(
都市計画課長)
委員さんのおっしゃるとおりでございます。
景観資産はみんなのものという要素もございますので、そういうもの
を今後も大切にしていこうという働きかけとともに、今回この
登録をすることによって、基本的なものは
道路等に見えなくてはいけないですけれども、ある程度年数がたつと、例えば
景観重要建造物に該当するとか、そういうところも含めて皆さんに周知します。併せて、継続的な調査が可能になると、毎年
現地調査に行ったり、
状況が把握できますので、急にそのものが壊れたとかではなくて、大切な
資産を継続的に守るような形で広く周知したいと考えております。
【近藤(好)
委員】そういう中で、
阿久沢家住宅のように国の
重要文化財になるようなものもあれば、なかなかそこまでいかないものもあると思いますので、この
登録をしたもの、とりわけ国や県の財政支援が受けられないものに対して、市としてどのような財政措置
をお考えなのでしょうか。
(
都市計画課長)特に先ほど話した
景観法の
景観重要建造物であっても、ある程度法律の中で規制するところと、例えば相続税の緩和とか、そういうところもあるのですけれども、今回につきましては特に規制もしませんし、
状況把握ということで、民間の
施設についても十分説明して、十分ご理解いただいて
登録申請していただきました。それについては、ちょっとしたプレート
を飾っていただいて、市のほうからも
登録しましたよと。今のところそこまでの
状況ですけれども、これがずっと継続していけば、市長が指定するものでもありますし、国で指定するものも含めてステップアップしていければと。今のところはそこまでしか考えてございません。
【近藤(好)
委員】
登録するということは、建築物であれば、もちろん自らするということですけれども、やはり守っていくという点では、今後何らかの支援
をすることも十分検討していただきたいと思います。
【豊島
委員】1番の
景観資産登録制度についてお伺いします。前々から赤城神社参道松並木については、何か指定してくれという話だったのですけれども、なかなか厳しいということで、こういう
制度ができたのは大変すばらしいと思います。ただ、これに載っている
阿久沢家住宅は市の持ち物だと思うのですが、今は住宅の前の東あたりにフラワーパークからチューリップの花
を飾ってあって、非常にきれいで、建物も非常に整備されているのですけれども、周りが草だらけで、庭が草ぼうぼうでひどいなと思って見ています。指定してこういう形
を取るのであれば、これからはそういう管理にも目
を配っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
9 (2)
新型コロナウイルス感染症拡大に係る
市営住宅使用料の
減免について
【近藤(好)
委員】新型コロナウイルスの市営住宅の
減免の関係ですが、今全市的にも非常に大きな影響
を及ぼしていると思うのですけれども、この
減免については、例えば2月の減収があったということ
を前提に申請するとして、収入について、前年の年収とかではなくて、その月の減収
を前提に判断するということでよろしいのかどうか。
(
建築住宅課長)今回の新型コロナウイルス関連で収入が減少したり、離職したという
状況ですので、直近の
状況を踏まえて、その方の事情
を勘案しての対応になろうかと思います。
【近藤(好)
委員】一般的な流れとしては、申請すると翌月からの
減免が決定する。今月申請すれば翌月から適用されるということになるのですけれども、実際この新型コロナウイルスの影響というのは2月、3月あたりから始まっているので、遡って適用することは可能なのでしょうか。
(
建築住宅課長)現
制度の中では、遡っての対応は困難だと考えております。
【近藤(好)
委員】そうしますと、家賃がそもそも支払えないという
状況が発生しているかと思いますので、本来なら当月から適用すべきだと思いますが、同時に家賃の納入猶予ということも当然聞き取り
をして、適用すべきだと思うのですけれども、いかがですか。
(
建築住宅課長)家賃
支払い猶予も
制度的にはございます。それとともに今国から住居確保給付金等が拡充されておりますが、それは福祉部が担当しておりますので、福祉部と十分連携し、個々の
入居者の方の事情も踏まえながら、個別具体の対応になろうかと考えております。
【近藤(好)
委員】それはこの後質問しようと思っていたのですけれども、雇い止めとか企業の倒産などによって、住宅の退去
を余儀なくされている方に対しては、福祉部と、今課長さんがおっしゃった市営住宅の入居対応も十分する必要があると思います。同時に、遡らないということになれば、納入猶予
を減免の申請と同時に聞き取って、丁寧に行っていただきたいと改めて思っております。また、周知
をかなりするとありますけれども、やはり分かりやすい中身で、丁寧な相談
をしていただきたいと思います。先日、タクシーの運転手さんが家賃の
減免のお問合せ
をしましたら、かなり厳しいこと
を言われたようですので、この点はぜひ改善
をお願いしたいと思います。
10 (4)
新型コロナウイルス感染症拡大に係る
公園施設等の
一時休館及び
利用制限について
【近藤(好)
委員】新型コロナウイルスの
公園施設等の
一時休館の件についてご報告がありましたけれども、
温泉施設について、
指定管理者への
休業補償等についてどうするか、従業員への賃金や減収による損失の補償
をどうするかということ
を検討されているということですが、今どのような地点まで検討されているのでしょうか。
(
公園管理事務所長)
現時点ではそれぞれの
指定管理者と個別協議
を行って、なるべく早く
休業補償が出せるような形で作業
を進めているところです。
【近藤(好)
委員】
休業補償をする形でというお話ですが、市としては損失補填
をしようという前提でお考えになっているということでよろしいのですか。
(
公園管理事務所長)
休業補償の考え方につきましては、
令和2年3月2日付総務部長通知であります、
新型コロナウイルス感染症による市有
施設の休業に伴う補償等について
を基本として、各
指定管理者と協議している
状況でございます。
【近藤(好)
委員】ぜひ
指定管理者が赤字となることのないように、十分な補償
をしていただきたいと思います。
るなぱあくについてお尋ねしたいのですけれども、るなぱあくも同様なのですが、3
温泉施設と違って様々な
イベントとか、いろいろやられているのですけれども、そういうことも含めて損失補償について協議されるということでよろしいのですか。
(
公園管理事務所長)
休業補償の基本的な考え方としますと、該当年度直近3か月と前年同月
を比較して伸び率
を算出し、前年当該月に乗じて営業補償等
を計算することとしております。
【近藤(好)
委員】今協議しているということですが、るなぱあくに出店している売店もあるのですけれども、この売店も当然休園になれば収入がないのですが、こういうところに対してはどう考えていらっしゃるのでしょうか。
(
公園管理事務所長)そちらについては、
現時点では検討されていない
状況でございます。
【近藤(好)
委員】聞くところによると、母子会の方が売店
を運営されているようですけれども、当然この期間は全く収入がなくなってしまったということで、団体の運営にも関わる非常に大変な
状況になっているようです。あと、
公園とは違いますけれども、児童文化センターもそういう形で売店が閉鎖されているということもありまして、ぜひこういうところにもよく実態
をお聞きになって、補償
を検討していただきたいと思うのですが、いかがですか。
(
公園管理事務所長)売店等の営業については、申請に基づき、
公園使用としての許可
をしているもので、
指定管理者制度とはまた少し違うのかと考えております。
【近藤(好)
委員】指定管理の
施設の中のお話なのでお聞きしているのですけれども、ぜひこの点
を検討していただきたいと思うのですが、副市長さん、いかがですか。非常に切実な声が届いているのですけれども。
(戸塚副市長)今ご意見
を伺いましたので、指定管理とともに、その辺も含めて検討したいと思います。
11 (5)
新型コロナウイルス感染症拡大に係る
水道料金等の
支払猶予について
【近藤(好)
委員】
水道料金については
支払い猶予を適用するという報告がありましたが、この
支払い猶予の周知についてはどのようにされているのでしょうか。
(
経営企画課長)
支払い猶予の周知につきましては、まず4月10日に
ホームページに掲載してございます。その後4月13日に市の公式フェイスブックで周知させていただいておりまして、今後、先ほども説明させていただきましたが、5月1日号の広報まえばしでも周知させていただきたいと考えています。なお、この周知というのは、10日から相談
を始めますということではなくて、それまでも、新型コロナウイルスの影響にかかわらず、納付相談
を行っておりました。ですので、10日から対応
を開始して周知したということではなくて、それ以前から、窓口では新型コロナウイルスの影響による生活困窮者の方
を含めて対応
を行っていたというのが現状でございます。
【近藤(好)
委員】その相談件数は分かるのでしょうか。
(
経営企画課長)4月10日の前の時点でも29件の相談
をいただいておりまして、適切に対応
を行っておりました。その後、昨日の時点では49件のご相談
を受けている
状況でございます。
【近藤(好)
委員】
新型コロナウイルス感染症に伴う、事業者あるいは市民に対する経済的な影響は非常に広く、緊急事態宣言
をして以降、さらに深刻になっていると思っているわけです。この徴収猶予だけではなくて、今全国で様々な工夫というか、
水道料金の全額
を市が補償するとか、あるいは飲食店、宿泊
施設については2か月間全額免除とか、大きな都市では堺市が3割から4割の減額、
減免を全市民、全事業者にしているというふうな、もう本当に払うことができないという大変な事態の中で決断している自治体が次々に生まれているのですけれども、
前橋市としてはこのような検討はされていないのでしょうか。
(
経営企画課長)
現時点の
状況でございますが、企業、また市民の皆様が新型コロナウイルスの
感染拡大を受けて非常に厳しい
状況であるということは、我々も窓口の相談等
を受ける中で、承知しているつもりでございます。ただ、本市の
水道局の経営
状況は、これまで議会にもご報告させていただいておりますが、特に上水道につきましては、経営的にかなり厳しい
状況でございます。他市の、他の事業体の情報
を確認したところ、幾つかの団体がそういった
減免の対応
をされておりますけれども、やはり収益の黒字部分
を市民の方に還元するというのが実際でございまして、
前橋市の今の
状況の中では、そういった一律
減免をさせていただくのは非常に厳しいと言わざる
を得ないと考えてございます。ただ、今後、国や県から、例えば財源の手当てとか、また我々は県に負担金等
をお
支払いしてございますので、そういったところの
減免の対応等、国、県の動きがあれば、それに応じて柔軟に対応できるものと考えてございます。
【近藤(好)
委員】やはり県都
前橋市、本当に困っている市民の現状
を目の当たりにして、何とか救済するということ
を考えるべきだと私は思いますし、こういうときに行政が力にならなくて、いつ力になるのかとつくづく思っておりますので、ぜひ動向
を見守るのではなく、先進的に決断していただきたいと思います。
現状はなかなかそうなっていない中で、次に質問したいのですけれども、相談して、
支払い猶予になる方はまだいい面もあると思うのですが、なかなかどこに相談していいか分からない、もう限界だという方もいらっしゃる。そういう中で、実際に
水道料金が払えずに、給水停止になるということは絶対に避けなければならないと思うのです。この
可能性は非常に高いと思います。そういう点では、
新型コロナウイルス感染症前は給水停止
をやっていたわけで、今もやっていらっしゃるのか分かりませんけれども、まず新型コロナウイルスの大きな影響
を受けているこの時期は、給水停止は少なくとも実施しないということ
をぜひ決断していただきたいと思いますが、いかがですか。
(
経営企画課長)停水の関係でございますが、こちらにつきましては、やはり現在新型コロナウイルスの
感染拡大が続いている
状況でございますので、柔軟に対応していくということで、
現時点で4月、5月の停水措置は行わないという考えでございます。
【近藤(好)
委員】上水道については、そういうお話でありましたけれども、上下水道という点では、下水道も当然そうしていただきたいと思うのです。
公営企業管理者さん、いかがでしょうか。
(
公営企業管理者)今
委員さんがおっしゃったのは、水道関係は停止しないということだったのですけれども、下水道についてもということでよろしいのでしょうか。
【近藤(好)
委員】上下水道の料金について、つまり機械的な徴収
をしないようにお願いしたいと思っているのですけれども。
(
公営企業管理者)先ほどから話が出ていますように、やはり新型コロナウイルスの関係で今市民の方が大分苦しんでいらっしゃるということは重々承知しております。そういった形で、今課長から説明もありましたけれども、水道は手洗いに非常に有効だということで、しばらくは水
を出して、お金が払えなくても猶予しますよ、停水はしませんよという形で進めてまいります。ただ
水道料金、
下水道使用料と申しますのは受益者負担の原則で動いているもので、使われたもの
を頂くという順序でやっているものですから、国からも、厳しくいろんな形の要請ができないで、せめて猶予という形で来ていると思っておりますので、先ほど課長から説明がありましたように、今後の動向の中で
前橋市も考えていけるものは、より考えてまいりたいです。
【近藤(好)
委員】ぜひよろしくお願いしたいと思います。
最後に、副市長さんにお聞きしたいのですが、今本市では新型コロナウイルスに関連していろいろな
減免制度とか猶予
制度とかに取り組んでいらっしゃるのですけれども、
ホームページを見ますと非常に分かりにくい。感染症の方がどこに相談に行くかという点では保健センターだけれども、それ以外の
制度については非常に分かりにくいのです。どんなこと
をやっているのか分からない。だから、トップページの周知の方法について、ぜひ最優先で見られるようなものに工夫していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(戸塚副市長)この間の総務常任
委員会でもそういったご指摘
を受けておりますので、その辺
をわきまえて検討したいと思います。
【近藤(好)
委員】ぜひよろしくお願いしたいと思います。
【富田
委員】
水道料金の
支払い猶予について何点かお伺いいたします。受付窓口が
水道局庁舎の1階のみのようですけれども、いろいろな報道等
を見ますと、本市ではないですが、こういった申請にいざ行ってみると意外に1回で済まなくて、この書類が足りない、あの書類が足りないと言われて、2度も3度も行くというお話もよく聞いております。そんな中で、
支払いの困難な事情がある者にこういった
状況を説明するのに、証明書なり、書類というのはどんなこと
を想定しているのか教えていただければと思います。
(
経営企画課長)相談の対応についてでございますが、確かに今お話し
をいただいたとおり、
水道局1階の窓口で受けているという
状況でございますが、今回の新型コロナウイルスの対応につきましては、その申請に当たりまして書類の提出は求めてございません。これは、なるべく市民の方との接触
を少なくするという観点と、やはり国からも柔軟な対応
を求められておりますので、電話のみで受け付けているという
状況がございます。これは、先ほどお話ししたとおり、接触
をなるべく少なくするというところと、あとは当然今後の納付交渉の中で
状況の確認ができますので、その中で必要な補足等
をしていけるものと考えており、そういった対応
を行ってございます。
【富田
委員】今ご答弁いただいた中で、実際には電話のみで対応しているということですけれども、電話対応
をする人員の増員等は行う予定なのでしょうか。
(
経営企画課長)実はこの電話は、今現在
水道局で8本の番号
を持っており、ジーシーシー自治体サービスというところに委託しているのですけれども、今回の国の要請
を受けて、その出勤者
を減らすというところで、本日より2交代で対応していただいている
状況でございます。ただ、その受付本数について、8本は変えずに対応していただくということで、人数
を半減して対応していただいている
状況でございますので、実際の影響はないものと考えてございます。
【富田
委員】分かりました。ありがとうございます。あと、これは
ホームページ等
を確認すれば分かると思うのですけれども、対応時間は24時間ではないですよね。何時から何時までですか。
(
経営企画課長)基本的には8時半から17時15分まででございますが、
水道局は当直もいますので、そういった案件があった場合にはきちんと引き継いで対応させていただいております。
(
委員長)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
(
委員長)ないようですので、これで質疑
を終了いたします。
◎ そ の 他
12 (1)
行政視察について
(
委員長)次に、
行政視察についてですが、さきの
委員会において日程等
を確認していただきましたが、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を考慮し、本日予定していた市内視察は
中止とし、また5月に予定していた
行政視察については当面の間延期することとしてよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(
委員長)それでは、
行政視察についてはそのように進めさせていただきます。
13 (2)
次期委員会の
開催日程について
(
委員長)次に、
次期委員会の
開催日程についてですが、案として5月25日、月曜日、午後1時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(
委員長)それでは、
次期委員会は5月25日、月曜日、午後1時から開催することといたします。
◎ 散 会
(
委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議
を閉じます。
(午後1時47分)
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