可児市議会 2018-06-22
平成30年第2回定例会(第4日) 本文 開催日:2018-06-22
表彰状、可児市
天羽良明殿、以下同文です。おめでとうございます。(拍手)
ここで、表彰を受けられました方から挨拶をお願いいたします。
初めに、
川合敏己議員、お願いいたします。
5: ◯14番(
川合敏己君) おはようございます。
あっという間の10年でございました。支えていただいた方がいたから、ここまで来られたと思っております。本当にありがとうございました。これからも精進して頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
6:
◯議長(
川上文浩君) 次に、
酒井正司議員、お願いします。
7: ◯11番(
酒井正司君) おはようございます。
こんなに長く議員をやるのは全くの想定外でございました。本当に、当初はなったばかりで何もわからなくて、本人の努力はもとより、皆様方に支えられてきょうを迎えられました。今後ともしっかり頑張りたい思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
8:
◯議長(
川上文浩君) 次に、澤野伸議員、お願いします。
9: ◯10番(澤野 伸君) ただいまははえある賞をいただきまして、身に余る光栄に存じております。本当に多くの皆様にお支えいただき、また議会内では先輩諸氏、また同僚議員にお支えをいただいたこと、この場をかりて心から感謝を申し述べたいと思います。本当にありがとうございます。
また、今後もしっかり精進をして、邁進していきたいと思っております。どうぞまた今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
10:
◯議長(
川上文浩君) 次に、
天羽良明議員、お願いします。
11: ◯9番(
天羽良明君) 本日はありがとうございます。
市民の皆様、議会の皆さん、本当にありがとうございます。今後とも頑張ります。よろしくお願いいたします。(拍手)
12:
◯議長(
川上文浩君) それでは席へお戻りください。
最後に、私も今回表彰を受けさせていただきました。まことにありがとうございました。表彰を受けられた皆様、おめでとうございます。(拍手)
これより休会前に引き続き会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。
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会議録署名議員の指名
13:
◯議長(
川上文浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、19番議員 冨田牧子さん、20番議員 亀谷光君を指名します。
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諸般の報告
14:
◯議長(
川上文浩君) 日程第2、諸般の報告をします。
初めに、議員派遣について報告します。
平成30年6月3日、6月14日、6月15日に議員派遣をしましたので、お手元に報告書を配付しました。
次に、建設市民委員会及び教育福祉委員会における所管事務調査の報告書が委員長から提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。
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議案第45号について(提案説明・質疑・討論・採決)
15:
◯議長(
川上文浩君) 日程第3、議案第45号 和解についてを議題とします。
提出議案の説明を求めます。
総務部長
前田伸寿君。
16:
◯総務部長(
前田伸寿君) それでは御説明をいたします。
資料番号11の議案書1ページをお願いいたします。あわせまして、資料番号12番の提出議案説明書1ページをお願いいたします。
議案第45号 和解についてでございます。
市内小学校において発生した学校事故に関し、和解するものでございまして、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
相手方につきましては、事故当時、市内小学校6年生の児童でございます。
原因につきましては、休憩時間に行う学級遊びにおいて、相手方児童がうつ伏せになっていたところ、他の児童に後頭部を踏まれ、上顎部 ── 上あごでございますが ── を負傷したものでございます。
和解の概要につきましては3項目ございます。
市は、相手方に対して解決金として金220万円を支払うこと。
当事者双方は、本件事故及びそれにかかわる当事者間の交渉について、第三者に対して正当な理由なくその内容を開示してはならないこと。
当事者双方は、本件事故に関し、合意時に予測できなかった障がいが相手方に発生した場合を除き、合意書に定めるもののほかに何らの債権債務関係がないことを相互に確認することでございます。
この内容に合意いたしまして、市は相手方に解決金として220万円を支払うものでございます。以上でございます。
17:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
18:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております本議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
19:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論を許します。
〔「なし」の声あり〕
20:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより議案第45号 和解についてを採決します。
お諮りします。本議案は原案のとおり可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
21:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案は原案のとおり決定いたしました。
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議案第35号から議案第39号までについて(委員長報告・委員長報告に対する質疑・討
論・採決)
22:
◯議長(
川上文浩君) 日程第4、議案第35号から議案第39号までの5議案を一括議題とします。
これら5議案につきましては、各常任委員会にその審査の付託がしてございますので、その審査結果についての報告を求めます。
初めに、予算決算委員会の報告を求めます。
予算決算委員長 澤野伸君。
23: ◯予算決算委員長(澤野 伸君) 予算決算委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、平成30年度予算の補正が1件でした。
去る6月12日に委員会を開催し、審査を行いました。
初めに、岐阜医療科学大学開設支援事業について、参考人を招致し、学校法人神野学園より説明の後、質疑を行いました。
施設関係支出、平成31年度薬学部開設予定の資金収支計画中の施設関係支出の額と、薬学部新設延期の事態に伴い、平成32年に開設を1年繰り延べせざるを得ないということで立て直した計画では資金が減少している。この間に何らかの措置をとったということなのかとの質疑に対して、神野学園全体の数字を出しているので、既設の大学の保健科学部あるいは自動車短期大学、中日本航空専門学校の事業も全部合算している。薬学部開設の変更があったことが数字の変化とは一概に言えないとの答弁。
施設及び設備費の支出を1年延ばせるものは延ばしたということで変わってきているものがあると考えるが、1年延ばしたことによって単価等が上がるような影響はあるのか。また、学生が入学してからまだ工事が続くということになるのかとの質疑に対して、備品については、現段階では見積額として計上しているので、今後詰めていく中で、例えば備品の内容が仕様が変わっていく可能性もある。教員の意見を反映して、予算の中で備品をかえるということも当然想定される。年度がかわったから金額が上がるということは、一概には言えないと考える。実際には、看護学部は平成31年度に移転してくるが、工事としては平成31年3月末に終了する予定であるので、学生がいるところでの工事の影響は今のところないとの答弁。
議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)について、説明の後、質疑に付したところ、東美濃ナンバー実現協議会への負担金について、東美濃ナンバー導入についての再アンケートの実施や市民への周知を行うべきであるが、どう考えているかとの質疑に対して、市長としては、当然アンケートをとるべきと考えているが、多数決に全て従うわけではなく、東美濃ナンバーを市民が使うことで市民の郷土に対する誇りや愛着心を醸成していき、本市が中心であった東美濃という意味の周知をしていきたいとの答弁。
東美濃ナンバーのアンケートでは、可児市は4割の方は反対だった。今後行われた場合のアンケートの中身が決まっていないが、どのような結果になれば確実に国が認めると考えるかとの質疑に対して、仕組みとしては市町が申請者になるわけではなく、制度上は県が国へ申請するということになる。その前提として、県がしっかり国に申請できる状況になるかどうかを判断することが、住民合意をどう捉えるかということになる。国が、住民合意の形がどうであったかを確実に確認ができるようにし、次のステップに進めるというのが流れである。まずしっかり協議会が県と話をし、県が国へ申請してもらえるという状況をつくっていくことが重要との答弁。
ふるさとを誇りに思う教育事業で、お茶の教室を行うのは県の10割補助であるが、市内全校で行うことにならなかったのかとの質疑に対して、県から昨年度末に事業が示されたため、学校もそれを受けてすぐに計画をしたということではなく、これまで既に毎年行っているような体験学習等の行事の中で、県のこの事業に合うものを申請した。県の規定に合うものがあれば積極的に応募してほしいということで16校全てに案内をしたが、時期的なことや視察する施設についての規定に合わない等により、申請が難しい状況があった。平成31年度についても事業は継続されると予想され、全校応募できるよう努力していくとの答弁。
観光施設整備工事費の明智城址転落防止柵、今回は明智城址の転落防止柵のみの改修かとの質疑に対して、転落防止柵とその隣の逆茂木を予定。防止柵は50メーター、逆茂木は5メートル予定との答弁。
平成29年12月議会のときに、岐阜医療科学大学開設支援事業に係る債務負担行為について議決したが、附帯決議により大学との連携を図っていくことをお願いした。市としての進捗状況はとの質疑に対して、継続的に協議している。特に実習生の受け入れについては、大学から早期に相談をいただいた。こども健康部を中心として約100名を予定している。ほかにも、地域連携で帷子地区センターまつりへの参加もあった。1年目は単なる大学紹介程度だったが、今後は地域との連携を図りながら、まちづくりに参画してもらえるように協議しているとの答弁。
岐阜医療科学大学開設支援事業については、補助金交付要綱で平成29年12月1日から施行されているが、平成32年3月31日までと理解してよいかとの質疑に対して、翌年度に繰り越すということであるので、翌年度末までであるとの答弁。そのほか種々の質疑がありました。
次に、東美濃ナンバー実現協議会負担金について、委員からの動議により自由討議を行い、補正予算の採決に当たり、議会として何らかの意見をつけるべきかどうなのかなどの議論が行われました。その後、討論に付したところ、3月議会において当初予算案のうち、東美濃ナンバー実現協議会負担金について反対した。理由は、東美濃ナンバーの市民理解が不十分であること、東美濃ナンバー反対の意見をお持ちの市民が多数いたことである。しかしながら、国への申請期限延長が決まり、「東美濃」という名称の認知を広げるため、市としてもさまざまな努力をしている。今回市民への認知がさらに広がることを期待し、東美濃ナンバー協議会負担金を含む補正予算案に賛成との意見がありました。
採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、採決の後、委員から提案された議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議を賛成多数で可決いたしました。
以上で、予算決算委員会の審査結果報告を終わります。
24:
◯議長(
川上文浩君) 以上で、予算決算委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
25:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて予算決算委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
次に、総務企画委員会の報告を求めます。
総務企画委員長 板津博之君。
26: ◯総務企画委員長(板津博之君) 総務企画委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、条例の一部改正が2件でした。
去る6月13日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第36号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、個人市民税非課税措置の所得要件を10万円引き上げるとのことだが、平成29年の税収と比較してどの程度影響があるのかとの質疑に対して、給与及び公的年金収入の方については、収入金額から所得金額を算出するときに10万円控除額を減額して計算するため、所得金額も上がることになる。よって、給与及び公的年金収入の方については、実質的な影響はないとの答弁。
軽自動車税について、「種別割」に名称変更するということだが、「軽自動車税」という名称自体がなくなるということなのか。また、賦課徴収については当分の間、県がやるということだが、いつまでなのかとの質疑に対して、軽自動車税については、今までは所有している方が毎年1回、軽自動車税として納税していたが、それが種別割という名前に変わる。加えて、新しく環境性能割というものが市の税金となるが、概念的には軽自動車税というものはそのまま残る。その軽自動車税の中に新しくつくられた環境性能割というものと、もう一つ、従前の軽自動車税が種別割という名前に変わり、軽自動車税の中身が2本立てになるという捉え方になる。また、当分の間がいつまでかについては、県から具体的な期間は示されていないので、従前の自動車取得税のときの事務の流れの中で続けられていくと考えているとの答弁。
環境性能割を導入することによって、市の税収としては下がるのか上がるのかとの質疑に対して、環境性能割の分は今まで県税として収入していたので、市税全体として考えると、税収額は上がることになる。これまで県から自動車取得税の66.5%が交付されていた自動車取得税交付金はなくなることになるが、新たに市税となる環境性能割が全額市に入ってくるため、プラスになると見込んでいるとの答弁。
たばこ税について、ここ数年の税収の推移はどうなっているかとの質疑に対して、たばこ離れが進んでいることもあり、税収は少しずつ減ってきているのが現状である。平成28年度の決算額については6億2,600万円ほどであり、年々数%ずつ減ってきている。今回の改正で、1,500万円前後の増加になると見込んでいるとの答弁。
そのほか種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第37号 可児市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、総務企画委員会の審査結果報告を終わります。
27:
◯議長(
川上文浩君) 以上で、総務企画委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
28:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて総務企画委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
次に、教育福祉委員会の報告を求めます。
教育福祉委員長 伊藤壽君。
29: ◯教育福祉委員長(伊藤 壽君) それでは、教育福祉委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、条例の一部改正が2件でした。
去る6月15日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第38号 可児市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備、運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、政令で定める者の範囲が拡大されたということだが、その背景は何かとの質疑に対して、介護職員初任者研修課程のほかに新たに生活援助従事者研修課程が創設されたが、これは介護人材不足の中で、事業者がより裾野を広げて担い手を確保することができるように、生活援助に関しては身体介護よりも研修時間の少ない簡易な研修で対応できるようにしたとの答弁。
身体介護と家事援助を分けたと言われるが、家事援助においても認知症の方が対象になることが多く、安易な研修でよいのかとの質疑に対して、認知症の方については専門的な知識がある方にやっていただくべきであり、24時間体制の巡回型訪問介護や夜間の訪問介護は、生活援助の研修を受けた方だけではできないと考えるので、限定しているとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第39号 可児市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、施行日を8月1日にした理由は何かとの質疑に対して、介護保険法施行令改正の施行日に合わせた施行日としたとの答弁。
採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、教育福祉委員会の審査結果報告を終わります。
30:
◯議長(
川上文浩君) 以上で、教育福祉委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
31:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて教育福祉委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
以上で、各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより討論を行います。
通告がありませんので、これにて討論を終結します。
これより採決をします。
ただいま議題となっております5議案を一括採決します。
お諮りします。議案第35号から議案第39号までの5議案に対する各常任委員長の報告は、原案を可とするものであります。よって、本5議案は各常任委員長の報告のとおりそれぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
32:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本5議案はそれぞれ原案のとおり決定いたしました。
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発委第1号について(提案説明・質疑・討論・採決)
33:
◯議長(
川上文浩君) 日程第5、発委第1号 議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議についてを議題とします。
提出案件の説明を求めます。
予算決算委員長 澤野伸君。
34: ◯予算決算委員長(澤野 伸君) 発委第1号 議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議について、提案説明させていただきます。
平成30年度可児市一般会計補正予算のうち、東美濃ナンバー実現協議会負担金については、平成30年3月議会において平成30年度可児市一般会計予算の修正によって削除されたものであります。当時の状況では、市民のアンケート結果が賛成より反対が上回ったこと、地方版図柄入りナンバープレート導入申し込み提出期限が平成30年3月30日であり、申し込み申請ができる状況になく、国が申し込み期限延長を許可する見通しもなかったことにより判断されました。
しかしながら、今回は国が申し込み期限延長を認め、本市においても「東美濃」の知名度を浸透させる取り組みを加速できる現状となったことを踏まえ、東美濃ナンバー実現協議会負担金を含む平成30年度可児市一般会計補正予算が可決・成立いたしました。
東美濃ナンバー実現協議会に再度参画し、延期された地方版図柄入りナンバープレート導人申し込み期限の9月までにしっかりと協議をされ、また市民の皆様の御理解を得るための施策の実現、実施を要請いたします。東美濃ナンバー導入いかんにかかわらず、観光行政においては関係自治体とも連携を図りながら、本市としてもしっかり取り組むべき事項であります。東美濃観光施策、とりわけ市民の皆様の御理解、御協力をいただき、さらに浸透すべく今後の取り組みに期待するものであります。
それでは、提案書を朗読させていただきます。
発委第1号、発案書、議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議。
上記附帯決議について、別紙のとおり発案する。
平成30年6月22日提出。提出者、可児市議会予算決算委員会委員長 澤野伸。可児市議会議長
川上文浩様。
議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議。
平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)の企画一般経費、東美濃ナンバー実現協議会負担金の補正の執行に当たり、次の事項について速やかに検討の上、実施されたい。
1.このたび、地方版図柄入りナンバープレート導入申請期限が平成30年9月28日まで延期されたことにより、東美濃ナンバー実現協議会負担金を認めることとしたが、期限までの時間は限られている。早期に「東美濃」の地名の浸透を図り、市民の意向を正確に把握し、市民意見を確実に反映させること。
以上、発委第1号 議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議の提案とさせていただきます。
議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
35:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
36:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
ただいま議題となっております本発委については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託はしません。
これより討論を行います。
〔挙手する者なし〕
37:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより発委第1号 議案第35号 平成30年度可児市一般会計補正予算(第1号)についてに対する附帯決議についてを採決します。
お諮りします。本発委は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
38:
◯議長(
川上文浩君) 御着席ください。
起立多数と認めます。よって、本発委は原案のとおり決定しました。
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発委第2号について(提案説明・質疑・討論・採決)
39:
◯議長(
川上文浩君) 日程第6、発委第2号 可児市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定についてを議題とします。
提出案件の説明を求めます。
議会運営委員長
川合敏己君。
40: ◯議会運営委員長(
川合敏己君) それでは、発委第2号 可児市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について、提案説明をさせていただきます。
議員は、地方公務員の特別職であることから、勤務時間や休日の定義がなく、一般の公務員や会社員などのように、疾病などにより長期に欠勤した場合でも減給の対象とはなりません。また、議員報酬や期末手当を辞退または返還することは、公職選挙法に規定する寄附行為に該当するため禁止されております。しかしながら、支給される報酬の財源は、市民の貴重な税金であることから、市議会議員はその職責を全うし、市民の信頼を確保する必要があります。このため、一定の事由等に該当する場合に、議員報酬及び期末手当の減額や支給停止、不支給などが行えるように本条例を制定するものであります。
それでは、発案書を朗読させていただきます。
発委第2号 可児市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について。
上記の事件について、別紙のとおり発案する。
平成30年6月22日。提出者、可児市議会議会運営委員会委員長
川合敏己。可児市議会議長
川上文浩様。
条例の主な内容といたしましては、欠席期間に応じて、報酬または手当額を通常の5割から8割に減額するとともに、議員が刑事事件の被疑者または被告人として逮捕、拘留などの処分を受けた場合は、報酬または手当の支給を停止し、かつ、有罪判決が確定したときは、報酬または手当を不支給とすることなどを規定しております。
条例の施行日につきましては、公布の日以降、初めてその期日が告示される一般選挙の日からとなります。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
41:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
42:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
ただいま議題となっております本発委については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託はしません。
これより討論を行います。
〔「なし」の声あり〕
43:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより発委第2号 可児市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定についてを採決します。
お諮りします。本発委は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
44:
◯議長(
川上文浩君) 御着席ください。
起立全員と認めます。よって、本発委は原案のとおり決定いたしました。
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特別委員会の活動報告について
45:
◯議長(
川上文浩君) 日程第7、特別委員会の活動報告についてを議題とします。
初めに、議会改革特別委員会の報告を求めます。
議会改革特別委員会委員長 板津博之君。
46: ◯議会改革特別委員長(板津博之君) 平成29年第2回
定例会(6月議会)以降、本日までの活動報告をいたします。
議会改革特別委員会では、これまでに4回の委員会を開催しました。なお、企画会議や打ち合わせは計6回となります。
その主な事業として、平成29年7月29日に地域課題懇談会を開催し、高校生32名、大学生7名、可児商工会議所など各種団体の大人24名、議員13名が参加しました。当日は、地域の大人と高校生が駅前に必要なにぎわいについて一緒になって考え、ワールドカフェ方式で意見交換を行いました。
次に、平成29年11月2日に模擬選挙を実施しました。今回の模擬選挙では、「戻ってきたい可児」をテーマに、子育て世代に優しい可児、働く人を応援する可児、地域でお年寄りを支える可児という視点で、高校生が3グループに分かれてマニフェストを作成し、可児市役所入庁3年目の若手職員が立候補者となり、模擬選挙を行いました。投票前には、可児高校の生徒が経験豊かな大人の知見を参考にして、候補者のマニフェストについてグループディスカッションを行い、政策の中身を検討した上で投票をすることで、選ぶ力を養いました。
次に、平成30年2月8日には、市長、職員、議員、NPO法人縁塾、高校生合わせて90名が参加し、第5回目となる高校生議会を開催いたしました。第1部では、主権者教育の一環として、昨年11月に実施した模擬選挙に取り組んできた成果や、それらを踏まえての投票率向上のための方策について可児高生と議員がグループディスカッションをし、意見をまとめました。第2部では、会場を議場に移し、生徒がまとめた意見の報告を行いました。
そのほか、可児市議会主催の各種事業の外部評価についての検討を行い、平成30年5月に開催した議会報告会では、NPO法人縁塾と名城大学都市情報学部 昇秀樹教授のゼミ生に依頼し、試行的に外部評価を行いました。また、議会基本条例の改正案を協議するとともに関係例規の整備も行いました。
以上で、議会改革特別委員会の活動報告を終わります。
47:
◯議長(
川上文浩君) 委員長は自席にお戻り願います。
次に、議会広報特別委員会の報告を求めます。
議会広報特別委員長 冨田牧子さん。
48: ◯議会広報特別委員長(冨田牧子君) 平成29年第2回
定例会以降の議会広報特別委員会の活動を報告いたします。
議会広報特別委員会では、これまで11回の委員会を開き、議会広報紙の「議会のトビラ」を第65号から第68号まで発行し、現在は第69号を準備中です。平成27年秋の議会報告会から、「議会のトビラ」を使って予算決算委員会での質疑内容や執行部への提言、予算の執行状況等について報告しています。市民の皆さんのいろいろな意見を伺いながら、議会活動に御理解いただける紙面づくりに検討と工夫を重ねているところです。
可児市議会では、常任委員会の代表質問も始まりましたので、第66号では総務企画委員会と建設市民委員会、第68号では教育福祉委員会の代表質問を掲載しました。また、議会報告会の様子は、第65号から見開き2ページに拡大し、参加された市民の声も載せながら詳しく掲載しています。
今期の議会広報特別委員会では、テレビ・ラジオ番組制作小委員会をつくり、ケ-ブルテレビ、FMらら向けに広報番組を制作しています。ケーブルテレビ番組は、通常の放映以外に議会報告会当日にも会場で放映するなど、活用されています。長らく「議会のトビラ」表紙を飾ってきました市内幼稚園児・保育園児のシリーズは第68号で終了し、第69号からは、スポーツ少年団の元気いっぱいの子供たちが登場いたします。
昨年7月19日には鹿児島県姶良市、7月28日には埼玉県飯能市、8月7日には群馬県渋川市、8月24日には静岡県島田市の4議会の広報委員会から視察に来ていただき、意見交換をさせていただきました。
当委員会は1年間、以上の活動を行ってきましたが、昨年2月に特別委員会全員で受講した議会広報セミナーの講師 吉村潔先生から、日本広報協会発行の「広報」4月号において、可児市議会は議会サイト(ホームページ)のトップランナーの一角を占めていると評価いただいたことは、ホームページリニューアルに取り組んだ当委員会としても大変うれしい出来事でした。
議会広報特別委員会は任期2年の委員会です。前半期を終了し、後半期では、「議会のトビラ」のさらなる進化と議会制作の広報番組のあり方について研究を深めたいと思います。
以上で、議会広報特別委員会の活動報告を終わります。
49:
◯議長(
川上文浩君) 委員長は自席にお戻り願います。
以上で、特別委員会の活動報告は終わりました。
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閉会の宣告
50:
◯議長(
川上文浩君) 以上をもちまして、今期
定例会に付議されました案件は全て終了しました。
ここで、市長から
発言を求められておりますので、これを許します。
市長 冨田成輝君。
51: ◯市長(冨田成輝君) 平成30年第2回可児市議会
定例会(バラ議会)の閉会に際して、一言御挨拶を申し上げます。
初めに、6月18日に発生した大阪北部を震源とする地震では、5人のとうとい命が失われたほか、多くの皆様が被災されました。心からお悔やみ申し上げますとともに、お見舞い申し上げます。
去る5月28日から本日までの26日間にわたり、本会議並びに各委員会を通じまして慎重な御審議を賜り、御理解をいただいた上で、補正予算案を初め各種の重要案件を御議決賜り、厚くお礼を申し上げます。今議会を通じて賜りました貴重な御意見や御提案につきましては、今後の市政運営に十分反映してまいりたいと存じます。
東美濃ナンバー実現協議会に、改めて正式に参加できることになりました。これまでも、すばらしい歴史を有する「東美濃」という名称を、市民の郷土愛や誇り、連帯意識を育む地域ブランドとすべく取り組んでまいりましたが、今後は「東美濃」を広域連携のブランドとして、市民の皆様の御理解を進め、ナンバーを通じて私たちの地域を全国、世界に発信できるよう、協議会の一員として連携してまいります。
また、岐阜医療科学大学開設支援につきましては、来年度開設される看護学部、助産学専攻科、そして再来年度開設される薬学部との連携を進め、地域医療を支える人材の創出を支援してまいります。
冒頭に申し上げました地震に際して、小学校のブロック塀が倒壊し、児童が犠牲になったことを受けまして、本市では、全小・中学校及び通学路、さらには全ての公共施設において緊急調査を実施しているところでございます。その結果を踏まえ、早急に必要な対応をしてまいります。
議員各位には、梅雨の季節を経て酷暑に向かう折、くれぐれも健康に御留意され、御自愛いただきますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
52:
◯議長(
川上文浩君) これをもちまして、平成30年第2回可児市議会
定例会を閉会します。まことにお疲れさまでした。
閉会 午前9時46分
前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成30年6月22日
可児市議会議長 川 上 文 浩
署 名 議 員 冨 田 牧 子
署 名 議 員 亀 谷 光
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