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  1. 前橋市議会 2019-06-18
    令和元年_意見書案第12号 開催日: 2019-06-18


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 意見書案第12号  令和元年6月18日提出  令和元年6月18日否決                    提出者 市議会議員 藤 江   彰                          同   角 田 修 一                          同   中 里   武   「有機フッ素化合物」の健康への影響並びに水質汚染調査等を求める意見書  「有機フッ素化合物」の一つPFOA(ピーフォア)」については、20年ほど前まで焦げつかないフライパン、水をはじく衣類、消火剤等の製品にかつて使われていたが、環境への蓄積性発がん性などがあることがわかり、2019年5月、国際条約において汚染の原因となる物質として製造と使用が禁止された。  有機フッ素化合物、「PFOA」の禁止のきっかけの一つとなったのが、2000年にアメリカで起きた健康被害で、大手化学メーカー調理器具などをつくるために、大量の「PFOA」を製造し、排水にまざったPFOAが川に流され、飲み水が汚染された。  「PFOA」と健康との関連は、工場周辺住民7万人の調査から明らかになり、住民たち血液中のPFOA濃度の平均は、アメリカ人全体の20倍に達し、中でも血中濃度が高い人たちでは、低い人たちに比べて甲状腺疾患・腎臓がん等の6つの病気の発症率が上昇した。  米国環境保護庁(EPA)では、飲料水健康勧告値を定め70ng/Lを公表している。だが、日本の各地においても、河川や井戸などからこの物質が検出されているが、基準がないため対策がおくれているのが実態である。  NHKの調査によると、環境省も全国調査を行っているが、調査ポイント都道府県当たり1カ所から3カ所、厚生労働省が監督している水道水については、全国に6,400を超える浄水施設がある中で、調査を行っている浄水施設は122カ所であった。  また、全国都道府県の「環境中の有機フッ素化合物水質調査」については、6都県にとどまっている。  「PFOA」については、血液中に長く残留し健康への影響が出るまでに何年もかかるかもしれない状況も懸念される。  よって、国においては、健康への影響に関しての調査並びに水質汚染調査の推進と合わせ水質基準を設けるよう、強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。
    ──────────────────────────────────── 令和元年6月  日  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣 あて  総務大臣  厚生労働大臣  環境大臣                    前橋市議会議長 阿 部 忠 幸 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...