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  1. 前橋市議会 2020-03-26
    令和2年_意見書案第02号 開催日: 2020-03-26


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 意見書案第2号  令和2年3月26日提出  令和2年3月26日可決                    提出者 市議会議員 石 塚   武                          同   近 藤   登                          同   角 田 修 一                          同   長谷川   薫    中高年のひきこもりに対する実効性ある支援対策を求める意見書  従来、ひきこもりは主として若年・青年層課題とされてきた。しかし、最近では就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題となってきている。  昨年3月、国が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が公表されたが、40~64歳のひきこもりが全国で約61万人に上るという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化高齢化により、高齢者の親と共に社会的に孤立するケースも少なくない。  これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修派遣事業」を行ってきたが、今後はより身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性のある支援対策を講じるべきである。  よって、国においては中高年のひきこもりは個々人やその家族だけの問題ではなく社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                  記 1 より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウト  リーチ(訪問型)支援員を配置し、同行相談信頼関係の構築といった対本人  型のアウトリーチ支援を実施すること。また、これらを行うための経費につい
     ては新たな財政支援仕組みを創設すること。 2 中高年のひきこもりにある者に適した支援充実を図るため、市区町村によ  る「ひきこもりサポート事業」へのさらなる支援強化を図ること。 3 「8050問題」など、世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に  対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれ  までの制度の枠を超えて包括的に支援することができる新たな仕組みを構築す  ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 ──────────────────────────────────── 令和2年3月  日  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  総務大臣  厚生労働大臣                    前橋市議会議長 鈴 木 俊 司 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...