前橋市議会 > 2020-05-22 >
令和2年_総務常任委員会 本文 開催日: 2020-05-22
令和2年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2020-05-22

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  1. 前橋市議会 2020-05-22
    令和2年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2020-05-22


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    │       │1 報告事項                               │ │       │(1)前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める   │ │       │   条例の改正について                         │ │       │(2)前橋市介護保険条例の改正について                  │ │       │(3)日赤跡地生涯活躍のまち公共施設整備に係る基本構想の策定について   │ │       │(4)新型コロナウイルス感染症対策への取組について            │ │       │(5)新型コロナウイルス感染症への対応状況について            │ │       │(6)前橋市国民健康保険条例の改正について                │ │       │(7)前橋市国民健康保険税条例の改正について               │ │       │(8)前橋市福祉医療費の支給に関する条例の改正について          │ │ 議   題 │(9)物品の購入について(学校給食食器)                 │ │       │(10)学校給食共同調理場業務委託業者の選定について           │ │       │(11)新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う工事の中止について       │ │       │(12)前橋市銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の改正について      │ │       │(13)前橋市立学校設置条例の改正について                 │ │       │(14)学校の再開(分散登校)について                   │ │       │                                     │ │       │2 その他                                │ │       │(1)行政視察について                          │ │       │(2)次期委員会の開催日程について                    │ │       │                                     │ │       │                                     │ ├─┬─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │     │委員長  鈴木(数)  副委員長 小渕                  │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │ 委 員 │委  員 入澤、小岩井、小林、藤江、笠原、浅井、石塚、青木        │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │出│(10名)│                                     │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │     │欠席委員 なし                              │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │     │中島副市長、教育長、福祉部長健康部長教育次長指導担当次長、     │ │席│     │子育て施設課長介護保険課長障害福祉課長保健総務課長、        │ │ │ 当 局 │保健予防課長国民健康保険課長教委総務課長教育施設課長、       │ │ │     │文化財保護課長学校教育課長                       │ │ │     │                                     │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │者│その他の者│副議長                                  │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │事 務 局│事務局長議事課長議事係長、荻野主任                  │ │ │職   員│                      記録書記 浅沼副主幹     │ └─┴─────┴─────────────────────────────────────┘ 2                  ◎ 開       議                                     (午後0時59分) (委員長)これより教育福祉常任委員会を開きます。  初めに、傍聴につきましては許可することといたしますので、ご了承ください。                   ◎ 報 告 事 項 (委員長)それでは、報告事項に入りますが、(14)の学校の再開(分散登校)についてが追加となりましたので、よろしくお願いいたします。まず、(1)から(8)まで報告をいただき、質疑の後、残る(9)から(14)までの報告、質疑を行いたいと思います。  なお、本日は報告件数も多くなっておりますので、報告、質疑に当たりましては簡潔にお願いしたいと思います。  では、(1)から(8)まで順次報告をお願いいたします。 3 (1)前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正について (子育て施設課長報告事項1、前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正につきましてご報告させていただきます。資料1をご覧ください。  1の改正の理由ですが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。  2の内容ですが、放課後児童支援員となるために修了しなければならない研修は、都道府県知事または指定都市もしくは中核市の長が行う研修とするものです。これは、これまで都道府県知事または指定都市の長の権限であった放課後児童支援員認定資格研修の実施について、令和2年度から中核市においても行うことができるようになったため、本市の基準を見直すものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものです。  以上、本件につきましては、令和2年第2回定例市議会に議案として提出させていただく予定としております。よろしくお願いいたします。 4 (2)前橋市介護保険条例の改正について (介護保険課長報告事項2、前橋市介護保険条例の改正についてご報告いたします。資料2をご覧ください。  1の改正の理由ですが、介護保険法施行令の改正によりまして、本市における非課税世帯に係る保険料負担を軽減するため、第1号被保険者に係る介護保険料のうち、第1段階から第3段階の額について改定を行うものでございます。  次に、2の主な内容ですが、公費による軽減措置に基づき、令和元年度に引き続き、令和2年度についても所得の少ない第1号被保険者の保険料を引き下げるものでございます。具体的には、(1)の第1段階を2万4,300円から1万8,700円に、(2)の第2段階を3万7,400円から3万3,600円に、(3)の第3段階を5万4,200円から5万2,300円に引き下げるものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  なお、本件につきましては、第2回定例市議会に議案として提出させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。 5 (3)日赤跡地生涯活躍のまち公共施設整備に係る基本構想の策定について (保健総務課長報告事項3、日赤跡地生涯活躍のまち公共施設整備に係る基本構想について、保健総務課から夜間急病診療所福祉作業所を一括して説明させていただきます。資料3のA3判、基本構想概要版というタイトルの資料をご覧ください。  1のはじめにですが、このたび日赤跡地市所有土地約0.8ヘクタールに整備する夜間急病診療所福祉作業所等基本構想を定めました。  次に、2、施設の統廃合イメージですが、夜間急病診療所は朝日町四丁目の夜間急病診療所と岩神町二丁目の前橋市歯科医師会館、前橋市歯科医師会休日診療所を日赤跡地に統合いたします。  また、福祉作業所は、第一、第二、第三の福祉作業所心身障害者デイサービスセンター日赤跡地に統合いたします。  公共施設用地の配置については、下の日赤跡地計画配置図に記載のとおりであります。  次に、3、夜間急病診療所ですが、現行の毎日の夜間診療に加え、本市の委託事業である休日当番医のセンター化方式に対応するとともに、休日歯科診療所と併せて休日、昼間の医科、歯科、応急診療の一元化を図ります。  右のページに移りまして、跡地利用については売却を含め検討いたします。計画概要については、全体の延べ床面積は1,890平方メートル、総事業費は10億7,100万円を予定しております。  次に、4、福祉作業所ですが、心身障害者デイサービスセンターとともに日赤跡地に集約することで、老朽化や狭隘等の課題を解消するとともに、利用者の工賃向上と財源の充実を図ります。計画概要については、延べ床面積は1,400平方メートル、総事業費は5億1,400万円を予定しております。  次に、5、複合化に関する考え方ですが、夜間急病診療所の特性から福祉作業所利用者への季節性インフルエンザ等感染症交差感染リスク等を考慮いたしまして、夜間急病診療所福祉作業所の建築は分棟を基本といたします。  次に、6、整備、運営手法の考え方ですが、新施設の建築は分棟を基本とすること、スケジュールどおりの整備が必要なこと、また補助金と起債の活用で経費縮減を図ることを勘案いたしまして、従来方式を基本に、事務負担軽減等の検討を進めることが適当と考えております。  最後に、7、スケジュールについてですが、夜間急病診療所福祉作業所の工期を令和4年度後半まで見込んでおります。この概要版の次に基本構想日赤跡地全体配置図、新施設の平面プラン案を添付させていただきました。 6 (4)新型コロナウイルス感染症対策への取組について (保健総務課長報告事項4、新型コロナウイルス感染症対策への取組について、教育福祉常任委員会所管各部局の5月13日時点までのもののうち、主立ったものを抜粋して保健総務課から一括して報告させていただきます。資料4の5ページをご覧ください。  初めに、福祉部です。子育て施設課長寿包括ケア課介護保険課障害福祉課指導監査課ですが、引き続き新型コロナウイルス感染症感染防止を図るため、社会福祉施設等に対しまして国、県の通知等に基づいた指導などを行うとともに、各福祉サービスについてはそれぞれ臨時的または継続的な対応を行っております。  次に、健康部です。6ページの中段少し下をご覧ください。保健総務課クラウドファンディング型ふるさと納税を通じた医療従事者への支援についてでございますが、新型コロナウイルス感染症患者の受入れを行っております医療機関の従事者への危険手当医療用資器材の購入といった医療現場を包括的に支援するための費用をクラウドファンディング型ふるさと納税を通じて募集いたします。寄附目標額は1,000万円とし、募集期間は5月15日から8月12日までとなります。  次に、教育委員会です。6ページ下段をご覧ください。教育委員会総務課の教職員の健康診断市立中高17校及び前橋市医師会にて分散実施についてでございますが、実施が義務づけられている教職員の健康診断について前橋市医師会とも協議した結果、休校期間中に実施することが望ましいと判断されたため、5月1日までに実施いたしました。  続いて、生涯学習課の遠隔講座事業の実施についてでございますが、公民館報の発送に併せたチラシによる紙上講座やユーチューブを活用したオンライン講座など、公民館に集まらない形の新しい事業の取組を開始いたしました。  続いて、青少年課臨時休業に伴うパトロール活動でございますが、3月以降、教育委員会内の関係各課と連携し、子供たちの集まりやすい公園等を中心に巡回しておりますが、5月7日からは青少年課職員による通常時の補導活動に加え、留守番をしている児童生徒への啓発と犯罪抑止、被害防止として住宅区域の巡回を重点的に行っております。 7 (5)新型コロナウイルス感染症への対応状況について (保健予防課長報告事項5、新型コロナウイルス感染症への対応状況について報告いたします。本日お配りいたしました資料をご覧いただきたいと思います。  まず、1、帰国者・接触者相談センターコールセンターへの相談状況でございますが、(1)の相談累計数は5月20日までに6,685件となっており、(2)の1日当たりの件数はこれまでの平均では58.1件、また月別の平均件数では4月が125.1件でございましたが、5月には53.5件と減少しております。また、週別の平均件数は記載のとおりでございますが、3月31日に市内の2例目、4月3日に3例目の患者さんが発生いたしまして、4月7日に東京都等へ緊急事態宣言が発出されましたが、それを受けて4月6日の週が137.1件、そして4月13日の週が150.6件となっており、先週5月11日の週は51.6件、そして今週につきましては一昨日までに44.3件となっております。  また、件数の多い上位7日は記載のとおりでございますが、最も多かったのは4月6日で228件の相談がございました。そして、直近1週間の状況では、大体30から60件台の相談が来ております。  (3)の相談者ですが、市民が77%を占めております。  続きまして、2のPCR検査実施状況ですが、5月19日までに695件の検査を実施しており、検査実施の機関の内訳は記載のとおりとなっております。  また、(2)の直近1週間の検査数は記載のとおりでございますが、日により異なりますけれども、1日当たり平均にすると10件程度の検査を行っております。  3の患者発生状況ですが、県内では148人の患者が確認され、うち4人が本市内となっておりますが、この4人については既に退院し、濃厚接触者健康観察期間もそれぞれ終了しております。 8 (6)前橋市国民健康保険条例の改正について (国民健康保険課長報告事項6、前橋市国民健康保険条例の改正についてご報告申し上げます。資料5をご覧願います。  1の改正の理由ですが、国民健康保険において新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に傷病手当金を支給するため、所要の改正を行うものでございます。  2の主な内容ですが、(1)給与等の支払いを受けている被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染するなどして、その療養のため労務に服することができないときは、その労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間のうち、労務に就くことを予定していた日について傷病手当金を支給するものでございます。  (2)、傷病手当金の額は、1日につき、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した3か月間の給与等の収入の額の合計額を就労日数で除した金額の3分の2に相当する金額でございます。  (3)、傷病手当金支給期間は、その支給を始めた日から起算して1年6か月を超えないものでございます。  3の施行期日等についてですが、公布の日、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から市規則で定める日までの間に属する場合に適用するものでございます。  なお、本件につきましては、令和2年第1回前橋市国民健康保険運営協議会に諮問し、委員全員の賛成による答申を得ております。
     また、この報告事項につきましては5月20日に議案送付しましたが、5月27日開催の臨時会におきまして提出予定でございますので、よろしくお願いいたします。 9 (7)前橋市国民健康保険税条例の改正について (国民健康保険課長報告事項7、前橋市国民健康保険税条例の改正についてご報告申し上げます。資料6をご覧願います。  1の改正の理由ですが、地方税法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  2の内容ですが、個人が譲渡価格500万円以下等の要件を満たす低未利用土地等を譲渡した場合に、当該譲渡に係る長期譲渡所得から100万円を上限とする額を控除した額により国民健康保険税の所得割を算定するための改正でございます。  3の施行期日につきましては、令和3年1月1日とするものでございます。  なお、本件につきましては、令和2年第2回定例市議会におきまして議案として提出する予定ですので、よろしくお願いいたします。 10 (8)前橋市福祉医療費の支給に関する条例の改正について (国民健康保険課長報告事項8、前橋市福祉医療費の支給に関する条例の改正についてご報告申し上げます。資料7をご覧願います。  1の改正の理由ですが。子ども福祉医療費支給対象範囲を拡大するものでございます。  2の主な内容ですが、高校生等、15歳に達する日以後最初の3月31日を経過し、18歳に達する日以後最初の3月31日までの間にある者について、病院または診療所で入院して行われる医療を受けた場合に福祉医療費支給対象とするものでございます。  3の施行期日についてですが、令和3年4月1日とするものでございます。  なお、本件につきましては、令和2年第2回定例市議会におきまして議案として提出する予定ですので、よろしくお願いいたします。                  ◎ 質       疑 (委員長)ただいまの報告について、ご質疑がありましたらお願いしたいと思いますが、今回は5月臨時会及び第2回定例会に提出予定の案件も報告されています。つきましては、それらの案件については可否に関わるような発言とならないようご注意をお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。 11 (3)日赤跡地生涯活躍のまち公共施設整備に係る基本構想の策定について 【小林委員夜間急病診療所建物概要を見ますと、1階に小児科、内科、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、婦人科、そして歯科診療所を配置して、2階に歯科医師会となっております。将来的には、休日当番医を夜間急病診療所に集約する、一元化の方向という説明がありましたけれども、この点についてはもう既に医師会と合意ができているのでしょうか。そしてこの見通しについて今のところどうなっているのかお答えいただければと思います。 (保健総務課長)新しい夜間急病診療所でのセンター化についてのご質問でございます。本件につきましては、以前より医師会と協議等をさせていただいております。その中で、医師会内部におきましてもそれぞれ標榜する科目の医会というものがありまして、例えば内科医会小児科医会、こういった医会においてさらにその先生方でお話し合いをされております。現在の状況ですと、医会の中で小児科医会外科医会については早期にセンター化をするという方針が出ているということでございます。その他の医会についてはさらに協議中でございますが、場合によりましてはセンター化をしたい先生とセンター化ではなくやはり自院、自分のところの診療所で引き続き在宅当番を行いたいという先生といった形で新しい夜間急病診療所を使う方と使われない方の併用方式というものもあるのですけれども、医師会全体としては将来的には新しい夜間急病診療所センター化を進めたいというお考えを伺っております。 【小林委員】この基本構想の冊子の中の留意事項でも述べておりますけれども、高額な医療機器等の配備もあると思いますし、今後整備等に費用がかかることも想定されます。今センター化に向けての協議が進行中ということでお聞きしましたけれども、せっかく各診察室を設けたとしてもそこが空いているということになってしまっては困ると思いますので、ぜひ今後も関係機関との十分な協議を進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  そして、この基本構想の中の福祉作業所なのですけれども、旧市内3つの福祉作業所及び心身障害者デイサービスセンターの施設を集約するということですが、地図を見ますと旧市内の3か所に分散しているわけです。お聞きしましたら現在利用者は作業所に自力で通ってきているということなのですけれども、これが1か所に集約されるとなると作業所に通うのが大変な方も出てくるのではないかと思うのです。今後送迎なども必要になると思いますが、この点どうされていくのかお伺いいたします。 (障害福祉課長)新しい福祉作業所での利用者の送迎に関してでございますが、第一、第二、第三福祉作業所につきましては先ほどありましたとおり現在送迎サービスを実施しておりません。ただ、集約に伴いまして通所の距離が長くなる利用者も想定されますので、送迎サービスの実施を検討していきたいと考えております。 【小林委員】この基本構想が出されましたけれども、作業所の集約について作業所の利用者、親御さんへの説明、そして合意等はもう既に得られているのでしょうか、確認させてください。 (障害福祉課長)保護者、利用者への説明に関してでございますが、施設の集約に関しましては各作業所及び心身障害者デイサービスセンターの保護者会で説明しております。集約によりまして、設置場所あるいは施設種別の変更を伴うために、一部の保護者からは作業所の利用ができなくなるのではないかという声も聞いておりますが、このことに関しましては施設種別の一部変更でありますので、地域活動支援センターの機能は残るということで、利用できなくなることはないという説明をさせていただいております。 【小林委員】1か所に集約するということで、やはり利用者の通所の負担が重くなるというか、大変な方も出てくることが想定されます。送迎等も考えていくということなのですけれども、利用を断念するということ、通うことがその利用者にとって負担となることがないように、ぜひ十分な配慮をしていただきますよう求めておきたいと思います。 【石塚委員】福祉作業所の基本方針のところで、地域活動支援センターである福祉作業所の一部を就労継続支援B型に変更する等、利用者の工賃向上と財源の充実を図りますという文面がありますけれども、もっと詳しい説明ができればお願いしたいと思います。 (障害福祉課長福祉作業所の一部を就労継続支援B型に変更するという点に関しましてもうちょっと詳しく申し上げますと、現在福祉作業所の1人当たりの月額の工賃が平均約8,000円でございます。一部を就労継続支援B型に移行することによりまして、1人当たりの月額の工賃の平均が1万4,000円程度になると見込んでおります。  あと、財源の充実の関係につきましては、福祉作業所の一部を就労継続支援B型に変更することとともに、デイサービス、生活介護の利用者の増を見込んでおりまして、これにより国からの負担金の増加も見込んでいるということでございます。 【石塚委員】B型に変更するということは、今まで第一、第二、第三福祉作業所でやっていた作業内容を一部変えるということでいいのですか。 (障害福祉課長)就労継続支援B型につきまして、その目的が一般企業等の就労が困難な方に働く場を提供する、そして就労に必要な知識や能力の向上のための必要な訓練というような性格がございますので、若干変わってくるということになろうかと思います。 【藤江委員】6番の整備、運営手法の考え方の中に、分棟を基本としてスケジュールどおりの整備が必要と書いてあるのですが、このスケジュールどおりの整備が必要な理由についてお伺いしたいと思います。 (障害福祉課長)まずは、福祉作業所につきましても、夜間急病診療所につきましても老朽化がかなり進んでいまして、特に夜間急病診療所は老朽化により運営に支障が生じているということがあり、早期に整備して供用開始したいといった意味で、なるべく早く運営を開始したいということでございます。 【藤江委員】これは全国的な話なのですけれども、新型コロナウイルスが蔓延している時期に、社員が陽性になってしまって工事をストップした、または輸入部材が入らなくて工事がストップしてしまったということがあったと思うのですが、そういうことが仮に起きたとすると非常によくない状況ということになるのですか。 (障害福祉課長)実際に我々のほうで考えておりますのが、来年度の途中から着工ということで予定しておりまして、その時点でどうなっているか、その辺が読めない部分もあるのですが、もしそういうことになれば工事を担当する建築住宅課と協議しながら、なるべく早期に完了できるように検討していきたいと考えております。 12 (4)新型コロナウイルス感染症対策への取組について 【石塚委員】先ほど保健総務課のところで説明がありましたけれども、クラウドファンディング型ふるさと納税を通じた医療従事者への支援についてというところで、新型コロナウイルス感染症患者の受入れを行っている医療機関の従事者への危険手当という文言がありますけれども、非常にデリケートな情報だと思うのですが、この辺はどんなところなのでしょうか。 (保健総務課長)今回の支援で具体的にどのような用途で医療機関に活用してもらうということかと思うのですけれども、感染リスクの高い医療現場で従事する職員への基本手当であるとか、サージカルマスク、PCR検査時に使用する高性能のマスク、アイソレーションガウンの購入費用に充てていただくということで、かなり包括的な形で病院にお渡しするということであります。それを病院のほうで自分の病院がどこに使ったらいいのかというのを決めて使っていただくようなことで考えております。 【石塚委員】分かりました。確認ですけれども、どの病院が患者受入れを行っていて、どの方が危険な従事をしているか、そういうことは一切、病院のほうにという考え方でいいのでしょうか。 (保健総務課長)受入れを行っている病院でございますけれども、これは現在県内で23か所ございますPCR検体を取っている、または入院患者さんがいる、そういった医療機関を対象にしておりまして、その医療機関で働いていらっしゃる職員ということで考えております。お渡しする際には、その病院の規模、具体的に言いますとそこでの従事者数に応じましての配分を考えております。 【藤江委員】介護保険課の中で施設系サービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策の徹底についての助言と指導があるのですが、前橋はそういうところでの集団感染は出ていないのですけれども、例えばグループホームなどの小規模施設の事業者さんなどについては神経を相当使って、何とか感染させないように、また感染したらどうしようということでかなり苦慮されていると思うのです。そういう相談にも乗っていただいていると思うのですが、具体的にはどういう指導を行っているのかお聞きいたします。 (介護保険課長)県内でクラスター感染等もありまして、事業者さんにとってはいろいろな不安が募っているかと思います。大規模の事業者さんと小規模の事業者さんとでは心配の内容も違っておりますが、その都度国から示されています通知、考え方等についてはお示しさせていただいています。それに伴って各事業者さんからのいろいろなご相談は個別に受けて回答させていただいているところですが、感染症予防ですとか、対応といったものにつきましては学習動画等を提供させていただいたり、あとは従前よりどういった協力体制が取れるかということを相談していただきたいというお願いをしていたりという対応をさせていただいています。ですが小規模ですとちょっと応援体制が組みにくいということはありますので、そういった事業所に対しましていろいろサービス種別ですとか、サービスの提供の方の専門性ですとか、そういった団体を通して協力応援体制をしいていただけないかというような投げかけ等を県にさせていただいて検討を進めているところです。 【藤江委員】ぜひサポート体制をよろしくお願いいたします。  それから、教育委員会の関係なのですが、教職員の健康診断については5月1日までに実施したとあるのですけれども、実際新年度になって小中学生については多分数日しか登校していないと思うのです。健康診断についても行われていないと思います。従来であれば集団健診という形だとは思うのですけれども、今の状況だとそれができないという中で、児童生徒に対する健康診断はどのように考えているのかお伺いしたいと思います。 (教委総務課長児童生徒に対する健康診断でございますけれども、ご案内のように現在休校中で実施できません。この間もいわゆる健診につきまして市の医師会と協議してまいりました。なお、6月から段階的に開校できるという見通しでございますし、国の通知も年度内には行いなさいということになっていますので、引き続き、まさにこれから医師会と調整しながら、しかるべきときに実施していきたいと考えております。 (保健総務課長)先ほどの答弁で補足をさせていただきたいのですけれども、よろしいでしょうか。 (委員長)はい、お願いいたします。 (保健総務課長)先ほど石塚委員さんのご質問の答弁の中で、県内に23か所あります帰国者・接触者外来、PCRの検体を取るところですけれども、そちらの数は5月1日の数でございまして、前橋市内での帰国者・接触者外来の数が非公表でございますので、この23という数字を申し上げたのですけれども、今回のクラウドファンディングによりまして寄附を集めて、そのお金をお渡しするのは、非公表となっておりますが、市内の医療機関に限ります。市内の医療機関で帰国者・接触者外来を設置している医療機関ということで補足説明をさせていただきます。 13 (5)新型コロナウイルス感染症への対応状況について 【小林委員】前橋市の相談件数がこれまでの累計で6,685件、そしてPCR検査実施状況は695件ということで、細かく報告いただきまして、新型コロナウイルスの件数がだんだん少なくなってきている状況が分かると思います。しかし、日本というのは世界諸国に比べてPCR検査の総件数というのがまだまだ低いということで、新型コロナウイルスがこのまま終息していくのかどうか、またクラスターのようなものが発生するのではないか、全体像がなかなか見えにくい状態となっています。そうした中、新型コロナウイルスのPCR検査を受けるに当たっては発熱等の症状が続く方、あるいは高齢者、基礎疾患がある方等々の基準がありましたが、最近では自覚症状がほとんどないような方とか、あるいは味覚、臭覚の障害というか、異常が見られる方等々もあると報じられています。新型コロナウイルスの感染の相談、あるいはPCR検査の中で発熱だけでなく、こういった異常を訴える方が傾向としてあるのかどうか、ちょっと細かく踏み込みますけれども、教えていただければと思います。 (保健予防課長)相談センターでは、主に発熱があるということでご相談いただいておりますが、当然それ以外にもやはり息苦しさですとか、だるさとかのご相談もございます。また、味がしないとかという味覚の相談も少なからずございます。そういった場合に、これまでもそうでしたが、PCR検査につきましては、医師が個別に新型コロナウイルス感染症を疑った場合には依頼を受けて行っており、そのような形で対応しております。 【小林委員】この対応状況PCR検査数なのですけれども、695件ということなのですが、これは例えば陽性になった方は陰性検査を2回受ける、それで完治という方向になると思うのです。この前148件目でしたか、中には4回検査を受けたけれども、3回陰性で、4回目で初めて陽性になったという方もいるとお聞きしたのですが、この695件の実際何人が、というのは分かるのでしょうか。分かるようでしたらお願いしたいのですけれども。 (保健予防課長)この695件というのは、入院中の方の陰性検査は含んでいない、新規の検査の数でございますが、この中でも複数回検査を実施している人はおります。ただ、その複数回している人が何人かというところは今データとしては持ち合わせておりませんが、若干でありますけれども、複数回検査している人もおります。 【浅井委員】相談件数は6,685件ということでご報告いただきましたけれども、この相談のレベルのことをまず伺いたいのですが、割と簡単な、熱があるという程度のものもこの中に入っているのか、それともある程度普通で考えて新型コロナウイルスの疑いがあるというレベルのものが6,685件ということなのでしょうか。 (保健予防課長)相談センターにはいろいろな相談が来ます。その中には、先ほど委員さんご指摘の熱があるといったものとか、ちょっと体調が悪いといったものも多数ございます。中には一般的な新型コロナウイルスの予防策のお問合せ等もございますし、医療機関から新型コロナウイルスの疑いがあるので検査してほしいといったご依頼もございます。そういった形で様々な相談を受けております。 【浅井委員】今のお話のレベルまで入っているのだとすると、6,685件というのは非常に少ないという感じを持つのですけれども、自分の経験ですが、私自身も期間中に1回熱が出たことがありまして、友人の病院に相談したら、その程度だと何日か様子を見ないと恐らく連絡を取っても相手にされないので、少し自己隔離して様子を見たほうがいいよということが正直なところあったのです。何でその辺のことを聞いているかというと、今回発熱したときにどうすればいいか分からないというお問合せを多数いただきました。そして、最近幸いなことに少し全体的には新型コロナウイルスの終息といいますか、休息期みたいな感じがしますけれども、これからまた寒くなってくると第二波が来るというような情報もいっぱいあります。現状新型コロナウイルス全体の対策というのは恐らく国、県、あと市町村を含めて、必ずしもうまくいっているとは限らないのだと思うので、この次の、もしこういう山が来るのであれば、やはり現状を正しくつかんで、それに備えておくということをちゃんとやっておいたほうがいいと思うのです。結果的にこの6,685件の中からPCR検査の695件が出た。必ずしも直接この中だけの695件ではないと思うのですけれども、この辺の数字が実際出てみて、当局とするとどのような所見を持っておられるのかについて伺いたいと思います。 (保健予防課長)相談の件数も市内で発生したとか県内で発生した、また国の緊急事態宣言の動向等によっても結構左右される部分がありまして、そういうことがあるとどおんと増えるのですが、1日150件から電話を受けているともうひっきりなしに電話が入ってくるような状況ではあります。そして、この件数自体が全て熱のある方ということでは考えておりません。当然熱があればかかりつけの先生に行っている方もいらっしゃって、そういった中で治る方もいらっしゃいますし、浅井委員さんお話しのとおり、例えば数日間様子を見て、また先生に相談をしたらやはり新型コロナウイルスを疑うといったお話もこのPCR検査をした695件の中にはございます。そういった対応の中で医師の先生方にもご理解いただきながら、新型コロナウイルスを疑うようであればご連絡いただいて検査する、また検査をするに当たっては例えば、最近はおりませんけれども、濃厚接触者の定義に当てはまる人で症状が出た方などをこの中では検査もしておりますので、そういった部分では必要な検査はしていっているとは考えております。 【浅井委員】こうしたものを正しく出していただいて、きちんと評価して次に備えるということが大事だと思うのです。先ほどのクラウドファンディング等のいろんな試みも、それはもう十分分かるのですけれども、最近国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例というような資料も頂きました。やはり前橋市だけでは当然備えられないので、こういった資金の活用をぜひ早めに準備していただいて、たとえ一手でも二手でも構わないので、先手が打てるような対策を講じながら次の寒い時期に備える、そのような感じで送っていただければと思います。 【入澤委員】患者発生状況なのですけれども、こちらで見落としていたら申し訳ないのですが、前橋市で4名で、1例目と2例目は4月15、16日に退院という報告がありました。残りの2名の方は今どんなことになっているのかお聞かせ願いたいのと、先ほどクラウドファンディングのところで23か所でPCR検査をしていると、入院患者さんがいらっしゃると言っていたのですけれども、この残りの2名の中に入院患者さんがいらっしゃるのか、群馬県の148名の中に入院患者さんが何名いらっしゃって、何人退院したのかというのをお知らせいただきたいのですが。 (保健予防課長)前橋市の4名につきましては既に退院しております。そして、県内の状況ということで、今まで148名の陽性の患者さんがおりましたが、本日の9時現在ということで県のホームページには現在入院している方が24名、退院なり退所した方が104名、また死亡された方が19名という内訳で掲載されております。 【入澤委員】その県内の24名の患者さんの中で、前橋市の病院にいらっしゃる方はいないということですか。 (保健予防課長)その辺については非公表になっておりますので、控えさせていただきたいと思います。 【入澤委員】分かりました。この患者発生状況が、4名、148名と書いてあるとずっとこの状態が継続しているのかなと不安になる方もいらっしゃるので、その辺の退院状況でしたりとか、残数とかも示していただけたらと思います。 14 (6)前橋市国民健康保険条例の改正について 【小林委員】国保の傷病手当の関係で、この傷病手当は発熱症状が基本だと思うのですけれども、その基準について、これには感染した方などという表現になっているのですが、受給対象となる人の症状についてどう判断していくのか、実際にどのような症状の場合と受け止めればいいのかお聞かせいただければと思います。 (国民健康保険課長)国から示されておりますQ&A等では発熱等の症状がある方とされておりまして、医師がその発熱等の症状により、感染の疑いがあって労務に服することができないと証明した場合につきましては対象となることになっております。 【小林委員】そうしますと、医師の診断が必要ということなのでしょうか。 (国民健康保険課長)医師の診察を受けた方につきましては、医師の診断が必要になるというものでございます。 【小林委員】熱があってもなかなかPCR検査を受けられないという方の話も聞いたりするのですけれども、まだまだPCR検査自体が非常に限定的になっているという現状があって、検査体制がもっと充実していくことが求められているのだと思います。いずれにしても丁寧な周知をしていただいて、受給対象となるべき方の支給漏れ等がないように、ぜひそこは配慮をお願いしたいと思います。 15 (8)前橋市福祉医療費の支給に関する条例の改正について 【小林委員】これは市長の公約で、高校生までの医療費の無料化ということで、市民は一日も早い実施を望んでいるわけなのですけれども、この実施日が来年4月まで先送りとされておりますが、これだけの期間が必要なスケジュールなのかどうか、この辺をちょっとお聞かせいただければと思います。 (国民健康保険課長)今回の医療費の無料化につきましては、市のシステム改修等も必要になります。6月議会で議決がされましたら、e─SUITEの契約をしておりますジーシーシーとシステム改修の契約を結びまして改修を行っていきますけれども、6か月程度の改修期間が必要であると回答をいただいておりますので、スケジュールにつきましては4月1日にするのが適当であると考えております。 【小林委員】システム改修に6か月を要するという答弁なのですけれども、前橋市はこの医療費の無料化につきましては県に先駆けて2008年4月から中学生まで無料化を拡大した実績もありますので、そういうことを鑑みますと、求める市民の声にやっぱり一日も早く応えていただきたいということで、早期実施を求めておきたいと思います。                   ◎ 報 告 事 項 (委員長)続いて、(9)から(14)までの報告事項について順次報告をお願いいたします。 16 (9)物品の購入について(学校給食食器) (教委総務課長報告事項9、物品の購入についてご報告させていただきます。資料8をご覧ください。  物品につきましては、学校給食用の食器の大皿2万7,000枚でございます。本件につきましては、現在使用中の大皿が耐用年数の5年を経過し、傷みも生じてきておりますことから更新するものでございます。契約方法につきましては条件つき一般競争入札による契約で、契約金額は2,652万1,000円、契約の相手方は有限会社三協厨房で、入札日は令和2年5月8日、入札者は記載の3者でございました。  なお、本件につきましては、令和2年第2回定例市議会に議案として提出させていただく予定でございます。よろしくお願いいたします。 17 (10)学校給食共同調理場業務委託業者の選定について (教委総務課長報告事項10、学校給食共同調理場業務委託業者の選定について説明させていただきます。資料9をご覧ください。  1の内容については、市内6か所の学校給食共同調理場のうち、前橋市学校給食東部共同調理場の調理業務について、業務の円滑化、効率化を図るとともに、コストの削減を目的として新たに業務を委託しようとするものです。  次に、2の委託開始予定時期でございますが、令和3年4月1日です。  次に、3の対象とする共同調理場は東部共同調理場、4の対象とする業務でございますが、献立の作成、食材調達業務、配送業務については現行どおり市が行いまして、調理業務を委託するものでございます。  次に、5の業者の選定方法でございますが、公募型企画提案、プロポーザル方式により決定いたします。  最後に、6の今後のスケジュールでございますが、7月にプロポーザルの実施、10月に選定業者を決定し、令和3年4月に委託を開始する予定でございます。 18 (11)新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う工事の中止について (教育施設課長報告事項11、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う工事の中止についてご報告いたします。資料10をご覧ください。  4月の常任委員会で今年度の実施予定としてご報告いたしました上川淵小、下川淵小、芳賀小の校舎大規模改造工事につきまして、既にタブレットでも報告しておりますけれども、残念ながら中止とさせていただくこととしたものです。  1の中止の理由でございますが、ご存じのとおり、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、小中学校等の休業措置が長期化しており、児童生徒の学業の遅れを取り戻すため、中止の判断をした時点で既に夏休み期間が短縮される可能性が高くなっておりました。校舎の大規模改造工事は、通常予定されている夏休み期間を最大限活用いたしまして集中的な工事を行い、主な教室は2学期から授業が開始できるように仕上げる必要がありますが、そのために必要な工期を確保できる見通しが立たず、今年度の工事を中止することとしたものです。  3の契約事務についてでございますが、各工事の中止に伴いまして、4月27日に入札中止の公告を行うとともに、各入札参加資格業者に入札中止の周知を図りました。  なお、このほかに夏休みに予定しておりますトイレや外壁等の改修工事がございますけれども、この後また報告がありますけれども、今年度の夏休みの期間が決まりまして、解体等、騒音を伴う工事がその期間内に行えるという見通しが立ちましたので、予定どおり実施することといたします。 19 (12)前橋市銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の改正について (文化財保護課長)報告事項12、前橋市銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の改正についてご報告申し上げます。資料11をご覧ください。  改正の理由及び内容でございますが、群馬県部設置条例の改正により県文化財保護行政が教育委員会から知事部局に移管されたことに伴い、所要の改正を行うものです。  施行期日は公布の日とするものでございます。  なお、本件につきましては、第2回定例市議会の議案として提出させていただく予定でございますので、よろしくお願いします。
    20 (13)前橋市立学校設置条例の改正について (学校教育課長報告事項13、前橋市立学校設置条例の改正についてご説明申し上げます。資料12をご覧ください。  1の改正の理由でございますが、市立春日中学校及び市立広瀬中学校を統合するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、2の内容でございますが、統合後の校名を前橋市立明桜中学校とし、所在地を旧天神小学校跡地の前橋市後閑町50番地4とするものでございます。  3の施行期日でございますが、令和3年4月1日からとするものでございます。  なお、本件につきましては、令和2年第2回定例市議会に議案として提出を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。 21 (14)学校の再開(分散登校)について (学校教育課長報告事項14、学校の再開(分散登校)について報告いたします。本件につきましては、18日の対策本部会議の決定後、20日に臨時校長会議を開催し検討したため、件名報告、資料送付が直前となり、大変申し訳ありませんでした。また、資料中の項目の番号が3のところを4と振ってしまい、以降ずれてしまっております。お手数ですが、修正をお願いできればと存じます。重ねて申し訳ありません。それでは、資料をご覧ください。  1の再開に向けての考え方ですが、子供たちと教職員の安全を第一とし、教室内における3つの密の回避に努めてまいります。児童生徒の机の間隔を1メートル以上にするため、学級をA、Bの2つのグループに分ける形で、分散登校の形態で再開いたします。その際も、登下校の安全を確保する観点から、グループ分けの際には兄弟関係を同じグループにしたり、地域ごとの登校班を活用したりすることに配慮するよう、特に小学校にはお願いいたしております。  2の再開のスケジュールですが、6月1日月曜日から12日金曜日までの警戒度2の段階においては、感染防止対策を徹底しながら分散登校を行います。この間は、県の示した行動基準に準じて、1人について週2日から3日登校いたします。給食の提供は行わず、午前のみの活動といたします。長期にわたる休業後の登校であることから、人間関係づくりを進め、学校生活に慣れるようにすること、また新型コロナウイルス感染症に関する適切な知識を身につけさせ予防への意識を高めるとともに、偏見や差別を生じないようにすることなどに配慮してまいります。  なお、この段階では中学校の部活動は実施いたしません。  また、小学校における分散登校中の子供の預かりについてですが、対象としては現在学校が預かっている表記の子供が対象となります。時間は、分散登校対象児童の在校時間である午前中といたします。ただし、どうしても4年生以下で午後まで預かりが必要な場合は、昼食を持参の上、15時まで預かることといたします。4年生以下で高学年に兄や姉がいる場合は、午前中までとして、一緒に下校することといたします。分散登校が始まることで、職員は授業の実施、下校後の消毒作業や翌日の準備に取り組むこととなり、預かりに対応できる職員が限られてしまうことから、このような対応といたしました。  裏面をご覧ください。6月15日以降につきましては、現時点での予定では警戒度1の段階になった場合に分散登校の経過を踏まえ、徐々に通常登校に移行いたします。  3の再開後の各教科等の授業の実施などの教育課程の再編成については、県教委からの学習内容精選の提案を基にして今後の登校できる日数を踏まえ、再編成を行ってまいります。  4にあるように、今後の教育課程の実施に必要となる授業日数を踏まえ、夏休み期間から10日間を授業日に充てることとし、今年度は夏休みを8月1日から23日といたします。  5の幼児、児童生徒の健康管理についてですが、別紙資料をご覧ください。これは、一昨日に開催いたしました臨時校長会議での資料になります。登校時の健康観察として、これまで同様家庭で健康チェックカードをしっかり記入させ、登校時に教室でチェックいたします。忘れや体調が心配な場合は、速やかに検温するようにいたします。健康管理といたしましては、マスク着用、石けんでの手洗いの励行、教室は常時換気を行うなど、これまで同様感染防止対策を徹底してまいります。  また、給食、歯磨き、清掃は通常登校になってから本格的に行うことになりますが、感染のリスクを踏まえ、安全面の確保を優先しながら、具体的な対応策を検討してまいります。分散登校期間中は、原則として子供たちは清掃せず、先生方に掃除と消毒をお願いしております。  また、有熱者、有症者の対応ですが、まずは感染拡大防止のため、保健室ではなく別室での対応を基本といたします。発熱だけでなく風邪様症状が見られる場合も出席停止とし、自宅で過ごすことを要請してまいります。  実際には、以上の内容を基に学校の実態に応じて決めなくてはならないことがたくさんございます。今後も市校長会とも連携を図りながら、学校再開が円滑に進められるようにしてまいります。                  ◎ 質       疑 (委員長)ただいまの報告につきまして、ご質疑がありましたらお願いいたします。 22 (14)学校の再開(分散登校)について 【笠原委員】追加の用紙の中に学校生活を送る上での健康管理ということで、一番最初に学校生活を送るときはマスクを着用と明記してあるのですが、今朝の地元の上毛新聞ですけれども、たしか3面に今後学校が再開になった場合、屋外で運動する場合はマスクをしていると窒息とか呼吸困難になるというので、屋外はマスクを着用しなくてもいいという文があったのですが、そこのところはどんな考えを今持っていますか。 (学校教育課長)今日の上毛新聞は私も拝見しましたが、正式に国や県教委からそのような通知が参っておりませんので、そのような通知が参りましたら学校にも伝えていきたいとは思っております。 【笠原委員】では、通知が来てからまた前橋市の教育委員会としては考えるわけですね。分かりました。 【藤江委員】今も県から通知が来たらというお話があったのですけれども、前橋市においては分散登校をA班、B班に分けて進めるということなのですが、ほかの県内の市町村、例えば高崎市はもう6月1日から全校生徒を登校させます、給食も出します、太田については小学生はもう全校生徒で、中学生については分散登校です。各市それぞれ独自の基準を設けながら、親の負担を少しでも少なくしようという、多分そういう取組だと思うのです。緊急事態宣言が解除されて、経済活動も少しずつ戻りつつある中、例えば共働きのうちだとか、そういう家庭についてはかなり負担を強いられていると思いますけれども、その辺について前橋市の考え方をお教え願えればと思います。 (学校教育課長)保護者の方のご負担なども、もう3か月ほどに及ぶ休業になっておりますので、大変ご苦労いただいていることと存じております。ただ、現段階では県が示している警戒度で言いますと2ということでありますので、その2の中ではやはり徐々に学校を開いていくということになろうかと思っております。学校においては、どうしても教室内において密の状況を生んでしまうということが現状では考えられますので、現段階の警戒度2という段階ではやはり全員一斉の通常登校というのは控えておくべきだと判断しております。 【藤江委員】国の専門家会議については、1週間ごとに解除をどうしようかと協議されていると思います。県は2週間ごとにやりますということですけれども、そこは前橋市としてどうするかというところをもう少し主体性を持ってやっていただいたらいいなと思います。例えば、1週間はそうだとしても2週目についてはもう少し登校の関係を考えようとか、検討しようとか、そういうお考えはございますでしょうか。 (学校教育課長)私たちも学校再開に向けては本当に安心して学校を開くことができるとは思っておりません。様々なことが問題として起こってくるだろうということを考えております。ただ、実際に6月1日から子供たちが登校したときに、どのような課題が出てくるのかということを学校から報告を受けながら、学校とともに一つ一つ対応していかなければいけないと思っておりますので、やはり1週間様子を見て、その1週間後に同じことが起こっていなければ6月の第3週目からの警戒度が1になった段階でもう一歩進めるというスタンスで現在はいるところであります。 【藤江委員】そうすると、県の基準に基づく形でやるということですか。そうなると、例えば午前中で授業が終わって、では子供さんの御飯どうするのと。時間休のある職場だったら、ちょっとお昼に戻って、御飯を食べさせてまた職場に戻ろうかということもできるかもしれないけれども、なかなかそういう状況ではないし、先ほど言ったように緊急事態宣言が解除されて、職場のほうも通常で来てくれというところが増えてきていると思うのです。そんな中で保護者の負担というのはかなり厳しいものがあると思うのですが、その辺もよく考慮していただきたいと思います。教育長さん、所見があったらお願いできればと思います。 (教育長)ありがとうございます。確かに長きにわたって休業が続いておりまして保護者の方の負担が大変大きいということは、教育委員会にもたくさん声が届いております。給食に関しましては、分散登校時どうするかということも教育委員会内で協議いたしました。簡易給食なども検討いたしましたが、一方で給食を食べるということに非常に抵抗のある保護者もたくさんいらっしゃるということで、取りあえず分散登校時においては児童生徒の安全を第一に、この間での課題をまた見つけまして、第3週から通常登校に、そして完全給食を実施してまいりたいと考えております。 【藤江委員】個人的には太田の方式が非常にいいかと思っているのです。中学生はもう分散登校で、中学生ぐらいになれば何とか1人でやっていけます。小学生の特に低学年については保護者の負担も大きいところがありますし、やっぱり学校というところで少し考えていただけたらありがたいという部分がありますので、今後ぜひそういう部分についても検討していただきたいと強くお願いしておきますので、よろしくお願いいたします。 【小林委員】教育課程の再編成というところで、行事を除いた教科等の授業が105日分、学習内容全体の60%ということなのですけれども、1年間の学習カリキュラムが決まっている中で、この日数でそのカリキュラムをどうこなしていくのか、その辺の進め方についてはどのように考えているのかお伺いしたいと思います。 (学校教育課長)現在県教委がその60%に圧縮した案を作成中でございます。これを、来週になるのですけれども、市町村の学校教育主管課長会議が予定されておりまして、その折に提示されることになっております。県内で同一の歩調で、県が作成した新たな学習計画にのっとって進められていくものと思っています。 【小林委員】特に受験を控えた中学3年生などの授業内容についても、やはり同様に行うということなのでしょうか。 (学校教育課長)おっしゃるとおりでございまして、3年生も同様です。そして、今回県が示しました6割に圧縮された内容の中から県立高校の入試問題が作成されることになっていると聞いております。 【小林委員】子供たちの集団活動にとって大変有意義な学校行事については、いろんな行事がありますけれども、今後どのように考えているのかお伺いしたいと思います。 (学校教育課長)学校行事の中には新型コロナウイルス感染症の感染拡大につながってしまう内容のものもあろうかと思っています。ですので、今後の学校行事につきましては、市の校長会とできるもの、できないものということで相談させていただきながら、実施期日につきましてもこれまでと同様の期日ではなく、延期なども踏まえながら進めさせていただきたいと思っております。  また、その中でどうしてもできないものについては、中止という判断もさせていただくということが起こってくると思っております。 【小林委員】大きな行事である修学旅行とか、運動会とか、本当に子供が楽しみにしている行事がどうなるのか非常に心配されるところですけれども、子供の安全も図りながら、必要な行事についてはできるような方向での検討をぜひ今後も進めていっていただけたらと思います。 【入澤委員】先ほど警戒度2とおっしゃっていましたけれども、今3で、6月に2になる予定ということですよね。2というのは、都内の感染が抑えられている状態と聞いているのですけれども、都内に合わせているといつまでというのが逆に分からない状態で、先ほど聞いたら前橋では今感染者が1か月ぐらいゼロなわけですよね。それを東京に合わせていたら、また東京で増えたけれども、前橋では一人も出ていないのに、こちらでも休校にするのかという……県に合わせるということですよね。前橋は県に合わせるという話だったのですけれども、先ほどもおっしゃっていたほかの市町村に聞いたところ、給食もなく分散登校だというのが前橋と榛東村だけだったのです。そんなリスクがあるのかというところが疑問であるのですけれども、その辺はどうお思いなのでしょうか。 (学校教育課長)県内とか都内の様子を踏まえて県が警戒度を示しているわけなのですけれども、実際に前橋市内での感染者の発生がないということは私たちも承知しているところであります。ただ、やはり3月の休校の折とか、4月もそうなのですけれども、都内にお勤めになっていらっしゃる方とか、人の移動というのが結構あると思っていまして、子供たちのご家族の中からということも今後も当然心配していかなければいけないことだと思っております。ですから、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、6月1日から通常の登校の再開ということではなく、やはり最初は安全面に十分慎重になりながら始めていくことが必要なのではないかということで分散登校をさせていただくことにしております。 【入澤委員】分かりました。  あと、登校班がないということなのですけれども、仕事も行けない状態で、保護者の方が今でも課題をわざわざ取りに行ったり、郵送しているところもあったりするのです。登校班もないとなると完全に送り迎えで午前中のうちに帰ってきてしまうというのが割と負担だと思うのですけれども、せめて登校班ぐらいはという判断はそちらのほうではできないのですか。 (学校教育課長)先ほどもお話しさせていただきましたが、臨時校長会議の折には、特に小学校においては地域ごとのグループ編成を行っていただいて、登校班が上手につくれるような配慮もしていただきたいということで学校にはお願いさせていただいたところであります。 【入澤委員】分かりました。感染リスクに対しての対応もすごく分かるし、心配なご家庭に合わせるというのも分かるのですけれども、虐待の相談件数が30%増えていることとか、中学生などが外に出られない状態、遊べないという中でちょっと望まない妊娠も件数が増えているということも耳にしております。いろんな感染リスクはあるのですけれども、学校を楽しみにしている子供たちもたくさんいるので、できれば子供目線の対応であったり、子供の意見、その辺からの検討もぜひしていただけたらと思っております。 【小渕委員】先ほど小林委員からも出ましたけれども、学習内容全体の60%ということで4月、5月は全休で、6月も半日で分散登校ということで伺ったのですけれども、夏休み期間中7月21日から31日と、8月24日から26日の10日間を授業日にするということですが、これで60%が埋められるのかどうか教えてください。 (学校教育課長)60%というのは、通常学習する内容を100とした場合、今年度は60%の内容を実施するということであります。ですので、10日間で60%を埋めるということではございません。その60%の実施を今後の残りの授業日数でやっていくことになるのですけれども、ただ学校行事ですとか、または今後の臨時休業なども予想されますので、授業日数を確保するということは非常に求められているところであります。ですので、今年度におきましては、夏休みを10日間授業日に充てるということで、授業を実施する日数をできるだけ確保しようと考えているところであります。 【小渕委員】そうすると、この10日間だけでは埋められないけれども、取りあえずふだんの授業日を増やすといったことも考えていくという解釈でよろしいでしょうか。 (学校教育課長)授業日を増やすことにつきましては、夏休みを取りあえず10日間授業日にするということでありますが、今後冬休みにおいても、そんなに長くはありませんので、数日になると思いますけれども、授業日に充てるというようなことも踏まえて進めてまいりたいと思っております。 (委員長)ほかに質疑はございますか。                  (「なし」の声あり) (委員長)ないようですので、これで質疑を終了いたします。                  ◎ そ   の   他 23 (1)行政視察について (委員長)次に、その他、(1)行政視察についてですが、新型コロナウイルス感染症拡大を考慮して、さきの委員会において当面の間延期することを確認していただきましたが、5月19日の正副常任委員長会議で行政視察については中止することが確認されましたので、今年度の行政視察については中止することとしてよろしいでしょうか。                 (「異議なし」の声あり) (委員長)それでは、行政視察についてはそのように進めさせていただきます。 24 (2)次期委員会の開催日程について (委員長)次に、次期委員会の開催日程についてですが、6月は定例会開催月であります。また、7月は例年同様緊急の案件がない限り開催しないこととし、8月に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「異議なし」の声あり) (委員長)それでは、案として8月19日、水曜日、午後1時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。                 (「異議なし」の声あり) (委員長)それでは、次期委員会は8月19日、水曜日、午後1時から開催することといたします。                  ◎ 散       会 (委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。                                     (午後2時38分) ※午後1時58分から午後2時4分まで、新型コロナウイルス感染症対策に伴い換気休憩を行った。 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...