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  1. 前橋市議会 1991-12-13
    平成2年度決算委員会_教育民生委員会 本文 開催日: 1991-12-13


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-06-12
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1          ◎ 開       議                                (午前10時) 【関根委員長】 これより教育民生常任委員会を開きます。 2          ◎ 議 題 の 宣 告 【関根委員長】 本日は、去る10日の委員会に引き続き、審査日程表の議案を議題として審査いたします。  この際、委員会運営上一言申し上げます。質疑に当たっては、重複を避けて簡明にお願いいたします。なお、当局に申し上げます。答弁に当たっては、職名を告げるとともに、質疑の趣旨を的確にとらえ、簡潔明瞭にお願いいたします。 3          ◎ 質       疑 【関根委員長】 これより質疑に入ります。           (坂 本 棟 男 委 員) 4 【坂本委員】 おはようございます。何点かについてご質問をさせていただきます。  まず、生涯教育を中心といたしまして、その成果を具体的に発表する場面として、現在各公民館で文化祭等計画をし、広くその成果を市民に発表するという立場で、ことしも11月3日前後を境として、各地区の公民館で文化祭が実施をされたというふうに思うわけでございますが、本市においてこの文化祭という行事が、どの程度今前橋市内で具体的に実施をされているか、まずその点について冒頭お伺いをいたします。 5 【野口社会教育課長】 お答えいたします。各公民館の文化祭の実施の状況でございますが、これにつきましては、地元自治会を初めとして、各種参加団体、グループ等で文化祭の実行委員会をつくって行っております。この文化祭は、昭和53年度に中央公民館でまず実施をいたしまして、その後翌年昭和54年度には、東公民館で行いました。現在では12公民館全館で実施しておるところでございます。毎年10月から11月にかけて行っておりますが、その内容といたしましては、作品展示として絵画とか書道、工芸、手芸等々さまざまなものがございます。また、舞台の発表ではコーラスとかギターとかあるいはマンドリンの合奏、八木節等々の実演がなされておりまして、催し関係では、文化祭前夜祭だとかあるいは茶席、高齢者の方々によるところの菊花展等々がございます。年々その発表内容も向上しておりますが、平成2年度の文化祭の参加者は、12公民館合わせまして 632団体がございました。延べ入場者数にいたしますと、3万 9,000人ほどが参加をしております。以上でございます。 6 【坂本委員】 今課長のほうからご答弁で、12の公民館で具体的な文化祭活動の実施をしている。合わせて 632団体、約4万、3万 9,600という数字が出ているわけでございますが、これだけの人たちが具体的に参加をして、生涯教育の成果を一堂に会しているというご答弁でございました。地区公民館でこの文化祭が始まってから、第1回から、ことしで桂萱公民館では11回を実は迎えております。年々参加をさせていただいておりまして思いますことは、非常に各ジャンルでレベルが向上しております。3日間だけでは、これだけの作品を展示をして、あとはそれぞれの個人に持ち帰ってもらうということだけでは、どうももったいない。もう少し広く市民に、これだけの作品を見ていただくという、そういう場が欲しいというふうに常々実は思っておるわけでございますが、残念ながら本市にはそういう具体的な市民の文化遺産といいましょうか、そういう文化財産を、芸術財産を展示をする場所がない。こういうことで、でき得れば市内にある公共施設、特に市庁舎の市民ロビーといいましょうか、そういう市民にふだん目にふれる場所、そういうところにそれぞれ12の公民館の作品のある程度館長さんなり、あるいは実行委員会の方々が選んだ作品を持ち回りで展示をしていただくというような手だてを講じたほうがいいんではないかと、そうすべきだ。そのことが、さらに生涯学習の意識を高揚させるという大きな要因になるだろうと、こういうふうに思っておりますが、そういう公開展示を具体的にするというお考えがあるかどうか、お伺いをいたします。 7 【野口社会教育課長】 文化祭の作品を他の公共施設、特に今ご指摘のように、市民ロビーのようなところの活用、公開展示はどうかと、こういうご質問でございますが、文化祭以外では年間計画を立てまして、各公民館ごとに公民館のロビーなどを使いまして、常設提示を行っております。そのほかにも、グループごとに市内の銀行等の展示コーナーなどを利用いたしまして、独自の発表を行っておりますが、また前橋市の文化協会と教育委員会とが共催で実施をいたしております前橋市民芸術文化祭の一環の中で、昭和53年度から地域芸術発表会を開催いたしております。この地域芸術発表会は、市民文化会館を会場にいたしまして、例年2月に実施をしておりますが、これは各公民館を単位として、地域が活動しているグループの成果などを合同して発表する機会でもございます。発表するグループにつきましては、毎年交代をいたしまして実施しております。  委員さんご指摘の件につきましても、当面は地域芸術発表会を充実してまいりたいと考えておりますが、ただいまお話しのような市庁舎のロビーだとか、あるいはグリーンドームの活用なども考えられるのではないかというふうに思っております。今後公民館を初め公民館の利用者グループあるいは関係機関等と連携をとりながら、研究、検討をいたしてまいりたい、かように思っております。以上でございます。
    8 【坂本委員】 グリーンドームの活用等も今課長のほうから披瀝がありました。桂萱公民館のことしの文化祭の出品目録というのを、実は参加をさせていただきまして、いただいているんですが、その中を見ますと、22団体の団体が第11回の文化祭に作品を展示をいたしております。どのジャンルを見ましても、本当にすばらしい作品が実は展示をされております。第1回から私お邪魔をしているんですが、11回目を迎えたことしは、特にまたすばらしい作品が展示をされたというふうに高く実は評価をいたしておるわけでございます。したがいまして、これはただ単に他の公民館の実情というのは、私は把握をいたしておりませんけれども、桂萱公民館がこれだけの実績を上げているということは、他の公民館においても当然実績を上げておられると、こういうふうに思いますので、どうかひとつ、今課長答弁をいただきましたように、これから市の市有施設等々に作品をぜひ展示をしていただき、そのことがまたさらにそういう生涯教育の発展に寄与するということにも当然なると、こういうふうに思います。その辺のご決意を再度お伺いをいたしたいというふうに思います。 9 【野口社会教育課長】 ただいま委員さんのご提言等々を生かしまして、十分検討してまいりたいと思っております。 10 【坂本委員】 次に、平和教育について何点か実はお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。  平和教育について伺うわけでございますが、本市におきましては、平成元年の第1回定例会で、平和都市宣言を市民総意のもとに宣言を実はいたしております。今日まで核兵器の廃絶ということを強く求め、その宣言を受けて、市長を先頭にいたしまして、平和に対する具体的な行政を行ってきているというふうに思っております。平和問題は、とりわけ教育の中においても極めて重要であり、特に平和思想、平和に対する基本的考えというのは、子供のころ、特に小学校等において具体的に学ぶことがより成果を上げる、こういうことになるだろうというふうに思っておるわけでございます。そこで、本市において具体的に平和教育をどのように実践をされておりますか、まずお尋ねをいたします。 11 【小屋学校教育課長】 ご質問の学校における平和教育の現状についてお答えいたします。  日本国憲法及び教育基本法の平和主義を受けて、学習指導要領に基づき、学校の全教育活動を通して行っております。例えば社会科で小学校3年では、前橋大空襲のころの人々の暮らしの様子について、副読本を活用して学習をしております。小学校6年では、戦争と新しい日本の出発、平和を願う政治を学習する際には、地域教材として前橋大空襲のころの人々の様子について、児童に取材させている指導例もございます。また、本市の平和都市宣言を教材に取り入れている指導もございます。中学校公民分野ですが、国際連合の学習あるいは日本国憲法平和主義の理解、核兵器の脅威に着目させ、戦争防止、平和の確立のための熱意と協力的態度の育成等々の内容で学習しております。また、平和都市宣言については、既に校長会を通して、その趣旨を学校教育に生かすよう指導しております。以上でございます。 12 【坂本委員】 きめ細かな具体的中身について、今お答えをいただいたわけであります。今お話にもございましたが、前橋市は特に昭和20年の8月5日の前橋空襲という非常に悲惨な経過を経て今日に至っておるわけでございます。たまたまことしが、テレビ、新聞等でも報道されておりますように、真珠湾攻撃をしてからちょうど50年目ということで、とりわけ平和の問題あるいは戦争に対する国民の意識の問題が実は問われているわけでございます。  ちなみに、8月5日の前橋の大空襲の被害の状況を見てみますと、死者が 703人、負傷者が 881人、家屋の被害が1万 1,961戸、大被害を実は受けたわけであります。その中で、戦後本当に市民の努力によって、今日の前橋市が築かれてきたわけでございます。  そういう中で、今お答えをいただきましたように、教育の中にも具体的に平和思想、平和教育というものを実践されているわけでございますが、あわせてこの前橋市の8月5日の大空襲あるいは8月15日の終戦記念日と言われる日に、具体的に市内の小中学校等々で平和行事といいましょうか、こういう具体的な対応をする必要があると。さらに、平和都市宣言を具現化をするという意味においても、ぜひそうすべきだと、こういうふうに思いますが、その辺のお考えをお伺いをしたいと思います。 13 【小屋学校教育課長】 ご指摘の8月5日の前橋市の大空襲の日あるいは8月15日の終戦記念日についてのことでございますが、夏休み中でもありますけれども、学校長が朝礼で話をするなどして、平和に対する意識を高めており、特に学校における平和教育については、授業を通して指導することを中心にして、充実をしていく所存でございます。以上です。 14 【坂本委員】 確かに夏休みという状況はあろうかと思うんです。しかし、今申し上げましたように、平和に対する関心、とうとさというものについては、お互いに理解ができるという立場に立ってどうかひとつ、授業中において平和教育をするということは当然でございますが、今申し上げましたように、具体的なそういうアクションを起こすという意味でも、極めて8月5日や8月15日の学校における具体的な対応は重要だと、こういうふうに思いますので、今後ぜひ、戦後46年という長い経過を経ましたけれども、まだまだ戦争の傷跡というものは今日解決をしておりません。そういうことを思いますと、一度戦争の惨禍を受けた場合に、人々の心からそれを取り戻すということは、大変な時間と努力が必要になるわけでございますので、どうかひとつ子供たちが将来21世紀を担う場合に、あくまでも恒久平和が実現できるような、そういう具体的な対応ができるように、特段のご努力をぜひお願いをしておきたいというふうに思うんです。どうでしょうか。考えだけ、決意だけちょっとお聞かせいただければと思うんです。 15 【小屋学校教育課長】 先ほどお答えしましたように、学校での授業の充実ということを中心に進んでまいりたいと、こんなふうに思っております。 16 【坂本委員】 ぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。  続きまして、同和教育、人権教育といいましょうか、そういう観点で何点かお伺いをしてまいりたいと思います。最近テレビ、新聞報道でいじめや差別などによる深刻な事件が大きく取り上げられております。とりわけ同和教育、人権教育の重要性が言われておるわけでございます。本市においては、幸いにいたしまして、これらの具体的な問題はございません。不幸な事態は発生をしておりませんが、いじめや差別意識というものは、小さいときから芽生えるというふうに俗に言われておるわけでございますが、今後におけるいじめや差別にかかわる問題が大変実は心配をされるわけでございます。本市では、現在学校における同和教育あるいは人権教育というものが、どういうふうに実践をされておりますか、まずお尋ねをしたいと思います。 17 【小屋学校教育課長】 ご質問の学校での同和教育、人権教育についてでございますが、本市の学校での同和教育、人権教育のねらいは、1人ひとりが学力をつけ、科学的、合理的な考え方のできる子供の育成、他人の痛みを共有でき、互いに尊重し合う子供の育成、物事を正しく判断し、自主的に行動できる子供の育成であります。本市では、こうした具体的な内容を盛り込んだみんなの人権を改訂発行し、市内の全職員に配布して、校長会、教頭会、同和主任研修会、同和教育研修会などで活用指導を推進しておるところでございます。また、学校教育指導の重点で同和教育、人権教育のねらいを十分踏まえて取り組んでおります。具体的に、日常的な指導の充実、改善のために、小・中・養護学校の教員を対象に同和教育研修会を実施し、教師の一層の同和教育、人権教育について指導力の向上に努めております。今後ともこのような方向で継続的に努力が大切だと、こんなふうに考えております。以上でございます。 18 【坂本委員】 努力をしていただいておりまして、敬意を表したいというふうに思うわけでございます。  そこで、ことしも実は10日の日まで人権週間が実施をされました。特に今お答えをいただきましたように、先生方を中心にいたしまして、具体的な指導を行い、あるいは学習会等々、積極的に先生方の派遣をしながら、人権の意識の高揚あるいは同和問題に対する具体的な取り組みを実践をされているというお答えをいただいたわけでございます。この人権週間の中でも、特にいじめ、体罰の根絶、部落差別の撤廃、女性の地位向上、障害者の完全参加と平等の実現、こういうテーマを最大限に表に出しまして、人権のとうとさというものを全国民に対して訴えているわけでございます。そういう中身の中で、本市において、先ほどご答弁をいただきましたように、具体的な学校の先生方の対応を進めていただいております。できますればぜひ、ややもしますと、他市の状況から比較をいたしまして、どうも前橋の同和教育あるいは人権教育が劣っていはしないかというようなご指摘も、間々聞かせていただいているわけでございますが、私はそういうことはないというふうに思いまするけれども、先生方のこの人権や同和問題に対する意識調査というものも実践をしていただいて、当然それは学校の先生方ですから、意識が低いなんていうことはないというふうに確信はいたしておりまするけれども、これらの問題につきまして、ぜひそういう形で意識調査等をしていただき、具体的な同和教育のあり方あるいは人権教育のあり方について模索をしていただき、的確な指導、助言をお願いしたいと、こういうふうにも思うんですが、その辺の基本的な考え方についてはいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 19 【小屋学校教育課長】 ご指摘の意識調査についてでございますが、例年本市で実施している同和教育の研修会の折に、各学校の同和教育の推進についての報告書が提出されておりますので、この資料を十分活用するなどして、実態把握に努めてまいりたいと思っております。以上です。 20 【坂本委員】 特にこの人権問題あるいは同和問題は、行政のまさに中心課題だと、基本的人権を守るという大きな憲法の理念に立脚をした問題であると、こういうふうに思いますので、ぜひひとつ前橋市における教育の中に、人権、それから同和に対する具体的な施策が実践をされ、前橋市においてこの種の問題が起きないように、特段の努力をお願いをすると同時に、一日も早くこの問題が解決をされるように期待をしながら、さらなるご努力をお願いをしておきたいと、こういうふうに思います。  次に、校則の見直しについて何点かお伺いをいたします。全国的に校則の見直しが進む中、本市においてもその見直しについて鋭意努力をされているというふうに思うわけでございますが、本市の現状は今日どうなっておりますか、まずお伺いをいたします。 21 【小屋学校教育課長】 ご質問の校則の見直しについてでございますが、昭和63年度以来生徒指導宿泊研修会を初め校長会等で運用面、指導面について協議や指導を続けております。校則の見直しについては、各学校とも社会の変化、地域の実情、生徒の実態や保護者の考え方を十分踏まえて、それぞれの学校で努力し、改善を図ってまいりました。見直しの方法としては、全職員及び生徒の意見を入れて、職員、生徒の意見及び保護者の意見を取り入れてなど、形はさまざまでありますが、見直しを実施しております。以上でございます。 22 【坂本委員】 見直しが進んでいるというふうに承ったわけでございますが、そこで校則を見直した結果、学校現場において生徒あるいは先生、保護者の方々は、どのように見直した結果について反応を示しておられるのか。特徴的なところがあればお伺いをしたいと思います。 23 【小屋学校教育課長】 ご指摘の校則を見直しした後の反響ということについてでございますが、こんな幾つかの例が報告されております。生徒が以前よりも自主的に守れるようになった。あるいはまた、校内研修で見直している学校は、職員の意識や指導での共通理解も深まったというふうな報告をいただいております。今年度になってのことですが、校則の見直しに保護者の意見を反映した学校もあり、非常に協力が得られている。見直しの方針を示し、理解を求めたため、生徒が協力的になっているなどの報告をいただいております。  なお、校則については各学校に硬直的、保守的になることなく、社会の変化、生徒や保護者の要望などに柔軟に対応できる体制づくりをお願いし、今後とも継続して指導していく所存でございます。以上です。 24 【坂本委員】 今お答えをいただきましたように、校則の見直しをした結果、かなり生徒が自主的に守るべきことは守る、そのようになってきたというふうにご答弁いただいたわけでございますが、私はそのことがやっぱり一番願っていることではないかというふうに思うんです。やっぱり自主的な判断ができ、あるいはみずからが行動ができるという、そういう生徒を育成をすると、育てるということが学校教育の大きな課題の一つだというふうに思っておるわけでございます。そこで、引き続き見直しについて継続的に努力をしていただくという今お答えをいただきましたけれども、先般倉淵中学では校則を全廃をするという大きな見出しで、これは多分上毛新聞だったかなと思うんですが、取り上げられておりまして、その中でも主体的に生きる人間になってほしいという観点から、子供たちがそういう方向に向かって相当成長したと。したがって、今まで校則で縛っていたことが必ずしも適切に、学校からの、上からの押しつけであって、そういう子供たちの本来持っている自主性とか、そういう自主的な判断だとか、そういうものを阻害をしてきたというようなニュアンスの中身が披瀝をされておりましたけれども、私もそのとおりだというふうに思うんです。今課長からお答えをいただきましたように、前橋においてもそういう子供たちの要所、要所にそのよさがあらわれてきたということでございますが、引き続きぜひ粘り強く、子供たちの自主性を引き出すような、そういう校則という言葉が適当かどうかちょっとわかりませんけれども、あるいは倉淵中学では、生徒心得と、校則とは言わないで、そういうふうに非常にやわらかく、受け取る側も非常にすっきりした形で、対応できるような形をとっているというふうに報道されておるわけでございます。私は、少なくてもやはり子供たちが何事にも、全部オープンでいいということではございませんけれども、しかしそういう子供たちの自主性というものをどうしても育てていく必要があるだろうと、これからの時代はそういう子供たちが必要だというふうな観点から、引き続きの見直しをお願いしたいと思うんですけれども、改めてその辺についてお答えをいただきたいと思います。 25 【小屋学校教育課長】 先ほどお答えいたしましたように、引き続いて見直しをしていきたいと思っておるんですが、特に委員さんのご指摘のように、生徒心得というような形にしていくことが望ましいのでありまして、市内でもその形になっております。実は何々するという表現よりも、何々します。生徒たちがします。あるいは何々することが望ましいというような、そういう表現にまで、いわゆる校則ですが、改めておりまして、なお一層子供たちが自主的に守れる。自主的にやれるように進めていきたいと、こんなふうに考えております。以上です。 26 【坂本委員】 ぜひひとつ大事なことでございますので、重ねてのご努力を要請をしておきます。  次に、学校保健に関連をいたしましてお伺いいたします。学校において将来を担う児童、生徒に対して健康の保持あるいは増進、病気の早期発見等のため、各種検診事業を実施をしていると思うんでございますが、本市における各種検診の現状について、まずお答えをいただきたいと思います。 27 【鶴田保健体育課長】 お尋ねいただきました各種の検診につきましてですが、児童、生徒の保健管理につきましては、学校保健法の第6条に基づきまして、毎年4月から定期健康診断を実施しております。成長の様子や病気の早期発見、また健康の保持増進に努めております。健康の診断項目は12項目ございますが、発育測定に始まりまして、特に最近では心臓の疾病異常、尿の検査、またその他の疾病としまして貧血の検査とか、そういったことを行っております。特に前橋市では突然死の予防ということで、心臓検診につきましては、小学校の1年生、中学1年生全員に対して、前橋市の方式によりまして、第1次、第2次検診、精密検診ときめ細かな検診を実施しております。また、貧血検査につきましては、従来中学の1年生から3年生女子に行っておりましたけども、本年度から予算をいただきまして、中学2年男子全員にも実施しまして、健康管理の充実に努めておるところでございます。以上でございます。 28 【坂本委員】 最近生活習慣や食生活の大きな変化によりまして、新聞等でも報道されておるんですが、子供たちが、当時我々が予想しなかったような成人病に小学校の生徒がかかっているとか、そういうショッキングな報道が実はされているわけでございまして、そういう意味で小中学校における保健事業、各種検診事業が重要だというふうに思っておるわけでございます。特に将来の大人になったときの成人病に連動するということでは、早期に発見をして、早期に治療するということの観点から、具体的な指導なるものが極めて重要だと、こういうふうに思っておりまして、そういう意味では具体的な指導の対策、そういうものは現状どのように実施をされていますか、お答えをいただきたいと思うんです。 29 【鶴田保健体育課長】 ただいまのご指摘でございますけども、前橋市の生徒、児童の健康診断結果の中にも、肥満の者が非常に上位を占めております。これは予備軍ということになっておりますが、成人病につきましては。最近の言葉で成人病のその予備軍でありますので、特に本市では前橋市学校保健会の小児成人病の対策部会というのがございまして、そこで48年から肥満児対策に取り組んできております。小児の高度肥満が成人病の予備軍ということは、もうご存じのことでございますが、特に昨年から小児成人病の予防に着目しまして、小学生のうち肥満度の50%以上の者、これは一応医療機関での血液検査等を進めてきております。特に高血圧、肝機能障害、高コレステロール、また中性脂肪や血糖値、こういったものも肥満児の子供たちには数多く発見されまして、特に高度肥満児には成人病予備軍が、考える所見が多いということが本市でもよくわかりました。  そこでもって対策でございますけども、いろいろございますけども、学校教育の中でできる指導ということで、まず成人病に対する子供たちに知識、親にも知識をということで、保健体育の授業、また学校保健会における子供たち、また親たちとの一緒の指導と、それに学校医や養護教諭によります生活指導、また学校栄養士でしょうか、栄養職員による保護者への食事指導のPRというふうなこと、また現在行われております前橋市の体力づくりの推進と、特に運動不足の子供たちが肥満を伴いますので、教科体育の充実、また運動の奨励ということでもって学校としてはやっております。また、先ほどの学校保健会の取り組みとしましても、ただいま申し上げました肥満児のための指導という中でもって、特に健康教室を開催しまして、市民体育館等々をお借りしまして、特に小学校の2、3年生の肥満度30%以上の肥満児と保護者を対象に、継続的に運動指導、また栄養指導等を行っております。今後も高度肥満児、また肥満児を持つ保護者、また各学校、そういうことに対しまして、学校医とか養護教諭のほうからの生活指導、そういったものを続けていきたいと思っております。そういった小児成人病対策部会や学校の協力のもとに、特に小児成人病への関心を高めながら、予防対策を推進したいと、こういうふうに考えております。 30 【坂本委員】 前橋市内の子供たちにも、具体的な症状等があらわれてきたというふうに実はお答えをいただいたわけであります。この12日の読売新聞にも、幼児にも高血圧症という、動脈硬化の問題だとか、あるいは今心筋梗塞だとか、そういう症状の状況が新聞に出ておりました。私ここに持ってきているんですが、先ほど言われたように、高カロリーあるいは運動不足というものが、その要因だということもややつかみかけてきているようであります。したがいまして、お答えをいただきましたように、保健事業の中で具体的に子供たちに成人病に対する基本的知識といいましょうか、考え方、その病気に対する状況というものを十二分に理解をしていただいて、あるいは子供たちだけではなくて、特に今お答えをいただきましたように、家庭の食生活がかなり影響しているということでもございますので、家庭との連携といいましょうか、そういうことも極めて重要になってくるだろうというふうに思うんです。したがいまして、これから先人生80年代を健康に過ごすという意味では、小学校あるいは幼児の段階から、そういう成人病に対する基礎的知識を持ちながら、問題意識を持ちながら、お互いが健康に留意をしていくということは、極めて大事なことだというふうに思います。したがって、今お答えをいただきましたように、それぞれの場面でご努力をいただいておりますけれども、この中身についてさらにきめ細かな施策を要望しておきたいというふうに思います。  次に、生徒の下校時における安全対策についてお尋ねをしたいと思います。毎年本市でも生徒の下校時に痴漢が出没をして、被害に遭ったという状況を聞くわけであります。特にこの期間は日没が早い。曇りの日には、もう既に4時というと薄暮になるような現状であります。特に女の子を持つ親としては、痴漢が出て被害が出たなんていう話を聞きますと、大変な心労を煩わすということになるわけでございます。本市では、痴漢等に対する具体的な対応あるいは予防について、どんなふうな具体的対応をされておりますか、最初にお伺いをいたします。 31 【小屋学校教育課長】 ご質問の学校における痴漢に対する対策及び予防についてでございますが、各学校では次のような対策を立てて、被害防止に当たっております。まず、学校としての指導という立場では、部活動時間を短縮し、下校を早めること。職員が巡回補導に出ることなどを学校としては行っております。それから、児童、生徒に対しての指導ですが、下校時痴漢に遭わないための心構えの指導、例えば複数下校とか、それから被害に遭いそうになった場合の対処の仕方の指導、あるいは防犯ブザーを携帯するように指導することというようなことを児童、生徒に行っております。家庭に対しては、学校通信、学年通信により注意を呼びかける。下校時に途中まで出迎えに出てもらうように依頼すること等であります。それから、PTAに対しては、下校時に巡回補導を依頼すること、あるいは被害防止の立て札を設置するようにお願いすること等々により、各学校で被害防止に努めております。また、痴漢が出たというふうな報告を受けた場合には、警察とともに周辺の学校に情報を流し、毎月の小中補導委員会で詳細な情報交換を行い、各学校での指導に生かせるように行っております。以上でございます。 32 【坂本委員】 痴漢防止に対する各学校における取り組み、努力をされている点については、一定の理解もできるし、成果も上がっているというふうに思うんでございます。実は桂萱中学校管内、とりわけ我が町内の問題でございますが、ことしは特に痴漢の被害が続発を実はいたしております。PTAの支部長さんや育成会の役員の皆さん方は、大変な努力をしていただきまして、桂萱公民館から広報カーを借りまして、夜6時半から7時半までの約1時間、東警察署のほうにも依頼を申し上げながら、交通指導員や警察協助員等々にもご参加をいただきながら、まさに地域ぐるみで痴漢防止の対策を実はやってきました。残念な結果なんでございますが、そういう中でもいまだに具体的にその状況が、言ってみれば犯人を見つけることができないでおります。やっている姿を、私も参加をさせてもらったんですが、やっぱり学校の先生だとかあるいは教育委員会だとかという、言ってみれば行政レベルの皆さん方が、こういう問題について熟知をしているかどうかというのは、ちょっとわからないんでございますが、でき得ればその地域のPTAだとか育成会だとかだけに任せておくということではなくて、やはり学校の先生方も参加をする中で、言ってみれば地域も、家庭も、学校も痴漢問題というか、生徒の安全対策というものについては心を配っていただきたい、こういうふうに思うんです。女の子がいきなりそういう衝撃的な場面に遭った場合、その気持ちというのは生涯、自分が生き続けるまで、心のどこかにそういうものを持ち続けるということになろうかと思うんです。極めて、私はそういう意味で、この問題が重要な問題だというふうに思うんです。したがって、今お答えをいただきましたけれども、それなりの学校は学校なりの努力をされているという点はわかりますが、そういう問題について、もう少し機敏な神経を使っていただくことが必要だろうと、こういうふうに思いますが、その辺についてはどのようにお考えになっているんでしょうか。 33 【小屋学校教育課長】 委員さんのご指摘の家庭、地域、学校を含めた連携についてですが、なお一層ご指摘のとおり進めてまいりたいと、こんなふうに考えております。 34 【坂本委員】 先般足利においても、非常に残酷な悲しいことが現実的になりました。そういうことを踏まえますと、本市における下校時の安全対策というものは急務だというふうに思うんです。今それぞれお答えをいただいたんですが、ぜひひとつそういう地域の実情といいましょうか、特に市街化調整区域における学校内の安全対策というものに気配りをしていただくように、お願いをしておきたいと思います。  最後の質問になりますが、登校拒否児に対する取り組みについてお尋ねをしていきたいと思うんです。平成3年度学校基本調査によりますと、登校拒否児、生徒が急増しているというふうに報道されておるわけでございますが、本市においても登校拒否児の問題は、教育行政の中でも極めて深刻な問題だというふうに思っておりまするけれども、その現状についてお尋ねをいたします。 35 【小屋学校教育課長】 ご質問の登校拒否の実情についてでございますが、学校基本調査によりますと、本市における年間50日以上欠席した生徒、いわゆる登校拒否児童、生徒は61年度から62年度までは横ばいの状態でありましたが、63年度、平成元年度が増加をしております。平成2年は、小学校児童29人、中学校生徒92名、合計 121名となっており、昨年度より、というのは平成元年度より4名減となっております。以上です。 36 【坂本委員】 私もかつて登校拒否児の問題について、教育委員会の見解をお伺いしたことがあるんですが、その中でこの報告によりますと、登校拒否児の問題を解決すべく、児童公園の中ににじの家を設立をして、何とか子供たちの共同生活参加の道を開きたいと、こういう具体的な努力をしていただいております。大いに敬意を表したいと思うんでございますが、そこでこのにじの家の現状と取り組みについて、お尋ねをいたしたいと思います。 37 【小屋学校教育課長】 にじの家についてのご質問でございますが、にじの家は平成2年度開設をいたしました。にじの家では、登校拒否児、生徒に対して集団への適応を促し、学校生活への復帰を援助することを目的に開設をいたしました。昨年は入室者総数27名のうち、7名が再登校する成果をおさめました。今年度になり、入室が継続すると在室期間が長くなり、個々の個人個人の活動から、次第に集団で制作活動をしたり、スポーツをしたり、仲間と協調的にかかわったりするなど、対人関係で改善が見られるようになっております。このことが再登校のきっかけになっております。本年度も15名中4名が断続的に再登校を始めております。今後さらに充実した指導、援助を図っていきたいと、こんなふうに考えております。以上でございます。 38 【坂本委員】 大変な成果が上がっているという実は報告をいただきました。登校拒否に陥る要因はさまざまだと思うんですが、やっぱり友人関係だとか、あるいは閉鎖的、個人的なあれでいけば、そういう要素を持っている子供たちというのが、比較的そういうふうになりがちでございます。したがいまして、ぜひこのにじの家がそういう子供たちの心を開いて、一日も早く共同生活に復帰をすると、あるいは親子の笑顔がよみがえってくるような、そういう努力をぜひ積み上げていただきたいと思うんです。  先般、NHK特集というか、NHKが放映をしておりましたんですが、長野県の市は私もちょっとあれだったんでわかりませんが、メンタルフレンド制度という何か新しい制度を、文部省がことしの10月から取り入れたというお話を、実は放映を見たんでございますが、これなんかについても、やはり非常に大学の学生と子供たちとのきずなを大事にしていくというような中身だったというふうに思うんです。私もちょっと全部を見ていなかったんでございますが、そういうことで、今登校拒否児が全国で4万 5,000人いるというんです。そういう子供たちの何としても心を開きたい、心の扉をあけたい、こういう熱意でもって、文部省もこういう新しい制度というものをつくってきたと。前橋は、おかげさまでにじの家という新しい具体的なあれを積み上げていただいておりますが、ぜひひとつこのにじの家を通じ、あるいは今申し上げましたように、新しい文部省が掲げる登校拒否児の心の扉を開くという大きな目標の事業も取り入れていただいて、前橋市の子供たちの中に登校拒否児がいなくなるような、そういう努力を教育長を先頭にしてぜひやっていただきたいというふうに思いますが、最後に教育長の決意をお聞かせをいただいて、私の質問は終わります。 39 【岡本教育長】 にじの家の充実を初めとし、さまざまな方法を、工夫をいたしまして、前橋市における登校拒否児対策をさらに充実してまいりたいというふうに思っております。           (細 井 貞 夫 委 員) 40 【細井委員】 私は、まず本市における青少年問題とその効果的な対策についてお伺いしたいと思いますが、まず報告書の 129ページの青少年非行防止事業及び補導センター費に関連して、幾つか質問をいたしたいと思いますが、現在の青少年をめぐる環境を見てみますと、書店におけるアダルトコミック、アダルト雑誌のはんらん、ゲームセンター、レンタルビデル店、カラオケボックス、さらにダイヤルQ2等々の問題が、状況が多分に見られるわけでございますけれども、青少年の健全育成にとって、まことに好ましくない状況にあるというふうに思っておるわけであります。また、夜遊び族等に見られる遊び型の非行、学校における登校拒否の増加等の問題が非常に心配をされているわけであります。こうした状況の中で、本市における青少年問題とその対策についてお伺いいたしたいと思います。まず、市内の青少年の非行についてでありますけれども、JR前橋駅周辺の夜遊び族の問題、また全体としては減少傾向にあるという非行問題の中で、特に万引きについてでありますけれども、この万引きは依然として減少していないというふうに聞いておりますけれども、これらの問題についてその実態と対策の概略について、お伺いをまずいたしたいと思います。 41 【宮崎青少年課長】 まず、夜遊び族の実態ですが、2年ほど前までは、前橋駅周辺を中心といたしまして、休日の前夜などは数百台の車が集散を繰り返しておりました。しかし、最近では多いときでも 100台ほど、少ないときは数十台ほどに減少いたしました。対策としましては、勤労青少年を対象にリーフレットの配布等も行ってまいりましたが、主として深夜補導と実態把握のための深夜の巡視を行ってまいりました。問題の性質上、車両に対しましては警察の検問が中心になりましたが、補導センター、青少年課では主として一般の青少年に対する声かけ運動を実施をしてまいりました。その結果といたしまして、最近では一般の中高校生の姿はほとんど見かけなくなりましたが、今後とも、補導センターといたしましては、深夜の巡視を続けて、推移を見守っていきたいと、そのように考えております。  それから、万引きについてでありますが、警察統計等を見ますと、絶対数というんですか、数の上ではやや減少はしているんでありますが、刑法犯少年全体に占める割合というのは、依然として高くなっている。むしろ以前よりも高くなっているというような実情もございますので、これについても十分注意していく必要があろうというふうに考えております。それから、教育委員会が実施しました小中学生を対象とした調査でも、小中学生の15%の者が万引きの現場を目撃していると、そういうことですので、この問題の潜在的な多さを物語っているというふうに考えております。  対策ですが、従来は万引きは悪いことだから、やめろとか、盗みをしてはいけないとか、そういう指導が中心であったんですが、本年度は前橋の子供を明るく育てる推進会議専門委員会でこの問題を取り上げまして、こういうふうな子供たちの持っている内的なものにまで触れようということで、背景、動機、原因等について研究協議をしてまいりました。その結果が近くまとまりますので、学校、家庭、地域、関係団体等にそれぞれに合った形で提言をいたしてまいりたいと思っております。そのほかにも、例年のことですが、万引きにつきましては、業者、教育関係者、団体、行政等で万引き防止対策会議を開催いたしまして、その防止に努めております。以上です。 42 【細井委員】 今聞いていますと、万引きを目撃した人が15%もいるということを聞いて、非常にびっくりするわけでございますが、そういう子供たちが人の万引きを見て、よし、おれもやってみようかぐらいになってこられると、これまた大変な事態でございますけれども、とにかく今ご答弁があったように、今後も万引きの防止対策協議会を開いて対策を協議する、こういうことでございますけれども、大いに効果的な協議をしていただいて、指導に当たっていただきたい、その成果を期待いたしたいと思います。  次に、先ほど青少年をめぐる有害と思われる環境ということで触れましたけれども、市当局ではこれらの問題について、その実態をどういうふうに把握しておられましょうか。 43 【宮崎青少年課長】 従来の実態把握の方法というのは、どこに何があるかということが中心でしたけれども、今年度は少し方針を変えまして、従来の実態把握の方法のほかに、カラオケボックスと有害図書自動販売機、それからゲーム店等を中心といたしまして、子供たちがそういう場所にどういうふうに出入りをしているかと、そういうことで定点観察等によりまして調査をしてまいりました。その結果ですが、私たちが調査をした範囲では、夜間の10時以降こういう場所を利用している青少年というのは見当たりませんでした。今後冬期になりますと、室内の遊びが中心になりますので、またこういうところに出入りする子供もふえるんではないかと、そういうふうな観点から、延べ80回ほどの夜間の調査を実施したいと、そのように考えております。 44 【細井委員】 かなりの有害施設があるというふうに伺っておるわけでございますが、次に非行の背景について考えてみたいと思うんですが、青少年の意識の問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、現代いわゆるボーダーレスといいますか、境界線のない時代と言われておりますけれども、一般の子供たちと非行に走る子供たちとの線というのははっきりしない。ふだんはきちんとした行動をとっている子供なんですけれども、ある日突然万引きをしたりするということがあります。しかも、罪の意識というものがまことにない。こういうふうに聞いております。こういう状況を見てみますと、これからの青少年問題について、青少年の意識をしっかり把握をして、その上に立った対策を講じるということが、いかにも大切であるというふうに思っております。  そこで、市ではこうした青少年の意識の実態をどういうふうにとらえておられますか。現状と今後の計画等についてお伺いをいたしたいと思います。また、こうした実態に対する対策の実施についての基本的な考え方等についてお尋ねをいたします。 45 【宮崎青少年課長】 ご指摘のとおり、非行防止には行動に対する対症療法的な指導のほかに、心の問題を考えるということが非常に重要になってまいります。そこで、今の青少年がどういう意識を持っているかということを確実に把握する必要があるわけですが、本年度は小中学生を対象に、初発型非行に関する実態調査を実施いたしました。その結果として、先般新聞等でも報道されておりましたが、物に対する考え方、それから罪の意識等に大変参考になることがございました。来年度のことになりますが、今年度の調査結果を受けまして、来年度はさらに精度のよい調査をするために、サンプリングの方法であるとか、捜査項目等に検討を加えまして、来年度も実施をしてみたいと、かように考えております。  それから、対策ですが、まず調査結果を学校とか関係機関等に報告して、それぞれの立場で主体的に対策を考えてまいりたい、そのように考えております。また、担当課といたしましては、本課所管の諸会議の中で資料を活用して、ご参会の皆さんにまたそれぞれの立場で考えていただくと、そんなことを考えております。それと同時に、これは極めて対症療法的ではないんでありますが、学校とか地域で、どうもこういうふうな問題の根底には、物に対する考え方、強いて言えば環境等に対する考え方の問題もあろうかと思いますので、少し大きくそういう問題についても取り上げてみたいと、かように考えております。 46 【細井委員】 いろいろ今対策を挙げられましたが、要はこれらの対策が個々のものではなくて、やはりお互いにうまく相互的な連携を持ちながら立てていかないと、その効果は上がらないというふうに思うわけでございますので、ひとつ一層のご努力をお願いいたしたいと思います。  青少年問題を扱う中で、次に補導センターなんですけれども、補導センターの役割というものが非常に重要であるというふうに考えます。そこで、青少年補導センターの活動状況について伺いますが、まず補導活動は非行の抑止効果、非行の入り口にある者の矯正というものに、非常に役に立っているというふうに考えますが、この点について今の時点での補導センターの現状について、まずお伺いをいたします。  次に、補導センターの補導活動についてでありますけれども、現代のように価値観というものが多様になる。人間同士の相互関係というものが、非常に希薄になっているという風潮があるわけでありますけれども、そういう中で相談活動というのは、非常にそのものを未然に防止するというだけじゃなくて、広く市民の悩み事を聞いて援助していく、そういう意味で特に重要になってきているというふうに思うわけでありますが、そこで補導センターにおける相談活動の現状と今後の展望とでも申しますか、についてお伺いしたいと思います。 47 【宮崎青少年課長】 まず、補導活動ですが、現在 211名の補導員がおりまして、年間 550回程度の街頭補導を実施しております。平成2年度で申し上げますと 381名の児童、生徒を補導いたしました。ただ、最近の傾向といたしまして、子供たちが屋外で遊ぶということが少なくなりましたので、従来のような補導のやり方だけでは、なかなかカバーできない点も出てまいりました。そこで、今後は情報に基づきまして、空き家等の補導であるとか、それから駅、デパート、ゲームセンター等で、定点補導と申しまして、その場所にとどまって、そこに来る子供たちに対して補導活動をやっていきたい、そのように考えております。  次に、相談活動ですが、現在は電話相談の担当者が4名おりまして、その者が電話相談を担当すると。さらに、面接相談につきましては、関係機関であるとか教職員等の中から、相談に対して知識や技術を持っている者を19名ほど委嘱をいたしまして、担当していただいているというのが実情です。平成2年度の実績で申し上げますと、電話相談が 1,047件、来談が 122件、訪問相談が2件、計 1,171件の相談がございました。  今後の展望ですが、最近は情報化時代ということで、相談に来る側がかなりの知識を持って来談をする場合が多いと。そういうことで、相談を受ける側の器量の問題あるいは知識の問題等もかなり高度なものが要求されるようになってまいりました。そこで、全部補導センターで対応できればよいわけですが、そういうわけにはまいりませんので、市内の相談機関等と相談をする中で、ネットワーク化ということで相互の連携を図っていきたいと、そのように思っております。それから、今後とも多様な相談に応じられるように、優秀な相談員の確保にも努力をしていきたいと、そのように思っております。以上です。 48 【細井委員】 いろんなところで相談を受ける。それをネットワーク化して、相談処理に当たるというふうなことを今言われましたが、大変有効ではないかなというふうに思います。大いにひとつその辺も活用して、成果を上げていただきたいと思います。青少年をめぐる問題について幾つかの答弁をいただきましたけれども、いずれにいたしましても、健全育成ということは地道な、息の長い活動が必要であります。当局の一層のご努力をお願いしておきたいと思います。  ところで、先ほど有害環境の実態把握について、ご答弁をいただきましたけれども、前橋市の青少年の健全育成、これを総合的に考えてみた場合、やはり何よりも青少年にとっての望ましい環境づくりが、非常に大切であるというふうに思います。現在の実態に対して、当局はどのように対策を講じておられるか、また今後の展望についてもあわせてお聞きいたしたいと思います。 49 【宮崎青少年課長】 法的な問題もございまして、この環境は好ましくないと思われましても、一概に禁止ということで行政で決めるわけにはまいらない場合が多いわけでございますが、そこで関係課とも連携をとる中で、行政指導といたしましては、地区住民の方々のご理解が得られるような形で対処していきたいと、かように考えております。特に住民の方たちの中に、不本意であるというふうなご意見がある場合につきましては、業者に対しまして強力に住民との話し合いをすると、そういうことを働きかけてまいりたいと、かように考えております。過去の経験からいたしまして、どうも地域的な盛り上がりがあったところでは、業者も経済行為ですので、商売として成り立ちにくいというふうなこともございまして、結果といたしましては、思いとどまるというふうなケースが多いというふうに思われますので、今後とも市民の皆さんと連携をとりながら、環境問題については取り組んでいきたいと、かように考えております。 50 【細井委員】 環境をよくしていくという活動、これは大変です。今おっしゃられますように、いろんな営業する権利もある。発行する権利もある。いろんな社会活動の中での権利というか、ありますので、それらに対して立ち向かっていくということは、青少年の健全育成だからといって、なかなか理解をしていただけないというのが実態じゃないかと思います。テレビにしてもそう。雑誌にしてもそう。いろんな有害図書あるいは施設、これがはんらんしているわけでございますが、行政の立場でこれらの問題に対して取り組むというのは大変なことでありますけれども、根気強くひとつ今後の環境浄化に向かってのご努力をお願いをしていきたいと思います。  最後に要望ですけれども、現在の補導センターの相談は、青少年問題や相談活動に大変造詣の深い、退職された先生方が中心になって運営をされているというふうに聞いております。先ほどのご答弁にもあったような、現在の多様化に対する相談においては、こうした経験の深い先生方にお願いするとともに、幼児から青年層まで幅広い、さまざまな相談に応じられる体制づくりというものが必要になってくるというふうに思います。そこで、専門の相談員の方をぜひ設けていただいたらどうかというふうに私は思うわけであります。この点も十分検討をしていただくことを要望いたしまして、この項を終わりたいと思います。  次に、青少年の団体育成事業と青少年指導者養成事業についてお聞きしたいと思います。今日の社会状況を概観してみますと、人々の生活、特に職業の面での変化が非常に激しく、自営や農業等が減少していく、多くの人々がそしてサラリーマン化をしていく、そして自己中心的な生活をしているというのが現状ではないかなというふうに思います。こうした状況の中では、自分の生活だけに関心が集中いたしまして、他人を思いやる気持ちというものがだんだん薄れ、他人の生活にまで関心が向かない。同じ地域に住んでいても、かつてのような地域連帯が生まれるというふうな必然性がなくなってきているというふうに思います。こうした社会の中では、昔の青年団のような地域に密着した青年団体は生まれにくいと思いますし、また成り行きに任せておけば、青少年の団体活動すらなかなか生まれにくいという状況だというふうに思います。そこで、本市でもさまざまな工夫をされ、青少年団体の育成に努めておられると聞いておりますけれども、新しい時代に即応した青少年団体育成、指導者の養成について、何点かお伺いをいたしたいと思います。  まず初めに、青少年団体の実態はどうであるか。また、青少年団体に対してどのような指導をされておりますか、お伺いをいたします。 51 【宮崎青少年課長】 まず実態ですが、前橋市青少年団体連絡協議会傘下の8団体と子供会が代表的なものとして挙げられます。そのほかにも、公民館等で実施されました学級、諸講座等の終了後の自主グループであるとか、教育委員会の所管ではございませんが、勤労青少年ホームを拠点とする趣味のグループなどが挙げられます。活動状況ですが、残念ながら青年団体につきましては、一部を除きまして余り活発とは言えず、構成員もやや少なくなっているのが実情でございます。それから、比較的活発と思われます子供会活動につきましても、指導者の交代が激しく、例年の行事の繰り返しと、そういうことが目立ちまして、すぐれた指導者の有無によって、地域格差の著しいのが実情でございます。  次に、指導面ですが、青年の場合には、従来もそうだったんですが、ここ二、三年は特に青年の自主的、主体的活動を助成する立場から、青年の希望を生かして、青年たちが意欲を持って参加できるように、さまざまな行事において努めております。子供会活動につきましては、ジュニアリーダー養成あるいは指導者のための初級、中級指導者養成講座等を設けて、指導者の養成を図っているところでございます。 52 【細井委員】 ただいまの答弁で、青少年団体の実情、それから現在行われている指導については理解ができました。しかし、あすの前橋を背負う人材の育成という点から考えますと、答弁の中にもありましたように、数多くの課題があるように思います。当局といたしまして、この課題解決のためにどのような施策を考えているか。とりわけ青年と大人の意識のずれというものに取り組んでいただきたいと思いますが、観念的じゃなくて、どういうふうにずれているのか、的確にやはり把握してみるというふうなことが大事じゃないかというふうに思うんですが、その辺をどういうふうに考えておられますか伺います。  そしてまた、子供の育成活動というのは、全市的に活発に行われているように思いますけれども、地域の実情を考えてみますと、なかなか役員になり手がいない。行事をするにも、特技を持った指導者がいない等々の実情があるように思います。それについては、現在行われている指導者養成だけでは、なかなか対応が難しい、できないんじゃないかというふうに思いますけれども、この点についてはどのようにお考えになっておられますか。 53 【宮崎青少年課長】 ご指摘のとおり、私たちが考えている青年と実際の青年との間には、時にはずれがある場合があるように感じられます。特に今のように時代が激しく移り変わってきますと、数年のうちに青年の考え方、行動等が変わっていってしまうと、そういうふうな実情がございます。そこで、青年の考え方やニーズを理解し、意識のずれを補うために、月並みではございますが、青年との対話の機会を積極的にふやしていく、あるいは時によってはアンケートを実施する。それから、団体活動や学級、諸講座の中で適宜性のあるテーマ、例えば現在ならば環境問題等を取り上げ、青年にも社会的な役割について考えてもらうと、このようにいたしまして、できるだけ青年と肌で接するという、そういう機会をふやしまして、青年とのずれを埋めていきたいと、かように考えております。  それから、子供会活動でございますが、現在全市的に行われています指導者養成のほかに、本年度もそうであったんですが、比較的活動の少ない地域につきましては、指定地域を設けたり、あるいは指導者不足の地区につきましては、市の子育連と相談をいたしまして、中級、上級等の指導者の資格を持った人たちを派遣して、地域の掘り起こしを図っていきたい、かように考えております。 54 【細井委員】 次に、青年たちの活動の場が非常に大切になってくると思いますが、ソフト面とハード面の両方からお伺いしたいと思いますが、青少年団体の育成あるいは指導者養成を考えるときに、いろんな場面があると思いますけれども、青年たちのために施設を用意してやるというふうなことも大切じゃないかなというふうに思います。青年団体の育成とかリーダーの養成に対して、いろんな場面、場面があると思いますけれども、どんなような場面があるのか。そしてまた、青年たちが活動しているというか、活動する施設としては、どのようなものがあるか、お伺いをいたしたいと思います。 55 【宮崎青少年課長】 まず、青年たちが自分たちの団体以外の場所で活動する場所といたしましては、伸び行く子供の集いであるとか、ホリデーイン前橋、前橋まつりなどが挙げられると思います。今後の方針といたしましては、地域の成人の育成団体等にお願いをいたしまして、できるだけ青年も地域の活動に参加していただくように指導してまいりたいと、かように考えております。  それから、特にリーダー養成という立場からは、青年問題研究集会、青年の集い、前橋市青少年団体連絡協議会の代議員会等が考えられますので、これらの機会を利用いたしまして、青年のリーダー養成を図っていきたい、このように考えております。  また、施設面ですが、現在のものでは、中央公民館、地区公民館、図書館あるいは勤労青少年ホーム等が挙げられると思いますけれども、青年たちが考えている施設と既存のものとの間には、若干彼らの希望どおりでないと、そういう面もあろうかと思いますので、既存の施設の有効利用とともに、今後のことについては彼らの希望を十分聞く中で考えていきたい、かように思います。 56 【細井委員】 施設を考えた場合に、やはり公民館利用というのが主体的になってくるんじゃないかと思いますけれども、公民館もやはり公共施設でありますから、時間の制約というものがありまして、利用したくもできないというようなこともあり得るんじゃないかというふうにも思います。その辺の研究もしていただきたいと思います。  今までいろいろと青少年団体の育成あるいは指導者養成という観点から伺ってまいりましたけれども、要は青少年たちの、今の子供たちの特性に合った活動の場というものを与えること、若者のニーズに合った施設の充実というものが、非常に重要になってくるというふうに思われます。だんだん今の子供たちが勤め人になってしまって、それがために時間的な制約が大変多いと、こういう実態を踏まえて、さっきの2点についての当局の一層のご努力をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。           (中 道 浪 子 委 員) 57 【中道委員】 最初に、遊び場開放についてお伺いいたします。遊び場開放については、年間日数が決められているようですが、雨の日などはどんなふうにして対応していらっしゃるでしょうか。 58 【野口社会教育課長】 遊び場の開放の事業につきましては、基本的には放課後校庭を使って、子供たちが安全で、しかも太陽をいっぱいに浴びながら、伸び伸びとした環境の中で、自分が選択した遊びを楽しく行うということが目標になっておりますけども、ご指摘の雨天の場合についてですけれども、その場合には、一応クラブハウスだとか、あるいはその他の校内にある施設等を利用する。場合によっては図書室だとか、多目的教室の活用など、各学校の実情に即した対応によりまして行っているところでございます。しかし、校庭に比べて屋内での遊びにはおのずから限度がございますので、そういうような状況にあるというようなところでございます。以上でございます。 59 【中道委員】 それぞれの学校で施設をそれぞれ利用されているというお話ですけれども、やはり実際には雨天のときに、きょうは遊び場休もうということで、学校の中の施設が利用できなくて休む場合もあることを伺っているんですけれども、対応をそれぞれの学校でしているということなので、教育委員会の社会教育課のほうでも、学校のほうにそれぞれの施設を利用できるような、そういう指導をされていったらどうかと思うんですが、どうでしょうか。 60 【野口社会教育課長】 ご指摘のように、いろんな雨天の場合でも、最初から激しい雨天が予想されるというものもありますし、それからたまたま当日始めたけども、そういう状況下に置かれて、中止をせざるを得ないと、いろんな条件があると思いますが、しかし雨天の状況等も考慮しながら、今後は雨天の場合の遊び場の開放についても、学校側あるいは遊び場指導員との十分な相談とかあるいは連携を図りながら、安全性も考えながら、今後とも雨天の実施については一生懸命努力をしてまいりたいと、こういうふうに考えております。以上でございます。 61 【中道委員】 それで、学校によっては、今クラブハウスなどのお話が出ましたが、古いプレハブを使っていたり、クラブハウスを使っていたり、いろいろなんですけれども、特に古いプレハブを使っている学校などでは、指導員の休憩室に充てたり、また雨の日にはここに子供が入って、部屋のかわりに本を読んだりしているわけですけれども、かなり古くて、電気が暗かったり、また細かなところで不便をしている状態も聞いております。この機会に遊び場の開放の総点検をして、特に古いプレハブなど総点検をするおつもりはないでしょうか。 62 【浅見総務課長】 この遊び場開放の問題につきましては、クラブハウスという屋外の施設を活用されることも必要かと思いますが、学校の施設には体育館なり、多目的教室等々もございます。そういうところの利活用を全体の中でやはり検討されるべきだと考えております。したがいまして、このクラブハウスは現状では体育器具を収納すると、こんなようなことになっているわけでございますが、校庭の面積等々もございまして、これはなかなかできない、いわゆる改修できない学校等もあるわけでございます。以上です。 63 【中道委員】 私が今お話ししたのはクラブハウスでなくて、古いプレハブを使っているところがあるんです。ですから、敷地の面で言えば、古いプレハブを変えればいいわけですから、その辺のところをお伺いしたんですが。 64 【浅見総務課長】 古いプレハブというのは、どういう施設だかちょっと私には理解できないんですが、例えばプレハブといいましても教室、いわゆる緊急対応している学校のプレハブ教室もございますし、それ以外にプレハブというものがどういうものか、ちょっと私にも理解できないので、もうちょっと具体的におっしゃっていただければと思います。 65 【中道委員】 俗にクラブハウスというのかもしれませんけれども、実際にプレハブになっているもんですから、天井が張っていなくて、電気がかなり天井の組んである上についていまして、雨の日などはやはりかなり暗くて、それで雨ですから、中に入って本などを読むということで、かなり照明なども遠いところについていて、暗いという点から考えて、こういったところの改善、特にお願いしたいというふうに思います。 66 【浅見総務課長】 ただいまのご指摘の点につきましては、今後現地調査をさせていただきたいと思います。 67 【中道委員】 それから次に、指導員さんも毎日交代で、しかも年ごとにかわるような、こういう状況の中で、今言われたように改善点もかなりあるんですが、積極的に指導員さんのほうから申し出るようなことがなかなかないように思うわけです。それで、今具体的に指摘したわけですけれども、全体のクラブハウスなどの総点検をして、改善されたいということをもう一度お伺いするのとあわせて、消耗品の予算の中で遊具の購入がされているようなんですけれども、遊具の補充をどうかというふうに思うわけです。特に一輪車とかバドミントンなど、こういったものも補充されるおつもりはないでしょうか。さらに、指導員の待遇改善も検討されたいと思われるわけですが、いかがでしょうか。 68 【野口社会教育課長】 その前段の施設のことにつきましては、総務課ともよく連携を図って調査をしてみたいと思っております。  それから、指導員のことですけれども、指導員さんにつきましては、これは本当に地区のボランティアの大きな仕事としてお願いをしているところでございますが、今後とも指導員さんとはよく連絡をとりながら、さらにまた学校とも連絡をとりながら、この事業が進展できる、推進できるように充実を図ってまいりたいというふうに思います。  それから、遊具の関係ですけども、一輪車とかバドミントンというようなお話がございましたが、バドミントンのセットは、既にこの遊具の中に入れてありまして、ただ学校のほうであるいはまた指導員さんのほうのご希望で、こういうものとこういうものとこういうものが欲しいんだというのを年度当初に聞きまして、それらをセットしてお届けすると、こういうシステムになっていますから、学校によってはバドミントンは要らないけども、竹馬が欲しいよとか、あるいは輪投げが欲しいとか、そういうふうな注文に応じてこちらと調整を図っていくというのが実情です。それから、一輪車につきましては、一応今のところこの制度の中からは除外されておりますけれども、これは主に各学校のバザーとか、それからあるいはPTAのご寄附だとか、そういうようなものの中に一輪車が幾つかの学校にあるようですが、全体押しなべて一輪車が全部そろっているという状況ではないと思いますが、そんな状況です。以上です。 69 【中道委員】 その辺補充されるおつもりはないでしょうか。 70 【野口社会教育課長】 一輪車については、今後またよく考えてみたいと思いますが、ただ指導員の班長会議あるいは指導員の全体会議とか、それからブロック会議というのを設けておりまして、それぞれ話し合う機会がございますので、そういったところで今出てきたご注文については、充足をされているというふうに考えております。また今後よく検討してみたいと思います。 71 【中道委員】 こういう遊び場開放がかなりの子供たちの要望で、毎日安全に過ごさせてもらっているようですけれども、家庭や子供たちからの要求が強い遊び場開放でも、なかなか不十分さもあって、また今お話ししましたように、雨の日などはなかなか条件がそろわなくて、遊ぶ保障もまだされていない。また、時間も4時から4時半、夏場が4時半、冬場が4時というような時間の制限もあったり、またこういう時間で帰っても、子供たちは、お母さんが留守の場合には、家に帰ってそのまま疲れて寝てしまうなど、大変不安な点もあったり、また何といっても夏休みとか、それから冬休み、春休み、こういう長期の休みなど、子供たちはどうしているんでしょうか。
     また、おやつの点、それから土曜日は遊び場開放されていませんが、こういう土曜日の日はどうしているのか。  また、今後学校の5日制の話が出されている中で、どんなふうに対応されていくか、この子供の実態に見合うように補うつもりはございませんか。 72 【野口社会教育課長】 先ほども申し上げましたが、本事業につきましては、放課後校庭を使っての子供の遊びを助長させるということでございますので、土曜日とか長期の学校の休暇の問題とは違う事業でございます。  それが1点と、それから今お話しのように、それらも含めて今後考えられる学校週5日制の問題等々を考えますと、それらはまた今日的な課題も相当あるわけでございまして、そういうものを含めて、子供たちが安全で楽しい遊びの時間が持てるように、今後は地域や家庭、学校、そういうものが一体となった取り組みが必要になってくるのではないかというふうに考えております。したがいまして、今後PTAを初め関係の機関とも十分連携を図って研究を進めてまいりたいというふうに思います。以上です。 73 【中道委員】 この放課後の子供の生活ということで、関連事業で学童保育所の問題がありますが、この課の所管ではありませんけれども、子供の放課後を安全に見るという点では、同じ共通性があるかと思います。そこで、学童保育所などとの連携は、今までどんなふうにされていらっしゃるでしょうか。 74 【野口社会教育課長】 学童保育所の関係につきましては、児童家庭課の所轄になりますので、そちらのほうの連携が非常に強いのではないかというふうに思っていますが、今後またそういう関係の部とも実態等もよくすり合わせて、いろんな角度から、本事業が有効に、しかも充実されるように図ってまいりたいというふうに思います。 75 【中道委員】 続きまして、学校配当予算についてお伺いいたします。現在学校に配当される予算について、毎年の物価高が予算に含まれていらっしゃるでしょうか、どうでしょうか。 76 【小屋学校教育課長】 ご指摘の物価高が予算に含まれているかということですが、61年度から3年度まで見ましても、3%あるいは5%等々でそれぞれ予算は伸びております。 77 【中道委員】 3%から5%と言われるのですが、3%程度ではないでしょうか。 78 【小屋学校教育課長】 62年度が 3.8%、63年度 5.5%、元年度と2年度については伸びがちょっと少ないわけですが、それは特にピアノ等の計画あるいは印刷機等、こちらで計画的に買うということで、ちょっとその辺落ちておりますが、全体的には3から5%伸びていると、こういうふうにとらえております。 79 【中道委員】 元年度に消費税も導入されたわけですけれども、この年では伸びがアップになっていないわけです。そういう意味で、物価高と消費税の問題見ましても、このアップ率では現状に見合わない状態ではないかというふうに思うわけですけれども、特に比較はいろいろありますけれども、家庭での父母負担、これをちょっと調べてみました。小学校、中学校の子供で、給食費や、それから塾やおけいこ、また上履きとか体育着とか、日常の子供たちが使うものを合わせまして、年間に小学生では14万 6,721円、中学校では17万 6,070円、概算ですけれども、文部省の資料なども含めて計算すると、こういう計算になります。4年前の概算で計算しますと、 1.3から 1.5倍物価が上がっているわけなんですけれども、こういうものを一つ比べてみても、学校への配当予算が大分少ないというふうに思うわけですけれども、いかがでしょうか。 80 【小屋学校教育課長】 ご指摘の元年の伸びが低いということですが、これは先ほど申し上げましたように、複写機、印刷機等を計画的に買っていくということで、学校のほうへの配当予算が少なくなったんですが、全体的には十分伸びております。先ほど申し上げましたように、3%から5%の伸びを示しているので、なお一層努力は必要ですが、ある程度満たされているんかなと、こんなふうに思っております。 81 【中道委員】 現場では、かなりこの配当予算が少なくて、先生方は困っています。例えば中学で三者面談をする場合に、授業を休まず進めようとするときには、空き教室を使って三者面談します。例えばきのうのように寒い日ですと、ストーブが欲しいわけですけれども、あわせて授業をしながらほかの教室で三者面談しようと思うと、ストーブがない。さて、困ったということにもなりますし、またプールの消毒薬品や、それから清掃ワックスなど、こういったものを大体大きな学校も、ちっちゃな学校も使う量はそれほど違わないので、現物支給にしてほしいとか、それからコンピューターが導入されてからの消耗品の負担が非常にふえているとか、それから図書の購入なんですけれども、最低でも児童1人当たり年間1冊買えるだけの予算が欲しいとか、かなり苦慮しながら先生たちが配当予算に対しての取り組みしているわけです。そういう中で、今3%、5%アップしているというお話があったんですけれども、物価高はそれにも増してアップされていると思うので、大幅予算のアップをするつもりはないでしょうか。 82 【小屋学校教育課長】 各学校の実情等を十分調べ、つかみまして、検討を進めてまいりたいというふうに思っています。 83 【中道委員】 先ほど印刷機など計画的に買ったために、配当予算が少なくなったというお話があったんですけれども、それと同じことで、例えば学校のカーテンとか、暗幕などもかなり大変なお金がかかるわけですが、これも年次計画で進めていらっしゃるようですけれども、年次計画のテンポが遅くて、早くに対応してもらいたいために、学校でかなり苦慮されているようです。ですから、あわせて年次計画のこういったものもテンポを早めてされるよう強く要望したいと思うんですが、いかがでしょうか。 84 【小屋学校教育課長】 ご案内のとおり、カーテンの購入については、先ほどご指摘ありましたけども、各学校の配当予算の中で行っております。それから、体育館の暗幕については年次計画で行っておるわけですけども、ご指摘のように、やや年次計画の順番が遅いというようなことを指摘されましたけども、これについても十分調べ、検討していきたいと、こんなふうに思っております。 85 【中道委員】 失礼しました。カーテンの取りかえは年次計画でなくて、学校の予算ということなので、カーテンなどもかなり数も多いので、年次計画に含めていただくようにして、配当予算の中では十分学校で使えるように努力してほしいことを、もう一度要望して終わります。  続きまして、平和教育についてお伺いいたします。前橋では、平和都市宣言をしておりますけれども、特に学校の教材として有効な映像資料について、特に16ミリ、こういったものとかビデオ、こういったものについて、図書館や視聴覚ライブラリーでどのような対応をしていらっしゃるでしょうか。 86 【加藤図書館長】 図書館としましては、平成2年度に生活課と共催で、広島・長崎原爆写真展を実施いたしました。また、図書館の所蔵する写真や新聞等を使っての展示会などは時々行っております。それから、LDというのがありますけれども、これを使った映写会なども子供向けの事業として行っております。それから、ビデオにつきましては、特に平和問題をテーマにしたものを収集するということはやっておりませんけれども、おのずから平和を訴える数多くの作品が利用されている現状です。また、視聴覚ライブラリーにつきましても、人間を返せとか、核戦争など、幾つかの作品が学校教育、社会教育を問わず活用されている状況です。以上です。 87 【中道委員】 それで、今後の方向などをどんなふうにお考えされているかお聞きしたいんですが。 88 【加藤図書館長】 ビデオの場合は、今図書館では非常に多く利用されておりますけれども、これは著作権の問題がありまして、著作権が処理されたものでないと、図書館として市民に貸し出すことはできないわけです。実際には日本図書館協会が発行する著作権処理済みの目録の範囲内で選ばなきゃならないと。利用状況を見ながら、図書館の資料選定委員会で選んでいるということです。それから、視聴覚ライブラリーの16ミリフィルムにつきましては、学校教育関係者8名、それから社会教育関係者7名による選定委員会をつくっておりまして、それぞれ委員会で教材選定に当たるということでございます。今後の方向といたしましては、視聴覚ライブラリーの面で、平和都市宣言を考慮した教材等の充実を図っていくように配慮してまいりたいと、そんなふうに思っております。 89 【中道委員】 学校教育課にお伺いいたしますけれども、今平和の教材として16ミリフィルムは、どのくらい利用されていらっしゃるんでしょうか。 90 【小屋学校教育課長】 お答えいたします。平和にかかわる社会科等の授業で、具体的にテレビのビデオあるいは映画等を見せて、実際の場面を十分見て勉強するという形の中で、利用しているというふうに理解しております。 91 【中道委員】 16ミリフィルムは余り利用されていないですか。ビデオ、テレビというようなことで、16ミリフィルムはどうでしょうか。 92 【小屋学校教育課長】 これは、今の平和教育にかかわってのことでしょうか。 93 【中道委員】 はい、そうです。 94 【小屋学校教育課長】 テレビが各クラスに設置されておりますので、ビデオテープを使うということのほうが多いと思いますが、当然16ミリフィルムを活用しての授業ということも進めておるというふうに理解しております。 95 【中道委員】 図書館のほうの館長さんのほうから、視聴覚ライブラリーの面で、平和の問題を積極的に充実を図っていくという方向でお話があったわけなので、私も常日ごろ、戦争を知らない子供たち、私もその世代ですけれども、さらに子供たちに平和を柱とした教育をふだんから願っているわけですけれども、そういったことで視聴覚ライブラリーを充実するに当たって、同じ教育委員会のサイドの中で、16ミリフィルムも学校の教材に十分活用させていただくことを強く要望するわけですけれども、どうでしょうか。 96 【小屋学校教育課長】 授業を進めていく場合に、教科書だけじゃなくて、VTR、それから16ミリフィルムを見るということは、子供たちに映像を通して訴えるものがありますので、活用を十分図っていきたいと、こんなふうに考えております。 97 【中道委員】 積極的に活用されることを提起しておきます。  次に、温水プールの利用についてお伺いいたします。これまでの温水プールの利用について、使用料の減額などの措置で、特別な事例があったかどうかお伺いいたします。 98 【鶴田保健体育課長】 温水プールは、条例によりまして、減免につきましては、市長が特に必要があると認めるときは使用料を減額し、また免除することができるという条項ございまして、これまでもそれに基づきまして、また特に団体が利用する場合、前橋市が主催し、または共催するという場合につきましては使用料の免除と。また、それに近い団体でしょうか、例えば老人の方々の体育館等によります行事とか、そういう場合、独自に行うという場合につきましても、これは2分の1減免とか、そういったことがございます。プールにつきましては、まだこのプール始まったばかりですので、それほどたくさんの事例はございませんが、団体利用につきましては、そういう減免のことができることになっております。以上です。 99 【中道委員】 最近この温水プールで、リハビリのために障害者の方たちが利用されていることに、お気づきになっていらっしゃいますか。 100 【鶴田保健体育課長】 特に特定して調査をしているわけではございませんが、大渡の温水プール、四、五人の方のリハビリのために利用しているという、そういう方々もおります。また、盲学校の生徒が利用していただいたり、そういうこともございます。以上です。 101 【中道委員】 リハビリのために、連日継続的に利用されている方がふえてきているわけですけれども、こういった人からの直接な声で、ほとんど毎日利用するのに利用しやすいように、その都度お金を今払っているわけですけれども、何とかそういう意味で、障害者のための特段の施策を講じていただけないか。そういうことで、ここでは障害者の方は障害者手帳を持っているわけですから、それを提示することで入場できる、利用できる、そういう特段の施策を講じていただくようにはならないだろうかという要望を、直接受けているわけですけれども、この考えに対してどうでしょうか。 102 【鶴田保健体育課長】 大渡の温水プールも含めまして、スポーツ施設が最近、市民要望によりまして、各地に整備されてきております。水泳も本当に健康、体力増進にとりましても、またリハビリにとりましても最適なスポーツだと思っております。しかし、このスポーツ施設の利用料金につきましては、前橋市は特に利用者の受益者負担ということも原則としておりまして、そしてそのために広く市民が利用しやすいように低料金を設定しております。例えば半日子供が 100円、そして大人につきましては 300円というふうなことで、個人料金につきましては現在減免は考えておりません。しかし、大会等、また団体等でもって講習会等で利用する場合につきましては、占有利用にする場合には、減免措置をすることができることになっております。以上です。 103 【中道委員】 そういったことで、団体利用で減免措置も講じているわけで、障害者の場合に団体で行くということも間々あるかと思うんですけれども、その人その人のリハビリの程度もあるので、個人で利用することも多いかと思われるわけです。そこで、受益者負担のお話もあったんですけれども、当然障害者の方、またお年寄りのリハビリの必要な方というのは、所得の点で一般の人とは収入が低く抑えられていると思うんです。そういうことからして、その収入の面で同じ立場に立っているわけでないですから、受益者負担のところも、そういうことで特段の配慮をしていただいて、団体でなくても、個人でも特段の価格というんですか、できれば無料で利用ができるような配慮をお願いしたい、するべきだと思うんですが、どうでしょうか。 104 【遠藤管理部長】 温水プールは、市民に大変愛されておりまして、一人でも多くの市民の方に利用していただきたいという立場におります。ただいまの障害者の利用ということでございますが、四、五人の利用があるようでございますので、私どももその状況を見守っております。今委員さんのお話にございましたような点につきましては、多分に福祉施策的な面もございますので、そういった部門の意見等も聞いてみたいというふうに考えております。 105 【中道委員】 福祉のほうとの協議も当然だと思うんですが、特に所管でもありますので、助成という面よりも、ふだん障害者の方は障害者手帳を提示してバスに乗ったり、これにはなれているわけですから、特段こういったことに対して違和感があるということでもないというふうに思いますので、福祉との協議ももちろん必要だと思うんですが、こちらの所管で手帳を提示するだけで入れるような、そういう特段の施策を講じてほしいというふうに考えるわけですが、今のご答弁お願いいたします。 106 【遠藤管理部長】 ただいま申し上げましたとおり、他の部署にも極めて関係をしてくることでございますので、意見を聞いてみたいというふうに考えております。 107 【中道委員】 収入役の意見はどうでしょうか。 108 【奈良収入役】 管理部長のほうから答弁いたしましたが、こういう問題については、この場面でこうしますという問題でもございませんし、十分関係部局と相談して決めなければならない。もちろん議会もございますので、その関係の方々とも当然相はかって決めなければならない問題で、ここでどうしますという答えにはきょうのところはならないと思います。 109 【中道委員】 国連の障害者年の最終年でもありますので、特段の施策を要望しておきます。  最後になりますが、学校内の事故における責任者の対応についてお伺いいたします。去る11月29日の午後、総社小学校の1年生の男の子が、飛行機・手渡りで事故が結果的に起きてしまったわけですけれども、この事故についてご存じでしょうか。 110 【小屋学校教育課長】 校長より報告を受けて承知しております。 111 【中道委員】 この事故後の対応が大変問題だったというふうに思うわけですけれども、その問題の一つは、学校長は事故の程度をよく知らなかったということ。それから、二つ目には事故の重要性を感じていなかったこと。それから、それは感じていなかったということは、本人の自宅、お母さんのところに電話もないし、訪問もしていないし、また担任とはお母さんが連絡とっていたわけですけれども、担任からの報告も校長は受けていなかった。こういう点から見て、事故の重要性を感じていなかったのではないかということ。三つ目には、責任を全く感じなかったのではなくて、感じてはいたんでしょうけれども、とる手だてが遊具の修理はしたんですけれども、ついけがをした家庭に対してそういう手だてがとれなかった。しかも、親に対する誠意が見えなかった。四つ目には、親や子供の気持ちを逆に逆なでるようなことで、今度は全校朝会で、やってはいけないことをしたのはおばかさんという言葉を、低学年だったので、そういう言葉を使って話したそうです。  どうしてこのことが問題かといいますと、事故発生防止という点では、本当に重大な問題ではなかったかというふうに受けとめるわけです。教育委員会にも報告していなかったことも、私ども12月10日の日に学校を訪ねましたけれども、その時点で学校長は報告していないというふうに言っておられました。また、教育上問題である点では、親と先生、それから先生と子供の信頼関係が、教育はこういう信頼関係で成り立っているのにもかかわらず、こういった一連のことでは、こういう関係も壊されていく、こういう面で大変問題だったのではないかというふうに思うわけですけれども、いかがでしょうか。 112 【小屋学校教育課長】 幾つかの点がご指摘あったわけですが、まとめてお答えをいたしたいと思います。  学校からの報告によりますと、事故が起こってから3日目になりますが、12月2日、お母さんと児童が学校に見えて、事故に遭ったときに特に近くにいて、すぐ抱え上げていただいたその先生に、お礼を言いに参りました。本人も大変元気で、その後12月2日は1日勉強をして帰りました。学校とすれば、その時点で経過が大変良好であると判断をしたわけでございます。そしてそれから10日近くも欠席が続いたのに家庭に訪問をしていないわけですけれども、報告によりますと、毎日担任のほうから電話であるいは手紙で、お母さんのほうからまた折り返して、それに対してご返事をいただいていて、児童のそのけがの推移の状況というのは、担任の先生も把握しており、快方に向かっているなと、こういうふうに承知していたようでございます。そして、12月13日ですが、きょうになりますが、昨日の連絡で、きょうは学校に見えますよと、先生に会いたくて楽しみにしておりますので、すぐ学校に伺いますよと、そういうことを伺っております。  また、校長先生の発言の問題ですが、そのような意図で受け取られてしまったのは、多少校長先生の不用意な要素があり、誤解を受けたということに対しては、まことに遺憾に思っております。以上です。 113 【中道委員】 幾つか答弁がありましたけれども、けがの経過も大分よくなったと思っていたというところが、やはり認識が浅かったというふうに思うんです。12月2日の日に学校に行って先生に会って、そのお礼を言ったというその数日間は、吐き気がずっとしていて、かなり本人は大変な状態だったというのを伺っているわけです。それで、きのうまでお休みしていたわけです。それと、整形外科の先生の診断では、治しようがないと、頚骨七つとも異常があるということで、このままで固定した場合には、大変障害も残るかもしれない。そういう状況だったわけです。ですから、大丈夫かもしれないというのは、大変軽率な判断だったのではないかというふうに思うわけです。  それから、私どもが学校長に会ったのが12月10日ですけれども、この時点では、この方のお名前を言ったときには、さっと思い起こすような態度ではなかったので、かなり認識がそういう意味では浅かったのではないかという判断がうかがえたわけです。  それから、きょうは学校へ行くという話がありましたけれども、早速きのう学校長と教頭と担任と家庭訪問されて、お母さんと会って、今までのこの憤慨やるせない気持ちも、かなり和らいだという結果でもあるかというふうに思うんです。  それから、朝会での発言の誤解というわけですけれども、かなり複数の方がこの校長先生の発言に対して感じているわけです。つまり子供がこの朝会を聞いて、聞いた子供が家に帰ってお母さんに、こういうことだったというのを報告して、そのお母さんがけがに遭ったお宅に複数で、大変だったんだそうですねということで話しているし、またこのけがをした子供のお姉ちゃんが6年生にいるわけで、そのお姉ちゃんも帰ってきて、まずお母さんに、校長先生ひどいんだよという報告をしている。そういうことから、誤解だけで済まされない問題ではないかなというふうに私は感じているわけなんですけれども、それでこういう経過を見て、昨年朝倉の大変な事故があったわけですけれども、そういう反省がどう生きているのか、もう一度その辺お伺いしたいんですけれども。 114 【小屋学校教育課長】 学校内、運動場を含めて、子供たちが安全に過ごせるように、先生方に努力をするように指導を申し上げておるところでありますが、特に事故が不幸にして起こってしまった場合には、その子供の保護者への連絡あるいはお医者さんへの対応等々を速やかにして、その後も事故に不幸に遭われた子供の経過等を十分つかんで、また長期に休む場合は、授業のおくれ等にも配慮しながら、十分対応するようにということを、今後とも各学校に指導してまいりたいと、こんなふうに思っております。 115 【中道委員】 子供は元気に遊びますから、事故を防ぐことは大変ですけれども、事故に遭った後の対応、今答弁されたように、ここをやはり対応のあり方などが大変重大視されていくことですし、また教育面での信頼関係にもかかわることでもあるので、今答弁ありましたように、十分指導を徹底されるよう強く要望して、私の質問を終わります。 116          ◎ 休       憩 【関根委員長】 暫時休憩いたします。                              (午後0時10分) 117          ◎ 再       開                              (午後1時10分) 【関根委員長】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行します。           (山 本 良 平 委 員) 118 【山本委員】 登校拒否児童の生徒指導についてというのでご質問しようと思ったんですが、先ほど、前任者が質問いたしましたので、割愛させていただきまして、図書館のほうの電算化のことについて質問させていただきます。  決算報告書の 124ページの図書館電算運営についてお尋ねをいたします。図書館では、平成元年度から電算化し、年次計画とともに平成2年度、郷土資料のデータ整備等も進められ、その運用においても市民から大変好評を得ていると承っておりますが、具体的にその利用の効果と状況等についてまずお伺いいたします。 119 【加藤図書館長】 図書館の電算運営は、今おっしゃるとおり、平成元年4月に稼働を始めました。既に2年9カ月余りが経過いたしました。この間大変順調に運営されておりまして、そのことをまずもってご報告いたしたいと思います。  電算化による効果と利用状況についてお答えいたします。二つの面から見たいと思うわけですけれども、一つには図書館窓口におけるサービスの大幅な機能アップが挙げられると思います。例えば利用者登録、貸し出し・返却事務の迅速化ということです。もうたちどころにやってしまうという、非常に早いスピードアップが実現しました。次に、貸し出し枠の拡大です。今までは例えば図書については1回に4冊だったわけですけれども、それを5冊に変えました。一度に多くの本が借りられるようになったということです。それから、予約やリクエストへの対応での迅速、確実性といいますか、その向上が挙げられると思います。さらに、検索方法の簡便化もあります。これは、利用者に開放された端末機を使ってやるわけですけれども、非常に簡単にできるわけです。こういったようなことは、従来の図書館システムを大幅に改革したものになっているわけでございまして、利用者から非常に喜ばれておるということでございます。それから、もう一つの側面は、図書館全体の運営面から見ますと、電算化が非常に大きな相乗効果をもたらしたと言えるんではないかと思います。例えば従来3カ所に分かれていました貸し出しカウンターを1カ所に集中させました。それによりまして、館内が非常にすっきりと明るくなりました。それから、書架の整理が大変よく行き届くようになりました。それから、もう一つ、図書館の一方の機能でありますところの参考調査、いわゆるレファレンスサービスですけれども、これも充実するようになりました。さらに、図書館が主催するさまざまな集会活動等の積極的な実施など、生涯学習の重要な施設としての図書館が、いわば非常に活性化しつつあると、そういうことは言えると思います。  それによりまして、これはもう当然の結果として言えると思うんですけれども、利用者数あるいは貸し出し数の著しい増加というものが成果としてあらわれております。ここに数字があるので申し上げますが、導入前の63年度と導入後2年目の平成2年を比べてみますと、年間の利用者数で約11万 8,000人に対して15万 4,000人となりまして、約3万 6,000人が増加した。これは30.5%の増加であります。それから、貸し出し冊数では、約36万 6,000冊に対して、18万 4,000冊増の55万冊になったわけで、これは実に50%以上の大幅な増加となったわけです。これは大変な成果ではないか、導入のもたらした効果は非常に大きいんではないかと考えているわけでございます。以上です。 120 【山本委員】 電算化によって、本館の運営が著しい改善をされ、効果が明らかにされたと。県都前橋の文化の象徴としての図書館の発展を、心から敬意を表したいと思いますが、今後もこれに甘んずることなく、情報化社会や生涯学習社会の推進館として、地域の公民館図書室や停本所の移動図書館のコンピューター化やオンラインネットワーク化の問題がありますが、点から面として総合機能を持った図書館のネットワーク化は、これからの社会教育文化に寄与する図書館の役割として、早急に推進していただかなければならない課題と思います。先ごろ新聞にも掲載されていたようでありますが、ネットワーク化すると、具体的にはどのような形で効果が期待できるのですか伺います。 121 【加藤図書館長】 いつでも、どこでも、だれもが必要なものを容易に利用できる条件を備えること、これが図書館の理想であるわけでございまして、お説のように、それを現実のものとするための電算システムによるネットワーク化は、今後の大変大きな課題だと考えております。  そこで、お話のオンラインが実現されますと、公民館図書室や移動図書館が現在の本館と同じ機能を持つだけではなくて、資料の管理が一元化されまして、各館の資料を共有して利用できると、どこでも借りられ、どこでも返せるといったような図書館利用の利便性が、飛躍的に生み出させることになるということでございます。以上です。 122 【山本委員】 大変利用価値が高められるというオンライン化、ネットワークの形成が、図書館の役割として大変重要なことであるということが理解されたわけでございますが、とりわけ図書館の電算化は、全国的にも高い実施率と承知しておりますが、今度このように進められていくことの具体的な方策について、まず伺いたいと思います。 123 【加藤図書館長】 今後の具体的な進め方といたしましては、いわば全市的電算ネットワーク化を、第四次総合整備計画の中枢的事業として位置づけまして、来年度は地区公民館の図書室、この地区公民館の図書室というのは、上川淵、桂萱、芳賀、清里にあるわけですが、この各公民館にある図書室、このオンライン化の準備に着手したいと考えております。また、その他の地区公民館にあります停本所あるいは2台の移動図書館、これにつきましては、当面簡易な携帯用のコンピューターを使うオンラインシステムで対応していきたいと、そんなふうに考えておりまして、ネットワーク化に一歩前進させたいという考えであります。以上です。 124 【山本委員】 順次進められていくということは、大変好ましいことでございまして、私どものお願いといたしましては、これから今東西南北にできようとするコミュニティセンター、これなどにもそれらの活用ができ得れば、大変ありがたいというふうに感じているわけでございまして、それらも今後踏まえたひとつ一層の努力をお願い申し上げたい、そういうふうに思いますので、この項はこれで終わります。  次に、文化財の普及活動状況についてお伺いをいたします。前橋市の各会計歳入歳出に関する報告書の 125ページの文化財普及事業に関することにつきまして質問いたしますが、文化財については、最近特に吉野ケ里遺跡に代表されるように、特にマスコミをにぎわすことが多いようです。吉野ケ里につきましては、多くの方々も視察され、ご存じと思いますが、年間 500万人もの見学者が興味、関心を持って訪れ、物見やぐらなどが整備されつつある遺跡を回り、古代に夢をはせ、ひいては文化財の大切さを認識されると聞いております。これは、佐賀県を初めとする関係当局並びに関係者の情報宣伝に代表される普及活動が功を奏したのではないでしょうか。前橋においても、県内で最も多く文化財があり、市民の1人としても多い文化財を愛護し、後世に伝えていかなければならないと考えますが、今お話しいたしましたように、行政としての働きかけも重要な要素です。市民と行政が一体となってこそ、文化財愛護の精神が養われると思うとき、行政に期待するところは大であります。そこで、文化財普及としてどんなことを実施しているか、その様子をまずお聞かせ願いたいと思います。 125 【福田文化財保護課長】 文化財普及事業についてのことですけれども、前橋におきます本市の業務を大別いたしますと、埋蔵文化財発掘調査事業、その他の有形、無形の文化財や民俗文化財の調査、整備、文化財の管理、普及活動などがございます。その中で、文化財愛護の気持ちを培う直接の窓口となるものが普及活動かと考えております。普及活動の主なものとしましては、文化財展、郷土芸能大会、文化財めぐりだとかガイドブックだとかリーフレットだとか、そういったものの印刷物、史跡めぐり、講演会等々を実施しておりますが、特にことしの文化財普及講座といたしましては、火山災害と考古学というふうなテーマで実施いたしましたところ、大変多くの方々からご出席いただきました。また、この14日から29日まで、前橋のグリーンドーム前橋ギャラリーオープン記念といたしまして、古代文化展を実施いたします。特に縄文土器を関係として、本邦初公開という言い方はおかしいんですけれども、前橋で今まで出たものの中で、土偶だとか耳栓を今度出品いたします。それとか、古墳から出ました耳飾り、それとか切り小玉等々のガラス製品等の展示もいたします。それから、山王廃寺から出土いたしました放光寺という名のあります文字がわら等も出品いたします。そのほか古い鏡だとか、文化財愛護作品コンクール等を実施いたしました、そういった資料を約 540点展示をいたしますので、ぜひこ見学いただければありがたいと思っております。以上でございます。 126 【山本委員】 普及事業は、幅広い活動と多くの内容をもって実施しているところと理解してきましたが、このきめの細かさが文化財に対する興味、関心を呼ぶものと考えます。最近私も新聞やテレビで取り上げられた秋元歴史まつりに出かけてみましたが、すごい人出があり、地域イベントとしても大変な成功であったと見受けられております。この歴史まつりにつきましては、私どもの議会の議員さんも大変地元の皆さんと協力し合って、このお祭りが成功されたというふうなことを承っております。それから、市長さんも秋元長朝公に扮せられて、よろいだとかかぶとに身を固めて、りんりんとしてあの武者行列に参加されたということも、大変この秋元歴史まつりに一大イベントであり、かつまたそれらが大変成功裏におさまったということは、まことにご同慶にたえないところであり、かつまた地元の皆さんのご労苦に対しましても、大変敬意を表するところでございます。単に武者行列を行うことではなくて、歴史的な裏づけがこのようなことで求められることであり、行列を行うための環境整備といいましょうか、武者行列の必然性を醸し出す働きかけがあったと思うわけでございますが、その文化財普及のための工夫、その他についてお聞かせを願いたいと思います。 127 【福田文化財保護課長】 文化財の普及についてですが、文化財普及は単にそこにあります文化財を説明したり、ご案内申し上げることだけではないようです。まず、その文化財がどういう歴史的な価値を持っているかの調査がまず第1に始まります。特に考古学についての調査等を考えますと、考古学としての知識はもちろんですが、動植物や染色だとか火山学、地質学、岩石学等の知識が必要になってきますが、そんな内容について、文化財調査委員さん及び中央の専門家等のご意見等を依頼することがあります。文化財保護課の職員が相当苦労して重ねておるわけですけれども、一部どうしてもわからない領域については、関係機関のご指導をいただいております。そうした成果について、市民の方々に利活用を図るために、いろんな復元図だとか案内板の設置などの整備をいたしております。今年度では、各種開発に伴う事前発掘調査と文化財調査委員さんによる調査、特に大室神社、それとか観照寺、湯清寺、西大室地区の社寺ですけれど、そういったものの調査を実施したり、木瀬地区において、旧木瀬地区ですけれども、民俗調査を実施しております。整備事業としましては、龍海院の酒井家墓地の整備、朝倉町等にあります八幡山古墳の墳丘の整備、宝塔山古墳の整備、山王廃寺等の一部整備、歴史散歩道の標柱、案内板設置を実施いたしました。この2点を踏まえて、啓発活動である普及活動が成り立つものと考えております。  ご指摘の秋元歴史まつりの総社、元総社についても、過去いろいろな調査研究の成果があったり、民俗調査を実施したり、また光巌寺や元景寺、徳蔵寺、総社神社さん等の宝物等も調査を実施しております。また、埋蔵文化財としましては、元総社明神地区の発掘調査を約10年続けております。また、そういったものをどうやって利活用しましょうかという考え方の中で、日本ナショナルトラストという団体がございますけれども、そういった地域調査を実施していただき、これにより地域づくりのために、地域住民に文化財の価値を知ってもらい、そこから文化財保護の精神を培うことをねらいとして、秋元まつりが始まりました。それらと相まって、歴史散歩道整備計画がありますが、総社城や前橋城の復元絵図等の案内板設置をしたり、山王廃寺のところに一部便益施設等の整備を実施しております。  以上お話し申し上げましたように、学問的な価値を与えられ得る調査の成果を、いかにわかりやすく市民に親しんでいただけるかを検討したり、色使いやイラスト等により親しんでいただけるよう工夫を重ねてまいっております。以上でございます。 128 【山本委員】 現在本市の状況を見ると、史跡を中心として史跡めぐりなどの多くの普及活動を実施しているようです。ですが、中心となる核がないように見受けられます。つまり前橋市民は古墳など史跡などを現地で見ることはできても、遺物や書画などを一堂に集めて、じっくり鑑賞する場所がないのであります。このことは、国際イベント都市を標榜する本市にとっても、前橋を訪れる観光客にとっても、いささか寂しい現状であると考えます。前橋が 230万人の人口を持つ県庁所在地であることを考えると、同様規模を持つ水戸、富山、盛岡など博物館に類する施設があるわけでございます。たとえ県庁所在地でなくとも、同程度の人口規模を持つ川越とか豊橋などにも施設がございます。かのスタンダールの言葉をおかりすれば、見知らぬ土地に着いたら、博物館に行く労を惜しむなであり、博物館はそのまちの歴史を語り、文化を象徴する顔なのであるというように言われております。  そこで、前橋の歴史を振り返ってみますると、古代にあっては東国の奈良であり、近現代にあっては県都前橋は糸のまちであったと言えましょう。特に養蚕、製糸は市制 100周年の礎を築いたと言っても過言ではないと思うわけでございます。この事実を見詰めるとき、何とか養蚕、製糸の姿を醸し出して生きた姿を残すことができないかと、考えていただきたいと思うわけでございます。ご存じのように、養蚕については蚕糸記念館に展示してあります。しかし、それはあくまでも物や統計を置いて、歴史や動向を探るという、いわば静的展示物であります。それはそれとして意義があることでありますが、最近いろいろな資料を取り入れたと承っておりますが、そこで最近の蚕糸記念館の展示等の様子を、文化財保護課にお尋ねをするわけでございますが、さらに子供たちに伝えたいものは、その機械や器具とか、実際に働きかけ、実際に動かす技術なのです。子供たちが工場見学が思うようにできなくなってきたというのは、最近大変製糸の数もご案内のとおり少なくなってきた。したがって、社会科の勉強にもそれを見ることが大変できなくなってきたと、こういう意味でございますが、その動態展示が大変必要であると、こういうふうに思うわけでございます。織物を織る人が丹精込めて絹を織り上げる。機械製糸を汗水流して動かし、一生懸命になって生糸をつくる。あるいは繭を煮て、なべの中から煮た繭を出して糸を取り出す、こういったような姿が、私たちの前橋の礎をつくったものと思うわけでございますが、次代を担う子供たちに、これらのことが大変大きな影響を与えるということは当然であろうかと思います。これから数年先には、機織りなどというものがなくなってしまうんじゃないかということも考えられますが、しかしそれが機織りを現実にやるとか、機械を操作するとかということが今ならできる。これから先ならちょっと難しいんじゃないか、こういうふうなことが考えられるときに、その生涯学習としての子供たちの拠点が大変大切な場所になることは言うまでもございません。したがいまして、このような形が現在であれば何とか後世に継承して残せるというようなことについて、当局はいかがお考えになっているか、それらの点をお聞かせをいただきたい、かような考えでございます。 129 【福田文化財保護課長】 蚕糸記念館の最近の展示のことについてですが、前橋市内では展示施設としましては、中央公民館の1階ロビー、それと蚕糸記念館があります。また、市役所1階に最新の文化財の発掘調査資料としての展示コーナーが一つあります。そういったことで、機会があるごとに展示がえをするとか、そういったことをさせていただいておりますが、意図的、計画的にはなかなかなり得ない状況が実情でございます。現在本格的な資料館がないのもご指摘のとおりでございます。市民や前橋市を訪れる方々からも強い設置の希望を聞いております。そのうち蚕糸記念館の展示では、養蚕、製糸のまちのシンボルとして、蚕糸業全盛の前橋をほうふつさせる展示内容を持っているということで、県立博物館の担当者等からも大変評価を高くいただいております。それと、国の蚕糸試験場の方々からも、いいのができたねというようなお話を承っております。蚕糸記念館の展示内容については、明治43年の国立原産糸製造場の当時の様子だとか、大正、昭和の時代の養蚕、製糸の状況について、今ご指摘のありました静的な展示をさせていただいておりますけれども、機織りの機械を復元をしたり、機織りの人形を置いてみたり、機械製糸を置いたり、そういったようなことで、幾らかでも動態展示に近づけるべく努力をしております。また、写真だとか展示にかかわる商標などの展示がえも少しずつさせていただいておりますけれども、さらに群馬県の養蚕、製糸に関係する群馬県における前橋の位置づけについての内容が、一目でわかるようなパネルなどを飾って、少しずつでも展示がえを進めております。以上でございます。 130 【山本委員】 大変文化財の課長さんがお骨折りいただいて、年々、年々充実されているということは、私も何回か年にお伺いいたしまして、ああ、これも新しくなったな、これもまた収集したなというようなことで、その努力は大変高く評価するもんでございます。ぜひひとつ今後もそれらの収集に対して、私どももそれを労を惜しむものではございません。したがって、ぜひひとつ今後もそれは引き続きお続けをいただきたいと、こういうことをお願いするわけでございます。  そこで、今私がお聞きした展示物は、今後もっともっとひとつ収集していただきたいことは、まずもってお願いすることでございますけれども、私の一番お願いするのは、ちょうど来年が明治 100年記念というふうなときに至りまして、初代の市長さんもこの蚕糸のことでもって礎をなし、そして名誉市民となられた下村善太郎さん、こういう方があればこそ、県庁も前橋に持ってこられたというふうなことでございます。そういう精神からしても、養蚕とか糸とかというその時代変遷にまつわる機械にしても、今の近代の機械にしても、あるいは初代の市長さんが生糸を取り扱った時代の状況のときから今日までの、あるいは 100年ぐらいの変遷にしても、そういったようなものが1カ所に行けば、それが全部工程的に社会科の勉強として残すようにすることは、課せられた今の前橋の私ども当局を初めとした市民がそれを願っているんじゃないでしょうか。そういうふうなことを私は目覚めてほしいし、また当然だと思うわけでございます。  それから、さらに進んでお聞きしたいのは、先日こういう美術館という本を議会の図書室へ行ってお借りしてまいりました。この中を見ますると、北海道からずっと九州まで、北海道は北海道立とかあるいは青森は青森県立とか、それから福島県立とか、群馬県は群馬の県立美術館がございます。ところが、悲しいかな、こういう本に出ているのは、群馬県の場合は群馬のその美術館のほかに、伊香保の夢二記念館のみがあるだけで、あと小さな個々の美術館はいざ知らず、どこの県に見ても、山形に見ても山形市立美術館、それから富山に行っても富山市立美術館というようなものがすべてあるわけなんです。悲しいかな、類似する前橋と同じ人口を有するような都市のところには、すべてそういうものがあるわけなんです。先日の総括質問の中に、指導部長さんの答弁をお聞きしておると、大体美術品の調査もかなり進みましたというふうなお答えがございまして、この議会棟の中にもさまざまな絵が、美的をちょっと市民の皆さんあるいは議員の皆さんにも見ていただくように、情操教育というか、そういう意味でああいったような絵画が展示されているんだと思います。しかしながら、悲しいかな、前橋市立美術館というのがないわけです。私もこうやっていっぱい足利とかあるいは水戸とか、いろいろのこういうのを見ると、大変残念に思うわけなんです。そこで、これだけ 1,000億以上も予算を組める前橋市でございますから、ぜひ1億とか2億とかお金を年次的に出していただいて、郷土の人たちの絵画を収集して、その人たちを顕彰するという、そういう基本的の考えがあってしかるべきだと私は思うわけです。  そして、先ほどから文化財のことについてもお聞きしましたが、こういったような入れ物に関しても、展示する場所に関しても、前橋にはれんが蔵がまだ数カ所残っております。そのれんが蔵の中においても、木道具は大変立派なもんです。明治、大正、昭和の時代を生き抜いてきた、繭を入れておいた倉庫がまだちゃんと残っているわけです。そういうところにでも併用して、市でもって考える意思があったらいかばかりかと。  それから、つい最近の新聞でございますけれども、富岡の片倉の製糸工場を何とか残したい。それから、ついきのうでしょうか、おとといでしょうか、福沢画伯を名誉県民にしたいとか、そういったような文化性に富んだことも、県庁所在地の市としてはなけりゃ恥ずかしいと思うんです。そういうことを考えるときに、以前にこういった美術年鑑という本をちょうだいしたことがございますが、この中にも前橋にまつわる日本画とか油絵とかあるいは書家とか、方々が大変いらっしゃいます。そして、まず一例を挙げるならば、前橋からのお出になられた、本町から出た田中青坪先生、これは芸大の教授までなされた方なんです。そういう人たちの作品を前橋市が、その絵をかいた人たちを賛美するというような風潮がなけりゃ恥ずかしいと思うんです。この本の中にもみんな、長野県のごときはどんなちっちゃな町でさえもあります。群馬はほとんどないんです。こんなことでは、まことに文化性のある前橋とは言いがたいような感じがするんですが、大変大きな問題かもしれませんけれど、収入役さんひとつお答えを願います。 131 【奈良収入役】 今お話はお伺いさせてもらいました。教育委員会と一緒になって一生懸命に検討させてもらいます。 132 【山本委員】 収入役さんが驚いたんじゃないかと思うんですが、しかしこれは本当に来年は 100年を契機としての年でございますから、市制施行 100年記念でございますから、ぜひ来年度の新予算に盛り込むぐらいのひとつ意気込みでやっていただきたいことをお願いいたしまして質問終わります。           (岡 田 光 一 委 員) 133 【岡田(光)委員】 お許しをいただきましたので、数点にわたり質問をさせていただきます。  まず、ボランティア活動の保険についてであります。市民のボランティア活動は、年々盛んになってきています。その分野で社会福祉関係のみならず、身近な地域づくり活動や社会教育活動などの多種多彩なものがあると思います。そこで、まず社会教育に関する団体活動での事故、災害時の保険制度などについてどうなっているか、まずお伺いいたします。 134 【野口社会教育課長】 お答えいたします。社会教育関係に関する団体活動の現在の保険加入状況でありますけれども、これは2本立てになっておりまして、一つは社会教育ボランティア団体賠償責任保険というのと、もう一つはボランティア保険というのがございますが、まず最初に社会教育ボランティア団体賠償責任保険でございますが、この保険は本市に登録された各種の団体が、社会教育活動中に事故が生じたときに、そのリーダーや主催者が責任を負った場合などを対象とするものでございまして、契約者は本市であります。被保険者は団体及びリーダーとなっております。そして、登録している団体と人数でございますが、婦人ボランティア連絡会あるいは小中学校PTA連合会、ユネスコ協会、ボーイスカウト、ガールスカウトなどなどの20団体、現在7万四千余人がこれに加わっております。賠償の責任の一例を申し上げますと、行事の主催中に生じた事故で参加者や第三者がけがをしたり、その原因が団体やリーダーに責任があり、損害賠償の責任を負ったときに、保険金が支払われることになっております。次に、ボランティア保険でございますが、この保険はボランティアが活動中にボランティア自身がけがをした場合の傷害保険と、第三者に傷害を与えた場合の賠償保険との両面セットになっておりまして、ボランティアが個人で加入をしておりますが、これ 300円でございますけれども、このうち県の社会福祉協議会と市の社会福祉協議会がそれぞれ保険料の補助をしているものでございます。対象者は、各公民館で活動している婦人ボランティアで、現在 123人が加入しております。  補償内容の一例を挙げますと、傷害のケースとしては、公民館等でボランティアが活動中けがをしたとき、あるいはボランティアが引率中交通事故に遭ったときなど、ボランティア自身が傷害の対象になっております。それから、賠償のケースといたしましては、引率または指導上のミスで参加者に傷害を与え、さらにまた賠償責任を負った場合が対象となるものでございます。ほかにもスポーツ大会だとか臨時的な催し物等の場合には、個々に対応しているところでございます。以上です。
    135 【岡田(光)委員】 お答えをいただいたわけですが、大きく二つに分けて保険制度があるということで、20団体、7万 4,000人ぐらいあるいは婦人団体は 120人ぐらいというようなことで、二つあるわけでございますが、本来ボランティアの意味というのは、辞書で引きますと、みずから進んで自分の持っている能力、技術、時間、知識などを人のために、何の見返りもなく提供する人というふうになっておるわけでございます。しかしながら、今公民館の活動などの中で、ご婦人方が 123名ぐらい加入されているらしいんですが、いろんな中でボランティア活動に要請をして出ていただくというよりは、今日的な社会の要請といたしまして、みずからが進んでまちをきれいにするという、そういう問題というようなほうが、今私は考えていかなくちゃならない問題だというふうに思っております。もしそういう中で事故が発生した場合について、ボランティアに入っているから、団体加盟しているからということで片づけられない問題というのが市内にはたくさん、今までは出たかどうかわかりませんけれども、今後たくさん私は出てくるような気がしてならないんであります。そんな中で、ボランティア活動中の事故、傷害等に対して、保険制度を十分取り入れながら、ボランティアの精神にこたえるような配慮というものを、行政としてしていくべきだというふうに私は考えているんですが、その辺のお考えはどうでしょうか。 136 【野口社会教育課長】 委員さんご指摘のように、これからはさまざまな形でのボランティア活動が、ますます盛んになってくるものと考えられます。私どもといたしましては、今後とも社会教育活動はもとよりですが、地域活動や各種の諸活動の推進に当たっては、市民の皆さんの果たす役割は大変大きなものがあると思います。そうした力、エネルギーというのが、都市づくりやまちづくりにとって欠かせないものであると考えておりますので、そのためにも、今委員さんご指摘のような、保険制度の導入によるところのきめ細かい配慮のもとに、こうした奉仕活動、ボランティア活動の充実が図られるよう、関係の機関とも十分連携、協力をしながら努力を重ねてまいりたいというふうに考えております。以上です。 137 【岡田(光)委員】 お答えを聞いていますと、地域活動あるいは生涯学習活動などなどのいろんな社会教育を中心とした問題があるわけでして、これからボランティアにその力というのをおかりしなくちゃならないというのは、今の答弁でもお答えのように、ますます需要が高まっていくだろうということの中で、私は全国的に見て、市民全体の加入対象のボランティア保険というのがたくさんあるわけです。例えば千葉県の八千代市あるいは石川県の加賀市というのは、何のボランティアに参加しても補償がされると。したがって、団体に加入したり、そういうことじゃなくて、地域みずからがやるボランティアだという、そういう中での活動については、すべて保険が適用になるということが、自治体の関係で全国的にはやられておるわけでございまして、そういう中では確かに教育委員会関係のものについては、私は異論申し上げませんが、市民全体からといたしますと、今のお答えの中では、27%ぐらいにしかすぎないわけです。じゃ、そのほかの七、八十%の関係の方がまちをきれいにする、例えば空き缶を拾う、あるいは排水の掃除をする、下水の掃除をするというような、そういうものをみずからやった場合、もしそこで交通事故なり、そういうものが起きたら、どう手当てするんだ。これは何にもないわけです。  私は、きょう教育委員会の皆さんの前で、そのことを力説はいたしませんけれども、全市的な問題としてこれはとらえていかなくちゃならない問題でありますから、そういう意味で私は例を挙げて言いますが、例えば1月15日の河川の野鼠駆除の全戸数が出てやるような行事、これでもし事故があった場合は、いかが取り扱うんかと。これは、過去1軒おうちを燃しちゃったという例もあるんです。これは、何にも補償がなかったでしょう。それで、急遽行政が話し合って、何とかしなくちゃならないということで補償したという事例があるわけでしょう。あるいは草刈りで、どうしても通学道路が見えにくい。これは市の土地だから、市にやってもらいたいということで言えば、市はそこまでの費用がない。ひとつボランティアでぜひやってくれねえかということで、自治会さんなり、PTAの役員さんなりに話して、草刈りをしているというのが実態ではございませんか。そういう実態の中で、その人たちがボランティアで来てもし事故に遭ったら、どうするんですか。これは、やはり行政全体のものとして、私はぜひ考えてもらいたいということを、まず要望を申し上げまして、この項については終わりにいたします。  次は、学校5日制の問題でございます。ことしの人事院勧告を受けまして文部省は、1992年度の早い時期に週休2日制、学校5日制導入の検討に入っています。今日教育界として最も関心のある事柄であるというふうに考えます。全国的なものは、過日ニュースステーションで取り上げておりましたが、学校5日制について賛否の集計が報道され、その中では反対52、賛成48というのが、北から南までの主なところの状況なんでございます。信憑性についてはさておきまして、文部省はいち早く学校5日制というのを取り上げまして、群馬にも試行を、太田市、吾妻の原町で小学校、中学、養護学校が試行に入っておるわけでございます。そういう中で、5日制を試行している学校での調査研究の結果というのが、過日されたというようなことも伺っておるんですが、その辺の結果についてまずお伺いいたします。 138 【小屋学校教育課長】 5日制が試行されている、研究校になっております太田地区の調査研究の結果について、お答えを申し上げます。  11月の19日に発表された太田の例でありますが、休日における児童、生徒の家庭や地域における過ごし方、すなわち受け皿の問題については、学校の施設開放、公民館等社会教育機関の行事の充実、PTAや青少年団体等の協力、学校の啓発活動と各家庭の自覚の重要性が指摘されております。授業時数の削減と学力水準の維持の問題に関しては、隔週の土曜日を休業とした週には、他の曜日の授業を増したりして工夫をした結果、授業時数は標準時数を上回って確保することができた。また、学力検査の結果では全国平均を上回り、特に落ちていることはなかったという報告がされております。また、その結果、学校週5日制に対する保護者の意識は、試行開始前に賛成49%であったものが、1年後に87%が賛成であるということを示し、その割合は現在でも少しずつふえているという報告をいただいております。以上でございます。 139 【岡田(光)委員】 今お答えいただきまして、本県の結果なんですが、賛成の方が徐々にふえているということをお伺いいたします。本市の関係でどうかということでございますが、過日9月に実施をされました家庭教育に関するアンケート調査集計結果というのが、前橋市の小中学校PTA連合会家庭教育部会ということで、アンケート調査を実施をされたわけでございます。その集計結果によりますと、保護者用というのと、児童、生徒用というふうに大きく調査が二つに分けられておるわけでございます。そういう中で、5日制という直接的なアンケート調査じゃなくて、土曜日に学校が休みになったら、あなたのお子さんはどのように過ごしてほしいと思いますかとか、これは保護者の問いです。それから、児童、生徒用については、あなたは休みの日に何をいたしますかというような、ちょっと5日制というのを直接出していないで、そういうようなことで問いはしておるんですが、調査の視点の中で、土曜日の過ごさせ方ということではっきり銘打っているわけですから、非常に貴重な資料が私はできたと思っております。  その中で、特に児童、生徒が望んでいることは、友達と遊びたいということが63.5%も実は出ておるわけでして、ほとんどの小学校、中学生の児童が、土曜日は友達と遊びたいということが、この中でもはっきり出ているわけです。視点を変えた調査の中では、非常に今日的な学校の実態というのが如実にあらわれているものが、忙しいというような回答している父兄も、児童もそういうようなことで、子供が忙し過ぎる。遊ぶ時間がないというような回答があるわけでございまして、そういうような土曜日を休みにした場合について、じゃ何が一番問題になるんだろうと。今お答えの中でも、受け皿の問題というのは非常に心配だというようなことがあるわけでして、全県的にはそういうものが今回出てきたと。じゃ、本市はそれに対して中P連のこういうものの調査はあるけれども、本市としては、一体じゃ今後どういうふうに小中学校の関係についてやっていくのか、その辺の具体的な今後の対応についてもしありましたら、お伺いをいたします。 140 【小屋学校教育課長】 学校5日制の今後の取り組みということですが、本市においては、基本的には国、県の動向に沿い、これまでの調査や本市独自の調査に基づき、保護者や地域の方々の理解と合意を求めながら、必要な研究や準備を進めてまいる所存でございます。特にこの問題の対応には、まず親の意識の確立と青少年団体、社会教育団体等、地域の受け皿が整っていることが前提となりますので、その面の十分な啓発と協力を求めてまいりたいと考えております。以上です。 141 【岡田(光)委員】 対応についてわかりましたが、受け皿の問題というのが非常に心配だというふうに私も思っておるわけでございますが、どうしても避けて通ることができない問題に、私はかぎっ子対策というのがあると思うんです。本市は児童館が2カ所、児童クラブが11カ所、小学校の学校開放の問題、これは39校、共働き家庭の児童が本市では 4,400人、全児童の21%いらっしゃるというふうに伺っておるわけでございますが、このかぎっ子の関係が非常に私は、この土曜が休みになるという点では問題になると思うんです。行政対応として、じゃ何をすべきかということになれば、やはり5日制になったから、こういうふうにやるんじゃなくて、今日的にも問題がある児童館の問題、学校開放の問題などなどあるわけでございますが、調査内容でもやっぱり児童、生徒は遊ぶことが一番今やりたいことだというふうにあるわけですから、そういう面も含めながら、やはりハードの面として、児童館の建設というのをもっとふやしていかなくちゃならない。あるいは地区公民館があるわけですが、その図書館の整備、これは前から問題になっておるわけですが、上川淵、桂萱は完備をされ、あとのところをどうするんだというようなことがあるわけです。この5日制という問題の中でも、やはり図書館の整備拡充というのは、私は早急な問題として出てくるんじゃないか。  ソフト面では行政の援助、先ほどもボランティアの関係で言いましたが、ますますボランティアという役割というのが重要になってくる。中P連の関係で考察の中で一番最後に言っているのは、親子とも地域社会への関心、特に福祉への関心が低い。子供の健全な育成を目指した家庭、地域の教育力の向上のために、PTAの実践活動として、今後福祉面のボランティア活動などが考慮されてくるだろうというふうにきちっと結んでおるわけでございます。そういう中で、特にソフト面でのそういう関係について、やはり行政中心にきちっとこれから対応していくべきだということを私強く申し上げておきまして、次に移りたいというふうに思います。  いじめの防止対策でございます。いじめが新しい教育問題としてクローズアップされてきておるわけですが、これは考えてみれば、人間社会が形成されたときからある古い話であると思うんです。力の強い者が弱い者に苦痛を与えるということがいじめだとすれば、我々の子供のころを考えれば、いじめられたり、いじめたりしつつ、私どもは成長をしてきたはずでございます。総理府青少年対策部の調査によれば、いじめの経験者は小学校で54%、中学校で61.3%と報告をされておるわけでございます。この内容を見ますと、悪口を言うというのが1番です。無視をする2番、仲間外れというのが3番、これがベストスリーの順になっておるわけでございます。そこで、いじめという定義と申しましょうか、いじめの範疇というんですか、この程度というのか、その辺のどの程度をそういういじめという範疇にするのか、その辺についてお伺いをまずいたします。 142 【小屋学校教育課長】 いじめの定義ということですが、いじめとは精神的または身体的に同等でない関係が生じた者の間で、一方が他方に、一方的に、反復的、継続的な、精神的または肉体的に苦痛を与えること。一方にいじめの意識がなくても、他方にいじめられているという意識や心情がある場合も含めていじめととらえております。以上です。 143 【岡田(光)委員】 今日このいじめというのが全国的に問題になっているのは、ご存じだと思うんですが、一般的なものというのは、私が先ほど言ったようなことであると思うんですが、今日いじめというのは非常に陰湿で、徹底的であると。時には集団で、時には残虐で、常識的には限界を超える苦痛を与えるものをいじめというふうに言うんじゃないかなというふうに私自身感じておるんですが、いじめの論争というのは、私はするつもりはございませんので、そこで本市におけるいじめの実態、教育委員会として防止策をどのように今日まで講じてきていますか、お伺いいたします。 144 【小屋学校教育課長】 いじめの実態ということについてお答えいたします。本市のいじめの現状は、県の非行等月例報告でも、平成元年から現在まで学校からのいじめの報告は特に受けておりません。  続いて、教育委員会としてのいじめの防止策についてでございますが、お答えいたします。校長会、教頭会、生徒指導部長会議等でいじめの問題について研修を行うなど、積極的な指導を行っております。いじめの問題が発生した場合に、その調査を実施し、実態の的確な把握に努め、指導、助言、援助を行っております。さらに、教育機関の活用について関係者に周知を図り、相談内容に応じて学校とも連携協力して指導に当たり、継続的な事後指導を行っておるところでございます。以上です。 145 【岡田(光)委員】 本市では特にないということであると思いますが、私は今いじめという中で、前の委員さんも、特に登校拒否なんかの関係で、平成元年度から非常に急激にふえてきているということが報告されたわけでございますが、そういう中でやはりいじめによって、それが発展をしてきますと、先ほど言いましたような非常に大きな問題に発展をする。今日ないからということでは済まされない。今後本市でも、むしろこれから予想される問題だというふうに私は受け取っておるわけでございまして、全国的には防止策というのは、PTA、婦人団体、教育委員会、青少年育成会なんかで論議をしながら、今お答えにもありましたとおり、対処をしてきていると思います。  多くの本などあるいは対策懇談会などで指摘をされておるのが、いじめられる側に問題があるという考え方というのは許されないというのが一つには挙げられておるわけです。二つ目には、昔もよくあったことだと、安易な考え方になっているのは、どうしてもこれは取り除かなくちゃならない。三つ目には、傍観者、そばにいる人、これが加害者であるという、そういう大きな三つの問題というのが、今日的問題として防止対策の大きなものになっているというふうに思います。  そこで、学校におけるいじめ対策の基本、家庭教育についての基本的対応などについてどうしているかお伺いいたします。 146 【小屋学校教育課長】 学校におけるいじめ防止の基本的な対応というふうなお尋ねでございますが、お答えいたしたいと思います。学校では、校長を中心に全職員がいじめの重大性を認識し、一致協力体制のもとに指導に当たること、これが非常に重要であると思います。それから、いじめの対応、原因、背景、具体的な指導上の留意点などについて教師間で共通理解を図ること。保護者、それから児童、生徒の悩みや要望を受けとめ、十分時間をかけて指導できる相談体制を確立すること等が重要であるというふうに考えております。  それから、もう一つのお尋ねの家庭教育に対する対応のことでございますが、教育委員会では家庭や地域がいじめ問題に取り組むための啓発、広報活動等を実施していくことが重要であること。また、学校は家庭訪問や学校通信などを通して、いじめ問題の重要性を保護者にも十分認識していただき、家庭で話し合う機会を設けるなどして根絶を図っていくと、そのようなことが大切だというふうに考えております。 147 【岡田(光)委員】 文部省は、これらのいろんないじめを含めた校内のいろんな暴力事件などの急増に対して、学校教育法26条の規定の運用について、学校管理規則というのを改めて、一つは教師に対する威嚇、暴言、二つは他の児童、生徒に対する威嚇、金品の強奪、暴行、三つは学校の施設設備の破壊、四つ目としては授業の妨害、騒音の発生などなど、校長の判断で出席停止処分ができるという見解があるやに私は聞いておるんでございますが、学校教育法26条の関係では、市町村の教育委員会は、性行不良であつて他の児童の教育に妨げがあると認める児童があるときは、その保護者に対して、児童の出席停止を命ずることができると、こういうのが26条でございますが、その辺を改めながら、校長の判断だけでそういうものがずばりできるんだというようなことを聞いているんですが、その辺の今日までの校長先生がそういうことでやったという事例はありますか。 148 【小屋学校教育課長】 問題行動の児童の出校停止に関する問題なんですが、本市においては今まで一つもございません。 149 【岡田(光)委員】 本市では幸いにしてないということで、今後全く手に負えない児童、生徒などのそういう行動が、むしろ発生するというふうに私は予想しておいたほうが正しいんじゃないかなというふうに思います。校長の判断で出席停止処分を、そういうときに軽んじてこの規定を適用してずばりやるということは、私は避けるべきだと思うんですけれども、最後にこの問題についての見解を教育長からお伺いしたいと思います。 150 【岡本教育長】 小中学校におきます出席停止という措置につきましては、先ほど来お話がありましたとおり、校長の判断だけで行えるものではございません。校長は、その必要がある生徒がいるというふうに認めた場合には、管轄の教育委員会に報告をし、その協議のもとにこれを行わなければならないということになっております。場合によりましては、教育委員会を含め相談機関等の関係機関から成ります協議会を設けて、その検討のもとに実施をするということが適当であるということさえ定められておるわけでございますので、出席停止という措置は、義務教育にとって大変重大な問題であるわけでございますので、慎重にこれは取り扱われなければならないというふうに考えております。 151 【岡田(光)委員】 最後の問題でございますが、大室公園の史跡公園の中の資料館のことについて、最後にお伺いして終わりたいと思うんですが、大室公園施設整備委員会というのが平成元年に発足されまして、この委員会は学識経験者、地域歴史家などが構成となり、関係者の意見を聞きながら、文化財を中心としたところの保全と整備の基本的な方針というのが策定をされました。本年6月、大室公園の基本構想がまとまりまして、全体の五つのゾーンに区画をされるということが決まったわけでございます。その中の一つに、資料館などの歴史探訪の森15ヘクタールと、こういうことが決まったわけでございますが、そこでこの大室公園の三つの二子山古墳、その周辺の文化財発掘の概要と進捗状況について、まずお伺いいたします。 152 【福田文化財保護課長】 ご指摘のとおり、大室公園史跡整備基本構想を6月までに策定いたしまして、さきの委員会等にも、また建水の委員会等についても、公園緑地部のほうから報告させていただいております。その中で、特に教養ゾーンというふうな形になっております大室史跡探訪の森15ヘクタールを中心とします前・中・後・小二子古墳という三つプラス1の四つの前方古墳がございます。そういったものについての順次調査を進めておるわけですが、大室公園全体につきましては、あの地区全部を試掘調査を実施いたしまして、どこに何があるかというのは、あらかたの傾向はつかんでおります。一番東南部の隅に梅木遺跡が出ておりますし、内堀という小字名を取りまして遺跡名をつけておりますけれども、そこでは帆立貝式古墳及び立て穴式住居跡が数十と出ております。一辺10メーターを超える大きなものが出ておりますし、それと地割れ等がありますけれども、平安初期の火山性地震による地割れが発見されております。特に後二子につきましては、今年度ずっと復元調査を実施しておりまして、今まで墳丘の長さが、実測図だけで今まで判断してきておったわけですけれども、全長76メーターであったのが、発掘調査した結果、周堀が埋まっていたために、正式に計算をしますと82.5メートル、周堀がそのままついておりまして、全体を含めますと 103.6メーターの長さになったと。それと、周堀の堀幅についても、自然堆積がありましたものですから、前方部幅が55メーターというふうな形がありましたけれども、正式にはかってみますと58メーターというふうな成果が出ております。周堀内には火山によって堆積いたしました軽石層が発見されておりまして、そういったものがはっきりしておりますし、それと北東部に傾斜する地形のところに墳丘を盛り土でつくっておりまして、新聞等の報道によりますと、省エネ型というような形をちょっとしてありますけども、地山を掘りくぼめたつくり方をしておりまして、ただ石室が大変大きなものであったということです。また、墳坂を取り巻くおびただしい円筒埴輪列が認められたり、そういったことで調査が進んでおります。以上、調査の概要ですけれども、以上です。 153 【岡田(光)委員】 平成元年度の総括質問で、私のこの質問のお答えが管理部長の答弁で、この資料館について公園予定地内の出土品を初め3二子の資料、赤城南ろくの考古資料を中心とする展示内容が考えられるというふうに発言をされておるんでございますが、この辺については質問するということじゃなくて、私がこれからいろんな要望を申し上げますから、それで私終わりにしたいと思うんですが、管理部長の答弁では、こういう文化財だけの資料館だという、そういうことで前から今日まで来ていると思うんですが、私はさらに一つは地域住民の要望をぜひ取り入れてもらいたい。二つ目としては、資料館とレストハウスを同建築としてもらいたい。もし同建築でなければ、別棟としても最も近いところにひとつ資料館を建ててもらいたい。三つ目としては、レストハウスで食事ができること、少なくも団体客を扱える施設。四つ目としては、資料館の中は文化財の展示とともに、先ほども山本委員さんがしつこく言っていましたが、本市の文人、墨人の遺稿展示、これをぜひこのコーナーに入れてもらいたい。五つ目としては、観光資源としてぜひ位置づけてもらいたい。この五つを私は要望をいたしまして、質問を終わりたいと思います。           (関 口 三代八 委 員) 154 【関口委員】 私は、学齢期青少年の週休2日制移行に伴う公民館の対応について、この1点だけお伺いをいたします。  ご承知のように、日本が今日のような発展を遂げたのは、その土台となっておりますのは学校教育だろうと思います。そういう意味で、今週休2日制が叫ばれておりますけれども、その取り組みがどうなっているのか、どうしたらいいのか。これは、我々大人にとりましても、ただいま岡田委員からもご指摘がありましたように、保護者の立場に立っても非常に大きな問題ではないかなという感じを持っております。現在世界は大きな変動期を迎え、我が国も世界情勢の大きなうねりの中で、国際化、情報化等の変化に目覚ましいものがあります。しかも、こうした社会の情勢は、今後ますます急速に変化をしていくことが予想されます。このような状況の中で、学校教育のよりどころである学習指導要領は、来るべき21世紀を目指し、社会の変革にみずから対応できる、心豊かな人間を育成することを基本にいたしまして改正されたと聞いております。また、官、公、民挙げて仕事の合理化への取り組みにより、現在では広く社会全般にわたって週休2日制が定着の方向に進んでいると思われます。この趨勢は、学校現場にも及びまして、近々学校週休2日制が実施されると聞いております。  そこで、先ほども申し上げましたけれども、学校5日制の導入に伴って、学校教育が低下をするのか、あるいは学校5日制によりまして、教育効果を上げるための施策はどう取り上げていくのか、まず第1点お聞きをいたしたいと思います。 155 【小屋学校教育課長】 ご質問の学校5日制のねらいについてお答えをいたします。  時代の要請であるとは言っても、児童、生徒にとってプラスになるものでなければならないというふうに考えております。現在の児童、生徒の生活実態を見ますと、生活体験や社会体験等の不足によって、社会性やたくましい体力、奉仕の精神、基本的生活習慣等が十分に身についていない状況にあると考えられます。したがって、学校5日制の導入によって、学校、家庭、地域社会の3者が一体となって、それぞれの持つ教育機能の特質を十分生かした教育の充実を図り、児童、生徒が伸び伸びと過ごせる環境をつくる中で、強靭な体力や豊かな道徳性を育て、人間としての生きる力を身につけさせていくことがねらいというふうにとらえております。 156 【関口委員】 今学校教育課長から、非常に崇高な目標に向かって答弁がありました。学校週休2日制については、まだ世論が必ずしも一致をしたというような方向にはないということは、新聞やテレビ等にも報じられております。一方では、週休2日制に移行した段階で、塾などの教育産業だけがもうけるんではないだろうか、こんな危惧をする声も聞こえております。週休2日制について、先ほど岡田議員に学校教育課長のほうから答弁があって、教育効果は落っていないという答弁がございました。もちろんこれは11月ですか、発表されたと思いますけれども、試験校として本県でも太田ですか、その結果が報告されたようですけれども、教育効果、いわゆる学力の低下というものが、果たして半年ぐらいの調査で出るのかなという感じを持っております。そういうことを考えますと、非常にそういう点についても今後研究をしていかなければならないかなというふうに考えておりますけれども、先ほども岡田委員に答弁がありまして、いろいろ家庭あるいは地域、あるいは学校の取り組み等について、総括的に見て教育効果は落とさないようにいけるのか、あるいは先ほども答弁がありましたけれども、完全にそれが実行されて、先ほども課長から答弁がありましたように、今の子供が社会性が薄いよ、あるいは自立性が少ないよ、忍耐が足んないよ、体力が劣っているよ、そういうように今まで学校教育の中で欠けているそれらの問題を補足、助長できるのかどうか、そういうことを含めて教育効果は全般的に落ちないのか、その点についてのひとつ学校教育課長のお考えを承りたいと思います。 157 【小屋学校教育課長】 教育効果についてお答えをいたしたいと思うんですが、授業時数の確保とか、あるいは平均点を上回っている等々については、既にご報告しておりますので、もう一点大事なことをご報告申し上げたいと思うんですが、学校5日制が導入された場合に考えられる教育効果として、学力等々じゃなく、もっと総合的に見た場合に、一つ、児童、生徒の生活にゆとりを与えることができる。二つ目、家庭における親子のふれあいを深めることが期待できる。三つ目、自然に親しむ活動や体験学習の場が設定しやすくなっている。それから、四つ目、スポーツ、文化、奉仕などの地域に参加する機会がふえていると、こういうような効果があるということが報告をされております。以上です。 158 【関口委員】 今答弁がありまして、学校教育課のほうの対応についてはよくわかりました。先ほども課長のほうから答弁がありましたように、地域の受け皿はどうなのか。そういう点を考えますと、この5日制導入に伴います中央公民館、いわゆる公民館の対応というものが、大きくクローズアップされてくるんではないかなというふうに考えるわけでございます。  そこで、中央館といたしましても、どのような対応をしていくのか、どういうふうな考えでこれから進んでいくのか、その点につきましてのひとつ所見を承りたいと思います。 159 【中村中央公民館副館長】 学校5日制の導入につきましては、これは非常に大きな問題ですので、これを取り巻く地域社会のさまざまな状況の中にも、また休みに子供たちを受け入れようとする公民館にも幾つかの問題が考えられます。私たち生涯学習の一端を担う公民館といたしましては、これは時代の趨勢であり、国の教育改革に沿った新しい教育の方向であると考えておるわけでございます。と申しますのは、戦後子供たちは大変大事に育てられてきたようではありますけれども、その反面、実にほったらかされたというふうな面もあるんじゃないかというふうにとらえているわけでございます。家庭における愛情やしつけ、また子供を地域の子供として育てるといった配慮は、大変不足していたと思うわけでございます。  そこで、私どもはこの学校5日制の施行は、家庭と地域の教育力を回復するチャンスであるととらえたいわけでございます。生涯学習を進めていく中で、子供が学校では主として知的な学習を、家庭では愛情やしつけを、そして地域におけるしつけといいますか、かつて日本社会に存在していた教育の役割分担も、生涯学習のもう一つの軸であるんじゃないかというふうに思うわけでございます。この学校5日制が、子供たちが知育偏重にならない、つまり善人として健全に成長するための人格の基礎づくりになるよう、また生涯学習の基礎づくりとなるよう考えていきたいと思っているわけでございます。 160 【関口委員】 今公民館副館長から、公民館の基本的な取り組みについてご答弁ございました。私も全く同感であります。私も長い間青少年健全育成会長を23年ばかりやっておりまして、非常に今の子供たちが社会経験が乏しい、あるいは先ほども言いましたけれども、忍耐力がないよとか、いろいろな角度から言われておりますけれども、この5日制を逆手にとって、5日制が施行されることによって、子供たちがこれまで伸ばせなかった力を取り戻す、そういうことがこれから行政に課せられた大きな仕事ではないかなというふうに考えます。  先ほど副館長のほうから、基本的な公民館の取り組みについてお伺いをいたしましたが、しからば具体的にはどう対応していくのか、どう取り組んでいるのか、お聞かせをいただきたいと思います。 161 【中村中央公民館副館長】 以前は非常に青年が多かった公民館でございますけども、最近ですと、公民館というと、高年齢の方々が利用するところというイメージが、非常に強くなってきているわけでございます。しかし、青少年のための学級、講座あるいはイベントといったようなものもかなり実施されてきてはおるところでございます。例えば青年教室あるいは少年教室、青少年地域活動とか奉仕活動、さらに子供会のリーダーの講習とか世代間交流事業といった公民館が主催で行う事業、さらには青少年健全育成会とか子供会育成会といった地域の団体と共催で行う伸び行く子供の集いといったような事業、あるいはボランティアにお願いしての読み聞かせとか紙芝居とかと、そういった各種の事業がこれまでも青少年の活動の場として設けられておりましたわけですけども、こういう時代になりますと、さらにもっと積極的に公民館としては取り組んでいかなければいけないんではないかというふうに考えているわけでございます。  しかし、今学校5日制の施行を目前にして、改めて青少年に対する公民館の取り組み方をとらえ直す意味で、今年度公民館の運営審議会の委員の方々に、研究事項としてこの問題を検討していただくことにいたしました。30名の委員さんの中から、特に青少年に関係する立場の方々を中心にいたしまして、8人で専門委員会をつくっていただき、この問題の研究に今取り組んでいただいているところでございます。以上です。 162 【関口委員】 今審議会に諮問をして、具体的な行動等についてこれから検討していくというお話がありまして、ぜひひとつ頑張っていただきたいなと思います。ご承知のように、この審議会には我が委員長も出ておるようですから、議会の総意を含めてひとつ対応していただきたいと思います。  最後に、中央公民館長は長く学校経営に当たられ、現在では社会教育の先頭に立って活躍されておりますが、館長はこれから移行するであろう5日制の問題をどう考え、これから公民館の役割をどう考えているのか、総括的にひとつ私見でも結構ですから、お伺いをいたしたいと思います。 163 【八木原中央公民館長】 学校5日制には、いろんな意見やご議論がありますけれども、今大事なことは、委員さんもご指摘されましたように、子供たちにとって意義あるものにするということではないかと思います。この5日制によって生まれる休日は、子供たちが家庭や地域で楽しく生き生きと活動する中で、豊かな心を養い、あるいはまた自主性や社会性を伸ばし、個性が生かされるようにすることが大切なことと思っております。そのためには、現状のようなしつけまで学校に依存するような肥大化した学校教育を見直し、家庭や地域あるいは学校がそれぞれの役割を踏まえて、3者一体となって子供たちのよりよい生活環境をつくり出すことだと思っております。文部省の青少年の学校外活動に関する調査研究協力者会議というのがございますが、そこでは子供のしつけや人間形成の基本は家庭にあるということで、家庭の教育力の回復を強調する中間報告を、今月20日に文部省に提出するというふうに聞いております。  私たちもこの学校5日制の実施には、さまざまな問題があるとは思っておりますけれども、基本的には先ほど副館長が申し上げましたように、家庭や地域の教育力を回復する大変よい機会であるというふうに考えております。公民館といたしましては、これからの教育、これからの地域社会をつくる重要な課題であるというふうにとらえまして、先ほども副館長申し上げましたように、公民館運営審議会に学校5日制にかかわる公民館のあり方について研究をお願いいたしまして、今後そうした意見を参考に、国や県の動向も見ながら、親や地域の方々の理解を深め、協力をいただきながら、地域特性が十分に生かされるように進めてまいりたいと思います。とにかく将来にわたる人づくりの大切な問題でありますので、十分に研究をしながら、しっかりした基盤整備に努めてまいりたいと思います。以上です。 164 【関口委員】 最後に要望を申し上げて終わりたいと思いますけれども、それぞれの立場でご丁寧な答弁をいただきました。最終的には公民館運営委員会で研究をされて結論を出していく、こういう前向きな答弁がございました。  そこで、学校5日制という問題は、子供たちとしても、私たち大人としても、全く初めて体験をするものでありまして、先ほども答弁がありましたように、それを通じて子供たちが、学校教育の意義が少しでも後退することのないような対応を図っていかなけりゃならないなというふうに感じます。先ほども副館長のほうからご説明があり、あるいはまた館長からも今ご答弁がありましたように、この機会に地域や家庭の教育力の回復、これが私たち大人に課せられた大きな仕事ではないかなというふうに感じます。そういう面におきましても、当局も一丸となってぜひひとつ5日制が、子供たちが後退することのないような施策を十分ひとつ前向きの検討、研究をしていただきたいことを要望いたしまして終わります。 165 【関根委員長】 委員長を交代します。           (村 田 長 司 委 員) 166 【村田委員】 資料をいただいたので、お尋ねをします。決算に関する報告書の 127ページ、学校保健運営に関連してのお伺いは、学校保健については、先ほど坂本委員からいろいろるる突っ込んだご質問がありました。何としても子供の健康ということが大事であります。私は、そこでポスターや何かでよく出ますけども、虫歯予防とかなんか出ますが、歯の健康ということは大変大切なことだと思います。今しかし子供は割と物があるから、わがままで、なかなか野菜とか漬物とか、そういうのは食べないで、安易に求められる、非常に舌ざわりのいいものを食すような傾向がある、そういうふうに私は感じます。そこで、今の子供の虫歯の状態はどんなふうになっているか、まずお伺いをいたします。 167 【鶴田保健体育課長】 お答えいたします。本市の児童、生徒の虫歯の疾患を持つ状況でございますけども、平成3年度の永久歯の虫歯の罹患率につきまして、小学校では検査対象数2万 1,000人中、男子が 6,180と約57%の罹患率でございます。女子が 6,680人で約65%、中学校につきましては、検査対象者数1万 2,000人中、男子が 5,120人、約86%、女子は 5,200人中で約90%でございます。本市の傾向としまして、過去5年間の推移を調べてみますと、虫歯のある生徒はわずかながら減少してきております。以上でございます。 168 【村田委員】 ただいまの答弁、大分なかなか虫歯が90%とか86%、ほとんど虫歯の経験がある、子供が。しかし、これは大変心配するんで、乳歯のうちは、永久歯がよけりゃいいんだというふうなことも素人考えやら、お医者さんに言われてもそういうふうなことを言われておるんです。しかし、中学生になってこんなに虫歯が多いということなんですけれども、これに対する当局としても特にそういう方向で、ポスターや何かするんだけれども、家庭的な指導とか、学校の保健課なりのほうからの子供に対する指導、そうした関係はどう扱っておるか、どうしているかお伺いします。 169 【鶴田保健体育課長】 そういった状況の中でもって、虫歯予防の指導、またそういうことについての家庭や学校でのというご質問でございますが…… 170 【関根委員長】 委員長を交代しました。 171 【鶴田保健体育課長】 虫歯の予防につきましては、一応学校でできるもの、その他学校以外でもってやるものとございますけども、現状におきます虫歯予防は、本市ではまず虫歯予防の啓蒙としまして、歯の衛生週間に合わせて、歯の健康に対する啓蒙を行っております。内容は、歯科の保健関係の絵画、ポスター、書道展、また歯の健康相談、よい歯のコンクール等でございます。また、児童、生徒がみずからそういうことに対して関心を持つということで、児童、生徒の保健研究会におきまして、毎年小中学校生徒を中心とした研究発表等も行っております。また、学校内における指導につきましては、現在昭和56年度から前橋市の歯科医師会の協力を得まして、歯の衛生推進校を指定しまして、歯の刷掃指導ですか、歯磨き指導を中心としまして実施しております。また、学校におります養護教諭による指導としまして、全校集会による指導、また保健だよりによる指導、また虫歯の状況に応じての各生徒、また家庭への個人指導などを行っております。そういうところが現在の指導でございます。 172 【村田委員】 学校側のほうとすれば、そういうふうな指導をしているけども、実際にこれは非常に恥ずかしい話なんだけども、うちの孫なんか、夜遅くて、朝学校時間にすれすれ飛んでいく。そうすると、何か食事をパンと牛乳ぐらいで、歯なんかろくに磨かないで、指でこちゃこちゃとやっていくという、そういう状態だと、やっぱりなかなか虫歯にかかっても治らないし、これからもかかる要素がある。この辺は、十分将来を背負っていく子供なんですから、みんな歯が入れ歯なんかになったんでは困るというようなことなんで、その辺のところは十分指導、周知徹底をまずこの件についてはお願いをいたします。  次に、本市の競技スポーツあるいは生涯スポーツ、学校体育の振興策、非常に最近スポーツと健康は当然つながるんですけれども、盛んになってきております。競技スポーツ、学校の部活あるいは近年生涯スポーツの振興、そういうことが叫ばれており、市民1人ひとりがスポーツを通じて健康維持の増進を図る。明るい市民生活を送れるよう、スポーツを行う場所の提供、スポーツのプログラムの提供、指導者の確保等、こうした件について、競技スポーツと生涯スポーツとの調和を図りつつ、スポーツ全般の普及、振興を図る、その施策はいかがか、どういうふうにしておるかお尋ねをします。 173 【鶴田保健体育課長】 大変大きなお尋ねでございます。本市では、昭和63年に策定されました第四次の前橋市総合計画を指針としまして、体育、スポーツについても推進しております。ご指摘のとおり、競技スポーツの成果は、市民のスポーツ全般の普及、振興にとって非常に重要な要素でもあります。マスコミをにぎわすことで、スポーツに対する関心度も高まりますし、スポーツ全般の牽引車となっております。最近の本市では群銀のバレーボールの女子部、また最近では冬になりまして、佐田建設のスケート部、また育英、前橋商業のサッカー、育英のフェンシング、また個人でも数多くの全国的で活躍されるすばらしい方が活躍しております。また、そういった選手や指導者も専門競技を通じて市民の中に入ってきておりますし、また競技の基礎、基本の指導ももちろんのこと、スポーツ全般の指導についても大変大きな役割を果たして、底辺の拡大や生涯スポーツの振興にもかかわってきております。また、学校体育の中でも、ことしは中学校が県大会でもって6種目団体優勝と、この間は第五中学校の女子がマラソンで優勝、また県民体育大会春のオープニング大会におきましても、綱引きや陸上、そしてまたゲートボールと優勝しまして、夏季大会も優勝、そして秋季大会も総合優勝することできました。これからは冬季競技の 100キロ駅伝、スキー、スケートも活躍すると、そういうふうな状況になっております。こんなようなわけで、競技スポーツが本市の市民に力強い支援、活躍に支えられて、競技力も年々向上しております。さらに高いレベルの競技力の向上を目指した施策を講じていきたいと、そういうふうに考えております。  また、生涯スポーツの関連でございますけども、さきに申し上げました競技スポーツの活動に相呼応しまして、本市が開発しましたスマイルボーリングを中心にしまして、また大きな広がりが始まっております。また、体育指導員さん、老人クラブ連合会などの指導者も充実しまして、新しいスポーツ、例えばグラウンドゴルフなども取り入れられまして、楽しくスポーツを実践する機会も増加しつつあります。また、この中にはそういった生涯スポーツの中から、ゲートボールのように世界選手権にも出場するような本市チームも出てまいりました。最近では綱引きも組織的な協会を設立しまして、体育協会に加盟して、地域住民の大勢の参加をもって大会が終わりました。生涯スポーツも行政が対応する形から、愛好者の自助努力によりまして、そういった運営に変わりつつありますけども、適切な自主運営ができるよう、いろいろと行政のほうも策を講じていきたいと考えております。以上でございます。  このように生涯スポーツや競技スポーツが深くかかわりながら共鳴して、互いに発展する、そういったものができていけば、すばらしいなというところでございます。以上終わります。 174 【村田委員】 大変本市はそうした体育関係で力を入れるし、それに賛同するいろいろボランティアの方やら、力を入れてくれる方々があるということで、非常に成績が上がっておる。成果があるというふうに思います。このことについて、この競技大会あるいは競技会、そうした関係の助成がありますね、どっかに。助成措置、それからその助成ではそれでいいんか。何か表彰される人が50人が今度60人になったとかいうふうなことを考えるときに、この辺の見解をお伺いします。 175 【鶴田保健体育課長】 具体的なお話になってきましたが、体育協会でもスポーツの選手の強化育成費としまして、平成2年度には総額で 425万円の助成を競技団体に行っております。もちろん、これは全体に対する助成でございます。そして、体育協会のほうも、また各競技団体は重点的な施策を立てまして、成績を上げてきております。その優秀な活躍選手に対しまして、表彰規程を設けまして、表彰をしております。平成2年度には40人の市民が表彰を受けました。今後また年度末になります。また教育委員会関係等表彰ございますけども、数がふえるんじゃないかと思いまして、その辺もまたいろいろと予算に苦慮するところでございます。  それから、競技会の助成につきまして、全国大会、関東大会、そういった規模に対しては、平成2年度では50万円の助成を、総額でございますが、行っております。県の中体連の県の総体、小学生の場合は陸上競技大会と水泳大会、また青年団の体育大会にも 159万円を補助いたしております。また、トップレベルの選手が出ます、市民が直接見るスポーツにも、来年度は市制 100周年の記念すべき年としまして、スポーツイベントということで、本課も積極的にその中核となっていきたいと考えております。そういうところでございます。 176 【村田委員】 体育振興、体力の向上というんか、大変結構なことでございます。しかしながら、助成がこの辺でこの数字が四百何万ですか。しかし、これからますます盛んになるであろうそうした面において、許す範疇で予算を、その限られた中でうんと組んでほしい。これは、収入役の答弁いいです。承知してください。ぜひそういうことで、体育振興に大いに力入れてもらいたいということをひとつ要望しておきます。  次に、あそこは私が役所に来る帰りにあそこ通るんだけども、児童文化センター、あの施設が、あれは私が議員になったときにはもう既にできておった。20年以上のものですが、内装改装、そういうことをやったんですか。しかし、それでもやらなくても現況どうなっているかどうか、この辺のところを皆さんの利用者の希望とか要望、そうしたことを含めてお尋ねをします。 177 【栗原児童文化センター館長】 児童文化センターの施設の利用状況についてお答えします。  施設につきましては、昭和44年10月に開館以来、現在22年経過しております。建物、備品等も相当老朽化しております。ただ、教育用の備品等につきましては、毎年補充、買いかえ等によりまして、事業運営につきましては特に支障ございません。次に、施設の利用状況でございますけど、建設当初北関東一ということで、非常にすばらしいものでございました。人気も高く、昭和50年代前半には約二十数万人の利用者で、相当にぎやかでございました。それから、昭和50年代の後半から60年にかけまして、各地に同様な大型な施設が建設されまして、児童文化センターの利用も約15万人前後と減少いたしました。最近また手づくりによるプラネタリウム、ゴーカートの利用者が増加傾向にございまして、平成2年度では社会教育の場としまして約17万人の利用者がございました。また、年間の学習教室も約 1,000教室と多く、特に夏休み中の特別教室では希望者が多く、定員がオーバーする状況でございます。全般的に学習の施設が手狭な状況になっております。利用者からも、教室の改造あるいは建替え等の要望があるのが現状でございます。 178 【村田委員】 各議員さん大勢おりますけども、議員さんは地域の公民館をつくれとか、児童館とか、いろいろあるんだけども、この児童文化センターというのは、共通した生徒が交代に行って勉強する場です。確かに大変ためになる。社会勉強になるし、何かプラネタリウムというんですか、見るというと、非常にきれいな星が映ったり何かする。だけども、20年も同じようなものを生徒、子供に、ある程度時代が変わって、少なくも今見た感じが、どなたが見て、どう感じるかわかりませんけれども、私が見た感じでは、建物そのもの、外郭も何か余りぱっとしないような、わあ、さすがというようなものを少なくも考えるべきじゃないか。もう20年もたっているんだから、そういうこともひとつ今後頭に置いて考えていくべきじゃないかと思うんですが、どなたかどうですか。建替えというんか、改造というんですか。 179 【遠藤管理部長】 あの施設につきましては、委員さんお話のとおりでございます。私どももあれが建てられましてからかなりの期日がたっております。もうそろそろというふうに考えております。大変時代も変わりました。子供たちの勉強の対象も変わってまいりました。そういうことから、現在子供科学館、これは全くの仮称でございますが、そういう目的で時代にマッチした、しかも子供の興味があって、なお勉強の役にも立つ、こういうふうなものに衣がえをしていきたいなというふうな構想を持っております。第四次総合計画の中でも記載がございますが、それに向かって努力をしていきたいというふうに考えております。 180 【村田委員】 大変前向きのお答えがありましたんで、期待をしてこの件終わります。  それから、これは城南の夏は普通のプールで、冬は温水プールになる。あの管理関係はどこだ、管理するところは。           (「公園」の声あり) 181 【村田委員】 公園か。じゃ、教育委員会じゃないね。じゃ、終わりました。 182 【関根委員長】 他にご質疑もないようですので、以上で質疑を終結いたします。 183          ◎ 休       憩 【関根委員長】 暫時休憩いたします。                              (午後3時14分) 184          ◎ 再       開                              (午後3時16分) 【関根委員長】 休憩前に引き続き会議を開きます。 185          ◎ 討       論 【関根委員長】 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次これを許します。 186 【中道委員】 日本共産党前橋市議団を代表して、本委員会に付託されました議案第91号の1、平成2年度前橋市一般会計、同じく2、国民健康保険特別会計、同じく3、老人保健特別会計の各歳入歳出決算と議案第 100号 前橋市国民健康保険基金条例の制定についての反対討論を行います。  最初に、一般会計決算について申し上げます。国民の大多数が反対してきた消費税が導入され、2年目になりますが、消費税が高齢化社会のためではなく、お年寄り泣かせ、弱い者いじめの最悪の税であることがますます明らかになりました。本市におきましても、平成2年度で市の公共料金への転嫁による市民負担は 5,000万円を超え、その上市の財政支出に6億 8,900万円もの負担となりました。また、平成2年度は消費税廃止の国民の声を全く無視することができずに、見直しの態度表明をせざるを得なかった年でもありました。こうした状況にもかかわらず、市長は市民の反対を押し切って、遵法の精神ということで、国の言いなりになって、消費税転嫁を行いました。さらに、市長の国の言いなりの姿勢は、市行政全般に反映されていて、年々全体の予算枠がふえ、仕事量もふえているのにもかかわらず、職員体制は補強せず、福祉施策においても年々お年寄りがふえ、ますますきめ細かい施策が必要になっていながら、そのテンポは間に合わない状況です。教育においても、年々父母負担は増加の一途であるのに、学校予算は消費税分や物価高にも見合わない予算枠では、市民本位の市政とは言いがたいものです。使うべきところに使わずにため込んだ 211億円は、当然市民の切実な願いを実現するために使うべきだったと考えます。  次に、国保会計について申し上げます。前橋の国保税は、ついに1人当たりの調定額で11市中最も高いものになってしまいました。1人当たりの国保税は、5年前と比べて 1.4倍にもなってしまい、その結果9億円からの黒字となり、さらに資格証の発行も引き続き行っている市政では、市民の暮らしを守る立場に立っているとは言いがたい市政であります。  第3に、老人保健会計について申し上げます。老人保健会計は、国保会計と連動するものであり、認めることはできません。  最後に、議案第 100号 前橋市国民健康保険基金条例の制定について申し上げます。毎年の高い国保税率の結果、9億円もの大幅な黒字を生み出し、しかもそれを市民に値下げしようともせず、基金として黒字を隠すことは、市民に忠実な市民本位の市政とは言いがたいものであります。ましてや、基金条例制定は国の国保会計に対する補助金削減への口実となるもので、基金として積み立てるべきではないと考えます。さらに、国民健康保険の目的でもある社会保障及び国民保健の向上に寄与するという点から見ても、国の言う基金制度の導入はこの目的に反し、国保を社会保障から互助制度に変え、受益者負担という考え方を押しつけるためのものであり、認めることはできません。  以上4点について指摘し、詳細は本会議で行うことにいたしまして、反対の討論といたします。 187 【大島委員】 私は、新政会並びに無所属を代表いたしまして、本委員会に付託されました全議案について、賛成の立場から討論いたします。
     平成2年度の我が国経済は、景気がやや減速したものの、前年度に引き続き内需主導の拡大が続き、経済成長も政府見通しを上回る 5.7%の実績が達成されたとともに、国の予算は厳しい財政状況が続く中で、一般歳出が前年度対比で 3.8%増の伸びを記録しました。一方、地方財政についても、地方単独事業の拡大や地方債の縮減等の取り組みが行われました。  本市の平成2年度予算については、急速に進展する人口の高齢化など、社会経済情勢の変化に市行政が適切に対応することを念頭に置きながら、第四次総合計画第一次実施計画を基本として編成されたものであり、その執行に当たっても、多様化する市民ニーズに適切に対応した、また福祉や教育、文化などの各分野への積極的な施設の展開が図られたところであります。一例を挙げますと、施設関係では、六供清掃工場の建設が計画どおり進捗したのを加え、荻窪最終処分場の建設、粗大ごみ処理施設の建設に着手するとともに、六供及び大渡の2カ所の温水プールの建設に着手、文学館建設用地の取得などが行われました。きめ細かな施策としては、寝たきり老人及び痴呆性老人の介護者慰労金の引き上げ、特別養護老人ホーム措置人員の増加や特別養護老人ホーム建設に対する助成、ホームヘルパーや福祉作業所指導員の増員、私立幼稚園就園援助費の引き上げ、教員海外派遣研修の充実、また英語指導助手の増員などなどの改善や助成措置等が講じられました。このように清掃工場などの大型事業を着実に推進するとともに、福祉、教育、文化等ソフト面にも配慮し、市民福祉向上のために、効率的な行財政運営のもとに、バランスよく各種施策を積極的に推進したことに対して、高く評価するものであります。  以上申し述べた理由により、賛成とするものでありますが、本委員会において我が会派及び無所属の各委員から指摘、要望、提言などにつきましては、十分に検討願い、その実現に努力されることを要望いたしまして、新政会及び無所属を代表しての賛成討論といたします。 188 【岡田(光)委員】 私は、社会党市議団を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案第91号 平成2年度前橋市各会計決算認定についてのうち、1項、一般会計歳入歳出決算について、反対の立場から討論をいたします。  社会党市議団は、平成2年度予算編成に先駆け、農民団体を初め福祉、教育、商業、土木、建築、消費者のそれぞれの団体及び前橋地区労働組合協議会を中心とした労働団体と話し合い、協議し、切実なご意見をちょうだいし、要求を集約、市長に要望書を提出して、具体的な施策を提言し、その実施を迫ってきました。地方財政を初め市民生活がますます深刻化する中で、市民の要求をいかに行財政に反映したのかを見たとき、認定するわけにはまいりません。  これを具体的に申し上げるならば、民生関係につきましては、民生費の対前年伸び率は 6.1と、全歳出決算額の伸びの 7.3を下回るとともに、全歳出決算額に占める割合も、元年度の15.8%から 0.2%減少しており、他の費目に比べ軽視されている。  また、衛生費では支出済額を前年との比較すると30億 2,671万円、率にして31.6%という大幅な伸びを示しておりますが、内容を検討いたしますと、その大部分の28億 8,000万円が六供清掃工場などの施設整備と上下水道関係の補助金の増によるものであり、他の分野では元年に比べ病院の施設整備補助金が1億 3,000万円も減っているなど、市民本位の立場に立っているとは言いがたい。我が党議員が指摘、要望いたしました寝たきり老人介護慰労金対策、老人マッサージ等施術費補助制度の事業拡大、老人問題電話相談センター、老人クラブ活動の充実、さらに腎臓機能障害者援助制度の所得制限の見直しなど、直接市民生活に影響を及ぼす重要な施策が改善されていません。  さらに、教育費では総額 107億 1,916万円と前年を10億 800万円、率にして10.4%ほど上回る決算額とはなっておりますが、その内容は温水プール建設や用地購入など、社会体育、社会教育施設の整備が中心であり、一定の評価はできるものの、義務教育関係経費の小中学校費が前年を下回っていることなど、教育現場の実態を考えると、万全に対応した行財政運営とは認定しがたいのであります。平和教育の取り組み、校則の廃止、登校拒否問題、いじめ対策、学校保健、ボランティア保険、児童の下校時における痴漢対策など、実践すべき問題が山積しております。  我が党議員の指摘要望した事項について、積極的に行政執行に取り入れられ、市民本位の行財政運営を実践されますよう強く要望いたしまして、詳細につきましては本会議で述べることとし、反対の討論といたします。 189 【関根委員長】 以上で討論を終結いたします。 190          ◎ 表       決 【関根委員長】 これより付託を受けました議案を採決いたします。  まず初めに、議案第91号の1を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。           (起立多数) 191 【関根委員長】 起立多数であります。  よって、議案第91号の1は認定することに決しました。  次に、議案第91号の2、第91号の3及び第 100号、以上3件を一括採決いたします。  本案は認定並びに原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。           (起立多数) 192 【関根委員長】 起立多数であります。  よって、議案第91号の2、第91号の3及び第 100号、以上3件は認定並びに可決すべきものと決しました。  次に、残る議案第99号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。           (起立全員) 193 【関根委員長】 起立全員であります。  よって、議案第99号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 194          ◎ 委員長報告の件 【関根委員長】 おはかりいたします。  委員長報告の文案については、正副委員長に一任願えるでしょうか。           (「異議なし」の声あり) 195 【関根委員長】 ご異議もありませんので、そのように決定させていただきます。 196          ◎ 散       会 【関根委員長】 以上をもって本委員会に付託を受けました議案の審査を終了いたしましたので、会議を閉じます。  以上で散会いたします。                              (午後3時29分) 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...