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  1. 前橋市議会 2008-03-27
    平成20年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2008-03-27


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              ◎ 開       議                                        (午後1時32分) 【議長(青木登美夫議員)】 これより本日の会議を開きます。 2              ◎ 諸 般 の 報 告 【議長(青木登美夫議員)】 議事日程に入る前に、事務局長から諸般の報告をいたします。 3 【事務局長(石田隆男)】 ご報告申し上げます。  初めに、各常任委員会に付託してありました議案第1号から第11号まで、第22号から第35号まで及び第37号から第43号まで、以上32件について各常任委員長から審査報告書が提出されました。  次に、修正案として、お手元にご配付の議案第1号に対する修正案の提出がありました。  次に、市長から本日付で追加議案として、議案第44号から第46号まで、以上3件の提出がありました。  次に、同じく市長から前橋市農業委員会選任委員の推薦及び榛名興産市町村組合議会議員の補欠選挙について依頼の通知がありました。  次に、意見書案として、お手元にご配付の意見書案第1号から第13号まで、以上13件の提出がありました。  次に、各常任委員会及び議会運営委員会の委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。  次に、決議案として、お手元にご配付の決議案第1号の提出がありました。  次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、損害賠償の額を定めることについて、道路管理の瑕疵による人身事故によるもの1件の報告がありました。以上でございます。 4              ◎ 日 程 報 告
    【議長(青木登美夫議員)】 本日の議事は、議事日程第5号により進めます。 5              ◎ 市長提出議案の付議 【議長(青木登美夫議員)】 日程第1、議案第1号から第11号まで、第22号から第35号まで及び第37号から第43号まで、以上32件を一括議題といたします。 6              ◎ 委員会審査報告 【議長(青木登美夫議員)】 本件については、去る14日、それぞれの常任委員会に付託しましたが、委員会での審査が終了し、委員長から審査報告書が提出されましたので、委員長の報告を求めます。  初めに、建設水道常任委員長、報告願います。                (13番 井下雅子議員 登壇) 7 【13番(井下雅子議員)】 3月14日の本会議において建設水道常任委員会に付託を受けました議案について、3月17日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その概要と結果についてご報告申し上げます。  初めに、契約工事監理部関係では、総合評価落札方式の導入状況及び評価方法の変更予定の有無や橋梁保守点検業務に関し市内業者への優先発注について質疑がありました。  都市計画部関係では、都市計画マスタープランの構成と策定の流れ、また地域核まちづくり調査業務について3つの調査地域の位置づけと調査の進め方、さらに上武道路第8工区及び前橋渋川バイパスの現状と今後の見通しや指定幹線道路沿道において規制緩和に係る開発行為の許可を受けるための要件と周辺の環境保全対策の考え方、加えてみずき野住宅団地隣接地の用途地域と地区計画を変更した経緯、また千代田町三丁目のまちづくりや広瀬川河畔緑地再整備の考え方と今後の進め方、さらに平成21年4月に予定されている中核市移行に伴い、景観計画の効率的な運用などについて質疑がありました。  次に、土地区画整理事業に関し新前橋駅前第二地区を初め元総社蒼海地区、駒形第一地区、二中地区の進捗状況と今後の見通し、また松並木地区及び仮称、文京町四丁目地区における今後の事業推進や財源確保、加えて西部第一落合地区について事業化に向けての考えや地区内を流れる河川を利用した遊歩道整備への質疑がありました。  このほか、旧消防庁舎跡地に建設中のマンションの提案内容との整合性、また建築確認審査の遅延問題に対する本市の対応や平成20年度から始める木造住宅耐震改修補助制度の目的と概要、さらにドライブイン施設における物品販売許可の面積基準などについて質疑がありました。  建設部関係では、道路整備に関して県庁群大線を初め日下部橋通線、前橋長瀞線の整備状況や今後の予定、また六供及び松並木土地区画整理事業における江田天川大島線の整備状況などの質疑があったほか、道路照明灯に関して設置基準と東部建設事務所管内の設置状況や古市・安中踏切改良整備事業の現状、JR前橋駅周辺地区を対象としたあんしん歩行エリア整備事業の状況と今後の取り組みなどについて、また公園整備に関しては都市緑化フェア終了後の敷島公園ばら園の管理や旧群馬県職業訓練校グラウンドの整備に対する考え方などの質疑がありました。  続いて、市営住宅に関して住宅使用料の減免制度拡充や滞納者の生活状況の把握方法、居住者の安全安心を確保するための暴力団排除、さらに公営住宅法施行令の一部改正に伴い、入居収入基準が引き下げられることに対する本市の考え方などへの質疑がありました。  このほか、元総社地区側溝新設工事の発注方法及び工事発注箇所の優先順位の決定方法や市道における橋梁耐震調査の結果と対応について質疑がありました。  次に、水道局関係では、水道使用量減少による料金収入減収への対応や水道料金と下水道使用料の減免制度の拡大、水道料金滞納者への対応、さらに3支所地区における石綿管など水道施設の整備計画や浄水施設の更新事業について平成19年度の実施内容と20年度の実施計画などへの質疑がありました。  質疑終了後、2回に分けて採決した結果、議案第1号及び第8号から第10号までは賛成多数で、また議案第33号、第34号、第41号、第42号は賛成全員で可決すべきものと決まりました。  以上申し述べまして、建設水道常任委員会の委員長報告といたします。 8 【議長(青木登美夫議員)】 次に、総務常任委員長、報告願います。                (26番 大崎美一議員 登壇) 9 【26番(大崎美一議員)】 3月14日の本会議において総務常任委員会に付託を受けました議案について、3月18日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その概要と結果についてご報告申し上げます。  初めに、総務部関係では、まず人事行政に関し時代の変化に対応した人事政策と機構改革との連携の重要性や管理職員の評価制度導入への見解について、また職員提案制度に関しこれまでの実施状況や上司が職員の意欲を引き出す仕組みの必要性などについてのほか、市との取引においてひとしく参加権利を持つものに対しての規制に対する考え方への質疑がありました。  次に、行財政改革に関しワンストップサービスの構築状況やフロアマネジャー設置の考えについて、また定員管理計画における職員定数の状況や集中改革プランに対する対応などのほか、民間委託に対する考え方や広告収入のこれまでの取り組み等について質疑がありました。  続いて、情報政策に関して市民のICT利用の現状と情報格差への対応や情報セキュリティー対策のこれまでの取り組みについて、また富士見村との合併に関し現在の富士見村民の意識に対する認識、一体性の早期確立に向けた取り組み、専門部会の開催状況及び合併協議会の今後のスケジュールのほか、合併に先行した富士見村民へのサービス拡充への取り組み等に対する質疑がありました。  このほか、副市長の役割や市長に関する一連の新聞報道に対する副市長の認識等について質疑がありました。  次に、政策部関係では、まず政策決定プロセスに関し政策会議の開催状況や意思決定過程改善の必要性について、また第六次総合計画の進行管理の内容や新市建設計画の位置づけなどについてのほか、地域貢献スポーツ支援事業の内容や今後の支援の必要性等について質疑がありました。  続いて、広報まえばしに関し民間委託の趣旨や単価の高い業者が選定された理由について、また有線放送に関し現在の運営状況や廃止も含めた今後の方向性などに対する質疑があったほか、友好都市との交流に関しバーミングハム市との友好都市提携10周年記念行事の内容や萩市との今後の交流について、また前橋フィルムコミッションに関し設立後のPR活動の状況や市民サポーター登録状況等への質疑がありました。  次に、美術館構想に関して市民ニーズの把握状況、委員会設置の内容、収蔵美術品の評価額及び寄附受け入れの手順等について、また中核市移行に関し県単独事務の移譲項目数や財政的影響額についてのほか、全国都市緑化フェアに関し交通対策及び駐車場対策への対応状況などについて質疑がありました。  次に、財務部関係では、まず財政政策に関し行財政の一つの展開として市債残高圧縮の効果を現在の市民サービス向上にシフトすることへの見解、また市債に関し赤字地方債発行における交付税算入額、市場公募債導入の場合の格付、補償金免除繰上償還の市債残高への影響等への質疑がありました。  さらに、予算編成に関し市債残高の継続的な縮減による後世代への負担軽減に配慮した予算の考え方や原油高騰などによる生活不安が広がる中での編成の留意点のほか、道路特定財源に対する本市の認識及び収入額等について質疑がありました。  次に、市有財産に関して旧工業試験場跡地や旧協和銀行跡地の今後の利用計画、また城東町三丁目所在土地の賃貸料の算定根拠や下増田町用地の無償貸与の理由についてのほか、旧消防庁舎跡地に建設中のマンションは医療モールつきとなるのかといった質疑がありました。  続いて、市税関係に関しては税源移譲・税制改正による収納率への影響や入湯税額の妥当性及び課税客体把握方法改善の必要性、またコンビニ収納に係る県民税徴収事務委託金の算定根拠や差し押さえ件数増加の理由及び分納中の不動産差し押さえに対する見解などのほか、予定納税還付制度改善の必要性などへの質疑がありました。  さらに、住宅新築資金等貸付事業に関しこれまでの貸付金回収状況や徴収業務の委託理由などに対する質疑がありました。  消防関係では、消防団の現状や今後の団員確保策、また住宅用火災警報器設置の現状や消防用機械器具等の自己開発に対する見解のほか、救急出動に関し搬送した急病人の傷病程度の内訳、救急隊の活動状況、医療機関の受け入れ態勢充実に向けた連携強化への取り組みなどについて質疑がありました。  質疑終了後、2回に分けて採決した結果、議案第1号、第22号は賛成多数で、また議案第23号、第37号、第38号は賛成全員で可決すべきものと決まりました。  以上申し述べまして、総務常任委員会の委員長報告といたします。 10 【議長(青木登美夫議員)】 次に、教育福祉常任委員長、報告願います。                (11番 阿部忠幸議員 登壇) 11 【11番(阿部忠幸議員)】 3月14日の本会議において教育福祉常任委員会に付託を受けました議案について、3月19日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その概要と結果についてご報告申し上げます。  初めに、保健福祉部関係では、生活保護に関して本市の動向や固定資産の保有を容認する世帯数と資産活用を徹底する新制度について、また地域福祉計画に関して策定の具体的な取り組みや計画策定委員会に対する考え方。さらに前橋日赤病院の移転や麻疹風疹の予防接種対象者の拡大についてのほか、保健所設置に向けて職員の事前研究や懇話会の提言の反映、健康危機管理への準備と課題及び主な取り組みなどについて質疑がありました。  保育等に関しては、保育所民営化の進捗状況及び今後の考え方や保護者説明会等での反応について。また元気保育園子育て応援事業に対してその目的やファミリー・サポート・センター事業との違い。さらに子育て支援策の今後の方向性と放課後児童クラブの適正規模に対する考え方などについて質疑がありました。  高齢者施策に関しては、シルバー人材センターの運営状況や支援、高齢者福祉サービス充実に係る改正点とその内容。またまえばしスマイルプランに関して計画策定委託料がふえた要因と地域密着型サービスの整備計画達成の見込み、認知症グループホームとの併設などについて。さらに地域包括支援センターに関して設置見込みや在宅介護支援センターとの連携とブランチ化のメリット、地域包括支援ネットワーク構築への進捗状況と孤独死への対応について質疑があったほか、特別養護老人ホームの整備計画と進捗状況や未整備地区についての考え方、介護保険料の引き上げや減免などへの質疑がありました。  障害者福祉に関しては、総合福祉会館での障害者自主製作品の展示販売や福祉作業所の現状及び障害者の就労支援等について、また発達障害者の家族の意見の受けとめ方や高次脳機能障害者のニーズ調査の必要性と自立支援協議会の運営方針や障害児の早期発見の取り組みについて質疑がありました。  健康診査等に関しては、新さわやか健診の実施体制や受診方法、市民への周知と受診率向上の手だて、またがん検診について受診率向上のための取り組み等について質疑がありました。  続いて、教育委員会関係では、学校給食に関して地元産食材の活用、学校での食農教育の取り組みと農家との連携、さらに共同調理場の委託先業者決定の経過と選定理由、契約内容と安全性の問題や今後の民間委託の考え方、休耕田の活用及び給食の日の取り組みや冷凍食品の使用についてのほか、残菜対策としてこれまでの減量対策や生ごみ処理機の導入及び堆肥化について、続いて学校施設に関して第七中学校の跡地利用及び学校備品類の取り扱いについてや、小中学校の水道の直結給水化に対する児童、関係者の評価並びに今後の整備方針、さらに旧3町村の小中学校の耐震診断結果と補強工事の進捗状況についてのほか、下増田運動広場整備に対して整備内容やスケジュール、また総事業費とその財源などへの質疑がありました。  また、学校教育関係では、30人学級の教室確保の現状や今後の整備計画、学校支援員の雇用や配置、また中学生海外研修事業の概要、外国人の児童生徒や保護者への対応と支援の充実、小中学生体験活動支援事業の目的や期待される効果と指導協力者の確保、さらに発達障害のある子供たちのスムーズな就学に向けて教育分野と保健分野との連携の考え方、学校におけるごみ減量などの環境教育とプラスチック製の引き出しや体育着などの再利用についてのほか、小中学校再編の基本的な考え方と長期的な到達目標や市立高校の授業料などへの質疑がありました。  加えて前橋シティマラソンに関して大会の状況と課題やボランティアの協力及び選手記録の公認について、さらに文化財に関して前二子古墳石室復元市民プロジェクトの成果と今後の事業計画や山王廃寺等保存整備事業の取り組み経過と今後の方向性、粕川歴史民俗資料館の利用状況と今後の活用計画について、このほか中央公民館の移転前後の利用の状況、臨江閣の改修状況及び今後の活用、児童文化センターの再整備の方向性、教職員の研修等の取り組みと心身の健康管理、青少年健全育成計画策定について質疑があったほか、工科大学に関して地域課題共同研究プロジェクト事業の目的や大学にとってのメリット、また教育面における社会貢献について質疑がありました。  質疑終了後、2回に分けて採決した結果、議案第1号、第7号、第29号は賛成多数で、また議案第30号、第31号、第35号は賛成全員で可決すべきものと決まりました。  以上申し述べまして、教育福祉常任委員会の委員長報告といたします。 12 【議長(青木登美夫議員)】 次に、市民経済常任委員長、報告願います。                (19番 本間進議員 登壇) 13 【19番(本間進議員)】 3月14日の本会議において市民経済常任委員会に付託を受けました議案について、3月21日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その概要と結果についてご報告申し上げます。  初めに、市民部関係では、上毛電鉄存続のための支援策、デマンドバスやマイバスの充実、高齢運転者や子供の交通安全の取り組み状況、迷惑駐車等防止助言活動員・駐車監視員の活動及びその成果、加えて多重債務者問題への対応、洪水ハザードマップ作成状況、斎場建設事業の進捗状況などへの質疑がありました。  また、国民健康保険に関し国保税の軽減措置の拡大、一般会計予算からのさらなる繰り入れの可能性、特定健診実施体制の整備状況及び財政への影響のほか、後期高齢者医療制度の適切な運営、年金問題に対する対応状況などについて質疑がありました。  次に、生活環境部関係では、新清掃工場建設に関し来年度から行われる調査研究の内容とその必要性、仮称、ごみ処理施設整備検討委員会の設置等今後の推進計画、地元住民への説明会実施状況とその反応、また清掃工場統合によるメリット並びに収集運搬経費増大などのデメリット、既存施設の取り扱い、コンサルタント等への各種業務委託や溶融炉導入に対する考え方などへの質疑がありました。  さらに、ごみ減量のためのレジ袋削減や紙リサイクルのさらなる推進、家具の無料提供の拡大についてのほか、荻窪清掃工場の補修計画及び最終処分場としての現状、今後の維持管理などについて質疑がありました。  このほか、環境保全の推進としてCO2削減の具体的な取り組み状況とその成果、温室効果ガス排出数値目標の達成状況、太陽光発電導入に対する補助制度の運用状況及び公共施設への導入推進、また中核市移行に係る廃棄物対策準備室の体制整備並びに大気汚染悪臭防止調査事業への取り組みなどに対して質疑がありました。  次に、商工部関係では、前橋観光コンベンション協会との連携、観光・物産のPR方針、JR前橋駅観光物産案内所の活用についてのほか、中小企業への支援策、環境配慮型支援事業の実績、寛仁親王牌開催等による競輪事業の売り上げ向上策などについて質疑がありました。  また、中心市街地活性化に関しまちなか店舗誘致事業の概要と既存制度との違い、中心市街地活性化基本計画の今までの評価と今後の改善計画、中心市街地活性化協議会の設立時期、構成メンバー並びに本市との連携体制、さらに前橋プラザ元気21に関してオープン後の中心商店街への影響とさらなる来客誘導策、施設の維持管理費用や旧ウォーク館の今後の取り組みなどへの質疑がありました。  次に、農政部関係では、農振除外と農地転用に関し農振計画変更に係る期間短縮と県への働きかけ、朝倉工業団地拡張予定地における農地法違反転用者への対応、また優良農地の確保に係る基本的な考え方、保全目標面積及び地区別目標などに対する質疑がありました。  このほか、群馬県植樹祭の概要と今後の取り組み、品目横断的経営安定対策制度の改正点と市町村特認制度並びに水田経営安定対策の概要、遊休農地再生支援のための具体的な取り組み内容と実施体制整備、食の安全確保のためのポジティブリスト制度導入に伴う生産者の意識変化について、加えて残留農薬に対する施策、家畜飼料高騰対策事業及びユビキタス導入検討などについて質疑がありました。  さらに、農業集落排水事業の合併地区の状況、圃場整備事業の今後の実施計画、農業共済事業の統合、また農業委員会関係では消費者交流事業の実績と今後の取り組み、新規就農者激励会を初めとする新規就農者対策事業の今後の方向性などについて質疑がありました。  質疑終了後、3回に分けて採決した結果、議案第1号は賛成少数で否決すべきものと決まり、議案第2号、第4号から第6号まで、第26号、第28号は賛成多数で、また議案第3号、第11号、第24号、第25号、第27号、第32号、第39号、第40号、第43号は賛成全員で可決すべきものと決まりました。  以上申し述べまして、市民経済常任委員会の委員長報告といたします。 14 【議長(青木登美夫議員)】 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 15              ◎ 質       疑 【議長(青木登美夫議員)】 これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑は、通告がありませんので、質疑を終わります。 16              ◎ 修 正 案 上 程 【議長(青木登美夫議員)】 この際、議案第1号(修正案) 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正についてを議題といたします。 17              ◎ 提案理由の説明 【議長(青木登美夫議員)】 ただいま上程いたしました議案第1号に対する修正案について、提出者の説明を求めます。                (32番 横山勝彦議員 登壇) 18 【32番(横山勝彦議員)】 私は、清新クラブ、公明党前橋市議会議員団、日本共産党前橋市議会議員団を代表して本議会に上程された議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正案について、提案理由をご説明申し上げます。  ごみ処理施設等システム・新技術調査事業については、これまで平成18年度当初予算並びに平成19年度当初予算において当局提案のとおり可決され、執行されてきております。しかしながら、その執行内容を検証してまいりますと、平成18年度当初予算ではごみ焼却施設建てかえにかかわる調査研究委託料として100万円が計上されましたが、一部の調査研究等がなされたものの、決算額は62万円相当で、当初段階から事業に苦慮している状況がうかがえます。さらに、平成19年度当初予算においては地元対策に引き続き検討委員会の設置、検討委員や職員による先進地視察、加えてごみ焼却施設建てかえにかかわる地域計画、施設整備計画、候補地選定計画などの計画策定委託料等865万円が計上されておりましたが、先般議決をされました3月補正予算においては実施見通しが立たないことから予算の大部分である800万円が減額されるなど、現在までに検討委員会も設置できておらず、計画策定には至っておりません。  こうした状況を踏まえた上で平成20年度当初予算案についてその内容を精査いたしましたところ、平成19年度とほぼ同様な内容の予算案となっております。このことが意味しますものは、平成19年度においては事業が順調に進んでいない証左であり、その原因は地元住民への説明不足が大きな要因であると分析するものであります。かかる状況においてコンサル等に委託する経費まで当初予算として認めることは、地元住民を軽視し、市民に対しても強引に事業が進められる懸念もあることから、議員として容認できる内容とはなっておりません。  また、清掃工場の建設は20年あるいは30年に1度の一大事業であり、建設場所も含めその研究、検討、事業推進には将来に禍根を残さぬよう慎重の上にも慎重を期して事を進める必要があることから、最低必要な経費のみを計上すべきと考え、予算議案の歳出、第4款衛生費、第3項清掃費を1,600万円減額し、第14款予備費、第1項予備費について同額増額する修正案を提案するものであります。  以上で修正案の提案理由の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 19 【議長(青木登美夫議員)】 以上で説明は終わりました。 20              ◎ 質       疑 【議長(青木登美夫議員)】 これより議案第1号の修正案に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 21 【24番(笠原久議員)】 平成20年度前橋市一般会計予算、議案第1号に対して修正案提出議員に対し質問を行います。  この新清掃工場に関しては、昨年12月第4回定例会において私は総括質問を行って内容はよく把握しております。また、地域的にも私の地元、駒形町の隣接地区、さらには同じ小学校区でもあり、また今お借りしている駒形町民グラウンドは建設予定地にもなっておるところであります。同一町内と言っても過言ではない地区であります。  では、そろそろ本題に入らせていただきます。平成19年第2回定例会における第六次総合計画基本構想の市長説明では、環境と調和した都市空間づくりや環境汚染の防止、循環型社会形成、環境保全活動、環境教育などの具体的な施策や事業を展開していくと述べております。こうしたことについて賛成した経緯がまだ記憶に残っていると思いますが、このことから考え、考え方に矛盾があると思いますが、見解を伺いたいと思います。この件に関しては、町田議員にお伺いいたします。  次は、環境都市宣言との矛盾についてですが、平成16年に行った環境都市宣言についても賛成しており、この点についても矛盾していることになると思います。これも町田議員にお願いいたします。  続きまして、ごみの減量化には全市民の協力が欠かせないわけであります。市民の協力を得るためにはどのような方策が有効と考えておりますか、お伺いいたします。この件に関しては、中里議員、お願いいたします。  次は、処理方法についてお伺いいたします。日々家庭や事業所から排出される生ごみや紙ごみ類は、ごみ全体の中で最も量の多い燃えるごみであり、それらの質や量を減らして衛生的に処理するには引き続き焼却が必要となると思います。そこで、望ましい処理の方法についてどのように考えているのか、これは中道議員と中里議員にお伺いいたします。
     次は……                (何事か声あり) 22 【24番(笠原久議員)】 中道議員と中里議員です。声がちっちゃいですか。                (「いやいや、わかりました」の声あり) 23 【24番(笠原久議員)】 いいですか。  次に、市民に責任を持つ議員の立場として焼却施設の安全確保が必要と私は強く思いますが、今回の計画に対する姿勢から新しい工場をつくらなくてもよいと思われますが、いかがでしょうか。この件に対して、安孫子議員、よろしくお願いいたします。                (何事か声あり) 24 【24番(笠原久議員)】 あんた方々は、そうでしょう。この件に対してお願いいたします。  以上で1回目の質問終わります。 25 【22番(町田徳之助議員)】 今ご質問いただきました。第六次総合計画においてですか、大変総合計画においては快適な暮らしを支えるごみの適正処理の中でというところでごみ処理施設の整備・充実というところが、記載があると思うんですが、大変これ抽象的な記述になっておりまして、ごみの清掃工場、具体的には書いていないということでございます。  そして、環境都市宣言とのかかわりでしょうか、これは清掃工場をつくるなと私は言っておりません。慎重を期して環境によいものができれば、これは本当にいいと思います。以上であります。 26 【5番(中里武議員)】 ごみの減量化についてというご質問だと思いますが、これについては我が会派の議員も今まで総括、また委員会等でいろいろな形で質問をしてまいりました。私もごみ減量化については具体的、また強力に推進をするべきだという立場にあります。市民の啓発と、そして市民意識の向上、これがなければなかなかごみの減量化と唱えてみても進まないものであると、そう考えております。 27 【17番(中道浪子議員)】 私への質問は、生ごみと紙の量が大変多いので、衛生的に処理して減らしていくのにどうしたらいいかという質問だったように思うんですけれども、まず生ごみについては全部一遍にするのは難しいかもしれませんが、従来から指摘、また提案もしてきたように、生ごみを堆肥化方向にしまして、そして農家で使ったり、家庭で使ったり、そういう方向を見つけていくべきだということを提案してきました。  それから、紙については特に雑古紙が多いということで、今分別もしておりますが、さらに紙についてはリサイクルができるように分別して、必ずしも全部燃やすという方向でなく、再利用ができるようにしていくということが大事ではないかというふうに考えております。以上です。 28 【5番(中里武議員)】 今の質問については、ちょっと書き取る余裕がなかったんですが、中道議員、中里議員というご質問だったかと思います。これについては、今中道議員もおっしゃいましたそれも含めて、先ほどお答えしたとおり、これは具体的な方策がこうだと私が言う発言以前に市民への意識の向上を高めていくことしかないと、こう思っております。 29 【3番(安孫子哲議員)】 質問をちょっと改めてお聞きしたいんですけども、新しい工場が必要あるかないか……                (何事か声あり) 30 【3番(安孫子哲議員)】 要るのか、要らないのかということですね。うちから出たのは、委員会では梅澤委員が述べておるんですけれども、これは慎重にやるということで、決して要らないとか、そして今すぐ取り組むのに対しては議員に報告をしながらという形で、慎重論でやっていこうという、そのような形だと思っております。 31 【24番(笠原久議員)】 個々の議員にご答弁いただきましたが、ちょっと平成19年の第2回定例会の第六次総合計画の構想の件ではもう少し理解できる答弁でいただきたいと思います、もう少し理解できる答弁で。漠然たるこういうんじゃなくて。                (何事か声あり) 32 【議長(青木登美夫議員)】 マイクに向かってお願いします、声がちょっと聞き取れない部分がありますので。 33 【24番(笠原久議員)】 それと、平成16年の環境都市宣言について賛成しておりますが、この点についてもちょっと矛盾しているところがあるんで、これがちょっと答えがいただけなかったと思うんですけども。                (何事か声あり) 34 【24番(笠原久議員)】 大きいことですよね、1つだけのことじゃなくて。第2質問終わった後、町田議員、少し答弁してください。  次に、第2質問に入らせていただきます。この件に関して中里議員から答弁いただきたいと思います。前もって言っておきます。今回の予算の減額により建てかえに向けた手順を見直す必要が出ており、減額した予算の中には測量や文化財調査など用地が決まってからまず最初に取りかかるべきものが含まれており、またつくろうとする施設の規模や処理方法など実施に向けて詰めていくための経費も含まれているわけであります。清掃工場は大型施設であり、工事期間や環境アセスの期間、国の交付金手続や合併して10年間の合併特例債を活用するためには平成26年という期限もあり、地元住民の理解も含め、しっかりした手順で進めていかなければならないわけでありますが、今回の予算減額はこの手順を中断することになり、合併特例債を活用できないことで市民負担が増加することにもなりかねないわけであります。この点についてどう考えているか、中里議員、お願いいたします。 35 【22番(町田徳之助議員)】 第六次総合計画の中の具体的な施策としてこれが本当に抽象的に書かれておるんです。これだけ大きな事業をこれだけ抽象的に書かれると、本当にこれは当局の方には大変申しわけないんですけど……                (何事か声あり) 36 【22番(町田徳之助議員)】 環境都市宣言についてですか、これは私も賛成いたします。どこが矛盾しているのかちょっとわかんないんですけど、環境にいい清掃工場ができれば、それはこしたことないです。工場自体の建設に反対しているわけでございません。 37 【5番(中里武議員)】 手順を乱すことになるという質問かと受けとめましたが、別に手順を乱すために私も委員会であらゆる質問をしてきたわけではございません。これを修正案にするということについては、過去の経過を見た上で今までの住民説明会が2回で大半が賛成であるとか、また合意があってしかるべき検討委員会ですとか、住民、現地の協議組織の立ち上げだとか、そういうものを具体的にしていくと。なかなか今平成20年度予算でこれだけの規模の予算を計上するのは余りにも足早過ぎる拙速ではないかという立場で質問をし、また修正案の提出をしたわけであって、決して手順を乱したり、混乱させるためのものではないということ。  あと、笠原議員も言いましたけれども、現地の説明会等も含まれているというお話でした。そういう意味合いからも1,700万円すべてを減額するのではなくて、きちっとした形で丁寧に、慎重に今後現地説明会、住民説明会もやっていかなければいけない、これは理解した上で100万円残したという形になっているわけですから、その辺をよくご理解をいただかないとならないのかなと。あわせて言いますと、笠原議員も先ほどおっしゃっていました12月の総括質問で実施に当たりましては十分かつ慎重な検討を行うことが必要だと、大切であると言われていますので、その辺は同じ気持ちなのかなと、そう思っております。 38 【24番(笠原久議員)】 中里議員、町田議員から今答弁いただきましたが、確かに減額で、じゃこれで物事が進むかということもよく考えてもらいたいと思います。  続いて、第3質問に入ります。これは、提出なさった議員の方、6名の方に対して全員ちょっとご答弁をいただきたいんですが、ごみの有料化、無料化どちらを望んでいるか、是か非かお答えをいただきたいと思います。                (「修正案に全然関係ないんじゃないの」の声あり) 39 【24番(笠原久議員)】 これは、だって大事なことだから下さい、返事を。                (「どうして大事だか言ったほうがいい」の声あり) 40 【24番(笠原久議員)】 だって、反対みたいにしていれば、あたかもそのようにとれるでしょう。                (「憶測だから。どうして大事なのか……」の声あり) 41 【24番(笠原久議員)】 だから、憶測とか、そういうんじゃなくて、大事なことだから返事を下さいと言っているんです。  以上で質問終わります。答弁をお願いいたします。 42 【32番(横山勝彦議員)】 私たちは、今回の1,600万円の修正についてはコンサルにかかわる委託事業費ということで伺っております。それについては、もう少し慎重に、そしてまた当局の説明を聞きましたところ、計画性がまだわからない、そういう中においてこの事業費を上程するのはどうかなという部分があるわけであります。  有料、無料につきましては、むしろ懸念しておりまして、大きな建物が、焼却場ができることによって、市長は無料にしたいという考え方でありますけれども、私たちも当然それに賛成の方向であります。ただ、大きな事業費を使ってどうやって無料になるのか、有料にできない方法をこれから考えていくのも務めじゃないかなというふうに思います。以上です。 43 【議長(青木登美夫議員)】 今の横山議員の答弁でこの修正案に対する問題としてはよろしいかと思います。笠原議員、どうですか。                (何事か声あり) 44 【議長(青木登美夫議員)】 答弁は同じになると思いますので。 45 【37番(宮田和夫議員)】 それでは、順次お伺いをしてまいりたいと思います。  質問に当たりましては、さきの選挙戦、あるいは総括質問、代表質問、あるいはそれぞれの委員会質問等々傍聴いたしながら、自分自身の所感を交えながらご質問させていただきたい、かように思うわけでございます。  まず、2月17日に投票で行われました市長選挙で高木市長が再選をされました。この選挙における一つの争点として、新清掃工場の建設問題もあったわけでございます。高木市長は、200億円の建設費を見込みつつ合併特例債の活用によりまして45億円程度で建設できる、こういうふうにマニフェスト等で掲げながら選挙戦を戦ってまいりました。他方、他の候補は、端的に申し上げれば金子候補でございますが、何を根拠に算定したかわかりませんが、400億円もかかるというふうに喧伝をされ、六供、亀泉、大胡の3工場はまだまだごみの減量化を図りつつ延命できると、こういうふうに主張されておったというふうに記憶をいたしているところでございます。そういう認識の前提に立ちまして、以下順次すべて町田議員にご答弁を賜りたいと、こういうふうに思います。  1つは、この新清掃工場のかかわりにつきまして建設計画云々、六次計画云々、それぞれの立場での意見があることは承知をいたしておりますが、さきの2月の選挙戦において文字どおりこの新清掃工場も一つの大きな争点であったという事実を踏まえた結果、選挙における結果そのものを町田議員自身がどういうふうに今日現在この計画について受けとめておるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。  その2つは、ごみ処理施設の耐用年数は一般的に20年から25年と、こういうふうに言われておるわけでございますが、現在稼働中の3工場は建設からそれぞれ何年経過していると承知しているのかお伺いをいたします。加えて今後の耐用年数をどのように考えておられるのかお伺いをいたします。  その3つは、合併に伴って複数ある清掃施設の合理的運営を図るために国や県は積極的に今日推進をいたしておるわけでございますが、県の計画では県内9カ所程度と、こういうふうに仄聞をいたしております。この計画自体も間違いとされるのか、あるいは間違いであるとするならばその根拠と県、国に対する働きかけをどのようになさるお考えかお伺いをいたします。  その4つは、合併特例債を活用できる平成26年度の竣工を前提に考えると、当局は六供清掃工場の例を勘案すると、建設期間に3年、生活環境調査に約3年を要するとされておりますが、したがいまして整備計画に関する事前の各種調査の必要性から調査費を計上されたようでございますが、20年度の調査費は大きく1,700万円から減額をいたしまして、100万円とした根拠についてお伺いをいたします。  その5つは、建設に当たって有利性のある合併特例債を活用すべきと考えているのか、あるいは一般の清掃事業債でよいと考えているのかお伺いするとともに、その直接的財政負担の差異はどの程度になると考えておられるのかお伺いをいたします。  その6つは、1カ所に統合すると収集運搬の効率が低下すると指摘されておりますが、確かに車両の走行距離が延びることによっての効率という視点だけでは一つの理屈になりますが、逆に3工場の集約によってトータル的な管理運営経費等の大幅な縮減が可能となりますが、そのことは結果として行財政改革にも寄与できると考えますが、見解をお伺いいたします。  その7つは、走行距離が延伸しての車両の排出するCO2対策については順次車両の更改時に天然ガスパッカー車等の導入など、環境に優しい車両などの導入によって対応できるというふうに考えますが、見解をお伺いいたします。  その8つは、下増田の用地は昭和53年度に清掃工場用地として取得したものでございますが、今日まである意味では塩漬け状態にありました。したがって、市有地の有効活用という視点では最適地とも考えられますが、市の東南部に寄り過ぎという意見をお持ちだとしたら新たに用地を取得することになり、余計な財政支出となりますが、ご所見をお伺いいたします。  その9つは、ごみ処理施設等システム・新技術調査事業として計上されている原案に対し大幅減額という修正案を提出されたわけでございますが、この意味するところは地元説明会や検討委員会の組織の設置など必要最低限のものにとどめるべきとするものですが、そういう理解でよろしいのか。あわせて本会議や委員会で地元住民に対して十分な説明や理解を得る努力について求めた姿勢と相反することになりかねないものと危惧をいたしております。2回の地元説明会では、できる限り具体性のある計画を速やかにという市民の思いがうかがえるところでありますが、建設予定地や周辺地区の測量もできない。文化財調査はもとより、国の交付金を受け入れるための基礎資料である循環型社会形成推進地域計画を策定することもできない。さらには、市民や地元住民が一番知りたい施設整備の基本方針、基本構想、さらには基礎調査、概算事業費などの算定など施設の整備内容を策定する一般廃棄物処理施設整備計画を策定するための経費も減額修正ですが、何をもって地元説明をすべきと考えるのかお伺いいたしまして、1回目の質問といたします。それでは、町田議員にひとつよろしくお願いします。 46 【22番(町田徳之助議員)】 大変早口で聞き取りづらくて、質問者は通告してあるんですが、質問のほうがちょっとわからないです。                (「まず、選挙の関係……」の声あり) 47 【22番(町田徳之助議員)】 選挙の関係ですか。何をもって金子候補が400億円と……                (「金子候補が400億と言った積算の根拠」の声あり) 48 【22番(町田徳之助議員)】 積算の根拠ですか。済みません。私資料を持ち合わせておりませんので。                (「結果についてどのように受けとめているかということです                 よ」の声あり) 49 【22番(町田徳之助議員)】 それは、そのお考えでしょうから、ちょっとわかんないです。申しわけございません。                (何事か声あり) 50 【22番(町田徳之助議員)】 修正案について、別に全然これは関係ありません。地元の協議が進めば、それはそれなりにまた……                (何事か声あり) 51 【22番(町田徳之助議員)】 そうですか。いや、私はちょっとそれは関係ないと思います。                (「わかんなきゃわかんないでいい」の声あり) 52 【22番(町田徳之助議員)】 ええ、わかりません。  それと、耐用年数ですか。当局が言っているのは、耐用年数がおおむね20年から25年というふうに申し上げていますよね。六供の清掃工場が17年で、亀泉が31年、大胡が18年というふうに当局の説明では聞いております。  あと何でしょう。                (「今後の耐用年数」の声あり) 53 【22番(町田徳之助議員)】 今後の耐用年数、それから引いてください。                (何事か声あり) 54 【22番(町田徳之助議員)】 それは、でもわかんないんです。メンテナンスがよければ、それはまた何年か使えるし……                (「そんなのはメンテナンス次第なんだよ」の声あり) 55 【22番(町田徳之助議員)】 メンテナンスが悪ければそれだけ使えないということで。  それから、何でしょうか。                (「国の指導……」の声あり) 56 【22番(町田徳之助議員)】 国の指導でこれは1つに、1カ所に集約しろということでしょうか。それは、国がそういうふうに言っているんでしょう。                (何事か声あり) 57 【22番(町田徳之助議員)】 それは、前貸しは前貸しでもいいんじゃないですか。                (何事か声あり) 58 【22番(町田徳之助議員)】 これは、国のほうはそういうふうに指導していくんでしょう。それは、また市のほうの判断でしょうから、私はそれは……                (「修正案を出した……」の声あり) 59 【22番(町田徳之助議員)】 いや、だから清掃工場を聞いているわけでしょう。                (「真摯に答えるべきですよ」の声あり) 60 【22番(町田徳之助議員)】 だから、答えています、答えています。                (「わからないんならわからない……」の声あり) 61 【22番(町田徳之助議員)】 ええ、わからないはわかんないでちゃんと正直に答えています。  それと、合併特例債に関してですか。                (「議長、真摯に答えさせなさいよ。おかしいよ」の声あり) 62 【22番(町田徳之助議員)】 真摯に答えています。  それと、合併特例債に関してでしょうか。合併特例債がいいとか悪いかという話でしたか。違いました。                (何事か声あり) 63 【22番(町田徳之助議員)】 合併特例債100万円なんてなっていました。違うでしょう。修正案について……                (何事か声あり) 64 【22番(町田徳之助議員)】 100万円にした根拠。だから、コンサルが1,600万円というふうに聞いていたもんですから、コンサル分はまだ協議のほうが進んでいないから不要だということで、その協議が進み次第またコンサルのは計上すればいいんじゃと、そういうふうに考えています。  あと何でしたっけ。
                   (何事か声あり) 65 【22番(町田徳之助議員)】 何か20%前後収集効率がおかしいというふうな当局の説明がありましたよね。それがまた何か1カ所に集約することによって、そのスケールメリットによって経費が抑えられるというような当局の説明が確かにございましたが、それがまた環境にですか。ちょっと聞き取れない、どういった質問だったでしょうか。                (何事か声あり) 66 【22番(町田徳之助議員)】 いや、もう誠意を尽くして私は答弁したいと思うんですけど……                (「まじめにやれよ」の声あり) 67 【22番(町田徳之助議員)】 はい。                (何事か声あり) 68 【議長(青木登美夫議員)】 傍聴席の方、静粛に願います。                (何事か声あり) 69 【22番(町田徳之助議員)】 運搬の車、収集車ですか、多く通るようになる、また距離も長くなるって、これは環境に大変な負荷がかかるんじゃないか、そういうふうに思っています。  それと……                (何事か声あり) 70 【22番(町田徳之助議員)】 場所の選定ですか。これは、また下増田に限らず、多くのそういう候補地を考えて選定するべきじゃないか。下増田を否定するわけじゃないですけど、多くの候補地を選定して、調査研究してやるべきかなというふうに思っております。  あと、国の補助金を入れるための調査のというところでしょうか。                (「100万円だけでいいか」の声あり) 71 【22番(町田徳之助議員)】 100万円だけ。先ほど説明にあったとおり、計上してもまだ使われていなかったということで、またことしも同様になるかな、100万円もあれば足りるかなというような、そんな考えで……                (何事か声あり) 72 【22番(町田徳之助議員)】 よろしいですか。 73 【37番(宮田和夫議員)】 第2質問もったいないんですが、第1質問の理解のできていない部分もう一度お聞きしながら、第2質問も含めてお尋ねをします。ゆっくり話しますから、よく聞いてください。  まず、1つは選挙戦で高木市長は200億円ということを前提にしながら、合併特例債を活用すれば45億円でできる、こういうふうに言ってきたわけです。金子候補は、根拠はわかりませんが、400億円もかかると、こういうふうに喧伝をしながら、3つの工場はまだまだ使えるよと、減量化図れば。こういうふうに主張してきたと。ただ、市民が選択をしたのは高木市長の掲げたマニフェスト、こういった部分を含めて信託を受けたと。したがって、その選挙結果を受けてこのごみ清掃工場にかかわる受けとめ方、それはどういうふうに今感じておられますかというのが1つ目です。わかりますか。  2つ目は、この辺からやじが飛びまして、今後耐用年数は向こうに聞けということですが、問題は市長が言われるように、合併特例債を活用することによって前橋市の直接の負担経費は安く済むよと、こういうことが前提ですから、そういった意味合いでは耐用年数といった部分が平均的に20年から25年と、こういうふうに言われておるわけでございますけれども、今答弁いただきましたように、既に17年、31年、18年。竣工時は、今から7年後なんです。今すぐの期間じゃないんです。そうしますと、これに7年足しますと、六供が25年たっちゃうんです。亀泉なんて、とんでもないけども、38年なんです。これは、群馬県下にこんな古い清掃工場は存在しない。なおかつ私が承知している限りでは、当局の説明でも煙突の中がどうにもならないと。24時間もまだ燃していないんです。それでもそういう状況に立ち至っている。そういうことを踏まえたときに町田議員は今後の耐用年数についてどういうふうに調査をし、ご検討になっているのかなと、こういうふうにお聞きをしているんです。まだまだもつよという考え方なのか、いや、7年後想定すりゃもうそろそろ考えなくちゃいけない時期だということなのか。よろしいですか。  3つ目は、国、県が指導していて、国が勝手にやっている、県がやっていると、こういうお話でございますが、金子候補はたしか国、県と連携をしてということを強調されながら選挙戦を戦ってきたんです。そして、今日の合併問題をとらえたときに、できるだけ合理的な清掃工場の建設をすることによってコストの縮減を図りたいというのが国、そして県の実態であるわけでございます。私が承知している限りでは、県内の自治体の中でも日量焼却量450トンという清掃工場は2カ所きりございません。多分県が考えているのはそのぐらいの大規模な清掃工場を建設して、集中運営、管理することによってのコスト削減も図れるだろう。例えばダイオキシン対策一つをとっても、それだけの多くの工場にすべてダイオキシン対策なんていうことは途方もない金額がかかるわけです。そういった意味合いからすれば、私はこの環境対策という視点に立ったとしても国、県の言われるところの一定の再配置計画といったものは私でさえ是認せざるを得ないなと、こういうふうに思っているわけでございます。したがって、その考え方をお聞きしたいということです。  なぜこれを聞くかというと、皆さん方の会派の中で、委員会質問で1カ所に統合すると距離が遠くなってCO2を余分に出すじゃないか、こういう指摘をされた議員もいらっしゃるんです。だから、1カ所でやるのが問題なのかどうなのかと、こういう視点を含めましてお聞きをしたい立場からお尋ねをしているということでございます。  それから、差額に対する答弁いただけませんでしたけれども、合併特例債を使った場合、使わない場合、平成26年、限界があるわけでございますが、26年までに竣工すると前橋市の一般市民の一般会計からの支出は29億円軽減できるんです。これは、ご承知のように合併特例債、発行の割合が95、後年度地方交付税の交付金70、一般事業債の場合は75%の発行、そのうちの50%が後年度交付金、こういった差額で計算をすると、おのずからそういう数字が明確に出てくると。したがって、終期は26年までにやる必要があるんじゃないんかな、こういうふうに思っているわけなんで、まず合併特例債を使うべきか使わないべきか。慎重な検討はよろしいんです。私も慎重なことをやらなくていいなんていうふうには一個も言わないんです。慎重にやったとしても、あとは26年がおしまいだよ、このことを念頭に置いて逆算をしながら計画を推進しなければ結果として29億円の市民負担増になっちゃう、そういうことを申し上げたいわけでございます。  それから、走行距離が延びてCO2をいっぱい出すよ、確かに走行距離が延びるとそういう実態が出てくるかもしれません。しかし、今前橋市が導入しているように、順次収集車につきましても天然パッカー車を導入しながら、できる限り環境に優しい、環境に配慮した車両を導入しよう、こういうことでその車両更改時あるいは更改以前にもそういう車両を購入することによって現状と変わらないCO2対策ができるんじゃないんだろうか、こんなことのご質問を申し上げているわけでございます。  それから、今答弁いただきました下増田が東南部に寄り過ぎる、地理的な要件からすれば私もそのとおりだと、こういうふうに思っています。しかし、新たな用地を確保するということは、その用地費についてもまた取得をする経費がかかってくる。そうすると、清掃工場の建設費だけでなく、さらにプラスアルファの用地費取得といった金額も考えなければいけないとなると、さらに大きな財政負担ということにならざるを得ない。昭和53年度に取得した用地がある。だとするならば、立地条件はあるにしても地元住民の理解が得られるならば、ぜひそういう方向で努力する必要があるんじゃないんかな、こういうふうに思うのが私の考えでございますので、それらにかかわる部分の所見をお伺いしたいということです。  それから、100万円に減額をされた、それぞれ地元で話し合いしなさいというのはどの会派の皆さんも言っておられたんですが、端的に申し上げますが、従来の話し合いというのはある意味では行政が内部検討して、コンサル委託も終わって、このくらいの規模で、このくらいの施設容量で、燃焼方式はこういう施設で、そういうものを持ち込んで地元の皆さんに説明会やってどうですか、こういうのが行政の仕事の流れだったんです。これからの環境対策はそうじゃない。ゼロの部分から、つくる前から参加をしていただこう。今前橋は3つあるけれども、合理的に運営することによって環境対策もより充実をする。それについては、ぜひここにお願いしたい。そこにお願いしたとして地元の皆さんはどういう問題が懸念されますか、どういう不安がありますか、そういうものの意見を集約しながら、具体的にコンサルの中でもこういう問題についての解消策、こういう問題についての解消策は何があるか、こんなことも含めて委託をしながら回答いただいて、それをもって住民説明にまた臨む、こういう姿勢が大事じゃないんかなと、こういうふうに思っているんです。確かに2回の説明会実施されました。住民から出る質問は、どのぐらいの規模のつくるんだい、どういう施設なんだい、当局はまだ白紙ですから、何にも答えようがないわけです。問題は、清掃工場を1カ所に集約をするというまず理解が必要、あるいは清掃工場が来るというふうな理解。ただ、それが来ることによっての問題点、不安、こういったものは何があるんだろうか。もう既に2回やっているんです。これからまた説明会行っても何のコンサルもない、資料もない、何をもって説明するんでしょうか。住民の不安も解消されない。当局が3回目来ても何も前回と変わんないじゃないですか。これじゃ説明会やっても意味がないんじゃないでしょうか。そういった意味からすれば、それら調査業務にかかわる最低限の経費、100万円じゃとてもできない。皆さんは、その調査費が拙速だというふうにおっしゃるんですが、逆算をしてまいりますると、当局は26年のタイムリミットを考えるとぎりぎりだと、こういうふうに判断出されて私どもは真摯に受けとめているわけでございます。おっしゃるとおり決算額の部分では、18年度、19年度確かにそこまで進捗できなかった。でも、決断はもう限られているというふうに判断をすれば、20年度の中でもこのコンサル業務、そして国に対する交付金の申請にかかわる資料もつくらなければいけない。この両面からすると限界になるというふうに判断をして出されていると、こういうふうに私どもは受けとめておるわけでございまして、意見が一致するのは慎重にとのお互いの意見は、認識は一致しているんです。したがって、その部分の見解について重ねてお伺いをしたいというふうに思っています。  含めて第2質問に参ります。先ほど今答弁いただきましたけれども、経過年数でいきますと県内の状況、沼田市外二箇村清掃施設組合というのが35年、これは県内で最高です。7年後は、亀泉は38年ですから、もし使えているとすればそういう状況になるわけでございますが、次は29年の太田市清掃センター。しかし、県内の状況を押しなべて調べますると、大体現在稼働している清掃工場が23施設ございまして、そのうちの15カ所が20年前後に集中しております。言ってみれば県の整備計画、あるいは国の整備計画等々含めてちょうど検討するべき時期に来ていると、こういうふうに受けとめざるを得ない。県内の清掃工場の実態からするとそういう状況にある、こういうふうに認識をいたしているわけでございます。したがって、先ほども申し上げましたが、清掃工場のこの配置計画について町田議員がどういうふうに認識されておるのか。いや、前橋は前橋で勝手だよ、こういう議論になるか。だとすれば、この修正案だけでなく、ぜひ国、県に向かってもそれぞれの地方のやり方があるんだから、国は一々ぐじゅぐじゅ言うなと、前橋はこのほうがいいんだと、こんな意見までぜひ上げていただきながら対応していただくことが必要かなと、こういうふうに思っているわけでございます。  それから、先ほど予算審査や決算審査の中ですべての会派がおっしゃるわけでございますが、合併特例債を含めた有利な起債を活用しながら事業執行すべきだというのはどこの会派も言っているんです。だとすれば、慎重ということと26年をタイムリミットにした合併特例債の活用といった部分では認識は一致すると思っているんです。要はいずれその調査費をいつの段階でするかという段階ですが、今回修正案を提起されましたけれども、私は当局の思いはことしいっぱいでその調査費終わって国に対する交付金申請にかかわる部分の書類はつくり上げたい。早くつくることによって住民との話し合いの期間も一定程度持てるわけです。期間が短くなれば住民と直接話し合う期間というのは短くなっちゃうんです。そういう思いからすれば、私はこの調査費というのは本来的には修正せずに原案で対応することが望ましいと、こういうふうに思うんですが、町田議員のご見解を賜っておきたいと、こういうふうに思っています。  それから、1カ所の問題、重ね重ね大変失礼なんですが、伊勢崎市、これは27年経過した伊勢崎ダストセンター、処理能力、日量150トン、合併した伊勢崎あずまダストセンター、処理能力、日量25トン、伊勢崎境清掃センター、処理能力、日量30トン、この合併に伴って入ってきた3カ所のごみ処理センター、これ今現在休止をしております。伊勢崎市は、たった1カ所、伊勢崎市清掃リサイクルセンター、ここだけで今ごみの焼却処理を行っております。そしてまた、お隣の高崎市、ご承知のとおり広域で従来からやっておるわけでございますが、高浜クリーンセンターというところで1カ所だけです。高崎市は、現在前橋市よりも人口も多い、面積も広い。その高崎市でさえ1カ所のごみの焼却センターで実行しておるという実態があるわけでございます。そういう意味合いからすれば、私ども前橋も3カ所で云々ということよりも1カ所を念頭に置きながら対応することの必要性を私自身は強く感じるわけでございますが、その収集運搬業務にかかわる部分のプラスアルファ分を1つの清掃工場で24時間稼働で焼却をするという、そういうふうな施設形態であったとすれば、その処理にかかわる財政効果といったものは必ずそれを上回る成果が出てくると、こういうふうに思っているわけでございますが、委員会等の議論聞いていると、1カ所にするのが問題だと、こういう提起もあるわけでございますので、その辺は明確にもう一度ご答弁をいただいておきたいと、こういうふうに思っています。  それから、100万円の問題も重ねてなんですが、私も一般的な感覚で駅前の整備事業どうのこうのとか、市民との話し合いの中で、感覚でどうの、こういう部分は私は直営で職員ができるだけやるように頑張れる、私もそういう思いでいるわけでございますが、残念ながら日進月歩の技術進展がある清掃施設の建設をすべて自前で調査あるいは研究できるような専門職員や技術者を本市も抱えておりません。また、採用もいたしておりません。国に対して交付金申請をするための書式を整える、その調査結果をもってさらに加工しながら、さらに行政内部で検討する、こういう形の中でしか現実はその資料は整えることができ得ないというふうに思っています。そういったことを考えると、おのずから豊富な経験や実績を持つ専門業者への委託、これは必要やむを得ない部分、こういうふうな部分が私は実態だと、こういうふうに思っております。問題は、共産党さんがよく言うコンサルから建設業者へと、こういう部分の段階のコンサルじゃまだないんです。文字どおり基礎調査なんです。設計コンサルじゃないんです。多分今後検討委員会が開かれまして、検討委員会が機種を選定するかどうかわかりません。検討委員会とはまた別に機種の選定委員会というのを組織するかどうか、この辺はまだわかりませんが、文字どおりまだ地質調査から始まって、埋蔵文化財やって、そして今の環境の部分やってと、こういうことの文字どおり基礎の部分なんです。だから、そういう意味合いからすれば……                (何事か声あり) 74 【37番(宮田和夫議員)】 ゆっくりしているんだ、わかんないと言うから。黙って聞いていなさい。  そういう意味合いからすると、その部分の調査業務もカットするというのはいかがなものかと、こういうふうに思うんですが、その辺のご見識をもう一度お尋ねをしたいというふうに思っています。  それから、委員会の中で質問が出ましたけれども、ごみの減量化ができればその清掃工場も規模が小さくて安くできるじゃないかと、こういう長谷川議員の質問もございました。もちろん市民の協力、理解をいただきながら減量化を進めるという基本的な認識は当然のこととして理解ができるわけでございますが、一方で将来の減量見込みを見込みながら、ぎりぎりの処理能力の施設をつくって万々が一自己処理ができない、ほかの自治体へ委託をする、こんなような余分なお金、ましてやほかの自治体が受け入れてくれればという前提がもちろんでございますが、そういった意味合いからすれば、おのずからその規模についても現状の日量焼却量を参考にしながらどの程度の減量ができるかということになりますると、一定の規模というものは想定がついてくると、こういうふうに思っておるんですけれども、提案者はその辺の減量化、減量化という話はもちろん否定しませんが、1カ所に集約をするとこういう状況というものの認識がもしございましたらお伺いをいたしまして、2回目の質問を終わります。 75 【22番(町田徳之助議員)】 重ねての質問でございますけど、選挙戦において高木市長が45億円、金子候補が400億円、これは選挙のマニフェストいろんなことが書いてございまして、ごみのこともその中の一つだったと思います。いろんなことを含めて高木市長が選挙に当選なされたということで、それが市民の判断であったかなという、そういう認識であります。  そして、清掃工場、何年対応できるかということ。一般的なことを先ほど言いまして、これ当局から聞いたお話でございます。メンテナンス等によって延命策も図れるかな、でもそれもそんなには延命も図れないかなと。でも、ある程度は使えるんじゃないかな。せっかく市民の血税でつくったもんですから、なるべく大事に、大切に使ったらいいんじゃないかなと、そう思います。  それと、ごみの清掃工場を1カ所にする。これもだから1カ所になれば、これは確かにいいんじゃないでしょうか。  それとあと、合併特例債の件ですか。これは、間に合わないと29億円の何か負担増になるということ。使うか使わないか、使えればそれにこしたことないんですけど、今の国の財政状況を見ますと、また何年かたって交付税のほうが減らされてという心配もありますし、ある程度これはまたよく検討して使うべきかなというふうに思っております。  それから、CO2対策でございますけど、そういったバイオディーゼル車、そういうのを使えばある程度環境の負荷等が軽くなるというようなお話だったんですが、確かにそうでありますけど、騒音だの、交通事故など、そういったまた問題も起きるんじゃないかなと思っております。  それと、用地費でしょうか。市の所有地であれば、これは用地費は要らないわけでございますけど、まずそれありきではないと思うんです。やはり先ほど申しましたとおり、いろんなところを検討して、ベストのところを選定するというのがいいんじゃないかなと思っております。  それから、検討委員会の調査費ということなんですが、調査費もそうなんですけど、やはり何回かそういった会合、説明会を持ってお互いによく話し合いをする、まずそこが一番大事なところじゃないか。そういったところで100万円というのは妥当な金額じゃないかなというふうに思っております。  それから、コンサルが必要かどうかということでございますけど、これはある程度そういう地元説明会のほうの合意、理解、また市民理解のほうができていけば、またそういった段階に進んでいく。そういうところには、またコンサルも必要であると私は思っております。ただ、私が今言っているのは市民理解、住民理解がまだできていないと。まだそういったところでは時期尚早ではないかなと、そういうふうに思っております。  ごみの減量化、当然これは図るべきでありますし、当局のご努力ももっともっと必要かなと思っております。以上です。 76 【37番(宮田和夫議員)】 なかなか要領を得ませんが、いずれにしても今の答弁でわかったのは1カ所はいいんじゃないんかなと。できれば合併特例債も使えれば使ったほうがいいんかな、こういう部分。それから、ごみの減量化を図る、この部分は基本認識は一致できるんです。冒頭申し上げましたように、今の行政、じゃ100万円つけました、地元説明会に行く、説明すべき資料が何にもないとしたら、基礎資料が。もともとが調査費委託料がないんですから、できないんですから。そうすると、何を説明しにきたんですかと、こういうふうに言われかねない。検討委員会つくりました、検討委員会で検討すべき基礎資料もできない、これじゃ検討委員会をもしやったとしたら検討委員の報酬は無駄遣いです。そういう意味合いからすれば、少なくとも何らかの調査委託をして、その成果物をもって検討するということだとか、地元にもそういう説明をすると。そういった意味合いからすれば、この100万円だけじゃなくて、少なくとも調査費との部分というのは私は一体性で用いるべきだと、こういうふうに思っているわけでございます。  それから、容量の関係で特に答弁なかったんですが、長谷川議員にお聞きしたいなというふうに思うんですが、長谷川議員ができるだけ減量化をして……                (何事か声あり) 77 【37番(宮田和夫議員)】 提案者じゃないんだ。中道議員のほうにお伺いしたいと思いますが、ぜひ減量するということは全く異論、反論なくて、市民の理解をとにかく得て減量化しようと、これは全く当局にも求めたいし、市民にも理解と協力をいただくと、こういうふうな姿勢が当然必要なんですが、今現在の日量でいくと、亀泉が21.28トン、六供が268.09トン、大胡が47.47トン、合計で336.84トンが前橋の日量焼却量の実数でございます。清掃工場、多分1カ所に集約したとしても3つの炉をつくらなければいけない。必ず1つは修理あるいは点検ということで1つは休止、2つの炉でもって処理をするということになると、日量で最低今336なんです、現状が。そうすると、日量で1炉は150トンの処理能力がなければ24時間稼働の中では現在のごみ量でいくと焼却し切れない、これが前橋の実態ではないんかなと、こういうふうに思っているわけでございます。そういうことを含めると、基本的な考え方として規模的には3炉で日量450トン、これは先ほど申し上げた群馬県内の高崎と伊勢崎にある150トン炉の3炉、こういう規模と同様な規模になってくる。ただ、長谷川議員が提起をされた溶融炉の問題どうのこうのというのは、これは別の話で、焼却炉の部分についてはそういう規模にならざるを得ないんかなというふうに、それは私思っているんですが、中道議員のほうでは減らせ、減らせということですが、じゃ現実に先ほど申し上げた燃し切らなかったら大変だ、ほかの自治体に委託したら余計焼却の委託料がかかる、これも受け入れてくれればこその話でございますから、そういったことを考えると当局に求める努力は努力といたしまして、私どもの現実論からいくと、その程度の規模にならざるを得ないんかなと、こういうふうに思っているところなんですが、その辺をお伺いいたしまして、質問を終わります。 78 【17番(中道浪子議員)】 今るる宮田議員からありましたけれども、だからこそ検討委員会で、この辺の日量450トン、伊勢崎と高崎が持っているというんですけれども、だからこそ今前橋市の清掃施設課で今後についてどのくらいの規模が必要なのか、もっともっと減量していく中でどのくらいが必要なのかということを短期間で表明するのではなく、経過を見てやはり検討していく。そのために検討委員会が必要で、コンサルを一気にしてしまうのではなく、もうちょっと事前調査が必要ではないかというふうに思っているんです。  基礎資料も何もなくて地元説明ができるかというんですけれども、基礎説明はそういうところからすればいいんだと思っているんですけど。以上です。 79 【16番(伊藤晴夫議員)】 それでは、質問をさせていただきます。  今回の平成20年度前橋市一般会計予算の修正案について提出議員の皆さんに、特に私は合併地区の議員としてこの市会議員が初めての活動でございますので、前橋のごみ政策といいますか、これから長きにわたって考えていかなければならない政策でありますので、提出議員の中で若い議員さんにぜひとも答えていただきたいなと思っております。  今回の新清掃工場の建設計画について聞かされたときに、これはまさに耐用年数が近づいてくる。そして、修繕費がかさんでくる。そうした中で余り修繕費がかさんだり、修理費がかさむと自分たちでも自家用車そろそろ買いかえなきゃなんないかなというふうに考える、それが常識的なことだと思います。特に今回はタイムリミットと言われています合併特例債の活用ということを考えますと、なるべく早期に取り組まなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っておりますが、その中で説明を受けたときに、これは修繕費がかさむ前に新清掃工場の準備に取りかかるなかなか先を見据えた政策であると私は率直に思いました。そして、この新清掃工場は全市域と富士見村までを収集エリアに考えた最新の中央清掃工場という意味合いの施設であるということであり、建設計画で本市のごみ処理体制の根幹となるものであると理解をしております。このごみ処理体制、またごみ政策というのは、一日たりとも欠かせない大切な仕事でありまして、全市民にかかわりのある業務でございます。そこで、今回上程された修正案の提出議員さんの中で若手の安孫子議員さん、中里議員さん、町田議員さんに伺いたいと思います。  1点目は、これからの前橋市にとって環境、ごみ対策はどうあるべきと考えますか。これは、私は大胡から来たあれですから、これからの前橋のごみ処理体制についてどう考えているのか。また、ごみの有料化の流れというのが一つあると思いますけども、それについての考え方をどう考えているのかということを一つお聞きしたいと思います。  2点目は、前橋にとって望ましいごみ処理のあり方についてどんなことを考えているのか。  3点目は、新清掃工場の建設計画について聞かされた時点でこの本計画について期待される役割についてどうお考えになったか、以上明確にお願いいたします。 80 【3番(安孫子哲議員)】 今伊藤議員から質問がありましたことに対して修正案とちょっと違うのかなと思いますけれども、私なりの気持ちで答えてまいります。  これからの前橋のごみ処理対策、大胡から来たということで前橋はこれからどうするべきか、それを多分私に問いたんだと思いますけれども、これからのごみ対策に対しては前橋市政挙げてまずはごみの減量化を努める、これは当たり前のことであります。市民は、市民の苦労で本当に前橋のごみが減った、だからまた新しいごみ処理施設をつくる、そのような高木市長の考えであると思います。だけれども、これからはやはり市民一人一人がごみに対してかなり慎重になる、それは行政からの働きかけだと私は思っております。まずはごみの減量化をみずからが議員として宣伝マンになって地域発展のためにごみ宣伝マンとして頑張る、私はそのように考えております。  次に、前橋にとって望ましいごみ処理、これは望ましいというのはどこまでだかちょっとわからないんですけれども、前橋にとって望ましいと言われている部分は修正案の中で1カ所なのか3カ所なのか、分散するのかまとめるのかというところの私に対する問い合わせだと思いますけれども、それはリスクが少なく、要はローリスク、ハイリターンであれば私は構わないと思います。だから、1カ所でローリスクで、そしてコスト削減に努められるのであれば、ごみ処理の対応はそのようでいいと。ただ、今回の修正案に対してはそういったことももろもろ含めてもっと議員として、先ほど中道議員さんも言いましたけれども、検討委員会を立ち上げて、一生懸命考えてローリスク、ハイリターンになるようにやるべきだと私は思っております。  あともう一点ここで何か言われたんですね。 81 【16番(伊藤晴夫議員)】 新清掃工場の今回の建設計画を聞いて、それに対する考え。 82 【3番(安孫子哲議員)】 今回の高木市長も、もちろん我々が推した候補者もごみの清掃工場は公約で掲げておりました。そのときに今議会で思ったんではなくて、そのときに、やはり宮田議員さんは慎重論というのもわかると言っておりましたけれども、やはりごみの問題に関しては前々回の選挙から前橋市はごみの無料化やら、公民館の無料化など、そういうちょっとアパレル的なイメージがあった、そのように私は思っております。だからこそ、ごみに対する問題は市民はかなり敏感ではないかと。だから、今回のごみ処理施設に対する私の考えは、限りなく市民を裏切らないように慎重にやるべきだと、そのように当初から思っております。  以上です。 83 【5番(中里武議員)】 今の安孫子議員に対する質問と同じだと思いますが、質問の内容は。  まず、1つ目のごみ対策はどうであるべきか。これについては、先ほどの笠原議員の質問と重複するかと思いますが、ごみ対策については減量化でなくてはいけない。そのために市民意識の向上、また当局を含め、私たち議員の立場としての市民への啓発、これについては強く推進をしていかなければいけない、そう思っております。  有料化については、これは無料であるほうがいいのは当然であります。ただ、市長も以前私とお話をしたときに無料だけがすべてではないんだというお話もしておりました。その根底には減量化があるんだというお話をしておりました。それについては、私も同感であります。  ごみの処理のあり方、処理のあり方というのはちょっと抽象的で私もつかみ切れないところがありますが、今の安孫子議員の答えで議員さんが妥当であるとするならば、1カ所にするか3カ所にするかという箇所数のことであるのかなと。その箇所数のことであれば、1カ所に建設をすること自体に反対をしているわけではない、そういう立場であります。じゃ、なぜ修正したのか。修正する立場はさまざまであるということをご理解をいただきたい。それはそうですよ。わかんないですか。                (何事か声あり) 84 【5番(中里武議員)】 だから、修正をする理由はいろいろあるということです。わかるでしょう。                (「その理由を言わなきゃだめ」の声あり) 85 【5番(中里武議員)】 だって、理由を言えとは聞かれていないもん。そうでしょう。 86 【22番(町田徳之助議員)】 減量化についてどう考えるかということで、これはやはり先ほど安孫子議員、中里議員がお話ししたとおり、これは本当に最も必要なことじゃないか。市民の理解を得られる、また意識の向上、大変これ難しいことなんですけど、これに取り組んでいかなくちゃならない、そう思っております。  2番目は、前橋にとって望ましい施設は。これは、やはり財政的にも安く清掃工場ができて、そして管理コストも安い。そして、やっぱり一番大事なのは望ましい施設。市民の理解をいただいて、地元の方の理解をいただいた、大変円満にその事業が進んだ、そういう施設がやはり一番望ましい施設かなと考えております。  有料化について、有料化か無料化という話ですよね。これは、やはりできることなら、これは無料化のほうがいいでしょう。  それから、新清掃工場に対してどう考えたか。これは、先ほどからも答弁しておるとおりなんですけど、下増田に限らず、いろんなところを検討していただいて、またいろんな方式を検討していただいて、本当に市民にとってすばらしい施設になる、そういう施設ができたらなと考えております。 87 【16番(伊藤晴夫議員)】 それぞれ答弁をいただきました。中にはかなり私の今回の環境、ごみ対策ということでは的を射た答弁もいただきました。反面、ちょっとずれているかなという答弁もあったようです。というのは、大胡でもこういった環境関係の施設2つつくってまいりました。私は、一町民だったわけですけども、その中で一つはし尿処理場、今衛生センターです。そして、もう一つがごみの焼却場、大胡クリーンセンターです、今稼働しておりますが。そして、私もその当時の町の幹部、また逆に反対運動をやった人、そういった人の様子も聞いてまいりまして、それなりに私の考えを持っております。そこのところで一番長く感じたのが、場所の選定に物すごい時間がかかっているんです。ここでいいよという地元理解を得るまでに2年も3年もかかっているわけです。そういう意味からすると、場所はある程度ここでお願いしたいというふうな形のものができてこないと、とてもじゃないけど、100万円、200万円の予算ないしは年月を使ってもなかなか進まないと思います。そうした意味では今回の100万円を残して、ただし候補地は市内どこにもあるよという考え方ではいかがなもんかなという思いがあります。そうした意味では、この辺に関してはやはりこの修正案ではちょっと安易な感じであるなというふうな感じを持ちました。  次いで、第2質問に入っていきたいと思います。今回の修正案、ある意味ではごみ対策、環境対策を議論する絶好の場になったんじゃないかなと思っております。重要な案件で、計画に基づいて、やはりある程度早期にやらなけりゃいけないという、そういうスピード感を持ってやるためには今回の修正案、決して前向きな修正案じゃないような気がいたします。そうした意味でこの修正案に関しまして、私ははっきり根拠がよくわからないんですけども、それについてお聞きしたいと思います。  まず、ごみについてはいろいろこの処理について、いろんな業務があるわけですけども、どんなことを優先順位として考えているのかなということでお聞きしたいと思います。  それと、2点目としては先ほども望ましいごみ処理体制という形で質問したわけですけども、これについて先ほどとちょっと重複することになると思うんですけども、1カ所に統合がいいのか悪いのか。また、1カ所統合でないとするならば何カ所がいいと考えているのか。そしてまた、その根拠は何なのか。  もう一度言います。1点目は、そのごみ処理について、いろんな業務があるわけですけども、何を優先課題、そしてその課題について解決するにはどうしていけばいいのかという点と、そして2点目は1カ所統合という形を理想とするのかしないのか。また、2カ所のほうがいいよという考えならばその根拠はどこにあるのかということで、今度はじゃ町田議員さん、中里議員さん、安孫子議員さんの順でお願いしたいと思いますけど、よろしくお願いします。                (何事か声あり) 88 【16番(伊藤晴夫議員)】 今度は町田議員さんから。例えば私が質問した内容が一番最後になった方は、どうしても質問の内容が……                (何事か声あり) 89 【16番(伊藤晴夫議員)】 そんで町田議員さん、安孫子議員さん、中里議員さんの順でお願いいたします。 90 【22番(町田徳之助議員)】 ごみ処理について何が優先されるべきか。それは、いろいろ一概にはまた言えないと思います。収集もあれだし、焼却もあれだし、どれもこれもみんな大事な事業でありまして、どれが優先ということもないと思います。  それから、1カ所がいいか2カ所がいいか3カ所がいいか。先ほど答弁しましたとおり、それはやはりできれば1カ所でコストがかからなきゃそれはいいと思いますけど、それもいろいろ場合によってじゃないかなと、そういうふうに思います。 91 【3番(安孫子哲議員)】 修正案に対しての根拠ということであります。ごみ処理の課題と優先順位、やはり調査等の優先順位は、調査も第一だと思いますけれども、地元説明、そして市民からの意見、要望、東西南北あるわけですから、余りに離れて不便だよ、そんな声が出た場合に対応策をしていかなければいけないのかなと私は率直に思っております。そのほかありますけれども、長くなりますんで、望ましいごみ対策、先ほども言いました。1カ所がいいのか2カ所がいいのかという、やはりそうでしょう。これもローリスクでハイリターン、市民負担が軽減されるほうが私はいいと思っております。以上です。 92 【5番(中里武議員)】 重複を避けると難しいんですけども、優先順位というのは、これは建設に対しての優先順位なんだか処理に対しての優先順位なんだか分かれるところでもあります。まず、私の思いとしては、何を第一にするかというのは住民第一とお答えをしておきます。  あと、1カ所、2カ所、3カ所、箇所数は別に私は限定しているわけじゃありませんので、これはお答えをしかねます。 93 【16番(伊藤晴夫議員)】 ただいまの答弁から大体わかったことは、やはり1カ所で統合して、そして最新の設備で効率よく運営できるならばそのほうがいいというふうな感じを私は受けました。そして、全員が合意していることは、地元の皆さんの合意がまず必要だよと。その点も全議員さんが合意できることかなと思います。問題は、スピード感だと思うんです。それをいかにいい施設を早くつくって、そして耐用年数ないしは修繕費がかかるという中でつくるかと。そしてまた、財源の問題もある。そうしたことを勘案したときに、修正案というのは少なくとも前向きによくしようという形で出てくると私は考えていたんですけども、これが少しちょっと後ろ向きなのかなと。やはり推進をしていくという立場で考えなけりゃならないというふうに考えます。  そこで、第3質問なんですけども、今修正案で100万円だけを残して1,600万円削除した修正案がよりすぐれているという根拠はどこにあるのかお聞きしたいと思います。  2点目、そのことが全体計画をおくらせる結果として財源としての合併特例債を活用できない場合、その財源についてはどう考えているのか。  3点目として、また結果として新清掃工場の建設費が増大した場合にはごみ料金の有料化など市民負担の増大もやむなしと考えるか。また、円滑な清掃工場の建設を期して修正案の取り下げもあり得るのか、その3点についてやはり……                (何事か声あり) 94 【16番(伊藤晴夫議員)】 じゃ、中里議員さん、安孫子議員さん、町田議員さんの順でお願いします。                (「答弁は1人でいいよ」の声あり) 95 【5番(中里武議員)】 まず、100万円にした理由を述べる前に、伊藤議員のほうからスピード感を持ってやれというお話がありました、お話がね。これについては、もちろん施策、事業についてはスピード感は大事かと思います。ただ、伊藤議員が最初に冒頭言われた自家用車はだれでも買いかえるという、この例を挙げられましたが、私も最近自家用車を買いかえました。これは、よくよく考えに考えて、検討に検討を重ねてディーラーを何社も回りました。簡単に変えられないんですね。それだけは理解をしていただきたい。  100万円にした理由については、これは1,700万円のうちコンサルを除いた100万円であります。今後今までの中道議員であり、町田議員であり、答弁をしてきた内容と重複しますが、コンサルを除いても地元合意を得るための住民説明会は進められるという理由からであります。  2番目については、合併特例債を使わなくてもいいのかと断定されるのは私としては困ります。別に合併特例債は要らないとか、使わないとかという、そういうスタンスではありませんので。あくまでも住民を第一に考えて慎重に、丁寧に、今まで2回で200億円の建物をつくる、こんな形ではなくて、きちっとやるべきことはやっていただきたい、そういう意味からでありますので、3番目の取り下げについてはする必要もないという結論であります。
    96              ◎ 休       憩 【議長(青木登美夫議員)】 会議が長引いておりますので、この際暫時休憩いたします。                                        (午後3時30分) 97              ◎ 再       開                                        (午後3時59分) 【議長(青木登美夫議員)】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。 98 【36番(真下三起也議員)】 私も平成20年度当初予算案の減額修正案に対しまして、提出者に対し何点かお尋ねをいたしたいと思います。質問も4番目ということでございまして、多少重複もあると思いますけれども、あえて申し添えておきたいと思います。  初めに、改めて環境に対しまする本市の考え方でございますけれども、平成12年3月に環境への負荷の少ない循環を基調とした持続的発展可能な社会の構築を目指して環境基本条例を制定し、平成16年7月29日には環境基本条例の精神や基本方針並びに環境基本計画の5つの環境像をコンセプトとして本市の環境政策全般に関心を持っていただくために環境都市宣言をいたしたわけでございます。このような背景の中でこのごみ処理問題は大変重要な課題であると思います。ごみ問題の解決のためには市民の協力が不可欠であるとともに、ごみ問題講座あるいは清掃工場の見学、ごみに対する関心と認識を深める目的で市内の小中学生を対象にしたポスターの募集など行っております。特に清掃工場の見学につきましては、実際ごみ処理を行っている清掃工場を見学してもらってごみ問題の理解や認識を深めていただいております。現在稼働している清掃工場3つあるわけでございまして、六供清掃工場が建設から17年、亀泉工場が31年、大胡が18年を経過いたしまして、いずれも施設の老朽化が進んでいる状況でございます。将来的にも市民生活に支障のないようにごみ処理施設の整備が私は大変重要であると考えております。  ここで、提出者でございます安孫子議員にお尋ねしたいと思いますけども、安孫子議員は中心市街地に住居を構えておりまして、大変地域の方々に対しましてもごみの問題が関心が高いようでございますので、この減額修正案に対する考え方並びに清掃工場建設がまだ時期尚早というようなご意見もございます。しかし、住民に対しましてはいろいろと説明の機会を持って当局が説明しているわけでございます。この点が1点。  それから、2点目といたしまして清掃工場は大変複雑なプラントで成り立っているわけでございます。機械類につきましても継続的に稼働しておりますと大変老朽化も進み、またふぐあいも発生するわけでございます。民間企業では当然機械を一定的に点検したり、また入れかえしたり、さまざまな機械に対する対策を講じているわけでございますけども、清掃工場につきましても老朽化に対しましてどういうふうな対応を考えているのか。これは、実際に今回の修正案におきまして100万円の計上ということでございますけれども、この1,700万円の計上につきましては特にシステムの関係、あるいは新技術の調査等の費用でございまして、これは非常に重要な課題でございます。特に老朽化が進んでいる状況でございますので、早急に対応が必要と私は考えております。そういう中でぜひご答弁をいただきたいわけでございます。  それともう一点、けさほども私は地域が農村地帯、粕川地区でございますけれども、大胡線を市役所のほうへ向かってくるわけでございます。きょうもたまたまごみの収集日ということでございまして、歩道には大変多くのごみが集積をしておりました。私は、田舎のもんですから、なかなかそういうものには気がつかなかったんでございますけど、さすがに大都市、前橋の人口多いということでごみの量も非常に多いわけでございます。これにつきまして安孫子議員は今後いろいろな面で大変関心もあるようでございますので、ぜひ地域の皆さんとご協力いただきながらごみ減量化にも努めていただくようにお願いするわけでございますけど、それにつきましてと3点についてまずお伺いをしたいと思います。 99 【3番(安孫子哲議員)】 今真下議員から私に対してご質問がありました。  まず、1点目が中心市街地にごみが多い、そういうことを踏まえて安孫子の考え方、また清掃工場に対する考え方をということでございますけれども、決して中心市街地だけではなく、郊外のほうが逆に私はごみが多いと認識しております。中心市街地は、確かにごみの量が商業種が多いがために出るのは出るんですけれども、やはりショッピングモール等のほうが多いような気がします。自助努力で処理をしている、また中心市街地においては個人で処理をしているという、その差がまた出てくるのかなと思いますけれども、確かに中心市街地、街なかをきれいにしなければいけない、そのようなことは当たり前のことでございます。真下議員が大胡線を走っていたら、ごみの集積等、また散らばっているごみ等があったと。目にした。今の時代、ごみを窓から投げ捨てたり、そして不法にごみを投棄するというのはマナーに欠けている。ポイ捨てたばこや空き缶のポイ捨てなどがさんざん皆さん注意をされてきて、今日まず空き缶が落ちているということを私は目にしなくなってまいりました。私の考え方は、ごみに対しては非常に慎重に、また神経を使って自分が出したものは自分が処理する。自分の排せつした汚物はそこら辺にばらまく、そんなことは絶対ないわけでございますから、私は自分のことは自分で管理する、それがまずごみの減量化、3番に言われました減量化に対する考えなんですけれども、自分のことは自分で出したごみはちゃんと処理をする、このことだと思っております。  1番、2番に答えさせていただきます。老朽化が進んで、六供、大胡、亀泉等々出ておりましたけれども、メンテナンスなどを行って今もたせていると。確かに先ほど質問の中で6年後、7年後寿命がもう来ると、終わってしまう。新しいごみ処理施設、下増田に掲げておりますごみ処理施設に対する私の意見や考えだと思います。修正案に対してなぜ100万円残して残りの調査費を削ったのかという根本的な質問に対しては、やはり地域の、地元の、決して今1,600万円を削ることによって何が起こるわけでもないんです。調査費は100万円ぐらいでいいだろう、そういう安易な考えでもないんです。まず、ごみという巨額な、莫大な予算を抱えるごみ処理施設をやはり慎重論議をしてやっていこうではないか。資料がなければどうやって説明するなどなどご質問ありましたけれども、やはりじゃこの100万円しかない、そしたら当局はどうやって説明をするのか、議員たちにどうやって報告をするのか、そういう慎重論で大きな予算を使っていこう、そのように思って修正案を出した私も一員でございます。以上でございます。 100 【36番(真下三起也議員)】 今ご答弁いただきましたけれども、実際には老朽化が進んでもう耐用年数が来ているという状況の中で、例えば特に市街地におきましては上州の空っ風、強風の時期でございまして、大変ごみが散乱している光景も見たわけでございます。もし稼働している清掃工場が運転中止というような場面になりますと非常に混乱も起きるわけでございますし、また地域住民に対しましても大変迷惑がかかるということでございますので、行政側としても、また我々、この議案に私は反対でございますけれども、ぜひこの予算を通していただいて早く着手をしていただきまして、スムーズな移行ができますように私は要望しておきたいと思います。  それから、第2質問に入ります。本事業につきましては、平成18年から新規事業として開始いたしまして、先ほども質問がございましたけれども、19年度につきましては調査費を議案として提案されまして、議決をした経過がございます。今年度、20年度分につきましては減額補正という理由については、先ほど横山幹事長さんのほうからの提案理由の説明の中でお聞きをしたわけでございますけれども、意味はよくわかります。しかしながら、18年度、19年度と承認をして、なぜ20年度にこういう減額修正したのかということが私には理解ができないわけでございます。そういう意味で再度これは横山幹事長にご答弁願いたいと思います。  それから、また一方では1カ所で統合せずに既存の工場を建てかえるということでございますけれども、六供清掃工場には敷地が、新設するスペースがないということはもう皆さんご承知のとおりでございまして、この辺につきましても取り壊しと建設期間を足しますと数年あるいは五、六年はかかるというような状況になっております。当然そうなりますと亀泉や大胡に運ぶわけでございますけれども、必然的にこの2つの施設では焼却ができないような量でございまして、民間施設に委託するか、あるいは他の都市に依頼をするかということになるわけでございまして、委託費用やさきの議会でも大変膨大な金額がかかるというようなご答弁もございました。そういう中でぜひこの新清掃工場の建設に向かっては合意をいただける形で検討していただきたいというふうに考えております。例えば日量405トンを引き受けていただく施設がこの近傍にはございませんので、ぜひこれにつきましてもこの委託料も含めてどのようにもし故障の場合には検討しているのかも含めて2点お伺いをしたいと思います。 101 【32番(横山勝彦議員)】 真下議員の2点の質問にお答えをしたいと思います。  まず、1つは減額修正の関係でありますけれども、これまで2年間の実績を見ますと、18年度では決算額が62万円、そして19年度は65万円でありました。その後、使わなかった部分の予算につきましては補正で減額をされております。それで、今回が100万円の予算があるわけでありまして、1,600万円は委託料という形になっております。私のところに詳細の部分が来ておりますけれども、100万円の内訳につきましては報償費が25万円、旅費が30万円、需用費が30万円、備品購入費が15万円、1,600万円が委託料、この委託料の中身につきましては私どものところには報告が来ておりません。これは、コンサルタント料という伺いをしておりますので、この件につきましては慎重な中で検討を進めていただきたい。市民合意を得た中で進めていただきたいというのがこの事業に関する我々の考え方であります。そして、特にコンサル等に委託する経費まで当初予算として認めることにつきましては、地元住民を軽視し、市民に対しても強引に事業が進められるという懸念があるというふうに私たちはとりまして、委託料1,600万円を修正したわけでございます。  それから、次は故障の場合でございますね。故障の場合のときには、さきにいろいろな場面、場面の中で予備費として補正の中でやってきているものというふうに私は存じております。  以上です。 102 【36番(真下三起也議員)】 今横山議員よりご答弁をいただいたわけでございますけれども、既に18年度、19年度につきましては決算等も、18年度につきましては済んでいるわけでございまして、19年度も今そういう形で進んでいるわけでございます。しかしながら、財源等の考え方によりますと、これから合併特例債、平成26年までの消化期限ということでございまして、これを活用して、いかに市民負担を減らすという観点から検討いたしますと、ぜひ20年度予算につきましては減額なさらずにこの原案どおりで執行することが私は一番これからの環境問題を含めた中で重要な課題だというふうに思っております。  続きまして、3番目でございますけれども、今回の予算減額によりまして建てかえ期間が先延ばしになる可能性があるわけでございます。私も大いに懸念をしているわけでございます。そんな中、我々の会派といたしましては国の交付金や合併特例債を利用して平成26年度までに竣工させることが市民負担を最小限にする最善の方策と考えておるわけでございます。今回の先延ばしにつきましては、大変有利な合併特例債を活用することができなくなる可能性も生じるわけでございます。これにつきましてお考えがございましたらお願いをしたいと思います。  また、住民説明会でございますけれども、いろいろとご意見があったようでございます。私もここに資料を持っておりますけれども、確かに反対の意見もあったようでございます。しかしながら、大方は賛成ということでございますし、土地の確保もしてあるということでございまして、特に2回の説明会の中ではそれぞれ地域住民も六供清掃工場のほうに見学会も実施をいたしました。確かにいろいろご意見があるのは、これは承知でございます。しかしながら、状況下を考えますと、地元の皆さんにとりましてはこの予算の減額は非常に不信感を招くのではないかと私は懸念をしているわけでございます。特に地元ということで過去に、2回目につきましても環境省からの資料に基づいて説明しておりまして、大変高度な説明会も催したようでございまして、特に一部の人は、それは懸念材料を持っていることは事実私も承知をしております。しかしながら、大方の皆さんにつきましてはぜひこの建設推進に向かってほしいという願いがあるわけでございますので、その辺につきましても横山議員のほうからお願いをしたいと思います。  それと、町田議員にちょっとお尋ねをしたいと思うんですけども、本市は環境美化運動ということで一地区一自慢事業が大変活発でございまして、特にことしは全国都市緑化フェアの開催がありまして、花、緑をテーマに掲げて各自治会で積極的に美化運動を推進しているわけでございます。そんな中、過日の市長選挙におきまして我が粕川地区にはこういうチラシがかなりまかれました。チラシ、これは私に言わせるとごみです。それで、住民も非常に困りました。たまたま選挙中にちょっと小雨が降った日がございまして、道路にこれが張りついちゃって、本当に雪が降ったような形で、何千枚か何万枚かわかりませんけども、私の地区にも大変まかれました。内容につきましては、ご承知のとおりだと思いますけども、この内容には触れませんけれども、こういうことが今の一地区一自慢事業の中でどういうふうに位置づけできたら私はいいかと思っているんです。それについて町田議員のご見解をお聞きいたしたいと思います。  それと、中里議員、ちょっと質問いたします。私も粕川地区の創価学会に入会している親しい友人がございます。その会員によりまして、聖教新聞を何年となく購読をしているわけでございます。その新聞によりますと、大変連日連夜、環境問題あるいは生活優先のテーマが多いわけでございまして、この清掃工場もやっぱり環境美化あるいは環境推進のためには絶対今前橋市で必要な事業でございます。そんな中でこの聖教新聞で、毎日見出しを初めとして拝見をしているわけでございますけど、大変公明新聞は積極的にこれの推進活動を推進している記事が連載をされております。それなのに今回、いろいろ答弁は先ほどから同僚議員の質問に対して答えておりますけれども、減額の意味はほとんどわかりましたけれども、減額することと党の方針がかなりずれているんじゃないかというような私は個人的に見解を持っていますんで、その辺を中里議員にひとつ答弁を願いたいと思います。以上です。 103 【32番(横山勝彦議員)】 私に質問されました2点につきましてお話ししたいと思います。  まず、建てかえ期間の延長について、26年完成がおくれた場合を心配しているという質問がございました。これにつきましても私も心配をしております。なぜならば今先ほど真下議員が住民合意は大方賛成という形の話をされましたけれども、全員賛成の中で事を早く進めていただきたい。当然そうなればコンサル料もどんどん使える状況になってくるというふうに思います。  2つ目の推進策も同じようであります。まず、市民の合意が絶対必要。そして、それに伴って推進策を進めていきたいということをお願いしておきたいと思います。以上です。 104 【22番(町田徳之助議員)】 一地区一自慢の中での美化にそういったことがどういうふうに位置づけられるかということですね。粕川地区のほうで選挙中に大変大量のチラシが雪のようにということで、大変大量なごみがそういうふうに心ない人によってばらまかれたということは大変残念なことでございまして、そういったごみをリサイクル庫等活用していただければ、これも大変また貴重な資源になるかなというふうに思っております。そういった意味で一地区一自慢でそういった紙、雑古紙の収集でコンテストをするとか、またこういうモラルのない人をもう一回環境美化のそういう意識づけ、またそういう意識の向上を図るというのがまた一地区一自慢のそういうコンテストのあれにもなるかなと、そういうふうに思います。 105 【5番(中里武議員)】 真下議員から環境優先、美化優先について聖教新聞、公明新聞に載っているというご意見がありました。これは、そのとおりでございまして、それが今回の修正案について公明党として党の方針にずれているのではないかというご指摘ですけれども、どこがずれているのか具体的に言っていただければと思いました。また、予算減額修正案を出すことがずれているとは認識はいたしません。まして逆に言えば、全国的にこの清掃工場の建設という問題についてはいろんな疑惑が例に過去に挙げられている。そういうところについては慎重に見ていきなさい、慎重に検討しなさいという指摘のほうが多いということも申し述べておきます。 106 【44番(高橋一郎議員)】 それでは、順次質問させてもらいます。  初めに、大武さん、ひとつご答弁お願いいたします。提案の説明を整理してみますと、いわゆる2回に分けて予算を計上したけれども、2回とも予算が余ったじゃないか。そして、ことしになって急に1,600万円の調査研究費を計上したから、それは時期尚早ではないかというようであります。しかし、研究や検討は絶対に必要だというふうに提案の内容にははっきり明言されております。また、これは大変大きな物件で大事な事業だから慎重に検討しなさいということでございます。  まず1つ、いわゆるその1,700万円を含めた予算を計上する私は時期が来たんかなというふうに思いますが、これについては大武さんはどう思いますか。それが一つです。  2つ目は、慎重というのはいつまでが慎重なのだろうかというのが疑問です。というのは、やはりこの問題は生き物でございますから、絶対365日稼働しなければ大変市民生活に影響を及ぼす問題ですから、これはなるたけ議会でも力を合わせて早くこの問題について対応しなきゃならないんだろうというふうに思っています。  と申しますのは、次の質問ですが、建設の決定から着工、稼働までにいろいろな議員さんからお話がございましたが、大武さんは今までの見解の中でどのくらいの日数がかかるというふうにご認識をしておりますか、お尋ねをいたします。  次に、一番大事なごみ問題に関する基本的な考え方はどういうふうな考え方がありますか、お尋ねをいたします。  次に、ごみの焼却炉建設に対するいわゆるなぜこれだけの問題になっておるか。この焼却炉の建設に対していろんな考えがございますが、特に大武さんが質問の中で経済性ということを非常に重視しておりますし、これからはごみ行政に対しても経済性はもとより効率性、これは絶対に大事だというふうに思っています。これらに対する考え方をお尋ねして第1回目の質問といたします。 107 【42番(大武仁作議員)】 ただいま5点の質問をいただきました。  まず、1,700万円の予算を計上する時期が来たんじゃないかというお話です。実は、前の我が会派の議員、公明党の議員も話したとおり、18年度、19年度で調査費をつけた。ところが、19年度に第六次総合計画を可決する段階で総合計画に一言もこの下増田への清掃工場の課題は一つものっていない。というのは、18、19年度で調査したけども、予算まで残している。これで総合計画にのせる必要ないだろうと当局、市長初め判断したんだろうと、こういうふうに思わざるを得ません。ですから、今年度1,700万円の時期が来たと、こう言うのはまさに私は到底理解しがたい、こういうふうに思います。  それから、慎重に審議するんだけど、いつまでが慎重かと。これは、何度も言っていますけれども、地元の合意、私は下増田に限らず、もちろん下増田を否定するもんじゃございません。下増田に限らず、住民合意が得られた場所が最適地でありまして、ですからそういうまず1段階、今の行政、市民の信頼を失ったら何もできないのが現実です。こういう状況から考えると、いつまでという期限を切るような慎重さというのは期限は切れない、来年でもいい、こういう考え方も当然持てるわけであります。  3つ目、建設から完成までどのくらいの日数が。これは、最近環境影響調査なんていうのが義務づけられているようでございますので、それはそれなりにワンシーズンあるいはツーシーズン環境の影響を調査しなくちゃならないということは十分承知しています。ですから、そういう年数をとった中でやるべきことをきちんとやらなかったら完成には至らない、もちろん着工にも至りませんけど。こういう関係ですから、どのくらいの日数ということも具体的に今言える状況でもないかなと、こんなふうに思っています。  それから、ごみの処理の基本的な考え方ということですけども、我々議員として今日までこのごみ問題については今回の清掃工場だけでなく、今までごみ問題、随分議論を尽くしてまいりました。ですから、今のここにいらっしゃる議員はすべてごみ問題に関しての基本的な理解はみんな持っている、私はそう信じています。ですから、よく言われます、ごみの向こうにあしたが見える、このくらいの言葉まで言われている現実なんです。いつの時代でもこの問題が一番の大きな課題なんです。こういうことを考えますと、私はごみ問題を市民の理解のもとで解決していく、こうしなければいけない、こういう立場に立つものでございます。  経済性を重視と、それから効率を重視。もちろん私は今回の総括質問の中でこの下増田の問題にも触れさせていただきました。その一つは、あのときに言ったように、ごみ焼却炉の清掃工場の耐用年数が25年から30年、あるいは20年から25年と言われています。その収集運搬の費用が2割アップする、これを25年、30年計算をしてみて、それでどっちが有効なんだ、どちらが効率性が高いんだと、ここまで調査をする必要があるということを私はこの場で発言をさせていただいています。もちろん先ほど安孫子議員が言ったように、いわば経済性重視で、安いお金でできるだけ効率のいい清掃工場を建てる、これは市政運営すべてに言えることですので、まず経済性と効率性は第一義に考える。その前に地元住民の合意がまず必要、こんなふうに考えている次第です。 108 【44番(高橋一郎議員)】 ご答弁をいただきました。ちょっと私とも違うところがあるなと思うのは、私は六供の清掃工場の前に住んでいますから、よく理解をしています。そこで、まず地元の説明、建設決定、着工から竣工、稼働まで9年かかっているんです。だから、なるたけ早目にこの問題に着手をしないと大変なことになってくるんじゃないか。それには当然まず当局が、この経過を見ると、関係部課長会議で検討している。そして、ある程度の方向が出たら市議会へ説明をしている。そして、了承してという段階を踏んでいますから、やはりある程度調査をしてみないとどういう、非常に技術が今どんどん変わって進んでいますから、どういう機械を入れるところまでいっていませんが、最小でもこのシステム、いわゆるシステム、新技術調査、これはある程度、普通個人が機械を買うといったってこの調査はするというのが一般論じゃないかなという私は考えがあります。これについてご見解は合いませんけれども、また聞かせてください。  もう一つ、20年から25年または15年から30年、非常に耐用年数にぶれがあります。これは、当然部品等にもよりまするけれども、まだ六供については17年きりたっていないんです。前の六供の工場は、20年でアウトになっちゃいました。ということになってくると、設計から着工、完成まで9年間かかる。そして、六供は前の施設は20年だった。現在平成3年10月1日から稼働していますから、ところがまだ17年なのに建設のメンテナンス費用を調べましたら、17年度が2億5,700万円、また18年度は2億8,000万円、19年度は3億円、だんだん、だんだんメンテナンス料がふえていることは機械が老朽化をしているんだと。このままでいったときに、例えば今前橋のごみ焼却はすべて、ほとんどの、大体は六供で処理していると思うんですけれども、基幹工場にもしものことがあったときに前橋市のごみ対策はどういうふうにすればいいのか、この辺についてもお答えを願いたいというふうに思います。  その次に、これはちょっと横山さんが先ほどの答弁の中でまだ規模とか何かはよく時期はわからないよというのにこんな議論をするのはというような私はニュアンスを受けたんで、確認をいたしますが、これは総括質問でおたくの会派の議員さんが焼却施設についての質問の中で生活環境部長は大変具体的に答弁していますね。だから、合併後の本市人口同程度の30万から40万人規模の施設を勘案すると430トン前後の施設規模だというふうになるでしょうと。そして、建設費についてはいわゆる静岡市の清掃工場で500トンの施設の契約額は174億円だったよ。仮に前橋が430トンだとすれば150億円程度になるだろうと明確に答弁していますね。そして、大事な財源については150億円とした場合に、国の交付金を対象と仮定した場合に3分の1に当たる50億円が交付金となって、残りの100億円のうち95%に当たる95億円が合併特例債となるよ。そして、残りが一般財源。したがって、もろもろのことを計算すると、この平成26年度までの合併特例債を、これを運用ができれば、もちろん何でも構わずその日にちに合わせて変なものをつくれというわけじゃありませんが、これらの方向づけをターゲットにして対応ができれば34億円ぐらいで実質的な市民負担という非常に効率的ないい工場ができますよと、こう言っているわけです。このことについて、いわゆる今度の予算の削減について、やはりこれは予算を計上して、これらのターゲットの方向づけを決めて、逆算をして検討していくべきだと思いますが、これらについてはどう思いますか。先に大武さん、それと横山さんには先ほどの1点だけお願いいたします。 109 【42番(大武仁作議員)】 早く着工しないと手おくれになるという状況で調査をする必要があるんじゃないかということです。これについては、我が修正案の提案説明にもありますとおり、まずやらなければならないことがコンサル委託料ありきであってはどうなんだろう、いいんだろうかと、こういうことなんです。まず、やらなければいけないのは、まずごみの減量化を初めやるべきことの手を尽くし、それから現在の焼却炉のメンテナンスあるいは延命策、こういったものに全力を挙げ、そのメンテナンスの費用まで今高橋議員からご紹介ありましたけれども、コンサルの委託料を今回は削らせていただいたというのは、まだその段階ではないんじゃないですか、こういうことなんです。もっとその前にやることがあるんじゃないですかと、こういう状況を、判断をしているわけでございます。  それから、耐用年数にばらつきがあって、六供では9年かかって、20年で前のやつは建てかえたと、こういう状況のようですけれども、やっぱりそれは状況等によって当然そのぐらいのばらつきと申しましょうか、こういったものがあることは十分高橋さんのおっしゃるとおりだと、こんなふうに私は思います。ですけれども、今回1カ所にするということ、これの重大さ、あるいは前橋市にとって初めての試み、こういったことを考えますと、地元の住民はもちろんのこと、市民全体にごみの処理はこういう形でいいんですか、こういうことも我々議員として投げかけなければならない、こういう状況下にあると私は認識をしています。そういう状況ですので、もちろん場所によっては9年かかる、10年かかる、あるいは時に4年、4年はちょっと無理ですけど、4年、5年、6年ぐらいでは着工に至る可能性も十分秘めていると、こういうことも十分理解をしている状況であります。  それから、430トン規模になるんじゃないかということで、それに対する財源ですね。  私も合併特例債が使えればそれにこしたことはないと、こういう立場はあります。ただ、皆さんご承知のとおり、合併特例債は大変有利な起債になりますけれども、ただこの合併特例債も借金なんだ、こういう前提に立ちますと、今国の赤字の状況、これを考えたときに向こう何年間で地方交付税措置をやりますよと言っても今どこまで我々は信頼をしていいのか。それは、できるだけその起債は抑えるべきということを言っているんです。ですから、そういう状況の中で十分検討を要す必要があると、こういう状況であります。 110 【32番(横山勝彦議員)】 高橋さん、今答えちゃったじゃない。いいですか。 111 【44番(高橋一郎議員)】 本間さんの質問に対しての答弁、これに対して。 112 【32番(横山勝彦議員)】 本間さん。 113 【44番(高橋一郎議員)】 の質問に対する答弁。大体施設の方向が出ているじゃないか。                (何事か声あり) 114 【44番(高橋一郎議員)】 それに対する見解。 115 【32番(横山勝彦議員)】 ちょっと済みません。わかりません。 116 【44番(高橋一郎議員)】 さっき横山さんまだ規模や方向見えないだろうと言っていたんですけども、本間さんの総括質問の答弁である程度方向が出ているんじゃないですかという質問をしたわけ。それについてどう思いますか。 117 【32番(横山勝彦議員)】 失礼しました。宮田議員のときにも人口規模に対する処理能力、そういう話も出てまいりました。私もそのように認知をしております。それで、当然前橋の場合には450トン規模の大きな処理施設になるだろうということも理解しております。それで、先ほど金額に関しては、高橋議員は34億円という話をされました。宮田議員は45億円ということを言われました。市長は、多分33億円から34億円ぐらいですか、そういう答弁をされたと思います。多分34億円が近い数字なのかなという感じはいたしますが、これについて私たちは云々ではなくて、やはり変なものをつくれという意識はございません。よいものをつくるために逆にスムーズに検討委員会を立ち上げていただく、できることをできるだけやっていただく、このことを進めていただきたいとは思います。  それから、現状のものが元気なうちに手を打つことについては我々は否定をしておりません。よいことだと思います。以上です。 118 【44番(高橋一郎議員)】 大武さんにお伺いしますけれども、今の答弁の中でやはり合併特例債は確かに借金の一部だけれども、それを利用するほうが賢明であるという答弁がありました。しかしながら、要するに国が余り信用できないから、交付金等も含めた中でそうはいかないだろうということですけれども、しかしあんた方は2月の選挙で国、県、市との連携という形の中を大挙として今度の選挙戦ったんでしょう。その国、県、市の一番大事な大もとの国がその連携をした人が信用できないなんていうんじゃ話になんないじゃないですか。この辺については、もうちょっと認識をやはり高めてもらいたいなということがありますので、もう一度ご答弁をお願いいたします。  次に、今の横山さんのお話の中で大体の方向はよくわかりました。と同時に、私どもはどうも見解の中で地元の問題で余り協力的でないとかなんとか話が出ているようですけれども、私どもの認識では30年前の54年にあの土地を買うときにはごみ焼却場を六供では将来間に合わなくなるからつくるんだということで、はっきりごみ焼却場建設のためにあの土地を地元の人たちは売ったし、また売るときには当然関係の皆様方と協議をして、それでいいやなという形で5,000万円控除も受けて買収をしたと。ただ、たまたまその時期が来なかったということでありますから、私どもは恐らく地元が今ごろになってそんなことは知らないなんていうことは絶対に言わないと思いますので、今後なるべく地元と協議して体制が整ったらなるたけ早くこの予算を通してもらうようにお願いをして質問を終わります。 119 【45番(布施川富雄議員)】 修正案をお出しになった皆さん大変お疲れだと思いますが、私が最後の質問になりますので、もう少しのご協力をお願いしたいというふうに思っております。私は、提案された各会派の幹事長、団長に確認をしていきたいというふうに思っております。  2月の市長選で清新クラブ、そして公明党市議団の皆さんが支援をされた候補者のマニフェストには、下増田町へ計画している清掃工場の建設を中止すると明確にマニフェストに載っておりました。そういうことで今までの論議を聞いておりますと、18年度、19年度から予算計上して、それにも賛成してきたいきさつがあるんですが、私はここまで行政が踏み込んで進んでいるので、1,700万円ぐらいの調査費じゃ足りないんじゃないかと。少なくとも3,000万円ぐらいなけりゃしようがないだろうというふうに思っておりました。しかし、それを修正して1,700万円を100万円にされたということで、本当に消極的な推進をされておるというふうに思っております。果たして下増田へ清掃工場をつくる気持ちであるんだろうか、あるいは現在ある3つの清掃工場のメンテナンス等やっていけばそれで間に合うんだろうかと、どちらに本気で考えているんだろうというふうな疑問を感じております。  そこで、先ほど申しました各会派の提案された幹事長、それから団長のもとで会派としての明確な変わらないきちんとした答弁をお願いしたいと思います。下増田町へ当局が進めている清掃工場を進めていくのか、あるいは現在ある3つの清掃工場、メンテナンスをしてやっていけばいいんだと思っているのか、その辺の明確な答弁をいただきたいと、そういうふうに思っております。  それから、先ほど何度も何度も議論をされておりますが、いろいろと耐用年数から推してもあと5年か6年ということで、これはどうしてもやらなければならないと思いますし、そしてできるだけ多くの補助金をもらうことが原則になると思います。補助金がなかったら全然立ち上がりません。それがもう26年度と、これで合併特例債等も切れるわけですから、本当にこのようなことしの100万円のわずかな予算見積もりでやっていけるんだろうか、本当に疑問に思っております。その辺を100万円で今回は調査費は間に合うんだと、内容的にはこうだという明確な代表者から答弁をいただきたいと思います。それで我々はそれぞれの会派の総意というふうに思っておりますので、まずその辺を各会派の幹事長、議員団の皆さんにお願いしたいと思います。  その中で共産党の市長候補であった生方さんは否定をしておりませんでしたね。見直していく必要はあるということでこの清掃工場を進めるというのはいいんじゃないかということを言っていましたので、その辺も含めた中で各会派の幹事長、団長にご答弁をお願いいたします。 120 【32番(横山勝彦議員)】 マニフェストに関しましては、もう既に終わりましたので、私は余り存じておりません。  それから、下増田地区に建設をすることに関しての考え方。これにつきましては、これは私の考え方でありますけども、リーダーの姿勢と熱意、そして市民に対する対応であろうと思います。ですから、そこの場所がいいのかどうかという判断ではなくて、そういうふうに考えております。  それから……                (何事か声あり) 121 【32番(横山勝彦議員)】 いや、できるのかできないのかという質問だ。  それから、このごみ処理施設、一番大型施設ですけれども、やはり全国的に、ほかの議員の話もございましたが、技術革新も一番進んでいる業界であります。ですから、いろんなところの資料を研さんしていただく中で最良の装置、最良の方法を選定していただきたいという考え方はございます。  それから、予算100万円で間に合うのかどうか。これは、先ほども私のほうで詳細の内容を事前に確認をさせていただきましたところ、100万円の内訳は報償費、旅費、需用費、備品購入費ということであります。委託料は1,600万円のままで、内容はわかりませんので、これはその時期が来たときに十分間に合うであろうという判断をしたわけでございます。以上です。 122 【5番(中里武議員)】 まず初めに、工場について建設が必要であるかどうかの認識だと思います。これについては、一通りの質疑がある中において既存の3カ所の清掃工場の耐久年数を考えた上では、今後メンテナンスを続けていく中においても必要性は否定はいたしません。  それと、予算の見積もりの100万円で間に合うかどうかという点ですが、これも今までいろいろな方が答弁をしてきた中で発言をされたとおり、コンサルを除いた100万円の中できちっとした地元合意ができるような住民説明を丁寧に、慎重に進めていただけると思っております。 123 【17番(中道浪子議員)】 まず、この下増田の清掃工場建設について否定しているものではありません。市民合意を前提に適正規模で安全なものにすること、そして資源循環型でごみ減量の契機にすること、その上で場所も決めるべきということで、前橋市が6年後の稼働を目指して下増田に計画している新清掃工場は全市民的な合意が得られていない段階で地元との協議を当局が先行しているために市民の不安や批判が高まっているわけです。議会にも市民にも納得できる建設の緊急性や必要性について十分な説明がされておりません。例えば現在稼働中の3カ所の清掃工場の延命が可能なのかどうか、幾つかの問題があります。その清掃工場の建設は、多くの検討課題がまだ山積しています。ところが、今年度予算で1,700万円の調査費がついたわけですけれども、国への交付金申請のための地域計画づくりや新施設の研究、さらにはPFIの導入研究などコンサルタント会社に委託する内容の予算案となっております。今焼却炉メーカーは、ダイオキシン対策による工場の建てかえ改修工事で全国的に一段落して需要が少なくなって、企業としての生き残りをかけて必死の営業活動を行っています。このような中で今環境測定会社による談合や焼却炉のプラントメーカーの脱税、さらには贈収賄事件が全国で多発しています。ことしの2月にも八王子市の清掃工場の契約で談合事件が起きています。コンサルタント会社へ安易に各種調査の委託を行えば、その過程で激烈な競争を展開している焼却炉メーカーに情報が漏れて経費のかかる大規模な溶融炉の導入が強調され、公正な建設事業とならなくなるおそれがあります。税金の無駄遣いになることが懸念されます。安易にコンサルタント会社に調査委託を行わず、保健所準備室あるいは緑化フェア推進室のような特別な体制を構築して市独自の調査研究をスタートすることが先決ではないかと考えております。以上。 124 【45番(布施川富雄議員)】 3会派の基本的な考え方がわかりました。そういうことで今後進めるに当たっても、当局も大変よい参考になったというふうに思います。  それで、先日の市民経済常任委員会の後、これらの問題が次ぐ朝、各マスコミから報道されました。その主な原因は、住民合意、住民説明が十分できていないということが原因だったというふうに思っております。それで、先ほどから言われているように、下増田町の現在の予定地は昭和53年から54年にかけて土地改良の創設換地の中でまとまって、全員の合意の中にできた土地であります。それがもう絵図面までしっかりできていて、その絵図面が五、六年前まで改善センターに掲げてありましたけど、余りにもできないんで、しびれが切れて、それも外しちゃったようであります。そういう中ですから、各マスコミが報道した次ぐ朝、自治会関係者とか協議員の皆さんとかが、私が一番近いところに住んでいるけど、布施川さん、何もわかってないじゃないかいと。30年も前からそのために買った土地で、住民合意がされていないなんていうことはありようはずがないじゃないですかと、そんな質問がありました。私がそう言ったんじゃないと。いろいろきのうの委員会の中で、これは横山幹事長に聞いているから、聞いてもいいんですが、固有名詞まで申し上げます。梅澤百合子議員さんが私は下増田町の大勢の皆さんに会って聞いてみたら、みんな反対だと。本当に小学校区も1つだし、よく情報はわかっている人だと思うんですが、そういう発言をされていました。近いところの議員さんが全部反対だよと言えば、当然遠くのほうのよくわからない議員さんはそう思うかもしれませんが、下増田町の住民合意はややできていると。95%はできているというふうに思います。それで、その施設の建設に反対ではなくて、いろいろダイオキシンの問題とか、そういうことを心配して、そういうことが大丈夫だろうかと、そういう質問が多かったように思うんですが、それも2人か3人です。あとは、そういう質問した人は一人もいません。そういうことで私は住民合意はできているというふうに思っております。100%というのは無理ですよ。皆さんもよくわかっていると思うんです。私どもがいろいろの周辺生活道路とか、いろいろな環境整備をするのに、議員ですから、地域のことにはいろいろお話し合いに乗りますけど、まず100%というのは無理です。どこの町にも1人か2人どうにもなんない人がいます。その人まで合意させろというと無理です。そういう人たちは、やってしまうと、もう世話ないんだ、1人や2人の人というのは。だから、九十七、八%の合意が、地元でもこれからそういう情報なり報道があったので、しっかりきちんとした合意書をつくって陳情するというふうに言っておりますけれども、私はほとんどの合意ができているという判断をしているんですが、まずは清新クラブへ入っている情報はどうでしょうか、横山さん。それから、中里さんですか、そちらへ入っている情報はどうだかお伺いしたいと思います。 125 【32番(横山勝彦議員)】 今布施川さんのご説明を聞きまして、昔のことがよくわかりました。そういうことで絵図面については見ておりませんが、実際の場所につきましては我々も視察をしております。大変広大な土地であるけれども、周りは川に囲まれて、また前橋の南の飛び地であるなという印象を受けております。  それから、住民合意につきましては、今の状況はわかりましたけれども、陳情、要望等の提出があるということでございますので、その点につきましてはお願いをしておきたいと思います。 126 【5番(中里武議員)】 地元合意についての布施川議員のご質問ですが、これは私の考えとしては、委員会でも質問させていただきましたが、当局の答弁は過去2回の地元住民説明会で大半の理解を得られているという点に私は疑念を抱いたからであります。また、地元との協議をするための組織も立ち上げの要望をしているけれども、現実ここに来て4カ月以上たつ、その段階で催促までしている、そういうのも私も疑問を抱く点でありました。であるから、地元合意については大半が理解しているとは余りにも考えにくいという質問をさせていただいたわけでございます。  また、今お話にありました30年前に買った土地だという点がございましたが、30年前の段階で半ば合意は得られて売り買いを行われた。30年後の今でございますから、なかなかそれが効力を持っているのかどうか、この辺もあわせて疑問があったわけでございます。以上です。 127 【45番(布施川富雄議員)】 いろいろと各会派の考え方もおよそわかりました。そういうことですが、先ほどから言われたように、地元の清掃工場誘致に向けての並々ならない今までのご尽力もわかっておりますので、どうかそれが推進されるように皆さんのひとつご協力をお願いして質問終わります。 128 【議長(青木登美夫議員)】 以上で質疑を終わります。 129              ◎ 討       論 【議長(青木登美夫議員)】 これより各常任委員会に付託した議案第1号以下32件及び議案第1号に対する修正案、以上33件に対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。                (34番 小林岩男議員 登壇) 130 【34番(小林岩男議員)】 私は、前光クラブを代表いたしまして、上程中の議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算以下市長提出の全議案に対しましては賛成し、議案第1号(修正案) 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正については反対の立場から討論を行います。  まず、原案であります前橋市一般会計予算についてでありますが、平成20年度の国の予算は歳出改革を軌道に乗せる上で極めて重要な予算と位置づけ、歳出全般にわたる徹底した見直しを行うなど引き続き財政運営の厳しさがうかがわれるものとなっております。一方、地方財政対策につきましても国の基本方針、2006年及び2007年に沿って歳出経費の抑制を図る一方、喫緊の課題である地方の再生のための財源の確保など地方交付税等を初めとした一般財源所要額がようやく確保されるところであります。今後国においては地方の自立と再生を進めるため国庫補助負担金、地方交付税、財源移譲を含めた税源配分の一体的な改革に向けた検討を進めることとしており、これは国も地方も引き続き厳しい財政環境にあることのあらわれと考えております。  本市の財政状況につきましても市税収入の伸びが芳しくない中、義務的経費の増などから財政の硬直化が徐々に進展しており、財政の健全化は喫緊の課題であると考えております。幸いにしてこの4年間に市債残高を大幅に縮減するなど歳入歳出全般にわたる行財政改革を確実に実行し、しかもスピーディーに進めてこられた高木市長がさきの市長選で再選しましたことは、今後4年間の市政運営のかじ取りを安心してお任せできるものと考えております。  平成20年度予算の基本方針におきましては、市民負担をできるだけふやさないという市長のこれまでと変わらぬ終始一貫した考え方に基づき、福祉、教育を中心に市長のマニフェストの一部が早くも実行に移されるなど暮らしを優先した予算とされております。代表的なものといたしましては、中学校卒業までの子供医療費の無料化、引き続き市民負担を求めずに実施する新さわやか健診、さらには低所得者への国保税軽減措置の拡大などであります。特に中学校卒業までの子供医療費無料化は県補助制度の拡充を見通したものであり、また国保税の軽減措置も国、県の補助制度に沿ったものであるなど国、県の制度を活用しながら財政負担を極力抑え、市民サービスの向上をやり遂げる市長の行財政手腕は評価できるものと考えております。
     提案されました新年度予算案の主な内容でありますが、平成20年度は第六次総合計画の初年度であり、本市の地域特性を生かし、福祉や教育の充実、農業や商工業の振興、新市建設計画の推進など将来都市像である生命都市いきいき前橋の実現に向けた実効性のある施策を展開することであり、我が会派も大いに期待をしているところであります。  分野別におきましては、都市基盤と安全安心では3つの地域核のまちづくりの検討、土地区画整備事業の推進、道路や駅を中心とした都市交通基盤の整備、さらには防犯連絡所の本格的な運用支援などがあります。特に安全安心につきましては市民の力を発揮していただくとのことであり、市民の目線による防犯への取り組みを期待しているところであります。  環境の分野では、有価物集団回収などによるリサイクルの推進や家畜ふん尿利用への新たな取り組みを行うとともに、将来に備えたごみ処理施設の検討、研究などは平成20年度において実施しなければならない大変重要な施策であります。後ほど詳しく述べますが、政争の具とせず、原案どおり議決することが良識ある議員のとるべき姿であろうと考えております。  次に、健康・福祉の分野では代表例として申し上げた重点事業に加え、妊婦健診補助の拡大や不妊治療費の助成制度の新設など市民負担に配慮した施策は評価できるものであります。なお、児童クラブや介護施設の整備、さらには障害者の自主製造品の販売活動への支援など福祉施策の充実が図られておりますが、引き続き市民の視点に立った施策の展開をお願いしたいと思います。  また、教育の分野においても学校支援員等の大幅な増員、小中学校校舎等の耐震補強工事の推進など次代を担う子供たちの教育、環境の整備促進に期待をするものであります。  このほか中小企業設備資金融資や雇用対策の充実、担い手支援の充実など力強い農業の推進を初めとした産業の振興、さらには中核市移行に向けた取り組みや富士見村との合併準備にも配慮されるなど市長の市政目標である6つの施策、6つの力が早くも反映されている予算であると考えております。  以上のように20年度予算案は暮らしを優先としつつも各分野に配慮された予算であり、これらの施策は市民生活に明るい希望を必ずや与えるものであるとともに、前橋に住んでよかったと多くの市民の皆さんが実感していただけるものではないかと認識をしております。市長におかれましては、平成20年度は就任2期目の第一歩となるわけでありますが、選挙などを通じて寄せられた多くの市民の声を常に胸に刻み、職員と一丸になって力を合わせて暮らし優先、元気で楽しい前橋、そして生命都市いきいき前橋の実現に向け、今後4年間の市政運営に引き続きご尽力をお願いしたいと思います。以上が平成20年度一般会計予算の原案を含めた全議案に対する賛成の討論であります。  次に、議案第1号修正案に対する反対討論を行います。新清掃工場の建てかえに係る予算措置等については、平成18年度当初予算に新規事業として将来のごみ処理施設や新しい処理技術の導入に向けた調査研究に着手したいとして予算化し、また平成19年度予算においてもごみ処理施設等の新システム・新技術調査を進めるなど引き続き循環型社会の形成に取り組むこととして予算措置をされたところであります。このように清掃工場の建てかえについては平成18年度から調査研究に着手しており、本年度も既に2回の地元住民に対する説明会を開催するなど事業推進が図られております。また、稼働中の3工場は設備類の耐用年数が経過し、毎年多額の補修費用が発生しております。近い将来には工場機能の麻痺等によりごみ処理ができなくなることも予想されます。そうなりますと、市民生活にも多大な支障を来すことになります。さらに、事業推進が中断することになれば合併特例債の活用が見込めなくなるなど市民負担の増大にもつながり、ごみ処理の無料化の継続が危ぶまれる事態にもなります。清掃工場の建設は、多額の費用と長い期間を要しますことから、今から将来を見据えた手だてを講じておく必要があり、継続して取り組むことこそが肝要であります。新清掃工場の建設に当たっては、最新の公害防止技術を導入し、環境負荷の低減に努めるとともに資源・エネルギーの有効活用、積極的回収を視野に入れ、市民、事業者が安心して安全に暮らしていけるよう適正処理を前提とした施設の安全稼働を最優先すべきであり、それらを検討していくためには平成20年度予算に盛り込まれた当該事業の継続性を確認することが不可欠であります。以上の理由から修正案に対する反対の討論とさせていただきたいと思います。良識ある議員の皆さんには、ぜひともこの修正案を否決していただきますようお願い申し上げ、討論を終えさせていただきたいと思います。(拍手)                (22番 町田徳之助議員 登壇) 131 【22番(町田徳之助議員)】 私は、清新クラブを代表して本議会に上程されました議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算修正案及び第2号以下全議案について賛成の立場から討論を行います。  新清掃工場の建設については、大事業にもかかわらず、本市の第六次前橋市総合計画においては具体的な施策として快適な暮らしを支えるごみ処理の中でごみ処理施設の整備・充実との記載のみであり、その抽象的な記述には大いに不満があるところであり、大事業である新清掃工場の建設に向けての当局の取り組みの姿勢に大いに疑問を抱かざるを得ません。  事業の財源については、建設工事費のすべてが国の交付金対象と仮定して、その3分の1が環境省の交付金、残りの3分の2のうち95%が合併特例債を活用し、5%が一般財源で、合併特例債は元利償還金の70%が後年度に交付税措置され、市の負担を軽減できると言われますが、平成の大合併で全国で発行された合併特例債は20兆円とも30兆円とも言われますが、現在の国の財政状況を考えると大変危惧するところであります。  また、収集、運搬効率の低下については移転により全体的には20%前後低下するが、3工場を集約することによりスケールメリットが生まれ、トータル的な運営経費等の縮減が図れ、収集効率の低下分も十分に吸収できると言われますが、環境面から環境負荷の増大を考慮すべきであります。  そして、六供、亀泉、大胡の3工場については徹底したごみの減量化策を図り、市民の血税で建設した大事な施設を耐用年数の延命化を図るべきであります。  以上のように新清掃工場建設については幾つかの疑問がある中、新清掃工場建設に当たってのごみ処理施設等システム・新技術調査事業についてはこれまで平成18年度、平成19年度当初予算において当局提案のとおり可決され、執行されましたが、その内容を見ると、平成18年度当初予算ではごみ焼却施設建てかえに係る調査研究等がされたものの、決算額は62万円であり、当初の段階から事業に苦慮している状況でありました。さらには、平成19年度予算においては地元対策、検討委員会の設置、検討委員・職員による先進地視察、またごみ焼却施設建てかえに係る地域計画、施設整備計画、候補地選定計画などの計画策定委託料865万円が計上されましたが、3月補正予算において実施見通しが立たないことから予算の大部分である800万円が減額され、検討委員会も設置できず、計画策定にも至りませんでした。このように事業が順調に進んでいない状況において地元住民説明会等も4回しか開催されておらず、この事業に対して大きな不安や不審を抱く地元住民の方々が大勢おります。このことからも地元の住民理解も市民理解もまだまだ不十分であり、一層の理解をいただき、不安、心配、不審を取り除く努力が必要であります。  このような状況の中、平成20年度当初予算案においてコンサル等の委託経費を当初予算として認めることは時期尚早であります。この当初予算を認めることは、地元住民や多くの市民に大きな不安や不審を生むことになり、将来に禍根を残すことは明白であります。提案説明にあったように、清掃工場の建設は20年、30年に1度の大事業であり、建設場所もまず下増田ありきではなく、広く候補地選定をし、その研究、検討し、事業の推進に当たっては慎重の上にも慎重を期して事業を進められますようお願い申し上げます。  また、議案第2号以下全議案もそれぞれ妥当であり、了といたしまして、賛成討論といたします。(拍手)                (18番 丸山貞行議員 登壇) 132 【18番(丸山貞行議員)】 私は、フォーラム前橋を代表し、本議会に上程されました議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正に反対し、一般会計予算原案以下全議案について賛成の立場から討論をいたします。  政府の平成20年度の経済見通しでは、世界経済の回復が続くもと平成19年度に引き続き企業部門の底堅さが持続するとともに、家計部門が緩やかに改善し、物価の安定のもとでの民間需要中心の経済成長になると見込まれ、平成20年度の国内総生産の実質成長率は2.0%程度、名目成長率は2.1%程度になるとしております。しかし、景気回復は地域間の回復にばらつきが見られ、また中小企業の中にも景気回復が及んでいないのが現実でもあります。また、原油価格高騰により企業のみならず、市民の間にもガソリンや灯油の値上げを初め食品や生活必需品の価格高騰にまで波及し、生活の不安が広がっている状況にあります。また、少子高齢化の進行に伴う医療、年金、介護制度の改正、非正規雇用の拡大等々により個人間の格差拡大や地域自治体間の格差拡大が進んでもいます。国では、地方財政の格差是正に向け、地方再生対策費を新設し、平成20年度予算で4,000億円を用意しているようでありますが、引き続き三位一体改革推進により地方財政計画においてはこの対策費を除けば対前年度比はマイナスとなっており、地方自治体の財政の厳しさは依然として続くものと懸念をしております。  さて、平成20年度は高木市政2期目のスタートの年であり、多くの市民が期待する県都前橋の再生の流れを加速すべく基本理念である元気で楽しい前橋の実現に向け、市民の目線と思いに立ち、市民が主役、暮らし優先の市政運営の円滑な推進を心からお願いするものであります。  なお、地方分権により基礎自治体の政策形成能力が問われていることになります。前橋を住みたくなるまち、住み続けたいまちへと導くために市民ニーズにこたえる質の高い公共サービスの確立とともに、人権擁護、高齢者福祉、介護・子育て支援、男女共同参画、環境保全、安全・安心なまちづくり等々政策目的を明確にしつつ市民参画・協働の推進等に3,000職員とともに知恵を絞り、工夫を重ねながら施策を展開していただきたいと思います。  平成20年度の本市の一般会計の予算規模は、総額1,226億5,413万7,000円で、前橋プラザ元気21の取得整備や全国都市緑化ぐんまフェアの開催に向けた公園整備など大型事業が19年度に完了したことにより対前年比2.1%の減となっております。また、市債については約57億円の合併特例債を発行するものの、世代間負担の公平と事業の厳選により将来の世代に過度な負担を残さぬよう配慮し、引き続き市債残高を11億円削減できる見込みであります。このような状況の中、子育て環境を初めとした福祉・教育の充実、市民生活の安全・安心などを基本にできるだけ市民負担をふやすことのないよう暮らし優先の視点に立ち、市民サービスの充実を最優先とする姿勢を了といたします。  総務常任委員会関係では、市民・地域と行政が力を合わせ、地域の魅力や個性を生かしたまちづくりを目指し、市民活動・地域活動の支援、行政情報の共有と相互理解など具体的な事業、またすぐれた経営感覚を基本として市民力・地域力を発揮できる市政運営方針の展開、洪水ハザードマップの作成、災害に備えた耐震性貯水槽の計画的設置を了といたします。  なお、自主財源の根幹をなす市税については、公平・公正な行財政執行のためにも引き続き滞納額の縮減等自主財源の確保とともに、納税意識の高揚にご努力をお願いいたします。  さらに、県民税徴収事務委託金の適切な確保に努めるとともに、投資的経費の執行に当たっては市内の経済動向についての的確な状況を把握し、地域経済の振興につながるよう執行されることを指摘しておきます。  また、分散している施設の再配置についても機能の発揮等十分考慮し、対応されるよう要望いたします。  また、救急事業については引き続き市民の生命財産を守り得る体制の整備・充実をお願いいたします。  教育福祉常任委員会関係では、市民一人一人が健康に関心を持ち、安心して生活ができる健康・福祉の環境整備、新さわやか健診の実施、子育て支援策における子供の医療費の無料化を中学卒業までの入通院まで拡大、元気保育園子育て応援事業、高齢者福祉サービスの充実、障害者福祉サービスの利用に係る負担軽減措置の継続、豊かな人間性や考えをはぐくむ文化の薫り高いまちづくりを目指し、社会教育や学校教育の充実、学校支援員や特別支援学級介助員、国語等教科支援講師の大幅な増員、市民待望の美術館構想の推進など了といたします。  なお、総合教育プラザ、幼児教育センター、前橋プラザ元気21プレイルーム、親子元気ルーム等の連携による相乗効果を図り、子育ち子育て支援を充実されるよう指摘をいたします。  また、地域福祉計画とスマイルプランの策定に当たっては本市の地域性などを加味し、独自の特徴を打ち出されるよう要望いたします。  また、介護職人材確保対策の強化についても要望をいたします。  市民経済常任委員会関係では、自然というかけがえのない財産を将来に向け保全、活用しながら環境に配慮したまちづくりの推進、環境への負荷の少ない循環型社会形成を目指すとともに、紙リサイクル10万人キャンペーン等の施策展開を了といたします。  また、商工業の発展と雇用の推進とともに、観光施策など産業振興による活力あふれたまちづくりを展開することを了といたします。  引き続き商工業の振興とともに、雇用対策に努められるよう要望いたします。  なお、北関東自動車道の開通を契機に企業誘致については厳しい経済環境の中ではありますが、市としての方向性を明確にするとともに、政策立案の強化を図られるよう指摘をさせていただきます。  また、農業関係では家畜飼料の高騰に対する緊急支援、遊休農地の解消に向けた施策展開、農産物の販路拡大等を了といたします。  なお、地産地消の推進とともに、食に対する安全性確保に向けた対応を要望します。  清掃工場建設については、さきの市長選においてマニフェストに掲げ、市民に提案し、選挙戦の争点ともなり、6万6,006人の有権者から支持された施策であります。将来のごみ処理対策を考える上で新清掃工場の建設は必要不可欠であり、地域住民の方々との話し合いや環境調査を十二分に行うために原案どおりの執行を行うべきと考えます。  とりわけごみ処理施設等システム・新技術調査事業については、本市の規模に適した最新のごみ処理システムや技術を調査することに加え、市有地の有効活用とともに、合併特例債を有効活用することにより財政負担を最小限に抑えることを前提にしているものであります。このことは、市民負担に直接関連することであり、明確な根拠もないままの現状の中で調査費を削減することは将来の市民負担の増大となりかねないものであります。原案のとおり基本方針、基本構想、基礎調査、概算事業費など施設の整備内容を策定する一般廃棄物処理計画を速やかに策定し、地域住民を初め市民に公開し、理解、同意、協力、協働等を推進するために原案どおり執行することが必要であり、修正には反対をするものであります。  建設水道常任委員会関係では、将来に向けた良好で快適な都市基盤整備の推進、広瀬川河畔緑地の再整備、前橋駅北口広場等の計画的な整備、既存の木造住宅耐震診断の支援に加え、耐震改修費の支援等を了といたします。  なお、引き続き施行期間の短縮を切望する市民要望にこたえながらの区画整理事業等の推進、ユニバーサルデザインのまちづくりの推進を図るよう指摘、要望いたします。  本年は、第六次前橋市総合計画のスタートの年であり、中核市移行準備の最終年度、富士見村との合併に向けた協議の年でもあります。さらに、3月29日から6月8日まで第25回全国都市緑化フェアが前橋、高崎を中心に開催され、全国から100万人の方々に来訪していただく予定となっており、前橋市を全国に発信していくチャンスの年でもあります。まさしく平成20年度は本市にとって大きな変化の年であるとともに、飛躍の年、前橋を全国に発信することのできる大きな節目の年であります。これらを契機として前橋の発展につないでいただくとともに、行政としてはこれまで以上に自己決定、自己責任が求められることとなり、財政基盤の確立に加え、市民との協働をさらに推進し、元気で楽しい前橋の実現に向け、一層のご努力をお願いいたします。  質の高い公共サービスの確立とともに、信頼ある行政執行の確立に向け、豊かな経験と知恵をもって公平公正、そして効果的な行財政運営にご努力くださいますようお願いをいたします。  なお、各種事業の推進に当たりましてはフォーラム前橋の会派の議員が指摘、要望、そして提言をさせていただきました事項につき特段のご配慮をいただき、元気で楽しい前橋の実現、暮らし優先の市政運営に向け、引き続いてのご努力をお願いし、賛成の討論といたします。(拍手)                (10番 笠原寅一議員 登壇) 133 【10番(笠原寅一議員)】 私は、日本共産党市議団を代表して、最初に議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正案の賛成討論を行います。  前橋市が6年後の稼働を目指して下増田町に計画している新清掃工場は、全市民的な合意が得られていない段階で地元との協議を当局が先行しているために市民の不安や批判が高まっております。議会にも市民にも納得できる建設の緊急性や必要性について十分な説明がされておりません。例えば現在稼働中の3カ所の清掃工場の耐用年数の延命が可能なのかどうか、県内自治体の清掃工場の耐用年数と比べてどうか、1カ所に集中するデメリットはないのか、今後のごみ減量化の取り組みなどによって施設の規模縮小がどこまで可能なのか、採用を検討している溶融炉の安全性やランニングコストはどうか、コークスなど補助燃料使用が地球温暖化防止の努力に逆行しないのかどうか、スラグの利活用で環境汚染などを発生させないかなど新清掃工場の建設には多くの検討課題が山積しております。  20年度予算案に盛り込まれている1,700万円の調査費は、国への交付申請のために地域づくり計画や新施設の研究、さらにはPFIの導入、民間に建設工事を委託することなども含めてコンサルタント会社に委託する予算案となっております。コンサルタント会社へ安易に各種調査の委託を行えば、その過程で激烈な競争を展開している焼却炉メーカーに情報が漏れて経費のかかる大規模な溶融炉の導入が強調されて公正な建設工事とならなくなるおそれがあります。コンサルタント会社に調査委託を行わず、保健所準備室のような特別な庁内体制を構築し、市独自の調査研究をスタートすべきであります。また、市民合意がない段階で現地測量や埋蔵文化財の試掘を業務委託することも拙速過ぎます。今急ぐべきことは、市民参加の検討委員会を設置して数値目標を掲げたごみ減量の運動を展開するとともに、焼却炉の規模や形式などを慎重に検討することであります。コンサルタント会社へ安易に調査研究を委託する予算である清掃総務費の委託料に計上された1,700万円のうち、地元対策や検討委員会などの運営費を除く1,600万円の予算の削減は妥当であります。  続いて、一般会計の修正案を除く第1号、第2号、第4号、第5号、第6号、第7号、第8号、第9号、第10号、第22号、第26号、第28号、第29号、以上13件の議案についての反対の討論を行います。最初に、市長の政治姿勢について申し上げます。第1は、親族企業の所得隠し報道についてです。投票日直後からこのことが報道されて市民は大変驚きました。我が党議員団には真実を求める市民の声が連日寄せられております。市長は、国税不服審判所からの追徴課税なしとの審判が下る見通しだと実兄からの連絡を受けていると説明しています。しかし、この件で解明すべき点は親族企業2社の解散清算に伴う法人市民税の納税状況、たくさんの債務者や金融機関への多額の債務額などを公表することにあります。なぜなら市長は平成6年までに親族企業の監査役を務めていた立場からの道義的責任と市民一人一人が納得のいく説明責任を果たすことが求められているのであります。  第2は、朝倉工業団地の拡張計画についてであります。この造成計画の土地の中には03年ごろまでに親族企業が購入し、同社の資金繰りの行き詰まりにより支援企業に購入してもらった土地があり、この土地は市農業委員会から農地法違反の疑いがあるとして口頭注意を再三受けていたにも従わず、今日に至っているのであります。市は、直ちに違反事実に基づいて所定の手続を行い、もとに戻すべきであります。同時にこの土地を含めて開発計画に含まれている問題点があるのですから、市長が管理者となっている前橋工業団地造成組合において対象土地を外すことであります。  第3は、中心街開発計画についてであります。8番街隣接地の4番街区における親族企業が土地、建物を取得したことに伴って開発計画の中に含めたことから問題が発生したのであります。市長は、同街区を開発計画から除外することを表明しています。このことを実行に移すべきであります。  第4は、新たなルールづくりについてであります。市長、副市長、市議会議員は、市民全体の奉仕者として公正、清廉な立場に徹し、その職務に関し不正の疑惑を持たれるおそれのないようにするために公有施設との業務委託契約、公社や公有地の売買契約、開発計画の対象から親族企業などは除外する条例をつくることであります。市長は、本議会で新しい条例制定の時期に来ていると答弁をしているのでありますから、このことを6月議会で提案すべきであります。  第5に、フォーラム前橋の議員は我が党の代表質問の発言を取り上げて、議会発言といえども便宜供与と思われる云々ということは親族企業から名誉毀損で訴えられると判例まで引用して我が党の事実に基づいた質問に批判を加えたのであります。今市民は、一連の報道に対して議会に真相究明を求めているのであります。同議員の発言は、市民の真実を知る権利に背を向けるものと言わざるを得ません。  次に、議案第1号についてであります。一般会計予算には市民要望にこたえて国保税額の低所得者への引き下げ、中学生までの外来、入院問わず医療費の無料化を行ったことであります。また、国の特定健診の導入で全国的には基本健診廃止方向のもとで新さわやか健診として従来どおり実施したことについては高く評価いたします。しかし、今雇用形態は大きく変わり、3人に1人は非正規雇用となり、勤労者の所得は減り続けております。一方、中小企業の倒産や閉店などの経営危機は深刻であります。ところが、予算は中小業者、農業、勤労者の深刻な市民生活を支えるにはほど遠いものと言わざるを得ません。以下8点にわたり反対の理由を申し上げます。  第1は、雇用対策についてであります。格差と貧困は、自公政権の構造改革路線により年収100万円から200万円という非正規雇用者の急増であり、このような急増は青年の生活と未来を破壊し、技術や仕事の伝承を困難にし、急激な少子化、年金等の社会保障制度の空洞化など日本社会の深刻な問題を引き起こしております。このことを解決することが市政においても急務となっております。ところが、本市の雇用対策予算はパソコン講座などで年額173万円、誘致企業に正規雇用や青年の雇用を促進してこなかったのであります。職業指導等は76万円、前橋地区高等職業訓練校への助成金は762万円も出しておりますが、たった35人しかいない訓練校に対して定員増の働きかけを行ってこないのでした。  第2は、医療制度についてであります。06年に強行された医療改革法が実施に移されたもとで、本市でも病棟閉鎖や救急患者の受け入れ拒否などで医療崩壊の事態が深刻に進んでおります。今回のたらい回し事故による死亡によって明らかとなった救急患者の受け入れ拒否をなくしていく上での市の取り組む姿勢は大変弱かったのであります。1つは、医師会や救急指定病院との懇談会の開催。2つは、医師、看護師不足対策やベッド削減計画の中止を国に意見を上げる。夜間急病診療所の一層の充実を図るべきであります。  第3は、滞納対策についてであります。生活苦や営業不振を原因とした住民税や国保税の滞納額がふえております。国保税は、1年以上滞納すると4,000人から保険証を取り上げております。上下水道料金は、4カ月以上の滞納者2,600世帯に対して給水停止を行っているのであります。収納率アップのために制裁的な財産の差し押さえを3,500件から5,500件に増加する目標を立てて一層強めようとしております。市民の生活実態を無視した滞納整理業務の強行姿勢を改めるべきであります。  第4は、都市計画事業についてであります。歳出予算では、投資的経費は211億円、構成比は17.2%で、県内他市と比べても構成率は高く、この中での都市計画費は143億円であります。中心街の25ヘクを超える南部拠点開発を組合施行で実行し、大型商業施設ベイシアを誘致しようとしていることであります。本市における大型店の小売面積に占める割合は、20年1月推計で57%を超えてオーバーストア状況となっております。こうした中でさらなる大型店の出店は、周辺商店街や中心街に空き店舗を一層ふやし、市長が進めようとしている中心街活性化策とも矛盾しています。今必要なことは、大型店の出店を規制することにあると思われます。本市都市計画道路は、旧市で129路線、改良率は54%、約半分余、大胡は9路線で改良率は24%で約4分の1の進捗率であります。この中には県庁群大線のように、事業に着手して12年間たっているのに用地買収だけで、道路工事には手がつけられていないのであります。都市計画道路においては、公共事業再評価制度を使って見直しをすべきであります。区画整理事業は、ことしから新規2カ所がふえたために未移転家屋数は何と3,000戸となり、今後約15年以上もかかり、施行期間の長期化が心配となります。  第5は、教育問題についてであります。競争と選別を広げる教育によっていじめ、不登校、授業についていけない生徒の増加など、相変わらず深刻な事態にあります。教師がゆとりを持って子供たちと向き合える時間の確保が求められています。本市は、学校支援員、教科支援講師の増員を図りましたが、支援講師は週20時間、1日4時間、学期ごとの雇用で、安上がりで切り抜けようとしております。前橋の将来を担う子供の教育は、教員免許を持ち、一定の資格を持ち、身分の安定した正規職員によってどの子にも行き届いた教育を進めていくことが何よりも重要であります。30人学級を直ちに全小中学校で実施すべきであります。小中学校のすべての学年でも実施すべきであります。  学校給食の副食物についてであります。学校給食は、副食物を中心に加工冷凍食品が402品目もあり、このうち10%はエクアドル、タイ、インドネシアなどからの輸入品であること、今回問題となった中国の天洋食品も含まれていたこと、これでは学校給食の安全性も問題であります。本市の農業生産額は全国11位を誇る中で、地産地消こそ優先して学校給食に取り入れるべきであります。青少年健全育成計画は、中心となる子供の意見も聞かずに作成したこと、また子どもの権利条約からも見直しをすべきであります。  第6は、農業切り捨て政策についてであります。本市の農業、多くの農家を切り捨てた品目横断的経営安定対策による集団化を目標どおり実行いたしました。国は、水田・畑作経営所得安定対策として名前を変えて対象範囲を拡大すると言いますが、小手先の見直しだけで本質は変わっておりません。今さらなる規模拡大や法人化を押しつけ、条件を満たさない農家を助成対象外にすることも考えております。こうした農業切り捨て政策を国の言いなりに進めてきた前橋農政を容認するわけにはいきません。今農業は、原油価格や穀物、飼料代の高騰のもとで危機的な状況に直面しております。しかるに本市は一部農政の助成にとどまり、後継者対策、価格補償政策の市単独政策は大変弱いのであります。農家経営が続けられる農業振興策を抜本的に打ち出すべきであります。  第7は、環境行政についてであります。政府は、低炭素社会、循環型社会への転換を進め、地球温暖化対策を基本方針の一つに掲げているにもかかわらず、本市は地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の削減計画は庁内などに限定した取り組みで、市内全企業へ徹底する取り組みは不十分であります。市内の全産業や公共部門での確実な削減を迫ることが温室効果ガス削減のかぎであります。そのために庁内体制を確立した一層の取り組みを推進するべきであります。  2は、公害についてであります。荒口町のへい獣処理工場からは、耐えがたい悪臭を東部地区一帯に放ち続けています。坂東工業団地の汚染物質の除去などは、一定の前進はありましたが、田口町の地下水汚染問題は解消されていません。東金丸町の産業廃棄物の野積み状態、東片貝町の産業廃棄物処理業者による公害発生などは依然未解決で、公害や安全な水道水確保の上で十分な対策を講じていません。市は、公害発生企業に対して厳しい姿勢で改善を迫っていくべきであります。  第8は、財政問題についてであります。本年度予算の地方交付税は、対年度比7億円、7.4%と大幅減収となりました。国は、財政健全化法を08年度決算から適用し、これまでの地方財政再建法との違いは一般会計だけではなく、国保や介護、上下水道会計も対象とし、早期健全化基準を設けて地方自治体に早い段階からの対応を義務づけられ、税、上下水道料金の値上げや一層の職員削減などが促進されることになります。市長は、市債を減らしたと言っていますが、本市の実質公債比率は17年度が13.8%だったのが18年度は14%と増加しております。08年度の市債発行額は、前年度比で4億円、3.4%増、一般会計で総額123億円、構成比で歳入の10%を占めています。よって、歳出に占める元金返済や利息負担額の公債費は159億円、構成比13%の多額となっておりまして、教育費、民生費関係を圧迫しているのであります。さらに、歳入面では関東財務局のまとめたことし1月から3月までの法人企業景気予測調査によると、全産業で04年調査以来29.8となり、最低の基準となっています。このことから歳入の法人市民税等が大変厳しくなります。  次に、第2号、第28号についてであります。08年度の国保会計は、資産割賦課方式を廃止し、所得割、世帯割、均等割の賦課率と額をふやして低所得者への軽減措置を7割、5割と拡大し、2割の軽減区分を設けました。減税措置対象者は1万1,500人増の4万2,000人、加入者で45%となりました。一般会計の繰入金は3億円、国、県支出金は4億3,000万円を増額して税額引き下げを実現したのであります。長年の市民要望であった高過ぎる国保税の引き下げを行ったことについては評価します。しかし、応能、応益割の変更に伴う均等割の増額により3人以上の多家族世帯は一部増額となったことであります。  次に、問題は国保加入世帯は年間所得200万円以下、所得なし層が4万8,400世帯、73%も占めている中で市の減免申請に対する認定件数は41件と少ないこと。さらに、滞納世帯に対する保険証の取り上げ、資格証の発行件数は昨年10月現在で4,000世帯にも及んでいて、命と健康を制限する措置を市みずから行っていることでありまして、国保特別会計には賛成することはできません。  第28号について、この条例は葬祭費を後期高齢者医療制度の開始とあわせて今までの7万円を2万円引き下げて5万円に引き下げたことであります。今までどおり市で上乗せをするべきであります。  第4号、第26号についてであります。この2議案は、本年4月から75歳以上の後期高齢者だけ他の医療保険から切り離し、医療費抑制のために導入した制度実施に伴うものであります。問題の第1は、医療保険料を年金から強制天引きし、2年ごとに増額の負担増を強める制度となっています。第2は、年金から天引きできない1万5,000円以下の年金生活者が1年以上滞納すると保険証を取り上げることを地方自治体に義務づけております。延滞利子は14.6%とサラ金並みの高い利息を取るというものであります。第3は、慢性疾患を抱える年寄りを複数の医師に診察させず、1人の主治医に限る。検査料は、すべて月6,000円の定額とすることであります。世界でもまれな差別医療の導入で、今お年寄りの中ではこれでは長生きをするなと言わんばかりで、多くの高齢者市民から怒りを買っております。市長、当局は、お年寄りにも応分の負担をしてもらう制度だと言って、国、県にも意見を上げる姿勢を示していません。これでは市長の生命都市いきいき前橋とは相入れません。我が党は、制度の…… 134 【議長(青木登美夫議員)】 笠原議員、ちょっと済みません。 135              ◎ 会議時間の延長 【議長(青木登美夫議員)】 この際、議事運営上申し上げます。  前橋市議会会議規則の規定により、会議時間は午後6時までとなっておりますが、あらかじめ会議時間を延長したいと思いますので、ご了承願います。  討論を続けてください。 136 【10番(笠原寅一議員)】 次に……                (何事か声あり) 137 【10番(笠原寅一議員)】 はい。もう少しで終わりますから、協力してください。長くありません。  競輪特別会計についてであります。売り上げ減の中で新たな売り場を大渡町に増設するなど進めていますが、我が党はかねてからの主張どおり、ギャンブル事業を公営で行うことに賛成することはできません。  第7号についてであります。介護保険特別会計は、06年4月から3割の保険料引き上げ、介護サービスの切り捨て、給付抑制により大幅な黒字決算となり、4億8,000万円も基金に繰り入れました。一方、相次ぐ介護報酬の引き下げにより働く人に満足な賃金も払えず、慢性的な人材不足となっております。ところが、本市は低所得者への利用料負担軽減制度や介護職員の待遇改善や施設補助など有効な支援策はほとんどありません。今年度の施設建設は、小規模多機能施設3カ所、グループホーム2カ所のみで、これでは1,000人の待機者解消にはなりません。  次に、第6号、第8号、第9号、第10号でございます。いずれも上下水道料金に消費税の転嫁がされているために賛成することはできません。全国の公営企業の中には、消費税の転嫁をしないで頑張っている自治体もあるのですから、本市も学ぶべきであります。  また、上下水道料金の滞納者への2,600件もの給水停止は直ちにやめるべきであります。  次に、最後に第22号 市の職員の分限に関する手続条例についてであります。職員の身分を守る条例であるのに、この条例改正によって同様の心身の疾病により休職を命じられた職員の休職期間の通算は3年を超えることはできないとし、解雇しやすくしたことであります。過労等によって心身を患った職員に対して報道された奈良市の職員で部落解放同盟副支部長の悪用の例から通算を認めなくする条例改正は認められません。今男女ともに介護、育児休暇は1年6カ月も認められる時代ですから、通算で3年ということに対しては賛成できません。  第29号についてであります。保育条例の改正です。この条例改正は、公立保育所の民営化方針に基づいて民営化を行った市立保育所を条例から削除するものであり、かねてからの主張どおり賛成することはできません。  以上ですべての討論を終わります。(拍手)                (5番 中里武議員 登壇) 138 【5番(中里武議員)】 私は、公明党市議会議員団を代表して本議会に上程をされた議案第1号 平成20年度前橋市一般会計予算に対する修正案及び修正案を除く全議案に対し、賛成の立場から討論をいたします。  我が国の経済は、緩やかな回復基調にあると言われるものの、原油や原材料価格の高騰、進まない価格転嫁や下請価格の低迷など中小企業を取り巻く経済情勢は依然厳しい状況が続いております。日本の産業、経済の基盤を支え、地域の活性化に直結する中小企業の元気回復、そして零細企業への相乗効果こそ地域間や企業間に広がる格差を是正し、日本全体の景気回復を本格化させ、生活者一人一人にその実感をもたらすものであります。全国面接世論調査においては、消費者の立場からは給料やボーナスなど収入が減っている、事業者の立場においては売り上げや利益が減っているがともに多く、景気がよくなっているとの回答は前回調査から3割減少し、20%どまりであります。ガソリンや食品などの値上がりといった消費者物価の上昇傾向により国民の生活は厳しく、家計を直撃していることは事実であります。その現状を踏まえ、本市の予算編成の基本的な考え方として市民の目線と思いに立ち、市民が主役、暮らし優先の予算となるよう編成したことについては評価をしておきます。  そこで、まず第1号(修正案)の衛生費、ごみ処理施設等システム・新技術調査事業についてでありますが、市民経済常任委員会において審議をされ、1,700万円の予算計上においては以下の3点の理由から理解できるものではありません。1つに、用地選定に伴い2回の住民説明が持たれたものの、地元の理解、さらには市民理解も得られていないこと。2つに、議会への説明及び議論、検討が不十分であること。3つに、合併特例債活用期限は認識するものの、委託費の予算計上については拙速であること。今後は、修正案に基づき早急に検討委員会を設置し、住民説明、建設においても、また議会対応においても市長の言われるところの丁寧に、慎重に議論を重ね、推進されることを強く要望いたします。  所管別になりますが、初めに総務常任委員会関連についてであります。新市建設計画の着実な推進や行財政改革の推進は了としますが、昨年の71億円に続き、平成20年度も57億円の合併特例債を発行します。次世代を担う子供たちに負債を先送りしない財政運営をお願いするものであります。  歳入については、市税滞納額の縮減に向けた差し押さえや公売の推進、市税等のコンビニ収納を了とするものであり、自主財源の確保、拡充については広報まえばし13万部に広告を掲載し、さらには市有パッカー車に有料広告を拡大していることを了とし、今後市有スポーツ施設やネーミングライツについても検討を要望するものであります。  歳出においては、職員定員管理計画の着実な実行や民間委託の積極的な推進による経費の見直し、さらにはスクラップ・アンド・ビルドの視点からの補助金の見直しも必要であると考えます。特に平成20年度は第六次総合計画のスタートであり、市民に理解と納得の説明をもとに信頼関係を深め、市民力、地域力を結集していくところに事業の計画的推進がなされるものと考えます。さまざまな施策について慎重かつ丁寧な推進をされるようあわせて強く要望をいたします。  平成21年度は、中核市移行、富士見村との合併など本市として大きな節目を迎える重要な年度となります。万全な体制で取り組んでいただきたいと考えます。  消防関連においては、住宅用火災警報器の設置状況がいまだ30%でありますので、これまでにも増した設置への啓発を要望します。  市政運営においては、事業仕分けと同様、事業の選択と集中に積極的に取り組み、効率的な行財政改革を最大限推進されるよう要望をするものであります。  続いて、教育福祉常任委員会関連についてでありますが、まず保健福祉部関係です。子供医療費の無料化を中学校の入通院までの拡大を初め低所得世帯への国保税軽減措置の拡大、新さわやか健康診査事業、一般の不妊治療費の助成、妊婦健診補助の拡充など市民福祉の着実な向上が図れるものとして了とします。  また、障害者自立支援法に基づく障害福祉サービスの支給、低所得者に対する負担軽減措置の拡大、放課後児童対策充実事業、児童館整備事業、あわせて重粒子線治療施設の支援を了とするものであります。  工科大学につきましては、昨年実施し、大変好評であったこども科学実験教室や小学校の理科支援員のさらなる充実をお願いします。今後も充実した公開講座、専門講座など教育面においての地域社会に対する貢献を期待するところであります。  さらに、教育関係ですが、学校支援員配置事業、基礎学力向上サポート事業の充実、小中学校の水道直結化など子供たちの教育環境の充実が図られるものと評価をいたします。
     加えて総社公民館整備事業、小中学生体験活動支援事業、そして児童文化センター再整備基本構想策定を了とするものであります。  このほか介護保険特別会計予算や条例議案等につきましてもそれぞれ適切な内容であると考えます。  次に、市民経済常任委員会関連についてでありますが、まず斎場整備事業として平成22年度完成を目指し、建てかえ整備が進む中において新大式場・待合室供用開始や、雇用対策事業の若年層の職業的自立支援を行うワンストップ若者就職支援について了といたします。  農業関連においては、担い手推進事業の充実、遊休農地再生支援事業の着実な推進を了とするものの、農地転用につきましては農振除外申請等手続のあり方やその手法については正確かつ迅速に行うことはさることながら、農地関係法の各関係部署での連携強化を図るよう強く要望をしておきます。  都市交通の整備においては、平成14年から運行されているマイバス南北循環の車両更新、デマンドバスの充実をともに了といたします。  商工部門の活気ある商工業の実現について、企業誘致条例に基づく助成金の企業誘致等促進事業、魅力ある商店街形成プランに基づく複数店舗の新規出店の支援を行うまちなか店舗誘致事業、さらには魅力あふれる商店街づくり事業について了とします。  加えてにぎわい空間の創出としては、市街地活性化への相乗効果をねらった旧ウォーク館の利活用について行政としてどこまで施設整備にかかわっていくのか、さらには商店街との兼ね合いが懸念されるところでもあり、着実かつ丁寧な調整を要望いたします。  安全で安心して暮らせるまちづくりの推進として、洪水ハザードマップの作成、旧大手町交番跡に防犯ボランティア等の防犯活動拠点の設置による防犯連絡所の本格的運用について了といたします。  生活環境関係においては、環境への負荷の少ない循環境型社会への形成へ向け、家畜ふん尿利活用研究事業については了とするものの、約束期間のスタートに当たり地球温暖化防止対策の推進によるCO2削減推進事業については、本市として具体的に3%の削減を目指しての取り組みをお願いするものであります。  次に、建設水道常任委員会関連についてであります。第六次総合計画との総合性を踏まえ、都市計画に基づく幹線道路や生活関連道路の整備等都市基盤の整備について了といたします。  また、既設市営住宅へのエレベーター設置、広瀬川河畔緑地再整備、前橋駅北口広場整備事業、バリアフリー駅周辺整備事業等、暮らしやすいまちづくりの推進が図れるものと評価をいたします。  各区画整理事業においては、機能的な土地利用、道路及び公園などの施設整備と防災機能を兼ね備えた事業の推進を了といたします。  29日から開催をされます全国都市緑化ぐんまフェアについては、多くの来橋者が見込まれる中、万全な駐車計画による混乱なく安全な運営、さらには心からのおもてなしにより前橋市のイメージアップが図られますよう強く要望をするものです。  加えて緑化フェア終了後の継続的な整備がされますようお願いをいたします。  上下水道関係においては、安全な水道水の安定供給及び公共下水道の計画的整備を了といたします。  それぞれ各常任委員会ごとに申し上げてまいりましたが、予算の執行に当たりましては公共サービスを提供する立場だけではなく、サービスの利用者である市民の視点に立った行政運営を行い、市民要望や社会の変革に的確に対応し行くためスピード感はもとより、市長、そして職員は市民へのわかりやすい説明による理解、納得があって市民力、地域力があることを忘れず、事務事業の執行をお願いするものであります。  また、市長に申し上げますが、一連の問題について今議会において我が会派の質問に対し答弁はあったものの、Q&Aは成り立たず、それは議会のみならず、市民も納得できるものではありません。32万市民の生命、生活を守り、一層の前橋市発展のため再選をされ、市民の目線に立った市政運営を執行するに当たり市長の姿勢、言動が引き続き問われ、また注目をされるものであることを申し添えておきます。  なお、公明党市議団が代表、総括質問、各委員会等において指摘、提案、要望させていただきました事項につきましては、具体的実現への努力をされますようお願いをいたします。  終わりに、3月末をもって退職されます幹部職員並びに職員におかれましては、長年にわたり本市発展にご尽力をいただいたことに対し敬意と感謝の念を抱きつつ賛成の討論といたします。(拍手) 139 【議長(青木登美夫議員)】 以上で討論を終わります。 140              ◎ 表       決 【議長(青木登美夫議員)】 これより議案第1号以下32件及び議案第1号に対する修正案、以上33件を採決いたします。  初めに、議案第1号に対する修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。                (起立多数) 141 【議長(青木登美夫議員)】 起立多数であります。  よって、議案第1号に対する修正案は可決されました。  次に、議案第1号において、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。  議案第1号の修正部分を除くその他の部分については原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立多数) 142 【議長(青木登美夫議員)】 起立多数であります。  よって、議案第1号において修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号、第4号から第10号まで、第22号、第26号、第28号及び第29号、以上12件を一括採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立多数) 143 【議長(青木登美夫議員)】 起立多数であります。  よって、議案第2号以下12件は原案のとおり可決されました。  次に、残る議案第3号、第11号、第23号から第25号まで、第27号、第30号から第35号まで及び第37号から第43号まで、以上19件を一括採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立全員) 144 【議長(青木登美夫議員)】 起立全員であります。  よって、議案第3号以下19件は原案のとおり可決されました。 145              ◎ 追加議案上程 【議長(青木登美夫議員)】 日程第2、市長より追加送付を受けた議案第44号から第46号まで、以上3件のうち、初めに議案第44号及び第45号、以上2件の監査委員の選任についてを一括議題といたします。  岡田行喜議員、窪田議員、除斥願います。                (岡田行喜議員、窪田治好議員 退席) 146              ◎ 提案理由の説明 【議長(青木登美夫議員)】 ただいま上程いたしました議案第44号及び第45号、以上2件について市長の説明を求めます。                (市長 高木政夫 登壇) 147 【市長(高木政夫)】 議案第44号及び議案第45号の議員のうちから選任する監査委員の選任につきましてご説明申し上げます。  第3次送付分の議案書の1ページからごらんいただきたいと思います。監査委員に選任されておりました関谷俊雄さんと岡田修一さんが本年3月26日付で退職となりましたので、議案第44号では関谷俊雄さんの後任といたしまして岡田行喜さんを、議案第45号では岡田修一さんの後任といたしまして窪田治好さんをお願いしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 148 【議長(青木登美夫議員)】 以上で議案第44号及び第45号、以上2件に対する説明は終わりました。 149      ◎ 質  疑  ◎ 委員会付託省略  ◎ 討  論 【議長(青木登美夫議員)】 お諮りいたします。  議案第44号及び第45号、以上2件については質疑と討論の通告はありませんので、委員会付託を省略し、採決したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 150 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、議案第44号及び第45号、以上2件については委員会付託を省略し、採決することに決まりました。 151              ◎ 表       決 【議長(青木登美夫議員)】 これより議案第44号及び第45号、以上2件を一括採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立全員) 152 【議長(青木登美夫議員)】 起立全員であります。  よって、議案第44号及び第45号、以上2件はこれに同意することに決まりました。                (岡田行喜議員、窪田治好議員 出席) 153              ◎ 議 案 上 程 【議長(青木登美夫議員)】 次に、議案第46号 固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。 154              ◎ 提案理由の説明 【議長(青木登美夫議員)】 ただいま上程いたしました議案第46号について市長の説明を求めます。                (市長 高木政夫 登壇) 155 【市長(高木政夫)】 議案第46号の固定資産評価審査委員会の委員の選任につきましてご説明申し上げます。  議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。現在委員であります二瓶明夫さんの任期が本年3月28日で満了となりますが、引き続き委員をお願いしたいと思います。なお、経歴につきましては議案書に記載したとおりでございます。  以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。 156 【議長(青木登美夫議員)】 以上で議案第46号に対する説明は終わりました。 157      ◎ 質  疑  ◎ 委員会付託省略  ◎ 討  論 【議長(青木登美夫議員)】 お諮りいたします。  議案第46号については、質疑と討論の通告はありませんので、委員会付託を省略し、採決したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 158 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、議案第46号については委員会付託を省略し、採決することに決まりました。 159              ◎ 表       決 【議長(青木登美夫議員)】 これより議案第46号を採決いたします。
     本案はこれに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立全員) 160 【議長(青木登美夫議員)】 起立全員であります。  よって、議案第46号はこれに同意することに決まりました。 161              ◎ 前橋市農業委員会選任委員の推薦 【議長(青木登美夫議員)】 日程第3、前橋市農業委員会選任委員の推薦についてを議題といたします。  梅山議員、宮田議員、除斥願います。                (梅山栄五郎議員、宮田和夫議員 退席) 162 【議長(青木登美夫議員)】 本件は、農業委員会等に関する法律の規定に基づく選任委員2名の推薦であります。  お諮りいたします。  推薦の方法は、議長において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 163 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、前橋市農業委員会選任委員の推薦については、議長において指名することに決まりました。  前橋市農業委員会選任委員に梅山議員並びに宮田議員を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしました梅山議員並びに宮田議員を前橋市農業委員会選任委員に推薦することにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 164 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました梅山議員並びに宮田議員を前橋市農業委員会選任委員に推薦することに決まりました。                (梅山栄五郎議員、宮田和夫議員 出席) 165              ◎ 榛名興産市町村組合議会議員の補欠選挙 【議長(青木登美夫議員)】 日程第4、榛名興産市町村組合議会議員の補欠選挙を行います。  本件は、榛名興産市町村組合議会議員1名の辞職に伴い、後任を選挙するものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき指名推選とし、議長において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 166 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選とし、議長において指名することに決まりました。  榛名興産市町村組合議会議員に大崎議員を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしました大崎議員を榛名興産市町村組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 167 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました大崎議員が榛名興産市町村組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました大崎議員が議場におりますので、会議規則の規定により当選の告知をいたします。                (何事か声あり) 168 【5番(中里武議員)】 今後の議事について協議をさせていただきたい旨申し上げ、暫時休憩をお願いするものであります。 169              ◎ 休       憩 【議長(青木登美夫議員)】 この際、暫時休憩いたします。                                        (午後6時25分) 170              ◎ 再       開                                        (午後7時18分) 【議長(青木登美夫議員)】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に本日の議事日程に予定しております決議案第1号について、議案取り下げの申し出がありました。つきましては、議事日程第5号から削除する取り扱いといたしますので、ご了承願います。 171              ◎ 意見書案上程 【議長(青木登美夫議員)】 日程第5、意見書案第1号から第13号まで、以上13件を一括議題といたします。 172              ◎ 提案理由の説明省略 【議長(青木登美夫議員)】 お諮りいたします。  ただいま上程いたしました意見書案13件については、会議規則の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 173 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、提案理由の説明を省略することに決まりました。 174      ◎ 質  疑  ◎ 委員会付託省略  ◎ 討  論 【議長(青木登美夫議員)】 お諮りいたします。  意見書案13件については、質疑と討論の通告はありませんので、委員会付託を省略し、採決したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 175 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、意見書案13件については委員会付託を省略し、採決することに決まりました。 176              ◎ 表       決 【議長(青木登美夫議員)】 これより意見書案第1号から第13号まで、以上13件を採決いたします。  初めに、意見書案第1号から第6号まで、以上6件を一括採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立全員) 177 【議長(青木登美夫議員)】 起立全員であります。  よって、意見書案第1号以下6件は原案のとおり可決されました。  次に、意見書案第7号から第9号まで、以上3件を一括採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立多数) 178 【議長(青木登美夫議員)】 起立多数であります。  よって、意見書案第7号以下3件は原案のとおり可決されました。  次に、意見書案第10号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立多数) 179 【議長(青木登美夫議員)】 起立多数であります。  よって、意見書案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、意見書案第11号及び第12号、以上2件を一括採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立少数) 180 【議長(青木登美夫議員)】 起立少数であります。  よって、意見書案第11号以下2件は否決されました。  次に、残る意見書案第13号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (起立少数)
    181 【議長(青木登美夫議員)】 起立少数であります。  よって、意見書案第13号は否決されました。 182              ◎ 議員派遣について 【議長(青木登美夫議員)】 日程第6、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元にご配付の資料のとおり、議員を派遣することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 183 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣は承認されました。 184              ◎ 閉会中の継続調査事件 【議長(青木登美夫議員)】 日程第7、閉会中の継続調査事件を議題といたします。  各委員長から会議規則の規定により、お手元にご配付の継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長からの申し出のとおり、各委員会に閉会中の継続調査事件として付託し、調査終了まで継続調査を行うことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) 185 【議長(青木登美夫議員)】 ご異議なしと認めます。  よって、各委員会において継続調査事件一覧表のとおり調査終了まで閉会中の継続調査とすることに決まりました。 186              ◎ 市長あいさつ 【議長(青木登美夫議員)】 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。                (市長 高木政夫 登壇) 187 【市長(高木政夫)】 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  3月4日から本日まで24日間にわたり開催をされました第1回定例会におきまして、議員皆様には平成20年度の各会計予算や人事案件を初めとした議案を慎重に審議をいただき、まことにありがとうございました。深く感謝とお礼を申し上げる次第でございます。  今回の予算編成に当たりましては、県都前橋の再生の流れを加速し、元気で楽しい魅力ある前橋の実現に向けて子育て環境を初めとした福祉や教育の充実、市民生活の安全、安心などを基本に据え、マニフェストに掲げさせていただいた施策を盛り込みながら市民負担をふやすことのないよう市債残高を初め債務の継続的な縮減や行財政改革の推進に努め、市民主役、暮らし優先の予算を基本方針といたしました。とりわけ新年度は生命都市いきいき前橋を将来都市像とする第六次前橋市総合計画のスタートの年であるとともに、来年4月の中核市移行準備や富士見村との合併協議を進めるなど重要な節目の年となることから、新生前橋市の誕生、さらにはその後の方向性を確実なものとする予算に努めたところでございます。  こうした中、一般会計予算案につきましては残念ながら一部減額しての議決をいただきました。私は、先ほど申し上げた基本方針に沿って自信を持って編成した予算案を上程させていただいたわけでございますが、このたびの議会の議決を真摯に受けとめ、市民生活に滞りがないよう対応してまいりたいと考えております。  私は、去る2月17日の市長選挙において市民皆さんの温かいご理解とご支援をいただき、前橋市長に再選をさせていただきました。皆さんからお預かりをした期待におこたえし、マニフェストに掲げた政策を一つ一つ丁寧に実行に移していくことがこの4年間私に課せられた大きな責任であると考えております。本定例会の初日に申し上げさせていただいたとおり、21世紀は市民の時代であり、32万市民皆さんに市民力を発信していただける市民の思い、市民の目線に立ったわかりやすい市政運営に勇気と自信と責任を持って臨んでまいりたいと考えております。  また、市議会におかれましても新しい議長さん、副議長さんが誕生し、各常任委員会や議会運営委員会が新たな体制で始まったわけでございますが、前橋市の発展のためには議会と行政が車の両輪として互いに意見を出し合いながら切磋琢磨し、市民生活の向上に努めていかなければならないと考えております。どうか議員の皆様には今後とも市政運営に対し格別なるご支援、ご指導を賜りますよう心からお願いを申し上げ、平成20年第1回定例会最終日に当たりましてのあいさつとさせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。(拍手) 188              ◎ 閉       会 【議長(青木登美夫議員)】 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、会議を閉じます。  これをもって平成20年第1回定例会を閉会いたします。                                        (午後7時28分) 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...