前橋市議会 > 2019-04-19 >
平成31年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2019-04-19

  • 指定校申請(/)
ツイート シェア
  1. 前橋市議会 2019-04-19
    平成31年_教育福祉常任委員会 本文 開催日: 2019-04-19


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1          ┌────┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬──┬──────┐          │分類番号│ O│ 0: 1│ 0: 2│ 0: 1│ 0: 2│ 1: 0│公開│個人情報・無│ ┌────┬───┴┬───┴┬┴─┴─┼─┴─┴┬┴─┴─┼─┴─┴─┴──┴┬─────┤ │議  長│副議長 │委員長 │事務局長│総務課長│議事課長│  係   長  │ 係 員 │ ├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────────┼─────┤ │    │    │    │    │    │    │         │     │ │    │    │    │    │    │    │         │     │ │    │    │    │    │    │    │         │     │ ├────┴────┴────┴────┴────┴────┴─────────┴─────┤ │            前  橋  市  議  会  会  議  録           │ ├───────┬─────────────────────────────────────┤ │委員会名称 │  教 育 福 祉 常 任 委 員 会                  │ ├───────┼─────────────────────────────────────┤ │開議年月日時 │  平成31年4月19日(金)午後0時55分               │ ├───────┼─────────────────────────────────────┤ │散会年月日時 │  平成31年4月19日(金)午後2時14分               │ ├───────┼─────────────────────────────────────┤ │会議の場所  │  第一委員会室                             │ ├───────┼─────────────────────────────────────┤ │       │                                     │
    │       │1 職員紹介                               │ │       │                                     │ │       │2 報告事項                               │ │       │(1)平成31年度前橋市公私立保育所(園)等の入所状況について      │ │       │(2)放課後児童クラブ開設等について                  │ │       │(3)前橋市健康増進計画(第2次計画)後期計画の策定について       │ │       │(4)前橋市民健康状況について                     │ │       │(5)前橋市特定医療費(指定難病)支給認定更新申請費用助成事業拡充   │ │       │   について                              │ │ 議   題 │(6)おたふくかぜ予防接種無料化について                │ │       │(7)平成31年度(2019年度)前橋市食品衛生監視指導計画について   │ │       │(8)前橋市国民健康保険税条例の改正の専決処分について          │ │       │(9)わかば小学校校舎規模改造工事(第二期)の概要について       │ │       │(10)明桜中学校体育館ほか新築工事の概要について             │ │       │(11)明桜中学校校舎ほか大規模改造工事の概要について           │ │       │(12)前橋市教育施設長寿命化計画の改訂について              │ │       │                                     │ │       │3 その他                                │ │       │(1)次期委員会開催日程について                    │ │       │                                     │ │       │4 市内行政視察                             │ │       │                                     │ ├─┬─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │     │委員長  須賀  副委員長 近藤(好)                  │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │ 委 員 │委  員 小渕、新井美加新井美咲子、鈴木(俊)、三森、金井、岡田(行) │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │出│ (9名) │                                     │ │ │     ├…………………………………………………………………………………………………┤ │ │     │欠席委員 なし                              │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │席│     │副市長、教育長、福祉部長健康部長教育次長指導担当次長、       │ │ │     │子育て施設課長健康増進課長保健予防課長衛生検査課長、        │ │ │ 当 局 │国民健康保険課長教委総務課長教育施設課長               │ │ │     │(職員紹介時は別紙名簿のとおり)                     │ │者│     │                                     │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │その他の者│議長                                   │ │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │ │事 務 局│事務局長議事課長議事係長調査係長                  │ │ │職   員│                      記録書記 荻野主任      │ └─┴─────┴─────────────────────────────────────┘ 2                 ◎ 開       議                                        (午後0時55分) (委員長)これより教育福祉常任委員会を開きます。  初めに、傍聴につきましては許可することといたしますので、ご了承ください。                 ◎ 職 員 紹 介 (委員長)それでは、議題に入ります。  本日は、初顔合わせの委員会でありますので、最初に職員紹介をお願いいたします。                   (職員紹介)                 ◎ 報 告 事 項 (委員長)次に、報告事項に入りますが、まず、(1)から(8)までご報告いただき、質疑の後、残る(9)から(12)までの報告、質疑を行いたいと思います。  なお、委員会終了後、市内行政視察を予定しております。つきましては、報告、質疑に当たりましては、簡潔にお願いしたいと思います。  では、(1)から(8)まで順次報告をお願いいたします。 3 (1)平成31年度前橋市公私立保育所(園)等の入所状況について (子育て施設課長報告事項1、平成31年度前橋市公私立保育所(園)等の入所状況についてです。資料1をごらんいただきたいと思います。  平成31年4月1日現在の市内保育所等入所状況を本書のとおりまとめました。平成29年度から各施設の入所者の人数は、保育を必要とする3歳未満の子供の3号認定子供の数と、保育を必要とする3歳以上の子供の2号認定子供の数を分けて記載させていただいております。字が小さくなり、見づらい点につきましては、ご了承願います。  それでは、資料についてですが、資料左側の1番の表は、公立保育所の状況でございます。16ある公立保育所ごと利用定員入所者数入所率を記載してありますが、表の下から3行目の太枠の計のところをごらんいただきたいと思います。公立保育所の16カ所の計では、利用定員1,720人に対して、入所児童数は1,469人であり、定員に対する入所率は85.4%となります。入所者計1,469人の右側の7人ですが、これは入所者数のうち、他市町村から前橋市が受け入れをしている管外保育の児童の人数でございます。  次に、右側の2番の表は、私立保育園の状況でございます。こちらについても表の下から3行目、太枠となっている計のところをごらんいただきたいと思います。私立保育園は、昨年度まで25園でしたが、2園が公立の保育所から民営化となり、その他、民営化に伴います統廃合、認定こども園からの移行に伴いまして、今年度、私立保育園は24園となっております。こちらは利用定員2,240人に対して、入所児童数は2,128人、入所率は95.0%でございます。  左側中段の3番の表、小計は公立、私立保育所の計を記載してあります。利用定員3,960人に対して、入所児童数は3,597人、入所率は90.8%となっております。  次に、裏面をごらんいただきたいと思います。4番の表は、認定こども園の状況でございます。認定こども園につきましては、昨年度は43園でしたが、私立保育園及び私立幼稚園などから移行した分を合わせて今年度は合計48園となっております。入所状況ですが、表の下から3行目、太枠の計のところをごらんいただきたいと思います。利用定員4,291人に対して入所児童数は3,993人であり、入所率は93.1%となっております。前年度比では、入所児童数は594人の増となっております。参考といたしまして、この認定こども園の表の右側に認定こども園の1号認定、いわゆる幼稚園部分のご利用になりますが、こちらを希望されている人数についても参考に記載させていただきましたので、後ほどご確認ください。  お手数ですが、もう一度、表のページにお戻りいただきたいと思います。下のほうの5番の表は、公立保育所私立保育園認定こども園の総合計でございます。利用定員8,251人に対して、入所児童数は7,590人、入所率は92.0%となっております。前年度と比較いたしますと、入所児童数は307人増となっております。  最後に、右下の6番の表は、管外保育の状況でございます。表の下の合計欄をごらんいただきたいと思います。前橋市から他市町村に委託をしている児童は合計で93人、他市町村から前橋市が受け入れをしている受託児童は合計で183人という状況でございます。市町村ごとの状況は、表に記載のとおりです。 4 (2)放課後児童クラブ開設等について (子育て施設課長報告事項2、放課後児童クラブ開設等についてご報告させていただきます。資料2をごらんいただきたいと思います。  わかば児童クラブは、旧天神小学校内に設置したクラブハウスを利用して活動しておりましたが、旧天神小学校は、今後明桜中学校として利用予定のため、わかば小学校内にクラブハウスを新築し、移転したものでございます。  受け入れ対象児童わかば小学校で、平成31年3月18日に開所いたしました。  位置図等詳細につきましては、資料に記載のとおりですので、ごらんいただきたいと思います。  入所児童数につきましては、4月2日時点で定員60名に対して1年生から6年生まで、合計47名が利用しております。 5 (3)前橋市健康増進計画(第2次計画)後期計画の策定について (健康増進課長報告事項3、前橋市健康増進計画(第2次計画)後期計画の策定についてでございます。資料3をごらんください。  1、策定の趣旨でございますが、市民の健康寿命の延伸を目指し、平成26年度に10カ年計画で策定しました本市の健康増進計画である健康まえばし21、第2次計画につきまして、市民を取り巻く状況や環境の変化に対応し、今後も市民の健康づくりを支援、促進していくため、昨年度実施しました中間評価や2月のパブリックコメントなどを踏まえまして、このたび後期計画を策定いたしました。  計画の期間につきましては、記載のとおり今年度から2023年度までの5カ年でございます。  計画の基本的考え方でございますが、(1)に記載しております基本理念、(2)の健康目標につきましては前期計画を継承しまして、記載のとおりでございます。(3)計画の概要でございますが、括弧で記載してあります7分野につきまして、年代別などの目標や取り組みを示し、市民が健康づくり取り組み目標達成を目指せるものとなっております。  別添でお配りしてあります資料、健康まえばし21、薄いほうの概要版をごらんいただきたいと思います。こちらは本計画を要約しました概要版であります。表紙をめくっていただきますと、1、2ページが見開きのページとなっておりまして、計画の全体像となっております。縦軸は分野別目標としての項目となっております。栄養、食生活や運動以下、健康診査までの7つの分野につきまして、横軸上段に表示してありますライフステージ、年代等になりますけれども、市民の方々に取り組んでいただきたいことや目標が表示されており、あらゆる年代で活用できる表となっております。また、その上下段には、年代別の目標や糖尿病対策としての取り組みなども表示させていただいております。  めくっていただきまして、3ページから6ページまで、先ほどの7分野におきます具体的な取り組みに加えまして、目標値や現状のデータを掲載しております。  最後、裏表紙になりますが、7ページです。こちらには、今後5年間、本市が取り組んでいく重点課題を記載しております。1の糖尿病対策以下、企業連携による環境づくり、良好な食習慣の獲得、歯周病対策、心の健康づくりと、5つの項目についての取り組みや目標などを示しており、本市が今後戦略的に取り組んでいくことを示しているものであります。概要版の説明は以上といたしますが、冊子版とあわせまして、お時間のあるときにごらんいただければと思います。  最初の資料3に戻っていただきますが、4の計画の推進についてでございます。冊子版につきましては、関係する機関や団体を中心に計画推進協力依頼とあわせまして配布いたします。今ご説明しました概要版につきましては、内容の一部を4月に全戸配布しました健康のしおりに掲載いたしました。また、今後各種事業などを通じて広く周知を進め、市民の皆様にとって使えて、わかる計画にしていきたいと考えております。 6 (4)前橋市民健康状況について (健康増進課長報告事項4、前橋市民健康状況についてでございます。資料4をごらんください。  まず、作成の目的についてでございますが、保健師活動の一環としましてデータの見える化を図ったものであります。地区で活動している保健師が所属する各課が保有するデータなどを表で地区別等で示すことによりまして、関連性や課題を見える化し、施策や市民の行動などに役立てることを目的としております。  2、概要でございますが、一緒にお配りしてありますカラー版前橋市民健康状況という資料をごらんいただきたいと思います。資料の見方ですが、1枚目の上段左側、緑枠の白抜き表示となっております成人保健、その下の学校保健、裏面になりますが左側上段の母子、歯科保健、その下の高齢、介護といった関連性のあるデータが近くに来るように配置してあります。グラフに関しましては、データ的に見まして、注意がより多く必要と感じる地区が左側に来るように示してあります。  それでは、データの傾向についてでございます。資料の1枚目、前橋市民健康状況、その1をごらんください。左側上段成人保健の国保特定健診の受診率ですが、集団健診を行っている地区、主に旧4町村になりますが、受診率が高い傾向にあります。  次に、その右側の国保特定健診、ヘモグロビンA1cという表になります。こちらは糖尿病の検査項目の数値でHbA1cと表示されるものでございますが、その表やその右側、中段のBMI指数の肥満度、左下にあります国保特定健診の運動習慣なしの者の表など、こういった表に関しまして、各表の右肩に緑字で国、県の平均値を表示しております。この平均値と比較しますと、本市の平均値が余りよくないということが見てとれます。また、成人保健ヘモグロビンA1cや肥満度、BMIで、地区で見ますと宮城が上位のほうに出ておりますが、中段の学校保健、小学生の肥満度データの中でも宮城が上位のほうにあります。この地区で各年代を通しての課題であることが認識でき、早い時期からの対応が必要であるということが認識できます。  下段、中央の地図につきましては、ヘモグロビンA1cが基準値を超える人、また運動習慣のない人などの割合を地区別に色分けで示しております。色の濃い地区が注意を要するということになりますが、ヘモグロビンA1cと運動習慣とで関連性があることがわかります。このように地区の健康状況を可視化、見える化することで課題がわかりやすくなります。  裏面をごらんいただきますと、母子、歯科保健や高齢、介護のデータも掲載してあります。下段には、本書データの出典元や用語の定義などもありますので参考にしていただき、お時間のあるときにゆっくりごらんいただければと思います。  続きまして、資料2枚目の表、前橋市民健康状況、その2をごらんください。こちらは、各種がん検診の結果の資料となります。地区別に受診率を示すことで、市全体としてさらに受診率の底上げが図れればと考えております。  裏面にお移りいただきまして、左側、2段目ですが、緑枠のがん検診でたくさんの命が救われていますの部分でございます。ここでは、平成28年度の本市がん検診によりますがん発見者数や早期で見つかった人の割合を示しております。その下には、全国統計ですが、各がんの病気別5年生存率を示すことで、がんは早く見つかれば治ることや早期発見精密検査などの重要性を広く周知していきたいと考えております。  右側上段には、その他の健康課題としまして、厚生労働省が行っている国民健康栄養調査の平成28年度結果、群馬県男性喫煙率全国ワースト1位というデータ食塩摂取量データ、あわせて中段には高血圧のデータを掲載いたしました。ともに関連性がありまして、改善を図らなければならない項目であると考えております。  この資料につきましては、今後自治会を初めとする地区組織を中心に市民の皆さんと共有し、健康について考えるきっかけや健康増進のための行動の動機づけとして活用していく予定でございます。皆様もこの資料を各地区での活動などにお役立ていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 7 (5)前橋市特定医療費(指定難病)支給認定更新申請費用助成事業の拡充について (保健予防課長報告事項5、前橋市特定医療費(指定難病)支給認定更新申請費用助成事業の拡充についてご報告させていただきます。資料5をごらんください。  事業の目的ですが、特定医療費(指定難病)、こちら331疾患ございますが、受給者証を有する方に対し、更新申請に必要な主治医が記載する臨床調査個人票作成等に要する費用の一部助成について、経済的負担の軽減を目的に平成30年度より事業を開始しておりますが、今年度より複数の疾患を持つ方に対して助成額の増額を行うものです。  拡充点につきましては、2に記載してございますとおり、複数の疾患で申請が必要な方につきまして、1疾患につき3,000円上乗せしていた助成額を1疾患につき5,000円にするものでございます。具体的には2の表にありますとおり、1人で2疾患お持ちの方が8,000円から1万円へ、1人で3疾患お持ちの方が1万1,000円から1万5,000円にそれぞれ助成金が増額となります。参考までに平成30年度の実績ですが、助成金申請者が2,472人で、そのうち2疾患お持ちの方は50人、3疾患お持ちの方が1人となっております。  対象者住民登録が前橋市にあり、前橋市保健所で更新申請手続を行った受給者となります。
     周知の方法ですが、毎年8月に群馬県から更新該当者に送付される特定医療費(指定難病)更新申請案内通知の発送時期に合わせて前橋市保健所より案内及び必要書類を送付いたします。そのほか前橋市のホームページに掲載して周知いたします。 8 (6)おたふくかぜ予防接種無料化について (保健予防課長報告事項6、おたふくかぜ予防接種無料化につきましてご説明いたします。資料6をごらんください。  目的ですが、おたふく風邪地域感染拡大防止と保護者の経済的負担の軽減を目的といたしまして、おたふくかぜ予防接種定期接種となるまでの間、接種費用の全額を公費負担とするものでございます。  実施開始時期及び回数でございますが、平成31年4月1日の接種から初回の接種1回のみを対象といたします。  対象者につきましては、接種当日、本市に住民票がある満1歳から4歳未満の幼児となります。  実施場所は、市内医療機関で接種した場合のみ対象といたします。  接種方法は、ほかの予防接種同様、医療機関へ予約した上で、接種日当日に母子健康手帳、健康保険証、名前シールを持参して接種を受けることができます。参考までに金額を申し上げますと平成30年度までは接種費用の一部である4,000円の助成でしたが、平成31年度から7,462円の接種費用は全て公費負担といたします。  周知につきましては、4月1日号の広報紙や健康のしおり及びホームページへの掲載のほか、市内医療機関に啓発ポスターの掲示を依頼しております。そのほか関係課とも連携し、健診や健康相談の機会を利用して、周知に努めてまいります。 9 (7)平成31年度(2019年度)前橋市食品衛生監視指導計画について (衛生検査課長報告事項7の平成31年度(2019年度)前橋市食品衛生監視指導計画についてご報告させていただきます。資料7をごらんください。  食品衛生法に基づき市内に流通する食品等の安全性を確保し、市民の健康保持を図るため、年度ごとに前橋市食品衛生監視指導計画を定めております。なお、本計画の策定に当たりましては、計画案を公表し、パブリックコメントを行い、計画に反映させてあります。  それでは、計画の概要をご説明いたします。主要な事業は4点ございます。  1点目は営業施設等への監視指導、いわゆる立入検査であります。計画の12ページをごらんください。過去に発生した食中毒事例、取り扱う食品の流通規模や特性など、社会的影響へのリスクを勘案し、目標監視件数を定めております。この監視指導等により食中毒の未然防止、食品表示の適正化を図ってまいります。  次に、13ページをごらんください。効率的かつ効果的な監視指導が実施できるように年間計画を策定しております。  2点目は、食品の検査であります。14ページに理化学検査、15ページに微生物検査の計画がございますので、ご参照ください。市内に流通する食品や生産、加工、製造等されている食品を採取し、法に基づいた方法で検査を行い、その安全性等を確認してまいります。  3点目は、食品等事業者の自主衛生管理の推進であります。7ページの(2)、HACCPによる衛生管理の普及推進をごらんください。昨年の食品衛生法の改正により導入が決定したHACCPによる衛生管理については、来年6月までに食品等事業者への導入が義務化されることから、講習会等で普及啓発を図るとともに、事業者の業種や状況等に応じた技術的な指導、助言により導入支援を推進してまいります。  最後にリスクコミュニケーション事業の展開でございます。10ページをごらんください。食品衛生に関する情報発信を行い、正しい情報の周知に努めるとともに、講習会やイベント等の機会を捉えて市民の方々との意見交換を行うなど、市民の方々のご意見を伺いながら、事業展開してまいりたいと存じます。以上が策定いたしました監視指導計画の概要でございます。 10 (8)前橋市国民健康保険税条例の改正の専決処分について (国民健康保険課長)報告事項8、前橋市国民健康保険税条例の改正の専決処分についてご報告申し上げます。資料8をごらんください。  初めに、1の改正の理由ですが、地方税法施行令の改正に伴い、所要の改正を行ったものです。地方税法施行令等の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日に施行されております。この改正部分につきましては、国民健康保険税の賦課事務を円滑に進められるよう直ちに条例改正を行う必要があり、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきました。  2の内容ですが、2点ございます。1点目は、国民健康保険税の医療給付費分に係る課税限度額につきまして、現行の58万円から61万円に引き上げるものです。なお、課税限度額を引き上げることは、国民健康保険税が頭打ちになる所得金額が高くなりますので、所得の高い方により多く課税され、その分、低中所得者層の負担を軽減した国民健康保険税の負担の見直しが可能となるものでございます。  2点目は、国民健康保険税の軽減措置につきまして、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を現行の27万5千円から28万円に、また2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、同じく現行の50万円から51万円に引き上げるものです。今回の改正は、経済動向等を踏まえまして、平成26年度からの軽減措置の拡充に引き続き、軽減判定の基準額をさらに引き上げたものでございます。  3の施行日につきましては、平成31年4月1日でございます。  なお、本件の専決処分につきましては、地方自治法第179条第3項の規定に基づきまして、平成31年第2回定例会におきまして報告事項として提出する予定です。よろしくお願いいたします。                 ◎ 質      疑 (委員長)それでは、ただいまの報告についてご質疑がありましたらお願いいたします。 11 (1)平成31年度前橋市公私立保育所(園)等の入所状況について 【近藤(好)委員】前橋市公私立保育所(園)等の入所状況ですが、全体として入所者が3歳未満児、3歳以上児ともにふえているということになっておりますが、新年度においての待機児童がどのような状況になっているのかお伺いします。 (子育て施設課長)平成31年度の待機児童の状況ですが、4月1日現在の状況を今精査中でございます。今現在の状況にはなるのですけれども、今年度につきましては待機児童は発生しないという報告ができそうな状況でございます。 【近藤(好)委員】希望する保育所、違うところにはなかなか入れないので、実際には待機せざるを得ないという子供さんもいらっしゃると思いますが、そういう子供さんも含めて発生しないという見解でよろしいのですか。 (子育て施設課長)希望する園に入れない児童、いわゆる今まで入所保留児童という形で報告させていただいたものですが、そちらにつきましてはやはり今年度も発生しております。今年度、おおよそですが、170名の入所保留児童が発生いたしました。こちらの中には特定の保育園等を希望されている方等も含まれますので、必ずしも入所を希望しているが、どうしても入れないというわけではございません。国のほうに報告いたします待機児童といたしましては、国の基準に照らし合わせて精査した結果、そちらはゼロになるということですので、今までと同様にやはり待っているという方は発生している状況でございます。 【近藤(好)委員】例えばお母さんの職場に近いところとか、自宅から近くてもなかなかそこに預けたのでは迎えに行けないという状況もあると思いますので、保留児童って今おっしゃったようですけれども、実際には待機児童に近い、この170名を未満児、以上児ということで分けると、それぞれどのような状況になるのでしょうか。 (子育て施設課長)年齢で分けますと、やはり未満児のほうがかなり多くなっておりまして、ゼロ歳児が19名、1歳児が128名、2歳児が26名というふうな状況になっております。やはり8割ぐらいの方は3歳未満児の方というふうな状況でございます。 【近藤(好)委員】その中で、前は利根西の地域は非常にそういう子供さんが多かったということなのですけれども、全体として施設整備等の関係も含めてどの地域についてはやっぱり今後課題として検討せざるを得ないという、そういう認識をお持ちでしょうか。 (子育て施設課長)地域別の割合ですが、先ほどご報告させていただいた人数の内訳を見ますと、やはり本庁管内を希望して入れなかった方、あと東地区を希望して入れなかった方が多くなっている状況でございます。こちらは、勤務地等、通勤の途中、近くで預けたいというふうなご希望もあるかと思われますので、こちらの地域についてはやはり子育て施設課としても何かしら施設整備等の対策を講じるべきではないかというふうに考えております。ただ、実際に施設整備するに当たっては、民間の施設等のご協力を得なければならない部分もございますので、そちら協力を仰ぎながら、できる範囲で待機児童の解消を目指すような形で取り組んでいきたいと考えております。 【近藤(好)委員】非常にそういう意味では大きな課題に実際になっているのではないかというふうに思いますので、今おっしゃった具体策をさまざまな角度から検討していただきたいと思いますし、さらに今後もふえる可能性があるというふうに思いますので、所管課として大変だとは思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 12 (3)前橋市健康増進計画(第2次計画)後期計画の策定について 【新井美咲子委員】資料3の冊子のほうなのですけれども、40ページ、これからの取り組みということで書いてあるところに受動喫煙対策において、まずは市有施設の受動喫煙対策を徹底し、市職員への研修対策を強化しますと書いてございます。また資料4のA3の資料にもありますけれども、喫煙者の割合が群馬県としては全国第1位という状況の中、今の時点で当局としてどのように対策をされるのかお考えを聞かせていただければと思います。 (健康増進課長)受動喫煙対策、たばこ関連の対策等についてでございますけれども、改正の健康増進法によりまして、受動喫煙というものの害が表に出るということで、本市におきましても庁舎管理の部門、それから職員管理の部門等々、同法律の趣旨を鑑みまして、今年度から庁内敷地内全面禁煙という方向性が出されているかと思っております。健康増進の部分といたしましては、市内の飲食店等で受動喫煙防止に取り組んでいただいている、店内禁煙をいただいている店舗さんの表彰等を以前から行っており、今後もそういったものを啓発、周知しながら受動喫煙防止の周知に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 【新井美咲子委員】受動喫煙対策の中で、別の視点でたばこを吸う方の環境も整えていく必要があると思うのですけれども、当局としてはどのように現時点でお考えなのかご答弁いただければと思います。 (健康増進課長健康増進課の立場といたしましては、健康増進法の趣旨にのっとりまして、その施設のあるべき姿というものはこういうものであるという解釈をしているところでございます。それが例えば本庁舎の中でどうするというところの具体的な決定権というものは残念ながら持ち合わせてはおりませんので、関係部署と協議しながら、あるべき姿というものを周知していくというところでございます。 【新井美咲子委員】全庁的に今後連携をとる必要があると私自身は思いますので、もちろん健康増進の視点からすれば、たばこは吸わないにこしたことはないのですけれども、嗜好というところの観点もございますので、今後ぜひとも検討していただければと思います。 13 (4)前橋市民健康状況について 【三森委員】資料3とも関連するかもしれませんけれども、お聞きしたいと思います。これは、さまざまな健診の受診率とかヘモグロビンA1c等のデータの見える化ということで、非常に前向きな取り組みだと思っております。今までありそうでなかった取り組みというふうにも思っておりまして、今後の取り組みが非常に大事になってくると思っております。庁内横断的な取り組みということだと思いますが、これまでも保健師さんが各地区で取り組んで、地域に入ってさまざまな保健活動を保健推進員さんとかと連携してやってきていると思いますけれども、前橋市においてはエリアマネジャーという仕組みでいろいろ取り組んできていると思います。これからはデータの活用と保健師さんがどう地域に入っていくか、どう地域と連携していくかという取り組みが非常に重要になってくると思いますけれども、エリアマネジャーの取り組みも含めて今後の取り組みについてどのように進めていくのかお聞きしたいと思います。 (健康増進課長)エリアマネジャー制度とあわせまして、本データの活用についてでございますけれども、従来市の保健師等が各地域を担当しまして、地区の方々、例えば自治会の方、保健推進員、食生活改善推進員、現場で動いていただける担い手の方々とともに健康増進の計画、施策を行っておるところでございます。今後はこういったデータ的な根拠をもとに関係する方々はもとより、市の職員一同も情報共有した中で前橋市民健康増進が図れるような積極的な取り組みどうしたらいいかというのを関係者で考えながら実行していきたいと考えておるところでございます。 【三森委員】ぜひ積極的に進めていただきたいと思っておりますけれども、資料の健康状況、その1の右の上のほうには前橋市の死亡者数ということで3,699人とあります。死亡する要因はがんであったり、ほかにも脳卒中だとか、心臓疾患だとか、死因がどれぐらい多いかということを背景に考えながら、例えば、みそ汁の塩分濃度というデータがありますけれども、これ見て思い出したのですが、長野県のどこかの都市では保健推進員さんだか保健師さんだかが各家庭の塩分の濃度を直接はかりに行って、各家庭に合った指導で脳卒中を減らして、医療費も減らして健康寿命を延ばしていくという取り組みが実践されております。今後地域に入る取り組みの中で、いろいろそういった取り組みもぜひ参考にしていただければというふうに思っております。  もう一点は、後期高齢者医療の関係で、後期高齢者医療広域連合が平成30年度に保健事業課というものを創設されて、前橋市からも保健師さんが出向されているという状況ですけれども、後期高齢者医療の中では健診のデータを各市町村と共有して、健康寿命の延伸について取り組んでいこうという取り組みを今年度からやっていくというふうに聞いております。こういった健康状況についてのデータとあわせて取り組んでいく必要もあると思っておりますけれども、後期高齢者医療広域連合と連携した取り組みについてもお聞きしておきたいと思います。 (国民健康保険課長)現在前橋市からも広域連合のほうに保健師1名を派遣しております。常に国民健康保険課のほうと連携をとりながら、保健指導等の状況についても把握しておりますので、引き続き連携しながら取り組んでいきたいと考えております。 【三森委員】この健康状況を地図で色分けしているデータも見るとよくわかると思います。各地区に合わせた保健師さんの入り方というのを具体的に進めていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 【近藤(好)委員】健康増進課の資料4の中身を見まして、改めてちょっと胸の痛い思いをいたしました。宮城地区の課題、前から指摘されていましたけれども、運動やさまざまな角度から地域ぐるみで取り組まなければならない課題だというふうに思っているのですが、もちろん他の地域も含めて今後改善すべき課題としてあるというふうに思うのです。先ほど質問もありましたけれども、今後実効性ある取り組みをしていくということですけれども、とりわけそういう意味では最も改善が必要な地域について、先進的な取り組みといいますか、具体的な取り組みをする必要があると思うのですが、具体的に今後そういう意味でのお考えがあるかどうかということをお伺いしたいと思っているのですけれども。 (健康増進課長)課題となりました地区に対する取り組み等に関してですが、市単独の考え方ということではございませんけれども、地区に根づいて活動される方々、それから自治会の方々、住民、そういった方々に現状を知っていただきながら、できることを積極的にやっていきたいと考えているところでございます。その中で先ほど委員さんのほうからお話のありました宮城地区についてですけれども、やはり問題の部分は早いうちから見えていたというところで、先進的に地区の中でプロジェクト的に健康づくりの体操を始める動きとか、もう既に動き始めているそういった部分もございます。そこら辺の状況を確認しながら、各地区の中でも広げていっていければいいなと思っているところでございます。 【近藤(好)委員】すぐ効果があらわれるというのは大変難しさもあると思いますが、関係各課あるいは地域の皆さんとご協力いただいて、先進的な取り組みをしていただければありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 14 (8)前橋市国民健康保険税条例の改正の専決処分について 【近藤(好)委員】先ほど国民健康保険の専決処分の報告があったのですけれども、参考までに課税限度額の引き上げによって限度額に対する収入及び所得の基準限度額の対象となる人数を教えていただきたいのと、それから5割軽減、2割軽減の新たな対象となる方、この人数についてお伺いしたいのですけれども、お願いいたします。 (国民健康保険課長)まず、課税限度額の引き上げに伴います影響ですけれども、12月末の試算で96世帯減って727世帯が対象となります。それから、課税所得の引き下げに伴うものですけれども、こちらにつきましては該当する世帯が243世帯増加すると見込んでおります。 【近藤(好)委員】わかりました。国保税が今後標準額でいくと毎年上がる可能性があるという非常に大変な問題が横たわっていると思いますので、ぜひ基金の繰り入れ等を含めて国保税の引き上げにならないようにご努力いただきたいと思います。 (委員長)ほかに質疑はございますか。                   (「なし」の声あり)                 ◎ 報 告 事 項 (委員長)ないようですので、続いて(9)から(12)までの報告事項について順次報告をお願いいたします。 15 (9)わかば小学校校舎規模改造工事(第二期)の概要について (教育施設課長報告事項9、わかば小学校校舎規模改造工事(第二期)の概要についてご説明いたします。資料の9をごらんいただきたいと思います。  2017年度に旧朝倉小学校と旧天神小学校が統合いたしましたわかば小学校の校舎大規模改造の第2期工事でございます。  1の基本方針でございますが、経年により劣化いたしました内外装の改修とあわせまして、老朽化した設備機器やサッシの取りかえ工事などを行い、教育環境の改善と施設の長寿命化を行うものでございます。  2の工事概要でございますが、既設鉄筋コンクリート造3階建ての北校舎棟の改造でございます。改修部分の床面積は2,605平方メートルで、内外装の改修、設備機器、サッシ取りかえ工事を行います。  3の事業経緯、今後の計画等でございますが、2017年度に実施設計を行いまして、2018年度は第1期工事といたしまして、普通教室があります南校舎棟、それと北校舎の一部、2階の職員室の工事を先行して行いました。今年度は、北校舎棟の職員室を除いた管理、特別教室の大規模改造を行う予定でございます。  次のページが配置図でございますが、網かけで示した部分が今年度の工事の対象となっている北校舎棟でございます。その次のページからは平面図になっております。1階から3階まで、それと屋上の防水等を行います。 16 (10)明桜中学校体育館ほか新築工事の概要について (教育施設課長報告事項10、明桜中学校体育館ほか新築工事の概要についてでございます。資料10をごらんください。  1の基本方針でございますが、春日中学校と広瀬中学校の統合に伴いまして、中学校サイズのアリーナを持つ体育館を建設し、教育環境の整備を図るなど記載の3項目でございます。  2の工事概要でございますが、体育館は鉄骨造2階建てで、延べ面積1,977平方メートルでございます。所要室は、アリーナ、ステージ、卓球場のほか、記載のとおりでございます。  3の施設等の特徴でございますが、配置といたしましては、次のページに配置図がございますけれども、昨年度解体したプール跡地に新築いたします。また、バリアフリー化、それから照明、内装、防災備蓄庫などにつきまして、記載のとおりの配慮を行っていきます。  4の事業経緯、今後の計画等でございますが、2017、2018年度、2カ年にわたりまして実施設計を行い、2021年4月の開校に向けまして、今年度建設工事に着手いたしまして、来年8月の完成を予定しております。  次のページからは配置図と平面図になっておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 17 (11)明桜中学校校舎ほか大規模改造工事の概要について (教育施設課長報告事項11、明桜中学校校舎ほか大規模改造工事の概要についてご説明いたします。資料11をごらんください。  1の基本方針でございますが、先ほどの体育館と同様に春日中学校と広瀬中学校の統合に伴うものでございまして、既存の小学校の校舎の内外装を改修し、あわせまして中学校として必要な美術室等の特別教室を整備していくものです。また、既存の体育館につきましては床を改修いたしまして柔剣道場に、また既存の児童クラブにつきましては、内部を一部改修いたしまして学校の多目的室として活用できるようにいたします。  2の工事概要でございますが、既設鉄筋コンクリート造4階建ての西校舎棟及び東校舎棟の改造でございます。改修部分の床面積は5,176平方メートル、内外装改修、設備機器、サッシ取りかえ工事などを行います。  3の事業経緯、今後の計画でございますが、こちらも体育館と同様に2017、2018年度、2カ年にわたりまして実施設計を行い、2021年4月の開校に向け、今年度改造工事に着手いたしまして、来年9月の完成を予定しております。  次のページからは配置図と平面図、1階から4階までと柔剣道場がございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 18 (12)前橋市教育施設長寿命化計画の改訂について (教育施設課長報告事項12、前橋市教育施設長寿命化計画の改定についてご説明いたします。資料12をごらんください。  まず、1の計画の目的と改定理由でございます。本計画につきましては、市の教育委員会所管の施設を対象といたしまして、施設の長寿命化によりライフサイクルコストの縮減、そして財政負担の平準化を図ることを目的にいたしまして、平成25年3月に策定したものでございますが、計画策定から6年が経過したことによりまして、今回方針や基準などを見直し、また新たに策定された本市の諸計画との整合を図るため、平成31年3月に改定したものです。  2の長寿命型改善事業の取り組みでございますけれども、本計画の中で教育施設の構造体の保護にかかわる改修を長寿命型改善事業といたしまして取り組むこととしておりますけれども、期間を平成25年度から平成34年度までの10年間としています。今回の改定では、この期間は変更しておりませんけれども、平成35年度からは新たな期間を設定することにしております。  3の主な改定内容についてでございますけれども、大きく3点ございます。まず、1点目でございますけれども、学校施設の目標使用年数の見直しを行っております。改定版の6ページに書いてございますけれども、構造躯体の健全性が確認されまして、長寿命化が可能な鉄骨鉄筋コンクリート造、そして鉄筋コンクリート造の学校施設につきましては、従前は65年だった目標使用年数を80年に設定しております。  続きまして2点目ですが、こちらについては24ページから25ページにかけて記載してございます。今後校舎等の改築、改修費用につきまして、文部科学省のほうで提供しておりますソフトを使用いたしまして試算してございます。おおむね50年で建てかえます従来型のサイクルと長寿命化の改修を行いながら80年で建てかえる長寿命化型のサイクルで比較しまして、試算した結果でございます。今後40年間で総額197億円、年平均4.9億円を削減できるという結果でございます。  3点目は学校施設整備計画の見直しを行っております。こちらについては26ページに記載となっております。本市の学校施設につきましては、これまで耐震改修事業を主に行っておりましたけれども、そちらのほうが完了したため、今後は長寿命型改善事業といたしまして、屋上防水や外壁改修、また校舎、トイレの大規模改造を中心に取り組む計画としております。  なお、今回の改定に当たりまして、広く市民の皆さんなどからご意見をいただくためにパブリックコメントを実施しております。平成31年1月16日から2月15日まで意見募集いたしました結果、3名の方から8件の意見をいただきまして、そちらのほうについても一部を計画に反映させていただいております。  計画につきましては市のホームページ、それと情報公開コーナーなどでごらんいただけるようになっております。また、本日は長寿命化計画の改定版を資料として配付させていただきましたので、詳細については後ほどごらんいただければと思います。                 ◎ 質      疑 (委員長)ただいまの報告についてご質疑がありましたらお願いいたします。 19 (9)わかば小学校校舎規模改造工事(第二期)の概要について
    【岡田(行)委員】わかば小学校の大規模改造についてお伺いいたします。明桜中学校と違って、わかば小学校は既存の児童が使っている学校ですけれども、ちょっと資料を見ると工事の期間がないのですが、これは夏休みにするというような解釈でよろしいのでしょうか。 (教育施設課長)基本的には、授業に支障のあるところについては夏休みに全て終わりにいたしますが、一部、夏休み期間が短いものですから、全てができないので、屋上の防水だとか、ある程度授業に差し支えない部分、そういったものについては9月に入っても工事等はさせていただきたいというふうに考えております。 【岡田(行)委員】夏休み以外ということになりますと、当然子供たちに配慮して工事を進めていただきたいなと思っております。 20 (11)明桜中学校校舎ほか大規模改造工事の概要について 【三森委員】明桜中学校の大規模改造ということで図面を見させていただきましたけれども、省エネルギーの関係で太陽光発電については検討されているのかどうかお聞きしたいと思います。 (教育施設課長)太陽光発電につきましては、これまで環境政策課のほうで、主に改築等を行うときに、市の施設については基本的に設置しましょうということでやっておったのですが、ちょっと年度は忘れたのですけれども、二、三年前で一応その期間が終わりになりましたので、今回の改修では太陽光発電については設置しておりません。太陽光発電については、ある程度市の施策としてコストというよりもPRするということで10年間やってきたのですけれども、その期間が過ぎたので、市全体の方向性としては行わないということになっております。 【三森委員】設置しない方向ということでありますけれども、資料12のほうでも施設の長寿命化と関連して再エネルギーの活用ということもしっかりうたわれておりまして、環境政策だけではなくて、本市の教育施設の長寿命化とも関連してしっかり位置づけていくべきだというふうに思っております。設置しないということではなくて、設置する方向でぜひ検討していただきたいというふうに思っておりますので、要望させていただきたいと思います。  もう一点については、この前の委員会でもお聞きしましたけれども、今回中学校ということで美術室も新たにつくるということになっております。美術室も含めた特別教室のエアコン設置についてはどのようになるのかお聞きしておきたいと思います。 (教育施設課長)空調設備につきましては、中学校の特別教室の中では美術室に今後設置していくということになっておりまして、今回の明桜中学校についても美術室には設置するということになっております。 【三森委員】よろしくお願いします。太陽光発電については、ぜひ教育施設の長寿命化計画と整合性を持たせて検討していただくようにお願いしたいと思います。 【岡田(行)委員】明桜中学校の関係なのですが、改造のほうは私も理解はしているのですが、校庭の拡張の関係はどのような考えになっているのですか。 (教育施設課長)校庭につきましては、中学校として利用するということで、野球だとか、サッカーだとかに対応するのに今の状況だとグラウンドがちょっと足りないということもございまして、こちらの配置図ですと、南の東側に現在駐車場として利用している部分があるのですけれども、こちらの一部を拡張するような形で、支障のないような大きさの校庭を確保していきたいというふうに考えております。 【岡田(行)委員】ということは、開校までにはやれるのですか。 (教育施設課長)2021年の開校までにそういった校庭、グラウンドの整備についても行ってまいりたいというふうに考えております。校庭、グラウンドについては、実際には来年度の対応になるかと思います。 21 (12)前橋市教育施設長寿命化計画の改訂について 【三森委員】学校施設でこれまでの目標使用年数を65年から80年にした根拠についてなのですけれども、対症療法的な管理から予防保全ということで転換していくということですが、その中でこのような考え方が出てきたのかと思うのです。それにはやっぱり技術的な手法というのが大事になってくると思いますが、その辺の手法についてはどのようにされていくのかお聞きしたいと思います。 (教育施設課長)これまで65年というふうにしておりましたのは、コンクリートの寿命というのではないのですけれども、JASSのコンクリート工事で一般的な目標が65年ということで規定しているのですが、物理的には80年、長い場合には100年もつというふうにされております。この辺につきましては適切な維持管理、それとコンクリート強度、鉄筋強度、そういったものが確保されれば七、八十年はもちますよ、さらに技術的には100年以上もたせることも可能ですよということで、文部科学省のほうで学校施設の長寿命化計画策定に係る手引で、そういったことも示しておりまして、ほかの市町村などでも80年を目標にしている事例がほとんどでございます。前橋市の場合はコンクリートの強度につきましては全て問題なしで、既に桃井小学校などのコンクリート強度が足りないものについては建てかえということで耐震化を進めております。今後鉄筋の強度ということで中性化という問題がございますけれども、それについては今後大規模改修等する中で、そういった対策を行いながら長寿命化を図っていくということでございます。 【三森委員】長寿命化できれば、それにこしたことはないと思っております。資料の中では劣化の兆候を見つけていくということでありますけれども、その兆候を見つけていく定期的なサイクルがあるのか、また見つけていく体制についてはどのようにされるのかお聞きしておきたいと思います。 (教育施設課長)点検ということでございますけれども、まず各学校のほうで、技術的な視点というよりも、施設の管理をされている立場として通常毎月1回ぐらいは問題がないか点検をしていただいております。そういった中でちょっとおかしいという点があれば、教育施設課のほうに報告いただいて対応するということでございます。また、法的にはいろいろな設備、消防法の点検、建築基準法の点検というものがそれぞれ法律によって1年とか3年以内に行うということで決められておりますので、そういった点検の中でふぐあいがあれば対応していくということになると思います。 【三森委員】共同調理場についてお聞きしたいと思います。約2万5,000食の食事をつくっておりますけれども、共同調理場については子供たちに影響が出ないように夏休み中に大規模改修をされると思うのですが、今後予定されている共同調理場があるのかどうか、そのスケジュールも含めてちょっと確認のためにお聞きしておきたいと思います。 (教委総務課長)共同調理場の改修等の関係ですけれども、直近でこれから改修が必要になるのが西部共同調理場でございます。西部共同調理場につきましては、昨年度改修に当たっての基本設計を行わせていただきました。そして、今年度は実施設計を行いまして、順調にいけば来年度から何年かかけて改修していく予定でございます。委員さんがおっしゃったとおり、改修する工事というのが夏休みの期間に限られますので、この1カ月を有効に使ってどのような計画でやっていけばいいのかということを十分に検討させていただいて進めたいと考えております。 【三森委員】何年かかかるということでありますが、衛生設備については耐用年数よりも早い更新がありますので、その辺もしっかり配慮しながら進めていただければと思います。よろしくお願いします。  最後にもう一点なのですが、冊子の最後に施設の複合化も今後検討していくというのがたしかありましたけれども、例えば最近ですと桃井小学校と第一コミュニティセンターというのがイメージできますが、今後予定されているものがあればお聞きしておきたいと思います。 (教育施設課長)委員さんのおっしゃった桃井小学校が直近の事例ということなのですけれども、今後については今のところ予定はございません。 【近藤(好)委員】今後屋上の防水とか、排水管とか、そういうところを実施していくということなのですけれども、現在雨漏りが実際にしている学校等があると思うのです。こういうところは優先していくということでよろしいのでしょうか。 (教育施設課長)防水なんかも雨漏りしてからでは遅いので、雨漏りする前にある程度、寿命というのですか、期間が来たら予防保全工事としてやりましょうというのが基本的な考え方なのですけれども、当然雨漏りしているといったものはその後の対症療法的な話なので、それについては随時対応していきたいというふうに考えております。 【近藤(好)委員】40年以上たっている宮城小学校が雨漏りしているというのは、既に報告されているみたいなのですけれども、対象となる50年以上の学校も相当数あるというので、ちょっと驚いているのですけれども、こういうかなり年数がたっている学校については早急にといいますか、もちろん予算の関係もあると思いますけれども、対応していただくということが非常に大事なのかというふうに思っておりますので、ぜひこの点はお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 (教育施設課長)宮城小学校のお話も聞いております。いろいろ調査はしているのですけれども、なかなか雨漏りの原因がわからないような状況で、では建てかえるというわけにもなかなかいかないので、それについてはいろいろ原因の調査等を行いながら対処するようなことを考えていきたいというふうに思っております。 【近藤(好)委員】ぜひ40年以上たっている学校、ほかにもあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう一つ、長寿命化の中には入らないのかなと思うのですけれども、トイレの改修というのも保護者も含めて非常に切実な要望になっていると思うのです。ここも一定の予算をかけて実施する必要があると思いますけれども、この点での計画はどのようになっているのでしょうか。 (教育施設課長)トイレにつきましては、現在大規模改修工事でやっておるのですけれども、大規模改修工事も年に何しかできないということで、トイレだけの大規模改造工事というのをやっておるわけなのです。これについても年4ぐらいやっているのですけれども、ただなかなか学校の全てのトイレというわけにもいかないので、どこか1列部分について、少なくとも1列部分はきれいな洋式のトイレにしましょうということでやっておるわけなのです。それについてはあと数年で1巡目は終わるのですけれども、まだまだトイレについてはたくさんあるということで、今後改修方法だとか、もうちょっとスピードアップするにはどうしたらいいかとか、その辺について検討しておるところなので、当然洋式化等についても検討していきたいと思っております。 【近藤(好)委員】大変予算がかかる問題ではありますけれども、スピードアップしていただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 (委員長)ほかに質疑はありませんか。                   (「なし」の声あり) (委員長)ないようですので、これで質疑を終了いたします。                 ◎ そ   の   他 22 (1)次期委員会開催日程について (委員長)次に、次期委員会開催日程についてですが、案として5月20日、月曜日、午後1時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」の声あり) (委員長)それでは、次期委員会は5月20日、月曜日、午後1時から開催することといたします。                 ◎ 市内行政視察委員長)次に、本日の市内行政視察ですが、午後2時25分から別紙のとおり行いますので、議会庁舎南側の公用車駐車場にお集まりください。                 ◎ 散       会 (委員長)以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。                                     (午後2時14分) ※会議終了後、午後2時25分から、総社歴史資料館、旧本間酒造及び保健所検査室・動物棟の視察を行った。 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...