前橋市議会 > 2022-10-18 >
令和4年_市民経済常任委員会 本文 開催日: 2022-10-18
令和4年_建設水道常任委員会 本文 開催日: 2022-10-18

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  1. 前橋市議会 2022-10-18
    令和4年_市民経済常任委員会 本文 開催日: 2022-10-18


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    │       │1 報告事項                               │ │       │(1)特殊詐欺電話防止対策装置貸出事業の実施について           │ │       │(2)西善中内産業用地分譲に係る優先交渉権者の辞退について       │ │       │(3)ローズタウン東地区の現在の状況について               │ │       │(4)前橋市プレミアム付商品券応募状況について             │ │       │                                     │ │       │2 その他                                │ │       │(1)次期委員会開催日程について                    │ │       │                                     │ │       │                                     │ │ 議   題 │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ │       │                                     │ ├─┬─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │     │委員長  堤  副委員長 佐藤                      │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │ 委 員 │委  員 吉田、宮崎、岡、近藤(登)、中里、浅井、阿部          │ │出│     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │(9名) │                                     │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │     │欠席委員 なし                              │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │席│     │戸塚副市長、市民部長文化スポーツ観光部長環境部長産業経済部長   │ │ │ 当 局 │農政部長生活課長産業政策課長にぎわい商業課長            │ │ │     │                                     │ │ │     │                                     │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │者│その他の者│副議長                                  │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │事 務 局│事務局長議事課長議事係長                       │ │ │職   員│                      記録書記 大澤主任      │ └─┴─────┴─────────────────────────────────────┘ 2                  ◎ 開       議                                      (午前9時57分) (委員長)これより市民経済常任委員会を開きます。  初めに、傍聴につきましては許可することといたしますので、ご了承ください。                 ◎ 報  告  事  項 (委員長)それでは、報告事項に入ります。  まず、(1)から(4)まで続けて報告いただき、その後一括して質疑を行いたいと思います。  なお、報告、質疑に当たりましては簡潔にお願いしたいと思います。  では、(1)から順次報告をお願いいたします。 3 (1)特殊詐欺電話防止対策装置貸出事業の実施について (生活課長報告事項(1)特殊詐欺電話防止対策装置貸出事業の実施についてご報告いたします。  資料1をご覧ください。まず、1の特殊詐欺被害の現状ですが、3点ございます。1点目は、市内の特殊詐欺認知件数は、令和4年9月30日現在で31件、前年同期比3件増、被害額は6,646万円で、前年同期比416万円減となっており、被害者のほとんどが75歳以上の高齢者となっております。2点目といたしまして、犯人からの連絡手段被害者宅固定電話への架電が大半を占めております。3点目といたしまして、対策として特殊詐欺被害防止機能付電話機固定電話に外づけする防犯装置が有効であり、これらの装置を設置している世帯では、これまで特殊詐欺被害の確認はされておりません。こうした状況を踏まえまして、前橋警察署並び前橋東警察署から特殊詐欺被害防止に向けた取組強化の要請もあり、検討した結果、本事業を実施することになりました。  次に、2の事業内容ですが、高齢者電話による振り込め詐欺等特殊詐欺被害を未然に防止するため、市内に居住し、住民登録のある65歳以上の者を対象に、1世帯につき1台、固定電話に外づけする特殊詐欺電話防止対策装置を貸与するものでございます。貸与期間設置日から1年間とし、返却の申出がない限り1年間延長いたします。貸与する装置は市が購入し、設置は使用者または委託業者が行うというものでございます。  なお、特殊詐欺電話防止対策装置の主な機能といたしましては、呼出し音が鳴る前に電話発信者に対して通話内容を録音する旨を警告し、通話を自動的に録音するというものでございます。今回は、資料のイラストにもありますように、固定電話に外づけするタイプの装置を貸し出すものです。  次に、3の貸出し台数ですが、600台を予定しております。  次に、4、予算額ですが、全体で774万円程度の予定となっております。内訳といたしましては、装置購入費が480万円、設置委託料が264万円。この委託料につきましては、装置をご自分で設置できない方に対して、市が委託する業者により設置してもらう際の委託料となります。チラシ作成費が30万円となっており、既決予算内で流用し、今後補正予算で要求する予定でございます。  最後に、5のスケジュールですが、11月1日、広報まえばし11月号に周知記事を掲載し、あわせてチラシ全戸回覧を行います。11月7日に予約を開始し、11月下旬に貸与を開始する予定でございます。このほか、警察や自治会、また民生委員などと連携を図り周知に努めてまいります。  報告事項(1)につきましては以上でございます。 4 (2)西善中内産業用地分譲に係る優先交渉権者の辞退について (産業政策課長産業政策課から報告事項2、西善中内産業用地分譲に係る優先交渉権者の辞退について報告させていただきます。  資料2をご覧ください。西善中内産業用地については、去る令和3年11月に第1期分譲、本年5月に第2期分譲優先交渉権者が決定されたところでございますが、第1期分譲優先交渉権者となりました有限会社ルーンからこのたび優先交渉権の辞退の申出がありましたので、報告させていただくものです。  1の優先交渉権辞退者ですが、伊勢崎市連取町を本社とする有限会社ルーンであります。同社は、生クリーム大福を製造し、妙ちくりんの店舗運営を行っております。  2の分譲対象物件については、次ページの7、優先交渉権者区画割り図に示した中央部の1街区、約2.7ヘクタールの一部で、約3,100平米であります。  3の辞退理由についてですが、親会社である三幸製菓株式会社の工場で令和4年2月に火災が発生いたしまして、その影響もあり、グループ全体の売上げが当初予想のほど伸長しておらず、グループ全体として不要不急の投資は控える方針となったためというものでございます。  4の有限会社ルーンが辞退した分譲区画の取扱いといたしまして、1街区のほかの区画優先交渉権者となっている株式会社ヤマトを今回辞退のあった区画についても優先交渉権者とするものでございます。  5の株式会社ヤマト優先交渉権者とする理由についてですが、令和3年10月に開催されました優先交渉権者選定委員会では、第1街区全体で株式会社ヤマト条件付優先交渉権者とするということになっておりました。その条件とは、株式会社ヤマト有限会社ルーンが立地を希望する分の土地を提供できないかを交渉し、株式会社ヤマトの了解が得られれば2者を優先交渉権者として選定するが、了解を得られない場合については株式会社ヤマトのみを優先交渉権者とするというものでございました。その後、株式会社ヤマトを個別訪問し、交渉した結果、当該区画有限会社ルーンが立地することについて了解が得られたため、有限会社ルーンについても優先交渉権者とすることになったものでございます。今般、言わば譲歩の相手方が辞退したことになりますので、優先交渉権者選定委員会の結果に立ち返りまして、辞退がありました区画について、株式会社ヤマト優先交渉権者とするものでございます。  6の今後の予定としては、令和5年3月までに分譲地などの造成工事を完了させ、令和5年4月頃、第1期、第2期分譲で決定された優先交渉権者土地売買仮契約を締結し、令和5年6月の定例市議会に土地売払い議案を提出。可決いただければ、同年7月に所有権移転後、土地の引渡しを行い、令和6年4月以降に土地区画整理換地処分を行いたいと考えております。  報告事項2の説明は以上になります。 5 (3)ローズタウン東地区の現在の状況について (産業政策課長)続きまして、報告事項3、ローズタウン東地区の現在の状況について報告させていただきます。資料3をご覧ください。本日の午後の建設水道常任委員会において都市計画課よりローズタウンB地区用途変更の報告をする予定となっておりますので、産業政策課の立場から市民経済常任委員会でも報告させていただくことといたします。ローズタウン東地区については、これまでも各地区の事業提案型公募の実施や売却についてその都度報告してまいりましたが、これを機会にローズタウン東地区全体の現状を改めて報告させていただきたいと思います。  まず、1、ローズタウン東地区利活用状況についてですが、ローズタウン東地区は、分譲計画総面積が約30ヘクタールあり、売却もしくは貸付済みの土地は約23.4ヘクタールとなっております。しかし、表記載のとおり、バラ団地南区画F地区北の一部、約3ヘクタールや、B地区の上武道路南側の約3ヘクタールの区画など合わせて6.5ヘクタール余りが未利用地となっております。次ページに全体図がございますので、併せてご確認いただければと思います。  次に、2、主な区画の現在の状況ですが、(1)B地区については、先ほどご説明いたしましたように、本日の午後、建設水道常任委員会にて都市計画課からも報告がございますが、上武道路の開通など交通利便性の向上や社会情勢の変化などに伴う土地利用のニーズの変化に対応するため、B地区について、用途地域を第一種住居地域から準工業地域に変更し、あわせて準工業地域における建築物用途制限を基本とするが、地域における居住環境の保全を図るため、遊戯施設風俗施設などについては制限を行うよう地区計画を見直すことにより土地利用の転換を図り、複合市街地の形成を目指すことになります。この変更については、令和4年10月12日付で告示となっております。また、用途地域変更等により、商業施設物流倉庫など、幅広い施設の建設が可能となりますが、現状において既存の水路や埋設管などの実態が把握できていないため、現在、令和5年2月までを期間といたしまして、委託により実態調査を実施中であります。この実態調査の結果を踏まえ、開発上の課題等を整理した上で、有効利活用に向けた事業提案型公募を実施したいと考えております。  (2)F地区北南側残地区については、F地区北の約8.3ヘクタールのうちサッカー場施設用地の南側の残区画約3ヘクタールについては、サッカー場の施設の工事の進捗状況を考慮しながら、今後、住宅用地としての活用も含め、有効利活用に向けた事業提案型公募を実施したいと考えております。  (3)その他の区画についてですが、F地区西1では、株式会社コメリのテナントとしてコメリパワー前橋店の西側に株式会社ツルヤツルヤローズタウン店を出店させる計画であり、令和5年のオープンを目指しておりますが、詳細につきましては先日タブレットを通してお知らせしたとおりでございます。また、F地区西2では、株式会社毛新聞TRが約40区画住宅用区画を造成いたしました。このうち十数区画については、モデル住宅が建築され住宅展示場となっており、一定期間後、モデル住宅土地つきで建て売りされる予定であり、ほかの区画につきましては建築条件つきで販売されております。さらに、E地区につきましては群馬セキスイハイム株式会社宅地分譲を行っておりまして、全体の8割以上が既に分譲済みとなっております。  報告事項3は以上でございます。 6 (4)前橋市プレミアム付商品券応募状況について (にぎわい商業課長報告事項(4)前橋市プレミアム付商品券応募状況についてご報告させていただきます。  本日配付の資料をご覧いただければと思います。1番の概要ですが、コロナ禍におきまして原油価格物価高騰など、市民の生活を支えるとともに、消費の喚起による市内経済の好循環に寄与するため、前橋市民を対象にプレミアム率30%のプレミアムつき商品券を発行するものでございます。  2番の商品券応募申込み状況、10月14日時点のものでございますが、商品券申込みにつきましては10月1日から11月11日の期間で募集しておる次第です。申込み方法につきましては、インターネットによるウェブ申込み専用はがきによる申込みとなっており、ウェブ申込みにつきましては1万4,422件、専用はがきでの申込みにつきましては2万1,812件、合計3万6,234件の申込みになっております。応募冊数については現在精査中でございますが、約7万5,000冊程度であると思われます。  次に、3番の今後の予定でございますが、11月11日まで申込みを受け付け、購入引換券を11月18日発送予定として事務を進めておる次第です。商品券の販売につきましては、発送後、来年1月いっぱい、1月31日まで商品券郵便局で販売となっております。商品券の利用については2月いっぱいとなっておりまして、今後事務を進めていく予定となっております。  報告事項(4)については以上でございます。                  ◎ 質       疑 (委員長)ただいまの報告についてご質疑がありましたらお願いいたします。 7 (1)特殊詐欺電話防止対策装置貸出事業の実施について 【宮崎委員】まず初めに、特殊詐欺電話防止対策装置貸出事業についてお伺いしたいのですけれども、今回、前橋警察署前橋東警察署の要請がありこのような貸出し事業を実施するということなのですけれども、群馬県のホームページなどによると、全国的にもですけれども、被害額等は平成26年が一番多いという状況で、徐々に、令和2年度に一度減り、また令和3年度に少し増えという状況で、なぜ今このような貸出し事業に踏み切ることになったのかという背景が分かれば教えてください。 (生活課長)新聞の報道等にもありますように、詐欺被害の件数が過去の数値に比べれば少しは減っているかもしれないのですけれども、依然として高い状況にあるということ、それから警察の方から、交通の要衝、幹線道路が通っているとか、鉄道が通っているとかという都心部は比較的被害が多いと伺っております。特に前橋駅の南側辺りでは、一昨年度あたり大分被害に遭われている方がいらっしゃるようで、警察がキャンペーンをされて、今六供町などには400台以上のこういった装置警察側から貸出しされているといった状況もございました。ぜひ市としても特殊詐欺の防止に取り組んでいただきたいという状況もございましたので、それを踏まえて検討した結果、今回の事業実施に至ったところでございます。 【宮崎委員】よく分かりました。ありがとうございます。 【吉田委員】初めに、資料1の特殊詐欺電話防止対策について質問いたしますけれども、貸出し台数は600台を予定されているということです。私の身の回りでも時折、特殊詐欺電話銀行口座を狙った電話、こういったものがあって、相談を受けたこともあるのですけれども、引き続き取り組むことは必要かと思っております。600台ということで今回設定されていますけれども、これを超えた募集などがあった場合はどのように対応されるお考えでしょうか。 (生活課長)まずはこの600台で市民の方々の反応を見させていただきまして、この600台全ての貸出しが終了してしまったような場合には、財務部との協議も必要になりますけれども、追加で購入して対応していきたいとは考えております。 【吉田委員】今こうした電話装置の普及は進んでいると思うのですけれども、一方でどうすればよいか分からないという声もまだないわけではありませんので、先ほど報告にありましたけれども、民生委員の方、自治会ともぜひ連携していただきながら、周知徹底というのを強化していただきたいと、このように考えております。 【中里委員】まず、特殊詐欺電話防止対策についてですが、今、時代的に固定電話が激減したり、またこういった防止装置を独自で購入して設置されている、そんな世帯も多くなってきておりまして、今回600台という台数を設定して補正をかけるのですが、補正も絡むことから、この600台という設定自体の根拠について何かございましたらお示しください。 (生活課長)600台につきましては、詐欺被害がある状況の中で迅速に対応させていただきたいということを最優先に考えさせていただきました。装置購入手続等スケジュールを考えますと、現状600台というのが最短で手に入るものですから、600台にしたという経緯がございます。 【中里委員】それとあと、資料の中には65歳以上の者を対象に1世帯につき1台とありますが、過去の事業を振り返ってみると、特別独り暮らし世帯だとかそういった限定はなく、独り暮らしでも、ほか複数の世帯であっても、例えばですけれども、子供夫婦が一緒に住んでいる、そうした状況でもこの対象にはなり得るという理解でよろしいのですね。 (生活課長)ご意見のとおりでございます。例えばですけれども、80歳の親御さんと50歳のお子さんが同居の世帯などは、昼間は親御さんが一人になりますので、そういったところもカバーするという意味で65歳以上とさせていただきました。
    中里委員】あと、1の現状の中には入っていないのですが、時代の変化によって固定電話に対する詐欺というのはだんだん減少しつつある。逆にスマホを活用した詐欺が増えてきている。高齢者なんかは、スマホを持って、これからの時代、行政サービスも受けられるのですという、そんな前橋市のPRなんかも含めて、スマホを持つ高齢者が増えてきている。そうした意味では、この事業とは別なのでしょうが、関連してですが、スマホに対する詐欺防止、これまちの安全ひろメール等でたまに警察からの要請で配信はされているところもあるのですけれども、何せ高齢者がスマホを持つ時代ですから、そういう意味ではスマホに対する詐欺防止も研究をお願いしたいと思いますので、これは要望しておきます。 【浅井委員】1番目の特殊詐欺防止の電話について伺いたいと思うのですけれども、実は私の近隣でも最近ありまして、高齢者ではありますけれども、とてもそういうものに引っかかるような感じの方ではない方が簡単に引っかかったので、なかなかこれは本当に大変だと思いました。ここでありますと、この特殊詐欺電話防止対策機能装置を設置したところでは被害がないと書いてあるのですけれども、実際問題、例えばこういったものの普及率というのは、これで600台やったとして、これが有効であればどんどん進めていくべきだと思うのですけれども、将来展望といいますか、どんなふうにこういったものを使ってこれからも進めていくのか、それとも取りあえずは今回限りで、台数の面も含めてさっき質問がありましたけれども、少しその辺の概要をまた教えていただきたいと思うのですけれども。 (生活課長)一旦今回は600台ということでご用意させていただきまして、市民の方々の反応を見させていただきたいと思っております。600台終わってしまったらそれでおしまいということではなくて、高齢者の方の詐欺被害防止というのは、防犯のところから、また高齢者、消費者保護の視点からも大切なところですので、その後の規模的なものは今は何とも申し上げられませんけれども、引き続きやっていく必要があるのではないかと考えております。 【浅井委員】それでは、関連して伺いたいのですけれども、一応前橋もこの特殊詐欺の撲滅に関しては結構積極的に取り組んでいただいているものだと思っているのですけれども、私今回、先ほど申し上げました近隣者の被害を伺っていて、なかなか特殊だと思うのは、詐欺の方法だけではなくて、引っかかった方が結構言いにくいというか、こういうのに引っかかるというような言い方をしますけれども、引っかかると、どちらかというと家族からも責められたり、恥ずかしいみたいな感じがあるので、なかなか情報が入らないようなところもあると思うのですけれども、そういった中で、変な言い方ですけれども、私もいろいろと細かく聞いてみたら、いろんな金融機関の対応だとか、そういうものも含めてまだまだ十分でないところがかいま見えたりしたのですけれども、こういった全体的な枠の中で、概要で結構ですので、前橋とすると現在どのように取り組んでおられるのか、その辺の全体像を少し教えていただければと思うのですけれども。 (生活課長詐欺被害に遭われた方は、恥ずかしいとかそういったこともあるようで、警察の方のお話を聞きますと、警察としても犯行の発生数ではなくて認知件数というような捉え方で、警察に通報のあった方々の件数は今こういう状況ですということで言われているようです。前橋市といたしましては、これまでもこういった詐欺被害防止機能のついた電話機に対する補助金を実施しておりまして、今回はこれは貸与になりますけれども、貸与に合わせて新しい電話機を買いたいと言われるような方もいらっしゃいますので、そういった方への補助も引き続き継続してやっていきたいと思っております。また、今回こういったことをご高齢の方々に周知することによりまして、前橋市に消費生活センターがあるということを広く市民の方に知っていただく機会にもなると思いますので、何かお困り事がありましたら遠慮なく消費生活センターのほうへお問合せいただければ、必要に応じて相談にも乗りますし、また関係機関にもご案内することもできますので、そういったことでの周知を今回は期待しております。 【浅井委員】本当に結構同じようなことで何度も何度も引っかかっているということは、それだけ手口が洗練されているのだと思うのです。ですから、今までやってきたことを徹底するというのも大事かと本当に今回思ってもおりまして、どこか1か所で引っかかればそこから先へ進まないことがすうっといってしまっているというようなところがありますので、ぜひ警察や、それと振り込め詐欺に関しては必ず金融機関が介在しますので、そういった方たちとの情報交換だとか連携をよろしくお願いしたいと思います。 8 (2)西善中内産業用地分譲に係る優先交渉権者の辞退について 【吉田委員】引き続き質問させていただきます。資料2について質問いたします。西善中内産業用地優先交渉権者が今回辞退したということですけれども、今回このような一方的というのですか、ルーンのほうから一方的な通知というのですか、そういった形で辞退されていますけれども、優先交渉権者の辞退というのは簡単にできるものなのでしょうか。 (産業政策課長優先交渉権者はあくまでも優先交渉権者ということで、資料にもございますが、契約についてはまだ実施しておりませんので、現状の中では、有限会社ルーン側の諸事情を鑑みまして、そういった申出があったということで、そちらについてはやむを得ないものと考えております。 【吉田委員】今回、親会社の三幸製菓の火事自体は全国でも大きな出来事だったということで認識しておるのですけれども、一方で、簡単に優先交渉権者が辞退になってしまうと、今回もともとの優先交渉権者株式会社ヤマトさんということでありましたけれども、そういった条件がなかった場合には丸ごと大きい土地が空白になってしまったということもあり得たわけです。そうやって考えると、この優先交渉権者の選定に当たっても一定の条件が必要だと思います。今後こういった問題に対する対策も行っていただくようにお願いしたいと思います。 【浅井委員】続きまして、西善中内産業用地分譲に係る優先交渉権者の辞退ということについて伺いたいと思うのですけれども、まずこうした条件の中で2つの優先交渉権者を出して、前橋市が交渉してまとめるみたいなことというのは結構あるのですか。 (産業政策課長西善中内産業用地の第1期分譲につきましては、第1街区の区画は場所や面積を自由に応募できる内容で実施させていただきました。そういった内容で実施しておりまして、例えば第2期の分譲につきましてはその場所という形で実施しておりますので、第1期の場所についてはそのような事情で対応してきたという経過がございます。ですので、株式会社ヤマトのほうが優先交渉権者と先ほどお話しさせていただきましたが、有限会社ルーンについても優先交渉権者選定委員会の中で高い評価を得ていたため、そういった条件つきということで話をさせていただいたという経過がございます。 【浅井委員】そうしますと、確認ですけれども、こういうこともあるだろうという中で前橋市も、こうしたことというのは辞退とかそういうことではなくて、それぞれの街区の中でやり取りがあることを前提として募集をかけているということでよろしいのでしょうか。 (産業政策課長西善中内産業用地の第1期の部分についてはそういうことです。例えば第2期についてはそういった調整というような考え方はございませんので、その区画分譲するという考えで実施しております。 【浅井委員】そうしましたら最後に伺いたいのですけれども、図面を見ると結構いびつな形の土地が結果的に残る格好になるのですけれども、こういうことも含めても、株式会社ヤマトにおかれては、土地は有限会社ルーンの土地も含めて一括で優先交渉権者として了解するということでいいのですね。 (産業政策課長)そのとおりでございまして、そういった条件で株式会社ヤマトは了解しております。 9 (3)ローズタウン東地区の現在の状況について 【宮崎委員】それと、次に資料3のローズタウン東地区のことについてお伺いしたいのですけれども、今回B地区がいろいろ調査した上で事業提案型公募を実施すると記載されているのですけれども、こちら現状でいいのですが、販売目途など、そういうものの計画はどうなっているのか教えてください。 (産業政策課長B地区につきましては、先ほどご説明しましたとおり、都市計画上の用途変更で準工業地域ということになりましたので、いろいろな施設が想定はされます。特にそこについてこういったものということではなく、可能なものについては事業提案型公募の中で応募していただいて選定していくという形になっていくかと思います。 【宮崎委員】引き続きよろしくお願いいたします。 10 (4)前橋市プレミアム付商品券応募状況について 【宮崎委員】次に、前橋市プレミアムつき商品券状況についてお伺いしたいのですけれども、今回、10月14日時点の応募状況、ウェブと郵送が2対3の割合で応募されていて、発行冊数17.5万冊のうち7万5,000冊程度が今応募しているということなので、42.8%ほどなのかと、手元の計算ではそのようになるのですが、この応募状況というのは、2年前もプレミアムつき商品券などを販売した経緯があると思うのですけれども、今そのようなときに比べてどうなのか、比較等も含めてどうかというのを教えてください。 (にぎわい商業課長)前回、令和2年度になるのですが、プレミアムつき商品券を発行させていただきました。実はそのときは11日間の受付だったのですが、1次販売の購入者数につきましては、3万9,414名に販売したのですが、今回3万6,234件ということで、比較しますと前回の約90%が申込みを今現在されているという状況になっております。お電話等問合せの声から、利用店舗等が分からないので、まだちょっと、利用店舗が分かってから申し込みたいという市民の皆様もいらっしゃいますので、申込み期間もあと25日間、今回は長く取っております。今後、10月24日にインターネット上で利用店舗等の公表もいたす予定になっておりますので、その後応募数等も増えていくのでないかと考えております。 【宮崎委員】まさに使える店がどこかを見てから商品券を購入したいという市民の方の声は私も受けておりまして、店舗が掲載されてからきっと購入数も伸びるのだろうとは推測されるのですけれども、掲載される店舗というのは、10月24日に全ての店舗が掲載されるという理解でよろしいのでしょうか。 (にぎわい商業課長)10月24日に掲載される利用可能店舗につきましては、10月21日時点の申込みされた利用店舗で、その後も2月28日まで随時利用登録店舗については募集して、随時利用登録店舗の更新をホームページ上でさせていただく予定となっております。 【宮崎委員】店舗は最後まで募集するということで、このプレミアムつき商品券の告知について伺いたいのですけれども、今回、前橋市の広報に折り込まれた1枚紙の告知を皆さん、多くの方が見ていらっしゃるのかと思うのですが、これは外部ツールを使った告知など、どのような手段を用いて告知等されているのかお伺いします。 (にぎわい商業課長)今回、市民の皆様には原則広報を通じた、広報にこちらの専用はがきを挟んだ形での告知、それとインターネットを通じた告知が主な告知方法となっております。また、利用が開始されますと、利用登録店舗に専用ののぼりを配付させていただきますので、利用登録店舗であるかどうかにつきましては消費される際に分かるような形で登録店の告知をさせていただくという形になっております。 【宮崎委員】そうしますと、広報紙が自宅に入らない人やウェブが使えない人は、このチラシというか、申込み用紙をなかなか入手しづらかったり、知らないという方がもしかしたら出てしまうのかとも思うのですけれども、そのような方への配慮や、申込書は一体どこで入手できるのでしょうか。 (にぎわい商業課長)こちらの申込み用紙につきましては、市民サービスセンターや各支所、またにぎわい商業課でも配布させていただいております。広報が配布されているコンビニ等もございますし、また問合せがあった方には、こちらの用紙についてはその方に直接郵送するような形も取らせていただいております。 【宮崎委員】今回、これを知らなくてプレミアムつき商品券を買えなかったという方がいないように、ぜひご配慮をお願いできればと思います。同じ市役所内でも、例えば郵便の時期が重なるようなときに、このようなチラシを一緒に同封して郵送するというようなことも一つの、事務は煩雑になるかもしれませんけれども、市役所の横のつながりを駆使したそういう活動もぜひお願いできればと要望させていただきます。 【吉田委員】では引き続き質問させていただきます。プレミアムつき商品券応募状況についての報告がありました。この資料について質問させていただきますけれども、先ほど他の委員さんから販売店舗については細かい質問がありましたので、私は今後の予定のところについて質問させていただきます。この引換券を実際来月以降、受領してから商品券を販売するまでの販売チャネルというのを調べてみたら、郵便局と、あとその他の販売場所というのはグリーンドーム前橋で12月に2日しか開かないということで、なかなか忙しい家庭の方の話なんかを聞くと、実際に引取りに行けるのかという心配と、郵便局、大きい駐車場はありませんので、渋滞とかそういう心配などの声も寄せられます。もっと買いやすく、土日なんかも買いやすくしていくためにも、土日も開いている公民館とか、そういったところにももう少し販売方法を広げていく必要があると思うのですけれども、どのようにお考えでしょうか。 (にぎわい商業課長)委員さんご指摘のとおり、現在、今後の販売予定につきましては、市内46の郵便局と特設会場でございますグリーンドーム前橋で12月17日、18日の販売を予定しているところです。今現在、精査中ではございますが、専用はがきにつきまして、アンケートを少し取らせていただいて、平日の郵便局で購入したい、平日の郵便局で購入は難しいので特設会場に行きたい、特設会場も難しいので、中央郵便局さんのほうで土日に購入したいというような形ではがきのみですが、アンケートを今、取らせていただいております。一番多い声につきましては、平日の郵便局で購入したいという声が今現在では一番多い声となっておる次第で、このアンケートの状況を見ながら、特設会場をまた追加するかどうかについては検討してまいりたいとは考えております。 【吉田委員】現役世代の忙しい方々にとっては、土日の販売というのは本当に重要だと思いますし、中央郵便局、なかなか駐車台数に限りがあって止められなくて、待つことも結構あります。そういうのを考えると、土日の販売会場というのを場合によっては公民館とかで販売するような日も設定していただいて、今本当に重要な経済支援の一つだと思いますので、余すことなくこれを売り切れるような取組を進めていただきたいと思います。 【中里委員】続けて、プレミアムつき商品券ですが、応募総数が少ないというのが実感です。その上で、1つは、私の身の回りでも知らなかったという人がまあまあいらっしゃるのです。広報に差し込まれているけれども、見落としただとか、先ほどの宮崎委員ではないけれども、そうした状況を見合わせて、今後の様子も展開を注視しなければならないとは思いますが、応募の期間が10月1日から11月11日になっています。そういう意味では、場合によっては11月1日の広報に再度掲載するという考え方もありなのかと。状況を見ながら。そうしたところもご検討いただきたいと思います。  それと、質問としては、今回郵便局が販売所として取り扱われるわけですが、これは非常に地域の方からは好評です。自転車に乗って買いに行ける。最寄りの郵便局。ただしかし、先ほどもあったように、車で行こうとすると駐車場も少ない。ましてや郵便局職員の人数も、従来の業務もやりながらの販売。そうしたところから、よくよく郵便局とは連携を密にしておかなければならないと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。 (にぎわい商業課長)委員さんご指摘のとおり、郵便局につきましては駐車場も少ないという部分もございます。にぎわい商業課につきましては、プレミアムつき商品券発行について、郵便局さんには、既存の細かいマニュアルを提示させていただいて連携をより強めまして、迅速な販売につなげるようにしておりますので、そのような形で販売を進めていきたいと考えております。 【中里委員】今お話にあったマニュアルを作成して連携されている。そうした中で、郵便局もただでは販売しないわけで、販売手数料等も郵便局に発生するわけですが、それも含めて臨時交付金の活用で賄われると思いますが、販売手数料というのはお幾らになるのですか。 (にぎわい商業課長)販売手数料につきましては、1冊当たり70円プラス消費税を基本にしておりまして、お願いしている次第でございます。 【中里委員】そうすると、2冊応募して、2冊買いに行ったときには140円ということになるわけですね。それと、前回、よく覚えているのですが、なかなか売行きも、交付金を活用しての事業ですから、売行きが悪いとか、よいとかという判断にはならないとは思うのですけれども、前回も第2回の販売をやったわけです。そういう意味では、この様子でいくと、また第2回の販売をせざるを得ないのかな、こんな感じもするのです。そうしたときに、せっかく作った17万冊を完売するためのある意味での状況を見ながら第2回を実施せざるを得なかったときには、条件の緩和だとかいろんな工夫をして、計画をまた改めてしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 【浅井委員】最後に、プレミアムつき商品券について伺いたいのですけれども、郵便局で販売されるということで、それについては大賛成ですけれども、万が一郵便局のどこか1か所で売り切れてしまったみたいなことというのはあり得るのですか。 (にぎわい商業課長郵便局につきましては、一定の申込みの住所を受けていますので、それによって郵便局さんのほうに配分するような形での配分の仕方を考えております。また、もし足りないという場合は、市役所のほうでも多少冊数については持っておりますので、随時追加して、足らず前がないように販売するような形で実施していきたいと考えております。 (委員長)ほかにありますでしょうか。                  (「なし」の声あり) (委員長)では、ないようですので、これで質疑を終了いたします。                  ◎ そ   の   他 11 (1)次期委員会開催日程について (委員長)次に、次期委員会開催日程ですが、案として11月18日、金曜日、午前10時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」の声あり) (委員長)それでは、次期委員会は11月18日、金曜日、午前10時から開催することといたします。                  ◎ 散       会 (委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。                                     (午前10時48分) 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