前橋市議会 1992-03-02
平成4年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日: 1992-03-02
以上です。
5 ◎
市長あいさつ
【議長(
富沢徳次郎君)】 この際、市長から発言を求められておりますので、発言を許可いたします。
(市長 藤嶋清多君 登壇)
6 【市長(藤嶋清多君)】 お許しをいただきましたので、一言ご
あいさつをさせていただきたいと存じます。
私、2月16日の
市長選挙におきまして市民の皆様から大変心強い大きなご支援を賜りまして、今後4年間引き続き市長として市政を担当させていただくことになりました。これもひとえに
市議会の
皆様方の日ごろのご指導、ご協力のたまものとここに厚く感謝を申し上げる次第でございます。これからの
市政運営に当たりましては、選挙に際して皆様から寄せられました信頼と期待を深く心に刻み、市民第一を基本に28万市民の幸せと前橋の発展のために渾身の努力を重ねてまいる所存でございます。そして市民の皆様の幅広い声を謙虚に受けとめ、初心を忘れることなく21世紀の前橋を見据えた活力と魅力ある
総合機能都市の実現に向け決意も新たにいたしまして効率的かつ健全な財政を堅持しつつ積極的な
市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。どうか議会の
皆様方にはこれからの4年間従前にも増した力強いご指導とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、簡単でございますが、
あいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
7 ◎
日程報告
【議長(
富沢徳次郎君)】 本日の議事は、
議事日程第1号をもって進めます。
8 ◎ 議 席 の 指 定
【議長(
富沢徳次郎君)】 日程第1、議席の指定を行います。
去る2月16日に執行されました
市議会議員補欠選挙で当選されました
堤孝之君外2名の議席は、
会議規則の規定により、
堤孝之君8番、
土屋富喜子君11番、
岡田修一君12番を指定いたします。
9 ◎ 議 席 の 変 更
【議長(
富沢徳次郎君)】 日程第2、議席の一部変更を議題といたします。
新議員3名の議席の指定に関連して、お手元にご配付の議席の
変更一覧表のとおり議席の一部を変更いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
10 【議長(
富沢徳次郎君)】 ご異議なしと認めます。
よって、議席の
変更一覧表のとおり、議席の一部を変更することに決しました。
11 ◎ 新 議 員 紹 介
【議長(
富沢徳次郎君)】 この際、今回新たに議員に当選されました3名をご紹介申し上げます。
堤孝之君、
土屋富喜子君、
岡田修一君、
自己紹介をお願いいたします。
(4番
堤孝之君 登壇)
12 【4番(
堤孝之君)】
堤孝之と申します。このたび
市議会に初めて入会といいますか、失礼しました。言葉整いませんが、初めて
市議会の一翼を担えるように皆さんのご指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
(17番
土屋富喜子君 登壇)
13 【17番(
土屋富喜子君)】
土屋富喜子と申します。
市議会の一議員として就任をさせていただきました。皆様のご指導をいただきながら任務を全うしたいと存じます。よろしくどうぞお願いいたします。(拍手)
(12番
岡田修一君 登壇)
14 【12番(
岡田修一君)】
新政会所属の
岡田修一でございます。市政の進展に精いっぱい努力をいたす所存でございます。皆様のご指導とご鞭撻を心からお願い申し上げまして、ご
あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
15 ◎ 会 期 の 決 定
【議長(
富沢徳次郎君)】 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。
おはかりいたします。
今期定例会の会期は、本日から24日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
16 【議長(
富沢徳次郎君)】 ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日から24日までの23日間と決定いたしました。
17 ◎
会議録署名議員の指名
【議長(
富沢徳次郎君)】 日程第4、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則の規定により、議長において3番
茂木勝彦君、4番
堤孝之君、5番
宮原康雄君、以上3名を指名いたします。
18 ◎
議長交代
【議長(
富沢徳次郎君)】 議長を交代いたします。
(
議長議長席を退席、副
議長議長席に着席)
19 【副議長(
細井貞夫君)】 議長を交代いたしました。
20 ◎
日程追加
【副議長(
細井貞夫君)】 ただいま議長、
富沢徳次郎君から議長の
辞職願が提出されました。
おはかりいたします。
この際、
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
21 【副議長(
細井貞夫君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
22 ◎
議長辞職の件
【副議長(
細井貞夫君)】
議長辞職の件を議題といたします。
富沢徳次郎君、除斥願います。
(
富沢徳次郎君 退席)
23 【副議長(
細井貞夫君)】 まず、
辞職願を
事務局長から朗読いたします。
24 【
事務局長(
立川宏二君)】
平成4年3月2日
副議長 細 井 貞 夫 様
議長 富 沢
徳次郎
辞 職 願
このたび、都合により
前橋市議会議長を辞職いたしたいので、
地方自治法第 108条及び
前橋市議会会議規則第 142条の規定により許可下さるようお願いします。
25 【副議長(
細井貞夫君)】 おはかりいたします。
富沢徳次郎君の
議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
26 【副議長(
細井貞夫君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
富沢徳次郎君の
議長辞職を許可することに決しました。
(
富沢徳次郎君 出席)
27 ◎
日程追加
【副議長(
細井貞夫君)】 おはかりいたします。
この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
28 【副議長(
細井貞夫君)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
29 ◎
議長選挙
【副議長(
細井貞夫君)】 これより議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
(
議場閉鎖)
30 【副議長(
細井貞夫君)】 ただいまの
出席議員数は40人であります。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
31 【副議長(
細井貞夫君)】
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
32 【副議長(
細井貞夫君)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
33 【副議長(
細井貞夫君)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長から点呼いたします。
34 【
事務局長(
立川宏二君)】
(点呼) 中 道 浪 子 君 永 井 栄五郎 君
茂 木 勝 彦 君 堤 孝 之 君
宮 原 康 雄 君 大 武 仁 作 君
鈴 木 勝 次 君 大 島 政 雄 君
土 屋 史 郎 君 富 山 弘 毅 君
宮 田 和 夫 君 岡 田 修 一 君
高 橋 一 郎 君 羽 鳥 克 平 君
布施川 富 雄 君 岡 田 義 一 君
土 屋 富喜子 君 岡 田 光 一 君
小 島 桂 吾 君 吉 田 茂 君
宮 下 喜久次 君 山 本 良 平 君
梅 沢 富 雄 君 桑 原 功 君
中 村 賢 君 関 根 映 一 君
窪 田 治 好 君 永 井 敬 士 君
阿佐美 昭 一 君 船 津 孝 君
村 田 長 司 君 坂 本 棟 男 君
鈴 木 康 之 君 中 沢 実 君
宮 川 健 夫 君 富 沢
徳次郎 君
狩 野 富美男 君 関 口 三代八 君
萩 原 義 正 君 細 井 貞 夫 君
35 【副議長(
細井貞夫君)】
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
36 【副議長(
細井貞夫君)】
投票漏れはなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
37 【副議長(
細井貞夫君)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
鈴木勝次君、
宮田和夫君、関根映一君、
中道浪子君を指名いたします。
立ち会いを願います。
(開 票)
38 【副議長(
細井貞夫君)】 投票の結果を報告いたします。
投票総数40票、これは
出席議員数と符合いたします。
そのうち
有効投票40票。
無効投票なし。
有効投票中、
山本良平君36票、
富山弘毅君4票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は10票であります。
よって、
山本良平君が議長に当選されました。ただいま当選されました
山本良平君が議場におりますので、本席から
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
39 ◎
議長あいさつ
【副議長(
細井貞夫君)】 ただいま議長に当選されました
山本良平君からご
あいさつがあります。
(議長
山本良平君 登壇)
40 【議長(
山本良平君)】 ただいまの議長選におきまして、
不肖山本でございますが、当選をさせていただきまして、本当に身に余る光栄と同時に責任の重大さを感ずるところでございます。もとより
浅学非才でございますけれども、議会の円満とそれから今までルールに培った
議会運営に対しまして
全力投球で行いたいと、こういうふうに身を締めて感じているところでございます。どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。(拍手)
41 ◎
議長交代
【副議長(
細井貞夫君)】 議長を交代いたします。
(副
議長議長席を退席、
議長議長席に着席)
42 【議長(
山本良平君)】
議長交代いたしました。
43 ◎ 前
議長あいさつ
【議長(
山本良平君)】 この際、前議長、
富沢徳次郎君からご
あいさつがあります。
(37番
富沢徳次郎君 登壇)
44 【37番(
富沢徳次郎君)】
市議会議長を退任するに当たりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
顧みますと、昨年3月の
定例市議会におきまして、
議員各位の温かいご支援によりましてご推挙いただき、
市議会議長の重職につかせていただきました。この間、
藤嶋市長さんを初め先輩・
同僚議員並びに市幹部の皆様や
報道関係の方々の手厚いご援助とご指導をいただき、市政の確立と円滑な
議会運営に専心してまいりました。もとより
浅学非才の身でありますので、
皆様方のご期待に十分沿えなかったことはまことに申しわけなく存ずる次第でございます。
平成4年度は、
市制施行 100周年という前橋にとりましても
大変意義深い年であります。これからの 100年に向けまして各分野において諸事業の推進に当たられるわけであり、
市議会に課せられた使命と責任はこれからもますます増していくものと思います。どうか
山本新議長さん中心に
市当局ともども市民の負託にこたえていただけますよう心からお願いを申し上げ、退任に当たっての御礼のご
あいさつにさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手)
45 ◎
日程追加
【議長(
山本良平君)】 ただいま副議長、
細井貞夫君から副議長の
辞職願が提出されました。
おはかりいたします。
この際、副
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
46 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、副
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
47 ◎ 副
議長辞職の件
【議長(
山本良平君)】 副
議長辞職の件を議題といたします。
細井貞夫君、除斥願います。
(
細井貞夫君 退席)
48 【議長(
山本良平君)】 まず、
辞職願を
事務局長から朗読いたします。
49 【
事務局長(
立川宏二君)】
平成4年3月2日
議長 山 本 良 平 様
副議長 細 井 貞 夫
辞 職 願
このたび、都合により前橋
市議会副議長を辞職いたしたいので、
地方自治法第 108条及び
前橋市議会会議規則第 142条の規定により許可下さるようお願いします。
50 【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
細井貞夫君の副
議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
51 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
細井貞夫君の副
議長辞職を許可することに決しました。
(
細井貞夫君 出席)
52 ◎
日程追加
【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
53 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
54 ◎ 副 議 長 選 挙
【議長(
山本良平君)】 これより副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
(
議場閉鎖)
55 【議長(
山本良平君)】 ただいまの
出席議員数は40人であります。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
56 【議長(
山本良平君)】
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
57 【議長(
山本良平君)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
58 【議長(
山本良平君)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長から点呼いたします。
59 【
事務局長(
立川宏二君)】
(点呼) 中 道 浪 子 君 永 井 栄五郎 君
茂 木 勝 彦 君 堤 孝 之 君
宮 原 康 雄 君 大 武 仁 作 君
鈴 木 勝 次 君 大 島 政 雄 君
土 屋 史 郎 君 富 山 弘 毅 君
宮 田 和 夫 君 岡 田 修 一 君
高 橋 一 郎 君 羽 鳥 克 平 君
布施川 富 雄 君 岡 田 義 一 君
土 屋 富喜子 君 岡 田 光 一 君
小 島 桂 吾 君 細 井 貞 夫 君
吉 田 茂 君 宮 下 喜久次 君
梅 沢 富 雄 君 桑 原 功 君
中 村 賢 君 関 根 映 一 君
窪 田 治 好 君 永 井 敬 士 君
阿佐美 昭 一 君 船 津 孝 君
村 田 長 司 君 坂 本 棟 男 君
鈴 木 康 之 君 中 沢 実 君
宮 川 健 夫 君 富 沢
徳次郎 君
狩 野 富美男 君 関 口 三代八 君
萩 原 義 正 君 山 本 良 平 君
60 【議長(
山本良平君)】
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
61 【議長(
山本良平君)】
投票漏れはなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
62 【議長(
山本良平君)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
鈴木勝次君、
宮田和夫君、関根映一君、
中道浪子君を指名いたします。
立ち会いを願います。
(開 票)
63 【議長(
山本良平君)】 投票の結果を報告いたします。
投票総数40票、これは
出席議員数と符合いたします。
そのうち
有効投票40票。
無効投票なし。
有効投票中、鈴木康之君36票、土屋史郎君4票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は10票であります。
よって、鈴木康之君が副議長に当選されました。ただいま当選されました鈴木康之君が議場におりますので、本席から
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
64 ◎ 副
議長あいさつ
【議長(
山本良平君)】 ただいま副議長に当選されました鈴木康之君からご
あいさつがあります。
(副議長 鈴木康之君 登壇)
65 【副議長(鈴木康之君)】 お許しをいただきまして、一言副議長就任に際しましてご
あいさつをさせていただきたいと思います。
ただいま議員の皆様方のご推挙によりまして副議長に選任をいただきました。大変その責任の重さを痛感をいたしておるところでございます。しかしながら、選任をされました以上はその私の持てる力を振り絞ってその任に当たってまいりたい、このように考えておるところでございます。そして今年は、ご案内のとおり 100周年の年を迎えまして 100周年の年にふさわしい議会となりますように、あわせまた尽力をいたしてまいりたいと思いますので、どうぞ議員の皆様方の一層のお力添えを心からお願いを申し上げまして、そしてあわせまして市長さん以下当局の
皆様方に大変お世話になることと思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げる次第でございます。なおまた、議会
事務局長さんを先頭にいたしまして事務局の
皆様方に大変お世話になろうと思いますが、前任者に倍するご指導とご協力、心からお願いを申し上げまして、副議長就任に際しましてのご
あいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
66 ◎ 前副
議長あいさつ
【議長(
山本良平君)】 次に、前副議長、
細井貞夫君からご
あいさつがあります。
(20番
細井貞夫君 登壇)
67 【20番(
細井貞夫君)】 一言御礼のご
あいさつをさせていただきます。
昨年の3月、皆様方のご推挙をいただきまして、副議長という要職に就任させていただきましてはや1年が経過をいたしましたが、この間、大過なく務めさせていただくことができました。これもひとえに議員の皆様方を初め当局の
皆様方、そして議会事務局の皆さん方の温かいご支援とご指導のたまものでございます。本当に心から厚く厚く御礼を申し上げます。重ねて御礼申し上げまして、御礼のご
あいさつにさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
68 ◎
日程追加
【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
この際、議長を辞職されました
富沢徳次郎君の常任委員選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
69 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
富沢徳次郎君の常任委員選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
70 ◎ 前議長の常任委員選任
【議長(
山本良平君)】 前議長の常任委員選任についてを議題といたします。
おはかりいたします。
富沢徳次郎君の常任委員の選任については、委員会条例の規定により、経済常任委員に指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
71 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
富沢徳次郎君を経済常任委員に選任することに決しました。
72 ◎
議長交代
【議長(
山本良平君)】 議長を交代いたします。
(
議長議長席を退席、副
議長議長席に着席)
73 【副議長(鈴木康之君)】 議長を交代いたしました。
74 ◎
日程追加
【副議長(鈴木康之君)】 ただいま議長、
山本良平君から常任委員辞任の申し出がありました。
おはかりいたします。
この際、これを日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
75 【副議長(鈴木康之君)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
76 ◎ 新議長の常任委員辞任
【副議長(鈴木康之君)】 議長、
山本良平君の常任委員辞任の件を議題といたします。
山本良平君、除斥願います。
(
山本良平君 退席)
77 【副議長(鈴木康之君)】 辞任願を
事務局長から朗読いたします。
78 【
事務局長(
立川宏二君)】
平成4年3月2日
前橋市議会議長 様
教育民生常任委員
山本良平
常 任 委 員 辞 任 願
このたび議長に選任されましたので、今後議長職に専念するため教育民生常任委員を辞任いたしたく願い出ます。
79 【副議長(鈴木康之君)】 おはかりいたします。
議長、
山本良平君の常任委員辞任を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
80 【副議長(鈴木康之君)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長、
山本良平君の常任委員の辞任を許可することに決しました。
(
山本良平君 出席)
81 ◎
議長交代
【副議長(鈴木康之君)】 議長を交代いたします。
(副
議長議長席を退席、
議長議長席に着席)
82 【議長(
山本良平君)】 議長を交代いたしました。
83 ◎ 新議員の常任委員選任
【議長(
山本良平君)】 日程第5、新議員の常任委員選任についてを議題といたします。
去る2月16日執行の
市議会議員補欠選挙で当選されました
堤孝之君外2名の常任委員の選任については、委員会条例の規定により
堤孝之君を教育民生常任委員に、
岡田修一君を総務常任委員に、
土屋富喜子君を建設水道常任委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
84 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
堤孝之君を教育民生常任委員に、
岡田修一君を総務常任委員に、
土屋富喜子君を建設水道常任委員にそれぞれ選任することに決しました。
85 ◎ 常任委員の
所属変更
【議長(
山本良平君)】 日程第6、常任委員の
所属変更についてを議題といたします。
経済常任委員の高橋一郎君外21名から、お手元にご配付の
常任委員会所属
変更一覧表のとおり、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出がありました。
おはかりいたします。
本申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
86 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
常任委員会所属
変更一覧表のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに決しました。
…………………………………………………………………………………………………………………
常 任 委 員 会 所 属 変 更 一 覧 表
氏 名 新 所 属 旧 所 属
高 橋 一 郎 総務
常任委員会 経済
常任委員会
岡 田 義 一 同 建設水道
常任委員会
岡 田 光 一 同 教育民生
常任委員会
村 田 長 司 同 教育民生
常任委員会
宮 川 健 夫 同 建設水道
常任委員会
宮 原 康 雄 教育民生
常任委員会 建設水道
常任委員会
羽 鳥 克 平 同 総務
常任委員会
宮 下 喜久次 同 経済
常任委員会
桑 原 功 同 建設水道
常任委員会
中 村 賢 同 経済
常任委員会
船 津 孝 同 経済
常任委員会
中 沢 実 同 総務
常任委員会
大 島 政 雄 経済
常任委員会 教育民生
常任委員会
布施川 富 雄 同 建設水道
常任委員会
細 井 貞 夫 同 教育民生
常任委員会
関 根 映 一 同 教育民生
常任委員会
永 井 敬 士 同 総務
常任委員会
坂 本 棟 男 同 教育民生
常任委員会
大 武 仁 作 建設水道
常任委員会 経済
常任委員会
岡 田 修 一 同 総務
常任委員会
小 島 桂 吾 同 経済
常任委員会
吉 田 茂 同 総務
常任委員会
…………………………………………………………………………………………………………………
87 ◎ 特別委員の選任
【議長(
山本良平君)】 日程第7、特別委員の選任についてを議題といたします。
羽鳥克平君及び狩野富美男君から東京理科大学建設促進及び芳賀北部開発特別委員会委員の辞任願が提出され、委員会条例の規定により議長において辞任の許可をいたしました。
これに伴い欠員となりました2名の特別委員の選任を行います。
おはかりいたします。
東京理科大学建設促進及び芳賀北部開発特別委員会委員に高橋一郎君、萩原義正君の2名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
88 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、高橋一郎君、萩原義正君の2名を東京理科大学建設促進及び芳賀北部開発特別委員会委員に指名いたします。
89 ◎
前橋工業団地造成組合議会議員の
補欠選挙
【議長(
山本良平君)】 日程第8、
前橋工業団地造成組合議会議員の
補欠選挙を議題といたします。
本件は、阿佐美昭一君、船津孝君の辞職に伴う
補欠選挙であります。
選挙の方法は投票により行います。
議場を閉鎖いたします。
(
議場閉鎖)
90 【議長(
山本良平君)】 ただいまの
出席議員数は40人であります。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
91 【議長(
山本良平君)】
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
92 【議長(
山本良平君)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
93 【議長(
山本良平君)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長から点呼いたします。
94 【
事務局長(
立川宏二君)】
(点呼) 中 道 浪 子 君 永 井 栄五郎 君
茂 木 勝 彦 君 堤 孝 之 君
宮 原 康 雄 君 大 武 仁 作 君
鈴 木 勝 次 君 大 島 政 雄 君
土 屋 史 郎 君 富 山 弘 毅 君
宮 田 和 夫 君 岡 田 修 一 君
高 橋 一 郎 君 羽 鳥 克 平 君
布施川 富 雄 君 岡 田 義 一 君
土 屋 富喜子 君 岡 田 光 一 君
小 島 桂 吾 君 細 井 貞 夫 君
吉 田 茂 君 宮 下 喜久次 君
梅 沢 富 雄 君 桑 原 功 君
中 村 賢 君 関 根 映 一 君
窪 田 治 好 君 永 井 敬 士 君
阿佐美 昭 一 君 船 津 孝 君
村 田 長 司 君 坂 本 棟 男 君
鈴 木 康 之 君 中 沢 実 君
宮 川 健 夫 君 富 沢
徳次郎 君
狩 野 富美男 君 関 口 三代八 君
萩 原 義 正 君 山 本 良 平 君
95 【議長(
山本良平君)】
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
96 【議長(
山本良平君)】
投票漏れはなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
97 【議長(
山本良平君)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
鈴木勝次君、
宮田和夫君、関根映一君、
中道浪子君を指名いたします。
立ち会いを願います。
(開 票)
98 【議長(
山本良平君)】 投票の結果を報告いたします。
投票総数40票、これは
出席議員数と符合いたします。
そのうち
有効投票40票。
無効投票なし。
有効投票中、村田長司君19票、永井敬士君17票、永井栄五郎君4票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は5票であります。
よって、村田長司君、永井敬士君がそれぞれ
前橋工業団地造成組合議会議員に当選されました。ただいま当選されました村田長司君、永井敬士君が議場におりますので、本席から
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
99 ◎
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の
補欠選挙
【議長(
山本良平君)】 日程第9、
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の
補欠選挙を議題といたします。
本件は
宮原康雄君、大島政雄君、吉田茂君、宮下喜久次君、桑原功君、永井敬士君の辞職に伴う
補欠選挙であります。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第 118条の規定により、指名推選により議長において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
100 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選とし、議長において指名することに決しました。
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員に
茂木勝彦君、
鈴木勝次君、岡田義一君、
細井貞夫君、阿佐美昭一君、
富沢徳次郎君をそれぞれ指名いたします。
よって、ただいま指名いたしました
茂木勝彦君外5名を
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の当選人と決しました。
ただいま当選されました
茂木勝彦君外5名の当選議員が議場におりますので、本席から
会議規則の規定により当選の告知を行います。
101 ◎
議会議案上程
【議長(
山本良平君)】 日程第10、
議会議案第1号及び第2号を一括議題といたします。
102 ◎ 説 明 の 省 略
【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
ただいま上程いたしました
議会議案第1号及び第2号、以上2件については
会議規則の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
103 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、提案理由の説明は省略することに決しました。
104 ◎ 質 疑
【議長(
山本良平君)】 これより
議会議案第1号及び第2号に対する質疑に入ります。
(「なし」の声あり)
105 【議長(
山本良平君)】 ご質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
106 ◎ 委員会付託省略
【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
議会議案第1号及び第2号については、
会議規則の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
107 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、委員会の付託を省略することに決しました。
108 ◎ 討 論
【議長(
山本良平君)】 これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
109 【議長(
山本良平君)】 討論もありませんので、討論を終結いたします。
110 ◎ 表 決
【議長(
山本良平君)】 これより
議会議案第1号及び第2号を一括採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立全員)
111 【議長(
山本良平君)】 起立全員であります。
よって、
議会議案第1号及び第2号は原案どおり可決されました。
112 ◎
日程追加
【議長(
山本良平君)】 ただいま議決されました
議会議案第1号 前橋
市議会委員会条例第6号の規定により、
議会運営委員の選任を行いたいと思います。
おはかりいたします。
この際、
議会運営委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
113 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
114 ◎
議会運営委員の選任
【議長(
山本良平君)】
議会運営委員の選任の件を議題といたします。
おはかりいたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例の規定により、お手元にご配付の
議会運営委員一覧表のとおり
鈴木勝次君外9名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
115 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、委員一覧表のとおり
鈴木勝次君外9名を
議会運営委員に選任することに決しました。
…………………………………………………………………………………………………………………
議会運営委員会委員一覧表
氏 名
鈴 木 勝 次
富 山 弘 毅
羽 鳥 克 平
吉 田 茂
宮 下 喜 久 次
梅 沢 富 雄
船 津 孝
坂 本 棟 男
鈴 木 康 之
宮 川 健 夫
…………………………………………………………………………………………………………………
116 ◎ 休 憩
【議長(
山本良平君)】 この際、各委員会の正副委員長の互選を行うため暫時休憩いたします。
(午後1時55分)
117 ◎ 再 開
(午後2時21分)
【議長(
山本良平君)】 休憩前に引き続き会議を開きます。
118 ◎ 諸 般 の 報 告
【議長(
山本良平君)】 諸般の報告を
事務局長からいたします。
119 【
事務局長(
立川宏二君)】 ご報告申し上げます。
休憩中に開催されました各委員会において正副委員長の互選を行った結果の報告がありました。
まず、
常任委員会では総務
常任委員会委員長に高橋一郎議員、同じく副委員長に岡田光一議員。
教育民生
常任委員会委員長に中村賢議員、同じく副委員長に
宮原康雄議員。
経済
常任委員会委員長に布施川富雄議員、同じく副委員長に大島政雄議員。
建設水道
常任委員会委員長に小島桂吾議員、同じく副委員長に大武仁作議員。 次に、東京理科大学建設促進及び芳賀北部開発特別委員会副委員長に坂本棟男議員。
次に、
議会運営委員会委員長に吉田茂議員、同じく副委員長に坂本棟男議員がそれぞれ当選されました。以上でございます。
120 ◎ 議案上程
【議長(
山本良平君)】 日程第11、市長より送付を受けた議案第1号から第41号まで及び報告第1号から第4号まで、以上45件を一括議題といたします。
121 ◎ 提案理由の説明
【議長(
山本良平君)】 まず初めに、平成4年度各会計予算について市長の説明を求めます。
(市長 藤嶋清多君 登壇)
122 【市長(藤嶋清多君)】 ただいま上程になりました平成4年度一般会計並びに各特別会計予算についてご説明申し上げます。
平成4年度の我が国の経済でありますが、現在の情勢は、住宅及び設備投資の減少に見られるように、拡大のテンポは緩やかに減速しておりますが、依然として個人消費は堅調であり、また労働力需給も引き締まり基調で推移している状況から、いわば完全雇用を維持しながら持続可能な成長に移行する過程にあると考えられております。物価の動向においても、国内物価が引き続き落ちついていることから、本年度も引き続き内外の諸情勢を注視しながらも、インフレなき持続的成長を確保するため、国では実質経済成長率を 3.5%と見込み、適切かつ機動的な経済運営に取り組もうとしております。また、本年度国においては重要課題として生活大国への前進を掲げており、国民1人ひとりが豊かさとゆとりを日々の生活の中で実感でき、多様な価値観を実現できる、努力すれば報われる公正な社会の実現に向けて、新しい経済5カ年計画の策定に着手しようとしております。
このような経済見通しの中で、国においては平成3年度末には 170兆円を上回る巨額な公債残高を抱え、国債費が他の政策経費を圧迫するなど構造的な厳しさが続いております。また、税収動向においてもバブル経済の崩壊による景気の減速から、法人税収入等の低迷が見込まれており、極めて厳しい状況となっております。加えて、国では今後の中期的な財政運営に当たっては、社会経済情勢の変化に財政が弾力的に対応していくために、高齢化社会に多額の負担を残さず、二度と赤字公債を発行しないことを基本に引き続き財政改革を推進し、健全な財政体質をつくり上げていくことを重要課題としております。
以上のような基本方針をもとに編成されました平成4年度の国の予算は、一般会計で72兆 2,180億円でありまして、前年度との比較では 2.7%の増となり、5年ぶりの緊縮型の予算となっております。歳入面でありますが、景気の減速から税収見通しの伸びが大きく落ち込むため、この歳入不足を補うための臨時行政措置がとられました。この結果、国の税収は62兆 5,040億円となり、前年度との比較では 1.2%の微増にとどまり、昭和62年度の 1.6%以来の低い伸びとなっております。一方、税外収入につきましては2兆 2,174億円でありまして、前年度に対し14.7%増と昭和62年度の2兆 4,060億円以来の高い水準となっております。また、国債につきましては予算編成方針により赤字国債はゼロでありますが、税収等の歳入不足に対応するため建設国債は前年度に対し1兆 9,370億円増の7兆 2,800億円の発行が見込まれております。この結果、国債依存度は10.1%となり、前年度との比較では 2.5ポイントの上昇となっております。
次に歳出面でありますが、地方交付税につきましては前年度に引き続き特例減額が行われることから、前年度に対し 1.3%減の15兆 7,719億円が交付税特別会計に繰り出されることになり、地方に不満の残る結果となりました。国債費につきましては16兆 4,473億円でありまして、前年度に対し 2.6%の増となり、予算全体の22.8%を占めております。また、地方交付税と国債費等を除いた一般歳出は38兆 6,988億円でありまして、前年度に対し 4.5%の増であります。中でも公共事業関係費は景気に配慮し前年度に対し 5.3%増の6兆 9,408億円でありまして、前年度に引き続き生活関連枠が確保されたほか、新たに公共投資充実臨時特別措置費が創設されたことなどから、下水道、住宅、環境、衛生事業費などが高い伸びとなっております。
次に、地方財政計画でありますが、本年度もおおむね国と同一の基調により策定されました。その規模は74兆 3,651億円で前年度との比較では 4.9%の増であります。まず歳入面でありますが、地方税では個人住民税の非課税限度額の引き上げと排ガス規制適合車への買いかえに係る自動車税及び自動車取得税の税率の軽減等が図られたほか、国税の税制改正に伴う各税の増減収が見込まれることから、前年度に対し 4.1%増の34兆 240億円となっております。地方交付税につきましては、国の一般会計からの繰入金は前年度に対し 1.3%減の15兆 7,719億円となりますが、交付税特別会計借入金の返済などを差し引いたいわゆる地方公共団体への配分額は前年度に対し 5.7%増の15兆 6,792億円となっております。また、このような状況となった背景は、国において前年度に引き続き特例減額が実施されることと、交付税特別会計からの返済金が激減したことによるものであります。
次に、国庫補助負担率の暫定措置に伴う地方財政への影響額 6,122億円に対する財源措置でありますが、これまでと同様、地方交付税と地方債によって措置されるものであります。まず、経常経費への影響額22億円につきましては、地方交付税の増額と調整債の発行で、また投資的経費への影響額 6,100億円については臨時財政特例債によって財源補てんされるものであります。なお、借り入れに係る元利償還金は後年度交付税に全額算入されることになります。
次に、歳出面でありますが、投資的経費に係る地方単独事業費につきましては14兆 7,972億円で、前年度に対し11.5%と前年度に引き続き2けたの伸びとなっております。これは住民に直結した生活関連の社会資本整備を積極的に推進しようとするものでありまして、本年度は都市生活環境整備特別対策事業、地方特定道路整備事業、地域文化財保全事業などが創設され、国、地方を通じた公共投資の充実により内需の拡大を図ろうとするものであります。その他としまして、社会福祉関係において、地域における高齢者保健福祉活動の推進、保健福祉マンパワーの確保などのため、本年度も地域福祉基金への積み立て財源が地方交付税に算入されることになっております。
以上が平成4年度の国及び地方財政計画の概要であります。なお、地方に対しては、本格的な高齢化社会を目前にして高齢者保健福祉推進特別事業の充実が図られるほか、自然環境や歴史的文化遺産の保全等の面でも新たな財政支援措置が講じられることになりました。しかし、今日、地方公共団体はさまざまな行政ニーズへの対応を求められており、これらに的確に対応していくためには地方財源のより一層の充実が不可欠であります。地方財政は、平成3年度末で68兆円を超える巨額の借入金残高を抱えており、個々の地方公共団体においても公債費負担が著しく高くなっているなど、依然として厳しい状況となっております。
このような中で、財政の健全化を図りながら地域づくりなどの積極的な事業の推進を図るためには、国、地方を通ずる行財政の簡素合理化と、住民に身近な行政については地方公共団体が自主的、自立的に対応できる体制づくりを確立する必要があります。したがいまして、今後も引き続き地方公共団体への権限移譲等を含め事務事業及び財源の再配分等について国に対し働きかけをしてまいりたいと考えております。
次に、本市予算の概要について申し上げます。本年度は市制を施行してから 100周年という本市にとって大きな節目の年でありますが、この記念すべき年に私は市民の皆さんの圧倒的なご支持をいただき引き続き市政を担当させていただくことになりましたが、 100周年記念事業は本市にとりまして
大変意義深い事業でありますので、市民の皆さんとともに祝い、楽しめる事業となるよう努めるとともに、ぜひとも成功させましてこれからの 100年に向け新たな飛躍へのスタートの年にしていきたいと考えております。
また、予算編成に当たりましての基本的な考え方といたしましては、これまでどおり前橋市総合計画を基本としまして、第二次実施計画との整合を図るとともに、議会等からの予算要望に十分意を用いながら予算の編成に取り組んでまいりました。特に 100周年記念事業には市民の皆さんの総参加をいただき、はばたけ前橋新たな旅立ちのテーマに沿って積極的な事業の展開を図ってまいりたいと考えております。また、全国都市問題会議がグリーンドーム前橋において開催されますが、国際コンベンションシティとなりました本市をPRする絶好の機会でもありますので、積極的な対応を図ってまいりたいと考えております。
次に、現在進めております大型事業につきましては、本市の将来を見据えたものであり、東京理科大学の誘致、文学館の建設等はこれからの世代のためにもどうしても実現しなければならない大きな目的を持った事業でありますので、何としても事業が着実に推進できるよう努力してまいりたいと考えております。その他の分野におきましても、市民サービスの向上を基本として、国際化、情報化、高齢化など市民生活の変化、多様化などを踏まえながら一層細かい配慮を行い、調和のとれた予算編成をいたしました。
この結果、本年度の一般会計の予算規模は 918億 4,129万 6,000円でありまして、前年度に対し 5.4%の増となりますが、六供及び荻窪清掃工場建設事業など大規模事業を除いた比較では10.1%増の積極的な予算となっております。これら予算の執行に当たりましては、
市議会との連携を図りながら気持ちを新たに力強く進め、活力と魅力ある
総合機能都市実現に向けて精いっぱい頑張ってまいりたいと考えております。
それでは、歳入歳出予算額のうち主なものについて申し上げます。まず、歳入のうち市税でありますが、例年どおり各税目ごとに検討いたしました結果、市税の総額は 452億 9,817万 2,000円となりました。前年度との比較では10.3%の増となり、前年度の伸び率 2.2%に対して 8.1ポイント上回ることになります。本年度は、これまでの内需を中心とした景気拡大に若干の陰りがあり、法人市民税において先行き不透明感があるものの、ここ数年続いた税制改正による住民税減税が小幅にとどまったことと給与所得の伸びが引き続き堅調に推移したことなどにより高い伸びとなったものであります。
次に、主な税目について見ますと、個人市民税につきましては低所得者の税負担に配慮し、所得割及び均等割の非課税限度額の引き上げなどの税制改正が行われますが、給与所得の伸びなどによる増収を考慮して 162億 827万円を計上しました。法人市民税につきましては、景気の減速と事業収益の鈍化などにより建設業、卸小売業などの増収は見込めるものの製造業、金融・保険業などの減収が予想されることを考慮して、79億 9,937万 7,000円を計上しました。
次に、固定資産税でありますが、土地については負担調整措置による法定増及び地目変更等による増加、家屋は新増築による増加、償却資産は一般設備投資による増加分を見込み 171億 3,858万円を計上しました。地方譲与税につきましては、前年度に対し36.2%増の23億 1,600万円を計上しましたが、消費譲与税においてこれまでの経過措置が切れ、本則どおりの配分方法となることから、大幅な伸びとなったものであります。特別地方消費税交付金につきましては 3,100万円を計上しました。市内飲食店等から県税として納付されます特別地方消費税の5分の1が交付されますので、新たな歳入科目を設定するものであります。地方交付税につきましては、前年度と同額の30億円を計上しました。地方公共団体に交付される総額は前年度に対し 5.7%の増となっております。本年度は新たに臨時財政特例債償還基金に要する経費が算入されるほか、補助金の一般財源化による歳入がなされることになっております。
次に、国庫支出金については、前年度に対し 5.9%減の80億 9,361万 3,000円、県支出金については前年度に対し87.4%増の67億 5,095万 7,000円、市債につきましては53.8%減の30億 5,470万円をそれぞれ計上しました。これらの歳入は、いずれも歳出予算の事業費の財源として計上したものであります。したがいまして、県支出金については東京理科大学の用地費等の財源として30億円を計上したことにより大幅な伸びとなっていますが、国庫支出金及び市債については六供及び荻窪清掃工場建設事業等の終息により大幅な減となるものであります。なお、市債については、後年度の財政負担等を考慮いたしまして適債事業等を十分精査した上で予算計上いたしました。この結果、市債への依存度は 3.3%で、前年度を 4.3ポイント下回ることになりますが、今後においても市債の運用に当たっては常に健全財政を念頭に置きながらその対応を図ってまいりたいと考えております。その他の歳入につきましても内容を十分精査し、予算計上を行いました。
次に、本年度の一般会計において使用料及び手数料の改定等をお願いするのは4件であります。まず使用料関係では、前橋総合運動公園内にあります売店使用料について設定をお願いするものであります。女子高等学校授業料及び幼稚園保育料については、地方財政計画等を勘案し改定しようとするものであります。老人福祉センター使用料については、無料利用券の発行年齢を70歳から65歳に引き下げようとするものであります。手数料関係では、し尿処理手数料の改定でありまして、し尿処理業者の経営状態を勘案し、現行料金のおおむね20%アップの改定をお願いするものであります。詳細につきましては後ほど条例案の説明の際に申し上げます。
次に、歳出事業の重点について申し上げます。
まず、議会費は6億 3,106万 5,000円を計上しましたが、議会及び事務局運営上必要な経費を計上したものであります。
総務費につきましては 129億 6,852万 8,000円を計上しました。まず、東京理科大学の誘致につきましては、本市が北関東の中核都市として将来大きく躍進するため、また後世代のためにどうしても成し遂げなければならない事業であり、その所要額を計上しました。
市制施行 100周年記念事業につきましては、記念式典、シンボルイベント、からくり時計設置経費などを計上いたしました。また、新規事業としましては、県庁を含めた庁舎周辺整備調査費を計上するとともに、国際姉妹都市調査費を計上し、先進都市の交流状況等を調査することとしました。なお、国際化の進展に向けまして本年度新たに外国人の相談窓口を設置してまいりたいと考えております。
民生費につきましては 165億 1,832万 9,000円を計上しました。本年度も福祉サービスの向上のため新規事業の導入と既存事業の拡大充実を積極的に推進いたします。まず、新規事業としましては、老人福祉センターの建設、在宅介護者の支援策としての在宅介護支援センターの設置と老人福祉計画の策定、さらに児童館の建設に係る経費とともに福祉推進啓発事業による地域福祉のより一層の充実を図るための経費を計上いたしました。また、総合福祉会館の調査を引き続き進めるとともに、ホームヘルプサービス、入浴サービス事業ではヘルパーの増員はもとより時間外サービス及び高層住宅生活者へのサービスを提供し、あわせて人工水晶体等装置費扶助の新設、介護者慰労金の増額、敬老行事の充実、腎臓機能障害者通院交通費助成、心臓病児、人工肛門、人工膀胱の受術者見舞金の支給対象範囲の拡大を図るとともに、在宅重度心身障害者等デイ・サービス事業の指導員の増員に係る経費を計上しました。
次に、衛生費につきましては79億 3,892万 9,000円を計上しました。まず、救急医療体制の充実を図ることから新規事業としまして午前零時から午前8時までのいわゆる医療の空白時間を、 1.5次体制の整備によりカバーすることとし、これに係る経費を計上しました。不足する看護婦対策、老朽化した施設の整備、医療機器等の導入等に対する医療機関への助成などの経費も計上しました。また、仮称保健センター建設につきましては、入浴サービス施設及び第二コミュニティセンター施設との併設になりますが、その所要額を計上しました。予防接種では、新たに三種混合ワクチンの接種方法を集団接種から個別接種に段階的に移行するもので、これに係る経費を計上しました。清掃関係では、ごみ減量化の啓発推進としましてリサイクルデーの開催、標語ポスターの募集、ごみ問題講演会、啓発ビデオの回覧等の経費を計上するとともに、空き缶回収事業では小学校児童に加えて新たに中学校生徒による回収も実施することとしました。また、ハード面としましては荻窪清掃工場内に建設いたします汚泥処理施設と管理型埋立地の事業費を計上しました。
次に、労働費でありますが、10億 9,971万 2,000円の計上でありまして、勤労者への資金融資としまして生活資金及び住宅資金の充実を図りました。
次に、農林水産業費につきましては28億 2,846万 9,000円を計上しました。農業後継者対策の充実を初め農業機械の導入補助、農業施設の整備補助及び土地改良、市単農業土木、農村集落排水事業等にそれぞれ所要額を計上しました。また、農業農村活性化事業でありますみどりの農村空間整備につきましては、今後計画的な推進を図ることとし、これに係る経費を計上しました。新規事業としましては、絹製品の生産促進補助及び高齢者の生きがい対策としての飼育牛導入に対する補助金を計上しました。
商工費につきましては、61億 6,418万 9,000円を計上しました。商店街振興事業では新規事業であります広域商業診断調査と商店街リフレッシュ事業に係る経費を計上し、大型店対策や商店街の施設整備を進めるものであります。商業地駐車場対策では、民営駐車場への助成拡大を図るとともに、千代田町二丁目駐車場に 200台、城東町一丁目駐車場に 300台まで対応可能な立体駐車場を建設するための所要額を計上しました。また、三大まつりの振興助成につきましては、
市制施行 100周年記念の年として事業の充実を図ることとし、産業振興会館の建設につきましては調査費を計上しました。
次に、土木費につきましては 214億 1,671万 5,000円を計上しました。市単土木につきましては、年間所要額を見込み必要額を計上しました。また、前橋駅周辺の放置自転車対策として、駅の西側高架下に2階建て自転車駐輪場の整備に係る経費を計上しました。都市基盤整備であります土地区画整理事業、街路事業につきましては、それぞれ各地区、各路線を計画的に進めるための経費を計上しました。公園関係では、大室公園整備事業としまして新たに実施設計を行うとともに、本年度より整備工事に着手しようとするものでありまして、これに係る経費を計上しました。また、 100周年記念事業としてNHK趣味の園芸公開録画経費と市内飾花推進費を計上しました。次に、公営住宅建設でありますが、国庫債務負担事業を含め 144戸分の建設費を計上しました。市街地再開発事業につきましては、千代田町二丁目立体駐車場と5番街地区との地下連絡道整備経費と千代田町8番街地区、5番街地区及び本町 216地区並びに 213地区に対する補助金を計上しました。都市景観推進といたしましては、都市景観形成推進協議会設置に向けての経費と臨江閣へのライトアップ経費を計上したものであります。
次に、消防費につきましては26億 3,044万 9,000円を計上しました。市民の生命と財産を守る観点から、計画的な車両等の整備充実と火災予防に対応した消火シミュレーションシステムの導入、及び消防庁の重点事業であります救急救命士の資格取得に向けての研修費等を計上しました。
次に教育費でありますが、 118億 1,496万 7,000円を計上しました。国際化の進展に向けて、英語指導助手については2名を増員し8名体制により英語指導の充実を図るものであります。教育相談のうち、登校拒否児対策につきましては、これまで国の委託事業として実施してまいりましたが、市単事業に移行することに伴い、さらに充実したものにしようとするものでありまして、所要経費を計上しました。小中学校の施設整備につきましては、年次計画によりまして施設の整備及び教育機器等の充実を図るための経費を計上しました。
市制施行 100周年記念事業としましては、敷島公園内での薪能の公演経費等を計上しました。国際交流推進事業につきましては、ボランティア語学講座としまして新たにポルトガル語及びスペイン語講座を開設することとし、その所要額を計上しました。その他としましては、総合学習センター建設、文学賞の設定、美術・博物館建設、子供科学館建設についてそれぞれ調査費及び準備費を計上しました。また、清里公民館、東公民館増築、南橘公民館増築、第二コミュニティセンター建設、文学館建設につきましてはそれぞれ必要額を計上しました。青少年海外派遣につきましては、これまでの米国から英国に研修先を変更するとともに、研修期間の延長と派遣人員の増員等、制度の充実を図るための経費を計上しました。工業短大整備につきましては、現在の建設工学科の改組拡充と高度情報化に対応した学科の新設、さらには昼間部の併設に向けての調査経費等を計上したものであります。
以上が一般会計歳入歳出予算の概要であります。なお、39ページ以降に各会計予算一覧表、一般会計の款別予算、一般会計性質別分類、それに本年度予算に計上した主要事業を記録しておきましたので、参考にしていただきたいと思います。
続いて、特別会計及び企業会計の概要についてご説明申し上げます。
まず、国民健康保険特別会計でありますが、国においては国保財政対策の一環として国保財政の健全化及び保険料負担の平準化に資するため、国保財政安定化支援事業として新たな財政措置を講ずると同時に、将来の医療保険制度一元化のため助産費の支給基準を政府管掌健康保険と同額に引き上げるとともに、事務費負担金の一部及び助産費補助金が一般財源化され地方交付税に算入されることになりました。したがいまして、本年度の国民健康保険事業は財政面での改正により健全化が促進されることになりましたが、医療費の適正化と国保税の収納率向上対策等をさらに積極的に推進し、市民の医療と健康を確保するため財政運営の健全化と国保制度の安定的な運営に必要な経費を計上しました。
次に、老人保健特別会計でありますが、国においては老人保健における介護体制の充実と介護に着目した老人医療費の公費負担の拡大、さらに患者の一部負担の見直しなどを内容とする老人保健法等の一部を改正する法律が平成3年10月4日に公布されましたので、これに基づく所要額を計上しました。
競輪特別会計につきましては、3年度開催の日本選手権特別競輪の影響から予算的には前年度を大幅に下回りますが、通常開催施設改善競輪等を開催し一般会計繰出金及び施設関係経費の財源確保のため例年どおり競輪開催事業に必要な経費を計上しました。
次に、水道事業会計でありますが、本年度は料金の見直しを行うべく財政計画の策定について事務を進めておりますが、予算は現行料金で収入を見込み計上しました。この結果、収益的収支において 4,000万円余りの赤字が予定されております。建設投資につきましては、現行料金収入の範囲内で対応するものとなっておりますので、施設の改良費を計画より削減せざるを得ない状況であり、このようなことは将来の安定給水に影響を与えることになるため、できるだけ早い時期に水道財政の再建計画を示し、財政の立て直しを図りたいと考えております。
次に、下水道事業会計でありますが、本年度は下水道使用料算定期間の最終年度に当たり、すべての事務事業について見直しを行い、経費の削減と財源の確保に努め、年間予定される収入及び支出を計上しました。この結果、収益的収支において 5,400万円余りの赤字が予定されております。建設投資につきましては、社会資本の充実、生活環境の向上及び公共用水域の水質保全などの重要性を考え 129.8ヘクタールの管渠整備費を計上いたしました。このほか老朽化した処理場、ポンプ場の施設改良費を計上し、適正な施設管理に取り組んでいく考えであります。その他の会計につきましてもそれぞれの目的が十分達成できるよう効率的に事業の運営を図っていきたいと思っております。
以上をもちまして各会計予算の大要についての説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。
123 【議長(
山本良平君)】 以上で平成4年度各会計予算の説明は終わりました。
次に、議案第10号以下について順次説明を求めます。
124 【総務部長(関口和雄君)】 議案第10号から議案第18号までの補正予算9件につきまして、順次ご説明申し上げます。お手元の平成3年度前橋市各会計補正予算の概要というB4判横長の資料をごらん願いたいと思います。
1ページは各会計補正予算一覧表であります。ごらんのとおり、すべての会計において補正予算がありますが、決算を踏まえた計数整理としての予算補正が主要な内容となります。
2ページは一般会計補正予算の款別一覧表であります。今回は、決算を踏まえた計数整理のほか土地開発公社と土地開発基金において先行取得した公共事業用地等の取得や、芸術文化振興としての美術品購入などの事業費を主要な補正項目として20億 9,143万 7,000円を追加補正しようとするものであります。この結果、一般会計補正後の予算規模は 952億 9,614万 2,000円となります。
それでは、補正内容の概要について順次ご説明申し上げます。補正内容が多岐にわたりますので、特徴ある事項について申し上げさせていただきます。
最初に3ページ、一般会計の歳入補正であります。まず市税は9億 6,831万円の追加であります。個人市民税においては、給与、営業、譲渡の各所得の伸びによって、また法人市民税においては建設業及び日銀を中心とする金融業などの増益によって、それぞれの記載のとおり追加補正が可能となるものであります。次に、地方交付税であります。交付税は、昨年末の普通交付税の再算定結果などにより4億 6,974万 6,000円の追加となるものであります。昨年末、全国的な問題となっております廃棄物処理施設整備費国庫補助金の不足問題について、臨時応急の措置として 100%補助採択された場合と同等の財源措置となるように地方交付税と地方債を活用した特別の地方財政措置が講じられたところであります。この財政措置によって、本市では荻窪粗大ごみ処理施設の整備費国庫補助金の減額相当分が交付税の再算定で事業費補正として算入されたものであります。今回の財政措置による交付税算入では、従来の算入より強目の算入がなされたことと、単独に振りかえた事業費の財源として特別に許可された地方債の元利償還金の一部が算入されたことによって、交付額ベースでは国費減額相当分を上回る交付税措置となりました。この財政措置の結果、荻窪粗大ごみ処理施設整備事業における財源構成では事業費に占める市費の割合は当初計画に比べて若干下がることとなりました。次に、国庫支出金であります。ただいま申し上げました荻窪の粗大ごみ処理施設整備費補助金の減額3億 2,400万円や生活保護費負担金の実績に基づく減額などによって5億 7,317万 3,000円の補正減となります。繰入金の補正のうち文化等振興基金からの繰り入れは1億 5,000万円の減額補正であります。保健センター及び同センターに併設のコミュニティセンター的集会施設の着工が新年度にずれ込んだため、本年度の基金充当を取りやめることにより2億 5,000万円を補正減とするものと、歳出に今回計上した絵画購入の財源として1億円を充当することとしたその相殺額の予算計上であります。諸収入では、国民年金印紙売りさばき収入を2億 723万 2,000円追加しておりますが、本年度から施行された学生の強制適用に伴う加入者の伸びによるものでありまして、歳出の年金印紙購入費と同額であります。次に市債であります。粗大ごみ処理施設整備事業債は、原則補助事業の補助裏分にのみ許可されるものでありますが、先ほど申し上げましたように、国庫補助金の不足に対処した特別の財政措置により、本来補助事業として取り込める部分で単独事業に振りかえた事業費についても補助事業とみなして起債許可が得られることになりましたので、その額を含めて予算措置をいたしました。歳入の最後に、特別地方消費税交付金を記載してありますが、今回の補正で初めて予算化するものであります。県税の旧料理飲食等消費税が消費税の導入により税率を引き下げるとともに、特別地方消費税に改められ、本年度の7月からその5分の1の額が市町村に交付されることになったものであります。
続きまして、4ページからの歳出であります。まず民生費であります。国民年金印紙購入費の追加は歳入のところで申し上げましたように、学生の強制適用に伴う加入者の伸びによるものでありまして、歳入と同額であります。また老人保健特別会計への繰出金は、老人医療費の増加に伴う公費などの負担分1億 1,223万円であります。補正額には負担割合に基づいて支払基金及び国、県が負担すべき分1億 300万円を含んで予算措置をしておりますが、この部分については事務処理上、翌年度に精算される交付受け入れとなるものであります。次に、衛生費であります。前橋赤十字病院の医療設備に対する補助金は 4,000万円であります。年次計画による医療機器の整備としてのエックス線撮影装置の更新、及び体外衝撃波結石破砕装置の導入並びに駐車場不足に対応する二層立体駐車場建設の事業費の一部を助成するものであります。粗大ごみ圧縮処理機械は、埋立地の当面の延命策としてリースで導入したものでありますが、新しい荻窪清掃工場の完成によりその使命を満たすことになりますので、残期間分の賃借料を弁済し整理するものであります。荻窪最終処分場施設整備工事は減額であります。3年度で予定した埋め立て処分地の造成工事が予定地内の民有地買収のおくれにより着工できないので、工事費全額を補正減とするものであります。なお、このことについては代替地の確保もできましたので、造成計画の見直しを行い、早期造成をすることといたします。次に、農林水産業費であります。点線内に記載のとおり、繰越明許費と債務負担行為の補正があります。繰越明許費は、上増田地区農業集落排水事業管渠埋設工事費でありまして、異常な地下水の湧出などによって工事が遅延し、年度末までに支出が終わらない見込みにより平成4年度に繰り越しして使用するものであります。また、債務負担行為は公共工事の平準化をねらいとした国庫債務負担行為、いわゆるゼロ国債の配分によるものでありまして、土地改良総合整備事業として農道の整備を行うものであります。期間、限度額につきましては記載のとおりであります。なお、ゼロ国債はこの土地区画整理事業と下水道整備に配分があり、総額2億 2,020万円となっております。商工費は、立体駐車場建設工事の繰越明許費補正であります。近隣への騒音などの影響を考慮し、在来工法から騒音振動の少ない工法に変更したことにより工期が延び、このため年度末までに支出が終わらない見込みにより、平成4年度に繰り越して使用するものであります。次に土木費であります。土木費の補正は土地区画整理事業、街路事業、公園緑地整備の各事業用地や代替地の取得が主要なものでありまして、土地開発公社での先行取得分の引き取り経費を主として予算措置したものであります。土地区画整理事業については、点線内記載の債務負担行為の補正がありますが、農政と同様、ゼロ国債の配分によるものでありまして、六供及び前橋駅南口並びに二子山の3地区の区画道路の整備などを行うものであります。期間、限度額につきましては記載のとおりであります。街路事業においては、繰越明許費の補正があります。宗甫分線以下6路線にかかわる移転補償費でありまして、移転工事のおくれにより年度末までに支出が終わらない見込みにより平成4年度に繰り越して使用するものであります。次に、教育費であります。芸術文化振興策として、平成2年度に続き絵画の購入をすることといたしました。購入する作品については、本市ゆかりの中村節也画伯の作品30点を選考し、このための購入費として文化等振興基金を充てた1億円の予算措置をいたしました。なお、財産取得の議案につきましては、本予算の議決を得た後、契約等の執行手続を経て本議会最終日に提案したいと考えております。諸支出金は、普通財産取得として20億 8,282万 4,000円を計上いたしました。公共事業の代替地などに使用するため、土地開発基金で先行取得した土地のうち、今回8件約 7,300平方メートルの引き取り分として8億 8,700万円、並びに六供清掃工場や水質浄化センターなどの敷地の土地区画整理による減歩の対応として土地開発公社が先行取得した土地のうち、2区画約1万 4,800平方メートルの取得分11億 9,500万円がその内容であります。今後の一般会計における金利負担の軽減と、増大する公共用地などの取得に、土地開発基金が有効に対応できるよう措置するものであります。
続きまして、5ページ左側の国民健康保険特別会計であります。本会計では、国民健康保険基金への積み立てを主として、総額5億 1,753万 9,000円の追加補正であります。基金への積み立ては8億 5,000万円であります。この額は前年度の剰余金として本年度へ繰り越された8億 8,600万円から医療給付費交付金超過交付分の過年度返還金 2,700万円を控除した残額であります。今回、基金創設の趣旨に沿って国保財政の安定化に向けた取り組みとして基金造成を行うものであります。
右側の老人保健特別会計であります。老人保健では、当初見込みを上回る受診率、受検件数から医療費の増加となっております。医療費の財源は、記載のとおり減額となっております。一般会計における老人保健特別会計への繰出金の補正の説明で申し上げましたとおり、事務処理上、翌年度に精算され交付受け入れとなるものであります。
6ページは食肉処理場特別会計及び中央児童遊園特別会計の補正であります。いずれも人件費を含む管理費の補正であります。
続きまして、7ページ左側の競輪特別会計であります。総額51億円の補正でありますが、来る20日から開催されます日本選手権競輪の売り上げ見込額を上方修正したものであります。この売り上げ増加見込みに伴う収益金は9億 5,000万円と見込まれるものでありますが、今回の補正予算措置ではその全額を予備費に計上いたしました。最近の好調な売り上げ状況などから、選手権競輪のさらなる売り上げ増も期待されるところでありまして、そのような場合の歳出予算の対応措置として予備費を確保しておこうとするものであります。なお、一時借入金の最高額を10億円ふやしておりますが、場外車券売り場への開催準備資金の送金に当たり、一時的に歳計現金に不足が生ずることも予想されるため、安全度を見て変更しておくものであります。
右側の嶺公園特別会計は、決算を踏まえた計数整理としての補正であります。
次に、8ページの水道及び下水道事業会計であります。この会計もともに決算を踏まえた計数整理としての補正でありますが、下水道事業会計の資本的支出に債務負担行為の補正があります。一般会計と同様にゼロ国債の配分によるものでありまして、下水道管渠新設工事を行うものであります。期間、限度額につきましては記載のとおりであります。以上で補正予算の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案の第19号から第22号までの条例議案につきましてご説明申し上げます。補正予算を除く議案書をごらんいただきたいと思います。最初に1ページ、議案第19号であります。条例等の条文につきましては毎年度見直しを実施し、正確性を図ってきておるところでありますが、今年度の見直しにより国の法令の引用条項などが実情にそぐわないもの、法律の改正により名称の変更を生じたものなどがありました。軽微なものでありますので、該当のありました8条例について1件1件改正手続をする繁雑さを避けましてまとめて整理を行おうとするものでございます。したがいまして、政策、予算などに関係するものでなく、この改正により本市例規の文言表現がより正確なものとなるものでございます。
次に、議案第20号についてご説明申し上げます。4ページをお開き願います。定数管理につきましては、事務配分の見直し、事務処理の効率化、あわせて職員の資質向上などの徹底を図り、適正に努めてまいりましたが、平成4年度に向けた人員計画におきましては新規事業の導入、施設の新設、行政需要の増大と多様化、法令などの基準に基づく充足、及び労働条件整備の必要性などから、職員の増員配置が必要となるため改正しようとするものであります。改正の内容といたしましては、市長の事務部局のうち一般事務部局の職員を 1,359人から 1,369人、
監査委員事務局の職員を9人から10人に、公営企業の職員を 245人から 248人に、消防職員を 250人から 262人に改正を行い、総体では 2,519人から 2,545人と26人の増加を図るものでございます。なお、消防職員につきましては労働基準法の改正に伴う労働時間の短縮から、今後平成9年度まで計画的な増員を見込んでおりますので、他部局との増減も含めまして今後定数改正を行う考えでおります。
次に、議案第21号についてご説明申し上げます。5ページをお開き願います。刑法及び
地方自治法が改正されまして、地方自治体の条例で規制する罰金の上限が10万円以下から 100万円以下に、また下限では 4,000円以上から1万円以上にそれぞれ引き上げられたことに伴い、本市の条例中の1万円未満の罰金額を引き上げるとともに、当該罰金の見直しを図ろうとするものであります。したがいまして、該当のありました前橋
市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例外2件を1本にまとめ、国の準則により示された罰金額を参考に、 5,000円以下または1万円以下の罰金を2万円以下の罰金に、10万円以下の罰金を20万円以下の罰金に、3万円以下の罰金を6万円以下の罰金にそれぞれ改正しようとするものでございます。
続きまして、議案第22号につきましてご説明申し上げます。7ページをお開き願います。本条例は、地方公務員の育児休業などに関する法律が本年4月1日から施行されることに伴いまして、本市におきましても子を養育する職員の継続的な勤務を促進し、職員の福祉を増進するとともに行政の円滑な運営に資することを目的といたしまして、育児休業などの制度を設け国、県に準じて条例を制定しようとするものであります。内容でありますが、職員は男女を問わず子が1歳に達するまでの間において育児休業を認めるというものであります。また、勤務時間の最初と最後において2時間を限度とする部分休業制度もあわせて設けようとするものであります。施行期日につきましては平成4年4月1日を予定しております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
125 【公園緑地部長(稲田俊夫君)】 議案第23号 前橋市行政財産の用途又は目的外使用に関する使用料条例の改正についてご説明を申し上げます。議案書の11ページをごらん願います。この条例改正につきましては、前橋総合運動公園内で前橋市公園緑地協会が営業用に使用している売店の使用料について、臨時的な出店扱いから市施設内売店として固定化した取り扱いに改めようとするもので、使用料条例別表の嶺公園管理事務所売店の下欄に総合運動公園コミュニティプール売店及びテニスコートクラブハウス売店を加えようとするものであります。なお、施行日につきましては平成4年4月1日から施行しようとするものでございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
126 【指導部長(竹茂夫君)】 議案第24号 前橋市立学校授業料等徴収条例の改正についてご説明申し上げます。議案書の13ページをごらんいただきたいと思います。地方財政計画に基づき県立高等学校の授業料が改正されます。それに準じまして、前橋市立女子高等学校の授業料と前橋市立幼稚園の保育料の改正を行おうとするものでございます。市立女子高等学校の授業料は、従来も県立高等学校に準じて改正を進めてまいりましたが、高等学校並びに幼稚園に要する諸経費の増加等により改正しようとするものでございます。改正の内容といたしましては、市立女子高等学校の授業料を現行の 7,400円を 8,200円に、また市立幼稚園の保育料は現行の 4,700円を 5,200円に改正しようとするものでございます。施行日につきましては平成4年4月1日から施行しようとするものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
127 【福祉部長(本間怜君)】 議案第25号及び議案第26号の2件について、順次ご説明申し上げます。14ページをごらん願います。
最初に、議案第25号 前橋市老人福祉センター条例の改正についてご説明申し上げます。この条例改正は、老人福祉センター利用者のうち無料対象年齢を70歳から65歳に改正するとともに、老人福祉法の改正に伴い条文の整理をしようとするものでございます。なお、施行期日につきましては平成4年4月1日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案第26号 前橋市ねたきり老人見舞金及び介護者慰労金支給条例の改正についてご説明申し上げます。この条例改正は、寝たきり老人介護者に対して支給している慰労金の額を5万円から5万 5,000円に改定しようとするものでございます。なお、施行期日につきましては平成4年4月1日から施行しようとするものでございます。以上2件につきましての提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議のほどをお願いいたします。
128 【市民部長(舩津正作君)】 議案第27号から29号につきましてご説明申し上げます。議案書の16ページをごらんいただきたいと思います。
初めに、議案第27号 前橋市高齢重度障害者医療費の助成に関する条例の改正及び17ページの議案第28号 前橋市重度心身障害者(児)医療費の助成に関する条例の改正につきまして、関連がありますので一括してご説明申し上げます。この事業は、ともに県との協調事業でございまして、福祉的な観点から医療費の助成をいたしておる事業であります。このたび群馬県福祉医療費補助金交付要綱の一部の改正に伴いまして、議案第27号では高齢重度障害者医療費の助成対象者の範囲の拡大を図り、また28号では重度心身障害者並びに重度心身障害児の医療の助成対象者の範囲の拡大を図ろうとするものであります。なお、施行期日につきましては両議案とも平成4年4月1日から施行しようというものでございます。
次に、18ページの議案第29号 前橋市国民健康保険条例の改正についてご説明申し上げます。改正の内容及び理由でございますが、国保被保険者の出産に関し給付しております助産費につきまして、このたび国の支給基準の引き上げに伴いまして現行の助産費13万円を24万円に引き上げ、国保被保険者の給付の改善を図ろうとするものでございます。また、国保被保険者の死亡事故に関し給付しております葬祭費につきましても、今般助産費の引き上げに伴いまして給付のバランス等を勘案し、現行の葬祭費3万円を5万円に引き上げを行い、国保被保険者の給付の改善を図ろうとするものでございます。なお、施行期日につきましては平成4年4月1日から施行しようとするものでありまして、施行日以降の出産または葬祭から適用しようとするものでございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
129 【清掃部長(竹内弘昌君)】 議案第30号 前橋市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正についてご説明申し上げます。議案書の19ページをごらんいただきたいと存じます。この改正は、し尿処理手数料の改定をお願いしようとするものでございます。現行のし尿処理手数料は、昭和60年の7月に改定いたしましてから、その後6年余り据え置きとなっております。県内の各市におきましては、この間にそれぞれ改定を行いまして、本市の手数料を上回る引き上げを実施している状況でございます。本市におきましては、市民負担の軽減という基本的な考え方から、公共料金である手数料の引き上げは極力抑制してまいりましたが、この6年余の間における諸物価、人件費などの上昇もございますので、県内及び類似の他都市の状況を調査検討いたしました結果、今回、最小限度の引き上げはやむを得ないとの結論に至りましたので、現在のし尿処理業者の経営状態を勘案いたしまして、条例別表中記載のようにおおむね20%アップの改定をしようとするものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。なお、この改正は本年4月1日から施行しようとするものであります。どうぞよろしくお願いいたします。
130 【建築部長(大谷昭一君)】 議案第31号 前橋市建築審査会条例の改正につきましてご説明申し上げます。議案書の20ページをごらんいただきたいと思います。改正の内容でございますが、委員定数を5人から7人に改めようとするものでございます。建築基準法第79条では、建築審査会の委員定数は条例により5人または7人とし、すぐれた経験と知識を有し、公共の福祉に関し公正な判断をすることができる者をもって組織するよう定めております。本市では、昭和43年本条例制定以来5人の委員をもって組織してまいりましたが、多様化する建築物の許可申請について一層広く民意を反映させるため、民間の有識者から委員2人を新たに加えようとするものでございます。なお、ご承認いただければ平成4年6月1日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案第32号 前橋
市営住宅設置条例の改正につきましてご説明申し上げます。議案書の21、22ページをごらんいただきたいと思います。改正の内容でございますが、平成3年度公営住宅建設事業によりまして、清里前原団地に36戸が完成いたしますので、これに伴い別表の改正を行おうとするものでございます。以上2件、よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
131 【消防長(貝瀬敏政君)】 議案第33号 前橋市火災予防条例の改正についてご説明申し上げます。議案書23ページをごらんいただきたいと思います。この条例改正は、火災予防条例の準則が平成3年10月及び同年12月に改正になり、国から通知されましたので、これに基づきまして本市の火災予防条例の一部を改正しようとするものでございます。主な改正点といたしましては、第1に、火を使用する設備及び器具につきまして、火災防止上の安全装置の設置等構造基準を設けようとするものでございます。第2といたしましては、火の使用の制限場所を拡大するとともに、標識等の文字、諸記号について国際標準化機構に合わせて定めようとするものでございます。第3は、避難、管理につきまして、劇場等の客席の間隔、非常時の対策等を具体的に定めようとするものでございます。その他、語句の整理等のため一部を改めようとするものでございます。なお、施行期日は平成4年7月1日から施行しようとするものでございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
132 【総務部長(関口和雄君)】 議案第34号についてご説明申し上げます。議案書の47ページをごらん願います。本件は、荻窪下田地区土地改良事業の施行に伴い、地区内の土地の区画、形状を改めた結果、換地処分の公告があった日の翌日から48ページの記載調書のとおり町区域を変更するとともに、同区域内の字を廃止しようとするものでございます。
続きまして、議案第35号のご説明を申し上げます。51ページをごらん願います。本件取得予定土地は、六供地区土地区画整理事業の施行による公共施設用地の減歩対応として、前橋市土地開発公社において先行取得した用地の集合換地土地でありまして、前橋市六供町字東天神 478番2外35筆、面積1万4,833.63平方メートルを、当該公社から予定価格11億 9,377万 5,471円で買い入れをしようとするものであります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
133 【都市計画部長(近藤丈君)】 議案第36号 土地の買い入れについてご説明申し上げます。議案書の53ページをごらん願います。都市計画道路新前橋駅川曲線の施行に伴う代替地の取得でございますが、前橋市土地開発公社に先行買収をお願いしておいたものを買い入れするものでございます。買い入れの内容は、前橋市稲荷新田町 239番地の1外30筆の土地 6,149平方メートルを2億 4,793万 5,968円で買い入れようとするものでございます。なお、買い入れしようとする土地の位置は54ページのとおりでございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
134 【土地改良課長(諸田鼎君)】 議案第37号から38号まで、続けてご説明をさせていただきます。55ページをお開きいただきます。市営土地改良事業の新規の施行につきましては、土地改良法96条の2第2項の規定に基づきまして議会の議決を得ることになっております。まず、議案第37号の富田地区の事業概要でございますが、施行は平成4年度から6年度までを契約予定している団体営土地改良総合整備事業でございます。概算事業費は1億 800万円、道路延長 1,400メーター及び暗渠排水溝27ヘクタールの契約概要を定めようとするものでございます。なお、56ページに計画概要図がございますので、ごらんいただきたいと思います。
続きまして、57ページをお開き願います。議案第38号でございますが、県営土地改良事業に要する費用の一部で、本件は高岡用水地区の市域分に実施されます県営土地改良事業の費用の一部を、国庫補助基準に準拠いたしまして総額の25%を限度として負担しようとするものでございまして、土地改良法第91条第2項の規定により提案させていただいたものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
135 【土木部長(酒井和平君)】 議案第39号及び第40号の2件についてご説明申し上げます。議案書の58ページをごらん願います。議案第39号は市道路の認定でございますが、今回お願いをしようとする道路は議案書の59ページから67ページまで記載のとおり 180路線でありまして、土地改良事業及び土地区画整理事業により整備された道路で、管理引き継ぎを終了した道路を市道路として認定しようとするものであります。
次に、議案書83ページをお願いいたします。議案第40号の市道路の廃止であります。84ページから88ページに記載のとおり、98路線でありまして、前号でお願いしようとする土地改良事業及び土地区画整理事業区域内等にありました従前の道路を廃止しようとするものでございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
136 【消防長(貝瀬敏政君)】 議案第41号 群馬県市町村総合事務組合規約の変更についてご説明申し上げます。別冊の議案書第2次送付分をごらんいただきたいと思います。この組合の規約を変更する場合は、
地方自治法第 286条第1項の規定により関係する市町村の協議事項となっております。変更の内容は、伊勢崎佐波医療事務市町村組合が新たに加入することとなるため、規約の一部を改正しようとするものでございます。なお、附則につきましては、群馬県知事の許可のあった日から施行し、平成4年7月1日から適用しようとするものでございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
137 【建築部長(大谷昭一君)】 報告第1号から第4号までの工事請負契約の
専決処分につきましてご説明申し上げます。議案書の 101ページから 104ページまでをごらんいただきたいと思います。報告第1号から第3号までは(仮称)前橋文学館の新築工事関係でございまして、第4号は前橋市清里公民館の新築工事でございます。4件とも早期着工を必要といたしましたので、
地方自治法第 179条第1項の規定に基づき
専決処分により工事請負契約を締結させていただいたものでございます。つきましては、今回ご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。
それでは、4件の内容を順次ご説明申し上げます。まず、報告第1号 前橋文学館(仮称)新築工事につきましては、平成3年12月24日に7社による指名競争入札を行いました結果、9億 3,318万円で小野里工業株式会社に落札いたしましたので、平成3年12月27日に契約を締結いたしました。
次に、報告第2号、同文学館新築空気調和設備工事につきましては、1月22日に7社による指名競争入札を行いました結果、1億 3,596万円で株式会社和田設備工業に落札いたしました。
また、報告第3号、同文学館新築電気設備工事につきましては、同じく1月22日に8社による指名競争入札を行いました結果、1億 815万円でニットーエンジニアリングに落札いたしました。以上2件は1月31日に契約を締結いたしました。
次に、報告第4号 前橋市清里公民館新築工事につきましては、2月10日に10社による指名競争入札を行いました結果、2億 4,771万 5,000円で不二建設株式会社に落札いたしましたので、2月13日に契約を締結いたしました。なお、以上4件の工事内容につきましては、議案書に記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。よろしくご審議の上、ご承認お願い申し上げます。
138 【議長(
山本良平君)】 以上で上程中の議案45件に対する説明は終わりました。
139 ◎ 休 会 の 議 決
【議長(
山本良平君)】 おはかりいたします。
議事の都合により明3日から5日までの3日間休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
140 【議長(
山本良平君)】 ご異議なしと認めます。
よって、明3日から5日までの3日間休会することに決しました。
141 ◎ 散 会
【議長(
山本良平君)】 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。
(午後3時40分)
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