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  1. 前橋市議会 2021-03-26
    令和3年_意見書案第12号 開催日: 2021-03-26


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 意見書案第12号  令和3年3月26日提出  令和3年3月26日否決                     提出者 市議会議員 長谷川   薫                           同   近 藤 好 枝                           同   小 林 久 子                           同   吉 田 直 弘      宇宙航空研究開発機構JAXAへの「敵基地攻撃兵器」の      開発協力中止を求める意見書  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXA」(以下JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、6年の宇宙の旅を経て地球に無事に帰還し、子供たちに大きな夢や希望を届けた。  ところが、防衛省防衛装備庁は、2016年にJAXAと協定を締結し、音速の5倍以上に加速する極超音速飛行を可能とするスクラムジェットエンジン開発JAXAを参加させている。  既に、燃焼試験を実施し当該エンジンが使われることになる極超音速誘導弾は、「島嶼防衛」のための武器を名目にしているが、実際には「敵基地攻撃能力」を持つ事実上の「長距離ミサイル」として開発されていることは明らかである。  しかし、そもそも日本宇宙開発は、1969年の衆議院決議にも示されているとおり「平和の目的に限り、学術の進歩、国民生活の向上及び人類社会の福祉を図り、合わせて産業技術の発展に寄与するとともに、進んで国際協力に資するためにこれを行う」との立場で進められてきたものである。  このことからも、国立法人であるJAXAの全ての業務は憲法平和主義の理念に沿って行われるべきものであり、憲法9条に基づき維持してきた「専守防衛」の原則を超えて、他国に脅威を与える武器開発宇宙開発に加担することは決して許されないものである。  よって、国は、JAXAへの「極超音速誘導弾」に使われるスクラムジェットエンジン開発研究を含む「敵基地攻撃兵器」の開発などの軍事的な研究開発協力要請を直ちに中止するよう強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。
    ──────────────────────────────────── 令和3年3月  日  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  総務大臣  文部科学大臣  経済産業大臣                    前橋市議会議長 横 山 勝 彦 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...