前橋市議会 2018-02-28
平成30年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日: 2018-02-28
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ヒット) 1 ◎ 黙 祷
(午後0時58分)
【
事務局長(
沖啓)】 開会に先立ちまして、去る2月4日にご逝去されました故
小林岩男議員のご冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。皆様、ご起立をお願いいたします。
(起 立)
2 【
事務局長(
沖啓)】 ただいまから黙祷いたします。
黙祷。
(黙 祷)
3 【
事務局長(
沖啓)】 黙祷を終わります。
ご着席ください。
(着 席)
4 ◎ 追 悼 の 辞
【
事務局長(
沖啓)】 続きまして、追悼の言葉を
阿部議員さんにお願いいたします。
(27番
阿部忠幸議員 登壇)
5 【27番(
阿部忠幸議員)】 追悼の言葉。
本
議会に先立ち、
前橋市議会を代表いたしまして、今は亡き
小林岩男さんのご逝去を悼み、謹んで哀悼の言葉を述べさせていただきます。
去る2月4日の午後、
膵臓がんにより70歳という若さで逝去されたことを知らされました。この突然の訃報に接したとき、私を初めあなたを知る誰もが言いようのない驚きと悲しみに包まれる中、もはやあなたにお目にかかれないという現実に直面し、運命とは申せ、余りの厳しさを痛切に感じたところでございます。本日こうして演壇に立ち議場を見ますとき、30番の議席にありし日のあなたのお姿に接することもかなわず、
議員一同惜別の情にたえないところでございます。
あなたは、平成12年12月の勢多郡
粕川村議会議員選挙に初当選されて以来、
市議会議員を通じて17年余り、ご自身の確固たる
政治信念と理想を掲げ、
市民福祉の向上と市政の発展を願い、情熱と
使命感を持って取り組まれておりました。この間、
教育福祉常任委員長、
総務常任委員長、
監査委員などの要職を歴任され、長年の経験に裏打ちされたすぐれた知識と卓越した
判断力、
指導力によりその手腕を遺憾なく発揮されていたやさき、まさに志半ばでの急逝は、まことに無念のきわみと察するに余りあります。しかしながら、あなたの残された幾多のご功績は、高い人望と相まって必ずや長く後世に語り継がれるものと信じております。
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│鈴 木 俊 司│ 〃 │建設水道
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│富 田 公 隆│ 〃 │市民経済
常任委員会│
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│三 森 和 也│ 〃 │市民経済
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│中 島 資 浩│ 〃 │市民経済
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│阿 部 忠 幸│ 〃 │
教育福祉常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│岡 正 己│
教育福祉常任委員会│総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│豊 島 孝 男│ 〃 │市民経済
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│角 田 修 一│ 〃 │建設水道
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│近 藤 登│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│
長谷川 薫│ 〃 │建設水道
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│浅 井 雅 彦│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│岡 田 行 喜│ 〃 │市民経済
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│林 幸 一│市民経済
常任委員会│総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│小 渕 一 明│ 〃 │建設水道
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│窪 田 出│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│藤 江 彰│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│中 林 章│ 〃 │建設水道
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│中 道 浪 子│ 〃 │
教育福祉常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│青 木
登美夫│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│新 井 美 加│建設水道
常任委員会│
教育福祉常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│鈴 木 数 成│ 〃 │市民経済
常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│小 林 久 子│ 〃 │総務
常任委員会 │
├───────┼─────────┼─────────┤
│笠 原 久│ 〃 │
教育福祉常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│細 野 勝 昭│ 〃 │
教育福祉常任委員会│
├───────┼─────────┼─────────┤
│横 山 勝 彦│ 〃 │
教育福祉常任委員会│
└───────┴─────────┴─────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
69 ◎ 日 程 追 加
【
議長(
三森和也議員)】 お諮りいたします。
この際、
議長を辞職されました
金井議員の常任委員選任についてを
日程に追加し、
議題とすることにしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
70 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
金井議員の常任委員選任についてを
日程に追加し、
議題とすることに決まりました。
71 ◎ 前
議長の常任委員選任
【
議長(
三森和也議員)】 前
議長、
金井議員の常任委員選任についてを
議題といたします。
お諮りいたします。
金井議員の常任委員選任については、委員会条例の規定により、
教育福祉常任委員に指名したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
72 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
金井議員を
教育福祉常任委員に選任することに決まりました。
73 ◎ 議 長 交 代
【
議長(
三森和也議員)】
議長を交代いたします。
(
議長、
議長席を退席、副
議長、
議長席に着席)
74 【副
議長(浅井雅彦
議員)】
議長を交代いたしました。
75 ◎ 日 程 追 加
【副
議長(浅井雅彦
議員)】 ただいま
議長、
三森議員から常任委員辞任願が提出されました。
お諮りいたします。
この際、これを
日程に追加し、
議題とすることにいたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
76 【副
議長(浅井雅彦
議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
議長の常任委員辞任についてを
日程に追加し、
議題とすることに決まりました。
77 ◎ 新
議長の常任委員辞任
【副
議長(浅井雅彦
議員)】
議長、
三森議員の常任委員辞任の件を
議題といたします。
三森議員、除斥願います。
(
三森和也議員 退席)
78 【副
議長(浅井雅彦
議員)】 辞任願を
事務局長から朗読いたします。
79 【
事務局長(
沖啓)】
──────────────────────────────────────────────
平成30年2月28日
前橋市議会副
議長 様
総務常任委員 三 森 和 也
常 任 委 員 辞 任 願
このたび
議長に選任されましたので、今後
議長職に専念するため総務常任委員を辞任いたしたく願い
出ます。
──────────────────────────────────────────────
80 【副
議長(浅井雅彦
議員)】 お諮りいたします。
議長、
三森議員の常任委員辞任を許可することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
81 【副
議長(浅井雅彦
議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
議長、
三森議員の常任委員辞任を許可することに決まりました。
(
三森和也議員 出席)
82 ◎ 議 長 交 代
【副
議長(浅井雅彦
議員)】
議長を交代いたします。
(副
議長、
議長席を退席、
議長、
議長席に着席)
83 【
議長(
三森和也議員)】
議長を交代いたしました。
84 ◎
議会運営委員の選任
【
議長(
三森和也議員)】
日程第5、
議会運営委員の選任についてを
議題といたします。
本件は、
浅井議員、横山
議員、以上2名の辞任に伴う後任委員の選任であります。
お諮りいたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例の規定に基づき、ご配付の
議会運営委員会選任委員一覧表のとおり、鈴木俊司
議員、富田
議員、以上2名を指名したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
85 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、鈴木俊司
議員以下2名を
議会運営委員に選任することに決まりました。
………………………………………………………………………………………………………………………………
議会運営委員会
辞任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│浅 井 雅 彦│
├──────────┤
│横 山 勝 彦│
└──────────┘
選任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│鈴 木 俊 司│
├──────────┤
│富 田 公 隆│
└──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
86 ◎ 群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
補欠選挙
【
議長(
三森和也議員)】
日程第6、群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
補欠選挙を行います。
本件は、群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員2名の辞職に伴い、後任を
選挙するものであります。
お諮りいたします。
選挙の方法については、
地方自治法の規定に基づき指名推選とし、
議長において指名したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
87 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、
選挙の方法は指名推選とし、
議長において指名することに決まりました。
群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員に正副
議長を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました正副
議長を群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
88 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました正副
議長が群馬県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人となりました。
ただいま当選人となりました正副
議長が議場におりますので、
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
89 ◎ 議 案 上 程
【
議長(
三森和也議員)】
日程第7、市長より送付を受けた議案第1号から第40号まで、以上40件を一括
議題といたします。
90 ◎ 提案理由の説明
【
議長(
三森和也議員)】 ただいま上程いたしました議案第1号以下40件について当局の説明を求めます。
初めに、平成30年度各会計予算案の大要について市長の説明を求めます。
(市長 山本龍 登壇)
91 【市長(山本龍)】 ただいま上程されました議案第1号から第12号にわたります平成30年度当初予算案の提出に当たり、本市を取り巻く現状、そして予算案の大要についてご説明申し上げます。
初めに、平成29年度の県内経済は、個人消費が回復し、雇用、所得環境が改善するとともに、企業の設備投資も緩やかに増加しております。景気の回復基調が続いているとされております。
こうした中、本市では平成30年度からの10カ年を計画期間とした第七次前橋市総合計画を策定し、将来都市像であります新しい価値の創造都市・前橋を目指して、計画に位置づけた施策を積極的に推進することといたしました。
一方、予算編成においては、市町村合併の特例期間終了に伴う普通交付税の段階的な減少、財政調整基金残高の減少等から今後の財政状況は厳しい見通しであったため、サマーレビューにより既存事業や歳入を全体的に見直し、これにより生み出した財源も
市民福祉の向上につながる事業に振り向けること、厳しい中でも未来に向けた一歩を踏み出せるような予算として編成したところであります。
それでは、当初予算の概要につきましてご説明いたします。本市の平成30年度一般会計の歳入歳出予算は1,434億3,181万円で、対前年度では1.7%の減となっております。
初めに、歳入でありますが、市税収入のうち個人市民税は、給与所得の増加等により、前年度と比べ約3億円の増額を見込んでおります。
法人市民税では、企業業績の改善が見込まれることから、約6億7,000万円の増額を見込んでおります。
一方、固定資産税は、評価がえの年度に当たり、既存家屋評価額の減、地価の下落の影響等により約3億3,000万円の減額を見込んでおります。
これらに事業所税や都市計画税などを合わせ、市税収入全体では対前年度1.3%の増として、約533億9,000万円を見込んでおります。
次に、地方消費税交付金は、消費の改善を見込む地方財政計画の動向などを踏まえ、約4億3,000万円の増額を見込んでおります。
地方交付税は、合併算定がえの段階的な終了の影響などから、2億円の減額を見込んでおります。
国庫支出金は、桃井小学校改築工事の完了に伴う減等により、約8億3,000万円の減額となっております。
市債は、道の駅整備などに伴う発行額の増要素はあるものの、桃井小学校改築、日赤病院移転新築の終了、さらには道路整備にかかわる国庫補助事業の減等に伴う減要素が大きいことから、前年度と比べ約21億8,000万円の減額となっております。
さらに、歳出でありますが、第七次総合計画における6つのまちづくりの柱に沿いまして、主要な事業につきましてご説明申し上げます。
1、教育・人づくりでは、多様性を尊重する心豊かな人間性を育むとともに、あらゆる世代がともに学び、支え合えるまちづくりに取り組んでまいります。
個性を伸ばし、主体性を育む人づくり、学び合い、高め合う人づくりでは、外国語教育の早期化に対応するため配置しておりました拠点校英語推進員を前橋イングリッシュサポーターに改称し、市内全小学校における3、4年生の英語教育の充実を図るほか、小学校の教科指導講師、中学校の校務補助員を増員いたします。これらにより、学習指導の充実、教員が子供と向き合う時間のさらなる確保につなげてまいります。
また、中学生を対象といたしました地域寺子屋事業では、実施地区の拡充を図り、生徒主体の学習活動を進めるほか、不登校、いじめ対策としてスクールアシスタントの配置、オープンドアサポート事業に引き続き取り組んでまいります。このほか、中学校部活動の指導体制の充実と教員の多忙さの解消を図るため、新たに部活動の指導員を配置いたします。
学校教育施設の整備では、統合新設したわかば小学校の大規模改造工事に着手するほか、老朽化した学校施設の改修、整備等を計画的に進めてまいります。
社会教育施設の整備では、南橘公民館本館の耐震化のための改築工事に着手するほか、老朽化した永明公民館の移転新築のための用地取得を進めてまいります。
前橋工科大学では、新実験棟の完成に伴い旧実験棟の解体を行うほか、校舎の空調設備改修を行い、大学施設の環境の向上を図ってまいります。
ふるさとを愛し、未来へつなげる人づくりでは、引き続き総社古墳群の範囲内容確認調査を行うほか、新たに旧大胡幼稚園の園舎の一部を活用いたしまして、大胡城に関連する資料展示等を行うガイダンス施設を整備いたします。
また、開館5周年を迎えるアーツ前橋では、記念事業として岡本太郎展や横浜美術館との共同企画による展覧会を開催するなど、芸術文化活動を推進してまいります。このほか、前橋文学館ではさまざまな企画展を開催するとともに、収蔵庫を増築し、貴重な文学資料の保管管理に努めてまいります。
次に、2、結婚・出産・子育てでは、結婚や出産の希望をかなえ、そして子育てを楽しむことができるまちづくりに取り組んでまいります。
結婚や出産に対する支援の充実では、新たに市内で男女の出会いの場としてイベント等を行う団体への補助を開始するとともに、不妊、そして不育症の治療を行う方への助成を継続実施し、出産を支援いたします。
子育て支援の推進、そして子育てと仕事の両立支援では、産後支援を受けられない母親への産後ヘルパーの派遣を引き続き実施するほか、おたふく風邪、そしてロタワクチンの予防接種の費用に対する支援を拡充し、自己負担のさらなる軽減を図ってまいります。また、放課後児童クラブを増設し、子供たちが安心して過ごせる環境整備に引き続き努めるとともに、新たにわかば小学校内に児童クラブを設置する工事を進めてまいります。
保育環境の整備では、平成31年度から民営化に向け民間保育園から第四保育所、総社保育所に保育士を受け入れ、円滑な民営化のための準備を進めるとともに、新たに東保育所において3歳未満児を受け入れるため施設を改修いたします。このほか、児童養護施設等の退所者の自立支援として、住居の契約費や自動車運転免許の取得費用等に対する助成を行い、経済的負担の軽減を図ってまいります。
次に、3、健康・福祉では、生涯を通した健康づくりを推進するとともに、誰もが自分らしく生きがいを持ち、ともに支え合いながら活躍できるまちづくりに取り組んでまいります。
地域包括ケアの推進では、高齢者の日常生活の支援のため、市内各地域に地域支援コーディネーターを配置し、安心して生活を送れる環境を整備するとともに、高齢者の見守り対策として、自宅の電話等を活用した緊急通報システムの利用条件を緩和し、利用拡大に努めてまいります。
また、日赤跡地生涯活躍のまち事業では、病院施設の解体に対し、国の制度を活用し支援いたします。このほか、生活困窮者の自立支援では、フードバンク事業や生活保護世帯、生活困窮世帯の中学生を対象とした学習支援を継続して行ってまいります。
障害者福祉では、社会福祉施設等の整備を支援するとともに、本市で開催される第47回関東ろう者体育大会を支援いたします。
さらに、地域住民による支え合いの仕組みづくりとして、高齢者等のごみ出しを自治会などの団体が行う地域支援型ごみ出し支援モデル事業に取り組んでまいります。
健康づくりと介護予防の推進では、健康診査及びがん検診の受診率の向上に引き続き取り組むとともに、成人歯科健康診査では、対象者に20歳と25歳を新たに加え、歯の健康づくりを支援いたします。また、本市の健康増進計画である健康まえばし21につきまして、中間評価と追加計画の策定に取り組んでまいります。
さらに、新たな第7期スマイルプランに基づき、地域包括支援センターの体制強化、介護予防の推進、グループホームなどの地域密着型サービス施設の整備の支援等に努めてまいります。
次に、4、産業振興では、市民それぞれが個性を生かして活躍できるそのビジネスチャンスにあふれたまちづくりに取り組んでまいります。
地域の産業の活性化では、UIJターンなどの地元就職をさらに推進するため、新たに市内の高校生を対象といたしました企業説明会を開催いたします。
また、企業誘致では、五代南部の工業団地拡張地への進出企業等の操業を促進するとともに、新たな産業団地の開発について調査等を進めてまいります。このほか、小規模事業者にも活用しやすい形で、生産性の向上につながる設備投資や、IT環境の整備への補助を行うことで幅広く地域産業の競争力強化を図ってまいります。
働く意欲と機会の創出では、ジョブセンターまえばしを拠点といたしました就職支援、就職後の定着支援を初めとして、群馬県、そして商工会議所等との連携による雇用促進など、総合的に推進してまいります。
魅力ある農林業への転換では、6次産業化への推進のため、設備導入、そして販売促進等に対する支援を継続いたします。また、各農産物直売所の販売力強化につながるPR、そして施設改修等の事業に補助を行うとともに、施設の利便性向上のための施策の支援を行ってまいります。このほか、赤城の恵ブランド、前橋産農畜産物の県内外における販売促進などの取り組みを引き続き推進するとともに、圃場整備では、上細井中西部地区の土地改良事業を初め、
農道、ため池などの農村環境の整備を進めてまいります。
次に、5、シティプロモーションでは、地域の魅力を創造し、発信し、誰もが訪れ、住み続けたくなるまちづくりを進めてまいります。
地域資源を生かした新たな観光振興では、新たな道の駅について、平成32年度のオープンに向け、施設の設計、用地取得等を進めてまいります。また、赤城山の魅力を伝えるため、赤城山観光の担い手となるDMOの活動支援を継続実施するほか、赤城大沼湖面のさらなる利活用に向けて、地元事業者等との湖面利用のルールづくりに取り組むとともに、チッタスロー国際連盟への加盟に伴い、スローシティに関する意識向上につながる取り組みを進めてまいります。
歴史文化遺産の活用では、前橋四公祭等のイベントを計画的に開催するとともに、スポーツ振興では、8月に本市で開催されるトランポリンワールドカップの支援や、東京オリンピックのキャンプ地としてハンガリーの柔道、レスリング関係者との交流事業を実施いたします。このほか、富士見総合グランドの改修工事や老朽化いたしました市民プールの改修工事に取り組むとともに、前橋・渋川シティマラソンの種目にペアマラソンなどを追加し、大会の充実を図ってまいります。また、スポーツイベント等を通じましたインバウンド観光を推進するとともに、新たな誘客のための宿泊施設の誘致及び改修に対する助成を継続実施いたします。
移住、定住促進では、移住コンシェルジュと連携いたしました取り組みを引き続き進めるとともに、地域おこし協力隊の活動支援により地域づくりと移住促進の一体的な推進を図ってまいります。
市民主体の魅力づくりの推進では、官民が連携して若者の就学、就職、定住支援や産業振興を行える体制の構築について、産学官の関係機関等と調査研究を進めてまいります。
魅力的なまちづくりの推進では、中心市街地の民間再開発や住宅転用等の整備を引き続き支援することにより、街なか居住、市街地の活性化を推進するほか、中心市街地における将来目指すべき整備方針の策定に取り組んでまいります。また、新たにオフィスの改装に対する補助を実施するとともに、前橋市創業センターの入居者が中心市街地の空き店舗等を活用して新規出店する場合に改装費用を補助し、街なかの活力向上に努めてまいります。このほか、民間団体等が主体となって街なかで開催するさまざまなイベントを側面から支援し、民主導の活気あるまちづくりを推進してまいります。
次に、6、都市基盤では、人口の減少、少子高齢化に対応した都市基盤を構築し、将来にわたって安全で安心して暮らせるまちづくりを推進いたします。
都市機能の集約と拠点性の向上では、立地適正化計画にかかわる居住誘導区域の指定、計画全体の取りまとめを進めてまいります。また、土地区画整理では、機能的な土地利用や防災機能の向上を目指し、12地区における事業を進めてまいります。
交通ネットワークの充実では、バス交通網の再編に向けた調査、公共交通不便地域における住民主体による地域内交通の導入に向けた検討を行うほか、移動困難者対策としてマイタクを継続実施いたします。
道路整備では、新市建設計画に位置づけられました路線や新市基本計画に基づく富士見地区の幹線道路の整備、舗装の長寿命化修繕計画に基づく幹線道路の補修を実施するほか、歩行者、自転車の交通安全のための施設整備を推進してまいります。
環境配慮型社会の形成では、赤城山の自然環境を保全し、地域振興を図るため、赤城山エコツーリズムを推進するとともに、森林整備や木材の高付加価値化に向けた調査研究を進めてまいります。また、新エネルギーの導入として赤城大沼用水小水力発電事業の整備を進め、発電を開始いたします。
清掃施設では、平成31年度までを期間とする六供清掃工場の延命化工事に引き続き取り組むとともに、荻窪清掃工場の老朽化いたしました基幹設備の計画的な更新に努めてまいります。さらに、新最終処分場の建設に向け、基本構想の策定を進めてまいります。
安全、安心なまちづくりの推進では、地域の防災訓練等での活用を通じて市民の災害への備え、防災意識の向上を図るため、新たに地震体験車を導入いたします。また、災害への対応強化といたしまして、南消防署城南分署の新庁舎建設を進めるほか、西消防署利根分署の建てかえに向けた調査、設計を実施いたします。
水道事業では、水道水の安全、安定給水、そして耐震性の向上を図るため、老朽の鋳鉄管の更新を進めてまいります。
下水道事業では、緊急度の高い重要な下水道管渠の耐震化を計画的に実施するとともに、下水道施設全体の長寿命化を図るため、ストックマネジメント計画における基本計画の策定に引き続き取り組んでまいります。このほか、都市基盤として、住環境の整備では、既設の市営住宅へのエレベーターの設置工事を進めるほか、空き家の活用を促進するため、リフォーム支援や二世代近居・同居住宅支援を引き続き実施いたします。
橋梁の維持では、橋長2メートル以上の全ての橋に加え、老朽化が進む歩道橋につきまして、計画的に点検診断や補修工事を進めてまいります。
公園整備では、総合運動公園の拡張工事や荻窪公園の県道南ゾーンの造成工事を引き続き実施するとともに、嶺公園内への新たな形式の墓地の整備に向けて実施設計を進めてまいります。
これまでの事業のほか、行財政運営の面では、平成28年度から3カ年の行財政改革推進計画に基づき、市有施設の長寿命化等のファシリティーマネジメントの取り組みを進めるとともに、市民課窓口業務の一部民間委託を開始するなど、引き続き効率的で効果的な行財政運営に取り組んでまいります。
また、マイナンバーカードの普及、市民生活の利便性向上を一体的に推進するため、前橋ポイントの周知やマイタクへのマイナンバーカード活用を図るほか、ビッグデータを地域課題の解決につなげる仕組みの調査研究など、情報化の推進にも取り組んでまいります。
以上が予算に盛り込みました主要な施策であります。
本市においては、子育て環境の充実、高齢化に伴う医療、介護等の社会保障費の増加、さらには施設の長寿命化対策や計画しております大型事業に多額な費用が見込まれております。このため、既存事業の廃止、見直し、自主財源の確保の取り組み等を市民の
皆さんのご理解を得ながらさらに進める必要があると考えております。その上で、本市が前橋市らしさを発揮し、さらなる発展が実現できますよう、市民、職員の先頭に立ち、それぞれの施策にしっかりと取り組み、前橋のまちづくりに力を注いでまいります。
議会の皆様におかれましても、引き続き格別なるご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
以上、当初予算案の大要につきましてご説明を申し上げました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
92 【
議長(
三森和也議員)】 引き続き、議案第13号以下について当局の説明を求めます。
93 【財務部長(沼賀良宏)】 議案第13号から第22号までの補正予算議案10件につきまして一括ご説明申し上げます。
補正予算議案とは別に配付いたしました平成29年度前橋市各会計補正予算の概要をごらんいただきたいと思います。表紙をめくっていただきまして、1ページ、2月補正予算の特徴でございますが、1つ目の国の補正予算関連につきましては、2ページに記載のとおり、国の補正予算を活用することとして国に要望しておりまして、1の前倒し事業及び2のTPP対策事業を追加するものでございます。
1の前倒し事業は、平成30年度に実施予定の農業農村整備事業ほか3事業を前倒しするものでございまして、総合運動公園及び小学校特別支援学校の整備につきましては年度内に事業が完了しないことから、平成30年度への繰り越しをお願いするものでございます。
次に、2のTPP対策事業は、野菜振興事業として農業用ハウスの整備に対し補助を行うものでございまして、これにつきましても繰り越しをお願いするものでございます。
1ページにお戻りいただきまして、2つ目にその他として4点記載しております。まず、制度融資の減は、利用実績に伴う預託金の減、次の産業立地推進事業特別会計繰出金は、売り払い予定地の売却が進まなかったため、一般会計から財源不足を補填するものでございます。次の土地区画整理の減は、国庫補助内示等に伴う事業費の減、最後の降雪に伴う除雪経費等の追加は、本年1月及び2月の積雪により市道の除雪等の経費が発生したものでございます。
次に、3ページをごらんいただきたいと思います。各会計補正予算の一覧表でございますが、今回補正をお願いいたしますのは、補正額欄に額の記載のある一般会計以下10会計でございます。
次に、4ページ及び5ページは一般会計補正予算の歳入及び歳出の款別一覧表でございまして、合計欄に記載のとおり、歳入歳出それぞれ37億8,706万1,000円を減額し、補正後の予算規模を1,428億296万9,000円にしようとするものでございます。
次に、6ページをごらんいただきたいと思います。一般会計の歳入でございますが、主な補正項目についてご説明させていただきます。1款市税は、個人市民税は普通徴収から特別徴収への切りかえなどにより減となるものの、法人市民税が企業業績の改善等により追加となるものでございます。
6款地方消費税交付金は、これまでの交付実績等に伴い追加するものでございます。
10款地方交付税は、特別交付税が当初予算の見込みを下回るため、減額するものでございます。
7ページに移りまして、13款使用料及び手数料は、実績に基づく市営住宅使用料の減や、搬入ごみ手数料の減などでございます。
14款国庫支出金は、中ほどに記載の社会資本整備総合交付金の内示額の減が主な減額要因でございます。
17款寄附金は、
ふるさと前橋応援寄附金が見込みを下回ったことによる減などでございます。
18款繰入金は、歳出事業費の減に伴う公共施設等整備基金繰入金の減のほか、産業立地推進事業特別会計の土地売払収入からの繰り入れができなかったことから、減額するものなどでございます。
20款諸収入は、制度融資の預託金の実績見込みによる貸付金元利収入の減などでございます。
21款市債は、道路整備や土地区画整理事業等の実績見込みによる減のほか、国の補正予算を活用した事業の前倒し実施に伴いまして、小学校の校舎改造事業が追加となるものでございます。以上が歳入補正の概要でございます。
続きまして、8ページからは歳出の主な補正項目でございますが、冒頭で申し上げた補正予算の特徴や歳入補正との重複を避けながら、主なものについて説明させていただきます。いずれも基本的には事業費確定等に伴う決算見込みに基づく補正でございます。
初めに、2款総務費でございますが、財産管理事業の減は、産業立地推進事業特別会計からの繰入金が見込めないことによる財政調整基金積立金の減などでございます。
次の点線四角囲いは、繰越明許費の設定でございまして、道の駅計画地の地質調査のおくれから繰り越しをお願いするものでございます。
次の前橋文学館管理運営事業の減は、2カ年で実施する文学館収蔵庫の増築工事の工期見直しに伴い、平成29年度は事業費が減、平成30年度は増となるものでございます。なお、その下の四角囲いのとおり、債務負担行為の変更をあわせてお願いするものでございます。
9ページに移りまして、3款民生費でございますが、上から3つ目の四角囲いの債務負担行為の変更は、福祉作業所の指定管理に係る限度額を変更するものでございます。
次に、下から3つ目の介護保険特別会計繰出金の減は、介護サービス給付費の減に伴うものでございます。
次に、一番下の四角囲いと10ページに記載の2つの四角囲いの繰越明許費は、それぞれ施設整備のおくれから繰り越しをお願いするものでございます。
11ページに移りまして、5款労働費でございますが、四角囲いの繰越明許費は、施設整備のおくれにより繰り越しをお願いするものでございます。
次に、6款農林水産業費でございますが、農業災害支援事業の追加は、昨年10月の台風21号の被災農業者に対し、県と協調して施設復旧や肥料購入等の経費を支援するものでございます。なお、年度内に補助事業が完了しないことから、その下の四角囲いの繰越明許費を設定するものでございます。
12ページに移りまして、四角囲いの2つ目及び3つ目の繰越明許費は、ともに林道整備工事のおくれから繰り越しをするものでございます。
次に、8款土木費でございますが、12ページから14ページにかけまして四角囲いの繰越明許費が道路や土地区画整理、市営住宅等の整備で8件ございますが、予定していた工事のおくれや、年度内の建物移転、用地買収等が完了しないことなどから繰り越しをお願いするものでございます。
次に、14ページの10款教育費でございますが、四角囲いの繰越明許費は、旧赤城山分校の校舎解体工事のおくれから繰り越しをお願いするものでございます。
15ページに移りまして、繰越明許費では、冒頭でご説明申し上げました国の補正予算活用による学校の工事のほか、一番下の四角囲いの文化財調査や、16ページでは前橋工科大学の外装改修工事がございますが、調査業務や工事のおくれに伴い繰り越しをお願いするものでございます。以上が一般会計の補正予算でございます。
続きまして、17ページは国民健康保険特別会計でございます。それぞれ決算見込みに基づき補正や財源の組み替えを行うものでございますが、2款の保険給付費の一般被保険者及び退職被保険者療養給付費の減、7款の共同事業拠出金の高額医療費拠出金や群馬県国保連合会に対する保険財政共同安定化事業拠出金の減などから、合計では28億1,586万4,000円の減となるものでございます。
次に、18ページは後期高齢者医療特別会計でございますが、徴収保険料の増に伴う2款の後期高齢者医療広域連合納付金の追加などから、合計では1億6,945万7,000円の追加となるものでございます。
次に、19ページは競輪特別会計でございますが、3款の売り上げ増加に伴う払戻返還金の追加などから、合計では23億9,606万2,000円の追加となるものでございます。
次に、20ページは農業集落排水事業特別会計でございますが、事業実績による施設管理運営事業の減や、取りつけ管設置事業の減などから、合計では520万7,000円の減となるものでございます。
次に、21ページは介護保険特別会計でございますが、2款の保険給付費のうち、居宅介護サービス給付費を追加する一方で、地域密着型介護サービス給付費や施設介護サービス給付費の減などから、合計では13億294万9,000円の減となるものでございます。
次に、22ページは新エネルギー発電事業特別会計でございますが、2款の前年度繰越金を財源とする一般会計繰出金の追加などから、合計では1,104万4,000円の追加となるものでございます。
次に、23ページは産業立地推進事業特別会計でございますが、2款の土地売払収入の減による一般会計繰出金の減などから、合計では10億2,053万1,000円の減となるものでございます。
24ページに移りまして、水道事業会計は、資本的支出の事務費や施設改良費の減などから、合計では3,783万6,000円の減となるものでございます。
次に、下水道事業会計は、収益的支出の減価償却費や流域下水道管理運営費の減などから、合計では2億7,210万4,000円の減となるものでございます。
以上で補正予算議案10件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
94 【総務部長(関谷仁)】 議案第23号、議案第24号及び議案第25号につきましてご説明申し上げます。
水色の表紙の説明資料の1ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第23号についてでございます。1の改正の理由ですが、公務のために旅行する職員に対して支給する旅費の種類、金額等を見直そうとするものです。
2の主な内容ですが、3点ございます。1点目は、旅費の種類のうち日当を廃止し、新たに旅行雑費を設け、旅行中の日数に応じ、1日当たりの定額により支給するものです。
2点目は、宿泊料の額は現に支払った宿泊料の額によることとするものでございます。
3点目は、旅行雑費の額及び宿泊料の上限額を表に記載のとおり定めようとするものでございます。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものです。
4の附則で改正する条例ですが、前橋市実費弁償条例及び前橋市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例について、前橋市職員等の旅費に関する条例を引用する規定に関し、所要の改正を行うものでございます。
次に、3ページの議案第24号についてでございます。1の改正の理由ですが、群馬大学医学部附属病院とのドクターカーの運用開始に対応するため、消防職員の定数を改めようとするものでございます。
2の内容ですが、消防職員の定数を現行の405人から406人に改めるものでございます。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものです。
次に、5ページの議案第25号についてでございます。1の改正の理由ですが、地方独立行政法人法の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
2の内容ですが、条例の趣旨を定める規定において、地方独立行政法人法の引用条項を改めるものでございます。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
95 【福祉部長(松井英治)】 続きまして、議案第26号及び議案第27号につきましてご説明申し上げます。
先ほどの説明資料の7ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第26号についてでございます。1の改正の理由ですが、市立第四保育所及び市立総社保育所の民営化に伴い、所要の改正を行おうとするものです。
2の内容ですが、別表第1から市立第四保育所及び市立総社保育所を削るものです。
3の施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものです。
次に、9ページの議案第27号についてでございます。1の改正理由ですが、2点ございます。1点目は、介護保険法の改正により創設される介護医療院、こちらは要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者に対し、療養上の管理、看護、介護、機能訓練、その他必要な医療、日常生活上の世話を行うことを目的とする施設になりますが、この介護医療院の開設の許可等を申請する者から徴収する手数料の額を定めようとするものです。
2点目は、指定介護予防サービス事業の一部が介護予防・生活支援サービス事業、いわゆる総合事業である第1号事業に移行し、その経過措置が終了することに伴い、所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容ですが、1点目は、手数料を徴収する事務及び金額に介護医療院の開設許可の申請に対する審査及び介護医療院の変更の許可の申請に対する審査の手数料を表に記載のとおり加えるものです。
2点目は、指定介護予防サービス事業者及び第1号事業を行う者等の指定の申請を同時に行う場合の取り扱いを定める規定のうち、第1号事業に移行する指定介護予防サービス事業に係る規定を削るものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を10ページに掲載させていただきましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上です。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
96 【健康部長(塚越弥生)】 議案第28号、議案第29号及び議案第30号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の12ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第28号についてでございます。1の改正の理由ですが、国民健康保険法等の改正により国民健康保険の財政運営が都道府県単位となることにあわせまして、本市の国民健康保険運営協
議会の委員の定数を見直そうとするものです。
2の主な内容ですが、前橋市国民健康保険運営協
議会の委員のうち、被保険者を代表する委員、保険医または保険薬剤師を代表する委員及び公益を代表する委員の定数をそれぞれ現行の6人から4人とするものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものです。
次に、14ページの議案第29号についてでございます。1の改正の理由ですが、2点ございます。1点目は、国民健康保険法等の改正によりまして国民健康保険の財政運営が都道府県単位となることに伴い、本市の国民健康保険特別会計において負担する国民健康保険事業費納付金の納付に要する費用、財政安定化基金拠出金の納付に要する費用、その他の国民健康保険事業に要する費用に充てるため、医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の税率及び軽減額を改めるとともに、所要の改正を行おうとするものです。
2点目は、刑事施設等に収容され、療養の給付等の制限を受けている者に係る国民健康保険税の減免の申請を行う場合の取り扱いを見直すため、所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容ですが、1点目は、医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の税率及び軽減額を表に記載のとおりそれぞれ改めようとするものです。
2点目は、刑事施設等に収容され、療養の給付等の制限を受けている者に係る国民健康保険税の減免を受けようとする者は、その事由を記載した申請書に当該減免の対象となることを証明する書類を添えて市長に提出しなければならないこととするものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものです。
次に、22ページの議案第30号についてでございます。1の改正の理由ですが、高齢者の医療の確保に関する法律の改正により後期高齢者医療の住所地特例が見直されたことに伴いまして、所要の改正を行おうとするものです。
2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、前橋市後期高齢者医療に関する条例につきまして、本市が後期高齢者医療保険料を徴収すべき被保険者に、国民健康保険法に規定する住所地特例の適用を受けていた本市の国民健康保険の被保険者で、高齢者の医療の確保に関する法律第55条の2の規定により住所地特例の適用が継続された者を加えるものです。
2点目は、前橋市福祉医療費の支給に関する条例につきまして、1点目により本市が後期高齢者医療保険料を徴収すべき被保険者に加える者のうち、本市の重度心身障害者等の認定を受けている者につきまして、引き続き福祉医療費の支給対象者とするものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を23ページに掲載させていただきましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
97 【環境部長(永井尚宏)】 議案第31号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の26ページをごらんいただきたいと思います。1の改正理由ですが、2点ございます。1点目は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正により、2以上の事業者による産業廃棄物の処理にかかわる特例の認定制度が新設されることに伴い、当該特例の認定等を申請する者から徴収する手数料の額を定めようとするものです。
2点目は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、使用済み自動車破砕業の事業範囲の変更許可を申請する者から徴収する手数料の額を見直そうとするものです。
2の主な内容ですが、1点目は、一体的な経営を行うものと認められる2以上の事業者がそれらの産業廃棄物の収集、運搬または処分を一体として実施しようとする場合の特例の認定の申請及び認定を受けた者の認定事項の変更認定の申請に対する審査にかかわる手数料の額を定めるものです。
2点目は、使用済み自動車の再資源化等に関する法律の破砕業の許可を受けた者がその事業の範囲を変更しようとするときに行う変更の許可申請に対する審査にかかわる手数料の額について引き下げるものです。
3の施行期日につきましては、改正法令の施行日である平成30年4月1日とするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
98 【建設部長(加藤裕一)】 議案第32号及び議案第33号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の28ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第32号についてでございます。1の改正の理由ですが、群馬総社駅利用者の利便性の向上及び同駅周辺の交通渋滞の緩和を図るため、所要の改正を行おうとするものです。
2の内容ですが、群馬総社駅前駐車場の一日駐車の駐車料金について、入場後20分まで無料とするものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものです。
次に、30ページの議案第33号についてでございます。1の改正の理由ですが、2点ございます。1点目は、都市公園法の改正に伴い、公園施設の設置基準の特例を追加しようとするものです。
2点目は、都市公園法施行令の改正に伴い、都市公園に占める運動施設の割合の上限を定めようとするものです。
2の内容ですが、3点ございます。1点目は、設置基準の特例が認められる施設として、公募対象公園施設、こちらは民間事業者による公共還元型の収益施設の設置管理制度、いわゆる公募設置管理制度を活用して設置または管理される飲食店、売店等をいいますが、こちらに加え、その建蔽率の上限を10%とするものです。
2点目は、休養施設等に該当しない公募対象公園施設のみを設置する場合、公募対象公園施設について上乗せされた建蔽率に屋根つき広場等の建蔽率及び仮設公園の建蔽率をさらに上乗せすることができるものです。
3点目は、都市公園の敷地面積に占める運動施設の敷地面積の総計の割合の上限を50%とするものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
なお、本議案に係る参考資料を31ページに掲載させていただきましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
99 【消防局長(清水岳)】 議案第34号 前橋市手数料条例の改正についてご説明申し上げます。
33ページをごらんいただきたいと思います。まず、1の改正の理由についてでございます。地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、特定屋外タンク貯蔵所の設置許可等を申請する者から徴収する手数料の額を見直そうとするものです。
2の内容についてでございますが、特定屋外タンク貯蔵所の設置許可申請に対する審査等に関する手数料の額について、(1)から35ページに記載してあります(9)までの施設について改正するものでございます。
3の施行期日についてでございますが、平成30年4月1日とするものです。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
100 【指導担当次長(林恭祐)】 議案第35号につきましてご説明申し上げます。
説明資料の41ページをごらんいただきたいと思います。1の廃止の理由でございますが、中央公民館における事業を見直し、市民講座開設事業及びその手数料を廃止しようとするものでございます。
2の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
101 【総務部長(関谷仁)】 議案第36号及び議案第37号につきましてご説明申し上げます。
白い表紙の予算議案を除く第1次送付分とございます議案書の19ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第36号についてでございます。本件は、包括外部監査を実施するに当たり、外部監査人と包括外部監査契約を締結したいので、
地方自治法第252条の36第1項の規定により、
議会の議決を求めるものです。
1の契約の目的につきましては、包括外部監査契約に基づく監査及び監査の結果に関する報告を行わせようとするものです。
2の契約の始期については、平成30年4月1日とし、3の契約の金額については1,100万円を上限とするものです。
4の費用の支払い方法については、監査の結果に関する報告後に一括払いとし、契約の定めるところにより概算払いをすることができるものとするものです。
5の契約の相手方ですが、公認会計士の山崎賢治さんに監査をお願いするものでございます。
次に、20ページの議案第37号についてでございます。本件は、公立大学法人前橋工科大学の定款を次の21ページに記載の別紙、公立大学法人前橋工科大学の定款の一部を改正する定款により変更することについて、地方独立行政法人法第8条第2項の規定に基づき
議会の議決を求めるものでございます。
変更の概要につきましては、恐れ入りますが、水色の表紙の説明資料の42ページをごらんいただきたいと思います。1の変更の理由ですが、地方独立行政法人法の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
2の主な内容ですが、2点ございます。1点目は、公立大学法人前橋工科大学の監事の職務及び権限に関する事項に、アとして、法人の業務を監査するときは、市の規則で定めるところにより監査報告を作成しなければならないこと、イとして、役員及び職員に対して事務及び事業の報告を求め、または法人の業務及び財産の状況の調査をすることができること、ウとして、法人が地方独立行政法人法の規定による認可等に係る書類等を市長に提出しようとするときは、当該書類等を調査しなければならないことを加えるものです。
2点目は、監事の任期をその任命後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものについての財務諸表の承認の日までに延長するものです。
3の施行期日につきましては、平成30年4月1日とするものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
102 【福祉部長(松井英治)】 議案第38号につきましてご説明申し上げます。
予算議案を除く第1次送付分とございます白い表紙の議案書の22ページをごらんいただきたいと思います。前橋市子育てひろばの指定管理者につきまして、公募によらない選定により特定非営利活動法人まえばし保育ネットワークを指定することにつきまして
議会の議決を求めるものでございます。
指定管理者の指定期間につきましては、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの1年間とするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
103 【建設部長(加藤裕一)】 議案第39号及び議案第40号につきましてご説明申し上げます。
議案書の23ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第39号についてでございます。土地区画整理事業、道路整備事業等により整備され、引き継ぎの完了した24ページから26ページ記載の道路65路線を新たに市道として認定することについて
議会の議決を求めるものです。
次に、50ページの議案第40号についてでございます。土地区画整理事業、民間開発等により不用となりました51ページに記載の市道24路線の廃止について
議会の議決を求めるものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
104 【
議長(
三森和也議員)】 以上で議案第1号以下40件に対する説明は終わりました。
105 ◎ 休 会 の 議 決
【
議長(
三森和也議員)】 お諮りいたします。
議事の都合により、あす3月1日から5日までの5日間は休会したいと思います。これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
106 【
議長(
三森和也議員)】 ご
異議なしと認めます。
よって、あす3月1日から5日までの5日間は休会することに決まりました。
107 ◎ 散 会
【
議長(
三森和也議員)】 以上で本日の
日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。
(午後2時51分)
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