次に、同じく専決処分として、滞納家賃の支払い、市営住宅の明け渡し及び損害金の支払いを求める訴えの提起について報告がありました。以上でございます。
5 ◎ 日 程 報 告
【議長(
町田徳之助議員)】 本日の議事は、議事日程第1号により進めます。
6 ◎ 議 席 の 指 定
【議長(
町田徳之助議員)】 日程第1、議席の指定を行います。
議席は、ただいまご着席の議席を指定いたします。
7 ◎ 会 期 の 決 定
【議長(
町田徳之助議員)】 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月25日までの24日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
8 【議長(
町田徳之助議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日から9月25日までの24日間と決まりました。
9 ◎
会議録署名議員の指名
【議長(
町田徳之助議員)】 日程第3、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員には、19番 石塚武議員、20番
阿部忠幸議員、21番 笠原久議員、以上3名を指名いたします。
10 ◎ 議 案 上 程
【議長(
町田徳之助議員)】 日程第4、市長より送付を受けた議案第84号から第123号まで、以上40件を一括議題といたします。
11 ◎ 提案理由の説明
【議長(
町田徳之助議員)】 ただいま上程いたしました議案第84号以下40件について当局の説明を求めます。
初めに、議案第84号から第93号まで、以上10件の平成25年度前橋市各
会計決算認定について市長の説明を求めます。
12 【市長(山本龍)】 ただいま上程されました議案第84号から第93号にわたります平成25年度各会計決算につきまして、その大要をご説明いたします。
平成25年度は国の経済政策を考慮しつつ、重点施策等への予算の集中配分、
サマーレビューを踏まえました事業の再点検を基本に、前例踏襲の見直しと、今ある資源の積極的な活用による新しい価値観の創出に努めてまいりました。また、将来都市像、生命都市いきいき前橋の実現に向け、本市全体に活力が行き渡り、力強く歩むことができるよう努めてきたところでございます。
さて、平成25年度の我が国の経済は大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略による一体的な取り組みの政策効果から、消費等の内需を中心として景気回復の動きが広がりました。また、企業収益の増加から設備投資が持ち直し、雇用、所得環境が改善している中、景気は緩やかな回復基調が続いております。
こうしたことから、本市の財政状況は法人市民税などの市税は増収となりましたが、引き続き厳しい状況にあり、限られた財源の選択と集中による予算の重点配分により、第六次総合計画、
新市建設計画、
新市基本計画の着実な具現化を進めてまいりました。この結果、平成25年度の
一般会計決算額は歳入総額が1,412億7,012万円、歳出総額が1,375億1,197万円となりました。
歳入歳出差引額は37億5,815万円で、平成26年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支は27億7,397万円の黒字となりました。このうち15億円を地方財政法の規定に基づき、
決算剰余金処分として
財政調整基金へ積み立てを行いました。
次に、歳入の主な内容についてご説明を申し上げます。初めに、市税収入ですが、個人市民税は雇用の回復による給与収入等の増により、前年度と比べ約1億7,000万円の増額となり、法人市民税は業績改善による企業収益の増加から約12億6,000万円の大幅な増額となりました。また、固定資産税は、新増築家屋分の増加により、前年度と比べて約1億8,000万円の増額となるなど、市税全体では約18億2,000万円増の522億2,000万円余りとなりました。譲与税、交付金関係では、
配当割交付金や
株式等譲渡所得割交付金などの増額により、約2億3,000万円の増となった一方で、地方交付税は普通交付税の減額により、約1億3,000万円の減となりました。
国庫支出金では、地域の
元気臨時交付金や
学校施設環境改善交付金の増額などにより、約13億5,000万円の増となりましたが、県支出金は
緊急雇用創出事業補助金や群馬県
ワクチン接種緊急促進基金事業補助金の減額など2億9,000万円の減となりました。寄附金につきましては、
教育振興寄附金や
財団法人寄附金などがあったことにより、1億8,000万円の増となりました。
繰入金につきましては、減債基金や住民生活に光をそそぐ基金などの取り崩しの減により、約1億2,000万円の減となりました。
市債につきましては、
土地開発公社の解散に伴い、新たに約44億円の第三
セクター等改革推進債を発行したことや、
臨時財政対策債が約6億円の増となったことから、前年度の発行額を約40億6,000万円上回りました。この結果、一般会計の市債残高は、平成25年度末で1,502億円余りとなり、このうち通常債の残高は臨時的な第三
セクター等改革推進債の発行額がその他の通常債の発行縮減額を上回ったことから、前年度に比べ約5億円増の991億円余りとなりました。
次に、歳出の主な事業の実施状況について、第六次総合計画の主要6分野ごとにご説明いたします。初めに、1の快適で暮らしやすいまちづくりでは、市民の皆さんが暮らしやすく、住みやすい、安全で安心なまちづくりを目指し、
都市基盤整備や消防、防災機能の強化などに取り組みました。
生活密着型の公共事業である
土地区画整理事業では、13地区の事業進捗を図るとともに、引き続き南部拠点地区の
組合施行事業への支援を行いました。住環境の整備では、老朽化した南橘町第五団地NB棟の建てかえを進めるとともに、
既設市営住宅の
給水ユニット改修工事やエレベーターの設置工事を計画的に実施しました。
道路整備では、
新市建設計画及び
新市基本計画に基づく幹線道路の整備を進めたほか、通学路の安全対策、道路環境の安全性、快適性を高めるため、市民生活に密着した狭隘道路の整備を進めました。
消防、防災機能の強化では、
メール配信システムの拡充と
メールマガジン等との一元化を実施し、防災、気象情報の利便性の向上を図りました。また、
ESCO事業による防犯灯のLED化により、省電力の推進と経費の縮減並びに自治会負担の軽減を図りました。さらに、高
機能通信指令システムと連動した消防救急無線のデジタル化や高規格救急車の整備を進めました。
水道事業では、
三夜沢簡易水道、湯之沢小水道を水道事業に統合し、安全、安定供給の強化を図ったほか、
宮城地区柏倉二本木浄水場へ
紫外線照射装置を整備するなど、水質保全にも努めました。
下水道事業では、公共用水域の水質保全に向けた合流式下水道の改善を図るため、雨水滞水池や雨天時沈殿池の建設を進めました。
次に、2の恵み豊かな自然と共生するまちづくりですが、循環型社会の形成に向けた取り組みでは、可燃ごみの減量化を推進するため、引き続き全市域での古紙分別収集を実施したほか、ごみの適正排出に向けた取り組みとして、事業所ごみの
不適切処理防止のため
巡回パトロール等を実施し、中心市街地の環境美化を進めました。また、公共用水域の水質保全と
汚水処理普及率の向上を図るため、単独浄化槽から
合併処理浄化槽への転換に対する助成を拡充いたしました。
新エネルギーの導入や省エネルギーの推進に向けた取り組みでは、
住宅用太陽光発電装備や高
効率給湯器等の設置に対する補助を継続したほか、新たに特別会計を設置し、本市が実施する
太陽光発電事業等の収支の明確化を図るとともに、収益を基金に積み立て、市民への還元を図ることといたしました。
災害廃棄物対策では、災害廃棄物の広域処理に当たり、六供清掃工場や最終処分場での
放射性物質等の検査のほか、水処理施設へ
放射性物質除去装置を設置し、安全対策の向上による市民不安の解消に努めました。
新市建設計画に位置づけられました公園整備では、
大胡足軽グラウンド、茂木公園及び膳城跡公園の整備工事が完了し、本年4月から供用を開始いたしました。
次に、3の個々が光り輝くまちづくりですが、市民皆さんの健康増進に向けた取り組みでは、がん検診を初めとする各種検診の完全無料化を継続し、受診者の負担軽減と受診率の向上に努めました。
予防接種事業では、平成25年度から
定期予防接種となったヒブワクチンや
小児用肺炎球菌ワクチンなどの接種費用の無料化を継続したほか、おたふく風邪と
水痘予防接種の助成対象年齢の下限をこれまでの2歳から1歳に引き下げました。
児童福祉では、新たに就学前の発達障害またはその傾向への気づきを支援する5歳児就学前健診モデル事業や病児を
済生会前橋病院付設の専用施設、おひさまの家で一時的に預かる
病児保育事業を開始したほか、私立幼稚園に第3子以降を通園させる場合、保育料の一層の軽減化を図るなど、子育て支援をさらに拡充いたしました。
高齢者福祉では、第5期
スマイルプランに基づき、
特別養護老人ホームの整備を推進いたしました。
障害者福祉では、
障害者相談支援事業所を6カ所から8カ所に、また障害児の
放課後児童クラブである
心身障害児集団活動・訓練事業所を2カ所から5カ所に拡充し、障害児者の支援の充実を図りました。
国民健康保険では、
医療給付費分の税率改正を実施するとともに、一般会計からの繰出金により
国民健康保険財政の安定化を図りました。
次に、4の地域資源を活かした活力あるまちづくりですが、商工業振興では
中小企業振興基本条例を制定したほか、特別融資や設備資金融資などの制度融資により、中小企業を資金面から支援いたしました。また、研究シーズと企業ニーズをマッチングする
産学官金連帯フェスタを開催したほか、
前橋工科大学と共同研究を実施した中小企業を対象に共同研究費用を助成するなど、産学官連携の推進を図りました。
雇用対策では、新たに特例子会社を設立した企業に対し、初期費用の一部助成を開始したほか、入社3年以内の若手社員を対象とした研修セミナーを開催し、職場への定着化を推進しました。
中心市街地のにぎわい創出では、新たに
まちなか再生室を設置し、関係団体との連携強化による地域の活性化に努めました。また、商店街街路灯の
LED化改修に対する市独自の助成を新たに創設し、商店街の負担軽減を図りました。
農業振興では、6次産業化を推進するため、
農産物加工施設の整備などへの継続支援を行ったほか、新たに
販売戦略モデル事業などを実施し、農畜産物の販路拡大を支援いたしました。
有害鳥獣駆除対策では、新たに
鳥獣被害対策実施隊を組織するとともに、捕獲奨励金を拡充し、有害鳥獣の捕獲促進と各種被害の軽減に努めました。
観光振興では、赤城山の観光振興に取り組む団体支援の継続や
参加型トレジャーハンティングゲームなど、新たな
まち歩き観光の開発や多様なメディアを活用した観光情報の積極的な発信に努めました。
次に、5の豊かな心を育むまちづくりですが、社会教育では、各公民館で各種講座を開催するとともに、中央公民館で実施している明寿大学では、地域活動につながる特別講座を新設し、学習内容の拡充を図りました。
図書館では、新富士見分館の建設工事が完了し、本年2月に開館したほか、講演会や原画展などを開催するなど、市民や子供の読書活動の推進に努めました。
青少年の健全育成では、新たに
いじめ対策室を設置し、スクールソーシャルワーカーを配置いたしました。また、インターネット上のいじめ防止や早期発見のため、
ネットパトロール事業を開始するなど、社会問題化するいじめ問題への対応を強化いたしました。
学校教育では、
前橋マイタウンティーチャーや
特別支援学級介助員を増員し、きめ細かな指導による基礎学力の向上と特別な支援を必要とする児童生徒への支援、教職員の多忙感の解消に努めました。
教育施設の整備では、小中学校の校舎、体育館の大規模改修や耐震化を進めるとともに、
新市建設計画に位置づけられた宮城小学校の
体育館改築工事や粕川小学校の
木造校舎改築工事、さらには第五中学校の
校舎等改築工事に着手いたしました。
昨年4月に
公立大学法人に移行した
前橋工科大学につきましては、大学運営に必要な経費の交付や
産学官連携事業を推進するなど、大学が地域の大学法人として地域社会に貢献できるよう支援を行いました。
スポーツの振興では、
シティマラソンの
フルマラソン化に向けた準備を進め、本年4月に第1回前橋・
渋川シティマラソンとして盛大に開催したほか、全国規模のスポーツ大会の誘致に向けた取り組みを進めました。
文化財の保護、活用では、臨江閣別館の
耐震補強工事等の実施設計に着手するとともに、阿久沢家住宅の環境整備を行いました。
文化振興では、昨年10月に開館したアーツ前橋の
プレオープン事業や
開館記念事業を実施したほか、本市の今後の文化振興の基本理念を定める
文化振興条例の制定に向けた取り組みを進めるとともに、歴史文化遺産の活用に関する各種調査等を実施いたしました。
次に、6の市民協働のまちづくりですが、地域活動の推進では、
自治会一括交付金制度を創設し、これまで使途を定めて自治会へ交付していた各種交付金や補助金の一部を統合し、一括交付することにより、各自治会の判断や優先度に応じて活用できるようにするなど、自治会活動の活性化と負担軽減に努めました。
また、
地域づくり推進事業では、引き続き推進地区22地区の活動に対して支援を行いました。
自立性の高い行財政運営では、市民ニーズに即した質の高い行政サービスの提供に努めるとともに、新たな
行財政改革推進計画に基づき、一層の行財政改革の推進に努めました。
以上が平成25年度に取り組んだ主な施策でございます。
最後に、決算に基づく
各種財務指標につきましては、財政力指数や財政構造の弾力性を示す経常収支比率などの各種指標は改善傾向にありますが、一般会計の市債残高は増加するなど、引き続き厳しい財政状況にあります。今後も本市を取り巻く環境は、人口減少と少子高齢化の進展を初めとする社会情勢の変化に伴い、社会保障費などの義務的経費の増加が避けられない厳しい状況が見込まれます。さらには、合併特例措置の終了に伴う地方交付税の段階的な減額措置が平成27年度から開始されます。こうした厳しい財政状況下においては、これまで以上に限られた財源を最大限効率的かつ効果的に活用し、バランスのとれた行財政運営に努めていく必要があります。引き続き市債残高の縮減や市民の目線に立った行財政改革を着実に推進するとともに、県都前橋の再生に向け、新しい価値観とスピード感を持って、職員の先頭に立ち、全力で市政運営に努めてまいります。
以上で平成25年度各会計決算の大要の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
13 【議長(
町田徳之助議員)】 引き続き議案第94号以下30件について当局の説明を求めます。
14 【財務部長(福田清和)】 議案第94号から議案第98号までにつきましてご説明申し上げます。
白い表紙の第1次送付分とございます議案書の11ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第94号についてでございます。
前橋工業団地造成組合につきましては、平成26年3月31日をもって解散をいたしましたが、群馬県知事と前橋市長の間で締結いたしました事務承継等に関する協議書に基づきまして、組合の解散に伴う決算に関する事務は前橋市が承継したことから、
地方自治法施行令第5条第3項の規定に基づき、監査委員の意見をつけて議会の認定を求めるものでございます。
次に、議案書とは別に配付してございます平成25年度
前橋工業団地造成組合会計決算書の1ページをごらんいただきたいと思います。平成25年度
前橋工業団地造成組合歳入歳出決算でございますが、歳入決算額42億2,346万8,734円、歳出決算額37億7,714万6,153円で、
歳入歳出差し引き残額は4億4,632万2,581円となり、全額を前橋市の
産業立地推進事業特別会計へ引き継ぎいたしました。
なお、2ページ以降の決算の詳細につきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。また、主要な施策の成果につきましては、別冊で配付してございます平成25年度
前橋工業団地造成組合会計決算に関する報告書をごらんいただきたいと思います。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
次に、議案第95号から第97号までの補正予算3件につきましてご説明申し上げます。議案書とは別に配付いたしました平成26年度前橋市各
会計補正予算の概要という資料の1ページをごらんいただきたいと思います。今回の補正予算の特徴点を記載しております。1つ目の
大河ドラマ花燃ゆ関連事業費の追加は、放映に合わせまして本市の観光振興や地域経済の活性化等を目的といたしまして、諸事業を実施するものでございまして、県庁昭和庁舎での
大河ドラマ館開設や観光ガイドの配置、
街なか回遊バスの運行、歴史的、文化的価値の高い建造物の
ライトアップ等を行おうとするものでございます。
なお、2ページに
花燃ゆ関連事業費の一覧表を記載いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。
次に、特徴点2つ目の新規事業、
介護保険施設整備事業は、平成27年度に予定しておりました
特別養護老人ホームの整備工事が今年度に前倒しになったことなどから、整備費の一部及び
介護保険施設の開設準備経費の一部を補助するものでございます。
次の新規事業、
児童クラブ開設時間
延長支援事業補助金は、
放課後児童健全育成事業を行う公設、
民間児童クラブに対して、新たに指導員の安定的確保のための一時金等、賃金上乗せ分を補助するものでございます。
次に、
予防接種事業の追加は、本年10月からの水痘ワクチン及び
高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種化に伴いまして、医師会への接種委託料を追加するものでございます。
次に、
大雪被災住宅復旧支援金でございますが、2月の大雪で破損した家屋等の復旧支援金については、平成25年度からの
繰越明許費予算で対応しているところでございますが、申請件数の大幅増に伴い、予算を増額するものでございます。
最後の新規事業、
下増田公共用地暫定活用整備に伴う実施設計は、
下増田公共用地の
サッカーグラウンド整備構想に基づきまして実施設計を行うものでございます。以上が今回の補正予算の特徴的な内容でございます。
続きまして、3ページをごらんいただきたいと思います。各
会計補正予算の一覧表でございますが、今回補正をお願いいたしますのは一般会計、
国民健康保険特別会計及び
介護保険特別会計の3会計でございます。
次に、4ページ及び5ページをごらんいただきたいと思います。一般会計の
歳入歳出補正予算款別一覧表でございます。一番下の合計欄に記載のとおり、歳入歳出それぞれ12億3,072万7,000円を追加し、補正後の予算規模を1,540億4,037万7,000円にしようとするものでございます。
次に、6ページをごらんいただきたいと思います。一般会計の歳入の主な補正項目を記載してございます。初めに、13款使用料及び手数料は、決算見込みに基づく道路、準用河川占用料及び公共物使用料の追加と議案第99号として提出させていただいております条例議案に基づき、旧市立前橋高校第2体育館を公の施設に位置づけ、日吉体育館として供用を開始することに伴い、体育施設使用料の追加をするものでございます。
14款国庫支出金でございますが、国庫負担金は母子生活支援施設への入所者の増による委託料の追加に伴い、措置費負担金を追加するものでございます。また、国庫補助金は国のがんばる地域交付金を新たに見込むとともに、地域密着型サービス施設の開設、建設補助に当たり、地域介護・福祉空間整備等施設交付金を追加するほか、補助事業の内示に伴う交付金の整理を行うものでございます。
15款県支出金でございますが、県補助金は申請件数の増に対応するための
合併処理浄化槽設置補助金の追加及び介護人材確保のための地域人づくり事業等に伴う
緊急雇用創出事業補助金の追加でございます。また、委託金は法律の施行による対象特定疾患の増加に伴い、事務委託金を追加するほか、群馬県からの委託を受けて、新たに確かな学力研究校推進事業及び英語教育強化地域拠点事業を実施するための委託金を見込むものでございます。
16款財産収入は、土地開発基金で所有している土地を一般会計で引き取りをした後に、道路事業の代替地として売却しようとするものでございます。
17款寄附金でございますが、
教育振興寄附金は臨江閣の門扉改修のための寄附金でございまして、臨江閣整備の延期に伴い、当面教育振興基金に積み立てるものでございます。図書資料整備事業寄附金は、児童図書を購入するための寄附金を受け入れたものでございます。
18款繰入金は、
財政調整基金繰入金を初め、各基金についてその設置目的に沿って活用するため、取り崩しの追加を行うものでございます。
19款繰越金は、平成25年度決算による繰越金を追加するものでございます。
7ページに移りまして、20款諸収入でございますが、水道局との共同工事に係る道路整備負担金を追加する一方で、富士見中テニスコートに係るスポーツ振興くじ助成金を内示額に合わせて減額するほか、日本スポーツ振興センター災害給付金を追加するものでございます。また、
土地開発公社の清算結了に伴う残余財産受入金を追加するほか、新たに平成27年1月から運行予定の花燃ゆバス運行運賃収入を見込むものでございます。
3の施行期日につきましては、2の(1)につきましては平成27年4月1日、2の(2)につきましては平成27年1月1日とするものでございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
20 【総務部長(中島克人)】 議案第113号から議案第119号までにつきましてご説明申し上げます。
白い表紙の第1次送付分とございます議案書の168ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第113号についてでございます。荒砥中学校体育館改築建築工事につきましては、平成26年7月22日に3社による条件つき一般競争入札を行った結果、4億3,524万円で立見・小林荒砥中学校体育館建設工事特定建設工事共同企業体が落札しましたので、同企業体と工事請負契約を締結しようとするものです。なお、工事内容等につきましては、議案書に記載のとおりです。
次に、169ページの議案第114号についてでございます。第五中学校校舎ほか改築建築工事につきましては、平成25年9月11日に議会の議決を経て、佐田・立見・宮下第五中学校建築特定建設工事共同企業体と17億9,550万円で工事請負契約を締結しましたが、国が平成26年2月1日付で公共工事設計労務単価を改定したことに伴い、本市でもインフレスライド条項を適用し、契約金額を1,057万3,200円増額し、18億607万3,200円とする変更契約を締結しようとするものです。
次に、171ページの議案第115号についてでございます。第五中学校校舎ほか改築電気設備工事につきましては、平成25年9月11日に議会の議決を経て、利根・双和第五中学校電気特定建設工事共同企業体と1億2,810万円で工事請負契約を締結しましたが、国が平成26年2月1日付で公共工事設計労務単価を改定したことに伴い、本市でもインフレスライド条項を適用し、契約金額を223万5,600円増額し、1億3,033万5,600円とする変更契約を締結しようとするものです。
次に、173ページの議案第116号についてでございます。第五中学校校舎ほか改築機械設備工事につきましては、平成25年9月11日に議会の議決を経て、和田・中央第五中学校機械特定建設工事共同企業体と1億7,955万円で工事請負契約を締結しましたが、国が平成26年2月1日付で公共工事設計労務単価を改定したことに伴い、本市でもインフレスライド条項を適用し、契約金額を104万7,600円増額し、1億8,059万7,600円とする変更契約を締結しようとするものです。
次に、175ページの議案第117号についてでございます。前橋市消防団において使用する消防救急デジタル無線用受令機につきましては、平成26年7月10日に2社による指名競争入札を行った結果、2,102万7,600円でアイコム株式会社東京営業所が落札しましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものです。
次に、176ページの議案第118号についてでございます。前橋市消防局において使用する消防救急デジタル無線機器につきましては、平成26年7月17日に1社による見積もり合わせを行った結果、1億6,308万円で日本電気株式会社群馬支店が採用となりましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものです。
次に、177ページの議案第119号についてでございます。市立図書館東分館において使用する書架等につきましては、平成26年7月10日に26社による指名競争入札を行った結果、9社が応札し、2,318万7,600円で株式会社春木堂が落札しましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものでございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
21 【文化スポーツ観光部長(靜知明)】 議案第120号についてご説明を申し上げます。
議案書の178ページをごらんいただきたいと思います。前橋市日吉体育館の管理につきまして、公募によらず一般財団法人前橋市文化スポーツ振興財団を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。指定管理者の指定の期間は、平成26年11月1日から平成29年3月31日までの2年4カ月とするものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
22 【産業経済部長(岩佐正雄)】 議案第121号及び議案第122号につきましてご説明申し上げます。
議案書の179ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第121号についてでございます。本件は、産業立地のための用地として売り払いを行おうとするものでございます。場所につきましては、五代南部工業団地の区域内で、前橋市五代町1009番4、面積は1万4,187.89平方メートル、売り払い予定価格は2億3,580万9,237円でございます。契約の相手方は、既に五代南部工業団地内に1カ所工場を有します富士化学株式会社代表取締役、中村佳子です。
次の180ページをごらんいただきたいと思います。位置図の中で網かけをしている区域が売り払い予定の土地でございます。
次に、181ページの議案第122号についてでございます。本件も議案第121号と同様、産業立地のための用地として売り払いを行おうとするものでございます。場所につきましては、五代南部工業団地の区域内で、前橋市五代町1047番2、面積は2万2,001.76平方メートル、売り払い予定価格は3億4,686万1,378円でございます。契約の相手方は、東京都新宿区に本部を置きます軽自動車検査協会理事長、中山寛治です。
次の182ページをごらんいただきたいと思います。位置図の中で網かけをしている区域が売り払い予定の土地でございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
23 【教育次長(中島實)】 議案第123号につきましてご説明申し上げます。
議案書の183ページをごらんいただきたいと思います。本件につきましては、前橋市立大胡中学校用地のうち、これまで賃貸借契約により借用しておりましたテニスコート用地について買い入れ、学校施設の安定化を図ろうとするものです。場所につきましては、前橋市堀越町1117番1ほか1筆、面積は7,678平方メートル、買い入れ予定価格は9,904万6,000円でございます。契約の相手方は、山口玉枝さんです。
次の184ページをごらんいただきたいと思います。位置図の中央に前橋市立大胡中学校が位置しておりまして、この東側の網かけとなっている用地が今回買い入れ予定の土地でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
24 【議長(
町田徳之助議員)】 以上で議案第84号以下40件に対する説明は終わりました。
25 ◎ 休 会 の 議 決
【議長(
町田徳之助議員)】 お諮りいたします。
議事の都合により、あす3日から8日までの6日間は休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
26 【議長(
町田徳之助議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、あす3日から8日までの6日間は休会することに決まりました。
27 ◎ 散 会
【議長(
町田徳之助議員)】 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。
(午後2時11分)
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