前橋市議会 > 2020-02-19 >
令和2年_総務常任委員会 本文 開催日: 2020-02-19
令和2年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2020-02-19

  • 学童保育(/)
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  1. 前橋市議会 2020-02-19
    令和2年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2020-02-19


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    │       │1 報告事項                               │ │       │(1)前橋市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制   │ │       │   定について                             │ │       │(2)前橋市社会福祉審議会条例の改正について               │ │       │(3)前橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の改正について         │ │       │(4)前橋市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基   │ │       │   準を定める条例の改正について                    │ │       │(5)前橋市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に   │ │       │   関する基準を定める条例の改正について                │ │       │(6)前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める   │ │       │   条例の改正について                         │ │       │(7)病児・病後児保育施設の新規開設について               │ │ 議   題 │(8)第二期前橋市子ども・子育て支援事業計画(案)に対するパブリック   │ │       │   コメント意見募集)の実施結果について               │ │       │(9)前橋市市税条例等の改正について                   │ │       │(10)前橋市保健センターの設置及び管理に関する条例の改正について     │ │       │(11)まえばし23地区別ウオーキングマップについて            │ │       │(12)新型コロナウイルスに係る本市の対応状況について           │ │       │(13)前橋市公衆浴場法施行条例の改正について               │ │       │(14)前橋市動物の愛護及び管理に関する条例の改正について         │ │       │(15)前橋市食品衛生に関する条例の改正について              │ │       │(16)前橋市保健所関係使用料及び手数料条例の改正について         │ │       │(17)国民健康保険運営協議会への諮問及び答申等について          │ │       │(18)訴えの提起について(損害賠償請求)                 │ │       │(19)物品の購入について(令和2年度小学校教師用指導書)         │ │       │                                     │ ├─┬─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │     │委員長  須賀  副委員長 近藤(好)                  │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │ 委 員 │委  員 林(倫)、小渕、新井美加新井美咲子、鈴木(俊)、三森、    │ │出│     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │(10名)│     金井、岡田(行)                        │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │     │欠席委員 なし                              │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │席│     │副市長、教育長、福祉部長健康部長教育次長指導担当次長、       │ │ │ 当 局 │社会福祉課長子育て施設課長介護保険課長健康増進課長、        │ │ │     │保健予防課長衛生検査課長国民健康保険課長学校教育課長、       │ │ │     │総合教育プラザ館長                            │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │者│その他の者│議長                                   │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │事 務 局│事務局長議事課長議事係長、調査係長                  │ │ │職   員│                      記録書記 荻野主任      │ └─┴─────┴─────────────────────────────────────┘ 2                  ◎ 開       議                                     (午後0時56分) (委員長)時間前ではありますが、これより教育福祉常任委員会を開きます。  初めに、傍聴につきましては許可することといたしますので、ご了承ください。                   ◎ 報 告 事 項 (委員長)それでは、報告事項に入ります。まず、(1)から(9)まで報告いただき、質疑の後、残る(10)から(19)までの報告、質疑を行いたいと思います。  なお、本日は報告件数も多くなっておりますので、報告、質疑に当たりましては簡潔にお願いいたします。  では、(1)から(9)まで順次報告をお願いいたします。 3 (1)前橋市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について (社会福祉課長報告事項(1)、前橋市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてご報告させていただきます。  1の制定の理由ですが、社会福祉法の改正に伴い、厚生労働省令を踏まえて無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定めようとするものです。  2の主な内容ですが、(1)から(8)までございます。(1)は無料低額宿泊所の範囲に関する事項で、無料低額宿泊所、これは生計困難者のために無料または低額な料金で簡易住宅を貸し付け、または宿泊所その他の施設を利用させる事業を行う施設となります。これは、入居の対象者を生活困窮者に限定していることなどの事項を満たすものとするものです。(2)は構造設備等の一般原則に関する事項で、無料低額宿泊所の配置、構造及び設備は、日照、採光、換気等、入居者の保健衛生に関する事項及び防災について十分考慮されたものでなければならないとするものです。(3)は職員等の資格要件に関する事項で、無料低額宿泊所の施設長は大学などにおいて厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目を修めて卒業した者など、もしくは社会福祉事業等に2年以上従事した者またはこれらと同等以上の能力を有すると認められるものでなければならないとするものです。(4)は規模に関する事項で、無料低額宿泊所は5人以上の人員を入居させることができる規模を有するものでなければならないとするものです。(5)、(6)は居室に関する事項で、一の居室の定員は1人とするものです。ただし、入居者がその者と生計を一にする配偶者その他の親族と同居するなど、2人以上で入居させることがサービスの提供上必要と認められる場合はこの限りでないとするものです。また、一の居室の床面積は7.43平方メートル以上とするものです。ただし、地域の事情により、これによりがたい場合には4.95平方メートル以上とすることができることとするものです。(7)は入居申込者に対する説明、契約等に関する事項で、無料低額宿泊所は居室の利用その他のサービスの提供の開始に際しては、あらかじめ入居申込者に対しサービスを選択するために必要な重要事項を記した文書を交付して説明するとともに、居室の利用に係る契約とそれ以外のサービスの提供に係る契約をそれぞれ文書により締結しなければならないとするものです。(8)は日常生活に係る金銭管理に関する事項で、入居者の金銭の管理は当該入居者本人が行うことを原則とします。ただし、金銭の適切な管理を行うことに支障がある入居者であって無料低額宿泊所による金銭の管理を希望する者に対し、一定の要件に従い、無料低額宿泊所が金銭を管理することを妨げないとするものです。  3の施行期日につきましては、令和2年4月1日とするものでございます。  本件につきましては、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 4 (2)前橋市社会福祉審議会条例の改正について (社会福祉課長報告事項(2)、前橋市社会福祉審議会条例の改正について報告いたします。  1の改正の理由でございますが、社会福祉審議会地域福祉専門分科会を設置するため、所要の改正を行おうとするものでございます。  2の内容ですが、地域福祉に関する事項を調査、審議するため、地域福祉専門分科会を置くものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものです。  本件につきましても、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 5 (3)前橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の改正について (社会福祉課長報告事項(3)、前橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の改正について報告させていただきます。  1の改正の理由でございますが、災害弔慰金の支給等に関する法律の改正に伴い、前橋市災害弔慰金等支給審査委員会を設置するため、所要の改正を行うものでございます。  2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関する事項を調査、審議するため、前橋市災害弔慰金等支給審査委員会を置くものです。2点目は、委員会の委員は医師、その他市長が必要と認める者のうちから市長が任命するとするものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  4の附則で改正する条例ですが、前橋市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例を改正して、前橋市災害弔慰金等支給審査委員会の委員長及び委員の報酬について、委員長は日額9,600円、委員は日額8,700円と定めるものでございます。  本件につきましても、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 6 (4)前橋市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準を定める条例の改正に    ついて (子育て施設課長報告事項(4)、前橋市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準を定める条例の改正についてでございます。資料4をごらんください。  1の改正の理由ですが、特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。  2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、年収360万円未満相当世帯等の1号認定子供及び2号認定子供に対する副食費について、保護者から支払いを受ける費用から除外する規定を設けるものです。この規定は、いわゆる幼児教育保育の無償化に伴い必要となる改正になりますが、内閣府令改正により改正法の施行後1年間は府令で定めた内容を条例で定めたものとみなす経過措置が設けられているものです。2点目は、特定地域保育事業者の連携施設保育所、幼稚園または認定こども園)の確保義務を緩和するとともに、その確保が著しく困難である場合は連携施設を確保しないことができるとする経過措置を5年間延長するものです。特定地域保育事業者とは、地域の実情に応じて市町村が認可する小規模の保育であり、現在前橋市には事業者は存在しませんが、国の基準と同様の整理を行うものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものです。  本件につきましては、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。 7 (5)前橋市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例    の改正について (子育て施設課長報告事項(5)、前橋市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の改正についてでございます。資料5をごらんください。  1の改正の理由ですが、幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。  2の内容ですが、幼保連携型認定こども園の教育及び保育に直接従事する職員の員数に算入できる副園長または教頭の資格要件に係る特例(幼稚園教諭免許状を有し、かつ保育士の登録を受けた者に限るとされているところ、いずれか一方の資格で可とするもの)、こちらを5年間延長するものです。これは、幼保連携型認定こども園に勤務する保育教諭等の資格要件が同様にいずれか一方でよいとする特例が、いわゆる第9次地方分権一括法によって5年間延長されることに合わせるものです。  3の施行期日につきましては、令和2年4月1日とするものです。  本件につきましても、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。 8 (6)前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正について (子育て施設課長報告事項(6)、前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正についてでございます。資料6をごらんください。  1の改正の理由ですが、本市の放課後児童クラブにおける放課後児童支援員配置状況を踏まえ、みなし支援員に係る経過措置を延長するため、所要の改正を行おうとするものです。なお、今回延長するみなし支援員に係る経過措置とは、放課後児童支援員となるために修了しなければならない認定資格研修を修了していない者であっても、令和2年3月31日までに当該研修を修了することを予定している者は、放課後児童支援員とみなすことができる措置のことでございます。  2の内容ですが、みなし支援員に係る経過措置を1年間延長するものです。  3の施行期日につきましては、令和2年4月1日とするものです。  本件につきましても、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 9 (7)病児・病後児保育施設の新規開設について (子育て施設課長報告事項(7)、病児・病後児保育施設の新規開設についてでございます。資料7をごらんください。  令和2年4月に市内4カ所目となります病児・病後児保育施設を開設いたしますので報告いたします。これまで開設した施設は全て医療機関が主体となり実施していますが、今回初めて保育施設が主体となり実施、運営を行う病児等保育施設になります。  まず初めに、1の本市の病児・病後児保育事業の概要についてですが、事業内容といたしますと、生後8週間からおおむね9歳までの児童が病気等で集団保育が困難であり、保護者が就労等の理由で家庭保育ができないときに、当該児童を一定の環境を備えた専用施設保育するものです。(2)の病児・病後児保育施設の現在の開設状況についてですが、群馬県済生会前橋病院のおひさまの家など、記載の3施設でございます。  2の新規開設施設についてです。(1)、施設名につきましては、病児・病後児保育施設、大胡チャイルドサポートで、現在大胡第2こども園を運営する社会福祉法人清香会が実施いたします。(2)の開設日は令和2年4月1日、受け付けは前日の3月31日の午前10時以降、予約が可能となります。(3)の場所につきましては、堀越町の大胡第2こども園の敷地内となります。(4)、開設時間等は月曜日から土曜日までの午前8時から午後6時まで、予約受け付け時間は利用日の前日までは午前10時から午後6時までです。当日の予約も、当日の午前8時から午前9時半まで受け付けいたします。(5)、利用方法は、施設専用電話での直接予約となります。最後に(6)、利用手続ですが、他の施設と同様に事前に予約と当日に利用申込書診療情報提供書が必要となります。今回初めて保育施設が主体となり実施することになりますが、施設では看護師を常勤で配置し、容体の急変等があった場合に備えて園の嘱託医である近隣の小沢医院と連携して病児の保育に当たります。主には市東部にお住まいの方の利用を見込んでおりますが、新規開設により、市内全域の保護者の利便性向上に寄与するものと考えております。よろしくお願いいたします。
    10 (8)第二期前橋市子ども・子育て支援事業計画(案)に対するパブリックコメント意見募集)の    実施結果について (子育て施設課長報告事項(8)、第二期前橋市子ども・子育て支援事業計画(案)に対するパブリックコメント意見募集)の実施結果についてでございます。資料8をごらんください。  本件につきましては、去る1月14日まで実施し、意見に対する考え方をまとめた上で報告させていただくものでございます。  初めに、1の意見募集期間についてですが、令和元年12月16日から令和2年1月14日まで実施いたしました。  2の意見提出につきましては、6名の方から11件のご意見をいただいております。  3の意見及び市の考え方につきましては、表に記載のとおりとなっております。意見につきましては、計画の基本的な考え方(第3章)に係る意見から、保育放課後児童クラブの今後の拡充等といった計画の推進方策、虐待の防止やソーシャルワーカーといった専門員の配置に関するものなど多様なものでした。いただいた提言や意見を参考に、第二期前橋市子ども・子育て支援事業計画を策定するとともに、今後の施策に生かしていくことといたします。なお、この結果につきましては本市ホームページに掲載するとともに、パブリックコメント実施場所への設置を行います。また、当該事業計画の本編につきましては、この後社会福祉審議会児童福祉専門分科会において審議を行い、3月中に完成する予定となっております。策定後、議員の皆様には配付させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 11 (9)前橋市市税条例等の改正について (介護保険課長報告事項(9)、前橋市市税条例等の改正についてご報告いたします。資料9をごらんください。  初めに、1の改正の理由ですが、近年多発する自然災害等、突発的な理由を考慮し、市税等の減免を受けようとする者の利便に資するため、全庁的に減免の申請期限の見直しを行うものでございます。  次に、2の内容ですが、市民税、固定資産税もしくは特別土地保有税、介護保険料または国民健康保険税の減免を受けようとする者は、現行は納期限前7日まででございますが、これを納期限までに申請等を市長に提出しなければならないこととするものでございます。  3の施行期日につきましては、令和2年4月1日とするものでございます。  なお、本件につきましては、第1回定例市議会に議案として提出させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。                  ◎ 質       疑 (委員長)ただいまの報告につきまして、ご質疑がありましたらお願いしたいと思いますが、今回は第1回定例会に提出予定の案件も報告されています。つきましては、それらの案件については可否にかかわるような発言とならないようご注意をお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。 12 (1)前橋市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 【三森委員】資料1についてなのですけれども、無料低額宿泊所は今現在本市にあるかどうかということと、もしなければつくる予定があるかどうかということをお聞きしたいと思います。 (社会福祉課長)今現在、前橋市内に存在はありません。また、今のところ設置の予定もございません。 【三森委員】わかりました。 【岡田(行)委員】三森委員さんがお尋ねになりましたのと関連しますけれども、まず生活困窮者は現在前橋で捉えている人数とか、そういうのはあるのですか。 (社会福祉課長)生活保護者の人数というのは捉えております。具体的に生活困窮者となりますと、同じ社会福祉課の中で生活困窮者の各種支援を行っておりますが、そちらの数については今特に把握しているものはございません。生活保護者につきましては現在3,300世帯程度で、人数にして四千弱というふうに捉えております。 【岡田(行)委員】関連してお伺いしますが、先ほどの答弁で宿泊所はつくる予定もないということですけれども、もしそういう方が出た場合に宿泊所をつくるということは、当然時間がかかりますよね。そうなったときの対応というのは、仮に今前橋の公共施設、あるいは市営住宅、そういうものを生かすことも可能なのですか。 (社会福祉課長)こちらは市または社会福祉法人ばかりでなく、NPO法人等でも設立できるものになっております。今のところ設立の予定はございませんと私がお答えしたのは、今具体的なご相談に来ているお話もない状況というふうなお答えになります。また、現在生活困窮であるとか生活保護である方の住居の確保につきましては、市営住宅等への入居はもちろんのこと、民間のアパート、賃貸住宅等での対応となっております。 【近藤(好)委員】最初に、無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準で、前橋市には該当はしない、設置の予定はないということですが、私もこの間いろいろな方のご相談に乗ってきましたけれども、居所をすぐ確保できない方も場合によってはいらっしゃるということはありますよね。そういう点で、場合によってはホテルに一、二泊していただくとかという場合もありますけれども、市としては居所を確保できない方について基本的にはどう考えていらっしゃるのかお尋ねします。 (社会福祉課長)今現在こちらの施設の設立はございませんが、今後こちらのほうができてくれば当然こちらのほうへの入所ということも考えていくことになるとは思います。ただ、今現在居所の確保ができていない方につきましては窓口で詳細にお伺いし、例えば市営住宅というふうな方法があるよとか、民間のアパートがありますよとかというふうなお話は丁寧にさせていただいているところでございます。 【近藤(好)委員】実際には居所の確保ができなくてアパートを借りるということも、身元引受人がいないとか、そもそも住所を持たない方もいらっしゃるという点で、この無料低額宿泊所はないけれども、しかし何らかの寝泊まりを含む、特に冬は寒くて凍えてしまいますし、場合によっては凍死する場合もあるので、この辺はぜひ丁寧にしていただきたいということを改めてお願いしておきたいと思います。 13 (2)前橋市社会福祉審議会条例の改正について 【三森委員】地域福祉専門分科会ということで、これまでなかったということだと思いますけれども、今回設置するに至った理由と経過についてお願いできればと思います。 (社会福祉課長)新たに専門分科会を設置する理由につきましてですが、このたび地域福祉計画後期計画の策定を踏まえまして、計画の進捗状況の検証を行うものとなっております。また、あわせまして、多様化、複雑化する地域生活課題の解決のため、地域福祉の充実が必要であり、その協議を行う場として設置しようとするものです。 【三森委員】地域福祉計画の後期計画ということで、来年度から5年間ということになりますけれども、5年間のどの辺でこの審議会を想定しているのか、お願いします。 (社会福祉課長)具体的には4月以降、新年度に入りまして速やかに設置し、適宜と考えておりますが、1度目は年度内の早いうちにというふうに想定しております。 【三森委員】わかりました。 【近藤(好)委員】地域福祉専門分科会、先ほどご説明がありましたが、どのようなメンバーをお考えなのかお尋ねいたします。 (社会福祉課長)この地域福祉専門分科会で調査、審議していく内容というのは広く地域の福祉に関する事項全般が想定されることから、各分科会、これは民生委員さんの関係であるとか障害者の関係、また高齢者の関係、児童の関係がございますので、そういった委員さんや地域社会の推進に対して力をいただいている団体等からの推薦を受けた方、また公募などを考えておるところでございます。 【近藤(好)委員】広く地域の方々の声も含めて受けとめられるような組織にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 14 (3)前橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の改正について 【近藤(好)委員】資料3の弔慰金なのですけれども、弔慰金支給審査委員会を設置するということですが、現在はないけれども、今後常設するのか、それとも災害があったときに招集するといいますか、委員会を設置するという考えなのか、この辺の基本的な考えについてお尋ねします。 (社会福祉課長)こちらは審議する事項が災害ということで、可及的至急な対応も考えられることから、設置はしておいて、招集に関してはそういった事案があった場合というふうに想定されるかと思っております。 【近藤(好)委員】高崎市とか、中核市の例などを参考までに教えていただければと思いますけれども。 (社会福祉課長)私のほうで現在調べているところですが、災害弔慰金の支給審査委員会自体、高崎市のほうでは現在設置の予定はなく、社会福祉審議会等で対応というふうに考えていると伺っているところでございます。また、近くの中核市である宇都宮市、川越市もなくといったところで、例えば船橋市とか西日本については設置の例が中核市でございます。 【近藤(好)委員】そうすると、他市と比べて前橋市が率先してつくる理由というのは何なのですか。 (社会福祉課長)これは繰り返しになりますが、災害があったときに素早く対応できる態勢というのを整えておく必要があると感じております。 【近藤(好)委員】わかりました。 15 (4)前橋市特定教育保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準を定める条例の改正に    ついて 【三森委員】先ほどの説明で聞き漏らしてしまったと思うのですが、1年目は経過措置ということでご説明がありましたけれども、これは主な内容の(1)の費用を除外する規定を設けるというところの規定でしょうか。 (子育て施設課長)委員さんのおっしゃるとおりでございます。 【三森委員】わかりました。 16 (5)前橋市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例    の改正について 【近藤(好)委員】保育士の資格延長にかかわる問題なのですけれども、実際前橋市としては延長せざるを得ない現実があるというふうに思うのですけれども、これは何施設あるのでしょうか。対象となる施設の数がわかりましたら教えてください。 (子育て施設課長認定こども園48園中、どちらか一方だけの資格を有している方が副園長をしているという施設が6園ございました。そちらの園で影響が出てくるものと思います。 【近藤(好)委員】わかりました。 17 (6)前橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正について 【三森委員】経過措置が1年延長ということですけれども、特に研修を受けていなくて勤められている方が、今学童保育九十何カ所あったと思うのですが、どれほどいるのか教えていただければと思います。 (子育て施設課長放課後児童クラブにおきまして、今全部で120単位ございます。その中で支援員の資格を有している方が1名だけという単位が15単位ございます。この15単位、15人の方につきましては、来年度1年間で研修を受けられる予定になっております。 【三森委員】わかりました。随時資格がとれるようにお願いしておきます。 18 (7)病児・病後児保育施設の新規開設について 【三森委員】資料7になりますけれども、これまで設置されている3カ所は特に医療機関併設ということで、利用中に医療が必要になったときの連携ということであると思いますけれども、その辺での連携状況を今までの状況だけ確認できればと思います。 (子育て施設課長)今までの開所は、母体が医療機関でしたから、何かあった場合には医療機関にお勤めのお医者さんがそちらのほうに向かうことができるような体制は整っております。ただ通常は、保育に当たっているのは看護師資格を持つ方と保育士になっております。 【三森委員】そうしますと、今度新しくできるところは近くの小沢医院さんと連携ということですけれども、利用中の児童に医療が必要になったときは、これまでの3カ所と同じようにというか、しっかり連携がとれるかどうかというところを心配する保護者の方もいるかもしれませんけれども、その辺の心配はないかどうかだけお願いします。 (子育て施設課長)今後開設するに当たりまして、園のほうとも直接協議、体制のほうを拡充していただくように進めていきたいと思います。現在聞いているところでおりますと、常勤の看護師さんがおりますし、連携する医院さんにつきましては園の嘱託医でもございますので、連携に問題はないというふうに考えております。 【三森委員】ぜひ安心していられるようにお願いします。 【新井美咲子委員】病児・病後児保育施設の新規開設について1点お聞きしたいと思います。利用方法として施設専用電話ということでございますけれども、受けるところは小沢医院なのか、こちらの社会福祉法人のほうなのか、ちょっと確認させていただきたいと思います。 (子育て施設課長)専用電話を受けるのは、運営施設であります大胡第2こども園さんになります。 【新井美咲子委員】では、電話に受け答えする方はその施設の常勤の看護師が当たるということで理解してよろしいですか。 (子育て施設課長)看護師さんが直接受けるかどうかまで確認はしておりませんが、そちらに従事する職員の方が対応するものというふうに考えております。 【新井美咲子委員】そうしますと、予約なりの連絡が入った時点で小沢先生のところと連携をとりながら態勢を組むというふうに理解すればよろしいでしょうか。 (子育て施設課長)小沢医院さんとの連携は、常時そういう態勢を整えているという形での連携になると思います。通常受けるときの態勢につきましては、診断書なり今の状況を施設の職員の方が聞き取った上で、そちらの方を受けるというふうなことになると思います。 【新井美咲子委員】承知しました。連携を密にとっていただいて、今まで西、南、中央ということで、やっと東部のほうが来年度から新規ということなので、よろしくお願い申し上げます。 【近藤(好)委員】今回で4カ所目ということで、それなりに市内全体としてはバランスがとれつつあるのかと思うのですけれども、ニーズとしては今後もふやしていただきたいという子育て世代の方々の要望もあるのですが、市として今後の開設予定、計画はどのようになっているのでしょうか。 (子育て施設課長)ここ数年で施設のほうもふやしてまいりましたが、施設がふえると、やはり利用者はふえていっているというふうな状況にございます。これまでも市の中心部及び東西南北に1施設を開設することを目標として進めてまいりました。今回4施設目ができましたので、この4施設の開設の状況を踏まえながら、今後についてどちらの場所にするか、どういう形がいいかというのは検討してまいりたいというふうに考えております。 【近藤(好)委員】ぜひ全体の利用状況を見て、今後も増設していただきたいということを改めて要望させていただきます。 19 (8)第二期前橋市子ども・子育て支援事業計画(案)に対するパブリックコメント意見募集)の    実施結果について 【三森委員】資料8なのですけれども、意見に対する前橋市の考え方で、1枚目の裏側の2番、3番に関連した市の考え方の下のほうに、民間保育関係施設に対する処遇改善等により、労働環境の改善を図りということでありますけれども、これまでも課題であったというふうに認識しておりますが、今後の進め方についてお聞きしておきたいと思います。 (子育て施設課長)これまでと同様に、民間保育施設に係る職員の処遇改善につきましては国の補助金等を活用しながら、また前橋市独自の補助金等の給付にも努めながら、これまで以上に保育環境が充実できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 【三森委員】ぜひよろしくお願いいたします。  もう一点ですけれども、2枚目の5番、6番に関連するところで、放課後児童クラブの潜在的な需要ということでありますけれども、これまでの潜在的な需要の算定については、対象児童を抽出した調査ということであったと思いますので、今後については全児童を対象にした調査、または入学する予定の児童全員が必要かというふうに考えておりますけれども、これも関連してお聞きしておきたいと思います。 (子育て施設課長)今回計画を策定するに当たりまして、改めてニーズ調査を行いました。こちらのほうの結果を踏まえながら、必要なところへの拡充というふうなものに努めてまいりたいと考えております。 【三森委員】ぜひ潜在的なニーズをしっかり把握いただいた中でお願いしたいと思います。 【新井美咲子委員】第一期と第二期ということで、改めてちょっと比べさせていただいて、そのニーズも今調べている最中ということなのですけれども、いただいた資料を見ると、数字が第一期の当初と大分乖離している状況をどのように認識されているか伺いたいと思います。 (子育て施設課長)委員さんのお話しになっている部分は、多分これから確保する施設、例えば保育関係施設であれば、必要な定員数の部分かというふうに思います。そちらは今回改めて数字を策定するに当たりましては、現在の施設の状況、こちらのほうを基本にしまして、今後保育の必要な方のニーズ、子供の数は減っておりますが、就労する保護者の方は多くなっている、そのあたりの状況の数値を踏まえた上で必要な数というふうなものを設定しております。 【新井美咲子委員】厚労省のホームページから私のほうで手にした資料と比べて、今回ちょっと質問させていただいて。唐突で済みません。 【近藤(好)委員】このパブリックコメントの意見、また市の考え方に関連することで質問したいのですけれども、子ども・子育て支援事業計画に基づく子ども・子育て会議というのがこの間開かれてきたわけです。子ども・子育て支援会議というのは非常に重要なものになっていると思うのですけれども、開催回数が少ないというか、十分な支援事業計画をその時々見直したりとか実態を反映したりとかということが少ないのではないか、非常に重要だという意見の中、改めてそういうふうに私は思うのですけれども、市としては今後その点はどういうふうに位置づけていこうと考えているのかお伺いします。 (子育て施設課長)これまでも、子ども・子育て会議につきましては委員の方々と連携をとりながら、意見を聴取しながら進めてまいったところでございます。委員の人数につきましても拡充したというふうな実績があります。また、こちらのほうで協議していただく内容につきましても、法で定められているもの以外、そのあたりも意見を委員の皆様方に聞きながら、必要なときには随時開催できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 【近藤(好)委員】過去の検討内容、回数が非常に少なかったと思いますので、ぜひそういうことで改めていただきたいというふうに思います。  2つ目は、待機児対策ですが、最終的に3月中に作成するということで、どういうふうになるのか、ちょっとわかりませんけれども、やはり隠れ待機児といいますか、必要な保育ニーズ、特に未満児に対する必要な施設あるいは定員増の確保、この点でもご意見あると思うのですけれども、市としての基本的な考え方をお尋ねします。 (子育て施設課長)やはり保育施設の受け皿確保につきましては、今回のニーズ調査等を踏まえた上で、計画の中でも特に3歳未満児、こちらのほうの定員枠が少なくなっているというふうな結果になっております。今後、特に地域ですとか、また歳児別、こちらのほうを拡充して、皆様方が保育が充実していると考えられるように、実感できるような形で整備できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 【近藤(好)委員】特に未満児保育をなかなか地域の中で実態として実施できない場合には、公立保育所を拡充するというのは前提としてあると思うのですけれども、この辺もしっかり位置づけていただいているのでしょうか。 (委員長)報告事項に沿った内容でお願いしたいと思います。 【近藤(好)委員】パブリックコメントの中身に関連して。 (委員長)なるべく沿った形でお願いいたします。 (子育て施設課長)公立保育所のあり方につきましても今後随時検討して、新たなあり方というふうなものを検討していきたいと考えております。 【近藤(好)委員】それから、このパブリックコメントの中でも関連してありますが、保育士確保策、この点についての位置づけはどういうふうになっているのでしょうか。 (子育て施設課長保育環境の充実の中で保育士確保も必要な施策というふうに考えております。こちらにつきましても、新たに保育士になっていただける方がふえるような形で考えていくというふうに考えております。 【近藤(好)委員】もう一つ、済みません。学童の問題がパブリックコメントでありますけれども、やはりなるべく計画的に整備したいというふうに書かれていらっしゃいます。低学年は受け入れられるけれども、高学年の必要な方までは受け入れられないという実態もありますので、この間も頑張っていただいていると思いますが、この点の位置づけはいかがでしょうか。どのように考えていらっしゃいますか。
    子育て施設課長)今回の策定に当たりまして、ニーズ調査の中で小学校6年生までを対象に、こちらのほうを踏まえた上での計画としております。 【近藤(好)委員】いろいろパブリックコメントに関連してお伺いしてきましたけれども、ぜひ実態に合って、今後とも子育てをしっかりと応援できるような中身にしていただきたいと思います。 (委員長)ほかにございますか。                  (「なし」の声あり)                   ◎ 報 告 事 項 (委員長)ないようですので、続いて(10)から(19)までの報告事項について順次報告をお願いいたします。 20 (10)前橋市保健センターの設置及び管理に関する条例の改正について (健康増進課長報告事項(10)、前橋市保健センターの設置及び管理に関する条例の改正についてご説明申し上げます。資料10になります。  1の改正の理由ですが、富士見保健センターにつきましては、合併後10年が経過し、現在は実質的に保健センターとしての機能を廃止していることから、当該センターの供用を廃止するため、所要の条例改正を行おうとするものです。  2の主な内容ですが、前橋市富士見保健センターの名称及び位置に係る規定を削るものでございます。  3の施行期日でございますが、令和2年4月1日とするものでございます。  なお、本件につきましては、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。 21 (11)まえばし23地区別ウオーキングマップについて (健康増進課長報告事項(11)、まえばし23地区別ウオーキングマップについてご説明いたします。資料11をごらんください。  本市では、市の健康増進計画の基本理念、地域ぐるみ、みんなでとりくむ健康づくりに基づき、これまでも気軽にできるウオーキングで運動習慣の定着化を図り、市民の健康づくりを推進することを目的として、各地区におけるウオーキング事業の普及に取り組んでまいりました。今回健康増進課が所管いたします食生活改善推進員協議会と保健推進員協議会が、これまでそれぞれで作成していたウオーキングマップを一体化させ、リニューアルを図りました。お手元にお配りしてありますウオーキングマップでございます。  表紙をめくっていただきまして、最初のページをごらんください。まず初めに、マップの見方についての説明がございます。また、4ページからは市内23地区ごとにコースを見開きで案内しております。左ページが食生活改善推進員お勧めの約10分コース、右ページには保健推進員お勧めの約30分コースの全46コースを掲載し、あわせて地区内のお勧め見どころなども掲載しており、本市の魅力を再発見していただける冊子となっております。  資料に戻っていただきますが、2、配布につきましては2月下旬から前橋市保健センターや支所、市民サービスセンター、公民館などで配布していく予定となっております。  次に、今後の展開でございます。昨年度に行いました本市健康増進計画の中間評価結果では、運動習慣ありの者の割合が全国平均を下回っており、65歳以上で50%、65歳未満では35%程度にとどまる状況となっております。今後マスコミへの情報提供や広報、フェイスブックなどで本マップを周知していくとともに、紙媒体以外の活用方法なども研究し、市民の方々が手軽に利用できるよう活用促進を図り、本マップを活用した健康事業を各地区で積極的に展開していくことで、継続的な運動習慣者の割合をふやし、生活習慣病予防やフレイル予防などにつなげ、市民の健康状況の向上に努めていきたいと考えております。  最後に、今後の活用等のポイントをご説明いたします。(1)といたしまして、公民館等のウオーキング教室など住民参加型事業への連携支援といたしまして、日本健康運動指導士会やまちづくり公社の講師を派遣いたします。専門職の指導により、健康づくりのための正しいウオーキング方法や運動を継続する効果やポイントを学べる機会を各地区の市民の方々へ提供したいと考えております。2つ目としては、庁内関係課などとの連携に際しまして、単発のウオーキングイベントでは万歩計、また継続性のある教室事業等には活動量計を、数に限りはございますが、参加者へ無料で貸し出ししようと考えております。3つ目ですが、このマップを活用して取り組まれた方々へは、その取り組み成果に対しまして記念品をお渡しする企画も検討しております。  マップの56、57ページをご覧いただきたいと思います。こちらに上毛かるたを巡ってみようというページを設けまして、1日8,000歩を歩くと約3カ月で塗り潰し達成ができるページを設けました。達成者には秋以降、記念品等をお渡ししようとする企画でございます。また、資料最後の記載になりますけれども、このマップの活用に際しましては、今後市民サービスセンターや公民館と連携し、地区単位で実施できるウオーキング事業等を展開していきたいと考えております。現在各種事業で連携しております桂萱市民サービスセンターや宮城公民館とは既に事業調整を行っており、春先には市民対象のウオーキング講習会を開催する方向で準備を進めております。市民の健康寿命延伸を図るため、今後本ウオーキングマップを広く市内各地区での活用を促し、本市健康増進計画の今より10分多く、楽しく体を動かしますという具体的な取り組みの一助として、運動習慣の定着化と運動量の増加を促進し、市民の自発的な健康づくりを一層推進していきたいと考えております。 22 (12)新型コロナウイルスに係る本市の対応状況について (保健予防課長)報告事項(12)、新型コロナウイルスに係る本市の対応状況についてでございますが、日々対応状況が変わることから、最新の情報を提供するために、本日資料の差しかえをさせていただきましたので、ご了承いただきたいと思います。資料12をごらんください。  前橋市内の患者発生状況でございますが、令和2年2月18日時点では、症例定義に合致した患者の発生はありません。また、疑い案件に一致した行政検査対象者も濃厚接触者もおりません。症例定義につきましては、4の発生した場合の流れ、フローチャート図をご参照ください。  2、前橋市保健所への問い合わせ状況でございますが、令和2年1月27日から問い合わせが始まりまして、2月18日時点での総件数、193件でございます。内訳は、中国から帰国した人の問い合わせ29件、市民68件、医療機関関係43件、学校関係7件、福祉関係7件、企業9件、他自治体6件、報道5件、関係課4件、そのほか海外帰国者15件でございます。  3、帰国者・接触者相談センターの設置でございますが、2月7日より平日8時30分から17時15分の間、専用回線を設置し、保健所2階会議室に開設いたしました。相談センターでは、保健師等の保健予防課職員11名及び臨床検査技士2名が交代で電話を受けております。なお、時間外につきましては当直を経由し、保健予防課職員が感染症専用携帯電話にて24時間対応しております。なお、コールセンターの周知につきましては、ホームページ、広報、まえばしCITYエフエムラジオにて周知、対応しております。  4、新型コロナウイルスが発生した場合の流れでございますが、フローチャート図にありますとおり、疑い例の定義に合致した場合、保健所が帰国者、接触者外来の医療機関と受診調整を行い、受け入れ医療機関で検体採取を行い、群馬県衛生環境研究所で検査を実施いたします。検査の結果、陽性になった場合には、指定医療機関にて入院治療いたします。また、同居家族等の濃厚接触者については、2週間程度健康観察を実施することとなっております。 23 (13)前橋市公衆浴場法施行条例の改正について (衛生検査課長)、報告事項(13)、前橋市公衆浴場法施行条例の改正についてご説明申し上げます。資料13をごらんいただきたいと思います。  1の改正の理由ですが、公衆浴場の水質管理基準の対象を見直すものです。  2の内容ですが、水道水を原湯等に使用する場合について、浴場の水質管理基準の対象とするものです。  3の施行期日につきましては、公布の日とするものです。  なお、報告いたしました条例の改正につきましては、令和2年第1回定例会に議案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 24 (14)前橋市動物の愛護及び管理に関する条例の改正について (衛生検査課長報告事項(14)、前橋市動物の愛護及び管理に関する条例の改正についてご説明申し上げます。資料14をごらんいただきたいと思います。  1の改正の理由ですが、動物の愛護及び管理に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものです。  2の主な内容ですが、動物の愛護及び管理に関する事務を行わせるため、本市に動物愛護管理職員を置くことを条例で規定するものです。  3の施行期日につきましては、令和2年6月1日とするものです。  なお、報告いたしました条例の改正につきましては、令和2年第1回定例会に議案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 25 (15)前橋市食品衛生に関する条例の改正について (衛生検査課長報告事項(15)、前橋市食品衛生に関する条例の改正についてご説明申し上げます。資料15をごらんいただきたいと思います。  1の改正の理由ですが、食品衛生法の改正により、これまで都道府県等が条例で定めることができるとされていた営業施設の衛生管理の基準について、厚生労働省令で定めるものとされたことに伴い、所要の改正を行うものです。  2の内容でございますが、公衆衛生上講ずべき措置等に関する基準を定める規定を削るものです。  3の施行期日につきましては、令和2年6月1日とするものです。  なお、報告いたしました条例の改正につきましては、令和2年第1回定例会に議案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 26 (16)前橋市保健所関係使用料及び手数料条例の改正について (衛生検査課長報告事項(16)、前橋市保健所関係使用料及び手数料条例の改正についてご説明申し上げます。資料16をごらんいただきたいと思います。  1の改正の理由ですが、2点ございます。1点目は、犬または猫の引き取りに係る手数料の額を見直すものです。2点目は、犬または猫の飼養管理に係る手数料等の額を定めるものです。  2の内容ですが、1点目は手数料の額の見直しであり、飼育者の諸事情等により飼育できなくなった犬または猫の引取りの手数料について、表に掲げる額に引き上げるものです。2点目は、新たに手数料を定めるものです。アの犬または猫の飼養管理手数料は、負傷または所有者不明として収容された犬または猫について、収容日を除いて1日につき400円を徴するものです。イの犬または猫の返還手数料は、アで収容された犬または猫の飼い主への返還時の手数料として1頭当たり4,000円を徴するものであり、アの飼養管理手数料と加算するものです。ウの収容犬飼養管理手数料は、所有者不明として捕獲された犬について、収容日を除いて1日につき400円を徴するものです。  3の施行期日につきましては、令和2年4月1日とするものです。  なお、報告いたしました条例の改正につきましては、令和2年第1回定例会に議案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 27 (17)国民健康保険運営協議会への諮問及び答申等について (国民健康保険課長報告事項(17)、国民健康保険運営協議会への諮問及び答申等につきまして報告いたします。資料17をごらんください。  今回の諮問事項は、国において地方税法施行令が今年度中に改正される方針であることから、被保険者間の税負担の公平性の確保及び低中所得者層の税負担の軽減を図る観点から、本市の国民健康保険税の課税限度額及び軽減基準を法令に合わせて改正しようとするものです。  1の諮問第1号においては、国民健康保険税における基礎課税額に係る課税限度額を現行の61万円から63万円に、2の諮問第2号においては国民健康保険税における介護納付金課税額に係る課税限度額を現行の16万円から17万円にそれぞれ改めようとするものでございます。  裏面の3の諮問第3号においては、低所得世帯に対する国民健康保険税の軽減基準を、経済動向等を踏まえまして表のとおり改めようとするものでございます。表中上段の5割軽減世帯の判定基準につきましては、現行28万円の加算を28万5,000円の加算に改め、表中下段の2割軽減世帯の判定基準につきましては、現行51万円の加算を52万円の加算に改め、それぞれ軽減対象となる所得基準額を引き上げるものでございます。  適用につきましては、それぞれ(2)の適用区分のとおり、改正後の課税限度額及び軽減基準につきましては令和2年度以後の年度分の国民健康保険税から適用するものでございます。条例改正につきましては、それぞれ(3)その他のとおり、地方税法施行令が改正された後に本市国民健康保険税条例を改正しようとするものでございます。  諮問第1号から諮問第3号に関する国民健康保険運営協議会の審議結果につきましては、それぞれ委員全員の賛成により、原案に同意する旨を市長に答申したところでございます。なお、本件につきましては、今後条例改正が必要となる事項でございますので、本委員会へ報告させていただきました。よろしくお願いいたします。 28 (18)訴えの提起について(損害賠償請求) (学校教育課長報告事項(18)、訴えの提起について(損害賠償請求)についてご説明申し上げます。資料18をごらんください。  1の相手方についてですが、東日本電信電話株式会社に対し、損害賠償請求の訴えを提起するものでございます。  次に、2の訴えの提起の理由についてですが、本市が教育用ネットワークとして運用する前橋市教育情報ネットワーク、MENETについて、平成27年に設備の更新に当たって、同年5月21日に本市と相手方との間でデータセンター移管設計、構築委託契約などを締結しております。本契約などにおいて相手方はMENETの通信制限を適切に設計、設定し、またはその不備を修正すべき債務または義務を負っていたところ、相手方が当該債務を履行せず、または当該義務を怠ったことにより、MENETにおいて不正アクセスが確認され、サーバーの解析調査等検証を行った結果、個人情報が流出した可能性が高いことが判明いたしました。そのため、本市は本件への対応を余儀なくされ、MENET内端末復旧作業に要する費用などの損害が発生いたしました。この損害につきまして、相手方に対し債務不履行または不法行為責任に基づく損害賠償を求めるものでございます。  次に、3の訴えの内容についてですが、相手方に対し、弁護士費用を含めた損害賠償金として1億7,735万6,440円と、これに対する遅延損害金を請求するものでございます。  次に、4、訴訟遂行の方針についですが、第一審判決の結果、必要があれば上訴するものでございます。  最後に、5、これまでの経過についてですが、時系列で表記しております。平成30年3月16日にMENETへの不正アクセスを確認し、このインシデントに係る対応及びMENETの復旧作業等を行ってまいりました。その間あわせて本市顧問弁護士と損害賠償に向けた相談を開始し、民事委任契約を締結した同弁護士を本市代理人と損害確定後の交渉に向けた協議を行ってまいりました。そして、翌年1月にMENET復旧作業等に要した費用が確定したことから、相手方代理人へ損害についての請求書を送付いたしましたが、相手方代理人からは、当社が責任を負うものではなく、前橋市の請求は理由がない旨の回答を受け取っております。その後は、代理人弁護士同士の面会による交渉や本市の主張に係る補充説明を行ってまいりましたが、相手方からの回答はありませんでした。このため、本市代理人から相手方代理人へ連絡を行ったところ、現時点で当社から反論する予定はないとの回答であったため、以後、本市代理人と協議を重ねた結果、このたび訴訟を提起する結論に至ったものでございます。  なお、本件につきましては、第1回定例市議会に議案として提出を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。 29 (19)物品の購入について(令和2年度小学校教師用指導書) (総合教育プラザ館長)報告事項(19)、令和2年度小学校教師用指導書の購入についてご報告させていただきます。資料19をごらんください。  小学校使用教科用図書の改訂に伴い、小学校は令和2年度から教科書が新しくなります。これに伴い、子供たちによりよい指導を行うため、荒牧小学校みやま分校と滝窪小学校金丸分校を含む48校に合計2,358冊の教師用指導書を購入しようとするものであります。契約方法は、随意契約による契約です。契約金額は5,485万9,200円で、契約の相手方は群馬県教科書販売株式会社であります。契約監理課に発注依頼をしたところ、令和2年2月6日に見積もり合わせが行われました。  なお、本件につきましては、令和2年第1回定例市議会に議案として提出させていただく予定でございます。よろしくお願いいたします。                  ◎ 質       疑 (委員長)ただいまの報告につきまして、ご質疑がありましたらお願いいたします。 30 (10)前橋市保健センターの設置及び管理に関する条例の改正について 【鈴木(俊)委員】前橋市富士見保健センターの供用の廃止ということで、今後どちらが所管になるのかお聞きしたいと思います。 (健康増進課長)用途廃止後の施設についてでございますけれども、現状あそこの施設を使いまして地域で活動している団体等がまだございます。そちらの団体につきましては、当面活動はできるということで話を進めている中で、そこら辺の団体の整理も含めて庁内の中で今後調整を図っていきたいと考えておるところでございます。 【鈴木(俊)委員】それでは、所管が保健所ではなくなるということでいいのですか。 (健康増進課長)そこら辺も方針的にはまだ庁内調整がとれておりませんので、今後検討していきたいと思っておるところでございます。 【鈴木(俊)委員】要望ですけれども、先ほどお答えいただいたように、利用者がたくさんいるという中で、その人たちの便宜をなるべく図っていただき、また継続できるようにご配慮いただきたいというふうに思います。 31 (11)まえばし23地区別ウオーキングマップについて 【三森委員】活動量計というものを無料で貸し出しということになっていますけれども、活動量計は今どれぐらい残っているか、お願いします。 (健康増進課長)活動量計の実数については、100前後の数はあるかと思います。また確認して、改めてご連絡させていただきたいと思います。 【三森委員】100以上ということですけれども、利用する人が多ければ多いほどいいという施策ですので、足りなくなるというときもあると思いますけれども、足りなくなったときの対応について、何か想定はされていますでしょうか。 (健康増進課長)現状では活動するに当たって足りないということになると、後から来た申し込みに対しては申しわけありませんけれどもというような対応にならざるを得ないと思います。そこら辺の実態を見て、また検討していきたいと考えております。 【三森委員】足りなくなったら終わりというと、ちょっと寂しいものがあります。せっかくモチベーションを高めて始めようと思っている方も多いと思いますので、実際にこのマップが活用されることが大事なのですけれども、利用する人がふえることを想定した対応もぜひ検討をお願いしておきたいと思います。 32 (12)新型コロナウイルスに係る本市の対応状況について 【金井委員】新型コロナウイルスに係る本市の対応状況についてですけれども、非常に今脅威となっていて、保健予防課のほうも非常に緊張して対応されているとは思っております。そこで、この問い合わせのことについてなのですけれども、193件、1月27日から2月18日時点というふうなところと、あとコールセンターということで2月7日から始めているわけなのですけれども、コールセンターにかかってきた内容もこの193件の中に入っているのでしょうか。 (保健予防課長)コールセンターのものも、この中に入っております。 【新井美咲子委員】保健予防課か保健総務課になるかと思うのですけれども、先日タブレットのほうで配信がございました。マスクのほうが医療機関で足りないということで、配布されたということなのですけれども、本当に医療施設が重要になってくると思うのですが、現場のお医者さんのほうで例えば消毒アルコールとか、そういうものの物流は問題ないのでしょうか。 (保健予防課長)まず、マスクの案件ですけれども、ある病院のほうで今週には入ってくるということでしたが、先週の金土日が足らないということがありまして、急遽こちらのほうで配布をさせていただきました。また、消毒のものとかにつきましては、かなり厳しい状況とは聞いておりますが、まだ現在はストックが皆さんあるようなので、大丈夫なようです。 【新井美咲子委員】医療施設や医師会と連携をとりながら、通常の治療、また通院されている業務プラスアルファですので、そのところでやはり行政にもしっかりお願いしたいと思います。 【小渕委員】現状問い合わせは来ているということなのですけれども、もし検査となったときに、どのくらいの日にちを要するのか教えてください。 (保健予防課長)検査につきましては、早くて6時間、一応陰性の場合にはそちらが出るという形では聞いております。 【小渕委員】そして現状、今どういった方を検査されているのかという部分で、発熱が37度5分以上あって、インフルエンザでない人は検査しているのか、状況を教えてください。 (保健予防課長)先ほど申し上げましたとおりに、症例定義に合致した患者さんがおりませんので、そのような疑い案件に一致した行政検査は実施しておりません。 【小渕委員】もし発生した場合の市の対応、別室に移すとか、そんな部分というのが定義でありましたら教えていただければと思います。 (保健予防課長)そちらにつきましては、その患者さんを診られる病院がありますので、そちらのほうで対応という形になっております。また、一般の方とは接触しないような形という国からの指導も来ておりますので、そちらは全て病院のほうに周知しております。 【岡田(行)委員】新型コロナウイルスに関連してお伺いしますが、ダイヤモンド・プリンセス号で当初3,700人の乗客の方がいると聞いておりますけれども、本国に帰っている、そしてまた国内の方もおりてくるような状況が生まれていますけれども、仮に前橋の方が船からおりてくるというようなことになれば、それは役所のほうとの連携なり連絡なり、そういうことはとるのですか。
    (保健予防課長)こちらにつきましては国、県のことでございまして、そちらから連絡が来ればという形になっております。国のほうで船に関しましては全て対応しております。報道の関係とかも全て国、県ということで、前橋市のほうではそういう対応の予定はございません。 【岡田(行)委員】実は、名前も場所も言えませんけれども、私の知人のご夫妻で乗っている方がいるのです。親戚で渋川の方も乗っているのですけれども、当然陽性であっても陰性であってもいつかはおりてくるときがあると思うのです。私は素人ですが、あの船に乗っている方はもう全部かかってもおかしくないと思っているのです。ですから、仮に陰性であっても、その辺の行政の立場で連絡も必要だと思うし、対応が当然必要になってくるかとも思いますので、対応についてはよろしくお願いしたいと思います。 【三森委員】報告の中でコールセンターは、保健師さんが11名、臨床検査技士さんが2名ということで、13名で対応されております。問い合わせに対応していただくということはもちろん大事なのですが、交代勤務ということになっていると思いますけれども、特に労働に負荷がかかっていないかどうかというのがちょっと心配なので、その辺だけお聞かせいただければと思います。 (保健予防課長)確かにこの1週間、2週間につきましては、土曜も日曜もという状況はございます。それなので、適宜交代しながら、あとは同じ課の中ではありますが、難病とか精神の係の保健師のほうに対応の協力を全面的にしていただきまして、課内で対応しております。 【三森委員】今の時期が一番大変だと思いますけれども、ぜひ協力し合いながらお願いできればと思っております。  それで、事前に配付された資料が2月11日時点ということで、今日が2月18日時点、1週間経過した資料になっておりますが、98件から193件ということで、この1週間で100件近くふえています。お問い合わせの内容についてはいろんな幅広いお問い合わせだと思うのですけれども、どういうふうに受けとめて、どういうふうに対応されてきているのか、また関係機関にお話をつないできているのか、その辺の状況がわかれば教えてください。 (保健予防課長)相談内容につきまして、市民の方ですと、検査はどこでできますか、中国人の方と接してしまったが大丈夫か、あとは外国から帰国したが大丈夫か、タクシーで東京から帰ってきたが感染しないかというような内容のものが多うございます。医療機関の先生につきましては、例えば受診した患者さんにつきまして、これこれこういう状況なのであるけれども大丈夫かというような、そういう相談とかをきめ細やかに対応しながら、それについてはまずインフルエンザの診察をしてください、違うものの診察をしてください、それでもでしたらばという相談という形と、あとは中国の方だということで過剰反応しないようにということとか。あとは企業さんにつきましては、企業さんのほうからは、その方が中国から帰ってきますと、コロナでない証明を持ってこいと言われたとか、そういうのが非常に多うございます。ですので、企業の代表の方とかにも電話しまして、その検査というのは簡単にできる検査ではなく、コロナの疑いを医師も本当思えばですけれども、簡単ではなくということで、過剰反応しないようにということでお話ししております。 【三森委員】やっぱり一番ご心配されているところは風評被害ということだと思います。大変だと思うのですけれども、ぜひ行政主導でできるだけ市民の不安を解消していただけるようにお願いしておきたいと思います。  あと、市内の病院で患者さんを受け入れているのかと時々お問い合わせいただくのですけれども、その辺の状況というのはいかがでしょうか。入院患者さんを市内の病院で受け入れている状況があるかどうか。 (保健予防課長)こちらにつきましては市のほうではお答えができなくて、県、国のほうでという形になっておりますので、ご了承ください。 【三森委員】その辺の不安があるので、もし市のほうで対応できるようであれば対応していただくようにしていただいたほうが、やっぱり市民に一番近い立場でもありますので、それについては検討をお願いしておきたいと思います。  それともう一点は、やっぱり幅広い分野になりますので、例えば今日の新聞報道ですと、渋川市なんかでは、例えば製造業で中国からの部品を市内企業で製造していく、その際にいろんな風評被害ではないですけれども、あと発注とか工事が間に合わなかったりとか、いろんな状況の中で行政のほうで支援してくという状況もあるようですけれども、担当課のみならず、例えば高齢者の施設でもそうですけれども、人がたくさん集まる場所での対応状況等も今後出てくると思うのですけれども、全庁的な取り組み、これについてどういうふうに考えているのかをお願いしたいと思います。 (保健予防課長)こちらにつきましては医師会とも相談いたしまして、高齢者施設には、本日資料をつくっておりまして、そちらをファクスで送付するという形になっております。 【三森委員】これからいろんなことが想定されると思いますので、ぜひ全庁的な取り組みとして、当面大変だと思いますけれども、取り組んでいただけるようにお願いしておきたいと思います。 【近藤(好)委員】どこの病院という特定はできないと思いますが、群馬県内において入院可能な病床数は何病床あるのかをお尋ねいたします。 (保健予防課長)現在は52床ございます。 【近藤(好)委員】わかりました。それで、このフローチャートだと、実際に市中感染の可能性、つまり感染経路がわからないという非常に嫌な状況に今あるわけです。しかも、これは繰り返し報道されていますが、熱が出なくて、知らないうちに感染者になっている可能性があるという状況でもあるわけで、そうなるとこの疑い例の定義でのフローチャートでは、実際には知らないうちに感染が広がっている可能性があると思うのです。この点、今国、県の指示文書が毎日あるらしくて、どんどん変わっているようなのですけれども、しかしこの点が今非常に重要な問題ではないかと思うのですが、市としてはどのように捉えているのでしょうか。 (保健予防課長)こちらにつきましては今医師会のほうとも詰めておりまして、わかりやすいような形で、一般の医療機関の先生方がきちんと診られるような形で、どういう人を診るという細かいものを今協議してやっております。安倍首相のほうが例えば4日間の熱が云々とかということを言いまして、そうしますと先日もある老人施設から、そういう患者はもう自分の施設はいっぱいだと、その方を全部診てくれるのかと言われまして、申しわけないですが、今日の資料にありますけれども、2月14日から中華人民共和国への渡航歴がある者という形で、湖北省と浙江省だけではなく、2月14日から県内につきましてはそういうものも広げたルールにしております。ですので、その案件でありまして、かつ熱の症状とかそういうものにつきましては、話を十分した上で、検査の必要性とかそういうものの話をしております。医師会の先生方にも市民の方々が不安にならないように十分話ができるような形で新しくつくりまして、きょうじゅうぐらいに医師会の先生方には全部に流して、こういう方を相談して、診るようにということでやっております。 【近藤(好)委員】非常に現場では難しい問題だというふうに思いますけれども、国のある意味決断が非常に後手後手に回ったというのが、一番地方の、あるいは病院、現場の混乱を今引き起こしているという状況なのだと思うのです。終息すれば問題はないのですけれども、むしろ今感染が拡大しているというのが深刻な問題だというふうに思います。そういう点では、感染経路がわからない、あるいは熱が出るとは限らないというふうになると、前橋市でも広がる可能性があるという危機感をぜひ持っていただきたいというふうに思っているわけなのです。こういうフローチャートに該当しない人でも、実際具体的に心配しているという方、可能性のある人はいると思うのです。そういう方が検査はできるのでしょうか。 (保健予防課長)現在の状況では、個人が思っただけではなく、まずセンターに相談してもらって、その状況を医師と話をして、医師がコロナと疑うということであれば検査はできるという状況になっております。 【近藤(好)委員】ということは、個人の判断ではできないというのが結論のようですが、認めたという前提で、この費用については無料なのでしょうか。 (保健予防課長)無料となります。 【近藤(好)委員】非常に今重大な状況で、全国的にもマラソンが中止されたりとか、さまざまな問題が起こっていると思うのですけれども、副市長さんにお伺いしたいのですが、例えば前橋のマラソンとか、たくさんの人が集まるというのは、大阪府は基本的に行政の行事はやらないというような、何がいい決断なのか、非常に難しさはあるのですけれども、今後前橋市としても場合によっては検討せざるを得ないような、そういう思いはあると思うのですけれども、現時点ではどのようにお考えでしょうか。 (副市長)大きなイベント等の関係につきましては、きのうも庁議があったのですけれども、その中で全国のイベント中止というような話も伝わってきておりまして、前橋市においても、例えば4月にマラソンがありますし、また開催が予定されるものも結構ありますので、そういった部分については国の動向、あるいはこのコロナウイルスの広がりの状況、そういうものを見ながら判断していかざるを得ないだろうということで、これから先、おさまる傾向がなければそういう判断をせざるを得ないという、そんな状況だと思っております。 【近藤(好)委員】非常に難しい判断になるかもしれませんけれども、今後、情報を十分収集していただきまして、適切な対応をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 33 (14)前橋市動物の愛護及び管理に関する条例の改正について 【新井美咲子委員】動物の愛護及び管理に関する法律、こちらのほうの改正に伴いということなのですが、事務を行わせるためということでございますけれども、具体的に仕事内容を教えていただければと思います。 (衛生検査課長)具体的な仕事の内容につきましては、現行やっている内容と同じと考えております。と申しますのも、この動物愛護管理職員を任命ということなのですが、これは基本的には本市で働いている獣医師が該当するという形になります。それが法律上頭出しされるという内容ですので、業務の内容は同じになるということです。 【新井美咲子委員】今回法律改正に伴ってのものだと思ったので、質問させていただきました。 【三森委員】新井美咲子委員さんからもありましたが、獣医師さんの現行の業務と同じということですけれども、動物愛護管理職員というのが獣医師さんの役割ということでよろしいでしょうか。 (衛生検査課長)大半が獣医師の役割でございます。 34 (16)前橋市保健所関係使用料及び手数料条例の改正について 【新井美咲子委員】今回手数料条例の改正ということで、その倍近く改正ということなのですけれども、この改正の理由ということでここに2点述べられているのですが、値上げした、見直す、その理由を教えていただきたいと思います。 (衛生検査課長)犬猫の引き取り手数料の金額が1頭当たり現行1,000円から2,000円になるものと、それ以外の幼齢の犬または猫について現行300円から600円とするものなのですが、これにつきましては、状況としますと群馬県と高崎市が現行それぞれ2,000円と600円ということで、これに合わせるという形をとります。あと、もう一つの理由としますと、処分の費用につきましては引き取りの手数料のほうに盛り込んでいるのですが、群馬県に処分を委託しているその費用の値上げというのが4月からございますので、それに伴いまして一部の費用負担を元の飼い主の方にもお願いするという理由でございます。 【新井美咲子委員】今回の改正の理由ということで2点だったのですけれども、ちょっと私は理解ができなくて質問させていただいて、今の課長のご説明だと、要は4月から処分が値上がりしたから、それを受益者負担ではないですけれども、その方たちにお願いするということで値上げするのが理由ということでよろしいですか。 (衛生検査課長)委員さんのおっしゃる理由が1つと、あとは群馬県と高崎市と同じものにするというのも理由でございます。 【三森委員】今ご答弁いただいた中で、高崎市と群馬県の金額に合わせて2,000円ということでございます。あわせて、処分の委託をするときの引き上げということで料金の引き上げですけれども、この料金が幾らから幾らに変わるのかというのを参考に教えていただければと思います。 (衛生検査課長)それにつきましては、成犬、成猫につきましては4,200円から5,100円となります。60日未満の犬、猫につきましては、1,400円から1,700円になります。 【三森委員】この委託料の引き上げそのものが今回の1,000円から2,000円の引き上げの額とはまた違うのかと思うのですけれども、あともう一つの理由で高崎市、群馬県に合わせるという理由です。高崎市と群馬県については動物愛護センターがしっかり設置されている中での対応というふうに思っているわけですけれども、前橋市の場合は動物愛護センターというのはまだ検討段階に入っているかどうかわかりませんが、設置されていない状況だと思います。そういった中で、高崎市と群馬県に比較してという形はなかなか難しいのかという感じはしています。なので、ちょっとこの点については、これは議案ですのでそれ以上言えませんけれども、どうかなという感じは受けております。 35 (18)訴えの提起について(損害賠償請求) 【金井委員】損害賠償金額がここに書いてあるのですけれども、この内容を読みますと、端末復旧作業に要する費用等の損害が発生したのでということなのですが、この賠償金額の内容というのは、費用等ということがありますから、その算定の内容等、もしわかったらお教えください。 (学校教育課長)先ほどお話をさせていただきましたが、賠償金の根拠につきましては、インシデント対応やネットワークの復旧費用などに要した費用となります。賠償金額の内訳につきましては、裁判に影響する内容かと思われますので、回答につきましては控えさせていただきたいと思います。 【三森委員】お答えできればでいいのですが、相手方は当社が責任を負うものでなくということでありましたけれども、責任を負うものでない理由についてはやりとりの中で示されておりますでしょうか。 (学校教育課長)その理由につきましても裁判の内容に影響があるかと思われますので、お答えは控えさせていただきたいと思います。申しわけございません。 【三森委員】ではもう一つ、関連してなのですけれども、本市の対応ということで、昨年のちょうど今ごろに前橋市教育情報ネットワーク、MENETのセキュリティーポリシーということで職員体制からセキュリティー体制までを定められて、1年間経過しておりますけれども、1年前からのセキュリティーポリシーに基づく取り組みについて教えていただければと思います。 (学校教育課長)MENET、教育情報ネットワークの管理につきましては、情報政策課のほうで管理していただくように変更になりました。学校につきましては、主に個人情報を扱うものが校務系ということでありまして、それはインターネットとは直接つながらないような回線になり、インターネットとつながる回線、それと子供たちが学習で使う学習系と、3つの系統に分けてMENETを再構築いたしました。 【近藤(好)委員】実はもう東日本電信電話株式会社とはこの賠償について合意して、何らかの支払いがされるのではないかというふうな印象を私は持っていたので、今回この訴えの提起が出て、ある意味驚いているのですけれども、たしかこの問題についてのご報告があったときに、今後賠償請求していくという、つまり前橋市は必ず賠償してもらえるのだというふうな印象を持ってしまったのですけれども、市としてそういうような認識ではなかったのでしょうか。つまり、相手方の会社が賠償するという一定の合意といいますか、相手方との協議が当然……この問題が出たときに対応したわけですから、そういう方向性というのは全くこの間なかったのですか。 (学校教育課長)MENETの復旧作業を完了した後に賠償金額というのを確定いたしまして、その後交渉に当たっていただいた弁護士から書面をもって相手方弁護士に連絡をとらせていただいたのですけれども、責任はないということで否定されました。その後も弁護士から連絡をとっていただいていたのですが、反論する考えはないということで、それをもちまして交渉の余地はないということで判断させていただいたところであります。 【近藤(好)委員】しかし、非常に時間がかかっているわけです。中間報告、なかなか合意されないとか、相手は応じないとか、そういう報告がこの間なかったというふうに思うのです。当然各会派、あるいは委員会とかに経過報告があってしかるべきではなかったのかと思うのですが、ここに来て訴えると突然言われても、しかも金額が1億7,000万円という非常に高額なものなのです。だから、ある意味唐突ではないかというふうに非常に疑問に思っている面があるのですけれども、この点はどうしてこの間……交渉したのは経過が書いてあるけれども、議会への中間報告とか、そういうのがなかったのはどうしてなのかというのを改めて疑問に思っているのですけれども、いかがですか。 (指導担当次長)訴訟に至る前の経過についてはここに記載させていただきましたが、ある意味では交渉のような形になっておりましたので、その途中段階で議会のほうにその詳細を報告するということはちょっとかないませんでした。途中、6月の議会で林議員さんから質問いただきまして、現在協議中という形でしか報告していないというふうに思いますが、その間、この訴訟に至るまでの経過としては余り詳しいことが公にできないという状況でしたので、ご了解いただければと思います。 【近藤(好)委員】しかし、議案として出されるということは、いいのか悪いのか判断しなくてはいけないし、しかも訴訟にかかわるので賠償金の根拠の内訳についても説明できない。判断材料がある意味非常に少ないということなので、事前に説明に来ていただきたいというお願いもしたのですが、この委員会での報告をもって終わりだというふうなことを担当課長さんに言われて、それもちょっといかがなものかと。つまり訴訟にかかわる詳細な報告とかということは、場合によっては言えないかもしれないけれども、それをめぐる問題ぐらいは言えるわけなので、その辺をちゃんと各派に回って説明するとか、そういうことが私は必要だと思うのです。1億7,735万6,440円という高額を訴訟すると、当然弁護士費用もかかって、勝訴するかどうか、それもある意味わからない、けれどもそれは必要なのだということをちゃんと説明する必要が、この委員会で公式に言えない部分がもしあるとしたら、各会派に説明するということも含めてもっと丁寧に進める必要があるのではないかと思いますが、いかがですか。 (指導担当次長)ある意味ちょっと繰り返しになってしまって申しわけありませんが、1つは代理人を通しての交渉事になっていましたので、こちらとしますとその過程につきましても弁護士事務所とのやりとりの中で相談させていただきながら進めてまいりました。今回のこの提起にかかわる一連の流れについても、弁護士事務所のほうとの相談の中で決めさせていただきましたので、ご了承いただければと思います。 【近藤(好)委員】だから、ここではこれ以上言えませんよという話なのかわからないのですけれども、せめてこの間このような努力をしてきたと、各派にそういう説明をしてはいかがですかというふうに言っているのです。これ以上は説明できませんという、それはちょっと議案として判断材料がないわけです。それを判断するというのは非常に難しいと思うので、言えないことと言えることとがあるとは思いますので、そこは教育長さん、当然そうすべきではないですか、どうなのですか。 (教育長)このことについては本当にご心配をおかけしたり、こちらのほうにいろんな助言をいただいたりしてきて、本当にありがたいと思っているのですけれども、我々とすると、これだけ市民に不安を与え、子供たちに迷惑をかけてきたことですので、何とかいい結論に行きたいという思いはもちろんあります。こうやって裁判になるということになりますと、当然のことながらお話しできない部分もたくさんあります。でも、これまでの経過について、具体的な数値とか、相手方が何と言ったとかということはちょっとコメントできませんけれども、経過についてもう少し聞きたいということがあれば、それはこちらのほうでもお答えしたいというふうに思います。ただ、先ほども言いましたように、訴訟にかかわって影響のあることは、申しわけないですけれども、ここではお話しできないというのが現状です。 【近藤(好)委員】委員長にお願いしたいのですけれども、額も大きいですし、非常に市民の関心がある重要な案件ですので、この委員会、百歩譲って私も言っているので、委員あるいは各派に、どこまでお話しできるかわからないですけれども、ぜひこの議案を今議会で出させていただくような、そういうご説明をしていただくようにお願いしたいのですけれども。 (委員長)済みません、それについては教育長も答弁しているとおりの内容だと思うので、私は必要ないというふうに判断します。 【近藤(好)委員】では共産党市議団には必ずおいでいただけるように。一切説明は要らない、ここの場でおさめてほしいと言われたのです。それはあり得ないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 (委員長)ほかに質疑はございますか。                  (「なし」の声あり) (委員長)ないようですので、これで質疑を終了いたします。                  ◎ 散       会 (委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。                                     (午後2時45分) 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. 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