• 雨水貯留管(/)
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  1. 前橋市議会 2012-09-04
    平成24年第3回定例会(第1日目) 本文 開催日: 2012-09-04


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              ◎ 開       会                                        (午後0時56分) 【議長(関本照雄議員)】 これより平成24年第3回前橋市議会定例会を開会いたします。 2              ◎ 開       議 【議長(関本照雄議員)】 直ちに本日の会議を開きます。  本日の欠席通告者は、26番、茂木正己議員、32番、岡田行喜議員です。 3              ◎ 諸 般 の 報 告 【議長(関本照雄議員)】 議事日程に入る前に、事務局長から諸般の報告をいたします。 4 【事務局長(高井智子)】 ご報告申し上げます。  初めに、市長から本日付で、今期定例会の議案として、議案第86号から第105号まで、以上20件の提出がありました。  次に、教育委員会委員長から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定に基づき、平成24年度前橋市教育委員会事務点検・評価報告書の提出がありました。  次に、監査委員から、6月分及び7月分の例月出納検査結果の報告がありました。  次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、損害賠償の額を定めることについて、交通事故によるもの1件、物損事故によるもの2件、以上3件の報告がありました。  次に、同じく専決処分として、滞納家賃の支払い、市営住宅の明け渡しを求める訴えの提起について報告がありました。以上でございます。
    5              ◎ 日 程 報 告 【議長(関本照雄議員)】 本日の議事は、議事日程第1号により進めます。 6              ◎ 会 期 の 決 定 【議長(関本照雄議員)】 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月27日までの24日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 7 【議長(関本照雄議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日から9月27日までの24日間と決まりました。 8              ◎ 会議録署名議員の指名 【議長(関本照雄議員)】 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、15番 中里武議員、16番 石塚武議員、17番 笠原久議員、以上3名を指名いたします。 9              ◎ 議 案 上 程 【議長(関本照雄議員)】 日程第3、市長より送付を受けた議案第86号から第105号まで、以上20件を一括議題といたします。 10              ◎ 提案理由の説明 【議長(関本照雄議員)】 ただいま上程いたしました議案第86号以下20件について当局の説明を求めます。  初めに、議案第86号から第95号まで、以上10件の平成23年度前橋市各会計決算認定について市長の説明を求めます。                (市長 山本龍 登壇) 11 【市長(山本龍)】 それでは、ご説明を申し上げます。ただいま上程されました議案第86号から第95号にわたります平成23年度各会計決算について、その大要をご説明申し上げます。  平成23年度の我が国の経済情勢は、景気の悪化傾向から一時持ち直しに転じましたが、夏以降は急速な円高の進行や欧州債務危機の顕在化による世界経済の減速が景気の持ち直しを緩やかなものとしました。また、東日本大震災及び震災に伴う原子力発電所の事故による放射線の影響や電力供給の制約、さらには原油高やデフレによる雇用情勢の悪化懸念が依然として残っていました。  一方、本市の財政運営は、こうした経済情勢の影響による法人市民税の減収などから引き続き厳しい状況にありましたが、限られた財源の中で選択と集中による予算の重点配分を行い、第六次総合計画や新市建設計画新市基本計画の着実な具現化を進めてまいりました。  この結果、平成23年度一般会計決算額は、歳入総額が1,404億7,434万円、歳出総額が1,369億7,713万円となりました。歳入歳出差引額は34億9,721万円で、平成24年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支は31億1,516万円の黒字となり、このうち18億円を地方財政法の規定に基づき決算剰余金処分として財政調整基金へ積み立てを行いました。  次に、歳入の主な内容についてご説明を申し上げます。初めに、市税収入でございますが、景気低迷により個人市民税、法人市民税は前年度と比べ減額となりましたが、固定資産税は新増築家屋分の増加などにより前年度と比べて微増となりました。また、市たばこ税が税率引き上げの通年化により約3億1,000万円、事業所税が課税の平年度化に伴い約12億3,000万円の大幅な増収となったことなどから、市税全体では約8億8,000万円の増となりました。譲与税、交付金関係では、一部の交付金は増額となったものの、地方譲与税やその他の交付金が減額となったことなどにより約2億2,000万円の減となりました。また、地方交付税は、特別交付税が新たに震災復興分の交付等により増額となったものの、普通交付税の減額により約2億5,000万円の減となりました。国庫支出金につきましては、社会資本整備総合交付金子ども手当費負担金の増額などにより約11億5,000万円の増となりました。寄附金につきましては、篤志家からの教育振興寄附金や解散した外郭団体からの承継財産を受け入れたことなどにより約10億4,000万円の増となりました。  繰入金につきましては、財政調整基金などの取り崩しの抑制により約3億3,000万円の減となりました。市債につきましては、臨時財政対策債が大幅な減少となったことなどにより前年度の発行額を約7億円下回りました。一般会計の市債残高につきましては23年度末で1,424億円余となっており、臨時財政対策債の残高は増加しているものの、通常債の残高は前年度比約30億円の縮減を図ることができました。  次に、歳出の主な事業の実施状況について、分野ごとにご説明を申し上げます。初めに、1の暮らしの基盤、安全安心は、都市基盤整備や公共交通の整備、防災、消防機能の強化に対する取り組みについてでございます。  土地区画整理事業では、元総社地区で新たに西部第一落合地区の事業調査に着手したほか、市内11カ所での事業を引き続き推進するとともに、南部拠点地区における組合施行による事業への助成を実施いたしました。  道路整備では、道路環境の安全性や快適性を高めるため、市民生活に密着した狭隘道路の整備や新市建設計画及び新市基本計画に基づいた幹線道路の整備を推進いたしました。また、関越自動車道駒寄スマートインターチェンジの予備設計調査に着手するとともに、前橋駅北口駅前広場の整備や上毛電鉄江木駅のパーク・アンド・ライドの駐車場の整備を行うなど円滑な都市交通網の構築を推進いたしました。  防災、消防への取り組みでは、高機能通信指令システムと連動した消防救急無線のデジタル化整備を進めるとともに、24年度の完成に向けて西消防署の移転新築に着手をいたしました。また、緊急時の円滑な業務確保を目指し、保健所や大胡、宮城、粕川の各支所における非常用発電設備の設置に着手をするとともに、介護施設や障害者福祉施設につきましても自家発電装置整備に対する助成を行いました。  水道事業では、粕川地区稲里浄水場の築造や富士見地区遠方監視設備の更新を図るほか、宮城地区柏倉堀久保浄水場の築造に着手するなど水道水の安全、安定供給の確保に努めました。  下水道事業では、計画的な雨水滞水池の建設を進めるとともに、雨水貯留管の設置に着手するなど合流式下水道の改善を図り、公共用水域の水質保全に努めました。  次に、2の環境保全ですが、環境に配慮した快適なまちづくりでは、市民や事業者との協働による計画として新たな前橋市地球温暖化防止実行計画を策定いたしました。また、大気汚染や悪臭の防止に努めるとともに合併処理浄化槽への転換に対する助成を拡充し、汚水処理率の向上を図りました。  循環型社会の形成に向けた取り組みでは、古紙分別収集モデル地区を拡大し、紙ごみの減量化を推進いたしました。また、新たに電気自動車の購入に対する補助を開始するとともに、引き続き住宅用太陽光発電設備や高効率給湯器の設置に対する補助を実施いたしました。  産業廃棄物等不法投棄対策では、休日等の巡回監視を継続するとともに新たに監視カメラを導入し、不法投棄の未然防止と早期発見に努めました。  公園整備につきましては、前橋こども公園を再整備するとともに、新市建設計画にある大胡足軽グラウンド、茂木公園、膳城址公園の整備を推進いたしました。  次に、3の健康、福祉ですが、市民の健康増進に向けた取り組みでは、新さわやか健康診査や各種検診を実施し、引き続き受診率の向上に努めたほか、がん検診では乳がん検診を毎年受けられるようにするなど制度の充実を図りました。さらに、妊婦健診の検査項目の追加や特定不妊治療費助成の拡充に取り組みました。  予防接種事業では、引き続き子宮頸がん予防ワクチンやヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用の全額助成を実施しました。また、新たに水痘予防接種への一部助成を開始するとともに、日本脳炎、麻疹風疹混合予防接種では国の制度改正に伴い対象者を拡大いたしました。  児童福祉では、保育所における入所児童の処遇向上のため、3歳児の保育士配置を拡充するなどきめ細やかな保育の充実を図りました。  高齢者福祉では、介護保険サービスの基盤となる特別養護老人ホーム地域密着型サービス施設等の整備に対して支援を行いました。また、認知症疾患医療センター等との連携強化を図るため、地域包括支援センター内に認知症地域支援推進員を新たに配置したほか、引き続き介護予防教室の開催や介護予防サポーターの育成と活動支援に取り組んでまいりました。  障害者福祉では、在宅重度障害者通所施設障害者自立支援法に基づくサービス体系への移行を支援するとともに、訪問看護師による通所施設や学校等での医療的ケアに対する支援を開始いたしました。また、粕川福祉作業所を移転新築したほか、地域活動支援センターの増設や移動支援事業対象者の拡大と支援内容の充実を図りました。  次に、4の産業活力ですが、景気低迷に伴う中小企業対策として、経営安定のための特別融資や設備資金融資などの制度融資を継続するとともに、製品の販路拡大や従業員の能力向上等に対する支援を行うなど中小企業に対しての資金的な側面だけではなく、人材育成面での支援強化も図りました。  中心市街地のにぎわい創出への取り組みでは、空き店舗対策である熱血店舗開店支援事業による助成を拡充するとともに、商店街のアーケード大規模改修に対する補助を実施しました。さらに、既設の大型商業施設への出店を推進するため、出店に係る改装経費の補助制度を継続実施いたしました。  農業の振興では、認定農業者や農業生産法人、新規就農者に対する農業用機械等の導入補助による担い手支援を実施するとともに、新たに子供から高齢者まで幅広い世代による農業を通じた交流と地域づくりへの支援を開始いたしました。  また、遊休農地対策では、農地利用状況調査を実施し、所有者の耕作再開や担い手への賃借支援を進めるとともに、再生農地の土壌改良に対する助成の実施やソバ等への特定作物奨励加算制度を新設するなど遊休農地への作付を促進いたしました。  畜産振興では、耕種農家が生産した飼料用稲、麦を利用する畜産農家への支援を行うとともに、耕畜連携による飼料自給率の向上と堆肥の有効利用に努めました。  有害鳥獣対策では、各種被害の軽減及び有害鳥獣の捕獲促進のため、わな猟免許取得者有害鳥獣対策協議会に対する補助を行うなど地域と連携した対策を推進いたしました。  観光振興では、群馬デスティネーションキャンペーンの開催に合わせ、第1回まえばし赤城山ヒルクライム大会を開催するなど誘客に向けた取り組みを推進いたしました。また、おもてなし研究会の開催や観光ボランティアガイドの育成支援にも取り組みました。  次に、5の教育、文化ですが、豊かな人間性を培う社会教育の推進では、総社公民館の移転新築を進め昨年10月に開館したほか、各公民館では市民ニーズに応じた各種講座の開催により市民の皆さんへの学習機会の提供に努めました。  図書館では、本館及びこども図書館のカウンター業務を民間に委託し、市民サービスの向上と経費削減に努めました。また、全ての分館に利用者用検索端末を配置し、利用者の利便性の向上を図りました。さらに、図書館の充実を図るため総社分館を新設したほか、新市基本計画に基づき新富士見分館の実施設計に着手いたしました。  青少年の健全育成では、子供たちの心身の健全な育成を図るため、学びと遊びの交流拠点として本年1月に新児童文化センターを開館いたしました。また、自然環境に恵まれた赤城少年自然の家などを活用した自然体験活動を推進しました。  ともに学び合い、考える力を育む学校教育の推進では、学校支援員を増員して不登校児童生徒等への支援の充実を図るとともに児童の国語力等の向上を図るため、国語等教科支援講師を継続配置するなどきめ細やかな指導による基礎学力の向上に努めました。  教育施設の整備では、小中学校の体育館の耐震診断や耐震補強設計などを実施するとともに、粕川中学校の大規模改造工事に着手いたしました。また、みずき中学校については、来年4月からの使用開始を目指し、新校舎等の建設工事に着手しました。  市立前橋高等学校では、体育授業や部活動の充実を図るため、グラウンドを人工芝に整備いたしました。前橋工科大学では、昨年9月に新実験棟を完成、使用を開始し、大学環境の充実を図りました。  スポーツの振興では、粕川総合グラウンドのテニスコートの改修や前橋総合運動公園の拡張に向けた基本計画の策定と測量業務を実施いたしました。  文化財の保護につきましては、臨江閣本館屋根の補修工事を実施したほか、5カ年計画で実施する上野国府の範囲内容の確認調査に着手しました。  地域文化の振興については、芸術文化施設の工事に着手するとともに、ワークショップやアートスクールなどのプレイベントを実施し、市民皆さんの芸術文化意識の高揚に努めました。  次に、6の市民協働、行財政運営ですが、市民力や地域力を生かした取り組みでは、市民や市民活動団体等からの企画提案に基づく市民と行政とのパートナーシップによる地域課題の解決に向けた市民協働による事業を開始いたしました。  地域づくりの推進では、市内20地区の地域づくり協議会の活動を支援するなど市民との協働による魅力ある地域づくりに努めたほか、豊かな農村環境を保全、向上させる活動に取り組む37地区の地域組織に対して支援を行いました。また、出張所を市民サービスセンターに改編し、窓口サービスの向上を図るとともに、本庁管内及び3カ所の市民サービスセンター地域担当専門員を配置し、地域支援活動業務の強化を図りました。  経営感覚を持った行財政運営の推進では、行財政改革推進計画に基づく行政の効率化と財政の健全化に努めました。  以上が平成23年度に取り組んだ主な施策でございます。  最後に、本市の決算にかかわる各種財務指標は、財政力指数など一部を除き、改善傾向にありますが、景気の低迷や少子高齢化の進展、社会保障費を初めとする義務的経費の増大など、引き続き厳しい財政状況にあります。このような状況において前橋らしい市民サービスのさらなる充実を図るためには、コスト意識を念頭に置きながら財政の弾力性を失わないよう、行財政改革を積極的に推進していかなければなりません。また、施策の展開に当たっては市民の目線で考え、新しい価値観とスピード感を持って原点に立ち返った見直しを進めることにより、有効な施策は継続し、変えるべきものは勇気を持って変えていくことが重要であると考えております。本市は、本年市制施行120周年という節目の年を迎えておりますが、引き続きあすの前橋を切り開き、県都前橋を再生するため、市職員の先頭に立って市政運営に全力で取り組んでまいります。  以上で平成23年度各会計決算の大要の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 12 【議長(関本照雄議員)】 引き続き議案第96号以下10件について当局の説明を求めます。 13 【財務部長(福田清和)】 議案第96号から第98号までの補正予算3件につきまして一括ご説明申し上げます。  議案書とは別に配付をいたしました平成24年度前橋市各会計補正予算の概要という資料をごらんいただきたいと思います。  初めに、1ページをごらんいただきたいと思います。今回の補正予算の特徴点を記載しております。まず、1つ目の財産管理事業の追加でございますが、旧前橋工業高校跡地につきましては地元要望、市議会のご意見等も十分に踏まえまして、今後庁内に設置いたしました検証・利活用検討委員会において、利活用の方向性及び内容を検討してまいります。地元の皆さんはもとより、市民の皆さんに一日でも早く安心いただくためにも、有効な活用方法、方向性をできるだけ早期に決定したいと考えておりますので、決定次第直ちに利活用のための実施設計及び整備に取りかかれますよう、それに要する概算経費の一部を措置するものでございます。  次に、芸術文化推進事業の追加は、芸術文化施設に係る開館準備といたしまして、情報システムの構築費用や本年度と来年度の2カ年で対応する備品のうち、今年度中に必要なギャラリーや厨房、事務室等に係る備品購入等を行うものでございます。  次の新規事業、大規模太陽光発電事業は、堀越町の市有地に発電量700キロワットの大規模太陽光発電設備、いわゆるメガソーラーをリース方式により設置し、遊休地の利活用地球温暖化対策の推進及び太陽光発電の普及促進を図ろうとするもので、平成25年度から平成44年度までの20年間を期間とする債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  次の新規事業、防犯灯LED化推進事業は、現在自治会により管理されている市内の全ての防犯灯をESCO事業によりLED化し、省エネルギーの推進及び自治会と市の経費負担軽減を図るもので、全体構想や資機材の専門的な仕様等につきまして、支援業務を委託するものでございます。  次に、災害廃棄物対策事業の追加は、東日本大震災に係る災害廃棄物広域処理の受け入れを検討するための試験焼却に係る調査及び試験焼却費用でございます。  次の新規事業、竹やぶ・篠やぶ大掃除大作戦経費は、一部に県の緊急雇用創出事業補助金を活用いたしまして、有害鳥獣対策を中心に防犯、交通安全対策として山林等の竹やぶ、篠やぶの伐採をモデル的に実施するものでございます。  次の新規事業、前橋シティセールス実施経費は、群馬県人会や在京企業等を対象といたしまして、東京の椿山荘におきまして、企業誘致、観光、農産物等のセールスを実施するための経費でございます。  次に、道水路補修改良事業の追加は、緊急対応が必要な道路補修や水路整備等に係る市単独土木事業費を追加するものでございます。  次に、東公民館整備事業の追加は、新たに東公民館整備に係る基本実施設計委託を本年度と来年度の2カ年の債務負担行為事業として実施するものでございます。  最後の体育施設管理事業の追加は、新たに旧前橋東商業高校の体育館等を群馬県から借り受けて一般開放するために必要となります施設の補修工事等を実施するものでございます。  以上が今回の補正予算の特徴的な内容でございます。  続きまして、2ページをごらんいただきたいと思います。各会計補正予算の一覧表でございますが、今回補正をお願いいたしますのは、一般会計及び農業集落排水事業特別会計介護保険特別会計の3つの会計でございます。  次に、3ページ及び4ページをごらんいただきたいと思います。一般会計補正予算歳入歳出款別一覧表でございます。一番下の合計欄に記載のとおり、歳入歳出それぞれ4億865万5,000円を追加し、補正後の予算規模を1,391億2,438万8,000円にしようとするものでございます。  次に、5ページをごらんいただきたいと思います。一般会計の歳入の主な補正項目を記載してございます。初めに、14款国庫支出金でございます。主に補正事業の内示に伴う整理でございますが、東日本大震災に係る復興事業が優先されたことなどから多くの事業で減額となっております。具体的には、道路新設改良事業や前橋公園通線、県庁群大線などの街路事業等に係る社会資本整備総合交付金の減や都市公園のバリアフリー化推進長寿命化計画策定などに係る公園整備事業費補助金の減などでございます。  15款県支出金は、新たに介護保険施設の整備や地域密着型サービス施設開設準備に伴う臨時特例交付金を見込むほか、冒頭の特徴でもご説明いたしました竹やぶ・篠やぶ大掃除大作戦等に伴う緊急雇用創出事業補助金及びかんがい排水事業に係る小規模土地改良事業費補助金などを追加するものでございます。  17款寄附金は、既に受け入れをいたしました文化振興のための寄附金を追加するもので、芸術文化施設の開設準備経費の財源として活用するものでございます。  18款繰入金は、教育振興基金を初めて活用いたしまして、小中学校図書室の書籍や児童文化センターの備品の充実等を図るための繰入金のほか、住宅用太陽光発電システム設置費補助金の追加に伴い、絆でつなぐ環境基金繰入金を追加するものでございます。  19款繰越金は、平成23年度決算による繰越金の一部を追加するものでございます。  20款諸収入は、東日本大震災の被災者に係る市営住宅家賃分につきまして災害救助法に基づく災害救助業務負担金を受け入れるほか、町内集会所の改修に係る魅力あるコミュニティづくり支援事業助成金等を追加するものでございます。  21款市債は、芸術文化施設の開館に向けた準備費用の追加に伴いまして芸術文化推進事業債を追加する一方で、補助事業の内示等に伴いましては道路や公園整備に係る市債を整理するものでございます。  以上が歳入補正の概要でございます。  続きまして、6ページからは歳出の主な補正項目となります。冒頭の特徴や歳入でご説明をした部分との重複を避けまして、主なものを説明させていただきます。  初めに、2款総務費でございますが、2つ目の市制施行120周年記念事業の追加は、11月4日に開催予定の記念式典にあわせまして作家の西村京太郎トークショーを開催するほか、楫取素彦没後100年記念事業に対する補助などを行うものでございます。  4つ飛びまして、新エネ・省エネ機器導入補助の追加は、今年度現時点までの実績から年度内の申請件数が当初見込みを大きく上回ることが予測されますことから、合計申請件数を約1,000件程度と見込みまして太陽光発電システムの導入をさらに推進しようとするものでございます。  その次の新エネルギー等導入促進事業の追加は、新たにメガソーラー設置促進協議会(仮称)を成立し、土地所有者と発電事業者とのマッチングを仲介することにより、市内でのメガソーラー設置を一層促進しようとするものでございます。  総務費最後の過年度支出の追加は、主に法人市民税の予定納付の還付でございます。市税過誤納還付金の追加でございます。  次に、3款民生費でございますが、介護高齢福祉運営事業の追加は、災害発生時に援護を必要とするひとり暮らし高齢者や障害者等を把握いたしまして、援護や安否確認などに活用するため、新たに災害時要援護者台帳システムを導入するものでございます。また、地域支え合い事業補助金といたしまして、高齢者の買い物支援と居場所づくりに取り組む地域に対しまして新たに活動を支援するものでございます。
     その次の介護施設等整備事業の追加は、グループホーム等の介護保険事業所のスプリンクラーや火災報知機の設置等に対して補助を行おうとするものでございます。  7ページをお開きいただきたいと思います。6款農林水産業費でございますが、かんがい排水事業の追加は県の補助内示に伴いまして小規模土地改良事業によるかんがい排水工事費を追加するものでございます。  2つ飛びまして、特用林産物生産活力アップ事業の追加は、シイタケ等の生産に必要な自動接種機の導入に対する補助を行うものでございます。  次に、7款商工費でございますが、商店街総連合会運営事業の追加は、市制施行120周年記念といたしまして商店街総連合会が10月に開催を予定しておりますオールまえばし秋のふれあいバザールの開催経費に対して補助するものでございます。  2つ飛びまして、観光まちづくり関連事業の追加は、第2回まえばし赤城山ヒルクライム大会事業補助金の追加でございます。  次に、8款土木費でございますが、道水路管理運営事業の追加は議案第105号として提出しております道路管理の瑕疵による事故の損害賠償の額の確定に伴う損害賠償金などでございます。  土木費の4つ目の新規事業、本町二丁目五差路改良調査事業は、5差路の課題解消等に向けた改良について検討するための調査を実施するものでございます。  1つ飛びまして、公園管理の追加は、6月の台風4号による樹木等の被害復旧工事に要した工事費等でございます。  一番下の公開緑地整備事業の追加は、総社町山王公開緑地の整備工事を行うものでございます。  8ページをお開きいただきたいと思います。8ページの9款消防費でございますが、2つ目の防災センター運営事業の追加は、防災センター内に設置されております初期消火体験コーナー及び煙内避難体験コーナーの改修工事を実施するものでございます。  次に、10款教育費でございますが、4つ目までの小、中、養護学校教材教具充実事業の追加及び中学校運営事業の追加は、教育振興基金を活用いたしましてそれぞれの学校図書室の図書や教育設備を充実するものでございます。  下から3つ目の支援センター運営事業の追加は、議案第104号として提出しております市立中学校におけるいじめに関する損害賠償請求訴訟の和解に係る解決金でございます。  その次の科学芸術文化教育活動事業の追加は、教育振興基金を活用して天体望遠鏡やグランドピアノなど児童文化センターの備品を充実するものでございます。  以上が一般会計補正予算の概要でございます。  続きまして、9ページをごらんいただきたいと思います。9ページは、特別会計の補正でございます。  初めに、農業集落排水事業特別会計でございますが、歳出では農業集落排水施設から発生いたします汚泥の外部処理委託料を追加するほか、県補助内示に伴いまして老朽の更新等の維持補修事業を追加するものでございます。歳入につきましては、維持補修事業に伴う県補助金及び市債を追加するほか、前年度繰入金の追加とあわせて一般会計からの繰入金を減額するものでございます。  最後に、介護保険特別会計でございますが、歳出の高額医療合算介護サービス費の追加は、申請件数及び1件当たりの支給額の増加に伴うものでございます。また、介護給付費負担金等返還金の追加は、平成23年度に係る国庫負担金等の返還金でございます。歳入につきましては、高額医療合算介護サービス費の追加に伴う国庫支出金等の追加及び前年度繰越金の追加が主なものでございます。  以上で補正予算議案3件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 14 【消防局長(赤川常己)】 議案第99号についてご説明申し上げます。  水色の表紙の第1次送付分説明資料の1ページをごらんいただきたいと思います。1の改正の理由ですが、総務省令の改正により、電気を設備内部で変圧して電気自動車等に充電する設備であります急速充電設備のうち、全出力が20キロワットを超え50キロワット以下であるものを設置する際の位置、構造及び管理に関する条例の制定に関する基準が定められることに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。  2の主な内容ですが、消防法施行令及び総務省令で定める基準に従い、急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準を定めるもので、主なものといたしまして6点ございます。1点目は、急速充電設備を中におさめた箱であります筐体は不燃性の金属材料でつくることとするものです。2点目は、堅固に床、壁、支柱等に固定することとするものです。3点目は、雨水等の浸入防止の措置を講ずることとするものでございます。4点目は、充電を開始する前に急速充電設備と電気自動車等との間で自動的に絶縁状況の確認を行い、絶縁されていない場合には充電を開始しない措置を講ずることとするものです。5点目は、異常な高温とならないこととし、異常な高温となった場合には急速充電設備を自動的に停止させる措置を講ずることとするものです。6点目は、自動車等の衝突を防止する措置を講ずることとするものでございます。  3の施行期日につきましては、平成24年12月1日とするものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 15 【総務部長(眞塩浩一)】 議案第100号から議案第103号までにつきましてご説明申し上げます。  白い表紙の第1次送付分と書かれた議案書の82ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第100号についてでございます。南橘町第五団地NB棟公営住宅新築建築工事につきましては、平成24年7月17日に5社による条件つき一般競争入札を行った結果、3億8,745万円で橋詰工業株式会社が落札しましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものです。なお、工事内容等につきましては、議案書に記載のとおりです。  次に、83ページの議案第101号についてでございます。市立図書館富士見分館移転新築建築工事につきましては、平成24年7月18日に9社による条件つき一般競争入札を行った結果、1億5,330万円で宮下工業株式会社が落札しましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものです。工事内容等につきましては、議案書に記載のとおりです。  次に、84ページの議案第102号についてでございます。前橋市消防局において使用する水槽つき消防ポンプ自動車につきましては、平成24年7月12日に2社による指名競争入札を行った結果、4,840万5,000円で株式会社モリタ東京営業部が落札しましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものです。  続いて、85ページの議案第103号についてでございます。前橋市消防団において使用する消防ポンプ自動車ぎ装につきましては、平成24年7月12日に2社による指名競争入札を行った結果、2,992万5,000円で株式会社モリタ東京営業部が落札しましたので、同社と物品の購入契約を締結しようとするものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 16 【指導部長(青木博)】 議案第104号につきましてご説明を申し上げます。  議案書86ページをごらんいただきたいと思います。本件の訴訟につきましては、市内在住元市立中学校生徒が同級生からのいじめ行為により精神的病気に罹患し、後遺症として今後一般社会において通常要求される就労をすることが非常に困難な状態になっていると主張し、前橋市に対し平成24年1月に4,686万1,778円の損害賠償請求訴訟を起こしたものでございます。現在まで口頭弁論を3回、非公開の弁論準備を4回実施してまいりましたが、8月10日に実施された第4回弁論準備におきまして、3の和解の内容に記載しましたとおり前橋地方裁判所から最終的な和解条項案が提示されました。本市といたしましては、相手方の健康の早期回復を願うとの観点及び相手方も提示されました和解条項案の内容で内諾していることから、本件の訴訟について和解を行うため、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 17 【建設部長(高橋秀男)】 続きまして、議案書87ページをごらんいただきたいと思います。議案第105号につき、ご説明を申し上げます。  本件は、平成23年6月26日の午後11時20分ごろ、前橋市下小出町二丁目34番地1地先市道上におきまして、相手方が店舗の駐車場に進入をするため道路側溝に設置されましたグレーチング上を自動車で通過いたしましたところ、グレーチングが外れて車両前輪が側溝に落下し、相手方が負傷するとともに相手方車両の前部が破損したという事故にかかわるものでございます。市と相手方との間で損害賠償について協議を重ねてまいりましたところ、損害賠償の額を236万9,955円とすることで協議が調いましたので、地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 18 【議長(関本照雄議員)】 以上で議案第86号以下20件に対する説明は終わりました。 19              ◎ 休 会 の 議 決 【議長(関本照雄議員)】 お諮りいたします。  議事の都合により、あす5日から10日までの6日間は休会したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 20 【議長(関本照雄議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、あす5日から10日までの6日間は休会することに決まりました。 21              ◎ 散       会 【議長(関本照雄議員)】 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。                                        (午後1時44分) 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...