(委員長)ただいまの報告についてご質疑がありましたらお願いしたいと思いますが、今回は第4回定例会に
提出予定の案件も報告されています。つきましては、それらの案件については、可否にかかわるような発言とならないようご注意をお願いいたします。
それでは、質疑に入ります。
10 (1)前橋市
都市計画マスタープラン改訂版(素案)に関する
パブリックコメント実施結果について
【細野委員】パブコメに対する当局の考え方について何点かお伺いいたします。特に当局答弁の中でJR新前橋駅周辺地区は都心核を補完する商業等の業務機能や広域行政機能が集積している地区と位置づけると言っておりますけれども、この辺については前橋駅周辺との位置づけはどのようになるのか、お伺いいたします。
(
都市計画課長)都市計画
マスタープランにおきましては、前橋駅並びに
中心市街地のところに、都心核的な要素はございます。交通の拠点であります新前橋駅につきましても、副拠点的な要素で位置づけさせていただいているところでございます。
【細野委員】当局の答弁の中を見ていくと
都市機能についての内容が非常に多く見受けられますけれども、一言で言って
都市機能の強化というのは具体的にどのようなことを指しているのかお伺いいたします。
(
都市計画課長)立地適正化計画につきましても、
都市機能誘導区域ということで、前橋の
中心市街地でありますとか新前橋駅、群馬総社駅について
都市機能誘導区域と居住誘導区域ということで指定させていただいています。ある程度
公共交通の利便性が高いところで拠点性があるところにつきまして、現在
都市機能が充実していて、その中にさらに必要性があるものについてしっかり誘導していくと、例えば、今新前橋駅前第三土地
区画整理事業につきましてもある程度住宅と商業系の用途もできるような形で住宅政策と
都市機能の施策という形で進めていますので、今
高齢社会、少子社会の中でもその必要性があるものをしっかり基礎調査を踏まえまして、足らないものについて今言葉ではっきり言えないのですけれども、必要なものをしっかり誘導していきたいと考えております。
【細野委員】当局も
公共交通に対していろいろ答弁しております。もちろんアンケートも
公共交通に対する意見が非常に多いです。
公共交通に対する指摘、要望が非常に多いということも事実なので、この辺について交通政策課との連携はどのようにとっておられるのか。実効あるものにならなかったら意味がないわけですから、その辺について具体的に答弁してください。
(
都市計画課長)政策部交通政策課で所管しております地域
公共交通網形成計画という計画がございます。今年度3月に公表させていただきました立地適正化計画、これがコンパクトシティープラスネットワークということで、今まではどちらかというとコンパクトシティーを目指すことでずっと継承していたのですけれども、それだけでは少子
高齢社会に対応できないと、今後はしっかり
公共交通を生かした
まちづくりをするということで、コンパクトシティープラスネットワークということで国も推進していますので、まだこれから先だと思うのですが、しっかり網計画の中の実施計画の取り組みとあわせながら、都市行政も連携して進めております。
【細野委員】今コンパクトシティープラスネットワークということを言っておりますけれども、本市においても
公共交通に対する利便性を求める市民が非常に多いということだけは念頭に置いて、特に連携を深めていただきたいということだけお願いしておきます。
【中道委員】1番の
マスタープランの関係なのですけれども、細野委員からも話がありましたけれども、6人の意見で13件の意見が出されておりましたけれども、全部見ますと
公共交通を便利にしてほしいという要望がそれぞれ出されているわけで、その意見に対する当局の考え方は右側に書いてあります。
公共交通を中心とした交通ネットワークの構築を目指すとか、具体性に欠けた市の考え方が述べられておりますけれども、パブコメですからこのような答えしかできないとは思いますが、
まちづくりと
公共交通は切っても切れない施策になっておりますので、細野委員からも言われたように、ここでは質問は避けて要望しておきますけれども、ぜひ
公共交通の所管とよく連携をとって、具体的な
公共交通の充実で対応ができるように計画を練り上げていっていただきたいと思いますので、強く求めておきます。また、
まちづくりについては、8月の
建設水道常任委員会のときに
マスタープランの素案が出されたとき、私も
まちづくりの内容について指摘、要望を述べさせていただいておりますので、その意見もぜひ受けとめていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
11 (4)
日赤跡地生涯活躍のまち(
CCRC)について
【細野委員】日赤の
CCRCについてお伺いしたいのですけれども、
施設概要の中でコミュニティーという中に前橋市が公園をつくるというものがあります。この公園は誰のためにつくるのかということをお聞きいたします。
(
市街地整備課長)整備いたします公園につきましては、この
日赤跡地のエリアにとどまらず、周辺の地域住民の方も含めて整備いたします。
【細野委員】実は、日赤の周りには例えば朝日町1号公園、百軒町公園、朝日町2号公園、朝日町3号公園という大きな公園が周辺にあるのです。これらの公園は、水場や多目的トイレ、遊具がみんな設置されている。それにもかかわらず、そういった公園をつくる必要性があるのかどうかということについてまずお伺いいたします。
(
市街地整備課長)この整備いたします公園につきましては、地域住民の利用も含めてと申し上げましたが、この
日赤跡地のエリアの中で、例えば
認定こども園であるとか、それから
介護つき有料老人ホームとか、そういった施設の多世代にわたります交流を図るための公園でもありますので、そういった意味でこの中に整備するという意味合いも持っております。
【細野委員】今例えば百軒町公園や朝日町2号公園には、よそで設置していただきたいという遊具まで全部設置されているのです。それにもかかわらず、あそこにそういったものを設置する必要性があるのかどうかということ。今聞いたのは、だから誰のために公園をつくるのかということです。あそこの中の1つのエリアの中だけの公園になるのかどうか、またそういったものにやはり公費を使っていいものかどうかということについての見解をまずお伺いしたいと思うのです。それで、さらに言えば、今言ったその4つの公園は歩いて500メートルの範囲内にみんなあるのです。それから、ちょっと歩けば児童文化センターもあるのです。前橋市内でこれだけ環境の整っているところはあそこしかないのです。その辺を含めて答弁をお願いしたい。
(
市街地整備課長)当地区につきましては、確かに既存の公園もございまして、先ほども申し上げたとおり、
日赤跡地のエリアの中の地域交流を図るという意味で、各種のイベントであるとか、あるいは
認定こども園に送迎した保護者等がそちらで利用するであるとか、そういったところも兼ね備えております。さらに防災機能も強化する意味で整備を市ですることにしております。
【細野委員】当初の
CCRCというのは要するに移住してきて、来られた方が周辺の人との交流を含めてという話もあったと思うのです。そうすると、周辺にこれだけの大きな公園があって、さらには遊具もあるということを考えてみると、もう既にそういったコミュニティーの整地というのはでき上がっているのです。そこになぜまたそういうものをつくるのかということが非常に疑問に思うのと同時に、では公園をつくった後の維持管理を、例えば公園の規模がどんなものになるかわかりませんけれども、規模だとか、管理というのは誰が行うのか、またその費用については誰が負担するのかについてお伺いいたします。
(
市街地整備課長)公園の日常的な維持管理につきましては、施設の中でつくります協議会等で管理を行っていく予定でおります。
【細野委員】確かにこの中で運営協議会というのがありますから、恐らくそういった中でいろいろ取り回しされていくとは思いますけれども、いずれにしても周辺にそれだけの立派な公園があって、なおかつあそこにつくるということの必要性をもう一度よく考えていただきたいと思うのと、ここに公金をかけて公園をつくることについて、私は前橋の財政状況等々を考えてみるとその辺についても基本的な見直しが必要ではないかということだけ申し上げておきます。
【笠原委員】
報告事項の4、日赤の跡地の
CCRCについて関連して伺いますが、この件に関して一部の議員にはお話があって、建水常任委員会の委員長にはこのお話をしてあったのかなかったのか、伺いたいのですが。
(
都市計画部長)今委員さんからお話がありました
日赤跡地CCRCの関係でございます。議会への対応ということであると思います。委員さんが今ご指摘いただきましたように、
建設水道常任委員会、正副議長さんには本日の委員会の以前にご説明に上がるべきであったと思っております。
都市計画部長として私の指示が大変不足しておりまして、申しわけございませんでした。今後はこのようなことを繰り返すことがないように、市議会への対応につきまして部内での指示を徹底してまいりたいと思っております。
【笠原委員】それに関連して、某政治家が先日そのご本人の集会で、委員会の報告前にこの計画のパースを市民の方々にお示ししたということでありますが、それに関して委員会軽視、もちろん委員会軽視ということは議会軽視に当たるのではないかと思うのです。きょう副市長がいらっしゃいますが、それに関してお答え願いたいと思います。
(委員長)笠原委員、よろしいですか。今のお話は委員会としての報告内容から離れていると私は考えますけれども。
【笠原委員】だから、この資料に関してです。このパースに関しての。
(委員長)資料の内容に沿ってでしたら理解はできますけれども。
【笠原委員】だから、この計画のパースが委員会の前にもう出ているということはどういうのかって私は聞いているのです。
(副市長)ただいま委員さんからお話があった点でございます。某ということで特定はされていないわけですけれども、私は山本市長の政策発表会に出席させていただきました。そのときに今委員のおっしゃったパース図が一部出たのを私も拝見しております。そういった中で、
都市計画部長からもお話がありましたけれども、この
基本計画がまとまりまして、これから地元説明等に入っていく中で、当然議会対応で議員さん方にも説明するという
スケジュール的で進めてきたわけでありました。そういった中で出てしまったことは非常に注意していただきたいと伝え、市長については今後注意していただけるものかと思っております。
【窪田委員】
基本計画の概要の中に医療施設関係が
夜間急病診療所のみとなっていますが、記憶が正しければ中川地区での過去の説明の経緯の中で、要望としては日赤移転後も何かしらの医療施設をという地域の要望が出ていたと思うのですが、その点についてどうなったかお願いします。
(
市街地整備課長)
日赤跡地のエリアにつきましては、地元から日赤移転後も医療施設の誘致という要望は出ておりました。これにつきましては、
大和ハウスのネットワーク等で医療施設誘致の可能性とかも探ったりしましたけれども、民間の医療施設の参画には至りませんでした。あと、
日赤跡地周辺の既存の医療機関等につきましても聞き取り等はさせていただいております。
日赤跡地に
夜間急病診療所を整備することに加えまして、周辺の既存の医療機関もかなり多く存在していることも調査の結果判明いたしましたので、地域の医療体制は整っていると認識しております。
【窪田委員】整っているのであれば、そういう要望はそもそも出なかったという思いもありますが、地域から日赤移転という話に対する答えとしての要望であったと思われますので、これでもし計画が決定であればその辺の理解活動は十二分にやっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
(
市街地整備課長)この地域に対しましては過日関係の自治会の役員さんにも説明は行っており、来月以降、計画につきまして説明を丁寧に進めてまいりますので、ご理解いただくということで考えております。
【窪田委員】では、理解はいただくように努力いただけるということでよろしいですね。はい、わかりました。加えて、2番の主な機能の
居住機能のところなのですけれども、高齢者や移住者を含め幅広い世代のニーズに対応する住まいを整備ということで、多
世代型賃貸住宅、
分譲戸建て住宅とつながるのかなと思っていますが、この移住者、特に
CCRCという言葉自体が高齢者、首都圏移住の方を目的にした新しい
まちづくりということで端を発していると思っております。結果として、この賃貸戸数、分譲戸数、なおかつ移住者というコンセプトに果たして合致するのかがこの紙面だと見つけることができないのですけれども、その辺についてはどうなのでしょうか。
(
市街地整備課長)国につきましても、本年度に新たに創生
基本方針、第2期ということで対象を全世代に拡大して、コミュニティー形成から将来的な移住につなげることと示されました。こちらの
日赤跡地の
CCRCにつきましても、整備区域と周辺区域を含めましてコミュニティー形成の取り組みを実施する計画となっておりまして、この政府の方針にも則した形となっており、住宅の戸数につきましても当初の計画の戸数から少し多くいたしまして整備することで対応しております。
【窪田委員】そうすると、移住者は来ないという判断でいいですか。
(
市街地整備課長)将来的に移住ということで、今につきましてはコミュニティーというところを重視いたしまして、将来的な移住につなげるということで考えております。
【窪田委員】今コミュニティーというお言葉をいただきましたけれども、この中には
地域コミュニティースペースが設置される予定になっておりますが、他の委員からも似たような公園に関してお話ありましたけれども、この地域には第2コミュニティセンターが既に存在しています。その辺のすみ分けとこの
地域コミュニティーとの違いというのでしょうか、この辺はどうなっているのでしょうか。
(
市街地整備課長)地域のコミュニティースペースということで、こちらにつきましては企業とか大学の講座とかセミナーを開催するというところで活用したいという位置づけにしております。
【窪田委員】念のためなのですけれども、先ほどの公園も含めて近くにコミュニティセンターがあって、セミナー、講座だと
中心市街地には元気21がある中では、公の事業として二重、三重投資のようなことに結果としてなり得るのではないかという懸念が多少なりともうかがえるのですけれども、その辺については大丈夫なのでしょうか。
(
市街地整備課長)このエリアに限らず、周辺地域と相互に連携してそういったコミュニティーを図っていくことで、二重の投資にはならないとは考えております。
【窪田委員】当初の予定と大幅に軌道がずれたような感はありますけれども、更地にしておいてもしようがないとは思いますので、ぜひとも事業効果が期待できるような、また地域に喜ばれるような形になればという期待を込めて、一応この報告については終わりにさせていただきます。
【中道委員】
CCRCの関係なのですけれども、
夜間急病診療所について、事前の説明のときには休日も診療するような説明があったのですけれども、この説明は各会派に説明があったときにお話を一緒に聞いた話です。この点についてはいかがお考えでしょうか。
(
市街地整備課長)現在
夜間急病診療所に加えまして、休日の昼間の医療も検討としては進めてはいるところでございます。こちらにつきましては、健康部とやりとりして検討を進めております。
【中道委員】
認定こども園の定員は何人と考えているのでしょうか。
(
市街地整備課長)
認定こども園の定員につきましては、現在120人で考えております。
【中道委員】それから、エネルギーのことが書かれておりますけれども、災害時に対応することも書かれているのですけれども、どの程度のエネルギーを賄うことができる施設を考えているのでしょうか。
(
市街地整備課長)具体的な規模とか内容につきましては、今
大和ハウスで検討を進めておりますので、まだ詳細については把握しておりません。
【中道委員】続いて、
介護つき有料老人ホームについてですけれども、本市では有料老人ホームがたくさんつくられております。年金の少ない人は、入所したくても高くて入所できないのが実態になっています。今求められているのは特養ホームではないかと私たちは思っております。それで、
ケアサプライシステムズ株式会社という業者に決まったということなのですけれども、なかなか手を挙げるところがなくて、この間もここの場所も特養ホームは頓挫してしまったわけです。前々から指摘しているように市が何らかの形で援助、例えば土地を提供するとか、そういう特別な施策を考えて、責任を持って特養ホームにする必要があるのではないかと思ってはいるのですが、見解はいかがでしょうか。
(
市街地整備課長)特別養護老人ホームにつきましても、やはり事業者との採算性等の検証からなかなか厳しいということで、どうしても整備には至らなかったという経過がございます。
【中道委員】まだ時間もありますので、そういう方向を見つけられるようにして進め、特養ホームの建設を考えていただければと思っておりますので、求めておきます。
続いて、この
CCRC、先ほど窪田委員からもお話がありましたけれども、当初は導入の効果として東京圏などからの人口移転、関連産業や雇用の創出云々かんぬんということで始まったわけです。この資料を見た限りでは移住者だけでなくて市民誰でも利用できる拠点として医療、
福祉サービスの向上や多世代交流を促すとなっておりますけれども、当初より少し変わったのではないかという思いがするので、このことについては先ほど政府の方針に沿っているという答弁があったのですけれども、沿っているということは当初から変わったということでいいのでしょうか。
(
市街地整備課長)当初の政府の方針といたしましては、高齢者の移住ということで方針を出しておりましたが、なかなか東京圏からの移住ということでその結果が直結しないということで、方針を変えているところです。しかし、前橋市につきましては、高齢者ということではなく、当初から全世代ということでこの
日赤跡地の
CCRC構想を掲げておりましたので、政府が方針を転換したところについては、方針的には前橋市の方針が当初から合っていたということで、さらにコミュニティーを強化して進めていくという流れになっております。
【中道委員】続いて、機能のところなのですけれども、運営推進とあり、民間施設など
施設運営者間で協議会を組織していくということが書かれているのですけれども、どんな内容なものになりそうなのかお伺いします。
(
市街地整備課長)
施設運営者間で協議会等をつくるということで書かれておりますが、詳細の内容につきましてはまだ固まっておりません。詳細はまだ未定ですが、
施設運営者とか利用者とか住民が周辺の地域とともに
イベント開催などを通じて交流を深めていくという内容で考えております。
【中道委員】イベントとかということになるとまた別ですけれども、協議会という組織をつくるようなので、当然市の施設もあるわけですから、市としても協議会にかかわることになるのではないかと思いますけれども、その点についてはいかがですか。
(
市街地整備課長)エリア内には市の施設もございますので、当初につきましては前橋市もこの協議会に関しては参画するような形では進めてまいりまして、最終的には
施設運営者等を主体で進めていきたいと考えております。
【中道委員】施設もあるので、考えているということなのですけれども、施設の責任者だけでなく、市の
まちづくり推進という立場で協議会に参加する必要があるのではないかと思っているのです。民間業者任せではなくて市が積極的にかかわって、提案を含めて、ここでコンセプトにも述べられてありますけれども、全世代型医療、福祉の
まちづくり、このようなことで市民の要望に見合った
まちづくりにすることが大事ではないかと思っておりますので、この点についてはいかがでしょうか。
(
市街地整備課長)この
日赤跡地のエリアでの
まちづくりということで、当然市も参画してこちらについては進めていって、将来的な移住につながるようにそういったイベント等を通じてコミュニティーを深めていければよろしいかと考えております。
【中道委員】いろいろ問題も出されたりしているわけですから、よくこの事業も見直す必要があるのではないかということを申し述べておきます。
【中島委員】先ほどのご説明とこの資料によりますと、
施設概要の中で
介護つき有料老人ホームを
ケアサプライシステムズ株式会社、そして
認定こども園を
社会福祉法人あおい会ということで記されておりますけれども、こちらの2事業者はどちらに拠点があるか教えていただけますでしょうか。
(
市街地整備課長)まず、
ケアサプライシステムズ株式会社につきましては高崎市にございます。それから、
社会福祉法人あおい会につきましては前橋市で、この
日赤跡地の近くにございます。
【中島委員】次に、この公園なのですけれども、広さですとか、今わかっている範囲で結構なのですけれども、詳細について教えていただければありがたいと思うのですが。
(
市街地整備課長)公園の広さにつきましては、2,000平米程度となる予定です。公園の整備の内容の詳細につきましては、これから検討していくことになります。
12 (7)公の施設の
指定管理者の指定について(前橋市
中央児童遊園)
【笠原委員】7番の公の施設の
指定管理者の
中央児童遊園の件で伺いますが、今回の指定は企業体だと思いますが、4者の企業体で、代表がオリエンタル群馬となっています。この構成員を見ますと電気業、土木業、あと建設機械のリース業の4者JVになっていますが、せんだって富士見の温泉施設で上のアルミのとめ金が落ちてという事件もありました。こういう企業体で大丈夫かどうか心配のところもありますが、ご回答願いたいと思います。
(
公園管理事務所長)企業体で経営しているところは、委員さんのご指摘のとおり、前橋市の富士見温泉ふれあいの湯がございます。今回Made in MAEBASHIコンソーシアムとして4者の企業体として応募した理由につきましては、施設の増改築や土木工事全般について知識のある泉野建設さん、プロジェクションマッピングなど光と造形を得意とするソウワ・ディライトさん、イベント全般に詳しいコーエィさん、それぞれ特色の異なった企業とJVを組むことにより、より魅力的な運営を行うためであるとの説明でございましたので、そのことにつきましては選定委員会でも報告はされております。
【笠原委員】では、安心して大丈夫ということでよろしいですね。
【窪田委員】今まではオリエンタル群馬さん単独で、今回から企業体になりましたが、今までの指定管理料金から大幅に事業体としてふえたからふえるということにはならないという認識でよろしいのでしょうか。
(
公園管理事務所長)指定された指定管理料につきましては、5年間の指定管理の1年目の税抜き額が約3,000万円で、その後人件費などの上昇分を加味し、5年後の令和6年度には約3,300万円という提案で上がってきております。5年間の平均額は、約3,180万円となります。ちなみに、今年度の管理指定料は税込みで2,450万円ですので、概算で1,000万円程度増額となる見込みとなっております。
【窪田委員】一応確認なのですけれども、それは人件費の高騰なので、1,000万円が将来的にふえるという理解でいいのですか、それとも企業体として複数事業者になったので、その分膨らんだという、どちらの認識になるのでしょうか。
(
公園管理事務所長)基本的には、人件費という考えになります。企業体になったから上がったという解釈ではありません。
【窪田委員】今回のですと
中央児童遊園のみの指定管理ですけれども、付随した施設で前橋公園があると思いますが、都度その辺の部分についての指定管理というお話も今までの経緯としてちらほらあったかと記憶しておりますが、今後はどんな考えなのかお伺いします。
(
公園管理事務所長)以前からお話がございましたが、るなぱあくを含めます前橋公園につきましては、
指定管理者制度を含め一般への開放ということで協議をして、この5年間でその内容を詰めていきたいと考えております。
【窪田委員】5年間で一応見ながら、5年後に再度検討するという理解でいいのですか。
(
公園管理事務所長)はい。
【中道委員】1者しか応募がなかったということですけれども、この5年間事業を進めてこられて、経営状況はいかがだったのかお伺いします。
(
公園管理事務所長)平成27年度から5年間、
株式会社オリエンタル群馬の指定管理で行っていたわけですが、詳細な資料は手元にないのですが、経営状態で問題になったことはございません。
【中道委員】民間事業者ですので、どうしても利益が優先になっていくのではないかと思うのですけれども、しかし市の施設で、しかも児童遊園地という立場から何でもいいというわけにはいかないのではないかと思っております。運営していくのにもそういう意味では抑制が必要になってくるのだと思うのです。例えば夏場の夜間にバーベキューとビールでにぎわっているという新聞報道がありましたけれども、児童遊園地での酒類を振る舞って事業しているということについてどのような把握しておりますでしょうか。
(
公園管理事務所長)この5年間、オリエンタル群馬が
指定管理者になってからるなぱDEないとと、あとるなぱでBBQ等で、主に夏休み期間中の夜間に限りアルコールの販売をしております。
指定管理者のオリエンタル群馬さんにつきましては、リフォーム計画という経営コンセプトから、これまでるなぱあくが長きにわたり築いてきた魅力を生かしつつ、地域の住民を初め、市民と新たな連携によりさらなる魅力向上を図り、新しいるなぱあくの誕生を目指して経営しており、夏のイベントの企画としてそういったことをやることについて市としても容認しております。お酒の販売につきましては、公園内でのお酒の販売は禁止という項目はございません。また、常時お酒を販売しているものでなく、夜間に限り販売しているということでありますので、今まで問題や
事故もなかったことから市としては容認している状況でございます。
【中道委員】お話をお聞きしますと、子供も同伴で、地域の交流ということのようですから、バーベキューくらいならそういうこともあり得るのかとも思うのですが、ビールとか酒類を一緒にそこで利用するということが夏場はどんな感じでしょうか。公共施設であり遊園地ということで、夜の仕事というふうに分けられるのかどうか、市民からも危惧される意見もありましたので、お伺いしたわけなのです。一応市は酒類を出すことも承知しているということでしたので、その点についてはまた異論のあるところですので、本日は指摘だけさせていただいておきます。
業者の方と、長時間ではありませんけれども、簡単にお会いしましたけれども、市に要望なども出されているようですので、市に対しての要望をよく聞いて、対応できるところはしていけるようにしたらいかがかと思っております。民間業者に管理、運営を任せるということはそういうところまで発展するのかという思いで今いるところなのですけれども、本日は指摘だけにしておきますけれども、検討課題かと思っております。
(委員長)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
(委員長)ないようですので、これで質疑を終了いたします。
◎ そ の 他
13 (1)
次期委員会の
開催日程について
(委員長)次に、
次期委員会の
開催日程についてですが、12月は定例会開催月でありますので、来年1月に開催したいと思います。
それでは、案として1月22日、水曜日、午後1時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(委員長)それでは、
次期委員会は1月22日、水曜日、午後1時から開催することといたします。
◎ 散 会
(委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。
(午後2時5分)
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