前橋市議会 2021-03-03
令和3年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日: 2021-03-03
│ │ 鈴 木 俊 司
│
└───────┴─────────────────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
40 ◎ 議 長 交 代
【
議長(
横山勝彦議員)】
議長を交代いたします。
(
議長、
議長席を退席、副
議長、
議長席に着席)
41 【副
議長(
富田公隆議員)】
議長を交代いたしました。
42 ◎
議長の
常任委員辞任
【副
議長(
富田公隆議員)】
日程第8、
議長、
横山議員の
常任委員辞任の件を議題といたします。
横山議員、除斥願います。
(
横山勝彦議員 退席)
43 【副
議長(
富田公隆議員)】
議長、
横山議員から
常任委員の辞任願が提出されましたので、
事務局長から朗読いたします。
44 【
事務局長(
高野章)】
──────────────────────────────────────────────
令和3年3月3日
前橋市
議会副
議長 様
総務
常任委員 横 山 勝 彦
常 任 委 員 辞 任 願
このたび
議長に選任されましたので、今後
議長職に専念するため総務
常任委員を辞任いたしたく願い
出ます。
──────────────────────────────────────────────
45 【副
議長(
富田公隆議員)】 お諮りいたします。
議長、
横山議員の
常任委員辞任を許可することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
46 【副
議長(
富田公隆議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
議長、
横山議員の
常任委員辞任を許可することに決まりました。
(
横山勝彦議員 出席)
47 ◎ 議 長 交 代
【副
議長(
富田公隆議員)】
議長を交代いたします。
(副
議長、
議長席を退席、
議長、
議長席に着席)
48 【
議長(
横山勝彦議員)】
議長を交代いたしました。
49 ◎
議会運営委員の選任
【
議長(
横山勝彦議員)】
日程第9、
議会運営委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員の選任については、
委員会条例の
規定に基づき、ご
配付の
議会運営委員
一覧表のとおり、豊島
議員以下9名を指名したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
50 【
議長(
横山勝彦議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、豊島
議員以下9名を
議会運営委員に選任することに決まりました。
………………………………………………………………………………………………………………………………
議会運営委員
一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名
│
├──────────┤
│豊 島 孝 男│
│角 田 修 一│
│近 藤 登│
│富 田 公 隆│
│須 賀 博 史│
│鈴 木 数 成│
│中 里 武│
│長谷川 薫│
│阿 部 忠 幸│
└──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
51 ◎ 群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙
【
議長(
横山勝彦議員)】
日程第10、群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、
地方自治法の
規定に基づき指名推選とし、
議長において指名したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
52 【
議長(
横山勝彦議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
選挙の方法は指名推選とし、
議長において指名することに決まりました。
群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員に正副
議長を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました正副
議長を群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
53 【
議長(
横山勝彦議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました正副
議長が群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人となりました。
ただいま当選人となりました正副
議長が
議場におりますので、
会議規則の
規定により当選の告知をいたします。
54 ◎ 議 案 上 程
【
議長(
横山勝彦議員)】
日程第11、市長より送付を受けた議案第1号から第49号まで、及び
報告第1号、以上50件を一括議題といたします。
55 ◎ 提案理由の説明
【
議長(
横山勝彦議員)】 ただいま上程いたしました議案第1号以下50件について当局の説明を求めます。
初めに、令和3年度各会計予算案の大要について市長の説明を求めます。
(市長 山本龍 登壇)
56 【市長(山本龍)】 ただいま上程されました議案第1号から第12号までの令和3年度当初予算案の大要につきましてご説明いたしたいと思います。
令和3年度当初予算編成につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大やデジタル化の進展など、現在の社会情勢の変化を踏まえて改定する第七次前橋市総合計画、さらには新たに策定いたしました前橋市国土強靱化地域計画に基づくソフト、ハード両面からの施策を着実に推進するため、そして地方創生や
まちづくりのキーワードでございます地域経営の理念を継続し、このコロナ禍においても前橋市が将来都市像、新しい価値の創造都市・前橋の実現に向けて前進できるような予算として取りまとめたところでございます。
それでは、当初予算の概要につきましてご説明いたします。まず、本市の令和3年度一般会計の歳入歳出予算案では、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、1,563億6,448万円で、対前年度比8.3%の増となっております。
そして、歳入でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、市税収入のうち個人市民税につきましては、前年度と比べ約13億4,000万円の大幅な減額を見込んでおります。
法人市民税につきましても同じように11億9,000万円の減額を見込んでおります。
そして、固定資産税は同じく新型コロナウイルス感染症に関する税制措置などによりまして約27億3,000万円の減額を見込んでおります。
これらに都市計画税や事業所税等を合わせた市税収入の全体では、対前年度9.8%減となる約483億2,000万円を見込んでおります。手堅く見込ませていただいております。
次に、地方消費税交付金は、コロナ禍の経済情勢の下、消費動向が不安定であることなどから、前年度と比べまして4億円の減額を見込んでおります。
また、地方交付税は、原資となります国税が減収し、そして
臨時財政対策債へ振り替えられたことなどを踏まえ、前年度に対しまして3億円の減額を見込んでおります。
国庫支出金は、国の第三次補正予算に伴う令和2年度予算への前倒しや上武道路の道の駅アクセス道路の工事進捗に伴う減額などがある一方、新型コロナウイルスのワクチン接種事業の実施による増額などもあり、前年度と比べ、約10億2,000万円の増額となっております。
市債は、六供清掃工場の予防保全工事や西消防署利根分署の建設工事の終了などの減要素はあるものの、
臨時財政対策債などの増要素が大きいことから、前年度と比べ約13億7,000万円の増額となっております。
次に、歳出であります。第七次総合計画で定める6つの
まちづくりの柱ごとにお話ししたいと思います。
まず、1つ目の教育・人づくりの柱についてです。
GIGAスクール構想により、全ての児童生徒に配備されましたLTEモデルのタブレット端末の特徴を最大限に生かしてまいりたいと思っております。子供たちが学校でも社会でも、そして家庭でも活用していただけるような情報活用能力のさらなる育成に取り組んでまいります。
また、小学校の教科指導講師の配置あるいは中学生を対象といたしました地域寺子屋事業を継続するとともに、特別支援学級の介助員の増員など、多様な児童生徒に応じた学習環境の整備に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
そして、春日中と広瀬中の統合校であります明桜中がいよいよこの4月に開校されることから、校務補助員及びスクールアシスタントを新たに配置し、統合校のスタートを支援してまいりたいと考えております。このほか、JR前橋駅北口のアクエル前橋に高校生のための学習スペースを設置し、自主的な学習活動を支援し、さらには駅のにぎわいも取り戻してまいりたいと考えております。
学校給食施設では、老朽化いたしました西部共同調理場の延命化を図るため、大規模改造の第1期工事に着手するほか、東部共同調理場の調理等の業務で民間委託を開始し、民間活力の導入を進めてまいりたいと考えております。
社会教育施設の整備では、老朽化した永明公民館の移転新築工事を引き続き進めてまいります。
そして、ふるさとを愛し、未来へつなげる人づくりの分野では、国
指定重要文化財でございます臨江閣の維持補修や総社古墳群などの調査を進め、文化財を市民全体の宝として後世に伝えてまいりたいと考えております。
次に、2つ目の項目であります結婚・出産・子育てについてです。
結婚や出産に対する支援の充実では、結婚を望む方を対象とした相談、支援事業の充実を図ってまいります。
また、医療費が高額な体外受精及び顕微授精などの特定不妊治療を行う方の治療費や、双子などの多胎児を妊娠した方の妊婦健診費用の助成を充実いたします。
子育て支援の推進、子育てと仕事の両立支援につきましては、産後の疲労や育児への不安を抱えた産婦さんへのケアに訪問型を新たに加えるとともに、産後鬱の予防などを目的とした産婦健康診査を引き続き実施いたします。
また、本市が独自に行っておりますおたふく風邪の予防接種費用の無料化や、あるいは第3子以降の保育所等の副食費の無料化などにより、子育て世帯の経済的な負担軽減を図ってまいります。
さらには、民間保育所や認定こども園におきまして、子供の見守りや事務補助などを行う保育支援員の配置を引き続き支援し、保育士の働きやすい環境づくりと、保育体制の強化を推進してまいります。このほか、放課後児童クラブの充実を図り、子供が安心して過ごせる環境を整備するとともに、市内4か所で病児保育を継続し、働きながら子育てできる環境づくりを応援してまいりたいと考えております。
次に、3つ目の項目、健康・福祉についてです。
地域包括ケアの推進、健康づくりと介護予防の推進では、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に進める事業を新たに実施し、高齢者のフレイル予防などに取り組んでまいりたいと思います。
また、前橋版生涯活躍のまちの推進として、日本赤十字病院跡地への夜間急病診療所と福祉作業所の移転新築に向けた土地の造成工事などに着手いたします。
そして、収束の見通せない新型コロナウイルス感染症対策として、市民へのワクチン接種や発熱、PCR検査外来などに市医師会及び各病院等と連携して取り組むほか、各種健康診査及びがん検診の受診率向上にも引き続き取り組んでまいります。
障害者福祉では、常時支援が必要な障害者の緊急時に対応するため、委託相談支援事業所にコーディネーター機能を追加するなど、緊急時の調整や受入れ態勢等の充実に努めてまいります。
また、子供の福祉医療費の支給につきまして、18歳までの入院医療費の無料化を新たに開始し、福祉の増進を図ってまいります。
次に、4つ目の、産業振興についてです。
地域産業の基盤強化及び活性化では、新型コロナウイルス感染症に対応する経済対策として、引き続き中小企業や小規模事業者の資金繰りを支援するとともに、キャッシュレス決済を活用したポイント還元事業による市内事業者の支援に新たに取り組むほか、設備投資に対する補助を継続し、経営力の強化を図ってまいります。
企業誘致では、新たな産業用地として、西善中内産業用地の立地企業の公募や造成工事を開始するほか、駒寄スマートインターチェンジ産業団地の基本設計業務等を進め、さらには次期産業団地の開発につきましても検討を実施してまいります。
働く意欲と機会の創出では、市内でのサテライトオフィスを開設する市外事業者への補助を充実いたします。そして、コロナ禍に対応した多様な働き方の推進に努めてまいります。
魅力ある農林業への転換では、農業の担い手の確保、育成のため、認定農業者等に対する機械の導入や施設整備の支援を継続するほか、集落営農組織等に対して農業用ドローンなどを活用したスマート農業の導入経費の補助を新たに実施し、農業経営の安定化を支援してまいります。
圃場整備では、老朽化した農業用水路等の長寿命化のための改修工事に取り組むとともに、上細井中西部地区の土地改良事業をはじめとした農林環境の整備を引き続き進めてまいります。
また、森林環境譲与税を活用し、民有林の整備や木材利用の推進、担い手の育成確保などに新たに取り組み、森林整備を総合的に推進してまいります。
次に、5つ目の、シティプロモーションについてです。
地域資源を生かした新たな観光振興では、上武道路の道の駅について農産物直売所などの施設建築工事等を進めてまいります。
また、赤城山観光の担い手となります観光地域づくり法人、DMOの活動を引き続き支援するほか、スローシティの推進を図るため、地域資源を生かした取組を行う民間団体等を支援いたします。
歴史文化遺産の活用では、前橋四公にまつわるイベントの開催や、世界かんがい施設遺産に登録された天狗岩用水のPR等により、本市ゆかりの歴史、そして文化に立脚した地域づくりを推進してまいります。
文化芸術拠点の活用では、前橋文学館における令和4年度の萩原朔太郎没後80年の記念事業に向けた準備、そして様々な企画展などを開催するほか、一時休館いたしますアーツ前橋の照明のLED化改修等を行い、市民が芸術文化に親しめる環境の充実を図ってまいります。
スポーツ振興では、7月から予定されております東京
オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、関係各国の直前合宿等の受入れ態勢を整えるとともに、南スーダン陸上選手団の軌跡を、スポーツを通じた平和促進のレガシーとして後世につないでまいります。このほか、市民体育館にボルダリング用の設備を設置するなど、スポーツ施設の整備にも引き続き取り組んでまいります。
移住、定住促進では、移住コンシェルジュと連携し、赤城南麓地域の魅力や民間事業者の活動情報を広く発信するほか、空き家のリフォームによる二世代近居・同居を引き続き支援し、ソフト、ハードの両面から移住、定住促進を進めてまいります。
また、産学官連携によるリカレントスクールを開講し、市内企業の人材育成、若者の活躍、定着の支援を進めてまいります。
市民主体の魅力づくりの推進、魅力的な
まちづくりの推進では、中心市街地における民間再開発事業の支援や広瀬川河畔の再整備に引き続き取り組むとともに、街なかにおける開業支援等により、街なかの魅力向上と中心市街地の活性化を図ってまいりたいと考えております。
次に、6つ目の都市基盤についてでございます。
都市機能の集約と拠点性の向上では、機能的な土地利用や防災機能の向上を目指し、12地区における土地区画整備事業を引き続き進めてまいります。
交通ネットワークの充実では、既存のバス路線や鉄道の維持対策、マイタクの利用支援を継続するとともに、乗りたいバスの到着が一目で分かるバスロケーションシステムを導入いたします。
また、既存のレンタルサイクルとコミュニティサイクルを統合したシェアサイクル事業に新たに取り組むほか、市民のあらゆる移動手段を最適化するMaaSの前橋版でございますMaeMaaSの実現に向け、さらなる環境整備を進めてまいります。
さらに、群馬総社駅西口の開設に向け、2か年にわたる調査、基本設計や住民参加型の駅舎デザイン作成に着手し、公共交通の利便性向上と暮らしやすい
まちづくりに取り組んでまいります。
道路整備では、都市計画道路の整備や新市建設計画及び新市基本計画に位置づけられた路線の整備、橋梁や舗装の長寿命化修繕計画に基づく維持修繕などに引き続き取り組み、持続性の高い都市基盤の整備を進めてまいります。
環境配慮型社会の形成では、絆でつなぐ環境基金を活用し、家庭における新エネ、省エネ機器の設置に対する補助や有価物集団回収実施団体への奨励金を継続し、環境対策に取り組む市民や団体を広く支援いたします。このほか、新最終処分場の建設に向け、引き続き基本計画の策定を進めてまいります。
安全、安心な
まちづくりの推進では、消防力の充実、強化のため、消防車両を計画的に更新するとともに、上武道路の道の駅に消防団車庫詰所を移転新築いたします。
水道事業では、災害発生時に重要な役割を担う病院及び防災拠点などに給水する管路の耐震化を計画的に進めるほか、敷島浄水場の場外排水路更新工事を実施いたします。
下水道事業では、緊急度の高い重要な下水道管渠の計画的な耐震化を進めるとともに、六供町の水質浄化センターの更新に向けた基本設計業務を引き続き進めてまいります。
このほか、行財政運営の面では、令和元年度からの新たな行財政改革推進計画の中で掲げた民間委託等の推進、業務改革、事務改善、公共施設の効率化、最適化の3つの方針の下、ロボティックプロセスオートメーションの導入などに引き続き取り組むとともに、マイナンバーカードの普及をさらに推進し、デジタル社会の実現に向けたIT化の推進にチャレンジしてまいります。
以上が予算に盛り込んだ主要な施策でございます。
今回の当初予算編成では、新型コロナウイルス感染症の影響により、市税収入など歳入面での大幅な減収が見込まれる厳しい財政状況の中でも、市民の暮らしや健康を守る施策の維持を最優先といたしまして、一層の経費縮減など財源確保に取り組んでまいりました。今後も新型コロナウイルス対策の長期化や高齢化に伴う医療、介護等の社会保障費も増加が見込まれております。このため、財政の健全化には引き続き十分に留意しながら、新しい価値の創造都市・前橋の実現に向けて、職員が一丸となってそれぞれの施策に取り組むとともに、市民の皆さんと一緒にこのコロナ禍における変革、そしてスーパーシティ及びスローシティによる
まちづくりに勇気を持ってチャレンジすることが私自身の役割と考えております。
議会の
皆様におかれましても新しい体制のスタートとなります。引き続き二元代表制の当事者同士として尊敬し合いながら、また議論を尽くしてまいりたいと思っております。
以上、当初予算案の大要につきましてご説明いたしました。ありがとうございます。
57 【
議長(
横山勝彦議員)】 引き続き、議案第13号以下について当局の説明を求めます。
58 【財務部長(関哲哉)】 議案第13号から第22号までの補正予算議案10件につきまして一括説明を申し上げます。
補正予算議案書とは別に
配付いたしました、令和2年度前橋市各会計補正予算の概要と書いてある資料をご覧いただきたいと思います。この資料のまず1ページ、3月補正予算の特徴をご覧いただきたいと思います。
初めに、新型コロナウイルスワクチン接種事業は、国庫補助金を財源としまして、市民がワクチンの接種を受けられる体制づくりを進めるものでございます。
次に、制度融資の減は、実績見込みによる各種制度融資預託金の減などでございます。
次に、新型コロナウイルス感染症対応中小企業経営支援基金積立金は、新型コロナウイルス感染症対策として令和2年度に実施しました経営安定資金融資に係ります令和3年度以降の借入利子等補助金の財源として、国の地方創生
臨時交付金の一部を活用するため新たに基金を設置し、積立てを行うものでございます。
次に、国の補正予算に伴う事業は、令和3年度に実施を予定した事業を今年度に前倒しし、国の補正予算の活用を図るものでございます。対象事業につきましては、2ページ及び3ページに記載しておりますが、一般会計では畜産振興推進事業や水利施設整備事業のほか、道路事業や公園整備事業など15事業、また下水道事業会計では雨水対策事業やポンプ場建設事業など4事業でございます。
なお、2ページ冒頭に記載の農政課所管の畜産振興推進事業につきましては予算計上額が大きなものとなっておりますが、これは養鶏場の整備に対する補助金でありまして、財源は国から県を通じて全額が交付されるものでございます。
お手数ですが、また1ページに戻りまして、次に歳入の地方消費税交付金の減は、コロナ禍における消費の落ち込みから減額が見込まれるものでございます。
次に、同じく歳入の地方税減収補填債及び特別減収対策債は、新型コロナウイルス感染症の影響による大幅な減収に対応するため、国の制度改正により市債の発行が可能となったものでありまして、地方税減収補填債は地方消費税交付金等の減収を補填するもの、また特別減収対策債は市有施設の使用料や手数料の減収を補填するものでございます。
次に、少し飛びまして4ページをご覧いただきたいと思います。各会計補正予算の
一覧表でございますが、補正額欄に金額が記載されております一般会計以下10会計につきまして、今回補正をお願いするものでございます。
次に、5ページ及び6ページの一般会計歳入歳出補正予算の款別
一覧表をご覧いただきたいと思います。表の一番下の合計欄に記載のとおり、歳入歳出それぞれ30億8,542万8,000円を減額し、補正後の予算規模を1,920億5,900万3,000円にしようとするものでございます。
次に、7ページをご覧いただきたいと思います。一般会計の歳入につきまして、主な補正項目をご説明いたします。初めに、1款市税は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う徴収猶予の特例制度等により、固定資産税や事業所税が減となるものの、個人市民税が当初の見込みを上回ることから、全体では増額となるものでございます。
次の2款以降は、国からの交付金等につきまして交付実績及び今後の交付見込みにより補正するものでございます。
8ページに移りまして、11款地方交付税は特別交付税の交付見込みによる減でございます。
1つ飛びまして、14款使用料及び手数料の使用料の減は、コロナ禍で各施設の利用者が減少していることや、市営住宅の入居実績見込みに基づく使用料の減などでございます。
次に、15款国庫支出金の国庫負担金の追加は、認定こども園施設給付費の増加に伴うものなどでありまして、次の国庫補助金の追加は、感染症対応のための地方創生
臨時交付金の追加などでございます。
次に、16款県支出金の中ほど、県補助金の追加は、養鶏場の整備に対する補助金などでございます。
次に、17款財産収入は、財産売払収入が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
9ページに移りまして、19款繰入金は、中ほどに記載しております財政調整基金からの繰入金を減額することや産業立地推進事業特別会計の土地売払収入からの繰入れができなかったことによる減などでございます。
次に、21款諸収入は、中ほどに記載しております貸付金元利収入の減が主な減額要因でありまして、制度融資に対する預託金の実績見込みに伴うものでございます。以上が歳入補正の概要でございます。
続きまして、10ページからは歳出の主な補正項目でございますが、冒頭で申し上げました補正予算の特徴や歳入補正との重複を避けながら、主なものについて説明させていただきます。基本的には事業費の確定や実績に伴う決算見込みに基づく補正となっております。
初めに、1款
議会費の
議員報酬等の減及び政務活動費の減は、新型コロナウイルス対応として
議員提案により減額したものでございます。
次に、2款総務費の財政管理事業の減は、産業立地推進事業特別会計からの繰入金が見込めないことから、財政調整基金積立金を減額するものでございます。
その下の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、市庁舎屋根防水改修工事につきまして年度内に完了が間に合わないことから、繰越しをお願いするものでございます。
次に、市庁舎整備事業の減は、市庁舎一部改築工事の年度間の事業費見直しによりまして、今年度の事業費を減額するものなどでございます。
次に、未来型政策事業の追加は、マイナポイント事業について国の補助金が増額されたことから、その拡充を図るため、業務委託料を追加するものでございます。
その下の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、市民文化会館大胡分館の非常用放送設備改修工事につきまして、年度内に完了が間に合わないことから、繰越しをお願いするものでございます。
次に、交通政策推進事業の減は、群馬総社駅西口新設等調査設計業務の見送りによる減などでありますが、西口の調査設計につきましては、県補助金を取り込みながら令和3年度からの実施を予定しております。
その下の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、バス事業者に対するICカードの導入補助金につきまして、事業者の業務の遅れにより繰越しをお願いするものでございます。
11ページに移りまして、総務費の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、住民基本台帳システム改修業務につきまして、年度内に完了が間に合わないことから、繰越しをお願いするものでございます。
次に、3款民生費でございますが、2つ目の障害福祉運営事業の追加は、障害福祉サービスの報酬改定に伴うシステム改修でありまして、年度内に業務が完了しないことから、その下の点線四角囲いのとおり、繰越明許費を設定するものでございます。
次に、福祉作業所管理運営事業の追加は、第一福祉作業所跡地の地中埋設物の除去業務を行うものなどでございます。
1つ飛びまして、福祉医療費支給事業の減は、実績見込みに伴いまして減額するものでございます。
次に、介護施設等整備事業の追加は、民間の障害福祉施設が行う介護ロボットの導入等に対する補助金を追加するものでございます。
12ページに移りまして、上から6つ目、ちょうど中ほどに記載の過年度支出につきましては、民間保育所に係る令和元年度の子ども・子育て支援交付金につきまして返還金が生じたものでございます。
次に、認定こども園施設給付事業の追加は、実績見込みにより施設給付費を追加するものでございます。
次に、生活保護費支給事業の減は、保護人員が当初見込みを下回ることによるものでございます。
次に、4款衛生費でございますが、13ページに移りまして、点線四角囲いの繰越明許費の設定は日赤跡地における夜間急病診療所の外構整備実施設計につきまして、年度内に完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。
少し飛びまして、衛生費、一番最後のし尿処理施設管理事業の追加は、汚泥処理施設整備で活用した国交付金に返還が生じたことに伴いまして、その一部を下水道事業会計に負担金として支出するものなどでございます。
飛びまして、6款農林水産業費でございますが、14ページに移りまして、点線四角囲いの繰越明許費が3件続いております。国補正に伴う前倒しのほか、3つ目の特用林産物生産活力アップ事業は、シイタケの原木の購入補助につきまして、納品の遅れが見込まれることにより繰越しをお願いするものでございます。
次に、7款商工費でございますが、15ページに移りまして、1つ目の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、経営支援事業における設備投資促進補助金につきまして、事業所の機器納入の遅れにより繰越しをお願いするものでございます。
次に、2つ目の繰越明許費の設定は、力丸工業団地の流域下水道接続実施設計の工期の遅れによりまして繰越しをお願いするものでございます。
次に、産業立地推進事業特別会計繰出金は、特別会計において売払い予定地の売却が進まなかったため、一般会計から財源不足を補填するものでございます。
次に、8款土木費でございますが、15ページから18ページにかけまして繰越明許費の設定及び金額の変更が道路や土地区画整理、街路事業のほか、公園、再開発事業等で25件ございます。いずれも予定していた工事の遅れや年度内に建物移転、用地買収等が完了しないこと、また国補正予算の活用、再開発事業の工期の遅れなどによりまして、それぞれ繰越しをお願いするものでございます。
そのほかの項目につきましては、17ページをご覧いただきたいと思います。4つ目に記載しております温水利用健康づくり施設管理運営事業の追加は、あいのやまの湯について新型コロナウイルス感染症の影響による利用者の減少や施設の休館を要請したことに対し、
指定管理者への補償を行うものなどでございます。その下の粕川温泉元気ランド管理運営事業の追加や、ふれあい館管理運営事業の追加も同様でございます。
18ページに移りまして、2つ目の中央児童遊園管理運営事業の追加も同様に補償を行うものでございます。
少し飛びまして、9款消防費でございますが、19ページに移りまして、点線四角囲いの繰越明許費の設定は、総合防災マップの作成につきまして、年度内に完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。
次に、10款教育費でございますが、2つ目の学校教育運営事業の追加は、小中学校の教育活動継続支援として、新型コロナウイルス感染症対策のための物品購入等を行うものであり、国から補助金が交付されるものでございます。なお、年度内に事業が完了しないことから、その下の点線四角囲いのとおり、繰越明許費を設定するものでございます。
3つ飛びまして、高等学校運営事業も同様に新型コロナウイルス感染症対策等の学校教育活動継続支援事業が追加となりますが、管理棟空調機器更新工事の入札差金の減等により、全体では減額となるものでございます。
20ページに移りまして、1つ目の点線四角囲いの繰越明許費は、芳賀公民館駐車場拡張工事につきまして、年度内に完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。
2つ飛びまして、同じく繰越明許費の設定でございますが、旧本間酒造の外トイレ整備工事の整備内容の変更に伴いまして、繰越しをお願いするものでございます。
1つ飛びまして、公立大学法人運営事業の追加は、修学支援制度による授業料等の減免対象者が見込みを上回ったことによりまして、運営費交付金を追加するものなどでございます。
その下の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、前橋工科大学4号館の空調設備更新工事について、年度内に完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。
以上が一般会計の補正予算の概要でございます。
続きまして、21ページ、国民健康保険特別会計でございます。それぞれ決算見込みに基づき補正や財源の組替えを行うものでありますが、主な補正項目は2款保険給付費の出産育児一時金や傷病手当金の実績見込みによる減のほか、9款諸支出金の保険給付費等交付金の返還金の追加などでございます。
次に、22ページは後期高齢者医療特別会計でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金の徴収保険料の実績見込みによる納付金の追加などでございます。
次に、23ページは競輪特別会計でございますが、発売収入の増加見込みにより、1款競輪費の競輪運営事業の基金積立金や3款払戻返還金を追加するほか、5款繰出金につきましては一般会計への繰出金を1億円追加し、総額で3億円とするものでございます。
次に、24ページは農業集落排水事業特別会計でございますが、総額では微減となるものでありまして、1款農業集落排水事業費の点線四角囲いの繰越明許費の設定は、込皆戸処理施設の脱水機棟建築工事などにつきまして、年度内に完了しないことから、繰越しをお願いするものでございます。
次に、25ページは介護保険特別会計でございますが、主な補正項目は、2款保険給付費の各介護サービスの利用実績に基づく追加及び減でありまして、給付費全体では減となるものでございます。このほか、4款地域支援事業費につきましても介護サービス事業の実績見込みなどによる減でございます。
次に、26ページの上段の表は、新エネルギー発電事業特別会計でございますが、2款繰出金は売電収入や前年度繰越金を財源として一般会計への繰出金を追加するものでございます。
下段の表は、産業立地推進事業特別会計でございますが、1款産業立地推進費の西善中内産業用地造成事業の減は、事業進捗に合わせて事業費を減額するものでありまして、その下の点線四角囲いの繰越明許費は、産業用地の購入に当たり、年度内に業務が完了しないことが見込まれることから繰越しをお願いするものでございます。このほか、2款繰出金はローズタウンの土地売払いが進まなかったことにより、一般会計への繰出金を減額するものでございます。
次に、27ページは水道事業会計でございますが、主な補正項目は、収益的支出では雑支出の追加として消費税及び地方消費税を追加するほか、資本的支出では施設改良費の減として配水管布設替工事を減とするものなどでございます。
次に、下水道事業会計でございますが、主な補正項目は、収益的支出では処理場費の減として施設電力料を減とするほか、雑支出の追加として消費税及び地方消費税の追加などがありまして、総額では増額となるものでございます。
また、資本的支出では、国補正予算に伴う追加のほか、最後に記載しております国庫補助金返還金につきましては、汚泥処理施設整備で活用した国交付金の一部を返還するものでございます。
以上で補正予算議案10件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
59 【総務部長(稲田貴宣)】 議案第23号から議案第25号までにつきましてご説明申し上げます。
水色の表紙の説明資料の1ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第23号についてでございます。1の改正の理由ですが、本市の常勤職員等であった者で、引き続き会計年度任用職員となった者に係る年次有給休暇の取扱いを明確化しようとするものです。
2の主な内容ですが、本市の常勤職員等であった者で、引き続き会計年度任用職員となった者に係る常勤職員等としての年次有給休暇の残日数については、20日を限度として会計年度任用職員としての任期に繰り越すことができることとするものです。
3の施行期日等につきましては公布の日とし、令和2年4月1日から遡及して適用するものです。
次に、3ページの議案第24号についてでございます。1の改正の理由ですが、中央消防署に設置する高度救助隊に係る隊編成の変更に伴い、所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容ですが、消防職給料表級別
職務分類表において、5級に分類されている高度救助隊長の
職務を4級に改め、4級に分類されている高度救助隊副隊長の
職務を削るものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものです。
次に、5ページの議案第25号についてでございます。1の改正の理由ですが、新型コロナウイルス感染症を
指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、所要の改正を行おうとするものです。
2の内容ですが、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための保健業務手当を定める
規定において、新型コロナウイルス感染症を
指定感染症として定める等の政令から引用している新型コロナウイルス感染症の定義を改めるものです。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
60 【政策部情報政策担当部長(松田圭太)】 議案第26号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の7ページをご覧いただければと思います。1の改正の理由ですが、個人番号カードの交付申請と同時にマイタクの利用申請を行うことができるようにするため、所要の改正を行おうとするものでございます。
2の内容ですが、現に個人番号カードの交付を受けている者に加え、個人番号カードの交付を受けようとする者についても、個人番号カードを利用したマイタクのサービス提供に係る利用申請を行うことができるようにするものです。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
61 【福祉部長(竹渕亨)】 議案第27号及び議案第28号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の9ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第27号についてでございます。1の改正の理由ですが、放課後児童クラブのみ
なし支援員に係る経過措置が終了することに伴い、放課後児童支援員の新たな確保が必要となる場合における放課後児童支援員の資格要件の特例を定めようとするものです。
2の内容ですが、新たに当該放課後児童健全育成事業者の職員となった者に限り、職員となった年度、または翌年度に実施される認定資格研修を修了することを予定している場合は、当該研修を修了するまでの間、放課後児童支援員とみなすこととするものです。
3の施行期日等につきましては令和3年4月1日とし、同日において新たに当該放課後児童健全育成事業者の職員となった日から1年を経過しない者についても適用するものです。
なお、本議案に係る参考資料を10ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、12ページの議案第28号についてでございます。1の改正の理由ですが、平均寿命の伸長等により、敬老祝金の受給資格及び額を見直そうとするものです。
2の内容ですが、表のとおり、敬老祝金の受給資格の対象から満80歳及び満88歳の者を除き、祝金を支給しないこととするものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
62 【健康部長(中西啓子)】 議案第29号から議案第33号までにつきましてご説明申し上げます。
説明資料の14ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第29号についてでございます。1の廃止の理由ですが、食品衛生法等の改正により、営業許可制度が見直されたことに伴い、条例による本市の営業許可制度を廃止しようとするものでございます。
2の施行期日等につきましては令和3年6月1日とし、この条例の施行の際、現に廃止前の条例の
規定による許可を受けて漬物製造業を営んでいる者に係る施設の衛生基準については、当該者が改正後の食品衛生法の
規定による許可を受ける日の前日、または令和6年5月31日のいずれか早い日までの間は従前の例によることとするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を15ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、16ページの議案第30号についてでございます。1の改正の理由ですが、食品衛生法等の改正により、営業許可業種が見直されたことに伴い、当該許可を申請する者から徴収する手数料に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。
2の内容ですが、手数料を徴収する事務、手数料の名称及び金額について、16ページから20ページまでの表に記載のとおり定めるものでございます。
3の施行期日につきましては、令和3年6月1日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を21ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、28ページの議案第31号についてでございます。1の改正の理由ですが、健康保険法等の改正により、被保険者資格の電子資格確認が導入されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
2の主な内容ですが、福祉医療費の受給資格者が保険医療機関等で医療を受ける際に電子資格確認により被保険者資格の確認を受けることができるようにするものでございます。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を29ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、32ページの議案第32号についてでございます。1の改正の理由ですが、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
2の内容ですが、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に支給する傷病手当金に係る
規定において、新型インフルエンザ等対策特別措置法から引用している新型コロナウイルス感染症の定義を改めるものでございます。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
次に、34ページの議案第33号についてでございます。1の改正の理由ですが、地方税法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
2の主な内容ですが、国民健康保険税の軽減措置に係る軽減基準額について、基礎控除額相当分を現行の33万円から43万円に引き上げるとともに、被保険者のうち一定の給与所得者等が2人以上いる世帯については、当該給与所得者等の合計数から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加えるものでございます。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を35ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
63 【産業経済部長(神山尚人)】 議案第34号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の38ページをご覧いただきたいと思います。1の制定の理由ですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業者に対する経営安定資金の融資について、その利子を補給し、及び信用保証料を補助する事業に要する経費の財源に充てるため、前橋市新型コロナウイルス感染症対応中小企業経営支援基金を設置しようとするものでございます。
次に、2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、基金として積み立てる額は一般会計の予算で定める額とするものです。
2点目は、基金は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業者に対する経営安定資金の融資について、その利子を補給し、及び信用保証料を補助する事業に要する経費の財源に充てる場合に限り、その全部または一部を処分することができることとするものです。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものです。
4の有効期限につきましては、制度が終了いたします令和8年3月31日までとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
64 【都市計画部長(笠間良一)】 議案第35号及び議案第36号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の39ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第35号についてでございます。1の制定の理由ですが、西善、中内地区における適正かつ合理的な土地利用を図ることにより、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、建築物に関する制限を定めようとするものです。
2の主な内容ですが、3点ございます。1点目は、建築物の制限に関する事項で、用途地域は工業地域に
指定されており、その用途地域における建築物の用途の制限に加えて、地区ごとに表に記載したアからサまでの建築物を建築してはならないものとして
規定するものです。
2点目は、公益上必要な建築物の特例に関する事項で、公益上必要な建築物であって、前橋市建築審査会の同意を得て市長が許可したものは、この条例の
規定を適用しないこととするものです。
3点目は、罰則に関する事項で、この条例の
規定に違反した建築物の建築主等に対し、10万円以下の罰金に処する旨を定めるものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものです。
なお、本議案に係る参考資料を41ページに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、42ページの議案第36号についてでございます。1の改正の理由ですが、2点ございます。1点目は、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律等の改正に伴い、非住宅部分の床面積の合計が300平方メートル以上2,000平方メートル未満の建築物の建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料の額を定めるとともに、所要の改正を行おうとするものです。
2点目は、用途が工場等である建築物の建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を見直そうとするものです。
2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、非住宅部分の床面積の合計が300平方メートル以上2,000平方メートル未満の建築物の建築物エネルギー消費性能適合性判定を受ける者から徴収する手数料について、表に記載のとおり定めるものです。
2点目は、用途が工場等である建築物の建築物エネルギー消費性能適合性判定を受ける者から徴収する手数料について、表に記載のとおり定めるものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
65 【建設部長(長岡道定)】 議案第37号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の47ページをご覧いただきたいと思います。1の改正の理由ですが、道路法の
規定に基づき、歩道等に設けられる食事施設等の占用料の額を定めようとするものです。
2の内容ですが、食事施設等に関わる道路の占用許可を受けた者から徴収する占用料を表に記載のとおり定めるものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
66 【総務部長(稲田貴宣)】 議案第38号及び議案第39号につきましてご説明申し上げます。
予算議案を除く第1次送付分とございます白色の表紙の議案書の29ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第38号についてでございます。本件は、包括外部監査を実施するに当たり、外部監査人と包括外部監査契約を締結したいので、
地方自治法第252条の36第1項の
規定により、
議会の議決を求めるものです。
1の契約の目的については、包括外部監査契約に基づく監査及び監査の結果に関する
報告をお願いするものです。
2の契約の始期については令和3年4月1日とし、3の契約の金額については1,045万円を上限額とするものです。
4の費用の支払い方法については、監査の結果に関する
報告後に一括払いとし、契約の定めるところにより、概算払いをすることができることとするものです。
5の契約の相手方ですが、公認会計士の松井理さんに監査をお願いするものです。
次に、30ページの議案第39号についてでございます。前橋市立小中学校において使用する令和3年度小中学校教師用指導書につきましては、令和3年2月9日に見積り合わせを行った結果、2,556万150円で群馬県教科書販売株式会社が採用となりましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
67 【産業経済部長(神山尚人)】 議案第40号につきましてご説明申し上げます。
同じく議案書の31ページをご覧いただきたいと思います。本件は、西善中内産業用地として地権者との協議が調いましたので、全体分を一括して買入れを行おうとするものでございます。場所につきましては、前橋市西善町780番ほか24筆、面積につきましては4万8,387平方メートル、買入れ予定価格につきましては5億6,612万7,900円です。契約の相手方につきましては五代剛さんほか16人です。
次に、32ページをご覧いただきたいと思います。位置図の中で斜線の区域が今回買入れ予定の土地でございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
68 【建設部長(長岡道定)】 議案第41号から議案第44号までにつきましてご説明申し上げます。
議案書の33ページをご覧いただきたいと思います。本件は、前橋市新設道の駅整備運営事業用地として買入れようとするもので、今回買入れをする本件土地はその一部です。場所については、前橋市田口町18番1ほか2筆、面積については956.07平方メートル、買入れ予定価格については1,587万762円、契約の相手方については大友卯平さんです。
次に、34ページをご覧いただきたいと思います。位置図の中の太線に囲まれた枠内が事業予定区域で、このうち着色部分が今回買入れ予定の土地です。
なお、今回の買入れをもちまして用地取得は完了となります。
次に、35ページの議案第42号についてでございます。土地区画整理事業、道路整備事業等により整備され、引継ぎの完了した36ページから38ページに記載の道路54路線を新たに市道として認定することについて
議会の議決を求めるものです。
なお、本議案に関わる参考資料(添付図面)を39ページから56ページまでに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、57ページの議案第43号についてでございます。土地区画整理事業等により不用となりました58ページから59ページまでに記載の市道33路線の廃止について
議会の議決を求めるものです。
なお、本議案に関わる参考資料(添付図面)を60ページから70ページまでに掲載させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、議案第44号についてでございます。水色の表紙の説明資料49ページをご覧いただきたいと思います。公の施設の
指定管理者を
指定することにつきまして、
地方自治法第244条の2第6項の
規定により
議会の議決を求めるものです。前橋市富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館の
指定管理者につきましては、公募を行い、選定を行いました結果、株式会社NSP群馬を
指定することについて
議会の議決を求めるものです。
指定管理者の
指定の期間は令和3年4月1日から令和5年3月31日までの2年間とするものでございます。
なお、
指定管理者となる団体の選定結果等につきましては、この説明資料の52ページから53ページにございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
69 【消防局長(関俊夫)】 議案第45号につきましてご説明申し上げます。
白色の表紙の議案書の72ページをご覧いただきたいと思います。群馬県市町村総合事務組合の規約変更について、
地方自治法第286条第1項の
規定により、同組合の組織団体間において協議の上定めることについて、同法第290条の
規定により
議会の議決を求めるものです。
協議の内容は、73ページをご覧いただきたいと思います。規約変更の内容ですが、館林市が新たに群馬県市町村総合事務組合の組織団体となり、令和3年4月1日から同組合規約別表第2の5の項の事務の共同処理を行うため、別表第1及び別表第2の5の項、右欄を改めるものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
70 【財務部長(関哲哉)】 議案第46号につきましてご説明申し上げます。
本日付で第2次送付させていただきました資料のうち、若草色の表紙の説明資料をご覧いただきたいと思います。その資料の1ページをご覧いただきたいと思います。1の改正の理由ですが、行政不服審査法施行令の改正により、行政不服審査制度における審査請求人等の審査請求書への押印が不要とされたことに準じまして、所要の改正を行おうとするものです。
2の内容ですが、固定資産評価審査委員会に提出する審査申出書について、審査申出人等の押印を不要とするものでございます。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
71 【福祉部長(竹渕亨)】 議案第47号から議案第49号までにつきましてご説明申し上げます。
説明資料の3ページをご覧いただきたいと思います。初めに、議案第47号についてでございます。1の改正の理由ですが、令和3年度の介護報酬の改定に合わせ、
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等が改正されたことに伴い、関係する(1)から(13)までの条例について所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容でございますが、5点ございます。1点目は、感染症及び災害への対応力強化に関する基準について、ア及びイに記載のとおり追加するものです。
2点目は、地域包括ケアシステムの推進に関する基準について、認知症への対応力向上に向けた取組の推進を図るため、アに記載のとおり追加するとともに、施設等の機能、対応強化及び地域の特性に応じたサービスの確保を図るため、イ及びウに記載のとおり改めるものです。
3点目は、自立支援及び重度化防止の取組の推進に関する基準について、栄養管理及び口腔管理の連携強化を図るため追加するものです。
4点目は、介護人材の確保及び介護現場の業務効率化に関する基準について、職員の職場環境の改善に向けた取組及び現場の業務負担軽減の推進等を図るため、アからウまでに記載のとおり新たに追加するとともに、運営基準の緩和を通じた業務効率化を図るため、エ及びオに記載のとおり改めるものです。
5点目は、その他の基準について、高齢者虐待防止対策の強化及び評価の適正化、重点化を図るため、ア及びイに記載のとおり追加するものです。
3の施行期日につきましては令和3年4月1日とし、2の(5)のイにつきましては、同年10月1日とするものです。
次に、128ページの議案第48号についてでございます。1の改正の理由ですが、2点ございます。1点目は、令和3年度から令和5年度までを期間とする前橋市第8期介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者に係る介護保険料の額等を改定しようとするものです。
2点目は、介護保険法施行令の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容ですが、3点ございます。1点目は、令和3年度から令和5年度までの第1号被保険者の介護保険料の額及び区分を表に記載のとおり改定するものです。
2点目は、介護保険料の段階の判定に関する基準について、所得指標である合計所得金額から低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る特別控除額を控除した額を用いることとするものです。
3点目は、令和3年度から令和5年度までの各年度における介護保険料の段階の判定に関する基準について、(1)のカからスまでの第1号被保険者の所得指標である合計所得金額に給与所得または公的年金等に係る所得が含まれている場合は、当該合計所得金額から10万円を控除した額を用いることとするものです。
3の施行期日につきましては、令和3年4月1日とするものです。
次に、134ページの議案第49号についてでございます。1の改正の理由ですが、令和3年度の障害福祉サービス等報酬の改定に合わせて、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等が改正されたことに伴い、関係する(1)から(8)までの条例について所要の改正を行おうとするものでございます。
2の主な内容ですが、5点ございます。1点目は、1の(1)から(7)までの条例について、虐待防止対策、感染症対策及び災害への対応力強化等に関する基準をアからカまでに記載のとおり追加するものです。
2点目は、1の(1)から(3)まで及び(6)の条例について、就労移行支援を行う場合に置くべき就労支援員の常勤要件を廃止するとともに、通常の事業所に新たに雇用された利用者が就労定着支援の利用を希望する場合、就労定着支援事業者との連絡調整を行わなければならないものとする
規定を加えるものです。
3点目は、1の(1)から(3)まで、(6)及び(7)の条例について、身体拘束等の適正化を図るため、委員会の開催、指針の整備及び従業者に対する研修の実施を義務づける
規定を加えるものです。
4点目は、1の(7)の条例について、アにつきましては
指定児童発達支援事業所等における児童発達支援、基準該当児童発達支援、放課後等デイサービス、基準該当放課後等デイサービスについて従業者要件から障害福祉サービス経験者を削除するものです。イにつきましては、医療的ケアを必要とする障害児が
指定児童発達支援事業所等を利用する場合に、原則として看護職員を置かなければならないこととする
規定を加えるものです。
5点目につきましては、1の(8)の条例について一定の
指定障害者支援施設等に係る人員及び設備に関する基準の特例を1年間延長し、令和4年3月31日まで延長するものです。
3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
72 【建設部長(長岡道定)】
報告第1号につきましてご説明申し上げます。
予算議案を除く第1次送付分とございます議案書の74ページをご覧いただきたいと思います。本件土地は、前橋市新設道の駅整備運営事業用地の一部でございますが、差押え財産の換価のための公売対象となっていたことから、用地取得について関東信越国税局と協議を行い、国税徴収法第109条に基づく差押え土地の随意契約による買受け申出を行いました。令和3年2月4日に本市への売却決定がなされ、同法第115条の
規定により定められた納付期限までに買受け代金を納付することで用地取得となるため、特に緊急を要し、
議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の
規定により
専決処分を行いましたので、ここにご
報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。場所については、前橋市田口町33番1、面積については973.03平方メートル、買入れ価格については1,615万2,298円、土地の所有者については亡き塩原晴昇相続財産です。
次に、76ページをご覧いただきたいと思います。位置図の中の太線に囲まれた枠内が事業予定区域であり、このうち着色部分が今回買い入れた土地です。
よろしくご承認のほどお願い申し上げます。
73 【
議長(
横山勝彦議員)】 以上で議案第1号以下50件に対する説明は終わりました。
74 ◎ 休 会 の 議 決
【
議長(
横山勝彦議員)】 お諮りいたします。
議事の都合により、明日4日から8日までの5日間は休会したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
75 【
議長(
横山勝彦議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、明日4日から8日までの5日間は休会することに決まりました。
76 ◎ 散 会
【
議長(
横山勝彦議員)】 以上で本日の
日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。
(午後2時58分)
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