自宅から多分学校までだと思うのですけれども、その点で保護者の負担はあるのかないのかという点について、さらにお尋ねします。
◎
倉渕支所地域振興課長(伊井光也君) それでは、通学タクシーの関係ですけれども、倉渕地域の実情を報告させていただきます。
倉渕地域は対象児童が、平成24年度ですけれども10名でございます。登校時タクシー2台、下校時はタクシー1台という形で予定をしております。これにつきましては入札で、要するに距離はこのくらいありますよという形で、入札で業者を決めているというふうな状況でございます。父兄の負担というのは特にはございません。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) お答えさせていただきます。
榛名の場合には、平成24年度では榛名湖町が2名、榛名山町はゼロで、2名の生徒が、これは上室田小学校に通っている生徒でございます。この内容でございますけれども、内容につきましては登校時につきましてタクシーを1台お願いをする。帰りにつきましては、路線バスを使って帰っていただくという形になっております。これについては、保護者の負担についてはいただいてはおりません。
◆委員(木暮孝夫君) 今保護者の負担がないというお話でしたけれども、その榛名のほうの今の榛名湖町からの帰りのバス代はどのように。個人負担でございますか。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) 帰りのバスにつきましては、別のところで通学の遠距離通学補助金という形で補助をさせていただいております。
◆委員(木暮孝夫君) 次に、ページが変わって、245ページの教育振興費の中でも、今課長おっしゃったように遠距離通学費の補助金というのが小学校の分として212万8,000円が計上される、これは内容についてはどのような内容になっていますか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
こちらにつきましては、榛名地域、吉井地域等の遠距離通学者、学校からの相当距離がある子どもたちに対しての家庭へ払っておるものでございます。
◆委員(木暮孝夫君) ですから、対象人数とか、どういう形で補助をされているのか、内容をお聞かせいただきたいと思います。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 対象人数につきましては、榛名が11名遠距離通学の補助対象になっております。吉井のほうが321名でございます。
◆委員(木暮孝夫君) 幾らぐらいとか、もう少し丁寧に御報告いただけませんか、予算の審議なので。済みません。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) 遠距離通学の補助金について御説明させていただきます。
榛名の対象につきましては榛名地域の、先ほど申し上げました上室田小学校で、榛名山町、榛名湖町も含めて4人、それと里見小学校で7人、計11人でございます。それで、榛名地域にあっては49万7,000円を計上させていただいております。
◎
吉井支所地域振興課長(落合豊君) 吉井地域につきましては、3校で実際にやっております。多胡小学校、入野小学校、岩平小学校、こちらで平成22年度の実績でこの予算をつくっておりますが、26名で計算をしております。吉井の場合は、実績に基づいての補助ということになりまして、吉井バスの回数券、定期券、これらをお買い求めいただいたその額を補助として戻すというか、還付というか、そういう形でやっております。
◆委員(木暮孝夫君) 今のその榛名地域の場合は、4人、7人というお話だったですけれども、何に対して補助をするのですか。例えばガソリン代なのですか、バスなのですか。その内容がちょっとわからないので教えていただきたい。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) 榛名の場合には4キロ以上の児童がその補助対象になってまいりまして、キロ数に応じて基準額がございます。それに応じて補助を出しておるものでございます。
◆委員(木暮孝夫君) 済みません、長々と申し上げて。要はこれは全額になる、かかったお金の全額になるのですか。それとも一部個人負担があるけれども、そこに補助をしてちょっと緩和していると、そういうことなのですか。それとも全額かかった費用をお支払いしているのでしょうか。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) 全額ではございません。基準額に応じての補助金でございます。
◆委員(木暮孝夫君) 吉井地域のほうはどうなのでしょうか。
◎
吉井支所地域振興課長(落合豊君) 吉井については、実費弁償というような形になりまして、全額という形になります。
◆委員(木暮孝夫君) 合併したいきさつの中で、いろいろと差があったりしているわけですが、昨年の9月の決算のときの議論では、実は南八幡小の電車通学というのがあって、これについてやはり同じような形で、何かお金も、定期券がかかると。それも基本的に歩いていくのが普通なのだけれども電車も認めるよという話ではなくて、学校長の許可で、場所についてはやはり距離も長いし、危険だからということで、電車通学を認めているということでやってきているわけです。ただ、旧高崎市内の状態なので、そこは補助もなかったわけなのですが、今の話で、遠距離のとらえ方もあるのですけれども、少なくとも小学生においてはやはり歩いて通う距離として、学校自体も特に途中の県道が危険だったりして、電車通学を指定しているわけでありますから、それが去年の議論だと、新保議員がいろいろとお話しされたのですが、定期代も大体1人2,000円ぐらいかかると。だから、兄弟がいたりすると倍かかるとかということで、全額補助とは言わないですけれども、やはり整合性から考えて何らか考えてあげたほうがいいのではないかと思うのですけれども、改めて聞きますけれども、今の市内の学校で、自分の校区の中で一部の地区において公共交通の利用を許可している学校、今遠距離通学として指定されているところありますけれども、そのほかに、補助はしていないけれども公共交通を使いなさいと指定しているのは何校ありますか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
学校のほうから公共交通機関に乗りなさいというような適用をしているのは、申しわけありませんが私どものほうではとらえておりません。保護者との相談または学校との中でそのような形を選んでいるのだというふうに解釈しております。
◆委員(木暮孝夫君) そうすると、その南八幡小学校のある一部の地域、根小屋駅から山名駅までの距離を電車通学しているというのは、基本的な考え方とすると、要するに本来歩くのが当然なのだけれども、場合によっては次善の策として電車通学を認めてもいいよという考え方なのか、それとも距離もあり、安全のために電車通学が望ましいという考え方なのか、どちらの考え方で教育委員会はとらえていらっしゃるのですか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
先ほどの最初のほうのお考えというふうな形でとらえております。要するに教育委員会といたしましては、遠距離通学につきましては一定の距離を設けさせていただいておりますが、それを超える範囲であって、それ以内につきましては諸般の事情等をかんがみながら、子どもたちが安全に登下校できるような形をお願いしております。
また、今話題になっております南八幡小学校におきましては、通学路の整備ということで毎年度道路の要望等は出しておるのですが、なかなか難しい現状もございます。また今後とも子どもたちが安全に通えるような通学路、保護者の方、また地域の方、学校等々で相談していきながら決定していければいいかなというふうに考えております。
◆委員(木暮孝夫君) 現実には、南八幡小学校では何名の児童が電車通学をしているのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 大変申しわけありません。具体的な数字は把握しておりません。
◆委員(木暮孝夫君) 少なくとも、去年の9月に議論をして、考えますというお話をされていました。現実に当時2.5キロという話だったですけれども、2.5キロのところをあの県道、小学校1年生が黄色の帽子をかぶって通うことが、それが教育委員会が望む姿だということなのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) お答えいたします。
決してそれが最高、ベストなものというふうには考えておりません。昨年度からまた保護者等の方とも、また学校長とも相談をしながら、今後とも考えさせていただきたいということでよろしくお願いいたします。
◆委員(木暮孝夫君) もう何十年も根小屋から通学していて、それが学校の許可で、そのほうが安全だからということで通っているというふうに私は聞いているのですけれども、それは認識が間違っているということなのですね。
ちなみに、今南八幡の小学校に根小屋から山名駅まで通っているのは36名だそうです。1年生が4名、2年生が10名、3年生が3名、4年生が4名、5年生が4名、6年生が11名。では、小学校においては自転車通学は認められているのですか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 現在小学校での通学で、自転車の使用についてはありません。
◆委員(木暮孝夫君) 小学校1年生が根小屋駅から、あるいは自宅から根小屋駅まで多少時間あると思うので、根小屋駅から南八幡小学校まで行くのに時間はどのくらいかかるのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 済みません、具体的な時間等については、申しわけありません、ちょっとわかりませんが、小学校のほうの基準としましては、申しわけありませんが4キロということで遠距離通学のほうは考えさせていただいております。
◆委員(木暮孝夫君) 今の時代に、ちょっととがった議論で申しわけないのですけれども、やっぱり交通安全の観点から、安心・安全の観点から、学校側が公共交通機関を利用をすることを認めて、通学者の、保護者も了解して今定期券でやっているわけです。そういう中で、片やタクシーで遠いところはお迎えをして送っていく、それから比べれば、やはり同じ整合性の中で、歩いて行けるというよりも、少なくとも電車通学を学校側も許可してやっているわけで、大体それが36名もいるというところに対して、ほかの先ほどの吉井地域、あるいは榛名地域、倉渕地域の人たちのことと同じ観点に立って、やっぱりはかりにかけて見たときには、全額補助しろということを申し上げているわけではありませんけれども、少なくとも1カ月2,000円であれば、1年間に2万4,000円もかかると。そこに対して、教育の、要するに機会均等、少なくとも学校が遠いからそういう手段を使って行かなければならない。特にあそこは安全な交通のものがない、道路がないということで、ずっと以前からそれが続けてこられたわけですけれども、先ほどの課長の答弁だと、何か勝手に子どもたちが乗ることについては許可しているけれども、本来歩いて行きなさいよという言い方に聞こえるので、これは私いかがなものかなというふうに思いますし、少なくとも去年の9月の議論であれだけの議論をしていたわけだし、その前に一般質問もされているわけで、ここはやはりそういう高崎市の中でも電車通学をせざるを得ないということに対しては考えてほしいなと思うのですけれども、この点について、教育長、申しわけございませんが、これで最後にしますので、どういう方向性で考えたらいいのか、ぜひ未来のある話をしていただきたいと思います。
◎教育長(飯野眞幸君) お答えいたします。
私も比較的あの場所には近いところに住んでおりまして、交通事情等は十分承知しております。子どもたちの安全に関しての御質問というふうに伺っておりますので、今までの9月のやりとりも踏まえながら、早急にまたどういう手が打てるか検討していきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
◆委員(木暮孝夫君) これで終わりにします。
ちなみに、八王子市の例ですと、徒歩による通学が困難な場合は、おおむね2キロ以上ということで、通学定期運賃の3分の2が補助されているというのです。やっぱり今の時代、4キロといったって、小学校1年生が4キロ歩いて学校まで行くということは大変なことだと思うのです。その辺をしんしゃくしていただきますと、必ずしもそうでなくても現実にそういう姿があって、保護者の人が費用かかっているということに対して、市もそこは何とか軽減措置を図っていただきたいということを、これはくれぐれもお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(木村純章君) 245ページで、一番上のところに僻地児童・生徒援助費国庫補助金というのが75万9,000円と。その下の2目のところにも136万円ですか、計上されていますが、該当エリアというのは確認の意味でも聞かせていただけますか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) これは、倉渕の3小学校が統合したことによる国庫補助で、5年間限定のものでございます。
◆委員(木村純章君) 今木暮委員の話も、交通の便については吉井もそうなのでしょうけれども、非常に山間地域も抱えて、もともと交通の不便なエリアということで、特に旧町村時代にも、非常に地元の子どもたちをということで、教育ももちろんですけれども、安全面でももちろん動いていたと思うのです。これについても今の説明のとおり5年で切れてしまって、再申請とかというのはもうあり得ない話なのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 申しわけありません。その先のことについては、ちょっと今ここではわかりません。よろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) いろいろな地域が合併して高崎市になっておりますので、先ほどの午前中でしたか、防災関係もそうなのですけれども、やはり旧町村時代にもしっかりと受け継がれたものというのはありますので、本庁のバックアップ機能をて生かしていただいて、本庁もよく動いていただいて、やはり支所と連携をとっていただいて、こういったものも直接国のほうにもアピールなり、継続するような勢いをこの平成24年度は頑張っていただきたいと考えております。
次いきます。2目の同じページ、楽器購入費300万円、マーチングフェスティバル及び音楽のある街・高崎ということで非常にアピールされております。これについては小学校のほうなので、もうほとんど、順次全小学校に行き渡ったという、行き渡るという感触でよろしいのでしょうか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 楽器のほうにつきましては行き渡るといいますか、ある意味消耗品的な要素があり、どうしても傷んだりというのはいたしますので、常に更新していくという必要はあろうかと思っております。そういう意味では、毎年毎年計画的に順次という形で更新していく、そのような形をとっております。
◆委員(木村純章君) こちらでされるマーチングフェスティバルにしても、非常に出演する子どもたち、親、じいちゃん、ばあちゃんも非常にすばらしい、燃え上がると思うのです。ぜひ五十何校ですか、小学校もあるので、先ほどの吉井も含め、倉渕、榛名もそうですけれども、箕郷もそうですけれども、非常に人員の少ない小学校ではなかなかそういったものにチャレンジできにくいものもあると思うのです、物理的に。けれども、やはり満遍なくチャンスがあるのだよというものをぜひ見せて、頑張っていただきたいなと思います。特に倉渕地域についても中学校は1つになって、なかなか吹奏楽もそうでしょうけれども、やっぱりそういうものに僻地児童・生徒援助国庫補助金というのは使えるのかなという感覚を持ってはいるのですけれども、これは使い勝手というのは非常によろしいものなのでしょうか。
◎
学校教育課長(町田秀幸君) 先ほどの僻地児童・生徒援助費等国庫補助金につきましては、通学のみの補助金になっております。
◆委員(木村純章君) 各地域、山間地域も多うございますので、非常にそういった面もかんがみていただいて、平等も大事でしょうし、区分けというのも大事になってくると思いますので、しっかりと取り組んでください。お願いします。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
246ページをお開きください。
3項中学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(岩田寿君) 247ページのほうなのですけれども、管理経費の中で、下から6つ目ですか、外構工事2,800万円、これはどこの何を、外構というと何をやるのですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) こちらにつきましては並榎中でございますが、砂の飛散防止のための土の入れかえ工事をさせていただいています。
◆委員(岩田寿君) 並榎中学校の土の入れかえ、校庭全部というあれですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) こちらの学校、大変砂の飛散が激しくて、周辺の住宅に御迷惑をおかけしておりますので、前々から工事ということで考えておりましたが、いろいろの防止策としてグリーンダスト等を入れたりしたのですが、そのときに余りにいい砂を入れ過ぎて、かえって飛ばしてしまって申しわけなかったのですが、それが砂にまじっておりますので、一定の面積の砂を入れかえさせていただきたいと思っております。
◆委員(岩田寿君) 一定の面積ということですけれども、そこの表面を削って土を入れかえるということですよね。その一定の面積というのは大体どのぐらいの広さなのですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 大変申しわけございません。面積はちょっと今手元に数値がございません。
◆委員(岩田寿君) わかりました。面積はいいとして、その一部入れかえる、いい砂を前にちょっと入れてしまったよというようなところで、それをまた入れかえるということですけれども、その学校の校庭だとするとかなり広いですよね。それを全部でなくて一定の面積ということで入れかえるということで、そうするとその入れかえていないところは飛散する可能性もあるわけですよね。その辺はどうなのですか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 大変失礼いたしました。面積のほうは1,647平米でございますが、校庭自体のグラウンドは、一定という言い方をして大変失礼いたしました。そういう意味では、ほとんどの部分を入れかえさせていただく、そのように御理解いただきたいと思います。
◆委員(岩田寿君) わかりました。砂の問題は、これはどこでも多分起きているのだろうというふうに思うのです。この間一般質問でも芝生化という話もありましたけれども、私も芝生化は非常によろしいのかなというふうに思うのですけれども、ただ中学校となると、どうしても運動クラブ、芝があると邪魔というところもあるでしょうし、どういう対策がいいのかあれですけれども、並榎中でこの外構工事で砂を入れかえたとなると、ほかの学校もまた続けて、ではうちもというようなところがあるのかなというような気もするのですけれども、計画的にこれはやっていくおつもりはありますか。
◎
教育総務課長(深澤啓二君) 今現在のところ、計画的というふうには考えていないところなのですが、今どうしても耐震化等急ぐ工事等もございますので、その辺の進捗状況を見ながら、要望もあるのは承知しておりますので、いろいろのその年その年の執行状況等々を計画的に見ながら考えていきたいと思っております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
250ページをお開きください。
4項高等学校費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 252ページをお開きください。
5項幼稚園費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 254ページをお開きください。
6項特別支援学校費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 256ページをお開きください。
7項社会教育費は、内容が多岐にわたりますので、1目及び2目と3目から6目までの2分割で審査を行います。
それでは、1目社会教育総務費及び2目文化財保護費について御質疑ありませんか。
◆委員(石川徹君) 大変恐縮です。263ページ、2目の箕輪城址保存整備事業について、地元の議員ですのでお伺いさせていただきますけれども、説明書によりますと、この平成24年度5,491万円の予算が計上されておるわけでございます。大変ありがたいことでございますけれども、この10年間という整備計画が示されて、初年度、昨年が終わって2年目に入るわけでございますけれども、平成23年、城跡に入ってみますと、杉の木の伐採。この杉の木は戦後植えたもので、この箕輪城とは関係がないということでどんどん伐採していただいているのです。大変本丸周辺が明るくなってきた。大変見通しがよくなってきた。大体昔のよく図に出る、箕輪城の図の中の丘陵というのですか、そういったものがはっきり出てきたので、私は大変期待を持って、もちろんこれは私ではなくて、地元の者にとっては大きな期待がかかっておるわけでございますけれども、この平成24年度の大きな金額を見せていただきましたけれども、整備内容についてお尋ねしたいと思います。お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) お答えをいたします。
平成24年度の箕輪城跡保存整備事業の計画でございますけれども、まず設計委託費といたしましては復元建造物の1つであります橋の基本設計を予定をしております。また、保存整備工事費におきましては、平成23年度に引き続きまして杉の伐採、トイレの新設及びあずまやの改修を予定しているところでございます。
◆委員(石川徹君) ありがとうございます。先日の説明の中で、設計変更というような言葉をちょっとお聞きした、その中の説明の中にも入っているのでしょうけれども、それはともかくとしても、トイレや、またあずまやという整備もしてくれると。また引き続き杉の伐採、これはもちろん必要かと思うのですけれども、具体的にトイレの問題は前から、あそこは文化庁のものになっているわけでございまして、いじっていく、発掘するにも許可が要ると。そんな状態が続いてきているわけでございますけれども、トイレについてはこれまでも大きな課題だったのです。どのようなトイレを考えていらっしゃるのでしょうか。また、このあずまやをどの辺のところにという計画でいらっしゃるのでしょうか。お聞かせください。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) まず、トイレの構造等でございますけれども、バイオトイレ、こちらを予定をしております。史跡地内ということで便槽等が構造的に持てませんので、おがくずを利用して処理をするバイオトイレの設置を予定しております。便座を2基ほど備えまして、1便座1日70人が利用可能なものを考えております。場所につきましては、二の丸に現在プレハブの倉庫を設置していますけれども、こちらの位置に設置を計画しているところでございます。
それと、あずまやの改修につきましては、現在二の丸にありますあずまやの基礎部分が大変風化しているというか、もろくなっておりますので、この二の丸のあずまやの改修を予定をしているところでございます。
◆委員(石川徹君) ありがとうございます。トイレについては、バイオトイレはそういったものになるのかなと私も思っておりましたけれども、少し要望になるのですけれども、この整備期間中でも、たくさんのこういう歴史に大変興味のある方がいらっしゃるのです。たくさんの方が今見えていらっしゃって、この整備の中の状況を見たいという方もいらっしゃるものです。そういった方々が口々におっしゃるのは、やはり安心して車をとめて、そしてトイレを済ませて、そしてぐるっと史跡の中を見て歩きたいと。そういった中において、今のこのトイレが余りにも不備で、女性などが入れるようなトイレではないですし、そして手前のほうに、今のバイオトイレを設置するというぐらいに城跡の中は制限されているわけで、その城跡外ですけれども、そういったところに駐車場を早いところ整備して、そこにトイレをつけてもらえれば、ぐっとそこで安心して車とめて、用を足して見ていただけると。そしてまた、工事の関係の、中の工事する方々も、そういったところで安心していろんなことができる。
そしてまた、前もいろんなところから、市長さんからもそういったお声をいただいたとお聞きしたのですけれども、周辺整備という考え方もあるのです。そうすると、やっぱり駐車場を起点にした整備を考えていくべきと私は思っているのです。やっぱりそういう起点がないと、なかなか周辺整備、また街並み保存というのですか、そういったものも考えていくには、やはりその核となるものが……
○委員長(片貝喜一郎君) 石川委員、広過ぎるからもうちょっと絞って言ってください。どこまでだか。
◆委員(石川徹君) 申しわけないです、時間かかってしまって。
そういったことで、駐車場とか、そういったものも計画いただければと思っておるわけでございます。長くなって申しわけございませんが、要望として心得ておいてもらえれば。ありがとうございました。
◆委員(依田好明君) そこのところで、19ページの説明書の中には、復元建造物の基本設計を行うというのですけれども、どんなものを復元するのですか。
(何事か呼ぶ者あり)
◆委員(依田好明君) 橋。失礼しました。
それから、すぐ上の日高遺跡の保存整備事業で、屋外体験施設等をつくるということなのですけれども、どんな規模のものでしょうか。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) お答えをいたします。
それでは、19ページの概要及び主要事業の部分かと思うのですけれども、質問の順番が狂って申しわけないのですけれども、記載の順番で日高遺跡の屋外体験施設ということでございますけれども、こちらの施設につきましては、勾玉づくりとか土器づくりなどの体験学習のための施設でございます。平成24年度建設予定なのですけれども、施設規模といたしましては平家建てで141.75平米の施設規模を有しまして、54名分の研修用のいす、テーブルを用意した施設でございます。イメージ的には、あずまやを大きくしたような感じで、そこに研修用のいす、テーブルが設置されている、こんなようなイメージでございます。
次に、箕輪城の関係で、復元建造物の基本設計ということでございますけれども、先ほど石川委員さんの御質問にも……
○委員長(片貝喜一郎君) 橋は先ほど説明いただいたので、そこは割愛していただいて結構だと思います。
◆委員(依田好明君) こういう史跡の保存整備、ぜひ今後ともしっかり進めていただくよう要望しまして終わります。
◆委員(木村純章君) 259ページの上野三碑管理事業、64万円しかないのですが、多胡碑と、この三碑を高崎市としても盛り上げていくと。多胡碑については、非常に1,300年の盛り上がりもあったりされておりますが、この山ノ上碑が多分全国でも2番目に古いのですか、600年代だと思うので、この辺はこの関連した上野三碑のラインというのが完成したというとらえ方でよろしいのでしょうか。
◎
文化財保護課長(落合喜久夫君) お答えをいたします。
ラインが確立したかと言われますと、なかなかまだ手探りな状態でございます。1,300年記念事業の中で、三碑めぐり等の事業を実施してきたわけですけれども、こうした事業を一つの課題といたしまして、また今年度も年度末ではありますけれども、今月の27日に市のバスを活用しての三碑めぐり等も予定をしております。どうしてもそうした中で、山ノ上碑につきましては碑までのバスが進入できないというような課題もございまして、この三碑を結ぶ、車で結ぶという部分では課題があるわけでございます。今後県でも東国文化事業の中で、この三碑事業等も検討いただけるのかなというふうな思いもしておりますので、そうした中でもまたよりよいルートの確立、そうしたものを検討してまいりたいと、こんなふうに考えております。
◆委員(木村純章君) 山ノ上碑もちょっと前、もう1年ぐらいたってしまうのですけれども、あそこは夏は、余り言うとあれですけれども、マムシも出るほど非常に自然豊かなのです。入り口も今課長のおっしゃるとおりなので、なかなか整備するとなると難しいかなと思います。
もう一つ大事なのは、多胡碑の周辺の郡衙は、教育委員会も立ち上がって試掘が始まって、非常にすばらしいのが出るとまた非常に一世を風靡というか、高崎市としての宝ですか、グレードも上がると思います。それと、観音山のほうから丘陵へ行く碑のコースというのですか、そういうものも確立しつつある財産だと思いますので、ぜひ引き続き、山ノ上碑は大分古いですから、歴史的にも。よろしく頑張ってください。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
△休憩
○委員長(片貝喜一郎君) 審査の途中ですが、15分ほど休憩をとり、午後3時20分から再開をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後 3時05分休憩
───────────────────────────────────────────
△再開
午後 3時19分再開
○委員長(片貝喜一郎君) それでは、会議を再開いたします。
休憩前に引き続き審査を行います。
266ページをお開きください。
3目公民館費から6目青年センター費について御質疑ありませんか。
◆委員(木暮孝夫君) 公民館費ということで、266ページになるわけですが、3目。図書館も新しい図書館ができて、いよいよ中央公民館の建てかえといいますか、その議論が今行われるところだというふうにも聞いているのですが、新年度に向けての、新年度の中での取り組みはどのようになされるのか御報告いただきたいと思います。
◎
社会教育課長(飯島均君) お答えをさせていただきます。
中央公民館の今後の建てかえ計画につきましては、9月議会のときに根岸議員さんの一般質問でもお答えをさせていただきましたとおり、昭和39年度に建築した高崎女子高校の校舎を昭和59年に改築をして、現在再利用しているというところでございます。昨年の3月11日の東日本大震災にも耐えることができまして、被害箇所も数カ所ございましたが、利用者の安全を第一に考慮いたしまして、その後一応設計業者のほうに見分を行わせたところ、躯体はさほど傷んでおらず、補修すれば使用は差し支えないということでございましたので、現在も使用しているところでございます。中央公民館、今後継続して使用していきたいと考えておりますけれども、今後建てかえにつきましては時期を見定めつつ、その規模、また場所等も検討しながら進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
◆委員(木暮孝夫君) 事業を見定めつつこれから検討ということになると、余り年次的な計画のまだ具体的な年度は出ていない、これからということなのですね。わかりました。
それとあわせて、中央公民館がセンターになるわけですけれども、本市の一つの特徴としての1小学校区1公民館という基本的な考え方の中で、それが地域の拠点になるということで、それぞれの拠点に対しての、地区公民館もかなり老朽化しているという現状があるわけで、今後建てかえが望まれているところなんかもあるのですけれども、このことについてもできれば今後どうなるのか御報告いただきたいと思います。
◎
社会教育課長(飯島均君) お答えをいたします。
地区公民館につきましては、まずは現在ある地区公民館で、昭和56年以前に建設をされた公民館に対しまして現在耐震診断を実施しているところでございます。それを行って、必要に応じて改修、改築等を検討することで事業については進めているところでございます。
◆委員(木暮孝夫君) いずれにしても、本市の地域づくりの一番の拠点ということでございますし、今の災害の問題等々でも拠点施設になるということからすると、優先順位として早く整備をする順番のものなのかなと思ったり、ただ限りある予算の中で、なかなかそこも難しいのだろうなというふうには思いますが、やはり位置づけとしては優先度合いの高いものであるということであります。また、中央公民館についても、とりあえず場所的には建てかえの場所としてはもっと中心市街地のほうに来るのか、それとも現有の場所でつくるのかという、この辺の議論についてはどうなのでしょうか。
◎市長(富岡賢治君) 委員よく御存じのように、これからのビッグプロジェクトは何といっても焼却場といったビッグプロジェクトがございますし、それから東口の大規模集客施設もございますし、そういうことを考えますと中央公民館の建てかえ構想というのは、本当に具体的な検討はまだしていないところでございまして、ちょっとそこまで手が回らないというような状況でございます。問題意識はよく持っておりますので、よく考えさせていただこうと思います。
それから、それはそれとして、公民館でそれぞれ緊急に直さなくてはいかぬものもあるわけでございますから、これは学校と同じことでございまして、急ぎのものは急いでいくということは当然やっていかなくてはいかぬと、こういうふうに思っていますけれども、全体の中央公民館のあり方とか、それを聞くことになりますと、ちょっとお時間をいただかないといかぬかと思っています。
○副委員長(追川徳信君) 新規の公民館改修の中で、ページが先ほどと同じ268ページ、10款7項3目です。東部公民館改築事業とあるのですが、これはかなり新しいのと古いのといろいろあると思うのですけれども、順番的にどうなのだろうという意見もいろいろあるのですが、相当老朽化しているのですか。また、これから先、先ほどと同じような意見なのですが、継続して耐震を見きわめながらやっていくとか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいのですが。
◎
社会教育課長(飯島均君) お答えをさせていただきます。
公民館改修事業のうち改修工事、これは委員さん御指摘のとおり東部公民館の改築工事、建てかえ工事となっています。東部公民館に決めた理由でございますけれども、先ほど御説明したとおり、昭和56年以前に建てた公民館につきまして耐震診断を実施した結果、当館が改築が必要であるということになったため、今回建てかえを行うというものでございます。ほかの公民館につきましても、必要に応じて改修、改築等をやっていく計画でございます。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
276ページをお開きください。
8項保健体育費について御質疑ありませんか。
◆委員(林恒徳君) 276ページの3目体育費の中のツール・ド・榛名開催準備委託料とマラソンコース公認申請委託料、この2つの関係につきましてはこっちの説明書を見ると細かくわかるのですけれども、榛名地域の、要はコースになったり、その地域の人たちとの情報共有もしくは意見を聴取する、そういった場などは平成24年度中に何か検討して設けるのか、そういったところについてお伺いします。
◎
スポーツ課長(林進一君) 私のほうからは、ツール・ド・榛名のほうについての御質問にお答えさせていただきます。
やはり平成24年度中に、地域を巻き込んだその辺の御意見等は伺っていくというような形で考えております。
◎
榛名支所地域振興課長(星野真澄君) 榛名湖のマラソン、マラソンフェスタ榛名の関係につきましてもツール・ド・榛名と同様に、地域の皆さんと各種団体に御協力を得なくてはなりませんので、今後意見を聴取したり、御協力を依頼したりしていきたいと考えております。
◆委員(林恒徳君) 榛名地域は、梅マラソン等も地域で盛り上がりながらやってきたところですので、ぜひとも地域の皆さんの御協力を得ながら懸命に頑張っていただければと思います。よろしくお願いします。
○副委員長(追川徳信君) ただいまのツール・ド・榛名、マラソンコースと同じなのですが、先ほどツール・ド・榛名のほう、榛名文化会館から榛名湖までのコースになっているのですが、これって非常に道が悪くて狭いのです。これ非常に危険だと思うのですけれども、その辺の対策等はどうなっていますか。それで、かなり急なのですが、それで上っていけるのかなと、押していくのかなというのもあるのですが、その辺ちょっとお聞きしたいのですが。
◎市長(富岡賢治君) 担当課長がおりますけれども、しゃべりたくなって申しわけないですけれども、出発点をどこに持っていくかというので実は地元と詰めを始めているところでございまして、私の思いは高崎市の旧市内の街中をスタートさせたいぐらいのつもりでおったと。警察のほうも、いや、いいではないかなんていうことまで言っているのだけれども、当てになりませんのでもう少し詰めないといけないのですけれども、ゴールは女性と子どもは榛名神社で、男のほうは榛名湖をぐっと回ってゴールするというのは、大体そこら辺は地元の人とも共通理解できているのですけれども、スタート地点はちょっと決めていません。私は、榛名文化会館エコールとか、あるいは榛名支所の前から出るというのはよくないと思っておりまして、街中の榛名を出発した、榛名の商店街の普通のところからスタートすべきだという考え方を持っておりますので、ここら辺はよく地元の人と相談をしまして、地元の人もいろんな意見があるようですから、相談してまいりたいと思います。
それから、途中の道は確かにくねくねした道でございますけれども、下りではありませんので、ボランティアと、あるいは医師とか、そういう方の大きな動員といいますか、お手伝いをいただくことになりますから、私はそれは心配ないのだと思っておりまして、ヒルクライムレースというのは大分実績もいろいろ各地でありますから、それはもっと広ければ広いにこしたことありませんけれども、大丈夫ではないかと思っておりますが、よく詰めます、ここは。
○副委員長(追川徳信君) ぜひその辺を詰めていただければなと思います。また、道路整備も県によく要望していただいて、もっと広い道をつくってもらえれば一番いいかなと思います。
それと、マラソンコースについてなのですけれども、公認となっていますよね。これ42.195キロを走るのですか。その辺ちょっとお聞きしたいのですが。
◎市長(富岡賢治君) これも、今梅マラソンというのは、釈迦に説法で恐縮なのですけれども、高低差がかなり激しいということで、高低差が何メートル以上だと公認記録にならないというのだそうです、あの競技の世界では。ですから、平らなところで回りたいという気持ちをずっと榛名地区の人は持っておって、それを平らなところで、ハーフにするかフルマラソンにするか、本当の希望はフルマラソンなのでしょうけれども、公認記録がとれるようなレースにしたいという希望をずっとお持ちだったようでございまして、では平らなところはどこかということになると榛名湖周辺しかないということで、いろいろ考えあぐねて榛名湖周辺で回すという今考えのようでございますが、御案内のように榛名湖1周5キロちょっとぐらいですから、ハーフというと21キロですから、5周しなければいけないという。フルマラソンですと9周しなくてはいけないということで、同じところを9周もするフルマラソンがあるのだろうかという問題を投げかけておりまして、みんなで今知恵を出しているところですけれども、しかしコースとしては榛名湖を回したいというのが地元の希望の一致したところでございますから、できるだけそれに沿ってお手伝いしたいと、こういうことでございます。
○副委員長(追川徳信君) 榛名地域のさらなる活性化、本当に期待していますので、ぜひともよろしくお願いします。
◆委員(新保克佳君) 281ページになりますが、4目体育施設費の浜川陸上競技場の第2種公認更新工事について伺いたいのですが、まずこの更新工事の内容をお聞かせください。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えさせていただきます。
これは、5年に1度の更新ということでございますから、いわゆる走路の傷んだところのウレタンをはがし、補修する。それから、全面を高圧洗浄する、そしてラインを引き直す等の改修を行うというものでございます。
◆委員(新保克佳君) 4年に1度の更新ということで、必要な工事であるというふうに理解するわけですけれども、この第2種というところでの公認コースで、更新するとしないの違いというのですか、メリット、デメリットというのですか、そういったものがあればお聞かせください。
◎
スポーツ課長(林進一君) 公認コースというのは、記録が認定されるということでございます。今回第2種公認をしないという形になりますと、現在の第2種というのは陸上競技における9レーンという形の設備が必要でございます。浜川は今8レーンでございますから、これを逃してしまうと、新たに9レーンのものをつくらないと第2種公認以上の施設にならないということでございますので、第2種更新をお願いしたいという部分でございます。
◆委員(新保克佳君) よくわかりました。ただ、6,000万円以上のお金をかけるので、さらに第2種公認コースということで、高崎市が誇る体育施設だと思いますので、今後せっかく第2種ということですので、いろいろな大会も開けるのかなというふうに思うのですけれども、今後誘致する予定とか、誘致したい大会というのはあるのでしょうか。
◎
スポーツ課長(林進一君) 特に更新ということで、これ拡大で、ほかを呼び戻すというような部分ではございません。ですから、現在あるそのようなイベントを引き続き行っていくということであります。ただ、努力はしていきたいというふうに考えております。
◆委員(木村純章君) 283ページなのですけれども、菊地のサッカー場の管理委託料220万円というのが載っております。新規事業の中の20ページにも載ってあるわけで、説明ではたしか、更地と言っては失礼ですけれども、特に人工芝とかそういうものではないもので進めるという理解で。確認ですけれども。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えさせていただきます。
この整地につきましては、黒土、川砂という混合土で整備をする予定でございます。
◆委員(木村純章君) いろいろ予算の関係とか土地の問題で、スポーツ課さんも大変苦労されていると思います。なかなかこのサッカーの場合も、できれば人工芝。榛東村の総合グラウンドがやっぱり人工芝なのです。相当全国大会とか誘致したりとかしているのです。高校だと、今度は高経附のあそこのところも芝生化ということもあるかもしれないのですけれども、高校も北高とか、そういったところも榛東村さんをやっぱり借りるというか、有料だとは思うのですけれども、そういうものも今後も考えていただいて、これはこのまま整備していかなくてはでしょうけれども、拠点としてやっぱり浜川の運動場が今の正式な、公式な誘致の場所という理解でいいのですか、サッカー場の場合は。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えいたします。
委員さんのお考えのとおりでございます。
◆委員(木村純章君) 今後これは平成24年度に進めていただいて、ぜひ榛東村さんだけではないと思うのですけれども、近場ではそういったサッカー場、芝生のがありますので、ぜひそういうところも引き続き今後いろんなポジションポジションでつくらなくてはいけなくなるとは思うので、予算の関係で難しいとは思うのですけれども、研究を続けてください。お願いします。
◆委員(依田好明君) 281ページの群馬プール改修の予算がこのたびつきまして、地元のお父さん、お母さん方が大歓迎なのですけれども、評価したいと思うのですけれども、ちなみにいつごろの完成予定になりますでしょうか。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えいたします。
今後工事の日程につきましては詰めさせていただきますので、いつというようなことはできませんが、ただこれは夏の利用の時期に、その前に間に合うかというようなお話ですと、それは間に合わないということで、あくまでも平成24年度工事完成というような予定でございます。
◆委員(木暮孝夫君) 284ページの6目学校給食費のところで、本市の学校給食というのは基本的に自校方式ということで、すぐれていい体制で、申し分ないわけでありますけれども、視点を変えまして、子どもたちの生きる力を育てるという観点で、今弁当の日というのが何か全国的にやっているところが出てきているということでございます。子どもたちが自分の力で自分の食事をつくるということで、それを食べるということができる力も必要なのかなというふうに思うわけでございますが、ちょっと聞きますけれども、今市内の児童・生徒で、自分で食事をつくることができるのはどの程度いるのかというのはわかりますでしょうか。パーセントでお示しいただければと思います。
◎
健康教育課長(倉林和彦君) 大変申しわけございません。実数を把握しておりませんが、それぞれが児童・生徒が生きる力を持って、食に関心を持って毎日を過ごしているというふうに信じております。
◆委員(木暮孝夫君) 今こういう時期になってきていますので、親でもなかなか弁当をつくるのが嫌だというような時代だというふうにも言われているわけでありますけれども、そういう中でやはり子どもたちがみずからの力で弁当をつくるというのは、まさに生きる力そのものだなというふうに思うわけでございます。
そういう観点で、全国的に進んできているらしいのですけれども、今何か全国で700校ぐらいあるということで、小学校・中学校含めてらしいのですけれども。たまたま実践している先生が昨年本市に来て講演をされたので、私も行ってみて話を聞いて、冊子もこうやって求めて読ませていただきましたけれども、食べることはできてもつくることができないというのは、やはりできたほうがいいのだろうというふうに思うのです。この中でも、この中の方はもう全員自分でつくって食べることができると思うのですけれども、そういう点で子どもたちにお弁当の日の実践をしている学校が既に市内でもあるというお話も聞きましたので、もしあるということであれば御報告をいただきたいと思います。
◎
健康教育課長(倉林和彦君) お弁当の日の実践の学校の紹介ということで報告をさせていただきます。
長野郷中学校では、弁当の日というのを設けております。ただ、長野郷中学校の弁当の日というのは、単に給食にかえてお弁当を持ってくるということではなく、生徒自身が食というものに目を向けて、自分でつくる活動から、食べ物を大切にし、生徒一人一人にただいま委員さんが御指摘のように生きる力をつけるという、そういうねらいで取り組んでいるものでございます。実施に当たりましては、今委員さんがおっしゃったように、講演会を聞いた一人の保護者が、学校のほうにぜひお弁当の日を実施してほしいという要望がスタートということで、その後保護者会を開いて保護者の理解を得たり、それから講師を招いて生徒に弁当づくりに向けて、お弁当をつくる心を育てる活動をしたりといったことをしておりました。今年度は、6月10日に給食がない日をお弁当の日と決めて実施したという、そういう事例がございます。
◆委員(木暮孝夫君) 私も話を聞いて、なかなかおもしろい取り組みだなと思いましたし、最初はやっぱり保護者の方が心配されて、包丁持たせるとかということで、危ないのではないかとかいうのですけれども、それもそんなに心配なくて、子どもたちも初めて自分の食べるものを自分でつくって食べることができたというのは、何かがらっと変わるというような体験談もお話をされていまして、おもしろい取り組みだなということだけ申し上げておきたいと思うのですけれども、教育委員会としてのとらえ方はどうでしょうか。もし今どう思われているかということだけでも御見解を述べていただければありがたいと思います。
◎教育長(飯野眞幸君) 先ほど
健康教育課長がお話ししましたように、長野郷中学校、私も行ってその取り組みの状況を聞いてまいりました。確かにそれをやることによって子どもたちが変わると。プラスの効果を校長が強調しておりまして、ただやっぱり学校とすると、そういうふうに言ってもなかなか子どもにそういう機会を与えられない家庭状況もあるということもありますから、いい試みなのですけれども、やっぱりこれは保護者との相互理解がないとなかなか進められないという感じはしております。試みは、議員さんおっしゃるように大変いい試みではないかなという思いは持っております。
◆委員(木暮孝夫君) 私も初めて聞いた話なので、おもしろいというか、ぜひこういう試みも興味を持って研究していただければいいかなというふうに思ったので、御紹介だけさせていただきます。
◆委員(木村純章君) 285ページの給食センター事業の5億円ですか、自校方式を着々と進めていただいて、大変お世話様になっております。まだ地域には群馬、箕郷、吉井のセンター、倉渕の場合には親子方式みたいなので、中学校・小学校、1校ずつですので、この予算を見ますと特に設備費とか、まだまだ通年、3年とか5年以上は頑張ってもらわなくてはなのかなと拝察するわけですけれども、予算としては特に新しい食器洗い機とかという大きな金額が計上されておりませんけれども、その辺はどのように現状とらえておられるのでしょうか。
◎
健康教育課長(倉林和彦君) お答えいたします。
今年度から箕郷中学校、群馬中央中学校が新たに自校になりまして、センターのほうから外れたわけですけれども、ことしは備品で申し上げますと、吉井学校給食センターの回転がまを4基導入という計画、これが一番大きいです。
◆委員(木村純章君) 質問の仕方が申しわけなかったですけれども、給食センターもまだまだ地域によっては5年以上頑張る、余りはっきり言えないかもしれないですけれども、自校方式が進まないと給食センターが減らないわけですので、これも予算の関係でなかなか進みにくいのかなと。やはり吉井あたりでも5年以上はまだ頑張ってもらうという見方でよろしいのですよね。
◎
健康教育課長(倉林和彦君) 委員さんおっしゃるとおりというふうでよろしくお願いいたします。
◆委員(木村純章君) 各地域も、箕郷の場合にはまたちょっと特殊な事情もありますので、とにかく各地域が、箕郷中、群馬中央中もこの4月から、新町も今年度から立ち上がります。減るのですけれども、実際の数とか労力というのは変わらないのですよね。課長が一番よく知って、現場も回っていただいていると思うので、ぜひその辺で、まだ5年、6年も頑張っていただかなくてはいけない施設ですので、自校方式のすばらしさも当然あるし、各地域も地元のおばさんと言っては失礼ですけれども、方々を活用させていただいて、非常に食に対する、栄養士さんも含めてやっておりますので、区別はしていないと思いますので、ぜひ引き続き応援をしてやってください。お願いします。
○副委員長(追川徳信君) 282ページの体育費です。先ほどもちょっと菊地サッカー場のお話が出たのですが、管理棟設計委託料とあるのですが、その内容がちょっとよくわからないのですけれども、お願いします。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えいたします。
管理棟につきましては、事務所、それからいわゆる多目的のトイレ、それから男女のトイレの整備を行うというものでございます。
◆委員(林恒徳君) 追加で、菊地のサッカー場の関係なのですけれども、あそこは非常に道が狭隘な場所もあると思うのですけれども、今回建設の部分は内部のという形なのですが、交通流量の関係について地元地域といろいろ相談したり、担当部署と話し合いをしたり、そんなことをする予定というのはあるのか伺います。
◎
スポーツ課長(林進一君) お答えいたします。
菊地サッカー場予定地の北側に割と広い道路がございます。ただ、ここは耕作を行っていると。地元区長さんのほうで、いわゆる路駐はまかりならぬというような御指示いただいておりますものですから、完成後につきましては駐車場内にきっちりとめると。それと、あとは北側の細い道、これは軽車両が通れるぐらいなのですけれども、そこが子ども等の通学路になっておりますものですから、そこについては利用者のほうについては自動車の乗り入れを禁止するというような措置を図っていきたいということでございます。今後もまた地元の区長さんといろいろ協議をさせていただきながら、その辺の部分については詰めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
288ページをお開きください。
9項大学費について御質疑ありませんか。
◆委員(木暮孝夫君) ちょっと言い方が悪いのですけれども、議会の議決も経て、大学が独立行政法人になりましてちょうど1年たったわけでございます。何かちょっと全体が見えなくなってきていまして、議会側からすると。それで、ある意味でブラックボックス化してしまっているなという印象が強いのです。執行の皆さんは、大学との打ち合わせをされていますからある程度わかるのでしょうけれども、議会からするとこうやって予算が組まれて、これを審議してくれといってもなかなかわからない。市長の新しい方針の中で、この運営費交付金の中に、ここには出ていませんけれども、学生の海外留学支援だとか、あるいは街中のあすなろの支援だとかというのがあるわけですが、それも交付金の中の一体化の中に入っているわけでございまして、私は議会にもこの大学の事業内容についてもう少し御報告があってもいいのかなというふうに思ったり、決算はこれから先に出てくる話だから、この1年は我慢するべきなのかとも思うのですが、どうも独立行政法人というのはある意味で議会側からすると見えない状態になっています。この点について、どのように御報告を今後していただけるかなという、ちょっと課題が私にはあるように思えてなりませんものですから、そのことについてお尋ねをしたいと思います。
◎市長(富岡賢治君) 私もついこの間まで学長をしておりまして、学校法人にするかどうかで、私は反対だと、しないという方針で貫いたものですけれども、しかし大学、独立行政法人になりますとそういう問題は不可避でございまして、もともと大学というのはわかりにくい、議会とか政治の向きでは非常にわかりにくい組織である宿命を持っております。それが一応独立行政法人といったって、市から独立したという建前なんかを貫いたりしますと余計わからなくなるというのは不可避なことなので、組織的に根本的にそういうことを明らかにするというのはなかなか難しいだろうと思いますし、それから大学というのは縦割りの行政ではありませんで、何といったって教授会、研究協議会があって、そういう世界を一つなしていますからなかなか難しいと思いますけれども、ただ市としては、しかしおのずと責任があるものはございますから、それは市議会と両輪でやるということは当然のことでございますから、その範囲内で私どもが得た情報をきちんとお話しするということ以外ちょっと方法はないのではないかと思うのです。
では、かといって、わかったかといって、教育活動が悪いとか、研究活動が悪いとかという発言はできない世界でございますから、おのずと多少ストレスがたまることは覚悟していただかなくてはいかぬところです。市として把握できる情報は、できる限り、できるだけ議会のほうにもお話しするという基本の姿勢でいく以外、ちょっととりあえずはないのではないかと思っています。
◆委員(木暮孝夫君) 大学自身もありますし、決して干渉するつもりもないのですが、少なくとも、この間も入試の結果は報告はファクスでいただいたのですけれども、例えば就職率がどうなのかとか、やっぱりかなり議会筋としても心配していることはあると思うのです。今までは、
総務教育常任委員会のこのところで恐らく議論もできた。今もしているわけですけれども、ただもう全く独立行政法人ということで、何かお金は出すけれども口は出すなという世界になってしまっているわけで、何か寂しいなという、寂しさを感じながら、実はこれ見ても何もわからないというものですから。
1つだけ、済みません。内容的に踏み込みますが、本年度約4億円のお金を運営費として出すのですけれども、全体の大学の運営経費の中でこの大学管理費というのはどの程度の割合を占めるものなのでしょうか。
◎
行政管理課長(歌代典彦君) お答えさせていただきます。
全体では、新年度で30億円ですか、運営の経費としては30億円というような見込みが出ております。そのうちの約4億円という形、ちょっと率が計算できないので、済みません。そういう形です。
◆委員(木暮孝夫君) その中で、市の職員の方の出向というのでしょうか、部長職も課長職も含めて、一般職の方が結構行っていらっしゃると思うのですけれども、その内訳を御報告いただけませんか。
◎職員課長(植原佳彦君) お答えをさせていただきます。
現在経済大学のほうでは職員が60名いますけれども、そのうち昨年度プロパーとして採用した職員が12名、今市から行っている人間が47名で、1名、事務局長につきましては理事も兼ねていますので、市を一応形式的には退職をして法人の職員ということになっていますので、それを含めると市からは48名ということになります。
◆委員(木暮孝夫君) これもお聞きしないとちょっと出てこないものなものですから、そういうことも含めて、決して大学の中のものに干渉するつもりは全くないのですが、少なくとも今ある状態ぐらいは情報開示という形で御提示いただけると、議員としての、議決する機関としての立場として、そこは責任上そうしていただけるとありがたいなというふうに思っておりますので、どうか御配慮いただきたいと思います。
◎市長(富岡賢治君) 留学者が何人でどうだということは、当然お知らせすべきものだと思いますので、もし欠けておりましたとしたら大変申しわけないのですが、そのようにいたします。
それから、意見を言うのは言っていただいて結構なのです。むしろ市民の代表で選ばれた皆様方ですから、市議会として、大学のあり方について意見を言うのは当然のことでございまして、ただ教員の人事だとか、教員の研究内容とかには発言はするのは差し控えていただくような話ですけれども、どんどん意見を言っていただきたい。また、意見を言っていただくための必要な情報というものは、もし私ども手に入ったものであれば、喜んで出したいと、このように思っております。
○委員長(片貝喜一郎君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
296ページをお開きください。
11款災害復旧費4項教育施設災害復旧費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 298ページをお開きください。
12款公債費1項公債費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 300ページをお開きください。
13款予備費1項予備費 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 続いて、各調書の審査を行いますので、314ページをお開きください。
債務負担行為で平成25年度以降にわたるものについての平成23年度末までの支出額又は支出額の見込み及び平成24年度以降の支出予定額等に関する調書 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 330ページをお開きください。
地方債の平成22年度末における現在高並びに平成23年度末及び平成24年度末における現在高の見込みに関する調書 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 以上で
一般会計予算の所管部分の審査は終わりました。
次に、特別会計予算の審査に入りますので、平成24年度高崎市予算に関する説明書(2)を御用意ください。
初めに、議案第51号、
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算の審査を行いますので、120ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 122ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 次に、議案第57号、
土地取得事業特別会計予算の審査を行いますので、242ページをお開きください。
歳入 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 244ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(片貝喜一郎君) 以上で予算議案の審査を終わり、順次採決いたします。
まず、議案第48号の所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立多数です。
よって、議案第48号の所管部分は原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第51号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第51号は原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第57号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(片貝喜一郎君) 起立全員です。
よって、議案第57号は原案を可決すべきものと決しました。
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△審査終了
○委員長(片貝喜一郎君) 以上で本委員会に付託された議案の審査はすべて終了いたしました。
審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力をいただきありがとうございました。
なお、委員長報告の作成につきましては委員長に一任いただきたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
午後 4時00分
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(報告事項 省略)
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△閉会
○委員長(片貝喜一郎君) 以上で本日の
総務教育常任委員会を閉会いたします。
午後 4時38分閉会...